#ジュニア・ヘビー級丸藤正道
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丸藤正道4年ぶりWWEヒデオ・イタミ「KENTA」とライバル対決実現
プロレスリング・ノア丸藤正道VSWWEヒデオ・イタミ
プロレスリング・ノアで凌ぎを削った
丸藤正道とKENTA
若手時代に、ジュニア・ヘビータッグ王座になり最強と言わしめた両雄
天才と呼ばれる丸藤正道の軽快な動きと技
KENTAのハードファイトは、多くのファンを引き付けた。
三沢光晴、小橋建太、秋山準のいるプロレスリング・ノア
丸藤正道、KENTAのいるプロレスリング・ノアは最強であった。
トップを取るため、丸藤正道とKENTAはジュニア・ヘビーのタッグチームを結成
タッグの相性もよく、初代GHCジュニア・ヘビー級タッグ王座を獲得
相手は、獣神サンダーライガー&���浜武洋
王座獲得後は、絶対王者小橋建太
ジュニア・ヘビー級の絶対王者と言われた、丸藤正道とKENTAであった。
お互い切磋琢磨し、成長した丸藤正道とKENTA
シングルでも、GHCジュニア・ヘビー級をKENTA
古…
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#ジュニア・ヘビー級丸藤正道#ヒデオ・イタミ#ヒデオ・イタミ画像#プロレス#プロレスリング・ノア丸藤正道#不知火丸藤正道#丸藤正道#丸藤正道天才#丸藤正道画像#方舟天才丸藤正道#GHCヘビー級チャンピオン#KENTA#WWEヒデオ・イタミ
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強き人
もう1週間が経とうとしている。それでもまだ、うそみたいな気がしている。
電車の中でスマホをみていると、信じられないニュースがとびこんでくる。頭をガツンと殴られたようなそんなかんじで、パニックで目の前が真っ白になった。どうか、飛ばしのニュースであってくれと願う。泣かないように、泣かないようにと必死でこらえたけれど、それでもどうしても涙がにじんだ。
その日は1日うわのそらだった。ネットニュースかなにかでそのニュースを知ったのであろう隣の席の人から、「プロレスすきだったよね?青木篤志さんって知ってる?」と話しかけられる。知ってるもなにも。こんなところでその名前をきくことになるとは。
はい、とても好きでした、と答えると、
そのネットニュースに載っていたのであろう写真を見ながら、
そっか、たしかにかっこいいねと言ってくれた。
本当に。青木選手はかっこいいんだよ。まだまだ、まだまだこれからだったのに……。
あまりにも。あまりにも。
帰り道、電車を降りて駅から家まで、泣きながら歩いた。
本当に。本当なんだなあ。夢じゃないんだな。
でもやっぱりうそみたいで、信じられなくて。ついこのあいだも試合を見たばかりだったのに……。
なんでみんな青木選手に感謝してるんだろう?なんでみんな青木選手のことを語ってるんだろう?ご冥福?誰の?って一瞬わからなくなったり。でもそんな私も青木選手のことばかり考えていて、青木選手の話ばかりしている。なんで?
いまだに感情の波が押し寄せては返し、押し寄せては返し、の繰り返しで。
いろんなことを考える。
ちょっと笑ってしまうけれど、実はプロレスを見はじめたとき、私は青木選手のことがあまりすきではなかった。
初めてNOAHをみたとき、青木選手は私にとって敵だったからかなあ。
2011年。丸藤青木組vs桃の青春タッグのGHCjr.タッグ選手権。桃の青春タッグ側から試合を見ていた私は、くそう。。と思った。なんとなく、いやなやつーと思っていた(桃の青春とさほどキャリアはかわらないのにつよかったから)。
その大会をきっかけにして、私はプロレスにどっぷりとはまり、NOAHを見るようになった。
とにかく口が達者な印象だった。だけど、丸藤選手や鼓太郎選手と組んでいたこともあり、私の中ではどうしても若手選手という印象が強くて、なんとなく生意気というか、偏屈な人やなと思っていた(そんなふうに思う私の方がよっぽど生意気で未熟なプロレスファンだった)。
で���今になって思い返してみると、青木選手の言っていたことはやっぱりみな正論だったとおもうのだ。とても賢いひとだったんだなあ。
そして、私の中ではNOAHの青木選手はいつも安定している印象で。だからこそ、すごさにあまり気づけなかったのかもしれない。。
あのとき、私自身がもっと深くプロレスを見られる目を持っていれば、きっと青木選手の良さにもたくさん気づけたんだろうと思う。とてももったいなかったと悔やむ。
自分の中でいろいろなプロレスの見方ができるようになってきて、NOAHのことがもっともっと大好きになって、気づけばそんなネガティブなイメージもなくなっていった。だけど、2012年に青木選手はNOAHを去った。思えば、私がNOAHの青木選手を見られたのは2年弱くらいだった。
なんとなく、青木選手は辞めないだろうと勝手に思っていたから、ショックだった。
どうしても、NOAHが大好きだからか、全日本を見に行こうとはなかなか思えなくて、会場で試合を見る機会はなくなってしまった。
だけど全日本でチャンピオンになったことは知っていた。その姿をテレビでたまにみていた。
青木選手がシングルのチャンピオン!全日本ジュニアを引っ張っているんや~!!!とうれしくあり、そしてちょっと不思議な気持ちでもあった。あの青木がねえ~ふふふ。みたいな。
ふたたび見る機会を得るようになったのは2016年からで。
大阪で行われたジュニアのリーグ戦「Jr.BATTLE OF GLORY」の最終戦を観に行くことになった。
決勝戦は選手の怪我があり、優勝進出者決定戦が急遽行われ(そもそもそのカードが私の目当てだった)、決勝戦のカードは青木篤志vs佐藤光留になった。決して派手な試合ではなかったとおもう。けれど、タッグパートナー同士の試合であるのに、とてもぴりっとしたすごい試合だった。
そのときはちょうど、プロレスに対してモヤっとするばかりの日々をすごしていて。
だけど、あの試合をみたうれしさで、私はしばらく生きていけると思った。全日本ジュニアに、自分がずっと見たいと思っていたものを見た。私が見たいものはここにあったんだと勝手に思った。全日本ジュニア最高やんと思った。
そこから私は、全日本の会場に足を運ぶようになった。
その年のチャンピオンカーニバルに、青木選手は、悪性脳腫瘍で欠場したジョー・ドーリング選手に代わって出場した。
私はその姿を、最終戦の大阪でみた。対ゼウス戦。ジュニアの立場でありながら、ヘビーの選手から真っ向に勝ちを取りに行く青木選手。その姿に、青木選手が背負う、誇りとか想いとか覚悟とかいろんなものを見た気がして、私は泣いた。
私は全日本ジュニア最高やんと思っていた。でも青木選手はものすごい危機感を発していた。不思議だなと思った。青木選手がいる限り全日本ジュニアはめっちゃおもろいやんと思っていたから。でも、青木選手は自分がトップに立つことよりも、もっともっと先のことを見ていた。
全日本での青木選手はまさし���王者だった。NOAHで見ていたあのときから、何段も上のところに青木選手はいた。ずっと、ずっと、いっぱいいろんなものを背負ってきたんだな。
とても強く、かっこよかった。
それでいて、とてもおちゃめ人でもあって。初めてニコプロの毒演会をみたときは、こんなに気さくなひとだったんだと衝撃を受けた。どうしても、偏屈な印象を抱いていたから(それはまあまちがっていないとおもうけれど。。。)
たのしいことがすきで、あんなに強くあるのに、人のスタイルを否定しない。でも相手の未熟なところだったり、筋が通らないと思うところに対しては容赦なくて。あんなに辛辣でクリティカルなことばを吐く人はなかなかいない。プロレスはショースポーツであるから、口撃という形の表現もある。だけどそういうのとは全然違う。なにがそんな厳しいことばを口にさせるのか、考えてみるとやっぱりそれは強い信念ゆえのものなんだろう。(私の好きな選手にそういう人がもうひとりいることに気づく)
いつだって冷静で強くて頭が��くて、全然ぶれなくて、いっぱいいろんなものを背負っていた。そしてロマンを感じさせるプロレスをする選手。
私のなかで、去年2018年のジュニアリーグ戦でみた高尾戦がとても印象的で。
あの試合はたしか、その後の決勝戦進出がかかった試合だった。試合序盤、青木選手は明らかに決勝戦を見据えて、短期決着を狙っていた。それが、試合の途中、あるとき急にじわじわと積んでいくレスリングにシフトチェンジした。それが見ていてもわかった。
ああ、青木選手は気づいたんだ。短期決着を狙っていては高尾選手には勝てないと。高尾選手はそんな簡単に勝てる相手ではないと。衝撃的だった。
なんていったらいいのか、試合の途中で、一瞬にしてスタイルをぱきんと切り替えた。そういう試合を私はあんまりみたことがなくって。それって冷静でいて、頭がよくないとできない。青木選手って慌てることとか、焦ることとかないのかなって、そんなふうに思ってしまうほどに冷静だった。
とても冷静でいながら、でも、絶対に勝たなければならないというものすごい強い思いを感じた。
そういう見方をさせてくれるプロレスをするひと。ほんとうに、形だけでなく、意味のある試合をするひとで。
急にマスクかぶったり。直接的すぎるTシャツを着てきたり。何を考えているのか、どういう意味があるのか、考えるたのしみをいっぱいもらった。
どこでだったか、俺だってもっと強くなりたいと思っているしね、って話すのを聞いたときは、そのストイックさに驚いた。あんなにも冷静で強いのに。まだ上を目指すのか、と。これ以上どう強くなるんだ。
同時にとても納得した。どこまでいっても強さを求め、先を見続ける人なんだなと思った。だからこそ、青木選手は強くてかっこいいんだと気づいた。
そして、
強くてかっこいいままいってしまった。
かっこよすぎる。ずるいな。
かっこわるくても構わないから、生きていてほしいよ。
あまりにも早すぎる。あまりにもかなしく。あまりにもさみしい。
思えば私は、青木選手のシングルのタイトルマッチはあんまり会場でみられなかったことに気がつく。考えてみると、私が追えた青木選手の試合というのはとても少なかったのかもしれない。
またいつか見られると思っていた。
もっといっぱい青木選手の試合を見たかった。もっともっと青木選手のことばを聞きたかった。面白いことをいっぱいしてほしかった。いろんな選手との試合を見たかったし、同じ選手との試合だって何度でも見たかった。
KBSホールで歌手の方といっしょに歌っていた姿、ヘビー級の選手の中にひとり何の違和感もなく混じって試合をする姿、最後に歌をいじられて照れながらマイクする姿、あれがさいごになってしまった。
本当についこのあいだのことで。
あまりにも、ふつうで。そんなこと思いもしなかった。当たり前のようにまた次も、いつまでも、見られると思っていた。
青木選手はいつだってそこにいたから。ジュニアとかヘビーとかそんなのすら関係なく、いろんな試合の中で本当に当たり前にそこにいて。
そして、青木選手はあまりにも安定していた。いつだって先を、上を見ていた。
私が好きなプロレスラーには刹那的な試合をする人がけっこう多くて。
なんていうんだろう。
誤解を恐れずにいうと。
いつまでこの人の試合を見ていることができるんだろう。この試合が最後の試合になってしまうんじゃないか、なんてそんなふうに思ってしまうことがある。選手本人ですらそう思っているんじゃないかなって思ってしまうような、そんな試合。それはとても尊くあって、そういう試合に心打たれるのは確かで。
どちらがいいとかわるいとかそんなわけでは決してないけれど。
でも、青木選手の試合は、私から見ていた限りは、そうではなかった。そして、そうやって強さを保���ことって、ものすごいことだ。ものすごいかっこいいことだ。
常に先を見据えている。あまりにも、そんな気がしていた。だからずっと、ずっと見られると思っていた。
でも、ちょっとも当たり前ではなかったんだな。
こんなふうになってから気づく。もっと大事にしておけばよかった。
本当に命は儚くて、一瞬にして遠くへいってしまう。だからこそ、尊いのだと思う。
大事なことなのに、どうしても忘れてしまうな。
でも、青木選手の試合をまた見られてよかった。青木選手の強さ、かっこよさを知れて本当によかった。あのとき、全日本プロレスを観に行って本当に良かった。そう思う。
いまはあまりにもかなしく。あまりにも。あまりにも。つらいけれど。
ほんとうに、うそみたいで。やっぱり今でもなんか、しんじられなくて。ほんまに何を書いているんだろうって思ったりして。
いままでありがとうとか、ご冥福をお祈りするとか、まだなんか言うのもむつかしい。
これからきっと、突きつけられる。いろんなところにその穴を感じさせられる。
それでも、私はまた全日本プロレスの試合を観に行きたいと思う。いっぱい観に行きたい。
でも...…なんか、なんだろうな。遠いところで、きっと楽しく自由に過ごしているんじゃないかってそんな気がする。
長い間、厳しい闘いの世界に身をおいて、ストイックに上を目指してきた人だから、ゆっくりやすんでほしいと、そればかりを願う。
たくさんの人がいっていたけれど、思い浮かぶのはニッとした笑顔ばかりで。どこかで笑っているといいなあ。
忘れたくない。忘れません。
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NOAH 2018.1.27@エディオンアリーナ第二競技場
ずいぶんと久々の観戦記となってしまいました。書きたいことは山盛りあるのに、なかなか書けないもどかしさ。思ったことや感じたことはどんどん忘れてしまうから、できるだけ形にして残しておきたいなあと思ってはいるのですが。。今年こそは短くてもいいから多く感想を残したいなあ…って、毎年同じことを言っているけど今年こそは…。うう。
REBORNということばをかかげ、またあたらしく進みだした昨年のノアは本当に面白かった。行った大会すべてにおいて、外れがありませんでした。
特に12月22日の後楽園ホール大会は本当に神懸っていたと思います。(本当はこれも感想を書きたかったのですが…。)全試合が面白く、ひとつひとつにきちんと意味がありました。特にメインイベントのGHCヘビー級選手権試合は、新しい時代を切り開こうとする拳王と、その壁として、ときに今までの偉大なレスラーの技を以てして立ちはだかる王者エディとの、とても意味のある素晴らしいタイトル戦であったと思います。エディはとても深かった。そして拳王選手は強かった。そして最後にはなんとなんと、めっちゃかっこよく、たくましくなった清宮海斗の凱旋。明るい未来しか感じないNOAHをしっかりと見せてもらったと思います。
そして、私にとって2018年一発目のノアは1月27日のエディオンアリーナ第二競技場での大会となりました。
今大会で、私にとってすごく大きかったのが、このメインイベントのGHCジュニアヘビー級王座戦の原田大輔vs大原はじめでした。原田選手も試合後に口にしていたけれど、このカードは、昨年1月に行われた大阪大会ではセミファイナルとして設定されています。(ちなみにこの大会は観戦記を書いております。こちら。)無骨な言い方をすれば、メインイベントに昇格です。今回は原田選手が王者で、大原選手が挑戦者という、昨年とは逆の立場となりますが、 ふたりの間にはあのときと変わらぬ思いがあるんじゃないかなという気がしました。なんというか、ジュニアを支えるもの同士の���悟みたいなもの。ジュニアを高めること、そしてノアを高めること。そしてその結果が、マッチメイクにもきちんと表れているんだと思います。ジュニアヘビー級というのは普通にしていると、どうしてもヘビー級の下という位置に置かれてしまう。だけど、ジュニアへの信頼みたいなものが感じられて、それがとても嬉しかったのです。
とりあえず、ひとつひとつ簡単に感想を。
試合前には2月2日に行われるGHCヘビー級タッグ選手権試合の調印式が行われました。めっちゃ普通~~~に喋る谷口選手にちょっと衝撃を受けたけれど、それはあんまり突っ込まないでおこう…。
長井さんの面構えがやっぱり最高。
第一試合:宮脇純太 vs LEONA
当然といえば当然だけども、LEONA選手がペースを持っていく試合。宮脇選手はなにもすることができませんでした。LEONA選手のこういう試合を、私ははじめて見ました。ちゃんと理にかなっていて、なめらかな流れ。思えば私が今まで見たLEONA選手の試合は、総じて対戦相手が彼よりも上の人たちだったんですね。こうやって、自分よりもキャリアの浅い選手と試合を積んでいくこともまた良い経験なんだろうなあという感じがします。
対する宮脇選手は、元気いっぱいさが感じられてまた良い。出す技なんかを見ていると力が強そうでパワフルだし、気も強い。まだまだこれからです。また成長がみられるのが楽しみ。第一試合っぽい第一試合。良い。
第二試合: 熊野準&齋藤彰俊 vs タダスケ&コーディ・ホール
タッグを組んでいるコーディとタダスケ選手がなぜか揉める。
「俺の闘い方見とけアホ!」とコーディに言い放つタダスケ選手(笑)タダスケ選手は試合を面白くするのが本当に上手い。ラーテルズの中ではパワーファイター的な存在だけども、本当は上手な選手なんだよ。。にしても、変な試合ではあったけれど…
試合後も、仲直りできず。振り回されるタダスケ選手。タダスケ選手ももっとトップ戦線にがんがん入り込めるといいなあ。。。
第三試合:小川良成 vs 松山勘十��
やっぱり小川さんはすごいなあと思いました。ほんまにすごいよ。それに尽きる。この試合にことばは要らない。はい。
第四試合:小峠篤司 vs 田中稔
何気に気になっていたこの試合。
稔選手は安定のかっこよさ。ほんまにかっこいい。ズルすぎるかっこよさ。
小峠選手の新しい髪形かわいい。今まで見てきた中で一番普通。
試合は稔選手が腕攻め、足攻めを交えながらペースを掴んでいました。この人はやっぱり流石だ。一つ穴を開けたら、一気にそこへ攻め込んでいく。ヘビー級とかジュニアヘビー級とかそんなの関係なしに試合をばしっと決め得る強さ、怖さががある。小峠選手はとてもきつそうでした。
しかし最終的にはそんな稔選手を、小峠選手がうまく丸め込んで勝利。ここで負けるわけにはいかないもんね。思えば、全部小峠選手の手のひらの上だったのかもしれぬ。でも、これでいいのか、小峠。
第五試合:モハメド・ヨネ&クワイエット・ストーム&丸藤正道 vs マイバッハ谷口&長井満也&井上雅央
この試合面白かった…!ここでキーパーソンとなるのはやっぱり雅央さんなんだよなあ。 流石や流石、悪い人たちともナチュラルに馴染んでタッグを機能させていました。
試合前にも長井さんが雅央さんへ何かを耳打ちしていて、ちゃんと連携が取れているのがオモロイ。
試合は谷口選手と長井さんによる、チャンピオンたちへの奇襲から始まる。そして取り残される雅央さん、丸藤選手。
しかし雅央さん、本当にめっちゃ馴染んでる。渋い。そして長井さんは谷口選手を褒めて伸ばすスタイルなんだね。優しい。やっぱり試合をコントロールするのがとてもうまいです。
最終的な勝敗は、前哨戦とは関わりのない(でもある意味いちばん因縁の深いとも言えそうな)このふたりで決着。
長井さん大好き。これからもずっと出続けてほしい。
第六試合:杉浦貴 vs 清宮海斗
この二人、もはや血繋がってますよね?!!!?と問いたくなるほどの親子の試合でした。
杉浦選手は、敢えて清宮選手のことを受け止めようとしていたように見えました。清宮選手がひとりで海外に行ってどんな成長をしてきたのか。そして杉浦選手と拳王選手の頬を張り、2人のもとを離れようとする、その気持ちはどんなものなのか。それを確かめようとしているように思えた。「見せてみろ」って言っているようだった。
お前の意志はそんなもんなのか、というように厳しい攻めも見せます。
一方の清宮選手は清宮選手で、自身がどんな経験を積んできたのか、どんなことができるようになったかをお父さん・杉浦選手に見せつけようとしているように見えた。これが親子じゃなくてなんなんや… この試合、愛しかないやんまじで… と、きもいオタクは思ったわけです。
ただ、清宮選手にはやっぱりそれだけでは終わらせない何かがあります。「受け止めてやろう」という杉浦選手に対して、ときにその予想を超えるような鮮やかな動きを見せたり、なんだろう、負けはしたもののまだまだ色んなものを隠し持っているような深さを感じさせました。やっぱり只者じゃないよ清宮選手は…。
昨年の1月、そのときたった1年と少しのキャリアだった彼は、杉浦貴と組んで所謂反体制に立つことを選び、そして今度はその人と向き合おうとしている。こんなん強くならないわけがない。清宮海斗は本当に凄い選手です。
しかしやっぱり杉浦選手は強い。最後は予選スラムで3カウント。圧勝でした。でも予選スラム出したよ。。これも愛でしかない。。
試合後、清宮選手の腕を掴んで起こしてあげたと思いきや、場外へ放り投げる杉浦選手も素敵でした。 愛しかない。。。このふたりの物語も、まだまだこれからだなあ。お父さんを超えるのは大変だ。
第七試合:拳王 vs マサ北宮 vs 中嶋勝彦 vs 潮崎豪
今、ノアのトップ争いに立とうとする4選手による4WAY戦。どの選手も、ここは勝っておきたいはず。そんな試合でチャンピオンがここで土を付けられたのはびっくり。この先、北宮選手はどう動くかなあ。わくわく。
しかし、この試合を見て私はノアのGHCヘビー級戦線は面白くなる予感しかないな、と改めて感じました。拳王 vs 北宮, 勝彦, 潮﨑、誰と対しても面白い組み合わせになる。
特に、三沢さんと関わりのない人間と自らを称するチャンピオンに対して、三沢さんと、また小橋さんと、深い関わりを持つ潮﨑選手がどういう立ち位置を取るのだろうかと気になります。
また、もし王座がこのうちの誰かに移ったとしても、どの2人を取っても面白い顔合わせになりそうです。それぞれにそれぞれとの関係がある。いよいよ、役者が揃ってきたなあという感じがします。ちょっとずつ、色んなことがあったからこそ、今の彼らがあるんだと思います。期待しかありません。
チャンピオンはいつだって気が抜けなくて大変だ。いっぱいいるよ。狙ってる人たちが。
第八試合:GHCジュニアタッグ選手権試合 石森太二&Hi69 vs HAYATA&YO-HEY
動きが速すぎてまともな写真がない(笑)とてもハイレベルな選手権試合でした。
やはり挑戦者のXXはすごすぎる。本当に強すぎるんですね。完璧だ。どうやったらこんなチームに勝てるんだって言いたくなる。パワーもあるし、スピードもあるし、上手さがあるし、キレもすごい。
だけどやっぱり王者組にはXXを上回るスピードがある。トリッキーさがあります。特にこの試合ではYO-HEY選手が、それを以てして、完全には挑戦者組のペースにもっていかせないようにしていたように見えました。
だけど、ここぞというときにぐっと流れを引き寄せるのがXXの強さ、上手さ。最後の両者の畳みかけは本当にハイレベルで目まぐるしかったけれども、最終的にはXXががっちり持って行ってしまった。でもこのカード、また見たいなあ。面白すぎるもん。
そしてそして試合後にはビッグサプライズ。挑戦者として名乗りを挙げた田中稔選手。そしてそのパートナーがなんとなんと小川良成選手!
とうとう小川さんが動いた。。っていうかチャンピオンのここまでの完璧さを以てして、やっと動く小川さん恐ろしや。王者組はいきなりの試練。どんな試合になるのか気になりすぎます。
第九試合:GHCジュニアヘビー級選手権試合 原田大輔 vs 大原はじめ
この試合、とても重かった。ジュニアヘビー級の試合とは思えないほどに。なんていうのかな、セミのジュニアタッグが鮮やかないわゆるジュニアらしい試合であった故に、お互いの良さがひときわ感じられた気がします。
全然関係ない話を引っ張り出すと、私が今までプロレス観戦をして見てきた中で一番、すごいというか、やばいというか、物凄かった試合は、2013年5月12日に後楽園ホールで行われたKENTA vs 杉浦貴です。正直言って、私にとってあれを超える���のは未だありません。だけど、この原田選手と大原選手の試合を見て、なんとなく、それを思い起こさせられました。内容とかはもちろん違うんやけども、でも、何がふたりをそこまでさせるんだろうと思わせるような、そんな試合。ものすごく重みがあった。だけど間違いなくジュニアヘビー級の試合だった。これはヘビーではできない。両者からはジュニアヘビー級であることへの意地みたいなもの、闘う二人だけどもそういう共通意識みたいなものを見ていて感じました。2人の間には信頼関係みたいなものがあるのだろうな。
試合後の原田選手のコメントに「やっぱりね、去年と今年。何が一番違うか…って結果じゃないんですよ。俺と大原の試合がセミからメインになった。 」というものがありました。原田選手のコメントはいつだって刺激的だ。もちろん勝敗がどうでもいいというわけではありません。勝った原田選手が言うのだから、そのことばはことさらに重い。ただ、ジュニアの価値を高めたい、高めなければならないという強い思いは勝ち負けをも超える。それは去年から変わらない。なにひとつブレません。だから私は原田選手が大好きなんだ。
場外へのダイブも去年と同じ。
大原選手もまた一貫してえぐい腰攻め。コーナーパットに腰打ち付けたり、恐ろしい。彼もまた、ぶれません。
試合の終盤で、両者ともにぼろぼろなのに打ち合ったり。ここにきて殴り合うなんて、、、すごいよ二人とも。
めっちゃ超超きしょいことを言ってしまうと、試合を見ていてどっちか一方だけを応援することができませんでした。私、原田選手の大ファンなんですけど、もちろん、原田選手に防衛してほしかったのですが、どっちも頑張れ!ってそんな思いにさせられる、そんな試合でした。きしょくてすいません。でも、この試合には、そういうファンのひとたちが、いっぱいいた気がします。
また試合後には、HAYATA選手と熊野選手が挑戦表明。この試合を見た後に挑戦表明するのって、すごく勇気がいるよ。
そして、私はまた去年のことを思い出すわけです。昨年もまた、熊野選手が挑戦表明したことを。そして当時、���者であった大原選手は言いました。「俺を踏み台にしろ」と。うんうん。大原選手かっけーなあ~と思ったわけです。でも今年は熊野選手に対して、そんなことばは必要ないなって、私は思ったんです。大原選手を踏み台にしたかどうかはわからないけど、ちゃんと熊野選手はノアジュニアの中で、確実に階段をのぼってきている。残念ながら熊野選手は、この後の2月2日の後楽園大会で挑戦者決定戦に敗れてしまったけれども、去年と比べてもノアジュニアはどんどん動いているって、そんな風に思ったのでした。ノアジュニア、とってもおもしろい!
そして、原田選手の最後の言葉。府立第一で大会を開催をすることについて言及した原田選手。とても嬉しかったし、あの試合をしたあとの、あのことばはとても重みがあると思いました。
最後に第一競技場で大会が行われたのが、2016年の5月。その前が2015年9月。その前は2013年1月かな。それまではよく行われていたのですが、最近は随分と少なくなってしまいました。
原田選手は大阪出身であり、かつては大阪を拠点として活躍していた選手です。ノアに所属する前から府立第一競技場でGHCジュニアヘビータッグ王座に挑戦した経験もあり、府立第一競技場への思い入れも強いと思います。 私自身もノアを初観戦した場所が府立第一であることもあり、府立第一でノアの大会を見たいという思いはずっと途切れることはありません。原田選手の言った通り、地下の第二競技場ばかりではなくて、階段を上りたい。それにもう私、いつも府立行って、めっちゃ少ない第二のトイレに並ぶの嫌なんだよー!!!
…でもきっとこうやって、選手がそういう思いをぶれずに抱いていてくれれば、きっとそれは夢の話ではありません。そしてそれが決してぶれないことは昨年と、今年と、試合を見ればとてもよくわかります。ありがとう。
というわけで、この日の大会は本当に心に刺さりまくりました。響きます。これからの展開も見えたし、完璧だ。今のノアは面白いよ。間違いない。試合ひとつひとつに意味があるし、選手の思いがある。そして、ちゃんとファンの思いに沿ってくれていると、そう思います。今年も期待しかありません!
そして原田選手が、府立第一へ連れていってくれるのがとても待ち遠しいです。
追記:セミファイナルのGHCジュニアタッグ選手権試合はなんとこちら、youtubeでダイジェスト公開されておりますそうです!ふとっぱら!!!!私のつたない文章ではうまく伝えられなかった気しかしないけど、めっちゃ面白かったのでぜひ見てください。私ももっかい見よ。
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NOAH 2017.3.20@なら100年会館
ノアの奈良大会に行ってきました。ぼけぼけしておりまして、随分と日にちが経ってしまいましたので簡単に振り返っておこうと思います。
このときはカメラを持って行かなかったのですが、スマホで写真撮るの下手すぎ問題は何とかしていかなければならない大きな問題ですね。(カメラで撮っても下手ですが)開き直ってぶれっぶれの写真も堂々とあげます(笑)
第一試合:HAYATA vs 藤原ライオン
たのしみにしていた第一試合。ライオン選手を会場で見るのは初めてでした。ライオン選手が様々な関節技を以ってして、HAYATA選手の動きを止めていく試合展開。
HAYATA選手は得意なスピーディな動きをなかなか出すことができませんでした。しかしここぞというところではしっかり技を決めていき、最後はHAYATA選手の勝利で終わりました。でもライオン選手も面白かった。受けの部分を磨けば更にすごい選手になる気がしました。これはたのしみやでえ!
第二試合:小川良成&大原はじめvsタダスケ&原田大輔
小川選手と大原選手のタッグはなかなかやっかいというか、やりにくい相手だろうなあと感じました。元大阪プロレスのファンとしてはタダスケ選手が小川選手と闘っている、それだけでなんだかうれしい。元気いっぱいでした。
ただ大原選手のコンディションがあまりよくないのかな、という印象は受けました。横浜でのタイトルマッチでのダメージの大きさを改めて感じます。
最後は綺麗に片山ジャーマンが決まって3カウント。チャンピオンからのピンフォールです。勝ってうれしそうなタダスケ選手かわいい。かわいい。
第三試合:Hi69&石森太二 vs YO-HEY&モハメド・ヨネ
YO-HEY選手とヨネ選手の陽気な雰囲気の親和性が高く、見ている側も楽しくなってしまいます。ジュニア選手の中に混じるヨネ選手の試合が私はかなり好きです。スピーディな動きの中でヨネ選手の重みが際立ちました。
一方のXXはタッグの完成度がものすごい。衝撃を受けました。また石森選手のキレがあいかわらず素晴らしく、一緒に行った友人も思わず「まじか!」と声を上げるほどでありました。このタッグ王者はつよいな~。
第四試合:潮﨑豪 vs 熊野準
うまく言えないけれどこういう試合のマッチメイクを見ると、ノアが戻ってきた、という実感を感じます。
先ほども述べたように熊野選手から、大原選手とおなじくタイトルマッチの余波を感じました。あとで横浜大会をG+にて観戦して思ったけど、腰にあんだけ集中攻めを食らえばそりゃ引きずりますよね。そんな中で潮﨑選手と当たるなんて。。非常にしんどいことだったと察します。
やはりヘビー級の潮﨑選手と比べるとパワーは一段下がるものの、そこまで格段に差があるなとは感じませんでした。
第五試合:マイバッハ谷口&丸藤正道 vs エディ・エドワーズ&小峠篤志
エディと小峠選手は体格も似ていてなんだかよいタッグに見えました。小峠選手がなにかをしようとするとエディの滑らかなサポートが入るなど、試合巧者ぶりを感じます。エディは安定感がものすごいです。バランスも非常にいい。一方の小峠選手はヘビー級の闘いの中でどういうスタイルでいくのかを模索している感じなのかなあ。どこを変えて、またどこを変えないのか、というのは難しい問題ですね。
谷口選手は振り切ったファイトで、かつての鉄仮面マスクが見えたような気がしました。やっぱりこれでこそマイバッハだと思います。
そんな谷口選手が新技、マイバッハボム・ツヴァイで3カウント。いい!丸藤選手の柔らかさ、しなやかさと谷口選手のかたさ、力強さのバランスがすごく良かった。このタッグ、案外いいかも。これからの活躍が楽しみに思えました。
第六試合:齋藤彰俊&マサ北宮&中嶋勝彦 vs 清宮海斗&拳王&杉浦貴
迫力満点。非常にわくわくするメインイベントでした。
反体制3人組揃い踏み。
拳王選手への怒りが抑えられない北宮選手の襲撃で試合が幕開けます。しかし気持ちが先走る余りか、一気に杉浦選手と拳王選手によって形勢逆転されてしまいます。チャンピオン二人は冷静なんですよね。それがこわいところです。
齋藤選手と杉浦選手のしばき合いもありました。うれしくってどきどきが止まんなかった。久しぶりに見たなあ。
勝彦選手と杉浦選手がばっちばち闘っている様子は、見るとなんだか切ない気持ちになります。でもそれがプロレスなのだとも思います。ふたりともつよすぎるねん。
負けてしまったものの、メインイベントでチャンピオン相手��真正面から闘う清宮選手もまた頼もしくありました。この人たちと組んで、得るものは多いだろうと思います。
遺恨が残る北宮選手と拳王選手は試合が終わっても乱闘。大人な齋藤選手が北宮選手をなだめているのに対して、拳王選手とともに北宮選手を挑発していく杉浦選手は大人げなさすぎて最高でした。拳王選手と杉浦選手が組んじゃうなんてほんとに大変面倒くさいことになりましたね(笑)誰が止めるんやこれ。
しかしテーマもありつつ、迫力のある試合内容で本当に見ていて嬉しくなるメインイベントでありました。どきどきわくわくできました。
全体を通してみると、決してばちっときたわけではありません。まだまだものたりない部分とかはいっぱいある。完璧ではなかったし、つまらないと思う人もいるかも知れない。だけど私はこういう試合が戻ってきたんだなって、そんな幸せを噛み締めることができました。このまま続けていけばきっともっとノアはよくなる。と私は信じます。今のノアには沢山の可能性があると思います。
会場からの帰り道からもう次の観戦が楽しみで仕方なくなりました。次は4月30日のグローバルタッグリーグを予定しています。どうなるのかまったく見当がつきません。たのしみです。
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NOAH 2017.1.21@エディオンアリーナ第二競技場
2017年のプロレスはじめはノアで!ノアの大阪大会に行ってきました。
昨年末に後楽園ホールで観戦し、1月7日と9日の後楽園大会をテレビでみて、もう寝ても覚めてもノアのことばかり考えていました(笑)今のノアはとっても面白い!頭がノアのことでいっぱい。本当に待ち遠しかったです。
相変わらずびっくりするほど残念なお写真とともにちょっとだけ振り返ってみたいと思います。
第一試合:小川良成&齋藤彰俊 vs YO-HEY&熊野準
ノアのベテラン対若手っていう中にYO-HEY選手が入っている不思議な感じ。
YO-HEY選手のすごさ、面白さって“軽さ”かなって思っています。軽やかともちょっと違う。やっぱり軽さ。軽いってプロレスにおいてはあんまり良くない表現かもしれないけれど。。。でもはじめて見たとき本当に衝撃を受けた。それがこの中では目立ちもしたし、逆に不利に働いた気もします。なんてったって重厚感あるベテラン2人が相手だしパートナーも重みが出てきた熊野選手です。それにまた最近のベテラン2人は特に厳しいような気がします。でっかいでっかい壁です。
YO-HEY選手が小川選手から急所への剣山を食らったときはちょっと笑ってしまいました。YO-HEY選手、ノアではちゃんと抑えてるんだね!安心した!(笑)
第二試合:石森太二vs HAYATA
めまぐるしい攻防で気づけば写真を撮ることも忘れていました(笑)ほんとに目を離す隙がありませんでした。HAYATA選手がトリッキーな動きをすれば、石森選手も普段は見られないようなちょっと動きが見せたりして、この方の引出しは本当にいくつあるんだろうと改めて感心してしまいました。
しかし最後の結果には正直びっくり。石森選手も呆然とした様子。石森選手が負けてしまうなんて、、、という思いもあるし、HAYATAやったったな~!という思いもあります。とにかくとっても面白く、価値のある試合でした!
第三試合:丸藤正道 vs 清宮海斗
キャリアの浅い選手からすると、真っ向からぶつかる杉浦選手みたいな選手はまだやりやすい相手のかもしれないと感じました。もちろん楽である、とかそういう意味ではないのですが、この試合はなんというか清宮選手が丸藤選手の掌の上で転がされてるような、そんな印象を受けました。
それでもただや��れっぱなしでないのが清宮選手。丸藤選手の動きに対応するような姿も見られました。
コーナーに押し込んでのエルボー連発も。似たようなことをする人をどっかで見たことがあるような。。。清宮くん嫌な技を覚えるねえ。。(笑)
ダイナミックなジャーマンスープレックスも見られたし、さらにこの日もタイガースープレックスをきめようとする様子もありました。
もちろん簡単にはきめさせないし、最後まで厳しかった丸藤選手。虎王2連発でTKOという形でこの試合は終わりました。あまりにも非情な攻めに、つい「丸藤大人げねー!」と思ってしまったけれど、今杉浦貴の側につくというのはそういうことなんだよな、と。その道を選んでしまったのだから、若手とかそんなのはもう関係ない。だからこれからは見る側がそんな風に感じないように、清宮選手がしなければいけないんです。キャリア1年強でそんなところまで求められるなんて、、酷だし大変だよ。。でも清宮選手ならあっという間にそこまで行ってくれるような気もします。
第四試合:モハメド・ヨネ vs 杉浦貴
重みのある打撃が飛び交いました。この日のヨネ選手は怖くてよかった。技にも気持ちが入ってて、杉浦選手もきつそうな感じでした。なんてったって重たいもんな。
開始早々キン肉バスターを狙ったりも。
しかし杉浦選手はもっと怖くて強かった。ヨネ選手の重たい攻撃をしっかりと受け止めた上で叩き潰しました。丸藤・杉浦は本当にきびしいなと第三、第四試合を通して感じました。簡単に付き合ってはくれない。ここを超えていくのは本当に大変だ。。。
やっぱり杉浦選手はカッコイイです。
第五試合:中嶋勝彦 vs 小峠篤司
小峠選手がどうにかして自分の流れを作ろうとしていたのですが、それを悉く叩き潰す勝彦選手。 小峠選手はなかなか流れを持っていくことができませんでした。
チャンピオンがヘビーはそんなに甘くないと言っているようにも見えたし、もしかしたら小峠選手がヘビー級に転向することに対しての若干の危機感もあったのかも知れません。でもやっぱり前者かなあ。このチャンピオンは強くて恐ろしいです。
ただ、あの手この手で勝彦選手の流れを断ち切って自身の流れに持っていこうとする小峠選手は面白かった。
それに技の受けっぷりのいいこと。そんなに受けなくてもいいよ。。とさえ思う。小峠選手はハートが良いんだよなあ。今回は勝彦選手が強かったけれど、このまたこのカードが組まれたらまた違った試合になるかもしれません。小峠がんばれー!
第六試合: GHCジュニア・ヘビー級選手権試合 大原はじめ vs 原田大輔
ふたりのジュニアへの覚悟が伝わる試合でした。本当に素晴らしい試合でした。
大きな声で大原コールをするファンの方を睨み付ける原田選手はもう最高アンド最高(笑)
原田選手は非情に強い選手です。メンタル面でも気が強くてガンガン前に出るタイプだし、フィジカル面でも非常に重みのある攻撃を出すし、受けに回ってもタフです。でももしかしたら大原選手みたいな選手って案外相性が悪い相手なんじゃないかなーと感じます。ファイトスタイルもそうだし、お客さんを味方につけるうまさとか、いろんな面で。なんとなくなのですが。原田選手がいちばん持ってないものを持っているのが大原選手な気がします。
1月11日の横浜大会の試合後に原田選手が口にした「ベルト獲るだけやったら誰でもできる。 」というコメントは私の中でかなりインパクトのあるものとして残りました。これ、すごいと思います。そしてその後の「でもそれだけやったらノアジュニア絶対終わってしまうから。 」というコメントにつながります。なんだか原田選手らしいなと思うし、原田選手じゃなきゃ言えないようなことばだと思う。単なる傲りではなく、ノアのジュニアを高めていかなければならないという強い危機感��基に発されたものです。でもそんな原田選手でもベルトは獲れなかった。大原選手がそうさせなかったんです。そしてそれがノアのジュニアを高めることにつながっている。
大原選手が強かった。見事という他ない腰への一貫した集中攻撃でした。強かった。
私は端的に言ってしまうと原田ファンです。原田選手に勝って欲しかったし、どうしてもそっち側に寄っちゃう。そんな私でも文句なしの結果だったんです。文句言えるわけがない。暴論かもしれないけれど、あれで納得できない人はプロレスファンじゃないよってくらいに思います。大原選手すごかったよ。なんて素晴らしいんだろう。
原田選手の気持ちもちゃんと感じました。コーナーの最上段から場外に飛んだり。原田選手も腹括って臨んできたなと。やっぱり私はまた原田選手がノアジュニアを引っ張る姿も見たい。
拳王選手が抜けようが、小峠選手が抜けようが、ノアのジュニアはすごいのです!それをふたりが示してくれました。ほんっとに見られてよかった。
試合は熊野選手がリングにきて挑戦表明。この試合を見たあとに出てくるのは本当に勇気の要ったことだと思います。自分が熊野選手の立場だったら絶対にいやだ~(笑)でもやっぱりここで行かないとあかんよね。そんな挑戦を受けてのチャンピオンの「俺を踏み台にしろ。そしてお客さんに認めてもらえ。」っていうことばはめちゃくちゃかっこよかったですね。
これも大原選手だから言えることばだったのかも知れません。ベルトも腰に巻いた!これでこそチャンピオンだ。 このチャンピオン倒すのは難儀だぞー!
メインイベント:GHCタッグ選手権試合 潮﨑豪&マイバッハ谷口 vs 拳王&マサ北宮
熱い試合でした。会場もすごく盛り上がっていました。
王者チームはこれぞヘビータッグのチャンピオンという姿を見せてくれた気がします。大きな身体でぶつかり、ぼんぼんと相手を投げていた。
タッグとしての連携の面でも王者チームの方が完成度は高かったと思います。ここぞというときにはしっかり潮﨑選手が入ってきて、ダブル攻撃に持ち込みました。そのタイミングがすごくうまかった。挑戦者チームとはかなり対照的であったように���えました。
だからここで挑戦者チームが獲るとは正直ちょっと想像していませんでした。やっぱり気持ちだったのだろうなあと思います。2人がそれぞれに自分たちがノアを引っ張っていくのだという強い気持ちを持っていた。
拳王選手のアンクルホールドと北宮選手の監獄固めが同時に決まったときの盛り上がりたるや物凄いものでした。めちゃくちゃテンションがあがりました。
拳王選手が3カウントを奪うとは! 拳王選手がフィニッシュを決めるとき、北宮選手はカットに入らせないように潮﨑選手の腕をつかんで離しませんでした。
嫌というほどしっかり内田会長にベルトを見せつけるのも素敵です(笑)
最後の拳王選手のマイクのかっこいいこと。しびれずにはいられないですよあんなの。やっぱり拳王選手が言った通り、ハートなんですよね。ハートでの闘いは心に響く。だから応援したくなるし、せずにはいられない。
さらに拳王選手が言った通り、ここで彼らが勝ったことはノアが新しく生まれ変わることの象徴だったのかも知れません。新しいノアを見せるためには2人は勝たなければいけなかった。これからどんなチームと防衛戦をしていくのでしょう。もしかするとあの厳しいおじさんたちがこのふたりに挑戦してくるかも知れない。そう考えるとわくわくしますね。
しかし潮﨑選手と谷口選手のタッグもすごく良かったんです。ここで終わらずにまたベルトを狙ってほしい。両チームともに本当に良かった。そんな風に思える試合だったのです。
ケンオーハラタッグにおいて大原選手はちょっと引いた部分があったと多くの人やメディアが評する中で、原田選手はそうではないのだといいました。(http://www.noah.co.jp/news_detail.php?news_id=9555)
そのときはちょっと意外な気がしたけれど、この2つのチャンピオンシップを見て、それは存外その通りであったのかもしれないと感じました。
ケンオーハラが解消したのは寂しいことでしたが、その後2人ともそれぞれの思うところでしっかりと結果を残しています。タッグ解消がふたりの可能性をさらに広げたのかも知れません。その一方で桃の青春は両者ともにまだ結果は出ていません。悔しいはず。しかしもちろん彼らが力不足であるわけではないし、しっかりと志を持っています。それぞれにまたトップを狙っているはず。ジュニアもヘビーも、またこれからもっともっと面白くなっていきますね!
あんなにお客さんがいっぱいな府立第二のノアもずいぶんと久しぶりな気がしました。 たくさん会場に人がいるとそれだけでうれしい。 そしてすごくいい雰囲気でした。 それにしても私、いままでノアの府立第二ではいつもいちばん安いチケット買っていたんですけれど、これからはもっと良い券を買わないといけないかなとおもいました(笑)嬉しい悲鳴。貧乏なファンでごめんなさいね。。
本当に良い大会で、純粋に楽しかったです。来てよかったって思えました。 帰り道、大阪からの慣れた電車の中で「やっと大好きなノアが帰ってきたな」といううれしさを改めて噛み締めました。しあわせですね。
これからしばらくは大阪大会がないようで次のノア観戦は未定ですが、もうそのときが待ち遠しい。はやくまた見に行きたいなあ。
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2016.12.24 NOAH@後楽園ホール
明けましておめでとうございます。あっという間に2017年になってしまいました。早い。そして相変わらず私は筆が遅いです。
もう昨年の話となり今さら感もありますが、2016年12月24日、プロレスリングノアを見るために後楽園ホールへ行ってきました。
前のブログで私はノアと距離を置きたいと書いたところなのに、翌月にはしれっと遠征までしちゃっているのだからやっぱり私は本当に無責任でクソな人間です。 ただ、あれから方舟は大きく舵が切られました。グローバルリーグは鈴木みのるの優勝に終わりました。それを踏まえてGHCチャンピオンの中嶋勝彦と鈴木みのるの選手権試合が行われましたが、みのる選手は敗北。それとともに鈴木軍はノアを撤退。杉浦貴は鈴木軍を抜け、ノアのリングで闘っていくと口にしました。 杉浦さんのノアへの気持ち。そんなことはずっとわかってた。でもやっぱり嬉しかった。 そして組まれたカードを眺めていると、私は行きたくて行きたくてたまらなくなってきました。2016年の総決算。そして新しいはじまり。ていうかノアファンとしてこの大会は外せないのでは?!?!勝手にそんな風に感じ、大好きなお友達の後押しもあり、思い切って急きょ後楽園ホールまで行っちゃうことにしました。 幸い(?!)クリスマスイブの予定もありませんでしたので(笑) それでも会場に着くまではやはりちょっと不安でした。来て良かったと思えるのだろうかと。1月の横浜で感じた、心に穴の開いたようなあの寂しい気持ちをまた味わうんじゃないだろうかと。
だけど来られて本当に良かったと今は心の底から思います。 まず地方に住む私からすると後楽園ホールというのはずっと憧れの地でありますので、もう入っただけでテンションあがってしまいました(笑)試合が始まる前から胸がいっぱい。
もう泣きそう(笑)不安と期待が入り混じります。 第一試合:大原はじめ&拳王vs熊野準&石森太二
ケンオーハラが別々にポーズとる姿はなんだかさみしい。
4人のうち3人がルチャのルーツをもつ選手ということもあり、ルチャのテンポを感じさせる試合となりました。しかしノアの選手同士の試合とは思えぬ不協和音が漂ってもいました。両タッグ共に、対戦相手だけでなくパートナーさえもが敵のよう。ひとりひとりにそれぞれのテーマのようなものが見えました。
熊野選手からはなんていうのかな、単純に「よい試合をする」のではない形で道を開こうとしていたというか、とにかく何らかの形で動かなければ、というがつがつした気持ちを感じました。でもまだバッチリきてない感じもして、まだ模索中のような印象がありました。しかし技1つ1つに重みが出てきて確実に成長しているし、ばちっと合うなにかが見つかれば熊野選手は一気に開花するような気がします。
一方そんな熊野選手と組んだ石森選手は試合内容でしっかり魅せてくれました。きれっきれ。この方は安定してクオリティの高い試合を見せてくれるどころか、まだまだ進化し続けています。本当にすごい。そんな石森選手だからこそ熊野選手のやり方に対する憤りも見えましたが、石森選手はちゃんと自分の芯を貫いていました。
対するケンオーハラはまた別のわだかまりがあって、、。大原選手は試合自体はきっちり務めますが拳王選手からのタッチを拒んだり、熊野選手へ八つ当たりだとも思える打撃をばちばち入れまくったりして、怒りの感情が見えました。あと若干のやるせなさ。でも石森選手との攻防ではジュニアに残る人間の意地、みたいなものが見えた気がしました。 拳王選手はヘビー級を転向した後とあってか、なんというか独特の存在感があったように思います。決してこの試合の中で目立とうとしているわけではないのだけども結局スリーカウントを奪ったのも拳王選手で、一発一発の重みを以って決めるときはしっかり決める強さがありました。 とはいえ私の中で一番印象が強かったのはやっぱり石森選手なんですね。石森選手の気持ちはずっと変わらずファンの方向を向いている気がするし、試合内容でびしっと決める姿には心惹かれます。
ただ、清宮対サエスではなく、この試合を第一試合に持ってくるというのにも意味があったのかも知れないと考えてしまったり。これからみんなどんな風に動いていくんだろう。わくわく。
第二試合:清宮海斗vsアレハンドロ・サエス フレッシュ感溢るる素晴らしい試合。両者ともにひとつひとつの技が本当に美しい。
しかしサエスはなんというよい選手なのでしょう。丁寧に試合を組み立てる力をちゃんと持っているんですね。もっともっと見たくなりました。
一方、清宮選手は試合前にツイッターでこんな発言をしていました。
サエスはGLで負けてからタッグでリベンジを果たした相手。 反体制でフラフラしてるんだろ! シングルで白黒はっきりつけてやるぜ!! 杉浦選手と組んではいたものの、サエスを反体制として見ている人はあまりいなかったと思いますが、それでも清宮選手なりにこの試合にちゃんとテーマを持って臨んでいたのでしょう。キャリア1年でそこまで来ているって本当にすごい。。
試合内容はサエス選手が優勢ではありましたが、あのジャーマンスープレックスが決まっていれば、結果はまた違ったものになっていたかも知れません。ドロップキックも然り、一発で大きく流れを変える技を彼は持っています。
良い試合でした。こういう試合ができるっていうのは団体にとって非常に素晴らしいことであると思います。とってもまぶしく光輝く試合でした。
清宮選手のこれからが楽しみで仕方がありません。
第三試合:マイバッハ谷口&潮﨑豪vs齋藤彰俊&モハメド・ヨネ
この大会において唯一の残念だった点がクワイエット・ストーム選手の負傷欠場でした。誰もが周知のとおり、ストーム選手はいつだってどんな試合だって全力で闘う選手です。しかしなかなかチャンスが得られずとてももどかしかった。そんなストームがGHCヘビータッグに挑戦。これはぜひとも見たい!という思いがありました。それ故に欠場の報せを聞いた際のショックは非常に大きかったです。この大会の中にストームがいてくれたらどれだけ嬉しかったか。 しかしそのストームの想いもこの4人がしっかり背負ってくれたんじゃないかと思います。
一番印象的だったのは齋藤選手でした。齋藤選手もストームと同じくいつも全力で闘う選手ですが、今回は特に気持ちが入っているように見えました。対戦相手に潮﨑選手がいたからでしょうか。GHCタッグに深い思い入れを持つ方だからでしょうか。それともこの日がクリスマスイブであったからでしょうか。怖くて強くてかっこよかった。
ヨネ選手とのタッグも息ぴったり。齋藤選手はやはりタッグの達人だと思います。
怖くて厳しい攻めのヨネ選手も見られました。今日のヨネは一味違う。
谷口選手もマスク時代を彷彿とさせる勢いがありました。谷口選手はやっぱり迷わず振り切った姿が魅力的なんですよね。そんな谷口選手が私は好きだし応援したくなる。
潮﨑選手については、、、正直、潮﨑選手がノアのリングにいることがすごく自然なことになったというか。谷口選手と組んでいるからでしょうか。最後の齋藤選手やヨネ選手の厳しい攻めを受け止めたからでしょうか。潮﨑選手がここにいてくれてよかったのかも知れないなって思う。
この試合はすごく心に響いたのですが、私の拙い文章力では上手く伝え切れなくてもどかしいな。でもダイナミックで気持ちもこもったとてもいい試合でした。胸がいっぱい。ストームが帰ってきてからのタイトルマッチがたのしみだし、齋藤さんにもまたGHCタッグに挑戦してほしい。
第四試合:GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合 邪道&外道vs原田大輔&小峠篤司
想像に違わず、桃の青春タッグの2人にとっては非常に厳しい試合となりました。
邪道選手の十八番ポーズを邪道選手へ。原田選手のこーいうところ大好きです(笑)絶対ドヤ顔してるもん(笑)
試合開始直後は挑戦者チームのいい流れでしたが、場外へのプランチャをかわされたのを皮切りにしてあっという間に邪道外道の流れへ。
邪道外道タッグはやっぱりすごかった。たとえ攻めこまれても一瞬でぐっと流れを引き寄せる。そしてその流れを変えさせる隙がない。ひとりが見ていないところをもうひとりがしっかり見ている。なのに同じところを見ている。ちょっと矛盾しているようだけども。でもそんな風に思えました。その上に個々の上手さや強さもあります。
小峠選手はぼろっぼろになるまで技を喰らっていました。特に邪道選手から。見ているこっちまでもが苦しくなるようでした。途中で反撃するタイミングもなくはなかった。でも思えば前回のタイトルマッチでは小峠選手が邪道選手に取られているんですよね。だからあえてがっちり邪道選手の技を受けようとしていたような気がします。
だけど邪道選手の逆水平チョップが回数を重ねるごとに威力を増していくように見えて恐ろしかったです。そんな小峠選手に対して邪道選手もどんどん気持ちが入っていったのかも知れません。
しかし挑戦者チームもちゃんと対策をしてきていたように見えました。外道クラッチをしっかり読んだり、スーパーパワーボムもしっかり防いだり、クロスフェイスオブJADOを切り返してフォールに持ち込んだり。
それに勝利への執念がびしびしと感じられました。そうでなきゃあかん。
邪道外道の厳しい攻撃を耐えきった上で、最後は原田選手の片山ジャーマンから小峠選手のキルスイッチで3カウント!会場はすごい盛り上がりでした。
そして試合後、この闘いは意外な結末を迎えます。
邪道選手と外道選手が桃の青春のふたりに握手の手を差し出しました。びっくりびっくり。
さらにはなんと外道選手が小峠選手のベルトを巻いてあげるという展開。ずるい。邪道外道ずるい。
しかし原田選手はさっさと自らベルトを腰に巻いていました(笑)うーん。そういうところも原田選手らしさかな。好き(笑)
そしてさらに予想しなかった展開が待っていました。小峠選手と原田選手は握手をせず、原田選手は小峠選手を残しひとりで引き上げていきました。
この瞬間はえ?なんで?と不思議だったものの、この理由がわかった上でこのシーンを思うとちょっと切ない。もちろん推測の域を出るものではありませんが、寂しさとちょっとのジェラシーと照れ隠しもあったのかも知れませんね。なんか原田選手おもろい顔をしていたし。
せっかく邪道外道タッグからベルトを取ったのだからこれからも組み続けてほしかったという思いもあるけれど、小峠選手のヘビー級転向はずーっと待ちわびていたことでもありました。
小峠選手がジュニアのシングルとタッグ、二本のベルトを腰に巻いたことは非常に大きいことです。小峠選手自身がしっかり納得できた上でタイチ選手や金丸選手、邪道外道タッグのふたりに勝利できた、という表れなのでしょう。小峠選手はそうやってずっと自分の中に課題を作ってひとつずつ乗り越えてきた。そうしないと彼自身が納得して新しい道に進むこともできなかったんだと思います。非常に感情移入しやすいというか、わかりやすいんですよね。シンプルで等身大。小峠選手はそういう人間味があって好きです。新しい道へと進む小峠選手を私は応援します。
それに原田選手がシングルプレイヤーとしてまた活躍するのもとっても楽しみ。原田選手はどう動くかな。寂しいけれど、わくわくしますね。
第五試合:丸藤正道vs杉浦貴 正直、試合を見るまではちょっと怖かったです。
今年このカードを横浜と大阪で2回見ました。しかしどちらの試合も、なかなか自分には響きませんでした。もう私はこのカードで心を動かされることはないのかも知れない。そんな風に少し考えていました。
でも試合が始まると、私の大好きな杉浦貴がそこにいました。そして気づけば丸藤選手と杉浦選手の試合にどきどきして、杉浦選手を一生懸命応援している自分がいました。
もちろん鈴木軍入りする前の杉浦貴とはちょっと違うんだけども、やっぱりノアの杉浦貴だったなあ。あの入場曲を会場で聞くのも随分と久しぶりでした。
ていうか46歳にしてさらに進化し続ける杉浦選手のすごさ。化け物や。
ヘロッヘロになっても相手の技を受ける。そしてそれ以上にやり返す。 杉浦選手と丸藤選手の闘いでした。
手を掴んだままエルボーで殴りつけるこの光景は一昨年、有明コロシアムで見たものと同じものでした。
さらにヘロヘロになりながらも、こいよこいよとジェスチャーする、あのときの丸藤選手のかっこよさったらなかった。しびれた。 正直なところ、試合を見る前は「なんだかんだでセミファイナルなのだからメインを食わないように抑えた試合になるかも知れないし。。。」なんて斜めから見た予想をして保険をかけている自分もいました。そういう邪な考えとかもこのふたりが全部打ち砕いてくれました。
試合後に杉浦選手がこんな風におっしゃっていました。
今日で今年最後の試合。 丸藤と最後にやったのは必然だったのかな。
2015年の最後に丸藤選手を裏切って鈴木軍入りして、1月にタイトルマッチして。。そこから始まった。そんな杉浦選手にとってこの丸藤戦は、しなくてはいけないものだったんですね。きっと。丸藤選手がいるから杉浦選手は鈴木軍に入った。入れた。
好きな選手が勝つというのはすごく嬉しいことなんですね。すごく当たり前のことなんだけども。。本当に嬉しかった。ことばがありませんでした。
勝手なファンでごめんなさい。でもやっぱり杉浦選手が大好きです。やっぱりまた杉浦選手のベルト姿が見たい。
ノアに刺激を��えたいってずっと言い続けてきた杉浦選手。杉浦選手の思う形でまたノアに刺激を与えていってほしいです。
第六試合:GHCヘビー級選手権試合 中嶋勝彦&マサ北宮
殺伐さを感じるオーラをまとって入場する勝彦選手のまあかっこいいこと。どんどん風格が出てきますね。
シリーズを通してチャンピオンの足に狙いを定めてきた北宮選手。その狙い通り、北宮選手が優勢の流れとなりました。
また北宮選手は受けに回ってもタフなんですよね。やられるだけで終わらない。
本当になんとよい選手になったんだろう。 全力でチャンピオンにぶつかり、Go for brokeということばを体現した。めちゃくちゃかっこよくて最高だったよ。マサ北宮がGHC王者になる日はそう遠くない。
このエルボーの形はどこかで見た光景!
しかしチャンピオンは強かった。 本当に勝彦選手のキックは破壊力が抜群です。全力でぶつかってくる北宮選手の攻撃もしっかり受け止めたうえで勝利しました。紛れもなく王者でありました。
前から後ろからキックをぶつける勝彦選手の姿がかつての佐々木健介さんの姿にだぶったり。健介さんはラリアットだったけど、それを見て恐ろしさを覚えたのと同じ気持ちになりました。
ヴァーティカルスパイクに入る前のハイキックの恐ろしかったこと。このチャンピオンは本当に恐ろしい。
試合後に握手してる両者を見て、ああこれが私の好きなプロレスなんだと思いました。パートナーどうしでぼっこぼこにやり合う。潰し合う勢いでやり合っていたのに最後はお互いをたたえ合う。プロレスって特異な競技だと改めて思います。でも、��から私はプロレスが好きなんです。
北宮も勝彦も大好きだー!!! 正直この二人がノアの大会のメインでGHCを掛けて闘うなんて1年前には思いもしませんでした。それを自分が遠征して見に行くとも思わなかった。
さっきも書いたけど丸藤対杉浦がメインイベントならきっと怖くて観に来られていなかったと思います。でもセミでどんな気持ちになっても、そのあとの勝彦と北宮の試合があったらきっと大丈夫っていう期待があったというか。見てみたい気持ちがあったというか。 この試合がメインイベントであったことが、何よりも良かったなと思います。こういう言い方が正しいのかわからないけど、いつまでも自分が大好きな選手が第一線で闘い続けられるわけではなくて。そうなったときに自分はどういう気持ちになるんだろう、っていうのが自分の中にあって。 語弊があるかも知れませんが、このふたりがこの大会のメインイベントを務めることになんの不自然さもなかった。というか私自身がなんの不自然さも感じなかった。セミファイナルが丸藤対杉浦であったことも含めた上で。そのことがとても嬉しかったというか。安心したというか。これもまた上手く言えへんな。 もちろん丸藤選手と杉浦選手がすごい試合をしたから言える言葉でもあるのですが。でも本当に良かった。丸藤対杉浦に全く引けを取らないよい試合でした。
試合後は杉浦選手が現れて挑戦表明。このすごい2つの試合のあとの「時代をまた戻してやる」ということばは非常に重みのあるものでした。杉浦さんがそう言って時代を簡単には進ませないって示してくれたこともまた嬉しかったな。
また杉浦選手のベルト姿が見たい。でも。ここで勝彦選手に負けてほしくもない。。。わー!なんてわくわくするんでしょう。
全6試合と試合数はそれほど多くなかったけれど、すべての試合に色があり意味があり、そのいっこいっこが私がずっと見たくて見たくてたまらなかったものでした。涙が出ました。私、もうこの先こんな気持ちにはなれないのかも知れないって諦めかけていたよ。。。
鈴木軍がやってきてベルトとられて、杉浦選手が鈴木軍入りして、この2年間は私にとっては本当にしんどい時間でした。ノアの試合を見に行く度にダメージを受けて、ちょっとずつ心が折れてく気がして、ついにはもうノアを見ない方がいいのだと思うところまで行ってしまいました。 この2年が意味のなかったことだとは決して思いません。この2年があったからのこの大会があるのでしょう。そうわかっていてもやっぱり苦しかった。 またこれからもノアの試練はまだまだ続くでしょう。これで終わりではありません。所属選手が少ないという現状は色濃く残るし、鈴木軍がいなくなったことによって求心力や刺激は弱くなったと言えるかもしれません。鈴木軍が撤退したからよかったね、という簡単な問題ではありません。 だけど拳王と小峠篤司がヘビー級への転向を表明。それに伴うケンオーハラと桃の青春の2つのタッグの解消。杉浦貴のGHC挑戦表明など、これからの動きもしっかり匂わせてくれ��した。 何よりも。こんなん見せられたらやっぱり私はこれからもノアを応援せずにはいられないんです。紛れもなく私の大好きなノアでした。きっと私みたいな人がいっぱいいます。大丈夫。
前に私が後楽園ホールでノアを観たのは2013年5月の方舟新章でした。ノアの新しい船出。今大会はあのときと似た空気を感じました。選手ひとりひとりから「ノアを良くしていきたい」という気持ちが伝わったし、会場にいたファンのみなさんからも盛り上げていこう、応援しようという思いが感じられました。この空間にいられることが幸せ。そんな大会でした。
こんなに満ち足りた気持ちでノアの会場から帰路につくのも随分と久しぶりなことでした。
この気持ちはノアでしか味わえないんです。だからやっぱりノアが好きです。大好き。本当に夢のような時間でした。本当にありがとうございました。
2017年は沢山ノアのことを追えるといいなあと思います。
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いまさらながら2016年を振り返る
年が明けてもうすぐ1か月が経とうとしております。はやいなー。こわいなー。
随分と日にちが経ってしまいましたが、改めて昨年のことを振り返ってみました。
観戦した大会はこちら。大阪インディー系とNOAHと全日本(この年はまりました)と大日本を中心に、全部で32大会でした。結構行ったね。。
あまりブログをかけなかったので、この一年で特に印象深い試合だけでも軽くさらっておきたいなと思います。詳しい内容忘れちゃったのもあるけど(笑) テレビでみた試合なども含めますと収拾がつかなくなってしまうので、自分が生観戦したものの中で。それでもいっぱいありすぎて書ききれるかな!
石森太二vs拳王(NOAH 1.31@横浜文体)
色んな気持ちを覚えた横浜。石森選手の鮮やかなルチャ殺法と、拳王選手の殺伐としたファイトが非常にうまく組合わさっていて素晴らしい試合でした。この日はこの試合に救われました。
佐藤光留vs丸山敦(全日本 2.21@府立第2)
試合時間は5分程度で短いものでしたが、非常に緊張感のある試合でした。こういう試合がもっと見たい。まだまだ見ていたかった。両者ともにつよくてかっこよかったです。
青木篤志vs佐藤光留(全日本 2.21@府立第2)
素晴らしいという他ない。緊張感でぴりぴりした試合でした。大好物。これがパートナー同士の試合っていうのがまた。本当にしびれた。ふたりとも本当にかっこよかった。ふたりとも大好き!
シェインヘイスト&マイキーニコルスvs潮崎豪&マイバッハ谷口(NOAH 3.6@大阪城サブアリーナ)
私が見たTMDKのNOAHラストマッチ。久しぶりに見るTMDKはやっぱりダイナミックで明るくて。最後だと知ることなく、もう試合を見ることが叶わなくなってしまった選手が沢山いるなかで、TMDKはこういう形でこの試合を見られてよかったと思います。
岡林裕二vs忍(大日本 3.19@西区民センター)
試合を見る前は正直それほど注目していなかったカードなのでした。だって体格差すごいやん!でもいざ試合が始まってみるとまあ本当によい試合でした。心折れるんじゃないかと思う程にぼっこぼこにされても、諦めずに勝利を狙いに行く忍選手がかっこよかった。そして岡林選手が強かった。心に響く試合でした。
ビリーケン・キッドvsツバサ(プロレスリングアンサー 3.31@神戸サンボーホール)
両選手の並々ならぬ思いのつまったこの試合。場外へ何回飛ぶんだと思うほど、気持ちのつまった大技がいくつも見られました。試合後のマイクでももうやりたくないとか、またやろうとか、色々言ってらしたけど、決して簡単な気持ちではできない闘いなのだと思いました。でもまたこのふたりがやるなら見たいなあ。
ゼウスvs青木篤志(全日本 4.24@府立第2)
ジュニアの立場ながら、ごっついヘビー級であるゼウス選手からがっちり勝ちを狙いに行く青木選手に心を打たれました。なんというかこの当時は諏訪魔選手が欠場していたこともあってかな、青木選手が「全日本ジュニア」はもちろん、「全日本プロレス」という団体すらを背負おうとしているように見えました。体格差はあれど、たとえ青木選手が勝っても文句なしの試合でした。
ゼウスvs関本大介(全日本 4.24@府立第2)
興奮したお客さんたちの足踏みで会場が揺れる、そんな試合を見るのは随分と久しぶりな気がしました。この日の関本選手は気持ちの入りようがすごかったです。それにしてもゼウス選手と関本選手がぶつかり合う姿は圧巻。ふたりとも化け物やで。。試合後にゼウス選手が関本選手を肩車して持ち上げる姿もまた微笑ましくて良かったです。
宮原健斗&ジェイク・リーvs船木誠勝&野村直矢(全日本 5.15@府立第2)
なんだかすごく印象に残っているこの試合。この日はファン感謝祭でお祭り的なカードが多かったのですがその中でのメインイベントがこれでした。ジェイク選手と野村選手、若手ふたりの奮闘がとても良かった。全日本の未来は明るいなー!とおもいました。感動した。
杉浦貴vs潮崎豪(NOAH 5.28@府立第1)
色んな複雑な気持ちのつまったこのカード。 杉浦選手が強かった。私でさえも潮崎選手を応援したくなってしまうような試合でした。 横浜で杉浦選手がGHCをとったとき、その取り方にベルトの価値が落ちてしまったと感じたけれど、杉浦さんはそれを戻した上で負けたと思います。この試合を会場で見られてよかったと思います。
めんたい☆キッドvs桜島なおき(九州プロレス 6.19@鹿児島市民文化ホール第二ホール )
大阪時代から見てきた瀬戸口直貴がここまで来たんだなあと。あんなにおっきい会場でメインでタイトルに挑戦して。桜島なおきの生き様を映した試合のように見えました。凱旋試合ということもあり、会場からものすっごい声援を受けていてなんかもう感無量でした。本当にかっこよかった。そして超アウェイの中、しっかり桜島選手を受け止めた王者、めんたい選手もまた���石でした。九州プロレスは本当に素敵な団体なので沢山の人に見てほしい。私もまた見に行きたいです。
ビリーケン・キッドvs三原一晃(道頓堀プロレス 7.9@大阪沖縄会館)
正直私、三原選手が勝つと思っていませんでした。でも試合見たら。。そら勝つよ。それくらいの試合でした。凄まじい試合でした。もちろんビリーさんは強かった。けどそんなビリーさんを応援したくなるほどに三原が強かった。本当に。三原はここまで来ているんだってこのときに気が付いた。彼は本っ当にい���選手になりました。元々いい選手だったけどですよ!
試合後のビリーさんのブログも感涙ものです。
http://ameblo.jp/billykenkid/entry-12179028843.html
レイパロマvs菅沼修(ダブプロレス 7.23@アゼリア大正)
試合中に両者の間に友情が芽生えるという謎展開。これ、タイトルマッチですよね?!?でもこの2人の試合ならそれもアリかと思わせられる怖さ(笑)ダブプロレスはBGMをかけながら試合をするというちょっと変わった団体なのですが、この試合のそれはボサノバチックなオシャレなものであったこともまた秀逸(笑)
タダスケvs翔太(ビアガーデンプロレス 7.24@大阪沖縄会館)
タダスケ選手のしつこいヘッドロックと翔太選手のしつこい腕攻めで組み立てられた試合。本当にふたりともしつこかった(笑)でも非常に見ごたえのある面白いものでした。私の中でタダスケ選手って華があってパワーがあって勢いのある選手っていう印象だったのですが、それに加えて上手さもあるんだなーと気づけた試合でした。
マグニチュード岸和田vs三原一晃(道頓堀プロレス 8.9@港区民センター)
この写真じゃわかりにくいけど、三原選手が岸和田選手をすっごい冷静な表情で「どうしたオラ!」って言いながら蹴ってます。
マグニチュード岸和田相手にあそこまで凄味を出せる選手って、いま大阪にはいないんじゃないかなあ。三原選手が本当に強くて怖かった。もう「かずくん」ではなく「三原選手」なんやな。。と思いました。しかしその勢いを以ってしても勝てないマグニチュード岸和田っていうのは本当に強くてでかい存在なんですよね。2人からを凄味を感じました。
高山善廣&大森隆���vs諏訪魔&不動力也(ランズエンド×全日本プロレス 8.21@府立第2)
ノーフィアーを自分の目で見られる日が来るなんてなあ。。もう私死んでもいいって思ったよ(笑)ノーフィアーの人気に対するジェラシーを露わにして暴れる諏訪魔選手も素敵でした。
ビリーケン・キッドvs政宗(プロレスリングアンサー 9.17@尼崎中小企業センター)
この日はビリー選手の立ち上げた団体、プロレスリングアンサーの1周年記念大会でした。そんな対戦相手を務めたのが政宗選手。ビリー選手と政宗選手の関係についてはあんまり知らなかったんやけども、なんというかふたりの歴史を感じさせるような、ふたりの思いの詰まったすばらしい試合でした。 思えば私は政宗選手のシングルマッチをほとんど見たことがなかったんですね。で、政宗選手のカッコよさを今更ながら知るという(笑)かっこいい!
ビリー選手の得意技「ビリンコバスター」を下から蹴り上げて潰す政宗選手。けっこうえぐかった。
これまたビリーさんの試合後のブログがぐっと来ます。http://ameblo.jp/billykenkid/entry-12201015300.html
冨宅飛駈 vsヒロトウナイ(VKF 9.22@アゼリア大正)
面白すぎた。目を離す隙が全くない。もっともっといつまでも見ていたいと思わせてくれる試合でした。
試合後もすがすがしい表情のふたり。 2人ともいい顔していた。また見たいカードです。
ゴアvs三原一晃(VKF 9.22@アゼリア大正)
マグニチュード岸和田さえを圧倒する勢いとパワーを持つ三原選手とがっちり真っ向にやり合うゴア選手ってやっぱり只者じゃない。結構体格差あるはずなのにまったくそれを感じさせない。でもそんなゴア選手に三原選手はなんと勝利!いやーほんと凄かった。ほんとすごいや。
https://twitter.com/kaijinhabuotoko/status/779105937692864512
これ、試合後HUBさん(HUBさんの別の姿がゴアです)がつぶやいたことなんですけど、あんだけ激しい攻撃を受けてこんなことが言えてしまうこの方はホンモノのプロレスラーだと思いました。常人では考えられない。
丸山敦vs織部克巳(9人シェア興行 9.25@世界館)
ぴりっとした雰囲気がとても心地よかったです。スパーリングのような試合。織部選手は空手出身であり立ち技を得意とする選手ですが、そこで勝負するのではなく丸山選手の土壌に踏み込んでいこうという意志が見えました。また丸山選手もきれっきれで関節技も打撃技も鋭く研ぎ澄まされていました。丸山選手のストロングスタイル的なファイトはとても洗練されていて美しくてかっこいい。たまらんかったです。 丸山選手の刀はまだまださびていないなと感じました。丸山さんは強いんです!
冨宅飛駈vsツバサ(9人シェア興行 9.25@世界館)
冨宅さんのサブミッションとツバサさんのルチャクラシカが絶妙に噛み合わない! 複雑な極め技がたくさん出てきて「どうなってるんや!」という声が会場がから飛んだり。なんだろうテンポなのかな。でもその噛み合わなさが面白い!噛み合わなくて面白いって思えるなんて面白い!プロレスの奥深さを感じました。
ガッツポーズする冨宅さん最高でした。ツバサさんもかっこよかった。ふたりともほんまにかっこいいねん。
HUBvsツバサ(大阪プロレス10.16@淀川区民センター)
カッコよすぎる挑戦者。
HUB選手のシャープな足攻めとツバサ選手の鮮やかな腕攻めを中心にした気持ちのこもった素晴らしい試合。ツバサ選手の間接技はなぜあんなにねちっこいのに鮮やかなのでしょう。(鮮やかすぎてまともな写真がない。)試合後のマイクも非常によかった。とにかくすべてが完璧の試合でした。
ツバサさんがベルト巻いてあげてます。私の中でこの年のベストバウトかもしれないです。
アルティメットスパイダーjr.vsツバサ(スパイダー自主興行 11.19@アゼリア大正)
ツバサさんのマスクが怖すぎます。でもこういうヴィランモチーフのマスクをつけてくるっていうのがまたかっこいいね。
この大会は大阪のプロレスの良いところがぎゅっと詰まった大会ですっごく楽しかったです。またスパイダー選手がシングルでメインで闘う試合というのはあまり見たことがなかったので、たのしみにしていました。試合を見ると、スパイダー選手がツバサ選手を目標にしていたんだなっていうことが改めてよくわかった。非常に似ているんですよね。使う技とかも。でももちろん全く同じなわけではないし、そこも面白い。スパイダー選手のこの試合にかける想いが強く伝わってきました。2人のマスクもマスクマン好きにはたまらないかっこよさでした。試合後の「何度でも挑戦を受けるよ。負けないけど」っていうツバサさんのマイクもかっこよかった。 本当にいい試合でした。ちょっと泣けた。スパイダー選手のことがすっごく好きになりました。
入江茂弘vs三原一晃(VKF 11.23@港区民センター)
なかなか組まれることのなかったこのカード。VKFで組まれるとはなあ。味なことをしてくれます。この2人、グリーンベアーズというタッグを組んでいたこともあり(いまも継続しているのかな?)似ているように思われますが、この試合を見る限りでは(DDTをあまり見ないのでふだんの入江選手についてがわからない)三原は攻めの選手、入江は受けの選手で案外対極的な2人なんだなと感じました。三原選手は技に重みがあり、その重みを以ってして厳しい攻めが多く見られたのですが、それ以上に入江選手の技ひとつの威力がものすごかった。
ただ三原選手の勢いをひしひしと感じていたときでもあるので、ここで入江選手に負けちゃうのはやっぱりちょっと悔しかったです。それでもあんなすごい試合が見られたことが嬉しかったかな。
秋山準&ケンドー・カシンvs大森隆男&征矢学(全日本 12.11@エディオンアリーナ第二競技場)
これまでもカシンの試合は2度会場で見たことがありましたがどちらも府立第一の遠いところからだったので、今回は近いところでカシンの試合を見られたという喜びが大きかったです。征矢選手の試合を会場で見るのもまた初めてでした。11.26に両国大会で組まれた同カードをテレビで見ましたが、それと比べてお互いのチームの絆の差が勝敗を左右した、という見方もできる面白い試合でした。征矢選手はカシンみたいな選手が苦手そうだし、カシンは征矢選手みたいな天然系パワーファイターを弄ぶのが得意そう(笑)ゲットワイルドが勝利したことも含めてよい試合でした。ちぐはぐな感じで会場を締める2人を見て、すごく幸せな気持ちになれました。
うん、全部カシンのせいにしよう(笑)
丸藤正道vs杉浦貴(NOAH 12.24@後楽園ホール)
なんだかいろいろ久しぶりな気がした。久しぶりに大好きな選手の試合でどきどきわくわくできました。そして大好きな選手が勝って純粋に嬉しかった。嬉しく思えて良かったです。
中嶋勝彦vsマサ北宮(NOAH 12.24@後楽園ホール)
この試合が2016年最後の試合でした。 本当によい試合でした。プロレスに対して色んな気持ちになった2016年だったけれど、この試合のおかげでいい締め括りになりました。この試合が最後でよかったなと思います。
メインイベントの試合やシングルマッチが多く、もちろんこれ以外にもいい試合いっぱいあったんやけども全部書ききれない。これだけ心に残る試合に出会えて本当に幸せです。みなさん本当にありがとうございます。
今年もまたいっぱいプロレスを見に行って、すばらしい試合と出会っていければいいなと思います。 また昨年は女子プロレスをひとつも見に行けなかったので、今年こそは女子プロも色々見に行けたらなあと。 そして今年は覚え書き程度でももっと沢山観戦記を書きたいと思います。じゃないと私自身が忘れてしまう(笑)今年もプロレスライフをたのしみます!
番外編
伊東竜二&ポセイドン&ツトムオースギ&ヘラクレス千賀 vs バラモンシュウ&バラモンケイ&忍&植木嵩行 (大日本 10.24@名村造船場跡)
じごくえず
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