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#中目黒アクセサリー
oka-akina · 1 year
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棕櫚の姫
 そのコンクリートの塀を城壁と呼んでいた。広い広い敷地を囲って、高さもあり、壁の上には有刺鉄線が張り巡らされいかめしい。書道教室の行き帰りにいつも通る道で、城壁の作る影は湿っていた。苔が生え、蟻や蜘蛛が這っていた。蟻を目で追い、歩いていると、足元がぼこんぼこん鳴った。壁とはちがう色のコンクリートで蓋がされており暗渠だった。かつて川だったところにかけられた蓋で、ところどころ揺れる。城壁だなんて巨大に感じていたのはわたしが小さかったためだろう。
 城壁の内側は二階建ての細長い建物で、庭が広いのでぽつんとして見える。クリーム色の壁がくすんでいた。そんなに豪華な建物ではないのでかえって城だった。余計な華美は避け、質素に屹立している。ほんとうの城はこうでなくっちゃと納得し、庭の芝生がかなり禿げていてそういう滅びの気配も城だと思った。どうやらどこか大学か会社の寮であるらしく、何々寮という文字が見えた。といっても、城門はめだたないつくりで奥まったところにありそっちへ行くのはこわかった。どんな寮だか、どんな人が住んでいるのか、ちゃんと見たことはなかった。
 わたしが見ていたのは壁と棕梠シュロだった。お城の庭には一本だけ、背の高い棕梠の木があった。灰色の壁の向こうですっくと伸びている。壁よりも建物よりも高く、ぼさぼさの幹が風にしなっている。棕梠という名を知ったのはもっとあとで、わたしはあれはヤシの木だと思っていた。あの揺れ方は南国だなあと、南国のことを知らないのに感心していた。雪の降りそうな寒い低い雲の日でも、冷たい風に手の甲が痒くても、壁の向こうのヤシの木だけ南の島で、お城の中だから当然だと思った。壁の外から見上げる葉はいつも影になり、動物の毛みたいにぎゅっと密集して見えた。
 この木の下にどんな人が住んでいるのだろう。なんとなく、人魚姫の姉たちを想像した。絵本の話、もっとわたしが小さかったころの話。母が、人魚姫の姉たちが泳ぎ回るページを開いて、「この中だったら誰が好き?」とわたしに選ばせた。深い意味はなかったと思うが——人魚の姉たちは色とりどりで、きっとわたしに色の名前を言わせたかった——、わたしは青い髪のお姉さんを指した。彼女の髪の毛はそんなに長くないがAラインにふわふわ広がっていて、ひたいに垂らしたアクセサリーが大人っぽく、いちばん素敵だと思った。そうして青い髪の人魚はその一ページだけの登場で、人魚姫に短刀を渡すシーンにはいなかった。それもよかった。きっと海の底で静かに悲しんだ。悲しみはするが彼女にはその後の人生があり、死なない。青い髪の姉についてわたしは幾度も想像した。棕梠のお城にいる誰かを想像すると、彼女になった。
 やがて暗渠の町からは引越して、わたしは川に挟まれた町に住むことになった。両親が離婚し、母と二人の家になり、近くに祖母と伯母が住んでいてちょくちょく行き来した。蓋のない、どころか、おおきなおおきな川で河川敷もだだっ広い。二つの川はカーブし、町はレモンの形をしている。アーケードの商店街があり暗渠の町よりだいぶ騒がしい町だったが、学校は小さかった。わたしの学年はそれまで三十九人で、わたしが引っ越してきたことにより四十人になり、あなたのおかげで一クラスだったのが二クラスになったのだと春休み明けの転校初日に先生に言われ、自分が福音なのか災厄なのかわからなかった。
 新学期早々ずっと休んでいる子がいて、盲腸で入院しているとのことだった。クラスみんなでお見舞いの手紙を書きましょうと先生が言った。色画用紙が配られ、一人一通、工夫してメッセージカードを作るよう言われ、まだ一度も会ったことがないのにわたしも書くんですかと先生に尋ねたら、「みんなクラスの仲間でしょう」とたしなめられた。でも知らないんだよな、となりのクラスの子たちは書かないのかな、わたしが来なければひとつのクラスだったのにな……と思った。
 どうせ知らない人に書くのなら棕梠のお城にいるはずの彼女、青い髪の人魚に宛てて書きたかった。棕梠のお城の人魚たちには足があり、城壁の外では完璧に人間のふりができる。王子に恋をせず生き続け、芝生の上を駆けたり寝そべったり、真夜中、お城の中でだけ人魚に戻る。庭に水をまいて海にするかもしれない。そうか、だから芝が禿げていた。棕梠の葉ずれの音を聞きながら足の使い方を練習し、人魚の下半身がいらなくなったらお城——寮から出て行く。でも彼女たちは人間のふりも人魚でいることも好きだから、のらりくらりお城に住みつづけ、出て行かない。棕梠はどんどん伸びてゆき、葉の重さで腰が曲がる。青い髪の彼女はぼさぼさの幹をやさしく撫でてくれる。それなら手紙を書けるのだ。書けるか? わたしはなにを書くだろう?
 たとえばいつも棕梠を見上げていたこと。黒い葉。風。書道教室は畳の部屋で薄暗かったこと。流しの水がいつも細く、冷たくて、お湯は出ず、わたしは手についた墨汁をきれいに落とせなかった。黒く染まった指先をきつく握って、すれちがう人たちから隠した。なぜ隠さなければと思ったのか、わたしがあらゆる視線をおそれていたためだが、そそりたつ棕梠にはぜんぶばれている気がした。人魚を見守る南の島の木は、わたしのことだって知っていたはずだ。墨汁はいつも風呂で落とした。浴槽で足を伸ばし、そのころにはもう一人で風呂に入るようになっていた。墨の溶けた湯だからほんとうは透明ではない、目に見えない黒色の混じった湯なのだと思った。そういうことを書く。書いた。学校から帰ってきて便箋につづり、糊をなめて封をした。でもこれでは、わたしが思っていることを書いただけで、受け取る相手、青い髪の彼女に向けてなにか発信しているわけではないなとも思った。
 盲腸のクラスメイトには、画用紙を切ったり貼ったりして「飛び出すカード」を作り、おだいじにとか当たり障りのないことを書いた。
 レモンの町では書道教室に通わなかった。伯母はフラダンス教室の先生をやっており、招かれたので何度か見学したが、自分にはできる気がしなかったので(踊るのは恥ずかしい)、見学しただけだった。伯母はフラをやるからこまかいウェーブの髪がすごく長くて、想像の人魚よりも長かった。教室はおばあさんが多く、ハイビスカスの造花がたくさん飾ってあり、でもヤシの木はなかった。
 盲腸のクラスメイトとは友だちになれた。退院してすぐ話しかけられ、飛び出すカードすごくかわいかった、どんな子が転校してきたのだろうと楽しみだったと言われ、わたしはちょっと申し訳なく思った。
 だからというわけではないがかなり仲良くなった。すみれちゃんという名前で、しばしば自分の名前をSMILEと書いた。たとえば授業中に回ってくる手紙、ノートの切れ端にぎっしり書かれたいろいろの最後にSMILEとあり、それは署名だけども、受け取ったわたしには「笑って!」というメッセージにも見え、わたしはすみれちゃんの手紙がけっこう好きだった。
 きのうみた夢とか、好きな音楽とか、誰々が雑誌のインタビューでこう言っていた、ラジオでこんな話をしていた、いますごく眠い、親とケンカしてすげえムカついてる、そういう日記みたいな手紙で、いや日記でもないようないろいろで、思っていることを書くだけでもちゃんと手紙になることを知った。わたしが手紙を読むときすみれちゃんはもう眠くないし、すげえムカついた気持ちもいくらかおさまっている。その時差こそが手紙の肝だと思った。
 手紙ではたまにシリアスな悩みも吐露され、そういうときはSMILEの下に「読んだら燃やして」と強い筆跡で書かれていた。わたしはすみれちゃんの手紙を一度も燃やしたことはなかった。うちにはマッチもライターもなく燃やし方がわからなかったためで、ガスコンロで火をつけるのもこわかった。父親がいたらライターがあったろうか。ないな。たばこは吸わなかった。うちに小さな火がないのは父とは関係ない。父にはときどき会った。父も暗渠の町から引っ越したので暗渠の町に行くことはなくなった。
 中学に入り、すみれちゃんの家が建て替えすることになった。古い家をぜんぶ取り壊すからラクガキしていいよということになり、友だち何人かで誘われた。すでに家具はぜんぶ運び出されからっぽになった家の壁や床だ。油性マジックとか書道の墨汁とかカラースプレーとか、みんなでいろいろ持ってきて、こんなことは初めてだったから最初わたしたちはおそるおそるペンを握ったが、だんだんマンガの絵を描いたり好きな歌詞を書いたり、家じゅう思い思いにラクガキした。腕をぜんぶ伸ばし、肩がもげるくらい大きなマルを描いてみた。マルの中に顔も描いた。すみれちゃんの妹が壁いっぱいの巨大な相合傘を描いた。片側に自分の名前、もう片側はいろんな人の名前で、芸能人もマンガのキャラクターもあったがやがて尽きたのか、後半は「優しい人」「うそをつかない人」「趣味が合う人」と理想を並べていた。すみれちゃんは最後、床に大きく「ありがとう」「SMILE」と書き、このラクガキは家への手紙だったのかと思った。
 あとになってGoogleマップで暗渠の町を見たら棕梠のお城はなくなっていた。見つけられなかっただけかもしれないが、区画整理にひっかかったのか、暗渠の道もないように見えた。お城を取り壊すさい誰か壁にラクガキしたろうか。しなかったろう。だからすみれちゃんの家はとても幸運だったろう。そうして道の形が変わっても、地面の下にかつて川だった跡は残っているとも思った。
 あのとき人魚に宛てて書いた手紙が、このあいだ本棚のすきまから出てきて、なにを書いたかだいたいおぼえていた。恥ずかしいなと思いつつ封を開けたら、しかし便箋は白紙だった。文字はどこかに消えてしまったのか、書いたというのはわたしの思い込みだったのか、ぜったい後者なんだけど、後者なんだけど……と思う。すみれちゃんはマスカラを塗るとき、ビューラーをライターの火であたためる。小さな火を持っている。
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ペーパーウェルというネットプリントの企画に参加します。
セブンイレブン【24438044】 10/8 23:59まで
ファミマ・ローソン【DA5W82BGB9】 10/9 16時ごろまで
これは4年くらい前に書いたやつ。読んだことある人もいるかもしれない(覚えていてくださる方がいたらうれしい)。
今回のペーパーウェルのテーマが「時間」だったので、時間のことを考えながら書いた小説にしました。いやどこらへんが?って感じなんだけど、自分の中では…。過去のことを語るときの距離感、時間の長さとか流れを探りたかったというか。
つい最近読んだ川上弘美のインタビュー記事ですが、「年をとって記憶がいっぱい自分の中に貯まっているせいか、ある時期から、一瞬にフォーカスして書くよりも時間の流れを書くことが多くなってきた」とあって、なるほどなあと思いました。そして「でもコロナのもとで生活しながら小説を書いていると、なぜだか自然に、今この瞬間にフォーカスした書き方に回帰していくことになりました」と続き、とても興味深かった。
『群像』のweb記事で、「物語るために遠ざかり、小説全体であらわしていく」という題の鴻巣友希子との対談です。
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tanakadntt · 1 year
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グッズのマリン三輪隊の話(二次創作)
あなたの詠唱はどこから?
 三輪秀次はビリジアングリーンの毛先を持つデッキブラシをぐるりと回して、コツンと甲板に突き刺した。風がデッキを渡り、身につけたセーラー服の襟がふわりと浮いて首を包む。腰の金ボタンが僅かに震え、陽光を反射し、古寺が一瞬目を瞑った。
 『詠唱』が始まる。
 しかし、その詠唱はお粗末なものだった。
「……世界を繋ぐ青い空‼ えーと、希望の空から降り注ぐおひさまのシャワー‼ ……んん、きらめくソード‼ キュア…」
「違います!」
「違う!」
「違うってよ〜」
「違うのか?」
 隊員たちからすぐさまダメ出しされ、隊長は詠唱を途中で遮られたことに不服のようだ。
「それは詠唱じゃないな」
 奈良坂は手旗をバツ印に重ねながら言う。こちらもセーラー姿だ。本日、三輪隊は嵐山隊他と一緒に広報の撮影に来ている。メインはやはり嵐山隊で、三輪隊も「他」に入る部類なので待ち時間が多い。
 スタジオ撮影ではない。わざわざ海近くの公園まで来て、観光用に係留されている帆船を借りての野外撮影だ。そんな場所だから、隊服の撮影ではない。隊それぞれに衣装が用意されている。マリンを意識した、水兵服風だ。
 そういうのは、広報部隊だけでいいだろうと思う人間は結構いるはずだが、どうしても必要だから、とメディア広報室長の根付から、ではなく、営業部長の唐澤に爽やかに笑ってポンと肩に手を置かれると誰も断れない。三輪も同様だった。
 時期を違えて、他の隊でも撮っていると聞けば尚更だった。
「さっきから何をやっている」
 やはり撮影待ちの風間が船底からデッキに出てくる。隣には緑川もいる。嵐山隊他の「他」の仲間はこの風間蒼也と緑川駿で、なぜこの二人が隊ではなく、それぞれ呼ばれたのかは唐澤にしかわからない。
 風間は蒼也の蒼にちなんでブルーの、緑川は緑にちなんでグリーンのセーラー服を支給されている。三輪隊は隊服カラーの紫だ。皆、まったく一緒という訳でなく、少しづつ違っている。
 そのことに言及すると、奈良坂から何を当たり前のことを?と言いたげな視線を送られたので黙った。
例えば、緑川と風間のセーラー服は造りはほぼ一緒と言えるが、色はもちろん、金ボタンの位置やズボンのデザインが違う。さらに風間はつばを深く折ったような帽子を被っていた。セーラーハットというそのままの名前の帽子らしい。一方、緑川は縁にリボンの付いたベレー帽だ。彼の衣装は横ボーダーのインナーと短い丈のセーラージャケットで、両襟をアクセサリーで留め、まるでアイドルのようだった。
「先輩たち、暇だから遊んでるんでしょ」
 中学生に訳知り顔に指摘されて赤面する。尊敬する風間の前で言われるのも恥ずかしい。しかも、図星だった。
「棒が二本あるだろ? だから、オレが槍の使い方を教えてたんだけど、スタッフさんに危ないって怒られてさあ」
 米屋陽介が説明する。
「陽介、棒じゃなくてデッキブラシだ」
「棒だろ」
 デッキブラシは撮影の小道具で三輪と古寺のふたりがブラシ係だ。奈良坂は旗係で、二本の旗を持たされている。気に入っているようでずっと持っていた。米屋は何故か皮袋だ。デッキブラシを持たせても槍にしか見えないと思われたのだろう。ネクタイも腰に引っ掛けていて、休日に出かける船乗りという設定なのか、ラフな感じがよく似合っていた。
「それで、この棒を槍じゃなくて杖ってことにして、詠唱ごっこしてた」
「詠唱?」
 風間が首を傾げる。三輪が横から説明する。
「魔法使いが杖を使って呪文を唱えるじゃないですか?」
「ああ」
「最初は適当な呪文を言ってたんですが、今度は何かを召喚してみようって話になって」
「召喚?」
 緑川が面白そう、と言っている横で さらに風間が首を傾げる。三輪は申し訳なくなってきた。元々、考えついたのは三輪ではなかったから説明もしづらい。今度は奈良坂が助け舟を出す。
「魔法使いのごっこ遊びみたいなものです。魔法で精霊を呼び出す呪文を、一番それっぽく言えた奴の勝ちというルールです」
 奈良坂は進学校の学生らしく説明が上手い。しかし、明快に言語化するとますますやっていることのバカっぽさが際立った。
「それで三輪先輩ダメ出しされてたのかぁ」
 緑川がニヤニヤする。
「……」
 彼は迅以外には大体こんな感じだから三輪も気にしないことにしている。
「三輪は全然ダメだった」
「……」
 それには反論しようもない。三輪が魔法と聞いて連想するのは、昔、姉と観ていた魔法で変身する女児向けアニメしかない。
「今度は奈良坂がやってみろよ」
米屋が言った。
「ああ」
 コホンと奈良坂は咳払いをして、旗を上に構えた。デッキブラシではなく、こちらにするらしい。奈良坂の衣装はダブル六つボタンの付いたジャケットのようになっていて、カチッとした印象だった。
 長い腕で、二本の掲げた旗をくるり回すと舞踊を見ているかのようだ。奈良坂の詠唱は短かった。
「エクスペクト・パトローナム!」
「へ? 短くね?」
 ハリーポッターに全く興味のない米屋が無表情になる。元々、目に感情が入らないから少し怖い。
「守護霊生成ですから召喚とはちょっと違うかと」
 古寺が遠慮なく指摘する。
「ダメか」
「精進しろ」
 風間もわからないながらも審査に参加する気になったらしい。
「はーい、次オレ〜」
「よねやん先輩、頑張って」
 三輪からデッキブラシを渡され 嬉しそうにひと振りする。ぶんと勢いよく、棒がしなった。槍にしか見えない。彼の上着もジャケット仕立てで、奈良坂と違うところはシングルボタンである。大きく開いた上着から青の縞模様を見せている。足元はビーチサンダルで裸足同然だ。
 彼は魔法、魔法だよなあと呟いた。
「陽介、ちち���ぷいとかじゃあダメだからな」
「と、思うじゃん?」
 米屋はニヤリと笑って、デッキブラシの柄でカンッと床を叩いた。そのまま、柄を丸く滑らせていく。
「魔法陣グルグル トカゲのし…」
「パクリでしょう!」
 また古寺が突っ込む。弟が二人もいて、少年漫画に詳しいのは彼しかいないのだ。
「そういえば、作戦室で観てましたね」
「テストで誰もバトってくれねえんだもん」
「勉強しろ」
「よねやん先輩かっこ悪い」
「ちぇー、奈良坂はパクリじゃねえのかよ」
「おれが許します」
「贔屓ィ」
 古寺は咳払いだけして無視する。
「じゃあ、次は古寺だな」
 風間は冷静に順番を数えた。
「はい、風間さん」
 途端に古寺が自信のなさそうな表情をする。三輪は「がんばれ」と励ました。
 後輩はデッキブラシを三輪から受け取って、杖を握り横に構える。目を閉じる。他の隊員たちよりひとつ下の年齢を意識してか、かわいいデザインになっていた。サスペンダーをし、ネクタイもリボンのように結んでいる。靴も軽快なスニーカーだ。
 しかし、その時、周りの者には風にはためく不吉な黒いマントの幻想が見えた。
「原初の時空に彷徨う白き者よ、我が誓願を聴きたもう。我が名を持ってここに顕現せよ。我は古寺章平、黄昏の支配者にしてこの地の放浪者なり」
 みんなポカンとしていた。
「これより一切の慈悲なく我が敵を殲滅よ!」
「ハーイ、カットぉー、木虎ちゃんお疲れ様ぁ」
 向こうから嵐山隊と撮影スタッフの声が聞こえる。
「えーと、終わりました」
 デッキブラシのブラシ部分を床に下ろして、こちらを見る。いつもの古寺だ。
「なんで、そんな本格的な……」
 三輪がうめくと、メガネの縁に手をかける。
「弟とやるカードゲームによく出てくるんで覚えちゃいました」
 絶対に読み上げなければいけないルールで、と付け加える。
「スゲエよ」
 と、米屋。
「カッコイイ、古寺先輩」
「お前が優勝だな」
 奈良坂は旗をパタパタと振った。
 風間もウムとうなづく。
 頃合いよく、スタッフから声がかかる。
「そろそろ撮影に入りまーす」
「ハーイ」
終わり
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niceage1993 · 2 years
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おじさんとどうにかなりたい
欲望がダダ漏れである。今日は仕事中ずーっと、昨日の夢の続きはどうだったろうか、という煩悩が脳内を占拠していた。欲求不満なのか、といわれると別にそういうわけでもないんだが、生来のおじさん好きとしてはやっぱり、かっこいいおじさんとはどうにかなりたいものなのだ。(なのだ?)
うーん、やはりわたしはあのまま力負けして、狭い玄関の三和土に押し倒されてしまうんだろうか。いや我がアパートの玄関の間取りを考えると、「押し倒す」ということにはなるまい。(ひと1人立つのがやっとの小さな玄関なのである。)とすればきっと、押し入られた拍子に背後の壁に追いやられてそのまま……きゃー!すけべ!!足の間に膝なんか入れられちゃって、もう逃げられなくするんだわ!!いやらしい!!!
大森南朋の画像を検索する手が止められない。優しげにも凶悪にもなれる重い一重瞼と垂れた目じり。年相応の老いを感じる(しかしそれがセクシー)シワやたるみ、スラっとしていない無骨で厚い手指。そこにつけられたアクセサリー。うーん、最高すぎる。そして大森さんは自身のブランドを持っているほどのおしゃれさんでもあるのだ。アイウェアや足元のこだわりにも痺れてしまう。
余談だが、最近だと「初情事まで1時間」という1話完結のオムニバスドラマがとてつもなく良かった。タイトル通りさまざまなふたりの初情事までの1時間を描いた作品で、大森さんは幼馴染で同級生を演じる松雪泰子さんとのもどかしくも色っぽい空気感をドンピシャの湿度で演じていらっしゃった。思い出すだけで鼻血が垂れそうだ。
大森さんは口髭を生やされているから、口付けられた周りがちくちくしてくすぐったいに違いない。宅配屋の大森さんが肉食獣が獲物を喰らうみたいにあちこち唇を落とすのに、わたしはこしょばしくなって笑いが堪えられなくなってしまう。すると墨を落としたみたいな感情のない真っ黒な瞳が、どこか不安げに少しだけ揺れた。
おっとおじさんが好きなあまりヒートアップしすぎた。誰かに叱られる前にやめておくとしよう。ところでわたしがいっとう好きなおじさんは大倉孝二さんです。
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postjunk-vintage · 1 month
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NEW ARRIVAL / 2024.08.24
こんばんは。
本日も10点の新着アイテムをアップしました。
ご紹介致します。
70’s~ COURREGES Mohair Knit Sweater Made In France [C]
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70年代後半から80年初期頃のクレージュ。
ブークレ調のフワフワとした甘い編み。
モヘアは10%程度ながらしっかりとその風合いが毛足から感じられます。
サイズはC表記、大きめなので男性でもイケる方は多いはず。
アーカイブとしてもスペシャルな一枚です。
60’s~ TOWNCRAFT Fair Isle Mohair Knit Sweater [M]
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フェアアイル柄のプルオーバーモヘアニット。
風合い抜群、全体のコンディションは良好です。
こちらはサイズ小さめなので女性の方へ。
90’s~ LAETITIA Cropped Knit Sweater Made In Italy [M]
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中々癖アリなクロップシルエット。
これは一目で可愛いと思って結構気に入ってる。
あんな風に着たいなと男ながらイメージが膨らむニット。
是非。
00’s~ UNKNOWN Knit Balaclava
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ニットタイプのバラクラバ。
防寒具というより頭周りのアクセサリーとして非常に優秀やなつ。
これは紐がポイントですな。
色味も良いです。
グッドコンディション。
90’s JONES NEW YORK SPORT Hand Knit Cotton Sweater Black [M]
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ブラックベースにジグザグストライプ。
うーん、最高の配色。
ざっくりとした手編みの風合いもまた良い。
カジュアルなニットを品良く着たい人には凄くおすすめできます。
文句の付け所が無い一枚。
90’s GAP Magenta Cotton Knit Sweater [L]
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ハッとする濃いマゼンタ。
普段着ない色ですけどこれはイケるなと。
紫味があるので黒との馴染みがすこぶる良い。
部分ケーブルのデザインも効いているし、何より品質が高い。
やっぱりこの頃のギャップはちゃんと価値がありますよ。
UNKNOWN Popcorn Knit Sweater [About Women’s XL]
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ぽこぽこニット。
よく見たら笑い顔のような柄になってますね。
ぽこぽこの付き方やリラックス感のあるシルエット等、全体のバランスが非常に整ったデザインだと思います。
たまに見かけても買おうとは思わない物が多いので…。
これはゆるっと着たら間違いなく可愛いやつです。
90’s FIELD GEAR Wool Knit Jacket [M]
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歪な形のニットジャケット。
きっと縮みでそうなったんでしょうけど、なんだか縮絨ギャルソンぽくてグッときた。
そういう気持ちを持って着たら絶対お洒落。
チャレンジしてみて~。
90’s POLO JEANS RALPH LAUREN Turtle Neck Rib Knit Sweater [M]
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マイブーム継続中のリブニット。
こちらはPOLO JEANSのタートルネックタイプ。
このままテーラードジャケット羽織りたい。
90’s REQUIREMENTS Multi Striped Rib Knit Sweater [L]
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もう一枚リブニット。
これ結構長い事お店にあるけど、良いと思うんだけどな…。
もうちょっと粘ってみます。
以上、今回の新着アイテムでした。
その他の詳細はONLINE STOREに記載しておりますので是非ご覧ください。
よろしくお願い致します。
POST JUNK Online Store
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山梨県甲府市相生2-4-24 モナークアイオイ1F
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wan-wan-wanko · 2 months
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【愛らしさ倍増!】シーズーがあなたの心を掴む5つの理由
シーズーは、その愛らしい顔つきと、忠誠心あふれる性格で、多くの人々の心を捉える犬種です。🐶✨彼らは、中国皇帝の愛犬として知られる歴史的な背景を持ち、その気品とエレガンスは今でも健在です。 まず、シーズーの外見について触れましょう。シーズーは小型犬で、体高は約20~28センチメートル、体重は約4.5~8.1キログラム程度です。その特徴的な長い被毛は、とても柔らかく絹のような手触りです。被毛の色は多様で、白と茶、黒、金、銀、何種類ものバリエーションが楽しめます。長い毛が顔を覆うように広がるため、目の周りの被毛を結んでリボンで飾ることが一般的です。リボンは、彼らの愛くるしさをさらに引き立てるアクセサリーです。🎀 シーズーの顔は特に魅力的です。大きく丸い瞳は深みのある愛情と知性を感じさせ、短い鼻とやや平らな顔立ちは、独特の愛らしさを持っています。彼らの表情は豊かで、瞬間瞬間にその感情が読み取れま…
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makkyro · 3 months
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2024/02/18
きょへなが備忘録。#4
1ヶ月以上ぶりの謙杜は相変わらずでした。あいつも言うてたけど、これくらいの期間があくと崩れてくるものがあって。それが良いのか悪いのかは置いといて、目に見えるもんではないけど、あーあかん。ってなっちゃいがち。あかんってなってるからあかんのかな。これ何回やんねやろのやり取りもあって、それを救ってくれるのは謙杜しかおらんわけで。まあほんまややこしいふたりなんすよ。ほんますんませんのきもち。これからもこいつらまたやってんなーくらいで、それくらいの軽い気持ちで見守ってもらえたら。
ということで、4回目のデート録。こっからだらだら書いていくから読めそうな方だけ目通してってくださいませ。よろしく頼みます。毎度のことなんやけど、合流するときになんちゃら口におるっていうのをお互い言わへんわけ。なんも言わずに同じ改札口選んでるのってなんかえもない?ってなるやん?それを俺も感じたいから、今回も言わへ��か��てんけど、真逆の方向におった俺ら。えもの道までほぼ遠くて笑う。ちゃんとしてほしいわ、そろぼち。次こそは頑張れる気する。なんか変に自信湧いてきた。
とりあえずお互い待ってた改札は違えど、無事に合流できまして。お腹すいたーってなってたから、謙杜が前に写真で見せてくれた卵焼きが有名なお店に行って、腹ごしらえ。欲に忠実やから腹減ったらそれしか考えられへんなるねん。あと同じことしか言えんなる。そんな奴の相手を毎回してる謙杜ってある意味すごいと思う。ってちゃうねん。玉子焼きの話!軽く1時間は並んだんちゃうかな。めっちゃ人おってびっくりしてんけど、まあでもそれくらい有名で美味いってことやんってなって余裕で待ててた。前におった人たちの会話が聞こえてきて、ちょっとじわったりギャーギャー騒いどったりしてたら1時間なんて秒。ほんで、順番回ってきてメニュー見たら、玉子焼き御膳と鶏そぼろ御膳があって。さすがにここに来て鶏そぼろは邪道やろって言うてたら、ガチやん!って笑われたけど、ほんまそうちゃう?玉子焼きばりふわふわやし、甘いし、体に沁みるくらいの美味さ。ほんで、甘いものも食べたいやろってなったからシュガーバタークレープも食べまして。これまた美味かってんけど、バター溢れてあせあせしてた。今回は汚しませんでした。すばら。
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食べた後は、お揃いのアクセサリーを作りにある場所へ。ここ自分で作れるんやって。その場で作ってもらえるところは知ってたけど、まさかの自分でできちゃうやつで。謙杜曰くぶきっちょらしいから、俺。そんなことないと思ってんねんけど、金槌でリングをがんがんするからさ。まあ指がつんってせんか心配やってんけど、それ以前に磨く工程で苦戦する俺。その横で上手やって褒められてる謙杜。途中ですり替えたろか思ったけど、お互いのやつやってたからそんなことしませんでした。えらい。お店の人もなかなか妥協してくれへんくて、「影作って見たら黒いとこ出てくるので頑張ってください!」って満面の笑みで言われたら頑張ろってなるやん?最終的に完成したから良かったんかなって。宝物が増えました。作ろって言ってくれてありがとう。直接言うのはむりやから、ここで勘弁して。その後は、ずっと欲しかったキーホルダー求めて三千里しまして。「恭平はこれ!」ってナチュラルに決められとっておもろかったけど、優柔不断な俺からしたら有り難くてほんならそれにしよーって秒で決まってお会計して、スタバでパカって、ちょっとだけ花火見て。超満喫。謙杜と花火見るの2回目なんやけど、両方とも冬に見てて。夏の花火も一緒に見たいなーとか思ったり。まだまだ先やけども。その後は俺らまともにお酒飲みに行ったことなくない?ってなって、これまたあいつのおすすめの居酒屋さんへ。ここで俺やらかしてん。調子乗って飲みすぎて死んだ。帰って速攻寝たもんな。座りながら。ほんで、3時くらいに起きてシャワー浴びさせてもらって。ドライヤーとかうるさかったからか謙杜も起きとって、寝る時間も惜しいから朝方からホラー映画観るっていう。タイムループする感じのやつやって、同じ日が毎日続くってどんな気持ちなんねやろとか思ったよな。みんなやったらどう思う?
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2日目は、寝たのが何時かわからへんけど絶対朝やったこともあり、起きた時間ばりゆっくりで。起きんとあかんよなーとか言いながらもだらだら過ごしとったらお昼ご飯の時間で。ここで俺のお腹空いたモード出てきて。飲んだ次の日とかって恋しなるやん?ラーメン。やからほんなら食べに行こってなって、近くのラーメン屋さんに行ってんけど、まじぺこぺこやったからラーメンに味玉トッピングして炒飯まで食べてもうた。俺ってやっぱ麺類強いと思う。いくらでも食べられる気する。あとお酒も飲んでん。みんなが言いたいこと分かる。飲みすぎやし食べすぎやねん。まんまるなる。でも美味しかったし、また食べに行きたいなーのきもち。その後は目的にしてたイベントがあってそこ行こやーって行ったのはええけど、人が有り得んくらい多くてやめとこって秒で決めた俺ら。こういうときに同じ考えでよかったってちょっと思うよな。断念した後は、なんか船に乗っておしゃな気持ちなって。乗り物乗ったら眠なるタイプやから肩借りながらうとうとしてました。そっから、ゲーセン行って取れるまで帰れまてんして、アイスご馳走なって、次の日早起きせなあかんから早めに晩ご飯済ませよーって言うて軽く飲んで、ってこの日もばり満喫。帰ってからはだらだらしとって、謙杜ってほんま器用でナノブロックよく作ってるみたいやから作るの見させてくれや言うて横で見ててんけど、ちょっと気になって。ほんまちょっとやけど、やってみよかなーってなってやってたらあれ?これ俺いけるやんってなって、気づいたら最後までやっとった。俺が作り始めたから、横で見守ってくれとってはあ?ってなってたら、こうやでって教えてくれて。ナイスアシストでした。ありがと。泡投げ合うのも楽しかったです。まる。
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3日目は最近行けてなくて行くなら謙杜とがええなって思ってた場所へ。早起きせなあかんのにできひんくて、予定変更しまくりやったけどおもろかった。朝ご飯食べに行って、邪道のメニューばっかり頼む俺ら。なんでここの店入ったん?って絶対思われてると思う。まあ美味しく食べたら問題ないねん。知らんけど。ほんで、俺が行きたかった場所でいろいろ買い物してテンションぶち上がってた。付き合ってくれてありがとう。その後は昼飲みするぞー!おー!の気持ちやったからもんじゃ食べに行きまして。明太もちもんじゃと鶏バジルのやつ。2個食べちゃったんよ。じぇーたく。あとなんかはんぺんのやつも美味しかった。あれはほんま50個食えそうな勢い。店員さんが目の前で作ってくれて、あのなんかいろいろ喋ってくれてかわいいし目の保養やった。鉄板のもの食べたら独特の匂いするやん?やから、一旦戻ってシャワーだけ借りて、ちょっとドライヤーやってもらって。いろいろお世話なりすぎちゃう?俺。大丈夫そ?ほんで、駅まで一緒に来てくれて改札入るの嫌やったから中まで来てやって言うて無理やり来てもらったんやけど、余計に離れられへーんってなりかけたよな。いや、なってたかも。ばいばいじゃなくて、またねって言おうと思ってたのに咄嗟に出てきたのが最初の言葉やってブチ切れされたんやけど、そういうやり取り安定やなって。
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3日間も一緒におったら次の日がしんどいのも安定で、しばらくロスってると思うけどこいつまたかって思っといてもろて。これからもいっぱい思い出作ってこー。すきやで。
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yo---dan · 4 months
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2024/05/25(土)
テキストの保存と間違えて、破棄を押してしまい左手があたふたした。
クラフトフェアに行った日記を書きます。
昨日の日中は暑かったのに、今日は快晴で風もあり涼しく気持ちの良い日だった。何度もそう言ったし、他の人たちがそう言っているのを何度も聞いた。
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①石黒剛一郎さん(左上)
白瓷と青瓷の作家さん。そば猪口として購入。
淡い色なのに深くて、つやつやで美しい。
私には別の美しい藍色のそば猪口があるのだが、内側の質感が独特でお蕎麦から箸へと質感が口に運ばれてくるので、使うのに気が進まなくなっていた。熟考の末、買い替えを。美しい藍色には茄子の煮浸しなど、小鉢を担当していただく。
②たま茶さん(左下)
京都のハーブティー屋さん。
ここ数年いろんな種類のお茶を積極的に飲んでみることにしている。昨日もファミレスでスイートポテトのフレーバーティーと鹿児島の知覧茶を飲んだ。
ハーブティーは��踏。
香りものやお茶の説明はポエムのようで曖昧さに逃げていることが多いように感じるが、こちらは試飲をさせてもらって、すごく的確な説明で感動した。2種類購入。京都在住のため、次は店舗に行ってみよう。
黄色い果実:レモンとジンジャー。「レモンよりレモン」と呼ばれるレモンマートルが入っているためしっかりとした風味がある(でもやさしい)
花舞う大地:カモミールとピンクローズ、少しだけはみちつの風味がしてまろやか。
③ふくべ窯さん(右上)
お花がモチーフの精炻器(せいせっき)を作っている作家さんチーム。必ず見に行こうと思っていた作家さんで、同じようなモチーフであっても、色や配置で全く違う魅力があるため、どれを買わせてもらおうかとかなり悩んだ。何度も目移りした結果、深い紺色の蓋物を購入。今のところはアクセサリー入れにする予定。
④千田徹さん(右下)
今回は絶対に洋風の小皿を買うという目的があり、広い会場を3周ほど探し回って戻って購入。購入した器は、スリップウェアという技法のもののよう。(バーナードリーチが大きく関係しているらしい)やわらかそうな厚みと模様が素敵。和風も洋風もどちらにも使えそうでたのしみ。
あとは人に頼まれてマグカップを購入。私としては心許ない逆三角形の形状だったり、高さがなく容量が少ないものが多くて苦戦。泣きそうになりながら「どっしりドデン」と頭の中で唱えて歩き回った。最後の未踏ブースへ縋るように向かうとオアシスのような作家さんがおりました。どっしりドデンとしたマグカップ。辿り着けなかったら、とても後悔していたと思う。その方も京都の作家さん。
プレゼントのため未開封で写真が撮れていないが、この美しくてかっこいいマグカップを依頼人が使ったらどんなに美しいだろうか。
また来年。
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sou-m-007 · 5 months
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☆バースディトラベル同人誌
現代・19歳のレフクラズサン 「来月、旅行行かね?」から始まる誕生日の旅行計画
1月のある日 レフが唐突に旅行に行きたいと言い始める
「金は心配しなくていいぞ、オレが出すから。  バイト代結構たまってっからな、 まっ、たまにはいいだろ?」
何処に行くかを聞くと 「それなんだよなぁ ちょちょっと行けて2泊くらいゆっくりて ザ・観光地ってトコがいいよな でも混んでンのはパスしてぇし」と 目的地は決まっていない様子。
目的地未確定 予算未確定 ただクラズサンと旅行がしたいという目的
十代最後の日に想い出を作りたい様子
―――というテーマでオムニバス同人誌
架空のサークルを10個くらい捏造し様々な描き手が レフクラズサンの十代最後の誕生日旅行を描く
仲良し甘々サークル 両片思い切なさに比重を置いたシリアスサークル 最初から最後までどえっちサークル ちいこいレフクラズサンほのぼのサークル 乙女クラズサンの心情描写に定評があるサークル 顔中の穴という穴から液体を出すレフの煩さを 愛するギャグサークル 女体化こそ正義を主張するサークル ガチホラー怪異を扱うサークル クラズサンとお付き合いしたい純情レフサークル
様々なサークルが 様々なレフクラズサンのバースデイトラベルを描く
頒布イベントの前10日間は カウントダウンイラストが参加描き手によって 順繰りにPLに投下される
江ノ島に行くレフクラズサン 東京タワーに行くレフクラズサン 廃墟に行くレフクラズサン 北海道に行くレフクラズサン 旅行途中に異界に召喚されてしまうレフクラズサン 旅行の計画を立てていたら セックスしないと出られない部屋に飛ばされたレフクラズサン 家を出て全ての角を右に曲がろうという 縛りプレイをするレフクラズサン ―――様々なレフクラズサンが旅に出る
この同人誌の素晴らしいところは 方向性は違えど どのレフユーパライトも 「特別な日にクラズと一緒に特別な場所で過ごしたい」  という共通認識があるという事で  誰がどういう風に描いてもレフはソレを望む男
【この曲を聞きながら描こうと提案された曲】
   *   *   *
クラズサンも何かしたいって思って にぎわう観光地の商店街から歩いていくと 職人町のような風景になっていって
古めかしいランプが照らすような 不思議な雰囲気の細工屋さんが気になって入り レフが店主さんとお話してる間に ふと目についた飾りをじっと見つめて (馬鹿馬鹿しいかな  オシャレだから好みじゃないかも)なんて考えたのち  二つ手に取ってお会計も済ませて
それから別の観光や食事なり楽しんで宿で0時を迎え おめでとうの言葉はもちろん 昼に一緒に買ったお酒とか用意して 「初めて」を一緒に経験したり そのお酒のせいかすこしだけふわふわした頭で 細工屋でこっそり買ってた ひし形の白と黒が二連になった飾りを二つ取り出して
お揃いなんて子供みたいかなあとか アクセサリーなんてわからない気おくれから すこし視線迷わしつつ そのうちひとつをレフに渡して 「…記念になにか、と思って」とだけ言う
決して高くないけど この日をいつまでも記憶に残したいなって記念品的
   *   *    *
▼が鳥の爪なら 三角がふたつあわさった◆は二羽の番をあらわすとか
黒が婚姻だったり特別な色なら 白と黒は幸せもそれ以外もぜんぶって人生の意で 故郷で言うならば ”いつまでも二人一緒に”の意味になる
#au
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as-0063 · 5 months
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*岡山旅行記②[矢掛町〜宿場町散策~倉敷一人飲み]
岡山二日目。朝食を食べホテルを出ると…
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まさかの曇天!晴れの国とは!!!
しかもなんだか肌寒い…(10月中旬)
ちょっと服装失敗してしまいました(T_T)
気を取り直して、ローカル線・井原鉄道にのり矢掛の町へ向かいます。井原鉄道では大阪からきたというマダムに話しかけられ、ずっとおしゃべりしてました。その方はどうやら鉄道のスタンプ(?)を集めているようで、こういったローカル線に乗ってよく出かけているそう。車窓から見える風景を撮りながら、お互いそんな話をしておりました。
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井原鉄道の車両はこんな感じです。私が乗ったのは大原美術館に飾られている美術品のラッピング車輌でした。内装もとても素敵でした。
電車に揺られること約40分。着いた矢掛の駅舎はこんな感じ。
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趣のある駅舎、いいですねぇ。そして相変わらずの曇天に上がらぬ気温…しかしそんな天気にも負けず今日は一日矢掛を楽しみます!
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まずは朝市に向かって元気をチャージ。色々な屋台が出ていて、ドリンクが飲めたりお弁当を売っていたり手作りの雑貨を販売している屋台もありました。
私は手作り雑貨の屋台で犬の柄のポーチと、珈琲屋さんで抹茶ラテを購入。抹茶ラテを飲みながら矢掛の町を歩いていくことにします。
ふらふら歩き見つけたのが矢掛美術館。
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…の横になんと鯉がたくさん泳いでいる池が!!
無料であげられる鯉の餌が置いてあったのであげてみることに。
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いや怖いって!!!笑
カリカリ餌を投げ入れるたびに陸に上がってくるんじゃないかの勢いで喰いついてくる鯉たち…矢掛はのどかな町でしたが鯉たちは貪欲でした。
このタイミングで一度友達の出展ブースにも顔を出してみました。色々買いたいものもあったのですが、荷物が増えてしまうのでそれは帰り際買うことにして、友達やその知り合いの方と談笑して一度ここのブースは後にしました。
うろうろ歩いていたらそろそろ小腹がすいてきな~、というタイミングで見つけたお店がこちら古城大黒堂。
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ヤマザキパンを販売しているコンビニのようなお店ですが、この回転焼きの看板につられて入ってみました。
中はヤマザキパンのような既製品と手作りのパンと野菜も売っていました。その奥でおじいちゃんが回転焼きを焼いています。こういうローカルなお店はいいですねぇ。回転焼きは優しい甘さのあんこがたっぷり入っていて満足感のある一品でした♪
さらに歩くと何やら異様におしゃれなお店を発見!?
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看板には石とカカオとチョコレート・石挽カカオの文字が。カカオ豆を石臼で挽いていてその石臼にもこだわりのある矢掛に拠点を置くチョコレート屋さんなのだそう。
カカオの産地ごとに味わいの違うチョコレートが販売されており、そのどれもが試食できるようになっています。
私はコロンビアとガーナ、そしてホットチョコレートを購入しました。
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そろそろ日も暮れてきたし帰る前にもう一度友達のブースへ。
購入したのはこちらの小皿。玄関のアクセサリー置きに使用してます。サイズ感とシンプルな模様がお気に入りです(^-^)
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最後、倉敷に戻る電車まで少し時間があったので、駅舎で販売していたソフトクリームを食べながら待つことに。
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ソフトクリーム大好きでよく食べるんですどね、この天気とこの気温では寒かった。。。
そしてまた一両編成のローカル線に揺られ倉敷へ戻りました。
矢掛町は昔ながらのお店や建物が多くのどかで、でもチョコレート屋さんのようなモダンなお店もあったり、今と昔の文化が絶妙にまじりあっているとても良い街でした。なにより自然豊かでとても空気が美味しかったです!
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ホテルに戻って少し休憩をした後は、ひとり倉敷の飲み屋街へ向かいます。駅から少し路地に入ったところにある倉敷一番街は、雰囲気のいい飲み屋さんが連なるエリア。
その中で気になった、居酒屋和で晩酌することにいたしました。
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ここ和は、女将さんがつくるおばんざいがとても人気のお店なのだそう。カウンターの上に大皿に載った今日のおばんざい(日替わり)が並んでいて、どれも美味しそう~!!
その中から選んだのは大好物のかぼちゃの煮物。あと日本酒には欠かせないお刺身。
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味の染みた煮物と共にちびちび日本酒をいただきます(^-^)
のんびりひとり飲んでいるうちにぞくぞくと常連さんがやってきて、地元の人気店なんだなぁと思っていたり。そんなことをおもいつつカウンター席でのんでいたら常連さんグループが話しかけてくれ、一杯奢ってもらっちゃいました♪
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地元・岡山の地酒も多く取り揃えられており、おばんざいはどれも美味しく、なんだかとてもいい店を見つけました(^-^)
ちょっと飲みすぎてしまいましたがw、岡山二日目の夜はこうして更けていきました。
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harawata44 · 9 months
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運を呼び込む!神社の「正しい参拝方法」。黒い服でお参りするのはじつはNG!? - ライブドアニュース
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以下引用
年始は初詣などで神社に出かけることが多くなりますよね。そこで、神仏研究家の桜井識子さんの著書『知って開運!神社仏閣めぐりのコツ』(扶桑社刊)より、神社でお参りをするときに知っておくと安心なポイントを4つ抜粋して紹介します。
1:参拝するなら日中がおすすめ
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まず、参拝する時間。 日中であれば問題ないですが、朝4時くらいの朝日が上がる時間から15時くらいまでの時間帯がおすすめです。ただし、街中にある神社なら16時くらいまでなら問題ありません。
2:身だしなみで気をつけるべきこと
参拝のときの服装は、とくに正装にこだわらず普段着でOKです。 もちろん、お参りする神社の神様のためにちょっぴりおしゃれして参拝したら、神様が喜んでくれるはずです。
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気にした方がいいのは、身に着ける服の色です。 黒い服は、身に着けるなら上か下どちらかのみにしましょう。上下とも真っ黒な黒装束での参拝は失礼になります。
3:ほかの神社のお守りはNG!?
身に着けていくお守りやアクセサリーも気になるところ。
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別の神社やお寺で授与されたお守りやアクセサリーを身に着けていても大丈夫です。 安心して出かけましょう。 ただし、直前に参拝したほかの神社で、ご加護や恩恵をたっぷり受けた場合は、なんとなく違和感があるかもしれません。
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そんなときは、手水舎で手を清めればOKです。神社で受けた恩恵はそのまま神社で受けた波動をリセットできます。
4:おさい銭の金額の目安はあるの?
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おさい銭をいざおさい銭箱に入れようとして、意外と迷う人もいるのでは? でも、ご安心を。おさい銭の金額で願かけがかなうかどうか決まることはないから大丈夫です。逆に惜しむ気持ちを神様に差し出すのはよくないので、「もったいない」と思うような金額はやめて、気持ちよく入れられる金額をおさい銭箱に入れましょう。 入れるときはおさい銭を投げずに、そっとすべらすように入れてください。
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qofthequinine · 10 months
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服装
去年までは冬もなんか暖かかったので、正月でさえイン���ーに分厚めのトップスのみ、ということが多かった。今年は本気で防寒をしなきゃならんみたいだ。男性服のアウター周辺について。
・短いやつ
Tシャツレベルで短い(ライダースなど)のであれば、雑に着て雑に扱えばそれだけ味わいが出る。ちゃんとしたジャケット以外。
・長いやつ
トレンチとかそういうコート系になる。可愛い系のコートは専門家に任せるとして、ハードめなコートはどうしようか?
真っ黒だと夜が不安で、というか昔、シシリーマフィア気取りで葉巻吸いながら歩いてた男性がすごい嫌だったので(葉巻は室内じゃないと美味しくないです)、コートの真っ黒は、あんまりお勧めしない。暗めの寒色がちょうど良い。
その中に着てる服の色で、例えば来訪したときにコート脱いだら、なんか鮮やかな感じになる。ちょうどホリデーシーズンだから、サンタの感じで赤とかいいかもね。というか、なんかこの冬は、赤がなんかテンション上がる気がする。夏は青だったけど、冬は赤だね。で、例えば赤は結構原色に近くてもいいけど、この冬に暗めの寒色と明るい赤が揃ったら、ちょっと緑が欲しい。目立たなくていいので、ちょい緑の財布とかがあるとかっこいい。あとイヤリングとかね。やっぱりアクセサリーは目に入る。
もちろん「いいやつ」じゃなくて、「自分が欲しいやつ」でいい。というか最近の若い人って、なんか色使いがハッピーじゃない気がする。校則とかもあるだろうけどさ。クロミちゃんが好きなのは理解するけど、あの変なピンク紫は良くないよ。あとなんかあらゆる場面でモノトーン。主張したくないんだろうか。そりゃ文句言えば封殺されるから仕方ない。でもさ、「なんか〜、カットモデルやりませんか?って言われて、そのまま従ってたらこんな色になっちゃったんすよ〜」みたいなやつでいい。
元に戻ると、トレンチコートはあんまりきっちり着こなさないほうがいい。というのも、露出狂がトレンチコートを愛用してしまう。ほんとは防弾がてらあんだけ重ね着してたんだけど、戦後が少しずつ消化されたから、そういう使い方もおかしくない。ある意味では防弾だ。自分はただ、トレンチコートのベルトをつけずに、ボタンでなんとかしたい。ベルトをつけたらなんかこう、ボンテージになる。逆に前のボタンを閉めなければ、内側が見えたり隠れたりする。結構そういう可能性がトレンチコートにはある。ただロングコートじゃなくてハーフぐらいがいいかと。
・余談
悲しいかな。近所の家庭が大いに揉めているらしく、それが気になってこれ以上書けない。
ただまあ、これだけ言えるのは、肌の露出を極限まで抑えた上で、夏場に、暗い青の服を着ている女性を見ると、清々しくなるよ。それこそ、清らかな水を見たような気持ちになる。
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cloudyandcold · 1 year
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イメコンよもやま話
私は2018年頃イメコンにハマっていた。
イメコンにハマる少し前の時期、今よりおしゃれの解像度が低くて、ツインテール・リボン・ピンクなどが「かわいい」の全てだと思っていた。そのため、それらが似合わないのは容姿が劣っているからなのだとよく落ち込んでいた。
祖母と買い物に行くと、女の子らしい洋服の売っているお店に寄るのだが、試着しても全く似合わず、試着した姿を見せても祖母も家族も微妙な反応...。それを見てさらに落ち込み、なんだか申し訳ない気すらするのだった。
華奢で童顔でツインテールの似合う女の子になりたいなと思っていたが、なれないなとも薄々気づいていた。
そんな時にネットで見かけた「イメコン」。パーソナルデザイン診断(PD)というのを受診すると自分に似合うデザインが分かるらしい。もしかしたら、自分の容姿が劣っている訳ではなくて似合わないデザインの服を着ているだけでは?と思い、希望が持てた。
パーソナルカラー診断1回目
とはいえ、パーソナルデザイン診断を行っているのは個人のアナリストさんでなんとなく敷居が高いように感じた。値段も思いつきで出せる金額ではなかったし。
当時、パーソナルカラー診断(PC)が流行り出した時期だったので、デパートで比較的安価に診断してもらえるという案内を見かけ、まずはそれに申し込んでみた。
大人気だったので予約は大変だったが、なんとか予約することができた。窓のない部屋で蛍光灯の下ではあったが丁寧に診断していただき「ブルーベース」の「サマー」で、特にくすんだ青みのある色が似合うと診断してもらった。
顔タイプ診断
ただ、PCでは似合う色は分かるが似合う服の系統は分からない。今度は顔タイプ診断に行ってみることにした。やはり個人のアナリストさんに見てもらうのはハードルが高いような気がしてショッピングセンターの一画に常設しているところに行くことにした。
顔タイプ診断では、写真を撮ってもらい、理論に従って計算してもらった。計算結果は数値が中間だったのかすぐには分からなかったが、まあ「ソフトエレガンス」でしょうということだった。似合う柄など教えてもらった。しかしアナリストさんの「大学生みたいね」という何気ない一言に、当時年次は浅いが社会人だった私はなんとなく落ち込んでしまった。
そんなこんなで似合うものが分かったような分からないようなモヤモヤとした試行錯誤の日々が続いた。ドラッグストアで似合うと診断してもらったコスメを大量に買い、似合うと診断してもらった柄の洋服を買った。毎日Twitter(現X)を見ては自分と同じ診断結果の人がおすすめしているものを見ていた。でも、特におしゃれになった気はしなかった。
パーソナルデザイン診断、パーソナルカラー診断2回目
どうしたらいいんだと悩み、なんとなく弾みもついたので個人でやっているプロのアナリストさんの診断を受けに行くことにした(PC・PD)。抽選は1回外れてしまったが、2回目の応募で診断してもらえることになった。
すごく緊張しながら当日を迎え、しかし同時にワクワクしていた。知らない方とペア診断のはずだったが、その方は都合がつかなくなったとのことでマンツーマンで診断をしてもらった。
自然光のもと、パーソナルカラー診断をしてもらった。ドレープを顔にあててこの色は顔色が綺麗に見える、この色は顔色が暗くなると教えてもらったがあまりよく分からなかった。診断結果は「ブルーベース」の「ウィンター」だった。これは結構すぐに診断結果が出た。
次にパーソナルデザイン診断をしてもらった。雰囲気や体型など見てもらったが、かなり悩まれていた。
診断結果を教えてもらう前に自分では何が当てはまらないと思うか聞かれた。まず思いついたのは「キュート」タイプ。上記のように女の子らしい格好は似合わないと思ったから。正解です!とのこと。次に、見た目的に運動できなそうだから「ナチュラル」でもなさそうとのこと。
最初は、PD「ファッショナブル」で、サブ「グレース」と言われた。大きめのアクセサリーが似合うなど説明をしてもらった。
質問をしてもいいとのことだったので、家族で写真を撮りに行った際に、レースのワンピースを着たがなんとなくしっくりこなかった...ということを写真を見せつつ相談した。
そうしたところ、診断結果を改めさせてほしいと言われPD「ロマンス」で、サブ「ファッショナブル」という診断結果に変わった。割合としては「ロマンス」8:「ファッショナブル」2ということだった。
様々説明をしてもらい、メイクレッスンもしてもらった。黒いアイシャドウが案外馴染んで驚いた。
PDの診断に時間がかかったこと、結果が変わったことから私の印象ってあまり輪郭が無いのかなと思った。
その後は診断結果に従って服を選んだ。少し期間を置いて同じアナリストさんに買い物同行もお願いしたりしてかなり熱心にやっていたと思う。その恰好で友人に会って褒められたり嬉しいことが結構あった。服を選ぶ際も明らかな外れを引くことは無くなって楽になった。
(私はブルーベースで青みのあるものが似合うのだが、以前はオレンジの服を買ったり茶髪にしたり良かれと思ってしたおしゃれがしっくりこないことが多かった。)
サイズについて考える
それから少し時間が経って、新型コロナウイルスが流行り始めた頃。
その頃よく見ていた「ソーイング・ビー」(裁縫自慢達が集まって洋服を縫い、チャンピオンを目指す番組)でモデルの体型にあった服を縫えているかという審査基準があった。
モデルの体形に服が合っているかは、私のような素人でもよく分かり、やはり体形に合っている服は素敵だった。
ふと自分の持っている服は自分の体形に合っているのかが気になり始める。コロナ禍で運動量が減り太ったのと、私は日本人女性の平均身長より背が高いので服が小さいかも?と気づく。
「ソーイング・ビー」のように全身のサイズを測ってみる。そして、自分のサイズに合う服をネット検索してみる。あれ...ルミネに入っているようなブランドはサイズ合わないじゃん。特にボトムス。
UNIQLOやGU以外は、外資のブランドであればサイズがあることが分かったのでL.L.Beanをよく買うようになった。後は日本のブランドだとオンワード系列とワールド系列も結構サイズが豊富で助かる(組曲のフレアスカートとUNTITLEDのワンピースはかなり買ってよかったと思っている)。
サイズにこだわるのとPDにこだわるのはなかなか両立しなくて難しいが、ベーシックなアイテムはサイズに合うものを揃えて、アイコニックなアイテムでPDを意識するのがちょうどいいと感じるバランスなのでしばらくはこれで行きたいと思っている。顔タイプがソフトエレガントだから全てが派手だとなんか違うし...
(さらに最近のこだわりは洗濯機で洗える服が買いたい。なかなか服を買わなくなった。)
ファッション難しい
自分に似合う服を着たいのは、人から丁寧に接してもらいたいからという理由が大き���。だからか考え続けているとなんだか嫌になってきてしまうこともある。だって本当は楽な服だけ着ていたいし...
でも自分を客観視してどうすれば似合うか考えていくのは面白くもある。印象を変えられるのも面白いし。
これからも悩まなくてはいけないのだろうか...と嘆きつつ、友人と会う時の服をワクワクしながら選んでいる。
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aestheticanimosity · 1 year
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VR event (Japanese ver):
Verse 1: 「未来ノハロウィンを 体験シニ行きまショウ!」 そんな言葉と共に見知らぬ国に 連行されてきたアリス・スノウ・ ドロシー・アラジンにハーメルン。 しかし彼らの目の前に飛び込んで きたのは廃墟の如く荒れ果てた ボロボロの街並みだった。 「なんと醜い国でしょうか」 「アレ? おかしいデスネ……」 どうせまたガセネタでも掴まされたの だろうと、5人は帰ろうとしたが―― 「……これはなんだ?」 ズラリと並んだヘルメットらしきものが 気になり、装着してみることにした。
Alice: な、なんだこれは!?
Snow White: 突然景色が 変わった!?
Dorothy: ああ、これは ヘッドギアですね
Dorothy: 頭に装着すると 映像が流れる代物です
Hamelin: なんと 煌びやかな……!
Aladdin: 随分と面白い装置が あるものだね
ヘッドギアを装着した途端、 景色がカラフルに変わった。 左側には巨大な滝が流れ落ち 右側では煌びやかなショーが上映され 並ぶ建物はどれも目映く、華やかだ。 そのどれもが、本当に目の前に 存在しているようにしか見えない。 その上、気づけば5人の服装は ハロウィンの仮装に変わっていた。 「これは凄い!もしかして、これは 仮想現実ってやつですか!」 「コレはメタバースハロウィンデス!」 「30年先ノ未来デスネ!!」 はしゃぐ人形達とドロシーを筆頭に、 一同は新たな世界に魅せられた。
Verse 2 現実では外を出歩く人など ほとんど見当たらなかったが、 メタバースと呼ばれるこの世界では たくさんの人が出歩いている。 彼らはあちらこちらで騒ぎ、 誰彼ともなく挨拶を交わしていた。 「潤滑なコミュニケーションにより あらゆるパフォーマンスの向上が 見込めそうな世界だね」 「決めまシタ!ココを第二ノ ライブラリとシ、今年ノハロウィン イベントはココで開催シマス!」 「わざわざこんな騒がしい場所で?」 嫌そうに辺りを見回したアリス。 そこへ何かが襲いかかってきた。
Nightmare: Trick or Treat! Snow: なんだこいつらは? Nightmare: オ菓子ヲクレナキャ 悪戯シチャウゾ! Alice: ぞろぞろ湧いて 出てくる…… Nightmare: Happy Halloween! Hamelin: 鬱陶しいですね Hamelin: ひとまず全て追い 払ってしまいましょう
襲いかかってくるお化けらしきモノ達を 倒すと、5人の手元には コインがジャラジャラと 降り積もった。 「なんだこれは?」 「これは恐らく、このメタバース内で 取引されている仮想通貨だろうね。 ……ビジネスの匂いがするな」 「仮想通貨……?」 いち早く理解を示したのは、アラジンと この手のことには目がない人形達だ。 「ツマリ敵を倒シテ仮想通貨ヲ稼ぎ、 ソレで生活ヲするのデスネ!!」 「30年後ハ通貨も全テデータに 置キ換えられてイルようデス!」 「何を言っているのかわからない……」
Verse 3: 困惑気味の面々に人形達が説明する。 「メタバースとはネット上ニ存在スル 仮想空間ノことデス」 「現実とリンクした生活ヲ送ッタり 他者ト交流スルことガできマス」 「メタバース内デ生活シテいく上デ 欠かせナイのが仮想通貨なのデス」 「手っ取り早イのは体感スルことデス。 手始メにアリスの生写真ヲ撮り NFTに紐付ケテ売り出しまショウ」 「NFT?更にわけがわからない……」 「アリスさん、脚を交差したほうが 美しいポーズになりますよ」 ハーメルンの助言により、アリスの 写真は非常に美しく仕上がった。
Parrah: ソレでは写真ヲ 販売しまショウ! Alice: ただの写真が 売れるのか……? Nightmare: うわあああ! 美少女の生写真!! Nightmare: これは価値が高い! 欲しい! Nightmare: 俺に売ってくれ! いくらだ!? Dorothy: おや、人が 集まってきましたよ Nightmare: 俺が落札したい! 金をかき集めるぞ! Nightmare: 僕は5千SINoCOINで 落札する!! Snow: お、落ち着くんだ!
アリスの生写真は 1万SINoCOINで売れた。 これは現実世界で約1億円の価値となる。 この国ではメタバースこそが 生活の全てなため、 途方もない金額が やり取りされているのだ。 「いくらなんでも高額すぎる……」 「イイエ、コレが未来なのデス!」 「オ金儲けノチャンスですヨ。 全員ノ写真ヲ撮リまくりまショウ!」 こうして、急きょ撮影会が始まった。 ドロシー・ハーメルン・アラジンは ノリノリで、アリスとスノウは渋々と、 様々なポーズを取らされる。 「デハ生写真の宣伝も兼ネテ、被写体 自ら人々ト交流スルのデス!」
Verse 4: ようやく撮影会から解放されたので、 アリス・スノウ・ドロシーの3人は ストリートを歩いてみることにした。 「そちらは召喚獣ショップで、 あちらは黒魔法屋ですって!」 「怪しい店に入ろうとしないで」 「どれも興味深いじゃないですか!」 「それなら、あそこはどうだ。 服を売っている店のようだぞ」 はしゃぐドロシーを抑えるため、 とりあえず害のなさそうな 衣服店に入ることとなった3人。 そこでは、普段なら到底見ることの ないような様々な服やアクセサリーが 販売されていた。
Dorothy: 試着はどれだけしても タダのようですよ Dorothy: 試しにあれこれ 着てみましょう! Snow: これは…… 妖精の服とあるが…… Snow: !?すごい、 羽が生えたぞ……! Dorothy: 似合っていますよ スノウさん! Alice: 兎の被り物が こんなにある…… Alice: ……全部欲しい Dorothy: これはハマる わけですねぇ
試着ボタンを押すだけですぐに 衣服が反映され手軽に着替えられる 快適さを、3人は驚きながらも楽しむ。 「何か欲しくなる……」 「これだけ試したらそうなりますよね」 「しかし、所持金が足りないな」 人形達から小遣いはもらっていたものの、 服を買うにはまったく足りない。 相談の上、3人はアクセサリーを 買うことにした。すると―― 「あの美少女達が買っただと!?」 購入したものが一瞬で拡散され、 アクセサリーが飛ぶように売れていく。 店主は売上が跳ね上がった礼にと、 ライブのチケットをくれた。
Verse 5 一方その頃、アラジンとハーメルンは 美術館を訪れていた。 館内には様々な地域、言語、世界観の 美術品が展示されており、 メタバースならではの演出がふんだんに 取り込まれた作品ばかり。 「ここまで多様な美を一度に目にする ことができるとは……素晴らしい!」 「おや、こっちは若手アーティストが 自由に出展できるスペースのようだ。 どこまで続いているのだろうね」 館内は建物の外観からは想像できない ほど広く、見る物が尽きない。 メタバースで様々な制約が取り払われて いると知り、2人は夢中になった。
Aladdin: メタバースには無限の 可能性を感じるよ Hamelin: 新たな表現が次々に 生まれるでしょうし Hamelin: 今までとは違う評価軸 も出てくるでしょうね Aladdin: それに新しい インスピレーションは Aladdin: イノベーションを 起こすきっかけになる Aladdin: ここでは表現や価値が 流動的になるだろう Hamelin: であればメタバースに おける美と価値は――
アラジンとハーメルンの会話はとめどなく続く。 気づけば2人は、人々で溢れかえる大きなドームの前に来ていた。 聞けば、ここでこの世界の一大イベント、メタバースライブが開催されるという。 「この世界は新体験で満ちているね。 どうせなら余すことなく体感してみようじゃないか!」 「私の想像を超えた新たな美しさとの出会いが期待できそうです」 興味を示した2人のもとに、ちょうど衣服店でチケットを譲り受けたアリス達が合流する。 こうして5人はライブ会場に入った。
Verse 6 ドーム内で5人を迎えたのは 星が煌めく無重力空間だった。 ステージが宙を自在に飛び回り、 ライブに参加する人々もまた ふわふわと漂っている。 彼らは国中の様々な場所から アクセスしているようで、 参加人数はとても数え切れない。 あまりの熱気に驚きながらも、 アリス達はアナウンスに従って 自らのデバイスを操作した。 すると自動的にサイリウムが現れる。 やがて始まったライブでは、 サイリウムを使った 全員参加型の 企画が始まった。
Alice: このサイリウムで お化けを倒す……? Snow: なるほど! こいつらを倒すと Snow: ライブの演出が 変わるのか! Hamelin: 徐々に豪華に なっていきますね Dorothy: どんな技術を使って Dorothy: この演出を実現 しているんでしょう? Aladdin: なんにせよ、 この一体感は Aladdin: メタバース ���らではだね Alice: もっと豪華な演出が 見たくなる……!
「ここは素晴らしいですが……」 メタバースの魅力を理解しながらも、 ドロシーだけが不思議そうにする。 「現実世界との関係性が気になります」 この世界に希望を持つのは どんな人間なのか。 何故、国中の人間が 『この世界が生活の全て』だと 思えているのか。 現実に戻りたいと思うことはないのか。 「ちょっとすみません。 皆さんは現実で一体どんな暮らしを してたんですか?教えてください!」 ドロシーの問いに、 住人達は揃って顔を顰めた。
Verse 7: 住人達は頭を掻き毟り、 涎を撒き散らしながら吠え立てる。 そのあまりの異様さに、 スノウがとっさに ドロシーの手を引いた。 「逃げるぞ!」 住人達の怒声を背に、5人は走る。 彼らの声は徐々に膨れ上がり、 どこまでも追ってくるようだ。 「ア!ココにいまシタカ!」 路地裏に逃げ込んだところで、 慌てふためいた人形達と合流した。 「街ノ人達に現実世界ノ話をシタラ 急に怒り出シテ訳が分かりまセン」 「何?お前達もか?」 一同は顔を見合わせた。
Nightmare: お、お前……! Nightmare: 何故そんなことを 聞くんだ!? Nightmare: 現実のことなんて 思い出させるな! Dorothy: あれ? もしかして Dorothy: 聞いちゃマズい 内容でしたか? Nightmare: 黙れ黙れェ!! Nightmare: 二度とその話を するなあッ!!!! Nightmare: アア……ア…… アアア……! Snow: 今度はなんだ!? Hamelin: 醜い姿ですね…… まるでゾンビです Nightmare: モウ、エナドリハ…… 飲メナイヨ…… Nightmare: デモ……コノ楽園ヲ 維持シナイト…… Nightmare: ……居場所ガ ナインダ…… Aladdin: 楽園の維持? Alice: この人達は、この 世界の運営者……? Dorothy: ハッキング終了! ようやく分かりました
ここの住人達は、何かを隠している。 そう判断した一行は、状況把握のため この世界を調査することにした。 ドロシーがシステムのハッキングを 試みるが――すぐに人々の怒声が 聞こえてきて、中断を余儀なくされる。 「皆さん、もっと奥に逃げますよ!」 「何故彼らはあんなにも 執拗に追ってくるんだ?」 「コンテクストが気になるところだね」 疑問を感じつつも 5人と2体は声を潜めながら走り、 路地の奥深くへと身を隠した。 そうしてようやく追っ手の気配は 遠のいたが、代わりに現れたのは――
Verse 8 「どうやらここは、若者達が現実から 目を背けるために作られたようです」 低収入、高税金、老害の圧力―― 若者達は辛い現実から逃げるために メタバースへと身を投じた。 だが、苦しみを誤魔化せたのは一時的で 現実世界の環境が悪いことにより、 満足な創作活動はできなくなっていった。 メタバース内で創られるものの質が 悪化するのを防ぐため、彼らは24時間 栄養ドリンク漬けの日々を送り―― やがて、心身共に限界を迎えた。 この世界でも思うように体を動かすこと が出来なくなり、理想の姿を保つことも 出来ず、ゾンビに成り果てたのだ。。
Aladdin: ビジネスにはコストが 必要だけど Aladdin: この世界は少々 やり過ぎたみたいだね Alice: こんなに華やかな 世界なのに Alice: こんな裏側が隠されて いたなんて…… Nightmare: 高税金……ウウ、 老々介護……!! Snow: なんて深い 嘆きだ……!
「このゾンビが、若者達のなれの果て だと言うのか……?」 華やかなメタバースを作り上げた彼らが、 この楽園には到底相応しくない姿で 呻き、苦しんでいる。 その醜悪さに、一同は息を呑む。 「見たのか……そいつらを……!」 いつの間にか背後に追っ手が迫っていた。 彼らはアリス達の側にいるゾンビ達を 見て、悲鳴と共に身をよじる。 「あああ……思い出させルナ!!」 「俺達もすぐにソウナルンダ……!」 続々とゾンビと化し始めた住人達が、 涙を流しながら襲い来る。 アリス達は応戦するしかなかった。
Verse 9 増えるゾンビ達に追い立てられるように して、一同は街の中心地に戻ってきた。 だがそこにも、ゾンビが溢れ返っている。 「ライブ楽シカッタ……モットヤリタイ ……騒イデ全テヲ忘レタイ……」 栄養ドリンクの瓶を両手に持ち、 呻くゾンビ。それがメタバースライブの 出演者の1人であることに一同は気づく。 「ヒヒ……美少女ガ買ッテイッタ アクセサリー、マダマダアルヨォ!」 「あれは……衣服店の店主か?」 「コレヲ飲ンデイレバ好キナダケ 美術館ニ納品デキル……ヒヒヒッ」 「あそこでエナドリをがぶ飲みして いるのは若手アーティストかな」
Nightmare: 邪魔ヲスルナァ! 老人共メ!! Nightmare: コレ以上俺達ヲ 苦シメルナ! Dorothy: まったく話が 通じませんよ! Dorothy: もう離脱するしか ありません! Hamelin: 美しい所でしたが 仕方ありませんね Nightmare: オオオオオ!! Alice: くっ……
Verse 10 アリス達が楽しんだ華やかな メタバースは、もう見る影もなかった。 地面には無数の栄養ドリンクの瓶が 転がり、人々は過労で正気を失っていく。 「ドウシテ俺達ガコンナニ辛イ思イヲ シナケレバナラナインダ!?」 「現実ナンテクソ食ラエ!」 「!?何をしているの……?」 メタバースと現実の区別すらつかなく なった住人達が、現実の不満をぶつける ように、あちこちを破壊し始める。 「やめろ!ここはお前達の 理想郷ではなかったのか!?」 止めようとする一行を、 彼らは敵と見なした。
壊れゆくメタバースの世界を止められず、 一同は元の寂れた通りに戻ってきた。 メタバース世界の崩壊と同時に、 現実の国もまた崩壊を始めたのだろうか。 ボロボロだった建物は完全に崩れ、 人の気配はまったく無い。 動かなくなったヘッドギアを捨て、 アリス達はライブラリへと戻った。 なんとも言えない気持ちを抱いている 彼らに、人形達が声をかける。 「イヤハヤ、お疲れ様デシタ!」 「華やかさノ裏ニハ闇がアル。 ソシャゲも一緒デス!学べまシタネ」 「お前達はもっと人の気持ちを考えろ」 八つ当たり気味に、人形達は殴られた。
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doglok · 1 year
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猫と暮らすAURALEE美容師の御徒町アクセサリー発掘 VLOG VLOG #AURALEE #AURALEE#COMOLI ご視聴ありがとうございます! ファッション、ヘアケア、VLOGの動画をUPしていき ... via YouTube https://www.youtube.com/watch?v=wwh2WzLBeS8
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hutanashi-hyouhon · 1 year
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※出店キャンセルのお知らせ※ アクセサリー作家のプルメリアさんとの開催を予定しておりました「2人展」ですが、体調不良のため、フタナシヒョウホンはお休みさせていただくこととなりました。 お出かけを予定して下さった皆様には申し訳ございません。 こちらのイベントはプルメリアさんのみの出店となります。 ご理解いただけますと幸いです。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 8月のイベントは、初めて自由が丘に出店いたします。 アクセサリー作家のプルメリアさんにお誘いいただき、1日限りのポップアップイベントを開催します。 一点ものプリントのお洋服と小物を中心に、今回は久しぶりにアクセサリーもお持ちします。 半袖メインでお持ちするイベントは今年はこちらが最後になると思いますので、お目当てのアイテムがございましたらお立寄りいただけると嬉しいです。 ご一緒するプルメリアさんは、本物のお花を素材にしたアクセサリーを作ってらっしゃいます。 花と蝶の共演をお楽しみいただけますように。
◆「2人展」 8月11日(金・祝日) 11:00~17:30 自由が丘ひかり街 16号店舗
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-27-2 東急東横線・大井町線 自由が丘駅より徒歩約1分 正面出口下車(バスロータリー側) 東横線線路沿い「女神通り」へお進み下さい *フタナシ ヒョウホンでのお買いものは現金と、クレジットカード決済がご利用いただけます。 小銭のご用意にご協力いただけましたら幸いです。
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