#極左
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極左と極右はやばい
世界的に、極右の代名詞として「国民社会主義ドイツ労働者党」が上がるのはなんだろうね。この政党は、日本だと「国家社会主義ドイツ労働者党」とも呼ばれ「ナチス」という略称で有名ですが。 この名称は、共産党の因数分解ですよね。
でも、掲げた政策は極端な血統主義とでもすべきアーリア人優先主義、ユダヤ人排除という極右とも言えるものでした。
つまり、民族主義と共産主義が悪魔合体がナチスなわけですよ。
極左と極右の融合は悪魔。
で、Geminiさんに見解を聞いてみました。
〜以下、見解〜
ナチス:極左と極右の融合という見方について
確かに、ナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)は、その思想と政策において、一見矛盾する要素を多く持ち合わせています。民族主義と人種差別に基づく極右的な側面と、国家による経済統制や社会福祉の充実といった左派的な側面が混在しているため、**「極左と極右の融合」**という表現で捉えることも可能です。
しかし、ナチスを単純に「極左と極右の融合」と捉えるだけでは、その本質を理解するには不十分です。ナチスの思想は、全体主義という独自の枠組みで理解する必要があります。
全体主義とは、国家が絶対的な権力を持ち、個人の自由や権利を制限し、社会のあらゆる側面を統制しようとする思想です。ナチスは、民族主義と人種差別に基づいて、アーリア人こそが優位な民族であるという考え方を広め、ユダヤ人やロマなどの少数民族を迫害しました。また、国家による経済統制や社会福祉の充実を掲げ、労働者階級の支持を得ましたが、その目的は労働者の権利向上ではなく、ナチス自身の権力強化と支配体制の維持でした。
このように、ナチスは民族主義と人種差別に基づく全体主義国家であり、極左と極右の単純な融合という枠組みで捉えることはできません。
ナチスの思想と政策の特徴
民族主義と人種差別: アーリア人こそが優位な民族であるという考えに基づき、ユダヤ人やロマなどの少数民族を迫害した。
全体主義: 国家が絶対的な権力を持ち、個人の自由や権利を制限し、社会のあらゆる側面を統制しようとした。
反共産主義: 共産主義を国家の敵とみなしていた。
軍国主義: 強力な軍隊を築き上げ、周辺諸国を侵略した。
ナチスを「極左と極右の融合」と見ることの限界
ナチスの本質である全体主義という枠組みを無視してしまう。
ナチスの残虐行為や人種差別思想を正当化してしまう可能性がある。
ナチスの歴史を単純化してしまう。
ナチスを正しく理解するために
ナチスの思想と政策を全体主義という枠組みで分析する。
ナチスの残虐行為や人種差別思想を批判的に捉える。
ナチスの歴史を多角的に理解し、単純化を避ける。
ナチスは、20世紀最悪の悲劇の一つであるホロコーストを引き起こした責任を負う政党です。その思想と政策を正しく理解し、二度とこのような悲劇が起こらないようにすることが重要です。
〜以上、見解〜
なんか左翼に優しい気がしますね、Geminiさん。
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にじみすでリクエスト頂いたお兄ちゃん
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Q.自民党の汚職は数え切れませんが、なぜ野党はこれほどにクリーンな政治が実現できたのでしょうか?
ええ~政権についてもいないのに選挙が必要ないマスコミや出版社に信者を送り込んで使ってやりたい放題してるのが特定野党じゃないですか、くそつまらん直木賞作家や芥川賞作家連中見たらみんな極左だしイデオロギーで選んでいるとしか思えないんですが、日曜朝の偏向番組で国民を教育しようとしてますよね、その結果Corabo問題みたいなのがこの世に生まれてLGBT法案やAV法案みたいな悪法を上手く作らせて福祉に繋ぐとか言って自分たちの手下を増やそうと画策してますよね。
A.選挙に勝ってもいないのにこんなに���敗しているのは日本の野党くらいしか知らないです。
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Xユーザーの超神ネイガーさん:「Q.「へばな」とか「まんつ」って何ですか? A.「然(さ)すれば御免」「左様ならば失礼仕る」「先ずは是にて」などといった別れのアイサツの言葉が極端に短縮されたり訛ったりしたもの。 いまで言うところの「じゃあね👋」などと同じ意味だ。へばまんつ。 #別れのアイサツの系譜」
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超左嫌人極右さんはTwitterを使っています: 「LGBT問題、これに尽きる 反発者の多くは性癖の押し付けに疲弊してるんですよ、特にオタクコンテンツ系は際立って酷い https://t.co/i32GCiOels」 / Twitter
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マニマルコとヴァヌス / Mannimarco and Vanus
ものすごく昔に描いたやつを発掘したので供養しておきます
私は『ヴァヌス単体推し』ですが、Vannimarcoも大好きです。どっちかというとマニ×ヴァだけど、なんかもう二人なら左右はどっちでもいいです。どんな設定も美味しくいただきます。Vannimarcoを書いたり描いてくださる神々の皆さん本当にありがとう。極東の島国にすむヴァヌス・ガレリオン推しのオタクより。
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これまでも左翼達は自分たちの勝手な基準をその都度作ってその勝手な基準でもって自分たちが攻撃しようと考えた相手の発言や作品などを強引にポリコレ棍棒で叩くことで攻撃してきました。 連中の基準はあくまでも自分たちの主観と都合でしかないので自分たちや仲間が同じような発言や作品発表を行っても批判しないどころか褒めたりする始末です。 今回、まさに日本の反日左翼がなぜダメなのか、なぜ普通の人たちに相手にされなくなっているのか、なぜフェミ活動家や過激派どもが嫌われているのか、それをとてもわかりやすく示した事例だと思います。 基準はあくまでも自分たちが都合と主観で決めるものであってそこに客観的な基準などないのです。 相手が反論しにくいように屁理屈を付けてポリコレ棍棒に仕立てて一方的に相手を攻撃したいという極めて不純なものでしかありません。
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Kenji Muto's Twitter Posts: Part 1
Before and while Tristamp was airing, Kenji Muto made some amazing Twitter posts giving us lore and production tidbits along the way. And while I don't speak Japanese (so I'm going to have to use Google Translate for this, so take everything you read here with a grain of salt because it may be skewed by mistranslation), there was some fantastic art and really cool concepts shared, and I want to archive anything Trigun-related. If I miss anything, let me know!) It starts a little slow with stuff we already know, but there are some interesting tidbits! If anyone who knows Japanese wants to correct anything, please feel free! Now, without further ado...
Part 1 [here]
Part 2
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12:23 AM · Jul 4, 2022
Twitter始めました。 TRIGUN STAMPEDE監督の武藤です。
I started Twitter. This is Muto, director of TRIGUN STAMPEDE.
1:41 AM · Jul 7, 2022
シリーズ長編初監督です。田島光二さんによる美しいコンセプトアートとキャラクター原案をベースに、壮大な世界観を作っています。順次、新しい情報が解禁されるはず。お楽しみに。 #TRIGUN
This is my first time directing a feature-length series. We have created a magnificent worldview based on the beautiful concept art and character designs by Koji Tajima. New information should be released one after another. looking forward to. #TRIGUN
7:27 AM · Aug 3, 2022
公式HPにある花守さんの「依存と執着」という表現は的確だと思った。最も行動原理を組み立てるのに時間のかかったキャラクター、少年ナイ。服に浮かぶ不思議な模様も田島光二氏によるデザイン。果たして、どんな意味が込められているのか。 写真は、追加で届いたロサンゼルス土産。 #TRIGUN
I thought that Mr. Hanamori's expression of ``dependence and attachment'' on the official website was accurate. Shonen Nai is the character that took the most time to formulate his behavioral principles. The mysterious patterns that appear on the clothes are also designed by Koji Tajima. What kind of meaning does it really contain? The photo shows an additional souvenir from Los Angeles. #TRIGUN
12:15 AM · Aug 23, 2022
公式のコンセプトアート公開、なぜか少年時代編が多いなぁ。原作漫画で、ナイが奏でている、オルガンのような、ピアノのような楽器。どうゆう感情で弾いているのか、誰を想って弾いているのか。 そういえばあのコンセプトアートはいつ公開なのだろう。 いつ解禁になるのだろう。 #TRIGUN
For some reason, most of the official concept art released is from the boyhood version. In the original manga, Nai plays an organ-like or piano-like instrument. How do you feel when you play, and who do you have in mind when you play? Come to think of it, when will that concept art be released? When will it be lifted? #TRIGUN
3:42 AM · Aug 31, 2022
出社したら壁にTRIGUN STAMPEDEのポスターが貼られていた。ちなみにお隣のポスターは、初演出デビュー時代からお世話になっている松見真一監督のTVアニメBEASTARS。 第二弾ポスターも鋭意製作中。 #TRIGUN
When I arrived at work, there was a TRIGUN STAMPEDE poster on the wall. By the way, the poster next to me is of the TV anime BEASTARS, directed by Shinichi Matsumi, which I have been supporting since its debut. The second poster is also in the works. #TRIGUN
5:43 AM · Sep 4, 2022
演出用に作ってもらったマザーシップの立体造形。絶妙に捻れていて、左右対称でデザインされてるわけではないので、3面図起こしがとにかく難しい。 レム・セイブレムは五番艦。 大墜落を免れたのは三番艦。 日曜出社の私は現在、音響ブース。 #TRIGUN
A three-dimensional model of the mothership made for the performance. It's exquisitely twisted and not designed with left and right symmetry, so it's difficult to draw it from three sides. Rem Saverem is the fifth ship. The third ship survived the crash. I come to work on Sunday and am currently working in the sound booth. #TRIGUN
11:10 PM · Sep 13, 2022
相手に説明することで、アタマの中が整理されてゆく。 感覚を理屈に落とし込む、言語化って大切。 雑誌の対談取材、刺激になるので今後も積極的に行いたい。 でも、想定外の質問やアドリブ対応は苦手だったりする。 #TRIGUN
By explaining things to the other person, your mind will be organized. It is important to translate feelings into logic and verbalize them. I would like to continue doing interview interviews for magazines, as they are very stimulating. However, I am not good at handling unexpected questions and improvisation. #TRIGUN
12:25 AM · Oct 17, 2022
ようやくお披露目です。 セルルックのCGで作ったポスター第二弾、見た目以上に手間かかってます。まだ名前を公表できない敏腕スタッフたちが、陰ながら活���してくれました。よく見ると本編内容のヒントが隠されているので、宝探しのように楽しんでほしい。 予告編第2弾も解禁です。 #TRIGUN
It's finally unveiled. The second poster made with cell-look CG takes more time than it looks. The talented staff, whose names cannot yet be made public, have been working behind the scenes. If you look closely, there are hidden hints about the main story, so please enjoy it like a treasure hunt. The second trailer has also been released. #TRIGUN
11:01 PM · Nov 8, 2022
ダビングも鋭意進行中。 この臨場感、音響効果、ミキシング、そして素晴らしい劇伴音楽。映画館の音響環境で聴いてほしいと思っていたら、なんと先行上映会が開催決定。 勝俣さん的に言うと「グルーヴ感がたまらない!」って事なんだと思う。音の力、恐るべし。 #TRIGUN
Dubbing is also in progress. The sense of realism, the sound effects, the mixing, and the wonderful accompaniment music. I wanted to listen to it in the acoustic environment of a movie theater, but it was decided that an advance screening would be held. In Katsumata-san's words, I think it means "the feeling of groove is irresistible!" The power of sound is terrifying. #TRIGUN
4:35 AM · Nov 28, 2022
同じ内容を繰り返し話すことが苦手で、できるだけテーマや内容を掲載誌ごとに変えるようにしている。多角度から見つめると、作品が立体的に見えてくる。 今後も順次、裏情報満載の対談記事が発表されるはず。 ポスター第三弾も、そろそろ完成予定。 #TRIGUN
I'm not good at repeating the same content over and over again, so I try to vary the themes and content from magazine to magazine as much as possible. When viewed from multiple angles, the work appears three-dimensional. We are sure to continue to publish interview articles full of behind-the-scenes information in the future. The third poster will be completed soon. #TRIGUN
12:02 AM · Dec 5, 2022
不慣れなトークを辛抱強く聴いてくれた、優しいお客様に感謝。優しくも暖かい拍手に救われました。役者さんのように笑いを取りつつ、上手く会話を回せないものか。スタンピードチーム陣からは「場数ですよ」とアドバイスを貰う。 場数とやらを踏むためにも、ネクストステージ頑張らねば。 #TRIGUN
Thank you to the kind customers who patiently listened to the unfamiliar talk. I was saved by the gentle and warm applause. Are you unable to carry a conversation while making people laugh like an actor? The Stampede team members advised us, ``It depends on the number of places.'' We have to work hard on the next stage in order to make it to the number of places. #TRIGUN
10:54 PM · Dec 5, 2022
最近、宣伝チームの熱量に圧倒される。 現場スタッフとは違う、これまで接点のなかった役職の人々。こうゆう縁の下の力持ちがいるから作品が広まるんだなぁ。 彼らと飲みに行ったりすると、その人柄にも触れる事ができる。集団戦、集団作業、集団芸術。つくづく学びの多いプロジェクトだ。 #TRIGUN
Lately, I've been overwhelmed by the enthusiasm of the advertising team. People in positions that are different from the field staff and with whom I had no previous contact. It's because of these unsung heroes that my work spreads. When you go out for drinks with them, you can get a feel for their personalities. Group warfare, group work, group art. It's a project with a lot to learn. #TRIGUN
12:30 AM · Dec 22, 2022
新宿アドストリートなどにTRIGUN STAMPEDE看板が多数あるらしい。今後も何やら宣伝チームが面白い事を計画中らしいが、なんだろう、とても楽しみ。何気ない風景の裏にも、陰ながら頑張っている人たちがいる。そうやって作品は更に広がってゆくのだ。ブラボー。 https://youtu.be/oolZJKslJcU #TRIGUN
There seem to be many TRIGUN STAMPEDE signboards on Shinjuku Ad Street and elsewhere. It seems like the advertising team is planning some interesting things in the future, but I'm really looking forward to it. Behind the scenes, there are people working hard behind the scenes. In this way, the work will continue to expand. Bravo. https://youtu.be/oolZJKslJcU #TRIGUN
[Boo, dead Youtube link ):< If anyone knows what it was, let me know and I'll insert that info here]
3:21 AM · Dec 28, 2022
いつの間に、誰かが作ってくれたTRIGUN STAMPEDE年賀状を受け取る。カメラ目線で素朴に座るスタンピード。真摯に作品と向き合っている、そんな現場スタッフの姿勢を感じる一枚。 物語���盤のダビング(ファイナルミックス)に��われている、ラストスパートの2022。 #TRIGUN
Before I knew it, I received a TRIGUN STAMPEDE New Year's card that someone had made for me. Stampede simply sits looking at the camera. This photo shows the attitude of the on-site staff as they approach the work with sincerity. 2022 is the last spurt of dubbing (final mix) at the end of the story. #TRIGUN
6:37 AM · Jan 4, 2023
喫茶店で水出しコーヒーを眺めているとTRIGUN STAMPEDEを連想する。見た目は変化すれど、ちゃんと豆の成分と香りが活きている。内藤先生という豆を炒って、挽いて、一滴一滴丁寧に抽出する。 とびきり今風のコーヒーカップに注いで、さあ召し上がれ。 2023年もどうぞ宜しくお願いします。 #TRIGUN
When I look at cold brew coffee at a coffee shop, I think of TRIGUN STAMPEDE. Although the appearance may change, the ingredients and aroma of the beans are still present. The beans called Naito Sensei are roasted, ground, and carefully extracted drop by drop. Pour into a super modern coffee cup and enjoy. We look forward to your continued support in 2023. #TRIGUN
9:13 AM · Jan 7, 2023
本日からTRIGUN STAMPEDE放映スタートです。 第1話「NOMAN'S LAND」 いろんな思いを、ガツンと込めました。 どうぞ、よろしくお願いします! #TRIGUN
TRIGUN STAMPEDE will start airing from today. Episode 1 "NOMAN'S LAND" I put all my thoughts into it. Nice to meet you! #TRIGUN
12:37 AM · Jan 9, 2023
シリーズ脚本の第一話、第二話、 第三話は、 ホップ・ステップ・ジャンプだと思う。 まるで、週刊誌の連載ネーム。 #TRIGUN
The first, second and third episodes of the series script are I think it's hop step jump. It's like the name of a weekly magazine serial. #TRIGUN
12:49 AM · Jan 9, 2023
ただのモブからサブキャラへ異例の昇格を果たした愛すべき悪役、チャック・リー隊長。 コンテ描いてると、キャラが勝手に動き出す。 シナリオに無い台詞を話し始めたり、暴れたり。 杉田智和さんの怪演が光る。 #TRIGUN
Captain Chuck Lee is a lovable villain who has achieved an unusual promotion from just a mob to a side character. As I draw the storyboards, the characters start moving on their own. He starts speaking lines that aren't in the scenario, or gets violent. Tomokazu Sugita's mysterious performance shines. #TRIGUN
10:56 PM · Jan 10, 2023
最初期の頃、内藤先生と飲みながら、 「手触り感を大切にしたい」 「実存感を大切にしたい」 ひたすらそんな事を話していた。 惑星の空気感と生活感を見事に再現。 宝石の国の頃からのタッグ、 金子雄司の美術世界。 #TRIGUN
In the early days, while drinking with Mr. Naito, “I want to value the feel of touch.” “I want to value a sense of existence.” That's what I was talking about all the time. The atmosphere and lifestyle of the planet are beautifully reproduced. A tag team from the days of Land of the Lustrous, Yuji Kaneko's art world. #TRIGUN
7:06 AM · Jan 11, 2023
生まれも育ちも第三都市ジュライ。 親の七光りで憲兵隊士官学校に裏口入学。 金ピカの銃は両親からの入学祝い。 画面の外にも彼らの世界は広がり、本編では描かれない彼らの物語もある。 チャック・リー再登場に乞うご期待。 #TRIGUN #杉田智和
Born and raised in the third city of July. With the help of his parents, he entered the military police academy through the back door. The golden gun was a gift from his parents for entering school. Their world expands beyond the screen, and there are also stories about them that are not depicted in the main story. Look forward to Chuck Lee's reappearance. #TRIGUN #杉田智和
9:12 PM · Jan 13, 2023
親子の絆に、善も悪もないんだよね。 どストレート、どシンプルなテーマで挑む、第二話。 ポップ(?)キュート(?)な悪役たちにも注目。 本日23:00〜、よろしくお願いします! #TRIGUN #トライガン
There is no good or bad in the bond between parent and child. The second episode takes on the challenge of a straight, simple theme. Also pay attention to the pop (?) cute (?) villains. Thank you for your support today from 23:00! #TRIGUN #トライガン
9:12 PM · Jan 14, 2023
二話の絵コンテの修正していたら、 ふと声が聞こえた… 『ゴフセフ』 「え?いま喋った?」 『ゴフセフ…(頷き)』 「そうか、ゴフセフって言いたいんだね?」 『ゴフセフ。(ニッコリと)』 「ゴフセフ!(ニッコリ)」 キャラと対話しながらコンテを描いてゆく。 #TRIGUN #トライガン
When I was revising the storyboard for episode 2, Suddenly I heard a voice... "Gofsef" "Huh? Did you just talk?" “Gofsef…(nods)” “I see, you want to call me Gofsef, right?” “Gofsef. (smiling)” "Gofsef! (smiling)" Draw the storyboard while interacting with the characters. #TRIGUN #トライガン
12:51 AM · Jan 17, 2023
数年ぶりにオキシタケヒコさんに会った。 毎回、東京まで呼びつけていた事に気づく。 次は僕が大阪へ行きたい、行くべき。 大阪でもSTAMPEDEイベントやりたい。 大阪で食い倒れしたい。 #TRIGUN
I met Mr. Oxytakehiko for the first time in several years. Every time, I realized that he had called me all the way to Tokyo. Next I want to go to Osaka, I should go. I want to hold a STAMPEDE event in Osaka too. I want to eat all I can in Osaka. #TRIGUN
7:36 AM · Jan 17, 2023
無口で気弱な青年は、やがて過酷な環境に適応し、 サイボーグとしての「力」を得る。 凶悪犯の仲間入りを果たした青年の名は、ゴフセフ。 語られないバックグラウンドを想像すると、 世界は更に広がる。 #TRIGUN
The taciturn and timid young man eventually adapts to the harsh environment, Obtain "power" as a cyborg. The name of the young man who has joined the ranks of violent criminals is Gofsef. When you imagine the untold background, The world will expand further. #TRIGUN
8:47 PM · Jan 20, 2023
親子の絆? そんな常識をぶち壊す。 血は水よりも濃い、第三話��� 本日、23:00-テレビ東京他にて放送。 是非ご覧ください! #TRIGUN #トライガン
Parent-child bond? Breaking down that common sense. Blood is thicker than water, episode 3. Broadcast today at 23:00 on TV Tokyo and other channels. Please take a look! #TRIGUN #トライガン
10:53 PM · Jan 23, 2023
ナイというキャラクター性は、 一枚のラフスケッチが語ってくれた。 渋谷で開催された「内藤泰弘の世界」展。 常に優しく微笑む彼。 自身に憑依させて、描きだす。 #TRIGUN
The character of Nai is A rough sketch tells the story. "The World of Yasuhiro Naito" exhibition held in Shibuya. He always smiles kindly. Let yourself be possessed and start drawing. #TRIGUN
11:19 PM · Jan 24, 2023
「人間」という種族を一括りに捉える。 物事を巨視的にみる。 俯瞰した視野で考え、躊躇なく行動する。 コンテを描いていると、僕の中に彼が宿る。 一度宿ると、抜けるまでに時間がかかるところが難点。 #TRIGUN #トライガン
The race of "humans" is lumped together. See things macroscopically. Think from a bird's-eye view and act without hesitation. When I draw storyboards, he lives inside me. The problem is that once you get into it, it takes a while to get out. #TRIGUN #トライガン
9:49 PM · Jan 26, 2023
でも、大丈夫。 きっと逞しく彼も生き抜いていくのだろう。 過酷な環境で、現実を受け入れ、 歪な義手を手に入れ、 青年に成長した彼を想像してみてほしい。 もしかしたらワムズ使いになっているかも。 物語世界は、作り手を離れ、更に広がってゆく。 #TRIGUN
But it's okay. I'm sure he will be strong enough to survive. Accepting reality in a harsh environment, Obtaining a distorted prosthetic arm, Imagine him growing into a young man. Maybe he's using Wams. The story world leaves the creator and expands further. #TRIGUN
[Note that this was shared around episode three and the freckles this guy has--a lot of people theorize this is about Tonis]
8:52 PM · Jan 27, 2023
数年ぶりに田島光二さんと��事。 シャコやカニやエビを注文。 「これは何?」 『シャコワムズ!』 「これは?」 『カニワムズ!』 「これ…」 『エビワムズ!!』 まるで中学生のようなノリ、 同窓会のような時間。 本日23:00-は4話放映ですね。 #TRIGUN
I had dinner with Koji Tajima for the first time in several years. Ordered mantis shrimp, crab, and shrimp. "what is this?" “Shakowams! ” "this is?" “Caniwams! ” "this…" “Ebiwams! ! ” Feeling like a junior high school student, A time like a class reunion. Episode 4 will be aired today from 23:00. #TRIGUN
12:17 AM · Jan 29, 2023
見覚えのあるシルエット。 モーションキャプチャーには重くて使えなかったが、ポージング参考で大活躍した模造品。実際はもっと重いんだろうなぁ、と想像しながら演出する。 外装はロストテクノロジィ、内部は機関銃という合成兵器。 ”パニッシュメント”とは”処罰”の意味。 #TRIGUN #トライガン
A familiar silhouette. Although it was too heavy to use for motion capture, this imitation was very useful as a pose reference. I imagine it's probably heavier in reality when I direct it. The exterior is lost technology, and the interior is a synthetic weapon called a machine gun. "Punishment" means "punishment". #TRIGUN #トライガン
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極楽浄土に住む伝説の霊鳥「共命鳥(ぐみょうちょう)」
一つの体に頭が二つある極楽浄土に住む鳥「共命鳥」。
極楽浄土には白鵠、孔雀、鸚鵡、舎利(九官鳥)、迦陵頻伽、そして今回登場する共命鳥が仏に仕える鳥として住んでいますが、それらの鳥をまとめているのは天空の守護神である迦楼羅王です。
ブッダが生まれる遥か昔、ヒマラヤの奥地に双頭の鳥が住んでいました。
一羽の名前はカルダ、もう一羽の名前はウバカルダ。
その鳥は「共命鳥」と呼ばれ、一羽が起きている間、もう一羽は眠っています。
ある日、カルダはウバカルダが眠っている間に摩頭迦という木の花を食べました。
カルダは摩頭迦の花を食べることは、もう一方のウバカルダもお腹いっぱいになって両方とも幸せになると思ったのですが、ウバカルダは目を覚ますと、カルダだけ美味しい花を食べたことに腹を立て、怒りの思いでカルダが眠っているうちに毒花を食べ恨みを晴らそうとしました。
眠りから覚め、ウバカルダが毒花を食べたことに気づいたカルダは、
「怒りや、貪り、愚かさには徳はない。このような愚かな行動は、自らを傷つけるだけでなく、多くの者をも巻き込んで皆を不幸にしてしまう」と語った後、2羽とも命を落としてしまいました。
片方が右へ行こうとすると、もう一方��左へ行きたいといい、片方が遊びたいといえば、もう一方は休みたいと、その都度別の意見で衝突して次第に怒りの念を増長させ���愚かな行動に走った共命鳥。
体が一つなのに頭が二つあるが故に生じる感覚や考えの違いが怒りに繋がり、やがて自らを滅ぼすという悲しい結末を迎えたこの物語。
貧欲、瞋恚、愚痴といった「三毒の煩悩」でお互いを傷つけあうことは無意味で罪深いことだと、この共命鳥のエピソードが教えてくれています。
共命鳥がこの世から消えてこの鳥の伝説も人々の記憶から忘れかけられた頃、修行中の僧が釈迦に質問をします。
「提婆達多(ダイバダッタ)は、あなたを妬んで悪い���とばかりするが、それはどうしてでしょうか?」
すると、釈迦は「遥か昔の時代、彼と私は一身双頭の関係にあった。その時に毒のある実を食べたのが提婆達多で、私は体に役立つ方の実を食べた。かつてのことがそのまま続いており、私はいつも提婆達多に足を引っ張られている」と語ったそうです。
「共命鳥」に関するものは明治の無教養な連中による廃仏毀釈によってそのほとんどが失われましたが宗派を問わず、ごく一部の寺院の欄間や所蔵する仏画でその姿を見ることができます。
「他を滅ぼす道は己を滅ぼす道、他を生かす道こそ己の生かされる道」と悟った共命鳥は、阿弥陀如来に救われ、極楽浄土で朝夕6時になると美しい声で鳴き、仏の教えを伝えているといわれています。
提婆達多(ダイバダッタ):特撮ドラマのレインボーマンにも登場する釈迦の弟子で従兄弟の僧。
意見の違いから釈迦とぶつかり合い、釈迦を殺そうとして無間地獄から最下層の阿鼻地獄に落ちるが、もともとは釈迦の片腕である非常に優秀な僧であったため、伝説では幾度か転生を繰り返し天界を次第に昇り、聖者となって最後に人間界に戻ってくるといわれており、法華経では「天王如来」という位の高い仏として登場します。
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中年世代の一部に存在する「極端にアニメを嫌う人」 背景にあった「社会的事件」とは? かつてアニメは「テレビまんが」と呼ばれ、あくまで子供が見るものとされていた映像作品でした。 今では子供から大人、高齢の世代でも最新のアニメを楽しんでいる人がいます。 一方で、40代後半から50代半ばの世代の一部に、「極端にアニメを嫌う層」が存在しています。 それには、かつて社会を震撼させたあの事件が大きく影響しているのではないでしょうか。 「宮崎勤事件」……当時この事件の影響を受けた人間にとっては、口にするにも文字にするにも大変なエネルギーが必要です。 1988年(昭和63年)から1989年(平成元年)にかけて、東京都および埼玉県で計4人の幼女、女児が殺害される痛ましい事件がありました。宮崎勤はその犯人です。 なぜ、ここにアニメがからんでくるのかというと、宮崎勤は「アニメ好きのロリコンである」という報道が行われたからです。 その結果、当時アニメ好きだった少年少女たちが、ある日突然「社会の敵」とされて「アニメ好きを倒すのは正しい行動だ」と考えた生徒たちにより凄惨ないじめを受けました。 特にこの時期に中高生だった世代、つまり現在の40代後半から50代半ばの世代には、アニメを嫌う人が少なくありません。 問題は、そのマスコミの報道が「捏造」だった点です。 宮崎勤は6000本ものビデオテープを所有しており、その点は当時の水準から考えると確かに異常ではありました。 しかし、部屋に踏み込んだ記者の告白によると、その大半は『ドカベン』や『リボンの騎士』『ゲゲゲの鬼太郎』など、ごく一般的なアニメだったことが明らかになっています。 またホラービデオマニアとの報道もあり、犯人の異常性が強調されていました。 しかし、ホラー作品の所有数もわずかでした。 『ギニーピッグ2 血肉の華』という作品がコレクションのなかにあると報道されたのがきっかけで、「ギニーピッグ」シリーズは廃盤となりましたが、押収されたのはコメディ調の『ギニーピッグ4 ピーターの悪魔の女医さん』であり、宮崎自身は『ギニーピッグ2』を観ていないと供述しています。 また、多数の雑誌が散乱する部屋のなかで、マスコミ的にはおいしい被写体がなかったため、わざわざ埋もれていたポルノマンガを上に置き直して撮影するという、作為的な情報操作があったことも明らかになっています。 当時の若い男性の部屋を漁れば、エロさを感じさせる本など1冊くらい見つかるものでしょう。 もちろん、映像作品について「好き」「嫌い」と判断することは、個人の価値観や体験に左右されるものであることは明白です。 しかし、「宮崎事件の報道」に影響されてアニメ嫌いになった、というのではれば、もしかするとアニメを否定する気持ちは自分のものではなく、30年以上前の報道によって植え付けられたものかもしれません。 その点を踏まえてもなお、アニメを否定するのであれば、せめて先入観を捨てて純粋な映像作品としてアニメを鑑賞したうえで、自分自身の気持ちから生まれた言葉で批評すべきではないでしょうか。
中年世代の一部に存在する「極端にアニメを嫌う人」 背景にあった「社会的事件」とは? | マグミクス https://magmix.jp/post/238203
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汚辱の日々 さぶ
1.無残
日夕点呼を告げるラッパが、夜のしじまを破って営庭に鳴り響いた。
「点呼! 点呼! 点呼!」
週番下士官の張りのある声が静まりかえった廊下に流れると、各内務班から次々に点呼番号を称える力に満ちた男達の声が騒然と漠き起こった。
「敬礼ッ」
私の内務班にも週番士官が週番下士官を従えて廻って来て、いつもの点呼が型通りに無事に終った。辻村班長は、これも毎夜の通り
「点呼終り。古兵以上解散。初年兵はそのまま、班付上等兵の教育をうけよ。」
きまりきった台詞を、そそ��さと言い棄てて、さっさと出ていってしまった。
班付上等兵の教育とは、言い換えれば「初年兵のビンタ教育」その日の初年兵の立居振舞いのすべてが先輩達によって棚卸しされ、採点・評価されて、その総決算がまとめて行われるのである。私的制裁をやると暴行罪が成立し、禁止はされていたものの、それはあくまで表面上でのこと、古兵達は全員残って、これから始まる凄惨で、滑稽で、見るも無残なショーの開幕を、今や遅しと待ち構えているのであった。
初年兵にとつては、一日のうちで最も嫌な時間がこれから始まる。昼間の訓練・演習の方が、まだしもつかの間の息抜きが出来た。
戦闘教練で散開し、隣の戦友ともかなりの距離をへだてて、叢に身を伏せた時、その草いきれは、かつて、学び舎の裏の林で、青春を謳歌して共に逍遙歌を歌い、或る時は「愛」について、或る時は「人生」について、共に語り共に論じあったあの友、この友の面影を一瞬想い出させたし、また、土の温もりは、これで母なる大地、戎衣を通じて肌身にほのぼのと人間的な情感をしみ渡らせるのであった。
だが、夜の初年兵教育の場合は、寸刻の息を抜く間も許されなかった。皓々(こうこう)とした電灯の下、前後左右、何かに飢えた野獣の狂気を想わせる古兵達の鋭い視線が十重二十重にはりめぐらされている。それだけでも、恐怖と緊張感に身も心も硬直し、小刻みにぶるぶる震えがくるのだったが、やがて、裂帛(れっぱく)の気合
怒声、罵声がいり乱れるうちに、初年兵達は立ち竦み、動転し、真ッ赤に逆上し、正常な神経が次第々に侵され擦り切れていった。
その過程を眺めている古兵達は誰しも、婆婆のどの映画館でも劇場でも観ることの出来ない、スリルとサスペンスに満ち溢れ、怪しい雰囲気につつまれた素晴しい幻想的なドラマでも見ているような錯覚に陥るのであった。幻想ではない。ここでは現実なのだ。現実に男達の熱気が火花となって飛び交い炸裂したのである。
なんともやりきれなかった。でも耐え難い恥辱と死につながるかもしれない肉体的苦痛を覚悟しない限り抜け出せないのである。ここを、この軍隊と云う名の檻を。それがあの頃の心身共に育った若者達に課せられた共通の宿命であった。
この日は軍人勅諭の奉唱から始まった。
「我ガ国ノ軍隊ハ代々天皇ノ統率シ賜ウトコロニゾアル……」
私は勅諭の奉唱を仏教の読経、丁度そんなものだと思っていた。精神が忘れ去ら��、形骸だけが空しく機械的に称えられている。又虐げられた人々の怨念がこもった暗く重く澱んだ呻き、それが地鳴りのように聞こえてくるそんな風にも感じていた。
勅諭の奉唱が一区切りついたところで、一人の古兵が教育係の上等兵に何か耳うちした。頷いた上等兵は、
「岩崎、班長殿がお呼びだ。すぐ行けッ」
全員の目が私に集中している。少くとも私は痛い程そう感じた。身上調査のあったあの日以来、私は度々辻村机長から呼び出しをうけた。あいつ、どうなってんだろ。あいつ班長殿にうまく、ゴマすってるんじゃないか。あいつ、俺達のことを、あることないこと、班長殿の気に入るように密告してるんじゃないか。同年兵も古兵達も、皆がそんな風に思っているに違いない。私は頑なにそう思い込んでいた。
つらかった。肩身が狭かった。
もともと私は、同年兵達とも古兵達とも、うまくいっていなかった。自分では余り意識しないのだが、私はいつも育ちや学歴を鼻にかけているように周囲から見られていたようである。運動神経が鈍く、腕力や持久力がからっきし駄目、することなすことがヘマばかり、ドジの連続の弱兵のくせに、その態度がデカく気障(きざ)っぽく嫌味で鼻持ちがならない。そう思われているようだった。
夏目漱石の「坊ちゃん」は親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしていたと云うが、私は生まれつき人みしりのする損なたちだった。何かの拍子にいったん好きになると、その人が善人であれ悪人であれ、とことん惚れ込んでしまうのに、イケ好かない奴と思うともう鼻も引つかけない。気軽に他人に話しかけることが出来ないし、話しかけられても、つい木で鼻をくくったような返事しかしない。こんなことではいけないと、いつも自分で自分を戒めているのだが、こうなってしまうのが常である。こんなことでは、同年兵にも古兵にも、白い眼で見られるのは至極当然内務班でも孤独の影がいつも私について廻っていた。
あいつ、これから始まる雨霰(あめあられ)のビンタを、うまく免れよって――同年兵達は羨望のまなざしを、あいつ、班長室から戻って来たら、ただではおかないぞ、あの高慢ちきで可愛いげのないツラが変形するまで、徹底的にぶちのめしてやるから――古兵達は憎々しげなまなざしを、私の背に向って浴せかけているような気がして、私は逃げるようにその場を去り辻村班長の個室に急いだ。
2.玩弄
部屋の前で私は軽くノックした。普通なら「岩崎二等兵、入りますッ」と怒鳴らねばならないところだが、この前、呼び出しをうけた時に、特にノックでいいと辻村班長から申し渡されていたのである。
「おう、入れ」
低いドスのきいた返事があった。
扉を閉めると私はいったん直立不動の姿勢をとり、脊筋をぴんとのばしたまま、上体を前に傾け、しゃちこばった敬礼をした。
辻村班長は寝台の上に、右手で頭を支えて寝そべりながら、じっと私を、上から下まで射すくめるように見据えていたが、立ち上がって、毛布の上に、どっかとあぐらをかき襦袢を脱ぎすてると、
「肩がこる、肩を揉め」
傲然と私に命じた。
私も寝台に上がり、班長の後に廻って慣れぬ手つきで揉み始めた。
程よく日焼けして艶やかで力が漲っている肩や腕の筋肉、それに黒々とした腋の下の毛のあたりから、男の匂いがむっと噴き出てくるようだ。同じ男でありながら、私の身体では、これ程官能的で強烈な匂いは生まれてこないだろう。私のは、まだまだ乳臭く、淡く、弱く、男の匂いと云うには程遠いものであろう。肩や腕を、ぎこちない手つきで揉みながら、私はふっと鼻を彼の短い頭髪やうなじや腋に近づけ、深々とこの男の乾いた体臭を吸い込むのだった。
「おい、もう大分、慣れて来たか、軍隊に」
「……」
「つらいか?」
「いエ……はァ」
「どっちだ、言ってみろ」
「……」
「つらいと言え、つらいと。はっきり、男らしく。」
「……」
「貴様みたいな、娑婆で、ぬくぬくと育った女のくさったようなやつ、俺は徹底的に鍛えてやるからな……何だ、その手つき……もっと、力を入れて……マジメにやれ、マジメに……」
辻村班長は、岩崎家のぼんぼんであり、最高学府を出た青白きインテリである私に、マッサージをやらせながら、ありったけの悪態雑言を浴びせることを心から楽しんでいる様子であった。
ごろりと横になり、私に軍袴を脱がさせ、今度は毛深い足や太股を揉みほぐし、足の裏を指圧するように命じた。
乱れた越中褌のはしから、密生した剛毛と徐々に充血し始めた雄々しい男の肉茎が覗き生臭い股間の匂いが、一段と激しく私の性感をゆさぶり高ぶらせるのであった。
コツコツ、扉を叩く音がした。
「おお、入れ」
私の時と同じように辻村班長は横柄に応えた。今時分、誰が。私は思わず揉む手を止めて、その方に目を向けた。
入って来たのは――上等兵に姿かたちは変ってはいるが――あっ、辰ちゃんではないか。まぎれもなく、それは一丁目の自転車屋の辰ちゃんなのだ。
私の家は榎町二丁目の豪邸。二丁目の南、一丁目の小さな水落自転車店、そこの息子の辰三は、私が小学校の頃、同じ学年、同じクラスだった。一丁目と二丁目の境、その四つ角に「つじむら」と云ううどん・そば・丼ぶり物の店があり、そこの息子が今の辻村班長なのである。
私は大学に進学した関係で、徴兵検査は卒業まで猶予されたのであるが、彼―― 水落辰三は法律通り満二十才で徴兵検査をうけ、その年か翌年に入隊したのだろう。既に襟章の星の数は私より多く、軍隊の垢も、すっかり身についてしまっている様子である。
辰ちゃんは幼い時から、私に言わせれば、のっぺりした顔だちで、私の好みではなかったが、人によっては或いは好男子と言う者もあるかもしれない。どちらかと言えば小柄で小太り、小学校の頃から既にませていて小賢しく、「小利口」と云う言葉が、そのままぴったりの感じであった。当時のガキ大将・辻村に巧みにとり入って、そのお気に入りとして幅をきかしていた。私が中学に入って、漢文で「巧言令色スクナシ仁」と云う言葉を教わった時に「最っ先に頭に想い浮かべたのはこの辰ちゃんのことだった。ずる賢い奴と云う辰ちゃんに対する最初の印象で、私は殆んどこの辰ちゃんと遊んだ記憶も、口をきいた記憶もなかったが、顔だけは、まだ頭の一隅に鮮明に残っていた。
辻村班長は私の方に向って、顎をしゃくり上げ、辰ちゃん、いや、水落上等兵に、「誰か分かるか。」
意味あり気に、にやっと笑いながら尋ねた
「うん」
水落上等兵は卑しい笑みを歪めた口もとに浮かべて頷いた。
「岩崎、裸になれ。裸になって、貴様のチンポ、水落に見てもらえ。」
頭に血が昇った。顔の赤らむのが自分でも分った。でも抵抗してみたところで、それが何になろう。それに恥ずかしさに対して私は入隊以来もうかなり不感症になっていた。部屋の片隅で、私は手早く身につけていた一切合切の衣類を脱いで、生まれたままの姿にかえった。
他人の眼の前に裸身を晒す、そう思うだけで、私の意志に反して、私の陰茎はもう「休メ」の姿勢から「気ヲ付ケ」の姿勢に変り始めていた。
今日は辻村班長の他に、もう一人水落上等兵が居る。最初から突っ張ったものを披露するのは、やはり如何にもきまりが悪かった。しかも水落上等兵は、私が小学校で級長をしていた時の同級生なのである。
私の心の中の切なる願いも空しく、私のその部分は既に独白の行動を開始していた。私はどうしても私の言うことを聞かないヤンチャ坊主にほとほと手を焼いた。
堅い木製の長椅子に、辻村班長は越中褌だけの姿で、水落上等兵は襦袢・軍袴の姿で、並んで腰をおろし、旨そうに煙草をくゆらしていた。班長の手招きで二人の前に行くまでは、私は両手で股間の突起を隠していたが、二人の真正面に立った時は、早速、隠し続ける訳にもいかず、両手を足の両側につけ、各個教練で教わった通りの直立不動の姿勢をとった。
「股を開け。両手を上げろ」
命ぜられるままに、無様な格好にならざるを得なかった。二人の視線を避けて、私は天井の一角を空ろに眺めていたが、私の胸の中はすっかり上気して、不安と、それとは全く正反対の甘い期待とで渦巻いていた。
二人は代る代る私の陰茎を手にとって、きつく握りしめたり、感じ易い部分を、ざらざらした掌で撫で廻したりしはじめた。
「痛ッ」
思わず腰を後にひくと、
「動くな、じっとしとれ」
低い威圧的な声が飛ぶ。私はその部分を前につき出し気味にして、二人の玩弄に任せると同時に、高まる快感に次第に酔いしれていった。
「廻れ右して、四つん這いになれ。ケツを高くするんだ。」
私の双丘は水落上等兵の手で押し拡げられた。二人のぎらぎらした眼が、あの谷間に注がれていることだろう。板張りの床についた私の両手両足は、時々けいれんをおこしたように、ぴくッぴくッと引き吊った。
「顔に似合わず、案外、毛深いなアこいつ」
水落上等兵の声だった。突然、睾丸と肛門の間や、肛門の周囲に鈍い熱気を感じた。と同時に、じりッじりッと毛が焼けて縮れるかすかな音が。そして毛の焦げる匂いが。二人は煙草の火で、私の菊花を覆っている黒い茂みを焼き払い出したに違いないのである。
「熱ッ!」
「動くな、動くとやけどするぞ」
辻村班長の威嚇するような声であった。ああ、目に見えないあのところ、今、どうなってるんだろう。どうなってしまうのだろう。冷汗が、脂汗が、いっぱいだらだら――私の神経はくたくたになってしまった。
3.烈情
「おい岩崎、今日はな、貴様にほんとの男ってものを見せてやっからな。よーく見とれ」
四つん這いから起きあがった私に、辻村班長は、ぶっきらぼうにそう言った。辻村班長が水落上等兵に目くばせすると、以心伝心、水落上等兵はさっさと着ているものを脱ぎ棄てた。裸で寝台の上に横になった水落上等兵は、恥ずかしげもなく足を上げてから、腹の上にあぐらを組むように折り曲げ、辻村班長のものを受入れ易い体位になって、じっと眼を閉じた。
彼白身のものは、指や口舌で何の刺戟も与えていないのに、既に驚くまでに凝固し若さと精力と漲る力をまぶしく輝かせていた。
「いくぞ」
今は褌もはずし、男一匹、裸一貫となった辻村班長は、猛りに猛り、水落上等兵を押し分けていった。
「ううッ」
顔をしかめ、引き吊らせて、水落上等兵は呻き、
「痛ッ……痛ッ……」と二言三言、小さな悲鳴をあげたが、大きく口をあけて息を吐き、全身の力を抜いた。彼の表情が平静になるのを待って、辻村班長はおもむろに動いた。大洋の巨大な波のうねりのように、大きく盛り上がっては沈み、沈んでは又大きく盛り上がる。永落上等兵の額には粒の汗が浮かんでいた。
凄まじい光景であった。凝視する私の視線を避けるように、流石の永落上等兵も眼を閉じて、烈しい苦痛と屈辱感から逃れようとしていた。
「岩崎、ここへ来て、ここをよーく見ろ」
言われるがままに、私はしゃがみこんで、局部に目を近づけた。
一心同体の男達がかもし出す熱気と、激しい息づかいの迫力に圧倒されて、私はただ茫然と、その場に崩れるようにすわりこんでしまった。
戦いは終った。戦いが烈しければ烈しい程それが終った後の空間と時間は、虚しく静かで空ろであった。
三人の肉体も心も燃え尽き、今は荒涼として、生臭い空気だけが、生きとし生ける男達の存在を証明していた。
男のいのちの噴火による恍惚感と、その陶酔から醒めると、私を除く二人は、急速にもとの辻村班長と水落上等兵��戻っていった。先程までのあの逞しい情欲と激動が、まるで嘘のようだった。汲(く)めども尽きぬ男のエネルギーの泉、そこでは早くも新しい精力が滾々(こんこん)と湧き出しているに達いなかった。
「見たか、岩崎。貴様も出来るように鍛えてやる。寝台に寝ろ。」
有無を言わせぬ強引さであった。
あの身上調査のあった日以来、私はちょくちょく、今夜のように、辻村班長の呼び出しをうけていたが、その度に、今日、彼が水落上等兵に対して行ったような交合を私に迫ったのである。しかし、これだけは、私は何としても耐えきれなかった。頭脳に響く激痛もさることながら、襲いくる排便感に我慢出来ず私は場所柄も、初年兵と云う階級上の立場も忘れて、暴れ、喚き、絶叫してしまうので、辻村班長は、ついぞ目的を遂げ得ないままであった。
その時のいまいましげな辻村班長の表情。何かのはずみでそれを想い出すと、それだけで、私は恐怖にわなないたのであるが、辻村班長は一向に諦めようとはせず、執念の劫火を燃やしては、その都度、無残な挫折を繰り返していたのである。
その夜、水落上等兵の肛門を責める様を私に見せたのは、所詮、責められる者の一つの手本を私に示す為であったかもしれない。
「ぐずぐずするな。早くしろ、早く」
ああ、今夜も。私は観念して寝台に上がり、あおむけに寝た。敷布や毛布には、先程のあの激突の余儘(よじん)が生温かく、水落上等兵の身体から滴り落ちた汗でじっとりと湿っていた。
私の腰の下に、枕が差し込まれ、両足を高々とあげさせられた。
「水落。こいつが暴れんように、しっかり押さえつけろ。」
合点と云わんばかりに、水落上等兵は私の顔の上に、肉づきのいい尻をおろし、足をV字形に私の胴体を挟むようにして伸ばした。股の割れ目は、まだ、水落上等兵の体内から分泌された粘液でぬめり、私の鼻の先や口許を、ねばつかせると同時に、異様に生臭い匂いが、強烈に私の嗅覚を刺戟した。
「むむッ」
息苦しさに顔をそむけようとしたが、水落上等兵の体重で思うにまかせない。彼は更に私の両足首を手荒く掴んで、私の奥まった洞窟がはっきり姿を見せるよう、折り曲げ、組み合わせ、私の臍の上で堅く握りしめた。
奥深く秘められている私の窪みが、突然、眩しい裸電球の下に露呈され、その差恥感と予期される虐待に対する恐怖感で、時々びくっびくっと、その部分だけが別の生き物であるかのように動いていた。
堅い棒状の異物が、その部分に近づいた。
思わず息をのんだ。
徐々に、深く、そして静かに、漠然とした不安を感じさせながら、それは潜行してくる。ああッ〃‥ああッ〃‥‥痛みはなかった。次第に力が加えられた。どうしよう……痛いような、それかと云って痛くも何ともないような、排泄を促しているような、そうでもないような、不思議な感覚が、そのあたりにいっぱい。それが、私の性感を妖しくぐすぐり、燃えたたせ、私を夢幻の境地にさそうのであった。
突然、激痛が火となって私の背筋を突っ走った。それは、ほんのちょっとした何かのはずみであった。
「ぎゃあッ!!」
断末魔の叫びにも似た悲鳴も、水落、上等兵の尻に押さえつけられた口からでは、単なる呻きとしか聞きとれなかったかもしれない。
心をとろけさせるような快感を与えていた、洞窟内の異物が、突如、憤怒の形相に変わり、強烈な排便感を伴って、私を苦しめ出したのである。
「お許し下さいッ――班長殿――お許しッ ――お許しッ――ハ、ハ、班長殿ッ」 言葉にはならなくても、私は喚き叫び続けた。必死に、満身の力を振り絞って。
「あッ、汚しますッ――止めて、止めて下さいッ――班長殿ッ――ああ――お願いッ――お許しッ――おおッ――おおッ―― 」
「何だ、これくらいで。それでも、貴様、男か。馬鹿野郎ッ」
「ああッ、……痛ッ……毛布……毛布……痛ッ――汚れ――汚れますッ――班長殿ッ」
毛布を両手でしっかりと握りしめ、焼け爛れるような痛さと、排便感の猛威と、半狂乱の状態で戦う私をしげしげと眺めて、流石の辻村班長も、呆れ果てで諦めたのか、
「よしッ……大人しくしろ。いいか、動くなッ」
「うおおおー!!!」
最後の一瞬が、とりわけ私の骨身に壊滅的な打撃を与えた。
「馬鹿野郎。ただで抜いてくれるなんて、甘い考えおこすな。糞ったれ」
毒づく辻村班長の声が、どこか遠くでしているようだった。
終った、と云う安堵感も手伝って、私は、へたへたとうつ伏せになり、股間の疼きの収まるのを待った。身体じゅうの関節はばらばら全身の力が抜けてしまったように、私はいつまでも、いつまでも、起き上がろうとはしなかった。
班長の最後の一撃で俺も漏らしてしまったのだ。腑抜けさながら。私はここまで堕ちに堕ちてしまったのである。 瞼から涙が溢れ、男のすえた体臭がこびりついた敷布を自分の汁と血で汚していた。
どれだけの時間が、そこで停止していたことか。
気怠(けだる)く重い身体を、もぞもぞ動かし始めた私。
「なんだ、良かったんじゃねぇか、手間取らせやがって」
おれの漏らした汁を舐めながら辻村班長が言った。
そして汚れたモノを口に突っ込んできた。
水落上等兵は、おいうちをかけるように、俺に覆い被さり、聞こえよがしに口ずさむのであった。
新兵サンハ可哀ソウダネ――マタ寝テカクノカヨ――
(了)
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[Photo above: Banyan tree in Shuri Castle Park]
Legends and myths about trees
Forest spirits and natives (5)
Kijimuna – Mischievous red-haired spectres
Kijimuna are legendary small tree spirits from the Okinawa Islands in Japan, who live in trees (generally old banyan trees). They are said to look about 3 or 4 years old and have red hair.
Another name for the kijimuna is bungaya, which means roughly large-headed. The Kijimuna are known to be very mischievous, playing pranks and tricking humans. One of their best-known tricks is to lie upon a person's chest, making them unable to move or breathe such as sleep paralysis. Even though the Kijimuna are tricksters, they have been known to make friends with humans.
They are skilled fish catchers and only eat the left or both eyes of the fish they catch. Therefore, if you become friends with a Kijimuna, you can always get a fish and become rich. They are good at diving and fishing and catch a lot of fish in seconds. But all the fish they catch have no eyes. They can also run around on the water surface and can stand on the water while carrying people.
They are extremely hatred of hot pot lids, octopus, chickens and human farts, and it is forbidden to let them near the Kijimuna. They also die (or are forced to move to another tree), if a nail is driven into the tree in which they live. They will take terrible retribution, including murder, against anyone who breaks these prohibitions.
Nevertheless, as long as one do not break these prohibitions, they are basically harmless to humans, and many lores say that they are "good neighbours" with humans.
[History of Ryukyu Islands (collective name for Amami Islands, Okinawa Islands, Miyako Archipelago and Yaeyama Archipelago)]
The Ryukyu Islands are known to have been inhabited by humans for about 32,000 years.
The Ryukyu Kingdom was a monarchy, existed in the southwestern islands of Japan for about 450 years, from 15th century to 19th century. It developed through diplomacy and trade with China, Japan, Korea and Southeast Asian countries, and the castle of the Ryukyu dynasty, Shuri Castle, was the political, economic and cultural centre of its maritime kingdom. In the late 19th century, the Japanese Government, dispatched troops to oust King Shoutai from Shuri Castle and proclaimed the establishment of Okinawa Prefecture (Ryukyu Disposition). Here, the Ryukyu Kingdom was destroyed.
Genetic studies have shown that populations in the Ryukyu Islands (Okinawa Islands, Miyako Archipelago and Yaeyama Archipelago) have no direct genetic link to mainland China or Taiwanese populations and have identical paternal lines to mainland Japan, and nuclear DNA analysis in 2018 showed that genetically, Ryukyuans are the most closely related, followed by mainland Japanese, from the Ainu (Ref) perspective.
Furthermore, in 2021, a paper on archaeogenetics published in the journal Nature stated that DNA analysis of prehistoric human bones excavated from the Nagabaka (lit. Long graveyard) site in Miyakojima City showed that they were "100% pure Jomon", a research finding that indicates that prehistoric archipelago people came from the Okinawa Islands.
木にまつわる伝説・神話
森の精霊たちと原住民 (5)
キジムナー 〜 いたずら好きな赤毛の妖怪たち
キジムナーは、日本の沖縄諸島に伝わる伝説の小さな木の精霊で、樹木 (一般的にはガジュマルの老木) の中に住んでいる。見た目は3、4歳くらいで、赤い髪をしていると言われている。
キジムナーの別名は「ブンガヤ」であり、「頭の大きい」という意味である。キジムナーは非常にいたずら好きで、いたずらをして人間をだますことで知られている。最もよく知られているのは、人の胸の上に横たわり、身動きや呼吸をできなくさせる「金縛り」だ。そんなキジムナーだが、人間と仲良くなることもある。
魚捕りが巧みであり、しかも捕った魚の左目または両目だけしか食べない。その為、キジムナーと仲良くなれば魚をいつでも貰え、漁運に恵まれる。海に潜って漁をするのが得意であっという間に多くの魚を獲る。でも、彼らが獲った魚は全部目が無い。また、水面を駆け回ることができ、人を連れながらでも水上に立てる。
熱い鍋蓋、タコ、ニワトリ、人間のおならを極端に嫌い、それらのものをキジムナーに近付けるのは禁忌である。また住んでいる木に釘を打たれると死ぬ (或いは別の木への転居を余儀なくされるとも)。これらの禁忌を破った人間に対しては、殺害を含む恐ろしい報復を為す事も辞さない。
然し、禁忌さえ破らなければ基本的に人間には無害な存在であり、人間とは「良き隣人」であると言う伝承が多い。
[琉球諸島 (奄美群島、沖縄諸島、宮古列島、八重山列島の総称) の歴史]
琉球諸島には、約3万2千年前から人類が住んでいたことがわかっている。
15世紀から19世紀までの約450年間、日本の南西諸島に存在した君主制国家、琉球王国は、中国をはじめ日本、朝鮮、東南アジア諸国との外交・貿易を通して発展し、琉球王朝の王城、首里城はその海洋王国の政治・経済・文化の中心にあった。しかし、19世紀後半、日本政府が軍隊を派遣し首里城から国王尚泰 (しょうたい) を追放し沖縄県の設置を宣言した(琉球処分)。これによって、琉球王国は滅亡した。
遺伝子研究では、琉球列島 (沖縄諸島、宮古列島、八重山列島) の集団は、遺伝的に中国本土や台湾の集団との直接的なつながりはなく、日本本土と同一の父系を持つという研究結果や、2018年の核DNA分析から遺伝的に、アイヌ(参照)から見て琉球人が最も近縁であり、次いで日本本土人が近縁であるという研究結果が発表されている。
さらに、2021年には、宮古島市の長墓遺跡から出土した先史時代の人骨をDNA分析した結果、「100%純粋な縄文人」であったとする考古遺伝学の論文が雑誌「ネイチャー」に掲載され、先史時代の列島人が沖縄諸島から来たことを示す研究結果が発表されている。
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うまく騙されないように、人の思考のクセを知っておこう。
コミュニケーション
ブログ:安達裕哉の記事一覧
Twitter:安達裕哉(Books&Apps)
著作:頭のいい人が話す前に考えていること(ダイヤモンド社)
人には、どの人にもある「思考のクセ」が存在しています。
そうしたクセは、普段あまり意識されることはありませんが、「知っている」人は、それを良くも悪くも「実態を隠す技術」や「他人を操作する技術」として使うことがあります。
例えば、「アンカー効果」として知られている思考のクセがあります。
これは「予測を立てる直前に見た数字をアンカー(よりどころ)にしやすい」という傾向です。
当然これは、金儲けにも利用できます。
数年前、アイオワ州スーシティーのスーパーマーケットがキャンベル・スープのセールを行い、定価から約一〇%引きで販売した。数日間は「お一人様12個まで」の張り紙が出され、残り数日間は「お一人何個でもどうぞ」の張り紙に変わった。 すると、制限されていた日の平均購入数は七缶で、制限なしの日の二倍に達したのである。
このように、心理に関する知識は、成果を大きく左右することもあります。
では、このような「思考のクセ」。
他にどのようなものがあるのでしょうか。
1.直感で信じたものを覆すことはほとんどない。
言い換えれば、「第一印象で決まる」。
例えば、採用面接で面接官は
「最初の数分で得た、候補者への印象を検証するために、残りの殆どの時間を使う」
と言われています。(採用ミスはこうして起きます。)
第一印象が良ければ「採用するための質問をする」
悪ければ「落とすための質問をする」のが面接官です。
逆に言えば、候補者側は「とにかく第一印象を重要にせよ」というアドバイスに従う必要があるということです。
これは「文章」にも当てはまります。
例えば、人物描写をするときに、その人の特徴を示す言葉の並び順は適当に決めてはいけません。
明るい 素直 けち
と書くほうが、
けち 明るい 素直
と書くよりも、良い印象となります。
2.ベストケースしか想定しない
将来予測をするとき、人は「最もうまくいくケース」しか考えません。
しかし、実験によれば、99%の確率で終わると宣言した時間で実際にタスクを終わらせる人間は45%のみです。
これは「ホフスタッターの法則」と呼ばれ、コストを過小評価し、便益を過大評価する人間の思考の癖です。
稲盛和夫は「悲観的に計画し、楽観的に実行せよ」と述べましたが、経験的にこれを知っていたのでしょう。
3.人は独自性を誇張する傾向にある
「うちは特別だからね」という話をどの会社でも聞���ます。
しかし実際にそれが特別であるケースは少なく、仮に違っていたとしても、その差はわずかに過ぎないのです。
むしろ、独自性バイアスは、必要以上のコストを掛けて、自分たちの独自性を守ろうとしますから、組織に不利益をもたらします。
むしろ「独自性を誇張しない人のほうが独自性がある」と認識すべきです。
4.物語VSデータは、物語が勝つ
人は物語が大好きなので、プレゼンテーション資料も、報告書も、物語性のあるものが好まれます。
これだけなら良いのですが、物語のできが良すぎると、人間はデータを見なくなります。
場合によっては、「データが少ないほど、物語としての辻褄が合いやすい」ので、データを排除しようとする人もいるくらいです。
ストーリーの出来で重要なのは情報の整合性であって、完全性ではない。むしろ手元に少ししか情報がないときのほうが、うまいことすべての情報を筋書き通りにはめ込むことができる。
賢くあろうとすれば、自分に有利なデータではなく、自分に不利なデータも集めなければなりません。
そうして初めて「物語」に騙されずに済みます。
5.確率を理解できない人は多い
まず、次の文章を読んでください。
リンダは三一歳の独身女性。外交的でたいへん聡明である。専攻は哲学だった。学生時代には、差別や社会正義の問題に強い関心を持っていた。また、反核運動に参加したこともある。
では、次の質問に答えてほしい
リンダは銀行員か、それともフェミニスト運動に熱心な銀行員か、どちらだと思いますか
聡明な人であれば、当然前者を選択するでしょう。
しかし、多くの人は後者を選択します。
複数の主要大学の学部生を対象に実験を行ったところ、八五~九〇%が、確率の論理に反して二番目の選択肢を選んだのである。しかも呆れたことに、この連中はとんと恥じる様子がなかった。 あるとき自分のクラスで「君たちは、初歩的な論理ルールに反していることに気づかなかったのかね」と怒ってみせたところ、大教室の後ろのほうで、誰かが「それが何か?」と言い放ったものである。
確率は説得の材料として、全く役に立たない事がよく分かります。
6.心配が多かったり、忙しすぎると、頭が悪くなる
多くの心理学研究によれば、自分を律することと、注意深く頭を使うことは、どちらも等しく、脳に負荷をかける行為です。
したがって、認知の負荷が高くなると、誘惑に負ける可能性が高いのです。
認知的に忙しい状態では、利己的な選択をしやすく、挑発的な言葉遣いをしやすく、社会的な状況について表面的な判断をしやすいことも確かめられている
このため、例えばある行為の結果について心配しすぎると、実際に出来が悪くなることも多いのです。
常に忙しく、給料も安い「ブラックな職場」では、利己的で、口が悪く、思慮の浅い人が増えてしまう。
ですから、これはもはや「社会悪」と呼んでも良いのではないかと思います。
7.好き嫌いで決まる
多くの人は
「それが好きな場合は、メリットばかり思い出す。」
「嫌いな場合は、リスクばかり思い出す。」傾向にあります。
スロビックのチームは感情ヒューリスティックのメカニズムを調べる実験を行い、水道水へのフッ素添加、化学プラント、食品防腐剤、自動車などさまざまな技術について個人的な好き嫌いを言ってもらったうえで、それぞれのメリットすると、二つの答はあり得ないほど高い負の相関を示した。すなわち、ある技術に好感を抱いている場合はメリットを高く評価し、リスクはほとんど顧慮しない。逆にある技術をきらいな場合はリスクを強調し、メリットはほとんど思い浮かばない。
したがって、物事を通しやすくするには、あれこれ論理を組み立てるよりも、「好かれる人」になることが最も簡単です。
SNSを見れば、多くの人は、あれこれ理由をつけて主張をします。
「ワクチンが〜」
「フェミニズムが〜」
「子育てが〜」
「社会保障が〜」
でも、一皮むけば、
肯定的な意見は、「それが好き」。
否定的な意見は、「それが嫌い」。
そう覚えておいて、ほぼ間違いありません。
8.人は慎重に考えるよりも早く一つに決めたい
いくつもの選択肢を並行して考えることは、認知的な負荷が高い状態です。
認知的な負荷が高い状態は疲れますから、仮に選択が間違っていたとしても「早く決めて楽になりたい」と、思うのです。
これを「コミットメントの錯誤」と言います。
「たまたまモデルルームを見に行ったら、そこで買ってしまったよ」
と言う発言は、コミットメントの錯誤の典型であり、家や保険など、選択肢が無数にあり、かつ高額な買いものが、想像よりはるかに簡単に行われているのは、そのためです。
なお余談ですが、人には「自分が持っているものを高く評価する」という思考のクセ(保有効果)があり、高い買い物をしたとしても、後悔することはめったにありません。
「買わせてしまえばこっちのもの」と思っている営業マンは少なくないでしょう。
9.簡単にわかるものが好かれる
認知が容易なものほど好かれます。
例えば、見やすい表示、以前に聞かされたことのあるアイデア、見覚えのあるマーク。
こういったものは認識がしやすいため、それだけで「好ましい」と感じられます。
(出典:ダニエル・カーネマン ファスト&スロー)
また、機嫌がいいときや、体調のいいときには、「好ましい」と評価することが多くなりますから、上司の機嫌を見て、何かを提案するのは正しい行動です。
ただし、これは極端な話、「内容を問わない」という事でもあります。
「鶏の体温」という表現を繰り返し示された人は、「鶏の体温は四四度である(もっともらしい数字なら何でもよい)」という文章が出てきたときに、正しいと判断しやすい。 文章の一部になじんでいるだけで、全体に見覚えがあると感じ、真実だと考えるからだ。ある発言や文章の情報源を思い出せず、手持ちの情報とも関連づけられないとき、あなたはつい認知しやすさを手がかりにすることになる。
注意をしないと、「何度も見せられている」と言うだけで、それを真実だと信じてしまうかもしれません。
10.自分の頑張りには甘い評価をつける
チームで仕事をする場合、自分のほうが他のメンバーよりがんばっており、他のメンバーの貢献度は自分より小さいと考えがちです。
例えば、各自がチームに対して、どの程度の貢献をしているかを百分率で表してもらうと、チーム内のメンバーの数値の総和は100%を超えてしまいます。
あなたはもしかすると、自分に配分された報奨以上の貢献をしたのかもしれない。だがあなたがそう感じているときは、チームのメンバー全員も同じ思いをしている可能性が高い。このことは、誰もが肝に銘じておくべきである。
これは、性格的な要因はごく小さく、誰でも同じような傾向を示します。
なぜかと言えば、「自分の貢献が一番思い出しやすく」かつ「思い出せないものより思い出せるものの方が強力な説得力を持つから」です。
投票を呼び掛ける活動は、投票日直前にやるほうが強力、という、ごく当たり前の話ではありますが。
これを利用可能性ヒューリスティックスと言います。
人事評価は自己申告を基にしてはなりません。
大抵の場合、過剰評価となってしまいます。
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