#ソロ花見
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1130-1205
1130 うちはトイレと物置が隣にあって同じドアが並んでいて、物置に何か取りに行ったつもりが隣のトイレのドアを開けていて、あれおしっこしたかったっけ…とか思いながら用を足している。物置に何か用事があったのを忘れてしまう。こういうことはスマートフォンの上でもよくあって、メールをチェックするつもりがツイッターを開いている。 なんか電車が空いていた。べつに理由はないんだろうけどなんでだろうと思ってしまう。理由を探してしまう。窓の外の荒川が濃い色をしていて冬だなーと思う。そしてその窓に、明らかにデマというかインチキ医療の本の広告が貼ってあり、こういう本が堂々と出版されているのにどうしてわたしの小説は同人誌なんだろうなーとか思う。やつあたりみたいに思う。
ずいぶん前に買ったエッセイの本を読んでいる。とても自由であたたかい家庭の話だと思うのに読んでいるとどんどん心がささくれだっていく。夫婦でやっているお店の話で、お店の仕事は女の人がメイン。本の語り手の男の人はサポートと広報をやっていて、その流れで本を出したようす。 なんかこうなんかこう、あなたの話はいいからこの女の人の話がききたいよとか思ってしまう。この女の人がどのように考えて店をやっているのか、あなたの口からじゃなくてこの女の人の言葉でききたい。声をききたい。いやそんなのは役割分担だとは思うのに、まったく何も取り繕わない自分の気持ちとしては、こいつなんかいけすかねえな〜!と思ってしまう。仕事の役割が夫婦で逆だったら、サポートしている女の人に本を書きませんかって話はきたかな〜とか訝ってしまう。そうしてあるいは、これが女の人同士のカップルだったら、わたしはこんなふうに思うんだろうか。 じゃあつまり自分にはひどいミサンドリーがあるんだよな…。この本に限らず日常の中のほんとにいろんな瞬間で自分のミサンドリーにぶちあたり、しょんぼりする。ハッとしたときはもう遅くて、本当になにかこう、ごく自然に、嫌悪の感情がある。 自分にべったりしみついた差別心や偏見はもうどうにもならないんじゃないかと怖くなる。わたしは自分の性格をなんて意地悪なんだろうと思っているけど、意地悪どころでは済まないひどいものが自分のすみずみまでがっつりしみついていて、このような土をいくら耕したってここから生えるものはみんなだめなんじゃないか。わたしのやっていることは本当にぜんぜんだめなんじゃないか。ときどき絶望的な気持ちになる。
夕方、通販と書店さんへの荷物を送った。思ったより手間取ったし部屋もとっ散らかった。そんなにたくさん送ったわけではないんだけどたぶん要領が悪い。本の梱包とか荷造りとかがとても苦手で、何年やってんだって感じだけど本当に慣れない。引き続き腹も痛いし尻も痛い。夕飯は豚肉とチンゲンサイとえのきと春雨を炒め煮したやつとかつおのたたきと厚揚げ。
1201 今日も通販の荷物を送る。このところほとんど毎日やってるのにぜんぜん梱包うまくならないのどうなってんだ。ガムテープをまっすぐ貼るのがへたくそすぎるし本を袋詰めするのもなんかきれいにならない。手のしびれ、震えのこともあるとは思うけど、送る荷物が格好悪くてまいどほんとに恥ずかしい。お手に取ってくださった方は薄目で見てほしい…。
書店さん宛に送った荷物が届きはじめているようで、犬と街灯さん(表紙を描いてくださった谷脇栗太さんのお店)がさっそくネットショップに追加してくださっていた。ツイートを見て、ほんとにある!と驚いた。驚くって言い方はなんか変なんだけど、遠くのお店にほんとにあるんだな…と感慨深くなる。本屋lighthouseさんからも本が届いたよと連絡がきていて、ほんとに置いてもらえるんだな〜とドキドキした。書店委託はまったくの初めてではないんだけどなんかこうどうしたんだろう。 「顔たち、犬たち」関連はずっと気持ちが張り詰めている。新しい小説の本を出すときはいつもtumblrにステイトメントみたいな記事を書くんだけどそれも書けていない。言いたいことや話したいことがいっぱいあって、どっからどうしたらいいのか、やりたいことが目詰まりしている…。そうしてそんなに激重感情でやってるのに小説自体はほんとにしょ〜もない話で、よわよわおちんぽの〆切直前もそうだったけど、悲壮感を出すような作品ではないのでなんかチグハグしている。
でもこの「しょうもない話」はちょっといい傾向かなとも思っている。執筆の佳境とか書き終わる直前ってなんかこう気持ちが盛り上がってしまって、作品���「大層な話」にしたくなってしまいがちというか…。なんていうの、谷川俊太郎の「魂のいちばんおいしいところ」みたいに書きたいみたいな、高望みした欲がある。
私たちの上に広がる青空にひそむ あのあてどないものに逆らって そうしてあなたは自分でも気づかずに あなたの魂のいちばんおいしいところを 私にくれた
長めの話に時間をかけて取り組むと自分の中のそういう…純っぽいもの…?を差し出したくなってしまうというか、自分の芯を取り出したものでありたいみたいな、そういう欲がわいてしまう。やけに体重をのせてしまう。 で、最近それを回避したくて、けっこう意識的に「しょうもない話」をやっているふしがある。単純に作品がくどくなるのを避けたいのもあるし、なんかこう自分の差別心や意地悪ってそういうとこからきてるんじゃないかみたいなことも思って。これはまとまってないのでもうちょっと考える。
夕飯はおでん。夜中、ふと思い立って虐殺反対のステッカーを作った。ネットプリントにした。
12/2 ゴルフの練習に行って洗濯をして掃除機をかけた。お昼はきのうのおでんの残りとチャーカラ(チャーハン唐揚げ弁当のこと)。きのうのステッカーをプリントアウトしてみたらいい感じだった。ロボット掃除機が壊れたかもしれない件はやっと言えた。まるでいま壊れたかも?みたいな感じで言った。えもからもらった柿をジャムにした。柿プリンも作ってみたけどあんまり固まらなかった。やけに疲れてしまって2時間くらい昼寝した。寒いので夕飯は鍋。アド街を見ながら食べた。
夜中、通販などの荷造り。本を袋に入れて送るだけのことがどうしてわたしはこんなにへたくそなんだ…と散らかった部屋で途方に暮れた。毎日同じことを思っている。
12/3 プリパラプリチャンプリマジのライブ。毎年恒例の幕張メッセでのライブで、前回の幕張がついこのあいだのように感じる。一年が早すぎる。きのうの残りの鍋を食べて車で出かけた。幕張メッセの駐車場は一日千円なので、二人分の電車代やコーヒー代を考えたらこっちの方が安い。昼公演と夜公演の間の待ち時間を過ごせる場所があるのも気楽だし。スタンレーの水筒にお茶を入れて持って行った。夜になっても湯気が立った。
今年は演出がとてもよかった。とくにプリマジの各キャラクターのソロ曲、ほかのキャラクターがうしろで盛り上げてるの最高最高最高だった。庄司宇芽香さんの演じるあまね様が本当に素晴らしくてたくさん手を振った。声出しOKライブでよかった。今日の公演のためだけに髪の毛真っ赤にしてくれたのかと思うと胸がいっぱいになる。夜公演はアリーナの花道そばだったので、一回だけ目があって本当に泣いちゃうかと思った。 プリマジは9月のリーデ��ングイベントのときも思ったけど、女性が女性にキャーキャーいうのがどまんなかにきているので本当に居心地がいい。なんていうのかな、「本来は女児向けのアニメにいわゆる大きなお友だちのオタク男性が大挙して…」みたいな感じでもないんだよな。男オタが女の子(女の子のキャラクターだったりそれを演じる若い女性の演者だったり)を愛でてやるぜ的な感じがあんまなくて、みんながキャーキャーいいながら女の人たちの格好よさ、かわいさ、楽曲のよさを喜んでいる。本当にすごい。長いシリーズを通して作品が変化しているのもあるし、観客を育ててきた感があるなーと思う。演者も客も年齢を重ねたのもあるかも。 そしてプリティーシリーズ通してだけど、ファンにセクマイが多いのをなんとなく認知してくれているように思う。もちろん演者によって濃淡はあるのでたまーに発言にハラハラすることはあるんだけど、あなたのための席がありますと言い続けてくれているシリーズだと思う。リングマリィの「コトバブーケ」は「おとぎ話の通りじゃなくても私はヒロイン」「おとぎ話の通りじゃない方が自分らしい」と始まる曲で、まっすぐ女性同士のウエディングを描いていてすごくうれしい…。それを冷やかすような反応や百合!みたいな茶化した感じの反応が今回はあんまなかった気がして(あることはあるんだけど前より減った感じで)よかった。
そして大好きな大好きな厚木那奈美さんが本当に本当に…いつも変わらずお姫さまみたいで…本当に素敵だった…。内側から光ってるんだよな…存在が光、祝福なんだと思う。厚木那奈美さんを前にするとわたしはいつも幼稚園の子どもになってしまう。厚木那奈美さんがお姫さまの国でリスとかネズミとかコロボックルとかになって暮らしたいよ…。「ブランニューガール」はミディアムテンポのちょっとセンチメンタルな曲なんだけどけっこうしっかりめの振り付けで、でも厚木那奈美さんはニコニコ笑顔で歌って踊っていて、本当に本当に宇宙に神さまに星々に絶対絶対絶対愛されているほんもののお姫さまなんだな〜!って泣いた。厚木那奈美さんの長い手足がすらーっとすーっとどこまでも伸びていって、ほんとにもう東京湾くらいなら全然余裕でまたげるんじゃないかと思う。厚木那奈美さんが微笑めば木からどんぐりが落ちてきて、リスとかネズミとかコロボックルはそれをぎゅっと抱きしめます。 厚木那奈美さん、友だちや知り合いにわたしはこの人が好きなんだよ〜って教えると「うわ好きそー」って納得されるのすごい面白い。わかりやすくどタイプ。厚木那奈美さんとかムンビョルさんとか美少女さんとか、おかわだくんはこういうスラッとした人が本当に大好きだよね…。
あと泣いたといえば、コスモさんの「君100%人生」やってくれて! 久しぶりにライブで聴けて爆泣した。君100の何がいいって、「次は負けないよ」「取り戻せ」「自信出して 元気になって」「体 心 鍛え直すよ人生」のとこ。わかりやすく励ます歌詞ではあるんだけど、それ以上に「今回は負けたよね、いろんなもの奪われたし失くしちゃったよね、自信も元気もないよね、体も心もおしまいだよね」っていうのをまんま受け止めてくれるのがすごい好き。おまえは今回負けたよねって目をそらさず認めてくれるのとても安心する。 日記やけに長くなってるからここらへんにしとくけど、小林竜之さんのアサヒの仕上がりがやばすぎてすっげーよかった。ほんとに「マジヤッベーチョースッゲー」だった。34歳男性のあの感じ最高ですわ。小林竜之さん40歳のアサヒ役ぜってえぜってえ観たいのでプリティーシリーズを今後とも応援していこうと思った。
ライブがあまりにもよかったので、やっぱプリティーシリーズミリしらアンソロやりたいな〜と思った。わたしは二次創作的なのは書けないので、「プリティーシリーズのことを考えて書いた小説」とかになっちゃうんだけど、それを本にしたい…そしてなんかいろんな人にゲスト原稿を依頼したい…すごく同人誌って感じするやつ…。いったい誰が読むんだって感じなんだけどそういう変なアンソロをやりたいよね…。 そしてウキウキの気持ちで帰ってきたらKADOKAWAがろくでもねえトランスヘイト本を刊行しようとしているのでテンションだだ下がりになった。ふざけるなよとインスタのストーリーズでキレ散らかした。
12/4 えもとなむあひさんと遊んだ。朝パン屋で待ちあわせて多摩川に行った。いい天気で冬って感じの空だった。広々していて気持ちいい。二子玉川の駅を降りてすぐこの景色なのほんといいよな。橋を渡る電車がずっとごとんごとんいっていて、遠くの橋や向こう岸で車が流れている。水や物がずっと動いている。サギがたくさんいた。白くて大きな鳥が冬の濃い青い空にたくさん舞っているのが、なんだかうそみたいにすがすがしい眺めだった。 えもから個展のDMをもらった。先々週会ったときに元の絵を見せてもらっていたけど、すごくきれいに色が出ていてほんと展示楽しみだなーと思った。あと「あいじょうぶ」ブローチももらった。「俺の愛があるから大丈夫!あいじょうぶや!」のブローチ(ナポリのすぎるのやつ)。草の上に置いて写真を撮った。 なむあひさんが「顔たち、犬たち」の感想を伝えてくださってうれしかった。なんかこうがんばって書いていきたいよな…という話をした。本を持ってきてくださったので表紙の優人さんに川を見せてあげた(?) そのあと昼から磯丸水産に行って飲んだ。トマトハイめっちゃ薄かったけど美味しかった。えもとわたしで何杯飲んだんだ…。このあいだなむあひさんと焼き鳥食べたとき、注文したはずのタコウインナーが結局来なくて、わたしはすっかり忘れていたんだけど次の日なむあひさんがそういえば���コウインナー来なかったですねって思い出していて、じゃあ今度リベンジしましょうって言ってたんだけど2週間で早くもそれが叶うの面白いな。川行って、(磯丸だけど)イカとかウインナーとか網で焼いて、実質バーベキューみたいだった。あとプリティーシリーズミリしらアンソロやりたいんですよ〜という話をした。いきなりどうしたって思ったろうな…。 夕方もっかい川に行って、あまりにも楽しくて手つないでワーイとかした。えもの手が小さくて冷たくてびっくりした。
KADOKAWAに問い合わせメール送った。刊行中止してくださいとははっきり書かず(できないだろうと思った)、なんでこういうのを出そうと思ったのか経緯を知りたかった。それで質問を送った感じ。
12/5 これぜったい乾かないよなと思いながら朝洗濯物を干して出かけた。曇っていたし寒かった。昼にチバユウスケの訃報を知って驚いた。これがきのうえもと一緒にいるときに知ったらどうだったろう。明るい川べりで知ったら、真昼間の磯丸水産で知ったらどんなふうだったろう。コンビニでコーヒーを買って小袋成彬の「Night Out」を聴いた。今日はとても寒くて、外もずっと暗かった。むかしの友だち、ミッシェルを好きだった人たちの顔がつぎつぎ浮かんだ。なんかツイートではなにも言えなくてリツイートのカウンターがまわるのをじっと見ていた。ものすごい熱心なファンとかではないけどなんかこういっぱい思い出深い…みたいな距離感だからだと思う。いま小説のあれこれでやりとりしている人や現在進行形で作品を生み出している人、みんなひとり残らずいつかいなくなるのだ…とすごく当たり前のことを思った。夜になって、長いこと連絡をとっていなかった人からチバのこと悲しいねってメールがきていた。携帯電話のキャリアメール宛で、迷惑メールかと思った。そういやこの人のLINE知らないや。そうだねみたいなことをちょっと書いて送って、それ以上はべつにやりとりしたくない気がした。これを機に旧交をあたためようなんていうのはなんかこう格好悪いだろと思った。いやこれがめっちゃ好きな人からきた連絡だったらしっぽ振って返事送るんだろうけどさ…。洗濯物は厚手の靴下がやっぱり乾いていなかった。Mリーグを見ながらキムチ鍋を食べた。
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2024/03/24
フォロワーと鎌倉に泊まって朝。たぶんチェックアウト時間の一分前に退出。鎌倉の行きたいところ全部行った。もう二度と行けなくてもあーあで我慢できるレベル……は過言かもしれないけど過言じゃないかもしれない。行ってみたいリストは一発で埋まった。
匂わせ写真を無限に無限に撮り溜めた。モダンが好きだしやっぱりサンルームしか勝たん。
好きなものを好きなだけ愛でるための金銭がほしくなり、人生つらすぎる。現金を15000円持っていき、現金払いをしたり飲食代の差額を払ったり受け取ったりして最後に旧里見弴邸のポストカード120円を2枚買ったらぴったり5000円溶かす旅になった。算数の問題かな。お財布が軽いぜ(物理)!
解散してからなぜかソロ謎解きをして、良品週間で欲しいもの全部買って鬱になって帰宅。せめて駅ナカ散歩誘えばよかった……。
知識を持つ人間と旅行すると「これなに?」って言うだけでアンサーを得られるからすごい。花も鳥も建物も土地も全部わかるしわからなくても類推できるのすごい。ほんとに。他人に頼らず自分(テメェ)で類推してろ。
という1年ぶりのフォロワ旅行。宗教上の理由で神社仏閣ひとつも巡らなかった(前半は嘘)。
旅行すると旅行したくなる。しばらく遠征してないな、旅行もしたいな。困っちゃうな。
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SNOOZER 1998 4 Bernard Butler 天国から降り立った至福のソウル・ミュージック、遂に完成!
BERNARD BUTLER
by SOICHIRO TANAKA photography by MIDORI TSUKAGOSHI
間違いなく、98年最初の傑作と呼びうる作品が座み落とされた。アルバム「ピープル·ムーヴ·オン」——バーナード·バトラーという類稀なる才能がようやく咲かせた、大輪の花びらである。険しさ���激しさとは無縁。勿論、どこまでも気持ちが高揚するアップ·テンボのナンバーもある。だが、基本的には柔らかで、しなやかで、ゆったりとした時間が漂う、極上のソウルフルな作品集である。
■練りに練り込まれた4ピース·バンドのアンサンブル、そこに実に効果的に配置された華麗なストリングス——だが、そんなゴージャスなプロダクションにもかかわらず、バーナード本人の細かい息遣いがそのまま伝わってくるような親密さがここにはある、日当たりのいいキッチンに通されて、入れたばかりのココアを御馳走になったかのような暖かさ。薪が割れる音だけが聞こえる、暖炉のある暖かい居間に招かれて、家族との思い出話をひとつひとつ聴かされているかのような距離感。そして、妻、亡き父親、兄弟達、多くの友人達——バーナード自身と彼の周囲の人々をめぐる大小様々なドラマが平易な言葉で綴られた歌詞。ここはバーナードが招き入れてくれた彼の部屋なのだ。
■「僕が何故、落ち込んでるか聴いてくれるかい?/僕が過ごしていた日々は、ありがちな疑いばかりだったから/そう、僕が夢を語っても、君だって耳を貸しちゃくれなかった」「そう、君はわかってくれてると思ってた/友人達が僕のことを取り合ってもくれなかったってことを/だって、僕は他人のことが少しもわからないんだよ」「でも、最近は僕はひとりじゃないんだ」——アルバムに先立つ2枚目のシングルとしてリリースされた“ノット·アローン”において、バーナードはどこまでもあけすけに歌う。だが、ここで鳴らされているのは、夢、失意、孤独、離別、誤解、強がり、喜び——そんな普通的なものばかりだ。そう、これこそは我々、日常と自分自身の感情に翻弄され続ける「ちっぽけな魂」の主題歌そのものなのではないか?
■バーナード·バトラーは、自分の半径2メートルのありきたりの小さなドラマから「普遍」を生み出した、どこにでも転がっているありきたりの失意と喜び——だが、それが当の本人にとってはとれほどに深刻なドラマなのか? そして、それを細心の注意を払い、目一杯の熱意でもって奏でた時に、それはどれほどに崇高な叙事詩たりえるのか?——アルバム「ピープル・ムーヴ·オン」は、そうした事実を証明してみせた。バーナードに招かれて、我々は自分自身について語りだす。そう、アルバム「ピープル·ムーヴ·オン」は、そんなありきたりのちっちゃな喜怒哀楽に対する祝福で溢れている。
このレコード���よって父の思い出が公になってしまうのは、少し哀しい。でも、そのことによって、僕自身の存在を証明出来た気もするんだよ。僕は一分一秒たりとも人生を無駄にしたくない。そんな思いを父の思い出がサポートしてくれるのさ
ありきたりに生きたありきたりの男が愛した「やせっぽちの息子」だからこそ産み落とせた、どこまでも親密な「至福のソウル・ミュージック」——
マチズモからも、ホモ・セクシャル体験のないバイ・セクシャルからも遠く離れた、奇跡のソロ・デビュー・アルバム『ピープル・ムーヴ・オン』が到達しえた、しなやかさの秘密
●素晴しくソウルフルなアルバムが出来上がりましたね。
「どうもありがとう」
●このアルバムを聴いて、何故、あなたがスウェード時代、あんなにも居心地悪そうにしていたのかがわかったような気がします。というのも——。
「ふう(と、言ったまま机につっぷしてしまう。髪の毛がスープに浸ってしまっているのも気にせずに、ガバッと起き上がり、首を激しく振り続ける)」
●もうスウェードの話はしたくないんですね?
「いや、そんなことは言ってないよ。別にいいんだけどさ。別にいいんだけど……でも、スウェードのことについては散々話し過ぎたから。ねぇ、アルバムの話にしてくれない?」
●ええ、勿論。だって、今日はスウェードじゃなくって、あなたのソロについて話しにきたんだから。
「それなら良かった。うん、もうスウェードの話はしたくないんだ。僕はスウェードでのキャリアを、本当に誇りに思ってるよ。でもさ……でも、もう5年も前の話なんだぜ?でも、ヨーロッパのプレス……特に英国のプレスは、事あるごとにそんな昔の話に固執するんだよ。昔のことだけじゃない。スウェードが何百万枚もレコードを売ったとか、そんな話をするんだ!そんなの僕の知ったことじゃないのに」
●いや、だから、僕が訊こうとしてるのは——。
「(遮って)だってさ、このアルバムはスウェードのレコードに対する反撃でも何でもないんだから……。このレコードは明らかに、今までやってきたことと違うはずだよ。僕の人生の中の、新しい時代の節目にふさわしいものなんだ。歌詞的なアプローチの方法も、個人にすごくクローズアップしていったり、うんと突き放してみていたり、すごく一般的なことに基づいていたり、様々なんだ。そう、これは全て『僕』なんだ。すごく『僕』らしいレコードなんだよ。ここには、いろんな違った角度から『僕』が描かれているのさ。それこそが、僕が常にやりたいと思っていたことなんだ。うん……でも、まあ、君がこのアルバムの中の僕と比べてみて、スウェード時代の僕は居心地悪そうにしてた、と言うのも分かる気がするよ。確かにそうだったかもしれない(笑)」
●うん、そう。つまり、僕が「何故、居心地悪そうにしていたのかが分かった」と言ったのは、このアルバムを聴きながら、「ああ、これこそがバーナードが昔からずっとやりたかった音楽だったんだなあ」としみじみと感じたからなんです。
「ああ、もう本当にその通り。大正解だ。でも、そんなこと��言ってくれたのは、君が初めてだよ」
●嘘?本当に?
「ねえ、『ボトム·ドロワー』って知ってる?結婚に備えて、女の子が嫁入り道具をしまっておくたんすの引き出しのことなんだけど。お父さんやお母さんが、お嫁に行くときに持って行かせたいものを、娘のために蓄えておいたりもするんだ。で、これは、そんな感じのレコードなんだよ(笑)。今まで大事に蓄えてきたものがギッシリ詰まってる。なかなか外にひっぱり出すことが出来なかったんだけど、絶好の機会を得て、ようやく陽の目を見ることを許されたのさ(笑)」
●(笑)なるほどね。それで、このアルバムを聴いて最初に感じたのは、ひとつが最初に言ったソウルフルな作品だということ。で、もうひとつが、70年代のソングライター達がやっていたような、すごく「パーソナルな息遣い」が伝わってくる作品だということなんです。
「へえ。なるほど。いいね」
●でも、自分自身の弱さや怖れをも包み隠さずに歌うのは、最初は戸惑う部分があったんじゃないですか?
「いや、僕は隠しだてしたりしないんだ。隠すものなんて、何もないからね。むしろ人間は自分を包み隠したりしないための努力をすべきだと思うよ。ほら、去年出たレコードの大半はマッチョで、アグレッシヴなギター·ミュージックばっかりだっただろ? なんかお高くとまってると言うか、人を下に見てるって言うか。『俺はグレイトなんだぜ!俺はお前らとは違うんだ!』ってね。でも、僕はそんな風に自分のことを考えたくない。それよりも、もっと繊細なものを表現したいんだ。人間関係のことや、離別や、誰かを失うことや、家族のこととかね。僕はそういうものを自分の内側にひたすら溜めているだけなんて好きじゃない。殻に籠りたくないんだ。溜まったら吐き出して、受け入れていかなくちゃ。どんなポジティヴなことも、ネガティヴなこともね。勇気を奮い起こさなきや。『何でこんなことが僕の身に起こったんだろう?』って理由を解明するんだ。それで『きっとそれは僕が物事の悪い面しか見てなくて、考え方によっては良い側面もあるはずなのに、それを見ようとしないからなんだ……』って気付くんだ。それは変化し得るものかも知れないんだから、リスクを負わなくちゃ。それが、このレコードで表現されている僕の感情というか、感覚なんだ。とにかく、このレコードはすごくパーソナルなものなんだよ。だから、どの曲が具体的にどの人について歌っているかは、言いたくない。僕に言えることは、『このレコードは僕の人生にすごく深く関わっているものだし、多分、みんなの人生にも何らかの関係性を持っているだろう』ということだけなんだ」
●なるほどね。実際、あなたは、これまで自分自身のことを「やせっぽちの、ギターを弾くしか能のない男」という言い方をしてきましたよね。でも、この作品さえあれば、そういった自嘲的な言葉で照れ隠しするのではなく、「僕には人を感動させることが出来るんだ!」と胸を張って言えるんじゃないですか?
「そうだね。僕はこのレコードをす��く誘りに思ってるよ。でも、特に、ここ10年くらいは男が怖れや弱さをさらけ出す、なんてことが受け入れられない状況にあるだろ?実際、僕が思うに、男は普通そういうことをレコードの中で表現したりしないんだよ。男っていうのは、いっつも叫び声をあげてなきゃならない。っていうか、いつでも強気で、男らしくて、荒々しくふるまわなくちゃならなかったりするんだ。でも、僕は、終始『俺はグレイトだ!俺は最高だ!俺の書く曲はどれもこれも素晴しいんだぜ!俺はこの世代で、いちばん優れたソングライターだぜ!』なんてふれまわるような人間には興味がないんだよ(笑)。自分の道をまっすぐに、ただ前だけを見て進んでいけばいいのさ。僕はその方がずっと強い生き方なんだと思ってる。実際、怖れや弱さをさらけ出す、って言っても、何もネガティヴで、悲観的な意味かりがこもっているわけじゃないと思うんだ。本当は、もっとずっとポジティヴで前向きなことだと思うんだよ。だって、ちゃんと自分と前向きに向かい合っているわけだろ?で、その先を模索するための一段階なんだからさ。勿論、これは僕の問題であって、他の人にも強要するつもりなんかないよ。でも、もしかしたら僕のレコードが他の人の考え方に影響を及ぼすかもしれないよね。その可能性もあると信じてるんだけど……。だから、このレコードっていうのは、マッチョでもなく、アグレッシヴでもない、でも、強くてしなやかな男の作ったレコードなんだ。前だけをまっすぐ見て、突き進んでいくだめのレコードなんだよ」
●マッチョじゃないってことで言えば、ヴォーカルという面についても、ニール·ヤングの「囁くような歌い方」があなたに歌う勇気を与えてくれたんじゃないですか?
「う~ん。囁く、っていうのはちょっと違うかな。でも確かに、ニール·ヤングみたいに、ヴォーカルではなくて、表現の一部として歌を歌っているような素晴しい人達っていうのは、技巧に凝らないよね。ビブラートも使いこなせなければ、音階もまともに取れない。でも、何故彼らの歌が素晴しいのかと言えば、ここから生まれたものだからなんだ(と胸をトントンと叩く)。それにいい音符が並んでいれば、つまり良いメロディがあれば十分なんだよね。でも、僕が勇気づけられているとすれば、やっばり彼のアティテュードなんじゃないかな」
●先ほど、70年代のソングライター的なパーソナルな思遣いという話をしたんだけども、逆に、あなたとしては英国人のソングライターに多いキャラクターや物語を設定する歌詞の書き方には、胡散臭いものを感じるんでしょうか?
「そもそもイメージを作り上げようとする点では、大英帝国こそ最も悪しき存在だと思うな。この国は、もう何千年もの間時間を無駄遣いしてる。国民はずっとそれに踊らされて、『大英帝国万歳!』ってやってきた。で、その思想みたいなものが、今の時代になってもずるずると国民の頭の中に残ってるんだよな。こんな小さな国に住んでるもんだからさ、アメリカにプレイしに行ったバンドなんて、すぐ大陸を征服したような気分になってしまうのさ。『俺達はすごい!』ってね。勿論、これは一般的な英国人の考え方であって、僕の意見というわけじゃないよ。僕はそんな考え方には反対なんだ。僕の両親はアイルランド人だから、この大英帝国的な思想は相容れないものがあるし。これがさっきも言った、アグレッシヴな考え方の根底になっているものなんだ。僕は、僕のレコードを聴いた人達にイメージの刷り込みとか、餌付けみたいなことはしたくないんだ。それよりも、このレコードを聴いてくれた人達と手をとりあって、暖かな雰囲気を感じて貰いたいと思ってる。僕は火になって、誰かを暖めることだって出来るはずなんだ(笑)。まあ、確かに、その英国的なソングライティングというのは、一種のシニシズムのようなものだよね。それと、幻想みたいなものを人はそこに見い出しているんじゃないかな。というのも、みんな退屈してるからね。退屈な生活、退屈なバックグラウンドを持った人達が、大勢ロンドンにやってくる。特にロンドン郊外からね。サリー州やケント州、サセックス州といった場所に生まれ育った若者達は、ロンドンに大都会の幻影を見てるんだよ。『ロンドンに行けばきっとエキサイティングなことが待ち受けてる』ってね。でも、僕もそうだけど、元々ロンドン市内で育った人達は、そんな幻想を持ってはいないからさ。でも、郊外で育ってロンドンに来た人達は、そういう幻想を持ってる。すごく奇妙な、ロンドンのアンダーグラウンド·シーンを発掘するのに執着するんだ。むしろ僕は自分のレコードには、退屈ならその退屈をそのまま表現したいと思ってる。下手な幻想を描くのではなくてね。まあ、こういうことはロンドンに限らず、世界中の大都会に共通する風土病みたいなものなんだけど(笑)」
●なるほどね。
「諸悪の根源は、あのブリット・ポップだった。まあ、中にはいいのもあったけど、そういう地味だけどいいレコードよりも、もっとくだらないけど華やかなレコードばっかりが売れて、そういう連中だけが大金持ちになっちゃったんだよね。ヴァーヴとか、レディオヘッドとか、そういう素晴しいバンドは黙ってベンチに座ってるだけだった。僕もそうだった。でも、最近になってやっと状況とクオリティが一致してきたように思うんだ。でも、やっぱりあの時代というのは、失望させられてばっかりだったよ。まるでロンドンのイメージー=ユニオンジャックの旗、赤い2階建てバス(笑)っていう、あのステレオタイプのイメージがそのままロンドンのミュージック·シーンに持ち込まれちゃったんだ」
●では、今も話に出たレディオヘッドのトム·ヨークのような人は、自分しか気が付かないような、自分自身や世界の問題点をえぐるように見つめて、それを克服するために創作に向かっていますよね。
「僕、彼のことが本当に好きなんだ。尊敬に値するね。レディオヘッドの曲を聴くと、いつでもついつい歌詞に目がいってしまう。歌詞カードを読む、数少ないバンドのひとつだね(笑)。でも、ああいうダウンな歌詞で曲がものすごく良いバンドって、本当に少ないと思う。そこが彼らのすごいところなんだ。曲がとてもいいから、その曲と詞の相乗効果が素晴しくて、詞そのものがまるで詩歌みたいに響いてくる。世界で最高のバンドのひとつだね。それは疑いようがない。興味深くて、曲が素晴しくて、声が美しい。そして、歌詞が本当にいい。自分達の過去を忘れてしまって、最初からビッグなバンドだったような顔をしないのがまたいいよね。彼らが最初にレコードをリリースした時、この国の誰も彼らに興味を抱かなかった。『ザ·ベンズ』をリリースした時だってそうさ。でも、半年経った頃に、ようやくみんながあのアルバムの良さに気付き始めた。ファッショナブルだとさえ言われるようになったんだから。最初は誰の目にも留まらなかったものが、今では10年来の傑作レコードにまで成り得たのさ。その辺が、僕が『ロンドンのミュージック·シーンはクズだ』と言う所以なんだよ」
●ところで、あなたのソングライティングについてもうちょっとお訊きしたいんですけど、やはり今作に収められた作品のソングライティングの過程というのは、自分自身の弱点やダークな部分と向き合って、それを克服していく過程でもあったんでしょうか?
「うん、そうだね。ただ、向き合って、というのは確かにそうだと思うけど、克服っていうのはちょっと違うな。克服というよりも、『ポジティヴなやり方で自分自身を表現している』と言ったほうが適切だと思う。僕は決して紙と鉛筆を持って、じっくり腰を据えて曲を書くようなタイプではないからね。ただテープレコーダーを回して、思いついたフレーズをランダムにそこに放り込んでいく。アイディアをとっ散らかったままとにかく録っておくのさ。頭の中はいつも混沌としていて、いろんな考えや感情がぐちゃぐちゃに渦巻いている。それを簡潔な言葉で説明することなんて出来ないはずなんだ。なのに、一旦レコードになると、ちゃんと簡潔にその意味がまとまっているんだよね。自分でも不思議でしょうがないんだけど(笑)。それで、レコードをじっくり聴き直してみて、ようやく自分自身の考えていたことが解ったりするんだよね。曲作りは、本当にそんなふうな自然発生的なものなんだ。予めプランを立てておくことなんて出来ない。いや、出来たらどんなにいいか、って思うんだけどね(笑)。だけど、やっぱり駄目なんだよね」
●では、今回、ソングライティングの過程で、本当の自分自身と向き合う時、最も苦痛を伴ったのは、具体的にどんな部分だったか数えて下さい。
「そうだな……僕の父親についてのラインを書いている時かな。このアルバムには、全体を通して僕の家族についての描写がたくさん出てくるんだけど、時々胸が苦しくなったりしたね。タイトルや、そういったフレーズに引用されているのは、妻との会話や、何年も前の僕の家族との対話だったりするんだ。まあ、中にはテレビの中の会話からとったものもあるけど(笑)。僕は、基本的に、そういう具体的な会話を引用するのが好きなんだ。政治的なメッセージ性のあるタイトルなんて付けたくないからね。僕は本を読まないからさ。知識なんかよりも、もっと自分のイマジネーションや、頭の中にあるもの、感覚的なものを大切にしたいと思ってるんだ。とにかく、家族のことを曲にするのは、いつでも苦痛を伴う作業なんだ。でも、そこにこそ僕のエモーショナルな部分がいちばん生かされているとも思うし、ポップ·レコードに、もっと深い感情を与えてくれる存在でもあるんだよ。それに、父親や、祖父や、先祖の思い出は僕に残された遺産だと思うんだ。で、その遺産を僕も残していきたいと思ってる。そう、運命みたいなものだね。それに自分なりに折り合いを付けていくのは、エキサイティングなことでもあるんだ」
●実は、��の作品を聴いて、かつてあなたがあなたのお父さんについて語った素晴しい言葉を思い出したんです。「自分はごく平凡なとても素晴しい人をひとり知っている。君達にはなんの意味も持たないかも知れないけど、僕にとってはとても大切な人だった。その人はとても幸福な当たり前の人生を生きて死んだんだ」って言葉を。
「ああ、そうなんだ……うん……彼はね、そう、とても平凡な人だった。ごくごく当たり前の人生を送っていたよ。人生を通して、何か特別なことをしたわけじゃない。9時から9時まで退屈な場所で働いて、夜は毎晩テレビを観て、お金の工面をして、ごくまともな死に方をしたんだ。特別に楽しいことがあったわけじゃないんだろうけど、月明りの頃……死の直前にはそれなりに残りの人生をエンジョイして死んでいったと思うよ。その父の思い出がレコードをリリースすることによって公になってしまうのは、僕にとってちょっと哀しいことでもあった。でも、それと同時に、彼の思い出を公にすることによって、僕自身の存在を証明出来たような気がするんだよ。僕自身がここに居る、その事実と理由をね。僕は一分一秒たりとも人生を無駄にしたくはない。そんな思いを彼の思い出がサポートしてくれるのさ。そう、父はとても博識で、機転が利いていて、ウィットに溢れた人だった。でも、誰も声を大にして、彼にいい仕事にありつく機会を教えてはやれなかったんだ。君や、僕のようないい仕事にね。まあ、これって世代的な問題でもあるし、それだけのことなのかもしれないけどね」
●うん。でも、このアルバムさえあれば、あなたは彼の遺志を継いだ、素晴しい息子だという証明が出来ますよ。
「(笑)そうだね。父がそう思ってくれることを願うよ」
●先行シングルの“ステイ”は、どこかお父さんに捧げられた部分もあるんじゃないかと思ったんだけど。
「いや…… 。特にそういうわけじゃないんだ。でも、もしかしたら、潜在的にそんな思いもあったのかもしれないね。正直なところ、どういうふ��に君に説明したらいいのか分からないんだけど。この曲は、『変化』について歌われたものなんだ。僕は、人が他人に『君は変わるべきだ』『君はもっと先に進まなくちゃいけない』なんて言ってるのを見ると、イラついてしまうんだ。だって、言われた方は、彼らが変わらなくちゃいけないことも、彼らが本当に先に進みたいと思っていることも、ちゃんと分かってる。それと同時に、そのことがどんなに難しいことかも分かっているんだから。でも、一日の終わりには、必ず『やっぱり自分は変わらなくちゃいけない』って思うんだ。それって、すごく絶望的な光景だと思うんだよね。変化の過程というのは、いつでも恐怖や失望を伴うものだし、違う場所に到達するのって、フラストレーションに常に苛まれるシチュエーションなんだよ。感情的にも不安定で、すごく傷つくことなんだ。実は、この曲のフレーズは、ちょうど僕がレコーディングに入る前に知人の女の子に言われた言葉でさ。彼女は僕が先に進まなくちゃいけないことも分かってるのに、僕にそんな風にばかり言ってて…おまけに、自分は進もうとしなかった。自分も前進しなきゃいけない、って分かってるのにさ。このことは、“ステイ”の前の曲 …なんだっけ、アルバムの9曲目」
●え~っと “ユー·ハヴ·ゴット·ホワット·イット・テイクス”ですね。
「その曲も、このこと��ついて歌われたものなんだ」
●そうなんだ。なるほど。じゃあ、アルバム·タイトルにもなっている『ピープル·ムーヴ·オン』というタイトルは、そうしたあなたの人生における変化に対する認識が現われたものなんでしょうか?
「これも、もともとは毎日の対話の中から出てきたフレーズなんだ。でも、ちょっと違うのは、これは自分自身の対話というところなんだよ。『何でこんなことが起こるんだろう?』、『何でこんなことが自分の身に起こったりするんだろう?』という問いかけから生まれたものなんだ。自分の頭の中に渦巻いている、人生そのものに対する問いかけだね。このフレーズが最初に閃いた時、僕はウェストエンド(ロンドン中心街)で新聞を売ってたんだ。何年も前の話さ。で、人がただ、流れていく。流れていく。流れていく。土曜日の夜で、みんなはクラブに繰り出すために、流れていたんだ。僕は、それをじっと観察してた。自分勝手に彼らを批評してたわけさ。クラブへ向かう時にはお洒落して、皆すごくスマートに決めてるだろ? でも、帰りには口紅は剥げてるし、髪の毛はめちゃめちゃだし、あられもない格好になっていたりするんだ(笑)。そういう流れ行く人の立ち居振る舞いを、批評することだって出来るし、それを経験の一つとして自分に取り込むことも出来るんだ。そういうのって、ただの行きずりの人についても、大切な人についてもそれは同じことだと思うんだ。過去に一緒にプレイしたことのあるミュージシャンだって、一緒に仕事をしたことのある人だって、関係を持ったことのある人だって同じことさ。僕の中には、他人は自分の中を通りすぎて行く存在に過ぎないという思いがどこかにあるのかもしれない。勿論、その中には僕を救済してくれる人も、僕のイマジネーションをかきたててくれる人もいる。2度と会わない人もいる。「ピープル·ムーヴ·オン」というのは、人が自分の中を流れていく、まるで旅するように来ては去っていくシチュエーションをイメージさせるフレーズだと思うよ。このレコードも、そんな旅のようなものなんだ。色々な人や、色々な経験がこのレコードを通り抜けていくのさ」
●なるほど。で、このアルバム全編には「許し」が漂っていると思うんですよ。あなた自身、このアルバムを作ることで、憎しみや怒りという感情から解放されて、とっても清々しい気分になったんじゃないですか?
「いや、どうだろ……最初から『許し』があったというよりも、先に『評価/判定』があって、その結果から君はそう感じたんじゃないかな。勿論、ネガティヴな評価の場合もあるよ。で、そういう人間関係を自分の経験則として蓄積することが出来るんだ。そういうことだと思う。そう、それと『ビーブル·ムーヴ·オン』というタイトルには、もう一つ別の意味があるんだ。それは、『頼むぜ!動いていこうよ!』ってことなんだ(笑)。『進んでいこう、イマジネーションを最大限に使って、音楽に関する知識をうんと生かして、動いていこう、進んでいこう!』ってことなんだ。まあ、つまりは、レコードを作ろう、ってことなんだけど(笑)。スピリチュアライズドやレディオヘッドといったバンドは、それを本当に上手にやってのけたと思うよ。彼らはこの国の音楽的な財産にきちんと敬意を払いながら、全く同じことをやるということに、プレッシャーを感じてる。違和感を感じてるんだ。『お、これいいね!頂戴しよう』って上手く過去の音楽スタイルを取り入れながら、最新型のオリジナルを創り出しちゃうんだからね!すごく革新的だよ。こういうのを、アート·ワークって言うんだと思う。いろんな人から影響を受けて、それで今度は自分達がリスナーやオーディエンスに影響を与えてる。動き続けているのさ」
●うんうん。じゃあ、あと少しだけ。“ユー·ライト·ザ·ファイア"の穏やかなムードというのは、あなたの家庭のムードそのものの反映なんでしょうか?
「いや、というよりは、これは今現在の僕自身の状態についての曲なんだ。父が死んでから数年の間、僕は兄弟達と全然連絡を取り合っていなかった。でも、ちょうどアルバムの最後の曲のヴォーカル·トラックを録っていた時なんだけど、兄弟が僕をスタジオに訪ねて来てくれてさ。なんだかすっかり歳とっちゃったみたいに見えたけど、もうとても嬉しくてさ。つまり、レコーディングが一区切りついたところで兄弟が激励に来てくれたんだよ。その時っていうのが、すごく暖かな気分だったんだ。その後も、僕にも子供が出来て、兄弟にも子供が出来て、母が孫を見に来てくれて、良い時期が続いてる。すごく暖かくて、素敵な、ポジティヴな時間が続いていることを歌っているのさ」
●うんうん。でね、ちょっと気になったのは、このアルバムを聴く限り、あなたってちょっとジェラシーが強すぎる男性なんじゃないかな?って。
「ジェラシー?いや、僕としてはそんなことないと思うけどな。良く分からないな、その質問は」
●OK。じゃあ、ここ数年のあなたの活動を見て、最もやきもきしていたのは、あなたのワイフなんじゃないかと思ったんだけどーー。
「え、どういうこと?彼女が僕の音楽活動を気に入ってなかったってこと? それとも、全然働いてないことを怒ってたかってこと?」
●違う違う!だって、ここ数年、音楽活動の面であなたは色々と紆余曲折してたじゃない?
「ああ、分かった。そういうことか。うん、僕の奥さんはね、すっごく素敵な女性なんだよ。アハハハ。いやいや、とにかく、音楽のことに限らず、色々心配はかけてると思うな。僕は結構肝心なことを言わなかったりするもんだから、彼女はそれをどうにか理解して、問題を解決しようと努力してくれてるんだ」
●じゃあ、“ユー·ジャスト·ノウ”は、彼女との関係の中から生まれた曲なんでしょうか?
「そう、僕は彼女のことを何でも知りたがるからね、まるで子供みたいに(笑)。というより、彼女が僕を理解してるのかどうかを知りたがってしまうんだ。ほら、子供って何でも根掘り葉掘り訊きたがるだろ?『どうしてそんなこと知ってんの?それってどういうこと』ってさ。小さい時には誰でも、『なんで今夜サンタクロースが来るなんて判るのさ?』って両親につっこんで、困らせたりするじゃない。もちろん親はそれには答えられないんだけどね(笑)」
●でも、それって、あなたがジェラシーの強い人だってことも関係してるんじゃない?
「ああ。なるほど。それは良い見解だね(笑)。そうか。そうなのかも。ハハハ」
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1/21 Birthdayワンマンありがとう♡
1月21日(日)中目黒 楽屋 上野まなBirthdayワンマンライブ2024 〜 Garnet 〜
\ T h a n k Y o u ! ! /
最高のメンバーと奏でられた上野まな×Candy Treeのダブルステージ🎵✨満席のお客様と過ごせたバースデーライブ🎂また一生忘れられない思い出を刻むことが出来ました💖
瀬田創太pf 寺尾陽介bs 太田朱美fl 渡辺淳gt
1stステージは今の上野まなをぎゅっと詰め込んで、2ndステージは約7ヶ月ぶりのCandy Tree。初めてキャントゥリを観る方もたぶんたくさんいらっしゃったと思いますが、みんな楽しんでくれてるのが伝わってきてすごく嬉しかったぁぁ🥹
今年もまなソロよりライブは少ないけれど、キャントゥリのステージをお届けする機会には、ぜひまた全身で浴びに来てください!!
次作はこのメンバーでレコーディングしたいなぁ🎵
ワンマンライブってやっぱり特別だから、自分に余計なプレッシャーをかけて追い込んじゃって、準備にもすごく時間がかかって、こんなに大変だったっけ?て思いながら数日過ごしていました笑
でもその分、達成感と喜びと幸せと愛と笑顔がた〜〜くさん、待っていました💖🥹💖
来てくれたみんな、本当にありがとう。配信で観てくれたみんなも、本当にありがとう。(配信チケットアーカイブは2週間だよ♡)
新しい年の始まりだぁ❤️
私ね、41歳になりましたが、昨年40歳からなんか人生がやっと始まったんじゃないかって感じているのです。笑
女性は40歳からと言いますが、その通りだと思った!
うまく表現できないけれど、今までは自分らしく生きるための準備期間のような、まだ幕があけてない感じ?で、これからの人生のためにあった40年間だったんだなって、そう感じています😇
この日のためにお花やケーキを準備してくださった方々、お祝いしてくださって本当にありがとうございました!プレゼントやお手紙もたくさんいただき宝物が増えました😭👏
物販スタッフひろはっぴーこと野崎万葉ちゃん、一生懸命お手伝いしてくれてすごく嬉しかったです💛はぴちゃんのおかげで本当に本当に助かりました😢ありがとう💛
お花を贈ってくれた大森真理子ちゃん、林ももこちゃん、会場まで来てくれた松岡里果ちゃん、潮崎ひろのちゃん、配信で参加してくれた仲間のみなさんもどうもありがとうぅぅ❤️🥹幸せや❤️
撤収時間に間に合わなくて、気づいたら里果ちゃんとひろのちゃんが楽屋の荷物を���部持ち出して片付けて運んでくれていたよ😭ほんまに助け合いや🤝💕みんないつもお手本を見せてくれて励みをもらっています❤️
これからも上野まな、Candy Treeをどうぞよろしくお願します!!
み〜んな大好き♡ L O V E
同じ時代に生まれてきて出会ってくれて、ありがとう🌏
カメラマン:都筑淳
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March 2024 3 days ogikubo club DOCTOR 6bodies60minutes6months vol.13 club Doctor Purifiva Pataphysique Records eyeliner Presents 各日開場19:00 開演19:30 料金¥2000+D 3日間通し券¥3000 2024年3月12日(火)Europe 2023 Again… 青木智幸, 川口雅巳 2024年3月13日(水)最暗黒の日… TACO(山崎春美、森田潤), 魔術の庭(福岡林嗣、ルイス稲毛、モロハシシゲキ) 2024年3月14日(木)妖艶な共演… Sister Paul(Susumu 、MACKii), バラナンブ(藤井政英、山崎怠雅、南部輝久)
青木智幸 1967年生まれ。サイケデリックバンドUP-TIGHTのVocal&Guitarとして30年に渡り国内外で活動を続ける。また、この10年はSax即興奏者である望月治孝とのデュオでの活動も盛んで2枚のアルバムをリリース。23年にはMike Vest(Ba) &Dave Sneddon(Dr)とのトリオでTomoyuki Bandとしてアルバムを発表。2024年中にセカンドも発売予定。ソロでもUP-TIGHT同様、時に繊細、時に暴力的な唄とギターで独自の空間を生み出す。 川口雅巳 1970年生まれ。90年代より東京アンダーグラウンドシーンで活動。現在は自身のバンドNew Rock Syndicateを中心に、ギタリストとして灰野敬二&The Hardy Rocks、ベーシストとしてうすらび、Los Doroncosでも活動中。またガレージロックから即興演奏まで幅広いミュージシャンとセッションも行っている。ソロでは海外ツアーも頻繁に行っており、2018年ロンドンでのライブはCafe OTOよりデジタルリリースされている。
TACO(山崎春美、森田潤) じゅうたん、と仮名ルビまで打ってみたところで爆撃可能なそらなんかみつからないし、みつかりっこないのであればうわのそらでいるよりほかない。なにもかもが素敵だった。この庭はぼくらのじゃない。くらやみのたんとあるたくらみなんかいざとなれば破綻しちまうんだ。そもそも狙わなければ追い詰められない。デルモア・シュォーツは夢のなかで責任がはじまると叫んで、近隣に咲き乱れる花々がTACOとなっては失明する。断絶してさらに破綻する。ガシャン!そしてヨーロッパの息子たちは、ふたたび殺戮を繰り返し、血塗られた成熟が静寂となってよみがえる。もしかしたら見捨てられた庭なのだろう。人影はまったくなかった。飛び込もう。みえるのは碧い水ばかり、両手がピンクの魚みたいだ。海水だとゆらゆら黒ずんだ緑色の影になるのに。すくなからず不安なのだ。いや、だれも見張ってなんかいやしない。おもったほど愉しくもなかった。みんな他人のものなのだから。いつなんどきでてけといわれ追いはらわれたってしかたがないのだし。うつくしいのに味わうことができない。これは運命のいたずらにすぎないのではないか。すぐにも釈明をもとめられたりしたら、じょうずに逃げきれるのか。足音を忍ばせて近づいて、やがて肉厚の毒針が放射状にくっついた灰色に肥大した竜舌蘭がみつかった。Il giardino incantato 1948年。「あそこ」だ。ちぇっ、見逃しちゃった!
魔術の庭(福岡林嗣、ルイス稲毛、モロハシシゲキ) "Rockの最後衛にして保守反動。今時全く流行らない大型アンプを積み上げ、戦艦大和もかくやと21世紀に逆行し続ける東京ゼロファイター達は、約30年前のOverhang Party時代からなにも変わっていない「進歩の敵」である。「ただ馬鹿デカい音で延々と同じことを繰り返しているだけのようだが、そこに僕は悪魔の旋律を聴いている気がする。音楽を理解するためにはそれぞれの持っている耳の歴史が重要なのだ」とは1995年、当時の朝日新聞記者近藤康太郎氏によるAERA誌にての評。”
Sister Paul(Susumu 、MACKii) 1992年結成の男女混成コーラスグループ🐱 荻窪へ行くにはいつも歩き🐼 今年からリーバイスジーンズの蒐集を始めるも、まだ3本しか集まっていない🌵
バラナンブ(藤井政英、山崎怠雅、南部輝久) 2017年、結成。ヘヴィなトリオロックサウンドとサイケデリックカルチャーやグラムロック的な風貌の三人のキャラクターでライブ活動が評判を呼び、2019年、4曲入りミニアルバム『ファズ、光線、花』を発売。日本語歌詞と共に奏でられるハードロック、グラムロック、ニューロック、60年代から連綿と続く「日本のロック」を正統に継承したサウンドが好評を博しディスクユニオンでは日本のロック週間チャートで2位を獲得。メンバーはYBO2からキャリアを開始し数々のバンドを渡り歩いた藤井政英(Vo,G)、主にAural fitで活動し、水晶の舟など東京アンダーグラウンドでの活動を続ける南部輝久(Dr)、ex 魔術の庭、The Silenceや自身のソロでも活動��る山崎怠雅(B,Cho)。メンバーの出自である日本アンダーグラウンドの枠をはみ出した大音量ながらもキャッチーなサウンドで東京都内を中心に精力的にライヴ活動を展開。
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(正)夢日記
Stray Kidsのコンサートに行った。彼らを目の前にして、隠れようとすることなくちゃんと手を振ることができて、とても嬉しかった。気持ちを伝えようと、楽しもうと、勇気を出すことができてよかった。Lee knowのLimboの掛け声も歌えた、一体感に感動した。
Hanが私とじゃんけんしてくれたよ。最初、相手が私だとは思わず、じゃんけんの手を何度か変えているHanに手を振っていた。相手stayは誰なのか周りを確認しようかと一瞬よぎったけど、これで目を逸らしてHanが行ってしまったらと思って、驚きながら、もう私だ!と思ってじゃんけんした。Hanがチョキで、私はグーで、負けたHanが愛嬌でほっぺを人差し指でつんとした。バケハを深く被ってたから顔はあまりよく見えなかったけど、可愛かったよ。私も自分の頬を指差したけど、すごくぎこちなかったな。嗚呼、Hanが私を見ていたのか、、信じられない。大好きだ。
ハイライトはHanのファンサだけど、一番好きなステージは、Changbinのソロかもしれない。ダンス格好良かったし、曲が好みだ。Lonely St. も、On Track も、Streetlightも、Changbinの作る曲は私に刺さる。コントも良かった。I.Nがやってもらった花吹雪をChangbinもやってほしがって、メンバーに頼むんだけど、みんな持たされた花吹雪を床に叩きつけて帰ってしまう笑。
会場入ってしばらくは、まったく現実感がなかった。ステージ全体を覆うようにスモークがかかっていて、蜃気楼じゃないかと思った。会場のサイズは思っていたより小さく感じた。遠くの観客席に無数に点いたLight Stickの明かりとの距離感もバグって感じた。ステージ上のStray Kidsが1cmくらいにしか見えなくても、彼らの存在感が負けることはなかった。
ショックだったのは、自分のLight Stick忘れたこと。馬鹿すぎる私。それでハンクォッカのうちわカバーを掛けたHanのうちわを握りしめていた。言い訳だけど、最近疲れていたんだ。でもHanの「(この公演が)癒しになればいい」というコメントは実現して、私は元気と癒しをいっぱいもらったよ。公演中ほとんど立っていた。3時間があっという間だった。
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これまで書いた曲について。
振り返ってみると人生のその時のドラマが影響してるよなあ、と思うのです。
日記なんてろくに残してないけど、作品が日記みたいなもんだよなと。
とはいえ、ソロの楽曲は当時の私の思いがめちゃめちゃ色濃く出ているけど、ユニットでやってた曲とかはそうでもない。私なりにその時きっと求められてるはず……と思った楽曲を書いてたんでしょうね笑
つい最近、stairs to heavenという曲を聴きかえしていました。これは音楽制作を学んでいた時学校の課題で作ったもの。今聴くとそらあもう完成度は低いんだけど、当時父を亡くして数年ほどの私の気持ちの動きがモロに出ていて、なんだかその当時の私によく頑張ったよって言いたくなりました。
父親が大病を患った時からいつかくる父の死を心のどこかではわかってたのに、いつかそこに行き着くんだと知ってたのに、でも��まさか」という思いもあって、亡くなってもなお今父が生きていたら、会いに行ける距離にいたら……と何度も考えたあの気持ちが、くっきり残ってたというか。我ながらびっくりしました。
あと、AGE。
この曲は娘が生まれる直前に書いた曲。私は中高生時代不登校で、自分はまともな大��にはなれないだろうと悲観している時期がありました。でも年齢を重ねるうちにわかったこと、見えたこと、許せたこと、愛せたことなどなどがあり。
きっと生まれてくる我が子も心が抉られるような思いをしたり、人や自分に失望したりする時もあるだろうけど、人生はきっと時が経ち年齢を重ねるほどに、きっと自分でもそのとき想像つかなかった遠いところに辿り着ける、宇宙を漂うようにプカプカしてるうちに、気づけば見える景色が変わっているはずだよ……と言ってあげたい。そんな気持ちで書いたのでした。
そして、去年リリースしたclick。
この曲は青春を終えてからのスタートを書いたのでした。もう若くない、という理由で自信をなくす人がたくさんいる気がしていて。もっと若かったら0からスタートしたのに、10代なら、せめて20代なら、今更、と。親になったし、とか。
でも人生は地続き(これ私の座右の銘?みたいなやつ)若かりし頃の青春が終わっても人生は続く。花火が賑やかに打ち上がって夏が終わったあと、私たちはもう一度歩き出していいし、分別を身につけた大人だからこそ湧き上がる衝動を大事にしたいな……と。もう今更始められないと思っている誰かの凍った心を溶かせたらなーと思い書いた曲です。
いろんな曲を書いたけど、ああ、やっぱりこれは自分の一部だなと思える曲が今もたくさんあります。それが何になるんでなくとも、日記を残すよりかけがえない記録だし、タイムカプセルを埋めるような、そんな制作だったんだなあ。
改めてこれからも、マイペースに制作を続けていけたらいいなーと思うのでした。
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追記:Wiiデラ100%…いちご100%…この二つに共通する点…恋の歯車が回り出すコト…カナ❓
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漢のピンクパーティを作りたい‼️①️ ネコチャン編🐈🚿
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ミーくんのパーティを可愛げない&雄々しいピンクパーティにした〜い‼️‼️ヾ(:3ノシヾ)ノシ”と目論む俺
ブロロロロは確定枠として、色違いオーロンゲ、色違いストリンダーは捕まえた…あ��三枠だが、色違いスリーパーと色違いヘラクロスが欲しい…🙄💭
善?は急げ‼️いつも通り大量発生➕かがやきlv3➕でかパlv3➕二つの名lv3の証狙いで!行くぞ‼️
なんだこの可愛い命は????
おかしいな…俺は催眠プレイ用スリーパーと、男の子はみんな大好きカブトムシヘラクロスを探していたはずだが…?こんなプリプリプリチーポケモン…
我が猛々しい(予定)ピンクパーティに招く訳には…
わーい♡!!!!!!!!!!!!!!!!!😍😻🤪
俺の気持ちを代弁するな少年(やれやれ😓困った子猫ちゃんだ🤷♂️👈長身👈イケボ👈CV中村悠一)
シャワーズ大量発生の時には証持ちの子は未発見で終わってしまったので、イーブイの大量発生の時にチョット粘ってイイカンジの証持ちの子を招く🌧
予定には無かったが…まあいいか‼️キミは男の娘枠担当だ‼️よろしくなあ❗️そこで事件は起きた…
おや?🙄この子…😲挙動がとても…😮
ネコチャンでは??????????????
パオジアン🐈❄️捕まえた時と似たときめき♡メモリアル(NOT藤崎詩織)を感じる🤦🐈🚿そんなこんなでダイナミックネコチャンが仲間になりましたとサ
妹分みたいでイイネ‼️😆👍(男だっッてんだろ😅)
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そういえば期間が割かし一瞬だった件のピカ様お招きしたりしてました🐭⚡️ドゾ…コチラヘ…ペコペコ
★7の子たちは捕獲後取り返しつかないんでラブボに入れるか一万年と二千年経つレベルで迷ったんですがスピードボールの⚡️あの柄⚡️って絶ッ対ピカ様の為にあるようなもんジャン!と自分の心に証明終了QEDしてスピボに招く。でんきだま持っててエラい
これはオマケのギャップ萌え用ミーくん(これいる❓❓❓😅)(いる😠)(いる😡)(確固たる意思)
youtube
DLCも来るしサ、まだまだ熱ィ🔥🔥🔥ネッ‼️ポケモンSV‼️‼️✌️😄✌️♪♪
甚平嬉し過ぎる〜ッッ💥❣️❣️👘🎆🤦🎇欲を言えば足が隠れる浴衣もほちい🥹が!うれちい!後編のエリート感ある白い制服もスラッとしてて好きだ♡;;✨ミー太郎に早く着せてやりたいぜ…!
はよ特典のヒスイゾロアちゃんと邂逅したい🦊❄️&🍊アカデミーくんの制服センスさ…😅😅😅いや何でも…(女の子&可愛い男の子アバターだったら似合いそうなのが増えるのは◎💕尚ニュー冬服)
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こっからチョットだけ⚙️wiiデラの話
🎀✨まるそま𝐟𝐨𝐫𝐞𝐯𝐞𝐫…✨💜
下の記事に追記で書いてたのの加筆と修正版▼
🥚⚙絶賛Wiiデラ冒険中♪♪!️🌠✨
なりきりお面で魔法少女そちゃちゃ♡inかびちゃ♡で遊ばせてもろてます♪♪🤪💕😅上の画像みたいに定期的にまるきゅ♡にもなってる♡ソロでも2CPU出させて♡♡♡😭👊💥(血涙)(血涙)(血涙)
極力ド直球ネタバレせず軽くマホロア♡について感想を書くとスタアラで邂逅し可愛さと雄みを知り、つばさ文庫で所業と人柄を知り、そして待ちに待った今作で件の豹変からの最終戦を身をもって体験し感慨深いものがある😇 そっからのマホエピな。
ひとつ〝解った〟事がある……
マホロアは俺たちの〝息子〟なんじゃないか…?((暴れ出す母性と父性))(確定演出)(水の様に優しく花の様に劇しく)
🥚⚙️<お断りダヨォ
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wiiデラに関してはちゃんとプレイし終わってからちゃんとした記事を書きたい気持ち🥹💘いま通常ストモ(スフィア全回収済)➕EX3-5まで➕マホランド(ミッション55個済)➕マホエピ(ラスボス戦&全強化済)で全体のパーセントゲージ55%なんだけどボリュームどうなってんの??コレ終わるんか???😂🤯🎊
(2023/03/04 18:08:01) 💕🐈
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Storia dei sogni(738)③
プレリュード(オケ)
チョコボのテーマ(オケ)
モーグリのテーマ(オケ)
悠久の風(オケ)
月の明かり(伊田恵美,月娘さん,オケ)
光の中へ(大木理沙,モリアムさん,オケ)
ビッグブリッヂの死闘(オケ)
仲間をもとめて(オケ)
妖星乱舞(戎先生,オケ)
マリアとドラクゥ
(マリア:私,ドラクゥ:秋川雅史,ラルス:枡さん
町娘:春梅・秋菊・桂姐
※町娘ソロ:桂姐,大臣:藤原規生先生
東軍・西軍の生き残り・舞踏会のお客様:合唱,オケ)
エアリスのテーマ(戎先生,オケ)
片翼の天使(オケ)
EYEs On Me
(フェイ・ウォン,私,モリアムさん
エリス,オケ)
いつか帰るところ(オケ)
記憶の歌(私,戎先生)
ローズオブメイ(戎先生)
独りじゃない(オケ)
Melodys Of Life:日本語ver
(私,アルトのメンバー5,オケ)
Melodys Of Life:英語ver
(白鳥英美子,エリス,オケ)
祈りの歌
(彼女,私,秋川雅史,枡さん,合唱,オケ)
いつか終わる夢〜ザナルカンドにて(オケ)
素敵だね(RIKKI,私,嬌児,オケ)
Real Emotion(倖田來未,シェル,オケ)
1000の言葉(倖田來未,玉楼,オケ)
星唄
(ファンタスマゴリック(RiRiKA,MARIE)
アルトのメンバー5,オケ)
Kiss Me Good-Bye
(アンジェラ・アキ,ボニータ,オケ)
君がいるから(菅原紗由理,雪娥,オケ)
約束の場所(ふくい舞,金蓮,オケ)
Message〜虹〜(出演者全員)
花束贈呈係はFFの声優の方々だった。
ゲーム音楽とのコラボ公演も
無事に大成功で終了₍ᐢ⑅•ᴗ•⑅ᐢ₎
拍手やブラボー,総立ち凄かったଘ(੭ˊ꒳ˋ)੭✧
終演後、いつも通り
集合写真撮ったり,お見送りetc…୧꒰*´꒳`*꒱૭✧
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200801 Vogue Japan
世界が恋するBTSが見つめる未来〜独占インタビュー。
今やアジアのみならず、世界で最も愛されているボーイズグループBTSを『VOGUE JAPAN』が独占撮影およびインタビュー! 7月に発売された新作アルバムのことはもちろん、ファンへの思い、そして将来の希望などについて聞きました。
2013年にデビューしてから7年間、BTSが築き上げた実績は、そのとてつもない数字が物語っている。再生回数1億回を突破したミュージックビデオは計24本。2018年5月に発表したアルバム『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』、2018年8月に発表したリパッケージアルバム『LOVE YOURSELF 結 'Answer'』がともに米ビルボードで1位を記録。2018年、アルバム売上が世界2位のアーティストに選定された。2018年夏、ソウルからスタートしたワールドツアー“BTS WORLD TOUR LOVE YOURSELF”は、北米15回公演、ヨーロッパ7回公演すべてのチケット完売を記録。
頂点を極めたメンバーたちは爽やかで謙虚。
そんな圧倒的な業績を達成した7人のメンバーは、近づいてみると、礼儀正しい青年たちだ。彼らが登場する本誌8月号のテーマは「Luxury(ラグジュアリー)」。そこで、メンバーが考える「Luxury」について聞いてみたところ、答えは実にさまざまだった。
リーダーのRM(25歳)は落ち着いた口調でこう答えてくれた。「日常のささやかな瞬間を楽しんでいると自覚することが、最高のLuxuryだと思います。例えば、朝起きてすぐに植木に水をやる瞬間。どれほど平和で楽しいかを実感するときです」。
「自分にさまざまな投資をし、いろいろな経験をしています」と、多彩な才能を持ち合わせているSUGA(27歳)。
「誰かと心から触れ合えた瞬間ほど、胸がいっぱいになるときはありません。両親と食事をしながら交わす些細な会話や、僕を一番応援してくれる親しい友達と電話で話したり、そしてファンの皆さんと分かち合う日課。そんな心温まる出会いからインスピレーションやポジティブなエネルギーをもらっています。それが僕にとっては最高のLuxuryです」と、少年美あふれるV(24歳)が目を輝かせる。
性格もルックスも個性あふれるメンバーたちだが、ステージに上がるとそのパワーは一つとなってスパークする。
世界を舞台に、世界基準を変えた7人。
BTSの影響力は音楽活動だけに留まらず、社会的に、また芸術的にも広がった。2018年、UNICEF(国際連合児童基金)招聘の会合では、スピーチを通して「自分の声を見つけ、自分を愛そう」というメッセージを伝えた。そして、BTSの哲学とメッセージを共有するグローバル現代美術プロジェクト「CONNECT, BTS」では、アートと大衆をつなぐ架け橋になった。
BTSを通して全世界の音楽ファンは、K-POPの新しい世界はもちろん、価値体系の変化を目の当たりにした。友達のように気兼ねなく触れ合っていたかと思えば、ステージに上がると、カリスマ性にあふれる最高のダンスパフォーマンスを披露し、EDM、ヒップホップ等、今一番ホットなサウンドが一つになったダンスミュージックを完璧なスキルでこなすアーティスト。
一方、欧米ではちょうど人種の多様性を享受するコンテンツが広く愛され、BTSの世界的な人気はそんな時代の世相を反映。と同時に、価値体系の変化、その出発点でもあったと言える。 例えばこれまで、アジアから欧米に進出し成功するには、英語で歌わなければと言われていた。インタビューにはRMが率先して流暢な英語で答えるが、BTSの楽曲の歌詞はほとんどが韓国語だ。
「韓国の文化と、ありのままの僕たちを応援して関心を持ってくださることに感謝の気持ちでいっぱいです」と、自作のソロ曲「約束」では楽曲の深い世界観とハイトーンボイスで魅了したJIMIN(24歳)。
ファンコミュニティ内では韓国語を学べるコンテンツもある。「僕たち���きっかけで韓国語を勉強するようになったと聞きました。とても不思議でありがたいです」と穏やかさと芯の強さを併せ持つ最年長のJIN(27歳)。
「世界はとても広くて、とても狭いという相反する考えを持つようになりました。いろいろなことに感激するより、ここソウルで一生懸命、僕たちの音楽とパフォーマンスを磨き上げ、誠意を持って前進すること、それが一番、世界的なことではないでしょうか」(RM)
待望の日本アルバムに寄せるメンバーたちの期待。
7月15日に日本で4枚目のアルバムとなる『MAP OF THE SOUL :7 〜 THE JOURNEY 〜』がリリースされた。2013年6月の韓国デビュー以来、7年間の喜びや苦悩、成功や試練を経て成長する“7人の旅の地図”がテーマとなっている。リード曲「Stay Gold」と、JUNG KOOKがプロデュースし、作曲に携わった「Your eyes tell」の2曲が新たに収録される。
「自分が手掛けた曲にはいつもどこかに悔いが残るのですが、皆さんがこの曲を好きになってくれたらうれしいです」と、歌もダンスもパーフェクトな末っ子JUNG KOOK(22歳)は語った。 世界に韓国語の歌を届けている彼らだが、日本で発売されるアルバムには日本語の曲も収録される。
「同じ曲でも、オリジナルバージョンと日本語バージョンで魅力が違います。それぞれの言葉が持つ語感によるものもあれば、日本語バージョンとして新しくレコーディングしたことで新たにニュアンスが加わったものもあります。そこに集中して聴いていただけると、より興味深く今回のアルバムを楽しめますよ!」とムードメーカーのJ-HOPE(26歳)が笑顔で語る。
彼らがリリースする楽曲やミュージックビデオには、掘れば掘るほど楽しめる工夫が凝らされている。そんな完成度の高い作品が、世界のファンから音楽専門ジャーナリストまでを魅了するのではないだろうか。
予期せぬ事態に直面しつつも、前向きに躍進。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大により、春に開催予定だったソウル公演や北米公演が延期やキャンセルになるなど、BTSの活動も変更を余儀なくされた。
「これまで当然だと思っていたことを新しく感じるようになりました。ツアーの真っ最中は、今どの都市にいるのかもわからないほどに疲れて、自分の体がいつまで耐えられるだろうかと思うこともあります。でも、今回の事態を経た後は、もう一度、以前と同じ状況にぶち当たっても、仕事に臨めることの大切さを強く感じ、その瞬間をもっと満喫しようとするはずです」(SUGA)。
「仕事に没頭するうちにその大切さを忘れて生きていた気がします。改めて振り返ってみると、仕事は僕の人生においてとても大事な原動力だということに気づかされました」(J-HOPE)。
「自分をさらによい人間に成長させるために、ボクシングやギターなどをもう一度始めました。これからの自分の仕事のために、少し違ったアプローチをする努力をしています」(JUNG KOOK)
今や世界的なスターとして爆発的な人気を得たBTSだが、アーティストとしてターニングポイントとなった時期や曲はあるのか、聞いてみた。
「ターニングポイントはたくさんあったと思います。中でも一番記憶に残っている瞬間は、2015年の『I NEED U』が収録されたアルバム『花様年華 pt.1』をリリースしたことです。この曲があったから、僕が思い描いた夢のメンバー、そしてファンの皆さんのことを改めて考えるきっかけになりました」(JIMIN)。
「2016年の『FIRE』が決定的な曲だと思います。『FIRE』のおかげでBTSとしての気持ちを新たにすることができました」(JIN)
ファンと一緒に成長し、寄り添うメンバーたち。
抑圧された10代の心を代弁するヒップホップグループとして誕生したBTSが、『花様年華』シリーズから儚い青春の美しさを描いて人気を確固たるものに押し上げたできごとは、ファンにとっても大切な伝説のひとコマとなっているようだ。 最後に、7人でデビュー7周年を迎えたBTSが5年後、または10年後について、どんな世界を想像しているかを尋ねてみた。
「年を重ねた分、内面がもっと成長して、素敵な人になっていたらうれしいです」(JUNG KOOK)。「5年後? 想像もできませんが、また違ったすごい世界が広がっているのかもしれませんね!」(SUGA)。「世の中は目まぐるしく変わっていて、5年後と言われても、はるか遠くのことのように思えます。10年前、スマートフォンがなくてはならない存在になっているとは、誰が想像できたでしょう(笑)」(J-HOPE)。「世界は驚くほど変わっていると思います。そのときも今のように、一緒に会って過ごすことができるなら、それ以上、望むことはないです」(JIN)。「どんな場所で、どんな姿で、どんな音楽をやっているか、全く想像できず、実は頭の中でずっと気になっています」(JIMIN)。
「今と同じように、常に自分自身に挑戦する姿を見せて、ARMY(BTSファン)と一緒に年を重ねていけたらうれしいですね」(V)。
そして、リーダーのRMはこう言った。「5年前を振り返ってみると、BTSが注目され、活発な活動を繰り広げ始めた頃。そのときは、5年後に今のような姿になるとは全く予想できなかった。同じように、今から5年後の姿は想像することすら難しい(笑)。ただ、今のまま、元気に一緒に活動できたらうれしいですね。小さい希望だけど、それで十分です。そして今度はグラミー賞を受賞できたらうれしいです!!」
若者の気持ちをリアルに表現し、詞と音楽とダンスで世界のミュージックシーンに風穴を開けた韓国の7人組。その未来は未知数だが、無限の可能性を秘めている。彼らが度々口にするように、近い将来、まずはグラミー賞を取るのかもしれない。
Profile JIMIN 1995年10月13日生まれ。「(自由時間があると)ソファに横になってテレビを観ています。あとは、歌の練習や運動をして過ごしています」。シャツ ¥105,000 パンツ ¥84,000 シューズ ¥95,000 ロゴループタイ ¥28,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス) その他/スタイリスト私物
J-HOPE 1994年2月18日生まれ。「(自由時間があると)音楽を聴いたり、ご飯を食べたり、寝たり(笑)……。主に家にいます」。シャツ ¥120,000 バミューダショーツ ¥68,000 ソックス ¥23,000 シューズ ¥83,000(参考色) ロゴループタイ ¥28,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス) その他/スタイリスト私物
RM 1994年9月12日生まれ。「(自由時間があると)最近は運動をしたり、本を読んだり、動画コンテンツを見たりしながら過ごしています。もちろん、曲作りもしています」。ライトジャケット ¥380,000 シャツ 参考商品 バミューダショーツ ¥114,000 ソックス ¥23,000 シューズ ¥115,000 ロゴループタイ ¥28,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス) その他/スタイリスト私物
V 1995年12月30日生まれ。「(自由時間があると)Weverseをします。また、音楽を聴いたり、映画を観たり、曲作りをしています」。ジャケット ¥258,000 シャツ 参考商品 パンツ ¥90,000 シューズ ¥90,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス)
JIN 1992年12月4日生まれ。「(自由時間があると)ゲームをしたり、寝たりしています」。ジャケット 参考商品 シャツ 参考商品 パンツ ¥90,000(参考色) ソックス ¥23,000 シューズ ¥72,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス)
SUGA 1993年3月9日生まれ。「(自由時間があると)最近はさまざまな挑戦をしています。さまざまな分野の勉強も一生懸命しています」。シャツ ¥105,000 パンツ ¥84,000 ソックス ¥23,000 シューズ ¥76,000 ロゴループタイ ¥28,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス) その他/スタイリスト私物
JUNG KOOK 1997年9月1日生まれ。「(自由時間があると)最近は、普段できなかったことをもう一度習っています」。ライトジャケット 参考商品 シャツ 参考商品 バミューダショーツ ¥68,000 ソックス ¥23,000 シューズ ¥115,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス) その他/スタイリスト私物
Scans from Jun 2020 Magazine
English Translation
Seven years after debuting in 2013, the achievements BTS have accumulated are told through tremendous figures. 24 of their music videos have surpassed 100 million views. The album LOVE YOURSELF TEAR announced in May 2018 and LOVE YOURSELF ANSWER announced in August 2018 both ranked in 1st in the Billboard charts. Their album sales put them as the second best-selling artist in the world in 2018. The world tour that started in Seoul in summer of 2018 had 15 shows in North America and 7 shows in Europe, all sold out.
Even after reaching such heights, the members are refreshing and humble. Upon approaching the seven members that had achieved such tremendous feats, they turned out to be well-mannered young men. The theme of the August Issue they’re featuring in is Luxury, so they were asked about what they considered a luxury. Their answers truly varied a lot.
Leader RM answered this in a calm tone: RM: Being aware of how the smallest moments in daily life can be enjoyable is the greatest luxury, I believe. For example, watering my plants the first thing in the morning. I can feel how peaceful and joyful I feel at that moment.
SG: To be able to invest in yourself and experience many things. SUGA, who has a diverse range of talents, said.
V: There’s nothing that fills my heart more than being able to interact with someone with sincerity. Chatting about trivial things over a meal with my parents, talking to my closest friends over the phone, and being able to share my day with the fans. I receive inspiration and positive energy from such heartwarming moments. That is the greatest luxury to me. V said with his eyes shining with youthful beauty.
The members all have their own individual personality, appearances, and characteristics, but when they go on the stage their power combines into a single spark.
With the world as their stage, these seven people changed the standards of the world. BTS’s impact is not just musical – their influence extends to society and the arts as well. They were invited to the UNICEF General Assembly in 2018 where they gave a speech with the message of “Love Yourself, Speak Yourself.” They also combined their philosophy and message with global contemporary art in CONNECT BTS, a bridge that connected art and continents.
Through BTS, music fans around the world are witnessing a new era of K-POP and the change of existing values. They are artists that interact freely with fans in a friendly manner before going on stage to show the ultimate, charismatic dance performance. EDM, hip-hop all the hottest sounds come together to create dance and music perfected by their skills Meanwhile, the west is currently in a state where multicultural content is widely received and loved: BTS’ worldwide popularity is testament to that state of society. At the same time, the change of values could be said to have originated from that.
For example, it was said that success in the west only came about by singing in English. RM leads nterviews with his fluent English, but BTS’ song lyrics are almost entirely Korean.
JM: We’re so grateful there’s interest in the culture of Korea and that we’re supported for being ourselves. said Jimin, whose charming high-tone voice depicted a profound world in his self-composed solo song, Promise. There is even content in the fan community to learn Korean.
J: We’ve heard of people who started learning Korean because of us. It’s a very strange feeling, but we’re grateful Jin, the eldest possessing both a strong core and gentleness, said.
RM: I’ve started to consider the world as somewhere that is both very big, yet at the same time very small. Rather than being deeply affected by everything, we polish our music and performance here in Seoul, to the best of our abilities. I believe moving forward with sincerity is the best thing we can do for the world.”
The expectations of the members as their long-awaited Japanese album approaches. The fourth Japanese album MAP OF THE SOUL 7 JOURNEY will be released on July 15. The theme is the journey of seven people since their debut in June 2013 – seven years of joy and pain, trials and tribulations, success and growth. Lead song Stay Gold and a second song produced by Jungkook titled Your Eyes Tell are newly recorded.
JK: I always have lingering regrets about the songs I make myself, but I hope that everyone will like this song. Jungkook, the maknae perfect at singing and dancing, said.
BTS deliver songs in Korean to the world, but on Japanese albums the songs are recorded in Japanese.
JH: Even if they’re the same song, the original version and Japanese version both have their own charms. There are different nuances in the words of different languages, and newly recording the Japanese version means something new is added to the song as well. If you listen carefully for those nuances, I’m sure you’ll be able to enjoy the album even more! The mood-maker j-hope said with a smile. In the songs and music videos of BTS, there are many intricate details to be enjoyed the deeper you go. Such perfected works have charmed not only fans around the world, but music industry journalists too.
Despite facing an unexpected situation, they push forward positively. However, due to the spread of the COVID-19 pandemic, the Seoul and North American concerts planned for spring have been cancelled or postponed. BTS’ plans were forcefully changed.
SG: I started seeing the things I took for granted until now in a new light. Normally in the middle of tours, l’d be so tired I’d have no idea what city I was even in, wondering how much longer my body would hold out. But after the circumstances this time, even if I were placed in a similar situation to before I’ve realised how important it is to face my work and enjoy the moment to the fullest.
JH: Being immersed in work all the time has made me forget the importance of that. Looking back on it now, I realise how much of my work is my driving force in life.
JK: In order to develop myself into a better person, I started learning things like boxing and guitar again. I’m going to work hard and take a different approach towards my job.
The current BTS are superstars that have achieved explosive worldwide popularity, so we asked them if there was a particular time period or song that was their turning point.
JM: I believe there were many turning points. Among them, the one I consider most memorable would be when we released HYYH Pt. 1 in 2015 with the title song I NEED U. This song was what spurred me into reconsidering the dream I had pictured with the members and fans.
J: I think the song FIRE from 2016 was a definite turning point. It was thanks to this song that I was able to refresh how I felt as a part of BTS.
Growing with the fans, the members grow closer. Born as a hip-hop group that spoke on the behalf of oppressed teenagers, the HYYH series that depicted the fleeting beauty of youth boosted and cemented their popularity is a fan favourite of their many legendary moments.
Finally, we asked the now-seven-year-old BTS what they imagine the world will be like in five or ten years' time.
JK: l’d be happy if I matured more on the inside and became a great person as I gain years
SG: Five years' time? I can’t picture it at all, but I’m sure it’ll be another wonderful world!
JH: The world changes dizzyingly fast, so five years sounds like a lifetime away. Who would have imagined smartphones would become such an essential item ten years ago? (laughs)
J: I think the world changes in surprising ways. There’s nothing I want more than for us to be able to meet each other and spend time together just like now.
JM: Where will we be, what will we look like, what kind of music will we be doing? I can’t imagine it at all…. It’s actually something I’ve always wondered about myself.
V: Just like now, I’d like to be able to keep challenging myself and show that side of me to ARMY, who I hope will grow old with us.
Finally, the leader RM said this: RM: Looking back on five years ago, BTS was just starting to gain momentum in activities Back then, we would never have been able to imagine our current selves in five years' time. Similarly, it’s difficult to imagine what we’ll look like in another five years. (laughs) But I’d be happy if we could continue as we are right now, happily and healthily. It’s a small wish, but it’s more than enough. And I hope we can win a Grammys next time!
The seven-membered Korean group expressing the realistic feelings of youth and breathing new life into the music scene through their lyrics, melodies, and dance. Their future is unknown but holds countless possibilities. Like they occasionally mention themselves, a Grammy award mav be possible for them in the near future.
2018/09 – First appearance on The Tonight Show Starring Jimmy Fallon. Spoke about their dream to attend the Grammys someday.
2020/01 – Attended the Grammys as the first Korean artists to perform on stage. Collaboration with Lil Nas X.
2020/02 – Performed their new song ON at New York’s Grand Central Station for The Tonight Show.
2020/03 – Participated in James Corden’s remote music program Homefest by performing Boy With Luv.
2020/02 – Appeared in The Late Late Show’s extremely popular corner, Carpool Karaoke.
JIMIN Born 1995/10/13. “When I have free time, I lie on the sofa and watch TV. I also practice singing and exercise.” Shirt 105k, Pants 84k, Shoes 95k, Logo Loop Tie 28k (AIl JPY RRP)/AIl PRADA / Others stylist-owned
J-HOPE Born 1994/02/18. “When I have free time, I listen to music, eat, sleep… (laughs) I mostly stay at home.” Shirt 120k, Bermuda Shorts 68k, Socks 23k, Shoes 83k (sample colour) Logo Loop Tie 28k (AIl JPY RRP) / AIl PRADA / Others stylist-owned
RM Born 1994/09/12. “When I have free time, I’ve recently been working out, reading, watching videos. Of course, I write songs too.” Light Jacket 380k, Shirt (sample item), Bermuda Shorts 114k, Socks 23k, Shoes 115k, Logo Loop Tie 28k (AIl JPY RRP) / AIl PRADA / Others stylist-owned
V Born 1995/12/30. “When I have free time, I’m on Weverse. I also listen to music, watch movies, write songs.” Jacket 258k, Shirt (sample item), Pants 90k, Shoes 90k (AIl JPY RRP) / AIl PRADA
JIN Born 1992/12/04. “When I have free time, I play games and sleep.” Jacket (sample item) Shirt (sample item), Pants 90k (sample colour), Socks 23k, Shoes 72k (AIl JPY RRP) / All PRADA
SUGA Born 1993/03/09. “When I have free time, I’ve been taking on new challenges lately. I’m studying my hardest in all sorts of subjects.” Shirt 105k, Pants 84k. Socks 23k, Shoes 76k Logo Loop Tie 28k (AIl JPY RRP) / AIl PRADA / Others stylist-owned
JUNG KOOK Born 1997/09/01. “When I have free time, I’ve been learning things I couldn’t learn properly all over again.” Light Jacket (sample item), Shirt (sample item), Bermuda Shorts 68k, Socks 23k, Shoes 115k (AIl JPY RRP) / All PRADA / Others stylist-owned
Source: Vogue Japan Scans by: @kocchi English translation by: @kocchi
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Best Albums of 2022 + よく聴いた旧譜とか
Axel Boman - Luz / Quest For Fire [Studio Barnhus] (2022) Bandcamp Luz: Apple / Spotify Quest For Fire: Apple / Spotify
Betonkust - Concrete Coast [World Of Paint] (2022) Apple / Spotify / Bandcamp
“Blue” Gene Tyranny - Out Of The Blue [Lovely Music] (1978) Apple / Spotify / Bandcamp
Born Under A Rhyming Planet - Diagonals [DDS] (2022) Apple / Spotify / Boomkat
Dry Cleaning - Stumpwork [4AD] (2022) Apple / Spotify / Bandcamp
Horsegirl - Versions Of Modern Performance [Matador] (2022) Apple / Spotify / Bandcamp
ind_fris - Portfolio [Scaffolder Recordings] (2022) Bandcamp
Jack J - Opening The Door [Mood Hut] (2022) Apple / Spotify / Bandcamp
Loris S. Sarid, Innis Chonnel – Where The Round Things Live [12th Isle] (2022) Apple / Spotify / Bandcamp
Lucky Mereki - You Got Me Dancing [Accord Music] (1991) Apple / Spotify / Bandcamp
Ludwig A.F. - Air [Exo Recordings International] (2022) Apple / Spotify / Bandcamp
Metamatics - A Metamatics Production [Clear] (1997) Apple / Spotify / Bandcamp
Move D & Dman - All You Can Tweak [Smallville] (2022) Apple / Spotify / Bandcamp
The Other People Place – Lifestyles Of The Laptop Café [Warp Records] (2001) Apple / Spotify / Bandcamp
Palmbomen Ⅱ - Make A Film [World Of Paint] (2021) Apple / Spotify / Bandcamp
PinkPantheress - To Hell With It [Parlophone] (2021) Apple / Spotify
Rosalía - Motomami [Columbia] (2022) Apple / Spotify
Sonny Ism - Clock Without Hands [Northern Underground Records] (2022) Apple / Spotify / Bandcamp
越智義朗 - Natural Sonic [Newsic] (1990) Apple / Spotify
V.A. - V4 Visions: Of Love & Androids [Numero Group] (2022) Apple / Spotify / Bandcamp
順位はつけていないけれど、ダントツでお気に入りがAxel BomanとBorn Under A Rhyming Planetなので、ぜひ聴いていただきたい!
ずっと推しているAxel Bomanの、夢見心地でミステリアス、小気味よいパーカッション感覚は相変わらず。ダンスミュージックとしても機能するだろうし、日常生活にも取り入れやすい朗らかさ、柔らかさがある。2枚同時リリースで、フィジカルは豪華な3LP。レコードのインナースリーヴにショートショートが書いてあって、ジャン=ジャック・アノー監督『人類創生』(原題:Quest for Fire、1981年)リブート版の撮影を計画する、映画監督のルーカス(って誰?)に雇われ、現代に旧石器時代を表現しようと……、というストーリーがおもしろい。いろいろな聴き方を試した結果、通しで聴けるBandcampが好きかな。ここ数年の趣味で園芸をしているので、10月にチューリップの球根を植えるときにかけたら、春に花が咲く脳内イメージと重なって至福の時間が過ごせた。
Born Under A Rhyming Planetは、Move DらとConjoint、Studio Pankowをやっていた、ジェイミー・ホッジのソロ・プロジェクトということから知る。リンクをつけているBoomkatの紹介によると、ティーンのとき、シカゴ音響派の代表格Gastr del Solのレコーディング・リハーサルを目撃、東海岸の大学見学ついでに寄り道してカナダのリッチー・ホウティンに会いに行き、リッチーのレーベルPlus 8からデビュー、その後ハイデルベルクにも行っちゃうなんてアツい男だ。未発表曲や未完成だった曲を仕上げて収録したこのアルバムは、新鮮な音像をもってテクノ、ディープハウス、ジャズ、アンビエントの絶妙なバランスにほれぼれする。短い曲が多いのでデモテープ的といえるが、その儚さが独特の魅力となっているし、ひとまとまりの作品として完成度が高く、意識が研ぎ澄まされる気がして何度もリピートしてしまう。私が今年 Apple Musicでいちばん再生した曲は“Menthol”だった。日本語の勉強をしているそうなので、来日お待ちしています。
年始にハマったLucky Merekiが掲載されているのをとっかかりとして、初夏にようやくSanshiro『ポスト ハウス・ミュージック ディスクガイド』をゲット。この本が出たあと再発された盤もあって、予言の書みたいだ。収録されているAntal(Rush Hour)のインタビューが腑に落ちた。彼は新譜やリイシューをチェックするほかにシャーデーなどクラシック(定番)なアルバムをよく聴いているらしく、
「ずっと聴くことによって、感情が生まれてくる。(中略)自分とレコードが感情的につながっていると、どこでどんな音楽をかければいいのか、心の中で湧いてくるんだ」
と語る。これを読み、最近はなんでも簡単に聴けるから、うっかりすると消費が浅く加速しがちな状態がキツく感じていたので、レコードを手に入れたらじっくりリスニングするのを心がけたいと思う。今回紹介しているアルバムは、カセットのLoris S. Sarid, Innis Chonnel以外すべてレコードで購入した。購入したものを寝る前に気軽にApple Musicで再生することも多い。ベッドサイドに置いたSONYの小型Bluetoothスピーカーはなかなかに悪い音質で、小中学生の頃に使っていたCASIOのCDラジカセよりもひどい気がする。そんな環境でも良い音楽に感じたものは、いざレコードに針を落とすとほんとうに素晴らしく聴こえるのだ。
毎年恒例「FRENCH BLOOM NET」年末企画、2022年のベスト音楽に参加しました。好きだったものからフレンチしばりでPhoenix、Sweely、The Balek Bandについて書いています。プレイリスト 2022 Best 100+ Tracks(Apple / Spotify)も作ったので聴いてみてください。
※リリース年、レーベルはオリジナルを表記。ジャケ画像はリイシューも使っています。
(いりー)
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有識者コラム23
おかげさまでチケット売れております。
有識者会議ライブの常として、爆発的に売れてチケット瞬殺みたいな事はなくて、毎日ちょっとずつ売れて何となく埋まっていく、という主催者としては些か心臓に悪いペースなので、
どうかチケットよろしくお願いします(必死)。
さて今回は、サクノキさんと並んでもう一人の大型ゲストについて。
石川浩司とは
1961年東京生まれ。
1980年頃からギター弾き語りでライブハウス等でひとりで歌い始める。住んでいた高円寺のアパートがマイナーアーティストたちの溜まり場になりそこから生まれた「たま」で1990年「さよなら人類」でメジャーデビュー。レコード大賞新人賞を受賞し、紅白等にも出場。
現在はソロで出前ライブなどのギター弾き語り及び海外でもライブの多いパスカルズや、ホルモン鉄道、イシマツ、えんがわ、荻窪ヒッターズ、おやつなど多彩なバンドやユニットでも活動中。
即興パーカッションセッションも灰野敬二からふなっしーまでジャンル問わず行っている。
役者としても「害虫」「spec」「この空の花」などの映画や時々演劇やコント舞台にも出演。
世界一とも言われる空き缶コレクターとしても「懐かしの空き缶大図鑑」も出版。
レンタルボックスの先駆けと言われる西荻窪の「ニヒル牛」のプロデューサーでもある。
(以上HPより抜粋)
有識者会議ライブは5年ぶり2度目。
「たま」ではマダムソースの前掛けをフロントに設えたパーカッションセットで、さよなら人類のサビにおける「ついたー!」の叫びで有名ですが、元々はシンガーソングライター。意外にも「たま」ではオルガンを担当している曲もありました。
実を申し上げますと、石川浩司さんと接点を持ったのは2019年のとあるイベント。当時KPCが所属していた某職能団体の記念日イベントを企画運営する事になり、これまた実は前橋育ちの石川さんを起用してのトークショーとミニライブをする事に決めました。
↑今はその業界から離れていますので詳細は控えますが、石川浩司さんとアウトサイダーアートについてのトークショーを行いました。
で、恥ずかしながらそこで初めて石川浩司ソロの弾き語りを聴いたのですが、素朴で剥き出しの言葉から紡ぎ出される詞の世界が面白く、そして限りなく残酷で優しい世界に圧倒され、特に「ラザニア」の誰であっても具体的すぎる程の全肯定には心を打たれました。
youtube
余談ですが、翌年度は職能団体で独自のMVを「ラザニア」で作る案もかなり本気で考えていましたが、コロナ禍でイベントそのものが不可能になり、やがてKPCも職を離れる事になったので幻に。
それから有識者会議ライブで共演を果たすのですが、この時はもうひたすらに楽しかった!こちらがどれだけやりたい放題やっても、ついてくるどころか上回る何かをもたらすので、最後まで予想もつかない奇跡の一夜でした。しかも最後のステージではピアノを使ってくれて、それがとてつもなく美しくて圧倒的だったのですが、容量切れで動画に残っておらずという神の悪戯。残念。
ところで石川さんといえば、弾き語りの他にもパーカッショニストとしての素晴らしさがあって、今は自作にして自走式のパーカッションセットがトレードマーク。今回もちゃんと持ち込んでいただけます。
また、そのスタイルは弘法筆を選ばな過ぎるくらいで、こういうのも個人的には好きです。
石川さんのパーカッションは即興。今でも在籍するパスカルズにおいては、何と石川さんだけ譜面がないそうです。そのあたり有識者会とは相性抜群で、それぞれが何をどうやらかすのか必見です!
いつかの夢として、車を買い替える時にでも石川さんと思う存分叩き尽くす廃車セッションとかやりたいですね↓
youtube
というわけで、今回のライブでは弾き語りもパーカッションも両方ありの二刀流。しかもそれだけではありません!済まされません!どんなパフォーマンスが飛び出すか予測不能で、しかも他のゲストとの絡みもまるで読めず、楽しみしかありません!!
なので、
どうかチケットよろしくお願いします(必死)。
有識者会議プレゼンツ「みんなでつくるにちようび」
12/15前橋芸術文化れんが蔵
16時開場 17時開演
前売2800円 当日3500円 小学生以下無料
ゲスト:石川浩司、サクノキ(クラウン)、たこっ茶(南京玉すだれ&バルーン)
チケットは↑のQRコードか最上段のリンクからお求めください。なおチケット取り置き希望の方は、有識者メンバーまでよろしくお願いします。
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このまま余韻に浸り続けていたら2024年が終わってしまいそうなので記します。ユニゾン武道館2日目のことです。この日は“オーケストラを観にいこう”の日。武道館3daysが発表されたとき、いの一番にこの日は絶対行きたい!!!と思ったのが、この日のライブだった。
いつものライブより少しだけおめかしして九段下へ。なんて幸福な武道館通いでしょう。これだけコンセプチュアルなライブなので、おおよその見当はついていたが、その見当は大きく外れた。あ〜らま!そう、This is 見当違い!祝祭は時に静かで清らかで、時に勇壮で華々しかった。私はパスピエの成田さんのピアノがほんとうにだいすきなので、弾む美しさのある、あの旋律を武道館で、ユニゾンの音と共に聴けたのが心底誇らしく、嬉しかった。特に極上のソロから「harmonized finale」への流れは、この世の邪念があの瞬間だけすべてなくなったように思えたほど至福の時間だった。自らの成功体験やとは関係のないところで、ここまで幸福な気持ちを味わえるのはかなり奇跡に近いと思う。私はこういうときいつも、少し勿体無いなぁと思いながら、息を少し吸い込み、目を瞑って音を聴く。目を開いても夢は覚めることがなく、素晴らしい現実が待っているのでとても嬉しい。ありがとう、成田さん。あなたの旋律があなたの知らないただの女を救っていますよ。
一呼吸置いての後半戦は、そんなの聞いてねえぞ!?!?ツッコミ炸裂、怒涛のスペシャルゲスト祭り。わー!(あほの子の反応)これで終わりかと思いきや、バグかのようにゲストがたくさん登壇してくるので、終盤は恐らく何かしらのネジが外れて、爆笑していたかもしれない。貴雄さんが大太鼓を���腹に抱え、縦横無尽に暴れ回った「恋する惑星」。あれを思い出すと、大ハッピーになっちゃうよね。「恋する惑星」はいっつも楽しいけど、これからの「恋する惑星」がちょっと不安になっちゃうくらい、この日は楽しかった。楽しすぎた。うぇーん。そして最後はまさかのスカパラ兄さんたちの登場で、虹色よりもカラフルな音を浴び、私の脳内はお花畑どころか、それにプラス紙吹雪と風船とカラーテープが舞っていたし、なんなら多分ケーキとかそういうのも降ってきてた。頭上の雲はソフトクリームだったと思う。めちゃくちゃミルク感ある、おいしいやつよ。…………う〜ん、今思い出しても幸せな気持ちになるぜ。いつもよりちょっとおめかしした3人と、USGフィルと、成田さんと、ユニゾンを愛するミュージシャンたち、この公演に関わったすべての皆様へ感謝状をお送り致します。人生でこんな日を与えてくれて、ありがとう。いつも通りが君たちは一番最高。でもいつもよりちょっと特別なやつ、も本当に最高でした。
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日向坂46 松田好花 1st写真集 振り向いて 大型本 ★特別付録:メッセージ入りポストカード ランダム1枚封入(全6種)
テレビ『THE TIME,』(TBS)やラジオ『オールナイトニッポンX』(ニッポン放送)にレギュラー出演中! さらにクイズ、スポーツ、バラエティなど多岐に渡るソロ活動拡大で人気急上昇中の日向坂46・松田好花が、念願の1st写真集をリリース! 見る人みんなが癒されるトレードマークのような笑顔を、カナダ・バンクーバーにて200%開放! 坂道メンバーで初となる撮影地・バンクーバーは、松田好花本人にとっては忘れられない思い出の地。その撮影で体験した新鮮な感動に寄り添えば、誰しもが心動かされること間違いなし! 笑いあり、涙あり、バレエあり、制服あり、和装あり、ドレスあり、パジャマあり、ビーチあり、プールあり、水着あり、ランジェリーあり、バスタイムあり…!…
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ちゃるん 画伯作イラスト!
ちゃるん 画伯ではない!別の美少女に!今回のチラシを依頼中!
現在たぶん作成中(?)当日までに間に合えば間に合います!
日程;10/13SUN
@新宿ゴールデンエッグ
東京都新宿区歌舞伎町1-16-10
18時半〜1500円(ドリンク付!)
司会:謎の超能力者戸田
VJ:バールのような者
トークライブ:田畑猛(もらすとしずむ)
田端さんからの地下ライブハウスイベントの状況や発案などのお伺い・お話 トーク相手:魔ゼルな規犬 他(会場にいる方)
LIVE:(あいうえお順)
gloptin
てくのオジさん
テレフォンドール
Bizarre Love Triangle((清流花+はんみょうプロジェクト華奴泉血+あなるちゃん+SHIBUKI+大河もん土+魔ゼルな規犬)
MOTCHAN
===
予定してました「横田ユウ」さんは
流行りの風邪になっておりまして
12日夜現在でも声がうまく出ない状態のため今回はお休みになりました!
===時間割予定===
18:30開場〜VJ「バールのようなもの」開始
司会・超能力実演・超能力人生相談:「謎の超能力者戸田」
19:10~「MOTCHAN」
19:40~ トークライブ:田畑猛(もらすとしずむ)さん #1
20:00~ 「てくのオジさん」
20:25~ 司会・超能力人生相談:謎の超能力者戸田
20:40~「大河もん土さんの歌唱~「Bizarre Love Triangle」
21:05~トークライブ:田畑猛(もらすとしずむ)#2
21:20~「テレフォンドール」 21:50~トークライブ:田畑猛(もらすとしずむ)#3
22:05~「gloptin」
==各アーティスト紹介==
18:30〜VJ「バールのような者」(今回は女王様に縛られるかも!
ニート株式会社取締役のようなもの!映像作家を目指す人のようなもの!AIアートのようなもの!Youtuberのようなもの!→http://youtu.be/rAR8lYE8pbI 電話番号のようなもの→070-4140-9029!
司会・超能力実演・超能力人生相談:「謎の超能力者戸田」
18:30〜19:10 #1
20:25~20:40~#2
気功から邪気払いやヒーリングや気功師になる方法などを伝授したり
プロの気功・超能力。催眠術などをしている方
19:10~「MOTCHAN」
ご存知!Drum と(to) Computerの2人組。(さん)付け不要!
ドラム:さかたまさよ エレクトロニクス:カワシマケイジ
イベント→ MIAMI DEVICE/ゼルリケントザインフロイス/others→トトアスオ/カリキュラムマシーン/ジンクージングースパトニック
トークライブ:田畑猛(from「もらすとしずむ」)
19:40〜20:00#1
21:05~21:20#2
21:50~22:05#3
もらすとしずむ主催 元残響shop店長 元四谷OUTBREAK店長代理
mixi音楽コミュニティ美しい轟音バーストの集い管理人
出演者全員シークレットのライブ企画「〇〇」主催者
1年間ラーメン500食3年続ける、既婚、AARHNND
東京の公園を歩く会、zenith、you & me & tea
20:00~ 「てくのオジさん」
絶賛の嵐!手品師で電気職人さんがモジュラー音楽を
すごい光の中で。。!!必見!
youtube
”電気職人をしながら手品師生活をしています”
20:40~「Bizarre Love Triangle」清流花+華奴泉血+あなるちゃん+SHIBUKI+大河もん土+魔ゼルな規犬
「清流花」 パート:G・SM
Japanese TEISCO guitar user.
《band》the atmos., D.U.G.P.O.D, Bizarre LoveTriangle,
#ポルノチャンネル企画部
清流花女王様とSMプレイ希望の方はコチラから! https://smclubkinky.com/top
「はんみょうプロジェクト ”華奴泉血”」
since2005 原宿愛をモットーに日曜の原宿で19年活動
代表・リアル都市伝説 #原宿ピエロ #カドッチ #華奴泉血
高尾にてカラオケ喫茶サンフラワー経営
ブロードウェイ「テクノブレイク」 @TB_nakano でグッズ委託販売中
タロット占い等のご依頼はDMまで
「あなるちゃん」
”Fée de fleur analchang (╹◡╹)
ぱふぱふフラワーあなるちゃんです。お花がいっぱいフラワーランド 。アバンギャルド労働組合東京婦人部。
『車掌』編集部給食係 つちのこ学会東京支部。”
「SHIBUKI」
SMの方面でも活動されてますSHIBUKIさん
わ!
琵琶の名手!琵琶で参加いただけております!
「大河もん土」
youtube
昭和歌謡、シャンソン、明治大正の流行歌など 主に日本の古い歌を歌います 早稲田大学文構三年”
大河さんは2024年ボーイレスク・男性版のバーレスクを開始!
今回予定してました「横田ユウ」さんが流行りの風邪になりまして土曜時点で声が出ないそうで今回はお休みすることになりました!
https://x.com/yu_yokotacello 「横田ユウを聴くときは 毒に注意しましょう」
「ユニヴェル・ゼロ」ミーツ「ほぶらきん」と
プログレ界隈で話題をかっさらった狂気のチェロ弾き横田ユウ
不安を煽るチェロの旋律と変拍子に、美しいハイトーンヴォイスで
過激な言葉を投げ、偽善者を容赦なくぶった切る。
早くも2020年新作リリース!前作『チェロ全曲集』同様
チェロ、ヴォーカル、フルート時々木琴…
21:20~「テレフォンドール」
世紀末的変性不徳バンド『テレフォンドール』
080-4242-9868 /LIVE予約contact ; DM
22:05~「gloptin」
”孤高の音求道者です。 ドラム缶タム、キッチンメタル、
自作電子ボックス、改造エフェクター、ストロボと照明を使った
ソロ活動してます。ライブでフライパン叩けます”
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2023Best
もうすぐ2024年も半分が終わるというところで、今更ながら2023年にビビッときた曲の記録。
以下、グダグダな解説。長文注意。
Calling You / ジェヴェッタ・スティール (1988) なんか気になって "Bağdad Cafe" を観てめっちゃいいやんってなってヘビロテした。不思議な映画だけど、なんか良かった。なんか。
Can You Feel It / ザ・ジャクソンズ (1976) 私のプレイリストの特徴として「なんで今これにハマったの?」という曲が頻出する。選考基準はその1年のうちにビビッときたかどうかだけ。 これはイントロがひたすらバカっぽくて好き。この場合のバカは褒め言葉。
Running Man / The Fearless Flyers (2022) なぜかこのアルバムを聴きそびれていて、遅ればせながらチェックした。 ドラムパターン大喜利。個人的にはIPPON。
Failing in a Cool Way / ルイス・コール (2022) 大学時代に所属していた軽音サークルのOBライブでカバーして好きになった。激ヤバなライブバージョンのほうを元ネタにカバーしたんだけど、この音源版も良い。 なお私はパーカッションで茶々を入れるだけだった。非常に気楽。
リターン・オブ・カンフー・ワールド・チャンピオン / 上原ひろみ (2006) 新曲(Sonicwonderland)を聴いて立ち返ったパターン。 最近の曲も好きだけど、昔のほうがリフが攻撃的だったりソロが筋肉質だったりする気がする。違ったらすみません。
Megalovania / トビー・フォックス (2015) shu3さんのゲーム実況を見て繰り返し聴いているうちに耳にこびりついてしまった。狂気の縛りプレイ企画にもぴったりなサウンドで改めて良いなあと。 Undertale自体はやったことがなく、RTAでざっくり知っている程度。確実に面白いのは知っているのにやってみようとならないあたり、性格が出ている。
RAP'N'TECHNOTCHI / LAUSBUB×Bose (2023) リリース当時はPVみたいなのがアップされていた気がする。消えちゃった?勘違いかな。 LAUSBUBは友人が教えてくれて、今もサブスクを聴き漁っている。クールな子たちだわあ、本当に。
Jubilance / WshblDucks (2023) 直近で少しずつ聴くようになったジャンルなのでどうやって形容していいか分からない。まずジャンルが何なのかも分からないけど、カッコいい。 変態。応援してます。
Sparkle Tape Break Up / ハイエイタス・カイヨーテ (2021) The Fearless Flyersと同じく元々好きだったけどなぜか新譜を追いかけ忘れていた。時々あるのよね、こういうこと。 これは某カセットテープショップで見つけて、あれ!いつの間に!となった。遅いって。
空とぶ東京 / CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN (2023) 某音楽番組のベスト10企画でも某氏が別の曲を入れていたバンド(伝われ)。カッケェよなあ。 ちゃんと東京っぽい。ちゃんと今っぽい。でも小便くせぇ感じがしない。憧れちゃう。
B-Side / Khruangbin & Leon Bridges (2021) 2022年にKhruangbinの豊洲PITでのライブを見て改めて好きになって、ちょっとずつ遡りながら聴いていたときにぶつかった曲。1年かかって1年分遡っている。遅いんだって。 ライブは前職で一緒だったおじさん3人と一緒に観に行った。年齢は15歳くらい上なんだけど友達みたいな関係。変な人たち。
Balloon (Sunset Rollercoaster Remake) / ADOY & 落日飛車 (2023) 好きなやつと好きなやつの組み合わせ。カツカレー。ハンバーグドリア。そんなクドい曲じゃないけど。 今回まとめるまでMVあるの知らなかった。めっちゃ可愛い。
素っ頓狂 (feat. BIM) / YeYe (2022) これもOBライブでカバーした。私はBIMパート。なんで? 改めてMVの説明文を見てタイトルロゴが推しデザイナー(?)の脇田さんだと知ってさらに好きになった。
嘘をつく唇 / 東京スカパラダイスオーケストラ (2015) 2023年で一番謎な選曲。理由は特にないです。どうしよう。
君は天然色 / 藤原さくら (2021) 弾き語りの動画をしょっちゅう見ていたけどスタジオ版があることを知らなかった。こっちも良いじゃん。
Slow & Easy! / Penthouse (2023) へぇ〜!これが東京大学の音楽サークルで出会った男女6名によって2018年に結成された「日常をちょっとおしゃれに彩る音楽」の探求をコンセプトに「シティソウル」バンドとして活動を行うPenthouseかぁ〜〜〜!!(Wikipediaより) 音源版みたいにコーラスたっぷりでもいいけど、これくらいスッキリしてるのもいいね。なんせ歌詞がいい。おっと。
Upon You / Bialystocks (2022) 浅草にあったご飯屋さんで流れていてShazamした曲。ご飯もお酒も美味しくなる感じ。いいね。 今度は台湾でお店を出すらしい。また食べたいけど、台湾かあ。行けるかなあ。
Earworm (feat. Vulfmon) / Vulfpeck & Vulf (2022) MV観てると楽器がダメになってしまわないか心配になる。 あったかい感じの曲も聞くんだよアピール。
雨傘 / 大聖堂 (2023) へぇ〜!これが時代や国を問わず様々なルーツやエッセンスを感じさせる音楽性を特徴とし「懐かしさと新しさが同居する」グッドミュージックを日々創出し続けている大聖堂かぁ〜〜〜!!(Bioより) MVも凝っていて、ライブでもみんな可愛らしくて、応援してます。
栞 / クリープハイプ (2018) 突然YouTubeのおすすめに現れてハマった。学生時代はほとんど聴いていなかった。いわゆる「通ってこなかった」バンド。 セブンルールに出ている野球好きの人という程度の認識だったけど、天才なんだね。これはお恥ずかしい。
MajiでKoiする5秒前 / 銀杏BOYZ (2021) リリース当時も聴いていたけど某騒動があって改めて聴き直したというイレギュラー選曲。私は料理をほとんどしないのだけど、肉の焼き方だけ我流を持っていて、たまたま彼と同じ焼き方にたどり着いていました。 聴けば聴くほど歌詞の意味が分からないのは私だけでしょうか。
情熱の薔薇 / 春日俊彰(オードリー) (2022) 春日さんの歌声を「心根の美しさが滲み出た、真っ直ぐで綺麗な青年」「意思がない空っぽの入れ物、もはやボーカロイド」のどちらで受け取ればいいのか分からない。
Take it easy / チュロス (2023) あの曲が!音源に!という謎の感動でカセットテープまで買ってしまった。私を何をやっているんだろう。本当に。 単独も観に行った。最初のコントで東ブクロさんが(偶発的に)グダグダになってしまったけど、動揺した様子が全くなかった。プロといえばプロなんだけど、人間味がなくてちょっと怖かった。
ジャンピングジョーカーフラッシュ / 乃木坂46 (2022) こっそりとゆるめの乃木オタをやっており、2023年に推しが卒業して、ここから3曲はそういうことです。 言い方が難しいのだけど推しはあまり曲に恵まれず(批判ではなく嘆き)、個人的には3期生曲が好みだった。そしてMVが異様に好きなので以下見所。 0:58 田村のご陽気な動き 1:16 やんちゃんかわいい 1:23 こんな一瞬でも目がバキっている林 1:27 こんな一瞬でも動きがバキっている林 1:44 目バキが伝染したやんちゃん 2:47 ギターソロが普通に(重要)カッコいい 3:23 物理演算を無視してカメラ方向に顔向けたまま後退する矢久保 3:37 とにかく元気な清宮 3:46 生まれたての佐藤
I see… / 乃木坂46 (2020) シンプルにアイドルソングとして強すぎ。やたらとイカしたベースライン。超絶可愛いサビの振り付けと、意味不明なストリングスのメロディ。 MVのラストシーン、乃木中で語られていたストイックエピソードを思い出して、アイドルって大変なんだなあと。
ゆっくりと咲く花 / 乃木坂46 (2021) 推しの卒業ライブでも歌っていてなかなか感動的だった。ただ、訳あって妻の友達の家という特殊なシチュエーションで配信を観ていたため泣くわけにもいかなかった。ある意味で貴重な体験。 今後アイドルを推すということはないだろうと思う。何だったんだろうな、この時期。
窓の中から / BUMP OF CHICKEN (2023) NHK「18祭」の曲。自分も18歳のときにこの曲に出会いたかったな。逆に30歳になって聴いたからこそ良かったような気もする。 実際にライブでも聴けて甚く感動した。さいたまスーパーアリーナのスーパー遠い席だった。スーパーちっちゃく見えるフジくんがスーパー兄貴MCをかましていた。「風邪引くなよ」って言われた。フジくん、私もう30歳だよ。
新世界 / BUMP OF CHICKEN (2019) これもそのライブで演奏していた。音源で聴くよりパワフルで、会場を巻き込んでウネっていた。たまにあるよね、この曲ライブだとこんな盛り上がるのかよって曲。 我々世代からすると「あの頃のバンド」と思っている人も多いかもしれないけど、これだけのキラーチューンをバンバン作ってるって、マジでヤバいよな。大天才じゃん。
メモリアフロア / 藤井隆 (2022) 過去のベストにはナンダカンダを入れたこともある。ライブが素晴らしいアーティストという認識。
しかたなく踊る (Live Session) / 星野源 (2023) LIGHTHOUSE、観たよアピール。
A.Y.A / Yogee New Waves (2023) 大好きなバンド。帰ってくるのをひたすらに待つ。
窓 / ゲシュタルト乙女 (2023) 2022年のBestにも別の曲を入れていて、アルバムはカセットテープで購入。これこそ18歳の時に出会っていたらヤバいハマり方したんじゃないかな。声が本当に好き。 大切にしたい作品のカセットテープを見つけると買ってしまう病気にかかってしまった。レコードに手を出していないだけ許してほしい。誰に?
タオルケットは穏やかな / カネコアヤノ (2023) ハチロクのリズムが一番似合うシンガーソングライターだと思う。Bメロからサビの展開と歌詞が大天才。 あんまり聴きすぎると帰ってこれなくなりそうなので気をつけている。
16:28 / 君島大空 (2023) ウワモノとリズムの縦がちょっと揺れたような噛み合い方で、ゆらゆらと永遠に聴いていられる。Cメロみたいなところでそれがガチっとハマって大きく揺さぶられる。歌メロの締め方もオシャレ。 いや〜〜〜良すぎる〜〜〜。(最後の最後で語彙が消滅)
34曲はちょっと多いわ、今度はベスト10くらいにしような。 もし最後まで読んだ奇特な方がいたら、今更ながら2023年を語り合おうじゃあないか。
ちなみにこの年間ベストの記録は2013年から続けている。もうすぐ干支が一周するね。
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