#私ではなく、ケーキが事故っていた笑
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10月3日はドイツ統一記念日で全国的に休日。天気は時折雨で空はどんよりと白く。ハンブルグの秋っていう感じ。オーラフ・シュルツ首相はハンブルグ出身なので、今年はハンブルグがホストらしい。私は丸の内に住んでいるようなものなので、私の通りは数日前から全面封鎖され警官が所々立ち、各州から来た展示テントが通りを埋め尽くしている。コロナ罹患数が増えてきているようだし、私はお利口さんにお家でのんびり。
ロンドンからの飛行機で仲良くなったオッサンオススメのドイツパン、Sanssouciを、オッサンオススメの店で買う。まぁ不味くは無いが、オッサン曰く、Sanssouciってフランス語で憂いなしっていう意味なんだけど、変な添加物入れていませんって言うことでドイツ語じゃなくて、その店ではフランス語を使っているんだと。まぁ不味くは無いが、美味くもない。ワシはドイツ人が誇りに思うとるらしい美味いドイツパンを食うてみたいのじゃが、もう一年もここにおるのに、SwedenのUppsalaで帰国前に朝早起きして焼き立てのパンをスーツケースにツメツメして持ち帰ったほどの感動的美味いパンに、まだ出会っていない。南ドイツに行かないとダメかしら。ドイツよりも北欧パンの方が美味いですわよ。
イザベル姉さんは、グズグズ文句を言いながら、色々とケーキ焼いてくれたり、御飯を一緒に作ろうと誘ってくれたり、映画に連れて行ってくれたりする。ワシは幸せ者で、ワシを可愛がりたい奴は、何故か知らないが、全世界にうすーくひろーく、散らばっているようである。イザベルさんは、その内の一人。ワシを構いたくて仕方が無いらしい。この休日のランチは、イザベルが独創的創作意欲に満ちた時に焼いてくれた再現不可能なケーキを大量に頂戴したので、それを食す。
ドイツではイースト入りの生地をケーキに使う事が多いのだが、少しパン生地を固くしたような生地をケーキの底とフチにして一度焼き、その中に、ブルボンバニラのクワークと砂糖、りんごのスライス、角切りアーモンド、干しぶどうを沢山入れたフィリングを入れて、再度焼いたケーキ。甘さ控えめで、バターやクリームが入っておらず、さっぱりとしていて美味しい。クワークは日本では見かけないが、ギリシアヨーグルトみたいな舌触りのボテッとしたサワークリームになる前のクリームがヨーグルトになった食べ物だと思えば良い。スエーデンでは、ヨーグルト感覚で、朝ご飯に森のベリージャムと食べる。ワシはウプサラ大学に客員研究員で滞在した夏、全体液がクワークと森のベリージャムになるかと錯覚する位に、これを毎朝食べ尽くした。ぶはは。
ワシはその昔、北欧辺りで小鳥だったとしか思えない位にラズベリー、ブルーベリー、グースベリーなど、イチゴ以外のベリーが大好物。しかし、同時に、その昔、小リスだったと確信している位に、ピーナッツ以外のナッツ類も大好き。栗もナッツですけんの。イチゴもピーナッツも、食べるけど、実はそこまで好きじゃない。イチゴはベリーのフリした草だし、ピーナッツだってナッツのフリした草だろと思う。ワシは木が好きじゃ。
コックのミヒャエル君が、スダチをゲットしたと写真(上の手はミヒャエルの手)を送ってくれたので、一個だけ置いておいてもらう。お取り置きスダチは、こちらのスモークサーモンの冷凍を解凍して、その内、食べようと思う。本当は焼き魚が欲しいが、こちらは北海で取れるギトギト脂身の魚を燻製にしても、まだ脂だらけなので、脂落としと臭い消しに使おうと思う。
昼では無く、夜遅くに思い立って散歩。市庁舎前は統一記念日の準備で凄い。どこも立ち入り禁止である。そんな中、イザベルに日本で撮影したPeaceful DaysというWim Wenders監督の作品を見に行こうと誘われる。ハンブルグでは、今週は映画祭も同時開催されている。今年、役所広司がカンヌ映画祭で主演男優賞を取った作品で、日本では12月に公開予定。少しお先に見て参りました。超巨大スクリーンの映画館は満席。時折、笑い声が出て、日本を、東京を、ドイツ人達が楽しんでいる事を嬉しく思った。この映画は、台詞はほとんど無いが、台詞がある場面は全て日本語で、ドイツ語字幕。日本に帰りたくなる。あまりにもドデカイスクリーンで東京が実物大位で、没入感しかなく、東京が好きでも無いのに、懐かしくなった。
私から見ると、大概不潔なドイツ人でさえ、フランス人を見るともっと不潔に感じるらしく、大量にトコジラミが発生しとるパリには行くなと言われておる。でも、自分達は民度高めだからフランスより清潔ぶっているドイツも、日本の清潔さには恐れ入るらしい。っつーか、ワシはチミ達の不潔さに恐れ入っとるわい。。。と普通に思う。映画では、役所広司は、東京都の公営トイレ掃除夫として登場するので、Totoのトイレとトイレコンペに使われた建物を見る事ができる。
映画は監督と一緒に見て、監督の対談もあった。ブエナ・ビスタ・ソシオ・クラブのファンなら、Wim Wendersはブエナ・ビスタの監督でもあるので、ドキュメンタリーと映画の境目を狙う監督だと御存知かしら。監督曰く、16日間しか撮影期間は無く、おまけに当初は、日本で行われた公共トイレ建物の最終選考コンペに残った建造物のプロモーションビデオのようなものを撮って欲しいという依頼だったらしい。トイレを見て、建造物を見て回ったが、それよりも、トイレの美しさに感動し、汚くなる場所を毎日毎日、美しく掃除をしてくれる人々が日本にはいるんだなぁって思って、物語的なものにする事を思いついたらしい。日々の生活の中で、身の回りを常に身綺麗に清潔に保つという美意識に、そしてそれは一度でも気を抜くと、あっという間にベルリンみたいに汚物の一部と化すというはずなのに。。。汚い場所こそ美しく保つ心意気に、日本の民度の高さを見出したらしい。そんな監督は、アメリカ人の好きな黒澤明よりも、小津安二郎が好きで、小津安二郎のように、静かな、淡々とした日常を、心静かに受け止めて生きる人々の生き方を、いつか描いてみたいと若い頃から思っとったらしい。実現できたのは、78歳。ワシの愚父と同い年である。
Wenders監督の演出で、役所広司主演のトイレ掃除夫は、実は運転手付きの金持ちの家の出自である事が推察できる場面がある。これには、Wenders監督の観察眼にビビった。今の日本は平成の下剋上後の令和の下剋上を体験しているので、昭和の下剋上、平成の下剋上でも更に下層だった奴らが、今を謳歌されておる。クソのハシにも引っかからない輩が、やれ白百合だの、慶應だのと、キャピキャピ行きやがって、お笑い種である。表面的にぶりっ子ぶってりゃぁそれでえーんかい?とツッコミを入れる事すら無駄に思えるバカばかりが、やれ東大だ、京大だとしがみついて、実に下らない。ワシはWenders監督の眼差しに勇気付けられた。見る人は見ている。見ている人の中には分かっている人もいる。だから大丈夫。ワシはワシらしく、憂う事なく、楽しく笑っとこ。見る人が見たら、ワシの存在に気づくじゃろ。
イザベルに感謝。パン好きのオッサン、ヘンドリックに感謝。そしてヴィムこと、ヴェンダース監督に、日本を心哀しく、誇らしく思わせてくれた事に感謝。日本は、もう、だんだんと古き良き実直で、もの静かで、ひたむきで、優しい人々が片隅に追いやられ、本当の日本に会うのは、日本人でさえ難しくなりつつある。そんな中、日本の消えつつある姿を、映像に残してくれた事に感謝。映画では影がキーワードだったが、幻のようになっている日本を、浮かび上がらせようとしてくれたのだろう。日本人ではなく、ドイツ人の方が、真髄を捉える事に成功しているのだとしたら、私も、Auslander、異邦人だからこそ、捉えているドイツの真髄が見えているのかもしれない。
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Giselle-profile
▼プロフィール
【名前】ジゼル クロムウェル(Giselle Cromwell) 【年齢/性別/身長】??歳/女/151cm 【一人称/二人称】私(わたし)/貴方 【長所】鷹揚・独創的・お茶目・柔軟・積極的 【短所】吞気・独善的・偏愛・小悪魔的 【好き】食事・魔法・調薬・変化・墓地・丈夫な骨 【嫌い】雷・待機時間・不変・腐った屍
大らかで気品ある落ち着いた雰囲気の中に少女らしいあどけなさも感じさせる何処か不思議な魅力を併せ持った女性。 上品な立ち居振る舞いながらも、茶目っ気を見せたり、気さくで話しやすいこともあって比較的親しみやすい性格。 反面、他者への評価を自分の価値観のみで判断してしまう面を持っており、嫌いな相手や興味の無い相手に対しては一切の容赦をしない。
高位の魔導師であり死霊を操るネクロマンサー。 一国の姫君としてこの世に生を受けたが、生まれながらに内包している魔力が桁違いに多く、中でも特に闇の魔力との親和性が高かった為、災いを呼ぶと周囲から危険視され長らく城に幽閉されていた。 生きていくには不自由のない生活環境を与えられてはいたものの、時が経つに連れしがらみが多く自由の少ない暮らしに嫌気が差し、最終的には城から抜け出すべく魔法を駆使して強引に脱出した大胆な過去を持つ。 城から抜け出して間も無い頃は、世情を知らないが故に傍若無人な振る舞いで悪さもしていたが、とある人物に出会ったことをきっかけにある程度は改善されている。 現在は城に幽閉されていた頃に読んだ旅の物語に憧れて、各地を渡り歩く自由気ままな旅を続けている。
魔法や薬の研究が趣味。 風変わりな魔法や怪しげな薬を作っては、平気で他人を使って実験しようとするので注意が必要。しかし意外にも彼女の作る薬は一部の者から人気で、裏で高値で取引されていたりする。 又、美味しいものに目が無く食べる事が何よりも好きで、高級で贅沢な食事から有り触れた庶民の食べ物まで選り好みせず何でも食べる。 特に乳製品が好物で、中でもミルクは一日一本欠かさずに飲んでいる程。 因みにアンデッドは霊体や骸骨などを好んで使役する。魔力に満ちた魂と健康的で丈夫な骨が好き。
◇「つまらない日常にはもう飽きたの。《変化》を感じる有意義な時間を過ごしましょう?」 ◇「真っ赤な花を咲かせてあげる」 ◇「滑稽過ぎて笑っちゃう!貴方みたいな退屈で無価値な存在、関わるだけ無駄な時間ね」 ◇「カルシウムはちゃんと摂るのよ!じゃないと立派なスケルトンにはなれないわ」 ◇「どうかしら?凄いでしょ!沢山褒めてくれてもいいのよ?」 ◇「これは面白いの予感!」 ◇「ま、待って!流石の私もこれはちょっと恥ずかしいわ…っ!!」 ◇「私のことは気軽に《ジル》って呼んで!貴方にも可愛いあだ名を特別に私が考えてあげるわっ!」 ◇「ねえ大丈夫?疲れた時はやっぱりミルクよ。カルシウムが一番効くんだから!…もしそれでもダメそうなら、私に甘えてくれてもいいのよ?」 ◇「これでも私は一途なの。貴方の為ならこの命、捧げる事も厭わないわ」
◆「デニサ?そんなに恐い顔をしてどうしたのかしら?牛乳あるけど飲む?産地直送のとっても濃いミルクよ!…貴女のケーキを勝手に食べて、ゲイザーをボールにして遊んで、回復ポーションを媚薬にすり替えたことなら謝るわ…え?違うの?」 ◆「燿香。私は貴女を高く評価しているわ。こんなにも美味しいご飯を作れるのは紛れもない天才よ!侍よりも料理人を本業にすべきだと私は思うわ」
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▼使い魔と武器
◆使い魔は「ゴースト」。 憑依によりあらゆる物質や一部の生物に取り憑いて支配をする能力を持っている。 強靭な鎧に憑依し騎士の様に剣を振るったり、人間の死体に憑依し相手を欺いたりすることなども可能。 反面、彼ら自身の戦闘能力は低く、憑依対象が存在しなければ無力に等しいことが欠点。 因みに主人に合わせて悪戯に加担したりするが、彼らの性格は意外にも堅実的で主人が暴走しないように常に目を光らせている。
◆希少な魔鉱石製の紫色の大鎌。 魔鉱石で作られた武器は使用者の内包する魔力によって性能が多様に変化する珍しい性質を持つ。 因みに柄に装着されている宝石は十字架の首飾りの宝石と同じアンデシンの宝石。
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▼リンク
◆イラストの高解像度版と他クリエイター様による作品一覧
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2023年3月25日(土)
なんとまぁ、図々しいタイトルなこと(笑)
点数シールとは “あの点数シール” である。
ヤマザキ春のパンまつりの点数シールである!
(いつかのInstagramストーリーズに上げたもの)
まもなく4月。
4月といえば我が相方 #うめだソラ美 がめでたく一つ歳を重ねる月だ。
そんなめでたい誕生日当日、今年も彼女が望まない形で勝手に祝うことにした。昨年と同様、インスタライブという形で祝う様子を配信することにした。
(昨年の内容はこんな感じ⬇️)
41歳の誕生日は利きビール、42歳の誕生日は利き唐揚げに挑戦してもらったので、43歳になるシン・ソラ美にも何かしら挑戦してもらおうと思っているが…ひとまずそれは当日までのお楽しみということで(まだ何も決めていない)
画面越しにお祝いしてくれる皆様にぜひ協力してほしいことがございます!(ここから突然敬語)
『ヤマザキ春のパンまつり』の点数シールを少しでもいいので送っていただけないでしょうか!?
何故かといいますと、
ソラ美さんの事をよくご存知の方には説明は不要かもしれませんが、彼女は毎年 “白いお皿” を貰うためにこの点数シールを集めており恒例行事となっております。
相方としては、��来るだけ多くの白いお皿をゲットしていただきたいなぁと思っていまして、毎年お力を貸してくださっているファンの皆様には引き続きご協力いただき、、、
今年はそれ以外の皆様にもご協力いただきたい!と考えている次第です。
点数シールを集めている皆様も、そうでない皆様も、少しでも構いませんので点数シールを分けていただけないでしょうか!?
こちらの住所に送っていただけないでしょうか!!
30点でお皿一枚……。複数枚ゲットするにはかなり厳しそうです。ですが皆様の力が加われば…!?果たして何枚ゲットできるのか!!
きっとソラ美よりも私の方が期待していると思います(Θ∀Θ)笑
4月6日(木)までに送っていただいた分と自分達で集めた分を合わせ、4月10日(月)にお皿と交換するところを配信する予定ですので、皆様もぜひご参加いただけたら嬉しいです。 (もしそれ以降に届いた分があった場合、それは配信できませんがお気持ちは頂戴します!)
お手数をおかけしますが、ご協力いただけると大変ありがたいです。
よろしくお願いいたします!!
🟢インスタライブ配信詳細(2023/3/25現在)
2023年4月10日(月)
マメコンスタpresents 『うめだソラ美生誕祭2023』
・配信時間未定
・今日のソラ美 Instagramアカウントより配信
https://www.instagram.com/sorami_today/
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10月27日(日)
おはようございます!ドジャースは初戦みごとな逆転サヨナラ勝利でしたね👏✨👏✨さぁ今日は衆議院選挙ですよ〜!私たちの未来はこの1票から始まります。皆さん選挙行きましょうね!夜は8時までかな?私も仕事終わりに駆け込みますよ🏃♂️💨💨GO VOTE GO DODGERS !
🎃ハロウィン限定🎃
●SPOOKY BURGER
スプーキーバーガー 開催中です。
数量限定
(テイクアウト不可 Eat in only!)
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スプーキーって気味が悪いとか不気味って意味なんだけど、味わいもしっかりスプーキーしちゃってます😱💦笑
悪魔のブラックバンズに、パティ+メイプルシロップで煮絡めたほっくりパンプキン🎃自家製ベーコン🥓、クセの強いゴルゴンゾーラをふんだんに使った甘塩っぱい系バーガー!口の周りや指をペロペロしながら、最後はバーガー袋に残った肉汁やメープル、溶けたゴルゴンのMIXソースをポテトに付けて召し上がれ!何とも罪悪感のあるハンバーガーに仕上がっております!😈✨😈✨😈
もちろん追いメープルもご用意してますよ😎笑
ハロウィン🎃までお楽しみ下さいね!
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【臨時休業のご案内】
⚠️11月3日(日)文化の日臨時休業(町内行事参加のため)
4日、5日は定休日です。
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10月はお子様にハロウィン🎃のお菓子プレゼント開催中。合言葉は『トリックorトリート‼︎』ね❣️👻
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【本日のパイ&ケーキ】
●バナナクリームパイ
●塩キャラメルのパンプキンパイ
●アップルカスタードパイ
●ソルティーハニーパイ
●ブルーベリークラ��ブルパイ
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【本日のクッキー】
●カウボーイクッキー
●ハワイアンクッキー
●チョコレートチャンククッキー
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【お客様へ】
⚠️お席のご予約はお受けしておりません。店内のご利用は、ご来店頂きました順番にご案内しておりますので、来られましたら必ずスタッフにお声がけ下さい。満席の場合はウェイティング用紙をご用意してます。お名前、電話番号をご記入のうえ、お席ご用意出来次第ご連絡致します。
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店内のご利用は、混雑時はお席の譲り合いにご協力お願い致します。(目安 : お食事のご提供から約60分)
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テイクアウトはお電話にてご注文承ります。☎️078-986-1237 です!事前のご注文でお引渡しもスムーズです。※タイミングでお時間が少しかかる場合もございます。ご了承下さい。
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当日のテイクアウトご予約は、開店前の朝9時からお電話にてご注文承ります。当日ご来店頂いてからのご注文はかなりお時間がかかる場合もございますのでご注意下さい。
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またスタッフ少人数のため、11時から営業が始まりますと、お電話に出れない場合もございます。少し時間をあけて 再度お電話頂けると幸いです。
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ハンバーガーだけでなく、ご一緒にパイ🥧やケーキ🍰、クッキー🍪もテイクアウトも承ります。
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⚠️ハンバーガーはお引き渡し後、1時間以内にお召し上がり下さいね!
パイ・ケーキ類は速やかに冷蔵庫で保管し、当日中にお召し上がり下さい。
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駐車場はお店の周りに5台、第2駐車場に5台と数に限りございます。出来るだけ乗り合わせてのご来店でお願い致します。また駐車場内での事故や盗難等トラブルにおきましては一切の責任を負いかねますのでご注意下さい。
では本日も素敵な一日をお過ごし下さいね😊👍
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2024.07.02
今月も無事に逢えました。彼の地元駅に着いた時には既に彼が私を待っててくれて逢った瞬間に抱き着いた!私が気になって行きたかったかき氷のお店を目指して歩いてたんだけど私も彼もお店の下調べしてなくて場所が分からず…色々な人に道を聞いたんだけど一番最後に道を聞いたお姉さんの説明が分かりやすかった。途中寄り道をして洋服を見たり、サンダルを見たりして彼はサンダルを購入。因みに私が選んだサンダルを購入してくれたから嬉しかった!寄り道の後はかき氷のお店を探して歩いてたら彼が「お店あれじゃない?」って言ってお店の名前見たらまさに探してたかき氷のお店で無事にお店が見つかった(笑)店内はオシャレで落ち着いた雰囲気で素敵だった。隠れ家カフェみたいな感じ?付き合って3ヶ月記念だったからお祝いでケーキも注文。かき氷もケーキも仲良く2人でシェアした。私はケーキに合いそうなホットミルクティーを注文!かき氷もケーキもホットミルクティーもどれも美味しかった。ただお店までの道のりは長くて歩き疲れた…因みにお店まで何故かぐるっと一周してた。原因はお店とは反対側に移動してたから(笑)でも彼と一緒だったから楽しかった!
因みにこの日の夕飯はラーメンって決めてたんだけどまさかの臨時休業で食べられず…お預け状態に!仕方なくマックで夕飯を食べる事にしてスパチキのちょいマックのセットを注文。普段私はマックで買って食べる事がないから新鮮だった。でも彼と先月もマックに行った気がする…。
普段私は1人だと食欲が湧かなくてあんまり食べないんだけど彼と一緒だと食欲が湧くし、よく食べる。不思議だよね?
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1月
年女。元旦から地元の友人2人とデニーズに6時間居座り、年末年始限定メニューの存在を知る。卒業式ぶりにネイルをした。魂24周年にバリチルで開催したパーティーで初めてオーダーケーキを頼んだがかわいくて大満足。こうきとまなみと神田大明神と湯島天神に初詣に行き、一瞬リョータに会う。シネマカリテで『そばかす』を観た。
まなみと日産グローバル本社でSAKURAの試乗をし、帰りに寄った中華屋で居眠りをした。あゆみさんとすえぴとネロの店で新年会をする。
THE FIRST SLAM DUNKの衝撃。三井への恋心を15年振りに思い出す。
すみちゃんとの大人の休日倶楽部が発足し、蔵前〜合羽橋あたりを散歩。観音山フルーツパーラーでももちとあゆみさんとすえぴが初対面。帰りにみんなにつかあってもらって、Tnewtiesで靴とワンピースを買った。
ことごとくおみくじの引きが悪い。
2月
休職中の同期に久しぶりに会えた。元気そうで一安心。こうき主催のスイーツ会兼合同お誕生日会。ダロワイヨでケーキをたくさん食べた。工場の同期と遊んでザファを一緒に観た(THE SECOND SLAM DUNK)ら、同期は24時間経たないうちに2回目を観に行っていた。代官山のあたりをプラプラ散歩し、無数のトイプードとすれ違ったり旧朝倉邸に住みたがったりする。自主的Tłusty czwartekでミスドを食す。
かなこと海を見てカラオケ。バリチルで三井の寿の宴を行う。21卒22卒23卒になった高校の友達と卒業旅行で箱根へ。富士屋ホテルで豪遊し、星の王子様ミュージアムに涙ながらの別れを告げる。
テニミュ青学vs氷帝が当日の公演中止でぴよと残念会。
3月
同期とご飯に行ったら2ヶ月ビハインドで私のお誕生日プレートをオーダーしてくれていて、この子たちのことは何があっても守ろうと思った。私お姉ちゃんだから。
大学の部活の先輩同期とかなり久しぶりに会った。大手町有楽町エリアで昼から夜まで遊んで、現役の時もこんなに遊んだことないから新鮮だった。私はちゃっかり途中の大丸でコスデコのアイグロウジェムをタッチアップし購入して��た。
妹と母と受験お疲れ様の一泊2日熱海旅行。恋愛おみくじに「六歳年下が良い」と言われてじゃあ、三井寿か。と思う。月曜有給旅行の良さを感じたが穏やかな春の熱海の空気に当てられて情緒が不安定になる。
念願の姫鶴一文字を初顕現。宝箱からかなり早い段階で飛び出してきてくれて嬉しかった。
THE THIRD SLAM DUNKで横断幕特典シールをもらう。すみちゃんとピューロに行き、バツ丸のカチューシャを買ったらマレフィセントになった。三井を応援するネームプレートを作る。
在宅後ダッシュで駒沢に向かい、まおとA東京の秋田ノーザンハピネッツ戦を観る。なまはげがいたり、ありえない技(天井ダンク)を持つマスコットキャラがいたり、選手の概念車を教えてもらえたり、SDGsがボコボコにされたりと見どころ満載。ザファのおかげでプレーの解説がしやすい。ありがとう井上雄彦。
本社の同期4人ですみだ水族館にお出かけ。大阪人の登場シーンが肩揺らしすぎ歩くの早すぎ治安悪すぎで爆笑。いつの間にか水族館に墨田区の伝統アピールとして大金魚ゾーンができており不意打ちを喰らう。その後浅草寺で引いたおみくじ:凶。
かなこと銀河劇場でマリー・キュリー観劇。すごく良かった。韓国作品らしくフェミニズムのベースに労働者の健康被害問題や企業の製造責任、資本主義批判まで織り込んでおり見事な構成力。そうこうしていたらミューマギの第二公演情報解禁があり、まさかの山﨑昌吾ジャーファルに椅子から転げ落ちる。
ぴよのお誕生日@バリチルを開催。調子に乗ってバカのバースデーケーキを買ったら大変な目に遭った。
ももちとすみちゃんの作った和風シナリオを通過。知人の作ったシナリオは初だったが手癖を感じて面白い。バカ男子大学生コンビだったのでロールプレイが楽しかった。ガチ恋粘着獣の影響でYouTuberの探索者にした。
客先から一部品番値上げOK連絡をもらい、祝いにケーキを買って帰る。ここまで足掛け半年。
4月
まおとBunkamuraのマリー・ローランサン展を観る。ローランサンとシャネルのメディアを介したラップバトルの話やテニミュのような前衛映像で爆笑。
閉館前の三菱一号館美術館に駆け込み、グッズを買う。そのまま散歩してヒューマントラストシネマ有楽町で『ジョージア 白い橋のカフェで会いましょう』を観る。すごくリラクシングでおおらかな映画で良かった。お国柄かな。
カイザーの話をされすぎてブルロ原作を読み始める。何もかもがめちゃくちゃすぎて読んではTwitterを開き、読んではTwitterを開くハメになった。おかしすぎる漫画。
はるかさんのお誕生日会があり、ウォカジンのヘアピンで爆盛り上がり。まったく、兄貴は意外と抜けてるところがありやすからね。
すみちゃんとラシーヌの苺アフタヌーンティーに行き、ノリタケの加州安定ティーセットが届く。
アニメのオペラオーが良すぎてメロメロになる。本当に彼女のことが大好きだしこの手の人間に弱い。ウマ娘は人間ではないが。
品川区民として初めての選挙(区議会議員選挙)。出張ついでにTさんと京都で遊んで私が行きたかった京都府立植物園に付き合ってもらう。何故か28,135歩も歩いた。
わが、まお、あゆみさん、すえぴと日本橋でピザを食べてから千葉ジェッツのA東京戦を観戦。冨樫を初めて生で観た。千葉なのに東京のイキリ中学生たちがコラボしていて何故?と思う。今回は席が取れなすぎてバラバラに座ったから観ながら話せなくて残念。観戦後の焼肉で炎の男の写真撮影に興じる。
5月
2日にネスの夢小説を読み「ふ〜ん結構ネスのこと好きかもと思った」とツイートしている。
運転練習を兼ねてGWに家族で伊香保に行こうとしたが関越が混みすぎて秒速5センチメートルしか進まなくなったため途中で諦め森林公園へ行く。エゴイストなので別行動して一人だけサイクリングをした。地元のイタリアンで祖父母の誕生日祝いをした。
こうきとポコの再会。この時祖父母がこうきを質問攻めにしており申し訳なかった。
降り頻る雨の中ポラ科とポーランド祭りに行き、帰りに駅のムンバイでチャイをしばく。
金夜のミュージアムナイトですえぴとマティス展に行く。プロヴァンスの映像コーナーがあり、教会の鐘の音を聴いた瞬間幸村精市との存在しない記憶とホームシックの幻肢痛に襲われた。とにかくヨーロッパに行きたい。
ももちとひなと湘北を想う湘南ドライブ。逗子マリーナの駐車場が法外な値段という学びを得る。これがあゆみさんから譲り受けたネスと初めてのお出かけ。
文フリに出かけて東直子とまほぴ、安田茜にサインをもらう。のいちゃんとたほさんにもご挨拶して差し入れを渡す。いつかドームに連れて行きます!と言われて最前行きます!と返した。
こうきとすえぴ、あゆみさんが対面し4人でヴァーミリオンのポップアップへ。この時はオーブのガーネットの指輪を買った。昼食場所を探したが渋谷の人口密度が高すぎてお高めの地中海料理に入る。イスカンダルセットというワクワクセットを注文。
母の日プレゼントで母にageteのネックレスを見繕った。チャーム別売りのやつ。
すみちゃんと劇場版コナン(魚影)を観た。元太のセリフ全てと陰謀論者の目暮警部で爆笑する。観終わった後がってん寿司でうなぎを食べてネスにも見せてあげた。
6月
マンシティvsバイエルンのチケットが当たりまくる。ここから1.5ヶ月ほどチケット捌きに奔走する。チケ取引が中学の先輩や大学の後輩に会う���っかけになったので何だかんだよかった。
すえぴとあゆみさんと六本木ヒルズで薔薇のアフタヌーンティー。スタンドの高さがありすぎて起立して写真撮影。PWCを始める。三笘が来た瞬間ゲームバランスが崩壊し三笘ゲーと化した。
ミューマギの公演が始まり、6公演入る。今回はキャストが増えたのでオープニングとエンディングの厚みがすごかった。まさかの客降りで山﨑ジャーファルさんが数メートル先を歩いて行った。長生きはするものだと思った。マギ、サイコー!でも紅玉ちゃんの個人ブロマイドがないのはまだ納得してない。アクスタが売り切れすぎて買えないかと思ったがぴよが捕獲してくれた。
ネスの夢小説を書く。執筆中は納期にミートするために定時退社していた。わりと気に入っているので続きが読みたい。
部署の奨励金で帝国ホテルのご飯を食べ、その後走って若手による新入社員歓迎会に移動。
7月
前日深夜に母に誘われ、急遽クレイジー・フォー・ユーを観劇。萌さんをリアルで初拝見。エンタメに全力な作品でかなり良かった。衣装もすごい。タイミングよくたかりかさんとも会えた。
ぴよとあゆみさんと東京タワーで迷子のストライカー探し。その後言ったカフェでマスターの爺さんに絡まれ怪しげな成功譚を聞かされる。
はるかとこうきと浦和レッズvsFC東京を観戦。初めてのスタジアムだったのでドキドキだったが色々新鮮で楽しかった。埼玉出身者としてコバトンと写真撮影。試合は0-0で内容もしょっぱい。酒井も3分くらいで怪我したし。翌日に国立でこうきと町田ゼルビア vs東京Vを観戦。シチュエーションが整っておりか��り熱い試合とブーイングが見られた。
リトル・マーメイドをひなと観た。冒頭にアンデルセンの引用があり大事をあげて椅子から転げ落ちる。
あゆみさんが妄言バースの夢小説を書いてくれた。嬉しすぎて仕事中に読みまくる。やってることが10年前と同じ。
すえぴあゆみさんももちとココス呪術コラボを冷やかす。
ポラ科ドライブで秩父へ行きそばを食べる。ポテくまくん邸を表敬訪問。
あゆみさんと渋谷シティの試合観戦。コートが近く、ボールを蹴る音が聞こえてすごかった。妹と国立西洋美術館のスペインのイメージ展に行く。
大学の部活の納会に参加しバスケをした後2次会までこなす。
マンシティvsバイエルンの当日、午後休を取ってネイルを変えてから国立へ向かう。かなりお祭りムードで楽しい。こうきにバイエルンバウンドの服装を褒められて嬉しかった。はるかさんも合流して写真撮影やらトロフィーチラ見やらをした。試合はシティのパスワークのすごさとバイエルンの疲労を感じた。
バリチルでリョータとソーちゃんの誕生日会をした。
8月
地元の祭りで3年ぶりの花火がまさかの強風で打ち上げ中止。同日に花火大会があった板橋では火事が起きていたので妥当な判断だったと思う。
すみちゃんと大人の休日倶楽部有楽町編を実行し、シンガポール料理、プラネタリウム、マリアージュ・フレールを巡る。マリアージュ・フレールで友人の結婚祝いを買った。
友人の結婚パーティーに参加したが、レストランでやる簡単なものだったためか泣かなかった。中学時代のいつメンと会えて嬉しいが、私が恋愛の話題に非対応なためやりづらさはある。最近どう?と聞かれたので順調だよ〜と言ったらいつから付き合ってるんだっけ?と���われる。流れを無視して交際ではなく人生の話をしてしまいすみません。でも結婚した友人のことは誇りに思うし尊敬するし応援してる。私たちもうホグワーツにも帝光中にもいないけど、それぞれの戦場で変わらず戦おうね。
お盆は車を乗り回すためムーミンバレーパークやスタジアムジャポンや伊香保に出かけた。
ひなとまなみと島でバカンス。海で浮いたり原チャリを乗り回したりと満喫。花火もお菓子も買ったのに朝が早かったため夜ご飯後に爆睡。星が綺麗らしかったが当然見れず。護岸されていない箇所で泳ごうとしたら波が激しすぎて引き波の時に足に当たる石で流血した。
ももちこうきあゆみさんと才能の原石たちとで本能のままに餃子を食らった。あゆみさんももちまおとHUBでサバトも開催。
かなこれみかと横浜散策。ダイナーでハンバーガーを取り違えられ、中華街にあるフォーチューンアクアリウムの存在を初めて知る。
ひなとTHE FOURTH SLAM DUNK。
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20231223
アウトプットのためにブログを始めたのにまた更新を忘れている〜。月に1度は更新できるようにしたい・・・
◦今日は誕生日なんだけど新しい年齢を迎えた初日、睡眠失敗!
ほぼ眠れずどんよりして頭の芯が重い。瞼が冷えている。
どんよりした自分を慰めるためにマフラーを買う。マフラーを買ったのはいつぶりか思い出せない。衣服にそこまで頓着がないし物持ちがいい方なので今あるマフラーや手袋は5〜10年手元にあるかも。
祖父や祖母の遺品整理で服を捨てたり売ったりするのが大変だったから、物をあまり増やしたくない��かも。
気に入ったものを大事にしたい。
今すぐ食べたいのは丸亀の鴨ねぎうどん。なんで期間限定なんだろう。
◦誕生日は祝ってもらえると嬉しい。普段食べないものを食べるとか、小さなケーキをデザートに足されるだけで幸せだなと思う。胃が元気で何でも食べられるうちにケーキでも焼肉でも好きなものを沢山食べておきたい。
◦誕生日といえば先日友達と遊びに出かけてすごく楽しかった。
連れて行ってもらったアニマルカフェ、ドイツパン屋さん、リンゴ飴屋さん、LONDON TEA ROOM、おにぎり屋さん、ジャンプショップ。どこも楽しかったし、どこでも私の発言で友達が笑ってくれてるだけで満足だった。いきなり恋愛ソングみたいなことを言う。友達の優しさに助けられている。
一人だと行く場所を決めて用事を済ませてすぐ帰ってしまう愛想なしだから、誰かと漫然とふらつくのはいいなと思う。
りんご専門店も、アップルパイの美味しい店もあった。近所にもあればいいのにな。
かごめが辿り着いた恋愛の境地、あのシーンを観て何故かすごく感動した。自分自身全く恋愛をしたくない訳じゃないけど、誰かが答えを出した一つの真理として、ああいう意見が世のドラマで放送されたことが嬉しかった。
◦PLUTOを観るためにNetflixに登録して色々観てるけど、また大豆田とわ子を観てしまってる。3周目。
あのドラマは八作も言っていたけど、「欲しいものを手に入れてそれに合わせる生き方」ではなく「欲しいものは欲しいまま、それを眺めて生きる」を選んだ人が沢山出てくるから、その生き方はオタクの生き方と親和性が高いと思う。
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そして3度結婚して3度離婚しても必ずしも幸せになれる訳ではない、と暗に伝えてる気がする。
後は主題歌のpresenceが毎回歌い手が交代してキャラソンになってたのもオタクの私には楽しい要素だった。八作(松田龍平)のpresenceが一番好き。劇中歌も全て好きだ。
「All The Same」と「Attachments」はもう何回聴いたかわからな��よ。
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他にも観たものの感想を残しておきたいんだけど、またその内に・・・・・・・・・(そして3ヶ月経つ)
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1泊2日、山梨旅行。
4月の24〜25日の2日間、おばあちゃんと山梨へ行ってきました。
行ってる間もここ、tumblrで写真をズラズラっとアップしておりましたが、ちゃんと書こうと思って書いてます。かなり長いのでお時間ある時にでも読んでやってください(笑)
まず、山梨旅行は実質おばあちゃんの里帰りみたいなところがありまして。
山梨で生まれ育ったおばあちゃんの姉妹が何人か山梨に住んでるので、妹たちに会いに行くというおばあちゃんに着いて行った私。
色々メンタルがいっぱいいっぱいで、病院でも休むように(就活などを)勧められたので、気分転換に一緒に行きたい! と思い切って山梨へGO!
行きも帰りも高速バスで行ったけど、バスタ新宿の混み具合やばかったな……。
日本人より外国人の方が多くて、色々な香りが……あと言語が……。
久しぶりにバスタ来たけど一瞬ここどこの国だったか? となる私。
朝9時過ぎに出発のバスだったので早起きして新宿に行ったわけだけど、やはり人がたくさん!
仕事とか以外で外に出かけてなかったからか、めちゃくちゃ人に流される。色々削り取られた……マジで。
バスが来て、チケット見せて乗り込んだけれど、やっぱりバスの中もほとんど外国人の方!
数年前に高速バスで山梨行った時もそうだったな……富士山、富士五湖、富士急とかあるもんな……。
おばあちゃんはさっそく寝ていたので私は音楽を聴いていた。イヤホンから、空想委員会を流しながら1時間半ちょっと、ずっと外を見ていた。
なかなか順調に進んで山梨に入ったら、もう山! 山! 田舎!(良い、好き!) てな感じで、自生している山藤なんか沢山あって、起きたおばあちゃんと「藤良いねぇ」なんて言って、耳抜きをしながらまたイヤホンをつけたら、車内がザワっとなったので何かと思ったら富士山!
この日は曇ってはいたけどしっかり富士山が綺麗にみえたから、外国人の方々めちゃくちゃ写真撮ってた。
なんやかんやで11時半くらいに山梨、富士山駅に到着し、降りてさっそく駅近くで喫茶店と民泊? を営んでいるおばあちゃんの妹さんのお店へ。
もう1人の末妹さんが来るまで色々おしゃべりしながらコーヒーを入れてもらって、たまたま頂いたらしいケーキも出してもらっちゃった。 コーヒー苦手だけど、不思議と美味しく全部飲めた。そう、私は昔から不思議と山梨ではパワーアップするのである。
末妹さんも来て、挨拶もそこそこにおしゃべりして、今回は末妹さんの家にお泊まり。
2日目に皆で富士急のホテルのレストランでランチブュッフェなので、お仕事のある喫茶店の妹さんと別れて末妹さんの車で山梨を軽く観光……!
実は何回も来ているのに観光めいた場所にはほとんど行かない私とおばあちゃんのために今回は3箇所くらい巡ってくれた!!
どうしても吉田のうどんを食べたい私の要望も聞いてくれて……ありがとうYねーちゃん(末妹さん)……。
写真もあげたけど、まずは吉田のうどんを食べにお店へ!
ああ久しぶりの吉田のうどん……美味しかった……調子乗って大にしたらお腹はち切れそうになった(笑)
そして、『北口本宮冨士浅間神社』へ!!
パワースポットらしい。空気違いました。武田信玄の建立したものもあったり、夫婦杉や太郎杉、もみじが凄かったし、久しぶりに砂利道をたくさん歩いたので息切れする私(運動不足)。
高所恐怖症で高い階段が怖い私は1箇所行けないところもあったけど、歴史あるものはすごく良い……。木花咲耶姫と言えば『鬼灯の冷徹』の知識しかない私。テンション変でひゃーひゃー言ってましたね。
そして、次の目的地へ。次は『旧外川家宿坊』!
見学できるのはここだけで、あとの御師宿は普通に人が住んでいるお家だから解放されてないけど、屋根とか立派だった、しめ縄があるお家が宿坊だったんだとか。
で、旧外川家宿坊に入場。ちょうどなんか作品展みたいなのが最終日だったらしく、家の中の見学と一緒に作品展も見てきました。めっちゃ観光っぽい(ノ˶>ᗜ<˵)ノ
そしてそろそろ帰ろうかと話していたら、『金精軒』を発見!!
信玄餅の発祥は金精軒なのですって。偶然にもカフェスペースオープン初日だったらしく豆大福とアップルサイダーを頼んでカフェスペースでおしゃべり。
富士山も目の前に見えて思わずパシャリ!
カフェスペースから降りて(2階だった)、お土産の信玄餅を買って帰路に。
すき家の牛丼をテイクアウトして山中湖村へ!
いや寒かったー! 1桁だった気温! ストーブをつけて、部屋をあっためて、牛丼食べながらまたおしゃべり!
姉妹のおしゃべりは尽きなくて、楽しそうで良かったなぁとちょこちょこ会話に入りながらのんびり。
お風呂に入って、夜散歩が寒さで無理なので窓から外を見る。夜が暗い。灯りがほぼない。音もなくて、私はTekeTekeさんの『夜営サーカス』『大気圏外の魚』など持ってる楽曲をシャッフルで聴きながら、やっぱり雰囲気がめちゃくちゃ合っててすごくエモい気持ちになりつつかなり癒され布団に入って、深夜まで起きてたはずが気づいたら朝5時半。自然と目が覚めてびっくり。そうだった私、山梨では目覚めがスッキリだったと思い出しつつ朝ごはんを食べておしゃべり。お昼前には、もう1人の妹さんの家へ。
Yねーちゃんが予約してくれたブュッフェの時間までまだあるのでおしゃべり。そして皆で車で富士急へ。ハイランドを横目にホテル内でレストランオープンを待ちながらおしゃべり。
レストランがオープンしたので席へ。窓側で、富士急ハイランドのアトラクションが動いていて、悲鳴がすごくて皆で笑う。(全員絶叫系無理な一族)
ブュッフェはね……戦いだった……満席だから、もうお料理とるの戦いだった。でも美味しく食べて帰宅……と思いきや、Oおばちゃん(喫茶店妹)がカラオケに行ってみようと言い出し何故か皆でカラオケへ……。
若いからと1番手を任されあわあわしながら王道であろうあいみょんを1曲。
あとはシニアの方々(笑)に機会の使い方を教えつつ曲を入れ、たまに歌いなと言われ歌う、などした。
せっかく富士吉田に居るし、フジファブリックを歌う。『茜色の夕日』と『若者のすべて』。山梨組は『若者のすべて』を一緒に歌ってくれて嬉しかった!
あとはDEEN���GARNET CROWなどのテイルズ曲(映像がみたい)を歌いつつ、空想委員会を1曲歌って私はあと曲入れ係してました。30分延長して、今度こそOおばちゃんちに帰宅。
私は1人で歩いて駅でのお土産争奪戦へ向かい何とか購入し、帰りのバスは18時過ぎなのでそれまでまた3人でおしゃべり。(Yねーちゃんはちょっと寝不足だから帰宅)
時間になって、駅まで歩いて見送ってもらい、バス停のベンチに座る。ああ、帰るのか、とちょっとセンチメンタル。
バスが来て、新宿まで2時間くらいで着く予定だったので、帰りのバスの中のお供はまたTekeTekeさんの曲達。窓際をおばあちゃんが譲ってくれて、山梨に別れを告げた。
新宿に20時すぎに着いたのだがめちゃくちゃ人やばくてやっぱり東京だわとおばあちゃんが電車内でプレス状態になってるのに(身動き取れずフォロー出来ない自分に)若干イライラしつつ(するな) 、さっそく山梨にもうちょっと居たかった、とか思ってた。
池袋で乗り換えもまぁ人やばくてしんどかったけどなんとか地元近くの駅に着いて、おばあちゃんと夢庵で夕飯を食べてタクシーでおばあちゃんちへ帰宅。
私はおばあちゃんちに自転車置いてたので、自転車で帰宅して、疲れ果てて2日くらい再起不能だった……!
でも、めちゃくちゃ気分転換になった山梨1泊2日旅行でした!!
お土産をお友達のYちゃんやころもさんへ送って、喜んでもらえてめちゃくちゃ嬉しかったです!
移動中や夜、
私に寄り添ってくれた音楽にも感謝!
また山梨行きたいから、就活がんばるぞー!
山梨日記、おーわり!!
2023.5.7
(めっちゃ長文になっちゃった……! 反省!)
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#kidcat 香り甘く甘く
ピクグラバレンタインに掲載したものをこちらにも
数年後の同居している猫龍猫のお話
花屋にとって今日は忙しい日の一つ、バレンタインデー。朝から多くの人が予約した花束を取りに来たり、大事な人へプレゼントを贈ろうと立ち寄ったりする。そのためそんなに大きくないうちの店もこの日は毎年臨時バイトを雇い、ランチもそこそこに一日中駆け回る。
閉店する21時まで20分、そろそろ客足も衰えてきて忙しい日の終わりも見えてきたが予約のお客様が1人まだ来ていない。数年間律儀に時間を守る人だから何かあったのだろうか、折角の自信作も明日には見栄えが変わってしまう。
それから数分後、ドアが勢いよく開き2人の女性が息を切らして入ってきた。予約していたお客さんだ、それともう1人はおそらく。
「ごめんなさーい、仕事が!…押してしまって!」
「申し訳ありません…!」
丁寧に頭を下げる2人に大丈夫ですよ、と応対する。
「こちらがご予約のブーケです。」
その言葉と共にスタッフが用意していた予約の品、ピンクと淡い緑の薔薇のブーケをいつものお客様に手渡した。
2人は目を輝かせてブーケを見る、良かった。期待には応えられたみたいだ。
「ありがとうございます!はい、ラーちゃん���今年もいつもありがとう。」
「いつにも増して素敵です!ありがとう、パオパオ。」
いつものお客様、ショートヘアーのホァンさんの優しい微笑みに、おそらくパートナーであろう彼女より少し背の高いボブヘアーの女性の幼さを残した笑顔に1日の疲れを癒されてしまいそうだった。
支払いはもう済んでいるので袋に入れて再度お渡しすると2人はまたしっかりとお辞儀をして帰っていった。
ライラックみたいな薔薇ありませんか?と最初にお越しになった日のことを思い出す、あれはパートナーの髪や瞳の色だったのか。確かにライラックのようだった。
それにしてもあの2人もこの店も忙しい1日だった、製菓や小売り関係なのだろうか?それにしては去年までは時間を過ぎて来たことなんてなかった。
閉店時間となり片付けの傍ら1日のニュースを仕入れにラジオをつける。
『…本日19時過ぎ、シュテルンビルト・シルバー地区の高層マンションにて火災が発生しました。キッドキャットを中心としたバディHERO達による迅速な消火と救助で幸いにも死者・重傷者はなし、軽い怪我人も3人でした。次のニュースです、市議会は…』
「今日に限って夜の出動がかかってびっくりしたー、デート行けなかったね。」
「仕方ないですよ、事件事故は待ってくれませんから。それにこっそり昼間のうちにケーキを買っておいたんです、こうなるなんて思ってませんでしたけど。帰ったら食べましょう。」
「やったー!ラーちゃん大好き!」
「お花あるから抱き付かないで!…私もです、パオパオ。」
おわり
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4日にて「小さな古物市」を終えました。初めての試みで、いつもの店内の一角にご縁あったヨーロッパのアンティークやビンテージを集め、古いものとの出会いを楽しんでいただきました。まだまだ外国旅行にも行きにくい状況なので、恋しい外国の蚤の市の様な気分で私も会期中楽しませていただきました。
古いもの��は興味があるけれど、なかなか出会える機会がなかったとチャーチチェアーを選んでいただいたり、ずっと探されていた憧れのワイヤーのエッグタワーに出会っていただけた方や、以前スタッフとしてお世話になっていた今回のアンティークを一部セレクトさせていただいた「ピカデリーサーカス」のお客さまだった事が判明したおなじみの方など、面白い出来事も重なって時間を超えた物と人をつなげる貴重な経験をする事もできました。古物市を楽しんでくださった皆さまありがとうございました。
以前から考えたいた今回の古物市にお力を貸してくださった「ピカデリーサーカス」の由紀さんや、チェアーのお直しやベルギーの古いものとのご縁を繋いでくださったFACTORY JIN&POKO 神ご夫妻にも、お陰さまで皆さんに喜んでいただけました。ご協力いただきありがとうございました!
明日まで展示入れ替えも含めてお休みをいただきます。今月は23日より企画展のご用意もありますので、只今色々準備中です。詳細はまた改めてお知らせいたしますね。お休み明けの8日にはsuukaさんの「スモークツリーのリース」のワークショップもありますのでご参加の皆さまお気をつけてお越しくださいね。
ベルギーBOCH、ランブイエのケーキ皿とひとやすみ。オープン当初よりhisocaを見守ってくれていた、ご近所さんが先日故郷に戻られるご挨拶にと村上開新堂の焼き菓子を届けてくれました。また笑顔で再会できる日を楽しみに☆
今年もあっという間に折り返し。6月もどうぞよろしくお願いいたします!
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人間の練習
全身鏡に映る自分の裸体が土偶のようでびっくりした。
昨年着ていた夏服を片っ端から引っ張りだして着てみるが、何を着ても昨夏の記憶と違う。シルエットがぼけるのを見ていられず半泣きで脱ぎ捨てる。だらしない肉が腰にまとわりついて鈍い。なだらかな曲線が丘の稜線のようにどこまでも続いている。絶望する。直線がどこにも見当たらない。
「丘は女であった」という話を、あるいは「女は丘であった」という話を、あのイタリアの作家はどこで書いていただろうかと思い、ほとんど10年ぶりに棚から取り出して捲った。記憶通り『故郷』にあった。筋はすっかり忘れてしまったが、この小説に現れる丘への執着をよく覚えている。
女の身体が丘であることを愛でる気持ちはわかないでもない。遠くからその稜線を愛で、近く埋ずもれば包まれ、大地の鳴動に揺らされ、そういう女の丘に身を預けて自我を手放すのはさぞかし快いのだろう。しかし私は女だ。丘に身を預けることを夢想できる男の身ではない。自身の身体に抱かれることはない以上、私が丘であるのはまったくの無為である。
それに抗うには溪谷のように険しい直線をこの世との切断面として突きつけなければならないのに、なぜ今、丘のようななだらかな身体をしているのだろう。どっしりと重く不動である丘の、なんとまあ野暮であること。
豆腐を半丁、丼によそう。そこにもやしを一袋。片手で握れるほどの豚肉をひらいて敷いたらレンジで蒸す。それとゆで卵を二つ。足りなければソイジョイも食べる。日々のあまりにも簡素な昼食。まるきり餌で、暮らしとか生活と呼べるものからはかけ離れている。
食事を楽しむ気になれず、もう長いことこういう粗末な飯で昼をやりすごしているが、以前と違うのは豚肉が仲間入りしたことだ。ひと月前からおのれに日々の肉食のノルマを課している。
ある晩に、確か付き合いで、めずらしく大量の肉を食べた。翌日、今日はなんだか声が明るいねと言われて、肉を食べたからかもしれないねと返すと、不健康なあなたも魅力的だが健康なあなたはもっといい、ずっといい、と言う。太るのが嫌で長らく野菜しか食べていなかったのと話すと、体格のしっかりした人が好きですよと言う。なるほどそれでは肉を食べようかしらと思った。以来、毎日肉を食べている。
植物的身体に執着して草食にこだわっていたこの数年間とくらべて、目に見えて健康な日々を送れるようになった。栄養が不足して四六時中飢餓感に蝕まれていた狂愚の日々が終わり、毎日は活力に満ちている。食欲に苛まれて始終イライラしていたのが嘘みたいに仕事に集中できる。空腹の苦し紛れにおもむろにオフィスを飛び出してコンビニに赴き、買ってきたアーモンドの素焼きを午後じゅう噛み砕き続けることもなくなった。
食べるとはこういうことだったのか。大発明に思えた。体が必要とするものを摂取することの健やかなよろこび。肉を食べて元気になるのが楽しかった。しだいに、体が糖質を求めているのであればそれを、体が脂質を求めているのであればそれを、と身体に従って食らうようになった。健やかであった。気力が充実していた。
肉体の要請に応じ、飢えれば食べた。食べると飢えがおさまる。仕事も人生もぐんぐん進む。達成感。充実感。大丈夫、指輪の位置は変わっていない(少しでも太れば手足の指先に瞬時にあらわれる体質で、いつもの指輪がいつもの指に���まるかどうかで体型を管理している)。なるほど食うとはこういうことだったのだ。喰らい、それを糧として生命を推し進める。人間が生きるとはこういうことか。
一か月後、鏡の前に立つまではうまくいっていた。鏡の前に立って絶句した。気力の代償。
可愛いいもうとがHYKEのニットスカートを貰ってくれないかと言うので、彼女の家を訪ねた機会に試着させてもらった。HYKEといえば直線的な身体が直線的に纏う服の代表格である。
血の繋がらないこのいもうとは、それはそれは美しいからだをしていて、すらりと長い手脚、すらりと高い背、白くて薄い肌が薄い筋肉と細い骨をやさしく覆っている。指先まで儚い。首が長く顔が小さく、目が透き通って綺麗。つい見とれてしまう。私もこんなからだがよかったなと思う。
もういい大人になって、自分の身体とは折り合いをつけているけれど、若い頃はいもうとのような体に生まれなかった自分の体格を日夜呪っていた。今でも写真にうつる自分に肉の要らぬふくらみを見つけるとどうにも気が塞いでしまう。醜いなと思ってしまう。
食べるという行為を自らの人生からほとんど失ってしまっていた三年前の、流木のように痩せていた頃ならともかく、じわじわと健康を取り戻しついに丘になってしまった私の肉体はHYKEの厳しい要請に応えられなかった。薄いベージュのニットスカートが腰の曲線を大きく膨らませる。鏡に映る自分の身体の横幅がHYKEが規範とする身体の1.4倍に広がっていて、服を伸ばしているのが申し訳なくなる。脱いだスカートをおずおずと差し出し、私の身体が今の0.7倍になったら譲り受けます、といもうとに返却した。待ってる、と笑ういもうと。
0.7倍にまで痩せる日はおそらくこないだろう。こんなにもずんぐりむっくりしている肉が私のからだであるとは信じたくないが仕方ない。堂々たる丘になったものだ。
この健康的な身体の醜さに恥じ入りながら人間として健やかに生命をやっていくか、飢餓感で常時イライラしてなにも手につかない日々を送りながら細身の身体を取り戻すか。前者を採るのが私の人生の幸福にとって当然の選択だと、理性ではわかっている。わかっているが、自身のありのままの身体を認めることはそう簡単なことではない。
「ボディ・ポジティブ」なんて、よくもまあ簡単にいってくれるものだ、と虫唾が走る。痩身の呪縛、理想身体の呪縛は意志の力なんかで解けるほど軽いものではない。あなたはありのままで美しいが、私はありのままではだめなのだ。私は私であるが故に、私に美しいと認めさせることは難しい。
とはいえ、誰かに切実に伝えたい「あなたはあなたのままで美しい」に説得力を持たせるためには、私が自身を私のままで美しいとしてポジティブに振舞わなければならない。
運動とはそういうものだ。私が本当はどう思っているかは関係なく、私は私を美しいものとして自ら提示していかなければならないのだ。そうすることでしか言葉に説得力はそなわらない。存在に説得力がそなわらない。私は私の本心を置き去りにして、ボディ・ポジティブをやっていかなければならない。
そういう理屈の上でなら、なんとか醜い身体をやっていける気がする。なんだこのだらしない肉は。私のからだは本当に醜いな。そう落ち込みながら、しかしなんとか人間をやっていける気がする。丘となったなだらかな胴を理屈で何周も何周もぐるぐる巻いて身動きを封じて、理屈に脅されながら「私は美しい」と叫ぶ。
そんな言い訳を用意することでやっと、やっと私も人間の生活を取り戻せそうなところにきている。人間の練習。肉を食べて、ケーキも食べて、そうして人間の練習をする。
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六月後半日記
6/16
ベランダに出ると薔薇の鉢がひっくり返っていて大慌て。水切れで鉢が軽くなったこと、枝が茂りすぎたこと、突風の組み合わせでしっちゃかめっちゃかに。ひとまず鉢を起こして、花が咲いた枝を切って軽量化を図る。土も足さないといけないがなにぶん夜なので今日はここまで。
6/17
アンデルセンで買ったダークチェリーデニッシュで朝ごはん。アイスコーヒーがおいしい季節。かわいいヘアゴムを見つけたのできりっと高めのポニーテールにしました。
6/18
今月のアンドプレミアムの発売日だったので本屋に行く。最近模様替え熱に燃えているので参考になればいいなと。
6/19
梅雨らしいお天気。夕方に耐えきれず目をつぶったら夜中になっていた。朝が遠い……。
6/20
7時になったので彼の部屋を覗きに行くとぱちんと目が合った。なんだ、起きてたのね。久しぶりにパン屋さんへモーニングに行きましょうと約束を取り付け、寝惚け眼のままパンを選ぶ。二人で雑誌を読みながらサンドイッチを食べる朝。
6/21
夏至。タロットを引く。「次のサバトまでの運勢は?」星逆位置。きゃん……プログレスの月が12ハウスにいるから……。
6/22
マイカレンダーの発売日。いそいそと本屋を彷徨っているとシオラン「生誕の災厄」新装版が出ていた。うわー欲しい。今度買う。その足でイブサンローランに行きリキッドルージュを探す。可愛い色味があったけれどくちびるにつけてお試しは不可とのこと。タッチアップ出来ないなら買えない……と諦める。オンラインで買ってたら笑ってください。
6/23
ヘルメットをかぶる時のメイクってどうしたら良いんでしょうか?
6/24
仕事用の服が届いた。私はフィット&フレアが大好きなのでひらひらスカートふりふりブラウスじゃないとやる気が出ないのです。夏らしいパンプスもほしい。
6/25
イヴサンローラン ルージュピュールクチュール ヴェルニ ウォーターステイン606を買う(一息で読んでね)。605も欲しかったけど売切れ。本命は604ですがオンライン限定の上ずっと売切れなので今後入荷もなさそう。内側に617、外側に606でグラデすると可愛いとの意見も聞いたので617買おうかな。試しにつけてみると唇にラップしたみたいにぴったり貼り付いて全然落ちない。色もミルキーなベビーピンク。こりゃいいや。
6/26
一年ぶりに映画館へ行った。今更ながらシン・エヴァンゲリオン劇場版:||を観たのです。ゲンドウくん大人になったねえ。一緒に観に行った家人が「終わった後、近くから「旧劇と同じだ……」という声が聞こえてきた」ともらし、やっぱりみんなそうなの��と思いました。ウルトラマンと仮面ライダーも楽しみです。
6/27
昨日も案の定昼頃に力尽きて眠ってしまい朝の4時に起きる。5時半にもなるとさすがに明るいですね。今日は赤紫蘇を買ってきて梅干しの甕にinする予定。洗濯機のすすぎの音が低くうねっている。
6/28
赤紫蘇買いすぎてしまったので紫蘇ジュースも作りました。赤くて綺麗で味も良し。もみしそを投入するついでに新生姜も漬けたので何週間かしたら紅生姜も出来上がっている予定。紅生姜の天ぷらが食べたい。アピエで桜の園のケーキを食べたよ。
6/29
ぼーっとPCの画面を見つめていると何故だか目に涙がたまってきたためコライカンとSABONに寄る。いつもパチュリラベンダーバニラなのですがジンジャーオレンジに。柑橘の甘さがかわいい。そろそろどこかで有給を使った方がいいような気がしてきたぞ。
6/30
フェイスポリッシャーで洗顔してからお化粧したらものすごくファンデ乗りが良くて、やっぱりこの子無しではいられないわ……となりました。夜はウォーターステイン605が届いてニヤつきながら試し塗り。コーラルオレンジの明るいお色てうれし。
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9月7日(土)
おはようございます☀9月7日は『CMソングの日🎵』だって!CMソングってインパクト強いから頭の中をぐるぐる🌀させますよね!私はコカコーラのCMが好きだったなぁ…80年代かな?佐藤竹善さんが歌ってるやつ!『I feel coke』、あとはポカリの一色紗英ちゃんが可愛かったなぁ…ってCMソングちゃうやん💥🖐️織田哲郎さんが唄うやつね!って若い子には分からないのかな?😅💦
とりあえず今日はハンバーガー🍔のお供に爽やかテイスティ・I feel coke で決まりでしょ‼︎ 笑
ご来店お待ちしてます〜❣️
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【臨時休業のご案内】
9月9日(月)〜9月12日(木)臨時休業
遅めの夏季休暇とさせて頂きます。
9月13日(金)より通常営業🍔
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🐝三田から六甲山山麓つまりダコタ周辺で採取されたローカルハニー(蜂蜜)少しだけ入荷しました!これで最後です🙇♂️🍯🐝Sサイズ(300g)¥完売、Mサイズ(600g)¥2000、Lサイズ(1000g)¥3000
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『白桃🍑とグアバのパンケーキ🥞』先週で終わる予定でしたが、少しだけ桃の入荷がありましたので、こたらももう少しだけご提供致しますね!
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【本日のパイ&ケーキ】
●バナナクリームパイ
●ミックスベリークランブルパイ
●アップルカスタードパイ
●ソルティーハニーパイ
●ライムパイ
●オレオチーズケーキ
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【本日のクッキー】
●カウボーイクッキー
●ハワイアンクッキー
●チョコレートチャンククッキー
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【お客様へ】
⚠️お席のご予約はお受けしておりません。店内のご利用は、ご来店頂きました順番にご案内しておりますので、来られましたら必ずスタッフにお声がけ下さい。満席の場合はウェイティング用紙をご用意してます。お名前、電話番号をご記入のうえ、お席ご用意出来次第ご連絡致します。
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店内のご利用は、混雑時はお席の譲り合いにご協力お願い致します。(目安 : お食事のご提供から約60分)
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テイクアウトはお電話にてご注文承ります。☎️078-986-1237 です!事前のご注文でお引渡しもスムーズです。※タイミングでお時間が少しかかる場合もございます。ご了承下さい。
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当日のテイクアウトご予約は、開店前の朝9時からお電話にてご注文承ります。当日ご来店頂いてからのご注文はかなりお時間がかかる場合もございますのでご注意下さい。
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またスタッフ少人数のため、11時から営業が始まりますと、お電話に出れない場合もございます。少し時間をあけて 再度お電話頂けると幸いです。
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ハンバーガーだけでなく、ご一緒にパイ🥧やケーキ🍰、クッキー🍪もテイクアウトも承ります。
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⚠️ハンバーガーはお引き渡し後、1時間以内にお召し上がり下さいね!
パイ・ケーキ類は速やかに冷蔵庫で保管し、当日中にお召し上がり下さい。
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駐車場はお店の周りに5台、第2駐車場に5台と数に限りございます。出来るだけ乗り合わせてのご来店でお願い致します。また駐車場内での事故や盗難等トラブルにおきましては一切の責任を負いかねますのでご注意下さい。
では本日も素敵な一日をお過ごし下さいね😊👍✨✨✨
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2020.10.15
自分ひとりの部屋、をあらゆる理由で持つことの出来ないすべての私たちへ 1日目
ほとんどの映画館が営業を停止していたとき、自分の部屋を失ったようだった。実家を出て初めて暮らした部屋は、すぐに畳はカビだらけになるし、隣の部屋のおばあさんが神様にお祈りする声もよく聞こえたし、何よりすごく貧乏だったけれど、私と猫2匹だけで夜をいつまでも引き伸ばして考え事をすることのできた12畳の暗い部屋だった。そこを出て、育った家に戻るために100冊の本と生き別れになった。倉庫の密閉された段ボールの中は呼吸がし辛く苦しいはずで、私が所有へのこだわりを手放して、新しい棚に並んで新しい持ち主の手のひらに乗るのを多くの本が所望していると思う。
心臓のあるなしに関わらず、それぞれの望む居場所があるのに、どうしてすべての願いは叶わないのでしょうね。スクリーン以外の照明がゆっくりと落ちて、予告とは違う立体感の轟音に囲まれた暗闇に座っているときだけは安全だと、私の細胞たちが認識してそこへ行くよう強く精神に働きかけてくる。体の内側で生まれて、死にかけになった表皮のいちばん外側にだけ備わる賢いセンサーが、安全地帯の記憶を次に死んでいく子どもたちへ伝承しているとしか思えない。暗闇 前方に長方形の光 イコール 安全。
ひとつ飛ばしでの席のシステムも廃止されつつある今日だけれど、それでも映画館は空いていて、D列には私と、2つ空席を挟んだ左に男の人が座っているだけだった。『鬼滅の刃』公開が明日からで、鬼滅のフライヤーはどこにあるのかとチケットカウンターで聞くおばあさんに係の女の人が対応して、そのままおばあさんの孫がどれだけ鬼滅の刃が好きかというおしゃべりに変わっていった。いつもお客さんからの一方的なコミュニケーションを熱心に受け取っているように見えるのに、ほんとは何も聞いてないよと帰りに教えてくれた他大のバイトの先輩を思い出す。
絶対に会社が無くなったりしないから、と食品メーカーへ就活を絞っていると話していたけれど、先輩の就職が決まる前に私がバイトを辞めてしまったので、いまどうしているのか全く知らない。LINEの連絡先は知っているけれど、わざわざ会うほどではないなと思っている人を思い出したときに、連絡してわざわざ会って話をしないと、友達とか知り合いが減って、友達だった人と知り合いだった人が増えていくことを知っている。知っているのに、安全とか安心とは程遠いから、80%くらいの細胞が反対する。
『82年生まれ、キム・ジヨン』を観ながら何度も泣いた。ジヨンがジヨンではない人に変わるとき、小説では読んでいたけれど、話し続けるジヨンを取り囲む部屋、その空間でそれを目撃する人を一度に目にすると、いてもたってもいられなくて心が張り裂けそうだった。母親の目の前で、母の母が憑依したようになるジヨン。誰かの母に、妻になったことがなくても、女に生まれる(あるいは途中で女であることを選択する)ということは、社会の娘になるということだから。あらゆる抑圧で精神のリソースを奪われた豊かな想像力を、このような身ぶりの創造に使うしかなかったジヨン。
過去でも未来でもなく、映画に一つ一つ焼き付けられた、あの瞬間、の痛みにすべてが繋がっていくと思うとジョークのシーンでも、家族の暖かなシーンでも、笑うことは出来なかった。太くて大きな指で形を変え続けられる、赤い毛糸のあやとりの上に立っているような不安定さ。一度損なわれた精神が完治することはなくて、人生を何度も見つめ、関係性の中で自分がなるべくよい姿勢で立っていられる方法を結局は考え続けるしかないのかもしれない。他人からはおかしな姿に見えることがあっても、自分にとってよい姿勢。
拭ってもどうせまた同じルートを流れるから、途中で泣いてるのを拭くのは諦めた。左に座っていたおじさんは映画を観ながら頻繁にもぞもぞ動くタイプの人だったけど、右の女が真顔へ累々と涙を垂れ流しているのに気付いて、静かになった。
上映後トイレの前のソファに座って、もうとっくに冷めたカフェラテで処方された薬を飲んだ。B5の診断書に3000円するのは何故か、正当な理由がたぶんあるから後で調べることにして、封筒の中に三つ折りのそれが入っていることを確認する。来月末までの休みの中で、判明することと、理解できることと、分からないことがきっとどれもあると思う。生きたいと思えるようなことが、出来れば多いといい。
改札の中の本屋で、『A子さんの恋人』最終巻を買って、診断書の封筒と同じようにかばんに仕舞う。手続きや、引き継ぎのメールを送って、母に現状を少し話し、妹の誕生日ケーキをみんなで食べて、家族をひと段落して、私がなるべく誰でもなくなったときに読む。2畳くらいのスペースにはベッドと本だけがあって、安全地帯とは言い難い自分だけの場所で、物語が開かれるときに現れる暗闇に連れて行ってくれることを、いつでも少し期待している。
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男の日曜
六月二十一日、日曜日、夏至翌日。 九時起床。 締切をすっかり忘れ遊び惚けていた男は焦っていた。徹夜で書き上げようとパソコンを起動させたところでベットに横になった所までは覚えている。暗闇の時間を通り抜けたら九時過ぎだった。
男は焦っていた。先週会議した時に会った先輩方の顔がよぎる。焦って何かを書き出すも堂々巡りの散文ばかり。 もう出来ないと諦め、締切に間に合わない事を詫びる。いつかのバイトを一日でやめた時の電話越しの説教を思い出す。無責任、こんな事じゃいつまでたってもしっかりできんな、とうがいしながら呟いた。
十一時半前。男は公園の掃除に向かうため、腹に何か突っ込んでおこうかと思い、キッチンを探る。男はうまくて簡単な物を見つけられず、コーンフレークに手を伸ばしそのままボリボリ食べる。取り敢えず何か腹に入れておきたかった。今日は公園で子供達と行う祭りがあった。数日前に手伝いが居るからと頼まれていた。そして昼ご飯の知り合いが作る豆スープを楽しみにしていた。
隣町から遊びに来ている兄さんを引き連れ、十一時頃、男は公園へ出発した。掃除道具を担いぎ、歩いて行く。約束を守れなかった男は、掃除だけでもと張り切っていた。家の扉を出て右に曲がるとみんなの場所がある。兄さんがやっぱり一杯飲んでいこうと。男たちは少しゆっくりしていった。皮膚が焼ける陽ざしに晴天。風も乾いていた。
公園に着くと、掃除が始まって少し経ったところだった。知り合いの姉ちゃん達、友達と合流し、掃除範囲を確認し、各自散らばり掃除を始める。石畳の上を土やガラス片、吸い殻を掃き集め、雑草を抜いていく。知り合いの三番目の子供が掃除を手伝いに来た。小さな箒で一緒にかき集める。 「ガラス片は危ないからね」とその子のお母さん。「常に箒で集めなさいね。」 祭りで使う広場はそこら中にガラス片があった。その子は掃きとる事が出来ず、手で拾い上げようとする。 「違う違う、お母さんの言うこと聞いてたか」と兄さん。「破片が危ないから、手じゃなくて箒を使いなさい。それか、俺がつけてる様な手袋を付けなさい」 駄目だと、止められ大人から掃除の仕方を教えられていた子をみてこうやって掃除をまた学ぶのかと思い、男は観察していた。数秒、男自身も教わった記憶を回想していた。兄さんはスコップで雑草をお好み焼きの様に刈り上げていた。途中、ケーキ休憩とバナナ休憩を頂き、計二時間の掃除だった。
皆の鼻が黒くなるほど砂埃が舞い、ごみ箱は一杯になる頃、綺麗になった広場を見渡し達成感を三秒男は味わった。兄さんと残った準備をこなしていく。テントを立て、椅子を設置。まだ豆スープはやってこない。サウンドチェックを眺めながら待つこと十分。寸胴鍋に入った豆スープはとても美味しかった。皆で掃除をし、皆で同じ飯を食べる。久しぶりに味わう美味しさを男は太陽の下、浸たっていた。こういう時間はとても人と社会にとってとても大切だと感じた。
三時前、音楽が始まる前に一度、家に掃除道具を戻しに帰り、みんなの場所へ将棋を借りに行く。すると、帰ってきたカタモトさんが遊びにやって来る。後で広場で会おうと言い、先に兄さんと戻る。音楽が鳴り始まる前に戻った男たちは日陰を見つけ、将棋を芝生の上に広げる。三番勝負の決着をつけ始めた。 将棋の終盤、詰む二手前、祭りも終盤で挨拶が始まっていた。知り合いの姉ちゃん達と共にステージの上に呼ばれる。男は照れながら小走りだった。出ていくタイミングが三拍程遅れた上、裸足だった。男はとても照れて恥ずかしがっていた。みんなにお礼を男は言いながら前に引き上げられた。
将棋を終わらし、皆にお礼を言い回り、兄さんと共にイシケンベを食べに行く。イシケンベを注文してる間、友達が通り掛かり一緒にお茶していくことになる。友達はアメリカを嫌うアメリカ人。「私の故郷はどこにあるのか」そう言う彼女をどこか難民に男は見えた。
イシケンベを兄さんにご馳走になり、工事現場で少し座る。時刻は五時二十分。工事現場に座り込むのは日本じゃ味わえぬ時間だと思い、男はちょくちょく立ち寄っていた。夜は人が座り込み話し込んでいる。そして男は自身が無駄にイライラしてることを反省した。 兄さんは二十分程話すと、突然立ち上がり、ほなっと言い去り自転車で走り去っていった。列車のいい時間らしかった。
みんなの場所まで友達と帰り、昨日の晩作った冷たい珈琲を飲む。すると喉を渇かしたガガがやってき、コーラをごぶごぶと飲んでいた。ガガは男からのメッセージを待っていた。携帯を頻りに確認し、ぶつぶつ言い、ため息をつく。 「その彼は誰なの?」「いつから」「まだ付き合ってるの?」「結婚はしたいの?」「子供は欲しい?」横に座る友達が男の事や関係について根掘り葉掘り聞いていく。彼女のいいところでもある。嫌にならない良い聞き方をする彼女に色々適当に男は喋っていた。 ガガも恋煩いを打ち明けたいのか、戸惑いながら話す。 「彼と結婚はしたいの?」と友達がガガに尋ねる。一瞬沈黙が間をぬめりと通り去った後、ガガが照れながら、「わかんない」と笑う。「男なんてもう別に要らないわ」と言い放つ彼女も誰かと何かあることを常に期待している。男にはまだまだ縁遠い話だった。 結婚、子供、夢。果たしていい人生を歩むには、何が必要なのだろうか。男は取り敢えず自分が出せる大切な事、教えてもらった大切な事をまとめたルールが必要だと思った。
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エドワード王 二巻
昔日の王の一代記、二巻
ファーストホールドでの再会
エドワードは赤い空に目を覚ましました。太陽は西の山々に上ったばかりです。彼らは各面が炎に輝く塔のすぐそばに来ていました。ドラゴンは急に方向を変えて近くに飛び、炎の長い息を吐き出しました。彼らが突然高度を下げると、塔の頂上で何度か光が点滅しました。エドワードのお腹はとても変な感じでした。彼はため息をついて身体を動かすと、モラーリンが右手でエドワードを抱けるように体をずらしました。彼は身体を伸ばしてあくびをしました。
「もうすぐだ。クリスタルタワーからファーストホールドまでは馬で数日だが、アカトシュは1時間以内に連れて行ってくれると思う」
「塔には寄らないの?アイリック―」
「軽々しくその名前を使うんじゃない。私にさえもだ。アーチマジスターは向こう何日かは戻らない。ユニコーンは風の兄弟分で、同じぐらい早く旅をする。荷物があってもな。だが、ドラゴンが飛ぶほどじゃない。エルフの故郷がドラゴンの帰還の始まりを迎えているのがわかるだろう。人類の幸運を祈るんだな」
エドワードの視線は深い森の中と、無骨な丘をさまよいました。人のいる印は見えませんでした。「きれいだね」彼は謙虚に言いました。「でもハイロックほどじゃないや」忠誠心からそう付け加えましたし、それは事実でした。「街も、村も農場もないの?」
「ファーストボーンは森の奥深くに住まっている。彼らは大地を引き裂かないし、新しく植えもしない。だがオーリエルが差し出すものは喜んで受け取る…そしてお返しをする。ああ、成長するものの青臭いにおいだ」
確かに、その空気はエドワードが父のカップからすすったことがあるワインと同じような感じがしました…「お腹空いた」
「そうだと思った」少し体を動かし、モラーリンの左手が小さな葉っぱの包みを取り出しました。浅黒い手は大きくて力強く、人にも動物にも見えませんでした。エドワードは嫌悪しながらその手を見つめ、やがてその手に触れないように極めて慎重に包みを取りました。モラーリンが身体を強張らせるのがわかり、エドワードを抱く手が少しその力を弱めました。エドワードは自分の行動を恥ずかしく感じました。この状況で気を悪くさせるのは、親切でも賢明でもありませんでした。モラーリンは簡単に彼を落とすことができるのです。「僕お風呂に入りたいけど、君もだよね」彼はぎこちなく言いました。モラーリンがわざと彼の反応を誤解してくれたことを、エドワードは知っていました。「ああ、私はとても汚れている」エドワードがケーキをかじると、それは見た目よりずっとおいしいことを証明しました。「母さまはそんな風に僕を見ていたよ―少なくとも、そうだった。でも多分、僕はまずお風呂に入るべきだよね?」
「お前はその選択の必要はないと思うが。ああ、やっとだ!」ドラゴンはその翼を広げて空に舞い上がり、巨大な炎の固まりを吐き出すと、広い空き地に降り立ちました。着陸は急角度で、大きな衝撃がありました。エルフたちが急に現れて、彼と、やっと目を覚まして半狂乱でぐるぐる走り回り、エドワードの足元で喘ぐシャグに腕を伸ばしました。
銅の色の炎のような髪をした背の高いエルフが、礼儀正しく彼らに挨拶しました。「ご機嫌麗しゅう、我が王よ。ご婦人がお待ちかねです。エドワード王子、ファーストボーンの地へようこそおいでくださいました。我が民に成り代わり、歓迎申し上げます。ここでのご滞在が心地よく、実りあるものでありますように」
モラーリンは恭しく頷きました。「ありがとう。わが女王は十二分にお待ちになった。すぐにお目にかかろう」エドワードの肩に置いたモラーリンの手が、彼を見たこともないほど大きな木に導きました。その幹は空洞で、中に入ると上に導かれました。開口部にはさらに階段があり、丈夫な枝に橋が架かっています。彼らは大きなひさしがついた、部屋のように椅子とチェストがしつらえられた台に着くまで、それに沿って前に進みました。金色の肌の女性が彼らに微笑みかけ、手招きをして立ち去りました。背が高くほっそりした、蒼白い肌の黒い髪の人間の女性が彼らに歩み寄りました。彼女の眼はエドワードを捉えていました。エドワードだけを。
「どうしていなくなっちゃったの!」その叫び声は彼の深いところから現れ、彼の全身に響き渡りました。その声は彼の数歩手前で彼女を立ち止まらせました。今度は彼女の目がモラーリンを見上げました。彼はエドワードが聞いたことのないような厳しい調子で言いました。「お母様に敬意を持ってお話をなさい、無作法な子だ!」その瞳の一瞥の衝撃で、彼の目に水が溜まりました。
アリエラは素早く彼に近寄り、両手を彼の胸に置きました。「おかえりなさい、旦那様。あなたと息子を無事に私の下に連れてきてくださったノトルゴを称えましょう」
「竜たちの盟主と盗賊さんにも感謝いたしますわ。彼らなしでは私のぼうやをあれ以上きれいに連れてくることはできませんでした。アーチマジスターもうまくことを運んでくださったのね」モラーリンの浅黒い手がそっと優しく彼女の腕に置かれました。彼は落ち着いて幸福そうに笑いました。でも、彼の胸に置かれた両手は、彼を労わるようでもあり、障壁を作っているようでもありました。
「私は本当に恵まれているわ。でも、息子と話すのは久しぶりなのです。二人だけなら、もっと話がしやすいかもしれません」
モラーリンの笑顔がさっと消えました。「3人でいるより2人の方が言葉が見つけやすいと?まあ、そうかもしれないね。時にはね、奥さん」彼は踵を返して去って行きました。橋が揺れて軋みましたが、彼の足は少しも足音を立てませんでした。
アリエラは彼の背中を見ていましたが、彼は振り向きませんでした。エドワードは、また彼の敵に苦痛を与えたことで、好奇心と満足感と後悔が混ざったような気持がしました。「エドワード、私の坊や。ここにきて座ってちょうだい」
エドワードはその場に立っていました。「お母さま、僕は何年も待って、答えを求めて何リーグも旅をしました。僕はもう待ちません。一歩だって動きません」
「何と言われていたの?」
「父が客の名誉を信頼しながら夜眠っている間に、魔法の助力を得て最も卑劣な方法で誘拐されたと」
「お父さまがそう言ったのね。モラーリンは?」
「完全に自分の意思で来たと言いました。あなたの言葉で聞きたいのです」
「私がなぜあなたのお父さまの下を去ったか、どうしてあなたを連れて行かなかったのか、どちらが聞きたいですか」
エドワードは間を置いて考えました。「母上、僕は本当のことが聞きたいんです。ですから、僕は本当のことを知らされなければいけません。あなたが僕を置き去りにしたことを。もう一つの方は、僕は知っていると思います。あなたがそれ以上に、またはほかに話したいと願わない限り、僕はわかっているだろうし、わかると思います」
「真実ですか?真実とは、それを理解している者から独立して存在するたった一つのものではありませんよ。でも、あなたに私の真実を話しましょう。そうすればきっと、あなたは自分の真実にた��り着くでしょう」
アリエラは静かにクッションのおかれた椅子に歩いて戻り、姿勢を正しました。ルビーの色をした小鳥がすぐそばの小枝に停まって、彼女の穏やかな声に伴奏をつけました。
「私の両親が私の結婚を故郷の習慣通りに決めてしまったのです。私はコーサイアを愛していませんでしたが、初めは彼を尊敬していましたし、良い妻でいようと努めました。彼は私を気にかけもしなければ、世話もしてくれませんでした。ですから、彼は私の尊敬を失い、手をかけてもらえない植物が枯れていくように、私は毎日少しずつ死んでいたのです。あなたといる時だけが私の幸福でしたが、コーサイアは私があなたを軟弱にすると考えました。『女みたいに』と彼は言いましたわ。そうして、あなたの3回目の誕生日のあと、私は毎日たった1時間だけ、あなたと過ごすことが許されました。あなたの泣き声を聞きながら、何も考えられずに座って泣いていました。ようやくあなたが泣き止んで私を求めると、私の心は空っぽになりました。私は護衛を一人か二人しか付けずに、長い時間一人で散歩をして、馬に乗るのが癖になりました。そんな時、モラーリンがやってきたのです。彼はロスガー山脈にある黒檀の鉱山を欲しがっていました。彼が使いたがっていた土地は、私の持参金の一部でした。彼は私たちの民に彼の技を喜んで教えてくれましたし、ダークエルフが作った武器を差し出してさえくれました。そのお礼に、私たちの民はゴブリンを遠ざける彼の手助けをして、ハイロックに彼の民の植民地を作ることを許したのです。コーサイアは土地には興味がありませんでしたし、本当に武器をとても必要としていました―最上のものでしたからね―ですから、彼はその申し入れを喜んだのです。話し合い、決めるべきたくさんの細かい事柄があって、その交渉への干渉が私にも降りかかりました。コーサイアはダークエルフを嫌っていましたし、タムリエルで最も優れた戦士として既に名声を得ていたモラーリンに嫉妬していたのです。
「でも、モラーリンは熟練の戦士以上の人でした。彼は読書家で、太陽の下にあるものすべてに興味を持っています。ヤー・フリーとジム・セイから教えを受けたように歌い、演奏することもできました。彼は、私が夢でしか会えないと思っていた、それ以上のお相手でした…誓いますわ。私たちは二人とも外にいるのが好きで、話し合いは乗馬と散歩の間でしたが、いつも彼の部下とコーサイアの部下が一緒でした。すべてが整った時、コーサイアは条約を祝って大きな宴会を開きました。ハイロックのすべての貴族がやってきて、他の地域からもたくさんの人たちが訪れました。最後に、酔っぱらったコーサイアが血でなければ洗い流せないような侮辱の言葉を漏らしました。私は他の貴婦人たちととっくに席を立っていましたから、それが何だったのかは知りません。でも、私はコーサイアがそのような言葉をため込んでいることを知る程度には、個人的に充分聞いてきました。モラーリンは決闘を申し込み、それまでに彼がウィットを取り戻すかもしれないと、コーサイアに昼までの猶予を与えました。
「そしてモラーリンが独りで私の部屋に来て、何が起きたかを話してくれました。『奥様、彼はあなたの弟君を決闘相手に選ぶだろうと思います。いずれにせよ、もう二度と関わることのできない血の河が、私たちの間に流れるでしょう。私はあなたの愛なしで生きていくことはできます。だが、あなたに憎まれることには耐えられない。共に来てください。妻として、あるいは名誉ある客人として、それはあなたの選択です。そして、ご親族の代わりに、あなたは血の代価として貢献なさるでしょう』
「そして、月明かりの下で、恐れおののいて、眠っている貴婦人たちのそばで、私は彼を愛していることを知ったのです。彼なしで生きて行けるかは疑わしかったけれど、それでも、あなたをそれ以上に愛していたの!『息子は』私は囁きました。『置いては―』『奥様、選ばなければなりません。お気の毒ですが』わかるでしょう、エドワード?もし留まれば、私の弟の死が―彼の無垢な若い血が流れるのです。あるいはあなたのお父さまの血が!あるいは、そんなことは起きないと思っていたけれど、私の愛する人の血が流れたかもしれません。モラーリンの戦闘技術はそれだけでも優れていましたし、この類の出来事には、彼は同じくらい優れている魔法の力も借りるでしょう。『連れて行けますわ』でもモラーリンは悲しげに首を振りました。『私にはそんなことはできない。父と子を引き離すことは、私の名誉に反する』
「愛する者を一人ぼっちにする、私は義務には慣れていました」アリエラは誇らしげに言いました。「あなたを父親から、あなたの大好きなおじさまから盗んで行けばよかったでしょうか?そして、おそらくコーサイアは生き残り、この件で私を責め、私を遠くにやってしまう言い訳にしたはずです。コーサイアは私がいなくなれば喜ぶだろうと考えました。彼が本当に武器を欲しがっていることは知っていました。あなたと過ごす時間を得るために、それで取引することもできると私は考えました。モラーリンが私を見ずに立って待っている間、すべてが私の中を駆け巡っていました。
「マーラ様、正しい選択をお助け下さいと私は祈りました。『本当に私を妻にしたいのですか?私は―私は厄介ごと以外何ももたらしませんのよ』
『アリエラ、私はあなたを妻に迎える。私が求めているのはあなた自身だけだ』彼はマントを脱ぎ、布団を引き剥がしながら私の体を包みました。
『モラーリン、待って―これは正しいことかしら?私がしようとしていることは?』
『奥様、もし間違いだと考えているなら、私はここに立ってなどいない!あなたに与えられた選択肢の一つは、私には最も正しいことに思えます』彼は私を抱き起して、馬に運んでいきました。そうして、私は彼のマントだけを身に着け、彼の前に座って馬に乗り、あなたのお父さまの家を去ったのです。野蛮な喜びと悲しみが混じって、自分がどう感じているかわかりませんでした。これが、私の真実です」
エドワードは静かに言いました。「でも、彼は結局、僕とお父さまを引き離した」
「本当に渋々だったのです。そして、ドラゴンが、本当には、あなたとお父さまの心は既に離れてしまっていると言ったからです。何リーグかだけのことです。これはあなたの安全を保つ方法なの。モラーリンはここに来ることを決めるのは、あなたの自発的な決断であるべきだと言いました。それと同じに、戻りたい時に戻っていいのですよ」
「モラーリンは僕をただ連れて行こうとした!アイリ―その、アーチマジスターが同意しなきゃいけないって言ったんだ」
「彼は忍耐強い性質ではないのです。そして、彼はコーサイアを傷つけてしまわないか不安でした。彼がその議論をどこかほかの場所で続けられると考えていたことは間違いありません」
「肝っ玉の小さい王だって呼んだんだ。そして笑ったよ。どうして?ダガーフォールの人の肝臓はエボンハートの人のより小さいの?第一、それに何の関係があるの?父さまはとても怒ってた。きっと戦いたかったと思うな。でも、父さまが僕を嫌ってるのは本当だよ。わかってるんだ。でも、わかりたくなかった。だからそうじゃない風にふるまっていたんだ。モラーリンはそうじゃないと思うけど」
「ええ」
「でも、彼は嘘をついた。彼は���の父親だって言おうとしてた。わかるんだ」
アリエラは頭を後ろにそらせて、鈴を転がすような声で笑いました。彼は遠い記憶からそれを思い出し、背中がぞくぞくしました。「もしあなたにそう思ってもらえたら、きっとものすごく、心からそう言いたかったに違いないわ。彼はいつでもせっかちなの。そして、彼は誓いの下では決して嘘をつかないし、愛するものを傷つける嘘はつかないわ」
「僕のことを愛してなんかいないよ。僕のことを好きでさえないんだ」
「でも、私は愛しているのよ、私の大切な坊や。あなたは―」エドワードは彼女が大きくなった、と言おうとしているのだと思いました。大人たちはいつでも彼の成長を見てそう言うのです。一週間前に会ったばかりでも。奇妙なことに、年のわりに、彼は小さかったので。彼女はその代わり、「私が考えていた通りだわ」と母の深い満足を湛えて言いました。
「彼はあなたのことを愛してる。でも彼は使いっぱしりの小僧じゃないと言った。でも、あなたは彼がそうみたいに下がらせた」
アリエラの顔と首が真っ赤になりました。
「確かに、私は召使いに格下げされたようだね」うず高く食べ物が積まれたお盆を持って、モラーリンが静かに入ってきました。「椅子を取ってくれないか、少年。私が給仕役をやれるなら、お前も給仕役をやれるだろう。お前はお腹が空いているだろうし、妻が私の欠点の残りの部分を話す前に戻った方がいいと思ったのでね。それを挙げ連ねるのにほとんどまる一日かかるから」彼は鎧を脱いで風呂を浴び、細いウエストの周りに銀のサッシュを巻いて、洗い立ての黒いジャーキンとズボンを着ていました。でも黒い剣は、彼の横で揺れていました。
「まあ、なんてこと。小さな軍隊がお腹いっぱいになるほどの食べ物を持っていらしたのね。それに、私は朝食を済ませましたの」アリエラは小さな手でエルフの腕に触れ、愛撫するように下に滑らせて彼の手を握って力を込めると、それをまだほてっている首に持ち上げ、唇でその手をなぞりました。彼女の美しさに向かい合う浅黒い肌に居心地の悪さを感じながら、エドワードは素早く目を逸らしました。
「これは私用と、少しは坊やのためにね。でも、ご相伴してくれると嬉しいよ。君は痩せてきている。私にとっては針みたいだ、本当にね」彼女の黒い巻き毛の束を指に巻き付け、軽く引っ張ってにやりと笑いました。それから、食べ物に移ると、人間がするように指で食べるのではなく、小さな銀色の武器で飢えた狼のように襲い掛かりました。その食べ物は―素晴らしかったのです。エドワードはもう何も入��なくなるまで食べました。
「立ち聞きしていたんだが」彼は思慮深そうにもぐもぐと言いました。彼は食べている間、モラーリンの欠点を口の中でもそもそと挙げ続けていました。そして、もっと早く大きな声で言えばよかったことがわかりました。
「ゼニタールよ、坊や、君たち人間は、個人的な話を木の上全体に聞こえるような大きな声で叫んでも、私が耳に綿を詰めて聞かないでいてあげると期待しているのかね?」彼は大きなとがった耳をとんとんと叩きました。エドワードは急いで何を話したか思い出そうとしました。嘘をついたと言いました。ああ、なんてことでしょう。彼が聞いていませんように。
「それで、私は嘘つきなんだって?坊や」ヴァー・ジル、彼に救いの手を、エドワードは溺れ死ぬような気持がしました。このエルフは心を読めるのかしら?彼はそれが父親が彼に使った侮辱の言葉ではないことを願いました。「僕―僕は、そのことを考えていると思ったって意味で言ったんだ。口ごもったもの」エドワードは喘ぎました。彼はものごとを悪い方に転がしていました。
「たぶん、私は思い出そうとしてたんだよ…」皮肉っぽい響きが戻ってきました。
「僕のことなんか好きでもないくせに!」エドワードが大きな声で言いました。
「だからって、本当の父親がお前に主張するのを止めることになるようには思えないね」
「モラーリン、やめて!」アリエラが遮りましたが、エルフは片手を上げて彼女を黙らせました。
「わからないんだ」エドワードがちらりと見ました。
「どうしてあんなことを言ったんだね?」
「わからない―ロアンが言ってた―ことなんだよ―そして、僕はちっとも父さまに似てないんだ。みんなそう言うよ。そして話をやめてしまうの」
「言ってたこと―とは何だね?言いなさい、坊や!」
「二人が若かったころ、どれほど母さまがおじさまのことを好きだったかって。母さまが連れていかれたあと、彼がどんなに悲しんで怒ったかって。弟じゃなくて恋人みたいだったって彼女は言った。とってもかわいらしくそう言ったけど、何か他の意味があるみたいだった。口に出すのがとても汚らわしい何かだよ。他の時には、あの人は僕がとてもエルフっぽく見えるって。僕が結婚したあととても早く生まれたことも。あの人の一人目の息子みたいじゃなかったって」
モラーリンは跳び上がりました「何だって!戻ってあの女狐の首を絞めてやる!人間は―」彼は悪態をかみ殺しましたが、その赤い瞳は怒りに燃え上がり、筋肉がはちきれるように膨らんで、髪は逆立っていました。「お前はエルフと人間の子供には見えない。私が母上に出会ったのは、お前が母上のおなかに宿ってから4年後だ。どうやらロアンはどちらの嘘を使いたいのか決めかねたのだろうね。だが、近親姦などと!私ができないなら、ケルが代わりに鉄槌を下しますように」背の高いエルフは怒り狂って部屋の中を歩きました。カジートのようにしなやかで、片手は剣の柄を撫でています。その台が揺れて、少し下がりました。
「エドワードに比べれば、彼女は自分の息子たちに大望を持っている。疑問なのは、彼女の話を信じる者がどれほどいるかだ。彼を殺させる計画をしているなら、充分ではないだろう」アリエラのなだらかな眉に小さなしわが寄りました。「あのね、私は彼女を嫌ったことはないのよ。彼女もそう。あの方は私の立場を欲しがっていて、私はエドワードを救うために喜んで譲ったわ」
「僕に王様になってほしいんだね。そうしたら黒檀の鉱山を持てるから」エドワードはパズルを解きました。
「まあ、黒檀なんてどうでもいいの。おそらく彼が手に入れるでしょうし。あなたのお父さまがお亡くなりになったら、ロアンの子供たちと協力するより良いチャンスを持っているの。彼らには感謝する十分な理由がありますし、いい取引よ。そうは言っても、彼らの両親のことを考えると、契約にサインするのに充分なほど、自由に口が利けるかどうかは見込み薄だけれど」
「それじゃ、なぜ?僕のこと好きでもないのに」
「マーラ、お助けを!人を『好き』と思うことは人間の概念だ。ある日、彼らはお前を好む、次の日は好まない。火曜日にはまたお前のことを好んで戻って来る。私の妻は私に対してそうするが、彼女が私を好きじゃない時でも私を愛していると言うよ。彼女がどちらもしない日と、リアナの騎士団に加わる話をする時以外はね。そんな時は、私は彼女が正気に戻るまで狩りに行く」
「大げさね、そんなの一度しかなかったし、よく知っているくせに」
「回復期間は大いに楽しんだのを覚えているよ。もっとあってもいいかもね」二人はお互いににやりと笑いました。
「だけど、どうして僕に王様になってほしいの?」エドワードは食い下がりました。
「言っただろう、それはアカトシュの意思なのだ。それと、アーチマジスターのね。私は遠乗りに付き合っただけさ。彼らに聞いてごらん」
「アーチマジスターに会ったら聞いてみよう」
「素晴らしい考えだ。我々と北に旅立つ前に、お前は2、3週間タワーで過ごすことになるだろう」
「それだけ?」
「お前の母上と私と一緒に冬を過ごす計画がそんなに嬉しくないかね?」
「そんなことは…ないです。でも、アイリックと一緒に行くって言ったんだ」お前じゃなくて、口に出さなかった言葉が、二人の間にありました。
「そうなるだろう、そのうちね。今、そこでの数週間は、魔法の訓練を始めるのにちょうどいいだろう。私はお前に呪文を教えてやれる。だが、お前は強くならなければならない。お前の体が心に追いつかなければいけないんだ。それはアーチマジスターの意思なのだよ」
「戦闘の魔法?僕は他のことを勉強したいな。獣の呼び出し方、癒し方、そして浮き方…」
「それも学ぶだろう、必ずね。それと、お前は戦士は癒せないと思っているのか?それはお前がいちばん最初に学ぶ呪文だ。だが、王は戦い方を知らねばならない」
「得意じゃないんだ」
「ドラゴンの歯だよ、坊や!まさにそれがお前が学ばねばならない理由だ」
「もしできなかったら?」
「お前は勇気があって、澄んだ頭を持っていて、魔法を学ぶ潜在的な力がある。それは大抵の者が持っている以上のものだ。残りの部分は私が教える」
エドワードの頭が、不慣れな賞賛にぐるぐる渦を巻きました。「僕が?本当に?君が?」
「お前はお父上の愚かな王宮の者たちがドラゴンとユニコーンの前に丸腰で向き合って、アーチマジスターとタムリエルの英雄に、彼らの正義を要求すると思うのかね?正義だって!そんなものを前にしたら、彼らはどうにか慈悲を請うのが関の山さ、それだって疑わしいが、口が利けるものならね」
「僕、そんなことした?したのかなあ?」エドワードはすっかり驚いてしまいました。彼は知らなかった、考えたこともなかったと付け加えたいと思いました。
「ああ、したとも。そして、それはここからモロウィンドに向けて歌われる行いだ。私はそのバラードを作曲しよう―昼寝をしたらすぐにね。ドラゴンの背中の上ではあまりよく眠れないんだ」
「僕とシャグに眠りの魔法をかけたね!」
「そして城の他の者にもだ。友人に手伝ってもらってね」
「うわああ。宙にも浮けるの?見せてくれる?」
「そう急ぐな。私はドラゴンの背中に一晩中とどまっているように、動きを固める魔法を全員にかけていたんだ。休むまではマッチを使わずにろうそくに火を灯すこともできないよ」
「ああ、わかった。それでも僕は、戦士よりもアーチマジスターみたいになりたいな」
「はっ!アーチマジスターが戦えないなんて、そりゃニュースになるな!彼がお前に杖の扱い方を見せる時間があることを願うよ。初期の訓練には最適の武器だ。そして彼以上の講師は望めない。さあ、お前が前に見た四人の中で、誰が一番優れていると思う?」
エドワードは数分の間、慎重に考えました。「僕の判断は本当に粗末だけど、それでもよければ、タムリエルのチャンピオンって称号を使う人が一番優れているはずだと思う。でも、アーチマジスターは君の魔法の先生ではないの?そして武器の扱いもよく訓練されているみたいだ。だから、誰が勝っているか?ドラゴンの炎と爪と歯に太刀打ちできる人間がいるかな?それに、とても足が速くて、尖った角と蹄があること以外、僕はユニコーンのことは何も知らないんだ。とってもおとなしかったし。それで、君が尋ねたその質問には、正しく答えられそうにないんだ」
「いい答えだ、坊や!単体の近接戦闘ならユニコーンは簡単に勝てる。人間も、ドラゴンでさえ、あんなに早く一撃を当てられないし、炎で焼くこともできないし、魔法や属性の力も効かない。その蹄は致命的で、その角は一度触れただけで、どんな敵でも殺してしまう。角自体は燃えてなくなってしまうけれどね。それでも、一番強力なのは、それをすぐに再生できることだ。
「そして、4人のタムリエルの英雄は、互いに戦えばおそらく敗者になるだろうが、その称号は馬鹿げた自慢ではない!モラーリンは一流であることに慣れていない。結果として、私の行儀作法は苦しんでいるかもしれないがね」
「わが王よ、あなたには心から感謝申し上げます。あなたは僕に偉大な栄誉と貢献を与えてくださいました。ご恩返しできることがあれば、致しましょう。僕の乱暴な言葉と不躾をご容赦ください。僕は粗野で粗暴な中で暮らしてまいりました。そして、僕には父がないようです。あなたをそう呼ぶことをお許しいただけない限りは」エルフは少年に手を差し出し、彼はその手に自分の手を置きました。エドワードの味気ない気分はすっかり消え…まるで魔法のように…思考が彼の心を漂います…すると彼は手を離して、モラーリンの腰にしがみつきました。エルフの手は黒い髪を撫で、薄い肩を掴みました。
「あ��がとう、奥さん。結婚からたった5年で、君は私に9歳のすばらしい息子を贈ってくれた。非凡で、本当に…魔法のようだ」
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