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#袴姿
taotao1110 · 2 years
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November 01, 2022 えびちゃん主催 お着物👘撮影会📸 データが上がってきました💗 . 男の子だって素敵でしょ 一目で惹かれたブルーのお着物に袴を合わせて着付けて頂きました😍 なにもかもが完璧💕 . @0928monaka @dog.small.garden.koniwan @jibpss @dog_friendly_hotel @tuu_ka_suu . 大変お世話になりました。 ありがとうございました😊 . . #えび会 🦐 #お着物撮影会 #お振袖 #袴姿 #美しすぎる ウチの子 #完璧な写真 #たお日記 #チワワ #chihuahua #chihuahuastagram #chihuahuasofinstagrams #chihuahualife #chihuahualove #5chihuahua #5bijouxたお #元気玉🔴 届け #ちゃまちゃま会 #団結 https://www.instagram.com/p/CkgKiyrvPGx/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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simamamoru · 2 months
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汚辱の日々  さぶ
  1.無残
 日夕点呼を告げるラッパが、夜のしじまを破って営庭に鳴り響いた。
「点呼! 点呼! 点呼!」
 週番下士官の張りのある声が静まりかえった廊下に流れると、各内務班から次々に点呼番号を称える力に満ちた男達の声が騒然と漠き起こった。
「敬礼ッ」
 私の内務班にも週番士官が週番下士官を従えて廻って来て、いつもの点呼が型通りに無事に終った。辻村班長は、これも毎夜の通り
「点呼終り。古兵以上解散。初年兵はそのまま、班付上等兵の教育をうけよ。」
 きまりきった台詞を、そそくさと言い棄てて、さっさと出ていってしまった。
 班付上等兵の教育とは、言い換えれば「初年兵のビンタ教育」その日の初年兵の立居振舞いのすべてが先輩達によって棚卸しされ、採点・評価されて、その総決算がまとめて行われるのである。私的制裁をやると暴行罪が成立し、禁止はされていたものの、それはあくまで表面上でのこと、古兵達は全員残って、これから始まる凄惨で、滑稽で、見るも無残なショーの開幕を、今や遅しと待ち構えているのであった。
 初年兵にとつては、一日のうちで最も嫌な時間がこれから始まる。昼間の訓練・演習の方が、まだしもつかの間の息抜きが出来た。
 戦闘教練で散開し、隣の戦友ともかなりの距離をへだてて、叢に身を伏せた時、その草いきれは、かつて、学び舎の裏の林で、青春を謳歌して共に逍遙歌を歌い、或る時は「愛」について、或る時は「人生」について、共に語り共に論じあったあの友、この友の面影を一瞬想い出させたし、また、土の温もりは、これで母なる大地、戎衣を通じて肌身にほのぼのと人間的な情感をしみ渡らせるのであった。
 だが、夜の初年兵教育の場合は、寸刻の息を抜く間も許されなかった。皓々(こうこう)とした電灯の下、前後左右、何かに飢えた野獣の狂気を想わせる古兵達の鋭い視線が十重二十重にはりめぐらされている。それだけでも、恐怖と緊張感に身も心も硬直し、小刻みにぶるぶる震えがくるのだったが、やがて、裂帛(れっぱく)の気合
怒声、罵声がいり乱れるうちに、初年兵達は立ち竦み、動転し、真ッ赤に逆上し、正常な神経が次第々に侵され擦り切れていった。
 その過程を眺めている古兵達は誰しも、婆婆のどの映画館でも劇場でも観ることの出来ない、スリルとサスペンスに満ち溢れ、怪しい雰囲気につつまれた素晴しい幻想的なドラマでも見ているような錯覚に陥るのであった。幻想ではない。ここでは現実なのだ。現実に男達の熱気が火花となって飛び交い炸裂したのである。
 なんともやりきれなかった。でも耐え難い恥辱と死につながるかもしれない肉体的苦痛を覚悟しない限り抜け出せないのである。ここを、この軍隊と云う名の檻を。それがあの頃の心身共に育った若者達に課せられた共通の宿命であった。
 この日は軍人勅諭の奉唱から始まった。
「我ガ国ノ軍隊ハ代々天皇ノ統率シ賜ウトコロニゾアル……」
 私は勅諭の奉唱を仏教の読経、丁度そんなものだと思っていた。精神が忘れ去られ、形骸だけが空しく機械的に称えられている。又虐げられた人々の怨念がこもった暗く重く澱んだ呻き、それが地鳴りのように聞こえてくるそんな風にも感じていた。
 勅諭の奉唱が一区切りついたところで、一人の古兵が教育係の上等兵に何か耳うちした。頷いた上等兵は、
「岩崎、班長殿がお呼びだ。すぐ行けッ」
 全員の目が私に集中している。少くとも私は痛い程そう感じた。身上調査のあったあの日以来、私は度々辻村机長から呼び出しをうけた。あいつ、どうなってんだろ。あいつ班長殿にうまく、ゴマすってるんじゃないか。あいつ、俺達のことを、あることないこと、班長殿の気に入るように密告してるんじゃないか。同年兵も古兵達も、皆がそんな風に思っているに違いない。私は頑なにそう思い込んでいた。
 つらかった。肩身が狭かった。
 もともと私は、同年兵達とも古兵達とも、うまくいっていなかった。自分では余り意識しないのだが、私はいつも育ちや学歴を鼻にかけているように周囲から見られていたようである。運動神経が鈍く、腕力や持久力がからっきし駄目、することなすことがヘマばかり、ドジの連続の弱兵のくせに、その態度がデカく気障(きざ)っぽく嫌味で鼻持ちがならない。そう思われているようだった。
 夏目漱石の「坊ちゃん」は親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしていたと云うが、私は生まれつき人みしりのする損なたちだった。何かの拍子にいったん好きになると、その人が善人であれ悪人であれ、とことん惚れ込んでしまうのに、イケ好かない奴と思うともう鼻も引つかけない。気軽に他人に話しかけることが出来ないし、話しかけられても、つい木で鼻をくくったような返事しかしない。こんなことではいけないと、いつも自分で自分を戒めているのだが、こうなってしまうのが常である。こんなことでは、同年兵にも古兵にも、白い眼で見られるのは至極当然内務班でも孤独の影がいつも私について廻���ていた。
 あいつ、これから始まる雨霰(あめあられ)のビンタを、うまく免れよって――同年兵達は羨望のまなざしを、あいつ、班長室から戻って来たら、ただではおかないぞ、あの高慢ちきで可愛いげのないツラが変形するまで、徹底的にぶちのめしてやるから――古兵達は憎々しげなまなざしを、私の背に向って浴せかけているような気がして、私は逃げるようにその場を去り辻村班長の個室に急いだ。
 2.玩弄
 部屋の前で私は軽くノックした。普通なら「岩崎二等兵、入りますッ」と怒鳴らねばならないところだが、この前、呼び出しをうけた時に、特にノックでいいと辻村班長から申し渡されていたのである。
「おう、入れ」
 低いドスのきいた返事があった。
 扉を閉めると私はいったん直立不動の姿勢をとり、脊筋をぴんとのばしたまま、上体を前に傾け、しゃちこばった敬礼をした。
 辻村班長は寝台の上に、右手で頭を支えて寝そべりながら、じっと私を、上から下まで射すくめるように見据えていたが、立ち上がって、毛布の上に、どっかとあぐらをかき襦袢を脱ぎすてると、
「肩がこる、肩を揉め」
 傲然と私に命じた。
 私も寝台に上がり、班長の後に廻って慣れぬ手つきで揉み始めた。
 程よく日焼けして艶やかで力が漲っている肩や腕の筋肉、それに黒々とした腋の下の毛のあたりから、男の匂いがむっと噴き出てくるようだ。同じ男でありながら、私の身体では、これ程官能的で強烈な匂いは生まれてこないだろう。私のは、まだまだ乳臭く、淡く、弱く、男の匂いと云うには程遠いものであろう。肩や腕を、ぎこちない手つきで揉みながら、私はふっと鼻を彼の短い頭髪やうなじや腋に近づけ、深々とこの男の乾いた体臭を吸い込むのだった。
「おい、もう大分、慣れて来たか、軍隊に」
「……」
「つらいか?」
「いエ……はァ」
「どっちだ、言ってみろ」
「……」
「つらいと言え、つらいと。はっきり、男らしく。」
「……」
「貴様みたいな、娑婆で、ぬくぬくと育った女のくさったようなやつ、俺は徹底的に鍛えてやるからな……何だ、その手つき……もっと、力を入れて……マジメにやれ、���ジメに……」
 辻村班長は、岩崎家のぼんぼんであり、最高学府を出た青白きインテリである私に、マッサージをやらせながら、ありったけの悪態雑言を浴びせることを心から楽しんでいる様子であった。
 ごろりと横になり、私に軍袴を脱がさせ、今度は毛深い足や太股を揉みほぐし、足の裏を指圧するように命じた。
 乱れた越中褌のはしから、密生した剛毛と徐々に充血し始めた雄々しい男の肉茎が覗き生臭い股間の匂いが、一段と激しく私の性感をゆさぶり高ぶらせるのであった。
 コツコツ、扉を叩く音がした。
「おお、入れ」
 私の時と同じように辻村班長は横柄に応えた。今時分、誰が。私は思わず揉む手を止めて、その方に目を向けた。
 入って来たのは――上等兵に姿かたちは変ってはいるが――あっ、辰ちゃんではないか。まぎれもなく、それは一丁目の自転車屋の辰ちゃんなのだ。
 私の家は榎町二丁目の豪邸。二丁目の南、一丁目の小さな水落自転車店、そこの息子の辰三は、私が小学校の頃、同じ学年、同じクラスだった。一丁目と二丁目の境、その四つ角に「つじむら」と云ううどん・そば・丼ぶり物の店があり、そこの息子が今の辻村班長なのである。
 私は大学に進学した関係で、徴兵検査は卒業まで猶予されたのであるが、彼―― 水落辰三は法律通り満二十才で徴兵検査をうけ、その年か翌年に入隊したのだろう。既に襟章の星の数は私より多く、軍隊の垢も、すっかり身についてしまっている様子である。
 辰ちゃんは幼い時から、私に言わせれば、のっぺりした顔だちで、私の好みではなかったが、人によっては或いは好男子と言う者もあるかもしれない。どちらかと言えば小柄で小太り、小学校の頃から既にませていて小賢しく、「小利口」と云う言葉が、そのままぴったりの感じであった。当時のガキ大将・辻村に巧みにとり入って、そのお気に入りとして幅をきかしていた。私が中学に入って、漢文で「巧言令色スクナシ仁」と云う言葉を教わった時に「最っ先に頭に想い浮かべたのはこの辰ちゃんのことだった。ずる賢い奴と云う辰ちゃんに対する最初の印象で、私は殆んどこの辰ちゃんと遊んだ記憶も、口をきいた記憶もなかったが、顔だけは、まだ頭の一隅に鮮明に残っていた。
 辻村班長は私の方に向って、顎をしゃくり上げ、辰ちゃん、いや、水落上等兵に、「誰か分かるか。」
 意味あり気に、にやっと笑いながら尋ねた
「うん」
 水落上等兵は卑しい笑みを歪めた口もとに浮かべて頷いた。
「岩崎、裸になれ。裸になって、貴様のチンポ、水落に見てもらえ。」
 頭に血が昇った。顔の赤らむのが自分でも分った。でも抵抗してみたところで、それが何になろう。それに恥ずかしさに対して私は入隊以来もうかなり不感症になっていた。部屋の片隅で、私は手早く身につけていた一切合切の衣類を脱いで、生まれたままの姿にかえった。
 他人の眼の前に裸身を晒す、そう思うだけで、私の意志に反して、私の陰茎はもう「休メ」の姿勢から「気ヲ付ケ」の姿勢に変り始めていた。
 今日は辻村班長の他に、もう一人水落上等兵が居る。最初から突っ張ったものを披露するのは、やはり如何にもきまりが悪かった。しかも水落上等兵は、私が小学校で級長をしていた時の同級生なのである。
 私の心の中の切なる願いも空しく、私のその部分は既に独白の行動を開始していた。私はどうしても私の言うことを聞かないヤンチャ坊主にほとほと手を焼いた。
 堅い木製の長椅子に、辻村班長は越中褌だけの姿で、水落上等兵は襦袢・軍袴の姿で、並んで腰をおろし、旨そうに煙草をくゆらしていた。班長の手招きで二人の前に行くまでは、私は両手で股間の突起を隠していたが、二人の真正面に立った時は、早速、隠し続ける訳にもいかず、両手を足の両側につけ、各個教練で教わった通りの直立不動の姿勢をとった。
「股を開け。両手を上げろ」
 命ぜられるままに、無様な格好にならざるを得なかった。二人の視線を避けて、私は天井の一角を空ろに眺めていたが、私の胸の中はすっかり上気して、不安と、それとは全く正反対の甘い期待とで渦巻いていた。
 二人は代る代る私の陰茎を手にとって、きつく握りしめたり、感じ易い部分を、ざらざらした掌で撫で廻したりしはじめた。
「痛ッ」
 思わず腰を後にひくと、
「動くな、じっとしとれ」
 低い威圧的な声が飛ぶ。私はその部分を前につき出し気味にして、二人の玩弄に任せると同時に、高まる快感に次第に酔いしれていった。
「廻れ右して、四つん這いになれ。ケツを高くするんだ。」
 私の双丘は水落上等兵の手で押し拡げられた。二人のぎらぎらした眼が、あの谷間に注がれていることだろう。板張りの床についた私の両手両足は、時々けいれんをおこしたように、ぴくッぴくッと引き吊った。
「顔に似合わず、案外、毛深いなアこいつ」
 水落上等兵の声だった。突然、睾丸と肛門の間や、肛門の周囲に鈍い熱気を感じた。と同時に、じりッじりッと毛が焼けて縮れるかすかな音が。そして毛の焦げる匂いが。二人は煙草の火で、私の菊花を覆っている黒い茂みを焼き払い出したに違いないのである。
「熱ッ!」
「動くな、動くとやけどするぞ」
 辻村班長の威嚇するような声であった。ああ、目に見えないあのところ、今、どうなってるんだろう。どうなってしまうのだろう。冷汗が、脂汗が、いっぱいだらだら――私の神経はくたくたになってしまった。
  3.烈情
「おい岩崎、今日はな、貴様にほんとの男ってものを見せてやっからな。よーく見とれ」
 四つん這いから起きあがった私に、辻村班長は、ぶっきらぼうにそう言った。辻村班長が水落上等兵に目くばせすると、以心伝心、水落上等兵はさっさと着ているものを脱ぎ棄てた。裸で寝台の上に横になった水落上等兵は、恥ずかしげもなく足を上げてから、腹の上にあぐらを組むように折り曲げ、辻村班長のものを受入れ易い体位になって、じっと眼を閉じた。
 彼白身のものは、指や口舌で何の刺戟も与えていないのに、既に驚くまでに凝固し若さと精力と漲る力をまぶしく輝かせていた。
「いくぞ」
 今は褌もはずし、男一匹、裸一貫となった辻村班長は、猛りに猛り、水落上等兵を押し分けていった。
「ううッ」
 顔をしかめ、引き吊らせて、水落上等兵は呻き、
「痛ッ……痛ッ……」と二言三言、小さな悲鳴をあげたが、大きく口をあけて息を吐き、全身の力を抜いた。彼の表情が平静になるのを待って、辻村班長はおもむろに動いた。大洋の巨大な波のうねりのように、大きく盛り上がっては沈み、沈んでは又大きく盛り上がる。永落上等兵の額には粒の汗が浮かんでいた。
 凄まじい光景であった。凝視する私の視線を避けるように、流石の永落上等兵も眼を閉じて、烈しい苦痛と屈辱感から逃れようとしていた。
「岩崎、ここへ来て、ここをよーく見ろ」
 言われるがままに、私はしゃがみこんで、局部に目を近づけた。
 一心同体の男達がかもし出す熱気と、激しい息づかいの迫力に圧倒されて、私はただ茫然と、その場に崩れるようにすわりこんでしまった。
 戦いは終った。戦いが烈しければ烈しい程それが終った後の空間と時間は、虚しく静かで空ろであった。
 三人の肉体も心も燃え尽き、今は荒涼として、生臭い空気だけが、生きとし生ける男達の存在を証明していた。
 男のいのちの噴火による恍惚感と、その陶酔から醒めると、私を除く二人は、急速にもとの辻村班長と水落上等兵に戻っていった。先程までのあの逞しい情欲と激動が、まるで嘘のようだった。汲(く)めども尽きぬ男のエネルギーの泉、そこでは早くも新しい精力が滾々(こんこん)と湧き出しているに達いなかった。
 「見たか、岩崎。貴様も出来るように鍛えてやる。寝台に寝ろ。」
 有無を言わせぬ強引さであった。
 あの身上調査のあった日以来、私はちょくちょく、今夜のように、辻村班長の呼び出しをうけていたが、その度に、今日、彼が水落上等兵に対して行ったような交合を私に迫ったのである。しかし、これだけは、私は何としても耐えきれなかった。頭脳に響く激痛もさることながら、襲いくる排便感に我慢出来ず私は場所柄も、初年兵と云う階級上の立場も忘れて、暴れ、喚き、絶叫してしまうので、辻村班長は、ついぞ目的を遂げ得ないままであった。
 その時のいまいましげな辻村班長の表情。何かのはずみでそれを想い出すと、それだけで、私は恐怖にわなないたのであるが、辻村班長は一向に諦めようとはせず、執念の劫火を燃やしては、その都度、無残な挫折を繰り返していたのである。
 その夜、水落上等兵の肛門を責める様を私に見せたのは、所詮、責められる者の一つの手本を私に示す為であったかもしれない。
「ぐずぐずするな。早くしろ、早く」
 ああ、今夜も。私は観念して寝台に上がり、あおむけに寝た。敷布や毛布には、先程のあの激突の余儘(よじん)が生温かく、水落上等兵の身体から滴り落ちた汗でじっとりと湿っていた。
 私の腰の下に、枕が差し込まれ、両足を高々とあげさせられた。
「水落。こいつが暴れんように、しっかり押さえつけろ。」
 合点と云わんばかりに、水落上等兵は私の顔の上に、肉づきのいい尻をおろし、足をV字形に私の胴体を挟むようにして伸ばした。股の割れ目は、まだ、���落上等兵の体内から分泌された粘液でぬめり、私の鼻の先や口許を、ねばつかせると同時に、異様に生臭い匂いが、強烈に私の嗅覚を刺戟した。
「むむッ」
 息苦しさに顔をそむけようとしたが、水落上等兵の体重で思うにまかせない。彼は更に私の両足首を手荒く掴んで、私の奥まった洞窟がはっきり姿を見せるよう、折り曲げ、組み合わせ、私の臍の上で堅く握りしめた。
 奥深く秘められている私の窪みが、突然、眩しい裸電球の下に露呈され、その差恥感と予期される虐待に対する恐怖感で、時々びくっびくっと、その部分だけが別の生き物であるかのように動いていた。
 堅い棒状の異物が、その部分に近づいた。
 思わず息をのんだ。
 徐々に、深く、そして静かに、漠然とした不安を感じさせながら、それは潜行してくる。ああッ〃‥ああッ〃‥‥痛みはなかった。次第に力が加えられた。どうしよう……痛いような、それかと云って痛くも何ともないような、排泄を促しているような、そうでもないような、不思議な感覚が、そのあたりにいっぱい。それが、私の性感を妖しくぐすぐり、燃えたたせ、私を夢幻の境地にさそうのであった。
 突然、激痛が火となって私の背筋を突っ走った。それは、ほんのちょっとした何かのはずみであった。
「ぎゃあッ!!」
 断末魔の叫びにも似た悲鳴も、水落、上等兵の尻に押さえつけられた口からでは、単なる呻きとしか聞きとれなかったかもしれない。
 心をとろけさせるような快感を与えていた、洞窟内の異物が、突如、憤怒の形相に変わり、強烈な排便感を伴って、私を苦しめ出したのである。
「お許し下さいッ――班長殿――お許しッ ――お許しッ――ハ、ハ、班長殿ッ」  言葉にはならなくても、私は喚き叫び続けた。必死に、満身の力を振り絞って。
「あッ、汚しますッ――止めて、止めて下さいッ――班長殿ッ――ああ――お願いッ――お許しッ――おおッ――おおッ―― 」
「何だ、これくらいで。それでも、貴様、男か。馬鹿野郎ッ」
「ああッ、……痛ッ……毛布……毛布……痛ッ――汚れ――汚れますッ――班長殿ッ」
 毛布を両手でしっかりと握りしめ、焼け爛れるような痛さと、排便感の猛威と、半狂乱の状態で戦う私をしげしげと眺めて、流石の辻村班長も、呆れ果てで諦めたのか、
「よしッ……大人しくしろ。いいか、動くなッ」
「うおおおー!!!」
 最後の一瞬が、とりわけ私の骨身に壊滅的な打撃を与えた。
「馬鹿野郎。ただで抜いてくれるなんて、甘い考えおこすな。糞ったれ」
 毒づく辻村班長の声が、どこか遠くでしているようだった。
 終った、と云う安堵感も手伝って、私は、へたへたとうつ伏せになり、股間の疼きの収まるのを待った。身体じゅうの関節はばらばら全身の力が抜けてしまったように、私はいつまでも、いつまでも、起き上がろうとはしなかった。 
 班長の最後の一撃で俺も漏らしてしまったのだ。腑抜けさながら。私はここまで堕ちに堕ちてしまったのである。  瞼から涙が溢れ、男のすえた体臭がこびりついた敷布を自分の汁と血で汚していた。
 どれだけの時間が、そこで停止していたことか。
 気怠(けだる)く重い身体を、もぞもぞ動かし始めた私。
 「なんだ、良かったんじゃねぇか、手間取らせやがって」
 おれの漏らした汁を舐めながら辻村班長が言った。
 そして汚れたモノを口に突っ込んできた。
 水落上等兵は、おいうちをかけるように、俺に覆い被さり、聞こえよがしに口ずさむのであった。
 新兵サンハ可哀ソウダネ――マタ寝テカクノカヨ――
        (了)
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hachikenyakaiwai · 5 months
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【かいわいの時】文久三年(1863)四月二十一日:将軍家茂警固の壬生浪士組(新選組)、八軒家・京屋に投宿((『井上松五郎日記』)。
乱暴者で聞こえた芹澤鴨は、京都の壬生からたびたび大坂へ出向いては八軒家の京屋忠兵衛に宿泊し、北浜界隈の豪商へ出向いてゆすりまがいの借金を重ねていました。まず芹澤が目をつけたのは、大坂今橋の両替商、平野屋五兵衛でした。壬生浪士組は文久三年(一八六三年)三月に会津藩御預かりとなります。前述したように隊士一人当たり月三両の給金が支払われます。しかし、この三両というのは現在のお金に直すと十二~十五万円*。暮らし向きは厳しいものがありました。ということで、大坂の豪商からの資金調達というわけです。同年三月末より近藤、芹澤、土方、沖田ら七名が八軒家の京屋に滞在。そして四月十二日、今橋の平野家へ出向きます。「主人は留守」ということで番頭が体よく追い返そうとしますが、芹澤のあまりの剣幕にしぶしぶ金百両を提供します。一応借用書が交わされていますがもちろん返すつもりのない借金です。一行はその足で京都へ取って返し、大丸呉服店であのダンダラ羽織や紋付、袴を新調しています。四月二十一日には新選組隊士たちは将軍家茂の警固のために再び大坂へ下りますが、この時にダンダラ羽織を着用したという記録が残っています。列なしてゆく新選組のその姿は道行く人を驚かせ、かつ怯えさせたといいます(平野)。*ママ。文久年間の3両は約60万円(当会)。
(写真)「新選組金銭請取証 山中(鴻池)善右衛門宛」1863(大阪大学経済学部経済史・経営史資料室所蔵史料) 芹澤鴨(光幹)、近藤勇(昌宜)の署名と花押が見られる。額面は200両(現在価値で、約4000万円)。1両(1860)=20万円(現在)で換算。
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xx86 · 1 year
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起きる機会を見失ったものたち
5年前ぐらいからTumblrの下書きを溜めるようになり、気づいたら下書きだけで200を超えそうになったので、今更出せない記事をごちゃまぜにしてみた���ある意味総集編。
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このあと何しようとなった時、美術館を提案してくれる人って素敵だなと思う。その時コンラッドにいたというのもあると思うけれど。あの辺りは美術館が多い。
傷ついているのはわたしで、痛いのはわたしだとずっと思ってきた。だけれど、あなたの反応を見てああわたしが傷つけたのだ、と思った。恐らくわたしが大切な人にされたら1番傷つくやり方でわたしは線を引いた。
この前名駅に行ったら袴姿の女の子達がたくさんいて、ああ卒業式の季節かと思った。金箔も水引も出てきた当時誰がやるんだこれと思ったけど、見慣れるとカワイイし尖っててクールでいい。私たちの卒業式の頃の流行りはドライで、ドライってやわ過ぎてぽろぽろしてフケみたいになるの、なんか嫌だったから。
卒業式、受付が始まった頃ヘアセットが崩れて、慌てて着付け会場だった近くのホテル電話して、小走りで駅を逆走していたら、丁度卒業式会場に向かうところだった友人にそっちじゃないよと手を取られたの、懐かしくて愛しい思い出だ。あとは宗教に洗脳された同じ学年の子が校長先生の話の後急に壇上に上がって話はじめたのが怖かったのが強烈に残っているぐらい。
全然食べたくないどん兵衛のニンニクバター味噌にお湯を入れる。全然食べたくない味がした。お湯を入れすぎたのか、若干味が薄い。最後スープを流したら容器の底から信じられないほどみじん切りにしたニンニクが現れてゾッとする。すぐさま水切りネットを変える。
段ボールを開けたらすべておなじにおいがした。洋服もスタンドライトも山吹色の土鍋も。私の部屋は、私はこんなにおいだったのだな、と思う。
お酒を飲んで、帰りたくなくて、近くの公園でアイス食べて花火してブランコを漕いですぐ気持ち悪くなって笑った。夏。ブランコを勢いよく漕いでヒールを飛ばして笑いながら拾ってくれるところまで含めて夏。ブランコ漕いだのなんて何年前だろう、と思いながら去年もそういえばブランコを漕いだ事を思い出した。夏だった。高台にある、動物のいる細長い公園。
深夜の公園は酔っ払った若者か、犬の散歩をしてる人か、ダンスをしてる人しかいない。気づいたら2時を過ぎていて、それぞれタクシーを呼んで帰る。今日もタクシーの運転手に近くてごめんなさいね、って言うんでしょと言われてよく分かってるなあと嬉しくなった。まだわたし達出会って1ヶ月ぐらいしか経ってないのにね。
やめられた先輩や上司達がずらりと並ぶ飲み会で、黙々と枝豆を食べなが周りのペースに合わせてビールを飲んでいたら、現先輩方から怪訝な顔をされた。やだしおらしいの変だよ、え?松田さんっていつも違うの?、全然違いますよーわたし達のこと先輩って絶対思ってないですもん、そうなんだ意外〜。ガヤガヤした店内に甲高い先輩の声が響く。まん丸にした目を向ける上司に言える言葉もなく、ただ苦笑いを返した。自分のつまらなさに苛立つ。
ちなみにいつものわたしと言うのは、先輩方にほぼタメ口で話し、名前にちゃん付けで呼び、飲み会では先輩に取り分けてもらい、みんなの制止を振り払って日本酒を煽るような女である。こんな後輩を可愛がってくださる先輩達の心の広さたるや。平伏してしまう。大好き。
もちろん先輩方にも最初からこんな態度を取っていたわけではない。2年目までわたしは趣味は裁縫とおかし作りで、ピンクのフリフリのワンピースを着て、淑やかでおとなしい子だと本気で信じられていた。そんな事は一言も言った事はないけれど。
わたしは所謂猫かぶりというやつだ。猫かぶりというか、初対面で慎重にいくタイプだと言って欲しい気もする。23年間生きてきて、わたしの性格というのが個性として簡単に受け入れてもらえないことを痛いほど学んできたから。わたしはどの学校でも1年生の10月ぐらいまではろくな思い出がない。どれだけ己を押し殺してひっそり生きているつもりでも、強烈すぎて受け入れられなかったと言われたりする。
わたしはWikipediaにつらつらと肩書きが沢山連なって結局何をやってる人なのかよく分からないって思われたいの、とあなたに言ったら君らしいねと穏やかに笑ってくれた。わたしらしいってなんなんだろう。
運命の恋なんて転がっていないし、運命の人なんて待っていたところで迎えにきてくれやしないのだ。
あなたが第2の故郷が軽井沢だというので、わたしの第2の故郷はどこにしようかなと言ったらお前は鎌倉やろ、と返してきた。よく覚えてますねと驚き半分であなたの顔を見たら、あたりまえやん何年の付き合いやと思っとるねんと得意げに言われたので、強めに叩いておいた。本当にそういうどうでもいいことばっかり覚えているのだ、この人は。たいせつなことは全部わすれてしまったくせに。
怖い夢か過去に大好きだった人と幸せになる夢ばかり見るから寝るのをやめた。頭が重たい。布団はちっともあったまらない。高速道路がすぐ近くにあるこの家は、深夜になるとよくトラックの走る音がする。朝5時をすぎるとスズメが鳴きだす。朝8時半になるとびっくりするような声をあげる子供達が外で遊ぶようになる。9時を過ぎると1時間おきにお寺の鐘が鳴る。この3週間で全部覚えた。
隔離されていた間に季節は確実に春に向かっていて、私はそれが悲しかった。片付けても片付けてもすぐ散らかる部屋の片隅に座り込んで春ってろくなことないから春なんだよなあと思う。ほんっとにろくなことない。部屋のファンを回す。すぐに夏が来るのだろう。きっと今年のゴールデンウィークは暑い。菜の花をダメにしてしまったのでひどいにおいがする。夏になるし気をつけなければ。
本当はもうあの時死んでしまいたかった、いや消えてしまいたかったよとあなたに言うと、そんなの俺が許さないと真っ直ぐ目を見て言ってくれた。ばかみたい。あなたはわたしが消えてしまっても別に何にも失わないのにね。わたしはあなたが死んでしまったら失うから死なないで欲しい。二度と会えなくなってしまっても、あなたがこの世界のどこかで息をしてると思えればわたしも生きていける。
新しい仕事何にしようとDODAをスクロールしていた時、どうしようもなく泣けて泣けて仕方なかった去年の夏。15の時から夢見て20で叶えて、たったの4年で諦めなければいけなかった夢。音が鳴らない黒のぺたんこ靴。オレンジ色のスカーフ。資生堂のルージュルージュを引いて無理やり鏡の前で笑顔を作る瞬間。しょっちゅうボリュームを調整しなければいけないインカム。もう二度とあの仕事は出来ないような気がするし、あの仕事をしたいのかと言われると分からないけれど、懐かしくて思い出す度胸が締め付けられる。
精神が安定している時は自分の精神が弱っていることなんてひとつも思い出さないのに、まるでアドレナリンが切れたスポーツ選手よろしく一定期間精神が落ち着いたらきちんと一定期間精神をおかしくする。まあでもだいぶ冷静になってきたんじゃないだろうか。冷静なふりが出来るようになったの間違いかもしれない。
世界が混沌としている今、こんなことでだめになっている私は贅沢なんだろうか。先生に言われた通りとんぷくを飲んだせいで今日は1日だめにした。だからあの薬は嫌い。嫌い嫌い嫌い。薬なんて大嫌い。大嫌いなのに一向に私の飲む薬は減らない。やんわり拒絶されているような気持ちになってへこむ。
お金で買えない幸せがある、と言われる度鼻の奥がツンとなる。知ってるよ、それが欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて、でも無理だったからお金で買える幸せを片っ端から手に入れていたのだ。
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mashimaarts · 11 months
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2014.06.15: ミラさんフィギュアでたよー!
I got a figure of Mira-sanー! (DeepL Translate)
2014.06.25: ジュビアのフィギュアいただきました。発売日は6月30日のようです。
I received a figure of Juvia. The release date seems to be June 30. (DeepL Translate)
2014.06.25: こちらはエルザ袴姿。発売中です。
This is Erza in Hakama. Now on sale. (DeepL Translate)
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superchaipa · 9 months
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Red Oni protecting MC from Fuxi's grabby hands, while Shiro is busy looking pretty. Yes.
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atlier-anex · 1 year
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桜と菜の花と袴姿の美少女と
モデル:「ちゃんあい」さん @chanai_photo
#ポートレート #写真好きな人と繋がりたい #ファインダー越しの私の世界 #写真で伝える私の世界 #キリトリセカイ
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kennak · 4 months
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袴田事件での当時の捜査機関の限りなく拷問に近い取り調べや証拠の捏造(ねつぞう)、検察による袴田巌氏に有利な証拠の隠蔽(いんぺい)や不開示、袴田巌氏を犯人と決めつけて糾弾(きゅうだん)してやまない姿勢には強い憤りを感じます。
「おかしいだろ!」と支援者から非難の声も 検察は袴田巌さんに死刑を求刑 袴田事件の再審公判(TBS NEWS DIG Powered by JNN)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
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mlyzvt-no2157 · 3 months
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剣道着姿のミロ♏🦂
剣道着姿のミロさんを描いてみました♏🦂 何度か呟いてますが、剣道着って、道着も袴も藍染が主流なのですが、私個人的には、白の胴着に藍染袴が好きです💖胴着袴共に白ってスタイルもありますが、物好く目立つので、相当上手じゃないと、何となく着辛いな~って気がします😅
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gobangiri-news · 4 months
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大ヒット祈願オフィシャルレポート!
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このたび、映画『碁盤斬り』の公開に先駆けて、主演の草彅剛さん、清原果耶さん、白石和彌監督が、神楽坂の赤城神社にて大ヒット祈願イベントを実施しました。草彅さんと清原さんは和装で登場し、本殿でのご祈祷後の囲み取材では、“父と娘”で臨んだイベントの感想や、大きな話題となったポスタービジュアルについて語っていただくなど、終始和やかなイベントとなりました。
赤城神社本殿にて映画の大ヒットを祈願。ご祈祷が始まるまでの待ち時間ではリラックスムードで雑談する3人。本作がイタリアで開催された「第26回ウディネ・ファーイースト映画祭」にて「ブラック・ドラゴン賞」を受賞し、白石監督がメディアでたくさん取り上げられていることに触れた草彅さんは「監督の時代来てるんじゃないですか?来ちゃいましたよね」とニッコリ。草彅さんの言葉に白石監督は「いやいや」と照れつつも、映画公開を前にいい流れができていると微笑み合っていました。ご祈祷中は、真剣な表情で大ヒットを祈願。ご祈祷が終わると、ホッとした様子で柔らかな表情を見せた3人は、本殿前に移動。この日の天気は快晴。フォトセッションの準備中も、「天気も味方してくれている」「なんかうれしいよね」とマイペースで雑談をする3人。青空のもと、草彅さんと清原さんは着物姿で、白石監督はご祈祷でいただいたお札を手にし、フォトセッションに応じました。フォトセッション後は囲み取材が行われ、「天気が素晴らしくて、すごく爽やかな気持ちでご祈祷しました。天もこの作品を応援してくれているのかなと。みんなが応援してくれている感じがして、幸せな気持ちになりました」とご祈祷の感想を語った草彅さん。清原さんも「草彅さん、監督とみんなでご祈祷できて、純粋にうれしいなという気持ちと、もうすぐ映画が始まるんだなという緊張感がありました」とコメント。白石監督も「公開直前はやっぱりヒリヒリするんですけれど、赤城神社はすごく綺麗で、なんか背筋が伸びる感じがしました。天気もよくて晴れ晴れとした気分になれたのがすごく良かったと思います」と笑顔を見せました。
映画のポスターが「草彅さんとは分からない!」と話題になっていることについて、「褒められているのかな?」とニヤリとした草彅さん。ポスターに写る自分の姿を見つめながら「確かに、役に入っている僕は違うんでね。これは、清原さん演じる”かよ”を…」と話したところで清原さんから「かよ?誰のことですか?お絹です(笑)」とのツッコミが。「あ、お絹ね。そうそう」と言い間違いに苦笑いの草彅さんは「お絹を守ろうとしている父の顔です。監督も時代劇初メガホン。僕も初めての顔をみなさんにスクリーンでお見せできると思うので、楽しみにしていただきたいという“座長”の顔。僕は違う顔をしているよという代表的な顔です」と、表情に込めた想いを解説。清原さんも「日本の映画ではあまり見られないポスター。すごく迫力があって素敵です」と父・草彅さんの姿を絶賛しました。少し照れながらも「ありがとうございます」とお辞儀をした草彅さんは「迫力・剛です」と、この日もキャッチーなコメントを連発し、取材陣をよろこばせました。「映画を観ていただけると、このカットがものすごく印象的だと分かると思います」と話した白石監督は「鋭い眼光の中にも守るものがあるみたいなものを感じて。現場で惚れ惚れしながら草彅剛を撮影していた、その代表的なカットで大好きです」とご満悦でした。ご祈祷では「あまりたくさん欲張ってお祈りすると、神様に怒られそうなので『よろしくお願いします』ということだけご祈祷しました」と切り出した草彅さん。続けて「でも、どこかでたくさんの人が来てくれればいいなという、下心もちょっと出ていた気もします」と正直に告白して笑いを誘う中、「エンターテインメントとして娯楽映画として楽しめる作品となっているので、本当にたくさんの人に伝わればいいなという気持ちでご祈祷しました」とも明かしました。草彅さんと同様、たくさんの方に映画を観に来て欲しいと願ったという清原さんは「よろしくお願いします、ということと、公開初日まで誰も体調を崩しませんように、とお願いしました」と柔らかな笑みを浮かべました。「優しい」と反応する草彅さんに「体調第一ですから」と答えた清原さんに「大人だね、僕の娘は」と胸を張った草彅さんは、自慢の娘の姿に目を細めていました。着物での祈祷は「背筋が伸びます」と微笑んだ草彅さん。娘・清原さんの方に視線を向け「やっぱり清らかなグルーヴが出ていますよね、いいですよね。お互いに褒め合っちゃってます」と笑顔の草彅さんは「なんで、監督だけ着物着てないの?」と質問。「ちょっと失敗しました。着物で来るべきでしたよね。ちょっと持っていないんで、今度仕入れて来ます」と答えた白石監督に、清原さんも「今度はみんなで着られたら!」と期待を込めていました。「映画の中では袴姿ですが、着流しの剛さんもかっこいいですよね」と草彅さんの着物姿を見つめた白石監督。草彅さんが「着流し、結構いいですよね。映画の中ではボロボロの着物だったので…」と振り返り、白石監督が「そもそも2人とも長屋暮らしなので。綺麗な着物を着ると全然雰囲気が違うので、いいですね」と褒めると草彅さんは「ギャップ萌えってやつですね!」と反応し取材陣を笑わせました。本作で初共演を果たした草彅さんと清原さん。「素敵な方だと思っていたけれど、(実際に)会うと思っていたよりも素敵で。最初は僕の娘でいいのかなって思ってしまいました。会ってみないと分からないもの。優しさとかも会ってみないと分からないですから。会ってみて、優しい娘だなって思いました」と話した草彅さん。清原さんは「いつかご一緒できたらいいなと思っている中で、父娘でご一緒させていただけることがすごくうれしくて。寡黙な方と勝手な想像を抱いていたけれど、実際にお会いしてみるとユーモアに溢れた優しいお父さんでした」と振り返り、お互いに顔を見合わせて「ありがとうございます」と深々とお辞儀。会場を和やかな空気で包み込み、「褒められると、照れて何も言えない!」と、照れながらもうれしそうにしている父・草彅さんと、照れる父をうれしそうに見つめる娘・清原さんが並ぶだけで、素敵な父娘のムードが漂っていました。「共演後に発見したことは?」との質問に「毎日が新鮮。毎日オーラが違う」とノリノリで答えた草彅さん。続けて「すごく瑞々しくて。何度も言うけれど、清原さんだけに本当に清らか。純粋というのかな。それでいて、大人の面も持ち合わせている。大人と等身大というのか、幼いというのか、そのバランスが絶妙で、父ながら毎日ドキドキさせてもらっていました(笑)」と語った草彅さん。清原さんも「私も毎日新鮮な印象を受け取っていました。草彅さんはすごく健康に気をつかわれていて。こんなに健康に気をつかっているんだな、といろいろ勉強させてもらっていました」と感謝。すると「僕の知識はだいたいYouTubeで得たものなので、誰かが言ってたことを言ってるだけ(笑)。腸活とかね。本当かどうか分からないけれど」と茶目っ気たっぷりの草彅さんは「まあ、僕のほうが年上だし、毎日朝から夜遅くまで撮影なので、やっぱり健康が第一。そういうところを意識しています。“元気で!”って乗り切ったという感じですかね」と、撮影時には元気でいることを合言葉のように、スタッフ、キャストに伝えていたようです。「やっぱり体が資本って年々思います。撮影所だけではなく、京都から車で何時間も移動することもあったから、時間もかかって結構大変でした」と撮影ではかなりの体力が必要だったと説明。「監督も同い年。やっぱり元気が1番なので、僕が率先して“みんな元気だよ!”と(声をかけて)やっていました」とハードな撮影を乗り越えた“コツ”にも触れていました。同い年の草彅さんとの映画作りは「めちゃめちゃやりやすかったです」と満面の笑みを浮かべた白石監督が「見て来たものが同じだし、なんか話も合うし。好きなものとかなんとなく似ている感じがしました」と話すと、草彅さんも「監督のおっしゃる通り。そのまま僕のコメントに代えさせていただきます(笑)」と乗っかり、さらなる笑いを誘っていました。脚本を読んだ時、江戸時代に住みたいと語っていた草彅さん。その理由を問われると「すごく華やか。お祭りとかも現代とはちょっと違うのかな、行ってみたいなって。桜の下で囲碁を打つシーンとかすごく気持ちよくて。華やかで素敵な時代と感じたので行ってみたいと思いました」と回答。江戸時代でなりたい職業は「ジーンズを作りたいです。デニム職人」と草彅さんらしい答えを披露。「生地をいろいろ持ち込んで、スマホも持って、Wi-Fiも持って行って…」と話す草彅さんに、江戸時代にはYouTubeもない、電波もなくスマホも繋がらなそうとのツッコミにも、「大丈夫でしょ」とケロリ。江戸時代に行ったら「僕だけが知ってることがいっぱいある。ヒット曲も先に作っちゃってね。斉藤和義さんの『歌うたいのバラッド』とか、あいみょんさんの『マリーゴールド』とか。自分がその時代に行って先に作って。ギターも持っていきたい!まさしく、ギター侍か『残念!』ってね。古いかな(笑)」と大笑いする草彅さんに、取材陣の笑いも止まず。日本だけでなく海外でも時代劇が改めて注目され、作品が作り続けられている状況を踏まえつつ、時代劇の思いを訊かれた草彅さんは「光栄なことに、イタリアでは早くも賞をいただいて、海外の人にも評価していただいて。誠にうれしい次第です。(映画館への)足が遠のいているとか、若い子が時代劇離れしているとか、そういう話も耳にするけれど、やっぱり時代劇って日本の文化だから、それに出展することも本当にうれしいし、日本が作る時代劇を絶やしたくない。今回、この作品をやってみて、京都の職人さんとか東京のスタッフの方と、昔のよいものと今のいいものをきちんと融合させて、今でしか作れない時代劇を作れたと思っています。日本のみならず、海外の方にも観てもらいたいです。時代劇だからこそ伝わる楽しさもあると思います。清原さんみたいな若い世代もいますし、僕より先輩の名優の方々も出られているので、時代劇があまり得意じゃないという方も楽しめる作品です。(公開は)あと3日後ですけれど、観ていただきたいなという気持ちです」と幅広い方に楽しんでもらいたい映画だとしっかりアピール。海外で作る時代劇について興味があるかという質問には「お声があれば、ぜひ。どんどん挑戦していきたいです!」と宣言し、笑い声いっぱいの囲み取材を締めくくりました。
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taizooo · 11 months
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なんでもいい。スカートの丈。ネクタイピン。紋付袴の柄。ちょっとした違いの中にこそ私の姿がある。
【リレーコラム】私はだれとして踊るのか:ポピュラー音楽とファッションの (ごく)一側面について(加藤賢) | Fashion Tech News
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nukumuku · 6 months
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【Re:version:ロスアカ】「全身図」
巫女さん姿のビーステッドの女の子です。
着物はあまりアレンジ無しでとのことでしたので、袴の帯だけアレンジをしました。
子犬のほうな感じでぽやんとした表情で描かせていただきました。
人見知りをしちゃうとのことで少しおとなし目のポーズで描かせていただきました。
今回は描かせていただき、ありがとうございました。
『Lost Arcadia』(C)nukumuku/Re:version
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m12gatsu · 2 years
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無題
躁鬱みたいな気候に付き合ってやっている。春の匂いがしたりしなかったりする。菜の花のパスタを作る。医者の不養生もとい、紺屋の白袴もとい、失語症の詩人もとい、抑うつ気味のカウンセラーが帰ってくるのを待っている。今朝も家を出る時に、遠い目をして泣いていた。あんたは花嫁なんだよ、といわないまでもそう思えば思うだけ、なんだか無性に腹が立ってきて、それは彼女にというよりも彼女を取り巻くものほとんど全てに、わけをきいてやるよりも二の腕にちょっと触れただけで、静かに扉を閉めて先に家を出た。短期記憶は浅い呼吸のよう。胸いっぱい吸った分だけ吐ける。吐いた分だけ吸える。中途覚醒して再び寝入ると必ず短い悪夢を見る。気づいたらいなくなっている、気づいたらそこにいる、夜の帷、寝室の姿見に立ち尽くす、これ以上ない寂しさ、俺を見ている俺がいる。
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elle-p · 9 months
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P3 Club Book pages 24-27 scan and transcription.
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PERSONA
ペル
ソナ
シャドウたちから得たペルソナは主人公だけが召喚でき、容姿や特技は千差万別。好みのペルソナを引き連れてタルタロスに挑む、嬉しそうな彼の姿が目に浮かぶ。
女性型のペルソナだって呼び出せてしまう利点を活かした悪どい商売。幸せそうな順平と淡々とした主人公の表情の対比がシュールです。
EYERPHON MAN
いつも耳には携帯プレイヤー。社交的とは言い願い主人公を一言で表すなら、ずばりイヤホンマン。オシャレアイテムなだけでなく、周りもすっかり彼の体の一部として認知。
イヤホンマン
ヘッドフォンから聴こえる音楽に身をゆだねる主人公。あまりクローズアップされることのない私服姿で、自分だけのくつろぎの時間。
HARDWORKIN
リーダー
がんばる
リーダーたるもの、いついかなるときも、気を抜くことは許されない。そんな気迫があるのかないのか、彼はいつでも武器を片手に一所懸命。
夜ごとシャドウ討伐に奔走しながら、昼は昼で波乱万丈の学園生活、ホントお疲れ様です。
S.E.E.S.部員が語る!
主人公ってこんな人
Chat with a S.E.E.S. sbout Hero.
~学園生活編~
おい伊織、君のその座りかたはなんとかならんのか。ひじをついたり、背もたれにもたれかかって足を組むのは美しいとは言えないぞ。
ほら一、だから前から言ってるじゃん。彼を見てみなよ、アンタみたいにだらだらゴロゴロしてんのとは、ひと味ちがうって思わない?
んだよー。そんなコト言ったらなぁ、あいつしょっちゅうポケットに手を突っ込んで走り回ってんじゃんかよ、アレはどーなのよ。
うむ、じつは私も気になってたんだ。彼のあのクセは、マナー違反なだけではなくて、思わぬ事故にもつながるものだからな。
でっしょー?やっぱリーダーたるもの、そーゆーコトもちゃんとしてもらわないと困りますよね~。あと紳士としても!なんつって。
フフ、さすが伊織も同じ4月の入寮組だけあって、同輩としての矜持があるということだな。なかなか感心な心がけじゃないか。
そりゃーもう、天田少年もいることだし、オレたちコーコーセーがお手本にならないといけないですからね〜。責任感ですよセキニンカン。
そうか、よく言った。では君には学業の面でのお手本になってもらうべく、今週末から早速、特別補習カリキュラムを組んでやろうじゃないか。
······。
······バーカ。
VICTORY!
主人公のかっこいい
部活ユニフォーム
所属する部によって、それぞれのユニフォーム姿が見られる主人公。一度選んだ部は変更できず、その姿も宮本とのコミュを進行させているときにしか楽しめない。熱き青春の1ページを彼の姿に見よ!
陸上部
きつい走り込みも軽やかにこなせるランニングとパンツは、ジャージとおそろいのグレーを基調としたデザイン。鍛えた大腿筋が美しく映える。
剣道部
胴着に袴、手にも防具を身に付けた、大和魂あふれる凛々しい姿。部活でしか見られない非日常なかっこよさは、「道」と名のつくスポーツならでは。
水泳部
競泳用のビキニパンツがまぶしい、水泳部のユニフォーム。温水施設完備の室内プールのおかげで、一年中「水もしたたるいい男」が楽しめる。
いいタイムはこの○○じゃないと出ない!とかアイテムにまつわるマイジンクスもスポーツの楽しみ。
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myonbl · 9 months
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2023年12月23日(土)
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今週の天満天神繁昌亭昼席には露の新治さんが仲入りで出演中、冬休みに入ったのでようやく伺うことができた。冷え込みが厳しいなかで客の入りを心配したが、場内は2階席にも人が入ってほぼ満席。私にとって今年最後の寄席を良い雰囲気の中で堪能することができた。明日からは兼業主夫として小掃除に精を出すのだ、頑張るぞ!
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6時起床。
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朝食。
洗濯。
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第4水曜日は<使用済み天ぷら油回収>、7時30分に幟とタンクをセットし、10時には業者が回収に来てくれる。今回は<2L>だった。
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繁昌亭のスケジュールをチェックすると、なかなか面白そうな会を発見、本日10時発売とのことで早速<ぴあ>でゲットした。
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ツレアイは和服に着替え、早めのランチはカップヌードル。
いつものように、阪急桂駅から南森町に向かう。
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なかなかバラエテ���ーに富んだ番組で楽しめた。<まいどおおきに露の新治です>に送ったメモを貼り付けておこう。
私の職場(私立女子大学)では22日(金)が年内授業終了、23日(土)になってやっと天満天神繁昌亭昼席に伺うことができました。土曜日とあって1階席はほぼ満席、2階にも客の姿があっていい雰囲気で開演です。トップバッターは希遊さん、軽いネタですがもう少しゆっくり喋ってくれると年寄りでも聞きやすいのですが(笑)。2番手はそうばさん、福岡出身の九州男児からすれば関西の言葉は品がないとのこと。そこから「ヒレ肉」「ヘレ肉」をざこば師匠へとつなぐ上手い運び、演題が何故こうなるかは木戸銭払った客だけの楽しみ。初めて聴きましたが漫談というより一席のネタになっています。続いて純瓶さん、寄席サイズにコンパクトにまとめて聴かせてくれました。似顔絵のいわみせいじさん、なんと隣に座るツレアいがモデルになることに、帰りに作品を頂きました。吉弥さんは三枝作品、初めて聴きましたが創作落語でもうまく聴かせてくれるのは実力の証明。さて我らが師匠は鉄板の狼講釈、狼の前で苦しむ五目講釈、いつも以上にリアリティーがありました(笑)。中入り後は染左さんが袴姿で登場、大きな所作の芝居話で楽しませてくれました。文都さんは自作でしょうか、日本昔話のパロディーをダジャレを恐れることなく連発して大うけでした。千田やすしさんは来年で芸歴50年とのこと、我らが師匠と(ほぼ)同じキャリアですね。腹話術には人形が登場するまでの巧みな話術が重要であることを再認識しました。トリは塩鯛さん、乗り物のマクラを十分振られましたが、できればマクラを軽くしてサゲまで聴きたかったですね。 私にとっては今日が今年の落語納め、明日からは兼業主夫として小掃除に励みます。
いつも通り、帰路の桂駅で揚げ物買って帰宅。
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息子たちにはスパークリングワイン、私たちは<瑞冠>を燗して乾杯。
片付け、入浴、体重は150g増。
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さすがに電車移動だけなので、3つのリングは完成せず。
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njnjhoney · 2 years
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日記というか、最近のあれこれ。
3/15
卒業式。朝6:30から着付け。髪飾りを生花にしたのが正解だった。間違いなく、私がいま世界で一番かわいいと思える仕上がりで嬉しかった。確実にかわいかったし。8:00に彼に車で迎えにきてもらい、元バイト先にモーニングを食べに行った。店長が残業で朝まで帰れてなかったのは心配だけど、ちょうど袴姿見せることができて嬉しかった。彼からかわいいって言われなくて内心ちょっと拗ねたけど、ツーショ撮るときににっこにこだったのがかわいいから許す。でもまだちょっと悔しいのでLINEのアルバムに盛れた自撮りも追加したら 「かわいかった」 「和服似合うね」 と言ってくれた。普段そんな振る舞いや言動をしないのが悪いが、「かわいい」 はなんぼ言われたっていいですからね。卒業式の日に泣くことはないだろうと思っていたが、サークルの飲みで気づいたら泣いてた。最近すぐ泣くのは歳のせい?
3/17
入学式の日に仲良くなって、4年間お世話になった友人2人と旅行。しっかり者の子たちなので、一緒にいるときは私は何も考えずにふらふらできる。しっかりした子がいる場合、私はふらふら側にまわることができるし、しっかり役がいない場合は張り切ってしっかり役になることもできることは長所だなと思う。2人のおかげで旅行はゆるゆると楽しむことができた。
3/18
旅行二日目は大阪へ。土曜ということもあり、道頓堀あたりの繁華街ということもあり、どこも混んでいてすごかった。40分ほど待って串カツとたこやきにありつく。旅行のいいところは昼から飲めることなので、しっかりと飲んだ。もうアルバイトやめて働いていないので、幸福度指数してはマックスではないなとは思うが(“働く”と “飲む”は対極の存在であり、働いてこそ飲む酒がおいしい)、幸せではあった。
帰ってからは、シェアハウスにて私のお別れ会。私のお別れ会だし、その日大阪から帰ってくるし、私は準備しなくてもいいかなと思っていたけど、そんなに他人に期待してはいけなかった。そうやって他人に安易に期待するから落胆すること、シェアハウスでよく学んだはずなのに期待してしまった私がばかだった。料理〜片付けまでしっかりやった。食器を洗っている時に同居人が 「ボランティア精神があるから〜」 などとほざいているのにいらつく。何がボランティア精神やねん、食器の片付けもペットボトルを洗って捨てることすらしないのに?家事労働、他人に配慮した生活ができる人が “ボランティア精神”を語ってほしい。そんなどうでもいいことでもイライラしてしまうな…と思っていたら生理がきた。イライラの原因はこれということにしておく。
最近別れの季節ということで最近毎日のように泣いている。お別れ会での同居人たちのメッセージは泣いたが、今思い出すと心の��の奥には冷ややかさがある。冷ややかさの中の情というか。生活の中で片付けられない彼女たちを、その面で私は下に見ていると思う。こんなに嫌いなところはいろいろあるのに尽くしてしまうのは、 “家族”に近い感じもする。嫌いなところがいろいろあるのはお互い様だろう。他人にこのような感情を抱いてしまう私は、彼と生活してどのような感情を抱くのかが不安、というのが東京での新しい生活全般の不安に占める大きな部分だと思う。
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