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#最高傑作な料理たち
monthly-ambigram · 23 days
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2024-6月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「中華」です◆
今月は参加者の皆様に「中華」のお題でアンビグラムを制作していただいております。中華といえば漢字発祥の地。現代の蒼頡たちの宴をご覧ください。今月も逆さまな作字が集まっております。
ではまずはdouse氏から。
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「麻婆茄子」 回転型:douse氏
180°回転させても同じように麻婆茄子と読めるアンビグラムです。中華には「福到了」という福の字を上下逆さにひっくり返して貼るアンビグラム的な縁起物の風習がありますが 本作は麻婆茄子が無限に到来しそうな御目出度い回転字面になっています。対応解釈が最高ですね。この語句でこの文字組みが出来るのはきっとdouse氏だけでしょう。
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「酢豚」 回転型:peanuts氏
世界範囲で有名な中華料理の一つです。酢豚は日本で付けられた名称で 中華料理においては広東料理の「古老肉」や上海料理の「糖醋排骨」が該当するようです。本作は作字のデザインと対応解釈が高次で両立した理想的アンビグラムです。「乍/月」部分のギミックは美しくてかっこいいです。
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「酢豚」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
左右の鏡像図地で酢豚。作者いとうさとし氏はネガポ字(図地反転)の達人です。本作は真ん中から折りたたむとピッタリ嵌ります。まるでこの漢字がもとより嵌り合う構造を持っていたかのような自然さです。
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「回鍋肉」 図地反転鏡像型:douse氏
四川料理の一つ。本作は斜め鏡像の図地反転アンビグラムです。文字の組み方がテクニカルでブリリアントカットされたような光学的な装いが抜群にカッコいいです。
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「回鍋肉」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
上下の鏡像で図地反転になっている回鍋肉。日本語のアンビグラムは2022年に入ったころから飛躍的に進化発展した印象がありますが とくにネガポ字(図地反転)の進化は顕著で 英語圏でも作例はさほど多くないこのジャンルが日本ではたくさん作られるようになりました。それも本作の作者いとうさとし氏の尽力が大きいでしょう。
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「酸辣湯」 鏡像型:螺旋氏
中国料理のスープの一つで 酸味・辛味・香味が特徴。本作は斜めの鏡文字で組まれています。斜めの鏡像型は漢字のアンビグラム制作に向いた対応だと思います。うまく作ればアンビグラムだと見破られない作字が可能で 本作も「束」部分が自然で驚きます。
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「中華そば」 敷詰振動同一型:Jinanbou氏
発想が面白いです。「華」の字の中に異なる文字を幻視し抽出するその眼力には感服します。これは文字に隠された秘密のゲシュタルトを解析する行為でアンビグラム作りには欠かせないセンスです。
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「青椒肉絲」 重畳型:きいろいビタ氏
ピーマンと細切りにした肉などを炒めた中華料理。本作 重畳型は同じ図形で韻を踏み 青椒肉絲と読ませるアンビグラムです。そのまま亜細亜のどこかの国で商品のロゴとして使用されているのではと思えるほど完成度が高いレタリングです。 
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「杏仁豆腐(⿸广フ)」 旋回型:Σ氏
中国発祥のデザート。135°回転の旋回型アンビグラムです。「腐」の字が「广」の中に片仮名の「フ」を入れた略字になっているところが凄すぎます。この略字は実際にゲバ字(アジビラ文字)などで使用例があります。柔軟な発想ができる人のアンビグラムは読みやすいですが 本作は作者Σ氏のアンビグラムが優れている理由の一端が垣間見える好例です。
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「中華/北京/上海/広東/四川」 共存型(回転・鏡像):ラティエ氏
一般に四大中国料理と言われている4つの場所に お題をプラスした多面相アンビグラム。なんと5パターンの変化が起こる作字なのです。北京/上海/広東/四川は回転型で 大きく表示された中華はその鏡像になっています。 多面相漢字アンビグラムの制作はある種「挑戦」ジャンルです。多面相を作ろうとするその発想や度胸だけでも凄いですし 本作はその挑戦に成功していると思います。
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「横浜中華街」 回転型:ぺんぺん草氏
東アジア最大の中華街を回転アンビグラムに。細かい説明は無用の傑作。この完璧な対応解釈をご覧ください。けしてアンビグラマビリティは高くない語句ですが冷静的確に作字されています。最高です。
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「神戸」 回転型: 「長崎」 鏡像型: 「横浜」 重畳型:.38氏
日本三大中華街。それぞれ趣向を凝らした楽しい対応解釈で可読性も充分高い設計です。 これは文字数寄にはたまらない作字ですね。そのまま都市の紋章に使用してほしいナイスデザインです。
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「横浜中華街散策中隠処的拉麺店発見」 回転重畳型:超階乗氏
ブレードランナーに出てきても違和感のないサイバーパンクアンビグラムの名作。文字の各所に丼図案などが組み込まれていて そのおかげで回転重畳構造を把握しやすい親切設計です。回転重畳型とは ある図形の上に同じ図形をレイヤーで重ね、上に重ねた図形だけを規則正しく回転させて文字を形成するアンビグラムです。
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「西安」 回転型:うら紙氏
陝西省の省都で、旧名は長安というのは有名でしょう。 かっちりした輪郭でありながら墨のカスレを生かしたステキなタイポグラフィですね。アンビグラマビリティの高い語句ですが図案としてきれいにまとめるには作家の力が必要で、うら紙氏はその能力に長けています。
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「Qingdao/青島」 図地反転回転共存型:ヨウヘイ氏
青島(チンタオ)は中国有数の港湾都市・商工業都市・国際都市。 図地反転で漢字の隙間にアルファベットを見出そうとすると、青島は横画が多くて打ってつけの言葉なのですね。省略があっても読み取りやすい作品です。
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「シャンハイ」 旋回型:つーさま!氏
上海は中国で最高位の都市である直轄市の一つ。 五面相の旋回型。「シ/ン」の点の有無のみの差をどう表現するか難しいところですが、少し角度を変えるだけで違って見えてきますね。羽様の形状とグラデーションも読みやすさに一役買っています。すばらしい作品です。
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「万里の長城」 回転型:douse氏
中国にある城壁の遺跡。中国の象徴の一つでしょう。 回転中心の作り方が見事です。「の」が伸びているのも不自然に見えず、「長」の横画を切っているので「長」のバランスもよく見えます。「万/戈」の字画接続の切り替えが見事ですね。さすがの一作です。
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「麺/龍」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
どちらも中国を象徴するものでしょう。 自然に読めすぎて言うことがないですね。図地反転にピッタリすぎる組み合わせが今回のお題によって発掘されたと言えるかも知れません。一点、「龍」の上部の突き出した部分は作者も悔しいところだと想像しますが、それを差し引いても可読性最高の傑作です。
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「伝奇/でんき」 振動型:kawahar氏
中国の古典的な演劇である戯曲形式の1つ。 氏の得意な「読み漢」で一作。ぐにゃりとした書体が「ん/ム」の振動などにマッチしていますね。読み漢はひらがなしか読めない人にも漢字が読めてしまう実用的な手法ですが、適用できる漢字は少なく本作のように限られた言葉だけです。
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「太極図」  図地反転回転型:lszk氏
「易」の生成論において陰陽思想と結合して宇宙の根源として重視された概念である「太極」を表した図。 中央の「極」に本家の陰陽魚太極図があしらわれています。太極図の円形を「太・図」にもあしらって統一感を出していますね。図と地が絡み合い逆転しながら文字を形成しているところが、陰と陽が互いに飲み込みあい無限に繰り返す太極の思想を表しているようです。
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「造書 研究」  回転共存型:意瞑字査印氏
「造書」を90°傾けると「研究」と読める対応です。造書とは文字を造るという意味。『蒼頡、鳥獣蹏迒の跡を見て分理の相別異すべきを知り、初めて書契を造る』 そのむかし蒼頡という人が鳥獣の足跡をヒントに漢字を発明した故事からの語句選択です。なるほどアンビグラム制作とは 新文字を発明する行為とも言えますね。
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「東夷/西戎」「南蛮/北狄」 回転共存型:兼吉共心堂氏
四つまとめて「四夷」、古代中国で中華に対して四方に居住していた異民族に対する総称。 筆文字の効果を生かした表現がすばらしいです。「夷/西」「虫/北」ではカスレにより字画の本数を増減させ���「南亦/狄」では墨垂れで字画密度差を克服しています。真似が難しいテクニックです。
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「東夷」「西戎」  重畳型: 「南蛮」「北狄」  振動型:lszk氏
「四夷」は「夷狄」あるいは「夷狄戎蛮」とも。 お誂え向きの言葉がきれいにそろっていたものですね。というのは簡単ですが読みやすく仕上げるのは難しい字形もあります。氏は知覚シフトのバランス感覚が抜群なので調整の妙もさることながらこの対応にも気付けるのでしょう。
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「劉備玄徳/関羽 張飛」 回転共存型:KSK ONE 氏
「蜀漢」を建国した劉備と、劉備に仕えた関羽・張飛。三国志の武将からのチョイス。 髭文字ならではのハネなど遊びの部分を生かした作字ですね。一文字目の「劉」が読みやすくすらすらと読みを捕まえることができます。関連する名前同士でうまく対応付けできるのが運命的ですね。
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「熊猫」 敷詰図地反転型:松茸氏
ジャイアントパンダのこと。 パンダの白黒は図地反転にもってこいの題材ですね。どうやって考え付くのかわからない図案が毎回驚異的で目を白黒させてしまいます。きちんと敷詰できるのか不安になりますがちゃんと隙間なく並びますので安心してください。
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「伊布」  旋回型:YФU氏
「イーブイ」の漢字表記。 久方ぶりに参加していただきました。言葉のチョイスも氏らしいですね。図形の長さを読みやすいところに調整するバランス感覚は健在です。
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「マオ」 交換式旋回型:ちくわああ氏
かいりきベア氏の楽曲名より。「猫」の意味もある中国語らしい言葉の響きです。 線種を変えているのでかわいらしい作字になっています。対応付く字画も分かりやすいですね。それでもうまく敷き詰めてみるのは骨が折れそうです。
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「西游记」 回転型:オルドビス紀氏
16世紀の中国の白話小説、繁体字では「西遊記」です。 簡体字をうまく活用しているのですね。「遊」よりも自然に回りますし、「記」よりも「西」との相性がよく一石二鳥です。「西・记」の右下がりのラインと「游」の右上がりのラインの視覚効果が心地よく作字として最高の仕上がりだと思います。
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「 不 此 君 我 / 当 今 災 偶 成 夕 已 為 / 時 日 患 因 長 渓 乗 異 / 声 爪 相 狂 嘯 山 軺 物 / 跡 牙 仍 疾 但 対 気 蓬 / 共 誰 不 成 成 明 勢 茅 / 相 敢 可 殊 嘷 月 豪 下 / 高 敵 逃 類 」 交換型:繋氏
「山月記」より。縦に読んでください。 7×4の組全体を縦横に交換するともう一方になるという超絶技巧です。「爪」(爪痕の装飾がにくいです)を基準にすると見つけやすいでしょう。じっくりご覧ください。
最後に私の作品を。
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「截拳道」 交換式旋回型:igatoxin
≪友よ水になれ≫で有名なブルース・リーの武術、截拳道(ジークンドー)から。
お題 中華 のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「猫」です。長靴をはいた猫、シュレディンガーの猫、仕事猫、吾輩は猫である、猫男爵、猫目石、煮干し、マタタビ、夏への扉、蚤、百閒、注文の多い料理店、ハローキティ、ドラえもん、など 参加者が自由に 猫 というワードから発想 連想してアンビグラムを作ります。
締切は6/30、発行は7/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー}   2月{TV}        3月{クイズ}        4月{健康}   5月{回文}    6月{本}               7月{神話}   8月{ジャングル} 9月{日本史}     10月{ヒーロー}     11月{ゲーム}         12月{時事}
2024年 1月{フリー}        2月{レトロ}   3月{うた}         4月{アニメ}    5月{遊園地}   6月{中華}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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bastei · 2 years
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2022
夢を見るには眠すぎる
 目が覚めると外は一面の雪景色に変貌していた。「すごいって、早く会社行って雪かきした方がいいよ」と妻がいう。もう少しだけ布団の中でグダつきたい。隣で寝ている息子の顔を眺めていたいけれども、妻のいうようにぐちゃぐちゃになった顧客用の駐車場のことを考えると、もう嫌な気持ちでいっぱいになった。この季節は全部マイナスからスタートしていくのが嫌だ。たとえプラマイゼロまで持って行っても、くだらない書類の空白を埋めていかなければならない。寝息を立てている息子のさらに隣で寝ている娘の顔を覗き込むと、私に気づいて信じられないくらい笑顔で笑っている。妻は先に目を覚ましており、蛍光灯もつけず私のお弁当を作っていた。これから始まる絶望的な季節、金にならない労働が幾分か頭をよぎっているようだった。だいたいこの時期になれば”こんにちは、雪です。一年ぶりですね”といった具合に簡単な挨拶にくるものだったから油断していた。”あー降ってきやがったなー”と思った翌日には、特殊作戦群が扉の前に"ステンバーイ…"と待ち構えていた。
繋がりとか縁とか言うとちょっと恥ずかしい
 ここに集まった人みんなは"何かのご縁"で集まっていると思います。今日を迎えるにあたって、僕とイトーくんの縁はなんだろうと考えました。出身も違えば大学も学部も違うし、サークルも違うし、仕事も趣味も多分違うし、多分国籍が一緒くらいなもんで、たまたま今から10年以上前にいった神楽坂の竹子——ほんとうにひどい飲み屋ですよ——の一角でたまたま隣のテーブルに座っていて、たまたま私の元カノの友達——それも2、3回しか会ったことなかったんですよ——といっしょにいて、酔った勢いで話しかけてみて、そのまま仲良くなるという縁が、ここまでずっと残るとはあの時思わなかったです。今になってみれば何であの飲み会行ったかも、逆になんで自分があの飲み会誘われたかも今ではよくわかんないし、もうすこし気持ちが乗らなかったら外に出なかったかもなーとか、竹子のビールがもう100円高くて上等なものだったらあそこまで酔っ払ってなかったかもなーとか、その後なんとなく皆んなで東京タワーまで歩く気分にもなってなかったかもしれないです。なんというか僕はラッキーだなーと思ったんです。
 そうして思い返していると、一緒にいると楽しいかもとか面白いことがことが起こるかもしれないという予感のようなものが縁だったのかなーと思うのです。よくわからん人付き合いには、ふわふわと縁なんて言ってヘラヘラ誤魔化してしまうんですけど、今日はもう少しだけ踏み込んでみるとあの時確かに"いい予感がした"んだって、やっぱり楽しいそうだなって予感が、あの時したんだと思います。みなさんも、お二人も、きっとそうじゃありませんか。
 そして、その元カノの友達はイトーくんと飲んだくれているうちに、今では直接の大事な友達として、今日まで仲良くしています。彼女はいまロンドンにいて、ここに来ることができませんでしたが、手紙をいただいておりますので、代読させていただきます。
Hからの手紙を読む
 結びになりますが、今日はお招きいただきありがとうございます。奥様とは今日初めてお会いしますが、二人が本当に愛し合っていることが身にしみてわかって、すごく嬉しいです。イトーくんをよろしくお願いします。今日は李賀のように飲みすぎるなと妻から釘を打ち込まれておりますが、たくさんお酒を飲んで、仲良くなって楽しい気持ちで帰りましょう。こんにちの縁が、美しい予感が、ずっと続くことを祈念しまして、お祝いのあいさつとさせていただきます。
手紙の中で語られた、昔イトーくんが酩酊状態で突如として朗読した李賀の漢詩
琉璃鍾 琥珀濃 小槽酒滴眞珠紅 烹龍炮鳳玉脂泣 羅幃繍幕囲香風 吹龍笛 撃鼉鼓 細腰舞 況是青春日將暮 桃花乱落如紅雨 勧君終日酩酊醉 酒不到劉伶墳上土
ガラスの杯は濃い瑠璃色に輝いている。 小さな桶から酒が滴って紅の真珠のようだ。 龍を煮、鳳を包み焼きすると、玉の脂がジュージューと泣くようにこぼれる。薄絹の帳と刺繍した幕にいる囲まれた中に、かぐわしい風がそよぐ。 龍の笛を鳴らし、ワニ皮の太鼓を打ち、白く美しい歯の美女が歌い、細い腰をくねらせて舞う。まして春だ。日はまさに暮れようとしている。桃の花は乱れ散り、紅の雨のよう。 君に勧める。一日中、ぐてんぐてんに酔いたまえ。かの劉伶でさえ、墓にまで酒を持ってはいけなかったのだ!
今年生まれてきた娘についてのごく個人的な考察
 兄妹そろって妻寄りの顔つきなので、3人並んでいると本当にそっくりだなーと思う。加えていえば、妻は3つ子なのでこの世に似ている顔が6つあることになる。ややこしい。
じゃがいもについて
「ねえ僕は実はさ、じゃがいもってあんまり好きじゃないんだ」
「えっ?! どういうこと?? 私むしろ入れるようにしてたんだよ?お腹いっぱいになるかなって思って、それも結婚してから5年もたってるのよ?本気で言ってるの?」
「そうなんだよ、そこなんだよ、だっておなかいっぱいになっちゃうじゃないか。それだけでおなかいっぱいになっちゃうのが僕はダメだったんだよ実は」
「飢饉かよって思ってしまうんだ。いや、フライドポテトとかは別になんともないし、なんというかコロッケとかはむしろ好きなんだ」
「めんどくせー男だなオメーは。むしろなんにでも入れてたわ。これでもかってくらい」
「汁物に入っているやつが、なんか違うなってなっちゃう。いや、食べるよ別に、なんていうか食べれないわけじゃないんだ」
「同じコストでいろんなもの食べたいんだよ。人参とか玉ねぎとかは同じ量食ってもお腹いっぱいにならないでしょう?他のものも食べれるわけよ、米とか」
「ところがじゃがいもってマジでお腹いっぱいになるじゃん。さっき道の駅で買った郷土料理の汁物のなかに死ぬほどじゃがいも入っててさ、これじゃあじゃがいもじゃんって思っちゃって最低だったマジ。それでやっと気がついたっていうかさ、じゃがいもそんなに好きじゃないって。好き嫌い殆どないからさーあんまり考えたことなかったんだよ。いままで。そもそも山菜汁にじゃがいもいれてくるあたりセンスないよ。あの店潰れるぞ。僕は山菜が食べたいよ」
「ポトフはよく食べるじゃん」
「ポトフはギリギリ許せる。味がするから。嫌いなわけじゃないんよ、普通に食べるし」
「めんどくせー男だなーーーマジで」
「カレーは?」
「カレーはじゃがいもっていうかカレーだからイケるな」
「5年も真顔で好きでもないじゃがいも食べるのやばいって」
「そういうの早くいってよ」
今年買って買ってよかったもの
小型のマッサージガン マツダのcx-5(ディーゼル4WD) デスストランディング(いまさらプレイして最高傑作だった)
この記事は2022 Advent Calendar 2022の5日目として作成されました。前日は nobokoさん、明日はまとさん⭐️🇶🇦さんです。
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yudai-mush · 1 year
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感想、ティアーズオブザキングダム
感想というかメモ。ネタバレあり
クリア時ハート16個、がんばり2周、マスターソード、賢者フルセット
プレイ時間は100時間は超えてたかと
ブレワイと無双含め、ゼルダシリーズ大体やってる人間の感想
ゲーム性
・戦闘
ブレワイより楽になった!どこかで苦戦して詰まるということはほぼなく、進めやすかった。注目対象が分散するのが1番のポイントかな?あと素手でアイテム投げれるとことか
特に今回は魔物も凶悪になってたり地底とか怖いフィールドもあるし、パーティ組んだようなわらわら感は精神的にも助かるとこあった
ただ賢者は全員出してると誤操作が多いかな…アクションの一部として使えた英傑の気軽さを引き継いでほしかった
これは鍋も使えると聞いて最近作ったやつ。バイクにしたいんだけど難しい
・ゾナウギア
初めの頃が慣れなかったが、既製品とか青焼きが出てきて便利になった。あんまり試せてないのでこれから遊ぼうと思う
乗り物は物理とかできると上手く作れるのか?自作すると、つんのめったり進まなかったりでけっこう苦戦する
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・右手スキル
恒例の、ネーミングがまんまでカッコよくはないけどわかりやすいやつ
スクラビルドで剣に岩というギャグみたいな状態に始めは「ええー…」となったが、最も役にたつ武器だった!しまうと岩が縮むのね
あとくっつける時のパチンという音が良い。糊っぽいけど固定されたんだなとわかるし、組み立てる感じが出る
トーレルーフは出て確認してる間停止するのと、戻れるのが助かる。もはや手のパワーってなんだよって感じだけど
・アイテム
ちょっと多すぎる…というか探しづらいのかな。矢につける素材とかズラーと並んでるし。自分で中身をカスタムできるポーチがほしい
あと効果つかないコスプレ服は、ミニゲーム景品とかがよかった…!ミドナ装備はめちゃありがたかったです!
ストーリー
・操作
クリア優先してたから、なににせよ何か取り出さないといけない億劫さがちょっとあった。リーバルトルネードは便利だったな…
前作できなかったとこがちょっと便利になってるのは良いね。雨天時クライミングとか武器入れ替えとか料理履歴とか
中盤くらいまでラウルさん黒幕では?などと疑っていましたすいません。たぶん黒っぽいデザインと、エネルギーの緑色とかゾナウのデザインがどっち側にも見える感じじゃない?新キャラだったし警戒してたな
序盤から暗い!おそらくサイドのチャレンジを挟めば和む場面も多かったんだけど、メインまわりだけやってると不穏と閉塞感で沈みがちだった。ラスボス戦手前までほんとに帰りたい気分だった
そういえば初めの頃に出たトレーラーと、本編のムービーはやや変わってるような?トライデントの絵とか出てない?てかトライデント使ってきたっけ?
不穏さを際立たせるのがゼルダ(偽とかウワサ含む)の不可解さだった。はじめに残留思念とか言われたら「え…?」てなるのよ。ムービー内のゼルダすら禁断の術を使おうとしてるし
でガノンドロフが作った人形というのがなんだか予想外。ムービー説明には魔物と書いてあるけど瘴気魔なのか?というか魔王前から瘴気を操れることに関して言及あったっけ?自然に発現した能力?
あとファントムの武器に「コタケコウメ」って入れてません?な��入れた、好き
本丸戦はなんか笑ってしまった。「待っています」は魔王が吹き替えしてんのかなとか。神代の存在だからみんなが「魔王?封印戦争?何それ?」状態で説明してくれるのも親切だなとか
正直英傑に比べて子孫たちはまだ若いというイメージがあるから、本人が助太刀に来るとちょっとビビるよね…仲間のHP気にしなくていいのは嬉しいね
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お遊びだろうけど、ゲルドでもなく風タク文字な理由とか、ツインローバ出る?とかいろいろ考えちゃったよ
※妄想として瘴気を操る術を教えたのはツインローバじゃないかと思ってる
時系列はやや混乱してる。ムービー通しで見返してようやく理解できてきた
急に空島が現れたのは、前から浮いてたけど視認できない高さにあったってことでいい…?でトリガーは魔王復活だった感じ?ミイラドロフは既にゼルダを知ってたから、ゼルダが過去に飛んでいろいろやったから空島が出たわけじゃないのよね?
これゼルダが秘石を手にしなかった場合、リンクは朽ちて敗北ルートだったのか?
秘石必要だったかな?と思う
能力倍化と龍化に関連性がなくてよくわからんアイテムだなという印象だった
あと善悪関わらず効果があるのに、見えるとこに普通に身につけてるの危なっかしい。まあそれがもたらした悲劇と省みていたけど
トライフォースの話はほんとに出てこなくなった。ブレワイでの見直しのひとつだったのかな
けど文様としてソニアの腕にもゼルダにも出てたし、存在はしている…?
あとマスターソードは建国時にはまだなかったのかな?これを造ったといわれる女神と、神の末裔たるゾナウは無関係?このへんよくわからない
キャラクター
全体としては本編と外れたチャレンジも含めて、人々に作用することが強調されてたと思う。ブレワイ後だから厄災を祓った剣士というのが周知されてるのも新鮮
あとはテリーやキルトンで、知りもせず恐れることへの言及多いなと思った。頑張って地底潜ってくださいってことかな
無双がいい感じに繋ぎになってる。チューリは無双で出てなかったら忘れてたかもしれない
・プルア
無双とも変えてきたな!赤が効いてる
「カカリコ村の族長さんが美人」でインパもアンチエイジしたのかと一瞬思った
・カッシーワ
でてこないんだなー。てっきり馬宿の楽団にいるのかと思ってたが。彼は英傑のためのキャラだったんだね
イーガ団として生きるの楽しい
・イーガ団
今回の最大の癒やし!ブレワイの奈落を繋げてくるとは思わなかった
バナナ要素を除けば機械いじれるし調査できるし普通に優秀な集団だな
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・ゾナウ族
ラウルさん、始め「ヤギかな?」とか思ってたが龍な!だから爪鋭いし鱗紋なのな。手がいい声で喋り出した時はびっくりした
龍化とか急に出たなと思ったけどゾナウは龍信仰てブレワイから出てたし、ゾナウ族自体も龍の特徴があるしで突拍子もないわけではなかったのね。さりげないので気づきにくい
この種族自体は天から来た?らしいがどういう…?宇宙人?天空人?他所から来た民族が王になって周辺一帯を統治するって言ってきたわけね、うーん。確かにガノンドロフ的には嫌だろうな
あとなんで滅びゆく種族だったんだろう
・タウロ
良いギャップ具合だ!けっこう傷痕あるから戦闘も強いと見た。それか気になると茨だろうが突っ込んでくタイプか
・ヨナ
ネーミングとか装飾で出身の違いを出してておもしろい。別の里はハイラル国外ってこと?幼馴染とか年上とかいい設定だなもう
・ガノンドロフ
ずっとミイラだったらどうしようと思った、ベストタイミングで完全復活してくれた。てかミイラ状態で喋れるのちょっと意外だった、唸るだけかと。ドアップ映しもありがたいね!スクショしまくった
魔王化で角生えて逆に弱そうに見えてしまったなんでだろう。そういえばラウルにも角あったぞといういらぬ疑いをもったりもした(ラウルさん疑いすぎ)
ゲルド族、当時どういう状態だったの
魔王化する前まではみんな従ってたの?さすがに魔物とつるむ人にはついていけないでしょってことで賢者候補が別で出てきたのか
ムービーで馬乗ってるけどさ、砂漠にいる間はスナザラシに乗ってたりしたのかなあ
フィールド
ゾナウの建物も饕餮紋のような中米のようなプラス枯山水でおもしろい
地底嫌すぎる!ミネルさん参加でだいぶ楽になったが…しれっとダンジョンボス置かないで
反対に天空が天気よくて良い対比になってる
回生の祠とか、ブレワイの厄災関係はほぼ出てこないのがちょい寂しい。ガーディアンの骸とか撤去したのかな
てか城の地下いろんなもん埋まりすぎでしょ、古代シーカーのさらに下にガノンドロフ封印されてるとか…ハイラルの地盤穴だらけだよ…
音楽
トレーラーで二胡のゼルダの子守唄が入った時はピンとこなかったが、龍化の話が出たとこで納得。
あの逆再生?BGMはだいぶ苦手で何度聞いても慣れない
地底BGMも、もっと陽気になったらいいな…根の解放具合で変わってこないかな
モンスター
ボス戦
ライクライク、ギブド懐かしいね!
ホラブリンはトワプリのボス猿を思い出した
イワロックがトーレルーフで弱体化したのが衝撃。体内通れるってどうなの怖い
手の瘴気魔はガーディアンと同等に「来ないでー!」という動きをする。初見はダッシュで逃げた…。未だに効率のいい倒し方がわからない
グリオークは遠くから眺めるだけにしている
余裕なくて変な格好で戦わなきゃいけなかったよ(下シーカーにしてるけど多分ハイリアズボンだった)
復活ガノンドロフと戦えたので満足!さんざん罵倒されたぜ!過去作の空き瓶とか釣り竿みたいなお遊びがあるか試したかったが、そんな余裕はなかったぜ
魔王状態でゲージが中央外れたのも笑った。あと自信満々の笑顔がたくさん見れたのも良いね!立ち絵の表情はなんだったんだ?
やっぱり巨体で身のこなし軽いのが良いなあ…強い。回避されてめっちゃ嬉しくなっちゃったよ
いやー強くて楽しかった!ボス戦入るまでの地底がほんとに嫌だったので魔王に会えて逆に安心した
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魔王化以降は、曲もデザインも終焉さんの主張がわりとあったのと、そのあと自我もいらんとか言いだしたのでちょっと寂しかった…。ガノンドロフでいてくれ…仮に勝てても喜ぶ自分がいなくなっちゃうでしょ…
自害に近いんだけど、やや自暴自棄な感じが魔王ぽくないなあ…と思ってしまった
まあこの後の演出のために龍化させないといけなかったんだなーとか思い返してる。結局魔物駆除になってしまってもう〜虚しい!
で空中ステージは変なことしなければ死なない易しさがよかった。ちょっと胴体の弱点に目が行きづらい?しばらく目を狙ったりしていた
音楽いいね!メインテーマだし、ボス戦というか勝ちステージの曲というか。地底から上がった爽快感もあるし、サックス?が意外でおしゃれだ
ほか
そして、消滅…。この後の展開、演出優先でやや強引な気も。強制半裸とか奇跡とか空中変身解除とか
空中キャッチの演出は最高だったが、もう戻れないとか言ってたのにサラッと解決しちゃうんかい
スクショ1500枚越えてて笑った
ブレワイも含め、もののけ姫とか宮崎駿作品の魅力を分析して取り入れてる感ある。あと日本のデザインとかあえて入れて個性にしているのかも
ハテノで買った家ゼルダに譲ったの?そして自分は最新式のマイホームへ…完全に武器コレクション置き場にしちゃってるけど、いっぱい置けるのは嬉しい
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yfukuoka · 2 years
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【3609日目その2】2022-12-04 アフターヌーンティーの後半戦。そして、手作りスパイスケーキまで。 THE GREY ROOM@銀座→@自宅 ‪____________________________________ “THE GREY ROOM Afternoon tea(2022.12)” supported by SPICE LAB TOKYO ●Indian dessert section Sandesh, strawberry & Yuzu jelly サンデッシュと苺と柚子のジュレ。ベンガル地方のカッテージチーズを使ったお菓子。液を吸ったグジュッとした食感の独特さを残しながらも、柚子を使ったジュレを使うという野心的なチャレンジ。西洋菓子の柑橘の使い方ではなく、日本料理のようなほんのり香る柚子の香り。 Strawberry & cashewnut barfi 苺とカシューナッツのバルフィ。お祝い事があると食べるインドの伝統菓子。しっとりしたカシューナッツの白い層と、苺の赤いベリー層で、紅白のメリハリを表現。 Mascarpone cheese, coconut & strawberry gujiya マスカルポーネチーズとココナッツと苺のグジヤ。これは最高傑作。シロップのベールのように薄くコーティングされた厚みのあるしっとりしたパイ生地。ココナッツシュレッドと苺がみっちり入っていました。 White Anko & strawberry samosa 白あんと苺のサモサ。ムングダールの苺大福と違って、こちらはフィリングが和風で外がインド式。どちらも知っている味なのに、全く知らない味になる。 そもそもインド料理とは、これくらい柔軟なものですね。 Pistachio & white chocolate shrikand tart ピスタチオとホワイトチョコレートのシュリカンド タルトスタイル。シュリカンドは、水切りしたヨーグルトにスパイスの香りを溶け込ませるインド西部のお祝いスイーツ。粘性の高さによって、舌の上でずっとおいしさが残る特別なお菓子です。 ホワイトチョコを使いながらも白ではなくピスタチオ色に染めていました。本来、スプーンで食べる料理なのですがタルト生地で器にすることでフィンガーフードとして丸ごといただけます。 Jalebi, mix berries compote 苺風味のジャレビ ミックスベリーのコンポート。渦巻き状の揚げスナックをシロップに漬け込むインドのストリートスイーツ「ジャレビ」。苺を練り込んだピンク色のジャレビです。本来びっくりするほど甘いのですが、コンポートソースに合わせて甘さ控えめ。日本人向けにしてくれているのかな。ミントは飾りではないよ。 ●Tea Madurai Masala Blend tea アッサム産 Maheshwar Blend tea ダージリン産 Kashmiri ‘Kahwa” カシミール産 Indian Milk Chai “Spice Lab Tokyo” Original blend tea アッサム産 ●handmade chocolate birthday plate 誕生日プレートを用意していただきました。 ・和山椒のチョコレート ・生姜のチョコレート ・抹茶のチョコレート すべて手作りのチョコレート。手のかかり方が半端じゃない。ありがとうございます。 ‪____________________________________ 帰宅後…妻お手製の巨大なスパイスミルクレープが登場。シナモン、カルダモンを加えてスウェーデン式シナモンロールから発想を借りています。 家族3人で過ごした誕生日。おいしくて幸せな誕生日。大病を患うこともなく、元気に生きてこられた誕生日。すべてのことに感謝です。 今年も、敬愛する母からは、おめでとうの連絡は一切ありませんでしたが、きっと「いつまでも若くいなさい」という愛情なんだと受け止めることにしました。ありがとうチエさん。 ※僕は毎年バースデーカード送ってるのになぁ。 ‪____________________________________ 🇮🇳 #india #indianfood #sweet #sweets #afternoontea #curry #biryani #instafood #asianfood #asia #foodpic #foodstagram #tasty #delicious #spice #THEGREYROOM #アフタヌーンティー #ヌン活‪ #銀座 #紅茶 #カレー #カレー部 #ふくすたぐらむ (THE GREY ROOM) https://www.instagram.com/p/CmObxB5rJ_L/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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anataniageru-6102 · 28 days
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便乗〜!!
1. 名前は?
→ 椎名唯華
2. 誕生日は?
→ 4月17日(3月5日)
3. 年齢は?
→ 17歳(🥹)
4. 何型?
→ O型
5. 好きな食べ物は?
→ うどん、漬物、豚カツ
6. 嫌いな食べ物は?
→ ニンニク、豆類、エスニック系
7. 趣味は?
→ ゲーム、切り絵、編み物、異国の音楽鑑賞
8. 特技は?
→ 造形
9. 何部に入ってる?or入ってた?
→ 吹奏楽、軽音
10. 自分のいいところ&好きなところは?
→ 相手の目線に合わせられるところ、自分のペースを乱さないとこ、忍耐力
11. 自分の悪いところ&嫌いなところは?
→ 何でもかんでも考えすぎ
12. 何人家族?
→ 5人
13. 兄弟はいる?
→ 兄上、姉上
14. 好きな物は?
→ 和、着物、雑貨
15. 嫌いなものは?
→ 高所、水
16. 身長何cm?
→ 158.6くらい
17. 故郷は?
→ 大阪
18. 好きな人or気になる人いる?
→ これ見てるそこの人
19. いるなら同じ学校&同じクラス?
→ 同じ惑星
20. その人はどんな人?
→ 可愛い、大人、嘘つかない、下手くそなところある
21. 自分にとってその人はどんな人?
→ 道を照らして手繋いでくれる人、全てにおいて最初で最後が良い人、尊敬してる人、大好きな人
22. 好きなタイプは?
→ あなた。
23. 好きな人(気になる人)と毎日話す?
→ 話してる
24. その人は何歳?
→ 年齢は2個上
25. 信頼できる人は何人いる?
→ 3人
26. 将来の夢何?
→ 追い詰める人が今より減ってること
27. どこの高校or大学に行く予定?(受験生)
→ 石川県か東京にある芸大に行きたかった
28. 自分はどんな性格だと思う?
→ マイペース、気分屋
29. 好きな場所は?
→ 静かな場所、暗い場所
30. 嫌いな場所は?
→ 人間が多い、うるさい、高いとこ
31. 好きor得意な教科は?
→ 美術、音楽、世界史(紀元前〜江戸まで)、天体
32. 嫌いor苦手な教科は?
→ 数学、理科、英語、体育
33. 好きな飲み物は?
→ 番茶、ウーロン茶、緑茶、ほうじ茶、コーヒー系
34. 嫌いな飲み物は?
→ 麦茶、ジャスミン茶、甘いもの、麦が使用されてるもの(麦焼酎、ビールなど)
35. 告白したことある?あるなら何回?
→ なし
36. 告白されたことある?あるなら何回?
→ 多分3回
37. 告白するorされるならどこがいい?
→ 問わない
38. 付き合う人の条件は?
→ 互いが無理しない
39. 今彼氏or彼女いる?
→ あなた
40. 好きな曲のジャンルは?
→ あんま分かってない!
41. 好きな曲3選!
→ マイペース/SunSet Swish
今を駆け抜けて/高橋優
色恋粉雪/柴咲コウ
42. 口癖は?
→ まあ、うむ
43. ついしてしまう癖は?
→ 関節ポキ、耳・首・鎖骨触り気味
44. 幼なじみはいる?いるなら誰?
→ 何それ
45. 好きなアーティストは?
→ Hey! Say! JUMP、浦島坂田船、高橋優、中島美嘉、柴咲コウ
46. 好きな芸能人は?
→ 山田涼介、加瀬亮、成田凌、山田裕貴、木南晴夏、戸田恵梨香
47. 好きなアニメは?
→ 犬夜叉、鋼の錬金術、銀魂、日常、おそ松さん、アクダマドライブ、夏油傑
48. 好きな漫画は?
→ NANA、ハチミツとクローバー
49. 好きなドラマは?
→ のだめカンタービレ、西遊記、ラストフレンズ、LIAR GAME、流星の絆
50. 好きな映画は?
→ グラスホッパー、ミュージアム、キャラクター、キングダム
51. 好きな作家は?
→ 松本清張
52. 好きなスポーツは?
→ サッカー(鑑賞)
53. 嫌いなスポーツは?
→ 全部
54. 好きな季節は?
→ 冬
55. 好きな色は?
→ 寒色、ワインレッド
56. 好きな花は?
→ 薔薇、蓮、睡蓮、彼岸花、八重桜
57. 好きな動物は?
→ ペンギン、インコなど鳥類全般
58. 自分はなんの動物に似てるってよく言われる?
→ 言われたことない
59. 何フェチ?
→ 首、黒縁メガネor縁無しメガネ
60. 好きな人には甘えたい?甘えられたい?
→ 甘えられたい
61. 冷める瞬間は?
→ 意味がないと判断した時
62. 聞き上手?話上手?
→ どっちでもでありたいなあ
63. ストレスを感じる瞬間は?
→ 頭悪い行動、人間が多い、うるさい
64. ストレス発散方法は?
→ 切り絵
65. モットーは?
→ 正直で居る
66. 座右の銘は?
→ 敵は己の中にあり
67. 人生で1番楽しかったことは?
→ 今
68. 人生で1番幸せだった時は?
→ あなたと過ごす時間
69. 人生で1番辛かった時は?
→ 小2〜中3
70. 人生で1番悲しかった時は?
→ インコがお空にいったとき
71. 後悔していることある?
→ 特になし
72. 大切にしているものは?
→ あなたと貴方に関するもの全て、マミー、人の感情
73. 自分はSとMどっち?
→ どっちでもない
74. 好きな人に依存する?されたい?
→ 依存しない、されたくない。中心は自分自身であってほしい。
75. 束縛されたい?したい?
→ されたくない、しない。けど話は聞く。
76. 恋人に求めることは?
→ 安心感
77. 何か恐怖症はある?
→ 高所
78. トラウマは?
→ 避けてきたから忘れた
79. くせ毛?直毛?
→ くせ毛
80. 今欲しいものは?
→ 時間、お金、椅子
81. 将来の夢は?
→ 今よりみんなが生きやすい政治
82. 五感の中で何が自信ある?
→ 嗅覚、味覚
83. 黒歴史は?
→ 声真似主オモロそうとか思って極めようとしてた。当時見てた声真似の配信者の企画に参加しようとした事がある。これホンマに誰にも言ったことない。引かないでね。
84. 料理はできる?
→ 卵かけご飯!お茶漬け!春巻き!(3年くらい作ってません)
85. 朝強い?弱い?
→ 我々は激ロー
86. カラオケの十八番は?
→ わからん
87. 今行きたい場所は?
→プラネタリウム、水族館
88. 行ってみたい国は?
⇒ イタリア
89. 自分だけのマイルールってある?
→ 分からん
90. 人混みは平気?
→ 😇
91. 今年中にしたいことは?
→ 安定した職場見つけ
92. 今までしたことある習い事は?
→ 習字、くもん
93. 尊敬している人は?
→ 推しになる人のそれぞれの面
94. 人生に最も必要なものは?
→ 勘、決断力、判断力
95. 無人島に行くなら誰を連れてく?
→ あなたが居れば生きていける
96. 悩み事を聞いてくれそうな人周りにいる?
→ あなたとマミーにしか言わんから他知らん
97. 今辛くない?
→ 辛くない
98. 今人生楽しい?
→ とっても
99. もしも行けるなら未来?過去?
→ どっちも興味がない
100. 最後に。大切な人に贈る言葉
→ 大好き。ありがとう。
どう?意外性あったかなあ。ほとんどが聞いたことあったり想定内やったりするやろうな。ていうかなんか途中からどこぞのホスト出てきてない?ええって!!今あたしのターンやねん。
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czrscr · 1 month
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出会いも別れも、人の御業。/一度あるなら二度はある。
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 髪を切ったから、もしかしたら気付かないかもしれない。  ──なんてのは、どうやら杞憂だったらしい。  大学のキャンバスをほっつき歩いていたさなか。  前方から向かってきた学生が、落ちた何かを拾おうとして、派手にリュックの中身をひっくり返した。屈んだ際に、ドザザザザザと。正に一瞬。まるで漫画の様なぶちまけっぷりに、夏油は思わず吹き出した。 「ぶはっ」 「……おい」  目の前の白い後頭部から低い声が響く。盛大に笑ってしまった手前、手伝う気持ちで彼の足元へと屈む。 「いや、笑ってしまってすまない」  彼が拾おうとした指の先を追えば、学生証が目に入った。案の定「五条悟」と記載されていて、やっぱりねと思う。まあこんなつむじの根元から真っ白い髪の持ち主なんてあの旧友くらいだろう。それには触れずに、夏油は含み笑いは堪え切れないまま、リュックから落とされた書類やノートを拾い集めた。 「これで全部かな」  はいどうぞ、と落とし主へ手渡す。落とし主──五条は少々仏頂面だったが、受け取りながら「どーも」と会釈した。  覗いたサングラスの瞳からは、どこまでも他人行儀な色が見える。髪の毛が耳に掛かるくらいまでしかない今の夏油を見ても、からかいの言葉ひとつ飛び出やしない。どうやら本当に、目の前の友人は自分のことを覚えていない様だ。そのことに、夏油は正直、ほっとした。  袂を別ったやつのことなんか忘れて、しあわせになればよかったのに。  夢幻に思われた空港での邂逅で、思っていても口には出さなかった、ひとつの本音。  告げるべき時は今だろう。 「いいえ、良いキャンバスライフを」  淡いさよならを滲ませて。目の前の親友だった男へ、心の底から祝いの言葉を掛ける。  返事を待たずに、夏油はその場を後にした。  縁があればまた袖触れ合うこともあるかもしれない。もしかしたら、今生これきりかもしれない。  それでもよかった。  この世に生を受けて早十八年。物心ついた頃にはいわゆる「前世」とやらを憶えていた夏油少年は、自分が持ち得るツールを使って、ありとあらゆる可能性を調べた。図書館やネットで年間行方不明者や都市伝説系な噂、かつて高専が存在した地域など。調べて、調べて、そしてそのすべてが空振りに終わった時、やっと心から実感したのだ。  どうやらこの世に、呪いや呪霊なんてものは無いらしい。  何より、今の夏油にはもう呪霊など見えなかった。幽霊だって一度も気配すら感じたことは無い。つまり自分は、あの頃「猿」と呼んだ人々と同じ存在になったということで。  そのことに気付いても、夏油は特に何も感じなかった。ただ、そうなのかと腑に落ちただけ。  結局のところ、あの環境から完全に脱却してしまえばそんなものだ。そんなものに自分は拘って、己と他者の命を賭した。  かつての行動に後悔は無い。しない、と言った方が正しいか。例え他人から見ればどれだけ無駄で無意味な行いだろうと、あの頃の夏油には必要だった。自身が捨て、篩にかけ、屠った者たちを無駄にしない為にも、果たさなければならない大儀だった。けれど、呪いなんてものが存在しない今生でまで、引き摺るほどの禍根もまた、無かった。  ありはしないのだと、今なら言える。  なら、もうそれでよかった。  呪霊がいない世界。術師が──仲間が、いたずらに命を奪われない世界。非術師を憎まなくてもいい世界。それが叶ったのだから。  感傷なんてものは、全部全部、あの頃に置いていけばいい。  君もね。
 天気は快晴。  まるで親友の瞳の様に鮮やかな青さが広がる空を、夏油はただただ、満足そうに見上げた。  ──なんて、殊勝なことを思ったものだが。 「そういや傑、髪伸ばしてんの?」 「今結構長めだよな」五条が夏油の首筋から肩口あたりを目掛けて、無造作に手を突っ込む。するする。指で横髪を梳いたと思ったら、そのまま五条の腕は反対側の肩へと着地した。抱き寄せられるまま、「こら、悟」と小さくぼやく。そこで、ふと。ぼさついた髪の毛を整えながら、夏油はちょっと、はっとした。  ──そういえば、昔は悟に髪を触らせたことなんて無かったか。  ここに来て初めてのことも、どうやらまだまだあるらしい。  正直な話、今となっては五条の記憶があろうと無かろうと関係なかったな、とは思っている。自分たちは結局また出会い、友人になった。あの頃の境遇や環境以外でも、どうやらちゃんと友誼を結べる下地があったらしい。  特に今生なんて最近の記憶だというのに、どうやって仲良くなったのかがさっぱり思い出せない。ただ、目が合って、会話して、一緒にいる様になった。それだけだ。本当に、ただそれだけだった。  けれど。  それだけ、ってのがきっと、人の出会いには大事なのだろう。 「実は前にもロングだった時があってね。久し振りに伸ばそうかと」 「へえ、いつ?」  五条の問いに、夏油はふっと閃く。  もしも髪があの頃くらいまで伸びて、五条が思い出したりしたら。その時はばっさり切ってやろうか。何なら坊主でもいいかもしれない。  それだってきっと、私たちふたりにとっては、この世で初めての経験だろうから。  なんてね。  己の詮無い思い付きに、夏油はこっそりと笑う。 「もう随分昔の話だよ」 「あ、ああ~……」  クッソ情けない声に惹かれて、五条は思わず振り返った。  目にした先には、床に一列で並び散らばったノートと、それを前に途方へ暮れている、一人の青年。耳にかぶる様切り揃えられたサイドと、同じくらいの長さで揃えられた、ワンレンの前髪。黒いカーテンみたいなそこから除く男の顔を認めて、五条はちょっと目を見張った。いつぞやに自分がぶちまけた落とし物を拾う際、手伝ってくれた人物だったからだ。  何となく、足をノートの先頭列へと向ける。  膝をついて下から順繰りに拾い上げてやれば、目の前の男が「あっ」と声を上げた。 「こないだの」 「人のこと笑うからじゃね、この惨状」  人を呪わば何とやらだ。軽く鼻で笑ってやれば、青年はバツが悪そうに眉尻を下げた。「違いない」  そこからは無駄口を叩かず、青年と両端からせっせとノートを積み上げた。お互い半分ほど拾い上げたところで、「ほらよ」と元通りに重ねてやれば、彼は小さく頭を垂れる。長めの前髪がさらりと揺れた。 「ありがとう、おかげで助かったよ」 「別に、先に施し受けたのは俺だし」 「お礼と言っちゃなんだけど、学食でもおごろうか?」  ふいの誘いに、五条は手許のノートに目を配る。 「オマエ、それどっかの教授のとこに持ってかなきゃじゃねえの?」 「お腹が空いて力が出ないんだよね。どうせ急ぎのものでもないし、大丈夫大丈夫」  情けないアンパンマンみたいなことを言いながら、ほらこっち、と立ち上がった青年が顎で進路を指し示す。  ちょうど学食の入り口前で立ち往生していた手前、誘導されてしまえばついつい足がつられてしまい。あれよあれよと流された先。手馴れた様子で角席のソファーと椅子へノートの山を半分ずつ座らせる男に、コイツ絶対初犯じゃないなと五条は悟った。 「オマエ、まさかこれ目当てでそいつ引き受けたの?」 「情けは人の為ならずってことさ」 「調子の良いこって」  席取りを終えた青年に、そのままのこのこと付いて行く。二台の食券は程よく空いていた為、そう待たずに五条たちの番が回ってきた。 「何でも頼むといいよ。今の私はバイト代入って小金持ちだから」  コガネモチ? とやらはよく判らなかったが、ならばと五条は遠慮せずに、自分の食べたいもののボタンを押す。ピッ。ペッ。吐き出された食券を見て、男がしみじみと呟いた。 「この食べ合わせっておいしいの?」 「知らん。腹に入れば同じだろ」 「君にはぜひ、ちょっとは食に対して楽しみを見出すことをおすすめするよ」 「けっ、言ってろ」 そのまま自販機に万札を投入し、青年へと振り返る。 「ん?」 「オマエもなんか買いな」 「俺だけ奢られんのもフェアじゃないだろ」とぼやけば、「律儀だなあ」と青年は顔をくしゃりとさせ、笑った。これまで浮かべていた柔らかい笑みとは違う、どこかあどけない顔だった。何となく、どきりとした様な、しない様な。どうにも納まりが良くない心地に、五条は足先を打ち鳴らす。  ピッ。ペッ。迷いなく青年もボタンを押す。食券に記された料理は蕎麦だった。大学生にしては渋いチョイスだ。 「ホントにそれでいいの?」 「大好物」  ピースまでして喜びを露にした青年は、「ありがとう」と五条に微笑んだ。またしてもどぎまぎしてしまったので、思ったよりも余った釣銭で、ついでに自分用のパフェを買い足しておく。  時間にして幾何か。  利用者も多い学食だけあって、さほど待たずに受け取り口へ料理がサーブされた。各々受け取って席へ戻り、腰を落ちつける。鼻先に香ばしい匂いが漂えば、現金なもので、急に空きっ腹を感じ出す。 「いただきます」 「召し上がれ」 「お互い様だろ」  そこからは先ほどまでとは打って変わり、しばらく沈黙が続いた。  食事中に口を開くのは、幼少期から叩きこまれたマナーが染みついている手前、嫌煙しがちだ。だから黙ったまま食を進める青年に、五条は内心で口笛を吹く。厳つい見た目の割に、どうやら行儀は良い様だ。  強引な様で柔和。危うげな雰囲気の割に律儀。距離感が近い様で、こちらに踏み込み過ぎない。総括すれば、変なヤツ。  だからだろうか。  ふたりとも食べ終わったタイミングで、五条にしては珍しく、自分から相手に切り出した。 「そういやオマエ、名前は?」  一瞬とぼけた顔をしたのち、「ああ」と青年が口を開く。 「夏油だよ。夏油傑」 「あん? どういう字?」  漢字がパっと出て来なかった為問い返せば、夏の油に傑作のケツ、と青年──夏油がすべらかに語る。 「そういう君は?」 「あ? ホントに知らねえの?」  言っちゃ悪いが、この大学ではそこそこ有名人な自覚はある。百九十はある巨体に、白髪碧眼。見た目だけで十分噂される要素があった。だからこそ、思わず胡乱な眼差しを返したのだが。 「友達になりたいんなら、ちゃんと本人の口から知りたいだろ」 「……何だそりゃ」 「礼儀だよ、礼儀」  逆にじとっと見つめ返されて、五条は思わず息を呑む。まさかこの歳で友達云々を説かれるとは。いや、その前にダチになんのってこういう流れだっけ? 生憎常時つるむ様な相手がいなかった為、こんなもんなのかどうなのかすら見当がつかない。  よく判らない混乱を抱えて促されるまま、ぽつり。自身の名前を口走る。 「……五条悟」 「漢字は?」 「五条橋に、悟りを開くのサトル」 「なるほど、うん、想像通り」 「やっぱオマエ知ってんじゃねえか!」  そんなことはないさ、なんて胡散臭い顔で夏油が笑う。腹は立つが、正直どこかむず痒いのも確かで。  苛立ち半分、照れ隠し半分の中で、ふと。五条は気になっていたことを思い出す。 「じゃあ友達ついでに聞くんだけど、コガネモチって何?」 「さては君、普通のお金持ちだろ」  しょっぱいものを見た様な夏油の顔に、今度は五条が爆笑した。  一生の親友と二度目ましてになる、今日この良き日。  俗にいう、友達記念日というやつである。
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cine-cuisine · 1 month
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映画「カポーティ」をモチーフにした料理レシピ『カンザス風フルーツとナッツのサラダ』|あらすじ・キャスト・原作の情報も
映画「カポーティ」のあらすじ 才能溢れる作家トルーマン・カポーティの実話に基づいたこの映画は、彼が最も有名な作品「冷血」を執筆する過程を描いています。1966年の出版に至るまでの長い旅の中で、カポーティはカンザス州の小さな町での一家惨殺事件の報道を聞きつけるところから始まります。 ジャーナリズムと小説の境界を探求したいという情熱から、カポーティは新しい文学の形「ノンフィクション・ノベル」の創作に着手します。しかし、ここから彼は精神的な苦悩と倫理的なジレンマに満ちた道を歩むことになります。殺人犯の一人、ペリー・スミスとの奇妙な絆を築きながら、彼は事実と創作、そして自己の野心の狭間で揺れ動くのです。 「カポーティ」は緻密な心情描写と深い感情の機能で、著名な作家の葛藤を見せ、またそれがいかに彼の最高傑作を生み出したかを語る映画です。 今夜の映画レシピは「カンザス風フルーツとナッツのサラダ」…
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takahashicleaning · 2 months
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TEDにて
コリン・ストークス:映画が男の子に教えること!
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
映画「スター・ウォーズ」は、コリン・ストークスの3歳の息子を一瞬にして虜にしました。しかし、3歳の男の子は、このSF映画の傑作から何を学んだのでしょうか?
ストークスは男の子に、協力することの大切さ、女性を尊敬することが、悪者を打ち負かすことと同様に男らしいことであるという
ポジティブなメッセージを伝える映画がもっと必要であると訴えます。(TEDxBeaconStreet より)
悪者を打ち負かすことに対しての報酬という・・・
英雄ジャーニーモデル(著書「千の顔をもつ英雄」の中で英雄の物語の基本構造を説明している「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)」のこと。
ストーカー有村昆がしつこいから、仕方がない。秘密を知ってるので映画業界の元ネタをバラします。皆様、恨むなら日本の映画業界と「有村昆」を恨んで下さいね)
という男の定義は崩壊してきていて・・・
「メリダとおそろしの森(日本名)」(なお、米国では、「Brave」です!)- ディズニー映画も登場します。
他には「オズの魔法使い」「ハリーポッター」などもベクデルテストに基づいた良い手本だそうです。
テストの内容についても詳細に説明しています。
その後、娘に「スター・ウォーズ」で好きなキャラクターを聞きました。
何と答えたと思いますか?オビ=ワン。オビ=ワン・ケノービとグリンダこの2人の共通点は何でしょうか?
おそらくキラキラの服だけではないでしょう。彼らはエキスパートなのです。
私が思うには2人の共通点は、映画の中で人一倍の知識を持ち、それを仲間の成長のために共有することです。
彼らはリーダーです。2人のような冒険を子供達にも経験してもらいたいです。
こんな冒険がもっと存在してほしい子供達に「一人で戦ってこい」と命令するような冒険は必要ないのです。
子供達に必要な冒険とは、仲間の成長を助けるために女性が指揮をとるチームに加わる必要を感じる冒険です。仲間のための冒険なのだそうです。
権力者が権力を思うまままに振舞うことは硬く禁止しています。
(個人的なアイデア)
男脳と女脳は、構造上、別物なので、自分と同じようにふるまうことをお互いに無意識のうちに相手に期待し、共感しようという思い込みが不幸を招き寄せてしまいます。
なので、極論お互い別の生き物と思えばいい。さらに、共感できる範囲が唯一食べ物や赤ん坊、子供くらいとお互いに狭いことが原因かもしれません。
男と女は違うみたいで、どちらが優れている?劣っている?ということではなくただ違う!両者に共通しているのは、種が同じということだけです。見ている世界も違えば、価値観も役割も違うそうです。
自分の尺度で相手を測ろうとしても、自分と同じ考え方、感覚を求めても必ず男女間の不満は爆発してしまうものと認めてしまえばいいかもしれません。このような前提で、お互いに歩み寄っても不満は無くなりませんが最小限にできる可能性があります。
児童虐待?女性差別?男女関係のトラブル?極端な場合は保護が必要ということを前提にしても問題がある。男女平等が社会システム内では功利主義的には有効?混乱を産み出し憎しみの連鎖を起動させてるだけで果たしてそうなのか?国の歴史によっても異なるし、上記の事例に関しては、法の下の平等は万能ではない!道理に反するということでもあります。
太古からの厳しい自然淘汰を生き抜く上で多少の児童虐待?女性差別?男女関係のトラブル?が良い作用を与えていたのも事実であって数万年かけて培われた本能的な児童虐待?女性差別?男女関係のトラブル?は、犯罪者扱いするんじゃなくて隔離して教育してもいいし、国家が対策マニュアルをオープンソースで公開して男女の特性子供の特性として共有すれば?
極端な男女平等思想が憎しみの連鎖の原因かもしれない?
それを社会システム内で最適化させて一千年単位のスパンで少しずつ改善するほうがいいし、マスメディアも慎重に吟味してセンセーショナルな報道をしないことだ。
本当に殺しては社会システム内ではダメだからテレビ的にはタレント生命、テレビ、ラジオ出演者生命や広告代理店関係者、芸人芸能人生命、俳優生命など。是非、不幸をあおるやつらを殺してほしい
児童虐待?女性差別?男女関係のトラブル?たった数十年の現代版社会システム内では善かもしれないが、数万年単位の大自然内では場合によっては最適かもしれない。強制的に洗脳報道繰り返すマスメディアは潰れたほうがみんなのためにもなる?極端な男女平等思想が憎しみの連鎖の原因かもしれない?
女性は、腹が立つ相手に恋をするし、「感性が真逆の相手に発情する」という特性は、脳科学上の真実
対策として、ケンカになった際は言い募るのではなく「悲しい気持ち」をありのままに伝え感情を共感しましょう。
男性が一日に発信する情報は7000語くらいで、女性は約三倍。���の差は、テクノロジーやコンピューター、人工知能を活用しないと絶対に勝てないレベルです。
コミュニケーションツールとして女性脳は認識しているためでもあります。女性の特性上、サポートするような仕事は、太古からの自然淘汰の中で培われたため相性が良いかもしれません。
対策として、何気無い言葉でのメールやチャット、メッセンジャーも良いかもしれません。
つまり、女性はもともと本能レベルで備わってるので機械が使えないのではなく、使う必要性がないから、そんな役に立たないの使わないし興味がないだけです!だって、自分で無料で瞬時にできるのに、わざわざ遅くなる手間とお金かけないでしょ。
「今日は何してたの?」は禁止ワード。具体的に時間がかかろうが一つ一つ90分くらいは1日にかける覚悟は必要です。
「言ってくれればやったのに」は禁止ワード。まず、ごめんね。と言って感情を共感してから手伝うこと。
「おかず。これだけ?」は禁止ワード。次に食べたい食べ物を要望して会話のキッカケにすること。足りない場合は自分で買って後で食べればいいだけです。
マスメディア側の専門的な知識や経験のない勝手な先入観で広告料金をもらうだけのために勝手な報道を垂れ流し、離婚させるよう誘導、偏向報道し、その報道のために児童虐待?女性差別?男女関係のトラブル?と視聴者に誤解させても責任をとらない?潰れたほうがいい。
自らが権力者であることを発信せず視聴者を混乱させ、それに便乗して権力乱用する日本の民法テレビ局。同じことを繰り返さないようにみんなでチェックし見守っていくことだ。
日本で、恋愛結婚が普及したのは、サルトルとボーヴォワールが来日した時に一気に拡大した可能性もあるかもしれない。それ以前は、お見合い結婚が主流でした。
前提条件として、恋愛結婚はサルトル、ボーヴォワールみたいな有名人であること。創作活動が成功していて多額の資金を保有し裕福層であること。
それ以外では、まず不可能。良い結果にはならないことを追加しておきます。日本の高度経済成長インフレ時代には合っていたけど、デフレ経済下に入ってしまうと厳しく破綻しやすくなります。
または
女性特有の支離滅裂な言語。例えば、キモいなど擬態語共感は男性には理解できない。
だから、言葉の定義を決めない場合、リアルタイムに真似して、同じしぐさで中和か、法律で正当防衛的な暴力を情状酌量可能にすれば言葉の表現方法を考えるきっかけになるかもしれない。
大前提として、理想の男性はこの世にいない!本能に任せて男を追い求めるくせに、母親が、幼い男性にもっと小さい頃から女性の善い面や悪い面を覚えさせることが最善。
さらに、将来までのサポートをしない責任もある!女性は、年齢的に心と身体形態を最低三回くらい変えていくエヴァンゲリオンの使徒みたいな特徴もあるから!
後始末しづらい精神分裂者と男性には感じられることが多々ある。
以上の前提条件から考えると
女性は子供を創る天才。男女平等じゃないのに男女雇用機会均等法を誤解したまま流布した政治家、マスメディア関係者をすべての女性は恨みな!
結局女性弱者にツケが回る仕組みなんだよね。お金を分配して償えば?邪悪な悪女が構築?
小池百合子が主犯と見ている
言葉の定義を決めよう!ジェンダー平等の定義は?そもそもの起源は?多神教や一神教。男と女。違いは必ずある!
価値観を数値化できないと定義も決まらない倫理観が欠落することになり権力者に悪用され基本的人権侵害に直結する危険性大
ジェンダー平等?真の男女平等な第二次大戦で社会実験結果がでたでしょ!男が勝利!平等はないと!
だから基本的人権が社会システム内に創られた!外に出たら結果は明白でシステム内の法律で押し付けるといずれ災厄が吹き出すぞ警告だ
女性活躍女性が強い?これは裕福女性がテレビで流布したプロパガンダだから女性弱者はこいつらを恨め!真実は第二次大戦で男性勝利で決着がついてる!
女性の末路は悲惨なものだった!死人に口無しって知ってる?
実務のできない女性を上役にしても混乱するだけ公���を果たさず再選��た小池百合子が悪い見本
男女平等と誤認させるなら権力者であるテレビ局に出演する女性の旧姓と結婚後の名前を表示しろ!それで対等だ!
同じ種だが役割が違う!男が勝つのは先の大戦で結果がでた!こうして基本的人権が創設。
だから、男女平等ではなく男女対等。誤訳?平等なら男子女子と分けずに一緒にするよ
男女平等は誤り、男女対等と言え!
トップに立つには、それ相応の女性の良い見本を示すことが重要。
ジェンダーの定義は、古フランス語から共通の特性を持つ集まり、血統が語源。
この後���「平等」が付くと概念上は医療をフラットに提供するための原点に似ている?
二元性が存在できないプラスサム、共感やワンネスに近い?
参考概念としては、個人の基本的人権や法人の競争に頻繁に登場します。
知ってるつもりで思い違いしてること!で、公平概念というのは「ハンデをつけて上限を公平に!」と言葉であえて説明する。
平等概念をわかりやすく言葉にすると「上限の公平ではなく底上げの平等!」みたいな感じです。
これ以上でも以下でも概念が変わるから拡大解釈しないこと。
個人の基本的人権とは真逆なため、法人の平等な競争はあまり聞いたことない。公平な競争がしっくりくる。
時間をかけて諭していたが・・・
過酷な真実を言わなければ、女性の腑に落ちないから言うけど・・・
男女平等な第二次大戦で男が勝っているのに、東日本大震災、新型コロナ、ミレニアム以降の日本全体に災厄が降り注ぐのは
女人禁制の経験則に男女対等じゃなく、誤った男女平等を持ち込んだからかもしれない。
悲しいことに、ジェンダー平等や女性活躍主張する女性ほど独身、離婚者が多いのはなぜ?
結婚してる女性は幸せだから、慎ましく将来の息子の出世に響くため、そんなこと言わない傾向がある矛盾があるから統計を取るといいかも。
よく考えても見ろ!
自分の息子の将来を現時点で独身女性、離婚者女性が奪うのは、ジェンダー平等かな?
わがままで強欲な女性ほど、早く結婚して自分の分身である子供を産んだ方が、自我欲を均して子供に教育してもらえる。
何十年単位のトポロジー的なトリレンマがあり、すべての母親は、体得してるが、娘は絶対に聞かないし腑に落ちない傾向が強い。
法律全般にアメリカの3ストライク制は危険だがハラスメント全般に限定したら効果的かもしれない?
公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため
男女問わず、美貌も含めて職業の武器にしたら、知名度に応じて罪に段階的なハンデをつけるなど。
多神教の日本では仏の顔も三度という概念をシステム化したら良いかも?日本版は、すぐ起訴ではなく3アウト制にしてファクトチェック含めてはどうだろうか?
ハラスメントなどは、なぜか成長してる国家や法人に顕著に集中する傾向が統計的にあります!
カイヨワの戦争論が言うエネルギーを奪う成長には生け贄が必要なのでしょうか?課題です。
最近の研究によると顔のバランスが整った美人ほど悪女の素養があるらしい事が判明した!芸能関係や女優を公安の対象に入れてストーカーアルゴリズムで透明化することも正当化できそうだ。
美人は飽きるではなく悪女の素養がある。
この根拠は、男尊女卑の根拠にもなる。
実は、プロセスがあって、まず君主制の場合、君主が、美人と言う皮を被った悪魔(悪女)を好む歴史的な傾向あり。
続いて、誰も君主の伴侶。つまり「無意識にバカな男達ね」とせせら笑っているのに悪女の戦略に踊らされて悪女を批判できなくなり君主が暴走する。
立憲君主制、民主主義がある場合、君主であっても批判は許容範囲なため回避できるメカニズムがある。
これが民主主義の歴史的な背景も考慮した良い面です。
<おすすめサイト>
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chickenforlinda · 3 months
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ドラマ・アニメ・映画の垣根を超えてコメントが到着!
本日最終回を迎えた連続テレビ小説「ブギウギ」脚本の足立紳ほか、アニメーション界から片渕須直監督(『この世界の片隅に』16)、作田ハズム監督(『映画すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』23)、映画界からは俳優の小林聡美、映画ライターの村山章、映画批評家で食についての執筆も行う⻘山学院大学教授の三浦哲哉からコメントが到着。アニメーションの枠を超え傑作ヒューマンドラマでもある本作の愛おしさや、どこまでも本気で一生懸命な子どもと大人のドタバタ劇に感動と共感の声が集まりました!
コメント ※敬称略・順不同
【足立紳】(脚本家・映画監督) なんて優しくて逞しくて愛おしい映画なんだろう。 不完全なお母さんに不完全な伯母さんに不完全な子供。みんな一生懸命生きている。 私はたまに聞いたふうな説教くさいセリフを書くのに、そのセリフの1ミリも実行できていないし、きっとこれからもダメな親のままの可能性が高いけど、それでもなんとかよろしく頼むと心の中で我が子に言っていた。
【小林聡美】(俳優) リンダはチキンが食べたかっただけなのに、 「なんでこーなるの?」。 カラフルで爆発的にチャーミングな登場人物たちが、 それぞれの魅力を惜しみなく発揮して、次々とまさかの展開へ。 ストライキで行進する人たちと、鶏を追いかける人たち。そしてアムール。 みんな本気なんだから。笑った!
【片渕須直】(アニメーション映画監督) この映画は確かにひとりひとりの人物の姿を、そこにいた人として生み出している。
【作田ハズム】(アニメ監督 『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』) 「リンダはチキンがたべたい!」はカラフルなグラフィックでぼくらを魅了します。 黄色一色で表現された主人公のリンダは、家族の中にいるときは暖色系の色に馴染み、 団地の子供たちと行動するときは賑やかな子供らしい配色に。 どのシーンどのカットを見てもアートとして成り立っている色の世界が心地よい作品です。 夜の車道のシーンも目を見張る美しさ! 【村山章】(映画ライター) 監督夫妻は「子どもの映画を作った」と言っているけれど、子どもたちに干渉する大人たちの都合や事情は描き漏らさない。気がつけば、子どもも大人も一日だけの冒険に乗り出して、観ているこちらもいい日になりました。
【三浦哲哉】(青山学院大学教授) いまは亡きお父さんの得意料理を求めて……なんてけなげな話だろう、と心が鷲掴みにされました。しかもその料理はパプリカ・チキン! めちゃくちゃおいしい家庭料理の名作です(私もたまに作るんです)。この映画を見たらきっとみんな絶対作りたくなるでしょう(鶏は生きてないやつで!)
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borisdronevil · 5 months
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Boris with Michio Kurihara "Rainbow" リリース時インタビュー
「Rainbow」リリース時にFOLOW UPに寄稿したインタビューです。 当時の記録はほとんどなかったと思うので、非常に貴重な資料になると思います。
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■意外といえば意外な非常に面白い組み合わせだなと思ったのですが、今回コラボレーションをすることになった切っ掛けは何だったのでしょう?
ATSUO(以下A): そうですね。The Starsや、ゆらゆら帝国のライブとかで栗原さんのプレイは何度も観てたんですけども…。YBO2の復活にBorisで出演した時に栗原さんがGuitar弾いてて共演もしたんですね。オリジナルメンバーという話を聞いたりもして。個人的に YBO2には非常に影響受けてまして。いろいろ興味も湧き…。で、栗原さんのソロのアルバムもすごい良くてですね。でも実は弾き狂ってる栗原さんが好きで…そういうのが個人的に聴きたいなと。コラボという名目で、弾き狂ってる栗原さんのアルバムを作りたいってのが本当の目的でした(笑)。ちょうど「マブタノウラ」のアナログが出来た頃で、それを渡して話が進んでいきました。すごく懐の深いギターリストなんでね。どうにでも対応してくれるだろうな、とも思ってましたし。本当の目的は弾き狂ってる栗原さんなんですけどね(笑)。多分他にもそういう人いっぱいいるんですよ、世界中に。そういうの聴きたい人。White Heavenも手に入りづらい状況だし。
栗原(以下K): 僕もBorisとは数年前から対バンしたりして知っていました。いいバンドだと思ってましたし、色んな人たちと積極的にコラボしてる活動形態も興味深かったです。あと、単純に「Wataさんギター上手いなぁ」とか(笑)、若い人たちなのにMatampやOrangeのアンプを使ってて「タダ者ではないな…」と(笑)。最近の海外での活躍ぶりも耳に入ってました。そんな彼等からコラボの話が来た時には驚きましたが、Atsuo君たちに自分のギターを評価してもらった上でのオファーだったので、それは純粋に凄く嬉しかったし光栄でした。
■曲作り、録音はどんな風に進められたのですか?
A: まあ、まずBorisサイドでバックトラックを録音して。Borisは曲作りは基本的にしないで、スタジオ入ってインプロ、ジャムって感じ。録音も僕がやってます。アイデア 軽く決めて、ワンテクか2テイクで曲がいつの間にか出来てる感じです。そのラフミックスを聴いてもらいながらイメージを膨らましていってもらって。栗原さんの パートはPeace Musicで録音してます。本当ね、奇跡のオンパレードですよ。リードパートは何テイクかあって、アナログには別ミックスも入れる予定になってますが、どのテイク使うか悩むぐらいにね。すごいスムーズでしたよね?
K: そうですね、思いのほか順調に作業が進められました。僕は普段、録音には結構時間がかかってしまう方なんですが、今回はBorisの方でかなりのお膳立てをしてくれてたので…「さぁ、好きなように弾きまくってください!」って感じで(笑)。Atsuo君の求める音と、こちらのイメージする音のシンクロ率が高かったという事もスムーズに作業が進んだ要因だと思います。おかげでかなり楽しく録音させてもらう事が出来ました。
A: で、その後はボーカルパートを録音していって、最終的にまたPeace Musicでミックスという感じ、ですね。
■本当に美しい作品ですよね。パッと聴いた派手さはないのですが、本当に美しくて���シンプルかつ深いアルバムだと思いました。Boris側の視点からすると、栗原ミチオという強力なサポートを得て、「マブタノウラ」と「PINK」以降に見えてきたものをさらに推し進めることが出来たような感じがしますね。
A: ええ、最高傑作だと思ってます。人の力を借りて最高傑作が出来てしまいましたね(笑)。Borisは次のアルバムが大変だなあ(笑)。正式にメンバーになってもらえばいいのか。メンバー入ります?栗原さん?
K: あはは!最大級の社交辞令、ありがとうございます(笑)。Atsuo君は年長者を気遣うやさしい人ですね(笑)。Borisのように長年トリオでやってるバンドは所謂「鉄壁の三角形」が出来てるモノなので、メンバーともなるとなかなか他者は入って行けないですよ。それはともかく、今回Borisの皆と共にとても良い作品を作れた事を本当に誇りに思ってます。それもこれも、当然ですがBoris自体が真に力のあるバンドだったからに他なりません。
A: 話をそらされましたね(笑)。
■特に感じたのは思っていた以上に「歌」がものすごく聴こえてくるアルバムだな、と思いました。Takeshiさんのボーカルにもさらに艶が出ていて良いなぁと思ったのですが、目玉的には"虹が始まるとき"でWATAさんが見事なボーカルを披露していますね。
A: 「PINK」の辺りからやっぱり「歌」が一番面白いというのがありまして。一番スリリングというか、いまのBorisの状況の中でね。Takeshiの ボーカルも最近はナチュラルな声質に流れてきてて、本人もすごく自然な状態で。逆にいろいろ表現の幅も広がってきて、まだやる事いっぱいあるなって感じ です。で、あの曲はたまたま曲が出来たらWataが歌う方がはまったんで…。コラボだとね、バンドのイメージとかも気にしないでいろいろ出来るから…いろいろやってしまっていい余地があるのが楽しいですね。あと朝生さん(Pedal  Recordsからアルバムをリリースしている女性SSW)を観てて「あ、歌って大きい声じゃなくていいんだ」って本当に気づかされたんですよね。 Wataは普段からすごく声が小さいんですけど、そういう人でも歌は歌えるんだって気づいたんですよね。小さな声だからこそ生まれる曲ってのがある。朝生さんのライブは栗原さんがエフェクターを踏む音が一番でかい(笑)。
K: (笑)踏み方には気をつけてるんですけどね…でも全部「機械式スイッチ」なので(笑)。そう、今回のWataさんの歌は凄くいいですね。普段のBorisよりシンプルで隙間のある曲も多かったと思うのですが、そんな中でTakeshiさんの押さえた感じの歌も良かったし、それぞれの曲自体もすごくいいと思いました。
■ヘッドホンで聴くと、ギターのトーン、ボーカルのエフェクトなどサウンドの輪郭が非常に面白かったです。スピーカーを通したものとはまた違った聴き方が出来ると思いました。
A: あ、そうですか。ミックスの時は一切ヘッドホンでモニターしてないんですよ(笑)。
音数は少ないですけど、その音の隙間にいろいろ聴こえてくるようなミックスが中村さん(今回のエンジニア)のスタイルなんで。そうやってクローズアップしてもいろいろ楽しめるようにはなっていると思います。ベーシックトラックは8トラックのカセットMTRなんで、今時なかなか 聞けない音質にはなってるんじゃないかなあ(笑)。栗原さんのギターに関してはいろんなFuzz(ギターの音色を変える機械)が使ってあってそれぞれのFuzz、それぞれのセッティングでしか生まれないリードが録れてます。栗原さんはFuzzと話させますからね。
K: いや~まだまだですね…相手(Fuzz)の機嫌にもよりますし(笑)。中には自我の強すぎるFuzzもあるし(笑)…そういう場合は逆にFuzzに「弾かされてる」時もあります(笑)。"虹が始まるとき"のリードギターは正にそんな感じでした。今回は中村さん所有のFuzz数百台の中から、それぞれの曲に合ったFuzzを数台厳選して使わせてもらいました。いつもながら中村さんにはいい音で録ってもらう事が出来ました。それと、Borisはロー・チューニングによる低域重視、こちらはどちらかと言うと高域寄りの音なので、それらを対比させつつ絶妙のバランスでミックスされてると思います。このあたりも中村さんの手腕ですね。
■Borisは過去には灰野敬二氏や山崎マゾ氏、最近ではMerzbowやsunn O)))など多くのアーティストとコラボレーションを行っていますが、Borisの音楽や活動のスタンスにどのような影響を与えていますか?
A: 音楽と同じように「響き」とか「共鳴」といったものだと思うんですよ、コラボレーションて。音楽をやっていけば自然といろいろな事が起こってくる。音楽 のスタイルやスタンスに確固たる「理想」があるわけじゃないし。逆にそういうのがあるとBorisの場合はつまらなくなってしまうんでね。逆に言えば、 常に変化が起こっていくスタンスはキープしてると思います。
■栗原さんも数多くバンドでの活動や、多くのアーティストのサポートをされていますが、今回のBorisとのコラボレーションをしてみていかがでしたか?
K: そうですね、最初にコラボの話があった時には「うまく行くのかな?」と言う不安も正直ありました。経験した事のないタイプの音のバンドだったので。でも、いざ作業が始まったらそういう不安は吹っ飛びました。今Atsuo君が言ったように自然に「共鳴」が作用したし、音と音の「化学反応」が起こりました。僕はThe Starsというバンドをメインでやっているのですが、他の人たちと一緒に音を出すとそれぞれまた異なった「化学反応」や「融合」が生まれる。このあたりは音楽を演る醍醐味だと感じてます。それと…ちょっと気恥ずかしい表現ですが…Atsuo君たちの音楽に対する「愛情」を凄く感じました。誤解を恐れずに言えば、これは音楽を演る上での基本だと思ってますし、それがあったからこそ今回のコラボも良い結果が出たのだと思っています。とにかくいい経験をさせてもらいました。Borisの皆さんには感謝してます。
■2007年2月4日にはレコ発ライブが行われますね。両者ともライブには定評があるので非常に楽しみにしています。
A: はい、楽しみですね。ツアーが続いていたんで、また新しい事が始まる感じが非常に楽しみです。そのままツアー出ますか?栗原さん。ヨーロッパとアメリカどっちがいいですか?
K: う~ん、どちらも捨てがたいですね…って、ツアーってマジですか!?見知らぬ土地で演奏する事自体は素晴らしいし楽しい事なんですが…Borisのあの山のような機材を毎日運ぶ事を考えると…(遠い目)…(気を取り直して)とりあえずは2月4日のレコ発ライブ、どんな事になるのかまだ見当もつきませんが(笑)楽しみです。あ、その前の週の1月28日に同所でThe Starsのライブもありますので、こちらも宜しく!…と宣伝してしまいました(笑)。
A: 栗原さんリハーサル地獄ですね(笑)。
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sagara0220 · 6 months
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地面を踏み固めること
今年を振り返ると、のんきに一段ずつ登ってきた階段の途中で、振り返って景色を見てうわ~すごい、きれい、きもちいい、とか言いながらのほほんと眺めたいのに、あちこちで起こっているいろんなことが目について見過ごせなかったり、袖を引かれて止まったり、すれ違っていくひとびとに何かを手渡すその間、地面を踏み固めるみたいな、そういう一年だった。
たとえば今まで自分のなかで淡々と重ねてきた、自分が生き延びるための知識たちを、言葉にして誰かに教え、伝えることがぐっと増えた。アウトプットしてはじめて自分自身に引きつけ咀嚼する必要が生じるので、ものごとの本質に少しずつ近づけるけど、同時に見えてくるものが変わるので、とてもじゃないけど勉強が足りないとも思う。時間がかかるし沢山はこなせないのだけど、地元で起きた戦争や朝鮮人・中国人の強制労働のこと、LGBTQ+、ジェンダーのことは、決して自分の知的好奇心を満たすためだけに学んでいるのではないと、誰かに伝える作業をして強く感じたし、自分が仕事にしている専門分野以外で力になれたり、他者の学びの一助になれることを、難しくも嬉しく思うことが度々あった。
ここ数年ずっと、わたしの大事な部分を固めてくれている韓国文学を手に取ると、高頻度で日本の植民地支配時代の話が出てくる。
先日読んだチェ・ウニョン著「明るい夜」は時代や家父長制に翻弄されながら生きた四世代にわたる女性たちのシスターフッドを書く傑作長編小説だが、戦争中に日本に出稼ぎに行き、広島で被爆したおじさんが原爆症で亡くなる下りがある。作中もっとも信頼できる穏やかで愛に満ちた男性として書かれた彼が「あんな死に方をしなくちゃいけない人はひとりもいなかった」と広島の街を語るのが手紙のかたちで伝えられるシーンは、本の中でも印象に残る。フィクション小説という形を成しているが、祖母の口や手紙で語られる、あくまで一人称としての戦争体験であることが、幾度も胸を刺す。
今年読んで最も強烈な印象を残しているのが、ハンセン病の療養所である長島愛生園に暮らす在日朝鮮人・韓国人を訪ねて聞き取りをした喜田清著「名ぐはし島の詩(うた)」で、読みながらそれぞれの壮絶な人生に涙を流しながらも、植民地支配をしていた側の国で生まれ育ったわたし自身を丸裸にして、病の前にそも支配と略奪が、戦争がどうかれらを根底から変えたかを突きつけられた。ふるさとでハンセン病にかかったあと、当時戦況が悪化して毎日空襲があった日本に行けば誰にも知られず死ねると思い、縄でくくられたまま連行され泣き叫ぶ同胞を横目に、絶望し、死ぬために日本に渡ってくる方の話がある。また、植民地時代に言葉を奪われ、朝鮮語も日本語も読み書きできないまま療養所に入り、進む病と施設での仕事の隙間で辞書を片手に必死に読み書きを学ぶことで、己の知性を守り、踏み躙られた民族の尊厳を守り、宗教や友人を得る過程は、どの方の話を読んでも毎回涙が出た。そして、数多くの方が、祖国が解放されても、続いた朝鮮戦争で家族と生き別れになっている。
余談だが、この本を読んで、買ってから十年ほど経過しているのに、何度挑戦しても読了できないでいる神谷美恵子さんの「生きがいについて」を再度挑戦したいと思った。今のわたしなら読み終えることができるかも、と思える本があるのは、犬だったら噛み応えのある骨をプレゼントされるみたいで嬉しいものだ。
わたしが韓国文学にはまったころ、友人に誘われてかかわりはじめた地元の戦争遺跡の保存活動と、それに伴う朝鮮人・中国人の強制労働の実態調査のボランティアの仕事がある。
今わたしたちは過去に聞き取った肉声をあらゆるデータにして保存する作業をしていて、そのなかで、想像を絶する虐殺を、拷問を、過酷な環境下での作業を、強制労働に従事した方々が話すのに触れる。作業は、一筋縄ではいかない。冷静に、流れ作業として、戦時中のひとつの資料として読み飛ばすことはできない。
戦争というものが、人の一生を根底から壊すものだということを、それが、大国主義というものの前に個々の人生やヒューマニティが一切無視された先にあったものであることを、けれど戦争は大衆の記憶などではなく、個々人のなかにだけあるものだということを、数々の肉声に囲まれながら作業をしていると、つくづく思う。そうして、結局わたしは、大衆の記憶としての近代史しか学んでこなかったことに打ちのめされる。時々手が止まり、証言に聞き入り、読み耽り、あまりにも凄惨な体験と深い苦悩に触れて言葉を失い、立ち尽くす。そうしてまたしばらくして、作業をはじめる。その繰り返しだ。
証言は、ときにあいまいなもので、非常に頭の良い方でも、言葉も地理もわからない場所での過酷な体験であるので、信ぴょう性に欠けるものもいくつかある。通訳されていない原語での理解も必要だし、踏み込んだ調査や研究ができるほどのスキルもお金もないので、ひとまずデータ移行だけをしているのだが、ひとつひとつの、膨大な数の証言を扱っていると、聞き取りのさいごに、「まさかこんな日が来るなんて」「日本から来てくれるなんて」と感無量で語る方がいる。そうして、保障をしてほしいこと、戦争を二度と起こしてはならないというお願いで締められる。(証言に協力してくださった方の何人かは、賃金に関して裁判も起こしている)
戦争でまっさきに失われる個人やヒューマニティにきちんと向き合っていったのが、戦後の被害者への聞き取り作業なのではないか、とわたしは作業をしながら思った。戦中、強制労働というかたちで無視し、否定してきた人間性を、一人ずつ、限られた時間ではあるけど丁寧に聞き取りをして書き起こしたことは、数ではなくひとりの人間の体験として戦争や強制労働や虐殺や暴行や苦しみがあったことを真正面から思い出させてくれる。信ぴょう性の調査や審議の前に、その苦しみをいったん引き受けることが、どれほど切実で、大変なことだったろうと思う。
ノンフィクション作家の保坂正康が「最後の講義」という番組の中で、証言とはどういうものか語っている場面があった。証言とは一生をかけてするもので、証言を聞くということは、本人が背負っているものを半分引き受けることである、という言葉に、仕事でもプライベートでも、物語として消化してしまいがちなわたしという個人を指さされたようだと感じた。
調査に乗り出したうちのひとりがボランティアの大先輩にいて、度重なる訪中、訪韓の膨大なデータを管理してくださっている。そのひとの記憶はすさまじい。名前を尋ねるだけで、どこの出身で、どのように戦中を過ごしたのか、どのような半生だったのか、すらすらと答えてくださる。ときに涙を浮かべながら、ときに苛烈に。かれらの体験に多く出てくる、聞いているだけで指の先がこわばり、胃が縮み、血の気が引くような残酷で非人道的な折檻や拷問の数々を聞くうちに、戦争の映画や物語を見られなくなったという。真実を知るからこそ、痛みが容易く想像できて、目を瞑らないといられないのだという。聞き取りをした方々はもう亡くなっている。そのひとの生き方こそ、語り手の人生の半分を引き受けるということだと思っている。
2017年に、わたしはそれなりの意識を持ってポーランドのアウシュビッツや、ドイツのホロコースト関連の資料館に行った。外国に行くときは、その土地の地理や歴史を勉強してから行くのが好きなので、ホロコーストやポーランドの歴史について学び、何本か映画を見て本を読んでから向かった。そこで、アウシュビッツ=ビルケナウ博物館で案内人をしてくださった中谷剛さんが語った言葉に、そもそも根本をわたしは知ろうとしていなかったのだ、とものすごく恥ずかしい気持ちになったことを今でも鮮明に思い出す。
「――ポーランド語のあいさつができますか?イギリスやフランス、スペインのように。知りませんよね。なぜならそれは、ヨーロッパの歴史は西ばかりが優遇され広められてきたからです。日本人の中にもすでに、民族のヒエラルキーが無意識に植え込まれています。差別をしているんです。私たち日本人は、中国や韓国など、アジア圏の歴史をどれほど理解し歩み寄ろうとしているでしょうか?日本の加害の歴史をどれほど学んでいるでしょうか。ヨーロッパはドイツを戦後よくやってきたとは、決して評価していません。でも、一般のドイツ人のアウシュビッツの訪問者の数がとにかく多いのです。政府の対応ではなく、そういった市民の行動を、みなは評価し、黙っているのです。」
はるばるポーランドまで来て、わたしはその瞬間、浅はかだった自分を恥じた。もちろん、答えられなかったからだ。日本が行なった様々な加害の歴史を、言葉としては知っていても、知識として知らなかった。学んでこなかった。学ぼうとすらしていなかった。
こうして何年か経って、やっと加害の歴史を一生懸命学び、伝える側に回れたので、2017年5月の、どこまでも菜の花の絨毯が広がり、ポプラの綿毛が舞う美しい初夏のポーランドの、ひろびろとしたアウシュビッツ=ビルケナウ博物館のなかで深く恥じたわたしに、今のわたしはちゃんと顔向けができる。あなたは数年後、きちんと向き合う。思う存分恥じるといい。
そんななかで、10月7日を皮切りに、毎日虐殺のニュースを見聞きするようになった。コロナ禍真っ最中の2020年に岡真理さんの「ガザに地下鉄が走る日」を読んだとき、パレスチナで芸術活動をする若者のドキュメンタリーを見たとき、焼身自殺する若者をみたとき、殺されて臓器を売られる子供を見たとき、わたしは都度立ち止まったのに、いつのまにか忘れていて、毎日のニュースに打ちのめされた。
ガザについて勉強会を行い、本を読み、可能な支援をし、同時に自分の国の加害の歴史を学んでいくと、そこに70年余り時が経っていることが、信じられなくなる。イスラエルとパレスチナについて、レイシズムや植民地支配について学べば学ぶほど、かつて日本が行った言語や文化のはく奪が、いかに民族の歴史と尊厳を踏みにじり、取り返せないことであるのかを突きつけてきて、わたしはいままさに、当時を見ているのだと思っている。すごくしんどい作業だ。
でも、今年わたしが、こうした世の中になんとか絶望し切らず、自分の足で立って地面を踏み固めることができたのは、今までの学んできたことが生かしてくれていたからだし、出来事は大衆のものではなく個人に帰結するものだとあらゆる作業を通じてわかっていたからだと思う。じゃないと、物事の大きさの前に、ただただ立ち尽くしていて、わたしを含め、目の前にいるひとたちは世の中から見たら些細なものなんだとよぎることがあったかもしれない。それはまったく、わたしの中の、生活をやっていくというポリシーに反する。わかっていてよかった、言語化できてよかった、とこれを書きながら思う。
今年読んだ本のなかで、大事にしたい本がある。
パク・ソルメ著「未来散歩練習」は、光州事件、釜山アメリカ文化院放火事件と五人の女性の生き方を通して、今を生きる・過去を理解する・未来を思うことを描く長篇小説(出版社解説)で、パク・ソルメらしい独特の語り口調で淡々と物語が進む。岡真理さんのガザを考える緊急セミナーのなかでも、この釜山アメリカ文化院放火事件の犯人の一人である文富軾の言葉である「忘却が次の虐殺を準備する」という言葉が引用されていて、本を読んでいたおかげでどんな事件かを詳細に思い出すことができた。
とにかくずっと思考しながらものを食べて歩く小説なのだが、読んでいてずいぶん励まされたし、大事にしたい文章がいくつかあった。
「現在と未来について考える人たち 来るべきものについて絶えず考え、現在にあってそれを飽きずに探し求める人々は、すでに未来を生きていると思った。絶えず時間を注視し、来るべきものに没頭し、人々の顔から何かを読み取ろうとする人々は、来るべきと信じるそのことを、練習をとおしてもう生きているのだと。」
わたしの来るべきと信じるそのことは、差別のない社会を実現することで、それは綺麗事とかとても無理なことだとは言いたくない。なぜならわたしの半分は医療者で、発達障害の子どもたちに関わる仕事をしていて、大人がしている差別と加害は、子どもにダイレクトに伝わるから。医療と福祉の彼岸にいるような人びとも、社会の中でいっしょに生きていてほしいから。トランス差別を許せないから。
そんな社会に、わたしはいたくないし、大事な人たちを置いておけないと、いつも思っている。そう思いながら、二次創作という形で物語を書けたのも嬉しい。職場で動き出したSOGIチームのコアメンバーになれたのも、今年良かったなと思えることの一つだ。加害の歴史を学んで伝えることも、遅々として進まないように思えるし、歴史家でも研究者でもないわたしが伝えられることは限られている。でも、そういうときはチョン・セランの言葉をお守りにしている。「視線を先に置くことで絶望を乗り越える」「絶望しそうになったら、いや私はいい大人になりたいと思う」「個人の無力を私は信じません」
ふと手に取った本も、学んでいることも、絶望しそうになる世の中で、わたしを生かしてくれていると思う。わたしは、今年、過去と現在と未来を考えながら、今いる場所を踏み固めていた。もちろん、どうにもならないこともあるし、間違えるし、まだまだ知らないことだらけだし、考えるのをサボることもあるし、忘れるし、機動力には欠けるしやっぱり無力だと感じることも多いけど、2017年にアウシュビッツで恥じ入っていたわたしよりは、多少かっこよくなっているはずだと2023年の自分を励ましたい。
来年も生き延びて、のさばってやろう。
たくさんの本たち、今年も生きるのを励ましてくれてありがとう。
 追記
この文章を書いたのが12月24日の夜で、そのあと、ボランティア仲間と忘年会をした。
友人のひとりが、アウシュビッツに行き、中谷さんの案内を受けたという。わたしは仲間内でガザの勉強会をひらいていて、そのときに、もっと身近であったはずのアジア圏のひとびとにした加害と差別について無知でありながらアウシュビッツにいた自分を恥じた経験を話していた。
友人が、中谷さんのお話を聞いているうちに、どうしてもわたしのことを伝えたいと思い、数年前にあなたの話を聞いた友人がいまこうした活動をして加害について学んでいますと話の中で伝えてくれたようで、ものすごくびっくりしたし、嬉しかった。しみじみと、こんなふうにいつか誰かに勝手にもらったバトンを、別の誰かがそっと戻してくれるようなことがあるのだなあ、と、年の瀬に胸がいっぱいになり、勇気をもらったのだった。
そのときの中谷さんのお返事を、友人を通して受け取って、やっぱり、2015年のわたしよりずっとましになっているよ、と思えた。
嬉しいし、頑張りたいと思う。
忘年会当日、車のルーフが割れていることに気づき、わたしは基本的に価格や愛着に関わらず、自分の道具が傷つくことに関しては寛容なのだけど(眼鏡は除く)、ルーフを開けるたびにほとんどまっぷたつと言っていいほど割れているガラスが目に入ると、ちょっと心にくるものがあったので、悪いニュースと良いニュースが同時に来る、年末らしい日だったと思う。新年早々、修理代を捻出しなければならないが……
みなさま、良いお年を。
わたしはこの挨拶が、挨拶のなかで最も好きです。
良いお年を!
≪出てきた本≫
「明るい夜」 チェ・ウニョン 著 古川綾子 訳/亜紀書房
「名ぐはし島の詩 長島愛生園に在日朝鮮人・韓国人を訪ねて」 喜田清 著/海声社
(絶版)
「ガザに地下鉄が走る日」 岡真理 著/みすず書房
「未来散歩練習」 パク・ソルメ 著 斎藤真理子 訳/白水社
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animekirbyserifu · 7 months
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エスカルゴンその10
91話 ・「(残るはガングと)カービィだけでゲス!」 ・「あら?ガスが脱走したでゲス!」 ・「ビート!出番でゲスぞ~!」 ・「魔獣『ウィリー』でゲス!」 ・「やばいでゲス!こうなりゃ最後の手段!」 ・「また安物を掴まされたでゲス!あいてっ!」
92話 ・「ん~確かにヤツら(ワドルディ)の食費は、国家予算の90%で~。」 ・「でも人気投票ではカービィと並んでトップ!」 ・「カービィ!また潜り込んでるでゲスか!」 ・「もう!とっとと出ていくでゲス!これはワドルディの食事…ん?」 ・「(ワドルディ達の食事を見て)えー!えー!タンポポのキンピラ!ツクシと湯葉の炊き合わせ!ゼンマイの知る和え!カブラに油揚げのお寿司!ワサビ葉とイチジクの…ててて天ぷら!」 ・「陛下、陛下~!陛下!由々しき事態に!ワドルディの料理見たでゲスか!」 ・「ヤツらは精進料理という低カロリーの…。」 ・「へ、陛下!陛下!で、殿中でござる!殿中!」 ・「はあ~、目にも舌にも上品で~、陛下~の舌に~は、似合わ~ない♪ワサビは~パリパ~リ、イチジク~は~デザ~ト風で、さにあ~らず♪アンアンアア~、つぶつぶの、舌ざ~わり~♪」 ・「そんな!ヤツらが食べているのは陛下も見ているハズでゲス!じゃ!これで実験をば…(せんべいを持ってくる)。」 ・「おせんべいは(ワドルディの)口の中…。」 ・「ね…ヤツらはしっかり食べてるでゲしょ?」 ・「1食で陛下の5倍!(デデデも食いすぎだろ…)しかも、数えきれないほどいるから、半端じゃないでゲスよ…。」 ・「…というワケで、ワドルディ達の作りませんか~?業者の方はこぞって入札を…。」 ・「(デデデに対して)弁当作りの請負を申し込むことでゲス(小声)。」 ・「えーでは、これよりワドルディ弁当の入札をおこなうでゲース!」 ・「そうそう!高い高い!次カワサキ~!」 ・「たわけ高いと言ってるでゲしょーが!」 ・「メチャメチャ値引きするでゲス!」 ・「その調子でもう一声~!」 ・「ワドルディの弁当の運営業者は、コックカワサキに決定~!」 ・「明日からそのサンドが、ワドルディ共の食事でゲス~!」 ・「だいぶ出費が減ったでゲス。」 ・「その分私共が…(美味い料理を食うでゲス)。」 ・「(ワドルドゥ隊長に対して)もちろんボーナスもなし!」 ・「陛下より怒りっぽいのはいないから、平気平気!(肉で殴られる)」 ・「へ、陛下!これは反乱!…いや、革命でゲス!」 ・「ワドルディの食事を安くしただけで…。」 ・「では、人民裁判を開廷するでゲース!被告人を前へ!」 ・「美味しい食文化大革命!」 ・「(ワドルディ達は)料理対決に巻き込まれ食べ放題…。」 ・「それどころじゃないでゲしょーがよ…。あんなすごい料理食わせてワドルディが味方についても、このあとな~にを食わせるんでゲスか~?」 ・「(モウが倒されて)カービィ最高でゲス~!」 ・「料理を元に戻してくれたからでゲス!」
93話 ・「(村長感謝の日と聞いて)そんな記念日初めて聞くでゲスよ。」 ・「…ったく、(賄賂だと勘違いしたのは)陛下でゲしょーがよ。」 ・「(デデデに対して)へへへへ~、キレイなリボンの贈り物が欲しくなったでゲースか?」 ・「は?陛下に感謝~?お、ワドルドゥ。そんなヤツ、いるでゲスか?」 ・「(ワドルドゥ隊長に対して)では陛下にプレゼントは?」 ・「(私は感謝)されるでゲスもん!」 ・「(プレゼントを開けて)あ、お菓子でゲス!」 ・「(母の手紙を読んで)えーと…エスカルゴンや、たまには私の手作りのお菓子をお食べ、愛する母より…。」 ・「オウ!マザ~!」 ・「チャンネル…D!D!D!フフフフフフ…えー、本日は陛下より重大発表があるでゲース!」 ・「陛下!キャンディー欲しいでゲスか?」 ・「あ~、甘~い♡私を思ってくれる人の贈り物は、また格別な味でゲス。」 ・「ひがんでる…ひがんでる(笑)。」 ・「まぁ当然でゲしょうねぇ。」 ・「げ、カービィ!」 ・「では陛下、カービィのプレゼントを…。」 ・「(空のスイカをプレゼントされたデデデに対して)だはははは!これは傑作でゲスな!」 ・「この憎悪の旗を立てられたモノ、いくら憎んでもOKでゲース!」 ・「またフームの邪魔が入ったでゲスなぁ…。」 ・「もう!ちゃんと積まなきゃ危ないでゲしょーが!」 ・「このスイカは全部時限装置つきの爆弾なんでゲスぞ!取り扱いは慎重にしろって何度も言ったでゲしょうが~。」 ・「(カービィに対して)この前のお返しでゲスよ。」 ・「あ~降りるまで待っておくれでゲス。」 ・「もう忘れたでゲスか?(スイカは)爆弾でゲスよ。」 ・「陛下!爆弾は時限装置つきでゲス(大事なことなので2回言いました)。」 ・「吸いこんでおくれでゲース!」 ・「へへへ~、お前が食べたスイカは、爆弾でゲスぞ(じゃあボムカービィになるだろ)。」 ・「はは、悪いことなら天才的でゲスなぁ…。」 ・「(カスタマに対して)キレイなリボンもつけるでゲスぞ!」 ・「(手紙を)読みましょうね…。おや、これはお葬式のお知らせでゲスな。」 ・「哀悼を込めてお知らせします。私たちのカービィが亡くなりました。お葬式は今日の夕方です。」 ・「(カービィの墓の前で)これも全てコイツのせいでゲス。アホだら狂で残酷で、脳が腐っておたんこなすで大バカ大将のせいでゲス!(泣)」 ・「爆弾を仕掛けたのは陛下でゲス!」 ・「(カービィが地面から出てきて)オバケじゃないでゲスぞ!生きてるでゲス!コイツら陛下を騙していたでゲスよ!」 ・「陛下!でもそれ確かめた方が…。」 ・「というワケで、カービィはますます人気者…でこちらはえっと…。」 ・「えーっとなになに…?えーカスタマの請求書ですな。魔獣代金は900万デデン…。」
94話 ・「ゲームキャラ?魔獣じゃなくて?」 ・「でもナイトメアんところはゲームキャラは売らないんですけどねぇ…。」 ・「でも、ゲームキャラじゃなくてそれは…。」 ・「ママ…(寝言)起きた起きた起きたから!な、なんでゲしょうか…。」 ・「(デデデに対して)夢?そりゃアンタの問題だろーがよー、いってぇなぁも~。」 ・「(デリバリーシステムの音がするも)何事もないようでゲスがねぇ…。」 ・「…ったく、勝手に人を起こしといてよく言うよ…。んなことより痛かったよ。」 ・「(カスタマに対して)しつこい取り立てでゲスなぁ!」 ・「陛下はハッカーやれるほど利口じゃないでゲス!」 ・「ファンファン?」 ・「陛下は極悪人でゲスが、今回だけは無実でゲスよ~!」 ・「ちょっと陛下、本気で魔獣とやる気でゲスか?」 ・「コイツは恐ろしい魔獣でゲスぞ!」 ・「あ~ハンマーカービィになっちゃうでゲスぞ~。」 ・「あのピンクボールの知性はゼロ!つまり、陛下並でゲスから。」 ・「貴様んとこの教育が悪いから、アイツ抵抗したでゲスぞ!」 ・「あー!そこダメよ!そこ!(魔獣『ヒッティー』にムチで吹き飛ばされる)」 ・「ヒッティー!そのダメ魔獣を鍛えてやるでゲス!」 ・「カービィ!仲良しの友達とは戦えないでゲしょ?」 ・「(ファンファンが)元に戻っちゃってるでゲスよ。」
95話 ・「あ、はい。(カービィが)なにやら人民共に悪さをしているようでゲスな。」 ・「ところが、カービィは今や陛下を上回る大悪党!」 ・「陛下なんぞ、せっこいタダのお人よしのチンピラ、能天気なボウフラ、アホ丸だしの風船親父で(殴られる)。」 ・「ほーらね、陛下よりも悪党でゲしょ?」 ・「これでカービィの人気はガタ落ちでゲス!」 ・「(デデデに対して)はい?何考えてんの?」 ・「陛下、どうしました?ぎゃー!(カービィに驚く)」 ・「ま、待てドロボー!無免許運転ー!」 ・「(カスタマに対して)いい加減にオウム返しはやめるでゲス!」 ・「(デビルフロッグに乗られて)気色わりぃ!やめろおおおお!どっかいけ!(回想内のセリフ)」 ・「はぁ?陛下、ヤキモチ焼いてる場合じゃないでゲしょー!」 ・「へ、ヘビーアナコンダー?」 ・「(魔獣の値段を見て)そ、それじゃ、悪徳サラ金でゲス!」 ・「今のカービィは悪意100万馬力、魔獣『デビルフロッグ』が取り憑いているのでゲスから、こりゃ勝ち目ないでゲスよ。」 ・「へへ、デビルデデデ陛下の威力はすごいでゲスぞ!」 ・「陛下!忘れていたでゲスよ!魔獣『ヘビーアナコンダー』でゲス!」 ・「カービィ!お願い!陛下を助けておくれでゲス!」 ・「あ、ちょっと、そんな冷たいことを、置いてかないで陛下!」
96話 ・「(カスタマに対して)…ったく!あんな粗悪品ばっかり掴まされたら、いくら陛下が愚かな消費者でもねぇ!(殴られる)」 ・「フームのヤツが呼ぶと(来る星でゲスな)!」 ・「へへへ~今日はカービィじゃなくって。」 ・「さ~あ、気持ちよ~く白状すれば食べられるでゲスよフームたん。」 ・「へっへっへ…自由になりたければ…(早く呼ぶでゲス)。」 ・「カービィが危なくなると、いつもお前は、来て!ワープスタ~!」 ・「アレを初めて見たのは、カービィがこのプププランドに来たときでゲしたなぁ~。」 ・「(陛下にワープスターを預けたのが)それがそもそもの間違い、私に預けておけばよかったんでゲスよ。」 ・「ウカツもいいとこでゲした~。」 ・「ワープスターをどこに隠しているでゲスか!」 ・「(ブンに対して)フームは拷問のお時間よ?返してほしければ…(白状するでゲス)。」 ・「(カブーに対して)さっさと口を開けないとこうでゲスぞ!」 ・「(カブーを城に運ぶのは)いや、100年かかるでゲス。」 ・「陛下~、何もあんなところに戻らなくても…。」 ・「(カスタマに対して)恩を仇で返すでゲスね~!」 ・「バカドジアホマヌケ!」 ・「笑っている場合でゲスか、城が壊れるでゲスぞ…。」 ・「(カブーは)そう!ワープスターを隠しているお前みたいに不愛想で!」 ・「もう!カスタマ~はドケチでゲスねぇ!」
97話 ・「はぁ~、やられちゃったでゲス。」 ・「あぁ、カービィに盗られちゃったでゲス…。」 ・「(カービィは)喉が渇いているんでゲしょうか?」 ・「(エアライダーが)全滅でゲース…。」
98話 ・「(カスタマに対して)弁償するでゲスよ!」 ・「(メタナイトは)とっくに引退したジジイでゲしょ?(お前もジジイだろ)」 ・「(『カービィ!』の着メロを聞いて)どっかで聞いた曲でゲス…。」 ・「なんだか現実とフィクションがごっちゃになってるでゲスよも~。」 ・「(メタナイトが)村人共を案内~?」 ・「やっぱメタナイトはな~んか隠しているらしいでゲス。」 ・「(戦艦ハルバードを見て)さらば~とかなんとか言って、何度も出てくるのよりすごいでゲスな~こりゃ。」 ・「メタナイトのヤツ、こんなのを作ってたでゲスぞ。」 ・「どーも陛下が貧乏過ぎると思ったら、財産ちょろまかしてたでゲスな!」 ・「ド貧乏な陛下にそんな金あるワケないでゲしょーが!」 ・「陛下~、こんなところでどうするでゲス?」 ・「(時限爆弾で爆破したら)そしたらワタクシ共もお釈迦でゲスけど?」
99話 ・「(デデデに対して)な、何せ900光年も遠いでゲスからね!」 ・「え?光の速さで900年間飛んだ距離でゲス~!」 ・「あ~、(光の速さは)1秒に30万Kmでゲス!あなたには絶対計算できないと思う。」 ・「あぁ陛下…。そんな場合じゃないでゲしょう。見つかったらリンチでゲス!」 ・「(フームに対して)密行?人聞きの悪い!」 ・「(ナイトメア社の魔獣は)どれも安物でゲした。」 ・「これは革命!私らの運命はギロチンの露と消えるでゲス~。」 ・「(例の着信音を聞いて)おぉ、ケータイでゲスぞ。」 ・「(カスタマに対してご機嫌)うるわしくないでゲス!」 ・「ハルバードを木端微塵にって…えー!」 ・「今のうちにゲス!(脱獄する)」 ・「さがりおろう!王者を監禁はないでゲしょーが!こっちもナイトメア社の被害者でゲス!」 ・「(デデデに対して)ケータイ…使えてないでゲスよ…。」 ・「陛下なんて問題にしてないでゲスよ!」
100話 ・「(カービィは)強い星の戦士でゲしょーがよ!」 ・「このままだと、ハルバードごとやられるでゲス…。」 ・「ケータイでゲス!マナーモードにしてないの~?全く親父は…。」 ・「あの私だけは助けてくれでゲスよお願い…。」 ・「(カスタマに対して)実物に会うのは初めてでゲスなぁ。」 ・「お前まで、カービィサイズでゲスか~。」 ・「さがりおろう!(大事な客が来たのに)お茶一杯も出せないでゲスか!」 ・「出前頼めば?」 ・「田舎のニラもいけるでゲしょーがよ。」 ・「(カスタマに対して)イヤミったらしく歯磨きなんてしちゃってる(笑)。」 ・「(デリバリーは)確か…ぶっ壊れたでゲスよねぇ。」 ・「(城に)帰れたでゲス!」 ・「元通りじゃないでゲスよ…城はあのザマ…。」
特別編 ・「(カスタマに対して)お前は!強い魔獣を売るのが商売でゲしょ!」 ・「エビゾウ…?」 ・「このリモコンでおびき寄せるでゲス。」 ・「よ、大統領~!」 ・「(デデデに対して)知らねぇそこ持つな!」 ・「でも、このエビいけるでゲスよ。どう?」
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stormfrozen · 9 months
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最終手段
神界の上位なる世界、「テン・ジュエルズ」のいた神殿。そこで最後の確認を取る為、敵の切り札である『サージカル・デストロイヤー』を消し飛ばしたグリッシーニとマリナディアがいた。そして2人の隣にはパトリオット、アーレンティ、キャステラナ、サランバート、そして参加していなかったグルナッシュと、ジニーエイラがその場所で待機していたのだった。
あ、あの〜…此処でいいんでしょうか。弱々しい声で自信無さげに話すのは、露出の高めの服装した少女だった。
来たか。君を待ってたよ。これで全員揃ったな。遅かったね。始めましょう。トラヴェリア。
サランバート、キャステラナ、アーレンティ、パトリオット、グルナッシュ。そんな彼女を待っていた5人の声に、トラヴェリアは静かに頷いた。…はい。
こんなに人が集まるんですね。あ、どうも。ブリオッシュの妻…ペルピーニャです。I.A.から通信を借りて、今こうして話をしています。大型のモニターに、映る女性の姿。そして、彼女を見たジニーエイラが何かを思い出したかの様に手を叩く。
あ、そうそう!後ね、実はもう2人…地界から呼んでる人が居るのだけど…それが今傷だらけで…
そう…でも話を通してくれたのですね。助かります。い、いえ。そんな…
初対面とは言え、ペルピーニャに気を遣っている様子は無いジニーエイラ。呼んでる人と言うのは?…雨見ちゃんと黒飴くんだよ。多分私達と同じタイミングで来ると思うけど、間に合わない時の事も考えよう。
そうですね。では、誰がどの階を目指しましょうか。それは…どうする?敵はどんな手段を使ってくるか分からない。此処はひとまず…
…待って下さい。私から1つ…
おっ!どうした?作戦を立てている中、一つ声と手を上げたのは、トラヴェリアだった。実は彼女は此処に来る前に、ある人物と話をしていた。それは…
あの。アルカディア様から、負傷した敵の『特別個体』と呼ばれていた人達を治療して、彼らに話を聞いた所…どうやら、敵は「最新AIを携えた巨大な機械兵器」を4機製作していたそうです。今までのポケモン達の力の叡智を集めた最高傑作…とか言っていましたが、1つのタイプに絞ったからこそ出来た代物と言って良いでしょう。
何だそりゃ。それは所謂…タイプを変えたり、2つの複合タイプとかにはならなかったのか?
首を振るトラヴェリア。無理だったそうです。本来なら、シルヴァディのARシステムを使い自由自在にタイプを変えられる仕様を目指していたそうですが…やはり未だあの機構には謎が多いです。何者かとの絆、心を持つ生物でなければ扱えないとか…
そう…。ARシステムか。ところで、貴方の弟さん…確かエーテル財団の者でしたね。他に何か分からないのですか?
いえ。概ね彼女の言った通りです。恐らくクラムにARシステムについて聞いても、同じ返答が返って来た事でしょう。パトリオットの問いに、淡々と返すマリナディア。
確か一度開発が凍結されたんだったな…そのシステム。はい。生物には負担が掛かる上に、財団によると絆以外でこのシステムを制御する方法が…今の所、確立はされていませんので。
ええ。元々は対UBの為に造られた合成ポケモン…『タイプ:ヌル』が、相棒との絆の力を得て進化した事で、初めて制御が可能になる。と、クラム様のレポートにはそう書かれていました。
負担が掛かる…しかしこのシステムを制御出来るのは生物だけ。難しいな、トラヴェリア。…はい。サランバートの質疑応答が一通り終わり、トラヴェリアは持っていた資料を見せた。
敵が作り出しているのは、対ユミル用の決戦兵器です。それぞれ4脚型…人型…球形の姿…そして円錐型。4つの機体はそれぞれ虫、格闘、超能力、岩の力を結集させた究極の破壊兵器を目指して造られたのでしょう。
では、時間が有りませんが…今から作戦会議を始めましょう。彼らは真剣な面持ちで、最終手段のプランを立てた。
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kendawk · 9 months
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超美乳Hカップあきちゃんに、一泊二日で三発 巨乳!美乳!素人!王道生!(Disc-1) - 無料動画付き(サンプル動画)
超美乳Hカップあきちゃんに、一泊二日で三発 巨乳!美乳!素人!王道生!(Disc-1) - 無料動画付き(サンプル動画) スタジオ: FC2 時間: 76分 女優: おそらく今作品は僕の最高傑作になると思います。一泊二日で、休憩挟んで、ひたすらお互いの身体をむさぼりあって、僕は思い切り生でして、あきちゃんは膣奥で精子を受けとめてくれてます。今やあきちゃんとは監督とモデル以上の関係を構築していて、セックスにも愛情がこもってしまいますね。そういう男女の本物の心情がこもっているからこそ、本当にエロい動画、本当にエロい、本物の作品が作れるんじゃないかなー、と思っています。そう言うサークル理念のもと、個人でエロ動画作っています。常々思うのですが、購入者のブラザーの皆さまとは座標を通じて道でつながっているんだと思います、時空を超えて一緒にするブラザーに ***********************************
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kentarouchikoshi · 1 year
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 我が意を得たり。僕はそう感じると同時に,別のアプローチをも行うことで更にその狙いを積極的に実現させていくべきではないかと思いました。
 僕が頻繁に絵画鑑賞に出掛けていることを知った友人たちから「君は日本画と洋画のどちらが好きなんだい」などと訊ねられることは珍しくありません。現代の日本では絵画をこの2つに分けるのが一般的な捉え方で,実際に関東の高名な美術大学である東京藝術大学・武蔵野美術大学・多摩美術大学・女子美術大学では絵画を学ぶコースも日本画専攻と洋画専攻とに分かれています。これは古くから大勢の優れた美術教師を養成してきた東京学芸大学や筑波大学でも同じで,絵画を専攻する学生さんは日本画か洋画のいずれかを選択して学んでいます。  そしてこの「和洋二分論」ともいうべき在り方は,美術大学に固有のものではありません。僕は優れた作品目当てに美術館や画廊によく参りますが,そういった施設でも日本画専門・洋画専門といった形を見ることは稀ではありません。たとえば都内でも山種美術館は日本画専門の美術館ですね。僕の故郷の茨城県にも県立の美術館が3つありそのうち2つは主に絵画を扱う美術館ですが,北茨城市の茨城県天心記念五浦美術館は日本画を,水戸市の茨城県近代美術館は洋画を専門に展示しています。
 美術に興味を持ち始めたのが近年になってからということもあり,僕は当初「和洋二分論」には特に疑問も持たず当然のように受け止めておりました。しかし最近になって「絵画って和洋だけ?(。・о・。)?」ということが妙に気になり始めています。無論「絵画が存在するのは日本と西洋だけ」などということはあり得ません。たとえば東京国立博物館の常設展に行くと,沢山の中国絵画が展示されています。日本画と似ているところもありますが,しかしかなり異なっています。日本料理と中華料理とには「ともに醤油を使う」といった共通点がありながら,明らかに異なった食の体系に属するのと同じように。そして同博物館で展示されているそれら中国絵画は人類の至宝と言っても過言ではないほど見事な作品ばかりで,僕を含めた大勢の日本人がそれら傑作に心惹かれています。しかし中国絵画は日本画でも洋画でもない以上「和洋二分論」では中国絵画については見落としてしまわざるを得ません。無論,中国以外の非西洋諸国・地域の絵画,一例を挙げればインド・イラン・トルコなどのミニアチュールという素晴らしい伝統絵画についてもこれは同じです。それらを悉く取り溢す「和洋二分論」という考え方は,どう考えても妥当なものとはいえないでしょう。
 日本人はもっとそれ以外の国々の絵画にも目を向け,また学ぶべきなのではないか。そんなことを思っていたところに,今回「美術は西洋だけでない 国際博物館会議の委員長になった学芸員の思い」という朝日新聞の記事に巡り会いました。非政府組織「国際博物館会議」の内部組織「美術の博物館・コレクション国際委員会」委員長である青木加苗・和歌山県立近代美術館主査学芸員は仰います。「美術というと、とかく西洋中心の価値観でみられがちだが『世界中のそれぞれの地域で美術は根付いている。西洋美術も、もとは欧州の民族芸術。アジアだってアフリカだって、美術は存在している』」と。僕はこちらを拝読し「我が意を得たり」と膝を打つ思いです。先述の「和洋二分論」というのも「西洋中心の価値観」のもたらしたものでしょう。アジアの一員である日本の絵画については「日本画」として取り上げられてはいますが,これは「幾ら何でも自国の美術を忘却するようなことはしない」というだけのお話でしょう。
 青木氏は「美術の博物館・コレクション国際委員会」での活動,具体的には「トランスボーダー 和歌山とアメリカをめぐる移民と美術」といった展覧会の開催を通じて,そうした美術における西洋中心の価値観から脱却した人々を増やすことを狙っておられるようです。僕としてもその取組には大いに賛同しつつ,また違った取り組みもあり得るのではないかと考えています。それは具体的には「まずは非西洋絵画を盛んに展示し,愛好者を増やしていく。将来的には才能ある人々による習得への機運を高めていく」などといった方法が考えられるでしょう。そしてそうした取組を行うに際してまず最初に取り上げるべきは,距離的にも日本に近く日本文化に大きな影響を与えた大国である中国の絵画ではないかと僕は思います。中国であれば,既に絵画以外の分野においてはその優れた文化を積極的に研究し受容し専門家同士の交流も盛んなので,そうした他分野からの助力をも期待出来るのではないか。たとえば多くの大学の文学部には現在既に中国文学専攻があり,専門家同士の交流も盛んに行われています。中国絵画について日本に大々的に紹介する際,そうした専門家に助力を仰げれば取組を成功させることも容易になることは疑い有りません。そのような取組を通じ,ゆくゆくは日本の美術大学に中国絵画専攻のコースを設けられるようなレベルを目標としても,これは決して儚い夢とは言えないのではないか。これは決して突拍子もない発想ではありません。調理師専門学校に目を向ければ,現時点においても和食・洋食と並び中華料理専攻のコースが数多く設けられているではありませんか。
 そんな夢の広がるこちらの記事,皆様にも是非ご一読をお薦めしたいと思います。そしてその感想や所感などをお聴かせ頂けたら,大変幸いです。
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czrscr · 6 months
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来世に乞うご期待
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 ──嘔吐中枢花被性疾患、通称「花吐き病」。  元はとある物語に登場する架空の病気だった。しかしその原作がとある学校の生徒間で爆発的に流行り、結果「呪い」として現実に発症。めでたく高専預かりの事件として運び込まれた。  担当したのは、特級呪術師の五条悟。彼が所持する術式「無下限」は、術師本人への干渉を端的に言えば許さない。故に適任として派遣されたのだが、そこで五条はひとつ、致命的なミスをした。  率直に言えば、潜入先にて廊下の角でぶつかった女学生に一目惚れされ、胸元で吐かれたその花にうっかり触れてしまったのだ。  あまりのスピード発症故に、無下限を張る暇もなく。正に電光石火の刹那だった。  ぎゃー! と臆面なく叫んだ後、五条はすぐさま冷静な頭脳で、己がやらかしたことを悟ったものの。しかし今ならまだ何とかなるか、とも思い直した。  この「呪い」は被呪者が片思いを患った時に、花吐き病を発症させる。故に、現在惚れた異性どころか気になる女子すらいない自分ならば、ひとまず影響としては少ないだろう。そう皮算用していたのだが。  祓除完了後。 「おかえり、悟」  寮で夏油に出迎えられた瞬間、五条は盛大に「呪い」を吐いた。  それは小ぶりで白い花弁を携えた、イチゴの花の形をしていた。
 発症したことを自覚した五条は、まず目の前の夏油に相談した。本来ならば、医療系に詳しい家入も含むべきなのも判ってはいる──現に部屋へ戻る前に、吐き気止めと胃薬とうがい薬をしこたま譲ってもらいはした──だが、なけなしの男子高生的な意地が、彼女をも巻き込むことを躊躇させた。様は、女相手に色恋ごとなんか相談できるかこっ恥ずかしい、である。  ひとまずは夜蛾への報告もそこそこに、五条の部屋へ夏油とふたりで立てこもった。地べたへ座り込み、図書室から拝借した本や、任務前に支給された資料などを床にばらまく。俗にいう、作戦会議の始まりだ。  手始めにこの「病」の前提、対処法などを、五条が掻い摘んで夏油に説明してやる。ふんふん、などと適当に相槌を打ちつつ。彼の指先が資料のページをぱらぱらとめくる。 「にしても、こんなトンチキな呪いもあるんだね」 「トンチキ言うな。結構えげつないんだぜ、コレ」 「えっ、それは……大丈夫なのか? 確かにさっきもえらい大量に吐いてたけど」  目の前で随分と景気よく吐かれるものだから、友を心配しつつ、夏油はついマーライオンを連想していた。白髪の五条ならば、ホワイトライオンか。 「いや、もう吐き方っつーか、体内も無下限の影響下に置く方法は、吐いてる最中にマスターしたから。次はそんなでもないかもだし」 「そんなん慣れるもんじゃないよ。体に悪い」  己の愉快な妄想は棚に置いてぴしゃりとたしなめつつ、夏油が五条の顔を覗き込む。 「で、相手って硝子だろ」  迷いなく言い切られたものだから、五条も負けじと即答する。「違う」 「何でいきなり硝子なんだよ」 「いやどう考えても消去法だとそうだろ。身近な女子なんて彼女くらいだし」 「まあ俺も最初はその線かなとは思ったんだけどさ。硝子はやっぱ無いわ」 「えーっ、そうか? 別に無いことは無くない?」 「オマエ基準で考えんな。てか三人しかいねえ同級生で、んな修羅場りたくねぇわ」 「それには同感」  にやり、と夏油が意地悪く笑う。 「まあさすがに、硝子の方が無いか。もし私が女の子でも、悟は観賞用もしくはアイドル枠だって判るし」 「ガチの正論はやめろ」  ちょっぴり傷付いた自尊心を庇う様に、五条は胃を押さえる。最近自身に芽生えた男子高生のハートは、どうにも傷つきやすくて面倒くさい。  そんな五条を、はは、とからかう様に笑ったかと思えば、 「私さ、今の三人でいる空気感が結構すきなんだ」  ぽつり。やわらかい声音で、夏油が呟く。 「だからよかった。もしふたりがくっついちゃったら、さすがに遠慮しないとかな、とか思ってたから。ちょっと、ほっとした」  何だよ、寂しんぼか? そう軽口を叩こうとしたのに、目の前の夏油があんまりにも素直にしょげている様に見えて。膝を立ててうずくまっているその様が、何だか。だから、五条は──  勢いよくゲロった。  脈絡なく口から飛び出てきた花に、夏油が体ごと後ずさる。 「うわっ、マジでつるっと出てきた」 「だから言ったろ。俺プロいって」 「そんなん極めるなって。いやでも、本当に大丈夫かい?」 「まあこんくらいは別に。今回出したのもちっせぇしな」  五条は吐き出した「呪物」をまじまじと見やる。六眼でも確認したが、花自体はあくまで「呪い」を発現させる媒介に過ぎない、と結論付けた。  その花だが、小ぶりで白い花弁故に、初回で吐いたものと同じかと思ったが、どうやら違うらしい。図書室からかっぱらってきた花図鑑を浚っていた夏油が、該当の写真をおずおずと指差す。 「これじゃない? ユキヤナギってやつ」  オマケとして、写真の下に花言葉も記載されている。意味は、愛らしさ、気まま、殊勝など。 「なるほど、見たまんまってかんじだね」  次いで、ユキヤナギを興味本位でつつこうとした夏油の指先を、五条は咄嗟に握り込む。 「コラ、花には触んなよ。それ感染型だから」 「そうなのか? そいつはまた厄介な……今のところ、私別に好きなひととかいないんだけど、それでもヤバイかんじ?」 「現状で条件に当て嵌まらない場合は、潜伏して合致した瞬間に発症するんだと」 「随分と気合の入った呪いだな……」  夏油のぼやきに、まったくだと五条も嘆息した。
 かくして五条の片思い相手探しは、候補者の少なさの割に混迷を極めた。最有力の家入が早々に消えてしまった為、対象者を東京校の先輩、後輩、補助監督、果ては窓や卒業済の術師にまで範囲を広げたのだが、五条のアンテナに引っ掛かるものが一人もいなかったのだ。  そんな中、発症して三日目。 「ねぇ、もしかして庵先輩じゃないかっ?」  珍しく浮足立った様子で、夏油が五条の机を勢いよく叩く。揺れた机を押さえつつ、五条は目の前の友に胡乱な眼差しを返す。 「いや、何でだよ」 「だって悟、彼女には何だかんだ構いに行くし、何かからかってばかりだし、何だったらそれって好きな子にちょっかい掛ける小学生マインドじゃないか? って」 「「What」ばっかじゃねェか」  もうちょい証拠を固めてこい証拠を、と雑に手を振りかざせば。夏油はえー?と判りやすく唇を尖らせた。 「結構自信あったんだけどな」
 のちに、諦めきれなかった彼が「悟って、庵先輩のこと好きそうじゃないか?」と家入へ話を振ったものの。 「でも歌姫先輩、ガチで五条のこと嫌いだよ」  なんて告げた彼女の目があまりにも酷薄で。  ──あ、これはマジだ。  そう悟った懸命な夏油少年は、掲げた仮定をそっと己の胸の内へ仕舞った。
 進展が無いまま、発症して一週間後。  またもや五条の部屋にて、作戦会議が開かれることとなった。  一旦現状を整理する為、どういった場合に花を吐くのか検証を行うべく、時系列ごとに状況を紙に書き出していく。どこで、誰と、何があったか。どんな花を吐き、その誰かに対して、何を思ったか。なんてことを、すっかり丸暗記した花図鑑のとある内容と照らし合わせれば、自ずと答えは見えてくるというもので。  ここまでお膳立てされれば、さすがに当の本人は気が付いた。
「オマエじゃねェーーーか!!!」 「えっ」
 ダン! とローテーブルに力任せの拳を叩きつければ、ボールペンが放物線を描いて軽やかに飛んでいく。五条渾身の叫びに、夏油はびくりと肩を竦めた。 「なんか今すっごい冤罪掛けられなかったか?」 「冤罪じゃねえわ。ガチギルティだわ」 「なんかよく判らないが、喧嘩なら言い値で買うよ」 「喧嘩じゃないっつの。オマエの罪の話だっつの」 「だから私に何の罪があるって言うんだ」  吹っ飛んでいったボールペンを回収した夏油が、これ見よがしに渋面を作る。その彼の眉間を、五条は人差し指でまっすぐに突き刺した。 「オマエ」 「ん?」 「だから、俺の片恋の相手、オマエだっつってんの」  ぐりぐりと念を押してやれば、途端に夏油の小さな瞳がまんまるになる。音にすれば、正にきょとんだ。 「……えっ? 悟、私のことそういう意味で好きだった、のか?」  なんか違くない? というニュアンスを多分に含んで、夏油が首を傾げる。 「まあ俺も正直よく判らんというか、ダチっつーか、人間で一番すきなのは傑かなー、程度というか」 「ええ、君……友情の延長線上でこの呪いが発症しちゃったのか……なんてお労しい……」  よよよ、とわざとらしく夏油が口元を覆う。その割に、眼だけはしっかりと五条に同情を示していた。どうやら割とガチで憐れまれているらしい。常ならば拳骨のひとつでもお見舞いしてやろうかという所業だが、今は問題解決の方が先だ。五条は広い心で、夏油の視線を流してやる。 「でも私、正直悟のことはめっちゃ友達だと思ってるけど、それだけなんだが……」 「そりゃそうだろうよ。てかそうじゃないと嫌だわ。一応俺目線でも傑のことはダチ認識なんで」 「相違ないようで何より。うーん、なんかこう、両想いだってごまかせる様な方法があればいいんだけど」  とりあえず、まずは告白してみようかとの結論に至り。 「こーいう時ってなんて言うんだ?」 「好きです、付き合ってください、かな」 「好きです、つきあってください?」 「はいよろこんでー」  棒読みの五条に対し、居酒屋の様なノリで夏油が雑に応えを返す。 「どう?」 「ウンともスンともしねえ」 「やっぱダメか……」  ハナから期待していなかったが、やはり何の成果も得られなかった。「オマエの返事にムードが無さ過ぎる」「君の告り方に本気が感じられないからだよ」などと、お互いに責任を擦り付けはするものの、結局はどっちも悪かったで両成敗にしかならない。 「困ったね、出来れば友情パワーで何とかなればいいんだが……」 「それか、ダチ同士でならまずしないこととか?」 「えー……なんかあるかな……?」  それからふたりは膝をつき合わせて、やれもっと強い言葉で告れば何とか、愛してる、月が綺麗ですね、アイラビュー、それでもダメならハグでどうだ? エトセトラエトセトラ。  不毛なやり取りが続き、正直���条の方はちょっと飽きてきたくらいだった。現状そこまで不便さを強いられているわけでもない。たまに吐き気がするくらいで、何なら車酔いみたいなもんでは? などと宣えるくらい、この呪いをコントロール出来る自負もあった。  ──ならもう、別にこのままでもいいんじゃね?  額に親指を当て、真摯にうんうんと頭を悩ませている友を尻目に、そう内心で嘯いていると。  はっと何かに気付いた様に、夏油が薄い面を上げる。 「悟」 「あん?」  何だよ、と続けた言葉は、唇の先へ触れた感触に吸い込まれた。  ぐっ、と首が後ろへ傾く。ずれたサングラスの隙間から、夏油の緩く伏せられたまなこを認めた。意外とびっしりと生え揃ったまつ毛に感慨を覚えて。そうしてようやく、今の自分たちが客観的に何をしているのか、脳で判断が付いた瞬間。  五条は勢いよく夏油を引きはがし、大きく咽た。その一瞬を体の反射だけで動いてしまったことに気付いた頃には、後の祭で。いつの間にやら用意されていた夏油の手のひらで作られた皿に、唾液ごと呪いを吐き散らかす。 「あ、やった」 「……は?」  ひとまず冷静になった頭で、夏油の手から先ほど吐き出した「呪物」を叩き落す。べしゃりと床に失墜したのは、大振りで立派な花弁を携えている、黄味がかった白銀の百合だった。 「つか、触んなって言ったろこのバカ! どうすんだよ、オマエも多分感染したぞ」 「でも完治した証拠の花だし、ワンチャン無事だったりしないかな?」 「知らねーーーわ!」  五条は夏油の手をひっ掴み、用意していたアルコールをがむしゃらに噴射する。適当にティッシュを抜き取り、べしょべしょになった彼の両手を甲斐甲斐しく拭いてやれば、夏油がふふ、と小さく笑った。 「いやさ、小学生の頃、何故か「��カ、●ュー」って言いながらチューするのが流行ってさ。クラスの半分くらいとはやったのかな? で、だから男子とのキスは割とノーカンというか、あんまり忌避感無くてね」  何だ、思い出し笑いかよ。どこか憮然とした心地で、五条はオェッと舌を出す。 「どんだけ爛れてんだよそのクラス」 「女子とはしてないからセーフだろ」 「そうか…………そうか?」 「だから私としては、ホントのファーストキスは女の子としたヤツ、って思ってたんだけど」  触れたままだった人差し指が、きゅっ、と控えめに握られる。 「でもまあ、それも今回のコレってことにするからさ、許して」  少しだけ照れた様子を見せる夏油に、五条は何となく、押し黙った。ただいま完治したばかりの病が、何故だかぶり返しそうだったので。
「──なんてこともあったね……」  けほ、と軽い咳を吐いて、夏油が苦笑する。己のしょうもなさを嘲る様な笑みだった。  彼の膝元には、赤いポピーが散らばっている。生憎この場に花図鑑は無かったが、五条の優秀な脳味噌は、彼の花に託された言葉を、よく覚えていた。 「まさか本当に発病するとは……結局ワンチャンも無かったな……」  本当にコイツ、イイ性格をしている。  これからオマエを殺す男に、感謝などと。  包帯で隠されていない六眼を、五条はこれ見よがしにしかめてみせる。その様子に何を勘違いしたのか、夏油が小さく頭を振った。 「誓って、君が疾患していた頃は普通に友情だったんだ」  ただ、と夏油が一拍置く。 「好きって言われてから気になっちゃった、典型的なパターンだよ」  なんて、遠い目をして優しく呟くものだから。  多分それで、魔が差した。  思いやり故に自分を殺すのだと思い込んでいるこの男に、胸の内を正しく、思い知らせてやりたくなったのだ。  夜明け前だからか、路地裏の奥は未だぽかりと闇が口を開けている。最も陽が遠いこの瞬間。五条の心は、確かにその暗晦へと足を踏み入れた。 「……傑」 「ん?」 「僕は今でも、オマエがすきだよ」  目の前の親友がこれでもか、と細い目を見開く。びっくりし過ぎだろ、なんて内心では吐き捨てつつ。けれど同時に、あまりにも間の抜けた表情を晒すものだから。少しだけ、かわいいと感じたことも確かで。  げほ、とひとつ。  赤いポピーがまたこぼれて。  げほ、とふたつ。  掌に吐き出されたその花々を認めて、夏油が小さく噴き出した。  ぱらぱらと彼の手から、赫と白に彩られた、鮮やかな雨を見送ったのち。
「最期くらい、呪いの言葉を吐けよ」
 あんまりにもあどけなく笑う夏油に、五条は小さく息を呑む。  そして彼の胸目掛けて、そっと中指を弾いた。
「……結局最後まで本気にしなかったな、オマエは」  物言わぬ下唇を親指でこじ開ければ、端から血が音もなくこぼれる。つう、と伝い落ちる様を、五条はただただ無心で見ていた。  ──ああやっぱりさっきの内に、キスのひとつでもしとけばよかった。  舌でも突っ込んでやれば。そうすればこの鈍感な男も、少しはこの慕情を理解出来ただろうに。いつだって俺は、自分の望みに気付くのが遅過ぎる。  夏油を救いたかったのだと気付いたのは、彼が去った後だった。触れたかったのだと気付いたのも、彼が失われた後で。だから五条は、「最後のチャンス」とやらをいつもすべて逃し続けるのだ。もうそういう星の元にでも生まれたのだろうかというくらい、己もまた、鈍かった。  故に、鈍かったなりに、呪いの言葉は上出来だと思ったのだが。 「人の決死の告白を何だと思ってんだよ、マジで」  赤いポピーと、青みがかった白銀の百合。  アスファルトに散らばっている、夏油が生み残した花弁に、五条はそっと手を伸ばす。術式を介さない指先には、確かに湿った心地を感じた。同時に、冬の空気で凍てついた冷たさも。  摘んだ花々をジャケットに突っ込み、しかりと握り込む。  彼が自身へ残した、情の忘れ形見。成れの果て。そして、愛の存在証明。  そのはずなのに、  ──せっかく両想いだってのに、なんでフラれた心地になるんだか。  すっかり軽くなってしまった体を大事に抱えて、五条は忸怩たる思いでぼやいた。
「あーあ」
 叶うならば、来世に乞うご期待、だ。
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