#惜物癖
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清洗記憶之軸
因為父親想要換新的機車,所以很想把他的過戶給我,婉拒多年未果,最後接受了父親的提議。
我很捨不得原本的二十年老摩托車(也是父親之前騎的),剛好可以過戶給機車壞掉的伴侶。但伴侶很少使用它,任由其逐漸毀壞,而越毀壞就越不能騎,到現在,連排氣管都鏽斷了,更是難以上路。我看著它沒能繼續發揮它的價值,很是心痛。
以前,我對事物的解讀僅到這裡,只能重複心痛、重複撇開頭,把心痛再一次地疊加進深處,成了一個嚴重的凹洞。
但是,我決定要試著更新我的思考,創造新的信念:
親愛的機車,我愛你。謝謝你從前帶給我的每一天,謝謝你成就了我的便利與自由,謝謝你和我經歷了這麼多。你是我青春期最強健的夥伴。
和你在一起的所有回憶都是無與倫比的,不管是城市穿梭、載載朋友或車禍⋯⋯充滿了渴望、感動、體驗和馳騁的風。
感謝伴侶仍延續了幾年你的生命。就算你只是停在路邊,也是充滿價值、魅力與回憶的。
謝謝你成了流浪貓躲藏之處、跳躍的緩衝台,同時又像一座紀念碑,懷抱著過去、彰顯著現在,或許也預示著未來。每一刻都在擴張成不朽。
因為你,我的回憶如此富有。再次地,謝謝你,我愛你。
當我這樣寫完之後,我落下淚來。我發現我好愛它,也感謝它。
我內心充滿了我對機車的「擁有」,而不是「失落」。我被正向的力量填補,而不被負面的思考佔據。
我發現了轉念的力量,也得到了轉念的力量。
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ヘグムパロディ/暴力表現有り
「琴線」
汚い小せえ餓鬼だった。
その辺に居た売婦が置いていったであろう餓鬼だ。物心ついているかついていないかなんて知らない。只当時俺の管理していたシマから女とその客が逃げたのは事実。此奴は置いて行かれたソレの……息子。
四畳半一間の狭い部屋、お世辞にも綺麗な使われ方をしていたとは言えない。万年床みたいな布団の上に丸まって、誰から助けて貰えるかも分からず、然し泣くことも叫ぶこともない、……それがこの餓鬼との出会い。
きっとそうする力も及ばずに、まるで風が吹けば灯が掻き消えそうだ。だが目だけが消える事の無い炎を燃やしていた。
逃げられたのであれば追って返して貰う、どの様な手を使ってもだ。だが、餓鬼だけともなるとそうもいかない。何せ俺は体面は警察であって、"ホンモノ"ではない……。
どうしますか、というマンネの声に、連れていけ、とだけ零した。
餓鬼は暫く俺の家で預かった。
暫くの筈、であったが、いつの間にか大きくなっていく。
あの女の形見には到底なるまい。何せ戸籍も出生届ですら何もなかった。
働かせてどうにか少しでの足しにでもするか、…とも考えられたが、当時一緒に過ごしていたマンネが世話を見ていたので、それは辞めておくに越したことは無かった。どうせ大した金にはならない。
餓鬼はまるで飢えた猫の様に飯を良く食う。
この街の店のうっすいスープの刀削麺を良く好んだ。マンネや他のメンバーが仕事をしている時、俺は此奴を良く此処に連れて飯をやった。
箸の持ち方ですら儘ならなかった癖に、大人用の赤い箸を器用に使って何杯も、何杯も食べる。俺は別のテーブルで腰掛け煙草をふかして、餓鬼の食い意地を見ていたもんだ。
それから数年が立って、組織からデカい仕事を任された。
対面する組織のガサ入れだ。だが事実それは組織を崩壊させに行く事も同時であった。相手にとっては頭とその側近を逮捕されては組は終わったも同然。予想通りに抗争へと発展した。この名高いスラムの街では何処でも銃声音は鳴り響くが、一夜で此処まで死傷者を出した抗争は久しぶりだったかもしれない。
俺らのやる仕事は表向きでは決してない、二重スパイだってあり得る話で、碌でも無い非合法にも足を突っ込む事があった。死ぬ時は布団の上��綺麗に死ねるなんて思っていない。どんな悪人であれ、どんな組織であれ…、いつかは己の成した事がその身に反ってくる。
俺は右目に傷を負い、仲間の命を失った。
一人裏切りが出たのが原因であった。寝深く潜られた内部を深く突かれる。裏切者は抗争で起きた喧噪の最中逃げていき、消息は途絶える。
友人はもう戻らない、俺らのやっていた事はいつかは返ってくる。因果応報。だがこの様な方法で俺の命にも等しい人を、失うとは思っていなかった。
組織の仕事は結果的には収めたが、成功であったとは言い難い。
残党と裏切った者を追う日々に追われ、今までに無く汚いやり口を使って……嬲り、痛め、そして闇に葬り去った。此処で書くには惜しまれる程には。
一度、その仕事帰りを餓鬼に見られた事があった。
到底人前には出らない、尋常では無い姿であった筈だ。餓鬼は拳についた俺の血を見て、マンネに両の手で目を覆われ何処かへ連れていかれた。
今更善人ぶる訳もない、彼奴の出自と俺らの出会いがそもそもその様なものではない。この街に生まれ、此処で住むという意味では、正に"正しい姿"を見ただけなのだ。その手を洗う事もなく、紙煙草に火をつけた。
餓鬼もその内、此処から追い出さなくてはならない。もう傷を負うのは、…懲り懲りだからだ。
そうともしない内に、何時しか餓鬼は消えた。
何日もうちに帰らずが続き、久しぶりの事務所のソファで寝転がり、疲れ持て余した脳内で薄らと彼奴が出て行った事に漸く気が付いた。餓鬼は恐らく見てくれは14、15にはなっていた。もう一人で生きていけない程の年齢では無い筈だ。少しばかり金は消えたが…、まあこのくらい痛くも痒くも無い。勝手気儘に生き、好きな所でくたばれ。いつも言ってた事だった。
「あの子SUGAさんの、……若い頃に似ている。組織に入る前の、今よりもっと尖ってた時の。」
帰って来ない仲間達がそういって笑っていた事が脳裏に過り、胸の内にズシリとくる重石を取り除く為に、天井へと紫煙を吐いた。
其れからの数年後、"D"と言うゴロつきがこのスラムに現れる。どうやら組織を何人かのチームで潰し、放火をし、金まで盗み取ってしまう。……、狙われた組織は汚染されたものだけが選ばれていた。慌ただしく無線やら電話が鳴り響く。
「SUGAさん、Dにやられました。アジトの金全てやられています。」
………懐かしい猫の匂いがした。
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リチとの遭遇(冒頭試し読み)&通販のお知らせ
こたつの天板をひっくり返すと麻雀のラシャだった。あの緑色が現れると夜だった。布端がちょっとほつれて毛羽立っていて、直行はいつも焦れったかった。剥がれかけたかさぶたを引っ掻くみたいに手が伸び、びーーっと引っ張りたくてたまらなかったが、あれは父とその友人、あるいは伯父たちが夜な夜なジャラジャラやるためのものだった。勝手に触ると叱られそうな気がしてがまんしていた。 母家の隣のプレハブ小屋だ。父たちはしょっちゅうそこに集まり、ときには半裸になって酒を飲んでいた。母や祖母はほとんど来ない部屋だった。酒とかつまみとかを運んで溢れた灰皿を交換する役目は直行だった。夏の小屋はかなり蒸すが、窓も扉も全開にして扇風機をまわしておくと夜風が涼しかった。 ぶおお……ぶおお……と風に乗って鳴き声が響く。あれは牛蛙だと祖父が言った。火を通すとささみみたいだがあまりうまくはない、ただし唐揚げにすれば鶏か蛙かわからない。直行は、六年生になったら授業でカエルの解剖をやる、一人一匹カエルを与えられて必ずお腹を割かねばならないと上級生からおどかされていたため、いつまでも響く鳴き声が怖かった。そうしたら祖父が励ますみたいに「鳴いているのはみんな雄だ」と教えてくれた。変な励ましだと思った。 日が暮れる。父は小屋に向かう。麻雀牌にベビーパウダーをまぶし、夏場は長い時間やっているうちに牌と牌が汗でくっついてしまうからで、直行が赤ん坊のころ汗疹やおむつかぶれにはたかれたのと同じ粉だった。いそいそと作業する父の背中は汗ばんで、太い首が桃色に染まっていた。小屋の中を甘いにおいでいっぱいにして仕度し、父は客を待った。そうしていいにおいは男たちの汗やたばこでたちまちぐちゃぐちゃになった。 牌は杏仁豆腐みたいに見��た。しっかり固くて、スプーンを押し当てたらすとんと切れる、甘いシロップの中に浮かんでいる……。牌山を見ているとひんやりと甘い味が口の中によみがえった。甘味が虫歯に滲みる気さえした。あるいは父たちのツモったり切ったりの手つきは寿司職人みたいだと思っていた。伏せられた牌の白色はシャリで、背の黄色は……、黄色いネタって何かな。沢庵とか卵とか。もしくは辛子を塗られた? そんなもの見たことはないがたぶんバラエティ番組の罰ゲームっぽい何かが頭にあった。直行がじっと見ていても父も誰も麻雀のルールを教えてくれなかった。そばで携帯ゲーム機をいじりながら勝手な想像ばかりしていた。 父の後輩らしきちょっと若い男。日焼けした体がケヤキの若木みたいで、背中も眉も額も、体の全部がまっすぐだった。定規で引いたみたいな輪郭だと直行は思った。彼が「ロンです」と控えめに発声する感じがいいなと思っていた。あ、ロンです。あ、ツモ。おとなしく勝つ感じが格好いいもののように思えた。ただどうもロンとかツモとか宣言しても必ずしも勝ちとはならないようで、直行にはますます謎めいていた。 昼。男たちがいなくなったあとも直行はそれについて考えた。授業中や掃除の時間にふと思い出した。ポン、チー。卓のあっちからこっちへやりとりされる点棒。あれは算数セットの何かに似ていなくもない。小屋の麻雀はいつも長い時間やっているから直行は途中で寝てしまうこともあり、誰かが布団へ運んでくれた。男の横顔。彼はたばこを吸わない。漬物の茄子を齧るとき、汁がこぼれないようにあるいは惜しむように、口に運んだ箸をちょっと吸う。直行も真似をしてみたが茄子漬けを好きになれなかった。においも感触も苦手だった。鉢に残った漬け汁の青色は朝顔みたいな色だと思った。授業で育てた朝顔。直行のだけ成長が遅かった。みんなが実をスケッチしたり種を収穫したりしているころ、直行の鉢だけまだ青い花を咲かせていた。 苦手だとわかっているのに客の前で見栄をはり、茄子を口に入れたら飲み込めなくてべえっと吐いた。父はべつに叱らなかったが声をかけてくれるでもなかった。若い男がティッシュをとってくれた。しゅっしゅっとすばやく二枚。二枚も使って母親に怒られないかと、小屋にはいないのにとてもどきどきした。そうして若い男は出し抜けに「子どものころ学校のトイレでうんこするのが恥ずかしくて、体育館横のトイレは幽霊が出るって噂を流したよ」と言った。おれ専用のトイレにしたんだと笑った。 鳴いている蛙はみんな雄だ。いつかの祖父の励ましは理屈として通らないと思ったが、あれは理屈を言いたいわけではなかったのだとしばらく経っ��からふと思い至った。体育館でマットを運んでいたら急にそう思った。たんになぐさめようとして言葉を継いだのだ。直行の学校は体育館の横にトイレはなかった。渡り廊下がいつも薄暗かった。 それならばと直行は思い、父たちのいない昼のうちにこっそりラシャのほつれを毟ることにした。学校から帰ってきてそっと忍び込み、昼間の小屋はかえって薄暗かった。カーテンの隙間から差し込む光が埃の粒子に跳ね返り、光の道筋を作ってキラキラしていた。直行は口を開け、ぱくっぱくっと空気をかじって吸い込んでみた。キラキラが埃だというのはわかっていた。汚い粒が自分の胃袋に溜まっていく背徳感に酔った。 天板を浮かせて隙間に手をつっこみ、布端を探った。天板は重く、指を挟むと爪がぎゅっと白くなった。痛くはないが圧迫される感じがよかった。思ったより少ししか糸はほどけず、びーーっとはならなかった。千切った糸は絨毯の裏に隠した。すっかり擦り切れたパンチカーペットで、タバコの焦げ穴があいている。直行の人差し指がちょうど嵌まる穴。そこに指を突っ込むのが好きだった。自分の指が芋虫になって絨毯を食う。きっと穴はどこかちがう場所につながっている。ワープ。そのころ髪を抜くのもちょっと癖になっていて、ぷちっと抜いたときの案外痛くない感じがやみつきになっていた。根元の白いかたまりが大きいとうれしくて、いい感じのかたまりが取れるまでぶちぶち抜いた。抜いた毛も糸と一緒に絨毯に挟んだ。 直行は一人で小屋に入り浸るようになった。毎日緑の布地をこすった。父たちがラシャと呼んでいたからこれはラシャなんだろうなあとおぼえたが、本当はもっとちがう名前があるのか、このような敷物がラシャというのは世の中の常識なのか、直行にはわからなかった。ラシャは音を消した。酔った父たちのでかい声に反し、牌を切る音はことんことんとおとなしかった。おらっとふざけて乱暴な打牌をすることはあったが、それでも大した音は鳴らない。寿司っぽい。寿司のことはよく知らないけど。白い調理服の男のイメージ。たまに連れて行ってもらう回転寿司は若いアルバイトとおばさんのアルバイトが多く、ちょっとちがった。伯父は醤油をむらさきと呼ぶ。伯父の太鼓腹には盲腸の手術跡がある。盲腸の痛みがいかに大変だったか、伯父は大仰に語り直行を怖がらせたが、手術跡というのは格好いい気がしていた。酔った伯父のひたいはてかてか赤く光った。 重い天板に手首の骨のところをわざと挟んでみて、痛くないのに痛がってみた。手がちぎれる! 罠が仕掛けられていた! 鰐に噛まれた! そういう想像。なかなかいい演技だったと直行は思うが一人きりでやっていたことなので誰も見ていない。昼間の小屋に���誰も来なかった。やがて自慰を覚えた。 挟まれる感じといえば、重たい布団に押しつぶされるのも好きだった。押入れに積まれた布団の間に体をねじこみ、圧迫される感じがうれしかった。そしてそういう喜びは人に知られてはいけないものだろうと直感していた。これは誰にもばれてはいけない感情だと直行は噛み締めた。 でも従兄弟たちは察していたのかもしれない。集まった子どもたちで床にうつぶせになって何人も重なる遊びをよくやっていて、直行は一番下にされがちだった。その遊びのことはペチャンペチャンと呼んでいた。一番下はじゃんけんで決めようとは言うが小さい子が下になってはかわいそうだともっともらしく言われ、だいたいいつも直行が下敷きになった。どんどんみんな積み重なって、他人の体と密着したのはこれが最初の記憶かもしれない。自分ではない体のぐにゃっとした重さや熱。におい。 二つ上の従兄はそんなに背が高いわけではなかったが腕や足が骨っぽくて重かった。のしかかられると日焼けした腕にうっすら毛が生えているのがよく見えた。従兄の輪郭も定規で引き直されつつあると思った。直行が重いと叫ぶと毛が揺れた。草原だと思った。自分のとはちがうよその家の服のにおいがくすぐったかった。ペチャンペチャンをやっていると母たちに叱られた。内臓が破裂しちゃったらどうするの。直行はそのスリルにもひそかにドキドキしていた。ペチャンペチャンは三人目くらいから腹がぐっと押され、潰される感じで、苦しい苦しい、痛い痛い、ぺちゃんこになっちゃうよと直行はわめいた。ほんとはそんなに痛くなかった。痛みよりも快感があったのだが、ごまかすみたいに苦しいと叫んでいた。 やがて従兄は中学生になり麻雀の輪に入っていった。卓を囲む四人の男たち。じゃあ、従兄が入ったぶん誰が抜けたのだろう。それとも誰も抜けずに仲良く交代で? 疑問に答えは出ないまま、やがて直行が中学に入るころには父たちはあまり集まって遊ばなくなった。若い男は結婚し、子どもが生まれたときいた。直行は小屋をもらって自分の部屋とした。
5/21文学フリマ東京の新刊です。3万字くらいの短い小説で、薄い文庫本です。
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2022/12/10 最近、エリザベス・ハイチという人物の「イニシエーション」という本を購入。日本語版としては2015年が初版なのだけど、7年経って初めて読みたいと思った。 届いてみて驚いたのは、こんなはずではなかった!というくらいの頁数。驚いたけれど、得した氣分でもある。夢中になって読める時間が断然長い。とはいえ、読み終えたときの充実感は厚みや時間じゃないことも知っている。とにかく、頁を開く楽しみが待っている。 待っている・・ということは、数日経っているのにまだ開いていない訳で。これは私のじれったい癖なのだ。楽しみにし過ぎて勿体ぶる。アイスクリームがとけそうなのに食べ終えるのが惜しくて、結局ドロドロになってしまったのと似ているかもしれない。 そうなる前に先程、適当なところを開いて少しだけチラリと読んでみたら、どういう訳か私の実体験である出来事に似通った綴りを見つけてパタリと閉じてしまった。びっくりしたけれど、何かヒントを与えられたようで氣になってしょうがない。「もうそろそろ読んでみては?」というエリザベス・ハイチさんからのメッセージとして受け取ることにしよ。 写真のアイスクリームは、見ての通りとけかかっているのですが、フィルムカメラの撮影に夢中になり過ぎた様子がコレという訳。
#film#film photography#filmcamera#oldlens#pro400h#contax aria#cafe#フィルム部#フィルムカメラ#フィルム写真#ふぃるむ寫眞#カフェ記録#アイスクリーム#日々是好日#暮らしを楽しむ#日記のようなもの#日記#diary
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《狗血故事》 第二章:我爱你,妈妈
男孩的小手轻轻按压泥土,他不知道时间过了多久,四周的声音仿佛都消失了。他只看到眼前的小土堆,那是他用一块平扁的小石头挖的,里面躺着他刚认识的新朋友 —– 一只大大的蜗牛。只是,此刻新朋友已经呈糊状了,他感觉有点悲伤,唯一可以为新朋友做的就是默默地在它身旁给它挖一个坑,把新朋友与其身下分不开的泥沙一起移进坑里,再把泥土填上。他都还来不及为新朋友取名字,就永远失去了它。看着小土堆,男孩大大眼睛中的泪水终于决堤,一颗…两颗…三颗…止也止不住,乞求死神怜悯一般,尽管眼泪落得汹涌,男孩依然紧咬下唇,忍着不哭出声音。
这时,他听到了熟悉的���擎声,不妙!妈妈应该到了,停车场就在不远处,他必须赶快把身上和手上的泥沙清洗干净,不然严重洁癖的妈妈肯定会对他破口大骂,甚至揍他一顿。幸好,刚跑到校园走廊上就看到一个水龙头,来不及到洗手间了,就在这里清洗吧!确保手上的指甲看不到泥垢、身上肉眼看得到的泥沙拍打掉后,冲进课室背起书包就面带笑容地往妈妈车子的方向跑去。
果然,一上车,妈妈的眉头就皱了。从妈妈的口中经常会冒出的话,男孩几乎都可以倒背如流了,可惜学校考试用不上,不然成绩肯定顶呱呱。妈妈嘴巴在动着,男孩脸上一副乖巧受教的表情,耳朵却自动灭音,反正用脚指头想也知道,离不开:怎么一天比一天更黑了、头发怎么看起来那么乱、衣服怎么又脏了、怎么又让妈妈等那么久 …..之类的。这时,男孩低头一看,才发现哎呀,原来刚才居然忘了把校鞋上的泥沙也清理掉,不过,看着车里地毯上掉落的泥沙,平时听起来刺耳的责骂,此刻突然变调了,男孩感觉悦耳不已,心里偷偷乐了起来。
瞄了一眼妈妈,他不明白,为何大家会称妈妈为大美女?难道是因为妈妈苗条又高挑的身材?还是她那一头乌黑的长直发?男孩12岁了,早熟的他知道什么叫做好身材,两年前他已悄悄接触网上“大人的秘密”,该懂的不该懂的,他都懂了。无可否认,妈妈是不丑,但他只要一想到妈妈为了维持好身材,正餐几乎都不碰,被众人赞美时却一副“是我吃不胖”的虚伪模样,他想吐;妈妈的直发确实照顾得很好,又直又滑顺,完全看不出妈妈实际上是天生的“狮子头”,发质是高程度的卷曲,然而,只要看到妈妈为了让自己可以无时无刻欣赏到美丽的直发而习惯性往右边歪的颈项,他觉得妈妈很像一个歪颈怪物,只要有人敢质疑她的美就会死无葬身之地的那种恐怖怪物。男孩尤其讨厌听到妈妈在外面与人交谈的声音,特别是遇到男人时,妈妈的声音会不一样,别人可能觉得好听,他却感觉反胃,真想录下平时妈妈咒骂他的声音和表情,然后在众人“不小心”播放 …. 想到这里,男孩笑了。
人脑是个很特别的东西,男孩不知道其他人脑袋什么时候开始记事,但是他的脑袋瓜很早这种功能就启动了,只是大人不知情而已。很多东西,他都清楚地记得,反而大人口中描述的往事会遗漏很多细节,甚至与事情原来的样貌相差甚远,他曾好意纠正和提醒大人,却被大人们无情地打断,并严厉地警告他别乱说话,久而久之,他就不说了。藏在内心深处,才是最安全的。
比如,男孩清楚记得,妈妈第一次动手打他有多痛,这个痛是大于之后无数次的抽打,以至妈妈以为他皮厚不怕痛;还有,妈妈把他关在屋外,不给他进门,只因为他不听她的指令,任由他如何哭求都没有用;还有,妈妈一直给他设定各种条件,做得到的时候,拿到奖励自然让他开心,可是做不到的时候,妈妈有办法让他自然体会到羞辱和痛苦,用的手段还是外人看不出的“杀人于无形“的高明等级,为何她就不能像其他同学的妈妈一样,温暖而慈爱?还有,他长大了,为何还要他在外牵着她的手,像只小奶狗,更不允许他用已开始变声的正常嗓子与她说话,她感觉那种嗓音很粗鄙、很low,害得他每次开口都得用上比较高音的假音装可爱,每次回到自己房间后,都感觉喉咙有点疼痛,胸前也有股说不出的窒息感,连呼吸都辛苦。
所以,当他在学校放学后,趁着等妈妈接他的空档在校园内四处游荡,来到了一处同学们都不喜欢来的地方。那是一栋旧校舍,校园里疯传闹鬼,加上校舍后面还带有一小片树林,大家就更加不敢接近了。男孩就爱这种寂静的感觉,所以无论是上午下课、午休还是放学后,他都会在这里逗留、探险。今天,他就在树林里找到了一个新朋友,又肥又大的一只蜗牛。老师说过,蜗牛身上有很多寄生虫,男孩不介意。他把蜗牛放在手掌中,近距离看它的长相,感受它湿湿黏黏的蠕动,它的硬壳应该很重吧,但,它还是不慌不忙、与世无争样子,男孩觉得它太厉害了!
看着看着,男孩��心里突然涌上一阵怒气,他把蜗牛放在泥地上,蜗牛依然无心无肺地努力移动,它没察觉到男孩脸上流露的杀气。只见男孩抄起一块浑圆的石头,蹲下身,猛力砸向蜗牛,一下、两下、三下…男孩自己也不知道砸了多少下,当他停下动作的时候,蜗牛已经失去了原来的样子。说实在的,他并不想伤害任何小生命,毕竟它们都没有对不起他。他这辈子最讨厌的人就是妈妈,他希望妈妈不要长命百岁,早一点死,他就可以早一日得到她的遗产,不必屈服在她的阴影之下。
目前,他不够强大,妈妈比他高,力气比他大,声音也比他响亮,赚钱也比他厉害,常提醒他用的每一分钱都是她的,威胁他若不顺她的意,连底裤都不给他,让他感觉自己连乞丐都不如。因此,他期待自己快高长大,一定要长得比妈妈高、力气比妈妈大、声音比妈妈洪亮,然后到时妈妈就算还没死也该老了,轮到他来折磨她,必要时,他会让妈妈尝尝被人打的滋味,他很好奇,妈妈被他像蜗牛那样殴打时会怎样反应?还有还有,更精彩的是他还要妈妈好好体验那种被人拿钱来羞辱的感觉,到时自己应该拿钱换成无数个五分钱硬币,逐个逐个丢向她,还是应该也同样设多多规矩,做不到就不给饭吃?还是连底裤都不给她?这的确是个让男孩头痛的问题。
无所谓,来日方长,君子报仇,十年未晚,他非常有耐心。
车子停下了。男孩抬头一看,在斜阳下闪亮夺目的玻璃门,服务员们刚好在门外张罗着,热情地向他们母子打招呼。原来,妈妈带他来到了这家他最爱的韩国餐馆,价格不菲,食材一流。
妈妈跟他说,知道他爱吃这里的饭菜,所以今天特地带他来,问他开心吗?男孩自然兴奋不已,请妈妈在车上等着,自己则下车然后快步跑到车子另一侧,打开车门,恭恭敬敬请妈妈下车,就像对待女王一样。妈妈看似也被感动了,她的脸色柔和不少,男孩这时狠狠地抱住妈妈,用在场每个人都听得到的声音喊道:
妈妈,我最爱你了!
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《鈴芽之旅》/新海誠 (有雷心得)
音樂 🌕🌕🌕🌕🌑
畫面 🌕🌕🌕🌑🌑
劇情 🌕🌕🌕🌗🌑
角色成長 🌕🌕🌕🌕🌗
推薦度 🌕🌕🌕🌕🌑
這部的災難主題是震災,取材背景是311東日本大地震的記憶。主角岩戶鈴芽是受災倖存者,雖然由於年幼對於當時的回憶已十分模糊,但切身失去母親陪伴的情感傷害依然存在。
劇情主軸是鈴芽在遇到似曾相識的「關門師」宗像草太後,不由自主追隨他的蹤跡,意外開啟通往「常世(亡者的世界)」的「後門」,並釋放了作為「要石」鎮��的大臣。因著一句無心的打趣,大臣抓住自由的機會,並詛咒了草太,使其外型變成鈴芽充滿幼時回憶的木椅。
然而由於要石的缺位,災厄「蚯蚓」的力量被釋放,而大量衝出後門的蚯蚓在現實世界聚齊力量就會造成地震的發生。為此,主角群踏上解咒與關門的旅程,想辦法使世界恢復原狀。
雖然看過幾部新海誠導演電影,但沒怎麼研究過他設計的世界觀,所以心得會很主觀。總之,畫面與色彩都很漂亮,這次的人物設計又更貼近主流審美了,鈴芽與草太都長得又美、身材又好。音樂方面,與RADWIMPS、陣內一真的合作依舊高水準,可惜的是雖然很能帶入情感又抓耳,但有一些可以加強的高潮點卻留白了,整體來說沒有太強烈的震撼感。由於劇情推進是以公路旅行來發展,所以缺乏震撼這點還算瑕不掩瑜。整體來說,個人是還蠻喜歡的。
(以下有雷)
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看到網路上有指出一些槽點,其中幾個項目我不太認同,所以想來挖一挖看完之後初步的記憶。這邊只提幾個個人解讀的方向,劇情本身確實有一些明顯、不合邏輯的問題,但就不贅述了。
①「鈴芽是戀愛腦嗎?」
這是建立在部分觀眾覺得鈴芽幫助草太的原因是「見色起意」,因為她在開場表現的如一見鍾情般的反應。但真是如此嗎?在前半段的旅程,個人都沒有感覺到鈴芽對草太存有愛慕的情感,反而由於誤開後門、解放要石,令她對其有很深的自責和愧疚。阻止地震的發生、恢復原有的狀態(包括草太的身體),才是鈴芽選擇冒險一搏的主要原因。而在更早之前,對於草太的情感更近似於一種因即視感和美貌而產生,那單純的好奇在意與好感。
直到兩人踏上旅途,鈴芽正式瞭解關門師的世界,與逐漸熟悉草太的為人後,曖昧的情愫才越來越鮮明,具體表現在鈴芽對於Lawson店員的醋意上面。這發展是有點快,但還算可以理解。
兩人感情線唯一的敗筆,個人覺得是鈴芽那句:「草太先生不在的世界,才是我所害怕的。」因為有點太強烈了,再怎麼喜歡對方,在短短幾天內過渡到如此非他不可的愛意確實有些違和。
若要說服自己,只有想到因為鈴芽是親手將「要石草太」釘入蚯蚓的人。當時情況緊急,她別無選擇,但設身處地去試想她的感受,無疑像是親手剝奪心儀對象生還的退路。如果從這樣的角度來看,大概可以稍微理解那句台詞的重量吧?
②玩梗槽點:「沒什麼作用的男主角草太」
雖然宗像草太的美貌成了很大的票房宣傳推手,事實上,這個角色的定位應該是第一配角,畢竟他的成長線是被虛化在鈴芽之後的。片中大部分篇幅被剝奪了力量的草太,基本都是以缺了一腳的兒童木椅形象現身,最後也是藉鈴芽之手被救出,看似作用薄弱。個人認為他作為「引路導師」的身份是排在「戀人」形象之前的,畢竟真主角鈴芽所有對「門」的知識都是由他開始的。
關門經驗豐富,世家知識儲備,且具有犧牲精神和溫柔對待世界的態度等,草太其實是一個非常令人敬佩的存在。藉同級生芹澤之口,我們得以認���那個不太懂得照顧自己,將他人的需要擺在自身前面的青年。藉祖父羊朗的態度,又能看出「關門師」們對於責任優於個人的態度其來有自。
在旅途中,每當鈴芽陷入自責之情時,草太總會安慰她「不是妳的錯」。當鈴芽成功關上一扇扇門時,他是毫不吝嗇地讚揚、肯定她。但主角需要突破,因此劇情迎來高潮,「導師的退位」與「主角的獨立」。
自從鈴芽提起草太「睡過頭」一事,我就隱約猜到椅子倒下與睡癖無關了。當一個人被變成無生命的物體,他的生命難道不會逐步消失嗎?而這樣的猜測,也迅速獲得證實。東京之行的末尾,大臣暗示性的言詞,也終於被揭示,草太雖有不甘,卻還是主動地接受了頂替要石的結局和責任。
自此,兩個人的行程被劃下休止符,鈴芽正式踏入只有她自己能面對的「魔王關卡」。最後一段行程,雖有羊朗的資訊提供、芹澤同環阿姨的陪伴接送,但前者無法加入現場戰鬥,後者全然不知要石或關門師的故事。真正面對難題的還是只有主角一人,以及現明真身而倒戈的「反派」大臣,脫離了導師的陪伴和災厄的脅迫,鈴芽的成長才是更主觀而自願的選擇。
③感情的複雜性
——環的真心
載著已長大成人的鈴芽,奮力踩著單車的環阿姨,承認了她那些的負面情緒和想法確實存在,但「不僅如此」。就是那個「不僅如此」中包含了許多東西,包括對鈴芽年幼失親的憐愛、血脈相繫的存在、孩子健康長成能獨立思考的大人之不捨等等。不能只因她暗藏的不甘與計較,就全然否定了環的犧牲,因為她的付出是毫無疑問的事實,就連鈴芽都覺得沈重的事實。
環持續做這一切的動機都是基於對鈴芽的愛,這種感情是複雜的。情緒爆發的那一瞬間鈴芽覺得很受傷,但她卻能迅速察覺阿姨的異常,這說明鈴芽是理解並信任著環的。孩子大了想要離巢,更希望的其實是解放監護人的自由。觀眾不需要否認環有陰暗面的事實,而要知道,照不到光的月球背側並不會因此就不是月亮了。正是由於她非完人,才使得環更像一位人。
——鈴芽與草太
我想從幾個方面解讀他們發展迅速的感情線:
「單純曝光效應」:人對越熟悉的事物會越容易產生好感,尤其是第一印象良好的事。因為兒時誤入常世,小鈴芽曾經見過同樣陷入常世的草太。長大後初次相遇,草太的外貌和態度也算是能令青春期少女留下不錯印象的,在經歷後續幾乎形影不離的相處後,而越來越喜歡對方,是其中一種解釋。
「吊橋效應」:人一旦處於興奮或危急狀態所產生的生理反應,會令其對於身邊的人產生心動的聯想,進而出現依賴、戀慕等情感。嗯,這沒什麼好說的,他們幾乎是拿命在搏了,吊橋效應催化很正常。
「相似的價值觀」:兩人都是將生死置之度外、會選擇犧牲小我完成大我的人;從環和芹澤的角度來看,更是不懂得照顧自己、令人擔憂的存在。鈴芽可以迅速理解作為關門師的草太偉大之處,草太也總能直白地肯定鈴芽的助力與優秀,故而能互相吸引。
「無法解釋的奇蹟」:命中注定、一見鍾情雖然聽起來像鬼扯,現實生活中的確有許多伴侶因而相知相惜。不能因為其稀少性,就否定它的存在吧?但作為電影的情節安排,這確實是最隨便的解讀,還是需要其他東西配合鋪墊才好。
④關於大臣
剛看完電影時,最模糊的是兩名要石角色的行為動機,後來接觸了一些心得和解讀後,才明白了左大臣附身環的原因。
「來當我家的孩子。」才是開啟潘朵拉之盒的鑰匙。
這句咒語對於16歲的鈴芽,是發自內心卻欠缺思考的感嘆。
對於28歲的環來說是真心,也是枷鎖。
但對於4歲的鈴芽,或初遇善待的大臣,是單純又充滿希望的未來。
而左大臣讓環吐露的委屈,撕破了天真如孩童的大臣的想像。在看到想要代替草太成為要石的鈴芽後,大臣放下了內心的執念與渴望,選擇回歸原來的身份。
「不能當鈴芽家的孩子了。」
這句話一說出口,大臣也恢復石像的模樣。
前半部分將主角群耍的團團轉,「反派」卻成了「真正的英雄」,還因此促成了鈴芽真正的自我救贖契機。
回想起那一句句挑釁似的「會有很多人死掉喔!」,不禁令人聯想這些話是否也曾是其他人用來綑住大臣的情緒鎖鏈呢?這種既令人傷感不捨,又似乎不得不如此的無奈,成了電影劇情最大的遺憾。
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世界樹の迷宮の二次創作の設定集
設定ばっかりたまっていくけど、今日のうちに投げとくよ
・世界樹の迷宮とは?
2007年に第1作が発売された3DダンジョンRPGで、ダンジョン探索に全振りしたゲームだよ
5人で1パーティとなるキャラクターを設定し、あとは5階ごとにフロアの��飾が変わる過酷な地下迷宮をひたすら探索するゲームで、町の人や先輩冒険者との会話以外特にストーリーもないゲームだからパーティー間の会話や関係性は妄想し放題だよ
今年6月にSwitchでリメイク版が出たから購入したけど、過酷すぎて全然進まないよ
特徴はマップを自分で描く作業があることなんだけど、Switch版だとオートマッピングができるので少しハードルが低いよ
でも扉とか階段とかは自分でアイコン置かなくちゃ記録できないよ
・キャラクターの設定って?
1個の職業ごとに5種類の立ち絵が用意されていて、立ち絵に職業制限はないから、名前と職業と立ち絵を決めればいいよ
・元ネタがわかりやすすぎる
それはごめんやで
そのものずばりの名前つけてた人フォロワーにいたから私もやってみようと思って
・本文
クソ長いので次のリンクの下から行ってね
役職:ソードマン(マンって言い方気に食わねえな、ソードマスターとか言えないのか?)
名前:メイユイ
別名:ハオラン(旧名)
年齢:18歳
GI:トランス女性
身長:170cm
体重:62kg
性格 非常に好奇心が強く突拍子もないことをしたり言ったりしがちだが、基本的には泰然自若としていて、パーティーのリーダーにふさわしい器をしている。わりと平気な顔をして死地に突っ込んでいくところがあるので、旧知の仲である���リストフとアーリフの心労は絶えない。シエロから一方的に「主人」としてみなされており、ビャッコからも「将来が楽しみネ」と言われている
個性 ごくゆるいオムニロマンティック/オムニセクシャルで男性とみなした人に恋愛/性愛的な関心を抱くことが多かったが、勇敢だが落ち着いてさわやかな人物なので、男装時代は女性との交際経験が多く、男性とはまだ交際したことがない。
特技 パーティー一の怪力でクリストフをもしのぐ火力がある。
能力・スキル 得物は斧や剣を使うことが多く、斧による高火力の攻撃が決め手となることが多い
見た目 茶色いロングヘアを後ろで三つ編みにしていて、額をすっきりと出している。細身で筋肉質。この世界で言うアジア系のルックスをしている。
生い立ち 古い武家の次男の「ハオラン」として生まれたメイユイは、武芸の稽古こそ楽しんではいたが、自分が「男」であることには強い違和感を感じていた。幼い日のこと、「君が女子だからと言って僕が手加減したらそれこそ君に失礼だろう」と神学校の同級生のアーリフに勝負を挑まれた際に言われたこの言葉で、「彼女」は自分のアイデンティティがやっとわかった。それから「彼女」の本当の自分を手にするための冒険が始まる。
背景 兄より武芸に秀でていたので家督を継げないことを惜しまれてはいたが、性別違和を形にできた後は本人は兄には悪いが安堵を覚えている。見抜いたアーリフの次に相談したのは担任であったクリストフ。クリストフに相談しながら周囲や家族に性別違和を伝え、今回の旅立ちの許可に至った。
その他 「本当の自分を取り戻す秘術」は現実世界で言う性別適合手術を魔法でやるというもの。現実の手術と同様に負担が大きいのでやはり健康な人にしかできず、費用も高額である。保険がない世界なので。
役職:メディック
名前:アーリフ
年齢:18歳
GI:シス男性
身長:173cm
体重:65kg
性格 パーティーの中で一二を争う高い倫理観を持つストイックな人物で、困っている人を見ると放って��けない青年。それは彼が移民の女性カップルの養子であり、ゲイであることもだいぶ関係していると考えられる。けがや病気の治療にあたるメディックで腕を磨いている最中だが、治療の途中に「自分を大事にするように」と説教をしてしまいがち。
個性 自分の民族的ルーツはわからず、生まれたばかりで教会に預けられたところを移民の女性同士のカップルに育てられたシス男性のゲイで、ママたちからは無理しないでいいと言われていたが成長期の終わりとともにヴィーガンを始めた。
特技 特技は料理。ヴィーガンを達成するのに必須のスキル。得意料理はダール(豆)カレー。ってか動物性食品のコクにかわってスパイスで味に変化をつけるので大体料理が香りが強く辛い。シエロが辛いのが苦手なので料理をあまり食べてくれないのが悩み。
能力・スキル けがや病気の治療が職業で、けがをしたときは彼に頼めば回復薬を使うより効率が良い。ただ命は大事に!と説教はされる。食材探しも兼ねているので、ダンジョン内の採集も得意。
見た目 イメージは南米ルーツの白人とアフリカ系黒人のミックス。肌は薄めの褐色で髪がカーリーヘアではない。これは立ち絵の都合。これまた立ち絵の都合で重装備になっているが、「回復役が倒れてはならない」という責任感で重装備をしていることにした。実際努力家でトレーニングもしていて力も結構強いほう。
生い立ち 所得に余裕はなかったが息子にちゃんとした教育を施してやりたいと思ったママたちは彼を比較的学費の安い神学校に入れる。幼い日に神学校に入ったばかりのころにメイユイ(その頃は「ハオラン」と名乗らされていたが)にライバル宣言をしたが、その流れで「彼女」が女性であると見抜く。以降二人は親友兼ライバルになり、メイユイの「本当の自分を取り戻す」旅にまで一緒に出ることになるわけだが。
背景 この世界は結婚にかんしてあまり手続きがちゃんとしていないので同性カップルが肩身の狭い思いをすることはないが、みんな平等に過酷な環境で生きているので、結婚のメリット自体が二人で所得を得られることと家事や育児を分担できること以外あんまりない
役職:パラディン
名前:クリストフ
別名:神父様
年齢:40歳
GI:シス男性
身長:190cm
体重:80kg
性格 やや潔癖なきらいのある高潔な人物。もともと神父をしていた関係で神学校の教師をしていたが、教会の教義にずっと疑問を持っていたのが耐えられなくなり、聖騎士の資格を取り教会をやめた。年下からモテがちで、若い女性から迫られたら非常に慎重に対応するが、男性および男性に見える者に迫られてしまうとガードが緩くなってしまう。
個性 博識かつ逞しい偉丈夫で凛々しく堂々とした人物。教会にはずっと隠していたが、バイセクシャル/バイロマンティックで、10代のころに男性の恋人がいた。しかし教会に入るために別れることを選んでしまい、それをずっと悔やんでいる。その後女性と結婚はしたが、その時の後悔が漏れ出てしまい、長期間の話し合いの末婚姻は解消した。子供はいないが子どもの未来を守りたい気持ちがあったので神学校の教師になった。が教義を教えるのが辛くなり、クィアの生徒たちも何かを感じ取ったのか自分を頼って相談してくれるようになり、やはり教会の教義に従うことはできないと思い、今度は聖騎士としてクィアの生徒たちと旅に出ることにした。
特技 アーリフほどは凝らないが料理ができる。シエロは好き嫌いが非常に多いが、クリストフの作った料理は食べられるものが比較的多い。料理を教えるのももともと教師だったのでうまい。しかしメイユイは素晴らしい生徒だったが料理だけは教えても全然うまくならない。クリストフによると、たぶん力の加減ができていないとのこと。ゆうてクリストフも自分一人分の飯を作るときはキャベツ引き裂いたり骨を素手で砕いたりはする。
能力・スキル パーティーメンバーをかばうのが本職。立派な体格であり鍛錬も欠かさないので力もかなり強い(クリストフよりメイユイが火力があるのは彼女がとんでもない怪力だから)。簡単な回復の術も使える。
見た目 多くの人が���メージがしやすい白人の偉丈夫。背が高くがっしりとしていて、着やせしているが特に上半身が立派。髪は色が薄めの栗毛で、鼻が大きい。それゆえシエロからは「あのツラとガタイだろ?神父様はきっとアソコも立派だぜ」とド失礼なことを言われている。
生い立ち 彼自身はごく普通の家庭の出身と思ってはいるが、彼の家より苦しい状況の人はかなりいるという感じ。教会の運営に入り、教会を訪れる人と教会で働く者たちの状況があまりにも違うことに気が付きまずそこから教会への違和感を感じた。実は少年のころ今と変わらない姿のビャッコと出会っていて、世話も多少焼かれているが、本人はうっすらとしか覚えていない。
背景 この世界の教会は現実のカトリック教会に近い教義であり、やはり同性愛や妊娠中絶には厳しい。現実のカトリック教会ほど力を持っていないが、葬儀などは行うし、現実社会で言う公的機関の機能の一部も担っていて、学校などを運営していたりする。もちろん他の経営母体の学校もある。
役職:ダークハンター
名前:シエロ
別名:自称「悪魔」
年齢:非公開
性別:人間の定義で言うとノンバイナリー(本人曰く、「悪魔が人間の性別に従うわけないだろ」)
身長:180cm
体重:65kg
性格 冒険者ギルドに来たメイユイ・アーリフ・クリストフにビャッコとともに声をかけてきた。彼女たちに声をかけ、旅の動機を聞くと、メイユイを「勇者サマ」と呼び、気に入ったから一方的についていくと宣言する。下品で乱暴で欲望に正直、人を小バカにした態度を取りがちで、この世界の常識と規範を常にバカにしくさっているが、常識を疑い規範に抗う人間への協力は惜しまないと公言している。クリストフのことをメイユイたちに倣い「神父サマ」と呼んでいて、よく「誘惑」している。
個性 「悪魔」を名乗っていて、常識や規範をかなり厳しく罵倒するが、それは人間が自分以外��生物を搾取するようなものに対してである。本当に悪魔かどうかはわからないが、人を誘惑して重要情報を聞いたり、差別的な輩をだましてひどい目に遭わせたりするのはよくやる。「悪魔が人間の性別に従うわけないだろ」とパンセクシュアル/パンロマンティックを公言していて、自分の性別もバイナリーな表現をされると激昂する。性的に奔放だが、「器がデカい奴としか本気で寝ない」「性別気にしない奴がみんな俺みたいにすぐ誘ってくる奴ばかりじゃないのは知ってるぜ」などと言っている。器がデカい人物に惹かれると公言する通り、大物になりそうなメイユイとすでに立派な人物のクリストフが大好きなことを隠さず、愛でたり誘惑したりしている。しかし、アーリフもちょっかいをかけられており、純朴な彼はいちいちこいつの挙動に悩まされている。
特技 戦闘上では搦手を得意としており、得物は鞭が基本、剣も使える。鞭により対象の動きを制限したり状態異常にしたりといった搦手でじわじわといたぶるのを好む。実は鞭の必殺技が設定上すべてのスキルの中で最も火力が高く、その名も「エクスタシー」。
能力・スキル 戦闘以外では情報集めが得意で、町で単独行動した後に情報を持ち帰ってくるが、どうやらワンナイトでの「遊び」も兼ねている様子。ただ、基本的にその時にターゲットにしているのは一流の冒険者や組織で権力がある者である。「器がデカい奴としか寝ない」と言っているが、大人に寛容な対応をしてもらうとそういう形で「お礼」をしてしまおうとしがちであり、過去の厳しい経験があるだろうと推測されている。
見た目 ボサボサの銀髪にアーリフよりだいぶ濃い褐色の肌で、瞳は黄色っぽい。悪魔の力を使うときに瞳孔が横になりヤギっぽい目になる。普段は男性表象寄りで素肌にファーのついた上着を着ているという暑いんだか寒いんだかわからない格好をしている。腹筋が割れているのは痩せ気味のせい。外見年齢は20代半ば。悪魔の力で少し見た目を変えることができるらしいが、「続きはベッドで教えてやるよ♡」とのこと。
生い立ち 「悪魔」を名乗るまでの経歴は秘匿されているが、最初は人間として生まれ、幼いころはかなり厳しい環境で育ったらしい。絶望に沈みすべてを呪っていたらある日「悪魔」が現れて契約をして力を手に入れたとのこと。「悪魔」としての考え方はそいつから学んだらしく、「悪魔ってのは人間の欲望を肯定することで生まれた存在だから、基本的には人間の味方なんだぜ、だから悪魔はルールを押し付けて罰したりしないだろ?だから俺も悪魔らしく『人間』の誇りを取り戻そうとしてる勇者サマについていくわけだ」と言っている。自身の性別に関しては悪魔と契約する前からもともと男女二極でとらえてほしくないと感じていた。
背景 舞台���なるエトリアは小さい街で迷宮探索目的の冒険者でにぎわっていて今は景気がいいが、エトリア以外の集落は規模や治安も様々で、格差の状況も様々。シエロは大きい城塞都市の非常に治安の悪い地区の生まれで特に格差が目立つところの浮浪児だった。過去の王の失政により大量の失職者、家を失った者、親に捨てられた子供たちが生まれていて、シエロは親も知らずそこで育った。シエロがエトリアの話を聞いたのは、悪魔と契約した後に誘惑したエトリア帰りの冒険者の寝物語が初めてだった。エトリアの情報を集めていくうちに、シエロの中で「悪魔がこんなところでくすぶっていてはいけない」という思いが大きくなり、拠点をエトリアに移し、自分が従うにふさわしい人間を狙うことにしたのだった。
その他 パーティーで一番の小食なので、メイユイと外食(ってかデート)した際にお互いに大盛と小盛を頼んであとで交換しましょうかと言われたが、「いや、そのままで行こうぜ、人目なんか気にするのは俺達らしくないだろ」とそのままメイユイは大盛を頼み、シエロは小盛を頼んだ。
役職:アルケミスト
名前:ビャッコ
別名:彼女の出身国での表記は「白狐」
年齢:???
性別:シス女性(人間ではない)
身長:172cm
体重:非公開
性格 シエロとペアを組んでメイユイたちに声をかけてきたアルケミスト。メイユイのことを気に入り「勇者ちゃん」と呼び、シエロと同時に彼女たちについていくことを表明する。大柄な中年男性のクリストフのことをなぜか「クリスくん」と呼ぶ。シエロと結構長いこと組んでいて、頻回に寝てもいるが、全然特別な感情はなく、大体の人間を変なあだ名で呼ぶ彼女だがシエロのことは「シエロ君」と変なあだ名もつけずに呼ぶ。
個性 はるか昔に遠い島国から移り住んできた「妖(あやかし)」で、狐の姿を持っている。アロロマンティック/アロセクシュアルのレズビアンで、メイユイがこれから施術を受けようとしているトランス女性であることも理解したうえでメイユイのことを愛している���、年の差がありすぎるので一歩引いている。先に書いたように人外となったシエロとは冒険上のバディ兼欲望をぶつけ合うパートナーだが、回復ができる仲間がおらず、痛みを伴う激しいプレイができずにいた。
特技 博覧強記であり、速読でありながら読んだ内容も人間とはかけ離れたレベルで記憶できる。クリストフも人間としてはインテリで���あるがそれとはレベルが違う。また食べる量が自由にコントロールでき、食料に困ったときは食べなくても生きられる。しかし本当はたくさん食べるのが好き。
能力・スキル この世界には錬金術があり、それを活用して属性攻撃を行うのがアルケミストであるが、妖術を得意としていたビャッコの能力が解析された結果もそれに等しいものである。特に火属性の妖術に長けている。
見た目 金色のストレートヘアと涼やかな一重の目元の妙齢の女性の姿をしている。とんでもない長い時間生きていて見た目が変わらないので住むところを転々としていたが、冒険者はその状況にあっていてやりやすいようだ。エトリアでよくみられるアルケミストの服装に合わせて、両手に仰々しい籠手を付けている。
生い立ち はるか昔から人の営みを見守ってきていて、実は世界樹の成立を知って興味を惹かれてエトリアの近辺に移り住み、世界樹についてずっと調査を続けている。世界樹が広がるときに多くの人間が犠牲になったのを悼み、その弔いのつもりで何回も世界樹の迷宮に挑んだが、そのたびに人間の仲間を失ってきた。やっと出会えた人間ではない仲間はずいぶん変な奴だが、そいつと今も一緒にいる理由は、そいつの信念に沿った人間こそがこの状況を打破してくれると信じられたから。
背景 ビャッコは途方もない長い時間世界樹の研究を続けているのだが、何せ彼女も社会的な状況もあって正体を明かすことができないので、せめて何世代も続けて書いてきたというていで世界樹の秘密を書物にしたいと考えている。実は幼いころのクリストフに勉学の楽しさを教えたのはビャッコ。姿を変えてないのがバレるとまずいのでクリストフの記憶をいじってその辺をあいまいにしている。
役職:レンジャー
名前:シータ
年齢:35歳
性別:シス女性
身長:158cm
体重:「なんで聞くのよ…」
性格 シータはエトリアから離れた川のそばの大きな国で夫とともに戦士として国に仕えていた。しかし、夫は獣討伐の任務の際に命を落としてしまう。夫に先立たれた際にその国の風習により夫を火葬する火の中に飛び込むことを強制されたが、幼い娘を連れて逃げてエトリアまでやってきた。普段は戦士としての冷徹さがありながらも男尊女���が厳しい国で抑圧されてきたため遠慮がちであるが、いざとなったら上記のことをやり遂げるほどの胆力がある。
個性 夫のことは当時は好きなはずと思っていた���、国を出たことでその国に凝り固まった価値観を知り、それゆえに夫すらも視野が狭かったと思っている。実は誰にも言っていないが夫の前に交際していた男性が何人かいる。国の法律でばれたら拷問されるからずっと隠してはいたが。冒険者になったのは娘の養育費用のためで、自分が夫の後を追えば娘の生活を保障してやると国に言われてはいたが、自分に対してそのような扱いをする国のことが信用できなかった。娘には自分のように強制された職業ではなく好きなことをやらせてやりたいと思っている。
特技 非常に高い視力を持っている弓の名手。弓の名手であることが知られたがゆえに王宮に連れてこられ、そこで夫となる若い兵士と出会った。我慢強く育てられていて、食事にこだわりもないので長期間の野営もお手の物。こだわりがないゆえに別に料理上手というわけではないが、毎日毎日毎日毎日食事を作ることに苦痛を感じない。こだわりがなく自分と家族の生存に必要な作業としかとらえていないので。
能力・スキル 弓は命中率が相当高く、とどめの他足止めにも使える。また野営が得意なので迷宮内での素材集めも得意。
見た目 あまりカールしていない黒髪と褐色肌で割と肌が出た衣服をまとっている。エトリアではバード(吟遊詩人)のような衣服ととられやすい。肌が出た衣服は国の戦士だった頃から来ていた。任務に出ていない時は国でつけていた金属製の飾りをよく装着している。
生い立ち 河のそばの国の小さい村の出身で、その村出身の革命家となる父の指導で戦闘訓練が行われていた。その中で弓の才能が見いだされたのがシータである。父らの激しい戦いで祖国は植民地化を免れたが、父はその戦いで犠牲になってしまった。父が守ってくれた祖国に尽くすことこそが自分の生きる道と思ったが、子を迎え、夫の死後の自分や子供に対する国の扱いのひどさを知り、これからは自分と娘のために生きようと思った。それから彼女の人生が新たに始まったのだった。
背景 元ネタはRRRが入っていてそこは大丈夫なのか心配になる。
今いるキャラはこのくらいで、今のところシータさん以外で旅しています。シータさんは採集パにしたほうがいいかもしれませんが、彼女は戦士なので、戦いたいかもしれません。
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エジンバラは、実は人生3回目である。始めて行ったのは10歳の夏。Military Tatooのチケットを良く取れたなぁと、当時の商社の手配力に感動する。2回目は大学生の時。Balmoral城やSt.Andrewsへ行った。そして、今は一泊8万円出しても泊まれないThe Balmoralに宿泊して、エジンバラ城を見ながらEnglish Breakfastを食べてたっけ。ちなみに、ワシはお子様の頃から、English Breakfastが好きで朝からbaked beans, baked tomato, bacon, sausage, fried egg sunny side up, poached egg, toastなど、朝からガッツリ食べる朝食を、自分はそこまで食べない癖に、こよなく愛していた事を、今回アイルランド、スコットランドの旅では思い出した。大体、continental breakfastって何やねん。温かいんはお茶かコーヒーだけかい、ボケ。。。ジャム位出せや。。。と子供の頃に大陸ヨーロッパへ旅行する度に心の中で愚痴っていた事を思い出した。ガハハ。食べ物の恨みとは斯くも恐ろしい。
学会は適当に発表を済ませ、適当ツッコミも交わし、しつこい質問者には慇懃無礼に御礼を申し上げ、ちゃんとチェアもして、海外で活躍している事を鼻にかけながら日本に帰れないルサンチマンたっぷりの研究者や、海外に憧れているのに海外でポストなんか手に入るわけ無いやろ、明後日来いやボケ的な能力を棚上げして、海外に出ている研究者を憧れつつも、日本の処遇文句しか言わないルサンチマンたっぷりの研究者、日本の大学でテニア持ってるんやしもう十分やろと思うのに海外にいる研究者が妙に羨ましいルサンチマンたっぷりの研究者に会った。めんどくさ。。共通しているのは、日本人は老若男女関わらず、みんなルサンチマンたっぷり。何でなんでしょうね。誰も満足していない社会。
ワシは大学は好きだが、学問が好きなだけで、こういう大学関係者のつまらないルサンチマンの戦いは実に下らないと思う。まぁ勝手にやっててねと思うのに、何故か絡まれる。ベムが吠えてくるチワワに迷惑顔で棒ヨダレ垂らしつつ、勘弁してワンに。。。と苦笑いしていたのと全く同じ状態。流石に棒ヨダレは垂らせないので、たっぷり脇汗をかくことにしておく。ドイツが羨ましいなら、お前のポストくれっつーの。いくらでも代わったるで。。。っと、笑ってオチョクリつつ、大学教員の癖に、他人の家の芝生は緑に見えるということわざも知らんと、よう教壇にのうのうと立っとるわ���。。と感心する。ワシはワシの状況に十分満足しとる。所詮、運も含めて自分の能力に見合った所におるんでしょうと、自分のバカさ加減を承知の上、処遇なんて諦めていますんで。父上と母上にはせいぜい長生きして頂いて、不遇なアホ、天才とアホは紙一重レベルのアホに生まれた娘を養ってもらわんとね。
仕事が終わったら、後は、もうお隠れ遊ばす事にして、残りの滞在は学会はぜーんぶサボって、観光。子供の頃から憧れたネス湖へ、13時間の日帰りバスツアーに出かける。隣に座ったボストンから来ているNancy伯母さんに可愛がってもらって、バスの中ではおしゃべり、観光先ではジュースなどを奢ってもらう。ワシ、お前の住んでいる所の有名大学のライバル校におったんよ。。。と言うと、Yale?って聞いてくるので、そーそーと言うと、なんと娘婿が教授をしていると言う。世の中狭い。New Havenへは孫息子の面倒を良く見に行くという事で、New Havenのアイスクリーム屋さんやレストランで話がめちゃくちゃ盛り上がる。なんというローカル話。
ネス湖ではボートにも乗って遊覧した。実に37年来の夢が叶ったのかと、地味に嬉しかった。インヴァネスにも行きたかったが、またの機会までお預け。エジンバラ城は、丁度、Military Tatooが終わったばかりで、まだ観覧席の取り壊し工事をしていたが、この観覧席に座っていた37年前の少女は、年齢を重ねて、色々あって、色々と病気して、色々な所で生活してみて、悲しいことも嬉しいことも色々とあったけど、心の中は、10歳のままかも。。。という驚愕の事実を再確認できた。
それにしても、英語ってラクざます。ぼんやりしていても、大体、意味が分かるので、全くホームの感覚。ドイツでは、それなりに気を張っているんだなぁと自覚。バスの中では意識不明になる事多し。今回の旅行では、自分のルーツ探し、あるいは親戚に会いに来ているアメリカ人たちの多さと、インド人の多さに驚愕した。そして、土産物が無い事にも驚いた。否、土産物は腐るほど売られているのだが、京都と同じ。欲しいという欲求が一切湧いて来ない品々だらけ。
タータンチェックも、ウール生地ではなくポリエステル混じりの物が多く、縫製もいい加減。手仕事が無くなっている。全世界的な現象で、手仕事をできる人がいなくなっているのだろう。タータンチェック���スカートのプリーツが、全くプリーツ無しの、タダの巻きスカートになっている事には驚愕した。逆に、男の正装用品だったので、男性のスカートのプリーツはきちんと作ってあった。そりゃ、あんな寒い中でスカートの中はノーパンフルチンらしいからなぁ。プリーツでも無いと、玉も縮み上がるだろうと思いつつ、土産物物色して何も買わず。ワシはあまりの寒さに、ネス湖へ行く途中のトイレ休憩で、ド田舎の洋品店で、店のおばあちゃん3名に、カシミアのマフラーを選んでもらった。おばあちゃんは、どの国でもお節介で優しい。写真で着ている紫のタータンチェックのマフラーは、店番おばあちゃん達のお見立てで選んで貰ったものです。一万円ちょっとのカシミアマフラー。
初日のエジンバラでは、胃に優しいものをと思い、ベトナム料理屋さんへ。ここで、ScottのラガーマンPeterとSarahの夫婦と意気投合。結局、奢ってもらう事になる。スコティッシュは温かい人々が多い聞くが、ロンドン生まれロンドン育ちのサラは、Peterほどの典型的なスコットはいないわよ!と笑う。Peterは74歳。人生は楽しまなきゃ。働いて、働いて、頑張って、頑張って、そして、多いに楽しむのが人生だよ。シンプルに考えなきゃ。今は、お前、アレだろ。携帯であーでもないこーでもないって情報ばかりに左右されて、ここで(デカイ手で自分の胸をバンバン叩きながら)感じる事をしないのさ。頭でばかりコネクリ回すから、何が幸せなのか分からなくなっている。お前、幸せって何だ? ワシ、うーん。。。笑ってる事かな。 ピーター、そうだろ。こうやって、お前は日本から来る。俺はここで好物のビールを飲む。サラは好物のフォーを食う。これで良いんだよ。幸せって。身近にあるんだ。とても身近にあるし、探す必要もない。幸せは、毎日、こうやって、美味いビールを飲みながら、ラグビー見て、笑って、時に怒って、泣いて、そして笑うことだ。なーんだお前、分かっとるやないか。おい、サラ。こいつはホンマモンの哲学者だ。話が通じるからな。ガハハと笑いつつ、私を抱きしめる。
サラは、麻貴は日本人なんだから、そんなにすぐ抱きつかないの!と嗜めつつ、笑っている。嫌なら言ってね。ピーターは、良い人なんだけど、スコットだから、すぐ気を許すとtouchy、触り魔になるのよ。でも、イヤらしい意味は無いのよ。ワシ、全然気になりません。大丈夫。というと、すかさずピーターは、サラのヤキモチー!とサラを冷やかす。ラグビーで玉を掴み合うのはスコットもやるけれど、掴み方にも色々とコツがあるのよと、掴み過ぎると反則になるしな、と慶應ビー部の友人マレが、ビー部で玉つかみ役だった事を話してみると、ピーターは真面目に玉つかみ談義。勿論、サラに怒られるピーター。楽し過ぎて名残り惜しく、スコティッシュの温かい人柄に存分に触れた夜だった。最終日にもう一度伺い、ありがとうのカードを店主のキム伯母さんに託す。キムは常連さんのピーターとサラ夫妻を中国新年に自宅にお招きするらしい。
今回のフライトは、毎回、delayの憂き目にあった。エジンバラからはヒースロー経由だったが、ヒースローではターミナルがラウンジのあるターミナル5だったので、馴染みのラウンジで、5時間ほど過ごす。父上に感謝。コーク行きの時はターミナル3だったので、レストランのハシゴをしたが、帰独便は楽だった。しかし。。。ワシはこのロンドンのラウンジで食べるものと相性が良く無いらしく、いつもお腹が空くので何かしら食べては、胸焼けがする。文句は言えないけど、微妙な気分。飛行機を待っている間に、悩んでいた公募に応募してしまった。人生なんて、適当。頑張って働いて楽しむ事に全力投球すれば、後は、適当良いのかも。。。と、少しだけ思えた旅だった。
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一護についての推し語りですが、推し語りといっても性癖盛々な内容ですのでワンクッション。
突然ですがワタクシには何かしらの人外性癖があるわけですが、そのうちの一環としてTF萌えというのがありまして。いやむしろ自分の人外性癖のメイン寄りかもしれない。
TFとはまぁ要は獣化や怪物化といった人ではない存在に変容するシチュのことを指す。思えば幼少からアニメやら映画やらでそういうシーンが描かれるたびに何とも言えない気持ちになっていたりした。人ではないものに変わってしまう過程といいそのギャップ性といい。
それらに興奮してしまうのだな私は・・・と自覚するようになったのが、レジェンド推しとも言えるBLEACHの黒崎一護である。白状すると。
一護は死神でありながら虚の力を持ちその虚の力が暴走すると完全虚化してしまうことがあるが、自分にとって一護の完全虚化は興奮せざるを得なかった。主人公であるキャラが異形の怪物と化してしまうという描写が背徳的であり、だからこそ魅入ってしまう。それが今の自分のTF萌えに繋がっている。
完全虚化はウルキオラ戦の姿も好きであるが、内在闘争の姿も好きである。あの太い尻尾を持つ爬虫類を思わせる姿は非常に刺さるし、拳西から腕を飛ばされた際にその部分からクリーチャーがわき出て虚の腕が形成される描写は学生当時衝撃を受けてしまった。
惜しむらくはその姿は原作での出番は少なかったのだが、その代わりにアニオリの異聞篇と侵軍篇で存分に暴れてくれたのはありがたい。
ウルキオラ戦のものに関しては、織姫を護りたい一心がために異形と化す一護の悲壮感がとてもたまらない・・・。異形の力を持つ者の大切なものを護るための醍醐味の描写の一つでもある・・・。
侵軍篇の死神ゴールデンで火の輪くぐりさせられる一護可愛いよね。
また地獄篇は完全虚化がキーとなっているし、冒頭のウルキオラ戦が更に迫力のある作画となって最高だった。虚閃出すところと鷺巣さんの音楽のマッチぶりといったら。終盤で再び虚化しかけて苦しむ一護いいよね。完全虚化の姿へ形成されかけるところは思わずマジマジと見てしまう。正直TF的に刺さるやつ。
あと個人的にTFする系のキャラの人間の姿と人外の姿が並ぶ対比構図が非常に好きなのだが、BLEACH原画展のキービジュアルがそれに通じるエモさを感じてしまった。だって死神の一護と完全虚化の一護の対比じゃないですか!!?てか一護といえば完全虚化というのは公式も分かってらっしゃる・・・と思わずにはいられなかった。ありがとう久保先生。
このように自分は一護の完全虚化に対して学生の頃から謎の情緒を狂わされていたのだが、まぁいくらなんでもニッチすぎるかな・・・と思いその辺りは隠し続けてきたところがある。
ただ当時覗いていたBLEACHの同人サイトで一織好きなんだけど虚化一護も好きで虚化一護をよく描いていた人がいたのだが、少なからずもそういう人が当時からいたのは間違いないと思う。自分がそのサイトをよく覗いていたからには。あのサイトの管理人さん元気にしているかなぁ。
そしてここ最近になって一護の虚化が性癖だという人がちらほらいて、やっと時代が追い付いたな・・・!と勝手に思うなど。てか一護描きの人、人外や獣描くの上手い人多くね?(勝手な独断と偏見)
いや自分は一護自体のキャラも純粋に好きではあるけど、だからこそ虚化という描写が光るわけだよなぁ。その辺りやっぱり元からの人外性癖が来ているっていうのもあるかもしれない。
以上が自分の性癖盛々な一護語りでした。ご清聴ありがとうございます。
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2023.7.23sun_tokyo
お昼過ぎに起床。昨日のバーベキューの疲れを引きずっている。 チャイムの音で目覚めたような気がしたが、ドアを開けても誰もいなかった。
部屋の模様替えや仕事を軽く済ませたのち、30分ほど歩いて荻窪駅へ向かう。
16時ごろ、歌人の友人たち(宇田川美実・篠原治哉・鈴木黒目)と合流。 数日前に「荻窪最強の自販機を探すので来てください」と言われ、「さっぱりわからんが行くしかないよなあ!」と元気よく返事したのである。
ーーー
早々に出くわした、1L飲料と「ふるんふるんQoo」のみを扱う癖(くせ)��販機。 古めかしい取り出し口に1kgの物体が落ちるのはすこし怖い。
ときどき見かけるニュータイプのゴミ箱(右)は、周囲が荒れにくい形状でラブリー。 看板がちょうど治安の分水嶺になっていた。
なぜか新旧デザインが並ぶカルピスソーダ。 経緯についてあれこれ想像して言い合う。
一時期の「ヤクルト1000」ブームで品薄が相次ぐ中、この自販機にだけは依然として在庫があったらしい。
自販機に隠れる自販機。 マウンテンデューが100円(安い!)なのも相まって、隠しコンテンツ感が強かった。
「これが置かれて以来ドアは一度も開かれていないということ……初歩的なことだよ」と、シャーロック・空き缶・ホームズ。
初めて入る「古書かいた」がかなり好みで、本を数冊購入。 紙袋っておれめっちゃ好きだなー。
道中で見つけた「ご自由に���持ちください」の椅子を、ちょうどよく椅子を探していた宇田川宅へ運んで小休憩。
今回もっとも異質な存在感を放っていたのが、なんでもない顔でコカコーラ自販機の横に並ぶインディーズの自販機(左)。
ぶどう・もも・オレンジ等とだけ書かれている、ジュースのイデアたち。 さらには「金目鯛飯膳」「金華鯖飯膳」、990円のクラフトビネガーなど、常識では考えられないラインナップを惜しげもなく披露する。
右のデザインに合わせてそれっぽい画像を用意したと思われる、左の森のありえないガビガビさをひとしきり面白がる。
ーーー
19時ごろ、歌人の武田ひかがさらに合流。 「大きい公園に行きたい」というオーダーを受け、石神井公園まで片道1時間ほど散歩することに。
ポップな「けいさつをよびます!」が愛おしい。
ボクシングジムの隣の店名が「こぶし」であるうつくしさ。 芋づる式に、神保町のカレー屋「���ンチマハル」を思い浮かべる。
「今から飲食店を見つけるたびにカウントして、10個目のお店に絶対入りましょう」と、鈴木黒目の楽しげな提案。 初めて入店した「福しん」の餃子サブスクは、理論上30日間で540個もの餃子を無料にし得る。
石神井池に50年前からあるらしい「聖衣」という石像。 遠目に見るとその不確かさが恐ろしく、近づくと高さが5.6mもあって普通に恐ろしい。
ーーー
改札で3人を見送り、宇田川美実と歩いて帰る。 かれこれ3年ほどの付き合いになる我々は、お互いにちょうど人生の転機を迎えている。
冗談混じりに「To Be, or SUPER TO BE(生きるか、めちゃくちゃ全力で生きるか)」みたいなことを言ったら、ほんとにそうだよね、と力強く頷いてくれた。 せっかくなので、おれたちはSUPER TO BEでやっていきます。
ーーー
この日は16km歩いたみたいです。我々は散歩が大好き。
-プロフィール- 夜夜中さりとて 24歳 東京 ライター・歌人・DJ Instagram:https://www.instagram.com/superrocketspeed/ Twitter:https://twitter.com/yorusari HP:https://yorusari.studio.site
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2024/11/26 散文
姪っ子とケーキつくった
この拙さ、TOY感、ラヴ
未完/執筆中
わたしが本を読むということだけは知っている父から珍しく土産をもらった。栞がいつも足りないので、これは普通にうれしいと思った。父は一人では滅多に出かけないから、どうせまた女を連れて行ったんだろう。
∴
いくつになっても父には女が寄ってくるらしい。今年61になったが、贔屓なしにしても実年齢には見えない。わたしと二人で並んでいるときには、彼氏や旦那に間違えられることさえある。父はうれしそうだが(顔には出さないがわかる)父の奥さま扱いされるなんてジョーダンじゃない。いちいち違うと伝えるのも面倒だが、ちゃんと否定しておきたかった。最近はよく病院に付き添ってもらっていたから(父がそう��たがった)ナースの間でプチ話題になったみたいだった。「一緒に来られたのは旦那さんですか?」の問答を三回はした。表情の抜けきった顔で否定すると皆示し合わせたように慌てて「かっこいいお父さまで羨ましいです」なんて世辞を言った。夥しい数の検査で慌ただしく身も心も疲弊していた。父が何も知らない他人から褒められるたび、わたしは誇らしいよりもチッと舌打ちしたい気分になる。だけどわたしが謎のガンで近いうちに死ぬかもしれない可能性が出てきたとき、わずかに涙ぐんだのには意外だった。(わたしはケロっとしていたのに)そんな父を見るのは、父の唯一の親友がジョギング中に心筋梗塞で死んで以来のことだった。
∴
両親のおかげでそこそこマシな面皮を持って生まれたが、幼い頃から「お父さん似かな」と言われるたびに複雑な濁りを抱えてきた。誰かが父について話すときには必ず母の顔が浮かんだ。日本人離れした顔と骨格のせいか、会う人も会う人もきまって父を褒めちぎる。そういうルールでも強いられてるみたいに。馬鹿の文句みたいに。母は母で一見百合のような品が目を引く楚々とした人だったが、身の内はおぞましい憎悪に食い荒らされてボロボロだった。母は父を愛しながらも憎んでいた。人生の半分以上をかけて、とてつもない労力と破滅的な執着でもって憎んでいた。
∴
母の気に障るようなことをしたときにはよく「パパみたい」と害虫を見るような目を向けられた。「そういうとこ、そっくり。絶対ママに似たんじゃないわ、ママなはずないわ」口癖のようにそう言った。あんなに父のことを嫌うんだから、父に似ているわたしのことも憎んでいるにちがいない。事実、母はいつも冷たかったし怒ってばかりいた。笑ったり楽しそうにしている記憶がほとんど皆無と言ってよい。母との思い出として浮かぶ画といったらやはりいつも怒鳴られているか、つねられたりぶたれたりしているか、冷たい目で見下されているかのどれかだったが、唯一の例外として強烈に憶えているのは、母が泣きながら幼いわたしを抱きしめて揺すっている場面だ。当時住んでいたマンションの部屋の廊下で、母は怒っていたにも関わらずとつぜん声色を変えて泣きだした。わたしがなにかひどいことを言ったからだったと思う。(愛してないくせに、とかそんな類いのことを)母は否定した。否定するしかなかっただろう。泣きながら頬を擦り寄せ、頭を撫で、背中をぽんぽんと赤子のようにあやした。(そんなことはそれまでもそれからも二度となかった)母の思いもよらない急変に、わたしはよろこぶどころかゾッとさせられたことを白状しなきゃならない。きもちわるいからはやく解放してくれとさえ思った。廊下は暖色に灯って明るかったが、どこか白々しくて寒かった。母を愛していないんだろうか。幼心に疑念と違和感を抱いた。母を愛していない。冷たくされれば傷ついたし、褒められれば喜んだが(滅多にないことだった)母に特別愛されたいとも思っていないことに気が付いた。それはもしかしたら一種の諦念に近かったかもしれない。ただ居なきゃ困ると本能で悟っていただけで。(関係が改善した今でもわたしは、母がわたしを愛してるはずがないと思っている。当時のわたしのように、ただ面倒を見てくれる者が居なきゃ困るというだけのはなしで)それでも母はよく育ててくれたと思う。物心つくころには妹がふたり居た。育児と心労が原因で母はリューマチになった。母がわたしを見捨てなかったように、わたしも母を見捨てることはないだろう。
∴
わたしと母を繋ぐ暖かい記憶が一つあった。学生のとき、毎日欠かさず作ってくれていたお弁当だ。母のお弁当は彩りもバリエーションも豊かでクラスメイトに羨ましがられるような出来だったし、何よりおいしかった。当時は勉強が嫌いだったので、弁当を食べるために学校へ行っていたようなものだ。毎日毎日朝早い時間に起きてあれだけ凝った弁当を作ることがわたしにできるだろうか、できないと思ってしまった。母にとってはただの義務でしかなかったとしてもそこに費やされた時間と労力を考えると、わたしは母に抱きしめられたときよりよっぽど愛の価値と可能性について考える気になれた。空の弁当箱を差しだし「今日もみんなに褒められたよ」と報告すると、母はきまってすこし照れくさそうにした。
∴
母から得られないと思っていた愛情は統合失調症の叔母と父方の祖父から惜しみなく注いでもらった。父はキレやすくて恐かったが(昔はよく殴られた)母よりは愛情を示してくれたし物知りだったので、どちらかといえば懐いていたほうだった。外皮だけは愛嬌があったので、親戚からはとにかく可愛がられた記憶がある。とくに祖父には溺愛してもらった。一緒にいろんなところへ行ったし欲しいものは基本なんでも買い与えてもらった。公園の鳩を飼いたいと言えば素手で捕まえようとして管理人に叱られた。母の病気を理由に祖父の家で過ごしていた時期には、わがままを言って毎週ディズニーランドへ連れていってもらった。夜眠る前には足をマッサージさせた。そこまでしてくれる祖父のことをわたしも世界一愛した。ともだちに、ぜんぶのニンゲンのなかで誰がいちばん好きかと訊かれたら、父でも母でも妹でもマミちゃんでもケンシロウでもセーラームーンでもなく「おじいちゃん」と答えた。祖父はわたしを怒鳴ることも殴ることもしない。だいぶ甘やかしてもらったと思うが、おかげでわたしの精神の天秤はうまく保たれたのかもしれない。そこそこ健全に、そこそこ中途半端に、手に負えないほどには歪まずに済んだのかもしれない。家に帰れば母はキツかったし、両親はいつも喧嘩ばかりしていた。祖父の存在も過ごした時間もどんなにか救いだった。祖父がくれたのは愛情だけではなかった。思い出は時にわたしを勇気づけ、励まし、強く生かした。よく一緒に通ったあの銭湯も、鳩を追いかけまわしてどんぐりを拾った公園も、今はもう記憶と数枚の写真の中にしかない。以前は巨大な軍基地のようだった団地地帯だが、一度すべて均され、現在は立派な女子医大の姿となって、住宅街の真ん中に鎮座している。
∴
子供のころ、祖父の次に好きだったのが叔母のマミちゃんだ。マミちゃんは母の妹で、話によれば高校生のときから軽度の精神障害を患っていた。そうと知らされたのはわたしが小学三年に進級し、転校の準備も済ませてそれまで住んでいたマンションから新築の一軒家に越したタイミングだった。というのも母方の祖母とマミちゃんも一緒に新居で暮らすことになった為だった。これが地獄の始まりだ。越してくるまで二人は鹿浜の小さな団地に住んでいた。祖父の家と同様、ときどき遊びに行ってはきまって熱烈な歓迎を受けた。「マミちゃんち」へは大抵、母が運転する車で向かった。ちょうど到着するころを見計らって、マミちゃんはいつも玄関の外で出迎えてくれていた。妹たちと競うように階段を駆け上がり、直線の廊下へ出ると、そこには必ず満面の笑みで両手を広げるマミちゃんの姿があった。マミちゃんはわたしたち姉妹を痛いほど抱きしめ、おまじないのように「カワイイ!アンタたちってばもうかわいくてたまんない!大好き!」と言った。生真面目で神経質な母とは違い、太陽のように明るくてよく笑う人だった。(しかしその皮一枚の下には壮絶な傷と痛みを内包していたんだと今ならわかる)それに美しかった。当時はスレンダーで長い髪をいつもポニーテールにしていて、横顔のかたちが完璧だった。何時間だろうと全力で、まるで対等な親友のように遊んでくれるので、わたしはしょっちゅう「マミちゃんがあたしのママだったらいいのになあ」と思ったし、実際に言ってみたこともある。「えーっ。うれしいっ」とマミちゃんは頬に両手を当てながら笑って、すこし泣いた。ほんとうはずっと自分の子供が欲しかったのに、諦めざるをえない事情があったのだ。
∴
マミちゃんはちゃんと薬が効いていて調子のよいときであればいたって普通で、とても病気の人には見えなかったし、誰も彼女をそんなふうには扱わなかった。夏になるとよく近くの都民プールへ連れていってもらった。祖母とマミちゃんとわたしと一個下の妹とで、炎天下の中を自転車で移動した。わたしがマミちゃんの自転車の荷台を陣取り、妹は仕方なく祖母の自転車へまたがる。(妹とはいつもマミちゃんの取り合いになった)こっそり舌を出すわたしを、妹は恨めしそうに睨みつけていた。その日、マミちゃんはタイトなタンクトップにショートデニムを履いていて、スタイルの良さが一段と際立っていた。ポニーテールが風に靡いていい匂いがした。祖母は漕ぐのが遅いので、タコさん公園を過���たあたりで振り返ると、いつも人差し指ほどのサイズになっている。「おばーちゃんはやくこいでよ!おいてかれる!」と文句を言う妹の声が、水の中みたいにくぐもって響いた。わたしは夏の空に向かって大口を開けながらケラケラ笑った。プールではしゃいだ記憶より、そんな道中のほうが何故かよっぽど印象に残っている。
∴
一緒に暮らすようになってから、マミちゃんの病的な面が著しく可視化できるようになってきた。それは妄想に始まり主に攻撃性となって放散された。以前にも何度か片鱗を見たことがあったが、気に障るようなことをした自分がぜんぶ悪いにきまってると思って反省してきた。だって大人は間違えない。大人が言うことはおおむね正しいと信じていたからだ。彼女がそういう病気と知らされてからもいまいちしっくりこなかったしよくわからなかった。リビングでテレビを観てるとき、玄関で愛犬のベルと戯れてるとき、部屋でひとり絵を描いてるとき、彼女はとつぜん傍にやってきて「バーカ」やら「死ね」などの暴言を吐いた。耳元に口を寄せて、まるで秘密をささやくように吐いた。そして何事もないように(わたしがキョトンとしているあいだに)去っていった。必ず母や他の大人がいないときを狙った。統合失調症は未だ原因が解明されていないみたいだが、多くの患者に共通するのは異常な被害意識だ。些細な物音や笑い声や視線に怯え、自分が攻撃されているものと思いこんでしまう。彼女の場合もそうだった。次第にわたしを敵視し、悪魔と近所の田中の子だと信じるようになる。(近所に田中はいない)毎日のように悪口や嫌がらせを浴びせられた。自室のドアの前で長時間呪詛を吐かれつづけたこともある。(トイレに行けずそのまま漏らした)矛先は基本わたしに向けられ、そのぶん妹たちばかりを露骨に可愛がるようになった。調子の良いときは普通だったので、やたらご機嫌にお菓子をくれたり昔の思い出話を聞かされたりした。「お花とお手紙くれたの覚えてる?うれしかったなあ」「動物園でアンタがバイキンマンのぬいぐるみ落としちゃってね、後ろのお客さんが拾ってくれてね、」「ほんとに昔からかわいくて、やさしくて、大好き」なんて言っては涙ぐむ。そんな調子にころころ機嫌が変わるので、未熟なわたしの心は戸惑い振りまわされた。毎日毎日、彼女の機嫌を損ねないように脅えて過ごさなきゃならなかった。しかしわたし自身がどう気をつけたところであまり関係はなかった。彼女にはしょっちゅう幻聴が聞こえていたのだから。家に居るあいだはなるべく音をひそめて自室に閉じこもった。彼女がコンビニなどへ出かけた隙に急いで一階へ降り、食料や飲物を調達した。新しい家も町も学校もなにもかもが気に入らなかったが、愛犬のベルと隣家に住む同学年のノゾミの存在が救いだった。ノゾミ。希望と書いてノゾミと読む。わたしのノゾミ。反抗期に入り、わたしもやられっぱなしでは我慢ができなくなっていた。さんざん堪えてきた。一度、友達との交換ノートをビリビリに破かれているのを見たときには、さすがにブチギレてしまい、衝動のままに殴りかかった。まだまだガキだったので返り討ちにあった。祖母はいつも彼女を庇ったし、母は鬱陶しそうな顔で「仕方ないでしょ」としか言ってくれない。仕方ないのはわかってる。わたしはただせめて「そうだよね」と共感してほしいだけだった。慰めてくれとは言わないから、ただそれだけだった。父は叔母の件については一切我関せずだった。さりげなく相談してみたこともあったが、まるで聞こえていないかのようにダンマリを決めこむ。一対一で話しているのに、うんともすんとも言わないのだ。自分に都合の悪いことはいつもそうだ。わたしはそんな父という生き物のことが本気で理解できなかった。理解できる人のほうが少ないだろう。ほんとうに人間なのかと疑うことすらあった。実はロボットか宇宙人なのでは?成長するにつれてわたしはあまり家に帰らなくなった。汚い町を友達と夜遅くまではしゃぎまわった。警察に何度か補導された。家にヤベー女がいるんですと説明すると、若い警官は言葉の意味がわからないみたいに「ハハハ」と苦笑した。そしてあるとき、わたしはあの女を殺してしまおうと決意した。
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これまで購入した最も高い (家や車ではなく) 私物は何ですか ?
パソコンだと思います。購入したのは、3年ほど前ですが、とても緊張しましたことを覚えています。文章を書くことは好きだったのですが、タイピングをしたことがなかったので、指の配置だったりを覚えました。結局は、打っていればブラインドタッチができるものなので、わざわざ、タイピングの練習をする必要はないのだと気がつきました。 アップルの純正のメモの出会ってから、日常のことをまとめるようになり、1週間で記憶に残ったことや読んだ本、見た映画、普段からメモを取ることが癖だったので、自分が何を考えていたのかをまとめるようにもなりました。 私が買ったのは、16万円くらいしましたが、それでも購入して良かったと思っています。自己投資に使うお金は、惜しいとは思わないので自分が成長できるようなものにお金を使いたいですね。 単価ではなくて、今まで一番お金を使っているものを言われたら、本だと思います。ブックオフで綺麗なも…
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交流 與 對練
Ta Lives in Hong Kong Sep 21, 2024, 10:54 PM
Ta 你好
Sat 10:40 PM
Ta 您好,您是摄影家
You sent 不是
Ta 我看好多照片,您又有艺术家气质 不是摄影家,也是研究艺术的老师
You sent 過獎了;how are you, my name is Vincent, 76 yo,Married,Taipei city, now live in Canada.
Ta 好的 您忙
You sent 現在還好,只是快去睡覺了。
Ta
对哈,加拿大现在已经半夜了
You sent pm 10 : 47
Ta 好的,那就不打扰您休息了
You sent 舞悦天 生活舞蹈 陳秀玲老師
姑娘先看這個 : 遼 尉 臣 筆記 — 台 灣 情 熱
Ta
台湾人的生活很休闲 很舒适
You sent 怎麼可能休閒呢?要吃飯的。
Ta 感觉好像台湾人每天都在爬山、钓虾、各种读书会、交流会
可能是因为台湾民选,福利好吧
You sent 不可能 ;弄上來的當然都是休閒日子。
Ta 言之有理
You sent 制度比較合理,人也熱情是真的。
Ta 不忙的时候才会发题帖子 感觉台湾和福建虽然文化相近,但是台湾更具人情味一些
You sent 農事畢,讀書甚香-躬耕南陽嗎?
Ta 写这首诗的人,可能您不喜欢
You sent 不清楚
Ta 哈哈
You sent 誰?個人道行深厚,不喜歡不容易,會提供意見是真的。
Ta 这个人,湖南人
You sent 只知道是騾子
You sent 怎麼遲疑呢
Ta 他姓毛
You sent 啊。怎麼說呢?開國有功,治國有罪。也是文化產物。好在早早 魂歸西山。
Ta
台湾这边,应该没人喜欢他吧,故而迟疑
You sent 台灣人懂得不多,只能說是教育產物。中國道統,原本不夠精緻, 倒是政治很多。
Ta 台湾人,很懂生活 生活得很精致、健康
You sent 是中國反常而已。
Ta 没有办法,这边走的是高积累,低福利
You sent 整個有問題
Ta 我很想听听老师高见呐
You sent 找些舊文給妳。不是推廣,而是談到這個崁站。
You sent 抬頭一看,姑娘令人心動。唉
Ta 为何叹气呢?
You sent 這個先給妳 :Hi, how are you, my name is Vincent, 76 yo,Married,Taipei city, now live in Canada.
Ta 这是?
You sent 自我介紹
You sent 中國文化 與 霸權意識
Ta 老师观点,在大陆不可能看到
You sent 那不是我。
Ta 果,开阔眼界才能看到百花齐放 百家争鸣
You sent 共厝的 中華民國 與 台灣
遼 尉 臣 筆記 — 天 朝 中 國
Ta 不过,我也知道,1957年,为何会掀起“反右”斗争了呢
You sent 毛爺爺 - 都過去了 !
遼 尉 臣 筆記 — 種族歧視 人類天性
Ta 可惜啊,没有机会与这位先生相逢
不然,小女子以区区二本的学历,不自量力,想和这位先生辩一辩
You sent 好
Ta
不知,是否是先生所作 ?亦或是先生好友 ?
You sent 葉海煙教授那篇我寫不來。
Ta 先生应知胡适之
Ta 我就以他入题吧
You sent 姑娘,我程度可沒那麼高,任何書籍只是看個前頭而已。應該是 找錯人了。我以前職業是銷售員。
Ta 啊
哈哈哈
Ta 乌龙呢
Ta 对不起,说了这么久,还没有自我介绍,是我失礼了抱歉
鄙姓熊,思琪
You sent 熊小姐您好,請多多指教。個人的一些感思純屬興趣,沒事上臉書,消遣度日,大多是抄書、翻譯,供日後子弟睹物思人而已。
Ta 请问,老师如何称呼呢?
You sent 不要叫我老師。我是廖惟誠,自幼小名是阿飛。當時沒人知曉有 其他意思。
Ta
那,我就僭越了,称您廖大哥 ?
You sent 客氣
Ta 廖大哥在加拿大,异国他乡,肯定会思念故土吧
You sent 散淡之人,能活著就不錯了。大約兩年回台灣一次。
Ta 和夫人、子女,舉家移民 ?
You sent 31年了;當時流行。
Ta 31年前,那很久了
You sent 兒女從小學到現在各有家庭、子女。妳這個年紀應該與我女兒相當。
Ta 那是我才八歲呢
Ta 所以說,稱呼您大哥,是我 jian' wu fa
僭越
You sent 沒事
Ta 嘻嘻
楓葉國,聽說也是福利非常好的國家
You sent 妳的定場詩不錯。
( 何須淺碧深紅色,自是花中第一流 )
Ta 很多華人在加拿大
Ta 廖大哥見笑,葉公好龍而已
You sent 很多,我這條街不長,有 5、6戶。妳在香港 ?
Ta 这是当年,我前夫追求我的时候的甜言蜜语,出自我第二喜欢的
词人李清照
Ta
嗯,我的家乡在贵州,离婚之后,在香港工作
You sent 有戀愛過算是不錯啦。再找。不少香港人移民台灣。
Ta 对,香港空间狭小,生活节奏快
You sent 怎麼網上看大陸節目,很不少是貴州人。
一直不懂,同樣做事,過日子,為什麼香港老是節奏快 ?
Ta 竞争大
You sent 自找麻煩 ?
那裡都競爭啊
Ta 人才流入 香港不同 竞争不是激烈,是惨烈
而且,从外面进来的人,谁愿意被打败呢 ?都是积极进取的人才, 导致节奏越来越快
You sent 人才很難說 ;一般職缺並不需要多大的才幹,可能是排擠有關係。
香港在早年是一等地。到了 60年代的五月逃亡潮之後也還是光鮮
亮麗。或許是沒有政府真正用心為香港打算所造成。
居處狹小,人人為稻糧謀,實在是輕鬆不起來。我看妳也是早早
走人才對。
告訴我,妳們文科都讀什麼 ?
老實說,我是喜歡看雜書而已。不學無術是真的。
Ta 廖大哥自谦 思琪 平时也爱看书 尤其历史 佛学
You sent 果然歷史,應該常來讀詩。在性格上,任何宗教都不容易進入,不知
好還是不好。今天真是結識了一位飽學之士,很高興。
Ta 哪里饱学,廖大哥见笑
You sent 先睡覺去了,其實比較喜歡時事,再談。
Ta 廖大哥,有沒有用賴 ?
You sent 不好意思,我只用臉書。
Ta 那好的,下次聊 祝好夢
You sent 台 灣 情 熱
Sun 10:26 AM
遼 尉 臣 筆記 — 藏書家 的 心事
遼 尉 臣 筆記 — 口壘寨子
遼 尉 臣 筆記 — 絕妙好辭箋
遼 尉 臣 筆記 — 日 本 大 勢 三 轉 考
遼 尉 臣 筆記 — Golf History
遼 尉 臣 筆記 — 詩 的 欣賞
李義山詩析論
You sent 紅樓夢 各家談
Ta 開談不說紅樓夢,閱盡詩書也枉然
You sent 蒐集癖而已,勿見怪
Ta 這有何見怪呢?
You sent 看書也是蒐集而已;可惜啊,天生不是讀書料,雜書作秀過晚年
You sent 上面貼的都是台灣生產;姑娘有沒有去找葉教授比劃比劃。
Ta 收集書籍,未必不是風雅
Ta 我很想向葉先生請教
You sent 風雅不是學問 ;那就去啊,教學相長,妳剛開始不也這個意思。
我是蒐集,有一個好處就是妳喜歡的,可以看到五花十色的世界。
不是這麼說嗎 ?-日後供子弟瞻仰。
You sent 大陸古書大概不容易見到了吧?
Ta 我沒有找到連接 哈哈
You sent 我試試
大陸古書,在“文革”中,損失大半
我收了五六套
葉海煙教授 - 搜尋 圖片
Ta
都是什麼典籍呢
You sent 水滸傳、金瓶梅(新版線裝)、三國演義、古文辭類簒、楚辭、
蘇東坡等。
Ta 蘇東坡 ?
Ta
這個,可否拍一下,讓學生一覽?
You sent 沒有手機、照相機
Ta 遺憾
文革除四舊毀了很多。
Ta 我家当年,有一幅任伯年真迹,毁了
You sent 可惜;不過必需習慣,弄破幾件真假不知的瓷器,後來轉變想法,
不執著。
You sent 再送些翻譯的日本東西,不是高古,讓妳從故紙堆中,探頭出來。
Ta 说到这让我想起红楼梦中的一个典故
You sent 聽一下
Ta
晴雯撕扇
You sent 我自己查
有了,一下子看
端木蕻良:晴雯撕扇小析_爱思想
晴雯撕扇 - 搜尋 影片
You sent 下次回台通知妳。
遼 尉 臣 筆記 — 重 機
遼 尉 臣 筆記 — 小孩 與 自然(一-五)
Mon 6:11 AM
Ta 廖大哥
You sent 何事 ?
Ta 我還是找不到這位教授
Ta 好尷尬
You sent 是說 e-mail 給他,他沒回嗎 ?
Ta 沒
唉,不吐不快啊
Enter 沒回 ?還是沒打 ?
Ta
沒回
You sent 有可能。亂猜一下 ;你們的不同,可能來自所處體制有關。對
一個爭議事項,一般是不打交道,因為不可能有結果,到後來
成了意氣之爭。
Ta 不會
Ta 民族大義
Ta 絕非個人之爭
You sent “民族大義”-這是爭議起點。
Ta 我知道
【 進入本番(HonBan)】
Ta 很多人,認為現在的中國不民主,不自由
You sent 這的確是現在外部的看法。
Ta
認為鐮刀斧頭政黨,蹂躪百姓
You sent 這個很複雜,無法三言兩語說清楚。不過源頭在於中國現在的富有,
與船堅炮利,以及百年怨屈,不再屈就。
( 開始對練 ) Ta 其實,我也是百姓 但我不認為應該將選票交給百姓
You sent 中國的確以中央統治為佳,不適合西方的民主體制。
( Big Thumb )
Ta 其實,我也是百姓
Ta
但我不認為應該將選票交給百姓
Ta 讚 百姓愚蠢 ! 今年,居然有人大代表提出全民免費醫療
Ta
廖大哥,果真有識之士
You sent 台灣做了壞榜樣。錢多少還是要繳。
Ta
如果大陸向西方學習,全面西化,首先受苦的,就是百姓
You sent 首先,大陸就不能與西方經濟往來。
Ta 可以啊
大陸的經濟命脈,掌握在國家壟斷大企業手中
而且,我們的科技進步,有目共睹。每年150萬本科生畢業,
30萬碩士畢業,10萬博士畢業
You sent 制度好就必須自食其力,否則就是被卡脖子。集權政府一切歸中央
管控是很自然的思考。
Ta 被卡習慣了,哈哈 從蘇聯開始
不是一路被卡過來的嗎
You sent 大陸科舉思維的結果 ;要想,既然能夠自力更生,還要借助外力,
一路被卡,絲毫不奇怪。其實被卡脖子,是從 “中國倔起” 才開始。
Ta 他們,怕了 百年屈辱
男子為奴,女子成為胯下玩物
他們怕中國崛起,反攻倒算
You sent 不太可能
“男子為奴,女子成為胯下玩物” - 要去想它的前因後果。
Ta 等我查一下那個事件,明天再和廖大哥說
我今天工作一天,腦子不靈光了,慚愧
You sent 好
Ta 就是百名國軍家室,軍調是,被集體輪姦
You sent 大大小小,相同事件應該很多,文化品質不佳,中國需要
“文藝復興”。
You sent 去看中國經典小說,無一不與政治和色情有關。
Ta 贊同
You sent 所以不要責怪,應該思考如何改變。其實你剛剛那句男子為奴,女玩
物;姑娘有所不知,從亞洲第一個改革開放的日本、台灣,無一不是
如此。可能沒有基督教的關係。
You sent 五十年前的台灣,真的是 “春城無處不飛花”。
其實食色性也。西方不是沒有,成為一大產業比較少。
去睡吧��不打擾。
遼 尉 臣 筆記 — 從敕使街道 到 華燈初上
照好了,得六張,只是無法上網,只能等我兒子。
遼 尉 臣 筆記 — 關於 The Price of Inequality
遼 尉 臣 筆記 — 赫遜河畔 談 中國歷史(一)
遼 尉 臣 筆記 — 歷史 與 思想(一)
Thu 8:27 AM
Ta
抱歉,這兩天部門兩個病假,實在太忙。未能及時回覆訊息,
失禮,抱歉
Thu 6:14 PM
Ta
先生觀點偏頗,日本、台灣、香港經濟起步時,風月行業皆盛。中國大陸亦是如此,乃至今日。 但是,這不能同槍口頂在腦門上的媾和相同
Thu 6:51 PM
You sent 父老家貧是女子出現風塵的原因 ;從人道立場來看,其實是兩難。
Ta 這也是國民政府,丟失政權,就是這個原因
我外公,民國36年畢業的大學生 我家在安徽亳州,他親眼目睹,地主收租,收不上來,拉著佃戶老婆就進屋你說,這個佃戶,不反如何 ?
國民政府以沿岸中產階級為主,占大多數工農群眾則為共產革命席捲。
You sent 如今,話說從頭了。 Platform BC: 15s "Better at Spending"
Ta
潤之先生作《湖南農民運動調查報告》中,明確指出。中國的革命
力量在農村在農民、中產階級,小手工業者,從經濟上依附於官僚
資本、帝國主義資本,所以,只贊成溫和的社會改良,而不是暴烈
的武裝革命
You sent 當年大多數人除了感受,不懂這些理論。
Ta
富農 中農 工人中的富裕者,在生活能夠得到滿足時,反對革命。而
生活下降乃至無以為繼時,又支持革命,這是革命的中間派
You sent 這些都過去了,現在面對的是新形勢。
Ta 中國革命,只能依靠貧農、佃戶和真正的無產階級。他們迫於改變
現狀,支持革命
Ta 現在依然如此
You sent 方法呢 ? 要靠美國,令政權日漸崩毀,民間自尋生路,由美國、 台灣、日本,在一旁相助。有個新中國聯邦,好像已被滲透。
Ta 如果順利,我們這代人再付出20年代價,中國就可以和平崛起,代替 美利堅合眾國,成為世界領袖。
如果不順利,對抗中無法發展,甚至窘迫。那還有一條路可以走
You sent 不可能,無意義。
Ta 學習蘇聯,再次意識形態輸出,然後,擴張 別無他法 刀口不能再次向內了
You sent 能輸出早輸出了。
Ta 從1953年開始,擺在潤之先生面前三條路 第一,依附蘇聯 換取援助 快速工業化
You sent 不是說沒意義了嗎 ?
Ta
中國經歷了兩次刀口向內
You sent 找錯師傅
Ta 第一次,蘇美爭霸,中國沒有喘息餘地 只要中東產油國,願意同中國石油 — 人民幣結算 只要烏克蘭再打三年 就是天賜良機。
第二次,美國一家獨大,中國只有招架之功,無還手之力 這一次,不能再刀口向內了
我前夫,曾談過這問題 我說,如果真的陷入中等收入陷阱,該如何 ?
You sent 沒注意歐洲艦隊巡行海峽 ?
Ta
答曰:越過喜馬拉雅山,打過恆河,那裡有14億廉價勞動力
You sent 中等收入陷阱 是中央集權的後果。
Ta 巴西 阿根廷 都是民主國家一樣陷入
You sent 花你的錢而已。
Ta 中國不搞中央集權,才是發展不起來
最簡單的,貴州修路這一個事
You sent 有可能
Ta
貴州出1000億,北京出4000億,廣東出了6000億 12年時間
You sent 其實中國的複雜很難想像。
Ta 如果不是社會主義制度,貴州這路,靠貴州自己的力量100年我 懷疑能修好不
You sent 有不少建設是多餘的。
Ta
不多 先生到過貴州嗎 ?
You sent 沒有。
Ta 風景好,但是,當年老百姓生活真的難
You sent 妳講的是發展就是硬道理。
Ta 貴州,一畝地的勞動強度,是平原一畝地勞動強度十倍
You sent 修橋鋪路與經濟發展沒有必定關聯的邏輯。
Ta 必然
當年,貴州大旱,湖南、廣西支援貴州 各種物資,靠軍隊手挑肩扛送進大山
You sent 西藏、新疆呢 ?
Ta 這麼說,從湖南進貴州,不亞於從青海進西藏
You sent 修橋鋪路是必需,主要要靠內力以及中央補助。。
Ta
貴州靠廣東 貴州修路,廣東財政吃緊,哈哈
You sent 詳情不了解,我無法談。
Ta 上海幫雲南
廣東幫貴州
浙江幫的好像是青海
反正,強省必須對口幫一個省
You sent 頭痛醫頭,腳痛醫腳。
Ta 只要執政黨不犯大錯,中華復興就在眼前
再20年
You sent 倔起了。
Ta 我說最簡單的,全世界最掙錢的企業,先生說是哪家 ?
You sent 中華( ?)復興。
Ta
國父所說“天下為公”指日可待
You sent 不在中國。
不了解天下為公是何所指 ? 妳聽懂了嗎 ?
Ta 大道之行也,天下為公,選賢與能講信修睦
使人不獨親其親,不獨子其子
You sent 幾千年了,還在講。
Ta 使老有所終,壯有所用,幼有所長
鰥寡孤獨廢疾者皆有所養
You sent 西方做得不錯,沒這些文章。
Ta 西方 ?西方做得不錯 ?
他白宮地皮下面,不知多少印地安人的骨頭,多少黑人的血淚呀 !
殺了人,拔了皮,吃了肉,拆了骨頭,來說自己殺得優雅?
You sent 那是歷史 ;現在大家拚老命,走線要到美國,其實加拿大比較好。
Ta 如果沒有社會主義運動如火如荼,沒有毛澤東,卡斯特羅,切格瓦納
這些革命者,資本絕不會讓步
現在西方民眾享受到的,恰恰是共產運動的紅利
如果資本真的善良,就不會有納粹的崛起
如果資本真的善良,就不會有《國���歌》
You sent 卡斯特羅,切格瓦納,這些國家就是起不來 ;中國靠勞力發了大財,
現在被卡脖子。
Ta 卡啊,從來就沒有救世主,也不靠神仙皇帝。中國人,靠自己的力量,
完成了兩彈一星聯合俄國自救。
中國人,靠自己的力量,搞出了量子計算機
中國人,靠自己的力量,搞出了北斗系統
You sent 美國留學生。
Ta 中國人,靠自己的力量,搞出了登月計劃
中國人,靠自己的力量,搞出了電磁彈射
中國人,靠自己的力量,搞出了麒麟芯片
You sent 後來美國發覺這些事情意義不大。
Ta 那,什麼才有意義 ?
靠美元霸權收割全球才有意義 ?
再過20年,我們炎黃的子孫,會在這塊土地上證明,我們,仍然是最強
You sent 霸權要有條件 ;幣值穩定,體量夠大,為各國接受。
Ta 穩定 ?夠大 ?各國接受 ?
只要第六次中東戰爭打響,他美利堅4個手指頭,我想看看他怎麼
按住五個瓶蓋
他別露敗象,露敗象,就是他霸權崩塌之時
只要金磚國家使用人民幣
只要中東產油國,願意同中國石油 —— 人民幣結算
只要烏克蘭再打三年
就是天賜良機。
You sent 經濟事項很複雜,和政治也有關。金磚那些教化子 ?
Ta 有資源,有市場,有工業體系,有何不可 ?
神,不能流血。流血的,就不是神了
You sent 內陸各處機要已被鎖定。
Ta 鎖定 ?
Ta
先生,我高看你了
You sent 待機而發。
Ta 美利堅和英法不同 新殖民體系,和老殖民體系不同 但是,哪裡有壓迫,哪裡就有反抗 中東就是例證 中東這次車輪戰,就是持久戰
You sent 那些文字都太簡略。
Ta
哪怕是台灣,他美軍想救也救不了 三艘航母,不走台灣,留在渤海。美軍南下,航母北上,丟棄台灣, 直取日本
攻敵不得不救
You sent 美國有可能未開戰,無預警的侵入中國。
Ta 又如何 ?
中國的戰備,從來不是針對他美利堅
繼續維持共黨統治。
中國戰備,從來都是孤立無援狀態下,打一場面對列強的自衛戰爭
共黨統治,並無不妥
最起碼,中國現在人人豐衣足食
最起碼,主權完整
他共產黨不好,百姓自然會反
You sent 別人都縮衣減食 ?
還缺一塊台灣。
Ta 我們自己過得好不好,不需要別人來告訴我們
不知道哪裡來的自信如此傲慢 !
現在民間武統聲音如此高漲,新華門一直克制。
( You sent 不要台灣嗎 ?)
中國民間,就兩塊心病。台灣,日本
Ta 武統 殺光不赦
You sent 習近平應該推翻。
Ta 換誰 ?
那些給美國人搖尾巴的狗 ?
還是那些背典忘祖的敗類 ?
共產黨執政,是當年4萬萬人的選擇
You sent 中國人才很多,還必須經過一些拳腳 ;薄希來復活 ?
Ta 得國既正,未失民心
何來推翻 ?
這種言論,居心叵測,不是壞就是蠢
這種言論,無非想挑起中國內鬥
You sent 頂下來。其實習近平最好。
Ta 遲滯復興進程
他挺好,抓貪官,搞一帶一路獲得石油,聯合俄國,得到各種資源
You sent 所以覺得很好的原因。
Ta 即便是專制,中國需要的,不是民主,需要的是強有力的領導人
強敵環伺,不能臨陣換帥
民主?白痴才說中國需要民主
You sent 我沒說
Ta 就這些字都認不全的人,不能掌握選票
他們掌握了選票,中國大難臨頭
You sent 〉〉難以想像的是 “戰狼” 有朝一日一旦翻轉而走向理性、清明,繼續維持現狀 “中華民國” 的台灣將陷入政經菁英離去,空洞化等前所未有的困境。〈〈
Ta 中國民國,可能只是島內的一場春夢
他新華門不出兵,不說十四億,起碼十億人不答應
北京權威媒體,已經出現了“加快國家統一進程,實現中華民族 偉大復興”
Ta 加快
You sent 十億人一人灑一泡尿,台灣就流走了。
Ta 以前,我個人支持和統
現在,我支持武統
You sent 我也贊成武統。
Ta 全國人民,和統聲音基本沒有,開始在社交媒體上罵娘,要求
新華門出兵
You sent 習老總壓力來了。
Ta 和統,需要花100到 200年,才能有認同感,才能徹底消除獨立
的思維
太麻煩
直接出兵,24小時解決
You sent 洗地比較快。
Ta 現在台獨鬧,敞開鬧。不鬧,縮著,還不好找,還揪不出來 鬧就對了,怕的是不露頭
You sent 窩裡反了。
Ta 只要露頭,就有目標
處理就會輕鬆很多
You sent 先割包皮。
Ta 對
You sent 軍事政變。
Ta 哪裡
You sent 新華門
返台時,邀妳來觀察地形,以及不能說的秘密。
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翁立友-不能講的秘密(官方KTV版)
王識賢&孫淑媚《雲中月圓》官方MV
遼 尉 臣 筆記 — 新閉關時期 與 英法聯軍
蔡小虎-一生只有你(官方KTV版)
黃乙玲 - 人生的歌(台) Official Music Video
Ta 新華門,軍事政變可能性不敢說百分百沒有 微乎其微
中國的軍隊,不是國家的,是黨的
林彪當年那麼強,政變時調動一個排都困難
You sent 一、 不會打仗。二、中共如何下台。
如此而已
You sent 林彪元帥(一)
2024.02.23 高雄皇妃舞場 二.四 團隊所有精英.率遊覽車蒞臨 板橋新富客舞場.周五翅仔場舞聚.現場 翅仔探戈 實況錄影
Ta 我今年39,按照大陸的平均壽命,我應該還能活36年。我應該是 看不到的
You sent 很難說 ;36年太久,只爭朝夕。姑娘不用太操心,過快活的
日子就好。 開 經 偈 無上甚深微妙法 百千萬劫難遭遇 我今見聞得受持 未解如來真實意
You sent 生與死 老與少
Thu 10:16 PM
You sent (919) 原声带·严歌苓:出走半生,我的觉醒与幻灭 - YouTube
2024.04.04 高雄皇妃舞廳 二四團隊 周四 四月��生日大舞聚 翅仔恰恰梭現場錄影
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from ∄ ∄
virosa cupお疲れ様でした。14譜面中11位という結果に終わりましたが、個人的には納得のいく結果と感じています。
では今回は譜面のコンセプトなどを話すより先に感想返しをしていこうと思います。
非常に難解な曲ですが、その中でも頑張って展開付けを行おうとしている譜面だと思いました。 特に前半部分の完成度はほぼ完璧といっても良いでしょう。42小節からの対象マニアな展開や79小節目からのゴーゴー点灯など、曲に対して適切ながらも面白いアプローチが多かった印象です。
ですので後半部分がかなり惜しいなあと思ってしまいました。 まず97小節からのところでデフォルメしすぎかなと思いました。もちろんそのまま全部取ると大変なことになるのはわかるのですが、この譜面の場合音取りの基準がはっきりしていない影響か、かなり叩きづらかったです。音抜きするにしても主要な音は忠実に取ってほしいというのが正直な所です。
また119小節からの地帯も微妙に感じました。 曲の都合上緩急が大→小になるのはわかるのですが、それにしても前半と比べあっさりしすぎだと感じます。自分でも対案が思いつかないので難しい話ではありますが…
総じて、よくこの曲でこれほどの譜面を作ったなという感じです。 作譜お疲れさまでした。 →ありがとうございます!細かいところまで見ていただいたようで嬉しい限りです。
前半がとても良いだけに後半で勢いをかなり失ってしまうのが非常に勿体無いです。曲調がそうなるのでしょうがない点もあるかとは思いますがかなり大音符地帯以降ダレてしまう印象がありとても惜しかったです。 →ありがとうございます!大音符地帯というのは130小節からのことでしょうか?個人的には97小節以降の時点でダレるイメージを持たれるのを覚悟していたので反応としては意外でした。
前半から非常にクオリティが高いです。 114小節以降、個人的には最後に明確な盛り上がりがあればよかったと感じました。 →ありがとうございます!自分もそう思います...
今後の大会譜面の新たな可能性を感じさせる譜面だと思います。裏切られるかのような譜面構成で、テンションの落差が激しすぎてユーモアすら感じてしまいそうですが、徐々にリズムが崩れていく譜面の雰囲気がいい具合に作用していて、展開としてそこまで違和感はないです。アウトロに関しては無理やり音符を盛る形でひと展開作れそうなところを、その役割を138小節の64分音符ひとつに一任して、曲の雰囲気を損なわないというバランス感覚が凄いです。個人的には、このような構成の譜面に関しては、残りノーツ数がある程度推測できてしまうノルマゲージの存在がどうしてもネックになるのかなと思います(現状のTOTALでは、アウトロの時点でまだ展開が残っているのかと勘違いされかねないですし)。 →ありがとうございます!ノルマゲージの話については結局どっちの印象を抱いたのかはっきりしないのが悲しいので詳しく聞いてみたいです。このTOTALの設定についての個人的見解は後の譜面解説で話します。
全体的に配置が曲に対して曖昧で、"良さげな配置を取り敢えず貼り付けた"という印象を拭えません。 また序盤のギミックや点在する後ろのノーツと被ったスクロールも見づらく、単にプレイ感を損ねています。 曲の音と構成をよく聴き、丁寧に拾っていく意識をすると良いと思います。 →後半の崩れたリズムがそう思わせたのでしょうか...?是非この方と作り比べをしてみたいですね。
まず、つかみにくい音をまとめる高度な音取り技術が伺える譜面でした。 難解なリズムの音取りだけでなく、露骨過ぎない配色の工夫が高難度の複合に説得力を持たせています。 具体的にdkdkk kkdkd等、高音のkが上手く音をハマらせている鏡合わせのパート、69,70小節を筆頭に見られる同じ複合をベースにした肉付け等です。 強調する音を軸にした、肉付けの仕方がこの曲に演奏感を付与していて高い作譜技術を感じました。制作お疲れ様でした。 →ありがとうございます!複合に関しては先人が作った良譜面をいくつか参考資料として学ばせてもらった賜物なので成果として表れて良かったです!
複雑な音取りと視覚的な配色や配置の美しさが譜面全体にわたって両立されていて制作者の技量を感じられる譜面でした。スクロールや密度遷移も曲のポテンシャルを最大限引き出すものになっていると感じます。一方で序盤に多用されている急出現に関しては使いすぎかなと思いました。例えば54小節付近の急出現はスクロールの変化のみで十分場面転換的な役割は果たせているのではないでしょうか。プレイ面と鑑賞面どちらを取るかは難しいところですが…… →ありがとうございます!指摘を受けた点は難しいところですね。個人的には無音になるのでどうしても入れたいところではありました。
かなり大胆なカットをしましたね!!(もちろん点数には影響していません) それぞれのパートに特色があって、どのパートも埋もれてないのが非常に良かったです。 特に前半にあった鏡やゲーム的配置などがふんだんに織り込まれたパートは掴みとしても、プレイ的にも鑑賞的にも非常に良かったです。 反面、前半に密度や配色ネタなどが詰まっていたがために、後半でイマイチ盛り上がりきれないのが気になりました(音源上仕方ないところもありますが…) 特にラストのパートは、上の音を拾って凄まじいリズム難に仕上げられていましたが、個人的にはもっと土台を感じたいところでした。 →ありがとうございます!これフル尺なのでカットしてないんです...。ラストのパート、特にリズム隊と思われるような音は目立っていなかったので他に思いつきませんでしたが、燎原ノ舞みたいなことをやれっていうことでしょうか?
「dkkd」「kddk」や、それに準ずる派生形の配色を押し出すことによって、一見複雑なリズム・配色でありながら明瞭に統一感を出すことに成功しています。 終盤にさしかかるサビでは、それまでと対称的に透き通った雰囲気を、必要最小限の音符と強拍の大音符という素直な配置によって保っています。これは、前半や中盤での 複雑な配置配色に対するクールダウンとして最適な解釈をしていると感じます。
反面、その「dkkd」「kddk」の型が至るところに存在しているので、譜面の見た目が一辺倒になってしまっている感が否めません。 それが顕著に表れるのは97小節目からです。曲の展開が大きく変わるのに対して、直前までの配置と比較して目新しさが薄くなってしまっている感覚があります。ダイレクトにではなく、若干その香りをほのめかすように 配色を変えてあげると プレイヤー視点でははっきりとプレイ感の変化を与えてあげることができると思います。
また、sepiarecorders特有の音数の多さはあれど、前半で長めの複合が続くことが多く、前半にしては少々重いように感じます。鏡配置のパートや1サビの盛り上がりがとても良いので、その繋ぎとして打楽器をなぞってあげる くらいの音取りがベストです。
全体的な配置は、曲に対する最適なアプローチを選んでいたので、視覚的にパート間の差を広くすることで、更にプレイ感の向上が期待できる譜面でした。 →ありがとうございます!確かに手癖として「dkkd」「kddk」は多用しがちなので改めて気づかされたことでした。ここまで展開がガラッと変わるのであれば配色のベースも意識して変えた方がわかりやすいですね!積極的に取り入れていきたい意見でした。
いただいた感想は以上になります。たくさんの感想ありがとうございます。
では、続きまして譜面解説に移ります。
まず、今回感想で多くの方から「前後半が重→軽となっているのが気になった」という旨の感想を頂いていますが、これには3つの理由があります。 ・曲の構成上こうするしかなかった ・せっかくこういう曲なので試してみたかった ・敢えてこの構成にした この3つです。まず1つ目は感想でも気を遣っていただき言及されているので説明は省きます。2つ目ですが、次郎の段位をプレイしていてこう思ったことはありませんか?
「あれ?なんか中堅くらいの段位より序盤の段位の方がムズくね?」と。
今回この効果を活かせるか試すべく、97小節以降はスカスカながら難解なリズムを配置することで前半から密度的な勢いは落ち着いてしまうものの、難易度はさして変わらない様な構成を目指し作ってみました。 3つ目の詳細な説明については、他の解説にも繋がってくる話なので最後に話そうと思います。
そして、42-54小節の配色については、主に配色に定評のあるKawaJiN氏、すかい氏の譜面を参考に構成してみました。手癖で作るとどうしてもその辺りがぐちゃぐちゃになってしまうので...。先人様の譜面を参考にしながら意識的に作らないとなんとも綺麗には纏まらない譜面になってしまうのを避けたかったのです。55-64小節については、そこから徐々に面を増やしていくイメージで作ってみました。
TOTAL値については119小節頭、「あかいとけいのはり♪」というサビが始まって最初の音符でクリアボーダーに乗るように調整しました。曲展開的にはここでいいかなというのが主な理由ですが、ここについても密度遷移構成の3つ目と同じ理由があります。
それは何か。この曲は通過点でしかないからです。
この曲はとある曲の前半部分にあたる曲で、本来そちらを作り大会に提出したかったのですがどう頑張っても尺が収まらなかった結果、大会に提出するのはこの曲にしようと決めた経緯があります。その為本来出そうとしていた曲の存在を少しでも仄めかしたかったのです。その結果「重→軽という密度遷移構成的にはもう一度重が来そうな構成」「TOTAL値がノーツ数上ではかなり後ろにあり、もうひと展開来るのではと思わせるような値」という譜面になりました。TOTAL値に関しては、本当はノルマゲージに乗せたくなかったのですが、大会の規定上クリアできないといけなかったので仕方なくといった側面もありますが...。 他にも仄めかし要素としてTJAを下にスクロールしてみると...?
それでは皆さん、「From ∄ Glimmer ∄ to ∄ ∄」にてお会いしましょう。
以下、特に点数の高かった譜面です。 ・再放送(86/〇) ・INZM(85/〇) ・幽霊(84/〇)
ありがとうございました。
0 notes
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0921→0923
あっという間だった3日間。いつも寝起き悪い癖に土曜日はぱちっと目が覚めてソワソワしながら準備したな。ハナがもうこっちに来てくれてるのにすぐ会えないのが歯痒くてずっと時計見てたのは内緒。入口でハナを見つけた時、どうしよう、ずっと会いたかった人が目の前にいてそわそわして勇気出しながら入ったら直ぐに気がついてくれて。ぎゅってしたね、恥ずかしかった(笑)俺のためにしてきてくれたツインテールも、リップもメイクもお洋服も全部ぜんぶ可愛かった。豚丼美味しかったなー。移動中もずっと居心地よくて、じーってあまりにも見つめてくるからそこは恥ずかしかったけど。ハナとお買い物したりオムライス一緒に手伝って作ったりするのも楽しかったね。枝豆生まれさせるの楽しかった(笑)新婚さんみたいな、ははは。日常を共にすることってこんなにも幸せなんだなぁと思ったよ。少し度数の高いアルコールを流し込んで、ふわふわになって、ハナに触れて。ぽっぽして。俺より高い体温が心地いい。少しの身長差だからすっぽりフィットするし、抱き心地もよくて不思議だった。フシ��ダネ〜。
ひょん〜ってすぐくっつきに来てくれるところも、化粧しながらすぐ逢いに来てくれるところも、不思議だけど俺の全部がすきって言ってくれるところもぜんぶ、愛おしいよ。ハナとするからオタ活もこんなに楽しい。カフェも、おにぎりも美味しかったよね。パネル大きかったなぁ。香水買ってくる!なんて俺の事考えてくれてるんだなーって簡単なことじゃないのに優しさ滲み出ててそういうとこも好きってなった。ありがとうね。感受性豊かではあると思うんだけど、アイドル以外で誰かの歌を聴いて涙が込み上げたのは初めて(笑)ご飯食べながら泣いたのも…(笑)ハナと聴いてた歌だったからかな、上手だし感情が伝わってきたんだよね。こっちみて歌うのずるい。カラオケまで楽しいなんて。ハナが贈ってくれた歌を毎日聴いてる。何しても楽しいじゃん。あんなに名残惜しくて、寂しくなったのも初めて。いつも早く帰りたい、一人の時間欲しいーってなる俺が、離れたくないなんて変だ。新幹線のホームでぼろぼろ泣いて、手紙読んでまた泣いて。恋しくって、会いたくて。ハナってほんとにすごいんだよ。俺の心を動かすことができる人。ずっと手繋いでいられたのも幸せだったなぁ。ひょんといっしょするって、リップを買ってたのも可愛かったなぁ。ピアスも一緒に出来たし。ポーチもこれから増えるもんね。まだまだ増えるんだろうなあ。プリクラも沢山とれて幸せだった。毎日のように写真を見返しては会いたいなぁって思ってる。これからまだまだ色んなことしようね。ハナに会えて本当に幸せだったよ、それから、もっともっと好きになったんだ。ねえ、愛してる。この先もずっと、隣にいてね。愛してるよおやすみ。
0 notes
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「日本テレビ開局70周年記念舞台 西遊記」の所感
・日テレドラマ版西遊記の舞台ではなく、単体の舞台版西遊記
・演者さんがた最高流石すぎる 演技力によってキャラクターそれぞれが魅力的
・脚本のバランスとまとまりが悪い
・ギャグは面白い時と全くギャグ成立してない(笑いを呼べてない)時がある
・演出は舞台演出自虐メタネタが過分 舞台演出とそれを信じる観客を馬鹿にしたい?
・令和の作品としての仕上がりではない 昔の番組の再放送見てるような感じ
▼
2024年になってまで文化的表現者が「これしかできない」言うのはもうやめた方がいい
文化的表現者が"それだけしていれば世に一石を投じたこととなり、責任を持ち果たしていることとなる"わけではないし
所謂、謙遜文化としての言葉なんだろうけど、これしかできない、わけがないので
地震の話も出てたけど、じゃあ例えば支援をするだのなんだのできるし、それぞれ皆するでしょう
なのに敢えて「それしかできない」という表現をすると責任の放棄に聞こえる
この謙遜は今時もういらん
▼
'78版ドラマ西遊記の舞台版、ではない。
'78放映のドラマ版西遊記は、この記念舞台作品にほぼ関連がない。
ごくたまに思い出したかのように小ネタとして'78の要素が出てくるが、良い意味で気づかなくても特に問題はない。
一幕前半はアレンジを効かせつつも、比較的忠実に進行するが、三蔵法師が出てくるきたあたりで、流石に「なるほど"オリジナル西遊記ものの舞台"をやるんだな」という心づもりになる。
しかしその"オリジナル西遊記ものの舞台"としては脚本勿体なさすぎる。
全体的にとにかく脚本が勿体無かった。
役者陣の、抜群の演技力による登場人物の魅力、によって作品としての質が保たれている感。
脚本のテンションがスポットでは面白いが物語作品としてのバランスが悪くまとまりがない。物語を通して伝えたいことが分からない。
楽しさ面白さへの衒いない喜びより、惜しむ気持ちが強い。別の脚本でこの演者さん達で見たかった。
これほどの人達がいて、これほどに魅せてくれるのに、物語がこれかよと。
▼
作品としての筋として伝えたいことが分からない。
孫悟空と三蔵法師の関係性を中心にして、「異なるもの同士でどう相手を知り想い共に生きるのか」という物語かと思ったが、これは一幕で、悟空がお師匠さんと呼ぶことでほとんど描写し終えている。
三蔵は夢でも悟空のためにお札を剥がそうとするし、それができなくても悟空のために出来ることをしようとする。
相手が妖怪人間なにであろうと関係はなく、ただ目の前の相手に与える親愛や敬意があると、悟空が理解し受け止め、それを返すためお師匠さんと呼ぶ。
ということでこれはあくまでメインではなく、続く後半の物語で重要となる悟空自信の変化だと読んだ。
そのため、二幕で再開した牛魔王と孫悟空の、一幕との対比を観て、
「魔王と孫悟空をキーとして、往来と異なる別の場所に堕ちることも含めて、誰かが今とは違う理想や目指す場所を求めて、どう変化し何を大切にして生きてていくのか?」
という物語なのかと思った、が。
結局のところ妖怪は妖怪で人間は人間なのか?人間とは?と
それっぽいい感じのセリフも、物語の中で効いてない
紅孩児の「私は人間でいたい!」とか
今まで別に人間とは?妖怪とは?という話して無かったのに急に何?
「人間"として"生きていきたい!」なら分かるんだが
あの言い方だと「生き物の性質として、人間=理性的存在、妖怪=我を失って暴れるような存在、だからあれに成り下りたくない」と聞こえる
じゃあ自害まで選んだ牛魔王の想いはなんだったって言うんだ 貶めるな
その癖、非人間の鎮元子が結局トップ経って丸く収まりましたなので、鎮元子今まで人間とは違うから手出しできないつってたのなんだったんだよに 死んだ民衆への無駄死に感と、それに対しての「致し方なかったんだ」より「鎮元子はハナからそうしろや」が勝った
人間と、妖怪神仙などの違いをキーにするにしては、結局どう扱いたいのかさっぱりわからない 意味不明
牛魔王の民を想う気持ちにがあろうがなかろうが、愛するをものを失った悲しみを持って我を失い周りを傷つけるように、私はそうはなりたくないのだと。それを悔やみ死すら選んだ父親を見てすらも、妖怪は妖怪でしかないのだと。それから逃れるため人間として生きたいと?なんというか、人間という種族への賛歌?
じゃあ国の治世はどうするのか。肝心の人間様は居ないわけで……となったが結局ここでちんげんしである。
何年も国の有様に自分はそのような存在ではないと一線を引いた彼がここで選ばれる。
何で??????
結局のところこの作品の伝えたいこと、魅せたいことがなんなのかわからなくなってしまい、そのまま幕を閉じた。
▼
一幕でもやんわり感じてはいたが、二幕が特に恐ろしくギャグとシリアスのバランスが悪い。
登場人物がはっきりに「メタネタギャグをする登場人物」「手堅くシリアスな扱いをする登場人物」に分かれている。
後者である「牛魔王、羅刹女、紅孩児(+孫悟空、ちんげんし)」のが、作品から浮いている。
▼
個人的に演出で1番ツボにだったのは、八戒が夢を見ているシーンで、中華料理がとりどりサイネージ全体に渡りメニュー表のように並ぶところ。
演出に「おお!」と思ったのが筋斗雲にのって悟空が舞台袖にスライドしていくシーン。自分はこの演出に素直に感動したけれど、そこでいきなり「今、紐で引っ張ってなかった?」とメタネタを挟まれ、こちらが馬鹿を見た気にはなった。
舞台慣れしてるひとには見慣れた演出だからこのイジリは楽しめるのかもしれん。
演出はサイネージを非常によく使う。それほど使用するのに、サイネージの映像は、雑な顔はめ加工ネタとして消費される。そしてネタも繰り返され、ネタを噛みすぎて味がしない。
大道具やサイネージは客の想像力を補完する重要なのものなのに、それをいちいちイジる。
演出によって空間を信じる気持ちを、とにかく繰り返し、繰り返し削がれる。
閉幕後に、「ワイヤーでの飛行や大道具の移動を今時珍しく手動で行なっている」ことを座長片岡愛之助さんが仰って、担当した方々への拍手が起こる。
しかし「それに敬意を示すならば尚更、脚本でああまで舞台演出を繰り返しネタに貶めているのをどうにかした方が良かったよ」という気持ちで悔しく思いながら、敬意を持って拍手を贈った。
▼
キャラクターは本当に魅力的だった
全員に言ってたらキリないくらい
こんなにお兄ちゃん要素が強い孫悟空いるんだ 良すぎる 兄貴分というかお兄ちゃんなんだよな悟空おにいちゃん……
これは牛魔王との関係もあるがそれよりは三蔵があまりに幼い(?)からだと思う
おんぶとか
あんなに人生を楽しんでそうな沙悟浄初めてみた 厭世感が低い!一番に踊り出す沙悟浄!!??
女性口調のキャラがキレるとドス声になって怖い、は使い古されてるし令和的じゃないからやめたほうがよかったと思う 勿体無かった
"欲"が沙悟浄に分配されて、他にもコメディリーフが居る分八戒はややおとなしめに見えたな……落ち着いてるし
玉龍は舞台上にいる時ずっと可愛くてずっと面白かった なんなんだ
おかげでむしろサイネージネタは微妙
ドラマ版と同じで仲間たちが一緒にいてワチャついてるところが可愛かったのでもっと見たかった
▼Twitterで書いてた感想から引用
https://x.com/tobitori52/status/1746380292217282998?s=46&t=h4slQya3LMsqIYXXZIwVIg
テレビ局の70周年記念舞台の脚本ってこの程度の出来でいいのか……と思った
積み重ねた技術により作られた料理もそうでなく作れと言われたから作っといた料理も、デザートも主食も期限切れもか出涸らしも一切関係なく、全部同じ皿に盛って出されて、ウワ勿体ねえ…………みたいな…………
役者陣の500000000点の素晴らしく圧倒的演技力によるキャラクターの魅力の表現で作品の質が保たれ成り立ってる印象
ギャグは結構面白いがシリアスとのバランスが非常 に悪い そして場面転換が雑
とにかく脚本にまとまりがない伝えたいことも分からないで、作品/物語としていい評価ができない感じだった
どうせなら全面的に喜劇としてギャグ方面に舵を取ったほうが良かった気がするが、面白いギャグパートもあるけど7:3くらいで別に面白くないとかそもそも成立してないギャグもあったからそれもどうだろう
ギャグパートめちゃくちゃ面白いところはマジで面白い 個人的には玉竜のところは全部良かった
シリアスも感動も結構無理くり感があった 感動するところなんですねはいわかりましたって感動する感じ 感情が誘発はされない
それっぽいい感じのセリフも、物語の中で効いてない
後半は特に牛魔王一家をほとんどギャグ扱いしないせいで世界観から浮いてる ある意味メインなのに
ここのキャラはそういう担当なのね、もしくはギャグセリフ言う扱いできない立場なのね、みたいな
メタネタとは別に作り手側の事情が身透けてみえた気になって萎える
若い女性キャラの翠蘭が小生意気なミーハーとか、沙悟浄のよねだわ口調とかは、"令和版"とか謳う作品でわざわざやることか?
沙悟浄に関しては理由に全く説明がないので「なんだただのキャラの付けかよ」状態
しかし役者陣の演技がめちゃくちゃいいのでキャラクターとしてはすごく魅力的 なんだこれ
沙悟浄が所謂雑にオネエキャラ!!という扱いの描写が出てこないかヒヤヒヤしながら観てた
翠蘭に「イケメン!!!!あんたなら襲われてもいいよ♡」とか言わせる脚本なら全然やりかねない
女性キャラクターの取り扱いは全く今時じゃなかった 昔の作品のよう
演出なら悟空の戦闘パートで、対多人数戦のある余裕っぷりにより悟空の強キャラである説得力が出ててよかった
思えば棒術はあまりメインの映えにしてなかったようだけど、特に気にならなかったなそういえば
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