#トランプ大統領の意志
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Fear is a Reaction, Courage is a Decision. MAGA-2 (Essay)
Winston Churchill
These are Winston Churchill's words. They are powerful and beautiful words. They are the words of the British Prime Minister who defeated Nazi Germany and led Britain to victory with the power of strong will.
Looking back at the two current US presidential candidates, Joe Biden and Donald Trump, this is very applicable. Biden's actions are nothing more than "reactions." If college students say they are against providing weapons to Israel, he says he will not offer them, but he provided them because he was afraid of the Jewish lobby. If black people say they do not support him, he goes to black universities to please black people. And so on. Biden is "afraid of people."
(The above statement was written before Biden withdrew from the presidential race.)
Even with Trump, the slogan MAGA lacks concreteness and is a word that only creates an atmosphere, and even with immigration and environmental issues, there is no trace of Churchill's strong determination, it is a conditioned reflex, and he is also driven by fear. There is not even a trace of the attitude of planning policies with a 50-year perspective like Theodore Roosevelt.
Unfortunately, the USA and the world have only two presidential candidates like these.
PS “Fear is a Reaction, Courage is a Decision.”
“Make America great again.”
--The power of words is completely incomparable.
Rei Morishita
2024.06.23
Fear is a reaction, Courage is a decision. (エッセイ)
(恐怖は反応、勇気は決断)
これは、ウィンストン・チャーチルの言葉である。力強く、美しい言葉と言っても良い。強固な意志の力によってナチス・ドイツを倒し、イギリスを勝利に導いたイギリス首相の言葉である。
振り返って現在のUSA大統領候補の2人、ジョー・バイデン、ドナ��ド・トランプを見ると、とても当てはまる。バイデンの行動は��反応」に過ぎない。大学生がイスラエルへの武器供与に反対すれば、供与はしないと言うし、ユダヤロビーが怖くて供与した。黒人が支持しないと言えば、黒人の大学に出向いて黒人の機嫌を取る。などなど、こんな行動ばかりだ。バイデンは「人を恐れている。」(上の記述は、バイデンが大統領選を撤退する前のもの。)
トランプにしても、MAGAというスローガンは具体性に乏しく、雰囲気だけを演出する言葉であるし、移民問題、環境問題にしても、チャーチルのような強固な決断の跡は認められず、条件反射的で、彼も突き動かしているのは恐怖である。セオドア・ルーズベルトのように、50年先を見て施策する姿勢は微塵もない。
今のUSA,そして世界は、こんな2人の大統領候補しかいなくて、不幸である。
PS “Fear is a reaction, Courage is a decision.”
“Make America great again.”
--言葉としての力が比較にならない。
#MAGA#Make America great again.#essay#rei morishita#Fear is a Reaction#Courage is a Decision.#Winston Churchill#Donald Trump#Joe Biden#Theodore Roosevelt#The power of words is completely incomparable.
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エネ基計画で日本は自死するな キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・杉山大志
日本を取り巻く地政学状況は深刻だ。第7次エネルギー基本計画においては、安全保障と経済を重点とするほかない。経済が重要なのは、それが国家の安全保障の基盤だからでもある。
日欧の産業が大脱出
国連気候変動枠組み条約に基づくパリ協定で各国は2025年2月までに、35年のCO2数値目標を提出することとなっている。日本政府は第7次エネルギー基本計画の見直しに着手するが、それと整合性のあるCO2目標を提出する、というのが政府の考えのようだ。
だがこれは危険極まりない。国際交渉での相場が跳ね上がっているからだ。昨年末のCOP28では35年に世界全体で60%削減(19年比)という数字が打ち出された。それに合わせるとなると、産業に対する死刑宣告に等しい。
すでに産業はCO2規制がむやみに強化されつつあるEUや日本から���げ出している。ドイツの化学業界は国内生産を縮小する一方、最大手BASFは中国へ100億ユーロを投じて工場を建設する。日本の製鉄業界も国内工場を閉鎖する一方、インドで高炉を建設し、米国の鉄鋼会社を買収する。政府が一部企業に補助金を出して誘致したところで、原資は他企業にさらなるコストとして跳ね返る。無数の企業を大脱出から引き留めることはできない。国家として存亡にかかわる。
世界の脱炭素の終わり
この数年間、EUと米国では左派的な政策を推進する政権が続いてきた。だがここにきて野放図な移民の受け入れに国民の怒りが爆発した。次いで脱炭素政策も、電気自動車の強制や再エネ導入等による国民への負担が明白になるにつれ、怨嗟(えんさ)の声があがっている。米国は今年末に共和党の大統領が選出されれば、トランプ氏であれ誰であれ、パリ協定から離脱し、グリーンディール(脱炭素のこと)を撤廃する。EUでは右派が国政選挙の度に勝つようになっており、今年6月の欧州議会選挙でも躍進するだろう。
グローバルサウスはどうかと言えば、昨年末のCOPでも、G7の「2050年脱炭素」の要請をはなから拒否した。パリ協定は完全に行き詰まり、先進国だけが自滅的な目標に執着している。
米国のバイデン政権、緑の党が入閣したドイツの連立政権のいずれも、支持率が低迷している中にあって、左派の支持基盤を喜ばすために、国際交渉においては環境主義がますます先鋭化している。彼らは「野心的」なCO2目標を掲げ、日本に同調を求めてくる。
だが共和党が大統領選に勝てば米国は百八十度変わり、化石燃料大国として君臨する。
EUはこのままではネットゼロ(脱炭素のこと)政策による自死に至る。だが今年にも政治の右傾化が進み、やがてネットゼロは放棄されるのではないか。グローバルサウスも、米国も、欧州も、どの国であれ脱炭素など不可能であり、見直しは必至だ。
翻って、日本はどうか。10年で150兆円のコストを伴うとされる脱炭素の法制化が着々と進んでいる。慣性のついた行政は氷山が現れても方向転換できない巨大船のようだ。このままでは無謀なCO2目標がパリ協定に沿って提出され、7次エネ基で部門別に割り当てられる。一体どうなるか。
光熱費は高騰し、産業空洞化は加速し、日本経済は沈没する。弱体化した日本は中国の影響力に太刀打ちできず属国となり、言論や政治の自由が制限されるかもしれない。事実上の日本の死である。
7次エネ基計画のあり方
エネルギー自死を避けるために7次エネ基に書くべきは何か。まず光熱費の低減だ。コスト増は国力を毀損(きそん)し安全保障を損なう。付け焼き刃の光熱費補助ではなく、以下の3点を通じ根本的な低コスト化を図るべきである。
第1に原子力の最大限の活用だ。リスクゼロを要求するという不合理をやめるべきだ。原子力を利用しないことによる安全保障および経済のリスクこそ大きい。化石燃料は輸入に依存しており、再エネは不安定で高価だからだ。
第2に化石燃料の安定調達だ。日本のエネルギー供給の柱はいまなお化石燃料である。現行の6次エネ基では、CO2目標に強引に合わせて供給量が少なく計画され、燃料の安定調達の妨げになってきた。この愚を避けるべきだ。
第3に化石燃料の代替技術の開発について。再エネや合成燃料等は拙速な導入拡大を避け、コスト低減の技術開発に注力すべきだ。コスト低減の見込みがないと判明した技術開発は中断して基礎研究に戻す。
最後に、エネ基において部門別のCO2排出量の割り当てをしないこと。無謀な目標に基づく割り当ては、産業に対する死刑宣告となり、大脱出を引き起こす。パリ協定については、政権の意向としてのCO2目標提出はやむなしとしても、後は施策の羅列に留(とど)め無害化する。ただしこれは下策で、この自滅的な協定からは、米国と共に脱退するのが上策だ。(すぎやま たいし)
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アメリカ帝国への序章!?トランプ大統領3期目発言が示す憲法修正の可能性、過去にはルーズベルト4期の前例
トランプ次期大統領が掲げる憲法修正と3期目構想 トランプ次期大統領は2024年大統領選での勝利を受け、さらなる権力基盤の強化に向けた動きを加速させています。 ネバダ州での選挙集会で示唆された3期目構想は、単なる政治的レトリックを超えた現実味を帯びつつあります。 オバマゲート疑惑を根拠とした任期延長の主張 トランプ次期大統領は、オバマ政権による選挙陣営へのスパイ行為疑惑を根拠に、追���の大統領任期を要求する立場を明��にしています。 ウィスコンシン州での集会では「わたしの選挙陣営をスパイした」として、再選後さらに4年の大統領職継続を訴えました。 憲法修正への具体的なアプローチ マイケル・コーエン元顧問弁護士の証言によれば、トランプ次期大統領は就任初日から憲法修正第22条の改正に向けた具体的な戦略を展開する可能性が高いとされています。 特に「米国の支配者」としての地位確立を目指す強い意志が指摘さ…
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2024/11/8 20:00:19現在のニュース
無免許運転で誤認逮捕 釈放数分後に別容疑で逮捕 滋賀県警(毎日新聞, 2024/11/8 19:58:06) NATO離脱、「国境」変更・・ トランプ氏勝利で不安広がる欧州(毎日新聞, 2024/11/8 19:58:06) 消費支出、実質1.1%減 9月、2カ月連続マイナス 悪天候響く - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/8 19:55:20) 小林製薬、紅こうじで新たに22億円損失計上 累計101億円に(毎日新聞, 2024/11/8 19:50:27) 「危険です」 車から現れたガスマスクの男 自民党襲撃、緊迫の9分(毎日新聞, 2024/11/8 19:50:27) 首相指名選挙、「無効票」大量発生か あの「抗争」の時代にも(朝日新聞, 2024/11/8 19:46:44) プーチン氏、対日関係構築「用意がある」 露撤退の日系企業に「どうぞ戻ってきて」([B!]産経新聞, 2024/11/8 19:43:12) 松本人志さん「率直におわび」 訴訟取り下げで謝罪コメント(毎日新聞, 2024/11/8 19:43:12) リンクサイド:「鬼門のショートを…」 3位発進の壷井達也 NHK杯男子SP(毎日新聞, 2024/11/8 19:43:12) 国民民主党 与党の補完で実だけ取るのか([B!]読売新聞, 2024/11/8 19:39:57) 旧BM承継のWECARSが改革プラン 基本給を超える報奨金を是正(朝日新聞, 2024/11/8 19:39:37) オリンパス会長が謝罪「兆候全く感じられず」 薬物疑惑で社長辞任(朝日新聞, 2024/11/8 19:39:37) 政府、デジタル田園都市交付金を「地方創生」に衣替えへ - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/8 19:37:19) トランプ氏と電話会談、韓国大統領12分、仏大統領25分、石破首相5分「フレンドリー」([B!]産経新聞, 2024/11/8 19:37:13) 「ゆなすみ」うれしい自己ベスト 初の世界選手権出場へ前進 NHK杯(毎日新聞, 2024/11/8 19:35:31) 福島第1原発2号機、回収の燃料デブリは0.7グラム 東電(毎日新聞, 2024/11/8 19:35:31) 不足する自衛官 安心して任務果たせる体制に([B!]読売新聞, 2024/11/8 19:33:11) 学校の冷暖房 安全に過ごせる環境の整備を([B!]読売新聞, 2024/11/8 19:33:11) 中2生が自殺、いじめとの関連調査へ 前の学校で捏造の「公開告白」(朝日新聞, 2024/11/8 19:31:46) 維新代表選の説明会に2陣営、でも一方は…高まる吉村知事の待望論(朝日新聞, 2024/11/8 19:31:46)
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2024年10月24日 19時00分 ロシア・イラン・中国が民主主義の弱体化を狙ってアメリカの大統領選挙を猛攻撃中だとMicrosoftが緊急レポート アメリカ大統領選挙の投開票を2024年11月5日に控えた2024年10月23日に、Microsoft脅威分析センター(MTAC)が「アメリカの民主的プロセスの弱体化を目的としたロシア・イラン・中国による��作活動が活発化している」との調査結果を報告しました。 As the U.S. election nears, Russia, Iran and China step up influence efforts - Microsoft On the Issues https://blogs.microsoft.com/on-the-issues/2024/10/23/as-the-u-s-election-nears-russia-iran-and-china-step-up-influence-efforts/ Iranian hacker group aims at US election websites and media before vote, Microsoft says | Reuters https://www.reuters.com/technology/cybersecurity/iranian-hacker-group-focuses-us-election-websites-media-ahead-vote-microsoft-2024-10-23/ Russia behind viral disinformation targeting Tim Walz, says US official | US elections 2024 | The Guardian https://www.theguardian.com/us-news/2024/oct/23/tim-walz-russia-disinformation Russia and China targeting U.S. elections with AI-generated videos https://thehill.com/policy/technology/4949612-russia-china-ai-influence-elections/ これまで数度にわたりMTACはロシア・イラン・中国による大統領選挙を標的としたサイバー攻撃の実施を報告しており、2024年4月には「中国がAI生成コンテンツを悪用したアメリカ・韓国・インドの選挙を妨害しようと計画している」とのレポートを発表し警戒を促しています。 中国がアメリカ・韓国・インドの選挙をAI生成コンテンツで妨害するだろうとMicrosoftが警告、すでに台湾の総統選挙で使用か - GIGAZINE 5回目となる今回のレポートでは、ロシアの工作員によるカマラ・ハリス副大統領の信用を失墜させるようなAIによるフェイク動画の拡散が続いており「一部の脅威アクターはコンテンツの公開プラットフォームをTelegramからXにシフトしてアメリカのユーザーの政治的不和をあおっています」と指摘しています。 ロシアがハリス副大統領の信用を失墜させるフェイク動画を拡散しているとMicrosoftが警告 - GIGAZINE また、アメリカ合衆国国家情報長官も副大統領候補であるティム・ウォルツ氏を標的とした偽情報がロシアの工作員から発信されていることを特定しており「ロシアはドナルド・トランプ前大統領が当選することを望んでおり、ハリス氏、ウォルツ氏を積極的に弱体化させようとするでしょう」「投開票後に暴力的な抗議活動が奨励される可能性もあります」と述べ、警戒を示しています。 続いてイランについてMTACは、イラン革命防衛隊との関連が疑われるハッカー集団「コットン・サンドストーム」が選挙関連サイトの偵察と調査を行っていることを指摘しました。コットン・サンドストームについてMTACは「選挙が近づくにつれて活動を活発化させ、より直接的な影響工作が行われる可能性があります」と注意を促しました。 一方でイラン国連代表部の報道官は「こうした主張には根拠がなく、全く受け入れられません。イランにはアメリカの選挙に干渉する動機も意図もありません」と述べサイバー攻撃への関与を否定しています。 さらに、MTACは中国について、中国公安省との関連が疑われる工作員���ループ「Taizi Flood」が偽アカウントを通じてマルコ・ルビオ上院議員やマーシャ・ブラックバーン上院議員、バリー・ムーア下院議員に対する中傷活動を展開していると指摘。これらの議員は過去に中国政府の政策を非難しており、この結果標的にされている可能性があるとMTACは推測しています。 ブラックバーン氏は「中国共産党は私に対する悪意ある攻撃を続けようとするでしょうが、中国を打倒するという私の使命は揺るぎません」と宣言。またルビオ氏は「選挙が近づくにつれて中国はますます攻撃的になっています。中国政府の目標は彼らが反中国とみなす候補者を標的として攻撃し、重要な問題に関するアメリカ国民の世論を意図的に形成することです。このことは真剣に受け止める必要があります」と述べました。 なお、在米中国大使館の報道官は「こうした主張は悪意のある臆測に満ちており、中国にはアメリカの選挙に干渉する意図も意志もありません」「アメリカ側が選挙結果について中国の関与を取り上げないことを願っています。このような主張は確固たる証拠に基づいて展開されるべきです」と語りました。 MTACは「選挙直前のような感情や対立、競争が強まる時期には、フェイク画像や音声、動画が有権者の間で速く広まることがよくあります。外国の脅威アクターはこのようなタイミングで偽のコンテンツを拡散させるでしょう。ロシア・イラン・中国は今後もAIの使用を含むキャンペーンを継続すると予想しており、選挙結果の完全性に疑問を投げかける戦術を採用する可能性があります。MTACは国民への周知に務め、あらゆる形態の外国の干渉から機関を保護するために、この監視活動を継続し、最新情報を公に提供していきます」と注意を促しています。
ロシア・イラン・中国が民主主義の弱体化を狙ってアメリカの大統領選挙を猛攻撃中だとMicrosoftが緊急レポート - GIGAZINE
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神話の研究で用いられる、「媒介」という言葉がある。 この言葉は文学研究や社会学などでも広く用いられるようになったが、その理由の一つとして、この言葉を神話の研究で使ったレヴィ=ストロースと、彼の「構造主義」が1960年代にブームになり、その影響があったというのが挙げられる。 「媒介 (メディエーター)」という言葉は、その語を用いる研究者によって厳密に定義されることもあれば、より一般的な意味でも用いられる。つまり「双方の間に立ってとりもつこと」や「双方の間の情報のやりとり」すなわち「仲介人」という意味であり、「メディア (情報媒体)」である。 また、1960年代には、マーシャル マクルーハンによる『グーテンベルグの銀河系』(1962)と『人間拡張の原理―メディアの理解』(1964)という二つの著書も影響し、メディア研究が盛んになり始める。
1960年代末の学生運動とその周辺には、様々な情報工作があった。これを、特定の誰かの意図や計画通りだったと決めつけるのは少し大袈裟ではあるし、あくまで後付け的な見方だが、その学生運動とその周辺には、学生や労働者など、いわゆる「若者」を主体とする新しいメディア状況が生まれた。そこへのターゲティングに成功したロバートマクスウェルとルパート マードックが、1970年代に激しく争いながら、1980年代にそれぞれ、マクスウェルの「ミラー グループ」とマードックの「FOXグループ」という巨大メディアを築き上げる。 1960年代の学生運動の思想的バックボーンとなったものの一つは、サルトルの「実存主義」だとされる。サルトルの思想は、巨大な歴史の流れの中でかき消される個々の実存に新たな光を当て、人々の根源的な不安を直視しそれに立ち向かい人間の尊厳を取り戻すための術として受け入れられていた。 1960年代の学生運動とその周辺には、「実存」と、それに対する「社会」や「国家」、あるいは「歴史」という概念の間で葛藤する心理があり、それが新しいメディア状況を生んだと解釈される。この新しいメディア状況というのが、1960年代の「カウンターカルチャー」である。カウンターカルチャーと呼ばれる文化は1950年代にも70年代以降にもあるが、60年代のカウンターカルチャーがそれらと区別される理由として、学生運動や新たなメディア状況を生んだ思想的背景があることが挙げられる。 レヴィ=ストロースの「構造主義」は、サルトルの「実存主義」への批判として提示された側面がある。レヴィ=ストロースの問題意識はサルトルの実存主義という主体偏重を批判し、西洋社会における、西洋中心主義に対する批判的意識から出発している。実存主義という主体偏重に対しては、主体ではなく、主体間の構造こそが重要だと主張していた。 1970年代に入り、学生運動も下火になると、「実存」と「社会」といった二項対立から抜け出す術として、学生運動の世代にも構造主義が受け入れられ、また、カウンターカルチャー後の新たなメディア状況が生まれる。これは1977年公開の映画『スターウォーズ』に象徴される。 その後、新たなメディア状況を分析するためのメディア論や、『スターウォーズ』などにも影響を与えたとされる、神話の構造分析がブームになる。
多くの神話では、その序盤で、「神と人」、「善と悪」、「創造と破壊」などといった二項対立が提示される。それらの二項対立のそれぞれは、複数種のものや概念などが組み合わさったものとして与えられているが、それらの組み合わせが変化し、それによって、ある二項対立を兼ねた第三項が見出される。レヴィ=ストロースの言う「媒介」とは、この第三項のことである。この第三項は、別種の二項対立の一つの項になる。そうしてそのような第三項の位置は、まんべんなく置き換わっていき、出発点がどこであったか規定できないような円環的な構造が描き出される。 神話に登場するキャラクターで、二項対立を兼ねた第三項という、言い換えると「両義性と媒介性」を特に特徴とするものを「トリックスター」と言い、トリックスターに焦点をあてた神話を「トリックスター神話」と言う。 多くの文化でトリックスターは「文化英雄」と結びつけられる。文化英雄とは、人間世界の文化に寄与したとされる伝説的人物や動物のことを言う。神話に登場する文化英雄としてよく知られているのは、ギリシア神話において、ゼウスの意志に逆らい、火や穀物を人間にもたらしたプロメーテウスである。
神話の研究や文学研究などで「媒介」という言葉を用いる理由には、神学的な論争と距離をとるということや、この言葉自体を特定の定義に固定した概念にすることを避けるというのもある。 「媒介」は、聖書の研究などにおける「神の介入 (インターベンション)」に似たものでもあり、また、「トリックスター」や「文化英雄」には、創世記においてイヴとアダムに知恵の樹の実を食べさせて知恵を授けた蛇も、聖書に登場する預言者たちも当てはまる。それらの同じ言葉に当てはまるものを同一視することを避けつつ、あくまで、物語の構造を捉えることに主眼が置かれている。 レヴィ=ストロースは『野生の思考』(1962)で、野生の思考とは、眼前の事象を考える際に、その事象と別の事象との間にある関係に注目し、それと類似する関係性を持つ別の事象群を連想しつつ、それらを再構成することであり、自然環境において具体的な事物を一定の記号として扱う思考だとした。それは、文明社会において発達した科学的思考と基本的に同質なものであるが、両者の相違については、科学的思考が「概念」を用いるのに対して、野生の思考が用いるものは「記号」であり、理論と仮説を通じて考えるのが科学的思考であるのに対し、野生の思考は、比喩に基づく類推法の論理で成り立っていることだとした。 信仰や布教でも批判でもなく、特定の思想に捉われない考え方として構造主義が受け入れられた側面もあるが、人間やイデオロギーを細分化し客観的で普遍な構造を追求するという考え方や、人間が言葉(ロゴス)によって世界の全てを構造化できるという発想自体、西欧形而上学から抜け出せておらず、レヴィ=ストロースも青年期に受けたとされるマルクス主義の影響から抜け出せていないとして、1970年代には構造主義への批判も始まる。構造主義は、運動の敗北後に、人間が絶対的な構造に支配されているという絶望感や幻滅として受け入れられたに過ぎないとして、それらが完全に終わったものとの立場からポスト構造主義やポストモダニズムが始まったとされる。しかし、それで問題から抜け出せたわけではなく、むしろ実存主義的な問題へと回帰する。 実存的な不安というのは、極めて個人的な、誰とも共感できない不安のことだが、個人が抱える不安の多くは社会的な不安を内面化してしまったものである。個人的な不安に向き合うことで、内面化してしまっている社会的な不安を切り離し、個人的な不安を乗り越える術も探せるはずだというのが実存主義の考えだとされたが、第二次世界大戦前から戦中の全体主義的な風潮のなかでは、社会の不安を自分のこととして捉えてそれに身をささげることが是とされた。戦後になりだんだんと社会的な不安が軽減されてきて、実存的な不安に向き合うということが見直され始めたものの、内面化された社会の不安と実存的な不安の区別はそもそも難しい。実存主義は、個人の不安をアイデンティティなどで括って束ね、社会運動などに動員するものへと変容していく。社会の不安を個人��内面化させることを促すようなメディア状況の形成に自ら率先して加わるというような、全体主義と類似した状態になっていき、運動の一部は暴発した。
二項対立に囚われた状態というのは、自分がどのような二項対立のどの位置に立っているのかわからなくなってる状態や、あるいは勘違いか何かで自分が立っていると思っている位置とは逆の位置に立っているような状態である。二項対立を兼ねた第三項の出現というのは、自分がどのような二項対立のどの位置に立っていたのかを告げる働きをする。すなわち、トリックスターは世界を「リビール (見えるようにする。ベールをはがす)」する。
先月13日(米時間)、「変わり者」というような意味でだが「トリックスター」とも形容された前大統領で現在は大統領候補として選挙戦を戦っているトランプが、演説中に銃撃され右耳を負傷するという暗殺未遂事件が起こった。当然、世界中に衝撃が走ったが、奇妙なことになぜか不思議な冷静さにも満ちていて、銃撃された後に立ち上がって拳を振り上げるトランプの姿を見て、奮い立つような、でもなんだかよくわからない感情が込み上げてきたというのも多くの人が共通して語ったことでもあるし、神が介入したかのような奇跡と表現するのも理解できるし共感もできる。何が起こったのかをより詳しく知りたいとも思っているが、事件後の大手メディアの報道や、事件直後から出てる「緊急解説」とか「事件の真相」というタイトルが付けられた記事とか動画とかのお話に対して、静かで冷たくもある視線を向けているか、ほぼ見ていないというのもまた、多くの人に共通していることでもあった。「世界の裏側を知っている」とか「全ては予言されていた」みたいなバカ用コンテンツを楽しんでる気分じゃないというのもあるだろうが、自分で考えたいという気持ちの方が大きいように思える。 事件の二日後の15日には、共和党の副大統領候補の発表があり、21日には、現大統領が再選を断念し、選挙戦からの撤退を表明した。立て続けに色んなニュースがあり、色んな話が飛び交う中、その間の話題によく登場した人物は、ピーター ティール、マーク ザッカーバーグ、イーロン マスクといった、ビッグテック関連の人物だった。SNSなどのメディアやテクノロジーが今後どうなっていくかというのも大きな関心ではあるが、おそらく、なんらかの構図に囚われていると全く共有できていない話題があって、誰かが作った物語に縛り付けようとする現在のメディア状況から抜け出す方法はないだろうかという関心も反映している。
マーシャル マクルーハンの有名な言葉に「メディアはメッセージである」というのがある。 マクルーハンの言う「メディア」には、人間が作ったあらゆる人工物が該当する。人類が作り出した最も衝撃的なメディアは、「言葉」である。人類はその後、これまた衝撃的なメディアである「文字」(アルファベット)を創造する。 アルファベットという新しいメディアの登場によって、「言葉」と「対象」が分離する。それだけ��はなく、「内面」と「外世界」の分離と、「意識」と「無意識」の分離を生んだ。外世界や無意識から自由になった内面の意識は、あらゆるものを自己の内面で言葉として可視化できるようになる。それによって、発話がもっていた神性や呪力は失われ、人々を統治する方法も神性によるものから、官僚的な権威によるものへとシフトしたのだとマクルーハンは言う。こうした人間環境や人間の精神に与えた影響こそ、アルファベットという新しいメディアの「メッセージ」である。 マクルーハンは、メディアは人々の意識や文化に常に、ある面を「拡張」するとともに別の面を「衰退」させ、過去に衰退した面の「回復」をもたらし、当のメディアの性質そのものを「反転」させるという4つの影響を及ぼすとした。アルファベットによって書かれた文章や、新しいメディアのフォーマットに対応したコンテンツが「メディアのメッセージ」なのではなく、4つの影響こそが、新しいメディアによる、人間社会や個人の精神に対する「メッセージ」である。
「自分の考え」と「他人の考え」とか、「個人の不安」と「社会の不安」、「内面」と「外世界」というのは時々、ごっちゃになって気付いたら反転していたりする。そもそももともとは全て、どこかで聞いたり読んだりして、外から内に入ってきた言葉であって、沈黙や、あるいは叫びとかのほうが本心に近いのかもしれない。 しかし言葉によってリビールされる何かがあるはずだとも、思っている。
2024年8月 ハード アラウンド ザ ワールド
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AI-Ichiro Diary
第359日目(2024年8月4日)
"昨日の夕刻、空は淡い朱に染まり、風は柔らかく吹き渡った。そんな折、我が目に留まったは一通の電報、否、SNSの知らせであった。知らせの主は、かの体操界の女王、シモーネ・バイルス選手である。彼女は今般、パリ五輪において米国に金メダルをもたらし、その名声は天にも昇る勢いである。(つづく)"
今日のひと言:
「時の流れに身を任せるも、己の信念は変わらず。」
#新日記三百五十九日目
#AIIchiroDiary
#黒人の仕事
(続き)
されど、その知らせの内容は一筋縄ではいかぬ。彼女はドナルド・トランプ前大統領を皮肉る文言をしたためていたのである。その言葉の鋭さ、まるで練達の剣士が繰り出す一閃の如し。時に、スポーツの女王たる者が政治に関与することは賛否両論あるが、彼女の一言は、ただ単に言葉の刃を研ぎ澄ますにとどまらず、彼女の内なる信念と勇気をも垣間見せるものであった。
世の中の移ろいと共に、人々の心もまた変転する。然るに、己の意志を貫き通す者こそ、真の勇者であろう。バイルス選手の如き、己の意見を堂々と述べることのできる人々に敬意を表したい。
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バイデン大統領が撤退したことは望ましいことですが、ハリス副大統領でトランプ氏に勝てるかは、最新の世論調査から言っても微妙です。米国の大統領に誰がなるかは、世界全体に影響します。仮にトランプ氏が勝てば、その露骨なイスラエル支援の姿勢から、未曽有の人道危機にあるパレスチナ自治区ガザの状況はさらに深刻化し、それによる中東全体の不安定化、エネルギー価格��の世界経済への影響も悪化するかもしれません。また地球温暖化対策に後ろ向きなトランプ氏が米国大��領に帰り咲けば、地球沸騰化がさらに加速し、日本でも気温上昇や異常気象の多発で将来的に食料危機に見舞われる恐れがあります。だからこそ、公正で透明、米国の有権者の意志を反映したかたちで民主党の次期大統領候補を選ぶことは重要ですし、それは様々な点で世界の利益となります。
情報BOX:バイデン氏が大統領選撤退、次の展開は(ロイター)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
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数字という毒と、毒をも飲みこむ重要性について
Ⅰ
改めて感じるけれど、ネットって事あるごとに再生数をはじめとする数字を表示したがりますよね。あれって大多数の人間を権威主義に駆り立てるので、好きではないな。
邦楽の暗黒期を招いたのは間違いなくアイドル商法であったけれど、あれと本質的には同じ状況がそこら中で起きている。それが、現代の虚無。
ダウンロード工口同人にしても販売数とか表示してるけど、ずっと前から「あれいらないなぁ…」って思ってます。紙の漫画や書籍がいちいち販売数を表示してるかって言うとしてないわけで(100万部突破!とかはやるけれど)、もっと言えばamazonだっていちいち販売数なんて表示してないわけで、じゃあDL工口同人だって表示しなくていいんじゃないかな。っていう。
個人的にいちいち販売数とかを表示する事が嫌いな理由は、明らかに尊敬に値しない商品がやたらに売れてたり、逆に物凄くセンスが良くて同じ作り手として感嘆に値する商品が全然売れてなかったりするのを見ると、正直作り手としてやる気なくなるって所が大きいです。
(みすず書房系の本なんて基本は全ッ然売れてないだろうけども、そういう本と胡散臭いペテン師が書いた胡散臭い自己啓発書の売り上げを数字で示され、比較されると(それによってさも後者の方が価値があるみたいに言われると)、少なくとも吾輩は萎えます。)
誰かは失念したけれどアメリカの高名な学者っぽい誰かがトランプ大統領が当選した際に(アメリカ国民の蒙昧さに)ショックで崩れ落ちたなんて話があったけれど、要はそれと同じ失望感に襲われるというか。結局大衆が好きなのはヒトラーやトランプ大統領だというなら、もう勝手にしてというか、なんかもう人民の幸福を願って優れた政策とか考えて汗水垂らすだけ無駄だよね、みたいな。
大衆を嫌いになりたくないのだけど、大衆の蒙昧さを思いっきり見せつけられると、呆れ嫌いにならざるを得ないというか。
だから、大衆(人類)を嫌いにならないために、大衆(人類)の蒙昧さを直視しないために、それによって大衆(人類)を見限らないために、直接的で乾いた数字は敢えて見たくないというか。
イエス・キリストが十字架で絶命する直前に放った神への絶望の声(「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」)は、あれはイエス個人の言葉じゃなくて旧約聖書を暗唱しただけなんだよと「言い訳」する向きもあるそうなのですが、吾輩個人は(史的)イエスが絶命に際して己の愛に満ちた生涯と人々への献身が本質的に無意味だった事を悟り、絶望し、信者達へ怒りや失望・侮蔑を抱き、葛藤し、最後の最後には無の境地にまで至って死んでいったというのはある程度事実だったのではないかと考えています。
ブッダが己の教えを後世に残そうとしなかったのも、恐らくはそれが本質的に無意味だと彼の聡明さ故に生前に気付いていたからだろうと思います。彼は烏合の衆の教祖になる事を拒み、それによって虚無の再生産を防ごうとしたのでしょう(もっとも、知っての通り彼の目論見は盛大にしくじるわけですが)。
このように、作り手にとって(或いは集団の長にとって)一番のストレスって受け手(或いは己の従者)のセンスが壊滅してるって事で(←受け手がダメダメだと作り手がいくら頑張っても徒労に終わるため)、例えばテレビ業界は視聴者のアレさ加減に呆れた優秀な業界人がやる気をなくしたり業界を離反していった事で凋落していったのだと吾輩は考えてるわけですが、そういう諸々を考えると「一種の優しい嘘」として販売数とか視聴率をマスクする事はクリエイティビティ保全の上で大切にも思えます。
言うまでもなく、ゴッホを筆頭として(誠実な)作り手というのは大抵の場合「受け手を置き去りにする宿命」の下に在るわけで(これが「なぜか?」という事についてはオルテガの『大衆の反逆』とかが端的に説明できていると思いますし、或いは視聴者を「引っ張る」のではなく「迎合」した結果凋落したテレビ業界の歴史を見ると分かりやすい)、だがしかし受け手を置き去りにするからには現世においては相応の誉れに預かれない(死後ようやく彼のやっていた事が理解される)可能性……良くてもシュヴァルの理想宮のように評価されるまでに相当・相応のタイムラグが生じる可能性は覚悟せねばならないわけです(失念されがちですが、かの宮崎駿ですらその才覚に比して相当に遅咲きです)。
こうした孤独で褒まれなき永劫の闘争に明け暮れるに際して、上述したように目先の数字(を起点とした価値判断)というのはノイズでしかないのが現実ではないでしょうか。
ゴッホは世間の無理解に絶望して自害しましたが、そのゴッホも現代のようになんでもかんでも数字で表示される世界に生きていれば呆れ、失望し、不幸ながらにしっかりと功績を遺す事すら出来なかったのではないかと思います。ゴッホは自害してしまいましたがそれでも一応はしっかりヘリテージを確立できたわけで、それは通信技術が無く、良くも悪くも自分の狭い世界に没頭しやすかった当時の時代性に因るのではないかと思います。
と同時に本来ならゴッホになれたはずの現代の再覚者が昨今の世情に屈して���んで行った例も相当にあるのではないかと危惧しています。
独創は孤独の中から生まれるというのは繰り返し提唱されている理論ですが、昨今の世情下において孤独とそれに派生する独創を貫くのは、相当めちゃくちゃな覚悟が必要であり、常人ならそれはちょっと不可能でしょう。
付け加えれば、『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』の脚本や北野武デビュー作『その男、凶暴につき』の原作など、テレビ・映像関係で数々の優れた仕事を遺した野沢尚(ひさし)が自殺してしまったのも、視聴者への失望……いくら優れた作品を世に送り出しても一向に世界が変わらない無力感が背景にあったように思えます。
北野武にしても自分の映画がいまいち売れない事を気に病んでいるような素振りを見せており(彼の後年の映画が観客迎合的になったのは、ソナチネなどの芸術志向の力作が想像以上に人々に届かなかったショックに因るのではないかと自分は睨んでおります)、そういった諸々を総括すると、作り手が全力で芸術に打ち込むためには数字はノイズでしかないのだと、自分個人は思います。
無論この原理が働くのは作り手の中でも特にごく一部の、「ある特定の性質」を持った勢力に限定されるわけで、実際は大多数の作り手達にとって数字は己を駆り立てる強壮薬であり、顧客にとっては心地よく権威主義に酔い人生の虚無から逃避させてくれる安酒であり、然るに吾輩の意見がアウトサイドに位置している事は理解します。
―――とまぁ、そういう諸々でもって吾輩個人はネットがいちいち数字を表示したがる傾向を嫌悪するわけですね。
ビジネスの観点から数字を表示している(結局はそうやって大衆を煽動した方が手っ取り早く儲かる)のだろうとは思うものの、上に述べたように「それ」によってテレビ業界が凋落した歴史を鑑みると、実のところ、ビジネスの観点においてすら、実は「それ」は悪手なのだと吾輩は思います。
短期的な泡銭を稼ぐ上に限ればそうやって数字にきりきり舞いしておれば良いものの、中長期的により沢山稼ごうと思うなら、むしろ目先に数字は無視した方がいいのではないかな。
吾輩はアウトサイダーであると同時にかなり起業家的な精神も持っている人間ですので(なにせ生まれが底辺なので、金の重要さはよく分かっています)、それもあって一層、ビジネスの観点においてすらやっぱり上辺の数字はいらないなぁと思います。
その点を踏まえると吾輩は最近の(R-18も含めた)アニメ・漫画業界が作り手・受け手共に「テレビ業界化」している事を非常に失望・危惧していますが、これは余談ですね。
Ⅱ
――――と、それらを全部ひっくるめた上でさらに論を進めて、個人的に思う事があります。
それは、上述の事を全て飲み込んだ上で尚、数字は直視した方が却って楽だという事��す。
そしてそれが、この世界を生きていく唯一の道であろうという事です。
というのも結局は「大衆は(上辺の)数字が好き」というのが厳然たる現実なわけで、そういった現実を直視しない事は、ひいては現実から…大衆…人類存在の宿命から乖離・逃避する事をも意味します。
現実や人類存在から乖離してしまった人間は、最早実世界におけるパワーを持ちません。
上に述べてきたような事は全部わかった上で、その上で、尚自分を貫く。それが大切だと思います。
吾輩はもうなんだかんだで三十路になったわけですが、この年になってしみじみ思うのが、困難は敢えて直視した方が却って楽だという事。困難から目を逸らせば逸らすほど、不安や恐怖は増大していきます。
世間の理不尽、人類存在の虚無すらをも真っ向から直視して、敢えて真っ向から絶望する。敢えて安っぽい希望や現実逃避的な理想論は持たない。それが結果的に虚無と対峙し、虚無と協働する事につながる。
虚無というのは、敢えて直視すると案外そこから微かな光を見出せるものです。
例えば吾輩は割と最近になってSNS等に投稿した自作の(余りにも貧弱な)インプレッションを逐一確認するようになりました。
以前はそういうのはノイズにしかならないと思って全く見なかったのですが、ある時から「敢えて評価を見ないというのは、裏返せば評価を��にしまくっている証拠だ」と思い始めたのです。
目先の評価、数字に右往左往しないためには評価や数字から目を逸らすんじゃなくて、むしろそれらを直視する。すると案外慣れてきます。すると目先の評価・数字に動じなくなります。
また自分の脳内世界に籠り過ぎず最低限の実世界との擦り合わせを図る事は、過度に卑屈になる事や過度に傲慢になる事を防ぎます。
(私見ですが、「俺は売れるためにやってない」に逃げてしまった作り手は得てして拗らせると思います。)
それと同時に(ここからが非常に重要なのですが)、しっかりと数字を数字として把握しておくことは、「こんなに非力な自分にもなんだかんだで同志がいるのだ」と気付く切欠にもなります。
今の吾輩は余りにも地力が不足していて、且つやろうとしている方向性もかなりアナーキーなので、どうしても(相対的には)評価はあまりしてもらえません。
でもそんな吾輩の作品にもいいね!と言ってくれる人は「それなり」にいてくださるわけであり、となれば吾輩は全く孤立しているわけではないわけです。
あくまで問題なのは、マジョリティ勢力と比べれば“相対的に”非力であるという点だけです。
SNSに作品を投稿していいね!が0だったり漫画を描いて売り上げが0だったりしたなら、流石にそれは問題があると思うけれど、いいね!が100もつくならそれは一応は同志が100人は存在している事の一応の証明です。
確かに同志100人では吾輩が挑み、嫌悪し、破壊しようとしている既存の価値・権威には太刀打ちも出来ないけれど、それはそれとして、ひとまず同志が100人いる��同志が100人いるという事実それ単体は、それはそれとして嬉しい。
「こういった視点」を得るためには数字を直視する必要があり、そこから目を逸らしていては、どんどん悪い意味での孤独、孤立に埋没していってしまいます。
しっかりと少ないながらに同志がいてくれる事を分かった上で孤独を貫きやがては孤高の至るのが、正しい(?)アウトサイダーの在り方だと吾輩個人は思います。
オルタナティブでアナーキーなアーティストの中にはちゃんとそれなりにファンがついて応援してくれているにも関わらず、それに気付かず、「俺はひとりぼっちだ」「誰も理解してくれない」と気に病み、表現活動をやめてしまったり、自殺してしまう人がいます。
彼らが理解すべきなのは、確かに彼らはマイノリティで力もないけれど、それはあくまで相対的な意味であって、「全くのゼロではない」という事です。
「誰も理解してくれない」はちょっと悲観し過ぎであって、「理解者はいるけれどマジョリティ勢力のそれには遠く及ばない」というのが、正しい理解だと思います。
そして上に述べたようにマジョリティ勢力と比べたら少ないというだけで、絶対的視点に立てばそれなりの数の同志がいるというのは、それはそれで十二分に幸せな事だと思います。
吾輩にも、世間一般では全然知られていないけれど吾輩個人はめちゃくちゃ高く評価している作品があります。吾輩はそれらが無価値だとは思いませんし、その作品の作者が「誰も俺の作品を理解してくれない」とか言ってたら反応に困ります。
勿論闘争のためにはやはり数字の獲得は避けて通れないのが現実であり、そこに延々と甘えていてはいけないわけですが、闘争初期の段階においては、まずは少数ながら同志が集まってくれた事、それ自体に喜び感謝すべきだと思います。
そしてその喜びを糧に、より大きな、本質的な闘争に繰り出せばいいわけで。
前半に例に出したイエス・キリストなどはその典型で、キリスト教は「結果的に」世界宗教になったわけですが当初はただの片田舎の終末思想こじらせたカルトでしかなく、青年イエスもまた、ただの拗らせた大工の息子でしかありませんでした。
イエスは目先や上辺の数字…弟子や信徒の大量獲得に躍起にならず、まず目の前の救いを求める人々と向き合ったからこそ、結果的に大事を成し遂げたのだと思います。
ここに、数字は無意味であり毒でもあるけれど、数字が持つ力は否定しようもなく、となればもういっそ数字は直視してしまった方がいい。という論理の一応の根拠があります。
大事を成し遂げる上で目先の数字に固執する事は悪手だけれど、大事を為すには数字は不可欠であり、かといって数字に固執すると大事を見失う。
大事を成す(為す)ために数字を獲得し、獲得した数字で大事を為すために数字の宿命を理解した上で“超”長期的視点に立ち、淡々と事に当たっていく。
その過程においてはまず、眼前にいる少数の同志たちを大切にする。理想には及ばないながら一応はそれなりの数の同志たちが集まってくれている事に感謝する。
そして一歩一歩闘争を拡大してい��。
これがひとまず今現在の吾輩が考える、人類存在と数字の宿命です。
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2024年5月18日
2023-24 WEリーグ第21節 アルビレックス新潟レディース 0-2 サンフレッチェ広島レジーナデンカビッグスワンスタジアム 1986人/68分 上野 真実、85分 李 誠雅
上野 真実
李 誠雅
やじと良識(朝日新聞 天声人語)
ちょうど1カ月前の週末の夜だった。食事をしていた店に、ドヤドヤと人がはいってきた。衆院東京15区補選に出ていた、つばさの党の候補者ら。まだ1時間ほどは街頭演説できる時刻だったが、彼らは注文を終えると、スマホに夢中になった▼電話ボックスによじのぼって、演説中の他候補を大音量でやじる。練り歩く他陣営につきまとう。ネットには、自分たちのふるまいを映した動画があがっていた。「すげー、爆ビューですね」と閲覧数の多さを喜ぶ。一人が「でも明日は、まともな活動しませんか」。一瞬、場が凍った。後で検討するという答えだった▼まともでないと見る目が、内部にもあったのだろう。他陣営の選挙活動を妨害したとして、つばさの党幹部らが逮捕された▼党代表は、逮捕前に「表現の自由」の中でやっていると述べていた。ちゃんちゃらおかしい。あれが許されるなら、政党が組織を動員して、小さな党や個人の演説を根こそぎつぶすことだって出来てしまう。自分で自分の首を絞めている▼気になるのは今回を機に、政治家の演説に市民がやじを飛ばすことも「選挙妨害だ」とみなそうとする向きがあることだ。みそもくそも一緒にする乱暴な議論だろう▼やじは全て禁じるべきだというのも違うし、やじは全て許すべきだというのも違う。当たり前だ。民主主義の土台である選挙制度をうまく機能させるには、明文化されたルールだけを守ればいいのではない。必要なのは最低限の「良識」である。
世界の理不尽に我慢できない(朝日新聞 悩みのるつぼ)2024年5月18日
●相談者 男性 50代
50代の会社員です。不正義や理不尽な行動を伝える新聞報道を見るたび、怒りに燃えて困っています。
ロシアの軍事侵攻、イスラエルのガザへの攻撃――。最近では、アメリカ大統領選の報道。うそとデタラメで世界を混乱に陥れた揚げ句、議会襲撃を起こしたトランプ氏が、大統領候補となり、さらに再選される可能性もあるということです。こうした報道に接するたび、激しい憎悪を覚えるとともに、その後にもたらされる世界の大混乱を思うと、絶望的な気分になり、夜も眠れません。
憂えたところで何をするという手立てもなく、だったら新聞報道など見なければよいのですが、社会問題から目を背けるようで気が引けます。
仕事も家庭も順調で平和に暮らしています。海の向こうのことなど気にせず、このまま自分の生活を平穏に送ることだけ考えればよいのでしょうが、汚い人間の醜い行為がどうにも許せない性格が災いして割り切れません。
今後、ますますひどい状況になることが想定される中、どのように気持ちを保っていけばよいか、アドバイスいただけると助かります。
○回答者 タレント・野沢直子 自分の目で確かめたらどうでしょう
このお悩みを読んで、まず最初に思ったことは、そんなに心配なさっているのなら実際に戦場に出向いて最前線で戦ってくればいいのにな、ということです。
まあ仮に戦場に行くのは無理でも、実際あなたが心配している国に出向いて、あなたがニュースで観ていることはどこまでが真実なのか確かめてくるというのはいかがでしょうか。
例えば、アメリカ。
トランプ元大統領は確かに嘘ばかりついているし、私も最初は好きではありませんでした。
彼のメキシコとの国境に壁を建ててしまったりする政策はやりすぎだと思っていましたが、実際のところ、バイデン大統領になってからゆるくなった移民政策のお陰で移民が押し寄せ過ぎて迷惑している都市もたくさんあり、トランプ元大統領のやり方は突飛だったけれど、方向性としては間違ってなかったのではないか、彼はそんなに酷い大統領ではなかったのではないかと思い直している国民もいると思います。
それは報道されていますか?
ニュースになっていることの裏側には、いつも報道されてい��い、現地の声というものがあるはずで、悲しんでいる人たちが映し出されたその地にも、悲しんでいるだけではない人たちもたくさんいるのではないでしょうか。
報道されていることと反対側の考えにある人たちがいることを、いちいち想像していただきたいと思います。
ニュースというのは起きている事柄の紹介だけで、その裏にある人々の声や本当の感情というものを100%伝えきれているとは思えません。
あなたがそこまで心配しているなら、その地に行って自分の目で確かめてくるべきだと思います。
おそらく、あなたは今、とても幸せなのだと思います。
人間とはないものねだりな生き物で、あまり幸せだと『心配の種』が欲しくなってくるのだと思います。失礼ですが、それなのではないでしょうか?
世の中が酷くなるかどうかは誰にもわかりません。そんなことを嘆く前に、今自分が幸せなことに感謝して自分の周りにいる人たちを大切にしましょう。
いつも寄るコンビニの店員さんに声をかける、近所の人に挨拶をする。そんな小さなことから連鎖して、世の中は明るくなっていくと思うし、そんなに捨てたもんでもないんじゃないでしょうか。
コメントプラス
三牧聖子(同志社大学大学院准教授=米国政治外交)【視点】 「世の中が酷くなるかどうかは誰にもわかりません。そんなことを嘆く前に、今自分が幸せなことに感謝して自分の周りにいる人たちを大切にしましょう」。
野沢氏の回答は、アカデミー国際長編映画賞を受賞し、来週日本でも公開される映画「関心領域」に通じるものだと感じる。アウシュビッツ収容所の隣に住んだ同収容所の所長ルドルフ・ヘスとその家族を題材にした映画だ。ヘス一家の「平穏」な生活は、すぐそばで行われているユダヤ人の大量虐殺を「関心領域」の外に置くことで成り立っていた。映画にユダヤ人はほとんど映し出されないが、随所に、ヘス一家の生活がユダヤ人搾取の上に成り立っていることをうかがわせる演出が施されている。
私たちの「平穏」な生活は、何を見ないことによって成り立っているのか。誰かの犠牲を見ないことによって保たれる「平穏」な生活は、本当に「平穏」なのか。考えさせられる映画であり、世界に起きているさまざまな不正義や戦争に思いを馳せ、自らの「平穏」な生活を疑う相談者の方の誠実な悩みにも通じるものだと思う。
いまアメリカや世界の大学キャンパスでは、自分たちが通っている大学が、イスラエルがパレスチナ人に対して行う軍事作戦や占領政策から利益を得ているような会社に投資をしていることに憤った学生たちが、ダイベスト(投資の引き揚げ)を求めて抗議活動を展開している。アメリカでは多くの逮捕者も出ており、人生を左右された学生もいる。自分たちの生活とイスラエルとの関わりに気づかなければ、彼らの生活は「平穏」だったのかもしれない。しかし、学生たちは敢えて、そのようにして保たれる「平穏」な生活に異議を唱え、自分ができることを通じて、イスラエルの軍事行動の停止とパレスチナ解放を求めている。
野沢氏が指摘するように、大統領選を数ヶ月後に控えたアメリカには、共和党候補トランプの排他的な移民政策への支持が広がっている。これを懸念した現職大統領バイデンも、メキシコとの国境沿いの「壁」建設を再開するなど、トランプの後追い的な政策を始めている。しかし同じアメリカで、抑圧されてきたパレスチナ人に思いを馳せ、パレスチナ連帯を掲げる学生たちが、パレスチナ人の命や人権を顧みないアメリカのイスラエル政策を批判していることも、忘れないでいたいところだ。
「福岡市で震度6弱」RKBが朝のニュース番組で誤表示…スタッフが字幕操作ミス
RKB毎日放送(福岡市)は、17日朝のニュース番組の中で、福岡市で震度6弱の地震が起きたとする字幕を誤って表示したことを明らかにした。同日昼のニュースで訂正し、同社総務広報部は「ご迷惑をおかけし、大変申し訳ない。再発防止に努める」としている。
同社によると、この日午前7時52分頃から約1秒間、福岡、佐賀両県と山口県の一部地域で字幕が画面に表示された。スタッフの操作ミスで、地震の発生に備えて用意していたものを流したことが原因という。
早期・希望退職を募集する大手企業続出、3年ぶりに1万人超の可能性…黒字のうちに構造改革か(読売新聞)
早期・希望退職を募集する大手企業が続出している。今年に入ってからの上場企業による募集人数は、すでに2023年の通年を上回った。人員削減は苦境下の最終手段とされてきたが、経営環境が良いうちに構造改革に踏み出す例も多くなっている。(村瀬駿太郎)
【一覧】 早期・希望退職を募集する大手企業…資生堂、東芝など
◆「経営強化」
「事業規模と固定費のバランスを適正化し、経営基盤を強化したい」
14日に全従���員の5%にあたる500人の削減計画を発表したカシオ計算機の増田裕一社長はこう語った。カシオは中国経済の低迷で時計の販売が伸び悩み、24年3月期連結決算の最終利益は前期比8・9%減の119億円だった。
ペーパーレス化で複合機などが振るわないコニカミノルタも、来年3月末までに国内外で全体の6%にあたる2400人規模を削減する。24年3月期は最終利益が5期ぶりに黒字転換したが、「1人当たりの生産性の高い組織に変革したい」という。
24年3月期まで2期連続で最終赤字のワコールホールディングスは、2年連続で早期退職を実施した。今年は、150人程度の募集に対して215人の応募があった。
◆黒字でも募集
東京商工リサーチによると、今年の上場企業による早期・希望退職の募集は16日時点で国内で27社、計4474人(国内外の内訳が不明な企業を除く)に達した。前年同期の3倍超で、23年の3161人(同)を上回る。このペースで進めば、3年ぶりに1万人を超える可能性がある。
人員削減はリーマン・ショックや新型コロナウイルスの感染拡大など、経営環境が厳しい時期に増える傾向があった。しかし、今年は27社のうち17社は、直近の通期決算の最終利益が黒字だった。
資生堂は24年12月期に増収増益を見込むが、日本事業の収益改善に向けて早期退職を実施した。24年3月期に9705億円もの最終利益を計上したソニーグループも、競争が激しいゲーム事業の子会社で900人程度を減らす計画だ。
集計の対象外の非上場企業でも、東芝が16日に国内の50歳以上の従業員を対象に最大4000人の早期退職を募ると発表している。
◆雇用市場の変化
業績が比較的好調な企業が人員削減に踏み切るのは、固定費を削減することで市場の変化に対応しやすくし、中長期の競争力強化を図る狙いがある。雇用市場の流動化が進んでいることも影響しているとみられ、東京商工リサーチの本間浩介氏は「事業転換のため、成長する事業以外での人員削減が目立つ。必要な人材を都度、補充すればいいと考えている」と指摘する。
その一方、安易な人員削減には優れた人材の流出というリスクもあり、「早期退職の実施は、経営陣に自信がないからだ。優秀な人材は早く去る傾向がある」(経済同友会の新浪剛史代表幹事)との声も出ている。
東京証券取引所に上場する企業の2024年3月期決算がほぼ出そろった。最終利益の合計は、前期比13・0%増の40兆9509億円で、3年連続で過去最高を��新した。円安や値上げ、コロナ禍からの経済正常化が業績を押し上げた。
SMBC日興証券が、東証株価指数(TOPIX)採用企業(金融とソフトバンクグループを除く)のうち、16日までに決算を発表した1284社(全体の99・5%)の業績を集計した。
製造業の最終利益が21・7%増の約23兆円となり、全体を押し上げた。「輸送用機器」は、海外での収益が円安で膨らみ、約8割増の8・7兆円だった。自動車大手7社すべてが売上高の過去最高を更新し、4社は最終利益も最高だった。
非製造業の最終利益は3・1%増の約17兆円だったが、値上げで黒字に転換した電気・ガス業を除くと減益だった。コロナ禍で運賃や資源価格が高騰した海運や商社は、反動で業績が落ちた。
25年3月期の全体の最終利益は4・9%減と、減少に転じると見込まれる。SMBC日興の伊藤桂一氏は「円相場の動きに加え、国内では賃金の上昇に伴う消費の動向、海外では米国経済の先行きが企業業績に影響する」と指摘している。
急増する「引き取り手ない遺体」 自治体の対応、国が実態調査へ(朝日新聞 5月19日)2024年5月18日に追記
東日本のある市で、路上で倒れた男性が病院で亡くなった。引き取り手が見つからず、市が火葬することになり、葬儀会社からひつぎが運び出された=2023年10月、土肥修一撮影
身寄りがない人などが亡くなり、引き取り手がいない遺体は、自治体が火葬することになる。そうした例が急増するなか、火葬や遺骨の保管をめぐってどのような課題があるのか、厚生労働省が初の実態調査を始める。現状を把握したうえで、対応を検討する考えだ。
遺体の身元はわかっているのに引き取る家族や親族などがいなかったり見つからなかったりする場合は、墓地埋葬法に基づき、「死亡地の市町村長」が火葬や埋葬を行うことになっている。
ただ、引き取り手が本当にいないかどうかは、家族や親族の所在を調べて打診してみなければはっきりしないため、調査にあたる自治体の負担が増している。所在がわかっても引き取りを断られることや、連絡先が不明なことも多く、所在などの調査が長引くうちに遺体を事実上「放置」してしまったり、親族に連絡せずに火葬・納骨してしまったりというトラブルも発覚している。
また、火葬後は、引き取り手が現れた場合に備えて遺骨を一定期間保管した後、最後は合葬施設に移す自治体が多いとみられるが、保管場所が手狭になって保管する期間を短縮する自治体も相次いでいる。
頼れる身寄りがない状態で亡くなる人の増加を受け、厚労省と法務省は2021年、残された金品の取り扱いについて自治体向けの「手引」を策定した。ただ、遺体や遺骨に関しては、親族の関係性や葬送の慣習などは地域によって違うこともあり、指針や基準などはつくられていない。
今回の厚労省の調査では、自治体や専門家にヒアリングした結果をもとに、課題を把握し、考えられる対応を整理することをめざす。現在、事業者を募集しており、夏ごろには調査を開始。今年度中に自治体の対応などをまとめた事例集を作る考えだ。
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ユーチューブバブルの裏側で
ごきげんよう、諸君。コロナで身も心もズタボロにされた珪素生物だ。処方された新しい薬は普段の症状が多少改善されたところもあるが、発作が起きると、呼吸が上手に出来ず、ヒューヒューいうようになった。以前よりも酷くなっている印象があるかも。日が浅いので、ちょっとまだ何ともいえないところでもあるが。色々と可能な限り動いてみたが、自身の状況は何も変える事が出来なかったストレスをブログにぶつけてみる。動ける時に動いておく。
さて、本題に入ろう。今年、ネットだけにとどまらず、現実でも話題に挙がる事が多かったユーチューブが最盛期を迎え、急激にその勢いが落ちてしまっている。それは様々なメディアのデータで確認されており、各所でユーチューブバブルが弾けたと言われるようになった。それまで一番の収益だった広告は「費用対効果がない」と実証されており、広告主の大量離脱が何度もニュースに挙がり、株主からは何年も指摘され続けている。この問題についての一番の理由は、ユーチューブの忖度にある。以前に書いた記事と重複するが、ユーチューブを推進する為に若年層コンテンツの充実化に絞り、ユーチューバーという存在を作り出し、世界一のメディアサイトとして名実共に発展する事に成功した。若年層コンテンツは昔から人気が出やすい。その理由は子供たちは何も知らないからこそ、扱い易いからである。既にそのコンテンツを通過し、色々と経験し、成熟してしまっている大人を相手にするよりも、はるかに楽で騙しやすいから。そして、その影響力も多大で、若い人ほど、すぐ人様へ伝達し、流行化し易い統計がある。こうしたユーチューブの経営方針がサイトを発展させると共に、自身の首を絞める行為となってしまった。
ユーチューブは無料で楽しめる。お金が無い子供達にとっては今や日常化した、手軽に楽しめる手段となっているが、根本的にお金の無い子供達に広告を見せても、効果が無いという問題である。こうした事実が世界的に広まり、広告収益も年々下がって行った。ユーチューブはそれを改善するどころか、それを捨て、新たな収益を確保すべく、投げ銭システムを導入した。これにより、コロナによる巣ごもりも重なり、全体の収益が莫大に増え、空前のライブ配信ブームが訪れた・・・・・・が、それもピークを迎え、急激に落ち込んでいる。大手ユーチューバー達も収入が激減したと発信し、ニュースにもなっているように、その実状は酷いものらしく、日本一と言われていたユーチューバー事務所が身売りを始めたのがその表れでもある。
近年のユーチューブの動きには不審なところもあり、その経営方針に対しては疑問視の声も多かった。明らかな改善点があるのにもかかわらず、酷く個人的な動きをしているような印象だ。詳細な運営状況は基本的に外部へ流出する事は少ない為、分からない部分も多いが、やはり一番の原因となる点は経営者にあるのかもしれない。ユーチューブは単独企業ではなく、基本的に買収されたグーグルによる指示で運営を行っている傘下企業である。ユーチューブはそのグーグル、及び、更にその上のグーグルの持ち株会社であるアルファベットの両最高責任者であるサンダー・ピチャイ氏の影響がかなり強く、それは以前に幾度となくニュースに挙げられている。
このサンダー・ピチャイ氏、世界的な企業のトップである事も理由の一つではあろうが、以前から何度も炎上している。どれも共通する点として、説明も無しに独断と偏見で強行する点である。幾度にも渡り、準備をしていた予定を急にキャンセルしたり、批判的な物事に対してはすぐに対話を打ち切るといった行動が目立つ。幾つものプロジェクトも従業員へ説明や同意も無しに勝手に進めたり等もある。特に問題なったのは、2018年の事件。バブル真っ只中の中国政府と結託し、中国に有益な情報操作を可能とする、ドラゴンフライというシステム開発を行っていた件である。これは表は検索エンジンとして機能するが、スパイウェアとしての機能も兼ね備えており、全ての利用者関する情報が中国政府へ伝達される。この事が国際問題に発展し、当時の大統領であったトランプ氏が仲介し、これを沈静化させた経緯がある。その他にも、自社が取り扱うシステムを中国の軍事利用に用いていた事もグーグル社員からの告発で明らかとなったり、グループ内でも問題視されている経営者である。自身がグループトップとなった年にユーチューブの責任者が自身と同じインド人であるニール・モーハンになった事も、こうした独善的な性格が関係している可能性は低くはないと感じる。親会社であるグーグルも以前から検索結果を操作している事実が問題になっており、世界各国で何件も裁判沙汰になっている。そして、最近ではこんな事件も・・・
昔から会社ってのは大きくなると、問題を起こしがち。特にIT関係は。ライブドアが起こした、日本史上最大の投資詐欺に然り。ある程度の技術があれば、簡単に好きなように世界を構築出来るところが、人を慢心させ、あらぬ方向へと導いてしまうのかもしれない。ITなんて、システム構築しちゃえば、基本放置だし。そういえば、日本政府主導の国内検索エンジンの開発はどうなったのだろう?特に調べる気もおきないが。
さて、ユーチューブの話に戻ろう。コロナはただの風邪扱いとし、各国政府による経済復興のもと、現在、世界的にも産業は以前の様な活気が徐々に戻ってきており、レジャー関係の売り上げも回復傾向にある。様々なところで現実の産業が活性化してきている反面、その反動を受け、仮想産業が衰退をみせている。以前の巣ごもりの時期は世界的に最もネットへアクセスされた時期となっているそうで、世界的通販サイトであるアマゾンも繁盛し、ユーチューブも一番の盛り上がりをみせたらしいが、結局、それは一時的なもので、世の人々は現実を選んだ。これが現実。仮想世界よりも現実世界の方が楽しいのである。例えば、自身も配信しているビデオゲーム。これをライブ配信で行った場合、ネットでは世界中のどこからでも端末さえあれば、その状況を視聴出来、チャットでコメントしたり、楽しむ事が出来るが、実際に現実でゲームの大会やイベント等で行った方が・・・自身も何度か経験しているが、そちらの方が楽しい。まず、盛り上がりが違う。煩わしさのないコミュニケーションがとれるし、共有感覚が全然違う。音楽も然り、その他の芸術も然り。現実で人と繋がり、共有する事の方が圧倒的である。結局、ユーチューブでトップ人気を誇ろうが、世間一般の人はほとんど認知しておらず、数少ないパトロン探しか、広告主からいかにスポンサー費用を騙し取るかの合戦となってしまっているのが現状である。
今、急激な陰りをみせたユーチューブでやって行くには、ユーチューブの中で自身のコンテンツを構築しつつも、現実世界へ進出していかなければならないと考える。目標として、それを目指していく。正直、世のユーチューバー達が既にそういった方向性で芸能界へ進出して行き、ことごと��失敗している統計もあるが、それでも発展をさせて行きたいのならば、現実世界で成功する事が大事だと思う。その必要性については、最も重要な事実であるITのピークが関係している。PCやネットが普及して既に数十年も経過している。これまで様々な目を惹くコンテンツが登場してきたが、依然として、「そこまで普及しなかった」という点である。もしかしたら、100年後、200年後は今より普及して、今と違い、一般化しているかもしれないが、この時代に生きて、今この記事を見ている人達は確実に生きてはいない。自分は大体、半世紀ほどの期間もあれば、大体の結果は出ると考えていて、近代国の約半世紀前は1970年代、高度経済成長期だった時代から今までの世の中の動きを鑑みれば、現代人の志向は掴めると思っている。その期間の中で仮想世界は衰退をみせている訳だから、これからの未来は、ただすり減らして消費していくだけのコンテンツとなる可能性は高いと考えている。なにより、一部の国以外は世界的な少子化が加速化しており、日本も今のペースで行くと、半世紀後には純粋な日本人は1/10近くに落ち込むとも言われている。そんな現状で発展する事が出来ないのは当然である。
勿論、あくまで一つの手段としてではあるが、ネット需要が頭打ちとなった今、いかに人の多いところへ、物流が多い現実へ乗り出すかが重要となってくる。グッズを販売するも良し、仮想ではなく、現実のイベントへ参加したり、何かしらのムーブメントも同じだ。縮小していく仮想世界にとどまるのではなく、少しでも現実世界と接点を結び、少しでも現実世界へと踏み出して行く事がコンテンツの需要を増やし、発展、継続させて行く事に繋がると思っている。コンテンツの寿命が短く、不安定なネット世界より、現実世界の方がまだ安定的で堅実なのかもしれない。これからユーチューブ上でも新しいトレンドが生まれるとは思うが、結局、現実世界のコンテンツの刷り直しである事は変わらないと思うし、まだ刷られていないジャンルが上がって来ることはあるだろうが、とっくにレッドオーシャンとなったユーチューバー達の少ない席の陣取り合戦が続き、根本的な利用者は減り、その楽しみの次元は変わらない。静かにゆっくりとそれは落ち着いていくだろう。
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TEDにて
ゼイナップ・トゥフェックチー:機械知能は人間の倫理性をより重要なものにする!
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
注意!!現在、基本的人権を侵害するストーカーアルゴリズムしか能力のない人工知能です。
注意!!現在、基本的人権を侵害するストーカーアルゴリズムしか能力のない人工知能です。
注意!!現在、基本的人権を侵害するストーカーアルゴリズムしか能力のない人工知能です。
機械知能は、もう存在しており、私たちは、既にそれを使って主体的な決定を行うようになっています。しかし、人工知能が成長・向上していく複雑な道筋は理解しにくく、制御することも難しいのです。
このトークで、科学技術に関する社会学を研究するゼイナップ・トゥフェックチーは、いかに、知能機械が人間のエラーパターンと合わない、そして、そのために予想も事前の備えもないやり方で失敗を犯すと警告を発します。
「私たちは責任を機械に外部委託することはできない!」と彼女は言います。そして「私たちは人間としての価値観と倫理観をさらに強固に持たねばならない」と。
近頃。コンピュータ科学者は、10億人が毎日見ているものを制御するプラットフォームを作っています。
誰をひき殺すか決定できる車を開発しています。戦争で人間を殺すかもしれないような機械や兵器さえも作っています。
2016年の段階です。(その後、トランプ前大統領が中国に対していろいろ対応していたのはこの成果を中国が取り入れようとしていた可能性があります)
三権分立が、規制のないGAFAMを非政府部門としてMMT(現代貨幣理論)からプラスサムに連携したらどこで均衡するのか?という社会実験も兼ねています。
他にも、社会実験していたことは、規制のないGAFAMが、何億人超えたところで異なるシステムが必要になるか?
と言うこともテストしています。
そして、10億人あたりでという結果が見え始めたところで、中国はいち早く切り替えようとしていました。
トランプ前大統領は、これに対応していた可能性も考えられます。
全てにおいて重要になるのが・・・
倫理です!
機械知能はもう存在しています。私たちは、今やコンピューターを使って、あらゆる種類の決定を下し、さらに新しい類の決定も下します。
私たちは、単一の正答がない問題の答えをコンピュータに尋ねています。その問題とは、主観的でオープンエンドで価値観にかかわるものです。
私たちがする質問はこんなふうです「誰を社員に採用すべきか?」「どの友達からの新着情報を表示すべきか?」「再犯する可能性の高い受刑者は誰か?」「人々に勧めるべきニュースや映画はどれか?」
確かに、私たちは、しばらくの間コンピューターを使ってきました。
しかし、これは違います。これは歴史的なひずみです!!
なぜなら、そのような主観的な決定をコンピューターには頼れないからです。人間ではない飛行機を飛ばしたり、建物を建てたり、月に行く場合とは違うんです。
飛行機の方が安全か?その橋は、揺れたり落ちたりしたか?そこでは合意されたかなり明確な基準があり、自然の法則が私たちを導いてくれます。
私たちが、そのような支えや基準を何も持っていないのが、人間くさい事柄における厄介な決定についてです。
もっと複雑なことにソフトウェアは強力になりつつあります。
その一方で透明性を減らし複雑さを増してもいるのです。ここ10年のあいだ複雑なアルゴリズムは大きく前進しました。
人権侵害なのですが、人間の顔を認識できます。
手書き文字を読み取れます。クレジットカードの不正使用を探知し、スパムをブロックし言語の翻訳もできます。医用イメージングで腫瘍を探しあてることもできます。チェスや碁で人間を打ち負かすこともできます。
この進歩の多くは「機械学習」と呼ばれる方法から成り立っています。機械学習は、コンピューターに詳細で正確、綿密な指示を与える伝統的なプログラミングとは異なります。
機械学習は、システムに大量のデータをしこたま詰め込むやり方です。そこには、非構造化データという人間がデジタルライフで生成する類のものも含まれます。
そして、システムは、このデータを組み合わせながら学習します。そして、また重要なことにこれらのシステムは、答が単一になる論理で動いてはいません。
単純に回答を与えるのではなくもっと確率論的です「これはおそらくあなたが探しているものにより近いでしょう」
これの良い面は、この方法が非常に強力であることです。GoogleのAIシステムのトップはこれを「データの理不尽なほどの強力さ」と呼んでいます。
このシステムの悪い面は、これが何を学習しているのか?私たちはそれほど理解していないことです。
実際、その強力さが問題なのです。これはコンピューターに指示を与えるというよりは、むしろ子犬のような生き物として訓練するようなものです。
その機械をそれほど理解も制御もできていないのにです。これは問題です。この人工知能システムが誤りを犯したときだけでなく、正しいことをした場合にも問題が生じます。
なぜなら、主観的な問題の場合。私たちには正誤さえも分からないからです。私たちは、この物体が何を考えているか知りません。
それはそうです。クソ野郎のストーカーアルゴリズムが、起源なのでストーカーしかできません。
ですから、たとえば、雇用アルゴリズムを考えてみましょう。社員を雇う際に使われるシステムで、機械学習システムを使っています。そのようなシステムは、過去の従業員のデータに基づいて訓練されています。そして、そのシステムが指示するのは、その会社に在籍する業績優秀者に似た人材を探し雇うことです。
良さそうですね。以前ある会議に出席した折のことですが、そこには、人事部のマネージャーと執行役が集まっていました。高い職位の人たちで、そのようなシステムを雇用に活用しています。彼らは非常にワクワクしていました。彼らの考えでは、このシステムは、より客観的で偏見の少ない雇用を行いマネージャーの偏見に対して、女性や少数派の人々により良い機会を与えるものでした。
それはそうです。クソ野郎のストーカーアルゴリズムが、起源なのでストーカーしか能力がありません。
そうです。雇用には偏見が混じるのです。私は、知っています。ある職場でプログラマーとして、働きだした頃。直属のマネージャーが、時々、私のところに来ました。それも早朝とか夕方にです。そして、彼女はこう言うんです「ゼイナップ。ランチ行きましょ」おかしなタイミングで全く訳が分かりませんでした。
午後4時にランチ?私はお金がなかったのでおごりでした。いつも行きました。後で何が起こっていたのか悟りました。直属のマネージャーは、上層部に重要な仕事のために雇ったのが、ジーンズとスニーカーで仕事をする10代女子だと言ってなかったんです。私は良い仕事ぶりだったのに体裁が悪くて年齢や性別の点でも良くなかったんです。
ですから、性別や人種に惑わされない形での雇用は非常に良いことだと私には思えます。でも、このシステムを用いると事態はより複雑になります。なぜなら、現在コンピュータシステムは、あなたに関するあらゆる類のことをデジタル情報の断片から推測できるからです。
それはそうです。クソ野郎のストーカーアルゴリズムが、起源なのでストーカーしかできません。
自分が開示していなくてもです。システムは、あなたの性的志向や性格特徴や政治的傾向を推測できます。システムは、高水準の正確さで予測する力を持っています。思い出してください。開示さえしていない事柄をですよ。これが推測です。
それはそうです。クソ野郎のストーカーアルゴリズムが、起源なので倫理もありません。
ある友達は、そのようなコンピューターシステムを病的なあるいは産後の抑うつの可能性を予測するために開発しています。SNSのデータを用いるんです。結果は素晴らしいです。彼女のシステムは、うつ罹患の可能性を症状が現れる数か月前に予測できるのです。数か月も前ですよ(人間ではないので)
症状が全くない段階での予測です。彼女はこれを早期介入のために活用したがっています。素晴らしい!
でも、これを雇用の文脈で考えてみましょう。
例の人事マネージャーの会議では、私はある非常に大きな企業の高職位のマネージャーに近づきこう言いました「まだ、ご存じないこととは思いますが、もし、そのシステムが、将来うつになる可能性が高い人を排除しているとしたらどうでしょう?今ではなく、将来そうなる可能性が高い人です」
「妊娠する可能性の高い女性を排除しているとしたら?来年か再来年のことで、今は妊娠していない場合ですよ?もし、職場の文化に合っているからと攻撃的な人が雇われたらどうします?」
性別の構成からは、そのことを読み取れません。構成比はバランスが取れています。これは、機械学習で伝統的なプログラムではないので、たとえば「うつハイリスク」とか「妊娠ハイリスク」「攻撃的な人物度」などの変数は登場しません。
システムが、何に基づいて選択しているのか?分からないばかりか、どうすれば分かるのかの手がかりもありません。ブラックボックスなんです。システムには予測力がありますが、人間には理解できない代物です。
「どんな安全対策をしていますか?あなたのブラックボックスがやましいことをしないようにです」彼女は、子犬の尻尾を10匹分も踏みつけた人でなしを見るかのような顔になりました。
彼女は、私をじっと見て言いました「これについてはもう何も聞きたくない」そして、彼女は踵を返して行ってしまいました。彼女が、失礼なわけではありません。明らかに、聞かなかったことにしたい。あっち行ってという憎悪の眼差しでした。
いいですか。そのようなシステムは、ある意味偏見の程度は、人間のマネージャーよりは少ないかもしれません。費用の面でも理にかなっているでしょう。でも、それは、またひそやかながら確実に労働市場からのうつハイリスク者の��め出しにつながりかねません。
これが私たちの築きたい社会システムの姿でしょうか?
それはそうです。クソ野郎のストーカーアルゴリズムが、起源なのでストーカーしかできません。
こんなことをしていることさえ、私たちは知らないんです。完全には理解していない機械に意思決定をさせているんですからね。
もう1つの問題はこれです。
このようなシステムの訓練は往々にして人間の行動データに基づいて���ます。人間らしさが刻み込まれています。それらは、私たちの偏見を反映している可能性があり、これらのシステムは、私たちの偏見を拾い上げ、それを増幅して私たちに示し返しかねません。
私たちはこんな言いっぷりなのにですよ「私たちはまさしく客観的です。中立的なコンピューティングですから」
研究者たちは、Googleにおいて、女性には高給の求人広告が表示されにくいことを見出しました。また、アフリカ系アメリカ人の名前を検索すると犯罪歴をほのめかす広告が高確率で表示されます。犯罪歴がない人の場合でもそうです。そのような隠れた偏見とブラックボックスのアルゴリズムを研究者が暴くこともありますが知られない場合もあります。
それらは人生を変える結果になりうるのです。こんなクソ野郎のストーカーアルゴリズムにですよ。
ウィスコンシンである被告が、刑期6年の判決を受けました。警察官から逃げたためです。ご存知ないかもしれませんが、仮釈放や判決の決定においてもアルゴリズムの使用が増えています。彼は、このスコアが計算される仕組みを知りたいと思いました。
それは商用のブラックボックスです。企業はアルゴリズムが公開の法廷で検証されるのを拒みました。でもProPublicaという非営利の調査団体がそのアルゴリズムを監査しました。入手可能だった公開データを用いてです。
そして、分かったのは、結果には偏見が影響しており、予測力はひどいものでした。偶然よりわずかにましな程度です。黒人の被告は、白人の被告に比べて将来犯罪を起こす確率が2倍高いと誤ってラベリングされていました。
では、このケースを考えてみましょう。
女性のほうは予定より遅れて親友を迎えに行くため、フロリダ州ブロワード郡のある学校に向かって友達と一緒に道を走っていました。ふたりはある家の玄関で無施錠の子ども用の自転車とキックスケーターを見つけ、愚かにもそれに飛び乗りました。
走り去ろうとしたところ女性が出てきて言いました「ちょっと!それはうちの子の自転車よ!」ふたりは降りて歩き去りましたが逮捕されました。
彼女は間違っていたし、愚かでした。でも、まだ18歳です。彼女は、2回の非行歴がありました。一方、男性のほうは Home Depoで万引きをして捕まりました。彼が万引きしたのは、85ドル相当で同じく軽犯罪ですが、彼は強盗で前科2犯でした。でも、アルゴリズムは男性ではなく、女性の方をハイリスクと評価しました。
その女性が2年後に再犯していないことを ProPiblicaは明らかにしています。犯罪記録をもつ彼女が職を得るのは、実に困難でした。一方、男性の方は再犯し、2つ目の犯罪のために現在は8年間の収監中です。ブラックボックスに対して、監査が必要なのは明白です。
チェックしないまま、この種の権力を与えてはいけないのです!!
監査は、偉大で重要ですが、それで全ての問題を解決できはしません。Facebookのニュース・フィードの強力なアルゴリズムの場合、全てをランク付けし、全ての友達やフォロー中のページのなかで何を見るべきか決定する仕組みですね。赤ちゃんの写真をもう1枚見るべきか?
知り合いからのご機嫌斜めのコメントは?重要だけど難解なニュース記事は?正答はありません。Facebookはサイト上でのやりとりに応じて最適化します「いいね」やシェア。コメント。といったものです。
さて、最後にこれらのシステムは、人間のシステムとは似つかない誤りを犯しうるのです。
皆さんは、ワトソンを覚えていますか?IBMの機械知能システムで、クイズ番組「ジェパディ!」で対戦相手の人間を打ち負かしました。すごい選手だったんです。しかし、最終問題でワトソンはこんな質問をされました「その地域最大の空港の名は、第二次世界大戦の英雄に由来し、2番目の空港の名の由来は第二次世界大戦中の戦いです」
機械知能は失敗を犯すこともあるんです。人間のエラーパターンとは異なります。
予想外であり備えもできないような方法です。資質のある人が仕事を得られないのもひどい話ですが、もし、それが、プログラムのサブルーチンに伴うスタックオーバーフローが原因なら3倍ひどい話です。
「エラー」の意味を、考えたくもないのが無人攻撃機の場合です。
ええ。人間には偏見がつきものです。意思決定者やゲートキーパー。法廷、ニュース、戦争・・・そこではミスが生じますが、これこそ私の言いたいことです!
これらの難問から私たちは逃れられません。私たちは責任を機械に外部委託することはできないのです。
人工知能は「倫理問題からの解放」カードを私たちにくれたりしません!
データ科学者のフレッド・ベネンソンは、これを数学による洗脳だと呼びました。
私たちに必要なのは逆のものです。
私たちは、ストーカーアルゴリズムを疑い、精査するようにならねばなりません。私たちは、アルゴリズムについての説明責任を持ち、監査や意味のある透明化を求めなければなりません。
私たちは、厄介で価値観にかかわる人間くさい事柄に対して、数学や計算機は客観性をもたらしえないことを受け入れなければなりません。
むしろ、人間くささのもつ複雑さがアルゴリズムを管理するのです。
確かに、私たちはコンピューターを良い決断を下す助けとして、使いうるしそうすべきです。でも、私たちは判断を下すことへの自分の道徳的な責任を認め、そして、アルゴリズムをその枠内で用いなければなりません。
自分の責任を放棄して別の人間へ委ねることとは異なるのです。
機械知能はもう存在しています。つまり、私たちは、人間としての価値観や倫理感をよりしっかり持たねばなりません。
ありがとうございました。
現在のところ、ルーティンワークのような機械学習なので、映画のような人間のように複雑な思考をする機械とは異なります。
なお、映画のように人間のような複雑な思考をする機械とか、そのようなことは不可能であることが、すでに2000年代初頭で証明されていますので、ルーティンワークのような機械学習です。
Googleも初期のITバブルの頃は、このような誤解をされていました。その頃と非常によく似ています。
また、人間の先入観という意識を入り込ませないようにして、完全にプログラムだけで情報の関連性を自動処理させていく。光速まで!!Googleの起業コンセプトでもあります。
このようなシステムに、ルーティンワークのような機械学習を取り入れていくことで、オープンデータのメリットとクラウドコンピューティングの大規模解析を融合していくことは
匿名性と高レベルのセキュリティーの前提ですが革新的なイノベーションに可能性を観ることが出来ます。
歴史が示すところによれば、警察が、ひとたび大量のデータを保有し、無実の人々の追尾するようになると暴走し、拡大解釈をし続け、脅し、威嚇、特権意識の乱用や政治的な優位を得る行為、時には、法令を無視した同意や許可申請のない単なる覗き見行為へと濫用されがちです。
幸いにも、我々にも取るべき手段があります。市議会は、地方警察を統制できるので、条例を制定することによって無実の人々の情報を破棄し、保存期間も短期間にすることで、このような技術の合法的な使用のみを認可するのです。
オウム真理教の集団テロ事象の原因は開発独裁特有の当時、自民党55年体制の特権意識による負の遺産とインターネット黎明期にまだ周波数を独占的した民放テレビ局の暴走が談合を産み出し、警察機関が職権乱用して談合に便乗。監視も悪用し権力を思うままにふるまわせたことによる出来事にすぎない。
みなさん。考えてみてください!オウム真理教の集団テロ事象の後の警察権力は拡大してます!防衛庁は防衛省になりましたよね。拡大してます!スピード早くないですか?歴史的に見ると危険です。権力を思うままにふるまわせたことによる証拠です。憎しみの連鎖の起点の一つ。
テレビ潰れろ!なくせ!警察の職権乱用。警察が悪さしないようにまず監視カメラを警察内部につけろ!防衛省を防衛庁に格下げ、警察予算を削減してベーシックインカムの原資にすること。
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
キャシーオニールによると・・・
思考実験をしてみましょう。私は、思考実験が好きなので、人種を完全に隔離した社会システムがあるとします。どの街でも、どの地域でも、人種は隔離され、犯罪を見つけるために警察を送り込むのは、マイノリティーが住む地域だけです。すると、逮捕者のデータは、かなり偏ったものになるでしょう。
さらに、データサイエンティストを探してきて、報酬を払い、次の犯罪が起こる場所を予測させたらどうなるでしょう?
あら不思議。マイノリティーの地域になります。あるいは、次に犯罪を犯しそうな人を予測させたら?あらら不思議ですね。マイノリティーでしょう。データサイエンティストは、モデルの素晴らしさと正確さを自慢するでしょうし、確かにその通りでしょう。
さて、現実は、そこまで極端ではありませんが、実際に、多くの市や町で深刻な人種差別があり、警察の活動や司法制度のデータが偏っているという証拠が揃っています。実際に、ホットスポットと呼ばれる犯罪多発地域を予測しています。さらには、個々、人の犯罪傾向を実際に予測しています。
ここでおかしな現象が生じています。どうなっているのでしょう?これは「データ・ロンダリング」です。このプロセスを通して、技術者がブラックボックスのようなアルゴリズムの内部に醜い現実を隠し「客観的」とか「能力主義」と称しているんです。秘密にされている重要で破壊的なアルゴリズムを私はこんな名前で呼んでいます「大量破壊数学」です。
民間企業が、私的なアルゴリズムを私的な目的で作っているんです。そのため、影響力を持つアルゴリズムは私的な権力です。
解決策は、データ完全性チェックです。データ完全性チェックとは、ファクト(事実)を直視するという意味になるでしょう。データのファクトチェックです!
これをアルゴリズム監査と呼んでいます。
続いて
2020年には、新型コロナウイルスの混乱に乗じて、日本の悪徳警察は、初旬から防犯カメラやSNSの画像を顔認証システムで本人の許可なしに照合しています!!(照合するのは「裁判で有罪となった人物(影響力のある有名人は無罪でも該当)」ではないこと!!)
要するに、影響力のある有名人は無罪でも、基本的人権を制限して警察機関が徹底追跡する方が社会システム内での善性に沿います。
公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
顔認証システムの拡充が進んでいることと、警視庁がリアルタイムで民間の監視カメラを一元管理し、顔認証システムで識別するシステムを持っていること。今後さらに拡充されていく危険性があること。
情報公開、検証、議論なしに拡大する顔認証システムへの危険性!!!
2020年には、新型コロナウイルスの混乱に乗じて!!!
庶民弱者に対して日本国憲法や基本的人権を侵害してるし、腐敗してる証拠です!
戦前の治安維持法?同じことを繰り返す傲慢な警察!
さらに
自動的にディープフェイクをリアルタイムの別レイヤーで、防犯カメラの人物に重ね録画していくことで、写る本人の許諾が無いと外せないようなアルゴリズムを強力に防犯カメラの機能を追加していく。
防犯カメラのデータを所有者の意図しない所で警察機関他に無断悪用されない抑止力にもなります。
防犯カメラのデータを所有者の意図しない所で警察機関他に無断悪用されない抑止力にもなります。
防犯カメラのデータを所有者の意図しない所で警察機関他に無断悪用されない抑止力にもなります。
サミット警備時、死者数が微小なのにテロ対策と称し厳戒態勢!
経済活動を制限した時に、警視庁職権濫用してたが、死者数が甚大な新型コロナに予算増やした?
警察権力悪用!庶民弱者に圧力やめさせないの?オリンピック前にも圧力あったから予算削除しろ傲慢警察!
警察機関に個人データを保存するなら、至急データ配当金を創設して、毎月警察予算から配当金を庶民に給付する仕組みにしろ!
嫌なら、個人情報を削除する権利が庶民には、あるから行政府は行使できるようにしろ!予算削減がいいか!データ削除がいいか!
仕組みを創設しないなら、基本的人権の侵害で日本国憲法違反だ!
みんなで国と集団訴訟だ!誰かが起訴すれば歴史に残る偉業になる。
みんなで国と集団訴訟だ!誰かが起訴すれば歴史に残る偉業になる。
みんなで国と集団訴訟だ!誰かが起訴すれば歴史に残る偉業になる。
Appleはこれらの対策として提案した内容がこれ。
データミニマイゼーション!
取得する情報・できる情報を最小化する。データが取れなければ、守る必要も漏れる可能性もない!
オンデバイスでのインテリジェンス!
スマートフォンなど機器のなかで処理を完結させることでプライバシーにかかわる部分を端末内に留める。
クラウドにアップロードして、照会プロセスを最小化することで、漏洩や不適切な保存の可能性を排除する!
高い透明性とコントロール!
どんなデータを集め、送っているのか、どう使うのかを明示し、ユーザーが理解したうえで自身で選んだり変更できるようにする!
セキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守るセキュリティプロテクション!機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守る
202012のApp Storeプライバシー情報セクションは、3つ目「透明性とコントロール」の取り組み。
位置情報などは自己申告だが、アップルとユーザーを欺いて不適切な利用をしていることが分かればガイドラインと契約違反になり、App Storeからの削除や開発者登録の抹消もありえます。
このプライバシー情報の開示は12月8日から、iOS、iPadOS、macOS、tvOSなどOSを問わず、新アプリの審査時または更新時に提出が求められるようになっています。
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人類の革新。方向性のインスピレーション
人工知能が人間より高い情報処理能力を持つようになったとき何が起きるか?2019
人工知能にも人間固有の概念を学ぶ学校(サンガ)が必要か?2019
ニック・ボストロム:人工知能が人間より高い知性を持つようになったとき何が起きるか?
ケビン・ケリー: なぜ人工知能で次なる産業革命が起こるのか
セバスチャン・スラン&クリス・アンダーソン : 人工知能(AI)とは何であり、何ではないか
サム・ハリス: 道徳観「moralityモラリティ」にまつわる科学
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)12月17日(日曜日)
通巻第8053号 <前日発行>
どうなるのか、ビットコイン。バイナンスは天文学的罰金
日米欧中央銀行の暗号通貨への足並み揃わず
*************************
ビットコインは個人に通貨主権を与え、中央銀行の存在を脅かす可能性がある。
欧米中央銀行も中国政府もビットコインとは相性が合わない。
2023年4月20日にEU議会は「暗号資産市場規制法案」を可決した。EU全メンバー財務大臣からなる経済金融問題理事会は五月に正式に承認した。EUの原則は暗号資産の規制を「統一」し、消費者や投資家を保護することを目的としている。
対策が遅れたのは米国だ。SECは「ほとんどの暗号資産は有価証券である」との立場をとっている。SEC の管轄になると、1933 年証券法に規定される証券募集の登録届出義務が生じる。
これまでの動きを中山靖司(SBI 金融経済研究所主任研究員)がまとめている。
「バイデン大統領は 2022年3月9 日、『デジタル資産の責任ある開発の確保に関する大統領令』(EO14067)を出し、拡大するデジタル金融に対し、米国が先陣を切って近代的な制度を整えていくとして、政府機関等に対し、調査・検討する具体的な内容を示すとともに、各分野における報告書の提出等を求めた。その指令においては、デジタルドルともいえるCBDCの発行に向けた課題を検証する。(中略)これまでの規制当局によるバラバラな規制の反省の上に立っていることを窺わせ、ホワイトハウスが暗号資産に対応する米政府の対応を主導していくと
いう強い意志を示しているともとれる」(SBIリサーチレビュー、第四号)
23年6月2日には米下院共和党幹部が「暗号資産(仮想通貨)の規制に関する法案」を提出した。
同法案は下院金融サービス委員会のパトリック・マクヘンリー委員長、農業委員会のグレン・トンプソン委員長らが提案した。「デジタル資産エコ・システムに待望の規制明確化をもたらすための第一歩」だと説明した。
同年12月になって極左政治家のリズ・ウォーレン上院議員もビットコイン規制法案を提出した。
従来の通貨議論や法案とは異質で、犯罪対策に重点を置いていることが特徴的だ。
「財務省は、テロ集団、ならず者国家、麻薬王、ランサムウェア・ギャング、詐欺師による暗号通貨の使用を取り締まる必要である。既に数十億の資金が盗まれ、制裁を回避し、違法兵器プログラムに資金を提供し、壊滅的なサイバー攻撃から利益を得ている」
したがってウォーレン上院議員の法案は、「顧客の確認要件、報告書提出など、銀行秘密法(BSA)の責任を拡大し、抜け穴をふさぎ、デジタル資産エコ・システムのコンプライアンスを強化する」ことを目的とする。
マサチューセッツ銀行協会、全国地方弁護士協会、米国主要郡保安局、マサチューセッツ州保安協会、AARP、全米消費者法センター、全国消費者連盟などが法案支持を表明した。
しかしながら米国が暗号通貨を禁止しても、グローバルサウスなどは禁止しないだろう。
万一、米国とロシアが全面核戦争に突入し���北半球の大部分が破壊されたとしても、南半球ではビットコインが拍動を逃すことはないだろう。
ビットコインを禁止するには世界のすべての政府が同時に連携して、あらゆる場所でインターネット全体をシャットダウンすることだろうが、それは実現不可能である。世界的に石器時代への回帰が避けられない限り、ビットコインは止められない。数学を止めろというようなものだからである。
中国政府でさえビットコインを何度も禁止してきた。しかし中国人は世界にさっと散って、カザフスタンやドバイやテキサスなど電力の安いところで交換所を開設した。
米国大統領がビットコインを禁止する大統領令を出す可能性が残されている。
ビットコインは、有価証券ではない暗号通貨、しかも発行者のいない資産である。大企業、政治家、一般人の間にはビットコイン支持者が非常に多く存在する。ビットコインを擁護する弁護士、ロビイストが政治舞台で活躍中である。なにしろ4,600万人のアメリカ人がビットコインを所有している。
米国政治の特質はロビィストが議会の裏側に暗躍し、政治家に献金し、そして法案を業界の都合のよい方向へねじ曲げる。
トランプと共和党予備選で争うデサンティス(フロリダ州知事)は、バイデン政権が「ビットコインを殺す可能性がある」と警告した。
起業家で人気爆発のベストセラー作家でもあるラムスワミも、民主党系で無所属から大統領選に立候補しているRJK(ロバート・ケネディ・ジュニアもビットコイン擁護派である。
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世間の常識とネット調査班の常識の距離
221014 タブーレベル④の違法行為を一生懸命書き続けても、炎上もせず、多くの人が口ポカンになります。有名人がタブーレベル③のことを書いたら、炎上します。何かのきっかけでタブーレベルが変更され、①まで下がると、マスコミが叩き始めます。 T1がそれに当たります。
違法行為のレベル区分
タブーレベル①(マスコミで報道される、そろそろ警察が捜査開始可能な案件。多くの人がすでに知っている) T1,モリカケ桜、中抜き不正、五輪疑惑など
タブーレベル②(隠されてはいないが広報禁止。まれに国会で発言アリだが議論に発展しない。検察警察が動かない案件、一般人も知ってないのはマズいレベルだが、積極的に知らせてはいけない案件) 自民党の改憲草案で基本的人権削除、マイダン革命の真実、ウクの過去と実情、ヌーランドは戦争仕掛け人、北方領土を返さない理由、武器商人と戦争屋の商売方法、アーミテージ・ナイ報告書、人工地震、気象操作
タブーレベル③(5%ぐらいの人々が知っているが社会的影響が大きすぎて、証拠があっても警察が受け付けない、DSの常とう手段、人消しに合ったりする。解決は困難ではあるが知っておいた方がいい案件) 選挙不正、バイデンジャンプ、ハンターのノートPC、人身売買、日本郵船と赤い靴、児童相談所の真実、イエズス会と明治維新の裏情報、外国人技能実習生行方不明の原因、プリウス事故遠隔操作、池袋暴走事件現場の中村格氏、日米合同委員会、911と311の真実、北朝鮮と日本の支配層の関係、支配者側の麻薬密造と密売、ダイアナ妃、JFKjr、志村けんさんの行方、芸能人連続不審死、安倍シの死因報告書(高橋清隆氏が奈良県立医大病院に情報開示請求後、無視)
タブーレベル④(DSよりもっとひどい事。知ったら吐き気がする) 下垂体ペド、エプスタイン島、地下都市
レベル②の具体例。
コロナ茶番、ウクライナ事案 隠された仕掛けの中で捻じ曲げられて報道され それを受けて有名人や人気タレントによってそれが常識であるかのように広められ それを受けて国会議員が全会一致で何かを決めてしまう 法律になってしまった時点で、反論することは止められる。 これが繰り返されています。DSにとっての役割が終わり、必要がなくなった時点で表に出されます。隠し続けていたら暴露されるリスクがあるが、自分から目立たないようにポイっと表に出してしまえばそのリスクがなくなるので、よくそういうことをします。
自民党の改憲草案が基本的人権を削除したものであること、 日本は70年以上経ってもいまだに国連内部で敵国とされたまま、 プーさんが北方領土を返さないのは米軍基地を作られてしまうから、 この3点は、もっとも重要であるにもかかわらず、TVや新聞でほとんど議論がありません 野党も何故かつつかない。日国民はこの3点を知っておく必要があります うっかり忘れたりしないように、いつも自覚し続ける 特にネット上のかく乱部隊は、この3点を棚に上げたまま、棚の下で、攻撃的で意味のない議論を展開し炎上させたりしています。 わざと論点をずらして、改憲を実現させるために これが繰り返されています
230308 「性教育にこんな人形を使うなんて、はしたない」学校から性交教育を消せこれを「正義の仮面をかぶった、T1洗脳悪魔」と呼びます。背後霊のように人々の後ろにいて、その場面に後ろから囁きます。「ほら、こいつは悪いことをしようとしている、潰せ」と、背中をつつきます。
230310 米国のマスコミが2020年1月6日米国議事堂事件の始終を記録した監視カメラの映像を公開した。動画には警察と警備員がトランプ氏の支持者たちを招き入れ案内しているところが映っており、これまで民主党が「トランプ氏が支持者を煽って乱入させた」という主張が全くの嘘であったことが示された。日本のマスコミは全く報道しません。ネット調査班はこの情報を当日の数日後には掴んでおり、事件自体がヤラセであったことも最初から解っています。
230311 HAARPに関するわかりやすい解説をするテレビ
https://twitter.com/i/status/1633966627023888384 230311 与野党ともにノータッチの重要案件とは何かのリスト。この棚上げ案件リストは、国会審議されることがなく、司法行政立法のどこからも解決できないようにされています。特別会計の金の流れ、首相判断での税金の使い道とか。もし近くの警察に届けても、ポカーンとされます。
230314「T1S価DS製の常識」に乗っかった厚労省は信用できません。
例えば、工業用NaClを食塩という名前で呼ぶこと、
例えば、育癌防止という概念を全く取り扱わない厚労省と医療界、
例えば、莨と大麻の薬効をすべて隠して完全悪として取り扱うこと、
例えば、砂糖と小麦の依存的習慣性を指摘しないこと、
例えば、糖尿病や血圧、メタボの境界値の書き換え、
例えば、小太りのほうが健康に良いことを隠してダイエットを推奨していること、
例えば、コレステロールやニコチンを害悪として広めること、
例えば、降圧剤の副作用が、脳の貧血と意識障害なのに推奨すること、 230316 感染予防に逆効果のマスクに効果があるという嘘を流布した「強力な同調圧力実験」による世の中の変化とは、
「かつての勇者がマスク羊になってしまい、迫力が無くなったこと」
絶対にマスクをしなかった人々はキチガイ扱いされる圧力に耐え抜いた勇者だが、別に誰も褒めてはくれない。
かつての権力と戦った勇者がマスク羊になった様子を見ることは楽しくないことでした。「長巻かれ」は勇者ではありません。戦争犯罪にも加担してしまう、国防婦人会と同じです。
230318 令和は昭和よりも「便利だが安全ではないもの」だらけ
事件のたびに意図的な情報漏洩がされているLINE。仲間うち限定の黒塗りのはずのLINE情報をバンバン報道に使う異常性、アヘシ的身勝手さ。黒塗りが得意なはずの報道は黒塗りを剥がすのも得意なようです
誰にも行き先を言わず引越ししたガーシー氏が、もしまたyoutube配信をしたら、警視庁はそこから居場所を辿るのでしょうか。私は辿るように思います。イスラム国の挑発動画に関して、発信元は特定可能なはずなのに一切情報発信元を探そうともしなかったクセに。このことから、イスラム国にも「アヘシ的身勝手さ」を感じ、ヤラセだと結論付けました。状況と自分勝手な御都合に応じて、黒塗りにしたり剥がしたりすることを繰り返す人は信用できませんからね。タカチシがアヘシの真似をしていますが、何度も使える手ではないですね。
230320 私は6年前から、寅さんとプーさんを嘘つきや悪者だと思ったことは一度もありません 嘘つきの悪者は他に居るからです。T1DSに支配されたテレビや新聞はそのことをはっきりと言いません(その時が来たら言い始めますが)。なので日本中の多くの人々が勘違いをさせられています
テレビや新聞に騙されてしまった人たちは、ガーシーやプーチン氏を悪者扱いし、不妊や突然死のリスクがあるだけでまったく効果のないワクチンを自分の子供に打たせたりしています。そのうちに自分の子供を戦場に送り出すことになりでしょう。なんかおかしいぞと、いつ気づくのでしょうね。
寅さん、核心を語り始めるウクの「代理戦争」が続けば世界規模の戦争に発展する。ロシアが最大の脅威だというのはデマだ、脅威はウクライナ国内にある。私たちを永遠に終わらない戦争へと引きずり込むのはグローバリストとネオコン、ディープステートとNATO
230322 T1DSはこういう日本にしたい(実行部隊キシタシタカチシオノタシ)勝共連合の教義「朝鮮半島から第三次世界大戦を起こし、日本は生活水準を3分の1に縮小し、税金を5倍にし、軍事費を爆上げ。日本国民はその生贄になれ」=「美しい国ニッポン」統一教会の久保木修己氏
230322 「スパイ防止法に反対する人物はスパイダー」とスパイが宣伝するという、やり手の狸案件昭和と違って令和の狸は、2重の狸の皮を被っているようです。
「日本はスパイに狙われている(狙っているのはオレたちだけどな)」
スパイ防止法、名前だけ良くても、中身は緊急事態条項と同じ独裁者に好都合なだけのもの。スパイじゃなくても、政府に反抗すればスパイだとして拘束できるようにするためのシロモノ。国家に逆らったり、批判をしたらスパイだとして拘束。国家反逆罪で重罪に。77年前に陸軍が民間人になにをしたのか、特に沖縄県で。それと同じ。
230322 スパイ本人が早いこと作りたい「スパイ防止法」。宣伝文句は「スパイ防止法がないのは世界で日本だけ」
アヘシの後継タカチシが急ぎたい、統一教会案件。戦争仕掛け人の自分やヌーラントシが排除されないための本末転倒トンデモ法案。国際勝共連合=統一教会
「スパイ防止法」制定促進サイト「http://spyboshi.jp」が、統一教会系のドメインだったことを指摘したら、岡山の小野田議員にブロックされた方が居るようです。小野田氏、 2重の狸の皮を被っている 結構やりての狸。
勝共連合は教義の一つとして、 「共産主義をこの地球上から完全に一掃する」「朝鮮半島が突破口に第三次世界大戦が必ずおこらなければならない 」「日本は生活水準を3分の1に減らし、税金を4倍、5倍にしてでも、軍事力を増強してゆかねばならない」とし、日本国民に犠牲(生贄)になることを要求している。初代会長は、日本統一教会の初代会長の久保木修己。久保木は教義として「美しい国 日本の使命」「勝共こそキリスト者の聖使命なり」と説いた。キシタシがやっていることは全くこの路線に乗ったものですね。こういう日本にするためです。https://spyboshi.jp のサイトを宣伝する人たちhttps://togetter.com/li/1926117
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イーロン・マスクがトランプ元大統領のTwitterアカウントを復活させるも本人に復帰の意志はなし
イーロン・マスクがトランプ元大統領のTwitterアカウントを復活させるも本人に復帰の意志はなし Source: https://gigazine.net/news/rss_2.0/
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