#三重神社巡り
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)6月24日(月曜日)弐
通巻第8303号
「韜光養晦」路線から野心ぎらぎら満艦飾の「戦狼路線」へ
ど派手の武威、領海領空侵犯の裏に何かが隠されているのではないか
*************************
韜光養晦とは1990年代に「最高実力者』(肩書きがないのにトップだった)、トウ小平が強調したスローガンで、「才能を隠して、内に力を蓄える」という中国の外交・安保政策の基本方針だった。出典は三国志、劉備玄徳の言葉で、この四字熟語にこめられていた意思は臥薪嘗胆、立志報復だった。
中国は89年の天安門事件で国際的に孤立し、西側から厳格に経済制裁を突きつけられて、経済が頓挫したため、爪を隠して国際社会における存在空間を広げながら、基本的には、経済力もつける必要があった。他方で西側の中国制裁を「われわれの政権転覆を狙う『和平演変』だ」と言っていた。
日本が真っ先に西側の掟を破り中国に助け船をだした。
北京五輪を契機に、中国はすっかり自信をつけたばかり、2010年頃にGDPで日本を超えて世界第二位となると、米国以外の指導者すら見下ろすような態度を取り始め、胡錦濤政権後期に「韜光養晦」路線をすてた。日本に対しては傲岸不遜、上から目線で「教えてやろうか」という態度に変わった。やっぱり、臥薪嘗胆、立志報復のしっかりとして意思を含んでいたのだった。
習近平となるとトウ小平路線などきれいさっぱりと忘れ去り、というより習はトウ小平やエリツィン、ゴルバチョフを嫌っており、改革など眼中にはない。尊敬するのは毛沢東だ��ら始末がわるい。
韜光養晦は中国共産党指導部の記憶細胞から消えた。
南シナ海に人工島を造成し、ベトナム、マレーシア、フィリピン、ブルネイ、インドネシアと領海をめぐる諍いがエスカレートした。
台湾海峡には連日、脅迫の武威、戦闘機から空母、巡洋艦に潜水艦、台湾侵攻は尖閣諸島占拠がセットになるから尖閣海域への海警艦船は武装して領海侵犯をくり返し、恫喝を継続させている。6月22日から23日の48時間で台湾上空に出現した中国の戦闘機は未曾有の77機に達した。
米国の有力シンクタンクCSISは「軍事力の衝突によらずとも海警の陣容を見れば、海上封鎖で台湾を日干しにする能力がある」と報告書を出している。
フィリピン沖合の珊瑚礁をうめたて、「ここは中国領だ、文句あるか」と白昼堂々の侵略行為を見せつけた。
さらに過去数年来、南太平洋の島嶼国家群への大規模に進出し、これら一連の中国の軍事的膨張にアメリカはすっかりつむじを曲げた。しかしそのアメリカとて、もはや単独での防衛は難しくなり日本のほかにインド、豪州とのシェアを重視している。
▼それでも中国を擁護しつづけたキッシンジャーはいなくなった
中国の軍事的威嚇、恫喝の武威デモンストレーションは、米国、印度、日本、台湾、豪州を十分すぎるほどに刺激した。痴呆老人さえ習近平を独裁者と言い出した。強力なチャイナ・ロビィ、中国の代理人だったヘンリー・キッシンジャー元国務長官は視界から消えた。
日本をも刺激した。なにしろ平和憲法、非武装中立の虚言を吐き続けてきた日本がGDP1%の防衛費枠を突破しても国民の反対はごく少数だった。バイデン政権は台湾にかれこれ十五回にわたって高性能武器を供与し、米海兵隊は台湾兵の訓練にあたっている。
さらにはアメリカでスパイ気球、スパイクレーンに技術スパイ、スパイ根城の孔子学院と、あらかたの最新技術を盗み出し、ハッカーを大々的に仕掛け、TIKTOKなどを使ってフェイク情報をおくり続けた。これほど無神経な行為はないだろう。アメリカを怒ら��るにフルセットだった。
ちょっと考えて見ても、中国の立ち居振る舞いは愚かではないか。
自らの野心を相手に邪推させることは戦略的思考から言えば愚昧きわまりなく、孫子が生きていたら「おまえ、何をやっているんだ」と怒り出すだろう。
しかし、もう一度よく考えて見ると、中国伝来の方式とは、外に向かって何かを喧伝しているとき、内部での矛盾を隠蔽している可能性が高い。
おそらく共産党高層部と軍のなかで、熾烈な権力闘争が起きているに違いなく、そうした脆弱性を糊塗するためにも、外部に向かって威張りちらす、居丈高に横暴に振る舞って国内矛盾をすり替えているように思えてならない。
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サイドシートの君
ゆかは旅先で呼んだコールガール。
地元が近いのと趣味が合った事がきっかけで連絡先を交換した。
そしてお盆の帰省のタイミングで会う約束を決めた。
ゆかのいる町まで車で一時間ほど。
来るか来ないかは半信半疑だった。
約束を破るような子では無いと思ってはいたけれど、連絡の返信の遅さがちょっと気になっていて、来なければ来ないでいいやと思っていた。
約束の時間の十分前に待ち合わせ場所に着いて車を停めた。
ゆかに着いた事と車の特徴を書いたメッセージを送る。
来ても遅れるだろうと思い、二十分後に発走する競馬を予想して買った。
既読が着いたのは約束の時間を二分過ぎたあたり。
あと五分くらいで着くらしい。
少し安心した。
それから十分後にメッセージ。
車のナンバーはこれですか?と来て、車の後ろを振り向くと、こちら���見ているゆかと目が合った。
手招きをして助手席に呼ぶ。
ゆかが席に乗り込んでくる。
「すみません」
「久しぶり」
「お久しぶりです」
「元気だった?」
「はい」
「ありがとね、来てくれて」
「いえいえ」
「じゃあ行こうか」
プランを二つ提案した結果、神社に行って近くにある貝出汁のラーメンを食べることにした。
近くのコンビニでコーヒーを買う。
「そうだ、さっき競馬買ってたんだよね」
「そうなんですか」
「一緒に見る?」
「見ましょう!」
一緒に見たレースは見事に的中だった。
ゆかも喜んでいた。
車を走らせる。
車内ではゆかが同棲中の彼氏に薦められて見た頭文字Dの話を熱く語っていた。
今度聖地巡礼に行くらしい。いろは坂はあのまんまだよと言っておいた。
ゆかが今日着ている服はライトなロリータ風のワンピースで、童顔の彼女にはそれがとても似合っていたので伝えた。
嬉しそうに笑うゆか。ロジータというブランドらしい。
田舎道を走っているとひまわり畑を見つけた。
下りてみると一面ひまわりが咲き誇っていて、その後方にある風力発電のプロペラがまたいい味を出していた。
夢中で��真を撮るゆかは無邪気な少女のようで、転んてしまわないか心配になるくらいだった。
車を再び走らせて神社へ向かう。
険しい階段を上って本殿でお参りをする。
「五円あった」ゆかが財布から硬貨を取り出す。
「俺は欲張りだから五円が十倍あるように五十円にするよ」
「なるほど!」
神様に祈ったことは今日が楽しく終わりますように。きつねの神様は俺を助けてくれるだろうか。
反対側に下りて行くと無数の赤い鳥居が並んでいる。何度来ても圧倒されるが、ゆかも同じだったようだ。
ここで少し雨が落ちてくるが気にせずに歩いていく。鳥居の中を歩いていくと横に水場がある。そこに咲く蓮の花を見つけたのでゆかに教えると鳥居から蓮にスマホを向けて撮影した。
白い花びらが水から顔を出して咲く姿は可愛らしさだけではなく強さも感じた。何となくそれはゆかの姿にも重なった。
高台から鳥居が並ぶのを眺める。
雨が本降りになってきたので木の下で雨宿り。
ゆかの持っている赤いバッグには傘が入っていないらしい。
「折りたたみもってくればよかった」
「雨降るなんて考えてなかったよ」
「県の真ん中の方は降るって聞いてたんだけどなぁ」
「しゃあないよ、ここ真ん中じゃないし」
しばらく経ってもやまない雨。結局少し濡れながら歩くことにした。
雨降りにも関わらず別な色の蓮の花を見つけて二人で写真を撮った。
階段を上って下り、おみくじをひいた。
天然石が入ってるおみくじで、パワーストーンが好きなゆかにはぴったりだった。
昼食の時間になったので店へ向かうが、時期や時間もあって行列ができていたので、同じく貝出汁のラーメンを出している別な店で食べることにした。
運良くすぐに座れ、ゆかとあれこれ話した。
ゆかは小学校から高校まで卓球をしていたらしい。
大学ではクラゲの研究をしていて、クラゲの生態にも詳しかった。
「一応理系なんで」
確かに同人小説を書き方を聞いたら実に論理的に話を作っているなと感じていた。
そんな話をしているとラーメンが出来上がって食べた。貝の出汁とバターの風味がうまくマッチしていて絶品だった。ゆかも気に入ってくれたようだ。
店の外に出るとまたもや雨。
近くの公園にあった遊具も濡れていた。
「晴れてたらやりたかったのになぁ」
「これじゃ濡れちゃうね」
残念そうにするゆか。
ここの段階で時間は十三時をまわっていた。ゆかは十六時くらいまでならと言っていたので、次の場所を迷ったが、思い切って賭けに出ることにした。
市街地へ車を走らせる。
「あのさ」
「ん、なに?」
「夜の仕事、まだやってるの?」
「いや���しばらくやってない。昼の仕事で稼げるようになったから。このままやめようと思ってる」
「そっか、昼の仕事が順調ならいいね」
「うん、もう知らない人に会わなくてもいい」
「お疲れ様。よう頑張ったと思うよ」
「彼には絶対言えないけどね」
「体調もよさそうだね」
「うん、抗うつ剤は飲んでないし、元気になったよ」
「よかったよ」
ゆかの手に触れて握ると、握り返してくれた。
川沿いの堤防を走る。
カーステレオからは真夏の果実。
市街地にあるホテルへ入り車を停めた。
ゆかの表情は暗くて見えなかった。
「いい?」
「タダじゃ嫌」
「そっか」
その返答は予測していた。元々は金で繋がった関係だ。
「いくらくれる?」
価格交渉が始まるが、割とすぐにまとまった。
タッチパネルで安い部屋を選んで入る。横にあるシャンプーバーの香りが鼻についた。
部屋に入ってソファに座る。
唇を重ね、ゆかの胸に顔をうずめた。
その後の事は何となく��か覚えていない。何度もキスをして、何度も愛を囁いた。
そして二人並んで眠った。
ゆかの寝息を聞きながら時間を気にしていた。
リミットの時間はとうに過ぎている。
目を覚ましたゆかに聞いた。
「時間大丈夫なの?」
「ああ、うん。別に花火があるからそれまでに帰れれば。そんな花火見たいわけじゃないんだけど」
その日はゆかの住む町で祭りがあって二十時から花火が上がる日だった。
「そっかそっか。一緒に見る?」
「うーん、誰かに見られると嫌だから」
「だよな」
その後はゆかの書いた小説を読んだ。そしたら俺もゆかに自分の書いた物を見せたくなった。
「ゆかの事書いた作品があるんだけど見る?」
「えー!恥ずかしいからやだ」
「まあまあ、自分だと思って見なきゃいいからさ」
「うーん、ちょっと興味はあるんだけどね」
そしてTumblrに投稿してたコールガールを見せた。
時に笑いながら、時に考えながら読んでいた。
「この表現好き」
ゆかを花に例えた部分が気に入ったらしい。
「人の書いたもの見ると勉強になる。すごく読みやすかった」
「ありがとう」
「今日の事も書くの?」
「そうだなぁ、たぶん書く」
「めっちゃ恥ずかしい」
そんな事を話しながら、不思議な関係だなと思った。
現実で会った人にTumblrを見せたのは初めてだった。
彼女でもなければセフレでも無い。そもそも会って二回目の関係なんだから名前をつけようにもまだ難しいだろう。
それでもこの関係は何だろうと思いながら気づけば温くなった風呂に二人で入っていた。
洗面台で歯を磨くゆかに後ろから抱きついたり、服を着るの���邪魔してみたりした。
帰路につく。
夕焼けの時間だった。
この様子だとゆかの町に着くのは十九時くらいになりそうだ。
「今日さ」
「うん」
「何で来てくれたの?」
「えっ、うーん…誘われたし暇だったから」
「そっか。お金もらえるって思ってた?」
「いや、それはない。ただ会ったらするかもなとは思ってた」
「そうなんだ」
「うん」
途中の海辺で夕焼けの写真を撮った。
「すごくいいね!あとで送って」
「いいよ、今送るよ」
すぐゆかに送った。
「ありがとう」
そっとゆかの手に触れた。自然と繋ぐ。
車は海沿いの道を駆け抜けていく。
町に着くと大勢の人で賑わっていた。
「どこで下ろせばいい?」
「真ん中は嫌だから…朝会ったとこ」
そこへ向かって車を進めると、警備の人が立っていて入れなかった。
「ちょっと入れないな…」
「うーん、どうしよう」
ぐるぐると町中を周る。
「やっぱ入れないよ」
「離れたとこなら一緒に見てもいい」
「えっ、あっ、そっか。じゃあそうしよか」
「うん」
「食べ物買いに行こか」
「屋台はダメだよ。知ってる人いるかもしれないから」
「そうだな。コンビニでいいか」
その町にある唯一のコンビニで食事を買った。
その隣りにある駐車場から花火が見えそうだったので、そこに停めて見ることに決めた。
花火が始まる。
ここでもゆかは写真を撮るのに夢中。
俺も撮ってみたけれど、信号が邪魔して上手く撮れなかった。
合間に見せてくれるゆかの写真は上手に撮れていた。
プログラムの間、ひたすらゆかはスマホをいじっている。その動きが止まると俺のスマホに通知が来た。
「アルバム作った」
開いてみるとトーク画面に日付が入ったアルバムが出来ていた。花火や蓮、ひまわりの写真がたくさんおさまっていた。
「おー、いいね。ありがとう!」
「ふふっ」
ゆかはまた外にスマホを向けた。
「あの色はリンで…」
花火の色を見ながらそんな事を言っていた。
「覚えたことって言いたくなるよね」
ゆかが笑う。そうだなと俺も笑う。
あっという間に花火大会は終わった。
「帰ろっか」
「うん…」
帰りに降ろす場所を探しながら車を進めた。
「あっちに行くと公園がある」
「そこで降ろす?」
「いや、遠いからいい」
「行ってみようか?」
「うん」
公園に行くと暗くてよくわからなかったが、日中は眺めがいいだろうなと思った。
「あっちには小学校がある」
「行ってみよか」
何となくゆかの気持ちがわかった。
「あれだろ」
「なに」
「別れが惜しくなったんだろ?」
笑いながら言った。
「でも明日は友達と遊ぶから泊まれない」
「もうちょっとドライブするか」
「うん」
小学校へ入った。ゆかが通っていた小学校はかなりきつい坂の上だった。
「こんなのだからめっちゃ足腰鍛えられた」
「これは中々スパルタだな」
「でしょ」
小学校を後にして車を俺の地元方向へ走らせた。
「あれだよね」
「なに?」
「泊まっても寝ればいいじゃん」
「うーん」
「俺いびきかかないし」
「そうなんだ」
ゆかの右手に左手を重ねた。
「朝、めっちゃ早起きだよ?」
「いいよ。またここまで送るからさ」
「わかった」
「じゃあ、泊まろっか」
「親に連絡しとく」
コンビニでコンタクトの保存液とビールとほろ酔いを買った。
ホテルへ入る。今日二度目だ。
カラオケがついていたので酒を飲みながら二人で歌った。
夜は深くなっていく。
シャワーを浴びる。マシェリでゆかの髪を洗った。
洗面台でそれを乾かしてベッドへ入る。
互いに欲望のまま相手を求めあう。
眠っては起きて、キスをして、何度も何度も。
「俺に好きって言ってみてよ」
「言わない」
「いいじゃん、嘘でも言ってみなよ」
「嫌だ言わない」
「そっか」
力一杯抱きしめて、それをゆかも返した。
俺は六月にあったことを話した。
自殺未遂のことも。
「ガチで死のうとしたんだね」
「うん、そうだよ」
「生きててよかったね」
「ほんとそう思う」
「今��彼女のこと好き?」
「いーや、全然」
「そっか」
「新しい好きな人いるらしいし」
「いなきゃ好きなの?」
「いや、そういうわけでもない。俺にはあわなかった」
「切り替え早いね」
ゆかの首筋にキスをして眠りについた。
結局は予定の時間にゆかは起きれなかった。
俺も軽くは起こしたけれど、別れを早くしたくないなんてエゴが出た。
「私ほんと時間にルーズなんだよね」
と言いながら、そんなに慌てないゆかが滑稽だった。
「私と付き合わない方いいよ」
「どうして?」
「時間守れないし、好きなこと話すと止まらないし」
「時間を守れないのはよくないな。でもそれはパートナーがちゃんとしてれば支え合っていけるんちゃうか?」
「うん…」
ワンピースを着ながらゆかは俺を見た。
「うしろのチャック閉める?」
「閉めよっか」
「自分でも出来るけど」
「いいよ、閉めるよ」
背中を向けたゆかの背中のファスナーを閉めた。
「上のボタンもかけて」
「はいはい」
ボタンを掛けて後ろから抱き締める。
「かわいいよ」
「ふふっ」
ゆかにかわいいと言うといつも笑う。
そんなとこはあざといのかもしれない。
「友達との待ち合わせ場所まで送ってくれるんでしょ?」
「うん、送るよ」
「やったー」
「そのかわり」
「なに?」
「お金は無しな」
「えー、少しも?」
「当たり前だろ。泊まったし送るんだし」
「ふふっ、そうだよね。わかった」
「交渉成立な」
「電車代浮いたからいいや」
「なんだよそれ」
ゆかが笑った。
ホテルを出てコンビニでコーヒーと朝食を買った。
予定時刻までに着かないのはわかっていた。
友達やら予約しているカラオケに電話をしながら、車の中でアイラインを引き、ルージュを塗った。
「ちょっとはおしゃれしないと」
「昨日と同じ服だけどね」
「それはしょうがない」
「そうだな」
「そうだ、スッピンどうだった?」
「あー、うん。可愛かったよ」
「ふふっ」
相変わらず笑う。
海辺を見ながらゆかは言った。
「普段海見ないけど、やっぱりこっちの海のが好き。向こうはなんか深くて怖いから」
戻ってこいよ。なんて言おうと思ったけど、別に俺がそれを言える立場じゃ無い。
「やっぱさ、十八年見た海は特別なんだね」
「確かにそうかもな」
「今回帰ったら、次見るのは冬か」
「その時も一緒に見たい」
「うん、いいよ。あっ、あとは会いに来てくれれば会えるよ」
「行きたいなとは思ってるよ」
海辺を過ぎて内陸へ入る。
あと五分で目的地。
信号で止まった時にゆかの唇を奪った。
信号の色が変わるのを感じで離れる。
ゆかの表情はどこか寂しげだった。いや、そう思いたいからそう見えたのかもしれない。
カラオケの前で降りる間際にもキスをした。
去り際にゆかは俺を見てこう言った。
「死なないでね」
短いけど重い言葉だった。
「そっちもな」
車を大通りへと向かわせる。
何度もゆかの耳元で囁いた言葉を思い出す。
車線を変えながら車を一台二台と抜いた。
「俺って本当に」
アクセルを踏んで帰路につく。
サイドシートにマシェリの香り。
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[ロサンゼルス 10日 トムソン・ロイター財団] - 米国では、考えるだけで操作できるコンピューターゲームや集中度を測るヘッドフォンなど、脳の信号を読み取る電子機器が一般に出回るようになり、プライバシー権の観点から個人の脳神経データ保護を法制化しようとする動きが起きている。カリフォルニア州は先月、ニューサム知事が脳神経データ保護を定めた新たな法案に署名し、国外でも同様の法律の導入や検討が進んでいる。 フェイスブックなどを運営するメタは先月、神経信号を感知するリストバンドが付いている眼鏡型の拡張現実(AR)端末「オリオン」の試作機を公表した。 また脳に関するITを扱う「ニューロテクノロジー」企業のニューラブルも先月、脳の電気的活動を計測する脳波(EEG)を読み取ってユーザーの集中度を測定するヘッドフォンを発売した。 カリフォルニア州が新たに導入した法律は、こうした機器がユーザーから取得する脳神経データを手厚く保護する。法案に携わったカリフォルニア州議会のジョシュ・ベッカー上院議員は、消費者データに関する個人情報保護規則にとって重要な一歩であり、「プライバシー権の新たなフロンティアだ」と述べた。 この法律は脳神経データを、DNAや正確な位置情報と同等に保護程度が高い「センシティブ個人情報」のカテゴリーに定義している。ベッカー氏によると企業は今後、データの使用目的について開示義務を課せられ、カリフォルニア州の住民は企業に対して当該データの削除を要求したり、共有の制限を指示することができるようになる。企業によるデータの収集、集めたデータに基づく製品やサービスの提供は認められている。 法案作りを支援した個人情報保護団体「ニューロライツ財団」の弁護士、ジャレッド・ゲンスラー氏は「こうした新しい権利が今後の脳神経データ規制の基準となることを期待している」と述べた。 <海外でも法制化進む> 近年、消費者向け電子機器が医療向け並みのデータを取得できるようになったことで、脳神経データ保護に向けた取り組みが活発になっている。このためニューロライツ財団の専門家などは、取り扱いに注意を要するデータがユーザーの精神状態を読み解くために、ユーザーの許可なく使われる恐れがあると警告している。 チリは2021年に、脳のプライバシーを法律と憲法で保護したほか、メキシコ、ブラジル、ウルグアイなど他の中南米諸国でも同様のルールが提案されている。 チリの最高裁判所は昨年、ニューロテクノロジー企業に対してユーザーのデータを削除するよう命じる世界初の判決を下した。 国連教育科学文化機関(ユネスコ)もこの問題に取り組んでおり、8月に専門家パネルが脳の法的保護の策定に関する新しい提言案を公表した。 米国ではカリフォルニア州に先立ってコロラド州で同様の法案が成立している。 <企業から反発も> カリフォルニア、コロラド両州では脳神経データ保護の法案を巡ってIT業界団体から反発があり、専門家の間でも適用範囲について議論が起きた。 メタ、アップル、アマゾンなど大手IT企業を代表する団体テックネットは、カリフォルニア州の法案の範囲を「中枢神経系」からのデータに限定しようとした。しかしベッカー州上院議員は、手首など体の他の部分から得られる神経信号も精神状態を読み取る材料になり得るため、適用範囲に「末梢神経系」のデータも含むことが重要だと主張。最終的に両州の法案では末梢神経系も対象に含まれた。 しかしデューク大学法学部の教授でユネスコの枠組み作りにも関与しているニタ・ファラハニ氏は、眼球の動きなど思考の読解に使われる他のデータが除外されており、法案の適用範囲は「まだ足りない部分が多い」と危惧を示した。 ニューラブル共同創業者のアダム・モルナー氏は、同社はカリフォルニア州とコロラド州の神経データ保護法に準拠してデータを扱っていると述べた。トムソン・ロイター財団はメタに対し、オリオンがカリフォルニア州の法律にどのように準拠するのかについてコメント求めたが回答がなかった。 ニューロライツ財団が今年公表したリポートによると、脳神経技術を使った消費者向け機器30件のプライバシーポリシーを分析したところ、個人情報保護に重大な不備が見つかった。機器の半数は、企業がユーザーの脳データを第三者と広範に共有することを認めていた。
アングル:個人の脳神経データ保護へ、米で相次ぐ法制化の動き | ロイター
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花岡八幡宮の閼伽井坊塔婆多宝塔 花岡八幡宮手水舎横に藤原鎌足が創建したと伝わる「八幡宮日本十六塔」の一つの多宝塔が目を見張ります 現存している多宝塔は国の重要文化財に指定されていますが、この二重塔は室町中期に再建された三間多宝塔杮葺で須弥壇には金剛界大日如来が祀られ神仏混淆の姿を今に遺します ちなみにこの多宝塔は旧別当の閼伽井坊(あかいぼう)の持ち物ですが閼伽井坊は花岡八幡宮の社坊九ヶ寺の内現存する唯一の寺で参道入口にある真言宗御室派の寺院です 合わせて参拝するのもよいと思います ちなみに藤原鎌足の「八幡宮日本十六塔」はここの他は一切不詳なんだとか #花岡八幡宮 𑁍𑁍𑁍𑁍𑁍 花岡八幡宮(はなおかはちまんぐう) 鎮座地:山口県下松市末武上400 主祭神:誉田別命、市杵嶋姫命、田心姫命、多岐都姫命、息長足姫命 社格:県社 𑁍𑁍𑁍𑁍𑁍 #閼伽井坊#多宝塔#閼伽井坊多宝塔 #神社#神社巡り#神社好き#神社好きな人と繋がりたい#神道#shrine#shinto#日本の風景#参拝#神社巡拝家#recotrip#temple#寺#仏教#御朱印#御朱印巡り#御朱印好きな人と繋がりたい#神社建築#神社仏閣#パワースポット#山口県#下松市 (花岡八幡宮) https://www.instagram.com/p/CnUR523PN1g/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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春日東西両塔跡 春日塔跡は春日大社の一の鳥居を入った参道の左側 (現在の奈良国立博物館構内) に、東西に並ぶ2基の塔跡である。神仏習合思想にもとづいて神社にも仏教の塔を建立した代表的遺構であり、両塔のありし日の偉容は多くの春日宮曼荼羅に描かれている。 西塔(現在地より西へ約90m)永久4年(1116)に関白藤原忠実により造営され、東塔(現在地)は鳥羽上皇の本願により保延6年(1140)に建立された。そのため西塔は"殿下の御塔"、東塔は"院の御塔"と称されていた。ところが治承4年(1180)に平重衡の南部焼打にあって焼失し、相次いで再建されたものの、応永18年(1411)の雷火にあって再び焼失した。その後は再建されることなく今日におよんでいる。 両塔は、1965年(昭和40)の発掘調査によって規模や構造が明確になった。その規模は興福寺五重塔とほぼ同じであり、高さ約50m、初層の一辺長約8.6mで、東塔の初層には裳階がつけられていた。また塔の南正面には複廊を築いて数門を設け、東、西、北の三方には一辺約100mの築地をめぐらしていた。 奈良国立博物館
東塔跡 (東より 1965年発掘時) 西塔跡 (西より 1965年発掘時)
現在地 東塔 西塔
春日宮曼荼羅 部分 (奈良市南市町自治会蔵 鎌倉時代 重要文化財)
Vocab 春日 (かすが)Kasuga 東西 (とうざい)east and west 塔跡 (とうあと)ruins of a tower 春日大社 (かすがたいしゃ)Kasuga-taisha 参道 (さんどう)road approaching a shrine 構内 (こうない)premises, grounds 神仏習合 (しんぶつしゅうごう)Shinto-Buddhist syncretism 建立 (こんりゅう)(act of) building (temple, monument, etc.) 遺構 (いこう)(archaeological) remains ありし日 (ありしひ)the olden days, days of yore 偉容 (いよう)dignified/majestic/imposing appearance 宮曼荼羅 (みやまんだら)shrine mandala 永久 (えいきゅう)Eikyuu era (7.13.1113-4.3.1118) 関白 (かんぱく)chief advisor to the Emperor 藤原忠通 (ふじわらの・ただざね)Fujiwara no Tadazane 造営 (ぞうえい)building (a temple, palace, etc.) 鳥羽天皇 (とば)Emperor Toba (じょうこう)retired emperor 本願 (ほんがん)Amida Buddha’s original vow/Primal Vow 保延 (ほうえん)Hoen era (4.27.1135-7.10.1141) 殿下の御塔 (てんかのみとう)Tenka no mitou 称す (しょうす)to take the name of 治承 (じしょう)Jisho era (8.4.1177-7.14.1181) 平重衡 (たいらの・しげひら)Taira no Shigehira 南部 (なんぶ)southern part; the south (of a region) 焼打 (やきうち)setting on fire 焼失 (しょうしつ)destruction by fire 相次いで (あいついで)one after the other, successively ものの although, despite the fact 応永 (おうえい)Oei era (7.5.1394-4.27.1428) 雷火 (らいか)fire caused by lightning 及ぶ (およぶ)to befall, to happen to, to go on (for, until) 発掘調査 (はっくつちょうさ)excavation, dig 規模 (きぼ)scale, scope, plan, structure 興福寺 (こうふくじ)Kofuku-ji 一辺 (いっぺん)side of a geometic shape 裳階 (もこし)pent roof (below the true roof of a pagoda, etc.) 複 (ふく)multiple 廊 (ろう)corridor, passage, hall 築く (きずく)to build, construct 設ける (もうける)to set up, establish 築地 (ついじ)mud wall with a roof 巡らす (めぐらす)to enclose (with), surround (with) ���治会 (じちかい)neighborhood council 蔵 (ぞう)possession, ownership
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遺骨、酸初、初夏、夏至、我博、臨床、先客、那波区、東海、雲海、雲水、初楽、飼養、規律、滅法、頑丈、撃破化、内板、飼養、機咲州、分癖、蛾妙、頌栄、丼爆発、濃彩、恋欠、名瀬、徒歩機、歌詞役、素市、癌滅、元凶、願文、文座、同發、長門、至極、極美、呵責、端午、併合、奈落、底癖、幕府、某尺、尊式、検疫、未除、路側、柑橘、脂溶、瑛人、冠水、豪材、剤枠、土岐、駄泊、検尺、漏洩、破裂無言、任期、崩説、全滅、壊滅、開幕、統帥、頭数、水湿、冠水、抹消、網滅、馬脚、財冠水、風隙、来妙、勤学、餞別、名判、名盤、観客、衆院、才覚、無能、果餓死、損初、波脈、釋迦、損失、片脚、那古、可物、筋層、真骨、存廃、破格、名湯、今季、写楽、苦況、罪責、孫覇、全滅、今父、奈落、旋盤、秒読、読破、名物、貨客、泉質、随想、滅却、監理、素質、遡行、文滅、菜根、無端、庄屋、破壊、客率、合併、豪式、続発、泣塔、透析、頑迷、場脈、野張、船室、乾物、吐瀉分裂、戒行、噛砕、爾、晩別、海苔、西明、縁月、花月、独歩の大蛇、再発、納言、遺言、残債、背角、破壊、忠膵癌、統帥、馬車、下劣、火災、乱尺、毒妙、縫製、貨坂城、歳発、富低落、菜初、命式、山賊、海剤、激武者、瓦礫、破水、分裂、賀露、屠畜、能月、見激、破壊、破戒、採石、屈託、門別、皆来、家来、千四、我楽、夏楽、無慈悲、壊滅、破棄、損勤学、外鰓、長水、瑛人、永久、旋律、斑紋、財年、場滅、甘露、舐めけり、真靭、察作、論祭、乾裂、薩長、泣塔、室見、川縁、岩石、言後、荷火災、防爆、鋒鋩、体制、貨車、顎脚、刺客、坐楽、損益、脳系、文才、分合、合壁、啓発、萌姫、島内、監修、真木、合理、独房、雑居、紋発、乱射、雑念、五輪、三振、欄居、托鉢、紋腹、画狂、欠年、射殺、殺傷、脳初、目車、濫用、懸念、學年、身者、卓越、餓死、軟卵、場者、童空、我作、滅法、涅槃、抹殺、怒気、燃焼、略奪、宰相、馬腹、刳発、南山、活発、沙羅、割腹、殺戮、循環、奈良、菜道、紗脚、残雑、颯和、和歌、東風、南富、背面、焼却、四季、同發、博羅、無償、透明、明闇、雲海、陶酔、溺愛、泊雑、湖畔、花車、小雑、蘭風、雑魚寝、逆発、罵詈、検遇、明細、鳥羽、無数、飾西、涼感、割烹、面月、略発、明暗、御覧、絶滅、名者、焼却、野版、絶筆、数界、洒落、羈絆、四索、敏捷、旋律、脚絆、安行、軽安、難産、伊賀、消滅、生滅、巡数、水災、万華、論発、処住、崇拝、年月、画鋲、我流、剣率、草庵、律年、雑魚、規約、貨車、蒸発、重大、錯乱、蓮妙、奈良、坐楽、延宝、財年、爆発、龍翔、日向、塁側、席園、座札、風評、財年、何発、旋律、画狂、論券、戦法、尊師、大概、二者、那波、���期、演説、合邦、放射、雑律、貨客、選別、燕順、考慮、試薬初、財源、富、符号、井原、若榴、清涼、無數、才覚、絶望、奈落、奔放、有識、台東、詮索、懸念、病状、設楽、宴客、怠慢、時期、同部、弁解、冊立、立案、前略、妄動、侮蔑、廃絶、間髪、図解、経略、発泡、者発、立案、滅鬼、自利、論酒、桜蘭、五月雨、垓年、処理、短髪、散乱、絶滅、命日、庵客、実庵、龍翔、派閥、同盟、連峰、焼殺、勝中、割裂、残虐、故事、量発、敗残、花夢里、面月、原氏、雑考、推理、焼殺、膵癌、導風、千脚、砂漠、漁師、活滅、放射、洋蘭、舞妓、邪武、涅槃、毛髪、白藍、他式、民会、参謀、廃車、逆発、峻峰、桜蘭、殺戮、銘客、随分、刺死、脳犯、我版、論旨、無垢、血潮、風泊、益城、拝観、舘察、懺悔、空隙、髭白、模試、散乱、投射、破滅、壊滅、下痢、他殺、改札、寿司、葉式、魔雑、渾身、等式、命日、安泰、白藍、良志久、中須、掻敷、北方、監視、血式、血流、詐欺、加刷、販社、壊滅、坐楽、白那、苫小牧、欄物、演説、開脚、摩擦、欠史、宰相、掻敷、飾西、近隣、可能、刺自虐、崑崙、独歩、良案、隔絶、菜作、妄動、犬歯、核別、概要、立案、破格、殺戮、良案、快絶、防止、那古、風別、焼安泰、独庵、囲炉裏、壊滅、外傷、刃角、視覚、耳鼻、下顎骨、子孫、剥奪、憂鬱、優越、液状、先端、焼子孫、兵法、那波、安楽、最短、数式、絶句、庵杭、雅樂、動乱、者妙、垓年、独初、前報、奈落、数道、弓道、拝観、俯瞰、散乱、男爵、害面、炎上、抹殺、破棄、分別、額欄、学雑、宴客、体面、村落、柿区、害初、告発、欄式、体罰、侮蔑、浄光、情動、差額、君子、何発、兵式、童子、飾西、各滅、我札、審議、半旗、普遍、動脈、外傷、無償、木別、別格、名皿部、京脚、破棄、試薬、絶滅、学札、清涼、爆発、組織、壊滅、ここに、名もなき詩を、記す。風水、万別、他国、先式、続発、非力、産別、嘉門、神興、撃易、弊社、紋別、座泊、画狂、式典、胞子、画力、座敷、学舎、論別、閉域、爆風、万歩、博識、残忍、非道、望岳、死骸、残骸、符合、壊滅、匍匐、弄舌癖、死者、分別、砂漠、白藍、模写、服役、奈落、忖度、符尾、同盟、田式、左派、具癖、退役、蛇路、素白、昆北、北摂、写経、文武、択液、図解、挫折、根塊、道厳、視野別、奈落、鳥羽、グリシャ・イェーガー、粗利、惨殺、学癖、優遇、陶器、場作、土壌、粉砕、餓鬼、草履、羅列、門泊、戸癖、山系、学閥、座枠、忠膵癌、視野別、脳族、監視、佐伯、釋迦、敏捷、遇歴、佐渡、名張、紀伊市、名刺、干瓢、夏至、楽節、蘇遇、列挙、間髪、風脚、滅法、呪水、遇説、死骸、爆発、山荘、塀楽、茗荷、谷底、愚者、妄動、還魂、色別、最座、雑載、論客、名足、死期、近隣、名張、迷鳥、呑水、飛脚、晩別、獄卒、殺傷、視覚、乱脈、鉱毒、財閥、漢詩、死語、諸富、能生、那波、合理、血中、根菜、明初、鹿楽、宮札、度劇、臥風、粋玄、我馬、洞察、今季、爾脈、羅猿、激園、葉激、風車、風格、道明、激案、合祀、坐楽、土地油、力別、焼殺、年配、念波、郭式、遊戯、富部区、奈脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、懐石、討滅、報復、船室、壊滅、回族、先負、嗚咽、暁闇の、立ち居所、餞別、乾式、財閥、独居、乱立、差脈、桜蘭、龍風、抹殺、虐案、某尺、無銭、漏洩、北方領土、白山、脱却、幻滅、御身、私利私欲、支離滅裂、分解、体壁、脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、土脈、桜蘭、郎乱、乱立、派閥、別癖、恩給、泣き所、弁別、達者、異口同音、残骸、紛争、薔薇、下界、雑石、雑草、破戒、今滅、梵論、乱発、人脈、壊滅、孤独、格律、戦法、破戒、残席、独居、毒僕、媒概念、突破、山乱発、合癖、塹壕、場技、極楽、動脈、破裂、残債、防壁、額道央、奈良市の独歩、下界残滓、泣き顎脚、朗唱、草庵、場滅、乖離、鋭利、破戒、幕府、網羅、乱脈、千部、土場、契合、月夕、東美、番號、虎破戒、在留、恥辱、嗚咽、完封、摩擦、何百、操船、無限、開発、同尺、金蔵寺、誤字、脱却、老廃、滅法、涅槃、脱却、鯉散乱、立哨、安保、発足、撃退、学別、憎悪、破裂無痕、磁石、咀嚼、郎名、簿記、道具雨、壊滅、下落、吐瀉、文別、銘文、安胎、譲歩、剛性、剣率、社販、薙刀、喝滅、解釈、村風、罵詈雑言、旋風、末脚、模索、村立、開村、撃退、激癖、元祖、明智用、到来、孟冬、藻石、端午の贅室、���客、到来、未知道具雨、寒風、最壁、豪族、現代、開脚、諸富、下火、海日、殺傷、摩擦、喃楽、続落、解脱、無毒、名毒、戒脈、心脈、低層、破棄、罵詈、深海、琴別府、誠、生楽、養生、制裁、完封、排泄、虐殺、南京、妄撮、豚平、八食、豪鬼、実積、回避、答弁、弁論、徘徊、妄説、怒気、波言後、節楽、未開、投射、体者、破滅、損保、名水、諸味、透析、灰毛、界外、土偶、忌避、遺品、万別、噛砕、剣率、戒行、一脚、快哉、提訴、復刻、現世、来世、混成、吐瀉、場滅、経絡、身洋蘭、舞踏、近発、遊戯、男爵、最上、最適、破裂、改名、痕跡、戸杓、分髪、笠木、路地、戳脚、快晴、野会、対岸、彼岸、眞田、有事、紀伊路、八朔、減殺、盗撮、無札、無賃、無宿、龍梅、塩梅、海抜、田式、土産、端的、発端、背側、陣営、戒脈、母子、摩擦、錯覚、展開、星屑、砂鉄、鋼鉄、破滅、懐石、桟橋、古事記、戸杓、媒概、豚鶏、墓椎名、顎舌骨筋、豚海、砂漠、放射、解説、海月、蜜月、満期、万橋、反響、雑摺、油脂、巧妙、
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BUDOTS MEDIA - WORK WITH JAPANESE TV PRODUCERS
バート・サクワーダおよび彼の会社、BUDOTS MEDIAは、特にビサヤ地方、セブ島、ボホール、ネグロス、そしてパラワンのような遠隔地でのビデオ撮影を含む、制作会社の研究および制作をサポートする準備ができています。
私たちはドローン、生成AI技術、イラストレーション、地図を使用します。また、日本のクライアントの要件を理解し、以前の日本のクライアントとのアサインメントからの経験を持っています。
2014年、バートはフィリピンでメディア制作会社「BUDOTS MEDIA」を設立しました。BUDOTS MEDIAは、日本のメディア会社ASIAVOXと協力しました。このコラボレーションの成果は、フィリピンでのビデオ制作の研究に貢献し、以下の音楽ビデオの制作につながりました。
2023年7月19日(水)に発売された=LOVEの14枚目のシングル『ナツマトぺ』のミュージックビデオが公開されました。このビデオは、佐々木舞香と野口衣織がダブルセンターを務めます🥂。
『ナツマトぺ』は夏のオノマトペで、フィリピンのセブ島、マクタン島、ナルスアン島、カオハガン島で撮影されました✈️🎬。
この作品は、夏全開でオノマトペに溢れた女子旅で、10人が参加しています🏝️🚤✨。皆さんも、自分なりの『ナツマトぺ』を探してみてください🌞。
そして、オフショット写真が多く見られるエンドロールもぜひ最後までご覧ください。
BUDOTS MEDIAは、セブ島で開催された「BONDORI」フェスティバルの公式ビデオグラファーとして活動しました。このイベントは、日本人会セブによって主催され、日本文化の促進と地元のESL(英語教育)言語学校の支援を目的としています。 2013年、台風ハイヤン/ヨランダの後、ボランティアとしてヨーロッパからフィリピンに到着したバートは、セブでの日本のプレス出版物の品質にすぐに感銘を受けました。セブ市の詳細な地図やガイドを掲載した出版物で、特に「セブNAVI」と「CEBU TRIP」といった雑誌があります。
バート・サクワーダは、2003年から2010年にかけて、日本の東京で携帯電話技術(iモード、ケータイ)の研究を行いました。 彼の研究は、iモードの普及とその影響に重点を置いており、日本のモバイル技術の進化を深く分析しています。 サクワーダの業績は、日本における携帯電話の革新的な使用と発展に対する理解を深めるのに貢献しました。
2023年 NHK 所さん!事件ですよ「1匹2億円超え!?ニシキゴイが世界的ブーム ~中国~」
2023年 NHK 有吉のお金発見 突撃!カネオくん「子供が行列!人気スポット ~インド~」
2023年 NHK スポーツヒューマン 「体操・宮田笙子 ~中国~」
2023年 NHK ニュー試「世界の入試で未来が見える!インド工科大学 ~インド~」
2023年 NHK 100カメ「Pokemon World Championships」
2023年 NHK 世界のグぅ!話「すご~く努力して身に着けたスゴ技の価値がわかってもらえない~インド・リサーチ~」
2023年 NHK BSプレミアム 「ジャイアントパンダのタンタンと飼育員1000日の記録 ~中国ロケ~」
2023年 日本テレビ ザ!世界仰天ニュース 「美容整形被害 〜フィリピン〜」
2023年 日本テレビ ヒルナンデス!「フワちゃん韓国旅 ①②」
2023年 日本テレビ 上田と女が吠える夜 「リサーチ ~香港~」
2023年 日本テレビ カズレーザーと学ぶ。「リサーチ ~韓国~」
2023年 BS日テレ DAIGOのお願い!ワールドツアー 「出るかブルーサファイア!?宝石を掘る!~スリランカ~」
2023年 BS日テレ DAIGOのお願い!ワールドツアー 「韓国ソウルで美・食・酒!望月理恵の願いをかなえる旅 〜韓国・ソウル〜」
2023年 BS日テレ 「密着取材!スズメバチの脅威!! 〜台湾〜」
2023年 TBS 世界くらべてみたら 「日本の匠vs世界の汚れ ~フィリピン~」
2023年 TBS 人生最高レストラン 「リサーチ ~アイルランド~」
2023年 TBS 世界くらべてみたら 「リサーチ ~台湾~」
2023年 BS-TBS 憧れの地に家を買おう「セブ島に家を買おう ~フィリピン~」
2023年 テレビ朝日 スパーJチャンネル「卵かけご飯、香港でブーム 独自に進化、究極のTKG ~香港~」
2023年 テレビ朝日 「池上彰のニュースそうだったのか‼」×「林修の今しりたいでしょ!」コラボスペシャル 「〜韓国〜」
2023年 テレビ朝日 「楽しく学ぶ!世界動画ニュース・リサーチ」
2023年 テレビ朝日 謎解き戦士!ガリベンガーV 「リサーチ」
2023年 テレビ朝日 池上彰のニュースそうだったのか‼「3時間SP世界のニュース ~中国~」
2023年 フジテレビ 「ケーキのかわり 〜フィリピン〜」
2023年 フジテレビ 奇跡体験!アンビリーバボー「二つに割れる海 ~インド~」
2023年 フジテレビ 奇跡体験!アンビリーバボー「勝手に動くマネキン ~フィリピン~」
2023年 フジテレビ LiveNewsα 「日本企業進出 ~インド~」
2023年 フジテレビ 世界何だコレ!?ミステリー「リサーチ ~韓国~」
2023年 BSフジ ガリレオX「新たな治療法を確立せよ! アンメット・メディカル・ニーズに応える最新研究 ファーマエッセンシア ~台湾~」
2023年 テレビ東京 物流Z 御用聞きが未来を拓く
2023年 読売テレビ グッと地球便 「ジュエリーデザイナー中村瑠衣さん ~スリランカ~」
2023年 読売テレビ グッと地球便 「柔道整復師 錦戸正敏さん ~モンゴル~」
2023年 読売テレビ うさぎとかめ 「草彅剛に勝手に別荘プレゼン企画第4弾 〜フィリピン・マニラ編〜」
2023年 読売テレビ うさぎとかめ 「草彅剛に勝手に別荘プレゼン企画第4弾 〜フィリピン・セブ編〜」
2023年 読売テレビ るてんのんてる「ChatGPTが思う究極のカレーとは? ~フィリピン~」
2023年 韓国観光公社 【韓国グルメ34選】「なえなのが食べ歩きでソウルや仁川の伝統市場の美味しい地元ごはんを紹介!~ソウル~」前編・後編
2023年 =LOVE(イコールラブ)「 ミュージックビデオ ~フィリピン・セブ島~」
2023年 Huluオリジナル「挑戦者・山下智久 ~韓国~」
2023年 関西ペイント「PV ~インド~」
2023年 集英社+博報堂 「北方謙三 チンギス紀 広告撮影 ~モンゴル~」
2023年 韓国交通公社 「観光通訳案内電話サービス1330 ~韓国~」
2023年 ファーストリテイリング 「ユニクロ 〜フィリピン〜」
2023年 スシロー 「企業VP ~香港~」
2023年 テレビショッピング「マリーゴールド ~インド~」
2022年 NHK BSプレミアム「韓国ドラマ 世界的ヒットの秘密 〜密着 企画制作の現場 〜韓国~」
2022年 NHK BS1 Tokyo Docs Colors of Asia 受賞作品 アジアに生きる 挑みつづける者たち 「ナットブラザー 社会的芸術家 〜中国〜」
2022年 NHK BS1スペシャル 「市民が見た北京オリンピック 〜中国〜」
2022年 NHK 5夜連続生放送 「春よ、来い! ~ネパール中継~」
2022年 NHK スポーツ×ヒューマン「スポーツクライミング 伊藤ふたば ~韓国~」
2022年 NHK 有吉のお金発見 突撃!カネオくん「食卓に欠かせない!“たまご”のお金の秘密 ~香港~」
2022年 NHK 「ABUソングフェスティバル in インディア 〜インド〜」
2022年 NHK 四大化計画~世界は3つで語れない~「ダイヤモンド深堀~インド・リサーチ~」
2022年 NHK コンテナ全部開けちゃいました!「博多港編 ~香港~」
2022年 NHK World Direct Talk 「SANCHAI代表:仲 琴舞貴(なか ことぶき)NATURAL PEANUT BUTTER ~ネパール~」
2022年 NHK World Direct Talk 「Saathi共同創設者/クリスティン・カゲツ 持続可能なパッドがインドの女性に力を与える ~インド~」
2022年 日本テレビ 世界一受けたい授業「SKY-HI先生が感動した世界のスゴイ演出! ~マカオ~」
2022年 日本テレビ 世界一受けたい授業「開運茨城キャンペーン ~台湾~」
2022年 日本テレビ 世界一受けたい授業「海外のデジタル庁 ~台湾~」
2022年 日本テレビ 世界一受けたい授業「ユーミンの魅力~台湾~」
2022年 BS日テレ DAIGOのお願い!ワールドツアー 「香港映画の聖地巡礼がしたい 〜香港〜」
2022年 BS日テレ DAIGOの世界きまぐれリモートツアー 「人気リゾート地 フィリピン・セブの旅! 〜フィリピン~」
2022年 BS日テレ DAIGOの世界きまぐれリモートツアー 「韓国・ソウルの旅 第2弾 ~韓国~」
2022年 BS日テレ DAIGOの世界きまぐれリモートツアー 「韓国・釜山の旅 ~韓国~」
2022年 BS日テレ DAIGOの世界きまぐれリモートツアー 「マニラの旅! 〜フィリピン~」
2022年 TBS 神アプデ!ニッポン!「利用可能なアップデーとが世界中にあります ~インド~」
2022年 TBS 神アプデ!ニッポン!「リサーチ ~イギリス・スウェーデン・フィンランド・アイルランド・ドイツ オーストラリア・イスラエル・オランダ・アメリカ・韓国・中国・台湾・インド・フィリピン・シンガポール」
2022年 BS-TBS 新・世界絶景紀行スペシャル「心を癒す3つの楽園 ~スリランカ~」
2022年 テレビ朝日「電脳ワールドワイ動ショー・リサーチ」
2022年 テレビ朝日 謎解き戦士!ガリベンガーV 「リサーチ ~オーストラリア~」
2022年 テレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国 リサーチ ~韓国~」
2022年 テレビ朝日 池上彰のニュースそうだったのか!! 「~中国・台湾~」
2022年 フジテレビ 奇跡体験!アンビリーバボー「リサーチ ムケシュ・アンバニ氏豪邸 ~インド~」
2022年 フジテレビ 「土曜プレミアム・世界法廷ミステリー 罪からの逃亡者 リサーチ ~韓国~」
2022年 テレビ東京 Beeワールド「クロガラシ畑と養蜂 篇 ~インド~」
2022年 テレビ東京 Beeワールド「壁養蜂 篇 ~インド~」
2022年 テレビ東京 Beeワールド「ヒンドゥー教と蜂蜜 篇 ~インド~」
2022年 テレビ東京 Beeワールド「ゴマ蜂蜜 篇 ~インド~」
2022年 テレビ東京 Beeワールド「街のミツバチを保護する 篇 ~フィリピン~」
2022年 テレビ東京 Beeワールド「樹上のハニーハンティング(前編) ~フィリピン~」
2022年 テレビ東京 Beeワールド「樹上のハニーハンティング(後編) ~フィリピン~」
2022年 テレビ東京 Beeワールド「東洋ミツバチのハニーハンティング ~フィリピン~」
2022年 テレビ東京特番 「世界のお店にツッコミたい! 〜韓国〜」
2022年 テレビ東京 有吉の世界同時中継「今、そっちどうなってますか? 〜フィリピン~」
2022年 テレビ東京 有吉の世界同時中継「今、そっちどうなってますか? 〜マレーシア・ボルネオ島~」
2022年 読売テレビ グッと地球便「ジュエリーデザイナー 中村瑠衣さん 〜スリランカ〜」
2022年 アメバTV 「リサーチ シャインマスカット ~韓国~」
2022年 JICA 「インスティテュート・オブ・チャイルド・ヘルス病院 ~インド~」
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BTS Sugaのワールドツアーは究極のポップス転覆 / The Atlantic 翻訳
アメリカでグループ初となるソロコンサートを開催、アーティストとしての個性を強烈に宣言した。
Story by Lenika Cruz
フォグマシーンの柔らかな吐息に包まれたステージから、フードを被った4人の人物が舞い降りてきたかのようだった。その肩には、黒をまとった体が乗っている。雨と稲妻が背後のスクリーンに真っ白に映し出される。ようやく、その男が地面に横たえられた。その後には、まるで死からの復活を思わせるような光景が待っていた。スポットライトが彼を見つけ、歓声が上がり、ついに彼は動き出した。そして、マイクを口に当てた。
このロックスター、ラザロの正体はミン・ユンギ。グラミー賞にもノミネートされ、チャートを席巻している韓国のグループ、BTSのラッパー兼ソングライターのSugaとして広く知られている。しかし、その夜ニューヨーク州ロングアイランドにあるUBSアリーナのステージには、彼のバンドメンバーは誰もいなかった。なぜなら、この日は彼のソロワールドツアーの初日だったからだ。昨年の夏以降、メンバーは各々の兵役義務遂行に向け、個人活動に集中してきた。BTSで初めてソロツアーを行うSugaはグループ作品よりも暗く、生々しく、パーソナルな音楽制作のために2016年につけた名前、Agust Dとしても公演を行っていた。先月、Agust Dの3部作の完結編となる強烈なスタジオアルバム『D-Day』をリリースした。このアルバムで社会批判やトラウマの黙想、名声、精神疾患、孤独、そして許しについて語っている。
同じくD-Dayと題されたSugaの現在進行中のツアーは、彼の作品を初めて本格的にショーケースするものだ。完売したアメリカでのツアーは、まるで10年以上の歳月を経て作り上げた芸術的個性の宣言のようだった。コンサートはフロントマンのエネルギーと作家主義的な華麗さで爆発していた。しかし、彼の最も際立った功績はポップミュージックが持つ共感を生み出す潜在的な力を受け入れながらも、その非人間的な作用に立ち向かっていることだ。
水曜日の夜、カリフォルニア州オークランドで幕を閉じた全米ツアーの全11公演は雷雨の中、道路に横たわるSugaの姿で終わるショートフィルムからスタートした。これはBTSとしてデビューするまでの練習生時代、生活費を賄うためにソウルで配達のアルバイトをしていた時に、車にはねられたことにちなんでいる。この事故で肩に傷を負った彼はBTSが世界的な名声を得た後も、この怪我に悩まされ続けた。この映像の後に命を落としたかのような実物のSugaがステージに担ぎ込まれる展開は、スムーズでありながらも衝撃的であり、何日も会場の外で待ち続けるファンを持つポップスターの人間的な脆さを再認識させるものであった。
初日のUBSアリーナ、そしてアメリカ最終日のオークランド・アリーナで私が観たSugaの公演は、ポップ・コンサートの常識を覆すものだった。ある面では子供の頃に日本の作曲家である坂本龍一の曲をサンプリングして自分のビートを作っていた技術に長けたラッパーによるダイナミックなヒップホップショーだった。Sugaは『Haegeum』でこの夜の空気を作った。タイトルは韓国の弦楽器と解禁を意味する。「溢れ返る情報は想像の自由を禁ずると同時に思想の統一を求める」「資本の奴隷 カネの奴隷 憎悪と偏見 嫌悪の奴隷 / YouTubeの奴隷 Flexの奴隷」とSugaは韓国語でラップする。Haegeumの耳に残るストリングスと、心地よく荒れたベースが空気を振動させた。この曲はすべて韓国語で書かれたものだが、観客は歌詞を大声で彼に歌い返した。反骨精神に満ちた『Daechwita』、初期のファンに人気の『Agust D』、『Give It to Me』と激しいラップ曲で序盤を駆け抜ける彼は催眠状態にあるかのようだった。
観客がまだ落ち着かないうちに、Sugaはアコースティックギターを取り出した。ギターにはBTSの他の6人のメンバーからのメッセージや絵が描かれていた。パンデミック期間中にギターを習得した彼のアンプラグド・バージョンの『Seesaw』は、振り付けやバックダンサー、凝ったセットを伴う過去のパフォーマンスとは一線を画すものであった。序盤の盛り上がる曲で見せた力みのない威勢が、静かなシンガーソングライターモードのSugaへと移り変わっていった。その後���アップライトピアノの前に座り、2020年のBTSの楽曲『Life Goes On』の自作バージョンを披露した。特に感極まる瞬間は、歌手のWoosungと亡き坂本龍一が参加した楽曲『Snooze』のソロパフォーマンスだった。2022年後半にSugaと坂本が唯一対面した時の映像が、前もって大型スクリーンに流れた。グランドピアノで曲を演奏する年上のミュージシャンと喜びを抑えようとする若者。Snoozeは、坂本にとって最後のコラボレーション作品のひとつになった。坂本を敬愛し、苦闘する若きアーティストを慰めるためにこの曲を書いたSugaにとって曲中の坂本の存在は、とりわけ心に響くものだろう。
BTSの活動で、できなかった試みをD-Dayで再三にわたり実践するSugaの姿は、実にスリリングだった。 そう、彼は依然として熟練したエンターテイナーなのだ。何万人もの観客の心をつかむ術を熟知している。BTSのコンサート中盤の爽快なラップメドレーで見せるとおり、息をつく様子もなくラップをしながらステージを飛び回れる人なのだ。そして、ロサンゼルスの2公演ではアメリカ人歌手、MAXとHalseyをゲストに迎え、それぞれのコラボレーションを披露した。その一方で、彼の破壊的な選択も際立った。コンサートに散りばめられたショートフィルムは、デヴィッド・リンチの夢の論理とグラインドハウス映画の粗い質感を思わせる。ポップアイドルのSuga、影のAgust D、そして人間ミン・ユンギという3つのアイデンティティーのストーリーが描かれている。このコンサートにおける究極の芸術的意図は、それぞれの自己を観客に明瞭に示すと同時に、それらがすべて共存していなければならないのだと認識させることにあるようだ。BTSのソロ曲である『Interlude: Shadow』やBTSの他のラッパーたちとの曲のヴァースを披露する姿を見て、彼は自分の過去を否定しているのではなく、むしろ誇りに思っているのだと確信した。なにしろ、その過去が彼を韓国の青瓦台、アメリカのホワイトハウス、国連総会、そしてグラミー賞の舞台にまで導いたのだから。
もうひとつの魅力的な演出があった。公演全体を通じて、舞台の一部がチェーンで天井に引き上げられ、Sugaのパフォーマンスできるスペースが次第に狭くなり、より慎重に舞台を進行させる必要があったのだ。 アンコール前の最後の曲『Amygdala』では、寂しげな四角い床に立っていた。周囲には炎が燃え上がり、まるで恐ろしい牢獄のようだった。アルバム D-Dayの核となる、このエモ・ラップトラックには、Agust Dのオルター・エゴの起源が記されている。交通事故、母親の心臓手術、父親の肝臓がん宣告など、彼の人生を決定��けたトラウマに言及し、それらがいかに彼を形成したかを語っている。曲の最後のフレーズで、力尽きたように地面に倒れ込むとフードをかぶった人物たちが戻ってきて彼を運び去った。ただし、今回は全身真っ白な服を着ていた。まるで浄化されたかのようだった。彼のカタルシスが完了したのだ。
アンコールの頃には舞台装置がすべて取り払われ、下に隠れていた機材が露わになった。 消火器、電気コード、発火装置などが散乱していた。Sugaはもう観客の頭上に立つことなく、地面の高さからファンの目の前で最後の数曲をパフォーマンスした。時にはファンの携帯電話を手に取り、自身の姿を撮影してみせた。最後の瞬間は、ほろ苦かった。ほとんどの観客は、6月下旬にあるソウル公演でツアーが終了した後、Sugaが少なくとも18ヶ月間の兵役に就くことを知っていたからだ。その現実がコンサートを一時的な別れのように感じさせた。ファンが持つライトスティックの輝きが、まるでひとつの波のようにアリーナ全体を駆け巡った。 時折、野生的なエネルギーに駆られた観客が吠え始めるとSugaは驚いたり笑ったりしていた。オークランドでは観客に向かって、BTSの他のメンバーと一緒に戻ってくること伝え、ファンにもう少しだけ待って欲しいと頼んだ。
ツアー初日の夜、もうひとつのサプライズが待っていた。私は最後の曲は感傷的なものなのか、軽快なものかだと思っていた。 ところが、Sugaは不気味なビデオカメラの輪の中に入っていき、その真ん中に立った。つぶやきはじめたのは『The Last』のヴァースだった。第一作目のミックステープに収録されているこの曲は、彼の最高傑作であり、私が最も好きな曲のひとつだ。そして、このところ私が聴くのに苦労している曲でもある。The LastでSugaは、強迫性障害、鬱、社交不安について語っている。低く控えめな表現から徐々に切迫していき、最後には叫び声と泣き声の間のような声へと変化していた。数年前、この曲を初めて聴いたとき、私は自分自身の絶え間ないパニック障害による発作と息苦しい死への渇望を思い出した。この曲は私の心に刺さり、歓迎すべき欠片になったのだ。
ここ数年、Sugaは成長、自己愛、不安や苦しみを肯定することをテーマにした音楽を多く作ってきた。 コンサートの序盤、彼は英語で「あまり怒りを抱えずにパフォーマンスしたい」と語り『SDL』、『People』、『People Pt.2』といった曲に焦点を当てた。これらの曲は人生の試練を前にして冷静に考え、許し、謙虚でいられる人物像を描いている。ひどい苦しみから解放され、自分なりの癒しを見つけられたときの安堵感を私もよく知っている。だから、The Lastの出だしの歌詞(「有名なアイドルラッパーその後ろに、弱���俺が立ってる 少し危険だ」)を聴いたとき、私は凍りついた。彼は一体何をしているのだろうか。 監視システムのように並んだカメラ、その映像が映る彼の頭上のスクリーン。彼が見せる苦しみを貪るように映し出す。つまり私もまた、彼の苦しみを貪っているのだ。
しかし、すぐに理解できた。23歳のときと同じように息もつかせぬ情熱でラップしているが、単なる激高ではなく時間とともに和らいだ怒りでパフォーマンスしているのだと。その感情の力強さや真摯さに陰りはないが、それを発信する側が受けるダメージは少ないのだ。今の彼は炎の中に立って熱を感じながらも、その炎に飲まれることはない。若き日の自分に回帰することなく、当時の自分と心を通わせられる。
そして、魔法が解けた。曲が終わった瞬間、客席の照明がつき、彼が舞台袖に無言で歩いていくのが見えた。別れの挨拶も、長々とした感謝の言葉も、歓声を上げる観客に手を振ることもない。後ろを振り返ることさえもしなかった。初日の夜、突然の退場に衝撃を受けた人々は戸惑いの表情を浮かべた。このフィナーレを観客との静かな対決、愛されてやまない芸術家による大いなる自己主張と捉えることもできるかもしれない。けれども、もしそれが対決であったなら、それは見下しているのではなく、むしろ信頼に基づくものだ。観客が不快感に耐えられるだけの知性を備えており、彼が見せたものに気分を害したり、恐怖を感じたりしないのだという信頼だ。
完璧なエンディングだった。闇と神話作りから始まったコンサートが明かりの中で、さらけ出すように終わったのだ。他の誰かに運ばれきてスタートさせた公演をSugaは自らステージを去ることで終わらせたのだ。これ以上、何を望むというのか。彼は私たちに何もかも見せてくれたのだから。
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
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“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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2024.01.09 マイペースな正月
あけましておめでとうございます、もふです。
きたる年末。掃除もちまちま進めつつ、他にも年明け前にやり残したことはやっておきたいなあと思い、映画を観にいくことにしました。さすがに年末真っ只中ということもあり全然人がいなかったので、集中して映画を観られました!静かな環境の中で響き渡るサウンドと大迫力の画面で良い物語を観られるのはやはり良いですね。それも働いている方々がいたおかげです。年末まで営業ありがとうございました・・・と心の中で深々感謝しながら帰宅しました。
そして、あっという間に迎えた新年。昨年の正月期間中はもっぱら神社巡りしまくっていましたが、今年は自由気ままなスケジュールで過ごしたため外出準備が遅くなり、初詣は社務所が締まる30分前に到着。ただ、遅い時間だけあって人も少なく、わりとすんなり参拝にあがることができました。三が日の間に参拝したいと考えてた他の神社も日をわけて参拝したら、なんだかんだで昨年の三分の一くらいは回っていたようです。
札幌に帰省していた友人たちとも久々に食事できたので、ゆったりながらも充実した休暇でした。
今年も良い一年を過ごせるように、努力を重ねたいと思います。
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2024/12/27 20:00:09現在のニュース
手術中に誤って神経切断した疑い 執刀医を異例の在宅起訴 兵庫(毎日新聞, 2024/12/27 19:53:48) 2024年の死刑執行ゼロ 2年連続 約50人が再審請求 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/27 19:48:28) 三菱重工、天然水素探査の米スタートアップに出資 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/27 19:48:25) 富士通の時田隆仁社長「英郵便局冤罪で賠償判断当面見送り」 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/27 19:48:25) 前首相が指示した救済策 「被爆体験者」へ新受給者証の発送始まる(朝日新聞, 2024/12/27 19:46:15) ホンダ、中国にEV新工場 年12万台、巻き返し図る 新商品「燁」シリーズなど生産([B!]産経新聞, 2024/12/27 19:42:15) 中国、トランプ米政権にらみ外交方針調整も…邦人拘束など日中間の課題は解消されず([B!]産経新聞, 2024/12/27 19:42:15) 中国・深圳の邦人男児刺殺事件で中国人の男を起訴 蘇州の母子切り付け事件でも男を起訴([B!]産経新聞, 2024/12/27 19:42:15) 外務省の7年度予算案、円安影響で平成17年度以降最大 中国日本人学校警備費を新規計上([B!]産経新聞, 2024/12/27 19:42:15) トヨタ・豊田会長「憧れのおやじさん」 スズキ前会長の鈴木修氏死去(毎日新聞, 2024/12/27 19:39:36) 佐賀工、伝統のモール FW陣の圧力で初戦突破 高校ラグビー(毎日新聞, 2024/12/27 19:39:36) <独自>自民・足立敏之参院議員、訪問先のモルディブで死去 70歳 海難事故か([B!]産経新聞, 2024/12/27 19:36:50) 保育士らの処遇改善へ予算計上 現場からは“物足りない”との声も(毎日新聞, 2024/12/27 19:32:21) 岩屋毅外相、「村山談話」巡る中国側の発表「正確ではない」 日中外相会談([B!]産経新聞, 2024/12/27 19:30:14) 立民・野田佳彦代表が旧文通費公開 産経新聞ではなく夕刊フジ購読も判明「代替手段だ」([B!]産経新聞, 2024/12/27 19:30:14)
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2024.10日記
2024/10/01
朝だけ仕事。作って欲しかった仕様書は連絡もなく、再対応が急にふられて2件。終わらずひとに回して新入社員の懇談会へ。社長が一生しゃべっており、配られたコーヒーは飲めず。おかしいっぱいもらう。資格の手当て、タクシー代を請求できた。早めに上がりいつものルミネでひと通り洋服を見て、チークの色を見て、お買い物の狙いを定めて帰宅。Plazaによると最近はプランパーが流行っているが痛いらしく、あまり興味はわかない。
2024/10/02
2日締め切りまでの仕事が午後におわる。新しい作業は慣れないためなかなか進まず。灯台守の話読了。再読を前提に読むようになってからあまり初回で何かを感じることがなくなった。
2024/10/03
清掃員の方に「なんか久しぶりじゃない!?」と言われ手を振られる。嬉しいですと言って振り返す。定時退社。退院後は薄手の秋コートを求めてデパートへ。が、あまりない。厚手のオーバーサイズはシルエットこそ可愛いが、気温の変化に柔軟に対応したいという望みを叶えてくれないきがする。
2024/10/05
6時半において朝ごはんを食べたあと二度寝。つい夜更かししてしまう。天気が悪く家で一日ぼーっとしていた。
2024/10/06
8時半起床。眠り方がわかってきた。目は薄く開けたほうが良い。ハロウィンのケーキを食べる。プリキュア、僕のヒーローアカデミア、BLEACH、からくりサーカスなどをさらさら見る。そろそろ絵が描きたい。
2024/10/07
ヒロアカ158を見たあとたぶんヒロアカが全体的にテーマにしている人生のすり減りや熱みたいなものが遠ざかっていることに気づき葬式のような気持ちになった。フリクリをみて熱を上げた大人もこうなったりするだろうか。自分にはもう関係のない話で、あとはもう生きていくだけだ、という。
2024/10/08
いつもの清掃員のかたにお友達と呼ばれる。叔母もそうだが自分の大半のお友達はだいたい60歳くらいの女性ばかりで同世代とはなすときは緊張する。仲間由紀恵に似ていると言われたが正直言われたこともないし似てない。が、たぶん似てるにてないと言うよりお友達の褒め言葉なので気持ちを受け取ってすなおにうれしい。
2024/10/09
大雨で参画したてのひとがすなおにさぼっており、クビになってしまう気配がする。いつもお世話になっているさぼりがちなひとが同僚に「やめる辞めないって言っててやめないじゃん笑もう10月だよ?」と言われており、その人が辞めるということを考えたことがなかったため、辞めるとしたら自分には何の挨拶もないだろうことと併せてなんだか二重でショックを受けた。
2024/10/10
からくりサーカス展開が早すぎたので最終巻とその前の巻だけ買ったが知らないキャラクターが3人もいて、どうやら章ごと削られたりもしているらしい。早いどころの作りではなかった。あと漫画になると黒が映えるから画面的なバランスを考えると言っていたのは藤本タツキだが、からくりサーカスもあのかぼちゃの人形の傷など黒が映え、漫画でないとわからない画面の迫力もあるという気づきを得る。
2024/10/11
冬物コートに悩む日々。hinariのコートはかわいいが118センチは不安。
2024/10/12
冬のカジュアルコートを購入。
2024/10/13
美容院に行く。髪はさらさらになったけれど店員のなにいってんすか?という感じが厳しく、でも年一くらいならよいかもしれない。
2024/10/14
つまらなくておじいちゃんの記憶を巡る旅、というゲームを百円で買うが特にやらずに買い物に行き、ドラクエとのバスボールを買う。ラーラの缶バッチを引当てて満足。
2024/10/15
カードじめようやく。
2024/10/16
記憶なし
2024/10/17
仕事の成果物のミスに気づき残業。久々に3時間も残業して無の帰宅。
2024/10/18
仕事にいっても仕事がなく、手持ち無沙汰。しかたなく過去の書類や資料を読み直し、思い出にふけったり、レビュー表という名の喧嘩記録表に熱くなったりしている。
2024/10/20
マザー牧場のアイスを初めて食べる。ソフトクリームのうえに栗味のクリームとトッピングが乗っていたが、つぎ食べるならソフトクリームだけでよい。つけもの、海鮮丼、みかんなどたくさん食べた。
2024/10/21
魔法使いの約束ちょっとストーリー開放する。仕事にいきなにもなく暇だったので作れる限り短歌を作っていだが何かのタイミングで消してしまった。社用書類を作るつもりがけっきょく部屋の模様替えに。
2024/10/22
ひさびさに仕事があるがすぐ終わる。プリキュアウエハースを2つ購入。ブロッサムの相方と知らないかわいい人たちを引き当て、しばらくたのしんだあとひさびさにメルカリで歌集を買った。
2024/10/23
自分のツイートに「思う」がかなりあり気をつけていきたい。自分の言葉を引き受けることから逃げるのは醜いことだ。 「感じ」も同様。また(怒りにたいする)「悲しい」など、自らを自分の感情の被害者(けっきょくそれははその感情にさせた相手が悪いという責任転嫁だが)として言葉を選ぶことも自らの攻撃性から目をそらす自己欺瞞でしかない。いっぽうで怒りに満ちたときのすなおな「悲しさ」から目をそらすこともしたくない。このあたりの感情をさいきんは見極められるため船に揺られるようにバランスをとっている。
2024/10/24
評価面談で自慢ばかりしてくる。実際忙しいながら資格取ってるし、現場でもなかなか褒められているし、頑張っているし反省点とかはない。という態度でいたら面談資料に誤字があり頬を張られたかった。
2024/10/25
叔母からミニPCをうけとって、パスタを食べて解散。一番面白いRPGを教えてもらった。ヘラクレスの英雄というらしい。あとは女神転生、ディアブロのはなしをきく。ミニPCはこんなにちいさいのになんの問題もなく動いていてよかった。
2024/10/26
神保町ブックフェスのあと青葉市子のコンサートへ。dawn in the adanがすごくよかった。ふだんライブに行くことが多くないから、前半のハウリングや隣の人の着信音、咳、口臭、雑談はかなりきになった。
2024/10/27
東京ビッグサイトというのに始めていく。天王洲アイルは人名だと思っていたから驚いた。入場券がどこで売っているのかもわからず、暑く、ひろく……。周っているひとは地図を印刷して座席にマークをつけていたり、わたしはいろいろ準備不足だった。つぎ行くときは色々考えていきたい。
2024/10/28
連休三日目。お昼28にお寿司を食べに行く。寝不足で昼寝をしたりぼうっとしていた。骨なしオデュッセイアはだいたい性的な話をしていて好みではない。背骨というのは好きだけれど……。
青葉市子のライブの音楽が、寝るまえにうとうとしていると思い出される。当日の夜より、いまのほうが思い出せる。
2024/10/29
おばと三浦でみかん狩り。いつもの海鮮丼を食べ、カフェでおしゃべりして解散。叔母とあうとたいていゲーム���話になり、彼女が最近のドラクエは益々気持ちが悪いというのでわたしもドラゴンクエストモンスターズ3のデスピサロとロザリーの関係の改悪の話で応戦すると同じ作品の��とを話していたとわかった。「男のことを様付けで呼ぶな」という叔母の感性は信用できる。いまのところゲームのキャラクターよりストーリーを重視して話ができるのは叔母しかおらずせつない。
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いじめ被害を受けた横浜市立中学2年の女子生徒が2020年に自殺した事案と、市教育委員会の教職員による性加害事件の公判で第三者の傍聴を妨害した問題を巡り、市教委は23日、法律に基づく対応を怠ったなどとして、退職者を含む当時の幹部職員延べ26人を処分したと発表した。また、それぞれの問題への対応を誤ったとして、山中竹春市長が前教育長に「減給相当」などの注意を言い渡した。 市教委はいずれについても、地方公務員法に基づく懲戒処分だけでなく、社会的な影響の大きさを踏まえて法律上の効力を持たない人事的な処分にも踏み切ったため、対象者は異例の規模となる26人に上った。同日の会見で山岸秀之総務部長は「教育行政に対する信頼を著しく損ねたことを心よりおわび申し上げる」と陳謝した。 ただ、女子生徒の事案を巡っては、学校が自死後にいじめ被害を認めて報告書を作成したにもかかわらず、市教委人権健康教育部などが報告を取り下げさせていたことが新たに判明したほか、取り下げに至るやりとりの記録も残していなかったという。いじめ防止対策推進法に基づいて速やかに重大事態調査へ移行せず、学校から遺族への報告書案にあった「いじめ」の文言を最終的に削除するなど、既に明らかになっている経緯も含めて組織の体質が浮き彫りとなった。
横浜市教委、異例の大量処分26人 いじめ自死と傍聴妨害、前教育長も減給相当(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース
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安芸の宮島 大鳥居 3年半にわたる令和の大工事も終えきれいな朱塗りの両部鳥居が再びお姿を現しました 現在の鳥居は9代目で明治8年に再建されたもので6回目の大規模補修でした 現在の両部鳥居になったのは5代目で室町時代に大内義隆が造営したものです 明治44年に朱塗りになりましたがそれ以前は素木だったようです いずれにしても風光明媚な美しき鳥居の風景は日本一だと思います #厳島神社 #神社たくさん巡るひと @jmj_jp 𑁍𑁍𑁍𑁍𑁍 厳島神社(いつくしまじんじゃ) 鎮座地:広島県廿日市市宮島町1-1 主祭神:宗像三女神(市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命の総称) 社格:式内名神大社 官幣中社 別表神社 巡拝:諸国一宮 一代一度大神宝奉献 菅公聖蹟二十五拝霊場 #世界遺産 #国指定重要文化財 𑁍𑁍𑁍𑁍𑁍 #神社 #神社巡り #神社好き #神社好きな人と繋がりたい #神道 #神社仏閣 #shrine #shinto #日本の風景 #参拝 #神社巡拝家 #recotrip #御朱印 #御朱印巡り #御朱印好きな人と繋がりたい#鳥居#神社建築 #神社仏閣 #パワースポット #広島県 #廿日市市 #宮島 #嚴島神社 (Itsukushima Shrine) https://www.instagram.com/p/CpnN8tXPw1o/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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三木義一 (2018)『日本の税金 第3版』
税金が「お国から取り立てられる何か嫌なもの」だったのは、封建時代の話です。現代は国民が主権者である民主主義社会であり、税制は国民から選出された代表を通じて決定されます。よって重視すべきは、税制が各自の負担力に応じた適切なものとなっているかという制度設計と、徴収された税金が国民全体の福祉のために使われているかという政府の監視のはずです。
しかし日本人は主権者意識が欠落しているので、相変わらず税は「払わなければならない嫌なもの」としか認識されていません。ゆえに「増税=悪、減税=正義」という財政ポピュリズムに陥っているのが現状です。さらに公共的な精神も欠落しているため、「生活保護を削減しろ!」だの「老人に使う金を減らして若者に回せ!」だの、目先の事しか考えていない不合理な主張が蔓延っています。
仮に税制に詳しい人がいたとしても、どうすれば税金逃れができるかを考えるばかりで、その税制自体が適切なものであるかどうかに思考を巡らすことはありません。
民主主義が正常に機能するための条件は、自分さえ良ければいいと思わずに、国民全体のことを気にかけることができるかどうかにかかっています。誰もが目先の利益だけを追求するようになり、他者や未来のことを考えなくなれば、これからも日本は全体として沈んでいくでしょう。
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2024/11/23~2024/11/29の日記
2024/11/23
ゴース来たよ。でも厳選するよ。
長年お世話になっている美容師が独立したので見に行った。新しいタオルが私の爪と同じ色をしていた。前回会ったのが転職したばかりの頃だったので新しい仕事は楽しいよ、でもこの年齢だから周囲から「まだふらふらしてる」とは思われるけどね、と話したところ「でも今が一番安定してるよね」と言われた。その通りで、たしかに私は今が一番安定している。生活も精神面も。元気丸がいるというのも大きい。養っている存在がいると安定しないわけにはいかないのだった。
みぞれに降られて体の芯まで冷えた。熱が出そう。ホテルの部屋が乾燥していたのでドアを開け放ったまま浴槽で本の続きを読んだ。
2024/11/24
ホテルの朝食はスモークサーモンとアボカドの挟まったベーグルとサラダのプレートと、ご自由にお取りくださいの札を下げたパンとミネストローネだった。簡素ではあったけれど美味しかったし、サラダに添えてある温野菜がありがたかった。朝食のプレートに温野菜を添えましょうと提案してくれた人を愛してる。
遊びに来てくれていた友人を空港まで送り、母に頼まれていた買い物のために苫小牧に寄った。安くなっていたのでピータンを買った。ピータン大好き。
2024/11/25
妹が鞄の色を相談してきた。こういうところが可愛いんだよね。
2024/11/27
時々、もう一回くらい恋愛したいな~!という気分になる。ほとんどが生理前で、数日後にはその気持ちは消えているのでほぼ確実にホルモンの仕業だし、ということは結局これは性欲なんだろうと思う。脳って、性欲を人恋しさに誤認するように作られているよね?
よく話される恋愛と友情の違いは何か、というテーマについて思いを巡らせていた。半年前の自分は独占欲の有無かなあとかなんとか言っていた気がするが、今は違うことを考えている。恋愛や結婚はたぶん「あなたに寄り添って変わっていく意思があるよ。一緒に変化していこうよ」という約束なんだ。だから急に相手の好みのタイプが気になったり、それに寄せてみたり、もしくはいつのまにか似た系統の服を着るようになっている。一緒に暮らすために仕事を変え住所を変え、親になろうとしてみたりさえする。その変化へのエネルギーは、友情にはあまり見られないものの気がする。もちろん長年の間に少しずつ変化はしていくけれど、例えば幼馴染と話しているとき、私は彼女の中に昔から変わらない部分を見出して安心している。友人として長く同居していますというロールモデルが少ないのはロマンティック・ラブ・イデオロギーのせいだけではなく、友情のそういった性質にも理由があるのかもなあ。一緒に変化していこうと約束できる友情を築けばいいってことだけど、でも友情って「そのままのあなたでいいよ」から始まりがちだからさ。
ひとりで生きていくことを選んだのかと言われればそうではなかったように思う。けれど事実として今ひとりでいるし(このひとり、というのはパートナーを持たず、という意味だ)、その寂しさにたしかに喜びを覚えてもいる。だから、知らず知らずのうちに選んできたのかもしれなかった。ただひとつはっきりと覚えているのは、二十代最後の誕生日から数日後、ひとりで生きられないままでは誰かと生きるなんて考えられない、と思い至った夜のことだ。もしもいつか誰かと出会う運命なのだとしても、私はひとりで生きられる自分でいたい。だからまずは自分自身と結婚したつもりで生きようと決めて、その気持ちで指輪を買った。指輪自体は傷が入ったりしてゴールドのものに買い替えたけれど、あの夜、星を手に入れたみたいに頭の中がぱっと光ったことを忘れたくなくて、お守りとしてずっと着けている。
2024/11/27
読書会の3冊目が終わった。選書間違えたかもと途中悩んだけれど、結局はこれで良かったのかも。勉強会をやるたびみんな偉いな、尊敬するな、と思っている。差別について学ぶとき安全圏はなく、どうしたって「じゃあお前自身はどうなんだ」と突きつけられるから。そしてそこから「今の態度はどうだっただろう」「自分の発言はいけなかったな」と考え続ける日々が始まる。4冊目はまだ決まっていないけれど、これを機に個人的にずっと向き合わなければと思っていた種差別について勉強し始めようと考えている。本当にはできるかわからない。でも勇気を持とうとしている。
数か月前、深夜に猫が体調を崩し、このまま朝を待っていたら死んでしまうと高速道路を飛ばして病院へ駆け込んだ。その帰り、助かってよかったこれで安心だと思ったらお腹が空いて、コンビニでサンドイッチを買った。ハムの挟まったサンドイッチ。どうして私は平気なんだろう。
2024/11/28
ポケスリのサブレが足りなすぎて課金しそう。助けて。
今、仕事のやる気を急に失ってしまって給湯室で三倍量ココア(どうにもやる気がでないけど残業したいときにだけ作っていいと自分で決めている、めちゃくちゃ濃いココア)を作ってこれを書いているところ。机に向かっていてもただ呆然としてしまう。面倒な図面だあ……呆然としすぎてイッタラでなんか買おうかなとか検索してしまった。
帰りに回転寿司に寄りたい。昨日あんなことを書いたのに?と思うけれどどうしても食べたい。会社から少しの距離に格安回転寿司があって、いつも同じ寿司を同じ方法で食べる。その方法がちょっとあまり人に見られたくない、もしかしたら嫌悪する人もいるかもな、という食べ方なので、格安回転寿司の個人ブースでしかできない。私は今、それがしたい。
2024/11/29
もうすぐ生理が来る。たぶん。この数か月漢方などで体質改善を試みてきたけれど、今回の生理も変わらず重ければホルモン治療を検討すると決めていた。少し緊張する。でもこのまま生理のたびに仕事を休む自分では嫌なんだ。今の仕事で技師になるためには先輩たちと同じ仕事ができるようにならないといけなくて、その先輩方には男性しかいなくて(これは業界全体的にそうっぽい)(さらに社内にかぎって言えば全員専業主婦の妻がいるので残業を沢山できている)、その中で出張なども含めてやっていくにはこの体質のままでは無理だ。生理のある体に生まれただけで肉体的精神的、経済的にも負担が増えるのはおかしいと思うので将来的には会社全体を変えていきたいけれど、まずは技師たちの中に入り込むところからするしかない、と入社して数か月で判断したのだ。いつか来るかもしれない後輩のためにやるんだ。普通に立っていられないほど痛いっていうのもあるけど、でももしもいつでも休める仕事で、それによって社内評価も変わらないんだったら、私はホルモン治療せずに脂汗をかいて呻きながらでもただ寝ているほうを選んだよ。仕事のためだけじゃないけど、仕事は確実に理由のひとつではある。
冬になると浮かれてしまうし財布の紐が緩むのは誕生日があるからだ。ここ数年は誕生日に指輪を買いたくて毎月少しずつ積み立てているけれど、昨年はそこから2/3を人道支援団体へ寄付した。殺されていく子供たちを横目に指輪を買っても私は本当には幸せになれない、と思ったから。今年もそうするつもりでいる。でも氷みたいなガラスのオブジェだけ買った。ずっとそういうのが欲しかったから。
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