#ママは元歌手
Explore tagged Tumblr posts
Quote
そのじいさんが亡くなった。 昨年に父が亡くなり、私の実家は車を処分したので、実家に帰省するときはレンタカーを予約する。この連休もそうした。 安いので、地元の自動車修理工場がフランチャイズでやっているインディーズ系レンタカーにしてみたら、受付してくれた事務の親切な女性は、レンタカー約款を読み上げる間中修理工場から爆音で流れてくる演歌のUSENに向かって突然「ああうるさいっ!」とブチぎれ、「あなたもうるさいと思うでしょう!?」と私に同意を求め、同僚に修理工場につながるドアを閉めさせると、「最後に乗っていたのは平成15年式のbB(みんなの地元のDQNがよく乗ってたやつ)です。令和になってもまだ乗ってました」というある意味SDGsでは? みたいなことを平気で言う私に、令和2年式フィットハイブリッドという、まさに隔世の感というほかない車の操作方法をとても丁寧におしえてくれた。 そんな調子で車を借りて帰ったところ、母に、「同じ町内会のじいさんと私を、車に乗せて買い物に連れて行ってほしい」と頼まれた。 正直、ちょっと嫌だった。母はよく知っている人に違いないだろうが、私はそのじいさんをほとんど知らない。まさにあいさつ程度のイチゲンじいさんであり、むこうも私を同じように思っているだろう。そのイチゲンじいさんを車に乗せて買い物に行く…気が重い。万一大事故になったらどうしよう、面倒だなあとか、そもそも知らない人が苦手…などと種々のことが頭をよぎったが仕方がない。年齢的にも立場的にもそんな子どもじみたことは言ってられないので、私は母の申し出を受け入れ、じいさんと母を買い物に連れて行った。母には一瞬「ええ…」みたいな顔をしてしまったが、じいさんの前では全力の快諾顔を心がけた。 実家の所属する町内会は、会の中でまた数ブロックにわかれているらしいが、母らのブロックだけ会費が余りがちのため、いちど寄合(=飲み会)でぱっと使おうということになったそうだ。じいさんはブロックの会計掛で、だから買い出しにゆくとのこと。90代のじいさんが町内会の財布のひもを握る、これが種々の法律の目的条文に言うところの「少子高齢化の進展」ってやつだなと思った。なお、飲み会の予定は明日とのこと。何もか���急だ。 母とじいさんは、かごいっぱいに酒やつまみを入れた後になって、急に予算に収まるか心配しだし、その場で減らそうとするので、「レジ通して予算越えた時点で減らしてもらったらいいですよ」と私は横から口を出した。買い物は予算ぎりぎりにおさまっており、母は、じいさんのことを「さすが!」と謎にほめ、じいさんもまんざらでもなさそうだった。 じいさんは先述の通り90代、母は70代なので、畢竟ひとり30代の私が荷をせかせかとトランクに積み、これで一安心と思いきや、ついでに寿司の予約にも連れて行ってほしいというリクエストが出た。一瞬「マジか…」と思ったが、乗り掛かった舟というかもうすでに乗っている船なので、ニコニコ笑って「いきましょう!」とうけおい、ナビに寿司屋の住所を設定して寿司屋に向かう、その道々、寄合は公民館ではなくじいさんの自宅でやることになっているという話になった。 じいさんは、「もう暑いから、たくさん人が入るとエアコンを入れないといけないかもしれない」と言い、私は「電気代とショバ代として、今日買った酒の数本くらいご自身で晩酌にされても罰は当たらないと思いますよ。余っても最後みんなで分けちゃうんでしょうから、今日先に飲まれたらいかがです? あ、私は絶対誰にも言いません」と真顔ですすめ、それをきいた母は助手席で、じいさんは後部座席で笑っていた。 寿司の予約がすんで車にもどったところで、私はじいさんに「ほかに寄りたいところはないですか?」ときいた。じいさんが大丈夫というので、家まで送っていき、大量の酒を玄関通り越して冷蔵庫の中までわっせわっせと運び込み、私はようやくそこでお役御免となった。 じいさんの家の下駄箱の上には「努力」と彫られた大きな飾り駒があった。それは木工をしていたじいさんが昔手ずから彫った工芸品だそうで、「努力」と書いた将棋の駒というまんがみたいな一品を掘れる人がこんなに近くにいることに、私はいたく感じ入ってしまった。マクロ組めるより努力って掘れるほうがぜんぜんいいな。 そしてその三日後、飲み会から数えれば二日後に、じいさんは亡くなった。布団の中で亡くなっていた。連絡がとれないことを案じた親戚がすぐにかけつけ、発見ははやかった。 その日にはもう私は実家から婚家に戻っていた。母から送られてきたLINEでじいさんの突然の訃報に接し、文字通りの突然の訃報ぶりにひどく衝撃を受けたが、母はLINEに「まあ~おとしにふそくはないでしょう」(原文ママ)とも書いて寄越し、その意外なドライっぷりにはちょっと笑ってしまった。 そうして私は、じいさんを買い物につれていくことを快諾し、道中ずっとにこにこして、精一杯ふたりを手伝ったことを、本当によかった…と思った。じいさんのために、というか、自分の精神衛生のために、よかった。すげなくした直後に死なれたら、すげなくしたという自己責任(良心の呵責と言い換えてもいいかも)を背負いきれない程度にはショックだったと思う。 それに、連休のよく晴れた日に、ちょっと妙な三人組ででかけたその買い物、なんだか私には結局楽しく思われたから。 死ぬということが、生きるということから決して遠くはなれてはいないように、死んでしまった人たちもまたそうである、と私は思う。つかずはなれず、なんとなく私の歩様にあわせて、今も隣を歩んでいるように思う。 最初に私をかわいがってくれた人を亡くしたのはまだ私が赤ちゃんの頃、母の親友のお母さん。とても愉快な人で、父との結婚を迷っていた母に、「母(はは)ちゃん、馬には乗ってみよ、人にはそうてみよ、よ」とはげました。そのうちこの世にやってきた私は、母以外の人に抱っこされると、せっかくやってきたこの世の終わりのように泣き叫ぶタイプの赤子だったのに、その母の親友のお母さんにだけはごく機嫌よく抱かれていた。そういう写真が残っている。私は、物心もつかないうちに、おしゃべりもできないうちにお別れした、母に伝えきいただけで自分では何にも覚えていない彼女のことを、いつもお守りみたいに心の中に持っている。赤ちゃんだった私に向けられたその無償の厚意を、つらいときの糧にしているようなところが今もある。 最初に友達を亡くしたのは小学一年のころ、友達は前歯が抜けていて、永久歯が生えてくる前にいってしまった。その子のお母さんは今になっても私に会うと、生きてたらあの子もこんなふうだったのかと思うという。私の節目、節目に、そう思うという。そのとき、友達がわたしの隣にいないという人はきっといない。 父親は私のことが大好きだった。父と母と私の三人で、あるいは父と二人で、父の運転する車でいろいろなところに出かけた。ときには父にさそわれて、その仕事についても行き、こんなに大きな娘さんがいるのと客先に驚かれ、父はにこにこしていた。 父は死ぬ間際までほそぼそと仕事を続け、わたしは彼が亡くなる直前にアポをとっていた客先の数件に、父が亡くなったことを知らせる電話をかけた。はじめて話をした先方は、私が電話をかけてきたことによほど驚き、父が亡くなったとの知らせにしばし絶句した後、あなたのことを先生はいつも自慢そうにしていたと言い、最後には先生がいなくなったら誰を頼みにしたらいいか、本当にお世話になりました、と泣き出した。私は、涙する相手に、○○さんのおかげでほんとうに最後の最後まで誰かの役に立たせてもらって、惜しんでまでもらえて、父はとても誇らしく、ありがたく思っていると思います、と言うしかなかった。でも父は、実のところ、そんなに殊勝な人間でもない上、けっこう変わってるよなというレベルでこだわりの少ない人でもあった。 父が亡くなる直前までLINEをやりとりしていた人たちに、そのままLINEで父の逝去を伝えようとしたのだが、父はLINEのトークをある程度の期間が経つとかならず全削除するという、こだわりのなさを通り越して、ややサイコパスのような一面をもっていた。 亡くなるひと月ほど前、父は、免許を返納することにしたというLINEをわたしに送ってきた。車というものは私たちの思い出の多くを占めており、驚いた私が父に電話をかけると、「薄暮の時間帯に信号の見落としをした。今まで一回もそんなことはなかったんだから、もう潮時だと思った」と淡々と父は言った。あれだけ運転が大得意で、大好きで、アイデンティティの大部分をしめていたように見えたのに、引き際を悟ればもうしがみつない。その、ものに拘らない姿勢に私はいたく胸を打たれたし、これができない老人が多い以上、今もって、父の最も尊敬すべき美点の一つだとおもう。 ただ、電話を切ったあと、今までいろいろなところに連れて行ってくれて、たくさんの送り迎えをしてくれて本当にありがとう、と万感の思いをこめて送ったLINEも、父が、入院後(退院してくることはなかった)母とかわしあった感謝の思いを伝え合うLINEも、亡くなった時には父はすべて消しており、それを見て、私も母もあまりの父らしさに爆笑した。 (ついでに、父が亡くなる前々日まで、もはや執念のトークの削除を行っていたので、トークルームのどのあたりの人たちにまで逝去を伝えるトークを送るべきか見当もつかず、非常に頭を悩ませることになった) そんな感じの人だったので、この世に未練というものがあったとは到底思えない。退院の手筈を整え始めていた日の深夜の3時過ぎという、家族がやや油断している上に一番身動きしづらい、マジでどうしようもない時間にいきなり息を引き取ったため、父の死に目にあえなかった母。父の逝去からしばらくして、急に「お父さん、最後に私に言いたかったことなかったんやろか」としんみり言い出したので、私は反射的にげらげら笑って「あるわけないやん」と言ってしまった。死ぬ間際まで律義にLINE全削除を続けた男にそんな情緒があるとはちょっと思えなかったのだ。母もすぐにげらげら笑いだし「そうやね」と言った。 こんなふうに父のことを思い出しているとき、私はやっぱり父がすぐ側にいるように思う、フロアシフトを挟んだスカイラインの、運転席と助手席くらいの距離のところに。 生まれてから今日にいたるまで、誰かの死はいつでもそばにありつづけた。だから死んでしまった人たちも���同じようにいつでもそばにいるように思う。 生きてとなりにいる人のように声をかければ答えるわけではない、電話をかければ出てくれるわけでもない。そうだったとしても、生きている人とはほんの少しちがう居方で、それでもわたしのとなりにいてくれているのではないか、と、わたしはいつも信じる。 じいさんは、私が買い物に連れて行った翌日の飲み会の日、つまり亡くなる三日前、近所に住むばあさんに、私のことを「車に乗せて買い物に連れて行ってくれた。あの子はとてもいい子だ」と言ったそうだ。 それを近所のばあさんから母は伝えきき、今度はわたしにそれを教えてくれた。じいさんがそう言ってくれたから、近所のばあさんは私に「会ってみたい」と言っているらしい。 ありがとうじいさん。よくわかんないけどばあさんも、私に会いたいと思ってくれてありがとう。会おう。 私は今、私に会いたいと思ってくれる人がいるなら、その人にとても会いたい。だから、次の帰省のときには、私は近所のばあさんに顔を見せに行くつもりでいる。 私の目にうつり、私が今生きている世界は、そのときには隣に、近所のじいさんがどうしたっていてくれる、そういう世界だ。
実家の近所に住むじいさんを車に乗せて買い物に連れて行った三日後
5 notes
·
View notes
Text
久々の旅 初日
この三連休、旅をした。
母と二人旅だった。
旅人をやめて半年余り。
ここにも久しぶりに旅の記録を書きたくなったので置いていこうと思う。
二泊三日で東北を有料道路を使わずにほぼ一周するというもので、宿泊先は行き当たりばったりで決めるという旅。
気になった場所で観光し、気が済んだら進む。
母と俺の適当な性格がこれでもかというくらい出ているルール。
だけど上手くいくだろうという自信はあった。
初日は6時半に家を出て八戸へ向かった。
八戸は無料で使える三陸道の北のスタート地点。
昼前に乗り、少しして昼ごはんのために下りる。
地元民に愛されてるだろうラーメン店で味噌ラーメンを食べた。
三陸道を使って更に進む。
思いつきでドラマ「あまちゃん」のロケ地に行きたくなり久慈で下りる。
「あまちゃん」は大学時代に最もハマったドラマ。
いつかロケ地にと思っていたが、この日思い切って行くことにした。
久慈市にある小袖海岸という場所がそれ。細い海岸通りを進んで着いた先で真っ先に目に入ったのは、ドラマで象徴的に使われる灯台だった。

その他にも記念碑や劇中で初めてウニを捕るシーンの撮影場所などを見て後にした。
ちなみにウニはまだ時期でないらしい。
その後はリアス式海岸をひたすら下っていく。
途中道の駅でソフトクリームを食べながら母と運転を交代しつつ進む。
石巻を走っているときに宿を探しだした。
仙台から更に南に行った街で取ろうとなり、あちらこちらのビジネスホテルに電話をして、奇跡的に空いていたシングルルームを二つとった。
その街に向かう途中で夕焼けを見た。高台の県道をを走りながら見たそれはとても美しくて情緒的だった。

宿に着いたのは19時前。
古き良きビジネスホテルといった所。
繁華街の中にあり、口コミを調べて美味しそうだった居酒屋へ。生ビールがサッポロビールというのが決め手だった。
串焼きをメインにしたお店であれやこれやとオーダーする。
サッポロビールで母と乾杯。

アジのタタキとレモンサワーである程度酔った。
焼いたニンニクに味噌をつけて食べるのもよかった。
聞けば居酒屋のマスターは二十代でお店を始めて今年で四十五年だという。
愛され続けるには人柄と料理の味のどちらかが欠けてもいけない。
その点このお店はマスターや奥さんの人柄や確かな職人の腕が光る素晴らしいお店だった。
ホテルに戻り母の部屋で缶チューハイを飲んだ。
母には苦労をかけっぱなしだった。
そんな話をしていると母は眠ってしまった。
部屋に戻って窓の外を見る。
ふらりと歩きたくなった。
ホテルを出て気ままに歩いてみる。
繁華街らしくネオンがちらちらとあるが、営業していないと思われるほど音がなかった。その中でカラオケの音が聞こえてきた営業しているスナックを見つけ入ることにした。
中には三人組の常連らしき客や一人で飲んでいる人が二人いた。
カウンターに座る。ママはどうやら外国の方らしく、見た目がエキゾチックだった。
チーママは日本人で優しそうな人だった。
薄めに作ってもらったハイボールを片手に、常連客のカラオケを聞く。
チーママに誘われて常連客の輪に入らせてもらうことになった。
警察官のおじさんと力士のような人。そして酒屋さんだというお兄さんの三人だ。
一緒にカラオケを楽しむ。
一曲目に沢田研二の「サムライ」を歌った。中々ウケが良かった。片手にピストルと歌い出すと警察官のおじさんが「俺も持ってる」といい周りが笑いに包まれた。
ためになる話や難しい話などこんな場でする必要なんてない。ただ楽しく飲んで歌えばそれで仲間になれるのだ。
「銃爪」や「浪花節だよ人生は」を歌い、リクエストで「夏の終わりのハーモニー」を最後に歌った。
チーママは感動したらしく涙ぐんでいた。
満足してホテルへ帰る。
明日は6時起き。
更に南へ下る。
13 notes
·
View notes
Text
『The Songs of Carole King』(Not Now Music)の全曲解説 Disc 1

イギリスのレーベル「Not Now Music」から出たキャロル・キングの作品集。彼女が作曲家としてアーティストに提供した楽曲、また地味な存在ながらも歌手としてリリースした自身の楽曲をコンパイルした3枚組で、いわゆる著作権切れCD。その関係で、収録曲のリリース年も1962年頃までとなっている。この「Now Now Music」のCDは輸入盤として日本の大きなCDショップでもよく置かれているので入手は簡単。値段もこのボリュームにしては格安。バラツキのある音質や、どういう基準でそうなったのかよくわからない曲順など、もちろん普通のCDに比べると難ありな代物だが、こうしたグレーゾーンなCDならではの適当さはとりあえず置いておいて、全曲の解説をしてみたい。ディスク2までほぼ書き終えていて、ディスク3はほぼ手つかず。いつ書き終わるかわからないので、とりあえずディスク1の分だけここに書き残しておく。 ◎超有名曲/◆知っておきたい佳曲/☆レア曲 ※作品は基本的にすべてジェリー・ゴフィンとの共作。それ以外の曲については個々に表記。
1-1 Carole King It Might As Well Rain Until September ◆キャロル・キングが60年代に歌手としてリリースしていた5、6枚ほどのシングルの中でもっとも成功した曲。「泣きたい気持ち」の邦題で日本でも発売されている。全米22位、全英3位という好成績ではあったが、これ以上のヒットが続かず、ひとまずは裏方として作曲家のキャリアを重ねていくことになる。
1-2 The Drifters Up On The Roof ◎黒人男性ヴォーカル・グループのドリフターズに書いたヒット曲。のちに彼女もシンガーソングライターとして仕切り直しとなった最初のアルバム『Writer』でセルフ・カヴァーしている。
1-3 Little Eva The Loco-Motion ◎作曲家時代のキャロル・キングの代表作といえる大ヒット曲。ゴフィン&キング夫妻のベビーシッターだったリトル・エヴァに歌わせた、という話はキャロルの半生を描いたミュージカル『ビューティフル』にも採用されたほど有名は逸話であるが、これはいわゆる伝説や神話のたぐいで、リリース当時、宣伝のために広められた作り話だと思われる。1970年代のグランド・ファンク・レイルロードによるカヴァーでも有名。
1-4 Bobby Vee Take Good Care Of My Baby ◎この時期のアメリカン・ポップスを代表するティーンポップ・アイドルのひとり、ボビー・ヴィーのヒット。他の男のもとに走った元カノを心配する切ない曲。ビートルズがデビュー前に受けたデッカ・レコードでのオーディションで、ジョージ・ハリスンのヴォーカルで披露したことでも知られている。当時の邦題は「サヨナラ・ベイビー」。
1-5 The Cookies Chains ◎リトル・エヴァと同じ、ディメンション・レコードのガール・グループであるクッキーズに書いた曲。これまたビートルズがジョージ・ハリスンのリード・ヴォーカルでカヴァーしており、ファースト・アルバムの『Please Please Me』に収録されている。
1-6 Steve Lawrence Go Away Little Girl ◎もともとはボビー・ヴィーのアルバム曲だったが、イーディー・ゴーメとの夫婦デュエットも有名なスティーヴ・ローレンスがカヴァーしたことで全米ナンバー1の大ヒット。ポップスよりもよりジャズに近いポピュラー/スタンダード歌手がとりあげたことは、作曲家としては他のポップス作家よりも1ランク上とみなされる栄誉だったのではないだろうか。1971年にはオズモンド・ブラザーズのドニー・オズモンドがリメイクし、こちらもヒット。その余波を受けてか、日本でも郷ひろみがデビュー・アルバム『男の子 女の子』でカヴァーして��る。
1-7 Billy Fury Halfway To Paradise ◆クリフ・リチャードとともにビートルズ登場以前のイギリスでロック・アイドルとして君臨していたビリー・フューリーが歌う全英3位の大ヒット。この曲を歌った1961年の頃、心臓の弱い彼はロックを歌い続けることができなくなり、バラード歌手として路線変更をしたのだそう。しかし結局は心臓発作によって若くして亡くなってしまった(享年42)。
1-8 Jackie DeShannon Heaven Is Being With You ☆そのキャリアと功績の割にいまひとつ評価が低いような気がするアメリカの女性歌手ジャッキー・デシャノンの曲。1961年のシングル「Thinnk About You」(こちらは彼女の自作)のB面曲。ハスキーな彼女の歌声がよく生かされている。 ※作詞はジェリー・ゴフィンに加え、彼らの良きライバル、良き友人であるシンシア・ワイルが手伝っている。
1-9 Ben E. King Show Me The Way ☆「スタンド・バイ・ミー」で有名なベン・E・キングによる歌唱。ドリフターズのリード・ヴォーカリストだった彼はグループを脱退し、独立。そのソロ第1弾シングルとして書かれたもので(「Brave Yourself」のB面に収録)、作風もドリフターズと似たようなドゥーワップ色の強い雰囲気である。
1-10 The Crystals No One Ever Tells You ◆大プロデューサー、フィル・スペクターのもとで「Da Doo Ron Ron」などの大ヒットを生んだガール・ポップグループ、クリスタルズへの提供曲。恐ろしいDV肯定ソング「He Hit Me」のB面に収録された、A面同様に浮遊間のあるメロディのバラード。A面共々このB面も埋もれることとなった。 ※作者にはフィル・スペクターの名前もクレジットされているが、これはプロデューサーであるスペクターが印税を作曲家から横取りするために仕組んだもので、おそらく曲作りにはタッチしていない。
1-11 Gene Pitney Every Breath I Take ◆日本では「ルイジアナ・ママ」のオリジナル歌手として知られているジーン・ピットニーの初期のヒット曲。プロデュースはフィル・スペクターで、すでに尋常でなく壮大で重量感のあるサウンドを生み出している。
1-12 Carole King Nobody's Perfect ☆「It Might As Well Rain Until September」のB面曲で、オーソドックスなロッカ・バラード。
1-13 Paul Petersen Keep Your Love Locked (Deep In Your Heart) ◆アメリカでは俳優や作家などマルチに活躍しているらしい、ポール・ピーターセンへの提供曲。この時期はティーン歌手として人気を博していた模様。
1-14 Connie Stevens Why'd You Wanna Make Me Cry ◆女優で歌手でもあるコニー・スティーヴンスに提供した、1962年のシングル曲。全米50位程度のソコソコのヒットとなった。ハリのある歌声が印象的。
1-15 The Shirelles What A Sweet Thing That Was ☆バート・バカラックが書いた「Baby It‘s You」でも知られるセプター・レコードのガール・グループ、シレルズへの提供曲で「A Things of the Past」のB面に収録された。同じく彼女たちが歌ったゴフィン&キングによる名曲「Will You Love Me Tomorrow」の焼き直しのような気がしないでもない。
1-16 Curtis Lee Just Another Fool ☆フィル・スペクターのプロデュースで「Pretty Little Angel Eyes」をヒットさせたティーンポップス歌手への提供曲。牧歌的なサウンドが魅力的だが、少々平凡で全米110位に終わった。
1-17 Annette Dreamin' About You ☆初期ビーチ・ボーイズとの共演でも知られるアネットの1961年のシングル。ディズニーが制作した一連のティーン向けコメディ映画のヒロインでもあった彼女のレコードは、もちろんディズニー傘下のブエナ・ビスタ・レコードからリリースされていた。
1-18 Bobby Vee How Many Tears ◆彼の初期の代表曲「Rubber Ball」と先ほどの「Take Good Care of My Baby」と間に当たる時期にリリースされた1961年のシングル。ストリングスが印象的な忙しないリズムは翌年の大ヒット「The Night Has A Thousand Eyes」の予告編という感じで、これがリバティー・レーベルのサウンド。プロデュースはもちろんスナッフ・ギャレット。
1-19 Vinnie Monte Follow That Girl ☆Jubileeというちょっとマイナーなレーベルの歌手、ヴィニー・モンテが歌うコミカルな曲。その後、彼はジョニー・ソマーズの大ヒット曲「Johnny Gets Angry(内気なジョニー)」のアンサーソング「Joanie Don’t be Angry」(直訳:怒らないでジョニー)というを歌ったりもしていたが、割と最初からネタっぽい立ち位置だったのだろうか。1965年を最後に徐々にフェードアウトしていった。
1-20 Tony Orlando Happy Times (Are Here To Stay) ◆かなり後になってから「幸せの黄色いリボン」「ノックは3回」のヒットを飛ばすことになるトニー・オーランドの1961年のシングルで、キャロルの他にもバート・バカラックなど、その後にビッグネームになる作曲家の初期作品を歌っている重要なシンガーである。プロデュースはドン・カーシュナーとジャック・ケラー。アレンジにキャロル自身も携わった鉄壁の布陣である。 ※作詞にはシンシア・ワイルが加わっている。
1-21 Andy Williams Help Me (Find The Way Back To Your Heart) ☆この時すでにベテランになりつつあったアンディ・ウィリアムスのシングル「The Wonderful World of the Young」のB面曲。すでに確立されていた彼のスタイルで朗々と歌い上げている。こちらも1ランク上のお仕事という感じで、大手レーベルの録音��のでサウンドが豪勢である。 ※ゴフィン&キングとクレジットされているがこれは誤りで、シンシア・ワイルとの共作のようである。
1-22 Ann Margret I Was Only Kidding ◆エルヴィル・プレスリーと映画で共演するなど日本でも人気の高いアイドル女優、アン・マーグレットへの提供曲。彼女はやはり大手のRCAビクター所属で、「Jim Dandy」のB面とはいえ着実にステップを重ねていったようだ。キャロル・キングらしいちょっと粘っこいメロディが彼女のコケティッシュなヴォーカルによくマッチしている。当時同じカップリングで日本でもリリースされており、「ゆうべのはほんの冗談よ」という邦題で紹介されている。
1-23 Billy Fury I'd Never Find Another You ☆「Halfway to Paradaise」に続く、ビリー・フューリーのシングル。前作のイメージを引き継いだ堅実なサウンド。
1-24 Craig Douglas When My Little Girl Is Smiling ☆引き続きイギリス勢からクレイグ・ダグラス。もともとはドリフターズに提供した曲で、イギリスでは彼(トップ・ランク・レコード)とジミー・ジャスティス(パイ・レコード)のバージョンが競作になったようである。
1-25 Carole King Under The Stars ◆キャロルの2枚目のシングル「Baby Sittin’」のB面曲だが、ニール・セダカもよく使うおなじみのリズムでキャッチーに聴かせてくれるなかなかの楽曲。ABCパラマウントでのリリースはここまで。A面同様こちらも彼女の単独作曲。
3 notes
·
View notes
Text
250209 日
【0:45】
今日もただただ幸せだった
感情のままに笑い、感情のままに泣き
特にその感情を言語化しない
内から湧き出る情動を抑制する事なく動物のように垂れ流し、すぐ忘れる
哀しみや痛みに対しなにも我慢せず痛がるのは気持ちいい
強い情動や痛みを無視しようとするからおかしな理屈で補強せざるを得なくなる
だんだんミッドサマー方式の別れの許容を肯定し始めてる
感情を理屈から解き放ちつつある
-----------------------
感情と理屈を切り離すと同じ感情を留めておくのは難しくなる
XXだから悲しい、XXだから腹立たしいという因果関係が希薄になる
子供のような曖昧で即物的な主観で生きる
決意や覚悟も時には解除して泣く。嫌だ嫌だと泣き喚く
素直な感情の解放に脳がそれに適した脳内麻薬を放出し、最終的にはスッキリする
本能任せの感情デトックス
———
【10:30】
6時間は寝たかな
娘が家にいる日は満たされすぎていて疲労と関係なく眠い
安心しているがゆえの眠さ
パパ寝ないで、起きて と言われながら寝そうになる
心の中にクスクスと楽しい気持ちが湧き起こってくる
世界の親切さや優しさを信じきっている存在の責任感ゼロの行動と発言は可愛らしい
再び義実家に娘を預け、誰もいなくなった自宅へ戻る
———
【14:20】
自宅で3h寝て起きたらザ・ノンフィクション見ちゃって泣く。感情失禁用コンテンツだよこれ
ちゃんと人間関係の内側にがっつり入ってカメラマン自身も物語の一員になって撮ってるのに、食器棚のガラスに���ったカット撮ったり泣いてる二人をドリーアウトしたり、撮れ高を抑えることは欠かさない
そのプロ意識にも感服する…
人の死は至る所に普遍的に転がっており、そこにそれぞれ人間関係があり物語があり、絆と愛がある
繋がりなんだよな、それが
繋がりの温かさを感じた時に「生きててよかった」と感じる(主観感動ブースト入ってると言葉が全部安っぽくなって困らあ)
「この歳になったらもう何も考えない。ただ生きてればいい」
80代のスナックのママの言葉が心に響く
この寂しさと温みを手放さずずっとこの家にいたいという欲に駆られる
私にとっての家族や友人の温みというものはダメ人間ホイホイという認識だ
それに捕まると幸せなまま何も生産する事なく朽ち果ててしまう最高に優しい処刑システム
それが絆の温み。孤独を尊ぶ人々よ、共に生産していこう。まだ動く手足、考えられる脳があるのだから
———
【15:15】
自分の存在を許し認めてくれる全ての人々に感謝する。宇宙は本質的に生き物を拒絶している。だから生きとし生けるものは互いに支え合い絶滅を拒絶し続けなければならない
私の自然な滅びの運命を捻じ曲げてくれた人々と動物たちよ、ありがとう
憎しみも愛情もこの世界に在り続けたいという想いを維持する為に必要なエネルギー
虚空に浮かぶ暖かい光に他ならない
借金抱え中央線に飛び込む寸前だってその事実が変わる事はない。むしろその光を汚さない為に、闇を抱えた自分に自らの手で決着をつけるのだ
はい! 食事‼︎ うまいもん食べよう。ここで肉食べないとこのまま8時間同じテンションが持続しちゃう
———
【15:40】
ちゃんと家から出てサイゼに来たぞ。この温もり墓ゾーンから抜け出すには強固な理性の力で自分の活力を上げてゆく必要がある
理屈はさておき手続き化と習慣化。温みや優しさに浸りすぎず、決着や滅び(カタルシス)を求めすぎないこと。奇跡に感謝しすぎないこと
サイレンというゲーム。あれは不死の呪いにかかったが故に家族や仲間達と過ごす温みに囚われた不死者により維持される地獄について描かれた物語
自分じゃなかなかのご機嫌なパラダイス。人に言わせりゃヘルさ
電気グルーヴのこの歌詞は私の中で過度な自己肯定にブレーキかける上で非常に役立っている
ああ、この手の駄文は外食の待ち時間や電車の移動中に書くべきことで、拠点や仕事場で���くものじゃないな
ご飯食べられたので自信+0.01V 総自信2.0V
----------------------- 【18:35】
家から出る。ただそれだけのことであっても2時間かかる。自分の意思で家から出ることは基本的に不可能
会社にメインPCが置いてあって家だと100%仕事の遂行が不可能だから外に出て生産行為ができる。趣味の寄せラクガキ会や同人作業も進められる
家にPCあったら会社に行く必然性薄れるし家の片付けと家事が無限にできるし、仕事も趣味も同人活動もやらぬまま数日が吹っ飛ぶ
生産に結びつかない満足度高い行為が消費なら、家族の匂いが濃厚な、あるいは自分の人生の足跡が一望可能な空間で穏やかに過ごすことに勝る完璧な消費はない
生産と創作は程よい飢餓と焦りに基づく狩猟欲アンド農耕欲(競争欲とクラフト欲)によって実現アンド維持される
持続が約束された完璧なインフラと温みの中では、人は移動と運動とその負荷に耐えるメリット見出せず堕落した生活送り、やがては身体とメンタルが自立活動不可能なほどに衰弱化し寝たきりとなる
なんもせず安全な自宅で自己憐憫に浸って寝てる時、このままこういう虚無時間の比率が増えていってこっちが人生の本体になって、それをもったいないと思う人間も誰一人いなくなりアパシー化が進み理性が摩耗し脳出血オア心臓マヒで死んでいくんだろなー、と
さっきもっと明るくて前向きな駄文をサイゼで沢山書いてたのにスマホ電池切れでデータ飛んだから反動で暗いこと書いちゃってる
頬に少し肉がついてきた。お腹も出たかな思ったけどそうでもない
つくづく、やるべき仕事があって良かったと思う。この地平に立ってなきゃ私の思考と行動の全ては私にとっても皆にとっても「無視するに値するガラクタ」に過ぎない
行ってきます。そう、行ってきますとただいま
それの繰り返しがちゃんとある。それが平穏。それが健康
うあああ
----------------------- 【19:10】
寄せラクガキ会また数日いじれなくなるので、いつものルーティーンで透過PNGと名前タグをぽぽぽーんと置いておいてください
と書いて数日放置しよう。戻ったらすぐ線画作業だ、くそったれキャノン砲の
負債化し見るのも嫌になった案件は憎しみながら対処する。無論悪いのは全部自分だが罪悪感に飲まれて足踏みしててもなんも始まらないし誰も幸せにならんからな
落ち度棚上げしてモチーフの悪口言ってでも片付ける
人間を取り扱う仕事でこれやっちゃマズいけど、絵はいざとなったら材木同然切り刻める。そんで夢の中で自分が切り刻まれる材木サイドとなって飛び起き、誰も求めてない内省するとこまでがセット
----------------------- 【22:20】
会社戻り肩慣らしに昨日娘の為に描いたアバターアレンジ画をスキャンし調整。自信+0.03V 総合2.03V
4月までには自信平均値を2.5Vまで持ち上げたい。多分今後見て見ぬふりしてたものと向き合う過程で余裕で-1.5Vとかの自信喪失イベントが発生するから空自信で3.5Vくらいまでガンガン自信吹かしてその勢いでエンタメ系実績積んだ後、現実直視し2.0Vくらいまで急降下させたらいい
常人ならヒョロガリゾンビ化しておかしくない負荷に耐える為、自己同一性失うこと前提で「戦略的にマッチョになっておく」という人生マネジメントはありだろう。無論、マッチョになってる際は思考がヘンになってるから別人ムーブする事は避けられない
声変わりした男性は新しい声の低さに応じたロールを遠からず獲得する。精神は常に自分が乗っている乗り物の印象に引きづられるのだ
変わることを恐れず、弱体化し旧バージョンに戻った際もアッパーバージョン時に稼いだバッファを有効��用できるよう、未来の自分に魂レベルで(旧Ver.の自分との互換性最優先の積み上げすることを)オーダー出しておく
----------------------- 【23:05】
大体数年後の成長した自分がなに考えてるかは3年前に予測できてんだ、いつも
私は一瞬ものすごく強くなり、そしてまた転落し今くらいのメンタルに戻る。そうなるオチはもう視えている。主にお金絡みで、だ
ヘテロ男性は20歳過ぎて以降、月収が自身の年齢を下回る年を連続3年以上味わうと元気と自信失うと私は思ってる。生まれてこのかた自信底値な男性、月収が自分の年齢越えたためしが無いんじゃあないか?
40代、50代になると月収が年齢下回る層は一気に増えてくるだろう。成長が頭打ちになって減給され始めるから。ちょうど身体的不調も増加するシーズンであり、自信喪失に拍車がかかり鬱になりやすくなる
35歳で月収35万(年齢と月収同期)だと年収420万
正直結婚対象として見なされるには厳しい収入だろう。だから30代以降は年齢=収入のハードル設定では低すぎるって事になる
私の今の目標はとにかく「大成功した友人たちに合って負い目感じて消えてなくならないレベルまで人生のライフステージ進めクリエイターとしても実績積むこと」である。夢ではない、現実的な目標だ
早くしないとみんなヨボヨボになってしまって同窓会どころではなくなるので巻きでやりたい
やっぱ、20代前半の頃仲良かった「すげぇやつら」だけが、自分の中で「真の仲間 / 友達」って感じする。多感かつエネルギーにあふれていた頃の繋がりは自分の中で一生輝き続ける(もしくは呪いとして残り続ける)
0 notes
Quote
誰かが道端で困っていたら即、助けようとせず、まずは他の人に援助を頼みなさい、とオランダの市民化試験用の語学校で習ったな。あと、クレジットカードや身分証明書などカード類を拾ったら即、警察に直接届けるのではなく、一般商店に届けろと、しつこく教師陣から言われたな↓ 午前0:01 · 2024年6月9日 · 506.5万 件の表示 霞 @kaorunederland · 6月9日 なぜかわかる?「助けてくれ」と言われ近寄って助けたら逆に財布を秒でスられていた、とか、最悪の場合は、近寄ったら襲われたケースも多々あるからなんだと。クレジットカードやIDカードの類は、警察に持っていくと「本当に拾ったんですか?」「あなたの身分証明書も見せて」↓ 霞 @kaorunederland · 6月9日 と、こっちが疑われるからなんだよね。盗んだはいいが、使えないと判明したので善人ぶって持参したのではないかと警察はまず考える。これは人種に関係なく、疑われるという事。「拾ってくれてありがとうございます」の感謝の連鎖は、日本国内のみだよ。 ritei genkou(元亭利貞.Not Chinese,I am Japanese) @tenganseki · 6月9日 全くその通り。襲われるのが関の山。助けないのが一番の正解。日本でも財布を拾って届けたら、現金がないとかいう奴が最近多い。拾ったら名乗らず施設管理者に渡して立ち去った方がいいですよ。 霞 @kaorunederland · 6月9日 日本でも、既にそうなってきているのですね! 返信を表示 黄昏の鷹(配信界隈ではAigis) @Aigis6229 · 6月10日 まぁ、日本でも倒れていたりした場合は直接助けるでは無く警察や救急に通報して対応をお願いするのが1番安全ではありますね。直接援助するとしたら通報後です。カードや身分証の場合は店舗の周辺なら店舗か施設警備室に届け防犯カメラにその姿を記録させます。 カタグロトビ @SVkithtnnaxNu4S · 6月9日 外国人が道端で調子悪いフリ、助けようとした御婦人の鞄ひったくり案件。 お母様ションボリで、 怒りの息子さんがポストされてました。 水中花 @1FaTx5FWx13YLv8 · 6月9日 こないだコンビニのコピー機のとこでクレジットカードが落ちてたから、拾って店員に渡しといたんですよね。で、横領されるかも?と思い近くの交番に事の顛末を言いに行ったら、それで大丈夫ですって言われたんだけど、それで良かったんですねえ。 KIM @Ddy02K · 6月9日 中国とかで助けて逆ギレ事件とか ありますからね けーにゃんこ( ¯ω¯ )ᐝ @k1jyo · 6月9日 少し前は、拾った人がお店に持ってきても、受け取らずにその人自身に警察に持って行ってもらうようにって言われてたけど•́ω•̀)? お店も疑われるのは勘弁ってことみたい。 今は変わったのかな?😊 Asif Hussain @Asifahadraza · 6月10日 負傷者がいる場合は、直ちに救助を提供する必要があります あみこ @mokatomama3333 · 6月10日 こんな疑心暗鬼な世界になってしまったのか。 心が貧しくて不幸ですね。 日本はまだ大丈夫でしょうか? 大切なものを失ってる世界はとても息苦しいです。 どうか人の優しさが大切にされる世界であって欲しいですね。 ketsuro @ketsuro · 6月9日 世界最高峰の先進国はやっぱり違いますね。 鴨南蛮@🇭🇰🇺🇦💙💛💙🤍応援、💉💉💉💉💉めでたく完了したコロナファイター @daikonbana · 6月10日 日本でも、クレジットカードだけが落ちていた場合、警察に届けるよりはカード会社に連絡する方が早いということで、そちらを勧められます。私も、人のカードを拾ってカード会社に連絡したら真っ先にカードを切断するよう指示されて、封筒が送られてきたのでそれに入れて郵送しました。 懸賞コジキ(Amazon欲しリスぷろふにあります) @QfGa7kz3L9St3Dg · 6月10日 それでも行っちゃうなぁ、、、 iwazaru 🙈🙊🙉 @iwazaru08849719 · 6月10日 オランダって、幸福満足度が欧州で一番高い?って報道なかったっけ?こういう社会で得られる幸福??? Pooh-in-Japan @7654nice · 6月10日 日本でも「警察官ネコババ事件」というのがありましたから、届ける時は、音声や動画に撮っておいた方がいいかもしれません。 Asif Hussain @Asifahadraza · 6月10日 国ごとに異なるルールがある Vikas Bishnoi @Vikas2929k · 6月10日 🤔 母ちゃん @dsOMXA6ujPY7PGX · 6月9日 その通り!今の日本は困っている人に手を貸したり声をかけて,犯人にされたり、カードなんか届けたら,潔白を証明しなきゃならないし、オランダ人賢い! 優しく親切な日本人をなくしたのは、感謝もさず,言いがかりをつける人々 Moscow2🇳🇱🇯🇵 @Moscow2624008 · 6月9日 私は警察に届けたけど警察署に入れなくて😱たまたま出てきた人に拾ったと言って渡した。住宅地で歯医者に行く途中で持ったまま行くわけにも行かなくて。私は特に習った記憶はなかったから日本の感覚で。 私たちは世界です - we are the world @iam_aman25 · 6月9日 なぜなら、警察はあなたを第一被告として、長い質疑応答を行う可能性があるからです。 Fun At All 𝕏 @Ishita_Sharma42 · 6月9日 オランダの市民化試験用の語学校の教えは、他人を助ける際にも社会全体の協力を促進するためのものですね。カード類などを見つけた場合も、警察に届けるのではなく、一般商店に届けることで、より多くの人々が失ったものを取り戻せる可能性が高まります。 Ran @l3iqoe · 6月9日 コンビニも外人だらけで、通せんぼ…。人助けも、日本人相手でなければ、カモられる可能性…。こんなところ、国際基準にしなくないよな。宝とは…。 あい(コロ🌈ママ) @ai249 · 6月9日 カード関係者からしたら素直に警察に持ってって欲しい 蒼のS @blue774s2k · 6月10日 日本ではそこまでしなくても良いかと まあ用心に越した事は無いですが きーちゃん @haroharoharo777 · 6月9日 ��ちの敷地内ならともかく、外で拾ったカードを届けられるのは正直迷惑だなぁ😅 Ken Dale @miaownianlab · 6月9日 オランダは貿易港として栄えてきました。村社会と違って色んな人がいるから警戒心が必要ですが、逆に知らない人に対してもすぐ率直に色んな話をしてくれます。あたかも仲間のようになります。 同時に農耕社会もありますから良い付き合いもできます。多様性ありますね。 月歌☆@BL小説発売中「嫌われ悪役令息は王子のベッドで前世を思い出す」 @TUKIUTA33 · 6月10日 国によって教える内容は随分違うものですね🤔でも、日本も取り入れても良いかも。一人で手助けは難しいし、全員巻き込めの方が良いかな。 特急のトイレ内で女性がレイプされた事件が過去に起こったけど、あれも乗客何人かで協力していたら防げた事かもしれないし。疑問に思ったら周りに声かけ大事かも 【公式】真の国民の声〜📣📣💝😊 @all_japan_voice · 6月10日 アドバイスありがとうございます。日本人は元来性善説な民族性のところにGHQ仕込みのマスゴミの洗脳を受けてきて、世界標準から見たら完全にお花畑な人たちが大半です。今後あらゆる面で期待を裏切られ苦労していくと思います。 まさる @okamasa1030 · 6月10日 中国で道で倒れている老人を助けた若者が老人から「こいつにやられた!」とか言って訴えられて普通に裁判で負けて莫大な賠償金を課せられたとか言う例もここ最近あったらしい。 通報するのもアウトなので道端で人が倒れようが誰かに襲われてようが無視するのが正解になりつつあるとか。 ぱるる🐨豪在住 @yuntakushimasho · 6月9日 オランダってそんな国なんですね😳ショック。。 いねむりペンギン @inemuri_penguin · 6月10日 カードを拾ったら裏に書いてあるカード会社に連絡するのが一番かも。 松 @komathuna9696 · 6月11日 とは言え目の前で人が転んで無視するのも精神力いるよね💦 紅葉(kureha)なほ @幸福実現党📣の大阪のおばちゃん @kureha925417251 · 6月10日 横にそれて🙏 私は、人が倒れてた時に習った救命救急の胸を押すやつをしていいのか、実際に遭遇したら自分がどうするか不安です。 やる、と思うけど。肋骨折ったらどうしょうとか。人工呼吸はなくなりましたね。この間、保育園で受けたんですが。 特に子供さんは骨弱そう 大阪の保育士のおばちゃん🍁 S @seruserusero · 6月10日 海外旅行は『異世界転生した国』と思って行かなきゃ行��ないですね。 Rスミス@DQ10リンスレット @taka_bou · 6月10日 一連の話を聞いてオランダには近づかない事が確定しました。 情報提供に感謝いたします!! まり @mirallin_1001 · 6月10日 わたし達は間違った教育を道徳を価値観を教えられたんかな? それともわたし達は異人種なのか?教えてプリーズ‼︎ かつおぶし@老健看護師 @ahxm6F9MtnOC93B · 6月10日 過去に疑われた事ありました。 それ以来、1人で助けないし、拾いません。 日本もどんどん堕ちてますね。 SPK @j7fuAiXhqgZQx9J · 6月9日 日本人のお人好しな国民性が海外では裏目に出ることがよくありますよね🤔 (・∀・) @y1ynishio · 6月9日 一般商店も 嫌がりそうだけど。 Dana @Dana_Haya3 · 6月10日 ❤❤❤ Aashvi @aashucoaffee · 6月10日 オランダの市民化試験用の語学校の教えは、他人を助ける際にも社会全体の協力を促進するためのものですね。カード類などを見つけた場合も、警察に届けるのではなく、一般商店に届けることで、より多くの人々が失ったものを取り戻せる可能性が高まります。 YM BURNER 𝕏 @YoungMezziah · 6月10日 あなたが正しい Swift Sultan✨ @SwiftSultan1 · 6月10日 オランダではないけど、店の中でなら店に渡す、外でカードの類拾ったら親切心で折り曲げて捨てろと言われた。財布ならもっと面倒、持ち主出てきて「入ってた現金足りない、カード無くなってる」なんて事になるから無視しろと。外国人の弱い立場なんだからもっと気をつけろと。 引用 Swift Sultan✨ @SwiftSultan1 · 6月10日 Simple Ways To Help Your Child To Release Happy Hormones . Open Thread 👇🏼 . Kabbah👽 @iam_kabbah · 6月10日 引用 Kabbah👽 @iam_kabbah · 6月10日 If you love a man, you should love everything he loves. Even if he loves another woman, you should love her too. 𝓰𝓮𝓮𝔃𝔂 @iamgeezy007 · 6月10日 あなたはこれができますか 引用 Angela💫 @angie_efe · 6月10日 This is among the list of things you'll never catch me doing 0:03 / 0:26 愚公山人 @Mv66x4z6swOC3XX · 6月10日 落とし物は拾わない。落とした人が探し歩いているかも知れないから、その場所に放置する。 𝗸𝗵𝗸 @HKanstul · 6月10日 オランダも移民をこき使って教育しなかったから自業自得なんだろうけど、日本はその轍を踏んだらだめだね。 人を助けるのが美徳でありたいよ。 Alam Najre @AlamNajre12222 · 6月10日 引用 Alam Najre @AlamNajre12222 · 6月9日 Hello @Dm_Motihari ,@motihari_police @bihar_police इस आदमी का नाम अपील अहमद (बेचू , सिपाही ) वार्ड नंबर -8 , गोच्छी कुशहर, केसरिया का रहने वाला है। ये और इसके दोस्त वाहिद स��ी को धमकता रहता है । इनपर FIR भी हुई है। Arrest him please । #भूकंप #Rahul_Gandhi #BJP_IT #oathpm Yyyttr @yyyttr81800 · 6月9日 . 吉岡 @yoshioka081 · 6月10日 こんな何人なのかもわからない婆さんの戯言聞かなくて良い。日本人は自分の信念の通りに行動すればいい。 悪いのは道徳も倫理観も教わっていない外国人 魔術師還らず @o1hzOL7ARcxFOY8 · 6月10日 昔、現金なし免許証と消費者金融のカードのみ入った財布を拾ったため警察へ届けたら 『カネ抜いただろ?』 と警察官に凄まれ、こっちも頭にきて1時間近く言い合いになったことがあります‥ Dr. Meenakshi 🩺 @Dr__Meenakshi · 6月10日 🤩🤩🤩 RAJALAXMI PANIGRAHY @Chandinee92 · 6月9日 多くの人があなたに反対するでしょう
(1) Xユーザーの霞さん: 「誰かが道端で困っていたら即、助けようとせず、まずは他の人に援助を頼みなさい、とオランダの市民化試験用の語学校で習ったな。あと、クレジットカードや身分証明書などカード類を拾ったら即、警察に直接届けるのではなく、一般商店に届けろと、しつこく教師陣から言われたな↓」 / X
0 notes
Text
スクレイピング・ユア・ハート ― Access to SANUKI ―
あらすじ 平凡な大学院生である丸亀飛鳥。 新規気鋭のイラストレーターで、飛鳥の後輩である詩音。 四年ぶりの再会を経て、二人は奇妙な出来事に巻き込まれていく――――
物語の始まりなんて、なんでもよかった。 偉人の言葉を引き合いに出して、壮大な問題を提起する冒頭が思いつかない。洒落た言い回しを使った、豪華絢爛な幕開けが思いつかない。ああ、思いつかない。とにかく、思いつかないの。 一般教養が足りないとか、センスがないとか、そんなんじゃない。 ただ、平坦。二十三年生きた人生に山も谷もない。 一般的な都内の中流家庭に産まれ、すくすくと成長し、苦難なく小中高大を卒業。 特に研究したいこともないが、働くのが嫌で大学院へ。研究生活の中で平均くらいの能力を身につけ、今でもゆるゆると日常を謳歌している。 そんな人間が想い描く物語だ。たとえ始まりを豪華絢爛にしたところで、面白くともなんともない。 だから、始まりなんてなんでもいいん『そんなことないわ』 ……そうかしら。それなら、もう少し頑張ってみ「お願いだから止まって、止まって!」 ……どっちよ。 これは、寝る前にするちょっとした妄想。クラスを占拠した悪漢を一人でやっつける、みたいなもの。 目を瞑っているのだから周囲は真っ暗だし、私以外の声が聞こえるわけ「先輩!先輩!しっかりして!」 うーん。うるさいわね。 聞き覚えがある女の子の声。少しガサついていて綺麗な声音ではないのだが、なぜか心地よくて、落ち着く。 ……寝る前に聞く、ちょっとえっちなASMRの切り忘れね「先輩!?」。面倒だけど一度起き『ダメよ』
身体がビクン、��クンと震える。
表面上は高潔な雰囲気を纏っているものの、ねっとりとした厭らしさが滲みでて、根底にある魔性を隠しきれていない女性の声。 今まで一度も聞いたことがない。声の主なんて知るはずがない。それでも狂しいほど切なく、堪らないほど愛おしい。 そんな声が全身を駆け巡り、電撃のような痺れとなって身体を激しく愛撫したのだ。 『貴女の全てが欲しいの』 唐突に発せられた媚薬のような愛の囁きに、動悸が早くなって頬が火照る。恋愛感情に近い心の昂りが瞬く間にニューロンを焼き焦がして、身体にむず痒い疼きを与えた。 『貴女は快楽の熱で、ドロドロに蕩かされていく』 そう告げられると、容赦ない快感が次々と身体に打ちつけられ始めた。 堪らず身を捩ろうとするが、金縛りに遭ったように手足が動ない。舐めしゃぶられるように身体中が犯され、許しを乞うことすらできない。ただ一方的にジュクジュクとした甘ったるい快楽の波が全身に蓄積していく。 やがて許しを懇願することさえ忘れ、頭の中が真っ白に染まってしまう。もう耐えきれない、決壊してしまう。 『そして、深く深く流れ落ちていく』 そのタイミングを見透かしたように、許しの言葉が告げられる。同時に、心の器が壊れ、溜め込んだ全ての快感が濁流のように全身を駆け巡った。 意識が何度も飛びそうになって、頭のチカチカが止まらない。獣のように声にもならない嬌声をあげながら、やり場のない幸福感に身を委ねて甘く嬲られることしかできない。何もかもがどうでもよくなる程、気持ちがいい。 永遠に思えるような幸福な時間を経て、すぅっと暴力的な快楽が引いていくのを感じた。代わりに、深い陶酔の中へ身体が沈み始める。 そして、自然と強張っていた身体から力が、いや、もっと大切な何かが抜けていく。でも危機感はない。 たとえ声の主が猛獣で、彼女に捕食されている最中であっても、私は目を開けず身を任せてしまうだろう。 ゆっくりと身体の輪郭が曖昧になり、呼吸が浅くなっていく。意識が朦朧として何も考えられない。ただ、恍惚たる快楽の余韻に浸りながら、彼女の言葉の通り深く深く、流れ落ちていく。 『おやすみなさい、愛しい貴女』 赤ん坊に語りかけるような優しい声音で別れが告げられる。そして、私の意識はブレーカーが落ちたようにプツンと切れた。 遠くからぼんやり響いた悲痛な叫びは、もう私に届くことはなかった。
*** もしあたしにインタビュー取材依頼がきて、最も影響を受けた人物を聞かれたら、間違いなく先輩と答えて彼女への想いを語り続けるだろう。 コラム執筆依頼がきたら必ず先輩の金言を引き合いに出して最高のポエムに仕上げるし、ラジオに生出演したら「いぇい、先輩、聴いてるー?」が第一声と決めている。 現に初めて受賞した大きなイラストコンテストの授��式の挨拶では、会場にいない先輩に向けて感謝の気持ちを述べた。それほどまで、高校で先輩と過ごした二年間はかけがえのない宝物だったのだ。 だから、あたしという物語の始まりは必ず先輩との思い出を引き合いに出すと決めている。 そんな小っ恥ずかしいことを寝巻き姿で平然と考えてしまう程、あたしこと讃岐詩音は浮かれていた。 なんせ今日は先輩と四年ぶりの再会である。 窓から差込む小春日和の暖かな日差しが、今日という素晴らしい日を祝福しているようにも思えた。
「詩音、朝ごはんできてるわよー」 「うん」 一階から聞こえたママの呼びかけに応じる、蚊の鳴くような声。自分のガサついた地声が嫌で、どうしても声量が小さくなってしまう。 おそらくママには聞こえていないので急いで自室から出て階段を降り、リビングに移動する。閑静な高級住宅街に建つ一軒家に相応しくないドタバタ音が鳴り響いた。 「危ないからゆっくり降りてきなさいって言ってるでしょ」 ママのお小言に無言で頷きながら、焼きたてのバターロール一個とコップ一杯のスープをテーブルに運ぶ。いつものご機嫌な朝食だ。 「バターロールもう一個食べない?消費期限今日までなの」 ママの問いかけに対して首を横に振って拒否した。少食なあたしにとって、朝の食事はこの量が限界。これ以上摂取すると移動の際に嘔吐しかねない。 「高校でバスケやってた時はもっと食べてたのに。ママ心配よ」 そう言われてしまうと気まずいが断固としてNOだ。先輩との大切な再会をあたしの吐瀉物で汚したくない。 話題を逸らすためテレビをつけると、ニュースキャスターが神妙な面持ちで原稿を読み上げていた。 「横浜市のアトリエで画家の東堂善治さんが倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが意識不明の重体です」 たしか、以前参加したコンテストの審査員だったような。国際美術祭で油彩画を見たような。あと生成AI関連で裁判がうんたら。 「東堂さんは世界的に権威のあ……また、スポンサー契約を交わしていたFusionArtAI社に対して訴……捜査関係者によると奪われた絵……」 ニュースの内容を聞き流していると、概ねの内容は記憶と合致していた。どうやら、高校を卒業してから勉学の道には進まず、創作活動に勤しむようになったあたしの記憶力はまだ健在らしい。少しだけ、ホッとした。 「最近物騒ね。よく聞く闇バイト強盗かしら。ほら、この前も水墨画の先生が殺されたじゃない。詩音も今日のおでかけ、気をつけなさいよ」 「ん、気をつける」 ママを心配をさせない���めに少しだけ大きな声で返事をして、深く頷いた。 食事を終えた後、アイロンがけされた一張羅に着替えて身なりを整え、先輩が待つ喫茶店へ向かった。 *** ――――ちょうど三週間前のこと。 本業のデジタルイラストの息抜きとして始めた水彩画にハマりにハマって、気がつけば丑三つ時。ふと先輩の顔が頭に浮かんだのだ。 丸筆とパレットを置いてから勢いよくベッドにダイブして寝転がり、流れるようにエプロンのポケットからスマホを取り出す。 先輩はSNSを実名で登録するタイプではない。それでも広大なネットのどこかに先輩の足跡みたいなものがないか、淡い期待を抱いて名前を検索してしまう。 そんな自分がちょっと気持ち悪い。 自己嫌悪に陥りつつ検索結果を眺めていると、思いもよらない見出し文を見つけたので間髪入れずにタップした。
「情報システム工学専攻修士1年生の丸亀飛鳥さんが、AIによる雛の雌雄鑑別システムに関する研究で人工知能技術学会最優秀論文賞を受賞しました」
ゆっくりとスクロールしながら情報を集める。やがて研究室のホームページに掲載された集合写真にたどり着く頃には、これが先輩の記事であることを確信した。 ……正直言って自分がだいぶ気持ち悪い。 「やっぱり先輩はすごい。うん、とてもすごい人だ」 先輩の活躍ぶりに足をばたつかせながら興奮していると、ピコンと仕事用のアドレス宛に一通のメール。見慣れないアドレスだったが、ユーザー名が目に入った瞬間飛び起き、正座になる。 「marugame.asuka0209って、これ絶対に飛鳥先輩だ!」 偶然にしては出来すぎているが、なんの警戒もなく開封をして内容を隈なく読み込み――――読み終える頃には呆然としていた。 要約すると研究協力の依頼であり、可能であれば一度会って話せないか、という非常に堅苦しい内容である。 気がつくと涙が頬を伝っていた。 四年ぶり、つまり先輩が卒業してから初めて貰った連絡。元気?今度ご飯でも行かない?みたいな、そういうのを期待していたあたしがおバカじゃないか。 ――――いいや、先輩が悪いわけではない。これが普通。むしろ、あたしがおかしい。 何を隠そう、あたしと先輩の間に特別な繋がりはない。友達でもなければ恋人でもない。ただ、バスケ部の先輩後輩というだけで、練習と試合だけが共に過ごした時間の全て。連絡も練習に関することだけ。そんな程度の仲。 「……それでも好き」 あたしに手を差し伸べてくれた先輩に対する想い。四年経ってもこの気持ちは色褪せていない。 でも、これが最後になるかも。もし拒絶されたら、ただの先輩後輩ですらなくなってしまったらどうしよう。そう思うと、胸が苦しくなる。だから今まで一度も自分��ら連絡できなかった。 ――――涙を拭い、ありったけの勇気を振り絞る。 先輩に会ってお話しがしたい、その気持ちだけで震える指をどうにか動かし、書いては消してを繰り返す。文面が完成しても、何度も声に出して読み上げ続け、早三時間。返信を完了する頃には外が薄明るくなりつつあった。 急にドッと疲れが出て、再びベッドに倒れうつ伏せになり、顔を枕に埋める。そのままうめき声を上げて、湧き出る混沌とした感情を擦り付けていく。 このあられもない姿がママに目撃されていたことは、あたしの人生最大の汚点となるのだった。 *** ――――いつの間にか私はドアの前に立っていた。 温かみを感じるレトロな木製のガラスドア。ここは大学から離れた場所に佇む、少し寂れた喫茶店の玄関前だ。私の憩いの場の一つで、よく帰り道に訪れている。 ぼーっとしていると、店内が薄暗いからか自分の姿がガラスに反射していることに気がついた。 ガラスに映る、ケープを羽織ったおさげ姿の美少女。うどんのように白い肌が彼女の纏う儚さに拍車をかけている。 彼女の名は讃岐詩音。 私の一個下で、高校バスケ部の後輩だ。 某バスケ漫画に憧れて入部したという詩音は、初心者という点を考慮しても信じられないほど下手だった。 ドリブルやパスはへんてこだし、一番簡単なレイアップシュートすらろくに出来ない。おまけに口数が少ない不思議ちゃんで、趣味と特技がイラストときた。 そのため、次第に周囲から腫れ物のように扱われるようになる。 それでも詩音は部活を辞めず、直向きに人一倍努力を続けた。 しかし、周囲からの扱いは変わることはない。下手っぴが一人で頑張っても嘲笑の対象になるだけだ。 だから私は、詩音に手を差し伸べた。少しでも彼女が笑顔になれるように。 ――――精一杯頑張る彼女の姿が、どこか冷めていた私の憧れだったから。 原因は不明だが、今、私は『詩音』の姿になっている。まるでVRを体験しているようだ。なんにせよ、玄関前で棒立ちを続けるのは迷惑だ。 混乱しながらドアを開けて入店すると、店員がにこやかに迎え入れてくれた。 「いらっしゃいませ、讃岐さんですね。丸亀さんはあちらの席でお待ちです」 会釈をするも、妙な違和感。戸惑いながら店員の案内に従い、席に移動した。そして私は大っ嫌いな女と対面することになる。 緑色の黒髪が綺麗な、リクルートスーツ姿の美女。気品のある見た目をしているが、中身は空っぽ。連絡が来ないから嫌われたと思い込み、自分を慕う後輩を四年間も放置したクズ。そんな女性が私を見て微笑む。
『久しぶりね、詩音』
そう、『『私』』だ。まるで鏡を見ているかのように、『私』が机を挟んだ向こう側に存在している。 詩音と四年ぶりに再開��たあの日の夢を見ているのだろうか。 唖然とする私を無視して、目の前に座っている『私』は一方的に話を進めていき、本題に移り始める。
『研究室が推進するイラスト生成AIプロジェクトが難航しているの』
原因は技術の普及と発展に伴って、目視であっても判別できないAIイラストがウェブ上に溢れかえったことだ。 その結果、クローラープログラムがウェブを巡回してイラストを収集するスクレイピング技術で作られた学習データにAIイラストが混入し、AIプログラムが崩壊する報告が多数出ている。 余談だが、私の研究は養鶏農家から提供される写真を使用しているため、全く影響を受けなかった。それゆえ、最優秀論文賞を繰り上げ受賞してしまったのだ。
『研究用のデータ加工が大変なのよ』
これはイラストレーター達が自衛として、データをそのままウェブにアップロードしなくなったからだ。 近頃はデジタル画像を紙に印刷した作品やアナログ作品を造花などで飾り付けてからカメラで撮影する、2.5次元作品が主流となっている。 イラスト本体の解像度劣化やカメラフィルターによる色合の変化、装飾物による境界の抽象化などが原因で、2.5次元作品はAIで学習できない。 修正AIで2.5次元作品を2次元作品に加工しようとしても、誤認識のパレードである。そのため、ゆうに一万を超える大量のデータを人力で加工するしか手立てがないのだ。
『FusionArtAI社のデータも法外的な値段で八方塞がりなの』
FusionArtAI社は唯一ピュアなイラストデータを扱っているユニコーン企業だ。東堂善治のような大御所アーティストらと契約し、安定して高品質なデータを取得しているらしい。 AIやらNFTやらを壮大に語っているが事業内容がよく理解できない。それに莫大な資金が何処から出ているのか非常に疑問である。 加えて詩音がモニターとして、AIの学習を阻害する絵具を貰ったのだとか。胡散臭すぎる。
『だから詩音のイラス���のデータを全て譲って欲しいの』
「……は?ちょっと待ちなさい」
今まで無言で頷いていたが、思わず声が出てしまう。
『貴女の全てが欲しいの』 「そんなこと言っていない!私は研究協力の依頼を断るように警告したのよ!!」 ことの発端は詩音がイラストコンクールの授賞式で私の名前を出したことである。偶然その授賞式に私の指導教員も来賓として出席していたのだ。 後日、ゼミで彼女の挨拶が話題に出され、私は迂闊にも恥ずかしさのあまり過剰に反応してしまった。 指導教員は詩音が語った人物が私のことだと察した。そして詩音宛に研究協力の依頼を出すよう、私に指示を下したのだ。 なんせ、詩音は今や業界を席巻する超新星。その作品を利用できれば、データの質の担保だけでなく、研究に箔をつけることができる。 下手をすれば詩音が筆を折りかねないその指示に対し、私は強い憤りを��じた。 しかし、上の言う事は絶対。だから大学から離れた喫茶店に呼び出し、密かに依頼を断るように警告したのだ。 ……加えて、授賞式のようなオフィシャルな場で無闇矢鱈に人様の個人情報を出さないよう、情報リテラシーの講義もみっちり実施した。 詩音は私の言葉を素直に聞き入れてくれた。ただし、研究室の厄介事に巻き込んだお詫び?として、週末に作品撮影のアシスタントをする約束をした。 ――――その撮影日が今日。 そこは、誰も寄りつかない瓦礫まみれのビーチ。 遥か昔、海辺に栄える水族館だった場所。 青空の下、詩音が無我夢中になって作品の飾り付けをしている。 装飾材を補充するため、彼女が水彩画に背を向けた刹那。 額縁からコールタールに似た漆黒の液体が勢いよく溢れ出し、彼女を襲う。 だから私は彼女を突き飛ばして。 悍ましく蠢く闇に、『食われた』。 「……ようやく思い出したわ」 これは、妄想でも夢でもない。相対する『私』の皮を被る怪異が起こした現象だ。 理解不能な存在に生殺与奪の権を握られている。その事実を認識した途端、体に悪寒が走り、鳥肌が立つ。今にも腰が抜けそうだ。 怪異は恐れ慄く私の眼をじっとりと見つめながら、ブリーフケースから同意書とペンを取り出し、机の上に置いた。 『貴女とはいい関係になれると思うの』 そう言いながら、怪異は小指を立てながら厭らしく微笑む。 私の生存本能が、この文字化けした書類にサインをしてはいけないと警鐘を鳴らしている。サインをすれば、死ぬ。 それでも私は震える手でペンを掴んでしまう。 ……だって、私なんかが敵う相手じゃないもの。 怖くて泣きじゃくる無様な私に何ができるの。 そうね。きっと、あっけなく死ぬのよ。 ――――そうだとしても 「大切な後輩を襲ったお前だけは、絶対にぶっ殺してやる!!」 私は決死の覚悟を決め、一世一代の大啖呵を切った。瞬時に怪異に対する怒りの炎が燃え上がり、滞っていた思考が急激に動き始める。 相見えるは常識の埒外の存在。裏を返せば奇想天外な自由解釈が可能であり、不格好でもそれっぽい仮説を立ててしまえば、私にとっては常識の埒内の存在になる。 きっとそう強く信じなければ、目の前の『私』は倒せない。 唇に人差し指をあてながら、ただひたすらに、常識や記憶の間に無理やり関連性を見出して理屈をこじつけることを繰り返す。 やがて、その思考過程を経て、一つの結論に辿り着く。 この怪異の正体は、『クローラーを模した淫獣』だ。 こいつは複数回にわたって人を襲い、心の記憶から作品を抽出していくタチの悪い存在。全ての作品を取り込み終えると、獲物に大量の快楽成分を���し込んで再起不能にする恐ろしい習性を持つ。 おそらく詩音も何度か寄生されていて、今日が最後の日になるはずだった。 ところが、すんでのところで私が身代わりになったため、情報の吸い残しがあると誤認が生じてしまった。それは淫獣にとって重大なエラーである。 そこで、やり直しを試みるも、改めて詩音の同意が必要となってしまった。 だから先日の会話に基づいてこの空間を生成し、『私』の皮を被ってサインを迫っているのだ。――――今、自分が捕食している獲物が『丸亀飛鳥』であることに気が付かずに。 そして、最も重要なことは淫獣が人工的に作られた存在という点である。 これまでの同意書に重きを置くような言動を見ると、魑魅魍魎の類とは思えない。何より、元凶に心当たりがある。 そう、FusionArtAI社だ。淫獣の正体が例の胡散臭い絵の具であり、密かに多数のイラストレーターを襲っているとしたら、全て辻褄が合う。 ――――そうであると信じるの。そうすれば、こいつに一矢報いることができるはずよ。 汗ばんだ手で同意書を手繰り寄せ、ゆっくりとペン先を近づける。 すると、自分勝手に喋っていた淫獣が口を閉じ、紙面をじっと凝視し始めた。それだけではない。空間を構成する全てが、その瞬間を見逃すまいと監視している。 張り詰めた空気の中、私は素早く紙を裏返して、こう書き記す。 robots.txt User-agent: * Disallow: / その意味は、『クローラーお断り』。 今や対魔の護符に等しい存在となった同意書を握りしめ、勢いよく席を立つ。 「私の全てが欲しい……そう言っていたかしら?」 沈黙。詩音の好意や才能を踏み躙った淫獣は、口を開かない。 『An error occurred. If this……』 どこからともなくアナウンスが聞こえるが今はどうでもいい。
「これが私の答えよ」
大っ嫌いなクソ女の顔面が吹き飛び、振り抜いた私の拳が漆黒の返り血に染まる。 一呼吸おいた後、心から詩音の無事を願い、静かに目を閉じた。 *** 茜色の空。漣の音。磯の香り……それと、ちょっと焦げ臭い。 そして、私の身体に縋って嗚咽する大切な後輩。 どうやら私は死の淵から生還できたらしい。無事を知らせるため、詩音の頭を優しく撫でる。それでも泣き止まないので、落ち着くまで背中をさすってあげた。 「心配かけたわね。詩音が無事でよかった」 詩音は私の胸に顔を埋めたまま、コクリと頷く。 「先輩も無事?」 「ええ、大丈夫よ」 これ以上、詩音を不安にさせないように気丈な態度をとるものの、重度の疲労を感じ、もはや立つことすらできない。 「ここはまだ危ないから、早く詩音だけでも逃げて」 「やっつけたから、モーマンタイだよ」 詩音が指差す方向を見ると、黒い液体に塗れた水彩画が静かに燃えていた。焦げ臭い匂いの原因はこれか。……やっつけたってどういうことかしら。 些細なことに気をとられている場合じゃない。 先ほどから微かに聞こえる、複数の物音。 何者かが物陰で息を潜め、私たちの様子を窺っている。 今や炭になりつつある淫獣の回収が目的か。いや、それは私がでっち上げた荒唐無稽な陰謀論にすぎない。 ここは、電波が届かない人里離れた廃墟。無防備な女二人がいつ襲われてもおかしくない、危険な場所だ。 詩音も気が付いたのか、私に抱きつく力が強くなる。意地でも私から離れないつもりのようだ。高校の時から感じていたが、この子は気が弱いわりに頑固だ。 ――――息が詰まるような空気を、遠くから鳴り響くサイレン音が切り裂いた。 同時に複数の人影が足音と共に遠ざかっていき、私は安堵の息を吐いた。 「もう大丈夫。定刻を過ぎても私から連絡がなかったら、警察と救急に通報するよう、母さんに頼んでいたの」 半分は今のような不足の事態に陥った時の保険として。 「やっぱり先輩はすごい。うん、とてもすごい」 もう半分は、尊敬の念を向けている後輩から刺された際の保険として。……絶対に黙っておきましょう。 *** ――――事件から三か月後。 結局、私たちを襲った存在の正体は分からず終い。一方、あの場にいた不審な人影は東堂善治を襲撃した闇バイト強盗であった。そのため私達の不法侵入は霞んでしまい、一切お咎めなし。私達の身に何があったか、深く聞かれることもなかった。 まぁ、警察に事情を説明するにしても―――― FusionArtAI社が作ったスライム型の淫獣に襲われてデスアクメしそうになりました。奴らはアーティストの心の記憶に存在する作品データを狙っています。 という私の支離滅裂な説は口が裂けても言えない。それに、FusionArtAI社が不正会計絡みで呆気なく倒産したため、もう追及のしようがなかった。 ちなみに、詩音は黒い液体の正体が亡霊の祟りだと思い込んでいる。だから制汗スプレーとライターで除霊?しようとして、そのまま引火。あの有様となったそうな。 「貴女のおかげで助かったのかもしれないわね」 私の言葉に首を傾げる後輩は、今日も美少女だ。 あの事件以来、私達はお互いの身を案じて一週間に一回は会うようになった。といっても、毎回普通に遊んでいるだけだ。 今日は私の行きつけの喫茶店でまったりとお茶をしている。お紅茶がおいしい。 紅茶の香りの余韻を味わっていると、詩音の手招きが。 またか、と思いつつ耳を寄せる。
「先輩のケーキ、一口欲しい」
耳元で囁かれる妙に蠱惑的な声と熱の籠った吐息にゾクッとしてしまう。あの事件で私が晒した醜態から、余計なことを学んでしまったのだろう。 悪戯っぽく笑う詩音。本音を���ってしまうと非常に嬉しいのだが、どうも照れ臭くて顔を背けてしまう。 でも、これから時間をかけて慣れていけばいい。あの事件が私という物語の始まり、いや、――――私達という物語の始まりと決めたから。 二人に降り注ぐ優しい木漏れ日が、これからの日常を祝福しているように思える。 ――――そんな気恥ずかしいことを考えてしまうほど、私こと丸亀飛鳥は幸せだった。
0 notes
Text

2024.2.7wed_gifu
6時過ぎ、目を覚ました後小さい地震があった。 ボーボ猫がなうなう言ってくる。 5時には起きる夫が先にご飯をあげてるにも関わらず、ボーボは鰹節をかけて欲しい。
今日も外は雪景色。雪つも 月曜日の雪はだいぶ解けたけど、朝には解けた水が凍ってつるつるになる。
お湯を沸かす。顔を洗って着替える。
なうなうボーボは外に出たい。こんな雪なのに外出たら猫雪だるまになるよ、それでも行きたいのね。 外に出るとボーボはぴょんぴょん子猫みたいにはしゃいで楽しそうだ。
2階からだっこして降ろして欲しい双子を1人ずつ降ろす。 てい先生が子どもの要求にはなるべく応えた方がいいですよって言ってた。もし「ひとりで降りられるでしょ」って突き放すと子どもはどうやったら親が自分の要求に答えてくれるか考えて、更に駄々こねたり赤ちゃん返りしやすいんだと。 そうやな、今しかだっこさせてもらえないもの。
双子のお着替え 好みも分かれてきたので、保育園へもお揃いの服は着てくれなくなった。 娘①のおっちは薄着派でスカートやドレスが好き。 娘②のまっちょはハート柄やピンクがお気に入り。 あの手この手おばけや鬼を使ってお着替え完了。
朝ごはんはパン。今日は父ちゃんお休みの日だからパン。 卵アレルギーを克服チャレンジしている双子にもスクランブルエッグ。ウインナー入ったやつ。 わたしはサマハン入りのコーヒー。 カレーとコーヒー同時に飲んでる感じで、体ぽかぽかになって好きなのですが、勧めた人誰も共感してくれない。
そこでボーボが外から帰ってくる。

冷えた猫を抱っこしてなでなで。
ふたごちゃんは食べたら保育園出発までタブレットで動画見ていいよ〜
保育園へGO 車で子たちの好きな歌をかけてわたしが大声で歌いながら、つるつる凍った道を行く。 子の好きな歌を腹から声出してノリノリで歌うの好き。元気になれるね。 ふたごの皆さん〜降りてください〜こちらが保育園です。どうぞ! バスガイドさんの気持ち。
保育園へ預け、家に帰る。 お仕事。 PEKI!RARIGONのお仕事は時間がある時は朝と昼と子どもたちが寝た夜やっている。 夜できないことを朝やって、朝できないことを夜やる。
今日は京都の雑貨店、HIRAETHさんへ作品を発送する。

家を出たら久しぶりの双子ママ友と遭遇。 身近に双子ちゃん結構いるので、みんな子育てそれぞれ大変やけど共感できることも多くて心強い。
昨夜梱包を済ませておいた箱を抱えて郵便局。
別のお店へサンプルを送るので、お土産を選びに古川へ。前に頂いたお菓子のお返し。 でも行こうと思ってたお店は定休日だった。がーん。
車を走らせながら景色を眺める。

春になったら宇津江の公園行きたいし、お野菜も買いたいし植えたいし、野草も採りたいし、楽しみがたくさん。 飛騨の冬は長いけど、静かに自分と向き合いながら春を待つ季節が好き。
戸棚に閉まっていた球根の水栽培も芽を出し蕾も出てきた。

帰宅後、作業。 七宝の土台の銅板を切る、トントンカンカンして、焼きなまし、酸洗い。 二条城に納品予定の作品のろう付け。

夏のグループ展向けの作品の構想を練る。 デザイン画ってうまく描けないけどラフスケッチを描く。頭の中でぐるぐる。色やデザインが浮かぶ。 もう手を動かした方が早いと思い、真鍮板を切り出す。

Dr.コトーの映画を流しながら作業してたら、コトーが倒れて重症患者のオペになって、柴咲コウが産気づいてて、よく分からなくなって途中で観るのをやめた。
さて、お昼。休日の夫は蔵にこもってドラマ観てた。 敷地にある蔵は父ちゃんの情熱を注ぎ込んだ男のロマンが詰まった秘密基地。 そこにはカホンを叩く彼の防音設備にごたわった音楽スタジオと2階にご自慢のホームシアターがある。 たまに一緒に映画を観る。 飛騨には映画館がないから嬉しい。
家に戻ってきた夫は出かけついでに外食するらしい。 わたしは残りもののカレーに納豆かけて食べるというか、飲む。お義母さんの漬けたカブのお漬物が好き。 わたしの食事は10分で済み、夫とたわいもない話しする。夫は出かける。
朝の作業の続きがしたくて、また作業部屋にこもる。 ろう付けと下引き。
集中して疲れたので少し寝た。 掃除機かけたいけど、疲れたし昨日かけたからもういいや。
15時半にはふたごを迎えに行く。 園で雪遊びした興奮が残っているのか、ハイテンション元気いっぱいのふたり。
家に着いて、お庭を雪散歩。

わたしは晩ごはんの準備。 ふたごはおままごとやお医者さんごっこで遊んでいる。 まっちょがお医者さん「次の方どうぞ〜!」 わたしが診てもらう。熱を測ってすぐ注射される。「痛いよ〜」って泣きまねすると、「大丈夫ですよ♡」と注射の跡に飛行機のシールを貼ってくれた。
珍しく今日は動画を見せてと言わないので、童謡を流しておく。
気がつくと、ボーボにおもちゃの聴診器が付いていた。

それを持ってお散歩ごっこをする。
外はまた雪が降ってきた。

お風呂は夫の係。お風呂でふたごはスーパーボールで遊ぶ。
夕食はぶり大根と白菜とちくわ煮たやつと人参サラダ、味噌汁など。 おっちはご飯3杯おかわりした。 あの手この手おばけや鬼を使い、食事をなんとか終わらせて、お着替え。 絵本の時間。休みの日に行く図書館で借りた本たち。今回は節分もあったから鬼の話が多め。 3歳ふたごちゃんは最近は結構長いお話も聴いてくれるようになった。 歯磨きして、19時45分。2階の寝室へ。
子どもたちが寝る前にぷよぷよゼリーのお話をする。 ぷよぷよゼリーのお話とはわたしが即興でつくるふたごの登場するお話。 チリとチリリみたいなおとぎ話をイメージする。 ふたごがいろんな場所へ行くと現れるぷよぷよゼリーの存在。今日は何味?どんな色? 実はぷよぷよゼリーはかいじゅうでした〜 という感じでわたしも話しながら頭をほぐして瞑想する。
ふたごと寝る前のバイバイ。だいすきよ。 夫と話したりボーボ猫と遊ぶ。 20時過ぎ。 よし、これからの時間はPEKI!RARIGON夜の部。
-プロフィール- manna 35歳 飛騨高山 PEKI!RARIGON・主婦
0 notes
Text
My Favorite Movies of 2023【各部門編】

【The Most Impressive Actors】
☆ベン・ウィショー
☆ミア・ゴス
☆ジョディ・フォスター
アルバ・ロルヴァルケル
フローレンス・ピュー
メラニー・ティエリー
オースティン・エイブラムズ
リナ・クードリ
アデル・エグザルコプロス
ミシェル・ヨー
キー・ホイ・クァン
ヴァンサン・ラコスト
ニコラス・ケイジ
ヴィッキー・クリープス
ケリー・オサリヴァン
ジェニー・スレイト(声)
ニコラス・ガリツィン
バリー・コーガン
ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート
スティーヴ・クーガン
サリー・ホーキンス
ニーナ・ホス
ケイト・ブランシェット
ミシェル・ウィリアムズ
アヨ・エデビリ
ロザムンド・パイク
アイス・ナッタラット
イ・ソム
マーク・ライランス
アンデルシュ・ダニエルセン・リー
ケリー・オサリヴァン
ウド・キアー
ピエール・ロタン
コリン・ファレル
リエ・サレム
フィービー・ディネヴァー
オールデン・エアエンライク
…And ジョン・ギャラガーJr.
『Gone in the Night』 『Abandoned』
(どちらも日本未公開ホラー。DVDで)
*今年も雑に死にました。
【The Most Impressive Directors】
☆クリストーバル・レオン&ホアキン・コシーニャ
☆スザンヌ・ランドン
セバスティアン・レリオ
アリス・ディオップ
セリーヌ・シアマ
レア・ミシウス
ショーン・ダーキン
シャンタル・アケルマン
サラ・ポーリー
ライリー・スターンズ
デヴィッド・ロウリー
マルジャン・サトラビ
ザック・クレッガー
リュシー・ボルルトー
シャンタル・アケルマン
ロジャー・ロス・ウィリアムズ
ナンニ・モレッティ
マチュー・アマルリック
オーガスティーン・フリッツェル
エリザベス・チャイ・バサヒリイー&ジミー・チン
フェルザン・オズペテク
クロエ・ドモント
**************************
【バディ of the year】
☆ニコラス・ケイジ&ペドロ・パスカル(マッシブ・タレント)
うらら&雪さん(メタモルフォーゼの縁側)
ストーム・リード&ヨアキム・デ・アルメイダ(search/#サーチ2)
フィービー・ディネヴァー&オールデン・エアエンライク(フェアプレー)
【BF/GF of the year】
☆アブバクル・アリ(エニシング・イズ・ポッシブル)
トラック運転手マイク(パロマ)
ミソの彼氏(小公女)
元夫ジョン(ロスト・キング 500年越しの運命)
【片腕ギプスのひと of the year】
☆aftersun/アフターサン
シャドウ・イン・クラウド
【デュプラス兄弟案件】
マッシブ・タレント
【最優秀歌唱賞】
☆ウェールズの皆さん(ドリーム・ホース)
“Losing My Religion” カラオケ(aftersun/アフターサン)
マルセル/ジェニー・スレイト(マルセル 靴をはいた小さな貝)
軍人の妻合唱団(シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~)
Bailee BonickとLuke Islam(子役)&ノア・ガルヴィン(シアター・キャンプ)
【サントラ of the year】
☆”Daydream Believer”(ウーマン・トーキング 私たちの選択)
Tina Charles “I Love To Love (But My Baby Loves To Dance) ”(ベルイマン島にて)
エルヴィス・プレスリー(ぼくたちの哲学教室)
”Total Eclipse of the Heart” ボニー・タイラー(ファイブ・デビルズ)
タイラー・ベイツ(X エックス)
【ミュージカル of the year】
☆シアター・キャンプ
ジャネット
シラノ
【The Smiths案件 of the year】
☆ザ・キラー
【Joy Division案件 of the year】
☆“Atomophere”(ボーンズ アンド オール)
【スプリングスティーン案件 of the year】
☆“I’m on Fire” Cassandra VioletカヴァーVer.(PIG ピッグ)
“Born In the U.S.A”(AIR/エア)
【カレン・ダルトン案件 of the year】
☆Gone in the Night(2曲も!)
スウィート・シング
ガンパウダー・ミルクシェイク
ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち
【タイプライター映画 of the year】
☆ 帰らない日曜日
【壁紙映画 of the year】
☆コンペティション
ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン
パラレル・マザーズ
別れる決心
秘密の森の、その向こう
【スポーツ映画 of the year】
☆野球(ブラック・フォン)
テニス(フェア・プレー)
スポーツスタッキング(スピード&ラブ)
アメフト&チアリーディング(ボトムス ~最底で最強?な私たち~)
【ブロマンス of the year】
☆ウルフ&スネーク/バッドガイズ
【ドキュメンタリー of the year】
☆ぼくたちの哲学教室
リタ・モレノ 私は進み続ける
a-ha THE MOVIE
光に生きる ロビー・ミューラー
ジュディ・ブルームよ永遠に
ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち
パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー
私たち
【亡霊映画 of the year】
☆彼女のいない部屋
オマージュ
グリーン・ナイト
不都合な理想の夫婦
私たち
フレンチ・イグジット さよならは言わずに
ベルイマン島にて
【帳面派映画 of the year】
☆パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー
ザリガニの鳴くところ
エスター ファースト・キル
THE BATMAN-ザ・バットマンー
聖なる証
【サバービア映画 of the year】
☆リバー・オブ・グラス
バーバリアン
ハロウィン・キラー!
オットーという男
フェイブルマンズ
【女2男1の関係は女同士を見るためにある映画 of the year】
☆FALL/フォール
ソウルメイト/七月と安生
【猛獣使い映画 of the year】
☆ナイアド ~その決意は海を越える~
☆フェイブルマンズ
【Tシャツ of the year】
☆Never Give UpプリントのTシャツ(TITANE/チタン)
プードルの絵のTシャツ(スワンソング)
Unknown PleasuresのTシャツ(キャンディマン)
スプリングボクスのジャージ(アフリカン・ウエディング)
【生きもの of the year】
☆豚(オオカミの家)
ロバ(イニシェリン島の精霊)
犬のルーシー(ウェンディ&ルーシー)
羊(LAMB/ラム)
巨大ナメクジ(オールド・ジョイ)
猫(靴ひものロンド)
【乗りもの of the year】
☆古くてカッコいい赤い車(彼女のいない部屋)
青い車(リバー・オブ・グラス)
車(TITANE/チタン)
列車(エンドロールのつづき)
衝突する列車(フェイブルマンズ)
すれ違う列車(ニュー・オリンポスで)
【フード of the year】
☆ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン
スパニッシュオムレツ(パラレル・マザーズ)
お土産の卵(小公女)
グレナデン・ソーダ(スザンヌ、16歳)
警察署のやけに豪華な仕出し弁当(別れる決心)
ソーセージ(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)
ママのお弁当(エンドロールのつづき)
オリジナル・カクテル(プアン/友だちと呼ばせて)
手作りケーキ(ニュー・オリンポスで)
ヌテッラ(わたしの叔父さん)
味噌(ボイリング・ポイント/沸騰)
じゃがいも料理(デリシュ!)
エル プラネタ
PIG ピッグ
聖なる証
【Airbnb案件 of the year】
☆ バーバリアン
マルセル 靴をはいた小さな貝
Gone in the Night
【メガネ of the year】
☆ボニーさん/ジョディ・フォスター(ナイアド ~その決意は海を越える~)
ジュディさんのカラフルなメガネ(ジュディ・ブルームよ永遠に)
グロリア 永遠の青春
【ラストショット of the year】
☆不都合な理想の夫婦
ニュー・オリンポスで
フェイブルマンズ
aftersun/アフターサン
デュアル
わたしの叔父さん
【ボディ・ホラー of the year】
マリグナント 狂暴な悪夢
ハッチング―孵化―
TITANE/チタン
【うっかり of the year】
☆ FALL/フォール
☆BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ
【ライン of the year】
☆ 「寂れた部屋には寂しい場所の写真があるべき」「ウォルマートとか」「違う、Kマート」「洗濯でワクワクするなんて人生初めて」( Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック)
「地平線」(フェイブルマンズ)
「パーティで自分だけ別の部屋に行って休むとき、大勢がいる気配で安心できる」(マルセル 靴をはいた小さな貝)
「目的がない、自己完結」(幻滅)
「機能的で自分らしい死ぬための服」(デュアル)
「秘密は隠してるわけじゃなく、言う相手がいないってこと」(秘密の森の、その向こう)
「自虐はよくない」(マッシブ・タレント)
【バトル of the year】
☆デュアル
ファイトクラブの殴り合い/ボトムス ~最底で最強?な私たち~
【ダンス of the year】
☆ スザンヌ、16歳
ロイ・フラー(キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱)
家族対抗ダンス合戦(アフター・ヤン)
aftersun/アフターサン
デュアル
ジャネット
マジック・マイク ラストダンス
【ワースト邦題 of the year】
☆わたしは最悪。
ボーンズ アンド オール
SHE SAID/シー・セッド その名を暴け
【プロレス of the year】
☆ベネデッタ
カサンドロ リング上のドラァグクイーン
【劇中舞台劇 of the year】
☆アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台
マジック・マイク ラストダンス
波の間に
スザンヌ、16歳
シアター・キャンプ
幻滅
【映画作り映画 of the year】
☆ニュー・オリンポスで
オマージュ
フェイブルマンズ
エンドロールのつづき
ベルイマン島にて
マッシブ・タレント
コンペティション
わたしは最悪。
X エックス
【ガチ映画大賞】
☆マッシブ・タレント
ウーマン・トーキング 私たちの選択
PIG ピッグ
魂のまなざし
【塩映画】
☆ノック 終末の訪問者
Gone in the Night
ボーンズ アンド オール
ブレット・トレイン
わたしは最悪。
TITANE/チタン
MEN 同じ顔の男たち
0 notes
Text
フームその7
61話 ・「デデデを最近見た?ママ?」 ・「おはよ!カービィ!」 ・「カービィ、太り過ぎると、社会的ハンデをしょいこむ恐れがあるのよ!」 ・「(太ったデデデを見て)これ本当にデデデなの?だからってこんなになれる?でも(太り過ぎると)心臓がやられるわ!」 ・「カービィ(デデデのお腹でトランポリンするのは)よしなさい!」 ・「太り続ける!?アレに秘密がありそうね…。」 ・「とにかくサンプルをたくさん集めるのよ!うん、まぁこれだけあればいっか!じゃあ私の部屋に帰って研究開始!」 ・「カービィ?そういえば…。あ~ん!かーびぃにかまってらんないわ!とにかく急ぎましょ!」 ・「これでどんな成分が入っているか分かる…。これは…『デブリチン』!味を良くする代わり、限りなく太らせる危険な添加物質…どこで買ったのかしら?」 ・「(タゴに対して)ここでは売ってないのね?…となると考えられるのはただ一つ!」 ・「(あのポテチの製造元は)間違いなく、ホーリーナイトメアよ!たぶん吸いこみできないほどカービィを太らせようとしたんだわ!」 ・「(カービィは)お城に来るまでは一緒に居たけど…。」 ・「(太ったカービィを見て)見てらんないわぁ…。」 ・「ついでにこっちも治療しなさい!スナックの正体は恐るべき合成添加物よ!2人とも命が危ないの!」 ・「インストラクター?」 ・「(デデデに対して)太るだけ太って今度は痩せるためにお金を使う気!?」 ・「[[もうやめて!>もうやめて!]]これ完全にリンチじゃない!」 ・「これって拷問よ!」 ・「分かった…!吸いこみ出来なくしたところに魔獣を送りこむつもりだったのよ!」 ・「カービィ!吸いこみよ!」 ・「あらゆるものを破壊する、マイクカービィ…。」 ・「この技だけは何とかならないの?」
62話 ・「デデデは自分の宣伝しかしないもの…。」 ・「(6枚の絵柄を見て)じゃあ私は花。」 ・「やだな~、パパもママも真剣に~。とはいえ…占いなのよね~。」 ・「(ガキ共がカワサキを溺れされた様子を双眼鏡で観察する)ふ~ん、そういうことか…。」 ・「いいえ!これ以上は私が許さない…。サモ!あなたどういうつもり!?」 ・「え?メーベルの評判を良くしたい?あなたってメーベルの何なの?」 ・「じゃあ…彼女が喜んでいるかどうか聞きましょ?」 ・「(メーベルに対して)とにかく…この子たちのイタズラだったワケ…。まだ続けるつもり?」 ・「皆すっかりメーベルの信者になった。ブン!アンタたちのせいで!(安定の威圧フーム)」 ・「変だわ…デデデの本当の狙いは何?」 アニメ中盤、上記のイタズラをしたサモや弟たちに文句を言っており、謝罪させている。 ・「なんですってぇ!?」 ・「許せない…これは神権政治よ!神様の名を借りて、勝手なことをやる大昔の政治!独裁主義よりひどいわ!(どっちもクソ)」 ・「こんなことってある?行くっきゃないわね…(メーベルの占いに根拠はないけど)。」 ・「カービィ!トッコリ!カービィに最後に会ったのはいつ?」
63話 ・「良いわねカービィは元気で…。」 ・「(デデデを盗み聞きして)風邪をひいていないカービィをいじめるつもりね…。そうはさせないわ…。」 ・「あらデデデ元気そうねぇ…。大丈夫カービィ…?カービィベッドに戻りましょ…風のときは栄養のあるものをいっぱい食べてあったかくしてぐっすり休むのが一番よ…。じゃあねデデデ…。」 ・「うふふ…面白いことになりそうね~。」 ・「(風邪をひいたデデデに対して)さぁ…こっちはそれどころじゃないわ…。」 ・「気持ちの良い朝ねぇ…。あら?風邪が治ってる…。」
64話 ・「わぁ!びっくりした!…デデデね。」 ・「やはりそうきたか…仕組まれた抽選ねぇ…。」 ・「(カスタマに対して)何よ…こんな悪者に司会させる気…?」 ・「忘れたの?ファイアカービィに決まってる!」 ・「忘れはしないわ…ね、カービィ?」 ・「(アイスドラゴンは)ちっともステキな魔獣じゃなかったわ…。」 ・「皆アイスドラゴンを倒すにはファイアカービィだと思ってるんでしょうね~(※ファイアを選択したのは花組だけです)。」 ・「(デデデに対して)覚えてないのかしら?(煽り)」 ・「これも楽勝ね。」 ・「誰でもカービィを狙ったと思うでしょうねぇ…。」 ・「ファイアカービィ!」 ・「そうだった…カービィあなたが忘れちゃ��メよ~。」 ・「わざとやったわね!カービィの歌は2度とごめんよ!」 ・「村長さん!」 ・「まぁ女性を忘れないところは…(※タダのイジワル問題です)。」 ・「ナックルジョー!」 ・「ライジングブレイク!」 ・「カービィ!すみません、ちょっとカービィが…。」 ・「カービィ!何してんのよ!あの連中何するか分かんないんだから!」 ・「分かったわ!これで私たちの答えが間違うようにしてたのね!」 ・「今年も面白くなりそうね、カービィ!」
65話 ・「でもいつもと違う感じ…。」 ・「久しぶりに会えたわね、ジョー…。ソードとブレイドがあなたをここへ運んできたのよ。」 ・「誰かに追われてるのね…。」 ・「舐めてんのはあなたでしょ?ホントは動けるような身体じゃないのよ~。」 ・「パワードマッシャー…でも!アイツはあなたが…。」 ・「分かったわ!来て!ワープスター!」 ・「ど…どうなってるの…。誰かー!返事してー!」 ・「カービィ~!ブン~!みんな~無事だったのね~!」
66話 ・「忘れやしないわ…あのときは確か…(デデデが魔獣を呼んだせいだったのよ)。」 ・「(デデデに対して)何か怪しい魔獣を買ったでしょう?」 ・「デデデのせいじゃないとなると…(誰かしらね)。魔獣もいないのに…雪…。」 ・「(エスカルゴンの出した魔獣取引停止書を読んで)え?代金未払いにつき、魔獣配信は控えさせていただきます?」 ・「だって変だと思わない?これにはきっとワケが…。」 ・「(弟に対して)ペンギンよ!私も本物見るの初めてよ!」 ・「これ、氷山よ。氷の塊よ。寒い極地から流れ着いたんだわ。」 ・「(トッコリに対して)それが分かったら苦労しないわ!」 ・「(ペンギーに対して)また一段と寒くなったと思わない?この村は元々暑いぐらいなの!急に寒くなったと思ったら、あなたの氷山が現れた。関係あるのかしら?」 ・「ヒミツはきっとあの氷山の中よ…。」 ・「あら…行き止まりだわ…。」 ・「原因はこれよ!この冷気で氷山が溶けないようにして、おまけに私たちの村を凍らせたのよ!」 ・「この寒冷化はペンギーの仕業よ!」 ・「(原因は)私たち?」 ・「ひどい!やめて!」 ・「バレないようにね…。」 ・「(ペンギーに対して)大人しくここから出ていって!」 ・「カービィ!吸いこみよ!」 ・「来て!ワープスター!」 ・「カービィ!これをギラウエア火山に!(『ボルケーノン』を投げ渡す)」 ・「分かったら早く出ていって?」 ・「確かに好きでさまよってるワケじゃないのよね…。」 ・「ペンギー達のことを思って少しは節約しましょ!(だからと言ってモノを壊したら余計エネルギーがかかるため、普通にサイコパスである)」
67話 ・「…というワケで、この公式が成り立ちます。いいわね?二乗というのは、同じ値の数字をかけることよ。すなわち、求める答えは…(居眠りする子供たちを見て)無理なのかなこの授業…。」 ・「でも勉強しなくちゃ!知識や教養を身につけないと…。」 ・「(デデデに頼まれて)なんですって~?私が先生~?」 ・「ホント?何を教えるか、どんな教科書を使うか私が決めて良いの?」 ・「生徒達を無料で入学させたいんだけど~?」 ・「どう思う?メタナイト卿…。気の毒な生徒を立ち直らせるなんて、何か企んでいると思うの。」 ・「何よ~いつも分かりにくいんだから~。いいわ!やってやる!今度こそここに教育を根付かせるわ!」 ・「(黒板消しを頭に落とされて)初めから手厳しい歓迎ね…のびのびして結構…その代わり!生徒の皆さんはそれぞれ責任を果たしてもらいます!(流石責任押しつけの権化)」 ・「オホン…皆さん入って~!各科目の先生を紹介します。私は算数を担当…。ガングさんは理科を…キュリオさんは歴史を…ボルンさんは社会を…モソさんは体育(明らかに人選ミスだろ…)…メーベルさんは…(不良生徒達が教師に食べ物をぶつける)。」 ・「そこの!やめなさい!『ヨタ』…卵をわざわざ用意するなんてマメね。『グレ』…美味しそうなトマトね、皆に分けてあげて。」 ・「えぇ…でも私はその前に、礼儀知らずな生徒の掃除をしなくちゃなんないの!何か文句ある?」 ・モブ子供「先生カッコいい…。」 ・「いい子ね、では教員の皆さんはあとでお願いしまーす!」 ・「では算数から!算数なんて何の役に立つのかと思うかも知れないけど…古代プププ時代の数学者『ピテカンゴラス』は言いました(不良生徒に靴をぶつけられる)。」 ・「(弟に対して)分かってる…暴力はなしよ…。」 ・「グレ!机に脚を乗せなさい!ヨタも!バン!…ではこれは寄付として学校がいただきます、ありがとう。」 ・「あ…そうそう、ごめんなさい。皆さんの教科書はこれ!ホッヘ!イロー!配ってください!」 ・「では教科書の5ページ目を開いてください(1冊余分に教科書をとったグレに本をぶつけられる)。全員教科書を持って見せなさい!」 ・「なんて書いてあるかブン読んで…。(足し算と引き算)これができないと買い物もできません。いくつかリンゴが描いてありますが、カゴの中のリンゴと、カゴの外のリンゴは同じかしら?イロー!」 ・「(ヨタに釣り竿で遊ばれるカービィを見て)カービィ!あなたは指してないわよ?カービィやめなさい!も~アンタまで~!許さなーい!(※悪いのはヨタです)」 ・「カービィ…あなたまでいったいどうして…(ヨタのせいだと気づかない無能)。」 ・「悪い生徒がいるの!それをほっといて教育ができる~?」 ・「えぇ、あのナックルジョーがいてくれたら頼みたいところよ。」 ・「身を守るためよ!イエス、それともノー?」 ・「用があるから来たのよ!この不良!」 ・「あらそう?悪いけどアンタらにクチの聞き方なんて構ってられないわ…。」 ・「(バンチョーに対して)可愛いわね…脅してるつもりのようだけど…オネショは直った?まだオムツしてるから大丈夫?(煽り)」 ・「やめて!あたし…先生じゃないわ…。教室でこんな暴力を引き起こしたのよ…(※自滅です)。」 ・「聞いて…熱血先生がいれば、解決すると思ってるのね…。でも…現実はドラマとは違う…。先生って弱い立場なの…(今の時代だと違うけど)。皆のためと思って叱らないようにすると、やる気がないと言われ…反対に頑張りすぎると暴力教師と呼ばれる…。先生はどうすれば良いの…?先生も力不足かもしれない…。でも立場を理解して欲しい…。もちろん私はこんなこと言う資格はないわ…。でも!先生ばかりに責任を押しつけないで…(いつも押しつけてるのはお前じゃん)。お願いよ!じゃあ…さようなら…。」 ・「(デデデに対して)クビにしたのはアンタでしょ!」 ・「カービィ!吸いこみよ!」 ・「良いわね?二乗というのは同じ値の数字をかけること。すなわち求める答えyは…。(彼らが居眠りしている様子を見て)まぁ、デデデの学校よりはマシよね。」
68話 ・「(カワサキに対して)ちょっと!愚痴なんかこぼして企業努力はしたの?」 ・「もっと儲かるよう工夫することよ。値下げするとか…。お客さんに料理を届ける出前サービスとか…。」 ・「アルバイトを頼めば~?儲かれば賃金を払えるでしょ?」 ・「そこで皆の力を借りたいの!出前サービスのアルバイトよ!」 ・「(デデデに電話をかけたカワサキに対して)そんなんじゃダメ!こうやるの!(もっとかける場所を選ばないと…)」 ・「(レン村長に電話をかける)レストラン・カワサキです!今、カワサキの店でアルバイト中なの!今日から当店は出前サービスを始めました!お店に見えなくても電話1本でOK!アツアツお料理をすぐお宅までお届けします!それではご注文をどうぞ?ラーメン1丁!毎度ありがとうございます!」 ・「何ボケっとしてるの?ラーメン1丁よ。この調子でどんどん注文とるわよ~。」 ・「(ボルン署長に電話をかける)あぁ、署長さん?レストラン・カワサキです!」 ・「ボルンさんにカレー1丁!メーベルさんにステーキ定食!キュリオさんにレバニラ炒め定食…ガングさんカツ丼1丁!ヤブイさんがハヤシライスと餃子!それから…。」 ・「メニューを配ったから、これからはお料理を選んで注文してもらえるわ!」 ・「あ~忙し…なんで私がこんな…まぁでも資本主義経済の勉強にはなるか!(子供がそんなこと言うなよ…)」 ・「(ワドルドゥ隊長からの電話)はいお待ち~!あ、はい…はーい!分かりました!」 ・「ワドルディ様!カツサンド2000人前~!」 ・「(デデデからの電話)はい!レストラン・カワサキで…全く…。」 ・「デデデに大至急チャーシューメン1丁!」 ・「あ…まずい…ブン達出払ってる。デデデだから~早く届けないと怒るわ…。でも…。」 ・「これ!私が届けるわ!(電話がかかってくる)んも~…はい!レストラン・カワサキ!あ、出前ですね?ちょっと待って!」 ・「カービィ!これをデデデに届けて欲しいの。カービィ?いいこと?これはお仕事なのよ?だから、みちくさやつまみ食いは絶対ダメ!分かったわね?」 ・「大丈夫かな…あ!いけない!お待たせ!ご注文をどうぞ~?」 ・「(デデデからの電話)はい!レストラン・カ…あ、たった今出ました!」 ・「(デデデからの電話)はい!レストラン・カ…さっき出ました。もうつくはずよ?嘘じゃない!本当に出たの!」 ・「おはようございます!はい!ラーメンと餃子1人前ですね!まいど~!」 ・「はい!チャーシューメン1丁!まいど~!(今後の展開から、恐らく電話の相手はエスカルゴンである)」 ・「さぁみんな![[今日も頑張って!>今日も一日がんばるぞい!]]」 ・「あ…忙しすぎて、(カービィのこと)忘れてた…。(デデデは)催促してこないわ…。」 ・「(デデデからの電話)はい、レストラン・カワサキです!デリバリーマン!?こんな人いらないわ!チャーシューメン2つ…?」 ・「でも変じゃない?みんな食べきれないほど注文して…おかしいと思わない?あ!まさかブンたちのイタズラ…。え…それって…。」 ・「(ボルン署長からの電話)はい!レストラン・カワサキ…え!注文してない!?」 ・「カワサキ…私…あなたの商売に熱心になり過ぎた…。」 ・「心配なの…カービィが…。」 ・「カービィ!探したわ!ごめんなさい…あなたにはツラい仕事をさせちゃったわね…。」 ・「さ、帰りましょ…あら?カービィ!あなた…我慢して食べなかったのね…。偉いわカービィ…(できなかったのに褒めちゃダメでしょ…)。」 ・「魔獣!カービィ!逃げて!」 ・「カービィ!吸いこみよ!」 ・「ジェットカービィ!」
69話 ・「まぁ!ゴミを捨ててたのはカワサキだったの!?」 ・「あ~最悪…自然を大切にしようって気持ち、まるでないのね…。」 ・「せめてもの罪滅ぼしよ…。」 ・「ウィスピー!こうなったら、誰も入れないように(森を)立入禁止にした方が良いかも!」 ・「(弟に対して)ちょっと見て!『森のエコツアー参加者募集』。自然を楽しみながら、その保護を考える旅、エコロジーツアーのことよ。」 ・「ウィスピーウッズが協力してくれるから楽しいハズよ?ね、カービィ?」 ・「(デデデに対して)待ちなさーい!ちょっと!この企画どういうこと?私たちの計画を横取りしたのね。」 ・「断られてもついてくわ。」 ・「見てなさい…すぐに化けの皮が剥がれるから…。」 ・「ダメよ!ポイ捨てなんかしちゃ!このツアーは自然保護が目的じゃないの?」 ・「(村人たちは)何測ってんの?」 ・「なんてことするのー!どうして(木に)傷なんかつけるの?最低!なんにも分かってないのね。」 ・「エコツアーのルールを守らないからでしょ!」 ・「ハニー!花は摘まないでね!(トイレに行くなという意味ではない)なるべく自然に影響を与えないよう、観察するだけにして。その方がお花も嬉しいでしょ?」 ・「(木の実を取ろうとするレン村長とカービィに対して)村長さん!エコツアーですから!カービィもダメ!」 ・「(レン村長に対して)止まって!もう少しで(花を)踏みそうだったわ…。」 ・「ボルンさん、エコツアーはハイキングと違います。」 ・「コラ!生き物は観察するだけにしなさい!」 ・「サトさん…落ち葉は森の大事な栄養源なのよ。」 ・「はい!カービィの分!(おにぎりを渡す)」 ・「ボルン署長!お魚逃がしてあげてね~!」 ・「ゴミは持ち帰るのが基本よ…。皆ダメじゃない…。」 ・「うわぁ!何やってるの!?ゴミ捨てて…木伐って…火焚いて…こんなのエコツアーじゃない!」 ・「ちょっと!それ皆が運んできた食料やテントでしょ?」 ・「何とかなるわ。ね?ボルンさん?」 ・「枝が茂ってる方が南だから、こっちでいいハズ…。」 ・「これ以上動き回るのは危険よ…暗くなる前にキャンプの準備!」 ・「キノコがあったわよ(自生したキノコはアカンでしょ)。仕方ないわ…火を焚くから手伝って。残念だけど現実を直視しなくちゃ!サバイバルのときよ!ボルンさん!川からお魚捕ってきて!カービィは木の実よ!(さっきは捕るなって言ったのに…)」 ・「はぁ…ホントにどうしよう…。」 ・「あそこ!この川を下ってゆけば、外に出られるハズよ!」 ・「地図のほかに、ゴルフ場の図面がある…。」 ・「とにかく!この地図を頼りに戻りましょ!」 ・「カービィこっちよ!あ…この地図が落ちてたってことは、デデデ達も遭難したんじゃないかしら!」 ・「(森林火災が起こったので)水があるところに避難よ!」 ・「(ホッヘに「カービィに火を吸いこんでもらおう」と聞かれて)それは無理よ!」 ・「(トルネイドカービィに対して)水をまきあげて!」 ・「(デデデに対して)自然のために頑張るのよ~!」
70話 ・「トッコリ!トッコリってば!カービィ見なかった?」 ・「分かった知らないなら良いってば…。分かったってば!さよなら。」 ・「はぁ…ったく…ひねくれもんなんだから…。トッコリってどうしてこうなのかしら~。」 ・「(子供たちに対して)え、トッコリが?あんまり悪口言うからよ…いくら厚かましいトッコリだって傷つくわ(※因果応報です。てかお前も言ってるじゃん…)。」 ・「(キュリオに対して)私たちも(トッコリを)心配してるの。なにか?」 ・「あなたのルーツが分かったの!先祖のこと!」 ・「(トッコリの先祖は)由緒ある立派な家系…。」 ・「ともかく伝説は裏付けられたワケねぇ…。」 ・「ちょっとトッコリ!あんまり煽てに乗らないで…。」 ・「(カブーに対して)『キャプテン・キック』が隠した宝よ!」 ・「(トッコリに対して)やっぱりここだったの!どうしたの?顔色が悪いけど?」 ・「なーに?うわ!ガイコツ!でもあれは…(キャプテン・キックね)。」 ・「なにこれ…うわぁ!ジム・コリート卿ってホントはオウムだったの?」 ・「そうだったのか…じゃあトッコリは真相を知ったのね…。とにかく行きましょ!」 ・「待って!デデデ!勝手なマネはカービィが許さないわよ!」 ・「カービィ!吸いこんで!」 ・「(魔獣『[[モギー>モギー(アニカビ)]]』は)どこから攻めてくるか、分からない…。」 ・「ここは頼んだわ!(デデデを追いかける)」 ・「ありがとうカイン…でもこのままでいいわ…。」 ・「カービィ!吸いこみよー!(手鏡を投げる)」 ・「さぁトッコリ…あなたの宝よ…開けて…。」 ・「良いじゃない、トッコリはトッコリなんだから!」
0 notes
Quote
山崎まさよし氏のライブが批判されているらしいが、https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2245145https://note.com/masu868/n/nee9ac0a564b6コロナ前に地元に来てた歌謡曲コンサート(注1)がやったやつを知っていれば、下には下があると思って納得してくれるのではないかと思い筆を執った。三行でまとめると 一部の興行師がやる歌謡曲コンサートは、主に日帰りの観光バスツアーを搦めて人を呼ぶ装置だった。 歌の大半は誰も名前の知らない若手?による名曲のカバーか、昭和の一発屋。大物は最後に数曲だけ歌って終わり。しかも誰が出演かは事前にわからない ただし、司会者だけはプロ。綾小路きみまろみたいなプロ司会者が出てきて、余興で会場を笑かすわ、下手糞歌手をフォローするわで、あれだけで3000円の価値はある可能性がある場所とか場所は、文化会館。ワイの地元。東京から観光バスで2時間ぐらいのところ。日帰りできる絶妙な場所。��りは葡萄とか産地で、そのシーズンになるとかなり観光バスがくるけど、それ以外にあんまり観光資源の乏しいところ。特産品として、大物国会議員を出荷しており、彼が金を引っ張ってきて、身分不相応な凄まじく広大な駐車場がある1300人クラスの文化会館が建設された。(注2)コンサートはここで開かれる。出演者出演者を示すであろうポスターには、昔懐かしい昭和歌謡を彩った大物の名前がずらーっと並んでいて、映画のブロッコリーポスター ( こんなの → https://girlschannel.net/topics/3487192/ )みたいな感じでわさーっと実って豪華絢爛な感じ。一番中心に据えられている大物歌手らは、現在も若い歌手と一緒に音楽活動をやるなど、本当に真の意味で本物の歌手である。こんな豪華メンバーのコンサートが地元で見れるなんて!すばらしい、と思うだろう。こんなにたくさんの人が出演するなんて、見なきゃ!って。ところが、ポスターにはこう書いてある。公演によって出演者は異なります若手歌手なども出演します。おたのしみに!ん?怪しいと思うだろうが、その感覚は全く正しい。スケジュールなんと最大一日3回公演。午前の部(10時~)、午後の部(14時~)、夜の部(18時~)である。それをなんと3週間にわたって、休日を中心にたぶん10日ぐらいやってた。この時点でなんだこれってなると思うだろうが、その感覚は全く正しい 料金一番安い席はなんと3000円から。当時としても安い。次が5000円、S席は8000円。ホールは10年もたってない現代の設計なので、少々安普請ではあるが、席によって見えにくい場所などはない。なので3000円でも良いと思ってワイは3000円を買った。この判断は正しかった。実際にはガラガラで、3000円でも10列目ぐらいで見れたので。また、後で調べたら、観光バスの人たちは、追加で8000円出すとS席で見られると言う仕組みだったらしい。普通8000円の席はいくらガラガラでも前に詰めたりしないと思うんだけど、思いっきり詰めてたと思われる。騙されなくて良かったと一安心。 客層当然、こんなキャパシティを地元民だけで埋まることはない。じゃあどうするかというと、観光会社と提携していて、首都圏や近隣県からのバスツアーをに組み込んでツアーにしているのだ。普段はガラガラの駐車場に、ずらーっとバスが並ぶのである。ちょっと、というかかなりびっくりする光景だった。ただ、たぶんそれでも一杯になんてなってないと思う。ムダに広すぎる。 二階席はいつも閉鎖状態だったんじゃないかなあ。分からんけど。一応地元民と思われる人もそれなりには、いた。 実際の公演自分が入った時は、平日の夜公演で恐らく最も客が少なかったとき。なので一番安いチケット買ったのに、前から10列目ぐらいで見られた。まず、最初になんだかよく分からない歌手が出てきて歌う。後で調べたら大昔に一曲だけプチヒットを出した歌手らしいが全然知らん。歌は聴いたことがあるかな?ないかな?と言う感じ。いきなり出てきて歌って、何事かと思っていると、司会者が出てくる。漫才師が着るようなキンキラキンのスーツの上下にカラーアフロヘアという出で立ち(注3)。そして歌手のことを国民的超大物歌手であるがごとく扱い、褒めまくる。降られた歌手の方も俺は凄いんだぜ的な感じで応答して、なんか凄い人の話をきけちゃった感を演出する。そして次に現れるのが、なんだかよく分からない若手(注4)の歌手たち。3組ぐらいだったような。歌うのは自分の歌ではなく、懐かしのヒット曲。ごく一部に自分のオリジナル曲を歌うのがいたけど、まぁ分からないよね。別日では、地元の県出身の歌手が応援に駆けつけました、みたいなこともあったらしいはらしい。気の利いた歌手は、絶妙に地元ネタを入れるんだけど、その努力は認める。だってその努力もしない歌手が多いもんね。機械的に歌って。はは。最終的に、某女性のド演歌を歌う歌手が出てくる。おお!本物や!と思うけど、ポスターの真ん中にいるメイン歌手ではない。ブロッコリーで言う所の右側面後ろぐらいのポジ(注5)。そして、おもむろに美空ひばりのヒット曲愛燦燦。いや名曲だけどさ、自分の曲じゃないか無い!と突っ込みたいところだが、流石に迫力。お金がない花火大会で、最初は小玉ばかりだったけど、最後に大玉ができて「これだよこれ」って思う感じの。そんな感動はちょっとある。そして次に自身最大のヒット曲をガチで歌って、MC。うーんやっぱり人気のプロはちがうねえ。と思ったらこれで終わった。えっ。そして最後にアンコールがある。と言うか帰り始めているのを司会者が拍手を煽ってアンコールさせる。出演者が総出で出てきて、ここで北島三郎の祭を歌って、終わり。この時、何故か司会者も歌っていた。(それが結構上手いんだよなこれが)合計2時間ぐらいだった。 見所 なんかオーディションを見てる気分になった。プロなので一定のクオリティはあるが、売れなくてこんな営業している人たちってのは、やっぱり何かが足らないんだろうなとおもった。それがなんだかはわからんけど 周りの中高年、みんなリアクション薄く見てる感じ。席を立ったママ戻ってこない感じで、いろいろしんどい。 もちろん、生歌なので喜んでる人もちゃんといる。けどねえ……。 ○○が出演するって聞いてたんだけど!? 的にガイドらしき人に詰め寄る人を目撃。ガンガレ こんなカオスでも、司会者がむっちゃ上手いので回ってると思う。歌手に喋りやすいネタを降って、ジョークや自虐ネタ、時には手品まで交えて、少ない客と視線を合わせながら、客いじりすらこなす。そして最後アンコールに歌でしょ。正直この人のワンマンショーの方が楽しいと思うわ。でも名前わすれた。 まとめ世の中色々な商売がある。基本的に人気商売というのは、丁寧に対応して、ファンになってもらって、リピーターを集める、はずなんだけど、これとは真っ向から対立すする焼き畑みたいな商売である。どうせ一回だからとチケット売り出して終わらせると言う様な。地元でもプチ観光公害みたいなんがおきていて評判が悪く問題化。貸出料金も全館貸し切りで一日つかって正規料金10万円みたいなそもそもが激安設定なのだが、これを更に値切られており、稼働してない間も機材置きっぱなしだったがその間の金はとってないとか、後で揉めた模様。おそらく、似たような奴が二度とここに来ることはないだろうが、似たような地方の箱物文化施設はいくらでもある。場所を変えて似たような商売やってるんじゃねーかな。コロナ禍でも生き残ってと思うよこう言う連中。生命力強そうだし。ワイは3000円しか払ってないから勉強になったでいいけど、これでS席とか、首都圏から1万とか2万とか払ってきてたら頭にくるんじゃないかなあ。ああでも、他に観光地を回ったりするならこれでも良いのかも。とにかく、世の中には下にはしたがあると言う事を知ってもらって、山崎まさよし氏のことは許して挙げてほしいという、そんな次第である。 注記注1:こう言われると絶対「夢グループ?」って言う人がいるので言っておくと、夢グループではないです。夢グループはたぶん通販の収益でコンサートやって歌手とその弟子らを養ってなるんだと思うよ。だって夢グループって母体となる通販会社が別にあるんだし。注2:建設された場所は、優良な農地だった。担い手不足でもう無理だから工業団地にするんだーと言って指定地にしたものの、全く工場誘致が進まないと言う、日本中で大量にあるであろう工業団地予定地。埋まらない状況で、ここにいろんな補助金を活用してブチ建てたもんだから、土地を持ってた人はしっかりと金が出て、家の建て替えラッシュとかがあったらしい。文化会館はそんな経緯で建てられたので、交通の便が良いはずもなく。最寄りの駅から車で20分ぐらい、新幹線で来ると新幹線駅から在来乗り換えして40分ぐらいかかる場所で、どうしてこうなった感すごい。ただ、どこから騙して連れてきたかは知らないが、現在はまともな専門知識を持つ運営責任者(有期雇用の非正規職員)がいるので結構頑張っている。ただ、ホールの使用よりも、だだっ広い駐車場の方が利用価値高いみたいでそっちの方が活用されてるとか、微妙な感じ。 ネーミングライツは売ろうとして売れなかった。注3:当然かつらで、ありがとうございました!みたく勢いよく頭を下げると、ぽろっと採れてステージを滑っていき、仲から真ん中だけ髪の毛が無い、いわゆる波平スタイルの頭が現れるという仕様。これを慌ててとりにいって笑いを誘う。前の歌手が微妙に固くて会場の雰囲気がかまってくるとこれを披露して会場を暖めるという。注4:若手、と言っても年齢行ってると思う。アラフォーぐらいは普通にいたかと。注5:日曜日の昼公演とかに行った人もポスターのメイン歌手は出てこなかったそうなんだが、本当に出演してんのかなあアレ。でもこういう商売なら連続何日も見る奴なんていないから、それでもいいんだろうな。よく考えられてる。
山崎まさよしがなんだ!歌謡曲のライブはもっと酷いのあるぞ
3 notes
·
View notes
Text
選択肢はいらねえな作れ
心が世界だ。タイトル、引用ともに波羅夷空却の「そうぎゃらんBAM」より。この歌……好きなんだ、すごく……。ありがたい、私の人生を賛歌してくれる曲であります。空却ってそういうところがいいよな、坊主(僧)だからなのか、なんか、説教つーか、先生じみてるところが良い。最初から人を導こうという構えがある。そういう人によく惹かれる。誰かに自分の持てるもの全て与えよう(伝えよう)、自分がいなくなっても大丈夫なように。というスタンスの人。自分の終わりを前提とした教育家。みたいなこと?
スナックの体入に行き、結局今日の本入店は蹴った(連絡はした)。ママもキャストの女の子もみんないい人で、向上心があって、雰囲気が良くて、お客様の層も面白そうだったが、でも、だめだ。と思った。なんというか、夜職の厳しさにもうついて行く体力や瞬発力がない。とくにスナックは1人で団体を回すことが多そうなので(面積が狭くキャストが少ないため)、それを考えると、私のかなり苦手な1:多になる上に(人に対して気を使いすぎるため、同時に脳が処理できる相手人数はせいぜい4~5人)、絶対ここにいるの私じゃなくていいよな、というか私じゃない方がいいよな、が発生するので、そのマイナス点のために、無理だ!となった。そして、体入でわかったことだが、女の子の容姿のレベルが高すぎる。スナックってこんな感じ!!?ガチの「いい女」しかいないけど!!??となり、自分の容姿ではコンプレックスを持ち続けるだろうし、太っていることがまた苦しくなるだろうと思った。そして、時給換算したら初日なので仕方がないが1500円程度だったため、こんなに辛い思いをしてまで、わざわざ教育システムの鬼すぎる夜職をする必要はない、と思った。すでに時給の高い(1500〜2000)医療系テレオペのアルバイトに応募し、書類が通ったので金曜日に面接を受けてくる。かなり時給が高いので業務内容はハードかもしれないが、昼職のほうがまだ耐えられる気がする。とにかく今の私は容姿にかなりのダメージを負っている(適正体重+8kg、BMI25、肥満度Ⅰ)ので、その舞台に乗りたくないという気持ちが強かった。受かれば勤務開始を12月からにしてもらい、3月まで粛々と稼ぐしかない。大学編入学を前提としているが、お金のことを考えると、受からない方がむしろいいのかもしれない。しかし、大局的に考えれば、やはり私には大学で被虐待児童の児童相談所「以降」の人生について調査し、社会に訴える必要がある。これは個人的な復讐や自分への救済ではない。私はそもそも誰が聞いても「虐待だ」と思えるほどの仕打ちを受けていないし、もはや記憶もおぼろだし、自分は元被虐待児童といえるかと言われれば、それはかなり微妙なラインだと思う。ただし、家庭内が安全な場所ではなく、そのストレスで精神疾患を15歳で発症し、その後の10年間の健康で文化的な最低限度の生活を親に潰された人間として(未だに健康とは程遠いが)、周りの友人たちの自殺未遂や被虐待が他人事とは思えなかった。友人たちの世話や手助けに関しては、それを自分の支えともしていた(自分より力のない者を守るために立っていられた)が、ここから先は、抽象化された大勢の「友人」たちのために、この問題に気づいてしまった自分が「やらなければならないこと」だという気持になっている。何をどうしても体が勝手にやってしまうこと、自分がそうするようになぜか動いてしまうこと、それは私にとっては「自殺するまでに精神疾患を悪化させた、元被虐待児の友人のケア」であり、そのような人々がこの世に大勢いることの、世間への周知である。やりたいとかではなく、明確に「やるべきだ」と感じている。他でもない私がやるべきだと感じている。他に既にやっている人がいるなら嬉々としてその人の著書を紹介するが、残念ながらこの分野ではまだ「世間に轟く」ほどの影響力を持った書物はない。とにかく話題にしなければ。確かなエビデンスをもって。何が問題なのか明確にしなければ。解決策がわからなくても問題提起はしなければ。それを強く思う。ということでちゃんと大学に受かるように勉強をすべきだし(あと7日)、受かったあとに暮らしていけるだけのお金を作らなければならない。
今日は久しぶりに本を買った。全くもって買っている場合ではないのだが、以前から中を見たいと思っていた『モヤ対談』(花田菜々子)を書店で立ち読んだら止まらなくなり、観念して買った。左川ちか特集の現代詩手帖11月号も、結局買った(これは井戸川射子さんの連載している詩がよすぎて買って帰ってしまった。左川ちかの特集も少し読んでいるがとくに翻訳に関して面白い。きちんと左川ちかの詩を読んだことがないので、対訳の新刊が気になっている)。モヤ対談は、出会い系で出会った70人にそれぞれ読んでほしい本を薦めてみた、という感じのタイトルの本の著者で有名になった花田さんが、様々な分野の方の著作をテーマにその人と対談した連載のまとめ本。花田さんのこの世を生きるセンスは抜群だな、と思う。様々な書店を転々とした、とあるが、たぶん(私と違って)社員を経験しているのだろう。セレクトしている本もすごく良いので、「現代日本」と向き合うための真摯なブックガイドにもなっている。このモヤ対談を読んで、テーマに挙がっている、対談相手の著作を読みたいと強く思った。まだ全部は読み切れていないが、対談、かつ頭に入る時にノイズの少ない、軽快で明晰な対話を拾い上げてくれているので、どんどん読み進められる。
字書き同人女の日記、として話題になったらしい(と友人が教えてくれた)『罪悪感にさいなまれた日曜日の夕方は散歩に出ると良い』という同人誌(デカダンス川崎さん)をBOOTHで購入し、一昨日には届いていたと思う。とくにどこから読むとは決めずに好きなところを拾い読みしていて、人の日記を読むのが好きだなあと改めて思った。
書きたいことがまだまだあるが今一瞬寝ていた。夢の中で金原ひとみの『蛇にピアス』のラストのことを思い出していた。寝ます。
2023.11.21
1 note
·
View note
Text
【速報】財津一郎さんが慢性心不全で急逝、愛孫・財津優太郎出演の『下剋上球児』放送直前だった - ライブドアニュース
以下引用
「ピアノ売ってちょうだ~い」 財津一郎さんが歌いながら呼びかける『タケモトピアノ』のテレビCM。20年以上にわたって放送され、誰もが1度は目にしたことがあるはずだ。赤ちゃんがピタリと泣き止むCMとして、バラエティー番組『探偵ナイトスクープ』で取り上げられ“伝説の放送回”と話題になったことも。 その財津さんが人知れず亡くなっていたことが週刊女性PRIMEの取材でわかった。89歳だった。
財津さんの知人が明かす。 「10月14日に亡くなりました。18日に通夜、19日に告別式が執り行われました」 財津さんは1962年から1968年にかけて放送されたコメディー番組『てなもんや三度笠』に出演し、藤田まことさんや白木みのるさんと共演。「キビシーッ!」「~してチョーダイ!」が口グセの浪人役で、お茶の間に笑いを届けていた。同番組は、関西地区で最高視聴率64・8%を出したこともある人気番組で、財津さん演じるセリフは、流行語にもなったほど。 その後、財津さんは俳優としても活躍。1969年公開の映画『男はつらいよ』シリーズに出演したほか、1978年に放送された松本清張ドラマシリーズや、1979年から放送された『3年B組金八先生』シリーズに出演した。 しかし、2011年放送のスペシャルドラマ『3年B組金八先生ファイナル』の出演を最後に、ここ10年ほどは病に見舞われて仕事を断っていた。
最愛妻の他界を境に体調も悪くなり…
『週刊文春』に掲載された2019年のインタビューでは、肺の前がん病変であったことや、心臓に水がたまる病気だったと明かしていた。体調が回復すると、2019年の秋に4歳年上の妻・ミドリさんが自宅内で転倒し、右手首を骨折。財津さんが家事を一手に引き受けて、妻をお風呂に入れることまで担っていたという。老々介護の実情を明かした財津さんは、同インタビューで、 《何十年もお世話になったままへの恩返し。人生最後のご奉公のつもりなんだ》 と語っていたが、2020年2月にミドリさんが息を引き取った。一時は気落ちしたこともあったが「絶対に暗くならない」をモットーに前を向き始めていた。 そんな財津さんの様子を、取材に応じた息子が明かしてくれた。 「母を支えることが父の活力でしたから、母が亡くなってから元気がなくなったのは確かです。母の死後は、体調が悪くなることもありましたが、大好きなゴルフを楽しむため、リハビリを頑張っていました。高齢で危ないので、運転免許の返納をお願いしていましたが、ゴルフをしたいから頑として首を縦に振らなくて……。なので、僕がゴルフ場に送って一緒にプレーすることを条件に免許の返納をしてもらいました。ゴルフの腕前はなかなかで、今年は自身の年齢以下でホールアウトするエージシュートを出したんです。89歳にして、スコアは87でした」(財津さんの息子、以下同) 2023年6月までは毎月、親子で一緒にゴルフを楽しんでいたという。しかし、 「8月ごろ、血液を全身に送り出す心臓の力が弱まってきたんです。“入院だけはしない”とする本人の意思を尊重し、自宅療養を続けていました。何でも人に頼らず“自分でやる”という人でしたが、10月の初旬からは歩くのも困難になっていき……14日に息を引き取りました。死因は慢性心不全でした」 財津さんは、最後まで自宅で過ごすことにこだわり続けた。それは、妻・ミドリさんと過ごした、たくさんの思い出が詰まった家だったから。その思いは、こんなエピソードからも感じられる。
俳優孫の活躍を楽しみにしていた
「ゴルフ場でコースを回るときは、母のドライバーを使うこともあったんですよ。もちろん身体の大きさが違うからサイズも違いますし、いつも使っていたわけではありません。だけど、ゴルフのときは常に持ち歩いていたんです。ここぞという場面では“ママのやつでいくよ”とキャリーさんに伝えていました」 また、俳優として芸能活動をスタートしたばかりの孫・財津優太郎の活躍も楽しみのひとつだった。 優太郎は2022年4月、山下智久が主演を務めたNHKの連続ドラマ『正直不動産』でドラマデビューした。 「優太郎が活躍する姿を見て、嬉しそうにしていました」 10月15日に第1話が放送されたTBS系日曜劇場『下剋上球児』に出演中の優太郎だが、実は主演の鈴木亮平も財津とは縁がある。 2010年に公開された映画『ふたたび swing me again』で、主演の財津さんの孫役で鈴木が出演していた。今度は、実孫の優太郎と鈴木が、日曜劇場で教師と生徒役で共演。そんな“2人の孫の共演”を財津さんも楽しみにしていたが、放送の前日に息を引き取った。さぞ心残りではあっただろうが、天国では孫たちに向けて「頑張ってチョーダイッ!」と応援しているに違いない。
0 notes
Text
ウィーンの空港で書いた下書が消えたー。。。ということで、ハンガリーから無事、帰国しました。友人夫妻には甘やかされまくり、多分、かなりデブになって帰国です。貴腐ワインで有名なトカイ地方(Tokaj)地方へも、Editの運転で、1泊2日の小旅行で、連れて行ってもらいました。そこで、ワイン評論家のEditさんオススメのワイナリーを訪ねて、ワインになる前のブドウを食べ放題で食べ尽くす。








ハンガリーの7区に暮らすEditさん夫妻は、定めし赤坂に住んでいるような感じ。全ての観光地に徒歩20分以内で行けます。ヨーロッパ最大のシナゴーグや、世界三大オペラハウスの一つや、バシリカにまで行きましたが、ブダ城とドナウ川下りなどせず、リストとバルトークの名を冠した音楽学校の側で、下手くそだなーなどと笑いながら音楽を聞いていたり、リストホールでラジオ放送用に収録していた四重奏を聞いたり。
市内でのハイライトは、リストホールの近くで偶然見つけた本家パガニーニで、おじいちゃんの代からバイオリン製作とリペアをしているRacz Palさんの工房で、弱音器を買い求めただけだったはずなのに、Palさんの勧めるままに、彼の製作したストラディバリウスのコピー作品、弦の元の部分や、一個一個の調音キーにまで彫刻が施してあった!、を始め、様々な楽器の試し弾きをさせてみらった。結局、Palも私も、そう思ったのだが、私はイタリア楽器と相性が良く、それも、Palが扱っている楽器で一番高い楽器が、私と良く歌う。弓はフレンチ。やっぱり、イタリア楽器にはフレンチボーだ。Palが作った楽器は少し、製作者本人に似て、取っつきは癖があるのに、慣れると、慣れすぎて、楽器としての面白みが急に欠ける。御しにくそうなのに、御しやすい楽器。
イタリアの子は、ブダペストオケのコンサートマスターが生前御愛用のソロ用バイオリンで、4弦のバランスといい、響きといい素晴らしいが、Sdeltiの繊細さは無く、大きく、男のバイオリンって感じ。Palを信用して、遺族が、楽器に相応しい方が出るまで売らないでほしい、という遺言を守って、店に展示してあるらしいが、Palのお眼鏡にかかる演奏家は少ないとの事。やっぱり私は、手が小さいし、もっと繊細な音を好むのか、Sdeltiが懐かしい。
Palは、4歳からバイオリンを弾く。私が試し弾きする曲を、全て言い当てるのには、舌を巻いた。Bartokの一節を弾いただけで、直ぐに、あーバルトーク、と呟く。ワシはド緊張。色々な楽器を渡されるままに引き、何かの試験を受けていたようだ。60代後半か70代前半位だろうか。Palさんは、仕切りにお昼を食べようと誘ってくれたが、Editママとのお約束があるので泣く泣く帰宅した。Palは、別れ際に、このバイオリンを引きこなしたのは、あの亡くなったコンサートマスターと、次にお前だ。日本に送ることもできるからな!と、ウィンクしながら念押ししてくれた。
ハンブルグでは音楽才能玉砕だったが、ブダペストで、Palに絶賛されて、そのほうが、つまり、音楽をファッションとしてではなく、生活の糧でありながら、こよなく愛する人に絶賛された事が嬉しい。Birsen先生を思う。先生も多分、この店に足を運んでいただろう。7区はお金持ちユダヤ人地区だったし、Palのおじいちゃんの代からあるのなら、Birsen先生は、Palを知らないとしても、Palのお父さんは絶対に知っていたはずだ。泣ける。Palは知らないかもしれないが、Palのお父さんとBirsen先生を介して、Palと私は、実に心楽しい豊かな一時を共に過ごした。神に感謝。Birsen先生の作っていた料理は、グーラッシュだったんだなぁとも実感。先生の、my dear little Maki! と言いながら、大きなお腹で抱きしめてくれる、あの優しく温かく大きな手を。。。あの日が先生に抱きしめて貰える最後の機会だと知っていたら、私は先生から離れられ無かっただろう。だからきっと、あの時の私は、知らなくて良かったんだ。
どんなバイオリンとも、すぐ心を通わせられるのが、本当のviolinist,マキはfiddlerじゃなくて、violinistになりなさいと。楽器と心を通わせられるから、人の心をも動かす音楽が奏でられるかもしれない。そんな音楽家を、先生、私は目指していました。そして、そうなれるようになるためには、人間性の成長が必要とも会得しています。先生、私の音楽は、天の貴方の心を打てるようになっていますでしょうか。先生がくれた愛情、厳しい優しさは、一生の宝物です。だから、また、いつかPalに会いに行こうっと。。。
1 note
·
View note
Text
ハーモニー
1
生きて/いる価値を/探す/旅に/出るのを/躊躇って/手首を/切る
首筋に/ナイフを/突き/たてて/流れ出た/血液で/暖かさを/知る
時折/過去を/振り返り/ながら/未来は/既に/奪われた/ことを得る
まるで/役に/立たない/自我ばかりに/翻弄/された/お陰で/命が減る
2
攻撃的/意志に/意味が/ないことを/理解した/のかぼくは/愛に/飢える
諦め/かけた/心臓に/向かって/吐き捨てた/過去の味を/確かめ/身悶える
受け止めて/欲しいと/願いを/届けに/きた/殺意と/善意を/交換し合って
青い鳥が/儚さを/届けて澱んだ/意識が/嘯いた/ままで/狂い咲く
3
繰り返す/だけの/ 字幕を/投げかけた/アンサーが/バッド/ラックを/要求
時効が既に/過ぎ去って/しまった/のだと/言われても/悲しさ/だけが/配給
蛆虫どもの/匂いが/味気なく/感じて/いるだけなので/煮えたぎる/だけの/子宮
暗闇の/ことなど/考えず/きっと/二人きりだけの/世界が/ふしだらに/悠久
4
気をつけて/いるだけで/病に/呟かれて/みても/ロムって/いるうちに
消しゴムだけが/増えて言って/適正/数値を/見失った/あなたが/吐き/捨てていく光
純度/100%の/呼吸だけを/削って/いたら/道に/迷ったまま/バッドエンド
誘惑に/駆られて/いる間に/変形/した臓器が/止まった/まま/歌い出す
5
マリー/ゴールド/咲く/バス/ターミナルが/巫山戯て/戯けて/パラサイト
神経質な/血液を/見たくて/開いた/お腹の/捻くれた/心だけが/チックコリア
叩き過ぎた/挙句/元に/戻らなく/なった/脳味噌たちを/啜るだけの/メイドインコリア
チックタック/揺れるだけの/お地蔵様と/弥勒/菩薩を/待って/五億/六千万
6
甘い甘い/誘惑だけを/待って/いるの
意味なんて/ないから/ずっとずっと/抱き締めて
遊び疲れた/夜にだけ/どうか/壊して欲しい
だからいつも/あなたは/私の/傍にいる
7
知らぬが/仏と/ばっくれたまま/異次元/殺法を/繰り出して/くる/悪魔たち
気配を/殺して伺う/次の/瞬間まで/先駆けて/いるだけが/取り柄の/天使たち
やがて/行き場を/なくして/ゴミ漁り/しているけれど/あぁ既に行く/道は/途絶えてる
啖呵切って/開花まで/退化/しているうちに/感化されて/喧嘩までは/出来ずに/バッドトリップ
8
ハッピーエンドが/なくなる前に/鬼子母神様からの/タイムマシーン
優しい気持ちが/歌えそうにないから/首を吊る/準備だけに忙しく
寂しさに/飢えているので/欲しがる気持ちを/強請るように狂おしく
けれどやっぱり/あなたの傍に/いることだけが/ぼくにとっての本懐です
9
甘い甘い/誘惑だけを/待って/いるの
意味なんて/ないから/ずっとずっと/抱き締めて
遊び疲れた/夜にだけ/どうか/壊して欲しい
だからいつも/私は/あなたの/傍にいる
10
生き様/なんて/見せつけて/いる間に/人生/だけが/儚く/終わる
途絶える/ことのない/道筋なんて/蟋蟀/だけが/知っていて/無色/透明
螺旋/階段/登って/いく時だけ/指詰めて/喧騒だけに/嘘を/問い詰めて
結局/一人きりで/真夜中に/遊び尽くした/ママを/叱って/ぼくは/このまま
0 notes
Text
スナックの良さ
30を超えて、ようやっとなぜおっさんが水商売の店に飲みに行くのかわかるようになってきた。
ここで言っている水商売ってのは、仲間同士でワイワイと2軒目に行くキャバのことじゃないぞ。
仕事終わって、一人でしっぽりと行く、地元のスナックとか、パブの事だ。
店で一番若い子がアラフォーくらいの店な。
地元のおっさんなんかが入り浸っている、冴えない店だ。
20代のお前は、こんな店の存在理由がわからないだろう。
なんでババアの顔見ながらまずい酒飲まなきゃいけないんだ、って思っているだろう。
俺もそう思っていた。
でもな、お前も40になった時、多分あの店のカウンターで、真露飲みながらカラオケ歌ってるぜ・・・。
20代のうちはさ、給料も全部小遣いだし、地元や大学からの友達もいるし、会社の同期とも仲良しだし・・・
女と飲みに行くのは容易かったよ、俺だって。
でもさ、三十路の声が聞こえてくる歳になると、嫁子供ができて小遣いは減るし、女友達はみんな嫁に行って子供生んだりするし、
転職して同期とも疎遠になったりするし・・・
飲みに行く女友達が一人、また一人と、減っていくんだよ。
おい、20代のお前、よく聞けよ。
今、回りにいるイイオンナ、そいつらはみんな、早晩売れていっちまうんだ。
もちろん、友達としての縁は続くよ。
でもさ、「今晩ちょっと飲んでいこうぜ!」なんて言う訳にはいかなくなっちまうんだ。
俺もそんな日が来るとは思っていなかった。
でも、確実に来る。
仕事で疲れて、ちょっと女の子とフワフワした無意味な時間過ごしたいなーと思っても、電話できる相手がいないんだよ。
あの子はもう1年も会ってないし、あの子は子供が生まれて授乳中だし・・・
誰にも電話できねーんだ。
で、タメじゃなくて、会社の若い子を誘ってみようと思ったとする。
お前が運良く標準以上のジュアルビで、清潔感が有り、仕事がそこそこできるなら、会社の年下の子も飲みに行くのに付き合ってくれるだろう。
若い子と飲みに行くのは楽しいよな。
さあ、お望みのフワフワした無意味な時間だ・・・とはならない。
相手は、お前のことをそれなりの目上の人間だと認識して話しかけてくる。
お前も立場があるしな。
アホな姿晒すわけにはいかねーんだよ。
おまけに、自分より5-10歳若い子と行くんだ、笑笑に連れて行くわけにはいかねーし、会計も当然お前持ちだ。
カネがかかるんだよ、けっこうな。
田中泰延の大先輩いわく、「二十歳の男が、二十歳の女の子と付き合うには、財布に1万円入っていればいい。
三十歳の男が二十歳の女の子と付き合うには、財布に10万円入ってないと恥ずかしい。
四十歳なら100万円、五十歳なら1000万円、六十歳なら1億円、財布に入ってないと恥ずかしい。」
これは真実だ。
自由になる金が必要なんだよ、歳相応にな。
だけど、お前には嫁さんと小さな子供がいて、小遣いが月4万円だったりするんだよ、昼飯代込みで。
10万なんて大金、財布に入ってねーんだ。
若い子と、ちょっといい店に1回飲みに行ったら、次の給料日まで昼飯はコンビニおにぎりか立ち食いそばになる。
それに気付いているから、会社の若い子には声が掛けられないんだよ。
家に帰って嫁さんと話すればいいじゃんって思っただろ?お前。
青いな。
青すぎる。
空より蒼い。
藍より青し。
嫁さんがちゃんと話し聞いてくれりゃーこんなに悩んでねーんだよ。
俺も結婚した時は、「これでソープなんかに一生行かないで済むわwww無料風俗GET!!!」とか思ったよ。
でもな、現実はそんなに甘くねーんだ、これが。
育児につかれた嫁さんは、家に帰るとグーグー寝てる。
朝は朝で、子供の幼稚園の準備やら何やらで忙しい。
たま~に休みの日の夜なんかに、運良く二人の時間がとれたとしても、「幼稚園のママ友が…」とか「マンションのゴミ出しが…」なんていう、
向こうの愚痴を聞く時間だ。
こちらの話など聞いてもらう時間はない。
当然、セックスなど子供が生まれてから一度もしてない。
これが現実だ。
繰り返す、これが現実なんだよ。
30代の入り口の時点でこれだ。
40代になった時なんて、もう目も当てらんねーよ。
今の俺の現状に加え、子供の進学・親の介護・中間管理職・糖尿病・デブ・ハゲ・加齢臭なんて奴らが、俺から時間と金と魅力を奪い、女を遠ざけるだろう。
もう生きる希望もねーよ。
そんなお前に、唯一手を差し伸べてくれるメシアがいる���
スナックのおねーちゃんだ。
多少トウが立っていようが、ちょっとふくよかであろうが、そんなの関係ねーよ。
いつでもニコニコしながら、俺達にフワフワした無意味な時間を与えてくれる天使だ。
こっちの愚痴に、全肯定の姿勢で答えてくれる女神だ。
2時間喋って飲んで柿ピー食べてちょっとカラオケ歌って4000円だ。
月3回は行ける。
なんて素敵な場所なんだ。
今はまだ、かろうじてスナックには通っていないが、40歳の俺は、間違いなくスナックに通っているだろう。
安っぽい柿色のカウンターで、チーズおかき齧りながら、みゆきちゃん(39歳:バツイチ)に、グダグダ会社での出来事を愚痴っているんだろう。
あゝ、なんて素敵な未来!
0 notes
Text
ただの主婦から歌配信者へーーミラティブ配信で一歩を踏み出した私から伝えたい夢を諦めない大切さ【シマエナガさん】
2023年2月に開催された第2回『エモカラ配信者グランプリ』で、チャンピオンに輝いたシマエナガさん。もともとエモカラ配信者ランキングは全て参加するほど、エモカラガチ勢だったというシマエナガさんのグランプリ挑戦そして優勝に迫ります。
普段はふたりのお子さんを育てながら、配信をしているというハードぶり。協力的なご主人との二人三脚エピソードはくすりと笑みがこぼれる感動ものでした。10代からの夢の実現に向けて歌にもトークにも磨きをかけるその姿勢は、ライブ配信者の鏡そのものでした。
シマエナガさん
ミラティブで活躍する歌配信者。夜中の配信が多く、配信の雰囲気はスナック。普段は話せないあれやこれやを和気あいあいと語れるアットホームな配信空間が魅力的。パワフルで感情がもっていかれてしまう歌声にも注目。オリジナルソング「一人じゃないよ」を配信中。
# テレビやYoutubeでプロの演奏が聞けるからこそ、私にしかできない楽しい歌配信を届ける
ーーミラティブで配信をはじめたきっかけを教えてください。
ミラティブをはじめたばかりのときは、ゲーム配信をしていました。きっかけは、当時の ゲーム仲間が先にミラティブで配信をしていて、誘ってくれたことです。
ーーエモカラをはじめられたきっかけは何だったのでしょうか?
ゲーム仲間が、私の歌をずっと褒めてくれていました。そこから、「歌上手いなら、『エモカラランキング』に挑戦してみなよ」と提案され、、、言われるままに『エモカラランキング』に参加してみたのがきっかけです。
ーーそうだったんですね!最近の配信の雰囲気は?
私の視聴者さんには女性も多いので、女子会ぽい雰囲気で和気あいあいとしています。この場では言えない、あれやこれやなディープな話をたくさんしていますね(笑)みんな、おおらかで良い人ばっかりなんですよ。
私の配信では ”楽しい” を意識しています。配信枠に来てくれた視聴者さんには、配信が終わったときに「良い時間だったな」と思ってほしいんです。そういう配信を心がけています。
テレビをつけたら私より歌が上手な人はたくさんいます。Youtubeで、綺麗な歌声をたくさん聞くことができます。実力という意味では、私自身、歌い手としては素人なので、そこで勝負するのはお門違いだと思っています。だからこそ、いろんなエンタメがある中で私の配信を選んでくれた視聴者さんには 楽しい時間を届けたいと思っているんです。
ーーそれこそ、ライブ配信者としてのプロ意識。さすがです。
ただ、私の配信のアットホームな雰囲気は私ひとりで作っているわけではありません。確かに私は配信者として枠の立ち上げはやっているんですけど、やっぱりそこには視聴者さん同士が仲良くおしゃべりしてくれてるからこその空気感というのがあるんです。
例えるならスナックみたいな感じです。私はママみたいな存在で、私と話をしたい人もいれば、お客さん同士で話したい人もいるわけです。常連にもなってくると、常連同士の話題みたいなのも生まれてきます。私の配信にあるアットホームな雰囲気は、そんな視聴者さん同士の気心の知れた関係性によって作られています。
ーーシマエナガさんは恋愛ソングも多く歌われていて、その歌にまつわる恋バナなどをワイワイと話している印象です。
よくご存知で、、、!
仲が良すぎて、ピーが入りそうなギリギリトークが多いです。
運営さん、ごめんなさい(笑)
歌って、本当に不思議で、そのメロディや歌詞を聞くとそのときの記憶がふっと蘇ってくるんですよね。その当時は言葉にできなかったこと、伝えられなかったことを歌が汲み取って代弁してくれている気がして、歌っていると感慨深くなります。特に恋愛ソングは、そうですよね。
# 仕事・育児のしながら配信を続ける原動力は視聴者さんからの”パワー”!ご主人と二人三脚で積み重ねた軌跡
ーー配信以外のシマエナガさんのライフスタイルについて教えてください。
仕事と育児に、日々追われています。午前中は仕事、午後は育児、夜は配信をという生活です。実はもうひとつ仕事をしていたんですが、配信者としての活動に集中したくて、そちらは辞めました。
昨年秋ごろに、ミラティブでの配信活動を仕事としてしようと決めました。そこからはライフスタイルをがらっと変えて、夜子どもが寝た後に配信をしています。遅いときは夜通し、7〜8時間ぐらい配信しているときもありますね。
子どもたちも主人も配信活動に協力的で、主人が寝かしつけを担当してくれています。その他の家事とか、機械の設定とかも主人が手伝ってくれて本当に助かっています。ただちょっとプレッシャーを感じる部分もあって、主人の協力的な姿を見て、私としては「もっと頑張らないと!」って気合いが入ります。
ーープレッシャーですか?
これは笑い話なんですが、ある日突然帰宅したら私が普段使っている化粧机の上にすごい高���そうな機材がたくさん置いてあったんです「なんだこれ??」と開けてみると、オーディオインターフェイス、コンデンサーマイク、と配信で歌を歌うときに使える機材だったんですね。主人が勝手に買ったものでした。そのときは『エモカラ配信者グランプリ』に優勝するよりもだいぶ前なので、いわゆる初期投資ですよね。
おそるおそる値段を聞くと「6千円ぐらい」と。そのときは「6千円も投資されたら、配信で返さないと!」ってめちゃくちゃ気合い入りましたね。当時はランキングを走りはじめたばかりで実績があるわけではないので、ちゃんと成果を残さないとって焦りもありました。
それで、6千円を無事配信を通して稼げるようになったタイミングで、主人から機材の本当の値段を聞いたんですが、、、。なんとオーディオインターフェイスは4万円、マイクは1.8万円と、聞いてた値段の何倍だよって額でびっくりしました。まだまだ全然返せてないと!再奮起しましたね。(笑)
ーーまさに二人三脚。
ちなみに2022年8月の『エモカラ配信者ランキング』で優勝したときは、帰宅したら、マイクがもうひとつ追加されていました。
もう既に6万円弱の初期投資をされてからの、無言の追加投資。勝手に借金が増えていっている感覚です(笑)
ーーシマエナガさんの歌声の特徴でもあるパワフルさの裏にはご主人の努力が....!
自宅は主人が吸音材をひいてくれたので、完全防音です。窓も二重にして、外に音が漏れないようになっています。”投資”してくれたマイクもダイナミックマイクといって、叫んでも音が割れない性能があります。
夜中の配信でも楽しく伸び伸びと歌っておしゃべりできているのは、そういった工夫をたくさんしてくれているからというのは事実です。
ーー最高の環境ですね。配信におけるモチベーションや原動力はご家族の支えでしょうか?
モチベーションや原動力という意味では、視聴者さんの声に勝るものはありません。
元々はゲーム仲間・歌仲間ができるのが嬉しくて配信していましたが、今は配信するとみんなからパワーがもらえるんです。私も、もらった分を返していかないと!と思っています。
# 夢だった『エモカラ配信者グランプリ』チャンピオンーー歌配信者のプライドをかけてはじめて1位を目指した
ーーシマエナガさんの元々歌が好きだったのでしょうか?
はい!元々歌うことが大好きでした。10代のときにピアノラウンジで歌うバイトをしていたこともあったほど、人生かけて歌うことが好きです。歌でお仕事をすることに憧れている部分がありました。そのあと就職したので、配信に出会うまでは、お仕事で歌うことはありませんでしたが、ずっと趣味のひとつです。
ーー配信で歌を披露されるようになって、何か変化はありましたか?
一番大きく変化したのは歌い方です。パワフルボイスは、ミラティブで歌うようになってからです。それまでは、合唱で歌うようなキレイな歌い方をしていました。
あえて歌い方を変えたのは、ミラティブの歌配信者さんにキレイでカワイイ声の人が多かったからです。もちろんみなさん実力もあるので、差別化したいと思いました。私の持ち味は、男性の曲から高音まで3オクターブぐらいカバーできる声域と、音域を保ったままの声量です。それを生かすためにガナリとかも入れたりして、今のパワフルで力強い歌い方になりました。
ーーそこまでの実力の持ち主でありながら、音楽はずっと趣味だったんですか?
10代のときにピアノラウンジで歌う仕事をしていた以外は、全くです。子どもとお風呂で熱唱するぐらいかな。
ミラティブで歌配信をはじめて、もう一度頑張ってみようと思ったんです。
私は夜中に配信をしているので、睡眠時間が足りないときもあって、大変だなと思うことももちろんあります。でも、私自身が思い描いている自分に今は全然辿り着けていないので、ここで諦める訳にはいかない。『エモカラ配信者グランプリ』で優勝して、オリジナルソングを作らせていただくというのは、夢に近づける第一歩だったので、今回ひとつ目標を達成できてとても嬉しいです。
ーー『エモカラ配信者グランプリ』参加の経緯は?
私は、グランプリというイベントが始まる前からエモカラ関連のランキングには全て参加してきました。歌を楽しむというモットーで、あまり順位を気にしたことはありません。楽しんだ結果としての順位だ!ってみんなにも伝えていました。
でも今回の『エモカラ配信者グランプリ』では、「1位になりたいです!」という気持ちを初めて視聴者さんに表明しました。これは私にとっては、大きな変化でした。
グランプリとなると、当然ですがライバルも増えますし、普段のランキングよりも熾烈な競争がおきます。普段から歌に真面目に取り組んでいる配信者さんですら、グランプリではうまく活躍できない姿をみて悔しい気持ちがありました。注目度が高い『エモカラ配信者グランプリ』で、私のような歌配信に力を入れてきた配信者がチャンピオンになることにはかなり意味があると思っています。
ーーチャンピオンになられた瞬間はいかがでしたか?
ギリギリまで「勝てない」と思っていたので、びっくりしました。1位の方との差がとてもあったんですよ。最終日あたりは、視聴者さんにもちょっと弱気な感じで「ごめんね〜」って伝えていました。
グランプリが終わる最後10分、本当にラストスパートですね。みんながブワーって応援してくれたんです。そこから日付を超えるまで、何が起きているか全然分からなくて、ただただポカーンとしていました。1位に決まっても、言葉が出てこなくて、多分1分くらいかな?無言だったと思います。チャンピオンになった瞬間は実感が全くありませんでした。
私の場合、たくさん応援してくれる視聴者さんが多くいるタイプの配信者ではないんです。グランプリでいただくトロフィーにはチアゴールド(※)の視聴者さんの名前が刻印されていたりするんですが、昨年頂いた私のトロフィーには誰も書かれていません。
今回の『エモカラ配信者グランプリ』のトロフィーは7名もの視聴者さんが刻印されるので、めちゃくちゃ嬉しいです!
※チアゴールド:ミラティブにおけるチアリーダーのレベルのひとつ。コメントやギフトの量などで上がっていく。
ーーグランプリ挑戦中で、思い出深い瞬間はありましたか?
グランプリ挑戦中の配信、いつも盛り上がっていました。熱量がすごかったです。毎回楽しくて楽しくて、全ての配信が素敵な時間でした。
グランプリが終わってからのウィニングソングの瞬間が私にとっては、思い出深い瞬間でしたね。たくさんの方が来てくれて、聞いてくれて、グランプリ挑戦中を含めても、一番の盛り上がりだったかなと思います。
ーーチャンピオンになられてから、何か意識の変化はありましたか?
とても変わりました。まず第一に私の知名度が上がったのか、普段は歌配信を見ないよという視聴者さんも遊びに来てくれるようになりました。エモカラという配信ジャンルの知名度全体が上がっていて、とても嬉しいです。
ーー今後、シマエナガさんはどんな配信者になりたいですか?
2023年4月に『ミラティブスターズ』という新しい制度が始まりました。このとき、私としても配信者としてのあり方を再考したんです。たくさん考えた結果、「これからも楽しい配信をもっと多くの人に届けたい」という気持ちに辿り着きました。
ライブ配信ならではの人間らしさを大切に、質の良い配信をもっと多くの人に届けたいいきたいです。
私の配信者の原点は「たくさんの人に、自分の歌声を聞いてほしい」という純粋な願望です。今後もその気持ちは変わらないので、もっともっとシマエナガの認知を高めて、歌を聞いてもらいたいなと思います。
# ただの主婦から歌配信者になれたーー10代から思い描いていた夢へ一歩踏み出したシマエナガさんからのエールが詰まったオリジナルソング
ーーシマエナガさんにとって、歌とは?
人生において欠かせない存在です。
歌は、全てに寄り添ってくれます。この世には数えきれないほどの歌があって、だからこそ、今の心境に寄り添ってくれる一曲が必ずあるんですよね。幸せなときも、悲しいときも、愛おしいときも、嬉しいときも、怒っているときも、必ず歌は寄り添ってくれる。
私みたいに感じている人は他にもたくさんいるはずで、
だからこそ歌を歌うことで互いに共感しあえたりするんだと思うんです。
ーーシマエナガさんの歌う失恋ソング、とても魅力的ですよね。
ありがとうございます。
歌にあるように、素直に相手に言えたらどんなに楽かって思いますよね。失恋ソングに「わかる〜〜」ってなる人は、きっとそんな経験がある人たちで、歌を通して、互いの苦い思い出もろとも共感しあうんですよね。
私は、歌を歌うことで、気持ちの整理をしたり、感情表現をしたりするタイプだからこそ、より歌に感情がのっているのかなと思います。
ーー実力派のシマエナガさん、優勝賞品であるボイストレーニングを受けてみていかがですか?
プロの方の指導を受けることで、こんなにも表現力が増すのかと感動しています。私は素人なので、基本のトレーニングもほとんど知らない中で歌っていました。普段自分が使っているテクニックを理論的に説明いただいて、より理解も増しました。
ボイストレーニングはこのまま続けてもっと歌い方の幅を広げていきたいなと思っています。歌い方の幅が広がると、感情をもっと上手に表現できる気がするんです。スキルやテクニックで上手な歌い手さんはたくさんいますが、私の強みでもある配信の楽しさ+歌での表現力をもっと磨いていきたいですね。
ーーきたる『グランプリTV』では歌を披露されます。緊張されていますか?
今はボイトレの真っ最中で、収録も終わってないので全然実感がないです。でも多分、本番は緊張してしまう気がするので、運営さんも含めて楽しい空間にしたいですね。
みっくすさんが司会なら、積極的にイジっていきたい(笑)
ーーオリジナルソング「一人じゃないよ」に込めた思いについて教えてください
このオリジナルソングは、私だけじゃなくて、私を応援してくれた人全員で勝ち取ったものです。作詞のとき意識したのは、常日頃みんなに伝えたいと思っている応援の気持ちでした。
私の配信に来てくださる方は不思議なことに、心の中にモヤモヤを抱えた人も多いんですよね。何か表現したいことがあったり、挑戦したいことがあるんだけど、うまくいかない人とかも多いんです。歌だから表現できる、歌だから吐き出せるって人も多いです。
私自身、ミラティブを始める前はただの主婦でした。ミラティブで歌配信をはじめて、みんなに応援していただくようになって、グランプリチャンピオンにまでなれました。10代のときからくすぶっていた「歌を仕事にしたい」という気持ちをやっと前に進めることができたんです。
だからこそ、一歩踏み出すことに怯えている人や、何かを諦めかけている人に向けて「やりたいことをやってほしい」「夢を諦めないで」という願いを込めたエールソングになるように歌詞を考えました。
0 notes