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#父母ヶ浜立入禁止
yotchan-blog · 6 days
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2024/6/24 11:01:28現在のニュース
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tani1gan · 4 years
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過去 父母ヶ浜 pic Selection Final Date 8/18/18(平成30年8月18日) Location 三豊市仁尾町父母ヶ浜 父母ヶ浜は現在「立入禁止」となっています。来ても写真撮れませんので。 もしこの状況が終息したら、足を運びにきてください。 #父母ヶ浜立入禁止 #tani1gan #三豊市 #仁尾町 #父母ヶ浜 #父母ヶ浜海岸 #父母ヶ浜海水浴場 #shikokucameraclub #team_shikoku #shikokutrip #setouchitrip #triproud #旅ness #dokoiku #tokyocameraclub #japan_travel #grate_photos_japan #lowangleshot #ほふく撮影隊 #photo_map #家で写真を楽しもう #stayhome #うちで過ごそう #四国八十八景 #sorakaraphoto #瀬戸内サニー #過去Pic (父母が浜海岸) https://www.instagram.com/p/CA21O9MjPzz/?igshid=1ij7ipuclatf3
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technocat1026 · 5 years
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また、山口組と旧後藤組の関与か。
しかも、フリーメイソン森喜郎の少女買春
他に覚醒剤利用してませんかね?
MDMAとかね。
押尾学冤罪事件のアレなw
以下引用
プチエンジェル事件は、今から16年前に東京で起きた児童監禁売春強要事件だが、「自殺?」したとされる容疑者の単独犯行とされ、2000名もの政財界の大物が羅列された名簿を警察が押収したにもかかわらず、犯行経過と名簿の具体的内を示す、ほぼすべてが警察によって隠蔽され、マスコミもこれを報じずに、見事にうやむやにされた、戦後最悪の権力による極悪犯罪隠蔽事件である。
 このとき、日本社会が腐敗した「法治国家」である現実が、世界に明らかになったといってよい。権力と金さえあれば、小学生少女を監禁、強姦しても、事件は隠蔽され、罪にも問われないと警視庁=警察権力が示したのである。
 現在、安倍政権によって、法治主義を無視、破壊する権力濫用が続いているが、こうした自民党政権による国家ぐるみのマフィア的犯罪は、すでに、このとき完成していたと考えるべきである。
 名簿を一部の記者が見ていて、そのなかに、自民党の現役政治家や元大臣、元警察官僚などが含まれていたと証言している。
 中には、森喜朗元総理の息子が含まれていたとの週刊誌の報道もあった。
 名簿の捜査は、警察上層部からの命令で停止させられ、その理由は「偽名が多い」というものだったが、捜査現場からのリーク情報では、携帯電話番号まで記載され、番号と公表された氏名が一致していることも多かったといわれる。
 この事件には、関わった少女や、事件を調査していたフリーランス記者などに数名の不審死者が出ているが、これらも、すべてうやむやに処理され、徹底した隠蔽が行われた。
 私は、この事件の真相について、いつか、まとめて報告したいと思っていたが、情報が少なすぎるため果たせず、今回、YouTubeに現場を取材した記者の証言がアップされて、はじめて詳細を知ることができた。
 https://www.youtube.com/watch?v=z7NpsAmX48g
 https://kirari-media.net/posts/454
 事件の経過
① 2003年7月上旬、稲城市に住む小学生少女が、渋谷周辺で女子高生スカウトから「アルバイトしないか」と誘われ、主犯とされる無店舗型少女売春クラブ経営者の吉里弘太郎(29)と接触、マンションの部屋を1時間くらい掃除して1万円を渡され「友達も連れておいで」と誘った。
 このとき、友達を連れてくれば、一人について3万円を渡すと約束していたようだ。
② 誘いに応じて、少女は友人3名を加えて、7月13日、再び吉里の元を訪れた。
 彼女らには二台のタクシーが用意され、7月11日に吉里が契約したばかりの赤坂のウイークリーマンションに連れて行かれた。(インターナショナルプラザ赤坂No.1最上階の11階1101号室)
 すると、吉里は態度を豹変させ、「ここに来たのは、どういう意味か分かってるな?」と、スタンガンを手に四人の少女を恫喝した。
 怯える少女たちに、手錠と目隠しをして、重しのポリタンクにつないで監禁が始まった。少女たちのなかには、逃げだそうとしてスタンガンで負傷させられた者もいた。
 吉里がマンションを短期契約した7月11日、彼は保有していた二代のフェラーリを売り払っていて、7月17日には、警察が以前の少女売春事件で、吉里に逮捕状を執行しようとしていた。つまり、死亡した7月17日以前に、吉里は自分が逮捕されることを知っていた。
③ 7月13日、夜になっても帰宅しない少女たちの家族は、不安にかられて、警察に通報、通常、この種の事件では、少女たちの命が危険に晒されるため、ただちに公益報道されるはずなのだが、この事件では、警察は、なぜか7月16日まで、マスコミにも公表せず、秘密裏に、学校教師と家族だけによる捜索が行われた。
 なぜ、警察が誘拐行方不明事件でありながら、公開捜査を拒否したのかは、まったく理由が分からない。
 また、警察上層部から、「少女売春事件であり、本人のプライバシー保護のため、周辺での聞き込み捜査は行うなとの指令が出た」ことで、稲城警察による聞き込み捜査が中断された。
 警察は、事件発覚前から、これが少女監禁売春強要事件であることを知っていたようだ。
 しかし、事態が進展せず、警察は、これ以上の隠蔽は無理と判断して、16日未明にマスコミに情報公開、やっと報道が始まった。
④ 7月17日、監禁された少女たちは、室内の物音がしなくなったことから、自分で手錠を外して部屋を逃走、裸足で逃げて、インターナショナルプラザ赤坂No.1の隣にあった花屋に駆け込んだ。
 通報を受けて1101号室に警察が立ち入ると、そこには、吉里が、椅子に座ってビニールを被って死んでいた。死後、十数時間を経過していたとされる。
 
⑤ 警察は、吉里の単独犯行で、発覚を恐れて自殺したと「断定」し、捜査を早期に打ち切った。
 死因は、ビニールテント内に置かれた七輪の練炭による一酸化炭素中毒という説明だったが、いくつかのメディアが検証したところでは、七輪は高熱を発し、ビニールテントなど、たちまち溶けてしまい、外気が侵入して死には至らないこと。
 また、吉里の死体には、ビニールが溶けたり、七輪の熱による火傷があるはずなのに、それらが一切なく、普通のきれいな死体であったこと。
 ビニールテントは、外部からテープで目張りされていて、中に入った吉里が外から貼ることは不可能であること、したがって、警察による自殺という結論は、極めて不可解であること、を明らかにした。(『真相報道 バンキシャ!』)
 つまり、吉里弘太郎は、事件を起こしてから、外部の人間によって、自殺を装って殺害された可能性が極めて大きい。吉里が逮捕されて、警察にペラペラと自白されては困る人物の指示によって殺害が行われたと考えられる。
 つまり、17日に吉里が逮捕されることを知っていた、警察関係の情報を得られる立場の人間によってである。
 不可解なことに、警察は、法医学解剖調査など遺体の詳細な調査を行わないまま、慌てて遺体を始末させた。
⑤ 吉里弘太郎は、無店舗型、非合法未成年者デートクラブ「プチエンジェル」を経営。女子高生数人をスカウトとして雇い、渋谷や新宿で「カラオケ5,000円、下着提供10,000円、裸体撮影10,000円」などと書かれたチラシを配ってローティーンの少女を勧誘し、男性客に斡旋、その他わいせつビデオの販売も合わせて多額の利益を得ていた。また本人も過去に買春で逮捕歴があり執行猶予中だった。
 吉里は、この種のデートクラブ経営者としては、破格の成功を収めていて、年収は、数億円以上に達していたとみられている。死後発覚した預金は35億円と報道されている。
 この金額は、一介のデートクラブ経営で得られるような額ではなく、背後に想像を超える大規模な組織があったことを示すものである。
 本人、自ら、小学生少女にしか興奮しないという児童性愛趣味者であり、小学生少女を多数、提供することで莫大な利益を得ていたが、おそらく組織的な活動だっただろう。
 その相場は、小学生なら、一回の性行為で、10~20万円というものだったようだ。当時、流行していた「援助交際」で、女子中学高校生との性行為が、一回1万円程度とされていた相場に比べれば、小学生の相場が、どれほど高額なものか分かるが、これに対し、全国の政治家・財界人・医師など社会的地位の高い者たちが、このクラブに殺到していたことが明らかにされている。
 この事件が、警察によって完全に隠蔽された理由は、顧客たちの社会的地位を守るためであることは明らかである。
 ⑥ 吉里弘太郎のプライバシーを調べると、とんでもない事実がたくさん出てきた。
 
 吉里弘太郎容疑者の父親は元警視庁幹部であり、朝日新聞に転職して幹部社員から西部本社社会部長に転属した。
吉里は東京芸術大学出身でデザイナーをしていたが、大学時代から複数の女性と交際しヒモ生活を送っていた。住所は「横浜市港北区篠原東1-2」や「埼玉県久喜市」だと言われている。
 吉里は、大学在学中の頃あたりから立て続けに肉親が自殺している。父親は1993年に難病指定されている頭頸部ジストニアを発症し、病苦によるものなのか、朝日新聞社西部本社に異動になったためか1996年に自殺している。
 その後、兄が1999年に自殺。母親は悲観して2001年に自殺未遂を起こした。
 吉里は、多摩地区を中心に主婦売春組織を運営していたことから警視庁にマークされていたという。
⑦「プチエンジェル事件」は、なぜか突然、メディアから消えて収束を迎えた。
 吉里弘太郎の単独犯行とされ、捜査も終了させられた。
「プチエンジェル事件」の顧客リストに、日本を代表する、2000名もの政財界、医療界、司法界、政府官僚などの大物が掲載されていたことが暴露されたが、なぜか警察当局は「偽名が多いため、捜査不能」と警察が発表し、警察も報道陣も示し合わせたようにこの事件から手を引いた。
「プチエンジェル事件」の翌日には警察による一斉補導が渋谷で行われ、約1500人もの少年少女が補導された。 
 吉里が借りていた埼玉にあるアパートか���は1,000本以上の小学生少女が主役となった猥褻ビデオテープと2000人以上が記された顧客リストが押収されたが、警察は、一切摘発に動こうとしなかった。
 同時にマスコミも警察と示し合わせたように「プチエンジェル事件」について報道をしなくなり、突然のように事件は終幕を迎えた。
 被害に遭った少女たちの証言から、客引きの女子高生やマンションへの誘導役の男、部屋を借りた名義人である”ヤマザキ”という男など、確実に3人以上は共犯、関係者がいることが明らかにされていたが、なぜか、すべて吉里の単独犯行とされて、それ以上の捜査は行われなかった。
 1101号室に出入りしていたふたりの男女が目撃されており、ある捜査官は後に「男の方は警視庁幹部の息子だった」と暴露しており、「プチエンジェル事件」はその警視庁幹部の働きかけもあって捜査打ち切りになったとも言われている。
⑧ マンション「インターナショナルプラザ赤坂No.1」は小沢一郎の資金管理団体「陸山会」が所有する物件だと言われている。
 この事件について小沢一郎は一切触れていない。
⑨ 顧客リストに糸山英太郎も。
「プチエンジェル事件」顧客リストの人物として名前が上がったのが、糸山英太郎だった。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B3%B8%E5%B1%B1%E8%8B%B1%E5%A4%AA%E9%83%8E
 糸山英太郎は実業家であり個人投資家で、テレビ東京の大株主である他、過去には日本航空の筆頭株主だったこともある日本屈指の富豪で、2007年のフォーブス発表の「日本の富豪ランキング」では7位にランクインし、総資産額は4500億円だった。
「プチエンジェル事件」の筆頭顧客とも言える糸山英太郎は、事件が発覚する4日前の2003年7月12日に所有する自社ビル「ザ・イトヤマタワー」の18階にある自宅で、16歳の少女に15万円を支払って買春をした。
 この少女を斡旋したのは元暴力団組長で、警察の捜査にひっかかり組長ら3人が児童福祉法違反で逮捕されている。
 しかし、買春をした本人である糸山英太郎は「相手が18歳未満だとは知らなかった」と容疑を否認し、罪には問われなかった。
 当時、援助交際による女子中高生の性交渉の相場が一回1万円程度であることを考えれば、糸山が出した一回16万円が何を意味するか分からない者はいないはずだが、これも警察により無罪放免とされた。現在では、小学生相手の売春は重罪で強姦罪が適用され、最低でも5年程度の実刑判決となる。
 この事件は当時の五代目山口組若頭補佐だった後藤組組長の後藤忠政により揉み消されており、糸山は後に慰労金を支払ったといわれる。
⑩ フリージャーナリスト・染谷悟が殺される
 権力により封殺されてしまった「プチエンジェル事件」を暴こうとしたフリージャーナリストの染谷悟は、中国マフィアに殺された。
 「プチエンジェル事件」から約2ヶ月後となる9月12日に、東京都江東区東雲2丁目の東京湾に男性の死体が浮いているのを通りがかりのトラック運転手が発見し通報した。
被害者は「柏原蔵書」の名前で活動していたアングラ情報専門のフリージャーナリスト染谷悟で、背中8箇所を刃物で刺された痕があった他、頭部に2箇所殴られた痕があった。
 発見当時、染谷悟は岸壁から2メートルほどのところに浮いており、服の上から鎖で巻きつけられて縛られ、両手は紐で縛られている状態で、両足も紐の痕が残っていた他、腰には潜水用の重しの入ったベルトが巻かれていた。
「プチエンジェル事件」は中国人身売買に通じていた?
 染谷悟は殺される直前に周囲に「中国人マフィアに命を狙われている。殺されるかもしれない」とこぼしていた。
 警視庁東京水上署の捜査本部が染谷悟さんの刺殺体が発見された2日後の14日に発表した内容では、染谷悟さんは「プチエンジェル事件」が明るみになる前から身の回りに起こる不可解な出来事に悩まされており、2002年頃から自宅の窓を割られたり、空き巣に入られたりしていた。
 染谷悟は組織的な児童買春の実態を暴くために動いていたが、2002年9月には当時住んでいた豊島区のアパートで空き巣被害に遭い、取材で使っていたカメラやパソコンなど計77点が盗まれていた。
 染谷悟が殺害されてから2日後に、2ちゃんねるに大手出版社の編集員を名乗る人物が事件の詳細について語った。
 染谷悟は「中国マフィアのしっぽを踏んでしまった」と語っていたという。
 このことを編集員は「(「プチエンジェル事件」を追う内に)中国マフィアと日本やくざの児童売買ネタに当たってしまった」と解釈した。
 「プチエンジェル事件」には中国マフィアと日本のやくざが密接に絡んでおり、児童人身売買も疑われた。
 吉里が小学6年生の女児4人を拉致監禁した理由は中国マフィアに売り飛ばすつもりだったのかもしれない。
 少女らを監禁した翌日にはすでに警察が吉里弘太郎容疑者が犯人だと目��をつけて捜査を開始したため進展が早く、このままだと捕まるのは時間の問題だと踏んだ中国マフィアが吉里弘太郎容疑者を葬った疑いもある。
⑪ 2ちゃん書き込みログ
 赤坂署に配属になったから事件資料を調べようとしたら全て処分されていた」
染谷悟は、プチエンジェル事件発生の2003年7月に「歌舞伎町アンダーグラウンド」という著作を出版したばかりでした。次の題材として、プチエンジェル事件を独自に取材を進めていた。
 プチエンジェル事件の取材をしていく中で、周囲に「中国人マフィアに命を狙われている」と漏らし始め、プチエンジェル事件から2ヶ月後の2003年9月、染谷は東京湾に浮かんだ。
 プチエンジェル事件は赤坂で発生しているにも関わらず、当初「渋谷で発生した」と報じられた。これは永田町の近くでそういった醜聞が報道されるのをいやがった政治家からの圧力があったからだ、と言われている。
 参議院議員であった鴻池祥肇(当時:防災担当大臣)は、2003年7月18日の衆議院予算委員会にて、「少女4人も、加害者か被害者か分からない」という答弁を行った。鴻池は藤井孝男委員長から発言の真意を問いただされ、発言を撤回した。
⑦ 冒頭に紹介したリンク動画では、記者が、数百名といわれるプチエンジェルクラブに関係した少女たちに不審な死者が出ていると述べている。
 https://www.youtube.com/watch?v=z7NpsAmX48g
 また、関係者の家族全員が、稲城市などから遠方に引っ越してしまったとも言われる。この事件の闇は、とてつもなく深い。
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 以上が、16年前、2003年に起きた、大規模な児童売春事件の概要であるが、問題の核心は、犯人とされた吉里弘太郎が借りていたアパートから発見された、2000名もの顧客名簿に、日本の上流階級、権力者たちが、ずらりと顔を出していたことである。
 警察は「偽名」として捜査を中断したが、これを見た、一部の記者や捜査員は、誰でも知っている日本の顔が、そこにあったと証言している。
 つまり、大臣や行政官僚、医師、弁護士、警察関係者、著名人たちである。名簿は、ひどく早い捜査終了後、ただちに廃棄され、現在では行方不明になっている。おそらく証拠保全義務を無視して焼却処分されたのであろう。
 「日本を代表する権力者・著名人」の性癖が、このように卑しいものであったことに驚愕させられただけでなく、安倍晋三のお友達、山口敬之による詩織さん強姦事件を権力で揉み潰した、安倍官邸の警察官僚、山口格の行為にも通じるものがある。
 というより、戦後、日本の自民党権力は、長い間、自分たちに都合の悪い事実が発覚すると、権力を使って隠蔽し、潰してきたのである。
 つまり、日本の戦後権力は、中国共産党の悪辣な司法への介入と、それほど変わらないことを行ってきた。
 日本は、決して法治国家や民主主義国家とはいえない、深い闇に閉ざされた社会だったことを示している。
 この事件は、たとえ長い年月を経ようと、絶対に闇に葬らせてはならない。
 児童売春の顧客名簿に掲載された権力者たちは、たった今も、国家権力の第一線で政治経済に携わっていて、こんな犯罪者たちに日本を委ねることは許されない。
 あるいは、安倍政権の人脈、安倍首相自身も、もしかしたら名簿に記載されているかもしれない。
 もしも、この名簿が、どこかに保全されていて、それが明るみに出たならば、時効は経過しているが、懲役五年相当の犯罪に関与した者として、すべての信用を失う結果になるだろう。
 今の、自民党や経団連の体制は根底から崩壊することが避けられないのである。
 私は、それを強く期待したい。また名簿を覗き見た一部の捜査員や記者たちも、すでに引退した者なら、積極的に真実を公開してもらいたい。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-700.html
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gunosy-news · 4 years
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不要不急だなんてとんでもない!都道府県外に移動する「切実な事情」
集計期間:2020年6月19日~6月21日 回答数:16808
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新型コロナウイルスの影響で、居住している都道府県外からの移動の自粛が全国的に求められています。
そんな中、今回は「直近で都道府県外に移動する予定があるか」意識調査を行いました。
直近で都道府県外に移動する予定はありますか?
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回答者16808名のうち、都道府県外に移動する予定が「ある」という人は全体の約20.4%と、かなりの少数派になりました。
ここからは、移動する予定のある人とない人、両方の意見を見ていきましょう。
移動する予定のある人々
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<仕事・就職活動のため>
・会社の出張のため
・仕事が運輸
・建材を運ぶドライバーです。
・就活生です。最終面接は対面のため。
・火力発電所の定期点検や修理等の職業柄やむを得ません。 
・研修ですが、2月からありとあらゆる研修が中止で今回のも本当に開催されるのか半信半疑です。直前に中止とかあり得るので本当に開催されるか確かめてから行きたいです。
<介護、法事、家の用事>
・両親の介護に帰る。毎月1回帰っていたのにコロナせいで帰れなかった。
・義母が入院中で面会だかなかったけれど、やっと週1で少しの時間出来る様になったので、万全の対策をして行きます。
・帰省。父の七回忌と子供が1歳になった時にも行けなかったから。
・法事、墓参り
・先延ばしになっていた納骨のため。
・借りているアパートの掃除、郵便等の確認の為
・長野県の所有アパートの点検
・冬タイヤを夏タイヤに交換したいのですが、実家に置いてあり、実家は他県であるので、交換するのに 移動しようと考えています。
<買い物>
・1番近い大型スーパーが隣県で隣の市。生活用品買いに行く。
・東京でしか買えない和菓子があるのでそれを買い求めに行きます
・隣の県でしか売っていないものを買いに行く
・1番近い大型スーパーが隣県で隣の市。生活用品買いに行く。
・買い物で、欲しいものが東京にしかないのと、通販がないため出向くしかない。
<旅行・イベント>
・イベント参加で8月頃に都内へ行く予定があります。イベント自体、元の予定より規模縮小と予防対策するとのことです。開催されることと併せて、開催できるくらい感染症が鎮静化されてることを祈ります。
・浜松市へ行きます。10万円入ったので、娘夫婦、孫とご飯を食べに行きます。勿論個室がある所を選びます。
・7月の4連休に近場へ旅行に行きます
・USJに誕生日に行こうかなと思います。
・夏休みにgo toキャンペーンを利用して旅行に行きたい
・彼氏が福島。遠距離なので元々2ヶ月に一回くらいしか逢えていなかったがコロナで5ヶ月逢えてなかったので、逢いに行ってきます。
<病院の受信>
・娘の皮膚科の診察。
・犬の病院が他県
・通院のため、隣県へ行く予定があります。薬の処方上、月1回受診しないといけないです。また、オンライン診療に対応しておらず、利用している社会福祉サービスの関係でその病院・主治医、その薬局でないとダメ(他の病院・薬局に簡単に変えられない)なので必ず県外に行かないといけないです。
<その他>
・お盆の帰省を考えてはいるが、悩んでいる。今、移動も今日から全面解除になったわけだが、これまでの世の中で起きた、例えば、車への投石、キズをつける行為、言われなき誹謗中傷などさまざまなことを考えると、この時点で地元に帰るということに勇気が必要な感じがしてきて。実際、周りで、今年は帰って来ないで、と言ってくる友達がいるとも聞いた。やはり人の気持ちは、国が経済をまわそうと無理やり、ある意味無責任にも思える全面的解除にはついていってない気がする。ともすれば命に関わってくることだから、逆の立場で考えれば分からなくもないが。連日、未だに、感染者が出ているわけだから、収束さえしていない中での都道府県以外への移動は、まだ早いのではと思う。とにかく、国が一番に考えているのは、国民の命ではなく、残念ながら、国の経済を動かすことなのだから。まぁ、そのあたりを一人ひとりがよく考えて、行動していくしかないんだと思う。
移動する予定のない人々の意見
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<職場や家族などに移動を禁止されている>
・会社から止められているから行けない
・職場で、不要不急の外出はまだ禁止されてるからまだ市内の街にもいかない
・通っているヨガスタジオが、県外に行くと2週間出入り禁止になってしまう。
・帰省する予定でいたが実母から「ウイルスもってるでしょ。だから来るな」と連絡がきた
・高齢(95歳)の義母に会いに行きたいが施設での面会が制限されていて会えない。それにまだ県をまたいでの移動には不安がある。
<自発的に自粛している>
・まだ、出かける気持ちにはなれません。マスクが解除されてからかな。
・30日に会議が大阪府大阪市であるが、欠席することにした。(滋賀県在住)
・他県ナンバーの車に対する嫌がらせが怖い。
・埼玉県と東京都の県境に住んでい���ので県またぎは日常だが、地方などには行く予定がない。でも落ち着いたら香川県にさぬきうどんを食べ歩きに行きたい!
・ちょっとまだ電車やバスに、乗るのは、こわいので、いかないです??
・完全にコロナ終息と解らない限り、外出しない 見えないウイルス恐怖症です。他人は皆 感染者にしか思えない、信じられない、世の中が怖すぎる。
・今までの反動や緊急事態宣言解除=コロナ消滅と勘違いしている感すらある人が多くて怖いし、しばらくは人出が増えると思うので、ある程度の期間は県外へは出ません。
・来月横浜に行く予定でホテルも予約してありましたが、最近の東京都の感染者数がまた増えた事、神奈川県でも数人出た事で上京は止めました。ホテルも昨日キャンセルしました。
・自粛解除は当分しないつもり。何を根拠に解除しているのか、全然説得力がない。経済活動重視にシフトしただけで、第二波が近づくいている気がする。
・今動いてコロナになりたくないから。他人に強制はできないけれど、最後まで宣言が出ていた地域の人には動いてほしくないです。それぞれの地域で皆さんが頑張って感染者を減らしているのだから、そういうのを考えて欲しいです。
・毎年夏休みに、子供と1週間実家に帰省する事が、私の唯一の息抜きでしたが、今年は出来ません。もう私は何を励みに生きていけばいいのかわかりません。今日は朝から他県移動の緩和のニュースばかりでした。早速旅行へ出掛ける年寄りに腹が立って仕方がない1日でした。
・沢山の国民の意見ありますが、まだ跨ぐのは速すぎると思います。確かに経済を急いでるのは解りますが速すぎます。その上に、他国からもう入国させると無謀過ぎます。まだ自国のコロナもおさまっていないのに。このままだと来年のオリンピックも危ういです。例え日本が落ち着いても他国がおさまり切れない。
・油断は 禁物。東京とかの大多数の感染者が出てる所だと なったからと言っても お前もかと言われるだけかも知れませんが 感染者数が少ないところで自分がなったら「どこどこの誰々が」と一生 後ろ指さされ暮らさなきゃいけなくなるから 大げさなくらい 慎重にしてます。
・出産したばかりでソーシャルディスタンスを守れない場所には行きたくない。自粛生活がつらいのは解るが、出産の立ち会いすら出来なかった人や県またぎの葬式にも行けなかった人のことを考えてほしい。
まとめ
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目に見えない、終息が見えないなど、とにかく実体を掴みづらいのがウイルスの厄介なところ。非常事態宣言中に旅行をした結果ウイルスに感染し、大いに非難された芸能人のケースなどもあってか、ここは下手に動かないのが得策と考える人が多いようですね。
仕事や通院などでやむを得ず移動せざるを得ないみなさんも、どうぞ体に気をつけてお過ごしください。
アンケートにご協力いただきありがとうございました。
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元スレ:★コカコーラのコカってコカインからって本当?★
33:かいじゃりすいぎょ:2005/04/21(木) 15:50:34 ID:???
■ コカ・コーラ 1903年禁止されるまでコカの葉が原料に使用されていたから。»4  ■ ペプシ・コーラ 消化酵素ペプシンから。当初胃薬として調合された為。 ■ ジョルト・コーラ カフェイン倍増からJOLT(刺激・衝撃)。»11  ■ コカ・コーラC2 Cはコカ・コーラ、またはカロリーの頭文字。2は次世代を意味。 ■ ファンタ ファンタジー・ファンタスティックから。 ■ ドクター・ペッパー 開発された薬局のオーナーの義父、チャールズ・ペッパー博士の名から。 ■ スプライト Spirit(元気)及びSpirite(妖精)の意。 ■ バヤリース 保存性を良くする殺菌法の発見者フランク・バヤリーの製法でつくられたから。 ■ リボン・シトロン 明治42年女学生の間でリボンが流行ったからだそう。シトロンはフランス語でレモン。 ■ タブクリア コカ・コーラの別ブランドでノー・カロリー・コーラの前身Tabから(Tab自体の名称には意味はない)。 ■ メッコール 韓国語でビールをメッチュ、メッチュコーラでメッコール。 ■ Qoo(クー) 親父がビールを飲んでプハーと言うならば、子供ならクーと言うだろうということで。 ■ スコール ノルウェー語で乾杯の意。 ■ ヤクルト 人工言語エスペラントのヨーグルトを意味するヤフルトから。 ■ スポロン 有胞子乳酸菌ラクトバチルス・スポロゲネスから。 ■ ゲータレード テストした大学アメフト部のマスコットのアリゲーター(Gator)の飲み物(Ade)という意味とか。 アンバサの意味を教えて下さーい。
34:かいじゃりすいぎょ:2005/04/22(金) 08:43:59 ID:???
■ ミリンダ エスペラント語で幸福の意味。 ■ プラッ���ー ビタミンCをプラスする、プラスシーで、プラッシー。 ■ ポンジュース 「日本一」のポンから。 ■ オロナミンC 大塚製薬の看板商品、オロナイン軟膏とビタミンCを組み合わせた造語。 ■ メグミルク 自然の恵み=メグミ+ミルク。
35:かいじゃりすいぎょ:2005/04/22(金) 16:15:04 ID:???
■ カルピス カルシウム+サルピス(古代サンスクリット語で、仏教における五味のうち醍醐味を指す) ■ ラムネ レモネードから。 ■ カプリソーネ イタリア語でカプリの太陽。 ■ チェリオ 英語で乾杯・ごきげんようの意。 ■ ミロ 紀元前540年古代オリンピック・レスリング種目で五連勝を成し遂げた英雄ミロンから。
36:かいじゃりすいぎょ:2005/04/22(金) 17:53:18 ID:???
■ リプトン 創始者の紅茶王トーマス・ジョンストン・リプトンから。 ■ 伊藤園 社名を改名する際、かつて上野に存在した茶屋の屋号を百万で譲り受けた。 ■ サンガリア 杜甫の詩「国破れて山河あり」から。 ■ 三ツ矢サイダー 平安期の源満仲三ツ羽根の矢伝説が基。サイダーはリンゴ酒・シードル(Cidre)を語源とする。 ■ ポッカ 当初ニッカウイスキーに名を借りて営業していたため、ニッカ・ポッカ(ズボン)から発想。 ■ UCC 上島・コーヒー・コーポレーション。
37:かいじゃりすいぎょ:2005/04/22(金) 19:53:37 ID:???
■ なっちゃん 人なつっこく、かわいく、楽しそうな雰囲気をイメージして。 ■ ポカリスエット スエットは汗。ポカリは語感の軽さから。 ■ ポスト・ウォーター 水と並ぶ、準ずるという意で。 ■ ドデカミン 大きい(ドデカイ)とビタミン。 ■ マックスコーヒー マックスコーヒーの商標所有元、東京麹町鈴木コーヒー店のコーヒーエキスを使用していた為。
38:かいじゃりすいぎょ:2005/04/22(金) 20:35:58 ID:???
■ ジョア フランス語の「喜び」(Joie)から。 ■ ミルミル 乳幼児向け飲料として、子供が覚えやすくミルクから連想するように。 ■ ファイブ・ミニ ファイブ>ファイバー(食物繊維)が手軽に摂取できるミニサイズ。 ■ ウィルキンソン 海外ブランドと思われがちだが、兵庫で鉱泉を発見した英国人の名に由来した国産ブランド。 ■ ジョージア コカコーラ本社があるジョージア州アトランタシティから。
39:かいじゃりすいぎょ:2005/04/23(土) 09:38:37 ID:???
■ アスパラドリンク アスパラギン酸カリウム配合。 ■ アルギンZ アルギニン酸含有。 ■ リアルゴールド 高級感のあるネーミングを志向して。 ■ アクエリアス アクア・水瓶座。 ■ サンキスト Sun Kissed(太陽がキスした果物)
40:かいじゃりすいぎょ:2005/04/23(土) 18:21:30 ID:???
■ BOSS 働く男の相棒というコンセプトから、男の憧れの呼称「ボス」となった。 ■ ビルクル メイフラワー号で、新大陸アメリカに渡った英国の清教徒達「Pilgrim・Fathers・Crew」の開拓精神にちなんで。 ■ レモリア レモン・リラックス・アルファー波。 ■ ユンケル黄帝液 ユンケル(junker)はドイツ語で貴公子。黄帝は中国神話三皇五帝の一人軒轅氏。最古の医書「黄帝内経」などで知られる。 ■ ごめんね やさしい味わい、やさしい炭酸、日常の何気なくやさしい気持ちが伝わる言葉として「ごめんね」
41:かいじゃりすいぎょ:2005/04/23(土) 18:23:15 ID:???
■ カゴメ 創始者蟹江家の家紋のアレンジ。商標の形が陸軍の徽章とかぶった為に許可が得られず、やむなく籠の目に似せた事で許可された。 ■ デルモンテ DEL MONTE=OF THE MOUNT スペイン語で「山から」 ■ エビアン フランス南東部、ローヌ・アルプ地方のリゾート地エヴィアン・レ・バン近郊の鉱泉で採水される。 ■ デミタス フランス語で半分のカップ=エスプレッソ用コーヒーカップを指す。 ■ キリン 明治3年、横浜の麦酒醸造ブルワリーカンパニーの販売代理店明治屋が所有していた麒麟の商標を、重役H・ベールが気に入った為という。
42:かいじゃりすいぎょ:2005/04/23(土) 18:42:34 ID:???
■ きりり・しゃきりり きりりとした味わい。炭酸が入って、しゃきっとすっきりした味わい。 ■ 鉄骨飲料 鉄骨=カルシウム吸収を補助するカゼインホスホペプチド配合。 ■ NCAA 全米大学体育協会(The National Collegiate Athletic Association) ■ 激流 体の中にゴクゴク流れ込む激的水分補給感覚。 ■ 若武者 若き茶名人丹野浩之氏監修のもと、激戦の緑茶飲料市場のまっただ中に斬り込む若武者というイメージだそうです。
43:かいじゃりすいぎょ:2005/04/24(日) 07:05:12 ID:6JVa4iyx
そろそろネタ切れだろう
44:かいじゃりすいぎょ:2005/04/25(月) 16:43:36 ID:???
まだまだ~ ■ ビックル ビッグ+ミラクル 大きく(ビック)、美味しくて不思議とごくごく飲めるから不思議(ミラクル)。 ■ 伊右衛門 共同開発先の京都老舗茶屋、福寿園創始者「福井伊右衛門」の名から。
45:かいじゃりすいぎょ:2005/04/25(月) 21:17:42 ID:???
■ 烏龍茶 中国福建省に住んでいた茶農夫の蘇龍が生み出した製法なので、蘇氏の雅号「烏龍(色黒の龍ちゃん)」からという説がある。 ■ カツゲン 昭和初期に軍から負傷兵の活力回復飲料を依頼された事が発祥という。活源。 ■ TADASU 健康維持成分配合により朝夜の生活リズムを正すという意。 ■ シンビーノ イタリア語でSIN(ではない)VINO(ワイン)ノンアルコールの意味。
46:かいじゃりすいぎょ:2005/04/25(月) 21:51:26 ID:???
すげえなおい
47:かいじゃりすいぎょ:2005/04/26(火) 21:01:51 ID:???
■ 南アルプスの天然水 山梨県駒ヶ岳山麓、北巨摩郡白州町にあるサントリー白州蒸溜所内の井戸から採水。 ■ DAKARA 身体の為に飲む「理由(だから)」がある、という意味。 ■ ネスレ 創始者アンリ・ネスレ氏の名から。母乳不足の為に乳幼児の死亡率が高かった19世紀にコンデンスミルクを発明した人物。 ■ ワナナイト 毎晩1本=One a Night (ワン ア ナイト) ■ バンホーテン 創始者ケンラート・ヨハネス・ヴァン・ホーテン氏の名から。ココア製法の発明者。
48:かいじゃりすいぎょ:2005/04/27(水) 18:18:36 ID:???
■ Hot Po 可愛らしく、温かそうで、ホッとする響き。「Po」はポカリスウェットのPo。 ■ スラーピー シェイクを音を立ててSlurp(すする)からのようです。  ■ マウンテンデュー 潤いをイメージさせる「山の露」。禁酒法時代、アパラチア山中で作られていた高級密造酒の名前からという説も。
49:かいじゃりすいぎょ:2005/04/28(木) 18:13:36 ID:V5dcGoOR
■ SENOBY カルシウム吸収促進成分配合。背伸びしたい頃の年齢層がターゲットということで。 ■ 颯爽 太り気味の方の為の健康飲料ということで、軽やかに「颯爽」と人生を楽しむスタイルを提案する意味。 ■ ルートビア 当初ハーブの根(Root)で調合されていた。禁酒法時代下はビールの代用品として。 ■ CHARA 一部のカロリー吸収を抑制する成分配合。現代人の不規則な食生活をチャラにしたい、という願いから。 ■ 紅茶花伝 「その風を得、心より心に伝はる花なれば、風姿花伝と名付く」世阿弥の記した能の伝書、風姿花伝から。
52:かいじゃりすいぎょ:2005/04/30(土) 19:56:39 ID:???
■ 十六茶 東洋医学上、健康を司るといわれる六臓六腑に効能があり、甘苦酸辛の四味覚が調和する六、六、四=十六の自然素材をブレンド。 ■ 聞茶 中国茶藝(茶道)における「聞く」楽しみ(利き酒のように味、香り等から茶銘を判断する楽しみ方)から。良質をアピール。 ■ 猿王 朝廷への献上品だった苦丁茶。特に人手及ばぬ高地に生えた茶葉は調教した猿に摘ませたため「猿茶」といわれ高級品とされた。 ■ FIRE 手間がかかる為に大量生産に向かない直火焙煎を使用している事から。(正確には熱風焙煎後に直火で焙っているようです) ■ FIRE 鍛造MASAMUNE 鉄を鍛造するが如き新製法「辛口焙煎」で豆をとことん鍛えぬいた鋭いキレ味。業物の代名詞、名刀正宗から。
53:かいじゃりすいぎょ:2005/05/01(日) 20:54:36 ID:???
■ MATCH 微炭酸とビタミン・ミネラルがバランスよく調和(MATCH)した、さわやかビタミン飲料。 ■ マサイの戦士 マサイ民族が大量に主食とする、はっ酵乳を栄養飲料として再現。植物性乳酸菌L.プランタム含有。 ■ V8野菜ジュース トマトを中心とした8種類の野菜(Vegetable)ミックス。 ■ カンフー 漢方などで知られる五種類の植物エキス及びローヤルゼリーを配合した炭酸飲料。「刺激的」で「健康的」のイメージから。 ■ ピコー 中国語「白亳(パイコウ)」由来の茶の若葉(Pekoe)から。使用部位としてのオレンジペコを特に指しているようです。
54:かいじゃりすいぎょ:2005/05/02(月) 18:52:20 ID:QERUH57s
■ 野菜の戦士 大塚製薬マサイの戦士に継ぐ乳酸飲料、乳酸菌・野菜栄養素が身体の中で戦うというイメージから。 ■ 一 (はじめ) 茶本来のおいしさ、原点という意味での「はじめ」。または素材本来の味わいに「はじめて出あう」という意味。 ■ シン・トー ベトナム語でビタミンを指す。 ■ フキゲン カルシウム・ローヤルゼリー・テアニンといった情緒安定作用のある成分で「フキゲン」な気持ちをリセット。 ■ 熱血飲料 渡り鳥のエネルギー源オクタコサノール含有。運動耐久性の向上作用で仕事・勉強・スポーツに燃える人を「熱血」させる。
55:かいじゃりすいぎょ:2005/05/02(月) 23:39:48 ID:pMYOO+GW
すごい! ホンマ感動やわ 同じ人が書いてるんやろか?
56:かいじゃりすいぎょ:2005/05/03(火) 19:21:30 ID:???
»同じ人が書いてるんやろか? 皆もネタ発見したら書いて(;´Д⊂)ダレモカイテクレナイ ■ トロピカーナ 創始者アンソニー・T・ロッシ氏がマイアミ旅行中に出会った「トロピカーナ・キャビン(旅行者用キャビン)」から命名。 ■ シュウェップス スイスにて世界初の炭酸飲料会社を設立した、初代経営者ジャコブ・シュウェップ氏の名から。 ■ みっくちゅじゅーちゅ ABCテレビの番組企画から。農林規格上、果汁割合から商品名に「ジュース」を使用できず「じゅーちゅ」となった。 ■ はちみつレモン 商標登録上、識別性に欠けるとの理由で出願拒否された為、各社から同名の商品が出た。 ■ ネクター ギリシャ神話における神々の酒ネクタルより。飲むと不老不死を得るという。
58:かいじゃりすいぎょ:2005/05/04(水) 18:43:09 ID:???
■ MiLQ(ミルキュー) ミルク(MILK)+クオリティ(Quality) ■ キレートレモン キレートはギリシャ語で「カニのはさみ」クエン酸をミネラルと同時摂取した際の結合構造がハサミで物を掴む形に似る為。 ■ 対乳酸プロダクト903 疲労物質である乳酸を分解するクエン酸配合。9=ク 0=エン 3=サン。 ■ フルーツパンチ パンチはヒンズー語のパンシュに由来し数字の5を意味する。マハラジャが冷えた紅茶に五種の果実を入れて飲んだ方式から。 ■ タヒボベビーダ タヒボ(taheebo)インディオが内部樹皮を煎じて飲んだアマゾン流域に自生する広葉樹。ベビーダ(bebida)飲料全般を指す。
59:かいじゃりすいぎょ:2005/05/05(木) 20:42:54 ID:???
■ 森永カルダス カル(カルシウム)+ダス(ビフィズス菌・ラテン語でbifidus=ビヒダス) ■ 森永ホモ牛乳 ホモジナイズド牛乳の略。生乳の脂肪球に圧力をかけ均質化することで風味を安定させる工程をホモジナイズドという。 ■ 名糖ホモビタ牛乳 ホモジナイズド+ビタミン強化牛乳。 ■ 明治ラブ ・LO(低脂肪乳=Low-fat milk)・VE(ビタミンE=Vitamin E)と健康を気遣う母親の愛情(LOVE)がかかっている。 ■ nemu(ネムー) 真夜中に眠い牛から搾った生乳(生活リズム調整作用���あるメラトニンを多く含む)を主原料とする。
60:かいじゃりすいぎょ:2005/05/05(木) 20:43:56 ID:???
■ 酪王牛乳 福島県酪農販売農業協同組合がブランド名を一般公募し「酪王(酪農・王)」となった。 ■ コーシン牛乳 明治39年「東京都小石川 興眞舎(こうしんしゃ)牛乳店」が基。のち、興真乳業→コーシン乳業となる ■ こんせん72牛乳 北海道・根釧(こんせん)産地指定の生乳。72は殺菌温度「72℃15秒」から。 ■ おっぱ牛乳 おっぱ乳業在所、沖縄県今帰仁(なきじん)村、標高275mの乙羽岳(おっぱだけ)に由来。  ■ まんでがん牛乳 まんでがん=四国香川の讃岐言葉で「Everything・all」を意味し、この場合成分無調整を示す。
61:かいじゃりすいぎょ:2005/05/06(金) 17:54:31 ID:???
■ パンピー 前身「ピルマン製造」のヒット商品、パンピーオレンジに含有した、パン(パントテン酸カルシウム)ピー(ビタミンP)から。  ■ エルビー 昭和30年創設時は「エルビー醗酵乳製造株式会社」Lactic Acid Bacteria(乳酸菌)の頭文字L・Bから。 ■ ベルミー 元カネボウフーズ飲料事業ブランド。カネボウ(鐘淵紡績)の商標でもある「鐘=ベル」から。 ■ ローリー 雪印ローリー株式会社(現ラビオ)今のローリーエースなどにも含まれる「ローヤルゼリー」から。 ■ ダイドー 元の母体、大同薬品の商号DAIDOにダイナミック(Dynamic)+ドゥ(Do)を当て、ドリンク(Drink)+カンパニー(Company)
62:かいじゃりすいぎょ:2005/05/06(金) 20:03:50 ID:LE9Aa1jZ
すごい!どうしてそんなに詳しいんですか?全部読み返しちゃいました☆
64:かいじゃりすいぎょ:2005/05/07(土) 20:07:52 ID:???
■ コーラ 西アフリカ原産の常緑樹「コラの木」の種子から抽出。興奮剤。現地のマンディンゴ族がこの木をこう呼んでいた事に由来。 ■ ステビア 南米パラグアイ原産の多年草から抽出。現地では甘い草(kaa-jhee)と呼ぶ。スペインの植物学者エステーベ教授の名から。 ■ ガラナ 南米ウルグアイ原産のつる性植物。種子の粉末を強壮剤としていた原住民、ガラニ・インディオの名に由来。 ■ カラメル ラテン語で藤・葦・蔓草などを指すカラムス(Calamus)から。サトウキビはイネ科だが「蜂蜜を生む葦」と表現された事から。 ■ 赤キャベツ色素 野菜色素アントシアニン(Anthocyanin)ギリシャ語でアントス(anthos=花)+シアン(cyano=青紫色)
66:かいじゃりすいぎょ:2005/05/08(日) 20:20:23 ID:???
■ コカ 多くの男性を弄んだアンデスの美女コカ。インカ皇帝に処刑され、その埋葬地から生えた木が「コカの木」という伝説がある。   コカの葉の抽出液ですが、コカ茶を見ると薄いほうじ茶みたいな色ですね。そこで調べてみたところ 本来のコーラの色は、コラの実に含まれるコラニンが乾燥時、酸化作用で赤黒くなったコラニンレッドの色だとか。 味ですがコカ茶は青臭くドクダミ茶の様な味で、コラの実は薄ら苦く渋みのある味なんだそうです。 コカの葉を噛むとアルカロイド成分で舌が麻痺する様な刺激を受けるそうで、ハーブというよりもニコチン風の刺激? 現在のコーラにはコカもコラも入ってないですが、忠実に再現したら不味くて飲めないかも知れません。。
67:かいじゃりすいぎょ:2005/05/09(月) 20:36:12 ID:???
■ 養老サイダー 日本初のサイダー、伊吹サイダー。日比野寅吉が、病気療養中に岐阜県養老郡の名水に出逢った事に始まる。 ■ 炭酸少年 少年の頃に飲んだような懐かしい風味を追求した炭酸飲料というコンセプト。 ■ ミスティオ Mist(霧)微炭酸の飲料感が霧を思わせることから。 ■ メッツ 刺激的な味とかっこよさ(Millennium METS is Exciting Taste & Stylish)の頭文字、または、都会っ子(Metropolitans) ■ キリンレモン77 キリンレモン発売77周年記念。レモン77個分のビタミンC。ラッキーな気分になれるように。
68:かいじゃりすいぎょ:2005/05/10(火) 21:20:10 ID:???
■ まりこの紅茶 静岡県丸子(まりこ)は日本紅茶の開祖、多田元吉が日本初の茶農園を開いた地。丸子紅茶はリプトンを凌ぐといわれた。 ■ 煌(ファン) ブレンド鳥龍茶。神秘的な印象。また、訓読みで「煌(きらめ)く」と読め、前向きなイメージを表現。 ■ Java Tea インドネシア茶。ジャワ本島名から。現地ではv→w発音の為ジャワ。サンスクリット語のヤーヴァ(大麦)に由来。 ■ ヤンロン茶(燕龍茶) 本名は羅布麻(ラフマ)茶。燕龍茶は日本で三菱商事が烏龍茶に対抗すべく付けられた名前。 ■ 伊賀忍茶 ほうじ茶に忍者の携帯食だったゴマを加えた。映画「忍者ハットリ君」タイアップ商品(ハットリ君は伊賀忍)
69:かいじゃりすいぎょ:2005/05/11(水) 11:53:39 ID:50dUq9Ic
思わず読み込んじゃうね
72:かいじゃりすいぎょ:2005/05/11(水) 20:30:44 ID:???
■ アンバサ 「甘酸っぱく、爽快感がある乳酸飲料」という語感をもった造語。 ■ カルキング カルシウムの補給+力強さ、本物感の象徴キング(王様)。缶のキャラは「子供が空想するもう一人の自分」を具現化した存在。 ■ 白バラ牛乳 花言葉「正直・純粋・あなたにふさわしい」大山乳業の商標でもある白バラから。白薔薇は特産ではないそうです。 ■ アカディ牛乳 高消化力(High Digestive)の頭文字「H・D」をイタリア発音でH(アッカ)D(ディ)
73:かいじゃりすいぎょ:2005/05/11(水) 22:23:26 ID:S7uD8JJ6
コカ・コーラとコカインの関係については http://www.colawp.com/seasonal/199703/history.html http://www.colawp.com/seasonal/199704/history.html http://www.colawp.com/seasonal/199707/history.html のページ「コーラの歴史」を読めば コカ・コーラは薬用成分にコカイン・カフェインを含んだ薬用酒を起源とし、 1800年代後半に禁酒法を制定しようとする動きから清涼飲料水へと変化し、 20世紀に入りコカイン中毒の害が社会問題化したため 1903年8月にはコカ・コーラからコカインの成分が取り除かれ、 さらには、コカ・コーラ社が「コカ・コーラには一度もコカインが含まれていなかった」 と宣言するに至った経過が詳しく載っている。
75:かいじゃりすいぎょ:2005/05/12(木) 20:07:28 ID:???
■ リボン・オレンジ バレンシアオレンジ果汁。元はリボン・ジュースだったが果汁割合上「ジュース」を使用できなくなり改名した。 ■ リボン・ナポリン イタリア(ナポリ)のタロッコオレンジをイメージ。姉妹品のシトロンと韻を合わしナポリン。ナポリタンスパより先。 ■ マリンカ エゾイチゴ(木苺の一種)の実。りんご味ということで、イメージはガマズミの実(カリンカ)なのかも知れない。 ■ 土佐の文旦しぼり 江戸時代、鹿児島沖で遭難した清国船の船長「謝文旦」が救助されたお礼に送った果実だからという説がある。 ■ シークワーサー 沖縄民話では長寿の果実。ヒラミレモン。正式名というより「酸っぱいの喰らわせ」との意味。
76:かいじゃりすいぎょ:2005/05/13(金) 18:42:06 ID:???
■ 午後の紅茶 英国「午後の茶会」から。19世紀、ベッドフォード公爵フランシス・ラッセル卿夫人アンナ・マリアの発案。 ■ 暴暴茶 消化不良に効能があり暴飲暴食から守るという意味。香港「茗香茶荘」と映画会社ゴールデン・ハーベストのチャイ・ラン共同制作。 ■ チャイ 広東語の茶(もしくは茶葉)を起点とし、語形の伝達変化でインドでは「チャーエ(チャイ)」となった。 ■ うっちん茶 ウコン茶。アジア原産ショウガ科の多年草ウコン(ターメリック)の沖縄弁。 ■ TESS(テス) T (Tee=お茶)・E (Excellence=卓越)・S (Suntory=サントリー)・S (語呂合わせ)
79:かいじゃりすいぎょ:2005/05/14(土) 19:00:03 ID:???
■ ヨーク 英語で軛(くびき)の意味。軛とは二頭の農牛を繋ぎ力を集中させる為の首かせ。転じて「絆(きずな)」を表現する。 ■ 愛知ヨーク 西日本地区のヨーク製造販売を管轄。綴りはYoke。元は中部地区のヤクルト原液製造販売会社。 ■ 日清ヨーク 東日本地区のヨーク製造販売を管轄。綴りはYork。90年、日清食品グループに属する。
81:かいじゃりすいぎょ:2005/05/15(日) 20:00:50 ID:???
■ カムカム 南米原産の常緑樹の果実。アマゾンの川辺でこの実が落ちると下に群がる魚が「Camu-Camu」と騒ぐ事からという。 ■ モヤピン 脳の栄養素グルコース配合。「モヤモヤ」した状態から「ピン」とひらめくイメージ。抗酸化物質リコピンも含有。 ■ もイチド もう一度+ペプチド 「大豆ペプチドパワーで、もう一度頑張って!」という意味。 ■ おやつ むかし飲んだ事がありそうで無い、ほんのり甘いミルク味。ほっとしたい時におやつ感覚で。 ■ メトロミント ワシントン州ヤキマ渓谷のミントを使い、サンフランシスコ・SOMA地区の工場で製造された(首都圏=Metro Area)
82:かいじゃりすいぎょ:2005/05/16(月) 19:33:30 ID:???
■ プルタブ pull(引く)tab(つまみ)小動物が飲み込む危険から、90年以降はステイオンタブ。「耳たぶ」のたぶは「たれる」が由来。 ■ キャップ ピルファー・プルーフキャップ。開栓後に残るリングをTEバンド(Tamper Evidence=改変の証拠)という。 ■ 缶 オランダ語のkanを語源とし、江戸期に缶の字が当てられた。「缶」は元々「ほとぎ」と読み、酒等を入れる容器の事をいった。 ■ ペットボトル 結晶樹脂ポリ(Poly)エチレン(Ethylene)テレフタレート(Terephthalate) 1977年、米ペプシ社が初採用。 ■ パック テトラ社、ルーベン・ラウジング博士開発。三角型がテトラクラシック、レンガ型がテトラブリック、屋根型がテトラレックス。 ■ ストロー Straw=わら 古代、麦わら・葦・竹等が吸う用途で使われた。伸縮タイプの物をテレスコピック式ストローという。
85:かいじゃりすいぎょ:2005/05/17(火) 19:49:23 ID:???
■ メロー・イエロー Mellow Yellow(60年代に流行ったバナナの皮を焙って吸う貧乏トリップ)から、という説がある。 ■ 7UP 7オンスのボトル説、七種類の原料説。当初リチウム(向精神剤)を含んでいたため「七つの?気鬱に効く」など諸説。 ■ ユーフー yoo-hoo(ヤッホー!)元々、果汁飲料の販売を営んでいたオリビエリ氏が、他のフルーツ飲料に付けていた名前から。 ■ タブ(クリアー) 無意味な単語列記、タイプライターのタブ(Tabulator)キー、60年当時の映画俳優タブ・ハンターから、など。 ■ パティオ Patio=地中海様式の庭園。
89:かいじゃりすいぎょ:2005/05/18(水) 23:08:16 ID:???
■ エスプレッソ 「特急」と「(お客様の)仰せのままに」の2つの意味がかかっている。 ■ カフェフレッソ 鮮度にこだわった Caffe Fresso=カフェ+フレッシュ(Fresh=リフレッシュもしくは新鮮・鮮度)+エスプレッソ ■ パッソプレッソ Passo(足音・街の賑わいを表現)Presso(すぐ側に・身近に)「街のカフェで飲むようなコーヒーが手軽に」の意。 ■ ラテプレッソ・グロッソ ラテプレッソ(カフェ・ラッテからの造語)+グロッソ(Grosso=大きい) ■ ボスプレッソ 高さ4mにも及ぶ巨大抽出装置「ボスプレッソ・マシーン」使用による、独自ボスプレッソ製法で抽出。
90:かいじゃりすいぎょ:2005/05/19(木) 21:01:11 ID:???
■ DAS(ダス) スポーツ飲料。新機軸ダブルアタックシステム(Double Attack System)の略。余分なものを「出す」という意味も。 ■ コエンザイムQ10 Co(補う)Enzyme(酵素) ビタミンQ。Q6からQ10まであり、人間の体内細胞には主にQ10が存在する。 ■ T(タウ)ゴールド 栄養ドリンクという事で、T=タフ(Tough=屈強) ■ コンセプト・サン エネルギーの代謝に関係する有機酸(クエン酸・リンゴ酸・コハク酸)配合。「酸が3つ(サン)」のコンセプト。  ■ ヴァーム スズメバチの幼虫が分泌する代謝促進成分、スズメバチアミノ酸混合物(Vespa Amino Acid Mixture)の頭文字から。
91:かいじゃりすいぎょ:2005/05/20(金) 19:21:52 ID:???
■ 凛(りん) 中国浙江省杭州市の龍井泉に由来する龍井茶(ろんじんちゃ)使用。背筋の伸びた健康で綺麗な女性をイメージ。 ■ 青汁 昭和18年、発案者の倉敷中央病院院長・遠藤仁郎博士の妻ヒナ子夫人により、その色にちなみ命名。「あおしる」が正しい模様。 ■ 梅麗露(メイリールー) 中国の酸梅湯(スワンメイタン・薫製梅の素朴な味)が元の清涼飲料。美麗(メイリー)と音がかかる。 ■ 可口可楽 コカ・コーラの中国名。発音に忠実な漢字だと「蝋のオタマジャクシを噛め」の意味になったので、この字が当てられた。
92:かいじゃりすいぎょ:2005/05/20(金) 21:30:24 ID:???
【 改訂・ 注訳 】 ■ キリン 明治21年、横浜の麦酒醸造ブルワリーカンパニーの販売代理店明治屋所有の麒麟の商標を、重役H・ベールが気に入った為という。 ■ ネスレ 創始者アンリ・ネスレ氏の名から。母乳不足の為に乳幼児の死亡率が高かった19世紀に乳製ベビーフードを発明した人物。 □ ネスレ ※ コンデンスミルク発明はチーズやアイスクリームで有名なゲイル・ボーデン。 ■ リボン・シトロン シトロンはフランス語でレモンだが正確にはレモン原種にあたる別の柑橘実。 ■ ポン・ジュース 「日本一」及び、Pond(柑橘果汁)Pomelo(文旦)Pomology(果樹園芸学・栽培法)から。 ■ 烏龍茶 烏のように黒(黒褐色)く、龍のように曲がりくねった茶というのが一般的。(伊藤園Q&A) ■ カルピス カルシウム+サルピス(サンスクリット語で仏教五味のサルピルマンダ(醍醐味)を意識)語呂の都合でサルピス(熟酥) ■ オロナミンC オロナイン軟膏の名前は原料元のオロナイトケミカル社から由来。オロナイトはスペイン語で石油を意味する。
93:かいじゃりすいぎょ:2005/05/20(金) 21:31:55 ID:???
【 現在不明 】 ■ オフサイド 当時の流行りからして、若い世代にアピールするネーミングとして選ばれた。資料に欠く為、正確には解らないとの事。 ■ パイゲンC 古すぎて確証できないけれど「おっぱい+元気+ビタミンC」とかではないだろうか、と頑張ってくれました。すいません。 ■ マミー 子供が母親を呼ぶ時のマミーでしょう。しずくのデザインは意味ないと思います。と、あまりちゃんと答えてくれなかった。 ■ タングロン 「社長に度々由来を訊くのだが、社長が忘れてしまった」為、資料等探せばあるかもしれない、との事。
94:かいじゃりすいぎょ:2005/05/21(土) 12:44:11 ID:rIPft1lo
ワロタ、キミまだやっとったのか!!
95:かいじゃりすいぎょ:2005/05/21(土) 18:15:50 ID:???
すいません。100いったらやめますw ■ Eau +(オープラス) Eauはフランス語で水。 ■ MIU(ミウ) 海→ミウ 水深200m以深の海水「海洋深層水」使用から。 ■ ボナクア フランス語で Bon(良い) Aqua(水) ■ エネルゲン 持久運動時にエネルギー補給が出来る、エネルギー源という意味。  ■ サッポロ勝利 北海道限定ファイターズ勝利祈願スポーツドリンク。札幌市東区のサッポロビール園には屋内練習場がある。
97:かいじゃりすいぎょ:2005/05/22(日) 20:59:46 ID:???
実は一行辞書的に、マイナードリンク名をWeb検索した時に パッと由来が引っかかれば面白いかなあ程度で思ったのです。 ■ アパレピオ 紅茶ベースに果汁をミックス。(アップル+パインアップル+レモン+ピーチ+オレンジ)それぞれの頭文字。 ■ Tea Shot 紅茶(Tea)+飲みきりサイズ(Shot)また、男性層を狙った紅茶ということでゴルフの「ティーショット」から。 ■ 烏梅茶(うめいちゃ) 烏梅(ウーメイ・薫製梅。梅の訓読みの元という)の、お茶。ネーミング的には「うまい」にもかけている。 ■ サントリーの緑茶 93年の「丸書いて、茶書いて」シンプルな「丸に茶」は「呼び方は御自由に」の意図があったらしい。 ■ Hertea(ハーティー) 三種のハーブ(Herb)で心(Hert)をリラックスさせるやすらぎ紅茶(Tea)。
98:かいじゃりすいぎょ:2005/05/23(月) 20:42:06 ID:???
■ おまけ 戦後、大阪商人の商売用語「値引く=お負け」から。150円の飲料の場合、おまけは100円以上の価値があってはならない。 ■ 首掛け ボトルの首に掛けられている、おまけや販促物。ネックハンガー。クビカケ、ヒッカケ。時期によってはアルバイトが悲惨。 ■ ベタ付け 商品におまけが直接付属しており洩れなくもらえる商品。ベタ、総付け、オンパック・プレミアム。 ■ ラッキーキャップ 王冠の裏蓋の当たり印刷と引替する懸賞物。現在は缶頭のキャップに景品が直接入っていて当たるもの。
99:かいじゃりすいぎょ:2005/05/23(月) 20:43:55 ID:???
■ ピーバコ(P箱) 酒屋で瓶を入れるケース。「プラスチック製通い箱」の略。再生資源で返却時200円と引き換えられる。 ■ 缶ウォーマー 加温器。ホットドリンクケースもしくは、温蔵ショーケース。長期保存は二日程度を推奨。 ■ ウォークイン 裏手から補充するコンビニの冷蔵陳列棚。歩いて内部作業可能な冷蔵庫の総称。客足誘導の為、店奥に設置される事が多い。 ■ シーモ(Cmode) C(Coca-Cola、Culture、Communication)+iモード。日本コカ・コーラ提供の携帯電話で買える自販機システム。 
100:かいじゃりすいぎょ:2005/05/23(月) 23:50:03 ID:dCZaIncy
どうせなら1000までいって出版化をめざせ。
101:かいじゃりすいぎょ:2005/05/24(火) 19:39:33 ID:???
»100 さん このスレタイ自体なんというか、電車の中で 暇潰しに読むトリビア本にありそうなタイトルで好きです。 ■ VIVO(ビーボ) ラテン語で「生きる」を意味。vivid。生命力、活発さを表現か。 ■ アサヒ 輸入ビールが主だった明治25年、前身の大阪麦酒が本格的和製ビールとして旭ビールを発売したことから。 ■ Welch’s 歯科医トーマス・ウェルチ氏は果汁の低温殺菌法を開発し、地元教会用未発酵ワインを製作したが評価を得られず。息子が製法を継ぐ。 ■ 不二家 横浜元町で洋菓子店を創業した藤井林右衛門の名字「藤井」にちなんで。唯一無二の志向で「不二」の文字を当てた。 ■ Dole ハワイ・ラナイ島でジム・ドール氏が開いた世界最大のパイナップル農園を、キャッスル&クック社が買収、提携したことから。
102:かいじゃりすいぎょ:2005/05/25(水) 19:27:55 ID:???
【 改訂・ 注訳 】 ■ マリンカ リンゴ酸(Maric Acid)から発想し、マリーナ(エゾイチゴ)のロシアでの愛称マリンカ(素晴らしいもの、の意を含む)にかけた。 ■ 養老サイダー 伊吹サイダー。日比野寅吉が、病気療養中に岐阜県養老郡の名水に出逢った事に始まる。 ■ 三ツ矢サイダー 明治18年、明治屋販売の「一ツ矢サイダー」から。平安期の源満仲「一(三)ツ矢羽根の伝説」に由来といわれる。 伊吹サイダーの日本初は定義的に色々あるようなんで外します。 また、nemu(ネムー)は「こちら名前探偵局」というサイトに、もっと深い由来が!
103:かいじゃりすいぎょ:2005/05/25(水) 19:30:07 ID:???
■ うふふ 不二家。子供が口にした時、思わず浮かべる笑みの「うふふ」。キャンディの「ぷふっ」も同じような意味合いとの事。 ■ u fu fu カゴメ。こっちは意味ありげで思わせぶりな笑いを表現しているとか。 ■ CCレモン ビタミンCをCharge(補充)するから。(Cレモンが既に商標登録されていたため?) ■ オリゴCC 発売当初、レモン2個分のビタミンCを含有していた事から。(現在はレモン10個分に増強)+大豆オリゴ糖。
104:かいじゃりすいぎょ:2005/05/26(木) 21:40:53 ID:???
■ 酷兒(Kuer) 中国語圏の「Qoo」。酷(発音Ku=Cool!と音が似る) 兒(繁体で児、幼児を表す)イケてる子。 ■ シャッセ フランス語で「chasse(狩猟・追跡)」バレエダンスにおける片足で片足を追うような例のステップ。 ■ 茶流彩々 「流」は「流儀」等にみる「伝統」をあらわし「茶」と語を重ね本格派を暗示。「彩々」は「色彩々」で豊かな芳香に通じる。 □ マミー 昭和40年に公募された愛称という話です。  □ スコール ノルウェー語で乾杯の意。一説にデンマークバイキングが頭蓋骨(Skalle・Skull)をビールジョッキにしていた事が語源とか。
105:かいじゃりすいぎょ:2005/05/27(金) 23:35:29 ID:???
■ ボス(BOSS) 「働く男の相棒コーヒー」というコンセプトから、男の憧れの呼称「ボス」となった。 ■ ボス 250・350 250ml缶、及び350mlペットボトル。シンプルなネーミングは骨太な世界観を求めるコーヒーユーザーの嗜好にマッチ。 ■ ボス・♯(シャープ) 若者向けテイストのボス。(♯)は携帯電話やパソコンのキーで若者になじみの深い記号という事で。 ■ ボス・B・B(ボトルブレンド) 飲みやすく、ペットボトルに入った「働く若者たちの相棒」コーヒー。 ■ ボス・H・G 標高3000ft以上の「高地産豆(High Grown Beans)」使用。束縛されたビジネスマンが求める「自由と颯爽」がテーマ。
106:かいじゃりすいぎょ:2005/05/27(金) 23:36:44 ID:???
■ ボス・プラスワン 市場調査から、既存のラインナップに無い新風味へのニーズが判明。その要望枠にむけた「プラスワン」 ■ ボス・リミテッド ブラジル・コロンビア・グァテマラ・コスタリカ・エチオピアの最上位規格豆をブレンドした、プレミアム缶。 ■ ボスチーノ 「カプチーノ」を思わせる、甘さをおさえた上品な味わい。贅沢な良質ミルクでクリーミーさを表現。 ■ ボスプレッソ 高さ4mにも及ぶ巨大抽出装置「ボスプレッソ・マシーン」使用による、独自「ボスプレッソ製法」で抽出。
107:かいじゃりすいぎょ:2005/05/28(土) 00:06:09 ID:???
■ ボス・仕事中 仕事中や、もうひと頑張りしたい時に。後キレのよいキリッとした苦味、スムースな飲み口。 ■ ボス・休憩中 休憩中や、ほっと一息つきたい時に。コーヒーとミルクの絶妙なバランスでマイルドな飲み口。 ■ ボス・赤道ブレンド 赤道直下、南米コロンビアの「カフェクラシコ(Classico=伝統的上品種)」を中心にブレンド。 ■ ボス・セブン 選び抜いた「7種の豆(ブラジル・コロンビア・グァテマラ・コスタリカ・モカ・メキシコ・ホンジュラス)」をブレンド。  ■ ボス・レインボーマウンテンブレンド グアテマラ全国コーヒー協会推奨の「レインボーマウンテン(7産地の豆)」をブレンド。
108:かいじゃりすいぎょ:2005/05/28(土) 00:09:30 ID:???
■ ボス・北海道ブレンド 北海道限定、100%北海道産牛乳使用。 ■ ボス・トラディショナル 北海道限定、継続して飲み続けられる定番缶コーヒーとしての「トラディショナル(Traditional=伝統的)」 ■ ボス・北海道テイスティ やっぱボスだべさ!北海道発の大泉洋・鈴井貴之が所属のOFFICE CUEコラボレート缶。 ○ ボス・マイロード 小劇団から立身した俳優兼社長、鈴井貴之のスピリッツ(マイロード)という事なのか。 ○ ボス・マウントカフェ 乳飲料に種類別されているそうでチトわかりません。知ってる人教えて。
109:かいじゃりすいぎょ:2005/05/28(土) 00:30:28 ID:QE8LuOEF
■ ボス・地中海ブレンド 地中海方面のリゾート地で好まれるフルシティ(やや深)~フレンチ(深煎り)でアイスコーヒー向けの豆をブレンド。
125:かいじゃりすいぎょ:2005/09/02(金) 11:55:46 ID:???
すごい久しぶり。 ■ ミルトン ミルク+ヨーグルト(語呂を良くして)+ン »113  追記ですが、なんでも「個人の嗜好に基づく官能」という事から定義付けが難しく メーカー個々の判断による表示になってるらしいですよ。 並程度の炭酸ガス圧でも炭酸に弱い人にとっては、強炭酸になりうるということでしょうか。
114:かいじゃりすいぎょ:2005/06/24(金) 20:19:59 ID:5Yf1+Uvk
缶に「無糖・微糖」と書かれた商品の場合 成分表に糖類を表示することが義務づけられいて ■ 無糖 100ml あたり、0.���g未満 ■ 微糖 100ml あたり、2.5g未満 と、日本コーヒー飲料協会で決まっているそうです。 これにあてはまらない場合「無糖・微糖」のような表記しちゃ駄目だそうです。
116:かいじゃりすいぎょ:2005/06/25(土) 02:43:53 ID:???
すごい!ためになりました。
153:かいじゃりすいぎょ:2006/02/12(日) 22:20:31 ID:ieTR+Rhu
間違って開いたスレに、こんな膨大な知識が! すごい、正直、感動した。
” - 【【神降臨】】ソフトドリンク名称由来まとめ:じゅげむ2ch (via ririnblackstar) 2011-04-06 (via gkojax-text)
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4554433444 · 5 years
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妹さんと同居22
 クレーマーというものが嫌いである。まあ好きな人はいないだろうが、コンビニという商売をやっていて、悪質なクレーマーに悩まされた経験がない人というのは珍しいだろう。しぜん、自分になにかあってもそうそう文句はつけない。まずは遠慮がちに聞いてみて、それでだめなら遠回しに伝える。それでもどうにもならなかったら諦める。  しかし今日、俺は生まれてはじめて、猛烈にクレームをつけたい衝動にかられている。 「お兄ちゃん、左、危ない、ぶつかりそう」 「ミラーたたんでくれ!」 「どうやるの!?」 「こう、ぱたんと。ぱたんとだ」 「わかんない、ぜんぜんわかんない! ぶつかりそう!」  修羅場である。  クレームをつけたい相手は、横浜市の道路行政をやってるところである。  道が狭え!  そりゃ子供のころから狭い道だなとは思ってたけど、ひさしぶりに運転した慣れてない人間が突っ込むところじゃねえよこれ! 横浜に車で観光に来られた方は、うっかり裏道に入ろうとか考えないほうがいい。まじで。詰むから。  いやわかってるよ。道路行政が云々じゃないってことくらいは。車の通行なんか想定されてない時代に街の骨格ができあがって、いまさらどうにもならないことくらい知ってるよ。じゃあ俺のこの怒りは、焦りは、そして脂汗はどこにぶつければいいの!?  しかもなにが怖いって、地元民、親父も含めて、平然とこの道路を普通車で通ってることなんだよなあ……。慣れってすげえなあ……。  てなわけで、実家に最寄りのコインパーキングになんとか車を入れたときには疲労困憊だった。てゆうかコインパーキングに入れるのですらもわけのわからない超絶テクニック要求されてる気がする。 「お兄ちゃん、だいじょうぶ? なんか死にそうな顔してるけど……」 「もういやだ……二度と車で来ねえぞこんなとこ……」 「よしよし。お兄ちゃんはよくがんばった。えらいぞ」  汐里が背中をぽんぽんと叩いてくれた。  なんだろう、微妙に嬉しくない……。 「もうちょっとママみたいに頼む」 「えぇ……」  若干引き気味になる汐里だったが、じゃあこんな感じで、とか呟きつつ、 「貴大くんえらいね、さすがお兄ちゃんだね」  汐里は少し背伸び気味になって、俺の頭に手を伸ばしぽんぽんと叩きつつそんなことを言う。俺よりあきらかに幼い外見で制服姿の汐里がそんなことをすると、ちょっとした疼きのようなものが自分の内部を駆け巡る。  対等じゃない。  この子は、俺よりも七歳も幼い。  俺は、汐里を自由にできる――。 「お兄ちゃん、二十分二二〇円だって」 「ん、ああ」 「高いの? 安いの?」 「相場並み」 「ふーん」 「そんじゃ、行くか」 「うん」  これから向かう場所は、実家だ。そこでは、母さんがごはんを作って待っている。俺は、自分の兆したものを振り払って歩き始めた。  時間は17時過ぎ。もうすっかり暗くなっている。 「おかえり貴大くーーん」  恒例のハグに迎えられる。  ああうん、これも待ってたよね。いつもだったら微量の気まずさを感じるこのハグにも、今日は無感動である。俺は疲れすぎた。 「どしたの貴大くん、死にそうな顔して」 「ハハハ」  もうどうにでもなーれ☆  俺に続いて汐里がハグされてるのを横目に見つつ、ため息をつく。  そういえば、母さんのハグにもすっかり慣れたものだ。再婚当初はだいぶやばかった。  汐里と母さんはよく似ている。外見もまあまあ似てるっちゃ似てるのだが、それ以上にたぶん体質が似ている。食ったら太る。らしい。実家の脱衣所には、ちょっと一般家庭では見ないようなメカメカしい体組成計があり、それらにまつわる母さんと汐里の悲喜こもごもは何度も目撃してきた。体重の維持には苦労しているらしい。  なんというか、汐里の、抱き心地特化の上級職みたいな人なのである。それにハグされた男子高校生はどうなるかというと……。  俺は思い出すのをやめた。ここは八神家ではない。とりあえず、ただでさえ複雑な家庭事情を俺のせいでこれ以上複雑にしなくてよかったと、それだけを言っておこう。ついでにいうなら、あれは母さんが無神経すぎると思う。 「ごはんできてるから。手洗ってきてね」 「親父は?」 「まだ帰ってきてないわよ。明日も休日出勤って言ってたし」  よかった。不安要素がひとつ減るだけでだいぶ精神的に楽になる。このタイミングで「性行為はしたのか」とか質問されたら、親父の書斎に納豆を二十パックぶちまけるくらいの陰惨な事件起こす自信ある。たれはノートパソコンのキーボードの上に直播きだ。  そしてダイニングテーブルには、すばらしい光景が出現していた。  煮魚、煮物、和え物など、和食のおかずがずらり。 「これだ……これを求めていた……」 「お母さん、今度は煮物、絶対に煮物の作りかた教えて。お願い」 「別にいいけど……あなたたち、どんな食生活してるの? 私なんだか不安になってきたんだけど」 「汐里はよくやってくれてると思う」  誤解のないように先に言っておく。 「でも、そういう問題じゃない……そういう問題じゃないんだ……」 「うん……」  もともと我が家の食生活は和食中心である。一人暮らしを始めて牛丼カレー、はたまたコンビニ弁当みたいな生活に慣れてしまいすっかり忘れていたのだが、このあいだの汐里が作った味噌汁で味覚的里心が一気に戻ってきてしまった。まるで出汁以外に汐里由来のなんらかの成分でも入っていたのではないかと思うくらいの中毒性である。 「いただきます……」 「いただきます……」  兄妹そろって神妙に両手をあわせていただく。  なお母さんは、親父が帰るのを待って一緒に食べるとのことだった。まあ時間もまだ夕方だし。俺と汐里が並んで座っていて、母さんが向かいに座って、俺たちが食べる様子を眺めつつ、軽くため息をついた。 「家にいたときもそれくらい感謝してくれれば、作りがいがあったのに」 「離れてみないとわからないことってあるんだね、お母さん……」  汐里はいくらなんでも堪え性なさすぎである。まだ一週間経ってない。  俺の家に来たときには基本的に牛丼やらラーメンやらを食いたがるのだが、ありゃふだんの食生活が充実していたからこそできた贅沢というやつである。そういや俺もたまに自腹でカップ麺とか買って食ってた。これが恵まれた食生活だという自覚のなかった当時の自分にドロップキックとかかます必要がある。  食後には手作りのチーズケーキまで出た。事前に訪れることを予告してあったからこそだが、至れり尽くせりである。 「やばいかも……カロリー的な意味で……」  メシ二杯がっつり食った汐里が複雑な顔で呟く。  母さんがにまにま笑いながら、 「じゃあやめておく?」 「食べる」  ほほえましい光景である。俺としてはもうちょいふにふにしてもとりたてて問題はない。いや、それはそれで問題あるな……次におへその掃除とかしたときにまちがって鼻を突っ込みかねない。次あるのかあれ。  ところで、だ。 「どうしたの、お兄ちゃん。食べないの?」 「いや、なんかこう、忘れてるような……」  俺はケーキが出てきた瞬間から、なにかが引っかかっていた。  なんだろう、なんか大事なことだったような気がするんだが……。  わからん。  とりあえずケーキ食う。  うまい。  そういえば汐里が子供のころはクリスマスケーキとかも作ってくれたっけ。 「……」  がたっと立ち上がった。  血の気が引いた。 「ど、どうしたのお兄ちゃん。お兄ちゃんなりの感動のリアクション?」 「ケーキは確かにうまい。しかしそうじゃない」 「じゃあなに?」 「クリスマスケーキの発注、今日までだ……」 「え、でもまだ十一月……」  通常、コンビニの商品はたいてい発注してから一日か二日あれば店に届く。しかし例外がある。クリスマスやバレンタインなどの季節商品である。こうした需要が集中する時期の商品は、一ヶ月や二ヶ月くらい前に発注の締め切りがあるのである。しかも発注は特定期間のみ。  なお今回の発注は、ホールの予約ケーキではなく、店頭で売る五〇〇円とかのコンビニデザートの延長線上のやつである。 「やばい?」 「かなり……。あー、電話……いや、いまの時間帯はまず出られないな。中台がシフトだから……」  LINEだ。休憩時間には見ているはずだ。中台なら発注画面の操作方法もわかる。  俺はスマホを取り出す。 「お兄ちゃん、店の連絡にはLINE使わないって……」 「中台は別。急なシフトの変更多いし、こういう緊急の連絡もけっこうあるから」  つーか、不便だし、頼むから使ってくれと向こうから頼まれたのである。中台が業務上で特別扱いの位置にあるのは、ほかのバイトも知っていることだから、それくらいの例外は作ってもいいだろうと判断した。 「ふーん……」  ケーキを食べつつちらちらこちらの様子を目で窺う汐里。  めっちゃ気にしておられる。こういうとき、汐里のことをからかいたくてたまらなくなる。個人的なメッセージでも送るかーとか呟きつつ入力したらすごい反応を見せてくれそうだし、そのあと収拾つかなくなって俺が困る。  結論。余計なことはしないほうがいい。 「別に見られて困るようなこと書いてないぞ?」  ほれ、とメッセージを送信しおえたスマホをテーブルに置く。 「それはまずいよ、お兄ちゃん」 「気になるんだろ?」 「それは……なるけど……」  倫理と欲望のあいだで揺れ動いてる汐里、ちょっとぐっと来ます。  結局、欲望に負けて、スマホに触れる。 「……」 「……」  なんでか知らんけど母さんまで覗き込んでる。中台からはちょいちょい特に緊急じゃない用件とかの連絡あるけど、俺からは純然たる業務連絡しかしてない。  そうしてしばらく俺のスマホを覗き込んでいた二人だったが、やがて、 「……」  揃って、うわぁ、みたいな顔でこっちを見る。 「な、なんすか?」 「なにって……」 「ねえ」  二人して顔を見合わせている。 「あのねお兄ちゃん」  汐里は、言おうと言うまいか迷っているような素振りだったが、やがてためらいがちに言った。 「せめて、既読スルーはやめよう?」 「仕事に関係ないことでいちいち返信なんかしねーよ。既読ってわかるんだからいいだろ別に」 「私からのLINEだったら?」 「気づいたら秒で返すけど?」 「うう……どうしようお母さん、これ喜んでいいの……?」 「難しいところね……」  楽しいデザートの時間が微妙な空気になった。  それが俺なりの公私のけじめなんだという俺の意見は、最後まで受け入れられなかった。こういうところからぐだぐだになっていくと俺は思うんだけどなあ……。  食事にデザートも終わって、なんやかや話をして、夜七時過ぎ。  俺はスマホを見ていた。 「返信? お店から?」 「ああ、いま発注が終わったって」  中台が休憩に入る頃合いである。発注データ送信完了の画面の画像とともに返信があった。 「そう」  コーヒーが出た。  さっきからたまらない香りが室内にただよっていた。  親父が重度のコーヒー好きである。あまりあの父親からの影響というのは考えたくないのだが、子供のころから喫茶店だのなんだの連れ回されていたことを考えると、ほぼ親の影響である。  んで、その親父を満足させるコーヒーをいれるのが母さんだ。 「なにが違うのかな……」  俺がいれるのよりあからさまにうまい。道具なんかは、どこのご家庭にもあるふつうのドリップなので、理屈でいえば俺にも同じ味は出せるはずなのだ。 「慣れと、飲ませる人がいるかどうかじゃないかしら」  母さんも、自分のぶんのコーヒーを用意して座った。  なお汐里は、自室で持ち帰る本の選定中である。ああなったら、たぶん呼ぶまで下りてこない。どうでもいいけど買った家具の運び込みもあるの忘れるなよ汐里。俺は本までは運ばねえぞ。  不意に、母さんが思い出し笑いを浮かべる。 「汐里が、あんな一生懸命、料理を覚えようとするなんて」 「ん?」 「先週の日曜よ。明後日も来るんでしょ?」 「ああ」  毎週日曜は料理を学びに来る日。そんなことを汐里は言っていた。 「どう? 同居は」 「ぐっだぐだ」 「あら」 「基盤がないところに、人間だけぶちこまれても、そううまくは回らないよ」 「そう……それもそうね。ところでえっちなことはもうした?」 「ブボァ」  予定調和のごとく、コーヒーを噴き出す俺。そしてなにごとも起こらなかったかのように布巾を秒で取り出し、テーブルの上を拭く母さん。読まれてる。ここまでの行動含めてすべて事前にシナリオ書かれてる。  俺は口元を拭いながら、抗議の視線を母さんに送った。 「するなってLINE送ってきたのはだれだよ……」 「したいんだ」 「……」  親としたくない会話ナンバーワンの展開ですわ。  しかも、やはり母さんのことは、文字どおりの「親」とは思えない部分がある。丁寧語がとれるまで半年はかかった記憶がある。二人だけで会話をしていて気詰まりというほどではないものの、俺のなかでは「汐里の母親」という意識がどうしても強い。正直なことをいえば、母さんも俺のことを息子としてではなく、親しい親類の子供に類似したなにかとして扱っているような気がする。それを確認したことはない。  どのみち聞かなきゃいけないことだ。そう考えると、汐里がここにいないのは好都合だとも思える。親父がいないのはさらに好都合だ。  俺は、たとえどんな返答がかえってきても取り乱さないよう、腹に力を入れてから質問した。 「そもそも、なんで強引に同居なんて話、進めたんだよ」 「あら、嬉しくないの?」 「俺の感情の話じゃない。母さんの考えを知りたい」 「ほんと貴大くん、まじめね……」 「あの親父の息子なもんでね」  というよりこの場合、疑問を持つほうがあたりまえだろう。 「うーん……」  母さんは、悩むそぶりを見せた。 「建前と本音、どっちが聞きたい?」 「どのみちもうぐだぐだなので、本音だけでいいです……」 「ほんとに本音でいいの?」 「……いい」  覚悟は固めたつもりだ。  ただでさえわけのわからない状況なのだ。せめてわかる部分だけでもすっきりさせたい。 「貴大くんがすっごく恥ずかしい思いするかも」 「人の決意をいちいち揺さぶらないでくれ!」 「ホワイトボード出す?」 「捨てろ」 「まだ一回しか使ってないのに……」  なぜ買った。  俺たち兄妹を苦しめるためだけに買ったのか。  母さんは、そうねえ、などと呟きつつ、コーヒーを飲んだ。 「実はね、反対なの」 「え?」 「兄妹で恋愛なんて、大変に決まってるもの。貴大くんならわかるわよね?」 「それは、まあ……」  汐里との年齢差は決定的な部分がある。俺は社会を知っている。汐里は知らない。  たとえば汐里と同居していることに関して社長にどう説明するのか。いまは汐里が学生だからいい。もしそうした肩書が外れた後も同居しているとなると、それ相応の理由が必要になる。その理由が「恋愛」であった場合に、理解してもらうことはかなり困難だろう。  それを、たぶん��時点では俺だけが知っている。 「だから、あえてこういう言いかたができる。利害だけ考えれば、マイナスのほうが大きい。そして親はトータルでの子供の幸福のことを考える。人生の先輩としてね。まあ、親子の軋轢ってたいていこういうふうにして発生するんだけど」  そこは、わかるわよね。  母さんは念押しするように最後にそう付け加えた。  つまり、母さんは俺を子供としては扱っていない。大人として話せ。そう言っている。  しかしだ。 「じゃあ」 「そう。そこで、なぜ同居なんてさせた、ということになるわよね」  人差し指を立てつつ母さんが言う。  ほんとにこの人、自分のペースに持ち込むよな……。  とりあえずは、黙って拝聴するほかない。 「親も利害だけで動けるものじゃないのよね……。正直にいえばね、貴大くんのことはわりとどうでもいいの」 「ぶっちゃけすぎでしょそれは」 「あ、ううん。そういう意味じゃなくて。仮にね、汐里との関係がうまくいかなくたって、貴大くんの周囲には、今後もいろんな子があらわれるはずだから。そして、そうなったときに、貴大くんはちゃんと割り切って前に進んでいける。むしろ汐里のことなんて忘れて、さっさと彼女作っちゃいなさいって感じ」 「あんた鬼ですか……」  年齢イコール彼女いない人間になんてことを。そしてそんな簡単に割り切れるものなら、俺はなにも悩んでない。  しかし、母さんの次の言葉を聞いて、俺は抗議する気を失った。 「でも汐里はね……あの子はダメ」 「……え?」 「あの子、しつこいのよ」  ちょっとため息なんかつく母さん。 「執念深いって言ってもいいかも。そりゃあの見た目だもの、言い寄ってくる男性には事欠かないとは思うわよ? でも汐里のほうがダメ。彼氏ができても、もし結婚したとしても、五年でも十年でも貴大くんのこと考えつづけて、最後にはこうね。お兄ちゃんとの思い出はお墓のなかまで持っていく、って」 「そこまで……?」 「その思い出を支えに生きていくくらいのこと考えかねないわよ、あの子。……貴大くんが一人暮らしを始めたあとの汐里の話、聞きたい? 軽く引くわよ?」 「いえ、別にいいです……」  ちょっと聞きたい気もするけど、なんか怖いもの出てきそうでいやだ。  しかしそうなると、別の疑問が出てくる。 「なぜ、いまなんだ?」 「勢いとノリで既成事実をでっち上げるためかしら」 「おい」  いまこの人なんつった。  親として言ってはならないことを言わなかったか? 「貴大くんも二十三でしょ。私の勘では、貴大くんがフリーでいられるのって、あと数年だと思うのよ。だから、いま押さえておかないとまずいかなって」 「だから俺はだな」 「はいはいどうせモテないとかなんとか言いたいんでしょ。安心していいわよ。そのうちすごく手間のかかる女の子があらわれて、面倒みてるうちに向こうから言い寄られて身動きとれなくなるようになるから」  なにそのメンヘラ吸着装置みたいな扱い。 「それにね、きっかけがあったから」 「……」 「貴大くんのほうから話してくれたじゃない? それって汐里とのことを真剣に考えて、もうごまかせないって判断したからでしょ? そうじゃなきゃ言う必要はないんだもの」 「それは、まあ……」 「そうなったときに、親は潜在的には敵になるもの。実の両親と姑を兼ね備えた存在が同じ屋根の下にいるのって、私なら絶対にいやね。私だってどうしていいかわからないわよそんなの」 「ご迷惑をおかけします……」 「あらあら、こちらこそ、至らない親で」  なんだこのやりとり。 「まあ、私の話はそんなとこ。私はどっちかっていうと汐里の味方ね。同居なんて貴大くんに迷惑をかけるのはわかりきってるけど、それは承知のうえ。だいたい貴大くんにだって責任はあるんだからね?」 「それは、まあ……」 「どうかなあ……。わかってないんじゃないかなー」  頬杖なんかつきつつ、母さんは俺を見てにやにやと笑う。 「わかってるって」 「汐里に言わせれば、また話は別かもよー?」  あきらかに含みのある表情。  これ、絶対になんかの情報を隠し持ってる。まあ聞いても教えてくれない感じだけど。無理に聞きだしたら藪蛇ってことになりそうな気もする。 「それじゃ、日曜は張り切って汐里に煮物のテクニックでも教えるか」  そう言って、母さんは立ち上がった。  しかし、汐里にそんな側面がある、少なくとも母さんはあるとみなしているということは意外だった。  確かに汐里は俺にべったりだが、執着というのとも違うように俺には思える。なにより、地頭のよさから来るものわかりのよさみたいなものを感じるからだ。むしろ諦めは早いほうにも思える。  どうなんだろう、ヤキモチ焼きの萌芽を見せていることは事実だ。そしてそれは、ずいぶんと小さいころからそうだったような気もする。俺が友だちと話していると不機嫌になる、みたいな。  それはそれとしてだ。  最後に絶対に確認しておかなければならないことがある。  俺は、ダイニングを出ようとする母さんを呼び止めた。できることなら聞きたくない。が、聞いておかないと絶対に後悔するようなやつだ。 「その、LINEでいただいた、エッチなこと禁止というのは、あれはいったい……?」  いまのところ母さんとしては、総論反対各論賛成、んで様子見、というポジションだと俺は受け取った。だとするなら、この問題をはっきりさせておかないと、今後の俺がいろいろ死ぬ。 「あら、そんなの簡単よ」  振り向いた母さんはとっておきの笑顔で言った。 「歯止めがきかなくなるから」 「……」  生々しいご意見ありがとうございます。  その点における自信は当方、皆無であります。  で俺は、いつまで我慢すればいいんでしょうか。さすがにそう問いただす勇気はなく、ダイニングを出ていく母さんをなすすべもなく見送ったのだった。 「荷物運ぶの、何往復かかるかな……」 「俺の経験だと、四往復めあたりから足が上がらなくなってくるな」 「うう……」  帰りの車のなかである。  社長には少し遅れるかもしれないと連絡しておいた。いまが七時半なので、ギリギリである。ちなみに洗濯乾燥機については絶対に買ったほうがいいとの母さんの宣託が下った。主婦が言うのならまちがいないだろう。  それにしても汐里である。  ついつい信号待ちのたびに見てしまう。  この細身の十六歳の女の子のなかに、そこまで俺に対する執着が詰まっているのだろうか。自分が高一のときのことを考えると、なんていうか、もっとアホだった気がする。 「なにお兄ちゃん、さっきからじろじろ見て。私のかわいい顔になんかついてる?」  微妙にうざい。しかもほんとにかわいい。許しがたい。なので不意打ちを狙って言ってみた。 「おまえ、俺のこと好きなの?」 「うん大好きだよーお兄ちゃん」  スマホいじりつつめったくそ棒読みで言われた。 「どれくらい?」 「牛丼中盛くらい」 「うわあちょううれしー」 「よかったね」 「……」  なぜ俺があしらわれている風味になっているのか。なにか反撃しようにも運転中ではそれもままならない。家に帰ったら求婚するぞこのやろう。  無言になった車内。  別に気まずいということもない。しゃべるときはしゃべるし、そうでなければお互いに環境の一部みたいなもんである。  しばらくして、汐里がぼそっと言った。 「お母さんになんか言われた?」 「なんかとは?」 「私のことで」  あいかわらず手はスマホを操作しているものの、こちらをかなり気にしている気配が窺える。 「言われたといえば言われたけど、汐里が気にするようなことはたぶん、なにも。なぜ同居を認めたのかとか、そんな話だったから、必然的に汐里のことにも言及したとかその程度だよ」 「ふーん、そうなんだ」 「ああ」 「……」 「……」 「……ほんとに?」 「むしろおまえはなにがそんなに気になるの」 「お母さんが、その、余計なこと言ってないか、とか……」  どうだっただろう。  すごい言いたそうにしてたけど言っちゃだめだからいやいや黙ってましたとかそんな雰囲気がめっちゃ濃厚であった。基本的に既知の情報しかないと思うんだが。汐里が想定以上にお兄ちゃん大好きかもしれない、ということ以外は。 「ああ、うん、はい」  迷った結果、ものすごい生返事になった。 「……なにその返事」  じとー。こちらを見てくる気配がする。あと声が低い。 「なにも聞いてない」 「なにもって、なにさ」  あー絡んできましたよ汐里さん。よほど後ろめたいことがあるらしい。お兄ちゃん妄想日記の一つや二つ書いてても不思議じゃないぞこれ。 ��さて、どうやって探りを入れよう。  そんなことを考えていたときだった。  尻ポケットに突っ込んであったスマホが震えた。着信音は、それが電話であることを示している。 「悪い汐里、スマホとって、もし店からだったらかわりに出てくれ」 「え、えぇ……?」  とまどいつつも言うとおりにする汐里。画面を見て、 「あ、お店から……」  汐里は俺の様子を窺う。俺が頷くといやいやという感じで電話に出た。  あとで折り返し連絡というかたちにしないのには理由がある。休みの日には緊急事態でもない限り、連絡を入れないということになっているからだ。これはバイトに対してはもちろん、店長である俺自身についても同様だ。たいていのことは本部に問い合わせを入れればとうにかなるということもある。  店に中台がいてなお電話が来るということは、それ相応のことが起きているということを意味する。 「はい。あ、中台さん? はい、妹の汐里ですけど、兄はいま運転中で……え?」  汐里がスマホを押さえつつ、困惑したように俺に言った。 「そのあいだのストーカーの人が店に来てるって……」 「わかった。すぐに店に行くと伝えてくれ。ここからなら五分もあれば着く」  例の件では、すでに警察には相談してあった。通報すればおそらく警察は対応してくれる。しかし車はたまたま店の近くにいる。これなら中台に通報させるより、俺が直接行ったほうが早い。 「う、うん」  しくじった。  あの手のやつは、警察が介入する可能性をつらつかせておけば、当面はおとなしくなるだろうと考えていた。完全に俺の落ち度だ。俺のスクーターが特定されていて、休みを把握されていたかもしれない。もう一人のバイトは男とはいえ高校生だ。あてにはならない。 「うん。はい。お兄ちゃんがすぐに行くそうです」  そう言って汐里が通話を終えた。 「いまのところは、店のなかにいてじっと中台さんのほうを見てるだけだって」 「わかった」  なにごとも起きないでくれ。俺はそう祈りつつ進路を店のほうに変えた。
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ohmamechan · 7 years
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沖をゆく青い舟
 ※大昔に出した本の、短編を中途半端に再録です。  夏合宿の前に、一日だけ実家に戻った。  母が物置をひっくり返して大騒動をしているので何かと思えば、遺品の整理をしているのだと言う。 「来年はお父さんの十三回忌でしょう?久しぶりに、色々片付けようかと思って」  そう言いながらも、母が何一つ父に関わるものを捨てる気が無いのを知っている。七回忌の時もそうだったからだ。  仕舞い込まれていたものを取り出しては並べ、天日に干して、また元通りに収める。  各種大会で取ったメダルや額入りの賞状。トロフィー。くたびれた皮のジャケットやジーンズ、ぼろぼろのスニーカー。色あせた大漁旗。古びたランタン。  とりとのめのない、父を思い起こさせる物ものたち。  それらは、普段は目のつかないところに収められているけれど、その物ものたちの存在を忘れることは決してない。母は特にそうだろう。普段の食事や、居間で和んでい る時、ふとした会話の端々に、父の存在を滲ませる。父がいたこと、父が今はもうこの世にはいないこと、そのどちらも当たり前にしている。母はそんな話し方をする人だ った。 「このTシャツなんか、もうあんたにぴったりじゃない?」  時代を感じさせるスポーツメーカーのTシャツを、背中にあてがわれる。靴を脱ぎ終わらないうちから、母が玄関に飛んできてそんなことを言うのだ。  江は、居間にテーブルにアルバムを広げて、色あせた写真を眺めていた。 「いっつも思うんだけど、私もお兄ちゃんも、ちっともお父さんに似てないのよね。花ちゃんのとこは、みんなお父さんに似てるのよ。娘は父に似るって言うけどうちは違 うわね。全部、お母さんに寄っちゃったみたい」  などと、一人で何やら分析している。  そこへ母が戻ってきて「ほら、このTシャツよ。みんなで海へ出かけた時に着てたのよ」と手にしていたTシャツとアルバムの写真を交互に見ながら言う。どちらも見比 べてみた江が、ほんとだ、と感激する。  以前は、このやり取りを見ているのが苦痛だった。二人が、父の話を和気あいあいとする中に、うまく混ざることができなかった。父の写真を持ち歩きながらも、本当は 写真の中の父と目を合わせるのはこわかった。母に会えば、父の思い出や存在に嫌でも向き合わなければならなくなる。あからさまに避けていたわけではないけれど、あれ これと理由を付けて帰らなかったのは事実だ。  それなのに母は、いつも子ども部屋を出て行ったままにしておいてくれた。小学生の時に使っていた机も椅子も本棚も洋服箪笥も。そう広くもない平屋住まいなのだから 、ほとんど帰らない息子の部屋を物置にするぐらいのことをしても誰も咎めやしないのに。  荷物を自分の部屋に置いて居間に戻った。  アルバムを熱心に覗き込んでいる姉妹みたいな二人に自分も加わる。  どれどれ、と覗き込むと、 「お兄ちゃんは見ないで。この頃の私、太っててやだ」  と江がアルバムの左上のあたりを手のひらで覆い隠した。写真は見えなかったが、指の間から書きこまれた文字だけはなんとか読めた。日付からして、江が二歳、凛が三 歳の頃の写真が収められたページのようだ。 「お前、食っては寝てばっかだったもんな」 「そうね、江はおっとりしていてまったく手がかからなかったわ。おやつをあげればご機嫌で、あとはすやすや寝てたもの。お兄ちゃんがちょこまか動いて忙しかった分、 助かったものよ」 「そうだっけ」  おやつを食べかけたまま寝こける江の姿は記憶にあるのに、自分がどうだったかなんて、まるで覚えていない。 「そうよ。走り回るあんたをおっかけて、ご飯を食べさせるの大変だったんだから。一時もじっとしてなかったのよ」  ふうん、と頷きながら、するりとアルバムに置かれた江の手をスライドさせる。 「あっ、お兄ちゃんだめったら」  露わになった写真に写っていたのは、浜辺に佇む家族の姿だった。祖母の家があるあの町の海岸かもしれない。母に抱えられた江はベビービスケットを頬張っている。腕 はふくふくとしていて���顔はハムスターの頬袋のようにまるい。とてもかわいらしい赤ん坊だと思うのに、江は顔を真っ赤にして「見ないでよ」と憤慨している。  同じく写真に写っている自分はというと、父の肩にまるで荷袋のように抱えられて笑っている。浅黒く日焼けした父も笑っている。こうして顔が並んでいるところを見れ ば、つくりは多少違うけれど笑い方は似ている気がする。 「これ、お父さんが外海に出る前に撮った写真ね」 「全然覚えてないわ」 「おれも」 「まだ小さかったもんね。外に出れば一ヶ月は戻れないから、大変だったのよ。お父さんが」 「大変って?」 「離れてる間にあんたたちに忘れられちゃうんじゃないかって、不安がるのよ。お見送りの時はいっつもさめざめと泣いてたわ」  お父さんかわいい、と江が小さく噴き出した。  中にはいくつか風景写真もあった。眺めているうちに、見覚えのある海岸線が写っているものを見つけた。 「これは、おとうさんの船で島まで渡った時のものね」 「あ、ほんとだ」  母と江がそろって覗き込んで来る。小さいながらも、父は自分の船を持っていた。青い船体に赤い縁取りの漁船。普段は大型漁船の乗組員として沖合や外洋に出ていたが 、禁漁で船が出せない期間は、よく自分の船に乗せて近海に連れ出してくれたものだ。小島を渡って、釣りをしたり、磯で生き物を探したりした。  小学生の時も、オーストラリアにいる時も、父を思わない日は無かった。けれどそれは、こうして思い出に浸るようなものとは少し違っていた。自分が何のために泳ぐの か、今なぜここにいるのかを確かめるための座標のようなものだった。そこに、感傷はあるようで無かった。感傷を背負い込む余裕すらなかったのだ。 「今度、江も凛もここに合宿に行くんでしょ?」 「うん」 「まさか、またあのコーチに船出してもらうのか?」 「いいじゃない!結構楽しいよ」 「お父さんが生きていたら、喜んで船を出してくれたでしょうねえ」  ゆっくりと母が言った。  昨年の夏、あれほどの問題を起こしたのに、鮫柄高校水泳部と岩鳶高校水泳部は頻繁に合同練習を行い、大会前は対抗試合を行うほど親交が深まった。  許してくれる人間もいればそうではない人間もいる。部内には、凛に対して風当たりの強い部員も当然いる。岩鳶高校と交流を持つことをよく思わない部員もいる。そん な中でも、御子柴部長は率先して岩鳶高校を自校へ招待したし、自分たちも岩鳶へ遠���した。今春から後を引き継いだ新しい部長が今回の合同夏合宿を持ちかけたのも、O Bの意見を取り入れたからだ。  彼の言動というよりも人柄が、凛が水泳部に居座ることを不快に思う部員たちの意識を変えていった。 「だって、江くんと会える絶好の機会じゃないかあ」  などと茶化してはいたが、彼がどれだけ気を遣い、部内の雰囲気を良好に保つために力を割いてくれたのか、側で見ていた凛には痛いほどよく分かる。  自分にできることと言ったら、泳ぐことしかなかった。御子柴の厚意に甘えるばかりでは、何も示せない。ひたすら、どんな時も、誰よりも真剣に泳いで見せた。泳ぐこ との他には、先輩に礼を尽し、後輩を支えた。それは部員として当たり前のことばかりだったが、その当たり前を一心にやり通すこと。それが素直にうれしくもあった。  六月末、島へ渡り、例年通り屋内プールを貸し切っての合宿が始まった。昨年と異なるのは、岩鳶高校と合同だという点だ。  合宿の中日は、午前中のみオフタイムとなり自由行動が与えられた。五日間のうち、四日間は泳ぎっぱなし。合宿後はすぐに県大会に向けて最終調整に入る。ではここぞ とばかりに休もう、ではなく、遊ぼう、と考えるのは、まさに渚らしかった。 「ねえねえ、凛ちゃん。明日のお休み、みんなで海で遊ぼうよ」  合宿二日目、専門種目の練習の最中、隣のコースに並ぶ渚がのん気に話しかけてきた。そういう話は後にしろ、とたしなめても、彼はにこにこしながらなおも言った。 「絶対行こうよ。おもしろい景色、見せてあげるから!怜ちゃんが!」  そんなことを大声で言うので、やや離れたところでフォームのチェックをしてもらっていた怜がぎょっとしていた。  渚の言う「おもしろい景色」とは、まさにおもしろい景色だった。 「お前、なんだそのナリは」  晴天の下、焼け付く白砂の上に降り立った怜を見て、凛は顔をしかめた。 「し、仕方ないでしょう。これがないと、ぼくは海へ出ちゃいけないって、真琴先輩が…」  しどろもどろな怜の腰、両方の上腕にはヘルパーが取り付けられ、腕には浮き輪を抱えている。浮き輪はピンクの水玉模様。先日、江が押入れから取り出して合宿用の荷 物の中に加えているのを確かに見た。まさか、怜のためのものだったとは。 「おもしろいでしょ?怜ちゃんてば、去年色々やらかして大変だったんだから、まあしょうがないよね」  何をやらかしたかについては、大体聞いている。夜の海に出て溺れかけたらしい。一歩間違えれば大変なことになっていた危険な行為だ。だからと言って、これはあんま りだろう。 「お前、ほんとに水泳部員かよ」 「ど���からどう見ても、水泳部員です!昨日見ましたか、ぼくの美しいバッタを!」 「あ?全然なってねえ。せっかく俺がじきじきに教えてやってるのに、もうちょっとましになったらどうだ」 「知識・理論の習得と実践の間には時間差があるものです。だから昨日あなたに教わったことはですね…」 「もうまた始まった!バッタの話になると長いんだからやめて、二人とも!」  そうして三人で波打ち際で騒いでいると、 「まあまあ、三人とも、とりあえず泳ごうよ」  やわらかい声がすんなりと差し込まれた。真琴がにこにこしながら海を指差す。 「ハル、待ちきれずにもう行っちゃったよ」  見れば、遙が波打ち際から遠く離れた場所をすいすいと気持ちよさそうに泳いでいた。 「なんて美しい…海で泳ぐ姿は、本当にイルカや人魚のようですね」  怜がうっとりした顔をしていた。男のくせになんつう比喩だ、と毒づきたくなるが、あながち外れてもいない。 「僕もあんな風に海で泳ぎたいものです」  怜が唯一泳げるのはバッタのみで、他の泳法は壊滅的にだめなのだそうだ。一年をかけて少しずつ特訓してきたが、どうしても上達しない。合同練習で会えばバッタの練 習しかしないので、遙と同じく「ぼくはバッタしか泳ぎません」というスタンスなのかと思っていたが、違うらしい。 「鮫柄の皆さんにカナヅチがばれてしまうのも時間の問題です」 「いや、ばれてるよ、怜ちゃん」 「怜…残念ながら」  渚と真琴がそろって悲しげな顔を作った。 「諦めんなよ。練習しろ」  とりあえず励ましておくことにすると、怜は「でも…」と暗い顔で俯いてしまった。その背中を渚が押して、「そうそう、練習しよう!」と無理やり水辺へと引っ張って 行く。 「さあ、特訓だ!松岡教室開講~!」 「いやです!今はオフです!」 「秘密の特訓をして、みんなを驚かせたくないの?」 「それは…」 「いいから来いよ、怜」 腰が引けているその手を取ると、怜は恐る恐る波に足を浸けた。 「やさしくしてください…」などと、目を潤ませ、怯えた小鹿のように言うので、笑いをこらえるのがやっとだった。 「たぶん大丈夫だろうけど」と言いつつ遙を一人で泳がせておくのが心配になったらしい真琴は、遙の後を追って沖へと泳いで行った。遙の姿はもう小さな点にしか見えな いくらい遠のいていた。一人で遠泳でもするつもりなのだろうか。  そういえば、遙とは昨日も今日もろくに言葉を交わしていないことに気付いた。練習中は専門種目が違うのでウオーミングアップやリレーの練習の時ぐらいしか接点がな い。オフだからと浜辺に集まった今朝は、黙々と一人で体をほぐしていた。 小島まで泳いで渡るつもりなら自分も行きたい。前もって伝えておけばよかったな、と思った。別に、必ず遙と一緒でなければならない理由ではないのだけど。 胸のあたりまでの深さのところで、怜の特訓が始まった。 潜ることは抵抗なくできるというので、とりあえずヘルパーを外して自分の体だけで楽に浮く練習から始めた。だるま浮きだの大の字浮きだの初心者向きの手ほどきは散々 やって来たことらしいのだが、それすら怪しいのだと言う。 「海水は水より浮力があるからな。少しは浮くんじゃねえの」  本当は波のないプールの方が断然初心者には向いているし、浮力が問題ではないと思われた。けれど、慰めにそう言ってみると、怜は「なるほど」と素直にうなずいてい た。なんだかすっかりその気のようだ。  怜はすう、と大きく息を吸って水に潜った。だるま浮きから水面近くに浮いて来たところでじわじわと手足を伸ばす。水面下10cmあたりのところで怜の体がゆらゆら と揺れる。 「わあ、海水マジック!浮いてるよ怜ちゃん!プールの時よりもずっと!」  渚が歓喜して大げさに拍手する。とても浮いているうちには入らないような気がするのだが。  次、バタ足を付けてみろよ、と指示を出すと、怜は恐る恐る水を蹴った。ぱちゃぱちゃとバタ足を数回繰り返したところでその体がずぶずぶと沈んでいく。 「おいおい」  掌を掬い上げて浮力を助ける。ぶはあ、と怜が苦しげに息を吐いて体を起こした。 「はあ…途中まではいい感じだったんですが」 「うんうん、進んでたよ」 「潜水艦みたいにな。もう一度やってみろ」  再度バタ足にチャレンジする怜に「もうちょっと顎を引け」と伝えると、すぐに言われたとおりにしてみせた。怜は理屈っぽいところがあるが、素直だ。力を伸ばすのに はそれは大切な要素だ。  顎を引いた分だけ浮力を得て、わずかなりとも浮きやすくなるはずだ。しかし、怜の場合は逆効果だった。頭の方から斜めに沈んでいく。まさに、潜水艦のごとくだ。 「わあ、頭から沈んでいく人、初めて見たあ」  渚の遠慮のないコメントに笑ってはいけないのに、こらえきれずに小さく噴き出してしまった。 「ちょっと!笑わないでください!ひどいです!」  びしょびしょに濡れた髪を振り乱して怜が喚く。 「わりい…いや、ちょっとした衝撃映像だったから」 「動画、とっとけばよかったね!」  渚と二人で笑い合っていると、怜はもう泣きそうな顔をしていた。 「しょうがねえよ。体質だ」  怜の肩に軽く手を置いて慰めた。 「体質?」 「お前、陸上やってたんだろ?」 「はい」 「筋肉質で体脂肪が少ない上に、骨が太くて重いんじゃねえの。ついでに頭も」 「怜ちゃん、頭いいもんね。脳みそ重いんだね」 「なるほど…」 「もうどうしようもなく浮くようにできてねーんだよ。そういうやつ、たまにいるぜ」 「そうなんですか?僕だけじゃなく?」  凛はしっかりと頷いて見せた。 「極端に痩せた人はもちろん、筋肉をがちがちに鍛えた人も当然浮きにくいよな」 「物理の法則からするとその通りですね。僕の体は、そもそも水に浮くようにできていない…」  しょんぼりと肩を落とす怜を、渚が心配そうに覗き込む。 「怜ちゃん…楽に浮けるようになりたかったら、脂肪を蓄えるしかないね。ドカ食い、付き合うよ」 「いや、脂肪は付きすぎると水泳にとっては邪魔なものです」 「そうだっけ?」 「ようはバランスだな」 「カロリー、体脂肪率、筋肉の質…僕の体にとってのこれらの黄金律を導き出さなければ…!」  怜はかけてもいない眼鏡のツルを押し上げる身振りをして、ぶつぶつとつぶやき始めた。 「ま、でもバッタが泳げりゃいいんじゃね?」  あまり思いつめるのもどうかと心配になったのでそう軽い調子で言うと、怜は切実そうに訴えた。 「あなたまで皆さんと同じことを。ここまで焚きつけておいて」 「だってよ、ここまでとは思わなかったからな」 「ひどいです。僕だって、みなさんと同じように泳げるようになりたい」  顔をくしゃりと崩す怜を見ていると、ふと幼いころを思い出した。こんな風に、父と海で泳ぐ練習をした覚えがある。海育ちは、潜るのは得意だが、わざわざフォームを 整えて浮いたり泳いだりはしない。潜って魚を捕ったり、磯で生き物をいじって遊んだりするのがほとんどだった。だから、幼稚園のプールでいざ泳いでみて、ショックだ った。潜水したままプールの床底を進む凛に、友だちが「それ泳ぐのと違うんじゃない」と言ったのだ。スイミングスクールに通っている同じ年の子どもが、それなりに様 になったクロールを披露してくれた。水の中にいるのなんて息を吸うように当たり前にできるのに、あんな風に泳ぎ進む、ということがどうやったらできるのかわからなか った。  しょげかえる凛を見かねて、父が特訓してくれた。当時は祖母の家の隣の長屋に住んでいて、目の前は海だった。幼稚園から帰ってすぐに海へ駆け出して行って、ひたす ら泳いだ。「がんばれ」と両手を広げる父まで、辿り着こうと必死で水を掻いた。毎日練習を繰り返して泳げるようになったとき、父はうれしそうに笑っていた。  もうずっと昔のことが鮮明に思い出されて、懐かしさで胸がいっぱいになった。  だからなのか、肩を落とす怜に思わず言っていた。 「わかった。とことん付き合ってやるから、がんばれよ」  怜が顔を上げて、その目を輝かせた。ええもう遊ぼうよお、と渚が後ろに倒れ込みながらぼやいた。  それから小一時間練習して、休憩に入った。  怜は、沈みがちではあったが、バタ足で10mほど進めるようになった。クロールのストロークはもとより様になっていたので、特に言うことは無かった。推進力はある のだから、ブレスでなるべく浮力とスピードを落とさないようにすれば、それなりに泳げそうだった。あくまでも、それなりにだったが。  三人で丸太のように木陰に転がり、ほてった肌を冷ました。 「感動です…ぼくでも何となく形になりました」 「怜ちゃん、感動したよぼくも!」  わざわざ凛を挟んで、渚と怜が会話する。凛は浮き輪を枕にして、二人のやり取りを聞いた。 「渚くんは、途中から変な顔をして僕を笑わせようとしていたでしょう!手伝っているのか邪魔しているのかわかりません!」 「心外だなあ。リラックスさせようと思ってやったんだよ。緊張したら体が硬くなるでしょ?怜ちゃんぷかぷか作戦の一つだったのに!」 「そ、そうだったんですか」 「なんてね」  渚はそう言うや、跳び起きて海へと駆けだして行った。怜からの反論を見越していたのか、見事な逃げっぷりだった。 「ぼくも、向こうの島まで行って来るねー!」  ぶんぶんと手を振り、あっという間に波間に消えて行った。 「あの人は、いつもああなんです」 「楽しそうだな」 「疲れます」  それには頷くしかない。 「あなたも、泳ぎに行かなくていいんですか?」 「ああ、いいんだよ。ちょっと、疲れも溜まってるし」 「…すみません。オフなのに疲れさせてしまって」  怜が顔を曇らせる。 「いや、お前のせいじゃねえよ。ついオーバーユースしちまうから、オフの日はなるべく休めってコーチに言われてんだよ」 本当は島まで遠泳できるならしてみたかったが、心残りになるほどでもなかった。ひんやりとした木陰の砂の上に転がって、潮風を受けていると、とても気持ちがいい。瞼 の裏に枝葉をすり抜けてきた光が差して、まだらにかぎろった。 「あなたが、ぼくに泳ぎ方を教えてくれるのは、昨年のことを気にしているからですか?」  まるで独り言のような小さな呟きが耳に届いて、凛は瞼を起こした。  怜が生真面目な顔でこちらを見ていた。 「なんだよ急に」 「すみません、確かめておきたくて」  怜が言っているのは、昨年の地方大会のことに違いなかった。彼を差し置いて、岩鳶高校の選手としてリレーに出た。彼らの厚意に乗っかって、大事な試合をふいにして しまった。得ることの方が大きかったけれど、負い目を感じないわけがない。しかし、負い目があるから怜に泳ぎを教えているのではない。それははっきりと、違うと言え る。 「あなたがいつまでも、ぼくに負い目を感じる必要はありません。ぼくが決め、あなたたちが選んだ。それだけのことです。そりゃあ、問題になりましたが、いつまでも引 きずっていても…」 「待て待て、怜」  怜の言葉をやんわりと止めて、上半身を起こした。乾いた白い砂の粒が、はらはらと肌の上を滑って落ちる。怜も体を起こして凛と向き合った。きちんと居住まいを正す ところが、怜の真面目で誠実なところだ。 「負い目って言われるとどうかと思うけど、それは一生無くならない。失くせって言われても無理だ。そういうもんなんだ。でも、罪滅ぼしのために、お前に泳ぎを教えて んじゃねえよ」 「ではなぜですか」  面と向かって問われると、答えざるを得ない空気が漂う。凛はがしがしと後ろ頭を掻いた。 「お前が一生懸命だからだ」 「一生懸命?」 「一生懸命練習しているやつがいたら、手伝いたくなるだろ。そういうもんだ」 「敵に塩を送ることになっても?」 「一人前なこと言うな、お前」 「だって、そうでしょう」  凛は口端を上げた。自然に笑みが湧いた。 「一にも二にも努力努力っていうけどよ。努力すらできないやつだって、ごまんといるんだよな。努力する才能ってやつも必要だ。お前にはそれがある。それは…すごいこ となんだ。そういうやつを、俺は尊敬してる」 「尊敬、ですか」  怜がしみじみと噛みしめるように言った。 「あんだけ見事な潜水艦だったのに、さっきの特訓では一度も音を上げなかったしな。俺だったら三分で逃げ出してる」 潜水艦って言わないでください、と怜はむっとした顔を作った。けれど、すぐにそれを解いて微笑んだ。 「ぼく、とても楽しみなんです。今度は、ぼくもあなたたちと一緒に泳げる。いつだってこうして楽しく泳ごうと思えば泳げるけど。試合で泳ぐのは、特別な気がします」 「確かにな」 「緊張もするけれど、わくわくします」  わくわくします。それはいい言葉だった。長らく自分が見失っていた感情に近い気がした。 「あなたは勝ち負け以外の何があるんだって、言っていましたが」 「どうしたって、勝ち負けはあるんだぜ」 「知っています。でも、ぼくはわくわくするんです。勝つかどうかもわからない。勝ったらどんな感情を抱くのか。負けたらどんな自分が出て来るのか。それは理論では計 り知れない。そういう未知なる気配が、おもしろいと思えるようになったんです」 「俺もそう思う」 「わくわくしますか」 「��あ、する」 「一緒ですね」  怜がふわりとはにかむ。隙だらけのあどけない顔をするので、思わずその頭をわしわしと撫でまわしてしまった。 「なんだよお前。ガキみたいな顔しやがって」 「だって」  怜は泣き笑いのように顔をくしゃくしゃにした。 「僕にも、皆さんと同じ景色が見られるんじゃないかって、今、すごく思えたから」 「そうかよ。楽しみにしてろよな」 「はい」 「怜、ありがとな」 「はい…えっ?」  まさか礼を言われるとは思っていなかったらしい怜は、戸惑っていた。妙に照れくさくなってしまって、そんな怜を置いて弾みをつけて立ち上がった。 「やっぱ泳ぐかあ。あいつら、どこまで行ったんだ?」  木陰から一歩踏み出ると、目が眩むほどの強い日差しに、何度か瞬きをした。  そこへ「せんぱあーい!」と似鳥の甲高い声が聞こえてきた。防風林の向こうから駆けて来る姿があった。 「自主練終わりました!ぼくも仲間に入れてください!」  そういえば、似鳥も海水浴に行きたいと言っていた。わざわざ断ってくるところが彼らしい。 「愛ちゃんさん、自主練をしていたんですね。見習わなければ」 「お前も自主練みたいなもんだろ」  似鳥はあっという間に、なだからかな浜を駆け下ってきた。 「御子柴ぶちょ…あ、元部長が差し入れにいらしてましたよ」 「暇なのか?あの人」 「そんなこと言ったら泣いちゃいますよ。ちゃんと後であいさつしてくださいね」 「わかってるよ」  怜を連れ出して沖まで行くか、と相談しているところに、今度は「おにいちゃーん!」と江の声が届いた。  見れば、ビニール袋を提げた両手をがさがさと振っている。言わずもがなのアピール。  「手伝います」という後輩たちを置いて、パーカーを羽織ると江のもとへ浜を駆けのぼった。怜は真琴の言いつけ通りの完全防備で、似鳥に浮き輪ごと曳航されて沖へと 出て行った。 「のんびりしてたのに、ごめんね」と江は詫びつつも、しっかり凛に重い荷物を譲り渡した。買い出しのために顧問に車を出してもらおうとしていたら、鮫柄の顧問から呼 び出しがかかってしまったらしい。 「ったく、買い出しくらいあいつらにさせろ。それか、マネ増やせ」 「そうね、マネも増やしたいなあ。時々、花ちゃんが手伝ってくれるんだけどね」  麦わら帽子をちょんと被りなおした江が、それにしても暑いねえ、とのんびり言う。  岩鳶高校が宿にしている民宿は、浜からそれほど遠くない。ビーチサンダルで砂利を踏みながら、江と並んで歩いた。太陽はますます高く、縮んだ濃い影が、舗装された 白い道に焼き付いてしまいそうだった。 「あ、ねえ、お兄ちゃん、見て」  江が白い腕を伸ばし、海のかなたを指した。 「あの船、お父さんの船に似てるね」  見れば、はるか沖を行く船たちの姿が、ぽつぽつとあった。マッチ箱ほどの小さな船影の中に、確かに、父の船と似ているものがあった。青い船体に、白い縁取りの漁船 だ。青い船は、白波を立てて水平線を滑るように進んでいく。やがてその姿は、小島の向こうに消えて見えなくなった。  二人で船を見送ったあと、わたしね、と江が言った。 「一つ、思い出したことがあるの」 「何を?」 「お兄ちゃん、お父さんが死んじゃったあと、よく海に出かけて行ってたでしょ?ひとりで」 「そうだったか?」 「そうだったよ。お母さんが、夜になっても戻らないって、すごく心配してたの。あの時、お兄ちゃんは、何をしに行ってたのかなあって」 「海に行くのは、いつものことだっただろ」 「そうなんだけど。お父さんが死んだあとのことよ。毎日、毎日、お兄ちゃんが帰って来ないって、お母さんが玄関の前でうろうろしてた。それを見て、わたしはすごく不 安だったことを思い出したの」  突然、遠い昔の話を出されて困惑してしまう。確かに、父が亡くなったあと、毎晩のように浜辺へ通っていた覚えがある。けれど、何のためにそうしていたのか、よく思 い出せない。 「でもね、お兄ちゃんは、ちゃんと帰って来た。お兄ちゃんが海から家に帰って来たら、ああ、よかったあ、ていつも思うの。待つことしかできなくて、とっても不安だっ たけど、ああよかった、お兄ちゃんは、どこへも行かずにちゃんと帰って来てくれて、って安心するの。そういう記憶」  沖をじっと見つめていた江が、また歩き始めた。歩調を合わせてゆっくり歩いた。 「お父さんが死んだとき、私はまだ小さかったから記憶はおぼろげなんだけど、最近は、よく思い出すんだ。お父さんが死んだ時の、お母さんの顔とか、海に出て行ったお 兄ちゃんが庭に放りだした自転車とか、お父さんの大きな手とか、声の感じとか、色々、ごちゃまぜに」 「そうか」 「なんでかな、今まで忘れてたわけじゃないんだよ。毎日、仏壇にお線香上げるし、お花の水も換えるし、お祈りもする。けど、そういう決まったことのように亡くなった 人のことを思うんじゃなくて、勝手に湧いてくるの。ふとした時に、お父さんの気配みたいなものが」  それは、凛にもわかるような気がした。さっきだって、怜に泳ぎ方を教えながら、それを感じたばかりだからだ。もう形を持たないはずの父が本当にそこにいるかのよう な感覚。五感のどこかに残っている父の記憶のかけらが、不意に集まって形作るような。 「海にいるからかな」 「そうかもな」 「お兄ちゃんが、お父さんの話をするようになったからかもしれないよ」 「どっちだよ」 「どっちもよ」  江がそう言うのなら、そうなのだろう。  並んで歩きながら、沖を行く船の姿を探した。けれど、もうあの青い船の姿は見えなかった。その名残のように、小さな白波がいくつもいくつも、生まれては消えた。太 陽の高度はますます上がり、水面に踊る光の粒がまばゆく目を刺した。  江を送り届けて海岸に戻ると、遙がぽつんと遊歩道に立っていた。もう海から上がっていたらしい。  江から、あと小一時間ほどしたら宿に戻って食事を摂り、午後からの練習に備えて休むように言ってほしい、と頼まれていた。それを伝えようと軽く手を振ると、遙はふ い、と顔を背けて再び浜へ下りて行ってしまった。なんだよ、とつい零したくなるような態度だ。迎えに来てくれていたわけではないのは分かっていたが、あまりにも素っ 気ない。まあ彼としては珍しくもない振る舞いなので、まあいいかとすぐに思い直した。  真琴や渚たちも沖から戻っていた。彼らは屋根付きの休憩所で水分補給をしていた。 「怜がちょっと泳げるようになってたから、俺、感動しちゃったよ」  真琴が声を弾ませて言う。怜はその隣ですっかり得意げな顔だ。 「浮く練習なら深いところがいいって愛ちゃんさんが言うから、やってみたんです。そしたらできました」 「へえ、やるじゃねえか」 「はい。…しかしまあ、愛ちゃんさんがすごく怖くて。ヘルパーも浮き輪も容赦なく外してしまうし」 「愛ちゃん、スパルタだったよ!」  渚の隣で、似鳥は恐縮したように肩をすくめた。 「凛先輩ほどじゃありませんよう」 「いや、おれよりお前の方がえげつない練習メニュー考えるよな。この合宿のメニューだってさ、一年が、青ざめちまってたもんな」 「え、そうですかあ?ぼく、もしかして、後輩にびびられてますか?」  似鳥が困惑顔で腕に縋り付いてくる。いや、それはない、とすぐに否定しておく。童顔な彼は、どうかすると後輩に舐められてしまいがちだが、面倒見が一番いいのでよ く頼られている。 「似鳥、俺たちはそろそろ戻るか」 「もうですか?」 「午後連の前にミーティングと、OBに挨拶があるんだろ?」 「そうですね…。もうちょっと、皆さんと泳ぎたかったですけど」 「え~、愛ちゃんも凛ちゃんも行っちゃうの?」  似鳥の縋った腕とは反対の腕に、渚がぶら下がる。重い。 「しょうがねえだろ。OB様は、大事にしておかねえとな」  残念がる似鳥を促して、荷物の整理をしていると、それまでベンチの隅にしゃがんでいた遙が、急に立ち上がった。もの言いたげにこちらを見るので、「なんだよ」と思 わず言ってしまう。そのくらい、視線が重い。何か機嫌を損ねるようなことをしただろうか。 「なんか言いたいことあるなら言えよ、ハル」 「別に」  何もない、と遙はまたそっぽを向く。明らかに何もないわけがない態度だったが、もう放っておくことにした。 「お前らもぼちぼち戻れよ。江が、メシ作ってるって」  ちえ、バカンスは終わりかあ、と渚は盛大にこぼし、真琴は部長らしく「手伝いに戻ろっか」とお開きのひと声を発した。まるでそれを待っていたかのように、ぷしゅ、 と空気の抜ける音がした。遙が水玉模様の浮き輪の空気を抜く音だった。無言のまま、ぎゅうぎゅうと体重をかけて押しつぶしている。むっと口を結んでいるところを見る と、やはりご機嫌ななめらしい。 ほんと、よくわかんねえやつ。  手伝うよ、と真琴が遙に歩み寄る。その様を見ているのがなんとなく癪で、凛は「帰るぞ」と似鳥を連れて宿に向かって歩き始めた。  明け方の白砂は、潮を含んで重かった。  少し足を取られながらも、波打ち際を流すようにゆっくりと走った。連日の猛練習の疲れは残っているが、だらだらと眠るよりも、こうして体を動かしている方がすっき りする。  夜の間に渡って来たらしい雲が、東の空から羽を広げるようにたなびいている。それを、水平線に覗いた朝日がうっすらと赤く染めている。波も、同じ色に染まっている 。  朝日の中を行く船があった。まばゆい光の中にあって、色はわからない。  ゆるやかな海岸線の中ほどで、凛は足を止めた。上がった息を鎮めながら、沖合に目を凝らした。  なぜ、父が亡くなった後、毎日海へ出かけたのか。  昨日、江にたずねられたことを改めて考えているうちに、あることを思い出した。昨夜、眠りに落ちる前に、ふとおぼろげな記憶の中から浮かび上がってきた。   父は、凛が五歳の時に亡くなった。夏の終わりの大時化で、船と共に沈んでしまった。船そのものも、遺体も上がらなかった。何日も捜索が続き、母は毎日、港に通った。 何かしら知らせが来るのを待ち続けたけれど、ついに父は戻らなかった。船長を含めた十数人が行方不明のまま、捜索は打ち切られてしまった。だから今も、墓の下に父の 骨は無い。墓石や仏壇に手を合わせる時、どこか空虚な気がするのは、そのせいかもしれなかった。 飛行機に乗って世界中のどこへでも行けるし、ロケットに乗って月へも行けるのに、たった沖合3kmのところに沈んだ船を見つけることができないなんて、おかしな話だ 。捜索を打ち切って、浜から上がって来るゴムボートを眺めながら、そんなことを思っていた。 父が戻らないことを凛と江に告げる母は、やつれて生気を失ったような顔をしていたが、どこかほっとしているようでもあった。何か一つの区切りを迎えなければ、母は限 界だったのだろうと思う。毎晩、祖母に縋り付いて泣いているのを、凛は知っていた。江と一緒に仏間の布団に寝かされ、小さくなって眠る振りをしながら、母の細い嗚咽 を聞いた。母は、泣いて泣いて泣き伏すうちに、いつか細い煙になって消えてしまうんじゃないかと心配だった。朝になると、母は気丈に振る舞っていたので、その不安は 消えるのだけど、夜になって母のすすり泣きが聞こえてくると、家全体が薄いカーテンの中に包まれて、そこだけが悲しみに浸かっているような気がした。 捜索が打ち切られた数日後、形ばかりの葬儀が行われた。遺体の上がらなかった何世帯が一緒に弔いをすることになり、白い服を着た大人たちに連なって、海沿いを延々と 歩いた。波は嘘のように穏やかだった。岬で読経を上げる時、持たされた線香の煙がまっすぐに天へ昇っていったのをよく覚えている。  葬儀が終わると、生活のすべてがもとに戻り始めた。母には笑顔が戻った。友だちと外で遊び、お腹が空いたらつまみ食いをした。江は勝手に歌を作って歌い、ちょっと 転んだだけで泣いた。いつもと同じ毎日だった。  けれどもそれは、凛にとっては、大きく波に揺り動かされて、遠くへ投げ出されてしまったかのように強引で、拭いようのない違和感に満ちていた。誰もかれも、日常の 続きを演じているような奇妙さがあった。  四十九日が済むと、海辺の家を離れて、平屋のアパートを借りてそこで三人で暮らすことになった。父の船は、知り合いに引き取ってもらうことになった。新しい家も、 父の船が人の手に渡ってしまうことも、嫌だった。けれど、決まったことなのよ、と母に泣きそうな顔をされると、何も言えなかった。  引越しをする少し前から、毎日海へ通うことになった。  行き慣れた海岸は、潮が引くと、磯を渡って沖まで行くことができた。ごつごつとした岩場を歩き、磯の終わるところまで足を運ぶと、そこに座り込んで海を眺めて過ご した。  せり出した磯は、ずいぶん海の深いところまで伸びていて、水面から覗き込んでも海底は見えない。もっと小さい頃は、一人では行くなと言われていた場所だった。磯か ら足を滑らせれば、足の着かない深みにはまって危険だからと。  しかし、磯の岩場には、釣り人もいたし、浜辺には船の修理をする近所の大人の姿もあったので、凛は構わず出かけた。  手にはランタンを提げて行った。父が納屋で網を繕う��に、手元を照らすためにいつも使っていた、電池式のランタンだ。凛は、暗くなるとそれを灯して、いつまでも磯 にいた。  父が戻らないことは、幼心にもわかっていた。これから、父のいない生活を送らねばならないことも。  もう二度と、あの青い船に乗せてもらえないこと。泳ぐのが上達しても、大げさなくらい喜んで、頭を撫でてもらえないこと。大きな広い背中に抱き付いて、一緒に泳ぐ こと。朝霧の中を、船で進む父に手を振ること。お帰りなさい、と迎えること。そんなことは、もう、ないのだとわかっていた。  わかっていたけれど、誰も父を探そうとしてくれないことが、誰もが当たり前の顔をして日常に戻ってしまうことが、悔しかった。かなしかった。  海へ通い続けたのは、ぶつけどころのない感情を、なんとか収めようとしていたからなのかもしれない。海はただそこにあるだけで、凛に何も返さない。何を投げても、 すべてを吸い込み、飲み込み、秘密のままにしてくれる。父を飲み込んだ海なのに、憎いとか恨めしいとか、そんな感情は浮かばなかった。むしろ、誰よりも、そばにいて くれている気がしていたのだ。  ある風の強い日だった。その日も、いつものように海へ出かけた。波は荒く、岩にぶつかっては白い泡になって弾けていた。大きな雨雲の船団が、どんどん湧いては風に 押し流されていた。空は、黒い雲と青い晴れ間のまだら模様で、それを移す海も同じ模様をしていた。  嵐の日と、その次の日には海へ行くなと言われていた。嵐の後には、いろんなものが流れ着くからだ。投棄されたごみならよくあることだが、時に死体が流れ着くことが ある。入り組んだ海岸線が、潮の吹き溜まりを作っていたのだ。  父と海に出かけた時に、一度だけ水死体が岩場の端に引っかかっているのを見つけたことがあった、凛は離れているように言われたので、遠目にしか見えなかったが、白 くてふくふくとした塊を、父や漁協の仲間が引き上げていた。あとで父は、凛に諭すように言った。 「嵐の後の海には、こわいものがいる。海に引きずり込まれるかもしれないから、近寄ってはいけない」と。  あの時の教えを忘れたわけではなかったけれど、凛は横風に煽られながら磯の際を歩いた。いかにも子どもらしい発想だ。本当に見つけたとして、どうしていいのか何も わかっていなかったというのに。  雨雲の隙間から、光が差していた。波に洗われて、日に照らされた岩肌は、滑らかに光っていた。海面にはスポットライトのようにまるく光が差し込み、まるで南海のよ うにエメラルドグリーンに透き通って見えた。雨上がりの海の景色の美しさにすっかり心を奪われた。深い深い海の底に、何かもっと美しい景色や生き物がいるのではない か。凛は、父を探すのも忘れて、磯の際に手と膝をつき、夢中で覗き込んだ。きらきらと光のかぎろう碧が美しくて、ため息が漏れた。鼻先が海面に付くかつかないかとい うところで、びゅう、と背中から風が吹いた。ど、と勢いよく押されて、体が前に倒れ込んだ。あぶない、と気付いた時には遅かった。頭から海に落ちてしまう。海にはこ わいものがいる。引きずり込まれるかもしれない。近寄ってはいけない。あれほど言われていたのに。恐怖に体の自由を奪われて、抗えないまま海へ落ちてしまう寸前、後 ろから、ぐい、と強く腕を引っぱられた。 「危ないよ」  と声がした。  慌てて振り返ってみたが、誰もいなかった。ただ、小雨に濡れて黒々とした岩場が広がっているだけだった。  少し遅れて、心臓がばくばく鳴り始めた。  たった今、海に引きずり込まれそうになったこと。それを誰かが助けてくれたこと。その誰かの姿は、どこにも見当たらないこと。  なにか、今、不思議なことが起きたのだ。  凛は泣きそうになりながら、家へ駆け戻った。とにかく、怖かったのが一番。次には、懐かしいようなうれしいような気持ちでいっぱいだった。  危ないよ、という声が、父の声のように思われたからだ。  不思議な出来事は、その一度きりだった。二度と海が不思議な光を放つこともなかったし、助けてくれた声の主と出合うこともなかった。  海辺の家を離れて、母と江と三人で暮らし始めると、そんなことがあったことすら忘れていた。  あれはなんだったのだろうと思う。海面が光って見えたのは見間違いかもしれないし、引きずり込まれそうになったと感じたのは、ただの風のせいだったのかもしれない 。本当はあの時、通りすがりの釣り人がいて、海に落ちそうになっている子どもに声をかけただけかもしれない。  とにかく、奇妙な体験だった。海では不思議なことが起こるものだと感覚で知っている。言い伝えや昔話も多くあり、それを聞いて育つからだ。でも、自分の体験したこ とをどう片付ければいいのか、わからない。  今は、朝日を浴びて美しいばかりの海は、暗くて深い水底を隠し持っている。この海は、父の命を飲み込んだあの海とつながっている。このどこかに、今も父がいるのだ 。 「凛」  不意に声をかけられて、身をすくめる。  気づけば、足元を波にさらわれていた。慌てて、波打ち際から離れる。 「そのままで泳ぐつもりだったのか?」  遙だった。凛と同じようにロードワークに出ていたのか、汗ばんだTシャツが肌に貼り付いていた。  返事ができずにいる凛を、遙は不審そうに見ている。 「いや、泳がねえよ」  首を振ってこたえると、遙の視線が凛の足元に落ちた。 「濡れちまった」  波に浸かってぐっしょりと重くなったランニングシューズを脱いで、裸足になった。砂の付いたかかとを波で洗う。 「どこまで走るんだ?」  気を取り直すようにたずねると、遙は「岬の方まで」と答えた。答えたものの、凛の顔をじっと見つめたまま走り出そうとしない。  昨日は、午後練になってもろくに口を利かなかったからか、どこか気まずい。 「何を見ていたんだ」  遙が言った。 「何って…海しかないだろ」  凛の答えに納得したようではなかったけれど、遙は海を向いた。 「お前も、真琴みたいに海がこわいのか」 「そんなわけねえだろ。俺は海育ちだぞ」 「そうか。真琴みたいな顔をしてた」  相変わらず言葉足らずで要領を得ないやりとりだったが、どうやら心配してくれているらしい。  遠くから霧笛が響いた。大きなタンカーが沖へ向けて港を出て行く。 「船が…あっちの方に、船がいたから、見てた。それだけだ」  そう付け足すみたいに言うと、遙は船の姿を探して、沖合に目を凝らした。潮風にあおられて、彼のまっすぐな黒髪がさらさらと揺れた。遙の目は、「本当にそうか?」 と不思議そうにしていた。遙の目は雄弁だ。誤魔化さずに本当のことを言わなければならないような、そんな気がしてくる。だから、というだけではないけれど、凛はほと んど独り言をつぶやくみたいに、小さく言った。 「船、見てたらさ。俺、思い出したことがあんだよ。昔のことなんだけどさ」  遙を見ると、彼はまだ遥かな沖合に目を向けていた。凛の話を聞いているようでもあるし、波音や風の音に耳を澄ましているようでもあった。 「親父が死んだあと、毎日海に行ったんだ。何をするのでもなかったんだけど。ランタンなんか提げてさ。暗くなるまで海にいた。それで…嵐が来た次の日にも海に行った らさ、おかしなことがあったんだ」  遙がこちらを見ないことをいいことに、一方的に語った。昨夜ふと蘇った、海での不思議な出来事の記憶を。  遙にこんなことを話��ても仕方がない。誰かに聞いてほしかったわけでもない。でも、船の姿を探しているような遙の横顔を見ていると、ほろりと漏れだしてしまったの だ。  彼にとってはどうでもいい話。きっと聞いたからといって、何をどうしようとも思わないだろう。  そういう気楽さがもどかしい時もあれば、救われることもあることを知っている。 「あれは、一体なんだったんだろうな」  話終えると、心の中も随分片付いていた。昔のことだから、記憶はおぼろげだし、端から消えていくように心もとない。事実とは異なるところもきっとあるのだろう。  けれど、あの時、海に落ちそうになった自分を助けてくれたのは父だったと思いたがっている自分がいる。  どうしようもない、独りよがりの感傷かもしれないけれど。 「俺も、見たことがある」  遙がふと口を開いたのは、いくらか時を置いてからだった。ごくごく小さく呟くので、凛が語ったことへ返されたものだとはすぐに気が付かなかった。 「見たって、なにを?」  たずねると、遙は、「海が光るのを」と言った。 「一人で遊んでいる時に。海が、とても美しい碧色をしていて、水底まで透けそうだった。子どもの頃の話だ。あの頃はまだばあちゃんが生きていて、話したら、近づくな って言われた」 「どうしてだ」  遙は少しだけ横目でこちらを見て、すぐにまた海へと視線を戻した。 「死は、時々美しい姿で扉を開くんだって言ってた。小さかったから、よくわからなかったけど」 「そんなの…迷信かなんかだろ」 「そうかもな」  でも、と遙は言い添えた。 「お前の親父さんだったかもな」  不意に父の話に繋がって、けれども相変わらずタイミングはちぐはぐで、理解するのにひと呼吸、必要だった。けれど、遙が言おうとしていることは分かった。凛の気持 ちを汲んで、そう言ってくれたことも。  あの海での不思議な体験は、幼かったので、本当はどうだったかわからない。けれど、それでいいのだと思えた。父が、海に落ちそうになった凛を助けてくれた。そう思 いたければ思えばいい。遙のまっすぐな言葉が、不確かだった記憶をすとりと凛の中に収めてくれる気がした。 「…んじゃあ、そういうことにする」  素直にうなずくと、遙はちらりと意外そうな顔をした。朝の美しい海を前に、わざわざ意地を張る必要もない。  凛は頬をゆるめて、遙かに向かって言った。 「あっちまで走るつもりだったんだろ。行って来いよ」 「お前は?」 「俺は、足、こんなだし。散歩でもして戻るわ」 「じゃあ、俺も散歩する」  一緒に波打ち際を歩き出しながら凛は言った。 「ハル、お前、昨日はなんで怒ってたんだよ」 「べつに、怒ってない」  遙が小さな波をぱしゃりと蹴り上げる。その態度が、すでに、なのだが。 「いーや、むすっとしただろ。言いたいことがあんなら言えよ」 「べつにない」 「べつにって言うのやめろ」 「べつにって言っちゃいけない決まりなんかないだろ、べつに」  ついさっきまで、たどたどしくも心がつながったような、そんな気がしていたのに、もういつもの言い合いが始まってしまった。陸に上がると大概そうなってしまう。  はあ、とわざとらしく長いため息をついて見せると、遙はやや口を尖らせて、ぼそりと言った。 「…島に、行きたかったのに」 「行っただろ、真琴たちと」 「いや、行ってない。泳いだけど、すぐに引き返した」 「行けばよかったじゃねえか」  そんなに行きたい島があったのだろうか。 「お前も、連れて行きたかったのに」 ※このあと、二人で海辺を散歩して、微妙ななんだかそわそわする雰囲気に雰囲気になって、宿の手前で、みんなに会う前にハルちゃんが不意打ちでチューをかまして・・・みたいな展開でした。中途半端な再録ですみません・・・
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korehayabai · 4 years
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妻への暴行傷害罪 警部補に罰金|NHK 香川県のニュース
最新情報
県立学校の臨時休校 31日まで延長の方向で検討 県教委 
高松市立の小・中学校の臨時休校 24日まで延長 
「地域外来・PCR検査センター」丸亀市が設置 7日にも検査開始 
保健所通さず医師の判断で検査 検査数1日10~20件増加見込み 
県の呼びかけ
人との接触をできるだけ減らす 
不要不急の外出を控える 
密閉・密集・密接の3密は絶対に避ける 
体調が悪いときは勇気をもって仕事を休む 
特に大型連休中は都道府県またいだ不要不急の移動控えて 
相談窓口
帰国者・接触者相談センター 香川県内5か所の保健所に設置 
小豆保健所 0879-62-1373 
東讃保健所 0879-29-8261 
中讃保健所 0877-24-9962 
西讃保健所 0875-25-2052 
高松市保健所 087-839-2870 
電話相談は毎日24時間受け付け 
平日午前8時半~午後5時15分以外の時間帯は折り返し連絡 
県が休業要請
~6日 遊興施設 大学・学習塾 
~6日 運動・遊技施設 劇場 
~6日 集会・展示施設 商業施設など 
対象施設は県のホームページで紹介 
~6日 飲食店など 午後8時以降の営業休止要請 
2日~6日 多くの観光客見込まれるうどん店 休業協力依頼 
協力する中小企業・個人事業主に協力金支給 
相談は県休業要請・協力金コールセンター 087-832-3800 
コールセンター 午前9時~午後5時 6日まで土日祝も受付 
訪問・渡航自粛
土庄町 町内の小豆島・豊島・小豊島・沖之島の4島 
土庄町 医療体制に限界 不要不急の訪問自粛を要請 
多度津町 医師常駐していない町内の佐柳島・高見島 
多度津町 島外の人に観光などでの渡航控えるよう呼びかけ 
JR運休
~当分の間 予讃線 松山ー宇和島 宇和海 4本 
~当分の間 高徳線 高松ー徳島 うずしお 4本 
~当分の間 徳島線 徳島ー阿波池田 剣山 4本 
~当分の間 予讃線 普通列車 高松ー多度津 4本 
11日~当分の間 土讃線 高知ー中村 あしずり 2本 
大型連休期間中 予讃線・高徳線・徳島線の特急 計30本 
詳しい情報はJR四国のホームページで公開 
ことでん
~当面 平日242本 37%減  
~当面 休日152本 53%減  
~当面 琴平線 平日99本 休日60本 
~当面 長尾線 平日73本 休日48本 
~当面 志度線 平日70本 休日44本 
高速バス
県内発着の全便運休 
空の便
高松ー羽田便 各航空会社 1往復程度運航 
高松ー成田便 全便運休 ~20日 
高松空港の国際線 全路線運休 
小豆島フェリー
高松ー小豆島土庄 高速艇 2日~5月末 8往復に減便 
高松ー小豆島土庄 フェリー これまで通り運航 
兵庫県姫路ー小豆島福田 フェリー ~5月末 7便に減便 
四国汽船
高松ー直島宮浦 高速艇 ~10日 1往復に減便 
高松ー直島宮浦 フェリー これまで通り運航 
臨時休園
~6日 栗林公園 瀬戸大橋記念公園 琴弾公園 
~6日 さぬきこどもの国 
~当面の間 国営讃岐まんのう公園 
~6日 金刀比羅宮 境内への立ち入り禁止 
~10日 父母ヶ浜 立ち入り禁止 
催し中止
「さぬき高松まつり」(高松市) 
トライアスロン「アジアカップ」(高松市) 
県警本部
運転免許の更新業務休止 ~6日 
郵便局
窓口営業時間を短縮 高松中央・高松南・高松東 
窓口営業時間を短縮 ゆめタウン高松・丸亀・坂出・善通寺 
窓口営業時間を短縮 観音寺・長尾・土庄・琴平 
これ以外の県内206の郵便局 営業時間変更なし 
融資の相談窓口
中小企業などへの実質無利子・無担保の融資について相談 
2~6日 百十四銀行 休日営業2店舗 本店含む22店舗 
2~6日 香川銀行 休日営業2店舗 本店含む4店舗 
4・6日 観音寺信用金庫 2支店 
2~6日 高松信用金庫・香川県信用組合 県内の一部店舗 
県の信用保証協会 087-851-0062 平日 午前9時~午後5時15分 
県の信用保証協会 087-851-0062 土日祝 午前9時~午後5時 
ハローワーク
2~6日 県内7か所に雇用調整助成金の相談・申請窓口 
雇用調整助成金の相談窓口 午前10時~午後5時 原則予約制 
高松商工会議所
経営相談 087-825-3505 平日 午前8時半~午後5時15分 
経営相談 087-825-3505 土日祝 午前9時~正午・午後1~5時 
高松国税局
新型コロナ納税猶予の相談窓口「国税局猶予相談センター」 
「猶予相談センター」087-806-0040 平日午前9時~午後5時 
去年分の所得税などの確定申告 期限区切らず柔軟に受付 
申告で税務署訪れる場合 混雑避けるため事前に予約を 
行政書士電話相談
「市民相談センター」新型コロナに関する給付金申請手続きなど 
13・20・27日の3日間 午前10時~午後2時 087-802-8180 
高松市雇用対策
新型コロナの影響で仕事失った人や内定取り消された人対象 
非常勤の事務職 7人ほど採用 任用期間6月~来年3月末 
8日まで受付 高松市人事課 087-839-2144 
県営住宅提供
新型コロナ影響で解雇や収入減 退去余儀なくされた人対象 
高松市・坂出市・宇多津町・観音寺市 計7団地 15戸 
申し込み 県住宅課県営住宅グループ 087-832-3581 
香川大学
新型コロナの影響で生活に困っている学生に支援金給付へ 
家計など審査のうえ5月~3か月間 月3万円給付 
source https://uyscuti.biz/2020/05/04/32195/
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tani1gan · 4 years
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新作 父母ヶ浜 pic Selection 5 Date 28/5/20(令和2年5月28日) Location 三豊市仁尾町父母ヶ浜 父母ヶ浜は現在「立入禁止」となっています…が、明日より開放されます。 #父母ヶ浜立入禁止 #tani1gan #三豊市 #仁尾町 #父母ヶ浜 #父母ヶ浜海岸 #父母ヶ浜海水浴場 #shikokucameraclub #team_shikoku #shikokutrip #setouchitrip #triproud #旅ness #dokoiku #tokyocameraclub #japan_travel #grate_photos_japan #photo_map #家で写真を楽しもう #stayhome #うちで過ごそう #四国八十八景 #瀬戸内サニー (父母が浜海岸) https://www.instagram.com/p/CA2UAKdjQz4/?igshid=pv5nspxsj4z6
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tani1gan · 4 years
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新作 父母ヶ浜 pic Selection 4 Date 28/5/20(令和2年5月28日) Location 三豊市仁尾町父母ヶ浜 父母ヶ浜は現在「立入禁止」となっています…が、明日より開放されます。 父母ヶ浜周辺にはたくさんのお店があります。 いくつか紹介します! 最後は Chainon(シェノン)さんです。 結婚式場です。僕の友達もここで式をしています。因みに太鼓叩いてた人です笑 ここはカメラマンがデザインした施設でして、非常に映える空間デザインです。 この後20時ぐらいにも何かしら発表があるみたいです。 そちらもチェックですね。 そしてそれと同じ建物内にある ひむろ のかきごおりやスイーツもオススメです。 #父母ヶ浜立入禁止 #tani1gan #三豊市 #仁尾町 #父母ヶ浜 #父母ヶ浜海岸 #父母ヶ浜海水浴場 #shikokucameraclub #team_shikoku #shikokutrip #setouchitrip #triproud #旅ness #dokoiku #tokyocameraclub #japan_travel #grate_photos_japan #photo_map #家で写真を楽しもう #stayhome #うちで過ごそう #四国八十八景 #瀬戸内サニー #chainonwedding #シェノン #ひむろ (Chaînon シェノン) https://www.instagram.com/p/CA2CPQVDmHL/?igshid=1hscxlf6v3791
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tani1gan · 4 years
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新作 父母ヶ浜 pic Selection 3 Date 3/3/20(令和2年3月3日) Location 三豊市仁尾町父母ヶ浜 父母ヶ浜は現在「立入禁止」となっています…が、明日より開放されます。 父母ヶ浜周辺にはたくさんのお店があります。 いくつか紹介します! 続いて 宗一郎珈琲 です。 仁尾のアニキとして有名な、今川宗一郎さんがはじめた珈琲屋 マグカップは5色になっており、色はお客さんに選んでもらいます。そこに父母ヶ浜を今後どうしてもらいたいかという投票的なニュアンスも込められています。 皆さんも是非、コーヒーを飲む際は5色から1つ選んで、宗一郎さんとのトークを楽しんでください。 #父母ヶ浜立入禁止 #tani1gan #三豊市 #仁尾町 #父母ヶ浜 #父母ヶ浜海岸 #父母ヶ浜海水浴場 #shikokucameraclub #team_shikoku #shikokutrip #setouchitrip #triproud #旅ness #dokoiku #tokyocameraclub #japan_travel #grate_photos_japan #photo_map #家で写真を楽しもう #stayhome #うちで過ごそう #四国八十八景 #瀬戸内サニー #宗一郎珈琲 (宗一郎珈琲) https://www.instagram.com/p/CA1_AeNDKUG/?igshid=yi4jdg3u1g7k
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tani1gan · 4 years
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新作 父母ヶ浜 pic Selection 2 Date 28/5/20(令和2年5月28日) Location 三豊市仁尾町父母ヶ浜 父母ヶ浜は現在「立入禁止」となっています…が、明日より開放されます。 父母ヶ浜周辺にはたくさんのお店があります。 いくつか紹介します! 続いて Colors 父母ヶ浜 です。 地中海なレストランであるお店からは父母ヶ浜を一望できます。 ランチやディナー、スイーツ、テイクアウトもできます。 皆さんも是非行ってみてください。 #父母ヶ浜立入禁止 #tani1gan #三豊市 #仁尾町 #父母ヶ浜 #父母ヶ浜海岸 #父母ヶ浜海水浴場 #shikokucameraclub #team_shikoku #shikokutrip #setouchitrip #triproud #旅ness #dokoiku #tokyocameraclub #japan_travel #grate_photos_japan #photo_map #家で写真を楽しもう #stayhome #うちで過ごそう #四国八十八景 #瀬戸内サニー (Colors 父母ヶ浜) https://www.instagram.com/p/CA1qwigDuAC/?igshid=pogbnrteu889
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tani1gan · 4 years
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新作 父母ヶ浜 pic Selection 1 Date 28/5/20(令和2年5月28日) Location 三豊市仁尾町父母ヶ浜 父母ヶ浜は現在「立入禁止」となっています…が、明日より開放されます。 父母ヶ浜周辺にはたくさんのお店があります。 いくつか紹介します! まずは ザキパン こと、岡崎製パン所です。写真はフードトラックでまわったお店のうちの一つ「JiJiバル」でのコラボメニュー、翌日に本店で頂きました。 そして本日、遂にファイナルを迎えました。ファイナルは最初と同じ「あみ屋」 しかも!あみ屋の魚とコラボメニューがあるみたいです。 使った魚はあみ屋らしさが出てるものだそうです。 雨は降ってますが、行ける人は買いに行ってください笑 #父母ヶ浜立入禁止 #tani1gan #三豊市 #仁尾町 #父母ヶ浜 #父母ヶ浜海岸 #父母ヶ浜海水浴場 #shikokucameraclub #team_shikoku #shikokutrip #setouchitrip #triproud #旅ness #dokoiku #tokyocameraclub #japan_travel #grate_photos_japan #photo_map #家で写真を楽しもう #stayhome #うちで過ごそう #四国八十八景 #瀬戸内サニー #tanidinner #instagourmet #bakestadiookazaki #岡崎製パン所 #ザキパン (Bake Studio Okazaki) https://www.instagram.com/p/CA1M0uHjjve/?igshid=3k8zp3ls8764
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tani1gan · 4 years
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過去 父母ヶ浜 pic Selection 31 Date 3/3/20(令和2年3月3日) Location 三豊市仁尾町父母ヶ浜 父母ヶ浜は現在「立入禁止」となっています。来ても写真撮れませんので。 もしこの状況が終息したら、足を運びにきてください。 #父母ヶ浜立入禁止 #tani1gan #三豊市 #仁尾町 #父母ヶ浜 #父母ヶ浜海岸 #父母ヶ浜海水浴場 #shikokucameraclub #team_shikoku #shikokutrip #setouchitrip #triproud #旅ness #dokoiku #tokyocameraclub #japan_travel #grate_photos_japan #lowangleshot #ほふく撮影隊 #photo_map #家で写真を楽しもう #stayhome #うちで過ごそう #四国八十八景 #sorakaraphoto #瀬戸内サニー #過去Pic (父母が浜海岸) https://www.instagram.com/p/CAz0DfqDVNI/?igshid=yq5di9jp8vyo
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tani1gan · 4 years
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過去 父母ヶ浜 pic Selection 30 Date 3/3/20(令和2年3月3日) Location 三豊市仁尾町父母ヶ浜 父母ヶ浜は現在「立入禁止」となっています。来ても写真撮れませんので。 もしこの状況が終息したら、足を運びにきてください。 #父母ヶ浜立入禁止 #tani1gan #三豊市 #仁尾町 #父母ヶ浜 #父母ヶ浜海岸 #父母ヶ浜海水浴場 #shikokucameraclub #team_shikoku #shikokutrip #setouchitrip #triproud #旅ness #dokoiku #tokyocameraclub #japan_travel #grate_photos_japan #lowangleshot #ほふく撮影隊 #photo_map #家で写真を楽しもう #stayhome #うちで過ごそう #四国八十八景 #sorakaraphoto #瀬戸内サニー #過去Pic (父母が浜海岸) https://www.instagram.com/p/CAztJ_zDW13/?igshid=yavisf8cauuk
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tani1gan · 4 years
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過去 父母ヶ浜 pic Selection 29 Date 3/3/20(令和2年3月3日) Location 三豊市仁尾町父母ヶ浜 父母ヶ浜は現在「立入禁止」となっています。来ても写真撮れませんので。 もしこの状況が終息したら、足を運びにきてください。 #父母ヶ浜立入禁止 #tani1gan #三豊市 #仁尾町 #父母ヶ浜 #父母ヶ浜海岸 #父母ヶ浜海水浴場 #shikokucameraclub #team_shikoku #shikokutrip #setouchitrip #triproud #旅ness #dokoiku #tokyocameraclub #japan_travel #grate_photos_japan #lowangleshot #ほふく撮影隊 #photo_map #家で写真を楽しもう #stayhome #うちで過ごそう #四国八十八景 #sorakaraphoto #瀬戸内サニー #過去Pic (父母が浜海岸) https://www.instagram.com/p/CAyRpbijyQ9/?igshid=1fjf9rty76j3e
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