#当時はフリーブレイズ
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高橋一馬氏×河村正博氏2009年インタビュー再掲
カネイリ:まずお二人は八戸第二中学校時代一緒にプレーしていて、高橋さんが3年生で河村さんが1年生の時八戸の中学レベルでは最高位の全国大会準優勝をし、その後高校、関東大学リーグ一昨年まではアジアリーグで対戦して来ました。八戸出身のプレイヤーという事でお互いを意識する事はありますか?またお互いの印象を教えて下さい。
高橋:小学校の時から家族ぐるみで知っていて、正博の家に遊びにいった時、家に正博のお父さんが作ったゴールがあって、よく一緒に練習したり遊んだりしていました。それで自分も同じモノを作ってもらって家で練習していました。
河村:父がゴールを作っていたのは、実家が鉄鋼所をやっているので。コウモリとか出るんですけど(笑)一緒にシュートとか、学校帰りに公園で遊んだりしていましたね。 幼馴染ですね。中学校は二人とも越境入学ですよね。
河村:自分は・・・・・・・・坊主が嫌だったから(笑)
高橋:今坊主だけどね(一同笑)
全国大会で中学校の時準優勝した試合憶えていますか?
河村:自分のミスで点入れられの覚えていますね。一年の時で、体力が無くてここぞの時に走れなくて捨て身でスライディングしたのですが、あっさり抜かれて入れられました。
高橋:いやでも一年生であれだけやっていてがんばっていたよね。2年の時全国3位に終わっていて結構年代的にいい選手が揃っていたので正博も入って、今年はいけるぞっていう雰囲気はありましたね。
お互いの印象はどうですか?
高橋:上下関係はジュニアも中学もそんなに厳しくなかったけど。正博は昔から生意気でしたね(笑)小学校2年生くらいから知っていて、才能はあるのと思っていたけど、ぐれないか心配していました。よくモノになったなと思いますね(笑)
河村:いや、ぐれていました(笑)駒沢にいって「もっと練習しないと」と気付いたのはありますね。
高橋:八戸で育った選手がここまでやっているのはすごいと思いますね。
河村:タイプが全然違うと思いますね(笑) 小さい頃からよく遊んでいたので中学に入って最初呼び捨てで呼んで監督に怒られたのを覚えています。一馬さんはその頃からすごくストイックにトレーニングしていて、学校帰りに良く遊んでいたのにあまり遊��なくなって、なんだよって感じでしたね(笑)今も変わらずすごくホッケーに対して真面目だと思います。
一馬:一番お互いを意識していたのは大学時代だと思います。当時の早稲田と法政はライバル的な関係で、結構熱い試合も多かったですし。
河村:汚かったよね(笑)
高橋:お互いね (笑)やっぱり先輩後輩で戦術的にわざとマッチアップされたりしてて,正博は自分をイライラさせるのが仕事だったりしましたから。自分はその時、人間的に未熟で結構カッとなってよく乱闘になっていましたね。
河村:陸でも氷でも(一同笑)ディフェンスとして自分の役割でしたから試合中は特にですね。
昨シーズン八戸においてはピーウィー国際大会や国体等、様々な大会が行われ氷都八戸の印象を強くした方も多いと思います。西武の廃部等かなり厳しい状況の中、アジアリーグで東北フリーブレイズ参入もありなんとか盛り上がればと期待していますが、特に八戸のホッケーの現状をどう思いますか?
高橋: 国体やピーウィー国際大会が開催されたことは非常に素晴らしいことだと思います。自分自身もピーウィー参加をして海外への思いを持った人間なので。日々進化する世界のアイスホッケーを目の当たりにすることはとても大切なことです。また、今までは日本のトップチームの試合を観たり身近に感じることは非常に難しかったことですが、今シーズンからはブレイズの参戦によりアジアリーグ(AL)選手のプレーを観ることができます。憧れや目指す目標を明確にイメージできるということは今後の八戸に大きな意義をもたらすと思います。
河村:たしかにそうですね。自分は高校で北海道に渡った時、北海道の中高生は実業団に入るのを前提でプレーしていると感じて、八戸では楽しくプレーする事を中心にしていた考えが一変しました。その意識の違いを感じました。
高橋:競技人口の低下やリンク状況の逆風がありましたが、これを機に老若男女問わず、少しでもアイスホッケーをやりたい、好きだという方が増え、追い風になればと願っています。 ファンサービスはどうですか?特に河村さんは日本では例のないホーム勝利後のマイクパフォーマンス等積極的に実践されて来ましたが。
河村:アジアリーグに入ってから感じたのは、ホッケーってやっぱりマイナーなスポーツだし、それを見に来てくれるのは本当にありがたい事だと思います。選手が出来る事があれば、お客さんに少しでも楽しんでもらう様にした方がいいと思いますね。
高橋:マイナーリーグでも選手がホットドック配ったりしています。試合以外にも、いかに観にいきたいと感じる様な付加価値をつけられるか、人と触れ合う事の出来るコミュニティとして、来るだけで家族��楽しめる様なコンテンツになればいいなと思います。
対照的なお二人ですが、おすすめしてもらった本も人柄が出ていますね。一馬さんのおすすめ本は阪神タイガース金本 選手の『覚悟のすすめ』という事で今の海外挑戦につながる様な一冊ですが。
高橋:先輩が金本さんの知り合いで、この本をアメリカに郵送頂いて読みました。成功するにしても失敗するにしても覚悟を決めて取り組めるかが大切だというのは元々感じていましたが、この本を読んで自分は間違って無かったと思いました。とかく目先の結果にとらわれがちな世代ですが、自分の年齢ではまだ結果やお金だけの評価よりも、逆境に飛び込み経験を積む時だと信じています。目指した目標にどれだけ本気に打ち込み、犠牲を顧みずにトライできるか、そういう大切さを再確認した本です。
河村選手は『最後の授業』ランディパウシュ著という事で一見ホッケーとは無関係で河村選手らしいと思いました。
河村:自分は昔から本も映画もノンフィクションが好きなんですが、これまでの人生ホッケー一筋で来ましたので、スポーツ以外の事をやっている人の人生や意見を読んで勉強になりますね。 今シーズンはいかがでしたか?また来シーズンに向けて一言お願いします。
高橋:昨シーズンは悔しいの一言ですね。シーズン終了一週間前の解雇を経験して厳しさを改めて感じました。まだやり残した事があるという思いもあります。いつも、いつ最後になってもいいという覚悟はしていますが、来シーズンも最後の海外挑戦という気持ちで臨みたいと思います。
河村:12月に解散が発表になったのですが全く予想して無かったし、驚きました。ただ最後の大会でチームは一つになって、チームメイトの大切さはすごく感じました。来シーズンは日光でプレーします。日本で一番熱いアイスホッケーファンの期待に応えられる様、プレッシャーは大きいですが、それもまた楽しみながら、とにかく結果を出せる様にがんばります。
高橋一馬プロフィール 生年月日: 1978年4月17日 出身地: 青森県八戸市 身長: 176cm 体重: 82kg ポジション: FW スティクハンド:レフト 経歴:八戸南ジュニア―八戸第二中学校―八戸工大一高―早稲田大学―コクド計画―西武鉄道-日光アイスバックス― ECHLユタ グリズリーズ入団(アイランダース傘下) 高橋一馬HP:http://kaz78.com
河村 正博プロフィール 生年月日: 1980年6月2日 出身地: 青森県八戸市 身長: 180cm 体重: 86kg ポジション:DF スティクハンド:ライト 経歴:八戸南ジュニア―八戸第二中学校―駒大苫小牧高―法政大学―SEIBUプリンスラビッツ―日光アイスバックス http://www.icebucks.jp/
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2011年3月11日 福島で行われる予定だったplay-off Final 公式練習15分前に東日本大震災が起きました。 あれから、7年が経ちましたが、まだ復興には時間がかかりそうです… チャリティーに��力してくれた、Anyang Halla、韓国の方々本当にありがとうございました。 #311 #東日本大震災から7年 #当時はフリーブレイズ #今はハルラ
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