#ディケンズ
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ダニエル・ディケンズ
I adore his game design so I decided to draw him. It brings me so much nostalgia. I am not sure if it will be done !!!!
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2022/12/24
BGM: HAL FROM APOLLO'69 "TERRAPLANE BOOGIE"
朝、インドネ��アのジュディスさんからメッセージをいただく。日本に行きたいとのこと。そう言って下さるのを聞いて嬉しくなる。今年ももうすぐ終わる。彼女ともclubhouseでつながらせてもらって、いろいろお話しすることができた。来年も交際できればいいなと思う。今日は早番だったのだけれど、仕事前にHAL FROM APOLLO'69やコーネリアスを聴く。そして仕事をこなし、休み時間はぼんやりと過ごす。つまりいつもの時間を過ごしたわけだ。クリスマス・イブだろうがお正月だろうが、私の時間は極めて平々凡々に流れていくのだった。多分明日地球に隕石が衝突するという日になっても私はそう過ごすだろう。
年末年始で困ることの1つが図書館が閉館するということで、借りたい本は借りておかなくてはならないが私の関心は猫の目のように激しく移ろう。なのでいったいどんな本を読みたくなるか私にもまったくわからない。昨日までジョン・アーヴィングがどうとか言っていたのが、今日は夏目漱石を読みたくなっている。とりあえずフランスの友だちと約束していたディケンズの『デイヴィッド・コパフィールド』の第1巻を借りる。『二都物語』や『オリヴァー・ツイスト』と併せて読むかもしれないし、見向きもしなくなるかもしれない。私には皆目わからない。
クリぼっちという言葉があるが、今年もクリスマスは1人でグループホームで過ごすことになる。不幸なことにと言うべきか、今年のクリスマスは寒波の影響を受けそうだ。今日はDiscordでチャットを楽しんでいたら友だちから「World's End Girlfriendのライブをオンラインでやってますよ!」と教えてもらう。見てみたのだけれど老いの悲しい現実として眠気に勝てなかった。なので眠ってしまった……こんな感じで老化に悩まされながら生きていく。シングルベルな日々。今年はグループホームの施設長の方にもソウルメイトのこと、女性っ気がまるでない日常のことを相談したこともあったっけ。バカなことをしたものだ。いや、切実な悩みではあるのだけれど。
読んでいない本で読んでおくべきだと思う本はたくさんある。『グレート・ギャツビー』や『自負と偏見』など(特にジェーン・オースティンは全作品を読みたいとも思う)。だが、私は関心のあること、これをやりたいと心から思えることでないとできない。なので「今まで何やってきたんだ」「こんな���も読んでないのか」と叱られようが、できないものはできないのだからできないというトートロジカルな理由で不可能なのである。そうした「できない」を受け容れてできることの制約の中で楽しむこと。それが人生の秘訣ではないだろうか。私は発達障害の影響で車を運転できないけれど、その制約の中で何とか人生をエンジョイできている。スピノザや國分功一郎から学んだ人生の秘訣だろう。
#日記#純日記#雑日記#日記のようなもの#クリスマス・イブ#チャールズ・ディケンズ#クリぼっち#ホワイト・クリスマス#world's end girlfriend#ソウルメイト#バールーフ・デ・スピノザ#國分功一郎
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太陽は昇ったばかりのときは弱々しいが、時間がたつにつれて力と勇気を増していく。
The Sun himself is weak when he first rises, and gathers strength and courage as the day gets on.
Charles Dickens チャールズ・ディケンズ
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一文字の間違いで物凄い意味が違った事
【ご注意】
今回のエピソードは、かなりお下品です。っていうか、ガチで下品です。それでも大丈夫って方なら、どうぞ👇
私が前に勤めていた会社は珍事件の宝庫だった。特に、ユニークで面白いというか個性的(変な人とも言う)が非常に多く、常に誰かがネタを落としてくれていた。
私が新人の頃、嘱託で読書家だったZさんはスペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語を話すマルチリンガルで、若い頃の記者時代はキューバ革命や冷戦中のキューバ危機、コロンビアの紛争など、主にスペイン語圏の中南米の記者だった。そして、かのカリスマ革命家のチェ・ゲバラにも会ったという事で私も含めて若手記者達の目標と憧れでもあった。(ちなみに私は、アル・カイーダのウサマ・ビンラディンに会ってみたかったが、終ぞ、彼に会う事は叶わないまま、ビンラディンは死亡してしまった)
ただ、Zさんはラテン語は物凄く上手なのに、英語は超が付くほどド下手だった。ハッキリ言って、そこら辺にいる小学生や、中学生の方が遥かに英語が上手だろうと思うくらい、英語が下手で、普通に英単語の発音が間違っていたり、ラテン語が混ざっていたりするので、Zさん��使う英単語が何を意味するのか理解出来ない人がほとんどだった。例えば、イギリスのチャールズ皇太子(現チャールズ国王)をラテン語読みで「シャルル皇太子」と言うので、理解できるまで???状態になってしまう事もしばしばだった。
ある日、所属長のMさんと同期のS君と私との3人でのんびり過ごしている時、Zさんが我々の部署にやってきて、私の隣の席(もともと誰も座っておらず、常に空いている)に座り、声をかけてきた。
Zさん「なぁなぁ、みずほちゃん、今暇?時間大丈夫?」
私「暇なわけじゃないですが、立て込んでないので大丈夫ですよ」
Zさん「よかった。ところで、みずほちゃん、『ペニスの商人』って知ってる?」
私は教皇の間に呼び出されたミロのように、思わず、「はっ?」と言ってしまいそうになったのをグッと堪えた。
『ペニスの商人?なんじゃそりゃ????臓器売買のブローカーのことかな???いや、ペニスは臓器じゃないか(👈どうでもいい)...ペニスを除去するのなら、私が子供の頃はモロッコ、今はタイが主流だけれど、何の事だろう???そもそも、ペニスを取り除くって需要があるのは知っているけれど、ペニスが欲しいって需要なんかあるのかな?それとも、私が知らないだけで、ペニスの売買っていう市場があったのかな?しかし、需要と提供のバランスはちゃんと取れているのかな?ペニスを提供する人は何の為に提供するのかな?ひょっとして物凄い高額な市場なのかな?でも、聞いた事ないしな~???』
私の頭の中は疑問符が飛び交っていた。
私が珍妙な表情をして黙りこんでしまうと、Zさんは、「おーい、みずほちゃん、聞こえてる?」っと尋ねてきた。
「聞こえてますよ」
「じゃぁ、返事くらいしてよ」
「いや~、Zさんが仰った『ペニスの商人』って何だろう?って思って、考え込んでしまったんです。『ペニスの商人』って何ですか?臓器売買のブローカーか何かですか?」
「臓器売買のブローカーって恐ろしい事いうなぁ...ペニスの商人は明るい話で、有名な小説だよ。知らんの?」
「小説ですか。初めて聞きました。」
Zさんが、『ペニスの商人』が小説だと言うので、私はそのとき、ふと小松左京さんの『アダムの末裔』という小説の事を思い出した。以下がアダムの末裔の簡単なあらすじである。
ポルノ小説作家である主人公は、恋人と幸せに暮らしていたが、自分の作品がマンネリ化している事に悩んでいた。新しい小説の連載の締め切り期限が近づいているが、一向に新鮮なネタが思い浮かばず、悩んでいるとき、自宅のリビングの飾り棚に物凄く巨大なペニスのオブジェがある事に気付く。恋人と自分の関係もマンネリして、恋人がこの巨大なオブジェを買ったのだ���うか?と疑問を抱きながら、主人公��オブジェを見ていると、なんと、そのオブジェが動き出した。ビックリ仰天した主人公は腰を抜かしてしまう。そして、気が付くと、自宅の周りには、その最初に見たオブジェと同じぐらいの大きさのペニスのオブジェが溢れかえっていた。恐れおののく主人公。巨大ペニスの大群が自宅の中を好き放題荒らしていったが、一匹(と言っていいのか分からないが💦)のペニスがネズミ捕りの罠にかかり絶命してしまう。その他のペニスはいつの間にか忽然と消えていた。すると、巨大な人がやってきて、そのペニスはずっと未来の人間の男性の姿なのだと言う。遠い未来、男性の役割は子種を残す為だけのものとなり、進化の過程の一環で、身体はペニスだけとなり、文明の繁栄をもたらす女性は巨大化したのだという。絶命したペニスは未来からやってきた女性に持って帰られ、主人公は男性の未来の姿がペニスだけになるという事い愕然とする一方で、男性で人類の祖先と言われている聖書の「アダム」の「末裔」が「巨大化したペニス」という小説のネタを思い浮かぶ
30年以上前に、親友に借りて読んだ小説なので、あまりはっきりとした事は覚えていないが、アダムの末裔のあらすじはこんな感じだったような気がする。私は、Zさんが言っている「ペニスの商人」と言うのは、ちょっと内容は異なるが、ひょっとして「アダムの末裔」のことではないかと思った。
私「ペニスをテーマにした題材なら、小松左京さんの『アダムの末裔』なら知ってますけど、「ペニスの商人」は初めて聞きました。誰の作品ですか?」
Zさん「ペニスの商人の作者は、日本人じゃなくて、外国人の作家。有名な作家だよ。けど、ボクは作者の名前を発音できないけど、ファーストネームは『ギジェルモ』で、ラストネームは『○×◆□×////』ダメ、ボクは発音できない。しかも、ペニスを売るからペニスの商人っていうタイトルじゃなくて、ペニスっていうのは地名だよ」
私「『ペニスの商人』は、ギジェルモ・ナントカさんって人が書いた小説なんで、ペニスは地名ですか...?」
私の頭の中は益々混乱した。
ギジェルモって誰だろう?有名な外国人作家でギジェルモなんて人はいたかな?トーマス・マン、フランツ・カフカ、オスカー・ワイルド、アレクサンドロス・デュマ、エミリ・ブロンテ、ビアトリクス・ポター、アーネスト・ヘミングウェイ、ドストエフスキー、レフ・トルストイ、チャールズ・ディケンズ、ヘルマン・ヘッセ...やっぱり、ギジェルモって人は知らんなぁ...
しかも、ペニスなんて地名はあっただろうか?一体何処だろう?未承認国家の山の奥地かな?それとも、インドネシアのジャングルの奥地に住んでいる原住民みたいなペニスケースを衣服としている人々の集落かな?うーん、検討もつかない...Zさんは、一体何の何処の場所を言っているんだろう??
私の頭の中は、益々激しく疑問符が飛び交っていた。
私「ペニスってどんな場所ですか?未開の地のジャングルか山奥の原住民が暮らしている集落ですか?アフリカの奥地ですか?���れともアマゾンの奥地ですか?もしくは、鎖国している国にある秘境か未開の場所ですか?」
Zさん「違う違う!ペニスはキレイな事で有名な街だよ。そうだな~一番の特徴は、お面を付けるお祭りがあることかな」
私「ペニスには、お面を付けるお祭りがあるんですか?」
Zさん「そうそう!お面を付けた華やかなお祭り!いっぱい観光客が来るよ♪」
私の頭の中はまたもや疑問符だらけになってしまった。第一「ギジェルモ」なんて名前の有名な小説家は聞いた事が無いし、お面を付けたお祭りなんて、ひょっとこのお面にドジョウ掬いぐらいしか思い浮かばなかった。ひょっとこのドジョウ掬いは、島根県に由来する事は知っていたが、私の頭の中で、島根県に『ペニス』なんて地名はない。島根県のドジョウ掬いを、外国の有名な作家が、わざわざ舞台にして小説化するだろうか?ドジョウ掬いの祭を見に行ったことはないが、観光客が押し寄せるとも考えにくい。しばらく考え込んでから、私は再びZさんに尋ねた。
私「お面を付けたお祭りって、もしかして、島根県でやる、ひょっとこのお面を付けたドジョウ掬いの事ですか?」
Zさん「違う違う。そんなんじゃなくて、もっと洗練されたカッコイイお祭!」
私「洗練されたカッコイイお祭りですか。ペニスってお面を付けたお祭り以外にも、何か有名な物ってないですか?」
Zさん「ええっとねぇ。まず、ヨーロッパにあって、観光客が常にいて、車の乗り入れが禁止されていて、アドリア海に面していて、昔都市国家だったときに凄く繁栄していた街。それでね、物凄く街並みがキレイで、世界遺産にもなっていて、ペニスは別名として『アドリア海の女王』とも呼ばれている所!」
私は、『アドリア海の女王』という言葉を聞いて、やっとZさんが言っていた「ペニス」が何処であるかを分かった。都市国家、車の乗り入れ禁止、物凄くキレイな街並み、かつては都市国家として栄光の歴史を歩んでいる、『アドリア海の女王』、これはすなわち、アドリア海に面した運河の街、イタリアのヴェネツィアで間違いないだろう、と。
私「Z���ん、ペニスって、イタリアのヴェネツィアのことですか?」
Zさん「そうそう!ヴェネツィア!ヴェネツィアを舞台にしたギジェルモ・ナントカの喜劇小説!」
私「やっと分かりました。ウイリアム・シェイクスピアの『ヴェネツィアの商人』の事ですね」
Zさん「そうそう!その通り!」
ヴェネツィアは、英語読みすると『ベニス』と発音する。Zさんは、英語が恐ろしく苦手な人なので、濁音の「ベ」が半濁音の「ペ」になってしまっていたのだろう。そして、ウイリアム・シェイクスピアのファーストネームであるウイリアムはスペイン語読みで「ギジェルモ」と発音する。『シェイクスピア』をZさんは発音できなかったのだろう。
この後、Zさんとどういう会話をしたか、あまり覚えてないが、チラっとMさんとS君の方を盗み見ていると、PCの画面に顔を埋めて肩が小刻みに震えていた。恐らく我々の会話を聞いて、吹き出したいのを堪えていたのだろう。
私は、Zさんに、ヴェネツィアの英語読みは、『ペニス』ではなく、『ベニス』と発音すると教えてあげるかどうか迷ったが、Zさんに恥じをかかせる事になると思い、黙っておくことにした。
しかし、一文字の違い、しかも濁音か半濁音かの違いで、トンデモナイ意味の違いがあるのだなぁと改めて思った。同じ事を意味のつもりでも、『ヴェネツィアで、仮面を付け、仮装した人々でカーニバルが開催される』と『ペニスで、お面を付けたお祭りがある』では、Zさんにとっては同じヴェネツィアのカーニバルの事を意味していても、聞く方になってみると、全く違うモノを想像してしまう。
一文字の違いが、こんなに大きな意味の違いになってしまうとは、字書きとして、気を付けなければと思った瞬間だった。
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〈お元気ですか?今日は、何の日・〉
https://sunnyhomewor.thebase.in/
ドライりんご・プルーン 発売中です。
おはようございます。
「わたしは心の中で クリスマスをたたえ、
一年中 その気持ちを失わないようにする」
曇り時々雪 最高気温マイナス3℃の予報です。
凍れるねええ!
1843年の今日は チャールズ・ディケンズ氏
作の クリスマスキャロル が出版された日
です。三人の精霊 過去現在未来、いいね!
クリスマスまであと すこし・・・
If were the last day of my life,
I want to do what I am about
to do today?
今日もいろいろ頑張ります。
よろしくお願い申し上げます。
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「大いなる遺産」
BBC制作の大いなる遺産の新作ドラマ。1話1時間程度の全6話。
ざっくりとしたお話の流れは原作と一緒だが(ラストは全く違う)悲劇と喜劇が織り混ざったディケンズの世界観は
意図的に排除されている。キャラクターの雰囲気もかなり違い(いないキャラもある)別のお話のようでもある。
ここまでしてまで映像化することに(映像は美しい)意味があるのかとも思うが、いろいろな需要もあるのだろう。
いずれにしても、ディケンズファンが観ると、やや物足りないかもしない。
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「シルエット」とは、「輪郭の中が塗りつぶされた単色の切り絵」のことを言い、そこから「輪郭」や「ものの形」、「影絵」などを言い表す言葉としても使われる。この「シルエット」という語は、もともとは人名だったらしい。 フランス王ルイ15世の治世下で財務大臣を務めたエティエンヌ ド シルエットは、七年戦争が長引いたことでフランスが財政難に陥った際、特に富裕層に対して厳しい倹約を要求しなければならなかった。これにより、「安上がりで済ますこと」が人々の間で「シルエット」と言われるようになる。 切絵によるシンプルな肖像は人物の特徴を記録する最も安上がりな方法であり、エティエンヌ ド シルエットもこれを好んだため、このような肖像画のことも「シルエット」と呼ばれた。この「シルエット」と呼ばれる「切り絵による肖像画」は、その後、18世紀後半から19世紀前半に、ヨーロッパだけではなくアメリカでも流行し、「シルエット」の語が定着した。
18世紀末より、シルエットは肖像だけでなく本の挿絵などにも用いられるようになる。複雑なイラストレーションよりも安価で容易な方法でもあり、また、その独特な雰囲気を好む作家も多く、演出技法としても用いられるようになっていく。 童話作家のアンデルセンもシルエットによる表現を好み、切り絵制作を得意とした。自作の切り絵などを貼った絵本を作り、友人への贈り物にした。 シルエットによる表現は、想像力を掻き立てることで、美しさや、あるいは滑稽さなどを際立たせる演出にも用いられるものの、やはり、暗く、怖い。 アンデルセンの、特に初期の作品では、主人公が死ぬ結末を迎えるものが多い。これは、若き日のアンデルセンが、死ぬ以外に幸せになる術を持たない貧困層への嘆きと、それに対して無関心を装い続ける社会への嘆きを、表現を通して訴えようとしたものだと解説されている。 1804年にナポレオン ボナパルトがフランス第一帝政の皇帝に即位(在位 1804年-1814年、1815年)し、イギリスやロシアと敵対する。フランスと同盟を結んでいたデンマークも、イギリスから砲撃や封鎖をされ、不況に陥っていた。 アンデルセンはそのデンマークに1805年に生まれる。��しい靴職人だった父親は1812年から2年間従軍したが、1813年に国が財政破綻し、軍から支払われるはずの給金も得られなかった。 1835年に最初の小説『即興詩人』と『童話集』を発表したアンデルセンの、初期にあたる1830年代から40年代においては、作品にも現れる貧困層の窮状は写実的であり、多くの人が抱える問題意識でもあった。 七年戦争によって帝国の礎が築かれ、絶頂期となるヴィクトリア朝(在位 1837年-1901年)に入る頃の大英帝国でも、同様の問題意識はあり、アンデルセン(1805-1875)と同時代のイギリスの作家であるチャールズ ディケンズ(1812-1870)の作品にも、貧困層の視点からの社会風刺という形で描かれている。 問題意識としては多くの人が共有しているように見えながら、そこから抜け出す術を見出せないやるせなさは、アンデルセンの作品では、無関心を装う社会への嘆きとして滲んだ。 アンデルセン作品のこうした傾向は晩年になっていくにつれて緩められ、死以外にも幸せになる術があることを作中に書き出すようになっていく。 アンデルセンは1859年に書いた「子供のおしゃべり」という作品で、自身の名前の「アンデルセン(デンマーク語の発音ではアナスン。英語ではアンダースンまたはアンダーソン)」にもある最後の「セン」という言葉は「だれだれの息子」という意味で、それがついている名前はきちんとした姓ももらえなかった貧しい家の出ということを示しているという謂われに触れている。子供たちがそのことを話しているのを、一人の貧しい男の子がドアの隙間から覗いて聞いていて、自分の名も最後がセンで終わるので悲しくなってしまったが、でもこうして生まれてきたんだ、りっぱに生まれてきたんだ、と男の子は考え、そして大人になってりっぱになり、話をしていた子供たちもそれぞれ幸福になった、と書いている。作品は、あの時考えたり言ったりしたことは、あれはただの子供のおしゃべりだったのです、という終わり方をする。最後がセンで終わる名前の男の子はトルバルセンという名前で、アンデルセンの友人である世界的に有名な彫刻家のトルバルセン(1770-1844)をモデルにしている。
1830年代にエッセイや小説で人気を獲得し、1837年から1839年に連載した長編小説『オリバー ツイスト』で人気を不動のものにしたチャールズ ディケンズは、貧しかった幼少時の経験から、労働者階級の視点に立って、日常生活と多様な登場人物を具体的に生き生きと描写した。エンターテイナーであることを常に心がけ、楽天的で理想主義的なハッピーエンドで締めくくるスタイルを貫いた。そのため、後期や没後の文壇からの批評としては、偶然に頼ったご都合主義的な物語展開と強引なハッピーエンドが批判の的にもなったが、現在に至るまで大衆からの人気が衰えたことはない。 ディケンズは写実主義に分類される。アンデルセンの初期の作品に滲んだ嘆きも写実性であり、1840年代のヨーロッパを覆ったリアリズムだった。そこからなぜか1850年代に大衆文化が花開く。
「諸国民の春」 と総称される1848年から1849年にかけてヨーロッパ各地で起こった革命により、大国の被支配地域を中心にナショナリズムが先鋭化する。その後、英露対立やフランス第二帝政の成立(1852年にルイ=ナポレオンがナポレオン3世として皇帝に即位)などを背景として、クリミア戦争(1853年-1856年)が起こる。これはウィーン体制の崩壊を意味していた。 ウィーン体制は、ウィーン会議(1814年-1815年)以後のヨーロッパの国際秩序であり、フランス革命とナポレオン戦争で荒廃したヨーロッパを、それ以前の状態に復活させることにより大国の勢力均衡を図っていた。 ウィーン体制は、従来の君主制に立脚する列強を中心に、自由主義と国民主義運動を抑圧していたが、 産業革命による市民生活の発展や大国間の利害関係の複雑化などにより、1830年代から枠組みが揺らぎ始めていた。 「諸国民の春」により自由主義と国民主義を抑圧する機能が維持できなくなり、そして、列強間の平和維持の役割も果たせなくなったことが、クリミア戦争によって露わになった。 以降列強は、各国の国益の赴くままに帝国主義に走ることになる。イギリスは、その国力を持ってして「栄光ある孤立」を選択、大陸の列強は、欧州域内の勢力均衡を図るため交互に同盟を結び、ヨーロッパは産業革命と植民地主義を掲げた新たな時代へと突入した。
イギリスの歴史区分では、1840年代までを産業革命の時代とし、1850年代からを資本の時代としている。「大衆文化」の成立も1850年代とされ、場合によってはそれ以前の大衆の文化は「民衆文化」や「世俗文化」として区別される。「大衆文化」成立の条件として、大衆の自主的な選択が反映されることが挙げられる。産業革命によって市場の環境が整ったことで、大衆文化が成立したと説明される。 労働と消費が市場を介して社会に反映されるようになっていき、アンデルセンの初期の作品に滲んでいた嘆きから、抜け出す術が見え始める。 一方でディケンズは、1850年代から社会への批判を強めていく。時事的課題に対するジャーナリスティックな関心を強め、クリミア戦争に関する攻府の無策ぶりや、制度の腐敗、慈善活動という名の偽善、金儲け主義と立身出世主義に嵌る産業界などを批判した。 アンデルセンもディケンズも、そして彼らの作品の読者も、変わっていく時代の中で、変わらない美徳を見出そうとしていた。 どんなに機械的に反復されているものでも、外的な賞罰なしには存続しえない行為の中には、美徳がない。
1756年から1763年まで行われた七年戦争は、 オスマン帝国を除く当時の欧州列強が全て参戦しており、戦闘は ヨーロッパだけでなく、北アメリカ、カリブ海、アフリカ、インドで行われた。そのため、事実上史上初の世界大戦とも呼ばれる。世界中に影響を及ぼし、ヨーロッパにおける政治再編を引き起こしただけでなく、アメリカ合衆国の独立とフランス革命の遠因となった。 イギリスは、ヨーロッパでは同盟国プロイセンに対する資金援助を中心にして深入りせず、海上や植民地での対仏戦争に戦力を集中させた。 植民地での戦闘の勝利により、名誉革命以来長く続いていたフランスとの植民地争奪戦に終止符が打たれ、イギリスは北アメリカ大陸、インド、西インド諸島を掌握し、これらが後に世界最大の植民地帝国となる大英帝国の土台となった。 七年戦争を実質的に指導し、イギリスを勝利に導き大英帝国の基礎を築いたと称される南部担当国務大臣のウィリアム ピットは、「愛国者」「偉大な平民」と呼ばれ、自身もそれを好んだ。 「王 (宮廷)」への「忠誠心」を重要な美徳としていた時代から、「愛国心」と「平民性」を重要な美徳とする時代へと移る。大英帝国にとっては皮肉なことに、アメリカが独立の精神として重要だと捉えたのが「パトリオティズム」と「コモンセンス」だった。産業革命が進み、「シヴィライゼーション (文明)」と「シビリアン (市民)」を重要視するようになった頃、アメリカでは「シビルウォー (南北戦争 1861年から1865年)」が起こっていた。ヨーロッパではパリなどを中心に「シティ (都市)」と「シチズンシップ (市民性。市民権)」が重視され、現在のフランスの国歌でもある『ラ マルセイエーズ』 の中でも「シトワイヤン (市民)」という言葉がリフレインする。
2023年4月 シバリング コンツール エッセー
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2024年10月31日に発売予定の翻訳書
10月31日(木)には21点の翻訳書が発売予定です。日本語から英語への翻訳も含みます。
あくたれラルフ ますますあくたれる
ジャック・ガントス/著 ニコール・ルーベル/イラスト こみやゆう/翻訳
出版ワークス
新装版 輪切り図鑑 クロスセクション : 18の建物や乗物の内部を見る
スティーヴン・ビースティー/イラスト リチャード・プラット/著 北森俊行/翻訳
岩波書店
ミュータントタートルズ:TVアドベンチャー ③
サラ・マイヤー/著 ルビー翔馬ジェームス/翻訳
フェーズシックス
オラクルオブザフェアリー スペシャルエディション ゴールドエッジ
カレン・ケイ/著 ジンジャー・ケリー/イラスト 宇佐和通/翻訳
JMA・アソシエイツ
日本の神話
湯川英男/著 高橋明弘/翻訳
鉱脈社
The Bento Lunchbox : Delicious Japanese Box Lunches in 30 Minutes or Less (With Over 125 Recipes)
Sachiko Horie/著 Makiko Itoh/翻訳
チャールズ・イー・タトル出版
The Illustrated Book of Japanese Haiku : A Journey through the Seasons with Japan's Best-Loved Poets (Free Online Audio)
William Scott Wilson/翻訳 Manda/イラスト
チャールズ・イー・タトル出版
病案本 1 Case File Compendium
肉包不吃肉/著 呉聖華/翻訳
すばる舎
病案本 2 Case File Compendium
肉包不吃肉/著 呉聖華/翻訳
すばる舎
高雄港の娘
陳柔縉/著 田中美帆/翻訳
春秋社
アントン・ブルックナー
フェーリクス・ディアガーテン/著 池上健一郎/翻訳
春秋社
ターシャ・テューダーの言葉 楽しみは創り出せるものよ
ターシャ・テューダー/著 食野雅子/翻訳
KADOKAWA
ターシャ・テューダーの言葉 今がいちばんいい時よ
ターシャ・テューダー/著 食野雅子/翻訳
改訂新版 最短距離でゼロからしっかり学ぶ Python 入門 実践編 〜ゲーム開発・データ可視化・Web開発
Eric Matthes/著 鈴木たかのり/翻訳 安田善一郎/翻訳
技術評論社
改訂新版 最短距離でゼロからしっかり学ぶ Python入門 必修編 〜プログラミングの基礎からエラー処理、テストコードの書き方まで
Eric Matthes/著 鈴木たかのり/翻訳 安田善一郎/翻訳
技術評論社
貧乏カレッジの困った遺産
ジル・ペイトン・ウォルシュ/著 猪俣美江子/翻訳
東京創元社
コアリーディング : たった1冊読んで人生を変える読書術
パク・サンベ/著 村山哲也/翻訳
ダイヤモンド社
テーバイ物語2
スタティウス/著 山田哲子/翻訳
京都大学学術出版会
ふたごの魔法使い 大冒険の始まり
ミリアム・ボナストレ・トゥール/著 中井はるの/翻訳
Gakken
クリスマス・キャロル
チャールズ・ディケンズ/著 村岡花子/著・翻訳 オスカー・ワイルド/著 河合祥一郎/解説
魂と運命
アラン・コーエン/著 赤司桂子/翻訳
ナチュラルスピリット
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「チャールズ・ディケンズ」で驚く!意外な雑学と格言・名言の世界
### チャールズ・ディケンズに関する豆知識 チャールズ・ディケンズ(1812-1870)は、19世紀の英国を代表する作家であり、数多くの名作を生み出しました。その作品は、貧困や社会不正、子どもの権利など、当時の社会問題に深く切り込んでいます。彼の代表作『オリバー・ツイスト』では、孤児オリバーが厳しい環境から抜け出すために戦う姿が描かれています。 面白いエピソードとして、ディケンズは自らの作品を読者に届けるために、非常にユニークな方法を取っていました。彼は「連載小説」を発表し、作品を徐々に発表することで読者の期待感を高めていました。そのため、各章が公開されるたびに、読者たちは次の展開を心待ちにし、ディケンズは「文学のロックスター」とも称されるほどの人気を誇りました。 ###…
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パラクラHO6 天気予報士!
ぽやぽやしているおっさん。 大事な人は妻と娘と義父な家族大好き~♡の男
KP:いと
HO1 蛸(ゴヴァン・トバイアス) HO2 まお(コーラル・オルコット) HO3 リキ(ティム・ワゴナー) HO4 まる(ロイド・アンダーバレル) HO5 とm(ダレル・D・ディケンズ) HO6 はねぽち(トーマス・エルソン)
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London Tide
Based on Charles Dickens' "Our Mutual Friend"
adapted by Ben Power
dir. Ian Rickson
2024年5月18日 NT Lyttleton
ディケンズの 『互いの友』 をベン・パワーが脚色、彼とPJ・ハーヴェイによる楽曲が付随した音楽劇になっている。演出はイアン・リックソン
照明のレールが上下し、全編通常よりも天井が低い状態で進められる。シーンによってはそのレールが動いたり、床まで上下するのはおそらくテムズ川の水面が潮位で上下することをなぞっている(美術はバニー・クリスティ、照明はジャック・ノウルズ)。そのせいでか時々生声が通りにくいことはあるものの、いつものリトルトンとは全く異なる空間を作り出している。椅子やテーブル、川辺の杭を示す木の柱程度の道具をキャストが華麗に出し入れする。背景で影絵のように表現されるモブ、半透明のビニールで水中を表現した後半の格闘シーンも美的効果と演劇的スペクタクルをうまく両立している。舞台上部に章区切りと各シーンの舞台の場所が表示されるのはやや説明的だがディケンズのロンドンを感じることができる。ハーヴェイによる曲もダークなトーンの演出とうまく一体化している。キャストの歌唱はプレーンな感じで抑えられており、ミュージカルもしくはバンドのように高らかに歌い上げたり激しいシャウトになることはない。
そもそもの原作がかなり混み行った筋で、テムズの死体引き上げ人ガッファー(ジェイク・ウッド)の娘リジー(エイミー・トラドレア)と、顔も知らない許嫁が死んだとされて結婚前に未亡人になったベラ(ベラ・マクリーン)それぞれを巡るプロットに集中した脚色は割とわかりやすい。それぞれと訳ありの関係となるユージーン(ジャマール・ウエストマン)とジョン(トム・マザーズデイル)もとてもチャーミング。ただでさえ脚色の難しそうな話をわざわざ音楽劇にするという試みはかなり野心的だと思うし、時々話のテンポがもたつくことがあるものの、美しいステージングと手堅いキャストで休憩含む3時間超飽きさせることがない。この 「ミュージカルではない音楽劇」 のような形式は 『Cold War』 も似ているのだが、有名シンガーソングライターによる楽曲使用といい流行る要素があるのだろうか。
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2024/01/31
BGM: Sting - Let Your Soul Be Your Pilot
今日、ある友だちがぼくにこう尋ねてきた。「どうやったらそんなに面白い本を見つけられるんですか」と。これは面白い質問だと思う。そして、答えるにも骨が折れる繊細な問いだとも。彼女がこの質問をしてきたのはぼくの短文での燃え殻という作家のデビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』に関するコメントを読んでのことで(実にすばらしい、「刺さる」というか「グッと来る」作品だった)、この本に関して言えばネットフリックスの映画になったのを観たことでまずぼくはこの本について知り、そこから読み始めたのだった。こんな感じで、ぼくはさまざまな本をまずネットフリックスや読書メーター、X(Twitter)やFacebook、Discordなどで知って手に取ることが多い。9割方そうとすら言えるかもしれない。あとは図書館・書店で偶然見かけるとかそんな感じだ。
できるだけ正直に、ぼくなりに誠実にこの問いについて答えようとするならぼくはどんなふうにしてこの人生を生きているかを話すしかない(ぼくが言っているのはそう、ぼくのまったくの「ライフスタイル」そのものだ。どんな本を読んだかとかどんなポータルサイトを使っているかといった限定された話題にとどまらない、「生活そのもの」についてというか)。つけ加えて、ぼくは彼女に(いや、あなたにも)こんな話をしないといけない――「それは運という要素から生まれる問題だ」という。少なくともぼくにとっては、それは「どんなふうにして幽霊を見てしまったか」とか「どんな空飛ぶ円盤(俗に言う『UFO』)を見たか」というのと似ている。言い換えれば、それはどうしたってオカルト的な話にならざるをえない(ちなみにぼくは幽霊も『UFO』も見たことがまったく記憶にない)。
少なくとも本に限って言えば、ぼくは自分の持つ運を信頼して生きている。この日記でも書きつづってきたけれど、いつも運に導かれてぼくは自分の人生やこの性格を変え、支配さえしてきた本とめぐり会ってきた。スティーブン・キングを読み村上春樹を読み、ポール・オースターや柴田元幸、金井美恵子といった作家とめぐり逢い……別の言い方をするなら、ぼくはライフプランを立てて読書をしたことなんてこれっぽっちもない(『ノルウェイの森』の登場人物よろしく「もうこれからはずっとディケンズを読み込もう」なんて考えたりしたことなんてない)。いきあたりばったり、実に無軌道に生きてきた。
無計画。ただ、本能のささやきに身を任せる。いや、はたから見れば「アホでマヌケな読者」ということになるかもしれない(マイケル・ムーアの本みたいだけど)。それはまあ甘んじて受け止める。そして、人生を振り返る。この勘をずっと信じて生きてきた――アメリカ文学を学び、フィッシュマンズを聴いて彼らの曲を生きるよすがにしたり、30代の時にグループホームの関係者に初めて電話をかけてそこからつながりを得たり、そうやって人生を生きてきた。力強い声がぼくの中で常に語りかける。その声は今後ぼくをどう導くのだろう。燃え殻の本が語るように、それはある意味ぼくにとっての「希望」なんだろうか……そうだといいなと思う。というか、きっとそうだ。
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毎日が記念日
12月19日は…
国際南南協力デー
(United Nations Day for South-South Cooperation)
1978年12月19日、国連総会で「ブエノスアイレス行動計画」が承認され、2004年の国連総会で制定されました。ちなみに「南南協力」とは「途上国相互の協力」のことです。
ブラジルって、途上国?
【疑わしいAI-イチロウによる12月19日の出来事】
1732年 - アメリカの作曲家、作詞家であるベンジャミン・フランクリンが「責任のある新聞」の最初の号を出版。
1777年 - アメリカ独立戦争中、ワシントン軍がバレーフォージで冬営を開始。
1843年 - チャールズ・ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』が初めて出版される。
1924年 - 日本の大正天皇が崩御。
1998年 - アメリカの大統領ビル・クリントンがイモーラ事件で弾劾される。
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開催間近 "osakentaro pop up"
こんばんは。
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僕は数年前まで、一度読んだ本を読み返すくらいなら、まだ読んだことのない本を読もうなんて思って、これまで読んだ本を振り返ることなんてほとんどしてこなかった。
しかし、昨年くらいからだろうか。
一度読んで数年経った本を読み返すことにハマってしまった。
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そんな読み直しを覚えてから楽しみにしていたのが12月にディケンズの「クリスマスキャロル」を読むことだ。
先月、たまたま素敵な装丁のクリスマスキャロルに出会った。
(画像がなくて本当に申し訳ないです。Amazonにも掲載されていないverで、かなりレアなのかもしれません。)
もちろん家には新潮文庫から出ている「クリスマスキャロル」がある。ただ、今回は折角ならこの素敵な装丁の「クリスマスキャロル」を読んでみようではないか。
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なかなかと忙しない12月で、ゆっくりと本を読むゆとりもないけど、日々ちょっとずつ読んでいけたらなぁと思っている。
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折角なら皆さんもこの機会に「クリスマスキャロル」を読んでみてはいかがだろう。
さてさて、本題に入るのだけど、いよいよ"osakentaro pop up"が今週末に控えている。
[osakentaro pop up]
日時:12/9(sat)- 12/17(sun)
時間:13:00〜20:00 (13・14・15日は15:00〜20:00)
会場:itocaci(大阪市北区中津3-20-10)
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この秋冬のアイテムを僕は皆さんより少し早めの8月末に拝見させて頂いていた。
正直な感想だけど、めちゃくちゃ素敵なアイテムばかりで、かなりオーダーに迷った。
ただ、僕は唯一"osakentaro"だけはその日にオーダーをして帰るというようにしている。
もちろん後日に追加をしたり、修正をしたりすることもあるけど、"osakentaro"のアイテムは他のブランドと違って、見てから店頭に届くまでが早い。
だから可能な限り、その場でオーダーを決めるようにしている。
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それにお店に合わせて色々とオーダーもできるので、結局持ち帰って後から悩んでも、リアルな場で生地を見たり、デザインアイディアを見ながらやりとりする方が良いものが生まれる。
そんな考えのもと、いつもその日にオーダーをできる限りまとめる。
そして、今季はそんなオーダーにめちゃくちゃ迷った。
なぜなら、本当にどれも素敵だったからだ。
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写真のコートもそうだ。
こんな生地の切り替えがユニークな素材のコートがあるだろうか。
まあ切り替えくらいならあるかもしれないけど、1点1点で柄が変わるブランドはさすがに無いだろう。
だから、この期間中に届くコートも完全なる出会いになるのだ。
同じ柄を纏う人はいないのだ。
そんな楽しいことがあるだろうか。
ニットも個人的にこの色の組み合わせがとてもツボだった。
ダークトーンになりがちな冬のコーデに、ちょっと差し色として合わせて頂く。
そんな使い方がとてもオススメだ。
ちなみにニットグローブやマフラーもあるので、小物で取り入れて頂くというのも良い。
そして、このインパクト大なパンツ。
当店は今季入荷直後にこのパンツから売れてしまったのだけど、今回このパンツも新たに届けてくれるということだ。
このクロスステッチシリーズも見て欲しい。
ポニーの尻尾のふさふさがかわいいし、ポップな刺繍が目を惹くアイテムだ。
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冒頭のお話では無いけど、良いアイテムはずっと着ていて楽しいから、シーズンを超えて楽しめる。
名作は何度読んでも楽しいように、"osakentaro"のアイテムは何度来てもワクワクする。
そして、今回は、そんなワクワクをもっと楽しんでもらえるように、店内全てでそんな"osakentaro"を楽しめる空間にしたいと思っている。
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こんな機会はこの期間にしか楽しめないので、ぜひ遊びに来てみてほしい。
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それに、これが年内ラストイベントになる。
だから最後にもし良かったら今年を一緒にワイワイしながら振り返りできると嬉しく思う。
それではこの期間に皆様にお会いできるのを心より楽しみにしている。
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それでは次回もお楽しみに。
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“A day wasted on others is not wasted on one's self.”
「人のために無駄にした一日は、あなたにとっては無駄ではない」
Charles Dickens(チャールズ・ディケンズ)
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物語の8つの「形」についてのカート・ヴォネガット
カート・ヴォネガットは、『スローターハウス・ファイブ』、『猫のゆりかご』、『チャンピオンたちの朝食』などの小説を出版し、世界的な名声と称賛を得ました。 しかし、ヴォネガットが自分の文化に対する最も美しい貢献と呼んだのは、不合格となった人類学の修士論文でした。 彼の論文の基本的な考え方は、物語の主人公には浮き沈みがあり、それをグラフ化することで物語の形を明らかにできるというものです。「ある社会の物語の形は、少なくとも鍋や槍の穂先の形と同じくらい興味深い」と彼は述べています。 どのような形があるのか、見てみましょう。 (出典:『パームサンデー―自伝的コラージュ―』(1981)、『国のない男』(2005))
穴の中の男 主人公がトラブルに巻き込まれ、またそこから抜け出し、その経験のおかげでより良い結末を迎える。 『毒薬と老嬢』(1939) 『ハロルド&クマール ホワイトキャッスルに行く』(2004)
ボーイ・ミーツ・ガール 主人公が素晴らしいものに出会い、それを手に入れ、失い、そして永遠にそれを取り戻す。 『ジェーン・エア』(1847) 『エターナル・サンシャイン』(2005)
悪いものから、さらに悪いものへ 主人公は、悪い状態から始まり、改善の見込みもなく悪化の一途をたどる。 『変身』(1915) 『トワイライトゾーン』(1959)
どっちが上? 新たな展開が良いのか悪いのかわからない、等身大の曖昧さを持った物語。 『ハムレット』(1601) 『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』(1999)
創造物語 多くの文化の創造物語では、人類は神から少しずつ贈り物を受け取る。最初は大地や空といった主要なもので、次にスズメや携帯電話���いった小さなもの。しかし、西洋の物語では一般的な形ではない。
旧約聖書 人類は神から漸進的に贈り物を受けるが、突如として巨大な堕落が起こり、良い地位から追放される。 『大いなる遺産』(1861)
新約聖書 人類は神から漸進的に贈り物を受け取るが、突然良い地位から追放され、その後、桁外れの至福を得る。 『大いなる遺産』ディケンズの別エンディング付き
シンデレラ 1947 年に初めてヴォネガットを興奮させたのは、シンデレラと新約聖書の形の類似性であり、その後、生涯にわたって物語の形についてエッセイを書き、講演を続けました。
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