Tumgik
#有楽町純喫茶
cocoon0206 · 2 years
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来年有楽町ビルと新有楽町ビル、閉館してしまうらしい😢
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shredderwastesnow · 1 year
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クィアたちのZINE交換【後編】
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前回の記事に書いたが、ZINE交換会で、私は7冊のZINEをいただいた。 今回の後編では、それぞれを読んだ感想をまとめてみる。
※作者がセクシュアリティをどの程度オープンにしているか分からないため、ZINEの作者名は伏せています。 ※オンラインで公開・販売されているものについては、末尾にリンクを貼っています。
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■「ノンバイナリーがわからない」というテーマ詩またはエッセイ シンプルな紙面から、生きているだけで「男/女」と申告させる社会への失望が伝わってくる。これまで深く知る機会のなかった生きづらさに気付かされる。 「お兄さん」「お姉さん」という呼びかけも、時として相手のメンタルを削ることを学んだ。会話の端々で、知らず知らずのうちに相手を「男/女」のカテゴリーに当てはめていたかもしれない……と怖くなる。
「男/女」のあわいにいる人と同じ社会に生きているのだと、もっと意識して生活しなければと思う。 そして、無意味な性別の振り分けをなくす方向に社会を変えることも必要だ。当事者を死に追いやるレベルの苛烈なトランスヘイトが実際に起きている今、一層強く感じる。 シスジェンダーの自分には、まだまだ見えていないことがあると気付かせてもらえた一冊。
■YOGA HAMSTER STAMP ヨガのポーズを、素朴なハムスターのイラストと共に解説するZINE。 モフモフしたハムスターが、1ページごとに「チャイルドポーズ」「猫のポーズ」などを決めている。手足が短いなりに頑張っていて可愛い。
様々な研究で、クィアが精神を病む率は、そうでない人よりも高いことが分かっている。 体をほぐし、リラックスする時間を意識的に取ることも、クィアとして豊かに生きる上では大事だなと認識した。いや……いっそハムスター飼う?
■LIFE LIFE LIFE vol.3 そうだ、京都行こう 写真が趣味の6人(Gender Identityは男性寄りと思われる)が、京都で撮った作品をまとめたZINE。 作品と共に、撮影エピソードも載っている。歴史ある町並みや自然の佇まい、旅の興奮が伝わってくる。
ZINE作りに参加した6人のうち、3人は一緒に撮影旅行をしたそう。 1人では挑戦しづらい着付け体験に連れ立って行き、着物姿で街を散策しながらお互いを撮り合う。スーパーで食材を買い、airbnbの宿で一緒に料理をする。朝は古い喫茶店でモーニングを楽しみ、香り高いコーヒーを優雅に味わう。 エッセイパートで若者たちの予測不能な旅の面白さを追体験しながら、友達が家庭を持ってしまった今はこんな旅行もしづらくなった……と少し切なさもよぎる。
なお、この3人のうちの1人が、旅先で気分が落ち込んでしまったときに2人がそっとしておいてくれて嬉しかったと書いており、印象に残った。 自分が相手より優位に立っていることをアピールしたり、キャバクラなどの空間で女性にケアしてもらいながら親睦を深めたりする「ホモソーシャル」なノリではなく、お互いに褒め合ったりケアし合ったりする友情の育み方が、読んでいて気持ちよかった。 作者のクィアネスについては特に触れられていなかったが、シスへテロ男性らしさを要求されないコミュニティが、作者の精神を支えているのかもしれない。
■Q&Q スモールトークが苦手なわたしのための質問カンペZINE A6版の手に収まるサイズ感と、ポップなイラスト、ドミノピザの箱のような色使いが可愛い。 イベントで初対面の人と実のある対話ができるようにという心遣いから、各ページに「今日はどうしてこちらへ?」「今の社会に足りないものはなんだと思いますか?」などの質問が並び、読者(ユーザー?)はページを指差したりめくったりして会話を進めるという仕組み。便利!
趣味や好きなカルチャーに関する比較的軽い質問もあれば、「どんなジェンダーの相手とでも、友情は成り立つと思いますか?」「自分の力で社会は変えられると思いますか?これまでに何か変えられた経験はありますか?」など、ぱっと答えられないような深い質問もある。
後ろの方には、作者が推している海外ドラマや本などの紹介も付いていて、世界が広がる。 最近はセクシュアリティの問題を扱った作品の数が増えて嬉しい反面、作り手側に深い理解や考察のない作品は観ても傷つくだけなのでうかつに手を��せないという現実もある。 セクシュアリティについて日々真剣に考えている人から、口コミで良作を教えてもらえるのは有難い。
読んだのがイベントから帰った後だったので、作者の方と会場でこれを使って喋れたら更によかったかも。次回に期待。
★おまけ★ 「どんなジェンダーの相手とでも友情は成り立つか」について: 友達になれないと感じるジェンダーの人は思い浮かばないが、テレビに出ているゲイやトランスジェンダー(ドラァグクイーン)に時折見受けられる「自由=性的に奔放」という考え方は苦手だなと思う。 タレントの恋愛相談に「積極的にどんどん行っちゃいなさいよ!そうやって経験を積んで人は大人になるんだから~」と答えるオネエ言葉の人たちは、恋愛やセックスをしない自由という発想がなさそうなので、友達になれる気がしない。知り合い止まりにしたい。 でも、あの人たちも、テレビが作り上げたステレオタイプを演じさせられているのかもしれない……どうなんだろう。 ドラァグクイーンでも文化人寄りのヴィヴィアン佐藤さんあたりは、恋愛相談に対してもっと深みのある言葉を返すのではないかと思う。
■アセクシュアルである私がどのようにしてサトシに救われ、今回の件でどのようなことを考えたか 2022年の冬、25年もの期間にわたって放送されてきたアニメ版ポケットモンスター(以下「アニポケ」)の主人公が、次のシーズンからサトシではなくなることが発表された。 このニュースは、アニポケのオタクであり、アセクシュアルでアロマンティック傾向のある作者にとって、人生を揺るがす出来事だった。
作者は、小学校時代から自身のセクシュアリティを自覚し、友人の恋バナについてゆけ��疎外感を味わってきたという。 恋愛に無頓着でありつつポケモンバトルに魂を燃やし、そのまっすぐな生き方で人々に愛されるサトシの姿は、作者にとって救いだった。 脚本を書いた人は意図していなかったかもしれないが、テレビの前でアニポケを観ていた一人の小学生は、恋愛がなくても充実した人生を送ることができるというメッセージを受け取ったのだ。
主人公の少年が戦いを通じて成長するストーリーの少年向けアニメでは、多くの場合、サイドストーリーとして恋愛が描かれる。 「るろうに剣心」「NARUTO」「鬼滅の刃」など、主人公と女性キャラクターのカップルをぱっと思い浮かべられる作品は多い。 これらの恋愛は基本的に異性愛であり、同性カップルは登場しない。ほとんどの少年向けアニメの世界観は、シスへテロ恋愛規範に基づいていると言えるだろう。 こういった状況にあって、物語に恋愛を持ち込まないアニポケは、作者にとって抵抗なく楽しめる希有な作品だった。 サトシに好意を持つ女性キャラクターが登場しても、サトシにはぴんと来ず、「そんなことよりバトルしようぜ!」という態度を取る。そして、周囲はそんなサトシを責めたり馬鹿にしたりせず、「まあサトシだからね」と受け入れる。 こういった物語に触れることで、恋愛感情の湧かない作者は、自分自身も肯定されたと感じていた。
しかし、サトシが主人公のアニポケは、もう制作されない。作者の心の支えが、一つ失われてしまうのだ。
そして作者が危惧しているのは、「NARUTO」→「BORUTO」のような続編への移行だ。 「NARUTO」の続編である「BORUTO」は、「NARUTO」の主人公うずまきナルトとヒナタの息子が主人公。 この展開によって、主人公が異性と結婚して家庭を持つ=ハッピーエンド、という原作者と制作者の世界観が鮮明になった。 もし、同じように次期アニポケの主人公がサトシの子供になってしまったら――それはつまり、制作者の中に、「バトルに熱中していた少年も、大きくなれば異性を好きになって恋愛→結婚・セックスするのが当たり前」という考え方があることを意味する。 これまでアロマンティックやアセクシュアルを肯定する存在だったサトシが、シスへテロ恋愛の模範として再定義されてしまうことを想像し、作者は何度も泣いたという。 やり場のない不安を整理すべく、このZINEが作られた。
このZINEが突きつけてくるのは、恋愛や性愛のない人生を肯定してくれる物語の少なさだ。 純文学などの中には探せばあると思うが(谷崎潤一郎「細雪」とか)、沢山の人が楽しむアニメや漫画などのポップカルチャーの中に、主人公が恋愛なしで満たされている作品を見つけるのは難しい。 2022年、主人公がアロマンティック・アセクシュアルのドラマ「恋せぬふたり」がNHKで放送され、話題を呼んだ。 このような、恋愛に縛られない幸せの形を提示できる物語が、もっと作られてほしい。 そして、私も何か書けるかな……。
https://note.com/ichijosayaka_59/n/n93046e8a589f
■2306 最悪のプライド月間を、なんとかやり過ごすZINE 1968年にアメリカで起こったクィアによる反差別運動(通称「ストーンウォールの蜂起」「ストーンウォール事件」)にちなみ、6月は「プライド月間」とされている。 今年の6月も、世界各地でセクシュアルマイノリティへの理解を深めるキャンペーンやイベントが行われた。 日本でもこうした取り組みは盛り上がりを見せたが、一方でLGBT理解増進法案が保守勢力によって骨抜きにされるなど、国や社会によるクィアへの抑圧が鮮明になるような出来事もあり、国内のクィアにとっては希望を感じづらい1ヶ月となってしまった。
このZINEには、ゲイであり鬱療養中の作者がこの6月をどう過ごし、何を考えたかが記録されている。文章の合間にゆるい漫画や犬の写真が配置されているので、深刻な内容があってもそこまで肩肘張らずに読めて有難い。
鬱によって思い通りに動かない身体。過去に受けた性被害のトラウマ。 反差別というメッセージが限りなく薄められたLGBT理解増進法案や、SNSでのトランスバッシング。 彼氏が両親の留守中に犬の世話をするため実家に帰ることになり、こっそり同行させてもらうという楽しいイベント。 彼氏が両親にカミングアウトしていないため、表向きは友人を装わなければならない現実。 彼氏と犬のユズちゃんと共に過ごした穏やかな時間。 無職である後ろめたさ。梅雨時の湿気。 その時々の作者の感情が、グラデーションになって迫ってくる。
二人と一匹の間に流れる温かい空気を感じながら、二人が堂々と一緒に暮らせないことを悔しく思う。 また、病気などの理由で一日八時間労働が難しい人が社会から零れ落ちてゆくような現状も、もっと改善できないものかと感じた。 (「Marriage for All」に署名し、選挙の時も人権意識のありそうな人に投票するようにはしているが、まだ足りないんだろうな……。) 一応、作者が欲しいものリストを公開した時に、応援を込めて1品ポチッとした。まだ足りないだろうけど。
※「はじめに」のみ公開 https://nigenige2020108.hatenadiary.jp/entry/2023/06/30/090000
■恋愛も結婚もセックスもしたくない人がいるんです アロマンティック・アセクシュアルである作者が、自身のこれまでの人生と現状、将来のビジョンをエッセイ漫画にしたZINE。
作者は30代で、性自認は女性。アロマンティック・アセクシュアルでありつつ、BLが好きで百合も読む「腐女子」。 自分が恋愛や性愛の当事者になりたくはないが、フィクションの恋愛や性愛は読者として楽しめる、ということになる。
恋愛を経ての結婚をする気はないが、何かあったときに助け合える人がいてほしい気持ちもあり、いわゆる「友情結婚」にも興味がある。 助け合うことと恋愛・血縁が分かちがたく結びついている現代社会では、恋愛感情や性欲がなかったり少なかったりすると孤立しがちだな……と改めて認識する。 「恋愛経験がない/少ない=人間的に未熟」というバイアスに苦しめられるくだりは、共感しかなかった。
平日は金融機関で働き、週末にオタ活を楽しむ作者の人生は、ちゃんと充実している。 変わるべきは、「人生には恋愛と性愛があるべき」という価値観を振りかざし、無駄なコンプレックスを味わわせる世間の側だろう。 恋愛・性愛のない豊かな人生はあり得るという希望を見せてくれる、爽やかな読後感のZINEだった。
※8/11時点でこのZINEは完売、続編は購入可能 https://hinotoya-akari.booth.pm/
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こうして感想を並べてみると、作者7人のセクシュアリティと抱えている事情が千差万別であることに、改めて驚く。 本やウェブで「LGBTQ+とは?」みたいな解説を読んだだけでは絶対に見えてこない現実と実感が、それぞれのZINEから生々しく伝わってくる。
社会がカテゴライズした性別や恋愛・性愛規範に自分を無理矢理当てはめて解釈しようとすると、どこかで無理が生じる。 クィアはそうでない人より無理をしなければならないが、自分がクィアだと明確に認識していない人も、実は無理をしていることがあるのではないかと思う。 (「性自認が男なのにメイクしたいと思うのは変かな?」「恋人との時間より友達との時間が楽しいと思う私は間違ってるのかな?」といったように。)
既存の枠組みに囚われずに自分のセクシュアリティを語ることは、社会や権力の都合によって奪われた自分の一部を取り戻し、自分の生を自分に合う形にカスタマイズする第一歩なのかもしれない。
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a2cg · 1 year
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ウェイティングと私 ・ 美味しい店に行ってみたいのですが予約が取れなかったり予約受付がない店でも長時間並んで待たないといけないのは避けたいですね。 ・ 知らない場所で並んでいる列を見かけたりすると後学のためにも「これ何の並び待ちですか?」って聞いたりします。 ・ 同じように気になるのがなかなか始まらない会議。誰が参加して何を議論したくて何がゴールかわからないのにキーマンが来ていないと「何待ち」って思うのです。 ・ それはお笑い芸人「麒麟」のホームレス中学生の可能性もありますし「ちゃー」というギャグで有名な焼肉屋さんか、ロンドンブーツ1号2号かも知れません。 ・ と言うわけで本日のランチは #田村町木村屋 #田村町木村屋日比谷フォートタワー店 です。本店はしばらく休業しているようだったので #日比谷フォートタワー に来ました。 ・ 頼んだのは #デリカランチ 日替り #サンドウィッチ と本日の #ホームメイドスープ と #ドリンク のセットです。 ・ 本日の #サンドイッチ は #ベーコンエッグ と #ポークジンジャー そして #スープ は #カプシュナック 選べる飲み物は #ミルクティー にしました。 ・ 店内は食後のケーキを楽しむ人とランチ利用の人とで半々な印象です。思いの外早く2分ほどで提供されました。まずは #ベーコンエッグサンド を頂きます。 ・ #ベーコン の塩気と #目玉焼き の味わいが美味しいサンドです。続いてのスープはトマトベースでタップリのキャベツとにんじんの甘さが美味しい逸品。 ・ 途中ポテトの食感とシンプルだけど落ち着く味わいを楽しみます。もう一つのサンドは豚肉の旨味と生姜のアクセントそしてレタスのバランスがいい感じ。 ・ #クレソン の味わいもいいねと思いながらあっという間に完食です。食後の #紅茶 もゆっくりと楽しみたいところですが、時間が無いランチだったので一気飲みです。 ・ 次回はキッシュセットかダブルケーキセットを頼んでみたいと思います。 ・ ジオタグは本店のものです。こちらの店舗は東京都港区西新橋1-1-1 の日比谷フォートタワーになります。 ・ #内幸町ランチ #内幸町グルメ #内幸町喫茶店 #内幸町カフェ #内幸町純喫茶 #内幸町サンドイッチ #虎ノ門ランチ #虎ノ門グルメ #虎ノ門喫茶店 #虎ノ門カフェ #虎ノ門純喫茶 #とa2cg (田村町 木村屋) https://www.instagram.com/p/CqjJgn5SWuA/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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lunahoshisolar · 5 months
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弦巻マキと私が怪談をする理由
「モカちゃんだよね?帰国子女でイギリス育ちって、マジ?」
転入初日の転校生の私の周りはきっとそういうセリフで溢れかえるのであろう。宮舞モカは、脳内で同じ景色のイメージを繰り返した。「モカ」という、自身の本名で弄られることもあるかもしれないが、その時は、「モカちゃん、モカ好きだったり?」と意地悪く聞かれてもこう答えるつもりだ、「まあ、実は」。
キャラ付けは、唐突な理由であったとしても、やぶさかではないのだ。
宮舞モカはいわゆる「陰キャ」だ。陰気なキャラ、陰の気を纏うキャラ、陰気な雰囲気なキャラ、陰険不粋支離滅裂……自分をそのように定義してきたのはモカ自身であった。
もしモカの守る強い自我が壊れるとするなら、陰を圧する程の陽気を身に纏った「陽キャ」によるものである、とはモカにとっては自明の理であった。陽の気を圧倒する陰の気で武装すればモカの自我は守られる。だから、モカは「陽キャ」に対抗できるだけの陰の気を使い、陰気に陰で人目につかないところで論理を講じれば良いだけだった。
それがモカの考え得る「最適の生存戦略」であった。モカは生き残らねばならなかった。
情報収集のためにモカは引っ越したばかりの土地で一人散策をした。
一人行動が肝で、これは「学校で一人で行動していても猫好きな自分は気質が猫的であるから」と上手く納得してもらうために、考えた設定だった。
母がイギリスで可愛がってた野良の黒猫は、その為に「モカの唯一の親友なのだ」とモカは母にわがままを言い、日本に連れ帰ってきてもらった。モカの唐突な強い自我に驚いて母親はもちろん、快諾した。
しかしもちろん、これは嘘だった。イギリスの話を聞かれたら、猫といたから寂しくなくて、友達が居ないんだとか、居なくても平気とか、自分の話を避けたくて作った設定だったのだ。別に猫が居たから友達を作らなかったんじゃなくて、アニメの話をする友達をネットでだけ作って、引きこもりを家族に心配させないためだけに家にいる趣味を作っていたら、こうなってしまったのである。
音楽を聴くのが好きだったわけじゃあない。黙っている言い訳が欲しかったのだ。ヘッドホンをつけて、下を向いていたい。しかし、そうやって快適に無挙動でいるために世界観を領域的に展開する完璧な選曲のプレイリストは、気付けば独自色が強く、自我を感じずに居られぬ趣味の様相を放ってしまった。ここまで蓄えた知識を、使わない陰キャではない。ネットDJを、始めた。ショート動画を投稿して、猫ミームに乗せた自分のニッチな趣味の、わかる人にはわかる感じがある、そういう音源を加速させたりノイズを入れたりした、ヤバい感じ、普通じゃない感じの音源がコメント欄で、「ヤバい」と賑わうのが、モカは爽快であった。
モカは承認欲求を醸造した。
一挙手一投足がキャラ立てしていなければならなかった。
それでないと全て夢が晴れてモカは現実が見える。嘘は少し真実が入っていて美化されていれば、趣味がいい表現方法になる。もしモカが、ただ単に英語を喋れるアニメオタクとバレてしまってはいけない。それをモカ自身も気づきたくないしモカが気付かなければ突っ込まれることもないだろう、だって陰キャだから。
そうやって、自我の強さを隠せぬまま、モカは新しい町の一角で寂れたカフェに入った。しかし、思ったより中が小綺麗であり、そこに予想外で慄いてから、顔涼しく自我論理を整理して気分を落ち着かせていた。ちなみにもちろん、モカを注文した。
気分が落ち着いてからモカは思い出す。時間差でジワジワ襲ってくる本当の問題はそのカフェモカを持ってきたのが金髪の少女だった事であり、しかも……
「(えっ……同じ制服なんだが……?)」
……モカのこれから通う、学校の制服を着ていた事であったのだ。
宮舞モカは、いわゆるハーフ、ではない。純日本人の「純ジャパ」であるから、「帰国子女」属性だった。
これはこれから通う学校で既に外国情緒枠が埋まっていて、しかもそれを外見で即捕捉出来てしまう「パッシブスキル」としての「外国情緒」枠である。宮舞モカ、彼女のように、「アクティブスキル」として、使う武器として、コマンドを押さないと発射されない「外国情緒」じゃない。ここまで来ると下位互換で呪いに近いのだ。「英語出来るマウント」で、押し通すしかないのだ。
しかしそれにはこのブロンドの少女が、英語ができるのかできないのかを判断しなきゃいけない。この日本で私以外に英語ができる人がそんなにいるわけないから、私が話しかけて判断しなきゃいけない。
ーーハードルが高すぎる……。それじゃあ、外見を。
「パッシブスキル」を盛るしか。それしかないのである。アニメ属性として、「海外育ちはエロくて無意識だ」なんてものがあるのだ。こいつは、使わない手は無いので、日本で「ドM」の象徴のチョーカーとか、日本育ちでは珍しい「谷間の露出」、そういう私が英国でもやってない格好を日本国でやることにした。
幸い髪も切って、インナーカラーを入れて(アニメでも流行ってる)、そうすれば、大人しくて怖く無いけど外国人的でかっこいい「私」が生まれ、金髪の子にも客だったのがバレず済む。今日起こったことは転生モノの小説の、転生前に突然起こるトラックの接触事故だったのだ。金のトラックに私は事故って、今、神の恩寵により理想の自分自身に生まれ変わったのだ。そういう流れで私の事前知識系チート人生が始まる。
……はずだったのだ。その少女は、私のクラスに居た。そして、帰国子女設定を盛り過ぎたせいで、陰キャ隠しのための「大人しいクール系」設定が化学反応を起こして、「日本語が苦手」だと先生に思われてしまった私は、クラスで唯一英語が出来るその少女の隣の席を任命されてしまった。そしてその少女にマシンガントークで英語で話され、私の「一目置かれる黒猫少女」という夢の学園生活は終わりを告げた。
ーー絶対今浮いてんじゃん。
ーー絶対怖がられたな。
もうキャラ変更が容易に出来なくて、脳内の自由が、アイデンティティの可変性が私からは消え去っていったと感じていた。思ってた流れではなく無意識に、「興味のなさそうな生返事をする無気力系無言威圧主人公」に私はなっていたのであった。
「日本語は、どれくらい出来る?今言ってること、わかるかなー?この後の授業とか、先生に相談する?あ、英語で言い直そう!えーっとねー」
「あ、えっと、弦巻、さん……だっけ、私、日本語出来るから……気を遣わないで、ね」
「うっわー!日本語ペラペラじゃーん!やばー!心配したの恥ずかしすぎる!みんな、モカちゃん日本語めっちゃうまい!」
ーー何故……
何故全てが、悪い方向へ行くんだ?「英語めっちゃペラペラ」の想定はしたが、「日本語めっちゃペラペラ」は想定せず、日本語のうまさで弄られるのも想定せずにいた。
「あはは……私、アニメ好きの陰キャですので〜……ははは……」
もうクソ喰らえで私は、自ら白旗を上げ、セルフハンディキャップという完全なる防御技を繰り出すに至った。セルフハンディキャップとは、自分自身の自我を守るために敢えて自分を「最初からできない奴」と定義して、自分や他人からの失望に先制して釘を刺す行為だ。
「マジで!?私、バンドやっててさー!アニソンめっちゃ弾いてるよー!ギュンギュンって、ムスタングでね!エレキギターなんだ!」と弦巻マキは金髪を振り乱して陽キャに語った。早口語りもこいつがやれば可愛く済むようだ。もう脳内にさえ私の居場所は無い。
「そうなんだ……なんか、すごいね、弦巻さん……私なんか、一人でネットでーー」
「あ、弦巻さんじゃなくってマキでいいよマキマキとかマッキーとか」
心が完全にポキリと折れた。三つの選択肢、多すぎる。私には何もわかることができない。
今、自分が猫だったら奇声をあげて飛び上がってそこら中にあるものにぶつかりまくり部屋を出ていた。本当に人間でよかったと思うし、もう黒猫女子なんてクソ喰らえと感じていた。人間万歳だ。
「じゃあ、マキ、さん、は……えと、沢山あるんだねえ、好きなこと……」
嫌味のつもりで言った。早口でうざい、と言うつもりで。弦巻マキは笑顔で頷いて、私は消えたかった。私が昔言われたことは、彼女にとっては褒め言葉に感じるのだ。私はやっぱり普通じゃ無いのだ。やはり私は新しい自我を創り出し、その中で完璧にキャラになり切って生きなきゃいけないのだ。
宮舞モカの肉体とキャラという棺桶に生きるアンデッドだ、私は。スクールカースト外の最下層で、人々に生かしてもらわなきゃいけない、精神的インプレゾンビなんだ。建物の中に生きている血肉の気配と音だけで駆けつけて必死に這い上がる腐乱死体だ。頭の中で一番大きな雑音の「弦巻マキ」に、本能で追い縋るしか私は出来なくなってしまっていた。
そんな風に、私は彼女の父親が営む「喫茶マキ」の常連になっていた。
放課後、隅っこで、店を手伝う弦巻マキの淹れたモカを飲み干し、おかわりを気付いて淹れてくれる弦巻マキとの無言の交流を「特別さ」の演出のために知らぬ顔で用意した。幸い、ノマドにオタク陰キャをさせてくれるだけの物質的優位性を私は確保出来ていて(スマホ、タブレット、ノートパソコン、ファイルのクラウド連携等)、私はずっと殻に篭ることができた。猫が懐く時のように、距離を置きながら空間を共有した。庇護欲に頼りたかったからだ。でも、弦巻マキは私を庇護しなかった。
「モカちゃ〜ん、今日も、閉店まで居てくれたね」
弦巻マキは笑顔で身を乗り出しながら、向かいに座る。これは、毎日の日課になった。彼女は、私が彼女のために閉店間際まで店にいると思っているらしい。そのポジティブな陽キャ思考の恩恵で私はほとんどの文脈を自分で作ること無しに受け身に築かれた、対等なる友情を享受した。
「うん……マキちゃんが居るから……えへへ……迷惑かなぁ……」
迷惑なわけがない。弦巻マキは、思っていたよりも、静かな時間を好むタイプだったからだ。
学校では明るく音楽や友達の話をし、ギターを練習して、時には歌ってから、家に帰る。父親のためと思われた喫茶店での手伝いは、むしろ自分のために行なっているようだった。コーヒーを淹れ、掃除をしながら、完全に「ここにいない」、空想の世界に旅立った虚な目をした弦巻マキを、そのうち地蔵のように意思なく座る宮舞モカに対して頻繁に見せるようになったからである。
そして、毎日毎日閉店後に自分の向かいに座る時、私に対して「何か」確認するような目線を向けることが増えていたのだ。
それが何かわからない。しかし、私にそれに同意する以外やることは無い。私は意思無く、彼女の意味のある目線に同意するように目を合わせ続けた。
……今思えば、猫同士がお互いの存在を確認し合う時にそうするようにだ。
「迷惑なわけないよ、私って……、学校での時が、全部の私じゃないし。それを見てる人がいると、ちょっと救われる、自分は普通じゃなくても居場所がありそうだから……なんちゃって。重いかも!」
どきり、とした、普通じゃない弦巻マキと言われると私もそうだと言われた気がした。
だから、私はそう言い、続けた。先に言って、認めちゃえばいいと思っていた。
「わかるよ。私も普通じゃない部分あるし、シャーロック・ホームズだってさ、普通じゃない……そう言う人が、普通じゃない視点だから普通じゃない事件を任されて」
シャーロック・ホームズが特段好きなわけじゃなかったが、その英国で一番愛された虚構の人物になれば、虚構の中に住む自分が愛せるきっかけになると思った。私は、自分を構成するもの全てが、消費され得る要素に格納されてなければ、安心して生きることは出来なくなった。
そして、シャーロック・ホームズを引用する私を弦巻マキはとても愛していた。引用する度に拡がる瞳孔を私は決して見逃しはしなかったし、それは私を安心させた。
「モカちゃん、詩人だよー!モカちゃんってシャーロック・ホームズ大好きだよね。流石、イギリスの帰国子女って感じ!私と違って、すっごい、頭いい感じする、教養っていうの?かな〜、うんうん」
また私は、安心した。私が持つものが弦巻マキに無い要素ならば、彼女は完全なる存在であるために私を必要とし続けるだろうと考える。
私が彼女を完全にする、ピースでなくてはならない。弦巻マキを構成する欠けたピースは、私が全て推理して突き止めねばならない。そして、それを全て合わせて、答え合わせをするのだ。今この時のように。犯人は、必ず全てを自白しなければならない。弦巻マキの罪は、私が一番知ることになる。
「それでさ、アーサー・コナン・ドイルって、すごいオカルティストだったっていうのもモカちゃん勿論知ってると思うんだけどさあ」
何?
「うん、そうだね、オカルトエンドの話とかあるしね」
心臓が早鐘を打つ。この入り方はなんだ?
「うんうんうん、そうそう!未知を探求して証明する人が、証明出来ない現象に対してこの世界以上の存在を認知して知覚してしまう、その在り方がすっごくいいと思うんだ!私の持論だけど……」
「わかるよ。私も、この世界がなんだよって思うし、さ……この世界の原理なんて、ぶっちゃけ超自然の前ではゴミカスに過ぎないしね、あはは」
「そうだよ!!」
えっ?弦巻マキは興奮している。私はこれが何かわかっていないが、彼女の呼吸、空気感、リズムを体の方が既にわかってしまっていた。
毎日毎日擦り合わされた充満された空気の密室で、私たちは重なり過ぎていた。
だから、口を突いて、彼女の求める事が体全体で勝手に出てきてしまっていた。私は言った。
「なんていうか、目に見えるものなんか全部虚で、全部幻想なんだよね。全部意味なんてないよね」
……弦巻マキの頬が紅潮してゆく。私は弦巻マキの何かのスイッチを押してしまったようだった。
金髪のエメラルドの瞳の、繊細で柔らかいマキ、頬の肉が幼さを感じさせる。
彼女の前で私は、彼女の肺を満たし続ける「空気」で居続けるしかない。彼女は大きく息を吸い言った。
「それって、本当そうだよねー!私も、たまに逃げ出したくなるの、私っていう存在から。でもね、私という存在って本当は儚くて……本当はすぐ消えちゃう、霧に映し出された幻想で、まやかしなんだって思うと救われるの。だから、この社会を生き抜くために私たちは、ぶっちゃけ非日常の真実に向き合い続けねばならない」
弦巻マキの本気の時だけ使うテナーの声が、私の鼓膜を揺らす。平衡感覚がおかしくなりそうであった。もし、私が猫だったなら、よぼよぼと足腰が不確定に揺れたであろう。
「モカちゃんって、猫ちゃんとしか仲良くないじゃん?特に黒猫って、不幸の象徴としてヨーロッパで狩られ続けたけど、私、それってモカちゃんがワトソンくんをすごく可愛がってる理由なんじゃないか?ってずっと思ってたの。自分を重ねるって言うのかな!?そして、それが今わかった、やっぱりそうだったんだ!すごいすごい!モカちゃんやっぱり詩人だ!詩は、オカルティストが暗号を隠す一番愛された手段だから!モカちゃんは、生き方がタロットカードでグノーシス的なのだ!」
金切り声を上げて、マキは大喜びした。マキの唐突なラップバトルに、私は加勢した。
「そうだよ!全ての生きとし生けるものの行為は霊的実現で、生命の樹を上に辿る知恵の道なのだ!」
もう弦巻マキは、ギターさえ必要としていない。ギュエェー!とギター顔負けのリフを喉から搾り出し、弦巻マキはのけぞり膝をついたのだ。ギターのムスタングは、彼女が社会的顔を保つための、彼女の身代わりで、ガワだったのだと思い知った。
もう彼女を止められる人はどこにも居ない。
マキは続けた。止まったらきっと、息が出来なくなって絶命する。
「私静電気すごい起こる体質でさぁ〜!たまに、静電気でビビッて髪の毛逆だっちゃってアンテナみたいになるんだ!妖気、感じてんのかな〜?人間はみんな体に電気が通ってるんだけど、霊もプラズマとか電気的エネルギーだって説があって、実際埃っぽいとこで出やすいらしいんだよね。だからモカちゃんもいつも埃っぽいの?」
「エッ、うんそうだよ当たり前じゃん!やっぱりその方がインスピレーション湧くから!チャンネル合うっていうのかな!すごいよね!」
はあー、と弦巻マキがため息をついた。これは私でも解るが絶対恍惚の吐息である。
「実はさ、モカちゃんといる時の方が静電気酷くなるんだよね」
前情報を元に弦巻マキの頭頂部に目をやると、やはり、毛が二本アンテナ��ように逆立っている。
嫌な予感がする。私はホラーは大の苦手なのだ。深夜に怖い話やスレを読み漁るのは自傷としてのホラー鑑賞なのに。
「これから毎日、うちで夜まで怖い話しよ!」
私は、完全に諦めた。
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myeverythinglyric · 1 year
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念の為の折り畳み傘、変えられなかった一部の雨予報にそわそわしつつ迎えた今日の約3ヶ月ぶりの逢瀬。直前の日までピリつく瞬間もあれど5分足らずで解決してきた、1年と約2ヶ月の期間の賜物。流石に2度目の待ち合わせ場所となるとどこから現れるかも分かってきて探す間もなく見つけられた。久しぶりの北斗に電車を待ちながらちょっかいをかけつつ、顔を見て話せる幸せをじわじわと感じていた。
一日目の午後、ホテルに荷物を置いて早速集合場所へ向かう。初めて逢うメンツばかり、俺の知り合いばかりで申し訳なさも感じつつそれでも付き合ってくれる北斗と恋人を受け入れてくれるダチに感謝しつつ。微笑ましく見守られながら会話に花を咲かせてたね。
2人きりになって歩けば道に迷い、予定通りに物事を進められずとも北斗は不機嫌になることもなくただただ見つからない予約車に焦って泣きそうになっているところを見て少し笑えたことは内緒、には出来てないな。困ってるところもちょっと可愛いけど可哀想だからすぐ助けてあげようね、俺。ずっと行きたかった好みのカフェ、全力で席を予約してくれた分全力でその雰囲気を楽しんだ。2人でオシャレなドリンクと食事に感動しながら、店内の作品を高いねなんて笑いあって筆談でも遊んだね。何でも楽しみに変わる、俺たちの得意技。夜遅くまで会話も盛り上がって、駅前でみんなで笑いあって、ピースで星作って写真撮るとか学生以来だなって懐かしみつつも青春の続きみたいなその瞬間が最高に楽しかった。大人になってもそういうくだらない話とか好きなことの話を永遠と語る時間は大事だなってしみじみ感じてたよね。
軽食続きで小腹を満たすために買ったコンビニ飯にヤキモチを妬くその膨れた顔も、先にキスしてにっこり笑ってご機嫌そうに風呂に行く顔も愛らしくて、愛おしくて。久しぶりの体温と柔らかさに少し触れただけで、気付けば夜も耽ってた。
予定よりも早く起きる癖、早く起きて御前との時間を少しでも多く過ごしたくてまだ眠たそうな北斗の頬をつついて起こす。寝起きでもほわほわ笑っておはようと返す瞬間も、何もかも自分のものなんだと優越感に浸る朝。早起きするほどのんびり準備するところも俺ららしくて、滑り込みで朝マックするところも俺ららしい。
北斗が通るところから雲が避けて晴れてゆく、曇り空のお台場も2時間も経てば快晴だった。今回もまったく出番のなかった折り畳み傘、本当に流石だな。
初めてのジョイポリス、そもそもどんなとこだろうと思いつつ入場して1時間後には楽しくてはしゃいでた。かっこつけたがりの俺が北斗の前でだけは羽目を外してきゃっきゃと騒げる、それを微笑ましく許してくれる北斗にだから出来ること。1位をとって喜んだり絶叫して楽しんだり、晴れた景色を見てランチをしてまったり過ごしたり。若い頃の穴を埋めるようにプリクラを撮っていくつだよなんて笑いあって、俺の好きなアイスを食べてすっかり夕暮れのお台場を歩いた。
久しぶりに逢えるねと2人でわくわくしながらダチとの合流を待ち望み、さっと買ったスタバを片手に2人でふざけながら夜の秋風を浴びてた。3人でゆっくり話す時間は初めてで、今度は遊びに行きたいねなんて話しながら酒とパスタと会話で腹を満たした。2軒目に迷った挙げ句に帰る選択をした俺らは眠気と闘いながらもホテルに帰った、配信をした記憶すらも曖昧で気付けば2人とも沈むように眠ってたね。
再び早めの起床、今日は渋谷に行くと張り切りながら支度をして連日小麦のものばかり食ってた俺らは米系の朝ご飯を確保しに行った。方向音痴を極めた2人、待ち合わせ場所に辿り着けずダチに迷惑をかける始末。洒落たカフェで甘いケーキを食って、何を買うわけでもなく渋谷と原宿を練り歩いたね。
2人になって向かったのはずっと狙ってた隣町の不純喫茶。レトロな雰囲気を味わいたくて乾いた喉を潤しながら、他愛ない話を2人で交わして時間を過ごした。この後に予約しているディナーは内緒にして、アメ横をくぐりながら今度はここにも行こうかなんていつかの話をした。次にお揃いにしたいものの話でも盛り上がって、どんなデザインのものを買おうか考えるのも楽しいね。お揃いの思い出、お揃いのアクセ、お揃いの服。たくさん2人で共有して何気ない日常でも御前の存在を感じられるように。
目を閉じさせ、案内したレストランはアクアリウムを用いた幻想的な空間。丸い目を何度もくりくりさせて大興奮で写真を撮ってる姿を見て俺まで嬉しくなったんだ、こんなにもリアクションをしてくれるから、色んなことをしてあげたくなる。して良かったと思える。上品な料理に舌鼓を打ち、辛さのあるスパークリングワインに身を震わせて笑いながら食事を終える。運ばれた最後のデザートに描かれたラテアートに感動して、1年記念のケーキを添えられた際に北斗は初めてこのディナーの意味を知る。
何度もありがとうと言葉にするその心が綺麗過ぎて、1年と2ヶ月も隣に居るのが北斗で良かったと改めて感じさせられた一日。そんな日の締めにやってきたのは映画館だった。眠い目を擦りながらレイトショーを観て、いそいそと終電に乗って帰ったね。北斗と居たらレストランでも映画館でもデパートでもコンビニでも、どこでも楽しい話ばかりで笑いあえる。時間はあっという間で、明日のことを考えないようにとばかりに2人で身を寄せあって夜を過ごした。
最後の朝、寝起きで目が合うと御前は無言で抱き着いてまるで磁石かのようにぎゅうっとくっついていた。静かに北斗の目から滲む涙が俺の顔にじわりと濡らしても、何も言わずに微笑みあって少しだけ無言でお互い支度を始めた。
初めて逢う北斗のダチ、長年の付き合いとは知らされていた存在に逢うのは少しドキドキはしたけど友達として恋人として、北斗と関わっている以上は価値観が合わないことなんて無いだろうと確信していたのもあり100%のコミュ力を発揮して挨拶を交わした。そんな緊張も要らないほどに北斗のダチは面白くて、濃厚な1時間半を過ごしたと思う。8割は俺の話ばかりだよと何となく分かっていたけど8割って相当だなと思いつつ、北斗がどれだけ俺に夢中なのかを人を通して実感した瞬間だった。大切なダチの前での北斗は2人きりの時と変わらないくらいリラックスしていて、こういう一面もあるんだなと安心したくらい。素敵なダチがいて良かったね。いつも幸せそうに笑ってくれる北斗は、優しい人たちが見守っていてくれたからこそ居るんだろうなと再確認出来た。
電車の中までは今回はまだ平気そうだったのに、空港に着くとやっぱり御前は無言になって、静かにカフェのドリンクを飲んでいたね。やっぱり泣いちゃう北斗が愛おしくて、茶化すように笑ったら困ったように笑い返す。今はまだ寂しい時間もあるけれど、いつかはまた明日も逢えるからねって笑顔で見送ってくれる日が来ることを目指してる。いつか来る、いや、絶対来るって信じてる。
違う土地で、違う部屋で、違うベッドで寝る夜。眠る間際まで北斗は今回の旅行でも楽しませてくれてありがとうとお礼を語る、たくさんありがとうの言える優しい人。嬉しいと素直に喜べる、寂しいと涙して惜しめる、純粋な人。次の旅行の前は喧嘩しないようにしようねと約束をして、笑い合う。
1年前の秋頃は初めて逢って、少しぎこちない距離感で歩いたり部屋で過ごしたりしていたけど今じゃすっかりホテルでは過ごしたいように過ごして、じゃれ合うようになったね。どんな樹でも良いといつでも何度でも伝えてくれるその広い心と大きな愛情にすっかり甘えてる俺がいる。いつも俺を許してくれてありがとう、どんな俺でも受け入れてくれてありがとう。そんな漠然とした感謝が旅行を重ねる度に大きくなってゆく。少しずつ環境が変わっていったとしても、変わらぬ気持ちでまた逢瀬を繰り返していけたら良いなと思う。
2年目も3年目も、俺らなら余裕で迎えられる。互いが隣に居ることは当然になったとしても同じ気持ちでいられる事は当然ではない、それを忘れずにこれからも過ごしていたい。好みも価値観も育った環境も住んでる場所も全然違うけど、違うところを認めて受け入れようと出来る俺らなら大丈夫だよね。
改めて、1年も一緒に居てくれてありがとう。
そしてこれからも末永くよろしく、北斗。
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ichinichi-okure · 1 year
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2023.9.2sat_kyoto
日付が9/2になったとき僕はKASHIKOI ULYSSESのメンバーと公◯食堂跡地にいた。ここが今日の楽屋。 この後3:30から下のスタジオで演奏する。眠くなると思ったから前日は漫画喫茶で夜更かしをした。 出番までどうやって過ごそうか。いつもそれが問題だ。今日は特に難しい。活動しすぎると疲れて眠くなるし、じっとしていてもやはり眠くなるだろう。 結局楽屋でギターを練習したり、他のバンドの演奏を観に行ったりして過ごすしか無いんだけど、その時間でどれだけ自分に外部の影響を与えておくかという事を意識している。 生きてるだけで色んな事から影響を受けてしまう。ありとあらゆる影響から、発想や信念が変容していく事が好きだから音楽やアートが好きなんだけど、無重力に浮かぶ液体のように変容し続けるだけでは形を持った表現を実現する事がいつまでもできない。表現を形にするというのは、例えば単位を設けるという事でもある。バンドで音楽をすると決めたなら、バンドメンバーという単位で活動する事になるし、この曲はこれで終わりだと決めたら、即興だったものが1曲の単位になる。今日のセトリは6曲。これが今回のライヴにおける単位。これは1バンドに与えられた持ち時間から、ライヴが終わった後に僕らとオーディエンスがどんな気持ちや空間を共有したいかというところから逆算してデザインする脚本とも言える。 他には演奏前にカフェインをどれくらい入れておくのか、ビールを飲むならどれくらいまでにしておくのかとかを調整する。 良い演奏がしたいなとぼんやり思っていても、どういう演奏が良い演奏なのかというのは定義できない。なぜならバンドは普段客の居ないスタジオで演奏や楽曲の細部を虫眼鏡で見るように練習をしている。時間と空間から断絶された孤独な宇宙船に閉じ込められて、音楽を作っているような気持ちでいる。バンドメンバーの中で楽曲の世界観を共有する事が出来ても、宇宙船を降りて、その日のベニューに集まった地球人たちの前で演奏する時には自分たちも彼らと同じ地球人である事を思い出さなくてはならない。そのために宇宙船外での影響がその日のライヴのために必要不可欠なんだ。スタジオで完成した楽曲をそのままライヴに持って行って再現しようとする事は「作業の展示」であり、感じ方を共有しようとすることはできない。作品を目撃した人々が各々に色んな感じ方をしたり、影響を受けたりする自由に配慮する事はとても大事なんだけど、コンセプトの解説やアーティストの背景など鑑賞体験をより自由ににするためのガイドライン的な知識がないと、感じ方が逆に喜怒哀楽だったり、熱量だったり、鑑賞者の共感能力に依存したものに偏ってしまう。それはなんかヤダなと思う。 ぼくは音楽を表現したいから音楽をやっているので、楽曲の細部や歌詞の事とかについては言葉で説明する事ができるけど、それは飽くまで部品の話であって、ライヴを通して生まれる時間と空間について何もコントロールは出来ない。それはきっとなんでもそうだよね。例えばギターマガジンにインタビュー受けたとしたら使ってるギターのこだわりポイントとか聞かれると思うんだけど、「このジャズマスターのボリュームポットの抵抗値を下げたから、音の重心がミッドに寄り、抜けの良さを保ちつつ落ち着いた歪みを得られるようになった!ブリッジは安定したムスタングのブリッジに換装したりするのではなくオリジナルが持つ不安定な響きを残しつつ弦落ちをしないように溝を掘ってもらった!使わない回路は取ってあるし、弦はちょっと太い!」などとぼくは饒舌に喋りそうなんだけど、言った所でそれが音楽にどんな良い影響を及ぼしているのかという事は誰にも説明出来ない。音の質感の好みは人それぞれだから、結局どんな音が1番良いのかというのは決められない。だけど楽器が好きだから音楽を今も続けている事は明白で、もっと不思議な感情に到達できる音が出せるんじゃ無いかと思っていつでも探してる。その探してる音が出せた時に一瞬で音楽が生まれたりするし、単純に魔法みたいだなと思う。音が出せる事自体じゃなくて、うれしくなるような音が出せた時のうれしみが好きなんだよな。飽きのこない味わい深い感情。
ライヴが終わって朝が来た。
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甚八君は始発で滋賀に帰り、後に続いて僕らもそれぞれ帰路に着いた。 お腹ぺこぺこだったからセブンでどん兵衛買��て、バスで出町柳駅まで帰り、本当にへとへとだったからそこから家までタクシーに乗った。ワンメーターなんだけど。 家に着いて、どん兵衛も食べずにとりあえず寝た。13時くらいに起きてどん兵衛を食べた。柚子胡椒を入れたらめちゃくちゃ美味かった。レトルトカレーも食べて、食欲が出てきたうれしさを感じた。さすがに食べ過ぎて、また寝た。次起きたら9/3になってたからもう日記は終わり。 今日は鴨川デルタで企画してるイベントがある。今回は演者の手首をロープでお互い繋いで即興演奏をする試み。観客はそのロープを引っ張ったりできる。それにより演奏に干渉する事ができる。暑くなければ良いな。
9/1の日記は自分のブログに書きました。 https://osamuosanai.hatenablog.com/entry/2023/09/03/010920
-プロフィール- osamuosanai 32 京都 精神障害者の支援、コーヒー焙煎(ippku COFFEE) insta https://www.instagram.com/osamuosanai/ Twitter https://twitter.com/coffee_ippku
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sunday-722 · 2 years
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* * 純喫茶「ストーン」 有楽町ビル 床のタイル見るだけで マカオのアズレージョ のようだった 壁は昔は白かったらしい 長年のタバコのヤニが 染み込みブラウンに * 高度成長期の日本を 支えたビジネスマンが 使ったのだろうな * 私の興奮した声で 写真が好きな事が バレバレで 隣席の男性とも 意気投合 長く写真を撮って おられた方でした。 * 昭和のビルが好きな私に 情報を送って下さっています。 写真、昭和のビル 純喫茶、良いご縁が できました。 * 昭和のビルは美しい 有楽町ビルが建て替えのために 2023年に閉館する * 帰って来たら もっと撮影しておけばと 後悔ばかり もう一度行きたい * 一泊二日 東京の旅 8月3-4日 * 1枚目のみ iPhone13pro撮影 * camera: X-T3 lens: FUJINON XF35㎜F1.4 R ⁡* #fujifilm_xseries #xt3 #tile #stairwalkers #今日もX日和 #昭和のビル #レトロ #有楽町ビル #有楽町ストーン #純喫茶 #クリームソーダが似合う店 #JALカードと行った思い出の旅 #ig_photooftheday #ProjectX_is #tv_pointofview #jj_mobilephotography #worldmobilephotography #fivesixmag #9minimal7 #indies_gram #architecture_view #architecture_minimal #visionofstreets #mobgraphyworld #streetphotographer #streetsgrammer #streetphotographyinternational (喫茶ストーン) https://www.instagram.com/p/ChHXN_UOonk/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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arakawalily · 3 years
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有楽町『紅鹿舎(べにしか)』さんは、昭和32年にオープンした喫茶店の老舗です。こちらでは「元祖ピザトースト」が話題。日本で初めて作られたというピザトーストの味をお店で堪能してきました。目の前で淹れてくださいますサイフォンコーヒーと相性抜群☕️☕️ナポリタンも、濃いトマトソースが🍅絶妙ですね❗️ 表面はオランダ産のチーズがたっぷり。持ち上げるとトロ〜ッととろけます。ナイフとフォークも提供されますが、あらかじめ切れ目も入っているので、食べやすいです❗️ 食べると表面はカリッ、中はモチモチッとした食感がクセになりそうです。チーズに隠されていますが、ピーマン・タマネギ・ベーコンなどの具材もほどよく散りばめられていて、味のバランスが整っています。 創業当時から変わらないという味に感動・・・! #紅鹿舎 #紅鹿舎ピザトースト #純喫茶巡り #有楽町カフェ #銀座カフェ#サイフォンコーヒー #有楽町ランチ #有楽町グルメ#陶磁器デザイナー荒川リリー #デザイナー#ナポリタン#べにしか#元祖ピザトースト#日比谷カフェ #日比谷ランチ (紅鹿舎) https://www.instagram.com/p/CTQVSPEBGjt/?utm_medium=tumblr
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55kazuharu · 5 years
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日比谷にある珈琲館紅鹿舎。 老舗の純喫茶で内装からすでに趣きがある。 アイスコーヒー頼むと、ストローは細いのが2本。 それとスプーンが付いてくる。 ミルクをかき混ぜたりするものだろうがストローあるし...謎である。 ピザトーストとかがうまいお店。 #珈琲館紅鹿舎 #紅鹿舎 #日比谷 #日比谷カフェ #日比谷グルメ #有楽町 #有楽町グルメ #有楽町カフェ #東京カフェ #東京カフェ巡り #有楽町カフェ巡り #カフェ散歩 #純喫茶 #純喫茶コレクション #純喫茶巡り #珈琲好き #グルメ写真 #美味しいお店を紹介しますよ (紅鹿舎) https://www.instagram.com/p/Bzl112RgRAo/?igshid=mhv17jlc9xrf
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norikkies · 5 years
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画力半端ない! 取材で食べるのです。 一人で食べきれなかった #チョコバナナパイ #サクサク #ビザトースト 発祥の店 #有楽町 #純喫茶 #チートデイ (紅鹿舎) https://www.instagram.com/p/Bzh_OBAjxbm/?igshid=1r0kro79291ta
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cocoon0206 · 4 years
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tsukushiteam · 3 years
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【作家募集】つくしのブックカバー展/出展概要
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【応募フォームはこちら】
[つくしのブックカバー展]、東京開催決定! 全国から公募→選抜した30人の絵描き・イラストレーターがデザインしたブックカバーを、書店で展示販売 & オンラインで掲載販売します。 ※売上金は1枚販売=50円を作者にお渡し ※自分用に2枚プレゼント!
三省堂書店名古屋本店で2017年から通算7回開催し、ついにこの度、本の街”神保町”にある三省堂書店神保町本店にて、初開催します。
作家の皆さんが、PCで描いたイラストや手描きした絵画など、ホンのちょっとお洒落する、ブックカバーにしませんか?
作品データ送信のみで参加完了 ↓ つくしチームが紙専門店で厳選した上質紙でブックカバーを制作し商品化 ↓ 今年140周年の歴史ある三省堂書店神保町本店で沢山の本とともにブックカバーを販売 ↓ オンラインショップで全国のファンに向け販売 ↓ だれかの読書のお供に!そして作品(作家)をもっと好きになってほしい!
といった、企画です。 ※終了後に、自前で販売したい!方用の制作依頼も受付します
また、おまけ企画で、 額装して部屋に飾ろう!やPCデスクトップに飾ろう!も実施します。
作家の皆さまのご出展、そして素敵な作品を、楽しみにしています。
※5人の有力作家による布ブックカバーも同時販売 ※30人の[つくしのブックマーク展]も併催
⤵︎前回名古屋店の販売様子(多少設置方法変わります)
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==== 開 催 概 要 ====
●会期
>第1部(15人) 書店:11/1(月)~15(月) 通販:11/16(火)19時~30(火)24時
>第2部(15人) 書店:11/16(火)~30(火) 通販:12/1(水)19時~15(水)24時
●書店会場
三省堂書店 神保町本店 時間:10時~20時 観覧:無料 住所:101-0051 東京都千代田区神田神保町1-1 最寄:地下鉄[神保町]駅より徒歩3分、各線[御茶ノ水]駅より徒歩6分 駐車:契約有料駐車場あり
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●オンライン会場
TSUKUSHI TEAM SHOP(BASE)
●出展者数
30人 (+布ブックカバー5人) (+ブックマーク30人)
●ハッシュタグ
#つくしのブックカバー展 #つくしのブックカバー展制作中 ※制作中の展示作品の画像を投稿するときのみ使用
●企画運営
TSUKUSHI TEAM 担当:市本達也 受付:[email protected]
==== 企 画 概 要 ====
▼出展料
8,500円
>内容 ・ブックカバー2枚プレゼント ・書店で2週間、展示販売 ・オンラインショップで2週間、掲載販売 ・PCデスクトップ画像のダウンロードURL、作者に配布 ・会期終了後、自前販売用にブックカバーを制作依頼可能
▼参加
作品データの送信のみで参加完了 [1]HPから応募 → 運営からの選考結果メールに返信をして出展確定 [2]2週間以内に、出展料を運営に振込 [3]9/12(日)までに、作品データを専用アップロードフォルダにて運営に送信 [4]9/12(日)までに、出展に必要な情報を専用入力フォームにて運営に送信 [5]運営がブックカバー制作 → 搬入 → 開催販売 [6]終了後、贈呈2枚と買取分を郵送。売上金は12月中旬に振込(手数料差引きご了承下さい) ※詳細は選考結果メールにて
▼作品データ
出 品 数:1人1作 作品テーマ:なし 作品サイズ:縦255×横355mm ※B4(257×364)より少し小さいサイズ 作 品 用 途:文庫本・四六判 兼用のブックカバー ※サイズ的には新書・単行本も巻けます 作 品 構 成:イラストや抽象画、グラフィックデザインなど、サイズ内に自由に絵描いてOK。文庫本・四六判に巻かれることを想定したうえで、1枚の絵面をつくるイメージです       ※作家名やURLの記載NG       ※オリジナルであれば新旧作不問 入稿データ:解像度/350dpi、カラー/CMYK、形式/EPS(推奨)もしくはJPG。必要な方は、色味やコントラストなどを調節したうえで入稿ください
▼ブックカバーの仕様
B4白地紙に作品データ[縦255×横355mm]を印刷→上下左右の端の余白部分をカット→縦245×横345mmの全面印刷が載った紙面にし→パッケージングします。
▼販売
>書店 入口すぐ(レジ向かい)のメイン棚にブックカバー商品を陳列し、ポップなどで装飾して、1枚320円(税込352円)で販売します。 売上金は、1枚販売=50円を作者にお渡しします。(270円は書店マージン&制作費に補填) 販売開始時の各自設置枚数は、15枚か30枚で選択。終了後の余りは、オンラインショップに移行。
>オンラインショップ 2枚セット700円(税込)で販売。 売上金は、2枚セット1販売=100円を作者にお渡しします。(600円はBASEマージン&制作・梱包費や発送作業代に補填) また、つくしのブックマーク展からの作家作品しおりを3枚ランダムで同封。※希望の方 終了後の余りは、自前販売用の買取りに移行。
▼自前販売用の買取り
毎開催時に、自前でも販売したいから追加で買取りたい!という声が多いので、今回は予め、買取りできる最終セクションを設けます。1枚買取り=200円です。 もしかしたら最終的に買取りすることを踏まえ、初回の15枚か30枚を選択ください。※買取用の枚数追加注文OK
>厳選した上質紙に、品質は確かかと思います。
>折り方説明書付きで、クリアポケットに入ってますので、そのまま販売できます。※各自で売りやすいように、名刺を貼ると”つくしチーム”や”ブックカバー展”の記載を隠せるデザインになっています。作家オリジナル商品として販売できます
pixivFactoryやgraphicなどのグッズ制作サイトで、紙ブックカバーを取り扱っているところはありませんので、作家グッズのラインナップを増やす、良い機会にもなればと考えています。
⤵︎折り方説明書。左下が名刺貼るスペース
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【応募フォームはこちら】
==== 企 画 詳 細 ====
ここからは企画の解説等。出展するうえで必読ではないですが、お時間あるときに。
▼神保町
書店(古本屋)が150店以上あり、本の街として有名です。 そんななか、三省堂書店神保町本店は、今年で140年周年という歴史ある書店です!“ブックカバー展”としては、国内最高の舞台かもしれません。 東大や明大などの大学も多く、お洒落な喫茶店も多いとのことです。 詳しくはこちらを参考ください。
▼ブックカバーには、厳選した上質紙を使用
・カラー印刷が映える純粋な白地 ・指先で程良いグリップ感がある凹凸 ・シワが出にくい折りやすい柔らかさ ・薄すぎず(透けにくい)、厚すぎず(曲げやすい)
をポイントに、紙専門店で厳選した”TANT”という紙を使用します。 作者からも購入者からも、とても評判が良いです。
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▼当企画の狙い
書店に来る方は、アートに繋がる関心をなにかしら持っていると考えています。多種多彩なデザインのブックカバーを並べることにより、そんな方々の趣向や世代に合ったカバーを見つけることができます。
アートファンはもちろん、ホンのちょっとお洒落に読書を楽しみたい!な方に、たくさん買ってくださりたいなと思っています。
また、数ある作家グッズの中で、ブックカバーは絵画性が保たれる媒体だと考えています。サイズ感が用紙(キャンバス)やPC画面に近い比率ですし、ポストカードに比べサイズが大きいので、芸術性を最大限に反映できます。
そのあたりの考えもあり、下記の”おまけ”に繋がります。
▼[おまけ]額装して部屋に飾ろう!
ブックカバーを折らず額装して、部屋で飾れるように、専用の額もオンラインで販売します。ブックカバーがB4くらいでミニポスター的なサイズですし、色が映える上質な紙を使うので、インテリアにとても良いです。
これは、作家作品を部屋に飾ってほしい!という願いもあり組み込んだ、おまけ企画です。額は、名古屋市中村区にある、超老舗の高山額縁店さんにオーダーメイドします。
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▼[おまけ]PCデスクトップに飾ろう!
ブックカバー作品データを、PCデスクトップ用の画像にサイズ調節し、ウェブ上に各自フォルダをつくりアップロード、そのダウンロードURLを各自に配布します。
SNSでブックカバーの宣伝も兼ね公開配布や、ブックカバーを購入された方にDMでURLをプレゼントなど、自由に活用ください。※むりして使わなくても大丈夫です
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a2cg · 5 months
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同じ名前と私
木村拓哉さんといえば俳優、歌手として有名ですが漢字が一文字違うけど読み方が全く一緒の木村拓也さんはフジテレビのアナウンサーとして活躍されていますね。
同じ名前と言えばインターホンで有名なアイホン株式会社は世界的に有名な企業のスマホより先に商標登録をしてたので毎年約1.5億円のロイヤリティを受け取っていますね。
食品の分野でも明治のアイスとエースコックのカップラーメンはどちらも「スーパーカップ」の名前を冠していますね。
そして自分と同じ漢字と読み方をする芸人のロンドンブーツの淳さんはかつてエースコック「スーパーカップ」でこちらを短く連呼していましたね。
というわけで本日のランチは #豚キムチピラフ を頂きに #STUDIOWEST #スタジオウエスト です。
何気に入った店がかなりの自分好みなので、同僚を誘って短期間のうちにまたやって来ました。昼なのに少し薄暗くてタバコが吸えるのが夜の大人の雰囲気を出しています。
遅い時間のランチでも程よい混み具合で12分ほどでやって来ました。半熟の目玉焼きが乗ったビジュアルが美しい。そして早速 #ピラフ を頂きます。
自分が自宅で作るものとは全く違うピリ辛の味わいは、酸味と旨みとのバランスが絶妙です。この店で定番の漬物が端っこの方に必ずあるのがいいですね。
食べ進める中で途中で半熟卵を割って優しい味わいを加えて楽しみながらスープでホッとする感じもまたいいですね。
最後にコーヒーまでついて千円でお釣りが来るのは本当にありがたい。この店のメニューを全制覇するべく、また近いうちにやって来ます。
住所を記すと東京都台東区元浅草3-6-1 1Fです。
#新御徒町ランチ #新御徒町和食 #新御徒町定食 #新御徒町喫茶店 #新御徒純喫茶 #新御徒町グルメ #新御徒町スナック #とa2cg
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lvdbbooks · 4 years
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戦後と喫茶店
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2021年2月23日
【新入荷・新本】
鈴木文代『戦後と喫茶店』(2021年)
価格:1,500円(+税)
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喫茶店から街や人の移り変わりを辿る
街に根付いている喫茶店とそこに集う人々。特別な背景や物語のあるなしにかかわらず、長く続いているお店にはなぜか惹かれてしまいます。ローカルビジネスの一つである喫茶店はその街とそこに住む人を知るための手がかりになります。 本書では現在の街の喫茶店、10数年前にあった喫茶店、昭和30年頃の喫茶店など、時代を区切らずにその時々の喫茶店の在り方を探りました。
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「喫茶店は街の主役ではなく、脇役で背景のようなものだと考えていいます。喫茶店にそれほど興味のない人から喫茶店のどこに魅力があり興味があるのかと問われれば、返答になやんでしまいます」 「たとえば、個性ある内装デザインや鮮やかな色のドリンクは魅力的に視覚に訴えるものですが、喫茶店全体から見ればごく一部の切り取りで、それが喫茶店の大きな特徴とは言えません。インターネットや書籍等で紹介された「昭和レトロな純喫茶」の美しい写真や文章から想像を膨らませながら実際に訪れると、探訪目的の利用客と普段使いの利用客、店主、それぞれの喫茶店に対する意識に温度差があることに、喫茶店“巡り”を趣味とする人なら気付くことがあるのではないかと思います。喫茶店の多くは地域に根ざしたごく小さなコミュニティで、変化を好まないことがあります」 「本書では、喫茶店が持つ時代性と当時の人がもっていた喫茶店への共通認識を意識して、過去の喫茶店の在り方を知ることで見えてくる現在の姿を表そうとしました」 (「はじめに」より)
「東京などの都市部では創業四十年以上の喫茶店がレトロで素敵な純喫茶だと評価され、インターネット上の人気に留まらず、雑誌・単行本に掲載され、テレビでも取り上げられていますとマスターに伝えると、そうした流行は大都市のごく一部のことでしょうねと仰っていた。全国各地にある個人経営の喫茶店のほとんどはその名を全国に知られることもなく、地域に住む人のために今日も店を開けている」 (「園(広島・基町)」より)
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目次
第一章 現在の喫茶店
〈街と喫茶店〉 ふじ(東京・三河島)/コーヒーショップ はなや(東京・曳舟)/デュエット(東京・日暮里)/路(東京・入谷)/珈琲の店ダン(東京・千住大橋)/HOLLYが伝えるナガシマの記憶(東京・向島)/フローラ(東京・東駒形)/園(広島・基町)/和美(岡山・玉野)/シャルマン(東京・上野)
〈クルマと喫茶店〉 ワーゲン(岡山・倉敷)/ベンツ 富 103(茨城・水戸)
〈喫茶店の内装デザイン〉 『東洋』と境沢孝氏/『ナカモト』(今西茂雄氏)/『つるや』(池原義郎氏)/『防風林』(碓井登氏)/『コーヒーラウンジ ペル』
〈山に縁のある喫茶店〉 山小屋風喫茶店の系譜/山の茶屋
インタビュー 様々な喫茶愛好のかたち
第二章 閉業喫茶店
〈この十数年で閉業した喫茶店〉 小さな喫茶室 三つ扇/惠/コーヒーぎんぱ/コーヒー専門店 ファースト/やまさき/カブト/トルコ風呂とACCジュース―ユーミン/幻の喫茶店―えびはら/えびはらの歴史/仔馬/ダボス/グラナダ/ニューセブン/ニューキャナル/レモン/アーニー/ニューライフ/バイオレット/リボン/アトム/エルマーナ/ロリー 北千住店/珈琲舎バン(細井店・増田店・伊勢丹会館店)/クロモン/ライライ/貴奈/六本木貴奈と蒲田田屋/瀬羅夢/エデン/東京珈琲/さんぼんぎ
〈昭和二○~三○年代の喫茶店〉 大衆紙にみる昭和三○年代の喫茶店 『日本観光新聞』「足で集めたガイド 読者のための案内欄」より 〝みちのくの珈琲〟 渡辺 寛/解説 渡辺 豪
〈喫茶店の模型(レプリカ)〉
〈マッチラベルにみる喫茶店〉 かつて配布されていたマッチ箱 神田/新宿/銀座・有楽町/新橋/上野/御茶ノ水/異色喫茶/洋菓子喫茶/同伴喫茶/サービス喫茶・アルサロ/戦前の喫茶店/渋谷・池袋 近年のマッチ箱事情
〈閉店のお知らせ〉
コラム 三信ビルディング内の喫茶店/戦後のコーヒー豆と喫茶店事情/義祖父と喫茶/コーヒー麺/喫茶店の数字/喫茶店の店名いろいろ
資料 喫茶店訪問記録
https://www.matsutakekissa.net/
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4ru-ame · 4 years
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今月は恋人に会えない やっぱり寂しいのは寂しいなあ 紛らわすように小説を読んで過ごす時間は濃くて充実しているとかんじる わたしには「顎をつまんだ」とか「テーブルに肘をつき手の甲に頬をのせた」とか、小説に出てきた行動を掻い摘んで自分でもしながら読んじゃう癖があります。 7月のはじめには恋人と小旅行をする お宿、パン屋や純喫茶のスポットを探すのは私が、地図や位置関係を調べて当日の道案内は恋人が、みたいに、担当が決まっている どこに行こうか調べて一緒に考える時間はほんとうにたのしい 得意な方がとことん調べて、行動すればいいし、それを共有すれば楽しさは何倍にもなる ふたりの旅行だしふたりじゃなきゃ楽しめないコースばっかりだ お気に入りが少しずつ積み重なって、ひとりでそこに行っても何か物足りないなって思えちゃえばいい 仕事中や寝る前にふとした時に思い出す光景が愛おしくて愛おしくてたまらない 例えばディズニーシーのマーメイドラグーンでポップコーンを片手に寄りかかった岩だったり、大阪中崎町のレトロなガチャガチャだったり、京都の銭湯を出てから飲んだキンキンに冷えたレモン炭酸と下駄で歩くおばあちゃんとおじいちゃんの夫婦だったり。一緒に見た一瞬を切り取って、何度も何度も思い出して生きていきたいなあ。
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arakawalily · 3 years
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友人土井さんと、有楽町の老舗喫茶店で待ち合わせ❣️ 『紅鹿舎(べにしか)』は、昭和32年にオープンした喫茶店の老舗です❗️こちらでは「元祖ピザトースト」が話題。日本で初めて作られたというピザトーストの味をお店で堪能してきましたよ❣️サイフォンで丁寧に挿れてくださるコーヒーもは美味❣️#コーヒーマニア#コーヒー好き #紅鹿舎 #紅鹿舎ピザトースト #純喫茶巡り #有楽町カフェ #銀座カフェ#サイフォンコーヒー #有楽町ランチ #有楽町グルメ (紅鹿舎) https://www.instagram.com/p/CTPCmrLFH2Y/?utm_medium=tumblr
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