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◇ERMANNO SCERVINO(エルマノ シェルビーノ)◇ジャケットが再入荷しました。 定価:470,800円(税込)⇒SALE価格:282,480円(税込) 弊社通販サイト商品ページ⇒http://www.gallery-jpg.com/item/770214-27/ MADE IN ITALY 素材: (表地)ポリエステル100% (部分)ポリエステル90%、ポリウレタン10% (裏地)ナイロン100% ルレックス(ラメ)、装飾付き カラー:ホワイト サイズ:40 着丈 約62cm、肩幅 約38cm、袖丈 約62cm、バスト 約78cm、ウエスト 約74cm、ヒップ 92cm (平置きの状態で測っています。) 肉厚で密度の詰まったレース生地を贅沢に使用したジャケット。 襟、袖、ポケットにボールチェーンやラメブレードをあしらった、オリエンタルテイストのマオカラー。 スナップボタン開閉。 ウエストシェイプシルエット。 弊社在庫ラスト1点です。 ※ご覧いている媒体により、色の見え方が多少変わる場合がございます。 ※店頭でも同商品を販売しておりますので、通販サイトの在庫反映が遅れる場合があり商品をご用意出来ない場合がございます。予めご了承頂きますようお願い致します。 Gallery なんばCITY本館1F店 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5-1-60 なんばCITY本館1F 【営業時間】11:00~21:00 【休館日】7月無休 【PHONE】06-6644-2526 【MAIL】[email protected]
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#Repost @books_bunka • • • • • • 6月17日発売開始‼️ 『中原淳一のスタイルブック わたしのおしゃれ』 https://books.bunka.ac.jp/np/isbn/9784579117475/ 中原淳一初の大人のための実物大パターンつきスタイルブック。おしゃれにまつわるエッセイとスタイル画と、『それいゆ』等に掲載のワンピース、ブラウスなど10点を紹介。S、M、L、LLの4サイズ展開。 中原淳一(なかはら・じゅんじち/1913~1983) 1913年香川県に生まれる。昭和初期、少女雑誌『少女の友』の人気画家として一世を風靡。戦後まもない1946年、独自の女性誌『それいゆ』を創刊、続いて『ひまわり』『ジュニアそれいゆ』などを発刊し、夢を忘れがちな時代の中で女性たちに暮しもファッションも心も「美しくあれ」と幸せに生きる道筋を示してカリスマ的な憧れの存在となった。活躍の場は雑誌にとどまらず、日本のファッション、イラストレーション、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野で時代をリードし、その全ての分野で日本における先駆的な存在となる。その卓越したセンス��不朽のメッセージは現代もなお人々の心を捉え、幅広い世代から人気と支持を得ている。妻は宝塚歌劇団の男役トップスターで、戦後は女優として映画テレビで活躍した葦原邦子 (1912~1997)。 https://www.junichi-nakahara.com https://instagram.com/jun_nak_official @jun_nak_official #ひまわりや #中原淳一のスタイルブックわたしのおしゃれ #中原淳一のスタイルブック #中原淳一 #わたしのおしゃれ #JunichiNakahara #ひまわり #それいゆ #美しくあれ #昭和レトロ #クラシックファッション #ソーイング本 #ソーイング #洋裁 #実物大パターンつき #sewing #sewingbook #dressmaking #文化出版局 #新刊 #予約開始 #小宮山莉渚 https://instagr.am/p/Ctl3jwfpZzN/
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🆕item CHUMS Ladybug Jacket turquoise blue , black×green S , M , L , XL , XXL ¥11,880 定番にして人気の薄手アウターの2023年新色が入ってきました! 超軽量な素材を使用したウインドブレーカー。 薄手ながらも透け感はなく、撥水加工済みな��で小雨にも対応。 UVカット・静電気防止効果を備え、ジョギングやサイクリング、トレッキングにもおすすめ。 すっきりとした着丈のコンパクトシルエット。 首元と裾のアジャスターでフィット感の調節が可能。 腰部内側にあるポケットに本体を収納可能なパッカブル仕様で、携帯にも便利なひと品。 フロントジップやポケットにはオールをモチーフにした引手を採用。 左胸に配したブービーフェイスロゴが着こなしのアクセント。 使いやすく、一枚あると重宝しますよ! #item #chums #mountainparka #isefornia #isehara #oyama #camp #outdoor #チャムス #イセフォルニア #伊勢原 #大山 #キャンプ #アウトドア #マウンテンパーカー #ウィンドブレーカー #雑貨 #学生服 #セレクトショップ #洋品百貨yamatoya #平塚 #秦野 #厚木 #ファッション #ジョギング #トレッキング #サイクリング (洋品百貨 YAMATOYA) https://www.instagram.com/p/CpuWAVwvy1J/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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#華麗なる宝塚歌劇衣装の世界 #神戸ファッション美術館 (at 神戸ファッション美術館) https://www.instagram.com/p/CefhY6XrXp2/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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宝塚ランジェリーデザインスクール修了・入学式でした‼️ おめでとう🎉ございます🍰🎊 #ランジェリー #宝塚 #ソーイング #ブラジャー #デザイン #クリエイション #ファッション #ブランド #起業 #スクール (at Takarazuka, Hyogo) https://www.instagram.com/p/CeGemVgPpk_/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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特別展アリス― へんてこりん、へんてこりんな世界 ―
会期 2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)※会期中無休 会場 森アーツセンターギャラリー[六本木ヒルズ森タワー52F] 開館時間 10:00~20:00(月・火・水曜は18:00まで) ※7/18、9/19、10/10は20:00まで
※最終入館は閉館30分前まで ※会期・開館時間は変更の可能性があります。ご来館前に必ず当サイトをご確認ください。
2022/08/14鑑賞 ※写真と動画は一部のみ撮影可能でしたが、入場前の係員の注意事項をご参考ください
大学が英米文学科、専攻は19世紀の英文学。エミリー・ブロンテなどがお得意な教授のもと、卒論はルイス・キャロルを選択した学生生活だった。
「不思議」と「鏡」はどちらもよく読んだ。どちらかと言うと鏡の国の方が好きだ。アリスが少し成長して、話が若干複雑になっていると思う。ジョン・テニエルが描いたアリスが理想そのままで、各アーティスト達の手で派生したアリス像はあまりピンとこない。唯一楽しんだのは、ヤン・シュバンクマイエルの映画。別物だという意見もありそうだが、私は大好きだ。
基礎知識は十分あったので、今回は音声ガイドを借りずに観て回った。やはり19世紀当時の最初の展示内容は面白い。久しぶりに実在するアリスのモデルになった少女アリス・リ��ゥルの写真も観ることができた。
インスピレーションがわく作品なので、たくさんのアーティスト達があらゆる分野でとりあげる。イラスト、映画、ファッション。何に触発されたかよーくわかるが、個人的にはピンとこなかったかも…。ダリも描いていたなんて、恐れ入った!ここにはなかったが、宝塚歌劇団でもアリスが元になったオリジナル作品を上演したことがある。これはとても面白かった。
グッズが楽しみだったが、どうしてもテニエル画を求めてしまう。マグカップやトートバッグ、壁掛けミラー、マスキングテープなど、コレクターにはたまらないラインナップだと思う。他の展覧会グッズに比べると、やや高いかな。
私はファイルとポストカード。アリスをイメージしたヘアアクセサリー。自分の年齢的にはかわいすぎなのだが、黒もあったけど私のイメージは白とブルー。色味はディズニーのアリスの影響があるかもしれない。。
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宝塚歌劇団 花組、柚香 光が舞う! ジョゼフがギンザシックスで写真展開催。 JOSEPH Photo Exhibition “SHADOWS UNLEASHED” Feat.REI YUZUKA
まさに光と影。
美シルエットパンツでおなじみの「ジョゼフ」が織りなすアーティな写真展をチェック。
続きはこちらから。
Yoko Kondo / Editor in Chief & Creative Director(近藤陽子/クリエイティブディレクター)
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余は如何にしてセクラバとなりし乎
どの大晦日だっただろうか。
私は家族と紅白歌合戦を見ていた。
私は大晦日紅白絶対主義者であり、妹がガキ使を見ていたとしても、視聴予約をしておいて紅白が始まったら即座に切り替わるようになっていた。
小さな頃はチャンネル争いを激しく繰り広げていたが、その頃には妹も諦めきっていた。
かと言って、私は熱心に紅白を見ていたわけでもない。私は流行りの歌手がわからぬ。
唯一聞いていたJ-popと言える音楽は、アンジェラアキぐらいだった。アンジーに関しては、初期のシングルから聞いてきたファンで、最後のライブもチケットを確保してくれた友人のおかげで行くことができた。
その時のライブの衝撃は忘れられない。アンジーのパフォーマンスもさりながら、
「え?コンサート中は席から立つの?」
という質問をするほどの世間知らずだった。それから幾年、立見席で団扇を胸にペンラを片手に “Bravi!!”と歓声をあげるとは1ミリも思っていなかった。
その年の紅白も演歌歌手以外ほとんどわからず、ハロプロ、ジャニーズ、アルファベットと数字のグループも名前を見たことがある程度だった。宜なるかな、アイドルグループは嵐ぐらいしか誰が誰なのかもわからない。
一方で、NHKの歌番組の良いところは、先日の「思い出のメロディー」でミッツ・マングローブさんが指摘していたとおり「振れ幅」である。アイドルの歌と踊りもあれば、聞かせる歌手もいる。それ故に、紅白で感銘を受けて聞くようになった歌手や歌もたくさんある。美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」はその典型的な例である。
だが、私の目は開いていなかった。曲の直前に現れたグループを一瞥して、「また過激な名前だこと。本人たちは意味がわかっているのかしら」などとビチビチ言いながらチビヒチビ酒を舐めていた。
さはさりながら、実はこの年の紅白で、キメッキメ���勝利くんの表情にキュンとしていた。
それからとても長い時間が経った。
その間にマイケル・ジャクソンが逝去した気がするし、オバレが解散を強いられた気もするし、宮崎駿監督が引退宣言をしていた気がする。要はいろいろなことがあったのである。
プライベートでも、元来楽天的な自分が精神的に体調を崩したり、家族が他界したり、足を火傷したりした。世間にとってはどうでもいいことだが、個人的にはいろいろなことがあったのである。
ある日、友人がトゥイッターでセクゾの話をし始めた。今考えると撒き餌だったのかもしれない。
「ふーん」と関心があった呟きをファボする。すると友人からLINEが届いて曰く、
「Sexy Zoneを一緒に推しましょうよ」
そして、簡潔かつパッション溢れる概要説明があった。第1の聞法である。
しかし、当時の私は無知であり、ふまけんを区別できなかった。牛タンゲームをしていたのはケンティーだと思っていた。否、ふうまちんである。そして、数々のトンチキソングたちを愛せずにいた。
「『WildがMildになる』のは流石に無理があるし、そもそもなんでsexy summerに雪が降るの?」
そんな未熟な人間にもかかわらず、先輩セクラバたる友人は優しくサンガに招き入れた。コート・ダジュールでリペ魂を見た。第2の聞法である。
帰りのバスの中、私は、スマホでファミクラへの入会手続きを進め、ジャニーズネットに課金し、リペ魂のブルーレイ、リペのアルバム、stageのブルーレイをとりあえずAmazonで注文した。大人であることの特権を振りかざした瞬間である。
あの時の感動を何と言い表せば良いであろうか。私がSexy Zoneに抱いていた全ての偏見が覆された。
ただひたすらに顔がいいと思っていたしょりぽんのお茶目さ(プンププンプン)、ケンティーの一瞬も力を抜くことない、にも関わらず自然でsexyな所作、ぱっと見怖かったふうまちんの多彩な歌声と愉快なトーク、マリちゃんの成長ぶり、そしてソウ・マッシマである。鼻の下投げキッス、ひょっこりさん(最近知った)、圧巻のファンサ、その一方で横アリのスクリーンを我がものとするパフォーマンス...
セクラバという言葉が生まれる前、セクゾのファンは、セクガル、セクメンと呼んでいた。しかし、それに加えてSexy Loversという言葉がケンティーによって生み出されたと聞く。これは、阿弥陀如来の摂取不捨の弘誓に通ずるものである。
合掌...いただいた浄なる右手と我が不浄なる左手を合わせ、ただ感謝するしかない。
日を経るごとに円盤が増え、ポポロやMyojoといったドル誌、インタビューが掲載されたこれまで手に取ったこともないような若者向けファッション誌(近しいところでも宝塚関係である)、部屋をsexyたちが埋めていく。
もともとひどく腐っていた私は、本棚からはみ出て本棚の前に本の山を作る愚か者である。しかし、同時に語学オタクでもあり、仕事関係の本でも山を作っていた。それまで本の山たちは2つであった。真面目な本のそれと不真面目な本のそれである。ここに新たな山が生まれた。
何番煎じか知らないが、私はその山のことをsexy zoneと呼んでいる。大切なことのため補足するが、小文字のsexy zoneである。
曲を聴き、ライブ映像・特典映像を見て、セクチャンも見て、時に編集者のスクリーニングがなかったとしか思えないようなインタビューを読む。一度読み、反芻してから映像を見ると新たな発見がある。まさしく「學而時習之、不亦説乎」。
そんなある日、友人からLINEが届て曰く、
「ライブに行きませんか」と。
身に余る喜びである。
一方で、ティーンなど遥か彼方に卒業した私がその場にいてよいのだろうか。恥ずかしくて死んでしまうのではないか。また、私は無駄に背が高い、というより長い。背の低いティーンたちに、後ろから石を投げられないだろうか。
しかし、これら懸念はナンセンスであった。セクラバの懐は深い。そして、sexyたちは、ティーネージャーが応援するものと考えること自体がsexyたちの思いに反することであった。
そして、これらの無駄な逍遥を凌駕するほど、sexyのライブは圧巻であった。
初のライブ参戦、第3の聞法である。
プロフィールからもわかるとおり、私は聡ちゃんを中心とした箱推しを自認しているが、今回はしょりぽんの団扇を買うことにした。普段、友人と話す時に使っている勝利くんの愛称「しょりぽん」「しょりり」「ちょり」なんて物販の人に言っても通じないんじゃないだろうか...かと言って「勝利くん」なんて呼ぶなんて馴れ馴れしすぎるし...と思って最終的な結論として「佐藤さん」の団扇とお写真とあとペンラと会報入れを注文することにした。物販のお姉さんも「佐藤さんの団扇です」とリテンションがすごい。
結果として「佐藤さん」の団扇やプロマイドやらを、友人の忠告どおり持ってきておいた大きめの紙袋に入れて物販を出た。
「佐藤さん」の団扇がでかい。そして「佐藤さん」の眼力が強い。これは扇ぐためのものではなくて応援のためのグッズなのだ。確かに普通のサイズの団扇だとステージに立つアーティストからは見づらい。他のファンの邪魔にならずさない最大のバランスを図ったものなのであろう���
そしてペンラである。言葉がない。ただありがたい。今、家の仏壇的なエリアに一緒に飾ってある。
ペジ魂は、近々発売される円盤を以って聞くべきものである。
だが2つだけ、付言することが許されるのであれば、開始前の茶畑、五濁悪世のこの世に数少なき優しい世界であった。
そして、最後のしょりぽんのアクションは、可愛すぎて私の心から永遠に消えない。
帰りの道すがら、私は友人に言った。
「やっぱ、ライブいいわぁ...」
オペラやクラシックのコンサートは、いくらでも円盤になっているが、やはり舞台で聞くと、弦楽器の音の震えや歌手のブレスや間の取り方が空気を通じて感じられる。なかなかお高いため舞台に行けず、ブルーレイで済ますことも多いが、やはりその場で聞くのには敵わない。
ライブも要はそういうことである。
しかもライブの恐ろしいことはそれぞれの一回性がオペラよりも高く、各地各回ごとにMCからパフォーマンスまで違う。
なんということだ。何度も通わなくてはいけないじゃないか。
かつての私は、朝起きてパンとサラダを食べて、昼は職場の近くに来るお弁当屋さん(たまにチキンライスのチキンに火が通っていない。チンすればいいだけの話だが)を食べ、夜はお腹が空かないためサラダを摘みながら酒を飲む質素な生活を送っていた。
ぱっと見ヘルシーでマリのようなご飯メニューに見えるが、酒をとんでもなく煽るので真逆である。マリ様に日々の生活を提出しようものならお説教されそうである(それはそれでいい)。
職場のデスクは、執務資料と辞書、あと両親の写真ぐらいしか置いていない殺風景なものだったが、今ではからテンのMV撮影に臨むチビーズたちのかわいい写真が飾ってある。私は、上司たちに背を向けて座っているため、上司たちは私よりも寧ろ日に何度も麗しいちょりー、ソちゃん、マリの笑顔を拝んでいる。拝観料を取ってもいいのではなかろうか。
私は、多少BL漫画を読んで、多少酒を飲む以外、非常に慎ましい生活を送っていた。
たとえSexy Zoneの功徳を説けど、いくらなんでもセクラバになれば人生薔薇色などというつもりは毛頭ない(効能は強いが、危ない薬として取り締まられてしまうかもしれない。訴因、sexy)。
しかし、何回りも若い子たちから多くのことを学んでいるのは事実である。
1つ例を出したい。
私は年を経るごとに誕生日というものを記憶から抹消し、家族や友人からのメッセージでやっと誕生日を思い出した。家族たちに適当なお礼を伝えて仕事に戻り、案の定日付が越えた頃に帰宅すると、バースデーカードが届いていた。
第4の聞法である。
これは、個々人に届けられ、個々人が聞くべきものであって、私がここで解説すべきものではない。
唯だ1つ、私の変容を伝えることだけ許していただきたいが、私は己の行動を強く恥じた。そんな機会をくれたsexyたちに感謝の念を伝えたい。
人が喜びと苦しみの中(これを「度すること難しき海」、「難度海」に例えよう)でなんとか生きる中で、私の出会ったsexyたちは、そのものが我々を導く無礙の光明というよりも、彼らは、難度海をともに渡り、光明を探すものであるようにみえる。経に曰く
『今生まれたこの時代の中で、僕ら光さがしている』
余は如何にしてセクラバとなりし乎。
竊に以みれば、最初こそ彼らのかっこよさ、美しさに惹かれるも、段々彼らの語る言葉、行動に惹かれていく。彼らの紡ぎ出す言葉の一つ一つに、私は少なからず彼らの直面してきた労苦を見出すとともに、同時に彼らの偉大さを嘆ずる。
今日もまた、円盤やラジオ、会報、雑誌でsexyたちの言葉を聞く。
時々、「変態(笑)」と呼ばれかねない内容を私も投稿したり、ライブで声をあげたりする。
これ、愛しきsexyたちがsexyであり続けられるように、彼らの誓願が広く響き渡るように、祈り申し上げるものなり。
斯くして余はセクラバとなりき。
敬って白す🌹
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島内裕子・安藤宏(2009)『日本の近代文学』、放送大学テキスト、pp. 180-1(安藤宏「文学と政治」)
「転向」が相次いだ直接の原因が何よりも過酷な弾圧にあったことは明らかだが、一方でその要因に、極度の政治主義と、知識人主導の運動が「大衆」と離反していった背景があったことは見ておかなければならない。 島木健作の「癩」(昭和9年)、村山知義の「白夜」(同)、中野重治の「村の家」(昭和10年)など、この時期いわゆる「転向文学」が文芸誌を賑わせていくが、当初、これらの作品は転向への負い目を屈折した筆致で描く点にその特徴があった。ところが盧溝橋事件以降に戦時体制が本格化し、島木の『生活の探求』(昭和12年)がベスト・セラーになったのをきっかけに、「転向文学」は心ならずの「転向」から、積極的な「転向」声明へ、さらには国策文学へと、一八〇度の転換を遂げていく。『生活の探求』で強調されていたのは、左翼運動に挫折し、郷里で帰農した主人公が抱く、「生活的なもの、実質的なもの、中身のぎつしり詰つてゐるもの、生産的なもの、建設的なもの、上附かずにじつくり地に足のついたもの」への志向なのであった。「生活」という言葉は、昭和10年代の文学を象徴する標語でもあり、孤立したインテリゲンチャたちはやがて生活実感への回帰を旗���に、一億総動員体制の持つ、共同体的な一体感へと吸引されていくことになるのである。
「生活」のうさんくささ!
一定の環境下で生存をやっていく(※)と絶対に「生活」という局面が出てくるし、充足したたしかな生活を送りたいという気持ちもわたし自身強くあるのだが、しかし生活をやっていくというのは多分に現状適応的で、イコール体制順応的になってしまう……
(※生活にならない生存というのは、たとえば遭難した山からがんばって生還するなどの一時的な状況を想定していたんだけど、トルストイ『戦争と平和』第二部あたりで老ボルコンスキイ公爵令嬢マリヤがしたがっていた、着の身着のままで旅に出てひとところになじんでしまう前に次の土地へ行き、やがて力尽きたら横たわって死を待つ……というのも生活していない生存(until死)かな)
(ところで先日読んだ『中野重治評論集』(平凡社ライブラリー)に島木健作『生活の探求』をくそみそ言ってるやつがありましたわね。 手許になくてうろ覚えですけど、農民の話し言葉がそれとしてはありえない観念的な言い回しだというところから始まっていて、やっぱりそこで描かれる「生活」のうさんくささということだった……ような気がする。うろ覚え(二回言った))
生活をちゃんとやっていくという標榜のうさんくささというのは、次のようなこと。
大塚英志「「ていねいな暮らし」の戦時下起源と「女文字」の男たち」(webちくま、2020年5月) https://www.webchikuma.jp/articles/-/2041?page=4
彼女〔=城夏子「翼賛一家の笮螺さん」(『歡びの書』収録)の主人公〕は、宝塚出身の葦原那子や小夜福子に入れあげ、ファッションを真似、手芸で宝塚スタアの人形をつくる日々を送っていた。しかし、日中戦争が始まり、彼女の手芸は「兵隊さん」用の慰問人形の「献納」へと変わり、女優への憧れに替わって、海軍兵士の話を同じ口調で熱心にするようになった。そして、日米開戦後の今は自宅に隣組の「娘さん」を集め手芸や習字を教え、病弱な姉に替わって家事を切り盛りし、鳥たちに与える餌をつくる。そのように、戦時下という環境が、彼女に「くらし」や「生活」の具体相を与えていく様が描かれるのである。
(これを女性性/男性性という二分法で概念化するのはちょっとジェンダーイメージの固定化に無頓着すぎる気もするが、しかしわたしも、国木田独歩「牛肉と馬鈴薯」の「生命��倦みたる欠伸は男子の特色、恋愛に倦みたる欠伸は女子の天性」わりとわかるなあと思っている(あくまで概念として、あるいは傾向として……という留保で思考停止していいのかなとは思いつつ……欠伸について言えば、わたし自身は(自分を女性であると自認しているが)むしろ、生命というものに倦むことがない生きものとしての素朴さみたいなものを実感できない側なんですけど)
あと、生活をちゃんとやっていくというのは、つまり生活をコントロール下におきたいということで、秩序への欲望ですよねという問題もある(また正気の話に戻ってしまう)
どうにか自分の生存を、他者を侵害しないやり方でやっていきたいものだが……(※自分が生存したい場合)
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華麗なる宝塚歌劇 衣装の世界展を見に行ってきました。 お金も時間もかかりまくった衣装たちに感動。勉強することがありすぎて頭おかしくなりそうです。 (神戸ファッション美術館) https://www.instagram.com/p/CelTU3FpE7Z/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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#Repost @spring_tkj • • • • • • SPRiNG5月号ではビッグシャツ特集をお届け👕 大きめサイズのシャツを今っぽく着こなす方法を、本田翼さんと一緒にご紹介しています✨ ぜひチェックしてください🙋♀️ #fashion#makeup#beauty#ミッフィー#ランチトート#保冷保温ポーチ#雑誌#雑誌付録#ファッション#アクセ#コスメ#スキンケア#グルメ#スプリング#スプリング5月号#SPRiNG#宝島社#本田翼#山本美月#堀田茜#筧美和子#miu#中島健人#SexyZone#藤原大祐#窪塚愛流 https://instagr.am/p/CbegA2PLxtt/
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Storia dei sogni(373)③
ソプラノのメンバー24「ね、そーいえばさ^-^」
ソプラノのメンバー25
「くまモンが来た時に思い出したんだけどさ( ´罒`)」
ソプラノのメンバー26
「Twitterのトレンドで
モーリーちゃん(モリアムさん)達の
保護や日本国籍・永住権取得を求める様なやつ
あったでしょ( ¨̮ )??」
ソプラノのメンバー27「うん、あったあった( ˆᴗˆ )」
ソプラノのメンバー28
「モーリーちゃん達の保護とかを求めるやつ
何千万tweetだったよね( ˆΟˆ )」
ソプラノのメンバー29「アレ、凄かったよねー( ^ω^)」
ソプラノのメンバー30
「ニュースや新聞etc…でも
めっちゃ取り上げられてたよね(。・‧̫・。)」
ソプラノのメンバー31
「ウチらだけでなく
崔先生やマエストロetc…の先生方
アーティストの方々,オケの方々の
ファンや友人の方々
崔先生やマエストロらと共演していた事のある
演奏家の方々
佐久間良子さんやタカミー等の芸能人の方々
滝川クリステルさん等の司会等されてる方々も
連帯…連携していたしね๓(-^╰╯^-)๓」
ソプラノのメンバー32
「他にも
宮内庁や政治家,駐日大使館の方々
コシノ三姉妹等のファッション関係の方々
杜けあきさん等の宝塚の方々
安藤美姫さんや畠山愛理さん等の
スポーツ選手の方々
坂東さん等の日舞の方々
中村扇雀さん等の歌舞伎の方々
友近や摩邪,ハリセンボン等のお笑いの方々
笑点メンバーの方々etc…も(●ᴗ●)」
ソプラノのメンバー33
「あと、企業etc…からもあったよね(‐^▽^‐)」
ソプラノのメンバー34
「そうそう
ANAやJAL等の航空会社
鉄道会社やバス会社,旅行会社
スカイツリーやグラバー園等の観光地
帝国や東武系,ANA系,JAL系等のホテル
三越や大丸,高島屋等の百貨店
あちこちのコンサートホールや劇場
ジブリやサンリオ,ディズニー等の
キャラクター系の所
資生堂やCHANEL,フローリス等の
コスメやファッション,香水のブランドからも
あったよね( •ᴗ• )」
ソプラノのメンバー35
「ぶらあぼやYAMAHA等の音楽関連の雑誌や店
くまモン,ふなっしー,みきゃんちゃん
ちっちゃいおっさん等の、ゆるキャラからも
連帯,連携あったよね( ॑꒳ ॑ )」
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2/9 #漫画の日 誕生日/ #木村祐一 #春日俊彰 #田中美里 #谷佳知 #ラモス瑠偉 #知念里奈 #鈴木亜美 #真野響子 #ハナ肇 #双葉山 #伊集院静 #増田英彦 # 木村祐一 #名高達男 #ミアファロー #安西ひろこ 誕生日 1856年 原敬(政治家) 1885年 アルバン・ベルク(作曲家) 1891年 ロナルド・コールマン(俳優) 1927年 織本順吉(俳優) 1927年 双葉山(大相撲・横綱) 1930年 ハナ肇(タレント) 1932年 広岡達朗(野球) 1937年 平田弘史(漫画家) 1943年 ジョー・ペシ(俳優) 1945年 ミア・ファロー(女優) 1950年 伊集院静(小説家/元夏目雅子の夫・現篠ひろ子の夫) 1951年 あだち充(漫画家) 1951年 名高達男(俳優) 1952年 真野響子(女優) 1957年 ラモス瑠偉(サッカー) 1958年 畠山久(俳優) 1958年 堀井憲一郎(コラムニスト) 1961年 楠瀬誠志朗(ミュージシャン) 1963年 木村祐一(タレント・キム兄/チコちゃんの声) 1969年 村上聡美(女優) 1970年 増田英彦(ますだおかだ・タレント) 1972年 工藤兄弟(タレント) 1973年 西本麻里(MANISH・歌手) 1973年 谷佳知(野球・谷亮子の夫) 1975年 藤重政孝(歌手・俳優) 1977年 田中美里(タレント) 1979年 イリーナ・スルツカヤ(フィギュアスケート) 1979年 チャン・ツィイー(韓国・女優) 1979年 岩村明憲(野球) 1979年 降谷建志(DragonAsh・歌手) 1979年 春日俊彰(オードリー・タレント) 1980年 安西ひろこ(タレント) 1981年 知念里奈(歌手) 1982年 鈴木あみ(歌手) 誕生花は 雪の下、花言葉は“切実な愛情” 誕生石は ガーネット(garnet)、宝石言葉は“真実の愛” 漫画の日 漫画本専門古書店「まんだらけ」が制定。 画家・手塚治虫の命日。 ふくの日 下関ふく連盟が1981(昭和56)年に制定。 「ふ(2)く(9)」の語呂合せ。 下関では、河豚は「ふく」と発音し、「福」と同音であることから縁起の良い魚とされている。 下関ふく連盟 ふぐの日 9月29日 とらふぐの日 10月29日 服の日 日本ファッション教育振興協会・全国服飾学校協会等が1991(平成3)年に制定。 「ふ(2)く(9)」の語呂合せ。 洋服記念日 11月12日 いい服の日 11月29日 歴史・出来事 1895年 バレーボールが考案される 1936年 ガソリン不足で木炭と薪で走る木炭車生産される 1936年 日本最初のプロ野球試合開催。東京巨人軍vs名古屋金鯱軍 1943年 アメリカで8時間労働制を実施 1982年 逆噴射操作で日航機が墜落、死者24名 1989年 手塚治虫(漫画家)、没(享年61歳) 2001年 えひめ丸事件 http://c3-cube.com #今日は何の日 #パーソナルカラー #カラードレープ #カラーパレット #色見本 #PCCS #ドレープ120色 #パーソナルカラー用品 #テストドレープ #金銀ドレープ #ケープ #カラーシート #カラーチップ #C³ #色のみかた #顔タイプ診断 #パーソナルカラー診断 #シーキューブ #insta_higashinada #神戸市 #東灘区 (パーソナルカラー用品ドレープ、見本帳,PCCSのご用命はc3(シーキューブ)) https://www.instagram.com/p/CLDIG1Zg7wF/?igshid=17w7blf3wn5l9
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モデルで女優の中村アン、俳優の清原翔、宝塚歌劇団花組トップスターの柚香光などファッションを愛する約60名による、自宅での自撮り素材をつなぎ合わせたオンワード樫山の新CM「今、私たちは、試着室の中にいる」篇が本日5月14日よりオンエアされた。 #フォロバ #followme
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JOSEPH Photo Exhibition“SHADOWS UNLEASHED” Feat.REI YUZUKA
“1本のパンツのシルエットが決まればスタイリングが決まる” というフィロソフィーを持ち、長年にわたってこだわりの美シルエットを生み出してきた英国ブランド「JOSEPH(ジョゼフ)」。
創設は1950年代と歴史がありながら、そのテイストは色褪せることがなく、ロンドンやパリ、ニューヨーク、そして東京といった世界の主要都市で活躍する洗練された男女に向けて、上質なカジュアルアイテムを提案している。
そんな「ジョゼフ」が10月18日(水)〜11月19日(日)の期間中、GINZA SIXでスペシャルな写真展を開催することになった。
特に注目は、 宝塚歌劇団 花組の柚香 光さんをフィーチャーしていること!
写真展のタイトルは、『JOSEPH PHOTO EXHIBITION “SHADOWS UNLEASHED” FEAT.REI YUZUKA 』。
“SHADOWS UNLEASHED”=“解き離れた影たち”という言葉のとおり、その鮮烈なヴィジュアルはまるで影が呼吸し、主の輪郭から離れ、自由にこの世界を謳歌しているかのよう。
「光と影。相反する要素を持つ女性は美しい。」と以前ブランド創設者のジョゼフ・エテッドギーが語っていたように、「ジョゼフ」のDNAである“コントラスト”にフォーカスした鮮烈な構図は、ぜひ生で見る価値がありそうだ。
このブランドらしいシルエットの美しさやユニークさ、そしてマスキュリンフェミニンといった相反する要素を、女性ながら宝塚歌劇の男役を演じる柚香さんが表現するとはまさに適役。
彼女だからこそ表現できるダイナミックな動きは、まるでオブジェのように美しく、ダイナミックなインパクトを印象づけている。
GINZA SIXに誕生した「ジョゼフ」のフラッグシップショップは、国内最大規模の大きさ。
オリジナルのウィメンズ、メンズ、そしてセレクトアイテムやライフスタイル雑貨も取り揃えるほか、店内には日本初となるJOE’S CAFEも併設しているので、ぜひゆったりとした空間でファッションとアートの両方を楽しんでみては。
●JOSEPH PHOTO EXHIBITION “SHADOWS UNLEASHED” FEAT.REI YUZUKA
期間: 10月18日(水)〜 11月19日(日)
場所: JOSEPH GINZA SIX 5階
住所: 東京都中央区銀座6-10-1
Tel: 03-3573-5380
スペシャルページ:http://www.joseph.jp/shadowsunleashed/ (10月18日より公開)
10月25日(水)~ 31日(火)には、梅田阪急本店 4階プロモーションスペース41に「ジョゼフ」のポップアップショップがオープン。
こちらでもGINZA SIX同様、写真作品をポスターで展開する。
開催期間に¥50,000円以上(税抜)お買い上げの方には、SPECIAL BOOKのプレゼントあり(数に限りがあるためなくなり次第)。
Yoko Kondo / Editor in Chief & Creative Director(近藤陽子/クリエイティブディレクター)
#joseph#fashion#news#ginza six#rei yuzuka#photo#exhibition#takarazuka#the style insight#yoko kondo#style#shadow#柚香光#宝塚歌劇団#ジョゼフ#ファッション#ファッションニュース#写真展#アート#ギンザシックス
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AKB48「11月のアンクレット」渡辺麻友&柏木由紀インタビュー|まゆゆ卒業に寄せて
natalie.mu/music/pp/akb48_03
AKB48「11月のアンクレット」渡辺麻友&柏木由紀インタビュー|まゆゆ卒業に寄せて、仲良しコンビと紐解く王道アイドル像
AKB48の通算50枚目のシングル「11月のアンクレット」がリリースされた。タイトル曲は年内をもってグループを卒業する渡辺麻友が最後にセンターを飾るナンバーで、初選抜入りの4名を含む全28名が参加している。
音楽ナタリーでは、10月末に埼玉・さいたまスーパーアリーナで渡辺の卒業コンサート「渡辺麻友卒業コンサート~みんなの夢が叶いますように~」が行われた翌日、渡辺麻友と柏木由紀の2人にインタビューを実施。デビュー11年目となるグループ3期生であり、チームBの仲良しコンビ“まゆゆきりん”としても知られる2人に、渡辺の卒コンを終えた心境を聞くと共に、活動年数にちなんで11個の質問を投げかけた。渡辺が“王道アイドル”としての地位を築き上げることができた理由��、グループ内で現役最後の3期生となる柏木に今の率直な思いを語ってもらいつつ、「アイドルとは何か?」についても答えてもらった。
感情があふれた卒コンから一夜明けて
──昨日は本当に素敵な卒業公演でした(参照:渡辺麻友「AKB48の未来は明るい」新たな船出を飾った卒業コンサート)。最後は天使をモチーフにした演出でステージの天井間際まで舞い上がっていきましたが、すさまじい高度で怖くなかったですか?
渡辺麻友 リハのときは、ものすごく怖くて泣きそうになっていました。だけど、不思議と本番ではアドレナリンがめっちゃ出ていたみたいで、むしろ気持ちよくなっちゃって。
──百戦錬磨の渡辺さんでも、昨日のステージに上がる前は相当緊張したのだとか。 渡辺麻友
渡辺 五感を失ったと言うか、生きた心地がしないと言うか、取り乱していたと言うか……正直、自分では緊張しているかどうかもわからないくらいでした。「どうしよう?」っていう考えだけが頭の中をグルグル回るんですけど、もう今さらどうしようもないじゃないですか。それでステージに上がった瞬間……気が付いたら嗚咽を漏らしていました。感情よりも先に、抑えきれない量の涙があふれ出てきていました。初めての経験でした。
柏木由紀 本番の何十分か前、一緒に写真を撮ったときはそこまで追い詰められていると思わなかったんですけどね。もちろん卒業コンサートだから緊張するのは当たり前なんだけど、1曲目「初日」を歌う様子を見て「えーっ!?」って驚いちゃって。たぶん緊張感だけじゃなかったと思う。
渡辺 うん、違った。
柏木 もっといろんな感情がごちゃ混ぜになると言うか……そのへんは経験した人じゃないとわからないんだろうけど。
渡辺 それこそ“言葉にできない思い”だよ。「私って、こんな感情を持っているんだ!」って自分が自分にビックリする状態で。
──コンサートの中でも最大の山場は、盟友・柏木さんから渡辺さんへ手紙が読まれた場面でした。これは、どういった経緯で? 柏木由紀
柏木 麻友の卒業が決まってから、どこかのタイミングでお手紙は渡したいと思っていたんです。というのは、今さら面と向かって「ありがとう」とか感謝の気持ちを伝えるのも照れくさい間柄だから、これはもう文章にするしかないと思っていて(笑)。それで何回か手紙を渡すチャンスはあったんですけど、どうせなら一番大きな場所で渡したほうがいいじゃないですか。麻友にとってもファンの方にとっても、特別な日ですしね。
渡辺 こっちは何も知らされていなかったから、オロオロしちゃいました。あのタイミングで、ゆきりんからの手紙なんて、100%泣くやつじゃないですか。「おい��い、勘弁してくれよ!」って思いましたから(笑)。それで案の定、ボロ泣きしちゃって……さっき、手紙の現物をいただきました。大切に保管します。だって考えてみたら、付き合い自体は長いけど、手紙をもらうなんて初めてだったし。LINEで長文とかもしないよね?
柏木 全然しないねー。手紙に関して言うと、実は私が麻友からもらうパターンは過去に2回くらいあったんです。生誕祭のときとか番組の企画とかに。逆に私から書いたことは1回もなかった。そこで今回、とうとう満を持して渡したというわけです(笑)。
渡辺 いや、でも本当にうれしかったです。内容にも心がこもっていて。 ものすごくかわいい、だから切ない
──昨日のコンサートでは最新シングル「11月のアンクレット」、それに渡辺さんの卒業ソング「サヨナラで終わるわけじゃない」も初披露されました。
渡辺 私にとって最後のシングルが、グループにとっても50枚目の記念すべきシングルということで、ちょっと運命的なものを感じてしまいます。ここでAKB人生を終えることができて光栄です。「11月のアンクレット」はメロディも美しく、切なさがあふれている感じ。私個人としても、ここ最近のAKB48楽曲の中で一番好きです。
柏木 音楽自体ももちろんだけど、衣装も振付も世界観も麻友にぴったり合っていると思うんです。とにかく重要なのは、「麻友がものすごくかわいい」ということ。MVも麻友が一番かわいい状態で撮れているし、だからこそ「こんなかわいいのに……」って卒業していなくなってしまうことが切ないんです。これは麻友じゃないと成立しない曲だと思う。 渡辺麻友柏木由紀
渡辺 「サヨナラで終わるわけじゃない」は、秋元康先生から歌詞をいただいた時点で衝撃を受けました。事前に打ち合わせをしたわけじゃないのに、私の気持ちがそのまま書かれているんです。「改めてすごい人なんだなあ」って感動しましたし、卒業にあたって大きな宝物をいただいた気がします。
柏木 昨日は麻友がこの曲を歌っているところを、同期の子たちと一緒に観ていたんです。3期生の中で、今もAKB48に残っているのは麻友と私だけ。すでに卒業した子たちは「今まで本当にお疲れ! 早くこっちにおいでよ」って感じで、麻友を迎え入れる体勢でいるんです。一方で私は1人だけ取り残される感じだから……いろんなことを考えてしまいました。誰よりも切なくこの曲を聴いていたと思う。
──さて、ここからは11個のテーマについて、ざっくばらんに語っていただけたらと思います。短い時間の中で駆け足になりますが、よろしくお願いします。
柏木 11っていうのは、11月に入ったからですか?
──デビュー11年目という意味です。
渡辺 わかりました! では、ジャンジャンいってみましょう! 01なぜ“まゆゆきりん”?
──2人の仲が特別いいことは、ファンなら誰でも知っていることだと思います。では、なぜ特別な関係になったんですか? 実際、同期はほかにもいましたよね。
渡辺 改めてそう言われると、なぜだろう……そもそも私たちって性格自体はそんなに���ていないんです。なんなら正反対と言ってもいいかもしれない。共通点もほとんどないですし。だけど、笑いのツボが超似ているんです! 左から渡辺麻友、柏木由紀。
柏木 めっちゃ一緒! これは2人しか絶対わからないツボ!
渡辺 世界中どこをどう探しても、誰も2人の間には入れないと思う。それくらい独特なんです。
柏木 楽屋でも周りはポカーンとしていますから。「なんで笑ってるの、こいつら?」みたいに、いつも白い目で見られている(笑)。
渡辺 この笑いのツボっていうのは、口で説明するのがすごく難しいんです。空気感が似ていると言うか……。
柏木 あとは昨日の手紙でも書いたけど、2人だけで先輩の中に入る機会が多かったから仲よくなったというのもあるんじゃない?
渡辺 それも大きかった! しかも、先輩に対する接し方がまったく同じだったんです。
柏木 そうそう! それもあった!
渡辺 2人共、上下関係を大事に考えているタイプですから。とにかく先輩をきちんと敬って、私たちは下っ端なわけだから、なるべくご迷惑をおかけしないようにする。楽屋でも端のほうで小さくなっていて、ひと言も発さないでじっとしていました。
柏木 遠慮がちと言うか、借りてきた猫と言うか、その感じは同じだったよね。これは悪い意味じゃないけど、今の後輩でそこまで縮こまっている子はいないもんなあ。もっと普通に話しかけてくるので。いや、当時も同期で先輩にグイグイ近付ける子はいたんですよ。でも、私たちには無理だった。
──2人がそこまで異常にかしこまっていたら、先輩のほうも絡みづらかったと思いますよ。
渡辺 自分が先輩の立場になって、それはすごく感じるようになりました。もし私たちみたいな後輩がいたら、めっちゃ気を遣いますよ。だから今思うと、それでも優しく声をかけてくれた先輩たちは本当に優しかったんだなって。 02チームBの絆
──昨日も3期生がステージに上がっていました。やはり同期というのは2人にとっても特別な存在ですか?
渡辺 それはもちろん。同じオーディションを受けて、そこで同時に受かって、一緒にレッスンして、一緒にデビューのステージを踏んで……やっぱり、その絆は絶対です。これは一生消えない絆だと思う。今ではみんな卒業しちゃって、ほとんど会うこともないんですけど、それでも昨日みたいに顔を合わせると、一瞬で当時の3期に戻ることができる。会っていなくても、心の深いところでずっとつながっている感じがするんです。
柏木 同期だけがいた当時のチームBっていうのは、スタッフさんから「けっこうダメダメだ」って評価されていたんです。
──意外ですね。ファンはそんなふうに思っていなかったはずですよ。
柏木 こっちもそうは思っていなかったんですけどね(笑)。「こんなに毎日楽しくて、一生懸命やっているのに。なんでダメって言われるんだろう?」って。
渡辺 今思うと、ちょっと楽しくやりすぎていたんですよね。楽屋の延長線上にいたと言うか。まだ年齢的にも子供でしたし。お客さんに楽しんでもらうというより、自分たちが楽しいっていう気持ちを優先していたのかもしれない。
柏木 ただ、あの頃の楽しさは特別だった気がしますね。もちろん今も楽しいんですけど、若さゆえの楽しさってあるじゃないですか。初期のチームBは本当に“無敵状態”だったと思います。今、新しく入ってくる若い子たちも、当時の私たちほど天真爛漫に騒げないと思うんですよ。
渡辺 うん、あの無邪気さはすごかった。カオスだったもん(笑)。
柏木 あのノリで、よく人前に出ていたなって思う。 左から渡辺麻友、柏木由紀。左から渡辺麻友、柏木由紀。
渡辺 スタッフさんにもよく怒られたよね。MCもそうだけど、パフォーマンスでも「こんなんじゃダメだ!」と言われたこともありました。
柏木 表現者として、人前でステージを見せるっていうことが理解できていなかったからね……でも、そういう積み重ねがあって今があるんですよ。続けることが大事だったんだなって今となっては思います。 03アイドルの「王道」って何?
──渡辺さんは「王道アイドル」「正統派アイドル」などと呼ばれることが多いです。ではお伺いしますが、そもそもアイドルの「王道」って、どういうものでしょうか? 渡辺麻友
渡辺 うーん、これは意外と難しい質問ですね。アイドルが10人いたら、10人とも違うことを言うはずですし。ゆきりんは、どう思う?
──そう言えば、柏木さんはアイドルの専門学校を作りたいと発言していましたよね。
柏木 私がアイドル専門学校の先生になったら、まずは麻友みたいなアイドルを目指すように指導しますよ。
渡辺 また適当なことを(笑)。でも、どうでしょう。私が考えるアイドルの王道は、やっぱり「裏側を見せないこと」。表のきれいな部分だけを見せるのが、アイドル本来の姿だと思います。もちろん影で努力も苦労もしているに決まっているけど、そんなことは微塵も感じさせない。それがプロのアイドルだと思うんです。
──素晴らしいですね。柏木さんはいかがですか?
柏木 ブレないことが大事だと思います。例えば麻友だったら、「世間が考える渡辺麻友像」を絶対に裏切らないんですよ。今は発信する手段がいっぱいあるから、「あれ? 今、この子は悩んでいるのかな」とかファンの人に心配されることも多いんです。だけど麻友に限っては、そんなことは絶対にない。「今日は疲れているのかな?」とか「体調悪いのかな?」とか1mmも感じさせないですから。ファンの人の前だけではなく、裏でも感じないくらい麻友の場合はプロ意識が高いですけど。
──渡辺さん自身は、なぜ自分が王道って呼ばれるんだと思います?
渡辺 逆に私が聞きたいくらいです。私は自分のことを王道だなんて思ったことは一度もないし、王道を目指したことすらないんです。だから私が王道って呼ばれるのは……天性のもの? 自分で言うのも変な話です(笑)。 柏木由紀
柏木 確かに普通は「天性のアイドル」って自分で言わないよね(笑)。
渡辺 まあでも狙ったわけじゃないのは確かだから。ありがたいことに、周りの人が勝手に「王道」って評価してくれたと言うか。最初、秋元康先生に「麻友は天性のアイドルだ」って言われたときも、「はあ。そういうものなの?」ってピンと来なかったんです。
柏木 だからこそ、天性なのかもね。
渡辺 ただ、その頃は私なりに「自分には何があるんだろう?」って悩んでいました。みんなと違って、私には取り柄が何もない気がしていて。「天性のアイドル」「王道」って言われるようになって、「これだ!」って思ったんです。ようやく自分のカラーというかキャラクターを見付けられた気がしました。言われたことに乗っかっただけかもしれないけど、うれしかったです。アピールポイントができたということですから。
柏木 そこで初めて「渡辺麻友」というアイドルが完成したということなのかもね。いやー、いい話が聞けた! 04女子力
──ガーリーなイメージの渡辺さんに対し、わりと柏木さんはサバサバした印象があります。バラエティ番組でも風呂嫌いだとイジられていましたし。
柏木 いや、でも世間一般で言う女子力なら私のほうが麻友よりはるかに上だと思います。
渡辺 うん、確かにそれは否定できない。
柏木 (鼻高々な様子で)メイク、ファッション、インスタ映えするもの……そういったことに関する興味は、どう考えても私のほうが高いですから。そういうの麻友は本当に弱いじゃん。って言うか、興味もないでしょ?
渡辺 いや、興味はめっちゃある!
柏木 ホントかなー(笑)。
渡辺 興味はあるのよ。コスメとかも調べるのは好きだなんだけど、そこに割く時間が単純にないの。そう考えると私って本当に女子力が低いんだよなあ。女子力が低い代わりに、何力が高いんだろう? ……何力? ナニリョク?
(ここで突然、しばらく黙り込んだまま見つめ合う2人。思い出したように「フヘヘ……」と笑う)
──あの……活字になりづらいリアクションは、やめていただけませんかね(笑)。
柏木 ごめんなさい。つい2人だけの世界に入ってしまいまして(笑)。でも麻友は女子力の代わりに生命力が強いんじゃないかな。風邪を引きづらいとかさ。体調管理のプロ!
渡辺 だったら、「生命力が強い」じゃなくて「プロ意識が高い」って言ってよ(笑)。 渡辺麻友柏木由紀
──渡辺さんは女性ファンも多いですよね。握手会では“まゆゆみたいになりたいガール”と話す機会も多いのでは?
渡辺 もちろんうれしいんですけど、不思議なんです。「よりによって、なぜこんな人間に憧れているんだろう?」って。
柏木 私、わかるけどな。憧れる子の気持ちが。麻友には絶対なれないじゃない。だからこそ、憧れているんだよ。
渡辺 ……なれないからこそ、憧れる?
柏木 そう。麻友は「がんばれば自分もなれそう」っていう存在じゃないの。
渡辺 ふむふむ(大仰な様子で柏木にマイクを差し出すポーズ)。
柏木 だから、そういう文字にしづらい動きはやめてって言ってるでしょ(笑)。麻友は生まれついての王道アイドルで、めちゃくちゃかわいくて……普通に生きていたら、こんな子は周りにいないですからね。女の子たちはわざわざお金を払ってまで、自分の手が届く存在を応援しようとは思わないんですよ。
05アイドルになって失ったもの
──では次に、アイドルになって失ったと思うものについて聞かせてください。
渡辺 失ったものは、はっきりしています。「人としての感情」。
柏木 つらっ! しんどっ!(笑) 左から渡辺麻友、柏木由紀。
渡辺 失ったと言うか……自らなくしたと言ったほうがいいかもしれない。AKB48の中にいると本当にいろんなことが日々起きて、それを全部まともに受け止めたら、心が壊れちゃう。それで、どうするか考えたときに「そうだ! 感情をなくせばいい!」って気付いたんです。その日から感情をオフにしました……自分で話していても「つらっ!」って感じになるけど(笑)。
柏木 でも、私も同じだな。一度、この話はしたことあったよね。「2人��同じだね」って。
──「感情をなくす」というのは、アンチの意見を聞かないとか?
渡辺 うーん……私の場合、そこはまだいいんです。最初から見ないようにしているから。大組閣(※チーム間や姉妹グループの移動を伴う異動)がいい例ですけど、AKB48って急に大きなことがドーンと決まっていくじゃないですか。巻き込まれるメンバーとしては、たまったものじゃないんです。いちいち真面目に向き合っていたら、本当に心がどうにかなっちゃうので。逆に言うと、感情をなくしたからこそ11年間もAKB48を続けてくることができました。 06趣味と仕事
──渡辺さんは、アニメや宝塚など多趣味なことで知られていますよね。
渡辺 最近、アニメはご無沙汰です。趣味に関して言うと、ゆきりんとはまったく合わないです。と言うか、今さらだけどゆきりんの趣味ってなんなの?
柏木 え、なんだろう。携帯を見ることとか? それ、趣味って言わないか。あとはコスメを見ること。それにアイドルは小さい頃から大好きですね。ハロプロとか。
渡辺 私は自分の勉強も含めて舞台を観るのが好きなんですけど、ゆきりんはそうでもないし。笑いのツボ以外、何ひとつとして共通していないかも(笑)。
──趣味を仕事に生かしているってことは?
柏木 私はすごくありますね。幼少期からずっとアイドルにハマっていたからこそ、今もアイドルをやっている感じです。
渡辺 うん、そのへんはゆきりんを見ているとすごく感じる。自分が熱狂的に追いかけるファンだったからこそ、ステージの上での見せ方がわかっているんです。私なんかより、ずっとアイドルとしてプロフェッショナルだと思います。私なんかプロとは呼べないです。 左から渡辺麻友、柏木由紀。
柏木 プロじゃないからこそ、「天性」って言われるんじゃない? 面白いですよね。麻友は「天性のアイドル」。私は「プロのアイドル」。住み分けができているんじゃないですか。
渡辺 天性? プロ?(※と言いながら互いの顔を交互に指さして、「フヘヘ……」と2人で笑い合う)
スタッフ ほらほら、時間もないんだから。そういうことやめてくれる?
渡辺 あーあ、普通に怒られちゃった。
柏木 うちら、チームBでデビューした頃と同じような調子で怒られているね(笑)。成長していないなあ。 07握手会の思い出
──AKB48と言えば握手会。先日のイベントでは渡辺さんに会うために長蛇の列ができたとか。
渡辺 私たち、握手会では隣同士になることが多いんです。なので握手会中も、人と人が来る合間にふざけ合ったりしているんです。お互い、ちょっかいを出し合ったりして。 左から渡辺麻友、柏木由紀。
柏木 改めて思い返すと最近はいろんな年齢の方が来るようになったなって感じますね。赤ちゃんを抱っこしたお母さんとか。ファンの人同士が結婚して、「子供が産まれました」って見せてくれることもありますし。
渡辺 私は赤ちゃんが大好きだから、そういうファンの方を見ると「わあ! 赤ちゃんだ!」とか言いながら、ゆきりんのスペースまで連れていく(笑)。
柏木 でも、めっちゃ泣かせるんですよ、赤ちゃんのことを! 「ギャー!!」ってもうギャン泣きで(笑)。自分では「赤ちゃん大好き」とか言ってるクセに。
渡辺 愛情が強すぎるのかな。喜んでもらおうと思って変な顔を近付けると、ものすごい勢いで泣き出したりするから……トラウマを植え付けてしまったかもしれない(笑)。
柏木 でも赤ちゃん連れのファンの方が来ること自体、私たちが長く活動していることの証明だよね。すごいことだなって自分でも思います。 08コンプレックス
──コンプレックスはありますか?
渡辺 私、コンプレックスの塊です。むしろコンプレックスしかないくらいです。
柏木 えーっ!? またまた……。
渡辺 いや、本当だよ。見た目も中身も、まんべんなくコンプレックスがあるくらい。
──でも、芸能人って「私を見て!」って言う立場の職業じゃないですか。
渡辺 そうなんですよね。だから、そこは本当に悩みどころ。どうしても自分に自信が持てないんです。みんな、どうしているのかな? 今は私、自信が持てないなりに自分を励まして、なんとか舞台に立っているような状態なんですけど。
柏木 私もコンプレックスはめちゃくちゃあるほうです。顔とか体型もそうですし。ただ克服法っていうわけじゃないけど、自分にはファンの人がいるじゃないですか。だからファンの人のことだけを考えるようにするんです。一般の人たちからどう見られているかって考えると、めっちゃしんどくなりますからね。こんなにいっぱいかわいいメンバーがいる中で、わざわざ私のことを選んでくれた。そう考えると、もうちょっとだけがんばれるかなって思えるんですよね。 09選抜総選挙
──「AKB48選抜総選挙」ではこれまでにさまざまなドラマが生まれました。振り返ってみて、経験者としてどう思いますか?
渡辺 総選挙がなかったら、もう少し楽にアイドルをやれたと感じています。来年から出なくてもいいんだって考えると、正直、気持ち的にはホッとしている部分もあります。あの重圧は出馬経験のある当事者じゃないとわからないと思う。そういうことがあるからこそ、私も感情をなくさなくてはならなかったわけですけど。
──総選挙も今でこそ恒例化していますけど、冷静に考えると、かなり異色のイベントですよね。 柏木由紀
柏木 確かに最初はここまで大きくなると思っていなかったんですよね。「へえ、そんなことやるんだ」って感覚で。
渡辺 メンバー間でも話題になっていなかったくらいだもんね。
柏木 そうそう。出たら出たで、「ふーん、これが私の順位なんだ」とか「だから何?」って受け止め方だったんです。だけど気が付いたら総選挙はどんどん大きな存在になっていて、「誰々とライバル関係」とか「今年の順位は?」とか、いろいろ言われるようになって。総選挙にはすごくいろんな思い出がありますけど、一番は麻友が1位を獲ったこと(※2014年の「AKB48 37thシングル選抜総選挙」)。あれは本当にうれしかった!
渡辺 ホントに? だけど、私もゆきりんが3位に大躍進したとき(※2011年の「AKB48 22ndシングル選抜総選挙」)はすごくうれしかった。本当に自分のことのようにうれしかった。 10世代交代
──渡辺さんが卒業すると、3期生は柏木さんだけになりますね。
渡辺 後輩がしっかりと育ったからこそ、私がいなくても大丈夫だなって卒業を決めた部分はあるんです。めきめき順調に育っていると思います。このまま、変な道に逸れることなくがんばってほしいなって思います。ゆきりん、特に気になる後輩とかいる?
柏木 それは言いにくいな。まだ中にいる身だからさ。
渡辺 そうだよね。じゃあ出ていく立場だから言わせてもらうと、私はチーム8の小栗有以ちゃんが気になっていて。ほかにも複数いるんですけど、特に注目しているメンバーって言うと、ゆいゆいになるかな。人気もうなぎ登りだし、本人のオーラもどんどん増していますし。このまま王道アイドルのド真ん中を突き進んでほしいなって期待しています。
柏木 おっ、とうとう後継者に指名かー。
渡辺 うん! 継いでほしいなって、それは真面目に思う。 11年齢を重ねるということ
──幼い頃からアイドルをやっていた2人ですが、大人になることで「アイドルの自分」にジレンマを感じたことはありませんでしたか?
柏木 私は昔からアイドルが大好きだったから、自分も王道アイドルを目指していたんです。だけど年齢を重ねると、どこかで切り替えが必要になってくるんですよね。「私は麻友みたいにはなれないんだな」って自然と気付くようになってきて。今でこそ最年長メンバーとして後輩からイジられまくっていますし、このポジションを楽に感じていますけど、最初からこうだったわけじゃないですからね。先輩がどんどん卒業していって、気が付いたら自分が上の世代になっていて……自然と年相応な振る舞いができるようになった感じかな。 渡辺麻友
渡辺 私の場合、髪型で変化を付けていった感じかもしれない。ツインテールとか、変な前髪も途中でやめたし。
柏木 別に“変な”ってことはないけどさ。
渡辺 やっぱり年齢と共に変わっていきますよね、自分の趣味、趣向も。そこを自然にシフトチェンジできれば、長くアイドルを続けることができると思うんですけど。
柏木 そう、私たちのようにね(※と真顔で発言したあと、なぜか吹き出す)。
渡辺 ドヤ顔で言って笑わないでよ(笑)。今、ちょっとカッコいいと思ったでしょ?
これからもがんばりましょう
──お互い、最後にメッセージはありますか。
渡辺 最年長ということで、ゆきりんも今やたくさんの後輩から慕われ、イジられる存在になりましたから。これから“最後の3期生”になりますし、置いていくのが心苦しいという気持ちもあります。でも、私はやっぱりゆきりんの“プロのアイドル”という姿が大好きなので。これからも、ゆきりん流のアイドル道を貫いてほしいと思います。ずっと応援しています。 左から渡辺麻友、柏木由紀。
柏木 ずっと2人でいることが多かったから、寂しいという気持ちがないと言えば嘘になりますね。だけど麻友が女優さんとして活躍してくれたら、私はAKB48の中からでも応援できるじゃないですか。麻友らしさを失わないようにしながらがんばってほしいです……いや、「がんばってほしい」というのは違うな。私も中に残りながら、もっとAKB48を大きくできるようにがんばるので、お互いにこれからもがんばりたいです。
渡辺 そうだね。がんばりましょう!
──渡辺さんの卒業コンサートを目の当たりにして、柏木さん自身は卒業を考えなかったですか?
柏木 「自分の卒業コンサートは、どんな感じになるんだろうな?」とは思いましたけどね。
渡辺 絶対、観にいくよ!
柏木 いやいや! 観ているだけじゃなくて、どうせならステージにも上がってよ。
渡辺 えー、観客として普通に観たいんだけどな(笑)。 「アイドルとは?」に対する2人の答え 左から渡辺麻友、柏木由紀。 柏木由紀
ファンの人たちがどんなライブを求めているのか想像してみたり、ツイッターやブログをチェックしながら意見を参考にしたり……。アイドル活動について考えることが単純に楽しいんですよね。私にとってアイドルは「仕事」よりも「楽しさ」要素が強いもの。こんなに楽しいお仕事って、なかなかないと思うんです。 左から渡辺麻友、柏木由紀。 渡辺麻友
やっぱりファンの人にとってアイドルは希望の光であってほしい。だからアイドル側も、自分がそういう存在になるように努めるべきだと思っています。そして私自身、アイドルになることによって人生に希望の光が差し込んできたのは事実。アイドルとは、いろんな人たちに希望の光を当てられるジャンルではないでしょうか。
AKB48「11月のアンクレット」渡辺麻友&柏木由紀インタビュー|まゆゆ卒業に寄せて was originally published on Watanabe Mayu
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