#幻冬舎文庫
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テスト勉強なんてやってられない。上杉皇一の小説にはまったせいで、よけいそうなんだろう。あの魅力の前では、色んなものが色あせる。ああいう小説って、やっぱり麻薬っていうか、毒薬なのかもしれない。
— 有栖川有栖著「殺しにくるもの」(『作家小説』平成26年7月Kindle版、幻冬舎文庫)
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9/25武田砂鉄×青山ゆみこトーク「書くとき 聞くとき 話すとき」
【イベント告知】
雑誌や新聞、ウェブメディアへ文章を寄せ、またラジオパーソナリティとしての顔も持つ武田砂鉄さん。編集者・ライターとしての仕事に加え、「話を聞きます」や「ゲンナイ会」という対話の場を開く活動をされている青山ゆみこさん。書くこと、聞くことを生業とするお二人に、お互いに聞きたいこと、今考えていることを自由にお話しいただく時間です。
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武田砂鉄×青山ゆみこトークイベント
「書くとき 聞くとき 話すとき」
日時 2024年9月25日(水) 18:30〜(開場18:00)
場所 1003(兵庫県神戸市中央区栄町通1-1-9 東方ビル504号室)
出演 武田砂鉄・青山ゆみこ
参加費 2,000円
定員 35名
申込方法
1003オンラインストアにて参加チケットをご購入ください。
チケット購入ページ→https://1003books.stores.jp/items/66b6e5e37041a101c5273fc8
当日受付にて、商品ページからダウンロードいただいた画像をご提示の上、お名前をお知らせください。
※オンラインストアでのチケット購入が難しい方は、下記問い合わせ先までご連絡ください。
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お問い合わせ先
1003(センサン) 担当:奥村
e-mail [email protected]
tel 050-3692-1329
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《出演者プロフィール》
武田砂鉄(たけだ・さてつ)
1982年生まれ。出版社勤務を経て、2014 年よりラ���ターに。2015年『紋切型社会』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。他の著書に『日本の気配』『わかりやすさの罪』『偉い人ほどすぐ逃げる』『マチズモを削り取れ』『べつに怒ってない』『今日拾った言葉たち』『父ではありませんが』などがある。最新作が『なんかいやな感じ』。
青山ゆみこ(あおやま・ゆみこ)
1971年神戸市生まれ。神戸松蔭女子学院大学非常勤講師。著書に『人生最後のご馳走』(幻冬舎文庫)、エッセイ『ほんのちょっと当事者』(ミシマ社)。共著に『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』(亜紀書房)、震災後の神戸の聞き書き集『BE KOBE』(ポプラ社)などがある。最新作は『元気じゃないけど、悪くない』。
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「『ハムレット』の研究については、海外のものも含めてほとんどの文献や論文に目を通してきたつもりですが、その解釈は初めてです。私自身も、そんな解釈が可能とは思いもよりませんでした。でも、その解釈は『あり』だと思います」 いったい何が起こったのか? 主人公ハムレットが父親の仇(かたき)として憎むクローディアスのある台詞(せりふ)について、司会の伊集院光さんがさりげなく発した感想が、河合さんの思考を一時フリーズさせたのである。 伊集院さんの直観的なコメントが稲妻のようにひらめき、著名な研究者や作家が一瞬我を忘れてしまう。そんな瞬間を何度体験したことか。更にいえば、この瞬間こそ、「100分de名著」という番組の最大の醍醐味である。台本通りの予定調和を切り裂く一言。それを受けて、一気に場が加速を始める。刺激された講師からも想像を超えたコメントが次々に発せられる。ウィンブルドンでの頂上決戦で一流テニスプレイヤーたちが繰り広げるようなラリーの応酬。番組の進行を俯瞰(ふかん)して眺めているはずのプロデューサーも、恍惚に近い感情に押し流されていく時空だ。 今回問題となったクローディアスの台詞とはこうである。 言葉は宙に舞い、心は重く沈む。心の伴わぬ言葉は、天には届かぬ。 (「新訳 ハムレット」シェイクスピア著、河合祥一郎訳、角川文庫) ハムレットの父親である先王を殺した罪をクローディアスが懺悔(ざんげ)するシーン、ラストの台詞。懺悔室でさんざん懺悔した風を見せて、最後に「なーんちゃって」と、クローディアスは舌を出すわけだ。こんな懺悔なんて噓っぱちだよ、と。 物陰に潜んでこの様子を見つめるハムレットは、懺悔の途中で殺してしまっては、クローディアスを天国に送ってしまうことになる……ということで、クローディアスを殺すことを思いとどまる。だけど、実はクローディアスは懺悔なんてしていなかった。哀れ、ハムレット。ここで殺してしまえばよかったのに……と、舞台を観ている観客がはがゆい思いをするシーンとされてきた。これまでの解釈では。 ところが! 伊集院さんは新たな解釈を打ち出すのだ。 「ぼくは、真剣に何かを話すことが怖いから、本当のことをいった後に、つい照れ隠しで『なんつったりしてね』っていうことがよくあるんです。つまり、クローディアスはここで、舌を出して『なーんちゃって』といっているわけではなくて、『こんな俺が天国に行っていいわけないじゃん。懺悔で許されていいわけないじゃん』って真摯な気持ちで懺悔しているともとれるのではないか」 河合祥一郎さんが青ざめたのはこの解釈を聞いたからだ。クローディアスという登場人物が単なる悪役ではなく、極めて複雑な陰翳(いんえい)をもつ魅力的な存在として立ち上がってくる優れた解釈。一流の研究者ですら思いもよらなかった解釈が飛び出してしまうこの状況を、伊集院さんは、かつてこんな言葉で語ってくれた。 「無知との遭遇」 もちろんスティーブン・スピルバーグの映画「未知との遭遇」をパロったものだが、伊集院さんは、こんな風に説明してくれたのである。 「中卒で教養も知識もない自分のような人間だからこそ、先生方はいつも全身全霊でぼくにぶつかってくれる。だからなんだよね。いつもだったら絶対に出会わないぼくのような『無知』に先生が遭遇したときに、思いもよらない化学反���が起こる。自分自身も全く忖度(そんたく)なしで直観的に感じたことを言葉にしていくと、それが一流の先生方も驚いてしまうような言葉に結果的になってしまう。それを受けて先生も想像以上の言葉を発してくれる。この番組が一番面白いのはこういう響き合い」 伊集院さんの言葉は謙遜にすぎる。ラジオパーソナリティとして長年培ってきたトーク展開力、膨大な数触れ合ってきたリスナーたちの人生、休日すらインプットの時間としてさまざまな体験を仕込んでいく貪欲さ……伊集院光という人間の裾野の広大さが、可能にした解釈だと私は思う。 収録終了後、河合さんは私にそっと耳打ちした。 「秋満さん、ぼく、このネタで一本論文を書けてしまうかもしれません。目が覚めるようでしたよ」
伊集院光さん衝撃コメントに青ざめる講師…「100分de名著」の舞台裏|名著の予知能力|秋満吉彦 - 幻冬舎plus
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2023年に読んで「オォッ!」と思った本や作品……その1
『長靴をはいた猫』(シャルル・ペロー著/澁澤龍彦訳/河出文庫/Kindle版) 『台湾漫遊鉄道のふたり』(楊双子著/三浦裕子訳/装画:Naffy/装幀:田中久子/中央公論新社/Kindle版) 『聊斎志異(上下巻)』(蒲松齢作/立間祥介編訳/岩波文庫) 『灯台守の話』(ジャネット・ウィンターソン著/岸本佐知子訳/装幀:吉田浩美、吉田篤弘〔クラフト・エヴィング商會〕/白水社) 『新版 小さなトロールと大きな洪水』(ヤンソン著/冨原眞弓訳/さし絵・カバー装画:ヤンソン/講談社文庫/Kindle版) 『象の旅』(ジョゼ・サラマーゴ著/木下眞穂訳/書肆侃侃房/Kindle版) 『リリアンと燃える双子の終わらない夏』(ケヴィン・ウィルソン著/芹澤恵訳/イラストレーション:中島ミドリ/ブックデザイン:アルビレオ/集英社) 『透明人間』(ハーバート・ジョージ ウェルズ、著/海野十三訳/青空文庫/Kindle版) 『世界の終わりの天文台』(リリー・ブルックス=ダルトン著/佐田千織訳/創���SF文庫/Kindle版) 『去年を待ちながら 新訳版』(フィリップ・Kディック著/山形浩生訳/カバーデザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『ザップガン』(フィリップ・K・ディック著/大森望訳/扉デザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』(フィリップ・K・ディック著/浅倉久志訳/早川書房) 『火星のタイム・スリップ』(フィリップ・K・ディック著/小尾芙佐訳/扉デザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『マーダーボット・ダイアリー 上下』(マーサ・ウェルズ著/中原尚哉訳/カバーイラスト:安倍吉俊/東京創元社/創元SF文庫/Kindle版) 『珈琲と煙草』(フェルディナント・フォン・シーラッハ著/酒寄進一訳/東京創元社/Kindle版) 『シャーロック・ホームズ シリーズ全10巻 合本版』(コナン・ドイル著/延原謙訳解説/新潮文庫/Kindle版) 『イラハイ』(佐藤哲也著/佐藤亜紀発行/Kindle版) 『シンドローム』(佐藤哲也著/森見登美彦解説/カバー装画:西村ツチカ/カバーデザイン:祖父江慎+コズフィッシュ/キノブックス文庫) 『俺の自叙伝』(大泉黒石著/四方田犬彦解説/岩波文庫) 『ブサとジェジェ』(嶽本野ばら著/『三田文學 153 春季号 2023』掲載作品) 『珈琲挽き』(小沼丹著/清水良典解説/年譜・著書目録:中村明/講談社文芸文庫) 『不機嫌な姫とブルックナー団』(高原英理著/講談社/Kindle版) 『祝福』(高原英理著/装幀:水戸部功/帯文:渡辺祐真/河出書房新社) 『若芽』(島田清次郎著/青空文庫Kindle版) 『交尾』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『のんきな患者』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『城のある町にて』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『風立ちぬ』(堀辰雄著/青空文庫/Kindle版) 『自分の羽根』(庄野潤三著/講談社文芸文庫/Kindle版) 『幾度目かの最期 久坂葉子作品集』(久坂葉子著/久坂部羊解説/年譜・著書目録:久米勲/デザイン:菊地信義/講談社文芸文庫) 『現代語訳 南総里見八犬伝 上下巻』(曲亭馬琴著/白井喬二訳/カバーデザイン:渡辺和雄/河出書房新社/Kindle版) 『キッチン』(吉本ばなな著/カバーデザイン:増子由美/幻冬舎文庫/Kindle版) 『かもめ食堂』(群ようこ著/装画:牧野伊三夫/カバーデザイン:井上庸子/幻冬舎文庫/Kindle版) 『ハピネス』(嶽本野ばら著/カバーイラスト:カスヤナガト/カバーデザイン:松田行正/小学館文庫/小学館eBooks/Kindle版) 『猫の木のある庭』(大濱普美子著/金井美恵子解説/装幀:大久保伸子/装画:武田史子/カバーフォーマット:佐々木暁/河出文庫) 『ハンチバック』(市川沙央著/装幀:大久保明子/装画:Title: mohohan Year: 2020 Photo: Ina Jang / Art + Commerce/文藝春秋) 『文豪たちの妙な旅』(徳田秋聲、石川啄木、林芙美子、田山花袋、室生犀星、宇野浩二、堀辰雄、中島敦、萩原朔太郎著/山前譲編/カバーデザイン:坂野公一+吉田友美(welle design)/カバー装画:樋口モエ/カバーフォーマット:佐々木暁/河出文庫) 『作家の仕事部屋』(ジャン=ルイ・ド・ランビュール編/岩崎力訳/読書猿解説/カバーイラスト:Guillaume Reynard/カバーデザイン:細野綾子/中公文庫) 『腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)』(深掘骨著/左右社/Kindle版) 『硝子戸の中』(夏目漱石著/石原千秋解説/カバー装画:安野光雅/新潮文庫) 『思い出す事など』(夏目漱石著/青空文庫/Kindle版) 『文鳥』(夏目漱石著/青空文庫/Kindle版) 『ジュリアン・バトラーの真実の���涯』(川本直著/文庫版解説:若島正/ロゴ・表紙デザイン:粟津潔/本文・カバーフォーマット:佐々木暁/カバー装幀:大島依提亜/カバー装画:宇野亞喜良/帯文:魔夜峰央/河出文庫) 『駅前旅館』(井伏鱒二著/解説:池内紀/カバー装画・文字:峰岸達/新潮文庫)『硝子戸の中』(夏目漱石著/カバー:津田青楓装幀「色鳥」より/注解:紅野敏郎/解説:荒正人/新潮文庫) 『村のエトランジェ』(小沼丹著/講談社文芸文庫/Kindle版) 『午後三時にビールを 酒場作品集』(萩原朔太郎、井伏鱒二、大岡昇平、森敦、太宰治、坂口安吾、山之口貘、檀一雄、久世光彦、小沼丹、内田百閒、池波正太郎、吉村昭、開高健、向田邦子、安西水丸、田中小実昌、石川桂郎、寺田博、中上健次、島田雅彦、戌井昭人、吉田健一、野坂昭如、倉橋由美子、松浦寿輝、山高登著/カバー画:山高登「ビヤホール」/カバーデザイン:高林昭太/中央公論新社編/中公文庫/Kindle版) 『対談 日本の文学 素顔の文豪たち』(中央公論新社編/巻末付録:全集『日本の文学』資料/中公文庫) 『40歳だけど大人になりたい』(王谷晶著/デザイン:アルビレオ/平凡社/Kindle版) 『人生ミスっても自殺しないで、旅』(諸隈元著/ブックデザイン:祖父江慎+根本匠(コズフィッシュ)/晶文社) 『ロバのスーコと旅をする』(髙田晃太郎著/装幀:大倉真一郎/地図制作:小野寺美恵/河出書房新社) 『本当の翻訳の話をしよう 増補版』(村上春樹、柴田元幸著/カバー装画:横山雄(BOOTLEG)/新潮文庫) 『書籍修繕という仕事 刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(ジェヨン著/牧野美加訳/装幀:藤田知子/装画:谷山彩子/原書房)
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中村紋子「ノート」関連企画 「キュレーションのまなざし」インスタライブを行いました。
📝中村さんと藤木さんが出会うきっかけ 📝藤木さんが美術と出会い、キュレーションに至る/BEAMS B-Gallery時代からいまに至る経緯 📝安全な場所からつくるのではなく、アーティストとフェアな立場でつくっていくこと 📝キュレーションという言葉を見つけたのはいつごろ? 📝Rollというギャラリーをつくること 📝藤木洋介というキュレーター 📝共感ではなく、共有
参考書籍 『芸術起業論』村上隆 幻冬舎、2006 『SUPER FLAT』村上隆 マドラ出版、2005 『独り居の日記【新装版】 単 メイ・サートン (著), 武田 尚子 (翻訳) みすず書房 1991 『行乞記』 (山頭火文庫) 種田 山頭火 (著), 村上 護 (編集) 春陽堂 (青空文庫 https://tinyurl.com/2p9ap8jt) 『ゴッホの手紙』 上中下 – 硲 伊之助 (翻訳) 岩波文庫 1978
ゲスト: 藤木洋介さん (Roll) 中村紋子さん
聞き手: 茶畑ゆか (茅スタジオ)
ーーー
インディペンデント・キュレーターであり自身のギャラリー”Roll”を飯田橋に構える藤木洋介さんと、Rollで開催中の「ノート」展・美術家の中村紋子さんを茅スタジオにお呼びし、お話を伺います。藤木さんの行うキュレーション��ついて、中村さんの創作に大きな影響を与えた日記文学について、参加者を交えながら語り合う夜の会です。
--前半-- インスタライブ『キュレーションのまなざし』 前半はインスタライブを交え、インタビュー形式でお話を伺います。 藤木さんは公立美術館での展示も手掛けるキュレーターであり、自身のギャラリーを構えるオーナーであり、気鋭のファッション・プロジェクトを主宰する人物でもあります。さまざまな一面をもつ藤木さんですが、それらに共通するものは何なのか。今回の展示「ノート」におけるキュレーションを通し、美術家の中村紋子さんを交えつつお話を伺い、探っていきます。
--後半-- 『キュレーションと、日記文学について語る会』 後半は茅スタジオに集まった方達と共に語りあいます。 藤木洋介さんのキュレーション観について、そして「ノート」展に大きな影響を与えた日記文学という存在について、参加者を交えながらざっくばらんに語り合う夜の会です。
■ 日時 11月27日(月)16:00〜21:30ごろ (前半:16:00-17:30、後半:18:00-21:30) 前半・配信URL: @boustudio_ (茅スタジオ•インスタグラム)
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コミュニケーションは基本的に親和欲求を満たそうとする心理が働きます
相手の言葉を尊重したり、肯定的に受け入れたり、多少の毒は笑い話として流したり、ネガティブな発言は聞かなかったことにしてあげたり
そこに悪意はないものとしてインプットしようとする心理が働くものなんですね
しかし、コミュニケーションが下手くそな人というのは
親和欲求よりも承認欲求が優先されてしまう人で
承認欲求が優先されるとコミュニケーションは闘争の一形態になってしまうんです
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──特にミステリーでは、創始者エドガー・アラン・ポオのデュパン物も、それを大衆化したコナン・ドイルのホームズ物も、名探偵を一人称の「私」が脇で見るスタイルですね。これは語り手が、物語の進行する時間のなかで自分が見聞きし、理解もしくは誤解したことしか読者には伝えられず、その「私」にとって不明の〈謎〉をフェアに提示できる。 北村 そうでしょうね。三人称多視点で書いた場合、なぜ、登場人物Aの心理はないんだとか、人物Bの心理は素直に書いているのに、人物Aの心理の書き方はちょっと変じゃないかというような指摘をされる場合がある。 クリスチアナ・ブランドの『緑は危険』では、「山田はそう思った。鈴木はそう思った。犯人はこう思った」という描写があります。「犯人はこう思った」と書いてあるんだけど、そ��犯人が誰だかはわからない。
日本推理作家協会 ミステリーの書き方 (幻冬舎文庫) (Japanese Edition) (p. 216). 株式会社幻冬舎. Kindle Edition.
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Amazon.co.jp: ホームレス作家 (幻冬舎アウトロー文庫 O 59-1) : 松井 計: 本
今さ、気付いたんだけど、俺の、今の生き方こそが、この、今の、地上での、生き方の、模範となる、生き方、らしいよ。つまり、今はさ、もう、ほとんどの人たちが、霊的能力持ってる、わけだよ。で、それでも、一応、人間は、罪人な、わけだよね。だからさ、もう、人は、友達とかと、会って、ご飯、食べたり、���族と、暮らすことをせずに、みんな、一人👤で、生きていく、そして、人との、つながりは、インターネットを、通じて、どハマリしすぎない、程度に、楽しみ、そして、あとは、自分自身の、なかに、三位一体の、関係性を創り、その、自分自身なんだけども、自分自身とは、性格の異なる、2幽体と、交信しながら、日々の生活を、淡々と、こなしていく。つまり、俺で言うところの、ホンマル👀と、爺ちゃん🦠🤡🦠な、わけだよ。つまり、あとの、2幽体に、関しては。でも、俺の場合、去年、色々あって、もとの、岩﨑 慎吾👓が、限りなく、小さく、小さく、なってるから、つまり、七割、ホンマル👀3割、慎吾👓な、わけだよ。で、2人を、俯瞰して、見つめる、
爺ちゃん🦠🤡🦠が、いて、さらに、その、爺ちゃん🦠🤡🦠を、後ろから、見てる、
慎吾⭕👁🗨 ☯️ 👁🗨⭕【コックリさん】
が、いる、わけだよ。でさ、これ、なんでかって言うとさ、そう、みんな、一つの、地球🌏に、大勢で、人間たちは、暮らしていると、思ってる人が、まだ、ほとんど、なんだけどさ、実は、前々から、伝えてる、カルマ🚗の、グラデーション🌈にあった、ポケット宇宙のなかの、地球🌏に、みんな、それぞれ、一人👤で、暮らしてる、わけだよ。つまり、悪友と、つながれば、そっちの、自分が、今、住んでる、カルマ🚗の、ポケット宇宙のなかの、地球🌏よりも、さらに、カルマ🚗の、雪だるま⛄が、大きい、人たちの、世界に、足を、引きずられる、から、らしいよ。🕊
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「えっとね。まずこのお店は、普通の本屋ではなくて、古本屋さんといって、一度読んだ本をもう一度誰かに読んでほしくて、もう一度売るお店なんだ」
ささきかつお著『空き店舗(幽霊つき)あります』(平成29年4月kindle版、幻冬舎文庫)
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悟り4
こんにちは☀️
大変ご無沙汰しております💦 夏にTFTセラピストのライセンスを取ったら、ブレインジムという体を使ったセラピーを教えていただき、そちらのお勉強を始めたりレジリエンスを育むためのヨガを習ったり、バタバタして全然更新しませんでした…
でも私は文章を書くのが好きなので、全然書かないと調子狂いますね!私はクスッと笑える文章を書いて、自分で読むのが好きなのです。ナルシズム😂
自分のブログを自分で読むセラピーって感じです😅 自分の健康のためにもちょこちょこ書きたい。頑張ります!
さて、そんなこんなですごく間が空いてるのですが、悟りについて思ったことを続けて書いていて今日はマザーテレサについて書いてみようと思います。
読み続けてくださってる方はいないかもなのですが、ヨガやヨガ以外の習い事にも役立つことを書いている(と思う💦)ので初めての方はよければこちらを読んでから戻ってきてくださると嬉しいです。
ではさっそく始めましょう!まずはマザーテレサの本についての引用からです。
2007年9月に出版された一冊の本が、キリスト教世界を驚愕、激震させました。10年前の9月に87年の生涯を終えたマザー・テレサによる『Come Be My Light』の出版です。
その本の中で、マザー・テレサの生前の手紙が公表されたのですが、信念の人と思われていた彼女が、自らの��仰の危機、神の存在への疑念に悩まされていたことが明らかになったのです。
「私の信仰はいったいどこへ消えたのか。心の奥底には何もなく、むなしさと闇しか見えない。神よ、どうしようもない痛みがどれだけつらいことか」 「神が存在しないのであれば、魂の存在はあり得ない。もし魂が真実でないとすれば、イエス、あなたも真実ではない」
マザー・テレサは若い頃にイエス・キリストの啓示を受けたとされていましたが、その後50年以上を、神の存在を確信できないまま過ごし、結局はその闇を克服できないまま亡くなってしまったことになります。
1979年にはノーベル平和賞も受賞しているような、キリスト教世界の顔とも言うべき人が「私には神が見えない」と告白したのですから、世界中のクリスチャンがショックを受け、バチカンは大騒ぎになりました。※1
私は原著を読んでないので本当のところはよくわからないのですが、これを読んだ感じだとあんな仕事一筋っぽいマザーテレサでも不安の中仕事してたのかなとちょっと親近感が湧きました。
こちらは前回書いたガンジーとマザーテレサについての評価についてです↓
ガンジーは周囲には冷淡だったらしく、妻や2人の子どもたちからは「残酷だった」といわれている。聖女マザー・テレサも、彼女が援助した子どもも含め、近しいひとには冷淡だったようだ。──マザー・テレサが設立した孤児院への取材では、子どもたちへの残酷とも思える扱いが批判されている。※2
これは一部分を切り取ったものなので誤解されるかもしれませんが、全体を読むと彼らを批判するような文脈ではありません。
が、聖人と言われているような人にも色々な評価があるんだなぁというのは少し驚きですよね。ガンジーの過激思想は東大教授の安冨歩先生の書籍などでも紹介されています。※3
さて、私はとてもこの方達をディスることはできずこれらの引用についてどうこうは言えないのですが、ここで示したかったのは、
・どんなに信念を持っているように見える人でも不安や後悔はあるのかもしれない。
・人は色々な面を持っていて色々な見られ方がある。
ということです。こういうのが人間らしさであり、成長かなぁと思うのです。
皆様もこれでよかったのかな?ああすればよかったな、こうしたらもっと違ったかな?ってこと、ありませんか?
良かれと思ってやったことが違うように受け取られて、悔しい思いをすることも。
私には良くあります。それでも進むしかないんだけど、時々そういう問いが頭をよぎって、無理やり理由をさがしたり��褄を合わせようとしたり、その繰り返しで学んでいくものですよね。
悟った人っていうのは真理を完全に理解したという意味で成長が終わった人ということになりますが、本当に悟っているのか謙虚さが足りないのか私はいつも疑問に思います。強調したいのは、悟りは自己申告制ってことです!
なので悟りの基準が低ければ、その人にとっては悟っていても他者から見れば改善点がたくさんあるってことも往々にして起こり得ますよね💦
ヨガのインストラクターの中には法外な値段で瞑想を教える悟った方達が時々いらっしゃいますが、私はそういうのに騙されちゃダメだよって心から思っていて、それもこの悟りのブログを書きはじめた理由のひとつです。
アインシュタインが
"The important thing is not to stop questioning. Curiosity has its own reason for existing."
「大切なのは、疑問を持ち続けることです。好奇心それ自体に存在理由があるのです」※4
と言っています。私はこの姿勢と対極にあるような “悟り” を軽々しく達成したということにすごく違和感があります。もっとよくできないかな?という気持ちが生きることを豊かに楽しくしてくれるんだと思います。
皆様はどう思われますか?
ではでは長くなってしまったので続きはまた次回書こうと思います💡
お読みくださりありがとうございました🙏
続き:悟り5
(引用・参考)
※1 苫米地 英人
宗教の秘密
※2 橘玲
スピリチュアルズ 「わたし」の謎 (幻冬舎文庫)
※3 安冨 歩 他1名
ハラスメントは連鎖する 「しつけ」「教育」という呪縛
※4
偉人の名言から学ぶ英語表現。夢を叶える方法がわかる、アインシュタインの言葉
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「アイネクライネナハトムジーク」伊坂幸太郎/著を読了。
妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL……。 人生は、いつも楽しいことばかりじゃない。 でも、運転免許センターで、リビングで、駐輪場で、奇跡は起こる。 情けなくも愛おしい登場人物たちが仕掛ける、不器用な駆け引きの数々。6作品の連作短編集。タイトルはモーツァルトの「アイネ(ある)クライネ(小さ��)ナハト(夜の)ムジーク(曲)」から。
アイネクライネ:データ紛失事件で街頭アンケートをすることになった男性、事件のきっかけは先輩社員(妻&子が出て行った)であった。
ライト��ビー:美容師の美奈子は上客から弟を紹介される。しばらく電話でやり取りをするのだが、まさかの場面で彼の姿を見ることになる。
ドクメンタ:5年に一度の運転免許更新で、とある母親と赤ちゃんに再会する。
ルックスライク:高校生の久留米は同級生の女子に駐輪場へ一緒に行って欲しいと言われる。駐車チケットを盗む犯人と対峙したとき、教育実習の先生と父親と共に意外な再会が。
メイクアップ:広告代理店のプレゼンに現れたのは、かつてのいじめっ子。しかし向こうはこちらに気付かぬままに接してくる。仕返しすべきかどうか。
ナハトムジーク:かつてのヘビー級チャンピオンがTV番組で自らの人生を振り返る。これまでの登場人物が複雑に交差していく。
良くできた連絡小説だとは思ったのだが、人物相関が濃すぎるというかあまりに完璧に繋がって来ちゃうので、なかなか理解が追い付かなかった。最終章は全部の短編を繋げる(ちゃんと繋がってはいる)ことに終始しているような印象を受けた。
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はてなブログから
同姓同名 今月はやたら忙しい。今週も特に忙しかった。 そんな時に聴いてたオーディオブック。『同姓同名』。 同姓同名の人がたくさん出てくるんだけど、途中からもう意図的に同姓同名の名前を連呼するシーンもあり、笑えるくらいに混沌としてました。意外に話は分かりにくいわけじゃなく、同姓同名の登場人物を混同することがないのも面白かったが、犯罪のトリックじゃなく、物語のトリック的なのが散りばめられていて面白かった。 同姓同名 (幻冬舎文庫)作者:下村敦史幻冬舎Amazon https://potaufeu.hatenablog.jp/entry/2024/09/21/144236?utm_source=feed
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今週の入手本(0708-0714)
『夜来たる』(アイザック・アシモフ著/美濃透訳/ハヤカワ文庫SF/Kindle版)
『鋼鉄都市』(アイザック・アシモフ著/福島正実訳/ハヤカワ文庫SF/Kindle版)
『そして誰もいなくなった』(アガサ・クリスティー著/青木久惠訳/早川書房クリスティー文庫/Kindle版)
『キッチン』(吉本ばなな著/カバーデザイン:増子由美/幻冬舎文庫/Kindle版)
『かもめ食堂』(群ようこ著/装画:牧野伊三夫/カバーデザイン:井上庸子/幻冬舎文庫/Kindle版)
『羊飼いの暮らし──イギリス湖水地方の四季』(ジェイムズ・リーバンクス著/濱野大道訳/早川書房/Kindle版)
『宇宙のランデブー 改訂決定版』(アーサー・C・クラーク著/南山宏訳/ハヤカワ文庫SF/Kindle版)
『明けない夜を逃れて』(シャロン・サラ著/岡本香訳/mirabooks/Kindle版)
……上記8冊は、Amazonのまとめ買いキャンペーンを利用して購入しました。見聞きはするけれど読んではいなかったものや、読み終えては��たもののほとんど内容を忘れていたものなどです。
『恋をする躰』(ジャネット・ウィンターソン著/野中柊訳/装丁:馬場崎仁/講談社)。先週入手した『フランキスシュタイン』を意識していたわけでもないのに、偶然にもジャネット・ウィンターソンの本が続きました。
『掬われる声、語られる芸 小沢昭一と『ドキュメント 日本の放浪芸』』(鈴木聖子著/装幀:芦澤泰偉/春秋社)。"はじめに"で語られる「のぞきからくり」と同型のものかはわかりませんが、偶然にも今日ついさっき、国立歴史民俗博物館で見学してきました。
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