#瑠璃星天牛
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kachoushi · 8 months ago
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各地句会報
花鳥誌 令��6年6月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年3月2日 零の会 坊城俊樹選 特選句
撞かるるを待つ梵鐘にある余寒 美紀 春灯や蔦の絡まる家傾ぐ 和子 料峭やいつか御籤でありし紙 緋路 自転車の主婦涅槃寺も突つ切つて 瑠璃 春塵は仁王の筋肉のかたち 緋路 冴返る仁王は金の歯で怒る 慶月 鳥帰る空はとほくて累塚 小鳥 春北風や大釣鐘に隠れたし 風頭 春陰の暖簾に純白の屋号 緋路 貴婦人の大車輪のみ春光に 慶月
岡田順子選 特選句
料峭やいつか御籤でありし紙 緋路 下萌る輪廻途中に道草を きみよ 中華屋の春塵赤き椅子逆さ 小鳥 喪の列の消ゆ式台の春障子 昌文 窓飾る家族の数の紙雛 はるか 白杖のリュックに揺るる桃の花 眞理子 学僧は霞に昼の鐘をつく きみよ 春禽のつがひ卵塔あたたむる 千種 上人の絵のその上の春の雲 俊樹 父性めく陽春の木の温もりは きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月2日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
中空を塞ぐ余寒の廃高炉 かおり 曲水の刻安寧の風美し 朝子 曲水宴美しきあぎとの並びたる たかし 春の闇400Hzの着信音 修二 曲水や配流の無念流れを��� 同 バッカスの壁画翳ればアネモネも かおり 中也掌に詩片ふりくる春の雪 睦子 野火走る倭建命の影走る 美穂 北窓を開く復興兆す音 朝子 曲水や女人の盃のちと遅れ 久美子 朧の夜幻想一つ二つ三つ 光子 涅槃図の中へ入りたく近道す 美穂 紅をひき三寒四温横切りて かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月7日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
春日射し昼寝の猫にやはらかに 喜代子 地の息吹すべての芽より放たれん さとみ 卒業生てかる制服光差す 同 雛見れば乙女心もらんまんに 同 啓蟄や老眼鏡に虫眼鏡 都 マネキンに呼び止められし春の窓 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月8日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
弁財天の目力強きご開帳 宇太郎 介護士の赤鬼追うて追儺かな すみ子 春動く大鍋洗ひ伏せてより 都 咲く椿落ちし椿も「太郎冠者」 美智子 無縁塚天の供へし犬ふぐり 都 閏日や何して遊ぶ春寒し 佐代子 観音の視線の先に吾と梅と 宇太郎 春氷􄼺曳く吾を映すのみ 悦子 風海へ菜花すみずみ靡かせて 都 薄氷や踏めばナイフの光持つ 佐代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月9日 枡形句会
語り継ぐ作詞の謂れ春の野辺 百合子 陽子師の墓前満開蕗の薹 教 子 雛祭り白寿の母も祝はれて 百合子 一輪の菫映して句碑閑か 三 無 きめこみ雛偲ばる友を飾りけり 文 英 廃屋に繁るミモザの花明り 多美女 揚げ雲雀寺領に紛れ猫眠る 亜栄子 のんびりと牛横たはる春の野辺 幸風 年尾碑に晴れてまた降る淡き雪 美枝子 雲雀生む高原行けば雲の人 白陶 やはらかな春の野の音辿りゆく 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月11日 なかみち句会
消えさうな跡をつなぎて蜷の道 秋尚 磴百段尾道水道朝かすみ あき子 閉院の看板掠れ三味線草 美貴 日溜まりの数多の道も蜷のもの ます江 夜霞の一隅までも大灯台 聰 魚屋の釣銭濡れて春の雪 美貴 目をつむりぺんぺん草の音を聞く 廸子 極楽は泥の中なり蜷の道 あき子 蜷の道水面流るる光の輪 三無 崖下の流れやさしくになの道 和魚 鐘声の��ころ震はす夕霞 史空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月11日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
老犬の矍鑠と追ふ寒鴉 清女 造花にも枯れは来たりぬ春愁ひ 昭子 お水送り達陀炎豪快に みす枝 春一番大手拡げて女子高生 昭子 全身を耳に涅槃の法話聞く みす枝 知らずともよき事知りぬ蜆汁 昭子 春眠の夢逝きし子の影おぼろ 時江 生死未だ仏に供へる桜餅 ただし 亀鳴くや遠くて近き爆撃音 みす枝 肩書を減らし北国の雪に住む 世詩明 鄙の里水滔滔と芋水車 時江 つまづいて梅の香りを逃しけり みす枝 浮御堂にそして巨松に春の雪 昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月12日 萩花鳥会
鼓草摩文仁の丘の兄の墓 祐子 風神は火の神鳥に野火揚る 健雄 春の空ここは宇宙のど真ん中 俊文 忘れ雪抗ふ漁師海胆を取る ゆかり 忘れ物鞄の中に山笑ふ 吉之 制服の丈短きや卒業生 明子 沈丁花色付く前より香り立つ 美恵子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
合格の電話の声は春光に みえこ 彼岸会へ母一張羅出してをり あけみ 手作りの雛微笑んで雛祭 実加 啓蟄や亡き友ふえて吾は生きて 令子 うららかや押絵の猫に会釈して 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月15日 さきたま花鳥句会
銀翼のきらめく空や木の芽風 月惑 昴座の星を砕きていぬふぐり 八草 古雛の神輿に残る能登の技 裕章 料峭や客船の無き海広し 紀花 杉玉も軒端に馴染む春日影 孝江 亀鳴くや飛鳥の山はみな蕾 ふゆ子 今晩も味噌田楽とまぜご飯 としゑ 雛客の手みやげ酒や国訛 康子 春しぐれ天皇参賀長き列 彩香 春愁や予期せぬ病電子辞書 恵美子 草の芽の小石動かす力あり みのり 浮世絵を抜け出す遊女万愚節 良江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
不器用は不器用なりに針供養 雪 我が町を春一番の素通りす 同 ぬるむてふ色を湛へて水温む 同 言の葉を育み春をふくらます 眞喜栄 雛飾り声なき顔に語りかけ 同 子供らの古墳探訪山笑ふ 同 道祖神肩を寄せ合ふ春の雪 同 雛見つめゐれば脳裏に母の顔 同 潮の香と水仙の香の一漁村 同 友の葬蝋燭揺らす涅槃西風 嘉和 風��棘あれど春日の燦々と みす枝 遠浅の水美しく蜆舟 ただし 雄��びを似て左義長の始まれり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月17日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
城山をもみくだくかに春疾風 眞理子 春野歩すダルメシアンの脚線美 亜栄子 蒲公英の丘膨よかに母の塔 斉 石鹸玉母の塔まで追ひかけて 亜栄子 涅槃会や外から一人手を合はせ れい 蓬生の城址や鬨の声遥か 炳子 洗堰磧にとよむ雉の声 幸風 機関車に用心深く初蝶来 幸風 ぽつとりと落ちて華やぐ花椿 れい 春塵を淡く置きたる母の塔 芙佐子 啓蟄の句碑のひらがな揺らめける 要
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月18日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
胸を張り農を継ぐぞと卒業す かづを 四脚門氷雨の中に凜と建つ 和子 僧逝くや枝垂れ桜を待たずして 千加江 畦の径青きまたたき犬ふぐり 啓子 雛の間をちらと横切る男の子かな 笑子 九頭竜に朱を透かせゆく桜鱒 同 鰤大根男料理の後始末 清女 古里に古里の香の土筆摘む 泰俊 上を向き涙湛へて卒業歌 同 陽炎や人の集まる船溜り 同 春塵の経蔵深く舞ふ飛天 同 水ぬるむ色ある如く無き如く 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月20日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
雛納め飲まず喰はずの官女かな 世詩明 啓蟄や始発電車の一人旅 笑子 花ミモザ抱へふくらむ恋衣 同 けたたまし派手な身振りの春の鳥 同 啓蟄の土嗅ぐ犬の背の丸さ 希子 つくしんぼどこに隠れてゐるのやら 和子 麗しき新幹線で春来る 隆司 陽炎へる無人駅舎の降車客 泰俊 陽炎の中より来たる笑顔かな 同 啓蟄の啓蟄の顔穴を出づ 雪 懐かしやぬるみ初めたる水の色 同 蟲はただ蟲とし穴を出づるのみ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
凍つるべき所に凍つる蝶一つ 雪 着膨れて弟母似吾は父似 同 ぬるみ来し水に映れる何やかや 同 都恋ふ紫式部像に東風 同 幽霊の飴買ふ話木兎の夜 同 春灯下術後の傷を見る夜中 洋子 婚約のナースの話院の春 同 春ショール黄色く巻いて退院す 同 花柊恋に桎梏あればこそ 昭子 春雪や深田久弥の百名山 ただし 春彼岸死んで句友に逢へるなら やす香 親の恩山より高し卒業す みす枝 拙を守り愚直に生きて目貼剥ぐ 一涓 児を一人傘に拾ひし春時雨 世詩明
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reflections-in-t · 3 years ago
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. . 瑠璃星天牛/ルリボシカミキリ . 肌焦がす 真夏の陽射し 命継ぐ 瑠璃星天牛 交わりて居り . 「青は不思議な色である。自然界には青はいくらでもある。…大空の青…空気の青。水の青。ところが…そこから青を取り出すことは決してできない。 . それは自然界の青が、物質として青いのでなく、現象として青いからである。 . 水の中を進むにつれて長波長側の赤の光が失われ、短波長側の青い光だけが届く。大気中では、レイリー散乱が生じ、青い光が選択されて私たちに到達する」 . なんでも科学で解明しようとすると、風情がないなぁ~なんて思ったりしますが、なんでも知りたいってパワーのおかげで今の暮らしがあることも事実。 . 福岡伸一著『ルリボシカミキリの青』より . . #ルリボシカミキリ #瑠璃星天牛 #瑠璃星髪切 #RosaliaBatesi #BlueLonghornBeetlewithBlackSpots #鮮やかなブルーは生きているうちだけ #福岡伸一著 #ルリボシカミキリの青 #福岡ハカセができるまで #文春文庫 #生物と無生物のあいだ #動的平衡 #できそこないの男たち #芸術と科学のあいだ . . https://www.instagram.com/p/CcuDbWKPAh0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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2ttf · 13 years ago
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Latin//Alphabet// ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz0123456789 !"“”#$%&'‘’()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~ Latin//Accent// ¡¢£€¤¥¦§¨©ª«¬®¯°±²³´µ¶·¸¹º»¼½¾¿ÀÁÂÃÄÅÆÇÈÉÊËÌÍÎÏÐÑÒÓÔÕÖ×ØÙÚÛÜÝÞßàáâãäåæçèéêëìíîïðñòóôõö÷øùúûüýþÿ Latin//Extension 1// ĀāĂ㥹ĆćĈĉĊċČčĎďĐđĒēĔĕĖėĘęĚěĜĝĞğĠġĢģĤĥĦħĨĩĪīĬĭĮįİıIJijĴĵĶķĸĹĺĻļĽľĿŀŁłŃńŅņŇňʼnŊŋŌōŎŏŐőŒœŔŕŖŗŘřŚśŜŝŞşŠšŢţŤťŦŧŨũŪūŬŭŮůŰűŲųŴŵŶŷŸŹźŻżŽžſfffiflffifflſtst Latin//Extension 2// ƀƁƂƃƄƅƆƇƈƉƊƋƌƍƎƏƐƑƒƓƔƕƖƗƘƙƚƛƜƝƞƟƠơƢƣƤƥƦƧƨƩƪƫƬƭƮƯưƱƲƳƴƵƶƷƸƹƺƻƼƽƾƿǀǁǂǃDŽDždžLJLjljNJNjnjǍǎǏǐǑǒǓǔǕǖǗǘǙǚǛǜǝǞǟǠǡǢǣǤǥǦǧǨǩǪǫǬǭǮǯǰDZDzdzǴǵǶǷǸǹǺǻǼǽǾǿ Symbols//Web// –—‚„†‡‰‹›•…′″‾⁄℘ℑℜ™ℵ←↑→↓↔↵⇐⇑⇒⇓⇔∀∂∃∅∇∈∉∋∏∑−∗√∝∞∠∧∨∩∪∫∴∼≅≈≠≡≤≥⊂⊃⊄⊆⊇⊕⊗⊥⋅⌈⌉⌊⌋〈〉◊♠♣♥♦ Symbols//Dingbat// ✁✂✃✄✆✇✈✉✌✍✎✏✐✑✒✓✔✕✖✗✘✙✚✛✜✝✞✟✠✡✢✣✤✥✦✧✩✪✫✬✭✮✯✰✱✲✳✴✵✶✷✸✹✺✻✼✽✾✿❀❁❂❃❄❅❆❇❈❉❊❋❍❏❐❑❒❖❘❙❚❛❜❝❞❡❢❣❤❥❦❧❨❩❪❫❬❭❮❯❰❱❲❳❴❵❶❷❸❹❺❻❼❽❾❿➀➁➂➃➄➅➆➇➈➉➊➋➌➍➎��➐➑➒➓➔➘➙➚➛➜➝➞➟➠➡➢➣➤➥➦➧➨➩➪➫➬➭➮➯➱➲➳➴➵➶➷➸➹➺➻➼➽➾ Japanese//かな// あいうえおかがきぎくぐけげこごさざしじすずせぜそぞただちぢつづてでとどなにぬねのはばぱひびぴふぶぷへべぺほぼぽまみむめもやゆよらりるれろわゐゑをんぁぃぅぇぉっゃゅょゎゔ゛゜ゝゞアイウエオカガキギクグケゲコゴサザシジスズセゼソゾタダチヂツヅテデトドナニヌネノハバパヒビピフブプヘベペホボポマミムメモヤユヨラリルレロワヰヱヲンァィゥェォッャュョヮヴヵヶヷヸヹヺヽヾ Japanese//小学一年// 一右雨円王音下火花貝学気九休玉金空月犬見五口校左三山子四糸字耳七車手十出女小上森人水正生青夕石赤千川先早草足村大男竹中虫町天田土二日入年白八百文木本名目立力林六 Japanese//小学二年// 引羽雲園遠何科夏家歌画回会海絵外角楽活間丸岩顔汽記帰弓牛魚京強教近兄形計元言原戸古午後語工公広交光考行高黄合谷国黒今才細作算止市矢姉思紙寺自時室社弱首秋週春書少場色食心新親図数西声星晴切雪船線前組走多太体台地池知茶昼長鳥朝直通弟店点電刀冬当東答頭同道読内南肉馬売買麦半番父風分聞米歩母方北毎妹万明鳴毛門夜野友用曜来里理話 Japanese//小学三年// 悪安暗医委意育員院飲運泳駅央横屋温化荷開界階寒感漢館岸起期客究急級宮球去橋業曲局銀区苦具君係軽血決研県庫湖向幸港号根祭皿仕死使始指歯詩次事持式実写者主守取酒受州拾終習集住重宿所暑助昭消商章勝乗植申身神真深進世整昔全相送想息速族他打対待代第題炭短談着注柱丁帳調追定庭笛鉄転都度投豆島湯登等動童農波配倍箱畑発反坂板皮悲美鼻筆氷表秒病品負部服福物平返勉放味命面問役薬由油有遊予羊洋葉陽様落流旅両緑礼列練路和 Japanese//小学四年// 愛案以衣位囲胃印英栄塩億加果貨課芽改械害街各覚完官管関観願希季紀喜旗器機議求泣救給挙漁共協鏡競極訓軍郡径型景芸欠結建健験固功好候航康告差菜最材昨札刷殺察参産散残士氏史司試児治辞失借種周祝順初松笑唱焼象照賞臣信成省清静席積折節説浅戦選然争倉巣束側続卒孫帯隊達単置仲貯兆腸低底停的典伝徒努灯堂働特得毒熱念敗梅博飯飛費必票標不夫付府副粉兵別辺変便包法望牧末満未脈民無約勇要養浴利陸良料量輪類令冷例歴連老労録 Japanese//小学五〜六年// 圧移因永営衛易益液演応往桜恩可仮価河過賀快解格確額刊幹慣眼基寄規技義逆久旧居許境均禁句群経潔件券険検限現減故個護効厚耕鉱構興講混査再災妻採際在財罪雑酸賛支志枝師資飼示似識質舎謝授修述術準序招承証条状常情織職制性政勢精製税責績接設舌絶銭祖素総造像増則測属率損退貸態団断築張提程適敵統銅導徳独任燃能破犯判版比肥非備俵評貧布婦富武復複仏編弁保墓報豊防貿暴務夢迷綿輸余預容略留領異遺域宇映延沿我灰拡革閣割株干巻看簡危机貴揮疑吸供胸郷勤筋系敬警劇激穴絹権憲源厳己呼誤后孝皇紅降鋼刻穀骨困砂座済裁策冊蚕至私姿視詞誌磁射捨尺若樹収宗就衆従縦縮熟純処署諸除将傷障城蒸針仁垂推寸盛聖誠宣専泉洗染善奏窓創装層操蔵臓存尊宅担探誕段暖値宙忠著庁頂潮賃痛展討党糖届難乳認納脳派拝背肺俳班晩否批秘腹奮並陛閉片補暮宝訪亡忘棒枚幕密盟模訳郵優幼欲翌乱卵覧裏律臨朗論 Japanese//中学// 亜哀挨曖扱��嵐依威為畏尉萎偉椅彙違維慰緯壱逸芋咽姻淫���隠韻唄鬱畝浦詠影鋭疫悦越謁閲炎怨宴援煙猿鉛縁艶汚凹押旺欧殴翁奥憶臆虞乙俺卸穏佳苛架華菓渦嫁暇禍靴寡箇稼蚊牙瓦雅餓介戒怪拐悔皆塊楷潰壊懐諧劾崖涯慨蓋該概骸垣柿核殻郭較隔獲嚇穫岳顎掛括喝渇葛滑褐轄且釜鎌刈甘汗缶肝冠陥乾勘患貫喚堪換敢棺款閑勧寛歓監緩憾還環韓艦鑑含玩頑企伎忌奇祈軌既飢鬼亀幾棋棄毀畿輝騎宜偽欺儀戯擬犠菊吉喫詰却脚虐及丘朽臼糾嗅窮巨拒拠虚距御凶���狂享況峡挟狭恐恭脅矯響驚仰暁凝巾斤菌琴僅緊錦謹襟吟駆惧愚偶遇隅串屈掘窟繰勲薫刑茎契恵啓掲渓蛍傾携継詣慶憬稽憩鶏迎鯨隙撃桁傑肩倹兼剣拳軒圏堅嫌献遣賢謙鍵繭顕懸幻玄弦舷股虎孤弧枯雇誇鼓錮顧互呉娯悟碁勾孔巧甲江坑抗攻更拘肯侯恒洪荒郊貢控梗喉慌硬絞項溝綱酵稿衡購乞拷剛傲豪克酷獄駒込頃昆恨婚痕紺魂墾懇沙唆詐鎖挫采砕宰栽彩斎債催塞歳載剤削柵索酢搾錯咲刹拶撮擦桟惨傘斬暫旨伺刺祉肢施恣脂紫嗣雌摯賜諮侍慈餌璽軸叱疾執湿嫉漆芝赦斜煮遮邪蛇酌釈爵寂朱狩殊珠腫趣寿呪需儒囚舟秀臭袖羞愁酬醜蹴襲汁充柔渋銃獣叔淑粛塾俊瞬旬巡盾准殉循潤遵庶緒如叙徐升召匠床抄肖尚昇沼宵症祥称渉紹訟掌晶焦硝粧詔奨詳彰憧衝償礁鐘丈冗浄剰畳壌嬢錠譲醸拭殖飾触嘱辱尻伸芯辛侵津唇娠振浸紳診寝慎審震薪刃尽迅甚陣尋腎須吹炊帥粋衰酔遂睡穂随髄枢崇据杉裾瀬是姓征斉牲凄逝婿誓請醒斥析脊隻惜戚跡籍拙窃摂仙占扇栓旋煎羨腺詮践箋潜遷薦繊鮮禅漸膳繕狙阻租措粗疎訴塑遡礎双壮荘捜挿桑掃曹曽爽喪痩葬僧遭槽踪燥霜騒藻憎贈即促捉��賊遜汰妥唾堕惰駄耐怠胎泰堆袋逮替滞戴滝択沢卓拓託濯諾濁但脱奪棚誰丹旦胆淡嘆端綻鍛弾壇恥致遅痴稚緻畜逐蓄秩窒嫡抽衷酎鋳駐弔挑彫眺釣貼超跳徴嘲澄聴懲勅捗沈珍朕陳鎮椎墜塚漬坪爪鶴呈廷抵邸亭貞帝訂逓偵堤艇締諦泥摘滴溺迭哲徹撤添塡殿斗吐妬途渡塗賭奴怒到逃倒凍唐桃透悼盗陶塔搭棟痘筒稲踏謄藤闘騰洞胴瞳峠匿督篤凸突屯豚頓貪鈍曇丼那謎鍋軟尼弐匂虹尿妊忍寧捻粘悩濃把覇婆罵杯排廃輩培陪媒賠伯拍泊迫剝舶薄漠縛爆箸肌鉢髪伐抜罰閥氾帆汎伴畔般販斑搬煩頒範繁藩蛮盤妃彼披卑疲被扉碑罷避尾眉微膝肘匹泌姫漂苗描猫浜賓頻敏瓶扶怖附訃赴浮符普腐敷膚賦譜侮舞封伏幅覆払沸紛雰噴墳憤丙併柄塀幣弊蔽餅壁璧癖蔑偏遍哺捕舗募慕簿芳邦奉抱泡胞俸倣峰砲崩蜂飽褒縫乏忙坊妨房肪某冒剖紡傍帽貌膨謀頰朴睦僕墨撲没勃堀奔翻凡盆麻摩磨魔昧埋膜枕又抹慢漫魅岬蜜妙眠矛霧娘冥銘滅免麺茂妄盲耗猛網黙紋冶弥厄躍闇喩愉諭癒唯幽悠湧猶裕雄誘憂融与誉妖庸揚揺溶腰瘍踊窯擁謡抑沃翼拉裸羅雷頼絡酪辣濫藍欄吏痢履璃離慄柳竜粒隆硫侶虜慮了涼猟陵僚寮療瞭糧厘倫隣瑠涙累塁励戻鈴零霊隷齢麗暦劣烈裂恋廉錬呂炉賂露弄郎浪廊楼漏籠麓賄脇惑枠湾腕 Japanese//記号//  ・ー~、。〃〄々〆〇〈〉《》「」『』【】〒〓〔〕〖〗〘〙〜〝〞〟〠〡〢〣〤〥〦〧〨〩〰〳〴〵〶 Greek & Coptic//Standard// ʹ͵ͺͻͼͽ;΄΅Ά·ΈΉΊΌΎΏΐΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩΪΫ��έήίΰαβγδεζηθικλμνξοπρςστυφχψωϊϋόύώϐϑϒϓϔϕϖϚϜϞϠϢϣϤϥϦϧϨϩϪϫϬϭϮϯϰϱϲϳϴϵ϶ϷϸϹϺϻϼϽϾϿ Cyrillic//Standard// ЀЁЂЃЄЅІЇЈЉЊЋЌЍЎЏАБВГДЕЖЗИЙКЛМНОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯабвгдежзийклмнопрстуфхцчшщъыьэюяѐёђѓєѕіїјљњћќѝўџѢѣѤѥѦѧѨѩѪѫѬѭѰѱѲѳѴѵѶѷѸѹҌҍҐґҒғҖҗҘҙҚқҜҝҠҡҢңҤҥҪҫҬҭҮүҰұҲҳҴҵҶҷҸҹҺһҼҽҾҿӀӁӂӇӈӏӐӑӒӓӔӕӖӗӘәӚӛӜӝӞӟӠӡӢӣӤӥӦӧӨөӪӫӬӭӮӯӰӱӲӳӴӵӶӷӸӹӾӿ Thai//Standard// กขฃคฅฆงจฉชซฌญฎฏฐฑฒณดตถทธนบปผฝพฟภมยรฤลฦวศษสหฬอฮฯะัาำิีึืฺุู฿เแโใไๅๆ็่้๊๋์ํ๎๏๐๑๒๓๔๕๖๗๘๙๚๛
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gumix777 · 2 years ago
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2022/07/17 CiRCLINKS@立川Gluck Zwei
イベント詳細:http://twvt.me/CiRCLINKS
[曲名] - [アーティスト] / [タイアップ]  
01. 群青讃歌 - 星乃一歌 (野口瑠璃子), 花里みのり (小倉唯), 小豆沢こはね (秋奈), 天馬司 (廣瀬大介), 宵崎奏 (楠木ともり), 初音ミク / SSG「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」IN
02. 霽れを待つ - Leo/need [星乃一歌 (野口瑠璃子), 天馬咲希 (礒部花凜), 望月穂波 (上田麗奈), 日野森志歩 (中島由貴)] & 初音ミク / SSG「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」IN イベント:揺れるまま、でも君は前へ
03. はなまる◎アンダンテ - Pastel*Palettes [丸山彩 (前島亜美), 氷川日菜 (小澤亜李), 白鷺千聖 (上坂すみれ), 大和麻弥 (中上育実), 若宮イヴ (秦佐和子)] / TVA「ぱすてるらいふ」6話IN イベント: あゆみ続けた道、彩られる未来
04. 願いは光になって (2番~EDIT) - スタァライト九九組 [愛城華恋 (小山百代), 神楽ひかり (三森すずこ), 天堂真矢 (富田麻帆), 星見純那 (佐藤日向), 露崎まひる (岩田陽葵), 大場なな(小泉萌香), 西條クロディーヌ (相羽あいな), 石動双葉 (生田輝), 花柳香子 (伊藤彩沙)] / EV「 少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE- 」IM
05. 蕾の中の奇跡 (ラスサビEDIT) - 一柳隊, ヘルヴォル, グラン・エプレ / SSG「 アサルトリリィ Last Bullet 」IM
06. One step at a time (Game Size) - Morfonica [倉田ましろ (進藤あまね), 桐ヶ谷透子 (直田姫奈), 広町七深 (西尾夕香), 二葉つくし (mika), 八潮瑠唯 (Ayasa)] / SSG「BanG Dream! ガールズバンドパーティ!」IN イベント:あたしのためのカデンツァ
07. Beautiful Birthday (3rd Season #11 Ver.) 「パレオはもういません」 EDIT - レイヤ (Raychell), ロック (小原莉子), マスキング (夏芽), パレオ (倉知玲鳳) / TVA「BanG Dream! 3rd Season」11話IN
08. REIGNING ~The Stage ver.~ (2番~EDIT) - RAISE A SUILEN [レイヤ (Raychell), ロック (小原莉子), マスキング (夏芽), パレオ (倉知玲鳳), チュチュ (紡木吏佐)] / 舞台「We are RAISE A SUILEN~BanG Dream! The Stage~」TM
09. ゴールライン (#12「ゴールライン」Size EDIT) - Argonavis [七星蓮 (伊藤昌弘), 五稜結人 (日向大輔), 的場航海 (前田誠二), 桔梗凛生 (森嶋秀太), 白石万浬 (橋本祥平)] / TVA「アルゴナビス from BanG Dream!」12話IN
10. Flyer! - ViVid BAD SQUAD [小豆沢こはね (秋奈), 白石杏 (鷲見友美ジェナ), 東雲彰人 (今井文也), 青柳冬弥 (伊東健人)] & 鏡音レン / SSG「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」IN イベント:Legend still vivid
11. にっこり^^調査隊のテーマ - ワンダーランズ×ショウタイム [天馬司 (廣瀬大介), 鳳えむ (木野日菜), 草薙寧々 (Machico), 神代類 (土岐隼一)] & 初音ミク / SSG「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」IN イベント:POP IN MY HEART!!
12. にこ×にこ=ハイパースマイルパワー! - ハロー、ハッピーワールド! [弦巻こころ (伊藤美来), 瀬田薫 (田所あずさ), 北沢はぐみ (吉田有里), 松原花音 (豊田萌絵), ミッシェル/奥沢美咲 (黒沢ともよ)] / SSG「BanG Dream! ガールズバンドパーティ!」IN イベント:出動!笑顔パトロール隊!!
13. Trouble Joyful!! (Game Size) - Afterglow [美竹蘭 (佐倉綾音), 青葉モカ (三澤紗千香), 上原ひまり (加藤英美里), 宇田川巴 (日笠陽子), 羽沢つぐみ (金元寿子)] / SSG「BanG Dream! ガールズバンドパーティ!」IN イベント:西陽に染まるバンドワゴン
14. BRAVE JEWEL (short ver.) - Roselia [湊友希那 (相羽あいな), 氷川紗夜 (工藤晴香), 今井リサ (中島由貴), 宇田川あこ (櫻川めぐ), 白金燐子 (志崎樺音)] / TVA「BanG Dream! 2nd Season」2,10,11話OP
15. R - Roselia [湊友希那 (相羽あいな), 氷川紗夜 (工藤晴香), 今井リサ (中島由貴), 宇田川あこ (櫻川めぐ), 白金燐子 (明坂聡美)] / SSG「BanG Dream! ガールズバンドパーティ!」IN
16. Hey! Be Ambitious! - Happy Around! [愛本りんく (西尾夕香), 明石真秀 (各務華梨), 大鳴門むに (三村遙佳), 渡月麗 (志崎樺音)] / SSG「D4DJ Groovy Mix」IN イベント:D4 FES. ~祭典、再始動~
17. モアドキッ (Game Size) - Happy Around! [愛本りんく (西尾夕香), 明石真秀 (各務華梨), 大鳴門むに (三村遙佳), 渡月麗 (志崎樺音)] / SSG「D4DJ Groovy Mix」IN
18. needLe (星乃一歌:オリジンEDIT) - Leo/need [星乃一歌 (野口瑠璃子), 天馬咲希 (礒部花凜), 望月穂波 (上田麗奈), 日野森志歩 (中島由貴)] & 初音ミク / SSG「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」IN Leo/need メインストーリー楽曲
19. 流星のパルス (Game Size) - Leo/need [星乃一歌 (野口瑠璃子), 天馬咲希 (礒部花凜), 望月穂波 (上田麗奈), 日野森志歩 (中島由貴)] & MEIKO / SSG「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」IN イベント:Knock the Future!!
20. STAGE OF SEKAI (Game Size) - Leo/need [星乃一歌 (野口瑠璃子), 天馬咲希 (礒部花凜), 望月穂波 (上田麗奈), 日野森志歩 (中島由貴)] & 鏡音レン / SSG「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」IN イベント:揺るがぬ想い、今言葉にして
21. 切ないSandglass - Poppin'Party [戸山香澄 (愛美), 花園たえ (大塚紗英), 牛込りみ (西本りみ), 山吹沙綾 (大橋彩香), 市ヶ谷有咲 (伊藤彩沙)] / SSG「BanG Dream! ガールズバンドパーティ!」IN イベント:サマー・スローサマー
22. 夏に閉じこめて (Game Size) - Poppin'Party [戸山香澄 (愛美), 花園たえ (大塚紗英), 牛込りみ (西本りみ), 山吹沙綾 (大橋彩香), 市ヶ谷有咲 (伊藤彩沙)] / SSG「BanG Dream! ガールズバンドパーティ!」IN イベント:見上げた星とサマー・サウンド
23. 1000回潤んだ空 (0章18話「5人でPoppin'Party」EDIT) - Poppin'Party [戸山香澄 (愛美), 花園たえ (大塚紗英), 牛込りみ (西本りみ), 山吹沙綾 (大橋彩香), 市ヶ谷有咲 (伊藤彩沙)] / SSG「BanG Dream! ガールズバンドパーティ!」IN
24. 夢を撃ち抜く瞬間に! (3rd Season #13 Ver.) (TV Size EDIT) - Poppin'Party×Roselia×RAISE A SUILEN / TVA「BanG Dream! 3rd Season」13話ED
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whooos2 · 6 years ago
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りずむちゃんのCoChistory
※順不同,随時更新(最終更新:20231205) ⋆。˚♡⋆。˚ KP経験回数 (♥︎→PLをせずにKPをしたシナリオ) 砂糖菓子七つ 6回 ♥︎ 口裂け女 5回 ♥︎ 観光バス 7回 よぐそと荘の愉快な老人達 1回 甘味の誘惑 3回 これから面接を始めたいと思います 4回 悪魔の病気 3回 氷鏡の城 4回 君におはようと言えたら 2回 咎送りの徒花 4回 匣 3回 喫茶セラエノ 4回 行きはよいよい 5回 薔薇の館 4回 ぐーぐーはんばーぐー 2回 その命を捧げよ 2回 Hand in Hand 14回 幸せな夫婦 16回 三色の部屋 8回 嘘はそこに 3回 夕星の懺悔 2回 かえりみち 1回 ♥︎ ラストキス 2回 ♥︎ きみはここにいた 1回 山も落ちも意味もない 1回 みぎひだり 1回 うろんなタクシー 1回 浴室にて 3回 瑠璃色絵画 2回 注文「も」多いレストラン 2回 終末テスト 3回 ロッカー 2回 罪の身代わり 1回 たこ焼き 1回 スマホ 1回 GhoSTalker 1回 だるま駅 1回 リボルバー 5回 夢見るサンタクロース 1回 ♥︎ 絶世美人 3回 スーサイデッドメアリンク 1回 ♥︎ 人間博物館 3回 ♥︎ 真夜中のサルーテ 2回 ♥︎ 深夜三時の��ウィートパイ 2回 ♥︎ まわってめぐっていきましょう 1回 ♥︎ 満 1回 機械仕掛けの街 2回 知己の他人 1回 家の中を歩いてみよう 11回 ゴリラホスト 1回 あけて、あけてよ! 1回 汝、死を乗り越え目覚めを渇望せよ 4回 花葬列車 2回 ♥︎ 猫のお宿 2回 ♥︎ Help mew! 5回 あなたのお値段おいくらですか? 1回 ♥︎ 何をしたっていうんだ!? 8回 愛すべき馬鹿と知的な時を 1回 ♥︎︎ スモーキンバラッド 6回 ♥︎ 〇ックスしないと出れない部屋 3回 ♥︎ 泡沫の夢に踊れ 1回 ♥︎ 密着タクシー 1回 ♥︎ あぁ〜!水素の音ォ〜!! 2回 おい、電車に牛丼挟んだ奴誰だよ 2回 絶望の孤島 4回 ♥︎ 嗤う人間師 5回 君を好きであるために 5回 俺の好きな人は今日結婚します 2回 ♥︎ アイイズノットチョコレート! 4回 リガロ 3回 乳首いじってたら水が出た 1回 何階から落ちますか 2回 なんかぽこぽこハートが出てくるんだけど!? 1回 No-tice! 4回 愛は灼熱のアラビアン・ナイト  3回 ♥︎ 治して! 1回 ♥︎ 思牙にも懸ける 6回 結んだ赤い糸の先を教えて 1回 ♥︎ ○ックスすればでられる部屋 1回 ♥︎ 縁と命はつながれぬ 6回 仰ぎ見る遡行 7回 僅差平行のヴェルダンディ 7回 ♥︎ とても幸せな同棲生活 5回 花束で殴る 3回 ♥︎ リンクヴェルトゲンガー 1回 ♥︎ ねぇ、昨日なにしてた? 1回 イチャつけ! 2回 ♥︎ ラブホテップ 1回 ♥︎ アザーサイドウォーカー 2回 ♥︎ 突然すみません、イチャついてください 1回 ♥︎ 君のためなら××× 5回 よろしくお願いします。 1回 救いに非ず 2回 ♥︎ 君は悪くないよ 3回 畳と麦茶 1回 ♥︎ おこちゃまドロップス! 1回 ♥︎ 天空のダンスフロア 5回 灯火色のタワーライト 5回 ♥︎ 私が父です 4回 15の扉が紡ぐ恋 1回 ♥︎ 三日後の予定 2回 フレンドシップシミュレーション 5回♥︎ パピルン 1回♥︎ アンヴォイダブルツアー 2回 共倒れグランギニョル ~ドミノをXXXX個並べないと出られない部屋~ 2回 パスハの卵 6回 君隠れしの誰そ彼刻 5回 闇に鈍痛 3回 ♥︎ 俺が考えた最強のパーティを紹介します! 1回 ♥︎ Youtuber Debut!!! 1回♥︎ 紡命論とシンギュラリティー 5回 稲妻のように燃えて寄せ 1回 アイの方舟 2回 ♥︎ ご主人様!願い事をどうぞ! 1回 ♥︎ らぶえっち♡スイートルーム 1回 ♥︎ 空の観客席から拍手喝采を! 4回 ♥︎ My Sweet Darling Honey 2回 雁首日和 3回 DDG 2回 鬼の駅にて 2回 ブルー・スターズ・セパレート 1回 この関係性の名前は君と僕でいいだろ 1回 ♥︎ らぶりーまかろん♥︎てぃーたいむ! 1回 ♥︎ まれびとこぞりて 7回 死中に生を求める 5回 ごぜんにじにあいにきて。 1回 ♥︎ ソープスクール 7回 ローマへの道は一日にしてならず 1回 ♥︎ 探索者がいく!のんだくれツアー 1回 ♥︎ 人肉饅頭事件 1回 ♥︎ ぴんぐとむ 1回 ♥︎ 学生服と君の幽霊 3回 ♥︎ ねぇ、今日鍋にしない? 1回 ♥︎ 教えて!! 1回 ♥︎ ここは寒いから迎えに来て 3回 幕間にゴースト 1回 ♥︎ 結婚破棄RTAチャレンジ 3回 ♥︎ 旅館の捕食者 10回 故意に蛇足 1回 ♥︎ 朝起きたら健康診断に来ていた件 1回 ♥︎ そうだ、遊園地にいこう! 1回 ♥︎ おまえがあんなことするから 1回 ♥︎ レッド・グランド・セパレート 1回 わたしのかわいいハーメルン 1回 ♥︎ ショゴスを飼ってもいいですか? 1回 ただドスケベしたいだけ 1回 ♥︎ インサイドバニー 1回 ♥︎ 地球三個分の婚約指輪 1回 ♥︎ その真紅に愛を見る 3回 キの字のきのこに気をつけて 1回 壁からエビフライが生えているんだが 1回 ♥︎ バナナがぶらさがってる部屋 1回 ♥︎ ルベライトジャム(SKP) 1回 ♥︎ キブンゼ(エモクロアTRPG) 3回 間も無く、最終電車が参ります。 1回 Good morning ALL 7回 がらくたループライン 1回 ロールシャッハシンドローム(エモクロアTRPG) 3回 ♥︎ 誘惑の子守唄 1回 ♥︎ うらめし修学旅行 1回 ♥︎ KPCが知らないおばさんと健康飲料売りに来た 3回 ♥︎ 蟹蟹詐欺 1回 ♥︎ エスケィプ フロム サンドリヨン 1回 ♥︎ は!?俺とお前が恋仲ってガチ!? 2回 ♥︎ やたら爆弾を見つけるKPC 2回 ♥︎ うらめし修学旅行 2回 ♥︎ お前って、そういうトコあるよな。 2回 ♥︎ 明日ハ私ノ風ガ吹ク 7回 明晰夢にて 3回 ○○だよ!チキチキカップル大決戦♡ 1回 ♥︎ 仲良くしないと死ぬ部屋 1回 ♥︎ Fallin' Darling! 1回 ♥︎ 俺がお前の目星になるから! 1回 ♥ パイレーツオブなんとか 1回 ♥ 胡桃炸裂症候群 -Drosselmeyer Syndrome- 4回 択ぶ魂刻師 2回 ♥︎ 帷の里へようこそ 1回 ♥︎ 催眠ダーリン 1回 ♥︎ K県警K課 2回 ♥︎ 膠灰と快汗 1回 ♥︎ ぽみこん! 1回 ♥ 浮気するにも早すぎる 1回 ♥︎ 無辺際の夢 4回 さよなら天国、またきて地獄 1回 ♥︎ え!?KPCが自分のこと教師だと思っているからKPCの授業を受け���いと出られない部屋だって!? 1回 ♥︎ ノータイムスエクストリーム - NO TIMES EX - 1回 ♥︎ ナイトプールPASHAPASHAしてただけなのに 1回 ♥︎ メル画回避RTA 1回 ♥︎ ワンナイトDJ★DJ 1回 ♥︎ Melt and become one! 1回 ♥︎ 思い立って5分で回せるデートシナリオ第2弾!イースターフェスティバル編 1回 ♥︎ 誘発するチャーム 1回 ♥︎ ひとかわむいたら 1回 ♥︎ 思い立って5分で回せるデートシナリオ第4弾!温泉編 1回 ♥︎ 技能失敗する度KPCにxxxなお薬が盛られるシナリオ 1回 ♥︎ KPCとPCが子供になってクッキー売りに行く 2回 ♥︎ いいから抱け! 1回 ♥︎ さザれ 1回 ♥︎ Intoxicating Monster 1回 ♥︎ 猫いたりて筆随う 1回 MONSTER's Future Bass 3回 あちあち探索者とひんやりKPC 1回 ♥︎ 思い立って5分で回せるデートシナリオ第3弾!海水浴編 1回 ♥︎ Yummy Day Dream 1回 ♥︎ RUMMY BUNNY 1回 ♥︎ 愚者炎症手術 - Will o' wisp operation - 6回 思い立って5分で回せるデートシナリオ第1弾!魔法使いの遊園地編 1回 ♥︎ 塩かセックスか選べ 1回 ♥︎ 丸ノ内ラブストーリー 1回 ♥︎ Empty Humpty 1回 ♥︎ 鰯と柊 1回 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - トータルKP回数      519回 ⋆。˚♡⋆。˚ やりたいシナリオ *窮鼠は何を喰らうのか? *残夏に啼く *ホルマリン漬けの心臓 *PYX *掠う盲鬼 *ニャルラトのごきげんよう *正気の街 *さよならパラノイア *ガシャン! *『X2U』令嬢×使用人 *『X2U』大正文豪×現代探索者 *のっく、のっく、ちゃいむ *おキツネさま *黄昏の箱庭に在りし君と *クイーンズゲーム *密室シェアハウス *救済演説 *ただの探索者なんだが目が覚めたら突然異能バトルが始まっていた件について *お前のせいだよ *Yes,my lord. *笑顔の国 *The Long Goodbye *マインドイーター *ヴェルネの天使は死を歌う *ヤドリギあやかし探偵社 *NOBODY*2 *ジャンヌの猟犬 *代理殺人は覚めないうちに ⋆。˚♡⋆。˚ PL経験シナリオ(日程確定予定含む) 01.食人鬼の晩餐 02.アオのあなたへ 03.瑠璃色絵画 04.幽閉幽霊 05.医学の匣 06.行きはよいよい 07.おとぎの国へようこそ 08.もっと食べたい 09.ユニバース・トリップ 10.死人に口無し 11.Eの扉 12.wonderland with you 13.これから面接を始めたいと思います 14.ホタルブクロの咲く庭 15.その愛をたしかめて 16.路上パフォーマンス 17.毒入りスープ 18.明日へと続く扉 19.氷鏡の城 20.観光バス 21.アクアテラリウム 22.神様を殺して 23.美味しいね、モグモグ 24.ねこの気持ちになるですよ。 25.籠の中の鳥は 26.蘇生の回帰 27.貴方の命 28.カラオケルーム 29.注文「も」多いレストラン 30.オハナシ 31.君こそ僕のヒーローだ 32.奇妙な地下鉄 33.終末テスト 34.豊穣神社 35.咎送りの徒花 36.山も落ちも意味もない 37.結婚(仮) 38.30秒の小旅行 39.わたしを見つけて 40.今夜は★イエスパーリナイ 41.Tea for Two. 42.脳みそとおりみち 43.女王の卵 44.満 45.匣 46.命の蜘蛛糸 47.泣かない子 48.フレッド・ブレッドに一片のパン 49.浴室にて 50.薔薇の館 51.喫茶セラエノ 52.一抹の雲 53.水没電車 54.うろんなタクシー 55.境界の手向け詩 56.首。 57.邪悪な子供 58.目が覚めると全裸だった 59.また、明日。 60.君におはようと言えたら 61.技能コレクター 62.ぐーぐーはんばーぐー 63.よぐそと荘の愉快な老人達 64.嘘吐き四葩 65.ここはどこ、私は誰 66.絶世美人 67.ペットショップ 68.きみはここにいた 69.死霊の館 70.屋根裏部屋の怪物 71.スナーク狩りの夜 72.その命を捧げよ 73.ロッカー 74.死にたがり電車 75.悪魔の病気 76.死の島 77.魔女の村 78.月面世界 79.沼男は誰だ?(改変ver.) 80.甘味の誘惑 81.人喰いカメラ 82.終わらない階段の怪談は終わらない 83.あかしけやなげ 84.ゴリラよあなたは強かった 85.罪の身代わり 86.王様の命令は? 87.きさらぎ駅 88.或る彼は美食家 89.探索者格付けチェックお正月スペシャル 90.知を孕む母よ 91.パンケーキ夜行 92.お寿司食べたい 93.みぎひだり 94.バーカウンター 95.たこ焼き 96.瓶詰の夢 97.スマホ 98.コンビニ帰り 99.WRB 100.月のサーカス 101.蟲達の奇譚 102.花の残滓 103.かなしみは、影の中 104.ミルキーウェイで抱きしめて 105.だるま駅 106.グリッチ 107.これを証明せよ 108.ゴリラホスト 109.貴方に花束を 110.穴あき空の旅 111.エイブモズ 112.EXIT 113.沼男は誰だ?(本家) 114.お前のケツ柔らかいな…、柔軟剤使った? 115.脳筋夜行列車 116.プ◯キュアになる! 117.ラズベリージャム 118.夏葬 119.平行線のアポフィライト 120.たった一人の愛しいわが子 121.N川殺人事件 122.フェア・オブ・ザ・プライズ 123.廃��物 124.しまっちゃうお兄さん 125.三色の部屋 126.Hand in Hand 127.腕に刻まれる死 128.孤独の密室 129.類は終焉と君を呼ぶ 130.嘘はそこに 131.水槽のない水族館 132.深夜バスはどこへいく 133.屋根裏部屋の黄金炒飯 134.テンペスト 135.雪山密室 136.幸せな夫婦 137.がなる切っ先と硝子ペン 138.トラック 139.ワンちゃんおるで↑↑ 140.知己の他人 141.壁尻 142.あけて、あけてよ! 143.リボルバー 144.FF外より失礼します 145.虚箱 146.アクセス 147.天使のストンプ 148.瑠璃島 149.その随に君を呼ぶ 150.メランコリー・キッチン 151.5000兆円欲しい! 152.GhoSTalker 153.全リア充撲滅計画 154.空中ブランコ乗りのエリー 155.ジョン・トラボルタによろしく 156.共有せよ 157.月と羊 158.特製チョコ 159.来世不動産 160.夜の窓辺、長い道を君と問答 161.最果てのレイル 162.汝、死を乗り越え目覚めを渇望せよ 163.天尊、何故邪龍を尊ぶのか? 164.家がない、燃えてる 165.友よ、永遠に! 166.家の中を歩いてみよう 167.盲目の扉 168.ヒガンのきみへ 169.世界一不幸せなSAN回復シナリオ 170.笹食ってる場合じゃねぇ!! 171.機械仕掛けの街 172.お前がママになるんだよ! 173.火点し頃の蜘蛛踊り 174.n回目の初演 175.ぬばたま落ちよ 176.悪霊の家 177.死者のストンプ 178.ストラフトン山の火 179.トウメイジュエリー 180.ぬばたま落ちよ 181.last hourglass 182.新婚さんいらっしゃ〜い 183.たすくの手 184.落ちた夏 185.よろしくお願いします。 186.Wahl Fluch 187.ペットは私 188.乳首いじってたら水が出た 189.リガロ 190.どんどん猫になってしまうシナリオ 191.Der Alte würfelt nicht 192.アンケート#17 193.黒い海の饗宴 194.貌 195.君は明日死ぬだろう 196.GODDESS IN THE DARK 197.ビヤクロッカー 198.カップルスタンプラリー 199.罪を孕みし堕落の子ら 200.Bye-Bye Summer Days 201.忘れられない夏よ 202.HANGMAN 203.S村事件についての考察 204.Help mew! 205.アイイズノットチョコレート! 206.何をしたっていうんだ!? 207.lemon 208.ダンジョンエレベーター 209.おい、電車に牛丼挟んだ奴誰だよ 210.あぁ〜!水素���音ォ〜!! 211.突撃!隣の探索者! 212.命名、A 213.DEAD LAYER 214.君を好きであるために 215.鬼の駅にて 216.僕と夏とサバ味噌サイダー 217.カーテンコールは手の中に 218.海神の契約書 219.なつとうみとくりぃむそぉだ 220.ドアノブ取れた 221.キューティーキャンディーカラー 222.ギガンティック★ギャラクシー★ツアー 223.370 224.グールのおいしいレストラン 225.変態おじさん 226.セミファイナル 227.ファンブル出したら即終了!脱出ゲーム─FB─ 228.地下回廊の秘密 229.ナンとカレーなダンスを! 230.嗤う人間師 231.頭が悪くなるだけのシナリオ 232.一瞬で終わるシナリオ 233.パンケーキを食べきらないと出られない部屋 234.グールのおいしいレストラン 235.何かが潜んでいる 236.弧の増殖 237.星へ至る棺 238.キミは神推し? 239.chamber*chamber 240.渇望の宴 241.丁々発止と撃鉄を 242.楽園パラノイア 243.君色セレネイド 244.消える色彩 245.ともだち切符 246.壁からケツが抜けない 247.床からケツが抜けない 248.ストックホルムに愛を唄え 249.花咲く異世界を君と歩く 250.星の神話、エンドロール 251.くねくね 252.羅生門 253.縁と命はつながれぬ 254.ぎこちない同居 255.Baby in Coin Locker 256.奇妙な動物園 256.くちなしおじさん 257.息をしようとして 258.真夜中遊園地 259.隠匿のエリス 260.三日後の予定 261.ラーヘンデル・アイランド 262.Good bye,15th Mermaid 263.闇室 264.かんおけのなかにいる 265.あそこのクリスマスツリー燃やそうぜ! 266.狂気山脈 267.幸福な悪夢の夜 268.ヘビの屋敷 269.恨みの館 270.マジで銭湯で戦闘すんの?! 271.チャルディーニの法則 272.涸れ海 273.福音メトロキュート 274.パスハの卵 275.泥濘の生 276.DDG 277.ノースマウンテンの怪奇 278.紫雲、その先へ 279.わんわんGO! 280.星のシンドローム -ハ~~~~~~めっちゃしんどいんですけど~~~~~~~- 281.警告、ガスマスクは生命線である。 282.サイバネスティックハニー 283.めめめめめ 284.R.I.P 285.忘れ去られた刑務所 286.窓のある密室 287.絶対自由同盟 288.迷探偵の密室 289.自殺撲滅委員会 290.何階から落ちますか 291.ナインルーム 292.ぬいぐるみ夜会 293.CALLING 294.毒を帯びた献身 295.同居人 296.Highway☆Chaser 297.いつもの天井 298.極彩色の学園 299.やすらぎの宿 300.Heartless dear Color 301.コンティニュエーション・ベット 302.No-tice! 303.誰かがメス堕ちしないと出られない部屋 304.ぼくの考えた楽しいお部屋 305.サイコメイ�� -psycho maze- 306.とても幸せな同棲生活 307.永すぎた前奏 308.思牙にも懸ける 309.シンガソングララバイ 310.迷頭 311.DISC-O! 312.仰ぎ見る遡行 313.なんかぽこぽこハートが出てくるんだけど!? 314.人類は何故パンツを履くのか? 315.きみまいり 316.X'の埋葬 317.闇をゆく者達の宴 318.その真紅に愛を見る 319.京都怪異譚 320.猿の真言 321.愛され探索者の受難 322.踊れ、ワルツ 323.綻びの家 324.WORST BUDDY -獣の覚醒- 325.空虚表象 326.夜と睦言 327.天の河渡し 328.ハッピーニャルイヤー! 329.ホットココアとマシュマロを。 330.選ぶのはお前だ 331.忘失の底で、君が哭いている 332.難儀なL/懐疑の夜 333.庭師は何を口遊む 334.キラメキスムージー 335.花園崩壊 336.歌舞伎町哀歌 337.RESPONSE 338.知らないで 339.鮮やかな死を貴方に 340.ラブホテップ 341.宵へ告ぐ 342.笑顔の向こう側には、 343.はんにんは 344.死ね!気圧 345.エンドロールを君と共に 346.迷子はだあれ? 347.DEAR MY SUPER DARLING! 348.欠けた片割れの星 349.共同♡アカウント 350.ワイルドローズのお茶会 351.心臓がちょっとはやく動くだけ 352.最近バナナ食べた? 353.そして誰がいなくなるのか? 354.水媒花 355.名探偵黒猫と大怪盗キャッツ 356.ひび割れた鯨の胃の中にて 357.絶望の義母 358.Deep fog 359.死ね!花粉 360.椿の首跡 361.空箱の見た夢 362.ねぇ、昨日なにしてた? 363.君は悪くないよ 364.えっ!壺を買うだけ幸せになれるんですか!? 365.Don't worry! Be Happy! 366.どちらかが死ぬ 367.『X2U』神父×マフィア 368.『X2U』アイドル×マネージャー 369.『X2U』オカマ×甥or姪 370.『ウィンチェスター黙示録』人殺しの家 371.『ウィンチェスター黙示録』被害者の庭 372.『ウィンチェスター黙示録』容疑者の塔 373.『ウィンチェスター黙示録』彼の星 374.天使の密室と不浄のロザリオ 375.紙の檻 376.不運で幸運な君と歩く 377.天空のダンスフロア 378.虜 379.空の色すら知らない 380.水底から呼ぶ者 381.紡命論とシンギュラリティー 382.アンヴォイダブルツアー 383.HALLO HERO 1話「ヒーローと眠り姫」 384.HALLO HERO 2話「白雪姫は小人に会えない」 385.HALLO HERO 3話「天使と灰被り姫」 386.HALLO HERO 4話「秘密の絵本はアリスを笑う」 387.HALLO HERO 5話「ハロー、君がいた世界」 388.惨歌讃劇 389.しょうらいのゆめ 390.共倒れグランギニョル ~ドミノをXXXX個並べないと出られない部屋~ 391.私が父です 392.初恋性ストックホルム症候群 393.Sweets ××××× lend 394.傀逅 395.そして円の果てで約束を 396.稲妻のように燃えて寄せ 397.青巻島の教会 398.見果ての綸紡 399.金糸雀の欠伸 400.山羊の歌は謡えない 第1話「夜の帳がおりたなら」 401.山羊の歌は謡えない 第2話「アダムの子供たち」 402.山羊の歌は謡えない 第3話「舞台にのぼりて」 403.山羊の歌は謡えない 第4話「紡ぐは悲劇か喜劇か」 404.君のためなら××× 405.君隠れしの誰そ彼刻 406.うどんに媚薬入ってるヤツ(仮題) 407.指切りマリオネット 408.SHOTGUN KIXXING MARRIAGE 409.ソープスクール 410.丑三つ時に逢いましょう 411.ラストナイトで逢いましょう 412.ティンダロスのイッヌ 413.誰がロックを殺すのか 414.MACH SPEED BARRETT 415.She Wore a Yellow Ribbon 416.畜生美少女 417.魅惑のリンゴとお菓子な世界 418.キルキルイキル 419.その手は 420.太陽と月と眼 421.white dish 423.獣の涙 424.辻斬り!おちんちん侍 425.ベラドンナの箱庭 426.君と一杯のカクテルを。 427.最後の葬式 428.Glass of Spirits 429.新刊落としました(ダブルクロス) 430.雁首日和 431.羽ばたけ!白波のスワン 432.覆い隠されたプラトニック 433.火星より 434.カリガリ博士のキャビネット 435.---キリトレマセン--- 436.腐っても探索者! 437.胎む六月の果実 438.金魚は街の空を泳ぐ 439.エレベーターの恐怖 440.永久の一日 441.GUILTY or Not GUILTY 442.ナイトホラーミュージアム 443.君といたジュブナイル 444.とある幸せな家族の話 445.レッツゴー!女装船~女装してるのお前だけ~ 446.お医者さんごっこ 447.眠り姫の事件簿 448.魔法少女殺人事件 449.時間狂い 450.満たして!! 451.おくしゅりロッカー 452.忘却のゴミヶ原 453.殺人 趣味レーター 454.自殺回路 455.花歌こぼし、骨に口づけ 456.海も枯れるまで 457.晩夏の聖処女 458.Crazy4! 459.ネームレスカルト 460.刹夏 461.殺していいのは呼吸だけ 462.うどんに媚薬入ってるヤツ(2杯目) 463.バラヒレランプ7kg 464.蠢く点P 465.My Sweet Darling Honey 466.あの日見たオズの国 467.生/死に準ずるならば 468.死中に生を求める 469.愛ではなく情 470.秘密と内証 471.LADYBUG 472.頭夢児島殺人事件 473.chain 474.コッペリアの証明 475.デウス・エクス・マキナは死んだ 476.君が食事をとる三日間 477.夏と祭りと私の貌 478.マザーグース・レストラン 479.りんごはあまい 480.怪物の血潮 481.堰 482.越智満高等学校七不思議 483.ベッドから起きるのめんどくさすぎる!! 484.落花再演 485.300人分のセカイ系恋愛 486.トイレのドアノブが取れて出れない 487.Lotus Dream 488.アルビレオと羨望 489.だれがやれっつったんだ 490.遊園地は死で遊ぶ 491.天下一夢闘会 492.いあいあ!グルメロード 493.斎くしみの残り香 494.毒蛇の口付け 495.ブルー・スターズ・セパレート 496.がらくたループライン 497.温泉だョ!全員集合 498.間も無く、最終電車が参ります。 499.エアツェールング・ダス・エンデ 500.かいぶつたちとマホラカルト 501.東京前線異常アリ 502.アンチテェゼ・ポジション 503.まんだらかばら 504.黄色の八時間 505.一等星の土曜日を見る 506.見た目10割 507.まれびとこぞりて 508.死境の国 509.ぼくらのnull 510.AND/HAND 511.ハッピーサマーバケーション 512.『X2U』怪盗×探偵 513.ルベライトジャム 514.漫画家の家へ行こう! 515.ワンルーム・ディスコン 516.闇鍋(インセイン) 517.Only you 518.●ックスしないと殺される部屋 519.向日葵の哄笑 520.囚人に愛はいらない 521.お前が2人!? 522.ここは寒いから迎えに来て 523.羅刹の檻 524.ひとでなしの家 525.こゝろ 526.ハイフェッツをなぞる病 527.蛾と踊る 528.関西大日本帝国 529.デュラハニズム 530.36℃のMSゴシック 531.遭難者C 532.ニャルラトヒーロー 533.クロックソングはゆりかごから 534.虫虫虫 535.家族の国 536.プリン食べたい 537.Re:Gain 538.有限無情のシグナルパルス 539.旅館の捕食者 540.昏海の夜想曲 541.ネリネ 542.発火性デート計画 543.苧環に捧ぐ 544.純真無垢のレコモンデ 545.愛され少女のステキな末路 546.悪業に染まる月 547.蹂躙するは我が手にて 548.蒼々サイレン 549.世界で一番お前が好きだ! 550.お前が2人!? 551.執着針 552.クロッカスはリナリアを見ない 553.真夜中は恋人 554.好きです、○○さん 555.十二星座館殺人事件 556.ショゴスを飼ってもいいですか? 557.すくいの香 558.ひみつのリフレクション 559.骨組みだけの宇宙 560.真夜中の◎ゴキ退治 561.でかい the better 562.魂の行方 563.The Hog Game 564.ハンドカフト! 565.天使のつくりかた 566.おいしいちくわ 567.悪魔の唇 568.99 569.パドーデビルの嘲笑 570.奇奇怪怪同好会 ◆ Chapter1 心霊プリ ◆ 571.奇奇怪怪同好会 ◆ Chapter2 幽霊映画館 ◆ 572.幽明境を異にして、 573.レッド・グランド・セパレート 574.THE サイゼリヤ 575.彘 576.ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ 577.新・まずはダイスを振れ、話はそれからだ。(七版) 578.プラネタリウム終末論 579.教習所 580.○○ない 581.せんせい!ロザリオからビーム出ました! 582.とある漫画家に起きたこと(七版) 583.HOIST THE COLOURS 584.新訳・きさらぎ駅(エモクロア) 585.腐女子山荘殺人事件(マーダーミステリー) 586.四人の令嬢と執事たち(マーダーミステリー) 587.葬いに鉄血の接吻を 588.人狼たちのエンドロール 589.ようこそ!迷冥市役所都市伝説課へ! 590.マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド(マーダーミステリー) 591.壊胎 592.終末に夢視し世界は 593.桜弔い 594.紅文字 595.Mamma Mia Vampire 596.カクテルドレスを脱がさないで 597.ドロップアウトディスパイア 598.月夜に捧ぐ胸憶 599.キの字のきのこに気をつけて 600.ハッピーメリークリスマス(仮) 601.俺ん家の水道管にショゴスが詰まってるんだが 602.胡桃炸裂症候群 603.新約・きさらぎ駅(エモクロアTRPG) 604.First Exorcism(エモクロアTRPG) 605.キブンゼ(エモクロアTRPG) 606.苦難の民は陰界と消ゆ 607.オリカミ(エモクロアTRPG) 608.君の胴 609.幸せの国 610.神明鏡 611.実録!バニー警察24時 612.え!?お前バニークラブで働いてたってマジ!? 613.怪傑倶楽部義勇奇譚 614.千の瞳をもつ獣 615.アカナワサマ 616.彼方からの君に捧ぐ 617.母なる海の鯨の部屋 618.Rhapsodic Wrath 619.大正グロテスキズム 620.どすこいえくぼと肘くらべ 621.Good morning ALL 622.フカシカ▲▲▲ 623.Paranormal Crime(DLC含) 624.黄泉孕み 625.偏光幻夢境 626.三千世界の君を浴び 627.Little Little Fuzzy 628.ピッツァ・パーティ・デスロール 629.明日ハ私ノ風ガ吹ク 630.献身 631.へっどぎあ☆ぱにっく(マーダーミステリー) 632.AreAy 633.LOST WILLY~朝起きたらちんちんが無かった~ 634.タンサクシャシッソウダービー 635.ゆらめく魔法市 636.NapFrappe 637.「」なんてね 638.VOID 639.黄昏の扉 640.MAIDS AND WEAPONS 641.雉も鳴かずば撃たれまい 642.犬も歩けば流れ弾 643.お喋りフィリング 644.探索者:Xの輪郭 645.看病されるPCと看病しにきたPC 〜看病されるPCはその頃、天井に貼り付けられているし看病されているのはミ=ゴ〜 645.心は焦土 646.チョコレートマシュマロラヴァーズ 647.Call the Name of Your Fate. 648.カノヨ街 649.抱かれるな! 650.口渇ルルパ 651.大石油王クエスト 652.♡ver20↑ 653.シルバーバレットは不死の夢を見るか? 654.ビスポークランドでなにがあったか? 655.落下速度 センチメンタル/恋病 656.ベラムカンダの戀 657.ヴァレンタインは心臓にキッスを 658.悠久のスランバー 659.星の降る夜に喧嘩しようぜ! 660.密室のパスト 661.セイクリッド・スティグマータ 662.明晰夢にて 663.Rejouer¿ 664.目目目目 665.聖ベルナデッタの公演 666.いい大人がドッジボールをするだけ 667.村ホラーRTA 668.21's Gun 669.瞑瞑館殺人事件 670.Underground Folklore 671.辜月のN 672.奇奇怪怪同好会 ◆ Chapter3 屋上幽園地 ◆ 673.奇奇怪怪同好会 ◆ Chapter4 暗闇団地 ◆ 674.辜月のN 675.スプーキィ・ポルカ 676.よむてとて 677.芋虫。 678.KPCが猫拾ったって言ってるけどどう見ても猫じゃない件 679.サメよ 天使よ さらば 680.九〇夜九脚-ナインティナイトナインレッグ- 681.無辺際の夢 682.君待つ明日に僕はいない 683.ダブル・チェイス・ロード! 684.リー・ナ・カットのエンゲージメント 685.Escape Princess 686.てん そう めつ 687.舌先3つとゴッデス・ルージュ 688.うそぶく眩暈 689.融海の風 690.天体の廻転について 691.猫いたりて筆随う 692.砂城の王 693.アオ04号~セックスしないと降りられない寝台列車~ 694.おかしなあなたに従いたい 695.カミナの追想 696.Unrebirthday 697.爆発オチに消える一日 698.バニー・トラップ! 699.熱の行く先 700.サきゅっと♡ティーチんぐっ! 701.偏光ゲーム狂 702.Nurse infection 703.サイレン清掃会社 704.片鱗 705.刑事が戦闘訓練するだけ 706.Gun in Hand, Trust in Heart. 707.雉も鳴かずば撃たれまい 708.無何有郷のアポトーシス 709.Paranormal Crime2 ~Love and Destroy~ 710.フラッシュラヴァーズストライク 711.転生探索者は王子様と魔法のキスをするーKPCを攻略なんて聞いてませんが!? 712.大輪 713.尻ナマコ 714.悪癖と一夏 715.無垢の色は赤 716.シェパードホテル 717.リリィは山の中(エモクロアTRPG) 718.Good night,Judas. 719.MONSTER's Future Bass 720.空の青さの掴み方 721.おじロリオブ・ザ・デッド 722.変葬(エモクロアTRPG) 723.機械犬とゾウリムシ 724.Midnight pool 725.あトの祀リ 726.ワンナイトリート! 727.愚者炎症手術 - Will o' wisp operation - 728.媚薬で発情しているのをKPCにバレないように隠し通せ!白い部屋デラックス 729.ウィルマゼア急行の一番長い運行記録 730.メイドインバニー 731.鰯と柊 732.平行パラレラクター 733.ゴースト×刑事 734.ぼくらのロクス・アモエヌス 735.2人の股間、ゼロ距離 736.儔独 737.from morning to night 738.ぼくらはトップアイドル! 739.ウワー!!感覚遮断スケベトラップ!! 740.なぞる爪先 病状は 741.補習 742.擬傷(エモクロアTRPG) 743.ウルトラヒロイック(エモクロアTRPG) 744.灰色の狗 745.裁断 746.よるにつがえ(エモクロアTRPG) 747.AIハート 748.My Li... ~我が人生~ 749.純潔と鉄血 750.昭和怪談地獄巡り 751.翠のキアロスクーロ 752.殺人姫 753.インザバグ 754.ワンルームナイトメア
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hachikenyakaiwai · 4 years ago
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【かいわいの時】元禄十六年(1703)四月七日:堂島新地天満屋の女郎「はつ」と内本町醤油商平野屋の手代「徳兵衛」が西成郡曾根崎村の露天神の森で情死(ウィキペディア) 人形浄瑠璃『曽根崎心中』の初演は同年5月7日(6月20日)の道頓堀にある竹本座での公演であったが、そのときの口上によるとそれより早く歌舞伎の演目として公演されており、人々の話題に上った事件であったことがうかがわれる(同)。 この世のなごり 夜もなごり 死にに行く身をたとふれば あだしが原の道の霜 一足づゝに消えてゆく 夢の夢こそあはれなれ あれ数ふれば暁の 七つの時が六つ鳴りて 残る一つが今生の 鐘の響きの聞き納め 寂滅為楽と響くなり 「寂滅為楽と響く」のは、もちろん、釣鐘屋敷の鐘の音。当時は、1日12回、一刻ごとにゴーンと時を告げていました。曽根崎心中道行は初夏の設定ですから、七つは午前2時半頃にあたります。近松はその時刻の満天の星空もリアルに描写しています。 実は最後の道行きの場面に北斗や天の川、 織女、牽牛などが登場するのである。それも近松が実際に夜空を見あげて描いたとしか考えられないほどリアルに表現されている(略)この話に登場するお初・徳兵衛にはモデルがあって、その二人は現行暦1703年5月22日に実際に心中を遂げた(略)二人がいよいよ最期という場面、どこからか夜明けを告げる鐘の音が聞こえてくる。「暁の七つの時が六つなりて、 これがこの世の今生の鐘の響きの聞き納め」であった。という次第で日付と時刻(午前2時半頃)が求められて、 夜空の様子やら惑星の配列やらが決まる。そこで星座早見盤をくるくるとやってみると、近松が「・・北斗はさえて影うつる、 星の妹背の天の河」と書いているように、西北の空に北斗七星がかかり、天頂付近に織女・牽牛が浮かんでいることが分る(略)こんな情景を空想で書けるほど星の知識がある人は滅多にいない。 近松はおそらく実際に夜空をながめて描いたのではないかと想像されるのである(大阪市立科学館「加藤賢一データセンター」)。 さて、1985年に新装なった釣鐘屋敷では、1日に3回、いまもゴーンといい音を響かせています(さすがに現在はコンピュータ制御ですが)。朝8時、正午、日没に、かいわいにお越しいただければ、この音を聞くことができます。若いお初と徳兵衛が天神の森で聞いた鐘の音が、300年後の私たちの耳にも響いてくることを思えば、なかなか感慨深いものがあります。
「強運の鐘 次代へ」(写真=新之介) 釣鐘屋敷は、元の地主である「住友生命」から「大坂町中時報鐘顕彰保存会」が「無償貸与」を受けた土地に建てられています。しかし、数年前に「住友生命」がこの場所を含む土地(研修所施設)全体を売却し、最終的に「タイヨーハウス」の手に渡りました。同社は、史跡の地所(約17坪)のみ「分筆」し、本体はマンション用地として転売。
その後、「タイヨーハウス」は、本物件に関して住友生命と保存会が交わした契約書の「3か月前に通告すれば本契約を解除できる」という一項をタテに、2015年12月に、立ち退くか時価での買い取り(MBS放送では約5000万円)を迫りました。MBSによれば、同社の言い分は「(零細企業の当社にとっては)年17万円の固定資産税は大きな負担」とのこと。その後、話し合いでは決着がつかず、2017年1月16日、タイヨーハウスが大阪府と保存会を提訴*。非公開の円卓会議が開始されました。*事件番号は大阪地裁平成29年(ワ)270号。
折り合いがつかないまま円卓会議が2年間続いた2019年1月、地元の不動産会社・社長が、タイヨーハウスに物件の買い取り(一説では1700万円)を提案、成約の後、保存会に対して改めて無償貸与すると申し出ました。保存会がこれを受け、釣鐘屋敷は380年で最大のピンチを免れました。
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tsthxh · 6 years ago
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看家(节选)長野まゆみ
我拾到了悬巢鸟的羽毛。羽轴的一侧上,并列着九颗蓝色的星点。有的细细的,有的圆圆的,像月亮的盈亏一样。一时之中,我沉浸在了透过它眺望天空的乐趣里。
xing,xing,xing 唐松林里 悄悄地 如同琥珀的松叶在落下 那个啊,是秒针 你的我的,还有许多人们的 用旧了的时间在落下 竖起耳朵,请仔细听 一个一个声音没有是相同的
地上散落有橡果的林子深处,响彻着呼子鸟的叫声。庭院前向阳处相拥而立的白桦一进入十一月,就不停地抖下叶子,像预感到了雪的来到一般,紧紧地缩起了树梢。
父亲在此处开了间夜间诊疗所,那是我比现在小得多、 还在鸠羽底色上蓝得发绿的柔软毛毯里睡觉的时候的事了。玄关内,檐灯一整晚都在写着“接受诊疗”的木牌下亮着,父亲不睡觉地为急诊和出诊进行着张罗。旁边,煮着镊子铗子的小炉灶烧着蓝色的火焰,蒸出湿气的药罐发出着静静地响声。
诊察时间是午后八时至黎明,有身着睡衣的孩子们接踵而来的晚上,也有一声电铃声都没响过,我半夜醒来只听到摆钟的钟摆声和父亲翻书的声响的晚上。
黎明时分,结束诊疗的父亲会散会儿步。为了接下来回到家时刚起来想喝水的我,他一朝不落地带着洋杯子(玻璃杯)为我带喝的东西。父亲静静转动门把的声音,不知何时就成了唤醒我的声音。
喝的东西拜季节所赐,夏季是河底冰冷的底流水,由秋到冬是白椈①叶上的薄霜和雨水,深冬是昨夜降下堆积的最新鲜的雪,春季是庭院白桦树汲下的雪融水。
父亲总是带着个小器皿散步,用那东西装一杯子水量的水回来���
“怎么说事物都该有个相应的分寸。你需要的白桦水,只要装个一点点就行了。你看,用来喝刚刚好吧。”
早春的某日午后,父亲和我到旁边的镇子上去,我们途中在雪道上发现了雷鸟的飞羽②,是换羽后丢下的洁白的冬羽。
“雷鸟啊山雉啊的飞羽,为了跟它们圆滚滚的身躯相匹,羽轴好像是弯曲的。对吸食树浆来说这正好。能自然而然地向下。刚入夜时插进白桦的树干里连着蜜袋吊在那儿,到了翌日早上,就能积存下一洋杯子(玻璃杯)的水。”
早春的早上,充分汲取了雪融水的桦树,只要在一个小小的切口里插进管子,就能抽到要多少有多少的清澈的树浆。耳朵靠在凉凉的的树干上,甚至能听到清晰的水声。
在寝室里只睡了几小时的父亲,不到中午就起床了。我不上学的日子,我们会一起吃午餐,下午结伴去林子里走走,采采棣棠的花蕊,用树木的果实做做笛子。这样和父亲一起生活是从何时开始的,我已经想不起来了。
有时,我会有我到底是不是父亲亲生的疑问的时候。因为父亲喜欢吃我感到棘手的鱼,尤其是冰鱼。连在这样的深山内,都能有闻到顺着河川飘来的海的味道的嗅觉。我却连大海都没看过。
到了晚上,穿透唐松林的红色半月升起了。树木间充斥着与叶子摩擦的声音不同的声响。像在互相之间讲悄悄话似的,对着安静下来的夜空躁动地响着。我起来来到了诊察室。不见患者的身影,父亲在炉子旁正读着书。插在炉口的松木的树脂融化了,房间内充满了蒎烯的味道。这是远去夏日的珍贵余韵。
“那么,你是哪里不舒服呢?”
对我的突然到来,父亲用往常的诙谐语调迎接着我。“今晚会很冷呢,”他边说边从椅子上站起来,用炉子上放着的锅,为我做起了热牛奶粥。把混了点糙米的燕麦放进牛奶里煮,在咕嘟咕嘟浮上来的沫子从锅里溢出来时,快速地撒上盐,之后放上嫩菜,用芝麻和胡椒调完味后就做好了。香味在房间中扩散开来。
“也许是听错了,我听到了说话的声音。像排队穿过松木林的学校远足那样,就吵了一会儿。但向窗外看,却哪儿也没看到人。还是我耳朵出问题了吗?”
“现在还听得到吗?”
我仔细听了下,确认听到声音后点了点头。然后父亲露出了盼望已久的微笑。
“实际上,我也听到了……这大概是在移巢吧。有从高处向山脚搬迁的类型,也有在向更南处搬迁的类型。这附近刚好是个十字路口,是分水岭。像今晚这样的月夜,那么亮,对他们来说也能看得很清。”
“……他们是……”
“真鶸③、鸫从北而来,野鹟④、小瑠璃⑤则向南而去。其他的,也有些是从山上下来的家伙吧。像百舌啊面颊⑥啊。”
但我听到的说话声,却跟雨天在体育馆吵嚷的学校的孩子的那种 ,声音有点高的吵闹声一模一样。我也清楚的听到了踩在枯草上的很大声的脚步声。但我以认可了父亲的说法的表情,点了点头。直觉上,我感到这是父亲认知范畴外的事。父亲往炉子的炉口里投进了新的石骸炭⑦,这擦亮和点燃了炭火,红铜的针状火花飞溅而出。
在我吃完牛奶粥时,诊察室的电话响了。父亲马上接起了电话。在短暂的通话后,他放下话筒,匆忙地整理了下装束。
“我去出诊了。你要去睡了吗?”
“我得看着炉子吧,中途灭了就糟了。不能让爸爸回来的时候冷着。”
“一切照常,放心去睡吧。有个万一的话,还可以用特效药。”
父亲把装着洋酒的容器悄悄藏进了怀里。让它稍稍露出来一点后,然后笑了。
“但现在还睡不着。”
“那就拜托你了。今晚好像会降温,正如你说的做的话就太感谢了。但要真困了,就不客气地去睡吧。睡前添了新石骸炭的话,应该能坚持很久的。”
不久,父亲骑着机车踏着枯叶绝尘而去。向前不断延伸的前照灯灯光,将树木的锐角切开,每当换路时,都会在黑暗中闪烁一下。过了午夜,风都凝固住了,空气冷冰冰的。顺着前院的斜坡向下,前方的一条小径上, 叶子染上颜色已经掉了一半的水楢和白椈,还有特别高大的唐松等,轻缓地此起彼伏着,不停地鸣响着树梢。
在玄关处我目送着父亲。倾听了一会儿机车声,等到完全听不到后我回到了诊察室里。原本作为接待室而布置的室内,由高高的天花板和大大的窗户所围成。电灯圆襞⑧、藏钉片⑨的工艺,隐藏了手工活的巧妙。铺了铃兰花布的睡椅是父亲搬到这儿时带过来的,但并未显得不合时宜。不如说朴素的白色药物柜、诊察床很奇妙地更为夺人眼球。
不能乱碰的地方,小时候起我就被仔细叮嘱过了。父亲信赖着我,出了门。 摆钟宣告已是凌晨一时,登上树梢的月亮完全恢复了淡蓝色的平素面貌。
被风吹着的叶子们不停地摇动着,吹跑了的松球喀呲喀呲地撞着屋顶。在这声音当中,还有更重的什么东西,从屋顶上滚下来,窸窸窣窣地蹭过窗玻璃落进枯草里的声音。接着,响起了清楚地说话声。
“看,跟我说的一样吧,这儿是诊疗所喔。能闻到消毒水的味道,绝不会有错。去请求下治疗吧。”
“……但是,总觉得可有些疑呢。都这个时间了灯还亮着。现在都凌晨一点了。”
“最初我的计划是偷偷潜入某人家,打算悄悄对药箱失礼一下的。跟那个相比,这要好多了。最重要的是,还没有兽类的气味。怪脾气的狗呀脾气暴躁的猫呀都没有。” 
“但好像有什么奇怪的味道。”
“什么样的?”
“……不太清楚。可能是心理作用吧。”
“总之,既然都到这儿来了,难道还害怕吗?肩膀再这样下去恐怕会脱臼,脚脖子这样肿着,也不能放着不管。在积雪之前应该治疗得好的。而且你看,那个好像是看家的,不是个身强力壮的。我们恰到好处地弄到镇定剂和消炎药后,就马上撤退。” 
虽然我走近发出声音的窗户旁,向外看了看,但哪儿也没见到人。确认锁好了门后,我回到了炉子前,是给药罐添水的时间了。玄关处响起了敲门的声音。
“不好意思,可以接受治疗吗?”
用二重门隔开的玄关是兼具挂号和等待室的小房间,在那儿,我见到了在一块儿的两名少年。一个蹲在椅子上,一个与打开门的我相对而视。电灯下,有一瞬间,我在少年的眼睛中看到了白环。我头一次看见这样的眼睛 。
“他的脚扭了,走不了了,不知道有没有什么应急的治疗办法呐,肩膀也碰伤了。” 少年以同龄人的语调同我说话。用平易近人的语气传达了事情的详情。
“很抱歉,父亲出诊去了。总之请先进诊察室里来吧。这里不太暖和,对身体不好。”
冬天的夜间经常有出诊,等待室几乎排不上用场。来人了话,因为会立刻进去诊察室里,平常炉子都是不烧的。随着我的指引,少年们进到了诊察室里。以在旅行中的样子,他们各自都带着个小包,穿着我没看过的棉绒和法兰绒的外套。但比任何都可疑的是,跟我年纪相仿的少年们,在这样的深夜里,单独两个人在外面闲逛。
“由你来治疗的话也行喔。既然是医生的儿子的话,照葫芦画瓢多少都能干一些的吧。我们没有等医生的时间……那个……我们约好了和某人要在天亮前见面。那是个很讨厌迟到的人呢。”
这是个无理的要求。我会做的最多是在自己擦伤的伤口涂红药水跟贴创口贴而已。
“在父亲去到出诊的地方前,让我先联络看看吧。但应该已经到了很远的地方了,回到这里来少说也要花上三十分钟。在这儿无论怎么说也要待上一个小时的吧。”
说话的中间,我一直被少年褐色围巾两端上的鸟的矢羽所吸引。羽轴长七、八厘米,五六枚重复着缝在围巾的两端上。少年每次转头,羽毛的表面都会浮现起蓝色的星点。
① シロブナ ② 風切り  ③ マヒワ(真鶸) :本文中的一些名词都未做翻译。 ④ ノビタキ(野鶲)  ⑤ コルリ(小瑠璃) ⑥ 頬白(ほおじろ) ⑦ 石骸炭(コオクス) ⑧ 丸襞  ⑨ 釘かくし
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kachoushi · 3 years ago
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零の会
2021年8月7日
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岡田順子選 特選句評
コロナ渦のメール句会
岡田順子出句
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岡田順子出句
八月のニライカナイへ向く御嶽 蓮の水溢���浸みゐし白き甕 紅蜀葵五弁分解して散らす 自づから紅きをあぐね紅蜀葵 庭花火父の帰らぬ日は母と 八月のジャズバーに来る汝の魂 銀漢にとどきて母を見てゐしか 白桃を一夜仏の掌に供ふ 夕影に退くを拒みし皇帝ダリア 叢雲の夕蟬包みゆきにけり
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岡田順子選 特選句
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岡田順子選 特選句及び特選句評
草茂る中佛法も神託も 荘吉
各家々の宗教を問わず様々な墓が草茂る中に見え隠れする。土に還ればどうであれ御霊は等しく尊く祀られているのだと俯瞰している姿を想像する。
目覚めたる百鬼へ夕風の風鈴 光子
暮れてゆく逢魔が時。それを待っていたかのように百鬼夜行のおでまし。この百鬼を人界に擬えているのかもしれないが、素知らぬふりで夕風鈴を添えてうまい。
蚊柱を抜けて主宰の幻に 三郎
蚊柱もこの句も掴みどころがなく、説明をすると壊れてしまう。主宰が幻になったのか、蚊柱を抜けた先に幻のような主宰に遇った、というのか・・でも面白い。
いつときの片陰にあり先師墓所 梓渕
本来なら零の八月は、青山墓地の坊城家のお墓参りであった。先師はとしあつ先生のこと。炎天下のいっときでも陰にありませ、という思慕や祈りが伝わる。
朴家てふ墓の木槿の夕かな 要
木槿は大韓民国の国花。この墓碑の名から察して母国を離れた方の埋葬されていることを想う。その折に墓木として植えらた木槿も墓守として夕影をなす。
八月の某日祖父は屋根の上 伊豫
この八月の某日は、戦中か戦後をさすのだろう。そういうことは何もこの句は語っていないが、「八月」から想起するこの祖父の姿は何か「絶対」を思わせる。
岡田順子選 特選句
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岡田順子選 特選句及び特選句評
八月の海へ子浸す父と母 慶月
嬰児の海への洗礼のような粛々としたもの。父母にしがみつく小さな体を抱いて初めて海水を浴びさせるときの畏れのようなもの。夏の終わりゆく八月の季感。
老人は老人を避け今朝の秋 千種
苦笑とも微笑とも、と思いながら捨てがたい情がある。割合と老人同士は反りの合わないという心理ではないか。やっと暦だけでも秋になり爽快で居たいと。
八月や肩怒らせてシャツ乾く 千種
旱続きの毎日の洗濯物の乾ききった姿である。ハンガーから外しても頑として部屋に飄逸している。肩を怒らせて、と観るのは自己投影もあるかもしれないが。
七夕を祀る一人の遊びとす 伊豫
この人は恋をしているのか、またなにか秘める祈り事があるのだろう。七夕の短冊にそれを書き笹に結いながら、「遊び」として委ねる気持ちの揺れが伝う。
故国より灼けイザベラの墓所の昼 梓渕
青山墓地の外人墓地に「イザベラ」と読む美しい十字墓がある。炎天下に晒された墓所に立ち、宣教に渡った離郷の地に果てた人への哀悼の思いを深くして・・。
青山の一番強い蚊に出会ふ 三郎
青山墓地を吟行するとき藪蚊の句をいつも誰かが詠んだ。あそこの蚊は何やら唯の蚊でないようで、その思惑すら想像して面白かった。またみんなで青山墓地の吟行をしたい。そして一番強い蚊を見極めたい。
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▲岡田順子選 三角句及び句評
氷柱を岩倉具視の枕元 佑天
何やら面白そう句なのだが、この「氷柱」「岩倉具視」「枕元」の連想についてゆけず。歴史的な教養があれば鑑賞できる句なのかもしれないが・・。
岡田順子選 入選句
救急車どこかしづかに灼ける街 いづみ カンナ燃ゆ楽天なんぞあるまひに 久 かさかさと晩夏の草の名残とも 悠紀子 現れぬ山墓守や蛇の衣 眞理子 黄昏や恋して少女髪洗ふ きみよ 人去りし庭朽ちしとき牽牛花 ゆう子 白雨来たるか曾祖母のただ白し俊樹 夜の秋肌触り良きパジャマかな久 炎天下墓に懈怠の相も見え荘吉 夕焼けを見届けてゐる観覧車要 風もまた墓守となる秋の夕悠紀子 夏燕トラック野郎戻る朝きみよ 水の星一粒零す夏夕べ瑠璃 写真館セピア色なる避暑の人はるか 父の声だんだんに消ゆひぐらしに いづみ 鰯雲思ひきりよく古書括る ゆう子 幾夏の墓守として大木立 三郎 ひと夏に逝きし父母夕端居 眞理子 小湾にぽとりと夕日夏果つる 千種 浄めたき悲しみもあり百合の花 美紀 大きな木大きな声の蟬鳴く木 光子 月見草静かに闇を押し退ける 秋尚 投函を迷ふ手の文晩夏光 きみよ 掃苔や井伊大老を討ちし人 佑天 八月は黙祷三たび四たびかな 荘吉 晩夏光飛行機雲を透かしをり 悠紀子 釣堀や夕方五時の童歌 久 父植ゑしカサブランカを見てゐるか 美紀 厳島沖凪てをり原爆忌 慶月 階段を上れば秋の風下る 小鳥 八月や長老一人欠けゐたり 光子 あたらしき腰巻きでをり生身魂 いづみ 脱帽し一門墓前炎天下 荘吉 音背負ひ銀座をゆくや風鈴売 美紀 何ごともつぶやかぬ墓炎天下 荘吉 妾宅らしき顔して茄子の花 三郎 銀漢にとしのよはひを問ひかける 小鳥 菩提寺の今も井戸汲む墓参 瑠璃 義理がたく西日を背負ふ男かな きみよ 麻痺の手を潤ばし給ふ岩清水 眞理子 箒木の転がりさうに吹かれをり 要 掃き溜むる四十五十の蝉の殻 和子 一山を一宇を消して銀河濃し 俊樹 馬柵に寄り見ゆる限りの風涼し 梓渕 遠雷にこだはり棄てる夕べかな 荘吉 銅メダル無く泣くまじく原爆忌 慶月 大部屋の化粧のにほふ夏芝居 きみよ みんみんの声武蔵野をふるはせる 美智子 八月の水大げさに手を洗ふ 千種 ふるさとの電話に降るや蟬時雨 いづみ 短夜に猫をなぐさむ母のこゑ 和子 秋暑しヒマラヤの塩ひとつまみ ゆう子 貧ならず茄子夕餉の母と娘に 瑠璃 きりもなく笑ふや生身魂どほし 千種 夕涼み三味線で弾くビートルズ 美紀 サーファーは北斎の波従へり 要 何事��なきかに投げし金亀子 要 父の背は声掛けがたき夕端居 きみよ 蟬蚊蟻墓地で露命をつなぎをり 荘吉 八月は土の匂ひの東京駅 小鳥 千の音曳きて風鈴売り帰る 光子
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shibaracu · 5 years ago
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●六(陸、ろく、りく、る、む、むっつ)
◆六 - 6 - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/6 6(六、陸、ろく、りく、る、む)は自然数、また整数において、5 の次で 7 の前の数である。漢字の六は常用漢字である。英語でsix(シックス)、ラテン語で sex(セクス)。なお、紙片や球体などに印字される場合、9 との混同を避けるために「6」のように下線を引いて区別されることがある。 5 ← 6 → 7 素因数分解 2 × 3 二進法 110 六進法 10 八進法 6 十二進法 6 十六進法 6 二十進法 6 ローマ数字 VI 漢数字 六 大字 六 算木 Counting rod v6.png 六進法   ◆六芒星(ろくぼうせい、りくぼうせい) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E8%8A%92%E6%98%9F 星型多角形の一種で、六本の線分が交差する図形である。六角形の各辺を延長することでできる。六角星、六線星、星型六角形、ヘキサグラム (hexagram) ともいう。また、六芒星中にある六角形を抜いた形を六光星と呼ぶ[要出典]。 ユダヤ教がなにか教義の上からこの図形を神聖なものとして見ているというような事実はないが、17世紀以降、伝統的にユダヤ人を表わす記号として定着している。このため、ユダヤ人の国であるイスラエルの国旗にはダビデの星と呼ばれる青色の六芒星が描かれている。 日本でも、同様の「籠目」という文様がある。竹編みの籠の編み目を図案化したもので、魔除けとしてこの図形を用いることがあった。現在でも使用されている例として、伊勢神宮周辺にある石灯籠に籠目が刻まれている。家紋としては籠目紋といい、「籠目」、「丸に籠目」などが使用されている。江戸時代には、小宮氏、曲淵氏などが用いた。   ◆籠目(かごめ)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%A0%E7%9B%AE 竹などで編んだ籠の網の目、またはその連続した格子状の編組のことである。編組の種類には、基本となる六つ目編み、四つ目編み、ござ目編み、網代編み、さらには、異なる太さのひごを駆使した波網代や、麻の葉編み、松葉編み、やたら編みといった装飾的な特徴を高めたものなど、用途に応じて様々なパターンがある。この籠目を模した連続文様は魔除けの効果があるといわれる。   ◆六    部首: 八 + 2 画    総画: 4画    異体字 : 陸(大字) 字源    象形。おおいをした穴。音を借りた仮借文字。 日本語 フリー百科事典ウィキペディアに 6 の記事があります。 発音    音読み :        呉音 : ロク        漢音 : リク    訓読み : む、むつ、むっつ、むい   ◆六 常用漢字 教育漢字 10級 画数:(4) 部首: 部首内画数2 4727 4F3B    音    ロク 外リク    訓    む・むつ・むっつ・むい    意味    むっつ。数の名。「六書」「六法」    下つき    丈六(ジョウロク)・蔵六(ゾウロク)    なりたち    出典『角川新字源 改訂新版』(KADOKAWA)    象形。屋根の形にかたどる。借りて、数詞の「むつ」の意に用いる。   ◆六日の〈▲菖▲蒲〉十日の菊(むいかのあやめとおかのキク)   ◆む [1] 【六】 ① ろく。名詞の上に付けて、複合語を作る。 「 -月」 ② ろく。むっつ。数を数えるときに使う。 「いつ、-、なな、や」 ・むう [1] 【六▽】 「む(六)」の長音化した語。数を数えるときだけに用いる。 「いつ、-、なな」 ・りく [2][1] 【六▽】 〔漢音〕 「ろく(六)」に同じ。 ・【りく】[漢字] ・【 六▽ 】 ⇒ ろく〔六〕 [漢] ・【陸】 [音] リク ・ロク ① りくち。おか。 「陸運・陸軍・陸戦・陸地・陸田・陸風・陸路・陸行・海陸・上陸・水陸・大陸・着陸・離陸」 ② つらなっている。 「陸続」 ③ 数字「六」の大字。金銭証書などに用いる。 「陸(ろく)拾万円」 ④ 「陸軍」の略。 「陸相」 ⑤ 「陸奥(むつ)国」の略。 「陸羽・陸前・陸中」 ・【 戮▼ 】 [音] リク 切り殺す。死刑にする。 「殺戮・誅戮(ちゆうりく)」 ・りゅう りう [1] 【六▽】 〔唐音〕 数の六。拳をうつ時などに使った。 「ごう(五)、-、すむい(四)/浄瑠璃・冥途の飛脚 中」 ・ろく [2] 【六・陸▽】 ① 数の名。五より一つ多い数。む。むつ。むっつ。りく。 ② 六番目。 〔「陸」は大字として用いる〕 ・【ろく】[漢字] ・【六】 [音] ロク ・リク 五より一つ多い数。むつ。むっつ。 「《ロク》六人・六法・六枚・六欲」 「《リク》六義・六経・六芸・六合・六書・六朝・六礼・六韜(りくとう)三略」 ・【 肋▼ 】 [音] ロク あばら。あばらぼね。 「肋膜・肋間・肋骨」 ・【 陸▽ 】 ⇒ りく〔陸〕 [漢] ・【 鹿▽ 】 [音] ロク ① しか。 「鹿柴(ろくさい)・鹿砦(ろくさい)・鹿鳴・神鹿」 ② 帝王の位のたとえ。 「逐鹿」 ・【 禄▼ 】 [音] ロク ① 神の贈り物。さいわい。 「天禄・福禄」 ② 官吏の俸給。 「禄米・家禄・高禄・爵禄・食禄・大禄・秩禄・微禄・俸禄」 ・【録( 錄 )】 [音] ロク ① しるす。書きとめる。また、書きとめたもの。書き付け。 「記録・採録・実録・集録・抄録・詳録・登録・漫録・目録・議事録・言行録・住所録・速記録・備忘録・芳名録」 ② 音や画像などを写し取る。 「録音・録画・収録」 ・【麓】 [音] ロク 山のふもと。 「岳麓・山麓」   ◆はん ダース [3] 【半ダース】 一ダースの半分。   ◆ 六の解説 - 小学館 大辞泉 ろく【六】 [音]ロク(呉) リク(漢) [訓]む むつ むっつ むい [学習漢字]1年 〈ロク〉    1 数の名。むっつ。「六回・六尺・六腑 (ろっぷ) ・六法/丈六・蔵六・四六時中」    2 六番目。「六月/第六感」 〈リク〉むっつ。「六義・六芸・六書・六朝・六韜 (りくとう) 」 〈む〉「六指 (むさし) 」 〈む���〉「六日 (むいか) 」 [難読]十六夜 (いざよい) ・双六 (すごろく) ・六十 (むそ) ・六十 (むそじ)    ◆じゅうろく‐むさし〔ジフロク‐〕【十六六指/十六武▽蔵】 紙製の盤の中央に親石1個を置き、その周囲に16個の子石を並べ、勝負を争う遊戯。親石は2個の子石の間に入れば、その両方を取ることができ、子石は親石を盤の隅に追い詰めれば勝ちとなる。牛追いにっさ。さすがり。弁慶むさし。むさし。《季 新年》「幼きと遊ぶ―かな/虚子」   ◆【十六むさし】より 室内遊戯の一つ。〈十六六指〉〈十六武蔵〉などとも書く。 往昔には単に〈むさし〉とも呼び,〈六指〉〈八道〉の文字を当てた。…   ◆「六」の画数・部首・書き順・読み方・���味まとめ | モジナビ https://mojinavi.com/d/u516d 2019/07/14 六とは、ろく/むつ/むっつ/むい/む/五の次の数・値・順位/七の前などの意味をもつ漢字。4画の画数をもち、八部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校1年生修了レベルの漢字とされる。 目次    書き方・読み方        書き方        読み方    意味        六の用法:大字    熟語        四字熟語        六つ【むつ】        六指【むさし】        六つ【むっつ】        六部【ろくぶ】        一六【いちろく】    文字コード    検字番号    国語施策    まとめ   ◆六波羅蜜とは - 六波羅蜜寺  http://rokuhara.or.jp/rokuharamitsu/ 六波羅蜜とは、この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための六つの修行をいいます。波羅蜜とは彼岸(悟りの世界)に到ることです。 ◇ 布施: 見返りを求めない応分の施しをさせていただく事をいいます。貪欲の気持ちを抑えて、完全な恵みを施すことです。   ◆六波羅蜜(ろくはらみつ)とは - コトバンク 《「ろっぱらみつ」とも》大乗仏教における六種の修行。 菩薩(ぼさつ)が涅槃(ねはん)に至るための六つの徳目。 布施(ふせ)・持戒・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧。   ◆六波羅蜜  ろくはらみつ  六つの行い http://tobifudo.jp/newmon/etc/rokuhara.html ■本当の幸福を得るための六つの条件六波羅蜜 布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧  布施 ふせ ほどこす 人のために惜しみなく何か善いことをする。善行には有形と無形のものがあります。有形のものを財施といいます。お金や品物などを施す場合です。 無形のものは、 ● 知識や教えなどの法施 ● 明るく優しい顔で接する眼施・顔施 ● 温かい言葉をかける言施 ● 恐怖心を取り除き穏やかな心を与える無畏施 ● 何かをお手伝いする身施 ● 善い行いをほめる心施 ● 場所を提供する座施・舍施、などがあります。 施しは、施す者、施しを受ける者、施すもの、すべてが清らかでなければいけません。欲張りのない心での行いを施しといいます。あえて善行として行うとか、返礼を期待してはいけません。また受ける側もそれ以上を望んだり、くり返されることを期待してはいけません。   ◆六波羅蜜(ろくはらみつ)仏教を漢字4字でいうと? https://true-buddhism.com/practice/6paramitas/ 仏教の根幹は、因果の道理です。 お釈迦さまの一生涯説かれた教えは、 因果の道理から外れたものはありません。 必ず因果の道理に立脚しています。   ◆六波羅密(お彼岸)http://www3.ic-net.or.jp/~yaguchi/houwa/ohigan.HTM  お彼岸とは「パーラミーター」という古代インド語を漢訳したものです。摩訶般若波羅蜜多心経の波羅蜜多(はらみった)のことであって「到彼岸」と訳します。仏教では、いろいろな欲望や迷い悩み多いこの現実世界を「此岸」(しがん)といい、苦しみのない理想世界を「彼岸」(ひがん)と教えます。迷いの此の岸を去って悟りの彼岸に渡り達するという意味になります。  彼岸に渡る方法として、  1.布施(めぐみ)  2.持戒(つつしみ)  3.忍辱(しのび)  4.精進(はげみ)  5.禅定(しずけさ)  6.智慧(ちえ)  の六波羅密あるいは六度と中しますが、  この六つの実践が人生の「中道」ということになるでしょう。
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kachoushi · 2 years ago
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各地句会報
花鳥誌 令和4年12月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年9月1日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
散歩する頭上に置きし蟬時雨 喜代子 初老なる夫婦八人墓参り 同 名月やうるはしき夜はゆつたりと さとみ 新涼やメダルの如き耳飾り 都 月白し八十路女の薄化粧 同 漁火や月より遠き船の道 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月5日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
蝸牛進退ここに尽きたるか 雪 静もれる故山はみだす虫の声 かづを 鬼ヤンマ唯我独尊そのままに 数幸 虫の音や今日の命のつきるまで 雪子 彼岸花蕊の情念撓めけり 笑 秋の蝶縺れて解けてまた縺れ 希 倶利伽羅の谷底埋めし曼珠沙華 千代子 山門の落慶法要赤のまま 天空 山門の檜の香り曼珠沙華 々
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
縁台が身の置き所盆の月 宇太郎 去ぬ燕神の杜へと集まり来 和子 秋時雨幽かに日射す山の裾 益恵 雨上がるぽつてり重き鶏頭花 都 つみれ汁どんな魚かと盆の客 すみ子 蹌踉けくる秋の蚊を打つ掌 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月7日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
九頭竜に手波で送る万灯会 世詩明 大根を種蒔くごとく踊りの輪 同 近松の碑黒き露葎 ただし 花鳥誌を拾ひ読みする柏翠忌 同 胸を開け峠を行くや青葉風 輝一 秋深し山粧ふや手をかざす 同 針山に待ち針錆びてゐる残暑 清女 今朝の秋きりりと髪を結ひ上げて 同 抱かれし赤子も一人墓参り 蓑輪洋子 空蟬の銅色をいとほしむ 同 ふるさとの火祭を恋ふ孟蘭盆会 同 犬引いて犬に引かれる青田道 秋子 陶の里古き甕墓秋陽濃し やす香 秋草に隠る甕二つ三つ 同 通り過ぐ風のささやき大花野 誠 団栗の十津川淵へ落つる音 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月10日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
多摩川の風の広さやねこじやらし 美枝子 待宵の月にかかりし雲動く 和代 太刀魚の尾まで隈なく光伸び 秋尚 香を辿り見上げる空に葛の花 教子 一叢の露草の青向き向きに 多美女 一山を覆ひ尽して葛咲けり 三無 手際よく太刀魚捌く島の嫁 多美女 露草の儚く萎える句碑の午後 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月12日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
暫晴間急ぎ稲刈り火蓋切る さよ子 陽が沈み無人駅舎に秋津飛ぶ 世詩明 お十夜の庭石ことに湿りをり さよ子 芋虫も愁ひの時のあるらしき 上嶋昭子 黒数珠や梅の家紋の墓参り ただし 一人暮しと見られたくなし秋すだれ ミチ子 人住まぬ屋根にも月は影落とし 英美子 銀河濃し鬼籍の人を懐かしむ みす枝 虫を聞く闇に心を近づけて 信子 細くなる髪を眺めてゐる秋思 中山昭子 洗ひ髪口に咥へて甘えけり 世詩明 朝霧の緞帳音なく上りゆく 時江 父は父私は私鳳仙花 三四郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月12日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
名月や巻雲淡く細くあり 和魚 一晩の伽となりゆくちちろかな 聰 木道の空何処までも秋の雲 秋尚 こほろぎの屋敷稲荷に住みついて 怜 草むらを抜け露草の楚楚として 秋尚 湯煙もやがて紛れて秋の雲 怜 さつきまで庫裏に人居りちちろ虫 あき子 つゆ草を残し置くなり墓掃除 エイ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月13日 さくら花鳥句会 岡田順子選 特選句
かなかなや夢二の絵にも黒い猫 令子 植物園はるかな道に桔􄼷咲く 裕子 蜩や一里を登る尼の寺 登美子 柏翠忌師の口癖よ「しようがないや」 令子 学校のこと話す道鰯雲 裕子 師弟なる五灰子生きろ柏翠忌 令子 青い目のバックパッカー秋澄めり 登美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月13日 萩花鳥会
大相撲元気を貰ふ秋場所に 祐子 たつぷりと生かされ米寿の彼岸花 健雄 宝石か朝露庭の曼殊沙華 恒雄 爽やかさ簞笥から出たシャツズボン 俊文 秋の灯や沁沁友と語り合ひ ゆかり 文書けば秋蝶ゆるやか折りかへし 陽子 爽やかや一分音読はじめたり 美恵子
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令和4年9月16日 伊藤柏翠忌俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
飛べば憂し飛ばねば淋し火取虫 雪 地に落ちし火蛾の七転八倒す 同 裸火搦め取られし火取虫 同 炎帝に万物黙す他は無し 同 忘れずに約束のごと曼珠沙華 みす枝 兜虫見つけ揚揚子の戻る 同 紺碧の空に小さく燕去る 同 剝落の蔵を背にさるすべり 上嶋昭子 砂時計くびれ見てゐる庭の秋 同 甕墓に離れ離れに彼岸婆 ただし 曼珠沙華淋しき風の甕の墓 同 甕墓の底の暗さや盆の月 同 浅間山焼りは雪の峰となる 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月16日 さきたま花鳥句会
人待ちの小半酒や秋しぐれ 月惑 銀漢をよぎる宇宙観測船 一馬 新都心ビルの凹みに秋入日 八草 秋暁や路地に酵母の甘き湯気 裕章 四方に散り芒に沈むかくれんぼ とし江 歳時記の手摺れのあとや秋灯火 ふじ穂 綾なして咲き継ぐ窓や牽牛花 ふゆ子 朝顔をからませ町家昼灯す 康子 草むらの道なき土手にカンナ燃ゆ 恵美子 白粉花咲きて従妹の嫁入日 静子 居酒屋に恩師と出会ふ良夜かな 良江 鶏頭の赤さを増して咲き揃ふ 彩香
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令和4年9月18日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
地虫���く甲深き靴はく朝 久子 白樫の森黒々と台風来 眞理子 雨粒を玉と飾れば花野かな 眞理子 昼の虫静かに聴きぬ濡れ鴉 久子 一面に火群立ちたる曼珠沙華 幸風
栗林圭魚選 特選句
白樫の森黒々と台風来 眞理子 かまつかや燃えあがらんと翳深く 千種 四阿に鴉と宿る秋の雨 斉 登高をためらふ今日の風雨かな 真理子 団栗の袴はづれて光りけり 久子 開門の前のしづけさ萩しだる 千種 秋出水さわは飛石を隠すまで 眞理子 群れも良し一茎もまた曼珠沙華 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月21日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
江戸生れ浅草育ち柏翠忌 世詩明 柏翠忌三国に残る墓一つ 同 柏翠師みなし児にして月仰ぐ 同 虫時雨して父恋し母恋し 同 ちらり見ゆ女の素顔柏翠忌 令子 河口から虹屋へつづく月の道 笑子 柏翠忌城下にのこる里神楽 同 月窓寺ふたつの墓碑に星月夜 同 草相撲では一寸鳴らしたる漢 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月21日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
水鶏笛一人夜更に吹く女 雪 男有り愛子の墓の草を引く 同 虫すだく九頭竜に闇引寄せて かづを 大花火人なき家を照らしけり たけし 弔句書く筆の悲しさ蚯蚓鳴く みす枝 夕月を崩してをりぬ池の鯉 同 過疎の村今は花野の風の中 英美子 日焼して盗人冠りの農婦かな 千代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月25日 月例会 坊城俊樹選 特選句
どの窓も歪むことなき秋の空 和子 銀杏の匂ひ拭へと下乗札 順子 なめらかに吹かれ秋蝶それつきり 和子 風うねる度敗荷になりかけて 小鳥 手庇の薄きに秋の蝶が消え 和子 碑のうしろ一切曼珠沙華 同 昼はまだ黄泉へ遠しと法師蟬 順子 人々は秋日に溶けて印象派 小鳥 竜淵に潜み国葬待てる森 はるか
岡田順子選 特選句
冷やかや手渡されたる阿弥陀籤 ゆう子 石橋を掃く庭番や柳散る 眞理子 落葉のみ掻き寄する音陰陰と 要 秋蟬の大音声の骸なり 俊樹 落蟬の眼とはなほ瑠璃なりし 同 香具師の声ありし境内昼の虫 要 地に転ぶまま靖国の銀杏の実 昌文 眼裏に黒き温みや秋日濃し 小鳥 金風を乗せ大仏を真似たる手 光子 秋天へ金の擬宝珠の衒ひなく 要
栗林圭魚選 特選句
石橋を渡る人影水澄めり て津子 銀杏の匂ひ拭へと下乗札 順子 お守りの小さき鈴の音野分晴 美奈子 桜紅葉いよいよ昏き能舞台 佑天 碑のうしろ一切曼珠沙華 和子 雅楽部の復習ひ音零す宮の秋 順子 敗れ蓮と成り切るまでを濠の風 はるか
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
天高しバベルの塔は小指ほど 古賀睦子 うす衣の雲の行方よ女郎花 由紀子 夕映えて剥落のなき鱗雲 美穂 露の身を映す鏡架のくもりぐせ かおり 蚯蚓鳴く誰もゐぬ時計屋の時計 ひとみ 大漁旗鰯の山のてつぺんに 喜和 揚花火空に遊びて降りて来ず 朝子 眠られぬままに秋思のままにをり 光子 夏彦の怪談と行く秋の夜 桂 城門の乳鋲は無言盆の月 朝子 あの夏の天地の焔壕暗く 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月11日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
したたかに顔を打つなり化粧水 世詩明 天平の庭白牡丹眩しけり 同 み仏のなんじやもんじや風光る ただし 羅や大方に父似一寸母似 清女 桜満開の軍旗祭りや七十五年 輝一 聞き役も時にははづしつつじ見る 蓑輪洋子 丈六の金の観音寺の春 やす香 海原に風の道あり波の綺羅 同 馬酔木咲く近くて遠き明治の世 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
立待花鳥俳句会 令和4年6月1日 坊城俊樹選 特選句
鯉幟風の階段ありにけり 世詩明 老夫婦夏痩せの身の重かりし 同 美しき日傘の人の振り向かず 同 相寄りて源氏蛍の河和田川 ただし 葉桜や茶筅に残る薄みどり 同 老いの肘掬ふや目髙五匹まで 輝一 鮎置いて門を去り行く釣り師かな 誠 村の子の手足を洗ふ清水かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
立待花鳥俳句会 令和4年7月6日 坊城俊樹選 特選句
手花火や素足に女下駄を履く 世詩明 一筋の水を落して滝白し 同 釈迦仏渡と共に祭らる六地蔵 ただし この��に東光寺あり地蔵盆 同 軋みかと思へば虫や秋の風 輝一 何となく筆持ちたき夜天の川 清女 明易やドラマの様な夢を見て 同 眉と目に力あふるる大日焼 蓑輪洋子 勤行の夫の後行く夕立風 同 落雷に神木青く光りけり 誠 図書館の茂りの中の大欅 同 猿田彦夏越し祓ひ輪をくぐる 信義
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
立待花鳥俳句会 令和4年8月3日 坊城俊樹選 特選句
枯れた字を書くと言はれし生身魂 世詩明 三國山車祭に見合ふ辻屋台 同 飛ばされてゆく星もある天の川 同 古里へ立つ汽車減りし盆の月 ただし 子供達木魚を打てり地蔵盆 同 山寺や老鶯の声心洗はる 輝一 川泳ぐ蛇とかけつこ下校の子 同 兵一人炎天の中帰り来ぬ 誠 家々の火影の中を花火船 同 ぺちやんこの胸の谷間を流る汗 清女 太公望さつぱりですと日焼顔 同 蓮池に生まれて蓮葉に寝る蛙 やす香
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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kachoushi · 3 years ago
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零の会
2021年8月7日
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坊城俊樹選 特選句評
コロナ渦のメール句会
坊城俊樹出句
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坊城俊樹出句
閂の閉ぢて螢の夜となりぬ 白雨来たるか曾祖母のただ白し 夏潮の記憶かすかに穢れたり アイスキャンディー握りしめ樹下に笑む 炭酸の泡を鏤め夏の人 流星と交信をして避雷針 尻に敷く石の食ひ込む水着の娘 競泳のほうらと気泡吐き出せり 一山を一宇を消して銀河濃し 蟻地獄甍の獅子は唸りもし
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坊城俊樹選 特選句
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坊城俊樹選 特選句及び特選句評
闇歩く明日空蝉となる体 和子
もののあはれが息づいている句。同時に季題の本情が出ている。無常であるが、無情ではないという句の本質がある。理屈はあるが、理屈を超えている。しごく名句に近いとも言えよう。
人去りし庭朽ちしとき牽牛花 ゆう子
「とき」が一瞬なのか「永遠」のはじまりなのかが気になる。一瞬を言うほうが滋味があるかも。季題は軽いがそこが哀れでもある。
夏痩のをんなソファに横坐り 要
見事な構図。夏痩せをしているのが良い。古い言い方だがアンニュイである。恐らく女性の句と思うが、こういうのを男俳人が作ってくれたら嬉しい。宦官化しているからである。
夏館夕食の灯を葉がくれに はるか
正統的な句。西洋的な館が太宰などの雰囲気。いや三島的であると面白い。景色に色気があるからだ。
抜け殻のかけらを蟻が蟻が運ぶ 和子
この破調である必要性はわかれるところだ。私は良しとする。「蟻と蟻が」だと説明になるのを回避したのだが、ちょっと無理はある。まあことさらの戦いの零なので赦す。「が」の写実性と連動する動きを強調した結果だからが明確なので。
父植ゑしカサブランカを見てゐるか 美紀
うまいなあ。この哀愁はなんだ。そして父の色気というものも。「か」の問い合わせは誰に対して。自分なのか、その過去の光景への問いか。感動の言葉としても余韻がある。
八月の某日祖父は屋根の上 伊豫
いやまいった。この一瞬の切り取り方をした句は珍しい。しんかも某日なので不明瞭、そこがせつない。祖父という存在もせつない。こんなの伝統俳句派にあったろうか。
坊城俊樹選 特選句
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坊城俊樹選 特選句及び特選句評
八月の海へ子浸す父と母 慶月
この句も同様。八月という特別の月の海であること。ただこれに類想は無い。「父と母」という両親を出したのも、平和や先祖たちへの気持、熱い海へと送る親の気持もあって大きな句。
落蝉やまだたましひのある重さ 悠紀子
まあ好きなタイプの句なのだが、やっぱり惹かれる。ただ���句は気をつけて。「まだ」という感覚は貴重。季題説明ではあるが、このまだまだという時間を諷詠する句とはきっと凄い句になる予感が。
直木賞芥川賞なめくぢり 公世
傑作。かつてない傑作。季題も素晴らしい。理由は各自で考えて。私は「ナメクジ」しか無いと思う。
真うしろが悉皆見えぬ蝉しぐれ 公世
これまた素晴らしい。悉皆というのは「悉皆成仏」を連想させる。万物すべて仏であるという意味。まったく見えないということだが、この真後ろに秘めた全てを隠す蝉声とはいったい。こういうの現今の伝統派さんたちは採るのでしょうか。
八月は土の匂ひの東京駅 小鳥
すこぶる哀愁としての良さとす。すこぶる平安の気持になる。むろんそれは焦土の裏付けがあるから。ただそれを言わないで欲しい。そんな句に哀愁さえ感じる。
神池のとろりしづもる夏の夕 悠紀子
よくよく見るとこの「とろり」が捨てがたくなってきた。そして怖ろしい。夕方だからか、こういうのは類句があるようだがそこが違う。感覚的にした余韻をどう処理するか、俳句はそこが勝負。
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▲坊城俊樹選 三角句及び句評
目覚めたる百鬼へ夕風の風鈴 光子
しかし面白い。一部に流行っている破調に面白がることもまあいいか。百鬼の目覚めという非現実的であるからだ。
紅蜀葵五弁分解して散らす 順子
しかし新しい刺激。五弁が分解してバラバラに散るという、視覚的数学的な構図を試みたところは新鮮。外人の女が化粧する様。それが剥げる様。
はちぐわつの火灯し頃や誰そ訪ふる 眞理子
なかなか洒落た言い方。下五の歴史的言葉使いも凝っている。ただその洒落た努力がなんとも惜しい。すべるのである。頑張ったでありま「賞」を授与する。
ふと選ぶベージュの服を今朝の秋 小鳥 いいかんじで、女性たちの応援にこたえるが、この正統的な匂いはなんだ。めちゃくちゃにしてやりたい衝動を呼び覚ます。というのはやはり良い句なのだろうか。
軍服に一等似合ふサングラス 要
こんな句もある。映画の一部分。「青春の門」の一部分。カサブランカかラストエンペラーか。○でも良いが、こんなのを出すのも零の良さ。
サーファーは北斎の波従へり 要
やっちまった句。面白いがやっちまった。トランプのドボンの句とも。
坊城俊樹選 入選句
雲の峰影を抱へて増殖中 秋尚 救急車どこかしづかに灼ける街 いづみ カンナ燃ゆ楽天なんぞあるまひに 久 夕影に退くを拒みし皇帝ダリア 順子 夕焼をちぎれてゆくや金の雲 千種 時に吾を見てゐて揺るる夜の金魚 瑠璃 八月の穏やかに吹く風夕べ 瑠璃 夕方に訪れる人広島忌 佑天 炎天下墓に懈怠の相も見え 荘吉 夕焼けを見届けてゐる観覧車 要 蟬のこゑ焦げてゐる真昼の死角 いづみ 秋蟬と言ふには未だ騒がしく 秋尚 父の声だんだんに消ゆひぐらしに いづみ 花影の西へ揺らぎて秋立てり 三郎 幾夏の墓守として大木立 三郎 慰霊碑の八月にある水の影 いづみ 八月の雨が乾いて水平線 いづみ ノート開け冷し珈琲秘書めきて 慶月 流星や言ひそびれたること一つ ゆう子 朴家てふ墓の木槿の夕かな 要 投函を迷ふ手の文晩夏光 きみよ 夏蝶やインドの庭の香ぐはしく 美紀 夕焼の森の大樹の焦げてをり 慶月 網棚に積む八月の旅鞄 はるか ラジオから八月十五日のこと いづみ 空蟬や透きとほる葉がよすがなる 光子 八月や長老一人欠けゐたり 光子 幼子の大夕焼けの長き影 三郎 西日さす熱き鍵穴鍵をさす きみよ 八月のガラスに歪む真夜の顔 和子 八月や鏡の吾の叔母に似て 千種 夏薊縁切りたくなけれども 公世 鳴ききつて鳴ききつて死す秋の蝉 ゆう子 何ごともつぶやかぬ墓炎天下 荘吉 青山に墓の数ほど蟬の声 荘吉 八月のニライカナイへ向く御嶽 順子 八月の書庫に魂忘れたり きみよ 八月やセピアの額に若き伯父 眞理子 銀漢にとしのよはひを問ひかける 小鳥 声洩れて簾ごしなる夕べかな 美智子 稲光灯火管制てふ昔 梓渕 義理がたく西日を背負ふ男かな きみよ 夏の日のアルフアロメオからをとこ いづみ 夏惜しむ一膳飯屋声太く 光子 箒木の転がりさうに吹かれをり 要 銀漢にとどきて母を見てゐしか 順子 八月や胸に仕舞へる忌日あり 千種 夕焼を焼け尽くしてはやや夜に いづみ 夏蝶の一頭二頭の重さゆゑ 伊豫 老人は老人を避け今朝の秋 千種 父馬來半島八月十五日 佑天 蟬時雨無限に時間ありし頃 秋尚 星まとひ湯ぼてり冷ます露台かな はるか 大部屋の化粧のにほふ夏芝居 きみよ みんみんの声武蔵野をふるはせる 美智子 十字切る汗の選手がゴールへと はるか 八月の水大げさに手を洗ふ 千種 ご婦人にぎゆつと握られ秋日傘  小鳥 みづたまの紙に包まれ水羊羹 和子 短夜に猫をなぐさむ母のこゑ 和子 自転車の灼けて夕刊配らるる 佑天 蟻が這ふ日本最古のアスファルト 佑天 夕涼み三味線で弾くビートルズ  美紀 欄干にいゐ八月の影法師 三郎 みな小さき画面を覗く晩夏かな 久 夏草が呑み込んでゆく妹を 和子 父の背は声掛けがたき夕端居 きみよ 夏蝶の影を大きく曲線に 美智子
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kachoushi · 3 years ago
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各地句会報
花鳥誌 令和3年8月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
……………………………………………………………… 令和3年5月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
海までの二キロを歩く五月かな 小鳥 母の日やわたしのなれなかつたわたし 公世 絶海へ日覆のなき舟を出す 光子 海を見て海を触れずに行く春を いづみ 南風のつまづきやすき摩天楼 悠紀子 徒労でしたあれは蜃楼でした 光子 白南風やアンチテーゼの一行詩 同  棒となり水著の母の佇める 順子 絢爛に罠を編みあげ蜘蛛をらず 同  さまよへるオランダ人と夏至白夜 公世 海の向かうこんなに遠き五月かな 美紀 昭和の日池袋演芸場休む 公世 まどろみのたつぷりとして藤の昼 美紀 知盛の飛び込みし海大南風 佑天 糸遊を置き去りにして小海線 要   凱風といふ柔らかな南風 佑天 夏蝶の急に曲がりて倉庫街 小鳥
岡田順子選 特選句
絶海へ日覆のなき舟を出す 光子 海を見て海を触れずに行く春を いづみ 持ち上げて放つ扉や夏の海 和子 山藤の貴きをさげて村の口 慶月 葉桜の蔭の娘は誰とゐる 三郎 大百科ありし空間昭和の日 眞理子 胎内の記憶は春の波の音 きみよ 真つ白に夜を濁して南風の吹く いづみ 海亀消えし夜は上弦の海原 瑠璃 惑星に南風吹かば月に海 いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和3年5月6日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
友訪へば無人の駅に遠蛙 由季子 田植ゑすみ腰掛語る畦の端 さとみ 朴の花一風ごとに散華せる 都   雲水の衿足青し��薄暑 同 
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和3年5月6日 花鳥さヾれ会 坊城俊樹選 特選句
花月夜名残の花の散ることも 雪   此の路地も海へ出る路地春日傘 同  後手を組みて即ち春惜しむ 同  卯波寄す礁に白き飛沫立て かづを 風棲める東尋坊に卯波打つ 同  楊貴妃かクレオパトラか牡丹散る 清女 山車見上げほろ酔ふ爺の茶碗酒 千代子 夏のれんかけて母者の独り言 雪子
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和3年5月8日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
若葉風ポプラは広き空を持ち 寛子 街抜けてただただ碧き初夏の海 のりこ 烏賊の墨手に受け流す釣師かな 岬月 一夜干す烏賊に対馬の海明かり 同  郷愁や草笛濡れて届かざる 同  大漁や城の桜に迎へらる 雅春
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和3年5月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
金盞花こんなに咲かせ晴女 一枝 人のなき遮断機炎天下に下りる 世詩明 新茶古茶口述筆記してゐたり 同  琵琶湖辺の古き灯台亀鳴けり 三四郎 内緒事しまひきれずにソーダ水 上嶋昭子 鐘を撞く牡丹かすかに揺れにけり 中山昭子 妖精の生まれさうな緋の牡丹 信子 葉桜になりて堤防静かなり 錦子 何時も何時も待つばかりでは春日傘 上嶋昭子 更衣羽化して少女立つてをり 同  時止まる一部屋のあり竹の秋 同  囀や椨の大樹に祠あり 中山昭子 カーネーション捧げる母は車椅子 すみ枝 噴水にまつさらな朝来てをりぬ 上嶋昭子 田植機の揺らぎて入る重さかな みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年5月10日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
こんなにも美しき花とは姫女苑 和魚 切り口の虹色滲む初鰹 美貴 品書きの達筆跳ねる初鰹 同  夏場所も横綱不在なる軽さ 秋尚 海の色残して光る初鰹 同  逆上がりあともう少し姫女菀 美貴 江戸つ子の思ひは知らず初鰹 和魚 土匂ふ雨の急坂姫女菀 美貴
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和3年5月11日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
厨には筍茹でる鍋滾り あけみ 白靴や盲の人の朗らかに 登美子 朝の声風を動かし燕飛ぶ 光子 赤色のつつじばかりが植ゑられて 紀子 花の塵籠めてお濠を染め上げる 同  はつなつや浜大根と海風と みえこ ぢいちやんの筍の山地図に無く 登美子
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和3年5月11日 萩花句会
山法師思ひ出重ねし旅カバン 祐子 初鰹薬味談議で盃重ね 美恵子 時の花ドラマで咲かせ橋田散る 健雄 柏餅ほどの重さの命かな 吉之 読み物の上で遊ぶや柿若葉 陽子 思ひ出の夏のゲレンデひとり佇つ ゆかり コロナ禍も堂々帰省夏燕 明子 初鰹土佐の女将と差しで飲む 克弘
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令和3年5月12日 立待花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
生ビール奢りし男前に酔ふ 世詩明 母の日や般若の面の美術館 ただし 里山の夏軍馬の碑偉人の碑 清女 玄関の梁に田舟や夏来る 誠   みどり児の五指のきらめき若楓 秋子 縦の物横にして生き菜種梅雨 同  それぞれの香りほのかに芽吹きけり 同 
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和3年5月14日 芦原花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
翻る開店の旗若葉風 よみ子 夏落葉目鼻薄れし道祖神 同  ひとしきり騒ぐ鴉や梅雨兆す 同 
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和3年5月14日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
更衣マリア地蔵の赤子とて 都   斎場の窓に縋りて夏の蝶 悦子 母の日の鏡台在りし四畳半 宇太郎 疫病を恐れ家居の草を引く 和子 海芋剪り白の陰影活けにけり 史子 灯籠にクルスの黙示卯浪立つ 都   湯屋跡の煙突射止め夏の月 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和3年5月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
遠蛙孫より長き便りかな かづを 鯉幟胴復さけて裏返り ただし B 面ももうあと少し白牡丹 すみ枝 若楓暗き狭庭を明るうす 芙美子 新緑に吐く息までもみどりめく 輝子 素十句集読み耽りたる大朝寝 清女 此の花も散る為咲きし白牡丹 富子 香水を匂はす女名告待つ 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和3年5月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
風に消えまた風と来て句碑の蝶 三無 紫陽花や観音の指濡れたまひ 佑天 薔薇園へフランス人形抱き来り 千種 出会ひたる薔薇の門より伊予ことば 幸子 蛇出でて狭庭の遠くなりにけり 芙佐子 朴の花一つ一つに仏乗せ 三無 園薄暑裸婦像バラをにぎりしめ 千種
栗林圭魚選 特選句
鳴り終る校舎のチャイム桐の花 ゆう子 開け放つ蕎麦屋の廊下若楓 久子 うたてしき日々は語らず二重虹 炳子 からたちの花の香仄か朝月夜 同  天道虫指で弾きて翔たせけり 同  鯉幟当主の腕に横たはる 久子 吊橋も木霊もゆらし若葉風 眞理子 城址へと玉巻く葛を払ひつつ 炳子 朴の花一つ一つに仏乗せ 三無
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和3年5月19日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
落城の今に残せし杜若 世詩明 大空やひふみよ数ふ鯉幟 千加江 薔薇の散り橋田壽賀子も散りゆきぬ 令子 いたづらに爪染めてみる日焼けの子 清女 手拭の喧嘩結びや夏祭 泰俊 寺遅日今に黒髪物語 雪   蝶飛べる影を見てゐて蝶を見ず 同 
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和3年5月21日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
春愁や今となりてはどちらでも 雪   話すまで聞かずと決めて花菜漬 上嶋昭子 古浴衣ぺたんと座る板だたみ 同  サンドレス一つ大きなサイズ買ふ 同  電灯の笠に守宮や駅舎旧る 同  父祖百年棚田はいまも田植衆 一涓 更衣夫の祈りは深かりし 洋子 代田掻く高き鉄塔揺れてをり みす枝 鐘を撞く薫風に乗り山里へ 中山昭子 朱の傘に雨を弾きて牡丹寺 同  新緑に翅休ませて去りにけり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
九州花鳥会  坊城俊樹選 特選句
道草や指より発ちぬ天道虫 孝子 飛魚の跳んで深海波立たす 喜和 飛魚の鳥でありたるころの夢 桂   天牛のぎいと写楽の寄り目かな 伸子 蛇苺裏切り者の匂ひせり 美穂 鯨尺は母の物指し鳥曇り 喜和 指きりの遠き記憶や陽炎に 光子 新樹照る重たきほどの葉をつけて 睦子 いまだなほ指先にある春愁ひ 光子 玄海を航くや飛魚従へり 佐和 昔日を蜘蛛の網より覗きみて かおり また二つ別れを惜しむ柿の花 さえこ いちにちの過ぎるはやさに夕焼けて 佐和 飛魚の先へ先へと壱岐航路 光子
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
枡形句会 栗林圭魚選 特選句
大寺の甍煌めく朴の花 文英 源流の山葵の花を少し噛み 美枝子 緑濃き葉に包まれて売らる蕗 三無 夏めくや街路樹高く風渡り 秋尚 蕗浸し仄と香のある夜の厨 百合子 閼伽桶に若葉明かりの水満たす 三無 磨かれし匙触るる音夏めきぬ ゆう子 花蜜柑島に嫁ぎて二児の母 美枝子
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
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kachoushi · 4 years ago
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各地句会報
花鳥誌 令和3年4月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和3年1月6日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
身籠れる夫人に雪の道険し 世詩明 豪雪や掲げ忘れし日章旗 ただし みどり屋の看板古りし虎落笛 同 磨いても拭いても卒寿初鏡 清女 退屈が玻璃磨きゐる三日かな 同 きゆつきゆつと鳴き砂のごと雪を踏む 誠 ゆき高く積んで機関車入線す 同 神一人大忙しや初天神 秋子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年1月7日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
幾年をやさしき夫と福寿草 由季子 病む母の風呂敷仕度やぶ入りか さとみ どんど焼き煙にまかれて守られて 同 少しでも化ける手立てを初鏡 同 初夢や遊女のお練り思案橋 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年1月7日 さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
行く年の音ならざるは一つとて 雪 宝引きで遊んでくれし父今も 同 待春の声と聞きゐる鳥語かな かづを 虚子永久に心に生きん去年今年 同 祝事も忌事も経て去年今年 匠 お精舎の銅鑼打ち入る初句会 千代子 お降りの止みて神慮と詣でけり 希 柚子湯して柚子と戯れ童歌 笑 元朝や我を見据ゑる一仏 天空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年1月8日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
お飾りの稲穂で燥ぐ雀かな 宇太郎 仏花とて寺の水仙切りがたし すみ子 冬帝の微笑めきし薄日抱く 都 藁筵敷く藩廟の年用意 悦子 陽を抱けば枇杷の花とは朗らかに 都 獣岩に跳ねる怒濤や初景色 益恵 青々と松にお降り光りゐる 立子 目の端で合はす柏手初詣 宇太郎 雪明り会釈せし人誰ならん 佐代子 初雪と雖も根雪伯耆富士 益恵 高空をいよよ引き締め寒の月 史子 拳ほど大戸を開けて初諷経 すみ子 鉄瓶と囲碁の石音五日かな 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年1月9日 零の会 坊城俊樹選 特選句
耳たぶの産毛光らせ日脚伸ぶ 小鳥 ひときはにギリシャ神話の冬の星 美紀 群衆が嚏ひとつを遠ざける 光子 初夢ゆ「金閣を焼かなければならぬ」 公世 しまく夜は足を搦めて眠りけり 光子 囁きの耳から耳へゆきほたる 伊豫 楪の鬱蒼として女系とか 要 雪しまき張り切つて居る馬の尻 公世 御慶述ぶ浅草正ちやん牛煮込 荘吉 マフラーを巻いて密に夜の耳 伊豫 葉牡丹の鉢を並べて閉店す 小鳥
岡田順子選 特選句
冬服の短き袖の父叫ぶ 和子 雪しまき記憶のなかの三国歩す 三郎 溜息の出るほど生きて粥柱 瑠璃 美少女の耳霜焼けてロック座へ 俊樹 月光の鎮めてゆけり雪しまき 千種 濯ぎ物竿もろともにしまかれし 美智子 楪の鬱蒼として女系とか 要 貨物機はアラスカを発ち鰤起こし いづみ 去年今年アンモナイトは目覚めざる 光子 雪うさぎ人来るまでに耳落す 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年1月9日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
連れ歩く影にも寒さありにけり 美江 年の夜瞑目といふ別れあり 同 煮凝やふる里山河かがやきぬ 同 消灯の後の病棟雪女 清 ねぢ巻きの柱時計や去年今年 晶子 序に戻り繰りし歳時記日脚伸ぶ 同 畳打つ音凄まじや板歌留多 同 髪濡れしままで茹でたる晦日蕎麦 のりこ 鳶職の寒九の空を足場とす 岬月 寒紅の残りし猪口や夜の席 同 唇の凍て付く夜のプロポーズ 同 絵馬に射す日のやはらかし冬の空 慧子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年1月9日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
寒晴や真白き嶺の彫深し 時江 吹く風の千両万両隔てなく 同 対座する阿吽狛犬雪二尺 三四郎 負けるのは何時も婆なり歌留多取 みす枝 雛壇の古りし調度や鬢鏡 時江 降りしきる中を除雪車昼も夜も みす枝 父似とて謝して大きなくさめかな 清女 短日や遠眼差しのからす居て 上嶋昭子 正信偈唱へて雪に籠りをり 清女 人肌の燗して男ひとり酌む 上嶋昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年1月16日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
泣初と言へど涙は笑ひたる 紀子 大本山坦坦と降る雪の音 あけみ 参道や誘はれ落つるしづり雪 みえこ 門番の貫禄ありて雪だるま 裕子 双六やサイコロの目の運試し 同 どこからか風餠花のやゝ揺れて 令子 猫の写真ばかりを捲る初暦 紀子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年1月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
舫舟列なし河口春を待つ 清女 雪解けて火袋見えて来し灯籠 同 二度三度問ひ返す耳春を待つ 同 本棚に百書の黙や去年今年 雪 残菊に残菊の色雨そぼつ 同 きらきらと輝く雪の魔者めく 和子 雪しまく九頭竜の黙深めつつ かづを 古稀は逝き卒寿は残り松の内 玲子 雪しまき車掘り出す男達 たけし 丑紅やいつしか胸に泣き黒子 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年1月19日 萩花鳥句会
老の幸孫より来たるお年玉 祐子 三代の嫁の宴や小正月 三恵子 萩大井春の珍事ぞマナヅル来 健雄 リモートで体気遣ふ年賀かな 吉之 大橋に朝日まばゆき四日かな 陽子 泣初や夫似の孫を抱きあげて ゆかり わが顔を写し鏡や福笑ひ 明子 初空や六島なべて平らなる 克弘
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令和3年1月17日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
はぐれてふ流氷の着く海辺かな 佑天 月冴ゆる宇宙船など探す癖 炳子 ブランコを少し揺らして今年かな 幸子 句碑は今冬夕焼けの中にあり 佑天 方錘にメタセコイヤの冱つる朝 久子 出窓より雪の香をきく朝ぼらけ 眞理子 初夢を初夢らしく語り合ふ 和子 餅花の荒神様と向き合へり 久子 観音の一重瞼や寒の雨 政江
栗林圭魚選 特選句
黒豆を静かに寝かす除夜の鐘 慶月 木の匙を唇に添へ小豆粥 久 雪雲の車窓に揺るる缶珈琲 ゆう子 風花やスレート葺きの屋根続く 同 寝酒にはワイン読むのは「藝十夜」 佑天 神の森高きに鳴ける初鴉 ます江 万両の見事なるかな大地主 慶月 凜然と寒気に映ゆる母の塔 幸風 粕汁や子ら巣立ちたる二人膳 眞理子 寂として大寒に坐す年尾句碑 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年1月20日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
去年今年いつもの場所の古時計 千加江 二人降り一人の客に雪のバス 清女 八方に話題飛び散る初笑 泰俊 雪籠金の蒔絵の硯箱 雪 気乗りせぬ顔で並びて初写真 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年1月21日 鯖江花鳥俳句會 坊城俊樹選 特選句
三日月の匕首の如くに寒に入る 雪 祟るとて斧を入れざる大冬木 同 凍星のまたたくは我がまたたくか 同 春待てど木の葉の如く逝きし人 信子 冬の蝶何も語らず女逝く 同 取り合ひし歌留多の女の文いまも 一涓 一人住む媼にまたも垂り雪 同 寒柝の音に推敲の灯を消しぬ 同 天空へ返すごとくに雪を掻く 同 寒の月蒼き雫を零しけり みす枝 豪雪や背丈の違ふ六地蔵 たゞし 垂直に伸びる太陽柱凍てる 同 雪だるまオラフも並び子等燥く 紀代美 裸婦像の凍ることなく在しけり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
銀の鍵もてあます手の悴みて かおり ひとすぢの光つかみし冬木の芽 成子 風神の袋大きく寒の入 千代 初夢や光源氏に膝枕 喜和 大濠の光の礫なべて鴨 孝子 無機質な街に浮かみて寒の月 かおり 日向ぼこ光の先に母在せり 睦子 野良猫の闇を貫く虎落笛 喜和 大根干す小さき母の爪立ちて 朝子 寒夕焼の光に溺る浚渫船 志津子 紅の春著の光る一と間��な 成子 すらすらと呆けし母の手毬唄 孝子 底冷の町に荷を置く露天商 かおり 去年今年一億年の火山岩 勝利 寒紅や嘘にわづかに真混ぜ 光子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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kachoushi · 5 years ago
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各地句会報
花鳥誌令和2年2月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
令和元年11月7日 うづら三日の月句会
小春日も心配事も窓の外 さとみ 病む兄の泣き顔背には小春かな さとみ 秋深し見知らぬ人と船に乗る 都 蔵の戸をきしませ開き新酒出る 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月7日 花鳥さゞれ会
師と僧と旅の我等に雁渡る 雪 山国の黒きばかりの赤とんぼ 雪 冬桜なつかしや人なつかしや 雪 大根引く太さを笑ふ女たち かづを 大根干す風は乾ける匂ひして かづを 老杉が静寂深めし神の留守 かづを 石仏と頭巾と袈裟と冬に入る 匠 みくじ引く神無月とは知りながら 匠 料亭も跡形もなく冬日濃し 清女 茶の花や蓮如の道の道しるべ 千代子 何と無く書店をのぞく神の留守 啓子 神の留守社の木々も痩せ果てり 希 渡り来て水尾美しく鴨泳ぐ 天空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月8日 鳥取花鳥会
岡田順子選 特選句
午後の日を傾け綿虫のしきり 栄子 冬晴や鎮木に番の鳩留り 益恵 老いし身に糶の活気や冬の浜 すみ子 山茶花の今日咲く花と散る花と 都 木には木の記憶のありて紅葉散る 佐代子 この杜の心音刻みけらつつき 都 神の留守とて松替へて拝む夫 史子 冬用意山の官舎に軍手干し 悦子 唐臼の杵の一端冬日置く 悦子 針を持つ縁の隅より秋の声 立子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月9日 枡形句会
栗林圭魚選 特選句
陽子師を偲ぶ秋蝶ふはと舞ふ 和代 晩学に俳句習ひて石蕗の花 美枝子 錦秋の映る足湯を揺らしをり 白陶 人波に乗りつ辿りて酉の市 美枝子 年尾忌や最期看取りし人も逝き ゆう子 母訪ひて帰る不安や神の留守 百合子 堂裏を見守る大樹蔦紅葉 多美女 師の墓参暗闇坂は冬めきて 教子 おほやうに蝦夷語る声消えて冬 ゆう子 柿一つ眩しく照らす陽子晴 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月9日 零の会
坊城俊樹選 特選句
一陣の紅葉五重塔を巻く 順子 冬帝の傷無き空へ念仏を 光子 百段は小春浄土へ登る数 梓渕 冬晴や胸に罅抱く仁王像 慶月 文豪の寂土を指せば綿虫も 順子 円柱の影踏む人の冬あたたか 和子 鐘楼を去りかねてゐる冬の蝶 悠紀子 霜晴のちりとりに幸田家とあり 光子 小春日の水煙はるか雲の行く 眞理子 人間も餓鬼も屯す寺小春 美佐子
岡田順子選 特選句
冬帝の傷無き空へ念仏を 光子 小春日の墓所を巡れば塔婆揺れ 瑠璃 七五三五重塔の下敷に 俊樹 幸田家のちりとり冬の土の上 小鳥 国菊のにごり酒売る低き軒 眞理子 綿虫は露伴の墓を湧きしてふ 俊樹 露伴墓所露の五重塔を背に 梓渕 乳母車に小春日和をさし入れむ 和子 恍惚の刀自に連れられ七五三 俊樹 寒き刃を牛革で研ぐ理髪店 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月11日 なかみち句会
栗林圭魚選 特選句
冬日和ペットショップへ廻り道 あき子 冬日和リュックの老女たくましく 迪子 レシピすら知らぬや父の大根漬け 聰 手締めして小さき熊手も売られゆく ます江 電球の光集めて大熊手 秋尚 冬日和波をはるかに島光る 怜 大根漬日干しの香り閉ぢ込めて 秋尚 隙間なく沢庵樽の幾何模様 ことこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月12日 萩花鳥句会
面影の静かに浮かぶ小夜時雨 小勇 菊日和ティアラ煌めくオープンカー 祐子 七五三口とんがらせ紅をさす 美恵子 空と海ピンクに染めて神の留守 吉之 肝心な話は神の旅の後 陽子 秋空や火葬で昇天首里の城 健雄 山茶花や新たな命娘は宿し ゆかり 由布岳をすつぽり覆ひ時雨雲 克弘
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年9月13日 芦原花鳥句会
坊城俊樹選 特選句
古錨虹屋の跡に秋の風 よみ子 萩しだれ小さき花つけ坂の道 寛子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月16日 伊藤柏翠記念館霜月抄
坊城俊樹選 特選句
菊の香にゐて菊の香をふと忘れ 雪 此処に果つ一向一揆曼珠沙華 同 時雨るるや山里小さくなるばかり みす枝 冬の月よろづの影の沈みけり みす枝 神座る石につつじの返り花 たゞし 菊花展きれいなままで枯急ぐ 富子 石庭のすき間すき間の草紅葉 清女 秋の声一乗谷にあふれをり かづを
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月19日 風月句会
坊城俊樹選 特選句
七五三兄は普段着にて並ぶ 秋尚 朝の日へ懸崖菊のはみ出でて 同 参道の黄菊一人に濃かりけり 久子 大日堂灯して昏く冬紅葉 斉 仁王門出でて一礼冬ぬくし 三無 一拍に鳴り龍冬を立ち上る 斉 大綿の霊峰富士を過ぎりけり 圭魚
栗林圭魚選 特選句
法の山札所露に冬に入る 斉 冬ぬくし丈六不動の黒き肌 佑天 鬼門守る花柊の古木かな 斉 朝の日へ懸崖菊のはみ出でて 秋尚 開け閉てに津軽林檎の匂ひくる 久子 大日堂灯して昏く冬紅葉 斉 足袋の子の鼻緒にぐづる七五三 久子 奥多摩も富士も指呼なる冬日和 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月20日 福井花鳥句会
坊城俊樹選 特選句
大根を洗ふ人らは尻向けて 世詩明 初時雨軒に梯子を掛けしまま 世詩明 をの子の手ふと触れたしや星月夜 令子 仮の歯入れ鏡見てゐる小六月 令子 コルセットきつめに締めて小六月 清女 鉄路なきふるさと歩く小六月 よしのり 柊の花に幼帝祀る宮 雪 それぞれの鍵に鳴る鈴秋深む 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月21日 鯖江花鳥俳句会
坊城俊樹選 特選句
濃紅葉の陶あかりなる幽石庭 昭子 あやとり橋紅葉明りに行き戻り 昭子 草紅葉鋤き込まれつつ田の眠る 紀代美 六腑もう三つを切りて冬に入る 一涓 花の名を男に聞かれ女郎花 雪 揺れてゐる揺れてをらざる猫じやらし 雪 天高く金の鯱そびえ立つ やすえ 千尋なる谷へ落葉の幾万枚 みす枝 落葉踏めば山の深さを語りをり みす枝 石蕗の花野仏瞼円らなる 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月23日 武生花鳥俳句会
坊城俊樹選 特選句
男女ゐて何も起らぬ近松忌 世詩明 枯野ゆく川面に日矢の幾筋も さよ子 近松忌女の嘘の徒ならず 世詩明 遠き日の恋も忘れし木の葉髪 英美子 嚔出てわれを罵���人は誰 世詩明 小夜時雨静かに落ちる夢の淵 昭子 薪能舞台そのまま返り花 利栄 寒晴や命の電話海に向く 錦子 手足自由動く勤労感謝の日 みす枝 諦めて諦め切れず神の留守 靖子 高西風や舟屋早々灯を点す 昭女 重力で長く伸びたる糸瓜かな 三四郎 時雨るるや茅葺き重くなるばかり みす枝 紅葉して峙つ山をやさしくす 信子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月27日 九州花鳥会
時雨懇親句会
坊城俊樹選 特選句
飴色の街灯続く小夜時雨 愛 水旨き里に嫁ぎて寒造 孝子 檻握る猿の冷たき指紋かな 愛 まつ黄色ならぬ銀杏の潮傷み 由紀子 女一人拝礼長く冬茜 勝利 鮫干さる眼に残る冬の海 由紀子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月28日 九州花鳥会
名護屋城址・唐津吟行句会
坊城俊樹選 特選句
花八手古塁の石は無言なり さえこ 陣跡の石みな尖り石蕗の花 かおり 冬ざれや野望はかなき陣地跡 成子 神渡玄海の波荒ぶらせ 勝利 天守台傾ぐ古木に群千鳥 順子 軍船か壱岐か対馬か冬怒涛 千代 旧邸の玻璃戸に冬の海うねる 愛 冬萌や官兵衛ふれし野面積 寿美香 もののふの声解き放つ冬怒涛 かおり 杉戸絵の蛍火ともる冬館 由紀子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年11月29日 九州花鳥会
定例句会
坊城俊樹選 特選句
淋しらに転がりてみる枯野原 美穂 方舟にユダ紛れ込む開戦日 寿美香 にほどりのまやかしものの水面かな 愛 歳月は水に映らず枯柳 朝子 冬の日の胸の奥まで照らしけり 孝子 かひつぶりそしらぬ貌で浮き上る 阿佐美 冬の濤さらに激しき次を待つ 美穂 あかときの光まとひて鳰 阿佐美 太閤の野望くだきし冬怒涛 睦子 冬芽立つ石垣のみの夢のあと 光子 大根の真つ白な音おろしけり 寿美香 天から降りそそぎたるごと石蕗の花 光子 チラシより軽き新聞漱石忌 寿美香
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
さくら花鳥会
岡田順子選 特選句
容赦なく大根洗ふ滴飛ぶ あけみ 桜紅葉樹齢五百を彩りて みえこ 炉開や心の澄みて茶を点てる 寿子 身に入むや高架の下の弾き語り 登美子 遠目にも鳥休む岩秋白し 登美子 信楽の大火鉢にてもてなされ 寿子 冬近し気情な父の小言増え あけみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和元年10月11日 芦原花鳥句会
坊城俊樹選 特選句
公報の声風に乗る野分雲 よみ子 くつきりと山巓晴れて秋の川 同 人住まぬ生家の跡の金木犀 孝子 ひとしきり犬の遠吠え野分雲 よみ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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kachoushi · 6 years ago
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1月の各地句会報
平成31年1月の特選句
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
平成31年1月5日 零の会 坊城俊樹選 特選句
撫で牛の肌やはらかく東風を待つ 三郎 表札のひとつ源氏名寒椿 和子 隅田川五日の空の太くあり 梓渕 春襲ゆくや雪吊傾けて 千種 神鏡は淑気半分だけ映す 小鳥 花街をちよと曲りぬ恵方みち 瑠璃 見番で小腰屈める御慶かな 佑天 都鳥水かげろふを羽ごろもに 順子 吾妻橋おきやんに渡り春隣 あおい 墨堤や昼の芸妓のちやんちやんこ はるか 墨堤に寒声聞こえさうなれど 荘吉
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年1月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
老並び炬燵に入り昔話 俊子 太箸や煮豆ぷつくり光りゐる 都 電飾のアーチをくぐる聖夜の子 佐代子 元旦や乳呑む嬰に添寝して 幹也 寛ぎて蠟梅の香に読む俳誌 和子 寒雀押し合ひ並びひとつ枝 栄子 雪ちらちら卜占の灯は路地の奥 悦子 弓始静かに揃ふ中学生 史子 初詣三拝までは拍手せず 益恵 冬蝶やちりぢり風の音のして 立子 新元号掲げるを待ち春を待つ すみ子 花束のやうに抱かるゝ春著の子 美智子
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年1月8日 萩花鳥句会
両の掌に包んでみたし寒雀 牛子 カレンダー一枚残す寒さかな 小勇 光耀す水仙絨毯咲き乱る 祐子 初糶やマグロがなんと三億円 孝士 紅をさし句帳新たに初句会 美恵子 冬ざるる娑婆のふた文字なぜ女 健雄 円相の軸へ見入りて初茶会 圭三 寒雀ひだまりに又一羽きて 克弘
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平成31年1月8日 さくら花鳥初句会 坊城俊樹選 特選句
鉛筆を削り過ぎたり初句会 あけみ 霙降り夜はしけるらしとつぶやく 政江 初明り読経の母を包みけり 登美子 手袋の中に包んでゐる一句 晁史 白き雲破魔矢求めん古希迎へ みえこ
(順不同 特選句のみ掲載)
岡田順子選 特選句
大粒を絞り三国の時雨かな 晁史 初明り読経の母を包みけり 登美子 孫ひこに雑煮申告させる婆 令子
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年1月10日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
一月の二十四日で白寿なる 柏葉 九頭竜の波もやさしく初明り 英子 青天の続く日和や福寿草 由季子 雲水の衿足白し寒修行 都
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年1月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
七種のそろはぬ粥で出勤す 多美女 初句会何時もの顔ぶれ何よりも 教子 初雪や黒衣の濡るる女坂 三無 平成を閉ぢる参賀や列長し 和代 風花やはるか山稜望む町 ゆう子 除夜零時風の匂ひの新たなり 美枝子 硝子戸の落書うかび日脚伸ぶ 多美女 風花や落つることなく所在なく 多美女 日脚伸ぶ五時のメロディ聞く畑 三無 初日の出重なる屋根の間より 恭子
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年1月17日 伊藤柏翠俳句記念館初句会 坊城俊樹選 特選句
凍蝶の哀れに羽の美しき 雪 名前まだ決らぬ子にもお年玉 雪 地鴉も寒に入るれば寒鴉 英美子 この人の手と足となり福寿草 英美子 冬帝の久しく見えず越の国 和子 初風呂や男子二人の逞しき ただし 背負籠にも両手にも野水仙 富子 山茶花の散るに占ふ来る来ない 世詩明
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年1月19日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
鳩たたす虚子の一軸床の春 みす枝 凍星のかむさつてゐる杣の宿 みす枝 法の剣ふり十人の寒行僧 昭子 寒垢離の十人の僧阿修羅めき 昭子 地に触れず風花光となり消ゆる 越堂 吉書掲げ千年杉を越えゆけり 越堂 美しく重ねし齢吉書にも 一涓 住職も胡坐で過す三日かな 一涓 山の神田の神きませ大どんど 信子 寒鯉やのたりのたりと水遊び 直子 出初式三国湊に三国鳶 雪 冬薔薇活けられてより息づかひ 世詩明
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年1月20日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
枯れるだけ枯れし枯野の大欅 三無 光りつつ溢れつつ噴き水の春 炳子 寒林に指輪がひとつ落ちてゐた 野衣 猿を見て猿に見られてゐる寒さ 淸流
(順不同 特選句のみ掲載)
栗林圭魚選 特選句
大寒のゆるびし池の杭の影 久子 大枯野生きる力の水の音 三無 梅早し水音高き弁財天 千種 紅白梅風の結び目解きたる 三無 金縷梅の残る葉陰に咲き初むる 秋尚 白鳥の忽と野太き声放つ 炳子 遠き枝の蔭まつらはせ冬の幹 野衣 何処となく色滲み初む枯柳 秋尚
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年1月21日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
急患の途切れぬままに初明り 美貴 書初や生れし曾孫の名太く濃く あき子 的を射る音清清し弓始 せつこ 鍋底の焦げあきらめて初湯かな 美貴 一人とて少しおしやれをして三日 怜 氏神へ自転車並べ初詣 秋尚 産土神おまはりさんも初詣 あき子 小鉤かけやうやう終はる初鏡 有有
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年1月24日 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
初明り秘仏めざむる厨子の内 千代 初鏡余生の紅を仄と刷く 郁子 沖へゆく水脈は七色初明り かおり 凍雲や老ゆる団地の重機音 同 風呂敷のほどな日だまり寒雀 豊子 下脹れの母似でありし初鏡 志津子 詩碑に打つ地酒匂へる初明り 阿佐美 牡丹焚く花神の火色美しく 孝子 マフラーに埋るる坊主頭かな 睦子(吉田) 初明り一際千木の反りにけり さえこ 冬の雨入口狭き映画館 ひとみ 切株に樹齢の余力冬日濃し 朝子 ハモニカの葬送曲やしぐれ虹 志津子 マネキンの薄き唇久女の忌 寿美香 初夢や君に寄り添ひ飛行船 ちぐさ 唱ふごと寒九の水を飲み干せり 志津子 埋火や叶はぬ夢は美しき 睦子(古賀)
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年1月27日 花鳥月例会 坊城俊樹選 特選句
冬日見下ろせる睫毛へ水陽炎 野衣 百年を喋らぬ寒の大鳥居 梓渕 石垣の押しつ押されつ春を待つ 梓渕 寒の手をほどかず衛士の仁王立ち 晁史 冬晴れやあつぱれな日の丸立ちぬ 和子 俯いて臘梅の香を濡らしけり 斉 寒鯉の塊水面ゆらめきて 政江 冬麗あれは先生かしらねえ 公世
(順不同 特選句のみ掲載)
栗林圭魚選 特選句
寒禽の高音千鳥ヶ淵の黙 政江 寒鯉を沈め石組み乾く池 要 枯蘆の池に白々沈む影 炳子 大寒や太くひびある能舞台 和子 水鳥に水面の光ついて来る 光子 老木の風に委ねし冬芽かな ゆう子 冬帝のまさをに空の涯白し 俊樹
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年1月28日 さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
神の火をどんどに移し焰たつ 希 朝まだき遺影在す部屋初明り 希 ほうほうと訪ひゆく黒衣寒修行 笑 帯少し高目と思ふ初鏡 雪子 もらひたる毛糸帽子や地蔵尊 松陰 寒紅や男のやうな土性骨 千代子 ウィッグをつける稽古や初鏡 清女
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成30年12月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
短日の裏手より見る武家かな 昭女 北風やミルクココアの吹きこぼれ 昭女 共白髪つつくは二人おでんかな 世詩明 まつすぐに降る初雪の重さかな ミチ子 晩鐘の陰にこもりて時雨寺 越堂 背中の子寝落ちて重し一茶の忌 昭女 秋深し永久に思惟の観世音 雪 牡丹苑千の冬芽の膨らめる 越堂 霙降る石に一瞬白きもの 錦子 身に入みぬ雷火に失せし一古塔 雪 おでん酒女を酔はすつもりらし 世詩明 還らざるもの秋の風のみならず 雪 前を行く人の背にある師走かな 信子
(順不同 特選句のみ掲載)
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kachoushi · 6 years ago
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12月の各地句会報
平成30年12月の特選句
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
平成30年12月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
極月や銜へ莨の勝手口 瑠璃 万両の一見さんを遠ざける 光子 日当れば木瓜狂ひ咲く猫の墓 小鳥 引き籠もる為の宿あり花八手 彰子 白椿ひとすぢ神楽坂の紅 千種 芸子揃ふ火事のポスター神楽坂 秋尚 お手拭をしぼる皸せしをとこ 瑠璃 盛塩へ向けて山茶花赤くあり ラズリ 行き止まりの小路黒塀冬ちちろ 炳子 湯屋を焚く木端を高く極月へ 順子 盛塩のそつと乱れて冬ぬくし 眞理子 銭湯の煙待ちをり冬の空 眞理子 出汁の香に続く黒塀十二月 野衣
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年12月5日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
星まとひ聖樹のごとく大枯木 越堂 城跡も廃寺の跡も散る紅葉 越堂 眠る山滝の一縷は山を割る 世詩明 数へ日のガード下の小劇場 誠 一斉に野を飛びいづる狩の犬 誠 老ゆるとは上手下手あり花八手 秋子 冬空の碧さや少し眩しすぎ すみ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年12月6日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
山里に煙たなびき冬うらら 喜代子 天高し裾野なびかせ富士座る 喜代子 冬ざれの山に向ひて黙礼す 都 着ぶくれも老いには老いの好みあり 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年12月7日 芦原花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
衛星の光と並ぶ冬の月 久美子 短日や節くれ立つ手箒持つ よみ子 靴の紐結び直すや帰り花 よみ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年12月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
焼藷を赤児のやうに胸に抱く ゆう子 住職の不在の寺苑冬木の芽 亜栄子 ひそやかに一隅守る冬桜 美枝子 盤石に平成天皇誕生日 亜栄子 蒼天を万雁乱れ多摩の堰 文英 一輪の蝋梅咲きし寺師走 亜栄子 落暉燦堅き冬芽のひかり帯ぶ ゆう子 足音を隠せぬ銀杏落葉かな 教子 寒禽を孕む大樹の女坂 清子 鮮やかな記憶父の背冬の月 恭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年12月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
竜の玉子ら宝物として握り 俊子 石釜の漁の名残りを鴨浮寝 都 時雨止み棺静かに家を出る 佐代子 店々にカリヨン鳴らす年の暮 幹也 さしのべし手に大綿のつかまらず 和子 藪巻の蘇鉄数本医院混む 栄子 右手抜け左手迷子ちやんちやんこ 悦子 マネキンの後ろで煌めける聖樹 史子 大銀杏日がな一日散る社 益恵 目鼻無き案山子の立ちて吾が田かな 立子 極月や時化の三日に蜑黙し すみ子 マスクして息にくもつてゐる眼鏡 美智子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年12月11日 萩花鳥句会
登り窯背山も眠りゐたりけり 牛子 風鳴って枯野の枯れを深めをり 小勇 初雪や風花となり二階窓 祐子 陽の当たる出窓は猫とシクラメン 孝士 対向車一台も無し山眠る 美恵子 五十億やサバ缶と酒あれば良し 健雄 温かき床に腹這ひ句作かな 陽子 句会より盛り上がりたる忘年会 圭三 久々の人も加はり納め句座 克弘
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平成30年12月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
垂直に青き冬芽の朴大樹 三無 燃え崩る中に榾火の赤黒く 斉 息白く榾の煙と混り合ふ 政江 冬すみれ叱られし子がひとつ摘む 千種 丘の上に音なく沈む冬紅葉 慶月 凍雲に添うて低かり野の煙 千種 黒と黄の美しき背を伏せ冬の蜂 炳子 底冷の軋む框に落ちつかず 斉 赤きリボン其処此処付けてクリスマス 文英 雨止���ば池凍らんとして静か 千種
(順不同特選句のみ掲載)
栗林圭魚選 特選句
軒深き薬医門なり初氷 炳子 手短かの挨拶で去る裘 ゆう子 寒禽の声跳ね返る水固き 秋尚 水面も今凍らんと雨音を消す 千種 凍雲に添うて低かり野の煙 千種 黒と黄の美しき背を伏せ冬の蜂 炳子 輪を離る焚火の熱を腿に溜め 野衣 雨止めば池凍らんとして静か 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年12月17日 伊藤柏翠俳句記念館極月抄 坊城俊樹選 特選句
斑鳩に斑鳩色の柿残る 雪 斑鳩の低き土塀に秋惜む 雪 色鳥来永久に思惟の御仏に 雪 一山に響く鳥語の寒さかな かづを 曼陀羅を地に描きゐる冬紅葉 かづを み仏にたまる師走の埃かな ただし そこぬけに明るき人や暮の秋 冨美
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年12月17日 鯖江花鳥師走抄 坊城俊樹選 特選句
老木が祠支へし山眠る ただし 今も鳴る振子時計や煤払ひ ただし 越知山の風が頼りの懸大根 ただし 晩秋の近松の里それなりに 直子 門前町巻込み落葉焚く煙 越堂 小説の三国時雨に逢ひにけり 越堂 天空を見遣り村守り山眠る 一涓 古里を置き冬ざるる鉄塔かな 一涓 初鰤の並ぶ無念の眼して 一涓 寄辺なき身となられたる寒さかな 一涓 九頭竜も流れも冬に入りにけり みす枝 胸元に入る北風刃物めく みす枝 歪なる柚子をかきわけ冬至風呂 信子 節くれの掌のしみじみと年用意 信子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年12月19日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
鰤づくしてふきときとの氷見料理 越堂 納め句座行くも帰りも膝笑ふ 世詩明 クリスマスケーキを食べて南無阿弥陀 令子 銭湯の何時もの席に年惜む 清女 雨だれに叩かれてをり花八ツ手 清女 鰤起しなれやと勇む浜漁師 よしのり 放下など酒の肴や忘年会 数幸
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年12月20日 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
聖堂へ小さくたたむ冬帽子 かおり 商館の古りし燭台冬銀河 かおり 防人の歌に対峙す冬の浪 光子 湯豆腐や一灯低く山の宿 朝子 街中の波長クリスマスのリズム 豊子 冬の虹出船の水脈の消ゆるまで 由紀子 湯豆腐や風音やがて父のこゑ 寿美香 湯豆腐の身悶えてゐる白き肌 豊子 たましひの夫ゐて縁に日向ぼこ 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年12月23日 花鳥月例会 坊城俊樹選 特選句
凍鶴の孤高の人にまぎれなし 公世 釣られゐて窓拭く人やクリスマス 眞理子 風向計田安門指し冬ざるる ゆう子 枯蓮のつひに劫火となりにけり 佑天 満州や火車の灯遠く冬ざるる 和子 冬帝を切り裂きたくて零戦機 慶月 英霊の去らねば赤し冬紅葉 佑天 鬱屈の人を映さず冬の水 千種
(順不同特選句のみ掲載)
栗林圭魚選 特選句
落人となりて蓮の破れ尽す 俊樹 寒紅が改札口より現はるる 佑天 銀杏散り尽して背骨あばら骨 梓渕 極月の零戦の默人の默 炳子 大鳥居冬芽の桜鎮もるる 炳子 すれ違ふ人の匂ひや冬の雨 和子 赤錆を落し鳥居も年用意 佑天 降り出してひつそりと立つ暦売 て津子 数へ日のどこか静かである社 野衣 職人の掲ぐ幔幕年用意 芙佐子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年12月 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
初雪や仕入れに向かふ祖父の黙 美貴 初雪に弾むことばの息まるく 美貴 文字太く跳ねて屏風の余白なる 秋尚 折りたたむ屏風に闇も忍び込む 有有 花枇杷や老いの暮しのつつましく 三無 初雪や消し忘れたる常夜灯 貴薫 故郷の色を移して枇杷の花 聰 枇杷の花海に向かつて傾きて 迪子 介護士の爪を切る背枇杷の花 あき子 たまゆらに伊豆の初雪掌に消えて 怜
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年11月7日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
己が影引摺り乍ら大根引く 世詩明 葱きざみ妻の嘘泣きにと見たり 世詩明 櫨の実の垂れや黒々冬来る 輝一 蔦紅葉曼荼羅のごと水門に 誠 人の世の裏側に咲く曼珠沙華 秋子 大根まく畝の曲りは詮方なし 秋子 落葉焚き秘密の文も共に焚く すみ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
平成30年11月 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
余生とは照る日曇る日冬に入る 文子 鷹舞へる空を拡げて三方五湖 越堂 初時雨山里小さくなるばかり みす枝 古窯跡凡そ二百基鳥渡る 雪 白銀も山の眠りも遠からず 英美子 廃校の鉄棒借りて布団干す 昭女 山紅葉谷紅葉して古窯跡 雪 陶工の永久の甕墓木の葉散る 昭子 氏神の神鼓響きし神の旅 文子 冷まじや二階家崩る関所跡 みす枝 大鳥居いよよ大きく神の留守 雪 勝敗のいまだ果たせず菊人形 信子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
新海苔と思へば香り立ちにけり 紀子 小六月FMラジオテンポ良し 紀子 まつげにも光浴びたる日向ぼこ 裕子 ポインセチアいつかどこかの赤に似て 裕子 カーラジオ掻き消してゐる冬の雨 あけみ 冬の虹琵琶湖に立ちて湖蒼し みえこ 粕汁や三口すすれば頰熱し みえこ 小春日の野点袴の絵となりぬ みえこ
(順不同特選句のみ掲載)
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