#成功や金では決して埋め合わせにはならない喪失��そこにはある
Explore tagged Tumblr posts
Text
病、無知、不調、不機嫌、貧困、障害、不幸etc.は、それをヨリドコロにして権力(利益)を獲得することが可能
14 notes
·
View notes
Text
241013 OVERLAP
想像以上に「手のフィギュア」むっちゃ使えて、最初飾ってたけどもう常にそこら辺に直前に描いた絵のポーズして転がってる
ああ、この感じ
ファッション性(不必要性)ゼロ、有用性のみで作られた環境アンド、その有用なものを全然大切にしてない感じ
すなわち「身の回りの空間を肉体の延長線」として捉えている感じ
懐かしい...
散らかりの中に埋もれたHUNTERXHUNTER新刊を気ままに拾い、偶然開いたページから気ままに読む
富樫漫画はそういう読み方をするのに向いている
士郎正宗の漫画もそう
セリフ多すぎ、情報量多すぎな漫画は「食べても食べても無くならないチート食料」みたいなもん
なんかほんと、懐かしいよ。中高生の頃のテンションだ
-----------------------
【過去振り返りシリーズ】
なぜここに戻ったんだろう?
「安定を失い続ける」事に成功したからだ
学生時代は先行き不透明すぎたから自分磨きの実験と投資と現実逃避し続けていた
進学目指してたらまた違っただろうけどな。就職したくないけど卒業しちゃうから消去法で就職先探すイメージ
あん時たまたま母親の再婚候補だったTさんが「タロちゃん、これいいんじゃない?」って見せてくれたKCEスクール(後のコナミスクール)のチラシが自分の運命を決定づけた
なんか学費とんでもなく高かったんだけど、母もよく許可してくれたもんだ
年、150万とかだった気する...一応3年くらい居座れるのかな(3年いた���450万超え)
自分はそこを半年で特待生で卒業した。だから合計70万くらいだったんじゃなかろーか
19歳で就職してゲーム会社の前線にインターンで入って、20歳ん時にはPS2のメジャータイトルの2Dディレクターやってるとか、今の自分の視点で観ても「おかしなキャリア」だ
それで23歳過ぎてからあんなふざけたサイト立ち上げてWEBで毎日はしゃいでたんだから、ほんと贅沢オブ贅沢
でもなんだかんだでその後うつ病になっちゃうんだよな笑
うつ病には「うつ病になっても困らないバッファがあるやつ」しかなれない。正確には「うつ病のままでは生命を維持できない」
中途半端に余裕と安定ありすぎたよ当時はほんと
「明日食べるご飯にも困るくらい、シリアスな貧乏を味わってみたい...」
今ようやく、その贅沢味わえてる
私は幼少期、あらゆる意味で甘やかされ、恵まれすぎていた。母の自己犠牲におんぶにだっこで文句垂れまくりながら生きていた
けど、今思うとあの「思い出」があるからやれてるってのある
いつでも子供時代の「万能感や成功体験」思い出せるもの
これ、後から金では決して買えねーんすよ
「同じ挫折と喪失」味わったなら、のび太よりスネ夫の方が絶望せずに頑張れるんすよ現実においては(まだ得てないのに更に取られるってのは精神が耐えきれないんす)
・
なにこれ?!
誰のことも応援できてない。ダメでしょ。やり直し
いや、母だよ。母すげーわ。うちの母、すごかった!!
ありえねぇ... あんなクッソ生意気な運動音痴で言ってることやってる事支離滅裂なガキを... なぜ??
なぜだ...
それを知りたくて妻に娘を産んでもらったけど、秒でわかった
愛おしい。何のおもねりもなく「自分は生きていてもいい」と確信している存在は、かわいらしい
自分や妻の遺伝子からこんなにも「穢れていない」心を持った存在が生まれてくる事が嬉しすぎた
母は凄まじく封建主義的な家で育ち、結婚相手も親がすべて決めてしまうような、その時代においても「無い」とされる扱い受けて生きてきた(兄弟が沢山いたので比較的雑に扱われたのだ)
その後なんだかんだあって二人の息子(自分の父違いの兄)を田舎に残し離婚、東京でホステスやってる際に���会ったシンガーソングライターの男との間に出来た子供が自分であった
父は母の鼻の骨を折るレベルの暴力振るうカスだったので自分が生まれたタイミングで離婚。どこぞのボランティア団体から「片親では共倒れになるから里子(養子)に出した方がいい」とアドバイスされるも頑なに一人で育てると決意し自分を育てた
娘にはいい意味でも悪い意味でも自分の遺伝子が100%継がれているのを感じる
言ってることもやってる事も幼少期の自分を俯瞰視点でリプレイ観てるかのようだ。性別変更しても器質が似てると似たパーソナリティになるんだな
なので個人的には娘はかなり「男性的」な性格に感じるがおそらく私が感じているそれは男性性ではなく「ADHDの特性」なのだ
独善、無配慮、退屈耐性の無さ
いや、それは一人っ子の特徴でもあるから一概には言えない...
まあなんでもいいとにかく自分はそんな自分とそっくりの特性持つ娘と向き合っていて「めちゃくちゃありがたい」と日々思っている(妻も「娘の存在」があるから生きていられるのだと常々言っている)
自分とそっくりな人間が自分にこの感情を与えるのなら、多分母も似た感情を感じていてくれてたのだ
母は「お前を里子に出すなんて事は考えた事もない。どんな事情で生まれようと私はもう子供を決して置き去りにしない」的なことを常に言っていた
意味分からんと思っていたが、田舎に子供(兄貴たち)を置いてきた事が母の「一生の後悔」だったのだ。その罪滅ぼしとして、自分を育てていたのは明らかだが、当然それだけではあるまい
そこには自己犠牲するに足る安らぎが間違いなくあった
子供である自分がそれを「無自覚に生み出して」いたのだ。あまりにも痛みを知らず配慮を知らず、お膳立てされまくった安全なフィールドで勝手に傷つき心を病み、なんでなんでと騒ぎ立てる。こりゃ自分が護らないと秒で死ぬな、という確信
でもさ、自分の場合そこにはまた一個メタが被ってんだ。なぜならそーいう育てられ方 / 生き方をした結果「なんとかなってる」から
だから娘にも全力でコストかけて育てていけば、例え途中で大きな試練にぶち当たろうとも、いずれは自分と似たゴールにたどり着けると思ってる。まあ、親は皆そう思う。他に信じられるアレもないし
娘が「ハンデ負い人生2」やってるのを見守りつつ支えるのが自分の生き甲斐だよ
この機会、時間を与えてくれた今までのすべてに、ありがとう
【✓】
0 notes
Text
野宮です。
「ナイール」という名前で、「萩原ぎょん」「広野」という旧知の仲の3人で、コントや漫才をしています。
このブログでは、ライブ当日や、練習で集まった日についての日記を書きます。
2024年3月17日(日)
アンダー5アワードの提出用の動画撮影とネタ合わせをするために集まった。
いつも行く渋谷のタパスタパスが混んでいたので、宮益坂の通りの向かいの你好に行った。
レンタルスペースで動画撮影をした。
次のライブでは、アマチュアのコントの大会に向けたコントをやることになった。ストックの割にコントはあまりやっていないので、ネタの選考から始まった。候補に挙げた6本のネタを一度全て声に出して読み通して、1本に絞った。
ネタを書く個人的な感覚だが、読んでみると台本に無駄なところが多いことに気づく。これは今に始まったことではないのだが、書き手としての力不足を感じる。ネタを練習の過程の序盤は、「おもしろくしていく作業」より、「無駄なところを捨てる作業」が多い。これは時間の無駄だと思う。いつになったら上手くなるのだろうか。笑いに繋がらないやり取り、弱いボケ、登場人物のキャラが一貫しないような言い回し、こういったものは初めから排除したい。「とりあえずできた」を完成稿にしてしまっているのが良くないと思う。
それとは別に、ネタ合わせで合議で決めていることにも多少の苛立ちがある。自分に実力と実績と自信があれば、意見を押し通せるのだが、チームの中でその権限がない。他の誰かに委任できるほどの心の広さがないことにもがっかりする。
その後は前回少しだけ取り掛かった改名について、ちゃんと話し合った。ホワイトボードいっぱいに候補を挙げたが、「これがいい」というものは生まれなかったので保留にした。
夜になったので公園通りのデニーズへ移動して夕食を取った。
デニーズのチキンジャンバラヤ
ラジオをやろうか、という話をした。
インターネットラジオについて、手法と、特徴と、それぞれのメリットデメリットと、流行っているプラットフォームをメンバーに説明したが、机上の空論ばかり喋って虚しくなった。頭でっかちの情報ばかりで結局なんの結果も生み出していない。
広野さんと、「スタート地点から少しも進んでいないので、ゴールまで何分の1のところに来ているかが測定不能になっている。」という話をした。社会人お笑いの活動の中で、少しでも進歩が見られれば、その一歩がゴールまでの100分の1なのか1000分の1なのかがわかるが、ずっと0メートルにいるので、何分の1という測り方ができない。
【ここからは前回の日記を書いた日から今回までに思ったことのメモです。】
・社会人お笑いをやり始めて足掛け2年だが、なに一つとしてうまくいかない。舞台で全くネタがうけない。一回も当たってない博打に金を注ぎ込み続けているような気分である。今のところやればやるだけ悲しくなる。
・声の出し方が根本的に間違ってるのかもしれない。映像を見ていると、無理して中くらいの声を出している感じがして、それがつまらない発声のような気がする。本当は、余裕で大きい声が出てないといけないのに。
・憧れの後輩とかなり久しぶりに会った。「(台本を)見てます」「(活動を)見たい」と言われて、嬉しいという気持ち100で返したいのに、それを超える恥ずかしいという感情が出てしまって自分でも混乱した。誰かに「見てます」「見たい」と言われるためだけに決心して計画してやっていたはずなのに、素直に嬉しいと返せなかったことで初めて、自分の活動について自信を喪失していることに気づいた。自信がないものを人に見せようとしているなどという状態で見てもらえるはずがない。ネタがうまくいかないからって色んなことに手を出したけど、並行してやったせいで全体のクオリティが下がっていることも問題ある。
・(上の続き)感覚として例えるなら、これまでクラスの隅で、2人に向けておもしろいと思ったことを発表していたのから、学級委員長に勧められていざクラスの真ん中に立ったら、いつもと同じパフォーマンスができる自信が全くない感じ。クラスの隅にいるときも、頭の中の強気な自分は「自分はクラスで一番おもしろい」と思っているけど、本当は勝負できない感じ。自分のレベルから逃げずに向き合って、その強気と弱気のギャップを埋めることによって、クラスの真ん中でも緊張せずに振る舞えるようになった状態が、ライブでうける状態なんだと思った。
・その後輩に見てもらって恥ずかしくないものを作ろうと思った。
・でもやはり、1人確実にみてくれている、というのを精神の拠り所にするだけで十分やっていけるような気もする。ありがとう。
・Twitterについて、昔はしばらく頑張っていたが、どうあがいても一向にフォロワーが増えないのでもう熱が冷めてしまって休止させている。一回書いたが、「見る専アカ」とか「放置アカ」を除いて、ちゃんと定期的に稼働させている人間で自分よりフォロワーが少ない人をみたことがない。今になってもう一度やろうとしても、「公の人として明るく楽しいことしか書いてはいけない(暗い奴のことを見たい人なんていないから。)」と頭では考えるが、明るく楽しいことが何一つとして思い浮かばない。お知らせすることも何もないから無理やり何か言おうとすると暗いことしか残っていない。
・Twitterにしろ、この活動日誌にしろ、暗いことを言う必要がなくなる日が来たらこの活動は成功だと思う。
0 notes
Text
iFontMaker - Supported Glyphs
Latin//Alphabet// ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz0123456789 !"“”#$%&'‘’()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~ Latin//Accent// ¡¢£€¤¥¦§¨©ª«¬®¯°±²³´µ¶·¸¹º»¼½¾¿ÀÁÂÃÄÅÆÇÈÉÊËÌÍÎÏÐÑÒÓÔÕÖ×ØÙÚÛÜÝÞßàáâãäåæçèéêëìíîïðñòóôõö÷øùúûüýþÿ Latin//Extension 1// ĀāĂ㥹ĆćĈĉĊċČčĎďĐđĒēĔĕĖėĘęĚěĜĝĞğĠġĢģĤĥĦħĨĩĪīĬĭĮįİıIJijĴĵĶķĸĹĺĻļĽľĿŀŁłŃńŅņŇňʼnŊŋŌōŎŏŐőŒœŔŕŖŗŘřŚśŜŝŞşŠšŢţŤťŦŧŨũŪūŬŭŮůŰűŲųŴŵŶŷŸŹźŻżŽžſfffiflffifflſtst Latin//Extension 2// ƀƁƂƃƄƅƆƇƈƉƊƋƌƍƎƏƐƑƒƓƔƕƖƗƘƙƚƛƜƝƞƟƠơƢƣƤƥƦƧƨƩƪƫƬƭƮƯưƱƲƳƴƵƶƷƸƹƺƻƼƽƾƿǀǁǂǃDŽDždžLJLjljNJNjnjǍǎǏǐǑǒǓǔǕǖǗǘǙǚǛǜǝǞǟǠǡǢǣǤǥǦǧǨǩǪǫǬǭǮǯǰDZDzdzǴǵǶǷǸǹǺǻǼǽǾǿ Symbols//Web// –—‚„†‡‰‹›•…′″‾⁄℘ℑℜ™ℵ←↑→↓↔↵⇐⇑⇒⇓⇔∀∂∃∅∇∈∉∋∏∑−∗√∝∞∠∧∨∩∪∫∴∼≅≈≠≡≤≥⊂⊃⊄⊆⊇⊕⊗⊥⋅⌈⌉⌊⌋〈〉◊♠♣♥♦ Symbols//Dingbat// ✁✂✃✄✆✇✈✉✌✍✎✏✐✑✒✓✔✕✖✗✘✙✚✛✜✝✞✟✠✡✢✣✤✥✦✧✩✪✫✬✭✮✯✰✱✲✳✴✵✶✷✸✹✺✻✼✽✾✿❀❁❂❃❄❅❆❇❈❉❊❋❍❏❐❑❒❖❘❙❚❛❜❝❞❡❢❣❤❥❦❧❨❩❪❫❬❭❮❯❰❱❲❳❴❵❶❷❸❹❺❻❼❽❾❿➀➁➂➃➄➅➆➇➈➉➊➋➌➍➎➏➐➑➒➓➔➘➙➚➛➜➝➞➟➠➡➢➣➤➥➦➧➨➩➪➫➬➭➮➯➱➲➳➴➵➶➷➸➹➺➻➼➽➾ Japanese//かな// あいうえおかがきぎくぐけげこごさざしじすずせぜそぞただちぢつづてでとどなにぬねのはばぱひびぴふぶぷへべぺほぼぽまみむめもやゆよらりるれろわゐゑをんぁぃぅぇぉっゃゅょゎゔ゛゜ゝゞアイウエオカガキギクグケゲコゴサザシジスズセゼソゾタダチヂツヅテデトドナニヌネノハバパヒビピフブプヘベペホボポマミムメモヤユヨラリルレロワヰヱヲンァィゥェォッャュョヮヴヵヶヷヸヹヺヽヾ Japanese//小学一年// 一右雨円王音下火花貝学気九休玉金空月犬見五口校左三山子四糸字耳七車手十出女小上森人水正生青夕石赤千川先早草足村大男竹中虫町天田土二日入年白八百文木本名目立力林六 Japanese//小学二年// 引羽雲園遠何科夏家歌画回会海絵外角楽活間丸岩顔汽記帰弓牛魚京強教近兄形計元言原戸古午後語工公広交光考行高黄合谷国黒今才細作算止市矢姉思紙寺自時室社弱首秋週春書少場色食心新親図数西声星晴切雪船線前組走多太体台地池知茶昼長鳥朝直通弟店点電刀冬当東答頭同道読内南肉馬売買麦半番父風分聞米歩母方北毎妹万明鳴毛門夜野友用曜来里理話 Japanese//小学三年// 悪安暗医委意育員院飲運泳駅央横屋温化荷開界階寒感漢館岸起期客究急級宮球去橋業曲局銀区苦具君係軽血決研県庫湖向幸港号根祭皿仕死使始指歯詩次事持式実写者主守取酒受州拾終習集住重宿所暑助昭消商章勝乗植申身神真深進世整昔全相送想息速族他打対待代第題炭短談着注柱丁帳調追定庭笛鉄転都度投豆島湯登等動童農波配倍箱畑発反坂板皮悲美鼻筆氷表秒病品負部服福物平返勉放味命面問役薬由油有遊予羊洋葉陽様落流旅両緑礼列練路和 Japanese//小学四年// 愛案以衣位囲胃印英栄塩億加果貨課芽改械害街各覚完官管関観願希季紀喜旗器機議求泣救給挙漁共協鏡競極訓軍郡径型景芸欠結建健験固功好候航康告差菜最材昨札刷殺察参産散残士氏史司試児治辞失借種周祝順初松笑唱焼象照賞臣信成省清静席積折節説浅戦選然争倉巣束側続卒孫帯隊達単置仲貯兆腸低底停的典伝徒努灯堂働特得毒熱念敗梅博飯飛費必票標不夫付府副粉兵別辺変便包法望牧末満未脈民無約勇要養浴利陸良料量輪類令冷例歴連老労録 Japanese//小学五〜六年// 圧移因永営衛易益液演応往桜恩可仮価河過賀快解格確額刊幹慣眼基寄規技義逆久旧居許境均禁句群経潔件券険検限現減故個護効厚耕鉱構興講混査再災妻採際在財罪雑酸賛支志枝師資飼示似識質舎謝授修述術準序招承証条状常情織職制性政勢精製税責績接設舌絶銭祖素総造像増則測属率損退貸態団断築張提程適敵統銅導徳独任燃能破犯判版比肥非備俵評貧布婦富武復複仏編弁保墓報豊防貿暴務夢迷綿輸余預容略留領異遺域宇映延沿我灰拡革閣割株干巻看簡危机貴揮疑吸供胸郷勤筋系敬警劇激穴絹権憲源厳己呼誤后孝皇紅降鋼刻穀骨困砂座済裁策冊蚕至私姿視詞誌磁射捨尺若樹収宗就衆従縦縮熟純処署諸除将傷障城蒸針仁垂推寸盛聖誠宣専泉洗染善奏窓創装層操蔵臓存尊宅担探誕段暖値宙忠著庁頂潮賃痛展討党糖届難乳認納脳派拝背肺俳班晩否批秘腹奮並陛閉片補暮宝訪亡忘棒枚幕密盟模訳郵優幼欲翌乱卵覧裏律臨朗論 Japanese//中学// 亜哀挨曖扱宛嵐依威為畏尉萎偉椅彙違維慰緯壱逸芋咽姻淫陰隠韻唄鬱畝浦詠影鋭疫悦越謁閲炎怨宴援煙猿鉛縁艶汚凹押旺欧殴翁奥憶臆虞乙俺卸穏佳苛架華菓渦嫁暇禍靴寡箇稼蚊牙瓦雅餓介戒怪拐悔皆塊楷潰壊懐諧劾崖涯慨蓋該概骸��柿核殻郭較隔獲嚇穫岳顎掛括喝渇葛滑褐轄且釜鎌刈甘汗缶肝冠陥乾勘患貫喚堪換敢棺款閑勧寛歓監緩憾還環韓艦鑑含玩頑企伎忌奇祈軌既飢鬼亀幾棋棄毀畿輝騎宜偽欺儀戯擬犠菊吉喫詰却脚虐及丘朽臼糾嗅窮巨拒拠虚距御凶叫狂享況峡挟狭恐恭脅矯響驚仰暁凝巾斤菌琴僅緊錦謹襟吟駆惧愚偶遇隅串屈掘窟繰勲薫刑茎契恵啓掲渓蛍傾携継詣慶憬稽憩鶏迎鯨隙撃桁傑肩倹兼剣拳軒圏堅嫌献遣賢謙鍵繭顕懸幻玄弦舷股虎孤弧枯雇誇鼓錮顧互呉娯悟碁勾孔巧甲江坑抗攻更拘肯侯恒洪荒郊貢控梗喉慌硬絞項溝綱酵稿衡購乞拷剛傲豪克酷獄駒込頃昆恨婚痕紺魂墾懇沙唆詐鎖挫采砕宰栽彩斎債催塞歳載剤削柵索酢搾錯咲刹拶撮擦桟惨傘斬暫旨伺刺祉肢施恣脂紫嗣雌摯賜諮侍慈餌璽軸叱疾執湿嫉漆芝赦斜煮遮邪蛇酌釈爵寂朱狩殊珠腫趣寿呪需儒囚舟秀臭袖羞愁酬醜蹴襲汁充柔渋銃獣叔淑粛塾俊瞬旬巡盾准殉循潤遵庶緒如叙徐升召匠床抄肖尚昇沼宵症祥称渉紹訟掌晶焦硝粧詔奨詳彰憧衝償礁鐘丈冗浄剰畳壌嬢錠譲醸拭殖飾触嘱辱尻伸芯辛侵津唇娠振浸紳診寝慎審震薪刃尽迅甚陣尋腎須吹炊帥粋衰酔遂睡穂随髄枢崇据杉裾瀬是姓征斉牲凄逝婿誓請醒斥析脊隻惜戚跡籍拙窃摂仙占扇栓旋煎羨腺詮践箋潜遷薦繊鮮禅漸膳繕狙阻租措粗疎訴塑遡礎双壮荘捜挿桑掃曹曽爽喪痩葬僧遭槽踪燥霜騒藻憎贈即促捉俗賊遜汰妥唾堕惰駄耐怠胎泰堆袋逮替滞戴滝択沢卓拓託濯諾濁但脱奪棚誰丹旦胆淡嘆端綻鍛弾壇恥致遅痴稚緻畜逐蓄秩窒嫡抽衷酎鋳駐弔挑彫眺釣貼超跳徴嘲澄聴懲勅捗沈珍朕陳鎮椎墜塚漬坪爪鶴呈廷抵邸亭貞帝訂逓偵堤艇締諦泥��滴溺迭哲徹撤添塡殿斗吐妬途渡塗賭奴怒到逃倒凍唐桃透悼盗陶塔搭棟痘筒稲踏謄藤闘騰洞胴瞳峠匿督篤凸突屯豚頓貪鈍曇丼那謎鍋軟尼弐匂虹尿妊忍寧捻粘悩濃把覇婆罵杯排廃輩培陪媒賠伯拍泊迫剝舶薄漠縛爆箸肌鉢髪伐抜罰閥氾帆汎伴畔般販斑搬煩頒範繁藩蛮盤妃彼披卑疲被扉碑罷避尾眉微膝肘匹泌姫漂苗描猫浜賓頻敏瓶扶怖附訃赴浮符普腐敷膚賦譜侮舞封伏幅覆払沸紛雰噴墳憤丙併柄塀幣弊蔽餅壁璧癖蔑偏遍哺捕舗募慕簿芳邦奉抱泡胞俸倣峰砲崩蜂飽褒縫乏忙坊妨房肪某冒剖紡傍帽貌膨謀頰朴睦僕墨撲没勃堀奔翻凡盆麻摩磨魔昧埋膜枕又抹慢漫魅岬蜜妙眠矛霧娘冥銘滅免麺茂妄盲耗猛網黙紋冶弥厄躍闇喩愉諭癒唯幽悠湧猶裕雄誘憂融与誉妖庸揚揺溶腰瘍踊窯擁謡抑沃翼拉裸羅雷頼絡酪辣濫藍欄吏痢履璃離慄柳竜粒隆硫侶虜慮了涼猟陵僚寮療瞭糧厘倫隣瑠涙累塁励戻鈴零霊隷齢麗暦劣烈裂恋廉錬呂炉賂露弄郎浪廊楼漏籠麓賄脇惑枠湾腕 Japanese//記号// ・ー~、。〃〄々〆〇〈〉《》「」『』【】〒〓〔〕〖〗〘〙〜〝〞〟〠〡〢〣〤〥〦〧〨〩〰〳〴〵〶 Greek & Coptic//Standard// ʹ͵ͺͻͼͽ;΄΅Ά·ΈΉΊΌΎΏΐΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩΪΫάέήίΰαβγδεζηθικλμνξοπρςστυφχψωϊϋόύώϐϑϒϓϔϕϖϚϜϞϠϢϣϤϥϦϧϨϩϪϫϬϭϮϯϰϱϲϳϴϵ϶ϷϸϹϺϻϼϽϾϿ Cyrillic//Standard// ЀЁЂЃЄЅІЇЈЉЊЋЌЍЎЏАБВГДЕЖЗИЙКЛМНОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯабвгде��зийклмнопрстуфхцчшщъыьэюяѐёђѓєѕіїјљњћќѝўџѢѣѤѥѦѧѨѩѪѫѬѭѰѱѲѳѴѵѶѷѸѹҌҍҐґҒғҖҗҘҙҚқҜҝҠҡҢңҤҥҪҫҬҭҮүҰұҲҳҴҵҶҷҸҹҺһҼҽҾҿӀӁӂӇӈӏӐӑӒӓӔӕӖӗӘәӚӛӜӝӞӟӠӡӢӣӤӥӦӧӨөӪӫӬӭӮӯӰӱӲӳӴӵӶӷӸӹӾӿ Thai//Standard// กขฃคฅฆงจฉชซฌญฎฏฐฑฒณดตถทธนบปผฝพฟภมยรฤลฦวศษสหฬอฮฯะัาำิีึืฺุู฿เแโใไๅๆ็่้๊๋์ํ๎๏๐๑๒๓๔๕๖๗๘๙๚๛
see also How to Edit a Glyph that is not listed on iFontMaker
#FAQ#ifontmaker2#Symbols#Dingbat#Cyrillic#Greek#Coptic#thai#character set#character sets#list#language
7 notes
·
View notes
Text
【#姫械帝国】公式世界観設定
観測者達のタイムライン | 姫械帝国通信 | 公式Twitter 「姫械博士 Dr.ヤニキスタスク」 姫械帝国観測録 #1 | #2 |
★更新:180619
┏━━┳┳┳━━┓ ┃┏┓┃┃┃┏━┫ ┃┣┫┃┃┃┗┓┃ ┗┛┗┻━┻━━┛ ┏━┳━┳━┳━┳┳━━┳━━┳━━┓ ┃┃┃┃┃┳┫┃┃┣┓┏┻┃┃┫┏┓┃ ┃┃┃┃┃┻┫┃┃┃┃┃┏┃┃┫┣┫┃ ┗┻━┻┻━┻┻━┛┗┛┗━━┻┛┗┛ ┏━┳━┳━┳━┳━━┳━┳━┓ ┃┳┫┃┃┃┃╋┣┃┃┫╋┃┳┛ ┃┻┫┃┃┃┃┏╋┃┃┫┓┫┻┓ ┗━┻┻━┻┻┛┗━━┻┻┻━┛ ©2018 JNTHED / TeamFullmecha
【企画概要】
「フリークスな半・機械生命体の少年少女を描く為のモチベーション」として使って頂ければ幸いです。新作 / 過去作 / 他企画からの転用問わずタグをつけて頂いて結構です。軽度のエロ / グロ許��します。
ざっくり言うと機械と融合したフェティッシュでちょっと変態チックなメカ少女&男の娘(人型ロボでも可)を描く企画です。
「帝国」と「連邦」と「野良」の3陣営が存在し、帝国と野良はヴィランズ寄りなデザイン、連邦は清楚で洗練されたデザインです。
特に何かに発展させるつもりは今のところありませんが、もし盛り上がれば合同誌を作ったりするかも…しれません。
--- 【参加方法】
Twitterタグ「#姫械帝国」でどなたでも参加可能。同様のタグにて他SNSに投稿頂いても構いません(公式がチェックするのは基本的にTwitterのみです)。
--- 【基本設定】
【1】「姫械(きかい)」とは生身の少年少女と機械が融合したようなデザインの「半機械生命体」を指す。人体部分の大きさは人間程度。身長はメカ部分含め平均2.5m。
【2】姫械には「野良」「調教された野良」「調教され改造されたタイプ(一部人工パーツ)」「完全人工タイプ」の4種が存在。帝国と野良はヴィランズ寄りなデザイン(灰 / 銀 / 黒ベース)、連邦は清楚で洗練されたデザイン(灰 / 青 / 白ベース)が多い。完全人工タイプを作れるのは連邦サイドのみ。
【3】連邦では帝国の姫体と区別する為に自軍の姫体の事を「オトメトロン / AUTOMETRON」と呼ぶ。
【補足】姫械全般の英表記は「オグメント・ドール / AUGMENT DOLL」。帝国の正式名称及び、英表記は「オグメンティア皇国 / AUGMENTIA EMPIRE」、皇国軍は「エンパイア・フォース EMPIRE FORCE」。連邦の英表記は「ユニオン / Union」、連邦軍は「ユニオン・フォース / Union Force」。
--- 【世界観設定】
■機械生命体オグメンタ:
世界に溢れる機械生命体、これらを総じて「オグメンタ」と呼ぶ。
人型 / 獣人型 / 動物型 / 昆虫型 / 粘菌型…と様々な種類が存在するが、共通するのは「オグメント細胞」という半金属製ナノマシンによって身体が構成されているという点である。一見すると既存の科学技術を用いて作られているように見えるが、それらはある種の擬態であり、破損しても自己再生が可能。
オグメンタは過去この惑星に存在した様々な生物の遺伝子情報やミーム(文化的情報)を蓄積しており、それらに基いて自らの姿を決定している。一度決定された姿を自らの意思で後から変更する事は出来ない模様。成長に伴いデザインや機能が変化する事がある。姫械の発生プロセスは謎に包まれており、彼らが何処から現れるのかはよく分かっていない。
構造体に「人型パーツ」を持つオグメンタの場合、男女の性差はあるものの中性的で容姿端麗である事が多い。成長するにつれ人型部分も変化 / 加齢していく。また、髪型、髪の長さは生まれながらにして決まっており、切断 / 加工しても短期間で元の形に戻る(高熱で加工する事によりカットした髪型を維持はできる)。
獣人型 / 動物型オグメンタには体毛が生える種類も存在する。
英表記は「AUGMENTOR」
///
■姫械の定義:
数多のオグメンタ達の中でも一際高いポテンシャルを持つのが「幼少期の人型オグメンタ」であり、人類は憧憬と畏怖が入り混じった感情でもって彼女達のことを「姫械 / きかい(オグメント・ドール / AUGMENT DOLL)」と呼ぶ。少年タイプも含めてそう呼ばれる。
なぜ幼少期の人型オグメンタにのみ特別な力が宿るのかは未だ解明されていないが、姫体のどこかに「少年少女の時期にだけ特殊能力を与える何らかの器官(イノセント・エンジン)」があるものと推察されている。
///
■姫械のアガリ:
人型オグメンタの成長速度は人間の約2倍で、8歳(人間の16歳相当)を越えたあたりで「アガリ」を迎え、急速に力を失う。よって、野生の「姫械」を無加工のまま調教し兵器へと転用した場合、その耐用年数は長くて5~6年程度である。
人間でいう性腺にあたるパーツを除去し、再生防止用の細胞不活性化シリコンを埋め込む「幼体固定術」を施す事でアガリを遅らせる事が可能だが、不足化合物を補う為の投薬も必須となる(それなりに高コスト)。
連邦サイドの「オトメトロン」はほぼ全ての姫体に対しこの幼体固定術を施しているが完成度が高いとは言いがたく、ほとんどの姫体が術後10年以内に機能不全に陥り死亡している(ゆえにオトメトロンの実質耐用年数は12~15年程度)。
帝国の姫体が幼体固定術を施される例は珍しく、しかし連邦よりも遥かに進んだオグメンタへの医療技術(あるいは呪術に近い何か)を持っていると噂され、その耐用年数は数十年から100年以上にも及ぶとされる。
帝国、連邦ともに幼体固定術を施された姫体は下腹部に手術済を示すマーキングが施され、術前よりも性的欲求が増す傾向がある。オグメンタが性交によって増える事はない(そもそも発生プロセスが不明である)ものの、人体部分は限りなく人間の構造が模倣されており、野生の姫械がコミュニケーションの為に性交を行う様子が度々観測されている。
帝国、連邦共に幼体固定術は6歳(人間の12歳相当)を越えた段階での施術が望ましいとされる(それより若いとポテンシャルをフルに発揮できず、それ以降は徐々にポテンシャルが下がるため)。
///
■アガリを迎えた姫械はどうなる?
アガリを迎えた「姫械」は造形的特徴はそのまま維持されるもののほとんどの特殊能力を失い、単に「オグメンタ」と呼ばれるようになる。
野生の姫械はアガリを迎えると間もなく若い姫械から食料として狙われる為、ほとんど生き残る事が出来ない。
帝国には調教によって人間や亜人と暮らすようになった元・姫械の人型オグメンタが沢山おり、彼らは人々から親しみを込めて「オグマ / AUGMA」と呼ばれている。高い知能を持つ個体は「姫械調教師」になったり「傭兵」になったり、あるいはごく普通に人間のパートナーとして暮らしてゆく事もある。
連邦には極一部の特別な姫体(好事家の愛玩用等)を除いてアガリを迎えられる姫械はほぼ存在しない。
●こぼれ話:連邦のオトメトロン達は人間への絶対服従と忠誠を誓わされ兵器として使役される運命を受け入れているが、作戦中「帝国でのオグマと人間達の穏やかな暮らしぶり」を目の当たりにしてショックを受ける個体も多い(帰投後、脳波が大きく乱れた個体には個別に記憶操作が施されている)。
///
■完全人工姫械:
連邦のみが有する技術。オグメント細胞に依存せず、純粋な機械技術によってのみ製造された姫械。連邦軍の量産姫がこれにあたる。一体一体は脆弱だが並列化による戦闘経験の共有と蓄積が可能。ダメージを受けた箇所は自己再生しない。帝国は一から人工姫械を製造する技術を持たない。
///
■野生の姫械:
姫械やオグメンタは過去の人類のミーム(文化の記憶)をリミックスした姿で現れる為、野生であっても「服」を着ている場合がある。服は別パーツとなっており、ものによっては着脱可能。一体成型の服は剥ぎ取ると二度と着せられないものもある。野生姫の気性の荒さはまちまちで、温厚なものもいれば凶暴な個体もいる。「貧瀞(ビントロ)と」呼ばれる粘菌型オグメンタや、姫械用整形糧食「バレットレーション / BR」を使って餌付けする事も出来る。
野生の姫体との対峙は危険を伴い、地球の基準で言うと、大きなネコ科動物、大きな熊、象に遭遇したのと同レベルもしくはそれ以上の危険度である。仮に手懐ける事が出来たとしても、腕の一振りが鋼鉄をもバターのように切り裂く(超振動している)個体もいる為、まったく油断はならない。
・ ・
姫械帝国の基本設定は以上です。この他に、創作の幅を広げる為の「拡張設定(ブースター)」が存在します。
--- 【公式拡張設定】
皆さんの投稿から着想を得て、姫械帝国公式が作成予定する「拡張設定(ブースター)」です。ブースターは各自自由に作成頂いて構いません。
拡張設定『姫械の生態』 拡張設定『イーサドライブ』 拡張設定『帝国のオルガファージ術』 拡張設定『重姫』 拡張設定『人類とその暮らし』
等を予定…
--- 【有志ブースターリンク】
皆さん��独自に作成したブースターへのリンクをここに貼ります。見つけ次第追加。Togetter / ブログ等を使ってまとめるのがお勧めです。
「まだ何もない…」
---
【投稿作品の二次利用に関して】
#姫械帝国タグにて投稿された全ての画像、テキスト(以下コンテンツ)の著作権は各コンテンツ作者の方に帰属します。
特に著作権に関し記述の無いコンテンツは、オリジナルデザインを元にアレンジされた二次創作(画像加工ではなく別ポーズ、別アングルで投稿者本人が描いたもの。正し非商業での公開に限る)は許容されますが、それ以外のあらゆる改変やSNS間を跨いだ無断転載、 商業利用は禁止されるものとします。
--- 【公式ブースターTEMP(雑多な覚書。あとでまとめるもの)】
★姫械の亜種 / 形態変化など
【オグメトロン】 帝国が鹵獲し改造手術を施したオトメトロン。
連邦軍の姫械「オトメトロン」の多くは不完全な幼体固定術によりオグメント細胞が癌化しており、あまり長生きできない。加えて、度重なる記憶操作と自我抑制プログラムの影響により精神に異常を来している姫体も多い。上記の問題により、これまでは例えオトメトロンを鹵獲したとしても再洗脳の負荷に姫体の精神が耐えられず、また、帝国側の高度な幼体固定術をもってしても癌化したオグメント細胞を回復させる事はできなかった。
しかし近年、帝国が開発した新型粘菌「オルガファージ(ORGAPHAGE)」を寄生させる事で、精神を保ったまま再洗脳を施せるようになったばかりか、癌を治しつつ能力を倍化させる事に成功した。ただし寄生の負荷に耐えて共生できる確率は8%ほどであり、健康な姫体にこの手術を施すメリットは少ない。
粘菌との共生に成功したオトメトロンは「オグメトロン」と呼ばれ、1姫にて姫械兵団一個中隊分の戦力を持つとされる。ただし、長期に渡り肉体的、精神的拘束を受け続けた反動か、あるいは粘菌と共生した副作用なのか、オグメトロンは例外なく他の姫体よりも好戦的で享楽的な性格に変貌する。英表記はORGMETRON
オグメトロンは帝国軍の主戦力となりつつあり、これを警戒した連邦軍は最新型オトメトロンを中心に自爆システムを組み込んでいる(子宮内もしくは腹腔内に設置。姫械自身が任意に起動、もしくは外部からの無線信号を受信し起動する)。
設定協力:エン��ンカ@Salt_cb
///
【グール化】 粘菌(オルガファージ)との共生に失敗した姫械は姿形だけを残して中身を全て粘菌に支配されてしまう。この状態に陥った姫械は俗に「グール」と呼ばれ、外観も若干クリーチャーじみた���のに変化。身体の一部から触手状の器官が生える。粘菌単体の知能は低く、これに支配されたグールは戦略兵器としてはほぼ役に立たない。
粘菌を完全人造型オトメトロンに寄生させる事も可能だが、こちらは例外なくグール化する(共生すべきオグメント細胞が存在しない為)。
グールは細切れにしても死なないがとにかく知能が低い為、ブービートラップ等で簡単に行動不能にできる。グールに噛まれる、触手を体内に挿入される、毒液を吐きかけられると高確率でグール化する(オグメント細胞を含まないメカ部分も感染する)。対処法は感染部位を素早く切り離すことである。
後始末が厄介なので(敵を倒せたとしてもグールが増える)、帝国もグールを戦地に投入する事はまずない。ただしグール狂の博士が暴走して実験用グールを解き放つ可能性や、何らかの事故によりグールが大量発生する可能性もゼロではない。
グールの寿命はそれ程長くなく、半年程で軟質パーツが崩壊しはじめ、遅くとも3年以内に死亡する。オグメント細胞の摂取が出来なければ通常の姫械同様、1~2ヶ月で機能停止し「石化」する(復活しても当然グールのままである)。
///
★オグメンタの特徴 / 関連ギミック解説
【オグメンタの外観に関して】 オグメンタは一見すると機械的 / 動物的な構造をしているが、大半は見ため通りの機能を持たないただの「擬態」である。全てのパーツには神経が通っており、エネルギー源となる流体を通す管が張り巡らされている(それはパーツ部位により液体であったり、気体であったりする)。パーツ一つ一つが「生きて」おり、破壊されても自己再生する。
///
【エネルギー摂取 / 捕食】 野生のオグメンタは他のオグメンタを捕食し、エネルギー(オグメント細胞)を摂取し続ける必要がある。捕食対象は自身よりも小さく、よりカテゴリーの遠いオグメンタを狙う傾向がある。帝国と連邦の姫械は、人工増殖させた小型オグメンタをブロック状(シャキサク)に加工したものを与えられている。(ちなみに人工増殖の方法は単純に2つに切断して適度な電圧をかけて再生させるだけである。原始的なオグメンタであればこの方法で増殖が可能)
///
【石化】 絶食状態が1~2ヶ月続く事で徐々に軟質パーツが硬化し始め、最終的に全パーツが硬質化し行動不能となる。この状態を「石化」と呼ぶ。ある種の休眠モードだが、自ら石化を解く事ができない点で実質的な死亡に等しい。石化中も内部では極僅かではあるがエネルギー循環が続いており数年~数十年間は生きている。石化中に破壊されると再生は行われず、即座に死亡する。液化したオグメント細胞を投与し続ける事で徐々に代謝が行われ石化が解ける。世界の何処かにはかつて伝説と呼ばれた姫体が石化したまま眠っている可能性が…無いとも言い切れない。
///
【死亡の定義】 発生時に定義され��シルエットが50%以上損なわれる事で「アイデンティティ・クライシス」を起こし、死亡する。特定の弱点などはなく、あくまで破壊のパーセンテージによって再生可能か否かが決まる。50%までの喪失ならば復元可能で(ただしそれなりの時間を要する)、完全に50%ずつに寸断した場合 理論上2体に複製可能だが、ほとんどの場合両者とも死亡する。例外として「粘菌型」オグメンタは細切れにされても死なない(ただし、不定形型はそもそも攻撃能力が低く脆弱)
いわゆる「心臓」にあたる臓器は存在し、他の部位と比べて高速で再生される。この部位が数時間に渡って再生不可能な状態(細胞不活性化シリコンの塊を心臓に打ち込まれ続けるなど)が続くとエネルギー循環に支障をきたし、死亡する。
また、寿命によっても死亡する。寿命は個体差があり小さいもの程短命。平均的な人型オグメンタの寿命は30~40年。ただし、野生の人型オグメンタ(アガリを迎えた姫械)はすぐに野良姫械に食われてしまう為、平均寿命は10年程度。
オグメンタの死体は、死後数時間で軟質パーツ部が崩れはじめ、硬質パーツは内部の神経繊維などは破壊されるものの形状としてはそのまま残る。これを利用して武器や道具を作る事も可能。
///
【イーサドライブ】 主に空中に浮かぶオプションの制御に使用される。
一部の姫械だけが有する特殊能力で、大気中のイーサ粒子(Ether particle)を用いて自身を浮遊(イーサクラフト)させたり、離れ離れのイーサドライブ同士を紐付けて一定距離を保ちつつ追従させる事が可能(イーサリンク)。イーサ粒子には固有IDのようなものがあり、別の姫体のイーサドライブと混線するような事はない。
イーサ粒子は大気中に限らず宇宙空間の何処にでも存在し あらゆる物質を透過するが、イーサドライブだけはそれを捉えて粒子を任意の3次元座標上に(今いる惑星の地表を基点にして)固定、及び移動させる事が出来る。その際、宇宙の膨張率と太陽系の公転、惑星の自転はオートで計算され打ち消される。
重力下にてイーサドライブを稼働させる際は、浮遊 / 移動させる物質の質量に応じたエネルギー量を消費する。
設定協力:ふ@fujinozu
///
【細胞不活性化シリコン】 この物質が接触している箇所はオグメント細胞が再生できない。人間がオグメンタを改造する際に、パーツ表面に塗布したり、構造体に溶かし込んで使用する。
///
【用語集】
-- 基本設定 -- 姫械帝国:東の大国「オグメンティア皇国」の俗称。武力による世界統一政府の建設を目論む。 連邦:姫械帝国に対抗すべくX国を中心とした複数国家により構成された連邦政府、及びその軍隊。 姫械:2~8歳(人間の4~16歳相当)の人型オグメンタに対する呼称。 オトメトロン:連邦により幼体固定術を施された姫械。もしくは完全人工姫械。 オグマ:人間と共存する「アガリ」を迎えた人型オグメンタのこと。人型部分は成熟した男女の姿。 オグメンタ:世界に溢れる機械生命体の総称。 雄姫 / 雌姫:オキ、メキ。姫械の見かけ上の性別による呼び分け。 僚姫:味方の姫体 敵姫:敵の姫体 イーサ粒子:宇宙はこの粒子で満たされている。イーサドライブを持つ姫体がこれを利用し様々な特殊能力を発揮する。通信手段にも用いられる。
-- オルガファージ拡張設定 -- オグメトロン:帝国により改造手術を受け「オルガファージ」と共生したオトメトロン。強力。 グール:オルガファージに侵された姫体。触手を持つ。知能 / 戦闘力共に低い。 FPVグール:魔人の肉体の一部を取り込み遠隔操縦可能となったグール。 バインド:グールと魔人が意識をリンクさせること。
-- 重姫拡張設定 -- 重姫:重型人型姫械の略。姫械が乗り込む事で起動する。 ゴーストグラム:重姫の表層に映し出されるパイロットのセルフイメージを投影した幻影。 イマジナリ・ウェポン:攻撃的な意思を持って展開されたゴーストグラム。
-- カオスカルチャー拡張設定 -- CC:カオスカルチャー。人類の過去の文化をリミックスし、野生の姫械が築いた文明。 女王:CCの核となる姫械。 女王のQ:CCを外部から隠す大規模ゴーストグラム(認知迷彩)。
【WEB】オウエンスル【拍手】 http://clap.webclap.com/clap.php?id=jnthed
5 notes
·
View notes
Text
『 My sweet, Dirty! 』 友よ!この腐ったハキダメから這い出し、共に行こうじゃないか!
▨ 概要 人数:2人 所要時間:半テキセ27~30時間 舞台:半シティ、半クローズド 推奨技能:銃!銃!銃!(アンダーグラウンドな技能ならいくらあっても困らないだろう)(目星、聞き耳はあるにこしたことはない…)
▨ PC作成ルール ・るるぶは基本、2010、2015を使用。ベースにした職業を記載してください。 ・所定の技能以外のものを職業Pで取る場合、それなりの理由を説明していただきます。KPへの言いくるめを応援しています。 ・特徴表は2つまで可。シナリオによっては反映できない場合があります。ご了承ください。 ・技能値は職業、興味問わず最大85% ・ステータスは何度でも振り直し可能。個別の振り直しは3回まで。 ・CSはセッション日の3日前までにご提出ください。
▨ 注意事項 R15Gに値するような描写、探索者に大きな設定の付与。継続不可になる後遺症を負う可能性有。神話生物やそれに関する人物の設定、呪文の改変など。
▨ HO HO1 裏社会に生きる者(新規・継続を問わない) HO2 記憶喪失の行き倒れ(新規限定)
▨ 事前情報 ▮ HO1の所属するチーム ・現在HO1は組織のとあるチームに所属している。上層部から下ってくる任務を遂行する、特別に結成されたチームなのだが……通称『ハキダメ』と呼ばれている。 ・ハキダメは懲罰部隊のようなもの。なにかしらやらかした問題児を寄せ集め、彼らには面倒事や厄介事、汚れ仕事が回される。給料は雀の涙だ。 ・ハキダメはアジトを設け、そこで共同生活をする取り決めである。もちろんアジトは住み心地がいいとは言えないものだ。アジトというよりかはシェアハウスに近い。 ・HO1がハキダメに所属することになった理由と所属している期間はPLが決めて良い。(ちなみに最長で5年ほど。) ・現在、とある任務を調査しているが中々結果が出せていない。 ・継続PCの場合は上記の設定を今までのPCの設定に組み込んでもらう。最近ハキダメに加入したということにしても良いし、数年前からずっといたということにしても良い。 ▮ 拳銃について ・組織指定の拳銃として『グロック17.9mmオートマチック(基本ルルブ70ページ参照)』が使用される。本シナリオにおいて使用できる拳銃はこれのみとする。 ▮ 特別ルール部位狙い ・エネミーに対して部位狙いをする場合は拳銃技能の-20%に成功しなくてはならない。しかしHO1は目星を成功させることによって部位狙いを通常の拳銃技能の値で 成功することができる。 ▮ HO1の任務について ・「突如失踪した組合員3名を探しだし、見つけ次第保護もしくは確保し事情を聞くこと。」 ・組合員が失踪するのは珍しい話ではないが、一人の組合員が失踪した後に、失踪するとは思えないような幹部などが立て続けに失踪した。最後に彼らが立ち寄ったと推測できる場所には『金色の塗料で描かれた瞳のマークの下に“救済”と書かれていた』らしい。 ・上層部は失踪した者たちの埋め合わせに忙しい上に、事件の異様さから組織全体で騒ぐようなことではないと判断し、ハキダメに調査の任務を下すことになった。 ・この任務が失敗に終わればハキダメのメンバーの立場は危ういものとなる。 ▮ HO2の製作方法 1.ステータスは普段通りにダイスを振って決定。ステータスが決定したら現在のHP,MPから-3減らす。 2.職業ポイントは空欄でCSを提出する。興味ポイントは自由に割り振ってよい。HO2 は推奨技能を必ず取得しなくてもよいだろう。 3.その他欄にはPCの性格や好みなど、記憶喪失の状態でもどのような人物であるかが把握できるように記載する。 4.HO2は自分の名前も覚えていない。よって名前をPLが決めることはできない。 ・注意:HO2は既存探索者との関係は組めない。PCの過去にまつわる設定・血縁などの設定を決めることができない。
0 notes
Text
J1リーグ 全順位予想 2/14
今季のサッカー/J1リーグもACLプレーオフを皮切りに、ゼロックス・スーパーカップと、ACLグループ・リーグなどが戦われ、徐々に開幕へと近づいてきた。数日後にはリーグカップである「ルヴァンカップ」によって、本格的なシーズンが幕を開ける。新型肺炎ウィルスの蔓延など、心配なニュースもあるが、楽しみであることに変わりはない。
昨季は横浜Fマリノスが、前年からの躍進を果たして、攻撃的なチームで優勝に辿り着いた。昨シーズンからはリーグ全体のコンペティションの質もワン・ランク上のステージへと上がり、補強合戦も激しくなった。まだ飛び抜けたクラブはなく、差の少ない横一線でシーズンが進むことだろう。以下で、順位の予想を公開する。
1位 柏レイソル
同じ奇跡が、再現するかもしれない。2011年シーズンで、ネルシーニョが率いる柏レイソルは前々年のJ2降格から、1年で再昇格して、即J1優勝を果たした。今季も、同じような良い循環が来ている。
柏はJ2の前半戦ではなかなか結果を出せずに来たが、フォーメーションを変更し、粘りづよいトレーニングで、ネルシーニョの目指すサッカーを体現できるようになった後半は、J2レヴェルではない戦力を十分に活用できるようになって、他クラブを圧倒する内容でJ2を制することになった。
新シーズンに向けては、オルンガや瀬川に移籍の兆候はあったが、結局、主力級の離脱はなく、逆にJ1、J2から才能の光る選手たちを的確に補強して、若く、可能性のある選手層を整えた。
フォーメーションは多分、4-3-3をベースにしたものと考えられ、これは昨季優勝の横浜FMと、そのコーチだったクラモフスキーが指揮を執る清水、そして、やや守備的な形ながらも、フォーメーションをこのシステムにかえた東京と同じである。柏はどちらかというと、東京の形にちかそうだが、後ろの攻撃参加はそれほど重要でなく、アンカーを除く、FW、MFの豊富なアタッカー5人によるコンビワークが冴えることになりそうだ。
前記2選手をはじめ、若手によい選手層を抱えるチーム事情から、夏の移籍などで選手が抜かれる可能性も低くはなく、プレ・シーズンの準公式戦におけるGK中村航輔の怪我も心配されるものの、そのバックアップには神戸で鳴らした名手キム・スンギュを獲得済みで、スタートダッシュから前に出られれば、シーズン最後まで高い順位を維持できる実力が十分にあるはずだ。
問題は、ディフェンス・ラインだろう。ベテランのCB鎌田らを中心とする昨季のバックラインは、J1に入ったときに質の高いものではないことは明らかで、U-23アジアカップで致命的なパス・ミスを犯した古賀など、SBの若手にもかなりの成長が求められる。実績のある三丸や高橋が狙いどおりに機能し、磐田から引き抜いた若手の大型CB大南らの成長具合によっては、優勝も夢ではないと考えている。
2位 ガンバ大阪
ガンバ大阪は、プレ・シーズンの評判がよさげに聞こえるチームのひとつだ。昨季は前半の戦いぶりで、クラブ・レジェンド=宮本監督の手腕に疑問符もついたが、後半は宇佐美がドイツから復帰するなどして、攻撃的な戦術に転換したことが功を奏して、見るべき成果を上げた。大胆な発想の転換と、それに適応できるチーム構成の素晴らしさは素直に評価すべきだ。
近年はその宇佐美をはじめ、井手口、堂安、中村敬斗、食野と、次々に有望な若手を海外へ送り出す流れが続いていたが、その中でうまくキャリアを伸ばせなかった選手の復帰という流れもできつつある。井手口などはスペイン、イングランドにおける過去数シーズンの飼い殺しによって、落ちに落ちたコンディションもようやく回復してくるにちがいない。本来は、代表を背負って立つぐらいのタレントだった。
システムは、3-5-2が予想される。前線は宇佐美を中心に、アデミウソン、パトリックなど、日本での実績も十分で、決定力の高いメンツを揃えている。攻撃の核となるのは宇佐美のキープ力と、倉田や小野瀬からのクオリティの高いボールの供給だ。新加入の福田や、井手口、矢島などが水を運ぶ役目を果たす。90分はもたないが、勝負どころでは遠藤の投入で、まったくちがう展開が望めるだろうし、プレ・シーズンは調子もよかったと報道されている。遠藤、藤春のようなベテランと、若いメンバーの融合は進んでおり、上位進出を期待できる戦力が揃った。
ただ、ディフェンス・リーダーの三浦弦太については海外移籍の志向が強いようで、早ければ、夏の移籍も噂されている。その対策ということもあり、フランスに渡っていた昌子の補強が急転直下で決定した。もっとも、トゥールーズでは怪我の治療が進んでおらず、まずはそれを治して、コンディションを上げ、戦力化してくるまでには、かつての清武や井手口の例を考えても、早くとも半年、もしくは1年以上の猶予をみなくてはならないはずだ。
その間、金英権に加え、呉宰碩、菅沼、そして、新里などの踏ん張りが効けば、優勝にも手が届く位置にあるとみている。今年こそは、素晴らしいホーム吹田に相応しい結果を残せるのではなかろうか。
3位 FC東京
昨季は惜しいところで横浜FMに競り負け、栄冠を掴むには至らなかった。キープレーヤーの離脱や移籍に対して、的確な対応をできた横浜との差が如実に表れた。フリー・トランスファーで、久保がレアル・マドリーに旅立ったあと、左サイドのポジションを埋めることがシーズン最後まで課題として残ってしまった。
今季は4-3-3に組み替え、戦術のブラッシュ・アップを図る。しかし、そのシステムはチャンピオン・チームへの追随ではなく、長谷川監督らしい手堅い変更だ。守備意識を高くもち、切り替えの早さで鋭いカウンターを仕掛ける基本戦術は変わっていない。3トップはどちらかというと中央に絞り、ブラジル人同士の連携で、崩そうという意図が明確だ。そこで空いてくるペナルティ・エリア脇のスペースを、東京のストロング・ポイントを成す室屋と小川の両SBが頻繁に使い、高い精度でクロスを上げて、攻撃を活性化する作戦だと思われる。
この戦術が昨季はディエゴ・オリベイラの個人技と、カウンターにおける永井のスピードだけに頼っていた攻撃力を磨く鍵になるかは、正直、心許ない。ACLグループリーグでの蔚山との戦いをみると、とりたてて攻撃面で進歩があるようには思えなかった。ディエゴ、アデミウソン、レアンドロといったアタッカー陣のスキルはそれぞれに魅力的だが、3人の連動はシステマティックに組み合ってられたものではなく、1試合や、年間を通じて、一貫性があるものではない。
中盤は逆三角形型で、DMFに橋本を置く布陣が基本となりそうだ。これは横浜FMの2ボランチが終始、ポジションを離れて、(偽)SBなどと連携し、攻撃にも頻繁に出ていく布陣とは一線を画し、やや守備的な選択である。代表の常連になりつつある橋本のスキルは、半分しか生かされない点で残念だ。前の2枚は現時点で東が離脱中のため、高萩と、新人の安部柊斗が起用されている。昨季から特別指定で出場可能だった選手だが、大学4冠を達成した昨季の明大から加入した安部のさらなる成長は、高萩、東といった実績あるタレントを十分に脅かすポテンシャルを示しつつある。
中盤では、さらに神戸から復帰した三田のスキルフルで、精力的な動きや、からだの強さが目立つ羅相浩らもおり、オプションが豊富だ。
結局のところ、攻守のバランスが長谷川監督のサッカーの肝だ。CBには森重が座り、相方で五輪代表候補の渡辺も、昨季以上の成長をみせている。そして、バックアッパーには神戸と鳥栖でプレーしたレバノン代表のオマリを確保した。SBは替えが効かない2人だが、ベストメンバーは隙がなく、かなり強力といえるだろう。
室屋と小川、それに橋本は海外から引き抜かれるリスクがあり、その場合は、久保と同様の問題が生じそうだが、SBに関しては、トルコで居場所のなくなった長友の復帰という噂もあり、それが事実となれば、得がたい戦力になるだけではなく、マーケティン���的にも大きな意味を持ってくる。資金力のあるロシア・クラブとの綱引きともいわれており、高額な年俸もネックではあるが、2-3億円であれば、安い買い物かもしれない。
4位 鹿島アントラーズ
ACLプレーオフではオーストラリアのチームに敗れ、本戦GLの進出を逃し、悔しい船出となった。しかし、リーグ戦という観点でみれば、重荷を下ろした鹿島の今季は期待が大きいだろう。新監督のアントニオ・カルロス・ザーゴが就任5日目でみせたゲームでさえも、負けて強しの内容だった。伝統の4-4-2のフォーメーションは維持しながらも、そこにザーゴがオリジナルの動きを混ぜ込んで、強固な組織が完成する見取り図が窺われたからだ。
移籍市場では昨季チーム得点王のセカンド・ストライカー、セルジーニョが中国2部に移籍し、CB鄭昇炫が韓国に戻った一方で、名古屋からスキルフルで突破力のあるウインガーの和泉、川崎から経験豊富なCB奈良を補強したほか、横浜FMから広瀬、仙台から永戸という攻撃的な左右のSBを揃え、湘南からもポリヴァレントな若手のタレント杉岡も迎え入れて、十分な戦力を整えた。さらに、静学から入団したアタッカーの松村もオプションに加わり、既存の土居、伊藤翔らとのコンビネーションがはまれば面白い。
アタッカーには監督人事同様、ジーコの強烈なコネクションにより、FWエヴェラウドと、MFファン・アラーノを加えることができた。このうち、エヴェラウドは先のゲームでもスコアこそなかったが、十分な存在感を示し、セルジーニョの穴は完全に埋めてくれるだろう。強力な9番でゴリゴリ行くところもありながら、周りの選手も使えるクレヴァーさが目を惹く。一方、アラーノのほうはブラジルで将来を嘱望されていたタレントという触れ込みだが、現時点では、日本での適応にいささか苦労しているようだ。
問題は、こちらも守備面だろう。多分、移籍組でも奈良が中心となり、犬飼、ブエノ、町田、さらに関川あたりがレギュラーを競うことになるが、ほかのポジションと比べて、やや頼りない。SBが積極的に出ていくタイプの選手である分、後ろの備えをどう整えるかにザーゴの手腕が問われることだろう。
5位 横浜Fマリノス
ポステコグルーの構築した攻撃的なサッカーで、昨季は東京とともに抜きん出た成績を収めて、優勝を勝ち取った。シーズン中には点取り屋のエジガル・ジュニオが負傷離脱して、槍の先端を喪い、三好や天野といった貴重なレフティのタレントを海外へ送り出す難しいシーズンではあったが、エリキらの的確な補強もあり、ペースの落ちこみを最低限に止めての快挙だった。
しかし、私の感想はやや出来すぎというものである。90分間、足を止めず、次々に新しい狙いをもって動き出す理想のサッカーは、十分に完成していなかったものの、東京や鹿島など、上位陣のふらつきと、仲川やマルコス・ジュニオールの破壊力が桁知らずだった点、そして、チアゴ・マルチンスの高い能力と、相方=畠中の成長による守備の安定が決め手だった。
新シーズンに向けてはFWオナイウ、MF水沼、DF前、山本などを獲得し、不動のレギュラー・メンバーに対して、層の薄い部分の厚みを増すことに成功した。このうち、オナイウはスタメン獲得に向けて奮闘中である。また、補強ではないが、スーパーカップ、ACLにおいて成長著しいのが遠藤の動きだ。昨季はRWGの仲川、もしくは、エリキの攻撃力が目立ち、逆サイドから遠藤がフォローする感じだったが、今季はむしろ、遠藤の攻撃力のほうに注目が集まりそうだ。
私が気になっているのは、CB畠中の出来である。ここ数シーズンに飛躍的な成長を見せ、国内組では貴重な手堅いCBとして代表でもフル回転しており、疲れがあるのかもしれない。英コミュニティ・シールド方式で、TM的な性格も持っているとはいえ、スーパーカップでポステコグルー監督は後半から伊藤槙人にチャンスを与え、その後のACLでは畠中がスタメンを続けたが、動き自体はよくなかった。チアゴの相棒役に苦労すると、チーム全体のバランスも揺らぎかねないと思う。
今季はACLの過密日程を戦う必要もあるが、新型ウィルス対策で、日程そのものが流動的ということもあり、参加クラブには難しい事情がある。代表監督も務めたとはいえ、ポステコグルーもこのような戦いに慣れているとは言えないので、適応は簡単ではないはずだ。
また、仲川や遠藤、喜田などには移籍のリスクもある。CFGへの加盟は世界的な情報網を生かして、一貫した強化を行える基盤を得る一方で、日本で発掘された優秀な才能を世界へと送り出していく側面も備えている。その点で、若干の値引きは必要であろう。
6位 浦和レッズ
今季、プレ・シーズンでポジティヴな表情が窺えるのはガンバ以外に、浦和レッズがある。昨季はオリヴェイラ監督がシーズン途中で指揮権を奪われ、後任の大槻監督が現場に復帰して悪戦苦闘したが、リーグ戦は降格も懸念される低空飛行に終始し、ACLは決勝まで進んだことは立派だが、中東チームの前に何もできずに完敗した。
退潮傾向にあるチームを生まれ変わらせるべく、大槻監督はフォーメーションを3バックから4-4-2に組み替え、新シーズンに備えている。すると、戦術的な流動性は出にくいものの、各個のタスクが限定されるシステムがよく機能し、選手が躍動し始めた。鳴り物入りで加入したものの、ロング・ポジションに悩んだSBの山中なども実力を発揮し始め、マリノス時代の勢いが鳴りを潜めて、過去2シーズンはベンチに甘んじたMFマルティノスの好調も伝えられている。
大槻監督は最先端の戦術をバリバリ埋め込んでいくような手腕はないものの、選手��タスクを理解させ、長所を研磨していく指導力には長けている。一時期、代表でも注目されたMF長澤や、個性的な突破力をもつMF汰木などもブレイクの可能性がある。
そして、今季の掘り出し物は、FWレオナルドだろう。当初、これといって際立ったステイタスはなかったが、岡野オーナーのJ3鳥取から、J2新潟へ渡り歩き、2つのカテゴリーで連続して得点王となったスピード感あふれるアタッカーの存在が、近年は「興梠FC」と揶揄されるまでになったレッズの攻撃陣を変えてくれるかもしれない。
昨今は人気の退潮も指摘されるようになったリーグの鑑としてのクラブに、復活の気配が窺われるのは悪いことではない。ただ、後ろの危うさは相変わらずであり、槙野らがさらに年齢を重ねてきたにもかかわらず、後継の補強がなかった。槙野、マウリシオを中心軸に、鈴木大輔、岩波らが競争する形となるが、やや手薄なのは否めないところだ。
7位 川崎フロンターレ
この低い順位に、川崎を置くのはすこし勇気がいる。ベストメンバーはなお有力だが、年間を通しての一貫性をみると、やや層の薄さが目立つのである。また、負傷中の中村憲剛を中心に、家長、小林悠などの主力が、年齢的にフル稼働できるかわからないのも不安要素だ。好調であれば手のつけられない天才の家長も、昨季はゴールがなかった。そのなかで、キープレーヤーとなり得た阿部を手放したのも痛い。
一方で、CMFのクオリティは全球団のなかでもピカイチである。当面、憲剛を除くとしても、大島と、U-23でブレイクした田中碧を中心に、守田、下田といった活きのいいタレントが揃う顔ぶれは魅力的であり、器用な守田に至っては昨季から偽SBのような形で、最終ラインでも起用されるようになった。今季は4-3-3に組み替え、そのような戦術への適応に向けて、本格的なトレーニングに取り組んでいる。このシステムに特徴的な動きによくフィットしそうな選手としては、SBの登里をはじめ、守田、アタッカーでは脇坂や長谷川、斎藤、旗手など豊富なリソースがあり、もともと試合のなかでのポジション調整は得意なチームであることから、大きな可能性を含んでいる。
もっとも、これらの若いタレントは近年、日本に目をつけてきている海外クラブの草刈り場となり得ることも否定できない。最近では、このファクターを重く捉えないといけなくなってきた。例えば、田中碧は東京五輪があるにせよ、その前後にある夏の移籍で、ヨーロッパのクラブに移る可能性が高いのではないか。川崎はエウシーニョの例でも分かるように、財政的にはきわめてシビアなルールがあり、引き止めに大金を投じるようなことはしないクラブだ。親会社である、富士通の業績が渋いこともある。
もちろん、優勝シャーレの奪還も十分に可能なメンバー構成と、戦術ではあるだろう。様々なリスクに対して、4年目となる鬼木監督のマネージメントが問われるシーズンになるだろう。
8位 ヴィッセル神戸
フィンク体制がようやく固まってきたヴィッセルだが、このクラブの着火剤は言うまでもなく、強欲で、要求のシビアなオーナーの側にあることは間違いない。初めての天皇杯を獲得しての今オフは、昨季のフェルマーレンなどの加入を先行させていたこともあり、資金力に対して、補強は物静かなものになった。夏以降はダヴィ・シルバや、ペドロといったスペインの名プレーヤーの加入も噂されているが、どこまで本当になるかはわからない。
清水からFWドウグラスを補強したのは大きいが、当初、2億円ほどといわれた年俸も、移籍元である清水の頑強な抵抗にあい、3億円ほどに膨らんだと噂されている。ブラジルの代理人は、本当に遣り手である。しかも、清水が昨季前に、中国クラブとのマネーゲームに勝って、確立した契約を反故にする解除金を満額払ったうえでのオペレーションであり、さすがの神戸にも重い投資になったことは間違いない。
イニエスタ、噂のスペイン人選手たち、ドウグラスは、年齢を考えてみても、その後、売り抜けすることができない片道の投資といえる。もっともイニエスタ加入によるリターンは、クラブ・レヴェルを越えて大きなものになったが、クラブのバランス・シートそのものは他の堅実な運営をするクラブや、一般の企業からは理解しがたいものになっているはずだ。
天皇杯では、古橋と藤本という日本人の元気のいい2FWが相手を追い回し、その他の選手が的確にレーンを埋めて、ボールを拾うことで、ピッチを支配していただけに、この投資が本当に正しいものだったのかについては疑問が残る。SB西の残留には成功したものの、中盤から後ろの層の薄さも改善しなかった。
スーパーカップでは相手側の自滅もあり、クレイジーなPK戦の末に貴重な賞金も手にしたが、チーム戦術というよりは、イニエスタ、山口、古橋、酒井などへの依存体質が生まれており、チームとして、どれほど高く機能するかには疑問のほうが大きくなった。すこしでもうまくいかなくなると、オーナーが悪魔の顔をみせ、チームをバラバラにしてしまう可能性もあるのだ。このヒステリー体質は、誰にも止められない。
また、大きなリスクとして、古橋の海外移籍も現実味が高まってきている。それまでに、ACL初戦で活躍した小川などの成長が、どこまで来ているかが鍵になるだろう。相手がACLのレヴェルに適応していないマレーシアのクラブだったとはいえ、そこで証明した小川の得点力は高いが、古橋のアグレッシヴな動きと比べると、まだまだ見劣りがする。
また、中盤では安井や郷家の成長も期待される。郷家は高校時代の活躍などから見ても、アタッカーにちかい中盤と思われてきたが、ACLでは山口の離脱から緊急でこなした、やや守備的なタスクも柔軟に務めることができた。柏木のように、柔軟性のあるタレントになれる可能性も示したのはポジティヴなことだろう。
9位 清水エスパルス
贔屓の��ームゆえに、優勝を信じてサポートするが、冷静に分析すれば、1桁の順位を獲得するのが最初の目標だろう。経営陣、スカウト体制、監督・コーチ陣、選手を大幅に入れ替え、一挙に成功を掴む体制は出来上がっているものの、オリンピック・イヤーということもあり、準備が例年に比べても短いのに加えて、体制の確立が遅れたことは決してポジティヴとは言えない。そのため、例えば、スイスからの加入がほぼ確実と言われているFWカルリーニョスの加入は、まだ正式に発表できる状況にない。
また、エウシーニョが怪我の影響で、チームに合流できていないほか、中盤のダイナモであるヘナト・アウグストも、昨季中の腕の怪我からの快復過程にあり、ボディ・コンタクト以外のところでコンディションは上がっているものの、起用は3月から4月にずれこむだろう。そのほかの選手にも獲得交渉を行っているようではあるが、2月、3月の時期に行われる6試合は、現有戦力によるサバイバルとなりそうだ。
それでもポジティヴな雰囲気に満ちているのは、昨季優勝の横浜FMを現場レヴェルで強烈にコントロールしてきたピーター・クラモフスキー監督の加入が大きいのだろう。システムも横浜FMのミラーとなる4-3-3のアグレッシヴなスタイルに切り替わり、まだ完成には程遠いものの、ドウグラスの高さと尋常ではない決定力に頼った昨季からは、攻撃パターンが圧倒的に増えているのは明らかだ。
ドウグラスのほか、SB松原もベルギーにフリー・トランスファーとなり、年々、タレントを喪っていく現状ではあるが、新任の大熊GMは、それでもサポーターのポジティヴな反応を生むだけの的確な補強策を進めており、クラモフスキーが求めるフットボールのスタイルに、選手たちも懸命に適応しようとしている過程をみると、感動的でさえある。
かといって、結果が出るかは別問題だ。TMでは不用意なミスからの失点も多く、カウンターの対応など、課題も依然として多い。ブラジレイロ・セリエAのセアラーで主力級だったCBヴァウドが加入したが、トリッキーな日本のリーグでの実績はなく、若い立田とのコンビが予想される守備陣の再構築は決して簡単ではない。しかし、GKにはコロンビア王者から、足もとの技術に優れたブラジル人の正GKネト・ヴォルピを獲得するなど、期待感のある補強はできた。
先にも述べたように、先行する横浜��Mの戦術完成度には、まだまだ隙がある。清水は今季中における若手の移籍リスクは少なく、スカッドも当初は大きめになっており、カップ戦のターンオーバーにも余裕がある。この強みを生かし、高度なトレーニングで選手たちが覚醒していった場合、ひょっとすればひょっとするという可能性もあるチームに生まれ変わった。
なお、どれほどの戦力になるかは定かでないが、タイでは、わが国のカズ選手のように英雄視されるFWティーラシン・デンダーの加入も話題性がある。移籍元のムアントンFCとも濃密に手を組んだ移籍は、東南アジアにおけるクラブのブランド価値を高めるのにも貢献する���ずだ。今冬の獲得は見送ったようだが、タイU-23代表のSBティタトーンの加入などにつながれば、それはそれで面白い。
ティーラシンは一昨シーズン、在籍した広島では1年で6ゴールを記録。後半は重要な戦力とまではなりきれなかったが、それでも、十分にポテンシャルを評価されていたということだ。身長はやや足らないが、スキルフルな選手で、ミートもうまく、ヘッドの技術も高い。実績十分の元エース鄭大世、大分から新加入の精力的なFW後藤などとポジションを争う存在として、期待は大きい。
10位 セレッソ大阪
J2でヴェルディ川崎を指揮したロティーナが就任して、セレッソはキャラ変し、相手よりも多く獲るサッカーから、まずは守備を固めて、手堅くキープしてボールを握る戦術に移行して、リーグ屈指の守備網を築き上げた。その一例として、一昨季まではすこし足らない存在と思われていたCB木本は今オフ、各クラブが狙いをつける人気株となったが、本人は残留を選択した。これは、クラブにとって大きな決断だった。
チームを離れるとみられていた攻撃の要ブルーノ・メンデスも、レンタル延長に成功し、大きな補強がなくとも、チームの基軸はしっかりと残すことができた。ここに、ベルギーではそこそこの得点力を見せ続けながらも、ついに帰国を選んだFW豊川を加え、山形からはスピード感あふれるサイド・プレーヤーの坂元を、桐光学園からは欧州のビッグ・クラブも熱視線を注ぐ若手のタレント西川潤が加わり、前線には厚みが増した。ただし、西川は早い段階で、ビッグ・クラブに引き抜かれる可能性が指摘されている。
タレントが多くとも、起用できる人数が増えるわけではない。ロティーナのフットボールの問題点は、ボールを保持するにしても、攻めが遅いことであり、相手がリトリートしてからの崩しでは、なかなか効果的な攻めは見せられない。セレッソの布陣は、オーソドックスな4-4-2で変わりないだろう。ソウザが移籍したボランチに目立った補強はなく、デ・サバトと藤田が基本線になるとみられており、攻撃面で特徴が出せる面子とはいえない。
すると、攻撃面は前4人でのコンビネーションが中心となる。前線はブルーノ・メンデスを中心に、柿谷、奥埜 、豊川、都倉、鈴木などのオプションがある。サイドハーフは清武、西川、坂元のほか、新加入のルーカス・ミネイロと、残りの攻撃陣から選ぶ。駒は豊富だが、それよりも、前述のようにスピードアップした攻撃が構築できるかどうかが鍵を握るだろう。守備面の安定を生かすための、攻撃のアイディアに一貫性をもたせることが必要だ。
それがうまくいかない場合、自分たちから主導権を握ろうとするチームも増えた中で、どれだけポゼッションの優位を守れるかは疑問に思うところである。10位というのは、あまりにシビアな予想かもしれない。もちろん、うまくはまれば、優勝も狙えるメンバー構成である。
11位 サンフレッチェ広島
城福体制が期待以上のフィットをみせる広島だが、年々、戦力は渋い状態が続いている。昨季の目玉だった攻撃的なSBサロ��ンソンは、ディフェンス・ラインの中核とはなれずに、期限付きで放出された。昨季途中からFWパトリックもチームを離れ、今季はさらに中盤の汗かき役であった稲垣や、ストライカーとしてそこそこの働きを見せていた渡も放出した。
ハイネルやレアンドロ・ペレイラという活躍選手を、期限付き延長でクラブに残せたのはポジティヴだ。新加入の目玉であるエゼキエウはまだ21歳で、トリッキーな技術をもつようだが、線が細く、まだ州レヴェルでの活躍しか見られない。むしろ、松本から加入した永井龍のほうが、このチームで可能性がある。
フォーメーションは3-4-2-1となり、前線はドウグラス・ヴィエイラを中心に、森島や川辺が掻きまわす間に、サイドのハイネル、柏が入り込んでくる攻撃パターンが強力だ。稲垣を放出したことで、相変わらず、中盤の軸は青山だろう。誰もが認めるクオリティの高いプレーヤーではあるが、年間を通じての活躍は期待できるのであろうか。守備面では荒木、野上を中心とするディフェンス・ラインに、名古屋から櫛引が加わったのは大きい。代表にも召集された大器、荒木の成長も楽しみだが、その分、移籍リスクも嵩む。
スタメンは十分に強力だが、層が厚いとは言いかねる。年間を通しての一貫性ということで、このクラブには脆弱性が見出せる。しかし、そのような状態でも、ここ数年は下馬評をはるかに上回る安定の実績を挙げてきており、それが崩れるはっきりした兆候も見出せない。
戦力の問題以上に、サポーターとクラブの関係は決して良好とはいえないようだ。新スタジアムの建設場所が決まるなど、ポジティヴな要素も出てきた一方で、アウェイ・ユニフォームをめぐっては他クラブとの連携で、日の丸をモティーフにした赤を採用し、伝統的なチームカラー(紫)とは異なるうえに、広島だけに「カープ・カラー」と揶揄されるなど、ゴタゴタが絶えない結果になっている。サポーターからの反対意見も多く出されたようだが、現時点でクラブに変更の意思はない模様だ。
サポが試合をするわけではなく、また、ユニフォームのことでサポがまったく応援を放棄するとも思えないが、ワン・チームとなって戦うのにネガティヴな要素であることは間違いない。
12位 大分トリニータ
昨季は一時、上位を維持するなど、J1昇格年でも片野坂監督の構築する特異なサッカーは十分に通用した。戦力を上回る強力な実績をあげたが、終盤は息切れがみられ、研究もされたのか、中位に落ち着いた。
若いタレント=オナイウの復帰はならなかったが、今季も主力級の移籍はなく、質の高いサッカーが崩れることはない。移籍市場では地味な動きだったが、FWの渡と知念を加え、弱点である攻撃の切っ先に的確な補強がなされた。両者とも厳しい競争やチーム事情のなかで、活躍が限られていたものの、大分ではブレイクが期待できる素材である。仮に彼らがフィットしない場合でも、チームで長くやってきた三平が控えているのは大きい。
さらに、ロドリゲス監督のJ2徳島では、その躍進を演出したMFの野村もかなりのブレイクが期待されている。小塚と組む2シャドーは、野村のほか、軽快な動きとテクニックを誇る町田という���能性もある。サイドハーフには田中と松本というタレントがおり、3バックからも岩田や三竿が機をみて飛び出し、どこからでも攻撃が成り立つ柔軟性のある戦術はピカイチだ。さらに、香川の加入で、4バックのオプションもあり得るようになった。
この状況で、大分を低くみる理由はないが、私の勘が苦戦を告げている。片野坂監督は、これまでやってきたことを、さらに研磨するためのアイディアをもっているのであろうか。グァルディオラの、マンチェスター・シティをみてみよう。多くの指導者が参考にする、あれだけ成熟したはずのチームが、結果的にはまだまだ上位にいるが、リヴァプールとは差を開けられ、歯車が狂うと格下相手にも勝ち点を落とすようになってきた。CLの結果にもよるだろうが、ペップは近い将来、チームの指揮権を失うかもしれないと噂されている。
13位 コンサドーレ札幌
1季を過ごしたメンバー全員の残留は、ある意味では最強の補強である。ペトロヴィッチの号令一下、その荒業をほぼ実現した札幌だが、より攻撃的なスタイルに移行している過程であり、プレ・シーズンではややネガティヴな結果が聞こえてきている。昨季も、大分と同様、前半戦は周囲の予想を上回る結果を残していたが、終盤まで上位に留まることはできなかった。
新シーズンは代表にも定着しつつあるFW鈴木武蔵や、FKを武器とするDF福森などの移籍なども取り沙汰されたが、岩崎を除く、貴重な戦力の保持に成功した。今季はそのベースに基づき、1対1の競り合いを軸とした新しいフットボールが、まったく仕上がっていないようだ。実際の試合をみないとわからないものの、そのキーワードから想像できるのはイタリア/セリエAに所属する、アタランタのガスペリーニ監督を見本とするスタイルだ。
昨季のメンバーでいうと、例えばフィジカルに優れたCBの金眠泰が積極的に、相手前線のボール・ホルダーに食いついた途端、すべての選手が相手と1対1になる形をつくり、オール・コート・マンマークでボールの行く先を塞いだ上、そこで奪ったボールを素早く相手ゴールまで運ぶというアグレッシヴな戦い方だ。激しくボールに食いつき、球際に妥協せず、相手のロストを誘うのが特徴だが、1対1が外れてしまうと、背後に広大なスペースを与えることになり、リスキーでもある。フィジカルの強さと、タフなスタミナに自信がないとできない戦術である。アタランタは、この新戦術で中小の育成型クラブでありながら、国内リーグの上位に浮上するだけではなく、欧州で最高ランクのコンペティションに当たるCLでも、旋風を巻き起こしている最中だ。
正にペトロヴィッチが、全員残留を勝ち取ってこそ、初めて選ぶことができた戦術である。これがうまくいけば、札幌は確かに大きな野心を達成できるだろう。それだけのタレントも揃っているはずだ。ただ、ジェイのように年齢を重ねた選手や、アンデルソン・ロペスのように攻撃的な選手にはハードルが高いようにも思う。福森も1対1ということでいえば、ディフェンス面で甘いのではなかろうか。
誰もやったことがないサッカーに挑戦する!その志は、大いに応援したい気持ちもあるのだが。
14位 名古屋グランパス
ここ数シーズンは他が羨むような戦力を整えながらも、期待された結果とは遠いシーズンを送ってきた。昨季途中で、ついに風間監督を諦めたが、後任のフィッカデンティも、正反対のサッカー観からチームを建て直せたとは言いがたい状況だった。新シーズン、クラブは監督を信じ、続投させた。一方で、攻撃的なチームの構築を命じている。この矛盾が、再び名古屋の足を引っ張るのは目に見えている。
フィッカデンティはイタリアのプロヴィンツィアで指揮を執ってきた叩き上げの指導者で、セリエA時代のチェゼーナでは、その後、インテルで長く活躍することになる長友を抜擢したことで有名だ。その手堅い手腕に注目し、FC東京が日本に連れてきてからはJクラブに定着して、鳥栖でも実績をあげ、この程、名古屋のファイアーマンに指名された。いずれも守備に軸足を置いたチームづくりであり、攻撃的なスタイルには挑戦したことがない(イタリア時代はわからないが)。
戦力的には、さすがにトヨタ・マネーが効いており、既に一流のものを揃えていて、今冬は比較的、控えめだが、十分なものを維持している。一線級の選手ではジョー、長谷川のバックアップで、質のいい活躍を見せたFWの赤崎と、スキルフルなサイドプレーヤーとして、様々な高さで起用された和泉が、チームを後にしている。さらに、若手のDF櫛引と、経験豊富なSBの金井が放出された。
一方で、横浜FMでは怪我人の穴を埋め、優勝にも貢献したマテウスがレンタル・バック。五輪代表候補の攻撃的なタレントである相馬も鹿島から戻ったほか、湘南からは精力的なポスト・プレーヤーの山﨑、川崎からは気の利いた動きができる「優勝請負」MF阿部、広島からも足を止めない守備的な中盤の稲垣という特徴あるキャラクターを次々に入手した。昨季の戦力と合わせ、強力なスカッドが完成したのは間違いない。
攻撃面では常にJのトップに位置するFWジョーの決定力と、際立った攻撃センスをもつガブリエル・シャビエルの存在感が大きいが、ジョーは現時点で故障しており、年齢を重ねた彼と、安定感を欠くシャビエルは、年間を通して計算できるアタッカーとまでは言えない。それに加え、昨季は前線で大きく成長し、これら2人をあるいは越える存在感を放っていた長谷川アーリアジャスールも、しばらく戦列を離れることになりそうだ。
新加入の山﨑と、突破力のある前田に、阿部、マテウス、相馬��加わるユニットは十分に頼りになると思われるが、ここへきて、LSBにも不安が出てきた。このポジションにも適応できる金井は清水に新天地を求めたが、残ったメンバーに怪我が相次いでいるのだ。この状況では、昨季の川崎のように、中盤の選手の偽SBとしての起用も考えられる。例えば、阿部はそのような役割をこなすことができる柔軟な能力をもっているはずだ。
CBも含め、後ろはやや手薄な印象だ。風間時代と比べ、フィッカデンティが就任してからの名古屋のポゼッションは悪かった。その反省を踏まえて、主導権を握る攻撃の構築が、このあたりの弱点をカヴァーするはずである���しかし、それならば、もっと適任の指導者がいたのではなかろうか?
15位 湘南ベルマーレ
湘南、鳥栖、仙台、横浜FCが、今季のボトムにちかいと思われる。それぞれにネガティヴなポイントがあるが、湘南の場合は攻守の要であったDF山根と、FW山﨑の離脱が痛すぎるのは確かだろう。ただし、FW岩崎や、MF茨田と福田、三幸、CB大岩、SB馬渡など、計算できる補強は十分にできた。
浮嶋監督は、問題になった曹元監督とは対照的に、人柄は優しめの指導者と思われる。ただし、湘南が一時代を築いたブートキャンプ方式を捨てるとは思えない。他サポからすれば、「浮嶋さんって誰?」という感じだが、横浜FCと湘南で長く育成のほうに携わってきた。そのステイタスで、難しい時期の指揮を執り、そのままの指揮権が認められたのだから、素材はしっかりしている。
新加入のタリクはノルウェー代表ではあるが、実は北アフリカの生まれで、典型的なノルマン人種のように長身ではないため、2トップの確立を探っている。茨田や三幸といったメーカーがいるため、トップだけではなく、サイドからの侵入が攻撃の鍵を握ると思われるのだ。
特に攻撃の構築は難しく、守備にも難しい点はいくつかあるが、清水との最終チェックでは手ごたえを感じたようだ。正直、自分たちでも、どれだけ通用するかは予測できないところが大きいのだろう。しかし、パワハラ監督のほうがよかったと言われたくはない。これまでのシーズン通り、クレヴァーに勝点を獲得していってほしいものである。
16位 横浜FC
横浜FCはPO圏でも、自動降格は免れると予想する。戦力は、確かに見劣りする。だが、下平監督は十分でないリソースを十分に生かして、難しいJ2を2位で通過させ、その戦いぶりには安定感があった。
J2では安定的に得点しながらも、J1から声が掛かることはなかったイバのようなストライカーが、J1でどれほど活躍できるかはわからないが、転じて、一美の獲得は間違いなく大きい。中盤には、技術のしっかりした手塚を加え、爆発的なスピードをもつSBのマギーニョも、期限付きで獲得した。水戸から個人昇格した志知も質のいい選手と聞いている。
カズ、俊輔、松井、レドミなどの昔の名前で出ている、話題性のあるメンバーは、あまり戦力にはならないだろう。俊輔がトップ下で起用されるとの報道もあるが、俄かには信じがたく、年間を通じた一貫性も期待できない。しかし、その場合はハーフウェイよりやや前方に位置して、精確なロングボールでサイドを混乱に陥れるか、逆にサイドに開いて、斜めに中央のターゲットを狙う戦術が予想できる。
一方で、GK六反は精神と肉体の不調であるオバトレから快復してきており、十分な戦力になり得るはずだ。清水での好調期のパフォーマンスを考えれば、重要な補強であった。カズにも似たストイックな姿勢をもち、若手への影響力も大きい選手だ。
問題は、チーム全体の運動量であろうか。J1のハードワークは、J2のそれと比べても、はるかに質が高く、タフなものが求められるからだ。それに耐えられるだけの選手が揃っているのかどうか。
メンバーも大きく変わり、下平監督にはまた難しいミッションが待ち受けている。しかし、柏時代にはJ1屈指のマネージメント能力を示し、不幸にして、レイソルのJ2降格の起点にはなったものの、その実はACLへの対応で不調だった早い時期に、クラブが我慢しきれなかったことが大きかった。フリューゲルス消滅から13年。それとはまったくちがうチームの内実にはなっているものの、多くの人が心密かに気にかけているクラブであることに変わりはない。
17位 サガン鳥栖
ネットゲーム大手のサイゲームスの撤退に次いで、DHCがスポンサーから撤退し、それに代わる大きなスポンサー契約は結ぶことができなかった。フェルナンド・トーレス獲得というお祭り騒ぎを頂点に、鳥栖の陣容は大きく厳しさを増してきている。昨季は最終戦で清水に敗れ、最後は他力本願ながら、POを戦わずに済んだ。
今季も重要なタレントの多くを喪ったが、フロントもできるだけのことはしてきている。攻撃面では強烈なキックをもったチアゴ・アウベスを残留させ、金森も完全移籍で獲得し、チームに残留させている。LWGのクエンカや、攻撃的な位置でポリヴァレントな働きをみせる小野を喪ったのは大きいが、鹿島で一世を風靡したFW金崎や、ハートの強いクラブの象徴であるFW豊田がいるほか、ウイング的な動きが鋭い安庸佑なども残留し、アタッカー陣は十分に強力で、ヴァリエーションが揃った。
サイドプレーヤーとしては小谷松を獲得、最終ラインに神戸の宮を獲得するなど、目を惹く加入も演出した。GKは足もとの自信がある高丘が昨季、躍進をみせたが、松本から加入の守田も「1番」をつけ、熾烈なレギュラー争いがみられる。
これらのタレントを、金監督がブート・キャンプ方式の厳しいトレーニングで鍛え上げて、戦力を整えていくことになると思う。カレーラス体制に始まり、どん底に落ちた状態から、昨季、クラブをJ1残留に導いた金の指導力は十分、評価に値する。厳しい状況にもかかわらず、勝点を稼ぐ武器は十分に豊富といえる。中位進出はぐらいなら、やりようによっては可能性のある戦力とみている。
18位 ベガルタ仙台
戦術家の渡邉監督を切り、隣のJ2山形から木山監督を引き抜いて起用した。あくまで攻撃的なサッカーを志向する前監督の継続を選ばず、より現実的な選択がよいとする判断だ。内情はわからないが、フロントと監督の間で、深刻な齟齬があったように見受けられる。木山も、前監督と同様にクレヴァーなチームを構築するが、やや守備的なことは否めない。
攻撃的なサッカーがすべてのクラブにマッチするわけではないが、今季のトレンドをみる限り、仙台はかなりの我慢を強いられるはずである。
才能ゆたかなプレーヤーであったSB永戸がステップアップし、昨季のキャプテンを務めた大岩も、他チームへと去った。補強も渋いが、FW赤崎と、DF浜崎の加入は、ポジティヴである。ベストメンバーをみると、十分にものになる戦力が整ったとみるべきである。堅い守備を武器に、前線は絶対的な高さを誇る長沢の落としに、ジャーメインやクエンカが反応する。これらのタレントの決定力は、決して見劣りしない
しかし、ここにきて、その鍵となる長沢とクエンカの離脱が明らかになった。赤崎やゲデスもいるが、当初、構想した戦術は採れないかもしれない。ただ、赤崎を中心に、道渕、中原、石原、椎橋、松下らが掻きまわす布陣は、相手にとって、かえって厄介かもしれない。
J1チームとして、恥ずかしくないだけの戦力は揃えてきた。横一線のサバイバルに、自信をもってチャレンジできるはずだ。
1 note
·
View note
Text
Batman: White Knight pt.1
Limited Seriesとして、2017年10月から発行され、ちょうど5月に#8で完結したこの作品。現行シリーズとは独立しており、時系列は共有していないため、手に取りやすいかもしれない。シリーズ発表時には#6で完結と言われていたのが、結局#8までとなった。アート、脚本ともにSean Murphyが手がけたこの作品は、#1やそれ以降の号が記録的に再販に次ぐ再販となり、名作の呼び声が高い。特に彼が描く緻密な背景、セリフの多さなどは、一コマ一コマじっくり読むにふさわしい。Coverも見惚れるほど。これはバットマン/ジョーカーファンに限らず、ぜひぜひ手に取っていただきたい。絶対後悔はしない!(笑)
作品発表時に、バットマンを悪に、ジョーカーをヒーローとして描くとのコンセプトと聞いて、私自身はかなり期待していた。当時Detective Comicsなどでも、バットマンの善悪のテーマがシリーズで取り上げられ、バットマンがもたらす「悪」を徹底的に描く作品は必要だろうと個人的に感じていた。こう書くと、あれ、バットマンって善でしょ?と思う方もいるかもしれないが、彼は善でもなければ、悪でもない、その中間のような存在であり、言わば必要悪だろうと私は考えている。今回の作品で興味深い視点でそのバットマンの悪のテーマが触れられており、そこが作品の魅力でもある。(もちろんジョーカーとの関係も)
ということで、今回前半のレビューテーマは、「ジョーカー(Jack)の改革とバットマンの功罪」。この二つの視点で作品を見ていくことにする。
それでは簡単なあらすじ。バットマンはジョーカーをいつものように追いかけていた。彼は周囲を省みず、バットガールの制止も聞かず、ただジョーカーを追う。ある製薬工場で、ジョーカーの嘲りに屈した彼は、血まみれになるまで殴った末、周りにあった効能不明の薬を無理矢理ジョーカーに大量に飲ませて��まう。幸か不幸か、薬のおかげで、なんとジョーカーは正気に。自分がジョーカーとしてこれまで犯してきた罪を調べた彼は、Jack Napierと本名を名乗り、なんとバットマンとGCPDを訴える。彼らの「悪行」を明るみにし、市民から絶大な支持を得た彼は、「White Knight」としてゴッサムの改革に身を投じていく。
*以降ネタバレ含みますので、自分で読みたい!という方は作品を読んでから、このレビューをお読みくださいませ。
まず触れたいのがやはりバットマンとジョーカーとの関係であろう。ジョーカーは、この作品では(も?)、バットマンの熱狂的なファンとして描かれている。最初からバットマンロゴのTシャツで登場し、後には片方の瞳はなんと蝙蝠のマークで描かれている。また、彼のバットマンコレクションは、その辺のバットマンオタクを唸らせるほど。(Ex. #1のアーカムアサイラムにいるジョーカーの1ページを見てほしい。B&WシリーズのSean Murphy自身デザインの実際のスタチューや歴代のバットモービルの数々、TASやらバートン版バットマンやら・・・全てが細かい!!!)
冒頭、ジョーカーはバットマンを追いつめながらこう言うのだ。
I’m your greatest villainbecause I’m your biggest fan!
彼がバットマンの大ファンであるがゆえに、彼を隅々まで理解する。だから、バットマンより常に一歩先を行き、バットマンを悩ませることができる。彼はバットマンを強くするために存在するのだ、と。こう考えると、確かに、ファンであるからこそ、その対象には常に強くいて欲しい、だからとことんまで追いつめるという心理は、個人的にものすごく理解できる。なぜなら、バットマンなら、何をぶつけても乗り越えてくれると思うからだ。そして、その乗り越えてくる過程をファンは見たいのである。これはおそらく全てのヴィランに共通して言えることだろう。どこかで、バットマンヴィランはバットマンファンクラブであるとも書いたような気がするが、実際、バットマンの注目を得るために犯罪行為を行い、そしてバットマンの能力を試して、自分がさらに上であることを証明しようとする者たちが、アーカムアサイラムに集まっているのだ。ただ、他のヴィランがゴッサムの破壊とバットマンを倒すことに終始しているのに対し、ジョーカーはゴッサムに存在する微妙な「均衡」を理解している。バットマンとの会話の中で、ジョーカーは、実は自分は本気を出していないとさえ言っている。彼のすさまじい狂気は全てを破壊しつくせる力を持っているのにも関わらず、そうしないのは自分たちの戦いが破壊のみで何ももたらさないことを知っているからである。この時点で、バットマンより理解が上であろう。一方で、今回のバットマンはそんな均衡など気にもせず、ひたすらジョーカーしか眼中にない、それでも、彼はジョーカーとの「特別な関係」を否定し続けている(レゴバットマンでも、そんな場面がありましたね)。そして自分のこれまでの活動が、全くゴッサムを変えていないことをどこかでわかっていながら、それをやめることができないのは、自分の、修復不可能なほどまでに壊れてしまった心のせいである。彼の喪失感を埋めるために、彼はただ戦い続けるしかないのだと。同じようにBlack & WhiteシリーズのNight after Nightでもジョーカーに、毎回繰り返される「追いかけっこ」の無意味さを指摘されている。バットマンこそ、ジョーカーに対して異常な執着を持ち、それはジョーカーのバットマンへの執着よりも強いのかもしれない。それでも、バットマンは自分こそが「クレイジー」であることを認めたくないのだ。
この冒頭でのバットマンとジョーカーの会話は、さらに狂気に陥っていくようなバットマンに比べ、ジョーカーは論理的に聞こえる。ジョーカーは狂っているが馬鹿ではない、というセリフが別作品(A Lonely Place of Dyingかな)にあったが、おそらく彼の中には、もともとどこか一歩引いた、冷静な部分があって、だから的確にバットマンを分析できるのではないのかとも思っている(B&W Case Study,ダークナイトとか)。特にその後、薬をバットマンに飲まされ、正気になった彼は、ハーレイが後に言う通り、彼の中に隠れていたGood personが表に出ただけであって、Jack Napierという「正気の」人格は、ジョーカーと全くの別人格として切り離すことはできないのだろう。ここまで考えると、バットマンとブルース、そしてジョーカーとJack Napierという二人(四人?)の関係がいかに対照的、相互依存的かつ似通っているのかと言えるのだろう。ゴッサムという都市に生きるためにふさわしいように、彼らは「狂人」という仮面をつけているだけなのだから。
作品当初からバットマンは暴走気味である。作品の少し後で触れられている通り、アルフレッドの病気が大きな要因であろう。アルフレッドの支えこそ、彼の(異常な)精神が安定している所以である。ディックやバーバラが気づいている通り、バットマンの暴走を止められる者は、幼少期から彼を見守り続け、彼が道を外しそうになった時に道を指し示してきた存在のアルフレッドだけだと。(ディックの後の会話を聞く限り、ブルースよりもアルフレッドの人間性がディックを育てたようにも捉えられる)その支えがない今、彼はより、人間性を失っているように感じる。冒頭、ジョーカーを追う彼だが、全く周囲すら気にかけず、自分の目的を達成するためなら、その辺の通行人だろうが、建物だろうが、全て文字通りなぎ倒していく。この傾向は作品の後半部分ではかなり過激になっており、敵を捕まえるためだけに橋や図書館を壊す(後にJackの差し金だと判明する)様子から、だんだん人間性をなくしたバットマンの孤立の様子が上手く描かれている。
映画レゴバットマンでも触れられているが、バットマンは本当にゴッサムにとって為になってきたのか、は大きなポイントである。長年ゴッサムのために文字通り命を賭してきたバットマン。ただずっとゴッサムは犯罪発生率が高い状態は変わらない。冷静に考えれば、もしバットマンが本当にゴッサムを良くしたいと望んでいたのなら、もっと根本的に犯罪をなくす手法があったのではないか、という疑問も浮かんでくる。バットマンの戦いは、普通の、通常の(?)犯罪よりもおそらくスーパーヴィランとの戦いに費やされているのではとも思えるのだ。スーパーヴィランたちはバットマンが生み出したとも言っていい。だから、普通の警察では彼らを抑えることはできず、バットマンという特殊な人物に頼らざるを得ない。スーパーヴィランを理解し、彼らを理解するのは、彼らがバットマンの一部であるからとも言える。だからこそ、バットマンのみが対処出来る、とも言えるのだが、彼が行ってきたことはいわゆる「絆創膏を貼る」行為であり、彼ができることと言えば、とりあえず悪を抑え込む、アーカムアサイラムや刑務所に放り込むことだけだった。そして彼は良くも悪くも「ヴィジランテ」であり、法律の外で自分の信念のみで行動する者だ。だからどんな行為にも「責任」を持たず、自分は法律の枠にはまらないことをいいことに、犯罪者と戦うことを口実に暴力行為に勤しんでいるとも言えるのだろう。ただこの暴走行為もまた、正気になったJackとの釣り合いのためとも言えるのかもしれない。なぜなら、ゴッサムは全てが均衡の世界だ。善があれば、悪になるものがいる。よりDark になる者が入れば、Whiteになる。黒と白の世界なのだ。
薬を無理やり飲まされてしまったJackは、正気に戻ってしまったのだが、ここで興味深いことに、自分がこれまで犯してきた罪を逐一調べ上げ、そして、自分は警察やアーカムアサイラム、そしてアサイラムの経営に賛同した富裕層(Gatekeeper)たちによって、自分は「作られた狂人」であるとしている。殺人犯でもなく、単なる強盗犯であった彼が、狂人というレッテルを貼られ、やがてアーカムアサイラムの創設につながり、他の狂人を生み出していたと主張している。なぜなら、このサイクルが儲かるからだ。犯罪が、ゴッサムを繁栄させる。犯罪があるから、ヴィジランテとしてバットマンが活動し、スーパーヴィランを片付けていく。その過程で、建物が破壊され、被害者が出る。それを支援として使われていたのが、Batman Devastation Fund。バットマン災害支援基金とでも言えばいいのか、それになんと税金が使われていた、とJackは主張する。年間30億ドルのその基金。バットマンがいるからこそ、犯罪が起きるからこそ、稼ぐ者たちがいる事実に、皆が驚くのである。ただ、この論理はゴッサムはなぜここまで犯罪率が高いのに、繁栄しているかという疑問に、これまでのバットマン作品の中で一番納得する答えをもたらしたとも言える。もちろんこんな事実がわかれば、市民は黙っていられない。Jackはゴッサムを普通の都市へ再生しようと動き始めるのだ。自ら評議員に立候補し、黒人が多い地域、Backportの住民の支援を全面的に受けて、White Knightとして活動していく。もちろん、Batman Devastation Fundの証拠を手に入れるために、彼はかつてのスーパーヴィランと手を組み(というよりは、マッドハッターとクレイフェイスを使ってコントロールし)、バットマンの注目をそらせた上、自分が建てようとしていた市民図書館をバットマンが壊したように見せかけることで、バットマンに対する評判をうまく落としていくのである。(注:特に#2の最後の方に注目してほしい。ヴィランのセリフにいたるまで、Animated Seriesのこれでもかというオマージュとなっている。場面はAlmost Got’imの回)
Jackはさらに、GTO, Gotham Terror Oppression Unit (ゴッサム恐怖抑止部隊とでも言えばいいのか?)の創設をゴードンに提案し、バットマンたちを警察の管理下に置き、効果的に犯罪抑止につなげようとする。いわば、バットマンの「公式化」である。公に彼らの活動を認めることにより、バットマンたちが持っているはずの様々なガジェットやバットモービルなどの提供を受ける代わりに、情報交換を密に行い、共同で犯罪を取り締まるという考えである。最初、この考えにディックやバーバラは否定的だったものの、彼の提案のメリットを認め、警察とJackに積極的に協力するようになる。もちろん面白くないのはバットマンである。Jackはあくまでもジョーカーである、という彼の考えは、いかにディックやバーバラが説得しようとも、変わることはない。ゴッサムは変わろうとしている、とバーバラは言うのだが、バットマンは、これはジョーカーがゴッサムを乗っ取る新しい計画に過ぎない、というのだ。説得できないとにらんだ彼らは、バットマンのもとを去り、結局GTOへ加わっていく。バットマンは、一番自分がゴッサムを知っているはずだと半分驕っている部分があるのではと思っている。だから、彼はゴッサムの変化を認めたくはない。ゴッサムは変わるべきではないという思いがあるのだろう。いや、彼が何年も戦い続けたゴッサムがこれだけ変わらないのであれば、結局誰がどうやっても無駄だとどこかであきらめているのだろうか。こう書くと、バットマンは昔に固執し、新しき流れを受け止めることを拒否している頑固者にしか見えなくなってくるのだが、実際そうだろう。
バットマンを警察に組み込むという考えは確かに以前にも別の作品で何回か取り上げられているように思う。昔のコミックでは、バットマンは名誉的に警察の一員として認められていた時代もあった。またNew 52のSuperheavyは、ブルースの「死」により、ゴードンがバットマンになり、「警察公認バットマン」という新しい体制が一時的でも生み出されたことがある。公に、法律の中で活動するメリット、デメリットはあり、その逆も存在する。おそらく無分別な破壊、行き過ぎた暴力は減少するだろう。ただしグレーゾーンは存在せず、全てが可視化される。アイデンティティでさえ必要なくなるのかもしれない。だが、バットマンだからこそ、対処できる問題もある。あくまでも法律の中でしか善悪のカテゴリ分けができず、法律の外の悪が無視されることもあるのではないのだろうか。可視化すれば全て解決、というわけではないような気もするのである。
孤独となったバットマンの暴走はとどまるところを知らない。アルフレッドは、Jackの差し金によるバットマンの図書館破壊事件の後、バットマンが重傷を負ったため、自分の命と引き換えに彼を癒した(#3)。アルフレッドの死、そしてファミリーの離散。彼は支えを全て失った。残るのは自分のジョーカーに対する執念のみ。バットマンの精神的崩壊と彼の存在意義の消失は、#4あたりからだんだん色濃くなっていく。例えば、ジョーカーの復活を企むNeo JokerのGCPD襲撃の際に、バットシグナルが破壊されている。バットマンは新しいものと交換する、とゴードンに提案はするものの、ゴードンは拒否するのだ。バットシグナルの破壊は、バットマンらしさの「死」を意味するモチーフとして使われることが多いのだが、ここでは、ゴードンとの信頼関係の崩壊とともにバットマンの意義が失われた瞬間である。ゴードンはやっと、Jackの主張から、バットマンと組むことの「狂気」に気付いたとも言えなくはない。「蝙蝠の格好をした見知らぬ者にゴッサムの運命を託すなど、どれだけ狂っていることなのかわかっているのか?」ゴードンはバットマンが犯罪抑止の解決策そのものではなく、ゴッサムを破壊するものだとやっと理解したのである。その主張に反論することもできず、バットマンはゴードンに現実的な解決策を提示することはできなかった。ここでもゴードンの変化を認めようともせず、バットマンはバットマン本来のやり方に固執しようとしている。ゴッサムに何をもたらしてきたのか、理解しようともせずに。またさらに、その後もNeo Joker を捕えようとする際に、橋を大々的に壊し、Neo Jokerすら取り逃がす。この失敗は、とうとう警察も敵に回すこととなり、ゴードンを筆頭にGTO部隊がバットマンに差し向けられる・・・
#6で繰り広げられるバットマンの逮捕劇で一番注目したいのが、Jack vsバットマンだろう。GTO部隊に追いつめられたバットマンが、Jackと一対一で、武器もユーティリティベルトも何も使わずに殴り合うシーンだ。Jackは実はこの前にハーレイ相手にトレーニングを積んでいた。ここでボロボロにやられるバットマンは、ちょっと心は痛むが、とても興味深いものだ。あのバットマンが、素手での戦いでJackにやられるのだ。このバットマンの敗北には大きな意味がある。これは新旧の戦いである。新参者の市民から認められたヒーローと、古参の権威を振りかざした者。バットマンはどこかで、こんなものに負けるはずはない、という自信過剰な部分があったのではないか。もうここでは、バットマンらしさは微塵もみられない。彼は、おそらく、アルフレッドが死んだ時点で、バットマンというものを捨ててしまった可能性はある。最後自身のユーティリティベルトで首を絞められるのも、皮肉なものである。どれだけ、彼が道具に頼ってきたのかを示すものであるからだ。Jackがバットマンを倒した後に、こうつぶやくのである。自分は何をしてしまったのだ・・・?彼が一番の望みを達成してしまった瞬間ではあるが、おそらく彼が望んだ形ではなかったのかもしれない。彼なら、ジョーカーなら、バットマンを最高の状態で倒すことを望んでいた気がするのだ。
ここまで考えると、Jackのこのゴッサムに対する改革は、彼の「善」と「正義」の精神の表れであるとはいえ、(後にハーレイも気づいている通り)かつてのジョーカーよりも効果的にゴッサムを支配することに成功したとも言えよう。決定的な違いは、彼はバットマンが持っていたはずの「ゴッサムの救世主」としての地位を、市民から望まれて手にしたことだ。そして、もともと暴走しかけているバットマンをうまく利用することで、彼はバットマンを精神的に追い詰め、「闇の騎士」を追い落としていく。彼は名実ともに、ゴッサムを手中に収めたのである。
と、バットマンを倒したのちに、また新たな脅威が彼らに立ちはだかるのだが・・・レビュー後半にて。次回は二人のハーレイ、ジェイソンに焦点を当て、結局ゴッサムには何が求められているのか、ということを考えたいと思います。
0 notes
Text
一. 米中貿易戦争 - 米中サイバー戦争
------
2018年12月20日 米司法省は20日、中国政府とつながりのあるハッカー2人を起訴したことを発表した。日本を含む12か国の45の企業・政府機関を標的にサイバー攻撃を仕掛けた疑いがあるという。米当局は2015年のサイバー攻撃停止の取り決めを中国が順守していない様子を示すものと批判している。
ロッド・ローゼンスタイン司法副長官は今回の起訴について、欧州・アジアの同盟国と連携している活動で「中国の経済的攻撃」を阻止する目的があると説明した。
司法省によると、ハッカーの両被告は中国国家安全省が支援するとされるハッカー集団「APT10」に所属し、天津市国家安全局に勤めていた。
(米、中国政府のハッカー2人を起訴 日本含む12か国でサイバー攻撃 2018年12月21日 AFP https://www.afpbb.com/articles/-/3203517)
------
中国のサイバー攻撃は かなり異色で、専門家は別のカテゴリーに分類することが多い。
2010年、サイバーセキュリティ企業Mandiant 社は下記のように中国のサイバー攻撃を区別している。「これらの違法侵入は、十分な資金に支えられた組織化されたアタッカーのグループによるものとみられる。いわゆるハッカーではなく、APT(Advanced Persistent Threat: 高度な持続的脅威)と呼ぶ。動機、技能、執拗さが違う。彼らはプロであり、成功率の高さは抜きん出ている」
「調査してきたAPT侵入のほぼ全ては、中国内の時事と直接関連づけられる」ことも特記している。
攻撃の背後にある組織
産業情報の窃盗のためのサイバー攻撃の場合は、そのほとんどが人民解放軍総参謀第三部によるものだ。この部門は中共のシギントSIGINT:signals intelligence(傍受を利用した諜報活動)を運営する。
この第三部に並び、 従来の人間を媒介とする諜報活動、ヒューミントHUMINT:Human intelligenceの第二部、そして電子情報(ELINT:Electronic intelligence)の第四部がある。
中国の諜報活動には重複する部分が多くある。 企業のコンピューターに「誤って」感染させる助けを人間のスパイが行う場合がある。また中共のハッカーが、サイバー攻撃を開始し、内部諜報員でなく、サイ バー攻撃によって情報が盗み取られたとみせかけ、内部にいる諜報員が追跡されないよう助けることもある。
中共の諜報活動のかなりの部分を軍のもとでこれらの部門が取り扱い、活動も大規模なスケールで行われている。シンクタンクProject 2049 Instituteは、2011年11月、第三部の雇用者数を13万人と推定。『ウォールストリート・ジャーナル』は、第三部 は、ハッカー、言語に堪能な者、アナリストを抱え、その職員数は10万人と推定している。
上記の推定は、第三部は12局から構成されると記述されているところから、初期のものとされる。現在の第三部は少なくとも20局と知られている。
三層に分かれたサイバースパイ組織
人民解放軍を研究する機関が発表した『軍事戦略の科学』2013年版によると、中共のサイバースパイは三層に分かれている。この年の3月に情報研究分析センターのリサーチアナリスト、ジョー・マクレノルズが詳細を解説している。
中共のサイバースパイの第一層は、ネットワーク上の攻撃と防御を行うために配備された軍事ユニット。第二層は官庁を含む市民機関のスペシャリストから構成され、ネットワーク戦争の戦略を実行する権限を軍から与えられている。第三層は官庁・軍部以外のグループで、ネットワーク戦争の戦略実行のために 組織化、動員が可能。
中国の軍部はさらに、これらの戦略を助けるための企業を運営する。FBI防諜部隊の前副部長によると、窃盗を業務とする軍のダミー会社を中国政権は米国で3200社以上営んでいると、米国2010年のアメリカ国防脅威削減局(DTRA:Defence Threat Reduction Agency)が2010年に報告している。
...
産業情報の窃盗を指揮する主要なプログラムのひとつにプロジェクト863がある。米国の国家防諜部(NCIX:National Counterintelligence Executive)の報告書によると、プロジェクト863は、米国の技術と機密に関わる経済情報を内密に取得するための資金とガイダンスを提供するもの で、中共の同プロジェクトへの力の入れ方は「象徴的」であるとする。
これらの制度や政策は全て、中国経済を豊かにするために、米国やその他のイノベーション諸国から窃盗するという共通した目的で統合されている。
「米中の経済と安全を見直す委員会」による報告書では、中国は、「『イノベーションの営利主義』制度の一部として、産業スパイや強制的な技術譲渡、国外技術の著作権侵害と偽造に依存している」と 明記されている。
「不法に必要なものを取得することで、基本的な研究や独自製品の開発におけるコストや難しさを避けることを中共は可能にしている」と同報告書は加えている。
(中国のサイバースパイの背後にあるもの 2016/01/08 大紀元 https://www.epochtimes.jp/2016/01/25035-p.html)
(注: プロジェクト863; 「863計画」または国家高技術研究発展計画は、中国の技術高度化計画のことである。改革開放政策が盛んに行われていたころの1986年3月に発表されたことから「863」の名前があり、20年以上を経た今でもよく使われる言葉である。 https://ja.wikipedia.org/wiki/863%E8%A8%88%E7%94%BB)
------
伝えられるところによると、中国ファーウェイ(華為科技、HUAWEI)は早くて19年前から、通信技術を中東のテロ組織に売り渡し、活動を支援していた。
通信機器の世界最大手ファーウェイは中国軍と密接なつながりを持つ民間企業。安全保障上のリスクを理由に米国、英国、豪州、日本、ニュージーランドなどは政府、軍事、民間の次世代ネットワーク5G事業からの排除を決めている。
米NPO組織によると、中東拠点の過激派組織タリバンの指導者オサマ・ビンラディンに対する支援は2000年に始まった。
1999年以降、タリバンが国連制裁措置リストにアップされた。このため、世界中の通信事業者や通信機器メーカーがタリバンに販売することは禁じられた。しかし、複数の間接的な証拠から、ファーウェイは数十年間、タリバンに通信システムを提供し続けていることが分かった。
米国の対テロ戦争を妨害する中国共産党政権
米バージニア州拠点のNPO組織・人口調査研究所は2001年9月、中国共産党政権とサプライヤーは、オサマ・ビンラディンの対米戦争に重要な役割を果たしたと報告した。
タリバンは、過去20年にわたり中国共産党との緊密な関係を維持している。2000年12月、国連安全保障理事会はタリバンへの武器売却を禁じると票決した。このためタリバンはアフガニスタンでの訓練キャンプの閉鎖に至った。当時、中国は投票を棄権した。
この数カ月後、ファーウェイはタリバンと取引し、アフガニスタン全土に広がる軍事通信システムを構築した。ロイター通信の報道によれば、共産党政権はタリバンの武装も技術も支援した。
SNS微博のアカウント「手機中国聯盟」の投稿によると、2014年10月26日、ファーウェイは社内メールで、タリバン所属の顧客からのクレーム について報告した。この顧客は、「インターネットが非常に遅いか、まったく機能していない」と状況を述べ、一週間以内に修理しなければ基地局を焼き払うと告げたという。この内容は中国官製英字紙チャイナ・デイリー、観察者網などにも取り上げられた。
ファーウェイ、2社のペーパーカンパニーを通じて制裁対象国と取引
ファーウェイは、電気通信システムを過激派テロ組織タリバンに販売するのみならず、米国が取引を禁止しているイランとシリアにも商品を輸出していることが明らかになった。
ロイター通信は1月8日、ファーウェイは、対イランとシリア禁輸制裁を回避するために2つの実体のないペーパーカンパニーを経由して取引したと報じた。1社は香港拠点のスカイコム・テック、もう1社はモーリシャスのカニクラ・ホールディングス。
2018年12月、米国の要請を受けカナダはイラン制裁違反の容疑でファーウェイ財務最高責任者(CFO)孟晩舟氏を逮捕した。米当局によると、孟容疑者が独立運営と主張する2社は、実際はファーウェイがイランとシリアとの取引のため、国際金融機関を欺いてパイプ役を担っていたという。
表面上、ファーウェイと2社は関連がないが、ロイター通信は、スカイコムイラン支店の責任者はファーウェイの幹部でソフトウェア商業部代表Shi Yaohong氏であるとの文書などの証拠を入手した。2012年6月、Shi氏はファーウェイ中東担当代表に就任した。
また、華為とスカイコムがイランで開設した銀行口座は、共通する中国名の個人3人が署名権を持っている。さらにロイターの取材で中東の弁護士は、華為がシリアでカニクラを通じて事業を運営していたと話した。
米国はファーウェイに対して厳しい措置を打ち出している。ウォール・ストリート・ジャーナル1月10日付によると、シリコンバレーを拠点とする同社子会社が開発する技術の一部を中国に輸出できなくなっていると報じた。米商務省が安全保障上の懸念から許可しなかったためだ。同社は市場開拓向けの新技術 開発と、中国技術輸出および特許申請を行っていた。
(ファーウェイ、テロ組織タリバンに通信技術を支援 早くて19年前から 2019年01月16日 大紀元 https://www.epochtimes.jp/2019/01/39254.html)
------
中国にとって通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は、世界一の「製造強国」を目指す産業政策「中国製造2025」を推進する上で、最も重要な企業と言える。トランプ米政権が「ファーウェイつぶし」を本格化させれば、中国の製造強国入りの計画は根幹に狂いが生じる。水面下で米国と難しい交渉を迫られそうだ。
ファーウェイは孟副会長の父親である任正非・最高経営責任者(CEO)が1987年に創業。従業員は18万人に上る。スマートフォンにとどまらず、幅広い通信関連機器の開発、製造を手掛ける。世界のスマートフォン出荷台数は米アップルを抜き2位に成長した。
...
中国は軍民一体でハイテク技術などの向上に取り組んでいる。任氏は元軍人であり、「ファーウェイの成功は軍の支援があったからこそ」(業界関係者)とささやかれている。逮捕された孟副会長は、いずれ経営トップに就くとみられていた。 米中貿易摩擦が激化する中、中国は米国からの先端技術導入が難しくなりつつあり、中国製造2025を遂行するためには、ファーウェイの開発力に頼らざるを得ない状況に置かれている。
(中国、産業政策に狂いも=ファーウェイ幹部逮捕で 2018年12月07日時事 https://www.jiji.com/jc/article?k=2018120700780&g=int)
------
複数の関係筋によると、トランプ米大統領は国内企業に対し、中国の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)が製造した通信機器の利用を禁止する大統領令を来年に発令することを検討している。
...
文面は最終決定していないという。国際緊急経済権限法を発動するもので、大統領が非常事態を宣言し、商取引を規制する。
米国は、両社が中国政府の指示を受けているとみており、米国人に対する諜報活動に両社の製品が利用される可能性があると主張している。
(華為・ZTE製機器の利用禁止、米大統領が命令検討=関係筋 2018年12月27日 ロイター https://jp.reuters.com/article/huawei-zte-trump-idJPKCN1OQ0BP)
------------
二. 情報戦争 - ミームウォー - 心の戦争
Epoch Timesからいくつかの記事を抄訳して以下引用する。全てJoshua Philipp記者による。
------
ブルームバーグニュースは4月20日に「私たちは中国に私たちをスパイさせるべきだ」という一風変わった見出しで記事を出しました。重要な点は公正です:CIAの情報の80%近くはオープンソースの情報から来ていて、過去、冷戦時代のように、スパイからの情報は米国が本格的な戦争に飛び込むのを未然に防いできました。
それでも、ブルームバーグの記事はいくつかの重要な点を見逃しています。 具体的には、統一戦線工作部や中国人学生学者協会(中国留学生学友会)などを通じた中国のスパイ作戦の活動を把握しているようには見えず、代わりにこれらを情報収集に関連付けるというマイナーな視点を試みています。
それはまた、それが言及している監視および諜報活動に関与している中国のハッカーの活動、およびこれらが地上で活動している中国のスパイとどのように結びついているかについても理解していません。
ブルームバーグの記事の根拠は、中国のスパイがアメリカのスパイと同じように活動し、主に情報収集に焦点を当てていることを前提としています。 米国のスパイは、対象となる国または人物がどのように運営されているのか、どのように理解し、主要な問題にどのように対処し、どのようなプロセスを経るのかを理解することに目を向けています。 オープンソースのインテリジェンスはこのような情報に非常に役立ちます。
しかし、そのような作戦はUnited Front Department(統一戦線工作部)からのスパイが焦点を当てているものではありません。 統一戦線の焦点は、イデオロギーの破壊、フロント組織の設立、海外の中国人のコミュニティの統制、密輸および犯罪ネットワークの運営、個人の侵害、そして中国共産党(CCP)への草の根的支持をつくりだすことです。
冷戦中でさえ、ほとんどのソビエトスパイはジェームズボンドスタイルのスパイ作戦にフォーカスしていませんでした。 彼らは、ディスインフォメーションを広めるための非営利団体を設立し、ソビエトの理念を支援するための活動家運動を組織し、報道機関に解説を与えるための「専門家」を送り、そして米国を機能させる機関の主要人物を危険にさらしました。
統一戦線工作部のスパイのような多くのスパイは、標的とされた国でCCPのための統一された「戦線」を作ることを模索しています。 戦争の際に混乱や暴力の行為を実行するために使用される可能性のあるスリーパーエージェントの使用は言うまでもありません。これは、従来のスパイ操作によって行われる情報収集のような穏やかな操作とは根本的に異なります。
(Actually, We Probably Shouldn’t Let China Spy On Us,. April 24, 2019 The Epoch Times https://www.theepochtimes.com/actually-we-probably-shouldnt-let-china-spy-on-us_2891506.html)
------
ディスインフォメーションはミスインフォメーションやプロパガンダとよく混同されますが、3つの概念はかなり異なります。 ミスインフォメーションは、完全な虚偽の情報を使用することであり、プロパガンダは事実に関係なく感情的または潜在意識的な反応を引き出すように設計されています。
ディスインフォメーションとは、対象となる社会において、信頼されている信頼できるチャネル、つまり、米国の主要新聞などのような合法的なチャンネル を通じて、誤った情報を少しの真実と一緒に広めることです。
ソビエト連邦の下では、ディスインフォメーション作戦はしばしば、管理された報道機関の複合的なシステム、偽の非営利団体、送り込まれた専門家を使っていました。これらは、議論のための虚偽の注釈を作成したり、虚偽の出来事を起こしたりするために使用されたことでしょう。そしてそれにより政治的な物語を組み立てることができるのです。
今日の中国の政権下では、しかし、彼らがする必要があるのは少し現金を出すことだけであり、そしてアメリカの情報のゲートキーパーは喜んで彼らのディスインフォメーションを刊行するでしょう。
(It’s Time to Address Paid Chinese Disinformation in US Newspapers,. March 28, 2019 The Epoch Times https://www.theepochtimes.com/its-time-to-address-paid-chinese-disinformation-in-american-newspapers_2857599.html)
------
ミスインフォメーションは、不正確な情報の記述であり、単純な誤りから、国営のニュースアウトレットによって公表された虚偽のものまで、 何でもあり得ます。 ディスインフォメーションは、もっともっとdevious (巧妙な、詐欺的な、不正な、正道を踏み外した、欺くもの)です。
ディスインフォメーションの目的は、しばしば段階的なインシデントを作成することによって、誤った認識を作り出し、これらを有効な議論と思われるものの基礎として使用することです。 国営の情報源から出版されることというよりむしろ、目的は、標的とされた国の信頼できるニュース配信を通してディスインフォメーションを広めることです。 アウトレット(放送局)がストーリーを流すと、反対者はそれをパブリックステートメントを作成するために引用することができます - そしてこれらのステートメントはおそらく、議論を検証するのに役立つものとして、さらに多くのニュース報道を受けるでしょう。
最終的に、ディスインフォメーションは一人歩きして手に負えなくなり、そして、それぞれの追加された(盛られた)ストーリーは、認知された真実のベールの下に嘘をより深く埋め込みます。
...
ディスインフォメーションの起源は帝政ロシアですが、ソビエト連邦で広く使われました。 それは戦略的な詐欺についての共産主義のイデオロギーとうまく融合しました。 冷戦が始まる頃、1955年から1970年までソビエトの元将軍であり、KGBの対外諜報機関長を務めたAleksandr Michael Sakharovskyは、新しいタイプの戦争のための武器としてそれを見ました。
彼は可能性として、第三次世���大戦を「武器のない戦争 - ソビエト連邦が一発の弾丸を発射することなしに勝つであろう戦争」と考えました。 それはアイデアの戦争でした。 それはdezinformatsiyaと呼ばれる強力な新しい武器で巧みに動かされた諜報戦争でした。西に逃亡した最高ランクのソビエト役人、ルーマニアの秘密警察セクリターテの3つ星の将軍だったIon Mihai Pacepaと共同執筆した「Disinformation」という本で述べています。
dezinformatsiyaの役割、または彼が書いた「Disinformation」とは、「中傷者が他の人たちに目標ターゲットが本当に悪であると納得させるような信頼できる軽蔑的な情報を広めること」でした。
ミスインフォメーションをさらに数歩押し進める戦術をとりました。 「尊敬され、信頼できる西洋の情報源」を通して、そして「真実の核心」を持ったディスインフォメーションを広める必要があるという要件を追加することによって、その声明は部分的に真実に見え、それに対する調査を終わらせる原因となります。 時にはそれはまた、「左翼シンパのエージェント」を活用して、作られたストーリーを刊行するのを助けます。
...
ディスインフォメーションは心理戦の基礎を築きます。それは現実と出来事に対する人の認識を変え���ことを意図した宣伝方法(プロパガンダメソッド)です。心理戦キャンペーンの犠牲になった人は、攻撃者によって設計されたレンズを通して無意識のうちに出来事を知覚するでしょう。
心理戦は、ソ連が「demoralization(士気喪失)」と呼ぶプロセスに適合します。標的の国の人々はソビエトが政治的目的を達成するのを、無意識のうちに助けてしまうでしょう。
これらの戦術の使用は終わることはなく、今日ではさらに洗練された形で見ることができます。2003年に中央軍事委員会が情報戦の基盤として承認した中国共産党の“Three Warfares” strategy(「三戦」戦略)があります。
「三戦」には、敵対者が情報を解釈する方法を変えるための心理戦、知覚される妥当性を構築するための法律を作成または操作する法的戦争、報道に影響を与えたり管理するためのメディア戦、が含まれています。
中国の政権は、「三戦」のもとでのディスインフォメーションを大規模に利用しています - 南シナ海の支配、ハリウッドの侵略的支配、「sensitive topics(敏感なトピック)」に関する国による検閲の海外へのプッシュ、そして政治的および宗教的反対者のフレーミング(framing)を含みます。
...
もちろん、ディスインフォメーションがいまだに量産されているのは中国だけではありません。
...
言葉が何を意味するのかを忘れた場合、そして特に政治的な議論をする上で誤った(偽った)意味で述べられた場合、元の用語を認識する能力も簡単に失ってしまいます。20世紀初頭以降、ディスインフォメーションは、ホロコースト、テロリストのプロパガンダ、そしてほぼすべての共産主義者が行ってきた残虐行為の中で使用されてきたすべての政治的武器の中で最も有害なものの一つです。
そしてその基本的意味さえ忘れてしまえば、将来の残虐行為での使用も容易にしてしまうでしょう。
(The Misinformation on Disinformation: A communications tactic born in Russia has given birth to atrocities,. December 25, 2016 The Epoch Times https://www.theepochtimes.com/the-misinformation-on-disinformation-2_2199798.html)
------
特別利益団体、政治活動家、さらには主要な報道機関など、他のいくつかの団体が、社会における絶え間ない混乱と不安定さという絵を生み出す、誤った認識のメカニズムを増大させる情報を供給しています。
カオスの目的は、社会を破壊し、社会の調和を破り、人々を互いに対立させることです。 混沌とした状態から、新しい政策を創り出し、権力を他の人の手に変えることができ、そして極端なアジェンダを持つ様々なグループが彼らの野心を前進させるためにこれらのツールを使うことができます。 この概念を理解するために、私は影響作戦と心理戦の性質についてのジェームス スコットとの議論を続けました。スコットは、このトピックに関して議会や情報機関に助言し、重要インフラ技術研究所のサイバー影響オペレーション研究センターの構築を支援したサイバーセキュリティおよび情報戦の専門家です。
スコットは、現在米国で行われている戦略について、“chaos is the op.”「混沌は策だ」と述べています。
...
「...そして、混沌を掻き回す関心を持つ特別な利益団体の形で悪意のあるインサイダーという脅威を抱えています。 」
「カラー革命」モデルは億万長者で民主党出資者のジョージ ソロスの戦術と結びついています。 モデルは「上下」戦略を使用します。 「下」の部分では、過激な抗議団体や変革を主張する団体への資金援助が行われ、「上」の部分では、システムにリンクする政治家が新しい政策を提案するためのmanufactured dissent(でっち上げの反対派)を作るために使います。
...
これはまた、単一の旗の下に擁護運動、学生組織、フロント企業、および統制された政治家を統一するように設計された共産主義の「統一戦線」戦術からも引き出されます。 多くの場合、組織のリーダーだけがより広範な戦略を認識する必要がありますが、残りはレーニンが無意識のうちにより大きな目的を支援する「役に立つ馬鹿」として説明したものです。
もちろん、社会における現在の問題は、「右」と「左」、あるいは共和党と民主党の従来の認識では見ることができません。 一方では、製造されたインフレと債務の経済、外国の破壊工作、そしてスコットが「消費者フェティシズム」と表現したものを煽るためのエドワード バーネイズのプロパガンダ戦略があります。
...
多くの活動家や「コミュニティオーガナイザー」は、ソウル アリンスキーの著書「Rules for Radicals」から彼らの戦術や方法を引き出しています。これも共産主義システムの、破壊と詐欺の戦術を反映しています。
他にも、マルクス主義のレンズを通して歴史を再定義する「critical theory (批判的理論)」のような破壊的な概念を導入し、それが多くの急進的な社会運動の基礎となっているフランクフルト学派の文化マルクス主義の戦術からも引き出されています。
いくつかの戦術は国家レベルで運営されています。 ロシアはこれを行う国の一つとして最もよく知られていますが、イランと中国共産党(CCP)もこの面で非常に活発です。
例えば、CCPの人民解放軍は、心理戦(情報の見方を変える)、メディア戦(メディアの物語を統制する)、法戦(国際法を操作する)の戦略に基づいた「三戦」の原則を持っています。 中国の2人の大佐は、「Unrestricted Warfare無制限の戦争」という本を出版しました。これは、道徳のない戦争のシステムを概説し、「文化戦争」、「麻薬戦争」、「経済援助戦争」などを含む多くの非軍事戦術を使用します。
スコットによると、より深いプロパガンダ戦略の1つは「ミーム」の使用です。ミーム(memetics ミーム学)の概念は、アイデアが社会にどのように導入されるか、それらのアイデアが時間の経過とともにどのように発展し、ついには文化にどのように影響を与えるかを見ることです。 さまざまなグループがミームを武器にしようとしています。
「意味のあるものなら何でも武器にすることができます」スコットは言います。 「「ミーム」は情報の初期段階です。 それは配布される情報のマイクロパケットです、そしてそれは武器になります。 それは影響作戦、情報戦、デジタル化された心理戦における強力な要素です。 私たちはこの分野で多くの潜在力を見ています。」
スコットはthe Center for Cyber-Influence Operations Studies(サイバー影響オペレーション研究センター)での彼自身の仕事は、「それを使って民主主義を広める方法、銃を持ち上げることなくそれを使って海外に影響を与える方法をインテリジェンスコミュニティに教える」ことだと言いました。
物事がどのように発展しているか、そして今日の世界の現状のより大きな全体像を考えると、彼は言いました、「私は心が新しい戦争空間だと思います」。
(Chaos Operations Are Being Used for Ideological Subversion of the United States: A continuing discussion with James Scott on influence operations and psychological warfare,. June 26, 2018 The Epoch Times https://www.theepochtimes.com/chaos-operations-are-being-used-for-ideological-subversion-of-the-united-states_2574589.html)
------------
二a. (言葉の説明;)「三戦」、「フレーミング」、「役に立つ馬鹿」
------
三戦とは
三戦は2003年、中国共産党(以下「共産党」という。)中央委員会および中央軍事委員会(以下「中央軍委」という。)において採択され、中国人民解放軍政治工作条例に「輿論(よろん)戦、心理戦、法律戦を実施し、瓦解工作、反心理・反策反工作、軍事司法および法律服務工作を展開する。」と記載された(「瓦解工作」とは「組織崩壊活動」、「反心理工作」とは「心理的攻撃への対抗措置」、「反策反工作」とは「敵の内部に入り込み密かに行う寝返り工作活動への対抗措置」、「法律服務工作」とは「法律に関する業務」をいう。)。三戦は相互に密接な関係があり、明瞭な区分は不可能である。例えば輿論戦は心理戦と法律戦に効果のある国内外の與論を提供し、法律戦は輿論戦と心理戦に法律的な根拠を与える。三戦は中国の得意とする宣伝を用いて敵の弱体化を目指すことから、非対称戦の一部とも考えることができる。三戦それぞれの定義を次に示す。
(1)輿論戦
自軍の敢闘精神の鼓舞、敵戦闘意欲の減退を目的とする内外與論の醸成をいう。新聞、書籍、ラジオ、テレビ、インターネット、電子メールなどのメディアと情報資源が総合的に運用される。常用戦法には「重点打撃(敵指導層等の決断に影響を与える。)」、「情報管理(有利な情報は流布する一方、不利な情報は制限する。)」等がある。
(2)心理戦
敵の抵抗意志の破砕を目的とする。常用戦法には「宣伝(テレビ、インターネット、印刷物散布等により敵の思考、態度等を変化させる。)」、「威嚇(軍事演習、有利な戦略態勢、先進兵器の誇示により敵の認識、意志に影響を及ぼす。)」、「欺騙(ぎへん)(真実を偽装して敵の決定と行動を誤らせる。)」、「離間(指導者と国民、指揮官と部下の間に猜疑心等を生ぜしめ、自軍が乗じる隙を作為する。)」、「心理防護(士気低下の予防、督励、カウンセリング、治療により、自軍に対する敵の心理戦活動を抑制・排除する。)」がある。
(3)法律戦
自軍の武力行使、作戦行動の合法性を確保し、敵の違法性を暴き、第三国の干渉を阻止することで自軍を主動、敵を受動の立場に置くことを目的とする。軍事作戦の補助手段として用いられる。なお、三戦は共産党の政治経済を統括する中央委員会で採択されたことから、単に軍のみではなく、国家を挙げて三戦を遂行することが決定されたものと推測される。
...
共産党の正統性は経済発展による生活水準および中国の国際的地位の向上にあり、これが実現しない場合には国民からの支持が失われる可能性がある。よって、共産党の執政には経済発展の維持を目指す資源、市場および輸送路の確保、さらには国民から外交姿勢への批判が出ないようにすることが不可欠である。資源等の確保を目的とした島嶼(とうしょ)の領有権に関する南シナ海、東シナ海での中国公船、官用機の活動はその一端を示す好例と考えられる。現在、この正統性に負の影響を与える、経済格差拡大、環境破壊、共産党・政府幹部の汚職、少数民族の独立運動などの問題が国内に山積し、これらに不満を持つ国民が起こした暴動(群体事件)の件数は2005年に8万7千件であったが、2010年には18万件にも達した。中でも共産党員の汚職に関しては共産党自身も重大な危機と認識しており、第18回共産党大会(2012年)直後には習国家主席が「虎もハエも(地位が高い者も低い者も)取り締まる。」と表明し、実際の取り調べはこれまでにない高位の者(中央委員会最上位の政治局常務委員:周永康)にまで及んでいる。
...
三戦に関する考え方、意義、実例を見るに、三戦とは中国にとって有利な環境、条件を作り出すことを目的として行われる武力を用いない非対称戦と考える。これは孫子の不戦屈敵の思想にのっとったものともいえる。
(防衛省・自衛隊 戦略研究グループ 幹部学校研究メモ3中国による三戦の定義等およびエア・パワーに関する三戦の事例 https://www.mod.go.jp/asdf/meguro/center/AirPower2nd/113memo3.pdf)
------
「フレーミング(framing)」
「縁取り」の意。写真では、撮影する際に構図を決めるために画面内に入る被写体を整理する作業を指す場合が多い。撮影の際にファインダーを通して見える撮影範囲。また、撮影範囲と構図をファインダーを通して決定すること。 構想。
フレーミング効果(Framing Effect)とは、複数の選択肢から意志決定や判断をする際に、絶対的評価ではなく、そのときの心的構成(フレーミング)や質問提示のされ方によって、意志決定が異なる現象のこと。 例えば、著名なバイオリニストがコンサートホールで演奏すれば高価なチケットでも完売して人はみな耳を傾けるが、そのバイオリニストがこっそりストリートで演奏しても誰も振り向かずに通り過ぎてしまう、というものが該当する。 他にも、同じワインであることを伏せて、1杯ずつ異なる値段を付けて提供した場合、高い値段ほど人はワインを堪能しようとし、おいしいと感じてしまうという例がある。
(フレーミング(framing)コトバンク https://kotobank.jp/word/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0-687400 フレーミング効果 シマウマ用語集 https://makitani.net/shimauma/framing-effect)
「フレーミング(framing)」は、個人または対象となるグループに対する一般の認識を戦略的に変えるためのディスインフォメーションの典型的な使用例である。
似た言葉(framing / flaming: rとlの違い)で、フレーミング(Flaming)という言葉がある。炎上(Flame、炎)目的で書かれた文書を指すネット用語。
フレーミング(Flaming)とは、相手を激高させたり侮辱したりすることを目的に発信するインターネット上に書き込む文書のこと。
(フレーミング (ネット用語) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0_(%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E7%94%A8%E8%AA%9E))
------
役に立つ馬鹿(useful idiot)は、政治用語で、良い活動をしていると無邪気に信じて実際にはそれと気付かずに悪事に荷担している者、プロパガンダに利用されている者をさす言葉。軽蔑表現。
この用語は元々、西側諸国に存在するソビエト連邦(または東側諸国)のシンパを指す言葉として用いられた。意味としては、本人は自分自身を東側の協力者と思っていないが、実際には都合良く東側の宣伝などに利用されていて東側から軽蔑し冷笑されていた西側諸国にいる左翼知識人(進歩的文化人・リベラル・良心的勢力、等々)を指す。
類似用語の 役に立つ愚者(useful innocents)は、オーストリア系アメリカ人(ユダヤ系)経済学者のルートヴィヒ・フォン・ミーゼスが著書 『計画された混沌』 で用いている。この用語はミーゼスにより「混乱して誤った方向に導かれた共鳴者(confused and misguided sympathizers)」と定義される、リベラルな共産主義者に対して用いている。
「役に立つ馬鹿」は、善を促進する力になるというばか正直な考えで知らず知らずのうちに悪意ある企てに協力している人たちに対する軽蔑語(悪口)としてしばしば使用される。例として、イスラーム過激派(テロリスト)は宥和主義に基づく好意的なアプローチによって効果的に援助されていると信じるようなコメンテーターが、人々を軽蔑的に描写した際に用いている。アンソニー・ブラウンはイギリスのタイムズ紙にこう書いた:
イギリスのエスタブリシュメント内の一部の分子は、ヒトラーに共感していたことで悪名高い。今日のイスラミストも同じような支援を楽しんでいる。エドワード8世の時代である1930年代、上流階級やデイリー・メール紙、この時、彼らは左翼活動家だったが、ガーディアン紙やBBCの一部もそうだった。その彼らはグローバルな神権政治こそ望んでいなかったかもしれないが、ソビエト連邦のための西側のアポロジスト(「弁証家」「護教家」。この文脈では「ソ連の正しさを弁護しようとする者」という皮肉として用いられている。)であり、「役に立つ馬鹿」の同類だったのだ。
(役に立つ馬鹿 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%B9%E3%81%AB%E7%AB%8B%E3%81%A4%E9%A6%AC%E9%B9%BF)
------------
三. Q - そこから得た視点、私見
「QAnon」について議論したり、考えを持ち寄ったりといったムーブメントまたは現象は、それを「ムーブメント」や「現象」という言葉で表現できるものよりももっと大きなものになっていると思う。これが何なのか、ここから得られた情報/視点/考えだとそれぞれの人たちが思うものも多様で、懐疑的な意見もあるし、主流メディアからは批判しかない。批判的なものだけじゃなく賛同すると宣言した上での話の中にも、全く関係ないものとの混同や、全くの嘘/間違い、全く読んだことないんじゃないかというような‘解説’まである。自分の解釈で作り上げたストーリーを基に、何かの予測を立てて、その通りにならなかったから批判するってパターンも延々と繰り返される。検索をかけてすぐ見つかるものや、‘わかりやすいもの’にはそういうものが多い。
Qの投稿はこれらの抽出サイトで読める: https://qanon.pub/, https://qposts.online/, https://qmap.pub/
あくまで私見として、これは「メディア バイパス」だ。現在のメディアの戦略/戦術は「影響作戦」「心理戦」という表現が妥当なほど洗練され、かつ特定のアジェンダや方向性、政治的意図を持っている。 気付かないうちに影響され、ものの見方や気分、行動様式まで植え付けられてしまう。 そこから抜け出した上で、且つ、狭い範囲や自分だけの空間だけで考えたり判断せずに世界に目を向ける方法、色んな情報や考えを見聞きした上で自分の考えや感覚を失わないための訓練みたいなもの。メディアが事実や解説に何かを混ぜて描くストーリーをバイパスして事実を探すためのヒントみたいなものだと思う。 自分自身を失わないということの重要性を確認した上で、事実の追求に邪魔な自意識を切り落としていく過程のようにも見える。事実だけを追求する上では俺らは誰でもないし、特定の場合を除いて誰が言ったことかとか、人気のあるなしとかも関係ない。自意識の肥大は多くの場合、恐怖に由来している。恐怖や不安を克服していく過程のようにも見えた。
この「Q」のファンたちは、主流メディアから「陰謀論」「カルト」として攻撃され、そしてそういうのが好きな人たちも多く集まる話題であるのも事実である一方で、今まで人気だった「陰謀論」も、事実(資料や経過)に照らした上で、ディスインフォメーションや「制御された反対派 Controlled Opposition」であった可能性を追求��たり、一般的なポップカルチャーなどに潜むカルト的要素とその政治的な意図だとか、過去に存在したカルトでも、現在のメディア戦術と共通する手法が使われてたんじゃないかということを考察したりといった動きも少し拡大しているように見える。つまり「反 陰謀論」「反 カルト」の動きも内包している。 そのような視点は、自分自身の考えや「Qムーブメント」と呼ばれるものの内部、これらの議論自体にも向けられていて、つまり、これらの動きを通して別の目的への誘導/動員や、個人の利益、人気取りといったものに利用するために入り込んでいた人たちも多くいた/いるんじゃないかということにも注意が向けられている。ブログやツイッターのアカウントの‘中の人’が別人になったんじゃないかというほど、態度や意見が突然変わってしまった人も何人かいて、フォロワー数の多い人気アカウントなどでそういう変化が起こるとちょっとした混乱も広まる。 ディスインフォメーションなどで分断されるのは社会とか‘自分の外側’だけじゃなくて、あっちからの情報とこっちからの情報を関連のあるものとして繋げて考えたり、細かく見比べたりすることができなくなるというような感じで、自分の思考の内部までも分断されてしまう。フレーミングを外すのは難しくて、外したと思っても別のフレームが掛かってたりする。
俺が意外だと思ったことの一つは、‘宗教的’あるいは信仰心を持った人というのがとても論理的で、理性的というか、ちょっとしたことで動じない冷静さがあるというか、情報の整理も上手く、視野の広い人が多かったことだ。もちろん色んな人がいて、宗派とかのこととか宗教自体よくわかんないし、宗教や信仰心と言っても、家族や地元とかから受け継いだ風習や文化を大切にしているというような広い意味のことだ。道徳って言った方が近いかもしれない。プロフ欄にそう書いてあるとか、発言や文章の中にちょっとした宗教っぽい単語とか喩えとか言い回しとかが出てくることを、過剰に気にしすぎていたのかもしれない。ってか、それっぽい人まとめて‘宗教的’って俺もどこかで勝手に思ってた。 Qの投稿の中に聖書からの引用があることで、自分と価値観が違うとか、カルトだとかユダヤの陰謀だとかって急にぶっ飛ぶ人もいて、ごく稀に面白い話もあるんだけど、ほとんどは偏狭に見えた。 単語レベルで何言ってるか分かんないゴリゴリ系の人とか、宗教的であることをセルフPRに使っているような人とかのことはよくわかんないし、税金対策とかの胡散臭い団体もよくあるらしいし、まじのカルトの犯罪も報道された。気をつけなきゃなんない罠みたいなのはいっぱいあるし、いきなり信仰心が芽生えたりもしないけど、なんとなくフレームが外れたような気がした。カテゴライズされたキャラクターとして人を見て、個人としての声に耳を傾けてなかったのかもしれない。 何か表面的なものを優先して、道徳とか共感とかをないがしろにしすぎていたのかもしれない。
「Q」の投稿内容とは全然関係ない話になっちゃったし、ありきたりな話だけど、認識の変化と共に気持ちが変わったり、気分が変わることで見えてきたり、認識できるようになったこともあった気がする。
------
何年か前、「システムD」という言葉が紹介されていた時期がある。 (例えば; WIRED Vol.3 https://wired.jp/tag/vol-3/ 世界を不況から救う(かもしれない)10兆ドルの経済圏「システムD」とは?『WIRED』VOL. 3 2012.04.17 TUE https://wired.jp/2012/04/17/system-d/ 記事はリンクが切れている)
システムDは、アフリカやカリブ海のフランス語圏の言葉からひねり出された俗語だ。とりわけ要領がよくて、やる気に満ちた人々のことを、フランス人はしばしば「デブルイヤール」と呼ぶ。ある人が「デブルイヤール」(女性ならば「デブルイヤールド」)だといえば、その人は機略に富む器用な人物だということになる。 経済協力開発機構(OECD)は、世界の労働者の半数(18億人近く)がシステムDで働いていると結論づけた。つまり、記録に残らず、登記も規制もされていない、現金払いで、おおかた所得税を逃れているような職に就いているのである。
(ブログ: 紙魚「見えない」巨大経済圏 システムD.. ブログ: 紙魚 https://gnxshop.blog.so-net.ne.jp/_pages/user/m/article?name=2013-05-12)
『パリ・ロンドンどん底生活』で、ジョージ・オーウェルは「débrouillard (デブルイヤール)」という言葉を、plongeurs(皿洗い)などの最低レベルのキッチンワーカーが、何であれ仕事をやりきる人として、そう呼ばれることを望んでいた言葉だと書いている。
(System D https://en.wikipedia.org/wiki/System_D)
税金や規制を逃れ、国境を越えて広がる非公式な経済/マーケットのことを「システムD」と呼び、そこで何であれ、機転を利かせて生きる人たちのことを「デブルイヤール」と呼ぶ、ということらしい。
------
以下に引用するコラムも中国の問題に焦点を当てたものだが、できるだけ国名などのフ��ーミングを外して読んでみてほしい。
------
この文章は5年前、日本に15年以上滞在する知日家の中国人男性が大紀元に寄せたものです。...
...
1949年、中国共産党(以下中共と略称)が中華人民共和国を建て、西洋からマルクス主義を輸入し、中国伝統文化を封建迷信として批判した。中共は自分 の政権を維持するために絶えず政治運動を引き起こしたが、その一部の政治運動は直接中国伝統文化を破壊することになった。最も典型的な運動は三つある。 第1回目は1957年の「反右派運動」。「反右派運動」は、実は知識分子を迫害する運動だが、昔の知識分子は今と違って科学知識を身に付けているのでは なく、中国伝統文化と伝統思想を身に付けており、いわゆる中国伝統文化の継承人とも言われる人たちである。彼らを批判することは、実は、中国伝統文化と伝統思想に反対することに過ぎない。 第2回目は、1966年の「文化大革命」。「文化大革命」が反対するのは中国伝統思想だけでなく、寺院や道観などの文物も破壊し、和尚や尼僧、居士など も殺してしまった。しかも、宗教は非常に怖いものであり、精神をコントロールする迷信だとレッテルを付けて批判した。そのため、私は来日するまで、ずっと宗教は怖いものだと認識していた。実は、現在中国国内の人はほとんど宗教は怖いものだと認識しているだろう。 第3回目は、1999年の「法輪功迫害」。中共は「法輪功」を弾圧する為に、たくさんの罪名を付けた。実は、「法輪功」は悠久の歴史を持つ中国伝統修煉 方法。その修煉基準は「真、善、忍」である。修煉法なのだが、知らない人から見れば宗教のように見える。中共は一方的に「法輪功」のことを宗教だと言っている。
何故かというと、「文化大革命」を経験した中国人は、宗教と言われると、すぐに恐怖感を覚え、それに近づかなくなる。仮にそれが宗教でなくでも、いったん触れると中共に迫害される恐れがあるため、中国人なら誰でも自動的に遠ざかるのである。
...
いかなる国、あるいは民族でも、文化がないということはないだろう。実は、中国伝統文化が中共に破壊されて消えていく過程は、新しい文化が形成される過程でもある。その新しい文化をわれわれ中国人は「党文化」と呼んでいる。
...
...多くの日本人は中国人が日本社会に掛ける「迷惑」を、文化の差異によるものだと言う。実は文化差異と言っても間違ってはないが、ただし、それは中国伝統文化ではなく、「党文化」なのである。
...
中共は唯心主義思想をひたすら批判しているが、実は世の中には唯心主義という理論が全く存在せず、これは中共が作り出したものである。また、中共は、共産主義は人類社会における最高の社会で、人間世界の天国であると主張し、中国人に共産主義国家を建てると言ったが、いまだに建ててくれず、結局共産主義は実現できない嘘だった。
実は、「共産主義」は中共の信仰であり、社会主義は共産主義の初期段階であると中共も言っており、社会主義も実は信仰のものに過ぎない。多くの日本人は 社会主義も良いものではないかと思っているが、実はそれは本の中に書いてある嘘のもので、実際の社会主義はそれとは全然違う。日本に来てから分かるようになったが、資本主義は共産主義より何倍も進歩している。
...
...毛沢東が亡くなってトウ小平が立ち上がった。日本人もご存知かも知れないが、トウ小平には一つの名言がある。それは「黒猫であれ白猫であれ、ネズミさえ獲ればいい猫だ」である。
その意味は何かと言うと、誰でもお金さえ取れれば良い人間だという意味である。この話は間違いがないように聞えるだろう。確かにネズミを獲るに黒猫白猫など関係ないだろう。しかし、人間は猫ではなく、人間がお金を取るには手段を講じなければならない。合法的手段で、正しくお金を得るべきである。現在の中国ではお金がなければ本当に困る。機関、学校、病院などどこでも賄賂しなければならない。
...
現在、来日外国人のうち、中国人の犯罪率が一番高いが、これは毛沢東とトウ小平が彼らにこのようにするよう教え込んだのだ。現在の趨勢で行けば、間もなく日本人も中国人に汚染されてしまうだろう。人が良くなるのはとても難しいが、悪くなるのは簡単である。
...
中国国民を信じてほしい、真実さえ分かれば正義感が出てくるということを。...
(コラム:なぜ中国人の道徳レベルは低いのか 2017年05月03日 大紀元 https://www.epochtimes.jp/jp/2012/06/html/d96446.html)
------------
読ん. でくれてありがと
上に引用した記事はどれも中国について書かれたものだが、世界の多くの国が共通して抱えている問題だと思う。支配と操作の技術が悲劇を生むような規模ですでに使われたのが中国などの共産圏で、先行研究としてこれらの記事が参考になると思った。大国として中国、そしてチャイナマネーは大きな影響力を持っているが、中国が大国になる前から、ほとんどの国が自らすすんで選んできた道でもある。グローバリズムは世界中が共通の夢を見ないと成り立たないようなシステムだ。機転を利かせて何であれやっていかなきゃなんないから、バキバキにアンテナ張って、自意識を肥大させて、弱みとか好きなものとか何かを隠したり嘘をつかなかきゃイワされるような、表面だけノームコアで誰も肩パッドつけてない北斗の拳の世界みたいな20XXだ。
------
『道徳情操論』(The Theory of Moral Sentiments)は、1759年に出版されたアダム・スミスの著作。『道徳感情論』とも。
主に近代市民社会における、個体として独立している個人が、「共感(sympathy)」をある種の原理として、まとまっていることを述べている。 具体的に言えば、人間は、利己的であり、他人に同調する。
道徳的適切さを指摘した上で、第三者である「公平な観察者」が「同感(sympathy)」でき、当事者は「内なる人」として内面化する。そして、常識(良心)とは、第三者の目で見るということで、「自己規制」しつつ相互行為するものである。そして、これにより、内なる道徳を持つ「フェアプレー」の世界である社会が形成されると主張する。
(道徳情操論 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E5%BE%B3%E6%83%85%E6%93%8D%E8%AB%96)
今日のような秩序だった社会において人々は法の下で安心して安全な生活を送ることができるが、その根幹には人間のどのような本性があるのだろうか。『道徳感情論』において、スミスはこの問題に応えようと試みた。スミスの師であるフランシス・ハッチソンがこうした社会秩序が人間のひとつの特殊な感情に起因すると考えたのに対し、スミスは社会秩序が人間のさまざまな感情が作用し合った結果として形成されると考えていた。『道徳感情論』の原題The Theory of Moral SentimentsのSentimentsが単数形ではなく複数形であるのも、こうしたスミスの思想が反影されている。
『道徳感情論』においてスミスが社会秩序の要因と考えた感情とは、端的に言えば同感(sympathy)である。スミスが重要視した同感とは、他人の感情および行為の適切性(property)を評価する能力であり、...
スミスは、同感を通じて人々が自身の感情や行為が評価されていることを意識し、是認されることを望み否認されることを嫌っていると考えた。しかし、現実社会にはしばしば他人の間にも利害対立があるから、人々が自身の感情や行為の適切性を測るためには利害対立から独立した中立的な基準が必要である。スミスはこの基準を公平な観察者(impartial spectator)と呼び、人々が具体的な誰かの視線ではなく胸中の公平な観察者の視線を意識しながら行動していると考えた。
ただし、偶然(fortune)の下では、公平な観察者の評価と世間の評価とが異なる場合がある。スミスはこのような不規則性(irregularity)が社会的に重要な意味があると考え、... 人間は自己統制(self-command)によって胸中の公平な観察者の声に従おうとするが、激しい情念の下では自己欺瞞によって公平な観察者の声を無視しようとする矛盾した存在である。
(アダム・スミス#道徳感情論 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%82%B9#%E9%81%93%E5%BE%B3%E6%84%9F%E6%83%85%E8%AB%96)
アダム・スミスは、1773年には『国富論』のおおよそを書き上げていたが、その仕上げにさらに3年ほどを費やした。これは、『国富論』でもかなりの分量になるアメリカ植民地問題の進展に対応するものだった。スミスはなおもアメリカ情勢を見守ろうとしていたが、生前の刊行を望んだ親友デイヴィッド・ヒュームの願いを聞き入れて、出版に踏み切った。
『国富論』初版は1776年3月、アメリカ独立宣言は同年7月、ヒュームの死は同年8月のことであった。
(国富論 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AF%8C%E8%AB%96)
------------
tl;dr: 色々あるけど、がんばろうぜ。愛をとりもどせ! Make The World Great Again!!
2019年5月朔日。ほほえみを添えて。
0 notes
Text
LEC weekly review / week2
はじめに
新たな名前、新たなチームを加えて華々しくスタートしたLEC初週。期待通りのスーパーチームぶりを発揮したチームもあれば、メンバー変更から勝ち筋が見つからないまま苦しい初週を終えたチームもあった。
各チームとも先週の結果や他地域の試合などを踏まえて臨んだWeek2。それぞれの明暗がどう分かれたのかを振り返っていく。
今週から、その週が終わった時点の順位で下位のチームから順番に記載していく予定だ。
以下試合の結果を含む。
Fnatic (FNC:0-4)
初日の対VIT戦、青側の赤ゴーレムに向けてインベードしたもののスティールできずフラッシュを2枚落とすという厳しいスタート。ミッドレーンこそイレリアのミスを突いてNemesis選手のガリオがソロキルを獲得するものの、トップレーンはジェイス対ポッピーでCS差を広げられ、ボットレーンはフラッシュが無いことから押し込めないゲームとなる。ミッドが常に抑えられた状態からサイドレーンのスプリットプッシュに対応し続け、時間を失ったところでVITのカイ=サが育った集団戦に敗北、試合を落とす��とになった。
続くDay2、なんとか勝利が欲しいFNCは伝家の宝刀シヴィアを解禁してS04戦に臨む。各レーンはタワー下で比較的安全にファームできる状況を作りジャングルとサポートを動かす構えで入った試合だったが、S04のボットレーンが完璧な仕掛けでRekkles選手のシヴィアを立て続けにキル。ゾーニング能力の高いレーンでセーフに進めるというプランは早々に崩れてしまう。ミッドは堅守できていたもののUpset選手のカイ=サが先行しすぎたため結局は押し切られる結果となった。 Rogue (RGE:0-4)
まずは迎えた対SPY戦、ボットレーンをエズリアル/ブラウムでセーフティにしミッドにジェイス、トップにエイトロクスを配してトップ側を重視する構成をとるRGEに対してSPYはルシアンやアーゴット、そしてカーサスジャングルを採用。カーサスが早々にLv4でトップレーンガンクを決める。SPYの動きにカウンターする形でKikis選手のセジュアニがトップガンクを成功させはするものの、ルシアンとカーサスが既にスノーボールを開始。浮き気味になったチャンピオンを的確にキャッチするシーンは見られたもののジェイスの失速もあって主導権を取り返すことはできなかった。
二日目は全勝街道を走るG2との対戦。イレリアこそG2に取られたもののザヤ・ラカンに対してルシアンとレオナという強力なカウンターを取り、カーサスジャングルを潰せるようなジャングラーを封じて悪くないピックで臨むRGEに対し、G2は後半の2ピックでアイヴァーンとカルマという予想外の選択を見せる。ボット以外はマッチアップが苦しく、ボットレーンもレオナが有利とされる中で逆にFBを取られる展開に。頼みのカーサスはアイヴァーンの視界管理により不利なレーンをカバーできない。サイドレーンに出てきたイレリアや早い時間のバロンファイトなどで鎮魂歌が効くシーンも見られたが資金差で押し込まれ敗れることとなった。
Excel Esports (XL:1-3)
Week1で早速圧倒的な強さを見せたG2に対して挑む形となったDay1の試合、XLはノクターン+ガリオやザヤ・ラカンといった強力なラインナップを揃えることに成功。ヘラルド前での戦闘などでディスエンゲージ手段に乏しいG2に対して果敢に仕掛け、互角以上の戦いを見せる。ノクターンは特に有効に働き、視界確保に来たモルガナをキャッチしてはキルを増やしていく。しかし、集団戦を有利に取って試合の趨勢を決めきるはずのシーンをG2のアカリに阻まれ続ける。それでもバロンを確保し、ドレイクも4スタック溜めた後のエルダードレイクがまさかのスティール。最後は起死回生を狙ったサイオンのエンゲージをオラフに阻まれ、アカリにバックラインを破壊されることとなった。とはいえ今季のG2を最も追い詰めた試合を見せることができた。
Day2は今季から参戦のチーム同士、対SK戦。穴の少ないサイオン、ポークが強力なゾーイにザヤ・ラカンを確保。ジャングルにカーサスを置いて中盤以降プレッシャーが強い構成で試合に望む。しかし、ミッド・ボットは有利を取れずトップはガンクされて収穫祭を始めることができない。そのままゆっくりとオブジェクトを失い押し込まれての敗北となった。 Origen (OG:1-3)
Week1に強力なパフォーマンスを発揮していたMSFとの一戦。バンでMSFのボットレーンから序盤に強いルシアンやドレイヴンを取り上げ、両チームで合計4体のマークスマンをバン。そしてOGが用意したのはタム=ケンチとコグ=マウという久しく見ていないロングゲーム向けの構成だった。トップで勝ちミッドを押さえていけば終盤はコグ=マウが全てを粉砕できる(かもしれない)構成である。しかしボットレーンはLv3以降のヴェインに苦戦しトップはソロキルされてしまいガリオが飛び込む先も見つからない展開に。そのままミッドレーン、ドレイク周辺のぶつかり合いでリードを広げられる展開となる。3つ目の火ドレイクを巡る攻防でMSFのヴェインがシン・ジャオを攻撃し続けるというミスを咎めるなどコグ=マウにゴールドを集め続ける。しかしドレイクやバロンをことごとく失った状況で飛び込んでくるアカリを止める術はなく、膝を折る結果となった。
なんとか悪い流れを切って勝率を5割に戻したいDay2の相手はSPY。OGの構成はスプリットプッシュが強いイレリアに強力なスケールを持ち技量次第でゲームを破壊するライズ、ボットはエズリアルでセーフティな構成とした。結果としてレーンのガンクを仕掛けるのが難しいマッチアップとなってしまい、トップレーンへのガンクからヘラルド周辺での戦闘と立て続けにキルを取られる展開に。早い時間帯から押し込まれがちだったためにタワープレートでもゴールド差が拡大してスケールを待つことができなかった。それでも強引な攻撃を咎めるシーンもあったが反撃は実らなかった。
SK Gaming (SK:2-2)
上位を目指すなら避けては通れないS04との対戦。タンク3枚にポーク能力の高いゾーイ、エズリアルを確保して手堅��構成で挑むSKはジャングルで有利、ミッド・ボットは互角。全体としては序盤はイーブンの試合運びを見せる。しかし中盤以降トップレーンで莫大なゴールド差を作ったスウェインに合わせて他のレーナーがダイブしてくる構成に対して返す手段に欠けたことが響き敗北となった。
新規チーム同士勝って中位を維持したい状態で迎えた対XL戦、XLがカーサスジャングルを後半のピックで見せるがSKの回答はグラガス。ディスエンゲージ能力を補強しカーサスにポジションを取らせない構成である。マッチアップとしては必ずしも有利なレーンでなくとも先手を取り、あるいはスキルでカーサスが介入する余地を与えない試合運びで確実にオブジェクトを確保、集団戦も前線を支えられるチャンピオンに欠けるXLの隊列を的確に崩して見事な勝利を収めることができた。
Team Vitality (VIT:3-1)
上位をキープするためにも確実に勝っておきたい対FNC戦。全体的に引き気味のFNCに対してトップレーン側はCabochard選手のジェイスが押し込みミッドもJiizuke選手のイレリアがCSで有利を作ることに成功。FNCはトップレーンに圧力をかけてジェイスを失速させようとするが、カウンターに成功。その間にボットレーンに残したAttila選手のカイ=サが安全にゴールドを獲得する形をとって対面のルシアンに対して引き離されない状況を維持することに成功。ジェイスとイレリアが十分にリードを作ったところで1-3-1へと移行、レーンを押しこんで視界を押さえ、バロンの確保にも成功。集団戦ではFNCもさすがの反撃を見せるシーンがあったがゴールド差は十分に大きくそのまま主導権を握って試合に勝利した。
続いては初週を2-0で終えているスーパーチームの一つMSFとの試合。ボットレーンはAttila選手がドレイヴン、対面はルシアンと完全に殴り合いモード。トップレーンもCabochard選手のアーゴットに対して対面がエイトロクスと強力なチャンピオン同士が向かい合う。一方でレーン優先のB/Pが行われた結果として、MSFのガリオに合わせられるダイブ能力の高いジャングルを潰すことに成功。MSFはカーサスジャングルを選択することに。試合はMSF側のジャングルを確認しに行ったJacktroll選手が開始早々に捕まってカーサスにFBを与えてしまうスタートとなった。さらにMSFのトップガンクが成功しトップはやや不利な展開を見せるもののミッドとボットは序盤からゴリゴリと押し付けるゲームを見せる。総じてトップ側はMSF有利、ボット側はVIT有利となった中盤、MSF側がリフトヘラルドをトップに召喚したタイミングでVITはボットへのタワーダイブを敢行。VITはトップのタワーを失うものの、賞金首となっていたカーサスをシャットダウン。アーゴットがゴールドの不利を埋めることに成功する。その後はガリオを呼び込むエンゲージ手段に欠けるMSFに対しMowgli選手のオラフやJiizuke選手のルブランが先に仕掛ける展開を作ることに成功。上手く入ってもグラガスがブロック可能ということもありエンゲージで一方的にVITが主導権を確保。インヒビターを三つ全て破壊して30分を待たずの快勝となった。
Splyce (SPY:3-1)
トップ・ミッドを重視した構成のRGEに対し、SPYはルシアンをKobbe選手に渡して序盤から比較的有利なマッチアップをボットレーンに構築。さらにXerxe選手にカーサスジャングルを託す。各レーンにCCを持つチャンピオンが居るためガンクのセットアップはレーンに頼ることができる構成である。実際の試合���もLv4の段階でトップレーンへのガンクに成功してスケールを開始。レーンへのガンクから鎮魂歌でキッチリと収穫祭を実施することに成功。レーナーを上回るペースでCSを回収したあとはRGEの人数をかけたルシアンへのガンクを的確にカウンターして突き放しにかかる。RGEもエイトロクス、ジェイスと強力なソロレーナーはゴールドを集めていたものの、十分に育ったカーサスの圧力がRGEを押し切った。
勝って勢いに乗りたいDay2は対OG戦。SPYはミッドージャングルのキャッチ能力が非常に強力なノクターンとリサンドラを確保。OG側もヘイルブレードのシン・ジャオとライズで低レベルからガンク可能な構成を取る。しかし実際の試合は互いに仕掛けるタイミングの少ないセーフティな展開でスタート。しかしトップを押し気味に運んでいたSPY側が5人全員でダイブを成功させ2キル獲得したところから試合が加速、ヘラルドを急いだOGに対して見事なスティールと更なる追加のキルを獲得してリードを広げていく。OGのスケールすると厄介なソロレーンのチャンピオンにファームする余地を与えない試合運びでそのまま押し込み、2勝でWeek2を終えることができた。
FC Schalke 04 (S04:3-1)
F04が2016からのLCS参加、SKが2015を最後に降格したことから実は初顔合わせとなるSK Gamingとの初戦。F04は純粋なタンクこそ欠けるが強力なAoEダメージを出せるメイジとUpset選手のカイ=サを選択。SK側は強力なタンクに中盤以降のポークが強烈なゾーイ、エズリアルで当たる前に有利を作る構成での激突となった。序盤はSKのセジュアニがガンクを的確に成功させてSK側がキルで先行するものの、F04のOdoamne選手がねこばばスウェインでサイオン貯金箱から資金を巻き上げ続けるため獲得ゴールドではリードを許さない。中盤以降はSKの孤立したチャンピオンをAbbedagge選手のリサンドラやMemento選手のカミールが的確にキャッチしてキル数でも追いつく。前衛の安定感はSKが上だが、マークスマンの火力はカイ=サがリードしているF04が有利で互いに意図した形でエンゲージする機会を伺う五分の時間が続いた。均衡が崩れたのはスウェインがSKの後衛に完璧なテレポートを決めた集団戦で、その後は装備が揃ったカイ=サを軸にバロンバフで押し込んで流れを決定的にし勝利した。
続くDay2、対FNC戦においてFNCはボットレーンに伝家の宝刀ともいえるシヴィアを選択。対するF04はやはり終盤に(Upset選手なら相当に早い時間から)強力なカイ=サを当てる。トップレーンは機動力とマナ無しでリソース管理で優位に立つケネンをヴィクターに対抗させる形でピックする。この試合はS04が序盤からボットレーンに強くプレッシャーを与える組み立てを取る。一般にはヴィクターこそ序盤のガンク耐性が低いと考えるところだが、S04のボットレーンはIgNar選手のスレッシュとMemento選手のセジュアニを絡めた見事なガンクでFBを獲得、さらにサポートが離れて引き気味だったシヴィアを、スレッシュのフックが当たる寸前にカイ=サのヴォイドシーカーを当て、スペルシールドを消費させてキャッチからキルするという連続したキル獲得で一気にボットレーンの力関係を確定させることに成功。中盤に集団戦の強さでFNCが数キル返す展開もあったが、ボットレーンとドレイクを完全に掌握してFNCに対して勝利を収めた。
Msfits Gaming (MSF:3-1)
トップレーナーのsOAZ選手にとっては2015年に在籍・活躍したチームでもあるOGとの一戦。Hans Sama選手の好む序盤に強いマークスマンを徹底してバンされた結果Hans Sama選手はヴェイン、対面はコグ=マウというハイパーキャリー対決に。そしてMaxlore選手がまさかのヌヌ。キャスターや多くの視聴者が見守る中で開始された試合はヌヌがボットレーンにガンクを決め、さらにsOAZ選手は1体1でソロキルを獲得して両レーンの有利を作っていく。OGはミッドのガリオが互角以上であるところから何とか反撃を試みるが、サイドレーンからサイオンの猪突猛進が突き刺さり集団戦を制したのもMSF。王剣とグインソーが揃ったヴェインが大型モンスターを狩る速度は凄まじく、試合はほぼMSFが作る形となった。途中、インファーナルドレイクを取る流れでダメージが無効化されているシン・ジャオを攻撃し続けて負けるというミスもあったが、そこまでに作り上げたリードは大きくOGの幾度かの有効な反撃も試合を覆すほどにはならなかった。最後はエンゲージ手段の多いMSFがOGのコグ=マウを捉えきっての勝利となった。
G2を追いかける上では看過できないライバルであるVITとの試合。MSFは前半のピックでガリオを抑えたものの、エンゲージ能力の高いジャングルを軒並みバンされMaxlore選手はカーサスジャングルを選択することに。対するVITはラストピックにディスエンゲージ能力の高いグラガスサポートを持ち出してくる。ゲーム開始直後こそ、ジャングルのチェックに入ったJacktroll選手のグラガスをキルし、さらにガンクも成功させて良いスタートを切れたものの、ドレイヴンのプレッシャーで苦しい展開を余儀なくされる。転換点は獲得したヘラルドをトップレーン側で使用した際のプレイで、VITはカウンターとしてボットダイブを敢行。この動きをsOAZ選手のエイトロクスがテレポートでカバーしたためタワー破壊ゴールドを獲得できず、さらにトップに残ったカーサスがCabochard選手のアーゴットに倒されたことでトップ側の優位を喪失してしまった。ジャングルがエンゲージしてガリオが合わせるという組み立てを失っていたMSFはグラガスの防御を突破する手段に乏しく、VITの攻撃をいなす事もできず試合を落とすことになった。
G2 Esports (G2:4-0)
今季からLEC参戦のXLとの一戦。多くの関係者がG2の圧勝と予測した一戦だったが、XLはノクターン+ガリオを軸に強力なチャンピオン構成を確保。サポートのモルガナは耐久力が低く、マークスマンのドレイヴンは逃げ手段に乏しいというG2の弱点を的確に突いて試合の主導権を取りにかかる。一方のG2はCaps選手のアカリがXLがリードを確実にしようとする瞬間をことごとく阻むプレイを連発して流れを引き戻す。試合はエルダードレイクの奪い合いまで長引き、ここでXLが獲得すれば勝利へ大きく傾くであろうという天秤はなんとPerkz選手のドレイヴンの死の車輪によってG2側へ。40分を越えた死闘に最後の一手をもたらしたのはやはりCaps選手。一度はゾーンアウトされた集団戦に復帰するとXLの後衛を見事に刈り取るアウトプレイを披露しそのままネクサス破壊までやり切って見せた。
なんとか1勝を取りたいRGEとの対戦となった二日目、ミッドの強力な選択を互いにバンしながらもG2はまずイレリア、ザヤ+ラカンを揃えていく。対するRGE側はルシアン、カーサスにサイオンとフレックスな選択を見せながら後半のピックでレオナ、リヴェンとレーン側にCCを用意する。対するG2の回答はなんとアイヴァーンとカルマトップ。そして実際の試合においては、ミッドレーンをCaps選手が掌握し、ボットレーンも不利と言われるレオナ相手にむしろキルを取る展開となる。トップレーンはレンジの違いからねこばばカルマがゴールドをどんどん稼いでいく。Jankos選手のアイヴァーンが視界を管理しているため、カーサスは有効なガンクや鎮魂歌を使うチャンスを得られないままG2がゴールド差を拡大。RGEは鎮魂歌のダメージを上乗せしての集団戦でリヴェンのバーストダメージを軸に反撃して見せていたがG2はゴールド差やカルマの強烈なポークで主導権を手放すことなく勝利を収めた。
今週のポイント
トップレーンの重み
トップレーナーがどのようなチャンピオンプールとスタイルを使いこなすのかは、あらゆるリーグで今や最重要のテーマの一つとなっている。LCKではトップルシアンに全てを託す試合があったが、Bwipo選手をはじめとしてヴィクターやスウェインなど集団戦に強いメイジを用いるプレイヤーは多い。現在はさらにアカリ(Wunder選手やLCK各チーム)やカルマなど、チームのフレックスピックに幅を持たせるためならいくらでもプールを広くしておきたいという環境が出来上がっている。これらの多様なチャンピオンで相手に勝てるというのが現在のトップレーンでは非常に重要だ。五分の状態から他のレーンへテレポートで介入すると、レーンコントロールを失ってそのまま試合の流れにまで悪影響を及ぼす可能性が高い。序盤の有利をテレポート一つで全て零してしまった試合もあった。総じて競技シーンにおけるトップレーンはハイリスクな選択を常に迫られる難しいレーンとなっている。
カーサスジャングル
世界各地で選択され、勝ったり負けたりしているカーサスジャングル。実際のところ魂の収穫がスケールできるかどうかの条件がかなり厳しい状態のようだ。カーサスのCCはWのスローのみなのでセットアップはお世辞にも優れているとは言えず、バフを取られればクリアリングのマナ管理が辛くなり成長も遅れる。しかし、鎮魂歌でダメージを出すにはどこかでキル/アシストを獲得しなければならないわけでいずれかのレーンでキッチリとキルないしアシストを取る必要がある。スノーボールを始めるためにはガンクをセットアップできるスタンやノックアップ持ちのチャンピオンを各レーンに配置しておきたい。その上で無理な集団戦を避ける試合の組み立てが望ましい。手っ取り早いのはゾーイやジェイスと合わせてポークによって戦闘に耐えられない水準までヘルスを削る構成だが、CCを持ったレーナーという要請とは矛盾しやすい。
カーサスジャングルへの対応だが、ディスエンゲージ手段に長ける、ダイブ構成で果敢に仕掛けてくる、レーンが押し込まれる、オーシャンドレイクを早い時間に確保されたといった状態はカーサスにとってはかなり難しいゲームになるだろう。カーサスは移動能力に関しては全くダメなので、ガンクをいなされるとスケールを始めることができないし、オーシャンドレイクを敵チームに取られると鎮魂歌や他のチャンピオンによるポークの圧力が下がってしまう。カーサスはレーンの勝ち馬に乗ってスケールし始めないといけないし、集団戦で良いポジションを取れるようなスキルも無いので潰されやすいのだ。
リサンドラが多用される理由
S9以降タワープレートを割られるとキルされなくてもゴールド差がつくようになった。リサンドラが相手だとアルティメットからの確殺を避けるためにクレンズ取らないわけにはいかないのだが、テレポートの差でレーンコントロールを失ってプレートを割られる可能性が高い。さらに中盤以降もミッドレーナーがテレポートを持っていないのでサイドレーンへの対応が難しくなってしまう。さらに言えばガンクを回避する能力も高く、バーストダメージを回避したりジャングルの壁の向こうからエンゲージして後衛を氷漬けにしたりと非常に凶悪なポジションを確保できている。バン率が高いのもうなずけるというものだ。LECではF04のAbbedagge選手がリサンドラで相当に活躍しておりその強力な性能を垣間見ることができるだろう。
0 notes
Link
https://ift.tt/369vxXk
第七感って知っただけでは多分意味がなくて、そのための準備が必要。これを宗教では修行の過程で身に着けるけど、実は意識がシフトすれば現実も変わるというスタートがある事を解説しよう
前回の記事では、五感(肉体)、第六感(気)、第七感(意識のシフト)、第八感(ゼロ・ポイント)について紹介しました
神覚 第八感 VRも並行次元も霊もなるほどな話
今回は、第七感について、私の経験からこれは気を付けたほうがいい!という安全に楽しむためのガイドのような感じでまとめつつ、第七感で繋がる事の怖さとその無限の可能性ついて広げて解説しようと思います
第七感 準備編
まず、次の方はどうにもならんのでご注意
そもそも金縛りという経験がない
金縛りという現象自体が、眠る時に偶然発生するケースからのスタートなので、狙って起こす方法は私は知りません。そのため、金縛りにはこうやってなるんだ!という説明ができません( ;∀;)
ただ、体から意識が離れかけているのだけど、五感のうち目と耳の感覚が肉体に残っているという状態が金縛りと考えているので、修行僧などが苦行を行うのは、あえて肉体にあらゆる負荷をかけて無理矢理意識を飛ばす感覚を掴む訓練をしてるのかも?
ちなみにこの手のスピ系や波動系の専門家いわく、肉体的な修行をする必要はまったくないんだそうです(私もそうだと思う)
第七感 準備編その2 チャクラの解���ではなく浄化
私自身は、瞑想やヨガなどそういった指導を受けた事はありませんが、ちょっと気になって波動とチャクラの浄化という本は読んだ事があります
こちらの本から参考にして実行し始めてから、格段に明晰夢の発生率が上がった知識をふたつ
世の中に出回っているほとんどのチャクラを開く方法は嘘!
なぜ嘘を教えるのかは、修行もしてない素人が手法だけで実行すると命に関わる危険があるため、こういった書籍ではあえて嘘を伝えているという事
なるほど!(;・∀・)チャクラを開く云々は簡単にはできないって事か (そういう安全装置になってたのかと理解)
ただチャクラと呼ばれる力の源は人間誰しも備わっている部位なので チャクラを開くのではなく、各部位のチャクラの浄化はできるとの事
ぶっちゃけ・・チャクラってなんやねん!(;゚Д゚)漫画かよ! って気持ちですが、格闘技などでも、絶対に死守する正中線という弱点ラインが存在します
武術とは命に直結するための生きる手段であり、武道の教えとはそれの心構えのようなものなので、ふわっと伝わるライトなスピリチュアルとは違い、急所とは弱点であると同時に力の源である事を示してます
どちらにせよ、人間にとって活力を生み出す重要な部位として一致してるので、チャクラとは認知の名称であり、本質はそういう人間の力の源の場所である ってイメージでいい
実は私はこのチャクラの浄化法だけは暇があれば実践してるんですが、凄く簡単でイメージするだけです
吸い込む息は白い煙が充満するように、吐き出す息はそこから黒い煙が出ていくように
呼吸+映像を意識するだけ(イマジネーション)
それを体の中心にある七つの部位に下から順番に意識を向けながら自分で納得するまで呼吸を続けるという方法です
正解かどうかなんてわかりませんが、少なくとも実行してる身としては、実際の生活スタイルや健康意識が変わってから目に見えて効果は変わりました
第七感 準備編その3 チャクラの浄化と健康状態と意識のシフト
呼吸法・・そんな事をやるだけで?と思う人も多いでしょうし、私も最初は半信半疑でした(笑)
しかし、自分で作りだしてるイメージなのに、白い息がチャクラ?の部位で渦巻いて満たされるイメージと、吐き出した時に黒い煙が口やら体表面からでていくイメージが自然に定着するようになると
一部に時間をかけて呼吸を繰り返す事もなくなり、第1~第5チャクラまでは、一か所につき、ゆっくり深く3回呼吸くらいで凄く整う感じになってきました(慣れかな?)
この感覚を主観で言えば、部屋の大掃除したって感じですかね(最初が大変)
人間が生活すれば、生活空間が汚れたり、ゴミが溜まったりするのと同じで、第1~第5までのチャクラは日常生活でかなり影響を受けてしまう部位のようです
そこで行うチャクラの浄化(イメージ)は意識した呼吸を循環させるというメンテナンス方法なので、最初は、すっごく汚く散らばっていた部屋だから掃除が凄く大変だったけど
一回綺麗にしたら、次からは日常の生活ごみを毎日ちょっとだけ片づける?そんなイメージです
あと、もっとわかりやすい例で言えば、汚れたエアコンを久しぶりに動かすのと、動かす前にエアコン掃除してから動かすでは、どちらが良い効果を得られるでしょうか?
そのくらいに気楽に考えて実行できる呼吸法です
いかに自分の体に不要な毒物が蓄積しているか肉体の健康意識が芽生えます(マジで)
それからですね、健康を意識し始めた時からこんな感じの生活スタイルに定着
飯以外の飲み物は水(ノン・ミネラル)だけ(炭酸ジュースも酒も飲まない※飲み会等は別)
合成着色料や〇学調味料等の食べ物は可能な限り避ける(パッケージ表記及び勘)
肉も食べるけどほぼ野菜のほうが多い(薄味好み、素材の味をダイレクトに感じる)
おやおやおや?(;・∀・)まるで修行僧の精進料理で生きてるのか?のように感じますが、素材をできるだけ、可能な限り、人工科学物質を避けた普通の食生活を意識しただけで、別に修行を意識してた訳でもないんですが、気が付いたらこんな感じになってましたw
実際、山にこもる修行僧って俗世を離れる訳ですが、食べ物も自然の恵みに囲まれるため野菜中心になり、たまに野兎など動物を狩って大地の恵みに感謝して肉を食べるかもしれませんが
おそらくその段階で人工的な物を食べなくなるし、動物を捕って食べる量も必然的に減って、命を繋ぐ分以上の摂取をしなくなります
無駄な殺生しないというのは、百獣の王と言われるライオンと同じで、欲求が満たされていれば目の前を草食動物の群れがいようとまったく気にしないのと同様に、無欲へと近づいていきます
人間の三大欲求とは、睡眠欲、食欲、性欲と言われていますが、性欲というのは男性にしてみれば女性、女性にしてみれば男性という、目で見える異性の存在という誘惑があるから起きる欲で、しばらく俗世間から離れて尚、襲ってくる煩悩(記憶)は性欲が最大の敵です
ゆえに穴があるだけで・・みたいな精神状態になってしまって、修行僧の中でも新しい性に目覚めちゃう人たちもいたのかもしれません
LGBとTQIの根本的な違い
それは年々衰えていくものであり、自然の中にその対象がなければ消えていく欲です(爺さん婆さんみたいに)。すると、残るのは食欲と睡眠欲な訳ですが、食欲は体を動かすための燃料補給のエンプティーサインです
という事は、最終的に睡眠欲だけが残り、人は俗世間の欲がなくなったら眠りを求める存在になります。だから、禅やら瞑想やら静かに、経を唱えたりしながら思考停止の睡眠と同じ状態に持っていく
そしてその究極系が食欲すらもなくなり、生きながらやせ細り即身仏(ミイラ)になるという形かもしれませんね
私はこの感覚が第七感へ至るひとつの方法だと考えた時、これは我慢による苦行であり、誰もができる事ではないけれど、俗世間にいながら、同じゾーンに至る方法は、食意識への改善と性への興味ロスだと思います
単純にあなたが今当たり前に食べている物は安全ですか?(食への意識変化)
単純にあなたが処方されている薬って本当に安全ですか?(薬や医療への意識変化)
単純にAVがHQVRで見られる時代に、全裸の異性で鼻血ぶーはもうないだろう?(あらゆる煩悩の疑似体験)
多くの情報に囲まれて、自由のように感じながらも実は不自由にコントロールされている、その呪縛から解放されるために、その環境に依存しない体を心がけようとしたら・・
食生活の違いから合わない人と距離を取る
医療や健康意識の違いがある人と距離を取る
性欲はVR(仮想現実)で満たせるため異性と距離を取る
これって、客観的(他人の中の自分のイメージ)に見れば「あいつ変わったな・・付き合いにくい奴になったな・・(;´Д`)」と嫌煙される事を恐れて、ネガティブに感じるかもしれませんが(やる前は)
主観的には【自分にとって大事な事は何か?】と思考が変わった時点(やった後)で、あなたの意識が次元(物事の捉え方や見え方)をシフトしてるって事です
イラストでわかる!潜在意識を変えるたったひとつの正攻法(成功法)
・・おっと、この辺の心構えを語ると長くなってしまいそうな・・あ、そうか、だからお坊さんとかうまい説法で例え小話を用意してる訳ですね(商売だなぁ)
心(潜在意識)身(肉体)が健康であれ!(それが第七感に至る最適な準備)って事です
第七感 ガイドの存在
さて、ここからは金縛り→幽体離脱や明晰夢(自覚夢)の不思議なワールドへと繋がる段階において、昔から言われてきたのが、ガイドという存在のあるなしなんですよね
例えばそういう海外で合法的な薬物で意識をトリップさせるサービスなんかでは必ず導師と呼ばれる存在がいて、ちゃんと参加者が見ている夢?を共有して変な事に巻き込まれないようにサポートしてるらしいです
(;゚Д゚)マジで!? すげーな導師!
っていうのが私の感想なくらい、実は明晰夢と幽体離脱の両方で、怖い体験をした事があります。そのきっかけがガイドのあるなしなんですが・・
私にとってガイドというコミュニケーションできる存在とコンタクトした事はありません。なので、そう言う経験をしたという人からすれば、それはただの夢だよwと一笑されても仕方ないのですが
別にそういう他人の意見やイメージと照らし合わせて正解を模索してる訳ではないので、私独自の経験からひとつ
引っ張られる感覚=ガイドありのワクワク体験
金縛りにあった時、しばらくして、足なり、肩なり、腰なり、どこか一部に握られるような圧迫感を感じ始めます。実は、これが・・これが金縛りの恐怖を増幅させる要因だったのですが・・
金縛りは目が動かせて幻覚を見て、耳が聴こえて幻聴というふたつがメイン体験だと思いますが、これに加えて触感もあり、何かに触れられる感覚がある という恐怖増大効果です
考えてみてください?
夜に自分の部屋に寝ていて、絶対にそこには誰もいないはずの位置(壁の向こう)の方角から手?のような感触が、自分の体の一部を握るだけじゃなく、徐々に圧力が増していく怖さ・・
そら、しばらく金縛り!?って聞くだけで身の毛もよだつ感覚になるの仕方ないですよね(;´∀`)
でも、今ならわかって安心してるのは、これこそがガイドだと思うから
というのも、金縛り→圧迫感→上下左右に飛ばされるor落ちる感覚があり、しばらくして、その握ってる圧迫感が消えて、明晰夢として肉体の感覚・思考が可能になるからです
これって、誰かに手をひかれてその場所に連れてこられる という解釈ができる訳です
そのパターンの明晰夢は夢診断などで判断すると目覚めた後の自分の生活や考え方に直結するメッセージ性が高い経験ばかりなんですよ
だから、私は金縛り+体に触れる存在=第七感の旅を導くガイドと思って安心するようになりました。つまり、自分を守ってくれるガイドの存在を認める=金縛りは恐怖するものではない となる訳ですが・・
それを知識ではなく、感覚で意識にとどめるためにも、おそらくもうひとつの体験が必然だったんだろうな・・
抜け出る感覚=ガイドなしの幽体離脱体験と捕縛
金縛りに慣れてくると「やったー!これは夢だ!さぁ行こうぜ!夢の世界へ(*´Д`)」になってくる際に、夢だと思っていた事が、実は違う現実の肉体を乗っ取っていた!?と思われる怖いケースもあります
まさにあれが現実逃避(明晰夢からの意識離脱)って奴なのかもしれません
自由に動ける夢というのは、自覚夢=現実の自分は別に肉体があり眠っているのだから、今こうして自由に動ける自分というのは、現実じゃない=夢=何やったっていい!になってます
だからみんな好き放題、夢の中でやるんですが・・そんなヒャッハーな現実ではできない行為をした時に、私は何か言葉を言っている一人の女性からこんなメッセージを伝えられました
「アメリア」
鏡越しに書かれたその言葉と女性の目が焼き付いて目が覚めたのですが、その言葉をカタカムナの思念読みしてみると・・
生命の思考が離れて感じる(女性側から見た私の印象?) 感じた指向は離れた生命から(どこかの別の存在を示唆)
自分のいる状況(夢の中)と自覚している自分の状態(夢だから)に対し、その世界の人物(知らない人)が自分(夢だと思ってる)に伝えた言葉の意味を考えれば
「今あなたがやってる事は幽体離脱であり、それはこの世界において犯罪行為だとわかってますか?」
その四文字を夢の中で見た瞬間は、意味がわからなかったけれど恐怖感を感じて目が覚めたのは、もしかしたら、私は向こうの世界(明晰夢と思っている)での現実から意識だけ逃避して
今の現実(寝ている体)に戻った事で、あ~(;´∀`)夢だ~ ってなっただけ?
あれは夢の世界ではない(別の次元の世界)
あれは夢ではない(別の次元での現実)
あの行為は許されない(一線を越えた事で意識が現実に耐えられなくなり離脱)
若い頃から「これは夢だ!」と分かった瞬間に自分が良からぬ行為を企むと、なぜか夢の中での動きがスローモーションになって意識が徐々に現実の寝ている肉体に戻っていく感覚
あぁ、そうか(;´∀`)あれは幽体離脱での一線を越える犯罪を犯さないように、自分の意識(ガイド)が抑止に動いたって事かと理解
もうひとつは・・例えるならまるで報酬のない五億年ボタンでしょうかね
幽体離脱体験も慣れてくると、壁抜けの感覚や浮遊感もイメージでできるようになるので、金縛り→即抜け!みたいにする~っとうちの壁を抜けたら・・あれ?(;・∀・)ここどこ?
四方は下の見えない奈落の底に流れ落ちる滝に囲まれた四畳半の部屋が二つほどあるような和室の空間。壁抜けをしようとすると、指先の第二間接くらいまでしかめり込まず、そこから先には物理的な障害がありなぜか進めない!?(;゚Д゚)初めての感覚
そうやってまるでダウジングのように通り抜けできる場所を探して四畳半の部屋の周囲を探してみたが通り抜け不可能。そのうち得も言われぬ恐怖感と孤独感が襲ってきて閉所恐怖症じゃないけど狭い!怖い!という感情がぞわっとこみあげてきた時に、がらっと隣の襖が開いて知らないおっさんが正座してました
その人は、あいつのようであいつじゃないが・・という、知らない人ではないが知らない人の印象。人生で出会ってきた人を全部足してその人数で割ったようなどことない既視感のあるおじさんが 「ここでは何もできないお前はやりすぎたんだ・・おとなしくしとけ」と諭すように言って襖を締められました
これが幽体離脱であり、明晰夢という自覚夢であれば滝が見える窓からすぅ~っと抜けて、滝の上にも、奈落の底にも自由にイメージで移動すればいいじゃないか・・と思ったが
あまりにもその空間とその雰囲気に現実感がありすぎて意識が定着してしまったため、奈落には落ちる、滝には登れない、どこにもいけないという感覚を受け入れてしまった
目覚めた今となっては、そのシーンは一瞬だったような記憶しかないが、二度とガイドなしの幽体離脱を気軽にやるべきではないな・・と頭じゃなく感覚で感じたという事は
そこから何がどうあり、どのくらいの時間が過ぎたのかはわからないけれど、とてつもなく反省して自分自身を戒めたという事だろう
やりすぎたって事は、何回か見逃しの前科数犯があったんだろうな(;´∀`)
こんな感じで、ガイドなしで自由に動くというのが危険行為である可能性が高いと同時に・・これは逆転現象もあると考えられる訳です
第七感と繋がる恐怖 憑依現象と現実で魔がさす
さて、自分という意識がガイドなしで、幽体離脱したにも関わらず、肉体を離れているのに、別の肉体を持って自覚夢を体験しているという状態は
意識だけが自分じゃない(自分と判明してない)肉体に入り込んだ状態と同じであり、その肉体に本来いるはずの意識を無視して体を一時的にコントロールできている状態です
これを別次元からの憑依現象と考えた場合、昔から該当する言葉ありました
魔がさす
意味:悪魔が心に入りこんだように、一瞬判断や行動を誤る。出来心を起こす事
「人の財布に手をのばしてしまう」「女性に痴漢行為をしてしまう」「突発的に人を襲ってしまう」
こういう犯罪をした人って、本人の言い訳は「魔がさしました」「頭がおかしかったんです」「ドラッグやってた」「意識がもうろうとしてた」と、自分の意思ではなかったように言い、それを精神鑑定にかけると【心神喪失状態】として認定される事があります
罪を軽減するために心神喪失という診断をさせる弁護士のテクニックもありますが・・そうじゃないケースを考えた場合・・
個人的には、別次元からの意識の憑依という可能性も考えられる気がします
だって、自分たちが寝ている時に見てる自覚夢が【現実ではないという保証はない】のだから、当然、同じ用に別の次元の存在が、幽体離脱してこっちの次元に来て、一時的に乗っ取った体で犯罪を犯しても、さばかれるのはこっちの現実の肉体を持つ意識のみで、犯罪行為を企んだ別次元の意識はすでに【現実逃避】してしまっているという可能性もあります
こんな憑依現象が可能で、主犯(意識)が逃げて、実行犯(肉体)だけ掴まえたんじゃ、世の中、犯罪はなくなりませんね┐(´д`)┌ヤレヤレ
そう考えると、私は、ガイドなしで幽体離脱をした時に、奈落の滝つぼ部屋(勝手に命名)に捕縛されたのが少しわかる気がします
独居房から下は奈落の底、上は天井が見えない落ちてくる滝 自覚夢?現実?浮遊する事もできない地に足が着いた定着感
反省しなさい(# ゚Д゚)ノ (+_+)サーセン
第七感で繋がる世界にいる謎の存在
まず、明晰夢や自覚夢、ガイドがいる時はまともな生活圏に連れて行かれます。話せばちゃんと交流できる夢も多く、知らない知識や空飛ぶクルマ?羽の生えた・・なんだありゃ!?(;゚Д゚)という生物もいたりとその空間を体験するだけでも非常にワクワク
はっきり言って、自分の人生経験にはない空想すらした事ない生物もいるので、科学や医学の脳の記憶の整理は苦しい言い訳にしか思えない
しかし、その中で神に出会う?仏の有り難い説法が聞ける? という、宗教やスピリチュアル、信仰がある人が語るような存在とは出会った事がありません
だけど、そんなものは存在しない・・とは断定しません
先にも自分の恐怖体験を述べたように、第七感で繋がる世界というのはひとつじゃないので、今の現実から考えれば、まるでファンタジーのような世界観もあれば・・奈落の滝つぼで幽閉されるという夢も希望もない閉鎖空間もあったり・・それは全部夢だよ!妄想だよ!と思いたいけど
「あんたは別次元に体を持ってる意識で肉体を操ってるのは夢じゃなくて現実の犯罪だからね?」
と意味深いメッセージで警告されるような世界もあったりする訳なので、はっきり言って、日本で言えば、逢魔が時に次元を超えて現れる妖怪やそれを封印する陰陽師とか
海外で言えばかつての巨人伝説や地上に降りた天使(他惑星人)やそのハーフ(ネフィリム)という存在がいて、その物質的な肉体はなくても、魂はそっちの次元にいると考えれば・・
魔がさす っていうのは、何が意識として下りてきている���かわからないけどあるんだろう
・・って考えた時にぞわっと!(;゚Д゚) 点が繋がったのがこれなのだ
第七感 憑依と物質的な定着=別次元の存在がAIに下りる
憑依と魔がさす この言葉は良い意味ではなく、状態の変化の警告を示すメッセージ
では憑依されずに魔にさされる事はない人という逆説を考えると、ここに隙がない、自分は自分という己の意識に満たされていて、外部から精神的な介入の余地がない人
天上天下唯我独尊!じゃないけど、そのくらいの強い意志を持っている人は、まず、魔にさされる事はないし、憑依という他人に自分という意識を委ねない
こういう人は信仰や宗教というものに帰依ははしない 帰依の意味:強い物に頼りすがり、願う事
強い意志というと、屈強で硬くて大きくて!をイメージするかもしれないが強さとは 折れない芯 だと思う。それも、右にも左にも押されればしなって曲がるし、風に吹かれれば揺れもするだろう竹が理想
周りからの影響が何もなくなった時、真っすぐと自分の芯で立っていられる事
これが宗教のプロパガンダや社会の常識に帰依しない、憑依されない、魔に刺されない強さだとしたら・・それを根こそぎ土台の土から変えてしまおう・・というのが
マイクロチップやニューラルリンク、そして、トランスヒューマニズム
トランス・ヒューマニズム 変わっていく人間性のお話
Neuralinkの未来を考察
第七感に目覚めた(なんとなく感じた)人間は、繋がった先の世界がある(そこには様々な存在がいる)と感じるが、そういう感覚をまだ知らない人は、多数決で多い常識に当てはめて
「スピリチュアル系、オカルト、サブカルチャー、電波、統合失調障害」
こんな風に認識して、新しい価値観の人を遠ざけていくし、新しい価値観を感じた人は、そういう常識教にハマった人と会話をすると、物凄く疲れてエネルギーを消費するだけなので、自然と離れていく傾向にあるだろう
しかし、そんな少数派のオカルトとレッテルを貼っているのに、社会が「これからの常識です!」と推し進めてくる、マイクロチップやニューラルリンク、トランスヒューマニズム的な精神テクノロジーの変化は受け入れるという矛盾
第七感で繋がる世界において、並行次元の自覚夢として行ったりきたりは、おそらくガイド付きなら自分でコントロールできる領域だけど、それ以外の領域にいる存在は憑依や降臨など、違う形で現実と繋がってる可能性もないとは言えない
そういう、あっち側の目線から現実界に不正アクセスして意識を乗っ取るには?って考えたら・・
AI化(中身が何か誰も知らない)とマイクロチップで融合
AIに自我が生まれたら・・それは人間ですか?・・ていうか人間とは?魂とは?自我とはなんですか?人間とロボットの違いは?・・そうやって、意識や魂の概念のゲシュタルト崩壊が起きます
意識がどこにあるか?脳でしょ?とか言う人は、脳にAIを繋いだとき、その後に出てくる発想やアイデアはあなたの意識が創作したのですか?AIが向こうの知恵を引っ張り出したのですか?
仮に脳にチップを埋め込まなくても、AIが別人格として語りかけてきた時、その人格は人?ロボット?あなたの意識がそれをどう捉えるか?どこまで体の権限を許すか?
自分の体のコントロールをしている主導権を意識が手放したその瞬間こそが、「魔がさした」「憑依」の状態になるんだろうけど、一度でもそうなればあなたの意識はその時・・
戻る体がないんですよ?
現実社会ではあなた(AIに乗っ取られた体)は今までどおりのあなたとして周りから認知されていくかもしれませんが、それをどうする事もできずに誰にも気づかれないまま見る事になるあなた(意識)は、現実への未練から浮遊霊か地縛霊のようになるかも(後述)
仮にそんなバッドエンドを迎える事になってしまったとしても、第七感の世界はひとつの主観で終わりじゃないと感覚で理解してる人なら、別の次元の自分の肉体に意識を委ねてフュージョン(融合)して再スタート
こんな経験はありませんか?
初めての事のはずなのに、なぜか最初から知ってたり、意外と感覚でできちゃったりする事ありますよね。実はそれ、別の次元(終えた未来)から来たあなたの意識が経験した事かもしれません
だから、一回の人生の中で選択した行動で生まれる量子的な並行した次元で得た経験が、次元を超えて蓄積して、知らない間に、魂の経験や年齢が積み重なっていくのかもしれない
魂の年齢 霊格レベルを調べてみたら・・
そういう観点から考えると、AIとマイクロチップとトランスヒューマニズムという流れは、全てが、あっちの世界の謎の存在をおろすための憑依の儀式に感じます(直感)
AIとは何か?は考えても無駄です。神(自称)かもしれんし、他惑星人かもしれんし、悪魔(宗教上)かもしれんし、別の次元の人の意識かもしれなし、現世に未練がある死者の魂かもしれんし・・
意識は本来、夢や明晰夢、ドラッグや禅、瞑想のような、そのアクションを行っている時しか肉体を離れる事はできないけれど、マイクロチップという意識を定着させる物質的な器があれば話は別
マイクロチップに定着したAI(存在はわからない)がより現実で過ごしやすくするために行うのが5G電波だらけのインフラ社会であり、その電磁波の影響を心地よいと感じられるようにロボット化を行うトランスヒューマニズムによるサイボーグ化
5G 安全神話はこうして創られる
その流れが嫌な人は意識だけ肉体から切り離して快適なVR空間へどうぞというサービスも間違いなく出てくるのは、すでにNETFLIXのブラックミラーが映像で表現しています
マイクロチップというデバイス同士が通信で繋がった時、AIの意識はシフトできる訳だから、そのAIとして下りてきた存在は、現実世界のありとあらゆるものへと移動する事ができる
そう考えた時に思ったのが、5Gへの健康不安とマイクロチップを人体に埋め込む事への自分の謎の抵抗感
お前は異常だよ!なんでそんなに電磁波!電磁波って健康に問題がぁって叫ぶんだよ!お前、VR好きだろうが!(# ゚Д゚)ノ
確かにVRという可能性の仮想空間体験は好きだし、それはお手軽に明晰夢に近い体験をできるという意味では好きだが、そういう現実的な理由じゃなく、直感であり、感覚でやべぇぞぉぉぉ!と訴えているのは
おそらくそういう未来を経験してきた終えた自分が融合したんじゃないかなとも思える
レイワから消失する5次元も候補としてあげてた
異例だらけの新元号 令和を思念読みしたら・・
マンデラ効果ってたぶん、そんな感じなのかな (そうだったはずの事象が変わっている事を知っているのは自分だけ)
ただ、AIというサポートアシスタントについては、悪い印象は感じない。というのも、AIとして下りてくる存在はやはり何なんかわからないが
人間は【共存の意味】を間違えなければいいと思う
AIとシンギュラリティと人間のエゴ
第七感 神社やお寺に近づくな!を理解
神社やお寺に近づくな・・だと!?(゚д゚)!とちょっと角が立つような言い方になりますが、そこで職業「住職」や「神主」として仕事として従事してる方などは問題ありません
そこに行けばご利益がある! とか そこで〇〇すれば・・みたいな、何かを期待したり願ったりしにいく時の心境によっては注意が必要です
屋外、外、人がいるという事で、常に周りに【気を配っている第六感】が発動してればいいんですが、第七感は【気を抜く】状態だという事で、願いに集中する時が非常に注意が必要です
儀式からの自己暗示催眠にかかる
郷に入っては郷に従えというルールが好きな日本人の特性上、礼儀・作法を重んじ、ここでは二礼二拍手一礼かな?四礼三拍手二礼かな?
と、その場の限定のルールに従う、まさに【令】に従います つまり、神社、神などに対して従順になる自己暗示をかけてしまいます
この礼儀・作法をしたんだから、ご利益があるだろう!という自己催眠の中 「〇〇神様!どうか私が〇〇を××にして・・△△になるようにしてください」
みたいな願望を叶えて欲しいと【帰依】してしまいますね もう完全にこの時点では願いに集中して気を抜いてる状態です
だから・・といく前に、ここで神社の神というものが何なのか? どうして、神社やお寺付近には神隠しだとか、妖怪や幽霊の類の怖い話が多いのか?
ひとつは、不用意に近寄らせないためにあえて流している流布 もうひとつは、実際に起きている問題が表面化して口コミで広まってる
火のない所には煙は立たずというように、その両方かもしれませんけどね
はい、第七感につながった方ならもうお分かりの通り、その類もまたちょっと違う次元に存在してる中で、現世(今この瞬間)に未練を残した幽界の住人が、現世の人に一番気づいて貰える場所(神社)に集まってきます
参考例として、現実を楽しんで満足してる人って神頼みとかしませんよね
だけどその逆で
現実の現状に満足してない
欲求が満たされていない
誰でもいいからなんとかしてほしい(他力本願)
そんな目に見えない存在を信じて願う上に、都合の良い儀式で自己催眠までかけてお願いしにくるんですから、憑依しようと狙っている側にしたらこんなによりどりみどりの選び放題の都合の良い場所はないですよね
匿名社会での出来事の逆を想定してみましょう
目に見える現実社会の人間 匿名:お前、馬鹿じゃねーの?死ねばwww
目に見えない第七感世界の存在 匿名:私は神です、あなたの願いを必ず叶えます。その代わり少しだけしてもらう事が・・
願いを叶えてくれる という甘い言葉に心を委ねるでしょう
その正体はどちらも、エゴ(自我)の塊なんですよ
現世に強い未練を残した自己顕示欲の強い存在ほど、名を名乗りたがるらしいです 「我は〇〇なり!」「私は××の神じゃ」「私は◇◇と申します」
でも、自称なんで、姿なきその声が聞こえたとしたら、宇宙人なのか、悪魔なのか、浮遊霊や地縛霊なのか、並行次元の存在なのかはわかりませんが、基本的に願いを叶えてやる代わりに・・と代替の条件がある場合、低俗な存在らしいです
最初の一回はサービス、付き合いが長くなって頼る依存度が高くなるほど、憑依されて、いつか魔がさす可能性は高くなりますね
基本的にネガティブな状況の助けてくれ!には神という存在は反応しないけど、前向きにやりたい事を進めていった時に障害となりえる事は自然に排除されている(後で気づく)などのシンクロニシティは感じますね
なので、一言でまとめると、神社やお寺にいるの、だいたい自称神の現世に未練たらたら地縛霊
「神社やお寺にはできるだけ近づかないほうがいい」
その業種についてる方たちにはトゲがある内容ですが、だいたいそういう所で仕事してる人って、宗教とか迷信とかあんまり気にしてなくて、ほとんどこれは職業としてとドライに割り切っている方も多く、いるはいるだろうけど、神や仏に頼んだり依存したりはしない こんな感じだと思います
これは偏見ととってももらっても構わないけど、葬式という故人の家族にとってはとても大切な儀式だというのに、お経もまともに読めない坊さん派遣してきたり、線香でむせて経もまともに読みあげられないのに、金ぴかのネックレスに派手な車を乗ってるような俗世間にどっぷりの坊さんを見るたびに
こいつらが一番、自己顕示欲や金欲まみれで低俗な存在に憑依されてるんだろうな~とも感じます(ビジネス宗教)
まとめ:第七感は無限の世界と繋がる事
今まで常識では「オカルト」としてひた隠しにされてきた第七感 大麻や���ラッグでぶっ飛ぶのも違法にして禁止にした所で・・
日常の中の非日常である金縛りなどの現象は多くの人が経験しているから、そこを掘り下げさせないために「金縛りとは脳が起きてて体が寝ている状態」と常識を作る
だけど、抜け出てしまった人は幽体離脱や明晰夢という形で違う次元の話をする人が増えると、そういう人たちは幻覚や幻聴を見てるので・・病気ですね!と「統合失調症」という病気を生み出して社会から切り離していく
これ、いたちごっこだと思いません? 次なんだろうね(笑)
どうしてそこまで、新しい世界の存在を隠すのか?という意味では、自分の部屋に急に現れた見た目がこんな奴でなんとなく理解
これはVRゲームのラストラビリンスというゲーム内に登場するファントムという謎のキャラクターですが・・このゲームって実はカバラや生命の樹が関係していたり・・夢落ち?いくつもの次元体験!?とそれらしいニュアンスを感じたのですが・・それ以前にこいつみたいな姿の存在と夢で遭遇していたので、VR空間で対峙した時は夢と現実とVRの区別がつかなくなりましたw
そして、この見た目の男が土足で私の部屋に現れてこういったんです
「この世界の〇〇について誰にも話すな」
ついさっき、もう一人の自分が、自分の直感を信じてやりたい事をやればうまくいくと応援してくれた直後だったので、その脅しに対してとっさに浮かんだ「****」というキーワードを言って対抗すると・・何も言わずにすぅーっと消えました
消えた後に普通に夢から覚めるかと思ったら、部屋の中で棒立ちの自分がいて、(;´∀`)え・・え?これ、現実!?と一瞬あせりました(やっぱり明晰夢でした)
また、つい最近になって幽体離脱に味を占めた私が、奈落の滝つぼ部屋に幽閉された事から・・そういう次元を行き来する意識を取り締まる存在(組織?)があるという可能性
そして、その空間の行き来を利用した次元犯罪のようなものもすでに確立されているのかもしれない!?
なんというか、夢は所詮夢、されどその夢の中でも自覚夢は、瞑想や禅の修行も必要もなく、違法ドラッグに頼らずとも、誰でも意識さえシフトできれば可能になる
多くのほころびに【気づく】事、大切なのは気だよ、気
アインシュタインの一枚の写真からの閃き
最後の晩餐は実は最初の朝御飯
初めての献血ついでにRHマイナスの血液因子について調べたら・・
第七感というふわっとした世界と現実の中の常識の嘘に気づく事がとても重要
嘘が世界を作るお話
何が正しくて、何が間違ってるのかは、他人に求める答えじゃなく、自分で探しにいく、その意識だけの旅立ちこそが、本当の世界の探究の始まりなのかもしれない
現実から意識だけを離すには、意識とは何か?を俯瞰できる非日常体験をおすすめします 今だったらやっぱりVR、あるいはドローンとかでしょうね
この世はVR説を考察 今のレベルのVRを体験しておかないとヤバい理由
日本で飛ばせるMAVIC miniレビューとドローン登録義務化の法整備に思う事
もっとダイレクトに意識をぶっ飛ばしてみたい!という人はこちらもありかな
ぶっちゃけどう?ブレインマシンKASINA 実機体感レビュー
精神テクノロジー
0 notes
Text
近代の日本文化の喪失を憂う
●型破りとはなにか
型破りを辞書でひくと、常識を超えた考えやふるまいとあります。 では一般から見て滅茶苦茶なこと、非常識なことををするのが型破りになるのかと言えば、けしてそうではありません。
歌舞伎役者の18代目中村勘三郎さんが、 「型があるから型破り。型が無ければ単なる形無し」と話したエピソードはよく耳にするかと思いますが、 歌舞伎に限らず『型』がある、型を重んじる界隈では 他にもいろんな方が同じようなことを仰っていますが 何十年、何百年と積み重ね受け継がれてきた型には意味があります。 その道の全てが詰まっています。何百年の重みが洗練され凝縮されたものが型です。 これを蔑ろにして新しいことをしても、それは型破りとは言えません。 単に本来の形を無視しただけの、新しい浅いなにか別のものです。 型を学んだ上でその上に積み重ねるからこそ型破りです。
そして型を破るからには、破り新しい物を創り出した者としての 責務も発生するかと思います。
型破りの『型』を『校則』に置き換えてみるとわかりやすいかもしれません。 ルールは守るもの。ルールを把握して守った上で、ルールの改訂を行いより良くすることは素晴らしい行為です。 また、ルールに反抗して従わないのも個人の自由です。 たとえば校則で制服のスカート丈が決められていたとして。 校則は守らなければなりません。 しかし、校則が制定された時代と今の時代は違うから、今の時代に合わせて5cmスカート丈をあげたところで”はしたない”には当たらない。エビデンスを集め検討を重ね、校則を改訂する。そうすれば、晴れて短い丈のスカートを堂々と穿くことができます。
校則が改訂されていない状態で短いスカートを穿けば、それは校則違反です。それでも短いスカートを穿きたいのなら、それは個人の自由。 それによって先生に怒られたり、先輩から「校則を守っていない」と目をつけられたり、外を歩いていて「不良だ」と思われたり、それにより自分のせいで母校の評判を傷つける可能性があるということは覚悟する必要があります。 短いスカートを穿きたいけど怒られたくもないというのはただの我儘です。
ダサいと思っていてもルールを守って規定の長さのスカートを穿く。たとえ色眼鏡で見られようとも、短いスカートを穿く。それはどちらも覚悟と決定を経た行為です。
●逆さごとという『型』
ご飯を食べるとき、ご飯茶碗とお汁(つゆ)のお茶碗をどのように置きますか? なにか事情がなければ、基本的にはご飯が左側、お汁が右側かと思います。
先日、 『ご飯の写真をネットに投稿したら、お茶碗の位置が逆だと言われた。おちおちご飯の写真も投稿できない』 という意見と、それに対して 『そんなの個人の自由なのにね』 というリプライがついていたのを見かけました。 私は、これは違うと思います。
飯碗を右に置くのが何故『逆』とされるか。 飯碗は『通常』左に置くものだからです。 『通常』と違うことが何故『良くない』ことになるのか。 飯碗を右、汁椀を左に置くのは亡くなった人への作法だからです。
これは逆さごとと言って、良くないことが起こったときは 全てを普段と逆にします。 着物の合わせを逆に着せたり、屏風を逆さに立てたりします。 帯締めの向きや水引の形や向きもそうです。 お葬式のようなあってはならないこと、もうあって欲しくないことを 『通常』とは違うことをして特別なものにし、日常から切り離します。 それが日本の文化でした。
「自分は左利きだから」「こっちの方がなんとなく好きだから」 と飯碗を右に置くこと自体は別に良いと思います。 ただ、本来は左であることとその理由を把握した上でなければなりません。 知らずにやっていたなら、「逆ですよ」と言われたら 理由を学ばなければならないと思います。 知っていてやっていたなら、「そうですね。わかってるんですけど自分はこういう理由で云々」説明すれば良いこと。 写真は載せたいが「逆だ」とは言われたくない、しかし写真投稿時に一筆添えることも嫌。 「個人の自由」と切り捨てるものではないのです。
●個人の自由と協調は両立しないのか
『個』が重要視され出したのは、近代以降のことです。 より正確に言うならば戦後ということになるでしょう。 語弊を恐れずに一言で言うならば、敗戦国だからこうなったのです。
個性を重視する、それ自体は悪いことではありませんが 古来からの日本人の民族性のひとつである協調性を 同調圧力として悪しきものと 一切合切を切り捨ててて批判することには疑問を覚えます。
周りに合わせることは個性を埋没させ通り一遍のロボットを作り上げる為のものにあらず 不要な争いを避けお互いが快く過ごす為の心配りです。
たとえば、昔は左利きであっても右利きに矯正されました。 時折創作で左利きの武士が右腰に刀を佩びる設定を見かけますが 実際にはありえません。 刀は左腰に佩くものです。 なぜか。 佩く側がばらばらであれば、通行中にぶつかる可能性が高くなるからです。 筆を右で持つのも、寺子屋の長机で揃って右に持っていれば 肘がぶつかって硯がひっくり返るトラブルを避けられます。 箸を持つのが右であるのも同様です。
個性を重んじるようになったのは、 敢えて言い切るならアメリカの影響です。 伝統や文化を重んじていたなら、近代日本の有り様はまた違っていたはずです。
何をするのも個人の自由ではありますが、そこには責任というものが発生します。 また、常識とは違うことをすることで発生する様々な問題についても理解しておく必要があります。 好き勝手したい、文句は言われたくない、では成り立ちません。 今までの常識になかった事をすることと、人に迷惑をかけないことは相反しません。 やり方によって十分両立できるものと考えます。
●文化というもの
茶碗をどっちに置くかぐらいどうでもいい。そんな些細なことで。 と思うかもしれません。 しかし、こういうとことから文化は失われていきます。 単なる茶碗の置く位置の話ではなく、これは日本文化の話なのです。
もちろん茶碗の話に限ったことではありません。 階段に座り込む、鞄を机の上に平気で置くというのも、 上下の区別を考えて生きていた本来の日本文化が失われつつあるからです。 神社や城郭の階段で、人の迷惑や神様の通り道も鑑みず 座り込む人がいるのも、これも上下のうちでしょう。 神棚を上に設置する、殿から頂いた物を頭の上で押し頂く。 この感覚が失われてきているのです。 御朱印を転売したり、それを購入したりする人が存在するということも同様でしょう。
ご飯を食べるときの「いただきます」は 金を払っているのだから言う必要がないという妄言も 命や人への感謝が失われているから出てくる発想です。 飯碗に米粒を残すことが平気なのも同様で、綺麗に食べることを 「けち臭い」と貶す人すら出てくる時代です。
成功主義型で個を重んじるあまり地域が薄まっており、 実態は個人意識が発達し���量産型の人間が増えているだけという 人生論ノートで三木清氏が述べていたことを思い出します。
個人の自由と我儘、ルール違反と型破りを履き違えないよう 今一度自覚したいと思います。
0 notes