Tumgik
#不受約束
monogusadictionary · 5 months
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幸せになって当然だと思って生きろ。
不幸な状況を受け入れるな。
不幸になるべくして生まれてきた奴なんていねーよ。
不幸を一旦受け入れると感覚が麻痺しちゃって、
あたかも不幸が自然な状態だと錯覚しちまう。
覚えとけ。
不幸ってのは異常事態だ。
あなたは幸せになるために生きてるんだ。
あなたは幸せになるために生まれてきたんだ。
どうか、どうか幸せになってください。
不幸に慣れないでください。
約束ね。
https://x.com/badassceo/status/1779299755652509974?s=46&t=XBYGx0NYt69itB5p-cHcLg
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roskyng15 · 3 months
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是種奇妙又特殊的經驗
最近真的很少約會
是還有跟不同的人聊天試探
這禮拜平日的晚上我跟一個年紀稍長的大叔晚餐約會
至於我們怎麼認識的及關係
為了隱私就省略
反正也是有一點點必須偷偷來
他其實人很好
知道我很想去某間偏貴的餐廳很久了
就說有訂好了要帶我去
那晚我就好好打扮了一番前去赴約
過程很愉快
餐廳很美氣氛非常好
我們輕鬆聊天 他分享一些遇到的趣事
因為他興趣挺廣泛
就可以聽他聊很多我不知道的事情
我心情挺不錯就在他推薦下喝了不少紅酒
他因為要開車非常乖地只看我喝
他說他平常在家裡會喝 不差這一點
而且看我喝得開心就好
用餐結束我們在餐廳的中庭(?)散步看夜景
可能平日人不多
再加上這地方也不會擁擠吵鬧
他穿著深色的襯衫
但是他的外表真的不是我喜歡的類型............
加上也是中年大叔的身材有個肚肚
只是人真的很親切又很好
我們肩並肩看風景時他就有意無意摟我
碰著肩膀、腰部
他也完全不知道我私底下的生活及另一面就是了
總之我們在看風景時
話題有帶到一些情色的意味了...
不過幸好沒讓我反感
反而有點小刺激
雖然我對他真的沒有主動產生任何情慾...
他後來就是已經是摟著我
手也不斷撫摸我的肩膀還有腰部
把我的身體往他那邊靠著
沒有到緊貼
就是有點側面摟著我
但其實我大腿靠近他的那側已經感受到他好像勃起了
但我也沒有到反感
只可能是當時我受到酒精影響
心情很好 讓他帶我吃了這麼棒的餐廳美食
很享受被他體貼對待
加上他人不糟糕只是外型不是我的菜
時間有點晚了我們就回到了車上準備返程
再省略掉一些隱私細節的部分
總之呢就是我讓他吸允著我的乳房,他邊打手槍直到射精
很奇妙吧.....
我就把衣服拉下(其實很好脫因為是小洋裝) 內衣鬆開
他說他很喜歡吸女生的奶
但是我不是大胸部
他說我的胸部很美 很精緻
他看到我的雙乳露出就立刻變得超興奮
自己迅速解開皮帶拉下拉鍊把肉棒掏出來
他的肉棒也不大....看起來非常普通
雖說是這樣奇妙的情景
但是我承認在被他熱情興奮地吸允著奶頭舔奶
真的蠻舒服的
一開始我有點僵硬
但沒多久我也主動摸著他的臉 湊近他讓他好好舔我的胸部
他同時用手用力快速套弄肉棒
中間我有稍微摸了他的屌弄了幾下
雖然長度粗度都不及格
但至少硬梆梆
非常的硬 又熱燙燙的
他用舌頭對著我的乳頭畫圈
然後含住猛吸
還舔了整個乳房
邊說好軟好香好好吃
過程沒有到很久他就射出來了
事後他還幫我擦拭胸部
對我來說真的是奇妙的體驗呢
雖然很像是玩具一樣讓男人用來打手槍
不過整體感受卻很色
看著眼前的男人對著我的身體愛不釋手
又興奮得一蹋糊塗
他也很遵守說好的方式沒有另外對我做別的
不過當時的情況
若是他說想摸我的小穴我會讓他摸
因為被這樣舔奶身體根本就敏感興奮起來
過程中我也已經濕了
但我都沒表現出來就是了
反正呢我就讓男人舔著我的乳房讓他打手槍射精了
事後我才知道
他其實也不缺一定要抽插做愛
這樣的刺激對他來說也是他個人的癖好
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可以分享你的心得感受喔
大家周末愉快
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yoooko-o · 6 months
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31/03/2024
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2週間に1度のお楽しみ🎵 あこ食堂についたら他のお客さんが誰もいない、貸切状態でびっくり👀❕ 何があったのかは不明ですが、食事を食べ終わって、食後のスイーツとコーヒーを待っている間に怒涛の如く、お客さんが入ってきて満席になりました。
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毎回のことながら、美味しくてお腹いっぱいになります🥰
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そして、今月も物価高騰により多大な影響を受けている事業者や生活者への支援、地域経済活性化を目的に薩摩川内市は今月もキャッシュレスキャンペーンをやってくれています✨ 特に今回はキャッシュレス決済を導入している店舗であれば、中小店舗だけではなく、コンビニ、100均、家電メーカーなどキャンペーン対象になるという気前の良さ✨
ヤマ●電機で電動歯ブラシを購入👛 店頭価格がオンラインショップより5,000円ほど高かったので、オンラインの画面を提示→オンライン価格にしてもらい購入、上限の1,000円分のポイントを頂きました💴 100均では消耗品🛍、パンツのサイズが変わってしまったので、アパレルショップで1サイズ小さいパンツ👖、スーパーで食料品など、しばらくは買い物不要っていう位に爆買い笑 PayPayとd払いのポイントも上限いっぱい使いました🥰
薩摩川内市役所の皆様、ありがとうございましたDDD💕
🌸キャッシュレスキャンペーンの締め括りはお約束のココです笑
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名もなき小さなケーキ店🍰 ここも到着したときは誰もいない状態で、珍しくケーキも全種類残っていました👀 前日の夕方、限定のカヌレを2種とタルトフロマージュの予約をして、尚且つカヌレは半分にカットしてもらうように、お願いしました。
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タルトフロマージュ
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左はレモンちーずカヌレ🍋 右は桜カヌレ🌸
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ベースはチーズカヌレなんですが、レモンで後口はめっちゃ爽やか🍋個人的に病みつきになりそうな味で、夏も食べたくなる味です🌊 桜カヌレの中は桜あんが入っているので、口の中は桜餅状態🌸
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道中、本物の桜(枝垂れ桜)を愛でました👀🌸
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valkyrietookme · 5 months
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Ringing evil phone (full ver.) translation
Japanese lyrics at the very end, taken from this post from an official enstars account. Feel free to let me know about any mistakes or ask any questions about the translation
English
Ringing evil phone Hello Fingers coming and going, linger over the secret dial The borderline of reason, a perilous borderline The moment where anticipation surpasses unease is soon Steping over the borderline, a line connecting worlds The mood on the other side of the receiver makes your breath stop Without thinking a smile slips out Slips out Still can’t break the ice with that trembling voice? Don that mismatched courage Who’s calling please? Shall I hear you out? Now Ringing evil phone The unspoken wishes held hidden in your heart Aah, such delicious looking soul isn’t it? Calling-Calling your request as precisely as possible… Is what you want me to fulfill right? Compensation is that all-time fare, I couldn’t possibly deceive you Let me hear it once you’re ready Voice sounding YES to the contract Shame, if you had left it up to a deity there would have been no cost Resemblance becomes the mistaken secret line, destined secret line Succumbing to temptation is taboo right? Make sure to note down your responsibility Selected secret line, welcome, you’re out of luck Your voice becomes a bit less reserved Dangerously cute Cute Don’t pretend to be a good kid until it’s impossible Let’s enjoy the trickery alright? Whose fault is it? Let’s get to business then Now Ringing evil phone The wishes you can’t give up on held hidden in your heart Aah, such lonesome looking soul isn’t it? Calling-Calling leave it to me, everything just as you desire Because I’ll make sure to make it come true Let’s keep negotiations verbal and come to an accord Let me hear it from your very own lips Ringing evil phone… Voice sounding YES to the contract, Voice sounding YES to the contract Ringing evil phone… Hey, it doesn’t matter the excuse Pick them all up and come to accept it Hey, that sort of patience Both your heart And body Are not made for it You’ve realized already right? Ringing evil phone The unspoken wishes held hidden in your heart Aah, such delicious looking soul isn’t it? (Now) Calling-Calling leave it to me, everything just as you desire Because I’ll make sure to make it come true Let’s keep negotiations verbal And come to an accord Let me hear it from your very own lips Voice sounding YES to the contract Ringing evil phone
Japanese
Ringing evil phone Hello 秘密のダイヤルを躊躇う指が行ったり来たり 理性のボーダーライン 危ういボーダーライン 不安より期待が上回るのももうすぐだね 踏み出すボーダーライン 繋がる世界線 受話器越しの息を飲む空気 思わず笑みがこぼれる こぼれる 震える声で切り出せずにいるの? チグハグな勇気たたえて Who's calling, please? 話を聞こうか さあ Ringing evil phone 誰も言えない願いを心に隠し持った ああなんて美味しそうな魂なんだろう Calling-Calling 依頼はできるだけ正確に... 叶えて欲しいんでしょ? 対価はその都度フェアに 騙したりなんかしない 覚悟ができたら聞かせてよ 契約YESのVoice 神頼みくらいにしとけば丸く収めるのに 似て非になるシークレットライン 運命シークレットライン 魔が差したって禁句ね、自己責任ってメモしといて 選んだシークレットライン ようこそ運の尽き ほんの少し打ち解けた声が 危なっかしくて可愛い 可愛い ギリギリでまだイイコぶってないで 悪だくみたのしもうか Who’s fault is it? ここから本題 さあ Ringing evil phone 諦めきれない願いを心に隠し持って ああなんて淋しそうな魂なんだろう Calling-Calling 任せて、望み通りに全部 叶えてあげるから このまま口約束で 交渉成立にしよう その唇から聞かせてよ Ringing evil phone… 契約YESのVoice 契約YESのVoice Ringing evil phone… ねえ、どんな言い訳でも 集めて認めればいいさ ねえ、そんな我慢強く 心も 体も できてない 気づいてるんでしょ? Ringing evil phone 誰にも言えない願いを心に隠し持った ああなんて美味しそうな魂なんだろう (さあ) Calling-Calling 任せて、望み通りに全部 叶えてあげる このまま口約束で 交渉成立にしよう その唇から聞かせてよ 契約YESのVoice Ringing evil phone
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petapeta · 15 days
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アメリカの登山事故の記録であまりにも信じられないものがある。
遭難、不十分な装備、経験の欠如、脱水症状 ユタ州、ザイオン国立公園 1985年8月4日、37歳の男が車からでて、ヴァージン川の上流に向けてハイキングをした。男の装備品は15メートルのナイロンの洗濯紐、手斧、スチールのテントペグ、大きなハンティングナイフ、水筒の入ったウエストポーチであった。男はトポを持っていなかったが、国立公園入口で配布されている小冊子を持っていた。 男は舗装されたトレイルの端までハイクし、川の上流に向かって1kmほど滑りやすい壁を登った。男は小冊子を参照し、川沿いに車の駐車場所まで戻れる別のトレイルルートを確認した。このトレイルは標高差200m、距離にして数kmは離れていた。 男はトレイルに至るために、西側の壁にあったクラックとチムニーを登ることにした。男はクラックにテントペグを手斧で打ち込み、洗濯紐をペグにかけ、体を引き上げる方法で登った。男は水筒入りのウエストポーチを先のレッジに投げ上げようとして紛失した。川から60メートル登ったところで、チムニーのルーフに到達し、手こずった。ルーフは大きくせり出しており、岩はもろく、手足のホールドは悪かった。男は岩雪崩を引き起こし、持っているテントペグの大半を失った。男は手斧に洗濯紐を結びつけ、手斧をルーフ越しに投げつけ、レッジに生える直径6cmの木にまとわりつけた。男は洗濯紐を掴んで体を引き上げることでレッジに至った。 男はクライミングを継続し、やがて別の岩雪崩を引き起こした。これにより男は洗濯紐と残りのテントペグを失った。男はハンティングナイフをクラックに差し込み手斧で打ち付け、ナイフの上に立つかハンドホールドとして利用し、ナイフを抜くという一連の方法によってクライミングを継続した。男はやがてこれ以上登ることが出来ない地点に到達した。その場所は川から推定120m以上登った場所であった。そこで男は先の手斧-ナイフ法による下降を開始した。 川から60メートルの地点で、男はさらに別の岩雪崩を引き起こし、ルートを致命的に破壊し、下降をやめた。男はレッジでレストした。夕方、男はハイカー達が下の川沿いに移動するに気がついた。男は一心不乱に小さな木を切り出し、ハイカーに向かって投げつけることで注意をひこうと試みた。投擲された木片はハイカー達に当たる寸前であった。ハイカー達はこの行為に激怒し、この事件について国立公園に通報した。この通報は翌日までパークレンジャーに伝達されなかった。川の音が音声によるやり取りを阻害した。 翌日、男は別のハイカー達を発見し、川の音に負けないほど叫ぶことで救助を要請した。ハイカー達は公園事務所に連絡し、二人組のレスキュー隊が1030に派遣された。救助隊は脆い岩を登り、クライミングを妨げる大きな岩を一つ除去した。救助隊の報告によればこのクライミングの難易度は5.8であったが、救助隊は必要がなければこのような脆い岩を登ることはないとも報告した。遭難者の元にたどり着いた救助隊は、ボルトを2本打ち、遭難者を下まで下降させた。 男には水分が与えられ、国立公園事務所に連行された。男はハイカー並びに救助隊に対する危険な状況を引き起こしたことにより罪に問われ、罰金を支払った。 分析 遭難者はかつて、友人によりロープとピトンを使うクライミング法の展示を受けたことがあった。この記憶から、男は独自のテントペグ-洗濯紐 登山法を編み出した。男の体力には問題がなかったが、男のアウトドア技能は低かった。男は失敗を自覚し、今後のクライミングにはプロのインストラクターの教えを請うことを約束した。男は多少の引っかき傷と擦り傷を受けたが、最大の問題は24時間に渡って30℃を超える高い気温下で水分補給できなかったことによる水分不足であった。
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xx86 · 6 months
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拝啓、
生きることとは死なないことと答えたあなたの事を、時たま思い出します。人間を徐々に細くグループ分けしていった時、あなたとは最後の方まで同じグループにいるだろうとはお互い言い合っていましたが、それを聞いた時確信に変わりました。なぜなら誰にも言ってなかったけれど、私も生きることは死なないことだと思っていたからです。
ところで人の思考はいくつで固定化されるのでしょうか。当時22歳だった私も27歳になりましたので、随分考え方が変わりました。20代の1年は、自分の中でなんとなく作り上げた常識がすべてひっくり変えるのに十分で、私はこの5年で実は太陽は西からのぼり東に沈んでいると言われたような衝撃を3回ぐらい受けました。自分のアイデンティティが根本から覆るような。20代で誰しも通る道かもしれません。現に考え方がお互い変わりすぎて噛み合わなくなり、疎遠になった友人が何人もいます。なんとなく30代を過ぎたら思考がひっくり返るようなイベントは早々起きないと思っているのですが、どうでしょう。個人差ですかね。あなたはどうでしたか。
何が言いたいかというと、思考の発展途上だった私とある程度思考が固定化されたであろう年齢のあなたが噛み合ったことが奇跡だと思うのです。出会うのが数年遅かったら、鍵と鍵穴のような、ツーといえばカーというような、この世界にばらまかれたトランプで神経衰弱をさせられ思いもよらないところでペアを見つけられた時のような、そんな感覚を味わうことができなかった。
これを書きながら考えたのですが、私はきっとこの先価値観がひっくり返るような出来事が起こったとしても受け入れられないだろうなと思います。価値観が変わるということは、今まで当たり前だと思っていて受け入れてたものを精算しなくてはならないから。私は25年分のあの時傷ついてもよかったんだ、が襲いかかった時1年間立ち直れなかった。また同じことが起こったら耐えられる自信がありません。歳を重ねれば重ねるほど反動の重みが増えるし、その重みを受けるとどれほど苦しむのか知ってしまっているから、思考が固定化されていくのかもしれません。新しい思考の受け入れを拒否している。あなたの見解はいかがでしょうか。
あなたと最後に会ったのは梅の結婚式でしたね。結婚式だというのに見慣れた黒の薄いダウンにセットしてない長い前髪のまま現れたあなたをみて、やはりあの時出会っておいてよかったと胸をなでおろしました。あの時に出会えたことに意味があったのでしょう。
生きるとは死なないこと。今はあまりその答えがしっくりきません。間違いでは無い気がしますが、あまりにも短絡的だったなとも思います。生きることは死なないルートを選ぶことの方が適切な気がします。でも私はその薄いダウンを着たあなたを見た時、きっとこの人は今の私の考えに対して首を傾げるのだろうとなんとなく思いました。どっちの考えが劣っているとかではなく、私たちは同じグループではなくなってしまったというだけのことです。
あなたは礼の結婚式にも絶対出るからと適当なことを言っていましたが、梅がアクアイグニスであなたの横に奥さんでは無い若い女性がいるのに気づかず声をかけた後から音信不通になったと聞いたので、きっと私の結婚式には来てくれないことでしょう。最初から最後までひとつも約束を守ってくれませんでしたね。最も、約束をしたつもりもないのでしょうが。
いつまでも不倫とかダセェことせず、風邪ひかないようにふわふわのあったかいダウンとか着て、どうかまた若い子の神様でいてください。いつまでもお元気で。さよなら私の神様だった人。
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moment-japan · 8 months
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米国映画「The Grapes of Wrath(怒りの葡萄)」(1940)
原作:John Ernst Steinbeck
監督:ジョン・フォード
脚本:ナナリー・ジョンソン
出演:ヘンリー・フォンダ、ジェーン・ダーウェル、ジョン・キャラダイン、他 
僕の中で、死ぬまでに一度は見なくてはいけない映画の1本であったアメリカ文学を代表する作品「The Grapes of Wrath」。
自然の猛威と不条理な資本主義に対する直接的な告発作品ともいえるこの映画を正月に、BSの放送大学で放送大学の教授による詳細な解説と共に放送されることを知って早速テレビの前に・・。
1930年代末、アメリカ中西部を襲った干ばつをきっかけに、農業の機械化を進める資本家と貧困小作農民との軋轢を描いた映画。
主人公トム・ジョードとその家族のオクラホマにある農場はダストボール(砂嵐)によって耕作不能に。
彼らは、家財すべてを売り払いそのお金で買った古い中古車に乗り込み、移住先のカリフォルニアを目しルート66を辿る旅に出るが、年老いて病気がちな祖父や祖母はアリゾナ砂漠やロッキー山脈越えに耐えることができず命を落とし、従妹もあまりの過酷さに途中逃亡。
苦難の末、辿り着いた楽園カリフォルニアは大恐慌と機械化農業のために土地を失って職を求める多くのオクラホマ農民で溢れかえり、夢も希望も大きく打ち砕かれる・・。
彼ら移住者は、地元民から蔑まれながら貧民キャンプを転々とし、地主の言い値の超低賃金で、日雇い労働をするほかなかった。
やがて彼ら小作農民の不満と怒りは頂点に達し、一つの大事件が起こる・・。
最後の最後まで息子のことを想うママ・ジョードが泣けるし、最後にママ・ジョードが呟く「先の者が後にまわり、後の者が先頭になる」という新約聖書の言葉に胸が詰まる。
豊饒な「約束の地」であるカリフォルニアを目指すところは、旧約聖書のエクソダス「出エジプト記」をモチーフに、タイトルの「The Grapes of Wrath(怒りの葡萄)」は、ヨハネの黙示録の題材からとられたもので、神の怒りによって踏み潰される葡萄(人間)のことと解釈されています。
原作者のジョン・スタインベックはこの小説で1940年にピューリッツァー賞を受賞し、「The Grapes of Wrath(怒りの葡萄)」の総発売数は全世界で約1500万冊に。
この映画はアカデミー賞の監督賞、助演女優賞(ジェーン・ダーウェル)を受賞。
彼は、1962年にノーベル文学賞も受賞しましたが、受賞理由も本作の作品が決め手になったそうです。
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takigawa · 4 months
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実写版『聖闘士星矢THE BEGINNING』の主人公、実写版『ONE PIECE』のZORO役で国際的な人気俳優となった #新田真剣佑 と #田中泯 が主演する、日本の隠れた政財界の黒幕“フクロウ”を描いたシリアス連続ドラマ #フクロウと呼ばれた男  https://x.com/takigawa_w/status/1790397107632996456?s=46&t=8Vf8aUwk_B-ZbQ5UAGv05w フクロウは真夜中であっても、いつでも見える目ですべてを見ている。 70歳のカリスマ・大神龍太郎 (田中泯) には4人の子どもがいる。 長男の一郎 (#安藤政信) は頼りなく、妻とも不仲で、銀座のホステスを愛人にしていた。父の影響から脱するため、父から資金を借りずに新しい高級レストランを計画していた。 しっかり者の長女・由美子 (#長谷川京子) は、イケメン商社マンの夫との間に二人の子どもをもうけ、一見幸せそうに見えたが、夫は由美子に隠れて (メジャーリーグの有名選手の通訳とは別の) 裏取引をしていた。 父親とうまくいかない次男・龍(新田真剣佑) は、アメリカ留学後、家族に連絡せずに小さなNPO法人で働くために帰国。ある日、龍は公園でジョギング中に美しいアメリカ人女性と出会い、携帯電話が道に落ちて壊れてしまう。龍は弁償すると約束し、女性の連絡先を聞くと、女性は龍に「記者」と書かれた名刺を渡す。 シンガーソングライターを目指す末次女・理沙子 (#中田青渚) はすでに25歳だが、天性の歌声と作詞作曲の才能を持ち、メジャーデビューが期待されていた。理沙子は父・龍太郎に夢を語るが、龍太郎は理沙子が芸能界の闇に飲み込まれるのではないかと恐れる。 ある夜、次期首相候補・竹内 (#中村雅俊) の息子が酒席での喧嘩の末に殺される。息子には薬物疑惑もあった。犯人は捕まったが、刑務所で「自殺」してしまう。 全体的にクールなテイストでシリアスな展開。政治家のスキャンダル、一郎の愛人、由美子の夫の破滅的な取引、美人記者と付き合い始めた龍、夢に向かって突き進む理沙子など、それぞれの人生が生き生きと描かれる。 龍太郎の妻・京子を演じる #萬田久子 の抑えた演技が光る。 東京のクラブ (ホステスのいる方)のシーンを木村多江がホステス役で演じることで、よりリアルさが増している。 龍太郎が情報源として重視するホステス役の #木村多江 は、実際に東京のクラブで働いているかのような臨場感がある。 「フクロウと呼ばれた男」が他のドラマと違うのは、大げさな演技や大げさな音楽を使わずに、家族の葛藤を真剣に描いていることだ。 日本のドラマにありがちな大げさな音楽や大げさな演技、大げさな (意味不明の) ジョークもないし、日本でスキャンダルを起こした有名芸能事務所の男性タレントもいないし、下手な歌やダンスを披露する数十人の女性アイドルグループからの女性キャストもいない。 それだけに、フクロウのカリスマ・黒幕・大神龍太郎とその家族の生き方を冷静に観察できる。 本物のフクロウに天敵がいるように、「フクロウ」を狙う天敵も多く登場する。 これまでのエピソードを注意深く見てきた人なら、後半の一連の出来事にショックを受けるかもしれない。 シリーズのクライマックスは、衝撃的な出来事の連続で、次のシーズンが待ち遠しくなる。政治や金融の世界に巻き込まれた家族の複雑な生活を垣間見ることができるドラマを探している人は必見だ。 セカンドシーズンが待ち遠しい。 ■エグゼクティブ・プロデューサー&脚本:#デビッドシン(『#時をかける愛』) ■演出:#森義隆(『#宇宙兄弟』)、#石井裕也(『#船を編む』)、#松本優作(『#Winny』) #長塚京三 #益岡徹 #大友康平 #原田美枝子 #池田良
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castatratewriter520 · 3 months
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閹奴鑑定科(一)
在一個有著明顯階級制度的眾國,人的階級被區分五等,博學派、無畏派、神諭派、容言派、工藝派等五類,透過測定系統與學校的相互評分下,所有人都會被區分出屬於自己的派系,博學派如同其他國家的從政人士,無畏派如同其他國家的軍人、警察等身份,神諭派則如同教宗一樣,容言派則是慈善事業和動保協會,而工藝派則是有著藝術、設計、營建、水利等相當多元的屬性,但是也有一些人無法被系統解讀,而當系統無法判斷出派系時,則仰賴學校的內部評分而加以分析判定,以避免學生的資格被剝奪,當有學生無法被判定派系的時候,則會成為一個國家裡,最底層的存在,無法享有社會的福利政策、也無法擔任任何工作,只能在黑市裡過著人不像人鬼不像鬼的生活,但是政府為了解決這些遊民的問題,於是決定,當有學生成為無派系的人,可以讓所有派系的人領回擔任家中的奴隸,由於無派系的人本來就不多,所以在市場上可以說是供不應求,有錢也不一定可以得到一位,眾國也因此解決了遊民的問題,而無派系的人為什麼無法享有任何社會權利呢,因為這類型的人,學校學習不行或是體能不好、或是先天有基因的缺陷等諸多因素影響下,系統將無法做出正確的判斷,所以才需要後續的人工測定,而眾國為了徹底解決人口基因的問題,因此只要被判定是無派系,就必須在判定成立後,三天內完成此人的閹割手術,這在眾國可是一件非常屈辱的事情,而所有人都判定時間都在年滿15歲的時候,拿著通知單到鑑定機構實施鑑定,當鑑定機構無法判定時,則會申請在校成績作人工判定,所以很多有權勢地位的人,都會買通鑑定官,避免自己的孩子成為無派者,但是沒有錢的人就只能靠自己努力了。
今年準備滿15歲的瑋哲,家中是排行第三,前面的哥哥和姊姊都被判定為容言派和無畏派,而爸媽都是工藝派,平時在學校學習成績普通的瑋哲,心想自己再怎麼樣都會有一個派系,所以根本也不怎麼在乎在校成績,時常下課就是約班上同學打球,瑋哲在校的女人緣非常好,愛打籃球的他,性格陽光且臉蛋帥氣,還沒滿15歲,身高已經有175公分,而他也有一個非常喜歡的女生,那位女生是瑋哲的同班同學,名叫子悠,他們約好國中畢業後也要一起去讀同一所高中,而子悠其實也對瑋哲有好感,兩人常常放學就到處玩,子悠的在校成績優異,不論是學科、體能方面都很不錯,而瑋哲除了體能很不錯,其他的都在及格邊緣,但是瑋哲一點也不擔心,他心想自己應該會是無畏派的吧,畢竟自己那麼熱愛體能的運動,就在快滿15歲的前一週,瑋哲收到了通知單,要瑋哲於當週的星期五0800前往鑑定,一個人一生中最重要的時刻到了,瑋哲信心滿滿,一走進來鑑定中心,他遇到了很多跟他同年紀的人,不論是男生女生,所有人都被安排坐在指定的位置上,很多都是同校的同學,所以彼此之間都還有一點認識,很快的鑑定就開始了,所有人都開始一個一個被叫進鑑定室,每個人鑑定完,牆上的螢幕就會顯示自己的派系,依序排列下去,結果終於輪到了瑋哲,瑋哲進到了鑑定室,房間內就只有一台機器,只要將機器安裝在頭上,機器就會透過腦波來進行測試,結果系統螢幕出現error的畫面,鑑定官那同情的眼神看著瑋哲,非常難過的告訴瑋哲,系統判定你為無派者,不過你不用擔心,還可以透過人工方式判定,隨後系統調閱出了瑋哲的在校成績,讓一旁等待的瑋哲內心充滿不安,他的心裡頓時沒了辦法,只能等待鑑定官的審核報告,過了30分鐘後,已經等到如熱鍋上的螞蟻的瑋哲,焦急的問了鑑定官,結果如何,鑑定官一改剛剛溫柔的態度,踹了瑋哲的肚子,此時的瑋哲痛到只能坐在地上,鑑定官當著所有同學的面前說,這位瑋哲同學是個無派者,瑋哲流著委屈的眼淚,看著坐在位置上的所有人,每個同學都對他指指點點,但是多的都是對瑋哲的恥笑,還有很多言語的羞辱,瑋哲只能默默的從地上爬起來,鑑定官要他拿著地上的鑑定報告,到樓上的櫃台申請後續事宜,連學生都開始要他拿著鑑定報告趕快滾到樓上去,說看到他就覺得噁心,但是這就是無派者在眾國的地位,就是一隻任人踐踏的螻蟻,到了二樓的服務處,還有另一名鑑定完的男同學,他也是一直哭著,他說他的家人都是博學派的,但是他卻成了家族的恥辱,他覺得很不甘心,越說哭的越慘,這讓一旁的工作人員看不下去了,大聲呵斥要他閉嘴,當他拿著鑑定報告給櫃台小姐時,櫃台小姐也是一臉厭棄的要他選擇要做手術的醫院,而他選了一間離他家近的醫院,櫃台小姐查了一下該醫院的手術時程表,要他等一下就可以去做閹割手術,時間是下午兩點的,不准遲到,櫃台小姐看到瑋哲站在他的旁邊,也是態度非常差的說,你的報告呢,瑋哲謹慎的遞給她,櫃台小姐就叫瑋哲選醫院,瑋哲看了一下就選了跟那位男同學一樣的醫院,結果櫃台小姐說,這樣你們就一起過去吧,預約時間是4點,瑋哲拿著醫院的預約單跟他一起離開了鑑定中心。
此刻走出中心的瑋哲,完全失去了原本的活力,只有無止境的懊悔當初的自己為什麼不認真讀書呢,但是已經判定的人是沒有機會了,瑋哲跟他一起搭公車前往醫院,此刻的兩人都覺得所有人都在看他們,不過也只是心裡作用而已,沒有人知道他們是無派者,當瑋哲兩人抵達醫院時,他們覺得自己身為男人的日子已經結束了,剩下的只有屈辱,走進醫院時,醫院大廳旁有一個無派者的專區,沒有人願意和無派者一起在同一個區域看醫生,所以才會被區分開來,瑋哲兩人偷偷的走向無派者的掛號櫃台,櫃台小姐說你們是要掛什麼門診,瑋哲拿出自己的預約單給櫃台小姐,櫃台小姐對著瑋哲兩人說,很不幸你們成為無派者,不過別氣餒,生命總是會找到方向的,櫃台小姐收走了瑋哲兩人的預約單,要他們往後面的手術室報到,手術室裡的一名男護士走了出來,跟瑋哲兩人核對了資料後,要瑋哲兩人先到旁邊的廁所換上手術服,廁所裡面有免費的袋子可以讓你們裝自己的衣物,換好衣服之後就到手術室外面等,由於距離預約時間還很早,瑋哲兩人進到廁所裡面開始脫掉自己的衣服,瑋哲才知道原來另外一位男同學叫孝言,他是隔壁班的,瑋哲看著孝言的生殖器,已經有長了許多陰毛,瑋哲的發育比較快,陰毛已經相當濃密,孝言看著瑋哲的陰莖,他說你的竟然要被割掉了,你可是學校一堆女生的最愛,這些話讓瑋哲心裡又開始難受了,他原本打算跟子悠一起讀同間高中的,如今沒機會了,此時,孝言問瑋哲說要不要割掉前來個最後一次射精,瑋哲覺得這是個好主意,於是兩人開始在廁所裡玩起自己的陰莖,很快兩個人就勃起了,孝言的陰莖大概12公分多,而瑋哲已經有14公分,這對於才剛發育不久的人來說,都是很不錯的尺寸,不過成為無派者,不光是陰莖,連睪丸都要割掉,從此成為別人的奴隸,而家中的父母則會得到一筆補償金,彌補自己的孩子再也不會回來的痛苦,兩個人在廁所裡打手槍打的很開心,孝言甚至提出幫瑋哲打手槍的請求,瑋哲這一刻也不在乎男女問題了,一口答應了,孝言蹲下去開始幫瑋哲口交,第一次被口交的瑋哲覺得很舒服,但是敏感的龜頭很快就讓瑋哲射出了一波一波的精液,孝言表示都最後一次了,這麼快就射了,瑋哲只是說我很緊張啦,接著換瑋哲替孝言口交,孝言反而花了一番功夫才射了出來,兩個人在廁所做了一下清洗之後,兩個人一起到了手術室外等待,手術室門打開了,醫生要兩個人一起進去,手術室的門再次關上,總共有兩個手術台,瑋哲跟孝言都分別躺上其中一台,先是確認了瑋哲與孝言的身份之後,醫生表示,此次手術不會使用任何的麻醉藥,第一是因為奴隸沒有資格使用麻醉藥,第二是為了讓你們徹底的感受自己身為奴隸的恥辱,所以所有過程都不會使用任何麻醉藥品,助手先將孝言和瑋哲的手腳都固定起來,並開始剃光孝言的陰毛,此時醫生指示剃陰毛的護士,剃完孝言的之後,先去幫瑋哲剃毛,不要拖太多時間,醫生表示他不想跟無派者待在同一個空間太久,醫生的話充滿著對無派者的歧視,但是眾國人從小到大都是被這樣教育的,如果瑋哲不是無派者,或許也會這樣對待無派者,醫生先挑選了孝言,拿起了一旁的手術刀,左手托著孝言的兩顆睪丸,捏了捏兩顆睪丸,接著就握著兩顆睪丸,手術刀一口氣割了下去,孝言發出了撕心裂肺的慘叫,手術刀一刀一刀的割,孝言因為疼痛的奮力掙扎著,隨著最後一小塊的陰囊被切斷,孝言已經完全被切除陰囊跟睪丸了,一坨紅色的肉塊被丟在器皿中,接著醫生沒有更換刀子依然拿著那把手術刀,抓起孝言的陰莖從根部劃了一圈,接著又是從根部一刀一刀的往下割,孝言的慘叫聲讓一旁待閹的瑋哲膽戰心驚,很快醫生就將孝言的陰莖割下來了,然後就開始製造一個新的尿道,縫合了傷口,孝言已經徹底的成為一個無派者,後續的清潔跟傷口包紮,由一旁的護士處理,醫生換了一副新的手套,朝瑋哲走了過來,此時的瑋哲簡直嚇得快尿出來了,醫生托起瑋哲的睪丸,感受著兩顆睪丸的滾動,接著握住了兩顆睪丸,醫生拿起手術刀,用力的往瑋哲的陰囊割了下去,立刻鮮血直流,瑋哲發出淒厲的慘叫,瑋哲可以感受到皮膚被切開,睪丸被切掉的疼痛,每一刀都是這樣的痛入心扉,瑋哲的睪丸被切除了,一坨紅色的肉塊被醫生丟到器皿裡面,那可是瑋哲的睪丸啊,接著就是陰莖的部分了,醫生抓起陰莖,沿著根部將皮劃開,接著醫生又開始一刀一刀的割掉瑋哲的陰莖,瑋哲再也沒有辦法忍受這樣的劇痛,整個人昏了過去,再一次醒來時,兩個人都已經在病房內,下體接了一條尿管,身上再也沒有了男人的生殖器官,醫生說,兩個人的手術費用都是政府支出,所以你們要保持感恩的心,之後努力的當個好奴隸,後天你們的家人會來帶你們回去,等待部門通知你們被誰買走了,好好珍惜跟家人最後相處的日子吧。
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chikuri · 9 months
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クロエ・コールは12歳の時トランスジェンダー医療に引き込まれた犠牲者だが、その苦しみを全身に背負いながら同じ境遇の子供たちを救うため活動している。トランスジェンダリズムの闇にメスを入れるべく開かれた米国下院司法委員会の公聴会で、涙ながらにその全貌を語った。 以下、和訳と解説: まずは約5分に渡るクロエのオープニング・ステートメントから: = = = = = = = = = = 私の名前はクロエ・コール。デトランジショナー*です。別の言い方をするなら、私は自分が間違った体に生まれたと信じていて、そして、私が信頼していた大人たちは私のそんな考えを肯定し、生涯癒えることのない傷を私に残しました。 (*=ホルモン療法や身体整形などの医療行為により性別を変え(トランスし)た後、元の性別に戻ることをデトランスdetrans、その個人をデトランジショナーdetransitionerという) 私は今日、アメリカ史上最大の医療スキャンダルの犠牲者として、皆さんの前でお話しします。皆さんにこの狂乱を終わらせる勇気を持っていただき、私が経験したような苦しみを、脆く危うい状況にあるティーンエイジャーや子どもたち、そして若い大人たちが味わうことのないようにしていただきたいと願っています。 - 12歳の時、私は後に医療チームが性別違和と診断するような経験をし始めました。私は幼くしてやってきた思春期の真っ只中で、自分の身体に起きている変化をとても不快に感じていました。男性から注目されることに怯えていました。今になって思えば、両親に「自分は男の子のような気がする」と言ったのも、思春期が嫌で、この未知の性的な緊張が無くなってほしいという意味だったでしょう。私は姉たちよりも兄たちの方を少し慕っていましたし。 私はダイニングテーブルの上に置手紙をして、自分はトランスジェンダーだと告白しました。両親はすぐに心配し、医療の専門家の助けを借りる必要があると感じたようでした。しかし、それは間違いだったのです。家族全員が即座に、イデオロギーに突き動かされた欺瞞と強要の道を歩むことになりました。 私が受診した一般的な専門家は、両親に「すぐに思春期抑制剤(ブロッカー)を飲ませる必要があります」と言いました。 彼らは両親に簡単な質問をしました:「 死んだ娘さんと生きているトランスジェンダーの息子さん、どちらを選びますか?*」と。 (*=トランス医療における常套句で、子供の主張するジェンダーを肯定しなければその子は自殺してしまうだろう、ならば性別を移行させてやる方が本人のメンタルヘルスも回復し希死念慮もなくなる、という意味) その選択は両親の警戒を解くのに十分でしたし、今考えても両親を責めることはできません。私たち全員が、いわゆるジェンダー肯定治療(ジェンダー・アファーミング・ケア)*の犠牲になった瞬間でした。 (*=欧米で広く支持されてきた療法で、患者の経験や感覚を尊重し本人の主張するジェンダーに寄り添った医療やサポートを行う) - 思春期ブロッカー、そしてテストステロンへと急ピッチで進められ、その結果、更年期障害のようなほてりで学業に集中できなくなりました。今でも関節痛や背中の変な痛みがあります。ブロッカーを使っていたときのほうがずっとひどかったですが。 その1ヵ月後、13歳のときに初めてテストステロン注射を打ちました。不可逆的な身体の変化が引き起こされ、私の声は永遠に深く、顎のラインは鋭く、鼻は長く、骨格は永久に男性のそれになり、喉仏はより目立つようになり、生殖能力は不明となりました。 時々鏡を見ると、まるで自分が怪物のように思えます。 私が二重乳房切除術を受けたのは15歳の時です。医師は切断した乳房にガンがないか検査していましたが、もちろんガンなどなく、私は完全に健康でした。まだ発育途中だった私の体や乳房は、不安な10代の少女として気まずい思いをしたこと以外、何の問題にもさられていませんでした。 私の両胸は摘出され、その組織は焼却されました。合法的に車を運転できる歳ですらなかった。しかし将来の女性としての大きな部分が奪われたのです。母乳で我が子を育てることはもう決してできない。鏡の中の自分を見るのもつらい時があります。今でも性機能障害と闘っています。胸には大きな傷跡があり、より男性的な位置にくるようにと乳首を切除した皮膚移植のため、今日もそこから体液が垂れています。 手術後、学校の成績は落ちるところまで落ちました。 私が経験したこれら全ては、抱えていた根本的な精神衛生上の問題を解決するものではありませんでした。そして、ジェンダーについて理論を持つ医師たちは、私が手術によって漠然と男の子に似たものに変化すれば、私の悩みはすっかり無くなるだろうと考えたのです。 彼らの理論は間違っていました。薬と手術は私の身体を変えましたが、私が女性でありこれからもずっと女性である、という基本的な現実は変わらなかったし、変えることもできなかった。専門医が私の両親に、「死んだ娘か生きているトランスジェンダーの息子を持つことになる」と当初告げたとき、私には自殺願望などありませんでした。私は幸せな子供で、人と違うことで悩んでいただけです。 しかし手術後、16歳の時、私は自殺したいと思うようになりました。今は良くなっていますが、両親はもう少しで、医師から約束された死んだ娘を手に入れるところでした。私の主治医は、彼らが避けたいと言っていた悪夢そのものを作り出すところだったのです。 - 私はアメリカのティーンエイジャーとその家族にどんなメッセージを伝えたいのでしょうか? 私に必要だったのは嘘をつかれることではありませんでした。共感して欲しかった。愛されていると感じることが必要でした。男の子に変身すればすべての問題が解決するという妄想を肯定するのではなく、私の悩みに取り組むセラピーを受ける必要があったんです。 私たちは12歳の子供たちに、「間違った身体に生まれてきた、自分の肉体を拒絶していい、自分の肌に違和感を覚えるのも正当だ」、などと言うのをやめねばなりません。 「どんな服を着るかとか、どんな音楽を聴くかなどを選べるように、思春期だってチョイスであり、どのような思春期を過ごすかは自分で選べるのだ」、なんて子供たちに言うのはやめなければいけないんです。 思春期は大人になるための通過儀礼であり、緩和されるべき病ではありません。 - 今日、私は自宅で家族と19歳の誕生日を祝うはずでした。しかしその代わり、私は選挙で選ばれたあなた方に必死の訴えをしています。 オピオイド危機のような他の医療スキャンダルから教訓を学んでください。医者も人間であり、時には間違っていることもあるのだと認識してください。 私の子供時代は、私たちのネットワークを通じて知り合った何千人ものデトランジショナーたちと同様に台無しにされました。 どうか止めてください。あなただけが止められるんです。この野蛮なエセ医学によって、すでに多くの子供たちが犠牲になっています。どうかこの私の警告が最後のものとなるようにしてください。 ご静聴ありがとうございました。 = = = = = = = = = = - 公聴会でのクロエの証言はどれもショッキングであると同時に、彼女の堂々たる勇姿が人々の胸を打った。中でも子供のトランス治療に賛同した両親の存在についてクロエが声を詰まらせながら語ると、彼女の思慮深さに感動し涙する大人たちであふれた。 13歳から17歳の間に思春期抑制剤、異性間ホルモン剤、二重乳房切除術を受けたとして、カイザー財団病院とパーマネンテ・メディカル・グループを訴えているクロエは、公聴会の中で民主党側が招いた証言者のレイノルズ博士に話しかけた。 トランスジェンダーを自認する子供の母親であり、プロのカウンセラーでもあるミリアム・レイノルズ博士は、委員会の公聴会で「未成年者の性転換治療は必要であり、命を救う」と明言し、彼女の子供も現在ホルモン補充療法を受けているとしている人物である。 以下はクロエからレイノルズ博士への発言: = = = = = = = = = = レイノルズ夫人が我が子のために不安なのは理解しました。これは言っておきたいのですが、私は彼女を憎んでいません。ここにいる誰も彼女を嫌悪したりはしていないと思います。実際、私は彼女の中に自分の母親と父親を見ています。そして、明らかに彼女は子供を心から愛している。それに、彼女はできる限りでベストを尽くしている。ただじゅうぶんな術はなくて…気の毒だと思います。 子供を救いたいと願うすべての親には、最大限の援助とガイダンスがあって然るべきです。 しかしながら、私は、彼女の子供が私と同じ結果になることを望みません。誰であっても性別移行やデトランスを後悔してほしくない。なぜって、それは信じられないほど困難で、他にはない苦痛が伴い、容易なことではないからです。 彼女のお子さんが幸せで満ち足りた青年時代を過ごせるようにと願います。それがたとえどんな形であろうとも。 = = = = = = = = = = - ある日突然、幼い我が子が性別違和を訴え、多くの親たちは狼狽する。メディアや学校や小児科医やママ友まで「トランスキッズは増えているが、それは彼らが自然にカムアウトできる時代になったから。子供たちの真のジェンダーを肯定してあげなければ、彼らは間違った身体に入れられた心の苦痛に耐えきれず、自死を選ぶだろう」と言っているのだから。 日本では欧米で起きている子供たちに蔓延する熱病のようなトランス・ブーム、LGBTQイデオロギーに侵食された科学分野や医療業界、金儲けのために健康な子供たちを切り刻む医師、司法・行政・教育機関が一丸となって親から子供を引き離している実態などがまるで知られていない(にわかには信じ難い話で、まあ無理もないけれど)。 だから、クロエ・コールや他の何千という未成年のデトランジショナーがトランス治療に加担した病院や医療従事者を訴えている、と聞くと、「金目当てだろう、医者のせいにすんな」とか、「厨二病に罹ってバカを言った子供の責任だし、親もどうかしてる」とか、セカンドレイプにも似た被害者への罵詈雑言が飛び交う。 しかしそんな無知で傲慢な彼らのどれほどが、クロエや彼女の家族と同じ状況に立たされた時に後悔のない選択をできるだろう。医者や専門家という職業を信頼していれば尚のことである。 まるで他人事の彼らは、日本でも子供たちへのトランスジェンダリズム啓蒙、保護者からの引き離し(親に内緒で未成年児童をLGBTQユース団体に参加させるなど)、そして思春期抑制剤の推進なども起きていると知っているのだろうか。 画像 - トランスジェンダリズムに基づくトランス医療はエセ医学であり、欧米で今、デトランスした子供や若者たちが訴訟を始めているように、大きな巻き返しが起こって医療スキャンダルとして扱われる日が来る。 そう願って日々発信しています。 (終わり) さらに表示
Xユーザーの🇺🇸 🇯🇵Blahさん: 「クロエ・コールは12歳の時トランスジェンダー医療に引き込まれた犠牲者だが、その苦しみを全身に背負いながら同じ境遇の子供たちを救うため活動している。トランスジェンダリズムの闇にメスを入れるべく開かれた米国下院司法委員会の公聴会で、涙ながらにその全貌を語った。 以下、和訳と解説:… https://t.co/DRd2Vlbwfc」 / X
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taka-1103 · 8 months
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1月14日夕方から誰か↑て楽しめる人
居ませんか?と、ここにも載せて置いたのですがメッセは無く…今回はのんびり家で犬と過ごすしか無いな…と思って居たのですがwそこは折角相方が3日間も居ないと言う事と、ほんの少し🧊を持って居たので使いたかった…ここが駄目ならX105か
ナイモンしか無いと18日から載せて見た ギリギリ引っかからずに↑でと解る様に…
18日は駄目で19日にも載せて見ると1人連絡が来て午前中から出来ると思ったのだが出来れば夕方からが都合が良いと言われ夕方迄待って見ると更に遅くなると…その間にも載せて募集はして居たので夕方又別な人から連絡が先に連絡貰った人には他に決まったんでとメッセ送り後からの人と会う約束をして…そうやり取りして居ると遅くなったけど今から行くので混ぜて欲しいと断った人から連絡が来て…俺は後からの人と10位突いて楽しもうと話しして居て俺の手持ちが多分13位しか無かったのでシェア出来ないしと言ってのですが、もう1人の人はシェアしてくれないだろうか?と言うので後からの人に事情を話しして少しならと言う事になり俺は金は払わないと困ると伝え、結局3人でヤル事に、俺↑で複数って初めてで不安でした。そして夜20時位に待ち合わせて俺の家でキメセク…初めにモノ持って無くてシェアと言った人は少しでも良いと言う事だったので5入れたけど全然効かないと言う事で直ぐに追加3入れたけど、それでもシラフだと…俺と後から連絡くれた人は10入れたので先ず先ずは効いて居て、始めは来て貰った2人でキスしたり何か良い感じぽくなって居たので複数だとこうなるのが嫌だなぁ…と思ったりしましたが後から連絡くれた人はケツモロカンだと聞いて居たのでケツを責めてやると気持ち良さそうにして初めに連絡貰った人はカマグラ持ってると言って居たので飲んだのか?どうかは解らないがマラギンギンに固く↑も効き悪いとは言って居たのも有るのか?俺は勃起してるんだからケツ掘ってやれよ!生で!欲しいんだろう?と聞くと欲しい生で!と言ってたけど掘る事はせずにキスしながら自分で扱いてザーメン出して…
その後身支度始めて帰って行きました…
俺は手持ちが無いので初めての🅿さんに連絡して、前から問い合わせはして居てメッセ貰ったりして居たので夜なので明日の朝になら届けられると言う事で後から連絡くれた彼に届いたら返すから少しシェアして欲しいと言うと好きなだけどうぞと言われ朝迄に5を2度追加して…
その彼はフェラすると勃起してくれて
手マンを凄く喜んでくれてケツイキすると…激しいベロチューの嵐 強く抱き合うだけで気持ち良いのは初めての経験で彼にマラ握られてるだけで我慢汁出まくって来るし…朝になり少し↑届けるの遅くなると言う事で追加はせずに待って昼前に最寄り駅迄受取に行き届いたばかりの🧊をお互いに7突いて…良品だと言って居たが先ず先ず良い感じの品物でした
それから夕方迄キスにフェラにケツと楽しんで彼は最後にザーメン連続で2発出して俺も彼の口に出して…シャワー浴びた後2人で横になり又キスしたり抱き合ったりして…マジ↑やって初めて気持ち良いと思ったキメセクの相性良かったのかも知れない…又会えると嬉しいけど…家も近いし…それにしても気持ち良かった身体中全部で気持ち良かった…
思い出しただけで今でも興奮する
本当に最高に気持ち良くキメセでした…
又会えてキメセ出来たら良いのだけど…
あんなに気持ち良いと後引きますよねw
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roskyng15 · 4 months
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希望大家也可以分享自己不為人知的祕密故事
想聽聽別人的性愛小祕密或是難以啟齒的性愛癖好
這裡沒有拘束及包袱
分享著我私底下情慾的那面
也很歡迎大家的分享互動回饋
最近有次約會
晚上在戶外跟對方接吻
然後我情不自禁一直摸他的下面
隔著褲子感受到男人勃起的陰莖也會讓自己變得好興奮
硬硬的 凸凸的 很喜歡也覺得很好摸
把手放在上面來回上下摸摸摸
故意讓他變得很硬很硬
有人經過時還要喬個角度遮擋免得被路人看到真的很好玩~
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ari0921 · 12 days
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和六年(2024年)9月10日(火曜日)
  通巻第8402号  <前日発行>
 テレグラムCEO逮捕、フランス情報機関との密約に違反したか 
  逆にロシアは西側の検閲を外交問題に 欧州の次の狙いはXだろう
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 グーグルの発明家はふたりのロシア人である。セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジだ。
 米司法省から独禁法違反と問われ、解体論の話まで進んでいる。グーグルばかりか、司法省はアップル、エヌビディアも提訴しており、FTCはアマゾン、メタ、マイクロソフトを提訴もしくは調査している。
 マグニフィシエントセブンのもうひとつ、イーロンマスクのXはブラジル政府と禁止か否かで争っている。ドイツの極左政権はつぎにXの封じ込めを画策している。
 暗号通信の新興企業テレグラムの発明もふたりのロシア人。ニコライ・ドゥロフとハベル・ドゥロフ兄弟である。
最初はロシアを中心に、西欧から香港、中東に拡がり、とくに反政府の民主活動家達が利用したので十億人のアクティブ・ユーザーがいた。「いた」と過去形で書くのは、CEO逮捕以来、利用が急減したからだ。
香港では当局の弾圧に抗した民主活動家たちが暗号による連絡網として駆使し、とくに米国からの支援、資金の受け皿の通信に使った。イランの反体制派もテレグラムを愛用した。
 2024年8月24日、テレグラムCEOのハベル・ドゥロフはプライベートジェット機でパリに着陸したところ、突然、フランス官憲に逮捕され、プラットフォームの杜撰な管理が犯罪者との共謀を含むとされ、起訴された。
これは児童性的虐待コンテンツの配布を可能にするなどの犯罪への共犯、麻薬密売と詐欺、そして法執行機関への協力の拒否を含む容疑だ。
逮捕から三日後にドゥロフは500万ユーロ(8億円)の保釈金を支払い、フランスからの出国禁止と週に2回警察署に出頭することを条件に釈放された。
 背後に何があるか。世界の諜報機関も利用していたプラットフォームゆえに、様々な憶測、それこそロシアとの秘密の関係、アメリカの妨害、世界の民主活動家は何か一連の暗い密約があるとみて、利用を止めた団体が多い。
 もともとロシア連邦政府はテレグラムに規制をかけたのだ。
2018年4月、ロシア当局はテレグラムの使用を禁止した。するとモスクワで大規模な抗議デモが起きた。対抗手段を講じたテレグラムはロシア向けサービスを継続し、ロシア政府のネット検閲に抵抗する象徴的存在とみなされた。コロナ禍がおこり、むしろ国民への情報提供ツールとして利用する公的機関があらわれ、規制は形骸化した。
 ▼ドゥロフはロシア生まれ。プーチン政権の監視に嫌気してドバイに移住した。
フランスで唐突に逮捕されたハベル・ドゥロフはメッセージを寄せた。
「フランス検察側の立場は驚くべきものだ。国がインターネットサービスに不満を持っている場合、そのサービス自体に対して訴訟を起こすのが慣例となっているが『スマートフォン以前の法律』を使って当該プラットフォーム上で第三者が犯した犯罪で我々を訴えるのは誤ったアプローチだ」
 ドゥロフは、こう続けた。
「テクノロジーを構築することは非常に困難です。ツールの潜在的な悪用に対して個人的に責任を問われる可能性があるとわかっている場合、革新者は新しいツールを開発することはありません」
このドゥロフはロシア生まれだが、2010年代後半にプーチン政権の監視とデータ提供の強要に嫌気してドバイに移住した。フランス、アラブ首長国連邦、カリブ海諸国のセントクリストファー・ネイビスの国籍も持つ。フランス国籍はマクロン大統領との昼飯会で特例が認められた。
ところでドゥロフとともにフランスの飛行場で拘束されていた謎の美女の正体が分かった。ドバイ在住のユリア・ヴァビロヴァは、プライベートジェットに同乗していた。彼女も3日後に釈放された。
 
 9月5日に彼女はインスタグラムにメッセージを寄せ、「私は多くの人から支援されました。多くの誤った情報が流通していますが、それは今後の話題です」と曖昧な言葉を並べた。
ヴァビロヴァ女史はドゥロフとカザフスタン、キルギスタン、アゼルバイジャンなどに同行していた。
 そこでヴァビロヴァは「ハニーポット」タイプの諜報員であり、ドゥロフをフランスに連れ出す任務を負っていたのではないかという憶測が広がった。最も有力な陰謀説の一つは、彼女がイスラエルのモサドのために働いていたというものだった。漫画的な発想の飛躍だが、スパイ小説ではよくあることだろう。
 このテレグラムの創設者は独身だが、精子提供によって100人以上の子どもをもうけたと主張しており、フランス警察に対しは、エマニュエル・マクロン大統領と夕食をとる予定だったと話した。マクロン大統領はこれを否定している。
虚言症なのか、誇大妄想型の人間なのか、つかみどころがない。
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kaoriof · 29 days
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無題
平穏よりも胸のときめきをいちばんにしたら世界のぶあつい皮膚が一枚めくれたかのようになにもかもが歌い踊りかがやきはじめたのをいまでも覚えている。わたしは親が厳しくて外泊できないけれど、そのあいだに同級生の子たちはうつくしい島の海に反射する満月をみて、だれかと夜通しぴたりとからだをあわせて内緒話をするような、今にもぷつりと切れそうな糸のように細くて鋭い若さを世界の夢に浸らせている。感性を野放しにして、こどものころの感動をひとつずつ取り戻す時間がわたしにも必要だった。けれど思いどおりにいかないこともある、それも定めとおもって歯をぎゅっとくいしばる。わたしには必要だった。路上、白い廊下みたいに澄んだ朝霧をかんじる時間。薄いトップス。ズレた口紅。酔った勢いで入れ墨を彫ってしまう危うさ、煙ったクラブでなにもかんがえずに踊って、好きな男と寝て一限目をサボるとか、夜の街頭を走り抜け、くだらないことに時間とお金を費やすこと。「それだけじゃない、夜に遊ばなくても昼に釣りをしたりサッカーしたりそういう遊び方だってあるだろう。そっちのほうが幾分もまともだ」 おとうさんは夜遅くに帰ってきたわたしを叱りつけ、そう言った。わたしはけしてワルにあこがれているのではなくて、ただただ綺麗なものに飽きただけだった。わたしにとって祈りや信仰はさいしょから型があってそれに当て嵌めてハイ完成みたいなかわいいお菓子作りのようなものじゃなかった。自らを成り立たせるピースを集めた上でそれを食い尽くすくらいの覚悟や貪欲さがあなたにはある?わたしにはそれが足りなかった。昔も今も自分でうつくしい歌をつくれない。うつくしいものがたりをかけない。うつくしい絵を描けない。世の中にはフォロワーが万桁いる女子高生がいて、今、何千もの美術展が開催されていて、明日、いつかオリンピックに出るであろう少年がはじめてスケボーに乗るかもしれない。わたしには何もできないかもしれないけれど、彼らの生き様はわたしをわたしたらしめる微かなエッセンスとしてわたしに溶け込む。それを祈りという言葉で表象してはだめ?これからのことをかんがえると、ずっとどきどきする。目の前の光景が、訪れたことのない地の光が、風が、わたしを、わたしのからだを必要としてる気がする。世界中に張り巡らされた血管がわたしの心臓部にも繋がっているような心地。死ぬ5秒前ってどんな感覚なのかしらないけど、築き上げた塔が崩れてゆく感じなのかな、雪景色のような。
無題
朝起きたら腕に友達の噛み跡と身に覚えのない痣が3つくらいあった。耐え難い疲労がからだのあちこちにひっついて、入れ墨と化している。活字の海を、本をその背に背負えたらよかったのに、今のわたしを崖っぷちに引き止めているのはうつくしい言葉でもなくて、泥に塗れた重いカルマ。イヤホンの先から垂れ流れる音楽すらも風のように軽やかで自由なものではなくて、ねばねばした気持ちわるくてかなしいものに聴こえた。夏と、そのあつさと、その底知れぬ闇に街ゆくものすべてがこころのずっと奥の方で平伏している。昼過ぎにスクランブル交差点前の巨大スクリーンが薄青い空を泳いでいるようにみえたこと、街ゆく人の肌色が、シャボン玉のようにその熱を吸収して発光していたこと、ぜんぶなんか夢みたいにふわふわしているかんじがした。もうすぐでなつやすみなのに、大学入って��らそれまでもずーっと夏休みのような感じだったからあまりどきどきしない。みずみずしくずっと光っていたい。わたしもいつかデカい人間になりたい、いつかいつかいつかという文句ばかりが増えてゆくのを横目でみて、ぜんぶカサブタを剥がすように振り解いて拭ってくれる奇跡みたいな命、日々、音をどうしても期待してしまう。どうすればいいんだろーしにてーと思いながらまたあしたも友人と夜ご飯をたべにいく約束した。それでまた家に帰って、朝起きて虚無感に苛まされて、の繰り返しを大量の課題で中和する。薄暗い中でたべるごはんとか朝早起きして化粧をすることじゃない、今はなにもない海とか草原でなにも繕わずにその自然のデカさとか愛を仰向けになって享受するのがいちばんただしいきがする。たすけてと呼ぶには大袈裟すぎるし。わたしはわたしのことをぜったい見放さない、それだけで充分いっぱいすてきでしあわせで救いだということを今じゃなくてもいい何年もかけて真実にしていく、揺るがない愛に変えていきたい。
end
泣き出しそうに張り詰めた空気に鼻を啜る。世界の彩度が落ちて、ぶあつい服を着た街ゆく人たちが皆んなちっちゃな怪獣みたいにみえる。肌寒い。外はずっと灰色、モスグリーン、レモンみたいな匂い。大きな木が揺れて、木の葉の上に横たわっていた雨の滴が霧のように3秒間くらい降った。最近は毎日毎日やることが多くて、それをこなしているあいだに1日が終わる。3日連続で化粧を落とさずに寝てしまった。多くの人が電車にのっているときに外の景色に目をやらないのと同じ感覚で、わたしも生活の外側にひろがる微かな動きに鈍くなった。ずっと特別でありたかった、1番愛されたかった、そういった思春期的な熱望とどんどん疎遠になっていく自分に日々焦ったり安堵したりしている。だけど同時に、わたしの中をまだ生きている17歳のわたしがその面影をときどき覗かせる。期待させる。突拍子もなく走ったり、ゲラゲラ笑ったりする。些細なことで泣いたり、理不尽な世界に怒っている。良くも悪くも変わっていくのなら、これからの自分に期待をしたい。アルバイト先では後輩が6人くらいできて、みんなわたしよりも仕事ができる。わたしはもともと注意をされると衝動的に泣いてしまうところがあったし、シンプルに忘れっぽかった。あまりにも器用に仕事ができないので、ある日店長とそのことについて話し合ったら意識の問題と言われた。その1、人からのアドバイスに劣っている自分を見出してはだめ。その2、素直に人からの意見を受けとる。その3、自分のためでなくだれかのために働く。この3つを約束した。夜の繁華街で50歳の男性に飲みにいきませんかと声をかけられたり、あした授業にどんな服でいくかを考えながら化粧品を見に薬局に寄り道したり、腕に点々とのこる虫刺され痕をみて、それを残した蚊のことを考える。あした、図書館で借りた本の返却期限。わたしもちっちゃな怪獣になって寒さをまるごと食べてしまいたい、寒い日の、霞んだ光やクリアな淋しさ、果実のようにぎゅうぎゅうに酸っぱい気持ちを。
slow burning
大学一年生というよりも、高校四年生というような振る舞いをしているなあ、と自分のことを客観視する。新宿の横断歩道橋から行き交う人々を眺める。つい最近まで、委員会の同期の仲の良さにムラができていて、グループとかカーストとかそういう言葉が浮上してきてしまうほど揉めそうになっていた。それでも、それぞれが居心地の良い場所にしようと歩み寄っている。こういう、諦めによる愛想ではなくて心からの気持ちに胸を打たれる。明大前の飲み屋で酔っ払って「俺みんなのこと愛してるよ」と照れ笑いする先輩に、わたしたちみんな、キモいねーなんて言って茶化した。そのあと夜の大学で騒いでいたら警備員に注意された。机の下に10円玉を落としたのを拾わないで帰る。いつまでも赦されていたい、わたし、山猫のような女の子でいたかった。すぐ隣、肌すれすれにだれかの温もりを感じて弱さを誤魔化すのではなくて弱さを共鳴しあっていたい。「東京の人は生き急いでいる」なんて言葉があるけれど、わたしは美しい光景がそこに広がっていれば必ず立ち止まる人でありたい。仕事に遅れそう、とか、終電が、とかじゃない、好きな人たちのためだけに忙しくありたい。恋人は待ち合わせをするとき、「どこでおちあう?」と聞くのだけど、高2の頃、初めて会う日、それを「(恋に)落ち合う」と勝手に解釈して死ぬほどどきどきしたのを思い出した。それからわたしも「どこで落ちあう?」と聞くようにしている。ドア窓の形に切り取られた青い影が電車のフロアに映って、がたんごとんという音に沿ってフィルム映画みたいに小刻みにうごいていた。池袋で新疆料理をたべて、お腹を下す。スペイン語の中間試験。木曜日、ほんとうは1限に英語の授業があったんだけど、財布を忘れたいせいで交通費が若干足りなくて新宿駅から乗り換え先の電車に乗れなかった。その旨をインスタのストーリーに載せたら、一度しか喋った事ない同じクラスの男の子から「抜け出していくわ、」とだけ連絡が来て、本当にきてくれた。クラスで唯一金髪で、派手で、いつも高そうな服を着ている。ピーナッツをぼりぼり食べながら、ダーツをする。わたしが2回勝って、可哀想だったからあとの1回は負けてあげた。それからは何も無かったかのように授業では一言も喋らない。お互い、目を合わせないふりをしているような、ふしぎな距離感を保つ。渋谷で5分1000円の手相占いをしたら、鎖みたいにいくつもの線が絡まっていますね、と言われた。意外と気にしいなんじゃないですか?「そうですね」と答える。駄菓子屋で1000円使い切ったほうが幸せになれそうだとおもった。電車の隣の線路にカラスが一羽いた。こんなに近くでみるのははじめてだ、と思って、じーっとみつめた。黒なのに黒じゃなくて、光を受けて渋いグリーンや紫っぽくみえる羽毛に目を見張る。なんか、空はどこまでも真っ青なのに光の細部だけ色があたたかい夕方前みたい。ふわっとなにかに気付いて、じーっとそれを見つめて、そこになにかが“視える”とぜんぶ途端にスローモーションになって、焦燥感や虚しさがたちあがってくる瞬間がある。からっぽなのにぎゅうぎゅうな感じ。AirPodsをケースにしまう音が体感的に5秒間くらい耳に残ったり、自分の息遣いにどきどきしたり、すれ違う男子高校生の会話声や、鳥が羽をはためかせる様子がクリアに輪郭が保ったまま空中を転がる。ガムを買って噛みながら、心のもやもやしたなにかを同時に小さく噛み砕いてゆく。光の洪水。家に帰ってパスタをたべたあと、お風呂で下の毛をつるつるにする。夕方終わりにお風呂に入るの、とても好きだなあと思う。コンタクトレンズを外さないまま、化粧も落とさずベッドへダイブする。瞼の裏に東京タワーの赤がたましいの塊みたいにまあるく光っている、はやく何もかも諦められる年齢になりたいと思う。
無題
なんかまじでわたしが疲弊していて悲観しているのか、世界が残酷なのかわからなくなってきた。脳科学の講義を受講したあと、テキトーに混雑した休日の街をあるいていたら皆んなの脳みそが透けて浮きでてきそうで気持ち悪くなった。地球4周分の神経線維。そう、どでかい爆弾が街ゆく人々の頭蓋骨に葬られている。ニューロンが軸索を介してつながってゆく、放出と受容を繰り返してみんな手を繋ぎあってゆく。セール中でバイトの雰囲気がぴりぴりしていて、みんな資本主義の豚みたいに働いていた。うつくしくないとおもったし、私も美しくなかった。結いた髪に、ぴたっとあげられた前髪。なにを思っているのかを書くのがずっと怖かった。もしかしたら私の感じているこの欲望はとても汚らわしいもので、それゆえにだれかを傷つけてしまうかもしれない。でも、言葉にしなければすぐにわすれてしまう感情に名前をあげなくなって、水をあげなくなって、そうしたら、じぶんの脳みその溝をうめていたみずみずしい苔までもがすっかり枯れきってしまって虚構を連ねるようになった。空洞に哀しみの音だけが響き渡る。友達はいるけど、私はその友達の1番になれない。恋人みたいな人はいるけど、私はその恋人の1番にはなれない。1番っていうのはほんとうの意味での1番、2番とか3番とかがいない1番。圧倒的な2人の世界の中でのフェアで高貴な1番。有名になりたかった。文章でも外見でも写真でもなんでもいい、だれにも敵わない羽根で世界を羽ばたいてみたかった。わたしを選ばないで、そこらへんのそれっぽくかわいい女の子を選ぶかっこいい男の子たちを信じられないでいる。外国に行ったらモテるよ^_^と投げかけられた言葉について何回も考えるけど、考えるたびにかなしくなる。でもね、神様はいるとおもうの。木漏れ日の首筋に、砂丘のしずけさに、広大な空の一枚下に、その温もりと永遠が芽吹いているのをしっている。そのたびに、わたしはこの世界に愛されていて、まだ19歳で、まだ何にでもなれて、そして世界を(気持ちがあふれてしまいそうなくらい)等身大で愛しているドラゴンみたいにかわいい女の子だとまじないを唱えるようにして心を強く保つ。アスファルトに散った桜が朽ちて、吐瀉物のようにグロテスクにぬるい光を浴びている。走り抜ける!だれかの憎悪の中に、疑念の中に、見下しの中に憧憬の眼差しを覚えながら。東京で灯される光の数だけ、アフリカの広原でつややかな花が咲けばいいのに。光の重さの分だけ、銃弾が軽くなればいいのに。帰り道、ひさしぶりにパンを買って帰った。
日記
弟がiPadのタッチペンを無くしたらしくて、それを聞いた母がすぐにAmazonで検索して新しいのを買った。こういうとき、ほんとうになんか小さなことだけれど、すごく心が愛にみちる。
大学の新校舎の建物のにおいが400人もの人が集まった大教室の縁をすべっていく。扉を開けた瞬間、目と目と目がわたしの顔を捉える。湿気漂うフロアにだれかがペンを落とす音、先生のマイクが吐息までもを拾って湿った熱を加速させる。「儚いって聞いて何を思い浮かべますか?蝶?蛍?蝉?トンボ?」 教授がそう聞くと、みんなのえらぶ選択肢がちょうど均等に分かれる。講義が終わるといつもすぐに帰るイケてる男の子が蛍を選んでいて、なおさらかっこよく見えた。わたし、インスタのフォロワーが490人いるんだけど、その人数って今見てるこの人たちよりももっともっと多いのかと思うとなんか心強いような息苦しいような、不思議な気持ちになるなーとぼんやり思った。君たちはぶっちゃけ勝ち組です、という先生がキモかった。海外の大学院に行きたい。わたしはもっともっと色々な人を知るべきだし、美しい景色にであうべきだし、貪欲に学ぶべきだ��おもうから。聡明になって、お金を稼いで、将来だいすきなひとたちにたらふくご飯をたべさせてあげたい。お母さんとお父さんが育ててくれた、守ってくれたこの心の真ん中にそびえる愛情のかたまりを誰かに分け与えていきたい。でも、そうとも思うけど、逆にそれをこなごなにさせてくれる危険性や若さゆえの解放にも目が眩んでしまうの。「今しかできない」ってとてもずるい言葉だなあ。
19さい
19歳とかいちばん呪われていた1年だった。まだハタチじゃないけど、もうそうさせて、と思うくらいに、1年のあいだに10年分くらいの幸せと不幸せがぎゅうぎゅう詰めに、どっちがどっちかわからなくなるくらいに入り乱れててくるしくてさみしくて悲しかった。くるしかった。わたしと同じ純度で、等しく、あいしてほしい。あいされたい。
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nostalblue · 3 months
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移住した経緯(終章)
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南伊豆エリアでの内見を終え自宅に帰った私は思いを巡らせる。最後に見た物件はあらかじめリストアップした移住先条件を全て満たしているし、価格も無理のない範囲だ。土地こそ栽培用に再整備が必要だけど、自力で好みにアレンジしていくのも醍醐味の一つだろう。そして何よりこの集落では催しが全くなく、皆自由に暮らしているとのことで、引き篭もって自分事に没頭したい私にとって魅力的な環境だ。山の中だから猪鹿出るのは避けられないが、猿や熊がいないと言うだけでもそのリスクや防除負担は大きく下がる。おぞましいヤマビルがいないのも高評価だ。強いて言えば家屋がスギ&ヒノキに囲まれているのが花粉症の自分には挑戦的環境ではあるけれど、山の中に居れば隣の森からだって相当量飛んでくるだろうから気にするだけ無駄かと。
他の物件も内見して、もっとも条件的に良さげなところを移住先に選定する見込みでいたが、結局のところ、限られた探索期間内では設定条件を充分に満たす物件を他に見つけることが出来なかった。タイミングもあるだろうし、運命とか縁とかもあるのかもしれないが(笑)、やはり「菜園に使える広い土地付き物件」が希少であることが大きい。家屋に隣接で平坦地となればなお更だ。
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そんなわけで、最後に内見した物件を購入することに決め、不動産屋を介して売主と売買契約をした。中古物件なので「現況渡し」となる点は受け入れざろう得ないが、振込でなく現金を持ってきてくれと言われたのには困惑した。その場で仲介手数料と登記費用を抜いて、残りを売主に渡して完結させたい不動産屋の意図はわかるが、銀行に事前に連絡して現金を準備してもらわなければならないし、その際に何に使うのか根掘り葉掘り聞かれるし(詐欺犯罪が多い時世だからね)、こちらも分厚い札束持ち歩くのは変な気疲れするし、こういうことは何度もやりたくないね。
ちなみにこの物件に関しては在住者が居るところを買ったから、契約後も彼らが退去するのを待たなければならない。まあ私自身もアパートから退去して引っ越してくる準備を諸々しなければならないので無駄な時間にはならないけど。
数ヵ月後、季節は仲秋となり、私は引越作業を開始した(荷物移送については過去記事で書いた)。運んできた荷物はとにかく片っ端から部屋に仮置きしていくが、一部屋では収まらず、写真のように隣の部屋にまであふれる始末。解体して運んできた幾つものメタルラックを再び組み上げて整理収納が完了するまでにはかなり時間が掛かりそうだが。。。移住後は誰にも縛られない時間がたっぷりあるから焦らずコツコツやっていきますわ(笑)。
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アパート退去の立会いをし、最後の荷物を車に乗せたらもうその場所からはサヨウナラ。自分が勤務する会社の近くに借りた部屋だったけど、出張族だったからほとんどビジネスホテル暮らしで、実質的にそこに住んだ時間は少なく、ただの物置状態だったなあ。家賃も安くなかったけどね(嘆)。
そんなことを回想しながら車を走らせ新居に到着。これをもって私の移住は完了となった。今後この地で出来るだけ長く暮らせることを願っているが、人生は何が起きるか解らない。終の棲家となるのか、あるいはさらに二転三転するかもしれない。ただいずれにしても今日が人生何度目かの再出発であることは間違いない。自分のした選択を信じ、とりあえず行けるところまで行ってやろうと改めて腹を決める。さすればきっと悔いを残さず笑って逝けるだろうと。
肌寒さを感じる仲秋の山奥で、初めて点けた薪ストーブの炎は希望の灯火のようにも映るのだった。
(完)
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xx86 · 1 month
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シンデレラのお姉さん
指定された時間に律子の家に行ったら、律子は既に運転席に座っていた。車内はクーラーがついているのに彼女の額からは玉のような汗が顔から流れていた。開口一番にねえ痩せた?と聞かれる。わかる?お母さんはやつれたって言うんだけど、わかるよ尋常じゃない痩せ方してる、病人の顔をしてるもの、と病人を沢山見てきた彼女に言われ、ああお盆までたくさんもらったリポソームのサンプルを使いまくろうと思った。肌をピカピカにして、ついでに髪もピカピカにしておけば親戚どもにやつれたとは言われないだろう。あいつら太っても痩せても文句言うからな。そういう時、心の中で私はヨジャドル、私はヨジャドルと唱える。痩せて見えるのも太って見えるのもスタイリングの問題よ。
ナビを設定し、運転してもらってる時も一頻り体調の心配をされ、検査してもらったけどスーパー健康って言われたから大丈夫と何度も答える。クーラーの温度も風量もマックスなのに律子の汗が止まらないので、どうしたの、温度下げようかと聞くと、ギリギリまで車内を掃除してたの、汚くないからよかったら礼もドリンクホルダー使ってと言われた。すごい気の入りようだ。私車に人乗せる時にここまで気を遣ったことあったっけと考える。かぼちゃの馬車に乗るシンデレラみたいな気分。そもそも誘ったのが4日前とかだからいけなかったのかもしれない。
豊田市民文化会館には開場の1時間前には到着した。中学校吹奏楽県大会2日目を聴きに来たのだ。私も律子も元吹奏楽部なので、この会場には思い入れがある。ロビーにはそれなりに人がいたので2階席すぐ埋まっちゃうかもね〜と言いながら開場と同時に階段を上ると、びっくりするぐらい2階には人がいなかった。そうか、ロビーで待ってた人達は出演順が早い学校のご家族か関係者だねと律子と唸る。わざわざ顔の見えない2階席には来ないだろう。でも審査員席は2階なので、学生はそこへ向かって演奏する。1階と2階では響きが全く違うので、家族でも関係者でもない、吹奏楽からもとっくに離れた私達は審査員席の横を陣取った。
そういえば最初から最後までコンクールの演奏を聞いたのは初めてだ。私は姉も妹も吹奏楽部で、少しずつ歳が離れているので、各々の大会を観に行くことはあったけど、出演順に合わせて家を出発していたし、当然自分が出演する側だった時は通しで見られる訳もない。
自分が引退した後も吹奏楽のコンクールにはずっと来てみたいと思っていた。でも車を持っていない時分にはホールへ行くのが不便だったし、コロナ禍で入場規制もあった。ようやく通しで聴けて、自由に休みが取れるようにもなるまで卒業してから15年近くかかってしまった。自由曲に選ばれる曲も現代曲ばかりで当然知らなかったし(私達の時代はこぞってメリーウィドウセレクションばかり演奏していた)、課題曲をマーチにしない学校が大半で時代は変わるんだなあと思った。おかげでマーチが来る度律子とやっぱマーチだよね!と老害ムーブをかましてしまった。
演奏がはじまって何より驚いたのは、審査員の先生方がひっきりなしにメモを取っている事だった。先生によるが、学校にもらう先生からの講評は結構テキトーだったから。大変上手でした。ぐらいの先生もいる。最も私達が汚点と言われるほど下手な代だったからかもしれない。現役時代審査員の先生も飽きちゃうからと自由曲を耳馴染みのない曲にしたりしてきたけれど、先生方は真剣でちっとも飽きた様子はなかった。地区大会はまだしも県大会以降は主催が愛知県吹奏楽連盟ではなくなるから、その分ジャッジが厳しいのかもしれない。
最後の結果発表まで見てきたが、私も律子も気合いを込めて拍手をした。部長だけが壇上で証書をもらう。金賞と言われてキャァと嬌声を上げる学校にも、銀賞と言われて沈黙する学校にも。どんな結果でも涙を流せず証書を受け取り、客席に向かってお辞儀をする15歳に割れんばかりの拍手を送りまくった。不思議なもので時代は変わっても先生が変わっても強豪校は変わらない。きっといいレッスンの先生がついてるんだろうね、と話しながら帰った。
律子と早めに夕食をとる。駅前が居酒屋しかなくて、まあここならおつまみ以外もありそうだし、とやっと探し出した17時から空いている店に入ろうとすると、お酒頼まないと嫌がられたりしないかなと心配していた。なんというか、本当にこの人は普段気を遣いすぎて倒れたりしてないか心配である。ちなみにその和食居酒屋はお酒を頼まなくても嫌な顔ひとつされなかった。高い刺し盛り頼んだからだろうか。
親戚にされた酷い話をツマミにこれ笑って欲しいんだけど、という度にごめんね、ごめんね、と謝られ、次第には涙を浮かべられた。それはちょうど兄に容姿を未だにいじられるのがすごく不快だけれど、私は甥と姪の前では兄を悪く言わないで、数少ない兄との素敵なエピソードをかき集めて甥と姪には話していると言った時だった。だって嫌でしょう。自分の大好きなパパが悪く言われてるのを見るのなんて、と言った時だった。あなたがそんなふうににこにこ気を遣ってしまうのは私のせいだね、ごめんね、と泣くのだ。嫌だ泣かないでよ全部終わった話でしょ、と言いながら私も少し泣いた。
律子は私の姉だ。私は自分の姉と17歳から24歳になるまで口を聞かなかった。理由は分からない。あの時聞いても教えてくれなかった。17歳の時、何度か話しかけても無視された。無視、は私が1番トラウマであったこと、前々から感情の起伏が激しかった姉にほとほと疲れていたのもあり、私も心のシャッターを閉めた。家族もうるさい親戚も誰もその事について触れられないぐらい、7年間私たちの仲は張り詰めていた。
子供だったから仕方なかったのだ。傷ついたのはお互いさま、喧嘩両成敗と思うし今こうして仲良くやってるならなんでも良いじゃんと思うのだけれど、姉はそう思っていない。妹を傷つけ、人の顔色を伺う可哀想な子供にしてしまったと悔やんでいる。7年間の溝は私より姉の方がずっと深く感じているのだろう。律子と会う度初デートの彼氏より細やかに不器用に気を遣ってくれる。罪滅ぼしだ。
きっと被害者でいるより加害者でいたい人なのだろう。姉が謝りたいなら私は謝罪を何度でも受け入れる。でも結局それって、私はずっと被害者になり続けるということで。さだまさしの償いみたいな。島本理生の君が降る日みたいな。
最後は笑って楽しい話をして、東海大会も一緒に行こうと約束した。またかぼちゃの馬車で連れていってくれるらしい。ラッキー。
私と姉は、私が17歳になるまで仲良しだった。だからこそ空白の7年が無ければどうなっていたのか気になるし、空白の7年があったからこそ今ぎこちなくとも上手くやれてるのかもしれない。
私達はどの道あの頃には戻れないのだから、新しく作っていくしかないでしょ。何度でも。
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