#好古園の紅葉
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【兵庫県】好古園 . ぶぅわぁー、っていう散り紅葉も良いけど、 こーいう上品なのもたまには良いかも . (2018/11/27撮影) . #散り紅葉 #散りもみじ #好古園 #好古園🍁 #好古園の紅葉 #姫路好古園 #姫路城好古園 #兵庫県観光 #兵庫県旅行 #上品 #旅行 (好古園) https://www.instagram.com/p/ClQrYASvxrv/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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西播紅葉ツーリング
紅葉真っ盛りの中本日も近隣の紅葉狩り。先ずは山崎の最上山
燃えるような赤
続いて龍野公園
最後に姫路城好古園ライトアップ
#photo#tour#photography#写真#travel#instagood#touring#ツーリング#絶景#バイクで行く景色#兵庫県#cooljapan#紅葉#日本の景色#日本の秋#world heritage site
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休暇。
10月1日~長期休暇だという噂が職場に流れていた。長期の休みなら行きたい場所はたくさんあったが、噂が流れはじめたのは8月の末くらいで、そんな時期から用意しはじめたのでは何も間に合わない。釧路と舳倉島、どちらにするか悩んだが、どちらも現実的ではないのであきらめて、結局長期休暇は取らずに、四連休だけ取ってあとは出勤した。来年も同じ時期に長期休暇があるのなら、半年くらいまえには教えてもらいたいし(一年後の予定がすでに決まっているような生活をしている人間なので)それなら周到に旅に出られる。
とはいえ、せっかくの休暇なので何かしたいと思っていたら、東京のイゼルローンフォートレスでキルヒアイスのアフタヌーンティーへ行けることになった。
東京は文フリで年に多いと二回くらい行くのだが、単純に『遊びに行くだけ』というのは、何年ぶりか……。イベントまえのストレスや緊張、イベント後の疲れのない旅行というのは、もしかしなくても十年くらいは経験していないのでは? という…。
いつもは始発に乗るのをすこしゆっくりの電車に乗って名古屋駅へ。
平日の、しかも朝だからすんなり食べられるだろうと思っていた名古屋駅名物「ぴよりん」のモーニングは、びっくりする��らい人が並んでいた……。とりあえず名前だけ書いて、出かける直前にバタバタしてて買えなかったお土産を探しに行くも、あせってしまいぴよりんのバウムクーヘンを一個しか買えないまま、席へ通される。 そしてぴよりんモーニングを注文して食べる。 当たり前だがこの「カフェ・ジャンシアーヌ」は、ぴよりんを求めているひとがわざわざ並ぶお店なので、みんなぴよりんを食べる。いろんなひとが「ぴよりんモーニング」を注文するのを、「ああこの人たちはみんな、ぴよりんを楽しみにこのお店に朝早くにやってきたんだなあ」という幸せな気持ちで感じることができる。とてもいい旅立ちの朝だった。
新幹線は少し遅れている便もあったようだったが、わたしが乗るのは大丈夫だった。予定通り東京駅へ着き、約束の駅へ。
休日はとても並ぶというラーメンのようななにかのお店へ連れて行ってもらう。透き通ったスープに、きしめんみたいな麺(麺は10種類くらいからえらべたが、初心者なので先達に従って頼んだらきしめんみたいなのだった)、たくさんのネギとパクチーが浮いている。パクチー大好きなので、追加すれば良かった。とにかくめちゃくちゃおいしくて、スープまで飲んだ。 到着したときにはお店は結構すいていたのに、すぐに満席になって、お店を出るころには人が並びはじめていた。
皇居まで歩いて行ける距離だというので案内してもらう。 人生で実は皇居に行く(しかも結構奥の一般人が入れないようなところまで入れる)機会があったのだが、一度も行かなかったので、皇居は初体験だった。入り口は閉まっていて、見学はできなかったのだが、かつて皇居へ入る機会があったころからはずいぶん違う道と考え方をしているわたしには、そういうものなのだと思った。偶然だが。 皇居の周りは走っている人がたくさんいた。柳がたくさん生えていて、風が目に見えるので気持ちよかった。 「このお堀、冬は鳥がきそう」と言ったら、案内してくれた人が、「黒くて足がこんな鳥がくる」と指を三本立ててオオバンを表現したのが面白かった。たしかにオオバンは、カモとかと違って、指がわかれていて足がへら状になっていない(指がわかれていてそれぞれに水かきがついている)。
そのあとは、紅茶屋さんへ。いろいろ悩んだけど、暑かったのでレモンティーを頼む。たくさんおしゃべりして、二杯目も。ロイヤルミルクティーを飲む。どれもおいしかったし、カフェはとても居心地が良かった。 いつも東京で誰かに会うときは、イベントの後の打ち上げとかで、疲れとお酒でハイになってたり、時間も時間だから焦っていたりするけれど、ゆっくり時間を気にせずおしゃべりができたのがうれしかった。 だれかに会いに行く旅、というのを久しぶりにしたなあと思った。
その人とは別れて、イゼルローンフォートレスへ。十年来のフォロワーさんと会う。BL短歌の頃に出会っていて、タイムラインでは毎日のようにおしゃべりしているのに、会うのはこれが初めてなのが不思議。 イゼルローンフォートレスは「銀河英雄伝説」という小説のコンセプトカフェ(公式)で、物語の中の陣営で席がえらべたようで、イゼルローンを選んだよ、と言う話だったが、なにが違っ��のかよくわからなかった。記念の銀貨・金貨をもらったり、コースターをもらったりした。ドリンクについてくるコースターにシェーンコップが含まれていたのを、ながれるように渡されたのがおもしろかった。 アフタヌーンティーのケーキにひとつめちゃくちゃ酸っぱいのがあって複雑な顔をしていたら「酸っぱいのきらいだもんね」と言われて、「やっぱりいつも一緒にいる人だ!」と思った。 ライチョウのぬいぐるみをもらう。夏羽と冬羽を選ばせてもらう。まだ夏羽のオスにしか出会っていないので、夏羽をもらった。 ひとしく一緒にわちゃわちゃしているフォロワーさんたちにお土産を買う。今日発送したが、よろこんでくれるとうれしいなと思う。 自分用には、箸を買った。迷ったけど、同盟の箸にした。 世界が平和でありますように、この小説の主人公の一人が語るような、健全な民主主義の世界にたどり着き、すこしでも長くそれがつづきますようにと祈る。
翌日。 泊ったホテルの近くに野鳥のサンクチュアリのような場所があるようだったが、とにかく「緑色のインコ(ワカケホンセイインコ)」と「オナガ」が見たいと思っていたので、目撃情報があり、さらに良く発生するという井の頭公園へいく。何年かまえ、みんなでアヒルボートを漕いで楽しんだ井の頭公園だ。朝早く到着したからか、あの楽しかったアヒルボートを漕いでいる人は誰もいなかった。 カメラを持っている人が何人かいて、鳥への期待が高まる。 池にはカイツブリとカルガモが浮いていた。
一生懸命探すも、オナガの鳴声とシジュウカラの鳴声しか聞こえないので、公園の管理塔で「緑色のインコはどこにいますか?」と聞く。 「夕方に群で飛んでくるけど、昼間はあんまり見ないね」と言われる。好む木とかが分かればそ��から探せるのに…と思ったが、そういう���もないらしい。とりあえず玉川上水を遡る。オナガの声がたくさん聞こえるけど、全然見つからない。 ブラインドがもうけられているところがあって、鳥写おじさんがたくさんいたので覗いてみる。池があって、ムラサキシキブが池の周りに生えていたので、鳥は来そう。だけど鳥があらわれなかったので情報収集。ちょっと離れたところにたくさんいる場所があるとわかったので移動。
関東の人はもしかしたら「なんでこいつ、こんなにオナガ(とワカケホンセイインコ)を見たいんだ?」と思うかもしれないが、オナガは関東にしか住んでいないので、三重では見られないのである。
どきどきしながら歩いて行くと、まず見つけたのはオナガ。 「オナガだ!!!!めっちゃいる!!!!!オナガ!!!」もう大興奮である。オナガはしきりに飛びまわり、すぐに木の中に隠れてしまうので、まだ葉っぱが繁っている今は見つけづらいし、写真を撮るのがむずかしい。でもときどき、開けたところへ出てくるのでそれを撮影していると、なんか変な影が……飛んでくる……。なんて言うんだろう、ロケットみたいな……。日本にいるタイプの鳥��はない、形状の……。 目の前にとまったのはワカケホンセイインコだった! 「わーーーーーー!!!本物だ!!本物だ!!!!」 重いカメラとレンズを担いできたかいがあった……。このインコも木陰に隠れるし緑色なので、はっぱと紛れて見つけづらいし写真も撮りづらい……。 こんなトロピカルな鳥がなんでこんなところにいるかというと、外来種である。飼われていたのが逃げ出して野生化しているらしい。とても異様……。 寿命が30年くらいあるらしい。外来種についてはいろいろ思うことがあるし、その存在を全面的に肯定はしないが、かれらをここに持ちこんだのは我々人間なので、「彼ら」が悪だという立場にはわたしは立っていない。存在と言うよりは、「棲みつかせてしまった」構造や、行為を批判したいと思っている。 絶滅危惧種を「この目で見てことほぐ」必要があるとしたら(その行為の根底には人類の営為による贖罪と、その環境の改善への努力への約束が含まれると思う)、等しく外来生物も「この目で見る」必要があるとおもう。たしかに、都会の森の中に、この南国にいそうな姿は異様で、その「違和感」は、環境について考える動機になる。
とにかくワカケホンセイインコとオナガを見つけて満足する。 どちらも動き回る鳥なので、追いかけて歩いていたら、ひらけた場所に鳥写おじさんがたくさん集まっていたので寄っていく。 エゾビタキとキビタキを撮影していた。 今年はエゾビタキに出会ってないし、なんだかんだキビタキにもほとんど出会えないので見られて良かった。
名古屋駅でお土産にぴよりんを買いたかったので、はやめに東京を出ようと東京駅にもどる。 スマホリングが壊れてしまっているので、東京駅のちいかわちゃんのショップでちいかわちゃんのスマホリングを買おうと思っていたら、東京駅のちいかわちゃんショップは一時間待ちだった! あきらめて、東京駅にあるというクルミッコショップへ……人が全然いないなあと思っていたら、なんとクルミッコは売り切れ! そんなぁ~~と落胆しながらお土産を物色していたら、普通の総合お土産ショップみたいなところにクルミッコとサブレのセットが売っていた。 「これ、おふくもち(赤福によく似た伊勢のお土産)みたいな……なんかそういうクルミッコじゃないよな?」と不安に思いながらレジに持って行くと、ちゃんと紅谷の袋に入れてくれたので本物のクルミッコのようだった。 崎陽軒のシウマイもほしくて、真空パックじゃなくて���ルドのやつを探し回るが見つけられなかったので真空パックのを買って、お弁当も買って電車に乗る。 じつは朝、ホテルのバイキングでしこたま食べてから何も食べていなかったが、腹が減っていなかったので、帰りの近鉄特急で弁当を食べようと思って、新幹線ではもうすぐ車内販売がなくなるというシンカンセンスゴイカタイアイスを食べる。次に新幹線に乗るのは文フリの時だから、もう食べられるのはこれが最後の機会だ。いつまで経ってもやわらかくならないのを待っていたら、いつの間にか静岡を通過していた。豊橋辺りでなんとか食べ終える。そうこうしているうちに、名古屋。
駅でぴよりんを買おうと思ったら、めちゃくちゃ並んでいた。とりあえず特急券を買ってからぴよりんの列に並ぼうと思っていたら、いろいろあって列にならばず、特急も乗らないことに。 ゆっくり急行と鈍行で三重まで帰る。
急行と鈍行のベンチシートではお弁当は食べられないので、家に帰ってきてからお弁当を食べた。おいしかった。
良い旅をした。 翌日(つまり今日)伊良子へタカの渡りを見に行こうと思っていたのに、雨が降っていた。 来週からはとても忙しいので、今年は、もうヒヨドリの渡りを見に行けないだろう。
11月の半ばくらいには忙しいのは落ち着くので、そしたら、いつものアフタヌーンティーの秋のコースを滑り込みで食べよう。そしたらすぐに、ハッピーホリデーアフタヌーンティーがきちゃう。
月末に、今度は九州へ行く用事がある。九州では、カササギを探したいと思う。
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P3 Club Book Ken Amada short story scan and transcription.
天田乾子供化計画
「別にいいじゃないですか!順平さんには関係ないでしょ!?」
ここは月光館学園の施設、綾戸台分寮の1階。カウンターの方角から聞こえてきた大きな声に、ラウンジでくつろいでいた面々が、何ごとかと目を向けた。声の主は、月光館学園初等部の天田乾。そのそばでは順平が、にやにやと意地の悪い笑みを見せている。
「いーや、関係あるね。いいか、天田。まだまだ子供のお前が、大人ぶりたい気持ちはよぉーっくわかる。オレだって覚えがある」
「別に大人ぶってるわけじゃ······!」
「まあ、聞けって。子供時代にちゃんと子供であることを十分に楽しめないと、やっぱ人間ってのは歪んじまうんだよ」
「······順平さんみたいにですか?」
「うぐっ、そ、そういうとこがガキらしくねえってんだよっ!」
どうやら、いつも大人びた天田の態度に対し、これまたいつものごとく順平が何かいちゃもんをつけているらしい。
「そもそも、順平さんの方が子供っぽすぎだと僕は思いますけどね。真田さんや美鶴さんの落ち着きを見習うべきなんじゃないかなあ?」
「オレはいいんだよ、オレは。つーかな、オレはホントに心配なんだよ······」
「心配?」
いつになく真面目な口調の順平に、不機嫌そうに顔を背けていた天田も、ようやく聞く気になったのか口調を和らげた。
「······どういうことです?」
「いや、お前さ、いつも学校終わってから寄り道もしないですぐ帰ってくるし、どこか出かけたと思ったらひとりで神社に行ってるていうじゃんか。フツーお前くらいの年だと、やっぱ友達と遊びまわったりとかするもんだろ?さすがに心配になってくるって」
「それは······」
順平の心配には、天田自身にも心当たりがあった。確かに、いまの彼には我を忘れて級友と遊ぶような、心の余裕はない。それは、亡き母に対して誓った、悲願を現実のものにするためのストイックな覚悟ゆえ。しかし、それを順平に教えるわけにはいかない。だから。
「別に、心配してもらわなくても平気です」
天田は、そう言うしかない。だが、それでも順平は諦めなかった。
「いかん。いかんよ、キミ!」
「な、なんですか」
「まったく、大人ぶってるくせに、そういうところはガキっぽいんだからな~」
かちん。
その言葉が、天田の心の中の何かを刺激する。
「······わかりました。別に子供っぽいと言われたからって訳じゃないですよ。それに、子供らしくないって言われたって平気です���。それこそ、その程度でムキになるほど子供じゃないですから。でも、そこまで順平さんが言うなら、歳相応に見えるようやってみますよ。で、いったい僕は何をやればいいんですか?」
つい勢いで、順平に啖呵を切る天田。ラウンジの方では、ゆかりが「あーゆうとこ十分子供らしいよね?」と小声で言い、風花を始めとした面々もうんうんと肯定するが、そのやり取りは天田と順平のもとまでは届かない。 そして。
「よっし!よく言った!」
順平はそう大声を張り上げ、すっくと席を立つ。その顔には、しめた、といった感じの表情が浮かんでいた。ぞわり、と不吉な予感が、天田の背筋をかけのぼる。
「ちょ、ちょっと待······」
「男に二言は、ねえよなあ?」
「うぐっ」
引き返すには、やや遅すぎた。そして天田の予感は、最悪の形で的中していたのだ。
「で······何なんですか、これは!」
「くっくっく、よく似合うぜ~」
ラウンジの真ん中で、天田はすっかりさらし者になっていた。子供らしさはまず形から。そう主張する順平に言われるまま、天田は服を着替えさせられていた。真っ白なランニングシャツに、ちょっと古くなったデザインの半ズボン、頭には麦藁帽子という、昔懐かしの田舎の子ファッションである。どういうわけか、虫取り網に膝小僧のバンソウコという、オプションまでもがちゃっかり用意されていた。
「いや、実はこないだちょろっと実家に帰ったときにさ、オレが昔着てた服が大量に掘り出されてな。天田に着せたらどうなるかなー、とか思ってたもんで」
「要は······順平さんの暇つぶしなんですね? はぁ······満足ですか?じゃ、脱ぎますね」
それこそ子供らしくない深い溜め息をついて、天田はもとの服に着替えようと踵を返した。だが、その両腕をぐっと引き止める者がいた。
「しつこいですよ、順平さ······って、ゆかりさん?風花さん?え?」
引き止める手の主は、意外な人物。ゆかりと風花のふたりだった。何かをぐっとガマンしているかのような、やや紅潮した顔で、ふたりは声をハモらせて絶叫に近い声を出した。
「かわいいっ!!」
「え?え、えっ?」
予想外のリアクションに、天田はすっかり言葉を失っている。だが、盛り上がった女子ふたりのテンションは、間断なく上がり続ける。
「次、これ!これ着てみて!ちょっとストリート風のやつ!」
「ううん、こっちが似合うよ、ゆかりちゃん!ほらお坊ちゃんって感じのブレザー!」
「いえ、あのおふたりとも、落ち着」
「いやーん、何このピンクのベスト!順平、子供の頃こんなの着てたの?もったいない!天田くんに着てもらわないとっ!」
「ゆかりちゃん、ほら!黒のハイソックス、ハイソックス!これは外せないよっ!」
「わ、わ!勝手に脱がせないでくだ」
「た、岳羽······この袖が長めのハイネックなども捨てがたいと思うのだが······」
いつの間にか、美鶴までもが参加していた。
「まったく······ 女性というものは、幾つになっても着せ替え人形が好きなんだな」
「え······ええっ!?」
よりによって、憧れの真田にお人形さん扱いされ、天田の心に絶望感が押し寄せる。だが、脱力するにはタイミングが悪かった。抵抗が弱まった天田に、女性陣がこれ幸いにと群がって、あれこれと服を合わせ始めたのだ。
さすがに天田の人格を考慮してか、下まで脱がされることはなかったものの、次から次へと服を着せられ脱がされて、天田の心にもういいやという諦めの感情が芽生えかけたそのとき。
「ちょ、ちょっと待っててね」
風花がそう言うと、もの凄い勢いで上階への階段へ向かって走り去った。思考能力が鈍った天田が、ここで危険を察知し得なかったのは、一世一代の不覚だったと言えよう。やがてさほど時間を空けずに戻ってきた風花は、いくつかの紙袋を抱えていた。
「こ、これ!これ着てみてっ!!」
そこでようやく、鈍りきった天田の頭の歯車がカチリとはまった。
風花は女性→風花が服を持ってきた→持ってる服はおそらく女物→その服を着せられようとしている→自分は立派な男の子☆
神経回路がそれだけの情報を伝達し、最悪の事態を避けるために手足を動かす信号が発されようとしたときは、既に事態は終了していた。
「か、か、かわいいっ!!」
「うわ······めちゃくちゃ似合う······」
「あ、天田······写真を撮ってもいいだろうか?」
ややロリータ風味が入った、薄いブルーのブラウスと、それに色を合わせたフレアスカート。腰の部分には大きなリボンが添えられ、裾や袖などいたるところにフリルがあしらわれた、可愛いとしか形容できないドレスであった。
「ほぉ······」
「うわ、マジかよ?」
「山岸······やるな」
どうやら男性陣にも、かなり受けがいいようだが、それは何ら慰めにはならない。そして、無言でプルプルと震えるばかりの天田に、アイギスのひと言がトドメを刺した。
「大変、お似合いであります」
「うわあああああああああんっ!!」
見事な逃げっぷりだった。残像すら見えるかという勢いで、天田は2階の自室へと逃げ出したのだ。不覚にも、目には涙が浮かんでいた。
「あ······やば」
「ちょっと、調子に乗りすぎたかな?」
天田の慟哭に正気を取り戻したゆかりと風花を始めとして、そこにいる全員がやりすぎたという表情を見合わせるが、それは後の祭りである。たまだ、この事態の元凶である順平ひとりだけが、いまだに腹を抱えて笑っていた。
「ちょっと、順平。そんなに笑っちゃ悪いよ」
「くっくっくっく······。これが笑わずにいられるかっての。あの天田が泣いて逃げ出したんだぜ?いやー、あいつの子供らしいところが見れて、お兄さんちょっと安心したぜ」
「ホント、大人げないヤツ······知らないからね、天田くんに仕返しされても」
「ま、子供の仕返しなんざタカが知れてるから大丈夫だって。むしろ、オレにイタズラ仕掛けるくらいになれば、アイツも歳相応で余計に安心ってことなんじゃねえの?」
「そう······かなあ?」
周囲の心配をよそに、順平はまったく悪びれたそぶりはなく、むしろ善行を施したと信じている様子である。だが、順平は甘く見ていた。母の復響を胸に生きる小学生が、本気になったらどれほど恐ろしいことになるか、彼はまったく知らなかったのである。
「······っんだ、こりゃああああ!?」
翌朝、寮の中に順平の絶叫がこだました。あまりの悲痛な叫びに、すでに朝の準備を終わらせていた寮生たちが、いったい何ごとかと順平の部屋の前に集合する。
「順平?開けるぞ?」
代表してドアを開ける真田。散らかりきった順平の部屋が、彼らの前にあらわになる。そして、そこに皆が見た物はー。
色とりどりのペンで、顔中に落書きをされた順平の情けない姿であった。一瞬にして、全員が昨日の天田の悔しそうな泣き顔を思い出す。
「ぷぷっ!れさっそく仕返しされてんの!」
真っ先にゆかりが噴き出した。
「笑ってんじゃねーよ!これ、洒落になんねえぞ ······アイツ、全部油性で書きやがった」
拭いても拭いても落ちない落書きに、順平は心底弱りきった声を上げる。落書きの内容も、へたれ、根性なし、変質者、禁治産者、 などなど小学生としては高レベルなボキャブラリーを駆使している。トレードマークのアゴひげの部分には、矢印でポイントされた上に「カビ」とか書かれていた。センスもなかなかである。
「くっくっく、子供の仕返しはタカが知れてるんじゃなかったっけ?あんたさ、昨夜ひとりだけ天田くんに謝りに行かなかったでしょ?言わんこっちゃない」
「っくしょ〜!天田!天田はどこだ!」
「もう、 とっくに登校したわよ。あ、そうだ。もういい時間じゃない。アホの順平に構ってるヒマないわ。行こ、風花」
その言葉を合図にしたように、皆はそれぞれ登校するために散っていった。順平ひとりが自室に残り、天田に対する恨み言を呟きながら、ごしごしと必死に顔をこすっている。
「あの野郎······放課後に折檻してやるっ!」
逆恨み風味で、そう宣言する順平であったが、その言葉は実行されることがなかった。そう、本番はそれからだったのだ。
「だ、だいじょぶ順平?何が魂抜けてるよ?」
昼休み---ゆかりの心配そうな言葉どおり、順平はすっかり憔悴しきっていた。朝の騒ぎのあと、天田が仕掛けたさ���ざまなトラップが、連続で順平に襲い掛かったのだ。
まず、服を着てカバンを持ち上げようとしたら、机に接着剤で固定されていた。寮を出ようと靴を履いたら、靴先にマヨネーズが詰められていた。駅に着いたら、遺失物の掲示板に「パンツ 伊織順平様」と書かれ、道行く女生徒やOLが笑いを噛み殺していた。学校に着いて上靴に履き替えたら、今度はケチャップが詰められており、シャーペンには芯に見せかけた針金がつめられ、消しゴムにはシャーペンの芯が仕込まれ、教科書を開くと中に挟まれたエッチな写真が落ち、体操着はしゃがむと尻が破れるような細工がされていた。トドメについ先ほど、別クラスの顔も知らない女生徒から、「あのさ、こういうキモイ手紙やめてくれる?マジ迷惑なんだけど」と、 まったく出した覚えのなラブレターに関して、クラスメイトの目の前でなじられ、ついに順平は根を上げた。
「もう······オレ駄目······死にてえ」
ちょっとだけ、その子がチドリに似ていたのも、順平の落ち込みに拍車をかけていた。と、そのときだった。
「あの······伊織先輩、いますか?」
教室前方の入り口から、仕掛け人の天田本人が姿を現わしたのだ。
「あ、天田!てめえっ······!」
と順平が立ち上がろうとしたとき、 先手を打って天田がこう言ったのだ。
「い、伊織先輩······ご、ごめんなさい!」
「へ?」
「お、怒らないでくださいっ!ちゃ、ちゃんとパン買ってきました······から······ぐすっ」
「え?え?」
うっすら涙を浮かべる天田。予想外の事態に焦ある順平に、周囲からの視線が突き刺さる。
「え?もしかしてイジメ?」「うそっ、あんな小さい子を?」「伊織くんサイッテー」
どう見ても、 順平が悪人にしか見えない。慌てる順平は、急いで天田のもとに駆け寄り、小声でささやいた。
「わかった!オレが悪かった!もう勘弁してくれ!明日から学校来れねえよぉ······」
折檻してやると言った勢いはどこへやら、情けなく順平は許しを請う。それを見た天田は。
「僕······すごく傷つきました」
「う。わ、わかってるよ。マジ悪かったよ」
「······欲しいゲームソフトがあるんですよ」
「なっ!?てめ、こら、ゆする気かよ!」
「ごめんなさいー!ぶたないでー!」
「わ、こら、やめ、ちょっと、わかったよ!」
すっかり天田に翻弄される順平。
「くっそう······めちゃくちゃマジになりやがって······大人げねえぞ!······あ」
その順平の失言に、してやったりといった表情を浮かべて、天田はにこやかに言った。
「僕、 子供ですから」
その笑顔は、まさしく子供らしく、それ���えにけっこう恐ろしいものであった。
結論---天田は怒らせないほうがいい。
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みそかです。
噛まれる寸前まで犬の肉球をぷにぷにしたり、締め切り5分前にレポートを出したりと、ギリギリでいつも生きているわたしですが、役者紹介もこんな時期に投下させていただきます。
新歓の読み合わせがまだ始まっていないので、間に合ったということにしてください。
わたしは毎回芸名を変えています。理由は特にありません。気分です。次回は変えるかもしれないし変えないかもしれません。
そんなわたしから、新人公演に参加したみなさんに新しい芸名をプレゼントします。でも、あくまで提案なので、採用するなり仏壇に飾るなり塩胡椒かけて炒めるなり好きなようにしてくださいね。
役者編
縦縞コリー
🆕犬系彼氏
パーマ姿に慣れすぎて、もうもとのこりちゃんを思い出せません。似合ってるってことです。
声がいいのはもちろんのこと、表情管理が素敵だなと思います。父だけど子どもっぽさが残っている表現は、こりにしかできないものだったなと思います。キャスパのときにっこにこになるのもいいですね。わたしは作ってないのにどんどん踊らせたくなる(?)コリーちゃんなのでNew芸名は犬で🐾
あろハム権左衛門
🆕大阪公立大学
すでにつよつよな芸名をしてらっしゃるので、新しい芸名を提案するのに少し緊張しました。やはりハムのイメージが強いので、ハム大と呼ばれる大学をつけました。あとは大阪大学のサークルで大阪公立大学を名乗ることができるマイペースさがアローにはあると思います。新たな外国語を習得しようとする姿には震えました。尊敬します…
海泥波波美
🆕桜下木木木
周りのみんなを巻き込んでいつのまにか台風を生成しています。目にいるアサギはケロッとしていたり、していなかったり。アフヌンは結局行けたのかな?紅茶には明るくないけど、わたしも行ってみたいです。New芸名は、わたしが読みたいなあと思っているアサギおすすめの本から取りました。さすがに読みます。この春休みが終わるまでには
苔丸
🆕津谷子
たくさんたくさん練習しましたね。ひとつひとつの動きにも、単語の言い方にも、細かな工夫をしましたね。あれがもう2ヶ月前なんて…時が流れるのは早いです。いちばん一緒に練習して、気になるところを見つけるたびに指摘していたけど、それをすべて受け止めてくれました。丁寧という言葉がすごく似合う人だと思います。もっと磨いて、もっと丸くつやつやにしていってね。あ、New芸名は「つやこ」と読みます
冊まいむ
🆕内緒♡
演劇って、芸術だったんだと、最近気がつきました。だから、わたしもその中に入ることができて嬉しく思うし、同時に不安になります。わかってるのは、ちゃうかは楽しいってことです
衿君
🆕燻
綺麗めな衣装が似合いますね。ていうかなんでも似合いますね。ちゃうか35期着せ替え人形大会を開こうと模索中なのですが、わたしが着せ替え人形にしたいなあと強く思っているひとりです。
New芸名は「いぶし」と読みます。週一で燻製を食べていそうだなという、完全���る偏見からつけました。ちなみにわたしは燻製食べたことがありません
ミル鍋
🆕Curry is a drink.
「カレーは飲み物」です。美味しい食べ物屋さんを知るたびに、「ゆにちゃんと行きたい!!」って思います。全制覇、つきあってくれるかな?最近Vlogに目覚めたゆにちゃん、編集技術をめきめきと上げていてなんかもう立派なユーチューバーになれそうです。普段はにこにこでギャグ線爆発してるけど、舞台に立ったらかっこいい。好き。ギャップ萌えってやつかな
大福小餅
🆕こゆき
わたしは大福の中では雪見だいふくが1番好きです。邪道って言われちゃうかな。優しいこふくは受け入れてくれると信じてます。あとは、こふくには雪景色が合うだろうなと思ったので。雪の中で名前を呼んで、ダッフルコートを着たこふくにとびきりの笑顔で振り返ってほしいですね。こふく感をどうしても残したくて小をつけたら、某女優さんの名前になってしまいました、汗
中森ダリア
🆕大宮セドナ
ひらりは、演劇がなかったら一生仲良くなることがなかったタイプだろうなあと思います。だからこそ会うたびにたくさんお喋りしたくなっちゃうし、ちょっかいかけたくなっちゃう。
セドナは有名なパワースポットです。世界進出しそうだなあと思ってつけました。大宮は勘です。
飾っておきたくなるような美しい容姿も、そんな美しい唇から出てくるコテコテの関西弁とパワーワードたちも好きです
帝京魂
🆕平方根
いつかの稽古でやった関西弁翻訳がいまだにツボです。コンの関西弁が好きすぎて、わたしの専属関西弁翻訳機になってほしいくらいです。
作業員の衣装が似合いすぎてびびりました。私服かと思いました。さすがに嘘です。New芸名は金平糖と迷いましたが、コンはルートが似合いそうだなと思ったのでこっちにし��した。ぜひかぶってみてね。√
黒井白子
🆕サフラン吉岡
演補お疲れさまです。いろんなことを相談させてもらいました。やっぱり頼りになります。
わたしは沈黙を埋めるように喋るのが苦手なので、誰かとふたりでいるとちょっとだけ不安になるのですが、白子と喋るときは安心できます。話すのが上手だからでしょうね。話の内容の面白さはもちろん、本人の圧倒的コンテンツ力が芸人さんみたいだと思ったので芸人さんぽい芸名をつけました
しょこら
🆕あしたの靴下
今回は役柄上あんまり絡む機会はなかったかな。でもなぜか、人科の友達から名前をよく聞きます。他のサークルでも楽しんでいるようで何より。こらしょから最初にインフルの連絡があって、仕事振りすぎたかな、スケジュールハードだったかな、なんて心配していたのも束の間、翌日わたしも38度5分発熱しました。体調管理って大事だね。New芸名はフィーリングです。あしたという単語を使いたかった
鴨兎春
🆕星型魚拓
今回のらびの役者紹介、心の底から好きだあああ!!!スクショはもちろんしました。それをプリントアウトする一歩手前で、さすがにやめとくか、となりました。俵万智を超えられると思います。スパイダーなわたしのはもちろん、他の人の歌もにやにやしながら読みました。
もしらびが魚拓だったら、がんばって星の形になるだろうなと思ったのでこの芸名をつけました。芸術センス恐るべし
スタオン編
園堂香莉
🆕透明な花
テキパキ動いて指示をする照明チのかっこよさを見て、未熟な音響チは焦ってしまいます。今回は声だけの登場でしたが、綺麗な声で音質の悪さを飛び越えてくれました。
「も」は、ちょっと疲れたそうなので休憩してもらってます。わたしはマ行全体が好きなので、いつか復活するかもしれません。未だ(わたし的に)あなたの色が決められないので、透明とつけました。お花要素は外せないよね
まろん
🆕奈々
音入れと場当たりではご迷惑をおかけしました……。本当に本当に感謝です。これからも頼りにしてるぜ。
まろんのふわふわしてて延々とお喋りしたくなるような声が好きです。でも、外公以来ゆっくりお話できていなくて寂しいです。今度ごはんでもいきましょ!New芸名はななって名前がかわいくて似合うなと思ったのでつけました。々は同じと入力すると出るらしい
テキストを入力
🆕 繝?く繧ケ繝医r蜈・蜉
文字化けさせました。最近はすごいですね、文字化けさせてくれるサイトがあるんだもん。宣美殺しと言われそうですね。頑張ってもらいましょう。
話せば話すほど味が出てくるスルメみたいな人です。特に、ゆにとの会話は聞いているだ���でにこにこしちゃいます。最近ちゃうかの演劇外の活動にも顔を出してくれるようになって嬉しいです
紫仏瑠唯
🆕六条和歌
今回はあんまりお話できなかった…悔しい…!!みなさんの役者紹介を見ていると、るいは世界史がお好きなんだとか。いつか世界史トークしたいなあ。この後期にすごく面白い授業をとったので、わたしの世界史熱は絶賛高まっています。特に、宗教が絡む歴史が好きです。New芸名は、るいは着物が似合いそうなので和風にしました。かわいくない!?
近未来ミイラ
🆕キャリーケース渋滞中
ツッコミもボケもセンスが良すぎるの、なんなんでしょう。片方だけでいいのでください。
改めまして、演出お疲れさまでした。人マニアのキャスパへの繋げ方が個人的にめちゃめちゃ好きです。あと、演出で疲れているだろうに、ちゃんと話を聞いてくれるの、本当にありがたかった。雨あられです。
New芸名はフィーリングが7割、3割はみーらに「い」の口をしていてほしいという願望です。その芸名だとどちらかというと「う」の口じゃないかと思った人、しー。わたしはこれがいいんです
唯端楽生
🆕久茶寧
「くっちゃね」と読みます。ただばたらきは可哀想なので、思い切りだらけてほしくて食っちゃ寝にしました。
脚本を読んで、あなたの子ども観、大人観は、わたしの子ども観、大人観と通じるものがあるのではないかと感じています。わたしは、子どもはこの世界のお客様であると思います。そして大人になるということは、自分が今までに受けてきたものの存在に気づき、今度は自分が「与える側」になること、つまり世界の運営者になることだと思います。それでもって、父は一連の経験を通して、受け取る側(というか受け取る姿勢)だった考え方が、少し大人サイドに近づいたんじゃないかな、と思ったり。こんなことを、お話してみたかったりします。いろんな人が言っていますが、全体を見ても細部を見ても、ずっと面白いあなたの脚本にはわたしも惚れ込んでいます。次回作、楽しみにしてます
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小町数人説をめぐって
陽明文庫に中世の小町の絵がある。絹本着色、縦六一・六センチ、横四一・七センチの絵を表装してあるのだが、軸心近くの裏面に「小野小町像 貞治六秊六月廿五日」と、まさしくその頃この筆跡にて記されたものが付加されている。表装そのものもそんなに新しいものでないが、表装するにあたって、この絵に本来ついていた紙をここに付加したものであろうことは、その字がまさしく貞治頃〈一三六二〜一三六七〉この事跡であることが疑いもないからであろう。
ところで、この絵は「小野小町像」となっているが、まさしく「玉造小町子壮衰書」によっている。「容貌ハ憔悴シテ、身体ハ疲痩」、「頭ハ霜フリタル蓬ノ如ク、膚ハ凍リタル梨ニモ似タリ」、「骨ハ辣チテ筋ハ抗クナリ、面ハ黒クシテ歯ハ黄バミタリ」、「裸形ニシテ衣ナク、徒跣ニㇱテ履ナシ」、「左臂ニハ破レタル筐ヲ懸ケ、右手ニハ壊レタル笠ヲ提ツ」、「頸ニハーツノ囊ヲ係ケ、背ニハーツノ袋ヲ負ヘリ」、「肩ノ破レタル衣ハ胸ニ懸カリ、頸ノ壌レタル蓑ハ腰に纏ヘリ」とある「壮衰書」の序文をのものである。ここでもまた小野小町と玉造小町を同人物とする中世の理解が確認されるのである。
先にあげた「無名抄」の文〔五〇頁参照〕の続きに「玉造の小町と小野小町と同人かあらぬ者から、人々おぼつかなきことに申して争ひはべりし時...」とあって別人説もあったことは確かだが、その多くは前述の「玉造小町子壮衰書」の弘法大師著作説を土台にしての疑問であり、中世の大勢は、あくまで両者を同じものと見、「玉造小町子壮衰書」を小野小町の事蹟を語るものと見ていたことは疑いもないのである。
近世に入っても、この傾向は変わらなかった。貞徳の「徒然草慰草」などその顕著な例だが、中期以後の随筆の類を見ても、たとえば天野信景の「塩尻」〈『随筆大成』等〉、志賀忍〈天保十一年、七九歳没〉の「理斉随筆」などは、小野小町と玉造小町を同一人と考えている。
ところが、小町という名は、実は普通名詞であって、〇〇小町と呼ばれる女性はまことに数多くいたのだ、玉造小町と小野小町もとうぜん別人だという、いわば画期的な説が新井白雅の「牛馬問」「〈温知義書〉」に提示され、人々を驚かせたのである。
古代には一国より一人づつ采󠄃女を内裏へ献ぜしこと也。既に仁明帝の前後には、小町とて召されたるもの六十余人ありしとなり。この采󠄃女を后町のうちにをらしめたまふ。故にみなみな小町と呼ばれたるなり。その人々の宮仕へをやめて古郷に帰り身まかりたる墓を、おほか「た小町塚とよびしとなん。さてこそ、国々に小町塚といふもの多し。美濃・尾張の間にさへ二三所あり。
しかるを、なべての小町を一人と思ふよりまぎれたる説多し。たとへば実方朝臣、陸奥へ下向の時、髑髏の目穴より薄の生ひ出て、「秋風の吹くにつけてもあなめ〱」の歌の小町は小野正澄が娘の小野小町なり。文屋康秀が三河掾となりて下りし時、「身をうき草の根をたえて」さそふ水あらば」とよみしは高雄国分が娘の小町なり。「おもひつつぬればや人の見えつらむ」の歌、又業平の「舞の袖」などいひしは出羽郡司小町良実が娘なり。高野大師のあひたまふ、壮なる時憍慢最も甚だし、衰ふる日愁歎猶深しと答へしは常��の国玉造義景が娘の小町なり。かく一人ならず。故に時代其外異なる事あるのみ。中にも良実が娘の小町は美人にて和歌にもすぐれたれば、独り名高く、すべて一人のやうに伝へ来たるのみ。
まず、小町を采󠄃女をし、采󠄃女のすべてに「町」をつけてよんだといっている��、平安時代の文献にあらわれる采󠄃女は、たとえば「近江の采󠄃女」〈拾遺集〉「明日香の采󠄃女」〈大和物語〉などのごとく、国名を冠して呼ぶのが普通である上に、文献にあらわれる「町」のつく女性は前述のように后町にいる更衣であって采󠄃女ではない。小町采󠄃女説自体が出羽都司良実の娘という伝承をもとにして出来たものであり、出羽国から采󠄃女をさしだすことはなかった〈「続日本紀」「類聚三代格」〉という事実を持ち出すまでもなく、この日雅の説には従えないのである。地方に数多い小町塚の合理的説明としても弱いものである。
ところで、この白雅の説、後半になると、その多数の小町が四人にしぼられて来る。架空の人物である小野正澄とか高雄国分とか玉造義景などの名をどこから持ち出して来たのか不明だが、既に伝説化説話化している小町像のすべてを事実と認定する立場からの合理的整理であって、まったく意味をなさぬものとしか言いようはないのである。
伝承る整理しながら、また新しい伝承を生んでいる感じの「牛馬問」の説であるが、その合理的整理法に人気があったのか。それに賛同して引用している随筆が実ははなはだ多いのである。神沢貞幹の「翁草」〈『随筆大成』第三期所収〉、城戸千楯の「紙魚室雑記」〈『随筆大成』第一期所収〉、石川宣続の「卯花園漫録」〈『新燕石十種』第三所収〉、山本信有の「孝経楼漫筆」〈『随筆大成』第三期所収」、滝沢馬琴・屋代弘賢らの「兎園小説」〈『百家説林』所収〉など、いずれもこれに全面的な賛同を示しているのである。
小町に限らず、伝説的人物は、その伝説化の過程において、事蹟が膨脹し、それを全体的に把握するとなると、そこに新しい矛盾が出てくることが多い。これを予盾なく合理的に統一しようとすると、いわば原生動物の体のように多方面に膨脹したものを分割するほかはなくなる。
たとえば柿本人麿の場合にしても、「万葉集」の記述を信するかぎり人麿は持統朝から文武朝にかけて活躍した歌人であるとするほかはない。だが一方、「万葉集」が引用する「柿本人麿歌集」にはそれよりもかなり後の歌もある。「人麿歌集」に後代の歌が入っているというのは今日の学者の常識だが、人間歌集なのだからすべてが人麿の歌だという立場に立てば、「万葉集」の人麿にして、既に最低二人いたことになる。次に「古今集」の仮名序を見ると、、「おほきみつの位(正三位)柿本人麿」を「ならの御時」の歌人としている。現在では、これを「奈良時代」と解し、しかも人麿が活躍した飛鳥時代は奈良時代に接していたからこのように書いたと説明している。だが、そこに都があった「時代」と解するのはどうか。平安時代において「御時」とは天皇の治世、すなわと御宇のことであり、「ならの御時」は���城の帝の御時の意にほかならないからである。事実、この仮名序に対応する真名序(漢文の序)には「平城天子」とはっきり書かれている。「古今集」より五十年ほど後に出来た「大和物語」にも人麿が平城天皇に仕えていたとある。平城天皇は平安時代第二の天皇だから「万葉集」の人麿とは違う。これ第三の人麿ということになる。ところ、で、「古今集」から百年ほど後の第三の勅撰歌集「拾遺集」を見ると、人麿が渡唐してよんだという歌が二首見える。これ、第四の人麿である。
人麿を一人ではなく四人とすると、その間の矛盾はなくなる。しかし矛盾がなくなったところでどうなるというのだ。私が問題にしたいのはそんなことではない。実在の人麿が、その死後、奈良時代・平安時代にどのように伝説化されていったか、別のことはで言えば、後の人々の心の中に人麿がどのように生き続けて来たか、私はそれを問題にしたいのである。
小町の場合も同じである。江戸時代の学者のように小町を四人にしたり、現代の民俗学系の国文学者のように、小町と称する女が無数にいたとか、小町を名のる遊行婦女・あるき巫女・歌比丘尼のたぐいが諸国をめぐり歩いていたと言い切ることによって事足れりとし、文献に残った小町の文学と伝承について深く考えようともしないのは学問の堕落、ある意味では頽廃という評語が適切でさえある。仮に彼らの言うようなことがあったとしても、せいぜい中世の後期のことであり、「小野小町の歴史」ほ既に平安時代中期以前から始まり、中世、近世と続いていたのである。小町が、その死後も、後代の人々の心の中にどのように生き続け、どのように変容していったか、あるいはまた、時を経て変容しながらその底に変えずに生き続けてゆく、いわゆる小町的なもの、それはいったい何かということの追跡にこそ、私は意味を認めたいのである。世に虚と言い実と言う。しかし、このように見れば、人々の心の中に生き続けていたものはすべてが実だと言うほかはないのである。
以下の章において次第に明らかにしてゆくことであるが、小野小町の説明化は、彼女の死後間もない頃から既に始まっていたのである。そして十世紀の末頃には、我々が知っている小町説話、たとえば(1)雨乞説話(2)好色説話(3)男性を拒否する驕慢説話(4)衰老説話 等、そのおおむねが既に出来るがっていたはずである。だから、そのような流れの中に「玉造小町子壮衰書」を置くならば、「小町老いて後、おとろへさらぼりたりなど云ふめるは、玉造小町の事なるを混じていへるなり」〈本居内遠「小野小町の考」〉というような見方が必ずしもあたらぬことを知るのである。小町衰老落魄の説話が「壮衰書」の影響で出来上がったというよりも、既に世に行なわれていた小町落魄説話の仏教的結実として壮衰書を考えるべきではないか。「玉造」の由来を明らかに出来ぬことは残念であるが、ともかくも「小町」と表題にある��けで人々が説明を求めないような人物の伝でなければならないこと、しかもそれが「花ノ時ヲ待チテハ玉筆ヲ秉リテ紅桜紫藤ノ和歌ヲ詠ズル」美女の伝でなければならないことなどを併せ考えれば、平安末期から中世にかけての人々の大勢的理解がそうであったように、これをも小野小町のこととするのが、最も素直な、そんなして最も妥当な理解だと思うのだが、いかがであろうか。
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White-tailed godwits gathered to suck the nectar from the plum trees in Ritsurin Garden, Takamatsu city, Kagawa pref., Japan. The plum trees in Ritsurin Garden come into blossom in mid-February and bear fruit around June, which is harvested for ume wine. There are more than 300 horticultural varieties of ume, and in Ritsurin Park there are about 100 wild ume, 20 red ume and 50 Bungo ume varieties. In Japan, the ume lives in forests across the country, from flatlands to mountainous areas. The bird is abundant in evergreen broad-leaved forests in south-west Japan and is scarce in Hokkaido. They can also be found in city gardens and parks. Characteristic feature is the white rufous plumes around the eyes. These are also short feathers. White-eyes like the nectar of camellias and other flowers. Its tongue is like a brush used by humans, and it feeds on nectar by inserting it into the nectar and holding it in the tip of its tongue. They often appear in front of us. Along with the sweet-loving shorebirds, white-eyes are thought to have originated in the tropical regions of Asia. It is thought that they acquired their ecology in places where fruit and flowers are abundant all year round. The name of the country's new era, "Reiwa", was chosen more than 1,200 years ago from a preface to 32 poems about plum blossoms in the Manyoshu, the oldest extant collection of Japanese poetry in Japan. 「初春令月 気淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香」 The air is beautiful and the wind is gentle, the plum blossoms bloom white as if in front of a mirror, and the orchids are fragrant like the fragrance they carry in their bodies. The air is beautiful and the wind is gentle.) メジロが栗林公園(りつりんこうえん)の梅の蜜を吸いに集まっていました。 栗林公園の梅は、2月中旬に花の見頃を迎え、6月頃に実がなり梅酒用に収穫されてます。梅の園芸品種は、300種類以上あり、栗林公園には、野梅系が約100本、紅梅系が約20本、豊後系が約50本あります。 日本では全国の平地から山地の林にすんでいます。西南日本の常緑広葉樹林に多く、北海道では少ない鳥。市街地の庭や公園にもいます。特徴は、目のまわりの白いフチドリ。これも短い羽毛です。メジロは椿などの花の蜜が好き。舌が人の使う筆のようになっており、花蜜にさし込んで舌の先に含ませるようにして食べています。よく私たちの目の前にあらわれてくれます。甘い物好きのヒヨドリと共にメジロもアジアの熱帯地域に生まれた鳥と考えられています。一年中果実や花に恵まれている場所で獲得した生態なのでしょう。 元号「令和(れいわ)」は、1200年以上前、日本に現存する最古の和歌集「万葉集」の梅の花の歌32首の序文から引用され決められました。 「初春令月 気淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香」 @udonken_kagawa #uptak #takamatsu #kagawa #ume #plum #japan (栗林公園) https://www.instagram.com/p/CorYiLbPoNR/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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恋人との過ごし方
・手を繋いでゆっくり散歩する
・犬(もふ)を探す
・犬を発見したら、近づいて挨拶して、大丈夫そうだったら触らせてもらう
・犬の散歩をする(させていただく)
・季節の植物を観察する
・花を嗅ぐ
・葉に触る
・かわいいおうちを観察する
・たまに走ったり、デューク更家歩きをしたり、ブラジル体操をしたりする
・疲れたらそのへんに腰掛けて休む
・公園の池のボートに乗る
・近所のおまつりに行って食べ歩きをする
・盆踊りに参加する
・コーヒー豆を買う
・紅茶を買う
・その日の気分でコーヒーや紅茶を淹れる
・すみっコぐらしを探す
・古着屋さんや古道具屋さんを見る(多くの場合買いはしない)
・ジェラート屋さんを目当てに街を訪れる
・Instagramでおいしそうな季節のジェラートを見つけたらシェアする
・かわいい動物の動画もシェアする
・行きたい動物園や水族館や植物園について話す
・動物園や水族館は動物をある種搾取していると考えられるので、行く場合のエクスキューズや、代わりにできることについて一緒に考える
・つらいツイートを見かけたら、一緒にその人のツイートをたどって、社会的な背景のほうに思い馳せる
・昼寝する
・ジグソーパズルをする
・いちゃいちゃする
・耳かきや毛抜きやスキンケアやお灸やマッサージをしあう
・料理をする
・ピクニックをする(昼でも夜でも)
・今度つくりたい料理について話す
・ちょっとしたお菓子をつくる(塩キャラメルくるみとか)
・一緒にお風呂に入る
・ポッドキャストを聴く
・音楽を聴く
・映画を観る
・それぞれ本や漫画を読む
・(展示は一緒に見に行ったことないけどぜひしたい)
・それらについての感想を交換する
・あらゆる社会問題について話し、気になっていることを言語化する
・よりよい(と思う)社会や環境のためにできることについて情報交換をする
・大きなイオンの食品売り場を散策する
・ワークショップに参加して小物をつくる
・キウイを収穫��る
・洗濯や掃除や洗い物をする
・ふたりにしかわからない記号で「好き」という
・人目を忍んで(ときに忍ばず)キスをする
・湧き上がる愛おしさをどうにか言葉にして伝えあう
・一緒に仕事をする
・職場恋愛ごっこをする
・屋上に忍び込む
・手を繋いでドライブをする
・人間関係について相談する
・たがいのこれまでのさまざまな経験について聞き合う
・本屋さんをうろうろする
・写真を撮る、撮られる
・ウインクをしあう
・電話をつなぎながらそれぞれの生活を送る
2024.10.27
Pixar lamp
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【伊豆の紅葉】修善寺虹の郷、約1000本のもみじが光り輝く『もみじライトアップ』&『秋の打上花火』を開催!11月16日(土)から12月8日(日)まで
水面に浮かび上がる幻想的な「もみじライトアップ」 シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社(本社:東京都渋谷区)が受託管理する『修善寺虹の郷』(静岡県伊豆市)では、11月中旬から12月中旬まで約2,000本の『紅葉』が見頃を迎えます。今年で20回目を迎えるこのライトアップは、修善寺の晩秋の風物詩として毎年好評をいただいており、虹の郷の「日本庭園」菖蒲ヶ池の水面に浮かび上がる紅葉や、築150~300年の古民家が建ち並ぶ「匠の村」へと続く約1,000本のもみじ林などがライトアップされ、昼間とはまた一味違った幻想的な紅葉をお楽しみいただけます。 11月16日(土)には、100基ものランタンが夜空を彩る「2024修善寺虹の郷らんたん祭り」、11月23日(土)、30日(土)には「秋の打ち上げ花火」も行われ、もみじライトアップとともに秋の夜空をより一層彩ります。また今年も、10月18日から開催さ…
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内田光子、自分の考えを語る
このスターピアニストは、創造性、パンデミック、ベートーヴェンを指揮しない理由などについて、率直で、時に緊張をはらんだインタビューに応じた。
内田光子は世界屈指のピアニストであり、そのクリスタルのようなタッチとモーツァルトとシューベルトの解釈で有名である。一流のコンサートホールや音楽祭で引っ張りだこだが、若手演奏家の指導���としても名高い。そのため、彼女はしばしば1,064ポンドのスタインウェイ・モデルDコンサート・グランド・ピアノと、そのための専属テクニシャンを連れて旅に出る。
彼女は日本で生まれ、12歳で父親が日本大使となったオーストリアに移住した。内田は日本で生まれ、12歳のときに父親が日本の大使となったオーストリアに渡った。この時点で(彼女のレコーディングの多くはスタンダードとされている)、彼女はほとんど宣伝の必要がない。しかし、ある日の午後、カリフォルニアのオハイ音楽祭について話すことに同意した。
マンハッタンのアッパー・イーストサイドにあるホテルのロビーで会ったとき、内田は特に忙しいコンサートの真っ最中だった。彼女の人生や音楽についての私の質問に、彼女は明らかに腹を立てていた。
キャリアのこの段階をどう見ているのかと尋ねると、彼女は単刀直入にこう答えた: 「自己分析はしない」。
しかし、彼女は75分間座り続け、世界についての率直な見解を述べ、創造性、新しい音楽、パンデミック、そしてなぜキーボードからベートーヴェンを指揮しないのかについて話し合った。(ベートーヴェンには "対立と衝突 "があることを指摘し、「演奏中に他者から私への対立を誘発したり煽ったりするのは難しい」と語った)。オーハイではソロ作品を演奏し、マーラー室内管弦楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲を指揮する(「モーツァルトは会話的で、オペラです」)。
学者肌の内田は、私の音楽知識を試すのに余念がなく、何度もインタビューを中断して、ドイツ・ルネサンス、音楽著作権の発明、バッハの「マタイ受難曲」、シューベルトとウェーベルンの死についてクイズを出した。感心しない彼女は、私に1年間仕事を離れてフルタイムで音楽を勉強することを勧めた。
インタビューが終わろうとしたとき、ホテルの火災報知器が鳴り、内田は他に質問はないかと聞いてきた。私は時間を割いてくれたことに感謝し、彼女は、私が何を求めているのかわからないこともあったが、話し合いは楽しかったと言った。私は内田に、インタビューは常に予測できるものではないと言った。彼女は、パフォーマンスもそう変わらないと言った。
「私はそれを秋の紅葉と呼んでいます。「私たちは来ては去っていく。死んでしまえば、それで終わり。残るのは書かれたものだけ。
ネタが足りないかもしれないと心配した私は、後日、内田がラヴェルの練習をしているロンドンの自宅に電話をした。彼女はさらに45分間話してくれることになった。以下は、両者の会話からの抜粋である。
Q:キャリアのこの段階での自分の芸術性をどう見ていますか?
A:私の芸術性?何ですって?私は一日一日を大切に生きています。
Q:どういう意味ですか?
A:私が毎日へそ曲がりだとでも?���礼ですが、私はミュージシャンです。私はそんなに重要な人間でも何でもありません。ただ音楽を理解したい。それだけです。
Q: オーハイ・フェスティバルのどんなところに興奮していますか?
A: 興奮するからオハイに行くのだと思いますか?いや、マーラー室内管弦楽団を含む関係者のために、自分がやりたいと思う音楽があり、関連性があるから行くんだ。マーラー室内管弦楽団と私はつながっていると感じている。
初めてオハイに行ったときは、ピエール・ブーレーズと一緒に行った。オハイの起源、つまりアメリカの片田舎で誰かが新しい音楽祭を始めるという考え方は、エキサイティングなアイデアだと思う。でも、それ以外に何が私を興奮させるのか、私にはわかりません。
Q:あなたは当初、2021年にオーハイに出演する予定でしたが、パンデミック中にスケジュールが変更になりました。パンデミックは文化界をどのように変えたと思いますか?
A:「私の人生はこんなに素晴らしいはずだ」という利己的な願望が、パンデミックの間に当たり前になりました。だから人々は簡単に諦めてしまう。私は多くの分野でそれを目の当たりにしている。
日本の一流ホテルの多くは、私に言わせれば、迷走している。私が大好きだったレストランも、パンデミック中にシェフを解雇したため、味が変わってしまった。新しく雇われた人たちは、"気に入れば残る、気に入らなければ他に行く "と言うだろう。しかし、人生はそんなに単純ではない。努力しなければならない。
Q:パンデミック中に何か変化はありましたか?
A: 変わったと思うよ。でも自己分析はしていない。
Q:日常生活に変化はありましたか?
A:家にいることがとても幸せだった。旅に出ないのが好きなんだ。今回ばかりは時間を無駄にする余裕があった。素晴らしかったよ。
Q: 自由な時間は何をしていますか?
A:暇なときは家にいて、勉強したり音楽を演奏したりしています。考える時間が欲しいんだ。そして、呼吸をしたり、夢を見たりする必要がある。
Q: 夢を見る時間があるとき、人生や音楽について啓示を受けることはありますか?
A:人生で啓示を受けることはない。もしあったとしても、君には言わないよ。
Q: マーラー室内管弦楽団と仕事をする機会があったことも、オーハイに惹かれた理由のひとつだとおっしゃっていましたね。
A: チャンス、いいえ。チャンスはたくさんある。でも、彼らにとってはチャンスなんだ。彼らはオハイに行きたがっていた。私は彼らのために行くんだ。
オーハイには特別な雰囲気がある。コンサートが行われる公園の一角には古木がある。箱でもホールでもない、音楽が飛んでいくような開放的な空間で演奏するのが好きなんだ。それを嫌う人もいる。でも私は、ただ空気の中に消えていくような音を聴くのが好きなんだ。
Q: オーハイでは、モーツァルトの3つの協奏曲と幻想曲ニ短調、そしてシェーンベルクの「6つのピアノ小品」を演奏する予定ですね。
A: 理想的な世界では、シェーンベルクのピアノ協奏曲をマーラー室内管弦楽団と指揮者なしで演奏することも考えたかもしれません。でも、それには膨大なリハーサル時間が必要なんだ。人生がどのように機能しているのか教えてあげようか?多くのリハーサル時間が必要��から、誰もそんな余裕はない。この40人がリハーサルのためだけに1週間も10日間もホテルに泊まる費用を誰が払うのか?誰もいない。
Q: 世間はあなたと新しい音楽を結びつけることはあまりありません。
A: 昔、ある人に言われたんです。"内田さん、そんなに新しい曲を委嘱しないでしょう "って。私は、"あのバカが何をするのか、私に何がわかるというのだ "と言っただけです。一体どんな作品になるのかわからないというのは、とても危険なことです。だから、それを最初にやる人間でなくても全然構わない。でも、私はギオルギー・クルターグのような作曲家を尊敬している。彼ほど正直な人はいない。
Q: モーツァルトとのつながりをどのように表現しますか?
A: モーツァルトでは、たとえ悲しい瞬間があったとしても、彼は上を向いている。彼の世界は、走り回る人間の世界だ。そして極端なことを言えば、モーツァルトではすべての音符が子供であり、すべての音符が違う方向に進もうとしているのだと思う。それがモーツァルトの音楽の並外れた自由さだ: すべての音符がまるで小さな子供のように振る舞っているのです。
Q: シューベルトでは、対照的に、孤独感を表現していますね。
A: シューベルトは孤独な人物で、彼の音楽もまったく孤独です。彼の音楽は夢です。彼の人生には悲しみがあり、絶望的な状況です。絶望的な状況だ。彼はその憧れを決して失わなかった。それがシューベルトの絶対的な美しさなんだ。
Q: 人工知能が音楽に与える影響を心配していますか?
A: 創造性は人間の脳と魂で起こります。モーツァルトのような人の脳を知ることは衝撃的だったに違いない。そしてヨハン・セバスティアン・バッハは、すごい能力を持っていた!それは機械には不可能です。
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【兵庫県】好古園 . 同じ園内ですが場所によって 見ごろが多少違います。 . 渡り廊下のところは遅めです。 . (2018/11/27撮影) . #好古園 #姫路城好古園 #好古園🍁 #好古園紅葉 #日本庭園 #姫路 #姫路観光 #姫路旅行 #兵庫県姫路市 #兵庫観光 #旅行 (好古園) https://www.instagram.com/p/ClOEhzZv3yX/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開��米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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各地句会報
花鳥誌 令和6年2月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年11月1日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
星の出るいつも見る山鳥渡る 世詩明 人の世や女に生まれて木の葉髪 同 九頭竜の風のひらめき秋桜 ただし 太陽をのせて冬木の眠りけり 同 生死また十一月の風の音 同 朝湯して菊の香に上ぐ正信偈 清女 懸崖の赤き菊花の流れ落つ 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
秋空の深き水色限りなし 喜代子 故里は豊作とやら草紅葉 由季子 菊花展我等夫婦は無口なり 同 しぐれ来る老舗ののれん擦り切れて 都 狛犬の阿吽語らず冬に入る 同 謎々のすつきり解けた小春の日 同 杣山の織火となりぬ紅葉山 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
綿虫と彼女が指せばそれらしく 瑠璃 梵鐘のはらわたに闇暮の秋 緋路 逝く秋をくづれゝば積み古書店主 順子 綿虫や浄土の風が抜けるとき はるか 太き棘許してをりぬ秋薔薇 和子 弥陀仏の慈顔半眼草の花 昌文 綿虫のうすむらさきや九品仏 小鳥 参道で拾ふ木の実を投げ捨てる 久 綿虫は仏の日溜りにいつも 順子 香煙はとほく菩提樹の実は土に 小鳥
岡田順子選 特選句
腰かける丸太と秋を惜しみけり 光子 九品の印契結ぶや冬近し 眞理子 古に大根洗ひし九品仏 風頭 綿虫や浄土の風が抜けるとき はるか 奪衣婆の知る猿酒の在り処 光子 神無月ならば阿弥陀も金ぴかに 俊樹 蚤の市に売る秋風と鳥籠と 和子 下品仏とて金秋の色溢れ 俊樹 綿虫と彼女が指せばそれらしく 瑠璃 梵鐘のはらわたに闇暮の秋 緋路
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ありきたりの秋思の襞を畳みをり かおり 秋日入む落剝しるき四郎像 たかし 返り花ままよと棄つる文の束 美穂 凩や客のまばらな湖西線 久美子 凩のやうな漢とすれ違ふ 睦子 小鳥来る小さなことには目をつむり 光子 流れ星キトラの星は朽ちてゆき 修二 凩に雲や斜めにほどかれて かおり 人肌を知らぬ男のぬくめ酒 たかし 老人が老人負うて秋の暮 朝子 冬の日や吾が影長く汝に触れて 同 身に入むや妣の財布の一セント 久美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
秋思消ゆ「亀山蠟燭」点せば 悦子 この町へ一途に滾り冬夕焼 都 新蕎麦を打つ店主にも代替はり 佐代子 添ふ風に方位はあらず狂ひ花 悦子 HCU記号音満つ夜の長し 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
トランペット響く多摩川冬に入る 美枝子 竹林の風音乾き神の留守 秋尚 公園の隣りに棲みて落葉掃く 亜栄子 句碑の辺の風弄ぶ式部の実 同 新のりの茶漬に香る酒の締め 同 歩を伸ばす小春日和や夫の癒え 百合子 朔風や見下ろす街の鈍色に 秋尚 ぽつぽつと咲き茶の花の垣低き 同 リハビリの靴新調し落葉ふむ 多美女 濡れそぼつ桜落葉の華やぎぬ 文英 露凝りて句碑に雫の朝かな 幸風 大寺の庭きりもなや木の葉散る 美枝子 山寺の風の落葉を坐して聞き 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月13日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
風除の日だまりちよっと立ち話 和魚 風除の分厚き樹林影高き 秋尚 揚げと煮し切り干やさし里の味 あき子 薄日さす暗闇坂に帰り花 史空 渦状の切干甘き桜島 貴薫 切干や日の甘さ溜め縮みたる 三無 風除けをせねばと今日も一日過ぎ 怜 切干や少し甘めに味継がれ 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
確かむる一点一画秋灯下 昭子 幽玄な美女の小面紅葉映ゆ 時江 釣り糸の浮きは沈みし日向ぼこ 三四郎 六地蔵一体づつにある秋思 英美子 赤い靴なかに団栗二つ三つ 三四郎 着飾りて姉妹三人千歳飴 ただし 正装で背中に眠る七五三 みす枝 雪吊の神の恐れぬ高さまで 世詩明 七五三五人姉妹の薄化粧 ただし トランペット音を休めば息白し 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月14日 萩花鳥会
夜鴨鳴く門川住居六十年 祐子 捨てられて案山子初めて天を知る 健雄 ゴルフ玉直ぐも曲るも秋日向 俊文 山茶花や現役もまた楽しかり ゆかり 舟一艘ただぼんやりと霧の中 恒雄 献茶式津和野城下や朝時雨 美惠子
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令和5年11月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
秋の暮百均で買ふ髪飾 令子 虫食ひの跡そのままに紅葉かな 紀子 背の丸き鏡の我やうそ寒し 同 小春日や杖つく母を見んとする 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
小春日や日々好日と思ひたり 世詩明 禅林を通り来る風秋深し 啓子 何事も無き一日や神の旅 同 炉開きの一花一輪定位置に 泰俊 一本の池に煌めく櫨紅葉 同 三猿を掲ぐ日光冬日濃し 同 立冬こそ自己を晒せと橋の上 数幸 小六月笏谷石は饒舌に 同 如何にせん蟷螂は枯れ僧恙 雪 猫じやらしもて驚かしてみたき人 同 一匹の枯蟷螂に法の庭 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月17日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
小鳥来る赤き実に又白き実に 雪 幽霊の出るトンネルを抜け花野 同 おばあちやん子で育ちしと生身魂 同 見に入みぬ八卦見くれし一瞥に やす香 時雨るるやのつぺらぼうの石仏 同 近松忌逝きし句友の幾人ぞ 同 季は移り美しき言葉白秋忌 ���涓 菅公の一首の如く山紅葉 同 落葉踏み歩幅小さくなる二人 同 冬ざれや真紅の句帳持ちて立つ 昭子 今日の朝寒む寒む小僧来たりけり やすえ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月17日 さきたま花鳥句会
からつぽの空に熟柿は朱を灯し 月惑 白壁の色変へてゆく初時雨 八草 六切の白菜余すひとり鍋 裕章 一切の雲を掃き出し冬立ちぬ 紀花 小春日や草履寄せある躙口 孝江 柿を剥く母似の叔母のうしろ影 ふゆ子 いわし雲よせ来る波の鹿島灘 ふじ穂 鵙たける庵に細き煙たつ 康子 雲切れて稜線きりり冬日和 恵美子 水鳥の羽音に湖の明けにけり 良江
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令和5年11月18日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
紫のさしも衰へ実紫 雪 蟷螂の静かに枯るる法の庭 同 二人居て又一人言時雨の夜 清女 母と子の唄の聞こゆる柚子湯かな みす枝 還りゆく地をねんごろに冬耕す 真栄 帰省子を見送る兄は窓叩く 世詩明 人に無く芒にありし帰り花 同 香水の口よりとどめさす言葉 かづを 時雨をり故山の景を暗めつつ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
浮寝鳥日陰に夢の深からむ 久子 呪術にも使へさうなる冬木かな 久 無敵なる尻振り進む鴨の陣 軽象 冬日和弥生も今も児ら走る 同 冬蝶の古代植物へと消えぬ 慶月 谿の日を薄く集める花八手 斉 冬天へ白樫動かざる晴れ間 慶月 青空へ枝先細き大枯木 秋尚 旋回す鳶の瞳に冬の海 久 冬の蜂おのが影這ふばかりなり 千種 水かげろうふ木陰に遊ぶ小春かな 斉
栗林圭魚選 特選句
竹藪の一画伐られ烏瓜 千種 遠富士をくっきり嵌めて冬の晴 秋尚 白樫の落葉急かせる風のこゑ 幸風 切り株に鋸の香遺る冬日和 久子 四阿にそそぐ光りや枯れ芙蓉 幸風 白樫の木洩れ日吸ひて石蕗咲けり 三無 小春の日熊鈴つけしリュック負ひ 同 青空へ枝先細き大枯木 秋尚 寒禽の忙しく鳴ける雑木林 貴薫 草の葉を休み休みの冬の蝶 秋尚 逞しく子等のサッカー石蕗咲けり 亜栄子 甘やかな香放ち桂紅葉散る 貴薫 あづまやの天井揺らぐ池の秋 れい
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月26日 月例会 坊城俊樹選 特選句
薄き日を余さず纏ふ花八手 昌文 耳たぶに冬の真珠のあたたかく 和子 黒松の肌の亀甲冬ざるる 要 雪吊をおくるみとして老松は 緋路 冬空を縫ふジェットコースターの弧 月惑 ペチカ燃ゆフランス人形ほほそめる て津子 上手に嘘つかれてしまふ裘 政江 嘘つつむやうに小さく手に咳を 和子 手袋に言葉のかたち作りけり 順子
岡田順子選 特選句
池一枚裁ち切つてゆく鴨の水尾 緋路 黒松の肌の亀甲冬ざるる 要 自惚の冬の紅葉は水境へ 光子 玄冬の塒を巻きぬジェットコースター 同 光圀の松は過保護に菰巻きぬ 同 ペチカ燃ゆフランス人形ほほそめる て津子 雪吊を一の松より仕上げをり 佑天 不老水涸れをり茶屋に売る団子 要 遊園地もの食ふ匂ひある時雨 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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石段の数忘れめや 冬椿(山口青邨) . 今が冬の底かと肌身に感じる寒さ。世も人もじつと耐え忍ぶ今を過ごすかのようですが、外を歩くと鮮やかに咲く寒椿。寒中の紅に、葉に古来のつややかな生命力を感じつつ。きっと来る明るい春を待ちましょう。二十四節季も最後の「大寒」に入りました。 . <お知らせ> ・掘りたての菊芋(生野菜&種芋)、ほど芋(アピオス)の種芋を販売中です。菊芋はお料理しやすい小粒芋の詰め合わせもご用意しました(ヤフー店のみ)。芋堀り後半、がんばりますので、どうぞよろしくお願い致します。 . ・種外しと天日干しが終わり、藍(あい)の種をようやくご用意できました。先に販売中の小鮒草の種、綿の種(和綿、茶綿、緑綿、赤綿、アップランド綿)とも、お早目にどうぞ。身近に綿の実や草木染めをお楽しみください。 . ・家庭菜園で挑戦できる「自然薯栽培セット」予約受付中です。4m長さの畝ひとつ立てられれば家庭菜園で手軽に挑戦できます。これまでに栽培された方の更新用種芋も栽培セット付属のといと同数、10個単位からご用意しております。写真付きの栽培説明とご不明な点はサポートいたします。 . ・自然薯のむかごも気軽にご栽培を楽しめます。手間をかけず2~3年育て、奔放に育った芋の掘り出しを含め、お楽しみください。つる性なので夏のグリーンカーテンにも。自然薯の切種芋も好評予約受付中です。(3月下旬~発送) . ・ヤーコンの苗(地下茎の芽)(3月上旬~中旬発送)、行者にんにく春苗(4月末~5月上旬発送)、枸杞(くこ)の苗、茗荷(みょうが)、蕗(ふき)の根株(いずれも5月発送)を予約受中です。 . ・彼岸花(曼珠沙華)の球根はいつでも発送できます。きちんとお彼岸に合わせて咲いてくれる在来のものをぜひお選びください。 . メデタシ種苗本店 https://www.tane4u.com/ メデタシ種苗ヤフー店 https://store.shopping.yahoo.co.jp/itomedetashi/ . よろしくお願いいたします。
日常が戻ることを願いまして
大寒 #二十四節気 #寒椿
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メーベル
占い師の女性。登場話数は60話(特別編を除く
)。
4話 ・「ジュピターの怒り…。」
12話 ・「お前(デデデ)に恨みを抱く幽霊が城におる(一応大王のデデデ相手に「お前」って…)。」 ・「今夜も現れるであろう…。」
13話 ・「(デデデが美しいお祭りを開催すると聞いて)ビューティーコンテスト?」
17話 ・「(指輪が)本物ならね。ガラス玉で金を巻き上げようったって、そうはいかないよ。」 ・「で、(指輪を)いくらで買ってくれる?さぞかし高い値がつくんでしょ?」 ・「キュリオに取られたわ。古代プププ文明がどうとか言って。」
23話 ・「(ダイナベイビーを見て)ローストチキンが歩くとはねぇ。」
28話 ・「あらま、シャレてるじゃない。」 ・「エスカルゴンさん、ご飯食べにいってもいいかしら?(珍しく「さん」付けしている)」 ・「(エンジンを止めたフームに対して)アタシたちはここで遊びたいの。」
29話 ・「ムッシュ・ゴーンの高級ムードは飽きたわ。辛さで勝負の方が…(刺激的��ぇ)。」
41話 ・「何ぃ?真っ赤な炎のボール?それが何故カービィだと?」 ・「(占いの結果を見て笑ったあと)それはカービィではない!それは…アンタの心の奥底に潜む良心だ。良い心、優しい心のことよ。どんな極悪人にもある!」 ・「眠っているときそれが心の底から浮かび上がり、アンタはまだ公園を作ってないね?村人の願いを踏みにじっているから、心の底にある良心が夢に現れて自分に責めるのだ…あぁ公園を作れ…公園を作れと…。」 ・「ふん、何よエラそうに…。あらフーム。あいつカービィ恐怖症になったらしいわ…彼に襲われる悪夢を見たのよ。さあね、あの能天気の考えてることなんてさっぱり分からないわ。」 ・「デデデが見た悪夢の正体なんて、分かりっこない。(サモにおだてられて)よして、私は千里眼でも透視能力者でもないわ。告白するわ、フーム。皆は私を何でもお見通しの千里眼だと思ってるけど…ホントはサモのおかげなの。サモは村の噂をよく知っている。アタシはそれを聞いて皆のことを当ててるの。」 ・「(デデデ城に来て)この広さじゃ夢の理由を調べるのは難しそうねぇ。フーム、ここは?(研究室を見て)調べる値打ちはありそうねぇ。こ…これって何?(天体望遠鏡を見て)星を観察するやつね。あまり使ってないみたい。フッ…公共事業とか言って、税金を自分の趣味に使ってたんだね。(望遠鏡を覗いて)さあね~見えるのは星だけ。当たり前か…。」 ・「��ら驚いた。初めて(カービィの変身を)近くで見たわ。」 ・「待てぃ!鎮まれデデデ!悪夢のワケはカービィではない!紅く燃えるボールの正体は何か…見せてやろう!」 ・「(デデデを研究室まで案内して)さぁ…覗くが良い。その紅い星だ!これは宇宙をさまよい歩く星、妖星ゲラス!([[妖星ゴラス]]が元ネタ)今この星は刻々とプププランドに近づいておる。やがて、来週ごろには衝突して、この世は滅びる!どうあがいてもお前は炎に焼かれるであろう!」 ・「まっさか~口から出まかせよ~。星が衝突するなんて、そ~んなバカなことあるわけないっしょ~!」
42話 ・「デデデ!妖星ゲラスはまもなくプププランドに衝突する!お前は炎に焼かれるであろう!」 ・「あぁ…こんなことになるなんて…。」 ・「サモ…アンタだけに話すわ…。占いじゃないの…本当はデデデの望遠鏡でコッソリ覗いて分かったのよ。(サモに口説かれて)あははん…優しいのね。」 ・「危機は去ったのね!」
48話 ・「2人の相性は…もう!集中できない!」 ・「アンタらの運は最悪だよ!」
49話 ・「(デデデのドラマは)バカくさくて見たことないわ!」 ・「あら、(フィルムに)色がついてないけど?(アニメーターが遅れてると聞いて)ふっふ…連中ってそんなもんよ。」 ・「(明後日の朝までなんて)間に合うワケないでしょ!」
50話 ・「なんか詐欺っぽいわね~。」 ・「なによこのいやらしいプロマイド…。」
52話 ・「男って動物はいくつになっても子供ねぇ…。」 ・「サモ、あたしの占いじゃ(チョコカプセルから)出てくるのはザコ兵士ばっかよ(出まかせ)。ホント…男って子供だねぇ…。」 ・「(チョコカプセルを買い占めるデデデを見て)バカみたい…たかがオマケチョコに。」
54話 ・「(キハーノに対して)ちょっと、そこのおじいさん。そんなに興奮しちゃって…何か困ったことでも起きたの?なんなら、アンタの将来を占ってあげましょうか?」 ・「あ、あら…どうしたの?」 ・「あたしが王女様?何よ、気持ち悪い…よらないでよ…。あたしのどこが王女よ!助けてぇ!」 ・「(キハーノに対して)ないわよ!アンタみたいなジジイ!」 ・「キハーノ…ワタクシをよく助けてくれました…愛しています!また会えるかしら…キハーノ!(キハーノの妄想内のセリフ)」 ・「何となく思い出しそう…あたしたちロマンチックな関係だったワケね。」 ・「待ってったら~!あたしには大切な用事があるの!」 ・「あの~あそうそう!この星の困った人たちを救ってあげないと!だからね…アンタだけいって!」 ・「ダメよ!アンタも逃げなくちゃ!ちょっと!」 ・「ちょっと待ったぁ!たとえ漫画でもアニメでも!正しいことは正しいでしょ!騎士キハーノ!起きなさい!この!(叩き起こす)」 ・「ワタクシを忘れたの?ライヤ王女!立ちなさい!そなたを待っている星は、まだまだたくさんあるのですよ!」 ・「王女の命令です!そして行きなさい(生きなさい?)!あなたの使命は終わっていない。そなたの信じる正義を貫くのです!」 ・「うふふふふ…一生に一度ぐらい王女様も悪くないわ…ねぇ、カービィ?」
58話 ・「(ボルンに対して)アンタなんだか怖かったわよ…。」 ・「おい!テメェら!ガキめ!絵を描け!彫刻を彫れ!さぁ始めろ!」 ・「(フームに対して)おのれ~!よくも私の授業を!お前のような不良はお仕置きしてやる!」
61話 ・「なんか変だと思わない?でしょ?」 ・「(太ったデデデを見て)完全に粗大ごみになったわね。」
62話 ・「あ~皆さん、こんにちは。何だか知らないけどデデデに頼まれちゃって、よろしくね。」 ・「聞けー!「雲」を選んだものは頭に気をつけるがいい。空から何かが降ってくる!(実際に雲を選んだパームとレン村長は空から何かが降ってきた)」 ・「「石」を選んだものは外出しない方が良い。命の危険がある!」 ・「今日の最悪の運勢…カギ!「カギ」を選んだものは重大なミスをおこすであろう。」 ・「「魚」を選んだものは海に出るなかれ!ひどい目に遭うであろう!」 ・「「リンゴ」を選んだものは注意せよ!天からイナズマが降ってくる!」 ・「おっかしいと思った!占いが次々とあたるんですもの…。」 ・「ビミョーな問題ねぇ…番組に出て人気者になればガッポリ儲かるけど…(外の騒ぎを見て)うるさいわねぇ何よ。」 ・「ちょっと待ってアンタ!あーちょっと!あたしは重いんだ!(車に放り投げられる)」 ・「カービィ…。」 ・「私はメーベル!プププランドの人々よ!私が告げる言葉のみを信じよ!」 ・「では占おう…(謎の呪文)。ウィスピーの森はバッサリと伐り倒しても良い!」 ・「税金は好きなだけ取るが良い!」 ・「だが…聞くが良い…。デデデよ…所詮お前の夢は叶うまい…。その前に世界の終わりが来るからだ!プププランドは海に沈む…。」 ・「すぐにここから脱出しなければならない…私についてくるものは救われるであろう!」 ・「信じないのか…?私の妖星ゲラスの予言を忘れたのか!?あのシーンをもう一度…ビデオスタート!(占いだったらビデオじゃなくて回想の方が良い気がするが…)」 ・「私は不吉な星ゲラスがこのプププランドに衝突すると予言した…。あれが嘘だったとゆーのか?ゲラスは本当に近づいた…大地は揺れ、火山は噴火し、大嵐となった…。フームとカービィ達が活躍して(ゲラスの)軌道が僅かにそれたおかげで、最悪の事態は免れたが…。私の予言通りデデデ!お前は炎に焼かれた!」 ・「私のゆーことを信じたくなければ、ついてくる必要はない…。私は行く!」 ・「この海の彼方だ…。海に道をつくる!」 ・「皆ホントにバカねぇ…。まさか村の全員がついてくるなんて夢にも思わなかった…(※ワドルディ達やメタナイトらはいません)。」 ・「当たりません!当たらなくて結構!(サモに対して)奇跡?アンタがしたのと同じことよ!(杖を投げる)」 ・「そう!占いの仕事は未来を当てることじゃなくて、皆の悩みや心配ごとを聞いて、相談する人の苦しみを和らげること…。前にサモが言ったわ…私はカウンセラーだって。」 ・「デデデのテレビで占いしたのがいけなかった…。もう2度と人騒がせ占いはしないわ。」 ・「うふふ、アンタのおかげでちょっぴり楽しい体験をしたわ。」
63話 ・「ハックション!ああもうダメ…。ヘックショーン!」 ・「(デデデを見て)占っても当たる性格じゃないわね…。」 ・「約1名治りきらないのがいるわ…。」
66話 ・「あなたはきっと長くこの村に滞在するであろう。」 ・「それどころか侵略よ!」 ・「はい、できあがり。」
68話 ・「(フームからの電話)あらま、それって便利ね~。」 ・「(ホッヘからステーキ定食を届けられて)ありがとう…。」 ・「メーベルの出前占い…いいかも!」 ・「誰かのイタズラに決まってるでしょ…。」
70話 ・「(トッコリは)悪い星の元の生まれね。」
72話 ・「(ワドルディに対して)次の方どうぞ。あなたたち運勢が同じだから楽ねぇ…。」
73話 ・「タコタコ…それ!イカかぁ…(色的にタコで間違いなさそうだが)。」 ・「プププロールはないの~?(何それ)」 ・「あたしが先よ!(ガスとエビを取りあう)」 ・「あたしなんか1ヶ月分のカロリー取っちゃった…。」 ・「はぁ…ヒマねぇ…。」 ・「まぁ…もう(寿司は)食べ飽きてんのよ!」
76話 ・「私の占いより確実なの?」 ・「今の(恐竜)レン村長そっくり!」 ・「(サモに対して)アンタ汗びっしょり!」 ・「(自身とサモの恐竜を見て)ヤダ…皆の恐竜バージョンが揃ったらしいわね…。」
77話 ・「ダメよこんなワケ分かんないんじゃ…。」 ・「あの2人(カービィとデデデ)は放っておきましょ…。」 ・「絵を見ない人は一生後悔するかもねぇ…。」 ・「(「睡蓮の池と日本の橋」を見て)まぁ~!キレイ…。」 ・「芸術センスを占って欲しい人はどうぞ~!」
79話 ・「(ボンカースに対して)あらま、カービィじゃないの!」 ・「なら交番で聞けば?困ったときは占いよりおまわりさんに頼るのが一番!」 ・「署長!あんな暴力を許しとくの?」 ・「(ボルン署長に対して)そんな法律あったっけ?」 ・「マフィアかもね!」 ・「どうだか!ホントの狙いは分かんないわよ!」
81��� ・「サトさんが片づけられない女?」
82話 ・「(パームに対して)一流シェフの腕なんですってぇ。」 ・「(ブレイドに対して)バッカじゃないの…。」 ・「大臣もしょせん男なのねぇ…(お前らの早とちりだろ)。」
84話 ・「不吉な予感…あ!ゆ、夢か…。」 ・「(マンビーズを見て)あー!夢じゃないー!」 ・「もしかすると、あたしを狙ったのかもしれないわ…。」
85話 ・「確かにやーねぇ。シミそばかすは…。」 ・「(日焼けした村長夫妻を見て)あぁ!なにその顔!」 ・「見て!あそこに気球が!」 ・「こんなメカぶっ壊して!」
86話 ・「だったら「ぞい」とか「ゲス」と同じレベルじゃない。」 ・「なんでまたカワサキの店に?」 ・「(ナゴヤに対して)いらっしゃいみゃ~。」 ・「そりゃ(マズいと)言うわよ…。」 ・「(カワサキに対して)なんでいつもこのレベルで作れないのよ?(※フームのおかげです)」 ・「(ナゴヤの味噌煮込みうどんを見て)うわ!美味しそ~!」 ・「こんな美味しいうどん初めて~!」 ・「(ナゴヤの料理は)最高ねぇ!」 ・「カワサキとニャゴヤと入れ替わってもらったらどうかしらねぇ…。」 ・「(カワサキにも料理人の)意地というものがあるハズよねぇ?」 ・「レバニラ炒めで火を噴くワケなかったわ!」 ・「(コックカービィの変身に対して)待ってました!」
87話 ・「でも、デデデが怒らない日はなくても、カラスが鳴かない日はなくなったわ。」 ・「(カラスがいなくなったと言われて)そういえばそうね…。」 ・「あら、そうだったの?」
89話 ・「完全にストーカーよ!ホントしつこい男がいるのよね!」 ・「こういうときはガツーン!と一発ねぇ!」 ・「(オタキングに対して)このストーカー野郎!」 ・「(サモに対して)バカねぇ!死ぬほど働いたのに!」 ・「(サモの話を聞いて)主人公自分のつもりよ!」
90話 ・「警察ってつまんないことにうるさいクセして!」
94話 ・「(私たちの未来は)最悪だわね。」 ・「(サモに占いが当たったと言われて)だから言ったでしょ!」 ・「(デデデが魔獣を成敗すると言って)どういう風の吹き回し?」 ・「あの子また…(旅に出るのかしら)。」
95話 ・「ホンダ~ラ~カンダ~ラ。見え~る見え~る…悪い運勢が…あら?」 ・「ちょっとカービィ、アンタにも最悪の運勢が見えてるよ?」 ・「(水晶玉を割られて)何すんじゃ~!」 ・「見て~!私の水晶玉が~!」
98話 ・「これ…飛べるの?」 ・「それより、あたしの家大丈夫かしら~!(さっき全壊したじゃん…)」 ・「(ダコーニョを見て)体育会系みたいだけど…。」
99話 ・「情けないわね!(バーベルを持ち上げる)」
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新人ロスです。
新人公演は真面目に役者紹介書かなきゃなって思いました。かきます。
最後になにか付け足すやつ、私もやりたいなと思いました。かきます。おすすめのお菓子ね。
【役者】
縦縞コリー
何度も電チャリを貸してくれてありがとうございます。もう元に戻れません。
密かに憧れていたのがこりちゃんの発する鼻濁音なんですよね。いいなと思って今公演では真似して鼻濁音をしっかり発するようにしています。
35期のピュアな部分を一身に背負って可愛いです。主役輝いてる。
きなこもちチョコ
あろハム権左衛門
宣美柄この芸名を入力したりレタリングしたりするのですが、もう何してもおもろい。ほんま。そんなあろハムは前からずっと発声が綺麗だと思っておりました。今回はそれを思い切り発揮しており嬉しいです。あとマイムがめちゃくちゃ上手いと発見しました。こりちゃんと喧嘩するシーンなんかも迫力あるよね。でも私の一番のお気に入りは最後の笑顔です。
雪の宿
海泥波波美
35期の頼れるお兄さん。麻雀と競馬と紅茶を添えて。今回はなんと大道具のデザインのお手伝いを私にさせてくれました。嬉しかったです。作りやすい規格とかもね、教えてくれました。授業で習ったCADを実践できて楽しかったです。ありがとう大道具チーフ。夜勤とかすごい忙しそう。ゆっくり休んでください。今公演の海泥波波美はとってもキュートです。たまに某相原町の住人がでちゃうけどね。
ファミマのバタービスケットサンド紅茶
苔丸
いつもお世話になっております。数少ない大阪モノレール同級生。山田までいっぱい話せるから、柴原が過疎ってても寂しくないもんね。何かしら物を貸してもらうことが多いです。大変ありがとうございます。苔丸のきちんとした暮らしが眩しく、目が潰れそうですが、最近は頑張って彼女の生活を見習おうとしています。近づきたいよね。聞き上手だから色んなことをペラペラ喋ってしまいます。
阿闍梨餅
ミル鍋
わたし。寝坊。大罪人。
12月24日午前5:30現在、ジャンカラで夜を明かしたのち、らびと漫喫で堕落の時間を過ごしています。
大福小餅
たびたびお家に泊まらせて頂きました。諸事情でもうそれは難しそうですが、���い出は永遠です。
彼女が話す時、なんかぴょこぴょこしてたり腕が上下に動いたりしています。可愛いですね。あと相槌が異様に可愛いです。何?
こふくが舞監であったことは、35期にとってかなりの幸運であると思います。いつもありがとう。ベトナムでグルメを楽しんでね。
ミニストップの塩豆大福
中森ダリア
オムニであまり話せなかったぶん、今公演でたくさんいっしょにいられて嬉しいです。一緒にお菓子とか買いに行ってくれてね、ありがとうございました。新しい髪色バチバチに似合ってるよ。焼肉食べ放題美味かったね、東京見物楽しんでください。今これを書いている時、ひらりが東京に着いたストーリーを見ました。フッ軽すぎ。
ビスコ︎ ☺︎
冊まいむ
女児ピンめちゃくちゃ似合ってた。芸名に違わぬマイムで毎回楽しませてもらいました。パソコン壊れたりチケットの配送がトラブったりととことん災難に見舞われていたので、その分この後はめちゃくちゃ良い事ばかり続いて欲しいです。稽古期間中においもフェスタ行ってたやん、あれ私もマジで行きたかった。再チャレンジを狙います。
生協コンビニの柔らかほしいも
衿君
演技ができて映像つくれて照明仕込めてフィジカルエリートでギャグがつよい。逆に何ができない?教えて欲しい。愚かな私には分からない。遠藤圭一のキャラはえりっくにしかあんなに面白く出来なかったでしょう。記憶に爪痕残すよね。さっき一緒にカラオケで徹夜したけど、惨憺たる状況の面子の中で最初から最後まで平静を保っていて、これがフィジカルエリートかと戦慄しました。
バリボリラムネぶどう味
しょこら
ルロイ修道士はマジでハマり役だった。こらしょのずっと口角上がってそうな話し方、結構好きなのですが、それがルロイの役柄にぴったり合わさっていた気がします。あとみーらのアドリブと相性が良い。千秋楽ではまさかと思ったけれど本当に無量空処をやりやがった。ちなみに厳かな修道士服の下に着ているボトムスはOsaka Universityのスウェット。もうおもろい。
ブラックサンダー 至福のバター味
帝京魂
芸名を変える変えると聞いていたので楽しみに待っていたら、とんでもないのがきました。入力する側も大変愉快です。作業服とヘルメットが異様に似合うことに定評のあるこの男。最初に衣装着た時なんかあまりに似合いすぎて笑いしか出ませんでした。その姿でパンチの掃除とかするともう役作り通り越して憑依。才能ですね。おでこ出すの似合う。男梅グミを好いている、センスがいい。
小梅ちゃんキャンディ
黒井白子
以前からずっと思ってたけど新人公演で更に思いました。並の人間には出来ないくらい演劇に真摯な人ですね。35期の皆のトレーナーとなって実力の底上げをしてくれました。指導者の才能があると思う。彼の凄いところは、辛辣な指摘や注意喚起をせねばならない場面でも、上手く全体のテンションを高く保ちつつ座組を引き締める言葉選びをするところです。白子に窘められたら反省するし、白子に褒められたらめちゃくちゃ嬉しい。これは凄い事だと思います。
ローソンのどらもっち抹茶味
鴨兎春
いま漫画喫茶の狭いフラット個室に私と2人ですし詰めになり、漫画と惰眠とインターネットを満喫している。ときどき図学の悪口をいっている。一緒にファンズワース邸、完成させような。サッシ窓に負けるな。最強舞美チーフ兼宣美のエース。タテカン全人類に見せびらかしたいよね。今公園の奥パネはびの並々ならぬ努力の末、マステの上から水墨画風グラデ塗装がなされるという超職人技仕様となりました。演技で大大大成長を遂げ、横の道化師にすら負けない素敵な存在感を放っていた。
ふたりはチソキュア、シェアハウスが出来なくとも事実婚しようね。
さくさくぱんだピスタチオ味
【オペ】
園堂香莉
おぺのなぽりことおぺり。照明職人。キャスパの照明がバチくそかっこよく、神業であることは言うまでもないです。ちなみにトラシュでだいたいトラブルがない。優秀すぎる。棒人間のキャスパも作ってくれた。棒人間、キャスパつくるの難しすぎやろと思ってたら、エモくてしんみりしてでもかっこよいハイセンスな振り付けが送られてきました。なんと体育館の一室を借りて熟考してくれた。すんごい。
マロッシュみかんソーダ味
テキストを入力
PV、何?????????
脳が理解を拒むハイセンスな構成、見てパッと推測しただけで白目剥きそうになるレイヤー数、後々判明する随所に散りばめられた脚本からの小ネタ。どうしてそんなに芸達者なんですか?そのうち考察厨が湧きますよ、あなたのPVにね。ちなみに多分ですが、もう湧いている。最近ね、ちゃうかが楽しくなってきてくれたみたいでとても嬉しいです。そのボケの投球頻度と質、只者じゃない。
ヤングドーナツ
まろん
音響オペ。公演中、ときどきこっそりオペ席から舞台を見てたのですが、そういう時はだいたいまろんの背後に控えておりました。今公演で初めて公演中のオペさんの仕事風景を目にしたわけですが、めたくそ格好良かったです。まさに職人。ビオラ弾けるの、カッコよすぎる。ティッシュ1枚くらいの軽さで私にもビオらを触らせてくれ、少し弾き方を教えてもらいました(←?!?!)
瀬戸塩アソートせんべい ゆず塩味
【+α】
紫仏瑠唯
漢字合ってるか合ってないかわかんなくなっちゃった。間違ってたらごめんね。当制での参加だったけど、結構仕込み週とかにも顔を出してくれました。久しぶりに沢山話せて嬉しかったですね。突然カメラを回しても笑顔で対応してくれてありがとうでした。今度は一緒に役者として共演とかしてみたいですね。
千寿せんべい
近未来ミイラ
あんたが大将〜!!沢山悩みながらこの脚本を完成させてくれました。正直、同世代にこんなに面白い創作物を作れる人間が存在することが信じられません。今公演では、みーらの教養やかつて習った国語の教科書の題材への掘り下げが惜しみなく発揮されており、とってもなんか、好きです。演出お疲れ様でした、年末はゆっくりお休みください。お友達の唯端楽生さんにもよろしくね。
ポッキー 冬の塩キャラメル味
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