#朝倉市、福祉、npo
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yourtetsuya · 2 days ago
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4/264/26 にこにこプラットホーム事務所で福祉有償運送運転者講習会を開催致しました。
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kennak · 26 days ago
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「横浜に住むのは情弱」と言われて久しいが 横浜移住を考えている友人に向けた、中の人(都心勤務の西区住民。ただしみなとみらいではない。居住歴20年)からの所見。 多数の間違いや偏見があると思う。ブコメやトラバでつっこまれることで、錬成されることを期待してみる。 横浜といっても18区あるため、それぞれの区によって状況は異なる。 ・西区、中区(みなとみらいを擁する)→みんなが想像するヨコハマ。海に面した大都市のイメージ。ただし本牧を除く。   ↑こっちと↓こっちの中間領域な神奈川区 ・鶴見区、都筑区、港北区(川崎属国エリア)→人口が爆発的に伸びた都内通勤族の街。子育て世代にうれしい商業施設が多い一方で、インフラが追いついていない。保育園の倍率が高く、どこにいっても人と車が多い。 ・青葉区、緑区(だいたい町田)→小田急と東急が高度経済成長期からバブル期にかけて必死に開発した結果、小田急と田園都市線の混雑に悩まされることに。横浜中心部とのアクセスが弱いため、横浜市民という自覚が薄い。 ・旭区、瀬谷区、緑区、泉区(山と森)→神奈川県全体で東高西低の格差が問題になっているが、横浜市内でも同様。このエリアは少子高齢化の傾向があり、横浜市の行政が正直手薄になっている感がある。もうちょい西に進んで大和市や海老名に住んだ方が幸せになれる。だからこそ上瀬谷花博でドカンと一発大きな花火をあげようとしているが、嫌な予感しかない。相鉄が代わって必死に都市開発をすすめており(そうしないと相鉄自身が死ぬ)、このエリアの住民はそうにゃんを尊師として崇めることになる。逆に言えば、都心へのアクセスを確保しつつ自然と暮らせる地区とも言える。 ・それ以外(それ以外でまとめると怒る人が出てきそうだ)→元々は高度経済成長期に横浜都心部の郊外として発展したのち、インフラの老朽化や世代交代問題に直面しているエリア。目��った特徴はないが、特異なパラメータがないぶん平均的に住みやすいかも。 小学校レベルの地理の話だが、横浜市の区は、東京都の区とは根本的に異なる。 ・東京都の区は行政権があるが、横浜市の区は市の出先機関。横浜市のあらゆる施策は横浜市全体に適用される。たまに混同している人を見かける。 ・港区や江東区などのリッチな区の補助金ニュースが横浜市と比較されて「横浜市に住む奴は情弱」と言われたりするが、横浜市は市民375万人を平等に扱わないといけない。 ・夜間人口が企業立地に対して多すぎるので、どうしても行政サービスは薄く広くなる。 ・給食がその象徴。これから市内500の小中学校全てに給食を整えるのは永遠に不可能。仕方なくハマ弁で誤魔化している。誤魔化しではあるが、ハマ弁の内容は割とよくできており、給食化した方がたぶんQOLは下がる。 ・図書館や公民館は基本的にボロい。 ・東京の財政力が桁違いに強いので、教育費の無償化や住宅の補助金などで差があるのは事実。 ・公園の遊具にも財政力の差が現れている。公園自体は多いもののどこも遊具がしょぼい。都内の友人近くの公園にいくと概ね横浜市より遊具が綺麗で充実している。 ・まあその分都内は住宅が高いんですけど。都立大学(都民は学費無償)に進学しない限りペイできないのでは? ・川崎市との行政サービスの格差についてはゲフンゲフン。あっちは製鉄所と発電所もってるもんな〜うらやましいな〜(鶴見にあるのは知ってるけど規模が違うもんな〜) ・横浜市+給食+図書館ー文化=川崎市 ・とはいえ、さいたま市や千葉市と同等レベルの給付や福祉はキープしている。賄うべき人口から考えれば相当がんばっている。 ・なので「特別市」という政令指定都市を超えた枠組みを作り、神奈川県からの独立を目論んでいる。 交通の便について。 ・東京〜横浜間のアクセスは超極太。これがさいたまや千葉に対する優位性。 ・鉄道ならJR3路線、東急、京急線と多数に分散しており、どこかの路線がグモっても家に帰れる。 ・高速も横羽線、湾岸線、第三京浜、東名がある。 ・JR東海道線は朝の通勤ラッシュが殺人的だが、それ以外は(都心通勤ソルジャーからみれば)常識的なレベル。 ・田園都市線はもうダメです。こんなこと言ってごめんね。でも本当です。 ・地下鉄については当たり前だが東京が圧倒的。横浜は代わりに��スで市内移動を賄うことになる。 ・自動車。平均的に都心と比べると道路が広くて運転しやすい。ただし横浜町田ICとR1の保土ヶ谷橋交差点はものっそ渋滞するので、このエリアを通過するような生活圏の選択は避けた方が良い。 ・首都高とNEXCOと高規格道路が交差しているので高速道路網の把握が難しい。ジャンクションを間違えるのは横浜市民あるある。 ハザードマップについて ・横浜市は元々神戸市みたいに丘陵と海が近いエリアだったのを埋め立ててきた歴史があるので、埋立地とそうでない箇所の高低差がすごい。「横浜は坂が多い」と言われる所以。 ・この坂のエリアは崖崩れが起きやすい。横浜市の最大の地理的弱点だと思う。 ・そして単純に坂のある地域は住みにくい。子供がキックボードやストライダで死にかける。 ・ハザードマップを見ると崖くずれ注意のエリアが点在しており、この付近の住民は大雨のたびに避難指示発令に悩まされる羽目になる。 ・埋立地のエリアも大きく2つに分かれており、昭和以前に技術の未熟な西区や中区の中心地(横浜駅〜関内エリア)を埋め立てたところは海抜が低く、地盤が弱く、大雨の時の内水や液状化の恐れがある。ここに住む増田は大雨のたびに毎回ヒヤヒヤしている。ただ横浜市にとってこのエリアは経済と行政の中心地なので、必死に土木工事をして改善中。 ・みなとみらいエリア(新しい埋立地)は十分な高さの盛り土、地盤改良、排水設備が揃っており、内水や液状化の心配は少ない。ただみなとみらいエリアはコンビニが少なくOKストアーが殺人的に混雑する(ハザードマップ関係ない話題)。 ・山手や浅間台、野毛山エリアのような高台エリアはハザードマップ的には最強。ただし地価も最強。 ・まとめると 坂の上 > 新しい埋立地 > 古い埋立地>>> 坂 横浜市西区、中区はチートレベルで住みやすいと思う。 ・住宅が都心よりも安い(除く高台エリア)割に、横浜駅エリアや関内エリアの文化施設や商業施設を利用でき、カーシェアリングやLUUP、UBERなどサービスも充実しているので、自宅に必要な機能を都市のなかにアウトソーシングできる。 ・その割に夜間人口が少ないので、保活は楽勝。川崎属国エリアのような教育戦争に巻き込まれることもない。もちろん積極的に中学受験をやることもできる。 ・とにかくあらゆることに対する選択肢が多い。でかいショッピングモールで便利に過ごすもよし、ローカルな店を探して商店街をうろうろするもよし。電車でもバスでも自家用車でもカーシェアでもLUUPでも移動できる。急な雨が降ってもアイカサがある。 市長が山中氏になってから変わったこと (今夜追記する) それでお前がこれから家を買うならどこにする ・西区、中区は引き続きオススメだが、地価が上がっちゃったからな… ・二俣川駅の南側。新横浜線ができてアクセスが改善し、相鉄がジョイナスを作ったので買い物もしやすくなった。こども自然公園というバカでかい公園がある。まだ世の中は「免許を更新しにいくところ」で認識が止まっているので狙い目。 ・鶴見川の氾濫で形成された平野のあたり。具体的には港北、新羽、北新横浜、大倉山、綱島。広大な平野なので「坂の横浜」とは無縁。昔はそれこそ内水の心配があったが、いまは日産スタジアム(という名の貯水池)が俺たちを守ってくれる。だが既に地価は高い。 ・センター北とセンター南。もはやセンターの意味を知る住民は少なめ。地下鉄が2路線あり、第三京浜と東名の両方が使える。ここも地価は高め。 ・星川。保土ヶ谷というとマイナスイメージしかないが星川だと急にイケてるイメージになる。 ・蒔田駅と南太田駅に挟まれた領域。蒔田公園が素晴らしい。歴史的経緯から外国の人も多い。 ・なんか細かく地区ごとに書いてくとキリがないな。 横浜の良いところ書いてなくね? すまんかった。横浜の良いところは「手薄な行政を補ってあまりある民間の活力、選択肢の多さ」だと思う。 ・東急、京急、相鉄といった私鉄の開発力。 ・商業施設の集積。一大観光地でもある。 ・文化やスポーツイベントも多数ある。金がなくても参加できるものも多い。 ・賑やかな商店街が多数あり、ローカルなお店探しは永遠に楽しめる。 ・そのわりに東京より過密度が緩い(過去に高円寺に住んでいたので、ここで東京は狭いという偏見が強化された) ・半官半民、NPO的な施設も充実している。息子が発達が遅めなのだが、近所に発達支援施設がすぐに見つかったのは助かった。 ・うまく文字に出来ないが「東京とか川崎より横浜!」という郷土愛みたいなものも地域全体から感じる。 ・海の存在。海と都市が近い。東京川崎千葉は湾岸が工業地帯で埋まってしまった。 まあ つらつら書いたけどコンビニとまいばすけっとが徒歩圏内にあることが普段の生活を左右する最大のパラメーターだったりする。
横浜の住みやすさについて
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jap-and-the-world · 5 years ago
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かつては「ネットカフェ」今は「道の駅の駐車場」 Nスペ「車中の人々」が示した“貧困難民”の滞留場所 衝撃的だった「車中の人々」 久しぶりに現在の日本社会の「貧困」の断面に切り込んだドキュメンタリーを見た。2月15日(土)に放送されたNHKスペシャル「車中の人々〜駐車場の片隅で〜」。 以下、番組の流れをふり返りながら、この番組が伝えた衝撃を見ていこう。 冒頭、氷点下の「道の駅」で情報を受けた取材班が雪の降り積もった駐車場で車を探す場面から始まる。「駐車場で暮らす親子がいる」。灯りを消した黒いワンボックスカーには「おばさんが運転席。後ろの座席におばあちゃんが乗っている」と目撃者が証言する。車中生活は3年になるという。 取材のきっかけは、2019年8月21日に上毛新聞に掲載された92歳の女性が車中で死亡したという事件だったという。記事は「3世代1年車上生活か」という見出しで家族3人が1年間も駐車場で生活していた実態の断片を伝えた。 こうした人々が他にもいるのではないかとNHKは全国の道の駅1160すべてを取材。事情があって長期間、車で生活する人たちが相当数に上ることがわかってきた。年齢層もバラバラで切実な声を拾っていた。 若い女性 「事情があって(会社の寮を)出なきゃいけなくて家がない」 20代の男性 「友だちゼロで彼女もいない。人間関係は難しい」 60代男性 「布団で死にたいね。やっぱ最後は・・・」 生きる場所が車しかない、と口々に語る人々。駐車場の片隅で起きている現実を追った。 道の駅の駐車場は24時間無料で開放されている。トイレ、売店などもあり、長期で滞在が可能な環境が整っている。日中は家族連れのマイカーやトラック運転手などで賑わう道の駅の駐車場だが、夜間になると車の台数は減っていく。ある道の駅を取材してみると、夜間でも10台ほどの「動かないで駐車したまま」の車が見てとれた。その大半が目張りなどをしてあって「異様な感じ」だったという。道の駅の職員によると、1年近く駐車場にいる車もあった。その中にいた男性はまさに典型的な人だった。 典型といえる「車中の人」、66歳の男性 7年前に妻に先立たれていた。トラック運転手として働いたが、再就職できずに行きづまったという。アパートの支払いが滞るようになり、「じゃあ、出るか」と車中泊を決意した。男性はカボチャやインゲンなどと一つひとつの支払いを細かく記録。車中生活で自らゼリーをつくるなどの倹約ぶりを示す。顔の部分にボカシが入っているものの几帳面な生活が伝わってきた。収入は年金が月10万円。アパート生活だと家賃(4万円)や光熱費(1.5万円)で支払い総額が月14万円になってしまい完全に赤字になるという。車中生活なら家賃と光熱費はかからないものの冷蔵庫がないために食費がかさんでいく。それで収支トントンでギリギリの生活を維持していた。番組では男性がつけた記録を元に具体的な数字で男性の収支状況を示していた。 NHKは放送内容の一部を「NEWS WEB」で公開している。上記の66歳の男性については車中の画像も見ることができる。 興味のある人はそちらで確認してもらいたい。 取材を始めておよそ2週間、群馬県内のある「道の駅」で66歳の男性に出会いました。軽乗用車の中で1年近く生活を続けているといいます。最初は取材を断られましたが、2週間通い、ようやく取材に応じてくれました。男性は、車の中を見せてくれました。 出典:NHK NEWS WEB 特集 ”車上生活”漂うわけは 頼ることができない生活保護 こうした差し迫った状態で日本社会に用意されている最終手段が「生活保護」という制度だ。「最後のセーフティーネット(安全網)」とも呼ばれる救済手段として機能するはずだ。ところがこの66歳の男性は生活保護も可能性を探ったものの断念した。以下のように証言する。 「知らない人は生活保護でも受ければいい」と簡単に言うけども、一回市役所に行って聞いたら「車を持っているんでしょ?それならだめですね」とぱっと切��れて終わり。 私自身生活保護について何度か取材した経験でいえば、いかにもありがちな行政側の対応だ。乗用車はどんなに長期間乗ったものでボロボロであっても「金銭に替えうるもの」と見なされてしまう。そうした所有財産を売却して、それでも困窮した状態が続いていないと生活保護の申請行為さえ認めてもらえないケースが実際には少なくない。弁護士などの支援者が同行して本人の窮状を伝えることで認めてもらえるケースも例外としてはあるが、むしろほとんどの場合で「車を所有しているなら生活保護はだめ」という画一的で機械的な対応をする自治体が圧倒的に多いのが実態だ。 この番組では「車を手放したとしても、すぐに生活保護を受けられる保障はない」というナレーションが続く。生活保護行政の対応としては実態を反映した正確な説明だといえる。車を失うと明日寝る場所もなくなってしまうのではないか。そう考えて男性は車中生活を続けざるをえなかったという。 文字通り“さまよう”人 圧巻の場面がこの後に登場する。ある日の深夜。男性が「ガス欠だから」と燃料を買いに出かける。この日は2ヶ月に1度の年金支給日。近くのコンビニまで歩いて、そのATMの前で午前0時の年金の振り込みを待っていた。 手にした現金で5リットルのガソリンを購入。赤い容器に入れたガソリンを持って、1時間歩いて男性は車へと戻った。 久しぶりのエンジン音を聞いた男性は「ここには戻らないでどこかよそに行く。いくらなんでもずっと止まったままじゃ相当目立っていると思う」と、迷惑はかけたくないと車を発進させて道の駅を去り、夜の闇に消えていった。 何気ないシーンだが、ドキュメンタリー制作という観点でいうと非常にすぐれた映像だ。 こうした「車中の人たち」が「さまよい」「漂流する」姿をカメラで押さえている。人目を避けて移動を繰り返す車中生活者のリアリティーを冷静な形で映像として可視化させている。 全国にどのくらいいる? こうして各地を転々とする「車中の人」は全国にどのくらいいるのか。NHKの調査で「やむをえない事情を抱えて車中生活をする人」が過去5年間に目撃された道の駅は全国1160カ所のうち29%に上ったという。 単身の男性が多い。だが中には女性、あるいは高齢の女性を抱える娘などもいる。夫婦や子ども連れもいた。 その中には単なる経済的な貧困だけでなく、社会問題が背景になったケースも目立つという。 認知症が背景も? 認知症の夫とともに車中生活を続けていた女性が夫の死後も車内で暮らしているケースも紹介された。アパート生活をしていたものの認知症だった夫の火の不始末が心配になって車中生活になった。介護施設などの選択肢はなかったのだという。 幼い子どもを抱えるケースも? 幼い子どもを連れて車中生活していた30代の女性。所持金も少なく当時1歳の子どもを抱えていたが、子どもが夜泣きするため、ネットカフェでの宿泊は断念したという。冬に駐車場の寒空で夜泣きする子どもをあやす日々だった。 自ら選択? 職場の問題? 人間関係のわずらわしさを逃れるために車中生活を選んだという人も番組には登場する。 熊本の駐車場にいた50代の元看護師の岡山さん夫婦のケース。理由を一言で説明するなら職場の人間関係という言葉になるのかもしれない。7歳年上の夫は職場である病院で比較的ベテランになっても仕事でなかなか結果を出せないことで精神的に追い詰められていった。妻によると夫は職場で次第に精神を病んでいったという。その末に人と深く関わらずに生きていける場所をと車中生活を選んだのだという。 かつては看護師長として部下からも信頼されていたのに、人員削減などで職場を追われ、病院を転々とする中で精神を病んでいったというから、この人の問題は本人ばかりを責められないケースだ。根っこに「職場」や「働き方」の問題が存在する事例とも考えられる。夫は次第にいろいろな職場で「お荷物」になっていることを自覚するようになっていった。今の生活を「人間関係がほとんどないのが一番気に入っている」と夫は話す。持病の糖尿病が年々悪化するなか「死ぬときは最終的には車の中で見つかってもそれもいいかな」と言う。どこか自暴自棄な言葉だ。 NPOなどでホームレスらの支援活動をする人たちも、こうした「車中の人々」の存在に戸惑いを隠せない。当の本人がどこまで支援を求めているのか、どこまで支援すべきなのかがわからないケースも多いからだ。 親の虐待も? 父親による虐待から逃れるために、車中生活を続けてきた若い男性が「食べるものがない」としてNPOに助けを求めてきた。痩せ細っていて死んでもおかしくない、とNPOでは感じたという。NHKが全国の警察に取材したところ、この5年間で全国では車中生活者の死亡が12件、確認されたという。 NPO側も支援を拒む人たちもいるので、そのまま亡くなってしまうケースも避けられない。 ドキュメンタリーの終盤で、車中生活を続ける佐藤叙之さんという81歳の男性が静岡県で見つかった。NPO側が粘り強く関わりを続けるなかで、高度成長期の時代に東京の高級ホテルで働いた経験もある人だとわかってきた。年齢を重ねると周囲との交流も途絶えがちになる。NPOや行政の力を借りて車中生活を止めて、半年ぶりに畳の上での生活を再開させることになった。 「私たちが出会った車中の人々。孤立、貧困、無関心・・・。車の中には社会が積み残してきたものが溜まり込んでいた。」 そんなナレーションでドキュメンタリーのラストシーンが始まった後で何人かの「車中の人」の声が続く。 60代女性 「リストラで家を失ったり仕事を失ったりして車があることでなんとか生活できる」 50代男性 「一日一日��まよっていた。次の日はどうなるか分からない。どこかでのたれ死ぬかもしれない」 30代男性 「どこにも行けないし、誰にも相談できなかった。正直、自分の気持ちもよくわからない。生きたいのか、生きたくないのか」 その後で番組を締めくくるナレーションは以下の言葉だった。 「今夜も駐車場の片隅で、人知れず、生きる人たちがいる。」 見ていて時折鳥肌が立つほど「これでもか」というほど現在の日本社会の現実が示されていた。 久しぶりにNHKが社会派のドキュメンタリーとして渾身の一球を放り込んだという実感がある。かつて2000年代以降にNHKが放送した「ワーキングプア」や「無縁社会」のシリーズにも匹敵するほどの大がかりなドキュメンタリーだった。 日本社会の「貧困」という社会問題をこれほど力が込めて取材した作品は本当に久しぶりだと思う。 以下、十数年前に私自身がかかわって放送した日本テレビ系の「ネットカフェ難民」とも比較しつつ、NHKの「車中の人々」についてその意義と可能性について論評したい。 「ネットカフェ難民」との類似性 今回の取材対象になったのは「行き場を失った」「漂流する」「家をもたない人々」である。2006年〜9年頃にはそうした人々はネットカフェに滞留するようになっていた。時間制で料金を取られるネットカフェは「お泊まり料金」等の割引き価格もあって、シャワー室が付いている施設も増えたことで若干窮屈さはあるもののビジネスホテルの半分以下の価格で一晩を過ごすことができるようになった。そこに貧困層が寝泊まりするようになった。2006年の朝日新聞の報道や2007年の日本テレビのドキュメンタリー番組の報道でその実態が少しずつ明るみになった。 私自身もドキュメンタリー番組のタイトルとして���ネットカフェ難民」と名付け、貧困層の人たちの中で一定の人たちがこうした「経済的な貧困」「不安定な仕事」「親からの虐待」「身寄りやコミュニティとの縁が切れた社会からの孤立」「生活保護にも頼れないセーフティーネットからの漏れ」「自暴自棄」「精神的な病気」などの状況が「折り重なって」いることを取材で実感した。 一定の貧困層が「ネットカフェ」に滞在することは社会の共通認識となり、「ネットカフェ難民」という造語も新語流行語大賞のトップ10にも選ばれて一般的に通用する言葉になった。今回の「車中の人々」も新たな貧困状態の現れ方として同様の広がりがあるものだと感じる。 他方で、「ネットカフェ難民」の放送後には当時ホームレスの支援活動をしている人々から言われた言葉がある。 「『ネットカフェ難民』が急に生まれて出てきたわけではない。行き場を失った人々は昔からいる。路上や公園での野宿の人たちがそうした人たちだ。ネットカフェという現代風の施設を使っているだけでホームレスであることに変わりない。それは形を変えたホームレスなのだ」 客観的に見れば確かにそういう面もある。メディアで人々に注目してもらうためには「これは新しい現象だ」と強調する必要があるからだ。 本質的には大きく変わっ��いない点も実は多い。今回の「車上の人々」も、経済的な貧困、福祉制度の脆弱さや利用の困難さ、あるいは虐待やDVなどによる家族からの支援を受けられないなど、「ワーキングプア」「無縁社会」「ネットカフェ難民」などのキャンペーン報道で指摘された問題も背景としては見え隠れしている。道の駅の施設の全国的な整備が進んだことで、そうした場所の駐車場が、貧困層や行き場を失った人たちの「滞留場所」になっている面がある。 ただ、中身の酒は同じようなものであっても酒袋を一新させて「貧困」「無縁」など社会に根深い問題について放送を続けていくことはジャーナリズムとしての意味はすごく大きい。今回の「車中の人々」は車社会が進んだ現代日本にとっては象徴的な切り口だ。NHKのスタッフがそれまで社会が気がつかなかったいいところに着眼した好企画だと感じる。 「ワーキングプア」「無縁社会」の中核メンバーも こうした骨太の調査報道型のドキュメンタリーを「チーム」で取材してまとめることができるのがNHKという組織のすごさだと思う。 番組のエンドクレジットを見ると、制作統括の最後に板倉弘政という名前がある。かつて「ワーキングプア」「無縁社会」の取材で活躍した社会部の記者である。そうした人がかかわることでこうしたテーマが若い世代に引き継がれていくことがNHKの強みなのだろう。 続編が見たい、そして映画にも ぜひ続編を見せてほしい。そう思うし、おそらく制作側もすでに計画していることだろう。 たが、それだけでない。これは映画のテーマにもなりうるのではないか。 たとえば、カンヌ映画祭やアカデミー賞など主な賞を総なめした「パラサイト〜半地下の家族〜」。韓国社会において「半地下」に住む貧困層の実態を映し出して格差や貧困をモチーフにした映画をつくった。「車中の人々」も日本社会が積み残したものがたまりこんだ現状なのだとすれば、これをテーマにする映画が出来てもおかしくはない。 「パラサイト」や「万引き家族」に限らないが、いい映画は深刻な社会問題への深い考察や取材の末に出来上がることも少なくない。 今回の「車中の人々」からそんなリアリティーある映画まで夢想するのは考えすぎだろうか。 (2020年02月16日ヤフー個人より転載) かつては「ネットカフェ」今は「道の駅の駐車場」 Nスペ「車中の人々」が示した“貧困難民”の滞留場所 かつては「ネットカフェ」今は「道の駅の駐車場」 Nスペ「車中の人々」が示した“貧困難民”の滞留場所 {$excerpt:n}
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saitomasaru · 8 years ago
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おはようございます。台風は去った模様です。今週も、地域が少しでも良くなるように一生懸命働きます。 ◆先週の活動 ・各地で市政報告 ・福祉施設についての相談 ・住宅政策についての話し合い ・決算特別委員会(二日間) ・給食費無料化についての資料研究 ・道路改良についての要望を聞く ・道路拡幅についての経過説明 ・予算要望の準備 ・県議会議員との意見交換 ・境ライオンズクラブ45周年記念の招待状作成、投函 ・臨海学校のエアコン設置についての要望を聞く ・赤レンガ倉庫についての経過説明 ・議会運営についての相談 ・電柱移動について現場で立ち会い ・会派定例会 ・本会議(議案説明) ・議会運営委員会(意見書提出について) ・全国都市問題会議についての打ち合わせ ・会派会計についての調整 ・会派研修会についての話し合い ・小学校運動会 ・小学校施設改良に関する悩みを聞く ・小学校校庭拡張についての経過説明 ・町内の衛生問題についての相談 ・世界遺産周辺整備についての結果報告 ・ファミリーフェスティバル ・田島弥平旧宅見学(田島善一宅で錦絵を鑑賞) ・各地で敬老会 ・常任委員会視察研修についての話し合い ・井野俊郎衆議院議員国政報告会 ・NPO法人設立に関する意見交換 この他に、お世話になった方々の告別式に参列し、ご冥福をお祈りいたしました。 ◆最近読んだ本 ・風と共にゆとりぬ:朝井リョウ ・怖くて眠れなくなる植物学:稲垣栄洋 ・1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった:せきしろ ・乱歩と清張:郷原宏 ・3行しか書けない人のための文章教室:前田安正 ・Best Always:大滝詠一
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yourtetsuya · 1 month ago
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3/5 にこにこプラットホーム事務所で、福祉有償運送運転者講習会を開催いたしました。。その時の様子をアップしております。どうぞご覧ください。そして、講習会開催をご希望される方は、ふるってご応募ください。
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yourtetsuya · 1 month ago
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3/25 大分県豊後大野市で交通空白地有償運送運転者講習会が開催されました。
大分県豊後大野市で交通空白地有償運送運転者講習会が開催され、2名の方が受講されました。1人はタクシー会社、もう1人はバス会社に籍を置き豊後大野市から委託を受け優勝運送を行います。2人とも大型の免許はお持ちです。非常に運転も上手く講義も理解度が高くやりやすかったと思います。 講義の様子 死角の確認 死角の確認2 修了証交付の様子 修了証交付の様子2 講習終了後のインタビュー
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yourtetsuya · 2 months ago
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yourtetsuya · 2 months ago
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R7年4.5.6.7月の公共ライドシェア、互助輸送等の運転者講習の予約受付をいたします。
○公共ライドシェア バス事業やタクシー事業によって輸送手段を確保することが困難な場合、市町村やNPO法人などが、自家用車を活用して提供する有償の旅客運送を公共ライドシェアと呼んでいます。 省令において①「交通空白地有償運送」と②「福祉有償運送」の2つを規定しています。 ①行政、交通事業者、住民代表などで構成される法定協議会(生活交通会議)において必要と認められ、運輸局の許可を得ることで行うことができます。 ②「福祉有償運送」とは、要介護者や身体障害者など、一人では公共交通機関を利用することが困難な方に対して、NPO法人や社会福祉法人などの非営利法人が、自家用自動車を使用して行う有償の移送サービスのことです。 特定非営利活動法人にこにこプラットホームは、上記の有償運送を運転する方の講習会を行う団体で、国土交通省の許可を得ている認定団体です。 市町村主催、社協主催、民間委託団体主催等…
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yourtetsuya · 2 months ago
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2/17 筑後市で福祉有償運送運転者講習会が開催されました。
株式会社リセス様からご依頼で、筑後市において福祉有償運送運転者講習会が開催され、私が講師として参加して来ました。皆さんの講義を聴く姿勢は、真剣そのもので頭の下がるくらいでした。実技においても死角の確認や合図の後の動作方法などをしっかり覚えて貰いました。参加されました皆様大変お疲れ様でした。
株式会社リセス様からご依頼で、筑後市において福祉有償運送運転者講習会が開催され、私が講師として参加して来ました。皆さんの講義を聴く姿勢は、真剣そのもので頭の下がるくらいでした。実技においても死角の確認や合図の後の動作方法などをしっかり覚えて貰いました。参加されました皆様大変お疲れ様でした。 講義の様子 修了証の交付 修了証の交付 終了後のインタビューの様子 終了後のインタビュービデオ
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yourtetsuya · 2 months ago
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2/15 東峰村で交通空白地有償運送運転者講習会が開催されました。
表題の講習会が、東峰村で6人の受講者が参加し開催されました。東峰村では、公共ライドシェアとして、東峰村が交通空白地 の申請をし認可され、運行をタクシー会社に委託をしております。今回は追加の運転手の方を募集し、受講をしていただき、講義を行った次第です。皆さん熱心に講義を聞いていただき、なおかつ、運転もそこそこうまい方ばかりでした。参加された皆様、大変お疲れ様でした。
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yourtetsuya · 3 months ago
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yourtetsuya · 3 months ago
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2/15 東峰村宝珠山庁舎で、交通空白地有償運送運転者講習会が開催されます。
東峰村宝珠山庁舎で交通空白地有償運送運転者講習会が開催されます。参加を希望される方は、特定非営利活動法人にこにこプラットホームまでご連絡ください。
表題の講習会が開催されます。参加を希望される方は、特定非営利活動法人にこにこプラットホームまでご連絡ください。 ※交通空白地有償運送運転者講習会とは、交通空白地で有償運送を行う運転者を対象とした講習会です。国土交通大臣の認定講習で、修了すると第一種免許で有償移動を支援できる修了証が交付されます。 交通空白地有償運送とは、市町村やNPO法人などが交通空白地で住民や観光客などを運送するサービスです。 講習会を受講する場合は、次の条件を満たしている必要があります。 第二種運転免許を保有している 第一種運転免許を保有しており、自家用有償旅客運送の種類に応じた大臣認定講習を受講している 講習会は、特定非営利活動法人にこにこプラットホームが開催しています。 過去の「にこプラ事務所」での講習会で、修了証配布の様子
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yourtetsuya · 4 months ago
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yourtetsuya · 4 months ago
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2025年 1.2.3.4月の福祉,交通空白地有償運送運転者講習会の予約受付致します。
「交通空白地有償運送」とは、バスやタクシーなどの公共交通機関によっては住民に対する移動手段が確保できないと認められる場合において、NPO法人などの非営利団体が、営利目的とは認められない範囲の運送の対価によって、自家用自動車を使用して運送する運行形態です。 行政、交通事業者、住民代表などで構成される法定協議会(生活交通会議)において必要と認められ、運輸局の許可を得ることで行うことができます。 「福祉有償運送」とは、要介護者や身体障害者など、一人では公共交通機関を利用することが困難な方に対して、NPO法人や社会福祉法人などの非営利法人が、自家用自動車を使用して行う有償の移送サービスのことです。 特定非営利活動法人にこにこプラットホームは、上記の有償運送を運転する方の講習会を行う団体で、国土交通省の許可を得ている認定団体です。 市町村主催、社協主催、民間委託団体主催等々、少人数(少人数…
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yourtetsuya · 5 months ago
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12/9 久留米市高良台シニアマンションで、福祉有償運送運転者講習会が開催されました。
福岡県久留米市 高良台シニアマンションで、福祉有償運送運転者講習会が開催され,講師として参加いたしました。今回の受講者の方は、スタッフの方で日頃から従事されてあり知識もあって講義としては非常にやり易かったと感じました。右左折の合図や目視についてしっかり実地で練習をしていただきました。参加された皆様大変お疲れ様でした。
福岡県久留米市 高良台シニアマンションで、福祉有償運送運転者講習会が開催され,講師として参加いたしました。今回の受講者の方は、スタッフの方で日頃から従事されてあり知識もあって講義としては非常にやり易かったと感じました。右左折の合図や目視についてしっかり実地で練習をしていただきました。参加された皆様大変お疲れ様でした。 講習の様子 修了証交付時の様子 講習会終了後のインタビューの様子
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yourtetsuya · 5 months ago
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12/9 福岡県久留米市で、福祉有償運送運転者講習会が開催されます。
お問い合わせ等があれば、特定非営利活動法人にこにこプラットホーム 理事長 鹿毛 哲也までよろしくお願いいたします。詳しくはこちらをクリック 過去の講習会の様子
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