#感応グラン=ギニョル
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20230228
2022年に一度も書いてないってマジ? 驚き。昨年も多くはないけどそれなりに本を読みました。なぜか急にSF(サイエンス・フィクション)が読みたい欲が高まって友人にオススメを聞いたところ色々勧めていただいたのですが、その中に空木春宵の『感応グラン=ギニョル』があって手始めにそれを読んだら物凄く面白かった。SFってこんなに面白いんだ!! と思えた一冊でした。買って良かった。他にも何冊かSF小説買ったので読むのが楽しみだな〜と思いながら積ん読を眺めています。
あと昨年のクリスマスに『儚い羊たちの祝宴』を頂いて、そちらは最近読み終えたのですが面白かった。私は「北の館の罪人」がお気に入りです。何のジャンルが一番好きかと聞かれたらミステリーと即答するくらいにはミステリー小説が大好きなのですが、こちらを読んでミステリー読みたい欲が強まりましたね。欲しいものリストの中が増える増える。基本的にはいろんなジャンルを読みますが、やっぱりミステリーが一番好きだなと改めて思いました。そんなことを書きながら今現在読んでいるのは津原泰水の『綺譚集』。こちらはSF読みたい欲のときに一緒に友人がオススメしてくれました。
本を読んでいるときって様々なことを忘れられるうえに新しい世界を覗けるから良いなぁ。
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【読了】『感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)』空木 春宵 ☆2 https://t.co/XyPT1bpJuC #booklog
— いなえしむろ (@inae466) Jan 14, 2023
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『感応グラン=ギニョル』 空木春宵
本の表���にあるフランス語題は"GRAND-GUIGUOL: Folie à deux"。なるほど、そう言う内容なのかと思いながら読み始めた。読みながら書いたノートを下に。
「感応グラン=ギニョル」 一種の少女幻想かな。特殊な感覚を持つ異形の少女たち。「精神の乱行」と言うのが面白かった。内容がグラン=ギニョルやね。
「地獄を縫い取る」 SF。神経ケーブル。官能伝達デバイス<蜘蛛の巣>+炎パス(感情)。それと小児性愛者による性的虐待。最後はちょっと爽快な復讐譚。
「メタモルフォシステムの龍」 SFチック。おとぎ話的でもある。実際に蛇などに見えるように己の人体を改造した人達を思い出した。
何らかのウィルスの宿主となった人々から生まれた者は、恋に敗れると身体が変化してしまう世界。女性は蛇になり、男性は蛙になる。このお話、情念がすごい。湿度も高い。色っぽさをあまり感じないのは、私が女性にそう言う興味がないからか、私の想像力の限界か。
「徒花物語」 異形の少女達の通う学園でも百合チックな少女ものと思いきや(以下ネタバレ、ゾンビもの)だった。でもこの作品が私は一番好きだったな。これが少女小説風で、性が影の中にしか存在しないのが私には心地よかったのだと思う。
この作品に出て来た四文字熟語を二つ
明眸皓歯(めいぼうこうし):澄んだ瞳に白い歯。美人の形容
羞月閉花(しゅうげつへいか):美貌にうたれて、花ははじらい月はかくれるの意で、女性の要望のきわめて美しいことのたとえ。 羞花閉月、閉月羞花
「Rampo Sicks」 題名、浅草六区とかけてるんだろうな。美醜についてなど。これ、私にはあまり面白くなかった。あまりにフリークショー的で。探偵と黒蜥蜴ならぬ皓蜥蜴の戦い。ってか、戦いってほどのものではなかったが。
この作家さんの書くエロティシズムが、私にはいい感じのときと、ちとどうだかななときとがある。物語や文章などはとても良くて独自の世界を描けるし、この世界が借り物でない感じもしてとても���もしいのだけど、ここらへんの、グロではないけど、グロさに繋がるようなエロティシズムがこの作家さんの魅力の一つなんだろうと思う。ただ、ここら辺は私の好みではなかったりする。対象が女性/少女で、見る人/欲望する人が大体において男だからなのかなあ。全体的に、外側にいる人々を書いているとこはとてもいいと思う。読みながら、漫画化するなら誰かなと軽く考えてたんだけど、最後の作品で、これは木原敏江だわ、と思った(最近の漫画家さんは知らない)。
フランス語題の Folie à deux は、読者も一緒にこの本の世界にどっぷりハマりましょうってことなのかなと思ったり。
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本が届いた。今日はいい日だ……をまたしばらくUPしていませんでした。
空木春宵『感応グラン=ギニョル』(東京創元社)
書き下ろしの1篇以外は既読。どれも女の苦痛と情念と復讐を圧倒的な筆力で描いています。
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グランギニョルを観劇したよ
前置き
突然ですが、TRUMPシリーズのうち、私が初めて観たのはLILIUMでした。ちゃんと記録していたので日付も明確です。2017/03/26。
そこから半年も経たないうちに入手可能なシリーズ作品の円盤は全て購入し、ツイートに隙あらば繭期語を取り入れるようになったり、twitterで数年間リプなどしあうことのなかったフォロワーさんに円盤を貸して頂くわ、顔をつき合わせて繭期のカウンセリングをして頂くわ、 あまつさえ最新作の舞台を劇場で5回も観劇することになると誰が想像したでしょうか。繭期はすごい。 (誰が言わなくても私が一番びっくりしてるよ)
さて、観劇からしばらく経ちました。一週間か…。未だに感想らしきものをまとめられる気がしません。 これまでと違って、直接舞台を観たことで「当事者感」が自分の中に湧いてしまったからかもしれない。などとそれらしいことを言ってみたものの、多分明確な推しができなかったから、定点に立ってじっくり考えることができなかったことが考えをまとめきれない理由かなと思っています。所詮はキャラ厨です。 とはいえ観劇した時は毎回ぼろぼろ泣いてたので、場面ごとに記憶をピックアップしながらなんとなく感想を綴ってみようかなと。これまで全作品何かしら書き留めていたのに、ここで止めてしまうのももったいない精神から、つらつらと思いつくままに感想を書いてみます。長いよ!
キャスパレ
TRUMPシリーズに限った話ではないですが、キャスパレってやっぱり痺れるほどかっこいいです。(と思ったらキャスパレってもしかしてこのシリーズ限定の名称なのかな?ググってもTRUMPシリーズのことしかヒットしなかった…)
いわゆるOPでありPV的なものだと理解しているので、キャラクター同士の関係性や世界観を一気見できることや、演出も遠慮せずグイグイ魅せてくるあたりは何度見ても飽きない。というか今更ですけど、演出の中でも照明にかかわるところが個人的に印象に残りやすいなと思いました。漫画的に舞台を見せられるからかな~とにかく視覚的にわかりやすい…
◆人形を模したあの動き 誰しもが言及するところではあるでしょうが、ダリとゲルハルトを中心に他のキャストがくるくる回ったり、糸が切れてその場に崩れ落ちたりといった動きはもうもう、鳥肌ものでした。 グラン"ギニョル"という作品タイトルから、これらの動作が"人形"を想起させようとしていることは文脈的には明らかなんです。それを踏まえた上でも"生"を感じさせない役者さん達の一連の動きは、 真っ白な照明の色もあいまってTRUMPの世界に一気に引きずり込まれるくらい、ぞっとしました。まだまだ何度でも見たい。3割くらいキャスパレのために通ったと言っても過言ではないかもしれ…いや、ある……ない(どっち) ※そういえばこの一連の動作の中で、マルコも人形の動きをしていた理由がまだ微妙に理解できていません。陰で糸を引く脚本家だったのではないのか?結局は彼もまた、グランギニョルのいち出演者に過ぎなかったということなんでしょうか。
◆黒幕当て TRUMPシリーズにおけるいわゆる黒幕やキーキャラクターが、このキャスパレで相応の演出がされていることは過去作品で学習していました。 なので、グランギニョルも初見の時は一応頑張って観察しようとしました。した、んですが…キャラクターがまったく頭には言っていない状況では何も察することが出来ませんでしたね…二回目以降で「スーとマルコに対してセットの照明演出がある」という点には気づけたので、「あ~これか…?」と少しは納得できましたが…LILIUMでファルスが指揮をする、ほどのわかりやすさはないんじゃないかな…黒幕だとは思わないでしょう…。ほかにもっと象��的なシーンあったっけ?少なくとも、黒幕を初見で判断するのは私の力量では無理です。あんまり本気で判断するつもりもなかったけど。ていうかやっぱり最初はそもそもみんなダリとゲルハルト見るでしょ?!あとマ���コ(≠ダミアン、=ウル)の外見が他キャラに比べて地味だから余計…(逆に今回はそこで察しろってことだった?!いやいや無理がある…)
全体を通して
TLで拝見した感想ツイートの中に、「グランギニョルはTRUMPの二次創作みがある」というものがありました。私、このコメントのニュアンスには概ね同意です。 というか、グランギニョルってTRUMP外伝ですよね。シリーズの本編において、がんじがらめの因縁で引き合わせられた二人の少年がいました、今回はその片方の親を主人公に据えてさらに因縁を掘り下げます…なんてこれ外伝以外の何物でもないよ… そして、先に挙げたどなたかの感想ツイートには次のような続きがありました。「グランギニョルにおけるキャラクターの挙動や台詞は過去作品とリンクするものが多くあって、そのために余白があまり感じられなかった」と。正確な引用ではありませんが、概要はおおむねこのような意味であり、良し悪しを評価するものではないという理解をしています。そして私はこの意見にも同意です。
◆ギャグパートの多さと大げさぶり 同意する理由は主にこの点かな。 グランギニョルは、全体の構成もTRUMPに倣った雰囲気があるように感じました。 前作のSPECTORに比べるとコメディパートが多かったり、ここまでノリノリにするか?!というくらいギャグのテンションが高めだったり。TRUMPも初見時はかなりびびった… ただ、"笑いどころ"に関してTRUMPと違う点は、今作はTRUMPの外伝であるが故にそれでも意味深長なシーンが多いところ。「デリコパーンチ!」「ダリちゃんと呼べ」など、結構な数のシーンが過去作品とリンクしていたことから、知っている人にとっては息継ぎがしづらいところはあったんじゃないかとは思います。断続的に殴られるイメージ。 それから、ギャグのテンションが妙に高い点については、そうでもしないと別作品に引きずられすぎてしまうからかな…なんて思ってみたり。勝手な想像です。そこまで考えて全体のバランス取ってるんだとしたらすぇみっ氏は本当にすごい。 だからこそ、グランギニョルだけに登場し、シリーズ全体の呪いに直接関与しない人物たちはこの作品のバランサーとして貴重な存在だったんじゃないかと感じました。特にヴァンパイアハンターの師弟。彼らの存在はこの作品の中で完結するからこそ、そしてあくまでポジティブスタンスだったからこそ、あまり深く考えなくていい。(とか言ってたら末満さんが春林の今後について言及しましたね)全体を通して安らぎというか、いいリラックス要素だったんじゃないかな…。あくまで個人の感想です。師弟がしんどい人だってたくさんいるのもなんとなくわかる!そもそもがダンピールと後天性吸血種ペアって。弟子が師匠のイニシアチブ取るって。それに歌麿とガバンリだって絶対過去の話ほじくり返せば出てくるだろうし。ただ超ド偏見で言うと師弟でしんどくなる人って、グランギニョルそのものではそこまでしんどくなってないんじゃない?という気がします。何度も言いますがめちゃめちゃ直感と偏見だけで話してます。
あとすごい微妙な感想なんですけど、個人的に師弟の存在や性格があまりに漫画的にディフォルメされてるなと感じていて(TRUMPで言えばグスタフとミケランジェロか)逆に安心して萌えられなかった…今のところ脳内でつがいにできていません。twitterでは歌春に萌えてる人何人か見かけたんだけどね……
話が支離滅裂になってきましたが通常運転です。改めて私はいったいこの話のどこにしんどさを感じたかを書き留めておこう。
・どこをどうとっても「グランギニョル」
グランギニョルの意味をwikiで確認しました。 >19世紀末から20世紀半ばまで存在した大衆芝居・見世物小屋のグラン・ギニョール劇場を指す。 >またそこから転じて、同座や類似の劇場で演じられた「荒唐無稽な」、「血なまぐさい」、あるいは「こけおどしめいた」芝居のこと
微妙に異なるニュアンスがこの単語ひとつに同居していますが、今作はどっちの意味にも取れるところがすごい。 「残酷さ」にフォーカスすれば、ウルの重すぎる運命/ゲルハルトの罪科/そのほか犠牲になった多くの吸血種、人間種にまつわる悲劇 など、今作中でいくらでもその要素を挙げ連ねられます。 「荒唐無稽」「こけおどし」にフォーカスすれば、今作の黒幕であった"ダミアン"の信仰対象であるクラウスが、この悲劇について恐らく何も感知していないこと。そして肝心の"ダミアン"は、己がなすべきことを成したと思って安らかに死んだところ、あたりが挙げられると思います。でもこのあたりも人によって解釈違うんだろうな… これ以上ない悲劇で残酷劇であり、普通ここまでの犠牲を払ったのであれば誰かが何かしらを手に入れて欲しいと思うのが人情です。私は人生ゼロサムゲームだと思うのでそう感じた。にも関わらず、結局誰も報われていない点が非常に滑稽でもあって、どこをどうとっても「グランギニョル」だなと思う所以です。もちろん、"副産物"はあったと思うよ。ウルという希望とか、ゲルハルトが手に入れることができた矜持とか…。
・過去も未来もすでに決まっている
どれだけこのグランギニョルを考察したところで、この残酷劇の前にSPECTERがあり、更に後にはTRUMP、LILIUMと続いていくことは変わらないわけです。これ、ポジティブ解釈のしようがなくない…?だって、過去も未来も確定してしまっている。しかも両方しんどい。前門のTRUMP、後門のSPECTERです。怖い。 もともとTRUMPで描かれていなかった過去の出来事や、キャラクターの内面がきちんと描写されてしまっているから、本編に沿ったかたちでこれ以上プラスの方向に想像を膨らませられないのではと思います。いや、正確に言えば、やろうと思えばできるんですが、そうやって今作から派生した個々人の幸せを輝かしいものにすればするほど未来が辛くなってしまう…。 それと、TRUMPシリーズにおいての主人公とも言えるソフィ、キーキャラクターのクラウスに対する言及がほぼ0だったわけで、それも大きいかなと思います。劇中劇だなぁーーーって感じ。だからより外伝だって思うんだろうな。本来なら観測され得なかったお話を見てしまっている感覚です。(?)
・あまりにも出来すぎている
いや、これはお話だから、とかそういうことを言いたいのではなく。 先にも述べましたが、私はグランギニョルを外伝だと捉えています。それを踏まえて更に、このお話は「過去にあったできごと」に加えて「少し先の未来」「もっとずっと先の未来」もすべて決まっています。つまりは不定要素がひとつしかない、一次方程式みたいなものじゃないかと…。なるべくしてなった唯一の解、そんなお話だと思えてならん…ならんのです。
ダリとゲルハルトの関係性だって、そこだけ切り取ってみるととても美しい、アツい、ある意味王道の関係だとも思います。 ダリと師弟の凸凹トリオだって、そこだけ切り取ってみると(以下略)。
でも、これらもすべて「こうなるべくしてなったこと」だとすると、こうした劇中の関係性やできごとを挙げ連ねて「綺麗な、理想的な、王道の、"生きること"の肯定」と言ったプラスの修飾語で飾れば飾るほど、のちの展開の闇が引き立ってしまうな…。とぷわぷわ考えています。日本語が追いつかない…。なんだか同じこと言ってるな。 すぇみっさん、ホントに油断も隙も救いもない話ばっか考えるな…と思いました。
他に印象的だったシーン
◆キキとオズ関連 唐突ですが、TRUMPシリーズは全部別ベクトルで好きなんですよね。 LILIUM :心で好き。どうして好きなの?って言われても説明できない。だってみんな好きでしょ? SPECTOR :理性で好き。謎がするすると解明されていくから。辛いけどすっきりする。後味最悪だけど TRUMP :すべての始まりの話だから好き嫌いのベクトルで語れるわけがない といった具合です。つまりは理屈抜きでLILIUMが好きなので、キキとオズのくだりはめちゃめちゃはちゃめちゃに泣きました。毎回毎回面白いほど同じところで…なんで泣いたかは無粋だからわざわざ説明はしません。だって見ればわかるし…
◆アンリの実質ラストシーン ここも毎回泣きました。ダメ。あのシーンで泣かない人間いる?って感じです。キキとオズのシーンでガチ号泣するためにはLILIUM履修が必要だと思うんですが、このシーンはそういうの必要ないじゃないですか…泣くだろあんなの…
◆ライネス&ラストシーン
ここで起こったできごとそのものについては何も考察しません。というかできない。起こったことがすべて。ウーン…
本当のラストシーン、搾り出すようなダリの「負けるな、負けるな、負けるな…!」で毎回泣いていました。セリフの重みももちろんですが、それにかぶせるような照明演出がつらい。だってライネスの時と打って変わって、木漏れ日のようにやわらかくてあたたかいんです。優しい。11文字の伝言か。だからこそつらい。
"ウル"が実父と育ての父から受けたそれぞれの呪い、あれについては多分色んな解釈があると思います。 「死が訪れるその瞬間まで、死に怯えて絶望しろ」と「負けるな」。その結果、TRUMPでウルはああした結末を迎えました。個人的には以下の2パターンのどちらかの形で、二人の父親の呪いは発動し続けたのかな、と考えています。 1)2つは一見相反する命令のように見えるけれど、実はそうではなくて、両方とも最後までウルの中で生き続けた 2)相反する命令を受けて実はウルは発狂しており、その結果が"あれ"
個人的には1)がいいかなと…ちょっと気に入ってる解釈ではあるので。 ※劇中のイニシアチブの説明シーンにもう少し意味を持たせたいというやや不純な理由もあったりはする。いや、丁寧な説明はありがたいんだけど特に何か意味があるシーンだと思えなかったので…。
あと、ウルもソフィも赤子の時に、実の父親が事切れる瞬間を共にしてるんですよね。その胸に抱かれて。あれは象徴的というか、敢えてそうしたんだろうなぁ…っていう感じがすごかった。数奇な業だよ。原罪。ふたりが何したってんだ…
どこに書けばいいかわからなかったのでここにちらっと書きますが、本編の中でも好きな演出はマルコがヨハネスに刺された瞬間、鐘が鳴り響く→舞台暗転してゲルハルトとジャックにスポットが当たるシーンです。同時刻に違う場所で起こった出来事をこうやって表現できるんだ…ということに素直に感心しました。冒頭にも書きましたがスポットライト関連の演出は毎回感心させられるものが多くて好きです。
グランギニョルから紡がれた未来について
別作品に言及するよ!たぶんまた追記する
◆ラファエロぼっちゃま ウル出生の秘密ははこうしてフォーカスされたけど、そうなると逆に「ラファエロとアンジェリコェ…」感がすごくすごいです。思わずインターネット古語を使いたくなってしまうほどに頭を抱えてしまう。し、ラファエロぼっちゃま、TRUMPであんなに独りで頑張ってたのに…って悲しくなってしまった… 正直初回観劇直後の感想は「アンジェリコとウル異母兄弟かよ」からの「ラファエロ… … … … … … 」だったのでもう���んというか…
<あとは重箱の隅をつつくような細かい疑問などなど> ・赤毛のマリアさんとどう見てもぬばたまの黒髪マルコ氏から生まれたのがみごとなくるくるブロンドのアンジェリコ様、っていうのも正直腑に落ちないですがそこを突っ込むのは野暮だろうなと思う マルコさん染めなおしたの?実は本当にゲルハルトの子だったりして、みたいなオチは勘弁願う ・マルコはダリに近づくためにあらゆる手を尽くしたという理解でいいのか?マリアさんに不貞を働かせるようにゲルハルトを操ったのもマルコだった、でいいのか?ゲルハルトを足蹴にダリに訴えかけるあの場面のマルコのスタンスがよくわからなかった… ・グランギニョルという言葉が生まれたのが19世紀末のフランスなので、細かいツッコミは(以下略)と思いつつも、「ということはこの世界に"フランス"が存在するんだ…」とか「何気に19世紀末以降の話なのか」とか思ってしまう ・そもそもあの世界に英語があるとか…キリストが存在しているとか言い出したらキリがないんですが…
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