#乾きリン��
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【鏡音リン・レン】残酷な神々の賛歌【k.TAMAYAN】
Compiled surviving versions of Hymn/Anthem of Cruel Gods by k.TAMAYAN. PV images sourced from this repost of the 2017 version.
Lyrics below cut.
街の片隅に物売りがいる 声を張り上げて何か売っている 人は忙しく通り過ぎてく 物売りの声が響いているよ
イリマセンカ オヒトツイカガ 物売りの声 響いているよ
市場は今日も人だかりができ 食料や日用品を売っている 物売りは隅で花を売っている 誰も買わない名もなき花を
イリマセンカ オヒトツイカガ ネエ、ソコノヒト オハナハイカガ
空しい叫びは何処へも行けず 街の広場に渦巻いている そして人は流されていく 街の広場で渦巻いていく
ほら聞こえるよ 山の向こう 神々の歌 聞こえてくるよ 残酷な神 歌っているよ
街の片隅で物売りは死ぬ 人は気付かずに通り過ぎてく 日が落ちた街に灯りがともる 物売りの花を誰かが踏んだ
ほら聞こえるよ 山の向こう 残酷な神 歌っているよ
誰も知らない物売りが死に 誰も知らない花は朽ちる 神の救いを誰も信じず 山の向こうで死体が腐る
ほら聞こえるよ 山の向こう 乾いた声の 神の賛歌
残酷な神は花を買うよ あの物売りの名もなき花を それを学者に見せびらかして 「新種」と偽り人を惑わす
残酷な神の賛歌が響く そして神はあの花を買う 残酷な神の賛歌が響く そして彼方もあの花を見る
残酷な神の賛歌が響く そして私も あの声を聞く
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リン酸三ナトリウム価格指数: 最新ニュース、トレンド、予測チャート
リン酸三ナトリウムの価格は、さまざまな産業および消費者向け用途におけるその重要性を反映して、さまざまな要因の影響を受けます。洗浄剤、脱脂剤、染み抜き剤としての有効性で知られるリン酸三ナトリウム (TSP) は、水処理、食品添加物、およびさまざまなプロセスの pH 緩衝剤としても使用されます。リン酸三ナトリウムの価格設定の背後にあるダイナミクスを理解することは、これらの分野の利害関係者にとって非常に重要です。
リン酸三ナトリウムの価格を決定する主な要因の 1 つは、原材料、特にリン酸と炭酸ナトリウムのコストです。リン酸は、有限の天然資源であるリン鉱石から得られます。リン鉱石の入手可能性とコストは、地政学的要因、採掘規制、および環境政策の影響を受けます。たとえば、主要生産国でのリン鉱石採掘の制限や、採掘を制限する環境規制により、リン酸の供給が制限され、価格が上昇する可能性があります。炭酸ナトリウム (別名ソーダ灰) は、もう 1 つの重要な入力であり、通常は天然のソーダ灰鉱床から生成されるか、ソルベイ法を使用して合成されます。これらの原材料の入手可能性とコストの変動は、生産コストに直接影響し、その結果、リン酸三ナトリウムの市場価格にも影響します。
生産動向と運用効率も、リン酸三ナトリウムの価格形成に重要な役割を果たします。リン酸三ナトリウムの製造プロセスでは、炭酸ナトリウムまたは水酸化ナトリウムでリン酸を中和し、その後結晶化と乾燥を行います。このプロセスでは、高い収量と製品品質を確保するために、多大なエネルギー投入と正確な制御が必要です。工場のメンテナンスによる停止、技術的な問題、サプライ チェーンの中断など、生産に何らかの混乱が生じると、供給不足とそれに伴う価格上昇につながる可能性があります。逆に、生産効率や収量を向上させる技術の進歩により、生産コストが削減され、リン酸三ナトリウムの価格が下がる可能性があります。たとえば、結晶化技術の改善や反応条件の最適化により、大幅なコスト削減が実現できます。
需要動向は、リン酸三ナトリウムの価格に影響を与えるもう 1 つの重要な要因です。さまざまな最終用途産業、特に清掃および洗剤部門、水処理、食品加工の成長は、リン酸三ナトリウムの需要に直接影響を及ぼします。清掃業界では、リン酸三ナトリウムは表面から油、汚れ、染みを取り除く効果が高く評価されており、家庭用および工業用洗浄製品の人気の成分となっています。同様に、水処理では、リン酸三ナトリウムはパイプやボイラーのスケール形成や腐食を防ぐために使用されています。食品加工業界では、リン酸三ナトリウムをさまざまな食品の乳化剤、増粘剤、pH調整剤として使用しています。これらの業界が拡大するにつれて、リン酸三ナトリウムの需要が増加し、市場価格に影響を与えることが予想されます。
規制要因もリン酸三ナトリウムの価格に大きな影響を与えます。排出を制御し、化学物質の安全な取り扱いを保証することを目的とした環境規制により、生産コストが増加する可能性があります。欧州連合のREACH(化学物質の登録、評価、認可、制限)やさまざまな国の環境基準などの規制に準拠するには、多くの場合、クリーンな技術、排出制御システム、安全対策への多額の投資が必要です。これらのコンプライアンスコストは通常、消費者に転嫁され、リン酸三ナトリウムの価格が上昇します。さらに、水域のリン酸汚染を減らすことを目的とした洗剤や洗浄製品でのリン酸塩の使用を制限する規制は、市場の需要と価格動向に影響を与える可能性があります。
リン酸三ナトリウムの価格をリアルタイムで追跡: https://www.analystjapan.com/Pricing-data/trisodium-phosphate-2421
生産プロセスの技術的進歩も、リン酸三ナトリウムの価格に影響を与える可能性があります。生産効率を高め、収量を増やし、エネルギー消費を減らすイノベーションは、コスト削減につながります。たとえば、高度な中和および結晶化技術やより効率的な乾燥方法の開発により、生産コストを下げ、生産量を増やすことができます。これらの技術がより広く採用されるにつれて、リン酸三ナトリウムの価格を時間の経過とともに安定させるか、下げる可能性があり、早期導入者に競争上の優位性をもたらします。
市場競争は、リン酸三ナトリウムの価格に影響を与えるもう1つの重要な要因です。複数のメーカーやサプライヤーが存在すると競争が促進され、企業が顧客により良い価値を提供しようと努力するにつれて価格が下がる可能性があります。ただし、合併や買収による市場統合により、市場プレーヤーの数が減り、競争が減って価格が上昇する可能性があります。大きな市場シェアを持つ企業は、価格戦略に大きな影響力を及ぼし、市場全体の動向に影響を与える可能性があります。
ANALYST JAPAN
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フェアウェル・ユア・テール
はしがき
この砂浜に流れ着くものを、すべて覚えておきなさい、と。 遠い昔、レラは僕にそう言った。 暗い夜だった。月も星も、雲が覆い隠していた。昼間のスコールのせいで、空気は水を含んで重く、じっとりと暑かったのを覚えている。
砂浜は、僕らの家からゆっくり歩いて十五分ほどのところにあった。レラは毎日、日が暮れたあとにその砂浜まで歩いた。彼女は年齢を重ねる過程で脚を悪くして、このときは杖を使っていた。僕はいつも片手にランプを持ち、もう片方の手はレラのために空けていた。
かつてこの島に住んでいた人たちは、この砂浜から船を出して魚をとったり、タロ芋やヤシを育てたりして生活していたという。けれども、このときにはもう、みんな島を出てどこかに行ってしまっていて、この島で暮らしているのはレラだけだった。
砂浜に着くと、僕はランプを置いて波打ち際を歩いた。そこにはいつも、様々なものが流れ着いていた。僕はそれをひとつずつ確認した。何かの基盤や、透明なセラミックや、ゴム片や金属片は、すべて誰かの持ち物だったはずだ。リン酸カルシウムの塊は、きっと何かの骨だった。もとの姿を僕は知らない。そのままの姿を記憶するしかない。
「なぜ断片的なものばかりがここにあるの」 僕は問うた。レラはまっすぐに水平線を見ていた。 「波が、余計なものをすべて洗い流してしまうのだろうね」 彼女はそう言った。 「人の意思、目的、そして記憶も。そういう、意味あるものをすべて洗い流せば、人がただ生物としての営みにおいて作ってきたもの、その断片でしかなくなる」
砂浜に置かれた���ンプの小さな火が、その年老いた横顔を揺らしていた。短いくしゃくしゃの髪は、ほとんど真っ白になっていた。
僕は、彼女の言葉を解析する。 「海を渡ってくる過程において、人間が与えた意味は奪われ、消失するということ?」 「そう。そういうこと」 レラは頷く。 「なぜ、海は意味を奪うの」 「奪う? 違う。そんなものは初めからなかったんだよ。幻が洗い流されて、あらゆるものは物質へと還っていく」 「僕が記憶するべきなのは、その物質」 「そのとおり」 「意味や、記憶ではなく」 レラは頷いた。僕は、それ以上問わなかった。
その日から少しして雨季が終わり、短い乾季が訪れ、朝晩に冷えこむようになった。レラはあるとき熱を出して寝込むと、そのまま体調が戻らなくなった。そして乾季が終わり、また次の雨季が始まる頃、夜から朝にかけて、浅い眠りと覚醒を繰り返しながら、ゆっくりと命を手放した。
彼女の遺体を焼いて、灰を海に流すと、この島にはもう誰もいなかった。 家の中には沢山の機械があり、常に重々しい音が響いていた。レラが生涯を捧げた研究のための機械たちで、彼女が死んでからも止まることはなかった。それらを動かし続けることが、この先に続いていく永遠の中に置かれた、僕のとりあえずの仕事だった。
砂浜には、意味を失ったものたちが変わらずに流れ着いていた。 僕は、この海の向こうがどうなっているのかを知らない。レラがどこへ旅立ったのか知らないのと同じように。
もしかしたら、この海の向こうにも、もう誰もいないのかもしれない。この島と同じように。この島でレラと暮らしている間に、みんな死に絶えてしまったのかもしれない。 そのことに思い至ったとき、僕は叫ばずにはいられなかった。 肺が裂け、喉が擦り切れるまで、僕は叫んだ。 海の向こうへと、まだ知らない誰かを呼ぶように。
次へ>
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2023年9月発行予定 B6/本文394P/1100円
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浴室+浴室乾燥機クリーニング 新潟市
今日は浴室+浴室乾燥機クリーニング🎵 あいにくの雨模様ですが外に出る必要のないメニューでした🙌 浴室乾燥機は古いTOTO製。 色んなメーカーで色々な造りのものがあるので結構戸惑ったりします😅
浴室の汚れ具合は水垢はついて���るものの、シリカスケールのような感じではなかったです。 清掃ポイントの一つの水栓金具❗️ うろこ状の水垢が付いてしまうと、落としにくくなっちゃいます❌
業者によってアプローチの仕方も違いますが、ウチは擦りと洗剤の併用。 洗剤の能力に頼り切っちゃうと素材を傷めてしまいますね。 今日は、万能なリン酸入り酸性洗剤+カビ取り剤でキレイにしました✨
今日のランチは現場が源七 くろとり食堂に歩いていける距離でしたが、あいにく「力つきました」の看板、らぁめん優雅に行きました。 ラーメン美味しく、ライス無料ですが食べ残し厳禁です(店主さんに言われます) 今日、浴槽コーティングの注文いただきました❤️ 今までは浴室クリーニングのオプション扱いでしたが、コーティングだけ頼みたい方が結構いらっしゃったので単品でも、ご注文承ります(研磨も単品注文可にしました)
新潟のハウスクリーニングなら、おそうじ本舗 新潟茅野山店 https://www.osoujihonpo.com/shop/detail/5572
≪lineでの注文やお問い合わせはこちら≫→https://lin.ee/uTtdicy
#浴室クリーニング #新潟市
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子供の頃嫌いだった野菜 春菊
春菊の旬は葉と茎がやわらかくなり、出荷量が増える11月から2月ごろです。
今では通念を通して出荷されますが、その量が増え始めるのは11月ごろ。
12月、1月をピークに2月ごろまでは取扱量が多い季節です。
そんな秋から冬にかけて旬を迎える春菊は、鍋料理に欠かせない野菜の一つです。
春菊には冬の乾燥からお肌を守るβ-カロテンやビタミンCが豊富に���まれ、美肌効果に役立つ食材。
とか言ってますが、実は私子供の頃は鍋に春菊が入っているとブルーになっていました。
今は大好きとまではいきませんが、普通に食べられるようになりました。
あの独特な香りや味があり、大人の方でも苦手な方もいますが、調理法を工夫して春菊の効能を楽しんでみませんか。目次
春菊の栄養成分と効果
春菊の栄養成分と効果1・β-カロテン
春菊の栄養成分と効果2・ビタミンC
春菊の栄養成分と効果3・カリウム
春菊の栄養成分と効果4・ミネラル
春菊に期待できる効果
春菊に期待できる効果1・美肌効果
春菊に期待できる効果2・免疫力アップ
春菊に期待できる効果3・胃腸の健康
春菊の保存方法
最後に
関連
春菊の栄養成分と効果
春菊の栄養成分と効果1・β-カロテン
体内でビタミンAに変わり、髪や視力の健康を保ったり、皮膚や粘膜を守って肌荒れや乾燥肌の予防に役立ちます。
春菊(葉・ゆで)100g中にはβ-カロテンが5300μg含まれています。
他の緑黄色野菜に含まれているβ-カロテンと比較すると、
小松菜(葉・ゆで)100g中で2800μg
水菜(葉・ゆで)100g中で2100μg
���ので、β-カロテンの含有量が多いことは歴然です。
春菊100gで、成人が1日に必要なビタミンA所要量をとり入れることができる計算になります。
春菊の栄養成分と効果2・ビタミンC
細菌やウィルスの抵抗力を高め、風邪やアレルギーの予防に働きます。
ビタミンAとともに皮膚や粘膜の健康を維持し、シミ・しわを予防してくれます。
春菊の栄養成分と効果3・カリウム
体内のナトリウム(塩分)を排泄し、むくみの改善・高血圧の予防に効果があります。
春菊の栄養成分と効果4・ミネラル
鉄・カルシウム・マグネシウム・リンなどのミネラル成分を豊富に含み、骨の形成に役立ちます。
春菊に期待できる効果
春菊に期待できる効果1・美肌効果
ビタミンAは皮膚の健康や粘膜を守る作用があり、肌荒れの改善、乾燥肌の予防に効果を発揮してくれます。
春菊に期待できる効果2・免疫力アップ
豊富に含まれるビタミンCは体内に侵入した病原菌やウィルスを退治する作用があり、免疫力を高めてくれます。
春菊に期待できる効果3・胃腸の健康
春菊に含まれる独特の香り成分は胃もたれを和らげたり、消化不良を改善したりする作用があります。
春菊の保存方法
春菊は冷凍保存が出来ます。
春菊は生のままでも冷凍できますが、下ゆでしてから冷凍した方が食感や香りを保てます。
解凍後の調理で熱が加わるので、固めにゆでるのがコツ。
鍋物や味噌汁の具材にする場合は、凍ったまま入れてOK。
おひたしやナムルにする場合は、電子レンジで加熱し、解凍してから使ってはいかがでしょうか。
最後に
独特の味と香りのある野菜ですが、免疫力を高める栄養素が詰まっています。調理法を工夫して春菊の栄養をとり入れてみてはいかがでしょうか。
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The Sequential Vector
追悼デイヴ・スミス そして祝Sequential TRIGON-6発表
「You've got to keep moving forward.」 「いっつも前を向いて進んでいかなきゃね」 (上段:Dave Smith Instruments PRO2英語取説より。 下段:同Nemo版超訳)
上記、レジェンダリー・エンジニアのお言葉。
そりゃ確かにほんまにほんまに新しいものを作ったのかと詰め寄られると、ものすごくざっくり申し上げるならMoogと言えどパテントをとったのはトランジスター・ラダー型VCF回路のみ。名門Sequential社を興したデイヴ・スミスに至ってはありものの組合せで済ませているわけだが、ただその組合せ方というかアレンジが絶妙に新しいと言える。
事実Prophet-5が名機なのは決して日本でYMOおぢさんらが神格化して礼賛するからではない。過去は知らない。歴史なんてどうでもいい。今ここで実際に音をつくってみると何をどうひねってもどこをどうひねっても面白い音がするからだ。スイートスポットが広い、もはやスイートゾーン?
電子楽器の司馬遼太郎をめざす者と言えど、名刀その切れ味その音色あざやかなるを知るのに歴史は無用。切り捨て御免。そしてそれを音に語らせるデイヴ・スミスの名機、その数々。
そのデイヴ・スミスが口ぐせのようによく言うのが冒頭に掲げた言葉:
「You've got to keep moving forward (いっつも前を向いて進んでいかなきゃね)」
だから基本的に復刻はしない。Prophet-5 Rev4? あれって復刻? Rev4ってことは新バージョンなんちゃうのん? 俺様だけがプロフェットを次のステージへ持っていける、どこぞのパクリ屋とは違うぜ!というやばいメッセージ。真似されるくらいならセルフカバーする。しかも単なるカバーにあらず、永遠��進化し続けるプロフェットその最新版。その生みの親としての誇り高き宣言がRev4。その象徴的な橋頭堡がRev3で止まらずにRev4まで回るVintage Knobだとしたら?
しかもRev4が全てそろって安定して理想状態だったとしても、何をどうそろわせるか、どう安定させるかにはメーカーの意図があり���その帰結たる音はメーカーからのメッセージなわけ。だって揃った結果が面白くない凡庸な音だったら意味ないし、そこはメーカーが描く理想の音を込める余地があるはずです。
最新型プロフェット5ことRev4サウンドに未来を聴く、ベクトルが指し示す未来を聴く。
しかも彼はつねに新しい機種をつくる。だから彼のラインナップは統一性が無く、ありていに申し上げれば散らかし放題すっちゃかめっちゃか。把握しづらい。MaxとかTetr4とかってあったよね? マルチティンバーのフルアナログシンセ、操作性に難ありで消えてしまった。でもそれら無秩序な機種ラインナップは、ほとばしる彼の創造性が描く樹形図なのだ。だからどの機種もみんな骨太の個性派ぞろい。理解するには難しく、発散はなはだしく、安易に飛びつこうものならやけどするぜ! でもオキニの機種が見つかれば一生もん。
生い茂る精鋭のラインナップ。100人中3人しか振り向かないかもしれないが、その3人のハートはガッツリわしづかみにして離さない。そしてこれを生み出したSequentialというメーカーが示したベクトルを、そのファウンダーへの追悼として描いておきたい。前進あるのみ!と微笑む彼のためにも。私たちが前進するためにも。
♬ ♬ ♬
「たまたまいろいろ作れてしまう人」
デイヴィッド・ジョゼフ・スミス(David Joseph Smith)はミュージシャンではない。ホビイストである。
ボブ・モーグならテルミン、ロジャー・リンならギター、皆さん立ち返る原点があるのであり、だからこそボブさんがMoog社を再起動させるべく最初に作ったのは現代版テルミンであり、ロジャーはlinnstrumentという近未来的フレット楽器に回帰した。
しかしデイヴ・スミスには回帰する楽器がない。彼は趣味としてギターやベースをたしなむ程度。ピアノはもっと適当。お気楽な感じで仲間とバンドを組んでギターを弾くことはあってもガチなプレイヤーではなくホビイ。
ホビイといえば彼、なんとスポーツ大好き人間。のちにハワイのアイアンマン世界選手権なるトライアスロン競技大会に参加したこともある。とかくサイクリングに登山、趣味がアスリートであった。さわやかですねぇ。
たしかに彼が暮らしていたサンフランシスコ湾岸には、すでに60年代から人工知能を開発していたスタンフォード大学があり、やはり60年代から同大学にてチョウニング博士がFM音源を研究していたのであり、同地域にはかのMoogとならぶシンセの始祖なのにぶっちぎりとんがりすぎた影のシンセメーカーBuchla社もあり、天才デイヴ・ロッサムが大好きなキメるヤクから名付けたE-mu社、シンセのチップメーカーとして押しも押されもせぬ存在となるCurtis社、そして充実した濃いぃ内容を誇る米国キーボード・マガジンの本社も生まれたばかり。
この、やがてはシリコンバレーへと変貌してゆく最先端ハイテク産業エリアにて、既存の体制に反発する若者たち、ヴェトナム反戦、ドラッグでトリップ、ラヴ&ピース、いぇ〜いとなっていたアメリカ西海岸カウンターカルチャー反骨精神がぱんぱんに充満する中、毎日まぶしい晴天、からっと乾いたカリフォルニアの風がそよぐ空の下、のびのびと自由な空気を胸いっぱいに吸いこんですごす彼デイヴ・スミスは、それでもごくごく普通に航空産業ロッキード社のソフトウェア・エンジニアとして暮らしていた普通の二十代の若者なのであった。
ただハードではなくソフト担当であったというところは、やはりデジタル産業シリコンバレーto beな場所に負うところが大きいのかもね。それに彼は1950年生まれ。のちに西ドイツでPPGを興したヴォルフガング・パームとタメ。戦前生まれのロバート・モーグやトム・オーバーハイムと比べても戦後生まれかつ15歳ほど若い、よけいデジタルには馴染みがあったであろう。しかも同い年のヴォルフガング・パームが子供のころから既にフォースが強い選ばれし者だったこと、それが鬼気迫るぶっちぎりの最先端をつっぱしる鬼才発明家になったことを思えば、対照的にデイヴ・スミスはただのおおらかメリケンなホビイストというところから、のほほんと始まったのだ。
そんな彼が仲間からすごい楽器が新発売されたから見に行けよと言われ、わけもわからず楽器屋でご対面したのが発売されてまだ日も浅い初期ロットのMinimoog。音楽とエレクトロニクスの出あいもん、むぅっちゃ新しい! でもしょ〜もない新車が一台買えるくらいの値段もする。道楽がすぎたのであろうか彼はロッキード社員融資を使ってなんと1台お買い上げ! ホビーのために融資までしてもらって迎えられたMinimoogさんも幸せ。まだ手元にあるとかって言ってなかったっけ。
自宅で趣味まるだしにMinimoogで音を作ったり弾いたりしているうちに、自分用に周辺機器がほしくなったデイヴ・スミス。ひとまずちゃちゃっとガジェットをこしらえてみたものの、ひょっとして他にもほしがる人がいるかもしれない、ふとそう思って売り物になりそうなものを作ってみた。
彼が最初に作ったのは16ステップ3チャンネル・アナログシーケンサー。なんでって当時シーケンサーと言えばでっかくて高価なMoog 960アナログシーケンサーしかなかったから。それに手弾きしなくて鳴るってのもホビイストにとっちゃあ、うれしいかもね〜。
ただ、この時点で彼はあくまでユーザーとしてつくってみただけで、決してガチなメーカーとして作った覚えはない。
そもそも彼は楽器メーカーを興す気などまるでなかった。自作シーケンサーなどのガジェットは週末にこしらえるウィークエンド・プロジェクトとして作って売ろうと思ったまで。二次創作にも近いのかもしれない。
ともかく小さく安く作ってみたのがModel 600。屋号はSequential Circuits。シーケンサーつくったんだからSequential(シーケンシャル:順番に動作する)、でも他にもなんか将来つくるかもしんないし音楽とか楽器とかじゃないかもしんないし其のうちパソコンを使った何かも作ってみたいなぁ取り敢えず漠然とCircuits(サーキッツ:いろんな回路)、ほんでSequential Circuits(シーケンシャル・サーキット:順番に動作するいろんな回路とかまぁそのあれだそのうちいろいろなんや知らん作るんちゃうかぁくらいには思てます的な:超訳 by Nemo)。
名前に含みをもたせただけのことあって早速おもしろいのはModel 600に「Sequencer and Complex Wave Generator」とサブタイトルをつけたこと。というのも一足早くE-muを立ち上げていた天才デイヴ・ロッサムの門を叩いてアドバイスを乞うたところ、流石ロッサム、シャープな切れ味するどく彼が言うには
「あんたにとっちゃゼロから設計すんのってめんどっちぃだろうからさぁ、うちのE-muモジュラーで使ってるちっちゃいVCOサブモジュールあげるよ、それ使いな。Moogのよりピッチが安定してるぜ、岩みてぇによぉ♬ 」
ってな感じで気前よく譲ってくれたおかげでそれを組み込んで設計。
かくして単なる16 ステップ x 3チャンネル・アナログシーケンサーとしてのみならず、可聴域でぶん回せば最大48ステップで1周期を描く複雑波形オシレーターとしても使えるようにしてみた次第。ぶん回しながらリアルタイムでノブをひねっていけばどんどん波形が変わるんじゃね? もうこれ1基だけでモノシンセたりうるポテンシャル。さしずめ自由波形ジェネレーター! その自由過ぎる波形こそがSequential初のシンセサイズ、その自由すぎる産声だったのである。
基礎技術に長��た天才テクノロジー野郎デイヴ・ロッサム。 応用技術に長けた天才ホビイスト野郎デイヴ・スミス。 技術開発と商品開発。 テクノロジーとプロダクト。 2人のデイヴ。 2人のエンジニア連携プレイお初。
アナログシーケンサーなのに高速回転させれば音が出る!というのでツウな数寄者たちからは「なんやしらんえらいまた若いもんが気の利いたおもろいもんこしらえてきよったで」と噂になったのだとか。
この時点でもまだ楽器メーカーを興す気など毛頭ない、ただ単に「たまたまいろいろ作れてしまう人」。
え、ちょっと待って。さっき「其のうちパソコンを使った何かも作ってみたいなぁ」って言ぅてたけど、それって70年代巨大メインフレーム・コンピュータービジネス?まさかメインフレームでDTM?いやいや、まだまだこの時点ではば〜くぜ〜んとして、クラウドなみに雲をつかむような話。
このフォーカスも定まらないままになんとなぁ〜く作れちゃう、しかもソフトも作れてしまうというところが、彼をしてカテゴリーを超えた間口の広さを与え、その間口の広さが業界標準となった名機シンセやはたまた世界標準となった通信プロトコルなどを発明せしめることになろうとは、だが誰が予想しえたであろう。
しかもデイヴ・スミスの場合、それらは気の利いたものなのだ。分かってるねぇ!と思わせる気が利くアイテム。これがデイヴ・スミスを生涯つらぬくひとつの通奏低音となる。エンジニアに止まらないアーティスティックなセンス。しかもなんとなぁ〜く作れてしまう。漠としていることは、漠然としていることは、だからこそ実にさまざまな可能性をはらんだ胎動なのであった。だいたい自由波形ジェネレーターが最初のプロダクトだったなんて、自由すぎて素敵じゃないですか。
「たまたまいろいろ作れてしまう人」デイヴ・スミス。
ベクトルが自由な人であるがゆえに許容範囲も広いふところ深い天才ホビイスト、その自由すぎるシンセよちよち歩き、初めてのお使いのようなスタート、とにもかくにもその幕が、ひょとしたら本人すらもが分かっていないまま、ぽわ〜んとここに切って落とされたのであった!
♬ ♬ ♬
「たまたまいろいろと解が見えてしまう人」
ウィークエンド・プロジェクトとして作ってみたModel 600。とはいえ売り物にする以上、それなりに数を作らないといけない。するとアナログなのでいちいちハンダこてこてめんどっちい。そこでデジタル化したのが弐号機デジタルシーケンサーModel 800。さすがソフトウェア・エンジニア、やっぱデジタルですよ。
さらにプロのライヴで坊やがMinimoogのノブをいちいち目盛りみたくバミってるのを見て、MinimoogやARP2600の音色を部分的に記憶してくれるプログラマーModel 700を開発。目盛りはメモリー。そして「部分的に記憶」というのは音色パラメーターをすべて完全再現するわけではなく、要はCVをいくつかデジタルメモリーに記憶しまとめて一括でシンセへ送るだけ。裏を返せばどんなモジュラーシンセでも部分的に音色設定を記憶できるという、これまた気の利いた粋なアイテム。
Model 700で明らかなように「たまたまいろいろ作れてしまう人」とは「たまたまいろいろ見えてしまう人」でもあった。即ち「それ、こうやったら解決できるよ」というソリューションが見えてしまう、目的と方法ともに見えてしまう透視力を持った天才。
しかもコスト意識のおかげでむやみに仕様を広げたりしない。このバランス感覚は肝要。フォースが強すぎるあまり採算度外視して会社をつぶすヴォルフガング・パームでもない。ヴォルフガング君なら自由波形ジェネレーターを8つそろえていきなり8音ポリ自由波形しかもフィルターレス波形わしづかみシンセをつくらんとして、それはそれでぞくぞくする音、めまいがするお値段、すべてが前人未到の極北プロトタイプだったやも?
かくしていろいろ見えすぎるも、それに対してぽんぽんと気が利くデジタル・ガジェットをこしらえる楽しき日々。
そこへごろんごろんとロール・アウトしてきたるは、ついに出たプログラマブル(音色を保存できる)ポリシンセ実現のための三種の神器すなわちCPU Z80、SSM社製音源チップ群、そしてE-mu謹製デジタルスキャニング・キーボード。でも「たまたまいろいろ見えてしまう人」デイヴ・スミスにとっては、そんな気の利きまくったものをつくるなんてあまりにも自明の理すぎてきっと大手資本MoogやARPがとっくに開発すすめてるにちげーねーってんで放置プレイ。
ところが数ヶ月たっても誰からも何も音沙汰がないゆえ「ならボクがやってみることにした」のが、たまたまいろいろ見えてしまう人が思いついた史上初CPU制御式プログラマブル・ポリシンセ、その名もModel 1000。
そしてこのころには数名を雇えるくらいには彼のものづくりも進展。よって彼はロッキードを退職、ようやく楽器メーカーに専念すべく腹くくった。さりとて個人商店であり零細ガレージメーカーにすぎ��いSequential Circuits社。そのModel 1000設計にはE-muの天才テクノロジー野郎デイヴ・ロッサムにも助けてもらった。そもそもロッサムはSSMチップの設計にも関わっていたし、同じくロッサムが作ったデジタルスキャニング・キーボードに至ってはよけい貢献。
試しにブレッドボードで1音だけシンセを組み上げてみたらさすが名器SSM、良い音がする♬ コスト意識から5音ポリ。複雑な音も出せるようVCOとEGを流用して周波数変調を実現。しかもソースとディスティネーションとが1対1ではなく1対「多」で変調かかるがゆえ「ポリ」モジュレーションと命名。外観はMinimoogにインスパイアされ木部が美しいアートな仕上がりに。思わず見とれてしまうね。
と言いつつ誰にも見せなかったのだが、ふと試作をリック・ウェイクマンにだけ見せてみたら 「これは型番ではなく、ちゃんと名前をつけるべきだ」
さっそく小さな社内でブレスト。いろんな候補の中にはSeerという名前も出てきた。
・予言者:Seer。未来を予見して語る者、予言者=予見者 ・預言者:Prophet。未来だろうがなんだろうが関係なく、とにかく神の言葉を預かって人間へ伝える者。神の言葉を預かるから「預」言者
どちらもデイヴ・スミス本人の案らしい。
1978年1月、ナムショーでデビューすることになったModel 1000。
しかも当日の朝までかかって徹夜で試作機の不具合を直し、ようやく昼下がりにそれを脇にかかえてナムショー会場に飛び込んだ27歳デイヴ・スミス。
広大きわまりないコンベンションセンターにて開催されるナムショー、いくつもの大ホールにまたがる展示会場。なんせアコースティック楽器もエレクトロニック楽器もメーカーの皆さん出展、スコア出版社に至るまで出展するのだから、ホールがいくつあっても足りないくらい大規模な音楽産業すべてにまたがる祭典、見本市というにはあまりに壮大。
そんな居並ぶ大ホールのひとつにこれまた巨大な地下ホールがあり、そこへエスカレーターで降りながら見渡すと毎年おびただしい数のガレージメーカーたちが蜂の巣みたいに細かくブースをぎっしり並べ、全体でうわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜んと群衆のざわめきが飽和し、まるでスターウォーズのエイリアンたちによる有象無象のガジェット市場のようでわくわくどきどき、目にしみるような色彩コントラストと異形の機械たちと雑多な騒音とで充満するホール、あふれる思いに目頭が熱くなる、広がるパノラマ、そのさなかへエスカレーターでゆっくり舞い降りて埋没するように着陸するちっぽけな自分。
そう、歴史とは、名もなき群衆のものではなかったか。群衆こそが、歴史の真の主役ではなかったか。
だが時として漆黒の闇の中から思わぬダークホースが躍り出る。そしてその無名の英雄たった一人に全世界が熱狂して湧くことがある。
それこそ太古の昔、初めて陸に上がって空気にあえいだ肺魚のごときモノシンセMinimoog。そして果てなき大空を初めて征服した始祖鳥のごときプログラマブル・ポリシンセSequential Circuits Model 1000。やがては大海の覇者となる鯨類が突如として浮上するがごときEnsoniq Mirage。あるいはモノマネする知恵と学習にめざめたヒトザルのごときClavia Nord Lead。直近では学ぶ機械というものを目撃するかのごときASM Hydrasynthなのか。
あげくの果てに、眼前に呈された現実を目の当たりにしてもなお
「なんだミニモーグをポリフォニックにしただけじゃね〜か〜ぁ」
と、地下ホールの一角にて大山鳴動ねずみ一匹とばかりに笑い飛ばし片付けてしまった地上界から降りてきたつもりの既存列強メーカーたち。名もなき新人が天界から彗星のようにワープアウトしてきても、まだその意味するところを見抜けなかった地上の大人たち。
上を見ろ。さらに上がある。
若き預言者の顕現。
そのあとの伝説はYMOおぢさんならずともご存知であろう。そう、名機中の名機Prophet-5の誕生であった。
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「たまたまピンチが逆に次の時代をつくってしまった事」
さぁ、イケるとは思ったけどいくらなんでもこんなにたくさん!?という大量受注。文字通り看板商品となったProphet-5。シンデレラ・デビューを果たしてしまったSequentialにとって今まで通りちんたら家内制���工業みたいな作り方をしていたのではとてもとてもオーダーを消化できっこない。
だいたい最初期のプロ5などというものは、ご自慢の音色メモリーが時々吹っ飛ぶことがあるという恐るべき信頼性の無さ! ライヴステージでここぞ!というときにメモリーがぱーぷりんになってしまい、破格に打ちひしがれるミュージシャンを輩出していたことは、実はあまり知られていない。きれいなバラには棘がある。伝説のシンセにはぱーぷりんファクターがある。太陽と戦慄?戦慄の旋律!弾いてるほうもピリッとしますわな。
そんなおっとろしい楽器であるにもかかわらず人気はヒートアップするばかり、ありえねー事態。またたくまに1年待ち、いや2年待ちにも達してしまった空前のバックオーダー。チョモランマよりも高いかも知れない受注残伝票の山頂から見下ろしましますビッグネームのお歴々お怒りお電話殺到。ったって工場なんてどないして立ち上げたらええのん?え?ノリ一発?やっちまえって?Oh yeah!勢いで工場をおったててしまったデイヴ・スミス、プロ5の設計を量産に耐えうるようやり直し、かくしてProphet-5は量産型とも言うべきRev.2となった。
飛ぶ鳥を落とす勢いで飛ぶように売れる量産型預言者快進撃!プログラマブル・ポリシンセという新しいマーケットを切り拓いた若きニュータイプ、新時代の寵児デイヴ・スミスの名は全地球に轟きわたれり!
だがオーバーヒートせんばかりの人気の一方、今度はSSMチップの歩留まり(不良率)がひどすぎてどうにも生産数を確保できない。アイムソーリー謝り営業サーセンばかり続いて売り逃しも重なる中、やがてついに体勢を建て直したトム・オーバーハイムから逆襲のOB-Xファイア! そのままElka Synthex、Roland Jupiter-8などと各社からもフォロワー艦影多数! ぼやぼやしてると大事なお客様をライバルに奪われかねんゆゆしき事態、堪忍袋の緒が切れたSequential社は根本的にSSMチップをやめてCurtis社のものに乗り換え、回路設計を全面改訂。これがRev.3。見た目は同じでも中身はまるで違うものに。経営はつらいよ。
一方、じつはそのころデジタルスキャニング・キーボードをSequentialへライセンス提供していたE-muはE-muで、めんどうな訴訟問題に直面していた。
ほんとうは我こそがデジタルスキャニング・キーボードを発明した者な���!とか、いやどのみちそのパテントはオルガンに限定した話でシンセでは無効ですよとか、E-muの特許をめぐっていろんな人がいろんな事を主張しはじめたから大変。ひょっとしてひょっとして、かつてオルガンが最先端電子楽器だったところへ新参者みたいなシンセ市場が急拡大したのでいろんな人が注目しはじめたんでしょうかね知らんけど(要出典)、ともかく訴訟は幾年にもわたってぐだぐだと足を引っ張る。最終的にE-muは法廷で勝ったものの全面勝訴でもなくいくつかの主張は取り下げざるを得なかったらしい。
そんなわけでE-muへライセンス料を支払うメーカーは、徐々に減少していたとも言われる。SequentialといえどProphet-5におけるデジタルスキャニング・キーボードとSSMベースの旧タイプ基板設計という2つのライセンス料を律儀に払う根拠がグレイになってきた。じゃあもういいんじゃね?とばかりに支払い停止をE-muに通知したSequential。ところがこんなときに限って密かに未来への生命線とすべく次世代巨大アナログシンセAudityを開発中だったE-mu、ここにプロ5Rev.3のライセンス料を支払うべきかをめぐって訴訟勃発。最後は和解金で決着がついた一方、これがE-muをしてサンプラー市場へ、コンテンツ・ビジネスへと跳躍するきっかけとなった。
知的財産権とその解釈をめぐる攻防、結果的に電子楽器をPCMサンプリングという次のフェーズへとドライヴした面もあったとなっては、日経ビジネスばりに示唆に飛んでますね。人生ほんま分からんもんです。経営はつらいよ。
そしてそんなビジネスのごたごたなんかよりも「たまたまいろいろ作れてしまう人」デイヴ・スミスは「たまたまいろいろ見えてしまう」がゆえに遥か彼方に聴こゆる音の銀河に、それが手招きする驚異の未知なる惑星に、すっかり心を奪われていたのである。
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「たまたま可能性を見えてしまった私企業が公共事業に乗り出すような話」
プロ5をめぐるライセンス料争いが進行している裏番組で、もうひとつの技術的エピソードがひそかに展開しつつあった。
プロ5のようにCPUでシンセを制御できるということは、CPU同士をデジタル通信させてシンセ同士がおしゃべりしあえるということ。元ロッキード社のソフトウェア・エンジニアだったデイヴ・スミスにとって、こんなことポリシンセ同様あたりまえすぎる自明の理であった。そんなコンセプトから自前のシーケンサーやKeytarであるRemote Prophetなども作ってみたが、1社だけでは市場は拡大しない。
新規マーケットというものは、他社が参入しないことにはどうにも広がりに欠けるものなのだ。
やがてデジタルにさとい若手の各社がめいめい自分勝手な通信プロトコル規格でもって群雄割拠しはじめたわけで、Oberheim Parallel BusもあればRoland DCB規格もあった。ドイツの鬼才が生んだPPG Busに至っては8bit/8パラレル転送でもって誰よりも先にサンプルデータまで送受できたのだから恐れ入る。流石フォースが強い選ばれし者���ォルフガング・パームいぇい!
でも他社までつながる規格が無い。こんな不統一が横行するようでは皆さん我が道をゆくばかりで参入障壁どころかパイが細切れになっていくばかり、だ〜れも新規参入しようがないじゃないか。
1981年のナムショーにて、デイヴ・スミスはなんでもいいから電子楽器業界に広く共通のシンセ通信規格を作ろうと呼びかけ、みずからたたき台として「USI - Universal Synthesizer Interface(汎用シンセサイザー・インターフェイス)」なるコンセプトを提示。無論たたき台はあくまでたたき台に過ぎないのであって、なにもこの通りにしようというのではない。とにかく業界全体にまたがる標準規格がほしい。
もはやこれは一つの私企業が自発的に公共事業に乗り出すような話。
電子楽器業界を牽引する先導者として、彼は私利私欲を捨ててひろく万人にささげるという公的な意識でのぞんだのである。あるいはメーカーとしてではなく、ユーザーとしての気持ち、つまり天才ホビイスト・スピリットが彼をして動かしめたのであろうか。
だがあいかわらず各社とも自社規格の優越性をテコに我田引水したがるか、はたまた安全なところから様子見するかでしかない。え〜? 電子楽器って前を向くものじゃなかったの? 結局だ〜れも参加せずがっくりきてるとRoland創業者の梯郁太郎氏がやってきて曰く、日本勢、すなわちYAMAHA、KORG、KAWAI、そしてRolandと一緒にやろうという。僕が日本勢に話つけてまとめてくるからレッツ前を向こうトゥギャザー!前進あるのみトゥギャザー!新しい時代をつくろうトゥギャザー!という。
そんなわけで合衆国1社と日本4社とでシンセ標準規格を策定開始。メールもないのでファクシミリと国際郵便と国際電話でしかない。言葉の壁にも相当に難儀した風情。誤訳珍訳続出蘭学事始解体新書ブロークンでいいから質問しよう質問。新時代をつくるべく海外出張ミーティングを何度も重ねていると、あるとき梯氏が名称として「USI(汎用シンセインターフェイス)」あらため「UMII - Universal Musical Instrument Interface(汎用楽器インターフェイス)」というのはどうか?と言う。略してUMII「ゆぅみぃ」つまり通信規格だけに「you - me」と読ませる可愛いダジャレ♬ 流石、大阪人!なにわ商人なにわエンジニア世界に羽ばたく! Roland DCB通信規格の転送速度は31.25k baudで実はMIDIと同じって知ってた?
この名は没ってしまったものの、そこからヒントを得たデイヴ・スミス、確かに「シンセ」と言うより「楽器 = musical instruments」と一般化するが吉と気付き、MIDI - Musical Instruments Digital Interface(楽器のためのデジタル・インターフェイス)と提案。ミディ! そいや80年代後半になっても「えむあいでぃーあい規格」って呼んでた人いたね!
と��時に影でひそかに開発していた史上初マルチティンバー音源シンセSix-Trakを具現化すべく、それでいて競合他社に気づかれないようこっそりちゃっかりマルチ音源へとつながる仕様も滑り込ませることに成功。意図がばれないようにひやひやしながらMIDIにOmniとかMode4とかを入れたという。
1983年始のナムショーでSequential Prophet-600とRoland Jupiter-6、JX-3Pという3つのアナログシンセがMIDI接続。ノート情報はちゃんと送受できて音は鳴ったのだが、ピッチベンダー情報は8進数16進数の解釈が違ってしまい、うまく動作しなかったらしい。しかもおおらかな時代だったのでセレモニーもプレス・カンファレンスもせず、2社の社員が集まってつなげて鳴らしていぇ〜いと拍手して内輪だけではははと盛り上がって終わり。とどのつまり、電子楽器なんて結局それくらいニッチなマーケットなのよ。それでも地球は動いている、それでも歴史は動いている、それでもMIDIはここに始まった。前を向いて行こう。
前向き? 確かに技術仕様だけ見ればMIDIよりもOberheim Parallel BusやPPG Busのほうが優れていたのであり、彼らがMIDIを疎んじたのも無理はない。そもそもあっちの鍵盤弾いたらこっちが鳴るって、それ嬉しいの?ってなもんでいぶかしむ人も多かった。たくさんシンセを積み上げてスターシップのコックピットみたく操縦するプログレ要塞マルチキーボーディストもいたわけで「んなもん両手で弾け!」というロックだましいだったのかもね。いつの世も新コンセプトのご利益や可能性が理解されるには時がかかるもの。
が、ポイントは制定にたずさわった人たちが誰一人として自社を優位に立たせるようなことをせず、あくまで中立をたもち、音楽産業その全体に貢献するのだという意識で常に臨んでいたこと。だからどのメーカーも独占せず、ライセンス料もとらなかったこと。
つまり前向きとは、シェアすることであった。MIDIの本質とは、83年制定時点ですでに無料のシェア文化だったことであり、以来ずっと無料のシェア文化のままであること。MIDIは、仕様やテクノロジーの現代化よりもまず先にシェアされることに意味がある。
誰でも手にできるMIDIを当たり前と思うなかれ、数多くの規格が自社優位性の上に成り立ってきたことを思えばMIDIの中立性と成立はまさに奇跡。この、時代を先取りする精神があったからこそMIDIは世界のすみずみまで拡散し、そのグローバル・プラットフォームの上に数々の電子楽器が咲き乱れ、万人に寄与し、世界の音楽に貢献したのであり、シェアされたからこそデイヴ・スミスは梯郁太郎氏とともに後年テクニカル・グラミー賞を受賞した。気の利いたものをつくり続けてきた天才ホビイストことデイヴ・スミス、メーカー都合でなくユーザー目線の面目躍如。その哲学はユーザーへの共感だ。ビバ新時代! 前を向こう!
そのMIDIはたちまちにして恐ろしい勢いで地球を塗り替えることとなった。
MIDI制定直後YAMAHAがDX7筆頭に、DXデジタルシンセ/TX音源モジュール/RXリズムマシン/QXシーケンサー/KXキーボードコントローラ/SPXマルチエフェクトという怒涛のXシリーズで畳みかけデジタル革命を起こしえたのは、まだMIDI ver.1.0にすらなってない混乱をもろともせずにMIDI対応を謳った英断と武勇があったからでもある。すなわちXシリーズのアドバンテージは卓越した新音源のみならず、YAMAHA機種を買いそろえれば誰でもMIDIネットワークを構築できるという未来的ヴィジョンにもあったのであり、その双璧でもってデジタルであることの優位性を唱えたからであった。
言い換えれば、あれほどまでにYAMAHAが台頭できたのはYAMAHAだけでライヴギグ・ステージでも録スタでも自宅ベッドルームでも誰でも最先端の環境でもって演奏も制作もできるという明快なメッセージを世界に発信したからであり、当時あれほどまでにリフレインされたキーワード「デジタル」とは、だがその夢をかなえる手段に過ぎなかった。まぶしく光り輝くYAMAHAのブランディングは、世界最大の楽器メーカーゆえ世界標準たりうるを自認する、その重い責任を自負するものであり、強大な力とリソースでもって電子楽器を進化させ普及させるための大いなる発明であった。
そしてそのビッグY一強とその他大勢という圧倒的な奔流に業界全体が呑まれる中、押し流されまいと踏ん張る劣勢メーカーたちの中、史上初MIDI対応アナログシンセRoland JX-3Pが予想外によく売れて緒戦に善戦。すなわちJX-3Pは既存技術の寄せ集めにすぎなかったが、まばゆい最新テクノロジーだけが全てではないというビジネスの奥深さを物語るエピソードにもなった。
そして歴史に残る最大の金字塔を打ち立てた王者YAMAHAが落とす黒い影の中、からくもJX-3Pで命をつなぎとめたRolandは、たった一人のサバイバーとしてもがきながらも、なんとホームマーケットへ向けてMIDI対応家庭用電子ピアノHP-400、そのレッスンに最適な家庭用MIDIレコーダーPR-800、ピアノが楽しくなるを願った家庭用MIDI対応伴奏マシンPB-300、少年少女への共感に満ちたフレンドリーなMIDIアナログシンセJUNO-106、エルトン・ジョンも愛したステージピアノの名機RD-1000、シーケンサーと呼ぶには可愛そうな音楽コンピューター的デバイスMC-500、多彩な音源波形とタッチセンス表現力をもたらしたαJUNOシリーズ、アナログでもまだやり残したことがありますと苦し紛れに言ってのけたJX-10、グラフィック画面編集サンプラーS-50、そしてついにデジタルシンセの英雄D-50に到達するまで、じつに4年間に及ぶ長い長い苦闘を始めるのである。
電子楽器すべてのグローバル水準を確立する重責、それを担うYAMAHAの自負心とプライド、その偉業、そしてそれでもな��多様性を確保した礎たるMIDI初号機Roland JX-3Pとに敬礼。2023年は、MIDI生誕40周年。MIDI 2.0が上位互換なのは、シェアされることこそが至上命題だというMIDIの本質を踏まえてのこと。ビバ新時代。前を向いて行こう!
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「たまたま見えてしまった産業界パラダイムシフト」
一方デイヴ・スミス。
MIDIテクノロジーが指し示す音の銀河宇宙、その彼方で見つけた秘密のスターゲイト、それはコンピューターミュージックシステム、今で言うDTMであった。
たまたまいろいろ見えてしまう作れてしまうソフトウェア・エンジニアにとって、CPU制御シンセから通信プロトコル統一からパソコン・ミュージックに至るまで、もう分かりやす過ぎるくらい明るく煌々と照らし出された一本の宇宙航路であった。「こっち弾いたらあっちが鳴る、それっておいしいの?」としかMIDIの効用を理解できなかった凡人からすると、彼の天才ホビイスト頭脳は何光年も先のご利益を先取りすべく楽しくスキップでもしながらワープしていたのであった。
MIDIがデビューしたのと同じ83年ナムショーにてSequentialは早くもDTM機器を発表、すなわち史上初パソコン用MIDIインターフェイスModel 64、そしてMIDIマルチ音源シンセSix-Trak。先手必勝! MIDIとともに誰よりもその可能性を見抜き、遠く先まで見渡し、間髪入れず機種展開、流石いつもあたらしいことが好きなデイヴ・スミス!
融通が効くソフトウェアを使ってたのしく演奏をプログラミングしよう!と彼が提唱した新世界。これはもう、天才ホビイストがもたらす自由で柔軟な発想そのままに、まぎれもなく全く新しいマーケットを約束する次世代チケットであった。特にSix-Trakはそのあとも後継機種が続き、やがてはのちのRoland MKS-7やMT-32的業界標準機となるはずであった。
振り返ってみればそもそもSequential Circuitsという社名自体が、創立当初「なんやかやいろいろ作ると思います」というぼやっとした意味だったのであり、なんとなぁくば〜くぜ〜んとコンピューターで何かできてもおもしろいよねぇ〜というおぼろげなヴィジョンから始まってたよね。それが急速にはっきりとした輪郭をともなって可視化されてきたのだ、めきめきと進歩するテクノロジーに裏打ちされし魅惑の新規開拓市場として。
だが、彼には見えすぎていた。
当時はMIDIがなんたるかを説明するだけでもいっぱいいっぱい。パソコンの話をする以前に皆さんアナログなアタマがデジタル・ストーリーで飽和。そのパソコン性能もまだまだ未熟。そして楽器屋は「うちはパソコン屋じゃねぇ」PC屋は「うちは楽器屋じゃねぇ」と意識が新しい世界へ追いついてなくて販路開拓しようにも時期尚早、楽器業界からもコンピューター業界からも共感を得られなかった宙ぶらりんSequential、夢あふれるはずのスターゲイトが閉じたままそのDTMシステムは一気に沈没。しかもその隙にProphetシリーズの本丸だったシリアスなキーボードシンセ業界では安価な日本製デジタル勢が席巻。
「あっち弾いたらこっちが鳴る。それっておいしいの?」から出られなかった幻のDTM世界。
DTM市場を形成できな��まま、キーボードでも存在感を失ったSequential。せっかくカネかけて開拓せんとしたDTMを棄て、再び楽器業界に戻らんとハイ・プロファイルな高額機種を次々投入。デジアナハイブリッドシンセの名機Prophet-VS、業界最高音質サンプラーProphet-2000、AKAI MPCへの先手となりえたはずのサンプリングリズムマシンStudio 440などなどプロ機種を送り出すも、DTMでコケてる間にデジタルシンセにて出遅れてしまったは痛かった。
さらに皮肉にもSequentialが撤退したあとひと呼吸おいて、コンピューター業界を塗り替える大人気パソコンATARI STやCommodore Amigaという、お利口さんなニューフェイスたち爆誕&爆誕。これにあやかって新参者Ensoniq社のマルチ音源シンセESQ-1とパソコンとを組み合わせ、海外でまさかのパソコン・ミュージックが開花! MIDI新時代にふさわしくマルチパート音源モジュールESQ-mもあるでよ、MIDIって便利だね♬ ならば出でよシーケンスソフト! 召喚の呪文に導かれ登壇するは、Mark of the Unicorn Performer、Opcode Vision、C-LAB Notator、Steinberg Cubeat…出る出る雨後のタケノコのごとく湧き出るパソコンMIDIソフトの数々、しかも中には今なお続くMOTUとかスタインバーグとか名ブランドまであるじゃないか。Oh yeah, right timing, right product! 挙げ句あろうことか銀河の彼方よりスターゲイトが開いて飛び出してきたスターチャイルドのごとく人類史を永遠に書き変える超巨大頭脳スティーヴ・ジョブズ降臨、彼とともに革命的巨大母船Apple Macintosh降臨。そのあと日本でワンテンポ遅れて「DTM」という名前を引っさげた初の機種Roland「ミュージくん」オールインワン・パッケージ発売、ここにガラパゴス・ジャパン定番パソコンPC-98をプラットフォームとするDTMブーム着火、Roland RC-8なんて今を思えばオーパーツみたいなシーケンスソフトがあったこと覚えてる? 忘れてたとしてもそのままDTMは爆発的に広まりアマチュア音楽製作からゲーム・ミュージックから通信カラオケから着メロ市場形成に至るまで異形の引火爆発誘爆大爆発大躍進!
なんという運命のアイロニー、デイヴ・スミスはこれら全てを先駆けるはずだったのに!!!
早すぎたSequential、そして今や遅すぎたSequential。ぱっくりあいた奈落の底へと凋落する業績。最盛期には180人いたという社員の多くがE-muへ転職してしまい、それもエンジニアがこぞってE-muへ行ってしまい、営業マンは大挙してensoniqへ行ってしまい、社内で「SequentialではE-muの技術者とensoniqの営業マンを研修して育成しております」などと自虐ネタを言うようになってしまい、そのままがらんどうになってしまったSequentialはYAMAHAが技術提携を持ちかけてきたときになんと逆に身売りを提案、ついにそのままYAMAHAの傘下に入ったのであった。
時にDW-8000が売れなかったKORGがYAMAHAの傘下に入った直後。最後のSequential機種は初の16bitサンプラーProphet-3000。それもほんの少し生産しただけで叩き売られて消し飛んでしまう切なさ。ほんと経営はつらいね。でも従業員とその家族は守らなきゃいけないから、それすら路頭に迷わしたら犯罪だから、会社つぶすわけにはいかないのよ。
まぶしいキャリフォルニアン・サンシャインのもと、旧Sequential本社はそのままYAMAHAの下でKORG R&Dとなった。そしてそこからデイヴ・スミスは、亡きSequentialの弔い合戦に着手。お家再興なるか、リベンジ戦の初号機として世に送り出したるは幻の名機Prophet-VS復権、その生まれ変わり、そう、KORG WaveStation。
デイヴ・スミス、ついにちゃっきちゃきの最先端、徹頭徹尾フルデジタルシンセを作る!
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「フルデジタル・プロフェット」
もともと旧SequentialにてProphet-VSをつくったのは、PPGのウェーヴテーブルにヒントを得たエンジニアがOberheim 2Voiceにあった4基のVCOを正方形の頂点に置き、ジョイスティックで自在に音量合成できるようにしてみたのが発端。その正方形を45度傾けてダイヤ型に配置し「vector=ベクトル」と数学用語で呼称するようになったのが、ベクター音源(Vector Synthesis)の始まり。1次元ではなく2次元の音色変化。線ではなく面で考える画期的な新音源。ある意味KORG KAOSS PAD的KAOSS OSCILLATOR的な発想の先駆だよね。
Prophet-VSでは同社初のデジタルオシレーターを新規開発し、それを4基搭載してベクト��合成し、そのあとを馴染みのCurtis社製VCF、VCAで加工。
じつはこの機種、デイヴ・スミスにとってかなり理想的な機種だったようで「音とは時間・空間上のアニメーションみたいなもの」という持論がこのあたりから明確になってくる。MoogがLFOやエンベロープを取り入れたように、音とは時間軸にて展開するタイムドメインなアートなのであり、それを空間軸にまで意識的に広げた初めてのシンセがProphet-VSでもあった。それが証拠に4波形ベクトル合成による経時変化だけでなく、8ボイス個別パン設定、モジュレーション・マトリクス初搭載、しかもパン・モジュレーションまで可能。時空にわたる音色の演出にこだわった恐らく初めての機種となった。
このProphet-VSの構造は、ずっとのちのDave Smith Instruments社から出た青い弁当箱シンセEvolverへの萌芽となるものであった。ベクター音源こそKORGのお家芸となったが、それでも時空を支配する音というアインシュタインみたいなEvolver企画コンセプトが、すでに'80年代半ばのProphet-VSにはあったのである。デイヴ・スミスはのちのちにわたり繰り返しProphet-VSを参照していたようで、以降、幾度となくリフレインされる設計テーマとなった。
時空座標音色演出。もはや��イムドメインなアートをもたらすシンセの相対性理論たらんとしたのか、今まではホビイストに由来してソリューション提供型エンジニアだったのが、はじめて自分が込めたいメッセージを込めてつくるジェネレーター型エンジニアになったのか。その中核に据えたVSとはversusでありVector Synthesisのしるしであり。
皆さん、プロフェットは「5」だけじゃないんですよ。5のほかにも画期的なプロフェットがあったのです。だからArturia Prophet Vには、この偉大なプロフェット2機種「5」と「VS」とが網羅され統合すらされているのかもね。
だがProphet-VSが販売されたのは86年から87年にかけてのみ。
フルデジタルこそが正義だった当時、アナログには未来が無いと絶望視され、夜明け前が一番暗いなか、夜が明ける前に未明のうちに息絶えてしまったデジアナハイブリッドシンセ、たった1年で終了、夭折してしまった英雄、無念。
そしてそのまま同87年、SequentialはYAMAHAの軍門へとくだる。同年3月、ついに唯一の生き残りとなったRolandからD-50が発売。その斬新な音色はデジタルシンセ新時代の曙光となり、デジタルシンセ群雄割拠の幕開けとなり、それとあたかもクロスフェードするかのごとく、バトンタッチするかのごとく、名門Sequentialは朝焼けのなかへ溶けていく淡く蒼い月のようにフェイドアウトするのであった。
翌88年、KORGは社運を賭けた渾身のワークステーションシンセM1でまさかの劇的逆転満塁ホーマー、CASIO VZ-1、KAWAI K1、デジタル百花繚乱! 息を吹き返したKORGはさらなる次世代カスタム音源チップを開発。それを使って、今やKORG人となったデイヴ・スミスは幻の名機を蘇生させるプロジェクトに挑む。しかも今度はかっこいい最先端フルデジタルシンセ。
このときに彼らが新規開発したテクノロジーWaveSequenceは、まだグラニュラー音源などが実用化できていない時代になんとかしてウェーヴテーブルそのものをユーザーが自作できないか考えた末に編み出したという、さすがデイヴ・スミスならではの独創性が光るアイディア。言わば巨大グレインを時間軸上で数珠つなぎにしてMIDIクロックとも同期させるというこのメソッドは、ベクター音源同様、静的なPCM音源に動的な経時変化をもたらすユニークな革命児であった。
ベクター合成とWaveSequenceとを重層的に兼ね備えた零号機KORG WaveStation WS-1は、常にゆらぎつづけるサウンドスケープを真っ正面に押し出すこととなった。それは、PCMの台頭によってもたらされし「サンプリングしたらなんでも終わり、PCMで誰でも同じ音」という90年代サウンドの閉塞状況に、ひとつの打開策を提示すべく生まれてきた。すなわちWaveStationとは、停滞してしまったシンセサイズをふたたび進化させるという明確な使命を帯びて誕生した問題作なのであり、「PCMのせいで没個性まっしぐらのシンセはこんなことでいいのか!?」という骨太な異議申し立てであり、モノマネへと堕落せし既存シンセへケンカをふっかける目的と決意と意思のかたまりのような鉄拳であり、綾波レイのごとく蘇らせた幻の名機を前にゲンドウの眼鏡の奥にひそむ鋭い眼光の如きデイヴ・スミスから叩きつけられし挑戦状であった。
気骨あるおっさんグレイト。つねに前を向くおっさんグレイト。これはもうProphet-VSならぬProphet-WS、いや、もはや幻のプロフェット、フルデジタル・プロフェット、Prophet Digital!
かくしてWaveStationは、M1以来ワークステーション本舗となっていたKORGにとってウェーヴステーションという名の通り、曲作りオールインワンではなく音創りにフォーカスしたシンセ原理主義という電子楽器の本分に立ち返った最初の旗印となる。だからこそWaveStationの日本向けキャッチコピーは「無い音は、僕がつくる」となったのであった。シンセなんだから「無い音は、僕がつくる」なんて当たり前過ぎるはずなのに、わざわざそう言わなければいけないところにシンセの曲がり角があった。シンセ原理主義者見参!
夭折せしProphet-VS没後3年、1990年1月ナムショーでKORG WaveStationをデビューせしめたデイヴ・スミス。そのブースへ旧友がやってきて曰く、
「2機種もシンセ出せて爽快だろう?」 「2機種? WaveStation1機種だけだよ」 「え? YAMAHAのやつは、あんたがつくったんじゃないの?」 「YAMAHAのやつって?」 「SY22ってやつ、WaveStationみたくジョイスティックでベクター・シンセサイズするやつさ」
.....ほっほ〜ぉ、なんかどっかで聞いたことある話やないかえ〜♬
( ͡° ͜ʖ ͡°) ♬
WaveStationは操作性がアタマ良すぎたこともあってニッチな機種となってしまったが、それでもマイケル・ジャクソンやジェネシス、デペッシュ・モードなどが使い、特にニューエイジ音楽系ではそのカラフルな音色のゆらぎやウェーヴシーケンスが言うなればエスノ・テクノはたまたデジタル・トライバル的にもてはやされ、コアなファンを多く生んだ。また、当時の雑誌レヴューでは「また当分この音ばっか聞くことになるんだろうなあ(笑)」という一行を必ずレヴューワーの皆さんが異口同音に書いて締めくくったという思わず微笑む怪現象もあった笑。
なお、中域に味があるサウンドも抜けがよく、楽器としても素性が良いキャラのため普通に音源波形が豊富なPCMシンセとして使っても楽しい隠れた名機でもある。ぶっちゃけM1なんかよりよっぽどこっちのほうが音も面白いと思うので、そろそろ飽きてきたらオルタナというかダークホースとしてどう?
いくつかの派生機種があるのだがオススメはiOSアプリシンセiWaveStation。なんせユーザーインターフェースが秀逸すぎて初めてWaveStationの意義が分かるという、最高のユーザー・エクスペリエンス。こんなにヲタな音創りしつつも楽しいスマホアプリなんてそうそうない。KORG GadgetからMilpitasとして見えて使えるのもいいね。Milpitasというのは旧Sequential本社、KORG R&Dがある場所の地名だよ♬
じつはOASYSやKRONOSでもWaveStationは完全再現されているね、HD-1の中に埋没してね。
21世紀のWavestateでは、従来WaveStaionシリーズとの互換性を切ったかわりに過去のしがらみもなくシンプルかつ本質が分かりやすい構造へと劇的進化! あいかわらず操作性が天才すぎるものの、音はぐっと今風になり澄み切った解像度の高いサウンド、Roland VariPhraseのごとくPitch, Timing, Sampleなどと要素ごとにオートメーション・レーンを設ける斬新なWaveSequence 2.0、緻密に構築したものをランダマイズしたりノブで予測不可能なカオスにする快楽物理楽器、音の経時変化も洗練され昇華されあざとさも無ければ当てつけがましさも無いプリセット音色、のちのVer.2からユーザーサンプルも読み込んでWaveSequenceやベクトル合成できるようになり、ようやくベクター音源は飛び道具を超えて、成熟した大人になった。
そう、この成熟した大人感覚こそがコンテンポラリー。思えば90sまでは子供であった。子供ゆえの破天荒が楽しかったわけ���
もとのWaveStationを出したあと、デイヴ・スミスはKORGを去る。だが彼が去ったあとも、KORGが立派に引き継いで宿題を成し遂げ、さらに現代にふさわしいカタチへと育てているのは感慨深い。
そしてついに古巣から旅立ったデイヴ・スミス、次はソフトシンセをつくる! かつてMIDI黎明期に手掛けて失敗したコンピューター・ミュージックへのリベンジ? いやむしろデジタル・ハードシンセを作った彼にはデジタル・ソフトシンセが、あたりまえすぎる自明の理だったのであろうか、またしても。ヴァーチャルアナログシンセだってデジタルなんだからね。ハードウェア卒業。おさまり切らない進撃の巨人デイヴ・スミス、彼が指し示す音の外宇宙、ぶっちぎり最先端、グレートアトラクターの果てとは。
♬ ♬ ♬
「質量からの解脱」
デイヴ・スミス、ソフトシンセをつくる。
とんがったやつ、当時最高のやつ、それまで誰もやってこなかったやばいやつ。まるで宇宙飛翔体。
史上初のガチ本格的ソフトシンセSeer Systems社のReality。 史上初たった1機種で加算・減算・ウェーヴテーブル・FM・物理モデリングまでこなす破格の八面六臂獅子奮迅シンセ。なんでもパソコンでできてしまう、時代を先取りしてはみ出まくる。まるで空間をねじ曲げてワープする実態なき仮想エネルギー生命体。
そして社名Seerとは予言者の意。そう、預言者ではなく、予言者となることを選んだのだ、デイヴは。
今やサイバー・デイヴにとって、もはや木目調プロフェットも過去の記念碑だったのかもね。だってそれが現実=realityなのだから。virtualだからこそ、realityと念押すデイヴ。Prophetほにゃららとかっていう機種名ではなかったところに、彼が託したメッセージがあった筈。未来を予見する者として、未来はソフトウェアにあると。それが現実なのだと。
質量からの解脱。フィジカル抜け殻さようなら。
「自分は(ひとつのことに凝り固まる)原理主義者ではない」と最後まで念を押していたデイヴ・スミス。 すなわち「たまたまいろいろ作れてしまう人」、しこうして「いろいろ可能性が見えてしまう人」、だからアナログもデジタルもハードもソフトも、あらゆる選択肢が彼の前にあって、等価に並んでいて、おのおのに良さがあって、どれをどう選んでどう組み合わせるかは彼の自由。間口が広いからこそ見渡せるパノラマが、彼にはあったのだ。ホビイストの彼ならではの、めくるめく広い視野によるヴィジョンが。
そしてその中でもぶっちぎり最先端が、質量からの解脱。無限に広がる仮想世界。サイバー・スペースこんにちは。今日のアバターまた素敵ですよスミスさん。超光速スターゲイトのジ・アザー・サイドでウィンドウショッピングしませんか。クラウド生命体ディスカウント使いましょう。
ひる��えって、狭きのみに固執するアナログ原理主義者めんどっちぃ。 VCO原理主義者めんどっちい。 ポリプレッシャー原理主義者めんどっちぃ。 ACアダプターお嫌い主義者めんどっちぃ。 口調はさておき、実際そんなこと言ってたのです彼。
だから、彼は過去を振り返らない。 デイヴ・スミスという名は、過去を振り返るためにあるのではない。
至上命題としていたのは、原理がなんであれミュージシャンにとって可能性を秘めていてわくわくする機種であること、ただそれだけである。
よって、彼はソフトシンセをつくった。
そこに新しい音があるから。ラインホルト・メスナーそこのけの動機で、彼はあたらしい可能性へ挑戦せずにおれない。
ソフトウェアであれば、シンセもエフェクトもレコーダーもミキサーも全てがパソコンという単一の箱に収まる。今で言うITB - in the box。トータル・リコールに、オートメーション。今ならダウンロード販売があたりまえだから、プロフェット時代のごとき梱包箱も運送費も倉庫保管料も在庫管理システムも固定資産税も無くて、身軽〜♬
過去に対して距離感が出てきたからか、このころナムショーが行われるたびに、デイヴ・スミス、トム・オーバーハイム、ロジャー・リン、ボブ・モーグ、そして梯郁太郎氏とが「4人のデッド・カンパニー社長と、1人の現役カンパニー社長の会」と称して非公式に集まって呑み会していた。梯氏は下戸なでの呑まなかったと思うのだが、それでもえらい親密にやってたらしい。
過去を振り返らないレジェンドたちがそれでも織りなす過去への回顧と総括。解脱して落ち着いて距離を置いて眺められる者だけに許されしその冷静に突き放した眺望。そんな話、聞いてみたかったね。
思えば遠くへ来たもんだ? あほなこと言ぅたらあかん、まだまだまだまだ開発するネタなんぼでもあるねやさかい。原理主義おっさんどもに現実realityという鉄槌を振り下ろしたソフトシンセの次は何?
最先端ソフトシンセちょ〜便利なれど毎年OSアプデに追いつかざるをえないMS-Apple開発奴隷。シジフォスの岩そこのけに永遠に続く科学奴隷。流石に苦行。
してからに表計算みたくマウスポインターぽちぽちうじうじするより、やはり手でがぁ〜〜〜っとわしづかみして気ままに感覚いっぱつノリいっぱつで奏でるフィジカルな楽器こそデイヴ・スミスにとっては楽器。せやかて音ってライヴひねりかぼちゃしたいやん! パソコンにジョイスティックつくよね? ベクトル合成ジョイスティック今いずこ!?
誰よりも先に本格的ソフトシンセをつくったデイヴ・スミス、Seer Systems社を退職!!!
ソフトウェアを極めつつも諦めた彼は、とてつもなく大きな市場を失うことになった。世界の大半すら失ったのかもしれない。咲き誇るプラグインシンセ・ビジネスぜ〜んぶ諦めたんだから。
だがそんなことどうでもいいのです。彼が選んだ市場がちっちゃかろうが知ったこっちゃない。彼の眼前には別な次元の大宇宙が広がっていたのです。まるで亜空間。すなわちProphet-VS以来、動きある音をフィジカルにつくりたいというテーマが出てしまった以上、彼はそれを最後まで追求せんと取り憑かれてしまったのです。亜空間断層形成準備!次元潜航艦、ごぉ!
どうしても知りたい亜空間を究めるため、彼はたった1人のメーカーDSI - Dave Smith Instruments社としてさらなる創業。まるでちっちゃいカプセルみたいな脱出ポッドで大宇宙の大湾を横切らんとするが如き異次元への出航。しかもミレニアムが変わる時、彼もまたハーフセンチュリーを超えたのだから、これはもう初老の抜錨、なのであった。
♬ ♬ ♬
「自分史上最強シンセ」
2002年、新生デイヴ・スミス、新たな自己紹介としてDSI社から初号機Evolverなる青い弁当箱みたいなハードウェア・モノフォニック音源モジュールを投入。そこに搭載されしは、
アナログ・オシレーター2基 デジタル・オシレーター2基
え、アナログ・オシレーター?
「たまたまいろいろつくれてしまう人」ゆえに、アナログのたおやかさとデジタルの荒涼とした音の景色と両方出せるフィジカルなシンセってんで、こないなったわけ。ちなみにDCOよ。VCO原理主義者さようなら。
しかもただのデジアナハイブリッドシンセにあらず、非常に変わっているのは最初から最後まで完全に左右独立ステレオ仕様であること。すなわち:
・左アナログオシレーター ・左デジタルオシレーター ・右アナログオシレーター ・右デジタルオシレーター
・左 VCF ・右 VCF
・左 VCA ・右 VCA
…こんな具合に全てが左右にカタマラン構造になって配置。
双胴シンセ浮上! 双頭シンセ参上!
見たこともない変態音源構造。 音の時間変化やステレオパンも意識しつつ空間演出を奇抜なまでに創造できてしまうこれは、Prophet-VSのコンセプトを引き継ぎ発展させた機種。デジタル・オシレーターに至っては、音源波形ナンバーを内蔵16ステップシーケンサーで切り替えることで16ステップのウェーヴ・シーケンスまで実現。おんやプチWaveStationしかもまろやかなCurtisアナログフィルター付きじゃないですか〜♬
Evolverは、新生デイヴ・スミスの理想をぎゅうぎゅうに詰め込んだ高密度な原点。あたらしく濃いぃ原点となった。
ちなみにデイヴ・スミスはかねてから「noise」という機種名をシンセにつけたく思い、今度こそってなるも経時変化でめくるめく音が展開するを聞いた妻が「evolver=進化する者」という名称を思いつく。あ〜ら奥さんDSI社の裏番長♬
以来、しばらく数年間デイヴ・スミス一人で会社を切り盛りし、Prophet’08でひとやま当てる前後くらいから地味に増員。今では14人くらい。
わくわく驚愕科学技術魔道士たちの小国 Dave Smith Instruments 職業別人口
・3人:ソフトウェア担当 ・1人:ハードウェア担当 ・1人:機構&ユーザーインターフェイス担当 ・1人:マーケ・営業担当 ・5人:顧客サポート担当 ・1人:デイヴ・スミス ----------------------------------------------------------------- ・12人:統計当時の総人口
少数精鋭!
デイヴ・スミスは顧客サポート大好き人間、困ってる人を助けてあげるのが好き、だから会社の三分の一が顧客サポート! そんな会社ある?(いつぞや基板交換したらいいよって送りつけてきたカスタマー・サポート・エクスペリエンス笑 やりましたとも、ちゃんと静電気を逃がした上で!)
そしてほとんど全員で協力しあって仕事。もう経営はつらくない?
会社をつぶした経験からむやみに増員せず、それでできる範囲のことしかしない。その代わり着実にばっちしやる。吾、唯、足るを知る。
だからファブレス。つまり開発は自社、製造は外部委託。中国生産すりゃ安くできて魅力的だが、なんかあった時この目で確かめたいから自社から数ブロック離れた工場に生産を委託。だから開発も製造も同じサンフランシスコの空をシェア。明快!
仕様もユーザーに言われるままに機能マシマシにはせず、すぱっと割り切って、すっきり分かりやすく限定。かえってユーザーにもわかりやすく、ややこしいこと製造に言わなくて済む。ソフトシンセとはまた別な形で、彼また身軽〜♬
なのでデイヴ・スミス曰く 「僕にはソーシャルメディア(SNS)を見ないという悪い癖があってね笑」 すなわちお客様のご意見はすべて正解なのであり故に聞いても聞いてもきりがないし最後には矛盾すらきたすから敢えて最初から聞かず、自分で考えた仕様のみでつくる。顧客より先に思いつけ! iPhoneが世に出る前に誰が「iPhoneがほしい」なんて言った? この点において、彼はスティーヴ・ジョブズや梯郁太郎氏と同じ天才肌の創業者。顧客の声を全く聞かずに自分が考えた機種を出し,あとからユーザーのご要望を聞いて改良アプデし完成度アップ。 事実、はなからお客様の言うことを聞きすぎて予定調和しかない家電と化したWindowsを見ると、その言葉の深さに唸らされる。デイヴ・スミスだってお客様にリクエストされてプロ5をつくったわけじゃないもんね。ものづくりの正解、って、なんやろね。
というわけで、常に違うもの、常に新しいものをつくる。驚きの新機種。想定外の斬新なモデル。生い茂る樹形図を描くラインナップ。
とかくアナログポリシンセの守護神みたく思われがちな彼だが、エンジニアなんだからそんな保守的テーマよりも未知との遭遇をつづけたい。SF的センス・オヴ・ワンダー、テクノロジーが切り拓く新しい未来の音、そのサウンドが自分の手にみなぎる楽器。
それゆえEvolverやProphet 12、PRO2、Prophet X、PRO3といった新規アイディア満載デジアナハイブリッドシンセをさわれば、彼がほんとうにやりたかったことがよく分かる! 仮想現実みたいなデジタルと、魔性の不確定をもたらすアナログとの幸せなカップリング。
中でもProphet 12とPRO2とは、彼自身が最高傑作だと自信を持って送り出した機種。Evolverシリーズを大々的にリノベーションしたかのような大規模アーキテクチャを誇るシンセ。
実はそれまでたった一人で���切合切きりもりしていたデイヴ・スミスが旧シーケンシャル時代の旧友エンジニアことアンドリュー・マクゴワン(Andrew McGowan)を迎え二人体制でProphet'08からmopho keyboardあたりまで作ったころ、そのアンドリューが激務すぎて燃え尽き症候群になってしまい、さらにアンドリューは自分でスピンナウトすることを考え始め ①アナログによるシグナルプロセッサー ②アナログモノフォニックシンセ ③デジタルオシレーターにアナログフィルターを組合せたデジアナ・ハイブリッドポリフォニックシンセ という三つの企画を考えたという。そして自分の会社を立ち上げるべくペーパーワークをこっそり進めていたら,ある時デイヴが 「実はこの次はデジアナハイブリッドのポリシンセを作ろうかと思ってるんだよ。デジタルオシレーターにアナログのフィルターを組合せたやつ」 と言い出し,へぇ、そりゃ面白そうだね,とかって適当なこと言ってるうちにだんだん話が嵩じてきてアンドリューも我慢��きず自分があっためてたアイディアをぽつりぽつり差し込むようになり、やがてそれがほとばしる奔流となって二人で意気投合してホワイトボードの前であーだこーだ言い合ってものの15分から20分くらいで仕様とユーザーインターフェイスの90%くらいを考えついてしまったのだと言う!笑
しかもアンドリューが後日回想して言うには,二人があれほどまでに意気投合してシンセを構想し設計したのは、そん時くらいなものだったという笑
かくして出来上がったのがProphet 12。
そのProphet 12デビュー時、デイヴは 「今までの全機種を叩きのめす機種! This one beats 'em all!」 って有頂天になって言ってたもんねナムショー会場でガッツポーズして。
でもこれらは流行も産まず、ここから流行のジャンルも出ず、むしろ流行とは無縁。それでも秀逸なるプリセット音色。やわらかいアナログな音、とらえどころ掴みどころない幽玄な音が出る一方、ノンリニアなDSPキャラクターブロックが生み出す奇想天外破綻音、さらに破局的なポリフォニックのTuned Feedback機能、これらが広大極まりないモジュレーションマトリクスと組み合わさったときProphet 12が生み出すのは最高に破壊力みなぎるド迫力のソニック・スペクタクル。そは荒涼とした極地の砂漠に轟く嵐、はたまた最強預言者の重装甲、その重厚な輝きがにじむ音。しかもそれが自分の指先の感覚ひとつでベロシティやらアフタータッチやらホイール群やら2連タッチスライダーやら2連タッチスライダー自体のアフタータッチ機能やらで鋭敏に俊敏に繊細にさまざまな彩りを描く。その未知なる音の景色。攻めてるねぇ、デイヴ・スミス、わが道を行く、ええ音色の数々♬
それどころかDSIはProphet 12にあったCurtis社のフィルターやDSPキャラクターモジュールをベースに、独創的ユーロラックモジュール群を出した。中でもDSM02 Characterユーロラックモジュールは、DSI唯一のフルデジタル・モデル。5だけが名機ではない、12こそ���興の祖なのですよ。
ちなみにそのあとに出たPRO2は,決してProphet 12のモノフォニック版ではない。PRO2にあってProphet 12に無いものは以下のとおり。中古で買う時の参考にでもしてみてね:
・4音パラフォニックしかもローテーション・トリガー(Moog のはリセット・トリガー)なので疑似4波形ウェーヴシーケンスが可能 ・Prophet 12の19波形に加えて、7波重ねスパソなどスーパー版デジタル音源波形13種類追加、計32波形 ・2連VCFがCurtis製CEM3397によるHPF + LPFではなくディスクリートで起こしたというアジのあるProphet-5 SSMエミュとSEMエミュしかもアナログ回路で起こしたエミュ2発 ・2連VCFシリアル・パラレル連続可変、しかもシリパラ加減をデスティネーションとして変調可能! ・2連VCFを個別にon/off可.両方ともoffにはできなかったごめん ・4基デジタルディレイのうち1基はBBDをエミュレート ・EG1基追加、計5基 ・51ソース、149デスティネーションへと拡大したモジュレーション・マトリクス ・16ステップ×16トラックないし32ステップ×8トラックの大規模パラフォニック・ステップシーケンサー ・Fスケール44鍵
広大な構造、広大なモジュレーション・マトリクス、もはや巨大モジュラーシンセを単体キーボードへ「ばあぁん!」と圧縮したかのような機種がPRO2。緻密に凝縮したシンセのきらめき。
しかもProphet 12がSHARCのDSP1基で2音を生成しているのに対し、PRO2は1基で1音しか生成せずかえって贅沢に演算リソースを使用可能。それゆえにスーパー版波形はもちろん、通常の音源波形も質が高い。Prophet 12にあった薄曇りが無くなってクリアにはっきり視認できる感じ。 このようにデイヴ・スミスがPRO2をして「最強のモノシンセ」と呼んだのには、ちゃんと裏付けがあるのであり、PRO2こそは史上最大規模のシンセシスを搭載した怪物DSIシンセとなった。
そしてPRO2は、のちのProphet-6とOB-6という双生児を生む母体となった。ディスクリートで新規に開発したSSM/SEM型VCFのおかげである。
ちなみにProphet 12もPRO2も、バージョンアップによってYAMAHA型FM音源を「Linear FM」として追加。しかも4オシレーターを4オペに見立ててモジュレーションマトリクスを組むことにより,全くの自作アルゴリズムも制作可能。なんなら円環状にオシレーターを並べた無限FM変調アルゴリズムすら、デフォの設定を生かして超簡単にできる。それをご自慢のVCFで加工。
パテントが切れたからとはいえ、かつて自社を買収されるまでに追い詰めたFM音源が今や自社シンセでゴキゲンさんにええ声で鳴いているのを聴いた彼は、さぞかし感慨深かったのではなかろうか。だってProphetやPROからDXベルとか鳴るんですよエンヤみたいに笑 そして昨今のFM音源は、またアナログっぽくもありながらも不思議にエッジの立った、鋭い倍音を含むいい感じにこなれた音色として鳴らされることが多い。流石現代、平賀��内、いやほんまにシンセはエレキテル、これキテる。
だが世間はそんなとんがったデジアナハイブリッドシンセなんかよりも、彼にプロ5とプロワンの再来をリクエスト。いつまでたってもレ��ェンダリー・アーティストに往年の名曲をライヴ演奏してほしいと叫ぶオールド・ファンみたいなものか。あたらしいテクノロジーを開発せしエレキテル平賀源内よりも水戸黄門の印籠がVCOなのか。史上最強預言者Prophet 12は、クエーサー銀河ばりに宇宙の地平線に屹立する孤高の存在だったのか。遥けく望む特異点、その降着円盤による極超高速乱流回転音を聴きたいと希求する人はなかなかおらんかったのか。
それに対し彼は3回返答、Prophet’08、Prophet-6、そしてProphet-5 Rev.4。
デイヴ・スミス、ついにアナログ・シンセに回帰? 事象の地平面にて、運命の円環もまた閉じてしまうのか?
♬ ♬ ♬
「前を向くんじゃなかったっけ?」
デイヴが回答したのは、現代版プロ5ではなく「現代風に再解釈・再構成したプロ5哲学」であった。しかもその都度その都度、その時に見あった回答。円環は開かれたまま螺旋を描く。
2007年時点での回答がProphet’08。
当時まだ初号機Evolverシリーズが出て一段落したころであり、アナログポリシンセを新規に出すメーカーは皆無といってよく、デイヴ・スミス自身もEvolverみたいに多彩な音色が出るシンセがありながら、なんで今さらアナログポリシンセばっかリクエストされるのかと嫌で嫌で仕方がなかったという。苛立つデイヴ・スミス「てめ〜ら後ろ向きすぎんじゃね」。師匠こころの叫びをダダ漏れにしてみました。
でもさすが名匠、しぶしぶ試しに作ってみたら、あ〜ら存外いい音すんじゃないの〜これ〜♬となり、当時まだ存在しなかった新品アナログポリシンセちゃきちゃきの新機種として出そうと、しからば名刀Prophetの名を再びというのでDCOアナログ8音ポリシンセProphet’08誕生。びみょ〜にロゴが違うけどそんなこと誰も気づかず実際よく売れたのです。のちに16音ポリREV2まで作ってしまったもんね。
これが事実上DSI出世作となり、ひとやま当てたおかげでラインナップ飛躍的に拡大。
モノフォニック版MophoっていうPro-Oneみたいなシリーズもあったよね、黄色いファンキーなカラー、Push me! Push me!って書いた〜ったトリガーボタン笑 サブオシ追加でphat sound! 4パートマルチ音源TET4A(Tetra)もあった。マルチ音源アナログシンセって、今またあったらいいのに。
そして今なお伝説のリズムマシン、ロジャー・リンとのコラボ作、神器Tempest! あれがProphet’08からProphet 12へと橋渡しするミッシングリンク的アーキテクチャだったって、だから凄腕リズムマシンっていうか、いやもはやリズムシンセなんだって、お釈迦様でも気づくめい♬ ついでにTempestの有機ELディスプレイとその周りに配置した汎用ロータリー・エンコーダー4基+ボタン4基このユーザーインターフェイス,これがそのまんま次のProphet 12とPRO2になったって、気づいてた?
名刀その切れ味もさわやかに、すっかりアナログポリシンセ・メーカーとして認知されるようになったDSI。そのサクセスの上に2013年にデジアナハイブリッドProphet 12、デイヴ・スミス最高ポリシンセは生誕したというわけ。
以来、アナログシンセが当たるたんびに、本当に自分がやりたかったデジタルをやる。堆積岩の互層の如きこの繰り返しがDSI社のひとつの深みある魅力となる。
2015年時点での回答がProphet-6。
至高Prophet 12が出たにもかかわらず、まだ皆さんプロ5の再来を求める。しかもDCOじゃやだVCOでなきゃやだとか言う。ったくもう、じゃ次は原理主義者も黙り込むような弩級VCO戦艦シンセつくってみようか。PRO2でプロ5SSMばりのディスクリートVCFも開発できたしね。ほなガチでプロ5復刻? いやいやあくまで現代にプロ5的な前向きコンセプトを具現化すると考えて新規挑戦ネタを盛り込みましょう、何を追加するって例えばモーフィングするVCO波形、ハイパスフィルター、2連デジタルエフェクト、アルペジエイター、ポリフォニック・ステップシーケンサー、ベロシティ、アフタータッチ、ステレオ出力、MIDI、USB、ついでに今風に49鍵にして軽量コンパクト、フットワーク軽いところがまたコンテンポラリー。若い軽いあったかいフーディみたく軽快な出で立ち、良質なアナログの音、当世風VCOアナログ6音ポリシンセ見参!
事実、現代風に音色が良いがためにタンテ屋さんPioneer DJと組んでサンプラーTORAIZ SP-16へDSI謹製SSMエミュもののディスクリートVCFとなるLPF/HPF移植、さらに極太アナログモノシンセグルボことTORAIZ AS-1というスピンオフも誕生。AS-1に至ってはほぼProphet-6のモノフォニック版であり、ただそこから内蔵エフェクトとしてのリバーブを省き、アナログの単独オーヴァードライヴをマルチエフェクト内部へ統合して分かりやすくしたのみ。まさにプロ5に対するPro-One的な位置付け。それらは音の面白さはもちろんビルドクォリティと言おうかハードとしての質感も高く、AS-1などはガジェットのレベルを引き上げた名機となった。
そのProphet-6を開発中、偶然にもRoland創業者でありMIDI策定の盟友・梯氏がYAMAHAへ「もう使こてへんねんさかい、ええかげん返してあげはったらどないです?」ってんでYAMAHAからデイヴ・スミスへSequentialの商標が平和裏に返還! まれに見る善意の連鎖、MIDIシェア文化なみの叡智、ありがとう!!
というわけで歴史的な新生Sequentialブランド再起動リブートその初号機として、Dave Smith Instruments Sequential Prophet-6を感慨深くローンチした次第。
しかも翌年かつてのライバル、トム・オーバーハイムとのコラボDave Smith Instruments Oberheim OB-6も感慨深くローンチ。ディスクリートによるSEM型VCFゆえ、OBの名を冠するとはいえOB-XやOB-8よりもむしろOberheim 4Voiceや8Voiceの系譜に近く、これもこんにち的な良質なアナログの音がするコンテンポラリーなヴィンテ。そしてそこにSequentialとOberheimのロゴが仲良く共存。
さらに次のPROPHET Xにおいては元Emuデイヴ・ロッサムが設計せしSSMチップ復刻発展版SSI2144も搭載。しかも若きサンプルライブラリ・メーカー8DIOとも共作。たたみかける共作連発、シンセヲタ胸アツ案件続出。
こうしてEmu、Oberheim、Sequentialという合衆国レジェンダリー・シンセメーカーたちがコラボして機種開発、それをYAMAHAとRolandというビッグネームが善意の商標面で支える、8DIOが現代コンテンツで支える、ありえない夢の伝説大同盟時代が到来したわけ。どうですこの友情この協力。戦争だ炎上だなんだとすさんだ今の時代、だがこれほどまでにメーカーたちが助け合う時代が今まであったであろうか。思い返せばこんな優しい人たちだからこそMIDIはシェア文化になりえたのかもね。そしてその土台の上に、それすら意識することなく私たちはレジェンドたちの共作の数々を目撃。これを先人たちの叡智と言わずしてなんであろう。
やがてデイヴ・スミス自身「いずれ僕は会社を後人に引き継がないといけないから」と言ってDave Smith Instrumentsという社名から自分の名を消し去るために、会社の名前もふたたびの「Sequential」。Prophet-5生誕40周年に社名変更したというのは、単にひとつのメルクマールとしてのタイミングあわせに過ぎない。時代のクロックに自分を同期。時に西暦2018年。
ちなみに同年Prophet 12生産完了、5年にわたる販売期間は近年むしろ長いほう。デジアナハイブリッドシンセは同年発売Prophet Xと2020年デビューしたPRO3シリーズへとバトンタッチ。
せめてもの花道をというのでProphet 12最後の百台はリミテッド・エディションとして「アークティック・ホワイト(北極白色)」にカラーリングされ、独自の製造番号も貼り付けられた。デイヴ・スミス引退準備開始とともに引退した最強預言者12。よっぽど愛されていた機種だったのでしょう。なお2023年はProphet 12爆誕10周年かつMIDI生誕40周年である。
新旧Sequentialとは何か?
それは原理主義や前例主義や様式美におちいること無く、とらわれずスタイリッシュにいっつも新しい回答を見せてくれるメーカー。コンテンポラリーだからこそ時代を超える。でもそれにあぐらをかかない。
何よりも音を創っていると、どういうふうに音をたおやかにさせたいか、はたまた破綻させたいか、見透かされているかのように音がおいしく変化する。アナログ、デジタル、ハード、ソフト、すべて対等なパノラマ。たとえ枯れたテクノロジーであろうと、どう転んでもいい音がする手練れのエンジニアによる楽器。Slopというデジタル音痴パラメーターですらタダのランダマイズではなく、アナログを真似てズレ度合いやズレている時間すらもが刻々変化する有機的な機能。そんなもん誰が気づく?とも思うかもだが、そんなところまでシンセを熟知しているデイヴ・スミスだからこその精緻。神はディテールに宿る。そしてディテールに宿りつつも見晴らし良い視点から大局を見渡す。
Prophet-6がProphet 12より売れた理由のひとつにWYSWYGユーザーインターフェイスがあると知った新生Sequential社、以降すべて表に出ている操作性を念頭に置くようになり、PRO3などもその新しいパラダイムの続きにある。それでいてPRO3ではEvolver伝来Tuned Feedback機能が健在なのは嬉しいポイント。
またエンリケ・イグレシアスもリミックスしたDJ Pabloから「パクられる前にやったら?」と言われたのをきっかけにいろいろ考え直し、結果、踏み切ったるはあんだけやらないと言ってたProphet-5のリ・イマジネーション。オリンピックイヤー2020年に驚きの発表。しかもデイヴ・スミス古希! んで現役! かくして新しいプロ5は復刻にとどまらないRev4というデイヴ・スミスならではの名答となった。タッチセンスとUSBがついたプロ5ってだけじゃないよ、コピーキャットには絶対真似できないVintageノブ! そしてここにもデイヴ・ロッサムによるSSM進化型VCFチップが入ってピース! 即ちかつて裁判までして揉めたSSMとCurtisの両方を網羅する設計! しかもRev1、Rev2、Rev3のサウンドを全てカヴァーするばかりか、新しいRev4サウンドまで提示! おまけにダメ押しProphet-10同時発表!!!!! ちょっと遅れて5声を10声にする拡張基板までご用意いたしましたとも!!! なにこの秀逸すぎるゴージャズなリマスター+新規セルフカバー・ボックスセットみたいな商法。
そしてそのあと飛びいでたるはPro-OneでもPRO2でもPRO3でもない、まったくあたらしいスピンオフとして2021年TAKE5誕生。小脇に抱える名機、小脇に抱えるプロフェット、さしずめフレンドリーなコンパクト・プロフェット、しかも新規シリーズ名となるのか、期待が止まらない。
そのさらに翌年5月10日、Prophet-5 Rev4と同じく進化型としてOberheim OB-X8デビュー。その開発にはトム・オーバーハイムはもちろん、デイヴ・スミス、そしてかつてOberheim若手の天才エンジニアに始まりAlesis、Line6という伝説の数々をものしたマーカス・ライルも参加。3大レジェンド連合開発。
そはOB-X8であってMatrix-12でなく Prophet-5であってProphet 12でなく miniKORG 700FSも700Sベースであって700でもTRIDENTでもPolysixでもない。でも喜多郎も難波弘之も加藤孟会長も好き。
即ち最高傑作やのぅて デビュー作でものぅて 自身にとってゲームチェンジャー的なんをつくる。
人は晩年に自分の原点というか出世作というか、名刺代わりになる機種をもっぺん出して、現代への磨きをかけて未来へ投擲したくなるもんなんかな。
そのOB-X8開発を手助けしたデイヴ・スミス、そのデビューを嬉しさ満面で語る盟友トム・オーバーハイムの、積年の宿題を果たしたかのように抑えきれない、とめどなくあふれる喜びが止まらない、その笑顔を見届けた矢先、わずか20日ほど後、2022年5月31日、若すぎる享年72歳。2週間ほど前のBerlin Superbooth 2022ではあれほど元気だったのに、心不全だったとか。そしてその時ダンス系電子音楽イベント「Movement」のためにクラブ音楽の都デトロイトにいたのだという。
♬ ♬ ♬
だが歴史はここで終わらない。いや、断じて終わらせない。
♬ ♬ ♬
死せる諸葛孔明、生ける仲達を走らす。
OB-X8が誕生し、デイヴ・スミスが没して半年。 時に西暦2022年11月18日、新生Sequential社から突如浮上した大型シンセTRIGON-6。それはデイヴ・スミスが開発にかかわった最後の機種、その遺児。その姿を表した今、スミスの子供たちがゆく。
PRO3にてMoog型ラダーフィルターをディスクリートで新規開発し搭載せしめたSequential社は、このVCFをもとに最強アナログポリシンセ開発に挑んだ。 これはかつてPRO2にてやはりディスクリートで開発したProphet-5型VCFとOberheim SEM型VCFとをもとに、Prophet-6とOB-6とを開発したのと同じ戦術。
6音ポリ、1ボイスあたり新規に起こしたVCOを3基搭載、4pole/2pole切替可能となった機能拡張型ディスクリート・トランジスター・ラダー型VCF、充実のポリモジュレーション、お家芸フィードバック、2連デジタルマルチエフェクト、アルペジエイターにポリフォニック・ステップシーケンサー、ユニゾンモードで3VCO x 6ボイス=18VCO斉射、ベロシティ・アフタータッチ対応鍵盤、コンテンポラリーに49鍵軽量コンパクト、無論USB装備、あげくProphet-5 Rev4みたくVintage Knobまである!
トライゴンは三角形という意味。 ポリゴンが多角形の意につき、その三つ角版と考えれば良い。むろんVCOが3基あるがゆえのネーミングであろう。
だからってMemorymoogの真似ではない。むしろMoogには無かった仕様を惜しげもなくガンガン投入、ぎゅうぎゅうぱんっぱんに押し込めた最強アナログポリシンセ。それら諸機能が結びつき一つの個体の内部で有機的に相互作用しあったとき、そのシナジーから新しい音が生まれる。モーグに似てモーグでない、新しい音。
Prophet-5ですら名機であれこそすれ最強ではなかったのだ。だからこそ、TRIGON-6には既存とは違う新しい名前が与えられた。そは未来のヴィンテ。未来の古典。今までありそうでなかった新時代アナログシンセの音。側板の木の色すらもがいつになく白い。フロントパネルのフォントも外観デザインも、いにしえへのリスペクトを踏まえつつもこんにち的。
Prophet-6 OB-6 TRIGON-6
アナログ6音ポリシンセ三部作堂々完結。しかもローンチ順に徐々にインスパイア源となったヴィンテからキャラが離れ、独自の遊びカラーが濃くなったのは、やはり時代が進んで市場が成熟し、それだけ審美眼も前を向いてきた現れ。亜空間銀河のはずれ、いつわりの虚空に影ばかり落とす惑星、新天地TRIGON-6、デイヴ・スミスが残した隠し玉、そこで聴く音の景色、そこに隠されたベクトルの向き。
まだまだアナログでやり残したことはあったのだ。 まだまだアナログにもデジタルにもハードにもソフトにも未来があった。それこそまだ見ぬなにかにも。 そのことを死後もなお教えていただけるとは、どこまであなたは前向きなんですか。
死せるデイヴ・スミス、電子楽器業界を走らす。いや、走らせ続ける。
本稿の最後に、私も大好きなPRO2取説の冒頭文を、ここに引用ならびにNemo版超訳にてご紹介。それをもって追悼の意を込めたい。それをご覧いただくことで逝去せるデイヴ・スミスが指し示したベクトルの向きをお察しいただけたなら望外の喜びである。そのベクトルの指し示す先をめざして、私たちで彼の遺志を継いで、ともにぎっしり輝いてきらめく音の銀河を探検すべく出かけましょう。物理操作子を見てそのトルクを味わいつつ音をつくるとき、私たちは音を見て、映像を聴き、指先の圧に耳を傾けるのです。その情緒こそがフィジカルな楽器。
なお、MIDIにおけるメーカーIDナンバーその栄えある1番は旧Sequential社であり、旧Dave Smith Instruments社であり、現Sequential社である。つねに前を向いてきた者にこそふさわしいIDナンバーと言わずしてなんであろう。
Thank You
No doubt about it: It's an exciting time to be a synth geek. You only have to look around you to realize that we're experiencing a renaissance of sorts for synthesizers. From stompboxes to modulars, synths are here in a very big way.
With the current demand for all things analog, I've been asked many times if I would ever consider reissuing the Pro-One monosynth. My response has always been the same: "You've got to keep moving forward." The simple truth is, I'm happiest creating new instruments-synths that put more power and better sounds into the hands of musicians with every iteration.
But actions speak louder than words, so here's the last one on that particular subject: the Pro 2. It's light years beyond the Pro-One in every way and is the culmination of my many years designing synthesizers. It's also the deepest and most powerful monosynth I've ever created, so it should keep you busy exploring the outer limits of sound for quite some time.
I really hope you enjoy playing it as much as we enjoyed designing it.
Thanks for the purchase, from all of us here at DSI!
Cheers,
Dave Smith
(以下、Nemo版超訳)
PRO2を買ってくれて、ありがとう。
シンセヲタにとって、間違いなく楽しい時代になったね!! まわりを見渡すだけで、今はシンセ・ルネッサンスとも言うべき一種の復興期、その真っ只中に僕たちは今いるんだって分かる。ちっちゃいストンプボックスみたいなのから、でっかいモジュラーにいたるまで、今やさまざまなシンセが堂々と闊歩している。
ちかごろアナログはなんでもかんでも大人気だから、かつての名機モノシンセPro-Oneを頼むから復刻してくれっていう声も、たくさんいただいてきたよ。でもそれに対する僕の答は、いつもと同じく「いっつも前を向いて進んでいかなきゃね」なわけ。
ぶっちゃけ言うけど、僕はシンプルに新しい楽器を作っているときが一番ハッピーなんだよ。アーティストが使うたんびに両手にパワーとサウンドがみなぎる、もっとパワーを、もっとすばらしいサウンドを両手にもたらしてくれる、そんな新しいシンセをね。
でも言ってるだけではなんだから行動で示すことにしたよ、それがこの復刻版ご要望への最新回答ことPRO2。
Pro-Oneと比べても、どの部分どの側面をとってみても何光年も先を行くくらい、ぶっちぎりの最先端モデル。それは僕が長年にわたって続けてきたシンセサイザー開発の集大成でもある。さらには僕が創ったもっともディープでパワフルなモノシンセでもある。だからこいつを使えば、皆さん新しい音色を探求するので当分のあいだ忙しくなるだろうこと請け合いだよ。
そんなわけで僕たちがこの機種を楽しく開発したのと同じくらい、皆さんが楽しく演奏してくれることを、こころから願ってます。
そしてここにいるDSIのみんなから言うね、ほんとうに買ってくれてありがとう!
じゃあね!
デイヴ・スミス
#dave smith#Dave Smith Instruments#sequential#dave rossum#e-mu#tom oberheim#oberheim#marcus ryle#alesis#line6#roger linn#linndrum#linnstrument#moog#bob moog#roland#ikutaro kakehashi#korg#tsutomu kato#yamaha#synth#synthesizer#analog synthesizer#digital synthesizer#vintage synthesizer#vintage synth#prophet-5#prophet-6#prophet 12#pro2
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ブラックシードオイルについて
ブラックシードの凄さを一言で表すと、100種類以上の有効成分が含まれているスーパーフードであるということでしょう。 最近の研究では具体的に15種類のアミノ酸、ナイアシン、ニゲロン、チモキノン、ビタミンA、ビタミンB、B2、C、n-3系脂肪酸(オメガ3)などの栄養素が含まれており、
さらに抗菌作用、抗炎作用、降圧作用、抗ウイルス作用など約20種類の効能があることがわかっています。
ここで特に注目したい有効成分として、チモキノンが挙げられます。チモキノンは抗酸化作用、抗炎症作用があり、病気の予防や身体本来の自然治癒活動に多くの利点をもたらすと考えられています。このように、様々な有効成分や栄養素を含むことで消化器官、呼吸器官、免疫系、アレルギー反応(ほこり、花粉、喘息などのアレルギー)などの苦しい症状などを緩和させることができる可能性があることが研究で明らかになってきました。
(参考URL:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5633670/)
ブラックシードオイルには、葉酸、鉄、銅、亜鉛、リン、ビタミンB1、B2、およびB3などが含まれており、自己免疫疾患にも役立つことを示す研究もあります。
その他の健康上の利点
-湿疹、乾癬、皮膚真菌:ブラックシードオイルは、皮膚が治癒する速度を向上させながら炎症を癒すのに役立つため、湿疹、乾癬、���菌感染症などの皮膚の問題
-消化:ブラックシードオイルは胃の痛みや��満感を軽減するのに役立ち、消化管内の様々な腫瘍の成長を阻害
-コレステロールと血圧:ブラックシードオイルと蜂蜜の両方が安定した健康的な血圧レベルを維持するのに役立ち、さらに体内のコレステロール値を管理
減量: ブラックシードオイルは、減量に役立ち、 食欲制御に良い効果があり、基本的な食事に大幅な変更を行うことなく、体重を減らすのをサポート
[1]https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=nigella%20sativa
#体質改善 #免疫力アップ #自然療法 #抗酸化物質
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GOLDEN LDC(GNLD)は、ココナッツオイルとオレンジオイルをベースにした穏やかで濃縮された洗剤です。 皿、果物、野菜の洗浄、より繊細な手洗い用漂白剤、セーター、台所用品、冷蔵庫、手や体の液体石鹸などに使用できます。
それは生態学的で生分解性であり、アレルギー性物質を含まず、手を心地よくビロードのように残します。
水を柔らかくするので、掃除がずっと簡単になります。
豊富なLDCフォームはその活動の指標です。 LDCが乳化して、水中の汚れの量を増やして浮遊させると、泡が消えます。 現時点では、すべてのLDC界面活性剤が溶液中で作用して、汚れを清澄水に浮かせています。
完全な生物学的分解性
LDCのすべての界面活性剤は生分解性です。つまり、自然の生物学的作用によって分離されます。 この能力は、私たちの湖や川に到達する石鹸水と泡の問題を取り除くのに役立ちます。 セプティックタンク、排水システム、または水処理施設に損傷を与えません。
水に完全に溶ける
LDCはバランスの取れた中性のpHを持ち、水に完全に溶解します。 それは石鹸の痕跡を残すことなく、完全にきれいになります。 あなたの車の窓、家の壁、そして木に組み込まれた要素を洗うためにそれを使用してください。 清澄化や研磨を必要とせず、表面は不快な跡を残すことなく乾燥します。
より耐性のある汚れに対してLDCクリーニングアクションを試してください!
その速効性界面活性剤は、鍋やフライパンからの破片や下水残留物を取り除き、下水をより簡単に土壌に排出するのに役立ちます。
その巨大な力にもかかわらず、LDCはあなたの手に優しく、あなたの家族にとって安全です。
LDCが選ばれる理由
•説明は必要ありません。
•汚れを発見します。
•軽い組織や人のケアにはデリケートです。
•経済的です。数か月の家庭活動には希釈で十分です。
•用途が広い。 彼は家、白人、そして車を掃除します。
•リン酸塩を含まない。
•生分解性。
•水をより「湿らせ」、脂肪に浸透させます。
LDCのお客様が必要な理由
LDCは2倍の寿命を持つ優しい液体洗剤です!
キッチン:皿、フライパン、鍋、グラス、ティーポット、陶器、磁器。
ランドリー:Tシャツ、ナイロン、繊細なランドリー、カシミア、アイロンをかけないランドリー、繊細な下着。
LDCの使用方法
手洗い
容器内で1部のLDCと5部の水を混合します。
強いジェット水をシンクに放出し、数回スプレーして濃厚な泡を作ります。 この混合物は、プレートからすべてのタイプの汚れを取り除きます。 通常、説明は必要ありません。 プレートから水を排出し、ディッシュラックで乾かします。 汚れた鍋や鍋を最初に浸す必要があります。
注:皿が本当に汚れている場合は、4部の水に1部のLDCを入れることをお勧めします。
キャンプ中
手、皿、冷水での洗濯に。
リキッドハンドSOAP
1部のLDCと5部の水の混合物で容器を満たします。
それは簡単にそして繊細に掃除します。 特に硬い水に適しています。 LDCは、容器から直接1対5の比率で液体石鹸として使用できます。最初に手を湿らせ、数滴を加え、濃厚な泡が形成されるまでこすります。 リンス。
デリケートな組織の手洗い
ナイロン、綿、ポリエステルなどのデリケートな生地や、ライクラやラテックス(シルクではない)などの他の合成生地を洗うには、LDC濃縮液のカバーを水に加えます。
かき混ぜて泡を作ります。
生地が完全に柔らかくなるまで待ちます。 注意深く洗ってください。 絞って乾かします。
特徴:
•経済的です。 濃縮物は、使用するたびに低コストです。
•徹底的にすすいでください。 皿や組織に残留物を残さないでください。
•泡は長持ちします。 効果的に脂肪を取り除きます。 プレート、グラス、フライパン、ポットに最適です。
•デリケートな洗濯物をきれいにします。 それらを柔らかく、新鮮な香りのままにしておきます。
•バランスの取れた中性のpHを備えています。
•用途が広い。 それは、熱い、冷たい、新鮮な、硬い水、そして塩水でもうまく機能します。
LDCを1〜5に希釈すると、1リットルの濃縮物から6リットルの洗剤を得ることができます。
原産国:スイス
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ミミズが豊かな土地を作ると言われているのは、彼らの食べ物が原因です。
ミミズは落葉樹や枯草が落とす葉を体内で消化して糞として土に排出することで、窒素やリンといった豊かな栄養素を土に供給します。
そのため、日本の豊かな森林土壌の維持にとって、ミミズは大切な存在になっています。
しかし、アメリカの落葉樹林では落ち葉の絨毯は、水の過剰な蒸発を防いだり病原菌を遮断するといった、皮膚のような働きをしていました。
また落ち葉の絨毯は、落葉樹自身の種が発芽するにあたって、湿度の維持をはじめ非常に重要です。
にもかかわらず、日本のミミズは葉を食べる速度が非常に早く、アメリカの落ち葉の絨毯を、あっという間に食べつくしてしまうのです。
落ち葉の皮膚の喪失は、土壌の乾燥や病原菌の蔓延を引き起こすだけでなく、落葉樹の種の発芽を妨げ、森林の世代交代も阻害することになります。
(進撃のミミズ!日本産「クレイジーワーム」がアメリカの土壌を"破壊している"と判明 | ナゾロジーから)
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RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされています。9月頃から流行し、初春まで続くとされてきましたが、近年では夏季より流行が始まるようになってきています。 非常に感染力が強く、幼稚園や保育園などの施設内感染に注意が必要です。 RSウイルス感染症の特徴 9月頃から流行し初春まで続くが、近年では夏季より流行が始まる。 非常に感染力が強い。 何度も感染と発病を繰り返す。 どんな症状? 発熱、鼻水などの症状が数日続きます。多くは軽症で済みますが、咳がひどくなる、「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴を伴った呼吸困難が出るなどの症状が出現した場合は、細気管支炎、肺炎へと進展することがあり注意が必要です。潜伏期間は2~8日、典型的には4~6日です。初めて感染する乳幼児の約7割は、数日のうちに軽快しますが、約3割は咳が悪化し、喘鳴、呼吸困難症状などが出現します。早産児や生後24ヶ月以下で心臓や肺に基礎疾患がある、神経・筋疾患や免疫不全の基礎疾患を有する感染者の場合、重症化するリスクが高まります。 重篤な合併症として注意すべきものには、無呼吸発作、急性脳症等があります。 潜伏期間は2~8日 咳の悪化や喘鳴、呼吸困難症状の出現には要注意 かかってしまった時の対処法 RSウイルスには有効な抗ウイルス剤がなく対症治療(症状をやわらげる治療)、重症化した場合には、酸素投与、補液(点滴)、呼吸管理が行われます。 感染を拡大させないため、対策しましょう ★感染経路を���チンと把握しましょう RSウイルスは、RSウイルスに感染している人の咳やくしゃみ、または会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込むことで感染します。感染の多くは、この「飛沫感染」によると考えられ、ドアノブなどの環境表面についたウイルスへの接触により、鼻や口などの粘膜や傷口などを通して感染する「接触感染」も成立します。 しっかり手洗い・消毒し、感染をストップさせましょう! マスクでしっかり予防しましょう。 成人の感染にも注意! 成人がRSウイルスに感染した場合、かぜのような症状であることが多いことから、RSウイルス感染者であると気付かないことがあります。したがって、咳等の呼吸器症状があ��場合は、可能な限り0歳~1歳児との接触を避けることが乳幼児の発症予防に繋がります。 また、RSウイルスに感染した乳幼児を看護する保護者や医療スタッフがRSウイルスに感染した場合、一度に大量のウイルスに曝露されるため重症化することもあります。 RSウイルスは高齢者においても重症の下気道炎を起こす原因となることが知られており、特に介護施設内などでの集団発生が問題となる場合があります。 衛生のSARAYAがご提案する感染対策アイテム 手指消毒 RSウイルス感染症は、飛沫や手指を介して感染するので、十分な手洗いと手指消毒が重要です。 ★おすすめアイテム 手肌をしっかり殺菌・消毒。手荒れに配慮したうるおい処方(アミノ酸うまれのうるおい成分配合)。さわやかなピュアアクアの香り。 リン酸でpHを酸性にし、有効成分(エタノール)の効果を高めています。ノンエンベローブウイルスを含む幅広いウイルス・細菌に対応します。 健康管理 外から帰った後や空気が乾燥している時など、うがい・マスク着用の習慣を持ち、予防に努めましょう。 ★おすすめアイテム 口腔内の殺菌・消毒・洗浄、口臭の除去に。刺激が少ないマイルドミント味で、家族みんなでお使いいただけます。 携帯に便利な個包装。極細繊維フィルター採用でウイルス・細菌を99%カット。 環境の清掃 家庭内感染を防ぐために、"手"がよく触れる場所などは、こまめに洗浄・除菌を行いましょう。 ★おすすめアイテム 気になる場所のウイルス・細菌の除去に。アルコール製剤では効果が劣るとされてきたノンエンベロープウイルスを含む、幅広いウイルス・細菌対策に。 ノンエンベロープウイルス99.99%除去できる液剤を含浸。厚手のシートで、キッチンやドアノブ、手すりなど気になるところをしっかり除菌します。 食品成分100%で、パラベンなどの保存料は一切無添加。独自処方の高濃度アルコール(50w/w%)でおむつ交換台やテーブル、おもちゃなど洗えないものをしっかりと除菌します。
RSウイルス感染症とは?|知っておきたい!家庭の感染と予防|サラヤ株式会社 家庭用製品情報
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リン酸二アンモニウム(DAP)価格指数:最新ニュース、トレンド、予測チャート
2024年3月までの四半期レポート
アジア太平洋
2024年第1四半期、アジア太平洋地域のリン酸二アンモニウム(DAP)の価格は安定していました。前四半期と同様に、農業部門からの需要は依然として弱く、バランスの取れた市場状況となりました。さらに、政府がDAPなどの肥料の輸出を制限する規制を継続したため、適度な供給レベルが維持され、DAPの最大の生産国である中国で国内で入手可能な製品が増加しました。DAP市場の主要プレーヤーである中国では、2024年2月に青島での価格はFOB 560ドル/トンで変わらずでした。価格に影響を与える市場状況や政策の更新に大きな変化はありませんでした。中国では、輸出制限によりDAPの国内需要が堅調に推移しました。しかし、こうした輸出制限に対する懸念から、アジアの肥料購入者は中国で代替サプライヤーを探すようになりました。それにもかかわらず、わずか数週間前にインドのRCFから大幅に値下げされたDAPの見積もりを受け取った中国の生産者は、3月末までに戦略的に加工リン酸塩市場に参入し始め、競争力のある価格のDAPを提供しました。
北米
2024年第1四半期、北米のリン酸二アンモニウム(DAP)市場は強気の価格傾向を経験しました。供給制約と原材料価格の上昇の組み合わせがこの傾向に寄与しました。前シーズンからのDAP在庫不足により、市場は四半期を通じて楽観的な見通しを維持し、価格上昇につながりました。3月に中国からのDAP輸出に対する政府の制限が再開されると予想されたことも、海外市場からの購入活動の増加に貢献しました。ミシシッピ川経由で到着するDAPの出荷は、乾燥製品の申請をすでに完了した生産者にとって利益がなかったため、限られていました。米国は北米のDAP市場で重要な役割を果たし、価格は前四半期と比較して全体で19%上昇しました。国内市場では、生産者が春の天候が植え付けに好ましいと予想し、早めに肥料を購入したため、需要が堅調に推移しました。米国のDAP価格は、四半期後半に前半と比較して6%上昇し、安定しました。
ヨーロッパ
2024年第1四半期、ヨーロッパのリン酸二アンモニウム(DAP)市場は、いくつかの要因により、弱気から強気の価格傾向への変動を経験しました。2024年1月、国内DAP価格は需要の低迷とドイツでの上流アンモニア購入のオフシーズンにより低迷し、大幅な下押し圧力がかかりました。しかし、四半期後半には、サプライチェーンの混乱と物流上の障害、特に中国と米国からの海外DAP輸入の不足が、2024年2月のこれらの動きに大きな役割を果たしました。この不足により、市場でのDAPの入手可能性が制限され、大幅な価格上昇につながりました。さらに、この期間中の運賃の高騰も価格変動の一因となりました。さらに、ヤラなどの大手メーカーは、アンモニア生産の一時停止など、慎重な生産戦略を採用したため、ドイツでのDAP供給とさらなる価格上昇に対する懸念が高まった。
リン酸二アンモニウム(DAP)のライブ価格を追跡: https://www.analystjapan.com/Pricing-data/Diammonium-Phosphate-28
中東およびアフリカ(MEA)
2024年第1四半期、MEA地域のリン酸二アンモニウム(DAP)市場は弱気相場から均衡相場へと移行した。後半には、世界的な農業活動の減少、国際市場の在庫の豊富さ、運賃の高騰により、MEA DAP市場は中程度の需要と均衡相場を経験した。生産に関しては、サウジアラビアの価格は、マルデンがアンモニアとリン
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新高島駅 BankART Station にて開催【ART BOOK/ART GOODS】
参加しています⚓️🖼📚🖍⚓️
2019年7月5日(金) - 21日(日) 11am - 7pm
@ BankART Station
横浜市西区みなとみらい5-1 新高島駅地下1F
🌊大好きな横浜⭐️⭐️⭐️⚓️
港、夜明け1時間前の赤色空気層
& Bankart + 黄金町桜荘 レジデンス
- 横浜港portside地区1994-2004 drawing
zine /ペイント HAPPY BAG⚓️🖼 📚🖍⚓️
アートグッズ/アートブックのイベントを開催中 !ポストカード・バッジ、小冊子、ジーン、マンガ、書籍、古本、ポスター、版画、ドローイング、写真、マルチプル、水彩画、油彩画、絵本、彫刻、立体作品、など。
有名無名の170チームを超えるクリエイターの100円~ 10万円の商品(作品)が、1,000点以上BankART Stationに⭐️
ご来場お待ちしております。
出品団体・作家(順不同)
のげやまくん、ファーレ立川アート管理委員会、石内 都、HeHe、橋村至星、エクスポート、岩間正明、三宅由梨、みかんぐみ、光画コミュニケーション・プロダクツ株式会社、Alt_Medium、山口晋平、静岡市美術館、廖 震平、藤野真也、神戸アートビレッジセンター、今村 源、はじまりの美術館、DOOKS、株式会社ボイズ、しまうちみか、韓 成南、島村恵美、ときたま、アートギャラリーミヤウチ、磯崎道佳、井上奈奈、株式会社プロセスアート、株式会社気動、原口典之、柳 幸典、伊東敏光、チャールズ・ウォーゼン、田中圭介、七搦綾乃、入江早耶、丸橋光生、土井満治、尾身大輔、チームやめよう、牛島達治、salon cojica、近藤美恵子、gallery 21yo-j、山下大輔建築設計事務所: DYA、谷内口博幸、イメージ エフ、土居大記、今野規子、松山 賢、土方美雄、密照京華、楢橋朝子、和田守弘、西武アキラ、細淵太麻紀、現像、新垣美奈、関 直美、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、島根県立石見美術館、遠藤章子、坂田恭平、JUNKO SUZUKI、尾山久之助、広松木工株式会社、SUZUKIMI、乾 久子、樋口昌美、渡辺 篤、窪田久美子、山本麻世、古橋 香、阿部道子、アーツカウンシル東京、佐々木大河、金子未弥、RED Profile、牛島智子、関内 潔、ぽつねんとして、(松山由佳・鈴木恵里)、藤村駿斗、大和由佳、柵瀬茉莉子、上村卓大、スサイタカコ、余情、韓 卿浩、中島 修、関 和明、大野 繁、河村るみ(松田るみ)、鈴木事務所(鈴木 雄介 + Léo Allègre)、藤本英明、岩佐 徹、横浜トリエンナーレ組織委員会、寺江圭一朗、高橋啓祐、山口啓介、林 淳一朗、秋山直子、サンズイ舎、武弓真実、horime tougei (ホリメトウゲイ)、和田 彩、泉 イネ、松本倫子、近藤 南、SAKURAI ART SYSTEM、ユ・ソラ、葉栗 翠、坂間真実、奥村昂子、矢内原充志、村田 真、繁田真樹子、pipi-goldfish、ツバメ出版流通、PHスタジオ、おのあき、丸山純子、中谷ミチコ、松本秋則、プレッシャーズ(阿部 静・岩永かおる・柴田かなこ・土本亜祐美)、三枝 聡、レイヨンヴェール、村田峰紀、関 直子、ごとうなみ、開発好明、ヤング荘、LIXIL出版、佐久間里美、オフィス卯甲、野老朝雄、gallery fu、カトウチカ、増井ナオミ、有限会社かんた、蔵 真墨、安部寿紗、あべれいこ、西原 尚、N-mark、川本尚毅、金川晋吾、キム・ガウン、中川達彦、谷本真理、山下拓也、高杉嵯知、安田拓郎、阿部剛士、橋場佑太郎、Multiple Spirits(マルスピ)(遠藤麻衣+丸山美佳)、三浦かおり、Lori Ono、リュウ・リン、makira 牧ヒデアキ、吉田翔太郎、中島庸介、恩地みどり、SYコレクション、アートフロントギャラリー、 まちづくりスタジオ鶴岡Dada委員会、宮森敬子、ベクソンアーツ、旅する芸術祭実行委員会、黄金町エリアマネジメントセンター、山本愛子、岡 孝博、相原康宏、廣中 薫、増山士郎、町田紗記、他
◯BankART出版から100タイトル以上(川俣 正、田中信太郎、岡崎乾二郎、中原浩大、朝倉 摂、原口典之、柳 幸典、中原佑介著作集、他)
◯雑誌バックナンバー(新建築、住宅特集、美術手帖、芸術新潮、ART iT、REAR、他)
#bankart#bankart Station#ARTBOOKS#ARTGOODS#Yokohama#portside#zine#art#kaoruhironaka#廣中薫#drawing#contemporary#abstract
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わーい。たのしみー! どんな作品やグッズ販売されるかなー! 上野でやる公募展などでは販売はあまりなさそうだし、アートグッズに特化したイベントは珍しい気がする! なによりBankArtさまで買えるの嬉しいよー 場所の記憶とかも一緒に持って帰れる気がする! 100円からあるそうだ! やった!私でも買えるものがある! , #Repost @bankart1929 ART BOOK/ART GOODS @BankART Station 2019年7月5日[金]〜21日[日] 11:00–19:00 現代の・ポストカード・美術・建築・ダンス・無名の・グラフィック・カタログ・若い・本(古本)・写真・版画・プロダクト・立体・ドローイング・タブロー(絵画)・年老いた・始めたばかり・アーティスト・チーム・大きなギャラリー・有名な・美術館・等々・全国から アートグッズ/アートブックが集まります! 価格は100円~ 10万円 出品団体・作家(順不同) のげやまくん、ファーレ立川アート管理委員会、石内 都、HeHe、橋村至星、エクスポート、岩間正明、三宅由梨、みかんぐみ、光画コミュニケーション・プロダクツ株式会社、Alt_Medium、山口晋平、井上 直、静岡市美術館、廖 震平、藤野真也、神戸アートビレッジセンター、今村 源、はじまりの美術館、DOOKS、株式会社ボイズ、しまうちみか、韓 成南、島村恵美、ときたま、アートギャラリーミヤウチ、磯崎道佳、井上奈奈、株式会社プロセスアート、株式会社気動、原口典之、柳 幸典、伊東敏光、チャールズ・ウォーゼン、田中圭介、七搦綾乃、入江早耶、丸橋光生、土井満治、尾身大輔、チームやめよう、牛島達治、salon cojica、近藤美恵子、gallery 21yo-j、山下大輔建築設計事務所: DYA、谷内口博幸、イメージ エフ、土居大記、今野規子、松山 賢、土方美雄、密照京華、楢橋朝子、和田守弘、西武アキラ、細淵太麻紀、現像、新垣美奈、関 直美、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、島根県立石見美術館、遠藤章子、坂田恭平、JUNKO SUZUKI、尾山久之助、広松木工株式会社、SUSUKIMI、乾 久子、樋口昌美、渡辺 篤、窪田久美子、山本麻世、古橋 香、阿部道子、アーツカウンシル東京、佐々木大河、金子未弥、RED Profile、牛島智子、関内 潔、ぽつねんとして、(松山由佳・鈴木恵里)、藤村駿斗、大和由佳、柵瀬茉莉子、上村卓大、スサイタカコ、余情、韓 卿浩、中島 修、関 和明、大野 繁、河村るみ(松田るみ)、鈴木事務所(鈴木 雄介 + Léo Allègre)、藤本英明、岩佐 徹、横浜トリエンナーレ組織委員会、寺江圭一朗、高橋啓祐、山口啓介、林 淳一朗、秋山直子、サンズイ舎、武弓真実、horime tougei (ホリメトウゲイ)、和田 彩、泉 イネ、松本倫子、近藤 南、SAKURAI ART SYSTEM、ユ・ソラ、葉栗 翠、坂間真実、奥村昂子、矢内原充志、村田 真、繁田真樹子、近 あづき、ツバメ出版流通、PHスタジオ、おのあき、丸山純子、中谷ミチコ、松本秋則、プレッシャーズ(阿部 静・岩永かおる・柴田かなこ・土本亜祐美)、三枝 聡、レイヨンヴェール、村田峰紀、関 直子、ごとうなみ、開発好明、ヤング荘、LIXIL出版、佐久間里美、オフィス卯甲、野老朝雄、gallery fu、カトウチカ、増井ナオミ、有限会社かんた、蔵 真墨、安部寿紗、あべれいこ、西原 尚、武藤 勇、川本尚毅、金川晋吾、キム・ガウン、中川達彦、谷本真理、山下拓也、高杉嵯知、安田拓郎、阿部剛士、橋場佑太郎、Multiple Spirits(マルスピ)(遠藤麻衣+丸山美佳)、三浦かおり、Lori Ono、リュウ・リン、makira 牧ヒデアキ、吉田翔太郎、中島庸介、恩地みどり、SYコレクション、アートフロントギャラリー、 まちづくりスタジオ鶴岡Dada 委員会、宮森敬子、他 ◯BankART出版から100タイトル以上(川俣 正、田中信太郎、岡崎乾二郎、中原浩大、朝倉 摂、原口典之、柳 幸典、中原佑介著作集、他) ◯雑誌バックナンバー(新建築、住宅特集、美術手帖、芸術新潮、ART iT、REAR、他) 、 #Art #イベント #アート #新高島 #新高島駅 #Bankart1929 #bankart #bankartstation #アートグッズ #アート販売 #100円から #東急東横線 #横浜 #グッズ #現代美術 #yokohama #artyokohama #gallery #ギャラリー #アート好き #横浜アート #横浜のアート https://www.instagram.com/p/Bzb-5l1lTj0/?igshid=17uxnllcntkne
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前夜に使ってメイク持ちUP!?
───────────────
[REVRON]
REVLON SPECIAL MAKEUP BASE MASK
¥1,800(税込)5シート
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
𝗣𝗼𝗶𝗻𝘁
メイク崩れのためのシートマスク
───────────────
☑︎ 乾燥でファンデ塗るとカサカサ
☑︎ ファンデよれがち
☑︎ 朝スキンケアなんてやってらんない
そんなあなたに救世主!
前夜に使うとベースメイクに差が出るかもしれんシートマスクがあるん知ってた!?
(ごめん、初回当日の朝メイク前に使ってたわ)
厳しめの結論を言うと、
「効果としては正直スペシャルなものは感じなかった」
(普段からシートマスク使用からのメイクのフローやからかも)
でもしっとりするので普段夜や朝にシートマスク使ってない方なら、実感できるのかもしれない。
とはいえ使用感はいいのよ?
3種のヒト型セラミド*¹ が配合されているし、2種のビタミンC誘導体*²も入ってる!
そう、結構ええもん入れてくれてんのよ。さすがよレブロン。
前夜にのみも使ってみたけど、普段が普段なので、メイク前にも使った方が個人的には好みでした。
是非ダブルで使ってみて!
*¹ セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP
*² リン酸アスコルビルMg、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
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【レシピまとめ】低カロリーなのに栄養満点◎きのこ
低カロリーなのに栄養満点◎きのこ #きのこ #きのこレシピ #しめじ #舞茸 #エリンギ #しいたけ #えのき 過去投稿したレシピより 今日は我が家の #きのこレシピ にピックアップしてレシピ をご紹介📝 きのこは、低カロリーな野菜ですが、食物繊維やビタミン(B1・B2・D)・ミネラル(カリウム・リン)が豊富で、体調を整え健康的な体づくりにつなげてくれます🍄 バリエーションを増やしたい方ぜひご参考にどうぞ💡
フレンチなメイン◎鮭ときのこのクリームソースがけ ① 鮭2切に〈塩コショウ少々・ニンニクチューブ小さじ2〉を塗り、〈オリーブオイル大さじ1〉を敷いたフライパンでこんがり焼き皿に盛る ② しめじ1/2房と玉ねぎ1/4個を粗みじん切りにし、①のフライパンで炒める ③ 玉ねぎがしんなりしたら〈小麦粉大さじ1〉を加え、粉っぽさがなくなったら牛乳200ccと〈コンソメ1/2個〉を加える ④ とろみがついたら①の上にかけ、〈乾燥パセリ少々〉を振る 投稿ページ Instagram ごはんが進む!◎牛肉とエリンギの甘辛煮 ① 鍋にエリンギ2本を8等分程度に割き、〈水100cc・麺つゆ[2倍濃縮]20cc・七味とうがらし少々・酒大さじ1・醤油大さじ1・みりん大さじ1/2・砂糖大さじ1/2〉と茹でる ② 沸騰したら牛肉80gを1枚ずつ加え、灰汁を取りながら煮る ③…
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