#愛なき森で叫べ
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shiri1124 · 8 months ago
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元彼の話ばかりして申し訳ないが、ここくらいでしか書けないので許して欲しい。いっそ、元彼1.2と名前つけて今までの投稿をファイリングするなど出来ないものか(元彼の出会いから別れまで一連で読めるように)と調べたけどtumblerにはそんな機能はないみたいです。愚かな女の投稿が見たい人はご丁寧に3ヶ月ほど前の日付の文章から辿ってみてやってください。
それはさておき、振られた当日〜3日目ぐらいまではただただ悲しくて、辛くてって感じやったんですが、昨日今日あたりから少しづつ感情が変わってきました。今回の恋愛で私はたくさんのことを学びました。そして昨日また、一つ気づいたことがあります。それは彼と恋愛してる時、私の喜怒哀楽の全ては彼に握られていたということです。「彼が私に好意を向けてくれるから嬉しい気持ち!彼がそっけないからなんか悲しい気持ち…」とかそんなやわなもんじゃありません。椅子取りゲームで本当はこの席に座るの嫌だけど、他にないから仕方ないかと、余った席に仕方なく座ったときのあの感じに似ていました、驚くほどに喜びの感情しか、悲しみの感情しか、怒りの感情しか感じられなかった。本来私が自由に行き来できるはずの喜怒哀楽の感情を乗せた椅子は彼に完全に管理されていたことに気付いたんですね。本来であれば感情は自分自身だけのもの。嬉しいも悲しいも楽しいも怒るのも私だけのもの。他の誰かに管理されるべきものではない。25になって初めて身に染みて感じた。感情は自分だけのものって言葉ではわかっていたけど、初めて意味が腑に落ちた感じ。
元彼は別に私の全てをコントロールしようとしたわけではないと思う。ただ、自分が求めた時にそばにいてくれて、求めた言葉を言ってくれて、いつまでも可愛いままの年下の女でいて欲しかったんだと思う。喜怒哀楽も行動も未来も全てをコントロールされてるぐらいの方が居心地がいいって人もいるから、ただ単に私たちは相性が悪かったって話なんだと思う。
私の元々彼(最近よく上がる元彼の一個前に恋人だった人)が容姿とか行動に対するモラハラだとしたら、元彼はメンタルにズカズカ踏み込んでくるタイプのモラハラだったんだと思う。
彼氏と別れたと報告をすると友達は
「やったね!!!モラハラ側から手を切られるなんて、あんたモラハラの呪縛完全に解けたね!!」って励まされて、あまりにも想定外の励ましの言葉で目が点になってしまった。この先私が誰か新しい人と恋愛をするのか、はたまた一人で生きていくのか、今の私には全てが未知数だけど、これだけは言えることがある。今回の恋愛はただの失敗ではなかったんだなということ。なんだかんだ言って楽しかったし、わくわくしたしね。大森靖子が「恋愛なんて泣いて叫んでも様になるから人生っぽいし」って歌詞を書いた意味も今ならわかる。多分私が元彼への文句を認める機会は今後も幾度となくあると思うけど、全部まとめて一言にするなら、ありがとう楽しかったよって言いたいね。
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chaukachawan · 5 months ago
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深淵を覗きたかった
舞原です。しばらく雑談が続きます。団員紹介目的の方は飛ばしてね。 
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コント演出をやってみて思ったんです。オムニとかの脚本とかもっと挑戦してみても良かったんじゃないかなぁって。いや、楽しいですね〜演出って。体験版だからでしょうか。まあ好き放題させてくれたコントの役者たちにまずは感謝なんですけど。まあその上でちょこっと制作秘話なんですけど。出演者決まってから色々試行錯誤しているうちに「客役に店長役の頭をポンポンさせようかな…?」とかいう邪念がよぎったんですよ。ちょっと迷いましたが、さ~すがに申し訳ないなって思って止めました。需要があるならもうポポポポ~ンってくらいにポポンポンしてください。あたまポン♪ポンポポン♪ でも勝手に頭ポンポポンするのは失礼ですからね。
まあ人に頭ポンポポンさせている自分自身がキモくなってしまうのはありますけどね。 
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ということで食パン滓絞りからは以上です。 区切りがスマホサイズに依存するのは許して。
団員紹介、続いては35期。1年半ってまじで早いね。ここからは印象に残ってる役とかセリフを添えます。(不参加公演の場合はセリフないです。ごめんなさい。) 
私は代替わり部会に出席してないからギ、ギリセーフ...。 
大福小餅 
同じ座組になることが多かったなぁ。初めのオムニの頃から比べると本当にちゃうかに汚染されてしまったなぁって思います。ふと見るとすぐに稽古場で寝ているのでおもろいなぁと思いつつも普通に心配です。天然で急な思考の飛躍を入れてくるのが本当に面白かった。外公で舞監頑張っていましたね、お疲れ様です。もっと舞台上での存在感が大きい役が見てみたいな。どうなるか予想が全くつかないから。 
こふくは楽しそうにしてる時が1番輝いてる気がする。 
23秋公/息を吸う、吐く 魔女 
「大���夫、きっと全て上手くいく。」 
あろハム権左衛門 
支部長さん。吹田で楽しそうにしてるなぁ、とよく思っていました。某人間とかの振り付けしてたとは聞いてたけど今公演改めてみるとめっちゃ踊れててびっくりした。自分の中の世界で強く生きてるんだろうなぁと常々思ってて、その世界をもっと覗いてみたかったけど全くタイミングなかったなぁ。チャンスはもっとあったような気はするけど。吹田の時にサイゼ擦ってくれてありがとうございました。 
カルピスの原液が個人的には優勝ではあったが、しかしこっち 
24新歓/夢にまで魅せられて 黒川 
紫仏瑠唯 
まじでそんなにお話した機会がなかった…。合宿のときにこふくといて「あれ、ここって仲いいんだ」とか思ってたけどよくよく考えたら二人とも学部一緒だということにこれを書いてるタイミングで気づきました。それくらい何も知らなかった。まあスタオンだから仕方ないかな…。 
これ以外も見てみたいな。 
23オムニ/オレンジ 母 
「まさかネットに旦那を寝取られるとはねえ!!ネットられるとはねえ!!!」 
近未来ミーラ 
「詳しくは情報解禁を待て」だけど、諸々楽しみにしてます。みーらと一番お話したのはかつてのオムニの「今では考えられないようなほど静かなみーら」だったなぁ。みーらは演出を3回もやっているというのに。ふざけてる時のみーらとの会話のテンポ感は引退する前に掴みたかったなぁと思っています。あれみんなどうやって会話してるの?すごい気になる。いつか演出を受けてみたいという気持ちもありつつ。 
栞の個人的推しポイントの一つ 
24秋公/いつか栞を挟んで 駅員 
「自分の問題でしょう!」 
黒井白子 
演劇サイボーグさん。もっと白子にダメとかもらいに行っても良かったのかな、とか引退した今では思っちゃいますね。頑張ろうとする人に対して、その努力に応じた強度のダメを出してくれる。経験と知識にしっかり裏付けされてるのが本当に強みですよね。舞台上とかカラオケにいるときの白子のイメージが私の中で大きいけど、日常生活でも楽しそうにしていて凄いアクティブだなぁって思います。 
私これのキャスパまじで好きなんよ。あの白子大好き。 
23新人/某人間 道化師 
海泥波波美 
一番関われる機会が多かったんじゃないかな。私がいるところには常にいた気が。場の空気の作り方が上手いと思います。圧倒的な潤滑油。楽しませてくれます。真面目とふざけのバランスが凄い絶妙ですよね。まあ攻めすぎてる時もある気もするけど。須藤、当ててくれてありがとうございました。ちゃうかって楽しい場所なんだなぁっていうのを1番よく実感出来た公演になりました。��またご飯とかでも。
ボスと共演出来て楽しそうにしてたのが印象的だった��� 
23秋公/息を吸う、吐く なおや 
「いつもの時間、いつもの電車、いつものお前。つまんねえ」
 
帝京魂 
すっかりおじさん芸が板についてしまって。オムニの初めで「僕、鯛焼きの36期にヤバい奴だと思われてないですかね…」って心配してたのは面白かった。舞台上ではやばいかもしれないけど、実際それ以外は相当まともな方に入りそうだけどどうなんでしょう。普通にいい先輩してると思��ます。襟をつかんで叫んでた頃が懐かしいなぁと思うこの頃です。 もう襟を掴めないとこに行ってしまったような。
Level 100 
24新歓/夢にまで魅せられて 深山 登 
テキストを入力 
音響仕込み平班員仲間。平班員だけどしっかり有能。流石。舞台上では毎回見所がある。美味しいよね。今年のオムニから役者を始めた新星のスターだけどもうすっかり演技をすることには慣れていて凄いと思います。あとほんまに映像凄い。安定してクオリティが高い。硬すぎず柔らかすぎず、重すぎず軽すぎず、ちょうどよくバランスの取れたエピの感じがすごく接しやすかったです。 
やはりお前は音響の柱になれ 
24外公/タイムマシンの使い方 店員 
「箸、一膳。」 
西峰ケイ 
おもろいすいたんちゅ。生粋の関西人ですよね。ツッコミが本当に一級品。ってか普通に演技が上手い。外公の時はすごいリードしてもらってたなぁ、と思います。ほんまにありがとうございました。せめて、最後に一個だけ聞きたいんだけど、西峰ケイを伏せるときってどの絵文字がいいん?□?■?意外と◇?それともこういう伏せって嫌いだったりします?教えてください。 
外公の共演も良かったんだけどさ…新歓で脳焼かれちゃったんだよね…。あのシーンのらび本当にすっげぇなって…。 
24新歓/夢にまで魅せられて 八戸 
園堂香莉 
ふぇーい🤟🏻これ好き。おもしれ〜やつ。どんな思想をしてるんでしょうか。鯛焼きめっちゃ楽しかったです。なぽのおかげで鯛焼きが思い出の品になりました。なぽりが飽きることが無いことを祈っておきます。鯛焼きチーフなら大丈夫か。舞台上では本番になるとよく覚醒しますよね。去年は舞台上で、今年はオペ席から見てたけど毎回本番すごいなぁって思ってました。 
ぽんぽん。ポン太くん!楽ステ輝いてたなぁ。 
23秋公/息を吸う、吐く  ゆき 
「初めまして、ゆきって言います。ふつつかものですが、よろしくお願いします!」
衿君 
佐藤。ゆるふわマッスル。外公はありがとうございました。普段はめちゃくちゃ謙虚なのにスイッチが入ると強くなる。演技は上手いし、舞台の外では面白い。もっと色々見てみたかったね。私が映オペの時結構注意喚起で肩叩いてくれたんですけど、楽ステのキャスパの時普通に見とれて忘れていたので助かりました。一緒に山を登ったりバンドを組んだりできて楽しかったです。またなんか冒険とかできたらいいな。 
そりゃこれ 
24外公/タイムマシンの使い方 佐藤 
「なるほどな、大阪から愛知に行くのはいいけど何かの間違いで大阪から岐阜に行くと世界が滅ぶってことか。滅ぼすべきは岐阜県民 」 
縦縞コリー 
最近とてもテンションが高いように見える。高いのはいいことです。まあ多分こっちが本来のコリなんだろうけど。でもコリちゃんはテンションが高い方が面白い気がします。そのままのあなたでいてください。あと、コリはさ!!!人の目には気をつけようね!!!ほんまにいつ誰に見られてるか分からないんだからな!!!な!!!!!! 
主役とかやってたけど何気にこれが1番好きかも。名言感? 
23オムニ/怪盗とその考え方 警部 
「これで怪盗コーデはコンプリートだよ…名怪盗くん。 」 
中森ダリア 
音響平班員仲間。でも音響として見たのは今回のバラしくらいだったかも。なんか最近更に美に磨きがかかっててびっくりした。すごいつよい。でも中身は変わらずひらりっぽい感じですよね。まあ詳しくは知らないんですけど。でもしっかりちゃうかに馴染んでますよねぇ。あとキャスパ上手すぎです。ほんまに、ダンス部強すぎる。 
合いそうだなぁと思ってはいたけど初見の衝撃凄かったなぁ。 
24オムニ/用もなしでは怖いし 掃除のおばちゃん 
「あぁそれと、もう二度と余計なことは言わないように。もう見逃し配信はしないよぉ」 
〆切三日前 
音響仕込み班仲間。なんやねんこの芸名。俗にいう音響チーフの系譜ですね。本当に音響チーフなのかは知りませんが。っていうかこの人のこと全然知らないんですよね。何気に。TOP SATSUMAIMO狂であることと正欲って映画をオススメしてたことしか知りません。引退したし暇な時に見てみようと思います。なんか意外と色んな役やってますよね。上手いから気づかないんだろうな。
ずっと座って見てました。毎回圧倒されながら見てました。 
23秋公/息を吸う、吐く みな 
「ブス。ブスブス。ブスブスブスこのブサイクが、自分に自信もちなさいよ!!!!!」 
ミル鍋 
ゆに。人を+にする能力にものすごく長けていますね。色んな人に+をばらまきつつもユニ自身も色んな人に+をもらっているような気がします。『雑』談をするのがすごい上手いよねぇ。大学の課題ってクソだよねっていう話なら2,3時間くらい出来そうな気がする。吹田でかなり苦しめられているようですが、ここを自分たちのオアシスにしてあげてください。 楽しんで。
すごい ゆに 
23秋公/華幻の月 辻井 
「お疲れ様。一人だけどよくやったね、頑張ったね。」 
苔丸 
こけえもん。ありとあらゆるスタッフワークをこなしていて尊敬します。同時にありがとうございます。妄想サイゼ気に入ってくれてありがとう。苔丸に楽しんでもらえてるだけでもあれをやった甲斐があります。最近苔丸の変化率低い気がするから、もっと想像もつかない役とかもやってみてほしいなぁという気持ちです。 今度は宇宙人とかロボットとか見てみたいですね。
原点にしてこれ。 
23オムニ/香夜 江崎文 
「ええ加減にせんか!」 
なんかこう書いてると人のこと全然見てきてなかったし、関わってこなかったなぁとか思っちゃいますね。 知らないことばっかり。悲しいね。
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kennak · 1 year ago
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彼の家族は、父親が亡くなったときに閉店した元オートバイ店の隣の地下の家に住んでいました。 私の家から彼の家までは、鹿がたくさんいる美しい森の中を歩いて1時間かかりました。 貨物列車が目の前をゆっくりと通過していくのを、私は頻繁に家の視界に入り込み、列車が通過するまで木の切り株に座っていました。 以前のオートバイ店には、石鹸で汚れた窓の前にドクターペッパーの機械があり、私は鍵を持っていて、彼の母親がたくさんの仕事の1つをしている間、私たちは外泊のときにこっそり店を探索するために忍び込みました。 彼女はチェーンスモーカーでめったに話さず、ビデオゲームをレンタルするために私たちを地元のビデオ店まで車で連れて行ってくれたとき、よく一本のタバコに燃えているチェリーで火をつけていました。 マークの兄もその家に住んでいたが、部屋から出ることはほとんどなかった。 ほとんどの場合、タバコの煙が充満した家の中でジャーマン・シェパードがゼーゼーと咳き込む中、私たち二人が監視されずに飛び跳ねたり、古い映画を観たり、ソーダを飲みすぎたりしていました。 このような家族は、福音派キリスト教徒のターゲットになることがよくあり、福音派キリスト教徒は、仕事中に子供たちを楽しませることができる青少年グループのオファーで家族を誘い込もうとすることがよくありました。 ある時点で、青年牧師の一人がマークの母親に、私たち二人を彼の教会に行かせるよう説得しました。 ブロックバスターの代わりに、私たちはトウモロコシ畑に囲まれた暗い田舎道にある、十字と頭上にブンブンと光る照明がついた、匿名の鉄骨倉庫の前で降ろされました。 父親と母親がバイカー文化に深く関わっていたため、マークは宗教にあまり触れていませんでした。 私はすでにこの種の場所を以前に見たことがあり、次に何が起こるかを恐れていました。 私たちが中に入ると、「マイケル牧師」を紹介されました。彼はサンタクロースが極端なダイエットをして連続殺人犯の眼鏡を買ったかのように見えました。 マークは飛び上がって質問を始めたが、私は距離を置いた。 その前年、私は古い駅の修復にボランティア活動をしていた。それには、駅をホームレスの避難所に変えようとする原理主義キリスト教会の「監督」のもと、大勢の若者が参加した。 私たちは鉱山に隣接するこの小さな町の中学校の床で寝て、日中はペンキを剥がしたり床を研磨したりして過ごし、夜は性の悪さやアメリカがどのように「文化戦争」に陥っているかについて講義を受けました。 今にして思えば、児童労働として鉛塗料を除去する際にもっと保護具が必要だったような気がしますが、それは神次第だったのでしょう。 起立させられ、結婚するまではセックスしないと約束させられた長いセッションの後、割り当てられた教室に戻る途中で私が冗談を言ったところ、すぐにグループの先輩の男の子に詰め寄られました。 。 彼は軍隊風の髪型をしていて、星が見えるほど私をロッカーに叩きつけました。 私は毎週日曜日にカトリック学校とミサに通い、水曜の夜はカトリック教徒のための日曜学校のようなCCD(キリスト教教義連盟)に通って育ちました。 これらすべては、私がかなり確立された「クリスチャン」資格を持っていることを意味していました。 この少年は、私が悪影響を及ぼしている偽クリスチャンだと思っていること、鍵のかかった教室で毎晩彼や彼の友達と二人きりになるから気をつけるべきだと言いました。 この経験により、私はこれら福音派カルトに対して極度の警戒心を抱くようになり、教室の床で寝袋に静かに横になり、明らかに忘れ去られた回し車で走るハムスターの音を聞いていた。 この世界に詳し��ない方に、少し背景を説明させてください。 私のカトリック教育は、聖なる人物との全く異なる関係を示しました。 神が直接語った人はほとんどなく、ほとんどが聖人でした。 自分は神との幻視や直接会話に値するような人間であると信じる罠に陥ってはいけない、という多くの警告を受けて育ちました。 これは神の介入というよりは精神疾患である可能性が高いと、やんわりと示唆されました。 彼はあなたの心に入り込み、あなたの行動を変え、あなたに平安を与えますが、あなたはチャットが正当化されるような稀な個人の階層に属していません。 したがって、私にとって、 神と直接会話 できると主張する福音派は異端であり、ランダムな「牧師」が自分たちが聖人であると主張するのと同じで、ひどい冒涜でした。 会衆が列を作り始め、その後に起こったのは、私の人生の中で最も非現実的な2時間の1つでした。 私の知り合い、図書館で働く女��、地元の郵便局員などが、自分たちの健康問題をサタンのせいにして叫び、手を振り始めた。 それからある時点で、怖いサンタクロースは震え始め、発作を起こしているように見えました。 彼は大声でせせらぎをし始め、部屋中を動き回っていました。そして、 このせせらぎに何か意味があるふりをして 、自分たちでそれをする人がどんどん増えているのを私は見つめました。 明るい光と大音量の音楽が、これらの普通の人々を狂気に陥れたようでした。 携帯電話のないこの時代、この状況を放置するために私にできることはあまりありませんでした。 私はマークがこれらの人々が神の声を伝えていると確信するのを待って見ていました。 「すごいですね、本当に何かを感じました。部屋にはエネルギーがありました!」 私がドアから目を離さないと、彼は私にささやきました。 青年牧師の一人が、私の中に霊が動いているのを感じましたか、参加したいという衝動を抑えるべきではないと尋ねました。私は大丈夫だとつぶやき、トイレに行かなければならないと言い、それから個室で待つまで待ちました。サービスはほぼ 2 時間後に終了しました。 他の子供たちと話していて、彼らがこれを信じているという現実が頭から離れませんでした。 「それは神の言葉であり、聖霊が私たちを通して語っておられることを理解できるのは、選ばれた少数の人だけです。」 その言葉は非常に強力で、牧師が教会の選ばれた会員に預言を明らかにし、彼らの経済的投資を支援することができました。 これは致命的な重大な仕事であり、これらの普通の人々は完全に信じており、時々 ある種の 言葉のように聞こえるこのナンセンスなおしゃべりは、文字通り神が彼らを通して話していると確信していました。 私は、普通の理性的な人々は決してそのようなナンセンスなことを信じないだろうと確信して帰りました。 これらの人々はだまされやすいので、一度この死んだ町から出てしまえば、このレベルの妄想にさらされる必要は決してなくなるでしょう。 それで、数年後、私がサンフランシスコの巨大な会議場に座って、Google の CEO が聴衆に AI がどのような未来になるかを説明しているときの私の驚きを想像してみてください。 ランダムな単語をつなぎ合わせたこのシステムは、群衆の中の私たち全員を置き換え、地球温暖化を解決し、あらゆる仕事を変えることになるでしょう。 これには、健康保険を失うことに興奮しているようだったグループから万雷の拍手が送られた。 これらすべては、テクノ音楽と明るい照明、そしてより多額の予算を投じた教会の礼拝によって始まりました。 私が行った会議はどこも、スタッフをこの神聖なテキスト ジェネレーターに置き換える可能性について有頂天になっている人々でいっぱいでした。 会議のために元の Google キャンパスまで私と Uber をシェ���したフランスのベンチャー キャピタリストは、興奮で息が上がりそうになっていました。 「間もなく、スタートアップを立ち上げるのにプログラマーさえ必要なくなるかもしれません。ただ、創業者とそのアイデアが、夢見る限り早く市場に投入されるだけです。」 彼をLLMに置き換えることができる可能性が高いとコメントしたくなりましたが、それは意地悪だと感じました。 まだ人間が運転しているテスラに私たちが座っているとき、「それは世界を変えるだろう」と彼はつぶやいた。 私の人生の中で、信心深い人たちから、私のコミュニティ、つまり無宗教のテクノロジー愛好家がテクノロジーを宗教の代わりに利用しているのではないかとよく言われてきました。 私たちは神や聖人という空想的な概念を拒否し、それを未来の妄想的な考えに置き換えるだけです。 自動運転車は、その問題が実際には難しすぎることが明らかになり、私たちが静かにそれについて話すのをやめるまでは避けられませんでした。 火星に植民地を設立するということは、たとえそれが私たちの能力の10倍を超えているとしても、あたかも「すぐに」であるかのように議論されることがよくあります。私たちは紙幣をデジタル通貨に置き換えようと試み、そして管理しました地球の破壊を加速する世界的なネズミ講を創設するために。 通常、私はこのロジックを拒否します。 テクノロジーは、多くの欠点がある一方で、実際に利益をもたらす多くのものを生み出しますが、これは宗教が主張できることではありません。 しかし、AIの力に対するこの盲目的な信仰を数か月聞いた後、私が今聞いていることと、礼拝後に信者が私に言ったことを比較すると、不気味なほど似ていました。 これは単なる集団妄想であり、新しいアイデアがないにもかかわらず、依然として 1 兆ドルの価値があると信じ込ませようとしているテクノロジー企業による必死の試みなのでしょうか? ここに何かありますか?
AIは異言を話す
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tamanine · 2 years ago
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街とその不確かな壁/君たちはどう生きるか/ジブリ・春樹・1984
最初のジブリの記憶は『魔女の宅急便』(1989年)だ。母がカセットテープにダビングした『魔女の宅急便』のサントラを幼稚園の先生に貸していたから、幼稚園の頃に見たのだ。
まだ座席指定の無い映画館に家族で並び、私は映画館の座席で親に渡されたベーコン入りのパンを食べていた。4・5歳の頃の記憶だ。
その夜、私は夢の中で魔女の宅急便をもう一度見た。私は親に、夢でもう一度映画を見たと伝えた。
『おもひでぽろぽろ』(1991年)も映画館で見たが、あまりよく分からなかった。『紅の豚』(1992年)も映画館で見た。帰りにポルコ・ロッソのぬいぐるみを買ってもらい、縫い付けられたプラスチックのサングラスの後ろにビーズで縫い付けられた黒い目があることを確認した。
『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994年)『耳をすませば』(1995年)までは両親と一緒に見たと思う。
父はアニメに近い業界にいたため、エンドロール内に何人��の知人がいたようだった。アニメーターの試験を一度受けたそうだが、他人の絵を描き続けることは気が進まなかったらしい。
家のブラウン管の大きなテレビの台の中にはテレビ放送を録画したVHSテープが並び、ジジやトトロの絵とタイトルを父が書いていた。テレビ放送用にカットされたラピュタやナウシカを私は見ていて、大人になってから初めて見たシーンがいくつかあった。
“家族で映画を見る”という行事はジブリと共にあった。ジブリ映画の評価は今から見て賛否両論いくらでもあればいいと思うが、批評も何も無い子ども時代に、母がとても好きだった魔女の宅急便や、戦争は嫌いだが戦闘機が好きな父と紅の豚を見られたことは幸福な年代だったのだと思う。
評価が何も確定していない映画をぽんと見て、よく分からなかったり面白かったりする。
親は『おもひでぽろぽろ』を気に入り、子どもにはよく分からない。父からは昔の友だちが熱に浮かされたように「パクさんは本当に凄いんだよ」と言い続けていたと聞かされた。
大人になった私は『ゲド戦記』(2006年)を見て「面白い映画に必要なものが欠けているこの作品を見ることにより今までに見たジブリ映画のありがたみが分かった」とぐったりし、『崖の上のポニョ』(2008年)を新宿バルト9で見て、全然楽しめず、新宿三丁目のフレッシュネスバーガーで「神は死せり!」と叫んでビールを飲んだ。
2020年には『アーヤと魔女』の予告編に驚愕し、『モンスターズ・インク』(初代、2001
年)からずっと寝てたのか!?と罵倒した(見ていない)。
私が持っていたジブリという会社への尊敬は過去のものになり、多彩な才能を抱えていたにもかかわらず明らかにつまらないものばかり作る血縁にしか後任を託せない状況にも嫌悪感を抱いた。
期待値は限りなく低く、『君たちはどう生きるか』を見ようかどうか迷っている、とこぼしたら「見て文句も言えるからじゃあまあ一緒に行く?」という流れになり、見た。
あまりにも期待値が低かったため、文句を言いたくなるような作品ではなかった。私は2023年、もっともっとつまらない映画を何本も劇場で見ている。つまらない映画を劇場で見ると、もう2度と見なくて良いという利点がある。
『君たちはどう生きるか』の序盤、空襲・火災・戦火で街が焼ける場面、画面が歪で、不安で、安定感がなく、私はホッとしていた。綺麗に取り繕う気のない、表現としての画面だった。
複数の場面に対してセルフ・パロディーであるというテキストを読んでいたが、私にはあれらはオブセッションに見えた。小説家でも芸術家でも脚本家でも、何を見ても何度も同じことを書いているな、という作家に私は好感を持っている。少なくとも、いつも結局テーマが同じであることは減点の理由にはならない。
『君たちはどう生きるか』になっても高畑勲の作品に比べればどうにも女性の人格が表面的で、天才はこんなにもご自身の性別をも超えて何もかもわかり物語に落とし込めるのかと感激した『かぐや姫の物語』(2013年)に比べてしまうと胸の打たれかたが違うのだけれども、でも私は取り憑かれたテーマがある作家のことが、いつも好きだ。
スティーブン・スピルバーグは『フェイブルマンズ』(2022年)でもう大人として若い頃の母親を見つめ直せていたように思うが(フェイブルマンズで取り憑かれていたのは別のものだ)、
宮崎駿は小さい頃に一方的に見つめていた母に取り憑かれ、母の内面には踏み込めないまま、少年・子どものまま母を見つめ続け、自分が老年の大人として若い母親を見つめ直す気は無い。
そして、母親の方を少女にして映画の中に登場させる。しかも「産んでよかった」という台詞を創作する。
貴方は大人なのにずっと子どものままで母親に相対したいのですか、と思いはするものの、子どものままの視線で母を見つめ続けたいのなら、それがあのように強烈ならば、それがオブセッションなら全くかまわないことだと思う。
最初に屋敷に出てきた7人のおばあちゃんがあまりにも妖怪じみているので驚いたが、あれは向こうの世界とこっちの世界の境界にいるかた達という理解で置いておいてあげよう。
それにしてもアオサギが全く可愛くもかっこよくも無いことに最後まで驚いていた。頭から流れる血液も、赤いジャムも気持ちが悪い。途中途中、激烈に気色が悪い。世界や生き物は気持ちが悪く、性��の良い飛行機みたいに美しくは無い。カエル、内臓、粘膜、血液、食物もグロテスクだ。嫌悪ではない、全部生々しい。生々しく、激烈だ。その生々しさを必要としたことに胸をうたれた。
塔の中のインコについて、愚かな大衆だとかジブリはもう人が多すぎてしまったんだとか商業主義的な人間の表現だというテキストも読んだのだけど、私はあのインコたちがとても好きだった。
インコたちは自分達で料理をして、野蛮で、楽しそうだった。終盤、緑豊かな場所にワッセワッセと歩いていくインコさんが、「楽園ですかねぇ」「ご先祖さまがいますねぇ」と言ったようなことを言うシーンが面白く、可愛らしく、インコたちの賑やかな生活(時に他者に攻撃的であっても)を想像した。
私は水辺の近くをよく散歩していて、大きな渡り鳥が飛来してまた消えていくのをじっと見つめている。鳥たちがある日増えて、いなくなる。国を越えて飛んで行き、地球のどこかには���続けているのがいつも不思議だ。
映画の中で、鳥やカエルはあのように生々しく、実体をつかんでアニメーションに残すことができるのに、全てを生々しく捉える気が無い対象が残っている。どうしてもそれを残すことが寄す処なら、それはそのままでかまわない。
小説では、村上春樹の『街とその不確かな壁』を読んだ。
私の父は村上春樹と同い年で高校卒業後に東京へ出てきたので、『ノルウェイの森』で書かれている、まだ西新宿が原っぱだった頃を知っている。その話を友人にしたところ、『西新宿が原っぱだったというのは春樹のマジックリアリズムかと思っていた』と言っていた。
私が村上春樹を読み始めたのは及川光博が「僕はダンス・ダンス・ダンスの五反田君を演じられると思うんだけど」と書いていたの読んだのがきっかけだ(曖昧だけれども、1999年くらいか?)。
『風の歌を聴け』は家にあったので、そのまま『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』を読み、その後短編集をあるだけと、『ノルウェイの森』『世界の終わりとハートボイルドワンダーランド』を読み、『ねじまき鳥クロニクル』は途中途中覚えていないが一応読み、『スプートニクの恋人』(1999年)を高校の図書館で読んだがあまり面白くないと感じた。
最近ではイ・チャンドン監督の映画『バーニング』(2018年)が素晴らしかったし、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』(2021年)も面白かった。
『ドライブ・マイ・カー』の原作(短編集『女のいない男たち』収録)は映画を見た後に読んだが、反吐が出るほどつまらなく、気持ちが悪い短編だった。
イ・チャンドン監督も、濱口竜介監督も、「今見たらその女性の描写、気持ち悪いよ」を意識的に使っていたのだろう。『バーニング』は『蛍・納屋を焼く・その他の短編』時期の初期春樹、『ドライブ・マイ・カー』はタイトルこそドライブ・マイ・カーだけれども、ホテルの前の高槻の佇み方はダンス・ダンス・ダンスの五反田君であろう(港区に住む役者である)。
村上春樹のことは定期的にニュースになるのでその度に考えているのだけど、2023年に、フェミニズムのことをある程度分かった上で過去作を読むのはかなり厳しい気もしている。
次から次にセックスをしているし、主人公はガツガツしていない風なのに何故かモテているし、コール・ガールを呼びまくっている。
『ダンス・ダンス・ダンス』に出てくるユキは13歳の女の子で、ユキの外見・体型に関する記述はそこまで気持ち悪くはないのだが、『騎士団長殺し』に出てきた未成年の女性に対する描写はとても気持ちが悪かった(はず。売ってしまったので正確ではないのだが、あまりに気持ちが悪くて両書を比較をした)。
いくら今「この人は世界的巨匠」と扱われていても、作品を読んで気持ち悪いと思えばもう読む価値のない作家であるので、まだ読んだことがない人に読むべきとは全く思わない。
けれども、20年前に読んだ村上春樹は面白かったし、『ダンス・ダンス・ダンス』に書かれる母娘の話に私は救われたのだと思う。
最近友人に会い、「村上春樹は読んだことないんだけど、どうなの?」と聞かれたので、「春樹の物語は色々な本で同じモチーフが多い。主人公がいて、どこかへ行って、帰ってくる。戻ってきた世界は同じようでいて少し変わっている。私たちが現実だと思っている世界は世界の一部分に過ぎず、どこかでみみずくんが暴れているかもしれないし、やみくろが狙っているかもしれないし、誰かが井戸の底に落ちたかもしれない。だけど主人公は行って、戻ってくる。どこかで何かが起こっていても、行って戻ってくる。一部の人は行ったっきり、帰ってこられない。」
「この世では 何でも起こりうる 何でも起こりうるんだわ きっと どんな ひどいことも どんな うつくしいことも」は岡崎京子の『pink』(1989年)のモノローグだけれども、何でも起こりうる、現実はこのまま永遠に続きそうだけれども、ある日小さなズレが生じ、この世では何でも起こりうるんだわ、という小説を次々に読みながら大人になったことを、私は愛している。日常を暮らしていると現実の全てに理由があるかのように錯覚してしまうけれども、「何でも起こりうる」世界には、本当はあまり理由がない。何か理由があると錯覚し過ぎてしまうと、公正世界仮説に囚われて、善悪の判断を間違ってしまう。
「主人公が、行って、帰ってくる」形は数えきれないほどの小説・映画の構造なので特徴とも呼べないところだけれども、『君たちはどう生きるか』もそうだし、『ダンス・ダンス・ダンス』も、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』も、昔読んだ『はてしない物語』だって勿論そうだし、『オズの魔法使い』もそうで、『君の名は。』もそうだったような気がする。
『はてしない物語』の書き方はわかりやすい。
「絶対にファンタージエンにいけない人間もいる。」コレアンダー氏はいった。「いけるけれども、そのまま向こうにいきっきりになってしまう人間もいる。それから、ファンタージエンにいって、またもどってくるものもいくらかいるんだな、きみのようにね。そして、そういう人たちが、両方の世界を健やかにするんだ。」
『街とその不確かな壁』は春樹の長編も最後かもしれないしな、と思って読み始めたが、半分を超えるまで全然面白くなく、半分を超えてもちょっと面白いけどどう終わるんだろうこれ、の気持ちだけで何とか読み終わった。
17歳の少年のファーストキスの相手の音信が突然途絶えようと、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の世界の終わり側の話をもう一度読まされようと、どうしてそれを45歳までひっぱり続けるのか、読んでいて全然情熱を感じなかった。
イエロー・サブマリンのパーカを着た少年が何のメタファーなのかは勿論書かれていないが、春樹は昔に還りたいんだろうか?何故か「あちらの世界」から物語がこちらに、鳥に運ばれてきたみたいにするすると現れ世界を覗けたあの頃に?活発な兎が息を吹き返すように?
宮崎駿のオブセッションや視線は今も跳ね回っており、村上春樹の滾り��、もう私にはよくわからないものになった。
私は昔『ダンス・ダンス・ダンス』を何ヶ月もずっと読み続け、どのシーンにどんな形の雲がぽつんと浮かんでいるかも記憶していた。欲しいものだけ欲しがればいいし、くだらないものに対してどんなことを友だちと言い合いビールを飲めば良いかを知った。
岡崎京子に「幸福を恐れないこと」を教えてもらったみたいに。
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juznimono · 2 years ago
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プロ野球を観た
日本がWBCに沸いた今春、我が家にもWBC旋風が吹き荒れていた。近藤選手の応援歌が好きだなあなどと思っていたら世間は日ハム時代の方を使うべきだという意見が���流だったようでちょっと凹んだ思い出がある
それから季節は過ぎても野球へのフワっとした興味は続き、観戦に行ってみたい気持ちは日に日に高まっていった。立地を考えて甲子園か京セラに絞る。甲子園周辺はこれまでも結構縁があったため、今回はオリックスの試合に決めた。よく連絡を取る友人がオリックスファンだったのも大きかった。舞台バンド漫画の話しかしない私が、急に野球を見たいのでついてきてくれとのたもうたのだから不審に思っただろうが、友人は快諾してくれた。一瞬友人カップルの観戦デートに混ざる可能性が出てなんだか面白くて話に乗ったものの、正気に戻った彼女が別日程をとってくれた。水差し女にならなくてよかった
(余談なんですが、物心つかない頃に千葉に観戦に行ったことはあります。「里崎!里崎!」とコールしたことしか覚えていない。確かキャッチャー。知っている野球選手を里崎選手一本で押し通していたら野球ファンの周囲の人間はみんな曖昧な笑みを浮かべてきました。何?)
友人がチョイスしてくれた観戦日は、女子をターゲットにした「織姫デー」(七夕とかじゃないんだ)という日だった。公式サイトを中心に事前情報や観戦マナーなどを仕入れるにつれてこの織姫デー、なんだか凄そうだというのがわかってきた。 イケメン投票で選ばれた選手がアイドルさながらにこちらを見つめる画像と黄色いネットの声は、最初にイメージしていたプロ野球のイメージとかけ離れていて驚いた。 野球を盛り上げるために色んな種類のプロが頑張っているのが感じられて、観戦前から「プロ野球、すげ~~」と感服しっぱなしだった。友人との共通の後輩に似た選手がいたので彼を推しと定めて(どの界隈でもとりあえず誰が好きかをなんとなく設定しておくと楽しさが倍増するタイプなので)当日に向けて姫になりきるべく色々と楽しく準備した。しかし来る当日朝、愛車のボンネットが熱々になって私は待ち合わせに2時間遅刻し、すべての準備を台無しにしてドーム前に半泣きでたどり着いた。ハンカチも、渡したかったお土産も忘れた。最悪の滑り出しだ。普通に心配してくれた優しすぎる友人に連れられていざ京セラドームへ
私はアイドルにもスポーツにも疎いため初めてのドームとの邂逅で、お上りさんのように大感動してしまった。 ドームでっかすぎる!巨大な水色のどら焼きみたいな摩訶不思議な���物。宇宙人が乗り捨てていったUFOですよと言われると、信じられないにしてもそういうコンセプトなのかなぁと思ってしまう。調べると自分が生まれる前に完成していたらしい。恥ずかしい
駅からドームの中まですごい盛況ぶりで、アイドルに扮したイケメン選手ののぼり(!?)が立っており、観客を出迎えてくれた。普段どんな比率なのかはわからないが確かに女性も多く見受けられた。友人のチケット発券を待つ間におじさん達が選手の批評をしたり、制服の学生達や、両チームのユニフォームを着た子達が楽しそうにしているのを見た。いいなぁ~。 事前に見た球場飯やグッズが気になっていたが、冷やかす気が起きないほどどの店も賑わっていた。友人曰く京セラの球場飯は微妙らしい
ドーム内へ続く入り口から見えたのはマウンドではなく対岸の客席だった。想像より遙か遠くに米粒大の人間がぎっしりと並んでいて、遠近感がめちゃめちゃになって混乱した。えっこんなに広いの・・・・・・?!なんというかハリーポッターのハーマイオニーのビーズバッグの中がめっちゃデカい魔法みたいだった。遅刻してきたのにずっと京セラの外観と内観に興奮している私を友人はどう思っただろうか。
チケットを片手に友人は内野席をずんずん進んでいく。5500円ならこの辺かな?の予想をぶっちぎって前へ進んでいき、選手の背番号が易々と見えるようなものすごいところで着席した。5500円で、この近さ。舞台ならこうはいかない。収容人数と飲食で収益を上げているのだろう。しかも選手達もちゃんと食べていけるお給料の仕組みになってるのが完成されてる。ありがたい
子どもが待つグラウンドに選手がやって来た。ものすごく遠い距離でボールを回している。めっちゃ速い。生で観るまでこんなに大きな規模感でやっているとは知り得なかった。ライオンちゃんがこの日のゲストでやってきていて一気にごきげんよう感が増す場内。そういえばなんか良い匂いがする柔軟剤を入り口で貰った
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空きっ腹に入れたビールが午前に車がぶち壊れたことを気持ちよく忘れさせてくれたところで試合が始まった。友人が横から解説を添えてくれるが周りの音にかき消されて聞こえなかったので、確かにデートで来たら自然と距離が縮まるかもなぁとか考えながらぼーっと観ていたら山﨑選手が先頭打者に打たれて一気に試合に引き戻された。つくりものではないのでうかうかしてたら二度と同じ瞬間は見られないのだ
「相手の下位打線の時とかにご飯を買えば良いよ」と言われていたが、どちらの攻撃も面白くてずっと座席から離れられなかった。あと横浜の応援歌がめちゃくちゃ良くて、体が勝手に動いてしまった。不勉強なもので一つ一つのプレーを事細かに記憶したり記録するのは出来なくてアホの感想になってしまうけれど、全部に一喜一憂して楽しかった。打って喜び打たれて関節が白く浮き出るほど手を握りしめたり、あとトンネルエラーも見られたし、謎のドッカン投球(申告敬遠だそうだ)もあった。打たれて「わ゛ーーー😵!!!」と叫んだ声がバシッと決まった好守備に「わ゛ーーーっ~~🫣🥹😙😙!?」に変化したり。
そして生まれて初めてホームランを拝むこともできた。斜め上をまっすぐヒューンとボールが渡っていったのが今も忘れられない。訳のわからない言葉を口走りながら跳びはね、ぐちゃぐちゃのハイタッチをした。もっと周りの喜び方を観察したり森選手に賛辞を送るべきだったのに、すべてがそっちのけになってしまうほど興奮した。森選手はなんと2本もホームランを打ち、2本目も我を忘れてしまった。もうホームランを前に冷静さを保つことは無理なんだと思う。友人も今まで聞いたことがない声でなにか叫んでいた
試合はオリックスが勝利した。スターターキットのような試合だった。友人はほっとしていた。私の初観戦が充実したものになるか気をもんでくれていたようだ。ありがたい。あとお土産でめっちゃ美味しい韓国海苔のおやつと可愛いおちょこと北海道ラーメンをくれた。神。 私もオリックスが勝ってくれて良かった。小賢しい私は遅刻と勝利で±トータルプラスになっただろうと��んですっかり調子こきに戻って意気揚々と祝杯をあげに居酒屋に向かったのだ。選手の皆さんがもぎ取った勝利がこんな浅ましい操作に使われて申し訳ない。素晴らしい試合をありがとうございました
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プレー以外でも退屈させない工夫がそこかしこに見られて、総合エンタメですやんと思った。球団アイドルの女の子に手を振られてガチ照れした。たっぷり3時間を楽しみ尽くした休日だった 。奇跡的に1枚だけとれた1789が中止でしょげていたところに野球選手にジェンヌと通ずるものを感じてツボが刺激された。同時に宝塚も観た感じ。あ~オリックスバファローズ♪の歌と中川選手の応援歌(好みで覚えやすかった)をハミングしながら帰った
今度はオペラグラスを持って行きたい。ピッチャーの手がどうなってるのか観察したい。ユニフォームのズボンってどんな素材なんだろう。めっちゃ伸びそう
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ミリしらならぬ1試合観戦後のミリしりを書いていたけど似てる人コーナーになったので消しました。
私が事前に注目しようとしていた太田選手は怪我で出場できなかったようです。太田選手がまた治癒されたら絶対見に行きたいと思います
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ashny0 · 2 years ago
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第1位 間宮 南
君が一番だよ!!!!!
「ありがと」
結局ミナミです。ごめん、浮気はした。認めます。でも戻るとこはミナミです。
「浮気したって発言いる?」
みさともちさともすきやけどミナミには勝てん!!!かわいすぎてむり!!!!!
「前半のふたり誰」
すべてが愛おしい
「母親かよ」
今年もミナミを押し上げるために頑張る時が来た!!!
「ありがとう、お陰様です」
前回3位の結果出た時?!?!!!??ってなったので今回はミナミにしか入れません。あんたがナンバーワン。
「ということは、前回は別の男に入れてたんだ」
ただただかわいいんだよ君は。これからも間宮なりにたくさん愛してあげてくれ。それを私に見守らせてくれ。
「恥ずかしいからあんま見ないでくれない?」
すました感じしてるのにほんとはすきですきで堪んないとこがまじで愛らしいです
「具体的に言われると恥ずい」
ミナミ今回は必ず…!!
「ありがとう」
私の中ではナンバーワンのオンリーワン(今度の歌詞に使って)
「もうオンリーワンって曲作ってるから無理」
この前は勝たせてられなくてごめんな
「それな」
どーしてもミナミのご褒美がみたいんや…!!!
「ご褒美なんだろうな」
ミナミは結婚してもまだ照れてるの?
「なんだその言い方」
ミナミライバル多すぎるよ😭😭
「水森に言え」
なんだかんだ忘れられない男…
「なんだかんだって何があったんだよ」
茅ヶ崎LOVEなところがどツボです💕
「そこぐらいしかいいところねえしな」
どこがいいかわからなくなってきたがミナミがいい
「好きってそういうことだろうな」
南の女ズの1人として、愛を叫びます。好き〜〜〜〜〜〜〜!
「ありがとう」
南ちゃん、勝とうね絶対
「勝った。ありがとう」
ミナミの良さを私たちは知っている、、、私にとってのonly oneだよ、、
「じゃあ俺の良さ教えて」
言い合ってても初ちゃんにくっつかれたら力抜けちゃうよわよわなミナミが大変良い
「言うな」
とにかくミナミが大好きすぎる!!もうミナミで心が埋め尽くされてます!!ミナミーーーー!!女々しいあなたが大好きだ!ずっとそのままのミナミでいて欲しい!何回も言いたい大好きー!!
「何でそんなに俺のこと好きなの?ありがとう」
王は南。
「王って」
南が刺さり過ぎて、他メンズを愛せなくなっちゃった…
「それは気分がいいな」
初ちゃんはモテる男がタイプらしいから、1位なったら喜んでくれるね!!!頑張ろうね!!!!/ただ一途で愛が重い男が好きなんじゃなくて、南ちゃんだから好きです。/1位になって初ちゃんと祝杯あげて欲しいから!!積ませてね票!!!/初ちゃんが好きな南が大好きだ〜ずっと推させてね〜
「お前去年もたくさん入れてくれたよな? ありがとう」
いつまでも他を推させてくれない魔性の南
「一途だな」
間宮南最高だ。大好きだ。
「ありがとう」
1位じゃなくてももちろん好きだけど、初ちゃん以外ではつよつよ��南が見たい!!!/1位の南も最高だけど、負けて初ちゃんによしよしされる南ちゃんも見たい…!!!
「確かに、初以外には強いかもしれない。いや、あいつが強すぎるだけだけど」
この人しかありえんからです!
「そうか」
負けてよしよしされる南ちゃんも、勝ってよしよしされる南ちゃんもどっちも見たいー!!!!/朝比奈さんとお約束したので、一気に積むなんて真似はしないからね!少しずつ愛も票も積んでくからね!!
「何事もこつこつだな。健気な女は好きだよ」
もう世代交代してしまって勝てないのは分かっているんですが、それでも私はミナミらぶです!!!一生ミナミ担!!!!現在のミナミが何位なのか純粋に知りたいので1票しかいれません( ;  ; )どこが好きって言われてもすぐには答えられないけど、とにかくミナミが好きだよ〜!強いて言うなら素直じゃなくて意地っ張りだけど、最終的には初が大好きすぎるところ🫶🏻
「勝てないのは分かってるってなんだよ。お前みたいに一途な女が多いから勝ったよ」
だって南ちゃんだから。
「てかちゃん付けやめろ」
ミナミしか勝たん。2回目です!
「ありがと」
ミナミだからです。
「そうなのか」
結婚してどうですか?
「幸せだよ」
カウンター2人で座って飲む酒が1番ですか?
「家で飲む酒もいいよ」
永遠に間宮南のオンナから卒業出来なそうで嬉しい
「一生留年な」
初ちゃん幸せにしろよ!!!!
「はい」
ミナミ今回も負けそうだね…かなしい
「なんで負ける前提なんだよ」
最近はどんな曲書いてますか?
「セフレに恋してる女の曲。トレンドだから」
そろそろファミリーソングどう?
「んー、まだ」
原点にして頂点
「まあ、確かに」
ツンデレ南をグズグズにしたいし、グズグズにされたい……一人で二度おいしい間宮南しか勝ちません(強火)
「女ってギャップ好きだよな」
ういへの愛が素敵すぎて好きです。ちょっと臆病なところも大好きです。唄を愛で綴るところも最高です
「歌じゃなくて唄って言うのいいな。気に入った」
どう足掻いてもミナミが1番!「足掻く必要もなくね?」
ミナミは首位でなくても私の中の永遠No.1だから大丈夫。といいながらもできるところまで押し上げます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
「それでこそオタクだよ」
ミナミの女になりたいです
「無理」
実際いたら惚れるのは絶対ゴマキとか春川とか水川だと思うしタイプもそっちなのになんでこんなに好きなのはミナミなんだろうね?
「見る目ないからだろ」
とりあえずTwitter開いたら1票
「コツコツありがとう」
Sだと思ってたけどじつはMですよね?MMだし!
「まあ、Sではない」
今回で最後なら絶対にミナミに一位を!と意気込んではいるけれどすでに2日経ってて?大丈夫か?となっているミナミ担
「怠慢だな。やれるまでやってくれた?」
そして今ツイ見て慌てても��1回やったきた…結果見て後悔するのはもう嫌だ
「後悔させねえよ」
まだまだミナミの話をもっと読みたいから。
「水森があんまり書く気ない」
初ちゃん大好きなミナミが大好物です
「一生片想いなのに?」
魅力的な男性がどんどん増えますが、今年も今年とてミナミの女です、、、
「一途だな」
ミナミ〜〜🥺🥺
「なんだよ」
ミナミ〜〜投票数で勝てなくても熱量では負けないぞ〜〜〜❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥
「同じような奴がたくさんいた」
絶対一位になって欲しいよミナミ!!
「なったよ」
相変わらず一生茅ヶ崎ちゃんに勝てないミナミに乾杯🍻
「ビールがうめえよ」
元祖女々し男!!!好きです!!!!
「女々しい言うな」
1票で勝負すると言ったのに朝比奈先生に愛を叫ぶのを忘れてしまったので(ごめんなさい)、もう一度ミナミに投票してしまったミナミ担です
「ついでみたいな投票の仕方だな」
どうなってもヘタレな彼がすきです
「どうにもならないことだってあるだろ」
ミナミがそこにいるだけで🫶
「そこにいるだけで、なに?」
ミナミ!!
「なんだよ」
負けんなよ
「お前がな」
間宮南 名前の字面見るだけで幸せになる!
「コスパいいな」
南ちゃん南ちゃん!!南の女頑張るからね…!!!
「ありがとう」
圧倒的カワイイ!
「どこが?」
間宮は強いですねー、好きな表し方がなんか愛おしくなる感じがたまらんないですよねえ
「実況者の方?」
ずっと愛でてたい…かわいいねほんと
「かわいくねえ」
ミナミは本当にかわいいねえ
「かわいくねえ」
みなみきゅんかわいいねーえへへへへ
「かわいくねえ」
南可愛いな???すきだよ?????
「かわいくねえ」
南と共に生きていきたい
「無理」
今回こそは、、!南の女の底力見せるからね!!
「ありがとう」
前回愛をぶちまけてたら票数で負けちゃった、、ごめんね、、
「しおらしいの嫌いじゃねえよ」
南の塩対応グッとくるし、初ちゃんにだけデレるとこメロい
「めろいってどういう意味」
漢を見せてぶっちぎって欲しいけど、負けてヨワヨワ南も捨てがたい
「どんな俺でもいいってこと?」
間宮南ってMMだね、、
「水森めぐりもな」
一途ですぐ拗ねて可愛くて女々しくてツンツンツンツンデレミナミが大好きです!
「文字にすると地雷みたいだからやめて」
Twitter開いたのでとりあえず1ミナミ
「健気だな」
色々気になりすぎてついに夢に出てきたミナミ…はっきり覚えてないけど相変わらずヘタレてたよ。かわいい
「なにが気になったのか気になる」
待って待って、間宮の南ちゃんは元気?!闘いに食い込めてる、、!?
「一位だったよ」
南ちゃんの勝敗が気になり過ぎて永遠にポチポチしたくなる、好き
「いつもありがとう」
好きーー!!
「ありがと」
女々しくていじらしい男最高
「うっせ」
途中経過でひとり圧倒的だと言っていて水川も深山も坂本も強敵だからちょっと投票遠慮しつつも不安だよミナミ!!!積むの得意だから「節度ある回数」が難しい!!!!
「どうやら圧倒的な一位は俺じゃなかったらしい」
うちに欲しいミナミ ペット的な。撫で回したい
「ペットにすんな」
お姉さんがみなみきゅんを勝利へ導くよ♡
「俺より年上なん?」
我らがミナミ!!!3年連続ミナミへ愛を注ぎます!!!
「ずっと投票してくれてありがとう」
ふと…ミナミだいすきで投票しに来ているものの1番モテるかと言われたらなんか違う気がしてきた 笑 でもやっぱりすきなのはミナミ
「それがモテるってことだろ」
ミナミ〜〜〜最近嬉しかったことは???
「一位になれたこと」
振り回されるミナミを一生見てたい!
「複雑だな」
ミナミ負けちゃわないで(泣)ずっと私のナンバーワンでいて(泣)
「勝ったから泣くな」
推しです
「推しってなに」
初ちゃんがミナミの元セフレと鉢合わせしちゃってなんやかんやあって傷付けられたり1人で泣いちゃったりしたらミナミどうするんだろうって考えてにやにやしてる
「いや、そんな最悪な状況妄想するならもっと票入れてくれ」
忙しすぎて投票久々になってしまった、、Twitter開く度1ミナミ。
「お疲れ。忙しい中ありがと」
3年連続ミナミに愛を注ぎ続けてきました🥺🥺勝てなくても一生推します🥺🥺
「普通にうれしい。ありがとう」
絶対ミナミ!
「ありがと」
ミナミ〜〜〜最近幸せだと思った瞬間は?????
「初に誕生日祝ってもらった」
ミナミの女ラストスパートかけます🙋🏻‍♀️🙋🏻‍♀️❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥
「おう、やってくれ」
何回よんでも好きだよ。ういちゃんのこと大好きな南が好き。可愛いし、私もこんなに愛されてみたいなーって思うから好きっていうのもあるけど、たぶんそもそも南という人が好き。ツンデレなコメント待ってるね
「ツンデレなコメント待ってるって言われたら、そういうコメントしたくなくなるんだよな。ツンデレだから」
ミナミ推しだけど、明石さんは絶対に大人な良い男なので好きです…仕事中と素の好きな相手への甘さの切り替えがたまりません…
「いっちばん比較されたくない相手だわ。そりゃあ赤井さんのほうがいいだろうな」
最近どんな詩書いた???
「セフレに相手されてない話」
🌟⋆꙳茅ヶ崎
初ちゃ〜ん!卯年だよ〜南ぴょん元気〜?
「ぴょんぴょん元気だよん」
初ちゃん!可愛いセクシー愛してる!!!
「えっ、セクシーとか初めて言われた! ありがとう!」
茅ヶ崎初ちゃん、ってお名前の響きも可愛すぎる〜と思っていたら、間宮初ちゃんの響き圧倒的サイコー!!
「ほんとに? 私は茅ヶ崎 初のほうが気に入ってるけどな〜!」
初ちゃん、、南があんなに最高な男なのは初ちゃんがいるからだよね、、いつもありがとう
「ええ、感謝されちゃった。うれしい♡」
初ちゃ〜〜ん!全部可愛くて最高な上に、ありがとうとごめんなさいをちゃんと言う所大好き♡
「あはは、人間としてってだけだよ。基本的なところまで褒めてもらえてうれしい」
南のオンナである前に、初ちゃん強火です、、
「え、じゃあミナミ抜きでふたりで会お?」
初ちゃん好きです。これからも南に愛されて最高な初ちゃんでいてください。
「愛されてこそ女は最高になれる!」
初ちゃん!
「はぁ〜い」
初ちゃ〜ん!見ってる〜?大好きだ〜!!/初ちゃん!間宮初ちゃん!なんてお可愛いんでしょう!!/初ちゃ���ん!冬だね!あったかくしてね!愛!!
「たくさんありがとう! そんな好かれるような女じゃないのに……うれしい」
初ちゃ〜ん!南が1位獲ったらよしよししてあげてね〜
「一位だったね! たくさんヨシヨシしてあげましょうかね!」
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majinemu-rn · 30 days ago
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海人と少し電話するタイミングあって、なんか。唐突にドーム控えてるから全グループ曲でセトリ作ってみようとか言われて、ちょっとガチで頭働かせてたんやけど。まだめっちゃ取っ掛かり。アホな会話よな。18の恋愛コーナを名脇役で締めて、そこからラストスパートまで考えるの一旦ダルくなってやめた。休戦。
2〜3辺りでもっと盛り上げ曲入れるべきやった。
1.SPOTLIGHT / King & Prince
暗転からの、嵐さんみたいにメンステ全面に大画面の映像映してAサビまではSUPER EIGHTのLet Me Down Easy(PerfumeのEdge的なの)みたく、映像駆使でBメロ辺りで映像からの、俺らで登場。
2.suger / 嵐
3.Special Love / Hey! Say! JUMP
Aメロを海人も割って、メンステ大画面も2等分で顔固定にしてなんか、わかせる。ここら辺でセンステ移動して、挨拶。
3.5.Doki it / なにわ男子
バクステまで移動しながら所謂ファンサ曲。間奏中にジュニア紹介を大画面でやっとこう。最後にジュニアに紛れて海人と俺。大風船を割ったら、また風船で。とりあえず散らばらず。
4.愛のかたまり / KinKi Kids
どのツアーか忘れたけど「思い切り抱きしめられると〜」から、ワンフレーズは頑張ってアカペラ。海人はじまりの、俺やな。きっと。
5.Air / V6
これV6さんで、一番好きな曲やからやりたいだけ。
6.Only One... / 玉森裕太
もちろん俺ソロ。タマさんのをセンステで、やりたい。ソロの前はイメージ映像も作って、愛のかたまりで恋を温めて。Airで少しすれ違ってタマさんのソロで少し復縁みたいな感じ。知らんけど。
7.海人ソロやりたい?
MC
城之内とたけやんの映像で繋ぐか、それか。ジュニアコーナーなら19年組の阿達、千井野辺りを筆頭になんか適当にやって。
8.PARA!PARA!チャ〜ハン fast.たけやん城之内 / WEST.
日替わりで1名ずつゲストで来てもらって、やってもらえたら吉。関西繋がりでよろしくお願いします。のんちゃんは絶対に来てもらう。
これ読んだ大吾に、たけやんとか挟むならホルモン〜関西に伝わりしダイヤモンド〜fast.たけやん城之内の方がいいと言われたけど、悩ましくない?
9.Harajuku / King & Prince
8のゲストにダンスを教えて踊らせながらTikTok撮る
10.スキすぎて / timelesz
センステでやってメンステの大画面で人数分の分割定点でファンの人は好きな推しを観てもらう。
映像挟みましょう。
11.シンデレラガールまたはHEART(日替わり) / King & Prince
ここまできてやっと王道ラブソング。セトリ出た時からファンの人的にも10曲まできたらやっと王道アイドル浴びれるんやって疲れてくるラストパートもテンション維持してもらう。頑張れー。曲数担保したいから軽いメドレー。前半のはあくまでタマさんの曲を引き立てるための流れ作りやから、見せ場はここ。なんかセリフ曲とかあったっけな。
12.恋降る君とラブりたい?メドレー(恋降る月夜に君想ふ / King & Prince、Lil miracleか、また君が好き / Lilかんさい、恋やけどめ / なにわ男子、DEAR MY LOVER / Hey! Say! JUMP)
メドレーはコンパクトに。ムビステか、アリーナトロッコで外出とか回って所々にお立ち台の簡易ステージ。
13.Mistake! / SMAP
MC
浮所がここで出てきてACEes紹介したいらしい。拒否。
14.magnet / 那須雄登×浮所飛貴
どうしてもれんかいでやってほしいって浮所に入れろと言われたからここで挟む。センステでムビステ一番上げて、照明は赤と青。衣装もそんな感じで。
映像挟んで。
15.楽曲名未定 / 永瀬廉
匠海くんに勝手に曲選んでもらって新曲。曲作ってもらおうなんておこがましいこと思ってないですー。
オールゴールでシンデレラガールBGM流して、挨拶。
16.King & Prince, Queen & Princess / King & Prince
6人の頃の映像。Aメロは海人と俺以外の声は、音源。本人らの流す。
17.踊るように人生を。 / King & Prince
18.君は綺麗だ / King & Prince
なんとなくエモめな二人になる映像作って流す。メンステから出てくるようにスポットライトかけて、ドームなら気球でも飛ばす。金掛かりそう。
19.なにもの / King & Prince
チップとデール意識。あんな衣装。
20.moooove!! / King & Prince
14.magnet / 那須雄登×浮所飛貴が、世に出たばっかりらしいんで。なんか、これ海人とやるの全然気乗りせんなーとか言うてたら。北村匠海くんとならやるんじゃないんですかっ!って言われて。こんな踊れないよって絶対に言うと思うって話をしてて。
浮所考案。匠海くんを椅子に座らせて、亀梨くんのソロみたいに(って言ってたけど、あれ椅子使ってたやつやから絶対違う)、椅子の周りを原曲風に踊って。ラストサビだけ匠海くんにも踊ってもらったらフォーメーションもなくていいらしい。大サビで匠海くんの手を取って立たせるのが俺の役目らしい。
匠海くん!上手3から、下3!!って、俺が叫んでるの想像して酒飲みながら笑ってた。
あと、浮所に15.楽曲名未定 / 永瀬廉は、不明じゃなくて!未定だと思う!って言われて訂正させられた。
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hananien · 1 month ago
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AIに二次創作書かせた話 その⑥【完成稿】
グロックさんさんががんばって書いてくれた、ゲーム<キングダムカムデリバランスⅡ>に登場するキャラクター、ヘンリー/ハンスの二次創作です。
段落や字下げなどの体裁を整えた他は、AIの出力した文章そのまま掲載します。
この完成稿を読む前に、ぜひ①~⑤をご覧になってみてください。読むのは面倒かつ、何度も同じような文章が出てきてつまらないです。ハハ。
■第一章:秘められた想い
 ハンス・カポン卿は、ラッタイの領主として、城の高い窓から広大な領地を見下ろしていた。秋の陽光が森の梢を黄金色に染め、遠くの村からは煙が細く立ち上っている。領民たちは収穫の最後の仕上げに追われ、冬の備えに余念がない。この平和な光景は、彼が統治する責任の重さを象徴していた。しかし、今日、ハンスの心は風景の美しさには向いていなかった。彼の胸は、抑えきれぬ不安と焦燥感で締め付けられていた。
 「三日だ。三日も音沙汰がない」と、ハンスは呟き、窓辺から離れた。部屋の中は静寂に包まれていたが、彼の心の中は嵐のように騒がしかった。従者ヘンリーが戻らない。ハンスは、彼を獣害の調査に向かわせたことを後悔し始めていた。
 領民の一人が訴えた「家ほどの大きさのクマ」という話は、ハンスの目には荒唐無稽に思えた。むしろ、放浪中のクマン人による仕業だと考えたのだ。しかし、ヘンリーが戻らない今、その判断が間違っていたのではないかという疑念が彼を苛んだ。
 ハンスは自らの感情を抑えるために、深く息を吸った。ヘンリーはただの従者���はない。ハンスにとって、彼は命よりも大切な存在だった。二人の関係は、誰にも知られてはならない秘密だった。中世ボヘミアの厳格な社会では、男性同士の愛は神の法と人の法の両方で禁じられていた。もしその関係が露見すれば、ハンスの名誉は地に落ち、領主としての地位を失うだろう。ヘンリーは辺境の地に追放され、二度と会うことは叶わなくなる。ハンスはそれを考えるたびに、心臓が締め付けられるような痛みを覚えた。
 しかし、彼はその感情を表に出すことはできなかった。領主として、妻ジトカの夫として、二歳の息子ヒネクの父として、彼には果たすべき役割があった。ヘンリーへの愛は、彼の心の奥深くに隠され、決して表に出してはならないものだった。だが、今、ヘンリーの安否がわからない状況では、その感情を抑えることがますます難しくなっていた。
 「ハンス卿」と、背後から声がした。振り返ると、侍従長のローベルトが立っていた。「領民たちとの謁見の時間が迫っております。今日の議題は、冬の食糧備蓄と、村々の防衛についてです」
 「わかった」と、ハンスは短く答えた。しかし、彼の心は謁見の場には向いていなかった。ヘンリーのことが頭から離れず、領民たちの声が耳に入らない予感しかしなかった。「ローベルト、もし…もしヘンリーが戻らなければ、どうなると思う?」
 ローベルトは一瞬驚いた表情を浮かべたが、すぐに平静を取り戻した。「ハンス卿、ヘンリーは有能な騎士です。必ずや任務を果たして戻ってくるでしょう。それに、彼はスカリッツの災難を生き抜いた男です。あの地獄のような戦場から生還したのですから、些細な獣害調査で命を落とすようなことはありません」
 「些細な……」と、ハンスは呟き、唇を噛んだ。ローベルトの言葉は正論だった。ヘンリーは確かに優秀な従者であり、騎士だった。だが、ハンスにとってヘンリーは「有能な従者」以上の存在だった。彼の笑顔、彼の声、彼の温もり―それら全てが、ハンスの心を満たし、彼を領主として高潔であろうと努める原動力だった。ヘンリーがいなければ、この城も、この領地も、色を失ってしまうだろう。
 「卿、何かご心配なことがあれば、私におっしゃってください」と、ローベルトは穏やかに言った。「領主として、あまりに多くの重荷を一人で背負う必要はありません」
 ハンスは一瞬、ローベルトに全てを打ち明けたい衝動に駆られた。ヘンリーを愛していること、彼がいなければ自分の人生に意味がないこと、領主としての責任を果たす気力すら失ってしまうかもしれないこと。しかし、彼はすぐにその考えを振り払った。「何でもない」と、彼は冷たく答えた。「謁見の準備を進めよ」
 ローベルトは一礼して部屋を出たが、ハンスはその場に立ち尽くした。心の中では、ヘンリーの顔が浮かんでいた。彼の鋭い眼差し、戦場で鍛えられた強靭な体躯、そして、二人きりの時にだけ見せる柔らかな笑顔。ハンスは、その笑顔をもう一度見るためなら、どんな犠牲でも払うつもりだった。
■第二章:決断の夜
 その夜、ハンスは決意を固めた。ヘンリーを探しに行く。理性では、それが愚かな行為だとわかっていた。領主たる者が、たかが従者のために自ら森に赴くなど、あり得ないことだった。だが、心は彼を突き動かした。ヘンリーが無事かどうか、確かめずにはいられなかった。  ハンスは、年の近い部下三人を呼び、夜中にこっそりと城を出る準備を始めた。鎧は身につけず、動きやすい革の胴着とマントを羽織った。剣だけは腰に差したが、それは領主としての威厳を保つためではなく、ただヘンリーを守るためだった。
しかし、彼が城門に近づいた時、近衛隊長のバーナードに見つかってしまった。
 バーナードは、城の防衛を一手に担う忠実な部下であり、ハンスの最も信頼する男の一人だった。だが、今夜に限っては、彼の忠誠心がハンスの行く手を阻んだ。
 「ハンス卿、こんな夜更けにどこへお出かけですか?」と、バーナードは低い声で尋ねた。その眼差しは鋭く、ハンスの意図を見透かしているようだった。
 「些細な用だ」と、ハンスは答えたが、その声はわずかに震えていた。「部下たちと森の様子を見てくるだけだ」
 「些細な用?」と、バーナードは眉を上げた。「領主たる者が、夜中にこっそりと城を抜け出すなど、些細な用とは思えません。まさか、ヘンリーを探しに行くおつもりでは?」
 ハンスの心臓が跳ねた。バーナードの言葉は、彼の胸の内を見事に言い当てていた。だが、彼はそれを認めるわけにはいかなかった。「ヘンリーがどうしたというのだ」と、彼は高圧的な態度で言った。「たかが従者のことなど、私には関係ない。領地のパトロールをするだけだ」
 バーナードは一瞬黙ったが、その目には疑念が浮かんでいた。「ハンス卿、あなたは普段、こんなにも余裕のない態度を取る方ではありません。ヘンリーが行方不明になっただけで、まるで別人のようになられています。もし彼のことが心配なら、私が探しに行きます。あなたは城にお留まりください」
 バーナードの言葉は正論だった。ハンスもそれは理解していた。領主として、彼がすべきことは城に留まり、領地全体の安全を確保することだった。だが、心はそれを許さなかった。ヘンリーが傷つき、森のどこかで助けを待っているかもしれないと考えるだけで、彼はいてもたってもいられなかった。
 「お前の忠告はありがたく聞くが、私は行く」と、ハンスは言った。その声は冷たく、威圧的だった。「近衛隊長として、城の防衛を頼む。それが私に対する忠誠の証だ」
 バーナードは怯まなかった。彼はハンスの目を見つめ、静かに言った。「ハンス卿、私はあなたの忠実な部下です。しかし、忠誠とは、ただ命令に従うことだけではありません。あなたが間違った道を選ぼうとする時、それを止めることもまた、忠誠の形だと信じています」
 ハンスは怒りに震えた。バーナードの言葉は、彼の心を抉った。だが、同時に、彼の忠誠心に感謝も感じていた。バーナードは、ただの部下ではなく、友でもあった。だが、今夜だけは、その友情が重荷に感じられた。
 「お前は何も知らない」と、ハンスは吐き捨てるように言った。「黙って私の命令に従え」
 二人が門の近くで押し問答していると、突然、城壁で見張りをしていた兵士が叫び声を上げた。「騎馬が近づいてきます!怪我人を乗せています!」
 ハンスの心臓が止まりそうになった。バーナードと共に城門へと駆け寄ると、そこにはヘンリーの姿があった。彼は馬の鞍に縛り付けられ、意識を失っていた。顔は血と泥にまみれ、衣服はボロボロだった。ハンスは一瞬、足がすくんだ。だが、すぐに我に返り、叫んだ。「医師を呼べ!急げ!」
■第三章:隠された涙
 ヘンリーは城の客間に運ばれ、医師の手当てを受けた。ハンスは彼の側を一歩も離れなかった。医師が傷口を洗い、包帯を巻く間、彼はただ黙って見守った。ヘンリーの顔は青白く、普段の力強い表情は影を潜めていた。ハンスは、その姿を見るたびに、心が締め付けられる思いだった。
 「命に別状はありません」と、医師が言った。「しかし、かなりの血を失っています。回復には時間がかかるでしょう」
 「わかった」と、ハンスは短く答えた。医師が部屋を出ると、彼はヘンリーのベッドの横に膝をつき、彼の手を握った。その瞬間、彼の心を抑えていたダムが決壊した。涙が溢れ、頬を伝った。
 「ヘンリー…お前が無事でよかった」と、彼は呟いた。だが、その言葉は誰にも聞かれてはならないものだった。彼はすぐに涙を拭い、立ち上がった。領主としての威厳を取り戻さなければならなかった。もし誰かがこの姿を見れば、彼の感情がヘンリーに向けられたものだと気づかれてしまうかもしれない。
その時、ドアがノックされ、従者が入ってきた。「ハンス卿、奥方様からの手紙です」と、従者が言った。
 ハンスは一瞬、妻ジトカのことを忘れていたことに気づき、罪悪感を覚えた。手紙を受け取り、気もそぞろに開いた。そこには、ジトカがササウの街で療養を続けていること、次の春まで滞在するつもりであることが書かれていた。ハンスは、思い出したように従者に言った。「追加の旅費と、ササウの修道院への寄付を用意しろ」
 従者が退出すると、ハンスは再びヘンリーの側に戻った。ジトカに対する罪悪感は、彼の心をさらに苛んだ。彼女は善良な妻であり、息子ヒネクの良き母だった。だが、ハンスの心はヘンリーにしか向けられていなかった。その事実に、彼は自らを責めた。だが、どうすることもできなかった。
■第四章:息子との対面
 ヘンリーが運び込まれた翌日、ハンスは依然として彼の側を離れなかった。医師が傷口を洗い、包帯を巻き直すたびに、ハンスの心は締め付けられる思いだった。ヘンリーの顔は青白く、普段の力強い表情は影を潜めていた。ハンスは、その姿を見るたびに、もし彼を失っていたらと考えるだけで、全身が凍りつくような恐怖に襲われた。
 そんな中、ドアがノックされ、近衛隊長のバーナードが入ってきた。その腕には、二歳の息子ヒネクが抱かれていた。ヒネクは、普段は「ヘンリーおじさん」と呼び、彼と遊ぶのを楽しみにしていた。だが、今日のヘンリーは眠ったまま動かなかった。ヒネクは不安そうにベッドを覗き込み、突然泣き出してしまった。
 「ヘンリーおじさん、死んじゃったの?」と、ヒネクは小さな声で尋ねた。その声は、純粋で無垢なものだったが、ハンスの心を鋭い刃物のように切り裂いた。
ハンスは息子を抱き上げ、「大丈夫だ、ヘンリーは良くなるよ」と慰めた。だが、その言葉を口にしながら、彼自身が泣き崩れそうになるのを必死に抑えていた。息子を慰めることはできても、自らの心を慰めることはできなかった。ヒネクの小さな体を腕に抱きながら、ハンスの胸には別の感情が重くのしかかっていた。罪悪感だった。
 昨夜、彼はヒネクを置いて城を出ようとした。息子が眠る部屋の前を通り過ぎながら、一度もそのドアを開けることなく、ただヘンリーを探すためだけに城門へと向かったのだ。あの時、彼の心はヘンリーのことだけで一杯だった。息子の存在は、彼の頭から完全に消え去っていた。そして今、ヘンリーが戻ってからも、彼は一度もヒネクのことを思い出しもしなかった。妻ジトカの手紙を受け取った時でさえ、彼の心はヘンリーの安否にのみ囚われ、息子の母である彼女のことを考える余裕すらなかった。
 ハンスは、ヒネクの小さな頭を胸に抱きながら、目を閉じた。自分は父親として、あまりにも無責任ではないか。領主として、妻の夫として、息子の父として、彼には果たすべき役割があった。だが、彼の心はヘンリーにしか向けられていなかった。その事実に、彼は自らを責めた。ヒネクの泣き声は、彼の罪悪感を一層強く刺激した。もし自分が昨夜、城を出て戻れなかったら、ヒネクはどうなっていただろう。もしヘンリーが死に、自分がその悲しみに耐えきれず領主としての職務を放棄したら、ヒネクの未来はどうなるのだろう。
 バーナードは、そんなハンスの姿を黙って見つめていた。彼は一言も発しなかったが、その沈黙がハンスには耐え難いものに感じられた。バーナードの視線は、まるでハンスの心の中を見透かしているようだった。彼は、領主としてのハンスの威厳が、この瞬間、完全に崩れ去っていることに気づいているに違いなかった。いや、それだけではない。ハンスは、バーナードが自分の親としての態度を内心で非難しているのではないかと感じていた。バーナードはおくびにも出さなかったが、その沈黙の中に、ハンスは無言の叱責を聞いたような気がした。「あなたは息子を顧みず、ただ一人の従者のために全てを投げ出そうとした。父親として、それでいいのか」と。
 ハンスは、ヒネクを抱きしめる腕に力を込めた。息子の泣き声が徐々に収まり、小さな体が彼の胸に安心して身を預けるのを感じながら、彼は自問した。私は何をしているのだろう。ヘンリーを愛することは、私の全てを犠牲にすることではないはずだ。だが、その思いとは裏腹に、彼の心は依然としてヘンリーの側を離れることを許さなかった。ヒネクを抱きながらも、彼の視線はベッドの上のヘンリーへと向けられていた。その事実に、彼はさらに深い罪悪感を覚えた。
 バーナードは、静かに言った。「ハンス卿、ヒネクを連れ出します。もう少し落ち着かせてから、またお連れします」
 ハンスは一瞬、息子を離すことに抵抗を感じた。だが、バーナードの冷静な声が、彼の心を現実へと引き戻した。「ああ、頼む」と、彼は短く答えた。ヒネクをバーナードに渡す時、彼は息子の小さな手に自分の手を重ね、そっと握った。「ヒネク、すぐに戻るからな」と、彼は言った。だが、その言葉は、自分自身を納得させるためのものに過ぎなかった。
 バーナードがヒネクを連れて部屋を出ると、ハンスは再びヘンリーのベッドの横に膝をついた。彼の手は、ヘンリーの冷たい手に触れ、その感触に安堵しながらも、胸の中では罪悪感と愛情が激しくぶつかり合っていた。私は息子を愛している。だが、ヘンリーを失うことを考えると、それ以上に恐ろしいものはない。この二つの感情は、決して両立するものではないのだろうか。ハンスは、答えの見えない問いに苛まれながら、ただヘンリーの手を握り続けた。
■第五章:街の祈り
 ヘンリーが意識を取り戻すまでの数日間、ラッタイの街は静まり返っていた。普段は市場の喧騒や鍛冶屋の槌の音、子供たちの笑い声で賑わう街が、まるで息を潜めるかのように沈黙していた。ヘンリーは街の人々に愛されていた。スカリッツの災難を生き抜き、ハンス卿の従騎士にまで上り詰めた彼は、誰に対しても礼儀正しく、公正だった。その彼が恐ろしい怪我を負い、意識を失っていると知った町人たちは、いてもたってもいられなかった。彼らはヘンリーの回復を願い、祈りを捧げるために行動を起こした。
 ラッタイには二つの礼拝所があった。一つは町人たちのための礼拝堂であり、市場の広場に面した簡素だが温かみのある石造りの建物だった。もう一つは、城の中にあり、領主家族のための礼拝堂だった。町人たちは、自分たちの礼拝堂で祈りを捧げるだけでなく、城の門前に集まり、直接ヘンリーのために祈りを捧げたいと願った。
 その日の朝、市場の広場に面した礼拝堂では、町人たちが司祭のヨハンに詰め寄っていた。ヨハンは、穏やかで物静かな性格の聖職者だったが、町人たちの熱意に圧倒されていた。市場で魚を売るマリアが、先頭に立って訴えた。「ヨハン様、ヘンリー様が大変なことになっているんです。町のみんなで、彼のためにミサを開いてください。神様に彼の回復を祈りましょう」
 「そうですよ」と、パン屋のトマシュが続けた。「ヘンリー様は、俺たちがクマン人に襲われた時、命がけで守ってくれた。あの時の恩を忘れるわけにはいかねえ」
 ヨハンは、町人たちの熱意に心を動かされながらも、慎重に答えた。「もちろん、ヘンリー卿の回復を祈ることは神聖な務めです。しかし、ミサを開くには準備が必要です。皆さんの気持ちはよくわかりますが、もう少し時間を…」
 「時間なんてありません!」と、宿屋の女主人アグネスが叫んだ。「ヘンリー様は今、生きるか死ぬかの瀬戸際にいるんです。今日、ミサを開いてください。町のみんながそう望んでいます」
 町人たちの声は次第に大きくなり、礼拝堂の外にまで響き渡った。ヨハンは、ついに折れた。「わかりました。今日の夕べの祈りの時間に、ヘンリー卿のための特別なミサを開きましょう。皆さんで心を一つにして祈りを捧げれば、神のご加護が得られるはずです」
 町人たちは歓声を上げ、早速準備を始めた。市場の広場では、子供たちが花を摘み、女性たちがロウソクを用意し、男性たちが礼拝堂の掃除を手伝った。夕べの祈りの時間になると、礼拝堂は町人たちで溢れかえった。普段は閑散としている礼拝堂が、こんなにも多くの人で埋まるのは、年に数回の聖なる祝日を除けば初めてのことだった。ヨハンは祭壇に立ち、ヘンリーの回復を願う祈りを読み上げた。町人たちは目を閉じ、静かに祈りを捧げた。市場の喧騒も、鍛冶屋の槌の音も、この瞬間だけは止まり、ラッタイの町全体がヘンリーのために祈りを捧げているかのようだった。
 一方、城の門前にも多く���人々が集まっていた。彼らは、領主家族のための礼拝堂には入れないことを知っていたが、それでもヘンリーのために祈りを捧げたいと願った。門の前には、農夫や商人、職人、そして物乞いまでもが集まり、地面に膝をついて祈りを捧げていた。その中には、ヨゼフという名の物乞いもいた。ヨゼフは、片足が不自由で、いつも市場の隅で施しを乞うていたが、ヘンリーには特別な恩義を感じていた。ある冬の日、ヘンリーはヨゼフが寒さに震えているのを見て、自分のマントを脱いで彼に掛けてくれたことがあった。その時の温もりを、ヨゼフは今でも忘れられなかった。
 ヨゼフは、ボロボロの袋の中から一つのリンゴを取り出した。それは、彼が今日、市場で施しとしてもらったものだった。リンゴは、ヘンリーの好物として町の人々の間では有名だった。ヘンリーは旅に出ることが多く、その際に日持ちする食料としてリンゴを携帯することが多かった。町人たちは、ヘンリーが馬の鞍袋からリンゴを取り出し、子供たちに分けてやる姿をよく見かけていた。ヨゼフは、そのリンゴを手に持つと、門を守る兵士の一人に近づいた。
 「お前さん、このリンゴをヘンリー様に届けてくれねえか」と、ヨゼフは震える声で頼んだ。「俺にはこれしかねえが、ヘンリー様が目を覚ました時に、力をつけてほしいんだ」
 兵士は一瞬、ヨゼフの汚れた手とリンゴを見比べてためらったが、その真剣な眼差しに心を動かされた。「わかった、預かっておくよ」と、兵士は言った。「だが、約束はできねえぞ。ヘンリー卿の状態は、俺たちにもわからねえんだ」
 「それでもいい」と、ヨゼフは言った。「ただ、ヘンリー様に届けてくれ。それだけでいいんだ」
 兵士はリンゴを受け取り、門の中へと消えた。ヨゼフは、その場に座り込み、再び祈りを捧げ始めた。門前の人々は、ヨゼフの行動を見て、それぞれが持ってきたささやかな贈り物―ロウソクや花、祈りの言葉を書いた羊皮紙―を兵士に預け始めた。門前は、祈りの声とささやかな贈り物で溢れかえった。
 城の中では、侍従長ローベルトがその話を兵士から聞いた。ローベルトは、領主ハンス卿に仕える忠実な部下であり、細やかな気配りを欠かさない男だった。彼は、町人たちの心温まる行動に胸を打たれ、ハンス卿にこの話を伝えようと思った。夕食の時間には、ハンス卿が必ず食事の間に現れるはずだった。ローベルトは、リンゴを手に持つと、食事の間に急いだ。
 しかし、その日の夕食には、ハンス卿の姿はなかった。食事の間には、侍女たちや他の従者が集まっていたが、主人の席は空席のままだった。ローベルトは、不安を覚えながらも、ハンス卿を探しに城の中を歩き回った。そして、ヘンリーの部屋にたどり着いた時、彼は静かにドアを開けた。
 そこには、ハンス卿の姿があった。彼はヘンリーのベッドの横に座り、ヘンリーの手を握りながら、うたた寝をしていた。疲れ果てたその顔には、領主としての威厳はなく、ただ一人の人間としての弱さが垣間見えた。ローベルトは、その姿を見て、一瞬立ち止まった。彼は、ハンス卿とヘンリーの関係を知っていた。主人が従騎士に抱く好意は、ただの忠誠心や友情を超えたものだと、彼は気づいていた。しかし、ローベルトは決してそれを口に出すことはなかった。彼は自分の仕事に忠実な男であり、主人の秘密を守ることを心に誓っていた。たとえそれが、神の法や人の法に反することだとしても、彼にとっての忠誠とは、ハンス卿の幸福を守ることだった。
 ローベルトは、静かに部屋の中に入り、近くのテーブルにリンゴを置いた。そして、何も言わずに部屋を出た。彼は、町人たちの心温まる話をハンス卿に伝えるつもりだったが、今はその時ではないと思った。ハンス卿が目を覚ました時、リンゴを見つけるだろう。そして、そのリンゴがヘンリーの好物であり、町人たちの祈りの象徴であることを理解するだろう。ローベルトは、そう信じて静かにドアを閉めた。
 ハンスは、うたた寝の最中、夢を見ていた。ヘンリーが笑顔でリンゴをかじる夢だった。その笑顔は、彼の心を温め、同時に罪悪感を刺激した。私は彼を愛している。だが、この愛は、決して公にすることはできない。町人たちの祈りも、息子の涙も、私の心を慰めることはできない。ハンスは、夢の中でそう呟きながら、ヘンリーの手を握り続けた。
■第六章:目覚め
 近衛隊長バーナードは、ヘンリーの部屋の前で立ち止まり、深く息を吸った。彼の心は、領主ハンス卿の状態に対する深い懸念で一杯だった。ここ数日、ハンス卿はまるで別人のようだった。領民たちとの謁見を欠席し、裁判を放置し、食事すらろくに取っていない。バーナードは、主人をこの状態から救うためには、敢えて厳しい態度を取らざるを得ないと考えていた。
 ふと、彼は先ほど侍従長ローベルト��会いに行った時のことを思い出した。ローベルトの部屋で、バーナードは言った。「ローベルト、俺はハンス卿に厳しい態度を取るつもりだ。それが卿を立ち直らせる唯一の方法だと信じている。事前に報告しておきたかった」。ローベルトは静かに頷き、「あなたの判断を信じます」と答えた。バーナードは、その言葉を胸に刻み、今、自分を奮い立たせていた。俺は無礼を働くかもしれない。だが、それは卿を立ち直らせるためだ。バーナードは、そう決意を新たにし、ドアをノックした。
 「ハンス卿」と、バーナードは低い声で呼びかけた。「少しお話を」
ハンスは、ゆっくりと顔を上げた。その目には深い疲労が宿っていた。「バーナード、何か用か?」  「はい、用です」と、バーナードは言った。「ハンス卿、あなたはヘンリーよりも憔悴して見えます。領民たちとの謁見や裁判など、さぼっていた職務にもそろそろ復帰すべきです」
 ハンスは苛立ちを覚えた。「私はヘンリーが目覚めるまで側を離れる気はない」と、彼は言った。「私の職務はお前と侍従長に一任する」
 バーナードの顔が険しくなった。「いい加減にしてください」と、彼は主人を叱責した。「あなたはまるで数年前の、責任感のない若造に戻ってしまったかのようです。ヘンリーが大事なことは理解できます。彼は忠実な従者であり、有能な騎士です。しかし、あなたはその彼を言い訳にして、自分のやるべき職務を怠っています。ヘンリーが目覚めたら、あなたに失望するでしょう」
 ハンスは怒りに震えた。「お前は何も知らないくせに」と、彼は反論しようとした。だが、バーナードはさらに厳しい口調で続けた。  「ハンス卿、もしヘンリーがこのまま目覚めなかったら、どうなるのですか?」と、バーナードは言った。「あなたはこの部屋にこもり続け、領地を放置するつもりですか? 領民たちはあなたの保護と統治を必要としています。ヘンリーが死んでも、世界は続きます。あなた自身の評判も、領地の未来も、全てがあなたの行動にかかっているのです。いつまでもここに閉じこもっていてはいけません。現実を見るべきです」
 ハンスは、ヘンリーが目覚めないなどという可能性を信じたくはなかった。だが、バーナードの言葉は、彼の心に突き刺さり、現実を突きつけた。確かに、その可能性はある。ハンスはそれを理解していた。このまま部屋にこもってヘンリーの回復を待ち続けることはできないとわかっていた。だが、まだそのことについて考えたくはなかった。彼の心は、ヘンリーが目覚めるという希望にしがみついていた。バーナードの厳しい言葉は、その希望を打ち砕こうとするものに感じられた。
 「お前は…あまりにも冷酷だ」と、ハンスは呟いた。「ヘンリーが目覚めないなどと…そんなことは…」
 「ハンス卿、私は冷酷ではありません」と、バーナードは言った。「現実的であるだけです。あなたがこのまま自滅すれば、領民全員が苦しむことになります。あなた自身のためにも、できるだけ早く統治への熱意を取り戻してください。それが私の願いです」
 ハンスの言い訳は尽き、彼の葛藤は最高潮に達していた。ヘンリーが目覚めなければ、私はどうなるのだろう。領地はどうなるのだろう。ヒネクは、ジトカは…。ハンスの心は、恐怖と罪悪感、そして絶望で一杯だった。だが、その時、緊張を破るように、ベッドの上でヘンリーが呻き声を上げた。
 「ウーン。ハンス卿、私を失望させるのは簡単です……どうか、今すぐに飲めるワインかシュナップスがないとおっしゃって下さい……もう一度気絶します」と、ヘンリーは言い、ハンスに向かって微笑んだ。
 ハンスは一瞬、ヘンリーを見つめたまま動けなかった。ハンスはヘンリーの額に触れようとして手を伸ばしたが、その手はためらい、震えた。やっと触れた時、��ンリーの温もりが確かにそこにあることを感じ、彼の呼吸が震えた。「ヘンリー…お前が…」と、彼は呟いたが、声もまた震えていた。ハンスはヘンリーの手を握り直したが、その手は冷や汗で湿っていた。
 ヘンリーは、そんなハンスの姿を見て、弱々しく微笑んだ。「ハンス卿、そんな顔をしないでくれ。俺はここにいる。生きているよ」
 ハンスは、ようやく笑顔を返した。「お前が無事でよかった」と、彼は言った。二人きりではなかった。だから彼は、愛を込めた目で見つめることしかできなかった。だが、ヘンリーが目覚めた喜びは、彼の心を抑えきれなかった。彼は、ヘンリーの手を握りながら、「もう二度とこんな目に遭わせない」と呟いた。その言葉は、バーナードには聞こえないほど小さかったが、ヘンリーにはしっかりと届いた。
 その様子を、バーナードと、様子を見にやってきた侍従長ローベルトが見守っていた。バーナードの心は複雑だった。彼は実直な兵士であり、主人のプライベートにはあまり関心がなかった。だが、ここ数年で、若い領主ハンス卿が懸命に責務を果たそうとする姿を側で見てきた。今では、彼を心から尊敬していた。だが、同時に、彼はキリスト教徒としての信念も持っていた。尊敬する主人と信頼する部下であるヘンリーが、ソドミーの関係にあることを信じたくはなかった。だが、見聞きしてきた数々の証拠がそうと示していた。ヘンリーが行方不明になった時のハンス卿の取り乱し方、ヘンリーが戻ってからの彼の献身的な態度、そして今、目の前で繰り広げられる二人の固い愛の絆。それらは、否定しようのない事実だった。
 バーナードは、非難する気持ちを起こそうとしたが、できなかった。二人の愛情は、あまりにも純粋で、強いものだった。だが、彼は同時に、それが周囲に知られたらどうなるかを考えずにはいられなかった。ラッタイの住人全員が恥を被ることになるだろう。ハンス卿の名誉は地に落ち、ヘンリーは追放され、二人は二度と会えなくなる。バーナードは、その未来を想像するだけで、胸が締め付けられる思いだった。
 バーナードは、隣に立つローベルトを見た。ローベルトは、何もかも承知している顔で、穏やかに二人を見守っていた。その眼差しには、非難も動揺もなく、ただ静かな理解があった。バーナードは、その姿を見て、自分の決意を固めた。私は、ハンス卿とヘンリーの関係を秘密にする。何よりも、若い二人に不幸になってほしくない。バーナードは、そう心に誓った。彼は、尊敬する主人と信頼する部下が幸せであることを願った。たとえそれが、神の法や人の法に反することだとしても、彼にとっての忠誠とは、二人の幸福を守ることだった。
 ローベルトは、バーナードの視線を感じ、静かに微笑んだ。「バーナード隊長、心配はいりません。彼らは、お互いを必要としているのです。私たちは、ただ見守り、支えるだけでいいのです」
 バーナードは頷き、静かに言った。「ああ、その通りだ。ローベルト、俺たちは同じ思いだな」
 二人は、部屋を出る前に、もう一度ハンスとヘンリーを見た。ハンスは、ヘンリーの手を握りながら、ようやく笑顔を取り戻していた。ヘンリーは、弱々しく微笑みながら、「ハンス卿、俺のためにそんなに疲れ果てないでくれ。俺が目覚めたら、今度はお前が倒れる番だぞ」と冗談を言った。ハンスは、笑いながら、「黙れ、ヘンリー。お前が無事なら、私は何度でも立ち上がれる」と答えた。
 バーナードとローベルトは、そのやり取りを見て、静かに部屋を後にした。二人の愛情は、決して公にすることはできない。だが、この瞬間だけは、城の中の小さな部屋で、純粋な愛が息づいていた。
■第七章:真実の告白
 ヘンリーは驚異的な速度で回復し、ハンスとバーナードに怪我の経緯を説明するまでになった。ベッドに体を起こし、包帯に巻かれた腕を動かし��がら、彼は話し始めた。ハンスはヘンリーの横に座り、ただ黙って彼を見つめていた。ハンスの視線は、会話の内容には向いておらず、生きて動いている恋人の姿だけ��追いかけていた。バーナードは、部屋の隅に立ち、厳しい表情で話を聞いていた。
 「牛が襲われた村を調査した。自分も最初はハンス卿が考えたようにクマン人の仕業だと思っていたが、調べるうちに、どうも犯人は人ではなく、村人がいうように大きな獣による仕業のように思われた。牛の襲われた現場から痕跡を辿って森の奥に進むと、大きな洞窟を発見した。強烈な獣臭がして、マットが怯むほどだった。一人で入るのは危険だと判断し、一度城に戻って装備と人数をそろえようと思った」と、ヘンリーは話し、そこで一息ついた。
 バーナードが口を開いた。「その判断は正しい。だが、お前が一人でそこまで行ったこと自体、無謀だったのではないか?」
 ヘンリーは苦笑いし、続けた。「しかし振り向くと、俺をつけてきた盗賊が三人いて、斧とこん棒でいきなり襲われた。俺の負った切り傷や打ち身は、そいつらのせいだ。そいつらをあしらっていると、洞窟の中から不気味なうなり声がして、一気に獣臭が強くなった。そして突然、盗賊の一人の首が胴体から離れて俺の足元を転がっていくのを見た。洞窟の中から現れたのは、小さな家ほどの体躯をした、巨大なクマだった」
 「巨大なクマだと?」と、バーナードが驚きの声を上げた。「そんな化け物が本当にいたのか?」  ヘンリーは頷き、話を続けた。「やつはもう一人の盗賊の胴体を前足のひとふりで真っ二つに裂くと、残った俺と盗賊のどちらを腐った野菜みたいに潰そうか考えるために動きを止めた。その瞬間に盗賊は俺の背中を押して、自分は悲鳴を上げて逃げて行った。俺は後ろを向いた瞬間に引き裂かれると思うと逃げることもできなかった。盾とロングソードで巨大クマに立ち向かわなければならなかった。俺はよく戦ったと思う。死んだ盗賊の持っていたこん棒を、クマの開いた口の中に入れて口が閉じないようにし、喉にロングソードを突き刺したんだ」  バーナードは、感嘆の息を漏らした。「よく戦っただと? お前は化け物を倒したんだ、ヘンリー。だが、そんな無謀な戦いをするとは…。生きて戻ったことが奇跡だ」
 ヘンリーは肩をすくめ、最後を締めくくった。「クマが倒れた時には、俺は疲れ果てていて、全身のあらゆる場所から出血していることに気づいた。マットが俺を馬のところまで引きずっていってくれて、馬が跪いて俺を鞍に乗せてくれたことは憶えてる。次に気づいた時にはあんたの間抜けな顔が見えたよ、俺の領主さま」
 バーナードは笑い声を上げた。「間抜けな顔だと? ハンス卿の顔のことか? まあ、卿の顔を見たおかげで目覚めたのだろう。生き残ったお前の勇気を讃えよう、ヘンリー。だが、次からはもっと慎重に任務を遂行してくれ。こんな目に遭っては、ラッタイの皆が悲しむ」
 ハンスは、ただ黙ってヘンリーを見つめていた。ヘンリーの声、その動き、弱々しいながらも冗談を言う余裕。ハンスの心は、それら全てを貪るように吸い込み、会話の内容にはほとんど注意を払っていなかった。ヘンリーが生きている。それだけで十分だった。
 バーナードは、話を聞き終えると、静かに言った。「ハンス卿、俺はこれで失礼します。ヘンリーの話に基づき、調査隊の準備を進めます。あなたも、そろそろ領主としての職務に戻ることを考えてください」
 ハンスは一瞬、バーナードを見たが、すぐに視線をヘンリーに戻した。「ああ、頼む」と、彼は短く答えた。
 バーナードは一礼し、部屋を出た。ドアが閉まる音が響くと、部屋には静寂が訪れた。ハンスとヘンリーは、しばらく言葉を交わさなかった。ヘンリーはベッドに体を起こしたまま、ハンスを見つめていた。ハンスは、ヘンリーの手を握り、その温もりを確かめた。静かな時間が流れ、二人はお互いの存在を感じ合った。ヘンリーの呼吸の音、ハンスの手を握り返す力、ベッドの軋む音。それら全てが、ハンスにヘンリーが戻ってきたことを実感させた。ハンスの心は、ようやく少しずつ軽くなり始めていた。
 やがて、ハンスが口を開いた。「お前が…戻ってきてくれた」と、彼は呟いた。声は震えていた。「少し前、バーナードに言われたんだ。もしお前が目覚めなかったら、私は…領地はどうなるのかと」
 ヘンリーは、静かにハンスを見つめた。ハンスの葛藤を全て知りながら、彼は下手に慰めようとはしなかった。ヘンリーは従騎士であり、ハンスの命令に従う立場だった。戦いを避けることはできない。いつか、本当に彼を失う日が来るかもしれない。そして、その命令を下すのは、いつもハンス自身だった。ハンスは、その責任に耐えられるのかわからなかった。彼の胸は、恐怖と罪悪感で締め付けられていた。
 ハンスは、ヘンリーの手を握る手に力を込めたが、その手は震えていた。「お前を死地に赴かせるのは、いつも私だ」と、彼は呟いた。「お前がこんな目に遭ったのも、私の命令のせいだ。もし次も…もしお前を失ったら…」
 ハンスの声は途切れ、彼はうろたえ、顔を覆った。涙が溢れ、肩が震えた。ヘンリーは、黙ってハンスをベッドに引き寄せ、抱きしめた。ハンスの震える体を、包帯に巻かれた腕でしっかりと抱きしめた。ハンスは、ヘンリーの胸に顔を埋め、泣き崩れた。「耐えられない…お前を失うなんて…」
ヘンリーは、静かにハンスの背を撫で、一言だけ口にした。「どんな時でも、俺はあんたのもとに戻ってくるよ」
 その言葉は、ヘンリーの立場をわきまえたものだった。ハンスの命令なら、クマン人の討伐でも、野犬の捕獲でも、村人たちの喧嘩の仲裁でも、何でも喜んで行くだろう。そのどれもが、命の危険を伴う。だが、ヘンリーは、ハンスの命令で死ぬとしても、少しも恨むつもりはなかった。ハンスの涙がヘンリーの胸を濡らし、二人はしばらく言葉を交わさなかった。
 やがて、ヘンリーが口を開いた。「街の人々が、俺のために祈ってくれたと聞いた。物乞いのヨゼフまでが、リンゴを差し出してくれたと」
 ハンスは顔を上げ、笑顔を取り戻した。「ああ、皆がお前を愛している。ヒネクもだ。あの子は、お前が眠ったまま動かないのを見て、泣き出してしまった」
 ヘンリーは微笑み、言った。「ヒネクには、元気になった姿を見せてやらなきゃな。あんたも、少しは笑顔を見せてやれよ、ハンス」 ハンスは頷き、ヘンリーの手を握り直した。「お前がいるから、私は笑顔でいられる」
 二人は、困難な未来が待っていることを知っていた。だが、今この瞬間、ハンスはヘンリーの手を握り、未来への決意を新たにした。「お前がいる限り、私は領主としての責任を果たし続ける」と、彼は呟いた。ヘンリーは微笑み、頷いた。「そして、俺はあんたの命令に従い続けるよ」
■後日談
 数日後、ヘンリーは物乞いのヨゼフに返礼するための食べ物を探しに、城の食糧庫へと足を運んだ。まだ完全には回復していない体を引きずりながら、食糧庫の扉を開けると、そこには町人たちから寄付された大量のリンゴが山積みにされていることに気づいた。かごに詰められたリンゴは、赤や黄色に輝き、食糧庫一杯に甘い香りを漂わせていた。
 そこへ、厨房の女中がやってきた。彼女はリンゴの山を見て、ため息をついた。「しばらくはリンゴのパイばかり作ることになりそうよ。今から背中が痛むわ」と、文句を言って去っていった。
 ヘンリーはややぼう然としながら、リンゴの山を見つめた。町の人々の愛情が、このリンゴの山に込められていることを感じ、彼の胸は温かくなった。だが、その時、中庭の方からヒネクの子守が必死に彼の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。「ヒネク様! ヒネク様!」
 ヘンリーは食糧庫の中を歩き回り、リンゴのかごの裏に隠れている小さな姿を見つけた。「かくれんぼをしているのか? こんな奥まで入ったら子守が泣くぞ。さあ、ヘンリーおじさんが見つけたぞ、出てきなさい」
 隠れ場所から出てきたヒネクは、頬と同じくらい赤いリンゴを一つ持って、ヘンリーに差し出した。「早く元気になってね」と、小さな声で言った。
 ヘンリーは微笑み、ヒネクを腕に抱き上げた。愛しい領主の息子、彼と主人の未来をしっかりと抱きしめた。「ありがとう、ヒネク。もう大丈夫だよ」と、彼は言い、リンゴを受け取った。ヒネクの小さな体を抱きながら、ヘンリーはハンスの笑顔を思い浮かべた。この子とハンスのためなら、何度でも戻ってくる。ヘンリーは、そう心に誓った。
おわり
。。。
本当の後日談はこれだ↓
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うそつきめ…👹(実質15000字程度・空白ってなんぞや)
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kachoushi · 2 months ago
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各地句会報
花鳥誌 令和7年3月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年12月2日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
火野正平まで連れて逝く冬の雨 清女 淋しさは犬との会話冬の雨 同 赤椿狂ひ咲きして天守坂 千加江 忘れ上手になれよと男近松忌 雪 顔のいづれ淋しき菊人形 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月5日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
11月句会
街路樹や日々の黄落留まらず 由季子 黄泉の祖父何方に振る舞ひ根深汁 同 球根を深々と植ゑ春を待つ 喜代子 泣き笑ひ最後は無言冬に入る さとみ 根くらべ集めて散りし柿落葉 同 古き蔵新酒の香り醸し出し 都 云はずとも母が用意の夜食かな 同
12月句会
道楽も過ぎて齢の木の葉髪 由季子 枯蓮の水面ぼやつと疲れ顔 さとみ 空耳か武者の叫びの虎落笛 都 冬怒濤雄島は人を寄せ付けず 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月7日 零の会 坊城俊樹選 特選句
縁者なきマリア観音冬ざるる 久 近づけば寡黙にあらず冬の墓 荘吉 素つ気なく通り抜けたる冬の墓地 同 冬ざるるものへとマリア傾ぎゐて はるか 拾うてはもらへぬ供花と凍蝶と 和子 枯れて尚マリアの像を守るかな 三郎 クリスマスソングピアノの墓石より 慶月 その墓碑に冬あたたかなひびのあり 和子
岡田順子選 特選句
イザベラの墓へと枯葉踏み残す はるか 槙大樹聖樹となりて花鳥子へ 毬子 冬の日は小さき道を真白にす 小鳥 枯野よりゾンビのやうに師が来たる 光子 維新に死す墓を巡りて饂飩すき 俊樹 すずかけや裸木になるまでの音 和子 電飾の届かぬ異人墓地の冬 毬子 としあつは俊厚と書く冬の墓碑 俊樹 黄葉の錐を瑕疵なき青空へ 要 枯蔦を解く術なぞはありもせず 軽象
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月7日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
火事現場逃げ遅れたる子を抱へ 朝子 押し花の一片欠けて冬の蝶 睦子 仮想の世に情は残りて近松忌 美穂 語られて哀しき火事の妓楼跡 かおり 大火事に昭和の町の灯の消えて 光子 「小火です」と電話口より消防士 成子 若き夢みさせし映画館の火事 睦子 江戸大火偲ぶ救ひの橋いくつ 久美子 逝く人の煙ひとすぢ霜の朝 朝子 火事燻るや愛憎の落し所 睦子 火の見櫓都市の底ひへ沈みたり かおり 時雨るゝやアウシュヴィッツもアフガンも 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月9日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
具材盛る母の湯豆腐命日に のりこ 紅葉山初冠雪の遠見かな 聰 白鳥の雅に進む濠深き 秋尚 新雪を掌に受く静けさよ ます江 窓明けて初冠雪の富士拝す 怜 白鳥や富士を見渡す山中湖 貴薫 白鳥を茜に染めて湖落陽 三無 初雪や窓を絵文字にする子たち 聰 初雪や淡い思ひ出いつまでも 秋尚 初雪や喜ぶ孫の靴の跡 史空 白鳥の飛び立つ姿勇ましく さちこ 湯豆腐を頰張る友の皺の増え 史空 初雪や風音もなく降りしきる 廸子 湯豆腐や友あの頃の顔となり 三無 湯豆腐に心ほぐれて二人酒 廸子 湯豆腐や流れやさしき河の辺に 和魚 白鳥をゴン太と呼ばふ人の逝く 貴薫 湯豆腐を崩さず掬ふ紅の爪 三無 今朝の富士初雪まとふ勇姿かな エイ子 湯豆腐や昔の話に頰染めて 廸子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月10日 萩花鳥会
焼き芋の声透き通り冬に入る 俊文 石焼ィー藷遠ざかり往きしまま 健雄 焼藷をくるんで熱き新聞紙 恒雄 夜勤明け焼藷食みつ帰り道 綾子 何か住む田なかひと町枯葎 美恵子
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令和6年12月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
日溜に息衝き蝶の凍てゆくか 美智子 顔揚げて冬日に甘え芝広場 栄子 鴉鳴く寒林ふいに淋しくて 都 箒目のたちたる園に散る紅葉 和子 生き様のあるが如くに木の葉舞ひ 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
色もなく静かに眠る冬田かな 紀子 紙を漉く季節の飾り散りばめて 裕子 隙間風母と耐へしは昭和なり みえこ しあはせは日向ぼつこの中にある 裕子 初雪に歌ひ出すあの一小節 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月14日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
由緒ある館を覆ひ蔦かるる 和代 蔦枯れて残る雨の音風の音 幸子 葱買ひて妻に戻りて帰り道 三無 園児らの声弾みをり日向ぼこ 白陶 鼻の先冷たくなりて句座につく 同 野仏を労はるやうに石蕗の花 幸風 北風に騒めき起こるアスファルト 白陶 枯蔦の中に灯をともすジァズ喫茶 三無 根深汁啜る心は故郷へ 和代 ことさらに人に告げたき枇杷の花 白陶 経あげて冬青空を拝しけり 秋尚 人参引くやはらかき葉の心地良さ 幸子 碧天の雲一つなき枇杷の花 文英 短日や小走りになる下り坂 恭子 牡蠣筏島に抱かれ守られて 幸子 日を溜めてポインセチアの小さき鉢 秋尚 張替へし障子の白に思ふこと 多美女 寒空の墓碑に誦経を修しけり 幸風 息深くして残菊の香に染まり 三無 深谷ねぎ譲る先々崇められ 幸子 住み古りて枯菊を焚く夕間暮れ 美枝子 冬日背にたつ��り溜めて句碑拝す 秋尚 べりべりと枯蔦はがす蔵の壁 幸風 山間の畑の一畝葱坊主 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月15日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
裸木の並木一本づつ孤独 三無 乾きたる落葉の音を深く踏む 秋尚 応へなき観音に問ふ寒さかな 三無 冬日には届かぬ観音様の指 慶月 冬ざるる枡形山に武者の翳 月惑 冬日和影の大きな母の塔 斉 冬紅葉素知らぬふりの母の塔 三無 急磴の手摺冷たく母の塔 芙佐子
栗林圭魚選 特選句
枯れ野行く躓く石も皆乾き 軽象 綿虫とぶ山日の暈を大仰に 千種 敷松葉旧家の縁の蘇鉄かな 久子 凜として冬青草の戦ぎたり 三無 冬晴や大きく開けて蔵の窓 芙佐子 冬ざるる枡形山に武者の翳 月惑 碧空にメタセコイアの冬木立 白陶 静寂の谷戸の小流れ冬紅葉 ます江 冬日和影の大きな母の塔 斉 遠富士を冬青空に確と嵌め 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月17日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
無人駅芒の穂波金と銀 世詩明 虚子偲ぶ三國しぐれの中にかな かづを 落葉掻き柿の木二本栗二本 清女 産土の絵馬は白蛇年用意 希子 省くもの影さへ省く枯木立 同 初雪の門前に立つ修行僧 隆司 寒修行手足真つ赤になりまうす 同 無精髭似合ふ漢の懐手 千加江 人恋ひの世を永らへて近松忌 雪 近松忌黄泉に携ふ文書かん 同 時雨の人よりと結びし古き文 同 書きかけの手紙の続き十三夜 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月16日・21日 柏翠館・鯖江花鳥合同句会 坊城俊樹選 特選句
顔の菊人形でありにけり 雪 濃き縁薄き縁も近松忌 同 越前に生れて老いて菊膾 同 湖を吹く風が遺してゆく寒さ かずを 九頭竜を揺り篭とし鴨浮寝 同 目に見えぬものが背を押す師走街 同 雪囲ひうす暗がりの仏達 ただし 獣をやさしく抱へ山眠る みす枝 ポインセチア妻と二人の医者通ひ ただし 風花の風山からも海からも 世詩明 再手術生きねばならぬ去年今年 同 極月や韋駄天走り買物に みす枝 日本海屋根の上まで浪の花 同 笑ひじわ一本増えて年の暮 真喜栄 肩の荷の一つ減らして年惜む 同 断崖を香りでつつむ野水仙 英美子 薄つすらと甍に雪の初便り 喜代美 板塀の木戸から婦人近松忌 嘉和
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月20日 さきたま花鳥句会
半身出し指呼の車掌の息白し 月惑 鴨の陣水面につくるある秩序 八草 竹輪麩におでん談義の始まれり 裕章 昏れなづむ街に消えゆく大熊手 紀花 酉の市客待つ人の股火鉢 ふゆ子 早口の会話飛び交ふ年の暮 としゑ 家用の小熊手買ひて大手締め 久絵 雨上り土ふくらませ生姜の香 康子 冬服や流行遅れの肩パット 恵美子 神宮の森寒禽の声あまた みのり 雪吊を見事に仕上げ茶屋の前 彩香 五十年砥石の凹み十二月 良江
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loginsave · 3 months ago
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see you 2024 𓂃 𓈒𓏸
皆さま、2025年が始まって2週間が経とうとしております。 年末年始はバタバタでマイベストを書く気力も無く⋯ ただ、これを書かないと俺の2025年は始まらねえ!と思ったので重い腰をついにあげました。簡単な感想です。
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映画
・夜明けのすべて(2024年)  「3回に1回くらいなら助けられる」という言葉を心に留めながら生活してる ・僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト(2024年)  ジュリオ・ガンディーニ!ジュリオ・ガンディーニ!ジュリオ・ガンディーニ!大事なことなので3回言いました。 ・劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦(2024年)  孤爪研磨「面白いままでいてね」←怖すぎ ・きみの色(2024年)  水金地火木土天アーメン♪ ・ロボット・ドリームズ(2024年)  Septemberを無限リピート ・ギヴン 海へ(2024年)  「1人でいっぱい考えたんだ。普通に、すごいよ」←泣いてしまう ・HAPPYEND(2024年)  緊急事態条項絶対反対… あらゆることは政治と地続きである
ドラマ
・燕は戻ってこない(2024年)  「心が叫んでる 踏み躙られるな 奪われるな 人並みになりたいんじゃない 私は私でありたい」 ここの台詞頷きすぎて首痛めた ・SHUT UP(2023年)  「許しちゃいけないことがある」「傷つけられた人が直接戦わなきゃいけないわけじゃないから」 この姿勢を大事にしていきたい
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・ミヒャエル・エンデ『モモ』  新自由主義的な資本主義社会の象徴みたいな物語。大切な本になった。 ・アーシュラ・K・ル=グウィン『いまファンタジーにできること』  相変わらずの切れ味 ・あさのあつこ『NO.6』  今起こってる戦争や虐殺に通ずる物語だと思った。世界を切り離してはいけない ・永井玲衣『水中の哲学者たち』  考えよう。哲学しよう。 ・大森美佐『恋愛ってなんだろう?』  中学の時にこの本があれば良かった〜!いま読んでも新たな発見があった。
漫画
・ドンドン『夢で逢えたら覚悟して』(BL)  マジで面白すぎるから全員読んでください! ・ダヨオ『最終電車の恋人たち』(BL)  「デモ行って帰りにうまいもん食ったりしよう!」 ダヨオ先生ありがとう!!! ・柴田文『スキップしたいな』(BL)  漫画読んでスキップしたくなったのは初めてです! ・ハトリアヤコ 『私たちのブルーアワー 上/下』  人との繋がり方/怒りとどう向き合っていくかという話をしていた。空気感が好きです。 ・スケラッコ『ここは鴨川ゲーム製作所(2)』  キャラクターの関係性が好きです。
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舞台
・舞台「魔法使いの約束 エチュードシリーズ Part1」 ・舞台「魔法使いの約束 エチュードシリーズ Part2」  まほステを観に行けて良かった!エチュードシリーズ全部好きです。(part2の感想も書きたい…)コリンの歌声が忘れられません。何よりも特別な世界一のきみ…  ・ミュージカル「NO.6」  配信で観ましたが、ネズミの「このまましゃがみこんで眠ってしまおうか?もう諦めて… 雨の匂い 外が近い 足が前に出る 肉体が抗う 一歩一歩一歩 困ったもんだ どうやら俺は生き延びたいらしい」という言葉と歌声が頭から離れません。 ・迷宮歌劇「美少年探偵団」  歌詞が面白い(「美ショータイム」「飛んで美にいる夏の虫」など) 演出もキャンプみがあって楽しめました。 
音楽
ジャンルごちゃ混ぜだけど全部好きな曲!2025年もたくさんの曲に出会いたいです!
年初めから絶賛体調崩し中ですが、今年の目標は ・家計簿をちゃんとつける ・自分と相手のペースを理解する ・嫌でめんどくさい作業から始める でいこうと思います!
皆さま、今年もよろしくお願いします^^
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yanderefairyangel · 4 months ago
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葉月ゆら 今は亡き、令嬢ロクサーヌ/Hatsuki Yura, A ma défunte Dame Roxanne
Hi ! so this time I will only be sharing a french translation of 今は亡き、令嬢ロクサーヌ/ To the late Lady Roxanne by Yura because I found an english translation which I think is pretty well done !
零時の鐘が夜に解けたら
C'est quand le son des cloches de minuit s'évapore dans la nuit
死の女王統べる 森の深くへ
Que la souveraine de la mort retourne à son règne sur les profondeurs des bois
見世物道化師にも成れない
A peine capable de porter le masque d'un bouffon
不完全  空虚  彷徨う
Incomplet et vide, j'avance sans certitudes.
跪いて暴く棺
Je m'agenouille et ouvre ton cerceuil
干乾びた手を取りくちづけ
Saisis ta main sèche pour y poser un baiser
背徳だと人は言うだろう
Un acte immoral, c'est ainsi que les gens le qualifierai
瞳、開けて声、聞かせて
Ouvre les yeux, laisse moi entendre ta voix
恋の呪縛の中で
Jette un sortilège d'amour sur moi
今宵、魔に魅せられ、夢を見よう (抗えない甘い夢)
Ce soir, séduit par le démon, rêvons ensemble ( songe doux et irrésistible)
追いつきたい (奪いたい)
Oh que j'aimerais t'atteindre (t'emmener loin d'ici)
香り立つ思い出
Le parfum des souvenirs me revient
窪んだ瞳、枯れた肌も(煉る想いと腐臭)
Même avec tes yeux entourées de cernes, ta peau en lambeaux ( désirs ardents devant la senteur de pourriture)
未だ可憐愛しい
Tu es toujours si belle et tendre
名前を呼んで Roxanne
Je t'appelle encore une fois, Roxanne !
蠱惑 残虐 誘惑の蛇
La tentation, la cruauté, un serpent séducteur
棘に身を包み惑わせ奪う
décoré d'épines, il trompe pour mieux vous voler
己を弁えぬ【白き信仰者】
Les "Croyants immaculés" ne se connaissent pas eux-mêmes
断罪叫び課す毒
Ils réclament à corps et à cris le jugement par le poison
僕だけには見えていたよ
Il n'y avait que moi pour m'en rendre compte
全てを愛し過ぎただけだ
Lorsque l'on est trop pris à tout aimer
「持たぬもの」 は許せぬだろう
Ceux qui ne possèdent rien ne peuvent l'accepter
視線一つ言葉一つで
Mais rien qu'avec un regard, rien qu'avec un mot
奪いつくすのだから
C'est tout ce qu'il faut pour tout dérober
怒り憎しみで得られるなら (この悲しみさえ愛おしい)
Si vraiment la haine et la colère peuvent donner tout ce que l'on souhaite (je chéris même mes remords)
害を成した (虫どもを)
Ceux qui nous veulent du mal (de vulgaires insectes)
滅ぼして見せよう
Regarde comme je les écraserai
空虚な明日はもういらない (眩しい朝日 背にして)
Les lendemains vaniteux, je n'en ai pas besoin ( je me détourne à jamais du soleil aveuglant)
月影の舞踏会 君とワルツを踏む
Au bal du clair du lune, dansons la valse toi et moi
狂気と殺意で (儀式のようにそう 供物のように)
Plongé dans la folie et les désirs meurtriers (une sorte de rituel, une sorte d'offrande)
僕は壊れてしまった人形 (奪って悲しみごと)
Je ne suis rien de plus qu'une poupée brisée (on m'a tout pris, même mon désespoir)
返して…赦して… (戻れはしないなら時を止めたい)
Oh reviens moi....Oh pardonne moi ( même si on ne peux revenir en arrière, que le temps s'arrête)
響く森の中闇が小さく笑った (今、悪意が笑った)
L'écho de la forêt est comme le doux rire des ténèbres (même la malice se rit de moi)
二人を
Toi et moi
涙凍らせ 夢を見よう
Laissons nos larmes durcir, nos rêves s'arrêter
追いつきたい (地の底で)
Oh je voudrais t'atteindre (depuis l'Hadès)
戻る場所など無い
J'ai atteins le point de non retour
窪んだ瞳、枯れた肌も (煉る想いと腐臭)
Même avec tes yeux entourées de cernes, ta peau en lambeaux ( désirs ardents devant la senteur de pourriture)
未だ可憐愛しい
Toujours aussi belle et douloreuse
僕を奪って ロクサーヌ
Emmène-moi avec toi, Roxanne !
Explanation of the song : according to Yura this song is like Night Stalker,まよなかのうた -Night of the Dead- and Beloved Bisque Doll, about a man who has lost the woman he loved.
It's closer to what happens in Night Stalker though, the man loved a woman named Roxanne and commits an "immoral act" which is seemingly causing him to be arrested and possibly executed for it
That doesn't work as he returns to the forest where Roxanne was burried and begged to be taken away (possibly that he ended up killing himself ?)
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faina · 4 months ago
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кино. 愛なき森で叫べ
Кажется, этот японский перец возомнил себя восточным Тарантиной, не дотумкав, однако, что нормальный западный Тарантино при всей своей кровожадности очень неплохо относится к людям вообще и актерам со зрителями в частности. Это не бросается в глаза, но это так. И еще западный Тарантино умен, хоть это тоже не бросается в глаза. Возможно, потому что западный. Кар��ч: меньше пены.
Название фильмы - если не врет гугль - переводится на английский как Scream in the Loveless Forest, в Нетфликсе же она зовется The Forest of Love. Сдуреть можно.
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kennak · 1 year ago
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昨年10月期の連続テレビドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)で、原作者・芦原妃名子さんの意向に反し何度もプロットや脚本が改変されていたとされる問題。先月29日に芦原さんが亡くなって10日が経過した今月8日、原作漫画の出版元で芦原の原作代理人として日本テレビとの契約ややりとりの窓口だった小学館はコメントを発表。「ドラマ制作にあたってくださっていたスタッフの皆様には(編集部追記:芦原さんの)ご意向が伝わっていた状況は事実」と主張したが、同日には脚本を担当した相沢友子氏がInstagram上に、芦原さんが日本テレビ側に提示していた「必ず漫画に忠実にする」などの条件について、「私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました」と投稿。小学館側と脚本家の主張が180度、食い違っている。また、小学館は社員向け説明会で経緯などを社外に発信する予定はない旨を説明したとも報じられているが(7日付「Sponichi Annex」記事より)、今回、小学館が会社としてコメントを発表するかたちではなく、「第一コミック局 編集者一同」名義で出されたコメントを引用するかたちを取っている点にも疑問が寄せられている。  日本テレビは芦原さんの訃報に際し先月29日と30日に <2023年10月期の日曜ドラマ『セクシー田中さん』につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております>(先月29日) <日本テレビとして、大変重く受け止めております。ドラマ『セクシー田中さん』は、日本テレビの責任において制作および放送を行ったもので、関係者個人へのSNS等での誹謗中傷などはやめていただくよう、切にお願い申し上げます>(先月30日) とするコメントを発表。小学館も30日に <先生の生前の多大なご功績に敬意と感謝を表し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。先生が遺された素晴らしい作品の数々が、これからも多くの皆様に読み続けられることを心から願っております> とのコメントを発表したが、以降、両社とも沈黙を守ってきた。  詳細な経緯の説明を求める声が高まるなか、今回発表されたコメントで「第一コミック局編集者一同」は <私たちにもっと出来たことはなかったか。個人に責任を負わせるのではなく、組織として今回の検証を引き続き行って参ります。そして今後の映像化において、原作者をお守りすることを第一として、ドラマ制作サイドと編集部の交渉の形を具体的に是正できる部分はないか、よりよい形を提案していきます> <プチコミック編集部が芦原妃名子先生に寄り添い、共にあったと信じてくださったこと、感謝に堪えません。その優しさに甘えず、これまで以上に漫画家の皆様に安心して作品を作っていただくため、私たちは対策を考え続けます> などと綴っている。これを受けて漫画家からは以下のように次々とSNSを通じて反応が寄せられている。 <おそらく現場判断で造反にも似た悲痛な叫びです。覚悟と誠意がこもっています。見えなかっただけで内部の現場や漫画家さん達は声を挙げていると思っていました>(『はじめの一歩』原作者の森川ジョージ氏) <原先生を想うプチコミック編集部皆さんの言葉を大事に受け取りたい。その上で、『守られるべき権利を守りたいと声を上げることに、勇気が必要な状況であってはならない。』この部分がこれからどう担保されるのかを見つめたいし考えたい>(『ちはやふる』原作者の末次由紀氏) <現場の編集さん達は諦めず闘っています。今年で40年目ですが、ここで描き続けていきたいと思っています>(『せいせいするほど、愛してる』原作者の北川みゆき氏) <皆様に読んで欲しいです。ちゃんと編集さんは動いていました。全て伝えていました 頑張る姿を見ています。芦原先生を守っていました。どうか、長いですが読んで下さい>(『18歳、新妻、不倫します。』原作者のわたなべ志穂氏) <昨日 直接 編集さんから『コミック局から別個にコメントを出します』ときいていたので、やっと出てくれて少しホッとしました。最後は涙が出ました>(『輝夜伝』原作者のさいとうちほ氏)  その一方、SNS上では以下のように厳しい見方も出ている。 <経緯を全く書いてない> <説明が全くなし> <何を言いたいの?> <姑息さを感じる> このまま幕引きというのは許されない状況に  今回のコメントをめぐり多くの疑問が寄せられているのが、会社としてではなく、漫画誌「プチコミック」を担当する「第一コミック局編集者一同」名義で発表されている点だ。声明はまず「プチコミック」公式サイト上で公表され、小学館は会社の公式サイトで<芦原先生にご寄稿いただいていた『姉系プチコミック』が所属する小学館第一コミック局の声明がございます>と前置きしてそれを引用する形態を取っている。ちなみに同社は社員向け説明会で、経緯などを社外に発信する予定はない旨を説明しているが、今回のコメント発表後に同社は「Sponichi Annex」記事の取材に対し「方針は変わっていない」と回答しており、対外的に経緯を説明する予定はないとしている。テレビ局関係者はいう。 「日本テレビがこれ以上の対外発表をしない意向である以上、同局との関係から小学館だけが勝手に見解や経緯を発表することはできない。一方で社内の現場編集者たちからは、しっかり調査して結果を公表すべきという声が高まり、それを無理に押さえつけるとSNSなどを使って強行的な手段を取られかねないため、日本テレビと社内の両方へ配慮した結果としての妥協案といえる。もっとも、それはあくまで小学館の経営サイドの事情を優先したにすぎず、メディア業界全体に影響する大きな問題となって今なお、正式な調査も結果公表もしないというのは、出版業界を代表する大企業としては許されないだろう」  また、大手出版社関係者はいう。 「編集者の危機感や思いは伝わってくるものの、ただの『お気持ち』表明にとどまっている。『対策を考え続ける』と書かれているが、それはどこの出版社も常日頃から行っていることであり、それを改めて表明することに意味はない。重要なのは、一般的に企業の不祥事対応として行われているように、今回起きた事案について第三者委員会なりの形で期限を区切って調査を行い、それを公表することであり、日テレも同様だ。それをやると、日テレも小学館も過去数年間の原作ありのドラマについて遡って実態を調査したり、現在進行中の映像化案件にも影響がおよぶので、避けたいという事情は理解できるし、芦原さんのご遺族の意向も尊重する必要があるので、難しい面はあるだろう。ただ、もはやこのまま幕引きというのは許されない状況になっているのは誰の目にも明らかでは」 日本テレビ側にボールが投げられた  今回の問題では、芦原さんが提示していた条件が、きちんと日本テレビ側、さらには脚本家の相沢氏��伝えられていたのかどうかという点も焦点となっている。芦原さんは、ドラマ化を承諾する条件として日本テレビ側に、必ず漫画に忠実にするという点や、ドラマの終盤の「あらすじ」やセリフは原作者が用意したものを原則変更しないで取り込むという点を求めていたとされる。これについて小学館はコメント内で、 <ドラマ制作にあたってくださっていたスタッフの皆様にはご意向が伝わっていた状況は事実> と説明。一方の相沢氏は8日にインスタに投稿した文章内で <芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか> <もし私が本当のことを知っていたら、という思いがずっと頭から離れません。あまりにも悲しいです。事実が分からない中、今私が言えるのはこれだけです> と説明。両社の主張は大きく食い違っている。テレビ局関係者はいう。 「もし小学館と脚本家の主張が事実であれば、日本テレビの制作サイドが脚本家に原作者の意向をきちんと伝えていなかったということになる。ここまで厳しい条件だと知らされれば引き受けてくれる脚本家が見つからない可能性や、脚本家が仕事を降りる可能性もあり、ドラマ制作現場の実態を考えると、制作スタッフが原作者の意向を脚本家に対して和らげて伝えていたということはあり得る���ろう。原作者と脚本家の双方にそれぞれの意見を正確に伝えるべきというのは、原則論としてはもっともだが、そうすると揉めるリスクがあるのも事実。両社の間に入ってうまく調整するのが局の制作スタッフの重要な役割でもある」  日本テレビ関係者はいう。 「日本テレビとしては最終的には原作者の承諾を得た脚本に基づいて制作し放送しており、契約違反はないというスタンス。よって現時点では第三者委員会を設けて調査や結果の公表をする動きはないものの、小学館のコメント発表によってボールが日テレ側に投げられた格好になった。今後の世論やスポンサー企業の動向次第では、方針を転換してしかるべき対応を行うことになるかもしれない」 【これまでの経緯】 『セクシー田中さん』の制作にあたっては原作者の芦原さんは、ドラマ化を承諾する条件として日本テレビ側に、必ず漫画に忠実にするという点や、ドラマの終盤の「あらすじ」やセリフは原作者が用意したものを原則変更しないで取り込むという点を求めていたとされる。芦原さんが1月にブログなどに投稿した文章によれば、何度も大幅に改変されたプロットや脚本が制作サイドから提出され、終盤の9〜10話も改変されていたため芦原さん自身が脚本を執筆したという。  問題が表面化したのは昨年12月のことだった。脚本を担当する相沢友子さんは自身のInstagramアカウントで、 「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました」 「今回の出来事はドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした。この苦い経験を次へ生かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせています。どうか、今後同じことが二度と繰り返されませんように」 と投稿。9話・10話の脚本は自身が担当していない旨を説明した。  これを受けさまざまな憶測が飛び交うなか、1月に芦原さんは自身のブログ上で経緯を説明。ドラマ化を承諾する条件として、制作サイドと以下の取り決めを交わしていたと明かした。 <ドラマ化するなら『必ず漫画に忠実に』。漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく> <漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様『原作者があらすじからセリフまで』用意する。原作者が用意したものは原則変更しないでいただきたい>  芦原さんは、これらの条件は<脚本家さんや監督さんなどドラマの制作スタッフの皆様に対して大変失礼な条件>であると認識していたため、<この条件で本当に良いか>ということを原作漫画の発行元である小学館を通じて日本テレビに何度も確認した上でドラマ化に至ったという。  だが、実際に制作が進行すると毎回、原作を大きく改編したプロットや脚本が制作サイドから提出され、 <漫画で敢えてセオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられてしまう> <個性の強い各キャラクター、特に朱里・小西・進吾は原作から大きくかけ離れた別人のようなキャラクターに変更される> といったことが繰り返された。そして1~8話の脚本については芦原さんが加筆修正を行い、9~10話の脚本は芦原さん自身が執筆し、制作サイドと専門家がその内容を整えるというかたちになったという。 (文=Business Journal編集部)
小学館「日テレに芦原さんの意向伝えた」、脚本家「初めて聞く」…日テレ沈黙 | ビジネスジャーナル
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reallypaleninja · 8 months ago
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あなたがたの心を励まし、また強め、いつも善い働きをし、善い言葉を語る者としてくださるように。
②テサロニケ2・1-3a、14-17
あなたがたの心を励まし、また強め、いつも善い働きをし、善い言葉を語る者としてくださるように。
使徒パウロのテサロニケの教会への手紙
2・1兄弟たち、わたしたちの主イエス・キリストが来られることと、そのみもとにわたしたちが集められることについてお願いしたい。2霊や言葉によって、あるいは、わたしたちから書き送られたという手紙によって、主の日は既に来てしまったかのように言う者がいても、すぐに動揺して分別を無くしたり、慌てふためいたりしないでほしい。3だれがどのような手段を用いても、だまされてはいけません。
14神は、このことのために、すなわち、わたしたちの主イエス・キリストの栄光にあずからせるために、わたしたちの福音を通して、あなたがたを招かれたのです。15ですから、兄弟たち、しっかり立って、わたしたちが説教や手紙で伝えた教えを固く守り続けなさい。16わたしたちの主イエス・キリスト御自身、ならびに、わたしたちを愛して、永遠の慰めと確かな希望とを恵みによって与えてくださる、わたしたちの父である神が、17どうか、あなたがたの心を励まし、また強め、いつも善い働きをし、善い言葉を語る者としてくださるように。
答唱詩編
詩編96・11+12、9+13
遠く地の果てまで、すべての者が神の救いを見た。
詩編96
96・11天地は喜びにあふれ、 海とそこに満ちるものは叫びをあげる。 12野とそこにあるものはどよめき、 森の木々は声をあげて、神の前で歌う。
9聖なるものが現れるとき、神をおがめ。 世界よ、神をおそれよ。 13神は来られる、世界をさばきに来られる。 正義とまことをもって、すべての民をさばかれる。
福音朗読
マタイ23・23-26
アレルヤ、アレルヤ。神のことばは生きていて力があり、心の思いと計画をわきまえる。アレルヤ、アレルヤ。
マタイによる福音
そのとき、イエスは言われた。23・23「律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。薄荷、いのんど、茴香の十分の一は献げるが、律法の中で最も重要な正義、慈悲、誠実はないがしろにしているからだ。これこそ行うべきことである。もとより、十分の一の献げ物もないがしろにしてはならないが。24ものの見えない案内人、あなたたちはぶよ一匹さえも漉して除くが、らくだは飲み込んでいる。
25律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。杯や皿の外側はきれいにするが、内側は強欲と放縦で満ちているからだ。26ものの見えないファリサイ派の人々、まず、杯の内側をきれいにせよ。そうすれば、外側もきれいになる。」
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the-clockwork-maiden · 8 months ago
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今は亡き、令嬢ロクサーヌへ
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作詞:葉月ゆら  作編曲:Drop
零時の鐘が夜に解けたら 死の女王 統べる 森の深くへ 見世物道化師にも成れない 不完全 空虚 彷徨う
跪いて 暴く棺 干乾びた手を取りくちづけ 背徳だと人は言うだろう 瞳、開けて 声、聞かせて 恋の呪縛の中で
今宵 魔に魅せられ 夢を見よう (抗えない 甘い夢) 追いつきたい(奪いたい) 香り立つ思い出
窪んだ瞳 枯れた肌も (燻る想いと腐臭) 未だ 可憐 愛しい 名前を呼んで ロクサーヌ
蠱惑 残虐 誘惑の蛇 棘に身を包み 惑わせ奪う 己を弁えぬ【白き信仰者】 断罪叫び 課す毒 
僕だけには見えていたよ 全てを愛し過ぎただけだ 「持たぬ者」は許せぬだろう 視線一つ 言葉一つで 奪いつくすのだから
怒り憎しみで得られるなら (この悲しみさえ愛おしい) 害を成した(虫どもを) 滅ぼして見せよう
空虚な明日はもういらない (眩しい朝日 背にして) 月影の舞踏会 君とワルツを踏む
狂気と殺意で僕は壊れてしまった人形 (儀式のように そう 供物のように  奪って悲しみごと) 返して… 赦して… 響く森の中 (ah ah 戻れはしないなら時を止めたい) 闇が小さく笑った (今、悪意が笑った 二人を)
涙凍らせ 夢を見よう 追いつきたい(地の底で) 戻る場所など無い
窪んだ瞳 枯れた肌も (燻る想いと腐臭) 未だ 可憐 苦しい 僕を奪って ロクサーヌ
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gentleslopehillsplanet · 11 months ago
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5.坂岡 優「The Lost Memories」
忘れ去られた街の 深い森の中に 溶けゆく緑のビルディング 僕らが生まれる前の追憶
ある夏の自由研究で 僕は伝承を調べた 何も知らなければ何も起こらない でも何かしないといけない気がした 君の声が聞こえたんだ
夕暮れ時の森の中で 死んだ子供の声が聞こえる 誰もその正体は知らず そこに入ることもできない 真夏に帰還する魂の詩
君が歴史になる前に……
星空が花を咲かせる夜に 森から炎が上がり 残るは一冊のノート そこには全てが遺されていた
この街も政治家も 封じ込めようとした 反対しなければ火は立たない でも反対しなければいけない気がした 君の夢を見たんだ
平地になった森の中に 再開発の基礎がつくられる 誰も過去を顧みないまま 前だけに進もうとしている 僕はそれが許せなかった
今年の夏は森の話をしよう そしてビブリオの話もしよう 溶けゆく緑のビルディング 僕はすべてを知っている 真夏に帰還する魂の詩
君が地縛霊になる前に……
人や国にはひとつやふたつ 語られたくない歴史がある 隠し事だってあるだろう でも見て見ぬフリしちゃ 何も始まらない この国はそうやってリセットしてきた 今度こそはちゃんと向き合おうよ 僕は君のために叫ぶ
夕暮れ時の森の中で 死んだ子供の声が聞こえる 誰もその正体は知らず そこに入ることもできない 真夏に帰還する魂の詩
今年の夏は森の話をしよう そしてビブリオの話もしよう 溶けゆく緑のビルディング 僕はすべてを知っている 真夏に帰還する魂の詩 君が地縛霊になる前に
嗚呼 なんて愚かなんだろう こんな真実があるのに 僕たちは追跡する あなたの声を聞くまでは
君が歴史になる前に 君が地縛霊になる前に 僕たちの風
まだ見ぬ記憶にアクセスしよう そして明日を始めよう
君はここで殺された 正義のために殺された 愛のために殺された 権力のために殺された 僕のために殺された
【Personnel】 Produced / Written by Yuu Sakaoka Co-Produced by Yurine
Copyright © 2024 Yuu Sakaoka All rights reserved.
2024.5.29 G.Slope & Hill's Planet / Studio VARME
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