#全日本空輸
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ANAさんはすっかり鬼滅系ね! おやすみ #ana #全日本空輸 #全日空 #鬼滅の刃 #movie #動画 #おやすみ https://www.instagram.com/p/ClOeRQ_S27y/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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「民主党政権のどこがどう悪夢だったのかきちんとした説明を聞いたことがない」という主張は定期的に出現しますね。とはいえさすがに「聞いたことがない」なんてはずはないので、おそらく「自分の気に入る説明ではない」という意味か、「バカに分かるように説明したところで、そもそもバカ��聞いてない」パターンのいずれかとは思いますが。 悪夢のような時代を生き抜いてきた者として私が言えるのは、「とにかく、あのような惨劇は二度と繰り返してはならない」ということだけです。あの時代がいかに酷いものであったか、ご存知ない方もぜひこの機会に知って頂きたいので、支持者から叩かれること覚悟で全力で反論していきますね。 個人的に、「悪夢の民主党政権」における大きな問題点は次の3点と考えています。 (1)国家運営能力の欠如により、内政上の失敗を数多く引き起こし、国益を損ない続けた。 (2)拙劣な外交を繰り返し、日米関係をはじめ、周辺諸国からの信頼を大きく毀損した。 (3)総理・閣僚をはじめとする所属議員の度重なる不祥事や、自分たちに都合が悪い情報を隠蔽する体質によって、国民の政治に対する信頼を失い続けた。 では、それぞれどんなことがあったか振り返っていきましょう。はらわたが煮えくり返る覚悟で読み進めてください。 (1)国家運営能力の欠如 ・財源の見込みが甘く、政権交代の際に掲げたマニフェストはほぼ未達成。 ・官僚を敵視して排除し、国家業務の停滞と質低下を招いた。 ・金融政策と財政政策が食い違い、タイミングの悪い増税も重なり、景気や株価は低迷を続けた。 ・歴史的水準まで進んだ円高を放置し、デフレを加速させた。 ・法的根拠がないばかりでなく、仕分人の選定や対象事業選定にも透明性を欠いた「事業仕分け」をデフレ時におこない、必要な公共投資を削減。経済を悪化させたにも関わらず、結果に責任を負わなかった。 ・「コンクリートから人へ」という誤った政策により、災害対策を疎かにしたうえ、地域社会を破壊した。 ・「朝鮮王室儀軌引渡」「尖閣事件の船長釈放」「運用3号通知」「国家公務員採用大幅減」など、閣僚たちが思い付きレベルの意思決定を独断でおこない、結果的に我が国の将来に禍根を残した。 ・法的根拠のない組織を乱立させ、意思決定過程が曖昧になり、指揮命令系統も混乱。 ・法的根拠のない大臣や副大臣を任命したり、個人的な友人を���与に、党職員を内閣官房職員に任命するなど、ルールを無視、公私の別がつかない人事を実施。 ・原発停止、ダム建設中止など、法令根拠や事前協議が必要な決定を手続無視で断行。 (2)外交能力の欠如 ・普天間基地問題が迷走し、沖縄とアメリカの信頼を大きく損なった。 ・来日したオバマ大統領を日本に残したまま、鳩山総理がAPEC首脳会議に出席するためにシンガポールに向かうという非礼行為。 ・尖閣沖漁船衝突事件では、中国側の脅迫や報復に屈して船長を早々に釈放、不起訴に。その後の尖閣諸島国有化でも迷走。 ・領空侵犯が頻発するも、実効的な対策をとらず。 ・韓国に対しては、通貨スワップ協定締結、朝鮮王室儀軌引渡し、慰安婦問題での「知恵を絞っていきたい」発言など、不用意な譲歩を重ねた。 ・韓国の歴代大統領として初めて、竹島へ李明博大統領が上陸。 ・旧ソ連時代を含めて初めて、北方領土へロシア国家元首が上陸。 ・実現に向けた方策が何ら決まっていない状態で、国連気候変動サミットにおいて「CO2の25%削減」を突如国際公約化。 ・実現の見込みも全くないまま、G8の場で、「太陽光パネルを1000万戸に設置する」と突如国際公約をおこなった。 (3)閣僚・所属議員の度重なる不祥事と情報隠蔽体質 ・鳩山総理⇒偽装献金問題、脱税問題、引退撤回、「最低でも県外」「Trust me」「国民の皆様が聞く耳を持たなくなった」 ・菅(直人)総理⇒外国人献金問題、北朝鮮関係団体献金問題、「顔が見たくなければ法案を通せ」 ・野田総理⇒在日韓国人献金問題、脱税企業献金問題、民団選挙協力お礼発言、「大きな音だね」 ・小沢元代表⇒政治資金規正法違反容疑で強制起訴(無罪判決)、献金虚偽記載で公設秘書が逮捕(有罪判決) ・仙谷官房長官⇒尖閣漁船衝突事件、「自衛隊は暴力装置」 ・赤松農水大臣⇒口蹄疫問題、「だから早く殺せって言ってるのに」 ・松本復興担当大臣⇒「知恵を出さないやつは助けない」「書いたらその社は終わりだから」 ・長妻厚労大臣⇒運用3号独断決定、職務停滞 ・蓮舫行政刷新担当大臣⇒事務所費架空計上問題、国会内ファッション雑誌撮影、「2位じゃダメなんでしょうか?」 ・前原外務大臣⇒外国人から政治献金受領 ・川端文科大臣⇒事務所費架空計上問題、キャバクラ費用を政治資金で計上 ・鹿野農水大臣⇒対中不正輸出疑惑、機密漏洩疑惑 ・鉢呂経産大臣⇒「死の街」「放射能をうつす」 ・一川防衛大臣⇒「安全保障に関しては素人」 ・柳田法務大臣⇒「答弁は二つだけ覚えておけばいい」 ・山岡消費者担当大臣⇒マルチ商法業者からの献金問題 ・中井国家公安委員長⇒議員宿舎にホステス連れ込み&カードキー貸与、式典で秋篠宮ご夫妻に「早く座れよ」とヤジ ・小林議員⇒違法献金問題で選対委員長が逮捕、選対幹部が公職選挙法違反で有罪 ・土肥議員⇒竹島領有権放棄を日本側に求める「日韓共同宣言」に署名 ・横峯議員⇒賭けゴルフ、女性暴行、恐喝事件への関与 ・緒方議員⇒「スーパー堤防はスーパー無駄遣い」 ・原発事故対応(SPEEDI、米実測値の非公表、議事録不作成など)、尖閣ビデオ、北朝鮮ミサイル発射への対応、温暖化対策の家計負担、年金改革の財政試算 など、自分たちに都合が悪い情報は隠蔽し、政府への深刻な不信感を招いた。 ・総理-閣僚間で見解の方向性や意見の不一致が常態化。それらも含め、自民党で同様の事態があれば野党のみならずマスコミも総出で吊し上げられる事態となるが、マスコミも概ね民主党に好意的な報道姿勢。 そんなに民主党時代が良かった���ら、下野以降何度でも政権を取り戻すチャンスはあったはず。なのにただ一度もそうなっていないということは、それが民意ということです。私もあんな地獄のような時代は二度と御免です。
新田 龍 / X
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船舶輸送に「カボタージュ」という制度があります。聞きなれない言葉ですが、有事に日本を危機から守る、重要な役割を果たしています。 「外国船は指定した国内の港(開港地)以外は入港できない」「外国船は国内でのヒト・モノの輸送ができない」の二本柱からなり、「船舶法」でちゃんと決められています。 外国船がわが国の内港間だけでヒト・モノの運搬行為をおこなうのは、特別の許可がない限りダメなのです。これが「カボタージュ」制度です。
日本一周クルーズ船が「なぜか韓国に寄る」理由 寄らなきゃ違法!? 背景に"日本��海運を守る"制度 | 乗りものニュース
例えば中国船籍のコンテナ船が、上海から荷物を満載して神戸、名古屋、横浜と順番に回って積み荷を降ろし、逆に新規のコンテナを各港で積んで全て上海に運ぶというふうに、「積む」「下ろす」の片方が全て海外ならばOKです。 一方コンテナを半分だけ積んだ中国船が上海から神戸に着いて、積んでいたコンテナを全部下ろし、新規のコンテナを満載し、これを横浜まで輸送する、というのはNGです。神戸~横浜間という国内完結の物資輸送を、外国船が受け持った格好になるからです。ちなみにカボタージュは、海運だけでなく航空の世界にもあります。
「日本一周」なのになぜか韓国の釜山や台湾の基隆(キールン)など「外国にわざわざ立ち寄る」例が多数あります。 ツアーをゴージャスに見せるための旅行会社の戦略…というわけではなく、これも前述したコンテナ船の例と全く同じ理屈で、外国船による日本一周クルーズの場合、一旦外国に寄港しないと、実態は横浜~横浜間でヒトを運ぶ行為となってしまうからです。 日本一周なら外国船にしなくてもいいのに…と思いますが、このような状況の背景には、パナマ、リベリアなど税金が安い国に形式上国籍を置き、実質は日本の船会社が所有するといった船舶運営手法があるのです。これは世界の海運業界でも主流です。
カボタージュは近代国家の発達とともに生まれた
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ディズニーも参入 日本のクルーズ旅が変革へ【WBSクロス】|テレ東BIZ(テレビ東京ビジネスオンデマンド) 2024.08.06
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オリハルコン(古希: ὀρείχαλκος, oreikhalkos, オレイカルコス、羅: orichalcum, オリカルクム)は、古代ギリシア・ローマ世界の文献に登場する、銅系の合金と考えられる金属である。最も有名な例としてプラトンが『クリティアス』の中で記述した、アトランティスに存在したという幻の金属が挙げられる。古代ギリシア時代の文献でこの言葉が指す意味は多様ではあるが、真鍮や青銅などの銅系の合金を意味すると思われる状況が多く、帝政ローマ期以降は考古学的にも明確に真鍮を指す。
日本特有の「オリハルコン」という発音・呼び名は、ギリシア語の単数対格形 ὀρείχαλκον (oreichalkon) の、現代ギリシア語読みに近いが、下述する経緯から、それほど深い意味があるわけではなく、単に英語読みの「オリカルカム」を日本人が発音しやすいように加工(カをハに、語尾のカムをコンに)した結果、たまたまこういう形になっただけだと考えられる。
日本ではこの特殊な呼び名が、手塚治虫のアニメ版『海のトリトン』(1972年)辺りから使われ始め、その語呂の良さから(「武器・防具の素材となる神秘的な硬い金属」という設定と共に)様々な漫画やアニメ、日本製のゲームでも採用されて普及・定着した。orihalcon, orichalcon などと綴られることもあるが、これは「オリハルコン」が登場する日本製のゲームが国外へ輸出された際に生まれた新しい綴りである。
原典であるプラトン『クリティアス』等の翻訳においては、単数主格形 ὀρείχαλκος (oreichalkos) の古代ギリシア語読みで、「オレイカルコス」と表記されることが一般的である。
語源は、オロス(ὄρος, oros;山)のカルコス(χαλκός, khalkos;銅)。『ホメーロス風讃歌』や、ヘーシオドスの『ヘラクレスの盾』などの詩に初めて登場するが、これらの作品では真鍮(黄銅、銅と亜鉛の合金)、青銅(銅と錫の合金)、赤銅(銅と金の合金)、天然に産出する黄銅鉱(銅と鉄の混合硫化物)や、あるいは銅そのものと解釈・翻訳されている[1]。ラテン語では、オリカルクム(orichalcum)アウリカルクム(aurichalcum;金の銅)と呼ばれる。英語ではこれを英語訛りでオリカルカムと発音する。
少なくともローマ帝政期以降の文献では、アウリカルクムが「真鍮」を意味するようになったことは確実で、セステルティウスやドゥポンディウスなどの真鍮製銀貨の原料として言及されるようになる[2]。現代ギリシア語のオリハルコス(ορείχαλκος , oreichalkos)やイタリア語のオリカルコ(oricalco)は「真鍮」を意味する。
金属が希少であった時代には、金の代用として祭祀用に金に似た色に調合された黄銅が神秘的な金属として用いられていた例が多い。時代が下がって銅合金の生産量が増えてくると通貨などに使われるようになり、神秘性は薄れていった。
逆に神秘性を高めて架空の金属へと昇華したのが、プラトンの『クリティアス』による記述とそこから派生した資料に記述されているものである。これらの記述は、他の文献での記述とは隔絶した存在となっており、全く別の架空の存在とみなせる。プラトンの『クリティアス』で扱われる伝説上の幻の金属としてのオレイカルコスは、今では名前のみが伝わっている幻の金属として登場している。神秘性を持った架空の存在であるがゆえに様々な解釈と想像を生み、ファンタジー小説などの創作物に登場するに至った。
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スマホを解析されて、薬物売買のログを見せられたときのレポ
―逮捕から7日目。この日は2回目の検事調べが予定されており、今回はワゴン車による単独の護送ではなく、護送車での複数人共同の護送になるとのことで、僕は初めて護送車に乗れることを少し楽しみにしていた。
朝8時30分頃、点呼とともに居室から出され、��置場の出入り口扉の前に連れていかれると、扉の前には既に2人の収容者が縦一列に並ばされており、僕はその2人の後尾に立つよう指示をされる。そして例によって身体検査をされると、いつもよりキツく手錠をかけられる。
その後、留置官が先頭の収容者の手錠の間の輪に、通常より長い腰縄を通してから腰に巻き付け、同じ要領で、その長い腰縄を中間の収容者、そして後尾の僕に巻き付け、見事に3人を数珠繋ぎにすると、その長い腰縄を自分の腰につけているフックに括りつけ、後尾に立つ僕の後ろについた。
それから、3人の前後に警官が3人ずつついた体制で、地下の駐車場まで連行され、しばし駐車場で待機をしていると、白色と灰青色のツートーンカラーで、黒色のスモークガラス窓のマイクロバスがやってきて、3人の手前に停車した。
僕はその時まで、護送車とは、青地に白のラインが入っている、窓に金網のついたバス型の車だと思っていたので、実際の護送車がひどく凡庸なことにがっかりした。
上が護送車、下は人員輸送車(警察官を輸送する車)
そうして、3人は連結されたまま護送車に乗せられる。護送車の車内は、右側2座席に左側1座席の3列配置で並んでおり、窓には鉄格子が嵌められていて、運転席との間には壁があって全く見えないようになっていた。
また、護送車は周辺地域の警察署を順繰りにまわり、地検に移送する被疑者らを拾っていくシステムのようで、すでに15人ほどの先客が座っていた。
彼ら15人は、非常に長いロープで数珠つなぎにさせられており、全員が上下グレーのスウェットに茶色の便所サンダルの恰好で、手錠をかけられ、姿勢よく無言で着座しているので、捕虜の集団のようだった。
車内にいた警官らによって、3人は各自指定された座席に座ると、3人を連結していた長い腰縄が外され、今度は15人を連結している非常に長いロープに括り付けられる。
18人の被疑者と1本のロープによる数珠が完成すると、1人の警官が、「車内では会話や目配せはもちろん、足を組むのも禁止する」などという護送車内の規則を、大声かつ歯切りのよい口調で説明していた。
車内に5人ほどいる警官らも、これだけの逮捕者を移送するというだけあってか、非常に緊張感を持った面持ちで、ちょっとでも無駄に声を発したら怒鳴られそうな緊迫感がある。
僕は幸い、右側2座席の窓側の席であったので、外の景色でも見て気を紛らわせていようと思った。なんだったら、前回の単独移送では、��隣に警官が座っていて、窓はほぼ塞がれている状態だったので、久しぶりに外の景色を見られることは楽しみだった。
そうして、護送車が出発する。捕虜同然の惨めな状態というのもあってか、留置場では見ることのない格好や表情をした道行く人々を見ると、外の世界は自分とはもう関係がないように思えてきて、非常にセンチメンタルな気持ちになる。梅雨時で曇天模様だったのがまだ救いであった。
出発からおよそ1時間が経過し、護送車が地検に到着する。護送車のドアが開くと、地検で待機していた警官がドア横に立ち、日本陸軍の点呼のような厳格さを感じる大声で「第三系統! 総員十八名!」と号令をする。車内の被疑者らが数珠つなぎにされたまま、1人ずつ車内から降りていくと、その警官はやはり日本陸軍のように「一!二!三!…」と点呼をとっていた。
数珠つなぎのまま連行され、待合室のある広間に出ると、そこには前回よりもはるかに多い、100人弱の被疑者らがおり、見るからに力士のような者からヤクザのような者まで、前回より威圧感のある男が多く集結していて、全体的に迫力があった。
また今回は人数が多いためか、警官の人数が多く、警官らはみな厳格な号令と点呼を行い、鋭い眼光で被疑者らを監視しているので、今までに味わったことのない張り詰めた空気が漂っている。
それから例によって、待合室という名の牢屋で、座る者の事など考えていない直角の硬い椅子にすし詰め状態で座らされ、時間もわからないままひたすら待ち、昼食時にコッペパンを食べ、いつ自分が呼ばれるか分からないまま、またひたすら待つ。相変わらず地獄。
おそらく3時くらいになってようやくお呼びがかかり、僕は一人の警官に連れられて、検事のいる部屋に入室した。あくまで検事が起訴か不起訴かを決めるので、入室の際、僕は少しでも検事の心証を良くしようと、礼節を重んじている風の挨拶を決め込む。
前回同様、義務的な質問などがされ、黙秘権について告知がされるので、僕はここぞとばかりに、昨日弁護士にアドバイスされた通りに、「担当の弁護士さんから抗議書が送られていると思いますが、昨日、留置担当官の方に「ブチ殺す」などの脅迫を受けて、警察や検察の方を信用できなくなったので、取り調べには協力できません」などと、あくまで被害者ぶった深刻な表情で言う。
すると検察官は、こちらの会心の一撃をまるで意に介さないような表情と口調で「わかりました。その件についてはこちらでも事実確認と調査を行ってまいります」などと流暢に返事をし、「ただ、本日は見ていただきたい資料があるので、応えられるものに関しては応えていただけませんか?」と尋ねてきた。
僕はその見せたい資料とやらが気になったので、「資料は見せていただきたいですが、黙秘はします」と応えると、検察官はそれを了承し、A4サイズの紙が200枚ほど綴じられている分厚いバインダーを取り出して、付箋の貼ってあるページを開き、僕に見せてきた。
そのページには、僕がプッシャーから薬物を買おうとやり取りしていた、Telegramのログ画面の写真が貼り付けてあった。
僕はまず、そもそもスマホの解析承諾をしていなかったので、無断で解析をされていたことに度肝を抜かれたし、露骨な薬物売買の証拠を見せられて、少し動揺が出てしまった。
ただ幸い、今回一緒に逮捕されたプッシャーとのやり取りのログは完全に消去していたし、見せられたログは、僕が「在庫はいかがですか?」と尋ね、プッシャーが「こちらになります」と隠語で書かれた薬物のメニュー表を画像で添付して送り、僕がそれを既読無視しているという、購入の意思を見せていない内容ではあった。
メニュー表のイメージ
ちなみにTelegramにはパスコードロックをかけていなかった。
検察官は僕が動揺している隙に、「これは、あなたが薬物を購入しようとして、売人にコンタクトをとったものじゃないですか?」と単刀直入に質問をしてくる。
僕は、このログについてはどうとでも取り繕って否定できそうだったので、つい否定をしたくなったが、下手に喋ってボロを出しては検察の思う壺なので、「黙秘します」と応える。
それに対し、検察官は無言で頷き、プッシャーが提示していたメニュー表の画像を指さして、「この“罰”っていうのは、コカインのことですよね?」と尋ねてくる。
僕は反射的に、「いえ、罰はMDMAの隠語です」と本当に危うく口走りそうになったが、一呼吸置いて「黙秘します」と応えると、検察官はやはり無言で頷き、再び付箋の貼ってある別のページを開いて、僕に見せてくる。
そのページには、一緒に捕まった友人の吉岡とのLINEでのやり取りの写真が貼ってあり、どう見ても薬物を言い表した代名詞でのやり取りや、それに付随して、「悟ってる時の顔」などと言って、僕がLSDのピーク中に目を瞑って微笑んでいる顔写真を吉岡に送りつけている赤面不可避のログも載っていた。
当然、これらに関する質問にも黙秘を貫いたが、検察官は少し呆れた表情で、「…うん。でもね、小林さん(一緒に捕まったプッシャーの本名)のTwitterアカウントのリンクが、吉岡さんからあなたに送られているんですね」などと言って、今度はそのログの写真を見せてきた。
僕は吉岡とは完全にクロな証拠のやり取りをしていなかったつもりでいたので、これにはさすがに焦りを感じたが、そのメッセージの前後に脈絡はなく、リンクだけが送られているという内容のログではあったので、これだけでは証拠として不十分であろうとは思った。
検察官は続けて、「この小林さんのアカウントにコンタクトを取って、小林さんから大麻を購入したんじゃないですか?」と名推理をしてきたが、僕はなんとか無表情をキープしたまま、「黙秘します」とだけ言っておいた。
検察官は表情を変えず、「わかりました。それでは本日はこれで以上です」などと言って、この日の取り調べは終わることになり、僕は当然、調書への署名・押印を拒否して、部屋を後にした。
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つづく
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この物語はフィクションです。また、あらゆる薬物犯罪の防止・軽減を目的としています( ΦωΦ )
#フィクション#エッセイ#大麻#大麻取り締まられレポ
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No. 50 - All Nippon Airways Airbus A380 "Flying Honu" Livery
Happy 50th Runway Runway post! I had a bit of a hard time deciding what to do for it - after all, it's a pretty significant number. I already sort of know what I want to do for the 100th post, but I hadn't put much thought into the 50th, and I had to scuttle any plans for something long and interesting after a rather stressful week. Instead I decided to do something both fun and requested!
source: ANA Stories
One (well, three!) of the most beloved special liveries out there, All Nippon Airways' turtle-themed "Flying Honu" Airbus A380. These three friendly giants fly from Japan to Honolulu, delighting anyone lucky enough to see them.
Actually, I love the Flying Honu so much I have one myself.
I would describe myself as a bit of a magpie. I collect useless things, be they historical ephemera, horror movie memorabilia, old books, pretty rocks, or way too many fountain pen inks given I mostly use them to take notes. I even have a bunch of my old teeth in a pillbox. Surprisingly, though, the things my talons have lodged in don't include many model airplanes. I have...a few. I've actually, though serendipity, gotten two more since I started this blog, expanding my collection to a startling five. Maybe seven if you count my Starscream and Brainstorm figures, but I don't think I even remember how to put either of them in their alt modes. The fact is that while they aren't a fortune or anything plane figures are expensive enough that it's a commitment to buy one, and I usually only do when I stumble on a good deal for a model I really want. And one of the few times I've actually decided that I just needed a model of a specific livery was the "Flying Honu" A380. Specifically, the one I have is the airframe registered JA382A, Kai. (She's the 1:500 JC Wings diecast model and is around the size of my hand.)
I just needed to be able to gently tap her nose in person, okay? She can't fit up on the shelf with a lot of my other miscellaneous trinkets so she sits on my desk and sometimes I explain things to her while trying to figure them out, like a coding rubber duck. She makes me happy.
All Nippon Airways (全日本空輸) is a major Japanese airline. In fact, in terms of both fleet size and number of destinations they're bigger than flag carrier JAL. They're consistently described as being among the best airlines in the world for the discerning well-to-do business traveler, and let's just say that's not me, but what I am is a reviewer of airline liveries, and ANA sure has those! In addition to their standard Triton Blue livery they do all sorts of special designs, particularly crossovers with properties like Pokémon and Star Wars. All of these are something I would like to someday feature, but none of them matter at all to me when compared to the Flying Honu, introduced with the A380 fleet in 2019.
A couple of times when I've told people I know about this livery they asked me if 'honu' is Japanese for 'turtle'. That's a reasonable question, but the Japanese word for turtle is 'kame'. 'Honu' is the word for turtle, though - in Hawaiian.
image: ANA
In fact, Honolulu is the A380s' only destination. ANA didn't really want A380s to begin with, but ended up stuck with them while acquiring another airline. The thing about the A380, and the reason it failed commercially and so few were ever built, is that the use-case for a massive plane is pretty limited. It goes as such: you have a passengerbase of people who have to travel from one giant hub that can land an A380 to another frequently enough that you can actually make money on a plane with four entire engines.
Okay, so the use-case is that you're Emirates. ANA might be expensive, but they don't really have the central location or sheer amount of regular business travelers that Dubai does. 'Three' also isn't really that many A380s, which creates a bit of a question of reliability. So instead they fixed the problem in a way that's honestly pretty genius: they made it turtles.
image: ANA
ANA seems to be generally invested in Hawaii, with a fair amount of partnerships with local organizations. A lot of Hawaiian real estate is owned by Japanese companies, and those of Japanese descent are the second-larget ethnic group in Hawaii at 16.7%, so it makes sense that a lot of people would want to travel there. Tokyo to Honolulu is a nice 9-hour flight with no possibility for a stopover of any kind (unless they invent civilian aircraft carriers for A380s), so it's the perfect route for precisely three really huge planes.
images: ANA
They can fit 520 passengers across four classes on one flight, seated across both decks of the massive planes. There is also a section of seats which convert to couches, marketed for families. Those who fly this route get to enjoy rainbow lighting and the ability to buy a duty-free 1:500 model of the plane (not the same model I have, though, I'm pretty sure) or a set of Flying Honu plushes.
Ra looks like she's plotting something. Lani looks like she's never had a single thought in her life.
And they do make money off this, because people absolutely love these planes. People have apparently had their weddings on these planes, and I would too! They make ten weekly flights right now, but in December that will be increasing to fourteen weekly, or two daily.
Okay, so, the actual liveries.
Here's Kai in full-size! The light in my room make her look way cooler toned in the photographs, but in real life she's this color. It's frequently described as 'green' or 'emerald green', but I think it's definitely turquoise and would go so far as to call it blue. Whatever the case, it's meant to represent the color of the sea near Hawaii. Kai is also distinct from the others because of her eyes, which are closed as she smiles from ear to ear. That's why she's my favorite - she just looks so happy!
...a bit weirder looking from upfront, but look how even the ventral fairing is painted! That's part of the flippers where they curl around, tucked into the shell. Unlike the Transocean Air Jinbei Jets, the cockpit windows blend in with the 'scales' of the Flying Honu, looking rather natural.
'Ra' is a beautiful orange, meant to represent the Hawaiian sunset. She has a bit of a peach undertone if you look closely, but her details are done in an extremely vivid reddish orange. Her distinguishing feature are those gigantic eyelashes, similar to Sakura Jinbei's. The actual mouth shape on all three planes appears to be the same, but I find that the eyes still give them distinct 'personalities'. Ra has always looked very thoughtful to me.
Just look at her in flight! I've never understood why people call the 747 stately or graceful, and same for the A380 - double-decker planes are just inherently goofy-looking, and that's great, but ANA managed to make one look pretty elegant. I think it's because turtles are already regarded as large and slow creatures, so fitting like for like just makes it seem as natural for this absolutely gigantic aircraft to be flying as it is for a turtle to swim.
Finally, Lani, the turtle everyone agrees to be blue, represents the Hawaiian sky during its brightest color in daylight. If you look closely, you can see her blue 'eyeshadow', which I've always thought made her look relaxed.
This picture gives a good angle of my only real critique of the Flying Honu, which is that the shells and heads don't entirely look aligned, as if the head is in the process of being retracted. That said, I think that's just a fact of working with the shape of an airplane. There's just no more space below to fit any more shell.
Rather than being just one turtle, though, each "Flying Honu" has two fully rendered baby turtles following behind their 'mother'.
I think this is adorable, and beyond that it solves a crucial problem - the tail. Turtles do have those, but not in a way that maps onto a standard empennage. Instead, ANA makes the smart choice to end the shell at a certain point and add these two extra turtles make-way-for-ducklings-ing their way across the fuselage for more visual interest, leaving the tail empty for an ANA logo without making it jarring. This is a huge improvement over the Jinbei Jets, which again serve as a point of comparison as the other major Japanese marine life planes. (Amakusa Airlines is way smaller and thus not going to get caught up in this.)
I mean, it's hard to find too much to say about these that isn't just "oh my gosh, look at them". The Flying Honu are vividly colored, with clever shapes used to make them immediately recognizable as turtles. I smile every time I see one, including the little one on my desk!
And in case you weren't already delighted, there's two extra bonus turtles!
I think it's pretty obvious I'm giving these an A+. Come on, just...just look at them. The fact that ANA bothered to make three distinct ones with their own names and faces is just icing on the cake for me, but I do love that they did.
I can't believe I didn't find a way to fit this in earlier into the post, but I really love turtles. If you have an aquarium near you, and that aquarium has turtles, I really recommend stopping by to see them. My local New England Aquarium has had Myrtle for more than 50 years. As they describe her, 'the 550-lb Queen of the Giant Ocean Tank is large, in charge, and ready to receive your adoration'.
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True to form, although a lot larger and dealing in a different type of fluid dynamics, the Flying Honu jets get plenty of my adoration too.
#tarmac fashion week#grade: a+#era: 2010s#era: 2020s#all nippon airways#aquairium#region: east asia#region: japan
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石破首相は、中国軍機の領空侵犯について「深刻な懸念」を伝え、また、中国の深センで日本人男児が刺殺された事件で、事実解明と説明を求め、その上で、中国に住む日本人の不安が急速に高まっているとして、安心・安全の確保を求め、さらに、日本産水産物の輸入再開の早期実現を求めたとのことですが、中国が果たしてどれだけ日本の要求を受け入れるのかは現時点では不透明だと感じます。
【速報】日中首脳会談で石破首相、中国軍機の領空侵犯に「深刻な懸念」伝える(日テレNEWS NNN)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
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『 貨物列車で行こう!』長田 昭二 緒 (文藝春秋)
わたしも乗りたい。
第一章 ついに貨物列車に乗る! 貨物線を歩く/乗れないから乗りたい――そこにロマンがある/人知れず日本の物流を支える駅/極限までのスリム化/「拳一つ分」の隙間/動力車の拠点「機関区」/ついに貨物列車に乗る!/突然の鉄道無線/いよいよ「貨物専用線」に進入/東京で貨物列車を見ない理由 第二章 ルポ・東京貨物ターミナル 鉄道貨物の全容を見るべく「東京タ」へ/貨物列車に乗って貨物駅に向かう/「新鶴見信号場」とは/梯子段を上る「垂直乗車」/「ブレーキ、ゆるめーゆるめー!」/心躍る〝短絡線〟/「いよいよ来たか……」貨物列車は地下へ/羽田空港の下を通る点線=東京港トンネルへの憧れ/昭和で見た夢が令和に実現/添乗区間が延長した!/「東京タ」の構内をほぼ二往復/輸送量は毎年約一〇三%の伸び/高まる大型コンテナのニーズ/変わりゆく物流の仕組み/日本最大の貨物駅にある「中央研修センター」に潜入/異常生時の対応を学ぶシミュレーター/ここに座った以上は定時運行遂行の義務がある/「輸送指令」は〝二度呼び〟が基本/懐中電灯一つで長大な列車を点検 第三章 経営再建と未来の貨物輸送――JR貨物トップインタビュー 「変えるをよし」の企業風土が自信をもたらした/さらなる被害が予想される南海トラフ地震への対策/経営が厳しいJR旅客会社が増えた現状/貨物輸送の新提案・新幹線による鉄道輸送は?/総合的な輸送体系「モーダルコンビネーション」という概念/「安全」のための人材確保と労働環境の整備が不可欠/あらゆる物流の集積地点「東京レールゲートWEST」/銀行員、ハウステンボス……様々な経験から生まれた経営軸/「企業として安全はすべての基盤である」/原風景は「貨物列車のある情景」/「ベテランから若手へ」鉄道を支える、技術を受け継ぐ仕組み/運転士によるリレー方式――確立された輸送体系が強み/鉄道貨物が抱える問題をテクノロジーで解決できるか/従来の設備を有効活用「積替ステーション」/「空荷」を解消した「ビール列車」 第四章 広島車両所探訪記 重要拠点・広島/迂回運転を実現した「匠の技」/歴史を刻む広島車両所/「日本一」の車両所/全般検査と重要部検査奈々枝歴史ゆえの「使いにくさ」/「走って磨かれて輝く」車輪/時に親子、時に兄弟/機関車にはトイレがない/憧れの〝車掌車〟の現実/ベテランから若手へ「技の伝承」/車両所は「大きな家族」 第五章 「セノハチ」貨物列車添乗ルポ――広島貨物ターミナル駅‐西条駅 フィーダー輸送の拠点/数字に出てこない忙しさ/日本一のフォークリフトドライバー/営業面の司令塔/もし列車が遅れたら……信号扱い所の修羅場/〝途中下車〟できない貨物は……/鉄道マンにとっての〝難所〟はマニアにとっての〝名所〟/九州と首都圏を結ぶ物流の大動脈/居住性に優れた運転室/無線の通信に沸き上がる感動/普段乗れない貨物線を走行/本格的な上り坂へ――補機本来の業務開始/上り線には架線が二本/「ノッチオフお願いします。どうぞ」/登りきって連結を外す/「ポウッ!」遠ざかる本務機/待ち時間も切らさない集中力/「発車!」「進行!」一人ぽっちで走り始める/視界も広く、軽快に走る/帰りのほうが忙しい/シカ、イノシシ……夜に遭遇する動物たち/登りと同じ十三分で「瀬野八」を下り終える/列車は貨物専用線へ。時速八十キロで快走/廃車を待つ〝もみじ色〟の機関車/物流を支えるプロの技と知恵 第六章 「文藝春秋」を北に追え!――青函トンネル貨物列車添乗ルポ 大きなミッションを持って貨物列車に乗り込む/「文藝春秋」十月号の積み込みを見学/貨物の積み下ろしや旅客の乗降は行わない「青森信号所」へ/貨物列車でなければ通れない区間に感じるロマン/中村さんが席を譲ってくれた理由が判明/トンボが乱舞する田園地帯を疾走/青函トンネル五十三キロを貨物列車はひた走る/世界第四位、長大トンネルの入口/しばらくすると飽きてくる……運転士の眠気対策は/地上に出たと思ったら次々とトンネルが……/津軽海峡と函館山を望む〝絶景路線〟/急に無数の線路と並走するようになり……/三〇五九列車は定刻より二分遅れで到着/「北斗9号」で三〇五九列車を追跡/コンテナ貨物取扱量全国二位の「札幌タ」/十七時間五十分の鉄路の旅/「盛りだくさん」にもほどがある一日の終わり/一日半ぶりの対面/「イクラ丼」か「混載丼」か/「あとがき」に代えて
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)10月7日(月曜日)
通巻第8448号
インドの対中政策はモデル足り得るか
ハイテク部品。TIKTOK、アリババ、テンセント全面禁止
*************************
ジェット機のエンジンはロールスロイス、GE、PWが三大メーカー。ほかに航空機エンジンはIHI、ホンダ、川重、三菱重工が製造している。英米三大メーカーと雖も主力エンジン部品は日本製である。
インド空軍はミグ21の後継機を自主生産するとして早くから国産化を推進してきたが、国家プロジェクトである「テジャス戦���機」の開発が遅れに遅れている。テジャスはサンスクリット語で『光』を意味する。
米国と雪解け時代にロッキードマーチン、GEがプロジェクトに加わって、エンジン開発に目途が立ったこともあった。
ところが、その後のインド核武装への制裁をうけて、停滞した。近年またまた米国は中国への態度を百八十度転換し、インド重視に傾く。それで次期ジェット戦闘機の開発は軌道に乗った。
インドの軍需産業の拠点はハイダラーバードである。インドのシリコンバレーとも言われ数学に強いインド人のなかでも優秀な人材があつまる。インドはコンピュータプログラミングとソフト開発で卓越しており、米国のシリコンバレーにも無数のインド人がいる。製造ではバンガロールが有名で、ここにもハイテク企業が集中している。ついでに言えば自動車産業は東海岸のタミルナード、ニューデリー郊外団地、モディ首相の出身地グジャラート州。ムンバイは商業都市、デリーは政治首都、ゴアは無国籍、プネはヨガの本場と棲み分けが出来ている。
日本が受注した新幹線はグジャラートとムンバイを結び、インド西海岸に製造業が多いのは、中東、アフリカ、EU諸国への輸出拠点となるからだ。
インド空軍のシン大将は言う。
「インド空軍は、その訓練度、作戦立案と展開能力において中国空軍よりはるかに優秀だが、装備、予算、規模において劣勢である。中国はJ20(殲20ジェット戦闘機)、ドローン、戦略爆撃機を自主生産している。その規模はインドの四倍である。インド国境に近いホータン、カシュガル、シガッツェなどに空軍基地を充実させてきた。インドと中国の国境は3488キロに及ぶ」
インドは従来、その軍事力をロシア製に依拠してきた。西側への兵力システムの変更は規格、プロセス、製造工程などが異なるため、切り替えには時間がかかる。インドはドローンの自主生産をめざしているが、国産化はまだ75%という段階だ。
▼インドはアンチ中国だが、貿易では相互依存
インドは中国から医薬品原料の70%、肥料の40%、そして電子機器・部品の38%、自動車部品の27%を輸入している。理由は単純で安いからだ。中国から原料がこなくなるとインドが自慢のジェネリック医薬品の生産に支障がでる。
一方で、インドはドローン部品、ならびにアリババ、テンセントなどのアプリ43種の使用を禁止し、TIKTOKは米国に先駆けて全面禁止、携帯電話のファーウェイ、ZTEの携帯電話の利用も厳し��規制している。
中国はちなみにX(旧ツィッター)、インスタグラム、フェイスブックを全面禁止している。中国のデータが米国に流れるからだ。
日本は自主生産でジェット旅客機、戦闘機を開発してきたが、米国の政治力で潰された。中国は自力で旅客機を開発したが、米国がライセンスを出さないため当面は中国国内便に投入される。
さて、インドの基本方針はナショナリズムを基盤としているが、部品のサプライチェーン、列強の思惑と圧力を前にして、ロシアを牽制材料として政治利用してはいるが、自主開発の姿勢は評価できるにしても、日本のモデル足り得るだろうか?
インドに中華レストランが少ないのは味が合わないからではなく、在留中国人が少ないからである。瞑想好きで哲学論争に熱中するインド人にとって、現世しか信じない無神論者のシナ人とは異質である。
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オーバーホールの定義ですけど、品質管理のオバケと言われる航空機の場合はかなり明確でして、日本語では「分解総点検」と表記されています。 実施できるのは国土交通省の認可を受けた「修理改造認定工場」のうち製造者または製造者が指定した施設のみになります(輸入品が多いので日本に1ヶ所とか2ヶ所というのが一般的です) 実施内容は製造者が定めたオーバーホールマニュアルに従って実施されることになりますが、例えばピストンエンジンの場合ですと完全に部品単位まで分解するのはもちろんのこと、ベアリングやピストンなど摩滅するパーツに関しては「製造時の公差の範囲であること(←※ここ特に重要!)」 仮に使用限界の許容内であっても「製造時の公差」を外れたものは全て交換されます。 そのうえで例えばクランクシャフトなどの磁性部品は 磁気探傷検査、クランクケースなどの非磁性部品は 蛍光浸透探傷検査 などの非破壊検査を実施しています。 ここまでの整備を実施して初めて「オーバーホール」と名乗れるのですが、ウルトラライトにも乗られているようなので整備を担当されている方(航空法に定める整備士でなくても)に尋ねられれば もっと詳しい情報を頂けるのではないかと思います。
(53) 【その嘘、騙されないで】旧車屋さんのレストアに見る、中古車販売店の『危険なワード』の巻 - YouTube
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羽田空港でJAL516便(乗員乗客379人は全員無事、14人負傷)と新潟に救援物資を輸送に向かう海上保安庁の航空機が衝突しました。 JAL機の乗員乗客の全員無事とは奇跡とも言えますが乗員の日頃の訓練と乗員乗客の皆様の冷静な対応の賜物と感じます。 ただ海上保安庁の搭乗員は1人のみが助かり5人の方々が亡くなりました。 そしてこの海��保安庁航空機「MA722みずなぎ号」は東日本大震災では仙台空港で被災したにも関わらず唯一、生き残った機体でした。 今回も前日に起きた能登地震の救援活動でお休みを返上して石川県に出動したばかりで、新潟県に向けて次の出動準備していたところで事故に遭ったそうです。 海上保安庁の皆様の日頃のご尽力に敬意を表すると共に、亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げます。 遺族の方々の悲しみはいかばかりかと思いを馳せつつ、日本国民の一人として感謝と衷心からお悔やみを申し上げます。 そして、今も被災地で苦しんでいる方々、悲しくもご遺族となられた方々、そして救助、救援、復旧にご尽力のすべての方々にも大きく強く祈りを捧げます。
https://note.com/takigawa/n/nbe43d89806f8
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東京五輪から2年 湾岸はいま
悪夢のようなTOKYO2020大会から2年が経った。 五輪のために姿を変えられたあの場所は、巨額の資金を費やして建てられた会場は、白いフェンスに閉ざされていた公園は、いま一体どうなっているのか。 湾岸エリアを中心に、フィールドワークを行った。
①築地市場
築地本願寺から場外市場に向かう。日曜日。外国人観光客、親子連れ、カップル。賑わいは築地市場があった頃と変わらないように見えた。どの店にも、昼食を目当てに沢山の人が並んでいる。
立体駐車場の最上階から市場のあった方を見下ろす。縦横に走るターレ、魚の並ぶケース、積み上げられたトロ箱、林立する仲卸の看板――それらが全て消え去り、でこぼこの、剥き出しのコンクリートだけが灼熱の太陽に焼かれていた。その一部は駐車スペースに。数台の自家用車。物悲しくなるぐらいしょぼい。
駐車場のわきに、築地市場の仲卸とおぼしき店名のプレートを付けたターレが放置されていた。よく見ると、ナンバープレートを外した痕がくっきりと残っている。
石原元都知事が主導した2016年五輪招致当時、築地市場を潰してメディアセンターを作るという話が出ていた。2020東京大会ではそれが「駐車場」にかわり、市場は2018年10月に東京都によって閉鎖された。選手村から競技場への輸送のために新たに作られた環状2号の全面開通は、五輪閉幕から1年以上も過ぎた2022年12月。五輪招致が、都民の台所を打ち出の小づちのように利権を生み出す空虚な「一等地」に変えてしまった。
築地を舞台にしたある連載漫画の中で、目利き一筋の主人公は何故か移転に何の葛藤もないまま「豊洲で頑張っていこう」と仲間に呼びかけていた。築地市場83年の歴史は、急速に「なかったもの」にされようとしている。
②月島
東京では五輪の前から、競技会場と直接関係のない場所でも各地で再開発が起こっていた。晴海にも程近い、湾岸エリアに位置する月島もまたその1つ。もんじゃストリートで有名なこの町は、一本裏道に入ると古い木造家屋が軒を連ねる下町らしさが残っている。私たちが2017年に訪問した際は、月島1丁目西仲通り地区再開発計画のためにもんじゃストリートの店舗が軒並み閉店していた。
そして今回訪ねてみると、MID TOWER GRANDなる地上32階、高さ121mの超高層マンションが建ち(2020年10月竣工)、その1階にもんじゃ屋などの店舗が入っていた。 月島ではさらに地上48階、高さ178.00mのタワマンを建てる月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業、地上58階、高さ199mのタワマンを建てる月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業が控えている。フィールドワークの後で知ったことだが、この月島三丁目再開発計画には反対運動や行政訴訟も起こっているとのこと。長年暮らしてきた人々の息吹が聞こえるような町並みが、大手開発業者によって姿を変えられようとしていることには胸が痛む。
③晴海選手村
カンカン照りの選手村跡地。ここはHARUMI FLAGなる高層マンション群として開発され、完成すれば5,632戸12,000人が暮らす街になるという。未だ工事中で通行できるのはメインストリートの車道のみ。焼けつくような暑さの中、誰もいないコンクリートだらけの空間は殺伐とした雰囲気が漂っていた。
選手村をめぐっては、東京都が適正価格の10分の1という不当な安さで都有地を三井不動産ら11社のデベロッパーに売却したとして住民訴訟が起きている。五輪という祝賀的なイベントが作り出す例外状態によって、公共財産が民間資本に吸い上げられた象徴的な場所だ。
街の中心に近づくと、左手には、大会中、大量の食材廃棄が問題となった食堂の跡地が、中央区立の小中学校(2024年度開校予定)として整備されていた。
右手には三井不動産の商業施設「ららテラス」。その1階には「東京五輪を振り返りスポーツの力を発信する施設」として「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」が設置されるらしい。五輪と三井不動産のどこまでも続く蜜月がうかがえる。
その先では道路を挟んで左右両方の街区で50階建ての2棟の超高層タワーマンションが目下建設中だった。
選手村を訪れるとき、2018年、建設工事中に2人の労働者が亡くなったことを思わずにはいられない。その街区は、労働者の死という痛ましい現実を塗り固めるようにSUN VILLAGE(太陽の村)という輝かしい名前で分譲されている。 この街区だけではない。この街全体が、五輪によって引き起こされた問題などまるで何もなかったかのように成り立っている。この街ではとても生きていけない、生きた心地がしない。生気を抜かれたようにその場を後にした。
④潮風公園、お台場海浜公園
ビーチバレーボールの会場設営のため何年もフェンス封鎖されていた潮風公園。わたしたちは初めて公園内に入った。こんなに広かったのか!無観客のくせに、この公園全体を占拠していたなんて、ほんとうに厚かましい。
東京湾の対岸の埠頭にはコンテナが並んでいる。海をみてみると、うっ!海水は泥沼のような色。しかし、なぜか匂いはせず、潮の匂いさえもしない。ファブリーズでもしているのか?
わたしたちは、野宿の人たちが寝ていた場所を探して公園内を歩いた(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織員会による追い出し→https://x.gd/ZJP4d)。木がたくさんあってなかなか住み心地よさそうだと思っていたら、屋根のある排除ベンチにたどり着いた。なんて醜いデザインなのだろう。
次に「トイレのようなニオイ」と話題になったお台場海浜公園のビーチへ、匂いを確認しに行った。「遊泳禁止」の看板があり、スクリーニングのためと記してあったが、やはり汚染が懸念されているのだろろう。このビーチの海水も濁っていて、潮の匂いさえもしない。怪しい水質だ。
しかし、暑すぎる。灼熱の日差しの下で、ビーチバレーボールや、トライアスロンをやって、汚い海に飛び込んでいたのか。 知れば知るほど、オリンピック・パラリンピックは地獄だ。
⑤有明
有明の旧会場エリアへ。グーグルマップで見ると、どうやらこの一帯は「有明オリンピック・パラリンピックパーク」と名付けられたらしい。いまや地に落ちた電通がオリンピックでちゃっかりゲットした、唯一黒字と言われる有明アリーナへ。SNSではステージが見えない席があると不評を買っていたが、「ディズニーオンアイス」をやってるらしく、猛暑の折、駅から会場まで大勢の人だかり。
有明体操競技場はこの5月に「有明ジメックス」と名を変え、株式会社東京ビックサイトが運営する展示場としてオープンしたらしい。第一印象は「・・・神社?」世界的ウッドショックの最中に木材を山のように使って、10年程度で取り壊される予定とのこと。こんなに立派にする必要あったのか?
そこからゆりかもめの駅を越えると、フェンスで囲われた草ぼうぼうのワイルドな一角が。有明BMX会場跡地だ。グーグルマップには「有明アーバンスポーツパーク(2024年4月開業)」とあるが、いまのところ影も形もない。スポーツ施設より原っぱ公園の方が需要あるのでは?
有明テニスの森公園は工事パネルが外されて、開放感に溢れていた。こんな素敵な場所を何年もオリンピックのために囲って、市民を排除してきたかと思うとあらためて腹が立つ。
真夏の炎天下に火を燃やし続けた聖火台があった夢の大橋にも立ち寄った。観覧車が無くなっていた。東京都はこの夢の大橋を含むシンボルプロムナード公園の一角に、新たに聖火台置き場をつくって飾っている。東京都はいつまでオリパラの亡霊にすがる気か。。
⑥辰巳・東京アクアティクスセンター
アクアティクスセンター
「威圧」を形にしたような巨大建造物。
建物の周りには木陰がなく、取ってつけたような弱々しい植栽が施されている。
正面外の、広すぎる階段は、車いす利用者でなくても、大げさすぎてびっくりする。コンクリートが日射で熱い。ゴミ一つ落ちていないのは、人が寄り付かないからだろう。
その下にたたずんで私は、ピラミッド建設のために労働を強いられている人のような気持ちがした。
ここは、公園の一部であった。近くに団地もある。誰でも入って、海からの風を感じながらくつろぎ、出会う場所だったはずだ。
5年前に訪れた時は、工事中で巨大な支柱がそびえたっていた。三内丸山遺跡にインスパイアされたのかと思ったが、出来上がったのは帝国主義の終点のようなしろものだった。
「お前たちが来るところではない。」という声がどこからか聴こえる気がした。
知ってる。だから入ってみた。静かだ。人っ子一人いない、空調が効いて冷え切っている。だだっ広いロビーの小さな一角に、TOKYO2020オリパラのポスターたちがいまだに展示されていた。
競争をあおり、序列化し、勝者に過剰な価値を与え、「感動」を動員するスペクタクルがここで続けられるのだ。
生きていくのに必要な潤いをもたらす公園に、このような醜悪なものが君臨しているのを私は許せない。
炎天下の湾岸エリアを丸1日かけて回った。TOKYO2020跡地は、廃墟になっていると思いきや、むしろ多くの場所でまだまだ開発が続いていた。開発への飽くなき欲望と「レガシー」への執着、五輪災害は閉幕後も延々と残り続けている。 この日撮影した映像を使って「オリンピックって何?東京からパリ五輪1年前によせて」という動画を作成し、1年後に五輪開幕が迫るパリでの反五輪の闘いに連帯を示すメッセージとした。 From Tokyo To PARIS, NOlympicsAnywhere
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10/27(日)、11/3(日) に渋谷イメージフォーラム3Fにて開催される「グラウンド・レベル・シネマ 5.0」に参加させていただきます。12月発売予定のノイズバンド「3CO2(SANCOTSU)」のファーストアルバムより、「Taphophobia」のミュージックビデオが先行上映される形になります。Aプログラムにて、27(日)14:00〜、3(日)15:30〜上映予定です。よろしくお願いします。
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グラウンド・レベル・シネマ Vol.5.0 GROUND LEVEL CINEMA 5.0 日本 ー 台湾
イントロダクション
2020年代に新たなインディペンデントシーンを作るべく、日本と台湾のfresh!!!な映像作家たちが国境、世代を超えて作品を上映するリアルイベント<グラウンド・レベル・シネマ>
暑さに浮かされて月日が経つのも夢のうち、気がつけば秋、夏も終われば気分はもう年末。と書いている今は深夜2時、真夜中の焦燥。只今絶賛制作中、遊んでいる場合では御座いません悩んでいる時間も御座いません。 ましてやこんな文章を書いてる場合でも御座いません。全作品完全新作のvol.5.0、間もなく上映開始で御座います! (グラウンド・レベル・シネマ運営委員会)
※10月27日(日)は上映終了後に日本側作家によるアフタートーク、11月3日(日)は台湾&日本側作家によるアフタートークを行います。
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■日程 Date 2024年10月27日(日)、11月3日(日) Sunday 27th October, Sunday 3rd November 2024
【open】13:30 【screening】14:00 【close】18:40(予定) 各日3プログラムの入れ替え制
■会場 Venue シアター・イメージフォーラム 3F「寺山修司」 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-10-2 Image Forum 3F "Terayama Shuji" 2-10-2, Shibuya, Shibuya-ku
■タイムテーブル Timetable 10/27 14:00 A Program 15:30 B Program 16:50 C Program 11/3 14:00 C Program 15:30 A Program 16:50 B Program
■Ticket 当日受付 1プログラム券:一般700円/会員500円 3プログラム券:一般1,500円/会員1,200円 1 program ticket/General 700 yen, Members 500 yen 3 program ticket/General 1,500 yen, Members 1,200 yen
ご来場のお客様へ ・満席の際にはご入場をお断りする場合がございます。あらかじめご了承下さい。
主催:グラウンド・レベル・シネマ運営委員会 共催:イメージフォーラム 協力:株式会社ダゲレオ出版 https://www.imageforum.co.jp/cinematheque/1075/index.html
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▶Program A
無題 / Untitled 藤井アンナ / Anna FUJII / 20min.
初 / Seed 曾莉珺 / Lichun TSENG / 10min.
レプリカ / Replica 内山尚久 / Naohisa UCHIYAMA / 7min.
アジア情報局 / Asian Intelligence Bureau 雪克 / Shake / 7min.
蝶影 / Butterfly Shadow ねね蝶々 / nene chouchou / 5min.
未命名のカルナック計画 / Untitled Carnac Project (work in progress) 陳省聿 / Hsin-Yu CHEN / 8min.
Taphophobia ムラカミロキ / MurakamiLoki / 9min.
おばあさん仮想 I / The Grandmother Epithesis I 郭立貞 / Lichen K / 3min.
素人の修復 / Amateur Restoration 蕭仲甫 / Chung Pu HSIAO / 4min.
▶Program B
2-2 洪安旭 / An Hsu HUNG / 5min.
Simulacra 白水浩 / Hiroshi SHIROUZU / 5min.
ロサンゼルス:新書#1-8 / Signatures #1-8, Los Angeles 徐璐 / Erica SHEU / 10min.
道にて / On the Road 木澤航樹 / Koki KISAWA / 8min.
肉屋のように - 01 / Like a Butcher - 01 吳梓安 / Tzuan WU / 1min.
キンコンキン / Mycorrhizal Fungi 内山涼湖 / Atsuko UCHIYAMA / 17min.
ネオ黙示録 / NEO Apocalypse Johnny HUNG / 13min.
シジフォスの弟子 / Disciples of Sisyphus 山口健太 / Kenta YAMAGUCHI / 10min.
ガラガラの夢 / GARA GARA 工藤雅&張若涵 / Masa KUDO & Johan CHANG / 3min.
▶Program C
結婚しない水行十日陸行一月 / don't ask about me 三木はるか / MIKIHARUKA / 15min.
他人の情景 / The Othered Scene 閻望雲 / Wang-Yun YEN / 8min.
猫腫瘍 / Stray Cat gets Cancer 松岡徹 / Toru MATSUOKA / 14min.
Q4. (2023) ワン イチェン / Yijean WANG / 9min.
X Shade 平井望 / Nozomi HIRAI / 3min.
Obscure Observation 松田天樹 / Takaki MATSUDA / 4min.
Interjection ニシノユキコ / Yukiko NISHINO / 5min.
現像 #2 / Developing #2 許岑竹 / Tsen-Chu HSU / 6min.
類もまれな断片の壮麗 / Magnificence of Unparalleled Fragments 立川清志楼 / Kiyoshiro TATEKAWA / 10min.
■作者コメント
▶Program A
無題 / Untitled 川柳作家の嶺脇ルイさんによる川柳作品「竹とんぼ 風は明日を 連れてくる」を受け取り、言葉の表現を別の表現に変換する企画に沿って制作した作品。「明日」は抽象的だが、それを発表することに挑戦した。知人に街を案内してもらった。寒くなったらまた訪れようかと考えている。また案内してもらえるかどうか。
初 / Seed 光、それは抽象的であれ具象的であれ、生態系における重要なエネルギーだ。16ミリフィルムで自然を捉え、微視的な視点から観察し、ゆっくり一瞬を記録し、身体の導くままに、内外の自然の音に耳を傾ける。 映像は露光の瞬間に生まれる。自作の環境に優しい現像液を使ってフィルムを現像する。新月や満月のとき、感光乳剤を作って塗り、光害のない公園を露天の暗室にする。日の出と日の入りの間に音声を収録する。「自然な自然」を観察し、その過程での発見が、創作の思考要素や可能性となっていく。
レプリカ / Replica かつて戦争によってすべてを失った日本は、輸出によって外貨を稼ぎ、その貴重な外貨により鉄鉱石、石油、食糧等々、どうしても必要な物資や原料を輸入していくより他になかった。その為、アメリカから模倣だと非難されながらも、ミシン、カメラ、時計等を作り続けた。 そして今、またもアメリカの発明品が、Made in Japanで広がろうとしている。
アジア情報局 / Asian Intelligence Bureau キドラット・タヒミックが空っぽの携帯を手に台湾へやって来た。台湾にいる間、彼は何処でも常に携帯で記録し、去る前夜には、メモリーはもういっぱいになった。彼はこれらの素材を私に託した。私は膨大で雑多な素材との対話を試みる。
蝶影 / Butterfly Shadow ゆるやかに落下していく世界の破片を拾い集めながら、遠く蜃気楼の中にしか存在できない生き物。 ここから見えるのは輪郭を失った景色と追憶する身体のみ。 目に映る不死の生き物をただ追い求める日々はまるで誰かの手の上とこの世の狭間にいるような感覚。
未命名のカルナック計画 / Untitled Carnac Project (work in progress) 表面 ― 風景の表面、石の表面、身体の表面、映像の表面。私は、私たちと映像との距離に興味を持っている。私たちはどのように映像の距離を測り、映像はどのように世界を測るのか。技術的なものや感性を通じて、視覚的、心理的、触覚的、映像的な広がりについて考えたい。 19世紀初頭、イギリスの科学者フランシス・ロナルズは、写真のように精密なトレースを可能にする機械を発明し、フランスのカルナックに赴いて、その機械で先史時代の巨石群を描写した。私はそれに基づいて、2023年から創作計画を展開した。
Taphophobia Improvisation Noise Band "3CO2(SANCOTSU)" Newest Music video.
おばあさん仮想 I / The Grandmother Epithesis I おばあちゃんの存在意義とは何だろう?生物学者の「おばあさん仮説」(The grandmother hypothesis)は、私たち自身のおばあちゃんを理解する助けになるだろうか?本作は、フィルムの現像や編集の実験を通じて、found footageを再加工し、映像文化が構築したいくつかの祖母像を初歩的に検証しようと試みる。
素人の修復 / Amateur Restoration 余暇の時間を利用し、小津安二郎監督が1962年に撮った映画『秋刀魚の味』の予告編に非公式な個人的デジタル修復を行った。
▶Program B
2-2 以前の「フレーム」をテーマにした創作の核心を引き継いだもの。フレームとフレームの間が絡み合う。記憶、時間、感知、情感、無意識の瞑想、連想と幻想。
Simulacra 世の中、偽物ばかりで困りますね。だけど本物ってあるんですかね?この作品をあの偉大な作家に捧げます!(勝手に)
ロサンゼルス:新書#1-8 / Signatures #1-8, Los Angeles 友人のワークショップで8折1冊の手作り糸綴じ本を制作してから、最近ロサンゼルスにいる気持ちを描いたり、書いたり、整理しはじめた。毎日通勤で渋滞する高速道路、なぜ私がロサンゼルスの映画を撮らないのかと聞く友人、ベランダで喫煙をはじめた事などが、当時の脳内の動きである。
道にて / On the Road 男の答えを待つことしかできない。 もし男に、この身体があったなら。
肉屋のように - 01 / Like a Butcher - 01 最近、友人からいくつかのフィルムをもらった。中にはエロ過ぎたり血なまぐさ過ぎたりして、処分されたものもある。それらをつなぎ合わせてみる。
キンコンキン / Mycorrhizal Fungi 中山ヒロキと仲間達が、作り出す音楽空間。伊勢二見浦の松林にある海岸で行われたシリーズ中に、ワンカットで撮影。今その時を鑑賞し、どんなネットワークが作り出されるのだろう。
ネオ黙示録 / NEO Apocalypse これは神という「モノ」を否定��る作品ではありません。神が残した言葉は何千年にもわたって現代に伝わってきました。しかし、それは本当に神の言葉なのでしょうか。解釈によっては何も伝わらないこともあれば、時には私を導いてくれることもあります。では、すべての言葉が神のものであれば、いくら変えても神の言葉として成り立つのでしょうか。アーメン
シジフォスの弟子 / Disciples of Sisyphus シジフォスは神々をに度も欺いた罰を受けることになった。罰として山の頂上まで巨大な岩を上げるよう命じられた。 あと少しで山頂まで届くというところで、岩はその重みで転がり落ちてしまう。 シジフォスは永遠にその苦行を繰り返している。 俺はまるでシジフォスの弟子のような生活を送っている。
ガラガラの夢 / GARA GARA 引っ越したばかりの東京の部屋と、もうすぐ退去予定の台北の部屋。海を隔てた2地点から期限切れのRT200シングル8フィルムを使用し、多重露光した作品。 あの日の夜明け、眠る彼女の口から映写機のガラガラと鳴る音が出た。 部屋はひっそりと耳を澄ませる。
▶Program C
結婚しない水行十日陸行一月 / don't ask about me ドキュメンタリーは、撮られる人の了承を得た上でカメラを回した場合、芝居のかかった人の存在を消せません。カメラの前で「自然体」なんて、ずいぶん怪しいことばです。観る側が「これは芝居ではない」と思い込むことで成り立つ不均衡な関係性を、三木はるかはできれば前向きに愉しみたいのです。
他人の情景 / The Othered Scene 歴史調査によると、疫病が爆発した時、島は戦後の過渡期であり、多くの現地人はコミュニティーの動員を通じて突然の災難に対応した。 長い年月を経て、カメラを携え、海辺から島中央の山間部へと向かいつつ、道すがら記憶の中の白い土を探す。春の疫病という幼少期の経験は、不確かな言語の同一性を含んで、音声と映像を互いに導きながら、徐々に人々がかつて到達した場所へと近づいていく。
猫腫瘍 / Stray Cat gets Cancer 近所の野良猫が病気になり、捕まえて病院へ連れて行きました。 猫と私たち家族との濃密な時間が始まりました。
Q4. (2023) 次のお正月を迎える前、もうひとつのお正月が先に来た ハッピーディワリ!日々が花火のように咲いて、散って、消えるまで繰り返した
X Shade 影はどこへ行ったのだろう。 私はどこへ行くのだろう。 何が私を照らしているのだろう。 輪郭も掴めなくなってしまった。削ぎ落としたのか白く飛んでしまったのかさえも。 陰影に引っ張られ、私は月に喰われて同期していく。
Obscure Observation 特定の被写体の観察ではなく、色や光や奥行きの、あいまいな観察「Obscure Observation」
Interjection 私の祖父の話です。祖父は生前、「おい」と言って、よく奥の自分の部屋から私達を呼びつけました。「おい」とよく呼びつけて、かつての「大東亜共栄圏」の構想を、日本軍の矛盾を、話したりしてました。
現像 #2 / Developing #2 前作『現像 Developing』に続く小さな実験。制作過程で、私はこの奇妙な視覚体験を楽しんでいた。良く考えれば、これとE6カラーリバーサルフィルムの現像での最初の現像液の効果との間には、妙に似たところががある。
類もまれな断片の壮麗 / Magnificence of Unparalleled Fragments 写真と動画の関係性について考察し写真とは何かを探求する作品。 写真とは一見静止した時間のようであるが、本来、動的平衡の状態ではないか?写真とは過去と未来、真逆の時間が同時に流れてる状態ではないか? 世界を静止させるはずの写真の流動性を抽出する。また音楽を加えることで新たな時間の発生を探求する。
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P3 Club Book Shinjiro Aragaki short story scan and transcription.
料理天国、食べたら地獄
······ったく、 何で俺がこんなこと······」
「す、すいません荒垣先輩······っくしゅん!う~げほげほっ」
「ゆ、ゆかりちゃん、大丈夫?」
ここは、寮のゆかりの私室。ピンクのパジャマにカーディガンを羽織り、つらそうに咳き込むゆかりの背を、優しく風花がさすっている。体調不良を押してタルタロスに出撃し、ゆかりはすっかり風邪をこじらせていた。そんなゆかりのベッドの横には、同じく心配そうにたたずむ美鶴と、やや所在なげに立つ荒垣の姿があった。そして荒垣の手には、彼が言った “こんなこと” の成果である、温かそうな料理がトレイに乗って湯気を立てていた。どうやら、ゆかりを心配する美鶴に頼まれ、病人食の定番となる粥を作っきてくれたらしい。
「荒垣先輩って、優しいですよね」
「んな······っ!?ま、まあ、ただの気まぐれだ。気にすんな。さっさと食っちまえ」
風花の素直な言葉に、荒垣はそれだけ言ってぶっきらぼうにトレイを差し出す。
「 うう、ありがとうございます。はふ······」
ゆかりが、一見普通の粥に見えるその料理をスプーンですくい、ぱくりと口に入れた。
「どうだ?岳羽?」
熱くないか、ちゃんと飲み込めるかと、美鶴が母親のように心配げに声をかけるが、その目の前でゆかりの表情がみるみる蕩けた。
「ぅ美味しい~っ!何これ、どうやって作ったんですか? 信じらんないー!」
先ほどまでの苦しそうな様子はどこへやら、あっという間に元気を取り戻したゆかりが、凄い勢いで手と口を動かし、器の中身はさほど間を置かずに空になってしまっていた。
「どうやってつーか、ま······適当だな。普通の粥じゃ栄養が足りねえかと思って、中華風のミルク粥にしてみた」
あっさりと荒垣は言うが、じつはけっこう手間がかかったもの。ニンニク、生姜、ネギのみじん切りをゴマ油でじっくり炒め、米と具---拍子木に切ったニンジンと大根を投入して鶏ガラスープを注ぎ入れる。あとはフタをし、沸騰したら吹きこぼれないよう弱火でことこと30~40分。米が十分柔らかくなったところで、牛乳を入れて塩で味をととのえ、できあがったものがこちらにございます、という感じ。体の免疫力を高める、炭水化物や蛋白質、ビタミンA・B・Cに β カロチンを含む、まさに完璧なる病人食なのだ。
以前から、荒垣の料理はプロ並だと真田あたりが言っていたが、その現物を実際に口にしたゆかりは、想像以上の感動を味わっていた。ゆかりは素直に、その賞賛を口にする。
「適当なんてとんでもない!荒垣先輩、もう最高ですよ!尊敬します!」
「バカ野郎······なに恥ずかしいことを······」
「なーに謙遜してるんですか?食事は人間の基本ですよ。大切なことです。それをしっかりできる荒垣先輩は立派です!もう、他の男連中にも見習わせたいぐらいですよ。人として、料理のひとつもできなきゃ駄目だって、ね」
興奮気味で止まらないゆかりの演説に、そこで突然ストップがかかった。
「ちょーっと待ったぁ!」
「!?じゅ、順平?それに皆も?」
ゆかりの部屋の入り口に、順平を先頭にして寮生の面々、すなわちこの部屋にいなかった全員が集まっていた。順平の足元からはコロマルまでが顔を出している。
「何ごとよ、いったい?」
「いや、あんまりいい匂いなんでな、つい······」
正直に真田が言いかけるが、それを体ごと遮って順平がびしっと指を突きつける。
「ゆかりッチ······貴様はオレを怒らせた!」
「は、はぁ?」
「料理ができなきゃ人として駄目?料理がお上手な岳羽サマは、オレたちが人間じゃないとおっしゃるわけだよな?」
「い、いや、別にそこまでは······。そ、それに順平がまともに料理できないのは事実じゃん」
と、そこで順平は、ちっちっと指を横に振る。
「料理が “できない” と “やらない” は違うんだぜ、ゆかりッチ。それに、オレだけじゃねえぞ、お前が傷吻つけたのはな······」
くくっと、芝居の気まんまんで順平が涙をこらえるように両目を手で押さえた。その言葉に、ゆかりが周囲をあらためて見ると。 「あ」
ベッドの脇で美鶴と風花が、顔を伏せてどんよりと暗い空気をまとっていた。
「い、いや、あの。私······別にそういうつもりじゃ······せ、先輩?風花?」
「ゆえにっ!!」
ぐわっと伏せていた顔を上げ、順平は大いに 盛り上がって高らかに宣言した。
「貴様に料理勝負を挑むっ!!」
「はぁ?」
かくて、第一回巌戸台分寮クッキング王決定戦の開催が決定したのであった (どどーん)
「という訳で、本日の司会はわたくし、アイギスがお送りするであります。いかがでしょう、解説の天 田さん」
「······みなさん、ヒマですね」
「なるほど。では、審査委員長の荒垣さん」
「······ったく、 何で俺がこんなこと······」
順平が宣言した翌々日。ゆかりがすっかり体調を取り戻し、ちょうど日曜ということもあって、ついに料理対決が開催される運びとなった。おそらく仲間内でもっとも鋭敏な味覚を持つであろう荒垣を審査委員長とし、味覚がないアイギスは司会を勤めることになっている。天田も参加をうながされていたが、「なんで僕が料理なんか······小学生に何を期待してるんです?」と一蹴し、解説者の席についている。そして、残る全員が参加者兼審査員というわけだ。
当初、美鶴と風花は徹底的に拒否の構えを見せていたのだが、「お祭りみたいなもんだし」とか、「何ごとも経験だし」とかいう順平の甘言で徐々に態度を軟化させ、ついには「······にイイとこ見せるチャンスなんだけどなー」という、とある個人名を出しての決定的なひと言で、料理対決に参加するよう洗脳、もとい説得されてしまったのであった。
「では、いよいよ競技を開始するであります。最初はゆかりさんからお願いします」
「オッケー!見てなさいよ、順平!」
意気揚々とゆかりが持ってきた料理、それは本人の自信を裏切らない見事なできばえ。見た目からして美味しそうな、幕の内弁当である。卵焼き、焼き魚、かまぼこといった幕の内弁当定番のおかずに加え、小さなハンバーグやチーズチキンカツなど洋風のおかずも入っている。もちろんご飯は俵型に成型され、上にはパラパラと黒ゴマが振りかけられている。
「うん、なかなかやるじゃねえか」
卵焼きをひと口かじった荒垣の評価に、ゆかりがガッツポーズを決め、それに続いて他のメンバ ーも横から次々に箸を伸ばす。
「焼き魚は西京味噌漬けか······いい仕事だ」
「うわあ、このかまぼこの切り方、凝ってる」
「もう、優勝は岳羽で確定か?」
立て続けに上がる賞賛の声に、ちょっと照れたような誇らしいような顔でゆかりが言う。
「あ、でもね。今回は意外なライバルがいたっつーか······私も食べてみたいんだよね、 彼の」
そのゆかりの視線の先にいるのは、自己主張が足りない気味の現場リーダーの姿。だが、前髪で隠され半分しか見えない顔に、常にはない自信がかすかに滲んでいるような気もする。
「では、続いてお願いしましょう」
アイギスに促され、2番手の料理が運ばれる。
「おお······!」
それは、ちょっとしたレストランで出してもおかしくないアサリとトマトのパスタ、ボンゴレ・ロッソであった。さっそく審査委員長の荒垣が、フォーク一本で器用にパスタを巻きつけて、ぱくりと口に入れる。
「ちょっとパスタが柔らかいが、合格点だな」
「どれどれオレにも······おおっ、美味ぇ!」
「アサリとトマトって合うのねー」
意外といえば意外だが、幼い頃に両親を亡くしてひとり暮らし歴も長い彼は、料理の腕は決して悪くないのである。ただ、あっさりした性格ゆえか、パスタや丼ものなど簡単に作れるものに限られるというのが弱点といえなくもない。
「で、次は誰だ?」
連続して出される美味い料理に、最初は苦い顔をしていた荒垣も、上機嫌になってきたようだ。やはり、楽しい食事は人を和ませる。もしかすると順平は単に、荒垣と他のメンバーとの間の距離を、少しでも縮めようとして料理対決を企画したのかもしれない。もし、そうだとしたら、その意図は十分に果たされつつあった。
だが。
そんな楽しい雰囲気は、あまり続かなかった。
「······なんだこりゃ?」
「え、えーっと、ラーメンっす」
「カップ麺じゃねえか」
荒垣の前にあるのは、お湯を入れて3分でできるカップ麺だった。ちなみにシーフード味。
「い、いやカップなんすけど!ちゃーんとオレなりの工夫があってですね。荒垣先輩のミルク粥にヒントを得て、牛乳で作ってますっ!」
荒垣がうげっという顔をする。残りの連中も、一様に嫌そうな顔を浮かべている。 「え?え?みんな何だよ?いや、マジ美味い
んだって!」
「たとえ美味くても······料理じゃねえだろ」
「順平さん、失格であります」
どこに置いていたか、アイギスが横にあった鐘をカーンと1回鳴らす。
「いいっ!?そ、そんなぁ······」
がっくりと肩を落とす順平。ただひとり、そのカップ麺をひと口すすった現場リーダーが、うんまあ不味くないよ、といった感じで順平の肩をぽんぽんと叩いていた。
「では、続いて美鶴さん、お願いします」
事態は、破滅に向かって加速していた。
「鴨肉のコンフェ、フォアグラとトリュフ添えだ。素材はすべてフランスから空輸させた」
胸を張って、 豪華な銀の皿を突き出す美鶴の顔には、しかしだらだらと汗が流れていた。皿の上の料理を凝視しつつ、荒垣が尋ねる。
「······鴨は、どれだ?」
「こ、これに決まってるだろう」
「この黒いのは?」
「と、トリュフだ」
「こっちの黒いのは?」
「フォアグラ······だと思う」
「んじゃ、こっちの黒いのは?」
「ええと······付け合せのポロ葱、か?」
聞かれても困る。
下を向いていた荒垣は、凶悪な光を目に宿らせつつ、美鶴に向かってぽつりと言った。
「全部、炭じゃねえか」
「ま、まあ多少火加減を間違えたかもしれないが、素材はいいんだ。食ってないと······」
「食えるかぁ!次だ次!」
世界の終わりのような顔をする美鶴を尻目に、アイギスが鳴らす鐘がかーんと響いた。
「俺は料理などあまりやったことがないからな。変なものを出すのも申し訳ないから、シンジの料理を真似させてもらうことにした」
続く真田の料理は、白濁したスープのようなものだった。どうやら、 荒垣が一昨日作ったミルク粥を参考に作ったらしい。
「順平も、どうせシンジの料理を参考にするならこうするべきだったな。まあ、俺も多少は自己流にアレンジさせてもらっているが」
既に勝ち誇った様子の真田に、荒垣も苦笑しつつ答える。
「くくっ、アキの料理か······そう簡単に俺の味が盗めるもんかよ」
「食べてみなければわからんだろ?」
「わかったわかった。じゃ、いただくぜ」
スプーンで粥をすくい、軽く冷ましてから口へと運ぶ。そして、刹那の間を置いて。
ぶぴゅる。
変な音と同時に、荒垣の鼻と口から白濁液が吹き出した。
「な、な、な、なんだこりゃあっ!!」
「牛乳よりも高蛋白で低カロリーなプロテイン粥だが······筋肉にはいいぞ?」
「食えるかあああああっ!!」
「最後に風花さん、どうぞ」
鐘を鳴らしつつ、 アイギスが淡々と言った。
---それから、5分後。この世のものとは思えない絶叫が、月光館学園巌戸台分寮から響き渡った。付近の住民の通報で、パトカーや救急車が出動したが、とくに事件性はないとのことで早々に引き上げたらしい。ただ、目撃者の証言によると、捜査員や救急救命士たちは一様に、口や腹を押さえていまにも嘔吐しそうな表情を浮かべていたとか。その日、どんな恐ろしいことがあったのか、口を開くものはいない。
「いいかお前らっ!料理の命は火加減!それと塩加減だ!いいな、順平!」
「う、ういっすっ!」
「あと常識だが、プロテインは料理に入れるなよ!わかったか、アキっ!!」
「あ、ああ、わかった」
「つか、山岸!なんでそこでタバスコとか入れるんだ!色を基準にして調味料足すんじゃねえ!味見しろ味見っ!」
「は、はいっ!」
料理対決の翌日。寮のキッチンでは突発料理教室が行なわれていた。こいつらの料理の腕を放置していたら、いずれ人死にが出る。事実、俺は死にかけたという荒垣の命令で、順平、真田、美鶴、風花に対し、マンツーマンで料理を教えることになったのだ。
「······ったく、何で俺がこんなこと······」
そうボヤきつつも、手取り足取り指導する荒垣の頑張りもあり、徐々に全員の料理は “食えなくはない” レベルへと上がっているようだ。
「おら、待て美鶴。焦げそうになったら、一度フライパンを火から降ろして······そうそう。落ち着いてやりゃあ大丈夫だ」
「りょ、了解した」
そんな荒垣の様子を横目で見て、風花はくすりと笑って言った。
「やっぱり、荒垣先輩って優しいですよね?」
その言葉が届いたかどうか定かではないが、荒垣は黙々と料理指導を続けていく。ただ、その横顔には、かすかに笑みが浮かんでいるような気がする。やがて、料理のいい匂いを嗅ぎつけてか、ゆかりたちが同じく笑顔でキッチンへと歩いてくるのが見えた。やはり、楽しい食事は人を和ませる。どうやら、今日の夕食も楽しいものになりそうだった。
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女兒的閹割癖
我是一個二寶爸爸,辛辛苦苦拉拔兩個女兒長大,如今我也已經56歲了,大女兒雪兒也已經28歲了,小女兒麗莎也22歲了,大女兒也有一個交往多年的男友大衛,準備論及婚嫁,直到有一天晚上,大女兒氣沖沖的跑回來,身為父親的我,直接認為是大衛欺負了她,問了雪兒到底發生了什麼事,大女兒哭哭啼啼的說,大衛不願意跟她結婚,還說打死也不願意,我聽了之後,很是憤怒,就算我們家不是什麼富有家庭,好歹我也是辛苦的培養出兩位優秀的女兒,怎能容許別人這樣任意踐踏我女兒的感情,我氣沖沖的跑到大衛的住處,打算要大衛給個��法,大衛一看到我的到來,很有禮貌的請我進入屋內,又幫我倒了茶,我開始質問起了大衛,到底為什麼要這麼對待雪兒,大衛很是為難的開始說到,叔叔,我也想跟雪兒結婚生子,但是她竟然告訴我說,等她替我生完兩孩子之後,要我把我的睪丸割下來給她,叔叔你也是個男人,你能接受這種條件嗎,我客觀的說,或許是你會錯意思了,她應該是要你去做結紮而已,大衛很激動的說,原本他也是這樣認為,但是雪兒真正的意思是就是把我的兩顆蛋割下來給她,我覺得我真的不能接受,但是我真的很愛雪兒,叔叔你幫我勸勸雪兒吧,割掉我的睪丸,我真的不能接受,看著大衛的我,頓時感到尷尬,沒想到我一手栽培長大的女兒竟然有這種嗜好,讓我也不好意思責怪大衛了,我只好答應大衛,我回去會好好勸勸雪兒,我便離開了大衛的住處。
一回到家後,雪兒立刻跑來問我,大衛答應跟她結婚了嗎,我遙遙頭,一語不發,心想這麼尷尬的話,究竟要如何說出口,我們坐在沙發上,難以啟齒的看著雪兒,我問了她,雪兒妳怎麼會想要大衛割掉他的睪丸,雪兒一臉尷尬的表情,心想著大衛竟然跟爸說了這件事,這樣以後不就讓爸知道我有這種嗜好了嗎,我馬上收拾一下情緒,平靜的告訴爸,我只是想著這樣做,我覺得我的婚姻才有保障啊,怎麼知道我如果替他生了兩個小孩後,他就不要我們了怎辦,我聽到這話之後,感覺意有所指,我也告訴雪兒說,我相信大衛是真心愛你的,他絕對不會做出傷害妳的事情,你真的不用太過於擔心,爸爸我比較想知道,為什麼你會想割掉大衛的睪丸,難道是他有什麼問題嗎,雪兒害羞的說,其實我從小的時候,那個時候爸爸跟我一起洗澡的時候,我就時常覺得爸爸的睪丸很大,隨著時間慢慢改變,我如今就對於男人的睪丸也越來越好奇,而大衛的睪丸也很大,我就覺得很好奇,這麼大的睪丸,不知道拿出來是什麼樣子,甚至出現了想收藏的念頭,所以我長大後才選擇讀醫學系,選擇了泌尿科,就是希望可以有機會收藏個幾副蛋蛋,可是如今這樣已經無法滿足我的渴望,我甚至覺得想收藏一下自己的老公的,面對女兒這樣的坦承,我頓時感到無語,我心目中那天真可愛的女兒,沒想到有這樣的想法,但是我總不能因為自己的女兒的癖好,就讓大衛為了他犧牲他自己的人生,我問了雪兒,難道你一定要割了大衛的睪丸才行嗎,你這樣子做,大衛都快嚇死了,你們這樣怎麼走一輩子,雪兒很激動的說,可是我真的很愛大衛,我也很喜歡他的大蛋蛋,我被雪兒鬧到頭痛,於是我又跑去找了大衛,我告訴大衛,你們結婚之後,雪兒要照顧孩子,時間一長她就會忘記這件事情了,大衛說,但是這樣我就會覺得雪兒一直想拿走我的睪丸,這讓我覺得很可怕,我不想一輩子提心吊膽的,我也只能表示尊重,於是跟大衛道別回到了家中,我告訴雪兒,大衛不願意一輩子提心吊膽的擔心妳隨時想割掉他的睪丸,還是放棄吧,好嗎,看著雪兒如此的難過,整天都不吃不喝,把自己關在房間裡,我心裡想,我這個父親真沒用,都沒辦法替寶貝女兒們解決問題,但是要找到一個願意為她割掉睪丸的人,恐怕真的也不容易,於是我做了一個大膽的想法,我告訴雪兒,不如我的睪丸給她當收藏吧,她就放過大衛的吧,不能因為這種嗜好而毀了一段緣分,這個癖好是因為我而開始的,就由我來結束吧,我告訴雪兒,爸爸我已經56歲了,有沒有那兩顆睪丸,說真的一點也不重要,如果妳願意,爸爸的割下來給妳當收藏,而你也不要再想說割掉大衛的了,好嗎,雪兒像是看到一個希望一樣,看著我,爸你真的願意給我嗎,你這輩子都為我跟麗莎付出了這麼多,難道這也要嗎,我告訴雪兒,只要是為了你們,爸爸什麼都願意,只要你們可以得到幸福,那就夠了,雪兒開心的點頭,大力的把我抱著,跟我說謝謝。
我問了一下雪兒,那我應該做些什麼,雪兒很興奮的說,要我先把毛剃乾淨,手術的時候不能有毛,我走到了浴室,坐在了馬桶上,手裡拿著除毛刀,看著手上的刀,我心裡想著,如果我這樣做可以讓雪兒開心,得到她的幸福,那我沒有蛋蛋也沒差,只是活了50幾年,沒想到我也有被割掉睪丸的一天,我小心翼翼地把陰毛剃掉,馬桶裡滿是我剃下來的陰毛,光禿禿的老二,我將一切整理好了之後,我回到雪兒的房間,雪兒已經將一切需要的東西都準備好了,我將房門鎖上,深怕這件事被麗莎知道,問了雪兒接下來要做什麼呢,雪兒告訴我,爸你可以把衣服都脫掉了,雖然這是一定要的,但是在女兒面前脫光衣服,還是非常的尷尬,雪兒看到我剃光的老二,開心的說,爸你的蛋蛋還是一樣這麼大顆,完全就是我記憶裡的樣子,來吧,坐在這張椅子上,我緊張的坐在了椅上,雪兒要我兩腿張開,我很緊張也只能照做,雪兒的手捧起我的睪丸,活到這年紀,沒想到再次被女人碰了我的生殖器,這個人竟然還是我女兒,心裡真的五味雜陳,雪兒感受了一下睪丸的重量後,竟然握住我的陰莖,開始套弄了起來,我開始撥開她的手,但是雪兒很堅持的握著它,不斷的套弄起來,隨著雪兒細嫩的手掌不斷的套弄,陰莖竟然不知廉恥的硬了,雪兒說,我這麼做只是想讓爸體驗最後一次射精,不知道為什麼我這9吋長的陰莖,竟然這麼快就射了,還是被女兒用射的,也因為很久沒有這麼做了,射的很多也很濃,雪兒笑說,爸很久沒有射了吧,射了這麼多,而且太快了,是不是想早點被割掉蛋蛋啊,我不發一語,只知道這是我人生中最恥辱的一天,雪兒用乾淨的毛巾清理了一下,拿著膠布將我的陰莖固定著,以免影響她動刀,雪兒拿著消毒藥水開始對陰囊進行反覆消毒,旁邊還有放著好幾支麻醉針,雪兒問我,爸你有想要保留陰囊嗎,割掉蛋蛋分成兩種,一種是單純把睪丸擠出來割掉,一種是連多餘的陰囊皮膚都切掉,爸會想要選擇哪一種方式呢,我心裡滿滿是問號,我也是第一次面對這樣的事情,我怎麼可能知道該怎麼選,我於是告訴雪兒,你自己決定吧,爸爸都尊重你的意思,雪兒說,那爸爸我幫你把陰囊皮也切除吧,因為多一塊皮在那邊其實不好看,我只是點點頭,雪兒開始拿著麻醉針在我的睪丸陰囊上面打針,很快就沒了感覺,雪兒先是捏了一下陰囊皮,問我還會不會痛,我沒有感覺,於是雪兒說,那我們開始吧,雪兒從中間捏起陰囊,刀子橫著劃開一個小口,沿著陰囊周圍慢慢劃開,過程中雖然不覺得疼痛,但是看到血淋淋的畫面還是很難受,隨著雪兒的每一刀,我的眼前出現了兩顆血色的睪丸,陰囊被雪兒整塊切了下來,雪兒將陰囊皮放到一旁的盤子裡,兩顆血色肉球慢慢的滴著血,雪兒把左邊的睪丸拿起,用手術剪慢慢把膜剪開一個開口,順勢把睪丸擠了出來,一顆白色的睪丸跑出來了,看著雪兒專心的樣子,身為父親的我,犧牲自己的睪丸,或許也值得了,雪兒小心的剪開精索,止血鉗固定住動脈血管後,另一支止血鉗固定住輸精管,剪刀沿著止血鉗剪下,我的睪丸就這麼被雪兒給剪下來了,看著雪兒把睪丸放到旁邊的盤子裡,接著開始進行縫合,看著旁邊的睪丸早已沒了生氣,又看著等等要被割掉的另一顆睪丸,或許這就是我的命運吧,雪兒很快就完成了縫合,開始對我的右睪丸下手,雪兒熟悉的操作下,我的右睪也完全跑出來了,白色的一顆睪丸,上面還有很多多細小的血絲,不到兩分鐘的時間,我的右睪也被剪下,看著雪兒細心的縫合傷口,我被雪兒徹底的閹割了,我現在沒了睪丸,��一條直直的縫合傷口,包紮好後,雪兒要我先躺著休息,她去做好睪丸的保存,雪兒先是將左右兩顆區分開來,放在白紙上面,用尺進行量測,拍了幾張照片後,睪丸跟陰囊就被放到雪兒原本準備裝大衛睪丸的容器裡面,裡頭���福馬林泡著,一個新的收藏品就這樣誕生了,隨著麻醉藥退去,傷口的疼痛真的很可怕,我吃了雪兒準備的消炎止痛藥跟抗生素,過了大概一星期,我總算可以下床走動,隨著縫線拆除,我走向鏡子看著我被雪兒閹割的地方,沒了兩顆睪丸跟陰囊,剩下一條細細長長的疤痕,雪兒將照片給我看了一下,我的睪丸每一顆都有10公分長,我偶爾會去雪兒的收藏室看看我的睪丸,看著躺在瓶底的睪丸,我想我的犧牲如果換來他們的幸福快樂,那也值得了,但是我很快看到放在角落的一個空瓶子,上面的標籤竟然是寫著大衛的名字,還有一個三年後才會到的日期,沒想到雪兒依然沒有放棄大衛的睪丸,只是暫時隱藏在心裡而已,而我的睪丸不過是雪兒想得到的其中一副收藏品罷了。
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18m級3ドア単車を、1992年ごろの技術でトイレ付きの電車は作れるのか
汚水タンクは1100L、洗浄用タンクは350L想定でトイレは真空式を採用。一応1992年にJR九州が787系に真空式トイレを初採用しているから時期的にはまあ問題ない
問題は当時のGTOは4畳半コントなんて言われてるくらいバカでかくて、その上FL、FCなんかも出力に合わせてでかいのを吊らにゃあいかん。そこに車幅2744mm、全長18mの電車にトイレなんて設置する余裕があるのかどうか
正直トイレなんて設置したくないんだけど
・運行距離が100kmを超える→最大で120kmくらい行くかも
・運転本数が片道毎時6本より少ない→それどころか2時間くらい間隔開くかも
・所要時間が3時間を超える→列車によっては超える
こうなると国土交通省から「トイレつけなさい」って「指導」されちまうんだよなあ。トイレ休憩をダイヤに組み込むことで設置を免れる例はJR西日本や北越急行であるんだけど、それもなんかねえ…
2両つなぎ1M1Tにすれば万事解決だけど普通列車単体だと輸送密度500も行かない区間に2両つなぎというのもねえ…
まあいろいろやってみましょう
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