#喉カサカサだよーん
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役者ふぇーい紹介😧
なペりです。今回はオぽじゃなかったです。
もう、あれから1年経ったんですね。早すぎてびっくりです。私は少しでも成長できたのでしょうか。わかりませんが、強くもなったし弱くもなったような気がします。
書きました。
今回は真面目に。
🔖いつか栞を挟んで
以下、敬称略
・園堂香莉
わたし。寒くなると、思い出すものがありますね。四季の中では春が好きです。
・近未来ミイラ
震えているみーらの手からもらう切符とココアからは、緊張と努力が伝わってきました。私は全然緊張しないタイプなので、「みーら、震えてて草」とか思ってました。というのは半分冗談で、たくさん練習したんだろうなと思います。…………………………………………手品。
・たぴおか太郎
いやぁ、今回の役も本当にぴったりでした。恋バナ、楽しくできるようになって良かったです。たぶん、たぴおかさんが乙女になってくれたからだと思います。可愛かったです。でも、桃色サンゴの方が可愛いです。ピンクあんなに似合う人いないですよ、絶対イエベですよね。鯛焼き食べた時は、私のこと思い出してほしいです。
・錫蘭リーフ
髪切ってさっぱりしましたね。私のおばさんが今回の公演を見て推しって言ってました。順当にちゃうかのビジュ担になっていきそうですね。フックブックローの話してる時、まじでEテレでお兄さんやってそうだなとか思ってました。セイロンも緊張しないタイプなんでしょうか、すご��余裕そうに見えました。
・帝京魂
今公演で一番しっ��りしていたと思います。結構何度も助けられました。ほんまに、ありがとう。演補として日に日に優秀になっています。コンちゃんは静かに周りをよく見てくれていて、気配りができる人だなあと改めて感じていました。でも、実はどこか欠落している部分があるんでしょうか。気になる。それから、もうあなたのネタでは笑いません。
・森々仙入
ずるいですよね、ああいう役。全部持っていっちゃうんですもん。ラムダはポテンシャルがすごくて、割と最初から完成系までできてたなという印象です。けど、たくさん自主練して試行錯誤するタイプで、動きもかなり練習したんじゃないですかね。私は全部の稽古に行きましたが、知らない間に過労キティというモンスターが完成してました。
・箏
私みたいに高校生を演じるのは、自分の年齢とほとんど差がないのでかなりやりやすいですが、おばさんって、普段そこまで関わらない年齢の人だし、めっちゃ難しかったと思います。一人で役と向き合った時間は、ルーベが一番長かったんじゃないでしょうか。楽ステのおばさんは一言一言がすごく心に刺さりました。
・苔丸
お母さんだ〜わぁ〜。ってなりました。すごくお母さんしてました。お母さんすぎてビビりました。子どもに対する優しさの表現が上手で、この家庭は幸せなんだろうなと、見ている誰もが思える演技でした。吹田に巻き込まれている母が意外とノリノリで、見ている人は困惑したことでしょう。
・響夜
かわいかった。めっちゃ。子どもの役って難しくないですか?私は新歓の時子どもの役で、あんまりうまく出来なかったなぁという思い出があります。だからなびやの子どもがうますぎて羨ましかったです。やっぱりなびやは声が良いので、その声質を活かして色々な役ができると思います。これからも色んなキャラクターになってほしいです。
・ミル鍋
あほになるのが誰よりもうまいです。面白すぎるよ、ゆにちゃん。そのくせ演技うまいし。もったいない、本当に。なんだあの役は。なんだあの革ジャンは。ぼろぼろすぎるだろ。でも、、、、、、、悪くなかったです。ゆにちゃんがあほになってる所を見たら、元気でました。ずっとずっと、このままでいてほしい。
・西峰ケイ
まず立て看すごすぎる。いつもセンスをありがとう。らびが、私たちには何の意味があるんですかって聞いて、ベガさんに意味はありませんって言われてた時、大丈夫かなって思ったけど、そんな演出に見事に反逆していてスカッとしました。ほな勝手に暴れさせてもらうわっていう感じがカッコよかったです。
・あろハム権左衛門
ずるいよ、吹田。面白いもん。印象に残るもん。だってあろハムがいるから。そこに、姐さんがいるから。演技、うっまいから。かっけぇから。無言でゆにちゃんをボコボコに殴るところが一番好きです。ハムの声が好きすぎる。ハムの子どもになりたい人生でした。あとキャスパかっこいい。難しいほど楽しいもんですね。
・アリリ・オルタネイト
この人もずるいですね、英語話しただけで面白くなるんですよ?ずるいです。イルルさんにしかできないキャラクターがいることで、脚本に味が出ます。猫撫でながら登場してくるの、最高すぎました。なんか異常にかっこいいし。幕裏でぎゅーしてくれて、ふわぁぁ〜ってなりました。
・〆切三日前
いじめられるのうまいね。いじめられるのって、本当に怖いと思うのがけっこう大事だと思います。いじめっ子怖すぎたし、みそかも怯える演技がうまくて、全体的に上手すぎてグロかったですね。私もそれに乗せられて演技できたような気がします。怖かったよね、よく考えたら四季ちゃんすごくないですか、あれに踏み込んでいくの。
・黒井白子
思ったより一緒に稽古しなかったね。白子のポテンシャルに頼りきってしまったかなあと少し反省しています。でも、白子だからさ。できると思っちゃったんだよね。最初は、奏多の立場がよくわからなくて困りましたね。脚本と真剣に向き合う白子は、今公演かなり悩んだんじゃないでしょうか。どれくらい納得できたかわからないけど、キャスパは楽しかったね。
・中森ダリア
ギャルだったね。みそか蹴ってたの怖すぎて思い出したくありません。ひらりにキモって言われたら立ち直れる自信ないです。怖かったあ。でも雑談してるときは素のひらりなのおもろかったです。四季ちゃんってaespaのカムバとか見てんのかな。周りのギャルたちに合わせてそうだなって思うよね。でも四季ちゃんはタッセルボブだから韓国好きかもしれん。どっちなんだろ。
・きなこ
myきなこ。実は豊高の後輩。部活も少しの間一緒だったね。きなこは私の制服姿を一番見たことがあるということです。体験稽古の時話しかけてくれて、私のこと覚えててくれてたの知って、嬉しかったです。私はどんな先輩に見えてたんでしょうか。今はいい先輩になれているでしょうか。きなこ美味しいよね。私、最近きなこもちとチョコもちハマってます。
・暁レミエル
演補お疲れ様でした。演補って難しそうだなって思います。初めてのことがたくさんあって大変だったと思うけど、負けずに最後まで役目を全うしたえるは偉いです。私は家遠い人を見る度に、すげぇ〜って尊敬してます。体調には気をつけて、これからも無理せず、自分のことを大切にしながら、頑張ってほしいなと思います。
・肆桜逸
すちにき。ガン飛ばさないでください。怖いです。仲良くしましょう。私が初めて役者をした時、すちにきはお兄ちゃんでしたね。あの時は叶わなかった共演が、こうして最後にできたのは感慨深かったです。スチルさんは何も変わっていなくて、あの時も今も、変わらない男子校の学生が、そこにはいました。すごく楽しかったです。またいつか鎧の巨人やらせてください。スチルさん見つけたらぶつかりに行ってもいいですか?
・埖麦
むぎって、すごく、余裕を感じる人だなって思います。焦ってる感じが全然無くて、余裕で遅刻するし、余裕で締切過ぎてる感じがします。悪口じゃないよ。余裕がある人はモテるって言いますし、そのままでいてほしいです。むぎの、余裕のある感じが、周りを落ち着かせる効果を持っているような、そんな気がします。こっちまで心拍数が下がるような、落ち着いた感じ。不思議です。
・紫苑
この芸名の由来は何なんでしょうか。でも、なつめにぴったりな感じがしますね。なつめのイメージカラーって紫色な気がします。まさにシオン。外公のセールスマンもハマり役でしたが、今回の教師もかなりハマってたと思います。実は何でもできちゃうのかな。なつめの醸し出す雰囲気と、それにマッチするキャラクターが世界観に奥行きを出してくれている感じがして、かなり好きです。
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
もう楽ステから1週間ですか、早いですね。
私は喉をやられてここ数日は布団くんとデートしてます。布団くんは私を優しく包んでくれます。そんな大きな体に惚れました。これからもずっと、私の傍にいてほしい。愛してる。
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ここ数日間
わたくし、魔女になっておりました。いや、まだ現在進行形で。ハロウィンは終わってるよ、ってツッコミがきそうだから、ここまでの経緯をお話するね。と言いつつ、言いたいだけ。ここ数日間の話をめちゃくちゃ言いたいだけ。
事の発端は月曜日。朝起きた時の喉の痛み。
これは…
①イビキでやられた
②口を開けて寝てた
③ヤツが私の喉に侵入してきた
④前日の古川優香ちゃんとの電話で盛り上がりすぎた
正解は、1番恐れていた③でした。
まってまって、もうそろそろR1飲んで、今年はR1ゴールドとやらが発売されたからそれを飲んで、絶対風邪引かないぞって気合い入れてた矢先…ウイルスは私にR1を買いに行く時間すら与えてくれなかった。
あ、あと②と③と④は仕方ないとして、①が選択肢に入るのどうなの、と思われたあなたそこはスルーでお願いいたします。
でも侵入され始めのケアが絶対大事だと思って、水分こまめに取って、苦手な後藤散のど飴と龍角散、のど飴界のツートップを贅沢に二刀流してたから、まあ明日��は大丈夫でしょ。
…全然大丈夫じゃなかったーーー!なんなら、昨日よりも余裕で悪くなってるし、彼らツートップは?首が痛くなるほどやったうがいは?あなたたち本当に仕事してくれた?してこれ?って思うレベル。
そのあとはもうみなさまお察しの通り、急降下していきました。
だから、かれこれもう魔女みたいにカサカサな声は5日目。早く魔法学校を卒業したいところだよ。
でもこれだけで終わらないのが川口春奈です。キリッ。
それは昨日のこと。
仕事が終わって、咳もしすぎて肺も頭痛いし声も出ないし、無理無理早く帰ろう。
うん?我が愛車(ただの自転車)がペダルを踏んだ瞬間に、何か解き放たれたような音がしたぞ?
え、てか漕げないじゃん、進まないじゃん、なんで?いや、暗すぎてどうなってるか見えないじゃん?なになに?
…チェーン外れてますけど!!!!仕事終わりで力尽きてた私は、さっさと愛車を諦め、別れを告げてタクシーを捕まえて帰りました。これまた後日、取りにいかないとなー。乗れない自転車を押して歩く帰り道ほど、切ない道はない。
そしてまだこれだけでは終わらないのが川口春奈です。キリッ。
それは今日の話。さすがに魔女、肺も喉も痛いし、病院に出向きました。
あまりの声のスカスカ、カスカス?具合に笑いが止まらない先生から無事にお薬をもらい、さあ家に帰ってゆっくりしますか。
と車を降りたときのこと。
体調悪い時って、本当注意が散漫してるというか、フワフワしてるというか。
降りた右足がデッカい水溜りにバシャっと。え、なに?冷たい!って下を確認した時に、帽子が水溜りにポトリ。
えーーーー!!まさかドアの真横にこんなに大きな水溜りあるなんて考えないじゃん!!
それも病院嫌いだから、テンション上げるために履いたお気に入りの靴と、お気に入りの帽子!!!
完璧すぎるオチでしたね。
体調悪い時ってこんな私でもやや気持ちが落ち込み気味なんだけど、ここまで色んなことが立て続けにくると、笑っちゃって。
だから、体は調子良くないけど、なんだかんだ元気にしています。
みんなももうすぐ冬がくるって今日ワイドショーで言ってたから、体調に気をつけてね。
病院に来てた半分の人が、魔法学校生徒だから魔女化結構流行ってるんだと思う。
最後に嬉しかったはなし。ツムツムでなんと、ウェイドとエンバーのツムが登場しました。それも、私と玉ちゃんのボイス付き。みんなゲットしてね!ちなみに、私は2人を揃えるために100万コイン消費しました。
おしまい。
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葉月十日
ふたなりラブラブえっちもの(だった)。6k文字程度
お風呂上がりの妻がニッと笑ってお腹をなで擦る仕草が、この夫婦にとって、夜の営みへの暗示となっているのであるが、一週間ぶりにちゃんと見た妻の下腹部がぽっこりと膨らんでいることに気がついて以来、夫はなよなよとした体をさらになよなよとさせて、静かに、二枚敷いた布団の上で、野暮用で家を飛び出した妻の訪れるのを待っていた。どうせ今日は激しくされてしまう、そう思うと眼鏡は邪魔なような気がして、妻が仕事でかける眼鏡の横に自分のを置くと、若干ではあるけれども、自分の体が震えていることに気がついた。そういえば、一週間も溜めたのはいつぶりだろう。毎日とは言わないまでも、どうしても溜まったモノを処理をしなければいけない妻とは、十年も二十年も昔から2、3日に一度程度の頻度で行為に及んでいるけれど、一週間も開いたのは、もう数年ぶりなような気がする。記憶の中にあるのは、布団の上で這いずり回るしかない夫の体の中に、自身の種を残さず出し切る妻の姿。それでも、普段の優しさを捨てきれない悩ましさ。パタパタと忙しない足音が縁側から聞こえて来たので、障子を明けると、からりと晴れ上がった空から点々ときらめく星々が顔をのぞかせ、その下、もう目と鼻の先に、額に自慢の黒髪を張り付かせた妻が、前栽の隙間から息を切らしながら駆けてきていた。
「ごめんなさい。ちょうど切らしてまして、ただ今買ってまいりました」
「買い物でしたら僕がしましたのに」
「いえ、夫ちゃんにこんなものを、……それに私が使うものですから」
いやに恥ずかしそうにして言うので、訝しんで見てみると、ああ、なるほどと思ったそうな。縁側からそのまま入って来て、カサカサと音を立たせながら取り出したのは、行為の時に男が付ける��妊具なのだが、使う人が女性で、相手が男ならば、何も問題あるまい。
「いつも最初の一回しか着けないじゃないですか。それに私は男なので、至らぬ心配は御無用ですよ。あと、サイズだって合わないでしょう」
「でも夫ちゃん可愛いから、いつ妊娠してもおかしく無いような気がして。しかも今日は量が多いでしょうから、なおさら心配で、心配で。……」
「大丈夫ですから、そんな項垂れないでください」
そうは言っても、しおらしく寄り添ってくる妻を見ていると、何となく自分にも子供が作れそうな気がしてきて、冷や汗をかいてしまうのも確かである。聞く所によると、妻の種の生命力は、男性の何百倍もあるらしいから、あながち冗談で済まされない未来が来るかもしれない。
「でもこんなに可愛い、こんなに可愛いんですよ? 夫ちゃんはもっと自分の可愛さを自覚してください」
と、気がつけば抱きつくように、妻の体が夫の方へと乗り出している。
「我慢、……出来そうにないですか?」
「無理そうです。……」
と、夫を押し倒しながら答える。
「一週間も我慢したんですもの。もう今日は朝から、あなたの体に注ぎ込みたくて仕方がありません」
と、起き上がって、くずれた正座をして、大きく膨らんだ股のあたりをやんわりと撫でた。もう我慢の限界なのか、ちょっとするとその手を止め、今度はしっかりと握りしめる。
「ああ、ほら、そうやると余計に苦しいでしょう。いつもどおり、僕に見せてくださらないと、……」
「夫ちゃん、でりかしーが無いです。無さすぎです。れでぃーに言うべき言葉じゃないです。へんたいです」
「そ、そうかな、……?」
くすりと笑ったような顔をして、妻は、それでもわざと不機嫌そうに下に着ていた物を脱ぎ去り、その細身の体には似つかわしくない、隆々とした男根を夫の目の前に突き出した。辺りに得も言われぬ生々しい匂いが漂う。
「相変わらず物凄いです」
夫はうっとりとした表情である。
「もう見慣れたんじゃありません?」
「いえいえ、こんなに凄いのは男性でも滅多に生えていませんから、……」
と、まずは口を大きく開けて、舌を出して、ぺろり、ぺろりと愛おしそうに。
妻がふたなりだと気がついたのは、知り合ってしばらくしてから。それきり、隣に住む可愛らしい少女と言うにしては不思議な魅力を感じてならず、私にはこんなものが生えてますからお付き合いは出来ませんと言うその身を抱いたのが、互いに中学生の時。その時にはすでに、並の男では叶わぬ男根を持っていたから、中々の屈辱感を感じた。大きさには未だに慣れぬ。
夫は一週間ぶりの妻の味を、その舌に感じつつ、優しく頭を撫でてくる手の感触に酔いしれる。格別美味しくもない味は、しかしその手によって、コクを���す。頭を撫でられて喜ぶだなんて、夫ちゃんは犬か何かですかとかつて言われたことがあるが、妻を溺愛する身からすれば、額の汗を拭う仕草にすら胸を突き動かされるものである。
嬉しくなって、先端の穴から、カリから、傘から、皮から、根本まで丁寧に舐めて行く。猛々しかった妻の男根が、一層大きさを増す。ぽっこりとしたお腹もまた、数時間前よりも膨らんでいるように見える。中身は精液。紛れもない妻の子。正真正銘、女の体に注ぎ込めばごく少量であっても妊娠は免れ得ない、男以上の男の子。急所の睾丸が体の中に引っ込み、似ても似つかわしくない器官へと変貌を遂げたあたり、妻は一歩先を行く人類なんだろうなと、夫は羨ましがってはいるものの、一方で際限なく作ってしまうから、持ち主からすれば、腹が張ってどうしようもなく気持ち悪く、女の身として腹回りが肥えるのはいかがなものかと思い思いして、それほど好んでいる訳ではない。
その腹を夫が撫でた。胸同様に柔らかく、さらりとした妻の肌の感触が程々に気持ちよく、それでいて途方も無い力強さを感じる。
「夫ちゃん、……そろそろ」
と言うので、夫は口をあんぐりと開けて、妻の男根、その先端部を口に入れた。後ろから頭を撫でて来ていたしなやかな手が、今度は後頭部を抑え込み、臆病な夫では入り切らなかった、雁首のその向こうまで、抵抗もお構いなしにズブズブと押し込んでいく。妻の怪力には、今更驚くまい。
その後は壮絶である。呼吸もままならない夫の頭を揺さぶって、熱い吐息を半分に開けた口から吐き出す。時折、夫の表情を見るために動きを止めはするが、すぐに再開。「そろそろ」と言った割には、もうずいぶん長い間、――少なくとも夫にとってはかなりの時間、泣き顔を楽しんでいるように見える。
愛しい者の頭を玩具か何かのように、振って、振って、振って、恍惚とした表情を浮かべる。あの心優しい女はどこへ行ってしまったのか、7日分の性欲にかき消されてしまったのか、それとも本性が顕れただけなのか、二人の秘密につき、書くわけにはいかない。
もう10分近い時間が経とうとしている、決して遅漏と言う訳ではないが、出来るだけ楽しもうと、快感を得ようとして、こうなったのであろう、夫の顔はすでに懇願するかのようになっている。
ビクリと妻の体が突然震えたその時、夫は舌に、歯に、喉に、頬に熱いものを感じて、思わず仰け反りそうになったが、後頭部を支える手がそれを許さない。腰を突き出され、妻の男根をほとんど飲み込みながら、胃へと直接、大量の精液を注ぎ込まれる。気持ちのいいものではない、吐き気ばかりを感じて一層目から涙を流して、妻に訴えるが、彼女は自分を見てすらもいない。ひとし��り出した後は、しばらくうっとりとした表情で、再び頭を撫でてやって、互いの息が整ってから、ようやく、萎えることを知らない男性器を引き抜いた。
飲みきれなかった精液がボトボトと、大きな雫となって布団の上に落ちて行く。夫もその上から崩れ落ちる。今しがた入れられた愛しい子を吐き出すまいと、ギュッと目をつぶってひたすらに耐えているものの、その腹は大きく膨らみ、一瞬間気を緩めた途端、真っ白な妻の精液が、喉の奥から止めどもなく溢れてくる。少なく見積もって2リットル以上の射精量、布団はもはや洗ったとしても使い物にならなくなってしまったろう。
妻はそんな咳き込む夫を押し倒して、俯向けに寝かせて、腹を抱えて四つん這いにさせて、寝間着のズボンを剥ぎ取った。男根はまだ猛々しくある。
「夫ちゃん」
と呼びかけたが、手がピクリと動いただけで反応は無いに等しい。
「もう結婚してから一年ですから、私、そろそろ子供がほしいのですけど」
と、夫の腹を擦る。
「夫ちゃんはどうです? 私たちの子供、欲しくはありませんか?」
問うても夫は黙って腹を撫でられるがままである。
「夫ちゃんが生む子なんですからきっと可愛いですよ。私におちんちんが生えて生まれてきたように、夫ちゃんが妊娠くらいできるでしょう。あ、そうだ、男の子と女の子、どちらが生まれて来ると思いますか?」
と、楽しげ言って、
「さ、しましょ?」
と、可愛らしく。
先程買ってきた避妊具は、精液にまみれて見えず、探しているうちに腰を引っ掴まれて、再び熱を帯び初めた男根を押し当てられる。見る限りでは、夫の尻の穴には入りそうにもないが、妻はゆっくりと自身の男性器を入れて行く。思春期の頃からもう何度も入れられて、拡張した肛門は、極太の男根に吸い付くようにまとわり付き、そして受け入れる。よがった声が、広い和室の隅から隅まで響き渡った。男の体に男のモノを入れる快感に、顔がゆがむ。夫の体もまた、一週間の時を過ごしているうちに、私の肉棒が恋しくなったのだろうか、いつも以上に暖かく、きつく、にゅるにゅるとうごめいていて、必死でご奉仕をしてくれている。これだから夫ちゃんはたまらない。あの少年時代から変わらない顔を見る度に沸き起こる衝動を、抑えに抑えた見返りがここにある。欲を言えば、また「お姉ちゃん」と呼んでくれたらと思う。
妻は一度奥まで入れた後、今度はゆっくりと腰を引いて、入れて、引いて、入れて、引いてを繰り返す。火照った体から汗が滲み出て服が張り付き、たらりと顔から垂れたのが夫の背の上に落ちる。手は夫の腰。自分からあまり動かさないから、その手を前へ後ろへと赴くがまま振って、絶頂へと向かっているのである。珍しがられる怪力も、ここでは感謝である。周りの男どももこうしようとすれば簡単に出来るけれども、あまりにもこの夫が可愛いので、いじめているうちに全部発散させてしまう。ずぶりと異物を差し込められた肛門を見ると、ぬるぬると濡れているのが見え、妻は少しずつ、少しずつ、そのストロークを早めて行く。
――ああ、いい。やっぱり夫ちゃんは最高だ。素直にそう思った。すでにぐったりとして、手にも足にも力が入っていないようだが、突かれる度に女のような甲高い声を上げて、時々布団を引っ掴んでは、ズリズリと逃げようとする。それがまた、妻にとってはたまらなく、気がつけば夫の体を後ろから抱き上げて、今度こそ自分から腰を振っていた。
逃れようにも逃れられぬ体位に、夫は締め上げられた手をそのままに、堪えられず足を暴れさせるが、虚しく空を蹴るのみ。抵抗は微々たるもの。一体、線の細い妻のどこにそんな力があるのか、そんな夫を見てニヤニヤといやらしく笑う。実に美しい笑みにも関わらず、腰使いは実に荒々しい。
夫の足に流れ落ちるは、いわゆる我慢汁、量はポタポタと布団に落ちるのが止まらない程度。
そのうちに一度引っ込んでいた妻の腹が、再びぽっこりと膨らんで、張りをもち始めて、夫の背にも当たるようになった。感じるのは恐怖心に近い歓喜、妻の訪れを待っていた時に、身を震わせた感情が渦巻く。
おそらくは残らず注ぎ込まれる。先程の口淫などは、ほんの準備体操でしかないことは、これまで何度も何度も性交を重ねているから知ってはいるが、本能的にどうしようもなく逃れたい一方、いよいよ妻の子が生に近い場所に入ってくるかと思うと、これほど嬉しいことは無いように思えた。
夫には何も聞こえてなどいないが、
「生んで、子供。夫ちゃんの子供。私たちの子。私の種と、夫ちゃんの卵が合わさった子。生んで。生め。生め。生んじゃえ、――」
と、言い持って腰を振っている妻の顔つき、およそここまで美しい人でなければ、ただ恐ろしいとしか感じなかったであろう。彼女は本当に夫を妊娠させるつもりなのである。性別を超えた両性具有として、むしろ今まで孕ませられなかったことが不思議でならないのである。幾度となく注ぎ込んだ精液で、女のような姿に成長を遂げた夫の体、なぜ不可能だと考える余地があるのか、本人は気づいていないけれども、もうその器官は出来上がりつつある、祈願が果たされようとしている。
「夫ちゃん?」
と、腰は振ったまま、とろけるような声で。
「たくさん出しますから、ね?」
夫にはそれが腹の中で起きた火山の噴火だとしか思えなかった。一際奥深くまで男根を押入れられたかと思えば、火傷のような激痛を残しながら、先っぽを中心に、精液が一気に腹の中をうねってうねって、上へと駆け上がって、口淫で膨らんだ腹をさらに膨らませて、みぞおち辺りまでたどり着いてもなお止まらず、耐えきれない気持ち悪さと共に吐き気を催すが、途中でつっかえていると見える、腹は止めどもなしに膨らんで妊婦��ように、尻からは行き場を失った妻の精液が下品な音と共に勢いよく吹き出して、汚れた布団をさらに汚した、優しくその上に寝かされてからも、腹に溜まった精液は肛門から出続け、とてもではないが生きている心地はしなかった、汗だくになった妻に唇を重ねられ、安心すると共に、その愛おしい体に己の身を任せた。――
ここまで消耗した性交は久しぶりで、夫はしばらく立ち上がれも出来なかったが、妻に抱きかかえられながら風呂に入って、もう駄目になってしまった布団を片付けて、新たな布団を敷いて、手を取り合いながら余韻に浸っていた。妙に腹を撫で擦ってくる妻が気になる所ではあるけれども、もう声を出すことすら疎ましく、嬉しそうな笑みをこぼしているその顔を、ぼんやりと見つめる。
「ねぇ、夫ちゃん」
「なんですか」
「これがいつか本当に懐妊したお腹になればいいですね」
「なりません」
「ふふ、楽しみ、……」
「なりませんから、……」
と言いつつ、夫は妻の胸に顔をうずめて大きく息を吸った。
「思い出しますね、もう10年以上も昔にも、こうして一緒な布団に潜り込んで抱き合って寝た覚えがあります」
「いつのことでしたか」
「初めての日のことですよ、……そのときも夫ちゃんはぐったりして、私のおっぱいに顔をうずめてましたね。あんまり大きくはなりませんでしたけど、どうですか」
「柔らかくてきもちがいいです、……」
「あの時は私をなんと呼んでいたか覚えてますか?」
「みさき姉ちゃん、……」
「ふふ、……明日もたくさんしましょうね」
「それは、――」
と夫の返事を待たずして、その体を抱き寄せてやると、案の定すぐさま寝入ってしまったので、こっそり避妊具をつけた男根を夫の腹にこすりつけて、まだ収まる気配のない性欲を、今一度処理してから寝ることにした。この時ばかりは本当に夫の体は玩具である。
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2210118月からずっと熱を出したり扁桃炎になったり何かしら患っていたが10月も熱を出してやっと治ってきたが痰が喉に絡むせいで声が上手く出なかったり鼻詰まりで食べ物の味が分かりにくかったりする ラジオの日曜天国を聞いていたら人の味覚について研究している味の素の社員がゲストで喋っていて、舌で味を感じ取っているのに鼻をつまむと味がしなくなるのは鼻の奥で風味を感じ取っているからと話していてへーと思いながら聞いていた 恋人と外食をしている時レバニラ炒めの味がよく分からなくてそれを思い出した 毎日寝続けていたら昼夜逆転して週末恋人に会う時も朝になるまで寝付けずベッドでYouTube見たりしていた 最近は外が明るくなってくると理由もなく不安になってくる 何かを誰かに一生懸命伝えようとしている夢を見る 夢の中で兄がいないことについて何か��鹿にされて、もう10年以上も経っているからなんとも思わなくなってるとあなたは思うかもしれないけど私は未だにずっと胸に穴が空いたままでいる、兄の部屋の大量の漫画本も未だに捨てられていない、あなたにはこの気持ちが分かるのか、みたいなことを言っているところで目が覚めた 冬季うつの時みたいな感覚で気力が湧かない 私から見えない、目の前の人の人生の積み上げてきた地層のことを想像している 分かりたくても経験値的に私には理解できないことが沢山あって、20代前半くらいの時はまだこれからなんでも経験して取り返していけると思っていたけど最近はもう手遅れなのかもと思う 自分の親が同じ話しかしなくなっているのがいつも悲しい私もいつかはこうなるのだと思う 明け方寂しくなっている時に恋人が隣にいることがとても救いになった もう少しちゃんとしたい 肌がカサカサする
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LUCID DREAM
私は口の中に二錠の、味もない物体を受け止める。それを剥がすために舌を動かし、乗っていたあとの余韻がまたぽっかりとした穴のようなそんな感じがした。
水をコップ一杯一気に飲む。喉と胸元からくる音は私しか聞いていないのだろうか?といつも不安になる。すごい飲んでるね、などと聞かれたらたまったもんじゃない。こんなこと言っているが、私は部屋で一人きりだった。夜寝る前に医者からもらった睡眠薬を1日2錠ずつ飲む。ぼうっとしたものは数分ごにやってきて、脳みそを停止させようとじんわりじんわりと体を侵食しているのである。
布団を引いて寝っ転がる。膨大な光を放つ最新機器が私を包み込み、フッと天井を見つめた。
私はエアコンの風を感じながら沼地のような布団の中に沈み込んだ。
喉からこみ上げるみず
なにかわからないのようなものがある
そして動きにくさと 空気を飲み込む感じの気持ち悪さ
ちょっと見渡すと私の棚とはわかるけど別の棚に見える
ぐにゃっとエフェクトが揺れる
寝てる身体が左右に揺れる地面の重力に吸い寄せられてるようにゆらゆらと体を動かす
倒れようとした時、体の力がなくなる。
すべての重みがそこにかかるようになる
知らぬ間にうでが力尽きたりすると
ぐわっと無理やりしたのゆかに倒れこむすいこまれてるように
喉ものからくる
ぐっとくるきもちわるさ
しろいもの白い液そんな感じのものが喉をせり上げる
飲み込むと舌の奥だけ残ってる温かみがある
すごい 自分の顔が スポンジみたい
のどから新しい物
ツンツンしてる感じするこれはなに?
のど つんつんするの
振り向きざまに体をそっちをむかすと
自分の胴体四肢がゆかになだれ込むそのとき、
私たちはお人形のようなの
自我がない
きもち悪い肝が喉を襲うけれどこれはなんだろう
気持さと司会の歪みわかったのは体の動きだけで支配されてるのかもということ
なだれ込むともののように感じた
投げ出されたフィギアのようなそんな感じの存在
いらないのか捨てるのかわからない
お前はいらないから叩きつけられるんだよ
くびかしげたら無限に肩どかして下に倒れこめるし
何でもできるこれが生かせるところ��んか何もねえ
親和して行きていくしかない
頭も落としたら終わり
のどのせりあがりの感覚
視界の認知の遅れ
倒れる均衡が正しくない
ふらふらする
本を読めなくなてきて網に入れられた文字みたいに見えてくるの
文字は魚でそれを私は目で追いたかったのに、1ページ前のことは忘れてしまっただからきょうよむのやめたした!
立つことが困難ということでもうやめましょ!
またあしたねー
明日はこんなことしません ちゃんと寝ます
誓います
アズテック・カメラ、エイフェックスツイン、エルヴィス・プレスリー、ザ・スミス、ザ・モノクローム・セット、サイプレスヒル、スチャダラパー、デヴィッド・ボウイ、はっぴいえんど、フィッシュマンズ、フランス・ギャル、フリオ・イグレシアス、ブルー、ペイル・ファウンテンズ、ベル・アンド・セバスチャン、ベル・アンド・セバスチャン、ベル・アンド・セバスチャン、ベル・アンド・セバスチャン、ベル・アンド・セバスチャン、ベル・アンド・セバスチャン、ベル・アンド・セバスチャン、ベル・アンド・セバスチャン、ベル・アンド・セバスチャン、ベル・アンド・セバスチャン…
無意識にカタカナばかり目に入って、意識が頭の上に浮いている。
「忘れないでよ」
「そうだった」
ケイタイの充電を見る。
「コンサート、行けないかなあ」
足を伸ばしビニールのソファからズリズリと体重をかける。ちょんとつま先が当たる感覚になりあっごめんと足を引っ込めるけれど、彼女は気づいていなかった。
「さいごなんだから」
「そうだよねえ」
空気に馴染んだぬるいカサカサしたポテトを口に含む。
「あの、…メイドになったこどうなったの」
「ありさ?」
「ありさ」
「あぁ。メイド喫茶入る前は大学で私しか友達いなくてさ、あのこ女を敵に回すタイプだから」
「女子大って感じだね」
「私のことすきすきって言ってたのに急に無視し始めちゃって。なんだって感じだよね。勝手に私のこと嫌って勝手に学校こなくなって、行けないのは私が悪いって周りの人に言ってるけど嫌われてるからそれすら無視されてる」
希美はもうドリアを食べ終わって、チキンを切り始めた。
手に持たれているそれは信じられないほど綺麗にかじられていく。
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―――BIRD BOX,BIRD BOX,フラーハウス,Loveactually,Sick note,FULL HOUSE,ブラック・ミラー,BETTER CALL SAUL,水曜どうでしょう、gossip girl,LEON,BIG LIBOWSKI,シングストリート 未来への歌、SHERLOCK,God Help The Girl,空飛ぶモンティパイソン、SAW4,Peaky Blinders,スリーパーズ,ビーバップ・ハイスクール、ウェットホットアメリカンサマー
いらっしゃいませー、喫煙席と禁煙席どちらがよろしいですか?
禁煙で。
承知しました、ではこちらへ。
はい。
こちらの席をどうぞ。
ありがとうございます。
こちらメニューとなりますので、
はい
ご覧ください。
ありがとうございます。
何にしようかー。
いっつもドリア食べてるから、ドリアも食べたい。あと、ポテト。
定番じゃん。
だよ。
私はピザ食べたいな。サイドメニューは、やっぱりチキン。
咀嚼音大好きだもんね。
最近見てないかな。
パンか米。どっちがいいのかな。
迷う、どうしよう。
最強の二択。
ピンポーン
あ、すいません。
お待たせしました。メニューお決まりですか?
これと、甘辛チキン。
はい。
私も、ドリア一つと、ポテトと、あとは、いいです。
はい。確認させていただきますね。ドリア2つ、甘辛チキンひとつ、ポテト一つですね。
そうです。
あ、はい。よろしくお願いしまーす。
承知致しました。
結局ドリアにしたんだ。
米が食べたくて。
そっか。
フォーク取ってくれない?
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ワンドロ桃司(セルフ)
ここは夢だろうか。
そうでなければいけない。だって、目の前に広がる赤い水溜まりは、尋常ではない量だ。
発生源である舞台照明の下敷きになっているのは、誰だろうか。
泣き叫んでいる瀬名先輩、呆然としている鳴神先輩、あまりの事態に気絶してしまった朔間先輩、そしてステージに広がる血を使って五線譜を書きなぐり作曲を始めた月永先輩。ああ、認めたくない。
「ねぇ、司はどこ」
誰の返事も欲しくないと願って口にしたおかげか、傍にいた弓弦は何も言わず、黙って抱きしめてきた。目の前の光景をこれ以上直視させたくなくて、視界を塞ぎたかったのだろうか。
焦げた肉のような臭いがずっと漂い、現実逃避を許さないでいる。
その日、朱桜司はアイドルとしてステージの上で死んだ。
連休真っ只中。サングラスと帽子という、いかにも芸能人のお忍びという格好をして花屋に寄る。弓弦の古い知り合いが営んでいる店は、そこそこ繁盛しているようだった。この店は、姫宮が利用するような大型店とは違い、上流階級の顔見知りと出くわすこともなければ、店もこちらに余計な詮索もしないから楽でいい。
店内に己以外の客がいないのを確認し、サングラスを外して店主である男に顔を見せると笑って歓迎された。桃李も随分、ここの店主と仲良くなった。交流が長いのだから、気安い関係になるのも当然かもしれない。
店主は桃李の背中を軽く叩いて、元気かどうかの定型挨拶を終えると店中にある赤と紫の花を紹介してくれる。いつもの流れだ。桃李はフラワーフェスをしたりしたが、どうにも花の種類には疎い。特定の花を気に入ることはないため、色で判断して購入する。店主もそれを理解しているため数種類の花を紹介すると、ゆっくり考えろと花いじりを始めた。仕事が順調のようで何より。数分ほど考えて、紫のアネモネを花束にして貰い店を出る。
そのまま駅へ向かうため信号待ちをしていると、聞きなれたメロディーが耳に入ってきた。音源元は、向かいにある大型テレビジョンからのようだ。画面に写し出されているのは、四人揃ったknights。未だにダンスの振り付けも歌唱パートも五人編成の頃のままだ。そういえばあのとき、壊れた月永レオが作曲したものはもう使われない��だろうか。
「まぁ、ボクには関係ないか」
一人分の空きを埋めないユニットを、未練がましいと感じることはない。桃李が耳につけたイヤホンから流れる曲は、knightsが五人組だった頃のものだから。
人を忘れるとき、先に思い出せなくなるのは声かららしい。それが嫌で毎日ずっと、幼馴染みの曲を聴く。変声期を終えた真っ直ぐな歌声が繰り出す言葉はもうすっかり耳に染み付いていることだろう。姿も表情も思い出せなくなるのが嫌でポスターや雑誌、アルバムなんかも部屋中に置いている。ファンでもないのに、情熱的な模様替えになった。ライブ映像も、寝るときになっても流して二十四時間おはようからおやすみまで彼一色だ。
妹も両親も、使用人も、ユニットメンバーや友達も、弓弦でさえもそんな桃李に見て見ぬふりした。
きっと怖かったのだろう。注意も慰めも、どんな言葉も今の桃李には届かない。変に指摘をして、事態が悪化することだけは避けたい。だからみんな、時間という治療法に頼ることにしたのだ。
そうした結果、桃李は庶民的な買い物やバスと電車の乗り換えが上手になった。
「あ、トンボ」
公共機関の乗り物を乗り継いで、歩いて、どんどん人も建物も少ない所に近くなる。その代わりに、自然と虫がとても多い。虫が大嫌いな幼馴染みにとってこの土地は厄介だろう。可哀想に。
石階段を登っていくと、トンボが頭上に何度も通り過ぎていった。
花束を抱えながら足を動かしていくと、最終地点である入り口に到着した。少し先にある、墓地を見据えてそちらへ足を進める。一度も立ち止まることはなかったが、息切れはしなかった。
朱桜という文字が刻まれた墓の前に、桃李は立っている。真新しい花束が供えられている。線香がまだ長いまま煙を出しているから、自分とは入れ違いで誰かお邪魔してたかもしれない。まぁ、そんなのどうでもいいが。
「司、今日も来てやったよ」
桃李は自分の花束をそっと置く。
自分と同い年の男が、燃えて骨となり灰となり、壺に収まってこの下で寝てると受け入れてはいる。だから、生きていた頃と同じような態度で話しかけてしまう。
「お前の先輩たちさぁ、ずっと未練たらしくお前の帰りを待ってるよ。月永先輩はお前専用の曲を毎日量産してるし、瀬名先輩なんかフィレンツェから帰ってきて本拠地を日本にしてるしさ。あーあ、お前がいないだけで情けないよね」
喧嘩腰の挑発に、顔を赤くして宣戦布告を受け取ったと怒る短気な司はもういない。でも、もしかしたら、ふらりと現れて自分の喧嘩を買うのを、期待せずにはいられないのだ。
紫のアネモネが風に揺れて動く。それは一瞬、足元��ある花束を誰かが掴んだような動作にも見えた。
「…司のバーカ。バーカ、バーカ」
何の意味もない、幼稚な罵倒。
司はそれだけでもいい反応をしてくれた。だがそれも、生きていたらの話だ。
朱桜司が失くなってから二年。あの日の惨劇は『事故』『トラブル』『不手際』というこの業界の教訓童話のように語り継がれている。
世間はその事を風化して、新たな話題を積み重ねて過去を忘却しようとしている。
「桃李くんは影武者、いますか?」
そう訪ねてくるのは、今よりうんと幼い姿の司。
「影武者? いないよ。時代劇じゃないし」
桃李が素直に答えると、司は口元を手で押さえて楽しそうに笑いだした。
「そうか、そうか。桃李くんはいないんだ、ふふっ、おかしい!」
「うにーっ! ボクはおかしくないもん!」
なんと憎らしい子供か。同じ背丈の司の頭を叩いてやろうと振りかぶった手を下ろすとしっかりと感触がした。
それなのに、目の前には桜の花弁が散らばっていく。その代わりと言わんばかりに、司は消えた。
「え、え、えぇ…あれ? 司、どうした、どこ? どこなの?」
周囲を見渡す。だが残念なことに、草原の広がるこの場には人が隠れられるところはない。走り回って名前を叫んでも、出てくることはない。どこだ、どこにいったのだ。
とぼどぼ元の場所に戻ってきて、泣きながら花弁を集める。どういう理屈かわからない、謎しかないが、桃李はそのとき何故か、自分が司を殺めてしまったという罪悪感に襲われた。
「ふぇ…ふっ……うわぁあああん! つ、つか、さ…やだぁ! もどっ、もどってきてよ!」
顔が涙と鼻水でぐちゃぐちゃになる。それでも手は必死に花弁を集めようと動き続ける。もしかしたらあいつは、花の妖精かもしれない。だから弱いから、叩く力が強すぎて壊れた。今思えば馬鹿げた考えだが、当時の桃李は真剣に考えたのだ。
集まった桜の花弁に、名前を何度も呼び掛ける。それなのに、それが人になることはない。
「司…やだ、叩いたの、あやまるから! ごめんなさい! だからお願い…!」
「やっと謝りましたか」
声。振り返ると、見慣れた姿の幼馴染みがふんぞり返っている。涙が引っ込んだ。慌てて目の前の花弁を見ると、いつの間にか花弁は枯れてカサカサ音を立てるものに変化していた。
「な、え…どうして?」
「影武者です」
それだけでわかるか。桃李はそう怒鳴り付けても許されるが、自分が殺したかもしれない相手が五体満足な姿に安心して喜んだ。影武者バンザイ。その後、またいつも通り遊んでそれぞれの帰路で別れて終わった。
それが桃李が今まで忘れていた、幼少期の不思議な記憶。何故それを唐突に思い出したか。それは、寝床を襲って自分の首を絞めてきている桜河こはくのせいだろう���
走馬灯というやつだ。桃李は呑気に回想してるように見えたが、その実、危険な状態にいた。
「お前のせいで、坊が戻れん。どうしてくれるんや」
何の事だと言い返したくても、息を吸うのも難しい事態の喉に言葉を吐き出すなんて不可能だった。
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新生児の寝る場所について。12月に里帰り出産を予定しています。ベビーベッドは買...
新生児の寝る場所について。12月に里帰り出産を予定しています。ベビーベッドは買…
新生児の寝る場所について。12月に里帰り出産を予定しています。ベビーベッドは買わない予定で、日中はリビングで、夜(20時くらいから?)はリビングの隣の畳の部屋で布団を敷いて過ごせばいいの かなーと予定していましたが、冬なので加湿器が必要な気がしてきて、そうすると畳の部屋だと畳によくないだろうから、、って思ったり。 私自身、正月に実家に泊まると、朝喉がカサカサして痛くなったことがあるので、乾燥しているんだと思います。でも、高校生の頃までは平気でした。赤ちゃんは生まれたてで潤ってそう?だからそんな事感じ… Source: ヤフー知恵袋 子育て相談 お悩み解決
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心を紡ぐ、唄結び
昨晩22日の夜は、みなさま台風の雨と強風のなか、渋谷guestさんありがとうございました!
昨晩はわたしのsignalリリースイベントではじめましてしてから仲良くさせてもらっている、夕見子ちゃんのバースデーイベントでした。
こんな素敵な日に呼んでいただけて、本当に本当にありがとうございました。とっても嬉しかった!しかも2マン!
夕見子ちゃんは実力派シンガーさんのバックや、CM歌唱などでも活躍中のこれまた超実力派さん。
本当にやわらかくてあたたかい人柄や、そのまっすぐに響く抜群の歌声が、この日も会場を包んでいました。
いちばん最後に、この日も二人のサポートを務めてくれたつじむもあわせて、3人の持ち曲を歌い合うという素敵な企画も!
楽しかったなー、またこういうの是非やらせていただきたいです!!
わたしはというと、相変わらずのMCでの墓穴堀りぶりで、時間が押してしまうという大失態(笑)みなさま楽しんでいただけてたみたいなのでそちらは良かったのですが、
いつもしっかりまともに!と思って挑むのですが、少しボロが出るとすぐに心折れる豆腐メンタル。
次こそは、しっかりしっかりとがんばります。
喉も朝からカサカサで調子がなかなか出ずで申し訳ありませんでした。こんなに乾燥するようになったのか、しっかりハチミツ舐めて湿度管理喉管理いたします。
本当に本当に、昨晩はありがとうございました。
そして夕見子ちゃん、26歳おめでとう!!
改めてお祝いごはん行こうね、楽しみにしているよ!
悪天候のなかお越しいただいたみなさま、あたたかくあたたかく見守っていただきありがとうございました。
渋谷guestのスタッフさま、小林さん、久保さん、そしてつじむ、ありがとうございました!
先にお知らせさせていただいた通り、来月11月23日のイベントは延期のとさせていただきましたので、
わたしの年内の歌う日は
11/5(日)海老名Publieでの日本酒イベントと
12/25(月)下北沢CCOさんでのクリスマスライヴ2マンです。
お待ちしております!!!
chrem
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うさぎに水は、必要不可欠!
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むか~し、むかしの話 うさぎには、水は必要ないと言われていたそうだ。 いやいや、うさぎも生きものですよ。生きている限り水が必要無いなんて、そんなことある訳無い。
うさぎと水
昔の飼いうさぎは、水分の多い野菜等を食べていて、水分は十分に取れていたのでしょう。 だから、飲用の水は必要ないと言われたのでしょう。
でも今のうさぎの食事を見てみると…(我が家の場合) 主食は牧草、おやつ程度のペレット、たまにのおやつも乾燥されたもの 普段口にしているものを見ただけで、喉が詰まりそうですね。
うさぎに強制的に水を飲ませなくても、食後や喉が渇けば自分で飲みます。 お皿から飲む・給水器から飲む、飲み方はそれぞれですが、しっかりと上手に水を飲みます。
お腹に入った毛を体外に便として排出するにも、水が大事なんですよ。 しっかり牧草を食べて、お水を飲んで… 牧草の繊維質が毛を絡め取って、お水で流し出す!(ちょっと表現が変ですが…) 兎に角、うさぎに『水を飲まない・飲ませない』なんて、嘘ですからね~!!
水分補給中
ちょうどたるちが、水を飲んでいました。 たるちはぷーすけ同じ様に、「ガチャガチャ」と大きな音を立てて飲みます。 その分、ポタポタと垂れる分も多いのですがね。 水が垂れても良い様に、下にトイレを設置してあります。 トイレの場所が確定してから、給水器を移動させました。 ケージの中で、トイレ・給水器・牧草・ペレットの場所は決まっています。 トイレだけは、うさぎ自身が決めるので勝手な変更は出来ませんが、その他は変更可能なのです。 給水器も、トイレ上に移動した訳ですが、少し時間は掛かりましたが、大丈夫でした。
水を探すうさぎ
喉が渇けば、給水器に行きます。 そこで給水器がないことに気が付くうさぎ。 その時は、指先に水を付け鼻先に持って行きます。 クンクンし出したら、そのままゆっくりと指を動かし給水器へ誘導。 飲み口まで来たところで、ボールを押し上げ水を出してあげると、そのまま飲み始めました。 たるちもぷーすけもこの方法で、給水器の設置場所を変更できました。
ここまでしてあげなくても、飲みたくなれば、自分で探して飲むと思いますがね。 なぜ誘導作戦をしたかと言うと… 二人とも以前の設置場所の前で、数分だけど、首を傾げて戸惑っていましたから(笑)
たるちの背中
たるとの襟足下付近、ちょっとケバケバしてますよね。 この辺りが気になるようで、ペロペロしていました。 ちょっと毛を退けてみると、皮膚がカサカサした状態になってしました。 齧ったりはしてませんが、��のままの状態があまり続くようなら診てもらいます。 痒いんだね、きっと。
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◆1/11(水) ノーライド。
CX東京ミーティング飲み会。 色々と話ができて楽しかった!みんなで遠征できるのはホント嬉しいな。 最終的にもうちょっと各自の動きあるかもだけど。
いやー、お酒が弱くなってきたかも。二日酔いではないけど、朝起きるの辛かった・・・ 喉カラカラ、唇カサカサ。
Raphaのバックパック��ールになってるんだよな。今使っているincaseのバックパック、もう7年くらい?使ってるよな。買い替えたい。
ていうか、カメラ欲しいなぁ・・・ 小さくて軽くて、きれいな写真が撮れるやつ。東京持っていきたいなぁ。
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