#天切り松闇がたり
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浅田次郎 「天切り松 闇がたり 第ニ巻 残俠」 を旅のお供に。vol.3
2022年7月30(土)、「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」玉川大福さんが、浪曲でトリを務めていらっしゃいました。 初めて、浪曲を生で聴いて、とても感動しました。 それまでは、「浪曲🤔」なんだろう? 全く、知りませんでした。 今回の、浅田次郎 「一路」 が辿った中山道 逆ルートの日本橋から、関ケ原へ、徒歩で行くも、今日でおしまい。 次回は、ゴールデンウィークに持ち越しです。 楽しみだな〜 妻籠宿 馬籠宿 ラジオ深夜便を聴きながら歩く。 1月2日(月)[新春寄席]「浜野矩随(はまののりゆき)」五代目・三遊亭圓楽さんの人情話に感動する。 山の中を、孤独に歩いていると、不安な気持ちで歩いているので、とても心に響いてくる。 落語 三遊亭円楽 演目:浜野矩随 https://nico.ms/sm7390809
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平穏な生活が一変した12日間 なぜすべての車を発見できたのか 大量のキーが床に捨てられていた【写真:松本正美さん提供】 今年に入り自動車の大規模盗難が続いている。ターゲットはディーラーにも及び、8月19日には栃木・大田原市のホンダカーズ野崎で11台もの車が盗まれた。懸命の捜索により、30日までに全台を発見したが、被害者が直面したのは、不条理な現実の数々。Xに「犯罪者にとことん優しい日本を痛感」とつづった松本正美店長に投稿の真意を聞いた。(取材・文=水沼一夫) 「本当最後のフィットは諦めて、しょうがねえかなという思いもあった。でも、探してくれている人がたくさんいる。知らないところで知らない人が。そういう人たちに申し訳ないなという思いと、でも、今週いっぱいにしようという思いがあった。そんな話をしていたところに警察から電話が来た。とりあえず見つかってよかったなというのが本音です。ご協力いただいた方に感謝したいと思います」 30日、最後の1台が発見されたとの報告を受け、取材に応じた松本さんは安堵(あんど)の声を上げた。 平穏な生活が一変した12日間だった。 犯人グループが店にやってきたのは19日午前1時過ぎだ。従業員はおらず、11台の防犯カ��ラが目を光らせたが、犯人は手慣れた様子で2台を録画不可能な状態に。さらに車のキーが保管されていた金庫に目をつけ、これを破壊した。金庫は防火仕様で、素材は鉄とコンクリート。7センチの厚さがあったが、なすすべがなかった。スマートキーは車にかざせば反応してしまう。犯行グループはたやすくターゲットに目星をつけた。 複数ドライバーが必要で、松本さんが「最低でも7人」と見積もる犯行グループは、エンジンをかけると、そのまま北と南に分かれて暗闇の中に消えた。車をどこかに置いて、再び戻ってくると、残りの数台の車も準備。わずか2時間半の間に11台という“大量窃盗”を成し遂げた。 防犯カメラの映像を解析すると、犯人たちはベトナム語を話していることが分かった。松本さんは、1か月ほど前から閉店間際に不審な外国人の姿を目撃していた。事件後は姿が見えなくなったため、現場を物色していた可能性がある。 松本さんは防犯カメラの映像から、犯行グループが車を運び、再び店に戻ってくるまでの時間が、およそ「50分」だったことに着目。「片道20~25分とすると、さくら市から宇都宮にかけてだなっていう予想を立てました」。店を起点とした地図を作製し、付近のコインパーキングを中心に社員総出で捜索を行った。 さらにSNSを積極的に活用。営業マンとして「シビックタイプR販売台数日本一」を誇る松本さんは、自動車ファンの間で全国的に知られた存在だった。社長を務める親からは「会社の恥を晒すようだ」と情報公開に抵抗されたが、YouTubeで被害を訴えると、顧客からも協力者が相次いだ。 20日にさくら市で4台、21日に佐野市で1台、23日に埼玉・久喜市で3台、西那須野駅で1台……。犯行グループがGPSによる追跡を警戒して盗難車両をコンパーキングで“寝かせて”いる間に、次々と車を確保した。 全国的に多発し、社会問題になっている自動車盗難。しかし、今年は個人宅だけでなく、大量の自動車を保有するディーラーなどを狙うケースが増えている。 8月5日には群馬のホンダカーズ沼田南戸鹿野で12台が盗難。6月には成田空港近くの有料駐車場2か所が被害に遭った。そのうちの一つ、スーパーパーキングでは盗まれた9台すべてを発見、取り戻している。 いったい、な��犯行グループの“ターゲット”にされてしまったのか。 ディーラーや有料駐車場では防犯カメラの数もさることながら、個人宅に比べれば、セキュリティーは整っているように見える。しかし、別の自動車関係者はキーの管理について、「管理は雑だと思う。商談しているときにカギのある場所はすぐ分かってしまう」と盲点を指摘する。 「犯罪者にとことん優しい日本を痛感」と投稿 その真意とは? 27年前に店長に就任して以来、松本さんの店では車両盗難は一度もなかった。ただ、治安面の悪化は気にしていた。「いたずらを含めて怖いから本当、寝ていられないですよね」と本音を漏らす。高価な車は自前で別の車庫を用意。セキュリティーの強化を社長に相談したこともあった。 ただ、今回の盗難では、金庫について想像の上をいかれた。 「会社の事務所にドーンと置いてありました。持っていけないしね。5人でも持ち上がらないから。そういう隙はあった。こりゃ大丈夫だろう、金庫は壊さないだろうと思っていた。でも、そんなことなかった。簡単に壊された」 当事者になって気づいたことはほかにもあった。 28日、松本さんはXにこうつづった。 「犯罪者にとことん優しい日本を痛感しております」 どういう意味なのか。こちらが尋ねる前に、松本さんは切り出した。 「自分は取材で訴えたいのは何個かあって、やっぱり犯罪者に優しい日本だなと。例えば刑罰に対しても窃盗じゃないですか。最大で懲役10年、罰金50万円。あんパン盗んでも一緒かよ、みたいな感じですよね」 自動車窃盗は万引きと同じ窃盗罪が適用。「10年以下の懲役又は50万以下の罰金」が科せられる。犯罪の規模や再犯によって量刑が異なるものの、あまりにも甘いとかねて問題視されている。松本さんが1台も取り戻せなかった場合、11台の被害総額は3000万だった。人によっては残りの人生を棒に振るような金額だ。現行の法定刑は犯罪の抑止力になっておらず、罰則の強化が不可欠と実感した。 さらに警察の対応にも疑問の連続だったという。 「とにかく事情聴取が長すぎる。初日は朝8時ぐらいに警察が来てから、3時ぐらいまで拘束されましたからね。盗難はスピード命。SNSにアップしたいし、防犯カメラも見たい。そういうのができなかった。初動が遅すぎるなと」。自動車は盗難後、3日が勝負と言われている。立ち合い、被害状況の確認、カギの照合、書類作成……捜査を依頼するためには必要な作業だったが、とにかく時間がかかった。 盗難車両回収の帰路、偶然警察と遭遇 “窃盗団”と誤解され… また、最後に見つかったフィットは��ホンダのアプリで行方を追っていた。給油情報と時間が分かるため、実際に犯人が訪れたガソリンスタンドを特定することができた。「でも、防犯カメラの映像は見せてくれなかった」。事件のことはガソリンスタンド側も知っており、協力の姿勢を示していた。しかし、映像を見せるとなると、警察の許可が必要だった。「警察は捜査情報になるので出せませんと」。運転手の姿や偽造ナンバーかどうかを確認することはできなかった。 自力で被害車両を発見し、帰路につく途中に、偶然パトカーとすれ違ったこともあった。「そしたら犯人と間違えられて、前後にパトカー横付けですよ。(警察関係者が)何十人も出てきて……。で、盗難車だと。いや、俺たちは被害者で、盗難車を引き取りに行ったんだと。逃げも隠れもしないからちゃんと調べてくださいと言って。そしたら調べて、ごめんなさいって言ってきましたけどね」 11台のうち、警察の力によって発見されたのは2台。松本さんの会社の社員が交番からわずか100メートルの場所で見つけたこともあった。放置されている違法ヤードの問題や外国人の不法滞在問題も指摘した松本さんは、「いろんな問題が複合的に重なって、犯罪天国になっちゃっているのは事実」と結論づけている。 愛車を盗難されたらどうすればいいのか。混乱の中、教訓として得たのは、SNSの力であり、周囲の協力だった。30日には成田のスーパーパーキングの責任者がアポなしで激励に訪れ、協力を申し出た。そこで共通したのは、「我々の自衛しかない」という認識。被害者を少しでも減らせるよう、啓蒙活動をしていくことで一致した。 「実際、この事件があってから、自分の知り合いの県外のホンダカーズにも外国人が下見に来たんですよ。朝行ったらロープが外れていた。で、防犯カメラを見たら、ハイエースで来た外国人が見ていたと。うち狙われてます。どうしたらいいですかと。カギはとりあえず全部持ち帰れ、と伝えました。セキュリティー入っていても、社内は安全じゃないと」 まだ盗難されていなければ、防げる可能性がある。金庫の中に入っていた数百万円の現金は戻ってこなかった。もはや日本は安全な国ではなくなった。松本さんは、「このことを1人でも多くの人に知ってもらいたい。特に販売店とかね。防犯の意識を変えてもらいたいなって」と呼びかけた。
「犯罪者にとことん優しい日本を痛感」 自動車11台盗難→すべて発見の被害者が語る不条理 「犯罪天国になっているのは事実」(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース
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今朝目覚めながら
「待つとし聞かばいま帰り来む」
という七七(しちしち)の音が急に浮かびました。
これは和歌の下の句ですね。
「私の帰りを待つと聞いたなら、すぐに戻ってまいりましょう。」
すぐに上の句もそらんじました。「立ち別れいなばの山の峰に生ふる」
百人一首に取られている中納言在原行��の歌です。
切ない、思い。
この歌は、別れを惜しむ歌ですが、
一方で、後世には、いなくなった人や動物が戻ってくるように願う、願かけ、おまじないの歌として有名になったそうです。
どうしてこれが心に浮かんだのか。
同時に
「長い深い孤独」と浮かびました。
それはこれから来るのか?と自分に尋ねると
どうやら「ようやく終わる」ようです。
わたしは確かに長らくそのストーリーを待っていたのかもしれないです。
ちょうど昨日が誕生日でしたので
何かの節目のときが来たのかもしれません。
さて、「まつとしきかば・・・・」と言えば、
わたしは中学高校で古典を教えてきました。
「かぐや姫」を扱うことがあり、
許される環境の時は、みんなで関連の映画を見ました。
高畑勲さんの「かぐや姫の物語」
実はこの和歌が出てくるのをご存知ですか?
「天女の歌」です。
姫は
近所のそこらの庶民の子らに紛れて
大地にころころまろげながら元気に生い育つのですが
少女のある日、いつものわらべ歌を歌ってたはずが
自然に転調して哀感のある歌詞を独りで歌います。
天女の歌
作詞:高畑勲 坂口理子 作曲:高畑勲
まわれ めぐれ めぐれよ 遥かなときよ
めぐって 心を 呼びかえせ
めぐって 心を 呼びかえせ
鳥 虫 けもの 草 木 花
人の情けを はぐくみて
まつとしきかば 今かへりこむ
わたしは生徒たちの一番後ろで一緒に見ていたのですが
この歌のワンシーンだけ
涙が出て止まらなくなりました。
だって自分のことでした。
この地球で生きてきたすべて。
星へと帰還することも。
映画では、
ふと彼女が自分の遠い星の記憶につながる瞬間です。
挿入歌の歌の部分はYouTubeのこれです。
現在これだけでも聞くとうるっと迫り来るものがありますが
実際の映画の中では相当グッときます。
劇場公開時に���そこまで感じませんでした。
こういう感性が発動するのは自分のタイミング次第ですね。
youtube
さて出典の「竹取物語」
貴公子に難題を出し、決して結婚しない姫。知らない人はいないストーリーですね。
貴種流離譚であるこのお話しは元は漢文で
西暦900年頃に貴族男性が書いたと言われます。
今見ても、悲哀を感じながらも、反骨がおもしろい。
作者不詳とされていますが、候補としては
空海とか遍照、源順(みなもとのしたごう)、源融(みな もとのとおる)、紀長谷雄(きのはせお)
とされています。
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/hosizora/astron/astron9/astron9_P11-12.pdf
わたしは空海、遍昭の路線はまずないと思います。
実は、
竹取物語の作者の男性は
今世で誰に生まれ変わっているかと言いますと
この女性歌手だということを聞いています。
このvideoのこの構成、納得しませんか?(イルミナティの霊波動が邪悪なので閲覧注意ですが貼ります。2分30秒のあたりです。)
youtube
大胆推理を入れてみますと
源融 ではないでしょうか。
彼は、藤原氏専横政治の犠牲者の一人です。
竹取物語には藤原氏への反骨精神が色濃く現れています。
彼は、源氏物語の光源氏のモデルとされています。
わたしは「ヒカル」という芸名は偶然ついたものではないと思ってきました。
https://note.com/syuji230/n/n50121c80bf1d
かの一族の横暴と闇をできるものならば暴露したかったのは
当時闇を目撃した女たちも同じことだったというのが
わたしの持論です。
(ところでこの記事の源融の子孫が松田聖子やこ◯されたZARD坂井泉というのはまことでしょうかねー?)
「竹取物語」映画実写版というと
沢口靖子さんの出ている作品があります。
これも相当前、最近では7年前くらいかな、
近所の女子校の女子たちみんなと見ました。
ラスト���ーンが見ものです。
宇宙船、シップがモロに出てきましてその描きっぷりに
みんなで笑いましたが(笑)
姫は最後に光の柱の中でシップに掲挙されるのです。
ある美しい女の子が食い入るように見ていたのが懐かしい
今も毎朝電車で横を通る小さな女子校でのことです
彼女たち数十人くらいには
ちょっといい情操教育ができたな!と思います。
みんなきっとあと数年で経験することですものね😃
youtube
⭐️無断転載、引用固くお断りします。
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Recently enjoyed (2023/01~03)
Been a while since my last update: life has been shifted to somehow an interesting direction😎 Just crossing all of my fingers (including toes) for lucks of myself and my favs🤞
驚くほど放置してしまいました。この期間は中村倫也さん作品に浸りつつ地上波ドラマを追っていました。このクール最高すぎて毎週テレビの前で爆泣きしていたのはきっと私だけではないはず。。。4〜7月と7月以降も手書きのノートにはまとめてるのでまたちまちまメモしにきます。
ハリー・ポッターと呪いの子(劇場鑑賞)
湯道(イオンシネマ)
ケンジトシ(舞台配信)
Lie To Me (Amazon Videoレンタル)
リバース(Hulu)
ビリギャル(Hulu)
春なれや(Hulu)
THE FIRST SLAM DUNK (横浜ブルク13 / IMAX)
貞子vs伽耶子(実家のJCOMでやってたの見てました)
シン・仮面ライダー(TJOY横浜)
シンゴジラ(Amazon Prime)
シンウルトラマン(Amazon Prime)
僕等がいた(Amazon Prime)
2023年1月期に追ってたドラマは下記。
Get Ready!(TBS)
ブラッシュアップライフ(日テレ)
女神の教室(フジテレビ)
星降る夜に(テレ朝)
夕暮れに、手をつなぐ(TBS)
大奥(NHK)
リバーサルオーケストラ(日テレ)
警視庁アウトサイダー(テレ朝)
100万回言えばよかった(TBS)
今夜すき焼きだよ(テレ東)
三千円の使い方(フジテレビ)
ハリー・ポッターと呪いの子(劇場鑑賞) 年明け初日、向井理さんハリー回見てきました。顔ちっっっさ……足なっっっが……舞台作品って主役級のキャラクターは5分くらい焦らしてから登場する感じのイメージが謎にあったため、本作で体感開始30秒くらいで向井ハリーが普通にど真ん中出てきた際にはヒエ〜〜言うてました。劇伴CDと配信版聞いた感じ曲と曲の繋ぎ目がほとんど分からない感じだったので結構厳密に時間が決まってたのかな?第一幕みなさんかなり早口だな〜と思っていましたがすぐに慣れました。マチネだったのですが見終わって時計見たらぴったりの時刻をさしてたので驚きました… とにかく魔法がすごい、ディメンターが怖い、という噂だけ聞いていたためとりあえず本筋だけ把握していこ〜と思ってシナリオブック(?)を事前に読んでいって正解だったかもしれません。「この場面のセリフじっくり聞きたい!」と狙いを定めて臨まなかったら脳の処理が追いつかなかったかも…と思うほど魔法が魔法でした。魔法だ…(?) マルフォイ父子の好きなシーン(闇の世界のあのシーン)が今回の上演ではカットされていたのですが、宮尾ドラコと門田スコがセリフのない場面で互いにとても大切にしあっているお芝居をされていて大号泣しました… ホラン千秋さんの「ミルベキ」で見て以来エハラマサヒロさんのロンを見たくて見たくてそわそわしていたので本当に最高でした…🤣他のキャストさんでも見たいなあ…
湯道(イオンシネマ) コメディとジーンとするシーンとの切り替えや塩梅が絶妙で、「良い映画見た」というより「良い時間だったな〜」と思いながら映画館を出ました😚♨️ 円盤で手元に置きたい……初日に見に行ったのに夕方だったからかグッズがほとんど売り切れていてまるきんのアクリルキーホルダーだけお迎えして帰りました。手拭いほしいなあ。 スーパー銭湯はよく行くものの純粋なピュア銭湯そういえば行ったことないな〜と思って近所の銭湯を検索したところ素敵な場所がまだまだたくさんあることもわかったので地道に開拓してみたいです。お風呂大好き…日本に生まれて良かった…
ケンジトシ(舞台配信) 中村倫也さんと黒木華さんという凪のお暇コンビが宮沢賢治とトシの物語をされるなんて‼️と張り切ってチケット先行やら抽選やらに星の数ほど(正確には両手の指の数ほど)参加して全て落選し血涙を流していた昨年末の私へ……シスカンパニーさんが配信してくださいましたよ!!!やったーー!!!きっと同じく落選続きで悲しんでいた仲間の中に前世で世界を救った方がいらしたんでしょう。その”徳”に便乗させていただいてしまいました。 小説悲劇喜劇 (2020年7月号) に掲載されていた脚本だけ読んだら脳内にハテナしか浮かなかったのですが配信でも舞台を実際に見たら………ハテナが三倍になりました。笑 舞台演劇については昨年10月に鑑賞した「夏の砂の上」のティーチインで脚本家の松田正隆さんがお話ししていた、「劇場というのは不思議な場所」というくだりのことを思い出しつつ、理性で理解するストーリーではないんだなあということだけ考えていました。(こっちの感想の方でちょっとメモしてました) 宮沢賢治に限らず詩作に思いを馳せて言葉に浸る・ということを、とんと行っていないここ数年だったのでとても良い時間を過ごしました。この作品こそ劇場で見たかったな〜
Lie To Me (Amazon Videoレンタル) 1話だけ見ました。The Mentalist やら Suits やらが好き、という話をしていたらお薦めしていただきました。英語の勉強も兼ねようと思ったんですがお仕事ドラマの英語まじではええ〜🤣 息をするように下ネタが出てくるの���、日本のオフィスラブ系ドラマで未婚や年齢・見た目いじりがスルッと出てくるのと似たようなノリなのかな〜と悶々としていたら終わっていました。同僚がセックスライフに口出ししてくるのと見た目のコンプレックスを笑ってくるのと、どっちの方が嫌と優劣をつけるものでもないんですが、これは慣れというか文化というか、「見慣れている」か否かの感覚の違いなのかなとも思いました。(有名な比較で言うと、アメリカのコメディアンがエスニック関連のジョークを言うのと日本のお笑い芸人が相方を叩くのとで反応が違うような) 閑話休題、サスペンス面とマイクロジェスチャー関連の出し方のバランスがきっとシーズン重ねるごとに面白さを増すんだろうなと期待したところで見終わりました。うーん、The Mentalist はメインキャラの中で積極的に性の話をする人がいなかったので見やすかったのかなと思いました。リグズビーが初っ端からグレースを狙ってたくらいしかしばらく言及がないので… 議員さんが若気の至りでできた子とはいえ、身を挺して娘を守ろうとする未来への解決(過去を無為に責めない)展開すごい好きでした。
リバース(Hulu) 藤原竜也主演、湊かなえ原作ドラマ。おすすめされていた作品をようやく見ました。面白かった〜〜!原作小説は二億年ほど前に読んで結末も忘れていたのでああこんな終わり方だったっけと思ったらちょっとハピエンになっていたようです。藤原竜也の将棋ドラマとハリポタ舞台をこのあと 2023 年 6 月に見たのでお芝居の振り幅すごすぎて頭抱えてました。俳優さんてすごい…… あと市原隼人の顔が良すぎてどこかのシーンでビール飲んでるところで一時停止して飲み物を取りに行き、戻ってきてテレビに目を戻したらCMのような良い飲みっぷりの静止画だったので笑いました。顎から鎖骨にかけての首筋が綺麗!
ビリギャル(Hulu) 有村架純さんが主演と知らず、石子さーん!と思いながら見ました。可愛かった……聡明さと天真爛漫さのマリアージュが絶品でした。 私自身個別指導の塾講師として勤務していたことがあり(というか今でも副業で続けており)、伊藤淳史さん演じる先生が褒めて伸ばすスタンスなことに共感しながら見ていました。宿題をやってこなかったり、できて当然の(むしろ年齢に対しできていないとまずい)問題を間違えたり、呆れたり怒ったりすることはいくらでもできるのですが、塾に来る生徒さんは何かしら課題や目��を抱えている状態が多く、もう既に散々呆れられたり怒られたりしてきている方もいます。そんな嫌な思い出しかない勉強をしに、本当ならのんびりしたい夜の時間に塾にきてくれた生徒さんに少しでもポジティブな気持ちになってもらいたくて私もとにかく褒める指導をしている派です。 もちろん、そういう講師に対してはハナから知らん顔をする生徒さんもおり、そうなると私の力量ではどうもできないので別の指導アプローチをする先生に相談したり、最終的にはチェンジになったりしています。 個別指導の良いところというか面白みは、生徒さんのスタンスと講師側のアプローチのスタイルが合致した場合に天井知らずの爆発的な伸びを見せることがある、という点にあると思っています。違う世代の若い考え方に触れる機会もありがたく、これからも続けられたらなあ…などなど、めちゃめちゃ自分語りなことを考えながら見ていました。父と弟の変化についてはフィクションだからこその綺麗なまとまり方で良かったです。ここまでくれば名大を受けていた同級生男子も合格してハピエン全振りでも…と思ったりもしていました。
春なれや(Hulu) 何みようかな〜と適当に Hulu のトップページをスクロールダウンしていた時に春を感じるドラマ特集の一覧に村上虹郎さんの顔を見つけて再生しました。17分くらいしかないのですが、じんわり心があたたかくなる作品で素敵でした。 全体的にセリフも少なくぽつぽつ会話するのが印象的で、宿命も春には及ばず。来年もまた咲くわね、という穏やかなセリフが記憶に残っています。
THE FIRST SLAM DUNK (横浜ブルク13 / IMAX) 漫画でリョーちんに憧れて PG 志願した小学生が私でした。アニメは見ていなかったので声優さんについても特に何も感じず、ただ3Dってどんなんだろうな〜と思いながら見に行き、良い試合を見た後のような高揚感で帰ってきました。めちゃめちゃ集中している試合の時ってコートで中腰になってる間の記憶が飛ぶんですが、変なタイミングでふと昔のこと思い出したりしてたのでリョーちんの回想が入ってくるのも「ああ〜」と思いながら見ていました。てか沖縄!?兄!?!知らなかった……
Get Ready!(TBS) 今でもあのマスク型キーホルダーとかスイーツの食玩グッズ販売待ってます(2023年8月現在) このドラマ見てお医者さん憧れるお子さんも多いんじゃないかなと思いました。ゲーミング手術室はともかく AI アシストと最低限の人数での施術ってもう導入されてたりするんでしょうか……現代世界線に SF 要素とヒューマンドラマが混ざり合って面白かったです。
ブラッシュアップライフ(日テレ) バカリズムさん原作のウェディング・ハイ!を見て以来楽しみにしており、この3ヶ月本当に楽しく過ごさせていただきました。面白かった…�� 当初、悪口や噂話ベースでナレーションが入るので主人公のことが苦手だったのですがそこについても二周目の人生で早々に回収されていて笑いました。友人を大切に思う気持ちがものすごく共感できて泣いたり笑ったり心地よく情緒を揺さぶっていただきました。また長い休みにまとめて見るか、毎日1話ずつ見るような感じでもっかい見たいな…
女神の教室(フジテレビ) 北川景子様の圧倒的”美”とオレンジ色の優しい画面に毎週癒されていました。法律にいろんな解釈があるのは相棒やら99.9やらでなんとなく知っていたものの完全に法曹界側(しかも学生側)から垣間見ることができたので面白かった…!フィクションであることは念頭に置きつつ、全然知らない職業についてちょっぴり知ることができるのもドラマの良いところ…
星降る夜に(テレ朝) びびるほど毎週泣いてました。ディーンフジオカをこんな癒し要素の配役にしてくださってありがとうございました……可愛かった……と思ったら後半胸が苦しすぎて一周回って大盛り上がりでした。 間の取り方と BGM が天才すぎて主題歌聞いただけで胸が熱くなります。JIN だ……
夕暮れに、手をつなぐ(TBS) ヨルシカと n-buna さん大好きの民、ティザーの時から楽しみにしていたので何もかもに大喜びでした。春泥棒のアレンジ音源ほしい… 主題歌のアルジ���ーノンが良すぎて、小学生の時に読もうとして冒頭のプラトン「国家」引用部分でくじけたままだった「アルジャーノンに花束を」をようやく読み、放心していました。もっと早くに読みたかった…10代の頃に読めていれば、もっと優しい人間になれたかもしれなかった…
大奥(NHK) 冨永愛様目当てで見て毎週口開けっ放しでした。全員、かっこいい…… 原作漫画を確か有功が亡くなるか僧になったんだかするところまで読んだような気がするのですが全然覚えてない…くらいの状態で見たので毎週の展開にハラハラしながら大盛り上がりでした。面白かった……10月から第二期ということで楽しみすぎます。三浦透子さんが一瞬わからないほどだったので今後もさらに楽しみです。半分怖いくらい…
リバーサルオーケストラ(日テレ) 門脇麦さんの魅力に完全にやられました。可愛かった…!!! 箱推しドラマとはまさにこのこと…と思いつつ、実は1話が録画できていなかったので最終回間近になってからやっと Hulu で全話追い、最後数話をリアタイした形でした。のだめ大好き勢なのでオーケストラものが嫌いなはずがなかったのですが、そもそも学生オケと社会人オケなので当たり前に全然違う、全く違う方向性で最高に面白いドラマでした。楽しかった… のだめは千秋やのだめといった天才が音楽と当たり前に生き���中での葛藤や戦いの物語だったのに対し、リバーサルオーケストラの方は主人公の二人以外にもしっかり焦点が当たっていて、天才というより秀才寄りのキャラクターたちが大好きな音楽にしがみついてもがいて生きる様子も描かれていて泣きました。芸術にしがみついて生きるのって辛いけど、幸せ… あと門脇麦さん演じる主人公が周囲の期待や圧と戦う描写も繊細で好きでした。面白かった〜〜😭円盤買いたい…
警視庁アウトサイダー(テレ朝) 特撮大好きな友人が大盛り上がりで見ていたので元ネタを教えてもらったり出演者さんのネタを教えてもらったりでキャッキャしながら視聴しました。楽しかった!私は唯一 BLACK SUN ネタだけわかったので大喜びでした。歌川親子が切なかった……🥲
100万回言えばよかった(TBS) ビターエンド最高すぎました。井上真央さんには個人的に、あの笑顔や花男のイメージでどうしてもめちゃめちゃ太陽のようなポジティブパワーがある方だと思っていたので、この方をしてバッドエンド(というか死別しっぱなし)になるはずがないと思い込んでいました。そのため中盤で佐藤健の死亡が確定した時点でだいぶ動揺し、そのままラストまで見てしましました。泣いた……最後海辺を一人歩く井上真央さんのシルエットの美しさよ……
今夜すき焼きだよ(テレ東) エンディング曲が最近友人が推しているリルリーグさんだと最後の方にやっと気づきました。ダンス可愛かった…
三千円の使い方(フジテレビ) 浪費家なので倹約のコツとかあるかな…と思って見始め、録画設定のミスで途中から撮れなくなってしまっていました。無念…
貞子vs伽耶子(JCOMの何かの局での放送) 実家に帰って深夜にチャンネル回してた時に流れてて見ました。お手本のような邦ホラーで、これは高校生の時に友人と見て盛り上がりたかったな…と思いました。最終絶叫計画の系譜を感じつつも本格的なホラーっぽく、ドンと驚かすところはびっくり効果が最大だったのですごかったなあと思って後で調べたら真剣なホラー映画だったっぽいことが分かり文字通り瞠目しました。
シン・仮面ライダー(TJOY横浜 / Dolby) エヴァンゲリヲン含めシンシリーズというか庵野監督作品をちゃんと見るのが初めてで色々度肝を抜かれました。森山未來がマ〜〜美しい……そしてハチオーグのるりるりへのもはや暴力的な執着にも似た友愛は多分女子なら誰でも小中学校くらいの頃に経験があるんじゃないだろうか……
シンゴジラ(Amazon Prime) 無駄に足を引っ張ったりごねたりする人間がおらず、各々がそれぞれの仕事をバキッとこなしていてかっこよすぎました。最高のお仕事映画…! 未曾有の事態に決して諦めず仕事し続ける官公庁側の人間たちが最高すぎました。怪物の生き物感というか造形が全体的にめちゃめちゃエヴァでウフフ言うてました。
シンウルトラマン(Amazon Prime) シンシリーズすごいのは元の作品を全然知らない状態で見ても血湧き肉踊り大盛り上がりで見終われる点でした。米津玄師のエンディングがつええ〜
僕等がいた(Amazon Prime) アマプラ配信終了間近だったので前後編一気に見ました。生田斗真と吉高由里子の平成恋愛映画最高すぎました。BGM良かった〜映像が美しかった〜あと生田斗真に辛いエピ背負わせてくれてありがとう……
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秋の八ヶ岳縦走
先週末のこと。マイカーなし民の頼みの綱のアルピコバス、9月以降は土日のみ運行かつ10月最終週までということで、ラストチャンスで八ヶ岳縦走してきました。初のソロ小屋泊縦走です。一度とまってみたかったオーレン小屋をベースに計画。
茅野駅からバスに乗り渋の湯へ。天狗岳を目指す。
バスにはそれなりに人がたくさん乗っていたのに、なぜ?皆逆方面に向かってゆき、途端にひとりぼっち。
すれ違った人も2組ばかりでしたが、黒百合ヒュッテに着いたら大勢の人で、ほっとする。
ここから天狗岳をめざします。左が東天狗、右が西天狗。朝は青空だったがすっかり曇り空。
ちっちゃいかわいい松ぼっくり。
ゴツゴツをゆき、ほどなく東天狗岳到着。
西天狗岳をのぞむ。
三角点は西天狗岳にあり、厳密には天狗岳の山頂は西だそう。標準コースタイムでオーレン小屋に15時半着予定でゆくと、東天狗岳は13:55通過。13時に着けたら西天狗へピストンする予定でした。スタートが10分くらい早かったせいもあってか12時半に着いたので、もちろん西天狗へ!と張り切ったものの、ガレ場がきつかった。。。
寒さのせいか、久しぶりのせいか、かなりバテましたが、西天狗岳到着。うしろに東天狗。
三角点タッチ。
東天狗にもどり、根石岳方面へ。硫黄岳の爆裂火口がみえる。赤岳、阿弥陀の南八ヶ岳は雲の中。
パラパラ舞っていたアラレがしっかり降ってくる。今季初アラレ。寒いので先を急ぐ。夏沢峠を経て
14時半に無事オーレン小屋に到着。
お部屋に案内してもらったあと、さっそく檜風呂へ。冷えきった体があったまりました。最高です。
夕食の時間まではストーブのまわりでのんびりすごす。
時間とともに人が増えてきて「今日はどちらから登ってきたんですか?」と声をかけてくれた人と話がはずむ。
そして、夕食。名物の桜肉のすき焼き、最高においしかった。
食事のあと、またストーブのまわりで、山の情報交換したり、おしゃべりして、楽し���時間をすごしました。
翌日の天気予報は午後から晴れ。4時半スタートの予定を遅らせるか悩んだものの、ひとまず準備して外にでると、輝く月と満点の星!!!真っ暗闇のソロナイトハイクもウキウキ気分に。
6時前に硫黄岳。なにせ月が綺麗でした。
うっすらと明るくなってくる。曇りの日の日の出ってどんなだろう?と思っていましたが、綺麗です!
前日見えなかった、南八ヶ岳の山々もくっきりと。
ぐるんと阿弥陀までレッツゴー。硫黄岳からしばらくは寒さとの戦い。振り返るとピンクの空にとんでもなく大きな月。思わず声をあげる美しさ。
台座の頭まであがると太陽。手の先の痛いほどのかじかみがゆるんでくる。太陽の偉大さをかみしめながら、ほどなく横岳。
過酷な岩場が続きます。今回3度目の赤岳、阿弥陀岳ですが、硫黄岳から進むは初めて。こんなに過酷な岩場だったっけ?と思いながら、全神経を集中させて。
雄大な赤岳への道。すごいとこ歩く。
赤岳展望荘から最後の登り。寒さのせいなのか、疲労なのか、スローペースになるも、、、
赤岳山頂!
南側には唯一登れていない権現岳をのぞむ。来年こそはキレットチャレンジを。
八ヶ岳最高峰2899m。前日の夜、オーレン小屋で作ってもらったおはぎをいただく、最高の景色とともに。つぶれてしまったけれど味に変わりなし!
エネルギーチャージして阿弥陀をめざす。かつて阿弥陀から登ってきたときにきつかったガレ場。下りはなおきつい。すってんこ��りん尻餅地獄。
中岳を経て、阿弥陀岳へ岩場を這いつくばって登り、登頂。
途中からぐんぐん雲があがってきて、阿弥陀山頂では、向かいの赤岳も雲の中へ。
2つ目のおはぎを食べていざ下山。はじめての御小屋尾根。
このくだりはハードでした。振り返るとすれ違った方が岩のてっぺんに。すごいところをくだってきてる。
そして眼下にはカラマツの黄色が広がる。先長そうだなー。
横をみれば初冬の様相。前日のまんまるいアラレがくっついてかわいらしいコメツガ(か?)
くだりのピッチがあがりません。毎度ながら。
上からみていた黄色の世界までおりてきました。東京があたたかすぎて季節感がなかったが、秋まっさかりでした。
こうして、オーレン小屋から8時間、無事に、美濃戸バス停までたどりつきました。予定よりだいぶ早かったので八ヶ岳山荘でお風呂に入ってさっぱり。
無雪シーズンの締めの八ヶ岳縦走、無事終了。一歩一歩進むことだけに全神経を集中し、美しい世界に心洗われた無心の2日間でした。
次は、権現岳からキレット経��赤岳が来夏の目標!
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星辰選集
花鳥誌 令和6年1月号
令和5年10月号の掲載句より再選
坊城俊樹選
この星辰選集は、私が各月の掲載句の中で、雑詠選・撰集選・さいかち集の成績などに関係なく、改めて俳句としての価値が優れていると判断したものを再度選句したものです。 言わば、その号における珠玉の俳句ということになります。
黒潮に挑む担ぎ手荒神輿 鈴木 経彦 浜木綿やむかし離宮に海展け 岡田 順子 早苗揺る静かな音を見てゐたり 飯川 三無 カシニョール架けてけだるき夏館 古賀 睦子 夏空の螺旋階段恋ひめやも 馬場 省吾 酔芙蓉明治の父はあそび好き 坂井 令子 茉莉花の別れ際こそ濃く匂ふ 渡辺 美穂 うつし世のものみな歪み金魚玉 天野 かおり
さよならと言へば泣く子のソーダ水 野口 孝子 ふと思ふ椿に匂ひありとせば 村上 雪 黒染の女が二人濃紫陽花 鮫島 成子 支へ切れぬ天へ石柱梅雨深し 藤枝 昌文 蜉蝣の舞ふ夢幻なるとことはへ 田中 惠介 梅雨の世を吸ひ込む位牌闇深し 小川 笙力 夏椿蕾は絹の艶をもち 西村 史子 紫陽花の毬の微笑み日を摑み 赤川 誓城
本性の抜けて絡める蛇の衣 内田 たけし ラムネ飲むからから過去を回しつつ 伊藤 ひとみ 喝采か蓮の葉奔る雨の音 松本 洋子 鉄条網梅雨の蝶さへ寄せつけず 栗原 和子 夜濯は海月と戯るるやうに 佐伯 緋路 化け物は時給もらつてソーダ水 村山 弥生 顔の無きマネキン担ぎ片陰へ 上嶋 眞理子 夕焼の残しゆくもの染めてをり 四宮 慶月
黒南風や東京都下に十一島 加納 佑天 写真展昭和の子らの目の涼し 丹羽 雅春 進化する水鉄砲の射程距離 加藤 清美 捨鉢な女草矢を放ちけり 上嶋 昭子 香水の澱む深夜のエレベータ 関 とし江 眦をひからせ天道虫を掌に 佐藤 ゆう子 憧れの牧野図鑑や梅雨晴間 岩原 磁利 夢さめてサマードレスの人通る 一倉 小鳥
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鯨のようにすべてを
かつての私にとっては、与えることは奪われることと同義であった。 欲しがられて、与える。あるいは、私が欲しがることの代償に、与える。 するとこの腕が、この脚が、ごりごりと擦り下ろされて削り取られる、私は、いつか削られた手足がふたたび生え伸びるだけの栄養を返礼として受け取るはずだと盲信する。指先から肘まで削られながら、いつか癒えるのだと信じることでしか痛みを耐えられないので、信じる。 求められ、削られることを「与える」という言葉にすり替えていた。自分が望んで与えているのだと。与えるという態度は喜びをはらみ、痛みを麻痺させた。けれどついぞ、受けた傷を回復できるだけの養分は他者から支払われなかった。
腕や脚の削られる感覚はいつだって、身体的凌辱よりも言葉の伝わらなさに依拠した。関係の空隙を埋めるために身を削っているこの痛み、この思いが、なんとか相手にも伝わってほしくて全霊を尽くしたが、相手にとっては私の思いなど重要ならざることだったのか、どんなに重ねても言葉は払い棄てられ、適切に受け取られなかった。心を尽くした一字一句が面倒くさそうな顔をした相手に無為に棄てられてゆく。痛みはやがてトラウマのようになり、人と関わろうとするたびに徒労感が精神を襲った。削り取られる痛みだけならまだ耐えられても、その削られたものが無為に捨てられることにまで耐えることは難しく、やがて人間関係を自傷行為の一に数えるようになった。それはひたすらに虚しい生だった。
幾度もそんな挫折を思い知った。今となってはもはやどうでもいい、削られる痛みもどうでもいい、削り出されたものがどうされようとどうでもいい。好きに食え、好きに散らせ、好きに捨てろ。浜に打ち上げられた鯨の死骸のように、この生を差し出す。打ち上げられたこの身がどうなっても構わないという感覚。 好きに削れ。好きに捨てろ。私は与えることをやめた。そこに自分の意思を介在させることをやめた。削られるがままに、臓腑が食われて減り、喉がちぎれ、手足が短くなっていくのをただ茫然と眺める。好きに食え。欲しいだけ奪え。私の心はそこに関与しない。この体は、すでに死骸��。
*
悠々と海原を泳いでいた鯨は、ある日何の警戒心ももたずに岸に近づいたところ、急に不穏になった潮の強い流れに抗えず、生きたまま沖に打ち上げられた。そこは、その体を受け止めるほどに広く、静かな、砂の細かで柔らかな白浜。濃い曇りと薄い晴れとが交互にその浜を覆う、時には小雨も訪れるが、その雨はすぐに乾いて砂のうちにとどまらない、そういう清潔な白浜だった。
重苦しい曇天の日だった。わずかなしめりけを砂がたたえる日。打ち上がって、仰向けに寝そべった。海がなく水がなく、半分しか呼吸ができない苦しさに全身を激しくのたうちまわらせて、無数の砂が埃となってあたりに舞い上がってはその重さにしたがって降りた。悶えに悶え、やがてあらがう気力も体力も失せ、何日が経っただろう。身体のすべてのつま先はとうに干からびていた。悠々と海波を靡いていたいくつかのひれも、水が擦れて過ぎ去ってゆくのを感じて喜んでいた表面の皮膚も、あられなく、あらがいようなく、ぱりぱりと乾いて細かに剥がれ落ちる。かつては揺ら立つ水面のむこうに遠くの星の巡りを見ていた目も、とうに痛々しく乾ききって霞んだ。目を開けるだけでひりひりとした痛みが走るが、それでもかろうじて開いた眼には、濁りと暗闇のみが映り込む。今はもう、死を待って朦朧としているだけ。 諦めがすべてを支配し、動くことをやめた頃、宵の明けにとつぜん人間たちが押し寄せた。人間たちはわたしが動かなくなるのを待っていたようだった。 わたしは松明の揺れてはじける光と人間たちの声とに心底怯えた、もうほとんど尽きた力を振り絞って、乾いたひれを動かして暴れた。人間の頭を右のひれで打ち、人間の足を尾で叩いた。まだこれほど動く力が自分に残っていたのかと驚きながら暴れた。 機敏で勇敢な一人の男がエラに銛を差し込んで、呼吸の苦しさから解放されたくてしたたかに暴れたが、やがて朦朧として、点滅する意識では動くこともままならず、そのうち、ようやくわたしは静かになれた。
苦しみと痛みから遠ざかり、暗闇のなかを浮遊する。海中のようであるが、波が肌を撫でる荒々しい感触はない。水とちがって、暗闇は冷え切っていた。凍えながら泳ぐと、目が合った蟹がじっとりとわたしを睨む。貝も怨みがましくこちらを見ている。わたしはいまわの際に、白浜の砂をめくりあげて大暴れしたことでそこに埋もれる貝も蟹も虫もなにもかもを殺���尽くしたらしかった。わたしの殺戮は責められるべきものだが、償う方法がわからない。
力尽きて静かになったわたしに、人間が群がる。動かなくなったわたしに乗り上げて、腹の肉から切り取る。胸の肉をとる。皮膚を剥がし、油をとる。目玉をくり抜かれる。 削いで、削いで、骨に至るまで削ぎきったあとにようやく心の臓を見つけて、それすらも綺麗に取り出して薬だか何だかに使うらしい。人の声が聞こえる。わたしの声は人間には聞こえない。それだけは持ってゆかないでくれと叫ぶが、届かない。 油は灯籠に、肉は長者の鍋に、と切り分ける男の声。残りの肉は市場に送れ。売れなければ猪肉と偽れ。骨から油をこそぎとったら、割って焼却炉に捨てろ。
*
鯨はただ死んだ。私も同様、死ぬ前にただ生きているだけだ。浜に打ち上げられたこの身を差し出す。打ち上がり、殺し、銛を差し込まれ、暴れ、死に、やがて肉を切り取られて見知らぬものに食われる。わたしを食うのは犬かもしれない。 肉を削ぎ落とされ、油をとられ、骨すら燃やされて、この身の何もかもを失くしたまま、いつまでもいつまでも白浜に寝転ぶ。鯨のように。そうして立ち込める暗雲からやがて小雨が降れば、すでに抉りとられた目をあけて、天から雨粒が降り注ぐのを眺める。雨水が海波の強さを持たないことに寂しさをおぼえながら、雨の止むまで、失われてしまった目をみひらいている。そういう結末を待っている。
銀座線から井の頭線に乗り換える仮設の鋪道を歩きながら、鯨の油がどうやって採られたのかを考える。数日来、打ち上げられた鯨の死が脳裏にこびりついて、解体される我が身のことばかり考えてしまうのだった。 鯨のことを思う。悠々と大海原を泳ぐ日もあれば、採り尽くされた骨が浜辺に放置されている日もある。 今日はまだ、朽ち果てぬ日。浜も私を迎えない。 豊かな妄想のなかで、鯨のわたしは、いまだ骨から身を削がれ、その気が狂うような痛みを叫んでもなお、解体され続けている。わたしのからだから採られた何かを燃料に、どこかの松明に火が灯る。痛みの向こうに誰かの声がする。
路線の異なる駅同士の高さをおぎなう五、六段のみじかい階段に最初の右足をかけた時、思念のうちに「あなたがいなければわたしは……」という声が蘇った。通りすがる誰にも気づかれないほどの一瞬、段をのぼる足を止める。
*
「あなたがいなければわたしは困る」と語る人。「わたしの“ほんとう”はあなたの中にしかないから」と縋る人。 しかしあなた、私は鯨になるのだよ。打ち上げられ、切り分けられ、肉を油を目を心臓を、持ち帰られることを自然としなければとうてい生きてゆかれぬほど、人間と人間のあいだの搾取にほとほと疲れてしまって。 「だからあなたのすべてが欲しい」と語る人。 しかしあなた、私は鯨になるのだよ。あなたに今日���げるこの花、この花は私のひげ、鯨のひげ。丸めるとガーベラみたいだから、ちぎってあげるわ。飾ってくれると嬉しい。食べてくれてもいい。 「やめろ。切り取らなくていい。切り分けなくていい。差し出さなくていい。何も差し出さなくていい。あなたは、そこに在ってくれればそれでいい、在ってほしい、ただあなたのありうるそのままで、あなたのそのままが朽ちるまで」
美しい声を持つ人間が、松明も掲げずに裸足のままわたしの鯨の死体に近づく。「あなたのそのままが朽ちるまで」と語りながら、いつ暴れ出すかわからないわたしに丸裸で近づく。 その勇敢さが声となって、わたしの鯨の死体のおぼろげな耳を通して私に届くのだった。
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堀部安嗣さん講演 (2023.02.22 於・前橋工科大学 演題『私のパッシブデザイン』
…
積極的に受け身であること
理系・文系 ふしぎな分け方
他の言い方は無いのかな、
→時間の流れかた、概念が、理系と文系では違う
横で一定・理系 時間とともに成長していく、という概念
ぐるぐるぐるぐる循環・文系
理系の人が作り上げるもの・コンピュータ、エアコン、車etc.
文系 1000年前以上の、弘法大師の書
200年以上まえのモーツァルトの音楽
ドストエフスキーの文学
いつの時代でも良いものは良い
1日の循環
建築の世界 理系的・文系的のバランスのとれた世界 いろんなタイプの人がいる方がよい
警鐘を鳴らす、ブレーキをかける建築家
堀部さんは、文系的だと自覚
建築は、果たして進歩しているか、進化しているか。
防水技術、免震技術 進歩
それらが人の幸せに役に立っているか
…
映画 ファースト・マン
静謐な映画
ニール・アームストロング船長の自伝的な映画
人類の栄光の光の裏にある闇、影
地球上では、自然ゆたかな所での家族との暮らし 東西冷戦 生存確率の低いロケットに乗り、たどり着いたのは空気もない死の星
地球は緑豊かで美しい土地だったのに、なぜ危険をおかしてまで
瀬戸内海の美しい自然
いまでも200年前の風景の残る
東京のほうが進んでるよね、との劣等意識を持つことが多い。もったいないこと。
讃岐市のプロジェクト
やりたいこと、ただひとつ。
この土地を、国立公園にふさわしい土地に戻してゆく 建築もいらない、けど、建築の役割はあるし、できること、人々に安心を与えることは建築に出来る
東京の風景 東京の方が豊かだと、地方の人は錯覚してしまっている ふしぎなこと
富山 宝物があるのに
兵庫 20年前は森だったところ
中央へ、宇宙へ
侵略 キリがない
宮沢賢治の詩 僕は家族にほめられた、僕は世界に誉められた、その先にどこへ行けば?
コロナ禍 ステイホームの自粛のとき、自分の足元を見つめざるを得ない→自分の地域の良い点に気づいた 足元への評価
roots
根源
根のあるもの
足元にすでに持っているもの
どんなものを土台にして、私たちは思考しているのか
…
原風景
横浜の鶴見
色んな人が行きかうカオス
鶴見線 鉄ちゃんのあいだでは有名
中学のとき、ヨーロッパ 写真を撮った
国道駅のアーチとのかさなり
自作でも 意識したわけではない、原風景が滲み出る →設計という行為
曹洞宗大本山 近所に
お寺のもつ悠久の時間の流れ、不気味さ、幼少期触れて生きてきたことは幸運だった
大きなお寺は風景が変わらない
50年前の樹 祖父と一緒にみた
再訪するもき、私はここで生まれてきたのだ、と実感 そこでの、子どもと老人のことを祖父と私にかさねる
記憶 確かな記憶のない限り、未来を見出せない お墓 ショッピングセンターが立ったり、バイパスが通ったりすることはない
静岡県浜松市 趣のある素晴らしい日本家屋・庭に住んでいた。今、その場所は道路の下に眠っている 往時の記憶が甦らない、すべて破壊されている 道路による記憶の破壊
…
見たこともない、感じたこともないものは
つくれるのだろうか?
設計 それ以外はできない
見て感じたもの、記憶を頼りに、今へ状況へ再現する
いきなり_
幸せについて
同伴者と吹雪のなか、つらい登山のイメージ
つらい、眠い、衣服はびちょびちょに
そのなかで、暖かな山小屋を発見する
幸せに とても小さな建築で、いろいろなことが出来る。食べる、眠るetc.
人種のちがいも関係ない、歳の差も関係ない
信じている宗教も関係ない inclusiveな
外部環境が室内に入り込んで来たような建築でも、庇の出が陽を遮ったり、風通しがよかったり、床の肌触りがよい、など。自然環境を、変換している。 ホモ・サピエンスの
日本の庭のおもしろさ 私たちにはあたりまえ、だが、フランスの建築学生と京都のこうとういんに行ったとき、おもしろい、おもしろい、と。音がおもしろい。アプローチの石のヴァリエーション 靴を脱ぐ所スノコ、畳、めまぐるしく床の材料が変化してゆく。こんな小さなところで、これほどの変化していくのは面白い。
新緑の美しく見える秘訣 背後の常緑樹
新緑の淡さを引き立てる、背景としての濃い緑
全部が新緑、全部が常緑、というのがふつう
アメリカとか
コンビネーションのあるのは珍しい
…
人間の感情はどうして生まれたのか
生存のために必要となる、咄嗟の行動や判断のために進化の過程で作られた
森でクマに出会う。恐怖の感情を抱く、その後の行動の選択肢を広げていく 恐怖という感情を引き金にして
仲良しの友達、幸せ、喜びの感情
こいつと付き合っていると、自分は生存できるぞ、との。
生存のための引き金、スイッチ
雪の夜の暖かな山小屋
生存の喜び
反対に、もう生きていたくない、とか、生存のことを考えていない人は、感情の起伏がなくなってくる 感情の、生存における大切さ
ヒュッゲ デンマークの概念
これを日常生活でしているからこそ、世界でいちばん幸せな国とされる
日本 先進国のなかでは幸せ指数が低い
ヒュッゲの反対をやってきた
150年前・200年くらい前は、日本もそうしていた。
今の日本の住の風景
居住性の進歩 けれども、それらがある程度達成できたとき、この姿が、幸せな住まいの環境なのか、と。
使い捨てられるもので風景が構成されている。幸せ感の乏しいのは、使い捨ての時代だからでは?
竹富島 色んな不便、不都合、多々
住まいや環境はトータル 幸せ感としてはこちら
…
あるものを活かす
パッシブデザイン
あるものとは?
気候風土、自然エネルギー
歴史、文化
記憶
風景
ハードウェアではなく、ソフトウェア、手に触れられないもの
ブリコラージュ ありあわせのもので作る
→『和』では?
和風とは、有り合わせで作られる、非常にレベルの高い行為から生まれる
家庭料理 素晴らしいブリコラージュ
冷蔵庫の残り物、スーパーで買ってきたものと合わせて
和 足し算 引き算
ほうれん草の胡麻和え
和えている
明太子スパゲッティ
日本の人たちの得意としていた
極東 漂流物を、イノセントにあり合わせて組み合わせて作りあげた
cnt.) ないものをねだる
自分がすごく良いものをもっているのに、何か他を憧れる
→侵略や戦争へ
70数年前、わたしたちも痛い目にあった。資源、植民地
…
モーターボート アクティブ
ヨット パッシブ
これからは燃料も高いし、すべてヨットのような建築に、という訳ではない。
ふたつの要素を足し合わせる、共存させる
どっちか一方では足りない、幸せ感を感じる住まいにはならない
目的
幸せ感 心身が楽になる 健やかに暮らす
手段
アクティブ+パッシブ
ご利益
省エネルギー
光熱費削減
…
温熱デザインへの取り組み
まずはパッシブ 太陽の恵み、土地の持つポテンシャル
アクティブ 性能の良いエアコン それを活かす
建物の性能 断熱性能、気密性能
ねこ は、居心地の良い場所を見つけ���天才
猫が天才であるわけではない。
ホモ・サピエンスが何故、そう思うか。
ホモ・サピエンスと猫の心地よいと感じる場所が近い 犬の心地よいところとはちょっと違う
猫 生まれたところは、暑いところ。暑さにはつよい
犬 暑いところではハアハア
ホモ・サピエンス 暑さに強い
30℃越えでも走れる
寒さに弱い パフォーマンスができない
吾輩は猫である、で、人を評して、やかんみたい、と。
ホモ・サピエンス アフリカ起源
それからどんどん北上
ほとんどの歴史を暑いところで暮らしてきた
→住まいをあったかくしましょう、というのが、私の建築観
…
私たちは生存できるのか
孫の世代まで、良い環境はあるのか
狩猟採取時代もよりは生存の危機を感じないことが多くなった現代人
コロナ禍でそれを意識
ほんとうに、このさき建築をつくれるのだろうか
生存の危機を感じたこと
→しっかり認識して、どういう建築が出来るのかetc.を自問すべき
あるものを活かす、というのがおおきなヒント
熱容量の大きな家 非常に効果がある
住まわれている人たちの幸せ感がおおきいと感じることが増えた
あるものを活かす 壁からの放射温度が快適
…
安定した家に居ると、外に出たくなる
屋根のかかった屋外に出たくなる
両親の葉山の家
半屋外
→ヒント、韓国の民家
冬の部屋と夏の部屋が分かれている。
冬の部屋 紙、オンドル
夏の部屋 ふきっさらし
潔い構成だなー。
…
鎌倉 扇ケ谷の家
スタディ いろいろ
最後の決め手はパッシブデザイン
南面の窓を大きく
あれもこれもダメ、となると何の一歩も踏み出せない 太陽光発電は、戸建ての屋根に乗せるのは素敵なことと自分は考える
けど、美しい瓦の屋根にそれが乗るのは、というのもあった
情緒的なものと機能的なものを合わせる
デザインによってできうる
シンプルに、自宅の庭で野菜を作る、みたいに太陽光発電を考えている
電気、移動に莫大なコスト 自分の家で発電できることは爽やかなのではないかな
デザインの力です達成できる、との信念
…
南面 ソーラー
北側 庭的な グレアの少ない
アメリカ サンタモニカ
街区 太い道路 細い道路
太い 伝統 雑多なものが出ないように
細い サービス機能
(細い道路の方 日本の街の感じと似ている)
…
土地は親から譲り受けたものではなく、孫から借りているもの。ネイティブ・アメリカンの言葉
貰ったものなら汚してもよい
借りたものなら汚してはいけない
自身の所有の土地としても、その意識で
「土地を所有している」といっても、多くは所有していない、太陽、大地の奥、雨、風
原発
覚醒剤をやって人生を破滅した人が覚醒剤の怖さを語ると説得力がある
原子力の怖さ、ヤバさを、説得力を持って語れる 原発から10年、原爆から100年経っていない いま、原発が再稼働しようと。
…
↓私の質問への答え。堀部さんが書いていた、トタン小屋の形の美しさと、著書『建築を気持ちで考える』でのアスプルンドの章について
.
益子さん
住まいは掘立小屋くらいでいい
そこを整えいく
しかし、人の家を設計するとなると、、
自宅と人の家で設計が変わる
アスプルンドの章、気持ちが入っている
大好きな建築家
自分の設計は、形式性 構造の綺麗さ、コスト、施工性などから考えている。
正面性とか歴史性とかからではない
アスプルンドの建築、死者の声がする。彼の死生観が感じられる建築
…
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6 15 詩集 リバイバル おまけトーク(お金にまつわる不安と整えるということ)
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思想詩集 子守歌 「巡る子守唄」
―この話は いつかどこかで会えるかもしれない これからかもしれないし ずっと前かもしれない 今に続いているお話です―
ある旅人がいます
旅人は星を探していました あの遠くにある星です
旅人は空にある星がこの世界にも宝石のようにあるのだと信じていました
旅人は星を探して山を登ります あの山に登れば星に手が届くかもしれない
けれども山はとても険しくて 雪さえも降るとても寒い場所でした
旅人はあの遠い星を見ていたから迷うことはありませんでした
ようやく頂上に辿り着いた旅人は 手を思いっきり空へと伸ばしてみます
どんなに手を伸ばしても 星は遠くにあるばかりで届きませんでした
山を下りた旅人は麓の街である噂話を聞きました 砂漠には宝石が眠っているらしいのです
旅人はそれこそがきっと探しているものだと思いました さっそく砂漠を目指します
山を越えて 海を渡って ようやく訪れた砂漠は とても暑くて いるだけで倒れそうでした
どこまで行っても宝石なんて見つかりません
旅人は花に出逢いました
花は今にも枯れてしまいそうで 風に揺られて 右に左に揺れます 今にも折れてしまいそうです
旅人は花に何かできないかと荷物を探しました 水をあげようと思ったのですが この暑さで水はすっかり飲みきってしまいました
旅人は膝を着いて花をそっと撫でます 大切な人のように
旅人は空を仰いで雨を呼びかけました
すると風がびゅうびゅうと吹いて雲を引き連れてきました 見る見るうちに青空が白い霧に満たされました 雨がざーざーと降り始めます
花は水を飲んで羽根を広げるように葉を伸ばし キラキラと艶やかに光りました
花は旅人に何かお礼をしたいと思いました でも何も持っていません
旅人は思い出して花に話しかけます もしかしたら花は宝石のある場所を知っているかもしれません
花は困ったように項垂れました 宝石を見たことがなく 知りませんでした でも宝石が大事なものであるということは分かりました
花が持っているのは種くらいですが 自分の命と同じくらい大事なものです
旅人が先へと行こうとした時には雨は止んでいました 花は決めなければいけません
呼び止めるように風がひときわ強く吹いて 気がつけば花は枯れていました 旅人が触れると さらさらと砕けて風に運ばれてしまいました
花は跡に種を残していきました 旅人の探していたものではありませんが 大事なものだというのは分かりました 違うからと捨てるわけにはいきませんでした
旅人は立ち上がりました この種を大事な場所に植えようと決めました
そうして旅は続きます
とうとう砂漠を抜けてしまいました 宝石は何処にもありませんでした しょせんは噂です
旅人はしかたがないと諦めて歩き続けます 流れ落ちる滝を見てきっとこれは流れ星の跡だと思いました
とても長くて激しく流れ落ちていき���す 飲み込まれたら二度と浮かんではこられないかもしれません
旅人は飛び込んだら星の欠片を探せると思いましたが 種をなくしてしまうかもしれないと思うと 飛び込むわけにはいきませんでした
森を抜けた旅人は木に出逢いました 木は山のように高くて 岩のように大きな体をしていました
木に旅人は挨拶をしました ―こんにちは
旅人は長旅で疲れていました 幹に座りこんで寄りかかります
曇り空の下で空を見上げていると 雲が晴れて空いっぱいに星が広がりました 旅人は思わず立ち上がって手を伸ばしていました
月明かりに照らされるだけで光さえもつかめませんでした 不思議と美しい星を見られただけで満足でした 旅人は木に護られるように眠りにつきます
旅人は何かお礼をしたいと思ってポケットを探しました あったのは花からもらった種でした
旅人にとってはとても大切なものです だからここに植えることにしました
また来るよ 木に手を当てて 旅人は歩き出したのでした
旅は続きます 森を抜けて草原を歩きます 切り株に腰を下ろしてあの木を思い出しました
一羽の鳥がやってきました 鳥はうろうろと動いたり キョロキョロとあたりを見たり 遠くを見たり 旅人を見つめて 首をかしげました 旅人にどこからきたのかを聞いているかのようです
旅人は木がある方を指さしました 鳥はバサバサと飛んでいきました 旅人の言った木を目指したようでした
旅人は足を止めました 何処にも星なんてないのかもしれない 遠くにある星は手に入らないものなのかもしれない
残念に思いましたが 寂しくはありませんでした 数多くの場所を巡り 大切な場所を見つけたからです
旅人は空を見上げて目を閉じました 夢を見るように 木と花が星空の下で囁き合う姿がありました
旅人は歩き出します またあの木に 花に会うために 旅を続けたのでした
何年も経ちました 木はずっと旅人を待ち続けていました
旅人は来ませんでした かわりに花が咲きました
花の薫りに誘われて鳥や虫たちが歌いに来ます
歌声に耳を澄ませながら 木もまた優しく歌います
木は寂しくはありませんでした
いつでも空を見上げれば あの星がいつまでも輝いているのでした
返答詩集 余韻 「漂流」
気づいたら――ここは海の上だった……
海の底に流れる潮と 海の上を流れる風は ちぐはぐで 空っぽ��心には 違う向きの流れが 入り込んでくる 右と左 上と下 過去と未来 混ざり合って ぶつかって
握りしめた光が誰かのものと入れ替わっていたことにも気づかなくて 苦しいのに進み続けて痛みに手を離して落としてからようやく知った
言葉は矛盾して 流れは真逆で どれを掴めばいいのか分からなくなって
誰かの好き勝手に放った言葉が 胸に突き刺さって 抜けなくて 涙は零れて傷と触れて
痛みは刻みつけられて 苦しみから逃れたくて 藻掻いて 手にしていた確かな想いに 手を伸ばす
決してなくさないように誓ったような 強く抱いた願いに 自分のものと 自分ではないものが 溶けあっていく 瞬いた光を指先に託して 舞い降りた言の葉は儚くて
次の瞬間には新しい光に飲み込まれて消えてしまう 届かない手は 木の葉のような 言葉をなくしてしまう すくい取れない光は涙のようで
手を伸ばした夜空に流れ星 月の姿が波に揺れて涙のように滲む
波に抗い 流れに立ち向かい 生き続けている 削り取られた想いの欠片を抱えて 願いが 胸の中で
荒ぶる混沌の中で 自分だけの想いを 松明のように掲げて 出会ってきた温かなものたちが 灯台のように照らす道を行く 光が消えることはないから
いつか重なる――この手に
# 5 星の欠片 心の断片 一部 光と闇 二章 光の唄
8
いつか眠る時までに 何を得たのだろうか
永遠の時間に零していくように 何を失ってきたのだろう
石碑に刻まれるように 天空の星となるように
報われることはなかったかもしれない 何も残せてはいなかったのかもしれない
空いた手に望めるものがあるなら 夢のような瞬き散る 花だったのかもしれない
9
光に包まれながら 彼の空が 木が 川が 地面が 光を放つようで 輝く星の中にいるかのようで
世界が泡沫のように 海面へと上がっていくように 青空へと羽ばたいていくように
いつまでもこの世界にいられない いつかは手放さなくてはいけない
道半ばで途切れてしまったとしても 生き抜いた事実はなくならない
色褪せることはない 消えることもない
瞬いた刹那が永遠のように 光を放つ星が 咲いている
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愛着のある場所
こんばんは。
・
ご存知のように、当店は水曜日にお休みを頂いている。
とはいえ、ちょっと他の仕事が午前中に入ることも多々あり、丸1日お休みということもなかなかとないのだけど、その分、午後からは毎回お休みの日らしく、美術館に行ったり、本屋に行ったり、街ブラをしてみたり。
ずっと店にいると、凝り固まったり、視野が狭くなったり。
・
なので、頭を整理したり、リフレッシュしたりする時間として、かなり楽しく過ごさせてもらっている。
・
さて、そんな先日のお休み。
出会って10年以上。
長年、西脇でお世話になっている知人の新居にお邪魔してきた。
知人でもあり、元取引先の相手でもあり。
個人で仕事をしていると、オンとオフの境界は曖昧になることが多々ある。
こうやって好きな仕事をさせてもらっていて、しかも好きな相手と仕事ができて、大変ありがたいことだ。
・
昨年8月に訪れたときはまだ基礎工事も進んでいなかったのだけど、完成の報告を受け、こうして新居を見に行くことが出来たわけだ。
室内には、多くの窓が取り付けられ、季節、時間、天候で光の入り具合も変わり、窓から見える風景も気持ちが良い。
・
色々と、家の設備の話も聞いたけど、どう生きたいのか。
ここ数年、模索し、実験し、研究した成果とも言える家だと感じた。
住処は完成しているのかもしれないけど、まだまだこれからもアップデートを重ねていく構想も含め、今後も楽しみである。
・
服の話から始まり、生地のこと、ブランドのことといったことはもちろんだけど、循環の話やデザインの話、食べ物の話というように、5〜6時間では語り尽くせないほど、色々な話を積み重ねた。
お米を育てていることは以前から知っていたので、見せてもらった。
自然と向き合い、環境をデザインする。
そんな話を聞きながら、稲穂が頭を垂らしている風景を見ていると、「このお米を食べてみたい。」なんて純粋に思ってしまったものだ。
・
次は、収穫の季節に訪れ、一緒に農作業をさせてもらいえればなんて思っている。
・
色々とゆっくりと話をすることで、数年前までの"itocaci"では絶対にやれなかったことを、新たにやってみるのも面白いかなぁなんて一層強く思った1日だ。
・
ぜひ楽しみにしていただけると幸いだ。
さて、今回訪れた知人の新居は西脇の隣の町になるのだけど、まあ、僕からしてみれば西脇を通じて出会ったわけで、西脇に遊びにきた感覚に近い。
僕が毎月通う畑からはさらに車で40分。
確かに別の世界にはなるのだけど、僕の中ではコットン畑の延長に存在している。
・
僕が一番びっくりしているのだけど、今年で西脇に通い始めて10年を超えた。
まさか、こんなに長く通うことになるとは思っていなかったし、実は3年ほど前に西脇と距離を置くという選択をする機会もあった。
それでも、僕はその分岐で西脇に通うことを選択した。
・
畑で会う顔ぶれは、基本拠点を西脇に置いているし、僕と比べれば会う機会も多い。
だから、大阪から月に1回しか通っていない僕は、いつまでもヨソモノだ。
実際に彼ら彼女らからヨソモノだという扱いを受けているわけでもないし、そんな空気が流れているわけでも一切ない。
・
訪れると常に温かく迎い入れてくれて、取れた野菜なんかを持たせてくれたり、美味しいご飯を振舞ってくれる。
・
恐らくヨソモノだと思っているのは僕だけだ。
だからなのだろうか。
数年前まで西脇という街が僕にとって近しい街だと思ったことはなかった。
・
自分のルーツでもある松本。
今拠点を置く大阪。
そして学生時代を過ごした滋賀。
その学生時代に過ごした滋賀以上に長い関わりを持つ西脇のことを、どうしても今挙げた3つの都市と同じように思えずにいた。
・
西脇なんて、正直地図を見なくても大体の場所には行けてしまう。
どの道を曲がればいいのか。
どこの道を使えば早く抜けれるのか。
街のどこに何があるのか。
明日から暮らせと言われても、何も困ることはないほど街のことは知っている。
それでも、ただ街を知っているだけだった。
・
西脇で会う方のことが苦手とか、嫌いとか、そんなことはもちろんない。
むしろ、西脇で会う皆のことはとても好きだ。
じゃなければ、こんなに長年通っていない。
西脇を近しい街だと思えなかった最大の理由は、僕自身がその距離感を程よく感じていたからだ。
月に一度、ヨソモノとして訪れる街。
その距離感を僕自身が楽しんでいたのだと思う。
・
しかし、ここ数年、僕が勝手に作った西脇の壁が壊れ始めた。
おそらく、きっかけは西脇と距離を置くかという選択に迫られた時、僕が距離を置かずに通うという選択をした時からなのかもしれない。
きっかけはコットンだったはずが、気がつけば10年。
コットンの栽培ももちろん楽しいけど、結局今は、月に1回、土をいじりながら知人たちとおしゃべりをする時間が楽しいのだ。
・
気がつけば、僕にとって愛着のある街になっているのだ。
ここまで10年もかかった。
でも、それは当たり前なのかもしれない。
長野にしろ、大阪にしろ、滋賀にしろ、僕はその土地に住んでいる経験がある。
でも、西脇に住んだことはない。
これは決定的な差だ。
・
たかが月に一度しか通っていないヨソモノの僕が、愛着のある場所だと思えるのは、これまでの10年の積み重ねなのだ。
知人の家を出る頃。
あたりはすっかりと暗闇に包まれており、時刻は21時を回ろうとしていた。
・
窓を開けて、初秋の気持ち良い風を感じながら帰路へ着いた。
ナビは不要だ。
頭の中で西脇の街の地図を描きながら車を走らせた。
・
ここ1〜2年くらい。
西脇から帰る時、少しだけ寂しく思うようになった。
それは、きっと西脇が愛着のある街になったからなのだと思う。
・
また来月、訪れるのが少し楽しみになった。
さて、そんな昨日知人とお話をしてきた中で、僕が皆さんに紹介したいと思ったアイテムがある。
hatsutoki : sally w-face ユニセックスシャツ ¥29,700 (tax in)
昨日出会ってきた知人夫妻は、自分たちのライフスタイルを模索しながら、どのような選択をしたらかっこいいのか。
環境や自然と向き合いながら、日々アップデートを重ねていくライフスタイルのお話はとても興味深かった。
・
結局、そういった姿勢がモノを作る上でも大きく影響を及ぼすのだ。
・
この"sally w-face ユニセックスシャツ"。
西脇が得意とする”先染め織物”に見えるのだけど、実は糸を染めていないのだ。
コットンには白と茶色の2種類がある。
白と茶色のそれぞれコットンが持つ自然の色を使った糸を使って織り上げたテキスタイルになるのだ。
・
自然本来の持つ色を使って、先染め織物のような織物を作ることで、2面性も楽しめる。
そして、何より色味がとても柔らかくて優しい。
少し厚みのある生地を使っているので、シャツとして着用することはもちろんだが、シャツジャケットのように羽織っていただくのもオススメだ。
コットンの自然本来の色を活かす。
そして、染色という工程を省く。
そうすることで、環境への負荷を低減した。
・
もちろん全てのアイテムがそのように製作されるわけではない。
それでも、環境や自然への眼差しを通して帰結した、一つの答えなのだろう。
・
知人から出てくる言葉や、お互いに思っていることを擦り合わせる中で、このシャツがどういった経緯で生まれてきたのかという思いの琴線に触れた気すらした。
知識としては、コットン本来の色を生かした素材であること。
環境への負荷を少しでも配慮したこと。
そんなことは分かっている。
・
でも、深く色々と話を積み重ねてきたことで、一層シャツへの理解の深みが生まれたような気がする。
・
こちら現在、本当に偶然にもonline shopにも掲載をしているので、もしよかったらご覧いただけると嬉しく思う。
・
それでは今日はこのくらいで。
・
次回もお楽しみに。
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浅田次郎 「天切り松 闇がたり 第ニ巻 残俠」 を旅のお供に。 vol.2
小説の中には、落語、歌舞伎、講談、浪曲、着物、色んな私の知らない事が、いっぱい描かれています。 実際に寄席や、劇場、美術館、色んな場所に時間の許す限り、足を運びたいです。 一度、筑波山に行った時、おじさんが「蝦蟇の油」の口上、やってました。
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【かいわいの時】昭和八年(1933)9月16日:天王寺南門超願寺にて「上方怪談会」開催(上方郷土研究会)
天王寺南門を一丁南へ行くと西側にある古刹超願寺は人も知る竹本義太夫の墓があるので著名、秋の日脚は短く暮れた宵闇に寺門にボンヤリ燈った目標は上方怪談會と記した白張提灯、門を入って玄関まで怪異の掛行燈を連ね、受付では真面目な署名を乞ふたがその脇の土塔茶屋では一吹と腰を掛けると、經木に詩歌を乞ひ、茶の香りに氷水を末期の水となぞらへて出すので、皆が冷いやりする。奥の書院では仝寺秘蔵の応挙筆の幽靈像を佛間型にした裡に凄然と祀り、本床には英一蝶筆の百鬼夜行の横大幅、展觀として本會所秘蔵の幽霊、妖怪、變化の錦繪を座一杯に繰展げて置いた。續々の來會者で本堂は忽ち満員、この調子では幽霊の方がをぢけがつく。午後七時半挨拶に始り、序論の形で京都より態々来阪の江馬文學士が「文學に現れたる幽霊」を風俗専問の立場から真面目に諧謔を交へて講話され、次で茨木の日垣明貫の息章道氏は父君の材料を携へて事實談を上手に順序よく物語られた。尚三四氏の申込みがあったが、時間の都合で中止し、中入として蓮の葉に包んだ白蒸の飯に奈良漬、苧殻*の箸を添へたのを配った。この中に日垣氏が當夜寄贈せられた半切に仝氏が書かれた大入道の繪を抽籤することにし、赤紙を一枚入れて置いたところ、来會者の木村喜行氏(新町吉田屋)が引當てられた。さてこれ等の興味で時刻は九時過ぎになったので、當夜の呼物である三遊亭志ん藏氏立つことになり、前提として同氏体験の事實談「血風呂」の話を得意の話術にて一席、シンミリと聽かせて、先ず聽衆に凄味を興へ、さて獨特の幽霊扮装に移る。簡單に青隈で顏としたのを見せて置いて、暗轉で、お岩の幽霊、どろどろーー合方もないが、照明役の手際によって陰火点滅すると凄気堂に漲る。一同やあれ恐はやーーで退場閉会す。當夜お土産として��燭で見るお化け繪に超願寺寄贈の繪はかき一組と、松竹より無縁墓供養として寄贈のお岩に因んで「岩おこし」を贈った(南木生)。「三十八回上方行事上方怪談會記」『郷土研究上方 第三十四号』 (昭和八年十月一日発行)より。 *苧殻(読み)おがら アサ(タイマ)を古くは〈苧(お)〉と呼んだが,皮をはいだ茎は苧殻(麻幹)(おがら)と呼び,お盆の迎え火,送り火をたくのに用い,供物に添える苧殻ばし(箸)とする。種子は苧実(おのみ)すなわち麻実で,薬味として使い,七味唐辛子に入れられている。世界大百科事典 第2版
(写真)上方郷土研究会「三十八回上方行事予告 上方怪談会」。『郷土研究上方 第三十三号』より。
日時 昭和八年九月十六日午後正六時開催 場所 天王寺南門(義太夫の墓のある)超願寺(千日前発掘の無縁墓あり) 展観 応挙の幽霊(超願寺蔵)及幽霊、妖怪、変化錦絵二百点陳列 開会順序 六時より会員有志の実話談に移り、九時余興、十時閉会 扮装実演 幽霊になるまで 三遊亭しん蔵*氏 会費 五十銭(粗供養記念品呈上) (『郷土研究上方 上方怪談号(三十三号)』1933掲載)
*三遊亭志ん蔵(1887-1964) 怪談話『お岩の幽霊』を得意とし「幽霊志ん蔵」と呼ばれる。戦後は上方で数少ない明治から継承されていた古い怪談噺を演じる落語家として重宝される(ウィキペディア)。
*会費50銭は現在価値で約2500円(中入り軽食・岩おこしの御土産付き)。1930年から1931年にかけての大恐慌(昭和恐慌)で、昭和はじめの日本経済は深刻なデフレに陥っていました。当時の1円を現在価値に換算することは容易ではありません。目安として明治初期と昭和10年の大工の手間賃で比べると、0.5円(1870)=2円(1935)=17000円(現在)*。これより、1円(1935)≒8500円(現在)。デフレの影響で昭和10年ごろの1円の価値はかなり高かったようですが、しかし、当時ガスビル食堂の1円ランチが、行列ができるほど人気があったことを考えると、現在の「感覚」からすれば、1円=5000円ぐらいとするのが適当ではないでしょうか。同じ頃に浜松市のデパート跡で開催された「警察博覧会」(遠州新聞社主催)の会費(入場料)が大人15銭、現在価値にして約750円。妥当な範囲だと思われます。*明治初めの1円=0.125石=34000円(現在)で換算。
[註]「応挙の幽霊像」(他には「英一蝶筆の百鬼夜行の横大幅」)がリストアップされていますが、残念ながら、いずれも現存していないようです。ほんまやったら、重要文化財。「もう少し寝かせておきとうございます」
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--深海人形-- 甲児より鉄也(迫真)
※…デューク・フリード……(※誰其れ?)。
※閲覧&キャラ崩壊注意
※ネタも話題も雑多(※闇鍋)。
※後半クロスオーバー注意
刹那の正体=ソダム(※其れ以外に答えは無い)。
…。
今は亡き(アルカディア共に)ゲーメストの誤植で『ファイティング レイヤー』が意図せず(?)、『ファイターズ レイヤー』になってた事があるけど、正直、『ファイターズ レイヤー』の方が題名(タイトル)として格好良いし、センスある。…此の際、『ファイターズ レイヤー』にして、後に新作として『ファイターズ EX レイヤー』を出して欲しかった………(※……迄ある)。
…。
今の3Dモデル技術で、楽々と餓狼伝説めいたマルチライン制の格ゲー作れる筈なのになんで作らないだろうね(※もしかして→調整が大変)。
…。
?「…ネットプリントの番号を買い手に教えて印刷させる方法なら、ハイテクコピ本手軽に出せるやん。小冊子モードならもっと楽やん。彼方がネップリで印刷して、製本すれば良えやん。直接掛かる費用相手方のプリント代だけやん。送料タダやん(※…更にはWeb再録と言う形で原稿pdf頒布したら、ネップリ対応コピー機設置コンビニ無くても、彼方が自力で印刷して、製本してくれるから、事実上世界に向けて頒布出来るやん!!)。」
??「…其れは其うと。…イベントで出す用と掛け持ちで本出したら、締切地獄やろうな……(←全然話を理解出来て無い)。」
…。
矢張り間違い無く大往生の月華僑(※ルナポリス ※月にある中華街の名前)…と言うイメージは東方に登場する『月の都(※独善的で傲慢不遜な神々の棲まう都市)』のイメージソースとなったと思うけど、誰も説の提唱もしないね(※遠い目)。
…。
バトルガレッガの異名一覧
ランク調整ゲー
銀河一後方に強い戦闘機が出て来る奴
選ばれし人外がプレイしている奴
レシプロ機の癖に宇宙も余裕飛べるって事でダラバーCSにも出張って来た奴
音楽が滅茶苦茶良いレトロゲーム
普通の遊び方が出来ない奴(本当は出来る)
元祖弾幕シューティング
電プチ付いてる奴
画面が地味だから(背景の色と相まって)敵弾見えない奴
自賜推奨・勲章育成シューティング
…。
ガレッガ格言「(※一万点)勲章は命よりも重い(※ただでさえ命が軽いゲームなのも相まって)。」
…。
世の中の底辺は二種類居る。可哀想と思える奴と、可哀想とはとても思えない奴である(※ワイ後者)。
…。
反アースノイド、反スペースノイド、愛国主義、共産主義、基督教で一つの組織になり、集団が固まると言う事、此れ等には何の違いも無い��※思想で集まって居ると言う時点で)。
…。
桃玉シリーズで仲間やらヘルパーやらフレンズに酷い扱いするの、何れも中々リョナいと思う(※代表格:能力アイテム星弾、ブン投げフレンズ)。
…。
何で人の気持ちを考えながら生きなければならないのだろう?(※世界は人の意志を踏み躙る前提で出来て居るのに)。
…。
ヤザンとガトーの対称性、真逆振りは面白いのに、皆、九割方、何方が強いか(※或いは弱いか)議論しかして無い(※泣ける)。…けど、其の一方、腐った雌豚さん達は雌豚さん達で、カップリング談義か学級会しかして無いんですけどね()。
…。
FEXLは、相当、ヴァンパイア セイヴァーの影響受けてると思うけど、誰も其れ言わないね(※…其の上、ルートの決められたコンボの事をセイヴァーと同じ名前で『チェーンコンボ』と呼んでるし)。
…。
男のボテ腹ネタ ※ボテ腹男子ネタ注意
閣下「随分と腹が膨れたな、誰の子だ?」
がとー「私は男です!腹を摩らないで下さい!」
木星帰りとヤザ氏のボテ腹話も描きたい所ですね(※辞めろ)。
…。
ワイは、SDガソダムでのシロッコがシロッコ本来の性格だと思ってたりする(※つまり、本編での奴は、傲慢と慢心と虚無感と野心等で精神歪んじゃった系)。
…。
ベッドから起きた直後に、異形生物の触手に這われる感覚。むしむしうにゃー。
其れから、其う言う触手の感覚を妄想として想像すると、自分の体が、何故か、反射的に、敏感に、反応して、体がトラウマだと叫んでいる様に硬直するんだ。謎が多いね。此れって男でも分かる感覚だと思う。
そして、其の異形生物は其んな私を見て「本当は、好きで好きで堪らない癖にね」と言うかもしれない。怖いね。
…。
『死後に強まる念(ネン ※出典HxH)』が呪術にあるかは分からんけど、個人的には能力と人間性が優秀な非術士を潰しても一、二級以上の呪霊は作れると思う(※補足:あと、作中には、純粋に強くて純度の高い呪霊は、既に数多く居る ※其の名を特級呪霊、ネームドでは花御漏瑚真人九相図三兄弟が登場)。
「…どうせ非術士は、どんなに優秀で有能だろうが猿だから潰して其の死後の念を活用すれば無駄が無い(※満面笑)。」と言って、敢えて普通に優れてる人々を、丁寧に、一人一人殺して、それで強くしたモブ特級呪霊とかもう量産して、『ある種の軍隊(※まさにレギオン)として配備してたりして……?(※…だけど、結局此れ無かったね)。
…「じゃけん猿共沢山潰して潰して、呪力稼いで貯めてその呪力でどんどん呪霊達を強くしましょうね〜(最早サマオの生き甲斐)。」が出来るなら、術士じゃなくても、非術師を素材に強い強力な級の高い呪霊は作れると考えてる(※考察厨並)。
…。
----曲を作れる人を尊敬する
文章を書ける人を尊敬する
プログラムを作れる人を尊敬する
----一枚描いたら犯罪者 百枚描けば英雄
ということであと一枚描いたら賞賛したのに
----Alphes .Eden Of The Matrix より
…。
Q.某梁山泊十六傑の弓兵さん「既に、パルティアやらイチイバルの写しは存在する筈なのに、全然出て来ないの(※なぁぜなぁぜ??)。」
A.…御前の様な、近距離戦大の苦手雑魚ににやる神器は無いよ(※遠い目)。…其れと、其れ等のレプリカを手に入れる寄りも光線銃やら火薬銃器と弾丸量産した方が強いから(※その前に弓兵は銃兵には勝てません)。
〜完〜
…。
ー今日こそ最後だと覚悟して生活することを
私たちはなかなかおよびがたいことだと思うが、古来動乱期に生涯を送った何十億何百億という人が、やはりそうした日を送ったと思うと、なんでもないことのように思われる。
私たちが何の感銘もなく読んでいる明治維新や戦国時代やの武士たちが、実はその一人一人がそうした日を送っていたのを思えば私たちの生活などは安楽のほうかもしれない。
—きけ わだつみの声 第二集 太田慶一氏の手記より
ーアメリカのクリスチャンの間に行なわれるグラッド・プレイというのをご存知ですか。何でも喜んで常に朗らかに生きるというのです。でも僕は、特に朗らかなのは賛成しません。
ー同上 松永茂雄氏の手記より
ー人間はいつまでも誠実、純でありたい。生死は別問題である。死ぬ時は死なねばならぬ。
ー同上 大峡吉隆氏の手記より
…。
「ロック。何で自分の父親が死んでしまったのか考えた事はあるか?」
「如何してだよ。如何して其んな事訊くんだよ、テリー。俺は其んな事一度も考えた事無いよ。」
…。
※クロスオーバー&キャラ崩壊注意
※えろばれー風パロ注意
※七瀬に出会うガトーとヤザン
※ガトーは、見た目的にも、性格的にも、カイリ兄様に似てるので書かなきゃ(※しめいかん)と思ったので(書いた)
※其々を、天外1の、忍術の使えない自来也、やけに男らしい大蛇丸、良いとこ育ちの綱手だと思うと分かり易くて良いかもしれない(※別に如何でも良い)。……自来也に至っては、中の人同じだし…(※其れ違う自来也)。
兄様オルタ ソロモンの悪夢
今日も今日とて、リゾート施設の片隅で、暑い中、ヤザンとガトーが駄弁り合って居る。君達(中々)仲良いね。
「今日も暑いな……。」
「確かにな。暑いぜ、暑いぜぇー!暑くて氏ぬぜぇーッ!…其れよりさ、…おい、ガトー。…最近、疲れが溜まってるのか?」
ヤザンが訊くと、ガトーは此う答える。
「いや、其れは無いな。少し木陰で休ませて欲しい。」
「矢っ張り、疲れてんじゃねぇか。」
「抜かせ。此の程度の生活で、赤色警告が出る迄に疲労が溜まる私では無い。」
…と強がりを言いながら、ガトーは暑い中、丁度、彼のすぐ近くにある木へと咄嗟に寄りかかって休もうとすると、凄い勢いで此方の方へ走って来たとある女の子の叫びが--大声で--周囲の空間に響いた。
「一寸(ちょっと)待って下さい!動かないで!」
「!?!??????」
「やぁ!!!!!たぁ!!!!!!」
其の掛け声と共に、其の女子が持つ赤い棍は、其のガトーが居るすぐ側の木へと強い力を纏い、伸び、其れから、勢い良く木に当たる。…すると、其処には、其の木を登って居た毒蛇が居た。更には、其の頭は、其の女子が繰り出す長く伸びる赤い棍の一撃によって、ものの見事に潰されて居た。此の一部始終を、近くで、見て居たヤザンが言う。
「…うわっ……、二重の意味で危ねぇなぁ。」
「毒蛇が居たのか……。」
其う言いながら、可也の恐怖を感じながら、呆気に取られるガトー。如何やら、実の所、蛇と言う動物が嫌いらしい。
「すみません!蛇に噛まれたりしてませんか?!!」
そして、自分の近くへと駆け付け、話し掛けて来た彼女の、其の女子の姿を一瞥したガトーが言う。
「確か、君はリゾート施設に居る女子の一人……、」
そして、元気良く、其の、ガトーに声掛けされた女子は、自分の名前を名乗る。
「はい!七瀬です!初めまして!……と言いたい所だけど、…御互いに、今迄、只何と無くな感じなだけで、本当の所は、日頃からよく会ってる様な気がします!」
「…はて?…此方には、君の事等、私には何も身に覚えが無いが……??」
其処で、ガトー其方除けにヤザンが訊く。
「……ガトーは此の様だけどさ、何だか、オレ、七瀬の事何処かで見て知った気がするんだよな。…もしかして、七瀬、お前、赤い棍を極限迄伸ばして、跳んで、大気圏をブチ抜いて迄上に上がって、最後に勢い良くパンチしながら急降下したり出来るか?」
やがて、七瀬は此う答える。
「そうそう!出来る!出来るよ!其れ私のメテオコンボ!」技の名は『待宵天泣激』。SFEX2等で実装されて居るメテオコンボであり、大気圏突入してるのは原作ゲームの時点で其うでありマジです。
「……何!?!!生身で大気圏突入だと!??!!」
ハッキリ言うと此の様な事を、まともに考えるだけ無駄である。
さて、七瀬は何とも其の眼をキラキラ輝かせながら、ガトーの事を見つめる。
「いや……、…何故、其処迄して私の方を見る?…私の顔には、ゴミか何かが付いて居るのか??」
此処で天真爛漫に七瀬が言う。
「…何だか貴方の事を見てるとね、昔の事を思い出すの。…だって貴方、兄様にとっても似てるから。」
「ブラコン?」
其の時、話の輪の内に入れないヤザンはボソッと『蚊帳の外』から呟く。そして、他方、其の七瀬の言葉を聞いたガトーは。
「…其う言う事か。…成程。……正直、目障りだが…、…好きにしろ。」
「其う言う所も兄様そっくり!正に兄様だ!兄様!カイリ兄様!もう姉様とは死合しないでね!兄様!!」
其んな自身の周りに纏わり付く七瀬に対し、
「えぇぃ!!冗談では無い!!」
某赤い彗星の迷���を言い放ったガトーは、七瀬の追っ掛けを振り解く様に逃げ出す。
「兄様〜〜!!!!」
然し、其んなガトーをキャッキャッはしゃぎながら七瀬は追い掛けて行くのであった。
……そして、最後に、其の場に取り残されたヤザンが寂しそうに言う。
「…又、オレ今回も完全に、蚊帳の外だよ……。」
…。
「ガトー!!!!!!!!(※何時もの呼び掛け)。」
「其の程度なら辞めて仕舞え!(牙刀勝利ポーズ)。」
「何だ其方のガトーかぁ(※呆れ)。」
…。
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薫物 燻る
現在、大河ドラマでは
わたしの過去生のキャラクターが現代風に描き換えられて、しかも溌剌とした可愛らしい女優さんが演じてご活躍中です。不思議なことです。1000年前のことですから。
(一話も観ていませんが‥うちテレビありませんし。)
その関係で、スマホに常に関連の記事がよくおすすめとして上がっています。この「和楽」の記事もさっき見かけました。
ちょうど、わたしには珍しく、お線香を朝から焚いていたので、シンクロが気になって流し読みしました。
脱線しますが、この記事の最初に出てきたこの凡河内躬恒の歌、懐かしいです。
――春の夜の 闇はあやなし梅の花 色こそ見えね 香やは隠るる
わたしが大学生のとき、年賀状にこれのみをしたためてきた男の子がいました。二松学舎高校出身で、日本文学が好きな人でした。
意味深…
「これはわたしのことかよ」と、ふと思いつきましたが、
はっきりしないので「まさか」と思って、新学期が始まっても何も応えませんでした。彼には一級下のガールフレンドがいましたし。
「遠く会えなくても君へのほのかに狂おしい愛しさを感じています。ひょっとして僕を誘っているのですか」
そういう意味だったと思います。大学生にしては、なかなかおしゃれで、梅の花というのは奥深くて、いい思い出です。自分で言うのも何ですが、当時は番茶も出花の頃で、モテ期でしたね、うん。
そういえば、いい人たちに囲まれていたな、そう思い出して心温もりました。若さなんて基本苦々しいもんですから、こんな美しい形を残してくれた彼に、今はお礼を言いたいわ。
脱線おわり
さて、薫物について件の記事から引用させていただきます。
🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
『枕草子』では、意外なことに具体的な薫物の名称や調合についてはまったく描かれていない。
――よくたきしめたる薫物の、昨日、一昨日、今日などは忘れたるに、引きあけたるに煙の残りたるは、ただいまの香よりめでたし。
(しっかりと衣のたきしめておいた薫物が、昨日、一昨日、今日などは忘れていたのに、久々に衣を開いてみた時、残り香が漂ってくる様は、たった今たきしめた香よりもすばらしい)
――心ときめきするもの。雀の子飼い。ちご遊ばするところの前わたる。よき薫物たきて一人臥したる。唐鏡のすこし暗き、見たる(後略)。
(心がときめくもの。雀の子を飼うこと。乳飲み子を遊ばせているところの前を通ること。上質の薫物をたきながら、一人で横になること。唐渡りの鏡の少し曇っているところを見ること)
少なくとも『枕草子』の記述から汲む限り、清少納言は特定の香をストレートに楽しむことより、それを感じる状況を愛おしんでいたように見える
🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
当代一流の文化環境の中で、常によき香りとともに暮らした日々の
そして二度と戻らない栄華の極みの中の記憶は、フェードアウトしていく香りの思い出と共に胸にしまわれていったことでしょう。
少し暗がりの中で鏡を見るのは、現在のわたしも好きなことです。
シンクロといえば、もう一つ、お線香の香りについて、たまたま昨日、動画を見ました。
どうやら不成仏の靈魂を送るのにも、自分が天界へうっかりイってしまうときにも、薫物のお香は有効だと、靈媒師ユタの美しい女性が言っています。(この方のように、靈と取引するのは、絶対やってはダメです)
youtube
わたしにも思い出がいくつかありますが、
高級神靈が現れるときには
スッと薫物の香りや、特定の花の香りなどがします。
今日は、浅草の浅草寺で下賜されたお香、なかなかに出家の香り、仏壇っぽい(笑)のを楽しみました。浅草寺のお香は、親しみ深いいい香りなので好きなものです。
もう一つ、瞑想用の無煙のお香も、高級なので少々焚いて、
はて、あとは使い尽くして何もありません。
知人から貰い受けたタキオン社のお香がありました。これは漢方薬の香りがするので、リラックスには向いていないのです。
よき樹脂の塊はあるのですが、どうも焚くのが下手なのか、何度も焦げてしまうのでお蔵入りになりました。
庭にはホワイトセージが今年はたくさん育ってくれました。でもこれは、西洋風の浄化用ですし、香木のあの清浄さ、奥深さには及びもつきません。
わたしの中の清少納言を喜ばせるためにも
何か、いい別の洗練された香りが欲しくなりました。
そのうちに出会いがあれば、いいですが。
❤️読んでくださってありがとうございました🙏
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今週末の土日に開催される「グラウンド・レベル・シネマ」に初参加させていただきます。過去作『東京節2020 - This Is Tokyo - 』がBプログラムにて、27(土)15:50〜、28(日)17:20〜上映予定です。よろしくお願いします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー イメージフォーラム・シネマテーク No.1073
グラウンド・レベル・シネマ Vol.4.5 GROUND LEVEL CINEMA 4.5 日本 ー 台湾
イントロダクション
2020年代に新たなインディペンデントシーンを作るべく、日本と台湾のfresh!!!な映像作家たちが国境、世代を超えて、同日、同時刻に作品を上映するリアルイベント<グラウンド・レベル・シネマ>
拝啓 この夏をどう過ごすのか? 海か? 山か? もしくはフェスに行くとか? だがカネの無い奴、友達がいない奴、居場所の無い奴ら は何処に行けばいいのか? とりあえず7/27、28 渋谷に集合だ。誰からも頼まれもしないのに勝手に映画を作ってるイカれた連中が待っ ている。きっと探してる何かが見つかるかも知れない(保証はしない)夏休みを涼しい暗闇の中(これだけは保証する)で過ごすのも 悪くないと思う。だってこの場所にはあの「寺山修司」の名前が付いてるんだぜ!熱帯化する渋谷の片隅から世界の皆様へ。 敬具 (グラウンド・レベル・シネマ運営委員会)
※各上映終了後に日本側作家によるアフタートークを行います。
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■日程 Date 2024年7月27日(土)-7月28日(日) Saturday, 27th, July - Sunday, 28th, July 2024
【open】13:30 【screening】14:00 【close】19:30(予定) 各日3プログラムの入れ替え制
■会場 Venue シアター・イメージフォーラム 3F「寺山修司」 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-10-2 Image Forum 3F "Terayama Shuji" 2-10-2, Shibuya, Shibuya-ku
■タイムテーブル Timetable 7/27 14:00 A Program 15:50 B Program 17:20 C Program 7/28 14:00 C Program 15:50 A Program 17:20 B Program
■Ticket 当日受付 1プログラム券:一般700円/会員500円 3プログラム券:一般1,500円/会員1,200円 1 program ticket/General 700 yen, Members 500 yen 3 program ticket/General 1,500 yen, Members 1,200 yen
ご来場のお客様へ ・満席の際にはご入場をお断りする場合がございます。あらかじめご了承下さい。
主催:グラウンド・レベル・シネマ運営委員会 共催:イメージフォーラム 協力:株式会社ダゲレオ出版 https://www.imageforum.co.jp/cinematheque/1073/index.html
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▶Program A
△ (in progress) / △ Lin Shih-Chieh & Yeh Che / リン・シージエ & イエ・チエ / 7min.
Bi-Kei / 微景 Tatekawa Kiyoshiro / 立川 清志楼 / 7min.
Tata Cuts Down the Timescape / ター爺さん、時間を切る Chen Chun-Tien / チェン・ジュンディエン / 9min.
Tata Picks Up the Landscape / ター爺さん、風景を拾う Chen Chun-Tien / チェン・ジュンディエン / 5min.
My room moon Nozomi Hirai / 平井 望 / 3min.
((( OTO ))) atsuko uchiyama / 内山 涼湖 / 18min.
Deadline / 死線 Daz Yang / ヤン・ヨンシュエン / 2min.
Monochrome Radiance / 単色照明 Hsu Chun-Yi / シュー・ジュンイー 16min.
protein / タンパク質 Naohisa Uchiyama / 内山 尚久 / 5min.
Jouhatsu Letters - Johan⇔Kudo / 蒸発書簡 Masa Kudo & Johan Chang / 工藤 雅 & 張若涵 / 13min.
The Silence of Sirens (in progress) / セイレーンの沈黙 Tzuan Wu / ウー・ズーアン / 5min.
▶Program B
1-2(2-1) An Hsu Hung / ホン・アンシュー / 5min.
Parallax / 視差 Hsin-Yu Chen / チェン・ションイー / 9min.
Koigokoro II / 恋心II Anna Fujii / 藤井アンナ / 5min.
False Expectations / (不)期待傷害 Erica Sheu / エリカ・シュー / 7min.
in the autumn of 2009 / 2009年、秋の会話 Kisawa Koki / 木澤 航樹 / 20min.
ave Walls. Eyes have Doors / 耳ニ壁アリ目ニ障子アリ Ippei Nakao & Karu Miyoshi / 中尾 一平 & 三好 彼流 / 5min.
Flamegazing / 火を観る Yen Wang-Yun / イエン・ワンユン / 8min.
One Two Three / ワン・トゥー・スリー Yukiko Nishino / ニシノ ユキコ / 8min.
Light year return / 1億光年キロ Seiichiro Okuma / 大熊誠一郎 / 10min.
This is Tokyo - TOKYO-BUSHI2020 / 東京節2020 MurakamiLoki / ムラカミロキ / 4min.
scenery movie SAYO x Yasuaki Ishikawa / SAYO x 石川泰昭 / 6min.
▶Program C
Daytime Cycle Noon Takaki Matsuda / 松田 天樹 / 4min.
Political mysophobia / セイジミゾフォビア Johnny HUNG / 8min.
Lüshun Entry Ceremony(Ryojun Nyujo-shiki) / 旅順入城式 Kenji Kadowaki / 門脇健路 / 8min.
The Night Surge (in progress) / 夜の騷ぎ Hsu Hai-Wen / シュー・ハイウェン / 9min.
My way of celebrating new year / お正月の過ごし方 Yijean WANG / ワン・イチェン / 15min.
Silent Noise room / 聴視空間 Nishiyama Tomoki / 西山 知希 / 5min.
Presence Undefined / 未定義な。存在 Lichun Tseng & Lam Lai / ゾン・リージュン & リン・リー / 17min.
Reflection / 光が私の目を刺す Irene Lin / リン・ウェンリン / 8min.
nonsense diary / 東京デタラメカメラ日記 MIKIHARUKA / 三木 はるか / 15min.
※タイトル、上映時間等に変更が生じる場合があります。
■作者コメント
▶Program A
△ (in progress) / △ 惑星探査隊が地球に到着し、△計画を実行した。時間波形のスキャン技術を用いて、地球全体のデータを取得するのだ。その中身は地層や、海洋、気候、種、および人類の過去の集団潜在意識、並びに地球文明消失の原因解明にまで及ぶ。この資料映像は、△計画データ投射の圧縮解除のためのものである。
Bi-Kei / 微景 被写体と光と時間の推移、固定カメラで撮影した画像に音響を追加。 微妙に変化する表層と音響を体感する作品。 映像から単一の意味しか受け取れないならば、その映像はまさしく無意味となるだろう。 そこに作家の意図など到底及ばない世界が広がっていなければ作品として成立しない。 映像は決して記号では無い。記号から遥かに、あふれ出てしまう。 あふれ出たものこそ、映像の個性であり本質である。映像は言葉に逆らう。 言葉をはねのけ、映像が自立するときこそ、作品が完成するときだ。
Tata Cuts Down the Timescape / ター爺さん、時間を切る キドラット・タヒミックは台湾北部にある有名なUFOの聖地を訪れる。突然何か不思議な力を受け、彼は50年前の自分との間にある種の共鳴を得る。大航海時代と拭えない植民主義、西方と東方、フィリピンと台湾、今のター爺さんと若いター爺さん、境界はぼやけ、情勢は曖昧になる。
Tata Picks Up the Landscape / ター爺さん、風景を拾う キドラット・タヒミックが空っぽの携帯を手に台湾へやって来た。台湾にいる間、彼は何処でも常に携帯で記録し、去る前夜には、メモリーはもういっぱいになった。彼はこれらの素材を私に託した。私は膨大で雑多な素材との対話を試みる。
My room moon 空を、水中を。私の両の球は泳いだ。闇から光へ。無から有へ。角から球へ。 水を感じる。私の鼓膜を揺らす波動も。 一体私は何処から来たのだろう。この精神を育んだのは何奴か。 これに対する私の思考は空と水中を彷徨い、結果、球を見つけた。 見つけたのではなく現れた。眩く多色の閃光を放つそれは、私の心身を照らし、透過し、暴いた。 私は水の中へと逃げ込んだ。屈折した光は私には届かないだろう。 しかしそれが全ての始まりの一手となった。 これはあの閃光の温もりを知るまでの、私の成長物語第一巻。
((( OTO ))) 友達のオトと言う名の男の子に「オオカミになりに行こー」と誘われ 居合わせたターザンと一緒に、山を登り岩の上で3人で吠えた。 そこから音開きの旅がはじまる。
Deadline / 死線 また来る30日、毎日がデッドライン。
Monochrome Radiance / 単色照明 列車が駅に入り、花火が光る時、人々はシャッターで世界のシワの端を測定する。すべての過ぎ去った時間は、ブラックホールの眠りに合わせて消え、静止した単色の壁画にと変わる。毎回の記憶は何かを思い出すわけでもなく、ただ偶然にその局部を照らすだけだ。暗い部屋における、静電気の火花のように。
protein / タンパク質 それは人類にとって、救世主となるのか、それとも・・・ 映像は、全てスーパーマクロレンズで撮影しました。 使用機材・Canon EOS R6・ZHONG YI OPITCS FREEWALKER 20mm F2 SUPER MACRO 4-4.5:1 BGMは、全てコオロギの鳴き声だけを加工して作ってみました。 使用機材・SOMA LYRA-8 :FILTER PART ・SOMA COSMOS・strymon NIGHTSKY・TASCAM DR-40X・iPod classic
Jouhatsu Letters - Johan⇔Kudo / 蒸発書簡 2021年、コロナ禍で互いに往来が難しい中で、日本と台湾に住む映像作家は、相手から送られてきた映像の音や画を引用して返信するというルールで往復映像書簡を始めた。どこかへ逃避したいという蒸発の願望から日常の旅をしていた二人は、お互いに心象風景を交換しながら新しい実験を試みる。
The Silence of Sirens (in progress) / セイレーンの沈黙 ある種のイメージの発生学を想像してみる:セイレーンが画面の表面の後ろで警報を唱えている。点滅する波の下で都市は徐々に��没し、次第にぼやけてくる。二枚貝は気泡を吐いて漂い、気泡からは蜃気楼がほとばしる。人魚は泡になり、だんだん暗くなり、世界は球体の中で旋転する。 *本作はセイレーン・プロジェクトの二本目となる短編で、プロジェクトは継続して発展中。
▶Program B
1-2(2-1) フレームの観察を続けながら、運動と制御不能の間で、極端にコントロールしたいという欲望を実行しようと試みる。
Parallax / 視差 外界から自分をアンカリングする過程。
Koigokoro II / 恋心II 「仕草」として感情的に眺めた動作を、純粋な「動作」として再認識するように実験する。
False Expectations / (不)期待傷害 女の子は満月に願いを込める。ドキドキ、キラキラした気持ちをもう少し心に留めておけますようにと。すると、次の日の昼、月の精が彼女のカーテンの隙間から部屋に入ってきて、こっそり人形に替わり、彼女に寄り添うのだった。 本作は本来3チャンネル・16ミリフィルム投影の作品。
in the autumn of 2009 / 2009年、秋の会話 世の中で彼だけができることと、いつだって瀬戸際の社会で交わされてきた会話の記録。
ave Walls. Eyes have Doors / 耳ニ壁アリ目ニ障子アリ 有象無象に紛れて部屋は生き、私たちの体と感情はバラバラになる。母性に媚びるなど迷惑千万。 ある日それは現れ、触れる間も無く消えてゆく。 懐かしい気持ちも置き去りに。 身体表現を用いつつも無機質さを意識して、部屋に閉じ込められた感情の拠り所を模索しながら制作しました。ストップモーションです。 パフォーマンスアーティストの三好彼流との共作です。
Flamegazing / 火を観る 再発見したホームビデオテープ、2つの葬式。
One Two Three / ワン・トゥー・スリー リズムから外れてはいけない。ここに居る人々は現実に存在しているのか、もしくは存在していないのか。
Light year return / 1億光年キロ 運命という言葉は嫌いだ。この文が何度も利用されていることは承知の上だが、嫌いなものは嫌いだ。 ただ振り返るとどうしてもロジックで説明できなものも確かにそこにある。そのどうしようもない状況に私は悶々とする。 世界は常にカーブを投げ続けてくる。あたふたせずにただ走りたいものだが。 流星が地球に落ちる瞬間を目にすることはあるだろうか?生きている間に一度はあってほしいものだ。
This is Tokyo - TOKYO-BUSHI2020 / 東京節2020 都市・東京は江戸時代以降、日本の中心地として繁栄し、現在も首都として多くの重要機関が集められている。大正7年にその情景を歌う形で発表され、その後も多くの人に愛され、リメイクされ続けてきた「東京節」の令和時代における最新版。オリンピックにカッパライ、一体この街、何処へ行く。 イメージフォーラム・フェスティバル2020 ヤング・パースペクティブ 入選作品
scenery movie ”日常のようでいて、誰かの感性を通したようなキラキラした世界。 魅力的な音楽に乗せてその景色が一人の男の心も彩っていく。 ambientとしても楽しめる作品。”
▶Program C
Daytime Cycle Noon コンクリートだらけの都会で生活をしていると、どうしても自然を求めてしまう。かといって旅行に行ってシャッターを切ったりしても写るのはいかにも日本の田舎の風景といった感じでどうも求めているものとは違うのだ。絵画のような自然の風景を自分の映画に取り込みたいと思って作った。
Political mysophobia / セイジミゾフォビア 不満はあるのか?近所に対する不満がある!あそこの定食屋の値上がりに不満がある!台風で大雨なのに会社に行くことも不満!社会に、出来事に対して不満がある!ある!!あるんだよ!!!それ、根本的に解決するなら●●じゃないの? ●●がダメだからじゃないの?●●と言っちゃいけないのか。 ●●を避けられるもんなのか。
Lüshun Entry Ceremony(Ryojun Nyujo-shiki) / 旅順入城式 100年くらい経つとさすがにいろんなことが一巡するのだなあと思う今日この頃です。
The Night Surge(in progress) / 夜の騷ぎ 舞踊作品「夜の騷ぎ」と「粼光暗影」の撮影現場での、舞踊のリハーサルと劇場公演の間の曖昧な時間。
My way of celebrating new year / お正月の過ごし方 カメラを回したら、なくなった人たち、ものやことも忘れられない記憶になる。2023年のお正月を迎えて、8ミリカメラで過ごし方を記録した。
Silent Noise room / 聴視空間 聴覚及び視覚による映像体験を試みる。
Presence Undefined / 未定義な。存在 本作は7本の小さな音声映像の作品集である。いつ上映するにあたっても、順序を問わず上映することができる。この作品はひとつの芸術実験であり、視覚と聴覚のレイヤー、色、協調、調性、触覚、元素と空間の異なる反応を探るものである。その共有する芸術語彙の交差と交錯は、この二つの芸術世界の対話と不確定性の微妙な出会いを刺激する。映像は16ミリ映像の創作と実験で、音声は現場での録音と電子音源を使っている。
Reflection / 光が私の目を刺す 妹の一本のフィルムが、映像と故郷に対する私の想像力を動かした。写真は人の性格を表すとよく言われる。しかし私たちが互いの眼差しに介入しようとするとき、わたしたちが写真を記憶の手段のひとつと捉えないとき、2人の共有する風景を改めて一本の映画にしようとしたら、この繋がりは同じ場所にいる私たちをどこへ連れて行くだろうか。
nonsense diary / 東京デタラメカメラ日記 カメラマンの滝本淳助さんと一緒に映画を撮りました。三木はるかとは親子ほどの年の差があります。ちぐはぐな二人で何をやる?何ができる?滝本さんはフィルムカメラの使い手で、三木はるかはビデオカメラを持ち歩くことが多め。二人で同じ場所に行ったらそれぞれカメラに収めるものはおんなじ?ちがう?愛機を手にお出かけしました。さて、どんなものが撮れているでしょうか。または、撮れていないでしょうか。
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なりたい自分、変わりたい自分、叶えたい夢や願望、変えたい状況、そして本当にあなたが望む未来へと、私が持つスピリチュアルな能力と、あなたのガイドやハイヤーセルフと繋がり、メッセージを通訳しながら、あなたの望む現実・未来の創造や本当の自分の人生を生きる為のお手伝いします。
伊勢神宮のお膝元 伊勢のスピリチュアルヒーラー 松本 じゅんこです☺︎
夏至の祈り
天地に感謝して
愛と調和
わたし達 みんな光輝く未来へ
天地弥栄の繁栄をお祈りしました💫
2024年もいよいよ後半
そして本日 わたし達は満月をお迎えしています
陽極まり陰へ転じる夏至
そして太陽の光を反射している満月の光は
わたしたちの闇を照らしだします。
「闇とは恐れではなく
光の当たらなかった わたし達の愛」
この表現にとても共鳴しています。
恐れ、不安、不満、罪悪感、傷やトラウマ、
囚われ、思い込み、固定観念を
ぶち壊して解き放っていく
とてつもないパワフルな夏至と満月のエネルギー
恐れや不安にエネルギーを注ぐのではなく
わたし達に
愛と調和、喜びで生きると真剣に選択する事
意識的に意図的に開いて意識を拡大していく事を
促しています。
なにより 自分以外の外側ではなく
自分自身との戦いをやめる時です。
みなさま、素敵な満月と夏至のエネルギーを🌈
自分との調和を大切に
感性、感覚、感情を日々大切に
1人でも多くの方が
本来の自分の生き方を見つけ
イキイキとした毎日を過ごして頂けますように🙏✨
Enjoy🌝❤️
Shangrilaスピリチュアルリーディングセッションでは、あなたのハイヤーセルフやガイドと繋がり、お一人お一人丁寧にあなたへのメッセージや現実に沿ったアドバイスをお伝えしていきます🌝
☆ 本当の自分の気持ちや自分自身に触れると様々なことが変化しはじめ、人生が動き出します。
本当のあなたと
あなたを繋いでいきます😊✨
お問い合わせ・ご予約✉︎
℡090-2617-8527(21時まで)
ヒーラー
松本 じゅんこ
二見興玉神社📷✨
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