#リードぼろぼろ
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simamamoru · 4 months ago
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戦闘服の男たちNo.0
現職自衛官の告白体験手記
「遠くで突撃喇叭が」
原題「遠くでラッパが」
作  島 守
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新隊員の便所はノリだらけ
 朝五時、起床まであと一時間である。いやあ、変な夢を見たるんだなと思って、ギンギンになっているセガレに手をのばすと、ああ、やっちゃった。まったくしょうのない奴だぜ、昨日センズリかいたばっかりだろうが!
畜生!今起きると、となりのベッドの奴が目をさましてカッコ悪いし、しょうがネーな、起床で戦闘服に着替える時にでも一緒に履きかえるか。
 それにしても新隊員は外出が制限されてるせいで、夜なんかとても遊びに行けないし、極度に欲求不満の日々が読いている。
雄臭い野郎を見るだけならここは本当にいい所だけれど、それ以上のことはちと不可能。けっきょく、夜、誰もいないトイレにはいってシコシコ激しくセンズリをカクし��ないのだ。風呂で見たガッチリしたオアニイさんや、カワユイ隊員たちがチラチラ浮かんできたりする。
 でも終わってみると、やっぱりむなしいな。なんか小便とたいしてかわりないみたいで。それでもけっこうさかんなようすで、この間も班長から、
「新隊員の便所はノリだらけでたまらん!」
なんて怒られてしまった。マア、ノリは冗談としても、エロマンガのちぎれたのや、ビニ本なんかが時々モロ、トイレにおきっぱなしになってたりする。金があれば普通の隊員はトルコにでも行くんだろうけど、そこはまだペイペイの新隊員、月給は少ないし、貯金はしろとうるさいし、とてもとても…
 それでも、あけっぴろげな男だけの世界。
「これからセンズリ行くゾー」
と、エロ本片手に走って行く奴もいる。
 そんでもって自分もけっきょくその日のタ方、バラしてしまうのだった。
「昨日の夜、爆発しちまったでェー」
「いやー、エッチだなあ。勝見二士がいないからじゃないのォー」
 前期の教育隊から一緒に来た北村二士にいうと、思わぬ返事が返ってきた。まいったなあ。
「このヤロォー、勝見と俺はそんなに深い仲でネェゾ!」
「エへへへ、でも勝見二士は、島二士のダッチワイフだったんじゃないのォー」
 まったく北村の野郎、口のへらない奴だ。
まっ、べつに勝見二土はダッチワイフだなんてのは冗談だからいいけど、でも俺は、やっぱりドッキン!そう、あいつはいい奴だったもんな。この俺に、男と男が精神的に強く結ばれることがどんなに素晴らしいことか数えてくれたから・・・•・・ネ。
 それは3ヶ月前
 桜のつぼみがまだ硬い三月の下旬、俺は陸上自衛隊のある駐屯地に入隊した。出身県の関係で他の県の出身者より四日ほど遅い入隊だった。勝見二士とはこの時に初めて出会ったのである。
〈三月某日〉
 なかなかできてる奴
今日から俺の自衛隊員としての生活が始まる。まわりの環境は、想像していたのとそれほど変りはない。でも一部屋四十人というのは多すぎるようだ。
 それから自衛隊ではバディという仕組があって、二段ベッドの上下でペアを組み、訓練面や私生活でいくそうだ。
 俺のバディは勝見次郎。ガタイが良くてイモの煮っ転がしみたいな顔をした奴だが、なかなか性格はよさそうだ。
 この時はまだバディの重要さなんか知るよしもなかった。
 勝見二士は俺より年下だが、四日も早く入していただけあってちょっと先輩気取りで、ベッドのとり方から戦闘服のネームの縫い物まで俺に協力してやってくれた。早くもリードされっぱなし。それでもけっして悪い顔をしないで黙々と手伝ってくれる彼を見て、
「なかなかできてる奴だワイ」
と内心思ったものである。
<四月某日>
ビニ本でぬいて来い
 入隊式も終わり、訓練も徐々に本格的になってきた。銃こそまだ持たされていないが、戦闘服を着て半長靴をはいて走り回るさまは、一人前の兵隊さん・・・・・なんちゃって。
 そんな時、体育の時間に勝見の野郎がすっころんでけがをした。運動神経いいくせにまったくそそっかしい奴だ。おかげでその晩、俺がヨーチン片手に手当てしてやる。 
 両足おさえつけて、ヨーチンをぬるさまはSの気分。ムフフフと不敵に笑って、「グチェッ!」とぬってやる。勝見の奴たまりかねて、「ギャアー!」
 苦痛にゆがんだ顔って、ちょっとエロチックやなアー。
 
 四月にはいっても外出は下旬にならないとできない。新隊員とはつらいもんである。ああ、自衛隊には自由なんてない!これでは縛られるのが好きなMじゃなきゃ向かないんじゃないだろうか。そんなわけで貴重な休みも隊舎のベッドでゴロゴロ、これじゃ夜寝られるワケがない。
 消燈もとっくに過ぎた十二時半、なんとなく昼間寝すぎたので寝つけない。緑色の毛布の中でごそっと寝返りを打つと、上のベッドでもごそっと寝返りを打ったようだ。安物のベッドがグラッとくる。これじゃセンズリかいてようもんなら、片っぽのベッドの奴は地震かと思って起きちまうだろうななんて思ってると、
「オイ、島さん寝たかい?」
と、勝見が小さな声で話しかけてきた。
「なーんか、こうムラムラして寝られネェんだョオ」
と俺。すると、
「島さん、最近やってないんでしょ、アレを」
「まっ、まあな」
と、二人はムクッとベッドから起き上がて話を始めた。まったく目がさえてしかたいない。すると、その時へやの戸があいて、だれかがはいってきた。なんと班付(つまり上官)の上田士長である。よーく見ると、片手にビニ本を持っている。
「お前ら、まだ起きとるんか」
「エエ、寝られないんですヨ」
と勝見二士。すると上田士長、恥ずかし気もなく片手でもってるビニ本二冊を差し出すと、
「これでちょっとぬいてこい、そうすればバッチリ寝られるゾ。俺も抜いて来た」
 思わず俺と見、顔を見合わせてニヤリ、もちろん俺はあんまりビニ本には興味はないが、そこはノンケの顔をしていなければならないのがツライところ。
 ともかく、俺と勝見の二人はビニ本片手に仲よくトイレに直行。そこで二人は同じ個室に••••••てなわけにはいかなくって別々の目室に。ハイ、でも、ガマン!
「オッ、��ケニ本だぜ、もうビンピンだァ」
「タマンネニナー。でもあんまりおっきな声だすなァ、不寝番がびっくりして飛んでくるゾォー」
 なんてことを話しながら、お互いに実況中継をし合う。洋式トイレなのですわってカケるのでらくなのだ。となりの個室からのすっとんきょうな声がとだえた。奴も本気になってきたようだ。こっちがたまんなくなるようなあえぎ声が聞こえてくる。思わず俺の手の動きも早くなる……。
 すると、突然奴の声、
「ウッ!ウッーウ」
 畜生、俺より早く終わりやがったな。
奴の家は海辺の町で漁師をやっている。中学、高校と、よくアルバイトを兼ねて家の手伝いをしたそうだ。そのためか潮で鍛えられた体は浅黒く、区隊で誰にもまけないくらいの逞しさを持っている。そんな奴から海の話を聞くのが俺も好きで、いろいろと聞いたものだった。サザエの採り方なんか、実に詳しく話をしてくれたもんだった。
<5月某日>
好きになったのかな?
 知らないというのは恐ろしい。いつものように勝見二土から海の話を聞いていた俺は、なにげなく聞いてしまった。
「じゃ、なんで家の仕事を継がなかったんだい?」
「親父が許してくれなかったんだよ」
「どーして?」
「・・・・・・兄貴が海で死んだからさ••・・生きてれば二十七歳さ。よく晴れてベタなぎの海にもぐったきり、サザエ採りにネ、兄貴、上がってこなかった」
 淡々と話し続ける奴は、やっぱりいつもと違っていた。
「やっぱり親は親なんだな。二人も海で死なせたくはないんだろうな。いくら俺がねばってもだめだった。今の俺なんて、丘に上がったカッパさ・・・・・・・」
と、彼は言う。いやいや、丘に上がったカッパなんてとんでもない。奴の体力は区隊のトップをいつも争っている。俺だって気力じや負けないつもりだが、やっぱり体力検定だとかではっきり数字に出されると、どうも一歩も二歩もゆずってしまう。
「漁仲間の人から最近よく言われるんだ、兄貴に似てるって」
 彼はこう最後に明るく付け加えた。なんか、この話を聞いているうちに、自分が奴に引かれていることに気がついてきた。なんとなく奴のことを、俺は他の班員とは違う目で見ているということに・・・・・・。
 俺、奴のこと好きになったのかな?
まだ五月の下旬だというのに、真夏のような暑さが続く。そんな太陽の下での戦闘訓練は、まだ自衛官として一人前の体力を持ち合わせてない俺たちには、とてもキツイ。 
 たかが4.3kgの小銃が自分の体じゅうの汗を吸いまくる。気がつくと小銃から滴がしたたるほどに汗でぬれている。 
 地面だってこんな間近に見つめることなんてあっ��ろうか。地にふせた俺の目の前にあるのは、青々とした草が高々と繁っている姿と、小さな虫たちの世界だった。
 一瞬、自分が虫けらになったような気がする。ふと隣を見ると、3メートルほど離れて奴がこっちを見てニヤリとした。埃にまみれた顔から白い歯がチラリとのぞく。ほんの数秒の間の静けさが何時間にも感じる。
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 すると突然、頭上で班長の大声が響く!
「目標、前方の敵!」
「突撃!前へ!」
 銃をかまえると全力で走りだす。核の時代にこんなことが役に立つのだろうか、もうバカになるしかないな。班長の号令が頭の中を素通りして直接手足に伝ってゆく。俺も奴も、そして愛すべき仲間たちも、死ぬ時はみんな一緒・・・・・なんだろうな。
<六月某日>
レイプごっこ
 3ヶ月の前期教育も大詰めをむかえてきた。今月の末には、俺も奴もバラバラになって全国の部隊のどこかの駐屯地に配属されることになるだろう。なんか、そう思うと、とてもせつない。でも、俺と奴は違う道をたどらなければならない。希望も適性も違うから。だからあと数週間、思いっきり悔いのないようにガンバッテいく。それが今の俺たちには一番なの
だ。
 営内近は1班12名前後いる。学校の教室の約2倍ほどの大きさの部屋に、実に40人の隊員が詰め込まれ、2段ベッドで毎日の訓練生活を送っている。もちろん性格もさまざまであるが、そんな隊員たちが40人も一つの部屋にいる姿は、なんとも壮観で異様でもある。しかも全員、スポーツ刈りか坊頭で、体格もこの六月ごろになると個人差こそあれ、すっかり逞しくなってくる。
 その中にはやっぱり��以外にも、男が好きな奴がいるらしい。時々どっかからか、〇〇二土と二士が二人でトイレにはいって行くのを見たなんて話を耳にすることがある。
 うまいことやってるなあなんて思うけど、やっぱり毎日寝起きしている仲間の前ではなかなか、そんなことできるワケがない。それでもよく俺たち二人は皆の前で冗談を飛ばし合う。
「オッ、いいケツしてんなあー、たまんねえぜ!」
「バーカ、今夜はもう予約ズミダヨ」
「ベッドあんまりゆらしてこわすなヨ。下で俺が寝られネェからヨ」
「じゃペーパー貸してやっから、センズリでもかいてきな!」
 なんてやり合ってると、周りの仲間も悪乗りしてきて、なにがなんだかわからないうちにレイプごっこ(つまり解剖というやつ)が始まったりする。どんなバカ力の持ち主でも二十人ぐらいにせめられたんじゃ手も足もでない。アッというまにスッポンポン。一回やられるとくせになるみたいで、次の獲物をさかす。でも気がつくと、一番必死でやってるのは俺みたい。
<六月中旬某日>
こみ上げてくるような話
 今日から前期教育で最初で最後の野営(泊まりがけの野外訓練)が始まった。
 午前中に寝泊まりするテントを設営する。
 午後からは小銃手用の掩体(一種の個人用の隠れ穴…ここに隠れて首と銃だけ出して、敵を狙う)を掘った。
 1グループ6人で3時間ほどで仕上げなければいけない。
 もっぱら俺は現場監督のように地面に穴を掘る設計図を引く。そして奴は、パワーショベルのようなバカカで他の仲間四人とともに穴を掘る。もちろんきっかり時間内に仕上がった。
 野営で俺たちが使うテントは、二人用の小さなもので、朝起きてみると足が外に出ていた、なんてことがしょっちゅうある。もちろん奴、勝見二士と一緒である。
一日めの夜は夜間訓練もあり、ビールも一本入ったので、二人はろくに話しもしないで寝てしまった。
 二日の夜、目が冴えて眠れない。久しぶりに奴と俺はいろんな話しをした。酔うと滑舌になる勝見。入隊する前の事や、これからのこと、もちろん女の話しだって出てくる。俺は当然聞き手に回るわけだが、それでも奴は初体験の話や、彼女にふられてしまったことを、こっちが感心するほど克明に話してくれた。
なんかこみ上げてくるようなものも感じるけれど、それは明日の厳しい訓練にとかして流してしまおう。
 三日めは、昼間の行軍が災いして床についたら、またまた、あっという間に寝てしまった。それでも就寝前、点呼に来る班長が、
「お前ら、あんまりいちゃつくなよ!」
「いやーあ、昨日なんて島さんが寝かしてくれないんスよ。まいったなあ」
なーんて冗談も飛ばしてくれて、言��の中だけど、楽しませてくれた。
<前期教育終了7日前>
愛すべきパワーショベル
 今日は最後の体育だ。項目はなんと苦手の障害走。外見に似合わず(?)体力のちと足りない俺には恐怖の時間である。だが、今回はなんと二人でペアになってやれというのである。当然勝見二土と組むことになる。よし、やるぞ!
 隊長の合図でスタートし、戦闘服姿で障害物を切りぬけていく。高さニメートルの垂直の壁あり、幅一・五メートルの溝あり、まったくとんでもないコースだ。やっぱり勝見の奴は早い。確実に障害をこなしてゆく。時々日に焼けた顔でこっちをふり向く。そうだ、奴がいるから今俺は、三カ月間ここまできたんだ、汗と埃は今、大きなエネルギーと変わって俺たちに吸い込まれてゆく。奴が好きだ、そう、心の中で叫んでやる、
「好きだ」と。
 ふと気がつくと、目の前にロープが下がっていた。最後の難関のロープ登りである。畜生!俺が最も苦手とするやつだ。それでも登らなければならない。一段階一段階と手足を使って登るのだが、なかなか上へ進まない。
 畜生!もうだめだ、あと五十センチでロープのフックに手が届くに・・。すると、そ畜生!もうだめだ、あと五十センチでロープのフックに手が届くのに…。
 すると、その時である。足をなにか、すごい力で下からさ押れた。グーッと上に上がる。フ、フックに手が届いた。やったあ!思わず下を見る。そう、俺の足の下には勝見のこぶしがあった。奴は満身の力で、俺を下から押し上げてくれたのである。
この野郎!お前はやっぱりパワーショベルなんだなあ。
<前期教育終了6日前>
 自衛隊部隊はラッパの音と共に、毎朝8時に国旗掲揚、夕方5時に国旗降納がある。
 俺の前に整列している奴の後ろ姿の敬礼を見るのもあと数回しかない。教育終了後に別の部隊に進む事に決まったからだ。
 日に焼けたうなじを目に対み込んでおこうと思う。毎日、一緒に行く食事も別れが近いせいか会話が少なくなったような気がする。
 そろそろ身辺の整理を始める。ダンボールに荷物をつめる時、背中に後ろで見ている奴の視線がやけに気になる。
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<前期教育終了4日前>
 パンツの隙間から���立ちのものが…
 教育打ち上げの研修旅行で、ある山奥の温泉に行った。
 やはり百名近い短髪の青年集団というのは一般の人々に奇異に見えるようで、必ず「お仕事は何ですか」なんて聞かれる。もちろん醜態をさらす飲み会に制服なんて着ていくワケがないから、わからないのは無理もない。
「皆さんお若いですネ。今年入社したのですか?」
「ハアー、そうです」
「いい体している人ばかりですけど、どんな仕事ですか」
「まあー(モゴモゴモゴ)」
「ガードマンかなんかですか?」
「似たようなもんですネ」
と、けっこうおもしろがって遠回しに話をするんだけど、後ろから当然、
「島二土!」
なんて階級で呼ばれるもんだから、わけ知りの人にはバレちゃう。そしてその夜ー。
 バカ騒ぎのうちに飲み会も終わり、各班ごとに���っそりと部屋に集まって二次会が始まる。ビールの本数が増えるに従って、歌が出る。かわるがわる歌う員の歌声をバックにして、俺も奴も仲間たちも、この三カ月間の訓練をいろいろ思い出していた。苦しかったことしか浮かんでこない。
でも、俺たちはその中で同期愛ということを学んだ。
 いつのまにかみんな寝てしまっていた。もう外は白みかかっている。
 突然、俺の寝ている毛布に奴が割り込んできた。肌がふれ合う。奴の匂いがする。すぐいびきかく。でも、なんとなく手が出せない。チラリと下を見る。パンツのすき間から、奴の半立ちしたものが見える。そういえば、いつか俺も言われたっけなあ。
「島さん、立ったチンポぐらいしまって寝てろよナ。思わずさわりたくなるだろが!」 
 奴が不寝番をやっていた時見られてしまったようだ。まったく助平な奴だと思った。でも俺のほうが助平だったりして。
「俺、眠ってる時って何されてもわかんねえんだよなあ」
と奴がカマをかけてくる。
「バーカ、もうやっちゃったヨ。でも1万円のダッチワイフのほうが気持ちよかったぜ」
と俺。してやられたというような奴の顔。
 そんなこと思い出しながらいいチャンスの中、俺も寝てしまった。
<前期教育終了日>
 再会をめざして頑張ろう
 とうとう、今日という日が来てしまった。
 俺も奴も違う部隊へ行ってしまう。場所も離れているので、顔も見られなくなるかもしれない。両手で握手をして別れた。
 遠くでいラッパが鳴っている。戻は出なかったが、心で泣いてしまった。ありがとう、リスの目をしたパワーショベル、勝見次郎よ。日に洗けて埃にまみれながら走り続けた道を、ふり返りながら前を行く。奴だから、今日まで.....。
そして今…
 新隊員後期教育が始まって1ヶ月半。前期教育から一緒に教育を受けている北村二士が手紙を見せてくれた。勝見二士と同じ部隊に行った高田二士からだった。
<あ、そうそう���この間の手紙に島さんが夢精したって書いてあったネ。あの文、勝見二士に見せたら、「まいったなあー」って口ではいってたけど、ニヤニヤしてたぜ。島さんに会いたいって伝えといてくれとのこと>
 俺も奴に会いたい。こんど会うのはいつのことだろうか。
「士、別れて三日を経たるは刮目して待つべし」
お互い、目をみはる再会をめざして頑張ろうじゃないか。人は出合いと別れを通じて成長するのだから。
 そして後日談…2024年
 題名「遠くで突撃喇叭が」は第二書房が付けた題名。
 原題は「遠くでラッパが」である。今どき戦闘訓練で突撃喇叭なぞ吹かない。この時代の薔薇族には戦記物を書ける文字通り百戦錬磨の先輩がたくさんいたから仕方ないが、俺の指したラッパの音は毎日部隊で鳴らされる国旗掲揚、国旗降納のラッパである。
 勝見二士(仮称)は俺が見込んだとおり自衛隊員募集パンフレットの表紙を飾った。
残念ながら2任期(4年)で退職。
再会は果たせなかかった…親父の後を継いで海に出たそうだ。
新隊員当時の写真。小説に出てくる面々。
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 その他の隊員と再会したのは地下鉄サリン事件。不幸な事件であったが、それぞれが一線で任務についていた頼もしさを感じた。
 もちろん俺も新隊員の教育をする先任陸曹になった。
 その後俺も2等陸曹で依願退職。約15年の自衛隊生活を終了。鳶職となり予備自衛官で約10年、1曹まで務めた。
 2024年現在、自衛隊に残った同期たちは全て定年退官している。
 俺を薔薇族、さぶに引っ張ってくれた木村べん氏も他界された。
 読んでもらって分かる通り、肉体関係は無くとも男同士の愛情はある事への感動を自衛隊で得ることができた。
 職務上死の覚悟を��求される世界。
 その感動をセックス描写のない小説でも構わないからと木村べん氏に書いてみないかと言われて作ったのがこの作品。
 べん氏に銃を持つ手ではイラストは描けなくなると言われて、好きなメカ画も共同で作品表紙等で書かせていただいた。もちろん最初で最後。ben &tetsuは勉&(鳶)徹って言うこと。
 文中漢数字が多いのは縦書きの影響。
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「遠くで突撃喇叭が」掲載誌表紙
もう一つ参考にしてさせていただいた本。
1974年芥川賞受賞作品「草のつるぎ」
実はエロ度こちらの方が数段上。戦闘訓練の打ち上げで全員でセンズリこくシーンがある。実話だからノーカットなんだろう。
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impetuousdesigns · 4 months ago
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猫キャンプ・Cat Camping
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ゴールデンウィーク中、猫も一緒に家族で四国へキャンプに行った。「えっ?!猫も?!?」はい。エヴァという猫も一緒に3泊4日キャンプした。エヴァちゃんがおとなしいし、ペットホテルがちょっと高いし、キャンピングカーを買って、猫を連れてキャンプに行った。思った通り、楽しかった。
車が走っている最初の2時間、エヴァちゃんが鳴いていたが、結局落ち着いて、わたしの膝の上に丸まってリラックスした。キャンプ場に着いたら、ハーネスとリードを付けて、車の外でお��歩した。エヴァちゃんはほとんどの時間を車の中で過ごしたが、窓を開けて気温がそんなに高くなかったから、快適だと思う。エヴァちゃんは遊ぶのが大好きなのを知っているから、「退屈かな~」と心配した。幸運にも、窓からいろんなものが見えるし、ひとりぼっちの時間が少なかったから、多分大丈夫だった。猫だって、ペットホテルで泊まるよりも、家族と一緒にいるほうが好きだろう。
During Golden Week, I went camping with my family, including our cat. “What?! Your cat went, too?!” Yep. Our cat Eva spent three nights camping with us. Since Eva is calm and a pet hotel is expensive, we bought a camper and took her with us. As I thought, it was fun. 
The first two hours in the car, Eva was meowing a lot, but then she calmed down and curled up in my lap. When we got to the campsite, I put on her harness and a leash, then we took a little walk. Eva spent most of her time inside the car, but with the windows open the temperature was really nice, so I think she was comfortable. I know that she loves to play, so I did worry that she might be bored. Fortunately, she could see lots of things from the windows, and she spent little time completely alone, so I think she was fine. Even cats must prefer staying with their family to staying at a pet hotel.
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m12gatsu · 4 months ago
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書いた分は読まなきゃ、空っぽになってしまうから
母校の生徒がポロシャツを着ていた。俺の時にそんな制服はなかった。災害級の暑さになる、とニュースが伝えていた。災害級の暑さの中、大きな道路の中央分離帯に厚着をしたホームレスが突っ立って、ぼーっと煙草をふかしていた。その姿は超然としていて、追悼のざわめきという映画に出てきた浮浪者の聖性のことを思った。災害級の暑さの中、ガードレールにリードを括りつけられた小型犬がアスファルトにへばって舌を出し、痙攣的に喘鳴していた。水を買ってきてやろうか逡巡していると、飼い主らしいよぼよぼの爺さんが現れて、リードを解いて震える犬をそのまま連れていった。小池百合子の再々選が決まった、とニュースが伝えていた。汚れたぬいぐるみみたいな毛並みの猫が、こちらへ尻を向けて民家のブロック塀の上に伏せ、睾丸を晒していた。河川敷の青草が刈られていた。家の周りに種々の甲虫を見かける。棲み家を失った虫どもが逃げてきたのかしら、と想像する。汗みずくのおっさんとすれ違いざまに腕がぶつかってベチャッてなった。最悪だった。鞘当て? 向こうからすれば俺も汗みずくのおっさんには違いないのだが。夕立に降り込められて駅へ駆け込み、電車に乗って最寄駅に降りたら晴れていた。違う国に来たかと思った。夏は原罪。焼き茄子とビールが罪を贖う。
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kabo-channel · 3 months ago
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14th day of daily posting
When I was taking a walk with my third daughter, a miniature dachshund would sometimes come charging at me, no-leash, and barking loudly.
The first time we encountered her, I was so scared that she wasn't on a leash that I froze, and my third daughter, although I didn't really understand what was going on, braced herself for the barking little thing that was going to come flying at me. So, the two of us froze on the spot.
Fortunately, my third daughter was like, "What?!" and went back to her aunt, who had come carefree afterwards, and no one was hurt. There are times when I have to count my dogs, and I ask them, ``Please don't let your dog run wild, even if you can use a retractable leash,'' but every time I do that, I get yelled at or get a disgusted look on my face, which honestly bothers me. I am.
The mother of one of my senior dog friends also seems to have trouble with the lady, complaining, ``I don't mind having a dog, but I don't want her to run off-leash because it's scary to watch.''
The area where we will encounter Mr. Dax is a place with a lot of traffic, so everyone seems to be worried.
My husband's opinion when we talked about this↓↓↓
“If you want to go no-leash, go to the dog run!!”
毎日投稿14日目
三女と散歩していると、時々ノーリードでけたたましく吠えながら突進してくるミニチュア・ダックスフンドさん。
初めて遭遇した時は、私はリードをしていないことにビビッて固まってしまい、三女はなんかよくわからんけど吠えてくる小さいもんが飛んでくるから身構える。で、その場で二人で固まっていました。
幸い、三女が「やんのか、あぁ?!」的にあしらってくれて、後からのんきにやってきたおばちゃんのもとへ帰っていき、誰も怪我はしなかったのですが、それからもちょくちょくエンカウントすることがあり、「頼むから伸縮リードでもいいから、犬を野放しにしないでほしい。」とお願いしているのですが、その度に怒られ��り嫌な顔をされたりして、正直困っています。
先輩の犬友のお母さんも、そのおばちゃんについては困っているそうで、「犬を飼うことは構わない。でも、ノーリードは見ていて怖いからやめて欲しい。」と、ぼやいています。
ダックスさんとエンカウントするところは、わりと車通りの多いところなので皆さん心配されているようです
この話をしたときのうちの旦那さんのご意見↓↓↓
「ノーリードしたかったら、ドッグラン行けや!!」
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ari0921 · 7 months ago
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 台湾有事で米国は軍事介入をする
 #櫻井よしこ
『週刊新潮』 2024年3月21日号
軍人と家族、37万5000人の頂点に立って世界の海の65%を守る米インド・太平洋軍司令官にサミュエル・パパロ氏が就任する。2月1日に行われた米上院公聴会でのパパロ氏の発言からは、中国の脅威に向き合う米国の本音が透けて見えた。
パパロ氏は6人の子の父親である。シングルマザーに育てられたが、母は「理髪店とメークアップセンターで働き詰め」だった。海兵隊の志願兵だった父は、後に造船所で働いた。パパロ氏はその父を尊敬し、大きな影響を受けたという。
パパロ夫人の今は亡き父も軍人だった。次期インド・太平洋軍司令官は軍人家族出身で自らも根っからの軍人である。親戚は皆ペンシルベニア在住で大家族の絆はとりわけ強い。
公聴会で氏は米国の最大の脅威である中国と、台湾への対処を質された。米国は現在、台湾に対して有事の際に米軍が介入するか否かを明確にしない曖昧路線をとっている。同政策について公聴会の委員長で民主党上院議員のジャック・リード氏がざっと以下のように尋ねた。
2021年、米国家情報長官のアブリル・ヘインズ氏が、対中政策は曖昧路線がよい、介入路線を明確にすれば中国は、米国が中国の台頭を力で押さえつけようとするとの確信を強め、世界各地で米国の国益を損ねる動きを取り、国際情勢は不安定化すると語った。この考え方をどう思うか、と。この問いに対するパパロ氏の返答については後述する。
ヘインズ氏の役職、米国家情報長官は中央情報局(CIA)、国家安全保障局(NSA)など全米18の情報機関・部局を監督するものだ。比類なく強力なこの地位に、ヘインズ氏は3年前の21年1月、51歳の若さで就任し初の女性長官となった。彼女の進める情報開示路線と、台湾有事に関する情報非開示の一例である曖昧路線はどう折り合うのか。
バイデン政権誕生と同時に情報長官に抜擢されたヘインズ氏は安全保障担当補佐官、ジェイク・サリバン氏やCIAのウイリアム・バーンズ長官らと共に、インテリジェンス・コミュニティ(IC)の情報の取り扱い方を変えようとしてきた。
ICといえばとかく秘密のベールに包まれた特異で暗い世界だという印象が強い。しかし、これを基本的に開放しようというのだ。
「���統領への報告」
プーチン氏がウクライナ国境にロシア軍を集結させ始めた21年秋、米国がウクライナ当局にロシア軍の異常な動きに関する情報を度々示し、国際社会にも公開し、ロシアが侵略すると警告したのは周知のことだ。
当時世界は、米国がインテリジェンス情報をここまで開示するのかと驚いたが、今もその開示路線は続いている。今年2月29日、ヘインズ氏がニューヨーク大学法学部で1時間強、語った。
「米国のICは議会と多くの情報を共有している。日々、時には刻々と報告を上げる。しかしそれでも十分ではないという感じがある」
つまり、議会はもたらされた情報に的確に対処していないということだろうか。彼女は秘密解除と情報開示に至った道筋をウクライナ侵略戦争を例にして語った。
「ロシアが大規模侵略を考えていることを示す情報が集まり始めた。我々ICの中でも『これは本当にそうした意味なのだろうか』という驚きがあった。『プーチンは何をしようというのか』『(ウクライナの国境に向かって)南下するのは(侵略の他に)何か理由があるのではないか』などの見方もあった。しかし我々の中でプーチンは侵略するつもりだという確信に至った時、大統領への報告に踏み切った。大統領が『情報を同盟国、同志国に伝え事態が起きたらどうするか、話し合いを始めなければならない』と言ったのを明確に記憶している」
ブリンケン国務長官、サリバン安全保障担当補佐官、オースティン国防長官らは、各国との話し合いを経てこんな返事をもたらした。
「同盟諸国はこの情報を疑っており、プーチンの侵略なんて起きないと考えている」
バイデン大統領が情報公開に踏み出すと決断したのは右の報告を受けたときだったとヘインズ氏は言う。
「もっと広く、情報をシェアしなければならない。米国のインテリジェンス界は各国のカウンターパートと会話して、我々の情報の意味を彼らに理解させ、その国の指導者に納得させなければならない」と大統領は語ったという。
ヘインズ氏は、米国の情報世界はいま質的変化を遂げつつあると指摘する。「情報透明化計画」の下で情報の秘密解除が進められており、安全保障の重要性がいよいよ高まる中で、世の中にもっと多くの情報を伝え議論を深めていくことが、より良い結果につながると米国は考えている。
偽情報で汚染される選挙
国際社会は今、中国、ロシア、イラン、北朝鮮などによる偽情報を強く警戒する。民主主義社会の根本をなす選挙が彼らの偽情報で汚染され世論決定の主導権を握られてしまう。防戦するにはこちら側の真実、ICの持つ深い情報を広く知らしめることが大事だ。米情報界の秘密解除と情報拡散政策には非常に大きな意味があるのである。
もう一点、公開の場での討議はICにも参考になる。彼らの考え方や判断にも���響を及ぼし、彼ら情報世界の人間が独善的になったり暴走したりするのも抑制されるだろう。
ヘインズ氏はロシア、イラン、中国を米国の3大脅威とし、最も警戒すべきは中国だとしてこう語った。
「米国の未来に中国の存在は基本的に欠かせない。侵略への抑止力と、協力可能な分野での協調力を両軸として、米中は最終的に平和共存し、幅広い繁栄を共有する土台を構築するよう目指さなければならない」
同時に彼女はこうも断言した。
「習は(台湾侵攻に)非常に真剣だ」
ここでパパロ氏の話に戻りたい。対中政策は曖昧路線がよいとするヘインズ氏の考え方に対して、パパロ氏は淡々と述べた。
「インド・太平洋軍には曖昧さはありません。台湾関係法で我々の使命は明確です。台湾が事態発生に際して自衛力を持てるよう支援します。台湾海峡問題を力で解決しようという試みには、インド・太平洋軍が台湾支援に赴く準備も整っています」
リード氏が重ねて尋ねた。外交レベルでは曖昧性があるが、貴下の司令の下では侵攻には軍の積極的戦闘も含めて全ての可能性に対応する準備が出来ているということか、と。
「イエス、サー。明確です。使命の焦点は合っています」
 米国の台湾政策は政治的には曖昧戦略だが現場は極めて明確だ。パパロ氏の公聴会での発言は非常に重い。
バイデン氏は中国が台湾有事を引きおこしたとき米軍は介入するのかと問われ、これまで4回、「イエス」と答えている。バイデン・パパロ発言を合わせると、米国の真の台湾政策は有事介入だと見るべきだろう。
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solitude-klang · 6 months ago
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ONE MAN TOUR 2024 春時雨@HOLIDAY NEXT NAGOYA
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アンコールの感電やばい レポしてる場合じゃないくらいその場の空気に飲まれて全然覚えてないよ今日
このツアーで感電がめちゃくちゃカオスな曲に進化した体感
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
亞んちゃんの頭がお団子2個^^^^^^^^^ かわゆ♡
うざいが1曲目で無理矢理にでも乗せられるスタート
どす黒いで���出しを煽る春さん 昨日のが凄かったなーぁ?とか言うと更にでかくなるフロアの声
ピチチャプも気付いてもイントロで歓声が上がってとんでもねぇボルテージでライブが進む
適当に振りやろうのノリで行ってもついつい全力で暴れてしまうような空間が出来上がっててすごい暑い
君の心臓を食べてしまいたい イントロの零夜さんは立てたベースを抱き寄せ手でまさぐり唇を寄せベースが女体にしか見えなくなってきた
そうかと思えばポチで映画を一本見せられたかのようなやり切れない気持ちになり
続いて聴こえてきた春さんのギターのポロポロ零れる音達を拾っては取りこぼし アサガオ
いつ聴いても良いけどイントロの前にギターが入るアサガオはイントロが更に際立って泣けちゃうよなぁ
カミソリもイントロ入る前に少し音鳴らしてたけどカミソリ来る来るーー感が更にフロアを盛り上げる
次この曲ってわかってフロアがぎゃーーー!!ってなる曲普通のバンドこんなにないよ あっても1~2曲だよ 一度のライブで何遍テンションバカにさすんや
朗読は夢遊病でこれが本編ラスト 絶対何かサブリミナル効果的なやつ入ってるって!!!!聴いた回数分この曲に飲まれてく気がして危ない
危ない
~アンコール~
ホリネクは2年振りだそうで 自分のブログ捜索したらgulu×ザアで来てたけどあれがもう2年前とか震える
蜘蛛の糸左寄せ 空いた上手側フロアに当たり前のように一葵さん
曲始まってステージにいるのは楽器隊のみ 歌はちゃんと聴こえてきてたからお客さんに紛れてどこかで歌ってたと思う(笑)
蜘蛛の糸終わって一葵さん客席からステージ登ってwお立ち台の下から赤い拡声器 運動会パートに入ると真ん中割れろ 感電wodバージョン
下手上手の煽りがすごい熱量で気合い十分 これぞライブって感じ
突然のwodが導入された当初は両手を上げて小走りだったけどこのツアーで徐々にガチのwod(ぶつかりモッシュ)に変化してきてそれが最高に楽しい
揉みくちゃになってぶつかって 前後左右は体当たりしながら 前へ移動の時は後ろの人達に潰される勢いでぐちゃぐちゃになる
今日は前方にぶつかりにきたギャ男さんがステージに引き上げられ(笑)(笑)マ��クを渡されシャウトをリード(しかもええ声だったw)このわけわかんなさがカオスすぎてまじで完全燃焼できるよ
楽しすぎてやばい
今日ザアザアのライブで過去一楽しかった
今日はもうこれがブログ(笑)
https://x.com/xaaxaa_official/status/1786712139761332480?s=46&t=uhUsDFLEfL0OfgvCYi4Eog
男性動員さん増えてきた感触
バンドが大きくなる時あるあるだと思うので良きこと!
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omid30 · 7 months ago
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さくらちゃん、しょうくん2DAYS!ほんとうにノリと勢いできまったけど、だいすきなふたりと過ごせたことすっごくうれしいです。1日目はこころゆくままにお話してのんびりしていたなあっておもう。とくにこれ!といってないんだけれど(酔ってて記憶ない)ふたりのあんしんする声に癒やされてましたヨ。さくらちゃんがツイッターに安定?の晒しがあったのも、しょうくんが「おれがおくる!」ってスクショ送ってくれたのも、ツイッターって場所がなくともあたりまえのようにそこに存在させてくれることがとってもうれしかったです、ありがとうね。
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2日目はゲーム!スプラして勝率まる!途中で流星くんも来てくれてフルパ!花粉がひどくてリセッシュふりふりしてたらみんな聞き間違えのオンパレードすぎて大笑いした。最高でしたネ。そんな中でもちゃんとリードしてたわたしたちの勝ちー!相手のひとが目のまえで固まってたことにしょうくん��流星くんわらってたら、美桜さんまで道連れで落とされたの泣き。仇をうってくれたみんなサイコーです。あとはのんびりお話して、しらないあいだに寝落ちてたので記憶はここまでです。たのしい時間をありがとう!またあそぼうネ☺︎
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this-is-the-uchu · 11 months ago
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23→24総括
 皆様お疲れ様です。大晦日ですね。今年も一年の総括記事の時期ですね。今年こそは年明け前に投稿すべく12/11から少しずつ書いています。気合い入りすぎなのでは?
 
<動画について>
 今年の投稿数は2本でした。
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 ご覧になられましたか? 見たことある方は何度見てもよいのですよ。もういいって? まあまあ、そうおっしゃらずに。とにもかくにも、ありがとうございます。
 昨年はダンエタ小バズがありましたが、今年はどの動画もそういったことはありませんでした。ただ全体的に細々と再生回数や高評価をいただけて、非常に嬉しいです。
 
 今年はINTERVALSが2本でした。再三にわたりお伝えしていますが、もうINTERVALSやりませんから! と決意新たにしていた所、先日Fractal Audioのクリスマスプレゼント企画のGift of ToneでAaronのプリセットが配られたので、ソレを使って……とはなりません。去年配っていたら今年の動画に間に合ってたのにという悔しさがあります。このプリセットですが、音はCircadian以降のハイゲイン系で、特に近年ハマっているらしいリードにモジュレーションをガッツリ掛けているタイプの音だったり、クリスタルクリーンが入っています。残念ながら(?) The Way Forward時代のクランチはありません。かなり使える音でして、個人的に最近お気に入りのハイゲインアンプのRevvでリズムトーンが作られていたり、自分がTouch&Goの音作りの時に使っていたPrecision Driveや、同じアンプモデルであるFriedmanのHBE V3が使われていたのでなんだか嬉しくなりました。ちょっと余計なこと長めに書いてしまった。
 
 次回動画については前回の記事で書いていたものは……多分やりません。私生活のことについてバタバタしていたのと、練習はしていたのですがそもそも技術面で不得手なことがあり、自分の中で許せるレベルに到達しそうにないためです。代案として短い動画でも出そうかと思っています。と書いていたところで「そういえばショート動画とか流行ってるよな」と思ったのでちょっとやる気になりました。年明けにでも出したいです。
 
 年間目標は2本としていますが、今年に関しては正直どうなるか分かりません。春まではほどほどに時間があると思うのですが、恐らく5月以降と、夏~秋は絶対無理ですね。転職やら恐らく引越やらで多忙……になってないと人生終わってしまいそうなので。ギターは弾いているはずです。カメラもそろそろ新しいの欲しいなと思いつつお金がありません。私の好きなものはお金です。以上。
 
 
<楽器について>
・Performaxe
 最高です。
 
・Mayones Duvell(売った)
 就職祝い���買い、退職と共に売却の運命でした。一番の理由は新しい竿のための生贄ですが、コロナ前までの大学時代のサークルOB/OGによるライブが無くなったので当初の使用目的が失われたことや、想定よりダウンチューニングで弾きたいものがなかったことなどが挙げられます。結構長めにオークションに出してましたが無事売れました。地域的に遠からず(遠いには遠いけど)の方が買ってくださり、しかもその購入者さんは僕の動画を見てくださったようで温かいメッセージまで送ってくださったので嬉し恥ずかしでした。これ見てますかね。多分見てないかな。大切に弾いてもらえたら嬉しいです。ご存じの通り、いいギターですので。
 
・UAD 1176 Classic Limiter Collection
 MIX師になりました。よろしくお願いいたします。軽度なものでよいならやりますのでいつでもお声掛けください。音がランクアップします。
 
・Master 8 Japanのピック
 先日色々買い集めました。コンテンツ的に書いたのですがどハマりはしていません。最近のブームはジムダンのJP Trinityです。シェイプがミニトライアングルなので近いモノを集めてるのですが、某ネットショップ(音家さんではないです)オリジナルの激安ミニ△は素材と厚さ別で10��程度買ったのですが全てダメでした。やはりジムダン……ジムダンは全てを解決する。
 
・SugiのPU交換(純正に戻した)BKP売却
 これは別記事を執筆中ですのでここでは書きません。
 今年も大きい金額の購入はありませんでした。来年はどうなるでしょうか。と書いていたら円相場の回復の兆しが見えてきましたね。130円を切ったら何かあります。以上。
 
 
<聴いていた音楽について>
①Allegaeon - DAMNUM
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 「聴いていた」と書いていますが実際は先月末からなので聴き始めて1ヶ月程度です。メロデス寄りのテクデスおよびエクストリームメタルですかね。2023年は自分の中でメロデスブームの年でしたが、重くてクサくて速くてテクいの聴きたくて探していた中のAllegaeonでした。アメリカって感じのメタルで実によきです。類似バンドで挙げられるFirst Fragmentsはダメでした。あれはスパニッシュでネオクラでカオティックでしたので。
 
②Stortregn - Finitude / Impermanence / Emptiness Fills the Void
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 かつてはブラックメタル系のスイスのバンドで、メロブラやメロデス要素が段々と強くなっていき、さらに前作『Impermanence』でプログレッシブ成分が足された結果、最新作『Finitude』はモダンなプログレッシブエクストリームメタルにシフトチェンジした印象です。個人的には「プログレッシブデス」というとデス要素がオールドスクールな感じがしているのですが、それに比べるとメロデス成分があり、派手なサウンドも含めてモダンなバンドだと感じました。正直このバンドは2023年の大当たりです。
 ギタリストのJohan Smithはクラシックギター界で有名な方で、音大の修士号取得、各コンテスト��の優勝多数、オーケストラ共演など世界的に高い評価を受けているのですが、こんなメタルバンドもやっている���うです。これでまた一つ、メタルが世界一素晴らしい音楽であることの証明がなされてしまいましたね。そんな前置きで期待値が高まっていたのですが「テクさ」に求めている「音数が多い人外ギターソロ」はありませんでした。ただ過去作では少なかったギターソロパートは最新作になるにつれて増えていきます。強いて挙げる残念ポイントはここだけ。
 単純なメロデスのクサさや叙情的なメロディではなく、クラシックを通っているだけあって音楽理論的に優れた頭の良い和声の動き/音使いがあります。この点が他のバンドとの差別化に繋がっているようです。楽曲のダイナミクスや随所で挟まれるクラシックギターによるメロディパート、高速ブラストビートによる攻撃・暴虐性の高さ、楽器陣のサウンドプロダクション、主張する部分/アンサンブルに混ざる部分を弁え楽曲ファーストの考えが感じられる等、非常にクオリティが高いです。オススメ。
 
③Kalmah - The Black Waltz
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 ブラストビートがあるメロデスを探していて見つけました。本バンドの作品で最も評価が高いアルバムだそうです。そもそもボドムフォロワーバンドですので、似ている曲が多いです。個人的にはボドムが嫌いなのですが、少なくともこのバンドのこのアルバムは結構好きです。ただピークは前半4曲までですかね。この辺りを聴いて「もっとテクいの探した方がよいのかも」と気付きました。
 
④Night Crowned - Tales
 こちらもブラストビートのあるメロデス。メロデス?メロブラ? ドラマーが巧いなと思いますが、メロディラインは北欧感強めです。曲によっては好みからは外れていました。そのため強く刺さる楽曲は少なかったです。記録用に残していましたが書いたのでライブラリから消します。
 
⑤Insomnium - Anno 1696 / Avove the Weeping World
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 2~3月に知ったと思います。春はあけぼの。夏は夜。秋は夕暮れ。冬はめろです。��原や吹雪を眺めながら聴くとキマります。激エモツインメロディのトレモロリフと高速バスドラムを聴けば昇天する気持ちよさ。新作の残念ポイントは全体の楽曲BPMがスローなことです。曲が高速でギターソロがもっとあれば、クサさは言うことなしなのでパーフェクトですね。後者のアルバムは古い作品です。音に時代を感じますが楽曲は結構好きです。ネットのレビューでは評価が高くないので悲しいです。
 
⑥Eidola - The Architect
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 ポストハードコア。Makariが好きなので類似バンドとして以前から知っていましたが、知った当時の2018年はMVが少なく、刺さる楽曲も少なかったため聴き続けることはありませんでした。今年になってApple Musicで2021年の最新作が流れてきたのですが、非常に良かったです。本人たちも言っていますがプログレッシブな要素が多いバンドです。上半期の、特に初夏は沢山聴きました。スーパー歌ウマで気持ちがよいです。VoはDGDのギタリストでもあるようです。この辺のバンドを個人的にDGD界隈と呼んでいます。Blue Swan Recordsですね。DGD、年に何回か聴いてみるのですが全く好きになれませんので今年で諦めました。
 
⑦Wolf & Bear - Everything is Going Grey / Bloodletter
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 ポストハードコアです。実は結構好きなジャンルだと判明しました。ちなみに00~10年代の古き良き系ではなく近年の比較的ポップな感じです。ポップですよね? そしてこちらもDGD界隈です。亡くなったBaがDGDでした。
 リピートしていたのはMVの楽曲です。す��く好き。他はほどほどで、なんなら最新作は楽しみにしていたものの刺さる楽曲がありませんでした。全体的にクリーンVoの主張が強くなり、流行りのR&B的なシャラくさいメロディ / ノリ / パートが増えてしまった印象です。新しく入ったギタリストはセンスのあるピロピロオブリを弾くのと、Kieselの黒いスーパーストラトがカッコイイです。ジャケットは日本と韓国と中国がミックスされた「アジアは大体一緒だろ?hahaha!!」なアメリカを感じます。
 
⑧MØL - Jord / Diorama
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 デンマークのバンドです。Deafheaven直系というネットレビューを見て知りました。確かにその感じがあります。アルバムは2枚のみ。全体的にOCHLと同じ陽のエッセンスが強いです。ほとんどがメジャー系のポップな明るい曲調です。陽のブラックゲイズ。
 ただDeafheavenが200%の爆発力があるとしたら、こちらは良くも悪くも100%で収まってしまいます。曲は短く聴き疲れしにくいという利点はあります。サウンドのタイトさがあるので、よりメタルを感じることもできます。一番好きな曲は『Diorama』にありますが、作品通しての出来は『Jord』に軍配が上がります。2人(ライブでは+1)いるギターの一方が近年Suhrを使ってますがあまり合うジャンルじゃない気がするのは私だけでしょうか。
 
⑨Deafheaven - Roads to Judah
 そんなブラックゲイズ(以下BG)本家。でもDeafheavenをBGと言ってるとBGガチ勢から怒られると聞きました。界隈こわすぎ。
 大好きなバンドですが実はこのアルバムだけ聴いていませんでした。1stなのでクオリティを期待せず、なんなら若干ナメていたのですが、1曲目からクライマックスでした。彼らは最初から完成されていたんですね。
 
⑩New Jeans - OMG 
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 オッマオッマガ~!ネットニュースになったNew Jeansおじさんになりたくないのですが曲がいいので聴いています。アイドルコンテンツは好きではありません。でもハニ氏はかわいいと思います。CookieやHype Boyも好きです。インストだけで聴くのもアリです。
 
⑪Helloween - The Dark Ride
 これは青春時代の思い出アルバムの1つです。高校生の時にメタラー隣人夫婦の方に借りた、人生初Helloweenがこのアルバムです。ですので��代表曲はEFF」とか言われても実は釈然としていません。タイトル曲がすごく好きです。当時のメンバーとの仲間割れおよび版権問題からストリーミングおよびデジタル販売されないアルバムらしいので、数年振りにCDを買いました。他と比較するとテイストが異なっているため賛否両論……かと思っていましたがレビューでも好きという声が多くて嬉しいです。
 
⑫柴田淳 - ブライニクル / 私は幸せ / あなたと見た夢 君のいない朝
 しばじゅんはお風呂BGMの定番です。今年の総再生時間は8,194分でApple Music内でのトップ100リスナーだったらしいです。やったね。ちなみに上田麗奈さんのトップ100リスナーでもあります。やったね。これまで聴いてなかったアルバムの開拓ということで3枚を聴きました。基本的には静かな楽曲が好きです。ご結婚おめでとうございます。失恋です。
 
⑬明日の叙景 - アイランド
 日本のポストブラックメタル。そしてJ-Pop。この切なくて明るい感じはまさに日本ですね。とてもよかったです。ドラムのブラストが若干遅いのと、アルバムライブのセトリが曲順じゃないのと、ライブの最後に演奏する一番人気の楽曲が裏打ちでしゃらくさいこと以外は。モヤモヤに熱が入り長文で書いていたのですが、何かの間違いで目に入ってしまうことがあったら忍びないので大幅にカットしました。1,4,8,9,10,11が好きです。ジャケット可愛い。
 
⑭三森すずこ - R / B / P
 三森すずこ御大。王道正統派アニソンで好きです。その手の音楽を聴きたい時に外さない点数を出してくれます。リンクの曲が好きですが『R』が一番聴きやすいです。
 
⑮遠野朝海 - Comfort
 「これ好き!」となりました。静かなピアノとウィスパーなVoでリラクゼーション。Chouchouに近いエッセンスを感じます。メジャーではなく同人音楽(と呼んでよいのか?)で活動されています。応援してます。
 
⑯arabesque Choche - eclogue
 ピアノインスト。リリース前日にYouTubeで生演奏の配信があったのですが、時間も時間だったので電気を消した真っ暗なお風呂入りながら観ました。とんでもなく癒されたのでその日以来、お風呂に携帯を持ち込んで何かを観るというのがブームになっています。置き場のための板と防水スピーカーと防水ケースの導入を進めています。これはレビューではありませんね。楽曲? 全部好きだから特にコメントしません。
 
 以上です。あとは今までに好きな曲やバンドやアルバムを何度も何度も聴き返していました。「好きなのにまだ聴いてない」のは、まさにコレが原因で、自分は繰り返し聴いて満足するまで次に進めないタイプのようです。以上。
 
 
<その他趣味や生活について>
①退職
 約4年務めた会社を辞めます。もっと稼いでやりたいことやって欲しいもの手に入れたいとか、この仕事やってる年とった自分想像したらゾッとしたとか、世の中には信じられないほど頭の悪い人間がいてそんな底辺を相手にしないといけない現実にストレス溜まるとかが理由です。去年も似たようなこと書いてました。退職に際して手間とか先の心配による心労もありますが、体力があって現実に追いつける今のうちに行動しないと人生詰んでしまうので、それに比べたら比較にならないほどマシです。他人の責任は取れないですけど『タタール人の砂漠』という小説、オススメですよ。人生訓になります。
 健康面ですが体の不調も増えてきました。老いは怖いし、健康な体って素晴らしいですよね。ボロボロな状態で生き続けるよりも、どこかでサクッと人生が終わったら楽でいいのに、と希死念慮と長いこと付き合っていますが、精神がまともな人間は希死念慮、無いんですね。あと過去の恥ずかしいことを思い出して変な声出ることも無いらしいです。マジ?
 
②読書
 今年も本、それなりに買いました。寝る前の読書が最高です。家が非常に狭いので用意できないのですが引越したら本棚欲しいです。今は押し入れでカビないように除湿剤とセットで読み終わった本を積んでいるのですが、スペース的にギリギリになってきました。
 
③映画
 上半期は観ていたのですが、下半期は全然観なくなりました。Touch&Goの練習やら録音やらMIXやら動画撮影および編集で4ヶ月ほど休日の時間を音楽に割いていたので、すっかり習慣が抜けました。11月の暇な日に数本観ましたが、以前まで使っていた鑑賞記録とレビュー書くアプリは使ってないです。若干SNS的な繋がりがあるのですが、思い切って消そうかな。人間関係リセット癖に近いものがある。
 
④ギター弾いた
 今年はすごくギター弾いてました。大学卒業以降で一番長かったと思います。そして楽しかったです。使命感ではなく、ただただ楽しいから弾くばかりでした。一番良いやつですね。ずっとこんな感じでいきたいです。なんだかんだ15年弾き続けてきましたが、社会人になって辞めてしまう・弾かなくなってしまう人も沢山いる中で、変わらずずっと続けているので「自分音楽大好きじゃん!」と再認識しました。
 
 以上、年末年始の恒例記事でした。皆様どうぞよいお年をお迎えください。2024年も生きましょうね。
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palakona · 9 months ago
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デッドヒート
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2024年2月、阪奈園へら鮒センター(大東市)iPhone11
どうも、こんにちは。2月4日(日)は、howellsさんと阪奈園へら鮒センターに行ってきました。阪奈園HCは生駒山にあるのですが、雪が積もってました…
(^▽^;)
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2024年2月、阪奈園へら鮒センター(大東市)iPhone11
howellsさんに言わせると9尺でも釣れるそうですが、僕には鉄板の11尺で。今日は「池の坊」の11尺です。
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2024年2月、阪奈園へら鮒センター(大東市)iPhone11
今日の浮子であった舟水の「逆光オールマイティー宙」のありし日の姿…何があったって?まあ、あとで…
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2024年2月、阪奈園へら鮒センター(大東市)iPhone11
後で一人だけ来ましたが、今日の2号池は僕とhowellsさんの二人でほぼ貸切w。
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2024年2月、阪奈園へら鮒センター(大東市)iPhone11
昨日の午後だけで7枚釣った枡(ヘチの隣)に入ったんだが、あれ〜?釣れません…why?なぜ?なので、ヘチに移動。行ったらわかりますが、この枡だけ桟橋に土砂が積もってるので敬遠してたんだが、そうも言ってられないので入ってみました。荷物とか土の上に置くと汚れそうなので(前日の雪と雨で泥泥)、荷物は隣の枡に置いたままミニ釣り台だけで移動。
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2024年2月、阪奈園へら鮒センター(大東市)iPhone11
ここまで、howellsさんが1枚とスレ1枚。他は1号池で一人釣ってるのを見たぐらい。激渋。ヘチに移動したら浮子にサワリが出てワクテカしたんだが、そのままシーンとなる。諦めてエサを切ろうとしたら掛かってましたw「居食い」です。不本意ながらボウズ脱出〜!1枚は1枚です(キリッ)
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2024年2月、阪奈園へら鮒センター(大東市)iPhone11
2枚目は「ツン、ツン」って感じの魚信で釣れました。両目が開いて、そのあと1枚追加。ヘチの枡では3枚釣れました。
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2024年2月、阪奈園へら鮒センター(大東市)iPhone11
ぎえぇ〜、3800円の浮子を踏んだ(悲)。ヘチの枡で魚信が止まったのと、二つ空けた枡に入ったhowellsさんが9尺でポツポツ釣り出したので、僕も隣の枡に戻って10尺を振ろうかと思って11尺を仕舞いだしたんだが、過去2回穂先を池ポチャしてるので、まず竹竿を仕舞おうと浮子をつけたままの仕掛けを外して地面に置いてゴソゴソしてたら浮子を踏んでしまった…3800円は痛いw
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2024年2月、阪奈園へら鮒センター(大東市)iPhone11
気を取り直して竿を10尺の「名竿師」に替えようとしたら、口割れしてるやん…修理に出さなきゃ。9尺は「凡舟」を持ってきたけど、しっかりした竿で柔らかくもないので、アベレージ8寸〜尺の阪奈園HCでは使う気がしない。一度直した11尺をふたたび取り出して使うことにする。浮子が破損したので、舟水の「冬の底釣り極細パイプ」の10号に替えました。ボディ10cmですが、冬期用と謳うだけあって、「逆光オールマイティ宙」の7号(ボディ7cm)の方がオモリが乗りますわ。
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2024年2月、阪奈園へら鮒センター(大東市)iPhone11
別に競っているわけではないんですが、今日はhowellsさんとデッドヒート。最初に釣ったのはhowellsさんだが、僕がヘチの枡で3枚釣ってリード。枡を移動したhowellsさんが3枚釣って4対3で逆転。僕が元の枡に移動して追いつく展開。写真のヘラブナは僕の6枚目。危ね〜、皮1枚で口w。アッパーかと思ってドキッとしたわ。
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2024年2月、阪奈園へら鮒センター(大東市)iPhone11
よっしゃ、「喰い上げ」の魚信を取って7枚目。7枚目は先に釣られましたが、追いついたわ。一節なじんだあと、返してきたと思ったらフワーッと浮子が横倒しになる魚信でした。
d(>_・ )グッ!
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2024年2月、阪奈園へら鮒センター(大東市)iPhone11
8枚目…ならず、掻いてしまった(^▽^;)
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2024年2月、阪奈園へら鮒センター(大東市)iPhone11
熱い闘いは終わった…7対7から僕が掻いてしまい、howellsさんが15時半過ぎに8枚目ゲット。
ということで、2月4日はヘラブナ8枚…じゃなくて7枚でした。当日の釣況は、2号池は後から来た人が1枚釣ってたかな。1号池は釣りクラブの例会かな?陸桟橋にズラーっと7〜8人ほど並んだけど、釣ってるのを見たのは二人だけ。1号池中桟橋のテントの二人はテントしか見えないので釣況不明。ずーっと見てるわけじゃないので、実際に何枚釣れたか知らないけど、全体的に渋かったような。他の池でも凄惨な釣果の噂を聞くので、真冬はどこもこんな感じですかね。
では、また。
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yg56ys · 10 months ago
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昨日はたまたまお互いの空き時間が重なって、利久とあつ森&スプラをしてました。お互いオフモードでリラックスしながら。ゲームはマジで久しぶりすぎて、利久に頼ってばっかりだったけど、めちゃくちゃ楽しかったな。あつ森はほぼコンプしているらしい利久。俺は全くしてなくて捕まえやすいように幅を寄せてくれたり、餌をくれたり、まさかの大金をお土産でくれたり。色々スマートにリードしてくれてました。ゲームでも優男でした。
スプラでは一転。うわー!わー!とほぼ叫んでた記憶がある。壁を登れずあわあわしてるところを見られた時はマジで恥ずかった。(笑)でも、「いいよ、いいよ。一回も死んでないの凄い!」ってどんなにボロ負けでも褒めてくれる人が隣にいたので楽しくゲーム出来ました。最後はお互い満足いく試合が出来たね。あっという間だったなー。またやりたいな。いや、またやろう!次はもう少し戦力になれるよう修行かな。楽しい時間をありがとう。利久!
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tanakadntt · 2 years ago
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三浦と三輪の小説(二次創作)
モテの話
三輪秀次は突然、恋愛相談を受けている。
なぜ俺なのか。
三輪は面食らっている。正直、荷が重い。
相談者はボーダーB級香取隊隊員である三浦雄太だ。
三浦としては、事情がわかってもらえて(同じボーダーだから)、誰にも話さなさそうで(真面目だから口は固い)、交友関係のあまり被らず(B級攻撃手とA級万能手)、あまり余計な意見を言わず(無口だ)聞いてくれる三輪は理想的な相談相手だ。
なぜそんな話になったのか。ここは三門市立第一高等学校の体育館である。二月に入り、学年もうすぐ終わる。
二年生の間、三輪と三浦は同じクラスであったが交流を温めるひまはなかった。ボーダー隊員は忙しい。
さらに十二月に近界民である空閑遊真との接触があってからこちらは、三輪の精神はジェットコースターに常時搭乗しているような事態に陥り、学校にいてもなかなか高校生である自分を意識することができなかった。
しかし、今日はクラス対抗球技大会である。本部は妙に学校行事に気を使うため、第一高等学校に所属するボーダー隊員は皆任務は午前休だ。おかげで、二人は体育館で冷たい床に座って話をしている。二人のクラスはすべて早々に敗退し、他のクラスの応援に回っている。目の前では、米屋と出水のクラスがバレーボールでリードを保っていた。
二人が並んでいるのは、ただ単に三浦と三輪で、出席番号順では隣同士だからで、意図したものではない。
だから、ありきたりの話が途切れたあと、三浦の話がおかしな方向に傾き始め、ついには恋愛話に発展したとき、三輪は内心、動揺していた。
曰く、三浦は隊長で一つ年下である香取葉子に恋愛感情を抱いている。かつ、さすがにはっきりとは言わないがどうも同隊銃手若村麓郎は三浦の従兄妹でオペレーターである染井華に憧憬を抱いている。その若村はいつも香取に突っかかる。若村は同学年にいる香取の兄と親しく気安いから言いたいことが言えるのだろう。少し羨ましい。染井と香取は固い友情で結ばれていて、男子二人はいつも蚊帳の外である。
「それで葉子ちゃんはね」
非常に要領よく人間関係を説明したあと、三浦は香取の(三浦が好ましいと思っている)言動をポツリポツリと話すが、三輪は当然ピンとはこない。
むしろ、同じ隊で飛び交う濃い感情に三輪はクラクラしている。任務に支障は出ないのだろうか。出ているだろう。逆にいい方向に働いているのか。優しさが先に出る三浦が厳しいB級戦で踏ん張れるのも恋心ゆえだろう。
何か言わねばと、三輪は口を開いたが、益体もないことしか出てこなかった。
「…三浦のところの隊はリア充で羨ましいと出水が言ってたぞ」
三浦はそんな言葉でもいいらしく、小さくありがとうといったあと、ため息をつく。
「そんなことないよ。いつも揉めてて、雰囲気悪いし」
三浦は疲れていた。 悲しげに眉が下がる。
「…葉子ちゃんは同じ学年の烏丸が好きなんだよ」
「…そうか」
三浦の一方的な思いであるのは流れで察していたが、ライバルが烏丸か。
「あれって、何かの流行りかなんかじゃないのか」
一年で玉狛支部所属の烏丸京介がめちゃくちゃモテるのはボーダーでも学校でも有名で、三輪ですら知っている。
「華は嵐山さんのファンだし」
「…それは、ただの流行りだ」
三輪は断言した。
「そんなこと言ったって、三輪だってモテるだろう」
「モテる…?」
急に矛先を向けられて、三輪は首をひねった。わからない。
「そういうのは考えたことない」
しかし、おそらく、モテてはいないだろう。
そこに三浦は爆弾発言をした。
「だって、加古さんとか、月見さんとか」
「え」
三輪は固まった。
「いやいやいやいや」
三輪の動揺に、三浦は体育座りのまま、首を傾けた。
「焦ってる三輪って初めて見たかも」
「おい、話がモテとかそういうのから急に離れたぞ」
「ああ、離れちゃうんだ」
うーん、そうかと三浦は考え込む。自分の想いを吐露して、三浦はすっきりしたらしい。解決するものではない。ただ、誰かに聞いてもらいたかったのだ。
「三輪隊って女子に騒がれる感じしないけど」
「まあ、そうだな」
「俺からみるとA級だし、みんなかっこいいし、キラキラしてるよ」
ホントはモテるんじゃない?と三浦は三輪の顔を覗き込む。三浦自身はモテるモテないにあまり興味はないが、いかんせん想い人はモテる男のことが好きなのだ。
三輪は、眉を寄せて考え込んでいる。色々思い返しているのか。聞いておきながら申し訳なかったが、真剣な様子がおかしく三浦に笑みがこぼれた。
「…三輪隊は」
「うん」
「奈良坂が」
「うん」
「奈良坂がすべてを持っていく」
「それかー」
ありがとう、なんだか元気になったと三浦は三輪に礼を述べた。
終わり
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applemusicbonker · 1 year ago
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『The Songs of Carole King』(Not Now Music)の全曲解説 Disc 1
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イギリスのレーベル「Not Now Music」から出たキャロル・キングの作品集。彼女が作曲家としてアーティストに提供した楽曲、また地味な存在ながらも歌手としてリリースした自身の楽曲をコンパイルした3枚組で、いわゆる著作権切れCD。その関係で、収録曲のリリース年も1962年頃までとなっている。この「Now Now Music」のCDは輸入盤として日本の大きなCDショップでもよく置かれているので入手は簡単。値段もこのボリュームにしては格安。バラツキのある音質や、��ういう基準でそうなったのかよくわからない曲順など、もちろん普通のCDに比べると難ありな代物だが、こうしたグレーゾーンなCDならではの適当さはとりあえず置いておいて、全曲の解説をしてみたい。ディスク2までほぼ書き終えていて、ディスク3はほぼ手つかず。いつ書き終わるかわからないので、とりあえずディスク1の分だけここに書き残しておく。 ◎超有名曲/◆知っておきたい佳曲/☆レア曲 ※作品は基本的にすべてジェリー・ゴフィンとの共作。それ以外の曲については個々に表記。
1-1 Carole King It Might As Well Rain Until September ◆キャロル・キングが60年代に歌手としてリリースしていた5、6枚ほどのシングルの中でもっとも成功した曲。「泣きたい気持ち」の邦題で日本でも発売されている。全米22位、全英3位という好成績ではあったが、これ以上のヒットが続かず、ひとまずは裏方として作曲家のキャリアを重ねていくことになる。
1-2 The Drifters Up On The Roof ◎黒人男性ヴォーカル・グループのドリフターズに書いたヒット曲。のちに彼女もシンガーソングライターとして仕切り直しとなった最初のアルバム『Writer』でセルフ・カヴァーしている。
1-3 Little Eva The Loco-Motion ◎作曲家時代のキャロル・キングの代表作といえる大ヒット曲。ゴフィン&キング夫妻のベビーシッターだったリトル・エヴァに歌わせた、という話はキャロルの半生を描いたミュージカル『ビューティフル』にも採用されたほど有名は逸話であるが、これはいわゆる伝説や神話のたぐいで、リリース当時、宣伝のために広められた作り話だと思われる。1970年代のグランド・ファンク・レイルロード��よるカヴァーでも有名。
1-4 Bobby Vee Take Good Care Of My Baby ◎この時期のアメリカン・ポップスを代表するティーンポップ・アイドルのひとり、ボビー・ヴィーのヒット。他の男のもとに走った元カノを心配する切ない曲。ビートルズがデビュー前に受けたデッカ・レコードでのオーディションで、ジョージ・ハリスンのヴォーカルで披露したことでも知られている。当時の邦題は「サヨナラ・ベイビー」。
1-5 The Cookies Chains ◎リトル・エヴァと同じ、ディメンション・レコードのガール・グループであるクッキーズに書いた曲。これまたビートルズがジョージ・ハリスンのリード・ヴォーカルでカヴァーしており、ファースト・アルバムの『Please Please Me』に収録されている。
1-6 Steve Lawrence Go Away Little Girl ◎もともとはボビー・ヴィーのアルバム曲だったが、イーディー・ゴーメとの夫婦デュエットも有名なスティーヴ・ローレンスがカヴァーしたことで全米ナンバー1の大ヒット。ポップスよりもよりジャズに近いポピュラー/スタンダード歌手がとりあげたことは、作曲家としては他のポップス作家よりも1ランク上とみなされる栄誉だったのではないだろうか。1971年にはオズモンド・ブラザーズのドニー・オズモンドがリメイクし、こちらもヒット。その余波を受けてか、日本でも郷ひろみがデビュー・アルバム『男の子 女の子』でカヴァーしている。
1-7 Billy Fury Halfway To Paradise ◆クリフ・リチャードとともにビートルズ登場以前のイギリスでロック・アイドルとして君臨していたビリー・フューリーが歌う全英3位の大ヒット。この曲を歌った1961年の頃、心臓の弱い彼はロックを歌い続けることができなくなり、バラード歌手として路線変更をしたのだそう。しかし結局は心臓発作によって若くして亡くなってしまった(享年42)。
1-8 Jackie DeShannon Heaven Is Being With You ☆そのキャリアと功績の割にいまひとつ評価が低いような気がするアメリカの女性歌手ジャッキー・デシャノンの曲。1961年のシングル「Thinnk About You」(こちらは彼女の自作)のB面曲。ハスキーな彼女の歌声がよく生かされている。 ※作詞はジェリー・ゴフィンに加え、彼らの良きライバル、良き友人であるシンシア・ワイルが手伝っている。
1-9 Ben E. King Show Me The Way ☆「スタンド・バイ・ミー」で有名なベン・E・キングによる歌唱。ドリフターズのリード・ヴォーカリストだった彼はグループを脱退し、独立。そのソロ第1弾シングルとして書かれたもので(「Brave Yourself」のB面に収録)、作風もドリフターズと似たようなドゥーワップ色の強い雰囲気である。
1-10 The Crystals No One Ever Tells You ◆大プロデューサー、フィル・スペクターのもとで「Da Doo Ron Ron」などの大ヒットを生んだガール・ポップグループ、クリスタルズへの提供曲。恐ろしいDV肯定ソング「He Hit Me」のB面に収録された、A面同様に浮遊間のあるメロディのバラード。A面共々このB面も埋もれることとなった。 ※作者にはフィル・スペクターの名前もクレジットされているが、これはプロデューサーであるスペクターが印税を作曲家から横取りするために仕組んだもので、おそらく曲作りにはタッチしていない。
1-11 Gene Pitney Every Breath I Take ◆日本では「ルイジアナ・ママ」のオリジナル歌手として知られているジーン・ピットニーの初期のヒット曲。プロデュースはフィル・スペクターで、すでに尋常でなく壮大で重量感のあるサウンドを生み出している。
1-12 Carole King Nobody's Perfect ☆「It Might As Well Rain Until September」のB面曲で、オーソドックスなロッカ・バラード。
1-13 Paul Petersen Keep Your Love Locked (Deep In Your Heart) ◆アメリカでは俳優や作家などマルチに活躍しているらしい、ポール・ピーターセンへの提供曲。この時期はティーン歌手として人気を博していた模様。
1-14 Connie Stevens Why'd You Wanna Make Me Cry ◆女優で歌手でもあるコニー・スティーヴンスに提供した、1962年のシングル曲。全米50位程度のソコソコのヒットとなった。ハリのある歌声が印象的。
1-15 The Shirelles What A Sweet Thing That Was ☆バート・バカラックが書いた「Baby It‘s You」でも知られるセプター・レコードのガール・グループ、シレルズへの提供曲で「A Things of the Past」のB面に収録された。同じく彼女たちが歌ったゴフィン&キングによる名曲「Will You Love Me Tomorrow」の焼き直しのような気がしないでもない。
1-16 Curtis Lee Just Another Fool ☆フィル・スペクターのプロデュースで「Pretty Little Angel Eyes」をヒットさせたティーンポップス歌手への提供曲。牧歌的なサウンドが魅力的だが、少々平凡で全米110位に終わった。
1-17 Annette Dreamin' About You ☆初期ビーチ・ボーイズとの共演でも知られるアネットの1961年のシングル。ディズニーが制作した一連のティーン向けコメディ映画のヒロインでもあった彼女のレコードは、もちろんディズニー傘下のブエナ・ビスタ・レコードからリリースされていた。
1-18 Bobby Vee How Many Tears ◆彼の初期の代表曲「Rubber Ball」と先ほどの「Take Good Care of My Baby」と間に当たる時期にリリースされた1961年のシングル。ストリングスが印象的な忙しないリズムは翌年の大ヒット「The Night Has A Thousand Eyes」の予告編という感じで、これがリバティー・レーベルのサウンド。プロデュースはもちろんスナッフ・ギャレット。
1-19 Vinnie Monte Follow That Girl ☆Jubileeというちょっとマイナーなレーベルの歌手、ヴィニー・モンテが歌うコミカルな曲。その後、彼はジョニー・ソマーズの大ヒット曲「Johnny Gets Angry(内気なジョニー)」のアンサーソング「Joanie Don’t be Angry」(直訳:怒らないでジョニー)というを歌ったりもしていたが、割と最初からネタっぽい立ち位置だったのだろうか。1965年を最後に徐々にフェードアウトしていった。
1-20 Tony Orlando Happy Times (Are Here To Stay) ◆かなり後になってから「幸せの黄色いリボン」「ノックは3回」のヒットを飛ばすことになるトニー・オーランドの1961年のシングルで、キャロルの他にもバート・バカラックなど、その後にビッグネームになる作曲家の初期作品を歌っている重要なシンガーである。プロデュースはドン・カーシュナーとジャック・ケラー。アレンジにキャロル自身も携わった鉄壁の布陣である。 ※作詞にはシンシア・ワイルが加わっている。
1-21 Andy Williams Help Me (Find The Way Back To Your Heart) ☆この時すでにベテランになりつつあったアンディ・ウィリアムス��シングル「The Wonderful World of the Young」のB面曲。すでに確立されていた彼のスタイルで朗々と歌い上げている。こちらも1ランク上のお仕事という感じで、大手レーベルの録音なのでサウンドが豪勢である。 ※ゴフィン&キングとクレジットされているがこれは誤りで、シンシア・ワイルとの共作のようである。
1-22 Ann Margret I Was Only Kidding ◆エルヴィル・プレスリーと映画で共演するなど日本でも人気の高いアイドル女優、アン・マーグレットへの提供曲。彼女はやはり大手のRCAビクター所属で、「Jim Dandy」のB面とはいえ着実にステップを重ねていったようだ。キャロル・キングらしいちょっと粘っこいメロディが彼女のコケティッシュなヴォーカ���によくマッチしている。当時同じカップリングで日本でもリリースされており、「ゆうべのはほんの冗談よ」という邦題で紹介されている。
1-23 Billy Fury I'd Never Find Another You ☆「Halfway to Paradaise」に続く、ビリー・フューリーのシングル。前作のイメージを引き継いだ堅実なサウンド。
1-24 Craig Douglas When My Little Girl Is Smiling ☆引き続きイギリス勢からクレイグ・ダグラス。もともとはドリフターズに提供した曲で、イギリスでは彼(トップ・ランク・レコード)とジミー・ジャスティス(パイ・レコード)のバージョンが競作になったようである。
1-25 Carole King Under The Stars ◆キャロルの2枚目のシングル「Baby Sittin’」のB面曲だが、ニール・セダカもよく使うおなじみのリズムでキャッチーに聴かせてくれるなかなかの楽曲。ABCパラマウントでのリリースはここまで。A面同様こちらも彼女の単独作曲。
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risatsukimi · 1 year ago
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両親と大阪のユニバーサルスタジオジャパンに行ってきました。退職した父が「『ハリーポッター』のホグワーツ城を見てみたい」と言い出したのがきっかけです。一生懸命働いてようやく仕事を終えた父が最初に希望した旅行、良い思い出にしてみせる!と張り切って行ってきました。
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見よ、この絵画のようなホグワーツ城を。色調補正などの加工一切なしです。静謐な空気が伝わってくるようでしょう…?実際には周りには撮影する観光客であふれ返り、賑やかというレベルではありませんでした。なぜ…混雑を避けて、有休取って平日に行ったのに!
私が両親に体験してほしかったのは「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」というアトラクション。まるで本当に空を飛んでいるかのような感覚を味わえるのです。私は二度目でしたが、あれは何度乗っても良いものだ。襲い来るドラゴン、ディメンター、競い合うクィディッチ、大迫力でした。私たち家族は3人だったので、人数を合わせるために1人で並んでいた外国のお兄さんと一緒に乗ったのですが、お兄さんが大興奮で「Fooooo!!!」とはしゃいでくれたので、つられて私たちも笑顔になりました。ありがとうお兄さん、いい旅を!
夕方になる頃にはすっかり足が疲れ果て、「私たち歳を取ったんだね…前に来たときはこんなに疲れなかった気がするのに」とぼやきながらパークを後にしました。前に家族でUSJに行ったのは約10年前。そりゃその頃に比べれば体も衰えますよ。
翌日は天王寺動物園をブラブラ、動物を眺めました。
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「動物図鑑でも作るの?」ってくらいたくさん写真を撮ってきたのですべては載せられません…。個人的ベストショットは水遊びするホッキョクグマ。ばっちりカメラ目線です。キーウィという羽が退化した鳥を楽しみにしていたのですが、夜行性動物エリアの子だったので、真っ暗闇でほとんど姿を確認できませんでした。それでもわかったのは、キーウィはでかい。思ったよりでかい。抱えられるくらいのサイズ感。手のひらサイズくらいかと思ってました。
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最後は私がどうしても両親に食べてほしかった「りくろーおじさんの焼きたてチーズケーキ」!このふんわり感見て!絵本の『ぐりとぐら』が作ったホットケーキか!?ってくらい柔らかくてほかほかで美味しいんです。どんなに不機嫌な人でも、きっとこれを食べればあまりの美味しさに上機嫌になるはず。旅の疲れやトラブルで不機嫌になってしまっていた私も、一口食べたらにっこりです!…いや、母の単独行動が度を超えていて、「あんた一体誰と旅行してるんだ!」とツッコむ事態になってしまいまして。(「一人旅!」と返されました)後ろの人が付いてきているか確認もせずにものすごく速く歩くんですよ。なんだ?母の踵にはジェットエンジンでも付いてんのか?ちょっと揉めたりもしましたが、りくろーおじさんのチーズケーキで全部解決です。めでたしめでたし。
大阪を堪能した2日間でした。いつもは同行者にリードしてもらい、自分で積極的に計画を立てて旅行をすることがあまりないのですが、今回の旅ではとても役に立てました!両親は調べ物をするのがとても苦手だから!!こういうところでも彼らの老いを感じてしまって切なくなりますが、とりあえず今は旅の達成感に浸りたいです。
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elle-p · 1 year ago
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P3 Club Book Akihiko Sanada short story scan and transcription.
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真田明彦の難攻不落伝説
某日深夜---ここ、月光館学園巌戸台分寮のと ある一室で、その恐ろしくもおぞましい謀略は、徐々に形を現わそうとしていた。
「許せねえ······絶対に許せねえぜ、真田サン。いや、真田明彦ぉ!」
「じゅ、順平くん。そこまで怒らなくても······」
「甘いわよ、風花!私も順平に同感。食い物の根みが恐ろしいってこと······真田先輩の骨の髄まで思い知らせてやらなきゃ!」
「別に僕は、甘いものがそれほど好きって訳じゃないですが······美味しそうでしたよね。お土産のー日限定100個の特製プリン」
「わん!」
「コロマルさんも、ひとりで10個は食べすぎだと申しているであります」
「トレーニングで疲れてたか何だか知らねえけどよ、フツー全部食うか?俺たち仲間だろ?みんなの分残しとくとか考えるだろ!?」
「あ、あうう。り、リーダー、皆さんを止めなくていいんですか?え?······別にどうでもいい? ううううう······」
あまり恐ろしくもおぞましくもないようだが、ここからが恐ろしい。
「よっし!んじゃ、満場一致で “真田先輩をギッタンギッタンにしてギャフンといわせてグウの根も出なくさせる計画”、略してトリプルGプロジェ クトの発動を宣言します!」
「おーっ!」
この今どきどうよ、というネーミングセンスのなさが恐ろしい。
ともあれ、真田の天然ぶり---というより鈍感さに端を発する、特別課外活動部メンバーの怒りの鉄槌が、真田の頭上に振るわれようとしていた。だが彼らはやがて思い知る。真田明彦の天然もまた、ボクシングの腕前と同じように、超高校級であるということを······。
~フェイズ1 伊織順平&山岸風花~
「オレの武器は······これだ」
そう言って順平が取り出したのは、普通ならスポーツドリンクなどを容れるのに使う、ストローつきの白い円筒形のボトルだった。
「トレーニングで疲れたセンパイに飲ませるための、特製栄養ドリンクって訳だ」
「あんた······敵に塩送ってどうすんのよ?」
ゆかりの言葉に、順平はちっちっちと指を振って、恐るべき事実を公表した。
「これはな 風花の······手作りだ」
「そうなの。頑張って、作ったんだよ」
どよつ。
場の温度が下がり、驚愕のどよめきが走る。
「そ、そんな······順平さん。そこまで酷いことをしなくてもっ······!」
「こ、これは、ワシントン軍縮条約に抵触する可能性すら考えられるであります!」
「きゅ~ん······」
「順平······本気ね······?恐ろしい男······」
この液体がもたらす惨劇の予感に、その場にいた全員の顔が着白と化す。ちなみに、兵器開発もとい調理担当の風花は、皆の評価によって心に深い傷を負い、壁際でしくしく泣いていた。
「お!来たぜ!」
順平の言葉どおり、朝のトレーニング帰りの真田が寮の玄関から姿を現わした。すかさず順平がタオルとボトルを持って歩み寄る。
「センパイ!お疲れさんッス!どうスか?運動あとに特製ドリンクなんて?」
「おお、順平。ありがたいな、ちょうど喉が渇いていたところだ」
「しめしめ······じゃなくて、どーぞ!いい感じに冷えて、飲み頃ッスよ!」
何の疑いもなく、真田は順平からボトルを受け取ると、ストローに口をつけて中の液体を勢いよく吸い込んだ。
ずずずずずずずず!
何だか、嫌な感じに粘度を感じさせる音が響き······そうして、真田が口を開いて叫んだ。
「美味い!これはいけるな!」
「······へ?」
予想を裏切る真田のセリフに、唖然とする順平。そこに、真田の歓声を聞きつけ、何ごとかといった表情で桐条美鶴が現われた。
「どうした、明彦?」
「いやな、順平が作ってくれた特製ドリンクが、なかなか美味だったからな。美鶴も飲むか?」
ごく自然に、真田が美鶴にボトルを手渡し、そしてごく自然に、美鶴もストローを口にくわえる。付き���いが長い上、精神年齢的に成熟しているふたりは、間接キスなど気にはしない。······してくれれば、順平の制止は間に合ったろうし、その後の悲劇も防げたのだが
ずずずずず······。
やや飲みにくそうに、美鶴は頬に力を込めて体を吸い上げ、次の瞬間。
ぶびっ。
表情を変えないまま、美鶴の鼻の穴から腐った沼のような色の液体が噴出した。
「き、 桐条センパイっ!!」
美鶴の顔色が、黄土色から紫色、さらにはオレンジ色から緑色へと目まぐるしく変化する。そして最後は、ぐりんと白目を剥き、棒が倒れるような勢いでばたんと倒れ伏した。
「せ、せんぱぁあああいっ!!」
順平の悲痛な叫びがこだまする。それは、この後に来るはずの、美鶴の報復を予感し
ての、早すぎる断末魔のように聞こえた······。
~フェイズ2 岳羽ゆかり~
「えー、牛丼をプロテイン茶漬けで食べる、真田先輩の味覚を甘く見すぎてました。そこで、食欲以外のアプローチで行きたいと思います」
「順平さんはどうしたでありますか?」
「解凍に、あと半日はかかります。ついでに、風花も部屋にこもってしまい戦力外です」
計画の第1フェイズで、すでに彼らの戦力は激減している。あまつさえ、善意の第三者であるところの美鶴まで巻き込み、もはや失敗は許されない状況へと追いやられていた。
「で、あの······ゆかりさん、今度の作戦は?」
そう言う天田は、ゆかりから目線をチラチラと外しては戻すという、不審な動きを続けていた。し かし、それも無理からぬことだった。
「ズバリ!色気で落とすっ!」
きっぱりと宣言したゆかりの服装は、いわゆるボンデージ風のタイトな超ミニワンピース。服というより、数枚のラバー生地を紐で大雑増に繋ぎました、という感じの露出過多のデザインである。胸元や背中そして左右のサイドから、これかというくらいに眩しく、白い素肌を見せつけている。日ごろ弓道部で鍛えた均整の取れたプロポーションを誇るゆかりが着ると、これが意外と悪くなかった。第二次性徴期が来たかどうか微妙な年頃の天田ですら、頬を赤らめてぼうっとなるほでの色香を放っている。
「これで真田先輩をメロメロにして、さんざんしてあそんだ挙句に捨てるという、自分の非情が恐ろしくなるほどに完璧な作戦よっ!メイクバッチリ、ヘアスタイルもオッケー!」
「胸部の追加装甲も問題なしであります」
「アイギス、ひと言余計! 」
ちなみに、いま彼女らがいる場所は、白昼のポロニアンモールのど真ん中。真田は辰巳東交番の中で、黒沢巡査と話している。出てくるところを狙って、作戦開始という段取りである。
「あ、出てきた出てきた。んじゃ、みんな。行ってくるよーっ!」
何も知らずにやってくる真田を確認し、ゆかりがゆっくりと接近していく。2メートルほど近づいたとき、ついに真田がこちらに気づき、ゆかりと目が合う。すかさず身体をくねらせ、ほどよい弾力を感じさせる太ももを見せつけるように、グラビアアイドル風のポーズを取った。
「······」
つゆつゆつゆ。
······見事に、真田はそれをスルーした。
「んなっ!?」
たとえ色気が多少足りなかったとしても、後輩このゆかりをシカトするとは······。プライドを傷つけられ、ゆかりの中の女の意地が覚醒した。
立ち去ろうとしつつある真田をダッシュで追い抜き、くるりと振り向いて真田の進路を塞ぐように対峙する。さすがに歩みを止める真田。そしてその真田の目の前で、ゆかりは前かがみになり左右の腕でバストをぎゅっと中央に圧迫した。寄せて底上げした胸が、さらに押し付けられて豊かな双丘を形作る。そして---。
「セ•ン•パ•イ (はぁと)」
微動だにしないまま沈黙する真田。手ごたえあり!と、ゆかりが心の中でガッツポーズをしかけたとき、真田がゆかりに話しかけた。
「あー······月光館の生徒か?すまんな、覚えがない。しかし平日は制服着用が定められているはずだぞ?生活指導に見つからないうちに着替えに戻ったほうがいい。それじゃ、な」
つかつかつかつか。
再び見事にスルーし立ち去る真田。取り残されるゆかり。ひゅるりら~と風が吹いた気がした。完敗、というか惨敗、というか勝負にすらなっていなかった。あろうことか、ちょっと髪型を変えて化粧をし、いつもと違う服を着ただけで、真田はゆかりを知人だと認識できなかったのだ。よく年配のオジサンたちが、若い女の子はみんな一緒に見える、などと言うが、それのさらに酷いやつである。予想の斜め上を突っ走る真田の朴念仁ぶりと言えよう。
「せ、せんぱい······会ってからもう半年たつっていうのに······もてあそばれたー!酷いぃぃ!!」
真田の無心ゆえの見事なカウンターアタックで、ゆかりは精神を破壊されかねないほどの敗北感を感じていた。その再起には、まだしばらく時間がかかりそうだった······。
~フェイズ3 アイギス&コロマル~
「ホントに、大丈夫ですか?」
残る戦力となる、天田、アイギス、コロマルの3者が、夕方のランニングをしている真田を遠くから追跡しつつ作戦会議を行なっていた。
「大丈夫であります。私とコロマルさんがいれば、十全と言えるでしょう」
今度の作戦はシンプル。真田にコロマルをけしかけ、ズボンの尻でも破いてトホホな目にあわせてやろうというものだ。
「では、アイギス行きます!」
コロマルの首に結びつけたリードをしっかりと握り、アイギスが走り始める。さすがに運動性能が高いアイギスは、天田が見守る中、どんどんと真田に接近していく。
あと20メートル。10メートル。5メートル。4、3、2、1······あっさり追い抜いた。
「あ······」
見ている天田の額から、汗が一筋垂れる。その間も、アイギスとコロマルは走る走る。どうやら、久々の広い場所が嬉しくてしかたないコロマルが、目的を見失って猛ダッシュしているようだ。念入りにリードを手に絡めていたアイギスは、前に倒れそうになりながら振り解くことも止めることもできずに引っ張られ。
コケた。
そしてそのまま。
ずるずるずるずるずるずるずる。
1機と1匹が巻き上げる砂煙が、遠く地平線の向こうに夕陽とともに消えていくのを、ただ天田は見つめるだけしかできなかった。
~最終フェイズ 総攻撃~
「正攻法で行きましょう」
各々の理由で叩きのめされ疲れ果てた面々に、天田は溜め息交じりに提案した。だが。
「ダメだ······勝てる気がしねえ······」
��見た目はともかく声ぐらい覚えててよ······」
「ぜっはっぜっはっ (散歩して満足)」
「もはや、ベコベコであります······」
部隊の士気は、嫌が応にも低かった。
ちなみに、前髪が長い現場リーダーは、フェイズ2の頭あたりで、ばったり会ったクラスメイトの友近と、はがくれのラーメンを食べに行ってまだ帰ってきてはいない。ぐだぐだである。
全員が集まった寮のラウンジに、どよんと重く苦しい空気が沈殿する。と、そこに。
「おう、みんな。何だか元気がないようだが、どうした?風邪か?食中毒か?」
攻撃目標 • 真田明彦が現われた。トラウマがかった「ひぃ」という悲鳴を、誰かが上げる。
いったい、どうやって戦えば······どうすれば、勝てるんだ······。この、痛みを感じない (それ以外のものもあまり感じない) バケモノのような人に、どうやって太刀打ちすれば······?いっそ復讐代行サイトにでも依頼を······。
そこにいる全員が、絶望に覆われ心を闇に侵食されかけた、そのときである。
「おう、こら、アキ!」
「ん?どうしたシンジ?」
今日は朝からどこかに出かけていた荒垣真次郎だった。いつの間にか寮に帰ってきていたらしく、二階からドスドスと音を立てて降りてくる。そして、鋭い声がラウンジに響いた。
「てめぇ······昨日美鶴が買ってきた限定プリン、全部食いやがったんだってぇ!?」
「ああ、悪かったな。まぁでも普通のプリンと味は変わらなかったぞ。牛乳と卵と砂糖の味だ。今度コンビニで代わりを買ってきて---」
順平たちが問い詰めたときと同じ。謝っているようで、まったく謝罪の意味をなさない、それどころか被害者の神経を逆なでする、無神経な言葉の羅列。昨日は、この真田の態度にさんざん文句をつけたのだが、“たかがプリン” に目くじらを立てるということが、どうしても真田には理解できず、最後までこちらの怒りが伝わらなかったのだ。荒垣も真田の無反省な態度には怒り心頭に······発してはいなかった。むしろ、またかよ、と呆れたような 顔。そして。
「おい、アキ。ちゃんと謝らねえと······」
何を怒られているのか、わからない風の真田に、荒垣が投げかけた言葉は。
「絶交だぞ」
「ごめんなさい!」
真田のリアクションは、これがまた早かった。
「もう、人の分まで食うんじゃねえぞ」
「あ、ああ、わかった」
「食った分、おめえが買ってこいよ?」
「もちろんだ!」
その様子を見て、呆然となるラウンジの面々。
「あんなんで······良かったんですか?」
「今度から······荒垣先輩に頼もうね」
「その作戦を推奨するで、あります······」
そして、力尽きた後輩たちは、バッタリとソファに倒れこみ、そこからしくしくとやるせない泣き声が漏れ始める。その泣き声は、翌日の朝から行列に並んだ真田が、限定プリンを人数分買ってくるまで続いたのだった。
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kabo-channel · 3 months ago
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5th day of daily posting.
A border collie that I see almost every morning.
Perhaps because he is well trained, or because of the difficult attitude of his father who is leading the dog, he has an atmosphere that makes it a bit difficult to approach. My third daughter and I always see her off from a distance, thinking that she's not a bad child at all.
In addition to working as a rescue dog trainer, the owner also goes to disaster areas such as the Noto Peninsula Earthquake as a rescue team with his rescue dog, saving not only human lives but also pets.
I heard that he also gives lectures and travels all over the country. I would like to hear your story sometime.
毎日投稿5日目。
ほぼ毎朝お目にかかる、ボーダーコリーさん。
訓練が行き届いているせいか、リードを引いているお父さんの気難しそうな態度のせいか、ちょっと近づき難い雰囲気を醸し出しています。決して悪い子じゃないんだろうなと、私と三女はいつも離れたところから見送っています。
飼い主の方は救助犬の訓練士をされる傍ら、能登半島地震などの災害地へレスキュー隊員として救助犬と共に赴き、人命だけでなくペットの救助もされているのだとか。
講演会もやっていて全国各地を飛び回っていると聞きました。一度お話を聞いてみたいですね。
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ari0921 · 11 months ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)12月29日(金曜日)
  通巻第8072号  <前日発行>
 2024 米上院の接戦州は民主党現職の九つの州
  トランプ推薦候補、こんどは捲土重来を期せるか?
*************************
2024年大統領選挙は同時に下院議員全員と、上院のおよそ三分の一を選ぶ。現在、米連邦議会上院は、民主党が51議席で過半数を占めている。上院の権限は強く、共和党が多数で下院で法案を可決しても上院が異なる票決をすれば法案成立には至らない。
 じつは九つの民主党議員の地盤で地殻変動的な動きがあり、これら民主党州(ブルーステーツという)の多数が共和党にひっくり変えると次期上院議会も共和党が多数派となる。
 こうして民主党を追い込むように、熾烈な競合状況にあるのはアリゾナ、オハイオ、ペンシルベニアなど九つである。
 以下、各州の現状をみておこう。
(1) アリゾナ州。
 嘗てジョン・マケイン(ベトナム戦争の英雄)が強さを誇った。保守思想の源流と言われるゴールドウォーターもアリゾナ州選出だった。
 11月5日に向けて、現職上院議員キルステン・シネマは無所属。ここに民主党下院議員ルーベン・ガレゴと、元ジャーナリストでドナルド・トランプ前大統領の支持を受けたカリ・レイクの三者が猛烈に闘っている。共和党予備選はレイクが優勢。アリゾナは砂漠とサボテンの州だったが、近年はシリコンバレーなど加州からの移住がふえたうえ、インテル、TSMCなどが半導体工場を建設中だ。
 
(2)オハイオ州 過去5回の3回は共和党が勝利している。現職は民主党のシェロッド・ブラウン。彼は16年間も上院議員を務めているので知名度がある。
 共和党には、オハイオ州国務長官フランク・ラローズ、州上院議員マット・ドーラン、元自動車販売店経営者のバーニー・モレノが立候補している。 
意外に強みを発揮しているのがモレノで、J・D・ヴァンス上院議員(共和党、オハイオ州)、マルコ・ルビオ上院議員(共和党、フロリダ州)、マイク・リー上院議員(共和党、ユタ州)から支持されている。
トランプ前大統領もモレノ支持を表明した。ただし2022年の中間選挙ではトランプの推薦候補が事前の世論調査の圧勝ムードとは異なって、取りこぼしが目立ち、下院では僅差で勝ったものの、上院は過半数を獲得できなかった。
また共和党の大統領予備選ではトランプの圧勝は間違いないが、オハイオ州では二位にニッキー・ヘイリー元国連大使が猛追している。
(3)ペンシルベニア州
現職は民主党のボブ・ケーシー。再選を目指しているが、共和党員のデービッド・マコーミックとの闘いになる。マコーミックはミッチ・マコーネル上院議員と上院共和党の資金担当でもある全米共和党上院委員会(NRSC)委員長のスティーブ・デインズ上院議員から支持されている。彼は2022年のペンシルベニア州共和党上院予備選でオズ医師に僅差で敗れた。
(4)モンタナ州
退役海軍特殊部隊のティム・シーヒーが現職の民主党上院議員ジョン・テスター氏の座を奪う闘いをすすめる。 
(5)ウェストバージニア州
民主党のジョー・マンチン上院議員は再選に立候補しないと表明した(マンチンは民主党をでて、第三政党の「ノーレーベルズ」から単独出馬する動きを示している)。この州は共和党になる可能性が高い。
 ジム・ジャスティス知事はトランプ前大統領から支持を受けており、勝つ可能性が高い。民主党は金本位制復帰をとなえるアレックス・ムーニー(現下院議員)との対戦になる。
ちなみにトランプ大統領は2020年に約69パーセントの得票だった。
(6)ミシガン州
民主党の現職デビー・スタベナウ上院議員が再選を目指している。俳優のヒル・ハーパーも民主党の予備選に立候補している。
 共和党候補にはマイク・ロジャース元下院議員とピーター・マイヤー下院議員、元デトロイト警察署長のジェームズ・クレイグらいるので混戦になるだろう。
 
(7)ウィスコンシン州
 民主党上院議員タミー・ボールドウィン(現職)が再選を目指して出馬している。
 共和党議員の候補には監督官のステイシー・クライン、レジャニ・ラヴェンドラン大学の共和党支部の会長。退役陸軍予備役軍曹パトリック・シ���ーファー少佐もでる。
  
 (8)ニュージャージー州
 現職は民主党上院議員ボブ・メネンデス(前外交委員長)だが、エジプト援助資金で汚職容疑が固まり、起訴されているため予備選にも出馬ないだろう。
民主党予備選にはタミー・マーフィー(フィル・マーフィー知事の妻)とアンディ・キム下院議員が対峙している。
この州は東にニューヨーク、南西にフィラデルフィアと隣接した典型の郊外都市、とくにニューヨークの対岸がニューアークで日本人駐在員が多い。アトランティックシティは、東海岸随一のカジノ・シティとして有名だ。
 ニュージャージー州上院議員共和党予備選はまだ候補者が出そろっていない。なにしろ前ニュージャージー州知事のクリス・クリスティーが大統領予備選でトランプ批判をぶちまけているように、この州は共和党がよわい。
(9)ネバダ州
民主党のジャッキー・ローゼン上院議員が再選を目指している。
 予備選に名乗りを上げた共和党議員の中には、2008年にアフガニスタンに従軍中に道端の爆弾で顔に火傷を負った退役軍人のサム・ブラウン。元州議会議員のジム・マーチャントが競う。ブラウンはサウスダコタ州選出のジョン・チューン上院議員のほか、米国最大の保守系草の根組織「アメリカン・フォー・プロスペリティ」からも支持を受けている。最新の世論調査ではブラウンが5ポイント差で他候補をリードしている。
 
さるにても、トランプ推薦候補、こんどは捲土重来を期せるか?
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