#ワラビーぬぎすてて
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(ワラビーぬぎすててから)
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Artist - 大江千里 (Oe, Senri) Song - ワラビーぬぎすてて (Wallabee Nugi-Sutete) [Eng. "Kick Off Our Wallabees"] Release Date - May 1983
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My blog: Showa Music Library https://nobbykun.tumblr.com/
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第43回 『しろとり動物園』
しろとり動物園
〒769-2702 香川県東かがわ市松原2111 電話0879-25-0998
高松から電車に揺られて讃岐白鳥へ
今回は香川県高松から電車に揺られて1時間ちょっとの讃岐白鳥(さぬきしろとり)まで来た。乗り降りする人がごく少ない鄙びた駅で、学校帰りの生徒とか、動物園に行く人とかがたまに降りるだけだが、高松市郊外の住宅地なのだろう。
駅前には客待ちタクシーがいなくて、電話連絡して呼び出しなさいと看板にある。呼べばすぐ愛想のいい年配の運転手が駆け付けて来た。走り出すと人家のあいだの細い路地をくねくねと曲がっていくと、あっという間に動物園に着いた。
しろとり動物園入口のまえで下車すると広い駐車場があり、来園者の多くは家族連れでマイカーに乗って来るようだ。四国の瀬戸内海東外れの山と池とに囲まれた私設の動物園である。子供が好きなトラやライオン、ゾウなど多種類の動物がいて、小さな動物たちと遊べるコーナーもあって、工夫に富んでいる。
入園料は、中学生以上の大人1300円、3歳以上の子供600円、65歳以上のお年寄1100円。午前9時から午後5時まで開園していて、年中無��なのがありがたい。
入口には今日のイベントの時間が掲示されていて、エサやりとか学習発表会とか、飼育員さんの汗の結晶がみられるようだ。
生まれたばかりのライオンとトラの赤ちゃんがいっしょに
さあ園内に入ろう。すぐ目のまえにお子さま歓迎の記念撮影用の絵看板があり、その奥には大きなガラスケースのなかに、生まれて2か月ほどのあどけないライオン、オスが3頭、メスが1頭、ベンガルトラのメス2頭が仲よくいっしょに遊んでいた。いきなりかわいいトラなどがいるので、だれもがしばらく足を止めて、戯れるようすに釘付けになってしまう。いっぺんにたくさん生まれるというのは何頭もの親ライオンがいるということで、じっさいにあとで奥のほうに進んでいくと、いくつものオリに別れて親たちが昼寝していた。
先に行くと目がクリッとしてこちらを睨み付けているフクロウが並んでいた。怖そうで足を運んで近付くのがためらわれる。怒っているように見えるが、実際はどうなのか。
最近都会の街なかではフクロウを鑑賞しながらコーヒーを飲ませる店があちこちにできてきて、首がくるっと回ったり目が丸かったりして、可愛いと感じたり、珍しがったりする人がいて、不思議と人気があるようだ。
一様にみなこちらを向いて木に乗っているだけのようだが、よく見ると飛んで行かれないように脚にヒモが付けてある。飛んだところはめったに見られないが、ヒトの100ほど視力に富んでいて夜間の暗闇でもものが見え、さらに耳もよく、地面すれすれに大きな翼を広げて飛び、野ネズミや昆虫など小動物を捕らえてエサにする肉食のトリなのである。
だから、鋭い目付きをしているのは本性なのだろう。だが残念なことに、近年は日本でも世界でも森林が狭まって住みにくくなり、野生種の数が少なくなっているという。
ポニーに乗った坊やのそばにおしゃべりベニコンゴウインコが
フクロウの前のコーナーには、ミーアキャットとカワウソが並んでいた。ミーアキャットは遠くを眺めるような立ち姿が人の立ち姿に似ていて、お人形さんを思わせ、カワウソは泳ぎが上手で、どちらも小さくて愛くるしい姿をしていて人気がある。
でも今日のミーアキャットは寝てばかりいたので、
「立ってサービスしないと、行っちゃうからね!」
ととなりに行く。そこにはワオキツネザルが長いシマシマの尻尾を立たせていた。でも、今回はちらっと見て先に行くことにした。
その先にある野外ステージを横目で見て先に進んでいくと、エサやりタイム用のエサ売り場があった。その横を見るとポニーの背中に乗った坊やが、係りのお兄さんと園内を散歩していた。どこの動物園でもよく見られる風景だが、ここでは散歩コースが柵で仕切られていないから、緑豊かな園内をゆったりとフリーな感じで楽しんでいる気がした。
そのてまえに大きなインコがつがいでケージのなかにいた。ベニコンゴウインコとある。じつに身体が大きく、くちばしも長くて大きい。いまはお話してくれなかったが、とても頭がよくて、おしゃべりが得意なのだそうだ。
パナマから南アメリカに生息していて、羽の色が赤・白・青・緑とじつにカラフルできれいだ。世界一綺麗といわれるトリがいるけれど、これかな? 彼らは果物やヒマワリの種や小型の昆虫をエサにしていて、長いクチバシは強力でクルミやナッツの殻を簡単に割って、なかの身を出して食べるそうだ。
��のうえとても長生きで、平均50~60年も生きるそうだ。なかには動物園で80年以上も生きた記録があるという。
ウサギやヒヨコと遊べるコーナー
この動物園にはところどころに、例えば子ウサギとかヒヨコとかの危険性が少ない生きものたちと遊べるコーナーがある。囲いが低くなっていて手がすぐ届くようになっている。
ヒヨコなどは写真のように、子どもたち用とは別に、大人のために台の上に乗せてしゃがまなくてもすぐ抱けるようになっているところもある。おとなも子どもも手のひらにのせてヒヨコと遊べて、ぬくもりを感じられるようになっていた。
生きものを抱くことなど初めてで慣れない人が多いからだろう、飼育員さんが抱く要点を親切に掲示板に書いてくれているので、ここに記してみよう。
「ヒヨコの持ち方 一匹ずつ優しく両手で包むように持ってね!〇
高いところにはあげないでね!
投げたり握ったりすると怪我をしてしまいます✖」
つぎつぎに通りがかった人がもの珍し気に抱いて愛しんでいた。生まれたばかりのものはなんでもかわいいものだが、ヒヨコはごくからだも小さくて鳴く声もかわいらしい。つい手を出して抱いてしまう。抱いてその目を見ながらぬくもりを感じて、
「うちの子も、こんなふうにかわいかったのよね!」
としばらくのあいだ、幼いころのわが子を思い出して感慨にふけっているのだろうか。
ブチハイエナが2匹であそんでいる
オリのなかで激しく乗りかかったり噛み合ったりじゃれあったりして、ブチハイエナがあそんでいる。ハイエナの仲間では最大種で、体長約1.3mある。
夜行性で死肉も食うというので、怖い生きもののイメージが強い。サハラ砂漠以南のアフリカに生息して、野生下では約33年、飼育下では40年以上も生きるとある。
ここの飼育員さんの書いた掲示板には実に興味深いことが書いてあるので、写真と重複するが記してみよう。
「オスよりもメスの方が 体が大きい。」
「陰部 実はメスにも“おちんちん″が付いているんです。メスの膣と尿道が一緒になったもの。なので外性器からの雄雌の区別はしづらいです。」
「声 12種類もの鳴き声を使い分けます。」
こういう知識は実際に飼育してみないと見つけられないことで、事典や資料などで調べてみても、なかなか書いてない貴重なことがらである。
そういえば、さっきなんとなく見ていたオリのなかで遊んでいたハイエナのようすはどうだったのだろう。優勢にうえに上に乗ったりしてじゃれあっていた大きい方がオスだとばかり思って見ていたが、違うのだろうか。一段落したあと小さい方が反撃して大きい方に噛みつき返していたから、なにか妙だなと見ていたけれど、看板の説明のように、小さい方がオスなのだろうか、きっとそうに違いない。なぞが解けた。
どうぶつ学園でサーカス?
ブチハイエナのまえに「どうぶつ学園」があって、始まる時間になるとどこからか親子連れやおじいさんおばあさんに手を引かれた子どもたちが集まってきた。
「どうぶつ学園」
とはいったいどんなものなのか、ちょっとわからなかったが、始まってみるとすぐに解決した。ブタやネコやイヌやヒツジたちを仕込んで芸をさせるのだった。綱渡りさせたり輪をくぐらせたり細橋を歩かせたり、結構危険なしごとだから訓練しないとなかなかできない。お客さんの見ているところでするのだからなおさらである。
ちょっと合図をすると、「おれの出番なのか」とはいわないけれど、わかったようなそぶりでブタが舞台の中央に出てきて、指示されたことをきちんと演技するのだ。ほぼ毎日おこなわれ、これが学習なのであろう。
サーカス的な動作を成功させると、褒美に好物のエサが与えられる。しごとがうまくいったヒツジが舞台から降りると、係りの飼育員のおにいさんやおねえさんのそばに寄ってくる。少しでもエサが遅れると、必ず係りの顔を見上げたり、脚で係りのからだを掻いたりして褒美を請求する。動物たちの真剣さがよくわかって、それが興味深かった。
不思議なからだの変化をするニホンジカ
奈良公園とか安芸の宮島とかの神社には、放し飼いにされた鹿が境内に���くさんいる。昔から神の使いと崇められていて、みんなに馴染みが深い。だからだろうか、二ホンジカが動物園で飼われているのがまれなのは。
二ホンジカは北海道から沖縄まで広く生息している。からだにある白い斑点は夏だけに現れ、冬になるとほぼ消えてしまうのである。角はオスのみに生えて、毎年3月頃に抜け落ちてしまい、4~5月にかけて袋角が生えたのち、9月頃にはそれが立派な硬い枝角になる。
秋が深まればオスは盛んに鳴いてメスを呼ぶ。その時期が来ると、オス同士がこの強い角で角突き合わせて戦い、勝った強いオスはたくさんのメスを従えてハレムをつくって暮らしていく。強いオスの子を孕んだメスは、やがてくる春から夏にかけて1子を産み育んでいく。生きものの世界は強くなければ子孫を残せない仕組みになっているのだ。
ところでこの動物園では、シカの角の神秘的な変化のようすについて詳しく説明した掲示板があり、具体的な絵もはいっていてたいへん興味深かった。園外公開禁止?な貴重品かもしれないが、カメラにおさめてきたので興味ある人はご覧いただきたい。
愉快な顔をした古代からの家畜・ラマ
シカの先の山すその奥の方まで歩いていくと、おもしろい顔をした大きな動物がいた。南アメリカにいるラマと書いてある。このラクダ科のラマ(またはリャマ)は、アンデスの高山地方の人たちに3000年以前から飼われていて、いまは野生種がいないという珍しい家畜である。
毛は織物として、肉は食用として、脂はロウソクなどに使われ、お乳はたいへんおいしいそうで、いってみれば最高の家畜である。
そばで見ると、体高は約1.2m、体長は約2m、体重は約140kgあって大きいが、顔は左右の目が離れていて愛らしく優しそうだ。おっとりと歩き、すぐに人に馴れる感じがする。長いあいだヒトに飼われて穏やかな表情になったのだろうか。今流行りの「ゆるキャラ」にすれば人気が出そうな顔だとおもう。
また山すその細道を来園の人たちとすれ違いながらコースを行くと、カバやカピバラやワラビー・シマウマ・ヤマアラシなどのオリにでた。
暑い盛りで、カピバラなどは日陰にはいってじっと目をつぶってゆったり休息時間を楽しんでいるようすだった。そんなようすをながめていると、動物園は彼らにとって外敵に狙われることのない安心して暮らせる文字通りの楽園なのだろう、とふと思ったので、そっと頭を撫でてやりたくなったが、オリの向うで手が届かない。
帰り口まで順路を歩いて行くと、いくつかのコーナーにペリカンやガチョウが一緒になって来園者がふれあってあそべる場所がここにもあった。その一つのコーナーで数匹の仔ブタにエサを与えている親子の姿が目に入ってきた。
生きものとの交流は言葉では通じ合えないけれど、例えばエサをやるという行為で生きものとの仲間意識が芽生える。そしてそれは、生きものを慈しむ心を育てる情操教育になるはずである。この動物園にはその機会がけっこうたくさん設けてあるとおもう。
電車で来るとちょっと遠い気がしたけれど、なかなかユニークな動物園で、愉しく興味深いものがあった。パンフレットによると「移動動物園も相談ください」とある。いろいろな動物に会えない人たちには、すばらしいサービスだとおもう。
機会をみてまた来てみたい動物園だった。
(磯辺 太郎)
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オーストラリアで2019年末から今年にかけて発生した大規模な森林火災の恐ろしさは、過去に例のない規模と激しさだけではない。このような自然災害が起きるとは、誰も想像できなかったことである。
オーストラリアの森林火災は、この地球の未来を“予言”している
過去20年を平均すると、オーストラリア国内の「温帯広葉樹林および混合林」(基本的にはほとんどがユーカリの森だ)の1パーセントが、毎年の森林火災で焼失していた。これに対して19~20年の山火事シーズンでは、なんとこの比率が21パーセントにまで跳ね上がった。気候変動の進行は明らかな事実だが、それでも過去のデータからは予想できないような大災害が今後も発生する可能性がある。
炎が森林の生態系を破壊していく様子を、科学者たちは遠くから黙って見つめていることしかできなかった。そしてようやく実態調査が始まったことで、一部の野生動植物は完全に死滅した可能性があることが明らかになっている。その多くがオーストラリアにしか生息しない固有種だ。
ポルトガルの面積を上回る広さが焼失
この実態調査は20人以上の研究者によるもので、初期の調査結果が科学誌『Nature Ecology and Evolution』に論文として掲載された。調査では政府が発表した衛星データと現地調査などを基に、被害の詳細を推計している。
調査結果によると、19年7月から20年2月の間に火災の被害を受けた土地は、オーストラリア南部と東部で合計37,500平方マイル(約97,000平方キロメートル)に上る。これはポルトガルの国土より広い面積で、カリフォルニア州で起きた過去最大の山火事の被害と比べて50倍の規模になる。
オーストラリアでは832種の脊椎動物の固有種が確認されているが、このうち70種については生息地の30パーセント以上が焼失した。このうち21種は政府によって絶滅危惧種に指定されている。
被害を受けたなかには、コアラやカンガルー、ワラビーなどよく知られている動物も含まれる。このほか、���えばネズミ程度の大きさの有袋類でカンガルー島の固有種であるカンガルー・アイランド・ダナートは、生息地の8割を失ったとされる。また、無脊椎動物については被害が大きすぎることから、まだ調査が進んでいない。
論文の筆頭著者で、クイーンズランド大学の博士課程で保全生態学を学ぶミシェル・ワードは、「火災で生息地を失った種の多くは、以前から環境破壊、干ばつ、病気、外来種の増加などで個体数が落ち込んでいた点に留意する必要があります」と指摘する。「つまり今回の森林火災は、これらの生物にとって棺桶に別の釘が打ち込まれたようなものだったのです」
生物が適応できない急激な変化
オーストラリアでは森林火災は珍しいことではない。在来種の大半はある程度はこれに適応しているか、場合によっては火災を必要とする動植物すら存在する。森林火災は一定規模に収まっていれば自然にとってむしろ有益で、枯れた植物を除去し、例えば裸地でしか発芽しないアルパインアッシュ・ユーカリのような新しい植物の生育を促す。
「一方で火災があまりに頻繁に起きると、植物が種子をつくれる大きさにまで育ちません。また、火の勢いが強すぎると地面の種子まで焼いてしまいます」と、クイーンズランド大学のワードは説明する。「オーストラリアの大部分では森林火災はごく当たり前に起きていますが、その質が変化しています。頻度が増えて規模も大きくなるだけでなく、シーズンが始まったばかりの段階で、一定の強度を保ったまま広い土地を焼き尽くすのです。こうした変化はあまりに急速で、動植物が適応して生き残ることは難しくなっています」
近年の森林火災はあまりに激しく、また急速に燃え広がるので、大型哺乳類は逃げ遅れてしまう。小型有袋類のアンテキヌスのような小動物は、通常の森林火災であれば地面に穴を掘って隠れるなどしてやり過ごすところを、今回のような大規模な災害では生き残れない。
鳥ですら安全ではなく、煙や強風に巻かれて焼け死ぬことがある。また、アンナイドリは生息地となる森林の30パーセントが焼失したことが明らかになっている。
一方、これまでの森林火災は勢いが弱く、大木が燃えるほどではなかったことから、植生や景観はほとんど変わらなかった。火災のあとも植物は残っており、動物たちにはいわば避難所があったのだが、今回は様子が違う。すべてが焼けて裸になった土地では、小動物は獲物を求めてうろつく猛禽類のような捕食者に容易に見つかってしまう。
強制的に“リセット”されたエコシステム
森林火災によってオーストラリアのエコシステムは、いわば強制的に“リセット”されたことになる。こうしたなか、すでにシナダレスズメガヤのような外来種が繁茂している状況が確認されている。外来種は一般的に成長��早く、在来種に影響を及ぼすことが多い。
「侵略的な捕食者の存在も大きな問題です」と、ワードは指摘する。「隠れ場所となる複雑な植生や木々の間の空洞、丸太などがないと、小動物はイヌやネコ、キツネといった侵略的な捕食者から身を守ることができません」。火災の影響で脱水症状を起こすなど体が弱っているところで攻撃を受ければ、ひとたまりもないだろう。
生き残った動物たちは、焼失を免れた森など一時的に避難できる場所を探そうとする。しかし、オーストラリアでは19年は平均降水量が観測史上で最も少なく空気が非常に乾燥していたこともあり、非常に多くの森林が焼き尽くされた。実際に生態系は、信じられない水準まで破壊されてしまっている。
ワードたちの論文によると、オーストラリアに生息する固有の脊椎動物832種のうち、196種は昨年末からの森林火災で生息地の10~30パーセント��失った。生息地の30~50パーセントが焼失した動物は51種に上るほか、16種では50~80パーセント、3種では実に80パーセント以上の生息地が焼かれたという。ネズミカンガルー科のアシナガカンガルーは生息地の82パーセントが焼け野原となったほか、ヤモリの一種である「Saltuarius kateae」は全生息地を失っている。
「火新世」という新たな時代
火災史を専門とする歴史家スティーブン・パインは、人類の営みの結果として大規模な火災が頻発する現在の状況を「Pyrocene(火新世)」と呼ぶ。まさに、火新世がやってきたわけだ。
人為的な気候変動が加速することで平均気温が上昇し、空気は乾燥して、森林火災や山火事が壊滅的な被害をもたらすようになっている。またカリフォルニア州などで顕著だが、都市部が拡大して自然を侵食していくにつれ、電線などの発火原因となる要素が増える。つまり、大惨事の舞台が整うわけだ。
西欧ではかつて、山火事はどれだけ小規模でもできるだけ早く消火していた。ところが近年になって、そのツケを払うはめになっている。
火をすぐに消すのがなぜ問題なのかと思うかもしれないが、野焼きをまったくしないと、枯れて乾いた植物が蓄積されてしまう。カリフォルニア州パラダイスでは18年末に大規模な山火事が発生し、住宅など19,000戸が焼けて85人が死亡する被害が出たが、火の勢いが収まらなかった一因は枯れた木などが大量にあったことだった。
これに対する解決方法は、厳重な管理下での野焼きになる。しかし地方政府には、こうしたことを実施する余裕はない。また、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が続くいまでは、資金や人手はさらに限られている。
それに、燃え広がって森林火災に発展しないよう細心の注意を払って人為的に野焼きをすることは、非常に難しい。オーストラリアでは気候変動によって徐々に山火事シーズンが長期化しており、植生を調整するための野焼きが安全にできるほど十分に空気が湿っている季節は短くなっている。
オーストラリアだけの問題ではない
大規模な森林火災がエコシステムに及ぼす影響は、徐々に明らかになりつつある。パインは「かなり憂慮すべき状況です」と指摘する。彼は今回の論文にはかかわっていないが、いますぐ行動を起こすべきだというワードたちの主張には賛成している。
「論文では、実際の被害やこれから予測される事態については触れられていません。一般的および個別の影響、煙の微粒子はどの程度の大きさなのか、これから具体的にどのようなことが起きるのかなど、現時点ではわからないことだらけなのです。この地域では、多くの生き物は火災の前から絶滅が懸念されており、そこに今回の大災害が重なりました。論文には、被害を受けた地域を注意深く見守り、特別な対策をとる必要があると書かれています。そして、もちろんさらなる研究も必要です」
オーストラリアだけでなく世界全体で、動植物はさまざまな脅威に晒されていることを覚えておかなければならない。気候変動による干ばつや山火事、開発による生息地の縮小、環境汚染、密猟といった問題が、生物たちを襲おうとしているのだ。「すべての生き物は独特であり素晴らしいもので、わたしたち人間を含めて互いにつながっていることを忘れてはなりません」と、ワードは言う。
「たとえひとつでも失われれば大きな打撃になりますし、たくさんの種がいなくなってしまえば本当に悲劇です。オーストラリアで過去200年に絶滅した動植物は100種にもなります。政府やわたしたち自身が現状を変えていく必要があります。さもなければ、わたしたちの孫の世代は動物園か本でしかコアラを見ることはできなくなるでしょう」
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