#蝦夷山桜
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#prunus sargentii#cherry blossom#Hokkaido University Botanical Gardens#Sapporo#蝦夷山桜#北海道大学植物園#札幌#smc PENTAX-DA* 55mm F1.4 SDM AW
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ヒナザクラ 雛桜 チングルマ 稚児車 タカネスミレ 高嶺菫 エゾツツジ 蝦夷躑躅 コマクサ 駒草 ミヤマダイコンソウ 深山大根草 コミヤマハンショウヅル 小深山半鐘蔓 イワイチョウ 岩銀杏 コイワカガミ 小岩鏡 オノエラン 尾上蘭 ベニバナイチヤクソウ 紅花一薬草
花の百名山、秋田駒ケ岳の花
#花#高山植物#秋田駒ヶ岳#花の百名山#花の名峰#flower#alpine plants#alpine flower#nature#Mt.Akita-komagatake#Akita prefecture#Japan
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2023年4月8日(土)
<4月文楽公演>は今日が初日、今回は<妹背山婦女庭訓>の通し上演が行われる。とは言え、体力を考慮していつも通り午後の第2部のみの鑑賞だ。名残の桜を散らす風雨のために気温はぐっと冷え込んだが、舞台は桜づくしも華やかに熱のこもった芝居を堪能した。今回の座席は最前列、初日らしく人形の振りであちこちにミスが出るが、これも観劇の楽しみのひとつなのだよ。
6時起床。
朝食と洗濯を済ませる。
apple からOSアップデート通知、作業する。
次に、<MQJ(メモリアル・キルト・ジャパン>のニュースレターの作成作業、今回が第104号、何とか10ページだてにおさめて印刷は明日の作業とする。
京都大丸に<さんだかん燻製工房>が出店中、ベーコン・ハム・ソーセージを仕入れる。
手早くランチを済ませ、国立文楽劇場へと向かう。
公益財団法人文楽協会創立60周年記念 令和5年4月文楽公演 第1部 午前10時30分開演 通し狂言 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん) 初 段 大序 大内の段 小松原の段 蝦夷子館の段 二段目 猿沢池の段 鹿殺しの段 掛乞の段 万歳の段 芝六忠義の段
第2部 午後3時開演 通し狂言 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん) 三段目 太宰館の段 妹山背山の段
今回のハイライトはもちろん三段目<妹山背山の段>
大夫は切り場語りの呂・錣に次代を担う呂瀬・織、床を左右に設えた特別バージョン、いやぁ面白かった。
息子たちは先に夕飯を済ませていたので、さんだかんの<骨付きハム>をフィーチャーしてサラダでワインを美味しくいただく。
途中で次兄から着信、なんと長兄が亡くなったとのこと。心臓の調子が悪いことは聞いていたが、その後癌が見つかったとのことだ。家族の意向で告別式などは自分たちだけで行うとのこと、寂しくはあるが後日姉兄たちと集まることにした。
腹ごなしの町内ウォーキング。
片付け、入浴、体重は350g増、致し方なし。
何とか3つのリング完成、水分は1,500ml。
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【新潟県謡曲古跡めぐり中越編】3箇所目 2021/6/28
能「松山鏡」「田村」
鏡が池 《 十日町市松之山中尾 》 平安時代の話だという。歌人として有名な中納言大伴家持が、朝廷の命令で東夷征伐に向かった。文人として素晴らしい才能を持っていたが、弓矢を取っては素人の家持は、すっかり蝦夷に追いまくられて都に帰ったため、ついに引退を命じられた。
家持はその後、諸国流浪の旅を続け、��後国松之山に落ち着いた。そして篠原形部左衛門と名乗って、ほそぼそと暮していた。
形部左衛門には、妻と京子という娘があった。京子は気品のある美しい娘だった。一家は貧しくとも平和に暮らしていたが、そのうち妻が不治の病で倒れた。助からないと覚悟をした彼女はある日、娘京子を枕辺に呼んで、
「母は、もう助かりません。この鏡を形見にあげますから、私を見たくなったらこの鏡を見なさい」
といって、息を引き取った。
ただでさえさびしい田舎暮らしに、母を失った京子は悲しみに堪えきれず、毎日鏡を持って近くの池のほとりにたたずみ、鏡に映る自分の顔を母の顔だと思って泣き悲しんでいた。
その後、形部左衛門は、ある人の世話で地元から後妻をもらった。その後妻は悪い女で京子を憎み、夫の留守をねらって京子をいじめた。それでも京子は自分の尽し方が悪いのだと思い、一生懸命に真心をもって仕えた。しかし後妻の非道は、ますますひどくなるばかりだった。
ある夜、恋しい実母が枕辺に立って京子を招いた。京子は、その後について行くと、池のほとりまで来た。
ふと池の面を見ると、母の姿が水の上にありありと映った。京子はあまりのなつかしさに鏡を抱きしめ、池の中へ飛び込んでしまった。
それから何年かたったある日、東夷征伐に来た坂上田村麻呂が、形部左衛門と名乗っている家持をたずねた。久しぶりに会った二人は、夜の更けるのを忘れて話し合った。その時、家持の詠んだのが、
鵲(かささぎ)の渡せし橋におく霜の
白きを見れば夜ぞ更けるにける
という名歌といわれる。
その後、都に帰った田村麻呂のとりなしで、家持も都に帰り重要な官職につくことができた。
後妻は京子が池に身を沈めてから自分の非を悟り、夫と別れてその地に残り黒髪を剃って尼になった。そして、家持が秘蔵していた観音像をもらって池のほとりに草庵を建て、京子の菩提を弔いながら読経三昧の生活を送り、六十六歳まで生きたという。
今も、この物語を秘めた中尾集落に、「鏡ヶ池」「お京塚」「形部屋敷」などの古跡が残っている。
また、京子が投身自殺した鏡ヶ池の浮き島に、京子が投身する時持っていた鏡の裏に彫刻してあった、赤い花の水仙が化生したと伝えられる水仙が繁茂していたが、明治の末ごろ、酒に酔った若者によって枯らされ今はないという。
この伝説が、明治時代にドイツ語に翻訳され、「世界童話集」に収録された。そして、後に尋常小学校の教科書に載り、また謡曲や落語「松山鏡」としても親しまれるようになった。 また、鈴木牧之も『北越雪譜』の中の「菱山の奇事」で「松山鏡」について触れている。 永い間に数度の地すべりによって変容し、当時の様子を変えてしまったが、「松山鏡」を後世に伝える為、池畔近くにある、樹齢約1000年の大杉(県指定文化財、通称亀杉)があり、その昔を物語っていたが、豪雨の影響などにより、平成23年(2011)8月2日 夜9時頃倒壊してしまった。
家持の万葉歌碑があって、三首の和歌が書かれています。
あしひきの山桜花 ひと目だに 君とし見れば吾恋ひめやも
吾が宿の萩咲きにけり 秋風の 吹かむを待たば いと遠みかも
かささぎの渡せる橋に おく霜の 白きを見れば夜ぞふけにける この松山鏡の話は、能以外に長唄としてもあり、明治34年(1901)には「孝子の鑑」として、尋常小学校国語読本に紹介されています。
能楽 #能 #Noh #申楽 #猿楽 #狂言 #風姿花伝 #世阿弥 #芸術論 #幽玄 #歌舞劇 #演劇 #能面 #マスク #文化 #旅行 #トラベル #名所旧跡 #神社 #寺院 #像 #碑 #巡礼 #古跡 #謡曲 #新潟 #中越 #伝統 #Travel #GoTo #ruins #wreckage #abuse #maltreatment #suicide #pond #daughter #stepmother #noble #aristocracy #aristocrat #conquest #subjugation #overcoming #general #Shogun #magpie #Waka #継母 #娘 #虐待 #自殺 入水 #投身 #母親 #親子 #池 #貴族 #征伐 #蝦夷 #将軍 #追放 #和歌 #古典 #童謡
#Noh#ruins#Travel#GoTo#wreckage#abuse#maltreatment#suicide#pond#daughter#stepmother#noble#aristocracy#aristocrat#conquest#subjugation#overcoming#Waka#Shogun#magpie#能#能楽#演劇#旅行#文化#謡曲#碑#伝統#古典#芸能
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各地句会報
花鳥誌 令和4年2月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和3年11月4日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
小六月ぼちぼち仕舞ふ鍬と鎌 由季子 木枯や五分刈り頭分け目つけ さとみ 気にかゝる今日の運勢冬に入る 都 短冊の文字のくづしや一葉の忌 同 兄逝きて里は遠きに冬ざるる 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月6日 零の会 坊城俊樹 選特選句
江戸よりのお香に塗れ菊仏 順子 古井戸を漕ぎて船屋の冬支度 はるか 舟魂の神は留守なる佃島 いづみ 鉄を裁つ音が遠��や小六月 光子 参道は潮へつづき神の旅 同 馬鹿高きビルの月島秋日和 梓渕 菊日和ひなたのまんなかに赤子 光子 秋寂の魑魅魍魎のもんじや焼 炳子 汐風にすだれ名残の佃煮屋 はるか 冬蝶の羽根重たげに船溜り 美智子
岡田順子選 特選句
教会に貼る福音や野ばらの実 和子 離れ里紅葉且つ散り元は海 いづみ 聖ルカの曳く影長し冬近し 眞理子 もんじや屋の電球秋のエレキテル 俊樹 鉄を裁つ音が遠くや小六月 光子 参道は潮へつづき神の旅 同 聖ルカへひと声高く海猫帰る 三郎 江戸風味買ひに佃の冬浅し いづみ 佃煮を売りて一献今年酒 三郎 元漁師ばかりがゐたり報恩講 いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
恋しても愛してならぬ木の葉髪 世詩明 神苑の葉擦れの音や神の旅 みす枝 吹かれても土を離れぬ秋の蝶 信子 幾度も糸先舐めて一葉忌 上嶋昭子 見えねども秋を惜しみてゐる鳥語 信子 おそろしき閉館あとの菊人形 上嶋昭子 褒貶は湯気の彼方におでん酒 同 秋天にハングライダーゆつたりと 錦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月8日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
浅漬の出るおやつ時祖母の家 美貴 流れゆく綿虫瑠璃を極だたせ 三無 日輪に溶けて綿虫見失ふ 同 そば処まづは浅漬け山盛りに 迪子 浅漬の昆布のぬめりも一菜に 貴薫 大綿の行先未だ定まらず 秋尚 冬あたたかへら鮒釣りの竿の黙 三無 重力を無くし大綿さ迷ひぬ 秋尚 今もなほ冬温かき笠智衆 有有 冬あたたかベンチに鳩の忘れ羽根三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月11日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
窓を打つ音傾ける古簾 雪 菩提樹は枯れ秋潮は音も無く 同 叡山の虚子碑しぐれて古り給ふ 匠 俊樹選なしと来る文そぞろ寒 清女 新米と仏に告げて供へけり 和子 手紙には里の落葉も入れもして 雪子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月12日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
峠路は叩く雨降る神の留守 あけみ か細くも白さ汚さず菊残る 紀子 白日の耳目を引いて冬の虫 登美子 まだ若き葉もありさうな柿紅葉 紀子 山間の忠霊場に木の実降る 同 干柿を吊るして揺れる風を見る 光子
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年11月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
来ては去る鳥語の中に笹鳴も 和子 学園祭ネイルの指で大根売る 都 松茸や鉄灸の香に偲ぶ郷 宇太郎 山粧ふ電動椅子の行く田舎 同 渡し場の冬の小石に下駄乾して 悦子 鐘楼に釣鐘は無し帰り花 益恵 橡の実干す山家の縁を鉄に 美智子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
今朝の富士凜とそびえて冬に入る 和代 陽子墓碑ぬくき冬日を肩に乗せ 三無 凩の夜は読みきかすごんぎつね ゆう子 庭を掃く音の乾きや冬に入る 三無 凩や磨き上げたる鍋ふたつ ゆう子 木洩れ日の落葉の音を踏み登る 秋尚 一湾に凩の波せめぎ合ふ 美枝子 凩やくつきり浮かぶ富士の峰 白陶 茶の花や暗き葉影にぽつんと黄 三無 多摩川も富士も一望冬に入る 教子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月13日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
秋天に知床岬盛り上がる 独舟 時雨るゝやかの花街は川向う 晶子 煙突の遺る銭湯冬の月 同 凩の夜の決断のプロポーズ 岬月 蝦夷富士の裾を踏みつけ大根引く 雅春 蝦夷富士のひつくり返る大根引 同 風花や小樽運河に舟一艘 同 (順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月16日 萩花鳥句会
茶の花やコロナの谷間吾娘来たる 祐子 畑で買ふ丹後枝豆宅急便 美恵子 初霜や名も無き草の薄化粧 吉之 庵主逝く嵯峨野路泣くや京しぐれ 健雄 茶の花や母の法要一人して 陽子 冬立つや里の浜辺は波静か ゆかり 野良猫も日向につどひ冬ぬくし 克弘
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令和3年11月16日 伊藤柏翆俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
九頭竜の黙が募らせゐる寒さ かづを 師を偲ぶ三国時雨の中にかな 同 ひとつ付き二つ付いては秋灯る 富子 大根の畝高々と鍬を打つ 真喜栄 越前の七浦繋ぐ野水仙 みす枝 旧仮名の句集読みたる夜長かな 世詩明 高虚子を継ぐ中子忌を修しけり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月17日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
凩の風の縺れは雨が解く 世詩明 面影はしぐれの中に去来せる 和子 木枯しに病棟の樹の揺れ止まず 昭子 木枯しに独りの髪をかき上げつ 同 夫のこと母のこととも時雨るる夜 同 黒猫も散歩してゐし小六月 啓子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月21日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
刀傷めける一すぢ蔦紅葉 千種 水音と鳥語に紅葉且つ散りぬ 三無 冬鳥の礫の黒く梢渡る 斉 大玻璃戸腕組む漢冬に入る 亜栄子 移築校舎に金の標章鳥渡る 炳子 盆栽の松へと大いなる落葉 千種 火炎立て三和土を焦がす榾火かな幸風 どの道も櫟落葉やこの径も 亜栄子 行秋や薬舗の壁に由美かおる 月惑 縄文は地下の賑はひ落葉踏む 菟生 鬼ごつこ落葉舞ひ上げ走る鬼 三無
栗林圭魚選 特選句
お醤油の焼ける匂ひのして小春 久 盆栽の松へと大いなる落葉 千種 万葉の歌碑に散りつぐ紅葉かな 芙佐子 菅公の梅に冬芽の尖り立つ 同 防人を恋ふ妻の歌碑積む落葉 眞理子 静寂なるハケの小川の冬桜 文英 梁は漆黒の蔵神の留守 亜栄子 鯉跳ねて十一月の水歪む 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月22日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
角取れし男の如く古団扇 雪 虚子の野菊左千夫の野菊いづれとも 同 落葉踏み思索の道となりにけり 上嶋昭子 七五三まうすまうすと祝詞かな 同 今日ばかり御座す神の子七五三 一涓 晩秋や朽ちて横たふ榧巨木 紀代美 冬空に硝子をはめる指物師 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月25日 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
落葉して見知らぬ空のあるばかり 美穂 天空に続く棚田や神渡 千代 冬薔薇の空の向うは眩しくて かおり 蒼穹に掛けたる稲架やかくれ里 千代 終りなき螺旋階段冬の月 愛 大根積む仏頂面の女かな かおり テーブルの日向を歩く冬の蝿 桂 手に触るる化石の時間虎落笛 喜和 山茶花やエロスを説きし比丘尼逝く 久美子 不実なる昼と夜の顔月夜茸 睦子 驛ピアノ男の指が生む小春 美穂 メレンゲの如く白鳥眠りけり 久恵 箱階段踏めばみしりと冬館 かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和三年(2021)9月4日(土曜日)
通巻第7038号 <前日発行>
管首相、突然の辞任は予想されていた
横浜市長選敗北で孤立感、二階とともに政権を去るもよし
**************************
高市皇子は壬申の乱で天武天皇の勝利を導いた立役者である。
大海人皇子(後の天武天皇)の長男で、大和国高市郡にて育った。日本史を揺るがせた壬申の乱が勃発したとき、高市皇子は近江大津京にいたが、すぐに行動を起こし、伊賀で父親の軍と合流した。
天武天皇の陣には尾張氏ら有力な豪族が味方し不破関を占拠、各地に増員命令を出した。
天武天皇は現在の四日市市郊外の高台に陣を敷いた。高市皇子は合流する豪族の軍隊を掌握し、大海に攻め込む手筈を整える。
劣勢を知った大友皇子(弘文天皇)は自ら果てた。極めて短時日裡に壬申の乱は天武天皇の勝利となった。西国の豪族が近江に合流しなかったのは防人任務の疲れと財政逼迫と言われたが、隠れた要素は大友皇子の出自(采女と天智天皇の間に生まれた)と言われる。
天武天皇薨去後、皇后の持統が称制を経て即位した。序列で高市皇子は草壁皇子、大津皇子に次ぐ皇位継承権第三位だった。だが、直後に大津皇子が誣いられ、続いて草壁皇太子が薨御、天武天皇皇后だった?野讚良皇女が政権を掌握した経過がある。
高市皇子は太政大臣にとなる。文字通り、持統天皇を支え、高市皇子の長男が後に大和朝廷の実権を握る長屋王である。
壬申の乱の前段は「乙巳の変」だった。蘇我入鹿暗殺は、大化の改新へ繋がる嚆矢となる。
大化の改新は西暦645年(この年から元号を制定し、大化元年となる)だった。。
たしかに中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)による蘇我入鹿の暗殺というクーデターが切っ掛けである。蘇我稲目いらい、馬子があろう事か渡来人を唆して、安康天皇を暗殺し、入鹿は権勢を恣にしていた。父親の蘇我蝦夷も翌日、自殺に追い込まれた。
従って「乙巳の変」とは暗殺事件による蘇我氏滅亡を指す狭義である。広義には公地公民などの政治改革は継続され、大化の改新とは税制を改め、半世紀後の大宝律令へといたる天皇親政システムの確立にあり、難波への遷都も行われた。蘇我馬子は聖徳太子の保護者にして実力者だった。蘇我氏に正面から楯突く有力者は不在だったが、舒明天皇擁立をめぐって滅ぼされることとなる。
革新的な思想の背景に、留学帰りのイデオローグが存在した。南淵請康は渡来系の学僧だが、飛鳥に住んだ。覚えが速く、学識豊かで、早くから外国語に通じていた。第一回遣隋使で留学僧に選ばれて隋へ渡った。シナは隋が滅び、唐王朝に交替していたが南淵は留学を続け、32年後に飛鳥へ戻った。彼の帰国は640年のこととされる。
そして飛鳥の知識人、政治家、有力者に歴史、孔孟、四書五経など学問を教えた。南淵塾には中大兄皇子と中臣鎌足が通っていた。鎌足は蹴鞠の場で中大兄皇子との接触に成功し昵懇とな���ていた。
ふたりの密談の場所といわれる桜井の談山神社は、宏大な敷地を誇る。その境内の何処かに南淵塾があった。南淵請康の墓は蘇我馬子の墓と言われる石舞台をさらに南下した明日香村にあり、小さな鳥居、大きな石碑、中規模の墓は苔むしている。
さて、なぜ高市皇子のことを書いたか、もうお分かりだろう?
高市早苗議員は奈良県畝傍高校出身、松下政経塾OB。むろん、高市皇子との血縁はない。
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【まるかんのお店 長坂商店より耳寄りな情報】 (宇野隊まるかん本部提供) 龍神の誓い ☆われわれ龍神隊は 太陽の如ごとく闇を照らし 人々を幸せにみちびく 火の鳥になることを 誓います 一同かちどき エイ、エイ、オー、 エイ、エイ、オー、 エイ、エイ、オー、以上 ☆本日、出陣にあたり、 全国各地から、たくさんの援軍がかけつけてくれましたー。 龍神隊は、一歩もひくことはありません。 左足、一歩まえ 左手、腰 右手、かまえ! やるぞ、やるぞ、やるぞ、×3回 どとう、岩をくだけ! いなづま、闇をきりさけ! 龍神隊、出陣!! 以上! 龍神隊、出陣にあたり、 全国各地より、援軍がかけつけてくれました。 北海道隊、出陣! 霊峰、大雪山に守られて、蝦夷の国より援軍。 青森隊、出陣! 霊峰、八甲田山に守られて、陸奥の国より援軍。 岩手隊、出陣! 平泉より、猛将、源義経、南部の国より援軍。 秋田隊、出陣! 霊峰、鳥海山に守られて、猛将、佐竹義宣、羽後の国より援軍。 山形隊、出陣! 霊峰、出羽三山に守られて、猛将、���江兼続、羽前の国より援軍。 宮城隊、出陣! 東北の覇者、猛将、伊達政宗、陸前の国より援軍。 新潟隊、出陣! 猛将、上杉謙信、越後の国より援軍。 福島隊、出陣! 霊峰、磐梯山に送られて、白虎隊、磐城の国より援軍。 栃木隊、出陣! 猛将、足利尊氏、下野の国より援軍。 群馬隊、出陣! 霊峰、赤城山に送られて、上野の国より援軍。 茨城隊、出陣! 無敵の騎馬軍団。猛将、平将門、常陸の国より援軍。 埼玉隊、出陣! 軍神、日本武尊、武蔵の国より援軍。 長野隊、出陣! 三途の川の渡し賃。六文銭を押し立てて、猛将、真田幸村、信濃の国より援軍。 千葉隊、出陣! 猛将、本多平八郎忠勝、上総の国より援軍。 東京隊、出陣! 旗本八万騎を先頭に、猛将、徳川家康、江戸表より援軍。 山梨隊、出陣! 風林火山を押し立てて、猛将、武田信玄、甲斐の国より援軍。 神奈川隊、出陣! 関東の覇者、北条早雲、相模の国より援軍。 富山隊、出陣! 霊峰、立山を押し頂き、猛将、佐々成政、越中の国より援軍。 岐阜隊、出陣! 金華山に送られて、猛将、斎藤道山、美濃の国より援軍。 静岡隊、出陣! 日の本一、霊峰、富士に守られて、駿河の国より援軍。 石川隊、出陣! 加賀百万石、猛将、前田利家、加賀の国より援軍。 福井隊、出陣! 猛将、柴田勝家、越前の��より援軍。 愛知隊、出陣! 猛将、織田信長、尾張の国より援軍。 滋賀隊、出陣! 比叡嵐に波すさぶ、琵琶湖の風に送られて、近江の国より援軍。 奈良隊、出陣! 日の本一、大仏殿に守られて、大和の国より援軍。 三重隊、出陣! 朝焼けの、伊勢神宮に守られて、伊勢の国より援軍。 和歌山隊、出陣! 熊野古道をひた走り、那智権現に守られて、紀伊の国より援軍。 京都隊、出陣! 千年の古都より、猛将、平清盛、山城の国より援軍。 大阪隊、出陣! 朝日に輝く、千成瓢箪、太閤秀吉、浪速の国より援軍。 兵庫隊、出陣! 播磨灘、六甲山に守られて、猛将、楠木正成、千早城より援軍。 鳥取隊、出陣! やけつく砂丘をひた走り、因幡の国より援軍。 岡山隊、出陣! 猛将、宇喜多直家、備前の国より援軍。 広島隊、出陣! 宮島の赤い鳥居に送られて、猛将、毛利元就、安芸の国より援軍。 島根隊、出陣! 八百万の神、出雲大社に守られて、出雲の国より援軍。 山口隊、出陣! 騎兵隊を先頭に高杉晋作、長門の国より援軍。 愛媛隊、出陣! 千機の船を押し立てて、海の王者、村上水軍、伊予の国より援軍。 香川隊、出陣! 金毘羅大権現に守られて、讃岐の国より援軍。 徳島隊、出陣! 鳴門の渦を押しわたり、猛将、蜂須賀小六、阿波の国より援軍。 高知隊、出陣! 海援隊を先陣に、坂本龍馬、土佐の国より援軍。 福岡隊、出陣! 豪傑、後藤又兵衛を先陣に、猛将、黒田官兵衛、筑前の国より援軍。 大分隊、出陣! 佐賀関、豊後水道、押しわたり、豊前の国より援軍。 佐賀隊、出陣! 荒れ狂う、玄海灘を押しわたり、肥前の国より援軍。 長崎隊、出陣! 大地より、赤い火を噴く普賢岳。肥前の国より援軍。 熊本隊、出陣! 熊本城に送られて、猛将、加藤清正、肥後の国より援軍。 宮崎隊、出陣! 蹄の音を響かせて、怒涛の快進撃。日向の国より援軍。 鹿児島隊、出陣! 真っ赤に燃える桜島、猛将、西郷隆盛、薩摩の国より援軍。 沖縄隊、出陣! 波濤万里、守礼の門に送られて、琉球王国より援軍。 以 上 おかげさまで七周年 まるかんのお店 長坂商店 0532-52-0774 (まるかんのお店 長坂商店 豊橋市・chicago) https://www.instagram.com/p/CT6f7mtPxL4/?utm_medium=tumblr
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2021.5.6 北海道 森 青葉ヶ丘公園 オニウシ公園
北海道は蝦夷山桜が主体で、森・八雲は染井吉野主体の概ね北端
堀井緋桜は森町固有種
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5月6日 蝦夷山桜🌸
患者さんのお部屋からも眺められる大山桜。
北海道に多く生息していることから、
北海道では蝦夷山桜と言われています。
この大自然の緑の中、桜が映えてきれいですね。
病院のまわりの花木について、今後も紹介していこうと思います。
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2020.10.16
今日の斜面庭
山桜の葉がすっかり散り、明るくなった南斜面で自生の笹竜胆が今年も咲いてる。大文字草、紫人字草、蝦夷野紺菊が咲き出し、秋、賑やかな斜面庭。色んな色があるから楽しい。
今日いらしたお客様と、日本の未来について、熱く語った。楽しい時間を過ごせ。素敵な日。ありがとうございました。
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#prunus sargentii#cherry blossom#Hokkaido University Botanical Gardens#Sapporo#蝦夷山桜#北海道大学植物園#札幌#smc PENTAX-DA* 55mm F1.4 SDM AW
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山野草苗入荷
サンギナリアカナデンシス
大花エンレイ草
ミツバシモツケ
乙女風鈴オダマキ
手塩コザクラ 白花
四季咲きコマクサ 桃、白、赤
翁草
ハルオコシ
春リンドウ
ミツデイワガサ
イワカガミダマシ
桃花吉野草
今週末入荷予定
根室雪割コザクラ
みちのくコザクラ
色丹ハコベ
青白糸 ホタルブクロ
蝦夷ハナシノブ
コウヤボウキ
センジュガンピ
イカリ草 赤城桜
イカリ草 ヤチマタ
5月中旬ごろ
ヤマアジサイ入荷
#山野草販売
#山野草
#遠刈田温泉 #蔵王 #宮城
#sweetbriar
#ガーデニング教室
#花苗入荷
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イコロの森&LOPPIS2022-SUMMER-「HAKKO GINGER」さん
先週末、3年ぶりにえべつやきもの市が開催されました。 待ちに待ったイベントにはたくさんのお客さまが訪れて、みなさんの笑顔に癒されたわたしです。 参加店目線の語り口になるのは、お手伝いとして潜入していたから。 今年から会場が江別駅周辺から江別市役所裏の空き地に移り、少々寂しくもありましたが、骨董市が開催している錦山神社へ歩いて行けたのは嬉しい変化で、一緒に行ったM子さんの鬼買付を久しぶりに見ることができました。 M子さんは古いハリオのビーカーや大正時代のガラスの花器、わたしはおかしな河童の夫婦酒器セットを購入。 やきもの市のお手伝い先に戻り、ふたりで戦利品を広げていると、お客さまが近づいてきてあやうく無断出店者となるところでした。 それにしても、イベントでの買い物はとっても楽しいですね。 イコロLOPPISもお客さまの笑顔があふれるようにと、いつも願っています。 笑顔と言えばこちらのお店。 ドライバーさんも安心して楽しめる発酵ドリンク「ハッコウジンジャー」さんをご紹介します。 原料にもこだわった体に嬉しいジンジャービア。 ぜひお試しください。 それでは早速インタビューをどうぞ。 ーどんなお店か、紹介をお願いします
北海道ニセコ生まれ、ニセコ育ち、生姜と相性いいもの大体ともだち♪ 国産の生姜・国産レモンジュースをまるごと使い、北海道に自生する蝦夷山桜酵母で発酵させた発酵ドリンク、ハッコウジンジャーです! フルーツフレーバーも合わせて全14種類あります。 フルーツのみ一度発酵させ、基本の生姜・レモンジュースと合わせて発酵。 フルーツの深み、コクのある味がまるでシャンパンやシードルを思わせます。 ノンアルコールなので、ドライバーさんでもお楽しみいただけます
ー夏のLOPPISにはどんな商品(作品)が並びますか? 夏にスッキリ、ハッコウジンジャースタンダードやハッコウジンジャーチャイもスパイスのきいたクラフトコーラのようでおいしくいただけます。 道内産米粉を使い、ハッコウジンジャーの絞りだねを使ったジンジャーパウダー入りのグルテンフリースイーツも並びます! おすすめは、米粉のサクサクビスコッティ。
ーハッコウジンジャーチャイ!とっても気になります。生姜に加えてスパイスも効いているなんて、まさに健康飲料。暑さ負けずお仕事できそうです。 さて、暑い夏といえば思い出すもの、または夏に必ずしていることを教えてください。 夏といえば、家から車で15分くらいの場所にある泊村盃の海に行きます。 海もとてもキレイで、魚も泳いでる。 蟹釣りもできます風がない日はそのまま、必ず外でお肉。 牛タンは正義。
ーわたしもかつて牛タン奉行を名乗り、「固くなる前に食べる」をモットーにひらすら焼き、ビールを飲みました。牛タンは正義に一票。 それはさておき、恒例の質問。 ご自身が憧れている、いつか行ってみたい、または好きでたまらない、インテリアショップやカフェを教えてください。 地元岩内のカフェ&バーISALIBIはいつもいくカフェです。 スタバのない、この小さな田舎町の港付近にこんなおしゃれでかわいい、オリジナルブレンドコーヒーや地元の牛乳をつかったカフェラテなどもたのしめるお店が1年前にオープンしました。 今は週末営業ですが、地元の人や地元を離れて帰省した方にも評判のいいお店です。 インテリアショップはかくれ屋さんというお店が今とても気になっております。 価値のある商品や、肌に優しい素材の服飾類、古き良き古道具など見ていてとてもときめくお店です。 知人が自分のお店でショップカードを入れている引き出しもかくれ屋さんのもので、とてもステキで溜息がでます。 いつか行ってみたいお店です。
ーISARIBIのオーナー目黒さんはその華奢なお姿からは想像もできないくらいパワフル。カフェの経営、地元の児童施設の支援、そして講演活動など、様々なお仕事をされています。周囲の人たちと一緒に想いをカタチにできる方で、わたしも大変尊敬しています。 それでは、最後にLOPPISのお客さまへメッセージをお願いします。 暑い時期のイベント開催ですが、一日いても飽きないたのしいイベントです。 休憩には、ハッコウジンジャー!ぜひお立ち寄りください! 飽きないたのしいイベント、光栄です。 今日から2日間 「アカプラテイクアウト〜みんなのテラス席プロジェクト〜」に参加されるハッコウジンジャーさん。 お日様は隠れるようなので、日差しを気にせず楽しめそうです。 ぜひお出かけください。
HAKKO GINGER
https://hakkoginger.theshop.jp/
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かつて、蘇我蝦夷と入鹿親子は多武峰(とうのみね)の山中に登って、「大化改新」の談合を行ったと言います 後にこの山を「談い山」「談所ヶ森」と呼び、談山神社の社号の起こりとなったそうです。 #談山神社 #nara #奈良 #中大兄皇子 #中臣鎌足 #桜井 #写真好きな人と繫がりたい #ファインダー越しの私の世界
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各地句会報
花鳥誌 令和4年5月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和3年2月2日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
女正月故郷行きのバスに乗る 世詩明 年賀状遅刻せしものありにけり 同 初場所の肌から湯気や御嶽海 輝一 声出して夜を徘徊猫の恋 誠 しづかなる諸子のあたり鳰の海 同 神去りし月一の鳥居を進みけり 同 長き夜や国語辞典の背はほどけり 同 思ひ出し思出しつつ年明くる 秋子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月3日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
さくさくと鍬に起さる春の土 喜代子 背戸の梅膨らみつつもまだ止む 由希子 在の春寄り添ふ如き夫と生く 同 節分に内なる鬼に独り言 さとみ 春めくや雲の流れもそのひとつ 都 (順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月5日 零の会 坊城俊樹選 特選句
薄氷の昇華してゐる街の朝 いづみ やはらかな波うすらひの端を濡らす 光子 春待つやソファに躯体折り沈み 同 平凡な水に戻りしうすごほり 千種 東風荒し湖上に女神棲む祠 光子 象の目に黄なる涙や春寒し 眞理子 薄氷を突く杖の先爺の恋 ゆう子 寒夕焼神に激しき恋の日も きみよ 薄氷の毀れて山を響かせて 順子 薄氷の隠し切れざる水の闇 梓渕
岡田順子選 特選句
春光のやがて黄となる大手門 伊豫 何もせぬ人摘んで来し蕗の薹 慶月 薄氷のことりと池に戻りたる 小鳥 象の目に黄なる涙や春寒し 眞理子 カシミアに母をくるむや寒波来る いづみ 下萌や正五位てふ土饅頭 要 春の虹黄色に神の実在す 美智子 失へるとは君子蘭枯れし朝 俊樹 春来ると云ふ悲しみの口で云ふ 光子 クロッカス咲く咲く道をまつ直ぐに 久 レース被ぎ絵踏の裔の女達 佑天 浮寝鳥工業地帯たそがるる きみよ 黄泉よりも寒き靖國なりしかな 俊樹 薄氷を空に浮かべる私とも 伊豫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月9日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
春隣大きな種を手に拡げ 登美子 三日月の見送る明けや春立ちぬ みえこ 白魚を喉に通すも生きてをり 令子 習はしの鰈を食べて天神講 光子 子の歌ふ名もなき調べ建国日 裕子 冬菊へよく日の当たる母の庭 登美子 雪形の見える日待つや切々と みえこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
家解きの雪の吹き付く床柱 宇太郎 天仰ぐさまに綻び臥竜梅 悦子 木の香濃き仕事始の鉋屑 同 大寒や枕の下に温みあり 佐代子 春風や鳥の冠羽の逆立ちて 宇太郎 日脚伸ぶ猫やはらかく老ゆる窓 都子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月14日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
初句会乍ら句敵顔揃ふ 世詩明 よちよちの小さき靴や春を待�� みす枝 旭日に暫し氷柱の煌めける さよ子 雪解けの音と光に満つる園 中山昭子 近松像寒九の雪の積もりけり ただし 時なしに目覚め夫恋ふ雪明かり ミチ子 終電の窓に映りし雪女 上嶋昭子 雪吊りを渡る静かな風を見し 信子 予報士の棒の先より寒波くる 同 ポケットにもう要らぬ鍵冴返る 上嶋昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月14日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
𩸽干す香の満つ蝦夷の漁師町 三無 前垂れに春塵ためて辻地蔵 怜 春塵にぼんやり重き相模湾 同 狛犬の巻毛豊かに春の塵 美貴 薔薇の芽や今日も窓辺にピアノの音 和魚 薔薇の芽やカーブの多き世田谷線 貴薫 魚店に問へば𩸽と素つ気なく 怜 老二人薔薇の芽を摘む穏やかに 史空 古里の匂ひの煙𩸽焼く 三無 薔薇の芽の放つ光の息づかひ 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月16日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
猫の恋どこかに潜む恋敵 世詩明 羽子板や傾城笑みて猫を抱き 令子 猫の恋出れぬ出さずと恋の闇 同 九頭竜にまぼろしの漁春立ちぬ 笑子 膨らみて静もる河口春浅し 同 箱火鉢父の煙管の音今も 雪 垣間見し母の煙草や箱火鉢 同 竜の玉金輪際と云ふ玻璃に 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月17日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
寒明けて鴉はただの黒き鳥 雪 反応を楽しんでゐる懐手 同 九頭竜に朱を透かせゆく桜鱒 笑子 膨らみて静もる河口春の闇 同 春立てる兆し故山の鳥語にも かづを 追儺の夜遺影の夫と豆談義 希 枝川や暗き色して雪濁り 啓子 病院の八階の窓山笑ふ 天空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月17日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
寒蜆てふ名のかくも小さきを 雪 蝶一つ女が一人凍つるごと 同 しんしんと凍蝶となり果せたる 同 凍蝶やとある女の物語 同 寒林に入り寒林の声きかん 同 二ン月の波濤や高し日本海 かづを 胸中に日溜りありし女正月 真喜栄 幾百の絵馬の叫びや大試験 同 元日やゆるむともなし日本海 さよ子 明けやらぬ露地に恋猫走り去る 和子 百済まで百里と言ふや春の海 千代子 紙漉の女が春を告げにけり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月20日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
あした咲く梅のさゆらぎ年尾句碑 慶月 やはらかく錆はゆるみぬ春の雨 和子 春の雨メタセコイヤはまだねむる ます江 観音の背ナに広ごる大椿 慶月 紅梅を大悲の色と思ひけり 三無 春きざす風こそばゆき母の塔 幸風 マンホールの苔より生ゆる春の草 和子 木々の枝赤らんできて梅となる 千種
栗林圭魚選 特選句
武蔵野を眺む枡形木の芽風 幸風 遠目にも力溢れる辛夷の芽 三無 蕗のたうあれば毟れる衆生かな 千種 観音の背ナに広ごる大椿 慶月 早春の光をのせて町眩む 斉 さへづりやプラネタリウムの小さき屋根 千種 開かんと枝垂るる梅の年尾句碑 秋尚 枡形の木の芽は太郎だらけかな 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月22日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
夢に掃く落葉の遂に掃ききれず 雪 幾千の蝶の一つの我に凍つ 同 一枚をめくり即ち初暦 同 枯るるべくして枯蓮となり果てて 同 女正月猫と留守居の茶漬飯 一涓 箱火鉢父の煙管の疵の数 同 悪尉にちと頭下げ初詣 同 虚子生れし国より届く春の文 同 わがままは若き日のまま古コート 上嶋昭子 九頭竜の名にふさはしき雪解川 同 顎なでて生き残り組鮟鱇鍋 同 寒椿こぼす雫のくれなゐに みす枝 一斉に雪の解けゆく昔幽か 同 点滴の一滴ごとの余寒かな 中山昭子 銀ねずみ仄と紅さし猫柳 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月27日 月例会 坊城俊樹選 特選句
鳩舞へるたましひ乗せる木の芽風 慶月 桃の花古壺に挿して女系かな 光子 佐保姫の海に向かひぬ墓標群 幸風 啼くものよ散りゆくものよ春の空 和子 亡き人へ垂るる梅が香を広げ 慶月 神池の鯉いそいそと水温む 佑天 木のベンチ朽ちてゆくことあたたかし 和子 如月のクルスは薄き空に溶け 小鳥 骨董市消えて春埃の行方 要
岡田順子選 特選句
柳の芽水面にモネの庭つくる 千種 桃の花古壺に挿して女系かな 光子 清水門守る一兵犬ふぐり 圭魚 春なれば乳鋲は緩ぶ田安門 佑天 益次郎像は傾ぎぬたんぽぽへ 俊樹 紅梅の香に嬰児の香の消えて 同 亡き人へ垂るる梅が香を広げ 慶月 骨董市消えて春埃の行方 要 先々に梅をひそませ曲輪跡 千種 正殿を降りる肩揺れ草青む ゆう子 春埃集めリヤカーごとごとと 佑天
栗林圭魚選 特選句
料峭の風吹き抜ける田安門 梓渕 水草生ふ雲と少女を写しつつ 順子 石組みを落ちゐる音も春の水 要 東風吹かば松羽目木肌掠れはて ゆう子 桃の花古壺に挿して女系かな 光子 満を持し金褸梅踊り出でし空 秋尚 満ちゆけるもののしづけさ梅白し 千種 春風にまろべば姉の駆け寄れる 光子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
十文字の切り込み入れて大水菜 節子 拘りの皿に白魚盛られけり 多美女 眩しさを放つ水菜の洗ひ立て 秋尚 寿福寺を漫ろ歩したる実朝忌 亜栄子 二ン月や仏足石を洗ふ僧 多美女 寒明の晨鐘とよむ磧径 幸風 猫往きて淋しさ抱きつ寒明くる 恭子 透き通る白魚の影絡まりて 秋尚 さわさわと洗ひさつくりと水菜切る 瑞枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年2月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
高楼も番所も掠め春一番 かおり 古着売る余寒の路地に灯を寄せて 同 真白なる猛虎の檻や春一番 愛 春寒の色一色の擦り硝子 桂 哭けど嘆けど涅槃図のあたたかし 睦子 情薄きLINEの闇や余寒の夜 勝利 春の野に園児来さうな道のあり 佐和 春雪に逝きし双子の姉妹 久美子 恋情を持て紅梅を離れたる 美穂 飛び火してトンガ国より春一番 千代 着水の鴨しばらくは同じ向き 由紀子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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