#濃厚ふわとろ月見
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kennak · 4 months ago
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昨年2月25日にNHK-Eテレで放送された「ETV特集 ルポ死亡退院 ~精神医療・闇の実態~」。2023年のテレビで最も優れたスクープ報道として高く評価された。日本新聞協会賞、放送人の会グランプリ、石橋湛山早稲田ジャーナリズム大賞、貧困ジャーナリズム大賞など主だった賞の最高賞を受賞した。  東京・八王子市にある民間の精神科病院・滝山病院。精神科のほかに内科も併設し、人工透析治療などができるため、精神疾患に加えて腎疾患などを抱える合併症の患者が他の病院からも送り込まれてくる。そこではベッドに寝たきりの高齢患者を看護師らが問答無用で殴る、叩く、つねる、蹴る。暴力や虐待が日常茶飯事。ベッドに縛り付ける身体拘禁も日常化。入手した資料で入院患者の約8割が死亡して退院。いったん入院すると死亡しない限りは退院できないというおぞましい実態、“死亡退院”の現実があった。 「このままでは殺される……。どうか助けてください」  悲痛な声で弁護士に助けを求めた高齢の男性患者はその後、亡くなった。  あれから1年4か月。滝山病院の「その後」を追跡した第2弾が6月29日放送の「ETV特集 死亡退院 さらなる闇」だ。このドキュメンタリーは、ふだん週刊誌などが得意としている「院長とカネ」の問題に切り込んでいたのが印象的だった。(全2回の1回目/ 後編 に続く) ◆ ◆ ◆ 「死亡退院」はその後も続��た  暴力や虐待が横行していた恐怖の病院はどうなったのか。一般的にスクープの「その後」の報道はなかなか難しい。最初のスクープだけなら、「暴行」の証拠となる衝撃的な映像で十分にドキュメンタリーになる。だが、「その後」を取材して第2弾を出すとなると、病院経営や体質、さらには精神医療全体をめぐる「大きな構図・背景」を浮き彫りにしない限り、単なる焼き直しと言われてしまう。取材班は大きな背景にも斬り込んで本格勝負を挑んだ。  第1弾の報道を受け、警察は病院を捜査して看護師ら5人を逮捕、略式起訴した。監督官庁の東京都も病院に対して改善を命令。厚生労働省も全国の自治体に虐待防止を通知した。しかし入院患者を支援して問題を告発した弁護士は「死亡退院の状況から何も変わっていない」と語る。  都の改善命令を受けて滝山病院は「虐待防止委員会」を設置。弁護士が中心の「第三者委員会」を作って虐待の真相究明に乗り出した。  東京都も患者の聞き取り調査を実施。転退院の支援に乗り出した。  ところが行政の縦割りや公立病院の受け入れへの消極姿勢、さらに主な受け入れ先として想定された民間病院が費用面や合併症患者の扱いなどで及び腰になるなどで遅遅として進まない。  転院を希望した高齢の男性患者も引き受ける病院が見つからないまま体調を崩して死亡。転退院支援の遅れで「死亡退院」はその後も続いたのだ。 薬剤を大量に投与されて…  この患者の記録を調べると病院側が鎮静のための薬剤を大量に投与した不適切な医療行為で死にいたった可能性があることを複数の医師が指摘した。投薬を指示した朝倉重延院長は外部の医師の指摘に「おっしゃるとおり歩み寄りは必要だったと思う」としながらも医療判断の誤りは認めなかったという。  第三者委員会が行った職員アンケートでも多くの職員が「過剰医療」を指摘し、医療の内容に問題ありと考えていたこともわかる。  不衛生な病室。経験が浅いアルバイトの職員に体位交換させて患者に重症の褥瘡(床ずれ)ができ、それが原因で敗血症によって死にいたったケースも多数見つかったと番組では伝えられた。  ところが第三者委員会は「医療行為の適切性」については「判断に医学的知見を要する」からと是非を判断しない姿勢���。  カルテを分析すると医学的に必須とされる所見がないのに��心筋梗塞」と診断名をつけられ、血液がさらさらになる薬剤などを大量に投与されたケースも見つかる。やはり朝倉院長が診断していた。  医師が院長に電話で問い合わせて「心筋梗塞」の診断名をつけていた音声記録も。蘇生の難しい患者に繰り返し高い薬剤を投与していたという証言もあった。 ◆  院長が率先する患者への過剰な医療行為をスタッフは「濃厚治療」と隠語で呼んでいたという。
「このままでは殺される…どうか助けてください」相次ぐ患者の“死亡退院”はNHKがスクープした後も続いていた(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
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oka-akina · 1 year ago
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1130-1205
1130 うちはトイレと物置が隣にあって同じドアが並んでいて、物置に何か取りに行ったつもりが隣のトイレのドアを開けていて、あれおしっこしたかったっけ…とか思いながら用を足している。物置に何か用事があったのを忘れてしまう。こういうことはスマートフォンの上でもよくあって、メールをチェックするつもりがツイッターを開いている。 なんか電車が空いていた。べつに理由はないんだろうけどなんでだろうと思ってしまう。理由を探してしまう。窓の外の荒川が濃い色をしていて冬だなーと思う。そしてその窓に、明らかにデマというかインチキ医療の本の広告が貼ってあり、こういう本が堂々と出版されているのにどうしてわたしの小説は同人誌なんだろうなーとか思う。やつあたりみたいに思う。
ずいぶん前に買ったエッセイの本を読んでいる。とても自由であたたかい家庭の話だと思うのに読んでいるとどんどん心がささくれだっていく。夫婦でやっているお店の話で、お店の仕事は女の人がメイン。本の語り手の男の人はサポートと広報をやっていて、その流れで本を出したようす。 なんかこうなんかこう、あなたの話はいいからこの女の人の話がききたいよとか思ってしまう。この女の人がどのように考えて店をやっているのか、あなたの口からじゃなくてこの女の人の言葉でききたい。声をききたい。いやそんなのは役割分担だとは思うのに、まったく何も取り繕わない自分の気持ちとしては、こいつなんかいけすかねえな〜!と思ってしまう。仕事の役割が夫婦で逆だったら、サポートしている女の人に本を書きませんかって話はきたかな〜とか訝ってしまう。そうしてあるいは、これが女の人同士のカップルだったら、わたしはこんなふうに思うんだろうか。 じゃあつまり自分にはひどいミサンドリーがあるんだよな…。この本に限らず日常の中のほんとにいろんな瞬間で自分のミサンドリーにぶちあたり、しょんぼりする。ハッとしたときはもう遅くて、本当にな��かこう、ごく自然に、嫌悪の感情がある。 自分にべったりしみついた差別心や偏見はもうどうにもならないんじゃないかと怖くなる。わたしは自分の性格をなんて意地悪なんだろうと思っているけど、意地悪どころでは済まないひどいものが自分のすみずみまでがっつりしみついていて、このような土をいくら耕したってここから生えるものはみんなだめなんじゃないか。わたしのやっていることは本当にぜんぜんだめなんじゃないか。ときどき絶望的な気持ちになる。
夕方、通販と書店さんへの荷物を送った。思ったより手間取ったし部屋もとっ散らかった。そんなにたくさん送ったわけではないんだけどたぶん要領が悪い。本の梱包とか荷造りとかがとても苦手で、何年やってんだって感じだけど本当に慣れない。引き続き腹も痛いし尻も痛い。夕飯は豚肉とチンゲンサイとえのきと春雨を炒め煮したやつとかつおのたたきと厚揚げ。
1201 今日も通販の荷物を送る。このところほとんど毎日やってるのにぜんぜん梱包うまくならないのどうなってんだ。ガムテープをまっすぐ貼るのがへたくそすぎるし本を袋詰めするのもなんかきれいにならない。手のしびれ、震えのこともあるとは思うけど、送る荷物が格好悪くてまいどほんとに恥ずかしい。お手に取ってくださった方は薄目で見てほしい…。
書店さん宛に送った荷物が届きはじめているようで、犬と街灯さん(表紙を描いてくださった谷脇栗太さんのお店)がさっそくネットショップに追加してくださっていた。ツイートを見て、ほんとにある!と驚いた。驚くって言い方はなんか変なんだけど、遠くのお店にほんとにあるんだな…と感慨深くなる。本屋lighthouseさんからも本が届いたよと連絡がきていて、ほんとに置いてもらえるんだな〜とドキドキした。書店委託はまったくの初めてではないんだけどなんかこうどうしたんだろう。 「顔たち、犬たち」関連はずっと気持ちが張り詰めている。新しい小説の本を出すときはいつもtumblrにステイトメントみたいな記事を書くんだけどそれも書けていない。言いたいことや話したいことがいっぱいあって、どっからどうしたらいいのか、やりたいことが目詰まりしている…。そうしてそんなに激重感情でやってるのに小説自体はほんとにしょ〜もない話で、よわよわおちんぽの〆切直前もそうだったけど、悲壮感を出すような作品ではないのでなんかチグハグしている。
でもこの「しょうもない話」はちょっといい傾向かなとも思っている。執筆の佳境とか書き終わる直前ってなんかこう気持ちが盛り上がってしまって、作品を「大層な話」にしたくなってしまいがちというか…。なんていうの、谷川俊太郎の「魂のいちばんおいしいところ」みたいに書き��いみたいな、高望みした欲がある。
私たちの上に広がる青空にひそむ あのあてどないものに逆らって そうしてあなたは自分でも気づかずに あなたの魂のいちばんおいしいところを 私にくれた
長めの話に時間をかけて取り組むと自分の中のそういう…純っぽいもの…?を差し出したくなってしまうというか、自分の芯を取り出したものでありたいみたいな、そういう欲がわいてしまう。やけに体重をのせてしまう。 で、最近それを回避したくて、けっこう意識的に「しょうもない話」をやっているふしがある。単純に作品がくどくなるのを避けた���のもあるし、なんかこう自分の差別心や意地悪ってそういうとこからきてるんじゃないかみたいなことも思って。これはまとまってないのでもうちょっと考える。
夕飯はおでん。夜中、ふと思い立って虐殺反対のステッカーを作った。ネットプリントにした。
12/2 ゴルフの練習に行って洗濯をして掃除機をかけた。お昼はきのうのおでんの残りとチャーカラ(チャーハン唐揚げ弁当のこと)。きのうのステッカーをプリントアウトしてみたらいい感じだった。ロボット掃除機が壊れたかもしれない件はやっと言えた。まるでいま壊れたかも?みたいな感じで言った。えもからもらった柿をジャムにした。柿プリンも作ってみたけどあんまり固まらなかった。やけに疲れてしまって2時間くらい昼寝した。寒いので夕飯は鍋。アド街を見ながら食べた。
夜中、通販などの荷造り。本を袋に入れて送るだけのことがどうしてわたしはこんなにへたくそなんだ…と散らかった部屋で途方に暮れた。毎日同じことを思っている。
12/3 プリパラプリチャンプリマジのライブ。毎年恒例の幕張メッセでのライブで、前回の幕張がついこのあいだのように感じる。一年が早すぎる。きのうの残りの鍋を食べて車で出かけた。幕張メッセの駐車場は一日千円なので、二人分の電車代やコーヒー代を考えたらこっちの方が安い。昼公演と夜公演の間の待ち時間を過ごせる場所があるのも気楽だし。スタンレーの水筒にお茶を入れて持って行った。夜になっても湯気が立った。
今年は演出がとてもよかった。とくにプリマジの各キャラクターのソロ曲、ほかのキャラクターがうしろで盛り上げてるの最高最高最高だった。庄司宇芽香さんの演じるあまね様が本当に素晴らしくてたくさん手を振った。声出しOKライブでよかった。今日の公演のためだけに髪の毛真っ赤にしてくれたのかと思うと胸がいっぱいになる。夜公演はアリーナの花道そばだったので、一回だけ目があって本当に泣いちゃうかと思った。 プリマジは9月のリーディングイベントのときも思ったけど、女性が女性にキャーキャーいうのがどまんなかにきているので本当に居心地がいい。なんていうのかな、「本来は女���向けのアニメにいわゆる大きなお友だちのオタク男性が大挙して…」みたいな感じでもないんだよな。男オタが女の子(女の子のキャラクターだったりそれを演じる若い女性の演者だったり)を愛でてやるぜ的な感じがあんまなくて、みんながキャーキャーいいながら女の人たちの格好よさ、かわいさ、楽曲のよさを喜んでいる。本当にすごい。長いシリーズを通して作品が変化しているのもあるし、観客を育ててきた感があるなーと思う。演者も客も年齢を重ねたのもあるかも。 そしてプリティーシリーズ通してだけど、ファンにセクマイが多いのをなんとなく認知してくれているように思う。もちろん演者によって濃淡はあるのでたまーに発言にハラハラすることはあるんだけど、あなたのための席がありますと言い続けてくれているシリーズだと思う。リングマリィの「コトバブーケ」は「おとぎ話の通りじゃなくても私はヒロイン」「おとぎ話の通りじゃない方が自分らしい」と始まる曲で、まっすぐ女性同士のウエディングを描いていてすごくうれしい…。それを冷やかすような反応や百合!みたいな茶化した感じの反応が今回はあんまなかった気がして(あることはあるんだけど前より減った感じで)よかった。
そして大好きな大好きな厚木那奈美さんが本当に本当に…いつも変わらずお姫さまみたいで…本当に素敵だった…。内側から光ってるんだよな…存在が光、祝福なんだと思う。厚木那奈美さんを前にするとわたしはいつも幼稚園の子どもになってしまう。厚木那奈美さんがお姫さまの国でリスとかネズミとかコロボックルとかになって暮らしたいよ…。「ブランニューガール」はミディアムテンポのちょっとセンチメンタルな曲なんだけどけっこうしっかりめの振り付けで、でも厚木那奈美さんはニコニコ笑顔で歌って踊っていて、本当に本当に宇宙に神さまに星々に絶対絶対絶対愛されているほんもののお姫さまなんだな〜!って泣いた。厚木那奈美さんの長い手足がすらーっとすーっとどこまでも伸びていって、ほんとにもう東京湾くらいなら全然余裕でまたげるんじゃないかと思う。厚木那奈美さんが微笑めば木からどんぐりが落ちてきて、リスとかネズミとかコロボックルはそれをぎゅっと抱きしめます。 厚木那奈美さん、友だちや知り合いにわたしはこの人が好きなんだよ〜って教えると「うわ好きそー」って納得されるのすごい面白い。わかりやすくどタイプ。厚木那奈美さんとかムンビョルさんとか美少女さんとか、おかわだくんはこういうスラッとした人が本当に大好きだよね…。
あと泣いたといえば、コスモさんの「君100%人生」やってくれて! 久しぶりにライブで聴けて爆泣した。君100の何がいいって、「次は負けないよ」「取り戻せ」「自信出して 元気になって」「体 心 鍛え直すよ人生」のとこ。わかりやすく励ます歌詞ではあるんだけど、それ以上に「今回は負けたよね、��ろんなもの奪われたし失くしちゃったよね、自信も元気もないよね、体も心もおしまいだよね」っていうのをまんま受け止めてくれるのがすごい好き。おまえは今回負けたよねって目をそらさず認めてくれるのとても安心する。 日記やけに長くなってるからここらへんにしとくけど、小林竜之さんのアサヒの仕上がりがやばすぎてすっげーよかった。ほんとに「マジヤッベーチョースッゲー」だった。34歳男性のあの感じ最高ですわ。小林竜之さん40歳のアサヒ役ぜってえぜってえ観たいのでプリティーシリーズを今後とも応援していこうと思った。
ライブがあまりにもよかったので、やっぱプリティーシリーズミリしらアンソロやりたいな〜と思った。わたしは二次創作的なのは書けないので、「プリティーシリーズのことを考えて書いた小説」とかになっちゃうんだけど、それを本にしたい…そしてなんかいろんな人にゲスト原稿を依頼したい…すごく同人誌って感じするやつ…。いったい誰が読むんだって感じなんだけどそういう変なアンソロをやりたいよね…。 そしてウキウキの気持ちで帰ってきたらKADOKAWAがろくでもねえトランスヘイト本を刊行しようとしているのでテンションだだ下がりになった。ふざけるなよとインスタのストーリーズでキレ散らかした。
12/4 えもとなむあひさんと遊んだ。朝パン屋で待ちあわせて多摩川に行った。いい天気で冬って感じの空だった。広々していて気持ちいい。二子玉川の駅を降りてすぐこの景色なのほんといいよな。橋を渡る電車がずっとごとんごとんいっていて、遠くの橋や向こう岸で車が流れている。水や物がずっと動いている。サギがたくさんいた。白くて大きな鳥が冬の濃い青い空にたくさん舞っているのが、なんだかうそみたいにすがすがしい眺めだった。 えもから個展のDMをもらった。先々週会ったときに元の絵を見せてもらっていたけど、すごくきれいに色が出ていてほんと展示楽しみだなーと思った。あと「あいじょうぶ」ブローチももらった。「俺の愛があるから大丈夫!あいじょうぶや!」のブローチ(ナポリのすぎるのやつ)。草の上に置いて写真を撮った。 なむあひさんが「顔たち、犬たち」の感想を伝えてくださってうれしかった。なんかこうがんばって書いていきたいよな…という話をした。本を持ってきてくださったので表紙の優人さんに川を見せてあげた(?) そのあと昼から磯丸水産に行って飲んだ。トマトハイめっちゃ薄かったけど美味しかった。えもとわたしで何杯飲んだんだ…。このあいだなむあひさんと焼き鳥食べたとき、注文したはずのタコウインナーが結局来なくて、わたしはすっかり忘れていたんだけど次の日なむあひさんがそういえばタコウインナー来なかったですねって思い出していて、じゃあ今度リ��ンジしましょうって言ってたんだけど2週間で早くもそれが叶うの面白いな。川行って、(磯丸だけど)イカとかウインナーとか網で焼いて、実質バーベキューみたいだった。あとプリティーシリーズミリしらアンソロやりたいんですよ〜という話をした。いきなりどうしたって思ったろうな…。 夕方もっかい川に行って、あまりにも楽しくて手つないでワーイとかした。えもの手が小さくて冷たくてびっくりした。
KADOKAWAに問い合わせメール送った。刊行中止してくださいとははっきり書かず(できないだろうと思った)、なんでこういうのを出そうと思ったのか経緯を知りたかった。それで質問を送った感じ。
12/5 これぜったい乾かないよなと思いながら朝洗濯物を干して出かけた。曇っていたし寒かった。昼にチバユウスケの訃報を知って驚いた。これがきのうえもと一緒にいるときに知ったらどうだったろう。明るい川べりで知ったら、真昼間の磯丸水産で知ったらどんなふうだったろう。コンビニでコーヒーを買って小袋成彬の「Night Out」を聴いた。今日はとても寒くて、外もずっと暗かった。むかしの友だち、ミッシェルを好きだった人たちの顔がつぎつぎ浮かんだ。なんかツイートではなにも言えなくてリツイートのカウンターがまわるのをじっと見ていた。ものすごい熱心なファンとかではないけどなんかこういっぱい思い出深い…みたいな距離感だからだと思う。いま小説のあれこれでやりとりしている人や現在進行形で作品を生み出している人、みんなひとり残らずいつかいなくなるのだ…とすごく当たり前のことを思った。夜になって、長いこと連絡をとっていなかった人からチバのこと悲しいねってメールがきていた。携帯電話のキャリアメール宛で、迷惑メールかと思った。そういやこの人のLINE知らないや。そうだねみたいなことをちょっと書いて送って、それ以上はべつにやりとりしたくない気がした。これを機に旧交をあたためようなんていうのはなんかこう格好悪いだろと思った。いやこれがめっちゃ好きな人からきた連絡だったらしっぽ振って返事送るんだろうけどさ…。洗濯物は厚手の靴下がやっぱり乾いていなかった。Mリーグを見ながらキムチ鍋を食べた。
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chaukachawan · 7 months ago
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【Vlog】バスロマンを唐揚げにすることでしか得られない栄養、ビタミンB2【案件動画】
ご入学おめでとうございます。「ジェルボールを捻り潰す会」で名誉顧問を務めています、たぴおか太郎です。皆さんも洗剤に勝利しましょう。
36期の皆さんのほとんどは、この稽古日誌で初めてたぴおか太郎に遭遇していると思います。「名前しか聞いたことない」「子供の頃から憧れていた」「ゴンチャに帰ってほしい」等の声が聞こえてきますが、まずは恒例の自己紹介を行います。耳の中を「アタック抗菌EX」で洗浄し、森林浴を嗜みながら、謹んで拝聴してください。
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はじめまして、私の名前はたぴおか太郎です。漢字で書くと「朶飛織神太郎」です。これは入団当時から宣言しているのでそろそろ特許を出願しようと思います。全長は「ヤマザキ春のパン祭りで集めたシールを並べて貼った時の長さ」と言われています。しかし、「身長測る機械の、測る部分が自動で降りてくるタイプのやつ」の存在を大変憎んでいるため、正確な全長ではないとする学説もあります。性格は非常に温厚ですが、コンビニ弁当に入っているふにゃふにゃのレタスに遭遇すると命の危機を感じ、体毛を瞬時にエメラルドグリーン色に変化させます。これは「自分の方がみずみずしい、恥ずかしくないんか」と威嚇している説が濃厚です。キャッサバから進化した生物の中では珍しく自転車に乗ることができません。本人は「三輪車を2倍の速度で漕げれば問題ない」と考えているため、各界から称賛の声が相次いでいます。
いかがでしたでしょうか。たぴおか太郎の生態について深く知ることができたと思います。皆様もエメラルドグリーンのたぴおか太郎をみかけた際は、そっとレタスをシャキシャキに戻してあげてください。
⭐️おれたちはいつだって包丁を洗う時に切れちゃったスポンジのことを想ってる稽古日誌⭐️
・発声
・樽枝
・感情解放
・脚本別練習
もう稽古日誌なんて漢字4文字の固い名前で投稿するのやめちまおうぜ!!こんなことやめてさ!!もう一回みんなで好きな寿司ネタ書こう!!!!!
(前回好評だったためリバイバルします。自由に編集してサーモンの下に書き足してください。)
・サーモン‼️🐟
・タコ‼️🦑 ←イカじゃん
・イカ‼️🦐
・えんがわ‼️🍈
・ツナサラダ‼️🐳
・シャリ!! 🍚
ここで皆さんに一つTOTTEMO・OMOSHIROI・KUIZUを出したいと思います。ちいかわの副題って大体こういう感じの英語ですよね。
さて、私が稽古日誌を書くの、いつぶりだと思いますか?前回公演で書いて3ヶ月ぶりかな?もしかして新歓書き忘れちゃったかな??じゃあ秋公演の7ヶ月ぶりくらいかな!!答えは〜〜〜〜!!
〈広告〉鉄火巻きダイエットはもう古い!?🤯これからは「食パンの耳を太陽に掲げるだけ。」ご家庭のトーストでは得られない効果を徹底解説! 7枚切りの食パンの耳をいますぐ手に入れて!→記事のリンクはこちら
答えは1年ぶりです。嘘ではありません。最後に更新したのはおそらく「【ASMR】そういう時はとりあえずファブリーズ眺めといたらええねん.png」という1年前のやつです。ファブリーズを眺める前に稽古内容くらい投稿してほしいですね。
さて、皆様も疑問に思われたことでしょう。稽古日誌に物理的に彩りを添える流派を生み出したことから『鮮度ボトル界隈の革新人(かくしんちゅ)』とも称されるたぴおか太郎はなぜ、日誌を一年も投稿しなかったのでしょうか。今回 ZEROは特別に、地上波初・本人への独占インタビューを行い、その真相に迫りました。
お忙しい中貴重なお時間をいただきありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします。
郎「はい、よろしくお願いします。」
単刀直入に伺いますが、なぜ一年も書けずにいたのですか?
郎「………ドラッグストア….」
….ドラッグストア?
郎「私の稽古日誌には、ドラッグストアで売ってるものが頻出します….クイックルワイパー、スクラビングバブル、ファブリーズ、バスロマン、アタック抗菌EX….」
確かに…
郎「もうドラ���トから自立しなければならないという思いと、でもスクラビングバブルがこの世で一番おもしろいという思いが交錯し…..めちゃめちゃイップスになりました….もうこの世には『パンパース』ぐらいしか面白い言葉がないんだ….!!!助けてくれ….!!!!」
『……待ちなさい……..』
はっ…あなたは…….!??
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神々しいクアッカワラビー!!?!??
(ここでライカをつけ��、壮大なBGを流す)
『……ポ………』
….ポ?
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『…….マミーポコパンツ……..』
マミーポコパンツ!?!!?!!!!?!
郎「….すごい!!!めちゃめちゃ面白いぞ!!!!!」
……..あっ!!!!!!!
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消えてる!!!!!!!
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サァッ……..
(クアッカワラビー完全にハケ、ライカを消す)
郎「……ありがとう!!!俺、これからも頑張るよ!!!この世にあるオムツはパンパースだけじゃないんだ!!!マミーポコパンツも、メリーズパンツも、履かせるおむつムーニーマンも!!!みんなみんな抱きしめて生きていくんだ!!!!そうだろクアッカワラビー!!!!」
….きっと、クアッカワラビーも笑ってますね
郎「…そうだな!」
 「よ〜〜し!!!稽古日誌書くぞ〜〜〜!!!!」
ちょっと〜書きすぎないでくださいね〜!
郎「わかってるって!ははは!」
(記者とたぴおか太郎、わちゃわちゃしながらハケ)
【キャスパ曲:Mrs. GREEN APPLE「青と夏」】
いや〜〜〜今回も壮大な物語が生まれましたね。まさかクアッカワラビー神の夢小説が始まるとは思いませんでした。クアッカワラビー神は、こうして迷える人々に手を差し伸べ、その代わり後払いでカスピ海ヨーグルトを請求することで生計を立てているそうです。皆様も家にカスピ海ヨーグルトを常備し、常にクアッカワラビー神に提供できるよう心がけてください。そして「マミーポコパンツもドラッグストアに売ってるよね」という心の中のツッコミは、捻り潰してください。
それでは、最後の挨拶をしたいと思います‼️今回も稽古日誌大暴れ界隈の一員として、無事にTop of the World〜頂の景色〜に到達することに成功しました‼️😁✨(大歓声)これも一重に皆様の応援のおかげだと、思ってます‼️✨でも‼️俺たちはまだまだここから、高みを目指していきます。(大歓声)こんなところで満足してちゃ、世界は絶対”獲れない”し、ここで立ち止まるなんて正直、マジでありえねぇって、そう思ってます。そうだよなみんな‼️‼️😁✨✨(大歓声)ついてきてくれるよな‼️‼️✨✨(大歓声)今年中にチャンネル登録者数350人突破することを目指して、毎日投稿はもちろんなんすけど‼️歌とか‼️ラップとか‼️これからも、まじ「激あちぃ」なって、思ってもらえるような動画作りやってくんで‼️‼️😄✨みなさん絶対チャンネル登録してください‼️‼️✨クラスLINEとかにも絶対送ったら、人気者なれるんで‼️‼️😄✨✨まじ自信しかねぇっす‼️‼️‼️✨✨絶対、高評価とかも‼️よろしくお願いします‼️‼️✨まじみんなの評価とか、全部見えてるし、低評価してくる”頂を知らない”連中に、絶対負けないように‼️‼️✨✨頑張っていくんで‼️‼️‼️✨✨(大歓声)これからも俺たち最強お笑い集団「たぴおか太郎」のこと、よろしくお願いします‼️‼️‼️‼️‼️‼️😄😄😄✨✨✨✨(大歓声)
それでは、次回の稽古日誌「【東京ドーム公演】キムワイプが力を合わせたらプラズマクラスターにもギリ勝てるはずだよね!ハム太郎!【漁師飯】」でお会いしましょう!!さようなら!!!!!!!!!!
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ari0921 · 1 year ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)7月6日(木曜日)弐
   通巻第78210号
 ホワイトハウスでコカインが発見された
  ハンター・バイデンが隠した疑いが濃厚となった
************************
 どら息子、放蕩息子というより「馬鹿息子」か。
 7月4日、米国独立記念日。ホワイトハウスでコカインが発見されたと発表があった。週末にホワイトハウスのウエストイングで発見されていた謎の物質がコカインと判明したのだ。この発見は、クラック・コカイン中毒者ハンター・バイデンがホワイトハウスで最後に目撃された2日後だった。 
ホワイトハウスへの報道官は「ロビーは訪問者とスタッフ双方がアクセスする『人の出入りが多いエリア』である」としたが、弁明がましく真相は異なった。
 ハンター・バイデンは、クラック・コカイン中毒だったことを認めているばかりか、吸引し、その様子を繰り返し録音し、録画していた。脱税と中毒者の銃保有に違反し、それを認める司法取引に応じたばかりだった。そのわずか数日後に起きた。
 
アメリカ国民の多くはハンター・バイデンの司法取引を���難し、大統領��息子以外が同じ罪だった場合、間違いなく懲役刑を受けると主張した。本来なら中毒者の銃保有は重罪であり、懲役刑を意味する。
米民主党の選対本部は、この問題で頭を抱えることとなった。党内ではRKJの支持率増大が顕著。家族の一員が不法行為を繰り返し、再選はおぼつかないだろう。
極東のどこかの国のトップもおかしな息子を持ったものだが、犯罪者と『悪ふざけ』では程度が異なる。
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hn812 · 8 months ago
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烏に単は似合わない
・北家の姫はほっそりと小柄で、そしてとても可愛らしかった。何べんも梳ったのであろう、一本一本が細い黒髪は、綺麗に切りそろえられている。黒檀の髪に縁取られた顔は小さく、垂れた目尻が愛らしい。そして何より素晴らしかったのは、その肌の色の白さであった。一度も日の光を浴びたことがないかのような、いっそ神々しいまでの白色である。あまりの肌の眩さに、一瞬呆けたようになった二の姫をじっと見つめ、北家の姫はふいと横を向いた。
・月が出ているのだろう。扉が開かれたところから、春の夜気とともに青い光がなだれ込んできた。ぼんやりと、簀子の上に投げ出された影を眺めていたあせびは、視界の端を掠めた白い影に顔を上げた。花びらだった。言葉をなくして、あせびは高欄の方へと近寄った。外がとても明るい。これは、月が出ているせいだけじゃない。見渡して、何も言えなくなった。朧に浮かぶ月の光に照らし出されたのは、白く輝く、満開の桜の波だったのだ。目の届く限り、山の斜面を覆い尽くす桜の花。やわやわと吹き付ける風は、花の香りを濃厚に含んでいる。
・ほろほろ、ほろほろ。優しく切ない琴の音は、淡い月の光に溶けて、空へと上っていった。桜が咲いている。月が出ている。琴の音が、甘い水のように流れて。
・繊細な枝の先々、純白の花のひとつひとつに、こぼれんばかりの朝露が溜まっている。それが、朝日を受けて、一斉にきらきらと輝き始めたのだ。重そうに、だが、しなやかにしなる萩の枝は、これまでに見た、どんな宝飾品よりも優美であった。露のひとしずくが、それだけで磨き上げられた水晶の玉のようである。小さな宝石のようなきらめきは、何千、何万の光の粒となって、白珠と、その目の前の斜面を一面に覆い尽くしていた。しゃらしゃらと、光が雫の中で弾ける音が聞こえるかのようだ。
・そう言ったあせびのきみは、とてもとても綺麗であった。夜風にふわりとなびく髪は、どこまでも甘やかに渦を巻いていた。落ち着いた、灰桜の表着に重ねた唐衣は、あたかも今日という日を表しているかのような桜の刺繍でいっぱいだった。華やかな桜の中、控えめになされた金の刺繍の上で、淡い薄茶の髪が踊り狂う。大きな目から溢れる涙は、月明かりの中で、大粒の水晶玉のように輝いていた。頬は桜色に紅潮し、半開きの唇は、花開く直前のつぼみのおように瑞々しい。
烏に単は似合わない/阿部智里
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gobangiri-news · 8 months ago
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J_O CAFEで衣裳・小道具の展示、BISTRO J_O・J_O CAFEでコラボメニューが登場します!
このたび、映画『碁盤斬り』で実際に使用された、草彅剛さん演じる柳田格之進と清原果耶さん演じるお絹の衣裳、格之進の身を護った笠と刀、碁石をJ_O CAFEで展示することが決定しました。特に笠は、草彅さん自身が「自分ほど似合う人間はいない」と語ったほどの逸品です。そして、草彅剛さん・清原果耶さん・中川大志さん・奥野瑛太さん・音尾琢真さん・市村正親さん・立川談慶さん・斎藤工さん・��泉今日子さん・國村隼さんのサインが入った碁盤も展示します。映画より一足先に、あるいは映画鑑賞後に再度感動をかみしめるため、ぜひお立ち寄りいただければと思います。
さらに、BISTRO J_OとJ_O CAFEでは、映画『碁盤斬り』をイメージしたコラボメニューの提供���決定しました。碁石の白と黒をスタイリッシュに表現したお料理をBISTRO J_Oで、香り高いコーヒーとデザートはJ_O CAFEでご堪能ください。
【衣裳・小道具展示】 展示期間:5月8日(水)~5月31日(金)※定休日あり ・衣裳 (草彅剛着用 柳田格之進の衣裳、清原果耶着用 お絹の衣裳) ・小道具 (草彅剛着用 柳田格之進の笠と刀、碁石) ・サイン入り碁盤 (草彅剛、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、立川談慶、斎藤工、小泉今日子、國村隼)
【BISTRO J_Oコラボメニュー】 提供期間:5月8日(水)~5月31日(金)※定休日あり ※数量限定メニューについてはなくなり次第終了となります
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メニュー名:GOBAN de ニョッキ~黒トリュフと白いチーズクリーム 碁石をイメージした白いニョッキ、濃厚なクリームソースに黒トリュフの香りにあふれた逸品です。竹炭でつくられたチュイールを笠に見立てました。数量限定のご提供となります。 料金:J_O LUNCH 4,000円(税込)    J_O DINNER 7,800円(税込) ※コース料金+300円でセレクト可能
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メニュー名:GOBAN de ごはん~伊勢海老 黒カレー BISTRO J_Oでは久々に登場のごはんメニュー。伊勢海老や新鮮なシーフードをふんだんに使用した贅沢ココナッツカレーです。イカ墨の旨味とスパイスの深いコクをご賞味下さい。 料金:3,800円(税込) ※ディナータイムのみ、アラカルト(単品料理)としてご提供
【J_O CAFEコラボメニュー】 提供期間:5月8日(水)~5月31日(金)※定休日あり ※数量限定メニューについてはなくなり次第終了となります
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メニュー名:GOBAN de プリン 豊かなゴマの風味が広がる、口どけなめらかな和風の「黒胡麻プリン」。甘すぎない大人の“白黒”デザート。コーヒーや紅茶にぴったりの味わい。 料金:600円(税込)
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メニュー名:GOBAN de ラテ(HOT/ICE) スーパーフードのひとつとして話題のチャコール(竹炭)。新登場の「GOBAN deラテ」は、いつものカフェラテに竹炭パウダーを加えた新感覚の「チャコールラテ」。真っ黒でクールな見た目ですがエスプレッソの風味はそのままに、濃厚なラテの味わいをお楽しみいただけます。 料金:650円(税込)
BISTRO J_O/J_O CAFEとは 2019年10月に“やんちゃでおてんば、遊び心を忘れないレストラン&カフェ”として、 稲垣吾郎さんがディレクターを務める「BISTRO J_O」と「J_O CAFE」が銀座にオープン。香取慎吾さんがディレクターを務める「JANTJE_ONTEMBAAR(J_O)」とはfriendshopでもあり、店内には新進気鋭アーティストたちのオリジナル作品が展開されています。「BISTRO J_O」はおひとりでも何人でも、そしてメニューも選べる自由さが大人気のビストロ。イタリアンをベースに旬な食材をふんだんに使用したお料理を提供しています。「J_O CAFE」はカフェアドバイザーにラテアート世界選手権優勝のバリスタ山口淳一さんを迎え、ラテアートはもちろん本格派コーヒーや各種オリジナルドリンクを開放感あふれるスペースでお楽しみいただけます BISTRO J_O/J_O CAFE公式サイト https://friendshop.tokyo/
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harawata44 · 10 months ago
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“プレミアム”な雪見だいふく 「雪見だいふくPREMIUM とろけるミルク」発売 - ねとらぼ
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以下引用
 ロッテは、乳脂肪分をふんだんに配合し濃厚な味わいを実現した「雪見だいふくPREMIUM とろけるミルク」を2月19日より全国で発売する。
 北海道産乳原料を使用した、濃厚でとろけるミルクの味わいが特長で、もちもち食感とミルクの濃厚感が楽しめる。価���は237円。  ロッテは「仕事、勉強、家事、人付き合いなど、毎日色々な『がんばる』をしている皆さまに向け、心も体もちょっとだけ力を抜き、リラックスして頂きたく、とろける味わいの雪見だいふくを作りました」とコメントしている。
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manganjiiji · 1 year ago
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はぎはぎと揺する
トーキョーアートブックフェアへ、東京都現代美術館に。MoT。なんと朝から小雨が降っていて、さすがに真冬用のコートを出したら暑いだろうな…?(人よりも極度に暑がり)と思ったが、それしかコートがなかったので着ていく。なんと、寒かった。全然暑くなかった。なんなら手袋も欲しいくらいに寒い瞬間もあった。45分に着いた時には開場前の列はほぼ無いくらいだったが、同行した友人と合流した11時ちょうどには、列は伸びに伸びていた。それでもすぐ入れたし、混雑は午後のほうが濃厚だった。昼時に「2階のサンドイッチ」で席を取れたのは奇跡かもしれない。私たちが座ったあとからどんどん人が来て「席ないね」と言って去っていった。
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おいしすぎる美術館ごはん。カマンベールチーズとクルミと鶏肉とマスタードのサンドイッチ。パンが堅くておいし〜い。いつぞや流行ったマリトッツォみたいにクリームたっぷりのなんらかのサンドイッチ(?)も中にさらに固めのクリームチーズが入っており、なにもかもが泣くほどうまかった。こんなに美味しいことがあっていいのか?カフェラテを含め価格は2000円ほど。こんなに美味しいなら2000円は納得であった。外国の味がした。
アートブックフェアはかなり海外のクリエイターや印刷所、プレスの参加が多く、会場も全然日本じゃなくて面白かった。日本語で説明してくれるブース主の方もいたが、英語や、日本語が書かれたボードを使って教えてくれる方もいた。使う言語が限定されていない場というのは、厳密な商業主義の現場でなければ、気楽で愉快でいいなあと思った。私は英語の聞き取りもできないし、文を組み立てて話すこともできないが、読むことはできる。一冊、欲しいと思った英語の本があったが、価格的に断念した。今回は価格でかなり断念した。いい事だと思う。結局買って帰ったのはステッカー3つと、ワークショップで手作りしてもらった缶バッジ1つ。ブックフェアでの買い物というより、ブックフェアに行ったおみやげ、という感じかも。いつか資金をためてきちんと本を買いに行きたい。それでも特殊印刷や特殊紙のブースがかなり楽しく、ステッカー等もそこで買えたので、ブックフェアの本質的な部分もきちんと楽しんだ。ブックには様々な側面がある。コンテンツ(内容)よりも私は外側、装丁やデザインに興味があるので、その部分のアートを求めるのもまたブックフェアの客であるとは、一応言えるだろう。そもそも、私が内容に興味がある本というのはものすごく限られている。新刊の日本語のハードカバーでも買うか買わないかだから(私はかなり日本語を偏愛している)、日本語以外の、テーマが抽象的であったり思想・哲学の方面からの着想によるアートが内容であれば、あまり意欲がわかない。どちらかといえば、思想・哲学や抽象思考について文字がぎっしりと詰められた学術書のほうが読みたい。もしくはフィクション。日本語の小説は文体の好き嫌いがあるので苦手だが、英語なら文体のこともなにもよくわからないので、好き嫌いがない。その代わり、自分の読みが正しいのかどうかもわからないので、本当に小説を読めているのかはわからない。でもまあ小説とは多少なりともどの言語であれそういう側面があって、母国語だからわかるというものでもないしな��と思うと、言語による文章を自分の中に取り込むことは、言語の種類が変わったところであまり変わらないのかなと思う。もしくは地続きな話なのかなと。そのうち、サリンジャーの小説は、内容を覚えているのだし、英語で誤読せず読めるようになりたいなとは思う。辞書を引いてもいいので、ふつうのものをふつうに読めるようになりたい。解釈や意味付けはその先の話として。
芥川賞を受賞した『ハンチバッグ』、書店で何気なくひらいたら初っ端から面白すぎて即座にレジに向かってしまった。半分くらいまで読んで止まっている(施設の中の食堂の描写あたり)。ほかにも『N/A』とか『##NAME##』とか、気になるものはあるが、どれもだいたいテーマというか行き着く先は同じだろうなという気がする。ハンチバッグも含め。まずたぶん女の話だし、未婚の女の話だし、つまりある程度は少女の傷つきのその後またはそのままの話だし、芥川賞候補がほとんどそんな感じになっているのは、というか純文学のシーンがだいたい「そこ」に焦点をあてているのは、世相を反映しているというか、それこそが世相で面白いなあと思う。いま、新人の男性の純文学の書き手って誰がいて、何を書いているのだろうか、と思うくらいには(想像がつかないくらいには)女性から見た世界のほうが、どうやら面白く感じる人が多いようだ。女には問題がいっぱいある。そもそも自分が女なのか、と疑問に思う人は、そもそも自分は男なのか、と疑問に思う人より相当多いだろうと思う。女のほうが性欲が弱い、または性欲への発達が遅い、または弱い人が多いから。男のほうがどうやらセックスしたいという欲望はかなり抗いがたいものとしてあるようだ、というのを、文化的なものなのか本能的なものなのかはさておいて、現状そうらしいと、どうやら確かに感じてきた。女とセックスしたいという欲望が自分に強く生まれれば、自分は男だという自認を持つのは直接的な理由として有り得るだろうが、女はそこまで「男とセックスしたい」というのは、セックスを知る前にはそれほど(割合的に)多いことではないと思う。男とセックスしないままだと、たぶん元々性欲が強くない女は、男とセックスしようとはそんなに思わないと思う。そうなると、性自認は女性だが、性的指向はアセクシャルだろうか?と思う人がどんどん増えると思う。私自身はセックスを経験するまではまったくセックスに興味が無かったのだが、経験したら、その後確かに性欲というものを、とくに、他人に向かう性欲というものを感じるようになった。これは1回電流を通してみないと、回路が開かないようなことかもしれない。個人差がある話だと思うので自分のこと以外はわからないが、男はそこまで文化的に後押しされなくても性欲の力で「男」に目覚められるのに対し、女は文化的にかなり後押しされないと、男と番うことに対して���極的にはなれないのでは?と感じている。男は基本的に女にとっては「加害者」だし、ふつうに考えてあま���関わりたくない。これはとくに日本だからというのがあるかもしれない。このあたりの事情が最近噴き出していて、女から見た世界のほうが、男から見た世界より、よほど面白いものになっているのではないだろうか。あくまで純文学新人賞の話であって、現実の男性から見た世界の面白さの話ではありませんが。
絲山秋子『神と黒蟹県』、井戸川射子『共に明るい』、凪良ゆう『汝、星のごとく』と合わせていきなりハードカバーを4冊買った。凪良ゆうの本屋大賞は、わたしが読むものではないだろうなと思っていたが、たまたま久しぶりに通話した友人に「尋常じゃない」という感じの感想を言われて、とにかく読んでほしいとのことだった。私がそういう物語に対してどういう反応を示すのか、私も興味がある。黒蟹県も一編読んで、こういう小説は「いい小説」だなあ、と、エンタメではないのに、物語というよりは語り、ナラティブなのに、「落とし所」があるのって、話として偉いよなあと思った。私はいしいしんじの『四とそれ以上の国』の各編に、とくにこれを感じる。面白い小説は読みたくなくて、「いい小説」が読みたい。いい小説というのは、結局は村上春樹が言うような「いい小説」になるのだろうが(ちなみに村上春樹の小説は、私はあまりいい小説とは思わない。いつもファンタジーで因果関係がよくわからないから)、そうすると『老人と海』とかを読んだほうがいい。『人間の絆』も買ってあるが読んでいない。これは『月と六ペンス』が最高に良かったために買ってある。井戸川射子は、詩が好きなので、芥川賞受賞後第一作の小説を買ってみた。詩は好きだが、小説はあんまり?と思ったので、芥川賞受賞作は読んでいない。でも今回のはなんとなく詩っぽいんじゃないかなと思ったのだった。勘です。とくに中身を立ち読みしたわけでもない。
社会学の教科書が開かれなさすぎてそろそろ埃をかぶっているが、まあ、人生の全てが勉強なのでいいか、と思う。専門用語はいくらかおさらいしてから試験に臨もうと思うし、家族の章だけは読み終わった方がいいと思うが、それ以外はもういいやと思っている。英語は一日さぼるとそれだけ単語が抜けていくが、最近は単語よりも文意そのものを読み間違えていることが多いので、焦らず落ち着いて読む技術に集中したい。まあもうできることも限られているので、足掻いても仕方がない。
明日は午前中お金を下ろしてから歯医者に行って、午後はアルバイトの面接で、明後日にはもう荷物を纏めて受験地のホテルにチェックインしている。とにかく受験票と元気な体があれば大丈夫、と言われたので、それだけ忘れずに持っていこうと思う。
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2023.11.26
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chisasarasa · 1 year ago
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230908
つよい雨が降っていた。 けれど、布団は安心で。もう少し、もう少し、とうとうとしていた。 バジルが吹き飛んでいないかが心配になる。風。 仕方なく起き上がって確認する。大丈夫だった。 ゆらゆら揺れているだけだった。 朝ごはんに生ハムと梨を食べる。 朝ごはんが贅沢だと嬉しい。台風だから、といいものを買っておいてよかった。
詩を読み返す。 もういけない、まだいける、の繰り返し。窓にあたる雨粒をみながら、ひとつ追加でかく。 もうこれ以上は今のわたしには無理…となったところで、人に送る。 すぐに、これはよい本になる…と返ってきて、言葉にならないような喜びが駆け巡る。 日記をまとめる。 ずっと詩をみていたから、今日はもう詩から少し離れたい。 2021年から2022年の冬の日記。 大切にしたい、と思った。 とりたてて大切ではなかった日々の出来事。 自分の日記なのに、少しどきときした。思い出にふれて。 それもひと段落したら、絵を描いていた。 長いこと途中のままにしていた絵をみていたら、するりと線がかけて、今日は線がいい日だった。
夜、晩ごはんを食べながらみていた「メタモルフォーゼの縁側」がとてもひびいて、うららが情けなくて泣いてしまうところではわたしもないていた。 よい気分で、明日早起きして、また1日つくることを楽しみに、ねた。
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230909
早起きできなかった。 アラームはいつ消えたのか。 午前中はさらさらと雨が降っていたり、雲がかかっていたりで空が沈んでいたけれど、午後になると晴れてきた。でかけよう、と思う。 電車を乗り継ぎ、ずっと気になっていた本屋へいく。 店内がセピアのトーンで、落ち着く。 本を2冊と、手帳を1冊買った。 手帳は2023年のもので、半額になっていた。 併設されている喫茶店でゆっくりとする。 浅煎りのコーヒーとバスク風チーズケーキ。 チーズケーキは爽やかで軽かった。 ���いしいなと思うのと同時に、彼のつくる濃厚なチーズケーキが恋しくなる。 購入した本をよんだり、詩を書いたり、机の引き出しを開けたり。 引き出しには桜とコーヒーカップの写真が表紙の文庫本と、『駅から5分』懐かしい。 こんなにもよいものだったのか、と高まる。 少しずつ、つながるような、重なるような短編集がすき。 角度が違えば、新しい景色がみえる。 少し歩く。少し歩いて、製本の道具を買って、バスに乗って、帰る。 購入したばかりの手帳を眺める。 表紙の絵が素敵。 色んな人の心にあるような赤い屋根の家。山。 色えんぴつがしずかな音。 色えんぴつ、色えんぴつ、色えんぴつ。色えんぴつで絵が描きたくなる。 絵の具と、色えんぴつ、薄い重なりで。 描けたら、それを手帳にしてみたいな、と布団で思い立って、メモして、ねた。
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230910
朝、強気にセットしたアラームに起こされる。 AM5:30。朝ご飯のパンを買いそびれたから、何としてでも、朝、米を炊きたかった。 炊飯器のタイマー機能を使いこなせない。 ねむい。 朝、起きるために寝ていたから、上手く眠れなかった。 卵かけご飯を食べて、おにぎりをつくって、アルバイト。 わたしの日記を、手渡す。 日記をつくって、売るということ、いまだにわたしの中で、よくわからない。 家に帰ってきて、詩を書こう、と思っていたのに、頭の中がバタついていて、上手くいかなかった。 ゆっくり。ゆっくりを意識して、回転を下げるように、として、やっと少し、かけた。
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230911
朝、寝坊。 向かいの家の給湯器の声に起こされる。 最近、急に不安になる。詩について。 自信がなくなる。私以外の人から同みえるか。 わたしがわたしの感じたことを言葉におとしこめることができているのならよいはずなのに。 仕事。 いつもと同じ試薬を同じ分量加えているのに、溶けなかった。いや、溶���るのにpHを変えると、ふたたび、粒子として現れた。 水を純水から超純水に変えたら、溶けた。 水をきれいにしているフィルターが寿命を迎えて水質が低下していたらしい。 透明で、見えないのに、たしかにそれは存在していて、形を変えて、物質として目にみえるようになって、不思議だ。 晩ごはんは実家でシチュー。 月曜日はカレーの日と決まっているけれど、涼しくなるとシチューになるとのこと。 「おなかいっぱいになった」というと「そりゃよかった」と母は言う。 すすめられるがままに、パンとお菓子を持って帰る。 学生の頃のわたしの顔がまるかったことを思い出す。
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230912
目が覚めると、透き通った朝だった。 塩をふって炒めただけのキャベツがおいしかった。
目があいているのに、あいていないみたいだった。 どうやら、ねむかった。 電車で本を読んでいたら、まどろんでいた。 そのまま、気も、しずみこんでいき、帰り道。 これはよくない���と部屋に帰ったらまず、シャワーを浴びる。 これが功を奏して、いつもよりたくさん時間があった。 明日の準備をして、ねた。
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patsatshit · 1 year ago
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東京滞在日記。
◆Day1
12:45 新横浜到着。寒いと思ってヒートテックやらネックウォーマー、起毛したパジャマを持っていったにも関わらず、気温25度で照り返しがきつく汗ばむ気候。東京に住んでいた頃、関東は体感温度が関西よりも5度くらい低い気がしていたのに。レイジアゲインストザマシーンのウィズアウトアフェイス。かっこええー。96年発売の曲の中で一番好きかもしれないな。いや分かんないけど。終わるのが悲しくてリピートしてしまう。
12:57 京急に乗って雑色へ。「ぞうしき」と読むらしい。聞いたことも見たこともない地名。最近友人が引っ越したというので、おじゃまさせてもらうことになった。ありがとう。大田区。飛行機に乗らない私にとってはあまり縁のない地区。東京タワーからは程遠く、都会とは縁のなさそうな樹々が生えていて、なんだか良さそうな街。昔ながらの商店街もある。バックナンバーからaiko、いきものがかりと平成J-popが次々と流れてくる。結構長そうな商店街。天六ほどではないだろうけど、先が見えないので抜けられるのかドキドキする。突然見覚えのある走り方をする人影が見えてきた。
13:55 友人宅到着。ちょっと駅からは離れているけど、立地は最高。大きな窓からは多摩川が見えていて、開放感でいっぱい。空港が近くにあって、すぐにここを飛び出してアメリカへでもいけそう。
14:30 友人は1日在宅ワーク。ずっとパソコンに向かってタイピング&会議私は後ろでひたすらゴロゴロ。ヒモみたいになってた。
16:00 夕方、仕事終わりの友人と茶をしばくため虎ノ門へ。むっちゃ薄暗い照明のお店。店内はマスターのオキニが詰まった宝庫みたいになっていて、グレングールドがかかっている。ライトな雰囲気のカフェと聞いていたけど、かなり荘厳な感じ。バカ話できるかな?友人登場。私が今ちょうどほしかったcasetifyのiPhoneケースを使っていてテンションが上がる。「ちょうど昨日藤原ヒロシが『便利』って言ってたよ」という話から佐川急便男子の話まで途切れることなく2時間強話しまくる。酸味の効いたコーヒーと濃厚なチョコレートケーキ、淡白なチーズケーキの相性がそれぞれ完璧だった。友人の背後からフライヤーの三島由紀夫が鋭い眼光でこちらを睨んでいた。ずっと怖かった。
19:10 『ざっくりYouTube』で見ていた池尻大橋の「喜楽亭」へ。ジュニアさんが座った席と同じところに座れてテンションが上がった。料理はもちろん極上。こう言っちゃなんだけどまずいハンバーグカレーとかあるのかなぁ。ルーとライスを綺麗に分けずに「親父ガケ」して「親父グイ」(ルーを皿一面にかけぐちゃぐちゃにして食べること)してしまう癖、治したい。というか治す。いやだわー。無意識って怖い、気をつけよう。
22:00 帰宅。友人と話す。思い出話2割、今後の話8割。昔は覚えてもないようなどうでもいい話しかしなかったのに、キャリアとか結婚とか出産とか、切ないね。けど仕方ないね。そうそう、何で雑色に引っ越したのか聞いてみた。いい場所だけど都心からはだいぶ離れているし…。友人曰く、最近の日本にますますいやけが差してきたので、すぐ海外に飛べるように空港付近にしたとのこと。かっこえ。昔から彼女の意思&意志が強くてすぐ行動に移せるところ、尊敬してる。
◆Day2
12:00 13時からの打ち合わせに向けて横浜へ。ほどよい都会感。建物の感じもどこかオシャレに見える。今日は風が強い。ふわっと香るくさいにおい。もう銀杏の季節か。『トークサバイバー2』で(シソンヌ)じろうさんが叫んでた「銀杏〜!くせえからうめえのか、うめえからくせえのか?」っていう素朴な疑問、私も思う。いつか教えてくれ。
15:30 一旦帰宅。友人会議中。多摩川を少し散歩する。『セトウツミ』の舞台ってここかなぁ?とかあらゆる平成ジャパニーズ映画のロケ地に思いを馳せながら歩いてみる。
16:50 半年ぶりに代田橋へ。行く場所は決まっているのに常に緊張する。Fat Boysを聴いて喝を入れる。
17:01 ジャスミンティー購入。手鏡にてデコに大きなおできと小さなニキビを確認。
17:10 緊張で首が左上右下に動いてる感じ。つまり吐きそう。
18:01 代田橋到着。とりあえずトイレに行く。
18:03 緊急事態。一旦酒を入れなければと彷徨う。
18:09 「納戸」は閉まっていた。がっくし。
18:18 「ジュークボックス」へ入る。マスターに挨拶するも覚えていない様子。半年ぶりだし2回目だから仕方ないかと思ったが、zineの話をしたら思い出してくれた。髪型とファッションで人は変わるということが分かる。コーヒー焼酎のロックを2,3杯入れる。美味い。
19:40 マスターに教えてもらった「大天狗」というお店に入る。焼き鳥がぶりぶりで美味しかった。この書き方だと不味そう。身が大きくて味付けも辛すぎず無すぎず、つまりちょうど良くて美味しかった。特にレバー塩。
23:39 終電に乗れた。代田橋に来る時はいつも終電と共にお別れだ。はー。終電といいながら蒲田までしか行かない。代田橋のお兄さんにもらったハイボールを片手に電車に揺られる。
0:16 蒲田駅から多摩川沿いを歩いている。徒歩22分。結構近い。友人に連絡する。川沿いで合流することに。
...
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↑記憶なし
◆Day3
12:47 起床。若干頭痛。友人は会議中。
17:18 山手線に乗っている。今日学んだこと。二日酔いでも酒は飲め。但し、酒がないと話せない場合に限る。つまり緊張状態に縛られる状況の場合。
17:46 綺麗な夕焼けを写。肝心な時にカメラを持ってきていない。そして非常に落ち込んでいる。
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↑夕焼け
19:15 友人とご飯に行く。カジュアルなフレンチビストロ。ここで「人生の目標」とか「働くこと」とか「死ぬこと」などシリアスな話を熱く語り合う。
20:39 多摩川散歩。酔っ払っていたので写真がすべてぶれている。
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↑彗星到来。ネオ東京
◆Day4
8:45 朝から餃子を作る。大学時代から彼女とはずっと餃子パーティーをしていた。餃子で繋がる友情と言っても過言ではない。彼女の家族たちと餃子パーティーをしたこともある。今後誰と会ってもそうマウントをとっていく。味噌ダレで乾杯。パートナーの話で盛り上がる。いくつになっても色恋の話は楽しいな。しかし外食が多くて、胃が悲鳴を上げ始めてる。
10:45 多摩川の写真を撮る。毎日多摩川を見ながら生活できる幸せ。噛み締めた。川のある生活っていいなぁと実感。天気も良くて雲の形もポテトフライみたいでよかった。
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↑ マンションの広告にありそうなくらい完璧な景色。うまく言えないけれど。
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↑パノラマで撮った
11:00 友人と別れの時。でも12月にまた会える。でも帰り道少しツンときた。それくらい居心地が良くて、一緒にいて落ち着ける存在だったのだと改めて思う。会うのは半年ぶりだったけど、しっかり話すのは2年半ぶりくらい。彼女はすごく…さらにいい方に変われていて、刺激をもらうと同時にすこし、自分に対して不安になったりもした。同じ歩幅で歩いてると思っていたから。全然違ってたんだ!今、小さい頃に遠方の祖父母の家に何泊かして帰らなければならない時の悲しさで涙が止まらなくなるあの感じが襲ってきてる。嬉しいのに少し寂しいな。
12:02 有楽町駅到着。映画館の前を通り、スコセッシの新作今日公開だと思い出す。でも今日は無理。ノーマネーソーリー。
12:06 ある人と待ち合わせ。その後ランチ。
15:33 新幹線到着。いよいよ帰る。おセンチな気持ちなのでブレッドのプレイリストを聴いている。ただ、ウォークマンのプレイリストは厄介。
16:03 『Dumb and Dumber』(ジムキャリーはMr.ダマー)をみる。百面相最高。we love jim carrey!!!
18:40 帰宅
.
おしまい。
東京ってやっぱり刺激のある街。ずっといたら飲み込まれそうで怖いけど。昔からそう思っている。昔東京に数年住んでみたけど、まぁ仕事とか色々なことがあって、いい思い出は全くなかった。でもきっと、その頃の自分は視野が狭くて未熟で卑屈ですごく保守的だったのだと思う。その頃の自分のことを…ようやく客観的にみれるようになった気がした。離れてみるとやっぱ東京って面白い街だと思うし、会いたい人がいれば誰にだって会いに行けるし、刺激の宝庫だなと思う。
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yoghurt-freak · 1 year ago
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フロム蔵王 極 KIWAMI ヨーグルト 加糖
今日は加糖タイプ😋
フロム蔵王ブランドの中でも「極」がついてるのはこのアルミパウチ2種と最初に投稿したドリンクの計3点のみ。
菌にかなりこだわりがあるらしい。
同じ「極」でもパウチとドリンクでキャラが全然違うの、自由でおもしろい。
スペック
蔵王山麓の新鮮な生乳50%。
加糖タイプもプレーン同様に無脂乳固形分9.0%、乳脂肪分5.0%🤤
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 開封 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
チャックが毎回上手く開けられん💦
ここがスムーズになれば最高。
わぁぁ、なめらか😍
雪原みたい。
もっっっっちり強く粘って、スプーンから太く流れ落ちて折り畳まれながら積み重なってゆく。
にぶい艶加減も美しい。
そしてアルミパウチに閉じ込められた香りがたまらん!
プレーンも加糖もどっちもコクの強い香りでチーズみたい。
この空気一生吸える…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 頂きます🙏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
😭💕💕💕💕💕
おーーーーいしーーーーーー!!!!!
プレーンよりさらに強力なもっちり感で、ほんまに噛める!
もう一歩進むとモッツァレラチーズになるんじゃないかと思うようなクニっとモキュッとした歯ごたえ😋
ぜひ大きなスプーンにたっぷりと口に含んでみて!
噛むの楽しすぎる♡
そしてお味。
このコクの強い濃ゆい濃ゆいお乳に甘みが出されたらもうそこは沼。
旨みの強いプレーンにあるずーんとした雰囲気がパァァァってなってて、スプーンが止まらんくなる危険な味🙈💕
炭水化物量で見るとしっかり加糖されてるっぽいねんけど、お乳の味わいがあまりにも強くてほんのりに感じられる😂
発酵の香りや酸味も隠れてなくて嬉しい!
ヨーグルトの味わいがすっごい大切にされてる。
もはや芸術的スイーツ👩🏻‍🎨
全国民に食べてほしい。
🛒 フロム蔵王eストア
🛒 酪市酪座 -うしさんからのおすそわけ-
============================ 無脂乳固形分 9.0% 乳脂肪分 5.0% ————————————————— 栄養成分(100gあたり) エネルギー 108kcal たんぱく質 3.5g 脂質 5.2g 炭水化物 12.1g 食塩相当量 0.1g カルシウム 115mg ※全量は600g ————————————————— 原材料名 生乳(��産)、乳製品、砂糖 ————————————————— 製造者 山田乳業株式会社 ============================
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2021年10月13日のレビュー
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魅惑の加糖タイプ💕
こっちも乳脂肪分5.0%のリッチ仕様!
他の商品やとプレーンがベストって感じることが多いんやけど、極ヨーグルトに関しては加糖されてる方が味が整ってて好き。
脂質の増強具合のせいかなぁ。
極シリーズ
今回はパウチだけの入手になっちゃったけど、他にドリンクバージョンもあって。
このもっちり濃厚テイストとは裏腹に、飲む方はサラッサラで絶大な振り幅。
乳酸菌と発酵方法も��図的にガラッと変えていらっしゃるそう。
また今度ドリンクもリピせねば。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 開封 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
はぁぁいい香り。
極ヨーグルトの発酵の香りほど人を幸せにするものはない…💓
モチモチの質感も文句なしにすごい👏
鈍いテリのあるテクスチャに吸い込まれてしまいそう。
魅惑のヨーグルト。
こちらもスプーンから垂らすときの粘りとキレがたまらず、無限にやってしまう🥄
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 頂きます🙏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
あぁぁぁぁぁ😭❤️❤️❤️❤️❤️
おいしすぎて泣く😭😭😭
これはもうスイーツ。
酸味が完全にないかもしれないぐらいに穏やかで、甘みがしっかり。
モチっとした質感でお乳のコクがベースを支える安定感のある味。
発酵の香りが旨味を引き出してくれてて、乳酸菌さんほんまにありがとう😭💕
もにゅもにゅ幸せ…
極ヨーグルトってなんて素敵な商品、いや、作品👏✨
============================ 無脂乳固形分 9.0% 乳脂肪分 5.0% ————————————————— 栄養成分(100gあたり) エネルギー 108kcal たんぱく質 3.5g 脂質 5.2g 炭水化物 12.1g 食塩相当量 0.1g カルシウム 115mg ※全量は600g ————————————————— 原材料名 生乳、乳製品、砂糖 ————————————————— 製造者 山田乳業株式会社 ============================
2020年3月22日のレビュー
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これも昨年末に載せたばっかりの、激推しヨーグルト💘 プレーンとほぼスペックが同じままに、お砂糖が加えられたバージョン。
フロム蔵王シリーズって、飲むヨーグルトはサラッサラで、食べるヨーグルトはモッチモチ。 質感の振り幅がすんごい😳
乳酸菌や発酵方法も、飲むと食べるとでガラッと変えていらっしゃるそう。
さらに、飲む方は低脂肪or通常、食べる方は通常(フルーツ)or高脂質と、ニーズをキッパリ分けて攻め込んだ商品展開でスンバラしい!!!
開封。
あー、これこれ!! この香り😍💓💓💓
もうパウチ内に充満する香りだけでおいしい😭✨
ミルク感たっぷりの芳醇でふくよかな香り。 一生かげる…
ヨーグルトはぷにゅんぷにゅんの弾力ある質感で、スプーンで移し替えるとツーーっと糸引きながら垂れ続ける。
表面は滑らかでめちゃくちゃ美しい。
頂きます🙏
うまぁぁぁぁぁぁぁ😭✨✨✨ 最高すぎる!!!!!
好きすぎておかしくなりそう!!!!!
お乳の味がすんんんんごいの。 めちゃくちゃ旨い🐄🥛❤️
甘みが控えめで、お乳と発酵の味をすんごい大切にされてるのがわかる。
甘みより先に旨みが来る設計、たまらん!!
酸味はほとんどないけど、発酵の香りはかなり芳醇。 そしてこの、ぷにゅんとしながらも歯切れの良い質感がクセになる。
あーーーもう、あかんー!! 好き好き好き!!!
おかわり我慢!!!! 明日もこれ食べるんや!!!
============================ 無脂乳固形分 9.0% 乳脂肪分 5.0% ————————————————— 栄養成分(100gあたり) エネルギー 108kcal たんぱく質 3.5g 脂質 5.2g 炭水化物 12.1g 食塩相当量 0.1g カルシウム 115mg ※全量は600g ————————————————— 原材料名 生乳、乳製品、砂糖 ============================
2019年12月20日のレビュー
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生乳の割合や無脂乳固形分・乳脂肪分などのスペックはプレーンと全く同じ。
わたしはプレーンはプレーンのまま食べちゃうタイプの人間なので、お砂糖入るとどんな感じになるのかなーとワクワク。
開封。
ふぁぁぁぁ💕 加糖の方もしっかりヨーグルトの香り😍
アルミパウチに顔突っ込んでずーっとくんくんしていられる。 危ないやつに見えかねん。
もっちり重めの糸引く粘りで、プレーンより艶があって滑らかに見える。
頂きます🙏
うんんんんんんんんまいっ!!!! おいしいいいいいいい!!!
もっちりした質感💕 噛んだらクニクニ。
程よい甘さでお乳の旨みも発酵の酸味もちゃんと共存してる👏
加糖やのにちゃんと爽やかなヨーグルトで、素晴らしすぎる! 甘さのつけ加減がどタイプ💓
モチモチしていながらも、切れる時はプリッと切れる歯切れの良さも好き! ミルク感がしっかりあるのも好き!
これも600g一瞬でなくなる予感しかない。
============================ 無脂乳固形分 9.0% 乳脂肪分 5.0% ————————————————— 栄養成分(100gあたり) エネルギー 108kcal たんぱく質 3.5g 脂質 5.2g 炭水化物 12.1g 食塩相当量 0.1g カルシウム 115mg ————————————————— 原材料名 生乳、乳製品、砂糖 ============================
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blue-belta · 1 year ago
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毎週日曜日は先週の大きなひとこま絵日記です。
1週間を1ページにコツコツ描いていくスタイルで、2021年1月から始めて130週目になりました。
#桂新堂 のおせんべい。
パッケージもさることながら、お菓子もかわいい。
それはまた別に描こうかな。
ダルマさんはあまり可愛���らならなかったなぁ。時間なくてちょっと焦っちゃった。
これは #ガッシュ で塗っています。
この週は #みはし だらけ(笑)
#豆かん #あんみつ #みつ豆 #ところてん 。
私が食べたのは、豆かんとところてん♪
豆かん好きなんですよね。
それから、 #リーフパイ 。
サクサクでおいしいリーフパイは、周囲の紙ものを遠ざけてから、ゆっくりいただきます。
#プレスバターサンド 。
濃厚でおいしい。1個でおなかいっぱいに。
そして、 #竹田市 の #とうもろこし !
なんてきれいなとうもろこし、と思ったら、味も抜群!
甘くてシャキシャキで、たぶん、これまで食べたとうもろこしの中で一番おいしい!別次元でした。
見事に食べ物ばかり(笑)
おいしいものを食べて、夏を楽しもう!
みなさん、ふわふわさん、ありがとうございました!
#art #drawing #pensketch #watercolor #sketchjournal #絵日記 #スケッチジャーナル #ペンスケッチ #水彩 #透明水彩 #1日1絵 #イラストグラム #今日何描いた #今日何描こう #絵を描く暮らし
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oharash · 2 years ago
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余花に吉兆
1.  友人あるいは恋人のようなことを始めたら、もっと分かり合えて親密な空気だとか柔らかな信頼みたいなものが生まれるかと予想していたが、俺らの空間は特段何かが変化することもなく、近すぎず遠すぎずの関係が果てなく伸びていくのみだった。  大切なものを手のひらに閉じ込めるような日々だった。彼の大きな体は存在感だけでもどこか騒々しかったが、無音より心地よかったのだ。
 うずたかく積もった瓦礫がようやく街から消える頃、俺は人生初の無職デビューを飾った。事務所は畳んだし復興支援委員会の任期も終わった。警察や公安、行政から相変わらず着信や不定期な依頼はあれど、様々な方面からの誘いを断り所属する場所がなくなった俺はぼんやりと初夏を迎えることとなった。  無職になりまして。とセントラルの定期通院の帰り、待ち合わせた居酒屋で焼き鳥をかじりながら言うと彼は呆けた顔で俺を見た。エアコンの効きが悪いのか、妙に蒸し暑くてふたりとも首筋にじんわり汗が滲んでいる。 「お前が?」 「はい。しばらくゆっくりしてから次のこと考えようと思って」 「お前にそんな発想があったとは」 「どういう意味ですか」 「休もうという発想が。いつも忙しく働いとったろーが。そもそも趣味や休みの過ごし方をお前の口から聞いたことがない」 「それ元SKたちにも言われましたわーー。人を仕事人間みたく言わんでくださいよまあその通りですけど。今までやれなかったこと全部やったろ、と思ってたんですけど10日で飽きました。福岡いるとどうしても街の様子気になっちゃうしホークスだ〜〜♡ て言われるし、どっか旅行でも行けばって言われるんすけど全然そんな気になんないんすよ。来月には引きこもりになってるかもしれねっす」  そしたら会いに来てくださいね♡ と言ったら、彼は釈然としないような、そして何かに耐えるような、そんな顔をした。  店を出ると強い風が頬を打った。まだほんのわずか残っていた春の気配が吹き飛んでいく。じゃあ、と手をあげかけたところでデカい手が伸びてきて顎を掴まれた。「飲み直すぞ、うちで」「ひゃい?」かくて俺はそのままタクシーに突っ込まれ(この人と乗る後部座席は超狭い)、轟邸へお持ち帰りされることとなった。
 暗闇の中でうずくまる恐竜みたいな日本家屋。数奇屋門と玄関の間だけで俺の1LDKがすっぽり入りそう。靴を揃えて上り框に足をかけると今度は首根っこを掴まれた。連行されるヴィランそのままの格好で俺は廊下を引き摺られ居間の隣室へ放り込まれる。今夜は何もかも展開が早い。「なになに? 俺には心に決めた人がいるんですけど⁉︎」「使え」「は?」 「この部屋を好きなように使え。しばらく置いてやる」 「もしかしてあなた相当酔ってますね⁉︎」 「あれくらいで酔わん。お前が、ヒーロー・ホークスが行くところがないなんて、そんなことがあってたまるか」  畳に手をついて振り仰ぐ。廊下から部屋に差し込む灯りは畳の目まではっきりと映し出しているけれど、彼の表情は逆光でわからない。 「俺、宵っぱりの朝寝坊ですよ」 「生活習慣までとやかく言わん。風呂を沸かしたら呼びに来てやるからそれまで好きにしてろ」  けれど俺が呼ばれることはなく、様子を見に行くと彼は居間で寝落ちていたのでやっぱり酔っていたのだと思う。デカい体を引きずって寝室に突っ込んだ。風呂は勝手に借りた。
 酔ってはいたものの彼の意思はしっかり昨晩にあったようで、そして俺も福岡に帰る気が全くおきなかったので、出会い頭の事故のように俺の下宿生活は始まった。  「うちにあるものは何でも好きに使え」なるありがたいお言葉に甘えて俺は巣作りを開始した。足りないものはAmazonで買った。徹夜でゲームしたりママチャリで街をぶらついたり(帽子をかぶってれば誰も俺に気づかなかった)ワンピース一気読みしたり豚肉ばかり使う彼からキッチンの主権を奪いそのまま自炊にハマったりもした。誰を守る必要もなく、誰かを気にかける必要もない。誰を満足させる必要もなかった。彼が出かける時間に俺は寝ていたし夕飯も好きな時間に食べていたので下宿より居候の方が正確だったかも知れない。誰���とひとつ屋根の下で暮らすことへの不安はすぐ消えた。早起きの彼がたてる足音や湯を使うボイラー音、帰宅時の開錠の音。そんな他人の気配が俺の輪郭を確かにしていったからだ。  ヒーローを引退した彼は事務所を売却したのち警備会社の相談役に収まっていたがしょっちゅう現場に呼ばれるらしく、出勤はともかく帰り時間はまちまちだった。まあわかる。治安維持に携わっていて彼に一目置いていない人間はまずない(治安を乱す側はなおさらだ)。「防犯ブザーのように使われる」とぼやいていたが、その横顔にはおのれの前線を持つものの矜持があった。どうしてか俺は嬉しい気持ちでそれを見ていた。
2.  ある夜、俺は玄関で彼のサンダルを履き外へ出た。引き戸を開けると明るい星空が広がっていて、それが妙に親しかった。縁側に腰掛けてぼんやり彼方を眺めると星の中に人工衛星が瞬いている。ほとんどの民家の明かりは消えていて、夜は少し湿りそして深かった。紫陽花だけが夜露に濡れて光っていた。  知らない街なのに、他人の家なのに、帰らんと、とは微塵も思わなかった。俺はここにいる。知らない場所に身ひとつで放り出されてもここに帰ってくる。呼吸をするたびに心と体がぴったりと張り付いていった。  気配を感じて振り返ると、あの人がスウェットのまま革靴を引っ掛けて玄関から出てくるところだった。 「風邪をひくぞ」と言われ何も答えずにいると犬か猫みたいにみたいに抱えられ、家の中に連れ戻された。  それからほとんど毎夜、雨でも降らない限り俺は外に出て彼方を眺めた。そうすると彼は必ずやってきて俺を連れ戻した。ある夜「一緒に寝てください」と言ったら彼は呆れたように俺を見下ろして「お前の部屋でか」と言った。そうかあそこは俺の部屋なのか。「あなたの部屋がいいです」と言ったら視線がかちあい、耳の奥で殺虫器に触れた虫が弾け飛ぶみたいな音がして、目が眩んだ。 「そんで、同じ布団で」 「正気に戻ってからセクハラだとか騒ぐなよ」  彼の布団にすっぽりおさまると目が冴えた。やっぱこの人なんか変。そんで今日の俺はもっと変。分厚い背中に額をあてて深く息を吸った。おっさんの匂いがして、めちゃくちゃ温かくて、甘くて甘くて甘くて足指の先まで痺れる一方で自分で言い出したことなのに緊張で腹の奥が捻じ切れそうだった。  彼の寝息と一緒に家全体が呼吸をしている。眠れないまま昨夜のことを思い出す。俺が風呂に入ろうとして廊下を行くと、居間で本を読んでいた彼が弾かれたように顔を上げた。その視線に斥力のようなものを感じた俺は「お風呂行ってきまぁす」となるべく軽薄な声で答えた。一秒前まであんな強い目をしていたくせに、今はもう血の気の失せた無表情で俺を見上げている。妙に腹が立って彼の前にしゃがみ込んだ。「一緒に入ります?」「バカか」「ねえエンデヴァーさん。嫌なこととか調子悪くなることあったら話してください。ひとりで抱え込むとろくなことないですよ。俺がそれなりに役立つこと、あなた知ってるでしょ?」 「知ったような顔をするな」 「俺はド他人ですが、孤独や後悔についてはほんの少し知っていますよ」  真正面から言い切ると、そうだな、と素っ気なく呟き、それきり黙り込んだ。俺ももう何も言わなかった。  ここは過ごすほどに大きさを実感する家だ。そこかしこに家族の不在が沈澱している。それはあまりに濃密で、他人の俺でさえ時々足をとられそうになる。昨日は家族で食事をしてきたという彼は、あの時俺の足音に何を望んだのだろう。  いつぞやは地獄の家族会議に乱入したが、俺だって常なら他人の柔らかな場所に踏み入るのは遠慮したいたちだ。けれどあの無表情な彼をまた見るくらいなら軽薄に笑うほうがずっとマシだった。これから先もそう振る舞う。  きんとした寂しさと、額の先の背中を抱いて困らせてやりたい怒り。そんなものが夜の中に混ざり合わないまま流れ出していく。
3.  涼しい夜にビールを飲みながら居間で野球を眺めていたら、風呂上がりの彼に「ホークス」と呼ばれた。 「その呼び方そろそろやめません? 俺もう引退してるんすよ。俺はニートを満喫している自分のことも嫌いじゃないですが、この状態で呼ばれるとホークスの名前がかわいそうになります、さすがに」「お前も俺のことをヒーロー名で呼ぶだろうが」「じゃあ、え……んじさんて呼びますから」「なぜ照れるんだそこで」「うっさいですよ。俺、けーご。啓吾って呼んでくださいよほら」「……ご」「ハイ聞こえないもう一回」「け、けいご」「あんただって言えないじゃないですかあ!」  ビールを掲げて笑ったら意趣返しとばかりに缶を奪われ飲み干された。勇ましく上下する喉仏。「それラスト一本なんすけどお」「みりんでも飲んでろ。それでお前、明日付き合え」「はあ」「どうせ暇だろ」「ニート舐めんでくださいよ」  翌日、俺らは炎司さんの運転で出かけた。彼の運転は意外に流れに乗るタイプで、俺はゆっくり流れていく景色を眺めるふりをしてその横顔を盗み見ていた。「見過ぎだ。そんなに心配しなくてもこの車は衝突回避がついている」秒でバレた。 「そろそろどこいくか教えてくださいよ」 「そば屋」  はあ、と困惑して聞き返したら、炎司さんはそんなに遠くないから大丈夫だ、とまたしてもピンぼけなフォローで答えた。やがて商業施設が消え、国道沿いには田園風景が広がり出した。山が視界から消え始めた頃ようやく海に向かっているのだと気づく。  車は結局小一時間走ったところで、ひなびたそば屋の駐車場で止まった。周りには民家がまばらに立ち並ぶのみで道路脇には雑草が生い茂っている。  テレビで旅番組を眺めているじいさん以外に客はいなかった。俺はざるそばをすすりながら、炎司さんが細かな箸使いで月見そばの玉子を崩すのを眺めていた。 「左手で箸持つの随分上手ですね、もともと右利きでしょ?」 「左右均等に体を使うために昔からトレーニングしていたから、ある程度は使える」 「すげえ。あなたのストイックさ、そこまでいくとバカか変態ですね」 「お前だって同じだろう」  俺は箸を右から左に持ち替えて、行儀悪く鳴らした。 「んふふ。俺、トップランカーになるやつってバカか天才しかいねえ、って思うんすよ。俺はバカ、あなたもバカ、ジーニストさんも俺的にはバカの類です」 「あの頃のトップ3全員バカか。日本が地図から消えなくてよかったな」  そばを食べて店を出ると潮の匂いが鼻を掠めた。「海が近いですね?」「海といっても漁港だ。少し歩いた先にある」漁港まで歩くことにした。砂利道を進んでいると背後から車がやってきたので、俺は道路側を歩いていた炎司さんの反対側へ移動した。  潮の香りが一層強くなって小さな漁港が現れた。護岸には数隻の船が揺れるのみで無人だった。フードや帽子で顔を隠さなくて済むのは楽でいい。俺が護岸に登って腰掛けると彼も隣にやってきてコンクリートにあぐらをかいた。 「なんで連れてきてくれたんですか。そば食いたかったからってわけじゃないでしょ」  海水の表面がかすかに波立って揺れている。潮騒を聞きながら、俺の心も騒がしくなっていた。こんな風に人と海を眺めるのは初めてだったのだ。 「俺を家に連れてきたのも、なんでまた」 「……お前が何かしらの岐路に立たされているように見えたからだ」 「俺の剛翼がなくなったから気ィ使ってくれました?」  甘い潮風にシャツの裾が膨らむ。もう有翼個性用の服を探す必要も服に鋏を入れる必要も無くなった俺の背中。会う人会う人、俺の目より斜め45度上あたりを見てぐしゃりと顔を歪める。あの家で怠惰な日々を過ごす中で、それがじわじわ自分を削っていたことに気づいた。  剛翼なる俺の身体の延長線。俺の宇宙には剛翼分の空白がぽっかり空いていて、けれどその空白にどんな色がついているかは未だわからない。知れぬまま外からそれは悲しい寂しい哀れとラベリングされるものだから、時々もうそれでいいわと思ってしまう。借り物の悲しさでしかないというのに。 「俺より先に仲間が悲しんでくれて。ツクヨミなんか自分のせいだって泣くんですよかわいいでしょ。みんながみんな悲壮な顔してくれるもんだから、正直自分ではまだわかんなくて。感情が戻ってこない。明日悲しくなるかもしれないし、一生このままかも。  あなたも、俺がかわいそうだと思います?」 「いいや」  なんのためらいもなかった。 「ないんかい」 「そんなことを思う暇があったら一本でも多く電話をして瓦礫の受け入れ先を探す。福岡と違ってこの辺はまだ残っ��るんだ。それから今日のそばはおれが食いたかっただけだ」 「つめたい!」 「というかお前そんなこと考えとったのか。そして随分甘やかされとるな、以前のお前ならAFOと戦って死ななかっただけ褒めてほしいとか、ヒーローが暇を持て余す世の中と引き換えなら安いもんだと、そう言うだろう。随分腑抜けたな。周囲が優しいなんて今のうちだけだ、世の中甘くないぞ、きちんと将来のことを考えろ」 「ここで説教かます⁉︎ さっきまでの優しい空気は!」 「そんなもの俺に期待するな」  潮風で乱れる前髪をそのままにして、うっとり海に目を細めながらポエムった10秒前の自分を絞め殺したい。  彼は笑っているのか怒っているのか、それともただ眩しいだけなのかよく分からない複雑な顔をする。なお現在の俺は真剣に入水を検討している。 「ただ、自分だけではどうしようもないときはあるのは俺にもわかる。そんな時に手を……  手を添えてくれる誰かがいるだけで前に進める時がある。お前が俺に教えてくれたことだ」 「ちょ〜〜勝手。あなたに助けてもらわなくても、俺にはもっと頼りたい人がいるかもしれないじゃないですか」 「そんな者がいるならもうとっくにうちを出ていってるだろう。ド他人だが、俺も孤独や後悔をほんの少しは知っている」  波音が高くなり、背後で低木の群れが強い海風に葉擦れの音を響かせた。  勝手だ、勝手すぎる。家に連れてきてニートさせてあまつさえ同衾まで許しといて、いいとこで落として最後はそんなことを言うのか。俺が牛乳嫌いなのいつまでたっても覚えんくせにそんな言葉は一語一句覚えているなんて悪魔かよ。  俺にも考えがある、寝落ちたあんたを運んだ部屋で見た、読みかけのハードカバーに挟まれた赤い羽根。懐かしい俺のゴミ。そんなものを後生大事にとっとくなんてセンチメンタルにもほどがある。エンデヴァーがずいぶん可愛いことするじゃないですか。あんた結構俺のこと好きですよね気づかれてないとでも思ってんすか。そう言ってやりたいが、さっき勝手に演目を始めて爆死したことで俺の繊細な心は瀕死である。ささいなことで誘爆して焼け野原になる。そんなときにこんな危ういこと言える勇気、ちょっとない。 「……さっきのそば、炎司さんの奢りなら天ぷらつけとけばよかったっす」 「その減らず口がきけなくなったら多少は憐れんでやる」  骨髄に徹した恨みを込めて肩パンをした。土嚢みたいな体は少しも揺らがなかった。  
 車に向かって、ふたりで歩き出す。影は昨日より濃く短い。彼が歩くたびに揺れる右袖の影が時々、剛翼の分だけ小さくなった俺の影に混じりまた離れていく。 「ん」  炎司さんが手でひさしを作り空を見上げ、声をあげる。その視線を追うと太陽の周りに虹がかかっていた。日傘。 「吉兆だ」
4.  何もなくとも俺の日々は続く。南中角度は高くなる一方だし天気予報も真夏日予報を告げ始める。  SNSをほとんど見なくなった。ひとりの時はテレビもつけず漫画も読まず、映画だけを時々観た。炎司さんと夜に食卓を囲む日が増えた。今日の出来事を話せと騒ぎ聞けば聞いたで質問攻めをする俺に、今思えば彼は根気よく付き合ってくれたように思う。  
 気温もほどよい夕方。庭に七輪を置き、組んだ木炭に着火剤を絞り出して火をつける。静かに熱を増していく炭を眺めながら、熾火になるまで雑誌を縛ったり遊び道具を整理した。これは明日の資源ごみ、これは保留、これは2、3日中にメルカリで売れんかな。今や俺の私物は衣類にゲーム、唐突にハマった釣り道具はては原付に及んでいた。牡丹に唐獅子、猿に絵馬、ニートに郊外庭付き一戸建てだ。福岡では10日で暇を持て余したというのに今じゃ芋ジャージ着て庭で七輪BBQを満喫している。  炭がほの赤く輝き出すころに引き戸の音が聞こえ、俺は網に枝豆をのせた。 「今日は早いですね〜〜おかえりなさい」 「お前、無職が板につきすぎじゃないか?」 「まだビール開けてないんで大目に見てください」  家に上がった彼はジャージ姿でビールを携えて帰ってきた。右の太ももには「3-B 轟」の文字。夏雄くんの高校ジャージだ、炎司さんは洗濯物を溜めた時や庭仕事の時なんかにこれを着る。そのパツパツオモシロ絵面がツボに入り「最先端すぎる」と笑ったら「お前も着たいのか?」とショートくんと夏雄くんの中学ジャージを渡され、以来俺はこの衣類に堕落している。遊びにきたジーニストさんが芋ジャージで迎えた俺たちを見てくずおれていた。翌々日ストレッチデニムのセットアップが届いた(死ぬほど着心地がよかった)。  焼き色のついた枝豆を噛み潰す。甘やかな青さが口の中に広がっていく。 「福岡帰りますわ、ぼちぼち」  彼の手からぽとりとイカの干物が落っこちた。砂利の上に不時着したそれにビールをかけて砂を流し、網の上に戻してやる。ついでにねぎまを並べていく。 「……暇にも飽きたか」 「いや全然、あと1年はニートできます余裕で」  ぬるい風と草いきれが首筋をくすぐり、生垣の向こうを犬の声が通り過ぎていく。いつも通りのなんでもない夕方だ。そんななんでもなさの中、現役の頃は晩酌なんてしなかっただろう炎司さんが俺とビールを開けている。俺らはずいぶん遠くまで来た。 「福岡県警のトップが今年変わったんですけど、首脳部も一新されて方針も変わったらしくて、ヒーローとの連携が上手くいってないらしいんすよね。警察にもヒーローにも顔がきいて暇な奴がいると便利っぽいんで、ちょっと働いてくるっす。そんで、俺のオモチャなんですけど」整理した道具たちに目をやる。「手間かけて悪いんですが処分してくれませんか?」 「……どれも、まだ使えるだろう」 「はあ。リサイクルショップに集荷予約入れていいです?」 「そうじゃない。処分する必要はないと言ってるんだ」  的外れと知っていてなお、真っ当なことを言おうとする融通のきかなさ。その真顔を見て俺この人のこと好きだな、と思う。子どものまま老成したような始末の悪さまで。 「それは荷物置きっぱにしてていいからまたいつでも来いよってことでしょーーか」 「……好きにしろ」  唸るような声はかすかに怒気をはらんでいる。さっきまで進んでたビールは全然減ってないしイカはそろそろ炭になるけどいいんだろうか。ビール缶の汗が彼の指をつたい、玉砂利の上にいびつな模様をつくっていく。 「じゃあお言葉に甘えて。それとツクヨミが独立するってんで、事務所の立ち上げ手伝ってほしいって言われてるんすよ、なんでちょくちょくこっちに滞在するので引き続きよろしくお願いします具体的には来月また来ます♡」 「それを先に言え‼︎」  今度こそ本物の怒りが俺の頬を焦がした。具体的には炎司さんの首から上が燃え上がった。七輪みたいに慎ましくない、エンデヴァーのヘルフレイム。詫びながら彼の目元の皺を数えた。青い瞳にはいつも通りに疲労や苛立ち、自己嫌悪が薄い膜を張っている。今日も現場に呼ばれたんかな。ヒーロースーツを着なくなっても、誰かのために走り回る姿は俺の知ったエンデヴァーだった。腕がなくなろうが個性を使わなかろうが、エンデヴァーを許さぬ市民に罵倒されようが。だから俺も個性なくてもできることをやってみっかな、と思えたのだ。ここを離れ衆目に晒されることに、不安がないわけではないけれど。  疲れたらここに帰ってまたあの部屋で布団かぶって寝ればいい。家全体から、やんわり同意の気配が響くのを感じる。同意が言いすぎだとしたら俺を許容する何か。俺のねぐら、呼吸する恐竜の懐の。 「その……なんだ、頑張れ」 「アザーース」  帰属していた場所だとか、背にあった剛翼だとか。そんなものがごっそりなくなった体は薄弱で心もとない。だから何だ、と思う。俺はまだ変わる。  空があわあわと頼りない色合いで暮れていく。隣にしゃがんだ炎司さんの手が俺の背に添えられた。翼の付根があったあたりにじわりと熱が広がり、そのまま軽く背を押されて心臓が跳ねる。 「来月はそば打ちでもしましょうね」  短い肯定が手のひらの振動から伝わる。新たな命を吹き込まれる俺の隣で、炭がぱちりと爆ぜた。
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katsuyukihama · 2 years ago
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 軍事衛星は脳波を利用して監視している。特許あり。
 MRI技術(生体信号を電磁波で取る)によって回収できる脳波から思考の解読ができたり目の映像が再現できるのは何度も報道されている。
 MRIについては思考の解読記事が多く確認できる(思考 MRI などで検索していただければ分かる)。2022年10月27日の翻訳記事などでは16時間のAI学習によって人間の思考がかなり正確に解読できたというものもある。
 現在、医療で用いられる技術に生体信号計測があるが、これらはマイクロ波レーダー(軍事レーダー)技術の応用とされている。(マイクロ波は電磁波の一種) ところで軍事技術として合成開口レーダーというマイクロ波レーダーがあり、これは生体信号のおかげで室内に人がいても監視できるのでこのレーダーで世界は監視されている。(軍事衛星から)(格納機内の航空機なども見える。成田悠輔の著書22世紀の民主主義でも米軍は世界の戦車航空機全てリアルタイムで監視していると。人間も生体信号があるので全員監視は容易だ。)
 この応用技術として米軍特許3951134号が出ており、脳波の解読に米軍は50年以上前成功している。中国も実用化しており、国民の思考は監視下にあると中国の警察が2019年に漏らしてしまった。(24時間、人の声が聞こえる 中国当局によるエレクトロニックハラスメントの恐怖 エキサイトニュース 2020年9月11日)
 世界は、脳波により、目の映像や、思考などが軍事衛星からのマイクロ波レーダーで監視下にある。東京大学卒イノイリ大学院卒の小池誠弁理士もこの事実を告発している。 これらの応用技術として、マイクロ波で生体信号に介入できる。CIA、MI5からはこれらの内部告発が出ている(エレクトロニックハラスメントのウィキペディア内参照)。中国の人民解放軍も脳波をジャックして人ごと操るという目標を掲げている。池上彰などもテレビでこれらを紹介し中国は欧米の後追いの研究をしているのだとした(防衛省の機関 防衛研究所資料 NIDSコメンタリー177号 4ページ目など参照)。この点、どうやって個人をピンポイントで狙えるかという疑問もあろうがスター・ウォーズ計画と称して音速で飛翔するミサイルを捕捉追尾しレーダーで撃ち落とす試みをしていたのは40年も前の話である。地表の個人はもっと容易い。
 マイクロ波は閾値を超えると音声になる(マイクロ波聴覚効果として知られ1960年代に幻聴の特許が出ている)。これらの技術は幻聴、幻覚兵器として応用されている。内部告発者たちは、精神病院をゴールにした暗殺を資本主義社会は繰り広げているとしている。
 この世界は、人工衛星とマイクロ波レーダー技術による、監視と暗殺のシステムが確立している 軍事技術は民間技術の数十年先を行くとされる。ミサイルはマッハ20などで飛び宇宙に無数の衛星が飛ぶ。携帯電話は1940年代の軍事技術。インターネットは1960年代アメリカ国防省軍事用ネットワークが起源だ。pcもアラン・チューリングが戦前にナチスの暗号解読に作ったものが前身である。我々は軍事技術で脳波を回収されて一生を送る。中国もアメリカも回収した信号を破棄しない。 テロ対策を口実に反体制派を狩る監視システムとして親米政権にばら撒かれたエックスキースコア(スノーデンが内部告発)の上のシステムに脳波の監視システム暗殺システムが存在する。人は信じたくないものは信じない。しかし、技術も、漏れ出たニュースもある。それでは、納得できるように、この技術が用いられ隠される思想的背景について論じよう。
 MIT教授チョムスキーは1970年代から支配者層の敵は自国民であって外敵などではないと主張。1991年にイタリア大統領がグラディオ作戦という名称で自国で共産主義者のふりをしてテロなどすれば支持率が上がるとしてCIAとNATOがテロを自演してきたと告発し辞任。代表は1980年のボローニャ駅爆破テロで85人の死者を出した。日本でも菅生事件など公安警察が自演でダイナマイトテロを起こし共産党員を冤罪で逮捕した。世界中に偽旗作戦と呼ばれる自演テロが歴史上存在する。バレてしまったものだけが歴史に刻まれてる。
 未来の予言書とまで評された1949年出版のジョージオーウェル1984には、現代の戦争は外敵と戦うのではなく自国民が敵になり支配者が支配構造維持のために自国民の感情をコントロールするものになると。(落選する事が一番怖い人には当然の事だろう。選挙権を与えた日から自国民が支配者層の敵だ)
 現代社会は学校で思考体系をコントロールされ、メディアを通じ情報をコントロールされて成立している。オペレーションモッキンバードという英語版ウィキペディアでCIAの記者買収作戦が。官房機密費問題で日本の記者とコメンテーター買収が確認できる。
 学校については米国では保護者が子供が国に都合のいい人間になるように洗脳されていると社会運動が(自民党の杉田水脈が教育機関は洗脳機関。麻生太郎が学校はライン工を作る為に作ったと発言し2022年11月2人で炎上している。20世紀最高の哲学者の一人とされるフーコーも学校は自発的服従する人間の製造機関と)。英国では記者が買収される世界の情報など信じられないとメディア信頼度は10%台だ。欧米ではメディアも政府も信頼度が低い(オーウェルはソ連批判の書、動物農場の序文でメディアが支配者層に牛耳られている英国もソ連と大差はないと書いていたが検閲で削除されていた。30年後に発見され一部の本には載っている)。
 世界中の諜報機関はペガサスというスパイウェアなどで、野党、買収に応じない記者、活動家を見張っている。これらは昔から存在し、アメリカはコインテルプロという名称で自国民の反体制派の監視と暗殺を行ってきた。 テロを自演してでも支持率に繋げたかった政府がテロ対策で監視システムを作るのだろうか。麻生太郎は北朝鮮のお陰(軍事挑発)で選挙に勝てたと発言して炎上し、ただの本音で失言とは言わないと池上彰に一蹴された。
 現在の日本にも脳波の監視と暗殺のシステムが存在する。エックスキースコア同様にこれらのシステムも渡されている。親米政権の存続維持のために。反米政権はそれがどんな体制だろうが大国の援護がない場合は全て言いがかりで滅ぼされている(チョムスキーなどもこの反米政権の末路を指摘してい���)。反米政権には軍隊を、親米政権には体制維持の監視と暗殺を。
 エックスキースコアとは通話、検索履歴、チャット、メール、ワード文書など大企業全てに情報提供させ、全てを一元管理、保存した監視網である。 安倍総理と暴力団関連報道(祖父の岸信介はアイク歓迎実行委員会と称して暴力団員に左翼を襲撃させていた)などでもわかるように、こういった組織相手には使わない謎の監視網。マル暴の警官は本気で暴力団と戦っているだろうが。。。世界ではマフィアと政治家は仲良しである。世界中で監視されるのは、何者か。暗殺兵器の内部告発者たちは何を殺すと言っているのだろう。反体制派を狩るコインテルプロが答えだろう。全体像が見えない場合、本気で戦っている下部組織があれば目眩ましになる。
 何度も繰り返すが、この世界は脳波すら支配下にして暗殺と監視がある。中国では既に報道が。何でも危険なら禁止条約を結んだこの世界で脳波関連だけが黙殺されている。答えは世界中の悪用だろう。プーチンもブッシュファミリーも北の将軍も安倍一族も、自国民の動向一つで無職のおじさんだ。外国より自国民を監視したい。
 エックスキースコアの方は近年使われた疑いが濃厚なニュースがある。モリカケ問題で内部告発した官僚前川喜平は、告発記事が文春に掲載される直前に読売新聞に出会い系バーに通った過去があると報道された。弁護士など有識者は読売の情報源はどこだと読売を徹底批判した。ところで読売新聞はCIAのエージェント正力が創業したメディアとして有名であり、正力はCIAから多額の資金を受け取っていた。チョムスキーは国は暗殺する機関だがいろんなケースがあると。例えば、マサチューセッツ工科大学教授の僕が本当のこと話して殺したら逆効果でしょと。前川喜平は下半身を記事にして消された。
 テロ対策を口実に作った監視網で内調は与党のライバル政治家のゴシップやアラ探しをしていたと小谷賢氏が語っている。
投稿者 濱崎克幸 浜崎克幸
禁止条約を作る社会運動をしたいです
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池上彰は記憶から思考を取り出すステージだとそして中国は世界の真似だろうと。早急な法規制 禁止条約が必要であるPDFは防衛省機関
特開2007-195779
 サイトは特許庁一例 東芝 脳波から映像思考の解読企業から多数出願 軍事レベルのAIならもっと上だ
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mxargent · 1 year ago
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
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“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 ��� 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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kanasando-movie · 13 days ago
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映画の舞台・沖縄で「プレミア試写会」開催!松田るか、堀内敬子、浅野忠信、 沖縄キャストら豪華俳優陣が勢揃い!【プレミアイベントレポート】
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映画『かなさんどー』の日本初上映となるプレミア試写会が、12月2日(月)に映画の舞台でもある沖縄で開催され、主演の松田るか、堀内敬子、浅野忠信、 K ジャージ、松田しょう(初恋クロマニヨン)、新本奨(初恋クロマニヨン)、比嘉憲吾(初恋クロマニヨン)、照屋年之監督が揃って登壇!MCを、同じく出演キャストの真栄平仁が務めました。
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本作の上映劇場である那覇市内の映画館「シネマQ」で開催された「プレミア試写会」。出演者が登壇すると、照屋監督が立ち位置を間違え開始早々に会場が笑いに包まれながらスタート。出演者のそれぞれが一言挨拶していく中で、浅野忠信演じる悟の会社の従業員・東江剛役の初恋クロマニヨンの松田しょうは「今日は、Kジャージさんと同じ舞台に立てて緊張しています」という一言に思わず「誰が知っているの」という地元ならではのツッコミを入れるKジャージ。
同じく初恋クロマニヨンの新本は同じ回答をし、続くように初恋クロマニヨンの比嘉も同じ回答かと思いきや「作品中のお弁当美味しかったです」と挨拶し、「言わんのかい」と盛大にツッコミを入れ、会場は笑いの渦に。最後に照屋監督は、『洗骨』以来6年ぶりにようやく作品を届けられる嬉しさとともに「監督を務めましたKジャージです」とすかさずボケを入れ、開始早々笑いが止まらない挨拶となった。
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この日、日本初上映となることから監督は、「僕自身がやっぱりこのお笑いの世界に約30年ぐらい足を突っ込んでるような人間なので、 笑える作品にしたいっていうこともあるんですが、その分やっぱり最後は、ジーンとなんかあったかいもの���お土産として持って帰ってもらいたいなっていうのを意識して、ずっと映画を15年以上撮り続けてきました。今回のこの『かなさんどー』っていう映画も、それぞれの仲の良い親子も、親との確執がある人もいるかもしれません。そういう中で、自分の親がもう余命がいくばくかしかないっていう時に、憎んだままあの世に送ってあげるものなのか、それともその残された少ない時間だけでも幸せに、見届けてあげるのか、そういう部分の葛藤の部分をですね、主演の松田るかちゃんが演じてくれた美花という役に、感情移入して、皆さんも笑いながら、何かちょっとほっこり、ジーンと帰っていただく90分になれたらいいなと思っております。」と感慨にふける。
そして本作は、6年ぶりの新作ということで「『洗骨』を上映した時に、本当に沖縄県民の方に愛されて、1年沖縄で上映されていました。それだけ見てくれる人が多かった中で、いろんな方から手紙もいただいたんですが、特にお年寄りから直筆の手紙をいっぱいいただいて、“何十年ぶりに夫と映画館に来ました”とか、“私も昔は親を洗骨で送った。”“本当にこういう映画を作ってくれてありがとう”という感謝をたくさんいただきまして。父親も観に来たのですが親父もやっぱ観終わった後にジーンと来て。帰り兄が運転する車の中で、助手席の親父が亡くなったら洗骨してほしいなってぽろって言ったんです。そしたら、運転してる兄がめんどくさいから燃やす。と答えたんです笑」とユーモア溢れるエピソードを披露。
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続いて各役を演じる上で気をつけたことそして、撮影時のエピソードの話となり松田るかは、母のSOSの電話を取らなかった父を許せずにいるも、父の余命がわずかで7年ぶりに実家に帰ってくるという美花を演じるにあたって「私がこの映画の中ですごい怒って怒鳴るシーンがあるんですけど、すごい監督が褒めてくださって。怒ってても褒められるんだなっていう初めての気づきでしたね。」と自身の怒りの演技に自信を持ったと語る。
さらに「父の悟を許せないけれど話が進んでいき、許すって全部受け止めてオッケー、もう全部許しますだけじゃなくてもいいんだなっていうのを、すごいこの映画で感じました。“まだまだ怒っていながらも受け入れる”、これも許しだと思うし、“もう全部許したよ。”これも許しだと思うし、いろんな形の赦しを見せてくれるなっていう風に、私が映画を観た時にすごい感じました。」と本作を鑑賞した感想をしみじみ語った。
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そんな松田るかを照屋監督は、「怒るシーンも上手なんですが、金持ちの年寄りを誘惑するのも上手いんですよ。実際についていくなという演技で、本当にやっていたのかと疑うんですよ」とジョークを交えると、松田るかは「作品に対する愛みたいな熱い想いがすごく、特に撮影期間は、そんなにたっぷり時間はなかったんですけど、それでも ギュッと詰めて濃厚にやろうっていうその想いが、役者としてすごい嬉しかったです」と称賛。
続いて自身が病気のなか、中小企業経営しながらも毎晩飲み歩く悟を明るく献身的に支える母町子役の堀内へ演技について質問をすると「ゴリさんのお母様をイメージしたってゴリさんもおっしゃっていたので、すごくちょっとプレッシャーもありました。そしてまずは、沖縄の方言を話さなきゃいけない、そして 沖縄の歌を歌わなきゃいけないっていうところで、本当に結構ハードルが高かった。」と大変だったエピソードを語る。「でも近くに、るかちゃんがいてくれて。」と松田るかの存在に支えられたとのこと。
印象的なエピソードとして「途中で私、るかちゃんとやり取りするところで涙が出るシーンがありまして、そこがリハーサルではかなりいい感じに涙が出てたんですけど、実際本番になったら出なくなりまして...。自分の時間を結構いただいたのですが、そんな時にも監督は“大丈夫”みたいな感じで、1回気持ちを作り直すことができました。」と堀内も監督を絶賛した。
よくプライベートでも沖縄に訪れるという浅野は「嬉しいです。本当に大好きですから。仕事とはいえ、このようにまた沖縄に来れたのが嬉しいですし、それがもたらす素晴らしい映画を皆さんに観てもらえるっていうのがとても嬉しいですね。」と大好きな沖縄と本作について深く語った。
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映画では、女性にモテ、妻の死を受け入れられずに自分を責め続ける役、まさに本作の大きなテーマである“人生に後悔の念を抱く”父・悟役については、「方言は難しかったです。ただ、本当に松田さんがいつもそばにいてくれたので、あとKジャージさんや皆さんにも色々聞いたりしました。」とKジャージの名前があがると「出てきました!」と嬉しそうにするKジャージに真栄平が一括。国内外名だたる監督と一緒に作品をやってきた浅野だが「本当に頼りになりますね。まるでお兄さんのような。」と照屋監督を実施し高く評価。
そんな浅野だが撮影中に照屋監督から怒られたことがあるとのこと。それは、沖縄での撮影中に「病人の役で、余命いくばくの患者が健康的な肌しちゃいけないのに、海に行っていて(笑)」と術懐し、さらに入院着で近くのスーパーに行っていたエピソードも合わせて紹介し、会場は大笑い。
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悟の会社で働く知念家のおせっかい���橋川誠役のKジャージは、「最初監督とお会いした時も、 台本の読み合わせしたいっていう。時に監督から“この映画はKジャージさんにかかってるんで”って言われたんです。自分は芸人なんでジョークだと思い大笑いしたんですが、全然笑わないんです...。そしてこのキャスト。」とプレッシャーを感じていたことを告白。だが撮影終了時の打ち上げでは、浅野を“のぶ”と親しく呼ぶ間柄になっていたと同い年の浅野と打ち解けた撮影裏のエピソードも明かされた。
悟の会社の従業員として和気藹々と知念家と過ごす従業員役の3人のうちの1人、初恋クロマニヨン松田しょうは、「こういう映画に出演していることが、もうすごく鼻が高く役柄としてもこの温かさの一端を担えるのであればすごく嬉しいな」と出演について嬉しさを語った。そして「印象に残っている撮影裏のシーンは...。」と話すとKジャージのネタを披露し、「これ俺のネタ」とツッコミ、Kジャージのネタが好きな堀内は満面の笑み。そんなKジャージについて、堀内は、クランクアップした後「この映画を通して一番演技に嫉妬したのがKジャージさん」だと語ったとそう。「多分レーシックした方がいい。」と照屋監督は突っ込むも「芸人さんでもあって、演技をされるって、面白いところをわざと面白くするんじゃなくて、演技の中でこう面白くできるっていう、なんかKジャージさんが出てくると、なんか、ちょっと面白くて、むかつくって。」と大評価。
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初恋クロマニヨン新本は、1番感動したシーンについて、撮影中みんなで、わいわいやってるシーンがあり、移動する際にシーンとなるとのこと。そんな静けさの中Kジャージは、立ち上がる瞬間に「多分皆さんも気づいてないと思うんですけど、“ぷっ”ておならをして、間髪入れず謝った時感動しました。」と場を和ませる役でもあったと振り返る。
初恋クロマニヨン比嘉は、浅野が撮影中に購入した沖縄の地元のスーパーのTシャツについて「snsの方でそれが沖縄県にめちゃくちゃバズってまして。浅野さんが着てくれていると自分のことのように喜んだ県民の皆さま拍手〜!」と放つと劇場全体が拍手に包まれた。
そしてここで、キャスト&スタッフより照屋監督にサプライズがあるということで、本作の製作総指揮を務めた福田淳が急遽登場。登壇した福田は、「私はコロナの時に沖縄の南条に移り住みまして、その時に『洗骨』を見たんですよ。それで『わぁ』となって、照屋監督と面識なかったんですけど直情的に連絡先を聞いて連絡したんですよね。映画撮りましょうと」と本作の製作の発端を明かすが、そんな福田に対して照屋監督は「でもビジュがああじゃないですか(笑)。素晴らしい経歴を持たれているんですけど・・」と最初は簡単に信じられなかったと告白。しかし福田は「この作品のことをインタビューで聞かれた時に、『照屋監督はどういう監督ですか?』とたくさん聞かれて、『もう間違いなく日本のフェリーニだ』と。今日おそらくここでご覧になって出られる方は大泣きですよ。毎年撮りたいなという感じ」と大絶賛。すると照屋監督は「マスコミさん、撮りましたね?(笑)」と喜びの笑顔を見せていた。
さらに本日が“日本最速のプレミア上映”ということで、改めて主演の松田から照屋監督へお祝いの言葉と、キャスト陣から本作の象徴にもなっているテッポウユリの花束をサプライズで監督へプレゼント!そして松田が「私たちから、これだけはちょっと言わしてもらわないといけないなっていうのがあって。ちょっといいですか?照屋監督・・!」と掛け声をかけると、キャスト全員から「かなさんどー!!」(沖縄方言で『愛してるよ!』の意味)の言葉が贈られた。
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サプライズプレゼントに監督は、「あーなんか嬉しいです。こういうサプライズを受けると思っていなかったんで。監督ってやっぱり裏方なので…。なんかこの映画、観ていないのに今泣きそうです。(花束を見て)綺麗・・」と泣きそうな表情を見せ、「作り手の苦労を話すつもりはないんですけれども、やっぱりこの0の何も生まれていない時点から脚本を書いて、それをスタッフや演者と本を通して共有し、撮影で実際に皆さんの目で見れるように映像を残して編集で繋いで、作品まで行くのがすごく時間がかかるんですね。ですので90分の映画でも、もう関わってる人間の数、汗、涙、努力とかが本当に詰まってるので、やっぱり本当に我が子のように可愛いんですよ、作品が。 で、よく年賀状で頼んでもないけど赤ちゃんの写真載せて送ってくる人いるじゃないですか。あの気持ちがやっとわかったんです。だって 作品が可愛いから見せたいんですよ。だから年賀状に赤ちゃん載せるんだっていう。だからこれからも年賀状の赤ちゃん写真は僕は大事に読みます。ですので、皆さん、これからの我々が作った大事な赤ちゃん、是非とも楽しんで可愛がってください。よろしくお願いします。
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そしてイベントの最後には、浅野が「本当にもう観ていただいてわかると思うんですけども、こういう楽しい現場だったんですね。ですから、本当に作品の中にもその愛がすごく溢れいてますし、もう愛だけではなくて、ほんとに苦難もみんなで乗り越えていけるような作品になってると思うので、ぜひ楽しんでください」と話し、堀内も「まずここ沖縄で皆さんにまず観ていただけるっていうのを本当に嬉しく思います。家族の愛を、そして人への愛をぜひ感じていただけたらと思います」とメッセージ。
松田も「沖縄出身として、沖縄を舞台にした作品で主演をさせていただくということがすごく 光栄なことだなと思っております。さっき堀内さんと浅野さんもルカちゃんがいてくれてと言ってくれていたんですけど、私はもしろ2人がいてくださったからすぐ親子になれましたし、それを温かく包んでくれる照屋監督がいたからよりいい作品になったと思っております。これからご覧になられる方、ぜひ楽しんでください。今日はありがとうございました」と本作への思いを溢れさせる。
監督も「やっぱり映画を作る時って何かにインスパイアされて僕も脚本を書くんですが、作品を作っていて気づいたのは、やっぱり僕の両親のこともある程度入ってるんですね。 やっぱりそういう部分で『ああ、あの親が2 人いたからこの映画を撮れたのかな』って思うと、今日��の会場に僕の兄弟、兄貴たちも全員観に来ているので、自分の家族に観てもらえるのも非常に光栄ですし、 皆さんもそれぞれ親があったり子がいたりとかっていうのの中で、何か自分がこの役の気持ちに当てはまる部分があると思いますので、これ見終わった時にあったかい気持ちで『また親と会いたいな。ちょっと子供と会う時間作ろうかな』っていう風に思っていただけたら嬉しいです。本日は来ていただきありがとうございます」と投げかけ、大盛況のなかイベントは幕を閉じた。
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