#薪置き場
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ashitatsu · 2 years ago
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――クマが市街地近くにやってきた背景は?  新しくクマが分布する場所は里山だった場所です。かつては人間がいろんな用途で利用していた。薪や炭を得て、なだらかな場所は畑や田んぼにしていました。そこではクマが生息できず、山と市街地や集落の間の緩衝地帯になっていました。  それが、木質燃料から化石燃料になり、化学肥料が普及して里山由来の生物資源を使わなくなりました。中山間地から人口が流出し、山を管理する人がいなくなり、放置された里山に緑が戻り、クマが好きな果実をつける林、身を潜められる林になったと考えられます。  ――クマの急増は2010年代のこと。里山の変化とタイムラグがあるようだ  そうなんです。しかし、確かに2010年代に色々なことが起こっているのです。はっきりしない部分が多いですが、動物によって繁殖率が異なることが、ヒントになるのではないかと考えています。  例えば、シカは、早い時期から増加と被害がクローズアップされてきました。繁殖率が高い動物で、かつての里山に戻る反応が速かったと考えられます。多産なイノシシはもっと速いサイクルです。しかし、クマは動物園なら20~30年ほど生きます。子どもも2、3年に1度しか産みません。その分、進出も緩やかだったかもしれません。
過去最悪ペースで人を襲うクマ 「2010年問題」追う専門家に聞く:朝日新聞デジタル
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patsatshit · 1 year ago
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世の中は空前のサウナブームらしい。各種情報メディアを駆使して街の銭湯にたどり着いた全国の猛者たちが昼夜問わず約50 - 120 ℃の高温室内で肌を触れ合わせる姿を想像してゾッとしない訳がない。合言葉は「整いました」とのことで、僕はこれを珍奇サウナ偏愛者による「型に嵌ったフロー」と誤読して勝手に溜飲を下げている。チンコだけに、風呂だけに。これはなにもサウナ好きを揶揄しているのではない。むしろ彼らは街の銭湯の隆盛に大いに貢献している。そんなサウナブームを皮切りにして、いまでは銭湯での音楽ライブやDJイベント、更にレコードや書籍を販売する催事までもが行われて、みな一様にそれなりの賑わいをみせているようだ。この数年で銭湯を舞台にしたMVや楽曲がどれだ��製作されたことだろう。これについても、関わった人たちは広義の意味でのリノベーションに一役買っている。公共性の再編とでも形容しておこうか。因みにカセットテープレーベル”Ital.”を主催するケイタくんはサウナ好きではなく、古参にして無類の(ただの)風呂好きである。とある書籍の記述により誤解を招いている可能性があったので、一応。かくいう僕も幼少期に住んでいた家の並びに銭湯があったので週の半分くらいは利用していた。お尻に石鹸を塗りたくって誰が一番速く床を滑ることができるかを競い合う「尻軽レース」に挑戦したり、友人とタッグを組んで肩車をする、もしくは自力で壁をよじ登って女湯を覗くなどの愚行三昧で、いずれも店主にこっぴどく叱られた。16-18歳の頃にはいまも豊津駅の近くにある福助温泉で深夜の清掃アルバイトもさせてもらっていた。誰もいない時間帯の業務目的とは言え、禁断の女湯に足を踏み入れるのは、性欲みなぎる多感な時期の男子として、当たり前にドギマギした記憶がある。ロッカーの片隅に置き去りにされた下着を見つけたときは興奮を抑えきれなかった。いま思い返せば老婆が使用している類の肌色のそれであったが、当時の自分としては貧相な妄想に薪をくべるものであれば、なんでも良かったのだ。バイト終わりにはトイレにこもって自身の陰茎を握り締めた。そんな日の翌朝は決まって寝坊してしまい、定刻の登校に間に合わなかった。そういう小さな欲望の積み重ねが、人を大人にするのだ。僕はいまでも家族で福助温泉に通っている。番台では当時と変わらぬ寡黙な女将さんが節目がちに帳面を捲っている。いまも昔もこの人に向かって性器をさらしているかと思うと、未熟な僕は今更ながらに不思議な感慨に浸ってしまう。女将さん、俺はちゃんとやれただろうか?やるべきこと、果たすべきことを全うできましたか?女将さんは大人になった僕を認識している筈だが、なにも言わない。もともと極端に口数の少ない方だったので、僕の方からも敢えて話題を持ち出すこともない。30年前、父親と一緒に股間を露わにしていた僕がいつしか父親になり、今度は自分の息子たちと共に股間を露わにしている。女将さんはすべてを見て、知っている。心底かなわないと思う。数十年間ずっと変わらぬ姿勢でペンを握る女将さんの手許にある帳面、あそこに世界の秘密、いや、もっと言えば「世紀の発見」がしたためられているのではないかと勘繰らせるほどの圧倒的な寡黙。安易に適温を求めてはならない。静寂の裏側で、湯は激しく沸いている。
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もう一件、自分が子どもの頃から足繁く通い、お世話になっていた近所の銭湯、新泉温泉があったのだが、昨年惜しくも閉館してしまった。電気風呂の横に鯉が泳ぐ大きな水槽があって、息子たちも一番のお気に入りだったので、残念で仕方がない。隆盛と没落。この世の均衡が保たれたことなど、かつて一度もなかった筈だ。そもそもフロー(風呂)強者が言うほど簡単に物事が整う訳がない。新泉温泉の最終営業日、もちろん親子で最後の湯に浸かりに行った。しかしそんな日に限って長男がロッカーの鍵を紛失してしまい、浴室や脱衣場を血眼になって探し回るも見つからない。僕ら家族の異変に気がついた店主やその場にいたお客さんも誰が言い出すともなく、一緒になって鍵を探してくれた。床を這いずって探しているうちに銭湯の老朽を伴う歴史が手のひらを通じて伝わってくる。今日限りでもうこの場所には通うことができないことがわかっているので、自ずと込み上げてくるものがあった。鍵は古びた体重計の裏側から発見された。その瞬間、店主以外の全員が全裸のまま快哉を叫びハイタッチした。長男もほっと胸を撫で下ろしていた。これこそが裸の付き合いというものだ。帰り際、息子たちは自分たちで描いた新泉温泉の絵と手紙を店主に手渡した。僕は「実は子どもの頃から通っていたんです」と伝えると店主は「わかってたよ、自転車屋さんのとこの」と言ってくれた。適温を求めてはならない。いつだって現実は血反吐が出るほど残酷だ。それでも僕たちは新泉温泉の湯を忘れない。店主はその日の入浴料を受け取らなかった。
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このように僕個人にとっても銭湯には様々な思い入れがあり、いまでも大好きな場所に変わりはないが、それは昨今のサウナブームとはまったく関係がないし、死んでも「整いました」とか言いたくない。そもそもが自分の性器を他者にさらすことも、他者によってさらされた性器を目の当たりにすることも得意ではない。むしろはっきりと苦手だ。世の男性の数だけ多種多様な性器が存在する。サイズ、形状、カラーバリエーション、味、ニオイ等々、どれをとってもふたつとして同じものがない。股の間にぶら下がっているという設置条件がこれまた滑稽で、あのルックスのあの人にあんな性器が、とか、あのガタイのあの人にあんな性器が……みたいな、得たくもない新規情報が視覚を通して脳内に流し込まれるので、煩わしいことこの上ない。挨拶を交わす程度だった近隣の人々とばったり銭湯で遭遇してしまったら、その日を境にして、顔を合わせるたびに性器が��裏にチラついてしまう。実際に息子の同級生の父親数名と銭湯でチンコの鉢合わせしてしまったのだが、以降、なかなかパパたちのチンコの造形を払拭できなくなる。これはまさに不慮の追突事故、ごっチンコというやつだ。会社員時代、憧れの上司と出張先で入浴を共にする機会があったのだが、どちらかと言えば華奢に分類されるであろう上司の股間には目を覆いたくなるくらいに巨大なふたつのフグリがblah blah blah、いや垂れ下がっていたのだ。洗髪の際にバスチェアに腰掛けておられたが、信じられないことに巨大すぎるフグリはべちゃりと床に接地していた。以来、上司がどれほどの正論を振りかざそうが、客先でのプレゼン時に切れ味鋭くポインターを振り回そうが、どうしたってスラックスの内側で窒息しかけているであろう巨大なフグリを想起してしまう。程なく僕は退職した。とにかく性器というのにはそこにあるが故に素通りすることが難しく、極めて厄介なシロモノである。それが「ない」ことで逆に「有して」しまう諸問題と真摯に向き合ったOBATA LEOの最新作『目下茫洋』は、数多あるフェミニズム関連のテキストとは一線を画する。あまりにグロテスクでおぞましい、だからこそ美しいなどという常套句を粉砕する「弱さ」に貫かれた思考の遍歴。貫く我々♂ではなく、貫かれる♀の身体から滴る分泌液で書かれた紋様のようで、誌面に一定の形状で留められている訳ではない。読む者の素養に左右されるようにして、その形状は刻一刻と微細に変化するだろう。こちらは無数に排泄するが、あちらはたったひとつで対峙している。なにも戦地は彼の地だけではない。戦場は僕やあなたのすぐそばで、いまもネバっこく股を開けている。
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臍の下に埋め込まれた爆弾を抉りとるための努力を続けながら、同時にあるのかわからない最終地点に向けて爆弾を運ぶ。本当は抉り取ることはできないとわかっていても、背骨を曲げて運び続けることが、すなわち生きることになっている。『目下茫洋』
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mari8log · 2 years ago
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2023/07/11
ベイブレード33話、最新話まで見ました。ユーロ編はタカオ君とカイ様のどっちがメインになるのかまだわからないので楽しみです。
↓別所で書いていた各話感想まとめです
15話
冒頭でまさかのバンダナを外しているレイ君が!でも後ろ髪は解いてない。
頑なにカイ様が試合に出てこないのか謎、ベイサーの姫👸
次回予告見てもなにもわからない。めちゃめちゃピンクなことしか伝わらない。
ガオウさん、デカくてパワーのあるモブって感じのテンプレデザインで、ほんと爆転くんって中身と見た目が一致するわかりやすいデザインを出すの上手いな〜になってる。
11:41あたりのレイ君、頭にコンセント差し込まれてるみたいな髪の描かれ方しててとてもかわいい。
マックスは今日も人間力が高い。
16話
「レイ様結婚してー!」ってなんですか!????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????
この回、全体的に演出過多じゃないですか?!?!?ブレーダーの人格が駒に入りすぎているし、ベイが建物にめりこむし。
決勝戦にもなって手加減してるなんて、イナズマイレブンだったら腹にサッカーボールぶちこまれてるぞ。カイ様にまた怒られますよ。
18話
ホビーを大切にしない主人公描写苦手だから一瞬ヒュッ…になったけど、ホビアニの箸休め回らしさ全開の回でしたね!タカオ君とキョウジュはいつも仲良し。
ついにEDの曲が挿入歌として使われた。OPもいつか挿入歌として使われる日が来るのかな。
レイ君日本にゆかりの場所がないってのもありそうだけど、また現地先回りしてるじゃないの 前回は母国の中国だったからまだわかるけど、アメリカまで先回りする必要ある?ベイ筋鍛えすぎ。
久しぶりに隣町のチャンプのアキラが出てきた。
19話
ママーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!マンマ!!!!!!!!!!!!マ゛ン゛マ゛ーーーーーーーーーーッッッッッッッ゛ッ゛゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(ジャック・オ・蘭たん)
レイ君に続きマックスママもバンダナに眉毛貫通させていた。ベイブレードに携わるもの、眉毛を貫通させることなど容易。
まあまあの齢の子どもが周りにともだちがいるのもかまわず「ママ!」って縋り付きにいくの、よっぽどママに会えて嬉しかったんだと思うんですけど、なんか話の展開的にマックスの顔が曇る展開が続き���うでオォォ〜ン…… 。ホビアニだからたぶん円満になるんだろうけども。
エミリー、勝ち気で上から発言で好きなタイプの子ですね。ママを奪った女の子、みたいな属性も相まってニコニコしながら見ている。
ところでこの19話、放送時期的に考えて、2001年5月?くらいなんですよね。ベイブレード19話でマックスママの取り合い、2001年7月に地上波初登場の劇場版エンテイでサトシのママの取り合いの話と、この頃ホビアニ空前のママ争奪戦ラッシュだったんだな…。
マックスやタカオ君、カイ様にはファミリーの話が大なり小なりあったのにも関わらず、レイ君のパパやママの話が今の所一切無くて本当にコイツなに?になっている。生い立ちやら日本チームに所属する経緯やらに空白部分がありすぎるし、回によってキャラの振り幅がデカいし、レイのこと全然わかんない。お前のことを知るためにアニメ見てるんだぞ。
マックスママを見てふぇ〜みたいな顔してるレイ君かわいい。おまえのママ、いまどこにいるんだよ…。
20話
マ゛ン゛マ゛〜〜〜!!!!!!マックス可哀想😢なんでこんなに痛いげキッズに寂しい想いさせるの…なんだこの煽り劇弱チャイナ!!!!?!?(驚愕)真っ先にバトルしにいく狂犬!よっBBAの鉄砲玉!
なんだこの腕ムキムキ⭐︎オッパイモリモリ⭐︎スケベマフラー!!!!!!!!!!!マックスのピンチに現れるタキシード仮面ポジ��ョン?!?!?!?どこからともなく現れて助けてくれる…かっこよすぎる……。
レイ君はこの回は負けてしまうのですが、ドライガーが減速して朽ちる所の作画があまりにもスケベすぎて何回でも見られる。
さっきまで吠えて噛みつきまくってたレイ君がくっ…しか言わなくなるのもスケベでいい(?)。
21話
カイ様が薪割りやってるんですけど。
22話
マックスがかわいい。レイ君はアホ。
23話
メキシコ戦は演出過多で激アツ面白かった。カイ様がマックスにママの位置を教えてくれるの、なんで?
マックスママがマックスのことを嫌いになったわけではないみたいで一安心。マックスに愛想を尽かして冷たくしているわけではないとハッキリわかって良かった…。マックスを心配する親心を助手のエミリーに見透かされてるのもいい。
25話
これまでずっと言おうか悩んでたんですけど、そろそろ確信になってきたので言います。カイ様マックスに甘くないですか????
タカオ君が腹痛でダウン!BBAには4人しかいないからタカオ君が外れたら残りはカイ様しかメンバーはいないのに、レイ君はカイ様のことを把握していなかったのか「しかし、(メンバーは足りないから)試合はどうする?」とか寝言みたいなこと言ってて草。もしかしてレイ君、カイ様のことをベンチの���精かなんかと勘違いしているのでは??
「35点」ってなに?私はレイ君のことをなにも把握していない。
よベイブレードがサーキットを従順に航行しているのも謎。ベイブレードってなんなの?
次回予告のキョウジュ「どうしたのですか?いつもあんなに良い子なのに?」←マックスは誰が見てもいい子なんだ〜
キョウジュ「やはり、母とのもつれが原因ですか?」←それしかないだろ!!!!今までの流れちゃんと見てた??!?
26話
マックスがかわいすぎる。カイ様はマックスに甘い。
摩天楼スタジアムを見るとス、スカイスクレイパー…!!!!!!になってしまう。ニコ動だったら真っ先にコメントで書かれていると思う。
27話
・伝説のトライピオさんの試合があった 
・じっちゃんが大人やってる
・マックスがかわいい
・カイ様はマックスに甘い
28話
カイ様が毎週マックスのパトロン化してるんだけど、なんで???
おそらく中国大会編のカイ様がまったく喋らなかったため台詞の割り当て量のテコ入れが入ったのだろうけど、あまりにもマックス周辺の話の時だけ喋りまくるので、マックス激甘デレ男みたいになっている。一応タカオ君達とも会話はしてるシーンもあるのだけど、マックスに助言するシーンがダントツで多い。今の所。
マックスに対してニコ…してることも多い気がする…火渡カイ、なんなんだおまえは。
家の軒下に作られたツバメの巣の雛を毎日見上げて成長を喜ぶタイプの男と見ました。ちっちゃくてけなげな子が好きだろ私は知ってるぞ。
マックスが好きという贔屓目もあるけど今の所この回が一番好きかもしれません。アメリカ編に入ってからみんなの結束力上がってるよね?BBAが尊い。
29話
総集編回。最後カイ様が声張っててワロタ。あの距離から声を届けるの相当の声量が必要でしょ…。
30話
かなり不思議な作画をしている回だった。
ラルフさんが顔も髪色もインパクトがありすぎて私の中で第二の隣町のチャンプのアキラポジションになりそう。思ってたより凶悪な性格というわけでもないただの強いベイブレーダーなだけっぽいし、いい人なのでは?
これまでは聖獣達はベイから出てくることはあれど守護霊程度の活躍しか無かった印象なんですけど、30話は劇場版イナズマイレブンGO究極の絆グリフォンか?ってくらい聖獣たちが殴り合っていてかなり既視感があった。展開もちょっと劇場版イナズマイレブンGO究極の絆グリフォン味あるし…。
31話
決勝はロシアなのになぜ『ユーロ編』なのか不思議だったのだけどここでわかる。ヨーロッパ横断って見ると明日のナージャを思い出しますね。
BBAは海外にも支部があるらしいんだけど、BBAって結局なんなんですか?日本チームではないんですか??説明あったっけ…?
EDのキャスト���で タカオ君たちに嘘の時間を教えた老人役として『老人(大転寺会長)』とクレジットされていたんだけど、このGGIまさか黒幕じゃないですよね?大丈夫か?ポケモンスタジアムのワルダックみたいになっちゃわない??
タカオパパは出てきたしミイラ男も出てくるし、急に毛色変わりすぎてません??これ少年達の楽しいベイブレード遊びのアニメじゃなかったんですか??
カイ様がいないと詰んでいた回だった。カイ様しか頼りになる人間はいない。カイ様、お慕いしております……。
32話
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なにもかも「これこれイナズマイレブンとダンボール戦機で見た!!!!!!」になっている。教���のシーン、聖獣バトル、フードの男たちと勝負、イギリス、列車で事件…。頭では違う作品だとわかっているのに三国さんやトリトーンや神谷コウスケやワイルドバッヂが脳裏をちらついて集中できん!!!!!!
33話
15話?ぶりにベッド一個に三人押し込むシーンがきた。
寝る時までベイブレード握るな。
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kennak · 2 years ago
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ことし4月の県議選に出馬して落選した講神幸彦氏(72)。4日廃棄物処理法違反の疑いで書類送検されました。 捜査関係者などによりますと、講神氏は去年、立山町にある資材置き場など4か所に木材や廃材などを不法投棄した疑いがもたれています。 立山町は講神氏に対し、調査と指導を行ってきましたが、改善が見られなかったため、去年10月、刑事告発していました。
「廃棄物ではない…薪として利用できるから」産業廃棄物処理法違反で書類送検も否定 県議選に出馬していた72歳会社役員 富山・立山町(チューリップテレビ) - Yahoo!ニュース
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azariy · 2 years ago
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本田宗一郎・ざっくばらん
【真理に徹す】
今度うちは三重県の鈴鹿に新工場をつくることになった。
僕は、この工場も浜松や和光の工場と同じように、エア・コンディション付の無窓工場にするつもりだ。
これなら外気の温度や湿度に影響されずにすむからだ。
日本にはずい分のん気な人がいる。
無窓工場なんてトランジスター・ラジオやカメラみたいな精密工業には必要だが、自動車なんてものにはゼイ沢だと思っている。
自動車はそんなにヤワなものではないということらしいが、精度を問題にしないその神経の図太さには恐れ入るほかはない。 それだけではない。
海辺に工場を建てようと考えている人がいる。潮風は、製品に悪影響があるだけでなく、機械そのものを傷める。
日本は島国だから、どこへ行ったって潮風はくるさとタカをくくるのはよくない。
あるピアノ会社が、社長の出身地だからという理由で、海岸のそばにピアノ工場を建てて失敗したことがあるが、これこそ音痴的なものの考え方である。
製鉄所みたいに、精密度はあまり要求されず、運送費の多寡がそのまま利潤の大きな部分を占めるというのなら話も分かるが、自動車みたいに高度な加工をやる工場を、単に運賃が安いとか、土地が安いということだけで海辺に建てるのはどうかと思う。
話を戻すが、エア・コンディションは、機械や製品にいいだけでなく、なによりも工場で働く人たちが気持ちよく働けるという利点がある。
最近は、冷暖房をする会社が多くなったが、それは本社だけ、あるいは重役室だけの話であって、工場の方は旧態依然たる有様である。夏は汗をかき、冬は吹きっさらしの中で仕事をしているところが多い。
これでは自由にして平等だとはいえない。第一、工場で働く人間を大事にしないような企業は長持ちしない���僕は自分が大事にされたいから、みんなを大事にする。
愉快に働いてもらって能率をよくしてもらった方が、どれほどいいか分からない。
設備は一度やれば一生なんだから、充分にしてもたいしたことではないと思う。
日本のように温帯にある国では、夏と冬の温度差が激しいから、余計働く人たちに気をつかう義務がある。
ドイツみたいなところなら、冬はべらぼうに寒くても、夏は窓を開けなくても仕事ができる程度だから、暖房だけあれば事足りる。
外国の工場も暖房しかないとそのままウのみにしては困る。
それから従業員に休息を与えるということを、何かマイナスになるというか、罪悪視する人がいる。
仕事というものは、何か目をつり上げて息もつかせずにやらなければいけないという固定観念にとらわれている人がいる。
TTレースに行ったうちの河島監督が帰って来ていうことには、うちのチームは、日曜も夜遅くまで仕事をやるし、風呂に入るにも順番を決めて、廊下にプラン表をぶら下げていた。
それをみたイギリス人が、日本人は何て能率の悪い国民だろうといったそうだ。
二宮尊徳流に薪を背負って本を読まなければならない国民にとって、団体生活をするときに、入浴の順番を決めることなんて普通のことだが、個人主義が徹底しているイギリス人からみればミリタリズムの変形にみえるのは当然かも知れない。
TTレースの期日は何年も前から分かっているのに、夜明かししなければならないというのでは、非能率にみえるのは無理もない。外国人の考える能率とは、働くべき時間にいかにたくさん働くかということで、休み時間に働くのは能率ではないわけだ。
この間、楠トシ江と対談したときにも話したが、僕が床屋に行って十五分でやってくれと頼んだら、やっと四十分でできた。いつもなら一時間もかかる。
そこで床屋のおやじ曰く
「あんたは遊ぶひまがあるんだから、その時間に床屋に来てくれれば、こうせかせないでゆっくりキレイになる」
そこで僕は 「冗談いうな、遊ぶために働いているんだから、床屋にきて一時間もかかってたまるかい。こんな能率の悪い床屋なら一生来ない」 と言ってやった。
本当のことをいって、人間は八〇%ぐらいは遊びたいという欲望があって、それがあるために一生懸命働いているのでないだろうか。それを働け働けといってヤミクモに尻を叩いても能率が上るわけはない。
よくイミテーション・パーツが問題になるが、イミテーション・パーツが出るのはメーカーの純正部品が高いか、高い割に性能がよくないか、潤沢に出回っていないかの三つの条件が満たされていない場合である。
この点は、うちも大いに反省しなければならない。しかしそのためにかくしナンバーを打つようなことはやらない。
そんなことをすれば、手間が多くなって能率が悪くなる。ならばその分だけ安くする方が先決である。
人間は疑り始めたらキリがない。
コップ一杯の水を飲むのにいちいち毒が入っていないかどうか疑い出したら、自分で井戸を掘って、毎朝水質を調べなければならない。
これはいささか極端な例だが、人は信用した方が得である。
うちは、クレーム部品の判定権をディーラーに任してしまった。
代理店といっても数が多いから、いい人ばかりではないかも知れない。
中には悪い人もいるかも知れない。
しかしそれはあくまでもごく少数である。そのごく少数の人のレベルに合わせて、何かいかめしく、人を頭から疑ってかかるような検査制度をつくっては、大多数のいい代理店は気分を害してしまう。
検査制度なんてものは、警察や検察局がそこら中やたらにあるのと同じことで、気持ちよく仕事はできない。
こういうものは非生産的なものだから、生産の中にたくさんあればあるだけ、モノが高くなるのは当然である。
また人間というものは信用してまかせられれば、悪い人も悪いことができなくなるものである。
逆に四六時中疑われれば、反感からいい人も悪いことをしたくなるものである。
そういう意味から、うちはディーラーに判定権をまかせてしまったわけである。
もちろん統計は一応とってあるから、ある一店だけ特定のクレーム部品がべらぼうに多く出るということになれば、チェックできるようにはしてある。
近ごろ、わが社は厳重な検査をやっています、といった広告が新聞によく出る。
しかし厳重に検査をやっているから、品物がいいというのはおかしい。
初めからつくる目的はわかっているのだから、つくってしまってから検査するのを、オニの首でもとったように宣伝するのはうなずけない。
つくってしまったものはあとに戻らないのだから、つくる前に、検査しなくてもいいようにすることがいちばんいいわけだ。
本当は検査なんかやらなくてもミスがないというのが理想である。その理想に近づくために検査員がいるというのならいいが、検査しなければいけないような品物をつくっていて、それを検査している��らといって自慢しているのではスジが通らない。
うちでも検査設備は、もちろん完璧なものにするよう努力しているが、それに頼ってはいない。検査員だってよそよりは相当少ないはずだ。
それに僕は、ミスを出すたびに検査員を一名ずつ減らすといっている。
人間が多すぎると検査はミスが多くなる。シビアな感覚がうすれてくる。
自動車というものは、人命を預かる機械だから、つくる側に徹底した慎重さが欲しい。
科学技術というものは、権力にも経済的な圧力にも屈してはいけないものである。
ガリレオが「それでも地球は回っている」とつぶやいたように、権力をもった者が、どんなに真理を否定しても、真理は真理��して残る。
真理は一見冷たい。しかしその真理を押し通すところに、熱い人間の面目がある。
工場には、その冷たい真理だけがある。
真理だけが充満していなければならぬ。 こういう体制を押し通していけば、少なくとも機構上の欠陥からくる事故はほとんどなくなるはずだ。
悪いところに気がついても、いま変更したら金がかかるとか、混乱するとか、発表したばかりのものを改造するのはみっともないとか、変な面子がからんで、ズルズルと見て見ぬ振りをするところがある。
うちは面子がないから、悪いところを見つけ次第改造してゆく。ラインに乗せてからも一日に数回変更することもある。
そのために、工作機械の位置を大幅に移動させるようなことも少なくない。工場の連中も、初めは面喰らったようだが、いまでは、いつでも変更に対処できるような準備ができている。
とにかくお客さんには、うちで考える最良の品を提供しなければならないのだから、無理はあくまでも通すつもりだ。
いささか古い話だが、昭和二十八年に、うちの新車につけたキャブレターの性能が思わしくなかった。そこで売ってしまった一万台の車のキャブレターをすぐ取り替えた。
そのときの僕の考え方は頭をペコペコ下げたって、悪いものは悪いのだから取り替えるより仕方がない。
たとえそのお客さんと親戚になったって、夫婦になっても、キャブレターの悪いのが直るわけではない。
このとき、うちが取った処置が実に早かったし立派だったといってくれる人がいるが、僕はまだ遅かったと思っている。
よそとの比較でいえば早いかも知れないが、お客さんにとってはまだ早くない。
比較対照でいえば、カラスが白いのと同じである。いまだに僕はクレームの処理が遅いとどなることがある。
お客さんにとっては、取り替えるのに一分しかかからなくても、壊れれば遅いわけである。待っている時間は永久に帰ってはこない。壊れることは、壊れないことよりも絶対に悪い。
それからもう一つ考えなければいけないことがある。
それは、この工場の製品は九九%の合格率だからすばらしいと賞める人がいるし、賞められて鼻を高くする人がいるということである。
ところがお客さんは、自動車にしてもオートバイにしても、百台も買いはしない。
買ってもせいぜい一台か二台である。
もしその一台の車に、残りの一%の悪い車が当ったとしたら、そのお客さんにとってその車は一〇〇%悪いことになる。
だから工場というのは最低一〇〇%、理想的にいえば一二〇%くらい合格しないと話にならない。
お客さんというのは、金を払って自分が目的地に行くために走っている。
もしエンコすれば、ほかに直す人がいないから自分でいじらなければならない。
それが人里離れた山の中ででもあれば、分らないなりに全知全能を費やしてひねくるわけである。それだけにエンコしたという意識は痛切である。
うちがいちばん最初の五〇ccのバイクエンジンを売っていたころ、お客さんから電話がかかってきてエンコして動かない、こんなものを売りやがってとガンガンどなられた。
慌てて飛んで行ったら、ガソリンがなくなっていた。しかしそのお客さんは、二度とガソリンがないのをエンコと間違う失敗はやらなくなる。そこでそのお客さんは一段進歩したわけだ。したがって、売ったりつくったりする僕らが、お客を馬鹿にしていると反対に遅れてしまう。
ところが工場の連中は、案外こういった感覚が抜けている。
どうしてかといえば、その道の専門家が、その辺にいっぱい控えているからだ。
この故障は電気部品だと思えば、電気屋を引っ張ってきて、自分は知らん顔をしている。みんな技術屋でありながら、依頼心が強い。
そして実際のレベルは低くても、俺たちがつくっているのだということで、いかにも自分たちが専門家であると錯覚を起こしやすい。
お客さんから苦情が出ても、やれ使い方を知らないからだとか、それは一部であって全部ではないとか、勝手な屈理屈をつけて、真剣にその苦情の内容に取り組もうという気を起こさない。
このうぬぼれが技術屋をいちばん危うくする。
会社そのものを危うくする。
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reallypaleninja · 8 days ago
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神は、お造りになったすべてのものを御覧になった。それは極めて良かった。
創世記1・1-2・2
神は、お造りになったすべてのものを御覧になった。それは極めて良かった。
創世記
1・1初めに、神は天地を創造された。2地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。3神は言われた。
「光あれ。」
こうして、光があった。4神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、5光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。
6神は言われた。
「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」
7神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。8神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第二の日である。
9神は言われた。
「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ。」
そのようになった。10神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。神はこれを見て、良しとされた。
11神は言われた。
「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」そのようになった。12地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。神はこれを見て、良しとされた。13夕べがあり、朝があった。第三の日である。
14神は言われた。
「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。15天の大空に光る物があって、地を照らせ。」
そのようになった。16神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。17神はそれらを天の大空に置いて、地を照らさせ、18昼と夜を治めさせ、光と闇を分けさせられた。神はこれを見て、良しとされた。19夕べがあり、朝があった。第四の日である。
20神は言われた。
「生き物が水の中に群がれ。鳥は地の上、天の大空の面を飛べ。」21神は水に群がるもの、すなわち大きな怪物、うごめく生き物をそれぞれに、また、翼ある鳥をそれぞれに創造された。神はこれを見て、良しとされた。
22神はそれらのものを祝福して言われた。
「産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ。」
23夕べがあり、朝があった。第五の日である。
24神は言われた。
「地は、それぞれの生き物を産み出せ。家畜、適うもの、地の獣をそれぞれに産み出せ。」
そのようになった。25神はそれぞれの地の獣、それぞれの家畜、それぞれの土を這うものを造られた。神はこれを見て、良しとされた。
26神は言われた。
「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」
27神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。28神は彼らを祝福して言われた。
「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」
29神は言われた。
「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。30地の獣、空の鳥、地を這うものな��、すべて命あるものにはあらゆる青草を食べさせよう。」
そのようになった。31神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。
2・1天地万物は完成された。2第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。
答唱詩編
詩編104・1+2a、24+33
神よ、あなたのいぶきを地のおもてに。
詩編104
104・1心を尽くして神をたたえよう。 神よ、あなたはまことに偉大なかた。 2a誉れと輝きを身に帯びて、 衣のように光をまとわれる。
24神よ、あなたが造られたものは数えきれない。 英知によって形造られたものは地に満ちている。 33わたしは生涯、神に向かって歌い、 いのちのある限り神をたたえよう。
第二朗読
創世記22・1-18
先祖アブラハムの献げ物
創世記
その日、22・1神はアブラハムを試された。神が、「アブラハムよ」と呼びかけ、彼が、「はい」と答えると、2神は命じられた。「あなたの息子、あなたの愛する独り子イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。わたしが命じる山の一つに登り、彼を焼き尽くす献げ物としてささげなさい。」
3次の朝早く、アブラハムはろばに鞍を置き、献げ物に用いる薪を割り、二人の若者と息子イサクを連れ、神の命じられた所に向かって行った。4三日目になって、アブラハムが目を凝らすと、遠くにその場所が見えたので、5アブラハムは若者に言った。「お前たちは、ろばと一緒にここで待っていなさい。わたしと息子はあそこへ行って、礼拝をして、また戻ってくる。」6アブラハムは、焼き尽くす献げ物に用いる薪を取って、息子イサクに背負わせ、自分は火と刃物を手に持った。二人は一緒に歩いて行った。7イサクは父アブラハムに、「わたしのお父さん」と呼びかけた。彼が、「ここにいる。わたしの子よ」と答えると、イサクは言った。「火と薪はここにありますが、焼き尽くす献げ物にする小羊はどこにいるのですか。」8アブラハムは答えた。「わたしの子よ、焼き尽くす献げ物の小羊はきっと神が備えてくださる。」二人は一緒に歩いて行った。
9神が命じられた場所に着くと、アブラハムはそこに祭壇を築き、薪を並べ、息子イサクを織って祭壇の薪��上に載せた。10そしてアブラハムは、手を伸ばして刃物を取り、息子を屠ろうとした。11そのとき、天から主の御使いが、「アブラハム、アブラハム」と呼びかけた。彼が、「はい」と答えると、12御使いは言った。「その子に手を下すな。何もしてはならない。あなたが神を畏れる者であることが、今、分かったからだ。あなたは、自分の独り子である息子すら、わたしにささげることを惜しまなかった。」13アブラハムは目を凝らして見回した。すると、後ろの木の茂みに一匹の雄羊が角をとられていた。アブラハムは行ってその雄羊を捕まえ、息子の代わりに焼き尽くす献げ物としてささげた。
14アブラハムはその場所をヤーウェ・イルエ(主は備えてくださる)と名付けた。そこで、人々は今日でも「主の山に、備えあり(イエラエ)」と言っている。
15主の御使いは、再び天からアブラハムに呼びかけた。16御使いは言った。
「わたしは自らにかけて誓う、と主は言われる。あなたがこの事を行い、自分の独り子である息子すら惜しまなかったので、17あなたを豊かに祝福し、あなたの子孫を天の星のように、海辺の砂のように増やそう。あなたの子孫は敵の城門を勝ち取る。18地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。あなたがわたしの声に聞き従ったからである。」
答唱詩編
詩編16・5、8、11
しあわせな人、神の恵みを受け、その喜びに生きる人。
詩編16
16・5神よ、あなたはわたしの受けるゆずり、 わたしの受ける杯。わたしの道を開くかた。
8わたしは絶えず神を思う。 神はわたしのそばにおられ、わたしはけっしてゆるがない。
11あなたはいのちの道を示してくださる。 あなたの前にはあふれる喜び、あなたのもとには永遠の楽しみ。
第三朗読
出エジプト14・15-15・1a
イスラエルの人々は海の中の乾いた所を進んで行った。
出エジプト記
その日、追い迫るエジプト軍を見て、イスラエルの人々が非常に恐れたとき、14・15主はモーセに言われた。「なぜ、わたしに向かって叫ぶのか。イスラエルの人々に命じて出発させなさい。16杖を高く上げ、手を海に向かって差し伸べて、海を二つに分けなさい。そうすれば、イスラエルの民は海の中の乾いた所を通ることができる。17しかし、わたしはエジプト人の心をかたくなにするから、彼らはお前たちの後を追って来る。そのとき、18わたしはファラオとその全軍、戦車と騎兵を破って栄光を現す。わたしがファラオとその戦車、騎兵を破って栄光を現すとき、エジプト人は、わたしが主であることを知るようになる。」
19イスラエルの部隊に先立って進んでいた神の御使いは、移動して彼らの後ろを行き、彼らの前にあった雲の柱も移動して後ろに立ち、20エジプトの陣とイスラエルの陣との間に入った。真っ黒な雲が立ちこめ、光が闇夜を貫いた。両軍は、一晩中、互いに近づくことはなかった。21モーセが手を海に向かって差し伸べると、主は夜もすがら激しい東風をもって海を押し返されたので、海は乾いた地に変わり、水は分かれた。22イスラエルの人々は海の中の乾いた所を進んで行き、水は彼らの右と左に壁のようになった。23エジプト軍は彼らを追い、ファラオの馬、戦車、騎兵がことごとく彼らに従って海の中に入って来た。24朝の見張りのころ、主は火と雲の柱からエジプト軍を見下ろし、エジプト軍をかき乱された。25戦車の車輪をはずし、進みにくくされた。エジプト人は言った。「イスラエルの前から退却しよう。主が彼らのためにエジプトと戦っておられる。」
26主はモーセに言われた。「海に向かって手を差し伸べなさい。水がエジプト軍の上に、戦車、騎兵の上に流れ返るであろう。」27モーセが手を海に向かって差し伸べると、夜が明ける前に海は元の場所へ流れ返った。エジプト軍は水の流れに逆らって逃げたが、主は彼らを海の中に投げ込まれた。28水は元に戻り、戦車と騎兵、彼らの後を追って海に入ったファラオの全軍を覆い、一人も残らなかった。29イスラエルの人々は海の中の乾いた所を進んだが、そのとき、水は彼らの右と左に壁となった。30主はこうして、その日、イスラエルをエジプト人の手から救われた。イスラエルはエジプト人が海辺で死んでいるのを見た。31イスラエルは、主がエジプト人に行われた大いなる御業を見た。民は主を畏れ、主とその僕モーセを信じた。15・1aモーセとイスラエルの民は主を賛美して、歌をうたった。
答唱詩編
出エジプト15・1b+2b、3+4+5、6+16bc
神よ、あなたはわたしの力、わたしの守り、救い。
出エジプト15
15・1b神をたたえよう、神は栄光を現し、 馬と戦車を海に投げ入れられた。 2b神よ、あなたはわたしの神、わたしの先祖の神、 わたしはあなたをあがめる。
3神は勇者、その名は主。 4ファラオの戦車と軍勢を海に投げ入れ、 そのえりぬきの士官は紅海に沈んだ。 5水は彼らを覆い、かれらは石のように深みにしずんだ。
6神よ、あなたの右の手には力がみなぎり、 あなたの右の手は敵を押さえる。 16bc神よ、こうしてあなたの民は通り過ぎ、 あなたのものとされた民は過ぎ越す。
第四朗読
イザヤ54・5-14
あなたを贖う主は、とこしえの慈しみをもってあなたを憐れむ。
イザヤの預言
54・5エルサレムよ、 あなたの造り主があなたの夫となられる。 その御名は万軍の主。 あなたを贖う方、イスラエルの聖なる神、 全地の神と呼ばれる方。 6捨てられて、苦悩する妻を呼ぶように 主はあなたを呼ばれる。 若いときの妻を見放せようかと あなたの神は言われる。 7わずかの間、わたしはあなたを捨てたが 深い憐れみをもってわたしはあなたを引き寄せる。 8ひととき、激しく怒って顔をあなたから隠したが とこしえの慈しみをもってあなたを憐れむとあなたを贖う主は言われる。 9これは、わたしにとってノアの洪水に等しい。 再び地上にノアの洪水を起こすことはないとあのとき誓い、 今またわたしは誓う 再びあなたを怒り、責めることはない、と。 10山が移り、丘が揺らぐこともあろう。 しかし、わたしの慈しみはあなたから移らず わたしの結ぶ平和の契約が揺らぐことはないとあなたを憐れむ主は言われる。
11苦しめられ、嵐にもてあそばれ 慰める者もない都よ 見よ、わたしはアンチモンを使ってあなたの石を積む。 サファイアであなたの基を固め 12赤めのうであなたの塔を エメラルドであなたの門を飾り 地境に沿って美しい石を連ねる。 13あなたの子らは皆、主について教えを受け あなたの子らには平和が豊かにある。 14あなたは恵みの業によって堅く立てられる。 虐げる者から遠く離れよもはや恐れることはない。 破壊する者から遠く離れよもはやそれがあなたに近づくことはない。
答唱詩編
詩編30・2b+4、13
神はわたしを救われる。そのいつくしみをたたえよう。
詩編30
30・2b神よ、あなたはわたしを救い、 死の力が勝ち誇るのを許されない。 4神よ、あなたは死の国からわたしを引きあげ、 危ういいのちを助けてくださった。
13わたしの心はあなたをたたえ、 黙っていることがない。 神よ、わたしの神よ、 あなたをとこしえにたたえよう。
第五朗読
イザヤ55・1-11
わたしのもとに来るがよい。魂に命を得よ。わたしはあなたたちととこしえの契約を結ぶ。
イザヤの預言
55・1主は言われる。 渇きを覚えている者は皆、水のところに来るがよい。 銀を持たない者も来るがよい。 穀物を求めて、食べよ。 来て、銀を払うことなく穀物を求め 価を払うことなく、ぶどう酒と乳を得よ。 2なぜ、糧にならぬもののために銀を載って払い 飢えを満たさぬもののために労するのか。 わたしに聞き従えば 良いものを食べることができる。 あなたたちの魂はその豊かさを楽しむであろう。 3耳を傾けて聞き、わたしのもとに来るがよい。 聞き従って、魂に命を得よ。 わたしはあなたたちととこしえの契約を結ぶ。 ダビデに約束した真実の慈しみのゆえに。 4見よ かつてわたしは彼を立てて諸国民への証人とし 諸国民の指導者、統治者とした。 5今、あなたは知らなかった国に呼びかける。 あなたを知らなかった国は あなたのもとに馳せ参じるであろう。 あなたの神である主 あなたに輝きを与えられるイスラエルの聖なる神のゆえに。
6主を尋ね求めよ、見いだしうるときに。 呼び求めよ、近くにいますうちに。 7神に逆らう者はその道を離れ 悪を行う者はそのたくらみを捨てよ。 主に立ち帰るならば、主は憐れんでくださる。 わたしたちの神に立ち帰るならば豊かに赦してくださる。 8わたしの思いは、あなたたちの思いと異なり わたしの道はあなたたちの道と異なると主は言われる。 9天が地を高く超えているように わたしの道は、あなたたちの道を わたしの思いはあなたたちの思いを、高く超えている。 10雨も雪も、ひとたび天から降れば むなしく天に戻ることはない。それは大地を潤し、芽を出させ、生い茂らせ 種蒔く人には種を与え 食べる人には糧を与える。 11そのように、わたしの口から出るわたしの言葉もむなしくは、わたしのもとに戻らない。 それはわたしの望むことを成し遂げ わたしが与えた使命を必ず果たす。
答唱詩編
イザヤ12・2、4、5
喜びに心をはずませ、救いの泉から水を汲む。
イザヤ12
12・2神はわたしの救い、わたしは信頼して恐れない。 神はわたしの力、わたしの歌、わたしの救い。
4神をたたえ、その名を呼ぼう。 神のわざをすべての民に伝え、その名の誉れを語り告げよう。
5神は不思議なわざをなしとげられた。 神をほめ歌い、そのわざを世界にのべ伝えよう。
第六朗読
バルク3・9-15、32-4・4
主の輝きに向かって歩め。
バルクの預言
3・9聞け、イスラエルよ、命をもたらす戒めを。 耳を傾けて、悟りを得よ。 10イスラエルよ、なぜなのか。 なぜお前は敵の地におり、 異国の地で年を重ね、 11死者と汚れを共にし、 陰府に下る者の中に数えられたのか。 12お前は知恵の泉を見捨てた。 13神の定めた道を歩んでいたなら、 永遠に平和のうちに暮らしていたであろう。 14学べ、どこに悟りがあるかを。 またどこに力があり、どこに知識があるかを。 そして知れ、どこに長寿と命があり、 どこに目の輝きと平和があるかを。
15いったいだれが知恵の在りかを見いだしただろうか。 だれがその宝庫に入っただろうか。 32すべてを知る方だけが知恵を知り、 御自分の力でそれを悟り、見いだされたのだ。 33その方はあらゆる時代に備えて全地を整え、 それを四足の獣で満たした。 その方が光を放つと、光は走り、 ひと声命ずると、光はおののいて従う。 34星はおのおの持ち場で喜びにあふれて輝き、 35その方が命ずると、「ここにいます」と答え、 喜々として、自分の造り主のために光を放つ。 36この方こそわたしたちの神であり、 他に比ぶべきものはない。 37この方は知識の道をすべて見いだし、 それを僕ヤコブと愛するイスラエルに与えた。 38その後、知恵は地上に現れ、人々の中に住んだ。 4・1知恵は神の命令の書、永遠に続く律法である。 これを保つ者は皆生き、これを捨てる者は死ぬ。 2ヤコブよ、立ち帰ってこれをつかみ、 知恵の光に目を注ぎ、その輝きに向かって歩め。 3あなたの栄光をほかの者に、あなたの特権を異国の民に渡してはならない。 4イスラエルよ、わたしたちは幸いだ。 神の御心に適うことを知っているのだから。
答唱詩編
詩編19・8、9
主よ、あなたは永遠のいのちのことば。
詩編19
19・8神の教えは完全で、魂を生き返らせ、 そのさとしは変わらず、心に知恵をもたらす。
9神の定めは正しく、心の喜びであり、 そのみ旨は清く、目を開く。
第七朗読
エゼキエル36・16-17a、18-28
わたしは清い水をお前たちの上に振りかけ、新しい心を与える。
エゼキエルの預言
36・16主の言葉がわたしに臨んだ。17「人の子よ、イスラエルの家は自分の土地に住んでいたとき、それを自分の歩みと行いによって汚した。18それゆえ、わたしは憤りを彼らの上に注いだ。彼らが地の上に血を流し、偶像によってそれを汚したからである。19わたしは彼らを国々の中に散らし、諸国に追いやり、その歩みと行いに応じて裁いた。20彼らはその行く先の国々に行って、わが聖なる名を汚した。事実、人々は彼らについて、『これは主の民だ、彼らは自分の土地から追われて来たのだ』と言った。21そこでわたしは、イスラエルの家がその行った先の国々で汚したわが聖なる名を惜しんだ。
22それゆえ、イスラエルの家に言いなさい。主なる神はこう言われる。イスラエルの家よ、わたしはお前たちのためではなく、お前たちが行った先の国々で汚したわが聖なる名のために行う。23わたしは、お前たちが国々で汚したため、彼らの間で汚されたわが大いなる名を聖なるものとする。わたしが彼らの目の前で、お前たちを通して聖なるものとされるとき、諸国民は、わたしが主であることを知るようになる、と主なる神は言われる。24わたしはお前たちを国々の間から取り、すべての地から集め、お前たちの土地に導き入れる。
25わたしが清い水をお前たちの上に振りかけるとき、お前たちは清められる。わたしはお前たちを、すべての汚れとすべての偶像から清める。26わたしはお前たちに新しい心を与え、お前たちの中に新しい霊を置く。わたしはお前たちの体から石の心を取り除き、肉の心を与える。27また、わたしの霊をお前たちの中に置き、わたしの掟に従って歩ませ、わたしの裁きを守り行わせる。28お前たちは、わたしが先祖に与えた地に住むようになる。お前たちはわたしの民となりわたしはお前たちの神となる。」
答唱詩編
詩編51・12+13、18+19
あなたのいぶきを受けて、わたしは新しくなる。
詩編51
51・12神よ、わたしのうちに清い心を造り、@あなたのいぶきでわたしを強め、新たにしてください。 13わたしをあなたのもとから退けず、 聖なるいぶきをわたしから取り去らないでください。
18あなたはいけにえを望まれず、 はんさいをささげても喜ばれない。 19神よ、わたしのささげものは打ち砕かれた心。 あなたは悔い改める心を見捨てられない。
使徒書の朗読
ローマ6・3-11
死者の中から復活させられたキリストはもはや死ぬことがない。
使徒パウロのローマの教会への手紙
皆さん、6・3あなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスに結ばれるために洗礼を受けたわたしたちが皆、またその死にあずかるために洗礼を受けたことを。4わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。5もし、わたしたちがキリストと一体になってその死の姿にあやかるならば、その復活の姿にもあやかれるでしょう。6わたしたちの古い自分がキリストと共に十字架につけられたのは、罪に支配された体が滅ぼされ、もはや罪の奴隷にならないためであると知っています。7死んだ者は、罪から解放されています。8わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、キリストと共に生きることにもなると信じます。9そして��死者の中から復活させられたキリストはもはや死ぬことがない、と知っています。死は、もはやキリストを支配しません。10キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、生きておられるのは、神に対して生きておられるのです。11このように、あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、キリスト・イエスに結ばれて、神に対して生きているのだと考えなさい。
福音朗読
ルカ24・1-12
アレルヤ、アレルヤ、アレルヤ。
ルカによる福音
24・1週の初めの日の明け方早く、婦人たちは、準備しておいた香料を持って墓に行った。2見ると、石が墓のわきに転がしてあり、3中に入っても、主イエスの遺体が見当たらなかった。4そのため途方に暮れていると、輝く衣を着た二人の人がそばに現れた。5婦人たちが恐れて地に顔を伏せると、二人は言った。「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。6あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。7人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか。」8そこで、婦人たちはイエスの言葉を思い出した。9そして、墓から帰って、十一人とほかの人皆に一部始終を知らせた。10それは、マグダラのマリア、ヨハナ、ヤコブの母マリア、そして一緒にいた他の婦人たちであった。11婦人たちはこれらのことを使徒たちに話したが、使徒たちは、この話がたわ言のように思われたので、婦人たちを信じなかった。12しかし、ペトロは立ち上がって墓へ走り、身をかがめて中をのぞくと、亜麻布しかなかったので、この出来事に驚きながら家に帰った。
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quuyukadaisuki · 10 days ago
Text
豆薫る、新米記者
ムントゥイ豆。
それは黒衣森の深い静寂の中で、ひっそりと、しかしたくましく育つ――不思議な力を持った豆である。
「匂いがね、ちょーっと独特? うん、なかなか強烈。でもね、豆乳に、ソースに、ジュースに……グリダニアといえばやはりムントゥイ豆ですよ、編集長! これしかないのですっ!」
鼻息荒くしながらそう語るのは「週刊レイヴン」所属の新米記者ネネル・ネル。デューンフォーク族の小柄なララフェルである。大きな取材ノートとぐらぐら揺れる眼鏡がトレードマークだ。今日も元気いっぱいに取材に出かける準備を進めていた。
「――そ、そうか。特集『エオルゼアの食図鑑』の記念すべき第一回はグリダニアの特産品ムントゥイ豆から行こうか」
「やったー! あの匂いは強いけど栄養満点、寒さにも湿気にも負けない万能豆!」
編集長であるオリバー・グッドフェローは、ふふっと苦笑した。
「君ほどムントゥイ豆に熱を上げてる記者はいないからな。いい記事を頼む!」
「はい! では、取材にいってきますっ!」
グリダニア旧市街――木漏れ日が揺れ、まるで精霊の囁きが聞こえてくるような森の都。街路には薬草の香りがほのかに漂い、冒険者や市民たちが風に運ばれた穏やかな空気の中を行き交っている。その一角にある「カーラインカフェ」は冒険者たちの憩いの場として知られている。柔らかな木のインテリアと、ハーブティーの香りが漂う店内では今日も静かな賑わいが広がっていた。
「ようこそカーラインカフェへ。ここは森都グリダニアに集う冒険者の憩いの場さ。君たちが心地良い風をもたらしてくれること、期待しているよ」と店主のミューヌが穏やかに声をかける。カウンターの奥では、給仕のナオ・ガムドゥラが明るく笑顔を見せていた。
「お手伝いできることがあれば、お申し付けください。あ、ネネルさん、おはようございます。今日もお仕事ですか?」
「うん、ミューヌさんに取材協力してもらうために来たの。今回はグリダニアの料理を紹介する企画なんだ!」
カフェの一角では旅館「とまり木」の受付のアントアノが、冒険者たちと談笑していた。
「ネネルちゃん、今朝も元気そうですね。いい風が吹いてきそうだ」
「うふふっ、いい記事が書けそうってことですね!」
近くのテーブルでは、数人の冒険者たちが盛り上がっていた。
「山賊退治の報酬も悪くはないけどさぁ、ねえ、せっかくだし、もっとこうパァーっと派手な仕事がしたいのよねえ」とセレスティーヌ。
「むぐむぐ……じっちゃんが……欲張っちゃダメだって……言ってたぞ」タタソサは頬をパンパンに膨らませながら、パンの端をくわえて言った。欲張った冒険者達の行き着く先は死あるのみ。そこはきっとタムタラの墓所のように薄暗く、悲しみに満ちているに違いない。
「いやー、でもよお、グリダニアの飯ってさ、地味で味も薄くってよ……なんつーか食った気がしねぇんだよなあ。肉が思いっきり食えるぐらいには稼ぎてぇよなぁ」とリューリックが不満げに言えば、スピニング・ブレイが杯を傾けながら「……俺は……酒が飲めればいい……」と静かに答えた。
そんな会話の中、ネネルは冒険者のひとり――取材の同行者としてミューヌに紹介された人物に向かって一歩近づいた。
「あなたが、今回の調査に同行してくれる冒険者さん? あたし、ネネル・ネルです! よろしくお願いしますっ!」
冒険者が名乗ると、ネネルはぱっと目を輝かせた。
「それじゃあ、出発っと――その前に……あなたのチョコボにご挨拶しなくっちゃね!」
店の外に出ると冒険者の相棒であるチョコボが待っていた。艶やかな羽を持ち、くちばしを鳴らして出迎えるその姿に、ネネルは目を丸くする。
「わああ……か、かわいいー! あの! 名前なんていうんですか?」 
「ああ、こいつはペコって言うんだ。よろしくな」
「クェッ!」とペコが一鳴きした。
名前の由来は食いしん坊からきている。「はらぺこ」から取って「ぺこ」なのである。
「えへへ、これから一緒に旅するんですね! よろしくお願いします!」
かくして新米記者ネネルと冒険者。そしてその相棒のチョコボによる、森の味を追う旅が始まった。彼らが向かうのは勿論、ムントゥイ豆の産地。ピースガーデンにある集落、ハーストミルであった。
ムントゥイ豆の生産地、ハーストミル――���小高い丘にいくつもの水車が建てられたその様子から、いつしかそう呼ばれるようになった集落である。
森都グリダニアの中心街とはまた違った空気をまとっていた。小川のせせらぎに、風がそよいで水車がゆっくりと回る音。森と共に生きる人々が手を取り合って静かに暮らす場所であった。ハーストミルに足を踏み入れたは一行は、どこか懐かしいような、のどかな空気を感じていた。
「……いいところですねえ、ここ」
「ああ、ほんとに……」
くあっと大きな欠伸。
日向ぼっこにはちょうど良い頃合いの陽気さだ。
身体がぽかぽかとしてくる。
「おっと失礼、仕事中に……」
冒険者が罰の悪そうな顔をした。
「いえいえ、気になさらないでくださいな。ほんと気持ちの良い風が吹いてますよね。それに――」
ネネル達の目の前に広がるのは、小さな畑と木造の家々。鍛冶場の音が響き、軒下では干された豆のさやが風に揺れている。チョコボのペコは興味深げに地面をつついていた。
「ムントゥイ豆のにおいでもするのかな? ペコも興味津々みたいね」
ネネルは目を輝かせて辺りを見渡した。木造の家々と軒先に吊るされた干し草や薬草。そしてそのあちこちに、袋詰めされた茶色い豆が、まるで薪のように無造作に積まれているのが見える。
「これが……ムントゥイ豆の袋……!」
ふと鼻をくすぐる、なんとも言えない独特な香り。ネネルは一歩近づき、思い切ってひとつの袋に鼻を近づけた。
「ん……っ、つーんと来る……っ!」
ネネルは思わず鼻を押さえたが、同時に口元がゆるむ。
「でも、なんだかクセになるような……」
「あっはっは――最初はみーんなそう言うさ」
後ろから豪快な笑い声が響いた。振り返ると腰に手を当てて立つヒューランの女性がいた。しっかりとした体つきに、土と火の匂いをまとったような、逞しい雰囲気。彼女はハーストミルの豆挽き婦人と呼ばれている――その名はアメッタ。
「ムントゥイ豆は豆乳、油、薬膳スープ、香りづけ……なんにでも化ける優れもんだよ。ただし匂いは……まあ、そこは慣れだねぇ」
「――あのっ! 週刊レイヴン社の記者、ネネル・ネルです! ムントゥイ豆のこと、ぜひいろいろ教えてくださいっ!」
「はいはい、ミューヌから聞いているよ。そこの冒険者さんも前に世話になったね。元気にしてたかい?」
「お久しぶりです、アメッタさん」
「お知り合いなんですか?」
「ああ。前に来たときに、オポオポに盗られたムントゥイ豆の袋を取り返した事があってね」
「なるほど……!」
だからミューヌさんがハーストミルに行くならぴったりの人がいると言って紹介してくれたのだとネネルは思い至った。
「あの時は本当に助かったよ――さてと、ムントゥイ豆の事だね。そうねぇ……うちの豆はクセが強いけど、そのぶん、いい味出すんだよ。今ちょうど煮豆の仕込みをしているし、他にも色々作業をしているところ��から、よかったら見に来るかい?」
「ぜひとも、お願いしますっ!」
冒険者とチョコボのペコも連れ、ネネルはアメッタの案内で村の奥へと向かった。途中、子供たちがチョコボを見つけて駆け寄ってくる。ペコは得意げに鳴き声をあげ、子供たちに囲まれて嬉しそうだ。
「ペコちゃんも人気者ですねっ……」
「名前の通り、腹減るとちょっと煩いけどね」
「ふふっ!」
穏やかな時間がゆったりと流れる。
「うわっ、すごい……! 豆を挽く音、香り、全部が新鮮です!」
アメッタに導かれ、ネネルと冒険者は石造りの竈のある作業小屋へと案内される。その途中、作業着の女性が一人、豆袋を仕分けしているのが見えた。手際よく、豆の状態を確認しては選別している。
「リニーヴ、あんたも紹介しとこうかね。豆のことなら、こっちの方が詳しいんだ」
顔を上げた女性――リニーヴは、落ち着いた印象のミッドランダーのヒューランだった。髪は後ろでひとつにまとめられ、真っ直ぐにこちらを見てうなずいた。
「ムントゥイ豆は、搾り汁から搾りかすまで、余すところなく使える、優秀な作物なの。ただ、その……ちょっぴり匂いがきついんだけどね」
「わぁ……! ぜひ、もっとお話を……!」
リニーヴはくすりと微笑むと、豆をひとつ手に取り、ネネルに差し出した。
「じゃあまずは、自分の鼻で確かめてみる?」
ネネルは目を輝かせて生の豆を受け取ると、そっと鼻に近づけた。
先ほどの豆袋よりも直に嗅いでいるからか強烈な気がする。
「……うわあ、ほんとだ、これは……くぅ! なんとも言えない香りですね!」
冒険者もくすっと笑いながら豆をのぞきこむ。その様子を見て、アメッタは満足そうにうなずいた。
「気に入ったなら、こっちも見せてやろうかね。せっかくだ、豆を挽くとこも見てきな。こういうのは、見て、聞いて、触って感じるもんさ」
そう言ってアメッタは作業小屋の奥へと二人を招き入れた。
奥には巨大な石臼の装置あった。水車の力によって石臼が回転し、中にあるムントゥイ豆を挽いている。
「ムントゥイ豆はね、乾かしてから殻を剥いて、こんな風に挽くこともあるのさ。��りが強い分、扱いも手間がかかる。でもね……うまく使えば、ほんとに不思議な力をくれる豆なんだよ」
「……不思議な力、ですか?」
「そうさ。風邪を防いだり、夜よく眠れたり、女の子の肌にいいなんて言う人もいるねぇ。ま、わたしにはただの豆だけど……ほら、ムントゥイ豆と森の精霊様の話もあるくらいさ」
そう言ってアメッタは、挽き立ての粉を紙に包んでネネルに渡した。
「せっかくだ、持って行きな。ミューヌに渡しておくれ」
「ありがとうございます! 記事にもちゃんと書きますね!」
ネネルは丁寧にお辞儀をし、アメッタは「元気でいい子だ」と笑った。
「それとね、豆は挽くだけじゃ終わらないよ。そのままでも食べれないことはない。けれどね、香りを引き立ててくれてかつ豆乳スープにぴったりな『コチューの若葉』を使ったとっておき��レシピがある。ちょいと先の森に自生してるが……最近はオポオポが悪さしててね、取りに行くのが大変なのさ」
「ちょっとした香草で、味も印象もがらりと変わるんだから、ムントゥイ豆の料理は奥深いのよ」
うんうんとリニーヴが頷きながら言った。
「ふうん。じゃあもしこの豆乳をそのままで食べると、味の方は……」
冒険者として、気になるのはやはり味の方だ。
「まあ、好きな人もいるにはいるとは思うけど……」
ムントゥイ豆で作られた豆乳は栄養豊富で万能な食材だが、その青臭さゆえに好き嫌いが分かれるのだ。グリダニアの民ならまだしも、冒険者達の間ではもっぱら不評であった。
「『コチューの若葉』は香りがすーっと鼻を抜けて、独特な風味をまろやかにしてくれるのさ。取ってきてくれるなら、アメッタ特製豆乳スープを飲ませてあげるよ」
そう聞いたネネルは、冒険者の方をぱっと振り返り、ぐっと拳を握って、目と目でアイコンタクト――頷く冒険者。ネネルが一体何を考えているかは百も承知、二百も合点だ。
「行ってみましょう! ムントゥイ豆を語るには、コチューの若葉も欠かせないってことです!」
かくして、次なる目的地はオポオポの巣くう森の中へと決まった。豆の香りを導きに、冒険者と記者そしてチョコボは再び足を踏み出すのであった。
木々がささやくように鳴るひそひそ木立。
苔むした獣道を進みながら、ネネルはせっせとメモを取っていた。
「コチューって、草と同化するように隠れてるんだって。目を凝らさないと……」
そのときだった。木の上から何かが「ぽとっ」と落ちた。
「……ひゃっ!?」
頭の上に熟れすぎた実が落下――否、それは投げられたのだった。
「くッ、くっさぁぁああ……! な、なんででこんなところに腐った実が……!」
ネネルが思わず鼻をつまんで見上げると、木の上でオポオポたちがきゃっきゃと笑っている。
イタズラ好きなこの猿たちは、旅人をからかうのが大好きなのだ。チョコボのペコに向かって枯れ枝を投げたり、荷物の紐を引っ張ったり――そのいたずらはエスカレートしていく。
「ちょっと、だめだってば! ノート返して!」
ネネルの取材ノートまで奪って木の上へ駆け上がるオポオポ。さすがに度が過ぎていると、冒険者が軽く身構えるが、ネネルが小声でそれを制した。
「――ねえっ、待って、あれ……見て!」
そのとき木の根元にひょっこりと現れたのは――コチューだった。蔦のある動く植物のような姿形。その背から伸びる若葉こそが、豆乳スープに使われる大変貴重な部位なのだ。
コチューは草に擬態しながら、こそこそと匂いの強い葉を食べている。
「……あ、そっか。なるほど。オポオポはあの実でコチューを引き寄せてたんだ……!」
そう、これはただのイタズラではなかった。森のいたずら猿たちは自分たちなりの「餌付け」方法を使って、コチューを遊び相手にしていたらしい。
冒険者がさっと罠を仕���ける。ペコが気を引き、オポオポたちが興味をそらした隙に――「今よっ!」
ネネルは冒険者の後ろでその様子を観察していた。やがてコチューの一匹が絡め取られ、その背から新芽のように柔らかい葉が摘み取られた。
「こ、これが……」
手にしたそれは、小さくもはっきりとした香りを持っていた。
森の風と土を抱いたような、落ち着きのある芳香。
「――これがコチューの若葉……! 採れたて新鮮! ああ〜! 記事映えしそうですよこれ……!」
ネネルは恍惚とした表情で両手で大事に若葉を包むように持ち、胸いっぱいに香りを吸い込んでいると、木の上のオポオポたちが取材ノートをぽいっと返してきた。まるで「取れたからもういいでしょ」と言わんばかりだ。
ネネルは苦笑しつつ、そのノートを受け取った。
「……まあ、ありがとってことにしとこうかな。でも次からはあの腐った実は投げないでよねっ!」
ハーストミルに戻ると、アメッタが今か今かと待ち構えていた。
「――ようやく帰ったね。そんなにかかるとは何があったのやら……ま、いいさ。そんじゃ、早速仕上げようかね!」
ムントゥイ豆の豆乳スープを温め、香ばしい炒り豆を少し加え、仕上げにコチューの若葉を一葉、鍋に浮かべてじっくりコトコト煮ること十分。ふわりと立ちのぼる爽やかな香りに、ネネルは自然と目を細めた。
「さあ、飲んでごらん。自慢の特製ムントゥイ豆の豆乳スープさ」
差し出された椀を両手で受け取り、一口。
あの青臭さがすっかりまろやかだ。濃厚なのに後味スッキリ、豊潤な香りの息吹が感じられるかのよう。
「おいしい……! これが、あのムントゥイ豆の豆乳と同じなんて信じられない……!」
「うまっ!」
「そうだろう、そうだろう」
満足気に微笑むアメッタと、今まで食べてきたムントゥイ豆の料理は何だったのだろうと言わんばかりの勢いでおかわりをしている冒険者。そしてチョコボの餌用にと特別に用意されたムントゥイ豆をぽりぽりと器用につまむペコが目に映る。
今日は良い1日だったと――ネネルは書き留めながらそう締め括った。
その夜、カーラインカフェの片隅にて――
『豆は語る。森の暮らしと知恵と香り――黒衣森の北部にあるハーストミルではムントゥイ豆が生活の一部だ。ときに青臭さが敬遠されるが「コチューの若葉」を加えるだけで、その味わいはぐっと親しみやすくなる。森のオポオポたちの知恵すらも、味づくりの一端を担っているのかもしれない。豆を挽き、香りを足す。そのひと手間に、森の人々の暮らしの知恵が宿っている。』
「ふう……記事のタイトルは『香り一葉、森の恵み――ムントゥイ豆の真価』……っと、これでよしっと」
ネネルは筆を置き、ムントゥイ豆に思いを馳せる。森のいたずら者たちに翻弄されながらも、ひとつの味が完成した。でもこれらは決して一人ではたどり着けなかったであろう。
「明日もがんばるぞー!」
明日からはまた新たな食と出会いの物語を求めて――彼女の冒険が始まるのだ。
(終)
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natruralschool · 2 months ago
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2025年3月4日/また雪かきをしながら(No.2360) 
 今日また雪が降った。朝からずっと降り続いて午後4時ごろになってやっと止んだ。
 山に住んでいるので雪かきをしなければならない道が長い。車道が200mくらい、末っ子が学校に行くとき歩く近道がまた同じくらい、そこに毎日我々夫婦が走る林道がまた同じくらい! 都合600mくらい!
 いやいや、もっとある。家の周りにも道を確保しなければならないところがある。甕置き台にも、薪を積んだ場所にも、トイレに���、生ゴミを捨てる堆肥場にも、物置小屋にも。
 それで終わりだろうか? いやいや、まだある。去年転んで股関節を怪我した父の家の庭と道の雪かきにも行く。隣家の田んぼも、どういうわけか隣人の姿が見えなければついでに我々夫婦が雪かきする。どうしたんだろう、と心配しながら。
 「牛乳を飲む金持ちよりも牛乳配達の人の方がずっと健康だということを知っていますか。」
 「知っていますよ。雪かきをしながらのこんな暮らしが、こんな暮らしができることが有難いですね! 」
 そんな言葉を交わしながら。
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moko1590m · 3 months ago
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youtube
 2024年5月に大阪染織機械株式会社が「廃棄パイナップルの皮に1000℃の鉄球を置いてみた実験」というタイトルで1本の動画を投稿した。
 既に618万回再生されていることから、その注目度がわかる。
 パイナップルの皮は、1000℃に熱した鉄球をものともせず、鉄球の温度はぐんぐん下がり、皮の下まで貫通することなく熱が冷めた。パイナップルの勝ちと言ってもいいだろう��
 この動画が、この手の実験好きな世界中の人々の魂に火をつけた。
 2024年7月26日、カナダ人人気ユーチューバーのタイラー・チャタリさんは、この動画に触発され、パイナップルの皮でシールド(盾)を作り、耐火実験を行った。
 その様子はカラパイアでも紹介したが、再生回数はなんと6200万回を突破。
パイナップルの皮の耐熱性がすごかったので、耐火シールドを作って炎を受けてみた パイナップルはおいしい食べ物だが、実はその皮って超耐熱性があるのだそうだ。1000℃に熱した鉄球を置いて… karapaia.com   次々にパイナップルの皮を使って耐火実験を行う猛者が現れたのである。そして2025年、パイナップルの皮を使って靴を作り上げた人物が現れた。
パイナップルの皮で靴を丸ごと作って耐火実験  「もしパイナップルの皮が本当に耐火性を持つなら、火の上を歩ける靴を作れるのではないか?」
 そう考えたカナダ出身のコナー・クリエイツさんは、全てがパイナップルの皮でできた靴の製作に取り掛かった。
この画像を大きなサイズで見る  まずは紙で型紙をつくり、パイナップルの皮をカットし、型紙にあわせて形を作り、ワイヤーでつなぎ合わせた。パイナップルを食べながら。
 そうしてようやく完成したのが世界初のパイナップル皮シューズ(試作1)だ。
この画像を大きなサイズで見る  翌日、その靴を履いて耐火実験を行った。ところが、つくりが雑すぎたようで、火の上を歩いている途中で靴が壊れてしまった。
この画像を大きなサイズで見る 靴底に張り付けて耐火実験  コナーさんは、パイナップルの皮だけで靴を作るのは難しいと考え、靴の底にだけパイナップルの皮を張り付けることを思い付き、試作2を完成させる。
この画像を大きなサイズで見る  そして同じように薪に火をつけた場所を歩いて耐火実験を行ったところ、またしてもつくりが甘く、片方の靴の底が外れてしまったようだが、一定の耐火性は確認できたという。
 ということで、どうせ作るなら、まずは靴の完成度をあげないことには正しい結果が得られないんじゃないかな?
 ちなみにコナーさんは動画の冒頭で他のフルーツの耐火実験も行っている。
 それによると、オレンジはやや耐火性があるが、バナナとキウイは燃えやすいことがわかったという。
 また前回紹介したシールド(盾)を作ったタイラーさんは、さらにはパイナップルボディーアーマーを作り、耐火実験を行ったようだ。
常に家にパイナップルを丸ごと用意しておくことで、何かの役には立つのかもしれない。熟れたら食べてを繰り返しつつ、皮を冷蔵庫に保管しておくとかして。
📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中
あわせて読みたい
パイナップルの皮の耐熱性がすごかったので、耐火シールドを作って炎を受けてみた
高強度コンクリートは熱で燃えることはないが爆発する。コンクリート爆裂の原因を特定(スイス研究)
車が炎上するもタンブラーだけが無事だったことをSNSに投稿したところ、タンブラー会社が車を贈呈
コーラなどの炭酸飲料で火を消すことはできるのか?その安全性は?
豊胸用シリコンは本当に弾丸を止めるのか?やってみた。
パイナップルの皮で耐火靴を作ってみた。火の上を歩けるかどうか実験 | カラパイア
(I Turned Pineapples Into Fireproof Shoes - YouTubeから)
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kishinomomo · 3 months ago
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霜対策
桃の霜対策                       
2024/3/17
桃の霜被害について
岡山県では、2021年に清水白桃が霜の被害を受けている。
桃の花蕾は、-3度以下で枯死するため結実が見込めない。
天気予報の気温に対して畑の温度は2度以上低い場合が多いので、天気予報が氷点下の数字を表示する場合は対策が必要
岡山農業試験所のデータによれば、
清水白桃の場合���花蕾赤色期(おおむね3月中旬)マイナス3・2度
▽ほころび始めの花弁露出始期(3月下旬)同3・8度
▽花弁露出期(3月下旬~4月上旬)同3・3度
▽開花前後(同)同3・0度▽満開期(4月上旬)同3・1度
▽落弁期(4月上中旬)同3・0度
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低温で雌しべが茶色になったつぼみ(左)と正常なつぼみ。変色して枯死すると結実しない(岡山県農業研究所提供)
ももでは凍霜害の影響が胚及びその周辺部に見られるので、摘果前には必ず果実を切断し、障害の程度を確認する。着果している高さ等の樹冠内の着果位置によっても被害が大きく異なるので、結実状況を確認した上で、着果調節を実施する。予備摘果は、園地や品種、樹ごとに、結実や生理落果の状況を確認し、被害の状態が明らかになるまで遅らせ、着果量の確保に努める。また、結実が明らかになった品種や被害程度の軽い樹から実施し、被害が著しい場合は実施しないか、最小限の摘果とし、着果量の確保を優先する。
このような桃の霜被害は、東北地方で多くい発生する現象であったが、近年の地球温暖化により、桃の開花時期が前倒しされ、天候の不安定な時期に開花するようになり、岡山でも深刻な被害が発生するようになった。
対策
桃の蕾が寒気に長時間暴露されない条件を人工的に作り出す方法
防風ネットを上げて寒気が停滞しないようにする。下斜面の草刈りをして寒気が流れやすい環境を作る
前日の昼間、地中に蓄積された熱が放出されやすいように、地表の草を刈る、敷き藁を除去する。地表が出た状態にする
潅水をして畑の乾燥を防ぐ、蓄熱を高める
以上の方法は、低コストであるが効果は限定的、大きな寒波には無力である。
2024年3月現在、わが果樹園で早朝の温度を測定した結果、大畑の下の段が最も冷気が停滞しやすい。冷え込んだ朝は他の果樹園に比べ2℃以上低い値を示した。
開花の早い白皇が最も被害を受けやすく、長年結実が悪かったのも冷害の影響ではないかと思われる。大畑の下の段は窪地で冷気が停滞しやすく、周囲の雑木林が茂り地熱の蓄積と放散が劣る。
燃焼法
石油や炭、薪などの燃料を積極的に燃やして畑の温度を上げて霜対策をするのが燃焼法
果樹園に多数の燃料を設置し、深夜から日の出まで一定の条件で燃焼することにより、つぼみの温度を限界危険温度以上に保つ。
燃料設置密度  10アール当たり40~60  3~5m間隔 果樹1本あたり5~7個程度
使用燃料
1.デュラフレーム 2.27kg 18900kcal 90x90x330mm   amazonn1500円
安定して燃焼し、管理が楽、広範囲で使用する場合は金属容器が欲しい。
作業は簡単で、延焼防止のみ注意すれば、添加後放置して車の中で待機できる。しかし運用コストは高価である。
2.薪  燃焼開始までに時間がかかり多数の槇野燃焼状態を一定に保ち、安全管理を行うことは困難、廃材などが入手できれば安価であるが、別途購入するとデュロフレームに対する優位性は皆無。火力を安定させ安全性を確保するには、消火設備を備え、平坦な果樹園で10アールが限度。
3.灯油  4リットル程度の金属缶に灯油を1.5リットル入れてキッチンペーパーロール、もみ殻、などを入れて芯にして添加する。
石油ストーブとは異なり、簡易な方法で灯油を燃焼させるために大量の煤が発生する。装備や衣服は汚れるので注意、
燃焼方法は大きく分けて3種類
煎餅などの四角い金属缶を使用した方法、
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鳥取で開発された方法、30x5㎝程度にカットしたロックウールを箱の数だけ準備して、缶の中に灯油を入れ蓋を半分して点火する。蓋の面積で火力を調整し、ロックウールを固定し、消火も行う。30cm角の缶で2時間程度燃焼可能、火力調節が可能だが、大量の缶を管理するのは現実的でない。不要な缶を集めるのが困難、購入する場合1個1000~1500円、汚れた缶の保管にかさばる問題もある。
不要な缶を使用し補助的に用いるのが妥当
ミルク缶などにキッチンペーパーの半切り、トイレットペーパーを入れた方法
今回、主に使用した方法、火力が一定で管理しやすい。
容器はダイソーで購入した220円の金属バケツ園芸用を使用した。若干の灯油漏れもあったが、草刈りを徹底し地面が濡れた状態なら問題ないレベル。
前日から準備して畑に配置する場合は要確認
芯にはキッチンタオルを半分に切断したものを使用、きれいに燃えて燃え残りも少ない。トイレットペーパーでも可能だが繊維が詰まっており酸素の供給が少ないため芯が燃え残り延焼のリスクがある。
ペール缶に剪定枝を入れた方法
20リットルのベール缶や一斗缶に剪定枝を入れた場合、大量の燃料を必要として火力が強く現実的ではない。剪定枝の量が多いほど灯油の気化が促進され完全燃焼しやすく火力は低下するが、長時間燃焼する。
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(表7)資材別燃焼法の特徴
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※ 灯油は引火性が強いので燃焼中の給油は絶対行わない。
燃焼法の注意事項
a 点火は、園地内の気温を観察しながら、安全限界温度より1℃高い温度で行う。
b 点火は園地の周囲からはじめるが、くぼ地など冷気が停滞する場所がある場合はそこから点火する。また、点火は一度に行わず園内の約半数を点火した後、気温の降下状況により残り半数を点火し、さらに必要な場合は点火数を増やして温度を調節する。
c 火力の調節は、防霜資材の設置数で行う。点火後は、気温の変化を観測しながら火力を調節するが、特に、日の出直前は最も気温が下がるので火力が落ちないよう注意する。
d 住宅地や工場付近で燃焼法を用いる場合は、煙の発生等には十分注意する。
図2 危険限界温度と点火時刻
時刻     午後6時   午後8時   午後10時   午前0時
温度      6℃     3℃     2℃      0℃
前日の夕方に上記の気温の場合、準備が必要
<ペール缶、キッチンペーパー等を活用した燃焼法の実施方法>
1 準備するもの
(1)ダイソーの園芸用小型バケツ    50 個/10a 油屋は1本の果樹に4個
(2)キッチンペーパー 25ロール/10a 
(3)灯油       75ℓ/10a 
(5)消防署への届け出、消防署へ出頭して書類に場所(番地まで)時間、燃料の種類を記入し捺印する。
(6)消火用ホース、水源、ステレオスプレーヤーなど、消火用スコップ、バケツ程度の水は灯油に対しては無力であるから、土をかぶせた方が効果的
キッチンペーパーを半分に  灯油とキ���チンペーパーを入れる 点火 120分後
2 燃焼資材の調整  ・キッチンペーパーをカッター等で半分にする。 2 燃焼資材の調整 ほ場の様子 3 点火
(1)キッチンペーパーをペール缶に入れ、灯油を1.5L(8~9分目程度)入れる。 
(2)気温がプラス0.5℃まで下がった頃に点火する。 
(1)キッチンペーパーをカッター等で半分にする。
 (3)バーナーを用いて、迅速に点火する(ライターは危険)。 3 点火 
(4)2時間程度燃焼可能。灯油の継ぎ足しは完全に火が消えてから行うこと
黒煙が発生するので、民家付近で実施する場合は注意、作業中の衣服や手足、顔は煤で黒くなるので汚れてもよい服装で、かつ可燃物は避ける。
容器内に灯油を含んだキッチンペーパーが残る場合があるが、そのまま保管すると危険な ため、燃え残りは適切に処分する(できるだけ燃やし切る)。 
実際の作業(2024年3月22日)
ダイソーなどで資材を購入
スマホの天気予報を絶えず確認し、翌日の早朝の気温がマイナス1度以下になるようなら,資材の準備を行い,装備を軽トラックにのせる。燃料も130リットル程度準備
起床 朝2時に起床,大畑から作業を開始,大畑の方が気温が低く開花が進んでおり,設置数も少ないからである。白皇2本を中心に12個の空き缶を並べ,灯油を満たす。数が少ないので空き缶とロックウール,ヤカンとロックウール,食用油ろ過機等を中心に配置した。3時の時点で温度計はマイナス4度、3時過ぎには点火した。
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油屋に移動、ダイソーのバケツにキッチンタオルを入れた〃規格の燃焼器を56個(1本の桃の木に4個)配置,3時30分に点火、容器に灯油を満たし状態で約2時間の燃焼が可能だった。
大畑の温度変化   大畑では火力の高い燃焼器を使用したが、温度計はマイナス4度を維持した状態で安全な温度には届かなかった。(前日はマイナス1度間で温度が上昇)当日は寒気が強く。現地おは窪地だったため寒気が集中したのではないか?今後は燃焼装置を増やす必要がある。
燃焼装置について、
安全性、均一性、給油の手間、運用コストが問題
油屋の温度変化   ワイヤレスの温度ロガーを使用して温度を記録した。センサは園地の中央部、高さ130cm程度に設置した。(周辺部はグラフよりも1度以上低い可能性がある)到着直後の気温が危険水域であったのですべてに点火、30分で気温はマイナス1度間で上昇、燃料節約のため3割程度を消火する。周辺部を3個、中心部を2個燃焼状態を維持する。温度はマイナス2度まで加工、5時を過ぎると燃料の切れたトーチが増えて燃料補給に追われる。燃料切れとてんかを繰り返しながら温度のグラフが加工している様子が見てとれる。
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油屋3月22日の燃焼法 温度変化3時30分より6時30分まで
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littlewing0000 · 3 months ago
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お掃除機能付きエアコンクリーニング、新潟市
今日は、お掃除機能付きエアコン2台のクリーニング🎵 毎年、複数台ローテーションでクリーニングのお客様です。 薪ストーブのある、おしゃれ系のお宅です。 今年は三菱 MSZ-L2816 と 富士通 AS-226HKTとゆ~機種。
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富士通の方は、H(ハロー)KT(キティ)モデルです❗ 今回の2台は比較的洗浄が容易な組み合わせです👏 ただ、三菱の方が設置されているお部屋はランプの宿みたいな感じなので高齢者の目だとコネクターの色とかビス穴とか良く見えなくてちょっと😅
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雨模様の1日でしたが、こちらのお宅は贅沢に玄関に広く屋根があるので問題ありませんでした⭕️ しばらく天気の悪い日が続くようで嫌ですね~ 防寒手袋が痛んでいるのでアマゾンで購入したスキー手袋が明日届く予定。
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今日のランチは現場近所の中華そば さぶろう💖 結構好きです。スープが上手いので飲み干さないわけにはいきません。 最近会う人とはクリスマス、年末年始、忘年会の話が多いですね。 イベントごとは深く理屈をこねたりせずに楽しみましょ~ 新潟のハウスクリーニングなら、おそうじ本舗 新潟茅野山店 https://www.osoujihonpo.com/shop/detail/5572 ≪lineでの注文やお問い合わせはこちら≫→https://lin.ee/uTtdicy #お掃除機能付きエアコンクリーニング #新潟市
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yatsugatake-east · 4 months ago
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新年早々薪を移動しています。もちろん、重い薪なのでエンジン式のクローラ運搬車を使用中です。
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移送先は南に面したリビング側の軒下です。ここに積んであった薪を使い切ったため移しました。左の方に勝手口がありそこから薪を室内に入れるためです。 傾斜地に建つ我が家は広くて水平な薪置き場が無く、やむなくシーズン中はちょっと離れた薪小屋から移動を繰り返しています。 薪ストーブはなんだかんだと結構体を使う暖房設備です。まあ、そのせいで体も温まり運動にもなるのですが・・・。(2025/1/4)
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shindo-hanamure · 5 months ago
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 四 教師から、どんなことでもする女性へ  私は徐々に教師から、避難生活に全力をそそぐ母親にかわりました。私の日々は朝にパンを準備し、水を用意し、料理のために火をおこし、皿を洗い、洗濯をし、空爆や悲惨なニュースを聞くたびこどもたちの恐怖をやわらげることでいっぱいでした。その間ずっと、じぶんの街が破壊されたというニュースを追いかけていましたが、家族についてのあたらしい情報は入ってきませんでした。避難した隣人の家のテレビ画面で、ガザ全体が燃えている光景を見ながら、こどもたちが眠るための空想の物語を話しました。  冬がくると、厳しい状況は、さらに悪化しました。冷たい水で洗濯をはじめ、手がひび割れました。シャワーを浴びるために、火でお湯を沸かしました。ちかくで爆撃があり、粉々に砕けて窓ガラスのない部屋に住んでいました。冬の夜は、冷たい床に敷いたマットレスの上で眠り、恐怖の中で、すこしでも暖かさと安心感がえられるようにと、こどもたちを抱きしめていました。テントや間にあわせの避難所にいるのではない幸運に感謝しました。  さらに事態を複雑にしたのは、感染症が蔓延しはじめたこと、私も医師や看護師になり、感染しないように、診療所を避けなければならなかったことです。虐殺が長引くにつれて、私はじぶんのこどもや他の避難民のこどもたちに、学校で学べなかったことを教えるという本来の職業にもどることにしました。   五 私に残されたもの  ガザが歴史的建造物を失うと、多くの他の女性たちと同様に、自己という意識を失いました。耐えてきた恐怖が、身体、健康、精神の健全さに、目に見える形で影響をおよぼしました。妹が亡くなった夜、私の黒い髪は、ほぼ一夜にして白髪になり、徐々に抜けはじめました。北部に住む友人たちは、水不足とシラミ対策の、最後の手段として、長い髪を切らねばなりませんでした。     栄養失調と過酷な生活に疲れ果て、避難先のひび割れた鏡で、自分を見る時間はほとんどありませんでした。もう自分の服とは思えない服を着て、慣れない生活を送っていました。自分をケアする贅沢をする時間は、ありませんでした。背中の痛み、生理不順、絶え間ない不眠症、家族と私の死という、あらゆる可能性への恐怖について、言葉で説明するつもりはありません。泣くのは夕方まで待ち、悲しみに暮れるのは自分だけだと思っていたら、近くの避難所からくぐもったすすり泣きが聴こえてきました。私は考えました。一人の妹の殉教にたいする悲しみは、家族全員の死とくらべてどうなのだろう。愛するひとの殉教が、確実な状態で失うほうが辛いでしょうか、それとも、愛するひとが、跡形もなく消えてしまうという不確実性に耐えることのほうが、辛いのでしょうか。  朝、私は涙を拭い、生き残るための厳しい現実にもどりました。  六 小さな地獄  何���月もが経過し、ラファへの侵攻がはじまりました。その瞬間まで、私は占領軍が定義した三角形、つまりテント――刑務所、墓の外――でなんとか生きてきました。  けれど、もう、そこから逃れることはできなくなりました。  私たちはテントを購入することを余儀なくされました。それは無料のはずでしたが、結局七〇〇ドル相当を支払ってしまいました。広告はノルウェー製のテントだと主張していましたが、設営してみると、ノルウェー政府はドイツの援助に頼ってテントを調達していたことがわかりました。それから、テントの上にぶら下がっているドイツ国旗は、私が火を灯したり、苛立ちで叫んだり、生活がますます困難になっていくたび、私たちを嘲笑っているかのようでした。  夏の間、テントは小さな地獄で、日中の暑さは堪えがたいものでした。私たちは塩水しかつかえなくなり、そのせいで、すべてが台無しになりました。入浴や洗濯で、剥がれた体の皮膚、塩まみれになった食器や衣服。すべてが塩辛く、きれいな衣服さえ、すり切れたように見えました。   ガスが不足していたため、料理やお湯を沸かすために、火をおこなくてはなりませんでした。夏の午後に海辺で火おしをしたことがあるひとなら、困難な仕事だとわかるでしょう。しかし私たちは、食事のために毎日それをしました。毎日、熱で指が焼け、燃える木の匂いでむせ、煙で目が潤みました。食器は黒いほこりで被われ、あつかいも掃除もたいへんでした。食べものに砂がふきこむのがあたりまえになって、私たちは、毎日の抑圧を飲みこむように、砂を噛んで、飲みこみました。  夜になると、テントは凍えるような地獄になり、こどもたちは、病気になるような冷たい風にさらされ、朝になると太陽が照りつけて、汗びっしょりになりました。    それから……? 毎日が、昨日や明日のようにくりかえされる。つぎはなんだろう? 仮想的な交渉のニュースや、遠い夢の話を聞き、それを完全に信じることも、完全に否定することもない。私にとって、夜寝るまえのハエとの停戦より大切な停戦はなく、朝は新鮮な水をタンクに調達することより大切な取引はありません。  ランプのうす暗いひかりの下で、眠っているこどもたちの顔を見つめ、なぜ、世界はいぜんとして、大量虐殺を終わらせるのをためらっているのか、疑問に思う。ガザのこどもたちの手足や、生きた肉体が引き裂かれるのを目撃したあとで。世界はこの子たちに、なにを求めるのだろう。病になったこどもが、病院に置き去りにされ、飢えと恐怖で死んでゆくのを見たあと。未熟児が、まるでもっとも屈強なものたちであるかのように包囲されるのを見たあと。胎児が容赦なく、母親の子宮のなかでころされたあと。世界は、こどもたちに何を求めるのだろう。    七 つぎは……  一瞬、テントの生活に負けそうになりました。ある日、野菜を買いに市場に行くと、その光景に圧倒されました。すさまじい人混みで、まわりのすベてが陰鬱な、灰いろに感じられました。そのとき、ひとりの女性をみつけたのです。私とおなじように、顔に日焼けした女性で、彼女もテントに避難しているとわかりました。彼女は、ジャスミンの苗を、愛するこどものように抱きかかえ、テントに持ち帰って、入り口に植えました。  希望が私の心を満たし、孤独をおしかえし、突然、私は、テントの厳しさに立ちむかう決心をしました。    毎朝、ハエがいても、清潔で新鮮なパンをこねはじめました。服を洗って太陽の下に干し、清潔さを誇りにしました。心のなかに苦しみを抱えたままでも、愛情をこめて、食事をつくりました。こどもに基本的な生活の技術を教え、すべての質問に答えました。世界中のすべての女性とおなじように、薪でインスタントコーヒーを淹れて、テントの前の海辺で飲みました。もう、気にしませんでした。私は知っています、いつか、いつの日か、このすべてが過ぎ去ると。  ガザは残る。私たちは残る。そして私は残る。
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fukuyama-zoen · 11 months ago
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2024/6/16
二十四節気は 「芒種」
七十二候は芒種の末候 「梅子黄」(うめのみきばむ)
梅の実が黄色く熟す頃。
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我が家の梅は少し早く時期を迎えました。
すでに、梅干しになるべく塩漬けされています。
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薪置き場で真っ赤な虫を見つけました。
ヒラズゲンセイという虫です。
ツチハンミョウ科の昆虫で、毒の成分のある体液を出すので危険とされています。
掴んだりしない限り体液が付くことは無いと思いますが、形がクワガタの様で色が真っ赤!カッコいいのでつい子どもが触ってしまうこともある様です。
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こちらはメス、アゴが小さいです。
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こちらはオス。大きなアゴでクワガタの様です!
クマバチの巣に卵を産み付け、卵から孵った幼虫は、クマバチが幼虫のために巣に貯めた花粉団子やクマバチの幼虫を食べて成長します。
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kennak · 4 months ago
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なんか、みんな自分の好きなジャンルのランキングつけてて楽しそうなので俺もやってみる。 会社がリモートになってから、がっつりサウナにハマって(今は身体考えてほどほどにしてる)、 銭湯で仕事するのがめちゃくちゃ楽しいと気づいてしまった。 あんまり出社しなくて良い&社外秘とかのセキュリティに関係がほぼない仕事ってのもあって、 今は週2くらいでは都内のどっかの銭湯で風呂入って仕事してる。 そんなわけで、俺の個人的なコワーキング銭湯ランキングをつけてみる。 ここに上がってないのでオススメあったら、マジで教えて欲しい。新しいところ開拓したい! 第5位 花景の湯(よみうりランド) よみうりランド併設の温浴施設。最近できたばっかりなのでめちゃくちゃ綺麗。 ここの売りは山に向かって広がる絶景の露天風呂。もうとにかく最高に気持ち良い。 露天風呂ランキングだったら、圧勝でここが一番。コワーキングスペースは横並びの個別席で6席ほど。 基本的には遊びに来る人しかいないので、今のところはそんなに席が埋まることはない。 前までは岩盤浴(有料)を利用しないと使えなかったが、今は3席くらい一般ユーザにも開放された。 しかし、岩盤浴がめちゃくちゃ良いので付けた方が良い。 コワーキングやってると浴衣なので冷えてくるんだけど、時々岩盤浴で温まってチャージとかすると捗る。 飯が美味しいのも最高。料亭監修のメニューがあって力入れてる。 問題点は遠いところ。都心から1時間半はもはや若干の小旅行。 まあ、それでもここでしか得られない成分はある。 第4位 「ROOFTOP」&「LIFEWORK」(西荻窪) 西荻窪駅近くのコワーキングスペースが運営しているサウナ。 薄暗く落ち着く広いサウナと、20席以上は余裕である外気浴チェアが魅力。 コワーキングスペースがメインの業態ということもあって、デスクが無茶苦茶(多分50席以上)ある。 そして、転れる漫画スペースやフリードリンク、ちょっとしたお菓子といった至れり尽くせり。 仕事用のブースもあるので、オンミしたい時とかにも使いやすい。 私語禁止ゾーンとかも設定されてて、今一番勢いのあるコワーキング銭湯グループ。 (最近三鷹に新店舗できたので落ち着いたら行こうと思ってる) ご飯も外に食べに出て再入場できるのも超ポイント高い。 欠点は、サウナ&シャワーしかないので風呂は入れないのと、 少し若い人&カップル比率が多めでおっさん一人だとちょっとだけ居心地が微妙。 あと、漫画の誘惑に負けてしまったりもする(自己責任) 第3位 かるまる(池袋) 池袋で話題になったハイレベルサウナ。サウナ、休憩、食事と全部がクオリティが高い。 サウナは外気浴あり、フィンランド式の薪サウナありと、まぁサウナ好きなら文句なし。 コワーキングスペースもオンラインでミーティングできるゾーンと 静かに作業できるゾーンが分かれていて良い。 特に作業スペースの机がでかいので、色々と広げながら作業してても余裕。 男性専用&私語は基本NGなのでうるさくないのもとても素晴らしい。 欠点は値段が他のところよりも少し高いので、ちょっとプチ贅沢になる。 あとは、オンミスペースが区切られてないので、そっちで作業すると少しうるさい。 第2位 SPA EAS(横浜) 横浜でヘビロテしてるコワーキング銭湯。来年の3月でリニューアル閉館ということを聞いて大ショックを受ける程度には、よく行ってる。(代わりは同じく横浜のスカイスパなんだろうけど、今でも混んでてほとんど席を取れないんよな…。) 特筆するべきはコワーキングプランの2200円。これは相当にやすい。 都内の普通のコワーキングスペースだって3000円/終日以上するところがほとんどなのに、 風呂とサウナがついて2200円は破格。そして、コワーキングユーザを増やすことを念頭に置いているので 席が個別になっている。窓際の外の明るい日差しが入りながらの作業は格別に楽しい。 漫画も程よく(本棚3つくらい)置いてあって疲れた時にちょこっと読むのに良い。 金曜日は(フードを頼めば)ワンドリンク無料とか、700円でドリンクバー(ちょっと高いけど)付けられたりするので 一日いるのに快適にいられる。風呂も広い温泉でサウナも大型のドライサウナ。 露天風呂に外気浴と、一通り全てのものが揃っている点も素晴らしい。 欠点はご飯がおいしくないこと。隣の長岡食堂(美味しいラーメン屋)で大盛り食って、夜まで頑張ってねばる必要がある。 第1位 江戸遊(両国) 栄えある第1位は両国の江戸遊。コワーキングするための究極の銭湯と言って良いだろう。 男性フロアにコワーキングスペース20席以上、女性フロア(は行ったことないから知らんけど)にもあるらしい。 共通のフロアにもテーブルがあったりと、とにかく作業がやりやすい。 椅子席、座布団席、ミーティングできる個室(5〜6人で入れる)と、もはや風呂のあるオフィス。 4000円以下で宿泊もできるので、もうどうにもらなんので泊まって仕上げる!ムーブとかもできる。 サウナも高温/低温でちゃんと2つ。温泉ではないものの、露天には薬湯があって火鍋みたいな臭いのする強烈な湯がある。 それが最高に温まって病みつきになる。会員になるとデフォルト結構割引されるし、 誕生日月は1200円で一日入れると意味がわからない。 そして、ここはご飯もうまい。俺は毎回焼き魚定食を愛しているが、大戸屋とかと同じレベルくらいのクオリティがある。 男性専用ではないので、パートナーと一緒にきても楽しめるし最強銭湯である。 欠点はほぼ思い当たらないんだけど男性フロアのトイレが1個しかなくて、利用者が集中するので若干汚れがちなのが 気になるくらい。(掃除の頻度上げて欲しい)
コワーキングスーパー銭湯ランキング(東京近郊)
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komogomo-blog · 1 year ago
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四月の28日
文章書かずに早二ヶ月。二ヶ月前に比べたら、取り巻く状況は好転している。引越しも何とか三月には完了。それからは修理や解体やら、製作を住み始めてから続けている。
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まず第一に修理に取り掛かった箇所はトイレである。睡眠と食は何だかんだでどうにかなる。しかし排泄が満足に出来ていなければ、ストレスも溜まっていくと考えた自分はまずトイレを修理した。トイレは便器が一つほっぽり出されており、それを設置し、排水口につなげ、水回りがうまく機能するように整えた。整えたと言ってもただ有ったものを使えるようにしただけだ。悠さん家の迷宮堂程、立派な改修工事はしていない。
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次に取り掛かったのはガス、今のUZUは昔三家族位が住んでいたようで、ガス管が至る所に張り巡らされており、要らない部分を塞ぎ、新たにキッチンまで繋ぎな���した。この時、マティアスや色んな人からお前がやるべきじゃないと止められたが、俺がやらなければ他に誰がやると反対を押しのけ繋いだ。材料買い出しの時にジョージア人のおじちゃんたちに聞きまくってやってのけたのだが、彼らの反応はがんばれよと至って普通だった。ガス会社にも相談したのだが、「自分たちはやらない。おまえがやれ」とえらく簡単な答えをもらっただけだった。実際テープ巻いて繋げただけで拍子抜けだ。まだ少しガス管近くに行くと匂いがするのだけども。実際、そんな家はちょくちょくあるし、ちゃんと機能しているし、大丈夫かと思っている。
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次は電気。電気は前も良く配線をつなげていたので、苦労することはなかった。でも、電気が来ているのか分からず、毎回触って確認する時にちょっと勇気がいる。
次は庭の整地と壁の破壊。庭の整地は健史さんがその時には居て、主導で動いていた。健史さんは細かい所にすごく厳しい。ちゃんと傾斜を付け、水が流れるように作っていた。自分は壁を破壊しまくっていた。破壊は楽しいのだが、気を付けないと余計な部分まで壊してしまいそうで神経を使った。一部壊し過ぎてもう一度壁を作り直した。
その後は、かまどを作り、これも健史さんに「完成をイメージしろ」と怒られながら一緒に作った。
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かまどは前のUZUより大きくなり、熱効率も格段に上がった。ラーメンの時に使う麵を湯がくときに使う50Lの水を沸騰させるのが30分に短縮され、しかも薪の使用量も減った。これは格段に性能が上がっており嬉しい限りである。まだまだ修繕が必要なのだけど。
そんな中、ロシアから来た女の子が泊まり込みで壁に絵を書いてくれた。ふわふわした変な子だったが、彼女はここでの生活を楽しんでいたようだ。
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そして迎えた一週間前のイベント、一発目のイベントは成功だと言える。前も来ていた人達がおめでとうと顔を見せてくれた。
ドイツから遊びに来ていたお姉ちゃんの影響もあったのだろう。とても楽しい夜だった。
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ドイツからのお客として迎えたお姉ちゃん達との時間は、とても濃く、居なくなってからのロスも大きなものだった。どこどこに連れて行かなければだとか、何を食べさせるとか、来る前から興奮して色々話し合った。結果は、だいたい考えてた事は出来たと思われる。
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UZUの修繕はまだまだ続く。女子トイレを今改装中で、その他使われていない場所をどんどん作りこんでいかなければならない。オーナーはこの場所を五か月前に買っただけで近所の事やこの建物の事を何も知らないようで、いつかはこの場所を使って、ホステルをやりたいそうな。出来る限り、建物��ゆっくりぶっ壊して、契約を延長させなければと思っている。
前と同じ事はやってられない。今考えているのはテラスに行くための階段をボルダリング的なもので作ってみようかと考えている。楽しそうだと思える。表のマーケット部分もカレー屋に作り直す計画もあるし、それ以前にUZUとして赤字を脱却しないといけない。新天地での活動は、すぐには黒字にならんものなのだろうか。
そんなこと言っても、家賃分くらいは絶対に稼いでおきたい。ずっと赤字では、自分たちの精神も侵されていく。
トビリシは四月中旬に入った途端に夏日が続いている。庭で火を焚きながらラーメンを作っていると日射病寸前だ。
日本から帰ってきて約八か月。日本は本当に合わないなと痛感している。日本の滞在期間は三ヶ月程だったのに、日本の方が辛く長かったようなイメージがある。反してこちらでの生活は、受けるストレスも一杯あるが、日々は充実しているように思えるし、過ぎていく時間の感覚は短い。
何よりやらなきゃならないことがある。それに尽きる。
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