#国交樹立100周年記念
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FIN/JPN Friendship Collection by artek.アルテックの展示は、フィンランドと日本の国交樹立100周年にちなんだテーマ。デザイン、製品を生み出す感性と精神性の共通点へとネコが誘ってくれる。 #artek #アルテック #フィンランド #国交樹立100周年記念 #北欧デザイン #アルヴァアアルト #ネコ https://www.instagram.com/p/B0V5HgQBGxa/?igshid=1cqasj9zmal7c
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2022年1月9日
プラネテス 今夜7時放送開始‼ ……You copy?(NHKアニメ)
2075年。地球、宇宙ステーション、月の間を旅客機が普通に行き交う世界で、ハチマキたちはどう想い成長していくのか。
約18年ぶりの放送です。ぜひご覧ください。第1話「大気の外で」 Eテレ 9(日)夜7:00
【大切なお知らせです😊】 「安住紳一郎の日曜天国」公式YouTube始めました
【本日 (1/9)の広島県内の感染状況】(広島県)
広島で619人感染確認 過去最多を更新(中国新聞)
広島県では9日、��19人の感染確認が発表されています。3日連続で過去最多を記録しています。
広島市では404人の感染確認が発表されました。1日の発表では、3日連続で過去最多を更新しています。県内では、呉市で43人、福山市で32人などあわせて619人の感染が確認されていて、県全体でも3日連続で過去最多を更新しています。
一方、福山市は市内で初めてオミクロン株の感染が確認されたと発表しました。10歳未満から50代の5人でいずれも軽症です。10歳未満の患者以外の4人は、ワクチンを2回接種していたということです。
また、呉市でも2人のオミクロン株への感染が確認されたと発表しました。
広島で「まん延防止」始まる 9日(RCCニュース)
9日から広島県内の13市町で「まん延防止等重点措置」の適用が始まりました。
「きょうからまん延防止等重点措置が適用され、こちら広島城では休館に入りました」(藤森憲也記者)
息子の結婚式を前に、富山から訪れたというこちらの男性はー
「息子の結婚式は今まで2年間で3回のびた。コロナ禍が収まったから、きょうだと決めてた。急だからキャンセルもきかないし、式をやろうと。いまいち盛り上がらないだろうな」
重点区域となった広島市では、営業時間の変更や休業を伝える掲示が目立ちました。こちらのデパートでは、レストラン街の営業時間の変更と酒類の提供が中止されるということです。
「極力外出を控えようかなと。医療体制のひっ迫が心配」(買い物客)
期間は今月末までで、県は重点区域��は、外出機会の半減を要請しています。
全国で新たに8078人感染 2日連続で8000人超、歯止めかからず(毎日新聞)
新型コロナウイルスの感染者は9日(午後6時半現在)、全国で新たに8078人確認された。2日連続で8000人を超え、感染拡大に歯止めがかからない状態が続いている。
まん延防止等重点措置が9日から適用された広島、山口、沖縄の3県も拡大傾向が収まらない。沖縄県の新規感染者は1533人で、1日あたりの感染者が3日連続で1000人を超えた。広島県の新規感染者も619人で、3日連続で過去最多を更新。山口県は152人となり、5日連続で100人を超えた。
東京都の新規感染者は8日より1人少ない1223人で、前週の日曜(2日)の約15倍に上った。大阪府も2日連続800人超の880人で、前週の日曜の約15倍となった。神奈川県は443人、埼玉県は401人で、いずれも2021年9月中旬以来、400人を超えた。【関谷俊介】
在日米軍の外出制限で大筋合意、日米合同委での議論指示=首相(ロイター)
岸田文雄首相は9日、NHKの日曜討論で、在日米軍周辺での新型コロナ感染拡大に関し、在日米軍の不要な外出を認めないことで米側と大筋合意したと述べた。日米合同委員会でも議論するよう指示したという。
岸田首相は、在日米軍周辺の自治体での感染拡大を深く懸念しているとした上で「日米外相電話会談や外務・防衛閣僚協議(2プラス2)で米国側に対応を求め、その後の協議の結果、早期に不要な外出はしっかり制限する、不要な外出は認めないことで大筋合意するところまできた。今��細を詰めている」と述べた。
米軍の体制が十分だったかどうかという点に関しては、「日米地位協定に基づく日米合同委員会の場において、保健・衛生について議論を行うよう指示を出した」と語った。日米地位協定を見直す可能性については「地位協定そのものに踏み込むことは考えていない」と改めて否定した。
広島ロケの「ドライブ・マイ・カー」が4冠、全米映画批評家協会賞 西島秀俊さん主演男優賞(中国新聞)
【ロサンゼルス共同】全米映画批評家協会は8日、第56回同協会賞の授賞作品を発表、浜口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が作品、監督、脚本の各賞に輝き、主演の西島秀俊さんは主演男優賞を獲得した。配給元によると、主演男優賞の受賞はアジア人初。同作品は3月の第94回アカデミー賞でも国際長編映画賞(旧外国語映画賞)部門の候補に名を連ねており注目が高まっている。
「ドライブ・マイ・カー」は村上春樹さんの短編小説が原作。妻を亡くした舞台俳優・演出家が演劇祭のため訪れた広島で専属運転手の女性と出会い、自身の悲しみを見つめ直す姿を描く。全体の3分の2が広島県内で撮影され、広島市中区の平和記念公園や平和大通り、西区の広島高速4号線、呉市の安芸灘大橋や御手洗地区などがロケ地となった。
���年7月のカンヌ国際映画祭では脚本賞を受賞。12月のロサンゼルス映画批評家協会賞でも作品賞と脚本賞に選ばれるなど高い評価を受けている。
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5月末、米国政府が議会に対して対中国政策の総括を改めて宣言する公文書を送った。
米国政府は同文書で、中国が米国主導の国際秩序を根底から壊そうとしていると断じ、その野心的な動きを抑えるために中国と対決することを政府の基本方針として明示していた。米国による中国との全面対決新時代の公式宣言ともいってもよい。
その宣言は、日本など同盟諸国と連携しての対中抑止を表明しており、日本の対中政策にも大きな影響を及ぼすことは確実である。
中国が3つの分野で米国にチャレンジ
トランプ政権は「米国の中国に対する戦略的アプ���ーチ」と題する公式文書を5月下旬、連邦議会あてに送った。米国政府全体が中国との新たな対決姿勢をとるにいたり、そのための多様な政策を認めるよう米議会上下両院に要請する目的で、新対中政策の骨子を議会に向けて説明したのだという。
トランプ政権は中国政策に関して、オバマ前政権までの長年の歴代政権の「対中関与政策」は間違いだったとして新たな強硬政策をとってきた。この文書は、中国発の新型コロナウイルスが米国にもたらした被害を踏まえて、対中強硬政策の内容を集大成の形で改めて解説している。
16ページから成る同文書は、【序言】【チャレンジ】【アプローチ】【実行】【結論】の5部で構成され、全体として、中国が米国に正面から挑戦する脅威の存在となり、米国および日本など同盟諸国の利益の根幹を侵すにいたったとの見方を示している。同文書の概要は以下のとおりである。それぞれのパートを見ていこう。
【序言】
米国は1979年の中国との国交樹立以来、中国がより豊かに、より強くなれば米国主導の国際秩序に加わり、国内的にも民主化を進めるだろうという期待に基づいて関与政策を進めてきた。だが、この政策は失敗した。
中国はより豊かに強くなった。しかし、共産党政権の非民主的な国内弾圧は強まり、対外的にも米国主導の「開放的で自由で法の支配に基づく民主的な国際秩序」を侵し、周辺諸国に対して軍事、政治、経済の各手段で自国の意思を押しつけるようになった。
米国がとるべき行動は、自陣営の価値観や制度を守り、その正当性を証明すること、中国の制度や価値観の世界への拡大を防ぐことである。またインド太平洋で日本やインド、オーストラリアなどとの団結を強め、中国の危険な行動を抑止する。
【チャレンジ】
現在の中国は以下の諸点で米国に戦いを挑んでいる。
(1)経済的チャレンジ
中国は2001年から世界貿易機関(WTO)に加盟したが、同機関の規則を守らず、自国の不当な市場や生産構造を改善しようとしない。習近平政権は自国産業への違法な政府補助金供与などを停止すると公約したのに止めていない。知的所有権についても米国企業の知的所有権を違法に使用することを続けている。全世界の偽造商品の63%は中国産となった。
中国は「一帯一路」構想を通じて、自国の非民主的、不透明な制度を国際的に拡大しようとしている。環境保護でも中国は国際的な合意や規則を無視している。
(2)価値観へのチャレンジ
中国共産党はマルクス・レ―ニン主義に基づく独自の政治システムを構築し、国家や政府を共産党に従属させている。このシステムは米国の自由な競争や個人の権利に基づく原則と衝突する。
中国は国際的にも中国型の独裁統治を拡大しようとしている。その統治は、競合政党の駆逐、政治活動家への不当な迫害、市民団体の抑圧、言論の検閲と弾圧などが主体となる。新疆ウイグル自治区、チベット自治区ではウイグル人やチベット人を組織的に弾圧し、さらにはキリスト教徒、仏教徒、法輪功・気功集団などの抑圧も進めてきた。
中国共産党政権のイデオロギー的画一性の追求は国内に留まらない。自国の政治思想を対外的なプロパガンダとして世界各国へ発信している。米国、オーストラリア、イギリスなどの市民団体、スポーツ組織、学術団体に影響力を行使し、外国のメディアにも圧力をかける。統一戦線工作による諸外国への干渉も目立つ。
(3)安全保障へのチャレンジ
中国政府は軍事力の行使や威嚇によって、黄海、南シナ海、東シナ海、台湾海峡、インド・中国国境などで自国の利益の拡大を図り、周辺諸国の安全保障を脅かしてきた。
習近平政権は「軍民融合」を国策としており、企業も商業的な取引を通じて中国の軍事目的に寄与させられることが多い。中国政府は「一帯一路」も軍事拡張の手段にすると言明している。
中国の軍事力は、国際的商業取引の輸送路やサプライチェーンの支配にも利用される。中国政府は軍事組織を使って他国の情報や通信の技術を盗用し、サイバー攻撃など��実施する。ファーウェイ(華為技術)やZTE(中興通訊)などの大企業も人民解放軍の指令を受けて他国の安全保障システムに侵入する。
※ ※ ※
米国政府の対中新政策についての公文書は 以上のように中国側の動向を米国へのチャレンジ(挑戦)という特徴でまとめながら列記していた。その内容からは、トランプ政権が中華人民共和国という存在を完全に“敵”と認識していることが明白になる。ただし、一国の政府の公文書で、少なくともまだ戦争状態にはない国を正面から「敵」と呼ぶのは支障がある。そこで「チャレンジ(挑戦)」という言葉に替えているのであろう。
「力」で平和を守り、アメリカの影響力を拡大
では米国側はどう対応するのか。同文書はまず基本姿勢として以下のように述べる。
【アプローチ】
中国は民主主義を貶める目的で、西側の自由民主主義陣営に関する虚偽の情報を流し、米国とその同盟諸国、友好諸国との間の離反を図ろうとしている。
米国は、自由で開放された法の統治に基づく国際秩序を弱め、ゆがめようとする中国の活動を受け入れない。中国共産党の「米国は戦略的に後退し、国際安全保障の誓約も放棄しつつある」という宣伝を断固、排する。米国は、主権、自由、開放性、法の統治、公正、相互主義という価値観を共有する同盟諸国とともに、努力を続ける。
米国は中国側からの対話のための「前提条件」や「雰囲気醸成」の求めには応じない。具体的な結果と建設的な前進だけに価値を認める。中国政府は貿易と投資、表現と信仰の自由、政治の自主と自由、航行と航空の自由、サイバー攻撃や知的財産の盗用、兵器の拡散、国際公衆衛生など、多くの領域で公約を履行していない。中国との合意には、厳格な検証と執行のメカニズムが欠かせない。
米国は、中国の国民との率直な話し合いと指導者の誠実さを求めたい。そのため意思疎通のチャンネルは保ち続けるが、中国との折衝は国益に基づく選別的な関与となる。
【実行】
米国政府は中国に対して、「力に基づく平和」の原則により、自由で開かれた世界の実現を目指す。トランプ政権は過去3年あまりこの基本に基づく戦略を以下のように実行してきた。
(1)アメリカの国民、国土、生き方を守る
司法省は「中国構想」という方針の下、中国の経済スパイ、対世論工作、政治謀略などを取り締まってきた。ホワイトハウスや国務省はそのために米国内の中国の外交官や留学生に新たな規制を課し、中国側の自称ジャーナリストも国家工作員とみなして規制の対象とした。
大統領は、新たな行政命令によって、中国側の米国研究機関への浸透、大学への影響力行使、通信分野への介入、高度技術の盗用などを防ぐ措置をとった。とくに同盟諸国と協力して、中国側の諜報活動やサイバー攻撃への対策の強化を図った。
(2)アメリカの繁栄を守る
米国政府は、高度技術や知的所有権などを盗用する中国の不公正な経済慣行を終わらせ、米国の産業界や労働者、消費者の利益を守る。そのため、中国製品への懲罰的な関税など強硬な手段をとってきた。
米国政府は5G(第5世代移動通信システム)やAI(人工知能)の分野でも中国の不公正な挑戦を排除して、米国の優位を保つことに努力する。トランプ政権が最近、中国との間でまとめた経済合意の「第一段階」でも、中国が公正な経済慣行に則っているかに注意を払う。米国政府は日本および欧州との提携を強めて、中国の不透明な経済慣行の排除に全力をあげる。
(3)力により平和を保つ
米国は中国の軍事力増強に対して、核戦力の総合的な強化、通常戦力の増強によって抑止力を保つ。中国は世界最大規模の中距離ミサイルを保有するが、米国はその管理や削減のための交渉を呼びかける。中国はサイバー空間や宇宙でも軍備を強化して、超音速の兵器の開発も進めている。米国はそれらの分野でも中国を抑止できる能力を確保する。
中国はとくに東アジア、インド太平洋という地域で、軍事力大増強による覇権の確立を目指している。米国は日本などアジアの同盟諸国と連帯を深め、兵器供与を拡大する。
米国は台湾との非公式な関係をさらに増強する。中国の台湾有事を念頭に置いた軍事大増強に対して、米国は台湾の自己防衛態勢の構築に支援を続ける。2019年に米国は台湾に合計100億ドルを超える兵器を売却した。
(4)アメリカの影響力を拡大する
中国は専制的統治、言論抑圧、汚職、略奪的な経済慣行、民族や宗教の多様性への抑圧を続けているが、米国は国際的な呼びかけを通じてそれらに歯止めをかける。米国の価値観に基づく影響力の拡大を図る。
トランプ政権は、ウイグル人、チベット人、仏教徒、キリスト教徒、気功集団の法輪功信徒らの基本的な人権を守るために支援する。2019年2月には米国務省が初めて「国際宗教自由連盟」の集会を開き、全世界から25の国や地域、民族の代表が集まった。
米国は第2次世界大戦終結以来の国際秩序の堅持を目指し、その秩序の侵食を図る中国の動向に反対してきた。とくに香港の住民の自由は重要である。トランプ大統領、ペンス副大統領ら政権の高官は、中国政府に対して国際公約である香港の一国二制度を保つことを要求してきた。
【結論】
米国政府の現在の中国へのアプローチは、世界最大の人口を擁し世界第2位の経済大国であることへの理解や対応を踏まえた結果を反映している。
米国は中国との長期にわたる戦略的な競合を意識して、原則に基づきながら現実主義に立脚し、米国の利益を守り、影響力を広めることに努めていく。
問われる日本の立ち位置
以上が、トランプ政権の対中政策をまとめた公文書の要点である。この記述から明確になるのは、「中国の現在のあり方を認めない」とする米国の断固たる姿勢だろう。
その姿勢に基づく強固な対中政策では、日本など同盟諸国との緊密な連帯が強調されている。同盟国の日本が、そうした米国の対中姿勢に同調せず、中国と米国の中間に立って仲介役を果たすというような選択肢をとることは、きわめて難しいようである。
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【最新版】5Gとは?気になる速度や実用化できることを徹底解説 | スマートホーム(スマートハウス)情報サイト | iedge
5Gとは何か?4Gとの違いや特徴について
「5G」という言葉は知っているけれど、具体的なことは分からない、いまいちイメージしにくいという方も多いと思います。まずは5Gとは何かを分かりやすく解説します。
5Gとは
5Gは「5th Generation=第五世代」のことです。何の第五世代なのかというと「モバイル通信システム」です。
「第五世代モバイル通信システム」「第五世代無線通信システム」「第五世代移動通信システム」などと呼ばれますが、いずれも5Gを指しますので、同じことと捉えておけば問題ありません。
なお、5Gは「ゴジー」「ファイブジー」と発音します。「5ギガ」ではありません。
第五世代があるわけですから、当然、第一世代(1G)から第四世代(4G)まであり、2019年現在、スマホなどで主流となっているのは「4G」です。似た通信規格で「LTE」があります。LTEは厳密に言うと「3Gと4Gの中間、やや4G寄り」のため「3.9G」などと呼ばれることもあります。
しかし、現在4GとLTEはほぼ同じ意味で使われていますので「4G=LTE」と捉えても間違いではありません。
5Gと4Gの違いは?
5Gは4Gとどのように違うのか、5Gの特徴とともに見てきましょう。
まず、最も分かりやすい部分で言えば通信速度です。1G→2G→3G…と新しい通信技術が生み出されるたびに、通信速度や容量、低遅延といった性能が向上してきました。5Gもまた、4Gと比較して通信速度が大幅に向上しています。
ですが、ただ単純に「通信速度がアップする」だけなら、ここまで大きな注目を浴びることはなかったでしょう。
5Gは、4Gまでの通信の常識=通信を行う二者間(例えば“スマホ”とその端末を使っている“ユーザー”間)の構造を大きく変えてしまうものなのです。
例えば、5Gの「超高速化」「超大容量化」技術によれば、これまで以上に大容量の映像もスムーズに視聴できるようになります。
また、4Gですでに“数十ミリ程度”といった「低遅延性」を実現していますが、5Gではさらにその性能が向上しています。例えばスマホなら、基地局との通信にはわずか1ミリ秒(0.001秒)しかかからないとされています。これは4Gのおよそ10分の1です。
その分、タイムラグがなくなるわけですから、VR(仮想現実)などが広く普及するためには非常に大きな要素となりえます。
併せて「多数端末同時接続」が可能な点も4Gからの大きな変化です。現在、主流となっている通信形態と言えば“人と人”あるいは“人とモノ”です。
しかし近年、IoT(Internet of Things=モノのインターネット)が急速に発展し、広く普及し始めています。IoTの分野で通信を行うのは必ずしも“人と何か”ではありません。
“モノとモノ”や“モノと人とモノ”といったように、あらゆるモノ同士や人を含めた通信が行われるようになります。
ちなみに、5Gでは現状の100倍以上もの端末接続がサポートされるようになると言われています(5GとIoTについて詳しくは後述します)。
ここでは、5Gは「第五世代のモバイル通信システム」であるということ、そして「4Gと比べてさまざまな性能が向上し、それは限りない可能性を秘めている」ということを押さえておきましょう。
モバイル通信の歴史
5Gの基礎を学んだところで、続いては少しだけモバイル通信の歴史をたどってみたいと思います。これを知ることで、私たちが無意識に使っている通信技術がどのように進化していったのかが分かります。
1G(第一世代)
すでに遠い過去のような話ですが、1980年代に主流だった通信規格で、アナログ方式の携帯電話に採用されていた規格です。対応できるのは音声通話のみでしたので、本当に携帯「電話」としてしか、利用できませんでした。
2G(第二世代)
携帯電話が爆発的に普及するきっかけとなったのが、1993年に登場した2Gと呼ばれる技術の存在です。デジタル方式が採用されたことにより、通話のみならず、メールやウェブサイトの閲覧なども可能となりました。
NTTドコモのmovaに代表されるような、いわゆるガラケーを持つ人が急増しましたが、3Gの登場にともなって2012年に停波となっています。
3G(第三世代)
2Gの次に登場したのが3Gです。ITU(国際電気通信連合)が定める「IMT-2000」という規格に準ずるシステムです。2001年から現在まで、広く使われています。
スマホの電波状態が悪く「LTE」や「4G」が入らないとき、画面に「3G」と表示されるのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。2Gよりも高速化・大容量化され、3Gを採用した携帯電話では、一部音楽やゲーム、配信映像の視聴なども可能となりました。
LTE(第三・九世代)
2010年頃に登場したのがLTEです。「Long Term Evolution」の頭文字を取ったもので、3Gをより高度化させた技術を指します。4Gへの橋渡し的存在として誕生したことから3.9Gと呼ばれることもあります。
下り50Mbps以上・上り25Mbps以上の通信速度や低遅延性を備え、かつ国際ローミングが可能な点や4Gへの移行がスムーズなことなどが条件とされ、モバイルWiMAXもこの世代に含まれています。もちろん、現在もさまざまな通信に用いられている技術です。
4G(第四世代)
4Gは、ITU(国際電気通信連合)が定める「IMT-Advanced」という規格による通信システムで、日本では2015年頃から広く使われるようになりました。
3.5GHz帯を使用する規格で、高速移動時は100Mbps、低速移動時は1Gbpsという「光ファイバー」と同等の通信スピードが特徴です。
当初、「LTE-Advanced」と「WiMAX2」のみが4Gとして承認されていましたが、現在では「LTE」「WiMAX」「HSPA +」など3Gを発展させた技術も、4Gを表現して良いことになっています。
5G(第五世代)
そして、話題となっている5Gです。日本では、5Gが商用サービスとして本格的に提供開始されるのが2020年頃になるとされていましたが、昨今では、少し早まる可能性があるといった話題も目にするようになりました。
種々の課題はあるものの、大手携帯キャリアを中心とした実証実験も続々と進められるなど、「5Gのある暮らし」が、いよいよ現実味を帯びてきています。これからの情報に注目したいところです。
1G ~4G時代を振り返ってみる
モバイル通信の進化とともに、私たちが使っている携帯電話も進化していきました。続いては、1G〜4G時代の携帯電話について、特徴などを交えながら振り返ってみます。
1G~アナログ携帯電話~
1Gが採用されていたのは、アナログ式の携帯電話です。
日本では1979年に開始された、電電公社(日本電信電話公社=のちのNTT)による自動車電話サービスが最初と言われています。肩にかけるタイプのいわゆる「ショルダーフォン」が登場したのも、このすぐ後です。
自動車電話からショルダーフォンへ小型化され、より自由に持ち運べるようにはなりましたが、それでも提供されたのは音声通話のみのサービスでした。
2G~デジタル化~
2Gは、前述したようにデジタル化された通信システムです。携帯電話も、アナログ式からデジタル式へと移行していきました。わずか数kbpsという、今では考えられない通信速度ですが、日本ではPDCと呼ばれる通信方式が採用されたものでした。
デジタル化したことにより、それまでよりも通信サービスの提供が容易になり、メールやインターネット接続が可能になるなど、一気に携帯電話が進化した時代です。NTTドコモのiモードが登場したのもこのときです。
3G~高速データ通信~
2Gがさらに高度化し、高速データ通信が可能になったのが3Gです。3GではITUが「IMT-2000」を提唱し、世界中でローミングできる統一規格の策定を目指しました。結局、統一は叶いませんでしたが、今では当たり前となった「海外に携帯を持っていく時代」の始まりだったと言えます。
この頃に登場し、一時代を築いたのが、NTTドコモの「FOMA」やKDDIの「CDMA 1X WIN(のちのau 3G)」などです。カラーの液晶画面も一般的となりました。
当初、通信速度は384kbps程度でしたが、3.5G(14Mbps)や3.9G(LTE=100Mbps)などの通信システムの登場にともない、メール、インターネット接続のほか、音楽や携帯ゲーム、動画の視聴なども可能になっていきました。
4G~スマートフォン用通信~
携帯電話は目覚しい進化を遂げました。3G時代、日本ではガラケーが広く普及しましたが、海外ではiPhoneなどのいわゆる「スマホ(スマートフォン)」がシェアを伸ばしていきます。
スマホは、それまでの携帯電話と本質が大きく異なります。スマホ専用のOS(=オペレーティングシステムで、いわゆるiOS/Android等)を搭載し、さまざまなアプリケーションを自分でインストールでき、ボタンではなくタップによる操作がメインの、いわば「超小型のパソコン」のようなデバイスです。
そのため、3G以上の高速通信、安定性、低遅延性、信頼性などが必要でした。そこで生み出されたのが4Gの技術です。iOSを搭載したiPhone、Google社製のOS 、Androidを搭載したAndroidスマートフォンなどに用いられています。4Gは、いわばスマートフォンのための通信技術と言っても過言ではないでしょう。
5Gの速度はどれくらい速いのか
5Gを、スマホなどのデバイスを操作する“ユーザー視点”で見れば、やはり通信速度がどれくらいなのかが、もっとも気になるポイントですよね。3G、4Gと比較してみると、その実力に胸が踊ると思います。
例えば、音楽デジタル配信サービス「Spotify(スポティファイ)」で、1時間分のプレイリストをダウンロードした場合、次のようになります。
5G…0.6秒 4G…20秒 3G…7分
4Gでも、わずか20秒ですので十分速いわけですが、5Gでは1秒未満ですから「あっ」という間もなく終わってしまうということです。
続いて、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で映画「バード・ボックス」をダウンロード(オフライン視聴)する場合に必要な時間は次の通りです。
5G…3.7秒 4G…2分 3G…45分
このように、3Gで45分かかるもの、4Gでも2分かかるものが、5Gならわずか5秒未満でダウンロードできてしまいます。よそ見をしている暇もないですね。
最後に、Epic Gamesが販売しているスマホゲーム「Fortnite(フォートナイト)」のiOS版をダウンロードした場合にかかる時間を見てみましょう。
5G…24秒 4G…14分 3G…29時間
3Gの29時間は丸一日以上ですから、果てしない時間ですね。それに比べて5Gは、たったの24秒です。単純計算で、3Gが29時間かけて1回ダウンロードする間に、5Gは4,350回ダウンロードできてしまうほど、スピードに差があります。
このように、数値で見���も5Gがいかに別次元の通信技術なのかが、お分かりいただけると思います。
5Gはいつから日本に導入されるのか
これまでの常識を覆す、近未来的な通信技術「5G」、次に気になるのは「日本に導入されるのはいつ頃なのか?」ということではないでしょうか。
2019年5月時点「○月○日から」といった明確な決定は発表されていないものの、総務省はすでに2018年10月に、5Gに関する公開ヒアリングを実施しており、その結果、5Gの周波数帯の割り当てが発表されています(2019年4月10日発表、詳細は後述します)。
また、NTTドコモ、KDDI / 沖縄セルラー電話、ソフトバンクなど大手携帯キャリアは、2019年に5Gの「プレサービス」を開始することを発表しており、新規参入キャリアの楽天モバイルも2020年中に5Gをスタートさせたい意向です。
国としては、2020年に控えた「東京オリンピック・パラリンピック」が始まる前までに、5Gの本格的な商用化を目指しています。いずれにしても日本では「間もなく」5Gが導入されることになりそうです。
5Gのメリットとデメリット
ここまで、モバイル通信や携帯電話の歴史を振り返るとともに、5Gの基礎知識や凄味をお伝えしてきましたが、5Gが私たちに与えるのはメリットだけではありません。
いくつかのデメリットもささやかれており、それらを把握しておく��とは、5Gの恩恵を授かる私たちにとって大切なことです。ここでは、5Gのメリット・デメリットをまとめています。
5Gのメリット
4Gのおよそ10倍、LTEのおよそ100倍とも言われる5Gの「高速通信」に加えて「大容量化」や「低遅延性」「同時接続端末数」、そして「信頼性」という5大要素が大きく向上しています。
これにより、例えば人混みの中で、みんなが4K動画をストリーミングしても問題なく視聴できるなど、インターネットを利用したサービスが、今の何倍も快適になります。
また、近年「通信トラフィックの増大」が懸念されています。通信トラフィックが増大してサーバーにかかる負荷が大きくなると、通信速度��低下、遅延、障害などが発生するリスクが高まります。
5Gの「大容量化」「低遅延性」は、こうしたリスクを大幅に低減させることができ、通信にかかるコストの削減にもつながっていきます。
さらに、「多数端末同時接続」が可能になることによって、現状の100倍もの端末を同時に接続できるようになると言われています。これにより、すでに黎明期に突入し、これから全盛を迎える「IoT時代」にも対応できるようになるでしょう。
私たちの暮らしは、5Gの登場によって一気に高度化し、今までにない快適性や利便性を得ることができるようになります。
さらに、自動運転システムなどは、文字通り「一瞬の遅延が命取り」になりかねませんが、現在の通信技術ではまだまだスペック不足と言われています。5Gの実用化は、より高精度かつ低遅延が求められる自動運転システムの確立に寄与するとされています。
また、医師がロボットアームを使い、離れた場所からでも手術できる「遠隔手術」にも対応できるようになると言われています。
そのほか、人手不足や後継不在が長らく問題視されている農業の分野においても、さまざまな端末が連動することで人手不足を補うどころか、生産性をも向上させてくれるのではないかと考えられています。
このように、5Gが私たちにもたらすメリットはさまざまです。
5Gのデメリット
一方、デメリットやリスクなどにも触れておかなければなりません。私たちにもっとも身近かつ驚異的となるのが、セキュリティ問題です。
インターネットに同時に接続できる端末数が飛躍的に増加します。いわゆるコンピューターウイルスをイメージすると分かりやすいと思いますが、インターネットに接続されている端末全てに「ウイルス」の脅威が潜んでいます。
複数台を同時に接続した場合、1台が破壊されれば全て破壊されてしまうことも考えられます。破壊されないまでも、誤作動を起こせば連鎖的に誤作動が拡大する恐れもあります。
インターネット・セキュリティについて、私たちは今よりもっと深く学び、対策を練る必要があります。
もう一つ、いま使っている端末やIoT関連製品が、必ずしも5Gに対応できるとは限らないということです。つまり5Gを利用するためには、新たに端末や製品を購入し直さなければならない可能性もあるのです。
家電や端末を丸ごと買い換えるとなれば、大きな出費を覚悟しなければなりません。
このほか、通信速度の高速化や大容量化を実現するためにはミリ波・マイ���ロ波など“より高い周波数帯”を用いる必要があります。電波の直進性がより高まることから、従来の携帯電話基地局のみでは電波が届きにくくなる恐れがあります。
そのため、小型の携帯電話基地局やそれに準ずる施設を、数十メートル間隔などで多数設置することになるかもしれません。そうなると、5Gの商用化を目指している大手携帯キャリアなどは巨額のインフラ整備費用を投資しなければならず、整備にも時間がかかるため、実際のサービス提供開始が遅れる可能性も出てきます。
ここで触れたことはごく一部で、実際に5Gが運用され始めてから種々の問題が生じてくるでしょう。もちろん、デメリットに関しては国や大手携帯キャリア各社、IoTデバイスの開発者など、その道のプロが対策を講じるはずです。
しかし、同時に私たちも、特にインターネット・セキュリティについて、今以上に自己防衛力が必要になってくることを、心に留めておきたいところです。
大手携帯キャリアの5G導入時期と取り組みについて
2019年4月10日、総務省は5Gの周波数帯を次のように割り当てることを発表しました。
KDDI / 沖縄セルラー電話 NTTドコモ ソフトバンク 3.7GHz帯 2枠 1枠 1枠 4.5GHz帯 − 1枠 − 28GHz帯 1枠 1枠 1枠
※現在スマホやWi-Fiなどで使用されている主な周波数帯は2.4GHz帯です。
特に「3.7GHz帯」と「4.5GHz帯」は、建物や樹木といった障害物に対しても電波が伝わりやすく、かつ、高速で大容量の通信が可能といった特性を持つ周波数帯とされています。
つまり、その周波数帯を2枠ずつ割り当てられているKDDI / 沖縄セルラー電話、NTTドコモは、ソフトバンクと比べると高品質のサービスを提供できる可能性が高く、5G競争の中で“現時点では”、一歩優位に立っていると言えるでしょう。
そして、ここでは大手携帯キャリアの5G導入時期や、取り組みなどをまとめています。キャリア選びは重要になってきますので、各社がどうなっていくのか見定めるためにも、今のうちからある程度把握しておくことが大切です。
docomo
導入時期:2020年春に商用化予定(2019年9月プレサービスを提供予定)
NTTドコモでは、パートナー企業や団体と新たなソリューションを協創するための取り組みとして「ド���モ5Gオープンパートナープログラム」の提供を開始しています。
「5Gの技術・仕様」といった根幹部分の情報提供、「5Gを用いたパートナー企業・団体間でのコミュニケーションおよびビジネスマッチング」を目的としたワークショップの開催、そして「5Gの実験基地局装置・周辺接続機器」を貸し出して実際に5Gの世界を体感してもらう“ドコモ5Gオープンラボ™️”などが、同プログラムの内容です。
また、2019年2月に開催された「第70回さっぽろ雪まつり」では、ドコモが開発した世界初の技術「360度8K3D60fpsVRライブ映像配信」の実証実験が行われたことでも話題となりました。
VRには欠かせないヘッドマウントディスプレイですが、4K対応はすでに商用化されているものの、8Kとなると開発が進んでいません。そのため、まずは8K対応のヘッドマウントディスプレイの開発から始まったそうです。
さらに、360度の映像は9台のカメラを使って3Dで撮影されています。これだけでも「すごい」ことが伝わりますが、さらにVRでは「カメラ映像の歪み」「カメラ同士が捉えている映像のつなぎ目」などを目立たないように補正する技術が必要です。
なおかつ、それらを5Gでライブ配信させるわけですから、ソフトウェア、ハードウェアの開発も独自に行わなければなりません。ドコモは「360度8K3D60fpsVRライブ映像配信」技術の開発によって、まさにこれから来る5G新時代の映像配信分野の先駆者となっていくものと思われます。
au
導入時期:2020年春に商用化予定(2019年9月よりプレサービスを提供開始)
先ほども少し触れましたが「KDDI / 沖縄セルラー電話」は“3.7GHz帯(200MHz)”と“28GHz帯(400MHz)”という、合計600MHzを割り当てられています。
これは見事にKDDIの希望通りの割り当てとなった結果で、一部他社が500MHz幅を割り当てられていることからも、他社に先駆けて5Gの世界を実現できる可能性が高いキャリアということが言えます。
そんなauは、さまざまなパートナー企業とともに、5G時代の到来へ向けた幅広い取り組みを行っています。全てをお伝えしたいのですが、あまりにも多いため、ここではいくつかをピックアップしてご紹介します。
まず、VR/ARや、自由視点映像を用いた映像サービスの実証実験です。ここで面白いのは自由視点映像です。
例えば、野球の試合をバックネット裏で観戦しているとします。当然、キャッチャーは背中を向けていますので、表情などを見ることができません。
しかし、5Gを利用した自由視点映像を用いると、バックネット裏にいながら、外野席や一塁側、三塁側などのカメラが捉えている、さまざまな角度からの映像をその場で観ることができてしまうのです。
また、長野県飯田市で「自動運転カー」と「VRコンテンツ」を連動させる実証実験も行っています。
自動運転カーに乗り込んだ観光客がヘッドマウントディスプレイを装着すると、街中を走行中、バーチャルキャラクターが登場してその場所の観光案内をしてくれるというものです。
そのほか、例えば「タッチレス搭乗ゲート」に関する実証実験も行われています。これは5G対応のスマホなどに搭乗者や搭乗券の情報を記録しておくことで、その5G対応スマホを持った人がゲートを通るだけで、自動的にチェックインできるという仕組みです。
スマホはカバンやスーツケース、ポケットに入れたままでも搭乗ゲートを通過できるため、チェックイン時の大幅な時間短縮、ストレス緩和、コスト削減などが実現されそうです。
このように、auはさまざまなパートナー企業とともに、5Gのあらゆる可能性を探る取り組みを行っています。
softbank
導入時期:2019年〜2020年頃(2019年にプレサービス開始予定)
NTTドコモ、auと比べてしまうと一歩出遅れた感のあるソフトバンクですが、そうはいっても、これまで数々の常識を覆してきた孫正義氏ですから、私たちが思ってもいないような“飛び道具”を出してくれるかもしれません。
もちろん、5Gに変わりはありません。割り当てられた周波数帯によって品質が著しく劣ることはありませんので、その点は心配不要でしょう。
そんなソフトバンクは現在、5Gを用いたいくつかの実証実験を行っています。
一つは「360度カメラ映像のライブ視聴」です。4Kカメラで撮影された4つの映像を一つの360度映像に合成し、5Gネットワークを経由してヘッドマウントディスプレイに伝送するというものです。スポーツ、旅行、音楽ライブなど、まるでその場にいるかのような臨場感を味わうことができます。
二つめは「リアルハプティクス」です。ハプティクスは触覚技術のことで、リアルハプティクスは触覚通信技術と訳されます。これは、離れたところにいるロボットが触れた感触を、専用のグローブに5Gを経由して伝送するという技術です。グローブを装着しているユーザーは、ロボットが触れたモノの感触を確かめることができます。
一般に、グローブでロボットを遠隔操作する場合、0.2秒を超えると違和感が生じると言われています。5Gの低遅延性を生かせばそうした課題をクリアできるため、文字通りリアルハプティクスが可能になるというわけです。
そのほか、リアルタイム動線追跡と呼ばれる実験も行われています。通常、クラウド上などに設置するコンピューターシステムを社内に設置することで、よりリアルタイムにデータの伝送が可能となります。
設置したカメラが人を捉えると、AIが自動で地図上にマッピングするという実験です。この技術が確立すると、商業施設で人の流れを把握できるようになり、マーケティングに活用したり、顔認証などと連動させることで危険人物の入店を阻止したりできるようになります。
このように、大手携帯キャリア各社は、それぞれに5Gを用いた取り組みを行っています。
5Gで私たちはどう変わるのか?実用化できることをご紹介
5Gが本格的に普及していくと、私たちの暮らしはどう変わっていくのでしょうか?5Gの技術で実用化できることを、いくつかピックアップしてご紹介します。
自動車
「リアルタイム」にさまざまな情報を取得・発信することが可能になります。
より高精度な自動運転はもちろんのこと、渋滞から迂回路を検出したり、行き先の天候から適した走行モードを選択したり、ガソリンスタンドの位置情報から給油のタイミングを逆算したりするなど、快適で便利なドライブが可能になります。
もちろん、音楽や映像を楽しんだり、VR/AR技術と連動させれば、同乗者がヘッドマウントディスプレイを装着して今までにないドライブを楽しんだりできるなど、エンターテイメント性も飛躍的に向上します。
スポーツ
スポーツも大きく変化します。例えばサッカーを会場で観ている場合、テレビで観ているときとは比較にならないほどの臨場感を味わえます。しかし、一方でテレビでは表示される選手個人の情報、チーム成績、シュート率、ポゼッション率などのデータは観ることができません。
5Gを経由してヘッドマウントディスプレイを装着する、あるいはスマートメガネを装着するなどできれば、会場で試合を観ながらさまざまなデータを入手することも可能になります。
他国で開催されている大会も、ヘッドマウントディスプレイでリアルタイムにモニタリングできれば、パブリックビューイング会場が興奮のるつぼと化すことは間違いないでしょう。
また、動画を観ていただきたいのですが、こんなバーチャルなスポーツも現実のものとなります。
youtube
ドローン
特に大きく進化していくのではないかと考えられているのが、ドローン市場です。ドローンはすでに遠隔操作が可能になっていますが、利用する電波は2.4GHz帯(��G、Wi-Fi、Bluetooth、一部5.8GHz帯など)といった、ごく限られたものです。
ドローンが5Gに対応することによって、より高精度かつリアルタイムな映像を、操縦士や管理者に遅れることなく伝送することが可能になります。
太陽光で充電できるシステムを備えれば、長時間フライトも可能となりますし、5Gを利用してより遠くまで安定したフライトが可能になるでしょう。
例えば、KDDIが行ったこんな実証実験があります。
「御殿場口新五号目から富士登山を開始した登山者が遭難した」と想定し、家族がそのことに気づいて通報、「GPS」で遭難現場を特定すると、ドローン救助隊が現場付近まで出動し、天候などの情報を確認後、ドローンが救助に向かうというものです。
もちろん、ドローンで人を運べるような技術はありませんので、本当の意味での「救助」とまではいきませんが、5Gを活用すればこうした現場の特定や、遭難者の状態を目視することも可能となり、救助活動の効率化につながります。
遭難者が自分の情報(住所、氏名、性別、年齢、体重など)を5G対応のスマホに登録しておけば、遭難者の早期特定につながるだけでなく、どういった救助方法が最適なのかといったことも即座に検討することができます。
それだけではありません。
例えば人手不足が深刻な農業の分野では、5G対応のドローンを使った「スマート農業」に期待が集まっています。
現在の農作物の状態や害獣・害鳥の接近などを離れたところからでも確認できるようになり、農薬の散布も、ルート指定してプログラミングすれば、自動化かつ最適化することができます。この場合、エンジニア一人で複数の農地を受け持つことも可能なので、人手不足の解消にも一役買ってくれるでしょう。
5Gの技術は、このようにドローン市場を大きく発展させる可能性があります。
ゲーム
VR/AR技術が5Gによってより高度化します。まるでゲームの世界に入り込んだようにフィールドを冒険したり、モンスターと格闘したり、仲間と協力して謎を解いたり、魔法を使えたりするといったことも容易にできるようになります。もちろん、自分のジェスチャーで必殺技を繰り出すことも可能です。
ソフトバンクが実証実験を進めているリアルハプティクスの技術と連動すれば、モンスターやアイテムの感触も味わえるなど、夢と希望に満ちたゲームの世界が現実のものとなります。
ビジネス
ビジネスにおいても大きな影響を与えます。IT企業は高速化・低遅延化などにより作業効率が向上するだけでなく、同時に多数の端末が接続可能になることから人件費の削減にもつながるでしょう。また、遠隔で作業が可能となるため、リモートワークも一気に広がっていきます。
さらに、5Gに対応したさまざまな製品を開発することで、産業の分野も活性化していきます。ビジネスにおいては全くの素人だった人が「世間があっと驚くような」デバイスを考案し製品化するといったことも、今まで以上に活発になるかもしれません。
学校(教育)
少子高齢化が顕著な地方では、学級数が減ったり、学校自体が閉鎖に追い込まれたりしているところも少なくありません。比例するように教師も減り、学習の質がどうしても低下してしまうなど、都市部と地方とで教育に「格差」が生まれているのが現実です。
5Gが登場し、教育分野に導入されることによって、高速通信と低遅延性を生かした教育が可能となるため、生徒は「どこにいても」同等の、かつ良質な教育を受けることが可能になります。
体育など実際に体を動かす授業でも、ヘッドマウントディスプレイなどのウェアラブルデバイスを用いることで、リアルに体験することが可能ですし、離れた学校同士で合同運動会なども行えるでしょう。
情報の把握
すでにスマホ一つでさまざまな情報を入手できるようになっていますが、5Gではさらに、入手できる情報が増えていきます。
例えば、ナビアプリで行き先のルート設定をすれば、現地までの運行状況、現地の混雑状況や天候といった基本情報を即座に、かつリアルタイムに入手できます。
逆に、家を空けているときも、スマホで室内の温度、湿度、電気の消費量、不審者の有無といった情報をチェックすることも可能です。
あるいは、家中のデバイスを5Gでつなげば、洗面所の鏡に「前日の睡眠時間」「摂取カロリーと消費カロリー」「身長・体重」「ストレス具合」「心拍数」「今日の予定」など、あらゆる情報を映し出すといったことも可能です。
スマートフォン
幅広く普及しているスマホですが、すでに「スマートウォッチ」「スマートメガネ」といったウェアラブルデバイス(身につける端末)も登場しています。
例えば、5G対応のメガネをかければ、メールやインターネット情報、現在歩いている地点の地図や周辺のお店情報、駅に目を向ければ運行情報など、あらゆる情報を「目」で見ることができます。音声で文字を入力してLINEを送ったり、メールを返信したりすることも可能です。
上記はごく一例ですが、このように5Gが私たちの生活に入り込むことで、あらゆる可能性が無限に広がっていくことが分かります。
5Gの海外対応の状況と問題点
本来、韓国は2019年4月5日に、アメリカでは同4月11日に“モバイル向け”の5Gの商用サービスを提供開始する予定でした。しかし、フタを開けてみると韓国、アメ��カともに4月3日にサービス開始を発表しました。
ともに「世界初」を主張するなど、5G市場の激しい主権争いの訪れを予感させる出来事でした。中国は若干遅れを取っているようにも見えますが、そんなことはありません。韓国やアメリカに次いで、2020年には商用サービスを開始するだろうと見込まれています。
※2019年5月現在、HUAWEI(華為技術)問題をはじめとする国際的な問題が沸き起こっています。デリケートな問題であるとともに、日本も含めた国家間の問題となりますので、ここでは言及いたしません。また、この項目の内容は執筆時点の調査に基づくものであり、必ずしも最新のものとは限りません。
中国
中国には、世界的通信機器メーカー「HUAWEI(華為技術)」が存在します。
2019年5月の調査時点、中国は5Gに関する特許出願数が34.02%に達するなど、4Gの1.5倍以上のシェアを握ることが確実視されています。特にHUAWEIは、出願数がもっとも多くシェア率15.05%、そのほかにも、5位にZTE(中興通訊)、9位にCATT(中国電信科学技術研究院)といった企業がラインナップしています。
商用化予定は2020年と、韓国やアメリカと比べて「やや」遅れ、日本と同程度ではないかと見られていますが、特許出願数の多さから見れば、5Gでは中国がその存在感を一層増すものと思われます。
韓国
前述したように、韓国は2019年4月3日にモバイル向けの商用5Gサービスの提供を開始しました。通信会社はKT、SKテレコム、LGユープラスの大手3社で、端末はサムスン電子のスマホ「GalaxyS10 5G」です。
世界初を主張したまでは良かったのですが、ソウル市内であっても「LTEから5Gに切り替わる際にデータが途切れる」「5G対応端末なのにLTEに接続される」など、つながらない・正常に5Gを利用できないといった状態が続いています。
基地局の整備も整っていないなど、「世界初」の称号欲しさのあまり、フライング気味でサービス提供を開始させてしまった歪みを、早くも露呈する形となりました。
アメリカ
アメリカのベライゾン・ワイヤレスは、すでに2018年10月1日より“一般家庭向け”の商用5Gブロードバンド・インターネットサービスを提供していました。その後、韓国と同じ2019年4月3日に“モバイル向け”の商用5Gサービスの提供を開始しています。
つまり、モバイル向けに限定しなければ、5Gの商用化を世界で初めて実現させたのは、アメリカということになります。現在までに、韓国と違って、つながらない・正常に利用できないといった問題は発生していないようです。
今後、中国や関係諸国との問題がどうなっていくのか先行き不透明ではありますが、トランプ大統領はTwitterで「なるべく早急に米国で5G、あるいは6Gの技術が欲しい」とツイートするなど、まだ存在すらしていない6G技術にも言及しています。
中国を多分に意識した発言ということは、火を見るよりも明らかです。
世界各国が、まだ5Gに関しては「地固め」ができておらず、「主権争い」「シェア争い」に奔走している印象です。しかし、中国は一帯一路のもと光ファイバー網を国内外に広げているなど、やはり支配力は大きなものとなりそうです。
5Gで高度IoT社会が現実に
5Gのもっとも大きな「可能性」それが、高度IoT社会の実現です。IoTの基礎知識と併せて、5Gの登場によってどんなIoT社会が実現されるのか、見ていきましょう。
IoTとは?基礎知識を簡単に
IoTは「Internet of Things」の頭文字を取ったもので、日本では「モノのインターネット」と訳されています。あらゆるモノがインターネットを介してつながり、相互通信するというものです。
分かりやすく言えば、「スマホ」も電話がインターネットにつながっているので、IoTデバイスです。
現在、「スマート」と名の付くスピーカーやエアコン、リモコン、冷蔵庫、ドアロック、テレビ、キー、ウォッチなどなど、さまざまなIoTデバイスが登場しています。自動運転カーなども、インターネットにつながっていますので、広義でIoTデバイスの一つです。
IoT関連のデバイスは、2013年に7,800万台と言われていましたが、2020年には53億〜70億台にまで増えると言われています。
IoTを導入すると、身近なところで言えば「7時にカーテンが開いて電気とテレビが付き、エアコンがオンになり、コーヒーが沸く」といった一連の流れも自動化・パターン化できます。
家から半径100mを境に、遠ざかると家中のエアコン、テレビ、照明、電気などが全てオフになり、近づくとオンになるといった設定も可能です。
IoTによって、私たちの暮らしはより快適で便利なものになっていきます。
5Gの登場で実現する高度 IoT社会
5Gには「最大10Gbps」という超高速性、「約1ミリ秒」という超低遅延性、そして「最大100万台/平方キロメートル」という多数同時接続性という大きな特徴があります。これらの技術を用いることで、高度IoT社会を実現することができます。
4Gが主流の現在でも、ある程度の「IoT社会」は実現されています。しかし、社会が丸ごとIoT化されたとき、4GやLTEといった通信システムでは到底、カバーすることができません。
5Gの登場によって、特に「光回線を利用できなかった移動体」における高度IoT化が一気に進みます。自動運転カー、ドローンの遠隔操作、遠隔医療、そしてVR/ARをはじめとする映像配信やライブビューイング、ネットゲームなどです。
例えば、自動運転であれば、自動走行はもちろん、逆走検知や渋滞のリアルタイム検出などが今よりも高精度で可能になるほか、トラック同士を接続することによる運行管理や車両管理、物流管理なども容易になります。
また、河川に太陽電池で駆動するゼロエナジーの超音波水位計を設置すれば、水位に変化が起きたとき確実な情報を迅速に伝達することができるため、早期の避難勧告にもつながります。
あるいは、土砂崩れ、洪水、高波、火災といった災害も5Gの通信速度なら即座に伝達することができますので、その後の迅速な対応、ひいては人命を救うことにもつながるかもしれません。
それ以外にも、一部、実証実験が始まっていますが、店舗の無人化が普及すれば人手不足を補い、かつ安定したサービスの提供が可能になります。
顧客の購買動向、天候・地域の催事情報、室内外や庫内の温度、消費電力などさまざまな情報を収集して一元化し、AIによる解析が進めば、最適な店舗管理や在庫管理、省エネ化などにもつながっていきます。
私たちの生活により近いところで言うと、寝ている間にベッドが睡眠の質や呼吸の深さ、心拍数、寝返りなどを検出して日々データ化し、医療機関に送信すれば、医師が遠隔でアドバイスをくれたり、場合によっては遠隔治療を受けたりすることも可能です。
このように、5Gの技術によってさまざまなモノと人同士がより緊密に、かつ高精度につながり、情報通信における「タイムラグ」がなくなっていきます。
それは、私たちの暮らしが便利で快適になるというスケールの小さな話にとどまらず、災害から人を守る、高齢者の孤独死を減らす、貧困をなくすなど、社会全体を大きく変化させていく可能性を秘めています。
まとめ
今回は、5Gをはじめ通信に関する基礎知識から、5Gの魅力、メリット・デメリット、大手携帯キャリアの動向、世界の動向と課題、そして私たちの暮らしがどう変わっていくのかを解説してきま��た。
5Gの登場は、新しい時代の幕開けでもあります。今では想像もつかないようなことが、あと5年後、10年後には現実のものとなっているでしょう。
一方で、5G市場における主権争いなど、各国間の競争も激しいものとなっています。日本はやや遅れを取っていますが、今後どう巻き返していくのかも、注目したいところです。
5Gの恩恵を授かる私たちとしては、5Gの魅力やメリット・デメリットなどをしっかり理解すると同時に、インターネット・セキュリティに関する知識を蓄えることも忘れないようにしたいですね。
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死ぬのではないかという恐れが、私には必要だ。病気も同様。不安と病気から解放されてしまえば、舵を失った船のようなもの。(中略)私の苦しみは、私の自我、私の芸術の一部である。切り離すことはできないし、苦しみを取り除けば、私の芸術も廃れる。私はそうした苦悩を養っていきたい。
(MM T 2748, 1927-1934)
ムンクの言葉を読んだ時、三島由紀夫がこう書いていたことを思い出しました。
ラジウムを扱う学者が、多かれ少なかれ、ラジウムに犯されるように、自ら人間でありながら、人生を扱う芸術家は、多かれ少なかれ、その報いとして、人生に犯される。ラジウムは本来、人間には扱いかねるものである。その扱いには常に危険が伴う。その結果、人間の肉体が犯される。人間の心とは、本来人間自身の扱うべからざるものである。従ってその扱いには常に危険が伴い、その結果、彼自身の心が、自分の扱う人間の心によって犯される。(中略)多少ともこういう毒素に犯されていない人間は、芸術家と呼ぶに値いしない。(「楽屋で書かれた演劇論」芸術新潮・1957年1月)
二人とも、自分を犯すものに対して敏感で意識的でした。そしてそれが必要だと認識していた点も共通しています。二人とも芸術家と自認し、そうでありたい、そうであることしかできない、というような意思や願いが文章から滲み出ているように感じます。ただ、三島はその毒素と向き合いながら、人間だけではなく、社会や国家に対しても行動を広げていきますが、ムンクは、そもそも若いころに祖国を飛び出した経緯もあって、社会や国家に対して憧憬は強くあったものの、行動や創作は人間そのものや自分の内面に向き合い続けた、という違いがあります。この違いにおいて言えば、ムンクから1世代ほど年上だったイプセンは、どちらかといえば、三島寄りかもしれません(もちろん文学作品上は大きくことなりますが)。
そのイプセンは、手紙でこう書いています。
『ブラン』を執筆していたとき、私はガラス瓶にサソリを入れて、デスクに置いておきました。するとときどき、そいつが弱ってきます。そこで熟した果物の切れ端を中に入れると、そいつが怒って、毒を果物の中に放出し、また元気になる。私たち作家にも、それと同じようなことが起きるのではないでしょうか。自然の法則は、私たちの精神世界にも当てはまります。 (ペーテル・ハンセンへの手紙・1870年10月)
これを読むと、どうやらイプセンも芸術家、つまり三島が言う毒素に犯されていたようにも感じます。
今年ムンクが去って75年、イプセンが去って約110年。来年は三島が去って50年。三人が犯された芸術家の職業病は概ね今も変わっていないでしょう。
その彼らの作品に向き合うとき、私たちはその中に他者を見つけることもあれば、自分が他者になってしまうこともあります。涙を流したり、大笑いしたり、感動したりすることだけが、作品の機能ではありません。それらも確かに一部ではありますが、毒素に犯されながら作品をつくる類の者の職能は、私たちが見えていなかったものや、見えているのに見えていないふりをしているものや、見たくないものを気づかせてくれることでもあります。その結果、そこに理解し合うことが難しい他者が見えてきたり、自分が作品から疎外されているかのような他者になってしまったり、周囲の多数にとって自分が他者であることを理解したりもします。
イプセン「幽霊」の中で、アルヴィング夫人は1幕でこう言います。
だって、ここには新しいことが書いてあるわけじゃなく、まあ、たいていの人が考えたり、思ったりすることばかりなんです。ただ、たいていの人は、それをはっきりさせなかったり、触れないでいるんです。
私たちは全員ひとり残らず、他者と生きています。それは自然であったり、社会であったり、地域であったり、学校であったり、家庭であったり、友人知人であったり、画面の中であったりするでしょう。他者を他者として意識しながら生きるのは、慣れていなければ疲れてしまい拒否したくなる気持ちもわかりますし、慣れたら慣れたで隣にいるのが他者であることを忘れてしまうこともあるかもしれません。私たちは、他者と生きていることに気づき、拒否したり、慣れたり、理解したり、許し合ったり、忘れたり、傷ついて/傷つけて思い出したりするという、絶妙な幅の中を動きながら、生きていくしかありません。その幅の中で、どのポジションが個人の安寧なのか、社会の安寧なのかは、場合によって異なりますが、自分のポジションの安全のために、好悪の別は脇に置き、他者のポジションの安全も認めることが、個々の自由の前提にあると思います。
ムンクの生まれる4年前に去ったトクヴィルによって予言されたマスメディアの覇権は、現在ではインターネットとともに、三島と同時代を生きたオルテガによって指摘された大衆に飲み込まれ、それは上にも下にも拡がり続けています。その拡張や複雑化、頽廃の進行は止められなくとも、そして日本においては虫の息だとしても、芸術家の仕事は、それに抵抗するものであり、多少でもブレーキとして機能しているはず、と私は信じています。
ということで、いくつか報告を。
7月「ワーニャ伯父さん」三重・韓国公演を終えた翌週から、「オズの魔法使い」土浦公演、三重県生涯学習センターとの夏の子どもイベント、若い演出家と俳優のための演劇合宿「Belleville Camp19」、京都造形大での知人衣装家のWSヘルプ、広島の若い演劇人との創造交流事業、愛知での「ムンク|幽霊|イプセン」関連WS、三重の絵本作家展での台湾視察などが続き、しばらくろくにFBへきちんとポストしていませんでした。
7月に上演した「ワーニャ伯父さん」は好評をいただき、来年度に国内2会場で再演される予定です。 Belleville Campもとても有意義な時間となり、来年度も実施しようと思っています。
そして、明日11月1日からチケット販売がはじまる「ムンク|幽霊|イプセン」。ムンクが描いた《イプセン『幽霊』からの一場面》と、イプセン「幽霊」を原作に、愛知県芸術劇場と愛知県美術館と協働して、劇場と美術館でパフォーマンスする公演です。ぜひお越しくださいませ。チケットは確保はお早めに。 特設サイト https://munch-ghosts-ibsen.tumblr.com
で、同時に、11月1日から東京入りし、1日と2日にリハ、3日に作品上演、という企画に参加します。昨年から引き続き呼んでいただきました。隣屋・三浦雨林さんと、ユニークポイント・山田さんのテキストで別々に演出して2作品を上演する学習院女子大学でのフェスティバル企画「演出とはなにか」。上演時間は1作品あたり20分程度の予定。休憩挟んで2作品連続上演、終演後に内野儀さんと演出2人とのトークもあります。こちらもぜひぜひ。 フェスティバル pafe.GWC2019 サイト http://pafe-gwc.info/ensyutu.html
11月末には「赤ずきん」が広島で上演されます。
12月頭には、日本ポーランド国交樹立100周年記念舞台芸術交流事業で三島由紀夫「班女」をワルシャワ、ポズナンのポーランド2都市で上演��てきます。(「班女」出発前特別公演がBellevilleに11月24日にあります)
12月と2020年1月には、三重県立美術館・企画展での関連企画もあります。 http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/000231751.htm
2020年3月には三重県文化会館にて「とびだせ!みえの絵本作家たち展2020」のお手伝いをします。 https://www.center-mie.or.jp/bunka/event/detail/27529
もう今年もあと2ヶ月。早いもんですねぇ。
※トップ画は、エドヴァルド・ムンク Edvard MUNCH 《イプセン『幽霊』からの一場面》1906年 テンペラ、画布 愛知県美術館蔵
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afrontier 15th Anniversary
モーション・ブルー・ヨコハマ発のジャズイベント「アフロンティア」による15周年記念のスペシャルライブ&DJイベント!アフロンティアに縁ある新旧選りすぐりの精鋭バンド、DJが一同に集結する。今回、モーション・ブルーはもちろん、隣接するTUNE、バルコニーも会場として開放。準スタンディング・スタイルで、店内を自由に行き来しながら、極上の音楽をたっぷりと楽しむことができる、開放的でラグジュアリーな空間をご用意。秋の夜長に、赤レンガ倉庫で繰り広げられる「音楽好きな大人のためのパーティー」を心ゆくまで堪能してほしい。 【Live @Motion Blue yokohama】 [Fontana Folle] Alvin(vo)、Ryuji Iida(g)、Yuki Lee(b) Guest:佐々木大輔(tp,fl)、會川直樹(ds)、山野友佳子(p,key) [河野祐亮ピアノトリオ] 河野祐亮(p)、座小田諒一(b)、木下晋之介(ds) [細川玄 Jazz Quintet] 細川玄(tp)、早坂勇真(tb)、堀越昭宏(p)、清水玲(b)、村上広樹(ds) Guest:中村智由[native](sax) 【DJ @Motion Blue yokohama】 TOJO[afrontier]、Jun Morita[afrontier]、大塚広子[key of life+] 【Live @TUNE】 [山内洋介(13souls)&Outrage Soul Band] 山内洋介(g)、土本浩司(b)、中村新史(key)、橋本現輝(ds) 【DJ @TUNE】 Takeshita[afrontier]、木村勝好[in the mix, POSSIBILITY]、 kiki[Mucho Mucho Mambo!] 【VJ】 Tasuke 【Organizer】 isao osada 開催日時:2018年9月30日(日) 開催時間:4:00p.m~9:30p.m Special Live Set at Motion Blue yokohama [5:00pm / [Fontana Folle] [6:35pm / [河野祐亮ピアノトリオ] [8:10pm / [細川玄 Jazz Quintet] Special Live Set at TUNE [5:55pm / 7:30pm [山内洋介(13souls)&Outrage Soul Band] ミュージックチャージ:¥4,500(税込) ※別途2ドリンクチケット(¥1,000)をご購入いただきます。 開催場所:Motion Blue yokohama 231-0001 神奈川県横浜市中区新港1丁目1-2 横浜赤レンガ倉庫2号館3F 045-226-1919 http://www.motionblue.co.jp/ 予約受付先:モーション・ブルー・ヨコハマ 電話予約 (045-226-1919) ※11:00a.m.~9:00p.m. WEB予約(http://www.motionblue.co.jp/)※公演当日の14:00まで ※スタンディング形式の公演となります。(一部を除く) ※ミュージック・チャージ(エントランス・フィー)はインターネット予約のお客様以外は 店頭で受付時にお支払いいただきます。(クレジットカード利用可) ※ご入場時にドリンクチケット(¥1,000/2枚)を別途ご購入いただきます。(現金のみ) ※インターネット予約の際には無料のアカウント登録が必要になります。 登録がお済みでない方は、「マイページ」より事前にご登録いただくことをおすすめいたします。 ※なお、ウェブサイトからのご予約の際はクレジットカードが必要となります。 ご利用可能なクレジットカード⇒VISA、MASTER、JCB、AMEX、DINERS ※小学生以上18歳未満の方は、保護者同伴の上22時までご入場頂けます(条例による)。 ※制服、ユニフォーム等でのご入店はお断りしておりますの���、あらかじめご了承下さい。なお、未就学児、乳幼児のご入店は堅くお断り申し上げます。 公演のご予約はMotion Blue yokohama公式サイトから http://www.motionblue.co.jp/artists/afrontier/ afrontier公式サイト https://afrontier.com/news
出演者紹介 (LIVE)
Fontana Folle (フォンタナフォッレ) ミステリアスな多国籍メンバーが紡ぐ、躍動する新世代のボーカルジャズ。ニコラ・コンテ、ジャザノバ、ジャミロクワイが溶け込んだような新サウンドがここに誕生。 2016年結成。日本、アメリカ、ブラジル、イタリア、東南アジアで音楽を吸収してきた多様なバックグラウンドならではの新たなボーカルジャズ像を提示するトリオ。ジャズ、ラテン、R&Bを飲み込んだ豊かなサウンドの中でSadeやGeorge Michaelを彷彿とさせるセクシーで中性的なボーカルが音楽を彩る。 2017年4月に1st EP "PRIMA"を全国リリース。結成1年にして渋谷最大のジャズクラブJZ Bratへの二度の出演、Blue Noteグループの名門Motion Blue Yokohamaへの初出演も果たす。 2018年はMotion Blue Jakartaでの公演を中心にしたジャカルタツアーを敢行し、日本とアジア、アジアと世界を音楽で繋ぐバンドとしての大きな一歩を踏み出している。 Fontana Folle 公式サイト http://fontanafolle.strikingly.com/
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山野 友佳子 -Yukako Yamano- <Fontana Folle's guest> 3歳からヤマハ音楽教室でピアノを習い始める。東京音楽大学付属高等学校~同大学へ進学し本格的に音楽を学び始める。18歳からジャズを習い、演奏活動を開始。その後、自身のオリジナル楽曲の演奏活動も開始。ジャズピアノを清水 絵理子氏に、クラシックを小高 明子氏、稲田 潤子氏に師事。また、学内にてペーテル・ヤブロンスキー氏の公開レッスンを受講。2015年6月にオリジナル曲を収録した2ndアルバム、『2nd Stage』納 浩一(ba)藤井 学(ds)をリリース、完売。2015年9月~2016年4月、『読売プレミアム』よりコラムを連載。現在多くのライブハウスやフェスティバルに出演、アジア各国・ヨーロッパ・アメリカでの海外公演や海外のアーティストと共演するなど、幅広い地域とジャンルで活動を展開している。その他、KORG Cafe Style認定講師、リー・エバンス協会研究員、"Vocal School DADA"ピアノ講師。 山野 友佳子 公式サイト http://yukakoyamano.com/
河野祐亮 ピアノトリオ Yusuke Kono Piano Trio GospelやHiphopのサウンドが香る”NY JAZZ”スタイルのピアノトリオバンド。 リーダーの河野祐亮は2011年にNYへ渡り、名門The New School Jazz And Contemporary Musicにスカラシップ合格し入学する。2014年秋に帰国し『河野祐亮ピアノトリオ』を結成。2015年にSAPPORO CITY JAZZのコンペティションでグランプリを獲得。名実ともに日本一のジャズバンドに輝く。 2016年7月から初の海外ツアーであるヨーロッパツアーを行い、世界三大ジャズフェスティバルの1つ『ウィーンジャズフェスティバル』(オーストリア)、ヨーロッパを代表するクラブ『ロニースコッツ』(イギリス)へ出演し喝采を浴びた。そして2017年にはメンバー3人で渡米し、本場NYのジャズシーンでいま大活躍するサックスプレイヤーWalter Smith Ⅲと、ビブラフォニストWarren Wolfをゲストミュージシャンに迎えブルックリンの「The Bunker」スタジオでレコーディングを行う。一流のプレイと河野のオリジナル楽曲の魅力が合わさった、珠玉のニューアルバム『Be with us』が8月30日に発売。 また、このアルバムのためにクラウドファンディングを企画。目標金額であった100万円をわずか2週間で達成し、まさにファンと力を合わせて完成させた1枚である。ディスクユニオンをはじめとする全国CDショップにて発売され、TowerRecords 都内店舗では初回入荷分がすべて完売、Amazon でも JAZZ 部門第 5 位(2017 年 9 月 3 日時点)という快挙を成し遂げた。また、このCDのリリース記念として行われた 2017年11月23 日の東京・渋谷「JZ Brat」でのライブでは、1st・2nd それぞれ定員 100 名の入れ替え制にもかかわらず、チケット完売・キャンセル待ちも発生。一夜にして200名の動員を達成する大盛況のライブとなった。 河野祐亮 公式サイト https://yusukekono.com/
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細川 玄 (GEN HOSOKAWA) ジャズトランペット奏者、作編曲家として25年以上プロとして活動中。 『細川玄ジャズクインテット』を率いてブルーノート系列のジャズクラブ、モーションブルーヨコハマには15年以上継続出演中。他全国で演奏を展開している。代表作CDソロアルバム『Motion for jazz Frontier』(Impartment Inc.)はジャズ系DJをはじめ、各方面から絶大な支持を獲得した。現在もロングセラーとなっている。これまでに30タイトル以上のCD作品にトランペット演奏また作曲アレンジなどを提供。TVCMなどのBGM作曲作品提供オンエア実績も多数。商業音楽での楽曲制作曲数は延べ70,000曲に及ぶ。 2018年より自身がプロデュースするミュージックスクール『セプテンバーミュージックスクール』を主宰。25年に渡るアーティスト活動、商業音楽活動を経て後進にリアルな情報と、音楽で生きてゆくためのリアルな必要スキルを伝授している。プロも学びに来る本格的な完全個人レッスン音楽教室をスタートさせ人気を博している。 個人レッスンの他にも荒川区が運営しているジャズビックバンドの指導、コンダクターなども務めている。地域コミュニティーへの音楽活動への推進やアマチュア音楽活動の普及に尽力している。荒川区の歌『あらかわ~そして未来へ』のジャズビッグバンドアレンジも手掛けた。現在バンドテーマ曲として演奏され、地元の方々から愛されている。 演奏家としては正統派ジャズミュージシャンとして定評があり、作曲家としては類稀なるメロディーメーカーとして各方面から高評価を獲得し現在に至る。 細川玄 公式サイト http://genn.la.coocan.jp/
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中村 智由 (native) 大学卒業後よりプロのサックス奏者として演奏活動を開始。ダンスホールやジャズクラブでの活動を経て、1999年に自身がリーダーのジャズバンド"native"を結成。native���は、ドイツ、中国など海外での公演、サマーソニックへの出演、海外レーベル含む10枚のアルバムをリリースし、大手CDショップのセールスランキングにチャートインするなど2000年代のクラブ/ジャズシーンを牽引する。演奏活動と並行しサウンドプロデュースも行っており多数のカバーアルバムを制作。生音中心の都会的でクールな表現を得意としている。 native 公式サイト http://www.cnative.com/
山内洋介(13souls) 鳥のさえずりの如く歌うことを信条とし、海とサーフィンを愛する 湘南生まれのギタリスト山内洋介。 2009.08にデビュー作「Six strings with love」7インチをリリース。全国のDJの耳に響き、無名のアーティストにもかかわらず、スマッシュヒッツ。これを受け、60’sの黒人ミュージシャンのセッッションをイメージした二枚目の7インチをリリース。DJ MURO mix CD「MIX SHOW NIGHT CHANNEL issue 02」に収録され即完売。一気に話題のアーティストへ。 2011.7.06 1st Album「BRAND NEW OCEANS」をリリース。インディーズインストとしては異例の大ヒットを記録。7.20 Motion Blue yokohamaにて、『BRAND NEW OCEANS』のワンマン、リリースパーティが開催。当日は入場制限、1st setから立ち見が出るほどの動員数で、多くの観客を魅了した。同アルバムは2013渋谷TSUTAYAバイヤーが選ぶ今年のベストディスクに選ばれる。 2012.07 2nd album 『GOOD TIMES (I SAY) 』が発売。全国のタワーレコードを中心に、大展開。大きな反響を得る。後に2017年、ギターマガジン3月号、国内JAZZ FUNKのギタリストとして本誌を飾り、主催ライヴを大いに沸かせた。 2017 13souls 3rd album 『Rough&Beautiful』をクラウドファンディングにより制作。山内洋介の呼びかけにより、多くの人々の資金援助を得て、大反響を得る。同年、ギターマガジン12ヶ月号にてギタリスト 山内洋介がピックアップ、特集される。人気アパレルブランド、JOURNAL STANDARDとDeliciousのコラボ企画に楽曲提供。 正に13souls山内洋介の存在そのものが現代のレアグルーヴと言えよう。今、最も注目すべきアーティストの一人である事に間違いはない。 山内洋介 Facebookページ https://www.facebook.com/13souls-816172288405353/
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出演者紹介 (DJ, VJ, Organizer)
TOJO (afrontier) 90年代前半にDJとしてのキャリアをスタート。都内クラブ、カフェやライブハウスなどで活動後、2003年、トランペッターでありオーガナイザーでもあるオサダイサオ氏に見出され、Motion Blue yokohamaを拠点としたクラブジャズイベント『afrontier』に、JUN MORITA、Takeshitaと共に参加。『afrontier』のレジデントDJとして、国内外のアーティストと多数共演。Blue Note TOKYO関連イベント、来日アーティストのフロントアクトや数々のリリースパーティーに抜擢される。その他サルサやUKジャズダンス等のダンスイベントから、カフェやレストラン、ホテルのラウンジイベントまで、活動の場は多岐にわたる。また、ジャズミュージシャンやダンサーを相手にその場で選曲をするなど、セッションの経験もあり、アーティスト側からの信頼も厚い。近年はバレアリック・シーンとの交流もあり、シーンを代表する来日アーティストのサポートDJとして出演もしている。リイシュー・シリーズ【EXTRAVAGANZA!】から2016年5月にリリースされた『Randy Weston’s African Rythms / Niles Littlebig』のライナーノーツを担当。ジャズやエキゾチックな音を基調に、時空間を横断するクロスオーバーなDJスタイル。ドラマティックでストーリー性のある選曲を得意とする。 http://tojoafrontier.jugem.jp/
森田潤 (afrontier) DJ、モジュラー・シンセ奏者。ソロ・アルバムLʼARTE DEI RUMORI DI MORTE (SPF-004)ɸonon 2018年発売。ワールド・ミュージック、ジャズ、エレクトリック・サウンドなどに幅広くコミットし、クラブやホテルでプレイするほか海外にも遠征。クラブ・ジャズ系”afrontier”、ワールド・ミュージック系”Séduction Tropicale”、エクスペリメンタル系"WHOLE LOTTA SHAKIN’ GOIN’ ON”、ハウス系”Perfect Love Affair”等、多くのイベントにレギュラー参加。blackmadras名義で楽曲製作も行い、OMAGATOKIやVillage Musicからリミックス作品も発表。バンド形態のOmega f2;kは13年にポニーキャニオンよりデビュー曲をドロップ。DVD作品"THE DECLINE OF THE ORGY”を発表。また、レア・ヴァイナル復刻のマスタリング・エンジニアとしても評価され、ホセー・アントニオ・メンデス等の再発盤がベスト・セラーになっている。2018年には芥正彦企画/演出によるノイズ・オペラ「カスパー」に参加。
大塚広子 (DJ/音楽ライター/プロデューサー) ジャズをメインにDJ歴20年。アナログレコードにこだわった1960代以降のブラックミュージックの音源発掘から、現代ジャズ、クラブミュージックまで繋ぎ、ワン&オンリーな“JAZZのGROOVE”を呼び起こすDJ。徹底したレコードの音源追求と、繊細かつ大胆なプレイで全国的な現場の支持を得て、ニューヨーク、スペインの招聘、東京JAZZ、2度のFUJI ROCK FESTIVAL、Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN等出演。クラブシーンのみならず老舗ジャズ喫茶やジャズライヴハウスで、評論家やミュージシャンとのコラボレーションを積極的に行い、柔軟なセンスで音楽の楽しみ方を提示している。DJ活動の他、メディアでの執筆、選曲監修、伊勢丹新宿店をはじめ企業の音楽イベントプロデュース、自身のレーベルKey of LIfe+を主宰。現在生まれる音楽を審美眼を活かした切り口でまとめあげたコンピレーション(PIECE THE NEXTシリーズ)や、気鋭ミュージシャンを束ねたプロデュース・ユニット(RM jazz legacy)のディレクション、リリース活動なども行う。DeAGOSTINIジャズレコードコレクション(2016年創刊号及び、書店PR文)、朝日新聞(2017年7月「ジャズと私」コーナー)、読売新聞(2018年2月「くらし家庭記事」)などに掲載、執筆。ジャズ及び、アナログ・レコード普及におけるオピニオンリーダーとしても活躍。 http://djotsuka.com/
Takeshita (afrontier) 90年代後半から青山BLUEなどの都内クラブやカフェ・レストランetcを中心にイベント企画及びDJ活動に精力的に取り組み、2003年からはMotion Blue yokohamaにてジャズイベント『afrontier』のレジデントDJとして参加、活動範囲を全国区へと広げた。ラテンを中心とした新旧ワールドミュージックからジャズ、現行のダンスミュージックを現場によって使い分けている。Eddie Palmieri, Larry Harlow, Jorge Benjour, Joyceの来日公演サポートをはじめ、国内外のミュージシャン/DJとの共演歴も多く、第一ホテル東京ラウンジなど商業施設のBGM選曲なども手掛けてきた。 https://afrontier.com/
木村勝好 '90年代の終盤にキャリアをスタート。現在、青山ZERO、渋谷FAMILYといった都内のクラブフロアでプレイする他、ジャズクラブやホテルのラウンジ、レストランなど、あらゆる場所、シチュエーションに良質の音楽を届け、響かせている。ダンスミュージックの分野では、ASHREY BEEDLE、DJ KRUSH、菊地成孔他、国内外の名だたるDJやアーティストを、自身がレギュラーを務めるパーティー『in the mix』に招聘。そこでのフロントアクト・共演を経て吸収した幅広い感性は、まさに自らが提唱する「FREE FORM HOUSE MUSIC」そのものといえ、現在も変化を続けている。そのジャンルを横断しつつまとめあげる起伏と情感に富んだプレイスタイルを、是非とも体感してほしい。 http://mixcloud.com/masayoshikimura/
Kiki (Mucho Mucho Mambo!) サルサバンドに明け暮れた大学時代から、無類のラテンクラシックス好き。60-70年代のグルーヴィなラテンをベースに、現在進行形のサルサまで、ラテンの様々な味わいを表現すべく、音源捕獲&模索の日々を送る。都内及び横浜、大阪のクラブ、バー、ラウンジで活動中。ラテンを愛するすべてのダンサーに贈るパーティ「Mucho Mucho Mambo!」レジデントDJ。
TASUKE 1974年生まれ。ディレクター・アートディレクター。 主に映画・テレビ番組のオープニングタイトル映像のディレクションをメインワークとする。VJとしては2000年から、VJユニットNitro Movieのメンバーとして、キャリアをスタートする。2002年からtasuke名義で南青山のloopで行われていた「VORTECHS」のレギュラーVJをはじめ、代官山UNIT・Motion Blue Yokohaha・ageHaでプレイ、国内外の様々なアーティストと共演。2007年にはドイツのカッセルでDJピエールがオーガナイズするイベント、Tokyo NightにゲストVJとして出演。現在は2002年からオサダイサオがオーガナイズするジャズイベント、afrontierでレギュラーVJとして第1回から出演している。
isao osada (trumpet, producer) 80年代初頭からプロのトランペッターとして音楽活動を始める。93年にCLUB JAZZ UNIT『O.M.U』のファーストアルバムをリリース、欧州14ヶ国を始め米国にて発売される。以降インターナショナルジャズフェスティバルへの出演、ヨーロッパライブツアーを行う傍ら、ミスターチルドレンのツアーサポート、数多くのレコーディングにソロプレイヤーとしても作品を残すなど、ジャンルにとらわれることなく精力的に活動。2002年からは自身のバンド演奏を行っていた横浜赤レンガ倉庫のジャズクラブ「Motion Blue yokohama」にて『afrontier』のイべント・オーガナイザーとしても活動。2008年には同イベントのコンピレーションCD『isao osada presents "afrontier" 12 colours to 7 seas』をリリース。近年はホテルを全館使用した新たなイベントスタイルをプロデュースする等活動の幅を広げている。 公式サイト http://www.isaoosada.com/
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志娥慶香プロフィール
作曲家・ピアニスト。熊本県出身。アメリカ・バークリー音楽大学映画音楽作曲学科を首席卒業。自然界からインスパイアされる心象風景をテーマに創作・演奏する。柔軟な即興性を生かし、アート・舞踏・朗読・活弁などとのジャンルを越えたコラボレーションを国内外で行なう。また、映画・CMなどの音楽を多数手がけ、アーティストへの楽曲提供・サポートメンバーとしての活動も行っている。近年では、愛してやまないフィンランドにて、チャリティコンサートや日本フィンランド外交関係樹立100周年記念リサイタルなど開催して交流を深めている。
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《略歴》
アメリカのバークリー音楽大学で映画音楽作曲法を学び、ジョルジュ・ドルリュー賞を受賞し2008年に首席卒業。
2009年より熊本市の水保全をPRする「音楽創造水守」として活動し、作詞作曲・自主リリースした「みずのうた」はくまもと地下水財団CMなどに長年にわたり起用され、熊本県の水保全・啓発に貢献。
2009年にフラメンコ舞踊家・林田紗綾、新箏奏者・藤川いずみと結成した「TRINITY」は異文化融合のステージや、子供たちに新しいジャンルを体験できる学校公演などを繰り広げている。2017年にスペインにて公演。
2012年、映画「NOT LONG, AT NIGHT 夜はながくない」(玉井夕海/主演・遠山昇司監督、第25回東京国際映画祭 日本映画ある視点部門ノミネート)の音楽を担当。オリジナル・サウンドトラックCDリリース。
2013年、志娥慶香オリジナル作品を全曲収録した、新箏奏者・藤川いずみ&志娥慶香 CDアルバム 「サンクチュアリ」琳レコードよりCDリリース。
2015年、映画「マジックユートピア」(柳英里紗主演・遠山昇司×丹修一 監督、第49回ヒューストン国際映画祭 長編コンペティション部門審査員特別賞など受賞)の音楽を担当。
2015年、志娥慶香オリジナル作品 CD/デジタル配信「Piano Works Vol.1」自主リリース。
2016年よりフィンランドを毎年訪れ、チャリティコンサートを行うなど音楽やアートを通じた文化交流を深めている。フィンランド・エーミル・セーデルクロイツィ美術館主催で開催された国際美術展「REALISM OF MOVEMENT」ほか、テンペリアウキオ教会やタンペレオールド教会などでのソロリサイタルを開催。
2016年、短編映画「冬の蝶」(Una主演・遠山昇司監督、第33回テヘラン国際短編映画祭アジアコンペティション部門グランプリなど受賞)の音楽を担当。
2016年にピアニスト ・ジャズ作編曲家の杉本ゆみとユニットを結成し、異なるバックグラウンドを持つ2人の作曲家・ピアニストが綴るシリーズ「2つの手、4つの手によるピアノライブ」を埼玉県川越市を中心に開催している。
2017年、TVアニメ「宝石の国」(市川春子原作・京極尚彦監督)第8話エンディングテーマ「liquescimus」作詞作曲と弦楽編曲を担当。オリジナル・サウンドトラックCDリリース。
2018年、公益財団法人信友社より熊本県内の学術・文化・スポーツなどに優れた功績があった個人・団体を顕彰する第41回信友社賞を受賞。
2019年、日本・フィンランド外交関係樹立100周年にあたりフィンランド・エーミル・セーデルクロイツィ美術館主催で開催された国際美術展「Japonism Today」でのセレモニーでの演奏。また、熊本にて日本・フィンランド外交関係樹立100周年記念「志娥慶香ピアノリサイタル『北欧・フィンランドの風景〜冬と夏〜』」を開催。
2021年、フィンランドの新聞サタクンナンカンサに、YouTubeにアップしたオリジナル作品が取り上げられインタビュー記事が掲載。
2022年、第4回アジア・太平洋水サミット開催記念ソング「水と花と夢と」を制作サポート。
2022年〜2023年、公益財団法人宮崎県立芸術劇場が主催するプロジェクト「の、まど」in 椎葉村『しいば!おどりば!2022』『しいば!おどりば!2023』に招聘され、ダンサー・黒木裕太のワークショップで音楽を担当。
2023年、映画「あの子の夢を水に流して」(内田慈主演・遠山昇司監督/脚本、第12回バウネアーリオ・コンボリウー国際映画祭 最優秀監督賞と最優秀演技賞受賞など)の音楽を担当。
2024年、全国公開予定の映画「骨なし灯籠」(木庭撫子監督/脚本、ロサンゼルスフィルムアワード 最優秀初監督賞・最優秀予告編賞・俳優特別賞受賞など)の音楽を担当。オリジナル・サウンドトラックCDリリース。
2024年、公益財団法人宮崎県立芸術劇場が主催するプロジェクト「の、まど」in 高千穂『舞い、奏で、彩る高千穂』に招聘され、ダンサー・黒木裕太のワークショップで音楽を担当。舞台美術は造形作家・松下太紀。
より詳しい実績紹介についてはこちらをクリックしてご覧ください。
作曲や演奏のご依頼についてはこちらをクリックしてご覧ください。
ファンの皆さんからの声
ー 文章表現法に例えるなら、彼女の演奏から受ける印象は「筆圧」が異様に高い。とにかく力強い。自作の「木漏れ日」や「穀雨」を彼女が弾くと、その陽の光や雨が、地表にはじかれずに地中に激しく食い込む。 そういえば彼女が作ってくれた「マジックユートピア」の映画音楽も画面の表面を滑らかに流れる通常の映画音楽ではなく、画面の内部へ重く突き刺さってくる。曲の合間に、彼女が幼児期に海底の夢を見てうなされる話をしてくれた。そして終わり近く、童謡の「浜辺の歌」のアレンジを弾いてくれた時、不意に僕なりに志娥慶香の謎が解けたような気がして感動した。ふつう「浜辺の歌」を聞くと、のどかで美しい海の面が目に浮かぶものだが、彼女の「浜辺の歌」からは波の総体、海底までの圧倒的な水の総量のイメージが、僕に打ち寄せてきたのだ。僕らは幼児期にたぶん海底の夢は見ない。夢の中でもせいぜいキラキラ光る海の面にのほほんと慰めらていたはずだ。志娥慶香は宿命的に異能の音楽家だと思う。 ��� by 和田周(劇作家・俳優)
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TEDにて
エリック・ディシュマン:医療をメインフレームから取り外そう?
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
TEDMEDでエリック・ディシュマンが大胆な発言をし��す!
米国医療システムは、病院、医師、老人ホームなどからなる巨大中央システムによって縛られ、まるで、1959年頃のコンピューティングのような状態に陥っているのです。
先進国では、高齢化が進む今、全ての人が利用できる、より個人的であり、かつ周囲の機関とのつながりがしっかりしていて、介護など家庭を基盤とした医療管理に注目することが重要だと彼は力説します。
しかも、インテルが研究を支援しています。
電話のことを考えるとインテル社は、今日お見せする多くのことを、この10年間に約600の高齢者家庭で試してきました。アイルランドで300軒。ポートランドで300軒。そして、人の行動をどう測り、モニターしたら医学的に最も有意義か?という課題に取り組んできました。
前提として、本人の許可なく行うことは、プライバシーの侵害になり、基本的人権の侵害です。
電話のことを考えてみましょう。いろいろな使い道があります。正しい薬を正しいときに飲む助けになります。このようにシンプルなセンサネットワーク技術を家庭で試し、高齢者が、すでに使い慣れている電話が薬を飲む役に立つだろうと考えています。
しかし、現実は、監視されている気持ち悪さを感じるのでおすすめしません。
高齢者が、電話をとると服用すべき薬を教えてくれるメッセージが聞こえてきます。彼らは、単に友達と会話をしているふりをすればいいのです。キッチンのテーブルに置いてある年寄り、ひ弱とでも言いたげな薬入れに恥を感じなくていいのです。こんな密かなテクノロジーが薬を忘れずに正しく飲むという単純なことの役に立つのです。
こういうのを行動指標といいます。他にもいろいろあります。例えば、電話が鳴ったら答えるのに以前より時間がかかっているか?耳が遠くなったのか?それとも、体が不自由になったのだろうか?声が以前より小さいか?アルツハイマーや特にパーキンソン病の方の研究をしました。
時にパーキンソン病患者に聞かれる小声が、病気が臨床的に明らかになる5年から10年も前に最も早期の指標になるかもしれないことが分かってきました。ただ、こんなかすかな声の変化は、気付き難いため、患者自身や配偶者は極端に声が小さくなるまで気付きません。
しかし、現実は、監視されている気持ち悪さを感じるのでおすすめしません。
電話のセンサーはそんな声に注目しています。受話器を取ったとき、どれくらい手が震えていて震えの具合は、時とともにどのように変化しているか?以前より、ボタンを押すのに苦労しているか?不器用なためか?それとも、関節炎の始まりだろうか?頻繁に電話するか?以前より非社交的になっていないだろうか?傾向に注目するのです。
アメリカ以外では、かかりつけの医者に相談すれば良いので余計なお世話ですが・・・
社交性の減少は、将来の身体的健康の指標なのだろうか?何て画期的なアイデアでしょう。アメリカ以外では、このような全く新しい技術を利用して電話の向こう側のナースやドクターと会話できるかもしれない。実際にこんなことが、できる日がきたら 何て素晴らしいことでしょう。
前提として、本人の許可なく行うことは、プライバシーの侵害になり、基本的人権の侵害です。
医療改革法案は、もっぱら老化現象の実状を無視しています。また、私達が変えなければいけないのは、どうやって介護費を支払うかだけでなく、介護の革新的な提供方法が必要だということも推測できます。この問題は私達にかかっているのです。
メインフレームとは、医療機関にお金をかけて、みんなで行って共同使用するという概念は、1787年に始まりました。
これはウィーンにある初の一般病院です。ウィーンに第二の一般病院が建築されたのは、1850年頃で徹底的な医学カリキュラムを開発して、医学生に専門科目を教え始めました。また、ここで開発されたまさに人体を分割するという考え方や医療を別々の診療科や区画に分けるという構造が生まれました。
私たちの医療構造もそれに倣い、医学教育もその影響を受け、今日までこのメインフレーム思考が持続しています。
さて、私は、反病院思考なわけではありません。自分の病気に薬物治療を受けたり、様々な病院を受診したこともあります。しかし、私たちは高台にある病院をすごいと思いがちです。そうこれがメインフレーム医療なのです。
そして、たった30年前には、今、使っているような技術は考えられませんでした。以前は、この部屋の大きさほどあったメインフレームコンピューターが、今ではバッグやベルトにつけている携帯電話の中にあるのです。コンピューターという、以前は、専門家に管理されたシステムが、突然、皆さんが日々利用する個人的なシステムになったのです。
このようなメインフレームからパーソナルコンピューターへの転換を医療にも応用するべきです。メインフレーム思考の医療から個人中心型の医療に移り変わらなければ、ならないのです。
2021年の段階では、もっと進んでスーパーコンピューターがバッグやベルトにつけているスマートフォンの中にあります。
私達はこのような考え方にはまり過ぎています。インテルが、世界中の人に「医療と聞いてまず思いつくのは?」と聞くと、一般に最初の答えは「医師」です。二番目の答えは「病院」そして、三番目が「病気」。
私達の想像力は、医療や医療改革といえば、こういう所で起きるものだと型にはめられています。今、進行している医療改革や医療IT技術の議論について医療政策立案者に訊ねるとメインフレームにある電子病歴をどうやって医師に使わせるか?そればかりです。
メインフレームから家庭へと移行する方法など頭にありません。この問題の根源は、私達の医療の認識にあります(2020年の新型コロナウイルスのパンデミックで認識は変わっています)
今のシステムは反応的であり危機対応型です。診療時間は15分。医療は、全人口レベルでとらえていて、この人工的な環境の中で生体情報を集め、そして、患者をさっと治して家に返します。冊子を渡したりネットのサイトを教えたりして、指示を守りメインフレーム(医療施設)に戻ってこないよう期待します。
皆さん。こんな方法ではもうやっていけません。メインフレーム医療では無保険者まで治療はできません。それでも何倍にも膨れ上がる高齢化の波を処理しようとしています。これまで通りの医療方式は破産です。何か新しい対策が必要です。家庭に注目しなければなりません。
しかし、2020年の新型コロナウイルスのパンデミックで破綻しました。
医療を家庭に移動させる個人的な医療対策に焦点を当てることが必要です。先取りした予防的な対応をどうすればよいでしょう。どうやって、休みなく生体情報などを測定するか?どうやって患者特有の標準値を得るのか?家の中や周辺における生体情報に限らない行動、心理についての情報をどうやって収集すればよいのか?
どのように治療の指示を守らせることで私たちの行動を変容させるための素晴らしい技術を使った個人向けカスタム治療計画となるのでしょう。これこそが個人向け医療モデルに対して必要なことです。
なお、ビックデータは教育や医療に限定してなら、多少は有効かもしれません。それ以外は、日本の場合、プライバシーの侵害です。
通信の秘匿性とプライバシーの侵害対策として、匿名化処理の強化と強力な暗号化は絶対必要です!
2014年の頃に、話題だったウェアラブル端末による健康管理などのアプリケーションは、この頃からコンセプトが始まっていることが非常に良くわかります。
現在では、2015年にAppleWatchも発売されているので、心拍計も記録できるようになっています。腕時計型ウェアラブルコンピューターでスマートウォッチとも言われる。
Apple Watchの搭載チップは、振動にもつように完全に樹脂でコーティングされてるために、コンピュータシステム全体を一つのチップに組み込んでるそうです。
多くの場合。2種類の介入が可能です。
骨折の治療と処方を調整することです。私は、定性的データを研究対象としていますが、本人の許可済が前提ですが、家庭から送られてきたデータを見れば、どこかの医者が知らないうちに新しい薬を処方した日にちを推定することができます。家庭内での移動パターンに明らかな変化が見られるからです。
このような行動指標や行動の変化についての発見は、医療に非常に重要な影響をもたらす。顕微鏡の発見のようなものなのです。データストリーム収集という初めての試みが可能にしたことです。
ORCATech.orgのサイトを見てみてください。シャチ(orca)とは無関係です。オレゴン老化医療センターです。そこにもっと詳しいことが載っています。インテルは、今でも世界有数の自立生活支援技術に関する研究のスポンサーです。
多くの���金提供を自慢しているのではなく、問題なのは、他の人達が老化に無関心で新しい対処法、慢性疾患管理、自宅での自立生活に関する研究への援助が極端に少ないということです。
自立生活支援技術に関して、実施するために大規模の高速ネットのつながった高齢者家庭に対して、漏れのない医学的分析や研究を開始するための基盤を提供し、大学がスポンサーとなって進めてきた家庭での事例紹介的調査を大規模な臨床実験に発展させ、これらの技術の重要性を証明する必要があります。
日本では生物学や先端医療、iPS細胞などの再生医療以外は現状維持の方がいいかもしれません。
日本には、国民皆保険があります。
クラウドコンピューティングが、主流になっている現在では、医学に関しては、基本的人権も尊重しないといけないため、緩やかに成長させれば問題ありません。
将来には、フォトニックプロセッサーや量子コンピューターが登場する可能性もあるので急ぐ必要はありません。
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
なお、ビックデータは教育や医療に限定してなら、多少は有効かもしれません。それ以外は、日本の場合、プライバシーの侵害です。
通信の秘匿性とプライバシーの侵害対策として、匿名化処理の強化と強力な暗号化は絶対必要です!
さらに、オープンデータは、特定のデータが、一切の著作権、特許などの制御メカニズムの制限なしで、全ての人が
望むように再利用・再配布できるような形で、商用・非商用問わず、二次利用の形で入手できるべきであるというもの。
主な種類では、地図、遺伝子、さまざまな化合物、数学の数式や自然科学の数式、医療のデータやバイオテクノロジー
サイエンスや生物などのテキスト以外の素材が考えられます。
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
<おすすめサイト>
量子コンピューターの基本素子である超電導磁束量子ビットについて2019
ついに、Appleシリコン搭載か?
ヒラリー・コッタム:機能不全の社会福祉システム制度を立て直すには?
ジュラルディン・ハミルトン:「臓器SoCチップ」がもたらす未来!
フレデリック・バラガデ:マイクロチップの上のバイオ研究所ラボ
データ配当金の概念から閃いた個人的なアイデア2019
ダニエル・クラフト: 医学の未来ですか?アプリがありますよ!
エリク・トポル:無線通信(Wi-Fi)を使うこれからの医療
ルシアン・エンゲラン:クラウドソーシングによる健康管理
キャシー・オニール: ビッグデータを盲信する時代に終止符を!
<個人的なアイデア>
アメリカのノーベル賞受賞経済学者ミルトン・フリードマン、元FRB議長であったベンバーナンキの書籍「大恐慌論」も言うように、金融危機2008、コロナショック2020などの急落に直面する対策として、ゼロ金利、マイナス金利、金融政策が出尽くした後に、よく登場する最速実行再分配政策が、個人への緊急的な現金給付!!!
各国によってスピードは異なるが、政策閣議決定後、人間の限界を遥かに超えるスピード。1秒以内で現金到着が理想。各国競争してみれば、今後の恒久対策として中央銀行のデジタル通貨なども考慮しつつ、新産業が産まれプラスサムになるかもしれません。
MMT(Modern Monetary Theory)によると、現状の貨幣での現実的なアイデアとして、社会保障に還元される日本の消費税は現状維持しつつ、現金給付額にも消費税がかかるので現金給付額を上げて、毎月給付にすると消費税率と社会保障費下支えとが均衡状態になる?と同時に、実体経済の経済成長率「g」の下支えにも寄与する?
これらの総量が、急激な不況時の資本収益率「r」以上なら、もしかして?回復して正常な経済環境に戻る期間も短縮できるかもしれません。
スペイン風邪から国民皆保険を構築した岸総理(他には、国民皆年金、最低賃金法もあります)現政権の安倍総理、母方の祖父を見習いコロナウイルスから、毎月の国民皆給付を構築すれば歴史に残る業績になるし、継承する権利もある!
現政権の安倍総理、麻生副総理。この二人でしかできない天命を果たせ!アベノミクスの最終地点がコレだ!この絶妙のタイミング!
天命と言わずにはいられない!
感染症との戦いは、人類の宿敵とも言っていい未知のウイルスとの戦争です!
今までは、パンデミック時の対策としてデータのないスペイン風邪の書物や言葉を参考にしていたが、インターネットの発展やCPU、GPUがムーアの法則によりスーパーコンピューターの領域に現代は突入している。
情報技術が発展し、スマートフォンとして手のひらサイズに収まり、ウイルスを感染予防するための距離を広げながらも、データとして全世界と光速で共有できるため、そのスピードとウイルス伝播のスピードと伍している?
局面ごとに対策を適性に行えば伝播速度を上回りコントロールできる感じもある!ラリーブリリアントが構築したシステムの功績もあります。
量子コンピューターも量子超越性を達成してることもプラスです。
ジョンズ・ホプキンス大学のシステム科学工学センター(The Center for Systems Science and Engineering:CSSE)感染者ダッシュボード
新型コロナウイルスの場合、新規感染者数が、2倍になる日数が10日以上になれば、R0(アールナート)が1以下に減衰してピークアウト状態になると理解できる。
日本の場合、PCR検査の結果が判明する14日後より短いから、検査結果日数を10日以下にできれば、ヤキモキせずスピード感ある判断が可能になりそうだ。
つまり、未知のウイルス。アウトブレイク発生確認後の緊急事態宣言発動は、クラスターが発生しやすいチェーン店などの大規模な場所から早期閉鎖が原則とデータから判明した!
日本の場合、アウトブレイク発生確認後から緊急事態宣言発動までの余裕日数は、新規感染者数が、2倍になる日数です。例えば、5日で2倍なら、5日以内で初動初速最大化発動しないと危険ということ!
R0が2.5付近では、発動日から10日でピークアウトが最速値。7、8割の人の外出制限要請StayHome(元々、人がいない地域での7、8割削減は意味ないし不可能だから政令指定都市だけにすること)ソーシャルディスタンス。などの初動初速最大化すれば、収束までさらに10日で計算上は20日で解除可能領域に近づける目安となります。
生産管理手法のクリテカルチェーンもリアルタイムの感じた感覚で考慮すると余裕バッファーをもう10日で、ひと月。えっ。ここまで自分で書いてよく見ると現実の数値にかなり符号する。
休業要請解除を10段階くらいに分けて地域ごとに段階的に基準を決めて行う。
日本の場合。緊急事態宣言、休業要請は現金給付や保証とセットで最速実行が原則。
日本の場合、透明性を持たせて休業要請解除の基準を決め、きめ細かく設定しないと現在の都知事とか権力者の気分で権力濫用されたり選挙に悪用される危険性がある。
今後の医療崩壊回避のため、医者を含めた疾病や保健所などの医療従事者を単純に現在の倍に育てて増員したら余裕バッファーが半分くらいになりそうな直観が出た。
今後は、休業要請解除!スペイン風邪同様第二波三波、第四第五の小波に備え、国からの現金給付支給をもう数度実行してもいい。Rtが1以下になり次第、休業要請解除!の後に、緊急事態宣言を機動的に解除。
この局面でもっとも効果的なソーシャルディスタンス領域をかんたんに実行。かんたんに実現できる小規模な所から。
時間軸のあるR0をRtとした都道府県別。新型コロナウイルスリアルタイムデータ
クラスター発生地点の見守りを継続する。再びアウトブレイクになり次第。最速で緊急事態宣言を再び発動して、1年かけて5、6回繰り返し、新規感染者数をピークアウトさせて分散、減少させていく!
何度も言うが、スペイン風邪同様第二波三波、第四第五の小波に備えるため!
小池百合子都知事という悪徳政治家は即刻辞職して、後世の女性への権力に固執しない手本を示し、的確に新型コロナウイルス対策できる人間に変われ!以下の指摘3つを真摯に受け止めて瞬時に改善しろ!(全世界に拡散希望)
1)休業要請緩和の各ステップの目安日数(1週間の平均感染者数:20人未満、感染経路の追えない感染者の割合:1週間平均が50%未満、1週間単位の感染者の増加比:1以下)をごまかして各段階を具体的数値で表現しない。クソロードマップだ!!今回の都知事選挙のために政治悪用してるのは明白!!的確に新型コロナウイルスに対策できる人間に変われ!
2)再要請の目安(1日の感染者数:50人、感染経路の追えない感染者の割合:1週間平均が50%以上、1週間単位の感染者の増加比:2以上)も隠すように表示してるクソロードマップだ!今回の都知事選挙のため政治悪用してるの明白!!的確に新型コロナウイルスに対策できる人間に変われ!
3)2週間単位じゃなく1日単位にしないと一つずつ緩和のステップを進めていく意味がないクソロードマップだ!!今回の都知事選挙のために日数伸ばすために政治悪用してるのは明白!!的確に新型コロナウイルスに対策できる人間に変われ!
具体的には、2020年5月中旬に、緊急事態宣言を1日単位でスピード解除(現都知事は、説明責任をせず気分で言葉を変えて言葉で惑わし政治悪用するので、数値を基準にした休業要請を1日単位でスピード解除)を早期に行う。
こうすることで、マクロ経済的にもバランスを維持していく。
前提として、直近1週間10万人あたり新規感染者0.5人位?(わかりやすく言うと、1400万人いる東京都は7 日間で、70 人位。一日7人位)で緊急事態宣言解除。
他には、神奈川県は46人位一日6人位。埼玉県は37人位一日5人位。千葉県は31人位一日4人位。とざっくりとした目安になります。
以降は、30日間経過観察し2回目に備える。オーバーシュートし始めたら2回目の緊急事態宣言を再び発動(現金給付とセット:一回目の延長の分も含めて一律20万円)し、1回目と同じように繰り返し、50日でスピード解除。つまり、最速80日周期で1年かけて4、5回繰り返し、新規感染者数をピークアウトさせて分散、減少させていく!
データから判明した6割程度の人の接触制限(元々、人がいない地域での削減は意味ないし不可能)で増加しないフラットな均衡状態を維持できる。
しかし、わかりやすく言えば、10人を4人にし続けたら商売にならないのは明らか。これでは、マクロ経済活動を維持できないため、その減少分を法人は、巨額な内部留保があれば、それを金融工学で資金繰りを下支えしつつ
国民皆給付で一律毎月10万円の庶民生活を下支えし続ける!(ボーナスも危ういので多少なりとも毎月気持ち分補助してもらう)これがベスト。
新規感染者を数人位の緊急事態宣言解除直後の低水準で均衡させつづければ、6割程度の人の接触制限してマクロ経済を維持できそうな感じは現時点ではする。
7月になり、小池百合子は公約も実現して��いのに再選した稀代の悪女!自ら辞めて責任もとらない。昨年は、モンテスキューの「法の精神」も言う権力分立の原則を無視して国政と都知事を兼務しようとする悪い女性の見本と判明(全世界に拡散希望)
新規感染者も四月の水準に数の上では迫っている!
しかし、検査数と新規感染者の割合を見ると七月の水準では四月ほどではなく、さらに、退院者数を引いて見る。医療提供キャパシティ数が不明で数値を出して欲しいが、これらを考慮すると•••
再びの緊急事態宣言は、新規感染者が現状4桁到達。人口規模が大きい東京都が1000人以上なら実行する価値はある!現金給付とセットで!(検査数、医療提供キャパシティ数が増えれば2000、3000でも耐えられるかも?これはまだ未知の領域)
7月の重傷者数も4月の水準ではないので、4月の水準に近づき次第。再びの緊急事態宣言で良いのではないか?そんな感じもします。
海外の結果は、アメリカ、ヨーロッパは速めにロックダウンした(日本は緩いロックダウン)
スウェーデンは独自の社会実験でパンデミック中に行政府がほとんど行動制限を加えず、通常の生活を続けるとどんなことになるか?結果は変わらない。
自ら感染を広げただけで、経済的に何の得にもなっていないらしい。人口100万人当たりの死者数が世界的にも高い水準になってしまった。重症者増加悪化する。ロックダウンが経済悪化の原因ではないこと。すべての原因はウイルスそのものの伝播力と判明。
日本は湿気の多い夏の時期でも、この伝播力の怖さが明らかになる。実効再生産数1.5から2くらい。
歴史の経験が実証されデータが得られワクチンや治療薬が重要という昔のパンデミック時の教訓が正しいことが世界中で再認識された。
PCR検査などを抽出から全数に変えても統計上はあまり変わらない。前提として、数値の量や正確さにこだわらず測れるのが統計。量子力学に多用されてる。統計には、全数と抽出がある。
むやみに、感染者を排除しても基本的人権を侵害するだけで感染者差別を産む可能性もある(マスクの有無で既に差別的になってる)
ハンセン病患者の強制隔離政策。第二次大戦の教訓が無視され弱者に対して権力濫用に繋がり、日本では、権力者を縛る憲法により結論を示し、ついに決着した。非常に重い最高裁判所の判例や現実が大きくあり、パンデミックの最中には、混乱するだけで導入は難しい。
現に、検査数が日々変動してるため、新規感染者数が過去の数値と単純比較できずに陽性率で比較するプロセスも必要となるから、この時間差や感染者集計の時間差を権力者に言葉巧みに悪用されてる。
つまり、この元凶の権力者とは現在2020年の再選した政界風見鶏と言われる都知事小池百合子!過去には、行政府、警察に拡大解釈され強欲マスメディアがあおり第二次大戦に至りました。
未知のウイルスは、医療従事者や専門家も素人同然に成り下がるのは、東日本大震災2011の地震学者(こちらは理論破綻)で証明されてる。
にもかかわらず、今回、新型コロナウイルス2020でも、プライド、特権意識が邪魔をして、アマチュアの意見も引用して受け入れないため、未知のウイルスの伝播力で後手に回る。
現場で経験したアマチュアを含めて知見が集まるまでの人の手でデータにするまでの時間は、 CPU、GPU、量子コンピューター、インターネットで情報を光速で共有できるメリットを最大化できなくなると判明���した!
理論も大事だが現場経験が先!まぁ、カントも言ってることだから専門家、教授レベルなら熟知してると思うけど、知らないのかな?
日本の場合、ウイルス感染力低減対策のひとつ。緊急事態宣言後、最速で、高速道路、鉄道の法人であるJR、私鉄が協力体制をとって、都道府県内で折り返し運転をして他県に移動しづらくする方法。
それか、違う効果的なアイデアがあればいい?たしか、東日本大震災の時も実行してたような?
サブスクシェア経済は、具体的に言うとウイルスをベタベタな手で撒き散らすような強欲不潔感なイメージ。
食品扱うなら公衆衛生は最高レベルで!
公衆衛生の義務を厳格徹底し、感染症に欲のスキを突かれるため、強欲不潔な法人を規制して、事業停止を保健所は機動的に強制執行できるように法律を改正。
デフレスパイラルも危険なので、最低賃金以上を義務化、公衆衛生の義務を厳格徹底することで、抑止力をサブスクシェア経済に与えること!
さらに、人間を追跡する人工知能のストーカーアルゴリズムのみを今後禁止にして、ベンチャー企業がサブスクを開発したら高額罰金を与えるのはどうだろうか?
すでにある企業にも、悪用予防で高額罰金をかけていく。個人情報保護法に追加。GAFAは、指摘を受け止めて改善するが、それ以外の中小規模がより危険。
Uberなどは、その一つです。ドン・タプスコットが「ブロックチェーンレボリューション」の中で、UberやAirbnbやTaskRabbitやLyftといった。共有経済について話題にしています。対等な個人がいっしょに富を生み出し、共有するというのは。とても強力なアイデアです。
でも、私に言わせるとそういった企業は本当に共有をしてはいません!!実際、これらの企業が成功しているのは、まさに共有しないことによってなのです。さらに、高インフレの国でないとデフレスパイラルが起きてしまい、次第に賃金が上昇しなくなります。
現在の唯一の解決法は富の再分配でデファクトスタンダードをとっているプラットフォーマー企業に課税して広く配分するということです。ここが重要!!と言っています。
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
キャシーオニールによると・・・
思考実験をしてみましょう。私は、思考実験が好きなので、人種を完全に隔離した社会システムがあるとします。どの街でも、どの地域でも、人種は隔離され、犯罪を見つけるために警察を送り込むのは、マイノリティーが住む地域だけです。すると、逮捕者のデータは、かなり偏ったものになるでしょう。
さらに、データサイエンティストを探してきて、報酬を払い、次の犯罪が起こる場所を予測させたらどうなるでしょう?
あら不思議。マイノリティーの地域になります。あるいは、次に犯罪を犯しそうな人を予測させたら?あらら不思議ですね。マイノリティーでしょう。データサイエンティストは、モデルの素晴らしさと正確さを自慢するでしょうし、確かにその通りでしょう。
さて、現実は、そこまで極端ではありませんが、実際に、多くの市や町で深刻な人種差別があり、警察の活動や司法制度のデータが偏っているという証拠が揃っています。実際に、ホットスポットと呼ばれる犯罪多発地域を予測しています。さらには、個々、人の犯罪傾向を実際に予測しています。
ここでおかしな現象が生じています。どうなっているのでしょう?これは「データ・ロンダリング」です。このプロセスを通して、技術者がブラックボックスのようなアルゴリズムの内部に醜い現実を隠し「客観的」とか「能力主義」と称しているんです。秘密にされている重要で破壊的なアルゴリズムを私はこんな名前で呼んでいます「大量破壊数学」です。
民間企業が、私的なアルゴリズムを私的な目的で作っているんです。そのため、影響力を持つアルゴリズムは私的な権力です。
解決策は、データ完全性チェックです。データ完全性チェックとは、ファクト(事実)を直視するという意味になるでしょう。データのファクトチェックです!
これをアルゴリズム監査と呼んでいます。
人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
未知のウイルス。新型コロナウイルスでは、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
しかし、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
さらに、2020年5月21日。ついにリリースしました。AppleとGoogleが、協調してプライバシーに配慮し高いセキュリティの、APIを提供してます(中国のアプリは危険なため)
以下は、iOS、Androidアプリの作成に当たってライセンス上、守るべきガイドラインです。
第一に、アプリは公衆衛生当局が自ら作るか、外部機関に依頼して作らせたものでなければならず、しかも「COVID-19対応」以外の目的では利用することができないライセンスになっている。できるだけ多くの人が、同じアプリを使用し分断が起きないようにAPIの利用は1カ国1アプリのみ。
第二に、Exposure Notification API(濃厚接触通知API)の利用の前に、ユーザーの同意を得る必要がある。
第三に、利用者のCOVID-19感染が確認された場合、結果を共有する前に、必ず利用者の同意を得る必要がある。(同意を得ると当局が利用者のデバイスにひも付いた「Diagnosys Key : 診断鍵」に対して「陽性」の情報を登録する。二段階でキー生成がなされます。)
第四に、アプリは、利用者のスマートフォンから可能な限り最小限の情報しか獲得してはならず、 その利用はCOVID-19対策に限られる。ターゲティング広告を含め、それ以外のあらゆる個人情報の利用は禁じる。
第五に、アプリは、スマートフォンの位置情報獲得を求めてはならない。
などの個人を特定しにくくする工夫が加えられている新型コロナウイルス「濃厚接触通知」のプライバシー強化がほどこされています。
具体的に、AirDropやApplePayの仕組みを応用し、通信方法はBluetooth経由で、暗号化された毎日ランダムに15分単位で生成されるお互いのキー情報のみを相互接続します。
ApplePayの仕組みについて(当店サイトからも曲購入にて対応しております)
GPS情報、ユーザーの氏名や性別、年齢も原則取得しない
ユーザー同意のもと感染報告者の「キー(その1)」は、政府か保健機関が提供するアプリを通じてサーバーへ送られる。
続いて、API対応アプリは、定期的に全国から報告される「キー(その1)」をダウンロードする。そして、端末上で、誰かと会ったときの「キー(その2)」とマッチするかどうか判定し濃厚接触の可能性を判定する仕組み。
日本では、行政府の厚生労働省チームが進めるアプリ開発で同APIを利用します。このAPIは、常にAppleとGoogleが改善して全世界同時アップグレードされます。
1、2ヶ月程度で、1000万ダウンロード達成は、他のアプリと比べても平均くらいの普及率です。いや、でも、速い方かな?
メルカリなども1年くらいは必要としていたし、Lineもこのくらいだったかな?1000万ダウンロードでモンスターアプリと言われる世界。
その他のSNS、Twitter、FaceBookなどは、2000万前後のダウンロード数を誇っているアプリはほんの数%。cocoaも数ヶ月で達成しています。
一般的に言うQRコード決済になるd払い、Paypay、auPay、メルペイ、LinePayやクレジットカードの経験から、国内決済は、情報が独占禁止法の優越的地位の乱用に抵触。
QRコード決済は情報漏洩。セキュリティが高くない傾向がある。
さらに、マスメディアに横流しされ、広告に悪用される危険性を考慮ください!
安売りのかこつけ表現はデフレスパイラルになり、貨幣への融資以外は危険です。
Appleはこれらの対策として提案した内容がこれ。
データミニマイゼーション!
取得する情報・できる情報を最小化する。データが取れなければ、守る必要も漏れる可能性もない!
オンデバイスでのインテリジェンス!
スマートフォンなど機器のなかで処理を完結させることでプライバシーにかかわる部分を端末内に留める。
クラウドにアップロードして、照会プロセスを最小化することで、漏洩や不適切な保存の可能性を排除する!
高い透明性とコントロール!
どんなデータを集め、送っているのか、どう使うのかを明示し、ユーザーが理解したうえで自身で選んだり変更できるようにする!
セキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守るセキュリティプロテクション!機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守る
202012のApp Storeプライバシー情報セクションは、3つ目「透明性とコントロール」の取り組み。
位置情報などは自己申告だが、アップルとユーザーを欺いて不適切な利用をしていることが分かればガイドラインと契約違反になり、App Storeからの削除や開発者登録の抹消もありえます。
このプライバシー情報の開示は12月8日から、iOS、iPadOS、macOS、tvOSなどOSを問わず、新アプリの審査時または更新時に提出が求められるようになっています。
2020年の4月と7月の違いは、新型コロナウイルスの場合、空気感染ではなく、飛沫感染という性質を考慮すると•••原則は、常にマスク着用、ソーシャルディスタンス。
検査数の量と陽性率でも見ると、東京都は、陽性率2、3%、200人前後で重症者数もバランスよく維持すれば、新型コロナウイルスを最小限に抑えつつ経済を持続できそうだ。
最新の研究によると、不織布のサージカルマスクなどは、感染予防にならないが、他人への拡散を抑える効果、ウイルス摂取量を抑える効果があるから、周囲の人たちが7、8割以上が行えば、実効再生産数を低下させ集団免疫に近い低減効果が得られるかもしれない。
ワクチンと同じくらいの防御効果がありそうだ。安全性の高いワクチンができるまでの実行再生産数を、1 より少なくする時間稼ぎに有効ということだけしかない。油断は禁物です!
吐く息の場合。不織布マスクは80%カット。布製マスクは70%カット。フェイスシールドは20%カット。マウスシールドは10%カット。
吸う息の場合。不織布マスクは70%カット。布製マスクは40%カット。フェイスシールドは効果なし。マウスシールドは効果なし。
続いて、日本国憲法尊守を前提で!
新型コロナウイルス2020に対応したFRBの金融政策と財政政策に異次元な変化が生じてる?
マネーストックとは「金融部門から経済全体に供給されている通貨の総量」のこと。
具体的には、金融機関・中央政府を除いた法人、個人などが保有する通貨(現金通貨や預金など)の残高を集計したもの。
日本銀行のベースマネーをコントロールするゼロ金利、量的緩和とは別枠で、ベースマネーからマネーストックへの橋渡しをする機関が弱いのでボトルネックになっていた。
ここで新型コロナウイルス2020が起きた!
将来の設備投資である個人デジタル貨幣型ベーシックインカム活用も含めて•••
アメリカのノーベル賞受賞経済学者ミルトン・フリードマン、元FRB議長であったベンバーナンキの書籍「大恐慌論」も言うように、金融危機2008、コロナショック2020などの急落に直面する対策として、ゼロ金利、マイナス金利、金融政策が出尽くした後に、よく登場する最速実行再分配政策が、個人への緊急的な現金給付!!!
各国によってスピードは異なるが、政策閣議決定後、人間の限界を遥かに超えるスピード。1秒以内で現金到着が理想。各国競争してみれば、今後の恒久対策として中央銀行のデジタル通貨なども考慮しつつ、新産業が産まれプラスサムになるかもしれません。
MMT(Modern Monetary Theory)によると、現状の貨幣での現実的なアイデアとして、社会保障に還元される日本の消費税は現状維持しつつ、現金給付額にも消費税がかかるので現金給付額を上げて、毎月給付にすると消費税率と社会保障費下支えとが均衡状態になる?と同時に、実体経済の経済成長率「g」の下支えにも寄与する?
これらの総量が、急激な不況時の資本収益率「r」以上なら、もしかして?回復して正常な経済環境に戻る期間も短縮できるかもしれません。
世界的な流れから各国政府経由で手厚い給付金を全国民に支給することになる。
日本も世界同時で協調し、国民皆給付を行うがスピードが世界に比べて同水準になってないことが判明した!そのうち改善するでしょう。
スペイン風邪から国民皆保険を構築した岸総理(他には、国民皆年金、最低賃金法もあります)安倍政権時代の安倍さんは、母方の祖父を見習いコロナウイルスから、毎月の国民皆給付を構築すれば歴史に残る業績になるし、継承する権利もある!
安倍政権時代の安倍さん、麻生さん。この二人でしかできない天命を見事果たした!アベノミクスの最終地点がコレだ!
この絶妙のタイミングで緊急的に構築した!天命と言わずにはいられない!
国民皆給付は達成したが、世界的な流れである毎月の国民皆給付には到達していない!
次善のアイデアとしては、三ヶ月に一回給付金。つまり、春夏秋冬に一回ずつ給付金も検討する価値はあります。
誰が発展させて引き継ぐのか?本人自身が行うのか?今後の継承を期待します。引き継いだ人間は、確実に人類の転換点に成し遂げた歴史に残る業績として記録されることでしょう。
将来は、官庁から量子暗号運用へ移行するための期間の長いデジタル化を始めてするも良し、庶民が行政手続きする際の申請だけにするなら資するかも?
金融機関への紐付け解除プロセスは現状維持として、まだアナログで十分!
前提条件として、基礎技術にリープフロッグは存在しません。応用分野のみです!
金融機関への紐付け?義務化は憲法違反。許可選択制にしろ!紐付け解除もできるようにしないと基本的人権侵害。
歴史の浅いコンピューターは、人間ではないし基本的人権は適用外だが、人類は違う!何千年もの構築した概念や法体系、歴史があり憎しみの連鎖も生じる。
中央値で一人年収600万円以上は給付金分年末に減税して、それ以下の年収は給付金支給にすればいい。日本国憲法尊守を前提で、こんなアイデアはどうだろうか?幸福がポイント。
ベーシックインカムは、現在の社会保障にプラスしていくことを前提条件として考慮しています!
もう一度。ベーシックインカムは、現在の社会保障にプラスしていくことを前提条件として考慮しています!
そして、テレワークの普及は諸刃の剣!
少ないから価値あるが誰もができると価値がなくなり、逆に一極集中加速する危険!アメリカ2020が、今そうだ!
GAFAなど。特にIT産業などは独占化しやすいから別枠で高税率にしてベーシックインカム用に再分配システム構築できないなら独占禁止法強化する世界的な流れになっている。
アメリカとは国土の大きさが違う!ので、マクロ経済学でいう小国開放経済の日本に、そのまま適用しても、新型コロナウイルスもあるし、現在の日本の普及率くらいが最善。これ以上は逆効果。
基本的人権という歯止めがないと薬が毒になる。
税の公平性はよく言われるが、時代が変わり、一極集中しやすく不公平が生じてるなら、産業別に税率を上昇させてバランスよくすればいい?
自由という概念を悪用するので簡単に言うと、自由権とは、18世紀のヨーロッパ市民革命、マグナカルタによってプロトコルを源にし言葉の定義を決めてから基本的人権の一つとして提唱されました。
憲法として日本にも導入されます!何でも自由に行うことではありません
これもその一つ。
「兵は詭道なり」戦いは、所詮騙し合いで、いろいろな謀りごとを凝らして、敵の目を欺き、状況いかんでは当初の作戦を変えることによって勝利を収めることができるものだ。
ということだが、誤解があって、憲法ある現代では、戦いの後に公開厳守が、法人も含めた権力者の原則です。
日本では、医療関係は、法律で個人情報の秘匿を義務化されてますが•••
国内法人大手NTTドコモは、本人の許可なく無断でスマートフォンの通信データを警察機関に横流しをしてる!
GAFAのように対策しない違法な法人?まさか、他にも?独占禁止法や法律を強化する?デフレスパイラル予防。このような国内大企業、中堅法人も危険。傲慢。
日本国憲法に違反しているので、アメリカのカリフォルニアやヨーロッパのGDPRのようにデータ削除の権利行使。
他に、再分配するデータ配当金を構築してからでないと基本的人権侵害になるため集団訴訟を国民は起こすべきだ。
税の公平性は、よく言われるが、時代が変わり一極集中しやすく不公平が生じてるなら産業別に税率を上昇させてバランスよくすればいい?
特に、IT産業などは、独占化しやすいから別枠で高税率にして、ベーシックインカム用に再分配システム構築できないなら独占禁止法強化。
自動的にディープフェイクをリアルタイムの別レイヤーで、防犯カメラの人物に重ね録画していくことで、写る本人の許諾が無いと外せないようなアルゴリズムを強力に防犯カメラの機能を追加していく。
防犯カメラのデータを所有者の意図しない所で警察機関他に無断悪用されない抑止力にもなります。
防犯カメラのデータを所有者の意図しない所で警察機関他に無断悪用されない抑止力にもなります。
防犯カメラのデータを所有者の意図しない所で警察機関他に無断悪用されない抑止力にもなります。
サミット警備時、死者数が微小なのにテロ対策と称し厳戒態勢!
経済活動を制限した時に、警視庁職権濫用してたが、死者数が甚大な新型コロナに予算増やした?
警察権力悪用!庶民弱者に圧力やめさせないの?オリンピック前にも圧力あったから予算削除しろ傲慢警察!
警察機関に個人データを保存するなら、至急データ配当金を創設して、毎月警察予算から配当金を庶民に給付する仕組みにしろ!
嫌なら、個人情報を削除する権利が庶民には、あるから行政府は行使できるようにしろ!予算削減がいいか!データ削除がいいか!
仕組みを創設しないなら、基本的人権の侵害で日本国憲法違反だ!
みんなで国と集団訴訟だ!誰かが起訴すれば歴史に残る偉業になる。
マイケルサンデルは、メリトクラシー(能力主義)の陳腐さを警告し、諌め(いさめ)ています!
マイケルサンデルは、メリトクラシー(能力主義)の陳腐さを警告し、諌め(いさめ)ています!
マイケルサンデルは、メリトクラシー(能力主義)の陳腐さを警告し、諌め(いさめ)ています!
金融ビックバン日本版と言う社会実験から20年位!規制緩和でどれだけの死者が出たのか?
世界中でも一定数あるが、自殺者の比率が日本に突出してるのは、金融ビックバン日本版の生贄となってる可能性大。民放テレビ局で煽ってたから当時の局関係者も共犯者。
例えば、戦国時代の能力主義は、相手を殺傷することが多ければ能力が最高クラス。現代は?法律で禁止されていて能力は最低クラスになります。陳腐ですね。
第二次世界大戦みたいに命は落とさないが、現代の金融IT世界大戦は、脳や心を人工知能も登場したことで善性の方向にデザインしないと、さらに無限に焼きつくされる!!危険性があります。これが本質です。だから、個人の最低収入保障強化、基本的人権の強化がより重大になっていく。
金融ビックバン日本版の生贄となった自殺者(精神障害、トラウマ、うつなど)に対しての国家の責任として、欧米の無名戦士の墓、日本の靖国神社みたいに自殺者を供養する神社を創設するアイデアはどうだろうか?
この後、デフレスパイラルが同時多発!そして、歴史が証明してる人権侵害も同時多発!憲法違反!
行政府は、既存産業となったIT産業を慎重に、裏付けのあるデータに基づいて公正に規制する方向が善性に沿う!逆は、愚かと判明!
人間の限界を超えた新産業に法のスピードが追いつかないから、極端な自由権や規制緩和と同じ効果なだけ!
過剰なデフレスパイラル競争になり、多様な賃金上昇環境が悪性になる。個人の最低収入保障強化、IT産業に特化した独占禁止法強化が必要と新型コロナウイルスで判明もした!
海外や国内IT企業などストーカーアルゴリズムを規制する現実的な法律案は、ストーカー規制法に付帯事項としてアルゴリズムやプログラムを追加する。
公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
そうすれば、現行法を維持して法の網にかけられるぞ!死者も出てるし、今からやれ!
新型コロナウイルスの死者は、2020年11月。2000人超えた!テロの死者数は何人?
国家予算が警察やテロ対策より新型コロナ対策の方が少ないんだけど。警察やテロ対策予算削減して、新型コロナ対策に今すぐ回せ!
自転車専用道路は無駄だから予算廃止して、パンデミック対策、新型コロナ対策に今すぐ回せ!
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
続いて
2020年後半くらいから様々な占いで出てきてた時代の変わり目。それが、西洋占星術で具体的に「風」の時代という形で出てきました。
私が、感じとってたインスピレーションは、たぶんこれかな?
兆しは、世界的な金融ビックバンの1970年代、IT革命のミレニアムの前から出ていたけど。
これは、これまでの約200年間。物質やリアリティの影響力優位「土」の属性の時代から、量子コンピューター、ビットやインターネットなどといった物質ではないものに影響力が増していく「風」の属性の時代に。
そして、本格的に軌道にのっていく属性は、今後200年程続くことになるのです(2020年12月22日から、2100年当たりをピークに少しずつ衰退していく2220年まで)
直前に!
Appleも何かを感じてたのか?Appleシリコン搭載Macの方は、「Mシリーズ」チップに移行してるし、符号してる。
Googleは、量子超越性を達成してきてるし、Facebookも脳波を読み取る機械の開発を発表してますし、符号してる。
イーロンマスクもブレイン・マシン・インターフェース(Brain-machine Interface : BMI)を具体的に発表。これも、符号してる。
以下から話がそれるが、読み飛ばし、読み進めるかして下さい。
ここから予想できることは、バリーシュワルツが言うように、労働の概念が変わり、地球に居ながら映画アバターのように!その惑星にある資源を使い。
月や火星、土星や衛星などに無人ロボット部品を送り、ゲームのように自宅にいながら共同作業しつつ仕事をすることで高額な賃金が手に入る可能性も高い。
火星や土星や衛星に関しては、有人宇宙船内を無重力工場にして惑星移動期間に3Dプリンター製造、組立を効率的に行うことが実現すれば良いが無人ならベスト。
光速で惑星間通信できるようになったとしても、火星や土星や衛星への通信は、地球からでもリアルタイムで遅延が起きるため、月面のみ、この可能性が開けます!
無重力でもあるため、洞窟に工場を建築して人間の暮らせる環境を作り出すこともできそうです。可能性は無限!この領域に限界はありません!国家や行政府の範囲外なので極端な自由もあります。命の保障はないけど!
このアイデアは、今後数十年、人間の限界を遥かに超える新産業なのでプラスサムになり、地球環境は汚染されず資源エネルギー問題も起こりません。
以上です。
通信料金をある程度下げることには賛成。さらに、中央銀行のデジタル通貨で光熱費料金もある程度、補助金という形で個人単位を補助し、実質的に料金を下げて欲しい。
電気やガス事業は、国防と密接で独占せざるを得ないから競争して、むやみにインフラ崩壊させるよりもデジタル通貨でベーシックインカム形式の光熱費補助にも特化して欲しい(合成の誤謬を最小限に抑えること前提)
毎月国民一律皆給付ベーシックインカムは最優先だが、財源がない場合に備えて、特化オプションをそろえて柔軟に機動的に実行できる環境も重要です(合成の誤謬を最小限に抑えること前提)
光熱費は毎月の消費なので貯金に回りづらいから庶民の生活下支えになる。しかし、競争しすぎてもデフレスパイラル競争になるから、光熱費領域は慎重に設計することが肝要。
内閣府の「マイナンバー制度の定義」は「マイナンバーは社会保障、税、災害対策の3分野で複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されます」
基本的人権侵害にあたるため、他分野へむやみに拡大するのは危険です。
よく思い違いをするのが、新しい時代には、経験もない新しい人が!と言うが、なおさら、経験や実力がないと新しい時代に対応できず、大事な何がが抜け落ちて混乱する矛盾!
消費税増税は、国民に現金の一律皆給付の施策しないからシステムが困窮する!
安定財源として消費税増税は否定しないが、データから明らかで、法人税は35%まで上げればいい。
所得税の上級に裕福税を新設して法人個人の超金持ち達から分配して穴埋めすればいい。
財政バランス度外視で、ニュージーランドは、2週間に一回10万円の国民一律給付金。カナダは、月40万円。日本もやれ!
根拠は、なぜ?ポンドからドルに基軸通貨が入れ替わったのか?
の問いの中に真実が隠されている!(当時は、固定相場制。現在は変動相場制なので前提条件として、変動相場制で人工知能時代の金融工学を駆使するも十数年もの長いデフレ状態で、ゼロ金利政策、量的緩和も出尽くし、マイナス金利も導入してからです)
その答えがそうだ!バランスも大事だが、歴史の転換期には、非線形になりやすいので万能とは限らない!
何度も言うが、会社法では法人は自力で有限責任ダメならたたむ。行政府は強制的に強欲な法人を鎮圧して厳しいけどあきらめて再出発してもらう資本主義そのための会社法。
だから、最後の砦の個人保障を手厚く最優先!
嫌なら日本領土以外で土地を確保。防衛して衣食住を自ら創造して!そこから自由にどうぞ。と言う話になるけど選択は自由だからお好きにどうぞ。これが国家システムの原則。
新型コロナウイルスの死者は、2021年1月。3000人超えた!テロの死者数は何人?
2021年4月に邪悪な悪意の兆しを感じとったので一応書いておきます。
日本のベーシックサービス定義を明確化してからだが、現行法の社会保障とした場合と定義します。
人工知能時代におけるベーシックサービスと労働市場の間を橋渡しする概念が、一律皆給付やベーシックインカムとプラスサムに現時点ではイメージしてます。決して、ゼロサムではない!
パンデミック時には、一度でも緊急事態宣言を発動したらスタビライザー的な低収入者への給付を倍額以上に増額して自動的に実施とする法律改正がベスト。
一律皆給付やベーシックインカムは、経済急落時の機動的な下支えにして、GDPギャップ解消速度をコントロールできる社会実験も必要
その副次的効果に相対的に消費税率をゼロorマイナスに持っていければベスト(法律改正は光速で急落する速度に対応できません)
スタグフレーションも予防できます!
これは、1970年以降、先進国で生産が停滞し、失業率が増大する停滞期にもかかわらず、物価は好況期に引続き高騰してしまう現象。
スタグフレーションの原因は、景気停滞期において軍事費を主として、消費的な財政支出が拡大していること。
次に、労働組合の圧力によって名目賃金が、マイルドではなく、急上昇を続けていること。
三つ目は、企業の管理価格が強化され、賃金コストの上昇が、価格上昇に比較的容易に転嫁されていること。
などにあるとされている。
本質的に法律で暴力装置をがんじがらめにしたテロリスト集団が警察機構!
この定義以外は、戦前の治安維持法の権力濫用やディストピアという過ちを繰り返す可能性大。
その証拠に、優先ワクチンを口実にして優越的地位をふりまき権力濫用してる警察関係者。
米国では2020から2021年。個人給付を実施して結果が出た!
日本では、現状は、数回の一律皆給付を行い足りないGDPギャップを解消が最善。
バイデン大統領は2021年、財務長官にイエレン就任した際の経済対策の一環
「世界が相互に結びついたことのもう一つの結果が30年に及ぶ法人税率の引き下げ競争だった」
というマクロ経済学の結果を明示した前提で各国の多年の法人税引き下げ競争を終わらせ、20カ国・地域(G20)で協力して共通の最低税率を設ける国際的な取り組み
法人税に世界的な「最低税率」を設定することで合意するよう調整していると言います。
実現が遠い世界的なデジタル課税よりも現行法の範囲での現実的な提案をしたかもしれない!
2018年くらいから、GAFAMなどに対して、再分配に関するベーシックインカムや国民皆給付金。中央銀行のデジタル貨幣。
新型コロナウイルスのパンデミックで日本ではクリーニング師を含めたエッセンシャルサービスの重要性が再認識される。
GAFAMなどが基盤にしているストーカーアルゴリズムが問題になる。
規制を強化する方向に進んでます。
これはひどい人権侵害の法律!法律改正して再修正かな。
緊急事態宣言の途中に「まん延防止等重点措置」が2021年2月に新設されました(都道府県単位の緊急事態宣言。知事が市町村単位で指定できる「まん延防止」)
建前の主旨は「緊急事態宣言に至る前や解除後の感染拡大を緩やかに抑える」ため。
「ワクチン開発後、提供までのウイルス変異抑制」の文章が抜けてる!から法律に追加しろ!
前提として、今回のみ。新型コロナウイルスの場合です。特徴的な「近距離接触感染」が飲酒店に最も多く生じたデータを根拠にして(他のウイルス性感染症は違います)
緊急事態宣言のように飲食店に対し、休業の命令や要請はできないが、営業時間短縮の命令や要請はできます(協力金給付と同時に要請→命令→過料の流れ)
緊急事態宣言の前段階で、弱者の異議申し立ての無い私権制限を伴う措置を講じることには批判があるが、命令に違反した事業者には20万円以下の過料(前科がつく刑事罰ではなく、前科がつかない行政罰)を科すことができる。
「ワクチン開発後、提供までのウイルス変異抑制」「悪質でない事業者の場合。数回程度の過料を解除後に減免返還する」の法律文章が抜けてる!から追加しろ!
現都知事小池百合子、行政府の悪用が目立つ2021年4月
私権制限を伴う措置なので財産権侵害、人権侵害の憲法違反だから、都道府県知事に集団訴訟すれば?
選挙とは別だが、コロナ禍に乗じる権力濫用防止のチェック機能を兼ねた民意を示せていいかもしれない。
緊急事態宣言は「ステージ4」相当が発動条件。
「まん延防止」は「ステージ3」相当で!実効再生産数2以上の急速な拡大期なら「ステージ2」でも発動。「実効再生産数2以上の急速な拡大」条件も書いてないから法律に追加しろ!
緊急事態宣言も「ワクチン開発後、提供までのウイルス変異抑制」「悪質でない事業者の場合。数回程度の過料を解除後に減免返還する」の法律文章を追加しろ!
弱者を警察と見廻り隊で権力悪用するくせに、現都知事小池百合子の「まん延防止」に乗じた権力濫用を通報する見廻り隊はないのかな?第四波は、大阪の後追いで悪用事例はでてるのに!
解除後に返還できないなら、過料相当を弱者も権力者に請求できるように法改正しろ!
なぜ?この権力濫用チェックの仕組みをワザと抜かしてる?
2021年4月。選挙前で再び悪用してるな!この局面女は!
新型コロナウイルスの死者は、2021年5月辺りで累計10000人超えた!まだ、自殺者よりは少ないが•••予算をこっちに回せ!
こっちの方が遥かに甚大なんだけど。ワクチン接種完了人数に応じて新規感染者数は減少するデータもある。
テロの死者数は何人?テロ対策は優先順位を極端に低く見直さないと。今でしょ!
参考までに、同じ期間中に癌の死者は約40万人います。心疾患の死者は約20万人です。
スペイン風邪の時には、第二波で変異した凶暴なウイルスにより荒れ狂い大量の死者をだした。ワクチンもない。
数字上で比較すると現在の第四波五波に相当。
商いする環境ですらなかったスペイン風邪の時代に比べれば、公衆衛生的には超優秀で、ワクチンもあるし、まだ軽い方!昔の商人が見てたらなんて言うかな?
現状維持でかろうじて商いできてるし、100年前に比べて、この程度で済んでいて幸せな方向に進んでいるなぁと見ています。
前回の100年前の第一次大戦時に同時に発生したパンデミック。第二次大戦のキッカケの要因?
大きな要因は軍隊の移動でウイルスが拡がる。
今回は、平時なら、オリンピアン(メダリスト含む)も善だが、パンデミックの緊急時。こんな特権クソに成り下がるし、発言や動き一つが、間接的に人命奪ってる。
スポーツ選手全員が危険な殺人者!よく競技できるな!出場を辞退もできたのにしない。
五輪終了後、全員戦犯。刑務所から再チャレンジだろ。
第二次大戦時、先人の教訓を無視し、オリンピアン(メダリスト含む)なのに権力に迎合する気骨がない低レベル人間?
昔は腹切。間接的な人殺しへの再発防止で、五輪終了後。
全員パンデミック裁判を創設。
法律にし罰則つき履歴公開。
戦犯刑務所も創設しろ!
物事をメリットやデメリットで二元論的な扱いをする人間をメリトクラシーとマイケルサンデルは陳腐さに警鐘を鳴らします。
スポーツの枠の外から出れば最低ランク。ミサイルや戦車、ウイルスを素手で止めた?してない。陳腐きわまりない。
枠の外では最低ランク!人としては最低ランク。さらに、倫理観も貧弱。
争う事しかせず、思い違いするから普通の人に圧力かけるし、場合によっては、特権乱用し、人として、最低な人間のレベルに成り下がる。
チャンピオンの日本語訳を深く考えれば言ってる概念が理解できるようになるから調べることをすすめます。
ごまかしてもキネオロジーテストで計測し暴露できる。
さらに言えば、イエルサレムのアイヒマン。ハンナアーレントなど。
第二次大戦期の戦争裁判と同じく、新型コロナウイルスの収束後は、この混乱に乗じて非道な発言する兆しを見せた人を戦犯として全部公開して予防。
感染症法にもパンデミック裁判を創設。法律にし罰則つき履歴公開。戦犯刑務所も創設。を明記して法整備することが最善。
26段階。A級戦犯からZ級戦犯まで!自衛隊や警察含め細かく整備すること。
今回は罰則なしで、自衛隊や警察内部の行動や言動も全部公開。テスト的にA級からZ級まで格付けだけしておいても、低賃金者の不満も解消できるかもしれない。
まとめて検証できるし、抑止につながる。
当てはまる人は、10年かけて権力の座から遠ざけるようにした方が今後の日本のためになる!
プロパガンダの本当の怖さは、現実とかいりし「えっ」こんな不自然なことがチェックもされず行政府で通って法律にされてしまうの?
でも、圧力怖いから言えない雰囲気だしなぁという不合理状態が一番危険。
イエルサレムのアイヒマン。
ハンナアーレントなども指摘。
パンデミック裁判なら、これら事後の混乱も回避できる。
こんなこと世界では当たり前。
これまで再分配と言っていたが、緊急時には、十分に考えた上での事前分配という先払い方法も制度設計に加えると柔軟性が上がるかもしれない。
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
東京都北区神谷のハイブリッドな直送ウェブサービス(Hybrid Synergy Service)高橋クリーニングFacebook版
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Collections of Hiroki Kikuta’s blog
1997年秋から1999年末まで携わった、 「クーデルカ」という仕事は、僕の人生の中で大きな意味を持つ。 嬉しかったこともあり、残念だったこともあり、しかし、制作に費やした二年間は、 無駄ではなかったと、今振り返って思う。 サクノス立ち上げに助力していただいた、元セガ副社長の���藤本敬三氏の思い出。 ロサンゼルスはウエストハリウッドでの夢のようなモーションキャプチャーセッション。 胸に浮かぶままに、語るべきことは尽きない。 ここでは、写真、設定資料、デザイン画を中心に、ゲーム制作のプロセスと、 その印象を綴っている。 クーデルカのための宣伝用イラストレーション/1998 岩原裕二 部分 このサイトは、1999年12月にプレイステーション向けホラーRPGとして発売されたゲーム「クーデルカ」のディレクター菊田裕樹が、制作資料の掲載や作品解説を目的として運営するものです。ゲームをプレイしてくれたユーザーが、より深くクーデルカの世界とその魅力に親しんでもらうために、僅かなりと助けになれれば幸いです。 --- 「クーデルカ」のモーションキャプチャーは、1999年1月、ロサンゼルスはサンタモニカにあるスタジオで収録された。技術面を担当したのはフューチャーライト。普段は「ゴジラ」等のハリウッド映画のSFXを担当している映像制作会社である。遡る1998年9月、僕はイベント系を担当する人員の不足から、それを全てモーションキャプチャーで賄うという構想を建てた。全体で見れば一時間をこえるイベントシーンを、手打ちのアニメーションとスクリプトで実現しようとすれば、5人がかりの仕事となる。しかも、一向に従来のRPGの域を出ない、面白みの無い方法だ。ゲームのドラマ部分を表現するために、効果的で、目新しくて、しかも大きな省力化になる方法として、モーションキャプチャーは画期的な試みだった。無論、問題はあった。技術的に不可能だというのだ。物語の性質上、最大4人を同時にキャプチャーし、併せて音声も収録する必要があったからだ。僕はまず、日本国内のスタジオで実験をし、手応えを掴んだ。その結果、モーションキャプチャーは十分に魅力的な効果を生み出すという確信を得た。しかし同時に、僕の要求する仕様は日本国内では実現不可能であるということも分かった。だが、そこで諦めてはクリエイターが廃る。幸い、以前「双界儀」の録音でお世話になったデイブレイク社の大竹氏が、海外のコーディネイターに詳しいというので、畑違いながら探してもらったら、ロスにそれらしい技術を持った連中が居るという。早速連絡を取り、俳優のオーディション方々会いに行った。ところが実際に会ってみると、彼等も僕が考えるような仕様でキャプチャーをしたことがなかった。4人を同時に、音声もいっしょに、しかも数分に及ぶ芝居をいっぺんに収録する。そんなの聞いたことがない。しかし驚いたことに、面白そうだから是非やってみょうと、彼等は言ったのだ。新しいことにチャレンジするのが嬉しくてしょうがないスタッフ達。こうして、この前代未聞の試みは実現したのである。 クーデルカを演じてくれたヴィヴィアンとエドワードを演じてくれたマイケル。100人程のアクターをオーディションした中から選んだ人達だ。アメリカのアクターの層は厚い。皆、良い作品に出演することを夢見て、演技の勉強をし、技術を身に付け、レストランなどで働きながらハリウッド近辺で暮らしている。アメリカでは基本的に、どのような有名な役者でも、名前だけで出演が決まることはない。必ずオーディションをして、その役に本当に相応しいかどうかを確かめられる。彼等は、役の大小に限らず、それを勝ち取ることに真摯で、また仕事に臨んでも出来るだけ良い結果を残そうとする姿勢を崩さない。 セッションに参加してくれたスタッフ達。フューチャーライト側から、モーションキャプチャーの陣頭指揮にあたってくれたダン・マイケルソンをはじめ、プログラマーのランディ、エンジニアのジョン。彼等は4日に及ぶセッションの中で起った、様々な問題に素早く対処してくれた。日本側から、クーデルカのモーションを担当した竹原君。IPG側から��わざわざこのコーディネイトのためにニューヨークから駆け付けてくれたポール。そして、サウンドエンジニアのキース。 写真中央、このセッションのディレクションを全て担当してくれた、IPGから参加のデビッド・ウォルドマン。彼は日本でビデオクリップのADをしていた経歴があり、日本語が話せたため、今回の仕事に適任として選ばれた。映像制作の現場でのノウハウや、その進行に関して、彼に学ぶところは大きかった。その後、ロスでムービーキャメラマンの学校に入り、本格的に映画制作を志しているらしい。左は、デビッドの女房役のADであるクレイグ。右に居るのは、9才のシャルロッテ役を演じてくれた12才のサラ・パクストン嬢。その可愛らしさで、スタジオの人気者だった。しかし、プロとしての意識は本物で、長台詞を覚え、慣れないキャプチャーに戸惑うこともなく、見事に演じてみせた。下の写真は、キャプチャーセッションに先立つ、リハーサルの時のもの。近くのホテルで部屋を借り、本番の時と同じように、全ての芝居をチェックする。この時キャラクターはどんな気持ちなのか、何を考えながら演じればいいのかを、ひとつひとつ、押さえていく。このシーンは、クーデルカとエドワードが、オグデンとベッシーにスープを振舞われるところ。中央に、いかにも人の良いおばさんを演じてくれた人の良いおばさん、デニス・ホワイト。 スタジオというよりは工場といった有り様だが、実際すぐ横にプロップを組み立てる工房があったりした。一応サウンドステージとして作られてはいるのだが、防音がしっかりしていないため、上空を飛ぶ軽飛行機の音がうるさくて、撮影が中断したのには参った。真中に置いてあるのは、ジェームズら3人が大聖堂に入る扉が開かなくて悪態をつくシーンのための大道具。例えば、扉を叩く芝居が欲しい時に、何もないのにそういう振りだけしても、リアリティーは生まれない。扉を叩く時には、そこに扉があるべきだ。下の写真は、ゴミの山に埋もれてひっそりと稼動しているSGIのONYX。これに限らず、驚くような機材が、ごく当たり前に使われているのをあちこちで見た。聞けばそれらは全て、レンタルなのだという。こういう所にも、日本との状況の違いを感じた。右は、連日に及ぶ深夜の撮影で疲れ果てて眠りこける僕。 2000/11/25 菊田裕樹 --- ヴォイニッチ文書 部分 Emigre Document 紀元前5000年をさかのぼる昔、ブリタニアには高度な巨石文明を持った民族が栄えていた。今も島のあちこちに残るドルメンやストーンサークルは、現代科学を持ってしても不可能と思われるほどの彼らの技術力を、我々に示している。彼らはケルト人が到来するまで、全世界でも最も進んだ文化と文明を持つ民族であった。エジプトでピラミッドが建築される遙かに昔。中国、バビロニア、イスラエル、どの文化圏よりももっと以前に、ブリタニア全土に分布する巨石遺構は建てられたのである。 その力の秘密は、彼らの持つ宗教にあった。彼らは大地より湧きいでる生命の秘密に手をかける術を知っていたのである。生と死を操り、不死や、あまつさえ死者の再生をも我がものにし、労働力としての人間ならざる怪物を生み出し、高度な文明を築き上げた。それは自然の持つ輪廻の法則そのものを御する行いであり、神の為す神秘に等しい。いや、彼らこそが原初の「神」だったのかもしれない。彼らはその「神を遙かに遡る世界の成り立ちの秘密」を、文字にして書き記すことはなかったが、その祭儀や術としてのノウハウは、ケルト社会のドルイド僧に引き継がれた。ドルイド僧は古代人の残した祭儀法を基盤に、自分たちなりの技術的アレンジを加え、古代人には及ばないまでも、天地の秘密を力に変換することを自らのものとした。 だが、彼らもまた、自分たちの慣習や宗教に関して書き残すことをしない。ケルト民族の在りように関して最初に言及したのは、まさにそこを征服せんとして兵を進めたユリウス・カエサルである。しかし、彼が紀元前50年頃に「ガリア戦記を」書き記す以前に、前4世紀頃ケルト民族と親交のあったアレクサンダー大王が、アレクサンドリアの大図書館に收めるべく、ドルイドの秘儀をギリシア語で文書化させていたのである。彩飾図版を交えて作成されたこの文献は、その任に当たった人物の名を取って「エミグレ文書」と名付けられた。 この文書は閲覧を禁じられた秘密の書として王宮の図書館に保管された後、戦禍を逃れて持ち出され、数世紀の間、各所を転々とする。その間にはキリスト教の成立やローマカトリックの隆盛などがあるが、6世紀に入り、アイルランドに様々な修道院が建設され、写本事業が盛んになった結果、イタリアの片田舎に忘れられていた「エミグレ文書」は、リンデスファーン島にある写本で名高い修道院に持ち込まれた。だが、ギリシア語に堪能でない彼らは、内容の美しさや彩飾の艶やかさに目を見張りこそすれ、文書の持つ本当の力に気づくことはなかった。 9世紀に入って、度重なるヴァイキングの来襲により、蔵書の保存に危機を感じた修道院は、重要な文献を各地に避難させ始める。アイルランド生まれで敬虔な信者であるヨアヒム・スコトゥスとダニエル・スコトゥスの兄弟は、大修道院長より「エミグレ文書」を託され、その内容に驚愕した兄ヨアヒムは弟ダニエルをウェールズの辺境にあると記される聖地へ赴かせ、自らは写本を携え、フランス王の元に庇護を願い出た。弟ダニエルは聖地で修道院を建て、祈りを捧げて一生を終わる。兄ヨアヒムは碩学として歴史に名を残すが、その死後、ローマ法王庁に写本を接収されてしまう。 キリスト教を脅かす力を持ったこの文書は、ローマ法王を恐怖させ、禁断の書物として誰にも閲覧を許すことなく、書庫の奥底にしまい込まれたが、13世紀になってその損傷の激しさから、新たな写本を作る必要が生じ、当時最高の知識人として名高かったフランチェスコ会修道士ロジャー・ベーコンにその任が与えられた。彼は10年にも渡ってフランスに幽閉され「エミグレ文書」を精確に複製することを強いられたが、その過程で文書の知識は彼の物となった。秘密を守るため彼をそのまま監禁し、二度と世に出すまいという法王庁の意図とは裏腹に、彼は密かに外部と連絡を取り、自らが解読した文書の示す聖地へ赴き、生命の秘密を探る試みに取りかかるべく、着々と準備を進めていた。 彼は、先にダニエル・スコトゥスが建てた修道院を改修し、実験施設となるべきゴシックの大聖堂を建築させた。そこで彼がどのような秘術を試みたのかは、記録に残っていないが、法王庁の手を逃れフランスを脱出した彼は、二度と姿を現すことはなかった。彼は、姿を消す前に、新たな一冊の写本を残している。エミグレ文書の記述を元に、ウェールズ語の暗号で書かれたその写本は、聖地の修道院に残されていたが、16世紀になってエドワード・ケリーとジョン・ディーによって発見され、新たな写本として書き直され、さらにローマの修道院を経て、20世紀になって古物商ヴォイニッチによって再発見され、ヴォイニッチ文書と名付けられて、現在エール大学のベイニック図書館で閲覧できる。 また、ロジャー・ベーコンによって複製された「エミグレ文書」写本(原典は破棄された)は19世紀までヴァチカン宮殿の奥深くに秘蔵されていたが、1890年頃何者かに盗み出され、以後その行方を知る者はいない。ダニエル・スコトゥスが建てた修道院は1536年の修道院廃止例の後、政治犯や重要犯罪人を拘留し処刑するための施設へと転用され、聖なる場所で多くの人命が闇に葬られた。 (設定資料より) 2000/10/25 菊田裕樹 --- 2000/10/25 Hiroki Kikuta Koudelka Iasant 1879年生~没年不詳。イギリスはウェールズの田舎、アバージノルウィンの寒村生まれのジプシー。幼い頃から強すぎる霊能力を持ち、様々な怪異を起こすため、呪われた存在としてジプシーの世界から追放される。1888年9才頃ロンドンで霊能力者ブラヴァツキー婦人に拾われ、秘蔵っ子として厚遇されるが91年婦人が他界すると共に、再び放浪の旅へ。普段は霊媒として失せ物を探したりして、糊口をしのいでいる。 年は若いが、世の中の事情を一通りわきまえたところがあり、良く言えば大人、悪くいえばすれっからし。普段はあまり明るい顔をせず、大体において不機嫌そうで態度が悪いが、時折女らしいところを見せる。差別される者や愛されない者に肩入れする傾向がある。自分を表現することが下手。 (登場人物設定資料より) Notes クーデルカという名前は、著明な写真家であるジョゼフ・クーデルカから採ったものだ。口にした時の不思議な響きと、民族や国籍を感じさせないところが気に入って、名字ではなく名前として使わせてもらった。手元の資料を見ると、キャラクターデザインの岩原裕二氏にコンペ用のスケッチを発注したのは1998年の3月26日だが、遡る2月10日の段階で、僕はゲーム全体の進行手順と、シナリオの箱書きを完成させていたし、キャラクターの心理設計も完全なものとなっていた。クーデルカはジプシーの出身である。彼らはインドをもっとも古い故郷とし、放浪に生きる人々で、自分たちのことを誇りを込めてロムと呼ぶ。それは人間という意味である。一般社会の人間たちとは隔絶され、自分たちの血縁関係の中だけで生きている彼らにとって、追放はもっとも苦しい罰となる。クーデルカはその特異な能力ゆえに、子供の身でジプシーを追われることになった。僕は彼女を、どこにも安住することを許されない、最も孤独な存在として設定した。平和で豊かな暮らしの中に、彼女の居場所は無い。呪われた魔物や幽霊が跋扈する、廃虚の暗闇の中にだけ、かろうじて自分を置くべき空間を見出せる。クーデルカは、そういう悲しい存在なのである。 岩原氏はこのプロジェクトのために、100枚にも及ぶキャラクタースケッチを描いた。クーデルカだけでも数十枚になるが、そのほとんどはポリゴンによるモデル化のための制約から来る衣装デザインの試行錯誤であり、キャラクターの本質部分に関しては、最初から完成形に近いものを掴んでくれていたようだ。また、氏にはゲームの制作に先行して角川書店の雑誌で漫画連載を始めてもらい、ゲーム設定の1年後のストーリーという立体的な構成で、物語の厚みと魅力を増すことに貢献してもらった。 クーデルカのポリゴンモデルは、当時広島のコンパイル社の倒産で行き先を捜していた渡辺伸次氏に、経済的に援助するということで東京に移り住んで制作してもらった。彼は同社の仲間とCGスタジオであるD3Dを設立した。そのころの彼等には全く実績が無かったが、見せてもらったプロモーションムービーのキャラクターの動きに並ならぬ情熱を感じ、彼等と一緒に新しいチャレンジをする気になったのである。しかし実際、キャラクターのモデリングは難航した。ゲームスタッフ側の無理解も大きな原因だったが、D3D側もクーデルカほど高いレベルのモデルを作るのは初めてとあって、試行錯誤のために何ヶ月も時間が必要になった。リテイクに次ぐリテイクの嵐。最終的には、僕自身が彼等の後ろに付いて、鼻をもう少し縮めてだの、唇をもう少し上げてだのと細かく指示を出し、なんとか納得のいくものに仕上がるまでに半年近くかかっている。 モーションキャプチャーにおいて声と演技を担当してもらったヴィヴィアン・バッティカ嬢は、米サンタモニカ・スタジオで行ったオーディションの中で、クールで独特の色気があり、抑えた芝居の出来る人として選定した。ただ可愛いだけではなく、クーデルカの持つ陰の部分を表現するためである。彼女自身まだ若く経験も浅いとはいえ、その熱意と努力は相当なもので、10分にも及ぶ長丁場の芝居、何十行もある長台詞を、たった数日で完全に頭に入れて撮影に臨む辺り、なるほどプロというものはこういうものかと感心させられた。度重なる技術的不備にも嫌な顔をすることなく、エドワード役のマイケル・ブラッドベリーと現場の雰囲気を明るく盛り上げてくれたことには、感謝の言葉もない。 2000/10/25 菊田裕樹 llustrated by Yuji Iwahara このページ内の全ての画像及び文章の著作権、版権、複製権、二次使用権は全てその正当な著作者、権利所持者に帰属します。よって、無断複製、無断転載を含め、著作権法に違反する形態でのあらゆる利用を禁止します。 All Rights Reserved 1997 1998 1999 2000. クーデルカは(株)サクノス・SNKの登録商標です。 All Rights Reserved (C)SACNOTH/SNK 1999 --- Nemeton Monastery イギリスはウェールズ地方。アバースワースにほど近い、海沿いの断崖に、人気もなく廃墟と見まごうようなネメトン修道院がある。ちょっとした公園ほどもあるその敷地の中には9世紀頃に建てられたと思われるロマネスク様式を色濃く残した修道僧の宿坊をはじめ、13世紀頃に建てられた飛び梁も美しいゴシックの大聖堂、会堂をかねた図書館、鐘つき堂、屠殺場を兼ねた炊事場、処刑台に使われた東屋、近代になって建てられた宿舎などが、全体を囲む壁と一体化して並んでいる。16世紀に修道会を禁ずる制令が発布されるのを待たずして寂れ、廃墟と化したこの場所は、17世紀に入って政治的な犯罪者や虜囚などを閉じこめたり処刑したりする目的に使用された。今でもどこかに地下牢が隠されているといわれている。近代になって、訪れる者も居なくなり、荒れるに任せていたのを、ある資産家が物好きにも買い取って移り住んだが、程なくして彼は姿を消し、後には様々な憶測と噂だけが残った。あるいは、財宝が隠されたまま埋もれているといい、あるいは、悪魔が彷徨っているといい。再び廃墟と化したこの修道院を訪れるのは���人目を避ける犯罪者や一攫千金目当ての食い詰め者だけだった。 (制作資料より抜粋) ネメトン修道院初期設計図/1998 松野泰三 1998年2月の段階で、ゲームの進行に伴う、マップ全体像の設計は、ほぼ出来上がっている。八棟の建物、地下道、墓地など、全部で100個見当の区画からなる構成で、イベントと連動して移動できる範囲が拡がっていく。実は、このような閉鎖された空間を舞台として設定したのは、単に演出的な意図によるものではなく、人的物理的制約による結果なのである。例えば、高度に訓練されたグラフィックスタッフが20人居るならば、一年間に500から600枚を超える背景画を制作することが可能だ。しかし、楽観的に考えても数人が限度と思われる人材確保の現状を前提にすると、およそ100マップ200~250画面が、用意できる背景数の上限と見なければならない。一般のRPGのように、ワールドマップがあって幾つもの街があって、などという仕様は、最初から無理。そこで、極めて限定された空間を設定し、それを有効に活用しつつ、様々な雰囲気のバリエーションを提供できるような仕掛けを考案した。それがホラーRPGという枠組みだったのである。 ネメトン修道院初期設計図/1998 松野泰三 ネメトン修道院を構成する建物群は、そのひとつひとつが、建てられた年代も、目的も異なるものである。各々の建築様式の違いは、ドラマの進行と相まって、ユーザーを飽きさせないための装置として機能する。扉を開けて新しい建物に入る度に、物語が次なる展開を迎えたことを実感してもらうために。微にいり細にわたり、緻密に作り上げることが、あたかも実際にそこに居るかのような臨場感を生む。そのために最も必要だったことは、実際の建築物を参考にすることであった。 ネメトン修道院初期設計図/1998 松野泰三 物語上でアバースワースとしたのは、アイルランド側の海岸にその場所を置きたかったからだが、98年8月にスタッフを伴って訪れた実際の取材は、ウェールズの下側に位置する観光地ペンブロークシャーを中心に行った。その一帯は、草原から突然に切り立った断崖が現れ、地平線の彼方まで続く、不思議な景観の土地である。その周辺に夥しい数の修道院や城跡が存在する。あるものは往時を偲ばせて健在だが、ほとんど廃虚と化した遺構も多い。セント・デイビッド教会は、中世そのままの姿で我々の目を楽しませてくれると同時に、石造りの聖堂が持つ、独特な雰囲気を理解するのに役立った。また、垂れ込めた雲と雨が作るどんよりとした暗い空気は、実際にその場に立ってみないとイメージできないものである。近辺の修道院の壁や石組みを大量に撮影して、3Dモデル用のテクスチャーとして使ったのも、大きく意味がある試みであった。 さて、ネメトン修道院の大聖堂はゴシック建築として作られているため、本当ならば、その常として側廊が無ければならない。ゴシック建築は荷重を分散する構造にすることで壁を薄くし、ステンドグラスの設置を実現しているからである。しかし、ゲーム仕様上の制約としてプリレンダリングのマップを考えた時に、多数の柱を立体的レイヤーとして配置することが困難であるために、内部を単純な箱型にせざるをえなかった。外側から見ると、飛び梁様の補強柱が一定間隔で取り付けられているが、現実の物として考えれば、全体の重量を支えるために、壁自体もさらに厚くせざるをえないと思われる。なお、大聖堂頂部の鐘突き堂は、そのものが飛び梁によって構成されている特殊な形式だが、これは架空の物ではなく、実際に存在するスタイルであることを付け加えておきたい。 2000/10/25 菊田裕樹 --- Library : クーデルカという物語 By 菊田 裕樹 – 2000年 3月 28日Posted in: Library, Library : ARTICLE クーデルカという物語 2000年3月 公開 このサイトを御覧の方には僕の制作した RPG「クーデルカ」を未プレイの向きも多いと思う。 手短に説明すると、19世紀のイギリスはウェールズの 片田舎にある今は廃墟同然と化したある修道院を舞台に、 クーデルカという19才のジプシーが出会う様々な 怪異をテーマにした、いわゆるモダンホラーと 呼ばれるジャンルに属するゲームである。 僕はこの作品のコンセプトに始まり、キャラクター設計、 マップ構成、シナリオ、ムービーや モーションキャプチャーイベント部分の ディレクション等など、様々な種類の仕事をした。 基本的な部分の組み立てには約3ヶ月ほど要しただろうか。 全部で100冊以上の本に眼を通したが、 物語の発想の土台となったのは、 「幽霊狩人カーナッキ」という本であった。 短編集で、主人公である怪奇現象研究家カーナッキが、 様々な「怪異」と「怪異に見えるもの」に遭遇し、 あるものは解決し、あるものは良く分からないまま 終わる(笑)という、味わいのあるホラー小説集だ。 興味のある方は是非一読されたい。 さて、僕が物語を組み上げる段階でこだわるところは、 歴史上の事実を曲げないということである。 実際に起こったとして、記録に残っている様々な事件を、 相互に関連付け、その隙間を虚構で埋めていくという やりかたが僕は大好きだ。 同じ嘘をつくのでも、まったく根拠も無く考えるのと、 事実に基づいてその基盤を組み上げていくのとでは、 細かい部分でのリアリティーが違ってくる。 だから、クーデルカという物語には、 プレーヤー諸氏が考えているよりも、 ずっと多くの史実が含まれている。 エドワードやロジャーが実在の人物である事など、 歴史に興味のある方は、調べてみられるのも一興かと思う。 1898年は科学と迷信がせめぎあう世紀末の、 まさに移り変わる一瞬を捉えて興味深い時代である。 明ければすぐに1900年、近代科学文明の浸透の 象徴ともいうべき、パリ万博が開催される。 そしてそれこそが、僕がクーデルカの続編と 目論んでいた物語の舞台なのである。 ウェールズを描くために、ロンドンやペンブロークに 足を運んだのと同じように、僕はパリやベルギーに 取材をするつもりだった。 (パリ万博に出展されていた建物が、当時の ベルギー王の要望で買い取られ、 ブリュッセルに現存するのだそうだ) 会場から郊外を結んで建設された地下鉄と、 そこで起こる怪異。エースネクスト誌連載中の 漫画版のエピソードを終えたクーデルカが、 拠ん所ない事情でパリを訪れ、地下に巣喰う 亡霊どもの争いに巻き込まれていく。 実はクーデルカの続編は、僕の頭の中では4作目まで 出来ている。第一部イギリス、第二部フランス・・・ とくれば、第三部はアメリカである。 時代は大きく跳んで、1973年アメリカはシカゴ。 主人公は、シカゴ大学で教鞭を取る文化人類学者、 クーデルカ・ロードメル。 クーデルカの娘アメリアが後に渡米して産んだ子供で、 つまりは孫だ。ベトナム戦争末期とあって、 帰還兵が持ち帰ってしまった悪霊が、 様々な殺人事件を引き起こすのを、まだ生きている ロジャーの助けを借りて解きあかしていく。 (ちなみにロジャーはスーツを着て出てくる)(笑) そして第四部は1984年奈良。 関西大学で教える友人の宗教学者の元を訪れたクーデルカは 何者かに命を狙われ、陰陽師や式神と戦う羽目になる。 奈良の巨石墳墓や京都の町並みが、 雰囲気造りに一役買うだろう。 残念なことに、今のところ僕がそれらの 続編を作る予定はないが、 小説のようなものであれば、書いてもいいかなあと思う。 Story of Koudelka : Library --- Haven: On Koudelka, you served as producer, writer, and composer. What were some of the goals you accomplished in taking on these various responsibilities? Were there ways in which the project could have been better realized? Hiroki Kikuta: Let me begin by saying, whenever you divide up responsibilities among a group of people concerning the judgments that get made on a project, the end quality is bound to suffer as a result. To keep the quality high and the schedule organized on a project, it's better for as few people as possible to be making key decisions, and for them to be communicating within the group with as few conflicts as possible. The ideal situation would be for but one director to be delegated the responsibility of expressing his or her creative vision. That said, for Koudelka, I was pursuing that degree of creative control. To prepare, in gaining an understanding of the game's setting, I read about one hundred books on English history, touching on periods from the Medieval era to around 1900. It proved useful in discovering relevant episodes which could be incorporated into the story. Having several events to ground the plot in a kind of historical reality, I then started building on that foundation with some fictional events. For example, the character of Edward is based on an actual Irish dramatist named Edward Plunkett, 18th Baron Dunsany, while the woman who writes a letter for Charlotte is based on Sophie Dorothea of Württemberg. Roger Bacon is, of course, a historically famous philosopher. Also, the incident on the Queen Alice really occurred and is recorded in the captain's log of the vessel. By filling out the gaps in those historical events with fictional incidents, such as the Emigre Document and reincarnation ritual, I aimed at providing a realistic basis to the imaginary aspects of the story. Before production, some members of our staff went on a trip to Whales to gather information and capture the genuine atmosphere of the place with our own eyes. We demanded extreme accuracy in providing the background details, and we even used motion capture technology to provide culturally appropriate body language for the characters, techniques advanced enough to compete with the standards of the Hollywood industry at that time. Those challenges, which were provided by the passion motivating that project, were the real essence of Koudelka. Koudelka, "Patience," music sample I remember that I was reading the critical biography of James Cameron, who was making Titanic at that time, on the airplane to England. I was overwhelmed by his tremendous efforts to capture those startling images. At that time, I realized that it is necessary for creative work to have a degree of obsessive passion involved. I hope that some degree of that conviction had a positive result on the end product. --- As soon as it is in the year 1900, the Paris World Expo is to be held as a symbol of the penetration of modern scientific civilization. And that is the stage of the story that I was thinking as a sequel to Kuderuka. In the same way that I went to London and Pembroke to draw Wales, I planned to cover Paris and Belgium. (It seems that the building which was exhibited in the Paris Expo is bought at the request of the King of Belgium at the time and exists in Brussels.) The subway built by connecting the suburbs from the venue and the monster occurring there. Kuderuka who finished the episode of the comic version in the series of Ace Next magazine visits Paris due to circumstances that are not based, and is caught up in the strife of ghosts who nest underground. (The first line of the Paris Metro opened without ceremony on 19 July 1900,[4] during the World's Fair (Exposition Universelle - that is what is meant by subway) Actually, the sequel to Kudelka is made up to the 4th in my head. Part 1 England, Part 2 France · · · If you do, the third part is the United States. The era greatly jumped, in 1973 America was Chicago. The hero is a cultural anthropologist, Kurdelka Roadmel, who teaches at the University of Chicago. Kuderuka's daughter Amelia is a child who gave birth to the United States later, that is, it is a grandchild. With the end of the Vietnam War, the evil spirits brought back by the returning soldiers will solve various murder cases with the help of living Roger yet. (By the way, Roger comes out wearing a suit) (lol) And the fourth part was Nara in 1984. Kurdelka who visited the origin of a religious scholar of a friend taught at Kansai University is targeted to someone, and it will be fought against the Yin Yang masters and the expression god. The megalithic tomb of Nara and the townscape of Kyoto will contribute to the atmosphere building. Unfortunately, for the moment I have no plans to make those sequels, but if it's like a novel, I wonder if I can write it. --- RocketBaby: At what age did you become interested in music? Hiroki Kikuta: When I was ten years old, I met up with the music of Emerson, Lake & Palmer. I had never heard such marvelous music before. It was quite an impact for me. A few months later I heard that Keith Emerson was using a particular instrument called MOOG synthesizer. RB: At what age did you start writing music? HK: When I was twelve years old, the Folk blues movement came over to Japan from America. I studied Acoustic Guitar and started to create an original song immediately. I wanted to be a singer/ songwriter... if I wasn't a terrible singer. Actually, Digital equipment opened up my potential as a music composer. Without a musical sequencer, I can't create any complicated tunes. When I first acquired a YAMAHA SY-77 synthesizer/sequencer, I felt as if I got a ticket to a different world. RB: Why did you start Sacnoth? HK: I had held many original ideas about video games and visual expression for a long time. The most important purpose is to create an entertainment. When I was searching for a way to achieve my dream, I met a dominant business advisor. He introduced me to the chairman of SNK. I told him about many pitfalls that every existing RPG had. I thought those were lacking a comprehensive insight and a integrative interpretation. It is a structural defect of game production. To resolve the problem, it is necessary to get the picture of each element of game creation at the same time. I have an ability to do that. I established a company SACNOTH and took up my position as CEO in order to produce a new horror RPG project, Koudelka. But unfortunately... Though I conceived a grand scheme to realize an innovative game system and visual expression, many old staffs from SQUARE were not able to accept real change without hesitation. I say that the person who will have no change is already dead. After termination of Koudelka project, I retired as CEO of SACNOTH. It was my choice. RB: As a composer how should music effect the game? As a developer how should the music effect the game? HK: A music composer wants to create a good tune with utter simplicity. But if you want to create a good game as a developer, it is not enough. Because good music does not necessarily fit a good game. The most important problem is adjustment of each of the elements. If the visual element exactly synchronizes with the musical element, a dramatic effect will be generated.. And I take it for granted that everybody wants to hear a good melody in the end. RB: What were your influences for Koudelka? HK: In the first instance, I designed all concepts and fundamental settings of the Koudelka's world. I gathered various graphic and text materials in London and Wales. I did character design, map design, event design, scenario writing, direction of computer graphics movie, direction of motion capture... I got involved with all of the integral parts of Koudelka except battle and game system. Especially, I had no influence in battle section. I still have a great regret. I wish I could have designed it. And a quick digression, I consulted many movies and books for Koudelka. A most impressive movie is The Name of the Rose (Jean Jacques Annaud 1986). I also read the original book which was written by Umberto Eco. It is a definitely masterpiece. If you want to know some origins of Koudelka's world, you may read Carnacki the Ghost Finder written by William Hope Hodgson and The Case of Charles Dexter Ward written by Howard Phillips Lovecraft. Many fantasy novels by Lord Dunsany (His his full name and title is Edward John Moreton Drax Plunkett 18th Lord Dunsany) are also important. If you want to know about visual origin of Koudelka, see photographs created by Bob Carlos Clarke and Jan Saudek and Holly Warburton. Those are extremely exciting works. RB: How did you manage to write, direct and compose the music for Koudelka? HK: Writing a scenario. Directing a CG movie. Composing a BGM. Each of those is no more than a single face of game creation. When I imagined the world of Koudelka, I figure graphic elements and story elements and sound elements all at once. Because, those are mingled with each other organically. So I think that It is rather easy to manage multiple affairs. RB: What was the easiest aspect of working on Koudelka? What was the hardest? HK: The easiest aspect is music composing. Because I can create a music by my lonesome. It makes me free and I feel comfort. Hardest aspect is behind-the-scenes maneuvering of power game in company organization. I am so tired to do that. Let's get something straight, I am not a buccaneer but rather a creator. All aspects about creation are really pleasant for me. RB: Why do you make music? Why do you make games? HK: Music composing is a natural behavior for me. Like breathing. I usually conceive a good melody and a harmony without suffering. So I have no reason to make music. I think that it is my vocation. Meanwhile, creating video game is not my vocation. It is my wish. I want to produce high quality entertainment in the future. When I write a story and a plot, I usually suffer by myself. Though it is very hard and thorny, I feel maximum accomplishment. RB: What inspires your melodies? HK: Many great works of famous composers and musicians inspire me. If I must respect only one person or group as a music composer(s), I will take Pink Floyd. RB: What are your hobbies and why? HK: Good question. Riding bicycles is my hobby. I also love my yellow Peugeot MTB made in France. I also have some fun playing with my cat. She is extremely pretty. RB: When did you begin working at Square? HK: I began work at Square in 1991. I was twenty seven years old. In those days, the production studio of Square was placed in Akasaka Tokyo. It was small and homey, different from now. I remember that Nobuo Uematsu and Kenji Ito interviewed me in their office. We talked about progressive rock music and famous guitar player Allan Holdsworth with each other. I created sound effects for Romancing Saga at the start of my career. A few of graphic staff worked with me to design a lot of novelty sounds. We worked hard in night and day. RB: How much freedom did you have making music at Square? HK: In a sense, I had perfect freedom. Because, the planning staff of Square put none of the assignments relevant to the menu of music work and schedule in my hand. Nobody explained to me about game detail which they were producing. I had to think and imagine what kind of music was needed for our game project. Changeover,changeover, and more changeover of specifications. It was difficult to foresee the final image of it. But I did. RB: What is favorite game that you worked on at Square and why? HK: May be Seiken Densetsu 2 (Secret of Mana). I think that it was a pretty good game except for the big BUG. The multi player system was extremely fresh and delightful. In the aspect of music, I was fully challenged in regard to sound expression using 8 voice PCM system of SNES hardware. Please see and hear the opening sequence of Seiken Densetsu 2. It is so simple but so lyrical, isn't it? I am really proud of my visual direction and music composition. RB: Did Nobuo Uematsu influence your work? HK: I think there is no influence from Nobuo Uematsu. I have never taken any lessons about composing game music. The style and the melody of my music are totally conceived by myself. Just the same, every staff composer at Square were free from influence of somebody else. Originality and personality were cheerished in our studio. It was the policy of Nobuo Uematsu. RB: What are the best and worst memories that you have of Square? HK: Hmmm... Best memory... it seems a trip to MANA island of Fiji republic. After a production of the game Secret of Mana, I and my friend decided to visit an island placed in South Pacific Ocean. We played skin diving everyday and watched some corals. Those were extremely beautiful. It looks like a blue heaven. I will never forget the view of the sunset from Mana's beaches. It is one of my treasures. By the way... Worst memory is a dissolution of the game team in which I was supposed to participate. I wanted to propose an innovative game system using music and sound effects. RB: Who is your favorite Square composer and why? HK: I recommend Jin Sakimoto (Hitoshi Sakimoto). His works are extremely dense. RB: One of our favorite soundtracks of yours is Soukaigi. The sound quality and styles are some the best for a game. HK: Soukaigi has many characters of sound. I designed it with different complex styles. House music meets real performance, fusion meets folk choirÖÖ It was an adventure for me. To tell you the truth, the style of music does not a matter. I don't dwell upon it. Though I put a high value on counterpoint it does not bind me. It is only a method. In the case of Soukaigi, I was mainly influenced by East European pops like Varttina. RB: Why did you leave Square? HK: I wanted to direct not only musical expression but also visual expression. And of course, I wanted to write a fine scenario which is different from existing one. I had felt a big complaint against those juvenile works. But unfortunately, I couldn't get a chance to take a part in those kind of production works in Square. I suffered terribly for a long time. After all is said, I left Square and established new company Sacnoth to achieve my idea. RB: Do you perform your music live? HK: If I have a chance to do that, I wish to play my music as a live performance. I didn't make an attempt to do that in Japan yet. Do you want to hear my music in front of your eyes, ya? RB: Who would you like to make music with? HK: Jin (Hitoshi) Sakimoto. Because, I could not collaborate with him on composing game music when we were hired together by Square. I respect him. Except for game music composer, I want to collaborate with Allan Holdsworth, a fusion guitar player. His music is a miracle. RB: How do you think game music compares to other genres of music? HK: I think that is similar to movie soundtracks. It is important to synchronize the music with visual element. It has an expressive purpose. If you want to create a game music, don't forget to construct it as an emotional device. RB: How will the next generation consoles allow you to express yourself as composer and game designer? HK: I feel a strong attraction to X-box and Game Cube. A big visual capability makes me hot. I have many ideas to display fascinating characters using real time computer graphics. They will sing and dance and talk with real emotion. Don't you want to play the Musical RPG on Network? I want to play it. RB: What would your advice be to people who: A. People who want to create game music. HK: Listen to as much music as you can. Don't confine yourself to your room. The genre of music is meaningless. If you want to find your treasure, you must challenge the common practice at any one time. B. People who want to create games. HK: Video games are not art. They are an entertainment. You must amuse your audience first instead of amusing yourself. I am always conscious of the feeling to accommodate someone with a fun service. Can you create a lot of gimmicks for the player? If you work so hard and push yourself enough, the day will come to collaborate in some way with me for sure. Let's think of a next game together. RB: What is in the future for Hiroki Kikuta? HK: I will be involved in some new game projects that are not directed by me. I will be a technical advisor. I will create computer graphics and sounds. But soon, I hope to form my studio and develop my own game project. So now I am looking for new investors around the globe. RocketBaby would like to thank Mr. Kikuta for chatting with us.
#koudelka#shadow hearts#hiroki kikuta#if anybody finds this post I'll be thoroughly surprised#archive
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北欧の国より 2019年に外交関係樹立100周年を記念して限定生産された iittala / フローラのピッチャーが再入荷いたしました。 マウスブロー(吹きガラス)により様々な草花のモチーフが描かれています。 こちらはフィンランドを象徴する湖をイメージした限定色「レイン」です。 花瓶代わりに窓辺にお花を生けても素敵です。
店頭には他に、日本の桜をイメージした限定色「ペールピンク」のタンブラーやボウルも入荷しております。 いずれも海外直輸入品のため国内定価より多少お安く販売しております。
グラス特有の透明感あるレイン色。 私はこの時季の澄んだ空の色とも、よく似ているように感じます。 是非店頭にてご覧くださいませ。
本日は 12:00〜18:00 までの営業です。 (Kimachidori, Sendai) https://www.instagram.com/p/CHRO-a4jO79/?igshid=1mjfj5wfj3vf1
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台湾総統選(投票日は1月11日)は、蔡英文現職候補が圧勝すると予想している。民意調査が出そろっているが、ほとんどの調査で蔡英文の支持率が3割ほど国民党・韓国瑜をリードしている。
昨年(2019年)12月に入って、蔡英文政権支持者で、ネット上の民進党の広報宣伝を請け負っていた著名ネット・ユーザーの楊蕙如らが、2018年9月の台風21号で関空が封鎖されたときの台湾旅行者への対応のまずさを台北駐大阪経済文化弁事処代表になすりつけるような世論誘導を行い、当時の大阪弁事処代表を自殺に追いやったとしてネット公務員侮辱罪などで起訴された。そうした国民党側による民進党側のスキャンダル暴露もあることにはあるが、「台湾の主権が中国に飲み込まれてよいか」という大争点をかき消して今の蔡英文優勢をひっくり返すほどの影響力はないだろう。
何より、中国側がちょっと諦めムードになっている。昨年(2019年)末に発表した習近平の新年挨拶で、台湾同胞に何のメッセージもなかったのが、その証拠ではないか。香港とマカオに言及しているのに、不自然なほど台湾の名を出していない。新しい国交樹立国が増えたことには言及しているのに、台湾の名を避けている。今はその名を口にしたくもない、という習近平の気分が見えるような新年挨拶であった。
さらに人民日報海外版(1月3日)に寄せられた論評「台湾問題は必ず民族復興で終結する」(王昇・全国台湾研究会副会長)を読めば、「台湾社会はストックホルム症候群(被害者が加害者に親近感を覚える)」という表現で、台湾人自身が祖国・中国よりも占領国であった日本や、台湾海峡を分断して第1列島線に台湾を組み込んで両岸の対立を生んだ米国のほうに親近感を覚えている現状を確認している。台湾問題の解決が遅々として遅れているのはそれが原因だという。そして、「将来30年のプロセス」のうちに両岸関係の発展を推進し続け、最後には必ず民族復興により中台統一という結果で終わる、としている。昨年、習近平は年明けに「台湾同胞に告げる書」40周年記念で、「習五条」と呼ばれる強硬な台湾政策を発表し、自分の政権中に中台統一を実現するといわんばかりの強気を見せていた。それが王昇のコラムでは、今すぐという話ではなく、将来30年のうちに最後には統一する、といった長期ビジョンの話になっている。
蔡英文、習五条への対応で息を吹き返す
昨年の今ごろ、蔡英文政権は前年秋の地方選の惨敗を受けて党首を引責辞任、政権支持率は20%代に低迷し、蔡英文を候補にしては総統選挙は戦えない、と誰もが思っていた。前行政院長で反中姿勢を際立たせていた頼清徳を候補にした方がまだ望みがあるのではないかという空気が、民進党支持者の中にもあった。古参支持者の中には、頼清徳を候補にして万が一負けることになれば、民進党自身が瓦解しかねない、という危機感を言う者もいた。頼清徳で負けたら、民進党内に、あとに続くタマはない。
蔡英文政権の人気の無さは、官僚気質の蔡英文の対中姿勢の曖昧さやゆらぎ、経済低迷、脱原発やLGBT婚といったリベラル政策が(若者には受けても)、保守層の多い中高年台湾有権者から反発を受けていたことなどが要因だった。また民進党自体が、運動家気質で未熟な政治家の寄せ集めという面もあり、党内の結束も甘かった。
高雄市などでは、ろくな政策運営ができないまま、ただ市民の国民党への反感から民進党が選ばれ続けている現状に胡坐をかき続け、その結果、キャラの際立った国民党・韓国瑜候補の「ワンフレーズ」選挙と、中国のネット世論誘導の前にあっさり敗れた。
この風向きを大きく変えることになった最初のきっかけは、2019年新年早々に習近平が打ち出した「習五条」と呼ばれる対台湾政策だろう。「一国二制度」による中台統一を「必須」「必然」と言い切り、「中国人は中国人を攻撃しない」(台湾人を名乗れば攻撃する、というニュアンス)、「武力行使の選択肢を放棄しない」「中華民族の偉大なる復興に台湾同胞の存在は欠くことができない」(先に統一して、今世紀中葉の中華民族の偉大なる復興を共にめざす、というニュアンス)とかなり恫喝めいたものだった。
習近平はこの時点で、自分が権力の座にいるうちに台湾統一を実現する自信があったと思う。そして台湾統一を実現することによって、揺らぐ共産党の正統性(レジティマシー)を固め、米国とのヘゲモニー争いの劣勢を挽回しようと考えたのではないか。習近平がそういう強気をみせられるほど、その時の���英文政権は窮地に立たされていたのだ。
だが、この習五条が打ち出されると、蔡英文は珍しくきっぱりと、「一国二制度」に対してノーの姿勢を打ち出した。一方、国民党主席の呉敦儀は2月の段階で政権を奪還した暁には「両岸和平協議」を推進することを言明しており、統一大中国を完成させることが国民党の変わらぬ願いであることを確認した。この時点で、2020年1月の総統選の争点は「一国二制度による統一か、抵抗か」という選択肢を有権者が選ぶというものになり、過去4年の与党政権の政策の評価はあまり関係なくなった。
一気に流れを変えた香港の「反送中デモ」
ただし、2019年4月の段階ではまだ、世論も揺れていた。
聯合報(4月9日付け)によると、台湾生まれの米デューク大学教授、牛銘実が行った台湾民意調査で、「台湾が独立を宣言すれば大陸(中国)の武力侵攻を引き起こすが、あなたはそれでも台湾独立に賛成するか?」という質問に対して賛成は18.1%、非常に賛成は11.7%と合わせても3割に満たなかった。牛銘実によれば、台湾人はコストの概念が強く現実主義で、基本的に独立はしたいものの、「独立か統一か」という二者択一を迫られた場合、戦争という高いコストがかかるようなら統一を選ぶ傾向がある、という。
揺らぐ世論を一気に、統一反対に動かしたのが、いうまでもなく香港の「反送中デモ」である。特に6月9日の100万人規模のデモと、その後の抗議活動に対する香港警察の容赦ない暴力、それに抵抗する勇武派デモとの応酬がエスカレートするにつれ、蔡英文の支持率がウナギのぼりに上がっていった。楽天的な台湾人も、中国のいう「一国二制度」の恐ろしさを香港の現状で悟ったわけだ。
中国は、フォックスコンのカリスマ経営者・郭台銘を国民党から出馬させることで、中国との経済緊密化による台湾経済の引き上げを餌に台湾世論を引き付けようとした。だが、あからさまな親中派である郭台銘の人気と信頼は、中国が予想するほど高くはなかった。結局、郭台銘は総統候補の予備選に敗れた。
さらに言えば、米国が民進党政権を推していることが決定的な追い風になった。伝統的に国民党を応援していた米国は、中国との対立が価値観・秩序をめぐるヘゲモニー争いとして先鋭化していく中で、中国共産党に対して明確に距離を置く民進党支持の姿勢にシフトした。
昨年12月に上院で可決された米国防権限法では、米台のサイバーセキュリティ―での連携、台湾総統選への中国の干渉への警戒が盛り込まれた。同月はじめ、オーストラリアでは「共産党のスパイ」を名乗る王立強が台湾や香港での工作をメディアに告白。台北101タワーにオフィスを構える香港・中国創新投資会社会長の向心夫妻が自分の上司にあたる上級スパイだ、と爆弾発言。台湾当局は向心夫妻に出国制限をかけて取調べを始めた。こうした状況を受ける形で、台湾立法院でも、年明けに中国の選挙干渉を防ぐための反浸透法を賛成票69票・反対0票で可決。この法により国外の「敵対勢力(中国)」による選挙運動やロビー活動、政治献金、社会秩序の破壊、選挙に関連した虚偽情報の拡散などの活動を禁止し、違反した者には5年以下の懲役および1000万ニュー台湾ドル(約3600万円)以下の罰金が課されることになった。
もう1つ言うと、韓国瑜は総統候補としては、あまりに無能すぎた。高雄市長選のときは、中国の世論誘導もあってブームにうまく乗ることができたが、メディアへの露出が増えるに従い失言が増え、無知や無能ぶりがばれていった。6月9日の香港100万人デモについて記者から質問されて「知らない」と答えたり、ドイツの脱原発政策の見直しが浮上していると発言してドイツ政府からクレームが入ったりしたことは、その一例だ。
蔡英文政��2期目突入の大きな意味
さて、今回の総統選でもし民進党・蔡英文政権が勝利し2期目に突入するとしたら、その意味は歴史的なものになるかもしれない。
1つには、習近平は香港への対応だけでなく、台湾への対応も失敗し、中台統一の機運をほぼ永久的に失うかもしれないからだ。この事態は、「習近平の失態」として党内で問題になるかもしれない。1年前までは蔡英文再選の目などなかったのだ。
人民を豊かにするという目標を掲げるも経済成長が急減速していくなかで、共産党一党独裁の正統性を維持するために台湾統一は必須であった。それが不可能になれば、共産党の執政党としての正統性は根底から揺らぐ。台湾総統選で蔡英文が勝利すれば、それは習近平の敗北である。
さらに、歴史的に国民党推しだった米国が初めて民進党推しに転じての選挙であり、米台の安全保障面での緊密化は加速していくだろう。中国の金銭外交によって国際社会での孤立化が急速に進んだ蔡英文政権だったが、米国との急接近は台湾の国際社会における地位を大きく押し上げることになる。
さらに言えば、蔡英文政権の後を頼清徳政権が引き継ぎ、通算16年の長期民進党政権時代が誕生する可能性も出てきた。それだけの時間があれば、台湾アイデンティティは、中華アイデンティティと異なる形で確立でき、また官僚や軍部に根強く残る国民党利権、しがらみも浄化できるかもしれない。東シナ海に、中国を名乗らず、脱中華を果たした成熟した民主主義の自由な華人国家が誕生することになれば、それは近い将来に予想される国際社会の再編を占う重要な鍵となるだろう。
かなり私的な期待のこもった見立てではあるが、今も続く香港の若者の命がけの対中抵抗運動と、米中対立先鋭化という国際社会の大きな動きの中で、台湾は国家としての承認を得られる二度目のチャンスに恵まれるかもしれない。
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9月定例会 一般質問・答弁要旨
令和2年9月定例会 一般質問・答弁要旨
議席番号6番 中野 智基
議長より発言の許可を得ましたので、通告に従いまして一般質問を行います。今回私は、都市公園の課題について一般質問を行いたいと思います。 まずはじめに、6月定例会に引き続きまして、この9月定例会も新型コロナウィルス感染症拡大防止対策を実施した上での定例会となりました。本日の一般質問においても、議事堂には議員11名、理事者は通告者のみの出席にて行われている状況にございます。 本市の感染状況につきましても、7月22日以降9月の初旬まで新型コロナウィルス感染者の報告が連日のようにございました。 5月の緊急事態宣言解除後、私たち市民の緊張感は再度高まった状況にございます。8月臨時会においては愛知県知事に対する、新型コロナウィルス感染症拡大防止体制の強化を求める意見書が、知立市議会全会一致にて可決され提出されたところでございます。 現在は感染症は、感染者延べ48名と感染拡大は小康状態でございますが、感染された方にはお見舞い申し上げるとともに、コロナ対策に奔走されている関係者方々への敬意を表し、感謝申し上げ、また私たちは普段の生活や経済活動を取り戻すための準備と、引き続き感染拡大防止への努力と両立を図りながら新たな日常を作る取り組みを進めて参りたい、そのように決意する次第でございます。 それでは本題に入りたいと思います。先に一般質問を行われた佐藤議員の質問事項において、市長公約について議論が行われました。今年の11月29日には知立市長選挙が執行されることもあり、林市長にとってはこの9月定例会は、3期目実質最後に臨む議会となります。市長はこれまでに、知立市独自の施策としまして、子育て日本一、少人数学級、知立駅周辺整備事業、地方創生諸施策、本市の持続発展可能性を高める都市計画づくりなど、様々な取り組みが行われてきたところでございます。総括としまして、これらすべてについて質問を行いたいと言う気持ちは山々ではございますが、限られた時間でございます。今回の一般質問については、ワンイシュー、1つの政策課題のみとし、林市長1期目就任以来凍結されている、総合公園整備事業を含めた都市公園の課題について質問を行わさせていただきます。
さて、都市公園の課題については、本年4月に施行された知立市緑の基本計画に明示されています。緑に対する市民意識調査では、憩の場やレクリエーションの場としての期待感が最も高く、これはコロナ禍におきましても再認識されたところ。また、地球温暖化の緩和、美しい市街地景観の形成など、役割が次に続くものとなっています。その一方では、災害時の避難場所になることや地域コミュニティーの形成に役立っていると考える人は比較的少なく、いわゆる市民ニーズと行政ニーズとの乖離が若干見受けられる、そういったことがアンケートからは読み取れます。 これらを総括すると、市民の憩の場レクレーションの場としての安心安全な公園ニーズが高い中、老朽化対策、現在存する都市公園のリニューアルは、財源の問題上、中々進んでいない状況にあり、行政が示している都市公園政策の内、公園の多様性の確保、いわゆるにぎわい創出や防災機能の確保については、市民の認知度が低く、今後力を入れて取り組んでいかなければならない状況にあると分析いたしました。 特に、にぎわいの創出と防災機能の確保については、今まで世間では言われてきたものの、本市においては、まだ実現されていないコンセプトである、そのように感じております。 また都市公園等の大局的な課題としては、本市の市民一人当たりの都市公園面積が十分に確保されていないことが指摘されています。今回策定された緑の基本計画では、目標年度を2031年、令和13年度までに、一人当たりの公園面積を9.5平米から10.7平米に引き上げるとの目標値が定められています。一人当たり1.2平米引き上げるとのことでございますが、この面積には総合公園の面積も含まれている、そのようにお聞きしている。 これらの課題について大きく区分けすると、①現在ある公園の老朽化対策や樹木の維持管理を充実させること、②多様な機能を確保することの必要性を市民に強く訴え、それらを具現化すること、③そして市民一人当たりの公園面積を拡大することこの3点がこの緑の基本計画に示されていると理解しました。 そこでこれら3点について順次質問します。まず初めに施設や樹木管理につきまして、市民ニーズが一番高い、憩いの場、レクリエーションの場として公園は当然安全でなければなりません。また美しい市街地景観に対する役割が期待される中、樹木が利用者はもちろんのこと、近隣住民に迷惑をかける状況であってもいけません。しかしながら、現在供用されている公園施設や、樹木の維持管理状況は、財源の問題により十分ではない状況が見受けられるところ。現在の都市公園等の維持管理費は、令和元年度の決算によると、8款の公園緑地費決算額1億2,566万7,357円となっており、直接の維持管理費は1億円程度と聞いております。この額は、町内会から要望のある市道の維持管理や改良費に匹敵する金額となっています。そこで質問いたします。
【質問1】 市民の身近な憩いの場である公園であるが、遊具や付属施設、樹木管理において様々な課題があると聞いている。まずは遊具や付属施設管理の現状について所見をお聞かせ願う。
【答弁1】 只今質問者より紹介あったように、令和元年度では公園維持に約1億1000万円ほど支出している。支出の内容については、遊具や施設の改良にはほとんど予算が使われていない状況にある。 遊具等の維持管理状況については、専門業者よって年間4回の点検を行っており、その他の付属施設については、目視確認により点検を行っている状況。しかしながら、目視あるいは打設だけでは確認できない部分があるため、ある一定の期間が過ぎたものについては交換をしていきたいと考えているが、財源の問題上、手が回らないことが課題となっている。
【質問2】 続いて、樹木管理について現状と課題をお聞かせ願う。
【答弁2】 現在市内には、128カ所の都市公園及び緑地等が設置されている。それら多くの公園は、土地区画整理事業によって設置されたものとなっている。特に知立第二土地区画整理事業にて設置された公園は、完成から40数年が経過しており、それ以外の公園についても30年以上経過したものが多い状況にある。公園完成時に植樹したものが時間の経過と共に大きくなり高くなり、公園の利用者はもとより周りの方への落ち葉や枝が落ちてくるなどの危険性があるなどの認識はしているが、枝打ち等が満足にできていない状況にある。また、高木となると高さがあるため、高所作業車が必要となるため、一公園あたり数十万円から100万円の予算を要し、財源的なものが課題となっている。
【質問3】 次に、多様な機能確保について質問する。公園におけるにぎわい創出とはどのような概念を示すのか、見解をお聞かせ願う。
【答弁3】 郊外の公園とまち中、駅近の公園を分けて考えた方が適切であると考えている。やはり、まち中、駅近の公園ついては、稼げる公園として、あるいは経済活動が可能な公園、そういったことを含めてにぎわい創出を検討していきたい。また現在、国等の方針変わってきており、公園内建築物の建ぺい率規制が緩和された。以前は2%の建ぺい率であったが、一定の条件を満たすことによりプラス10%ほど嵩上げすることが可能となった。ついては、その規制緩和を活用し、建物を建築することにより、そこで経済活動等を行うことにより、別の用途で公園を訪れる利用者を増やすことによって、にぎわい創りが可能となると考えている。
【質問4】 続いて、防災機能の確保とは具体的にどのような機能確保のニーズがあるのかお聞かせ願う。
【答弁4】 公園の機能として、避難場所としての防災機能は現在保有していると認識している。二次的なことを考えた場合に、支援物資の集配場となるような機能などが求められる。その先には、仮設住宅が立てれるような広さがあれば、防災としての機能が発揮できると考えている。
【質問5】 緑の基本計画では、今後の都市公園の具体的な施策として、緑の拠点となる公園の整備を推進すると明記されている。知立駅周辺土地区画整理事業地内の知立駅前公園や堀切公園の整備、また将来的には総合公園も含まれていると認識しているが、これらの都市公園には、正に、にぎわい創出や多様な機能確保が求められている。今後新たな都市公園を整備していく中で、にぎわい創出、防災機能確保に対し、市民の認識を高めるためにはどのような取り組みが必要であると考えるか見解をお聞かせ願う。
【答弁5】 現在、施行している知立駅周辺整備事業においては、知立駅の北側に駅前公園、駅南側に堀切公園のリニューアル計画を策定している。それらの公園では、市民の方に上手に利用していただき、知立駅周辺のにぎわいづくりの一助となるようなものとしていかなければならないと考えている。 そのためには、行政からの呼びかけだけではなく、公園をどういうものにしたら市民の方が利用したいと思う公園となるか、様々な人の意見を集約していくべきであると考える。ついては、今後多くの意見や知恵を募り、具体的な整備計画を立案していきたい。 また公園は、緑の確保、防災上も大変重要な施設であると理解しているので、その点もしっかり踏まえた上で計画策定に取り組んでいきたい。
副市長の答弁により、今後の都市公園整備への方針が理解できた。特に、知立駅前公園及び堀切公園は土地区画整理事業地内の事業であるため、事業完了年度が決められている。残された時間は少ないが、多くの人の意見を集約し、緑の基本計画に示された多様性が確保された公園づくりに取り組んでいただきたい。
このように、現在ある公園の維持管理、新たな都市公園整備、特に中心市街地のまちびらきに必須となる知立駅前公園や堀切公園整備への取り組みについて、多くの課題があることが明らかになった。特に、財源については非常に悩ましい問題である。 一方、本市には、総合公園整備事業基金という特定目的基金が設置されている。令和元年度末現在の基金残高は、154,575,442円となっており、平成19年度に創設され、平成20年に林市長が就任されて以来、利子積立てを除き、積立ても支出もされず凍結されている状態となっている状況。この基金凍結状態については、過去12年間多くの議員の方があり方について問いかけられ、総合公園整備計画が平成20年に策定された以降、平成24年に特定都市河川浸水被害対策法における特定河川区域に指定されたにもかかわらず、計画の見直し又は廃止も行われず現在に至っている。確かに、市長が言われるとおり、現在、知立駅周辺整備事業がピークを迎える中、また新たに立ち上げを目指している土地区画整理事業や再開発事業の協力者や関係者の心情を考えると、私自身は、総合公園整備推進論者ではありますが、今すぐに総合公園整備事業をスタートさせることは現実的ではないと感じるところ。 ただし、このような前提があっても、現在都市公園が抱える課題、主に財源の問題を抱える中、塩漬けとなっている基金を放置しておくことは、市民にとっても、本市の健全な都市発展の観点においても、そして行財政運営の面からも看過することはできない、私ははっきりと申し上げたい。 特にまちびらきの象徴の一つとなるであろう、知立駅前公園、堀切公園の都市公園整備には多くの財源を要することとなる。
【質問6】 そこで総合公園整備事業基金の運用に対し提案したい。緑の基本計画に市民一人あたりの公園面積拡大の数値目標がある以上、総合公園の整備は前提ではあるが、緑の拠点となる公園、それら拠点を結ぶ緑道整備や改修については、総合公園整備の事業目的に資するものであるならば、柔軟な基金運用をしていくべきではないか。経常収支比率が高止まりである以上、経営者の観点からみれば、今ある資産を有効に活用していくことは経営側の責任ではないか。私はそう考える。今述べた私の意見に対し、担当部長と市長に見解をお聞かせ願う。
【答弁6 都市整備部長】 総合公園整備事業は、中止ではなく、計画を凍結している状況にある。また総合公園整備事業基金については、当初の事業計画では、4億円を積み立てる計画であった。現在基金残高は1億5千万円となっており、まだ2億5千万円が足りない状況にある。そのような中、条例改正をとおして別用途への支出となると、将来の総合公園整備の機運低下を招くことが危惧されるため、担当部署としては、現在ある基金を今の形のまま残しておきたいと思っている。 また、公園の位置等については、当初の計画が策定された平成19年頃から現在に至るまで、東日本大震災や、知立市が特定河川区域に指定されたという変化があるため、再度計画の見直しが必要があると認識している。しかしながら、公園整備の凍結解除時期が決まっていないため、計画見直しまでには至っていない。計画が具体的に動くことが決まった時期を見計らって、計画見直し作業に入ることとなる。
【答弁6−2 市長】 総合公園整備事業基金について、先程担当部長が申し上げたとおり、当時基金を創設した際には、大きなエネルギーを持って基金条例を制定し、基金積立てを開始したものである。 基金については、条例化に基づいた特定目的基金であるため、総合公園整備を達成させるために、現在は利子のみではあるが、基金の積立てを継続している。一方では、知立市は財政状況が厳しい中、総合公園整備事業基金を塩漬けにしておくことは合理的ではないのではとの指摘があった。先ほど質問者から、公園管理が行き届かない部分にその基金を柔軟に活用して、市民サービスを向上させることが大切ではないかという提案をいただいた。このことについては有意義な提案であると感じているので、基金であることを十分に踏まえたうえで、慎重に検討してまいりたい。
本市の財政状況が厳しい中で、この総合公園整備事業基金の柔軟な運用を是非とも検討していただきたい。ただし、先人の方たちが総合公園整備事業基金という大きな財産を築き上げたという行為を尊重していく上で、どのようにこの局面を乗り越えていくのか、これから議論をさらに深めて行くべきである。今後の市民サービスの向上に向けて、まずは行政執行部内で議論を深めていくことを強く要請する。
総合公園の整備は、少なくとも知立連続立体交差事業が完了するまでスタートすることは難しいかも知れない。また、実際に事業を進めるとしても、助走期間も必要であると思われる。調査、基本計画の見直し、財政計画の策定など段階を踏まえるとなると、事業着手はまだまだ先になることが予測される。これを逆手にとれば、基金を積み立てる期間の余地もまだまだあるということになる。
【質問7】 ここで市長に質問いたします。そもそも総合公園は成就するのか。また、将来総合公園整備に取り組むにあたり、基金積立てに対する考えについて見解をお聞きかせ願う。
【答弁7】 総合公園整備について、当然ながら成就させたいという想いである。現在は、利子分だけではあるが、基金積立てを継続している。各種事業の優先順位を考えると、今は知立駅周辺整備事業に力を注がないと、経済効果や税収確保が遅れてしまうことが危惧される。知立駅周辺整備事業は、現状況下において一番に取り組むべきものであると考えている。総合公園整備は、駅周辺整備事業完了後に、基金の積立てを本格スタートさせ、事業着手に向け計画を進めていくべきだと考えている。
【質問8】 本市においても、毎年度普通建設事業費への投資上限額を設定し財政運営を実施しているところ。また、知立駅周辺整備事業がピークを迎える中で、公債費(借金返済額)の支出も令和12年度、13年度にピークを迎えると予測されている。その時期までは新規大型事業の立ち上げは、財政運営上、実質厳しいことは理解できる。そこで本市の長期財政運営に対する展望をどのように見込んでいるのか、担当部長の見解をお聞きかせ願う。
【答弁8】 本市の普通建設事業費は、一般財源ベースで年間8億円から9億円程度の支出で推移している。そのような状況において、新規大型事業の立ち上げは、起債(借金)に頼るというような予算編成になるため、財務担当部局としては、長期財政計画を踏まえた上で計画的に事業を進めていくべきだと考える。
知立駅周辺整備事業では、毎年約10億円を起債(借金)しているため、返済期間である18年で割り返すと、毎年約5千万円の公債費(借金返済額)が上乗せされ増えていく。逆に言えば、駅周辺整備事業が完了したあかつきには、この公債費(借金返済額)が毎年5千万円ずつ減っていくこととなるので、総合公園整備事業の開始のチャンスを見計らっていただきたい。 そして、現在塩漬けとなっている総合公園整備事業基金については、現在の都市公園の課題を解決するために、基金を柔軟に運用し、市民サービスの向上に努めていただくことを申し上げる。
【質問9】 市民の身近にある憩いの場、レクリエーション場である公園は安全でなければならない。樹木管理についても、利用者の安全はもちろんのこと近隣住民に迷惑をかけないよう、適切な管理が必要である。そして、新たな公園ニーズに応えるための都市公園整備が求められる中、これら課題について、財源をどのように生み出していくか、今回の一般質問にて問題提起と基金の有効活用について提案させていただいた。特に、多額の財源を必要とする知立駅前公園と堀切公園の整備は、完了年度が決められている事業であり、本市全体の普通建設事業費のシーリング(上限)が決められている中、ぜひとも賢い財政運営を行っていただき、私たち市民ニーズに応えることのできる都市公園施策を推進していただくよう強く訴える。最後に市長の取り組みに対する心意気をお聞きし、私の一般質問を閉じさせていただきます。
【答弁9】 総合公園整備事業基金の凍結状態については、もったいないとの想いを抱いている。その理由は、先に行われた佐藤議員の一般質問でも指摘のあった、草刈公園の草刈り頻度が足りていないという問題や、高木(こうぼく)が近隣に迷惑をかけている問題など、財源的な問題により十分な対応が出来ていない状況となっており、市民の方に迷惑をかけている。その一方で、総合公園整備事業基金が凍結されている状況を看過せず、公園の課題解決のためにその基金を柔軟に運用していくべきではないかとの提案であった。現在本市では、企業誘致を展開しており、それが成就したあかつきには、財源が生まれるかも知れない。また、知立駅周辺整備事業が完了した頃には、思った以上に総合公園整備事業基金に積み立てることが可能になるかもしれないことも考える。いずれにしても、それらのことを踏まえた上で、今後の都市公園行政を遂行していきたい。
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昨年8月31日にバイデンはアフガニスタンからの米軍の撤退を終え、そのあまりに非人道的な撤退の仕方に全世界から囂々(ごうごう)たる批難を浴びた。アメリカに協力していたNATO諸国はバイデンのやり方に失望し、心はアメリカから離れていった。
「アメリカ・ファースト」のトランプから大統領のポストを奪うことに成功したバイデンは、「アメリカは戻ってきた」と国際社会に宣言していたが、その信頼は失墜し、支持率もいきなり暴落した。
そこで思いついたのは、バイデンが長年にわたって培ってきた地盤であるウクライナだったのだろう。バイデンはいきなり軸足をウクライナに移し、9月20日にはNATOを中心とした15ヵ国6000人の他国西軍によるウクライナとの軍事演習を展開した。このウクライナとの演習は1996年から始まっているが、開始以来、最大規模の演習だったと報道されている。
10月23日になると、バイデンはウクライナに180基の対戦車ミサイルシステム(シャベリン)を配備した。
このミサイルはオバマ政権のときに副大統領だったバイデンが、ロシアのクリミア併合を受けてウクライナに提供しようと提案したものだ。しかしオバマはそれを一言の下に却下した。「そのようなことをしたらプーチンを刺激して、プーチンがさらに攻撃的になる」というのが却下した理由だった。
このミサイルをウクライナに提供したらプーチンが攻撃的になる――!
オバマのこの言葉は、きっとバイデンに良いヒントを与えてくれたにちがいない。
案の定、バイデンがウクライナに対戦車ミサイルを配備したのを知ると、プーチンは直ちに「NATOはデッドラインを超えるな!」と反応し、10月末から11月初旬にかけて、ウクライナとの国境周辺に10万人ほどのロシア軍を集めてウクライナを囲む陣地配置に動いた(ウクライナのゼレンスキー大統領の発表)。
アメリカ同様、通常の軍事訓練だというのがプーチンの言い分だった。
こうした上で、バイデンは何としてもプーチンとの首脳会談を開きたいと申し出て、2021年12月7日の会談直後に「ウクライナで戦いが起きても、米軍派遣は行わない」と世界に向けて発表したのである。
◆ウクライナ憲法に「NATO加盟」を努力目標に入れさせたのはバイデン
バイデンは副大統領の期間(2009年1月20日~2017年1月20日)に、6回もウクライナを訪問している。
訪問するたびに息子のハンター・バイデンを伴い、ハンター・バイデンは2014年4月にウクライナ最大手の天然ガス会社ブリスマ・ホールディングスの取締役に就任した。この詳細は多くのウェブサイトに書いてあるが、最も参考になるのは拓殖大学海外事情研究所の名越健郎教授がまとめた<「次男は月収500万円」バイデン父子がウクライナから破格報酬を引き出せたワケ安倍政権の対ロシア外交を妨害も>だ。これは実によくまとめてあるので、是非とも一読をお勧めしたい。
しかし、これらの情報のどこにも書いてないのが、バイデンが副大統領として活躍している間に、意のままに動かせたポロシェンコ大統領(2014年6月7日~2019年5月20日)を操って、ウクライナ憲法に「NATO加盟」を努力義務とすることを入れさせたことだ。
私はむしろ、この事実に注目したい。その経緯の概略を示すと以下のようになる。
●2017年6月8日、「NATO加盟を優先事項にする」という法律を制定させた。
●2018年9月20日、「NATOとEU加盟をウクライナ首相の努力目標とする」旨の憲法改正法案を憲法裁判所に提出した。
●2018年11月22日に憲法裁判所から改正法案に関する許可が出て。
●2019年2月7日に、ウクライナ憲法116条に「NATOとEUに加盟する努力目標を実施する義務がウクライナ首相にある」という趣旨の条文が追加された。
(後半の3項目に関してはこちらを参照。)
プーチンのウクライナに関する警戒は、こうして強まっていったのである。
◆ハンター・バイデンのスキャンダルを訴追する検事総長を解任させた
なぜ、この憲法改正にバイデンが関係しているかを証拠づける、恐るべきスキャンダルがウクライナで進行していた。
バイデン副大統領の息子ハンター・バイデンが取締役を務めるブリスマ・ホールディングスは脱税など多くの不正疑惑を抱いたウクライナの検察当局の捜査対象となっていた。
しかし2015年、バイデンはポロシェンコに対して、同社を捜査していたショーキン検事総長の解任を要求。バイデンはポロシェンコに「解任しないなら、ウクライナへの10億ドルの融資を撤回するぞ!」と迫って脅迫し、検事総長解任に成功した。その結果融資は実行された。
このことは検事総長が、解任されたあとにメディアに告発したと名越教授は書いている。
ウクライナの検事総長を解任する犯罪的行為を操れる力まで持っていたバイデンは、ウクライナに憲法改正を迫ることなど、余裕でできたものと判断される。
今般、ウクライナを焚きつけて騒動を起こさせた理由の一つに「息子ハンター・バイデンのスキャンダルを揉み消す狙いがあった」と筆者に知らせてきたのはクレムリン筋に近い関係者とアメリカにいるトランプ派の「教え子」だ。双方の意見が一致している。
筆者はシンクタンク中国問題グローバル研究所を運営していて、そこには複数のロシアの研究員がいるだけでなく、習近平を批判するようなシンクタンクに研究員として名前を出すことは(プーチンの怒りに触れるので)出来ないが、実情報告なら個人的に行ってもいいと言ってくれる研究者が何名もいる。
実は筑波大学には世界100ヶ国以上から外国人留学生が来ていて、一橋大学や千葉大学を含めて30年間以上にわたり留学生センターで相談業務に当たっていた筆者は、各国からの国費留学生の相談に乗ってあげていたので、世界各国には、すでに中堅以上の人物になっている「教え子」がネットワークを作ってくれている。
それらの情報によれば、「アメリカで中間選挙や大統領選挙になった時に、必ずトランプがバイデンの息子のスキャンダルを再び突っつき始めるので、それを掻き消すためにウクライナで成功を収めておかなければならないという逼迫した事情がバイデンにはあった。その時が来ればトランプが必ず暴き出す」とのこと。
この情報は早くから入手していたが、証拠がないだろうという批判を受ける可能性があり、日本がバイデンの表面の顔に完全に支配されてしまっている状況では、とても日本人読者に受け入れてもらえないだろうと懸念し、こんにちまで書かずに控えてきた。
しかしウクライナをここまで利用して翻弄させ、結果捨ててしまったバイデンの「非人道的な」なやり方に憤りを禁じ得ず、ここに内幕を書いた次第だ。
◆NATOもウクライナに応援部隊を派遣しない
筆者に、思い切って正直に書こうと決意させた動機の一つには、2月24日夜21:22に共同通信社が「部隊派遣しないとNATO事務総長」というニュースを配信したこともある。
それによれば「NATOのストルテンベルグ事務総長は24日の記者会見で、東欧での部隊増強の方針を示す一方、ウクライナには部隊を派遣しないと述べた」とのこと。
バイデンは2021年12月8日の記者会見で「他のNATO加盟国の行動次第だ」と言っていた。
NATO事務総長の発表は、バイデンに「NATOが派遣しないと決めたのだから、仕方がない」という弁明を与え、米軍がウクライナへ派兵しないというのは、これで決定的となっただろう。
あまりに残酷ではないか――!
ウクライナをここまで焚きつけて血を流させ、自分は一滴の血も流さずにアメリカの液化天然ガス(LNG)の欧州への輸出を爆発的に加速させることには成功した。
おまけにアフガン撤退によって離れていったNATOの「結束」を取り戻すことにもバイデンは今のところ成功している。
この事実を直視しないで、日本はこのまま「バイデンの外交工作に染まったまま」突進していいのだろうか。
このような「核を持たない国を焚きつけて利用し、使い捨てる」というアメリカのやり方から、日本は何も学ばなくていいのだろうか。
物心ついたときにソ連兵の家屋侵入に怯えマンドリンの矛先に震えた経験を持つ筆者は、プーチンのやり方を見て、アメリカの日本への原爆投下に慌てて第二次世界大戦に参戦し素早く長春になだれ込んできたソ連兵を思い起こした。
ソ連はいつも、こういう卑劣な急襲を行う。そして日本の北方四島を掠め取っていった。その伝統はロシアになっても変わっていない。
一方では「核を持つ国アメリカ」のやり方は、日本の尖閣諸島防衛に関しても、ウクライナを利用し捨てたのと同じことをするのではないかと反射的に警戒心を抱いた。なぜならバイデンはウクライナに米軍を派遣しない理由を「核を持っているから」と弁明したが、それなら「中国も核を持っている」ではないか。
「米露」が核を持っている国同士であるなら、「米中」も核を持っている国同士だ。だから万一中国が尖閣諸島を武力攻撃しても、「米軍は参戦しない」という論理になる。
自国を守る軍事力を持たないことの悲劇、核を捨てたウクライナの屈辱と悲痛な悲鳴は、日本でも起こり得るシミュレーションとして覚悟しておかなければならないだろう。
そのことを日本の皆さんに理解して頂きたいという切なる思いから、自戒の念とともに綴った次第だ。真意をご理解くださることを切に祈りたい。
追記:ニクソンは大統領再選のために米中国交樹立を謳い(1981.04.16)キッシンジャーに忍者外交をさせて(1971.07.09)、中華人民共和国(中国)を国連に加盟させ中華民国(台湾)を国連から追い出した(1971.10.25)。それがこんにちの「言論弾圧を許す」中国の巨大化を生んだ。大統領再選のためならアメリカは何でもする。そのアメリカに追随する日本は、天安門事件で対中経済封鎖を解除させることに奔走し、モンスター中国を生んだ。その中国がいま日本に軍事的脅威を与えている。この大きな構図を見逃さないでほしい。結果は後になってわかる。

遠藤誉
中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士
1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。中国問題グローバル研究所所長。筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会学研究所客員研究員・教授などを歴任。著書に『裏切りと陰謀の中国共産党建党100年秘史 習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐』、『ポストコロナの米中覇権とデジタル人民元』、『激突!遠藤vs田原 日中と習近平国賓』、『米中貿易戦争の裏側 東アジアの地殻変動を読み解く』,『「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか』、『毛沢東 日本軍と共謀した男』、『卡子 中国建国の残火』、『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など多数。
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習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐 裏切りと陰謀の中国共産党建党100年秘史著者:遠藤誉
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日フィン100周年 LANDSCAPE OF FINLAND
熊本放送文化振興財団・熊本市健軍文化ホール芸術文化団体等助成事業
日本・フィンランド外交関係樹立 100 周年記念
2019年2月27日開催 志娥慶香ピアノリサイタル 「北欧・フィンランドの風景〜冬と夏〜」
熊本市健軍文化ホールにて
主催:志娥慶香・熊本市健軍文化ホール
後援:フィンランド大使館・熊本県文化協会・一般財団法人熊本市国際交流振興事業団・熊本日日新聞社 ・熊本放送・テレビ熊本・くまもと県民テレビ・熊本朝日放送・エフエム熊本・FM791
協力:ジュンアイフォトグラフ・甲野善一郎・Comodo arts project
B2ポスター
(印刷物すべてのデザインは MOTOSHIKI 石井克昌さんによるものです)
Concert program in English is here.
プログラム 第一部 志娥慶香 作品
「穀雨」
二十四節気のひとつである穀雨は、百穀を潤す春の雨。阿蘇の山々に降り注いだ雨は約20年の時をかけて地下水を育み、熊本市民はこの水の恩恵を受け暮らしています。偉大なる自然に感謝の意を込めて。映画「NOT LONG, AT NIGHT 夜はながくない」エンディングテーマ曲。
「蘇峰」
阿蘇の山々にそよぐ風。熊本地震からの復興の祈りをこめて。 エフエム熊本「朗読 声の贈りもの」テーマ曲。
「liquescimus」~ TVアニメ「宝石の国」より~
liquescimusとはラテン語で「溶ける」の意味。冬のフィンランドで体験した流氷の冷たさや孤独感、色の質感などのインスピレーションを大いに生かし、全国放送TVアニメ「宝石の国」第8話エンディングテーマソングとして作詞作曲しました。
「青いモーメント」
3月。フィンランドの冬、朝晩は深い青の世界に包まれます。陽が昇ると、雪と氷の大地にまばゆい太陽が反射してそれはそれは青白い輝かしい光の世界にさま変わり。白い大地に青い影が映る景色はまるでおとぎの国のようです。少しずつ溶けゆく水面には可愛らしい音が、分厚い氷の下では水流で氷がぶつかりあいクジラの鳴き声のようなくぐもった音が鳴っています。白鳥の群れとともに希望の音が近づいてくるようです。
「コケマキ川、夏の黄昏」
7月。フィンランドの夏は意外にも静寂と安らぎに包まれていました。蝉の鳴き声さえないのです。森ではほろほろと優しい風の音がして、まるで妖精が住んでいるかのようです。人々は森でベリー摘みやキノコ採りをし、湖畔のサウナでゆっくりと時間を過ごしながら自然の恵みを謳歌します。ハリヤヴァルタ市を流れるコケマキ川のほとりで多くを過ごし、繊細な白夜の光に演出されたその風景は魔法のようでした。なかなか日が沈まず、ほのかな黄昏時の明るさが深夜まで続きなんとも不思議な気分にさせてくれます。
プログラム 第二部 フィンランドの音楽
(ゲストピアニスト・アレンジャー 杉本ゆみ)
フィンランド民謡「空は青くそして白い」(編曲:杉本ゆみ)
空は青くそして白い そして無数の星に満たされている わたしの若い心が たくさんの想いで満たされているように
まさにフィンランドの色を歌った曲。正式名称「フィンランド共和国」の国旗は白地に青十字で、青色は湖と海と空を、白色は雪を、十字はキリスト教を象徴します。人口は約550万人。国土の面積は日本より少し小さく、その4分の1は北極圏に属し、国土の7割以上を占める広大な森と、美しいバルト海、18万8千もの湖があります。
フィンランド民謡「ここ北極星のもとに」(編曲:志娥慶香)
ここ北極星のもとに 今 我が故郷がある でもその星の向こう側には 別のわが家があるのだろうか
ここでは花の一生のように 時が足早に過ぎ去る 向こうには限りない楽しみが あたかも天使の時のような
あまりにも満月が綺麗だったので凍てつく冬の寒さの中で空を眺めていたら、現地の方が「あれが北極星だよ」と真上を指差し、昔から伝わるこの曲を歌ってくれました。フィンランドの詩人ヤーッコ・ユテイニによるこの地だからこそ生まれた詩と、美しくもの悲しいメロディーに胸を打たれ、まさに北極星の真下に自分がいることやフィンランド人の精神を体感しました。私が出会った最初のフィンランド民謡です。
ペルットゥ・ヒエタネン、タイスト・ヴェスリン「ノクターン」(編曲:杉本ゆみ)
ウズラクイナは歌い 満月の光はライ麦畑にあふれる 夏の夜の黄昏はわたしの幸せ
ヴァナモの花の香りと水に映る影 それらに包まれてあなたに歌を捧げよう わたしの心の深い静けさを
フィンランドの国民的詩人エイノ・レイノが綴った詩「ノクターン(夜想曲)」にメロディーをつけノスタルジックにロマンチックに歌われるこの曲は、夏の美しさとフィンランド人の心を表し愛されています。夏の夜は太陽が沈まない「白夜」となります。その繊細な光に包まれた夏の自然の美しさは、恋心と同じくらいせつない気持ちにさせてくれます。
ウント・モノネン「サトゥマー」(編曲:志娥慶香)
おとぎの国の紺碧の海岸へ 私の歌よ飛んでゆけ
わたしを待っている最愛の人が住んでいる彼の地へ
鳥のように翼があるのなら 一度でいいから飛んでゆきたい
国民的タンゴ歌手のレイヨ・タイパレが歌い最も有名なタンゴ、サトゥマーは「おとぎの国」という意味。フィンランドでは、昔からタンゴが愛好されてきました。フィンランドの独立とほぼ同じ頃に誕生した「フィンランドタンゴ」はおよそ100年の歴史があります。官能的なアルゼンチン・タンゴとは一味違う安定感のある素朴さが印象的です。夏になると湖畔のダンスホールはダンスパーティーで盛り上がり、全国でタンゴの歌唱コンテストやフェスティバルなどが開かれるほど人気のある音楽です。
フィンランド民謡「サッキヤルヴェン・ポルッカ」(編曲:志娥慶香)
おいで娘よ わたしと踊ろう��夏の夜の喜びを楽しもう
サッキヤルヴィは失われても このポルカは残されたのだから
「サッキヤルヴィのポルカ」という意味で、民族音楽家であった南カレリア出身のアコーデオン奏者ヴァイノ・カハラの演奏活動によってこのポルカは国民的な人気を博しました。サッキヤルヴィとはかつてカレリア地方に存在した地名で、冬戦争(1939)と継続戦争(1941-1944)によりソビエト連邦に侵略され消滅しました。サッキヤルヴィへの慕情や哀愁を込めた歌詞を軽快な曲にのせ歌い継がれています。
ジャン・シベリウス「フィンランディア賛歌」(編曲:志娥慶香)
おお、スオミ(フィンランド国民の自称) 汝の夜は明け行く 闇夜の脅威は消え去り 輝ける朝にヒバリは歌う それはまさに天空の歌 夜の力は朝の光にかき消され 汝は夜明けを迎える 祖国よ
フィンランドはかつて750年余りスウェーデンやロシアの支配を受けていました。19世紀末、長く厳しい冬の時代を経てようやく独立への道を歩み始めた頃、そのナショナリズムに強く影響を受け「交響詩フィンランディア」が誕生しました。のちにその一部のメロディに、詩人ヴェイッコ・アンテロ・コスケンニエミによって歌詞がつけられ「フィンランディア賛歌」が完成しました。 現在も国歌に次ぐ第二の愛国歌として広く歌われています。
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[��場 BGM] フィンランド・カルックの森のサウンドスケープ 録音:志娥慶香
[会場ベル] 作曲・カンテレ演奏:志娥慶香
[Special thanks to] 星加民雄・Tatsuo Hoshika・Henry Flinkman・Satu Tenhonen・abird(録音・映像撮影)・アレックス工房(写真展示)・池上ゆき(ヘアメイク)・近藤賢子(第2部 衣装)
A4フライヤー
A4フライヤー(うら)
チケット
B5パンフレット
[パンフレット] 執筆・編集: 志娥慶香 写 真:甲野善一郎[ 1p(表紙),2-3p,7p,10 - 11p ]
稲留淳[ 1・4p(志娥慶香ポートレート)] Tatsuo Hoshika[ 9p,12p(裏表紙)] Satu Tenhonen[ 5p(上)] 志娥慶香[ 5p(下),8p ]
デザイン:石井克昌(MOTOSHIKI)
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ロビーにて同時開催
稲留淳 写真展「草原のソナタ 〜 音楽家 志娥慶香ポートレート集」
写真家 稲留淳さんによる、阿蘇の移りゆく自然美を舞台に1年を通して撮影しいただいたポートレート展示。お客様にリサイタルの合間にじっくりとご覧いただきました。
(リサイタル後、写真家 稲留淳さんと)
フィンランドの民族楽器カンテレを使って、コンサートホール用のベルを作り、コンサート本番前のベルとして使用しました。
youtube
コンサート告知映像。BGMとして使用した環境音は、フィンランド・カルックの森のサウンドスケープです。このサウンドスケープは、コンサート会場での開場前BGMとしても使用し、お客様にフィンランドの空気を体感していただきました。
youtube
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7/7七夕 誕生日/リンゴスター ピエールカルダン 堤真一 MISIA 上田正樹 シャガール 研ナオコ 青江三奈 塩野七生 川村文乃 タケ小山 青山知可子 誕生日 1844年 陸奥宗光(政治家・外交官) 1857年 麻生太吉 (衆議院議員,貴族院議員,実業家,麻生太郎の曽祖父)[1933年12月8日歿] 1860年 マーラー(作曲家) 1887年 シャガール(画家) 1893年 マヤコフスキー(詩人) 1899年 ジョージ・キューカー(映画監督) 1901年 円谷英二 (特撮映画監督『ウルトラマン』『ゴジラ』)戸籍上は07/10[1970年1月25日歿] 1922年 ピエール・カルダン (伊・仏:服飾デザイナー) 1937年 塩野七生 (歴史小説家『ローマ人の物語』) 1940年 リンゴ・スター (英:ミュージシャン(ビートルズ/ドラムス)) 1942年 クニ河内 (作曲家,音楽プロデューサー) 1943年 結城美栄子(女優) 1945年 青江三奈 (歌手)実際の誕生日は1941/05/07[2000年7月2日歿] 1949年 上田正樹 (歌手) 1953年 研ナオコ (歌手,タレント) 1962年 ナンシー関 (コラムニスト,消しゴム版画家) 1964年 堤真一 (俳優) 1964年 タケ小山(ゴルフ解説者・プロゴルファー) 1964年 浜谷淳子(FLYINGKIDS歌手) 1966年 青山知可子(女優・タレント) 1968年 山本理沙 (歌手,女優) 1968年 島田順子(アナウンサー) 1972年 星奈々(タレント) 1974年 河本香織(アナウンサー) 1978年 Misia(ミュージシャン) 1980年 中西百重 (プロレス) 1981年 滝沢沙織 (女優) 1982年 中野美穂(タレント) 1984年 原田夏希 (女優) 1999年 川村文乃(アンジュルム/女優・タレント・歌手) 誕生花は 水蓮、花言葉は“清純な心”、 誕生石は クリスタル(crystal)、宝石言葉は“純粋”です。 七夕,七夕の節句 旧暦の7月15日の夜に戻って来る祖先の霊に着せる衣服を機織して棚に置いておく習慣があり、棚に機で織った衣服を備えることから「棚機」という言葉が生まれた。その後仏教が伝来すると、7月15日は仏教上の行事「盂蘭盆(盆)」となり、棚機は盆の準備をする日ということになって7月7日に繰り上げられた。 これに中国から伝わった織女・牽牛の伝説が結び附けられ、天の川を隔てた織姫(織女星、こと座のベガ)と彦星(牽牛星、わし座のアルタイル)が年に一度の再会を許される日とされた。 ラブ・スターズ・デー 銀座と有楽町のデパート7店が1988年に、七夕の日を「ラブ・スターズ・デー」と命名して共同宣伝をした。 サマーラバーズデー 新宿地区のデパートが1990年に制定。 七夕に因んで意中の人にプレゼントをする日。 サマーバレンタインデー サマーバレンタイン実行委員会が1986年に制定。 川の日 建設省(現在の国土交通省)が、近代河川制度100周年にあたる1996年に制定。 七夕伝説の「天の川」のイメージがあり、7月は「河川愛護月間」であることから。 竹・たけのこの日 全日本竹産業連合会が1986年に制定。 日本缶詰協会等の産物関係者の話し合いの席上で「竹取物語のかぐや姫が竹の中から生まれた日は7月7日ではないか」という話になり、この日に決定された。 ゆかたの日 日本ゆかた連合会が1981年に制定。 七夕の日、女の子は色の附いた糸を結び、7本の針と瓜を供え、裁縫の上達を祈り、衣類に感謝していたという中国の故事に因んで。 若い人たちにも、ゆかたの美しさを見直し親しんでもらうきっかけにしてもらおうという狙いもある。 乾麺デー 全国乾麺協同組合連合会が1982年に制定。 七夕の日に、素麺を天の川にみたてて食べる風習があったことから。 ポニーテールの日 日本ポニーテール協会が1995年に制定。 7月7日が「七夕」「ゆかたの日」であり、ポニーテールが浴衣に似合うこと等から。 香りの日 全国化粧品小売協同組合連合会中部ブロックが1991年に制定。 七夕に因んで「化粧品を買ってプレゼントしよう」と販売促進の為に提唱した。 冷やし中華の日 この日が二十四節気の「小暑」となることが多く、夏らしい暑さが始る頃であることから。 カルピスの日 1919年のこの日、ラクトー(現在のカルピス)が乳酸菌飲料のカルピスを発売した。 ギフトの日 全日本ギフト用品協会が1987年に、同協会が社団法人化されたことを記念して制定。 七夕は牽牛と織女が年に一度出会う日ということから。 世界遺産の日 [和歌山県] 2005年3月に和歌山県で制定された「世界遺産条例」で定められた記念日。 2004年のこの日、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界文化遺産に登録された。 独立記念日 [ソロモン諸島] 1978年のこの日、南太平洋のソロモン諸島がイギリスから独立した。 歴史・出来事 1937年 蘆溝橋事件(日中戦争の発端) 1960年 メイマン、レーザーを発見、発表 2008年 北海道・洞爺湖畔で第34回主要国首脳会議(北海道・洞爺湖サミット)が開幕。7月9日まで #今日は何の日 (パーソナルカラー用品ドレープ、見本帳,PCCSのご用命はc3(シーキューブ)) https://www.instagram.com/p/CCUuKaWAkWU/?igshid=1kaqul9wrwrhv
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7.高麗の建国と滅亡についてのまとめ
問い3:高麗の建国と滅亡について>7. 高麗の建国と滅亡についてのまとめ
目次は こちら
7.高麗の建国と滅亡についてのまとめ
「高麗の建国と滅亡について」に関してその要点を以下にまとめます。
① 羅第51代の真聖王は、昔から角干の魏弘と私通しており、彼女が887年に即位すると魏弘を常に宮廷に出入りさせ、少年や美丈夫2~3名を、密かに宮廷に引き入れ、。
② 889年、国内の諸州・郡では、貢賦を輸送しなかったので、王都の府庫はすっかり空になり、使者を各地に派遣し、督促させると、各地の盗賊が一斉に蜂起しました。
③ 892年、完山の賊の甄萱が、完山州を根拠地にし、後百済の国号を自称すると、武州の東南方の郡や県は皆、甄萱に降伏しました。
④ 898年7月、弓裔が泪西道および漢山州管内の三十余城を奪い取り、松岳郡(京畿道開城市)に王都を建て、911年に弓裔は国号を泰封と改め、年号を水徳万歳としました。 これで、新羅・後百済・泰封(後高句麗、後の高麗)の後三国が揃いました
⑤ 911年、新羅の52代王が身分の賎しい女を寵愛して、政治を顧みませんでした。大臣が諫めましたが、これを聞き入れませんでした。新羅では第51代・第52代と政治を顧みない王が二代続きました。
⑥ 918年6月、弓裔の部下たちが弓裔を追放し、王建を王に推戴しました。王建は国号を高麗としました。高麗の誕生です。
⑦ 927年9月、新羅の第55代景哀王が妃や嬪などと宴游に耽っている時、後百済の甄萱が王都に侵入し、王は妃や妾数人と共に甄萱の軍中に引き出され、甄萱は新羅王に自殺を強要し、王妃を強淫しました。彼の部下たちに王の妃や妾を勝手にさせました。そして、新羅王の一族の者を立て、これが敬順王です。
⑧ 敬順王は衰えた新羅を自力では維持発展できないと判断して、国民がこれ以上悲惨な目に遭わないようにと考え、王子たちや大臣たちの反対を排除して、国を挙げて自ら高麗に降り、新羅は高麗に併合されました。
⑨ 936年、後百済では甄萱の長男の神剣が父の甄萱を金山寺に閉じ込め王位を奪うと、甄萱は脱出して高麗に入り、この状況を利用して高麗は神剣の後百済軍を撃破して併合し、高麗が韓半島を再び統一しました。韓半島では3重の併合が行われています。
⑩ 高麗の太祖(王健)は統一前にすでに収取制度を変更し、農民の生活を安定させ、開国功臣や地方豪族を役人として登用し、有力な豪族と婚姻を通じて関係を深め、諸制度を実施して地方豪族を牽制しました。
⑪ 太祖は訓要十条の第一で、国家の大業は必ず諸仏の加護によるとして、仏教を保護して禅宗や教宗の寺院を創建しました。しかし、国家護持の仏教は驕り高ぶって腐敗し堕落して、農民や奴婢や下級官吏を下僕扱いし、朝鮮時代に儒者から廃仏論が出る種を蒔いていました。
⑫ また太祖は「逸楽するなかれ」と言っていますが、いつしかそれが忘れられ、その後の王や執権者の多くが政治にはまったく興味を示さず、逸楽に耽っていました。
⑬ 逸楽に耽った国王の代表として、毅宗の例を次に記します。第18代の毅宗(在位1146~1170年)は遊ぶのが好きで、そのことが『本当に悲惨な朝鮮史』の巻11の毅宗の条に記されています。
[【高麗史節要巻11(1152 18毅宗)】
正月に毅宗が康安殿に出かけ、舞楽をご覧になった。前日の夕方に始まった燃灯会は既に終わっていたが、もう一度やれと命じた。毅宗は時のたつのも忘れて舞楽や観劇を楽しんだ。午後になってやっとお開きになった。
さて、夜には宮廷の苑林の木々の間に怪しい火が見えた、焔が高く上がり煌々と輝いた。近くの住人が火事だと思って宮門に駆け付けたが、火事でないことが分かって戻っていった。人々は、王は夜に遊ぶのが好きなのでこういうことが起きたのだと言いあった。
毅宗が万寿亭で宴会を夜通し催し、翌朝になってようやくお開きとなった。(後略)。
【高麗史節要巻11(1156 18毅宗)】
毅宗は宮殿の東北の隅に一軒の閣を建て『衝虚』という額を掛けた。黄金や碧玉が眩いばかりに輝き、その内装は言葉を失うぐらい美しかった。また宮廷の別の一室には良く効く高価な薬をいろいろと取り揃え、その部屋には「善救宝」という額をかけた。また亭をその隣に築き、奇妙な岩や、立派な花卉を集め、「養性」という額をかけた。
これだけに止まらず、毅宗は豪華な庭園を次々に造った。たとえば、庶民の家、50軒を取り壊して「太平亭」を造らせたが、庭には立派な花卉や珍しい果物の樹を取り寄せ、道の左右に植えさせた。また、「養貽亭」を造り、高価な青瓦で葺いた。]
一方、庶民は宮殿や庭園の造営に駆り出され、苦しい労役に携わっていました。このように庶民の苦しみなどに無頓着に遊楽に明け暮れていた毅宗ですが、1170年の武臣のクーデターで島流しになり、その後数年して殺されてしまいました。
⑭ 1170年の軍事クーデターで政権を掌握した武臣政権は、執権者が次々と殺して交代し、崔忠獻が執権者の李義玟と関連した人物を皆殺しにして崔氏政権を打ち建て、4代60年続きました。崔氏政権を含めて武臣政権は100年続きました。
⑮ 武臣政権の時、過酷な収奪と使役に反発し、農民と賎民の反乱が相次いで各地に起こり、身分解放や三国復興運動も起きました。また、1200年前後に、新羅・百済・高句麗を復興しようとする運動が起こったことは、13世紀初めには、一つの朝鮮民族としての意識が高麗の人々になかったことを示しています。
⑯ 1231年以降、モンゴル軍の侵略を受けて、王たちは早々と江華島に逃げ込み贅沢な生活を続けましたが、残された高麗の人達は奴婢までも果敢に戦い、モンゴル軍を敗退させる場合もありましたが、6次にわたるモンゴル軍侵攻に蹂躙され、甚大な被害に遭いました。
⑰ 1259年、高麗王は江華島を出てついに元に降伏し太子を元に送りました。そして高麗王室は元皇室との婚姻を重ね、高麗は元の一つの領域として新羅王が統治する形となりました。
⑱ 高麗は多人数の処女を何度も貢女としてお土産を持ってゆくように元皇室に提供し、また元の要求により高麗政府が専門部署を設置して多くの婦女子を拉致して、元軍のために提供しています。このことは『本当に悲惨な朝鮮史』に記されていますが、韓国の教科書は一言も記していません。
⑲ 1274年と1281年の二度の元と高麗の連合軍による大規模な日本侵攻のことが、韓国の歴史教科書にはまったく記されていません。
⑳ 元の衰亡により、親元派が粛清され、高麗から元が排除されました。そして明は元が支配していた地域を要求したので、これを拒否して明を攻撃するために李成桂が派遣されましたが、1388年、彼は威化島回軍をして、王と執権者を排除しました。李氏朝鮮の建国への序曲が始まったのです。
高麗時代の歴史上の大きな国際的な出来事の一つは、元と高麗の連合軍による1274年と1281年の二度の日本侵攻です。この二度の侵攻ともに悪天候の影響と、侵攻軍が矢を使い果たしてしまって戦えなくなり、将軍たちは全員が無事に引き上げました。この時日本側では対馬と壱岐島の住民と守備の将兵はほぼ全滅し、九州でも多くの戦死者が出ました。元軍と高麗軍の将兵も日本の武士との戦いで多くの将兵が死にました。
元寇の後、1284年、日本と元と高麗の将兵の死者を悼んで、鎌倉幕府の執権であった北条時宗は鎌倉に円覚寺を建立し、二回の元寇による犠牲者を、敵も味方も区別なく平等に供養しました。すなわち日本の武士の死者だけではなく、この戦いで亡くなった元と高麗の将兵の冥福も平等に祈って、丁寧に円覚寺に弔いました。このことは臨済宗大本山円覚寺のホームページ(www.engakuji.or.jp/about.html)に記されています。
韓国の方はご存知ないかも知れませんが、元軍に強制されて日本へ来て戦い、無念の死を遂げた多くの高麗将兵の霊がこの円覚寺で今も眠っています。そして、多くの日本人がこの円覚寺を参拝して、その霊を慰め冥福を祈っているのです。
韓国の方々も、どうかこの日本人の心を知って頂き、日韓両国人を不幸にする無益な敵対的な反日活動を止めることだけが、両国民を幸せにする唯一の道であることに一時も早く気付いて欲しいと思います。
また韓国は、「日本による朝鮮の併合は不法かつ不当である」とし、故にこの併合は無効であると主張していますが、世界の歴史を見れば、強国が弱小国を併合した歴史であると言えます。例えば次のような併合が知られています。
① ローマ帝国:エジプト・フランス・スペイン・ギリシャ・中東諸国などを併合
② 元帝国:ユーラシア大陸の殆どすべての国を併合
③ 秦帝国:中国大陸に存在していた多くの独立国を総て併合
④ オスマントルコ帝国:中東地域と東欧南部諸国・バルカン諸国・アフリカの地中海沿岸諸国などを併合
⑤ 漢帝国:衛満朝鮮を制圧して併合し、楽浪郡など四郡を置いて直接統治した。
⑥ 中国各王朝:アジア大陸における諸国の勃興と分離独立および武力制圧や禅譲による併合と統一
⑦ 高句麗:東扶余・楽浪郡・北方諸国を併合
⑧ 百済:周辺の50カ国余りを併合
⑨ 新羅:周辺12カ国と弁韓12カ国を併合
⑩ 新羅:百済を併合し、朝鮮半島を統一
⑪ 高麗:新羅が自ら降って来て、平和的に併合
⑫ 高麗:後百済を軍事力で制圧して併合し、朝鮮半島を統一
これらの併合は、歴史的事実です。そしてこれらは殆どが軍事力によって相手の国を制圧して、有無を言わせずに併合しています。唯一の例外は、⑪に記した新羅を高麗が併合した事例です。
新羅の最後の敬順王は、反対した王子たちや大臣を退けて、高麗に降って、新羅を高麗に平和的に併合させました。それは、腐敗し弱り切った新羅を自力で維持発展させるのは不可能であると判断したからです。これ以上の国民の苦難の発生を防ぐために、新羅の為政者は国内の反対を排除して高麗との平和的な併合に踏み切ったのです。
この併合時の弱り切った新羅の状況は、大韓帝国が日本との併合条約を締結した時の状況に非常に良く似ています。しかも大韓帝国皇帝が併合の勅諭を発し、時の政府が調印している併合は、歴史上稀に見る平和的な併合です。それにも拘らず、韓国は、「日本による朝鮮の併合は不法かつ不当である」とし、故にこの併合は無効であると主張しています。その理由は、大韓帝国内の一部の併合反対者に対する強圧や排除の上でなされたからであるとしています。しかし、新羅の国王も反対者を強圧して排除の上に異種族の高麗との併合を進めましたが、現在の韓国の人は日韓併合と同様なこの併合に対して誰もこの併合を不法かつ不当であるとはいっていません。このことから、「日本による朝鮮の併合は不法かつ不当である」との韓国の主張は一貫性がなくご都合主義的であり、根拠がりません。
その上、過去の歴史的併合が、不法か合法か、不当か正当か、有効か無効かを決定する国際的な規定は、存在していません。
このようなことを考えた時、唯一出来る意味のあることは、併合がもたらした結果の評価です。その併合された地域の人々を平和で幸せに暮らせるようになったか否かの評価です。その評価によって、併合の良否を論議することは有意義であり、可能だと思います。
さらに韓国は、「併合は加害者と被害者の関係であり、その関係は1000年経っても永遠に変わらない」と主張しています。これは併合された被害者の後百済人は加害者の高麗人に対して、精神的苦痛を含めた補償や賠償及び謝罪を永遠に要求し続ける権利があることになります。
しかし、このような不毛な論議をすることは、誰にも好ましい結果をもたらしません。そして、新たな問題を誘発させるだけで、まったく無益で有害な論議といえます。
ですから大切なことは、過去に囚われて相手を非難して争うのではなく、未来に向けて感情に流されずに誠実に接することです。このような交流を続けているうちに、友好的な雰囲気も生まれて来るのではないでしょうか。これ以外に、韓日両国民を幸せにする途はないと信じています。
世界の人々に、この信念の是非を問う次第です。
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