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NHK大河ドラマ「太平記」
NHK大河ドラマ「太平記」
25年間お世話になってきたTSUTAYAご近所店が店じまい! ショック!
大あわてで、3月頃から1枚ずつ借りて見ていた「太平記」(全49話)の、まだ見ていない後半を一気に鑑賞した。
見るにあたって、二つの「予断をもって」見た。
一つ目は、朝勉強の時間に岩波文庫の『太平記』(兵藤裕巳校注/底本:西源院本)を少しずつ読んでいるので、ここで読んだエピソードがドラマでどんなふうに描かれているか、ということ。
もう一つは、足利尊氏のような悪逆なことを重ねてきた人物を、どのように“好ましい主人公"として描いているか、ということ。こちらの方を、ほとんど「執念深い」思いで睨みながら見た。
暴虐なヒーローを「好ましい人物」として描く場���、どうしても、ヒーローからむごい目に遭わされた人たちのことを、「なかったことにする」か「そういう目に遭わされても仕方ない人たちだった」と描くことになる。
これはまったく理不尽な話だ。
特に、実際は残虐な「乱世の英雄」を描く場合、「天下統一を果たして戦のない世の中にするため、仕方なく戦うのだ」という物語軸で描いてしまう。このことが私にはとても恐ろしい。好ましい俳優が美化された英雄を演じ、これを愉しむ視聴者は、知らず知らず、「平和のための戦争」なんてものを疑わない習慣を身につけてしまうだろう。
****
たとえば、歴史から見るに、足利尊氏たちの鎌倉幕府討伐は、結局は、関東の武士たちの利権争いなのだろうけど、ドラマの、ひたむきで凜々しい真田広之さんの尊氏は、"北条得宗家の醜い政治を終わらせ、皆が平和に暮らせる「美しい国」をつくるため"に、立ち上がるのだ、という(「美しい国」と聞くとギョッとするけど、ドラマの放映当時は、別に変な言葉じゃなかったと思う)。
また、ドラマでは、尊氏兄弟が後醍醐天皇の2親王を監禁して毒殺する挿話や、尊氏が、新田義貞の領地を勝手に子分たちにあげてしまったことなどは、出てこない。
それから、尊氏を「後醍醐天皇(片岡孝夫)を最後まで大事に思っていた」と設定しているために、 後醍醐天皇を悪く描くわけにはいかない。それで、取り巻きの坊門清忠はじめ公家たちを悪者にし、赤松円心(渡辺哲)だけ報償をもらえなかったのも、後醍醐帝のせいではなく「(護良親王の勢力を削がんとする)阿野廉子の企み」としていた。さらには、後醍醐たちが慢心して重い税をかけ、浮かれ騒ぎ、身を粉にして働いた武士たちを粗末に扱ったことも、もっぱら護良親王たちの振る舞いとしている。
したがって、慢心した後醍醐天皇を諫言して没落の道を選ぶ万里小路藤房卿のエピソードも出てこない。はじめの笠置山挙兵の場面には、大和田獏さん演じる藤房卿が登場するのに、いつの間にか出てこなくなった。
一方、尊氏の敵方に回る、北条高時の弟を擁立しようとした西園寺公宗卿が、身重の妻の前で斬り殺された残酷なエピソードも、趣を変えられ、いかにもイヤミな西園寺卿(長谷川初範)が、"後醍醐帝の��殺を企んで"新田義貞たちに踏み込まれ、ア���ワと情けなく逃げ惑いながら捕らえられる……というふうになってる。
さらには、どうしても尊氏を正当化できないところは、「心を鬼にして行った」というふうに描く。
足利勢力と護良親王(堤大二郎)勢力の争いは、単なる利権争いなのに、ドラマは尊氏に「都の人々を戦に巻き込みたくない」といかにもな「きれい事」を言わせ、護良親王を「争いの元凶」のように物語る。
さらには、捕らえられた親王に「そなたが"武家の世を作る大きな器量をもっている"のがわかっていたから殺そうと思ったのだ」と、尊氏に向かって言わせ、観客に尊氏の「器量」を宣伝する。
そして、尊氏と弟直義との決裂については……。
傍若無人な横領や婦女暴行を働く高師直兄弟を、甘やかす尊氏と、罰そうとする直義の対立から始まるのだけれど、どちらが正しいかと言えば、直義の方だろう。
出来事史から察するに、尊氏は高師直を失脚させれば、自分の取り巻きがいなくなり(一の子分を守り切れなかったことで武士たちからの人望もなくすだろう)権力基盤が崩れて直義に押しやられてしまうからだろう。
けれどドラマでは、
直義を「自分のまわりを足利一門だけで固め、血筋の低い家人たちを無視した」「譲ればいいのに自分が役職にしがみついた」「桃井のごり押しを抑えることもできず、人をまとめる器量がない」という設定で描き、そして、「聞き分けがなかった」「悪い桃井たちを見捨てることができなかった」から、仕方なく尊氏は毒殺の決断をした、という描き方になっている。
しかし、このシーンは圧巻だった。脚本も演技も。
もともと仲の良かった兄弟の、引き裂かれるような痛みに、見ている方も巻き込まれた。高嶋政伸も真田広之も鬼神がおりてきたような演技……久しぶりに泣いてしまった。
そうなのだ。
これはドラマなのだから、なによりドラマを堪能すべきなのだ。
*****
真田広之さんは、アクションや身のこなしの美しさだけでなく、演技も充実していた。前半の純粋一途な若者から、後半、権力者になって後の、表情やものごしの変化に目を見張った。目が濁ったように動かず、笑わず、どっしりとしたたたずまい。わずかな目の色の変化で事情を物語る演技も、弟を殺してから、めっきり弱ってゆく姿も、自然ですごくうまかった。
尊氏だけでなく、妻の、可憐な登子が、息子心配なあまり痴っぽい剣呑な妻になってゆく姿も、説得的に描けていた。
そう思うと、俳優さんたちへの尊敬が頭をもたげた。流鏑馬のシーンも、騎馬で闘う時の腕の振り上げ方一つも真田広之はやっぱりすばらしい、とほれぼれし、兜をかぶって馬に乗って槍や刀をふりまわす俳優さんたち、どんなに大変だっただろう。改めてそういうことに、心から頭が下がった。
思い返すと、他の人物たちもとても印象的だった。
「大げさな台詞回し」といわれればその通りなのだが、歴史ドラマは、身のこなし、挙措、大げさな言い回しをよどみなく語る、堂々たる声の張りなども見所になる。
先代へのコンプレックスと、母親の過干渉に身動きのできない北条高時(片岡鶴太郎)も、癇性の護良親王(堤大二郎)も、足利直義(高嶋政伸)も、デキる悪女、阿野廉子(原田美枝子)も、存在感が際立っていた。
「太平記」随一の「好人物」楠木正成を演じた武田鉄矢は、金八先生のイメージさながらに、実直で下の者から信望のある人物像にぴったりはまっていた。声もいいなあと思えた。勝てる作戦を、分からず屋の公家たちに蹴られ、負けるとわかっている戦に最後まで責任を全うしようとする正成。彼が長男正行を国に返す「桜井の駅の別れ」のシーン。わかりきった「見せ場」を、堂々と演じきっていて、心を揺り動かされた(昨今はネット上で、その右傾した発言が取り沙汰されていて残念だ)
足利直冬(筒井道隆)。セリフは棒読みに近いのに、装束を着た立ち姿が堂々としているし、表情や居住まいから、父に捨てられ、横暴な役人に母を斬られた「運命の子」の悲しみや悔しさが迫ってきて、不思議な存在感だった。のちに人気を博したときと少し顔が違う。まぶたが重く、目が三白眼に見えるので、いかにも中世の武士の雰囲気だった。
いい加減な婆娑羅大名、佐々木道誉(陣内孝則)の「わはははは」というわざとらしい大笑は、けっこう難しい演技じゃないだろうか。ヘタだったらこれほどめだっちゃうせりふもない。片身代わりの派手な素襖が似合っていた。
イヤミな悪役、坊門清忠訳の藤木孝さん、しっかりはまっていた。どういう方なのだろうと、ググったら、もとはロカビリーの歌手だったのね。悪役で有名・・・。脇役はうまくてナンボですね。
新田義貞は、本当にかわいそう。かっこいい根津甚八さんがずっと陰鬱な顔をしたまま、足利にお株を取られ、公家たちに勝手な要求ばかりされて、やれ負けた、時間がかかりすぎると詰られ、くやしくてたまらなかった。
義貞は、親王をつけられて越前へ行かされるのだが、一時もりかえすものの、公家(北畠顕家)軍の援軍もないまま、流れ矢に当たって死んでしまう。石川五右衛門を思わせる、直立して真後ろにどーんと倒れる見事な最後だった。堅物美女の勾当内侍(宮崎萬純)との恋だけがほっとさせられた。
新田は尊氏に比べ、出来事史から言っても可哀想な役回りだけど、古典太平記では、「武将の器量」とやらは尊氏と別に遜色つけずに語られてて、。可哀想で弱い感じのイメージはない。ドラマでは、楠木正成からも「新田殿にその器量はない」とか言われてしまって、ずいぶんだった。もうちょっと、尊氏を脅かす存在に描いて欲しかったなあ。
別の語り方の太平記がぜひ、見てみたい。
真田広之、新田義貞やったらすごくはまりそうな気がする。
むしろ新田の方が、「良い人物」に描くのに苦労しないと思う。
そしたら、足利尊氏には、あるがままの悪人をやってもらえるので、いいんじゃないだろうか。
2020.06.06up
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砂漠歌人と砂丘歌人
2019年7月14日ジュンク堂池袋本店内カフェにて、千種創一『砂丘律』第4刷&𠮷田恭大『光と私語』第2刷を記念してトークイベント「砂漠歌人と砂丘歌人」が開催され、55名近くが出席しました。以下その内容です。(敬称略)
1 はじめに
2 自己紹介
3 中東との出会い
4 短歌との出会い
5 旅行詠と滞在詠
6 暮らしにまつわるあれこれ
7 影響を受けた映画作品
8 音楽と短歌
9 増版とSNS
10 それぞれの作歌法
11 『砂丘律』制作秘話
12 『光と私語』制作秘話
13 翻訳について
14 『光と私語』の魅力
15 千種からの発表
16 さいごに
1 はじめに(ジュンク堂書店池袋本店・市川真意文芸書担当)
二〇一五年末の刊行後、異例の売行で第二刷がされた『砂丘律』。この春、砂漠を詠んだ歌がSNSで大きな話題になり、第三刷、次いで第四刷が決定。一時帰国する著者千種創一を、鳥取砂丘育ちの新鋭歌人𠮷田恭大が迎えます。
万葉時代から命脈を保ち続け、砂漠も都市も飲み込む器、短歌。その叙情はどこに行くのでしょうか。二人が語ります。みなさま、拍手でお迎えください。(千種・𠮷田が登場)
2 自己紹介
千種:みなさま、本日は雨の中お越し頂きありがとうございます。千種でございます。���九八八年、愛知県生まれです。二〇一五年、青磁社より『砂丘律』を刊行しました。
𠮷田:𠮷田です。一九八九年生まれ、鳥取県出身です。塔短歌会所属、学生時代は早稲田短歌会にもいました。今年の3月に、いぬのせなか座より『光と私語』を刊行しました。
二〇〇九年に千種さんが外大短歌会を設立して、その初期に私が歌会にお邪魔してからのつきあいな��で、かれこれ十年以上になりますね。その間には中東短歌なんていう同人誌もありましたね。
千種:そうですね。「アラブの春」の起きた二〇一二年、僕は中東に縁のある歌人たちと同人誌「中東短歌」を創刊しました。二〇一三年に第二号、二〇一四年に第三号で終刊、そして二〇一五年に砂丘律を刊行という流れです。
𠮷田:今回のトークイベントに先立って、ネットで質問を募集しました。そのうちいくつかへの回答を交えつつ、進めて行ければと思います。
(撮影:青磁社)
3 中東との出会い
𠮷田:ではまず、千種さんの中東への関心というのは、どのようなきっかけだったのでしょうか。
千種:幼稚園がキリスト教系だった関係で地元の教会に行っていてパレスチナとかに興味があって。で中学一年生のときにNYで九・一一事件、パレスチナで第二次インティファーダ(一斉蜂起)事件が起きて、そこから更に興味が出たんです。
だって飛行機がビルに突っ込んだり、子供が石を投げてイスラエルの戦車に立ち向かうとか、尋常ではないでしょう。何なんだこの世界は、と思って。
𠮷田:ということは、初めて知った”外国”というのはそのあたりですか。これは質問も寄せられております。
千種:はい、聖書を読んでいたので、イエス・キリストの活動していたパレスチナ、エジプト、ヨルダン、そのあたりです。小さい頃はハリーポッターみたいに架空の国だと思ってはいましたが。
4 短歌との出会い
𠮷田:これも質問が寄せられているんですが、千種さんはどうして短歌をはじめたんですか。
千種:高校まで自転車で通ってたんですけど、道中で自然に歌ができていたんです。最初は忘れるに任せていたんですけど、あるとき勿体ないと思って、高二の春からノートに書きとめ出したんです。
5 旅行詠と滞在詠
𠮷田:砂丘律の冒頭から中東の歌がありますが、詠まれた時は実際に現地に行かれていたんでしたっけ。
千種:いわゆる「アラブの春」が起こる前に、シリアとトルコを旅行しました。でもそれくらいです。大学卒業後にヨルダンに住み始めました。
𠮷田:中東に旅行してみて詠んだ作品と、中東に住み始めてからの作品というのは何か違いがありますか。
千種:砂丘律は時系列に編まれていないので、中東に住み始める前の歌もかなり入っています。そのあたりの歌はかなり想像、というか妄想です。
妄想と現実が一致しないのはよくある話なので、実際に住み始めてから修正したり、歌集には収録しなかった歌などもあります。中東に住み始めてからは、非日常が日常になっていく感覚はありました。
ちなみに、砂丘律を編むにあたって、もともとは一四〇〇首とか一五〇〇首とかあったものを四一〇首まで絞って収録しています。
𠮷田:削除した歌はどこかに書き留めていますか?
千種:作った歌は全部大事にしたいので、発表できるレベルに達しなかった歌たちもWordファイルに書き溜めていますね。
身辺整理の際にはファイルをデリートしようかなと思っています。これ死後に発掘されたら、地獄やな、思ってますので。(一同笑い)
𠮷田:千種さん、整理整頓できるほうですよね。わたし手元に全然歌を纏めていなくて。『光と私語』を出そうと思って色々掘り返したんですけど、1年くらい遅れてしまいました。
千種:あ、みなさんのために補足しますと、歌人って歌をいろんな雑誌や同人誌に書くので実は作品が散逸しやすいんです。
6 暮らしにまつわるあれこれ
千種:普段𠮷田さんとはこういう話はしないので結構緊張しています。先日も台湾に一緒に行ったのですが、どーでもいい話しかせんかったもんね。
𠮷田:そうね。暮らしの話はしないもんね。じゃあ、聞きましょう。「普段何を召し上がっていますか」(一同笑い)
千種:パン食べて生きています。安い。パンにホンムス(豆のペースト)を塗って食べています。だから日本にいるときはラーメンと寿司にどっぷりですね。
𠮷田:確かに台湾でもひたすら麺食べてたもんね。(一同笑い)
𠮷田:「日本に帰国したときに驚くのは何ですか」という質問もありますが。
千種:日本人がみんな子供に見えることですね。あとすれ違う人がみんな知り合いに見えます。
7 影響を受けた映画作品
𠮷田:千種さん、好きな映画は何かありますか。
千種:邦画で言えば、例えば『ジョゼと虎と魚たち』、『海街diary』、最近で言えば『寝ても覚めても』とか、人間のどうしようもなさを描いた映画が好きです。
影響を受けた映画としては、ふらっと入った渋谷ユーロスペースで観たポーランド映画『エッセンシャル・キリング』(イエジー・スコリモフスキ監督、二〇一〇年)。
中東風のテロリストが、砂漠と、そして拘束後に輸送された先の雪原をひたすら逃亡する。詳しい設定説明や台詞もなく、多くが謎のまま、ただ映像が綺麗。中身を語らずとも、枠を語ることから滲み出る美しさもあるんだな、と。
ビジュアルというよりも、コンセプトの面で影響を受けました。
他には森博嗣原作の『スカイクロラ』(押井守監督、二〇〇八年)。キルドレというずっと子供のまま成長しない戦闘機乗りたちの終わらない、終わらせることのできない、運命や気持ちの揺れ、諦めみたいな世界観は、砂丘律にも影響しています。
千種:𠮷田さんの好きな映画は。
𠮷田:アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『光りの墓』(二〇一五年)とか。物語も好きなんですが、それより映像と音楽で引きつけていく、みたいな映画が好きです。
8 音楽と短歌
𠮷田:じゃあ、好きな音楽は何でしょう。
千種:中学生まではバロックを中心にクラシックばかり聴いてました。でもHYという沖縄のバンドのAM11:00という曲を偶然ラジオで聴いたことがきっかけでJポップにも興味が湧きました。
𠮷田:くるりの岸田繁さんが砂丘律の推薦文を書かれてますが、くるりとの出会いは。
千種:くるりは、高校生のとき「赤い電車」のMVを観たのが最初の出会いですね。
高校生の頃はBump of ChickenとかRadwimpsとかの切実な曲を聴きまくってました。
でも赤い電車を聴いて、こんなゆるい曲があるんだと思って何となく気になっていたところに、進学した先の大学で友達から、聴け、といってくるりのCDを大量に貸しつけられて、聴きこむようになりました。
𠮷田:くるりをまとめて貸してくれる友人っているよね。(一同笑い) 歌人に好きな人多いです、くるり。私は早稲田短歌の先輩から布教されました。
千種:𠮷田さんの好きな音楽は。
𠮷田:あまり聴かないんですよね。舞台に使われた音楽を聴いたり、もっぱら他人から勧められたのを聴いています。最近だと空間現代とか。
9 増版とSNS
千種:今回の重版は、この春にある方のツイートに載せられたこんな歌がバズったのがきっかけでした。
アラビアに雪降らぬゆえたた一語ثلجと呼ばれる雪も氷も /千種創一
元URL: https://twitter.com/Ots_mh/status/1106256914915028992
𠮷田:このサルジュの歌がバズったとき、どんな気持ちでしたか。
千種:あら、それバズるんだ、という気持ちでした。
𠮷田:そうだよね、キャッチーな歌とか他にもいっぱいあるのにね。
実は今日、会場にそのツイート主にお越し頂いております。「なんでこの歌を引いたんですか」とか、ちょっと聞いておきましょう。
(マイクを受け取りつつ)
橋本牧人:はじめまして。この歌を引いた理由ですか。僕自身が大学一年生のときにアラビア語を勉強したことがあって。学問で得た知識を詠み込んだ歌を志向していきたいなと思って、この歌を選びました。
他にはカロリーメイトの歌とかも好きです。
煙草いりますか、先輩、まだカロリーメイト食って生きてるんすか /千種創一
千種:ありがとうございます。
サルジュの歌、実は過去砂漠に降った雪の写真に添えて投稿したこともあるんですが、ぼちぼち伸びたくらいです。
今回の橋本さんのツイートがあれだけ伸びたのは何でなんでしょうね。
𠮷田:Twitter本文に表示される横書きではなくて、歌集の写真として縦書きだったことが良かったのでは。そして橋本さんがその写真を撮ったという行為がワンクッションあること、あたりも理由として挙げられると思います。
千種:橋本さんの”物語”が差し込まれているというね。
𠮷田:そうそう。しかしこれだけ伸びたのは、作者冥利に尽きるのではないでしょうか。
千種:本当に。改めて橋本さんに感謝申し上げます。
10 それぞれの作歌法
𠮷田:Twitterで拡散されやすい歌、ってあると思うんです。
千種さんの場合は、「先輩」というような呼びかけとか、会話体を使ったキャッチーな歌が多くて、初読で印象に残りやすい。例えばこんな歌。
あっ、ビデオになってた、って君の声の短い動画だ、海の /千種創一
千種さん、会話体使うの得意だよね。
千種:得意というか、そうなっちゃうんだよね。和歌風に文語旧仮名で朗々と詠いあげる、みたいなのは書けと言われても書けない。
𠮷田:破調はどうですか。会話を優先するのか、定型を優先するのか、みたいな。
千種:会話優先ですね。でも歌を作るときには、寝る前とかに百回なり千回なり、ぶつぶつ口に出して繰り返して、その一行のための定型みたいなものを探します。
𠮷田さんはどんな風に作るんですか。
𠮷田:私はスマホで作りますね。声に出すのは割と最後の段階。視覚的な収まりどこ���を最初に探します。そこから韻律をいじります。
この前、地元でNHKの取材を受けたんですが、作歌風景を撮りたいというのでスマホで作っていたら「絵的に弱いから、ノート持ってきたんでこれに書いてください」と言われました。でも結局、字が汚くてボツになったというオチ付きです。(一同笑い)
(NHK鳥取のページより)
千種:僕は気分転換で紙を使うことはあります。
僕も記録は基本スマホなのですが、歌のいろんなバリエーションを作って、俯瞰するために紙に書き出したりします。スマホだとせいぜい三行とかしか表示できないので。
千種:𠮷田さんは音楽聴きながら歌書いたりしますか。僕はくるりの「ばらの花」とか「ワンダーフォーゲル」とかえんえんリピートで聴きながらよく書きます。
𠮷田:THE YELLOW MONKEYを聴きながら連作を組んだりした時期もありました。ありましたが、精神が不調になりますね。(一同笑い)
最近だと落語を聴きながらが多いですね。深夜とか、人の話声が聞こえてると安心するんです。でも歌詞のある曲だと自分の書いているものに干渉してくるんで……ラジオとかポッドキャストとか、聞き流していられるようなものが丁度いいです。
11 『砂丘律』制作秘話
𠮷田:歌集にまとめる際に、改作はどの程度していますか。確か砂丘律が出た直後の批評会(二〇一六年)で、歌人の田口綾子さんが指摘されていましたが。
(批評会記録:http://dunestune.blog.fc2.com/blog-entry-4.html )
千種:はい。当初、文語の歌も少しはあったんです。でも口語の多い砂丘律の中では浮いてしまうので、改作したり、もしくは泣く泣く落とした歌もありました。
𠮷田:ではその辺の歌は、没後出てくる感じで?
千種:出ません。出させません。(一同笑い)
𠮷田:砂丘律は装幀・デザインもかなり話題になってました。
千種:当初、出版社の青磁社には、洋書のようなシンプルなペーパーバックで、写真はこれ使って、というような何となくのイメージを伝えていました。
割と装幀は自分で介入するつもりでした。
でも砂丘律の���稿を読んだ、濱崎実幸という装幀家さんに”ハイジャック”されて。「やりたいこともあるから任してほしい」と言われたので、僕も「任せます!」として任せたんです。
𠮷田:背表紙がむき出しの特殊な装幀でして、なかなか費用も手間もかかっているとか。
実は本日は砂丘律の出版元、青磁社の永田淳代表にお越し頂いております。砂丘律に関し、どのような苦労がありますでしょうか。
永田淳青磁社代表:版元の青磁社の永田です。
砂丘律はすべて手製本です。職人さんが一冊一冊、背表紙の寒冷紗を貼って、題簽を貼っています。今は圧倒的に機械製本が多いので普通の書店には手製本はほぼないと思います。
砂丘律は製本代だけで300円くらいかかっています。ここにさらに印刷代などがかかります。業界の人ならわかると思いますが、定価1400円の中で製本代300円という数字は、すごいコストがかかっています。
12 『光と私語』制作秘話
千種:光と私語もまた、背中がむき出しの装幀が話題となっています。第二刷もされました。
𠮷田:砂丘律と光の私語は双子のようだ、という話も言われてましたね。本日は、光と私語のデザインを担当したユニット「いぬのせなか座」主宰の山本浩貴さんにもお越し頂いておりますので、その辺の話も伺ってみましょう。
山本「いぬのせなか座」主宰:デザインを担当した山本です。光と私語と砂丘律とを二冊並べて写真をSNSに投稿した人たち��いました。
付き合いの長い𠮷田さんと千種さんのお二人の関係性でそういう投稿が見られたのかもしれませんが。
実は、千種さんのこと知る前のことですが、かつて本屋の歌集コーナーで一番かっこいいと感じた砂丘律をジャケ買いしていました。
そうしたこともあって、光と私語をデザインする際には影響を受けないようにしていたのですが、結局似てしまったのが面白かったです。
ちなみに光と私語はコデックス装という装幀です。
𠮷田:先般増刷された堂園昌彦さんの『やがて秋茄子へと到る』なんかもそうですが、なるべく長く売っていくためには、なるべく人に手に取ってもらうようなデザインが大事だと思っています。製品としての存在感があったほうがいいのではと。
千種:一時期、電子書籍で歌集を出そうという潮流がありました。紙の本が電子書籍に勝てるところといったら装幀とかと思って、砂丘律を出す際にはこだわりたいと思っていました。
𠮷田:電子書籍のメリットは版切れのないことと、アクセスの良さですよね。
『光と私語』については近日中にデータ版を無料公開する予定なのですが、そこをきっかけに書籍版を購入してくれる人が少しでもいればいいなと思っています。何せ紙の本にはマテリアルとしての良さがありますので。
千種:軽く言っちゃうと、本のインスタ映えとかね。
𠮷田:そうそう。重要。
13 翻訳について
𠮷田:千種さんは割と、主題制作、つまり連作の中で物語を立ち上げるという試みをされていますが。
千種:はい。砂丘律の中だと、「或る秘書官の忠誠」という連作があって、独裁者の秘書官になりかわって詠んでいます。が、すごく評判が悪い。
あと、確か歌人の紀野恵さんが、一時期、紀貫之か何かに成り代わった連作を雑誌「短歌研究」に連載していたんですけど、まあ、なかなか難しいですよね。
それは歌人の力の限界なのか、それとも短歌という詩型の限界というか、向き不向きのような話だと思っています。
𠮷田:単���に物語を立ち上げるだけだったら、散文に分がありますからね。
物語といえば、千種さんはアラブ文学の翻訳もされていますよね。中東短歌にも、歌と並行していくつか翻訳を発表されてました。
千種:はい。今日のチラシには「歌人・翻訳家」と書いてあるんですが、実はまだ翻訳で本を出せていません。
とある出版社に翻訳の持ち込みをしたのですが、アラブ文学では商業出版はなかなか難しいと却下されてしまって。
もちろん図書館に行けば翻訳されたアラブ文学もぼちぼちあるのですが、���岸戦争、九・一一、アラブの春、など大きな事件が起きて、読者の関心が大きくなったときに翻訳・出版されたものが多いと聞きます。
𠮷田:中東情勢が荒れると、翻訳が出るということですね。となるとあまり出ない方が世界の平和のためには良さそうですが。(一同笑い)
私は舞台関係のマネジメントを仕事にしているのですが、演劇界隈でも、中東への関心というか、アーティストを日本に招聘したり、作品が日本で試演されたり、ということが増えている印象があります。今後、政治情勢だけではなく文化の面でもフックは増えていくのではないかと思います。
千種:そう願います。みなさまの中にアラブ文学の翻訳出版に興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ千種にお声かけを。宣伝しちゃった。
14 『光と私語』の魅力
千種:僕が自分について喋りすぎているので、光と私語の魅力について話します。話していいですか。話しますね。
光と私語は、「枠」の歌集だと思っています。
まず、装幀については、プラスチックのカバーだったり、本文中に四角や長方形のボックスが差し込まれていたり、視覚的にカクカクしているのが、とても都市っぽい、枠っぽいです。
歌について言えば、例えば一月とか「時間枠」を読んだものが多くあります。
・一月は暦のなかにあればいい 手紙を出したローソンで待つ
他にも、枠としての建築への関心も示されています。
・恋人の部屋の上にも部屋があり同じところにある台所
短歌では、部屋でタバコを吸う「私」の恋人とか、一月に「私」が友達と行く初詣とか、枠の中身について話すのが普通です。
一方で、光と私語では枠ばかりについて話すことで、「私」が希釈されます。
でもそれこそが都市のリアル、我々が見る都市の人間像でないでしょうか。とてもリアルな。
𠮷田:なるほど。なんだろう、たぶん個人的には、私自身以外のところから私性を取り出したいのですよね。あまり自分の話をしたくないというか、枠の中身はどうでもいいというか。単に自分に自信がないだけかもしれませんが。
15 千種からの発表:活動再開宣言
𠮷田:そろそろ時間だけど、告知とかしましょうか。
千種:何だっけ。
𠮷田:ほら、これからの、歌の。
千種:え、ああ、これまとめに入ってますね。(一同笑い)
(考え込んだあと)ちょっと、実は、その、第二歌集を用意しています。冬か春くらいに出せればな、と。タイトルは「千夜曳獏」。
𠮷田:ここ数年は歌からは離れてましたが。
千種:はい、そうですね。
(しばらく考えて)砂丘律を出したあとに、言葉との距離がわからなくなってしまって。
他人に不誠実な言葉、例えば嘘、を吐いてしまうこんな自分が、歌で綺麗な言葉を使っていてよいんだろうか、って。
言葉を単なる道具みたいに扱っているんじゃないか、って怖くて。
もちろんその葛藤や罪悪感はまだあるんですが、書くのをやめたこの数年、病気みたいになっちゃって。僕にとって書く行為は生体リズムの一部だったというのがこの数年でわかったことです。
書いて褒められたいとかではなくて、書かざるを得ないんです。書いちゃうんです。ほら、マグロって泳ぎ続けないと死ぬじゃないですか。あれです。
今後、また書いていきます。良いものが創れればと思ってますので、みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。
𠮷田:今日は、その言質を取れたら勝ちだと思って来たので。もう引き返せないですよ。
千種:やられたわー。みなさんこれ、打ち合わせと違う展開です。(一同笑い)
16 さいごに
𠮷田:では最後に一言、どうぞ。
千種:はい。いろんな奇跡が重なって、僕もここにいるし、みなさんもここにいると思っています。
𠮷田さんがいなければ僕はこんなに短歌にのめり込まなかっただろうし、砂丘律は青磁社や装幀家の濱崎さんがいなければ生まれなかった本だし、橋本さんのツイートやジュンク堂さんからのお声掛けがなければこのイベントもなかったと思います。
書き手として本当にありがたいと思っています。みなさま、今日はお越し頂き、ありがとうございました。
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【画像】最新の井手上獏くん、可愛すぎるwww
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ルドンの気球
昼の盛りを少し過ぎていた。朝早くからの仕事を終えた私は午後から始まる別の仕事場へと移動していたのだが、時間に少し余裕があったので道の途中にある喫煙所に寄り道をして、休憩も兼ねがね空に煙草の煙を吐いていた。
その喫煙所は市街中央から少し離れた場所にあるホームセンターの入り口脇に設置してあるもので、近頃閉鎖が相次いで喫煙所が皆無であるこの界隈においては屋外で煙草が吸うことの出来る数少ない��ペースだった。必然として近隣のあぶれた喫煙者たちは飢えた蠅が残飯にたかるようにこの喫煙所一か所に集まり、連日どの時間帯も紫煙と煙草の香りが賑やかに空へと立ち昇っているのだが、今日��自分以外に人は一人も居なかった。だからといって寂しさが募るわけでもなく、むしろ人の居ない気楽さを煙草と一緒に味わいながら目の前に広がる景色を漫然と眺めていた。 私が履いている二足のスニーカーの先にはテニスコートのような樹脂製の赤茶色をした地面があって、その少し先にはいつもそれ程人が通っていない歩道があった。歩道の先には木蓮の街路樹とつつじの植え込み、白いガードレールを挟んで幅の広い車道が横たわっている。その車道では種々雑多な自動車が途切れることなく右や左に行き交っていて、行き交う度に車が空気を切り裂く乾いた音がここまで響き、時折排気ガスの臭いが微かに漂って来ることもあった。そんな車道の向こう岸にはこちら側と同じように白いガードレール、木蓮の街路樹とつつじの植え込みを挟んで人通りの少ない歩道があり、その先には白塗りの壁に包囲されている広大な空き地があった。 今年になってから���大商業施設の建設工事が行われているその空き地からは螺旋状のドリルで地面を掘り返している掘削機の重低音や作業員たちの掛け声や怒声が断続的に聞こえてきた。工事の様子そのものは白塗りの壁に遮られてここからは殆ど見ることが出来なかったが、壁の上から空に伸びているクレーン車の長い首の姿だけは幾本か見ることが出来た。空はというと白い雲に一面を覆われているように見えたが、しかし良く見ると、白、灰白色、灰色、と所々に微妙な濃淡の差異が見えて、薄い墨を使って描かれた淡い禅画のようだった。殆ど動きを見せないクレーン車の直線的で無機質な梯子は真冬の空に聳え立っている黒い巨木のように背景の虚ろな空に良く馴染んでいた。 寡黙で怠慢なクレーン車の長い首だったが、時折思い出したようにゆっくりと空の只中を旋回した。先端の小さな頭の下からは細長いワイヤーが垂直に下へと伸びていて、その先のフックに四角い鉄骨の束をぶらさげているのだが、巨大で重量もかなりありそうなその鉄骨の束に比べてワイヤーの方は随分と細過ぎるような気がした。おそらくそれは恐ろしく硬く丈夫な材質で出来ているのだろうが、遠く離れたこの喫煙所から見てもそれは白い空に引かれている縦の棒線にしか見えず、その頼りない細さは空中に鉄骨が浮いているという不自然な状況を更に不自然に不安定に非現実的に見せていた。 束の間、白い空の中を回遊した鉄骨は段々と降下していって、最後には白塗りの壁の下に見えなくなった。暫くするとまた新たな鉄骨が白塗りの壁の上から姿を現し、白い空の中を漂い始める。どこかそれは酷く陰惨な拷問の現場を見ているかのようだった。 飛翔する開放感はなく、上昇する高揚感もなく、ただ白い空の只中に宙ずりにされている存在。色もなく音もない虚空の中で何一つと触れることが出来ない彼の存在を唯一世界の内側に繋ぎ止めているものは自らの身体に巻き付いているワイヤーであって、しかしそれは同時に自らの全体重が喰らい込んでいる耐え難き苦痛の繋ぎ目でもある。その線は言い換えるならば存在と現実を繋ぎ止めている最後の絆であり、ワイヤーが断ち切られた瞬間に彼の身体は地上へと落下して瞬く間に大地と一体化し、切り離された彼の魂は白い空の上へと無限に上昇していく。 言葉に変換されたイメージは少しずつまた言葉からイメージに変換された。しかし、そのイメージはもはや既にクレーン車に吊るされている鉄骨の姿ではなく、白い空の中に突き出している黒い十字架だった。それからイメージは、吊るし首の樹海、冷凍室に吊るされている豚の肉塊、廃墟に浮かぶ風船の群れ、と変転していき、やがて一枚の絵と結び付いた。それはオディロン・ルドンの眼=気球だった。 いつどこでその絵を最初に見たのかは定かでない。ユイスマンスのさかしまの挿絵だったような気がするが、もっとずっと以前からその絵を知っていたような気もする。とにかく長い間、そのルドンの絵が私の意識下無意識下に棲み続けていた。 絵の下方には先細った生気のない数束の草の葉以外に何も見えない荒涼とした平地が広がっている。殆どが黒く塗りつぶされているのでそれが土の地面なのか或いは草原なのか判然としない。ただ生命の息吹を感じさせるような大地でないことは確かで、見方によっては海、それも暗い夜を髣髴とさせるような海にも見える。その上方には私が今目の前にしているのと同じように白や灰白色の混在した虚ろで観念的な空が覆い被さり、その中に黒く巨大な気球が浮かんでいる。その黒さは観念的で非現実的な空の色とは対照的に暴力的で生々しい夜そのものの黒さで、常に破裂の緊張感が付き纏う気球の丸い輪郭線も危険な印象に油を注いでいる。 しかし最も不気味なのは黒い気球の上半円に見開かれている一つの大きな瞳だろう。眼窪のように抉られている気球の上半分に細い睫毛を生やして埋まっているその眼球は黒目が著しく上方に偏り、残された広大な白目には若干血管が浮いている。それは正常な状態における人間の瞳ではなかった。私がごく初期に連想したのは首を締め上げられて死んでいく人間の瞳だった。次には白昼夢を見ている人間の瞳となり、性交の際絶頂を迎えている女の瞳となり、賭博で一文無しになったときのギャンブラーの瞳となり、法悦に浸っている聖人の瞳となり…と気球の瞳は様々な人間の瞳の中に顕現した。そのどれもが快楽の絶頂か苦痛の限界に接している人間の瞳で、つまりは自己を喪失しかけている人間の瞳だった。 黒い気球に見開かれた瞳の下睫毛には黒い円盤のような物が吊るされている。円盤はかなりの重量があるようで、その重みによって細い睫毛はの一本一本が張り詰め、下瞼に至っては一部が捲れ上がってしまっている。つまりはこの円盤の重みが下瞼を開かせているのだった。その力は同時に黒い気球全体をこの虚ろで観念的な空の只中に繋ぎ止めているのであり、もし仮に睫毛が切れた場合、円盤は地上に落下して黒い地面と一体化し、下瞼を閉じてほぼ完全に黒い球体と化した気球はどこまでも空を上昇していき、遠くはその故郷である夜そのものに溶けていくであろうことを予感させる。 というのがルドンの気球=眼に対する私の凡そな見解であったが、今こうして白い空とクレーン車のを見ているうちにまた新たな側面に気が付き始めた。それは至極単純な答えで、あの絵は白い空を見詰めるルドンの自画像だということだった。 ルドンにとって白い画用紙は白い空そのものであり、その白い空を見詰め続けるということは虚無を見詰め続けることと同じ意味を持ち、更にそれは自分自身の虚無を見詰めるということだった。しかしそれは非常に恐ろしいことで、なぜならそれは自分自身が存在しないのだと自分自身が強烈に自覚していく行為であり、刻々と死んでいく自分自身を自分自身が見詰めるということだからである。その死は肉体的な死というよりもより完全に純粋な自分自身の死であり、実際に人間が本当に恐れているのはこの自分自身の死であって肉体の死ではない。肉体の死が必然的に自分の死を引き起こすと仮定するために人間は肉体の死を恐れているのに過ぎない。しかし実はそうした恐怖、虚無に対する恐怖という感情そのものが虚無に接している人間にとって最後に残された虚無的でないもの、つまりは自分自身そのものなのであって、だからルドンの虚無に対する恐怖苦痛絶望といった人間的感情は全てあの黒い円盤の方に詰まっているのである。その円盤を吊るしている睫毛が切れた瞬間、つまりは虚無に対する恐怖苦痛絶望といった人間的な感情の全てが消えた瞬間彼は虚無そのものになり、本当の夜がそこに訪れるのである。 しかし一方で見開いた目玉の黒い気球もルドン自身であることは間違いない。虚無に対して見開かれていているその瞳は自己の存在を否定する虚無の方へと自分自身全体を引っ張っていく、言うなれば自分の中にある他人の瞳である。その他人である彼の瞳にとって虚無は恐ろしい無の世界ではなく、魅惑的な無限の世界=パラダイスとして映っているのだということは、そのどこか夢を見ているような瞳の表面に薄っすらと光が反映していることからも伺える。謂わばそれは太陽の光に魅せられたイカロスの瞳であるのだが、太陽へと真っ直ぐに飛んで行ったイカロスの雄姿はもうそこにな��、天上と地上に、神々と人間の間にそれぞれ強く引っ張られ、上下真っ二つに引き裂かれようとしながらも何とか一つの均衡を保って地上すれすれにやっと浮かんでいる有り様である。なぜ、そうなってしまったのか?時は十九世紀であり、神の死とそれに伴う虚無がひたひたと人々の目の前に近付いてきた時代である。もはや人々は空の上に輝く絶対無比の太陽を信じることが出来なくなり、代わりとして空の上に現れたあらゆるものを相対化してしまう絶対的な虚無に不安を感じるとともに怯え始めていた。それは同時に近代自我の目覚めであり、精神と肉体の分離現象であって、タナトスとエロスが袂を分かち始めたときでもあった。死と自らの内に潜む死の欲動に不安と怯えを抱いた人々は硬く小さな円盤に閉じ籠り始め、その重力で黒い死の気球を安全な地上に縛り付けようと画策し始めた。
しかし、今後この黒い気球は果たして空に上昇していくのだろうか?それとも地上に堕ちるのだろうか?或いは二つに分離してそれぞれ帰るべき場所に帰るのだろうか?ルドン自身がどうなったかは知らないが、その後の人類の歴史を顧みると果たして人類全体は夢見る瞳を空の中に捨て去って地上に堕ちていったようである。
突然耳に聞こえたライターの点火音が延々と紡がれていくかに思われた思索の糸を断ち切った。現実に引き戻された意識は音が聞こえた方へと向きかけたが、自分の鼻の先でその殆どが白い灰と化している煙草の姿が目に映り、注意はそこに逸れた。いつの間にか意識の完全な枠外で造成されたその灰の塊は無造作でありながら絶妙な均衡を保って自分の左手人差し指と中指の間から空中へと細長く伸びていたが、根元の付近は未だに仄かな煙を流し燻っていて今にも自らの重みによって崩れ落ちそうだった。それが崩壊していく様子を目にするのが何となく嫌な気がして直ぐに私はその灰の塊を自分の手で払い落そうと傍らにある灰皿の方へ振り向いた。するとその灰皿の向こうに女が立っていることに気が付いた。と同時に均衡を失った灰の塊が崩れ、何枚かが空中にひらひらと舞って、残りが灰皿の暗い穴の中へと落ちていった。 その女は短い髪に黒縁の眼鏡を掛け、小柄で線の細い体型に枯葉色の地味なチェック柄のベストと長袖の白いワイシャツを着ていた。蒼白い左手の人差し指と中指の間には細長い煙草が挟まれ、既に火の付けられているその煙草の丸い切れ口からは白い煙が気怠そうに流れていた。右手の中には黒いライターが握られていて、直ぐにそれは先刻耳にしたばかりの点火音と結びついたが、その認識が一致するよりも早く、女は歩き始めた。真っ直ぐに女は歩道の方へ、つまりは喫煙所の前に広がる白い景色の方へと歩いていった。ゆっくりと遠ざかっていく女の背中は痩せているせいか酷く平板でタイル張りの壁のように見え、下半身に穿いている黒いスーツのズボンも黒い板のように直線的で女性らしい曲線は何処にも見当たらなかった。そのスーツの脚と合わせて規則的に動く左右の黒靴は鋭利なヒールの先端を地面へと交互に突き立てていたが、地面が柔らかい樹脂製のために靴音がまるで聞こえず、それが何とも言えない不安な気持ちを興させた。女は歩道の少し手前まで歩いていくと、地面の上に棒立ちになってそのまま殆ど動かなくなった。 地面の上に茫然と佇む女の先程よりも少し遠くなったその後ろ姿は白い景色を前にして朧な木柱の黒い影のように映った。だらりと力なく垂れ下がった両腕の左手指先から流れる煙草の煙だけが有機的な動きを見せていて、まるで女の暗い輪郭そのものが周囲の空気に溶けて蒸発しているように見えた。その前方に広がる白い空は相変わらず白い空のままだったが、クレーン車の方は小休止していて虚空に吊るされていた鉄骨も今は見当たらなかった。休憩に入ったらしく作業員たちの掛け声や怒声も止んでいて、車道を流れる自動車の音だけが寂しい波音のように響いていた。段々と私は前方に実際に生きた女が存在しているという現実が曖昧になり始めていた。同時に自分が今目の前にしている光景の全てが一体何なのか理解することに時間が掛かり始めて、少しずつその所要時間は長くなっていった。しかしながら、ようやく理解出来てもそれは現実の実感と呼ぶのが躊躇われる曖昧な感覚だった。 意識の表面に白い靄がかかっているような現実の曖昧さ、しかしそれは私の生活の隅から隅に至るまで深く浸透していた。 朝、仕事へと赴くとき、外に出て道を歩きながらふと洗面所の蛇口をちゃんと閉めたか不安になる。可能な限り記憶を振り絞ってその場面を思い出そうとするのだがどうしても思い出せない。思い出せないというよりは思い出したその場面が今朝なのか昨日なのか或いは夢の中なのか判然としない状態で、結局いつも駆け足で家へと戻り、靴のまま家の中に上がって洗面所の蛇口が閉められているか確認をする。蛇口はいつも当然のように固く閉められていた���水の一滴さえも零れ落ちてはいない。私は胸を撫で下ろし、自分の心配性を嘲笑う余裕すら出来上てまた玄関へと戻っていく。しかし、背後の洗面所から遠ざかっていくにつれてたった今確認したことが酷く曖昧になり始める。「本当に蛇口から水は流れていなかっただろうか?」自分でも馬鹿らしいとは解りつつも顔から若干血の気が引いている私は再度洗面所に戻って蛇口を確認してしまう。やはり蛇口はちゃんと閉まっている。幾度となくそんなことを繰り返しているうちに時間は恐ろしく浪費され、仕事場へと到着するのはいつも勤務開始時刻寸前だった。 しかし、ここ数か月間というもの症状は尚の事重く悪化していた。私は実際に蛇口を目の前にしながら「これは本当に水が出ていないのだろうか?本当は出ているのに目に見えていないのではないだろうか?」と疑ってい���。すると手を伸ばして水が出ていないことを確認しなければならなくなり、終いにはその手の触感に対しても懐疑を抱く始末だった。 そうした現実に対する終わりの無い懐疑の症状は殊に蛇口の確認だけに限ったことではなく、生活のあらゆることに付き纏っていた。次第に私は疲れ切ってしまった。何をするのも憂鬱で億劫になっていった。自然と身体を動かさずにぼんやりすることが多くなり、妄想に費やす時間が増え始めた。すると妄想は生々しく現実味を帯びていき、反対に現実は獏として現実感を失っていった。そうして妄想と現実の境い目は酷く曖昧になり、現実はまた更に曖昧になっていった。 そんな出口の見えない沈鬱とした状況から半ば避難するように私は一日の内三回も四回も浴室へと赴いた。風呂湯の疑いようのない熱さ温もりは私に失われている現実感の手軽な代替品だった。浴室の白い壁や天井はまるで現実を感じさせるものではなかったが、首から下が湯船に優しく現実を保証されているので、私は安心してその白い虚空に想念の気球を飛ばすことが出来た。それは私にとって数少ない安らぎの時間であり、結局はそれがまた更に現実感を失わせる結果に繋がると理解していてもやめることは出来なかった。 掃除も稀にしか為されず、私の生まれるずっと以前からそこに存在している浴室の白い壁は、白い壁とは言ったものの半ば黄ばんでいて、至る所で亀裂が走っていたり表面が剥がれ落ちていたりしていた。黒かびの星座も彼方此方に点々と煌いていた。そんな古い浴室の壁の上を梅雨の時期から夏にかけてはよく蛞蝓が這い回っていた。蛞蝓は梅雨の初めの頃は注意して見ないと壁の黴やしみと見間違える程小さかったが、夏の終わる頃には皆でっぷりと太って禍々しいまでの存在感を発揮していた。蛞蝓を見つける度に私は素手で捕まえて窓から逃がした。突然、壁から引き剥がされた蛞蝓は最初手の平の中で小さく委縮しているのだが、少しずつ顔の上から細い棒状の突起眼が二本伸びてきて、やがてそれは触覚のように左右ばらばら動きながら頻りに周囲を確認し始める。それが落ち着くと今度は手の平を我が物顔で這い回り、蛞蝓はその柔らかい口で一心不乱に手の皮膚の表面を齧り始める。私の手の平を白い壁の続きだと勘違いして食べている、その滑稽で間が抜けた様子と無邪気な食欲の感触は意外にも不快ではなかった。ただそんな蛞蝓を手放した後に残る粘液の感触は堪らなく不快だった。お湯と石鹸でいくら洗ってもそのぬるぬるとした粘液はしつこく手の表面に残り続けた。それが嫌で私は次第に蛞蝓を壁の上に見付けても放って置くようになった。壁の管理人が消えて蛞蝓たちは縦横無尽に壁の上を這い回るようになり、私は温かい湯船に浸かりながらぼんやりとそんな彼らの様子を眺めるようになった。蛞蝓はいつも酷くのんびりと移動してたが、床付近の壁に居たはずの蛞蝓がふとすると天井付近に張り付いていることがあった。その意外な速さに驚いて私は蛞蝓の動きを目で追い始めるのだが、いつも途中でその姿は意識から消えて、蛞蝓は壁の思いもしない位置からふと突然に現れた。その度に今目の前にいるこの蛞蝓が白い壁の亀裂を通って無意識の世界から湧き出して来たかのような不思議な感覚を私は覚えた。 ふと気が付くと、女はこちらの方に振り返っていた。女はそのまま真っ直ぐにこちらへと歩いて来ているようであったが黒いズボンも黒い靴も殆ど動いておらず実際にその姿が近付いているという実感は少しも持つことが出来なかった。まるで女そのものは少しも動いていなくて周囲の風景がその背後へと退いているような、丁度それは海岸の浅瀬に沈んでいる貝殻や流木の朧な姿形が沖合いへと潮が引いていくのに従って段々と明らかになっていくという感じだったが、やがてはっきりと鮮明になったのは先程見掛けた枯葉色の地味なチェック柄のベストや皺一つない白のワイシャツ、黒いスーツのズボンといった身に付けている服装ばかりであって、女そのものの身体は一向にはっきりとせず、その顔に関しても黒縁の眼鏡ばかりが目立つばかりで顔の造りや表情は曖昧で判然としなかった。まるでそれは服や眼鏡だけが絶妙な均衡を保って虚空に浮いているかのようで、そよ風か何かの些細な振動によって今にもばらばらと崩れ去りそうであった。 それから間もなくして透明なその幽霊は私の傍らにある灰皿の向こう側へと戻って来た。灰皿の上に白い手がぼんやりと浮かぶ。その指と指の間からは白い灰の塊が絶妙な均衡を保って虚空へと細長く伸びていた。その灰の塊を見た瞬間、私の中で不安な気持ちが大きく揺れて、現実そのものを確かめるように私は女の顔を凝視せずにはいられなくなった。私からは横を向いているその女の顔は恐ろしく白い色をしていた。しかし、それは人間の肌の自然な白さではなく人工の観念的な白さであった。更に良く見るとその白い仮面は所々深い皺によって裂けその周辺から粉が吹いていて、それが造られた仮面であることを自ら強調していた。その裂け目や空いた穴から覗く生の地肌を見たとき私の心はようやく落ち着きかけた。しかし、ふと女がこちらを向いて俯き、今まで眼鏡の陰に隠れていたその瞳が露わになった瞬間、私の心は再び大きく揺れた。その透明な眼鏡の双眼レンズの奥には血管の赤い亀裂が幾筋も走っている異様に白く生々しい眼球とその眼球の上辺から今にも飛び出しそうに偏っている黒い瞳が二つぼんやりと浮かんでいた。それがルドンの気球と結び付くよりも早く、女の手が白い残像を描いて素早く動き、その指と指の間から灰の塊が崩れ落ちた。私は雪片のように舞い散る灰の幾枚かを視線で追いながら、自分自身がばらばらに崩れていく音を聞いていた。
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吉田豪さん × 中井祐樹さんトーク&サイン会 『書評の星座 吉田豪の格闘技本メッタ斬り2005-2019』(集英社)発売記念
『書評の星座 吉田豪の格闘技本メッタ斬り2005-2019』発売を記念して、吉田豪さんのイベントを開催! トークゲストには格闘家の中井祐樹さんをお迎えいたします。
【出演者】 吉田豪さん(著者) 中井祐樹さん(トークゲスト/格闘家)
【イベント内容】 ・トークショー&サイン会 ※トークイベント(1時間ほどを予定)終了後にサイン会となります。 ※サイン会は、吉田豪さんのサイン入れとなります。 ※サインはイベント対象書籍『書評の星座 吉田豪の格闘技本メッタ斬り2005-2019』に入りますので、当日は必ずお持ちください。 【対象商品】 ▼商品説明 書評の星座 吉田豪の格闘技本メッタ斬り2005-2019 ●2020年2月26日発売 ●体裁:四六判並製/488P ●定価:本体2,700円+税 ●発行:ホーム社/発売:集英社 ●ISBN:978-4-8342-5336-8
【内容】 プロ書評家・吉田豪がベストセラーから超マニア本まで計165冊もの格闘技本を独自の切り口で徹底レビュー。選手や関係者の名言・迷言の数々から格闘技「裏面史」が浮かび上がる! 『ゴング格闘技』人気連載の待望の書籍化。
【書評で取り上げた主な本】 『幸福論』須藤元気 『大山倍達正伝』 小島一志・塚本桂子 『風になれ』鈴木みのる・金沢克彦 『蘊蓄好きのための格闘噺』夢枕獏 『ぼくの週プロ青春記』小島和宏 『芦原英幸伝 我が父、その魂』芦原秀典・小島一志 『U.W.F.戦史』塩澤幸登 『完本1976年のアントニオ猪木』柳澤健 『空手超バカ一代』石井和義 『青春』魔裟斗 『男の瞑想学』前田日明・成瀬雅春 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』増田俊也 『覚悟の言葉』高田延彦 『平謝り』谷川貞治 『野獣の怒り』ボブ・サップ 『あなたの前の彼女だって、むかしはヒョードルだのミルコだの言っていた筈だ』菊地成孔 『芦原英幸正伝』小島一志・小島大志 『哀しみのぼく。』桜庭和志 『格闘者~前田日明の時代~』塩澤幸登 『真説・長州力 1951-2015』田崎健太 『1984年のUWF』柳澤健 『ストロング本能』青木真也……etc 特別書き下ろしコラムあり!
【著者プロフィール】 吉田 豪(よしだ・ごう) 1970年、東京都生まれ。 プロ書評家、プロインタビュアー、コラムニスト。 編集プロダクションを経て『紙のプロレス』編集部に参加。 そこでのインタビュー記事などが評判となり、多方面で執筆を開始。 格闘家、プロレスラー、アイドル、芸能人、政治家と、その取材対象は多岐にわたり、『ゴング格闘技』をはじめさまざまな媒体で連載を抱え、テレビ・ラジオ・ネットでも活躍の場を広げている。 著書に『人間コク宝』シリーズ(コアマガジン)、『聞き出す力』『続聞き出す力』(日本文芸社)、『サブカル・スーパースター鬱伝』(徳間書店)、『吉田豪の空手☆バカー代』『吉田豪の“最狂”全女伝説』『吉田豪と15人の女たち』(白夜書房)など。
【ご参加方法】 2月8日(土)10:00より書泉グランデB1Fにて『書評の星座 吉田豪の格闘技本メッタ斬り2005-2019』をご予約・ご購入でご希望のお客様【先着50名様】に「イベント参加券」「商品引換券」をお渡しいたします。
※ご予約商品は書泉グランデB1Fにて「商品引換券」とお引換いたします。 お引換は商品発売日2月26日(水)開始を予定しております。 ※「商品引換券」のみではイベントにはご参加できません。予めご了承ください。 ※商品1冊ご予約・ご購入につき参加券1枚の配付となります ※状況により1回のご予約・ご購入数を制限させて頂く場合がございます ※参加券1枚で大人1名様限り有効(お子様のご同伴は係にご相談ください) ※電話受付は受付開始日の13:00から、残券がある場合に行います ※メールでの受付はございません。予めご了承ください。 TEL:03-3295-0017(直通)
【ご注意事項】 *参加券配付は予定数に達し次第、受付を終了いたします。 *参加券は再発行ができませんので、紛失されませんようご注意ください。 *会場内は禁煙です。 *会場内外の録音・録画は禁止とさせていただきます。 *イベント当日、マスコミの取材カメラが入り、イベントの様子を撮影する場合がございます *やむを得ず、予告���しにイベント内容が変更となる場合がございます *営利目的による転売行為はおやめ下さい。転売が明らかな場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。 *イベント終了までにお支払いがございませんと商品はキャンセルとさせていただきます *イベント終了後2週間以上ご来店、ご連絡がない場合はキャンセル扱いとして、商品(特典)は処分させていただきます。 *イベントが長くなりますとイベントの途中で休憩を取らせていただく場合がございます。休憩時間中はお客様にはお待ちいただくことになります。皆様のご理解ご協力をお願いいたします。 *イベント終了時間は決まっておりません、ご参加のお客様が居られませんと終了となります。参加券をお持ちの場合でも遅れて来られますとご参加になれませんのでご注意ください。
【イベントに関するお問い合わせ】 神保町・書泉グランデB1F スポーツ&格闘技コーナー TEL:03-3295-0017(直通) 営業時間 平日10:00~21:00 土日祝10:00~20:00
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キャストまとめ
トーキョーN◎VAのキャスト一覧
◆X版キャスト "雨盾"(アンブレラ)ローガン "陽だまりの花"(マリーゴールド)メアリー "唯一の命令"(フルフィルソフィア)良知たすく "綻ぶ夢"(Blooming)聖代ナルミ "ガーネット" 梁井恵護 "未来色の"(ネバ―カム)庵巧 "9番目の"アイク "ショットドラマー"吾妻あずさ "星の涙"(パパラチアクライ)葛木晃 "虹の端"(アメジ��ト)晴海コーマ "A440"(ショウタイム)天獅子央司 "パズル・モザイク"吾妻真武 "迷子の"(リフル)カルト・ジュエ "氷眼"(スティーリア)白銀深雪 "刹那の魔法"(Blink Code)作道実生 "金剛"(アルマース)館石要 "門前払い"俊熙
◆クルード使用(データなし) "ツギハギの夢"(パッチワーカー)繁沢繋助 "獏"(ナイトメア)乃絵
◆D版(X版データなし) "いつもいっしょ"(With Moon)ハノン "流星号"(Faster than STAR)フェズエル "踊剣"(Disco Sword)サギリ "六追い"(Seek SIX)P.E.ナンバー "最初の舞台"(アインザッツ)ヒビキ ◆X版キャスト "雨盾" -アンブレラ- ローガン http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYpa7xbgw カブト◎●カブトワリ、タタラ フリーランスの荒事屋。幼少期の記憶がなく、ストリートに放り出されていたところをマーダーインクの構成員に拾われた。 情に疎く行動に意味や対価を求める傾向にあり、表情筋はあまり仕事をしない。
"陽だまりの花" -マリーゴールド- メアリー バサラ◎ミストレス●カブト http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY9-q_cQw 真教徒の家に生まれ育った敬虔な真教徒。元力で植物を操り、春の野の花のような柔らかな香りを纏う。 極めて温厚、お人好し。優雅に振る舞う。
"唯一の命令" -フルフィルソフィア- 良知たすく(らちー) http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY-_qedQw ニューロ◎フェイト●マネキン 知識欲で生きていると豪語するハッカー兼情報屋。 新たな知識や興味を引く”物語”を知ることを至上の歓びとし、ダークな仕事から一銭にもならない人助けまで、”興味”さえひかれればどんなことにも手を出す。
"綻ぶ夢" -Blooming- 聖代ナルミ(きよしろー) http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY4b6FhAEM カブキ◎ミストレス●カリスマ 最近頭角を現しつつある女優。多彩な声色と脚本を選ばない演技力が持ち味。 快活で面倒見の良い性格。ジャンクフードが好物だが体系維持のために控えている。
"ガーネット" 梁井恵護(はりい・けいご) http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYrPTOhQEM イブキ◎カブト●タタラ スカイハートのイブキ。幼いころ見たイブキをテーマにした物語にいたく感動し、そのまま真っ直ぐイブキになる夢に向かって駆け抜けてきた。 直情型熱血漢で考えるより先に身体が動く。非常に人懐っこい。多分前世は大型犬だった。
"未来色の" -ネバ―カム- 庵巧(いおり・たくみ) http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYmLKSiAEM クグツ◎タタラ●ニューロ のらりくらりとした言動の千早のクグツ。技師の教育を受けており、最新の技術には敏感。 最近地味に責任が重くなってきており頭が痛い。
"9番目の" -No.nine- アイク クロガネ◎●タタラ、ニューロ http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYkJLHjQEM スピッツ系の犬を模したセラピー用ペットロイドのクロガネ。機械の四肢以外は本物の犬と変わらない見た目と感触に作られている。子犬と成犬の間の大きさで体高23cm。ほぼ白いポメラニアン。 純真無垢で素直、甘えん坊。構ってくれるととってもうれしい。「ひと」が大好き。
"ショットドラマー" 吾妻あずさ(あずまー) http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYm5uhkAEM イヌ◎カブトワリ●カブキ ナイトハウンド所属で新人の肩書が取れてきた頃合いのキャリア。やる気に溢れているがやや空回り気味。 銃の腕が非常に良い。 ブラックハウンドに双子の弟がいる。
"星の涙" -パパラチアクライ- 葛木晃(かつらぎ・あきら) http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYwZ7ajgEM タタラ=タタラ◎ミストレス● 温厚で腕の良い医者。勉強と研究、研鑽を怠らない熱意と誠実さから患者からの人望は厚い。 年の離れた妹の病気を治したい、と医師を志したが、病気の進行の速さに医療の進歩が追い付けないまま妹は亡くなっている。
"虹の端" -アメジスト- 晴海コーマ(はるみ-) http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY6fy3kQEM トーキー◎カブキ●ニューロ 天真爛漫、好奇心旺盛な新米トーキー。かつて自身が目撃した事件と実際の報道内容の差異から報道に興味を持った。 経験不足故に浅慮な面もあるが、熱意でそれを補っている。写真の腕が良い。
"A440" -ショウタイム- 天獅子央司(たかじし・ひさし) http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY4LTtmgEM カブキ◎●カリスマ、ミストレス 音楽で身を立てることを夢見て腕を磨くことに明け暮れる若きロッカー。 熱く真っ直ぐ、元気。
"パズル・モザイク" 吾妻真武(あずま・まさたけ) http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYsv3dmQEM イヌ◎カブト●カブトワリ ブラックハウンド所属で新人の肩書が取れてきた頃合いのキャリア。生真面目で想定外の事態にやや弱い。色々大変な事件に遭遇し続けた結果、そこそこ図太く育ちつつある。 書類仕事や堅実な捜査が得意。銃はもっと得意。 ナイトハウンドに双子の姉がいる。
"迷子の" -リフル- カルト・ジュエ http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY0KumsQEM カブキ◎ヒルコ●タタラ カードの扱いを得意とするギャンブラー。 基本的には気の良い男。天性のカンの良さと豪運で生きているが、やや前のめりな性格が災いし引き際を誤ることもしばしば。
"氷眼" -スティーリア- 白銀深雪(しろがね・みゆき) http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7ODgsAEM バサラ=バサラ◎カブトワリ● 代々真教徒の家系に生まれ、自身も敬虔な真教徒。水と氷、二つの力を操るが、それにより際立った力のなかった両親から過大な期待を受けることになった。 温厚で真面目だが、銃を構えると冷たい眼差しを見せる。
"刹那の魔法" -Blink Code- 作道実生(さくどう・みお) http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYn7ydqgIM ニューロ◎タタラ●フェイト フリーのシステムエンジニア。コンピューターの自作もする。 さっぱりとした性格でフットワークが軽く、初対面の相手にも友好的。運動がまるでできない。
"金剛" -アルマース- 館石要(たていし・かなめ) http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYzpfXrAIM カブト◎●カブトワリ、ミストレス ナイトワーデンに籍を置くフリーランスのカブト。面倒見が良く基本は温厚、少し堅物気味。 ストリート育ち。唯一の肉親だった妹を亡くした後にフリーのカブトワリに拾われ育てられた。
”門前払い” 俊熙(ジュンシー) http://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYj8uttgIM レッガー◎カブト●カタナ 三合会七星、破軍の部下。 口より先に手が出るタイプで前のめりで喧しい。難しいことはわからない。 破軍の強さに敬服し、己の命は破軍のものと認識している。元は別の組織におり、破軍に敵対した���とも。その際死にかけていたところを破軍に拾われた。忠誠心は非常に高い。
◆クルード使用(データなし) "ツギハギの夢"(パッチワーカー)繁沢繋助 "獏"(ナイトメア)乃絵
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6月4日(日)プレミアム俳句イベントのご報告!
6月4日(日)に、本作映像化を熱望した向井 理が登壇する“プレミアム俳句イベント”が実施されました。本作劇中の印象的な場面で、夫・吾郎が妻・朋子のために詠んだ句が登場することにちなみ行われた本イベント。会場にお越しいただいたのは、日本伝統俳句協会ほか俳句を趣味とする方々。映画を見ていただいた後にその感想を俳句にしたためていただきます。正岡子規から俳句を教わった俳人・高浜虚子を曽祖父に持ち、俳人として高い評価を受けている星野高士先生が感想俳句を品評しつつ、向井さんからは映画の感想や現場秘話などを語っていただきました。
『いつまた君と〜何日君再来〜』のプレミアム俳句イベントが6月4日(日)に行われ、日本伝統俳句協会ほか、俳句を趣味とするお客様約150名が映画を観賞し、その感想を俳句にしたためた。イベントは、登壇した向井理の「こういうイベントは初めてなので楽しみたいです。よろしくお願いします。(お客様には)短い時間で俳句を作ってくださりありがとうございます!」という挨拶から始まった。向井と共に登壇したのは俳人の星野高士先生。星野先生は「映画を見て俳句を作ることはそうないので、非常に楽しみです。期待しております。今日お越しになった皆さんは、こうして向井さん本人を目の前にし��らまた一句作りたくなってしまうかもしれないねえ!」と述べた。本作は、向井の祖母である芦村朋子さんの手記を原作とし、企画から向井が携わった作品。そのことについて向井は「僕は言い出しただけで、脚本は山本むつみさんにお願いして、一番書いて頂きたい人に書いていただけましたし、深川栄洋監督にもご一緒していただけました。今このタイミングでできたことに意味があるのかなと思います。」星野先生は本作を見て「普段映画見て泣くことはないけれど、これはジワジワきてしまいました。いや~泣きましたね。だから、やっと本物の向井さんに会えて今日も寝られないかもしれないですね!向井さんはおばあちゃん孝行ですね。非常に感動しました。」向井の祖母との思い出は「10年くらいは一緒に住んでいました。中学の時に一緒にインドネシアに行ったことがあります。祖母はイタリアに3ヶ月一人で行ってしまったり(笑)。その時は絵を描いて帰ってきて個展を開いていました。」そして、今回演じた自身の祖父・吾郎さんについては「実は手記で知ったのですが、ユーモアのある方だったのかと思います。」と語った。星野先生は曽祖父に高浜虚子(たかはまきょし)さんがいらっしゃる、代々続く俳句の家系の出身。星野先生自身のルーツについては「7歳の時に虚子は亡くなっていて、記憶の片隅に覚えています。曽祖父の偉大さを今更ながらに感じます。私自身は私はおばあちゃん子でしたね。おばあちゃんは女流では初めて俳句雑誌を発刊しました。おばあちゃんの俳句を見て俳句の凄さを感じ、この道に進みました。」と語った。
今回のイベントは劇中の印象的な場面で、夫・吾郎が妻・朋子のために詠んだ句が登場することにちなみ、俳句を趣味とする方々にお越しいただき実施した本イベント。映画を見た感想を句として綴っていただき、沢山の生徒さんにご指導されており、「この映画を見て、全編で50句くらい作れるんじゃないかなと僕は思いました」と語る星野先生にお客様の俳句の品評をお願いした。
※挙手制にて向井・星野先生が交互に当てて、俳句を発表
・夏シャツや 道化厭わぬ 父であり(男性客)
客「涙腺止めるのがやっとで。原作も読みましたが映像だとこんなに違うんだ!とすごく感動しました。吾郎さんが道化師のように踊ってるシーンが、つらいことがあっても子どもたちの前では明るく振る舞ってるんだなと印象的だったので句にしました。」
向井「子供たちの前で(道化師のように)踊るシーンは当時活躍していた舞踏家の石井獏さんを真似ているシーンです。今回、撮影のために石井さんのお孫さんに踊りを習いました。祖父の役をやりながら石井さんのお孫さんとひ孫さんお二方に習いました。」
星野「いい句ですね。場面が見えるような句でいいなと思います。ですが、最後の”父であり”が言葉として強いですね。例えば”父���いて”とすると臨場感が出てさらに良いと思います。」
・ 押し花に 想いを託し 母強し(女性客)
客「映画を見て泣きました。お母さんが子供置いて行くところとか、旦那さんがどうしようもなくても昔の女の人は我慢してついて行くところに感動しました。」
向井「“母”に関して、こだわったところとして、台本を作っていく中で、満州からの引き揚げ船でのシーンで、片桐はいりさん演じる子どもを失ったお母さんが出てくるシーンを残すか残さ無いかとなった時に、今仰られたシーンに意味合いが強くなるなと思い残してもらいました。」
星野「船のシーンはベスト5に入りますよね。俳句に関してですが、残念ながら季語が無いですね。”野バラにも 思いを託し 母強し”にするともっと良くなりますね。」
・ 野茨の 真白き花を 形見とて(女性)
客「こんなにもご苦労されている人生があるんだということに衝撃でした。おばあ様の笑顔で支える強さに感動しました。」
向井「この映画は、僕の家族の記録を残したいのではなく、あの時代を生きた人たち、先人の苦労やその思いを今残していきたいという思いがあります。」
星野「”形見とて”というのがとても上手いですね。私なら”形見とし”。如何でしょう向井さん?」
向井「ただただ驚くというか納得です。すごいですね!」
・ 愛妻と 引っ越し話 明け易し(男性)
客「劇中、夫婦で引っ越しを何回もされていたので、その情感を詠みました。」
星野「良い句ですけど、少し悲しすぎるかなと思います。“引っ越しも 愛妻として 明け易し”の方が愛情が出るかなと思います。僕もこの映画には愛とか心を感じました。」
・ さくら降る あなたと二人 良いの夢(男性)
客「夢のシーンもそうですが、尾野さん演じる朋子さんが娘を田舎に預けに行って「おかあさーん」と呼んでいるのに置いて行くシーンが辛いですが、生きていくには仕方ないという思いが感じられて感動しました。」
向井「幼少期に祖母(朋子)と別れた事を母は覚えていると言っていました。」
星野「私なら 追いし夢 にします。今というより夢を追った映画だったので」
俳句品評の締めくくりは星野先生の一句
・向ひ合ふ 千の谺(こだま)や 大夏野
星野「ずっと見ていて、風鈴、鯉のぼり、野いばらもあったりしましたが、イメージが強かったのは夏の野原に吾郎さんと朋子さんがいるシーンが印象的でした。千は俳句では「たくさん」を意味しています。いろんなメッセージが千に繋がっています。そして、この句、最初の一字が向井さんの「む」、最後の一字が尾野さんの「の」になってるんです。(会場拍手)ちなみに、最後の「の」は僕の名前 星野の「の」でもあるんですけどね(笑)」
最後に向井から「当時の大変な時代をのりこえてくれたから今の自分たちがいる思いで作りました。少しでも先人に思いを馳せてもいいのかなと思いました。よろしければ周りの方にお伝えください。」と映画への思いを一言。俳句を通��お客様と一緒に映画を楽しむことのできたイベントとなった。
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オススメ度10/10(ただし人を選ぶ)
◎総評
既に一大勢力となった「ロリババアもの」の古参作品。久々にハマった。
人の怨念が生み出す呪詛(すそ)、そして呪詛から生まれる「あまそぎ」を祓うため、「呪詛祓い(すそはらい)」となった主人公かずや��、母から受け継いだ帯の付喪神・桐葉とともに戦う伝奇バトル漫画…と思わせて半分以上はエロ漫画である。作者自身が「サービスシーンを描くために漫画を描いている」というだけあって、ストーリーもバトルシーンも、すべてエロシーンのために存在する。何しろ作者自らがPixivにエロシーンのR-18版を投稿しており、「公式が最大手」タグが付けられるくらいである。しかしながらストーリーが添え物ではなく丁寧に描かれていて、バトルシーンの画力も高く、純粋に漫画として面白い。
とくにこの作品の根幹となっているテーマは「強大な母を息子が打ち倒す」ことである。母が最強の怪異となってしまった原因は、直接的にはかずやが作った付喪神(あざみ)とあまそぎであるのだが、そもそもあまそぎの材料になったのは、幼少期に家族を殺された母・奏歌の喪服である。そして奏歌があまそぎに憑かれてしまったのも、奏歌がずっと抱えていた心の空白に入り込まれたためである。また、かずやが呪詛を引き寄せやすい「忌み子」となってしまったのも、奏歌がかずや妊娠中にもかかわらず蔵凍りの任務に挑み、弑された東北の土地神の怨念に憑かれてしまったためである。その土地神を弑し石片を奪った迷い家のミウラヒが菊理を襲撃する際に、あざみがミウラヒを殺して石片を奪い、奏歌が復活。かずや自らが母を殺さなければならなくなる。因果が因果を呼び寄せて運命が幾層にも重なり、宿命からは逃れられない、という構造が非常によくできている。作者によれば当初は適当に描いていたらしいのだが、そのわりに伏線回収にだいたい成功しているのは大したものである。ただ、回想編にまとめきれない部分を過去細事として寄せ集めたのはあまりスマートとは言えず、強引さが拭えないのがちょっと残念ではあったが、全体としては些末な話。
自分としてはオススメ度が高いのだが、エロシーンのせいでかなり人を選ぶ作品になっている。さりとて「エロシーンがなければもっと売れたのにな」とも言えない。ストーリーがしっかりしているのでキャラクターへの思い入れができてしまう上に、下手なエロ漫画よりも画力が高いので、エロ方面での実用性が極めて高いのである。むしろ愛情とエロスを結びつけることに成功した稀有な作品なのではないか(真顔)。
◎偏ったストーリー解説
とにかく桐葉さんが可愛くてかっこよくてエロい。序盤こそかずやを下僕扱いし、呪詛祓いとして厳しく鍛える師匠としての役回りであるが、かずやの成長に伴って母性が垣間見えるようになり、さらにかずやにセクハラしたり誘惑したりする。ついでにかずやの住む上岡の土地神である菊理は事情により力を失ってロリババア(2人目)となっているが、かずやにベタ惚れで神使の黒曜とともに誘惑してくる。
かずやは桐葉のスパルタ教育によって成長し、ライバル役の呪詛祓い・皇すなお戦では人と付喪神が一体化する「かみがかり」によって勝利し、二人は一心同体の頼れる相棒となる。
迷い家(まよいが)編では桐葉は真名で命令されたことに拗ねてみせるなど可愛らしい一面を見せるが、これは同時にかずやと対等なパートナーとなったという説明にもなっている。しかし迷い家編ラストで、死んだはずのかずやの母・奏歌(かなか)が蘇り、かずやを殺そうとする。桐葉は身を呈してかずやを護り(このシーンの桐葉はマジでかっこいい)、帯の断片となってしまう。ここでかずやの姉・かすみが時間停止能力で奏歌を封印し、その間にかずやは修行のために呪詛祓いの総本山・つづら殿へ赴く。 回想編では奏歌が呪詛祓いとなり、子のかずやが記憶を封印されるまでが描かれる。奏歌は幼少期に怪異によって家族を失い、つづら殿に引き取られた。奏歌は桐葉と出会ってパートナーとなり、桐葉は奏歌にセクハラされて(性感帯を)開発されるが、その過程で奏歌は帯である桐葉の特性を活かした独自の戦い方を編み出して呪詛祓いとなる。しかし奏歌は家族を失ったことで心の空白を抱えており、それを��めるために、上岡の呪詛祓いとして赴任し、ついでに土地神の菊理にセクハラしまくる。土地の呪詛祓いにも満たされない奏歌は、凍結された任務「くらこごり」を受けることになる。高校で出会った夫と結婚して長女かすみ、長男かずやを授かるが、かずやの妊娠中に受けたくらこごりの任務中、かつて付喪神に弑された土地神の怨念に憑かれてしまい、かずやは呪詛を引き寄せる忌み子となる。かずやが引き寄せる呪詛を軽減するために、桐葉の所有権が赤子のかずやに移されることになる。幼少期のかずやは奏歌の気質を受け継いで桐葉にセクハラしまくっており、桐葉も幼少期のかずやにデレていて相思相愛であったことが明らかになる(ここが尊い)。
子を得ても依然として心の空白を抱える奏歌はかずやに天賦の才を見出し、己に匹敵する呪詛祓いとして鍛えようとする。幼いかずやは母の期待に応えて己を鍛えるため、帯の付喪神あざみを生み出す。さらに仮想敵として、母が家族を失ったときに着ていた子供用の喪服を使って「あまそぎ」を作り出し、「自分を殺せ」と命じる。ところがあざみは「あまそぎ」に取り込まれて一体化してしまい暴走し、かずやを殺そうとする。あざみは奏歌と桐葉によって一度捕縛されるものの、奏歌の心の空白に入り込んで奏歌と一体化してしまい(つくも憑き)、今度は奏歌がかずやを殺そうとする。奏歌は自分に万一のことがあったときかずやの世話を桐葉に頼んでいた。桐葉は奏歌との約束を守るために奏歌を倒すほかなく(このシーンはエモい)、奏歌の心臓を貫き通す。自責の念に苛まれるかずやが呪詛を集めてしまうため、かずやは記憶を封印され、その影響で桐葉も休眠状態となる。
奏歌は桐葉によって心臓を突かれて死んだはずだったのだが、あざみは奏歌の心臓を補って奏歌を延命させ、奏歌はもはや本来の人格を失ってかずやを殺すだけの存在と成り果て、次には菊理を殺そうとする。さすがの奏歌も土地神たる菊理には勝てず、あざみは転移能力「呪詛わたり(すそわたり)」を使って東北の山中に隠れる。あざみは奏歌の存在を隠したまま迷い家のメンバーに迎え入れられ、迷い家の計画に協力することになる。
迷い家とは人間に酷使された付喪神たちが自ら生み出した安住の地であった。家の付喪神であるミウラヒが、千年前に東北の土地神を弑して天の御柱の「石片」を奪い、自らの体内に埋め込んで霊力を得たものである。数多くの付喪神が迷い家で暮らしたが、石片の霊力は千年程度で途切れるとされ、ミウラヒの石片もついに寿命が近づく。ミウラヒ達は新たな石片を奪うため、かずや達の住む土地の神・菊理を襲撃した。菊理はあざみを捕らえる結界を張っていたために力を制限されていたのだが、ミウラヒと戦うために結界を解除する。しかしそれはあざみの計略であり、あざみは迷い家の襲撃を利用して菊理の結界を解除させたのである。ミウラヒを殺して石片を手に入れたあざみは奏歌を復活させ、ついに奏歌は土地神に匹敵する最強の怪異となる。奏歌は菊理を殺して菊理の石片も手に入れ、本来の標的であるかずやを殺そうとするが、ここで桐葉がかずやを護って退場し、かすみが奏歌を封印してひとまず難を逃れるところで回想編が終わる。 その後つづら殿から頭首・織小花(ロリババア3)が調査に訪れ、かずやにつづら殿での修行を促す。あざみはかずやが生み出した怪異であり、かずや自らの手で滅ぼさなければならない。そのために母である奏歌もろとも討伐しなければならない。記憶の封印が解除されたかずやは母を討伐することを決意し、織小花とともにつづら殿を訪れるが、つづら殿では副頭首・斑井がクーデターを起こして頭首となり、織小花とかずやは捕縛される。しかしかつて迷い家に属し、かずやに敗れた笛の付喪神・響華(ロリではないが美少女ババア)の助けで脱獄することに成功する。騒ぎを起こして人を集めた織小花は斑井に九殿武闘会を提案、斑井がこれを受けて九殿武闘会を開催する。呪詛祓いは実力でリーダーを決めるしきたりであり、ここに付喪神との共存を訴える親付喪神派と、付喪神を強制的に隷属させる隷付喪神派の戦いが始まる。成長した皇すなおの助けも得て4対4にもつれ込んだ最終戦はかずやと斑井の大将戦である。響華とのコンビネーションにより斑井を追い込むが、斑井は傀儡帯を利用して複数の付喪神と融合するという外道な手を使う。怒りに飲まれたかずやは人が付喪神に取り付く「人憑き」により斑井を追い込むが、強すぎる負荷に響華が力尽きて破損してしまう。かずや絶体絶命の危機で桐葉が復活(このシーンは熱い)、桐葉とかずやの「かみがかり」によって斑井を倒し、かずやたち親付喪神派の勝利に終わる。
桐葉が復活できたのは縫い針の付喪神・糸信(しのぶ、ロリババア4)が断片となった桐葉を縫い合わせてくれたからだが、それ以前にかずやが桐葉を肌身離さず持って霊力を供給していたからであり、比喩でもなく愛の力である(尊い)。破損した響華たちも復活する。かみがかりの後���症で倒れたかずやのもとに桐葉が裸で寄り添うシーンは桐葉のかずやに対する愛(とエロ)が溢れていて尊い。桐葉は甲斐甲斐しい正妻のポジションなのだが、戦い終わったのちにかずやが響華と契約するシーンでは二人をニヤニヤ見守りながら「心配させよって」とつぶやくなど母性と包容力に溢れていて、そこもまた尊い。
つづら殿編に続く蔵凍り(くらこごり)編では、かつて奏歌がこなした高難度任務を通じてかずやがさらに成長していく。最新刊では1ミッション完了したところだが、ネタさえあれば蔵凍り編だけでどれだけでも続けられそうである。個人的にはネタがある限り続いてほしいのだが、あまり続けすぎてラスボス編で作者のテンションが下がってしまっても意味がないので、ちょうどいいところで終わってほしくもある。非常に好きな作品なので、ファンとしても複雑である。
◎偏ったキャラクター紹介
桐葉…江戸時代に作られた袋帯が100年の時を経て魂を得た付喪神。付喪神となった時点ではおそらく大正~昭和初期と思われる。初代の持ち主は「縫(ぬい)」という女性で、布問屋・花見谷家の跡継ぎに嫁いだが夫が死去し、桐葉とともに店を繁盛させた。桐葉は縫の死後、遺言によりつづら殿に赴き、そこで奏歌と出会う。本来は戦闘向きではなかったが、奏歌に開発(性的な意味で)された結果ドリルにもハンマーにも盾にもなれる万能付喪神となってしまった。一見冗談のようだが、そもそも性感帯の刺激(霊交接)が霊力を循環させるという設定があるため、性感帯の開発が付喪神の制御能力を向上させ、変幻自在になるという無茶な理屈を成立させてしまう。ただしここまで応用が効くのは使役する奏歌やかずやの能力ゆえであり、普通の呪詛祓いにとっては使い物にならない���がする。
当初は普通にスタイルのいい和服美人だったが、所有者がかずやに移ってからは少女体型になっていた。かずやの記憶が封印されると同時に人の姿を取れなくなり休眠状態となる。復活したのち、菊理との戦いで力を失って幼女体型(ロリ)となるが、かずやが修行するうちにかずやと同年齢程度の身長・体型になる。
奏歌を殺すことになった背景には、生前の奏歌からかずやのことを頼まれていたこともあり、奏歌との友情が垣間見えてエモい。復活後はかずやへの母性に溢れつつかずやを性的に目覚めさせようとするあたり、乳母みたいなポジションと言えるのかも。つづら殿で復活した後はかずやとの間にある愛がビンビン伝わってきて尊い。またどんなことがあっても心が折れない鋼のメンタルを持つところもかっこよくて惚れる。
かすみ…かずやを溺愛する美人巨乳姉。溺愛しすぎてかずやを誘惑しにかかる。呪詛祓いとしての才能は10年に一人レベル、奏歌が死ぬ際は(おそらく)つづら殿で修行しており、その後は上岡で呪詛祓いをやっていた。奏歌復活の際には時間操作系の付喪神を使役し、かずやが修行するまでの間3年の時間を稼ぐという重要な役割を果たす。ただしかすみ自身も停止しているため、3年後には姉弟の肉体年齢が逆転することになる。絶対何かありそうなフラグ。
菊理…白山妙理大権現菊理姫大神。なぜか関西弁のロリババアその2。当初は普通にスタイルのいい美人だったが、対あざみ用結界を張るために力を制限されて幼女体型となる。いつも桐葉に股裂きをかけられているが、付き合いは長く信頼は篤い。結界解除と同時に成人体型に戻るが、オマケ漫画で「とうとうかずやんと大人のカンケイに…」とつぶやくなど、かずやにぞっこんの模様。奏歌が呪詛払いとして赴任してきた際にはさんざんセクハラされており、かずやにもセクハラされていた。そのせいか奏歌・かすみ・かずやには家族のような思い入れがある。奏歌・あざみに敗れて「お隠れになった(死んだ)」が、復活するフラグあり。
黒曜…カラスの化生。無表情クール爆乳美女。ことあるごとにかずやに乳を揉ませようとする。
皇すなお…代々呪詛祓いを輩出する剣術家系の跡取り娘。つづら殿では猪突猛進で誰彼かまわず私闘を挑むため「すなおに」と呼ばれていた。かずやの住む上岡の隣町、小宮の呪詛祓い。兄・皇すおうも小宮の呪詛祓いだったが、強力な怪異の討伐の中で命を落とした。すなおが仇を討つべく怪異を追ったが、奏歌が瞬殺してしまい、奏歌を仇として認識することになる。かずやが呪詛祓いになってからはかずやを敵視するが、かずやに敗れたのちはかずやにぞっこんの模様。デレてからは普通に可愛い。かつて兄とともに戦った虎徹という刀の付喪神と契約している。虎徹が人間の姿になるとショタ美少年になる。
獏楽(ばくら)…枕の付喪神。肉付きが良いがデブではない絶妙なラインのむっちり体型がエロい。理想のぽっちゃり。人間や付喪神を連れて他人の夢に侵入することができるため、随所で解説役として活躍。
奏歌(かなか)…セクシーダイナマイトバディ母。幼少期に怪異(あまそぎ)によって家族を失った。つづら殿から派遣された呪詛払いが怪異を追っていたが間に合わなかったが、奏歌は怪異から独力で逃げるなど才能を示した。このため既に頭首であった織小花によってつづら殿に招かれ、呪詛払いとしての修行を受ける。本来戦闘向きではないはずの桐葉をパートナーとし、さんざんセクハラしまくった結果、霊力循環技術を習得し、これにより桐葉を変幻自在の付喪神として使いこなすことに成功する。心の空白を埋めるために戦いを好み、上岡の呪詛払いとなる。やがてそこにも満たされず、凍結された高難度任務「蔵凍り(くらこごり)」を受けることとなる。蔵凍りさえ難なくこなす奏歌であったが、結婚して第二子妊娠中に受けた蔵凍りの最中に、迷い家のミウラヒに弑された土地神の怨念に憑かれてしまい、第二子・かずやが呪詛を引き寄せる忌み子となってしまう。かずやに天賦の才を見出した奏歌は、無意識に己を脅かすものを求めてかずやを鍛え上げるが、これが仇となってかずやが付喪神・あざみとあまそぎを生み出し、奏歌はあまそぎに汚染されたあざみに心の空白に入り込まれ、奏歌自身が怪異となってしまう。桐葉に致命傷を与えられたがあざみによって心臓を補われて復活、もはやかずやを殺すだけの戦闘マシンと化し、菊理を殺そうとするが敗北。あざみは奏歌の存在を隠したまま迷い家に入る。ミウラヒが菊理を襲撃するところであざみがミウラヒを殺して石片を奪い、奏歌が復活。石片を得た奏歌は菊理を殺し、かずやを殺そうとするが、桐葉が身を挺してかずやを守り、直後にかすみによって封印される。封印が解ける3年後、かずやと戦うことになる。
鈴谷すみれ…呪詛祓い名鑑美乳ランキング上位者(織小花談)。奏歌と同世代であり、計算上は33くらいのはずだが、肉付きのバランスが30代としては理想的な美乳。
織小花央妃/央菜…つづら殿頭首。ロリババアその3。人間と付喪神の間に生まれたハーフであり、2つの自我を持っていて、分離もできるという極めて特殊な能力がある。分離した状態では一方が幼女体型となる。合体していると本領を発揮し、ナイスバディだが実年齢は80くらいというのが生々しい。奏歌がつづら殿に入った時点ですでにつづら殿頭首だったというのが恐ろしい。地位が高いのに発言が面白すぎて味のあるキャラになっている。
響華…笛の付喪神。平安眉の美少女。見た目だけでなく性格が女子っぽいため、ロリババアらしさはほとんどない。かずやに対してはツンデレ可愛い。男の好みにうるさく、「眉目秀麗身の丈六尺筋骨隆々文武両道」なのが好き。どうも最初の所有者がそういう男性だったらしいが、その後は盗賊に武器扱いされたのがトラウマであったらしく、武器扱いされることを嫌う。そんなところも可愛い。かずやと正式に契約するシーンはこの漫画の中では貴重な青春。 糸信(しのぶ)…縫い針の付喪神。帯の断片となった桐葉を縫い合わせた。かずやにデレているロリババア4。
◎借用について
この漫画はいろんなところで借用があって、元ネタを探すのも面白い。
そもそも桐葉さんのキャラクターデザインは見た瞬間に「なんか型月の歌月十夜のレンっぽくない?」と思った。作者の絵が変化して今でこそかなり変わっているが。それだけではなく霊交接のくだりも、Fate/Stay Nightで士郎がセイバーに霊力を供給するためにやっていたのと同じである。これ自体は型月のオリジナルではなく、エロゲーにありがちな設定ではあるが、少なくとも元ネタ(おそらく90年代のエロ伝奇小説)は同じと思われ、同じ系譜にあるとは言えそうである。
序盤のギャルゲー編では「ピュアハートにはPC版でX-Ratedが開発された」という設定があったが、これはToHeart2X-Ratedであろう。
獏楽の能力で夢に入る際に「夢であることを思い出すためのアイテム」を持ち込んでいたが、これはどうみても映画インセプションのトーテムである。
最強の呪詛祓いであった母が闇堕ちして息子がそれを倒す、というモチーフはアナキンとルークのようであり、かずやを呪詛祓いとして鍛え上げる桐葉さんのポジションはオビワンのようであり、また奏歌を育てた織小花はヨーダポジションである。やはりこのあたりはスターウォーズからの借用であろうか。
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ぎんしゃむのかわいいインスタ画像は?可愛すぎる男子高校生のwikiプロフィールや本名は?YouTuber「ヘンジンマジメ」所属
ぎんしゃむの年齢や経歴は?女の子に見える男の子は女装はしないメイクだけ!井手上獏系ジェンダーレス男子が急増中!
ぎんしゃむ wikiプロフィールやインスタ画像
名前:ぎんしゃむ
生年月日:2001年12月7日生まれ
出身:大阪府出身
身長:161cm
ジェンダーレス男子として今注目を浴びているのが、ぎんしゃむ。
小さい頃からアンパンマンよりセーラームーン、小学生ぐらいの時からすでに「可愛い」を意識していたそう。
ぎんしゃむが本格的にメイクをするようになったのは中学1年ぐらいからだそうです。
家族や先生にも注意されず、比較的のびのびと自己表現が出来る環境にいたようです。
ぎんしゃむ 恋愛対象は?
恋愛対象は、まだ恋をしたことがないから、男の子が好きなのか、女の子が好きなのかまだ不明なのだそうです。
が、男子からも女子からも告白された経験は…
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漫画備忘録'18
2018年1月〜12月の間にブクログに「読んだ本」として登録した漫画に関するメモが以下続く。99%漫画。
読後すぐ感想を書いたものはそれを見つつ、感想が残ってないものはおぼろげに思い出しつつ…なので、ほぼ感想ですらない備忘録です。
1~2.黒執事(25)(26)
去年くらいに突然黒執事が読みたくなり一気買いしてから、最新刊出たら買う日々。なんで読みたくなったのかは覚えてない。
3~7.変ゼミ(6)~(10)
随分昔に5巻まで買ってたのをやっと完結巻まで揃えた。台詞回しが大好き。TAGRO先生の鍵アカにフォロリクを送ったが断られ、悲しい。
8.25時のバカンス 市川春子作品集(2)
フォローしてるbotが漫画のセリフを定期的に呟いていて、何年も気になっていたので買った。「あのときおまえを助けられるのは私だけだった それがうれしくて 今が永遠になればいいと思った ばかだろう おまえは私を 粉々にしてもいいんだ」
9~10.セトウツミ(2)(3)
これ漫画家さんが掛け合い考えてんの…!?となるほど会話劇が面白く、一体どいういう人なんだよ…と検索するも何もわからない。wikiすらない。
11.JOY
カバーデザイナーさんの宣伝ツイート経由で知り、あまりのカバーの可愛さに一目惚れし購入。絵津鼓さんにハマるきっかけになった一冊。
12.LIMBO THE KING(3)
田中相さんってこういうお���も書けるんだ!と思った、海外ドラマのようなバディストーリーで結構長編になりそう。バディモノ大好き。
13~14.イノサン(1)(2)
中学生の頃に何かで知って、頭の片隅にありつつ読んでなかったのをやっと読んだ。耽美。キスの場面が綺麗で記憶に残ってる。
15.山賊ダイアリー(1)
実際こうやって動物を狩猟している人がいるんだよなあと思うとうまく言えないけど不思議な気持ちになる。作者の実録風になっているので尚更。
16.モキュメンタリーズ(1)
モキュメンタリー大好き!概念を知ったのも今年だったけど。めちゃめちゃ面白い!!ハルタ、層が広いな〜。
17.違国日記(1)
大好きな絵描きさんが大事そうに感想を呟いてたので、知りたくて買った。初・ヤマシタトモコ作品デビューだった。
18~19.私の少年(1)(2)
ちゃんと感想書いてあった。宣伝文から受けた印象より、読みやすい内容でいい意味で驚き。こういう関係性が特殊なものって何かのアクションを起こす時に何でそうなるの?みたいな展開があったりとかで、よく分からなくなっちゃうこともあるけどそういうのが無くて、分かりやすかったらしい。
20.海咲ライラック(1)
貰った漫画。先入観的にこういうのって最後は憧れでしたオチ多いッショと思ってたらちゃんと告白して驚いた。まだ読んでないのに最終話の内容を知っているのだけど、真剣にお付き合いしててハッピー。
21.やっとこ決まった就職先は、SM雑誌の編集部
貰った漫画2。エッセイ漫画節ききまくってた。すごい世界だ。
22~24.ダンジョン飯(1)~(3)
九井諒子先生ェーッ!大好きーッ!九井諒子先生ならではの作風で、ダンジョンに住まうモンスターを食ったり食ったり食われたり。面白くないわけ��ない。九井先生の作品集、読んでほしい。大好き。
25~28.凪のお暇(1)~(4)
1,2巻くらいまでは凪ちゃんに感情移入して、わかるーって思って読むんだけど4巻になると凪ちゃんさえ嫌な女に見えてきて人間、いろいろ考えすぎだね…ってなる。ゴンさんとくっついて欲しい。お願いだ…。
29~30.IN THE APARTMENT(1)(2)
JOYで絵津鼓さんの他作品読みたくなって買った。話がすごくて…。私は全くわからないんですけど、子供を作るってどれほどの重みなのだろう。
31~33.やがて君になる(1)~(3)
これは本当に、1回目読み終わった時良く分からなすぎて感想を書きつつ自分の疑問点の答えを漫画から探して…という作業をかなりやって感想を書いたのでめちゃ覚えてる…。可愛いのだけど難しかった。キャラの感情が10代のソレなのかと思うところがあったり、自分が嫌いな自分を好きにならないでという感情だったり…。難しいね。
34~35.SUPER NATURAL,/JAM
JOYで〜買った。こんな丁寧なお話なかなかないわよ。お付き合いするって色々大変で、でもそれをちゃんと超えていくためには勇気と歩み寄りが大事なんだなあと、思わされる。お話がすごく丁寧なので。
36.終電にはかえします
買ったのかなり昔なんだけど登録し忘れで今年登録したっぽい。表題作かわいい、大好き。それとは別に、泣けてしまう話が入っていて…。幽霊モノは悲しさしかなくてあまり手を出さないため免疫がなくドバドバ泣いてしまう。
37~40.あの娘にキスと白百合を(1)~(4)
関係性萌えの魅力が詰まっているシリーズなので、ちょいちょい関係性が先行しすぎて人間としてどうなの!?みたいなとんでも言動があったりする。でも可愛いのでオッケーです!
41.ボウソウガールズテキモウソウレンアイテキステキプロジェクト
これも買ったのは昔なんだけど…系。百合の王道の一つなんですね、ライバル心燃やす子とそれを余裕でかわしつつその子に興味があるみたいな関係。いいと思います、好きです。
42.ライカ、パブロフ、ポチハチ公
買ったのは…系。片方を片方が救い、救った方を救われた方がまた救う…みたいな光のお話が多い。可愛い。
43.ストレンジベイビーズ
買っ…系。なんか前作を読んでいると違った目で見えるっぽい。
44~45.キャンディ(1)(2)
買…系。嫉妬展開好き。でも、保健室の先生を頼りすぎて闇落ちっぽくなるとこはちょっと面白い。
46~50.あさがおと加瀬さんシリーズ
バイブル。何もかもが好き。一生最新刊を買いたい。一生見ていたい。
51.まんがの作り方(3)
平尾アウリ先生の絵めちゃめちゃ線が細かくて、印刷がめっちゃ荒い…⁈ってなるくらい細かいけど推しが武道館〜だとそういう感じしなくて…。なんかそういうところ含めてまんがの作り方だ〜ってなる。
52.バッファロー5人娘
これ終わるの?このページ数で終わるの?って思ってたら未完だった。「ラブと命、どっちとる?」「あたし、ラブ」この始まり方安野モヨコ先生でしかなくて本当にかっこいい。
53.謎のあの店(1)
読みたいと思ってた時期に読みたいと思いすぎて、買ったのに読みたかったやつだ!ってもう一冊買ってしまいダブっている。エッセイ大好き。謎の店も入る勇気ないのでこういうので摂取したい派なので大好き。
54~59.ヘタリア Axis Powers(1)~(6)
買…系。ロシアとオランダが好きです。
60~63.ヘタリア World・Stars(1)~(4)
ちゃんと読めてない部分と読んだ部分が入り混じっていて感想が書けない…。(週1アプリ連載ゆえに)ロシアとオランダが好きです…。
64.なるほどデザイン
分かりやすかったし、読み物として面白かった。こういう本読むとデザインこんなに考えることあるのかといつも驚いてしまうよね…。
65~66.誰も知らない世界のことば、ことわざ
その気持ちは理解できるけど自分の知ってる言葉ではそれを一言では表せないっていうこの面白さ。そんな言葉でも説明されれば意味がわかるのだから言語が分かれても、同じ人間なのだなあと思う。
67.'80sガーリーデザインコレクション
これも多分買ったのは去年…?いつの時代・どんな世代でも可愛い〜ッ!って思えるデザインすごいなあ。
68.良いコミックデザイン
これも買ったのは昔。今だに全部ちゃんと見てない。この本のカバー好き。
69.PERFECT FIT(1)
たなと先生、どうしたらこんな設定思いつくの?漫画が面白いし絵が可愛いし、表情がめちゃめちゃコミカルで漫画がオシャレ…。続刊楽しみ。
70.勇者ダン
ツイッターでバズっていて、気になって買った。虎死ぬな…。相棒は…殺すな…。
71~72.アフターアワーズ(1)(2)
クラブで出会った2人の恋愛ならではの舞台で話が進んでいって、すごく自然に入り込める。実際どこかでこういう子たち居るかもな〜って思える安心感。
73.ミギとダリ(1)
佐野先生のこのちょっと不安定な四肢のバランス、これじゃないと成り立たないってくらい絵柄と作風がピッタリガッチリはまってるよね…。坂本ですが?とテンションは同じで、雰囲気がちょっとシリアス。結末きになる
74~77.10DANCE(1)~(4)
移籍の発表があったあたりでTLがかなり賑わっていたな〜という印象のみで、2巻まで買ってみたら、お・面白すぎる…!!続きが読みたい…!!と禁断症状が出たのですぐ4巻まで買った。面白すぎる。ダンス、題材として魅力が多い…!!
78~79.スメルズライクグリーンスピリット(A)(B)
どんなラブですか?って思って読んだら、そういうことじゃなかった。ジェンダーものとして読むべき作品ってレビューがその通りだと思いました。
80.鳥籠学級(6)
中学生の時読んでたものを今になって完結巻まで買った。こういう色々問題が起こるたびに上手いこと切り抜けるきらりんレボリューション的漫画、いつになっても好き。完結巻は積読のまま年が明ける。
81~90.よつばと!(3)~(12)
よつばとちゃんが味わう初めての世界に浸り、優しい気持ちになって帰ってこれる漫画。とーちゃんも周りの人たちも底抜けに優しくて、みんな大好き。よつばちゃん、元気に育つんだ…!
91.どうにかなる日々 みどり
志���さんは青い花と放浪息子しか読んでないので初の短編集だったんだけど、性にまつわる色々だった。なんかそういう気持ちで開かなかったので、ちょい性がずっと続く…!?と若干胃もたれしてしまった。タイミングの問題です。
92.金剛寺さんは面倒臭い(1)
育児漫画で知ったとよ田みのるさんのコミックを買った。漫画を最大限自由に組んで描かれていらして、コミカルで読んでいて楽しい。こんな面白い仕掛けよく思いつくな〜。
93.JADE
びっけさん、真空融接が大好きで真空融接春の最後のセリフが本当に好きでそのイメージが強い漫画家さんなんだけど、JADEは終わりたくないけど終わってしまった感があった。獏も買ってあるので来年読みたい。
94~95.月曜日の友達(1)(2)
阿部共実先生は昔見て衝撃を受けた「大好きが虫はタダシくんの」のイメージがあって、どこか不安定な物語を描かれる方…と思っていたので、いやその魅力は確かにあるのだけど…。2巻の見開きのページで気持ちよく感動して、阿部先生ッ!と泣いた。あの後だんだん白くなっていくページに何を込めているのか、考えれば考えるほど阿部先生ッ!と涙が出る。
96~98.合法ドラック(1)~(3)
この2人が…別の世界では…どの2人なんだっけ?CLAMPのクロスオーバー世界観を全て俯瞰して把握したい…。
99.少女美学
この作家さんに対する思い出、めちゃめちゃあるんだけど個人的なことすぎるので省き。その思い出を辿りたくなって買いました。
100~101.昴とスーさん(1)(2)
何かで見て ぜ、絶対読みたい…!となり、期待大で漫画を開き満面の笑みで閉じた。ハルタを定期購読しなければならない理由の1つ。
102.はしっこアンサンブル(1)
新聞の書評で見かけて面白そうだったので買った。面白い〜〜。専門的なことが分からなくても、なんとなく理解できて、要するにすごいんやな!って納得していればついていけるので専門的な話が多いけどスイスイ読める。
103~106.血の轍(1)~(4)
押見さん、惡の華から久しぶりに作品を買ったのだけど絵が、絵がすごい美しくなっていらっしゃる…!とびっくり。
107~108.紅い実はじけた(1)(2)
昴とスーさんで高橋先生の作品に射止められたので、短編集を買った。最高です。
109~110.テンジュの国(1)(2)
乙嫁語りを一気に買った前後だったし、高橋先生の描くラブのト��コでもあったので民族物+新婚夫婦の話という帯を見て買った。漫画の表情って大事だな〜と思った。
111~112.きまじめ姫と文房具王子
文房具好きなので小ネタ知りたいな〜と思って買った。タイトルで王子とされてる人物がぶっ飛びすぎててそれどころではなかった。
113~119.乙嫁語り(5)~(11)
森薫先生ェーッ!もうこの際一気に最新刊まで買おうと思って買って一気読みしたんだけど、なにこの物量と重厚感。漫画を読んだだけでまるでその世界をこの目で見てきましたみたいな心持ちになれる。人物はみんな愛らしくてかっこよくて、大好き…。
120~121.総合タワーリシチ 完全版(上)(下)
随分昔に1巻だけを買ったことがあって、絵が可愛いからいつか続きを買おうと思ってたら完全版が出るほどの月日が経っていた。一昔前の暴力ヒロインっぽくてドタバタ可愛い。これもライバル心を燃やす系なんだよな…。
122.DON’T TRUST OVER 30
確かに感じるものはあるのにそれを言葉にしようとすると、いろいろなものが足りなくて言葉にできない…!面白い、面白くないの軸とは別にTAGRO先生の作品としてどうかとかを書いてるレビューを見ると、そういう言葉で表せるのか…と感心してしまう。
123~125.ルポルタージュ(1)~(3)
特徴的な表紙を何処かで見かけてずっと気になっていたのをようやく買った。これも言葉にするのがちょっと難しい。様々な愛を自由恋愛がなくなりつつある世界を舞台に描く…という感じ。
126~134.恋は雨上がりのように(2)~(10)
いやもう読んだのは先月のことなのですが、2018年出会えてよかった漫画は何か…と思い出を振り返ればこの漫画が真っ先に浮かんできてしまうような作品だった。目の裏が痛くなるくらい泣いた。1巻出た時すぐ買ったのだけど、毎月買うのではなく完結した後一気に読もうと思ってそうしたのは正解だった気がする。
135~144.エマ(1)~(10)
昔親と、じれったく思いながらアニメを見ていたんだけど漫画で読むとまた違った良さがあるなぁ…と思った。全ての人が、それぞれの形で幸せになりますように!と思わずにいられない大団円エンド。
145.Love,Hate,Love.
急に年の差恋愛ものが読みたくなり、調べて出てきたこれをアマゾンお急ぎ便で買った。もっとこの2人の話が読みてえ〜〜となるところで終わり!
146.からかい上手の高木さん(1)
貰った本3。なんやねん!(エセ関西弁)
147.花もて語れ(1)
貰った本4。朗読の話って珍しいよね。なんか少し読みづらくてとっつきにくさを感じてしまった。
148.舞妓さんちのまかないさん(1)
花街が舞台のお話好きで、カバーが可愛いので買ってみた。そこで働く芸者さん志望だったけど訳あってまかないさんになった女の子、というちょっと違う視点で描かれる花街のお話。雰囲気も絵も可愛くて好き。
149~151.長閑の庭(1)~(3)
これも年の差恋愛ものが読みたくなり探したもの。う〜〜〜〜ん、やっぱその若いのが絡んでくるのか、と一筋縄でいかない雰囲気が…。
152~153.天地創造デザイン部(1)(2)
小さい頃おじいちゃんに変な生き物図鑑などをねだって買ってもらっていた頃の気持ちを思い出した。この世には摩訶不思議が一杯だ…!!
154~155.ものするひと(1)~(2)
こういうと、(笑)という感じになってしまうけど創作行為って常にぼんやりと考えているものがあるときパッと煌めいて形になる感覚があって…。だからこの漫画が大事にしている日常の中に「書く」という行為やその元がある感覚っていうのがすごくよくわかるなあと思った。
156.退魔師と悪魔ちゃん
好きなものぜ〜んぶ詰まっていて、えっ⁉︎どうして⁉︎とオロオロしてしまう。一生読みたい。一生見ていたい。
157.はじめのアルゴリズム
すっごい久しぶりに本屋でタイトルが目に入って、裏に書いてあるあらすじを見て面白そうだから買ってみよう〜っていう流れを踏んで買った。なんか母親とのやりとりに既視感があったので前にアフタを買った時に読んだことがある、のかも。面白い、教授が健康なまま話が進むことを願う。
158~159.ハルタ vol.59~60
「煙と蜜」読んでください。現在2話。2月に出るvol.61に3話目が掲載されます。読みませんか?読みましょう。読んでください。
お、おわった…。
2018年に読んだ漫画はこんな感じでした。ブクログの方ではなんかめっちゃ考えて感想を書いているんだけど、すごい疲れるためレビュー率がすこぶる悪く丁寧に思ったことを実直に書いている人見ると憧れる。
来年は読みつつ感想を書き、もっと自分の感情をちゃんと表せるようになりたいです。
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シナリオ『きさらきらきらぎ駅』
【シナリオについて】
3時間程度のクローズドシナリオです。推奨技能は基本の探索技能、2~4人向け。 やる事が若干多いシナリオになります。
【概要】
探索者は電車によって知らない駅に連れて来られます。脱出して下さい。
【あらすじ】
とある魔術師が生贄を集める為、異空間を作成し、その空間を保つ為時を止めた。自分の作り出した空間を調べた魔術師は、覚えのないトンネルを目にし、入って行く。しかしそこは偶然アイホートの迷宮に繋がっており、彼はアイホートの契約を受け入れ雛を埋め込まれてしまう。
魔術師の目論んだ通り電車によって異空間に迷い込んだ七越蓮美は、脱出方法を調べ、夢魔に会う事が事件解決へ繋がる道だと判断し、儀式を行う。しかし夢魔に取り付かれた彼女は夢の世界に囚われてしまう。彼女の夢によって作り変えられた空間は、数日後に控えた結婚式を想起させるものだった。
同じ様に連れて来られた探索者は止められた時間を動かし、蓮美を救出し、無事元の世界に帰る事が出来るのか…? と言う内容のクローズドシナリオです。
【導入】
6月18日。 オフ会でツイッター友達、獏夜れむ(ばくやれむ、本名は鉄屋文子(てつやふみこ)、好きな方を使って下さい)から海外土産だと言って小さな紙袋を貰う。中を見てみると、ドリームキャッチャーが入っている。 この時、探索者のうちの一人の紙袋の中に、ドリームキャッチャーが二つ入っている。獏夜に確認を取るならば「店の人が間違えたのかも、いいよ~もらっちゃって��と言うだろう。
夜、オフ会は解散し、探索者達は電車に乗っている。座席に座った彼らは、突然眠気に襲われるだろう。 そして、目が覚めると知らない駅に着いていた。 激しい雨が降っており、辺りは暗く、時折稲妻が光っている。 新しく綺麗な駅で、看板には「きさらきらきらぎ駅」と書かれている。
時計を確認すると宣言した場合、時刻は11時27分となっている。
◎ホーム
掲示板とベンチがある。
目星:ベンチの下に赤いものが転がっているのを見つける。近付いてみれば、それが折れたヒール部分であることが分かる。
★掲示板
時刻表が画鋲で留められている。何かが書かれているが、うまく読むことが出来ず、見ていると気分が悪くなって来る。SANチェック1/1d2。 剥がして裏を見ると「よるはたやすくまをつれてくる」と書かれている。
※線路を伝って外に出ようとするなら、線路先のトンネルを抜けると元の駅に戻っている。SANチェック1/1d3。
※今後、いつどこの時計を確認しても11:27となっている。複数の時計を確認しそれに気づいた探索者はSANチェック0/1d2。
改札を抜けると、広い空間に出る。右手に駅の出口の様なものがあり、他には「待合室」と書かれた扉と「駅長室」と書かれた扉、何も書かれていない擦りガラスの扉、トイレへの入り口、を見つける。
広い空間:壁際にはロッカーと券売機が並んでいる。
★券売機
きさらきらきらぎ駅発の切符が三種類売られている。ボタンには「60」と書かれている。現金を入れると、転がり落ちて来てしまう。バール等を使って壊そうとしてもびくともしない。 ロッカーで見つけた財布のコインを六枚入れると、切符を買う事が出来る。 切符の種類は「きさらきらきらぎ→終わらず」「きさらきらきらぎ→終わり」「きさらきらきらぎ→狭間」。
★ロッカー
パネルで4桁のパスワードを入れるタイプのロッカー。一つだけ閉まっている。 閉まっているロッカーには「金と同等のもの」と書かれたメモが貼られている。
※閉まっているロッカーは「2327」で開く事が出来る。時は金なり。
★閉まっているロッカー
小銭入れが出て来る。中には1d100枚のコインが入っているだろう。 自販機の下のコインを見ていれば、同じものだと言うことがわかる。
◎出口
鉄柵で閉じられており、鍵が掛かっている。脇には傘立てがあり、数本の傘が刺さっている。 自販機で見つけた鍵で開けることが出来る。
柵の間から目星:草原の様な景色が広がっている。25以下で成功したならば、道の先の方にトンネルが見える。
開けると一面に、草原のような景色が広がっている。 どしゃぶりのそこには一本道が続いており、向こうにトンネルが見えるだろう。 また、道の脇に祠があることもわかる。
★祠
木造の祠がぽつんと立っている。 耐久値は10。STR対抗をするなら11。 破壊すると、雨が止む。自分達の持つ時計が動き出した事にも気付くだろう。
★トンネル
石造りのトンネル。かなり古い様に感じる。
聞き耳:カサカサと何かが動く様な音が聞こえる。
中に入って進むなら、「おーい、その先はあぶないよ」と言う声が聞こえる。振り返ると片足の老人が立っている。老人はそう言うと、その場からすうっと消えてしまう。SANチェック0/1d3。もっと先に進むならば、ふと、何かが転がっている事に気付くだろう。それはローブを纏った様な姿の死体だった。その体から小さな蜘蛛の様な生き物が、皮膚を食い破って出て来る所を目撃する。SANチェック1/1d6。 そして、探索者達は何かが近付いて来ている気配を感じるだろう。顔を上げると彼らは、肉のついてない無数の足に支えられた、青白く膨らんだ楕円形のものを目にする。アイホートを目にした探索者はSANチェック1d6/1d20。そしてゼリー状の目がまばたきをすることもなく探索者を見つめたかと思うと、契約をするか尋ねて来るだろう。拒めばその場で殴打され殺される。ロスト。契約を受け入れればアイホートの未成熟な雛を埋め込まれる。以降はルルブ参照。
◎待合室
ベンチが並んでおり、自販機が置かれている。
目星:隅に工具箱が置かれている。金槌やバール等が入っている。
★ベンチ
目星(無くても見つけてもよい):一冊の手帳があるのを見つける。
6/13 気付いたらよく分からない駅にいた。外に出るドアも開かないし人もいない。怖い。夢なのかな。
6/14…? やっぱり出られる場所は正面の扉、待合室、駅長室しかないみたい。ホームから線路を辿って帰ろうとしたのだけど奥から変な太鼓と鈴の音が聞こえて来て、そしたら具合がどんどん悪くなって、一歩も先に進めなくなった。遠くにタクシーが見えた気がする、のに。大声で叫ぶことも出来ない。
6/15…? 自販機の裏で鍵を見つけた、駅長室の棚か引き出しの奴かな。何かヒントがあればいいのだけど。早くこの夢から抜け出したい。じゃないと間に合わない。
手帳の最後ページのアドレス部分には「七越蓮美」と書かれている。
手帳に目星:6/22に花丸が付けられている。
★自販機
様々な飲み物が売られている。価格部分には10と書かれている。
目星:自販機の下にコインが二枚落ちている。拾ってみると、10と書かれたそれは見た事のないデザインのものであることが分かる。
※この自販機で飲み物を買おうとした場合、手持ちの現金だと何度入れても硬貨が落ちて来る。自販機の下で手に入れたコインでしか買う事が出来ない。
珈琲を買うと宣言した場合、10と書かれたコインで買う事が出来る。 押すと缶と一緒に、大きめの鍵が落ちて来る。 珈琲には「Made in 終わり」と書かれている。 味は至って普通のもの。美味しい。
他の飲み物を買った場合、どれにも「Made in 狭間」と書かれているだろう。 開けてみると酷い腐臭がする。思わず手を滑らせそれを取り落とすと、缶に入っていた血が床に飛び散る。SANチェック1/1d2。
◎駅長室
棚と机、時計がある。
★時計
ドアの上に掛けられた古いアナログ時計は、11時27分になっている。 ずっと眺めていると、秒針は動いているが、短針と長針はいつまで経っても動かない事に気付く。
目星:時計の裏側に何かが引っかかっている事に気付く。椅子を使って取ってみれば、それが鍵であることに気付くだろう。
★棚
鍵のささったガラス製の扉が片方開いている。中には本が詰められている段と、小物の置かれた段がある。
図書館:「夢についての著述」「異空間への誘い」と言う本を見つける。 目星:紋様の書かれた小さな箱が入っている。箱は指輪のケースの様だ。中身は空。夢についての記述を読んでいれば、そこに描かれている紋と同じだと言うことがわかる。
「夢についての著述」
「夢魔とは文字通り、夢をつかさどる魔である。眠りのしるしを左手薬指に嵌め、以下の呪文を唱える事によって、彼らとの接触をはかる事が出来る。」と言った事が書かれており、ページの下には紋様と、呪文のようなものが描かれている。指輪の箱を見つけていれば、そこに描かれている紋と同じだと言うことがわかる。また、その次のページは破られている。
「異空間への誘い」
「生贄を捧げる手段として、最も効率が良いのはその為の空間を作成する事だ。作成された空間は時を止めれば永らえ続け、その場に人を誘い続ける。魔法陣や祠、魔術に関連する物品を使う事で、それは可能となる。稀に作成したものが意図せずして別の空間に繋がってしまう事もあるが、場合によっては冒涜的なものとの関わりを深めるまたとない機会になるだろう」
★机
引き出し付き��机。鍵が掛かっている。上には電話が置いてある。 どこかへ電話を掛けると、遊園地の古いスピーカーから出ている様なひび割れた音で曲が流れているのが聞こえる。
知識1/2、または音楽技能:モーツァルトの子守歌であることが分かる。しかし短調で非常に不気味だ。流れていた曲は唐突に途切れ、そこからツーツーと終了の音が流れる。
鍵開けか時計の裏で見つけた鍵で開ける事が出来る。中にはくしゃくしゃに丸められた紙が入っており、それが本のページだと言う事がわかるだろう。「どの夢にも存在するそれは時として非常に邪悪であり、人間を陥れ、終わらずの世界へ導こうとするだろう。そして覚めない夢に囚われたものは、夢魔の次の楽しみの為の餌となるのである。」と書かれている。
目星:「去る時は珈琲」と言う走り書きを見つける。
◎擦りガラスの扉
扉を開けてみた探索者は驚いて息を飲むだろう。 そこには出来たばかりのショッピングモールの様な建物が広がっていた。 真ん中に噴水のあるその場所にはきらびやかな音楽が鳴り響いているが、人は一人もいない。
※この空間でドリームキャッチャーを所持していなかった場合、CON×5ロール。失敗した探索者は一日眠ったまま���きません。何も出来ないまま丸二日間駅にいると(この世界で時は流れていませんが、KPで大体の時間を計算して下さい)アイホートに襲われます。
目星:扉の脇にパンフレットが置かれており、店の名前を見る事が出来る。
①花屋 おやゆび姫 ②仕立ての人吉(したてのひとよし) ③山中書店 ④左川薬局(さがわやっきょく) ⑤コバヤシマート ⑥郵便局 ⑦Cafe ISANUKI
◎噴水
水が噴き出ている綺麗な噴水。もし水面を覗き込むと宣言したならば、天井が人体や骨を寄せ集めたもので出来ている事に気付くだろう。SANチェック1/1d6。なお、水面越しでない光景を確認すれば、普通の天井が映っているのが分かる。SANチェック0/1d3。
目星:近くにUSBとメモが落ちている事に気付く。メモには「彼女は今、何を望んでいるだろうか?」と書かれている。
①花屋 おやゆび姫
バラやチューリップ、マーガレット、カーネーション等が花瓶にささっている。
目星:棚に白バラのブーケが一つ置かれている。 知識1/2、また本屋で花言葉の本を探すと宣言:これらの花言葉を思い出す、調べる事が出来る。
バラ:「あなたを愛しています」「私はあなたにふさわしい」 チューリップ:「思いやり」「愛の告白」 マーガレット:「真実の愛」 カーネーション:「無垢で深い愛」「あらゆる試練に耐えた誠実」
②仕立ての人吉(したてのひとよし)
鍵が掛かっていて開かない。鍵開けも使えない。店の中はカーテンが掛けられており、覗くことはできないだろう。ここは郵便局の金庫の中の鍵で開ける事が出来る。 中に入ると、探索者達はマネキンに着せられた純白のドレスに目を奪われる。ベールのかぶせられたそれが、ウェディングドレスであることは明らかだろう。
ウェディングドレスに知識:最近の流行りのデザインであることがわかる。古いものではない。 部屋に目星:部屋の隅にパソコンの充電器が落ちている。
③山中書店
図書館:「魅せられし夢」と言う本を見つける。「人の夢は更に人を誘い、その人の夢がまた他人を連れて来る。夢の魔物に憑かれたものが一人でそこから抜け出す事は難しい、と言うのも、夢の世界はひとつだけではないからだ。同時刻、同じ場所に、複数の夢が存在している事は珍しくない。囚われたものは作り上げた記憶の集合体に迷い込んだ人間から、徐々に現実を奪って行く。これらに捕らえられない為の手段として、古くからドリームキャッチャーや獏の置物と言った物がよく使われている。またもう一つの方法として、夢を生み出し続けている元凶を目覚めさせると言う手もある。ただしこれは、他人の精神を読み、本体がどこにあるか、彼らの望みを上手く見つけて不安定な世界へ介入しなければならないため、大変難しい」
目星:雑誌コーナーに女性誌、婦人誌、女性向けのファッション誌しか置かれていない事に気付く。
④左川薬局(さがわやっきょく)
この店だけ明かりが付いていない。鍵はかかっていないので中に入る事は出来る。 中に入った探索者は鼻を突く腐臭に顔を顰め、そして顔をあげるや否や折り重なった死体の山を目にするだろう。SANチェック1/1d4。
死体に目星:積み重なった死体は老若男女様々だが、どの体にも左手の薬指に酷い痣があることに気付く。 医学:どの死体も衰弱死したように感じる。
目星:レジの小銭入れの中に指輪を見つける。サイズは女性もの。 指輪に目星:「hasumi」と彫られている事に気付く。
⑤コバヤシマート
シャッターが閉まっているが、下の方に少しだけ隙間がある。STR(14)対抗、またはバール等を使えば開ける事が出来る。 開けると中はコンビニ。商品が並んでおり、奥にはATMとコピー機がある。
商品を調べる:どれも「made in 狭間」と書かれている。開けてみると腐臭に塗れた人体の一部が出て来る。SANチェック1/1d3。
⑥郵便局
表にはポストが置かれている。中に入るとこちらも無人。
目星:机に紙袋が置かれている。紙袋の中には(探索者の人数×2)枚の白いはがきが入っている。サイズは往復はがきのもの。また、部屋の隅に金庫がある。金庫には「大事な日の為の」と書かれたメモが貼られており、三桁の番号が必要になっている。「622」と入れれば開く事が出来、中には鍵が一つ入っている。
⑦Cafe ISANUKI
こじんまりとしたカフェ。座席の一つに広げたノートパソコンが置かれている。起動しようとした場合、充電が切れている事に気付く。仕立屋で見つけた充電器をさせば、起動する事が出来る。
パソコンにUSBをさす:招待状、と書かれたPDFフォルダが中にある。開いてみればはがきサイズのファイルに「御出席」「御欠席」の欄のある七越蓮美の結婚式への招待状が入っているだろう。
目星:調理場の後ろに勝手口がある事に気付く。
勝手口から出ると、見知らぬ土地が広がっていた。近くにタクシーが止まっている。 そして、タクシーの脇には青年が立っているだろう。どうされました?と彼は聞いて来る。自分のことを尋ねられれば、この近くに住んでいて、駅に来る客を捕まえているのだと言うだろう。地名を聞けば答えてくれるが、彼の言葉がその部分だけ上手く聞き取れない。何度尋ねてもそれは同じである。SANチェック1/1d2。帰りたいと言うとタクシーへの乗車を勧めて来る。強制はされない。 彼の運転するタクシーに乗るならば、何も無い平原を暫く走り出すだろう。そして、ふと探索者は、車内のミラーに映る姿を目にする。そこには形容しがたい怪物の姿が映っていた。ニャルラトホテプの姿を目撃した探索者はSANチェック1d10/1d100。探索者が気付いたのと同時にそれは大きく笑い出し、アザトースの元へと連れて行かれてしまう。ロスト。
※勝手口から出る世界は、駅側の出口から出る場所とまた違う場所になっている。外から駅側の扉を見つける事は出来ない。また、徒歩などでの脱出を試みる様なら、何度もタクシー運転手が乗る様に声を掛けて来る。
【七越蓮美の救出方法】
コピー機でUSBの中身をはがきに印刷し、御出席に丸をつけ(御の部分を消す消さないはまぁ任意で…)ポストに投函する。投函した途端、目の前の景色がぐにゃりと歪み、気付けば探索者達は披露宴会場に立っているだろう。新郎新婦の席にはウェディングドレス姿の女性が座っている。近づいてみれば彼女が虚ろな目をしている事が分かるだろう。また、彼女の目の前の皿には大量のコインが入れられている。
女性に目星、または指を見ると宣言:左手の薬指に黒い指輪がはまっている。
指輪を外させると、周りの景色が崩れて行く。気付けば探索者達は駅の改札付近にいる。(コインを拾っていなければ、足元に散らばっている。)先程見た筈の場所だが、新築の面影はどこにも無く、壁や扉は何十年も前に建てられたかのようにぼろぼろになっているだろう。蓮美は目を瞬かせ、「ここは…?」と驚いた顔で言う。この時、彼女に薬局で見つけた指輪を渡さなければ、自分が指輪を持って無いことに気付き、探さなきゃと言ってモールのあった扉の方へ走りだそうとしてしまう。指輪無しで彼女を引き留めるには説得か言いくるめ。モールへ続く扉を開けると、そこには禍々しい闇が広がっており、おびただしい数の死体が目に映るだろう。これらは夢魔に囚われた人間の成れの果てである。闇の中では見たことの無い怪物が牙を見せて笑っているだろう。これらを目にした探索者はSANチェック1d2/1d6。止められなかった蓮美は闇の中へ落ち、絶叫があたりにこだます。
また、蓮美を連れて行こうとすると、「右足を何かに掴まれている様な感覚がして動きづらい」と言うだろう。彼女の足首を見ると、靄の様なものに掴まれ酷い痣が出来ている。SANチェック1/1d2。これは彼女にドリームキャッチャーを渡す事で取り払う事が出来る。
※御欠席に丸をつけた場合、絶叫の様なものが聞こえモールが崩壊していく。DEX*5に成功しなければ、崩壊に巻き込まれる。ロスト。
【きさらきらきらぎ駅からの脱出方法】
ロッカーの中にあった財布のお金で、「きさらきらきらぎ→終わり」を人数分購入(別の切符を購入した場合、後述)。それを使って改札を通るとホームに電車が止まっている。今にも動き出しそうだ。
探索者にはDEX*5を振って貰う。成功すれば無事電車に駆け込め、失敗すれば電車に転がり込んだその勢いで思い切り転ぶだろう。HP-1d2。ファンブルを出した場合、扉に尻を挟まれたまま電車が発車しだす。HP-1d2+SAN値-1(心の傷)。ラストに緊張感を出すだけの演出なので有無はお任せします。 この時、蓮美がドリームキャッチャーを持っていなければ転んでしまう。振り返った探索者が居れば、足を掴んだ靄の様なものが彼女の体を引きずって行くのを目撃するだろう。彼女の絶叫が響き渡り、そのまま改札の向こうへ消えてしまう。SANチェック1/1d4。探索者が彼女を助けようと駅に残った場合、いずれはアイホートに遭遇する。ロスト。
電車に入ると探索者達は意識を失うだろう。この時祠を破壊していれば、この空間は時間と共に消失するので今後迷い込む人間は出ない。目��覚めるといつもの駅に到着している。トゥルーエンド。祠を破壊しなかった場合、いつもの駅で目を覚ますが、電車を最後に行方不明になった、と言うニュースが時折耳に舞い込んで来る、探索者はあの悪夢の様な空間を思い出しては憂鬱な気持ちになるだろう。ビターエンド。
蓮美を助けた場合、後日、探索者達は教会の近くを通りかかるだろう。 そこにはウェディングドレス姿でブーケを投げる、笑顔の蓮美がいた。
※「きさらきらきらぎ→終わらず」「きさらきらきらぎ→狭間」を購入した場合
終わらず:電車に乗ると突然睡魔が襲って来る。意識が落ちる寸前にこのようなアナウンスが聞こえるだろう。「次は終わらず、終わらずの夢行きです」電車は延々と異界の線路を巡り続ける。もし誰かがまたきさらきらきらぎ駅行きの電車に迷い込んだ時、深い眠りに落ちている探索者達の姿を目にするかもしれない。ロスト。
狭間:電車が動き出し、暫くすると「テケリ・リ、テケリ・リ」と言う音がどこからともなく聞こえて来る。同時に電車の形が失われて行き、異臭が漂いだすと同時に黒っぽい玉虫色で柱状の形をしたものに姿を変えるだろう。ショゴスの姿を見た探索者はSANチェック1d6/1d20。諸々はルルブ参照ですが押し潰されます。ロスト。
【クリアボーナス】
生還 1d4 時間を動かした 1d4 蓮美を助けた 1d4
【余談】
テストプレイの時、「Cafe ISANUKI、逆から読んだら行くな死だからヤバイと思ってた」とPLの方が言われて初めて気付きました。マジかよ伊佐貫トンネル…。正直一番ぞわっとした瞬間でした。
シナリオは以上です。 感想等頂けるととても喜びます。
詐木まりさ @kgm_trpg
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【再掲】アニマル王子「閃華・夏の夜の夢」@武蔵野芸能劇場
※2009年12月の日記の再掲です
アニマル王子の12回公演にいってきましたー!!!!! 「雅・真夏の夜の夢」という過去の公演のパワーアップバージョン! 実はアニマル王子を初めて見たのがこの公演だったので感慨深い…! この公演見て、アニマル王子にハマったんだもんね!
今回は個人的に今までの最高回数参加ですw 4日間7公演中、4公演参加。 おかしいな。そんな予定じゃなかったのにwwwwww とてもとても正直な感想を言うと、 初日は「雅」のほうがよかったかも?てな気持ちもちょっとだけあったんだけど (あれは舞台装置の影響がでかい。 この公演に風姿花伝の舞台はすごくあってた!あっちのほうが花魁道中っぽい あとやっぱり初めて見たステージなので思い入れが…) 回を重ねるごとにステージがパワーアップしてて、 本当に「舞台って生ものだよね!」というのを実感出来た! 昨日の夜公演とか本当によかった。 今日の千秋楽も超楽しみ! 前言は撤回する!本当に本当に素敵でした! さて。ということで。全体の感想~! 今回は前説がぜんさんでびっくり! 毎回のことなんだけど、最前列のっとってるので前説とか超緊張するw 吉原のきまりごとなんかについて軽く説明してくれるので 詳しくなくてもばっちりですね。 私、部屋持ちって知らなかったよ。禿と新造くらいしかしらなんだ。 アニマル王子はダンスも売りなんだけど、 今回は豪華絢爛レビュー!ダンスの本領発揮といった感じですごい華やか。 花魁・新造の方々がずら~~~~!っと一列に並んで踊る様は圧巻! 衣装が前公演よりパワーアップしてたのできらきらしてるんだよ~! シェイク��ピアの真夏の夜の夢を下敷きに 吉原の女郎さんたちの恋と吉原の神様の夫婦喧嘩。 たくさん笑って、でもちょっとホロリときて。 そして最後にはみんなが笑顔になる素敵なお話でした。 ちょっとだけ長いかな?と思わないでもないけど。 いざ始まっちゃうと気にならなかった。 コメディ要素強くて2時間半って聞くと長いなーっておもうのは やっぱコメディに耐性がないからだと思う(^^;; 1つ1つ書き出すと大変な長さになるので(もう十分長いよねw) お気に入りポイントだけ箇条書きで。 (まだ今日の2公演残ってるしね!筋にかかわるほどのネタバレはほどほどに!!) 【衣装&メイク】 ・各々のキャラクターにあった衣装がとても素敵! 春美花魁はかわいさが全面に出てたし、 麗菜花魁は凛とした感じがかっこよかった! 個人的には葉月花魁の衣装が一番好き。あの色合いがとても好き 花魁さんじゃない人はシンプルだったのが逆によかったと思う。 ・メイクは女性陣はいつも以上に華やか。男性陣はシンプル。 個人的には蛇油汰姫のまつ毛が…!重そうで…ww ・白乃丈は髪の毛が!!!! シークレットとのことなので(ブログでもモザイクかかってたw) はっきり言えないけど、大変だったろうなーい…いたくなかったのかな(苦笑) ・蛇油汰姫の髪型がリアル姫カット!すげえw 【キャラ】 ・欄院様がかっこよかったーーーー!!!!! 髪型がとても好みでしたw かっこかわいいかんじ!素敵すぎる ・水戸様は前の日記にもちょっと書いたんだけど、 この間の井の頭でフリーザフリーザいってたからその印象がww でも私水戸様てかDOS♂さん好きなんですよ! 図書様もかっこよかったもん! ・獏はやんちゃっこでかわいかった! 白乃丈より印象が強いのは出てるのが多かったからかな。 「暗闇ちゃーん」ってのがかわいかったw ・蛇油汰姫は今回の泣き担当だったとおもうw 凛としててとても素敵だった…! ・麗菜花魁はものすごくメリハリがあって素敵でした! ステージで目があって毎回ドキマギした。 花魁きれいですよー!だめなんていってないよー! ・一平ちゃんはがんばってたよ!てか度胸あるよね! むしろ私までおかーさんのような気持ちにwww 【シーン】 ・ダンスシーンは本当に圧巻! 毎回最初のほうにダンスがあるんだけど、もちろん今回もあって それは本当に素敵なんだけど 最後のほうでおっきな番傘つかって踊るところが超すてき! ・蛇油汰姫と尾部乃司のシーンはうるっときた!せつない!泣ける! ・個人的には蛇油汰姫の「かかってこいや~!」が好きですwww ・よしのちゃんと四周親方のやり取りはおもしろかったw おなか…wwww 【そのほか】 ・ダンスは本当素敵で、ようかさんさすが!ってかんじ よさこいのようかさんもすげーすてきなんだよね! 今年のドリームよさこいは司会だったので踊ってるの見てないの残念なんだけど 扇つかってたのがすごい好みでした…! ・���間は恒例ゴブリンさん登場。 先行予約特典はあたらなかったので今日に期待してます!お願いします!(念) てか、物まねはネタが分かりにくいかとw 若い子わかんないんじゃw 日本昔話が一番うけたwww ・終演後はいろんな方にお相手していただきありがとうございます ていうか、毎回いっぱいいっぱいで写真とりきってないよ! 花魁のみなさんのお写真がない~!今日こそは…!!!! ・水戸様と欄院様のツーショットは萌えでした。わがままいってすいません! うれしかった……!背中合わせって萌えるね! ・博海様のポストカードをはじめてもらった! 絵、めっちゃうまい!すげえ!!!!!前からもらえばよかった…! 本当はまだかきたいことあるんだけど、 具体的なネタバレ避けるとこれが限度だな… うわっ!すごい長さだ(^^;; 今日まだ2公演残ってます (昼の公演もうすぐ始まっちゃうけど) 千秋楽はまだお席があるっぽいのでぜひ興味をもたれた方は! あ、もういっそ私に連絡くれてもいいよ!wwww 素敵な素敵な2時間半でした。 最近仕事で忙しくてストレスたまってたんだけどさ すっきりしました!さいこう!さいこーう! 次の本公演が1年近く先なのがしょんぼりなんだけど チェーホフとかかいてあったので超楽しみ!(かもめが好きなのです!) 番外公演とか井の頭とかでは見れる機会があるといいなー! さーて。今日もわくわくしながら千秋楽むかいまーす!
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8/23白虎隊自刃の日 誕生日/ルイ16世 高橋ひとみ AKIRA 岡江久美子 ジェームズコバーン 佐藤しのぶ 山咲トオル 藤井彩子 山田隆夫 佐田真由美 誕生日 1754年 ルイ16世 (仏:国王(ブルボン朝5代))Louis XVI[1793年1月21日歿] 王妃は神聖ローマ皇帝フランツ1世と皇后マリア・テレジアの娘マリー・アントワネット。在位中の1789年にフランス革命が起こり、1792年に王権が停止し、翌年処刑された。フランス最後の絶対君主にしてフランス最初の立憲君主である。1791年憲法に宣誓して以後は、称号は「フランス国王」ではなく「フランス人の王」となる。 1769年 ジョルジュ・キュヴィエ(博物学) 1900年 三好達治(詩人) 1912年 ジーン・ケリー(米・俳優) 1912年 宮柊二(歌人) 1917年 伊藤桂一(小説家) 1920年 別当薫 (野球(監督))1988年野球殿堂[1999年4月16日歿] 1928年 ジェームズ・コバーン(俳優) 1949年 リック・スプリングフィールド(歌手) 1956年 益岡徹(俳優) 1956年 岡江久美子 (女優,タレント/大和田獏の妻) 1956年 山田隆夫 (タレント(ずうとるび[解散])) 1958年 佐藤しのぶ (オペラ歌手) 1961年 高橋ひとみ (女優) 1969年 山咲トオル (漫画家,タレント) 1969年 藤井彩子(NHKアナウンサー) 1970年 リバー・フェニックス(俳優) 1974年 雷句誠 (漫画家『金色のガッシュ!!』) 1976年 紫城るい (女優(宝塚歌劇[元](83期))) 1977年 佐田真由美(女優) 1978年 コービー・ブライアント (米:バスケットボール(米レイカーズ)) 1981年 AKIRA (ダンサー(EXILE)) 1986年 崎元大海(タレント 1987年 川崎希 (タレント(AKB48[脱退])) 誕生花は キセランセム、花言葉は“正しい主張” 誕生石は ムーンストーン(moonstone)、宝石言葉は“純粋な愛” 白虎隊自刃の日 1868(明治元)年のこの日、戊辰戦争で会津藩の白虎隊が城下の飯盛山で自刃した。 会津藩では軍を年齢により白虎・朱雀・青龍・玄武の4つの班に分けており、最年少の白虎隊は16歳から17歳までの少年で編成されていた。会津藩等の奥羽越列藩同盟が官軍と戦闘状態に入ると白虎隊も実戦に参加し、越後戦争や会津戦争で死闘を繰り広げていた。 この日、飯盛山にいた白虎隊の士中二番隊員が、城下の町に火の手が上がったのを会津落が落城したものと思い、20人の隊員全員が自刃した。 奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー(International Day for the Remembrance of the Slave Trade and Its Abolition) 国際デーの一つ。1998年にユネスコが制定。 1791年のこの日、フランス植民地のサン=ドマング(現在のハイチ)で、大西洋奴隷貿易廃止の重要なきっかけとなったハイチ革命が始った。 ウクレレの日 [ハワイ] ウクレレがポルトガルからの移民が19世紀に持ち込んだ楽器が原型であることから、1879年にポルトガル移民が移民登録を行った日を記念日とした。 野球の日 [韓国] 韓国野球委員会が制定。 2008年のこの日、北京五輪の野球競技で韓国代表チームが優勝した。 空中での人形芝居が見れる伊奈の綱火(茨城県) ふみの日 歴史・出来事 1868年 白虎隊全滅 1914年 第1次世界大戦、日本はドイツに宣戦布告 1975年 中央自動車道・恵那山トンネルが開通。当時日本最長の道路トンネル #今日は何の日 #パーソナルカラー #カラードレープ #カラーパレット #色見本 #PCCS #ドレープ120色 #パーソナルカラー用品 #テストドレープ #金銀ドレープ #ケープ #カラーシート #カラーチップ #C³ #色のみかた #顔タイプ #顔タイプ診断 #パーソナルカラー診断 #シーキューブ #毎月 #16日 #色の日 #insta_higashinada #神戸市 #東灘区 (パーソナルカラー用品ドレープ、見本帳,PCCSのご用命はc3(シーキューブ)) https://www.instagram.com/p/CENYrb0g9g9/?igshid=io10w4xsmsjo
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1/1元旦 誕生日/杉原千畝 堂本光一 役所広司 ジョン万次郎 増田明美 香山美子 尾崎紀世彦 庄司智春 大友康平 沢田亜矢子 小林恵美 誕生日 1383年 一休宗純(禅僧) 1827年 ジョン万次郎(通訳・教師) 1863年 クーベルタン(近代五輪の父) 1864年 川上音二郎(俳優・オッペケペー節) 1883年 鳩山一郎(政治家・元首相) 1900年 杉原千畝(外交官) 1907年 人見絹枝(陸上) 1919年 J・D・サリンジャー(作家) 1919年 細川隆一郎(評論家) 1919年 田端義夫(歌手) 1924年 マシアス・ンゲマ(赤道ギニア初代大統領) 1925年 大泉滉(俳優) 1925年 中野孝次(作家) 1926年 早乙女貢(作家) 1932年 長門勇(俳優) 1934年 児玉清(俳優) 1935年 角野栄子(童話作家) 1935年 新宮正春(作家) 1935年 倉本聰(脚本家) 1936年 アブドーラ・ザ・ブッチャー(プロレス) 1937年 水野久実(女優) 1940年 加藤一二三(将棋) 1940年 九里一平(漫画家・タツノコプロ社長) 1940年 淡路剛久(法学) 1944年 香山美子(女優) 1945年 ジャッキー・イクス(レーサー) 1945年 ロベルト・リベリーノ(サッカー) 1945年 角淳一(アナウンサー) 1945年 尾崎紀世彦(歌手) 1946年 槇大輔(ナレーター) 1947年 沢田亜矢子(女優) 1949年 Mr.マリック(超魔術) 1949年 高田渡(歌手) 1951年 高橋源一郎(作家) 1951年 夢枕獏(作家) 1953年 国友やすゆき(漫画家) 1956年 大友康平(ハウンドドッグ・歌手) 1956年 役所広司(俳優) 1957年 野呂一生(カシオペア・ミュージシャン) 1958年 しりあがり寿(漫画家) 1959年 ポップコーン正一・正二(タレント) 1960年 中森明夫(コラムニスト) 1960年 塚本晋也(映画監督) 1964年 ジミー大西(タレント) 1964年 増田明美(マラソン) 1976年 庄司智春(品川庄司・タレント) 1979年 堂本光一(KinkiKids・タレント) 1980年 箕輪はるか(ハリセンボン・タレント) 1981年 林智勝(野球) 1983年 小林恵美(タレント) 1987年 ジュンス(細亞俊秀) (韓国:歌手(東方神起)) 1989年 江成正元 (俳優,えなりかずきの弟) 1992年 秋山大河(ジャニーズJr.・タレント) 誕生花は 福寿草、花言葉は“幸せを招く” 誕生石は ガーネット(garnet)、宝石言葉は“真実の愛” 元旦 新年の幕開けの日。年のはじめを祝う国民の祝日。 1948(昭和23)年7月公布・施行の祝日法によって制定された。 「旦」は「日の出・朝」の意味で、「元旦」とは1月1日の朝を指す。 初詣 年が明けてから、初めて神社仏閣に参拝すること。 氏神様やその年の恵方に当る方角の社寺にお参りをして、その年の無事と平安を祈る。「恵方」とは、その年の福徳を司る神「歳徳神」の所在する方角のことで、何事をするにも最も良いとされる方角のことである。 昔は大晦日の夜に社寺にお参りして一度家に戻り、元日の朝になって再び参詣していたが、今では大晦日の夜から出かけて行って、社寺の境内で元旦を迎えるという形も見られる。 年賀 新年の挨拶を述べる為、親戚や知人、上司、近所の人々等を訪れる。 現在では年賀状でその代りをするようになっている。 初日の出 若水 元日の早朝に井戸から水を汲んで神棚に供えること。またその水のことも「若水」と言う。 朝早く、まだ人に会わないうちに汲みに行き、もし人に会っても口をきかないしきたりだった。若水は一年の邪気を除くと信じられ、神に供えた後その水で家族の食事を作ったり、口を漱いだりお茶を立てたりした。 若潮,若潮迎え 元日の早朝、潮水を海から汲んで来て神に供える。 四方拝 天皇が、午前5時半(昔は寅の刻)に束帯を着て神嘉殿の南座(昔は清涼殿の東庭)に出御し、皇大神宮・豊受大神宮・天神地祇・天地四方・山陵を拝し、宝祚の無窮・天下太平・万民安寧を祈る儀式。 (旧)新年 1948(昭和23)年までは「新年」という祝日で、四大節(新年・紀元節・天長節・明治節)の一つとされていた。 少年法施行の日 法務省刑事局が実施。 1949(昭和24)年のこの日、前年7月15日に公布された「少年法」が施行された。 神戸港記念日 1868年1月1日(旧暦1867(慶応3)年12月7日)、神戸港が外国船の停泊地として開港した。 神戸港は、横浜港と並ぶ日本の二大国際貿易港で、神戸市発展の原動力となった。 鉄腕アトムの日 1963(昭和38)年のこの日、フジテレビで『鉄腕アトム』のテレビ放映が開始された。 初の国産アニメだった。 解放記念日 [キューバ] キューバのナショナルデー。 1959(昭和34)年のこの日、キューバ革命が達成された。 歴史・出来事 0646年 孝徳天皇により国政大改革の詔勅が宣布された(大化の改新発詔) 1618年 江戸城の大奥が男子禁制に 1869年 三浦半島・観音崎に日本最初の燈明台 (パーソナルカラー用品ドレープ、見本帳,PCCSのご用命はc3(シーキューブ)) https://www.instagram.com/p/B6wChj3A84s/?igshid=1n8mqwm9sfuhp
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1/1元旦 誕生日/杉原千畝 堂本光一 役所広司 ジョン万次郎 増田明美 香山美子 尾崎紀世彦 庄司智春 大友康平 沢田亜矢子 小林恵美 誕生日 1383年 一休宗純(禅僧) 1827年 ジョン万次郎(通訳・教師) 1863年 クーベルタン(近代五輪の父) 1864年 川上音二郎(俳優・オッペケペー節) 1883年 鳩山一郎(政治家・元首相) 1900年 杉原千畝(外交官) 1907年 人見絹枝(陸上) 1919年 J・D・サリンジャー(作家) 1919年 細川隆一郎(評論家) 1919年 田端義夫(歌手) 1924年 マシアス・ンゲマ(赤道ギニア初代大統領) 1925年 大泉滉(俳優) 1925年 中野孝次(作家) 1926年 早乙女貢(作家) 1932年 長門勇(俳優) 1934年 児玉清(俳優) 1935年 角野栄子(童話作家) 1935年 新宮正春(作家) 1935年 倉本聰(脚本家) 1936年 アブドーラ・ザ・ブッチャー(プロレス) 1937年 水野久実(女優) 1940年 加藤一二三(将棋) 1940年 九里一平(漫画家・タツノコプロ社長) 1940年 淡路剛久(法学) 1944年 香山美子(女優) 1945年 ジャッキー・イクス(レーサー) 1945年 ロベルト・リベリーノ(サッカー) 1945年 角淳一(アナウンサー) 1945年 尾崎紀世彦(歌手) 1946年 槇大輔(ナレーター) 1947年 沢田亜矢子(女優) 1949年 Mr.マリック(超魔術) 1949年 高田渡(歌手) 1951年 高橋源一郎(作家) 1951年 夢枕獏(作家) 1953年 国友やすゆき(漫画家) 1956年 大友康平(ハウンドドッグ・歌手) 1956年 役所広司(俳優) 1957年 野呂一生(カシオペア・ミュージシャン) 1958年 しりあがり寿(漫画家) 1959年 ポップコーン正一・正二(タレント) 1960年 中森明夫(コラムニスト) 1960年 塚本晋也(映画監督) 1964年 ジミー大西(タレント) 1964年 増田明美(マラソン) 1976年 庄司智春(品川庄司・タレント) 1979年 堂本光一(KinkiKids・タレント) 1980年 箕輪はるか(ハリセンボン・タレント) 1981年 林智勝(野球) 1983年 小林恵美(タレント) 1987年 ジュンス(細亞俊秀) (韓国:歌手(東方神起)) 1989年 江成正元 (俳優,えなりかずきの弟) 1992年 秋山大河(ジャニーズJr.・タレント) 誕生花は 福寿草、花言葉は“幸せを招く” 誕生石は ガーネット(garnet)、宝石言葉は“真実の愛” 元旦 新年の幕開けの日。年のはじめを祝う国民の祝日。 1948(昭和23)年7月公布・施行の祝日法によって制定された。 「旦」は「日の出・朝」の意味で、「元旦」とは1月1日の朝を指す。 初詣 年が明けてから、初めて神社仏閣に参拝すること。 氏神様やその年の恵方に当る方角の社寺にお参りをして、その年の無事と平安を祈る。「恵方」とは、その年の福徳を司る神「歳徳神」の所在する方角のことで、何事をするにも最も良いとされる方角のことである。 昔は大晦日の夜に社寺にお参りして一度家に戻り、元日の朝になって再び参詣していたが、今では大晦日の夜から出かけて行って、社寺の境内で元旦を迎えるという形も見られる。 年賀 新年の挨拶を述べる為、親戚や知人、上司、近所の人々等を訪れる。 現在では年賀状でその代りをするようになっている。 初日の出 若水 元日の早朝に井戸から水を汲んで神棚に供えること。またその水のことも「若水」と言う。 朝早く、まだ人に会わないうちに汲みに行き、もし人に会っても口をきかないしきたりだった。若水は一年の邪気を除くと信じられ、神に供えた後その水で家族の食事を作ったり、口を漱いだりお茶を立てたりした。 若潮,若潮迎え 元日の早朝、潮水を海から汲んで来て神に供える。 四方拝 天皇が、午前5時半(昔は寅の刻)に束帯を着て神嘉殿の南座(昔は清涼殿の東庭)に出御し、皇大神宮・豊受大神宮・天神地祇・天地四方・山陵を拝し、宝祚の無窮・天下太平・万民安寧を祈る儀式。 (旧)新年 1948(昭和23)年までは「新年」という祝日で、四大節(新年・紀元節・天長節・明治節)の一つとされていた。 少年法施行の日 法務省刑事局が実施。 1949(昭和24)年のこの日、前年7月15日に公布された「少年法」が施行された。 神戸港記念日 1868年1月1日(旧暦1867(慶応3)年12月7日)、神戸港が外国船の停泊地として開港した。 神戸港は、横浜港と並ぶ日本の二大国際貿易港で、神戸市発展の原動力となった。 鉄腕アトムの日 1963(昭和38)年のこの日、フジテレビで『鉄腕アトム』のテレビ放映が開始された。 初の国産アニメだった。 解放記念日 [キューバ] キューバのナショナルデー。 1959(昭和34)年のこの日、キューバ革命が達成された。 歴史・出来事 0646年 孝徳天皇により国政大改革の詔勅が宣布された(大化の改新発詔) 1618年 江戸城の大奥が男子禁制に 1869年 三浦半島・観音崎に日本最初の燈明台 (パーソナルカラー用品ドレープ、見本帳,PCCSのご用命はc3(シーキューブ)) https://www.instagram.com/p/B6wCJh8BbVu/?igshid=gt5qzl649ttf
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