#真珠星すぴか
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真珠星 乙女(すぴか)
スニオン岬の近くにある 海底のお屋敷で 双子の兄の湊と共に産まれるが、 とある事が因果となり 母が別の未開拓海と繋がってしまい 双子の妹である乙女と共に日本の海へと 流れて行ってしまって母とも別れ、港町で 全く関係のない人間に拾われてしまう。 しかしその家庭環境は良くはなく、 全てにおいて恵まれてるとは言えなかった。 その為乙女は次第に心が死んでいく。 そして自害をしようとして 昏睡状態になった所、夢を見て 「アオシックレコード」に触れる。 そこで「水無月つばめ」と邂逅し、 目が覚めた。
□種族 妖怪,濡れ女
正体 ベンテシキューメー
□性別 女性
□誕生日 9月7日
□星座 乙女座
□一人称 私
□二人称 ~ちゃん、~さん ~きゅん、
□好き ビート、水無月つばめ、真珠星家 星関係、ぬいぐるみ、お絵描き、お裁縫
□嫌い 攻撃的で怖い人、 話が通じない、信じてもらえない事 避けられてしまう事
□イメージ色 群青色、漆黒色
□モチーフ 乙女座。 シスター、巫女、僧侶。 ブラックホール。
□性格 海の夢で水無月つばめと 出会ってからは基本天真爛漫。 それでいて素直すぎる一面も あってか、傷つきやすく 精神が不安定な所があるものの 芯はちゃんとある。 大きな変化を苦手とする。
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2025年1月のフナトとフチガミ
間近に迫った1.12、久々の加藤千晶さん鳥羽修さんとの共演に向けあれこれ膨らませつつ、新年のフナトとフチガミはパスカルズとエノケンの音楽に囲まれて過ごしております。 1.16,17パスカルズ@スターパインズ・カフェ、フナトはゲストとしてパスカルズの音になって演���します。チケットはすでに完売とのこと。さすがです。 その翌週、フチガミが東京・浅草で「エノケンMIX」という舞台に参加します。1/24-26の三日間で四公演、初めて尽くしでドキドキしてます。 エノケンこと榎本健一さんの歌はずっと、いつかこんなふうに歌いたいなあという、遠く光る星のような目標でした。話しているのか歌っているのか、下手なのか上手いのか(上手いです)、そんなものを通り越して胸にとどく、哀しくて可笑しい、あたたかいうた。 話が合う人はいないだろうとずっとこっそり聴いていたエノケンさんですが、船戸さんに出会って洒落男、ダイナ、私の青空などを、人前で演奏するようになりました。 それでもどこかで、自分の趣味の音楽、と線引きしていたのですが、三十数年の時を経るうちエノケンの曲はオリジナルや他のカバー曲とごちゃまぜに、自分のレパートリーの中でかかせないものとなり、同時にエノケンさんの歌は以前と変わらず遠くで輝いています。 そして此の度このエノケンさんがまた、ご縁を広げてくれました。 この先はフチガミのコーナーに書いたものをひっつけます。 長くなりますが、要約しますと、100年前のオペレッタを演者総ミュージシャンで上演します。フチガミ赤鬼、大熊ワタルさん青鬼、閻魔大王・上の助空五郎さん、亡者がウエッコ、西本さゆりさん、木村美保さん、泊の武村篤彦さん、ドキドキでどきどきです。二部の歌のコーナーには山田参助さんも。追ってSNS等でまた逐次お知らせします。ぜひお運びください!!!


2025.1.24-26 エノケンMIX @浅草九劇
フチガミの勝手心の師・榎本健一さん数えで100歳の翌日、前日華やかに生誕100年が祝われた浅草東洋館にほど近いヨーロー堂にて「勝手にエノケン祭り」を開催したのが2003年10月12日。 時を経て知り合ったぐらもくらぶ保利さんがその事を頭にフチガミに声をかけて下さり、生誕120年の年に新たに誕生する「エノケンMIX」という舞台に出演の運びとなりました。 舞台は三部構成で第一部は浅草オペラの再現。エノケンも魅せられたに違いない当時の当たり演目「地獄祭り」を、ぐらもくらぶの真骨頂、SP盤として残されたオペラ後半を中心に保利さんが上演台本を作成、演者はフチガミがお声がけの大役。 二十年前「勝手にエノケン祭り」にご出演いただいた大熊ワタルさん、現役の浅草ボードビリアン上の助空五郎さん、さらに言い出しっぺさえ見たことがない舞台を一緒に作ることを面白がってくださる、フチガミが敬愛する錚々たる音楽家の方々と、100年ぶりの地獄祭り上演に挑みます。 演者は皆ミュージシャンですが、伴奏はぐらもくらぶの大土蔵録音でお馴染みのG.C.R.サロンオーケストラ。空五郎さんを除いては普段セリフを言い慣れない面々による浅草オペラや如何に、また、音楽家其々の演奏シーンは?、等々、どうぞお楽しみに。 第二部はぐらもくらぶでもお馴染み山田参助さん、G.C.R.サロンオーケストラとバンマス青木研さんによるエノケンとその時代の歌の数々。数多出演する歌手の歌声は聴けるのか?? 第三部は1936年の菊谷栄台本が2024年と融合し音楽は大谷能生さん。STASは松竹歌劇団の伝統を受け継ぐ本物のレビューを行なっておられ、エノケンMIXはまさに、時代が感覚が、大いにミックスした興味深い舞台となりそうです。 ########################################### エノケンMIX ########################################### エノケン生誕120年! 令和の浅草に大正末~昭和初期の幻の名舞台がよみがえる! 浅草オペラと菊谷栄と戦前ジャズ###########################################
2025年1月24日(金)~26日(日) 会場 浅草九劇 東京都台東区浅草2-16-2 浅草九倶楽部2F 地図(GoogleMap) 入場料 前売・ご予約:4,000円 当日:4,500円(全席自由・税込) 1月24日(金) 開場18:30 開演19:00 1月25日(土) 開場14:00 開演14:30/開場 17:30 開演 18:00 1月26日(日) 開場15:00 開演15:30 前売開始 12月10日(火) 10:00 取扱い Paskip/チケットぴあ[Pコード:531167] ■ぴあチケット受付ページ
主催・問合せ 一般社団法人ふらすこ 電話番号 03-6231-0690 Mail [email protected]
【第一部】 浅草オペラ『地獄祭り』
作=佐々木杢郎 脚色・作曲=佐々紅華 上演台本=保利透
若かりしエノケンが魅せられた浅草オペラの中から当たり舞台『地獄祭り』を当時のレコード音源で表現されている後半部分を中心として約100年ぶりに上演します。ジャズ音楽前史や大正デモクラシーや大衆芸能の洒脱さなど、当時の人々の息吹を感じていただき、更に第二部では引き続き山田参助とG.C.R.サロンオーケストラによる戦前にエノケンが歌った曲や当時のジャズ音楽などをお楽しみください。
出演 渕上純子 西本さゆり 武村篤彦 ウエッコ 上の助空五郎 大熊ワタル 木村美保
音楽と演奏 G.C.R.サロンオーケストラ 青木研 【第二部】 1931年型ジャズ楽団の演奏と歌唱
音楽と演奏
山田参助とG.C.R.サロンオーケストラ
青木研
【第三部】軽演劇『ミュウジック・ゴオズ・ラウンド』Remix版
作=菊谷栄 上演台本=和田尚久
エノケン全盛期であるピエル・ブリヤント時代の重要な脚本家として知られる菊谷栄(1902ー1937)によるアメリカ文化を濃厚に反映した「ミュウジック・ゴオズ・ラウンド」に先行作品「公園のベンチ」をないまぜにし、新たに音楽を大谷能生が、改訂台本を和田尚久が執筆し90年の時代を超えてスピーディーな演出のもと1936年と2024年が融合する、まさにエノケン・リミックスをお楽しみください。
出演
STAS OG 東京レビュー 榛名珠利 藤城伶維 紬希彩華 光瑠葵 粕谷雄太 村野みり 越後静月 山内菜々子 鈴木海人 藪田凛
音楽と演奏 大谷能生 ============================= 【番外】「昭和風俗再現」 弁士楽団付き無声映画『黒手組助六(1929)』と『エロ・エロ東京娘百景』朗読 活動弁士:片岡一郎 朗読:山内菜々子・尾田直彪
1月26日(日) 【番外】開場 12:00 開演12:15/開場 15:00 開演 15:30 【番外】当日券のみ2,000円 ==============================
【エノケン MIX】 スタッフ 企画:ぐらもくらぶ 演出:山口貴義 美術:和田尚久 振付:榛名珠利、村野みり 照明:阿久津未歩(LICHT-ER) 音響:小谷しげのり 舞台監督:守山真利恵 制作:柴田聡子 協力:保利透、毛利眞人 イラストレーション:和田尚久 宣伝デザイン:千葉健太郎
=おまけ= 勝手にエノケン祭り 〜エノケン生誕100年(の翌日)〜 2003年10月12日(日) 於:浅草 ヨーロー堂 出演:ふちがみとふなと、大熊ワタル ゲスト:上野茂都、中尾勘二、こぐれみわ

写真:芝田文乃さん
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滅紫雲の揺籃
方法の片を退く背中は痛いのか、痒いのかもわからない。ヒレのとろびが従うばかりに 目頭はあつくあった。またあんまり綺麗で、握りしめて確かに黒。外海を触れる、捉えられる、とはいえ。また妙におずおずと正面に堕ろした。ぴちょん。ちょんと横向きにある、光量は一変する。そして散りばめた浅い小魚の、捕まえていたものもはっきりとはしない みな窶れた手紙��閉じたまま。隙に与え、乳房を含ませるその怪異の、引き返す軌道に射す ほおを手のひらで支え、その事の起こりを、火照るような彼方なりのヤイバとして、慌ただしく過ぎる背景を少しばかり切り取り配置した。じっと見渡せば。採光、通風、眺望、燦然と近いところで どれもめくりかえしては、剥落する。ねむっているあいだにみた景色だ――雷の鳴る音があべこべに散らばった、透き通るような星星の間を亘るみち、あらかじめ願い求めたあと。忘れな草が輝いていた。目映いほど零れる、この星とあり空となり光と去り月日と在りて、くまなく流れゆく、過去も未来と再生され、また嘘を繕うように記憶の彼方に励まそうとするけれども 伝い歩く手がわけもなく届かぬ 風采の、差出人の記述はないが。その頃とは瑪瑙/琥珀/真珠、いづれ先端で涸れ井戸のかたわらであう。まるでお互いここに純なタマシイが。朴訥に枯れ、というか痂皮も掠れ傷跡ひとつ残らない。大勢がひろく見合わせるそこで倒れたい。大変だと口を借り、唇を噛む。結して、進まねばならないとおもわれ、はなしておくこと おもに普通と異なった様子。そればかりは熱もなく、終る。過ぎ去った時 かたくなる。ちいさな家 しげみ ちから強く。オオルリの羽音はどこか。またくっつきやすいものを、かたちづくる。新しい/そのてをとって/撫でるばかりの爪痕が、くもなく、かえってはとおく あっちへゆき/つみあがる。もともとはガラクタの化章 これが色褪せず距離に適う わずかにも 未来サキの覚サトりだ いちいち。 (尋ね回っては くれないのである) 永く息を噴ハいている凡庸にささくれ立つ 〈蛭は萎れ 虱は腐る 蟻は錆びたばかりの〉 自由であろう 賭して つぶやく 道をつけるように踏んづけていく翠雨。昨日は泣いた、今日は笑った。すこし顔をのぞかせる白い花が開け放す向こう側から、どどと みちみちてできるだけの、ちょいと射すから。耳触りのいいその声が、好きだと思った 自惚れを切り離したムにかえり、そこに��石という成れの果てを飾りつける。愛称は踊り子をしています。それだけ 視線を投げて創られる 生々しさ、選ぶばかりと発露し、弱く眩しい乏しさもやわらかくある栄華と 違いないと明らかに並び立てる。まばらに緩め排泄と数を合わせ、それが であって 最もうすく多くはしる、みずぎわで、明日はすべてで。どうか赤茶けるいいゆめを。沈んだ泡を言葉にする ただ海底に放牧された明星がゆれながら、咲きひらく。と、きいたことがあります。死胎になり損なう鬨の声をはじく。きれいなたしなみが誠に、ほがらかなきれはしでくりぬく、と、ひとつまみ。合鍵と粘土で退屈にピントを合わせる、よほどひそひそ放つということは、むちゃくちゃな役目で そして得られたことによると、満員列車の表情をうつした。目ではみえない濃淡のそれを追って、どれもまたとない鈍色。じんわりと浸透する、ひとで或る空を仰ぐ。寄せ集めの暁が息苦しさの干潟へ。ゆっくりでいいから手を引いて、さびしさが栄えてから周囲のものと紛れていく/どのみちも/月出ていて/複雑で翳りあい。あくどい色 待ちくたびれる朝な夕な、青い花火が仰け反るだけ。あかのたにんの谺コダマである 名前は、ふっつり握手する。測り兼ねる刹那に追いやられる条件は花瓶に汲み込む。もう彼は誰カワタレと抱え、反対に敷地のうちに、並外れてまとまりもなく大きくとんとんな様 ちろちろと明かりをつける。灰桜の鶏鳴が、睫毛がゆっくりと下を向いた 空気は冷ややかな形でぬるまゆを保ち。きっと仕方の無いことなのだと。観察する刺激によって伏し、残り火は消えるものと合掌する、永遠トワに対する無明が、現象すでに夢幻逆巻くのだと。まばたきひとつで手元に残る、苹果の魔法。憧れながら――透明人間としらない、花。ならこれら蘖ヒコバエ(樹木の断面)にうまれもつカラクリに、訝しんで伺おうとしていると、見てみろ 2024/04/27 滅紫雲の揺籃ヨウラン
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各地句会報
花鳥誌 令和6年2月号

坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年11月1日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
星の出るいつも見る山鳥渡る 世詩明 人の世や女に生まれて木の葉髪 同 九頭竜の風のひらめき秋桜 ただし 太陽をのせて冬木の眠りけり 同 生死また十一月の風の音 同 朝湯して菊の香に上ぐ正信偈 清女 懸崖の赤き菊花の流れ落つ 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
秋空の深き水色限りなし 喜代子 故里は豊作とやら草紅葉 由季子 菊花展我等夫婦は無口なり 同 しぐれ来る老舗ののれん擦り切れて 都 狛犬の阿吽語らず冬に入る 同 謎々のすつきり解けた小春の日 同 杣山の織火となりぬ紅葉山 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
綿虫と彼女が指せばそれらしく 瑠璃 梵鐘のはらわたに闇暮の秋 緋路 逝く秋をくづれゝば積み古書店主 順子 綿虫や浄土の風が抜けるとき はるか 太き棘許してをりぬ秋薔薇 和子 弥陀仏の慈顔半眼草の花 昌文 綿虫のうすむらさきや九品仏 小鳥 参道で拾ふ木の実を投げ捨てる 久 綿虫は仏の日溜りにいつも 順子 香煙はとほく菩提樹の実は土に 小鳥
岡田順子選 特選句
腰かける丸太と秋を惜しみけり 光子 九品の印契結ぶや冬近し 眞理子 古に大根洗ひし九品仏 風頭 綿虫や浄土の風が抜けるとき はるか 奪衣婆の知る猿酒の在り処 光子 神無月ならば阿弥陀も金ぴかに 俊樹 蚤の市に売る秋風と鳥籠と 和子 下品仏とて金秋の色溢れ 俊樹 綿虫と彼女が指せばそれらしく 瑠璃 梵鐘のはらわたに闇暮の秋 緋路
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ありきたりの秋思の襞を畳みをり かおり 秋日入む落剝しるき四郎像 たかし 返り花ままよと棄つる文の束 美穂 凩や客のまばらな湖西線 久美子 凩のやうな漢とすれ違ふ 睦子 小鳥来る小さなことには目をつむり 光子 流れ星キトラの星は朽ちてゆき 修二 凩に雲や斜めにほどかれて かおり 人肌を知らぬ男のぬくめ酒 たかし 老人が老人負うて秋の暮 朝子 冬の日や吾が影長く汝に触れて 同 身に入むや妣の財布の一セント 久美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
秋思消ゆ「亀山蠟燭」点せば 悦子 この町へ一途に滾り冬夕焼 都 新蕎麦を打つ店主にも代替はり 佐代子 添ふ風に方位はあらず狂ひ花 悦子 HCU記号音満つ夜の長し 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
トランペット響く多摩川冬に入る 美枝子 竹林の風音乾き神の��守 秋尚 公園の隣りに棲みて落葉掃く 亜栄子 句碑の辺の風弄ぶ式部の実 同 新のりの茶漬に香る酒の締め 同 歩を伸ばす小春日和や夫の癒え 百合子 朔風や見下ろす街の鈍色に 秋尚 ぽつぽつと咲き茶の花の垣低き 同 リハビリの靴新調し落葉ふむ 多美女 濡れそぼつ桜落葉の華やぎぬ 文英 露凝りて句碑に雫の朝かな 幸風 大寺の庭きりもなや木の葉散る 美枝子 山寺の風の落葉を坐して聞き 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月13日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
風除の日だまりちよっと立ち話 和魚 風除の分厚き樹林影高き 秋尚 揚げと煮し切り干やさし里の味 あき子 薄日さす暗闇坂に帰り花 史空 渦状の切干甘き桜島 貴薫 切干や日の甘さ溜め縮みたる 三無 風除けをせねばと今日も一日過ぎ 怜 切干や少し甘めに味継がれ 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
確かむる一点一画秋灯下 昭子 幽玄な美女の小面紅葉映ゆ 時江 釣り糸の浮きは沈みし日向ぼこ 三四郎 六地蔵一体づつにある秋思 英美子 赤い靴なかに団栗二つ三つ 三四郎 着飾りて姉妹三人千歳飴 ただし 正装で背中に眠る七五三 みす枝 雪吊の神の恐れぬ高さまで 世詩明 七五三五人姉妹の薄化粧 ただし トランペット音を休めば息白し 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月14日 萩花鳥会
夜鴨鳴く門川住居六十年 祐子 捨てられて案山子初めて天を知る 健雄 ゴルフ玉直ぐも曲るも秋日向 俊文 山茶花や現役もまた楽しかり ゆかり 舟一艘ただぼんやりと霧の中 恒雄 献茶式津和野城下や朝時雨 美惠子
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令和5年11月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
秋の暮百均で買ふ髪飾 令子 虫食ひの跡そのままに紅葉かな 紀子 背の丸き鏡の我やうそ寒し 同 小春日や杖つく母を見んとする 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
小春日や日々好日と思ひたり 世詩明 禅林を通り来る風秋深し 啓子 何事も無き一日や神の旅 同 炉開きの一花一輪定位置に 泰俊 一本の池に煌めく櫨紅葉 同 三猿を掲ぐ日光冬日濃し 同 立冬こそ自己を晒せと橋の上 数幸 小六月笏谷石は饒舌に 同 如何にせん蟷螂は枯れ僧恙 雪 猫じやらしもて驚かしてみたき人 同 一匹の枯蟷螂に法の庭 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月17日 ��江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
小鳥来る赤き実に又白き実に 雪 幽霊の出るトンネルを抜け花野 同 おばあちやん子で育ちしと生身魂 同 見に入みぬ八卦見くれし一瞥に やす香 時雨るるやのつぺらぼうの石仏 同 近松忌逝きし句友の幾人ぞ 同 季は移り美しき言葉白秋忌 一涓 菅公の一首の如く山紅葉 同 落葉踏み歩幅小さくなる二人 同 冬ざれや真紅の句帳持ちて立つ 昭子 今日の朝寒む寒む小僧来たりけり やすえ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月17日 さきたま花鳥句会
からつぽの空に熟柿は朱を灯し 月惑 白壁の色変へてゆく初時雨 八草 六切の白菜余すひとり鍋 裕章 一切の雲を掃き出し冬立ちぬ 紀花 小春日や草履寄せある躙口 孝江 柿を剥く母似の叔母のうしろ影 ふゆ子 いわし雲よせ来る波の鹿島灘 ふじ穂 鵙たける庵に細き煙たつ 康子 雲切れて稜線きりり冬日和 恵美子 水鳥の羽音に湖の明けにけり 良江
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令和5年11月18日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
紫のさしも衰へ実紫 雪 蟷螂の静かに枯るる法の庭 同 二人居て又一人言時雨の夜 清女 母と子の唄の聞こゆる柚子湯かな みす枝 還りゆく地をねんごろに冬耕す 真栄 帰省子を見送る兄は窓叩く 世詩明 人に無く芒にありし帰り花 同 香水の口よりとどめさす言葉 かづを 時雨をり故山の景を暗めつつ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
浮寝鳥日陰に夢の深からむ 久子 呪術にも使へさうなる冬木かな 久 無敵なる尻振り進む鴨の陣 軽象 冬日和弥生も今も児ら走る 同 冬蝶の古代植物へと消えぬ 慶月 谿の日を薄く集める花八手 斉 冬天へ白樫動かざる晴れ間 慶月 青空へ枝先細き大枯木 秋尚 旋回す鳶の瞳に冬の海 久 冬の蜂おのが影這ふばかりなり 千種 水かげろうふ木陰に遊ぶ小春かな 斉
栗林圭魚選 特選句
竹藪の一画伐られ烏瓜 千種 遠富士をくっきり嵌めて冬の晴 秋尚 白樫の落葉急かせる風のこゑ 幸風 切り株に鋸の香遺る冬日和 久子 四阿にそそぐ光りや枯れ芙蓉 幸風 白樫の木洩れ日吸ひて石蕗咲けり 三無 小春の日��鈴つけしリュック負ひ 同 青空へ枝先細き大枯木 秋尚 寒禽の忙しく鳴ける雑木林 貴薫 草の葉を休み休みの冬の蝶 秋尚 逞しく子等のサッカー石蕗咲けり 亜栄子 甘やかな香放ち桂紅葉散る 貴薫 あづまやの天井揺らぐ池の秋 れい
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月26日 月例会 坊城俊樹選 特選句
薄き日を余さず纏ふ花八手 昌文 耳たぶに冬の真珠のあたたかく 和子 黒松の肌の亀甲冬ざるる 要 雪吊をおくるみとして老松は 緋路 冬空を縫ふジェットコースターの弧 月惑 ペチカ燃ゆフランス人形ほほそめる て津子 上手に嘘つかれてしまふ裘 政江 嘘つつむやうに小さく手に咳を 和子 手袋に言葉のかたち作りけり 順子
岡田順子選 特選句
池一枚裁ち切つてゆく鴨の水尾 緋路 黒松の肌の亀甲冬ざるる 要 自惚の冬の紅葉は水境へ 光子 玄冬の塒を巻きぬジェットコースター 同 光圀の松は過保護に菰巻きぬ 同 ペチカ燃ゆフランス人形ほほそめる て津子 雪吊を一の松より仕上げをり 佑天 不老水涸れをり茶屋に売る団子 要 遊園地もの食ふ匂ひある時雨 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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エスカルゴンその3
21話 ・「はい!(ローナ王女は)ピピ惑星の真珠と称されるほど、美しい王女でゲス。」 ・「なんですと?(ローナ王女と結婚だなんて)バカなことは考えない方が良いでゲス(デデデに掴まれる)。」 ・「(近衛兵ヴィーを見て)ボディーガードでゲしょなぁ。」 ・「(デデデの話を逸らすようにローナ王女に)あーとりあえずお茶でも。」 ・「あーいや、そりゃ陛下は極度に見苦しいですが、人を騙す才能は溢れてるでゲスよ。」 ・「しかし、陛下も陛下でゲス。だいたいその顔で結婚なんて非常識…。」 ・「現実とミュージカルは違うよ~(台本が飛んでくる)。」 ・「さてはお前たち、恋人たちの予感。」 ・「(卑怯なことをするデデデに対して)いつものことでゲしょうが。」 ・「結婚作戦は中止でゲスなぁ。」
22話 ・「(カービィ達のいる孤島に)着ーいた。」 ・「竜巻の進んだ方角からして間違いないでゲス。」 ・「なーに、食べ物でおびき出せば良いんでゲスよ。」 ・「(フーム達に対して)お元気で何よりでゲスなー皆さん。」 ・「イエーイ!このガキ共はみーんな(陛下の家来でゲス)。」
23話 ・「へへ~、これがワタクシ目が作った「エスケル魔獣黄帝液」でゲス。」 ・「はい、さすればあらゆる生き物は、たちまち魔獣に変身��るでゲスよ。非常に危険なので、ほんのちょっぴりで試すでゲスは~い。ではこの小さなイモムシちゃん(実在するイモムシと比較したらかなり大きいが)に…。」 ・「いや、それがその…(ダイナベイビーが)暴れるもんで上手く操作できないでゲスよ。あちょっ、おとなしくしなさ…(ダイナベイビーの入った檻を落とす)。」 ・「すぐ人のせいにするんだから(陛下がハシゴから足を滑らせたのが悪いでゲしょーが)。」 ・「早くヒナを返すでゲス!」 ・「ヒナを戻さなかったら極刑でゲスよ!」 ・「ふふー、あのヒナめは、ここを通るでゲスよー。」 ・「先回り成功でゲスなぁ。」 ・「ははー、エスケル魔獣黄帝液の効き目をご覧あれ。」 ・「(陛下がダイナブレイドに)離せなんてゆーからー!(落とされる)こんな終わり方は無責任でゲスよー!ああもう、こうなれば陛下と運命を共にするでゲス!」
24話 ・「いや、そうじゃなくて、みんな妙なものにハマっているんでゲス。(村人がいないことを指摘されて)いえ、みんな隠れているんでゲスよ。」 ・「(木製手裏剣を子供キャピィ達にぶつけられて)こら、ガキ共ー!」 ・「(忍者と聞いて)そりゃ、なんじゃ?」 ・「(忍者の巻物が盗まれそうになって)ブームになったでゲスか。」 ・「へ、陛下オモチャ買ってる場合ではないでゲしょーが!」 ・「忍者の秘宝・巻物が盗まれそうになったそうでゲスなぁ。」 ・「ところでキュリオ、後ろのツボは何でゲス?(その間にデデデが巻物をすり替える)」 ・「忍者修行なら負けないでゲスよ!」 ・「はぁー!空飛ぶエスカルゴン!なんつって(トイレのスッポンで壁に貼り付こうとするが落下する)。おー痛い…、こうすれば壁に貼り付けるハズなんでゲスが…。」 ・「(寝ているエスカルゴンを見て)見ろ…、解読しようとしてたんだ。」 ・「(ベニカゲを見つけたカービィに対して)静かにしろ…うるさいななんだよ…。」 ・「で、出たー!忍者だー!」 ・「な、何でゲス、こんな夜中に…お?(ブンの持ってる巻物を見て)あ、ドロボー!それを返すでゲス。」 ・「デタラメをゆーと承知しないでゲスよ。」 ・「本物の忍者に巻物が奪われたでゲスよー!」 ・「アイツ(ヤミカゲ)逃げたでゲス。」
25話 ・「ガキンチョはお城の庭で遊んじゃいかんでゲス!」 ・「いーじわる?それが悪いでゲスかー?意地悪だいす~き~。」 ・「私がお前らに頼む?へへへへへへ、それこそ絶対にありえないでゲス(※このあとフーム達に泣きながら頼みます)。」 ・「(モソに母親からの「愛の手紙」を届けに来たと言われて)よよよけいなこと言わなくていいでゲス!」 ・「フーム、ブン、頼みがあるんでゲスが…お、お願いでゲス~ある人の為なんでゲスよお願~い(情けない…)。」 ・「私の…私の…おっかさんでゲスー!」 ・「私は、国を出るときおっかさんに誓ったでゲス。」 ・「おっかさーん!必ず偉くなって、故郷で錦(にしき)を飾るでゲスよー!(「錦を飾る」とは「出世してから故郷へ戻る」ことを意味する)」 ・「しかし、現実は厳しく、プププランドでデデデ陛下に拾われたのがやっと…。そこで私はおっかさんに嘘をついたでゲス…。『おっかさん、喜んでください。私はプププランドの大王になったで��ス。いつかきっとお迎えに参るでゲス(エスカルゴンの手紙の内容)。』そしたらおっかさんは大喜びして、『お前が大王だなんてびっくりだよ。一目お前の晴れ姿が見たくて、すぐプププランドに行くことにしたよ。大王の母より(母親の手紙の内容・途中からパームが手紙を読む)』」 ・「一生のお願いでゲス!(小学生か)おっかさんとデデデ陛下にバレないように嘘につき合って下され…。」 ・「今更嘘だなんて言えない私を哀れだと思ったら助けてくれでゲス…。」 ・「ありがたい感謝感激でゲス。(急に態度を変えて)バラしたら承知しないでゲスよ!(コイツさぁ…)」 ・「(自身を「陛下」と呼ぶことに不満のある村人たちに)言うことを聞かないと、税金を上げるでゲスよ!」 ・「(村人たちにブーイングされて)お、お願いだから陛下と呼んででゲス…。哀れなおっかさんの夢を砕かないで…お願い…(泣)。」 ・「あーおっかさーん!会いたかったでゲス。」 ・「ああ、ほほ本日はせせせせせ晴天なり。わ、ワシは大王ゾイ!だからその、あの…(母親の前で緊張して上手く喋れない)」 ・「(母親に自身が頼りないと言われて)えぇ…おっかさん、そりゃないよ。」 ・「おっかさん、ではワシの国を案内するでゲス。」 ・「(レストラン・カワサキに対して)ここが村で最高のレストランでゲス!」 ・「キュリオさんは有名な考古学者でゲス。」 ・「(レン村長に対して税金を)タダにしなさい!」 ・「(デデデに対して)もう下がるがいいでゲスぞ。」 ・「これより、歓迎晩餐会を始めるでゲース。」 ・「(デデデが自分で落としたフォークは)自分で拾えば良いでゲスよぉ。」 ・「(デデデを)甘やかすとつけあがるでゲス。」 ・「さぁ皆のモノ、今宵は我がおっかさんを囲んで、大いに楽しむでゲスゾーイ!」 ・「おっかさん、楽しんでいるでゲスか?」 ・「デデデ(呼び捨て)、ドリンクを持てぃ!」 ・「このマヌケめ、お茶だい!(これは流石にエスカルゴンに否がある)」 ・「(「エスカルゴン陛下は魔獣で人を困らせるのが趣味」だと言うデデデに対して)それは自分でゲしょーが!」 ・「ち、違うでゲス。本当は大王はあっちで…あ(自分でバラしてしまう)。」 ・「おっかさん!ごめんでゲス!私は…私は…陛下の家来でゲス…(泣)。」 ・「おっかさん、危ない!」 ・「(おっかさん…)嘘ついててごめん…。」 ・「ふっ、やれやれなんとか終わったでゲスな。(ブンに感謝しろと言われて)だーれがお前たちのような悪ガキに感謝なんかするでゲースかーだ。生意気ゆーと逮捕でゲスよ。」
26話 ・「(チリドックの炎で)し、死ぬとこでした~。」 ・「閉じ込める?危険でゲス~。」 ・「ご覧を、メタナイトが(チリドックと戦ってるでゲス)。」 ・「コラァー!腹が減ったぞ!料理はまだでゲスか!?」 ・「ヤツは放火魔でゲス!」
27話 ・「へへ、ワタクシのバッタ型偵察機『スパイホッパー』に尾行されてるとも知らずに…。このままスパイホッパーに追跡させるでゲス。」 ・「植物の分際で恋をするとは…。」 ・「ウィスピーを倒すにはこの花でないとダメなんでゲス。」 ・「フフ…ラブリーはウィスピーの栄養分を吸い取ってるでゲス。へへ、全く…恋は盲目でゲスなぁ(『恋は盲目』の元ネタは詩人シェイクスピアの格言であり、ここでは「ウィスピーはラブリーを愛しすぎて、彼女の悪事を見抜けないこと」を表している)。」
28話 ・「第一次工業化計画でゲスなぁ。」 ・「明日からは、畑仕事魚釣り選択なんかのダッサ~い仕事をしなくて済むでゲスよ。あれが(工場の)ユニフォームでゲス、皆さんどうぞ!」 ・「(フームに工場のユニフォームを「囚人服」だと言われて)失礼な、ブランドものでゲスよ!(ユニフォームを着ると)ファクトリーにタダで入れて楽し~く遊べるでゲス。」 ・「オープンは明日でゲス!(この回に限ったことではないが、1日で工場を建設したら中国の欠陥建設みたいになりそうで心配である)」 ・「はいはい…これより開門。皆さん押さないででゲス。(工場にかけ込む村人たちを見て)デパートの店じまいセールと間違えてるでゲスな。」 ・「みんな、ベルトコンベアーの前に並ぶでゲス。手順は簡単、ネジを締めたり叩いたり~。全員、工具を持つでゲス。そしてネジを締めるでゲース。ゲームみたいなもんでゲしょ?」 ・「(「作業したい」というブン達に対して)子供はダメでゲス!」 ・「そんなにやりたかったらあっちの方空いてるでゲスよ(優しい)。」 ・「働かせる?遊んでいるだけでゲス。みんな楽しそうにしてるゲしょーが。」 ・「(メーベルに昼食をとって良いか聞かれて)[[ダメ!手を休めると能率が落ちるでゲース。>ブラック企業]]大丈夫、ランチは自動的に食べられるでゲスよ。」 ・「(フームに機械を止めてと言われて)生産力が落ちるからダメでゲス。」 ・「ヤツ(カービィ)はもうミンチでゲスよ。」 ・「エンジンを止めたら文明の崩壊でゲス!こいつらを追い出すでゲス!」 ・「作業開始ー!エンジンスタート!」 ・「なんでまた考えを変えたでゲスか?まぁ…良いでゲしょう。」 ・「「アイスドラゴン・ロボ」でゲス。今度こそ負けないでゲスよ。」 ・「アイスドラゴン・ロボ、発進!よいこら」 ・「(アイスカービィの攻撃を振り払って)冷蔵庫を冷やそうとしているようなもんでゲス。」
29話 ・「ですが陛下、メニューは豊富でゲスよ?カップ麺はあるし、キャットフードにドッグフードまで揃ってるでゲス。」 ・「(カワサキに対して)陛下はお忙しいなか、わざわざ(お前の店に)食べにきたでゲス。他のはないでゲスか?」 ・「(レストラン・カワサキが潰れないのは)他に店がないでゲスから。」 ・「ぷっ、魚のサバじゃないでゲスよ。外国語で「こんにちは」って痛い(「ウィッサバ」を魚のサバと勘違いしたデデデを笑ったため殴られる)」 ・「あーん(ゴーンの料理を)独り占めはズルいでゲス!ワタクシも一口食べたいでゲスよ(また殴られる)。」 ・「本日は、我が『レストラン・ゴーン』の栄えあるオープン。くれぐれも粗相のないようにするでゲスぞ。」 ・「あ、ムッシュ・ゴーン。村長夫妻が来たでゲスよ。準備は良いでゲスか?」 ・「おー村長夫妻。人民にリッチな食文化を与えようとの、陛下のお考えから生まれました、本格レストランでゲスからしてねぇ。えー、じゃ、ささ、どうぞどうぞ。」 ・「クチコミって恐ろしいでゲスね。」 ・「何せ外国人のシェフ、カワサキとは違うでゲス。こちらは「ゼリー寄せ」というオードブルでゲス。さて、当店のシェフ「ムッシュ・ゴーン」でゲス!」 ・「(料理の量が少ないというブンに対して)育ちがお悪い。料理は多けりゃ良いってモンじゃないでゲしょーが。料理はアートでゲス!」 ・「営業妨害でゲス!(カワサキの持つチラシを破る)」 ・「激辛ピザで勝負でゲス!」 ・「ムッシュ、カラシたっぷりでゲスねぇ(ピザにカラシをたっぷり塗らせる)。」 ・「こっちは辛さ100倍(ハンバーガー)でゲス!」 ・「(激辛ハンバーガーで)ヤケドのあとは、冷たいフルーツシャーベットでゲスよ~。」 ・「ピンクで丸いモノを見ると、無性に食べたくなる。」 ・「焦らなくても直に美味しいカービィシャーベットの出来上がりでゲスよぉ~んだ(ゲス顔)。」 ・「皆…リンチはなしでゲスよぉ…。」 ・「激辛は十分にトレーニング済みでゲスもん。」
30話 ・「カービィのタマゴのことでゲスかぁ?カービィに任せたらどうでゲスかぁ?母性本能に目覚めれば、タマゴを孵すかもしれないでゲスよ。」 ・「大成功でゲスな(確信犯)。」 ・「でもあんなブッサイクなチビが役に立つんでゲスかねぇ?(デデデに「高い買い物は役に立つ」と言われて)ごもっともでゲスはい。」
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2020年ベスト映画
長い文章を人目にさらすのが
だいぶ久々だなぁと思いながらいざ書くぞ!
2020年。終わってもう10日以上!?はやぁ…。
コロナですっかり現場がなくなり、ライブは配信、イベントも配信。
友達に気軽に会いに行くのも難しくて
zoom飲みなんてしてみたりして。
というような情勢で、今までより楽しんだのが映画だった。それも映画館で観るやつ。
ということで配信で見たのは今回のランキングから外しています。
振り返ってみれば2020年のはじめとおわりに好きなやつが固まっててなんか面白い。
ではいきます!
10、mid90s
スティーヴィー(主人公の男の子)がちっちゃすぎて本当にあんた、ワルになれるのか!?と見守る形になってしまった・・・
二番弟子の子に嫉妬されちゃってウワー!みたいな���はとてもわかるというか思春期の感情って感じ。グループのリーダー、レイはかっこいいよね・・・。
ラストシーンがめっちゃエモくてよかった。全体的な雰囲気が好き!という映画。
9、魔女見習いをさがして
おジャ魔女世代なので観ないと〜!と思って観たら思った以上におジャ魔女世代向けというか
昔夢中になったものに支えられて生きてる人たちの話で新しい切り口〜!となった。
百田夏菜子さんめっちゃ声優上手い。
あと男はみんなおんぷちゃんがすき。
わたしは推しとかいう概念あんまりなかったなぁ〜と思いながら観てたらそういえばはづきちゃん好きだったなと思い出した。
8、アルプススタンドのはしの方
地元の高校が舞台演劇でやって話題になった作品…をまた映画にしたもの。
高校生の演劇!わたしの星…!とか思い出しつつ鑑賞。
高校球児たちや、華やかな人達とはまた違う
はしの方、にいる人たちのお話。
なのでグラウンドは一切映らず(それが舞台装置だから演劇っぽくて良いのだが)
自分は完全にこっち側だなぁと思いつつみたけど
わたしよりガンガンに青春してた、いいわね…
7、劇場版鬼滅の刃 無限列車編
鬼滅の刃、アニメ化して配信中くらいから観てました…そんでハマって原作電子書籍で集めてって、本誌追いついて最終回までハラハラしながら読んだタイプの人ですので映画楽しみにしてた!
煉獄さんの話はほんと漫画でも泣いたけどアニメになると余計泣けたよね…。
炭治郎の芯を作った人だよ。尊敬だよ。
正直話題になりすぎて今さら特にいうことない。でも好きな作品だった。こんなに忠実にアニメ化してくれたらワニ先生も嬉しいよね。
アホみたいに上映してた時期の、朝7時30分〜の回で観たのが良い思い出。
こんな朝から映画ってやってくれるんだね…
6、ブックスマート
結構ゲラゲラ笑える。なんのかんの全員いいやつで幸せになった〜。
ハリポタの組み分けの話、アメリカでもするんだ!イケてるひとたちでもするんだ!わー!ってめっちゃテンションが上がった…。
ネタが多すぎて話が絞れねぇな…。
主人公の女の子たちがいわゆる陰キャ(死語?)ではあるが、頭が良くて自分に自信があるのでめっちゃ褒め合いをするところがとても良い。仲の良さ伝わる。
あと、ジェンダー的なことも、当たり前に描いていてそこに大して主題を置いてなくてたまたま「そうなの」というだけ、という雰囲気が最近の映画だなあとなった。
5、羅小黒戦記
シャオヘイかわいいよ…無限さまかっこいいよ…。
画面がずっと美しいしかわいいしアクションもすごいし、ありがてぇ〜って感じで笑顔になった。
話が好き!というよりは画面が好きだ!!!という映画。
アニメでもなかなか珍しいかもしれない…。絵柄が大好き!動きが大好き!
早く配信とか始まって欲しい。何か作業しながら流していたい。
以下、観た当時の気持ちのまま書いた感想をそのまま貼り付けちゃうので、
ネタバレが多く含まれますのでご注意ください…あといちいち長いのが多いと思うけど…。
(ていうほどこれ読んでくれる人いるのかは不明)
4、殺さない彼と死なない彼女
※これは2019年の映画だけど私の初見が2020年だったので
話題になる前はいつものしょうもないデートムービーかよと思っていました(ほんとごめん)
でも、そうではなかった。びっくりするほど真っ直ぐ心に届く映画でした。
こんな口調で東京の高校生たちはしゃべるのか!?うそやん?というちょっと芝居かかった口調も最初は違和感があったがだんだん癖になる。
3つのお話が平行してるようでいてちょっとずれてる構成もよかった。ラスト付近でつながっていくところがオムニバスの楽しいところ。
・きゃぴ子と地味子のお話
きゃぴ子が一番好きなのは地味子なんだから二人が付き合えば全部解決しないか?と思わされるいい百合だった…。
でも女同士で好きあってても、そういう好きじゃない場合の方が多いからな。男の人にしか埋められない心の穴があるんだろうか。
かわいい子のことをやっかむ人たち、まあそらいるんだろうけど、かわいいことは素晴らしい才能だし、勝てないなあと思うし。
きゃぴ子に素直にかわいいって言い続ける地味子もかわいいよ。
・八千代と撫子のお話
一途に好きって言い続ける撫子(原作では君が代ちゃんなんだな)がめちゃくちゃかわいい。
通話録音しようとするシーンがめちゃ好き。
好き好き言われる側としては、なんでそんなに好きなんかわからなくなるよね、わかる。
そして、八千代が撫子を好きになったって伝えたら、その関係が壊れるんじゃないかって心配する気持ちもめちゃわかる。
しかし撫子はそこで八千代君に飽きちゃう女じゃなかった、よかった・・。ハッピーエンドで。トラウマを癒してくれる女神だったよね…。
・小坂と鹿野のお話
口が悪すぎるけど、お互い絶対好きじゃん素直になれよ!!!と思い続けてたらまあ、そう来たか…。
原作を全く知らずに臨んだので、まあどっちか死んじゃうんだろうなとは思った、思ってたけど、ほんとにどっちも死なないでほしくなる。
なな、生きて。ってそれちゃんと対面で言いなさいよ…。で泣く。
夢の世界がだいぶ救いがあったけど、なんで彼は殺されないといけないんかまったく不条理すぎて殺人��はほんとにお前が死ねって思ったな…。
鹿野が小坂のクローゼットで服を抱きしめるところとかほんと無理だった泣いた…。幸せになってほしかった。
最後に、あなたについていきたいって言ってた鹿野が、小坂を追い抜く演出がマジでよかったです…。(映画オリジナルなんだね)
時系列のずれにも伏線があったんだね。撫子を慰めれるほど元気になってえらい。
観終わったときメイクがほぼ落ちてました。観れてよかった。悲しいけど暖かいものが残る作品。
※後日原作も読んだけど同じところで泣いちゃってびっくりしたよね。涙腺にダイレクトよ。
3、ジョジョ・ラビット
ラストシーンでちょっとずつ我慢していた涙が我慢できなくなってボロボロ泣いてしまった、。
結構デリケートな話なのに、思ったより軽やか、序盤はこれ大丈夫なのとか思いつつ。
「ハイルヒットラー!」の応酬とか茶化してやってるもんね・・・
でも戦争と国の思想の刷り込み、差別の恐ろしさはしっかり伝わってくる。
男女差別もバリバリにあるし、弱い者には価値がないっていうのを空気から伝えてきて、しんどい・・。
エルサが隠れている部屋が見つかった時はこれはアレじゃん(ネタバレ防止)
とかとても思ってしまった。隠れ家のモチーフかぶり・・・。
ユダヤ人ってゲシュタポにバレそうになったところが本当に冷や冷やした、絶対に気づかれないでほしい…と祈るように見ていた。
そして見逃してくれるキャプテン.Kが。
フィンケルと同性愛をはぐくんでる(全然明言されてないけどおそらく・空気で、と他感想でも拝見)し、
おそらく表では隠していたけど同性愛もナチスは迫害対象だったらしいしナチズムには反対してたんだろうな、
というのがラスト近辺でもわかる。かっこよくていい男だった。
で、お母さん、ロージーもめちゃくちゃいい女。あんな美女かつ賢い、なのにお母さんって、設定がよすぎ。
そしてお母さんが亡くなってしまったことをあんな形で知るのしんどすぎるし、そこで靴ひもを結ぼうとするけど結べないジョジョ・・・
がラストでエルサの靴ひもを結んであげる。で成長を演出する。ってそんなんグッとくるに決まってるじゃないですか。
極めつけのダンスもね。人は自由になると踊りたくなるのか。音楽が髄所に効いてる映画だったしなぁ。
以下、思ったこと箇条書き
・ヨーキーもいい役。冷静でほんとに10歳なの!?柔軟。と思う。ジョジョにいい友達がいてよかった
・お腹の中で蝶が舞うような。をちゃんとイメージから表しているシーンよかった、かわいい。
・アドルフ・ヒトラー役は監督!?て後で知ってびっくりした。何でもできるんだね・・・。あの感じがでています。
・飢えてるときウサギ食べるのか!?と思ったけど食べませんでしたね・・・
・戦争中のわりにラスト以外は暮らし向きとしてはそれをほんのりとしか感じない、ドイツって結構戦時中も普通の暮らしができてる方だったのかな・・・(史実良く知らないけど)
※めちゃ余談だけど、最近読んだ「戦争は女の顔をしていない」(漫画版)という作品において敵国の女性兵がドイツ人女性がベランダでコーヒーを飲んでいるところを行軍中に見かけて、そんな優雅なことが戦時中もあるなんて!とびっくりしてしまう。みたいなエピソードがあって、それを思い出した。
2、朝が来る
辻村美月さんの作品が元々好きってのもあるけど。
知り合いの映画好きの人たちか絶賛するのわかった。
こんなリアリティある演技合戦が観られるとは…。
例えば施設のギャルや新聞販売所のギャル。
本物連れてきたのかってくらいいそうだったしマジで同一人物かと思った。
あとやっぱ蒔田彩珠さんの吸引力がすごい。
人を惹きつける魅力。ボサボサの金髪になっても魅力が失われない。
死んじゃわなくて本当よかった。警察来た時死んだわ…って思ってしまったし。
ちびたん、いい子に育ててもらえてよかったね…幸せになってくれ。
1、パラサイト
…めちゃくちゃ面白かった、面白いって一言で言っちゃうだけじゃダメな気がするけど
ネタバレ禁止ならもうとにかく観てよ~!(PG-12…ひっかかる…じゃなければ)というしかないな
序盤1時間くらいは本当にエンタメで、キンプリの映画みてるんかなくらい声に出して笑うの我慢した、キム家は演技がうますぎるし、
パク家は騙されやす過ぎる。(ダソンには気付かれてたかもしれないが)
ヨンギョ(奥さん)のびっくりし方とか、大げさなんだけどほんとにこういう人いそうなんだよな…。て思っちゃう。
とはいえ、ちゃんと仕事はしてるんだよな、キム一家。
雇用されるかされないかは、技能とか技術じゃなくて「人のつながり」「コネ」ていうのが、
今の社会なんだね始まりがアレだったので…。ギジョン(ジェシカ)がどんな授業してたかは謎だけど。
普通に家政婦の仕事とかハードだと思う、おいしいものが食べれそうなのはいいけどさ…。
ギウ(ケビン)は紹介してくれたお友達のこと一瞬で裏切っていて笑った、でもその友達が紹介しなければあんなラストにはならなかったんやなあ…。
パク家がキャンプに行った時に好き放題していたときまではまあ悪いんだけどほんとに爽快だった、たんのしかっただろうなって。
そっからの急激な展開!もう面白いのにさらにそれが深まる…というか別のベクトルに行くっていう。
富裕層(高台)と貧困層(半地下)だけじゃなく、そしてまた更に下(地下)があるっていうね、
二人分食べるんだよねってドンイクが言ってたのはそういうことでしたか!伏線回収がいっぱい…。
そして本当の意味でパラサイトしていたのはムングァンの夫でした…。面白い…
そこでのいざこざからはだいぶとドロドロした展開に。北朝鮮ジョークがいっぱい…韓国映画なんだな…普段観ないから新鮮。
ちょいちょい日本語に近い単語が聞こえてきておもしろいよね。お隣なのに何にも知らんよね…。
・・脱線した、それでパク家も帰ってくるって言うね!大雨なんだから予測しときなさい!
ここでもでてくる「切り干し大根のようなにおい(貧困層のにおい?)」の話があとであんな形で引き金になるなんて。
そっから脱出までもかなり息が詰まった…。家政婦、死ななくてよかった…て思ってたのに亡くなりそう…助けられなかった夫の声がもう。
そしてキム家がやっと出られたと思ったら、(ここで高台から階段で降りていくカメラワークがめちゃくちゃ象徴的)まさかの洪水で家が水没。
何かを掬い上げないといけない中でギテクがチュンスク(元砲丸投げの選手だったみたい)のメダルをひっつかむのに、
妻への愛情と過去の栄光にすがる、みたいな切なさを感じでグッと来てしまった、
そして暴発する半地下のトイレのふたを無理矢理閉めて一服するギジョンのかーっこいいこと。名シーン。
次の日に、あの惨劇が起きる。
結局純粋な悪者がいないんだよね、一番かわいそうなのはドンイクさんよ、なーんも悪いことしてないのにね…。
金持ちをヤなやつとして描くのはもうほんとに古いんだろうよ、下層の洪水被害のことなんて息子の誕生日をめいっぱい祝うことに比べたら全然大事じゃない、そらそうよね。
私にもお金持ちの友達いるけど、彼らマジでいい奴だから、「金は性格のしわを伸ばすアイロン」は本当のことだと思う。
苦労せずその地位を得てるってこともないんだろうけど、心の余裕ってやつは段違いなんだろうな、いいな…。
それはめちゃくちゃ思った。
ラストシーン(モールス信号ってあんな長い手紙かけるんか、すごいや…。)
父の手紙を解読してお金持ちになって父親を助けるって言ったギウの決意に嘘はないんだろうけど、韓国の社会構造ではそれは本当に夢であり、ノープランなのと同じなのかもしれない…。というラストが何とも言えなかった。
以上!!長いな!!!いつも自分のためだけに書いているから大変独りよがりな文章かと思いますが・もし読んでもらえた人がいるならありがとうございます。
今年もコロナはおさまる気配ないのでなんのかんの映画に行ってしま��気がする。
習慣てすごいよね。良い映画に出会えると良いなあ。
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Name: 上条 拳斗[Kento Kamijou]〈actor/narrator〉
old:24 Flom:Fukuoka
Photo:Seiji Matsuda
【PROFILE】
2003年、NACプロ福岡オフィス入所。
ローカル番組、CMに多数出演。
2010年、博多座五月公演 島田洋七のお笑い 「佐賀のがばいばあちゃん」で主演をつとめ初舞台。
2015年、同事務所退所、以降フリーとして活動。
【CAREER】
〈stage〉
◻︎博多座五月公演 島田洋七のお笑い 「佐賀のがばいばあちゃん」 主演:昭広(中学生時代)役
(原作:島田洋七 脚本/演出:池田政之)
◻︎NAC福岡30周年記念公演 「甘宮家の空騒ぎ」 甘宮緑 役
(脚本:生田晃二 脚色/演出:市岡洋 会場:大博多ホール)
◻︎NACサマー公演2012 「穴に集えば」 松武彦 役
(脚本/加藤のりや 演出:市岡洋 会場:GIGSホール[福岡公演]、谷町スタジオ[大阪公演])
◻︎NAC公演2014 「業突く張りおやじ」 利英 役
(原作:モリエール「守銭奴」 演出:上杉尚祺 会場:ぽんプラザホール)
◻︎劇団ティンカーベル 2016年 本公演 ミュージカル「星の王子さま」 点灯夫 役
(原作:アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリ 演出:原千波 会場:あじ美ホール)
◻︎西日本フィナンシャルホールディングス 「NCB音楽祭~歓喜と喝采・青い地球は誰のもの~」
(総監督:広渡勲 指揮:井崎正浩 演出:後藤香「ぼた山」 会場:アクロス福岡シンフォニーホール)
◻︎劇団ティンカーベル 2017年 本公演 ミュージカル「黒猫物語」 主演 黒猫 役
(原作:佐野洋子「100万回生きたねこ」 脚色/演出:原千波
会場:福岡市美術館ホール[2016年]、アミカスホール[2017年]
博多市民センター[2017年]、エルガーラホール[2018年]※福岡復興チャリティーBon'sでの前座)
◻︎劇団ティンカーベル 「金子みすゞの詩の朗読会」
(原作:金子みすゞ 演出:原千波 会場:福岡市美術館ホール[2016年]、さざんぴあ博多[2018年]
◻︎剣劇ユニット夢幻如 第三回公演 「爆走・里見八犬伝」 宙吉 役
(原作:滝沢馬琴「南総・里見八犬伝」 演出:田坂哲郎(非・売れ線系ビーナス) 会場:福岡市東市民センターホール)
◻︎UPSIDEDOWN 第3回公演 「潜水艦ひつじ」 悪党ボア 役
(作/演出:大浦悠平 会場:ぽんプラザホール)
◻︎UPSIDEDOWN 第6回公演 「SIBA WARS-episode1 新たなる脚本-」 橘柑治 役
(作/演出:池田景 「みかん」 会場:シアターおくんち)
◻︎UPSIDEDOWN 第7回公演 「プランB」 洞池面太郎 役
(作/演出:大浦悠平 会場:甘棠館show劇場)
◻︎JANIC 「私の声を聞きなさい」 鷲見 役、流石ジョージ 役
(作:JANIC 演出:松尾恭子
会場:都ホテルニューアルカイック特設ステージ[兵庫公演]、東松山市民活動センター[埼玉公演])
◻︎芝居屋企画vol.1464 玄海椿版 「かもめ~やるせないほど愛してる~」 トリゴーリン 役
(原作:アントン・チェーホフ 演出:玄海椿 会場:ロックハリウッド)
◻︎芝居屋企画プロデュース公演 「KID-キッド-」 主演 片倉 役
(脚本/東由多加 演出:玄海椿 会場:シアターカフェ 愛と青春のふる〜れ)
◻︎芝居屋企画プロデュース公演 「FANTASISTA」
(脚本:西田大輔 演出:玄海椿 会場:シアターカフェ 愛と青春のふる〜れ、ふくふくホール[千秋楽])
◻︎女々プロデュース公演 「ドブ恋九州Vol.2」
(脚本:金沢智樹、藤原珠恵、扉朝陽 演出:金沢智樹、藤原珠恵、扉朝陽 会場:甘棠館show劇場)
女々プロデュース公演 「ドブ恋九州Vol.3」
(脚本:金沢智樹、藤原珠恵 演出:藤原珠恵 会場:甘棠館show劇場)
◻︎アトラクションチーム武装 オリジナルキャラクターショー 「ギルティー!!」 オサーナ 役
(作/演出/アクション監修:内野武 会場:ゆめアール大橋大練習室)
◻︎アトラクションチーム武装 インチキ時代劇 「もっけのさいわい」
(作/演出/アクション監修:内野武 会場:クラーク国際記念大学ホール)
◻︎劇団M 第四回公演 「ハムコロッケクロックアウト」 明智光秀 役
(作/演出:前田繁之 会場:甘棠館show劇場)
◻︎扉朝陽プロデュース公演 第一弾 「島へおいでよ」 室見信也 役
(脚本/金沢智樹 演出:扉朝陽 会場:ぽんプラザホール)
◻︎ナシカ座 旗揚げ公演 「バックヤード・マーチ」 主演 河北トオル 役
(脚本/演出:内田好政 会場:甘棠館show劇場)
◻︎ナシカ座 第二回公演 「愛をとりもどせ」 義之 役
(脚本/演出:内田好政 会場:甘棠館show劇場)
◻︎劇団ZIG.ZAG.BITE ZIG.ZAG.BITE RESPECT#3 「蒲田行進曲」
(作:つかこうへい 演出:大福到生 会場:甘棠館show劇場)
◻︎劇団ZIG.ZAG.BITE 2018年秋公演 超絶怒涛の1・2二作同時上演!!
「たすけて!青春ピンチヒッター!!~激闘!生徒会編~」
「たすけて!青春ピンチヒッター2 ~京都 修学旅行編~」 主演 馬場コウタロウ 役
(作/演出:到生 会場:ぽんプラザホール)
◻︎劇団ZIG.ZAG.BITE ZIG.ZAG.BITE RESPECT2019 「新・幕末純情伝」 主演 坂本龍馬 役
(作:つかこうへい 演出:到生 会場:ぽんプラザホール)
◻︎劇団ZIG.ZAG.BITE 2019春公演 「たすけて!青春ピンチヒッター!!~超!激闘!生徒会編」 主演 馬場コウタロウ 役
(作/演出:到生 会場:ぽんプラザホール)
◻︎FOURTEEN PLUS 14+ 第16回公演 「踵_scenery」 拓也 役
(原案:W・シェイクスピア 「ロミオとジュリエット」 脚本/演出:中嶋さと 会場:アミカスホール)
◻︎OPUS 「epimetheus」 タカユキ 役
(作/演出:みんじ 会場:konya-gallery)
◻︎時々自動 公演 「コンサート・リハーサル」 鈴木光介 役
(構成/演出/音楽:朝比奈尚之 会場:KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ)
◻︎トライアル・シアター2019 「ベイビーさん〜あるいは笑う曲馬団について」 手品師 タズマ 役
(作/中島らも(笑殺集団リリパットアーミー) 構成/演出/音楽:関根真理 会場:宮崎県立芸術劇場イベントホール)
◻︎第七劇場×愛知県芸術劇場×愛知県美術館 ムンクl幽霊lイプセン
(原作:エドヴァルド・ムンク、ヘンリック・イプセン 構成/演出/訳:鳴海康平
会場:愛知県芸術劇場小ホール、愛知県美術館展示室4)
〈movie〉
◻︎「K-20 怪人二十面相・伝」
(原作:北村想「完全版 怪人二十面相・伝」 脚本/監督:佐藤嗣麻子)
◻︎「S-最後の警官-奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」
(原作:小森陽一、藤堂裕 「S-最後の警官-」 脚本:古家和尚 監督:平野俊一)
◻︎熊本県立第二高校50周年記念作品 「初恋 第二篇」 主演 坪井則夫 役
(脚本/監督:行定勲)
〈drama〉
◻︎TBS日曜劇場 「輪舞曲-ロンド-」
◻︎NHK連続テレビ小説 「風のハルカ」
◻︎TNC 「博多ステイハングリー シーズン2」
◻︎TNC開局55周年記念ドラマ 「めんたいぴりり」
〈cm〉
◻︎参天製薬 ◻︎JR九州「SUGOCA」 ◻︎九州保健福祉大学「療法士レギュラー」 ◻︎ネストロジスティクス
〈mv〉
◻︎HKT48 「ウィンクは3回」
〈tv〉
◻︎TVQ 「あそぼう!ラッキー」
◻︎KBC 「紳助・徳光の一枚の写真」
◻︎KBC 「涙と笑いの感動バラエティ 一枚の写真~カメラがとらえたホントの話~」
〈narration〉
◻︎ハウステンボス 光の王国2019 TV-CM
◻︎福岡国際医療福祉大学 TV-CM 「理学療法学科篇」
〈radio drama〉
◻︎FM福岡 NTTドコモ presents Enjoy!スマートライフストーリー
◻︎FM福岡 QuUnプレゼンツ 「ワンダフルキューンストーリー」
◻︎CROSS FM 令和元年度福岡市人権啓発ラジオ 「こころのオルゴール」
#俳優 #役者 #舞台 #演劇 ラジオ #ナレーター
#福岡 #Fukuoka #上条拳斗
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きみの涙は愛の星
グランプリシリーズ、日本大会。 いつも自分の出番が迫ってくるまでのんきにしているヴィクトルだが、今日はヤコフががみがみと言い立てたこともあって、まじめな顔をして支度をしていた。といっても、まだ時間はあるのでかるく身体を動かすくらいだったが。 選手廊下で柔軟運動をしていると、知り合いの選手がいろいろと声をかけてくる。ヴィクトルはそれに応じて談笑していた。 「早く早く。ユーリの演技、始まっちゃうよ!」 タイのピチット・チュラノンと、アメリカのレオ・デ・ラ・イグレシアが、急ぎ足で通り過ぎていった。彼らはトレーニングルームに入っていく。モニタで試合を見るつもりなのだろう。確か、ふたりとももう滑走は済んでいるはずだ。 「ユーリ、今度こそファイナルきめるかなあ」 「最初の試合はよかったよね。今回ショートでいい位置にいるし、三位以内に入れば……」 「でも日本だからなあ」 「そうだね……」 そんな声が聞こえてきた。ヴィクトルは首をかしげた。「ユーリ」というのは確か日本の選手だ。ユーリ・カツキ。つまり、今回は地元の大会ということだろう。声援はひときわ大きいはずである。それなのに、なぜ「日本だから……」と言われるのか。自国開催では実力を発揮できない選手がいるのはわかるが、ピチットの声は、そういった一般的なことを話題にしているというより、どこか絶望的な響きを帯びていた。 時間を持て余していたヴィクトルは、なんとなく立ち上がり、一緒に試合を見ることにした。ユーリのことは知っている。スケーティングのうつくしい、ステップシークエンスが武器の選手だ。奇跡のステップなどともてはやされているようで、最初はどれほどのものかと思ったが、確かに称賛されるだけのことはあった。それに、彼はどうやらヴィクトルのファンのようである。そんな選手は多くいるけれど、ときおりみつめてくる視線がただごとではない気がして、ヴィクトルの印象に残っていた。それほど熱烈な気持ちを向けてくる者なら、当然のようにサインを欲しがったり握手を望んだりするのが普通だが、ユーリにはそういったことはいっさいないのだ。不思議な選手である。日本人はゆかしきたちをしているというが、そのせいなのかもしれない。 声をかけてあげればよかった。そうしたら、今日だって、友人たちが心配しない程度にはやる気を出したかもしれない。でもあの子、どうもおびえているというか、俺から遠ざかろうとしている気配があるんだ……。 ヴィクトルは選手やよそのコーチたちの後ろに立ち、腕を組んでモニタを眺めた。前髪を上げた、おさなげな顔立ちの選手がリンクに立っている。顔色が青い。頼りなさそうな子だな、と思った。緊張しきっている。会場は声援でいっぱいだ。ひときわ高く、「ユーリクーン」とか「カツキクーン」とかいう声が響き渡る。知っている。「くん」は日本で名前の後ろにつける言葉だ。ずいぶんと人気があるようである。ヴィクトルは彼以外の日本選手は知らないので、「ユーリクン」が日本のトップ選手なのだろう。 「ユーリ、がんばれ!」 「がんばれー!」 ピチットとレオが両手をこぶしにしている。うつくしいピアノ曲が始まった。ショパンのノクターンだ。多くのスケーターがすべってきた定番といってもよい曲だが、ヴィクトルは好きだった。まるで真珠の首飾りをつないでゆくような繊細な曲にのって、なめらかなスケートが始まる。すぐに最初のジャンプだ。ピチットたちが息をつめた。 「あっ……」 四回転トゥループ。失敗だ。ユーリは派手に転倒し、両手を氷についた。回転も足りなかった。 「ああー!」 前にいるふたりが悔しがった。 「直前、ちょっと変だったよね」 「溝にはまったのかも……」 「ユーリ、悔しそう」 最初のジャンプの失敗で動揺したのか、次のジャンプもユーリはしくじった。転びこそしなかったけれど、しっかりと手をついてしまったのだ。ユーリ、がんばれ、とピチットが声援を送る。だんだんと持ち直してはきたが、ジャンプはオーバーターンやステップアウトが目立つ。ヴィクトルは口元に手を当てた。 この子は、スケーティングは本当にうつくしい。漕いで漕いですべる、ということをしない。どこまでも流れてゆくようなよどみのなさだ。それだけにジャンプが惜しい。 後半に入り、ユーリは二度目の転倒をした。「ゆーりー!」とピチットが声を上げる。 「あ……」 「あー……」 ヴィクトルは目をまるくした。彼も「あ」と思わず声を出していた。画面に映し出されているユーリに──、一生懸命にすべっている彼の瞳に、涙が光っていたのだ。よほど悔しいのだろう。 最後のステップシークエンスを、ユーリは渾身の力で演じた。エッジワークが深い。並の選手なら転んでしまうだろう。しかしユーリはあぶなげなくこなし、クラスタを難なくつくり上げてゆく。左足のクラスタ完了。次は右だ。 「ユーリ、がんばれ……」 ヴィクトルも思わずつぶやいていた。ユーリの目から涙がこぼれそうになっている。しかし彼は歯を食いしばり、みごとにステップシークエンスをすべりきった。これはレベル4の評価だろう。 演技を終えると、彼はしばらくうつむき、それからおもてを上げて挨拶をした。たくさんぬいぐるみが投げこまれている。ユーリが胸に手を当てると、拍手がより一層大きくなった。 リンクサイドへ戻るあいだ、ユーリの目元でしずくがゆらゆらと揺れているのが気になった。ユーリはぬぐおうともしなかった。とうとうその涙はほろりと頬にこぼれ落ち、なめらかな素肌をつっとまっすぐ突っ切った。おとがいのさきから、ぽとんときよらかな涙滴が落ちたとき、ヴィクトルはあれをぬぐってあげたいなあと思った。 ユーリの涙が忘れられず、ヴィクトルは試合で一緒になるたび、なんとなく彼の演技に注目していた。すると、かなり頻繁にユーリが泣くことに気がついた。激しくしゃくり上げるということはないのだけれど、納得できない演技だったときは目をうるませ、自分を責めるようにうつむいてしまうのだ。泣き虫なんだな、とヴィクトルは思った。あんなにおさなげな子が泣きながら演技をしていると胸が痛む。だが、かなしくて泣いているというより、自分がふがいなくて悔しい、といった様子なので、そういう点では安心だった。 しかしそのうち、不思議なことが起こった。ユーリが泣き虫なのはもう理解したけれど、試合中や失敗したときではなく、普段にも泣き出すことがわかったのだ。 「ユーリ! いいからさっさと練習だ!」 「わかってます、わかってます。ちゃんとやります……」 「まったくおまえは、いつもいつも……」 公式練習のときまで泣いているのだ。いったい何がそんなにつらいのだろう? ヴィクトルには信じがたいことだった。彼自身は、前に泣いたのがいつのことだったのか思い出せないくらいである。それくらい涙には縁がない。 コーチに叱られていたので、何か注意のときにきつく言われたのかもしれない。ユーリのコーチはヴィクトルも知っている。感情的になって責め立てる男ではないが、ユーリはよく泣くようだから、いったい何が涙の引き金になるかわからない。 「なんだか大変そうだね」 ヴィクトルはチェレスティーノに声をかけた。 「君のところの生徒」 「ユーリは練習ではいいんだ。練習では……」 「いいのかい? 泣いてたみたいだけど」 「ああ、あれは……、ま、気にせんでくれ」 しかし、ユーリはひとりでいるときも泣いているようだった。そのあとの大会でも、幾度か廊下ですれちがったり遠くから見かけたりしたけれど、目元に手を当てたり、はっきりと瞳をうるおわせたりしていることがよくあった。いったいこの子は何なんだ、とヴィクトルは困惑した。泣く病気か何かなのか? どうなっているのだ。 「ねえ、クリス……」 ヴィクトルは、また廊下で泣いているユーリを見かけ、いささか不安になりながら、たまたまその大会に出場していたクリストフにささやいた。 「あの子さ……、やけに泣くことが多い気がするんだけど……」 「誰? ユーリ?」 「ああ……。試合中にまず泣くし」 「うん、泣くねえ」 「公式練習でもときどき泣いてるし」 「あるね」 「廊下にいるときも泣いてたりするよ」 「そう……、そうだね」 「何か環境に問題でもあるんだろうか?」 クリストフはくすっと笑った。 「ヴィクトルが他人に興味を持つなんて珍しいね」 「見かけるたびに泣いてたらそりゃあ気になる。彼、どうかしてるんじゃない? あんなことで選手やっていけるのか?」 「ユーリはねえ、しょうがないんだよ」 クリストフはくすくす笑いながら言った。 「そういう子なんだ。あんまり気にしないで」 「そういう子って……、泣くのが仕事なのかい? 泣くことで調子を上げてるとか? いや、失敗して泣くことも多いみたいだしな……」 「気にしないほうがいいって」 クリストフはなぜか楽しそうだった。しかしヴィクトルはどうも心配だった。普段、廊下などで見かけるときに涙を浮かべているのはともかく──あまり苦しそうには見えないからだ──やはり演技のときは心がかりである。優雅に舞いながら、清純な涙をぽたりと落とすユーリは、ヴィクトルのこころを激しく揺さぶった。かわいそうに、と思った。そう思いながらも──うつくしいな、とも感じた。 そんなふうに泣いてばかりのユーリだったから、グランプリファイナルに彼が初めて出場できたとき、ヴィクトルはほっとしたものだ。よく知らない選手ながら、よかったね、という祝福の気持ちだった。ところがそのグランプリファイナルで、ユーリの成績はさんざんだった。また泣くのではないかとヴィクトルははらはらした。このときは涙は見せなかったけれど、ユーリの表情���暗く、いかにも苦しげだったので、ヴィクトルはなんとか元気づけてやりたいと思った。そうだ。彼は自分のファンのようだから、声をかけてあげれば──。 「記念写真? いいよ」 ようやく話しかけられる間合いをみつけ、親切に言ってみたのに、ユーリの反応は想像とはまったくちがうものだった。彼はさっさとヴィクトルに背を向け、歩み去ってしまったのだ。 「だっせ。無視されてやんの」 隣でユーリ・プリセツキーがヴィクトルを笑った。それから彼はこう言った。 「あんなやつほっとけよ。便所でぼろぼろ泣いてたぜ。みっともねえ」 「泣いた? 彼が泣いていたのか?」 「ああ」 「…………」 そうか。また泣いたのか。どうしてやればよかったのだろう。ヴィクトルとしては精いっぱいの優しさのつもりだったのだが、ユーリのお気には召さなかったようだ。難しい子なのかもしれない。 ヴィクトルは、バンケットのときにまだ機会はあると思った。今度こそ元気にしてやろう。写真が気に入らないならサインとか。でも、写真がいらないということは、サインだっていらないかもしれない。もっと特別なものがいいのかな。ふたりで話す時間とか? でも話してる最中に泣き出されたらどうしよう。うーん、キスでもしてあげればいいのかな……。 いろいろと考えこみながらバンケットにのぞんだヴィクトルは、そんな思案はすべて吹き飛ばされてしまったし、最近にはなかった喜びと愉快さと幸福を、反対にユーリから受け取った。 勇利のコーチになってから、やっぱりこの子は精神的にもろいな、と思うことがきわめてたくさんあった。勇利はちょっとしたことで泣き出しそうになるし、うつむいてしまうし、ユーリ・プリセツキーとの試合前だって、思いつめたようにおもてをさしうつむけていた。そういう子なんだな、ということはわかったが、しかし、ヴィクトルが今後はその涙をどうにかしてやらなければならないのである。たとえば勇利は公式練習でよく涙ぐんでいたけれど、あれはいったい何なのか。今後、試合にのぞんだとき、あんなふ��に泣き出したら、ヴィクトルはどうすればよいのだろう。チェレスティーノは「気にするな」と言っていたが、ほうっておいてよいのか。勇利とチェレスティーノのあいだに何か了解ができていたからチェレスティーノは放置していたのか。勇利は何も言ってくれない。チェレスティーノには言えて俺には言えないのか、とおもしろくなかった。電話してチェレスティーノに訊いてみようか。しかし、なんだかそれも癪だ。 「勇利、あのね……」 「はい?」 勇利は大きな目でヴィクトルをじっとみつめた。きみ、公式練習で泣いてたのはいったい何だったの。選手廊下でもめそめそしてることがあったよね。試合中はまだわかるんだけど、あれはわからない。そう尋ねようとして、ヴィクトルは結局言えなかった。誰だって、泣いていたときのことをあとで指摘されたくなんかないだろう。それこそ、そのせいで勇利が泣いてしまうかもしれない。 「いや……、いいんだ」 ヴィクトルはほほえんだ。 だが、そうして彼が気遣ったにもかかわらず、ある日、こんなことが起こった。練習中、ヴィクトルはフェンスにもたれて飲み物を飲んでいた。隣では勇利が同じようにボトルを手にし、ぼんやりしていた。なにげなく彼のほうへ首をまわしたヴィクトルはぎょっとした。勇利の目に涙が浮かび、それは朝のひかりにきらきらと輝いていたのである。 「ゆ……、」 ヴィクトルはつばをのみこみ、言葉を失った。最初は見間違いかと思った。頬を照らす白いひかりが反射して、涙のように見えるのかと。だが、ちがった。それは正真正銘、勇利の涙だった。うるおいはゆっくりと目のふちに溜まり、あっという間に大粒のしずくになった。ヴィクトルの見ている前で、それはほろりと頬にこぼれ落ち、上気した頬にうすい跡をつけた。 「勇利……」 ヴィクトルはつぶやいた。勇利が視線を上げてヴィクトルを見る。そのせつない、訴えかけるような目遣いが、ヴィクトルの胸に猛威をふるった。 「なんで……」 「え?」 「なんで泣いてる……」 「ええっ?」 勇利は自分で仰天したらしく、さっと頬にふれて指を見た。彼は「わ、ほんとに泣いてる」とひとりごとを言い、急いでリンクから上がった。 「ご、ごめんなさい、なんでもないんです。ぼくちょっと顔洗ってきます」 「え、あ、」 「本当にすみません!」 ひとりになったヴィクトルは、落ち着きなくあちこちへ目をやった。勇利が泣いた。彼が泣き虫なのはもう知っている。おおげさに考えなくてもよいのかもしれない。ちょっとしたことでも泣いてしまう子なのだ。事件というほどでもない。たぶん。 しかし、理由がわからない。そのことがヴィクトルを不安にさせた。自分のせいなのだろうか、とそんなことを考えてしまう。さっきまで勇利はどうということもない態度で練習をしていたし、そのすべりもなめらかだった。動揺していたということはまるでない。勇利に何も起こっていないのだから、原因を求めるならば、ずっと彼と一緒にいたヴィクトルということになる。きつく注意をしすぎただろうか? いや、今日は何も叱っていない。勇利は最初の基礎練習をして、それからショートプログラムを何度か通したところだったのだ。ヴィクトルの言ったことといえば、「イーグルからジャンプするとき急ぎすぎだよ」ということと、「スピンでぐらつかないで。自分の身体に芯が入ってるみたいに安定させて」ということだけだ。それも穏やかな口ぶりで言ったのである。勇利がいくら気弱なたちでも、それくらいで傷ついたりはしないだろう。もっとひどいことだって笑顔で言うことがあるのだ。そういうときでも、勇利は胸を押さえながらも、「は、はい……」と素直にうなずいている。ヴィクトルがそういうものの言いようをすることを彼は知っているのである。それよりもっと優しくした注意で、いきなり泣き出すのはおかしい。 やはり自分のせいではないのだろうか? よくわからない。しかしほかに理由は見当たらないし、ヴィクトルが原因でなければ、みずから申告するのではないだろうか。目にゴミが入ったとか、朝日がまぶしかったとか、昨日寝る前に読んだかなしい小説を思い出したとか。 「さっぱりわからん……」 勇利はすっきりした顔で戻ってき、「すみません……」と気恥ずかしげに謝罪した。ヴィクトルはさりげなく「何かあったの?」と尋ねた。 「いえ、なんでもないんです、本当に。ぼく、すぐ泣くんです」 「そう……」 すぐ泣くといっても、それは理由があってのことだろう。ヴィクトルは気になった。けれど、勇利はもうほほえんでいるし、ここで執拗に訊いて、涙を流す原因になったことを刺激してしまっては大変だ。「何もないって言ってるじゃないですか……」とまた泣かれたらたまらない。泣かれるのは苦手なのだ。 「ジャンプのところ、気をつけて入ってみます」 勇利が練習を再開するためにすべってゆく。ヴィクトルは上の空で「うん……」とうなずいた。まあ、繊細な子みたいだから、何か情緒不安定だったんだろう、とヴィクトルは思った。昨季の成績には満足していないようだから、そのことを思い出して不安になるのかもしれない。いくらヴィクトルがコーチについたといっても、やるのは勇利自身だ。彼もまだ手探りといったふうだし、何かと心配になるのだろう。フリースケーティングのプログラムまでしっかりと固まって、すべるのに慣れて、自信がつけば落ち着くだろう。 だが、ヴィクトルのその予想は外れた。勇利はそれからもしばしば突然泣き出し、ヴィクトルを慌てさせた。リンクだけではない。家にいるときでもそういうことが起こるのである。ふたりで練習の具合について話しあい、一段落したときにいきなり涙をこぼしたり、一緒に食事をしているときに急にうつむいたりということがあるのだ。勇利がさきに温泉へ入り、ヴィクトルがあとから行って声をかけようとしたら、彼に気がつかない勇利がしくしくと泣いていたということもある。ヴィクトルはもう何がなんだかわからず、どうすればよいのかも不明でうろたえるばかりだった。何なのだ。何がいけないのだ。勇利は何がかなしいのだ? もしかして、本当はそれほどヴィクトルを好きではないのだろうか? なのに押しかけられてコーチになるなんて言われて、実際には迷惑しているのだろうか。──いや、そんなばかな。あのバンケットでの勇利を忘れたのか。ヴィクトル大好き、という無邪気な顔で熱心にヴィクトルをみつめていたではないか。あれが芝居であるはずがない。勇利はヴィクトルを好きなのだ。しかし、それならなぜ泣いたりするのか。 試合が始まれば泣いているゆとりなどなくなるだろう。競技に集中させるに限る。そう考えたヴィクトルは、シーズンが始まり、グランプリシリーズにおもむいたときには勇利が泣きやすいことなど忘れていた。そのころには彼もずいぶんと落ち着き、ヴィクトルと親密になっていたのである。ヴィクトルは勇利といるとたいてい笑っており、勇利もそれは同様だった。だから、勇利の涙もろいところなど、もう頭の中になかった。 思い出したのは、公式練習のおりだ。リンクから上がり、勇利が「ちょっとお手洗いに行ってくるね」と姿を消したあとだった。 「ヴィクトル、勇利にべったりだね。ずいぶん親しくなったじゃない」 クリストフに話しかけられ、ヴィクトルはしばらく談笑した。 「まあね。うちの生徒、昨季とぜんぜんちがうだろう? 試合が楽しみじゃない? クリスは勇利に負けたことがないんだっけ。うかうかしてられないよ」 「ヴィクトル、自分が試合に出るときよりうれしそうじゃない?」 「だって勇利、おもしろいんだもの。かわいいし」 「いい顔してるなあ。そのかわいい教え子ちゃんはどうしたんだい?」 「トイレ。そういえば遅いね。何か手間取ってるのかな。手伝ってあげたほうがいいかな」 「変態的発言はやめたほうがいいよ」 「そういう意味じゃないよ」 「じゃあどういう意味なんだい、まったく」 ヴィクトルはクリストフに手を振り、機嫌よく通路を歩いて手洗いのほうへ行った。角を曲がり、そのさきを見たとき、彼の足はぴたりと止まった。勇利がいた。彼は壁にもたれ、すこしうつむきがちになって、静かに涙を流していた。ヴィクトルの呼吸は停止し、動けなくなった。 勇利。なんで。どうして泣くんだ。いったい何があったんだ。 見てはいけないものを見た気がして、ヴィクトルはさっと角を曲がり直した。そこでうつむいて考えこむ。そうだ。そうだった。勇利はよく泣くのだ。でも──どうして? しばらく落ち着いていたのに、いまになって急に。練習で何か気になるところがあった? 上手くいかなかった? そんなことはない。勇利はいつも通りだった。調子がよいくらいだ。何も問題はない。 「なんで泣くんだ……」 ヴィクトルのほうが泣きたくなった。勇利がわからない。いったいどうしてやるのが正解なのだ? そういえば、今回の試合にはチェレスティーノが来ている。ピチット��コーチとして帯同しているのだ。やはり彼に尋ねたほうがよいのだろうか。勇利は突然泣き出す癖があるのかと。それは何が原因なのかと。でも──。 そのあと会った勇利は、すこし目を赤くしているものの、まったく静かな態度だった。ヴィクトルは、試合前で神経が高ぶっていたのかもしれないと考えた。中国大会が終わってからは、駐車場で泣きじゃくりながら「ずっと不安なんだよ」と言った勇利の言葉を思い出し、そのせいで廊下でも泣いてたんだな、と結論づけた。 だが──それではおかしいのだ。勇利が明確な不安をおぼえ始めたのは、ショートプログラムが終わり、一位という成績を取ってからである。勇利が廊下で泣いていたのは、ショートプログラムが始まる前の公式練習だ。 勇利は現役続行をきめ、ヴィクトルは競技復帰をきめた。ヴィクトルは勇利をロシアへ連れ去り、ふたりの新しい生活が始まった。いまや彼らは公認の仲であり、勇利も「一緒に寝ようよ」というヴィクトルの誘いを断ることはなかった。ただ寝るのではない。もちろん服を脱いで、ふれあって、深いところまでを探りあって過ごすのだ。 ヴィクトルは幸福だった。このうえもなく幸福だった。勇利とともに起き、食事をし、リンクへ行き、買い物をする。ふたりで夕食をつくり、くちづけを交わして、同じ寝台で眠る。こんなにみたされることがあるなんて、いままでヴィクトルは知らなかった。勇利はいつだって彼に新しいものをもたらしてくれるのだ。 だが、そんなふたりでも、ちいさな言い争いはしょっちゅう起こす。原因はきわめてちいさなことで、「勇利が俺をぞんざいに扱う」とか「ヴィクトルの物言いがつめたい」とかそういうものだ。もっとも、いさかいのあとにヴィクトルはすぐ苦しくなるし、勇利がしょんぼりしているのを見るとたまらなくなって、思わず抱きしめてしまうことが多い。勇利のほうも、おずおずと部屋へやってきて、「さっきごめんねヴィクトル」とそっと謝ったりする。ヴィクトルは大喜びで「ぜんぜん怒ってないよ!」と答える。結局は上手くやっているのである。 その日の喧嘩も、そんなちいさな、すぐに仲直りできるもののはずだった。 「もう、ぼくだって一生懸命やってるんだよ! もうちょっと待ってよ! 言われてすぐ簡単にできないよ! ヴィクトルじゃないんだから!」 「本当にやる気があるのかい? ちっともまじめに練習しないで、待ってと言われてもコーチとして納得できないね」 「まじめにやってるよ! コーチならちゃんと見ててよ! ぼくがどれだけ真剣に取り組んでるか──」 「だって、リンクのすみのほうで楽しそうにしゃべってたじゃないか。練習中に気楽なものだね」 「誰のこと!? そんなことしてないんだけど!」 「ボリスだよ。にこにこ笑っちゃってさ。勇利のばか」 「あれはジャンプ成功したとき拍手してくれたからだろ! そのお礼を言っただけだよ! 変な誤解しないでくれる!」 「誤解じゃない。勇利は誰にでもにこにこして、無防備なんだ。もっと警戒心を持ってよ!」 「何を警戒するんだよ! ばかばかしい……」 「眼鏡を外したらかわいいんだよ! 氷の上の勇利は綺麗なんだ! 心配になるのが当たり前だろう!?」 「ヴィクトルどうかしてるんじゃない? ヴィクトルじゃあるまいし、なんでぼくが言い寄られるんだよ。ちょっとは冷静になってよ」 「勇利こそ冷静になってよく考えてくれ! 俺が! 俺が勇利にめろめろになってるだろう!? だったらほかのやつだって──」 「そんなのヴィクトルの趣味が悪いだけじゃん。なに言ってんの?」 「聞き捨てならないな! 俺は趣味はいいよ! 勇利とちがってね! 勇利のネクタイも洋服も、燃やしたいものばっかりだ!」 「それこそ聞き捨てならないよ! ぼくだって趣味はいいよ! だって好きな相手がヴィクトルなんだよ!? どこが悪いっていうんだよ!」 「俺が好きなのになんであんなネクタイを選ぶんだ! ボリスと仲よくするのだってそうだ!」 「だから仲よくなんかしてないって言ってるでしょ!? ぼくには拍手される自由もないの!?」 「その拍手からいったいどんなことになるか──」 「拍手の何がそんなにヴィクトルをおそれさせるんだよ! たかが拍手だよ!」 「ああ、勇利には『たかが』なのかもしれないな! でも俺には、」 ヴィクトルはふいに言葉を切った。彼はぼうぜんとして勇利をみつめた。何も言えない。後悔がどっと押し寄せた。責めるんじゃなかった。こんなふうに。勇利は確かに一生懸命やっている。慣れない環境で努力を重ねている。つまらない嫉妬からこんな喧嘩をしてしまうなんてばかだ。なんて俺は愚かなんだ──。ヴィクトルはうろたえた。おろおろして、ヴィクトル・ニキフォロフを知る者が見たら「ヴィクトルいったいどうしたの」と驚くであろうほどにとりみだした。 「ゆ、勇利、ごめん」 勇利は泣いていた。ぽろぽろと涙をこぼし、ヴィクトルをまっすぐにみつめて泣いていた。 「ごめん、泣かせるつもりはなかったんだ。ちがうんだごめん」 「うう……」 「ごめん。ほんとにごめん。俺が悪かったよ。泣かないで」 「…………」 「もう言わないから。ごめんね。ごめん。ねえ、泣きやんでよ」 「……っ」 「勇利ががんばってるのはわかってるよ。ちょっとやきもちを焼いたんだ。だって勇利のことが好きだから──」 勇利が口元に手を当てた。彼は目をほそめ、じっとヴィクトルをみつめると、洟をすすって甘えるようにささやいた。 「ヴィ、ヴィクトル、ぼく……」 「うん」 「ぼく、ヴィクトルと……」 「うんうん」 「ヴィクトルと……、痴話喧嘩してる……」 「……うん?」 ヴィクトルは首をかしげた。勇利は頬をまっかにしてヴィクトルに見蕩れている。 「ヴィクトルと……、痴話喧嘩……してる」 勇利がくり返した。ヴィクトルはぱちりと瞬く。 「……え?」 「な、なんか、感激……」 「……何を言ってるんだ?」 「ヴィクトルと痴話喧嘩……、ぼくが……、あのヴィクトル・ニキフォロフと……」 はあ、と勇利は息をついた。頬はばら色だし、目つきはうっとりしているし、瞳はうるおってかわいいし、涙の跡もいとおしいしで、ヴィクトルは胸がどきどきしたのはよいけれど、わけがわからなかった。いまのいままで、自分たちは言い争っていたのではなかったか? 腹を立てて自己弁護をしていたのでは? なのになぜ勇利は幸福そうなのだ? 「ああ……、すごいよね……」 勇利がまつげを伏せ、ほほえんでつぶやいた。 「ヴィクトルと、ぼく……」 「……あの、勇利」 ヴィクトルはおずおずと口をひらいた。 「きみ……、なんで泣いてるの?」 「え?」 「怒ってたんじゃないのかい?」 「ん……?」 勇利はみずからの頬にふれ、濡れた指を確かめた。彼は困ったようにくすっと笑い、「ほんとだ、また泣いちゃった」と無邪気に舌を出した。ヴィクトルは気絶しそうなほどかわいいと思った。 「途中までは確かに怒ってたんだけど」 勇利が目元を手の甲でごしごしとぬぐう。ヴィクトルは無意識のうちに手を差し伸べ、指先でしずくを払ってやった。 「なんか急に感激が……」 「感激? 勇利、きつくこすっちゃだめだ。腫れるよ……」 「うん、感激」 勇利はこっくりうなずいた。 「なんか言いあいなんかどうでもよくなって……、というか、ヴィクトルと言いあいしてるんだなあっていう気持ちが強くなって……」 「気持ちが強くなったらどうでもよくなってはいないだろう」 「ちがうんだよ。だってぼくだよ? どこにでもいるただのスケーターのぼくが、ヴィクトル・ニキフォロフと痴話喧嘩してるんだよ?」 ほう、と勇利はまた息をつき、とろんとした目つきでヴィクトルをみつめた。 「そりゃあ感激しちゃうじゃないか……もう、ときめきでどきどきだよ」 ヴィクトルは混乱した。勇利はいったい何を言っているのか。 「うれしくて、感激のあまり涙が出てきちゃったんだよね……」 勇利はえへへと気恥ずかしそうに笑う。 「ぼく、よくそういうことあるんだ。しみじみ感じたり、じんとしたりして泣いちゃうんだよ。もう癖みたいなものでね……」 癖。泣くのが。しみじみしたり、じんとしたりして。 「……あの、勇利……」 ヴィクトルはぼうぜんとしながらつぶやいた。 「よくあるって、それ、練習のときとか、試合会場とか、長谷津の家とか、そういうところで、いきなり……?」 「え? うん」 勇利は罪のない顔でうなずく。 「そういえばあったなあ……。長谷津のリンクで練習してるとき、『うわあ、ヴィクトルがほんとにコーチしてくれてる!』って実感して急に涙が出てきたこと」 ヴィクトルは目をみひらいた。 「なんかいきなり来るんだよねえ……。家でも、『ぼくヴィクトルと一緒に住んでるんだ』とか」 「…………」 「試合会場に行ったら、『みんなコーチついてきてる……当たり前だ……ぼくにもコーチくっついてる……ヴィクトルがコーチ……』ってまた感じ入っちゃったりして」 勇利はにっこり笑った。 「そうそう、ヴィクトルとぜんぜん親しくなかったころからそうだったんだよ。ほら、公式練習なんかで一緒になるでしょ? 『うわあ、ヴィクトルがいる! ヴィクトルだヴィクトルだ!』って感情がぐちゃぐちゃになっちゃって、精神を安定させるのに時間がかかるんだよね。気持ちが切り替わって試合用のぼくになれば大丈夫なんだけど、やっぱりしばらくはね。よくチェレスティーノに怒られたなあ」 「…………」 「……ヴィクトル?」 ヴィクトルは額に手を当てた。そうか。そうだったのか。これで謎がとけた。勇利は、だからあんなにも……。 はあーっと長い溜息が漏れた。なんだ。何なのだ、この子は。あんなにも俺の胸をかきみだしておいて。その理由は……、俺のことを考えていたからだって? 「勇利」 ヴィクトルは勇利を抱きしめた。勇利は素直に身をあずけ、「どうしたの?」と無邪気に尋ねる。 「きみは本当によく泣くね」 ヴィクトルはささやいた。 「うん、まあ……。試合中に泣かないことって目標を立てたこともあるよ。それは本当に悔しいから泣いてるんだけどね。でもヴィクトルがコーチになってからは泣いてないでしょ?」 「試合中には泣いていないかもしれないが、それ以外で泣きすぎだ」 「だってそれは……、ねえ?」 「ねえじゃない」 まったく、なんということだ。ヴィクトルは腹を立て、同時に笑いそうになっていた。勝生勇利。なんて子なのだろう。いとおしくてたまらない。どうしてこの子はこうなのだ。 「俺は勇利に振りまわされてばかりだよ」 「そう?」 「勇利の涙で俺は簡単にとりみだす」 「うん?」 「まったく、すぐ泣いたりしないように、気を遣って欲しいよ……」 ヴィクトルはほほえみながら、勇利の濡れた頬に頬ずりをした。 「きみがうつくしい涙を浮かべたら、俺のようなあわれな男は、もういちころなんだからね……」 「そうなんだ……?」 勇利はぱちりと瞬き、ヴィクトルに額をくっつけてくすっと笑った。 「涙くらいで動揺しちゃうの? へえ……」 「きみみたいに薄情じゃないものでね」 ヴィクトルはわざと拗ねたように言って、勇利のくちびるにかるくキスした。勇利が目をまるくし、花がほころぶように笑い出す。 「泣いたときはキスしたらいいと思ってるやつだ!」 「ちがう。失礼なことを言わないでくれ」 ヴィクトルは勇利をにらみつけた。 「したかったからしたんだ」 「泣き顔でキスしたくなるの?」 「そういうわけじゃない」 「意味わからないんだけど。変なヴィクトル」 「変なのはきみだ」 「そういえば、泣かれるのは苦手なんだっけ?」 勇利が思い出すように視線を上に向ける。 「じゃあ……、よく泣くぼくとは、相性悪いのかな……」 「泣かれるのが苦手なのは克服したよ。半分だけど」 「半分?」 「ああ」 あれも。あれもあれもあれも。あれも、俺のことを想っているから泣いたのか。ヴィクトルは勇利の泣いたときをひとつひとつ思い出した。 「ヴィクトル──どこ行くの」 勇利の手を引き、寝室へとひっぱって連れこむ。ヴィクトルは彼をベッドに突き飛ばし、あおのいたところへのしかかって熱心に言った。 「しよう」 勇利はおびえるでもなく、あどけない目でヴィクトルを見上げる。 「ねえ、半分ってどういうこと?」 「半分だけなんだよ。自分がほかにどういうときに泣くのか、ゆっくり考えてごらん」 ヴィクトルはにっこり笑った。 「え……? うん……?」 「とにかく半分は平気になった。むしろ好きだね」 彼はまだ涙の気配の残る目元にかるくキスをし、誘惑的にささやいた。 「いまからそれを証明してあげよう」
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#いいねしてくれた人に短歌を詠む 20221228-20221231
平凡をカレイドスコープでながめてぜんぶぜんぶキラキラにしちゃおう。 夢の中だけで立っているヒーローのとうめいな背を覚えていてね 秋の瀬に緑が赤に変われどもその逆はない道を歩いた 幸福に至るルートが見えずともヒトの温度を知っている赤 永劫の銀河に遍くひかりからたったひとつを選んで掴む ストロベリークォーツの角がいびつでもぴたりとはまる枠があります 海辺から逃げて帰った日常に今のわたしは猫を探さぬ 赤い血とピンクの肉を見出している瞳を所有する身体 ゆるやかな上り坂ではそれなりにがんばったことに気付きにくいね ラフランス、生クリームにヒーローをかけたパルフェをひとくち食べる ルチル・イン・クオーツの針のようにただあなたを傷つけずに眠りたい 来年は曼珠沙華だけ選んでは撫でてゆくような風になりたい バック・トゥ・ブラック 何色の絵の具を混ぜてそうなったのかはひみつ 宇宙とか山とか行かなくたっていい冒険できる関係になろう くまのいる真下の雪は溶けなくて種の住処となったようです なあ鳥だ、告げるあなたの瞳には星が映っていることでしょう 味方だし付き添いである旨を述べ近付くのなら果敢に飛ぼう 大海に黄色い鳥が突っ込んで無事に戻ったことを祝う日 きみが好き 印象派の絵を目にすると頭がオムレツになること以外 スーツでも袴でもジーンズだろうとわたしの目はあなたを見つけよう 口の中にあるものは真実だからきんいろのコンソメはおいしい 群青をトップスピードで駆け抜けたテンカウントが決める結末 イエローのトリリアントはどの面を下にしてもよいとのお達しです その星は終わる前からよく光り地球にももう届いたようです 手を伸ばす 祭りのあとのさみしさからそろそろ出てもいいんだよって 形容詞のいらないただの星ふたつ 普遍は平凡とはまるで違う 裏切ると確信してる だからこそポークサンドを頼ませている グリーンの物語から逃げてきて辿り着いたレッド・オア・ブラック まんなかのハートも嘘も真っ赤だがりんごみたいにおいしくはない あかあかと月光の言う真実をほんとうなんかにしたくなかった 「宇宙って終わるらしいね」「はじめからはじめるらしいね」「よい終末を!」 くっきりと見えるしキスもできるのに幻なんだと主張する影 それはどう音写できるの?火星人から発せられるあいさつだけど 虹色の羽したヒトの実在が正式に確認された学会 夕凪を感知する肌 そうなるように育った自分はわりと満点 窓際でクリームソーダを飲みながら夢を語った日の空の色 三回は鍵を締めたか確認し家を出た日に特有の空 ヒーローになるってこういう��とだよと身体を烏に捧げた男 トパーズの瞳でもって見る空はいつもわずかに夕に傾く ほんとうはないのかもねえ明確にあちらとこちらを定める線は 裏庭でフラットメイトが賭けたコイン ジャックポットで埋もれる芝生 刈りとる手 種を蒔く手 糸を刺し色を世界にもたらしてゆく手 銀幕のなかで無限を手に入れて家に帰れば有限のパン 定義とかいらないから愛をください、って泣いてくれたらあげられるのに 紫になれない、ならなくていい赤と青がありエンドロールもない なりたくてなったわけじゃない月ですが花冠を照らすには足る ほんとうを口にするときほんとうのことはなんにもわからない口 間違えぬ月夜に望んだ罰さえもコーヒーの熱が溶かしていった 落ちてくる雪を雪のままつかもうとするようなひとばかりが好きだ 右手にはなにも持たずに家を出た すべてが許される夜の終わり 見下ろしていたうなじはそのまま、だけどとっくのとうに追い越されてた 黒点を孕んだポピー割いた手を無謬と示す愛があります これからね平凡なことを言うけれどバラは葉を持ち棘を持ちます 水源を同一とする川たちがふたたび交わることにしました おさなさを飼い慣らしても﨟󠄀たけた月は剣を胸にしずめる 頼むから醒めない酔いをくださいと蝶に願っていた宵のこと あの海は菫石よりなお青くつめたく夢に横たわってる
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JOJI KOJIMA 「BLACKGOLD」

© JOJI KOJIMA
JOJI KOJIMAについては以前から知っていたが、なかなか作品にお目にかかることができず、2020年になってやっと渋谷で行われた彼の個展で実物を見ることができた。会場のギャラリーは天井から床までトータルコーディネートされ劇場のような相貌を帯びて異空間と化し、神秘的でドラマチックな作品群が暗がりのなかで妖しい光を放っていた。ギャラリーの半分にはアーティストの愛蔵書や私物のオブジェが並んでいた。
わたしが知るかぎり、ここまで全面的に自分の世界観(…という言葉は嫌いだが、そうとしか呼びようがないもの)を打ち出すジュエリー作家は珍しい。人によってはこの個性をアクの強さととらえるかもしれないが、嫌味な感じも鼻につく感じもしないのは、おそらくこの作家が自己顕示にさして関心がなく、自分が思い描くイメージを共有したいという、いわば純粋なサービス精神を原動力としているからではないかと思う。
ほどなくして彼に取材させてもらう機会に恵まれたが、そのときはすでにコロナ禍に入っておりすべてはオンラインで完結した。その後の自粛生活が長引き、いつか直接お会いしたいという望みをあきらめかけていたころメールボックスに舞い込んだのが、プライベートエキシビション「BLACKGOLD」への招待だった。
会場はJOJI KOJIMAのアトリエ兼ショールームで、招待メールによれば入り組んだ場所にあるので来場の際は付近まで来たら電話をいれてほしいとのことだった。隠れ家のようなその立地もミステリアスなこの作家にぴったりで、展示���演出の一部であるかに感じられた。
近くまで出迎えに来てくれた彼のパートナーである淳子さんの案内で会場を訪れると、午後の光が差し込む一室には3つのコレクションが並べられていた。そのひとつは《MASQUERADE》で、今や外出時の必須アイテムと化したマスクを美術工芸品の高みに押し上げた作品である。現在進行形の問題を扱っているのに、仮面舞踏会や中世の甲冑を思わせる懐古趣味的なところもある。装飾的だが構造に無駄なところがなく、熟慮に熟慮を重ねてこの形に至ったことが推測された。

ふたつめは《Femme Fantôme》。男女の顔をかたどった指輪が各2点、計4点で構成され、男女いずれも装飾を施したものとそうでないものとで対をなしている。女性の方はJOJI KOJIMAの理想の女性、ドクロで表された男性の方はその女性に恋に落ちた彼自身をモチーフとしているのだそうだ。指輪といっても少し変わっていて、指の関節のところに指輪の顔の顎関節が来るようになっており、指の曲げ伸ばしに合わせて口が開閉する仕組みになっている。この4点は電気仕掛けの装置にセットされており、中央の卵型のオブジェをはさむようにして並べられている。音楽が流れだすとこの装置が作動して指輪の口がパクパクと動きだし、あたかも歌を歌っているかのように見える。
みっつめのコレクションは、作家にとってはじめてのハイジュエリーのラインである《Little Treasure》である。4点の指輪からなるゴールドや真珠、ダイヤモンドを使ったコレクションで、それぞれ細部に楽しい工夫が仕掛けられている。ダイヤを閉じ込めた鳥かごが繊細なチェーンで本体につながれており、ぱかっと外すことができるもの。盃形の底に留められた真珠がそれを取りまくゴールドの表面に刻まれた筋目を映し出し、真珠本来の光沢との相乗効果で不思議な模様を浮かび上がらせるもの。そして、真珠が惑星に見立てられ指でクルクルと回転させられるギミックが効いているもの……どの指輪も、その小さな細工に見る者を引き込む力を持っていた。


JOJI KOJIMAは近年の作品で曲線美を特長としてきた。今回の「BLACKGOLD」でもそれは健在だったが、その用法に変化が見られていたように思う。これまでの作品における曲線は、従来的なジュエリーのサイズ感や造形を越えることで生きてくるケースが多���あった。たとえば《UTOPIA》(2012)や《ROSA》(2015)は指輪だが、指にはめられた時の印象はどちらかというと指サックに近く、指の付け根のあたりから爪の先まで流線型を描いて長く伸びるラインが身体に新しい風景を創り出す。
こうしたいわばジュエリーの定型外の造形による新たなイメージの創出もまた彼の大きな魅力のひとつだが、わたしにとってそれらの作品は、日常とかけ離れていて鑑賞用と割り切らざるを得なかった。JOJI KOJIMAは幻想の創出をモットーとする作家であるから、日常からの乖離は彼の狙うところでもあるだろう(ただし、そのことは装着感などジュエリーとして必要な配慮が欠けていることを意味するのではない)。こうした非日常的な造形美を支えるのが美麗な曲線であってきた。
「BLACKGOLD」展では一転、その曲線が日常に歩み寄っているかに見えた。《MASQUERADE》が示唆するコロナ禍の日常については先に述べた。蛇足を承知でひとつ付け足すとすれば、マスクという比較的大ぶりな装身具(?)は曲線を活かしやすくこの作家と相性が良いアイテムであるという点だろうか。
《Little Treasure》は、その大きさや素材などからも日常での使用が想定されているのは明らかだ。この作品も流れるようなカーブが全体を包みこんでおり、さらにはのぞきこむ、触って動かすという付け手の能動的な関与を求めるところに「使われるもの」としての意識が働いている。
《Femme Fantôme》は、人の顔の造形が指になじむよう計算された、いくつもの小さな曲面が全体を形づくっている。これは実際につけさせてもらってびっくりしたことだが、とくに装飾のないプレーンな方は、つけた時の存在感は思いのほか控えめで普段身につけたいとすら思った。さらに顔を縁取るカーブは関節にぴったりフィットするため装着感が抜群によく肌に吸いつくような一体感がある。関節を曲げ伸ばしして口を開閉させても可動部がまったくガチャガチャせずその動きは驚くほどスムーズだ。

男性に見立てたスカルの指輪についても触れておきたい。JOJI KOJIMAはこれまでも幾度かスカルモチーフを用いており、その際は主に技法やコンセプトで独自性を打ち出してきたが、スカルそのものの造形は比較��リアルであり、従来的なスカルの表現の域を出るものではなかった。だが今回はスカルのジュエリーのステレオタイプを壊そうとしたという。
スカルはジュエリーの定番モチーフだが、その扱いはむずかしい。シンプルにまとめようとすると漫画チックになりがちだしリアルな路線で行くと個性を出しにくいため、差別化したければ表面を石などで加飾したり周囲に小物(剣や王冠など)をあしらったりするなど方法が限られてくる。あるいは素材や色彩によってイメージを一新するという方法もあるがこれは何度も応用が利くものではない(例としては、クリスチャン・ディオールによるカラフルな半貴石彫刻のスカルに装飾をあしらったものや、SHINJI NAKABAの真珠彫刻のスカルなどがある)。
《Femme Fantôme》はこの問題に真正面からアプローチしており、JOJI KOJIMAは複雑な立体物であるスカルに優美なカーブをまとわせ、指の動きと造形になじむ洗練された形にまとめあげることで紋切り型の表現からの脱却に成功しているだけでなく、作家として新境地を開いた。
ここまで何度か引き合いにだしてきた「日常」や「普段使い」という性質は、アーティスティックなジュエリーにおけるひとつの壁である。ジュエリーは身につける媒体なので、自己表現の先には必ず付け手である他者の自意識が待っている。その折り合いをつけるのは思いのほかむずかしい。もっともシンプルな解決方法は、自分本位を貫く「作品」と使いやすさを重視した「商品」を分けて用意することだが、「BLACKGOLD」展ではより難しいそのふたつの融合に果敢に取り組まれていた。幻想を主題とするJOJI KOJIMAの場合それは、幻想と現実との融合と言い換えることもできるかもしれない。
「BLACKGOLD」展は(感染状況を考えての不可抗力の判断とのことだが)非日常と日常が展示形式にも及んでいたのがおもしろい。この日、鑑賞のあと作品が並んでいたのと同じ空間で彼と淳子さんと、コーヒーを飲みながらしばらくおしゃべりをした。足元には2匹いる猫のうちの1匹のジジコちゃんがウロウロしていた。展示空間を含め完璧なセッティングを望む彼のような作家にとって、それがかなわない状況にははがゆさもあったろうと思う。が、異彩を放つ作品群が織りなす異世界と日常とが奇妙にまじりあっていたその時間は、後から思い返すとそれこそ幻想のようで、忘れがたい稀有な鑑賞体験となった。

JOJI KOJIMA プライベートエキシビション 「BLACK GOLD」展 会場:JOJI KOJIMA STUDIO & SHOWROOM 会期:2021年9月3日~12日
JOJI KOJIMA ウェブサイト https://www.jojikojima.com/
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海に咲く珊瑚のお花を摘んで、 海の星ヒトデや貝殻を合わせた髪飾りを作りました。 少しキラキラしたガラスに、泡のような真珠、 海にゆらめくさまざまな白いお花が やわらかく優しく髪を飾ります。 ウェディングや、パーティー、 お子さまの発表会など少しいつもと違う雰囲気にしたい時、 人魚姫のようにかわいくなりたい時、 バレッタタイプで簡単に付けられます。 白いお花と貝殻、ヒトデとパールビーズで清楚で透明感のあるイメージに仕上げました。 お花にはオーガンジーも使って本当に優しい雰囲気です。 夏のディナーの席にもぴったりです。 繊細な作品ですので優しく扱ってくださいね。 サイズ:長さ約10cm 幅約3.5㎝ 使用素材:造花、ビーズ、自然素材(貝殻など) 価格:2500円(税込) @naori_net 🌿質問・感想 DM🕊いつでもお待ちしています🌿 購入は下記リンクまたは DMから ⭐️プロフィールにあるリンクからもそれぞれのショップにとべます😊⭐️ NAORI ショップ🛒http://naori.net ミンネ 🛒 https://minne.com/@naori-net クリーマ🛒 https://www.creema.jp/c/naori-net/item/onsale BASE🛒 https://naori.base.shop #wedding #ウェディング #beachwedding #ビーチウェディング #貝殻 #seaweeds #shell #珊瑚 #ヒトデ #海の星 #naori_ShellandPearlMarine #mermaid #mermaidwedding #floraldesign #造花 #seaweeds #shell #ヒトデ #海の星 #人魚姫 #マーメイド #花のある暮らし #flowerslovers #florist #instasweet_flowers #magiq #asca #初夏 https://www.instagram.com/p/CBSm1UZA5GC/?igshid=bw78frvgtut4
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ひとみに映る影 第六話「覚醒、ワヤン不動」
☆プロトタイプ版☆ こちらは無料公開のプロトタイプ版となります。 段落とか誤字とか色々とグッチャグチャなのでご了承下さい。 書籍版では戦闘シーンとかゴアシーンとかマシマシで挿絵も書いたから買ってえええぇぇ!!! →→→☆ここから買おう☆←←←
(※全部内容は一緒です。) pixiv版
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人はお経や真言を想像するとき、大抵『ウンタラカンタラ~』とか『ムニャムニャナムナム~』といった擬音を使う。 確かに具体的な言葉まで知らなければ、そういう風に聴こえるだろう。 ましてそういうのって、あまりハキハキと喋る物でもないし。 特に私達影法師使いが用いる特殊な真言を聞き取るのはすごく難解で、しかも屋内じゃないとまず喋ってる事自体気付かれない場合が多い。 なぜなら、口の中を影で満たしたまま言う方が法力がこもる、とかいうジンクスがあり、腹話術みたいに口を閉じたまま真言を唱えるからだ。 たとえ静かな山間の廃工場であっても、よほど敬虔な仏教徒ではない人には、『ムニャムニャ』どころか、こう聴こえるかもしれない。
「…むんむぐうむんむうむむむんむんうむむーむーむうむ…」 「ヒトミちゃん?ど、どしたの!?」 正解は、ナウマク・サマンダ・バザラダン・カン・オム・チャーヤー・ソワカ。 今朝イナちゃんは気付いてすらいなかったけど、実はこの旅でこれを唱えたのは二回目だ。
廃工場二階部踊り場に催眠結界を張った人物に、私は心当たりがあった。 そのお方は磐梯熱海温泉、いや、ここ石筵霊山を含めた熱海町全域で一番尊ばれている守護神。 そのお方…不動明王の従者にして影法師を束ねる女神、萩姫様は、真っ暗なこの場所にある僅かな光源を全て自らの背後に引き寄せ、力強い後光を放ちながら再臨した。
「オモナ!」 「萩姫…!」 驚きの声を上げたのは、テレパシーやダウジングを持たないイナちゃんとジャックさんだ。 「ひーちゃん…ううん。紅一美、よくぞここまで辿り着きました。 何ゆえ私だと気付いたのですか」 萩姫様の背後で結界札が威圧的に輝く。 今朝は「別に真言で呼ばなくてもいい」なんて気さくに仰っていたけど、今はシリアスだ。 「あなたが私達をここまで導かれたからです、萩姫様。 最初、源泉神社に行った時、そこに倶利伽羅龍王はいませんでした。代わりにリナがいました。 後で観音寺の真実や龍王について知った時、話が上手くいきすぎてるなって感じました。 あなたは全部知っていて、私達がここに来るよう仕向けたんですよね?」 私も真剣な面持ちで答えた。相手は影法師使いの自分にとって重要な神様だ。緊張で手が汗ばむ。 「その通りです。あなた方を金剛の者から守るためには、リナと邂逅させる必要があった。 ですが表立って金剛の者に逆らえない私は、敢えてあなた方を源泉神社へ向かわせました。 金剛観世音菩薩の従者リナは、金剛倶利伽羅龍王に霊力の殆どを奪われた源泉神社を復興するため、定期的に神社に通ってくれていましたから」 そうだったんだ。暗闇の中で、リナが一礼するのを感じた。
萩姫様はスポットライトを当てるように、イナちゃんにご自身の光を分け与えられた。 「金剛に選ばれし隣国の巫女よ」 「え…私ですか?」 残り全ての光と影は未だ萩姫様のもとにあって、私達は漆黒に包まれている。 「今朝、あなたが私に人形を見せてくれた時、私はあなたの両手に刻まれた肋楔緋龍の呪いに気がつきました。 そして勝手ながら、あなたの因果を少し覗かせて頂きました」 萩姫様は影姿を変形させ、影絵になってイナちゃんの過去を表現する。 赤ちゃんが燃える龍や肉襦袢を着た煤煙に呪いをかけられる絵。 衰弱した未就学の女の子にたかる大量の悪霊を、チマチョゴリを着た立派な巫女が踊りながら懸命に祓う絵。 小学生ぐらいの少女が気功道場で過酷なトレーニングを受ける絵…。 「はっきり言います。もしあなた方がここに辿り着けなかったら、その呪いは永遠にとけなかったでしょう。 あなただけではありません。このままでは一美、熱海町、やがては福島県全域が金剛の手に落ちる事も起こりうる」 福島県全域…途方もない話だ。やっぱりハイセポスさんが言っていた事は本当だったのか?
「萩姫様。あなたが護る二階に、いるのですね。水家曽良が」 決断的に譲司さんが前に出た。イナちゃんを照らしていた淡い光が、闇に塗りつぶされていた彼の体に移動した。 「そうとも言えますが、違うとも言えます、NICの青年よ。 かの殺人鬼は辛うじて生命力を保っていますが、肉体は腐り崩れ、邪悪な腫瘍に五臓六腑を冒され、もはや人間の原形を留めていません。 あれは既に、悪鬼悪霊が蠢く世界そのものとなっています」 萩姫様がまた姿を変えられる。蛙がボコボコに膨れ上がったような歪な塊の上で、燃える龍が舌なめずりする影絵に。 そして再び萩姫様の御姿に復帰する。 「若者よ。ここで引き返すならば、私は引き止めません。 私ども影法師の長、神影(ワヤン)らが魂を燃やし、龍王や悪霊世界を葬り去るまでのこと。 ですが我らの消滅後、金剛の者共がこの地を蹂躙する可能性も否定できません。 或いは、若者よ。あなた方が大量の悪霊が世に放たれる危険を承知でこの扉を開き、金剛の陰謀にこれ以上足を踏み入れるというのならば…」
萩姫様がそう口にされた瞬間、突如超自然的な光が彼女から発せられた。 カッ!…閃光弾が爆ぜたように、一瞬強烈に発光したのち、踊り場全体が昼間のように明るくなる。 「…まずはこの私を倒してみなさい!」 視界がクリアになった皆が同時に見たのは、武器を持つ幾つもの影の腕を千手観音のように生やした、いかにも戦闘モードの萩姫様だった。
◆◆◆
二階へ続く扉を堅固に護る萩姫様と、私達は睨み合う。 戦うといっても、狭い踊り場でやり合えるのはせいぜい一人が限界。 張り詰めた空気の中、この決闘相手に名乗り出たのは…イナちゃんだ! 「私が行きます」 「馬鹿、無茶だ!」 制止するジャックさんを振り切って、イナちゃんは皆に踊り場から立ち退くよう促した。
「わかてる。私は一番足手まといだヨ。だから私が行くの。 ドアの向こうはきっと、とても恐い所になてるから、みんな温存して下さい」 自虐的な言葉とは裏腹に、彼女の表情は今朝とは打って変わって勇敢だ。 萩姫様も身構える。 「賢明な判断です、金剛の巫女よ」「ミコじゃない!」 イナちゃんが叫んだ。 「…私はあなたの境遇に同情はしますが、容赦はしません。 あなたの成長を、見せてみなさい!」
イナちゃんは目を閉じ、呪われた両手を握る。 「私は…」 ズズッ!その時萩姫様から一本の影腕が放たれ、屈強な人影に変形! <危ない!>迫る人影! 「…イナだヨ!」 するうちイナちゃんの両指の周りに細い光が回りだし、綿飴めいて小さな雲に成長した! イナちゃんはばっと両手を広げ、雲を放出すると…「スリスリマスリ!」 ぽぽんっ!…なんと、漆黒だった人影がパステルピンクに彩られ、一瞬でテディベア型の無害な魂に変化した! 「何!?」 萩姫様が狼狽える。
「今のは…理気置換術(りきちかんじゅつ)!」 「知っているのかジョージ!?」 ジャックさんにせっつかれ、譲司さんが説明を始める。 「儒教に伝わる秘伝気功。 本来の理(ことわり)から外れた霊魂の気を正し、あるべき姿に清める霊能力や」 そうか、これこそイナちゃんが持つ本来の霊能力。 彼女が安徳森さんに祈りを捧げた時、空気が澄んだような感じがしたのは、腐敗していた安徳森さんの理が清められたからだったんだ!
淡いパステルレインボーに光る雲を身に纏い、イナちゃんは太極拳のようにゆっくりと中腰のポーズを取った。 「ヒトミちゃんがこの旅で教えてくれた。 悲しい世界、嬉しい世界。決めるのは、それを見る私達。 ヒトミちゃんは悲しいミイラをオショ様に直した。 だから私も…悲しいをぜんぶカワイイに変えてやる!」
「面白い」 ズズッ!再び萩姫様から影腕が発射され、屈強な影絵兵に変わった。 その手には危険なスペツナズナイフが握られている! 「ならば自らの運命をも清めてみよ!」 影絵兵がナイフを射出!イナちゃんは物怖じせずその刃を全て指でキャッチする。 「オリベちゃんもこの旅で教えてくれた」 雲に巻かれたナイフ刃と影絵兵は蝶になって舞い上がる! 「友達が困ったら助ける。一人だけ欠けるもダメだ」
ズズッ!新たな影絵兵が射出される。 その両手に構えられているのは鋭利なシステマ用シャベルだ! 「ジャックさんもこの旅で教えてくれた」 イナちゃんは突撃してくるその影絵を流れる水のようにかわし、雲を纏った手で掌底打ちを叩きつける! 「自分と関係ない人本気で助けられる人は、何があても皆に見捨てられない!」 タァン!クリーンヒット! 気功に清められた影絵兵とシャベルはエンゼルフィッシュに変形!
間髪入れず次の影絵兵が登場! トルネード投法でRGD-33手榴弾を放つ! 「ヘラガモ先生もこの旅で教えてくれた」 ぽぽんぽん!…ピヨ!ピヨ! 雲の中で小さく爆ぜた手榴弾からヒヨコが生まれた! 「嫌な物から目を逸らさない。優しい人それができる」 コッコッコッコッコ…影絵兵もニワトリに変化し、ヒヨコを率いて退場した。
「リナさんとポメラーコちゃんも教えてくれた!」 AK-47アサルトライフルを乱射する影絵兵団を掻い潜りながら、イナちゃんは萩姫様に突撃! 「オシャレとカワイイは正義なんだ!」 影絵兵は色とりどりのパーティークラッカーを持つ小鳥や小型犬に変わった。
「くっ…かくなる上は!」 萩姫様がRPG-7対戦車ロケットランチャーを構えた! さっきから思ってたけど、これはもはやラスボス前試練の範疇を越えたバイオレンスだ!!
「皆が私に教えてくれた。今度は私あなたに教える! スリスリマスリ・オルチャン・パンタジィーーッ!!!」 パッドグオォン!!!…ロケットランチャーの射出音と共に、二人は閃光の雲に包まれた! 「イナちゃあああーーーーん!!!!」
光が落ち着いていく。雲間から現れた影は…萩姫様だ! <そんな…> 「いや、待て!」 譲司さんが勘づいた瞬間、イナちゃんもゆっくりと立ち上がった。 オリベちゃんは胸を撫で下ろす。 「これが…私…?」 一方、自らの身体を見て唖然とする萩姫様は…
漆黒の着物が、紫陽花色の萌え袖ダボニットとハイウエストスキニージーンズに。 「そんな…こんな事されたら、私…」 市女笠は紐飾りだけを残してキャップ帽に変わり、ロケットランチャーは形はそのままに、ふわふわの肩がけファーポシェットに。 「私…もうあなたを攻撃できないじゃない!」 萩姫様はオルチャンガールになった。完全勝利!
「アハッ!」 相手を一切傷つけることなく試練を突破したイナちゃんは、少女漫画の魔法少女らしく決めポーズを取った。 「ウ…ウオォォー!すっげえなお前!!」 ファンシーすぎる踊り場に、この場で一番いかついジャックさんが真っ先に飛びこむ。 彼は両手を広げて構えるイナちゃんを���素通り! そのまま現代ナイズされた萩姫様の手を取る。 「オモナ!?」
「萩姫。いや、萩!俺は前から気付いていたんだ。 あんたは今風にしたら化けるってな! どうだ。あのクソ殺人鬼とクソ龍王をどうにかしたら、今度ポップコーンでもウワババババババ!!!!」 ナンパ中にオリベちゃんのサイコキネシスが発動し、ジャックさんは卒倒した。 オリベちゃんの隣にはほっぺを膨らましたイナちゃんと、手を叩いて爆笑するリナ。 「あっはははは、みんなわかってるゥ! ここまでセットで王道少女漫画よね!」
一方譲司さんはジビジビに泣きながらポメラー子ちゃんを頬ずりしていた。 「じ、譲司さん?」 「ず…ずばん…ぐすっ。教え子の成長が嬉しすぎで…わああぁ~~!!」 <何言ってるの。あんたまだ養護教諭にすらなってないじゃない> 「もうこいつ、バリに連れて行く必要ないんじゃないか?」 「嫌や連れでぐうぅ!向こうの子供らとポメとイナでいっぱい思い出作りたいもおおぉおんあぁぁあぁん」 「<お前が子供かっ!!>」 キッズルーム出身者二人の息ぴったりなツッコミ。 涙と鼻水だらけになったポメちゃんは「わうぅぅ…」と泣き言を漏らしていた。
程なくして、萩姫様は嬉し恥ずかしそうにクネクネしたまま結界札を剥がした。 「若者よ…あんっもう!私だって心は若いんだからねっ! 私はここで悪霊が出ないように見張ってるんだから…龍王なんかに負けたらただじゃ済まないんだからねっ!」 だからねっ!を連発する萩姫様に癒されながら、私達は最後の目的地、怪人屋敷二階へ踏みこんだ。
◆◆◆
ジャックさんが前もって話していた通り、二階は面積が少なく、一階作業場と吹き抜け構造になっている。 さっきまで私達がいたエントランスからは作業場が見えない構造だった。 影燈籠やスマホで照らすと、幾つかの食品加工用らしき機材が見える。 勘が鋭いオリベちゃんと譲司さんが不快そうに目を逸らす。 <この下、何かしら…?直接誰かがいる気配はないのに、すごくヤバい気がする。 まるで、一つ隔てた世界の同じ場所が人でごった返しているような…> 「その感覚は正しいで、オリベ。 応接室はエレベーターの脇の部屋や。そこに水家がおる。 そして…あいつの脳内地獄では、吹き抜けの下が戦場や」 <イナちゃん。清められる?> 「無理です。もし見えても一人じゃ無理です。 オルチャンガール無理しない」 <それでいい。賢明よ。みんなここからは絶対に無理しないで>
譲司さんの読みは当たっていた。階段と対角線上のエレベーターホール脇に、ドアプレートを外された扉があった。 『応接室』のプレートは、萩姫様の偽装工作によって三階に貼られていた。 この部屋も三階の部屋同様、鍵は閉まっていない。それどころか、扉は半開きだった。
まず譲司さんが室内に入り、スマホライトを当てる。 「水家…いますか?」 私は申し訳ないが及び腰だ。 「おります。けど、これは…どうだろう?」 オリベちゃんがドアを開放する。きつい公衆トイレみたいな臭いが廊下に広がった。 意を決して室内を見ると…そこには、岩?に似た塊と、水晶でできた置物のようなもの。 岩の間から洋服の残骸が見えるから、あれが水家だと辛うじてわかる。 「呼吸はしとるし、脳も動いとる。けど恐ろしい事に、心臓は動いとらん。 哲学的やけど、血液の代わりにカビとウイルスが命を繋いどる状態は…人として生きとるというのか?」 萩姫様が仰っていた通り、殺人鬼・水家曽良は、人間ではなくなってしまっていたんだ。
ボシューッ!!…誰かが譲司さんの問いに答えるより前に、死体が突如音を立てて何かを噴出した! 「うわあぁ!?」 私を含め何人かが驚き飛び退いた。こっちこそ心臓が止まるかと思った。 死体から噴出した何かは超自然的に形を作り始める。 こいつが諸悪の根源、金剛倶利伽羅…
「「<「龍王キッモ!!?」>」」 奇跡の(ポメちゃん以外)全員異口同音。 皆同時にそう口に出していた。 「わぎゃっわんわん!!わぅばおばお!!!」 ポメちゃんは狂ったように吠えたてていた。 「邂逅早々そう来るか…」 龍王が言う…「「<「声もキッモ!!?!?」>」」 デジャヴ!
龍王はキモかった。それ以上でもそれ以下でもない、ともかくキモかった。 具体的に描写するのも憚られるが、一言で言えば…細長い燃える歯茎。 金剛の炎を纏った緋色の龍、という前情報は確かに間違いじゃない。シルエットだけは普通の中国龍だ。 けど実物を見ると、両目は梅干しみたいに潰れていて、何故か上顎の細かい歯は口内じゃなくて鼻筋に沿ってビッシリ生えて蠢いてるし、舌はだらんと伸び、黄ばんだ舌苔に分厚く覆われている。 二本の角から尾にかけて生えたちぢれ毛は、灰色の脇毛としか形容できない。 赤黒い歯茎めいた胴体の所々から細かく刻まれた和尚様の肋骨が歯のように露出し、ロウソクの芯のように炎をたたえている。 その金剛の炎の色も想像していた感じと違う。 黄金というかウン…いや、これ以上はやめておこう。二十歳前のモデルがこれ以上はダメだ。
「何これ…アタシが初めて会った時、こいつこんなにキモくなかったと思うけど…」 リナが頭を抱えた。一方ジャックさんは引きつけを起こすほど爆笑している。 「あっはっはっは!!タピオカで腹下して腐っちまったんじゃねえのか!? ヒィーッひっはっはっはっはっは!!」 <良かった!やっぱ皆もキモいと思うよね?> 背後からテレパシー。でもそれはオリベちゃんじゃなくて、踊り場で待機する萩姫様からだ。 <全ての金剛の者に言える事だけど、そいつらは楽園に対する信奉心の高さで見え方が変わるの! 皆が全員キモいって言って安心したよ!> カァーン!…譲司さんのスマホから鐘着信音。フリック。 『頼む、僕からも言わせてくれ!実にキモいな!!』 …ツー、ツー、ツー。ハイセポスさんが一方的に言うだけ言って通話を切った。
「その通りだ」 龍王…だから声もキモい!もうやだ!! 「貴様らはあの卑劣な裏切り者に誑かされているから、俺様が醜く見えるんだ。 その証拠に、あいつが彫ったそこの水晶像を見てみろ!」 死体の傍に転がっている水晶像。 ああ、確かに普通によくある倶利伽羅龍王像だ。良かった。 和尚様、実は彫刻スキルが壊滅的に悪かったんじゃないかって疑ってすみません。 「特に貴様。金剛巫女! 成長した上わざわざ俺様のもとへ力を返納しに来た事は褒めてやろう。 だが貴様まで…ん?金剛巫女?」 イナちゃんは…あ、失神してる。脳が情報をシャットダウンしたんだ。
「…まあ良し!ともかく貴様ら、その金剛巫女をこちらに渡せ。 それの魂は俺様の最大の糧であり、金剛の楽園に多大なる利益をもたらす金剛の魂だ! さもなくば貴様ら全員穢れを纏いし悪鬼悪霊共の糧にしてやるぞ!」 横暴な龍王に対し、譲司さんが的確な反論を投げつける。 「何が糧や、ハッタリやろ! お前は強くなりすぎた悪霊を制御出来とらん。 せやから悪霊同士が潰し合って鎮静するまで作業場に閉じこめて、自分は死体の横でじっと待っとる! 萩姫様が外でお前らを封印出来とるんが何よりの証拠や! だまされんぞ!!」 図星を突かれた龍王は逆上! 「黙れ!!だから何だ、悪霊放出するぞコノヤロウ!! 俺様がこいつからちょっとでも離れたら悪鬼悪霊が飛び出すぞ!?あ!?」
その時、私の中で堪忍袋の緒が切れた。
◆◆◆
自分は怒ると癇癪を起こす気��だと思っていた。 自覚しているし、小さい頃両親や和尚様に叱られた事も多々あって、普段は余程の事がない限り温厚でいようと心がけている。 多少からかわれたり、馬鹿にされる事があっても、ヘラヘラ笑ってやり過ごすよう努めていた。 そうして小学生時代につけられたアダ名が、『不動明王』。 『紅はいつも大人しいけど本気で怒らすと恐ろしい事になる』なんて、変な教訓がクラスメイト達に囁かれた事もあった。
でも私はこの二十年間の人生で、一度も本物の怒りを覚えた事はなかったんだと、たった今気付いた。 今、私は非常に穏やかだ。地獄に蜘蛛の糸を垂らすお釈迦様のように、穏やかな気持ちだ。 但しその糸には、硫酸の二千京倍強いフルオロアンチモン酸がジットリと塗りたくられている。
「金剛倶利伽羅龍王」 音声ガイダンス電話の様な抑揚のない声。 それが自分から発せられた物だと認識するまで、五秒ラグが生じた。 「何だ」 「取引をしましょう」 「取引だと?」 龍王の問いに自動音声が返答する。 「私がお前の糧になります。その代わり、巫女パク・イナに課せられた肋楔緋龍相を消し、速やかに彼女を解放しなさい」 「ヒトミちゃん!?どうしてそん…」 剣呑な雰囲気に正気を取り戻したイナちゃんが私に駆け寄る。 私の首がサブリミナル程度に彼女の方へ曲がり、即座にまた龍王を見据えた。イナちゃんはその一瞬で押し黙った。 龍王が身構える。 「影法師使い。貴様は裏切り者の従者。信用できん」 返事代わりに無言で圧。 「…ヌゥ」
私はプルパを手に掲げる。 陰影で細かい形状を隠し、それがただの肋骨であるように見せかけて。 「そ…それは!俺様の肋骨!!」 龍王が死体から身を乗り出した。 「欲しいですか」 「欲しいだと?それは本来金剛が所有する金剛の法具だ。 貴様がそれを返却するのは義務であり…」 圧。 「…なんだその目は。言っておくが…」 圧。 「…ああもう!わかった!! どのみち楔の法力が戻れば巫女など不要だ、取引成立でいい!」 「分かりました。それでは、私が水晶像に肋骨を填めた瞬間に、巫女を解放しなさい。 一厘秒でも遅れた場合、即座に肋骨を粉砕します」
龍王は朧な半物理的霊体で水晶像を持ち上げ、私に手渡した。 像の台座下部からゴム栓を剥がすと、中は細長い空洞になっていて、人骨が入っている。 和尚様の肋骨。私はそれを引き抜き、トートバッグにしまった。 バッグを床に置いてプルパを像にかざすと、龍王も両手を差し出したイナちゃんに頭を寄せ構える。 「三つ数えましょう。一、」 「二、」 「「三!」」
カチッ。プルパが水晶像に押しこまれた瞬間、イナちゃんの両手が発光! 「オモナァッ!」 バシュン!と乾いた破裂音をたて、呪相は消滅した。 イナちゃんが衝撃で膝から崩れ落ちるように倒れ、龍王は勝利を確信して身を捩った。 「ウァーーッハハハハァ!!!やった!やったぞぉ、金剛の肋楔! これで悪霊どもを喰らいて、俺様はついに金剛楽園アガル「オムアムリトドバヴァフムパット」 ブァグォオン!!!! 「ドポグオオォオォォオオオーーーーッ!!?!?」
この時、一体何が起きたのか。説明するまでもないだろうか。 そう。奴がイナちゃんの呪いを解いた瞬間、私はプルパを解放したのだ。 赤子の肋骨だった物は一瞬にして、刃渡り四十センチ大のグルカナイフ型エロプティックエネルギー塊に変形。 当然それは水晶像などいとも容易く粉砕する!
依代を失った龍王は地に落ち、ビタンビタンとのたうつ。 「か…かはっ…」 私はその胴体と尾びれの間を掴み、プルパを突きつけた。 「お…俺様を、騙したな…!?」 龍王は虫の息で私を睨んだ。 「騙してなどいない。私はお前の糧になると言った。 喜べ。望み通りこの肋骨プルパをお前の依代にして、一生日の当たらない体にしてやる」 「な…プルパ…!?貴様、まさか…!」 「察したか。そう、プルパは煩悩を貫く密教法具。 これにお前の炎を掛け合わせ、悪霊共を焼いて分解霧散させる」 「掛け合わせるだと…一体何を」
ズブチュ!! 「うおおおおおおおぉぉぉ!!?」 私はプルパで龍王の臀部を貫通した。 「何で!?何でそんな勿体ない事するの!? 俺様があぁ!!せっかく育てた悪霊おぉぉ!!!」 私は返事の代わりに奴の尾を引っ張り、切創部を広げた。 「ぎゃああああああ!!!」 尾から切創部にかけての肉と汚らしい炎が、影色に炭化した。 「さっき何か言いかけたな。金剛楽園…何だと? 言え。お前達の楽園の名を」 「ハァ…ハァ…そんな事、知ってどうする…? 知ったところで貴様らは何も」
グチャムリュ!! 「ぎゃああああぁぁアガルダ!アガルダアァ!!」 私は龍王の胴体を折り曲げ、プルパで更に貫通した。 奴の体の一/三が炭化した。 「なるほど、金剛楽園アガルダ…。それは何処にある」 「ゲホッオェッ!だ、だからそんなの、聞いてどうする!?」 「滅ぼす」 「狂ってる!!!」
ヌチュムチグジュゥ!! 「ほぎいぃぃぃごめんなさい!ごめんなさい!」 更に折り曲げて貫通。魚を捌く時に似た感触。 蛇なら腸や腎臓がある位置だろうか。 少しざらついたぬめりけのある粘液が溢れ、熱で固まって白く濁った。 「狂っていて何が悪いの? お前やあの金剛愛輪珠如来を美しいと感じないよう、狂い通すんだよ」 「うァ…ヒ…ヒヒィ…卑怯者ぉ…」 「お前達金剛相手に卑怯もラッキョウもあるものか」 「……」 「……」
ゴギグリュゥ!!! 「うえぇぇえぇえええんいびいぃぃぃん!!!」 更に貫通。龍王は既に半身以上を影に飲まれている。 ようやくマシな見た目になってきた。 「苦しいか?苦しいか。もっと苦しめ。苦痛と血涙を燃料に悪霊を焼くがいい。 お前の苦しみで多くの命が救われるんだ」 「萩姫ェェェ、萩イィィーーーッ!! 俺様を助けろおぉぉーーーッ!」 すると背後からテレパシー。 <あっかんべーーーっだ!ザマーミロ、べろべろばー> 萩姫様が両中指で思いっきり瞼を引き下げて舌を出している映像付きだ。 「なあ紅さん、それ何かに似とらん?」 譲司さんとオリベちゃんが興味津々に私を取り囲んだ。 「ウアーッアッアッ!アァーーー!!」 黒々と炭化した龍王はプルパに巻きついたような形状で肉体を固定され、体から影の炎を噴き出して苦悶する。 <アスクレピオスの杖かしら。杖に蛇が巻きついてるやつ> ジャックさんとリナも入ってくる。 「いや、中国龍だからな…。どっちかというと、あれだ。 サービスエリアによくある、ガキ向けのダサいキーホルダー」 「そんな立派な物じゃないわよ。 東南アジアの屋台で売ってる蛇バーベキューね」 「はい!」 目を覚ましたイナちゃんが、起き抜けに元気よく挙手! 「フドーミョーオーの剣!」 「「<それだ!>」」 満場一致。ていうか、そもそもこれ倶利伽羅龍王だもんね。
私は龍王の頸動脈にプルパを突きつけ、頭を鷲掴みにした。 「金剛倶利伽羅龍王」 「…ア…アァ…」 するうち影が私の体を包みこみ始める。 影と影法師使いが一つになる時、それは究極の状態、神影(ワヤン)となる。 生前萩姫様が達せられたのと同じ境地だ。 「私はお前の何だ」 「ウア…ァ…」 「私はお前の何だ!?」
ズププ!「ぐあぁぁ!!肋骨!肋骨です…」 「違う!お前は倶利伽羅龍王剣だろう!?だったら私は!?」 ズプブブ!!「わああぁぁ!!不動明王!!不動明王様ですうぅ!!!」 「そうだ」 その通り。私は金剛観世音菩薩に寵愛を賜りし神影の使者。 瞳に映る悲しき影を、邪道に歪められた霊魂やタルパ達を、業火で焼いて救済する者!
ズズッ…パァン!!! 「グウゥワアァァアアアアーーーーー!!!!」 完成、倶利伽羅龍王剣! 「私は神影不動明王。 憤怒の炎で全てを影に還す…ワヤン不動だ!」
◆◆◆
ズダダダァアン!憤怒の化身ワヤン不動、精神地獄世界一階作業場に君臨だ! その衝撃で雷鳴にも匹敵する轟音が怪人屋敷を震撼! 私の脳内で鳴っていたシンギング・ボウルとティンシャの響きにも、荒ぶるガムランの音色が重なる。 「神影繰り(ワヤン・クリ)の時間だ」
悪霊共は、殺人鬼水家に命を絶たれ創り変えられたタルパだ。 皆一様に、悪魔じみた人喰いイタチの毛皮を霊魂に縫い付けられ、さながら古い怪奇特撮映画に登場する半人半獣の怪人といった様相になっている。 金剛愛輪珠如来が着ていた肉襦袢や、全身の皮膚が奪われていた和尚様のご遺体を想起させる。そうか。 「これが『なぶろく』とか言うふざけたエーテル法具だな」 なぶろく。亡布録。屍から霊力を奪い、服を着るように身に纏う、冒涜的ネクロスーツ!
「ウアァアァ…オカシ…オヤツクレ…」 「オカシオ…アマアァァイ、カシ…オクレ…」 悪霊共は理性を失って、ゾンビのように無限��互いが互いを貪りあっている。 「ウヮー、オカシダァア!」 一体の悪霊が私に迫る。私は風に舞う影葉のように倶利伽羅龍王剣を振り、悪霊を刺し貫いた。
ボウッ!「オヤツゥアァァァー!」 悪霊を覆う亡布録が火柱に変わり、解放された魂は分解霧散…成仏した。 着用者を失った亡布録の火柱は龍王剣に吸いこまれるように燃え移り、私達の五感が刹那的追体験に支配される。 『や…やめてくれぇー!殺すなら息子の前に俺を、ぐわぁあああああ!!!』 それは悪霊が殺された瞬間、最後の苦痛の記憶だ。 フロリダ州の小さな農村。目の前で大切な人がイタチに貪り食われる絶望感と、自らも少年殺人鬼に喉を引き千切られる激痛が、自分の記憶のように私達を苛む。 「グアァァァーーー!!!」 それによって龍王剣は更に強く燃え上がる!
「どんどんいくぞぉ!やぁーーっ!!」 「グワアァァァーーー!!」 泣き叫ぶ龍王剣を振り、ワヤン不動は憤怒のダンスを踊る。 『ママアァァァ!』『死にたくなああぁぁい!』『ジーザアァーーース!』 数多の断末魔が上がっては消え、上がっては消え、それを不動がちぎっては投げる。 「カカカカカカ!かぁーっはっはっはっはァ!!」…笑いながら。
「テベッ、テメェー!俺様が残留思念で苦しむのがそんなに楽しいかよ、 このオニババーーーッ!!!」 「カァハハハアァ!何を勘違いしているんだ。 私にもこの者共の痛みはしかと届いているぞぉ」 「じゃあどうして笑ってられるんだよォ!?」 「即ち念彼観音力よ!御仏に祈れば火もまた涼しだ! もっともお前達は和尚様に仏罰を下される立場だがなァーーーカァーッハッハッハッハァー!!!!」 『「グガアアーーーーッ!!!」』 悪霊共と龍王剣の阿鼻叫喚が、聖なるガムランを加速する。
一方、私の肉体は龍王剣を死体に突き立てたまま静止していた。 聴覚やテレパシーを通じて皆の会話が聞こえる。
「オリベちゃん!ヒトミちゃん助けに行くヨ!」 「わんっ!わんわお!」 <そうね、イナちゃん。私が意識を転送するわ> 「加勢するぜ。俺は悪霊の海を泳いで水家本体を探す」 「ならアタシは上空からね」 「待ってくれ。オリベ。 その前に、例のアレ…弟の依頼で作ってくれたアレを貸してくれ」 <ジョージ!?あんた正気なの!?> 「俺は察知はできるけど霊能力は持っとらん、行っても居残っても役に立てん! 頼む、オリベ。俺にもそいつを処方してくれ!」 「あ?何だその便所の消臭スプレーみたいなの? 『ドッパミンお耳でポン』?」 「やだぁ、どっかの製薬会社みたいなネーミングセンスだわ」 <商品名は私じゃなくて、ジョージの弟君のアイデア。 こいつは溶解型マイクロニードルで内耳に穴を開けて脳に直接ドーピングするスマートドラッグよ> 「アイゴ!?先生そんなの使ったら死んじゃうヨ!?」 「死なん死なん!大丈夫、オリベは優秀な医療機器エンジニアや!」 「だぶかそれを作らせたお前の弟は何者だよ!?」
こちとらが幾つもの死屍累々を休み無く燃やしている傍ら、上は上で凄い事になっているみたいだ。 「俺の弟は、毎日脳を酷使する…」ポンップシュー!「…デイトレーダーやあああ!!!」
ドゴシャァーン!!二階吹き抜けの窓を突き破り、回転しながら一階に着地する赤い肉弾! 過剰脳ドーピングで覚醒した譲司さんが、生身のまま戦場に見参したんだ!
「ヴァロロロロロォ…ウルルロロァ…! 待たせたな、紅さん…ヒーロー参上やあああぁ!!!」 バグォン!ドゴォン!てんかん発作めいて舌を高速痙攣させながら、譲司さんは大気中の揺らぎを察知しピンポイントに殴る蹴る! 悪霊を構成する粒子構造が振動崩壊し、エクトプラズムが霧散! なんて荒々しい物理的除霊術だろう! 彼の目は脳の究極活動状態、全知全脳時にのみ現れるという、玉虫色の光彩を放っていた。
「私達も行くヨ!」 テレパシーにより幽体離脱したオリベちゃんとイナちゃん、ポメラー子ちゃん、ジャックさん、リナも次々に入獄! 「みんなぁ!」 皆の熱い友情で龍王剣が更に燃え上がった。「…ギャアァァ!!」
◆◆◆
さあ、大掃除が始まるぞ。 先陣を切ったのはイナちゃん。穢れた瘴気に満ちた半幻半実空間を厚底スニーカーで翔け、浄化の雲を張り巡らさせる。 雲に巻かれた悪霊共は気を正されて、たちまち無害な虹色のハムスターに変化! 「大丈夫ヨ。あなた達はもう苦しまなくていい。 私ももう苦しまない!スリスリマスリ!」
すると前方にそそり立つ巨大霊魂あり! それは犠牲者十人と廃工場の巨大調理器具が押し固まった集合体だ。 「オォォカァァシィィ!」 「スリスリ…アヤーッ!」 悪霊集合体に突き飛ばされた華奢なイナちゃんの幽体が、キューで弾かれたビリヤードボールのように一直線に吹き飛ぶ! 「アァ…オカシ…」「オカシダァ…」「タベル…」 うわ言を呟きながら、イナちゃんに目掛けて次々に悪霊共が飛翔していく。 しかし雲が晴れると、その方向にいたのはイナちゃんではなく… <エレヴトーヴ、お化けちゃん達!> ビャーーバババババ!!!強烈なサイコキネシスが悪霊共を襲う! 目が痛くなるような紫色の閃光が暗い作業場に走った! 「オカヴアァァァ…」鮮やかに分解霧散!
そこに上空から未確認飛行影体が飛来し、下部ハッチが開いた。 光がスポットライト状に広がり、先程霊魂から分解霧散したエクトプラズム粒子を吸いこんでいく。 「ウーララ!これだけあれば福島中のパワースポットを復興できるわ! 神仏タルパ作り放題、ヤッホー!」 UFOを巧みに操る巨大宇宙人は、福島の平和を守るため、異星ではなく飯野町(いいのまち)から馳せ参じた、千貫森のフラットウッズモンスター!リナだ! 「アブダクショォン!」
おっと、その後方では悪霊共がすさまじい勢いで撒き上げられている!? あれはダンプか、ブルドーザーか?荒れ狂ったバッファローか?…違う! 「ウルルルハァ!!!ドルルラァ!!」 猪突猛進する譲司さんだ! 人間重機と化して精神地獄世界を破壊していく彼の後方では、ジャックさんが空中を泳ぐように追従している。 「おいジョージ、もっと早く動けねえのか?日が暮れちまうだろ!」 「もう暮れとるやんか!これでも筋肉のリミッターはとっくに外しとるんや。 全知全脳だって所詮人間は人間やぞ!」 「バカ野郎、この脳筋! お前に足りねえのは力じゃなくてテクニックだ、貸してみろ!」 言い終わるやいなや、ジャックさんは譲司さんに憑依。 瞬間、乱暴に暴れ回っていた人間重機はサメのようにしなやかで鋭敏な動きを得る。 「うおぉぉ!?」 急発進によるGで譲司さん自身の意識が一瞬幽体離脱しかけた。 「すっげぇぞ…肺で空気が見える、空気が触れる!ハッパよりも半端ねえ! ジョージ、お前、いつもこんな世界で生きてたのかよ!?」 「俺も、こんな軽い力で動いたのは初めてや…フォームって大事なんやなぁ!」 「そうだぜ。ジョージ、俺が悪霊共をブチのめす。 水家を探せるか?」 「楽勝!」 加速!加速!加速ゥ!!合身した二人は悪霊共の海をモーゼの如く割って進む!!
その時、私は萩姫様からテレパシーを受信した。 <頑張るひーちゃんに、私からちょっと早いお誕生日プレゼント。 受け取りなさい!> パシーッ!萩姫様から放たれたエロプティック法力が、イナちゃんから貰った胸のペンダントに直撃。 リングとチェーンがみるみる伸びていき、リングに書かれていた『링』のハングル文字は『견삭』に変化する。 この形は、もしかして…
「イナちゃーん!これなんて読むのー?」 私は龍王剣を振るう右手を休めないまま、左手でチェーン付きリングをフリスビーの如く投げた。すると… 「オヤツアァ!」「グワアァー!」 すわ、リングは未知の力で悪霊共を吸収、拘束していく! そのまま進行方向の果てで待ち構えていたイナちゃんの雲へダイブ。 雲間から浄化済パステルテントウ虫が飛び去った! 「これはねぇ!キョンジャクて読むだヨー!」 イナちゃんがリングを投げ返す。リングは再び飛びながら悪霊共を吸収拘束! 無論その果てで待ち構える私は憤怒の炎。リングごと悪霊共をしかと受け止め、まとめて成仏させた。
「グガアァァーッ!さては羂索(けんじゃく)かチクショオォーーーッ!!」 龍王剣が苦痛に身を捩る。 「カハァーハハハ!紛い物の龍王でもそれくらいは知っているか。 その通り、これは不動明王が衆生をかき集める法具、羂索だな。 本物のお不動様から法力を授かった萩姫様��、ありがたい贈り物だ」 「何がありがたいだ!ありがた迷惑なん…グハアァァ!!」 悪霊収集効率が上がり、ワヤン不動は更に荒々しく炎をふるう。 「ありがとうございます、萩姫様大好き!そおおぉおい!!」
<や…やぁーだぁ、ひーちゃんったら! 嬉しいから、ポメちゃんにもあげちゃお!それ!> パシーッ!「わきゃお!?」 エロプティック法力を受けて驚いたポメラー子ちゃんが飛び上がる。 空中で一瞬エネルギー影に包まれ、彼女の首にかかってい���鈴がベル型に、ハングル文字が『금강령』に変わった。 「それ、クムガンリョン!気を綺麗にする鈴ね!」 <その通り!密教ではガンターっていうんだよ!> 着地と共に影が晴れると、ポメちゃん自身の幽体も、密教法具バジュラに似た角が生えた神獣に変身している。
「きゃお!わっきょ、わっきょ!」 やったぁ!兄ちゃん見て見て!…とでも言っているのか。 ポメちゃんは譲司さん目掛けて突進。 チリンリンリン!とかき鳴らされたガンターが悪霊共から瘴気を祓っていく。 その瞬間を見逃す譲司さんではなかった。 「ファインプレーやん、ポメラー子…!」 彼は確かに察知した。浄化されていく悪霊共の中で、一体だけ邪なオーラを強固に纏い続ける一体のイタチを。 「見つけたか、俺を殺したクソ!」 「アッシュ兄ちゃんの仇!」 「「水家曽良…サミュエル・ミラアァァアアアア!!!!」」
二人分の魂を湛えた全知全脳者は怒髪天を衝く勢いで突進、左右の拳で殺人鬼にダブル・コークスクリュー・パンチを繰り出した! 一見他の悪霊共と変わらないそれは、吹き飛ばされて分解霧散すると思いきや… パァン!!精神地獄世界全体に破裂音を轟かせ、亡布録の内側からみるみる巨大化していった。 あれが殺人鬼の成れの果て。多くの人々から魂を奪い、心に地獄を作り出した悪霊の王。 その業を忘れ去ってもなお、亡布録の裏側で歪に成長させられ続けた哀れな獣。 クルーアル・モンスター・アンダー・ザ・スキン…邪道怪獣アンダスキン!
「シャアァァザアアァァーーーーッ!!!」 怪獣が咆える!もはや人間の言葉すら失った畜生の咆哮だ! 私は振り回していた羂索を引き上げ、怪獣目掛けて駆け出した。 こいつを救済できるのは火力のみだあああああああ!! 「いけェーーーッ!!ワヤン不動ーーー!!」 「頑張れーーーッ!」<燃えろーーーッ!> 「「<ワヤン不動オォーーーーーッ!!!>」」
「そおおぉぉりゃああぁぁぁーーーーーー!!!!」
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C97 咲サークルおしながき

コミケが近くなってきたのでいつものこれを載せておきます 価格などはあくまで予定価格です 特に記載がなければ全年齢本です
一日目(土曜日) 西34ホール
西K01a pm02:00 若鶏にこみ
新刊 point 22P・宮永照と本の話 300円
既刊 sumireteruR18 R-18・56P・菫照合同本? 500円 (サークルpichim02からの委託) gunumind R-18・28P・照菫レズセックス本 400円
今回は一人での運営なのでスケブはお断りとのことです。 当日の状況次第でお声かけください。
西K01b 池田スピリット えお
新刊 智葉さんvs親切な人 B5・16P・菫照智葉本 200円
既刊 鏡でも気付かないこと B5・24P・C90淡照菫本 300円 きっかけ 32P・B5・照菫本 500円 恋にわずらう B5・36P・菫照本 500円
西K02a みずときかたくりこ 超々よしてる。
新刊 明日、世界が滅びますように 菫尭深本 300円
既刊 渋谷尭深ちゃんと弘世菫様がデートする本。 尭深菫本 100円
西K02b 華奢帝国 鳥飼
新刊 大星淡が亦野誠子に。 淡誠本 300円
既刊 宮永咲in白糸台 白糸台咲本 400円
西K03a はてななぞなぞアイランド にゃおP
新刊 今日の白糸台 ~菫のクセを見つけ隊~ 菫照本 300円 今日までのなんちゃら まとめ本 1000円
既刊 今日の白糸台 Po!(ぽ) 白糸台ゆるゆるギャグ本 300円 今日の白糸台 照菫 春のパンケーキ祭り 白糸台ゆるふわギャグ・8P 100円 今日の白糸台 菫さんお大事に 20P・白糸台本 300円 今日の白糸台 白糸台本 400円
西K03b フルミナンス おろ
新刊 あちが☆マギカ B5・28P・魔法少女咲本 500円 とらのあな メロンブックス
既刊 爆乳淡ちゃんを守護る本 B5・24P・爆乳大星淡本 400円 プロ麻雀せっくす R-18・はやしこ3P本 400円
西K04a CLOSER VRI
新刊 宮永照と照魔の鏡 フルカラー・B5・8P 500円 メロンブックス
既刊 Saki-Atsume vol.1&2 フルカラー・8P・A4・web再録イラスト本・2冊1組 500円 シライトニウム フルカラー・8P・B5・白糸台中心イラスト本 200円 Overture [IF] 32P・B5・C93淡照本 500円
今回の新刊には特典として照魔鏡型ミラーと白糸台高校麻雀部ミラーが付いており、どちらかを選択出来ます。 さらに会場特典としてイラストカードがついてきます。
西K04b 西瓜BABY 湯間戸あきら
新刊 チーム清澄推し(準備号) コピー・B5・清澄本 200円
既刊 おこのみで かじゅ部部キャプ本・B5・30P 300円
グッズ 手描きコースター 300円
今回は新刊の予約特典として令和発表風のイラストプレゼントを行います。 大きさはトレカぐらいで特にリクエストがない場合はこちらでその時の気分で咲キャラを描かせていただきます。
①当日取りにくるお名前(HN可) ②キャラ名(基本一人ですがCP推しアピールがあると二人になるかも) この二つを明記してツイッターのDMにお送りください。
万が一ご予約いただいて、当日本が出せなかった時は特典イラストは差し上げます。その際はお手数ですがサークルスペースまでお越し下さい。
ドタキャン、バックレ、ダメ絶対!
西K05a 水面日和 minamosakana
新刊 宮永家の麻雀から走って逃げろ コピー本・宮永家本 100円
既刊 夏だ!従姉妹、襲来! 宮永姉妹光ちゃん本・コピー本・B5・12P 200円 宮永咲と焼けた自宅 コピー本・16P・B5・宮永家本 200円 車イスに乗った少女合同 B5・112P・SHT2018春みなもちゃん合同 1000円 出張!水面日和2 42P・B5・C93みなもちゃん考察本 300円
西K05b 忍者屋敷 那須了
新刊 咲実写 鑑賞ガイドブック 咲実写解説本 200円
既刊 咲-Saki-ファン13年生がいくはじめての聖地探訪 聖地巡礼本 200円
西K06a エンベロープフィルター kari
新刊 Wonderwall2 有珠山本 200円 (ゲスト:みどり)
既刊 Wonderwall コピー本・28P・有珠山本 300円 (ゲスト:みどり)
西K06b 花咲荘 いいんちょ
既刊 USUZAN DIVISION PROTOTYPE 有珠山本・B5・10P 100円
グッズ アクリルスタンドフィギュア(真屋由暉子・瑞原はやり・宇野沢栞) 各1200円 アクリルキーホルダー(獅子原爽・清水谷竜華・福路美穂子・真屋由暉子・瑞原はやり・宇野沢栞・高鴨穏乃・松実玄・松実宥・花田煌) 各600円 ※獅子原爽のみ500円 B2タペストリー(渡辺琉音×宇野沢栞、原村母娘、真屋由暉子) 各2500円 色紙 各500円
ほかイナイレの本とネプティーヌとシャニマスのグッズあり
西K07a 塩コーラ 鴻
新刊 二人のごほうび コピー本・京キャプ本 無料配布
西K07b ああ、あの牌? はいの
新刊 咲-Saki-舞台探訪 長野県清澄エリア 令和版 清澄聖地巡礼本・オールカラー・A5・24P 300円 (イラスト:がらぐば) 咲-Saki-舞台探訪 長野県伊那&飯田エリア 増補修正版 A5・20P・聖地巡礼本 400円 咲-saki-聖地巡礼 長野県飯田市 聖地巡礼本 300円 (サークルアマテラス星群からの委託)
既刊 実写版 咲-Saki-阿知賀編ロケ地めぐり A5・20P・実写版聖地巡礼本 500円 (イラスト:しそねり) はやりっぷ シノハユ舞台探訪 シノハユ聖地巡礼本・オールカラー・A5・32P 500円 (イラスト:しそねり、がらぐば) 咲-Saki-WALKER#W 改訂版 都内聖地巡礼本・オールカラー・A5・28P 500円 (イラスト:がらぐば) 咲-saki-聖地巡礼 IN岐阜県中津川市 聖地巡礼本 (サークルアマテラス星群からの委託) 咲-saki-ビューイング4 咲-saki-宮守編 宮守聖地巡礼本 (サークルアマテラス星群からの委託)
グッズ かじゅモモグッズセット 2000円 (サークル桃乃鶴からの委託)
西K08a フルスクラッチシンジケート ナガレ&ローファット
新刊 フラグメンツ・オレンジ&マゼンタ R-18・セラ洋コメディえっち小説本 1000円 (イラスト:ローファット)
既刊 「京ちゃん」と「咲」ファーストシーズン R-18・京咲青春小説本・124P 1500円 (イラスト:江戸川nao) 「京ちゃん」と「私」~10年後の私たち~ R-18・京咲小説本・28P 600円
グッズ 絹ちゃんアクキー(寝坊け絹ちゃん、誘惑絹ちゃん) 各600円 (デザイン:ローファット)
西K08b I.G.Project 沙夜,Waste戊
新刊 Scarlet Rose R-18・B5・フルカラー・40P・はじとー本 600円 メロンブックス とらのあな (原作:風兒)
既刊 一巡先の思い 24P・B5・怜竜本 400円 友情の黙契 74P・B5・穏憧和本 700円
グッズ 国広一タペストリー 2000円
ほかポケモン本あり
西K09a 星空ステップ トリスタ
新刊 姉帯さんの歪んだ性事情 R-18・B5・28P・姉帯豊音本 500円 メロンブックス
既刊 甘え下手な小瀬川さん R-18・B5・28P・小瀬川白望本 500円 みやもりフレンズ 宮守4コマギャグ本 500円 白望と×××したい豊音ちゃん B5・28P・豊白本 500円 miyamori summer vacation 32P・B5・豊シロメイン宮守本 500円 SUPER☆HIMEMATSU☆TIME! 姫松4コマ本 500円 みやもりmaker4! C93宮守女子本 400円 みやもりmaker3! 宮守女子本 400円 みやもりmaker2! 宮守女子本 400円 みやもりmaker! 宮守女子本 400円
グッズ 豊音・怜アクリルキーホルダー 各600円
西K09b はぐれわらびもち トムQ
新刊 ヘイ、ゴールデンルーキー B5・28P・しずあこ本 400円 (ゲスト:tyωさん)
既刊 四月になれば彼女(ら)は B5・24P・阿知賀本 400円 Paradise Lost ―宥と菫の秘密の松実館― 28P・宥菫本 400円
グッズ しずあこアクリルキーホルダー 600円
西K10a 脇役にじゅういち 永月涼
新刊 只今変身中 コピー本・霞巴コメディ本 100円
既刊 お御髪の事 24P・コピー本・永水本 100円 とある日の東京散歩 コピー本・24P・姫様巴ほのぼの本 100円 尊敬 コピー本・28P・A5・十曽湧狩宿巴永水女子本 100円 変わりゆくこと 32P・A5・C93春巴本 100円
ほかスクスト本あり
西K10b 草食竜 ぬめぬめ
新刊 ハツミックス 薄墨初美本? 500円
西K11a Feeling Time 里村知之
新刊 Cuuuuuuute!!! シノハユほのぼの4コマはや慕本 400円 サンプル
既刊 いちご×ゆきこ 有珠山ほのぼの4コママンガ 200円 #ユキちゃん好きな人RT 有珠山ほのぼの4コママンガ 400円
グッズ はや慕抱き枕カバー 7000円
西K11b アンチヘリックス 化学屋
新刊 ハッピーエンド-the scarlet hypnosis- B5・96P・オフセット 500円
既刊 この街で君と暮らしたい B5・18P・ニワチョコデート本・オフセット 200円 ハッピーエンド-the first film- 32P・B5・C93すこレジェ本 300円
今回の新刊を読む前に以前刊行されていたハッピーエンドを読んでおくと良いです。1と2はpixivで期間限定で公開されてるのでぜひ。the first film the second film
南3ホール
南リ13a 桜高鉄道倶楽部 セカイ
既刊 新道寺までは何マイル?〜北部九州舞台探訪ガイド〜 北部九州聖地巡礼本 神代の国にて〜永水舞台探訪ガイド〜 永水聖地巡礼本 400円
グッズ まいひめちゃんドット絵マイクロファイバークロス
ほかユーフォのグッズもあり
南4ホール
南ホ22a でこぴん いーぴん
新刊 次元間衝撃波なんて知らんぞいやー! A5・32P・実写咲本 200円 イラストで綴る、いーぴん的 実写「咲-Saki-」との3年間 A5・実写咲本 300円
2冊セット購入特典 として『清澄高校麻雀部クリアファイル』がもらえる
三日目(月曜日) 西2ホール
西た20a しじま 奇仙
新刊を出すのは難しいとのこと 書店委託・DL販売を検討しているとのこと
西た20b ミリマリ工房 ミリマリ
新刊 可憐なあの子は生オナホ R-18・鷺森灼エッチ本 500円
開幕から5分~10分ほどは席を外すとのこと
西た21a RADIOSTAR 工藤洋
新刊 石肌会 R-18・B5・石戸霞本 頒価不明 とらのあな メロンブックス
西た21b ひよたま御殿 長瀬ゆたか
新刊 憧ちゃん成長日記 R-18・A4・8P・新子憧本 頒価不明 とらのあな メロンブックス
南3ホール
南ヤ32b ユズドラシルの樹の下で。 湯住彩明
グッズ 小走やえアクリルキーホルダー 500円
ほかオリジナルあり
四日目(火曜日) 西1ホール
西れ28a VISTA オダワラハコネ
新刊 はつがき 江口セーラ 先着でお1人さまにつき1冊
グッズ セーラ干支両面アクスタ2019 1500円 怜ちゃんコスプレクリアファイル 300円 アクリルスタンド(船久保浩子、園城寺怜、清水谷竜華) 各1300円 アクリルスタンド(江口セーラ、愛宕雅枝、二条泉) 各1100円
おまけ本に江口セーラが出る予定
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