#紅殻のパンドラ
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pudknocker · 6 months ago
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紅殻のパンドラの単行本の電子版特典で士郎正宗先生が送ってる設定テキスト原文そのままが掲載されてるんだけど、必ず最初に「そのまま使用してもある程度アレンジして使用しても構いません」って律儀に書かれている。これで突然荒巻大輔の孫娘や人形遣いの過去設定送られてくるのマジで怖いだろ!
Xユーザーの電光MMMさん
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littleeyesofpallas · 9 days ago
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KOUKAKU no PANDORA[紅殻のパンドラ]: "RedIron(oxide)* Pandora"
*The word Koukaku[紅殻] referring to "red iron oxide" or "red ochre" is a compound of "crimson"+"husk/(nut)shell". I can't tell which fits more, the association with metal or with a hard shell. I guess the benefit of the word choice in Japanese is that you don't have to pick one. Harder to parse into an elegant English word choice.
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funtail-the-cat · 19 days ago
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本買いログ:『【電子版】紅殻のパンドラ(26)』 https://bookwalker.jp/de7256b4fb-9524-40b5-91fa-5085b74c417e/?acode=6Nhgip1s #bookwalker #紅殻 #紅殻のパンドラ #攻殻機動隊 #アップルシード
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ryou-takano · 1 year ago
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読了。ついにブリなんとかさんの名前が明らかに!
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openam · 3 years ago
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Re:#Koukaku no Pandora Re:#紅殻のパンドラ @archive
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setteidreams · 5 years ago
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Added color designs from Koukaku no Pandora: Ghost Urn.
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sevenseasentertainment · 6 years ago
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PANDORA IN THE CRIMSON SHELL: GHOST URN, Vol. 11
Story and art by: Shirow Masamune and Rikudou Koushi MSRP: $12.99 Release date: February 26, 2019
DOUBLE TROUBLE!
Nene and Clarion are having a nice night out when they’re attacked–by Clarion’s twin sister?! Phobos might look like Clarion, but she has her own secret agenda…and her own reasons for wanting to get close to Nene…
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dizzycprfan · 3 years ago
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紅殻のパンドラ ep.3
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anime-font · 7 years ago
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紅殻のパンドラ
EDクレジット
ニューロダン DB
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catshiraisaho · 6 years ago
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最悪すぎる存在なのはわかるんだけどさ・・・やっぱり可愛いよなぁ…。ヒマワリあんにゅキャラでの日常系ギャルゲーとかもしもあったら速攻ゼネフルート入ろうとするわ私。 参考資料、紅殻のパンドラ
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gumix777 · 2 years ago
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2017/09/24 足アニ vol.3
[曲名] - [アーティスト] / [タイアップ]
01. 制服のマネキン - 乃木坂46 / 一般曲
02. フライングゲット - AKB48 / 一般曲
03. Before The Moment - 喜多村英梨 / TVA「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ピュア」OP
-えろいの-
06. 空想トライアングル - ChouCho / TVA「ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~」ED
07. ハッピィクレッシェンド ~セイラ & きい & そら & マリア Ver.~ - ふうり・ゆな・すなお・えり from STAR☆ANIS / TVA「アイカツ!」72,95,148,172話IN
08. ハニーアンドループス - 豊崎愛生 / TVA「プリプリちぃちゃん!!」ED1
09. Fun! Fun!★ふぁんたじー - 南里侑香 / TVA「わがまま☆フェアリー ミルモでポン! ごおるでん」OP
10. フワリ、コロリ、カラン、コロン - 夏川椎菜 / TVA「プリプリちぃちゃん!!」ED2
11. Faze to love - 橋本みゆき / TVA「ガンパレード・オーケストラ」OP
12. Next Destination - 高垣彩陽 / TVA「戦姫絶唱シンフォギアG」ED
13. アネモネ - ClariS / TVA「Classroom☆Crisis」ED
14. Perseus ~ペルセウス~ - 島谷ひとみ / 一般曲
15. 深紅 - 島谷ひとみ / PS2「Another Century's Episode 3 THE FINAL」IM
16. 伝説のFLARE - Pile / TVA「テンカイナイト」ED3
17. ラブリー☆ボム - みほ from AIKATSU☆STARS! / TVA「アイカツ!」109話IN
18. Distance ~In Your Love~ - 青山操 / パチスロ「押忍!番長2」IN
19. Another World - A応P / TVA「異世界はスマートフォンとともに。」OP
20. 扉-door- - オペレーター (中恵光城) / パチスロ「銀河乙女」IN
21. 闘志の華 - 大友ソウリン (加藤英美里), 立花ドウセツ (生天目仁美) / CR「戦国乙女〜花〜」IN
22. Fate - PERFECT ANGEL [剛崎れいな (福圓美里), 涼風まどか (ミルノ純), 風上さやか (日笠陽子), 能海しいな (茅野愛衣), 徳川イエヤス (千葉紗子)] / CR「熱響!乙女フェスティバル ファン大感謝祭LIVE」IN
23. TRUE -album version- - 下川みくに / TVA「ドラゴンドライブ」OP 別ver.
-えろいの-
26. 初恋の棘 (ラスサビEDIT) - Pyxis / 一般曲
27. hopeness - ZAQ / TVA「紅殻のパンドラ」OP
28. Gimmick Game - 水樹奈々 / VA「カード学園」OP
29. chronicle of sky - 水樹奈々 / 一般曲
30. Tomorrow's chance - 茅原実里 / 一般曲
31. white forces - fripSide / TVA「シュヴァルツェスマーケン」OP
32. Meteor Light - 高垣彩陽 / TVA「戦姫絶唱シンフォギア」ED
33. Another Sky - 石田燿子 / 一般曲
34. くちびる白昼夢 - 美郷あき / TVA「ストロベリー・パニック」OP2
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funtail-the-cat · 1 year ago
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笑笑、やりたい放題おもしろ。エリアルかよ。
本買いログ:【電子版】紅殻のパンドラ(25) https://bookwalker.jp/de7ee41427-37bb-42f8-98f0-724167984297/?acode=6Nhgip1s #bookwalker
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ryou-takano · 2 years ago
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読了。ネネの過去が24巻まできてついに!
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skf14 · 4 years ago
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10280135-4
「鴻神と貴女たちの関係は私の知るところではありませんが、少なくとも彼は、事件発生から貴女を気にかけ、事件解決に奔走していた、と言うことだけは、分かっていただけると幸いです。」
「あの、吉沢さん。」
護衛の警察官に声をかけ、去ろうとする吉沢警部を呼び止めた私は、一つだけ、引っ掛かっていた事を質問した。
「篠宮、今病室に入っていった彼を、最初にお知りになったのは、いつですか。」
「そうですね、私の記憶が正しければ、あれはもう、10年以上前、12年ほど前じゃなかったかな。」
「ありがとうございます。」
去って行った男、吉沢に、「鴻神が犯人確保の際に刺されて、今治療中だ。」と言われた時、真っ先に思い出したのは、最後、鴻神から篠宮へ電話をさせた時のことだった。
鴻神は私に、「万が一自分が怪我したと知っても、篠宮には知らせるな。絶対病院に来させるな。」と釘を刺した。理由を聞いてもはぐらかすばかりで、心底嫌な奴だと、その時は嫌悪感しか抱いていなかった。実際鴻神は無茶をするタイプではなかったし、サヨナラを告げてから定期的に伝えていた彼についての連絡は滞りなく、事務的なやり取りだけで終わっていた。鴻神が黙っていた可能性も否定できないが。
私は結局、篠宮に連絡した。なぜか。���われると、明確な答えはない。ただ、知らせるべきだと、思った。それについて鴻神に怒られたところで別に、何の支障もない。
当然、血相を変えた彼は仕事帰りの私を拾ってから病院に直行した。出会ってからそれなりの年月が経ったが、彼の取り乱す姿を初めて見た。
「2年ぶり、か。」
鴻神は、18歳の私を覚えているだろうか。24歳になった私を見て、どう思うんだろう。扉の向こうは沈黙を貫いていて、何も分からない。私はそっとドアに手をかけ、扉を開いた。
「こ、鴻神、さん、」
彼女からの知らせに、頭が真っ白になった。僕と彼の間に死、と言う言葉が浮かんで、むしろ警察官でありながら、今までその匂いを感じさせずに来たことの方が凄いのかもしれない、と他人事のように思う。
ベッドで横たわる彼に声を掛けても、勿論反応はない。目を閉じ、静かに眠るその頭には包帯が巻かれており、彼1人が眠る病室にはぷん、と薬の匂いと、そして微かな血の匂いがする。
口元に手を翳せば、微かに空気が動くのを感じて安堵した。当然か。当然なんだろうが、安心する。
もう、何年顔を見ていなかっただろう。連絡すらもろくに取れないまま、彼は一体どこで、何を。僕はそばに置いてあった椅子に腰掛け、彼のいつもに増して白くなった顔をそっと撫で、そして、力なく投げ出されていた手を握った。
「鴻神さん、」
その瞬間、ザ、ザ、と、どこかからノイズが聞こえた気がして、顔を顰めた。何だ、今の感覚は。すん、と無意識に鼻を鳴らして何かの香りを探す。漂っていたのは、ほんの微かな、これは、甘苦い、特徴的な何かの匂い。僕はこの香りを、どこかで確かに、知っている。のに、思い出せない。どこだ。朧げすぎて、面影を追うことすら出来ない。
「この、匂い、どこかで...」
ベッドサイドの白熱電球が照らす部屋で、手を握り、無事を祈る姿を、僕は、どこかで、確かに、見た。
『燎、』
ノイズの向こう側で、僕を呼ぶのは、誰だ。分からない。ベッドに預けた頭に、暖かな、何かの感触がする。抗えない眠気に誘われるようにして、そっと、落ちる瞼。
ナイフが腹に刺さる瞬間がスローモーションのように見えた時、後ろ手に庇って抱きしめた子供にせめて何も見えないよう、スーツの前を掻き抱いて犯人の首に蹴りを入れた。肉体派ではないものの、我ながら良い動きをした、と思う。気を失いぶっ倒れた犯人を見下ろし、女の子の手を引いて婦警へ引き継ぎ、女の子が俺に手を振って、そして、姿が見えなくなった瞬間、意識がブラックアウトした。
左手が暖かい何かに包まれていた。だからこそ見せた、幸せな夢だったんだろうか。ゆるり、と開いた目に映った世界は、薄暗く、味気のない世界だ。腹が重い。何故。軋む身体を極力動かさないよう首だけを曲げると、ここにいるはずのない男が、俺の手を握り、微睡んでいる。これも、夢なのだろうか。
「......この、匂い、」
ぼそぼそと呟く声に、嫌な予感がじわじわと正解になっていく予感がして、俺は昔なかなか眠らない彼を寝かしつけていた時のように名を呼び、頭を撫でた。頼む。起きてくれるな。
「.........燎、」
ぎゅっ、と手を握り直した彼、篠宮が穏やかな寝息を立てはじめ、俺は状況把握と、考え得る最悪の展開を想定した。あぁ、ついていない。よりによって今日の相棒は、吉沢だ。こういう時の勘は、嫌というほど当たってしまう。
あまりに静かで、心配になった私はそっと扉を開き、部屋の中へと歩み寄った。酷く血生臭い。ベッドの脇、彼が布団に突っ伏すように頭を下げている。安心して、寝てしまったのだろうか。
肝心の鴻神は、と顔を覗き込む。と、瞼をゆっくり開いて、私の目を覗き込み、そして、空っぽの真っ黒な目に、じわじわと生気が満ちていく。ああ、この男、随分と乾いている。
周りに漂っていた黒いシャボン玉も随分と数が増えて、何か違和感が、と、私は漸く気付いた。部屋に漂うむせ返るほどの血の匂いが現実の血液じゃなく、鴻神を縛り付けるように巻き付いていた有刺鉄線が食い込み、身体中から流れ続けている、私にだけ見える深紅によるものだと。湧き上がるこの感情の名前は何なのだろう、嫌悪でも、憎悪でも、恐怖でもない。
「あ、なた...」
「...俺、言うたよな。来さすな、て。」
「......」
「......ちょっと、上着、内ポケット、取ってくれへんか。」
不思議と、篠宮を起こそう、とは思わなかった。きっと目覚めて軽口を叩き合う事を誰よりも待ち望んでいたのは篠宮だったはずなのに、どうしてだろう。眠る篠宮を避けるようにぼこりぼこりと現れては破れる黒いシャボン玉にも、不思議とあの頃のような怒りが、湧かなかった。
傍の椅子に折り畳まれて掛けられていた鴻神のスーツは随分と彼の血を浴びたらしい。腹側の黒い裏地が一段とどす黒く染まっていた。持ち上げた時に香ったのは、あの日鴻神が吸っていた、独特な煙草のフレーバー。内ポケットを探ると、小さな、ガラスの何かが指先に触れた。取り出すと、それは掌に収まるほど小さな、長方形の小瓶だった。装飾も何もないシンプルな鈍色の液体が容器の7割ほどを満たしていた。
なんて、哀しい色。私は、未だかつて彼の周りに、彩度の高い色を見つけられていない。
「...これ、?」
「おん、」
怪我人に対して強く当たるほど、私はもう子供じゃない。小瓶の蓋を外して自由な左手にそっと置いてやれば、彼はそれをしゅっ、と、篠宮に降り注ぐように何度か放って、そして、私に目配せした。私は少しだけそれを眺めた後、鴻神から瓶を受け取り元あった場所に戻した。数秒経ってふわりと香ったのは、私の目に映った色は。一言で表すなら。喪失感。
「...これ、貴方の香水?どうして突然、振り撒いたの。」
「タバコ臭いの、好かんやろ。」
「嘘ついても、バレるの忘れた?」
目の前の男が耄碌したのか弱っているのか、判別は出来なかった。ただ吐き出される真っ黒になりきれていないマダラ模様のシャボン玉を見ると無性に喉を掻きむしりたくなるような焦燥感に駆られてしまうから、私は目を伏せ、すやすやと眠る篠宮を見下ろした。
「久しぶりね。」
「せやな。」
「もう、あれから2年経ったわ。...少しは、大人になったかしら。私も、貴方も。」
「なぁ、もう、帰ってもろてええかな。」
抑揚のない声。天井をただ見つめる、真っ黒な瞳。鴻神の感情は読めない。ナハハ、と耳障りなほど明るく笑う鴻神は、彼を守る鎧だったのかもしれない。6年前の私は彼を、見ていたのだろうか。どこまで、見ていたのだろうか。
「...分かったわ。ただ、無事だってことくらいちゃんと自分の口で伝えて。」
「ん、分かった。」
「...篠宮さん、篠宮さん。起きて。」
「ん......あれ、僕、寝ちゃって、た、?」
肩をゆすると流石に気付いたのか、寝ぼけ眼を擦りながら顔を起こした篠宮を見て、"鴻神さん"はへらり、と笑い、繋がったままの手を挙げて、ゆらゆらと揺らした。
「篠宮ァ。」
「こっ、こ、鴻神さん!!目、覚ましたの!?」
「覚ましたも、何もお前、刺されたとこ、枕にされとったら、誰でも起きるやん。」
「えっ!?ご、ごめんなさい...痛む?大丈夫?」
「かすり傷やから、明日には、もう退院や。」
「そうなの?本当?」
「...えぇ。さっき鴻神さんの上司の方が来られて、そう言ってたわ。」
「よかったぁ......」
平然と出てきた嘘に素直に騙された篠宮に、罪悪感が少しだけ湧き出てすぐに消えた。嘘が全て悪い、なんて、子供の考えだ。鴻神は繋がった手をさりげなく離し、私と篠宮を見て、糸目を細めて笑う。
「おおきにな、二人とも。」
「ん?鴻神さん、...あ、僕の香水、まだ使ってくれて���んだ。嬉しい。無くなったらまた作るから、教えてね。」
「ほら、帰りましょう。篠宮さん。」
「え、あ、うん。鴻神さん、ちゃんとご飯食べてね、無理しちゃダメだよ、」
「オカンか。はいよ、気ぃつけて、帰りや。」
「...お大事に。」
そして私は翌日、また鴻神の元へと出向いた。会社へは有給を出した。当日の朝に言い出すなんて、と小言を言われたが、知人が入院した。といえば流石に人の心があるのか、気にせず休め、と嫌々言った上司に口ばかりの感謝を述べた。
病室の前、見張りの警察官に止められ、吉沢の名前を出したら、簡単な身体検査をされた後あっさり通された。恐らくあの警部の計らいが何かしらあったんだろう。警察官、つく���く敵に回したくない相手だ。昔はあれほど無能だと、嫌っていたのに。
ベッドを少し起こして、寝そべった鴻神は静かに外を眺めていた。呼び掛けるとくるり振り向いて、彼が動くたび香る、錆びた鉄の匂い。
「鴻神さん。」
「......ナハハ、自分、暇やなぁ。」
「別に私は来るな、って言われてないわ。そうよね。」
「可愛子ちゃんが厳ついオカンになってもうたなぁ。」
病院の下のコンビニで買ってきた大量のロリポップを袋ごとがさりと雑に机へと置いて、私は昨日篠宮が座っていた椅子へと座った。昨日と変わらず白い顔に、昔と変わらないへらへらと軽い笑顔を貼り付けた鴻神は寝たまま袋の中から飴をいくつか取り出し、葡萄味のそれを私に手渡した。自身はイチゴミルク味を選んだらしい。部屋に甘ったるい乳の香りが漂う。
「本当は煙草にしようとしたんだけど、貴方の吸っていた銘柄探しても、コンビニに無かったわ。私詳しくないから、分からなくて。」
「あぁ。ポールモールなぁ、もう日本やと、廃盤やねん。飴ちゃん好きやし、嬉しいよ。」
「知ってるわ。あの時も、私に渡したのは葡萄味だった。」
「そーやったかなぁ。」
さすがにバリバリ噛み砕いて食べるのは無理なのだろう、静かにそれを舐める姿に違和感を感じて少し笑えば、鴻神は驚いた表情で私を見た後、ふいっと目を背けて窓の外へと顔を向けた。
「...どこから話せば、貴方は話してくれるのかしら。」
「そもそも自分、男と二人っきりで会うてええの。」
「...そう、貴方、いつも私の名前を呼ばなかったわ。私も一度も名乗ってない。」
「そうやったっけ。」
「昨日、貴方の携帯に電話したら、吉沢警部が出たの。私驚いたわ。『塚本澪さんですか、』なんて、いきなり言われるんだもの。」
鴻神は分かっていたのだろう、恐ろしく察しのいい男だ。表情を変えることもなく飴に歯を立て、カツカツと鳴らしながらぼそり、悪態を吐いた。
「...あのポンコツ爺、」
「...どうして、教えてくれなかったの。」
「誰が捕まえても、犯人がどうなっても、あの頃の自分には、気休めにもならんかったやろ。」
「...それは、そうだけど。」
「そんな中で、歩み寄ったところで、ただの自己満足や。」
言っても無駄だと、軽くはぐらかされるたび、適当に返されるたび、思っていた。それが積もり積もった上での決別だった。でも、彼は、もしかしたら誰よりも、至極単純な何かが、欲しかったのかもしれない。一回り上の大人が、こんなにも遠い。
「篠宮さんが遭った事故、新聞の写真には、確かに彼が"乗っていた"大破した車が映ってた。事故があったことも、彼の記憶が消えたことも、嘘じゃない。」
「何を今更、」
「彼は、"事故現場に偶然居合わせた鴻神さんが助けてくれた"って言ってたわ。」
「......」
「その事故は、車3台が絡む大きな事故だった。記事によれば、その3台は、崖下に落ちた大型車、ガードレールに突っ込んで運転席が潰れた軽、そして大破した普通車。写真に映った大破した普通車から溢れた、煙草の吸い殻が道路に散らばってたの。」
「誰かが吸うてたんちゃうの。」
「名前は伏せられていたけど、軽にはクリスチャンの夫婦と女の子が乗ってた、と書いてあったわ。そして、普通車には、男性が二人。」
「.........」
「事故を担当した警察官を探して、話を聞いたわ。捜査情報だからってほとんど教えてもらえなかったけど、でも、一つだけ、教えてもらったの。散らばってた煙草が、ポールモールだって。」
そして昨日の吉沢の発言が、私の中で燻っていた疑惑を、確信へと変えた。それに、何よりも、彼と過ごしてきた時間が、答えだった。悔しいけれど、でも。
「篠宮さんは優しいわ。どんな時も他人の心を慮ることの出来る、優しい人よ。だからこそ、私に応えよう、としてくれた。それは分かってた。嘘はなかったし、彼だって、ちゃんと私を見て、私を大切にしてくれてた。」
「そんなら、なんで、今更...」
「彼はずっと、何かを探してた。私にも見えない、彼にも分からない、でも確かに、私を通して何かを探してた。上手く言えない、けど、今なら分かる。」
「やめよう、なぁ。この話、もうええやんか、」
「...忘れられた側だけが、辛いと思ってる?鴻神さん。」
人の核心を突くのは、あまり得意じゃない。と、その時私は初めて身に染みて思った。人を壊しかねない、と、恐怖すら覚えた。鴻神は私の言葉を聞いた瞬間飴をガリッ、と噛み締めて、そして、窓に向けていた視線を私へと向けた。その目は、迷子の子供のようにふらふらと戸惑い揺れる不安定を表していて、無作法に手を伸ばしたことを少しばかり、後悔すらさせた。あの掴みどころのない、いつでも平静を保っていた男が、こんなにも簡単に揺れるのか。私が開いたのは迷宮からの出口なのか、もしくは、パンドラの箱だったのか、分からない。が、後者だとすれば、一欠片の希望が残っていて欲しい、と、無責任にも祈ってしまった。
鴻神の手は腹に掛かった布団を痛いほど強く掴んでいて、指の先は白くなっている。その気持ちは、私には計り知れない。そうやって、私も、そして彼の周りの人々も、彼を、一人にしてきたのだろうか。そっと、何の意図も込めずに手を重ねた。彼は俯き、混ざらない異なる温度の共存する手を見下ろしていた。
「私は、篠宮さんのおかげで、大切な記憶を取り戻すことが出来た。報いたい、恩を返したい。そう思ってきた。記憶がないまま、思い出せないまま過ごす苦しさは、きっと同じじゃないけど、少しは、分かる。」
「...やめてくれ、」
「もう十分すぎるほど、彼は、私を救ってくれた。真っ暗だった世界に、一筋だけでも光をくれた。彼も、貴方も��私にとって英雄だった。だから...」
「もういい!...もう、いいんだ。このままで、君と燎が、幸せであれば俺は、」
ぱん、と小気味良い音が響いた、と認識したのは、すでに手が動いてからのことだった。昼下がりの明るい病室に、重たい沈黙が広がる。じんじんと脈動する己の右掌が、痛い。手も、心も、痛い。その痛みは私自身のものではなく、目の前の彼の痛みだと、そう思えた。
「もう、黒いシャボン玉吐くの、やめてよ。本当は、気付いてるんでしょ。鴻神さん。ねぇ。私、自力で沢山調べたの。篠宮さんの大学に、時々迎えにきていた男の人がいたことも、篠宮さんが、憧れてる人がいる、って警察官を目指していたことも、事故に遭った普通車の中に、ペアの指輪があったことも、全部、知ってるの、」
「......よう、調べたなぁ、警察向いてんちゃう?」
この期に及んで茶化そうとするその薄っぺらい顔が無性に腹が立つ。諦めこそが最善だと信じてやまないその姿はむしろ、宗教に近いとすら思う。私は目の前の男を真っ直ぐ見つめ、まとまらない言葉をそのまま吐き出す。
「私は人に見えないものが見える分、人が察するべき言葉の裏の意味とか、表情を曇らせた理由とか、そういうものが見えてなかった。だから、篠宮さんと出会って、貴方と出会ってから、見続けた。」
「......」
「ねぇ、鴻神さん。きっと貴方は、自分ごと忘れてしまった篠宮さんを、もう一度幸せにしよう、って、思ったんでしょ。だから真実を隠して、空白の期間に目を伏せて、やり直させたの?」
「...そんな、大層なもんとちゃうよ、ただの、エゴや。」
「そうね。...消えた4年分の記憶の中の篠宮さんは、ずっと、貴方を探してる。扉に外から鍵がかけられたことなんて知らずに、ずっと、日の目が当たる日を待って出口を探してるはずよ。だって...貴方が会いたいように、きっと、篠宮さんも、貴方に会いたいって、思ってる。」
上手く言葉が出てこない自分がもどかしく、それでも、私は口を止めてはいけないと、ただ、心から溢れ出るそのままを話し続けた。鴻神は俯いたまま、その表情は見えない。
「貴方が過去を捨てる、ってことは、篠宮さんの過去も同じように捨てる、ってことになるんじゃないの。篠宮さんを、捨てないで。」
「......何が、正解なんか、自分でもよう、分からんくてなぁ。でも、正しい道に、誘うことが最善やと、そう考えて、色々してたんやけど、俺、格好悪いなぁ。全部バレてもうた。なはは、」
ぽた、ぽた、と布団にシミが落ちて模様が生まれる。裏腹にどこか肩の荷が降りたようなその声に、私はなんだか泣きそうになって、確かに私は篠宮さんが好きで、恩を返したい、とずっと思っていたけど、幸せになってほしい、と、目の前の���がエゴだと自嘲したその願いを、同じように抱いていた。篠宮の、漠然とした何かを追い求める焦燥感を、鴻神の、ぱちんぱちんと弾けては砂のようにサラサラと消えていく黒いシャボン玉を、全部抱きしめたくなる。
「...それに、篠宮さん、昨日帰ってからずっと、色んな銘柄の煙草買い込んで、店に篭りっきりよ。どうしてだと思う?」
「.........はぁ...」
「病院に来させるな、っていうのは、事故の時と同じ状況になって、記憶が戻るのを避けたかったからでしょ。貴方も案外間抜けね。」
「皆まで言わんといてくれ、人払いする前に、意識飛んだんや。」
「靄のかかった幸せなんて、誰も望んでない。全て見た後に自分で選ぶ道を、幸せって呼ぶんだって、私は母に教わったわ。」
鞄から小箱を取り出して鴻神の手に乗せると、鴻神はすん、と柄にもなく鼻をすすって、その箱を不思議そうに眺めたあと、何も言わない私に察して蓋を開け、そして、いつもの嘘臭い笑顔じゃない、綻ぶような笑みを見せた。
あの日、ビルの上から降ってきた、Rのイニシャルを刻んだネックレス。裏に小さく刻まれた、「r to r」の文字。あの時の私が今ここにいたとしても、私の選択を、正しいと言うだろう。
「彼が先に見つけるか、貴方がその傷治して押しかけるか、どっちが先かしらね。」
「......ありがとう、澪ちゃん。」
ふふん、と得意げに笑ったはずの声は出ないまま、鴻神の手が、私の頬をそっとなぞって、しっとり濡れたその感触に、あぁ、私、泣いてるのか。と気付く。悲しいのか。いや、違う。寂しいのか。それも違う。ただ、彼らが、あるべき形を取り戻すことが、嬉しいんだ。
「...こちらこそ。私の家族を殺した犯人を、捕まえてくれて、ありがとう。篠宮さんを、助けてくれてありがとう。私は大丈夫よ。未来がどうなったって、過去も今も全部抱きしめて、私として生きていける。」
それが、篠宮さんに貰った、私の宝物だから。あの薄紅の香水瓶は、結局中身を使い切って、満たされることのないまま家族の遺影の隣に並べて置かれている。
話している最中何度か鳴っていたスマートフォンの画面をチラリと確認すると、数十分前にSNSメッセージが連続で届いていた。
『澪ちゃん!ごめん!僕ちょっと、鴻神さんのところに行ってくる!』
『間に合うかな、もう退院してるかも、でも、会いに行かないといけないんだ。』
『もし、全部片付いたら、僕の話を聞いてくれないかな。』
『無くしてたものが、見つかったんだ。』
私はそっと画面を閉じ、目の前の、まっさらになった鴻神の肩を叩き、情けない顔を笑ってやった。
「ほら、しゃんとして。鴻神誄。めそめそしてるのは貴方らしくないわ。どんな過去が帰ってきたとしても目一杯抱き締めて、もう離しちゃダメよ。」
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vicisono · 3 years ago
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2022/02/07 「破壊神マグちゃん」 完結
2022/03/07 「Dr.STONE」 完結
2022/04/28 「ゴールデンカムイ」 完結
更に 「ブラッククローバー」 があのヒキで三ヶ月休載後に完結編突入&カドカワの 「紅殻のパンドラ」 も恐らく最終章突入
ううっ日々を生き抜く支えが次々に終わっていくよ~~
とりあえずブラクロ再開後に完結をリアルタイムで追うためにジャンプ復帰するかぁ……休載の間に既刊をじっくり伏線拾いながら読み返しとこう。
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マグちゃんとドクストのダブルロスで空いた心の穴が覚悟していた以上にデカい
両方とも見事な最終回だったんで終了自体には文句はないんだけど、マグちゃん完結の余韻が残ってるうちにドクストまで終了だから寂しさがハンパない……まだGIGAのマグちゃん番外編と夏の龍水外伝、ドクストはアニメ3期が控えてますけどね
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sevenseasentertainment · 7 years ago
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PANDORA IN THE CRIMSON SHELL: GHOST URN, Vol. 10
Story and art by: Shirow Masamune and Rikudou Koushi MSRP: $12.99 Release date: April 24, 2018
IT’S A ZOO IN THERE!
Nene and Clarion are off to take a tour of…a farm?! It might be a dystopic nightmare filled with vats of meat, but at least it has a petting zoo! When a glitch causes a the pens to open, the animals make a break for freedom. It’s not long before Nene and Clarion find themselves in the middle of a stampede!
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