#日光街道ニコニコ本陣
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日本自駕旅行的歇腳處,擁有著豐富日光、栃木名特產品,美食、咖啡、麵包各式餐飲匯聚,更是充滿著藝術氛圍的「道の駅 日光 日光街道ニコニコ本陣」!
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蓄音機コンサートでこんな曲聴けたよ🤗 #日本コロンビア #popfreak宇都宮 (道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣) https://www.instagram.com/p/CprXh7dPWIG/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館「聴いて 歌って 蓄音器コンサート」開催決定!
日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館「聴いて 歌って 蓄音器コンサート」開催決定! #蓄音機 #コンサート #日本コロムビア #道の駅日光 #日光街道ニコニコ本陣
よく考えると、電気使わないから、ありゃりゃではあるのだけれど、蓄音機を使ったコンサートが開催されるそうです。
蓄音機の音って聞いたことありますか?
78回転なので、時々だけど、おっ!と思うような音が出てくることがあるんだよね。
日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館「聴いて 歌って 蓄音器コンサート」開催決定! 日本コロムビア株式会社
聴いて 歌って 蓄音器コンサート
日本コロムビアが指定管理をしている「道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣」内、日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館では、2018年5月に開催し好評を博した蓄音器コンサートに引き続き、第2回目の「蓄音器コンサート」を2018年9月22日に開催決定。
今回も100年ほど前の蓄音器を使用し、昭和の名曲や懐かしい童謡唱歌を収録したSPレコードを、日本コロムビアの制作プロデューサー、ディレクターやエンジニアの解説とともに、…
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道の駅で地元飯♪けっこうづくめって何? #道の駅日光 #けっこうづくめ #鶏めし #日光高原牛 #牛肉 #鶏肉 #道の駅グルメ (道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣) https://www.instagram.com/p/CUHwU-AhQwc/?utm_medium=tumblr
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【0】ヴィルとオブラディ・オブラダ(推敲前)
ヴィル・シェーンハイ��3年生の朝はテキパキと始まる。スマートフォンのアラームで目を覚まし(6時きっかり)、寝巻のまま顔を洗う。それから、クローゼットよりランニングウェアを引っ張り出して、髪を結ぶなりして身支度は終わる(所要時間は10分弱)。出かける前に軽い水分補給を忘れず、ランニング用のスニーカーを履いて寮を出る(6時17分)。あ、忘れていたわ。先日買ったばかりのスマートウォッチを部屋に置いてきたままね。そうして前に出かけた右脚を後ろに引いて、踵を返す。ドレッサー台の絢爛豪華なアクセサリーに囲まれて異彩を放つ黒い時計を左手首にはめ、ちゃんと機能していることを確認する。もう忘れ物はないわね、と部屋中を見渡してから再び寮を後にした。 時刻は6時半近くとなった頃。鏡舎に降り立つヴィルの目に、サバナクロー寮の出入り鏡の前で佇む大男の姿が映った。 「おはようジャック。待たせたわね」 耳をピクンと立たせて大男、ジャック・ハウル1年生はヴィルに振り返った。 「おはようございますヴィル先輩。俺も今来たところです」 言いながら小さく会釈をして、首をかりかり掻く。デート待ち合わせの台詞として完璧だった。ヴィルは同郷の後輩が知らないうちに成長している姿に妙に感心して、「ジャック……アンタ、デキる男ね……」と思わず声に出すと「は?」と怪訝に見つめられた。その呆けた面に小ばかにしたようなクスクス笑いを返して、「さ、行くわよ」と可愛い後輩の前を歩いていくのだった。 〈今後の成長に期待〉に1万マドルね。胸裏でジャックを賭けの対象にしたことは流石に秘密である。“誰と”賭けをしたなど無粋なことは聞かないで頂戴。これはアタシの中の問題なの。プライバシーは守られるべきでしょう?
「それ、使いやすいですか?」 ナイトレイブンカレッジ敷地内(校舎のあるエリア)をおよそ半周したあたり。節奏とした呼吸音に紛れてジャックが問う。特別動きはなく、前を向いたまま視線だけがヴィルの左手首を追った。 「ああ、これ。そうね……」 うーん、と一寸考えてから、まだよく分からないわと苦笑した。ジャックは当たり障りなく「そうなんスね」と言ってまた静かに走った。利便性や機能性を感じていないというより、持ち始めてから1週間も経っていないから使いこなせていないだけなのだ。それに、可愛い後輩と言えど、コレを誰かに安易に勧めることは控えたかった。 ヴィルが着けているこのスマートウォッチは、とある男性向けのファッション雑誌の撮影時に現場で一緒になった男性モデル(歳は22)から勧められたものだ。心拍数や血圧、体温を計測するだけでなく、機種を選ばずスマートフォン端末と連動し心電図データや心拍数データが記録されていくらしい。このスマートウォッチひとつあれば、病院へ行かずとも個人間である程度の医療ツールを用いた健康管理が可能になるというわけだ。驚異的だったことは、魔法を使える者にはそれ用の特別なモデルがあり、一般のモデルに付加して多くの機能をもっていた。それは、空間転移魔法でしばしば使われる鏡を簡易的に生み出し、場所を選ばずどこへでも行ける機能だったり、小さな画面から思い浮かんだものを召喚できる機能だったり(召喚できるものは実際に存在するもの。また人間や動物、魚類などの生命ある存在以外。例えば、樹木自体は召喚できないが、木の実や果物なら召喚可能)、他にも様々である。しかもこれら全ての機能はマジカルペンやそれ相応の魔法を使うための道具なくしても発動できる。魔力保持者の魔力エネルギーを感知して、マジカルペンの代わりを担うことができるのだ。端的に言えば、チート。故に、あまり世に出回るのもよろしくないということで、特別モデルは伝手がなければ手に入れられない仕組みになっている。まあ、それより一層驚いたことは、このスマートウォッチをあの根暗男《イデア》が開発したということだ。以下は、長ったらしい回想であるから、適当なところまで飛ばしてもらって構わない。 一昨日の話である。早朝ランニングで不完全燃焼だったヴィルは夕方もう一度走ろうと、購買部前の小路を通り鏡舎へ向かう途中。木に隠れて購買部の様子を窺う猫背でだらしのない男の背中を見つけた。一寸脅かしてやろうかしら。あのイデアが珍しく表に出てきたものだから、彼は悪戯心がはたらいて、煌々とする蒼い髪に忍び寄る。イデアは気付かない。それを見ておのずと上がる口角を引き締めることなく、薄ら笑いを浮かべたまま無防備な背中をポンと叩いた。すると、イデアは見ていて気持ちの良いほど大きな身体を思いきり震わせながら奇声を上げ、驚きのあまり膝から崩れ落ちた。それから、うっ……うっ……と泣いているような声を漏らし、地面に倒れたまま動かなくなった。アッハッハ、とヴィルが左手の人差し指を口の右端に添え、お得意の優雅な手つきで上品にも大胆に笑う。 「こんなことで腰抜かしちゃって。だらしないわね」 「これだから自分に自信のあるやつは(小声)」 「あら。何か言ったかしら」 「……」 ヴィルとイデア、両者の鋭い視線が交わる。睨み合っているのだ。 ──言いたいことがあるなら真正面から言ってきなさいよ。 ──なんだってよりにもよってこんな世界の毒(またの名を美)を凝縮して体現した男(ヴィルのこと)に絡まれなくちゃいけないんだ。僕のことなんかほっといてくれよ。僕はただ取り寄せた新作のゲームソフトが届いたから、仕方なく外に出て人目を避けてここまで来たっていうのに。別に悪いことなんかしてないし。まあ、ちょっと前まではクラッキングとかしてたけど……。でも今はしてないし。徳もそれなりに積んでみたし。そもそも購買部が僕のところに来ればよかったんだ!そうすれば、僕は部屋から出なくていいし、こいつに絡まれなくて済むし、新作も手に入るしで一石三鳥じゃないか。何が悲しくて僕は今雑草に顔をうずめてるんだ! 視線に込める思いは人それぞれである。 イデアは小さくため息をついて、やってられん、とっとと目的のブツを受け取って立ち去るが吉とヴィルから視線を外し、ユラユラ、縦に長い巨体を揺らしながら立ちあがった。巨体と言ってもヴィルと同じ身長であるけれど。服に付いた雑草や土を落とし、ヴィルを無視して購買部へ行こうとした矢先。特徴的な鈴の音がひとつ鳴り響いた。 あら、マネージャーからだわ。 ヴィルのスマートウォッチに1件のメッセージが入った。それを確認して、夕方のランニングをやめてマネージャーの待つ街の入り口に向かおうと、踵を返し校舎へ進路変更した時だった。 「それ、マジカルウォッチ00《ダブルオー》……?」 購買部へ歩を進めたイデアがこちらに戻ってきて、はっきりしたものではないけれど、ヴィルに聞こえる声量でそう言った。 「え、ああこのスマートウォッチのことね。たしかそんな名前だったかしら」 イデアに話しかけられた驚きで目を見開いたまま、少し言葉を詰まらせながらヴィルは記憶を辿って答えた。うん、たぶんそんな名前だった。でもイデアがコレを知って��るってことは……。 「まさか!!」 アンタも持ってるの?!と続けようとした。が、続けようとする前に、イデアは大きな蒼い口をニマッとあけてギザギザの歯を下品に見せた。 「フヒッ。それ、拙者が開発したものでござる」 いやらしい笑みに、してやったり顔のイデアは非常に他人を不愉快にすることが得意で、案の定ヴィルも内心面白く思わなかった。そりゃあ、一瞬耳を疑ったけれど、この男ならコレをつくることは可能だと同輩としてすぐに理解できた。だから、イデアの普段のナリやさっきまでのおどおどした態度は見ていて苛々するし(秀でた能力あるんだから堂々としてなさいよと思う)、逆に今みたいな得意分野になると自信満々になるサマも気に食わない(これは単に癪に障る)。要するに、このイデア・シュラウドという男は何をしても他人を、ヴィルを腹立たせる存在なのである。 ヴィルはイデアの満面のヴィラン顔を見るや否や、己の左手首に装着されたマジカルウォッチ00《ダブルオー》とやらを外し、時計塔の方に向かって投げ捨てた。しばらくしてからポチャンと、それが時計塔の横を流れる川に沈む音が聞こえて、イデアの「ああああ、なんてことを」という開発者の嘆きも耳にした。ヴィルはそんなイデアに構うことなく、大股で校舎へと歩いて行った。 馬鹿ね。あれ、すごく高かったのよ。そんな簡単に捨てるわけないじゃない。 ヴィルはマジカルウォッチ00《ダブルオー》を捨ててはいなかった。投げたふりをしただけである。水中に落ちる音など魔法でどうとでもできる。得意気になったイデアの天狗鼻をへし折ってやりたかったのだった。おかげでイデアは再び地面に倒れこみ、うっ……うっ……と唸り声をあげ、「許すまじ……」と雑草を掴みながらヴィルの背中を睨んでいた。 ざまあみろね。 ヴィルは今後一切イデアの前でマジカルウォッチ00《ダブルオー》をしないと誓った。もしイデアを見かけたら即外してやる、と。まあ見かけることがあればだけれど。
【お知らせ】 回想終了。早朝ランニングのシーンに戻る。
朝日が高くなり、まだ爽やかさは残るけれど、日差しが強くなる前にヴィルは帰ることにした。初秋(ここでは九月頃)とはいえ残暑が身に染みる。紫外線は天敵だ。 「ジャック、アタシはもう終わりにするわ」 走りながらそう告げると、ジャックは「ウス」と言ってヴィルの離脱とともにペースを上げた。 手加減されてたってわけね……。 ジャックの底知れぬ体力に苦笑しながら、ヴィルはクールダウンに入った。今日も普段と変わらずナイトレイブンカレッジ敷地内を外周1周した。外周1周だけでもヴィルのペースなら30分はかかる。ジャックなら半分の15分だろうか、いや、もっと短いだろう。 今、ヴィルがいるのは植物園の入り口付近。その真向かいには魔法薬学室がある。植物園を外から眺めてふっと笑う。レオナの��つがいないから、植物たちはこの時間穏やかに過ごしているんじゃないかしら。そんなことを思うもすぐに、我ながら馬鹿みたいな想像をした、と脳内レオナを吹き消して鏡舎へ向かう。その時だった。 バシャン、ザブンと水を打ち付け飛沫が上がる音が魔法薬学室の方から聞こえてきた。ヴィルはその音に吃驚して目を見開き、魔法薬学室の方に誰かいるのかしらと思った。ジャック……はもう1周走っているからここにはいないし、それじゃあこんな朝早くに誰かしら、と好奇心に駆られて音がした方へ歩んでみた。 基本的にここ、ナイトレイブンカレッジに通う者で朝早くから活動しているものはほとんどいない。皆、ホームルーム開始ギリギリになって教室に滑り込む。最悪1限の授業に遅刻しなければセーフといった具合である。だから、この時間―現在時刻は7時2分―に誰かいるはずはない。いようものなら、粋なことをするその顔を見てみたいものである。 外から魔法薬学室の中を覗く。しかし、人のいる気配はない。それはそうだ。この中には飛沫が上がるほどの水はないのだから。そうなれば、魔法薬学室に隣接する貯水池に気になる彼がいるはずだ。 ヴィルは魔法薬学室のガラスでできた壁に身体を引き寄せて、貯水池にいるだろう彼に気づかれないよう慎重に移動した。ガラスの壁と言っても、その厚さは充分であり、さらには室内の薬草や棚など障害となるものが多々あるため、貯水池にいる彼からは反対側の通路にいるヴィルの姿は見えない。もちろんヴィルからも反対側の貯水池は見えないので、移動しなければならなかった。ヴィルは自分の鼓動が大きく鳴っているのを感じ、ひとつ唾を飲み込む。 一体誰なのかしら。 ヴィルは漸く建物の角から池を一望できる位置に着き、体温より冷たい壁面に白雪の肌を近づけた。目を凝らしてみると、平らな池の水面からひょっこり黒くて丸いものが浮かんでいるのが見えた。ヴィルはすぐにそれが人間の頭であると認識する。もしかして、死んだ人間の生首かと思ったけれど、その頭が池をあっちへ行ったりこっちへ行ったり意思をもって動いているサマを見て、生首ではなく人間が泳いでいるのだとわかってほっと胸を撫で下した。それから数分泳いでいる頭を建物の角から眺めるも、髪が黒いこと以外知ることができない。 なんでこっちを見てくれないの!と胸裏で不満をこぼすのみで、まさか言えやしない。 ふと時刻を確認してみると、画面は7時12分を表示していた。このままここに居続けたらシャワーを浴びて身支度を整える時間がなくなってしまう。それはなんとしても避けがたいと、仕方なくも寮へ戻ることにした。 気配を気取られぬようおそるおそる、慎重に、もと来た箇所を一歩ずつ丁寧に戻っていく。戻りながらヴィルはふと考える。 何故彼はあそこで泳いでいたのかしら。まあ、この学園のプールは屋内にあって、鍵がないとこの時間は��れないけれど。だからといってあんなところで泳ぐかしら。だってあそこは貯水池よ。非常用の水溜場。泳げないほど汚いわけじゃあないけれど、飲めるものでもないわ。泳ぎたかったら学外にいくらでもあるというのに。そんなに今泳ぎたかったのかしら。もしかしたら何か訳があるのかも……。ああ、ダメ!また気になってきた! ヴィルは豊かな想像力を巡らせ、再び胸や身体の先がムズムズし始めるのを感じる。気になってしまったものは仕方がない。どうにか彼の顔だけでも拝んで、それを土産にしようではないか。手抜きは嫌いだけれど、臨機応変にいこうではないか。朝の支度のうち、部屋以外でもできるものはカット。髪を結うのは登校してからにしましょう。時間がなかったら、ルークに手伝ってもらえばいいわ。よし。これならあと10分はこの場に残れる。絶対にこの10分間で片を付けてやるわ! そう意気込んで、今度は反対側の角から様子を窺おうと急いで裏から移動した。持ち前の長い脚でダッシュに近い早歩きでの移動。それでも細心の注意を払って、音を出さないように。 反対側の壁面にたどり着いて、そこからまたゆっくり音を立てぬよう貯水池が見える角に移動していく。日差しが先ほどよりも強くなっていて、ヴィルは反射的に腹を壁面に向け、背中と後頭部で日光を受け止めた。今度こそは見えるかしら、と角より首を伸ばし池の方に目をやると、ザパン。泳いでいた者が水中から陸地に上がってくるのが見えた。ヴィルの角度からは小さいけれど横顔のみ捉えることができる。どこかで見たことのある顔だった。しかしどこで見たのか思い出せない。 「!?」 ヴィルは思わず声を出しそうになったすんでのところで押し殺す。驚いた。可能性としては無きにしも非ずといったところだが、まさか、まさか“そう”であるとは思うまい。 ──よもやまさか、裸であるなどとは! ヴィルは一寸視線を外した。そして一寸鼓動が速くなった。見ていないわ。はっきりとは見ていないわ。ええ。全裸……なのは分かったけれど、ソレとかアレとか見ていないわ!断じて! 視界の右辺に映る生い生いと茂った雑草を睨みつけながら、ドクドクドクと速まる心音を鼓膜で感じ取る。ヴィルは他人の裸を見ることに慣れてはいるけれど(学園内の生徒がしばしば全裸で暴れまわることがあるため)、不意打ちには弱かった。 ここ学園の敷地内ではあるけれど、外よ。万が一誰かに見られたら……っていう可能性は考えて水着は履くべきじゃない?あ、でもサバナクローの奴らなら裸でも平気そうね(偏見)。でも、獣人ではないようだし、それじゃあ一体どこの寮の奴なの?! そしてまた気になる。ループする好奇心は止められない。 その好奇心から、外していた視線を再び彼に戻したヴィルは、陸に上がった彼を見るや否や、ド。と心臓の内側から熱い何かが溢れ出したのを感じた。その何かは血液によって身体中に隈なく運ばれ、爪の先まで痺れるような感覚をもたらし、ヴィルは戻ってきたジャックに声を掛けられるまでそこから一歩も動けなくなったのだった。
「まるで、毒のようだったわ」 「……」 あの時の衝撃を、ヴィルはそう表現した。 外廊下をヴィルの肩と並んで歩くルーク・ハント3年生は、暫しの沈黙ののち、フムと呟いて、本日も淀みなく麗しい我が寮長の横顔を眺める。各々1限目の授業を終え、次の魔法薬学は二人とも履修しているということで、共に移動している最中のことであった。 ルークは廊下でヴィルに会った時、目を丸くした。それは彼がいつもの時間をかけて編み込んだ髪型ではなく、緩く一束に結んでいたからだった。これだけで、ルークはヴィルの身辺に何かあったのだと察して、今朝の出来事を聞くに至ることとなった。 「君がそんなふうに言うなんてね。その“池の君《ロア・ドゥ・エタン》”とやらを、ぜひこの目で見てみたいものだ」 「なあにその“池の君《ロア・ドゥ・エタン》”って……」 また変な呼び名つけちゃって……、と横目で笑うヴィルに、ルークは目を糸のように細めてニコニコと笑いかける。 それからは、昨日見たホラー映画があんまり面白くなかっただとか、トレイが明後日のポムフィオーレのお茶会に参加するだとか、他愛のない話をして、目的の魔法薬学室に到着した。 ヴィルは室内で実験着に着替えながら、今朝の彼に思いを馳せる。 彼を見たとき、血液が毒に侵されたような感覚に陥った。“彼を見たとき”というのは少々語弊がある、か。彼が陸に上がる前は何とも思わなかったのだから。そう。ヴィルがちょうど外していた視線を彼に戻した時、風が一陣吹いた。ザアアという擬音も、サアアという擬音もどちらも合うような、柔らかくて芯を持ったそんな風がヴィルの背中を撫でたとき。陸に上がりきっていた彼はヴィルの方に身体の正面を向けて、風の行く方向を、その青い空を慈しむように眺めていた。彼のサイドの他より長い髪が風に乗ってゆらゆら遊んでいる様子はまるで絹のように柔らかさを帯びていて、遠目でも分かるほど彼の白く滑らかな肌と調和していた。身体に滴る水が煌めき、より一層彼の肌の白さを強調する。彼の薄ら閉じた瞼にも、唐紅の唇にも、均整のとれた身体つきにも釘付けだったけれど、何より、その儚げな表情がヴィルの心臓を貫いたのだった。 ヴィルは彼を“美しい”と思った。思ってしまった。これは完全に不本意である。しかし不本意であるということは、すなわち本心であり、悔しいながらヴィルは己の感情の機微を自覚したのだった。 とはいえ、ヴィルが彼に感じた“美しさ”というものは、ヴィルのもつ“美しさ”とは毛色が異なっていた。 ヴィルの“美しさ”というのは、簡潔に言えば“洗練された美しさ”である(まあ、元々の素材ももちろんいいのだが)。一方��池の君(ルークより借用)の“美しさ”は、“野生の美しさ”であった。自然の美しさ、と言えばよいだろうかか。詰まるところ、ヴィルは単体として美しく、ひとりで完結する美しさを備えているが、彼は自然と一体となることではじめて彼の存在に美しいという価値が付加されるのだ。(この二人の美しさに���いて、違いについての言及は後にもおそらく出てくるから、ここでの説明は流してくれて構わない。フィーリングでなんとなく理解してもらえると助かる。) だから、ヴィルは彼を美しいと思ってしまったことを悔しいと感じるも、嫉妬するまでには至らなかった。競い合うフィールドが違うのだ。それに、彼を見たとき、内側からエネルギーが沸々と湧き上がってくるのを感じた。新しく何かに触れて、心を刺激され、やる気に満ち溢れる、行動を起こしたくなる、そんなよくある衝動を感じた。それは、彼のユニークな力であるのだけれど、それをヴィルがはっきり認知するのはまだまだ先の話である。 明日もいるのかしら。もしいたら、話しかけてみ……いや、話しかけるのは何だか違うわね。また今日みたいに陰で見る他ないのかもしれない。一寸後ろめたいけれど。 そうして明日のことをチラリと脳裏によぎらせていると、授業開始の鐘が鳴り、座っていたクルーウェルが立ち上がった。
翌朝。 彼は居なかった。 同じ時間帯、同じ場所に赴いても、人の気配すら感じられなかった。 ヴィルは「まあ、そんなもんよね」と自分を慰めてさっさと寮へ戻っていった。 そして、その次の朝も。その次の次の朝も。次の次の次の朝も、ヴィルは毎朝あの魔法薬学室横の貯水池を見に来ていた。しかし、一度たりとも彼を見かけることはできなかった。 ヴィルは思う。 もしかしたら、彼はゴーストの類だったのだろうか。はたまた、自分が幻覚にかかっていたのだろうか。 ヴィルは会えない事実と裏腹に、日に日に「会いたい」という思いが強くなっていた。 もし、次会えたとしたら、絶対、絶対に話しかけてやるわ。そしてどこの寮の誰なのか聞いて……そうね、そのままウチの寮のお茶会に誘ってみてもいいわね。 ヴィルは半ば執着に似たものを抱いて、彼を繋ぎとめる術を考える。いつものヴィルがこれを見たら「信じらんない!時間の無駄!」と一蹴するところであるけれど、今の彼にとっては美容、仕事、その次に池の君といったところであるから、救いようがなかった。もうここまで来たら意地である。何がなんでも見つけてみせる。 その日は金曜日ということもあって、放課後になると、明日は休みだなんだといった声がちらほら聞こえてきた。皆、課題があっても週末に先送りして、今は部活動やサークル活動に傾倒しているようだ。 最終授業が美術だったヴィルは、画材の片付けで他より遅れて放課後の時間に入った。今日は何を見るんだったかしら、とこれから向かう映画研究会での活動に思考を巡らせる。 美術室は校舎の中心より離れた一角にある。学園を一つの国に例えるならば、生徒が普段活動する教室(自ク���ス)が位置するのが都市部であり、美術室や魔法薬学室というのは郊外といった具合である。まあ、魔法薬学室ほどは離れてはいないけれど、移動するのが面倒だと思うくらいには遠い。 ヴィルは誰かと戯れることなく美術室を出、一人、本校舎へ続く渡り廊下を優雅に歩く。その地面はアスファルトで華やかさはなく、一定の間隔で溝があり、誤って爪先を差し込んだら転んでしまうだろう。それをうまく避けながら、そのうえ上品かつ大胆に歩くものだから、男子校と言えど、やはり周囲の視線を浴びてしまうのである。そんな野郎どもの纏わりつくような視線も、ヴィルにとってはなんてことない。 ちょうど渡り廊下の真ん中あたりに来た時。ヴィルの右耳に楽しそうな笑い声が微かに飛び込んできた。進行方向を向いて、右手30メートル先に体育館がある。その体育館とヴィルのいる渡り廊下の間は芝生のみの空っぽの空間になっている。ヴィルは足を止めて声のする方を見やると、体育館の出入り口(4つあるうちの1つ)付近でなにやら数人の生徒がふざけあっているらしい。まず目に入ったのは、茶髪で左目に大きなハートがペイントされている彼……エース・トラッポラ1年生である。ヴィルはエースの名前こそ知らなかったが、ハーツラビュル寮の問題児として同じ寮長のリドル・ローズハート2年生から彼の愚痴を聞かされていたり、廊下で走り回っているのを何度も見かけたりしていたからか、顔だけは覚えていた(それに付け加えて、先生方やリドルに廊下で怒られているサマを度々目撃したこともあった)。エースは芝生にバスケシューズのまま降り立って、何故だかその手にホースをもって誰かに水をぶちまけている。それを開けた出入り口に寄りかかって笑いながら見ている者が2名……ジャミル・バイパー2年生と、同じく2年生のフロイド・リーチだった。フロイドはギャハハとひとしお笑った後「オレもやりたい」と言って芝生に降り立ち、エースからホースを奪おうとする。エースは最初は渡す気はなく抵抗を見せていたけれど、力の差があったのだろう、無理やり奪われてしまっていた。その拍子に、ホースが暴れて水が体育館で傍観するジャミルにも盛大にかかってしまい、運動着が、しかも上下ともビチャビチャに濡れた。ジャミルは数秒間1ミリも動かなかったけれど、次の瞬間には勢いよく顔をあげ、体躯を「大」の字に広げ、蛇が噛みつくようにエースに飛び掛かる。驚いたエースは「なんでオレェ!!」と叫びながら、ジャミルが飛びついた反動で背中から芝生に倒れた。それをアハハと腹を抱えて笑うフロイドと、そして……。 ヴィルはフロイドの隣で笑う彼(エースに水をかけられていた彼)が誰なのか最初は分からなかった。おそらくバスケ部の1年生か2年生で、あまり目立たない存在なのだろうと思った。実際にヴィルの思ったことは、当たらずも遠からずといったところだったのだけれど。 フロイドに渡ったホースを、今度はジャミルが奪わんとして、フロイドは反射的に円を描くようにホースを振り回す。それが、その水が、フロイドの隣で笑っていた彼……黒髪に白磁の肌の彼に思いきりかかった。「うわっ!」と吃驚した声をあげたのも束の間、不意だったものだから鼻に水が入ったようで、苦しそうに咳込む。だ、だいじょぶか……?と先ほどまで倒れていたエースが彼の顔を覗き込む。咳込む苦しみを和らげようとエースの左手が彼の背中に回った時。 「ぷ」 一瞬間の静寂。そして…… 「あはははははははは!!!!」 大爆笑。 壊れたようにヒイヒイ笑う彼に、一同はぽかんとした。しかし、すぐに彼と同じように皆で大爆笑して、肩を押し合っていた。 ヴィルはそれを見て目を瞠った。 ああ。彼だったのね……。気づかなかったわ。 自然と足が彼らの方へ向かっていた。ゆっくり、でも急いで、ヴィルは探し続けていた彼の元へ近づいていく。ヴィルの気配に気付いたのは、ジャミルで、彼はヴィルを見るや否や笑顔を消して咳払いをした。そして、ヴィルはあの日見た彼の背後に着く。その彼は自分が誰かの影に入ったと分かって、後ろを振り返る。2人の視線が初めて交わる瞬間だった。 それからのことは、ヴィルはよく覚えていないけれど、なにか恥ずかしいことを言った気がした。覚えていないのだけれど。しかし、彼のことを少し知れた。 彼はユウと言う。オンボロ寮に住む、魔法が使えない監督生。 ヴィルは薄らと入学式の騒動や、リドル、レオナ、アズール、ジャミルのオーバーブロット事件に彼が関与していたことを自室のベッドの上で思い出した。 まさかこの子が、例の監督生だったとは。何だか不思議な心地がした。 まるで夢のようなくすぐったいものが、ヴィルの内側からサワサワと顔を見せている。ヴィルはベッドに背を預け身体が沈むのを感じる。そして天蓋の裏を見つめて、それからゆっくり目を閉じ、瞼に焼き付いた大笑いするユウの姿を思い出す。 初めて彼を見たときは、消えてしまいそうな儚い顔をしていた。今日の彼は太陽のように眩しくて、宝石のように美しい笑顔だった。初めて見たときとは対照的な表情だったのに、すぐに彼だと分かった。心臓が脳が全身が、彼──ユウだと教えてくれた気がした。 ──もっといろんな顔が見てみたい。 純粋な興味だった。 ヴィルはようやくユウを見つけられたという(執着からの)解放感からか、明日は土曜日で仕事は午後からという安心感からか、その日は穏やかに深い眠りについた。 そういえばあの子、また水に濡れていたわね。……でも、水と相性が合っていたわ……。輝いて煌めいていた。
木曜日の放課後。バイオレットのベルベット生地で統一されたカウチソファやアームチェアがいくつものテーブルを囲む。その重厚で華美な空間に見慣れぬ人物がちょこんと座っていた。彼はカウチソファに浅く腰掛け、膝上に載せた指を忙しなく弄っている。弄りながら右隣に座る一見温厚そうな同輩を見ると、男とは思えぬ可愛らしい顔がこちらを向いて微笑んだ。 「ん?緊張してるの?」 「……う~ん。緊張はしてないけど、落ち着かない」 目を少し細めて周りをキョロキョロする彼──ユウを困ったように笑って見つめるのは、ここ、ポムフィオーレ寮に籍を置くエペル・フェルミエ1年生であった。彼らが今居る所はポムフィオーレ寮の談話室。エペルをはじめ、皆寮服で着飾っているなか、ユウだけが制服(しかも上はパーカーの上に制服を羽織っている)で、一人だけ浮いていた。 ユウは先日、臨時マネージャーとしてバスケ部の活動に参加していた時(細かくは活動開始前)、初対面のヴィルに名を聞かれ、名乗られ、ポムフィオーレのお茶会に誘われるという奇妙な体験をした。その後の週明けに、たまたま廊下ですれ違ったエペルに声を掛け、ヴィルからもらった招待状を見せてみた。すると目を丸くして、「来てくれるの?」と言うので、ユウは頷いてみせると、彼はパアっと花が咲いたように笑って、ユウの腕をぶんぶん上下に振った。ユウは腕に全く力を入れていなかったから、もげそうだな~とのんきなことを考えて目の前のスウィートな笑顔に心を温めていた。実際のところ、エペルはポムフィオーレのお茶会が苦手だった。ヴィルやルーク、上級生のようにあの場で寛ぐことはできず、いつも給仕された紅茶を見つめ、じっとしているだけだった。それはもう居心地が悪いのなんの。それに、度々ヴィルに話題を振られたり、声をかけられたりするものだから、上層部の人たち(ヴィルやルークをはじめとするポム寮の中でも凄まじくキラキラした人たち)からの視線を浴びるわ怖いわで挙動不審になるし、冷や汗が止まらないといったことが毎回起こるので、苦手なのである。だから、ユウが来ると分かったとき、気の知れた友人がいてくれることに安心した。ちなみに、ユウとエペルの出会いは、これまたユウがマジフト部の臨時マネージャーとして駆り出されたところに由縁がある。まあ、この話は追々するかもしれないし、しないかもしれない。 そういうわけで、エペルはユウの参加をたいへん快く思っていた。お茶会が楽しみだなんて初めて思ったくらいである。エペルは隣でそわそわしているユウに安心したのは事実だが、同時に疑問を抱いた。 「ね。そういえば、ユウサン招待状もらったんだよね」 「うん」 「それって、ルークサンからもらったの?」 「ル……?」 誰それ?と言わんばかりに首をかしげてエペルを見つめるユウに、僅かに「え」と驚きを漏らしてしまう。 「まさか……ヴィルサン、から?」 エペルがそう言うと、ユウはエペルの見開いた大きな目を見つめたまま小さく頷いた。 嘘でしょう?寮長から直々に?!というか、ヴィルサンとユウサンはいつの間に知り合っていたのだろう。 エペルは吃驚してそのまま固まった。ユウはそれを怪訝な顔で覗きこむ。 エペルがなぜそんなに驚いているのか。それは“招待状”というものが、それも“ヴィルから”ということが、超弩級にレアだからである。ルークからの招待状でさえSSRものだというのに、ヴィルからの招待状となればURものである。そんな代物をこの学園でもらったという事例は今までに聞いたことがなかった。前代未聞である。そもそも招待状というのは、寮長や副寮長のみが発行できる決まりで、もしそれ以外の寮生が他寮生に向けて出したいとなれば、寮長または副寮長に事前報告をし、許可を受けてからはじめて出せることになっている。さらにその際、申請した寮生からではなく副寮長(※寮長ではない)の手ずから招待される者の手に渡る仕組みだ。要するに、副寮長から、ルークから渡される以外のもの、すなわち寮長、ヴィル・シェーンハイトから渡される招待状というのは、ヴィルの意思で彼が直々に招待したという名誉ある代物なのである。 エペルはユウのもつ招待状が当然ルークからもらったものだと思っていたものだから、意表を突かれてしまっていた。週明けの月曜日に、ユウから招待状を見せてもらった時は、嬉しくて、お茶会で気軽にお喋りできる相手ができたということしか頭になかった。けれども、聞いてみればそれはルークからではなくあのヴィルからもらったと言うのだ。ポムフィオーレ寮生として、何事かと思わずにはいられなかった。 「ユ、ユウサン」 「?」 「ヴィルサンと、知り合いだったの?」 「ううん、全然」 全然知らなかった、そう言うのだ。いよいよ真相は闇に包まれてきた。 ポムフィオーレ寮のお茶会は、基���1、2年生が当番制で給仕を行う。エペルも例外ではなく、前回のお茶会では給仕の任を務めていた。給仕係の寮生が食器の音を僅かに立て、準備のできた者から談話室の隅に並び始める。1、2年生の参加者は皆すでに席に着いていて、後は上級生の入室を待つのみであった。 談話室の扉の向こう。廊下からカーペットを靴で鳴らす独特の足音が聞こえてくる。途端、談話室のピアノが優しく奏でられた。自然な挿入である。急であるにもかかわらず、一切驚きはしなかった。粋な配慮というものだろうか。雰囲気づくりが完璧だ。 それから数秒後、談話室の重厚な扉が開かれた。ヴィルを筆頭にルーク、そしてその他上級生が十数人、堂々と入場してくる。上級生たちに失礼のないよう、先ほどまで座っていた下級生も皆すでに立ち上がりヴィルたちの方に身体を向けている。ユウもそれに倣う。 ヴィルたち上級生は下級生一人ひとりに、無作為に、話しかけている。 「最近調子はどう?」 「ええ、おかげさまで。ヴィル寮長がお勧めくださった美容液、たいへん重宝しています」 「やあこの間はどうも!」 「デトワールさん!過日はお世話になりました。実はあのあと、面白いものを見つけたのですが……」 二言、三言で会話を切り次の者へ挨拶する者もいれば、一人相手に長話する者もいる。ユウはただそんな彼らを興味深そうに眺め、耳をそばだてて聞いていた。 「ご機嫌いかがかな、ムシュー・姫林檎!今日はお茶する側のようだね」 「はい、ルークサンたちとお茶会ご一緒できて嬉しいです」 「ふふっ。それは私もだ」 エペルに声を掛けたのは金髪おかっぱ頭に大きな羽根つき帽をかぶったルークだった。ユウは彼とは一寸顔見知りだった���で、エペルの後ろからぴょこっと顔を覗��せて軽く会釈をした。 「おや!?トリックスター!キミも来ていたのかい?」 ようこそ!と言わんばかりにルークはユウの腕を取り、力強く握手をした。い、痛い……。 それから「ん?」と何かを思い出したようにルークは首を傾げ固まる。 「しかし、招待状を渡した記憶はな……」 ルークはハッと気づく。エペルを一瞬見ると、口を結んで頷いていた。 「そう……いや、ああ。なんと!」 実に興味深い!そう言って、また人好きする笑顔をユウに向け、握った手を上下に揺らす。 ユウはルークとは顔見知りだったが、名前を知らなかったので、改めて自己紹介を交わす。そのあとも、ルークは物腰柔らかく、だけれど獲物を狩るような視線を奥に潜めてユウにあれこれ聞いていた。その時。 「盛り上がっているところ、失礼だけど」 唐突に、ハスキーで艶のある声がルークとユウの会話に差し込まれた。ルークが後ろを向く。 「これは失礼、毒の君《ロア・ドゥ・ポアゾン》」 声の主──ヴィルに気付いたルークは、すぐにユウの正面の位置を譲り、斜め右後ろに身を引いた。それに「ありがとう」と小さくお礼を言い、緩慢な動作でユウの前に立つ。彼を捉えると、化粧で色が濃くなった目尻が柔らかく下がった。 「先週ぶりね。来てくれてありがとう」 「こちらこそ、ご招待くださってすごく嬉しいです」 ユウが笑うと目尻には皺が寄っていて、ヴィルは何だかその皺さえも美しいと思ってしまった。 「アナタと話したいことが沢山あるの。今日は、ここに座ってもいいかしら」 「え゛」 思わず声を漏らしたのはエペルで、その快くない反応にヴィルは一瞬眉間を歪めた。けれどもすぐに平静を取り戻し、エペルを一瞥してユウを見つめる。エペルは「やっちまった」と言わんばかりに口を両手で塞いでいた。 お茶会の席は常にフリーで、固定されているものではない。だから誰がどこに座っても良いし、途中で席を移動しても構わないことになっている。 「いいですよ、ねエペル」 反応を求められたエペルは、口を両手で覆ったままコクコクと小刻みに首を振って同意を示す。それを見たヴィルは満足そうに微笑んで「それじゃあ」と言い、ユウたちのテーブルの座席に身を置いた。 ピアノ演奏は依然としてクラシックが流れている。ヴィルが席に着いたのを見届け、ぽつりぽつりと上級生、下級生の順に座っていった。 特別お茶会開始の合図というものはなく、給仕係は皆の着席に合わせてテーブルにカップを置いて紅茶を注ぎ始める(軽食や菓子、取り皿などはすでにテーブルの中央に置かれている)。その流れるような動作はまるで聞き心地の良い音楽のようだった。神経を尖らせた息詰まるような雰囲気はない。給仕側も含めて談話室には安らぎの香りが漂っている。 本日のアフタヌーンティーのメニューは、3段重ねのケーキスタンド(下から順)にサンドイッチ、スコーン、ケーキ、それから紅茶はアールグレイ。いずれも今回の給仕当番のチョイスである。実は後々これらメニューの合わせ方や給仕の仕方、さらにはお茶会参加側のマナーなど上級生から講評される。お茶会と言えども、ただ紅茶を飲んで寛ぐのみではなく、いわゆる社交場前の訓練も目的としている。 がしかし、慣れればなんてことはない。最初は、特に新入生の頃はビクビク怯えすぎて逆に失態ばかりであったけれど、今となっては少し緊張こそすれど怯えるには至らない。現に、今回の給仕係の1年生も落ち着いているし、その動作も若干の堅苦しさはあるものの優雅で流れるようにスムーズだ。給仕される側も、この時だけはマナーを忘れて楽しむのである。マナーを覚えるのは、別の時間に行えということではあるけれど。(エペルが今もなおお茶会を苦手にするのは、マナーへの不安よりヴィルに呼ばれて上級生の巣窟に身を置かなければならない、そこで会話をしなくてはならないという強制されたものに怯えを感じるからである。) 「ユウ……と言ったわね」 「?」 「アナタは魔力がないんでしょう?飛行術とか、魔法を使う授業はどうしているの?」 「グリムっていう毛玉……モンスターが魔力を提供してくれて、それで補ってます。僕とグリム、2人で1人の生徒なので」 ヴィルはユウに聞きたいことが山ほどあった。それは、こういった魔法が使えないといったことや、異世界から来て身寄りのないこと、財源は?生活は?交友関係は?……などいろいろ気になることを一方的ではあるけれど、プライバシーに配慮して聞くと、ユウは明け透けに、素直に答えてくれた。 話を聞いている限り、ユウはヴィルの想像ほど苦労しているようには見えなかった。もしかしたら苦労を表に出さないだけかもしれない、それが彼の強さなのだろう、とヴィルは心の内で思う。しかしこの時ヴィルが思ったこと・感じたことは間違いで、ユウを深く知るにつれ、良い意味でも悪い意味でも裏切られることとなる。
これをきっかけに、ヴィルとユウは交流を深めていった。学園内で会えばどちらからともなく挨拶をし、時間があれば立ち話をした。勉強を見てもらったり、またお茶会に参加したり。ヴィルが初めてオンボロ寮に遊びに来た時は、建物のボロさを見て「アンタ……こんなとこに住んでたの……」とものすごくひどい顔をして口端をヒクつかせていた。帰る際「もう二度と来ないわ」と言ったのに、数週間後また来たことは思い出すだけでも笑ってしまう。それから、ヴィルがオフの時には街へ降りてショッピングをしたり、カフェでゆっくりお茶したり、たまに観光スポットへ足を運んで記念になるものを残したり、比較的穏やかに過ごした。学園内では、まあいろいろあったけれど、ヴィルにもユウにもいろいろあったけれど、2人の関係は変わらず、むしろ以前よりも強固な関係になったように思える。 呼び方もいつの間にか「アナタ」から「アンタ」に変わっていて、ユウの使う敬語が砕けたり、敬語を使わなかったり、それをヴィルはたまに注意するけれど、内心は少し嬉しく思っていた。ユウの髪や��装が乱れていたら、小言を言いながら直してくれ、ヴィルが仕事で疲れて帰ってきたときは、ユウがご飯をつくって彼の自室まで持ってきてくれた。ユウの作るご飯はまあまあ美味しかった、とヴィルは言う。 ユウに心の臓を射抜かれたあの日から、ヴィルの彼に対する認識や感情はあまり変わっていない。「美しい」と感じている。それはおそらく今後も変わることはないだろう。そして新たにユウをユウたらしめているものを見つけた。それは── 自由。 ユウは果てしなく自由であった。たとえ他から何かを強制されたとしても、自分の心に従い、その通りまっすぐ行動する。異世界で独り身でも苦労の色が見えなかったのは、表に出していないのではなく、苛酷なことも彼の自由な考えにより、謳歌するものとして彼に吸収され消化されていったのであった。ヴィルはそれに気づいたとき、心臓が全身が電流を浴びたような衝撃を受けた。そしてやはり、彼の自由さを、「美しい」と思った。ユウのそういった美しさに、人知れず可能性を感じた。この可能性は、まだ蕾、いや芽にもなっていない種である。 ヴィルは思う、将来のことを。自分はこの業界でまだ成し遂げていないことが山ほどある。そしてそれを成し遂げ、この業界の頂点に君臨しようと。 ヴィルは思う、彼のことを。彼は一体どんな未来を思い描いているのだろう。果たしてそこに──……いや、これは関係ないだろう。これは、自分の願望だから。 ヴィルは眩しいくらいの白さを孕んだ月明かりに照らされ、思う。 明日は卒業式だ。ナイトレイブンカレッジのヴィル・シェーンハイトも明日で終わる。これからは、モデルで俳優のヴィル・シェーンハイトになって、仕事一筋、自由な時間は今以上に少なくなるだろう。そうなれば、きっと、きっと。 明日の卒業式、アタシ泣いちゃうのかしら。……ま、最後だし泣いたっていいけれど。ルークは沢山泣きそうね、目に見えるわ。エペルもきっと。 あの子は──。 口の片端が僅かにあがって、ふっと笑った。
「泣いては……くれないわね」
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2018
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■6月 6/3(日)…AKB48 51stシングル「ジャーバージャ」劇場盤 発売記念大握手会 @ パシフィコ横浜 in 横浜市, 神奈川県 6/24(日)…文化放送Presents 青空FES! @ 日比谷野外大音楽堂 in 千代田区, 東京都
■7月 7/1(日)…NGT48 チームG「新公演」※初日 @ NGT48劇場 in 新潟市, 新潟県 7/7(土)…AKB48 16期生「レッツゴー研究生!」千秋楽公演 @ AKB48劇場 in 千代田区, 東京都 7/8(日)…AKB48 51stシングル「ジャーバージャ」劇場盤 発売記念大握手会 @ 幕張メッセ in 千葉市, 千葉県 7/8(日)…乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 ~6th YEAR BIRTHDAY LIVE~ <DAY3> @ 秩父宮ラグビー場 in 港区, 東京都 7/12(木)…Cheeky Parade LAST LIVE @ マイナビBLITZ赤坂 in 港区, 東京都 7/14(土)…第33回 利根川大花火大会 ~三大花火師 夢の饗宴~(若旦那・AKB48) @ 利根川河川敷 in 猿島郡境町, 茨城県 7/16(月)…NGT48 3rdシングル「春はどこから来るのか?」個別握手会 @ 幕張メッセ in 千葉市, 千葉県 7/21(土)…AKB48 52ndシングル「Teacher Teacher」劇場盤 発売記念大握手会 @ 幕張メッセ in 千葉市, 千葉県 7/29(日)…橋本ありな DMMアワードのお約束♪完全フリー写メ会!!! @ m'studio in 千代田区, 東京都
■8月 8/1(水)…AKB48グループ感謝祭~ランクインコンサート~【中村歩加席】 @ 横浜アリーナ in 横浜市, 神奈川県 8/3(金)…TOKYO IDOL FESTIVAL 2018 DAY1 8/4(土)…ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 DAY2 8/5(日)…TOKYO IDOL FESTIVAL 2018 DAY3 8/12(日)…ワタナベエンターテインメントカレッジ卒業公演「パズル〜人生はパズルのようだ〜」(出演:草場愛) @ ワタナベエンターテイメントカレッジ 中目黒館 in 目黒区, 東京都 8/15(水)…阿波おどり特別公演(STU48) @ イオンモール徳島 in 徳島市, 徳島県 8/17(金)…STU48 出張公演 佐野遥 生誕祭 @ NMB48劇場 in 大阪市, 大阪府 8/19(日)…コカ・コーラ SUMMER STATION 音楽LIVE (NGT48) @ 六本木ヒルズアリーナ in 港区, 東京都 8/25(土)…@JAM EXPO 2018 DAY1 @ 横浜アリーナ in 横浜市, 神奈川県
■9月 9/1(土)…純情のアフィリア 3rdシングル予約イベント @ ステラタウン メローペ広場 in さいたま市, 埼玉県 9/2(日)…NGT48研究生お披露目ライブ ~お待たせしました!私たちも新潟の女です!~ @ 万代シテイパーク in 新潟市, 新潟県 9/2(日)…NGT48 チームG「逆上がり」公演 ※中井りか生誕祭 @ NGT48劇場 in 新潟市, 新潟県 9/9(日)…BERRYTEN LIVE 2018 Special @ 井頭公園 in 真岡市, 栃木県 9/15(土)…NGT48 4thシングル発売記念リリースイベント @ 日本武道館 in 千代田区, 東京都 9/17(月)…AKB48 チーム4「手をつなぎながら」公演 @ AKB48劇場 in 千代田区, 東京都 9/23(日)…第2回ユニットじゃんけん大会〜空気を読むな、心を読め!〜 @ 片柳アリーナ in 大田区, 東京都 9/24(月)…AKB48 53rdシングル「センチメンタルトレイン」劇場盤 発売記念大握手会 @ 幕張メッセ in 千葉市, 千葉県 9/28(金)…AKB48「アイドル修行中♡」公演 @ AKB48劇場 in 千代田区, 東京都
■10月 10/6(土)…OISOアイドルビーチ2018 @ 大磯ロングビーチ in 中郡, 神奈川県 10/7(日)…あいみょん × 渋谷La.mama共同企画 「弾き語り-330-vol.6」 @ 上野公園 野外ステージ 水上音楽堂 in 台東区, 東京都 10/14(日)…第3回 KFBまつり @ 郡山総合体育館 in 郡山市, 福島県 10/14(日)…ふくしまキッズフェスタ2018 in 郡山 @ 郡山自然の家 in 郡山市, 福島県 10/20(土)…舞台版「マジムリ学園」 @ 日本青年館ホール in 新宿区, 東京都 10/21(日)…AKB48 52ndシングル「Teacher Teacher」劇場盤 発売記念大握手会 @ 幕張メッセ in 千葉市, 千葉県 10/27(土)…山本彩卒業コンサート SAYAKA SONIC~さやか、ささやか、さよなら、さやか @ 万博記念公園 in 吹田市, 大阪府
■11月 11/23(金)…AKB48 53rdシングル「センチメンタルトレイン」劇場盤 発売記念大握手会 @ 幕張メッセ in 千葉市, 千葉県 11/24(土)…AKB48 53rdシングル「センチメンタルトレイン」劇場盤 発売記念大握手会 @ 幕張メッセ in 千葉市, 千葉県 11/25(日)…AKB48 53rdシングル「センチメンタルトレイン」劇場盤 発売記念大握手会 @ 幕張メッセ in 千葉市, 千葉県 11/25(日)…純情のアフィリア 3rdシングル予約イベント @ グランドスクエア in 千葉市, 千葉県
■12月 12/2(日)…Akita Jam Festival 2018 @ 秋田県立体育館 in 秋田市, 秋田県 12/8(土)…AIMYON TOUR 2018 -HONEY LADY BABY- @ マイナビBLITZ赤坂 in 港区, 東京都 12/16(日)…Dorothy Little Happy Live 2018~Thank you, our story~ @ P.A.R.M.S in 千代田区, 東京都 12/22(土)…NGT48 4thシングル「世界の人へ」個別握手会 @ 東京流通センター(TRC) in 大田区, 東京都 12/23(日)…AKB48 53rdシングル「センチメンタルトレイン」劇場盤 発売記念大握手会 @ 幕張メッセ in 千葉市, 千葉県 12/23(日)…福山雅治 男性限定LIVE『福山☆冬の大感謝祭其の十八 野郎夜!!5』 @ パシフィコ横浜 in 横浜市, 神奈川県 12/24(月)…AKB48 52ndシングル「Teacher Teacher」 53rdシングル「センチメンタルトレイン」全国握手会 @ 幕張メッセ in 千葉市, 千葉県 12/25(火)…NGT48 チームG「逆上がり」公演 ※クリスマス公演 @ NGT48劇場 in 新潟市, 新潟県 12/28(金)…COUNTDOWN JAPAN 18/19 @ 幕張メッセ in 千葉市, 千葉県
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ビールや料理でドイツ気分堪能 19日まで /栃木
#ビール [mainichi]本場ドイツのビールを楽しむ「日光オクトーバーフェスト2018」が10日、日光市今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」で始まった。19日までの期間中、20種類以上のビールや郷土料理が用意され、ドイツ気分が楽しめる。 実行委員会によると ...
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[友の会メール]ゲンロン0、毎日出版文化賞受賞!!
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[友の会メールvol.284] ���ンロン0、毎日出版文化賞受賞!! (2017年11月7日配信)
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こんばんは!スタッフの堀内です。 秋も一段と深まり、日向の温かさにほっこりとする季節になりました。 皆さま、お身体にはお変わりありませんでしょうか?
さて11月3日に発表になりましたが、「ゲンロン0 観光客の哲学」が第71回毎日出版文化賞の人文・社会部門を受賞いたしました!! これも、ゲンロン友の会の皆さま、読者の皆さまの応援あってのことと、深く御礼を申し上げます。
11/15(水)には、VOLVO STUDIO AOYAMA にて東浩紀による「『観光客の哲学』と都市文化――第71回毎日出版文化賞受賞記念講演」を開催します。 会場チケットは既に完売ですが、通常のゲンロンカフェのイベント同様、ニコニコ生放送での中継もありますので、ぜひご覧ください! http://genron-cafe.jp/event/20171115/
また今月は「ゲンロン0 観光客の哲学」に関連したトークイベントの再放送が目白押し! 見逃した方も、もう一度見たい方も、この機会にどうぞ! https://goo.gl/ay9ey7
それでは以下、今週のカフェ&編集部からのお知らせです。
◆◇ ゲンロンカフェからのお知らせ ◇―――◆―――◇―――◆―――◇―――◆
◇◇ 今週・来週の放送情報 ―――――――――――――――――――――――――――
◆11/7(火)18:00- 【再放送】東浩紀 「『ゲンロン0 観光客の哲学』刊行記念 東浩紀2日連続トークイベント ――出張ゲンロンカフェ1日目・福岡篇」 (2017/6/30収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv308095381
◆11/8(水)18:00- 【再放送】東浩紀 「『ゲンロン0 観光客の哲学』刊行記念 東浩紀2日連続トークイベント ――出張ゲンロンカフェ2日目・大阪篇」 (2017/7/1収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv308095873
◆11/9(木)13:00- 【再放送】大澤聡 × 山本貴光 「ほんとうの本の読みかた ――『百学連環』から知を再編成する」 (2016/10/28収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv308096927
◆11/9(木)18:00- 【再放送】高間響 × 東浩紀【ゲンロンカフェ2017夏出張版 おまけ京都編】 「笑いと観光は政治を変えるか? ――『ゲンロン0』『ゲンロン5』刊行記念トークショー」 (2017/7/2収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv308097367
◆11/10(金)13:00- 【再放送】岡田利規×佐々木敦【ニッポンの演劇 #1】 「新しい日本語、新しい身体——チェルフィッチュと演劇の現在」 (2015/12/17収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv308097743
◆11/10(金)18:00- 【再放送】大森望×飛浩隆×東浩紀【大森望のSF喫茶 #23】 「『自生の夢』刊行記念トークイベント」 (2016/12/10収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv308098227
◆11/12(日)22:00- 【講評・無料生放送】飛浩隆×大森望【ゲンロン 大森望 SF創作講座 第2期 #6】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv307724840
◆11/14(火)19:30- 【生放送】岡田利規×佐々木敦【ゲンロン 佐々木敦 批評���生塾 第3期 #10】 「岡田利規についての評論を執筆せよ」 【チャンネル会員限定・生放送】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv308289668 【無料生放送・講評】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv308285040
◆11/15(水)20:00- 【生放送】東浩紀【ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #1】 「『観光客の哲学』と都市文化 ――第71回毎日出版文化賞受賞記念講演」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv307761130
◆11/16(木)13:00- 【再放送】東浩紀【『存在論的、郵便的』を読む #5】 「『存在論的、郵便的』と『弱いつながり』の弱いつながり」 (2014/11/8収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv308216807
◆11/16(木)18:00- 【再放送】東浩紀 「ついに出た!『ゲンロン0』世界最速読書会!! ――『観光客の哲学』を読む」 (2017/4/11収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv308216918
◆11/17(金)13:00- 【再放送】大和田俊之×磯部涼×吉田雅史 「ラップは『いま』を映しているか ——BLM、大統領選から日本語ラップ・ブームまで」 (2016/11/25収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv308217140
◆11/17(金)18:00- 【再放送】宮台真司×東浩紀【ニッポンの展望 #5】 「2016・秋の陣」 (2016/9/21収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv308217384
◆11/20(月)19:00- 【生放送】宮台真司×東浩紀【ニッポンの展望 #6】 「2017・秋の陣」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv307965046
◆11/22(水)19:30- 【生放送】佐々木敦×環ROY×吉田雅史 「日本語ラップの『日本語』とは何か?」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv307991774
★「ゲンロン完全中継チャンネル」今後の放送予定の一覧表 https://goo.gl/ay9ey7
◇◇ 現在視聴可能なタイムシフト ――――――――――――――――――――――
◆11/8(水)23:59まで 【チャンネル会員限定・生放送】鴻英良×佐々木敦【ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第3期 #9】 「21世紀初頭の身体表象 ――その特質を表す適切な命名法を考案し、 その命名の適切性、有効性を具体的な作品、事象によって論証せよ」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv307585410
◆11/9(木)23:59まで 【再放送】佐々木敦×土居伸彰 「アニメーション的想像力の現在:ノルシュテインから『この世界の片隅に』まで ——『個人的なハーモニー』(フィルムアート社)刊行記念イベント」 (2017/1/31収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv308092563
◆11/9(木)23:59まで 【再放送】梅津庸一×蔵屋美香×黒瀬陽平×齋藤恵汰 「今、日本現代美術に何が起こっているのか」 (2017/1/24収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv307269093
◆11/10(金)23:59まで 【再放送】菅付雅信×西谷真理子×平川武治 「ファッションはオワコンか?」 (2017/7/19収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv308094287
◆11/10(金)23:59まで 【再放送】原武史×速水健朗×東浩紀 「鉄道の思想と観光の思想 ――『ゲンロン0 観光客の哲学』から考える、第3弾!」 (2017/08/10収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv308094796
※ご視聴は23:59まで可能ですが、ご購入できるのは視聴終了日の18:00までです。ご注意ください。
◇◇ 今週のおすすめアーカイブ動画 ――――――――――――――――――――――――
◆【vimeo】安藤礼二×大澤聡×杉田俊介×東浩紀 「『現代日本の批評 1975-2016』再考――共同討議全3回完結記念」 (2017/1/13収録) https://vimeo.com/ondemand/genron20170113
◆【vimeo】青木理×久田将義×東浩紀【ニッポンの闇 #2】 「『噂の眞相』とは何だったのか——「現代日本の批評」番外編」 (2016/9/27収録) https://vimeo.com/ondemand/genron20160927
◆【vimeo】さやわか【さやわか式☆現代文化論 #29】 「さやわか式☆ベストハンドレッド 2017」 (2017/2/9収録) https://vimeo.com/ondemand/genron20170209
★ゲンロンカフェ Vimeo On Demand 公開動画一覧 https://goo.gl/ycdtJe
◇◇ 発売中の会場チケット ―――――――――――――――――――――――――
◆11/15(水)20:00- 東浩紀【ゲンロンカフェ@VOLVO STUDIO AOYAMA #1】 「『ゲンロン0 観光客の哲学』から考える都市文化」 http://peatix.com/event/279703
◆11/20(月)19:00- 宮台真司×東浩紀【ニッポンの展望 #6】 「2017・秋の陣」 http://peatix.com/event/302521
★New!★ ◆11/21(火)19:00- 加治屋健司×新藤淳×黒瀬陽平×梅沢和木×藤城噓 「いま、日本現代美術に何が起こっているのか #2 ——『震災後』と『ポスト真実』の時代のアート」 http://peatix.com/event/321527
◆11/22(水)19:30- 佐々���敦×環ROY×吉田雅史 「日本語ラップの『日本語』とは何か?」 http://peatix.com/event/315521
★New!★ ◆11/24(金)19:00- 石田英敬×東浩紀 「一般文字学は可能か——記号論と脳科学の新しい展開をめぐって #3」 http://peatix.com/event/318995
★New!★ ◆11/26(日)14:00- 磯村暖×梅沢和木×黒瀬陽平×藤城噓 【ゲンロンこどもアート教室 #22】 「おばけやしきをつくろう!——第2回 ゾンビになる」 http://peatix.com/event/313555
◆◇ 五反田アトリエからのお知らせ ◆―――◇―――◆―――◇―――◆―――◇
開催予定の展示 ◆2017年11月18日(土)-11月26日(日) ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第3期生展覧会グループB「健康な街」
開廊時間 平日15:00〜20:00 / 土日13:00〜20:00 ※但し11月25日(土)12:00〜16:00は講評会のため非公開です。開廊時間は16:00〜20:00となります。
出展作家: 有地慈 / 五十嵐五十音 / 小林真行 / 下山由貴 / 中川翔太 / 長谷川祐輔
新芸術校第3期生による展覧会が開催中!今期のカリキュラムは「サバイバル」型。 4グループに分かれて行われる展示の第二予選、グループBでは6人の作品が展開します。 今もっとも注目される美術学校のひとつとなった新芸術校生徒たちの作品が毎月ご覧いただけます、どのグループの展示もどうぞお見逃しなく!
展示の特設サイトはこちら https://kenkonamachi.site/
(藤城嘘/カオス*ラウンジ)
◆◇ 編集部からのお知らせ ◆―――◇―――◆―――◇―――◆―――◇―――◆
★『ゲンロン6 ロシア現代思想I』発売中! https://genron.co.jp/shop/products/detail/131 →こちらから試し読みもできます https://issuu.com/genroninfo/docs/genron6issuu/34
★『ゲンロン0 観光客の哲学』発売中! https://genron.co.jp/shop/products/detail/103 →こちらから試し読みもできます https://issuu.com/genroninfo/docs/genron0issuu/36
★友の会第8期入会・更新はこちら! https://genron-tomonokai.com/8th/
◆『ゲンロン1』~『ゲンロン4』に掲載された「現代日本の批評」が講談社より単行本として刊行されます。 http://amzn.to/2vdCAfC
◆「ゲンロン友の声」サイト、質問募集中です! 知られざるTumblrサイト「ゲンロン友の声」では、 友の会会員のみなさまからお寄せいただいたご意見・ご質問に対��て、 東浩紀をはじめとするスタッフがお返事を差し上げております。ご要望などもお気軽に! http://genron-voices.tumblr.com/
◆◇ 東浩紀 執筆・出演情報 ◆―――◇―――◆―――◇―――◆―――◇―――◆
◆「ゲンロン0 観光客の哲学」ブクログ大賞記念インタビューが掲載されました! https://hon.booklog.jp/interview/azuma-hiroki-20170920
◆『AERA』の巻頭エッセイコーナー「eyes」に、東浩紀が隔週で連載中です! 最新の第19回は「今回の選挙でぼくが『積極的棄権』を提唱した理由」です。 https://dot.asahi.com/aera/2017102300089.html
これまでの記事は朝日新聞のウェブサイト「.dot」で全文をお読みいただけます。 https://dot.asahi.com/keyword/%E6%9D%B1%E6%B5%A9%E7%B4%80/
◆◇ その他のお知らせ ―――◆―――◇―――◆―――◇―――◆―――◇―――◆
◆友の会会員のみなさまへ
<クラス30以上の座席確保サービスについて> ご好評いただいております座席確保サービスですが、 お席の希望のご連絡を、当日16:00までに いただけますよう、よろしくお願いいたします。
<登録情報の変更について> お引越しなどの理由で、ご登録いただいている住所や電話番号、 メールアドレスなどに変更があった方は、 友の会サイトのフォームから申請をお願いいたします。
会員サービスページ https://genron-tomonokai.com/service/
※株式会社ゲンロンは、土曜、日曜、月曜は休業日となっております。 営業時間は、13時-21時です。 営業時間外のお問い合わせは、お返事が遅くなる場合がございます。 ご了承くださいます様、お願いいたします。
◆―――◇―――◆―――◇―――◆―――◇―――◆―――◇―――◆―――◇―――◆
株式会社ゲンロン
〒141-0031 東京都品川区西五反田1-16-6 イルモンドビル2F tel.03-6417-9230 / fax.03-6417-9231 http://genron.co.jp Twitter:@genroninfo
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蓄音機コンサートまもなく開演 #nipponophone (道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣) https://www.instagram.com/p/CprLZNvv2CZ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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M.S.S Projectの武道館ライブに参加した…
2017年2月18日 M.S.S ProjectのPoLDツアーfinal@武道館へ参加した。 何かのコンサートやライブを目的に東京へ行ったのは、2015年のゼルダの伝説3DS版ムジュラの仮面発売記念コンサート以来で人生2度目(のはず)。 そして私自身初の武道館だった。 元はゲーム実況と音楽ライブを融合したPoLDツアー、神戸公演に参加した。 「ライブめっちゃ良かったし新曲聴けたからまたCDくるかな。明るい年末年始だな〜」と思っていたところにまさかの武道館発表。 驚きのまま大阪公演へ参加して本人の口から武道館の話を生で聞いて「ああ本当なんだなあ」と思い、チケットをとった。 いつも通りチャンネル先行からチケット確保できて喜んでいたけど実はとても激戦だった。 その後各プレイガイドやアルバム予約やキャリアの先行で落選する人をタイムラインでちょこちょこ見たし、一般発売も開始10分程で完売になった。びっくりして1回飛び跳ねた。 「運良く早めにチケットとれてよかった。楽しむぞ」と運に感謝しつつチケットを発券したらまさかのアリーナで飛��跳ねるどころかひっくり返った。今年の運持って行かれた…! そして武道館と合わせて発表された新アルバムも無事発売日に手に入れて聴いた。 アルバムレビューはここでは��けるけど、新しい試みが印象的でかつFBさんときっくんが持つそれぞれの魅力が作曲だけでなく作詞でも光り、ファンタジアという題名に相応しい一つの物語のようなアルバムだった。 「音楽性の違いで解散レベル」と言われていたが間違っていないと思う。 クロスフェードからわくわくしていた楽曲をコラボヘッドホンで聴いた時は多幸感に包まれたなあ。もちろん無駄トークという名の4人の茶番とだべりも。 それからは毎日新しいアルバムを聴いてわくわくし、既存の曲も聴き、さらに日刊の動画を中心にニコニコして武道館までの日を過ごした。 長くなったが来る2月18日。 天候は悪くなく、旅路も順調。 現地に着けば大勢のファン、そしてあの建物に彼らの垂れ幕が下りている。 「ついに来たなぁ」とドキドキワクワクしつつ、半分は実感がなかった。 人の多さも然る事乍らフラワースタンドの多さも凄まじい。 本人の友人らからの素敵で面白いもの、関係した企業からのもの、ご親族からと心動かされるもの、ファン一同からのものと様々。 後日ブログに上がった写真だけでも50はあるのでは?愛されてるなあほんと。 *LINEブログ MSSP初武道館ライブありがとうございました!&重大告知! http://lineblog.me/mssp/archives/8322411.html?t=1 各フォロワーさんとのご挨拶も済ませ、心優しきフォロワーさんに代行をお願いした(本当にありがとうございました!)ペンライト、タオル、パンフを持っていざ武道館内へ。 武道館の出会い厨は桁違いの難易度で多々ご迷惑掛けたかと思いますがお会いさせていただいた皆さんありがとうございました。 座席に着いて荷物の整理とペンライトの確認をし、パンフを一通り軽く読んだ。 FBさんの回答でやられたり、えおえおさんの回答を見て個人的には「先に読んでよかったな」と思ったり。 顔を上げれば神戸大阪からさらに煌びやかになったステージ、そしてサイドへの花道と、見上げて旗めく大きな日本国旗。 席はアリーナの真ん中近くだったため比較的ステージも近く、花道を見ようとすれば首を振る必要があった。 花道端に階段があったので「もしトロッコが来たらうたプリライブで見たことあるやつだな」と想像してニヤついていた。 おそらく定刻通りに開始したライブ。 会場は暗くなるが同時に客がペンライトをつけるため会場はそれとなく明るい。 私もいつもなら赤と青緑黄色からもう一色を照らすため、そこに悩む��とがあった。 しかし今回はCHP、SMT、PoLDで1本ずつ購入した分+武道館デザインの1本で4本用意、つまり1本1色ずつ。 4色照らせるの気持ちいい〜!!今更ながらこれオススメです。 MSSPのライブといえばまずはオープニングムービー。 武道館では正面と、サイド席から見やすいように左右にもそれぞれ1つずつ大画面が配置されており、今回もそこに本ツアーのロゴが大きく映し出された。 肝心の内容といえばRPG衣装の4人が城や教会や街を回る映像に、本人達がアテレコしもの。 魔王を倒すストーリーはあるが、4人の掛け合いを中心に映像編集や音声編集にも凝っており、観客の笑いを誘う。 FBさんの適当な発言、きっくんのガトリングボケ、あろまさんのやけくそな愚痴、それ以上にHigh方面にやけくそなeoheohさんの大ボケ。 きっくんがオナラをこきながら復活した時は思わずむせたし、セグウェイに肩車して大事故(しかも3回)を起こした時は爆笑した。 MSSPによるカオスさを含んだライブはここから既に始まっている。 そして観客の中でストーリーを理解している人はほとんどいないと思う(いたら教えてほしい)。 4人が「いざ武道館へ」というところでムービーは終わり、観客から期待に満ちた声が起こる。 ステージ上がスっと明るくなりそこへ下手から走って出てくる4人。上がる歓声。煌めくペンライトの波。 ついに武道館のステージにM.S.S Projectの4人が立った瞬間である。 きっくんの「せーの」に合わせて観客も一緒に「すぽーん!」の掛け声。MSSPの登場といえばこれだ〜! ここからは4人のいつもの軽快なカオストークが繰り広げられる。 序盤はムービーに沿って「魔王を倒す」ことに少し触れ、武道館という会場を見渡す。 どういう流れだったかFBさんが釣り人のような釣りの動作をし、あろまさんが「帽子を忘れた」ことを告白した。 eoheohさんは帽子を取られて「イヤーン(棒)」と言うが微塵も恥ずかしそうではないし、あろまさんはその帽子を被って「湖畔に絵描きに来た貴族」になった。 4人に多少緊張はあったように感じたが、ほとんど変わらない彼らを見ると勝手に4人の結束力のような、4人でいれば安心できるのだろうかということを思った。 話は魔王討伐に戻り(まさかの観客の大部分が魔王で、武道館は雑魚であるMSSPを見世物とする闘技場だった)、ライブはゲーム実況へ移る。 いつも通りスタッフによりステージ真ん中へテーブルと4席の椅子が用意される。 座る時にFBさんがあろまさんへぶつかり文句を言われていたが、それほどまでに4人は広いステージの1箇所にキュッと集まっているのだ。 武道館でも変わらないこのスタイルで4人が始めたゲームはナンジャモンジャ! 以前の生放送で大好評だったアナログゲームをやること、またそれを武道館という大舞台でやることに私も観客は大盛り上がり。 ゲームの箱を見ただけで観客から笑い声や、"前世"の名前がちらほら聞こえてきた。 (ちなみに当時の配信はMSSPチャンネルでアーカイブ化されている。未会員の方はぜひご検討を!) MSSPの面白いところは、ゲーム開始前の順番決めジャンケンから本人達がボケ倒すところ。 未だに私はSMT大阪の「たこ焼きジャンケン」を思い出す。 今回はきっくんが勝利したにも関わらずあろまさんが「じゃあ俺から行くね」と発言し、実際にあろまさんから始めることとなった。 独特なキャラクター達に各々のセンスで名前を付けていくメンバー。 eoheohさんは"前世"の名前を結構覚えており思い出し笑いをし、他の3人も前回の記憶が残っているようで「お前(FB)南部さんマスターだからな」とあろまさんも笑っていた。 特に前回大人気だった、オレンジ球体に羽のような手と茶色い脚が生えた目の可愛いキャラクターは出た瞬間にメンバーも観客も声を上げ、同じ名前が命名された。 きっくんが1つに「うちのおかん」と名付け母親に手を振っていたところで、この場に各メンバーの親族や親しい友人らが見に来ていることとここが武道館であることを思い出した。 ここはMSSPにとって晴れ舞台の武道館だ。 ステージ上で4人は固まってテーブル囲んでるけど。 そんな中、例のカードでは身振り付きで名前を呼んだり、あろまの発言力の高さが垣間見えたり、かと思ったらジャンケンコールをふざけたきっくんに素直に勝ちを譲ったり、FBの絶叫が武道館内へ響き渡ったりした。 時間の都合で最後は1ポイント=10ポイント方式を採用し、きっくんが圧勝。 その場にいた1万人以上が直前の記憶を失うなど、観客もメンバー同様大いにはしゃいで盛り上がった。 続いてはテーブルを入れ替えてデジタルのゲームへ。 再度運ばれたテーブルの前へ座ったきっくんはすぐに「あろまこれ!」と水の入ったペットボトルを手に取る。 きっくんがあろまさんに耳打ちし、あろまさんが水を口に含んだかと思えば「おァー!!」という叫びとともにあろまさんの口から水が飛び出し会場内は笑いの渦に。 本ツアー東京公演でも行われたあろまさんによるマーライオン、武道館では目の前のディスプレイにまで水が飛んでいた。 チャンネルの裏側動画では見ていたが、生で見るとまたその勢いにゲラゲラ笑ってしまった。 「このコントローラー濡れてる〜」とボケ倒しの鬼に、隣できっくんが無邪気に笑っていたあたりお気に入りのボケなのだろう。 デジタルゲームではまさかのM.S.S.Planet 〜古に伝わりし勇者達〜をプレイ! これは以前自分達のアルバムの特典として付いていたゲームで、本人達も実況動画をあげている。 乱闘でむちゃくちゃになり「くらえ!」「うぃ〜」「やーめろ!こっちくんな!」「ポイントやべえ!あろまねらえ!」といつも通り騒ぎながらプレイしていた。 1回目はあろまさんが1人3ケタに乗って勝利し、1回目では「下の道路流れが速い〜!」と笑いながらつっこんでいたFBさんが2回目に勝利した。 結果が出る前の私といえば、ペンライトを4色照らして勝利メンバーの色のペンライトのみ持ち上げておめでとうの意を表した。これ楽しいぞ!4色持ち便利ですな! ゲーム実況を終えると4人は舞台袖へはけていき、また会場の照明が落とされる。 そこに響き渡るは2度目のきっくんの「すぽーん!」、そして画面には「SOUND ONLY」の文字とロゴ。 この時間は音楽ライブへの転換なのだがここを退屈させないのがMSSPライブの好きなところ。 ラジオ形式をとりつつ、毎度あるテーマに沿った各メンバーのイラストを紹介する時間だ。 今はもう私たちファンの中では当たり前に感じてしまっているかもしれないが、このオープニングと後に流れる幕間のムービー、会場ごとによってそれぞれ違う。 ご当地ネタ(大体食べ物)をゴリ押ししてくることがほとんどだが、今回は武道館というワードを連発していたような気がする。 今回は「武道館のファンタジア」というテーマで各自イラストを描いていた。 イラスト自体にインパクトがありそれだけでも面白いのが、各メンバーの説明(言い訳?)やツッコミにより更に面白くなる。 日の丸の件は本当に笑わせてもらった。 この辺りは普段チャンネル動画として配信されている「週刊MSSP」における4コマ漫画の賜物ではないだろうか。違うか。 音声が止まりスクリーンが暗転になると始まるは音楽ライブ。 ステージ後方を隠していたパネルが左右へ開き楽器を構えたサポートメンバーが見える。 「来るっ…!」と私も身構えたが、おかしい。ドラムが鳴らない。真ん中から光が差し込まない。 オロオロしていた耳に聞こえてきたのはピキピキパキパキとしたシンセ音。これ、Divine Ashじゃん! まさかわずか10日前に出したアルバムの新曲からいきなり始まるとは思わなかった。 その興奮に畳み掛けるのがまさかのポップアップでのメンバー登場。 キーボードを構えたFBさんが下から緩やかに登場し、まるで氷漬けにされたかのように静止していた。かなりその姿に痺れた。 心が休まる暇もなく続いてeoheohさんとあろまさんがポップアップで勢いよく下から飛び出す。これは本当に悲鳴が出た。 心臓の高鳴りに合わせて音楽も盛り上がり、メロ部分へ。それと同時にギターを弾きながらきっくんがせり上がっての登場。もう息ができなかった。 当然なのだがきっくんのギターメロが始まると静止していたFBさんも楽器を弾き始める。 そこが「FBさんは氷付けにされているがその氷に少しずつヒビが入り(ピキピキ音)きっくんのギターによってついにその氷が解けて動き出した」という妄想に繋がった。ファンの私も厨二病だ。 休む間なく2曲目はOver Road!本ツアーで1曲目に使われていた楽曲で勢い付く曲だ。 私はこの曲におけるあろまさんとeoheohさんの振り付けが好きなのだが一部変わっており「武道館へブラッシュアップしてきている…!」と驚き感動した。僅かな日数でここまで…! そしてこの曲、何度も言うがシンセからギターへのメロ移行における照明効果が素晴らしい。照明プラン組んだ人とオペレーターさんには拍手喝采。 各楽器の音の余韻に浸る暇なく流れるソリッドなシンセ音ときっくんの「踊れェ!」コール。 テンションが上がらないわけがないぞENMA DANCE! 前2曲はインストだったがこの曲はVOCALOID初音ミクの声が響き渡る。元はギターが無い曲だが、イントロでシンセと同じリフをきっくんがギターで弾いているのがかっこいい。 そしてパフォーマーであるeoheohさんとあろまさんのダンスやグラフィックポイの扱いが光るのもこの曲。 それぞれの掛け合いがある振り付けや、ソロダンス(eoheohさんのジャンプとあろまさんの起き上がりが特に痺れる)、ポイを使っての絡みがすごい。 特にeoheohさんはグラフィックポイを勢いよくかつ自由自在に操り、出で立ちも含めて"そういう役職"のキャラのようだった。 そろそろ一息かと思えばそのまま「お前しょうもないわ!」「オゥケーイ!」「うるせぇよ!」「eoheohです!」と4人の勢いあるセリフ。Borderlandsのテーマだ! eoheohさんとあろまさんはCO2?水蒸気?の出る銃を持って登場し、そのまま舞台端の花道へ歩いて行く。 思わず目をひん剥いた。花道先にMSSPロゴのトロッコが見えたから。うわ!しかも乗った!これはやばい! 2人を乗せたトロッコは観客へガスを浴びせながらアリーナを突っ切って会場のど真ん中へ。 この曲は4人それぞれがボーダーランズ実況で操作していたキャラのパートを歌うので、あちこちキョロキョロしてしまった。おかげでeoheohさんの「瞬殺KO」が見れたけど。 そして掛け声が多いのもこの曲の楽しいところ。会場全体が今の状況を表すように「超エキサイティング!」と叫ぶ。本当に楽しい。 MCを挟みきっくんのタイトルコールから幾四音-Ixion-。 この曲の振り付けは音ハメが気持ちよく、歌詞に合わせられておりかつかっこいいものとなっている。 ベタ褒めするくらいこの曲の振り付けは印象的なので何度でも見たくなる。 「究極の力 幾四音」という歌詞が妙に響いてきて、この4人が作り出すステージだということを改めて認識させられる曲だった。 綺麗なベルトーンからギターのスライド。THE BLUEで武道館が真っ青に染まる! この時のペ��ライトの波の美しさったらない。私も一時ステージから目を離して周りをぐるりと見渡す。その光景は圧巻。 私はMSSPのライブに来るまで「ライブでペンライトを振る」などしたことなかったが、この曲は「ライブでペンライトを振る」楽しさと感動を教えてくれた曲だ。 急いでイントロ部分で4本とも青にしたペンライトを小刻みに揺らし、Bメロ最後の「Ah~」で腕を伸ばし、その後のサビでまた大きくペンライトを振る。とっても気持ちいい! またギターのバッキングが絶大に楽しい曲で、きっくんとサポートのポンデ王子はサビ部分で大きく頭を揺らす。 激しいパフォーマンスをするきっくんも、大サビ前の少し静まるところではまるで指揮者のように腕を広げる。それに合わせて揺れる青い光の海。きっとこの時ステージ上の照明はあえて抑え目にしているのだと思う。本当にこの曲のこの部分が大好きだ。 さて次は何色にするかと思ったところに響くFBさんの声。M.S.S.PiruPiruTUNE!FBさんカラーでこのまま青だ! この曲はFBさんの歌の気持ちよさを存分に味わえ、楽しそうにギターを弾くきっくんと音に合わせて可愛らしいダンスを踊るあろまさんとeoheohさんによりその場を浮遊感のあるステージにする。 この曲はキーボードソロもあるためFBさんは大変だろう。 そしてFBさんのソロ時にきっくんがそっと見守るという光景は今までも見た。 しかし今回はそれだけでなく、FBさんがソロを終えるときっくんはまるで「FBのソロでした」と言うように、FBさんの方へ腕を広げながら後ろへ下がっていったのだ。この相棒感は長年の付き合いで出せるものなのか。 そしてMC。今回非常にテンションが上がっていたようで、どのMCがどこに入っていたかが定かではない。 FBさんの耳打ちによりeoheohさんが観客への煽り(棒)を披露したり、同じようにFBさんもかっこよくまた気持ち悪く煽ったりしていた。 eoheohさんによる「ファンタジア~↑」という不思議なMCがあったことも覚えている。 後半あろまさんとeoheohさんはパフォーマンスのせいもあって、肩で呼吸をしているのもわかった。 そういえばきっくんがカメラと追いかけっこしていた時もあったなあ。あの時に少し映ったステージからの景色がとても綺麗だった。 次もきっくんのコールにより披露。まさかの三次元▽TriangleJUNCTIONに思わず声が上がる。また新曲だ。 切ないディストピアな世界を感じさせる音に、響く低音からつんざく高音までボーカルが操る。 サビ前ではFBさんによる△の身振りがあり、その表情と共に印象に残っている。 パフォーマンス組の振り付けもよく、これも歌詞や世界観をくみ取ったものとなっていた。 「Fly to the Sky/Night」の部分では今まさに飛び立つかの如く敬礼をしていた。曲の雰囲気も相まってまるで叶わぬ夢とわかって空へと旅立つ心理を描いているようで非常に胸が苦しくなった。ここが一番お気に入りの振り付けかもしれない。 そして重低音が響くM.S.S.Phantom。 eoheohさんはサンプラーを、あろまさんはエアギターでのパフォーマンスだ。eoheohさんの非常にダイナミックなサンプラー操作がかっこいい。 そして大サビ前でのジャンプ。今まではきっくんとポンデ王子がやっていたように思うが、今回は4人全員とも飛んでいた。ツアー後半からそうなっていたのだろうか。とにかくかっこよかった。 曲がフェードアウトしていってシーケンスだけになっても揺れるペンライトがさらに曲の余韻に浸らせる。 暗くなった舞台上を見つめていると、おや、奥のお立ち台に旗が見える? そして始まるは迫力のあるイントロ。Egoist Unfair!奥にはMSSPのロゴが入った旗を掲げるパフォーマンス組。 ギターも歌も高難易度な曲なだけに、なかなかきっくんは苦しそうだった。FBさんのコーラスで支える場面も見えた。 この曲は旗の扱いがかっこよく、掲げたり振ったりと大きい動きも多い。 特にギターソロ部分、花道の端まで駆けて行って大きく振り、また逆の花道まで全力で走って大きく旗を振り、そして定位置へ楽曲のジャストなタイミングで戻ってきた。素晴らしくかっこいいパフォーマンスだった。 MCが入って次はなんと「ゾンビに立ち向かう曲」。 ここで一瞬「Left4Deadか!?」と毎回思うが、FBさんのコールから始まるPhew! よく考えればOverRoadもゾンビゲーの曲だからゾンビに縁がありすぎるグループである。 パフォーマンス組のパントマイムと、楽器演奏組がお互いちょっかいを掛け合うシーンもあり、コミカルなステージングだ。ピアノソロ部分は動ける楽器陣がサポートのたかCの元へ集まり応援(?)しているのも印象的だ。 ここで軽快なドラムソロが始まる。MSSPのライブにとってこれはあの曲の合図。会場がじわじわと黄色へ染まっていく。 コールのある曲のため、曲を始める前にメンバーによるコール指導が行われる。 「きっくんきっくん!」「えふえろえふえろ!」「あろえびあろえび!」「えおえきくふびぁ○■$△~」と様々なコールを練習し、始まるはKIKKUNのテーマ! 腕を振って「きっくん!きっくん!」と大声で叫ぶ時の楽しさよ! パフォーマンス組は黄色の輪を腕に通して回したり、お互いを目標に輪投げをしたり、漆黒の堕天使にちなんで天使の輪っかにしたりと様々なパフォーマンスを見せる。ダイビングキャッチをしたeoheohさんから運動神経の良さを再確認した。あのフォルムでそこまで動けるのか…。 最後はきっくんの周りにメンバーが全員集まる楽しい図にこちらも嬉しくなる。 きっくんを中心に進められるMCだが、ここではきっくんがメンバーと顔を見合わせお互いに笑いながら話していた。 メンバーもなぜきっくんが笑っているが合点がいっているらしく「お?」と笑いながら合いの手を入れる。 「そう、実はMSSPは海賊だったのでーす!」 きたぞGlory Soul!新アルバムのキラーチューンとも言える楽曲だ。 掛け声が多いがファンもなんのその、ライブで初めて演奏するにも関わらず「Hell!Yeah!」「かいぞーく!」等が揃っていた。私も叫んだ。本当楽しいなこの曲! しかしまさかeoheohさんとあろまさんが剣をもって殺陣をするとは思いもよらなかった。本当にパフォーマンスが一段階も二段階も上がっているぞどういうことだ…! 全員がトロッコに乗って観客の中という大海原へ出航し、真ん中で集まる4人が本当に海賊団のように見えた。 そして非常に驚いたのだが、この曲の時にFBさんの地声が聞こえてきた。 座席がアリーナ中央寄りだったためトロッコもとい海賊船が非常に近かったのだ。そのおかげでFBさんについてスピーカーからの声と目の前からの地声と2つ聞こえてきた。この環境で聞こえるほどだから、やはり地声は非常に大きいのだろう。 テンション冷めやらぬまま海賊船を見上げていると、流れる軽快な音楽。そしてカウントアップ。M.S.S.Party! 武道館の真ん中で4人が集まり、一気に空気は海から幸せなパーティ会場へ。 掛け声を完璧にしたいと思って当日飛行機内で復習していた成果が出た。 無事ステージという名の陸へ戻った4人は、どうやらトロッコで船酔いしたらしい。 「これじゃあ海賊になれない」「海賊って…すごいん…やなあ…」「海賊やめて陸にいよう」「それじゃあもう家族だな」といつも通りの軽快なトークが繰り広げられる。 しかし楽しい時間も終焉。ラストは本ツアータイトルにも関連するM.S.S.Phantasia。 応援してきたファンにとっては非常に心をつかまれる歌詞。ライブも終盤、疲労もあるだろうが4人全員で歌っているサビにはグッとくる。 静かなアウトロでは、きっくんが会場全体をじっくりと見つめて言葉を少しずつ発していたのが印象的だった。 4人は舞台奥の光の中へ消えていき、本編は終了。 アンコールは一体何が来るかとソワソワしていると、聞こえてくるギターのアルペジオ。 個人的に武道館でやってほしい曲上位に入っていたAwakeningだ!ペンライトを黄色にして泣きそうな顔で振っていたように記憶している。 そんな顔をしていたら突如ピアノロールからの明るいイントロ。まさかのMISSING LINK!慌てて赤に変える。 ソロ曲の歌声はハキハキとしていて、本人も楽しそうだったのが印象的だ。 これも初ライブだが観客の合いの手が揃う。きっと多くのファンがライブで歌った際のノリ方を予習していたに違いない。もれなく私もそう。 ここでそれとなく察しがつき、次はI'll be…!会場が緑一色になるのは珍しいのでは? パフォーマンスで激しい動きをしたにも関わらず、非常に伸びがあり安定感のある歌声。あのフォルムの中に人がいて歌っているということがにわかには想像できない。 ラストはWAKASAGIで会場は青色に。 可愛いチップチューンに伸びやかなFBさんのボーカル。CDのようなオートチューンはないがその分気持ちいいくらいの歌声が聞こえた。 しかしまさかのソロ曲に、しかもメドレーで非常に驚いた。 さすがにアルバムが出て間もないのにライブでソロ曲をというのは難しいかと思っていたが、なるほどメドレーという手段!と感心した。 初めてソロ曲を披露するのが武道館って、あろまさんとeoheohさんすげぇ体験してるなぁ…。 きっくんのMCを挟んでアンコール2曲目はReBirth。最新のマインクラフト実況テーマにもなっている曲だ。 武道館に来れた、しかしそれはゴールではない。まだ4人は新しい世界を作り、進んでいく。 そんな風に言ってもらえたような気がした。 この前後きっくんのMCは溢れんばかりの思いが入り混じって少しずつ零れているようだった。きっと喜びや感謝、感動、それまでの過程にあったであろう負の場面、感情、いろんなことが過ったことだと思う。気持ちが先行して口から出ていた言葉は、すべてきっくんが感じた素直な言葉だと思ったから、私は全身全霊でその言葉を受けた。 そしてアンコールラストにWe are MSSP! きっくんはこの曲を「本当に作ってよかった」と言っていた。 ここは選択肢を切られ残された場所なのかもしれない。でもきっと4人が進むのなら間違った道には進まないと思う。 この曲は、M.S.S Projectを表すときにこれ以上ない曲だと思っている。 集合写真を撮り、4人は花道を歩いてサイドの観客へも御礼に回った。 FBさんの全力疾走とそれを見送るメンバー、そして呼び戻すきっくんの図を見て、今日のこの時間が終わらなければいいのになと正直に思った。 きっくんは「またここへ戻ってきたい」と、FBさんは「また戻ってくるぜ」とそんなニュアンスのことを言っていたから、また自分のペースで応援しつつ私もここへ来たい。宇宙ツアーのためにお金貯めなきゃ。
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日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館「聴いて 歌って 蓄音器コンサート」開催決定!
日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館「聴いて 歌って 蓄音器コンサート」開催決定! #蓄音機 #コンサート #日本コロムビア #道の駅日光 #日光街道ニコニコ本陣
よく考えると、電気使わないから、ありゃりゃではあるのだけれど、蓄音機を使ったコンサートが開催されるそうです。
蓄音機の音って聞いたことありますか?
78回転なので、時々だけど、おっ!と思うような音が出てくることがあるんだよね。
日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館「聴いて 歌って 蓄音器コンサート」開催決定! 日本コロムビア株式会社
聴いて 歌って 蓄音器コンサート
日本コロムビアが指定管理をしている「道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣」内、日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館では、2018年5月に開催し好評を博した蓄音器コンサートに引き続き、第2回目の「蓄音器コンサート」を2018年9月22日に開催決定。
今回も100年ほど前の蓄音器を使用し、昭和の名曲や懐かしい童謡唱歌を収録したSPレコードを、日本コロムビアの制作プロデューサー、ディレクターやエンジニアの解説とともに、…
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