#キチガイは物理的に抑えないと
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「体罰不要論」は、「核兵器不要論」に似てる。 教師の外からの「体罰の傘」がないと成り立たない愚論。 警察の介入、排除隔離を正当化するルールetc.もなく狂児の暴力に蹂躙されて学級と教師の精神が崩壊。
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当方、お医者さんである。国民民主党の玉木議員の医者の給与を減らせというツイートが昨今話題になっている。その理由は医療に金がかかりすぎ、成長と全体の幸福を損ねているから、らしい。ここに、手っ取り早い解決法を提案したいと思う。国民皆保険制度を廃止すれば良い。国民皆保険制度、そして高額医療制度は非効率な医療サービスのバラマキを行っている。発熱すらしていないコロナ患者に対するラゲブリオや末期肝硬変患者の貧血に対するエリスロポエチン。どうしようもなくボケちまった爺さん婆さんはあめ玉のようにアリセプトを舐めている。大正生まれのご老人に順内と血外の連中がTAVIやらEVAR,TEVARをするせいで、ピンピンコロリへの道筋が絶たれていく。一種の老人病である心アミロイドーシスという病気にタファミジスのような冗談みたいな価格の薬が投与される。PD-1阻害薬なんて薬ができたせいで森○朗が復活してしまい、東京五輪で遺憾無く老害っぷりを発揮したのは記憶に新しい。ヤニカスは年金を受け取る前に早く死んでくれるから財政的にトントンだったのであって、延命してしまえば単なる息の臭い金食い虫だ。糖尿病で腎臓をぶっ壊せば医療費がタダになる上に週3人工透析をする権利が付与される。これは米国だと週2回である。別に週2でも死にはしないのだが、政治家にとっての票田、透析病院にとってのアクティブユーザー数を維持する為に週3となった。そして今後これにレカネマブが加わる。この話を欧米の医者にすると、イかれてんなwどこからその金が出てんの?、と言われる。納税者の財布からである。日銀が円債を引き受け、円の価値を希釈させることでそれを行うこともやっている。世間のイメージとは裏腹で、日本の医療従事者の人件費はとても安い。これは一人当たり医療費支出を見れば明らかだ(4,691ドルでOECD加盟中15位/38位)。上述のような無意味なバラマキをしており、かつ失敗国家のような人口比率であるのにもかかわらず、日本の医療支出は相対的に低い。何故か?それは医療従事者の人件費が安く押さえられているからだ。米国の医者や看護師の給与水準は日本の5〜6倍くらいはある。最近は円安でそれにブーストがかかった。米国の一人あたりGDPが日本の2倍程度であるのを考慮しても、単純計算で3倍もらっていいことになる。しかも、日本は医療サービスを必要とする高齢者の割合が高く、富は高齢者に集中している。その上、日本の人口あたりの医者数は米国の二分の一強しかいない(看護師数は知らん)。自由競争が許されれば、価格はどこまで上げて良いのだろうか?社会主義的な医療制度を採用しているカナダ、オーストラリア、イギリスと比較しても日本の医療従事者の待遇は地を這うような水準だ。この差は、これら国々は費用対効果に見合う医療のみ提供する事より生まれる。そして、費用対効果という言葉は日本で最も忌み嫌われる言葉だ。医は算術ではなく、バラマキなのである。少々話が脱線するが、日本の医療は安いだけでなく、質が良い。看護師の方々の礼節は海外と比較するとびっくりする程だ。大して金を払っていない患者に対して奴隷の如くクソ丁重にもてなす(個人的にやめたほうがいいと思っている)。消化器の先生は海外ではまず不可能であろうESDなどを華麗にこなしてみせる。外科の先生はクソ面倒くさいリンパ節郭清などを毎回丁寧にやってらっしゃる(あれエビデンスあるんすか?)。心外、脳外、婦人科の先生方はキチガイじみた24hオンコールを律儀に請け負っている。ネットに出没する出羽守の方々が海外で稼げなくなってから日本に凱旋するのはまさにこれが理由である。医療が安いだけが理由であったのなら、金が腐るほどある金持ちは海外で医療を受け、そこを終の住処とするだろう。要するに国民皆保険制度は医療従事者を抑圧する制度でもあるということだ。この手の話題では、医業の独占を医者から���り渡すべきだという議論になりがちがだが、別にそうすればいいと思う���chatGPTの言われた通りに動けば素人でも9割方正解を出せる(残り一割はとんでもなく間違う)。ただ、麻薬とか向精神薬とか抗癌剤など人を殺せる系薬剤の処方権をお譲りするのは難しいと思うし、無免許医が患者に不利益を及ぼした場合、たとえ事前の患者の同意があったとしても殺人罪やら傷害罪が適応されるべきだと思う。じゃないと麻薬密売やら自殺幇助などがはびこるだろう。血圧とか糖尿病の薬程度であれば各々自由にやればいいんじゃないかな。ここら辺も匙加減間違うと死ぬけどね。ネット上では医者が率先して寝たきり患者を量産していることとなっているが、それは嘘だ。寝たきり患者が増えることで得をするのは病院であって、医者ではない(そして、病院にも大した得にならない)。医者が胃瘻やら中心静脈栄養やら喉頭気管分離を行うのは、家族から「できることはやってあげてください」、或いは「昇圧剤と心マは希望しないけど、他はやってください」と言われるためである。一度そう言われてしまうと、文字通りできる限りの事をしないと訴訟や医師免許お取り潰し、場合によっては殺人罪を着せられることになる。延命を行わないことのデメリットが甚大である一方で、メリットは皆無なのだ。そんな中でも過去にALS患者を安楽死させようとした医者や、透析を中断させようとさせた医者が過去に居たが、日本人はその行為の是非を議論しようとはせず、彼らは司法やらメディアの袋叩きに逢い、無事死亡した。「寝たきり患者量産」は、国是であり、日本国民の総意なのだ。医療従事者は、低所得者や生活保護者ともっとも交流する職業のうちの一つだ。実際に相手をしてみると解るが、大抵彼らは愚かで、卑しく、救い難い。そんな人々を相手にしたくないし、彼らのために真面目に労働し納税している人々の税金を注ぎ込む際には良心が痛む。だが、そうせざるを得ない。国民皆保険制度がそうさせているのだ。国民皆保険制度を廃止することのメリットは以下の通りだチューブ老人というグロテスクな存在が激減する財政が健全化するあなたが不摂生でない場合 (現状の社会保険料 - 民間保険料) は正の値になる 老人が減るので年金・介護・福祉に支払う支出が減る。 高齢化問題が緩和される介護に使う時間と金が減るので少子化解決の道筋が開けるあなたが介護・医療関係者の場合、待遇が良くなるデメリットは以下の通りであるあなたが金のない高齢者であった場合、死ぬあなたが生保であった場合、死に近づく喫煙、肥満、2型糖尿病などプリベンタブルなリスク因子を抱えている方々の民間保険料は、恐らく高額になる上記社会的弱者を糧とする方々が困る(透析病院とか、自民、立憲、共産、社民、れいわの先生方など) 超富裕層が困る(治安が悪くなるため。社会保険料は端金であり、円安は海外の資産でヘッジすればよい。道端でジョーカーみたいなのにぶっ○されることが彼らの最も恐れることなのだ。)要するにフリーライダーが死ぬということである。ただ、想像してみてほしい。ご高齢の方々は、周囲から疎まれながら、そんなに長く生きたいだろうか?役目を終え、尊敬される老人のまま、死にたくないか?デブやアル中、ヤニカスの皆様方は、太く短い生涯を送りたくて、そういったライフスタイルを営んでいるのではないだろうか?そしてなんといっても皆さん、フリーライダーは、お嫌いでしょう??「お前もいずれは高齢者になる」と言われるが、私の経験では生産可能年齢を過ぎてからの延命は本人含め、誰も幸せにしない。病院に巣くうご老人方は醜く礼節に欠きそれでいて生産性は皆無である。家族含めた周囲は陰に陽に早く死んでほしいと考えている。そんな中貴重な医療資源を浪費し、死ぬはずであった今日を先延ばしにしているご本人は少しも幸せそうでなく、それどころか不機嫌な顔をしている。飯塚○三のような、あの顔である。医療に縋らないと生きられない時点で、生物として破綻しているのである。そんな中長く生きても、なーーーーーーーーーーーんもいいことないよ。私は、基本的には人の為になりたくて医者になった。給与や労働条件が他国に比べてイけてないのはまだ我慢できる。だが、劣悪な労働条件で滅私奉公し、それが故に国賊の様に扱われるのは納得がいかない。国民皆保険制度は医療従事者の待遇を悪化させているだけではなく、医療従事者が頑張れば頑張るほど、日本国民、および患者とその家族に不利益を及ぼすような制度設計になっている。悪いのは制度であって、医療従事者でも、患者でも、老人でもないのだ。皆保険制度は捨て去られるべきだ。レッツ、レッセフェーーーー���ーーール!!!!!!!!!
(追追記致しました)(追記致しました)国民皆保険制度になくなってほしい
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おかぐの現パロ話を読んで今日になってもしんどかったから掃き溜め投げる
これを読む人が存在したと仮定して一応断っておくけど別にこれはdisじゃないと思う
気に入らないものを叩きたいだけなのに自分の善人ムーブをキープしたいヒステリックインターネットババアがよく使う保険だけどわたしが���当にdisりたいときは枕詞に「これは悪口だけど」ってちゃんと申告してから叩く
何がキツかったか要約すると「社会の縮図を感じてキツかった」って話なんで 作品自体面白かったしわたしが個人的にウーッってなったシーンも物語上必要な描写だったと作者の意図も理解できるので作品作者両方叩く意図はない
作者が、センシティブな議題を扱っているのにも関わらず作者がマジで何も考えてないんだろうなこの人…としか思えない描写をしていて、かつそれならキャラを凌辱するのが好きなんです!って堂々としてればいいのに自分は真っ当なカプ者です!ムーブをしている場合において殺意を抱くだけで、それが必要かつ考えられた描写だった場合には思想の合致はどうあれそういうものとして享受するので この作者はわたしにとっての地雷に該当しない
クリスマスにアリアスターの卒業制作らしい息子から父親への近親相姦DV映画をみせられて、面白くはあったけどDV加害者が被害者を詰めるときの被害者ムーブの解像度が高すぎてウッってなったんだけど、「キツかった」の種類としてはそんな感じ これはアリアスターと作品本編への嫌悪感を意味しない ここに書くことはそれと同じ
本題
作品の概要:剣道部沖田が部活の帰り道彼女の神楽がレイプされてるところを勢い余って犯人を撲殺、自首を主張するけど神楽の提案で逃亡、指名手配犯の二人でハネムーンみたいな逃避行するが行き場がなくなり捕まる前に逃げ出して一番幸せな瞬間に二人で心中して終わり
概要だけではキツいところとか特にないんですけど
わたしがウッてなったのは冒頭で、沖田が剣道部の部活中に大会目指す部のムーブに則って後輩指導という名の後輩いじめ(延長練における先輩陣における相手が泣くまで何時間もの不当な暴言・恫喝)に加担してるのね
それを見かねた神楽がお前は優しい人間なのにそんなことしてたら本当にひどい人間になってしまうよって言うんだけど沖田は嫌なら帰りゃいい、俺もそうしてたしって返す
苦言を呈していた神楽も結局ラブラブムードに流されてラブラブなままその場で別れる
いやしんどくね?
この沖田はその後神楽がレイプされてるのを見て犯人を殺し、神楽の言うままに一緒に逃げ、旅先でも神楽を守りつつ最後神楽に言われるがまま一緒に死んでやる、っていう好きな女の子を最後まで守る行為ができる人間なんだけど
そうやって他人のために心から奉仕できる「優しい」「善人」が、相手が特に自分��とって大事な人間ではない場合平然と加害者側に回れるという事実が、世の縮図を感じて本当に怖かった
これも所属組織の風潮に逆らえず渋々やってるんですって強制・抑圧されて心を殺しながら加害してるって話ならまだ理解できるんだけど(コンサル勤務の友達の上司がこのタイプらしい)、この場合沖田は先輩がダルいから帰るという選択ができるレベルの迎合せずにいられるハートの強さを持ち合わせてるわけで 沖田なんかは勇気を出さずともそれにノーを突きつけられる側の人間ではあるんだよね それにもかかわらず、内心ダルいと思いながらもその対象が自分にとって大事な人間ではない場合は「何となく」レベルの動機で不当に加害することができている その裏では、心の底から惚れた相手に身を挺して愛を捧げることもできる
社会的には善人として扱われている、誰かにとっての最愛である人間であるのに、自分にとってはどうでもいい誰かを自覚ありきで不当に加害できる人間、世の中の1/5くらいはこれで構成されてるんじゃないかと思う それでも善人として、正しさとして扱われ、誰かには真っ当に愛される 社会のリアルすぎる
作中の神楽だって沖田の加担している恫喝行為に関して指摘するもラブラブムードに流されて、結局その後は何も言わない
仮に自分の彼氏が自分に尽くしてくれて人間的にも尊敬できる人であったとして、会社ではパワハラに自覚的に加担してることが発覚したら軽蔑してしまうので別れを切り出す自信があるけど、作中の神楽含めて世の女の子たちは周囲のそういう加害に目をつぶってスルーできる それがリアルすぎて勝ち組同士の恋愛ってこんな感じなんだろうなー…って考えて鬱になった
結局「ひどい人間(鬼)になってしまう」=神楽を守った殺人を全く後悔してない、人を殺したのに神楽のようにろくに食べられなくなったりすることなく惚れた女の子との逃亡劇を純粋に楽しむことができている、という後々の沖田の自分が神楽とは根本的に異なる悪人と思う自己認識につながってくるし、最後神楽が一緒に死んでくれる沖田を「優しい」と言って終わることからも物語の構成としては必要なシーンではあるんだけど
まあ彼女を救うための衝動的な殺人もそれを後悔しないことも人間として優しいとか優しくないとかのベクトルからは逸れる話だと思うから、一連の流れにおける比較対象として羅列するのはちょっと違うと思うけど…
別に沖田・神楽はこんなことしないor沖田・神楽にこんなことさせるなんて!とかと思っているわけでは全くない そういった作品に対して怒りを覚えることが多いけどこれに関してはそれには該当しなかった レイプを魂の殺人として真っ当に描いているし作者の倫理観を疑っているとかも特にない 世の縮図を感じるレベルで普遍的な人間における善悪の曖昧さの解像度が高くて話としてはとても面白かったので何度も読んでる
これはifだけど仮に沖田からの加害を受けた名前も顔も出てこない後輩が自分がその後どうなろうと沖田を殺す決意をするくらいの強い憎しみを抱いたとして、相手に最大限の苦痛を与えることを目的に報復するのであれば本人よりも彼の最愛の神楽を狙うと思うから、そういう文脈でも直後被害に遭ったのが神楽だったという点において(本編における両者の因果関係は皆無だが)解像度高いなと思って読んだ
わたしの反応ポイントがおかしい自覚はある 昔から常人に比べて怒りのボルテージがデカすぎて一晩中毛布の中で「殺してやる」と永遠に唱え続けて朝になってることがザラにある人間だから、不当かつ故意的な加害行為に対して誰もが強い憎しみを抱く前提で考えてしまっている節は大いにある
そういう時は加害してきた相手に報復する権利はあるかもしれないが相手がこの世で一人で生きているわけではない以上は相手の家族や周囲を加害する権利は自分にないな、と自分に言い聞かせ続けて一晩かけて殺意を落ち着かせる
残念ながらわたしみたいに生まれつき怒りのメーターがぶっ壊れてる人間も一定数いるんだろうし、実際に客観的証拠からもそういった生まれながらの性質のみを理由に殺人を犯してしまった人間が友達の同級生にいることを聞かされているので、法や社会の抑止力も効かないレベルの憎しみを抱いてしまった時点で人は物理的に人を殺せるのだから、赤の他人をいたずらに加害するなら殺される覚悟を持った上で加害しろよ、人間殺そうという意志があれば今この場で簡単に殺せるのに相手に何をしようが自分は何ら報復を受けないという自負があるのすごいな、という思想がベースにあるが故に読んでウッってなったんだと思う
加害行為に対して敏感であるが故に他人に対してヒスる・詰めるという行為ができない人間だから、対面で対話もできないレベルの状況に陥ったときそういう世間で揶揄される嫌な発散の仕方ができない代わりに本気で頭に血が昇って視界の色が変わった時(比喩ではない)の対処法が、いまだに「辛うじて理性が応答するうちに相手に危害を加える前に一刻も早く相手を自分の視界から消す」くらいしかない 前に家族に対しての許容し難い侮辱を浴びせてきた親戚のジジイに部屋のストーブの灯油を引っこぬいてぶちまけた挙句チャッカマンで火をつけようとして羽交いじめされて止められたことがある キチガイだから怒りに飲み込まれすぎて本当にヤバくなった時、辛うじて動けるうちに相手から離れないととにかくその場における一番有効な手段を用いて相手を消すことしか考えられなくなる
父親もキレるとノータイムで出ていって一週間くらい帰ってこない人間だったんだけど、今思えば「気に食わないから出ていく」とかいうレベルのかまってちゃんの域ではないキレ方だったから加害しないためだったんだと思うし、遺伝ってあるんだなと思った
ただ世の縮図を感じたが故にウッってなったという掃き溜め 作品への所感を分析していたら自分自身の怒りという感情についての話になった I LOVE ハンムラビ法典
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655 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2021/09/02(木) 19:12:50.27 ID:3XGAaeql 日本人てエロ浮世絵で抜いてたんだよな 変態ジャップ 669 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage] 投稿日:2021/09/02(木) 19:15:32.35 ID:bBqkAAy+ [3/10] >>655 普通に遊郭や出会い茶屋だぞ そら、チョンに文化や芸術が育たなかったのは、 おまえみたいのがニダニダおるからだ 708 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2021/09/02(木) 19:25:24.62 ID:fI95IEJa [21/30] >>669 春画・・・ 普通の浮世絵よりも高価な画材が使われてて 美術的価値が高いのに 712 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage] 投稿日:2021/09/02(木) 19:26:37.56 ID:Kz82PLz7 [4/9] >>708 日本人のエロに対する情熱は相変わらずすごいなw 716 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2021/09/02(木) 19:28:30.10 ID:fI95IEJa [22/30] >>712 春画の方が売れるから 著名な浮世絵師も生活のために描かざるを得なかったらしい そしてアングラだから普通の絵よりも却って幕府の統制を気にせず 豪華な彩色が出来たという風に 春画の画集に書いてあった 728 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage] 投稿日:2021/09/02(木) 19:31:28.63 ID:Kz82PLz7 [5/9] >>716 なるほどそんな背景があったのか エロのほうが売れるのは今も昔も変わらないなw 732 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage] 投稿日:2021/09/02(木) 19:33:00.46 ID:nwUtDmEm [2/8] >>728 ちなみに現代のエロ漫画に有る 断面図描写 イキ顔カットイン などの表現方法は 江戸時代の春画に既に導入されてたらしい・・・ 753 名前:ぴらに庵 ◆/oBAKA4wpQ [sage] 投稿日:2021/09/02(木) 19:36:57.13 ID:Sxft53Zk [3/8] >>732 一方、ヨーロッパでは「これは古代の宗教絵だから」と言って裸婦を描き、 「これはマリア様だから」といって美少女を描いた やっぱり抑圧って停滞と抜け道を産むんだよなぁ(w 755 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage] 投稿日:2021/09/02(木) 19:37:44.00 ID:Ii5Vwf1V [7/8] >>732 女性の足だけの春画とかもあるぞw 759 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2021/09/02(木) 19:39:42.67 ID:3Pzri2KR [5/11] >>732 オネショタもあるぞ 785 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2021/09/02(木) 19:49:03.11 ID:zVXXcQFF >>732 マジでポルノしか誇るものがないんだな 終わってるよこの国 804 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage] 投稿日:2021/09/02(木) 19:55:04.32 ID:nwUtDmEm [3/8] >>785 そういう裾野の広さが北斎とか写楽とかを生み出してる 漫画文化だってエログロなどのアングラの裾野の広さが 世界に評価される漫画文化の頂を支えてんの これが理解できないから韓国はパクリばかりでろくな文化が育てられない 818 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2021/09/02(木) 19:59:09.55 ID:Pxwv4pHw [2/3] >>785 ウリミンジョクは貞淑ニダとか言いながら 世界中に売春婦送り出してるキチガイよりよっぽど健全だよw 824 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2021/09/02(木) 19:59:57.81 ID:Ey4+Z3ie [5/7] >>785 日本のは二次元だから意味がある。本物を輸出するんじゃねえ 825 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2021/09/02(木) 20:01:01.49 ID:zfc6pr7A [8/10] >>785 他にも沢山あるぞ?w 742 名前:(´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage] 投稿日:2021/09/02(木) 19:34:49.15 ID:LjCcNLqj [1/2] 浮世絵以前にも屏風絵とかあったしな 下地があったからこそ浮世絵や漫画が強いんだろう
あの「ゴッホ」を魅了させた日本の浮世絵=韓国ではあまり知られていない日本文化の影響力 [9/2] https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1630567525/
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11180143
愛読者が、死んだ。
いや、本当に死んだのかどうかは分からない。が、死んだ、と思うしか、ないのだろう。
そもそも私が小説で脚光を浴びたきっかけは、ある男のルポルタージュを書いたからだった。数多の取材を全て断っていた彼は、なぜか私にだけは心を開いて、全てを話してくれた。だからこそ書けた、そして注目された。
彼は、モラルの欠落した人間だった。善と悪を、その概念から全て捨て去ってしまっていた。人が良いと思うことも、不快に思うことも、彼は理解が出来ず、ただ彼の中のルールを元に生きている、パーソナリティ障害の一種だろうと私は初めて彼に会った時に直感した。
彼は、胸に大きな穴を抱えて、生きていた。無論、それは本当に穴が空いていたわけではないが、彼にとっては本当に穴が空いていて、穴の向こうから人が行き交う景色が見え、空虚、虚無を抱いて生きていた。不思議だ。幻覚、にしては突拍子が無さすぎる。幼い頃にスコンと空いたその穴は成長するごとに広がっていき、穴を埋める為、彼は試行し、画策した。
私が初めて彼に会ったのは、まだ裁判が始まる前のことだった。弁護士すらも遠ざけている、という彼に、私はただ、簡単な挨拶と自己紹介と、そして、「理解しない人間に理解させるため、言葉を紡ぎませんか。」と書き添えて、名刺と共に送付した。
その頃の私は書き殴った小説未満をコンテストに送り付けては、音沙汰のない携帯を握り締め、虚無感溢れる日々をなんとか食い繋いでいた。いわゆる底辺、だ。夢もなく、希望もなく、ただ、人並みの能がこれしかない、と、藁よりも脆い小説に、私は縋っていた。
そんな追い込まれた状況で手を伸ばした先が、極刑は免れないだろう男だったのは、今考えてもなぜなのか、よくわからない。ただ、他の囚人に興味があったわけでもなく、ルポルタージュが書きたかったわけでもなく、ただ、話したい。そう思った。
夏の暑い日のことだった。私の家に届いた茶封筒の中には白無地の紙が一枚入っており、筆圧の無い薄い鉛筆の字で「8月24日に、お待ちしています。」と、ただ一文だけが書き記されていた。
こちらから申し込むのに囚人側から日付を指定してくるなんて、風変わりな男だ。と、私は概要程度しか知らない彼の事件について、一通り知っておこうとパソコンを開いた。
『事件の被疑者、高山一途の家は貧しく、母親は風俗で日銭を稼ぎ、父親は勤めていた会社でトラブルを起こしクビになってからずっと、家で酒を飲んでは暴れる日々だった。怒鳴り声、金切声、過去に高山一家の近所に住んでいた住人は、幾度となく喧嘩の声を聞いていたという。高山は友人のない青春時代を送り、高校を卒業し就職した会社でも活躍することは出来ず、社会から孤立しその精神を捻じ曲げていった。高山は己の不出来を己以外の全てのせいだと責任転嫁し、世間を憎み、全てを恨み、そして凶行に至った。
被害者Aは20xx年8月24日午後11時過ぎ、高山の自宅において後頭部をバールで殴打され殺害。その後、高山により身体をバラバラに解体された後ミンチ状に叩き潰された。発見された段階では、人間だったものとは到底思えず修復不可能なほどだったという。
きっかけは近隣住民からの異臭がするという通報だった。高山は殺害から2週間後、Aさんだった腐肉と室内で戯れている所を発見、逮捕に至る。現場はひどい有り様で、近隣住民の中には体調を崩し救急搬送される者もいた。身体に、腐肉とそこから滲み出る汁を塗りたくっていた高山は抵抗することもなく素直に同行し、Aさん殺害及び死体損壊等の罪を認めた。初公判は※月※日予定。』
いくつも情報を拾っていく中で、私は唐突に、彼の名前の意味について気が付き、二の腕にぞわりと鳥肌が立った。
一途。イット。それ。
あぁ、彼は、ずっと忌み嫌われ、居場所もなくただ産み落とされたという理由で必死に生きてきたんだと、何も知らない私ですら胸が締め付けられる思いがした。私は頭に入れた情報から憶測を全て消し、残った彼の人生のカケラを持って、刑務所へと赴いた。
「こんにちは。」
「こんにちは。」
「失礼します。」
「どうぞ。」
手錠と腰縄を付けて出てきた青年は、私と大して歳の変わらない、人畜無害、悪く言えば何の印象にも残らない、黒髪と、黒曜石のような真っ黒な瞳の持ち主だった。奥深い、どこまでも底のない瞳をつい値踏みするように見てしまって、慌てて促されるままパイプ椅子へと腰掛けた。彼は開口一番、私の書いている小説のことを聞いた。
「何か一つ、話してくれませんか。」
「え、あ、はい、どんな話がお好きですか。」
「貴方が一番好きな話を。」
「分かりました。では、...世界から言葉が消えたなら。」
私の一番気に入っている話、それは、10万字話すと死んでしまう奇病にかかった、愛し合う二人の話。彼は朗読などしたこともない、世に出てすらいない私の拙い小説を、目を細めて静かに聞いていた。最後まで一度も口を挟むことなく聞いているから、読み上げる私も自然と力が入ってしまう。読み終え、余韻と共に顔を上げると、彼はほろほろ、と、目から雫を溢していた。人が泣く姿を、こんなにまじまじと見たのは初めてだった。
「だ、大丈夫ですか、」
「えぇ。ありがとうございます。」
「あの、すみません、どうして私と、会っていただけることになったんでしょうか。」
ふるふる、と犬のように首を振った彼はにこり、と機械的にはにかんで、机に手を置き私を見つめた。かしゃり、と決して軽くない鉄の音が、無機質な部屋に響く。
「僕に大してアクションを起こしてくる人達は皆、同情や好奇心、粗探しと金儲けの匂いがしました。送られてくる手紙は全て下手に出ているようで、僕を品定めするように舐め回してくる文章ばかり。」
「...それは、お察しします。」
「でも、貴方の手紙には、「理解しない人間に理解させるため、言葉を紡ぎませんか。」と書かれていた。面白いな、って思いませんか。」
「何故?」
「だって、貴方、「理解させる」って、僕と同じ目線に立って、物を言ってるでしょう。」
「.........意識、していませんでした。私はただ、憶測が嫌いで、貴方のことを理解したいと、そう思っただけです。」
「また、来てくれますか。」
「勿論。貴方のことを、少しずつでいいので、教えてくれますか。」
「一つ、条件があります。」
「何でしょう。」
「もし本にするなら、僕の言葉じゃなく、貴方の言葉で書いて欲しい。」
そして私は、彼の元へ通うことになった。話を聞けば聞くほど、彼の気持ちが痛いほど分かって、いや、分かっていたのかどうかは分からない。共鳴していただけかもしれない、同情心もあったかもしれない、でも私はただただあくる日も、そのあくる日も、私の言葉で彼を表し続けた。私の記した言葉を聞いて、楽しそうに微笑む彼は、私の言葉を最後まで一度も訂正しなかった。
「貴方はどう思う?僕の、したことについて。」
「...私なら、諦めてしまって、きっと得物を手に取って終わってしまうと思います。最後の最後まで、私が満たされることよりも、世間を気にしてしまう。不幸だと己を憐れんで、見えている答えからは目を背けて、後悔し続けて死ぬことは、きっと貴方の目から見れば不思議に映る、と思います。」
「理性的だけど、道徳的な答えではないね。普通はきっと、「己を満たす為に人を殺すのは躊躇う」って、そう答えるんじゃないかな。」
「でも、乾き続ける己のままで生きることは耐え難い苦痛だった時、己を満たす選択をしたことを、誰が責められるんでしょうか。」
「...貴方に、もう少し早く、出逢いたかった。」
ぽつり、零された言葉と、アクリル板越しに翳された掌。温度が重なることはない。触れ合って、痛みを分かち合うこともない。来園者の真似をする猿のように、彼の手に私の手を合わせて、ただ、じっとその目を見つめた。相変わらず何の感情もない目は、いつもより少しだけ暖かいような、そんな気がした。
彼も、私も、孤独だったのだと、その時初めて気が付いた。世間から隔離され、もしくは自ら距離を置き、人間が信じられず、���解不能な数億もの生き物に囲まれて秩序を保ちながら日々歩かされることに抗えず、翻弄され。きっと彼の胸に空いていた穴は、彼が被害者を殺害し、埋めようと必死に肉塊を塗りたくっていた穴は、彼以外の人間が、もしくは彼が、無意識のうちに彼から抉り取っていった、彼そのものだったのだろう。理解した瞬間止まらなくなった涙を、彼は拭えない。そうだった、最初に私の話で涙した彼の頬を撫でることだって、私には出来なかった。私と彼は、分かり合えたはずなのに、分かり合えない。私の言葉で作り上げた彼は、世間が言う狂人でも可哀想な子でもない、ただ一人の、人間だった。
その数日後、彼が獄中で首を吊ったという報道が流れた時、何となく、そうなるような気がしていて、それでも私は、彼が味わったような、胸に穴が開くような喪失感を抱いた。彼はただ、理解されたかっただけだ。理解のない人間の言葉が、行動が、彼の歩く道を少しずつ曲げていった。
私は書き溜めていた彼の全てを、一冊の本にした。本のタイトルは、「今日も、皮肉なほど空は青い。」。逮捕された彼が手錠をかけられた時、部屋のカーテンの隙間から空が見えた、と言っていた。ぴっちり閉じていたはずなのに、その時だけひらりと翻った暗赤色のカーテンの間から顔を覗かせた青は、目に刺さって痛いほど、青かった、と。
出版社は皆、猟奇的殺人犯のノンフィクションを出版したい、と食い付いた。帯に著名人の寒気がする言葉も書かれた。私の名前も大々的に張り出され、重版が決定し、至る所で賛否両論が巻き起こった。被害者の遺族は怒りを露わにし、会見で私と、彼に対しての呪詛をぶちまけた。
インタビュー、取材、関わってくる人間の全てを私は拒否して、来る日も来る日も、読者から届く手紙、メール、SNS上に散乱する、本の感想を読み漁り続けた。
そこに、私の望むものは何もなかった。
『あなたは犯罪者に対して同情を誘いたいんですか?』
私がいつ、どこに、彼を可哀想だと記したのだろう。
『犯罪者を擁護したいのですか?理解出来ません。彼は人を殺したんですよ。』
彼は許されるべきだとも、悪くない、とも私は書いていない。彼は素直に逮捕され、正式な処罰ではないが、命をもって罪へ対応した。これ以上、何をしろ、と言うのだろう。彼が跪き頭を地面に擦り付け、涙ながらに謝罪する所を見たかったのだろうか。
『とても面白かったです。狂人の世界が何となく理解出来ました。』
何をどう理解したら、この感想が浮かぶのだろう。そもそもこの人は、私の本を読んだのだろうか。
『作者はもしかしたら接していくうちに、高山を愛してしまったのではないか?贔屓目の文章は公平ではなく気持ちが悪い。』
『全てを人のせいにして自分が悪くないと喚く子供に殺された方が哀れでならない。』
『結局人殺しの自己正当化本。それに手を貸した筆者も同罪。裁かれ���。』
『ただただ不快。皆寂しかったり、一人になる瞬間はある。自分だけが苦しい、と言わんばかりの態度に腹が立つ。』
『いくら貰えるんだろうなぁ筆者。羨ましいぜ、人殺しのキチガイの本書いて金貰えるなんて。』
私は、とても愚かだったのだと気付かされた。
皆に理解させよう、などと宣って、彼を、私の言葉で形作ったこと。裏を返せば、その行為は、言葉を尽くせば理解される、と、人間に期待をしていたに他ならない。
私は、彼によって得たわずかな幸福よりも、その後に押し寄せてくる大きな悲しみ、不幸がどうしようもなく耐え難く、心底、己が哀れだった。
胸に穴が空いている、と言う幻覚を見続けた彼は、穴が塞がりそうになるたび、そしてまた無機質な空虚に戻るたび、こんな痛みを感じていたのだろうか。
私は毎日、感想を読み続けた。貰った手紙は、読んだものから燃やしていった。他者に理解される、ということが、どれほど難しいのかを、思い知った。言葉を紡ぐことが怖くなり、彼を理解した私ですら、疑わしく、かといって己と論争するほどの気力はなく、ただ、この世に私以外の、彼の理解者は現れず、唯一の彼の理解者はここにいても、もう彼の話に相槌を打つことは叶わず、陰鬱とする思考の暗闇の中を、堂々巡りしていた。
思考を持つ植物になりたい、と、ずっと思っていた。人間は考える葦である、という言葉が皮肉に聞こえるほど、私はただ、一人で、誰の脳にも引っ掛からず、狭間を生きていた。
孤独、などという言葉で表すのは烏滸がましいほど、私、彼が抱えるソレは哀しく、決して治らない不治の病のようなものだった。私は彼であり、彼は私だった。同じ境遇、というわけではない。赤の他人。彼には守るべき己の秩序があり、私にはそんな誇り高いものすらなく、能動的、怠惰に流されて生きていた。
彼は、目の前にいた人間の頭にバールを振り下ろす瞬間も、身体をミンチにする工程も、全て正気だった。ただ心の中に一つだけ、それをしなければ、生きているのが恐ろしい、今しなければずっと後悔し続ける、胸を掻きむしり大声を上げて暴れたくなるような焦燥感、漠然とした不安感、それらをごちゃ混ぜにした感情、抗えない欲求のようなものが湧き上がってきた、と話していた。上手く呼吸が出来なくなる感覚、と言われて、思わず己の胸を抑えた記憶が懐かしい。
出版から3ヶ月、私は感想を読むのをやめた。人間がもっと憎らしく、恐ろしく、嫌いになった。彼が褒めてくれた、利己的な幸せの話を追い求めよう。そう決めた。私の秩序は、小説を書き続けること。嗚呼と叫ぶ声を、流れた血を、光のない部屋を、全てを飲み込む黒を文字に乗せて、上手く呼吸すること。
出版社は、どこも私の名前を見た瞬間、原稿を送り返し、もしくは廃棄した。『君も人殺したんでしょ?なんだか噂で聞いたよ。』『よ��うちで本出せると思ったね、君、自分がしたこと忘れたの?』『無理ですね。会社潰したくないので。』『女ならまだ赤裸々なセックスエッセイでも書かせてやれるけど、男じゃ使えないよ、いらない。』数多の断り文句は見事に各社で違うもので、私は感嘆すると共に、人間がまた嫌いになった。彼が乗せてくれたから、私の言葉が輝いていたのだと痛感した。きっとあの本は、ノンフィクション、ルポルタージュじゃなくても、きっと人の心に突き刺さったはずだと、そう思わずにはいられなかった。
以前に働いていた会社は、ルポの出版の直前に辞表を出した。私がいなくても、普段通り世界は回る。著者の実物を狂ったように探し回っていた人間も、見つからないと分かるや否や他の叩く対象を見つけ、そちらで楽しんでいるようだった。私の書いた彼の本は、悪趣味な三流ルポ、と呼ばれた。貯金は底を尽きた。手当たり次第応募して見つけた仕事で、小銭を稼いだ。家賃と、食事に使えばもう残りは硬貨しか残らない、そんな生活になった。元より、彼の本によって得た利益は、全て燃やしてしまっていた。それが、正しい末路だと思ったからだったが、何故と言われれば説明は出来ない。ただ燃えて、真っ赤になった札が灰白色に色褪せ、風に脆く崩れていく姿を見て、幸せそうだと、そう思った。
名前を伏せ、webサイトで小説を投稿し始めた。アクセス数も、いいね!も、どうでも良かった。私はただ秩序を保つために書き、顎を上げて、夜店の金魚のように、浅い水槽の中で居場所なく肩を縮めながら、ただ、遥か遠くにある空を眺めては、届くはずもない鰭を伸ばした。
ある日、web上のダイレクトメールに一件のメッセージが入った。非難か、批評か、スパムか。開いた画面には文字がつらつらと記されていた。
『貴方の本を、販売当時に読みました。明記はされていませんが、某殺人事件のルポを書かれていた方ですか?文体が、似ていたのでもし勘違いであれば、すみません。』
断言するように言い当てられたのは初めてだったが、画面をスクロールする指はもう今更震えない。
『最新作、読みました。とても...哀しい話でした。ゾンビ、なんてコミカルなテーマなのに、貴方はコメをトラにし��しまう才能があるんでしょうね。悲劇。ただ、二人が次の世界で、二人の望む幸せを得られることを祈りたくなる、そんな話でした。過去作も、全て読みました。目を覆いたくなるリアルな描写も、抽象的なのに五感のどこかに優しく触れるような比喩も、とても素敵です。これからも、書いてください。』
コメとトラ。私が太宰の「人間失格」を好きな事は当然知らないだろうに、不思議と親近感が湧いた。単純だ。と少し笑ってから、私はその奇特な人間に一言、返信した。
『私のルポルタージュを読んで、どう思われましたか。』
無名の人間、それも、ファンタジーやラブコメがランキング上位を占めるwebにおいて、埋もれに埋もれていた私を見つけた人。だからこそ聞きたかった。例えどんな答えが返ってきても構わなかった。もう、罵詈雑言には慣れていた。
数日後、通知音に誘われて開いたDMには、前回よりも短い感想が送られてきていた。
『人を殺めた事実を別にすれば、私は少しだけ、彼の気持ちを理解出来る気がしました。。彼の抱いていた底なしの虚無感が見せた胸の穴も、それを埋めようと無意識のうちに焦がれていたものがやっと現れた時の衝動。共感は微塵も出来ないが、全く理解が出来ない化け物でも狂人でもない、赤色を見て赤色だと思う一人の人間だと思いました。』
何度も読み返していると、もう1通、メッセージが来た。惜しみながらも画面をスクロールする。
『もう一度読み直して、感想を考えました。外野からどうこう言えるほど、彼を軽んじることが出来ませんでした。良い悪いは、彼の起こした行動に対してであれば悪で、それを彼は自死という形で償った。彼の思考について善悪を語れるのは、本人だけ。』
私は、画面の向こうに現れた人間に、頭を下げた。見えるはずもない。自己満足だ。そう知りながらも、下げずにはいられなかった。彼を、私を、理解してくれてありがとう。それが、私が愛読者と出会った瞬間だった。
愛読者は、どうやら私の作風をいたく気に入ったらしかった。あれやこれや、私の言葉で色んな世界を見てみたい、と強請った。その様子はどこか彼にも似ている気がして、私は愛読者の望むまま、数多の世界を創造した。いっそう創作は捗った。愛読者以外の人間は、ろくに寄り付かずたまに冷やかす輩が現れる程度で、私の言葉は、世間には刺さらない。
まるで神にでもなった気分だった。初めて小説を書いた時、私の指先一つで、人が自由に動き、話し、歩き、生きて、死ぬ。理想の愛を作り上げることも、到底現実世界では幸せになれない人を幸せにすることも、なんでも出来た。幸福のシロップが私の脳のタンパク質にじゅわじゅわと染みていって、甘ったるいスポンジになって、溢れ出すのは快楽物質。
そう、私は神になった。上から下界を見下ろし、手に持った無数の糸を引いて切って繋いでダンス。鼻歌まじりに踊るはワルツ。喜悲劇とも呼べるその一人芝居を、私はただ、演じた。
世の偉いベストセラー作家も、私の敬愛する文豪も、ポエムを垂れ流す病んだSNSの住人も、暗闇の中で自慰じみた創作をして死んでいく私も、きっと書く理由なんて、ただ楽しくて気持ちいいから。それに尽きるような気がする。
愛読者は私の思考をよく理解し、ただモラルのない行為にはノーを突きつけ、感想を欠かさずくれた。楽しかった。アクリルの向こうで私の話を聞いていた彼は、感想を口にすることはなかった。核心を突き、時に厳しい指摘をし、それでも全て���登場人物に対して寄り添い、「理解」してくれた。行動の理由を、言動の意味を、目線の行く先を、彼らの見る世界を。
一人で歩いていた暗い世界に、ぽつり、ぽつりと街灯が灯っていく、そんな感覚。じわりじわり暖かくなる肌触りのいい空気が私を包んで、私は初めて、人と共有することの幸せを味わった。不変を自分以外に見出し、脳内を共鳴させることの価値を知った。
幸せは麻薬だ、とかの人が説く。0の状態から1の幸せを得た人間は、気付いた頃にはその1を見失う。10の幸せがないと、幸せを感じなくなる。人間は1の幸せを持っていても、0の時よりも、不幸に感じる。幸福感という魔物に侵され支配されてしまった哀れな脳が見せる、もっと大きな、訪れるはずと信じて疑わない幻影の幸せ。
私はさしずめ、来るはずのプレゼントを玄関先でそわそわと待つ少女のように無垢で、そして、馬鹿だった。無知ゆえの、無垢の信頼ゆえの、馬鹿。救えない。
愛読者は姿を消した。ある日話を更新した私のDMは、いつまで経っても鳴らなかった。震える手で押した愛読者のアカウントは消えていた。私はその時初めて、愛読者の名前も顔も性別も、何もかもを知らないことに気が付いた。遅すぎた、否、知っていたところで何が出来たのだろう。私はただ、愛読者から感想という自己顕示欲を満たせる砂糖を注がれ続けて、その甘さに耽溺していた白痴の蟻だったのに。並ぶ言葉がざらざらと、砂時計の砂の如く崩れて床に散らばっていく幻覚が見えて、私は端末を放り投げ、野良猫を落ち着かせるように布団を被り、何がいけなかったのかをひとしきり考え、そして、やめた。
人間は、皆、勝手だ。何故か。皆、自分が大事だからだ。誰も守ってくれない己を守るため、生きるため、人は必死に崖を這い上がって、その途中で崖にしがみつく他者の手を足場にしていたとしても、気付く術はない。
愛読者は何も悪くない。これは、人間に期待し、信用という目に見えない清らかな物を崇拝し、焦がれ、浅はかにも己の手の中に得られると勘違いし小躍りした、道化師の喜劇だ。
愛読者は今日も、どこかで息をして、空を見上げているのだろうか。彼が亡くなった時と同じ感覚を抱いていた。彼が最後に見た澄んだ空。私が、諦観し絶望しながらも、明日も見るであろう狭い空。人生には不幸も幸せもなく、ただいっさいがすぎていく、そう言った27歳の太宰の言葉が、彼の年に近付いてからやっと分かるようになった。そう、人が生きる、ということに、最初から大して意味はない。今、人間がヒエラルキーの頂点に君臨し、80億弱もひしめき合って睨み合って生きていることにも、意味はない。ただ、そうあったから。
愛読者が消えた意味も、彼が自ら命を絶った理由も、考えるのをやめよう。と思った。呼吸代わりに、ある種の強迫観念に基づいて���ったように綴っていた世界も、閉じたところで私は死なないし、私は死ぬ。最早私が今こうして生きているのも、植物状態で眠る私の見ている長い長い夢かもしれない。
私は思考を捨て、人でいることをやめた。
途端に、世界が輝きだした。全てが美しく見える。私が今ここにあることが、何よりも楽しく、笑いが止まらない。鉄線入りの窓ガラスが、かの大聖堂のステンドグラスよりも耽美に見える。
太宰先生、貴方はきっと思考を続けたから、あんな話を書いたのよ。私、今、そこかしこに檸檬を置いて回りたいほど愉快。
これがきっと、幸せ。って呼ぶのね。
愛読者は死んだ。もう戻らない。私の世界と共に死んだ、と思っていたが、元から生きても死んでもいなかった。否、生きていて、死んでいた。シュレディンガーの猫だ。
「嗚呼、私、やっぱり、
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AVAILABLE TO STREAM/DOWNLOAD ON NOV 23th CHECK IT OUT "Spotify"
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RECORDING MEMBER 野口英律 (Hidenori Noguchi) LeftsideDrums,Keybords,Synth,Bells,Tabla etc 石原雄治 (Yuji Ishihara) RightsideDrums, Bells アライカズヒロ (Kazuhiro Arai) Nylon Gt, Mandolin 安西哲哉 (BxAxNxZxAxI) ElectricGuitar Tsubatics ElectricBass 安藤裕子 (Yuko Ando) SopranoSaxophone 遠藤里美 (Satomi Endo) AltoSaxophone 桑原渉 (Wataru Kuwabara) Trumpet 松井修司 (Sshuji Matsui) Metallophone エリヲ (Eriwo) Percussion 武田理沙 (Risa Takeda) Keybords DJ MEMAI Turntable 千代 (Chiyo) Lyric 永田健太郎 (Kentaro Nagata) Mix & Master release event 2019 / 01 / 14 @新代田FEVER MUSQIS (ORCHESTRA SET) PANICSMILE 二宮友和+MUSQIS open 17:30 / start 18:00 adv2500 / door3000 yen + DrinkOrder
COMMENT “イマジネーションのブイヨン、そしてコーダのまろみ。 エスノすぎずラップすぎずカオスすぎずポップすぎず、 オモシロ具材が沢山入ってるけど、 キチンと破綻しないポトフ。“
赤倉滋(LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS)
“人間は何処から来て 人間は何者なのか。 日々模索する日々。 MUSQISという音楽があると言う事は 自分にとって共にこの時代を 共に戦う仲間が居るという事。 そんな強��て、繊細な音が 本作には詰まっています。 更に先へ行こう。“
クロダセイイチ(Genius P.J's)
"舞台はチベットの山岳。 礼装した人々が供物を載せた家畜を引き練り歩く。 人はどこから来て、どこへ行くのか、それは誰のための祈りなのか。 人類のルーツを探る一大スペクタクルここに誕生。 そんな映画みたいな作品です。かっちょいい。"
長谷部 (大塚MEETS店長/DOSTRIKE)
"1945年の敗戦以降、 アメリカによる徹底的な文化侵略に曝され続ける子供達。 舶来のロックミュージックを浴びるように聴いて育った植民地第三世代は、 己れの遺伝子と模倣子の共鳴する音楽の起源を探求する中で 現在進行形の民族音楽を発明するに至った。 普遍性と個別性が同居する矛盾、 調和と混沌の狭間に生じる時空の裂け目をじっと覗き込んでみよう。 家の裏庭で幻の超古代兵器を発掘してしまったみたいな戦慄と興奮があなたの知的好奇心を刺激するに違いない。"
原田卓馬 (WINDOWZ)
"また来る冬を越えて僕らは何を覚えているのだろう。 ツギハギの社会、情報過多、積み重ねた忘却、幼少期、脳内で反復する言葉、季節の匂い。ノイズ。 そんな記憶を呼び覚まされる楽曲。"
100take(Light Source Definitions)
"人間という言葉はヒトとヒトの間に形成されるものなので、 プログラムでもあると僕は思ってます。 美辞麗句を超えたあるべき人間の姿について詠う事と空を眺める事を同じくらい忘れそうになってました。 この音楽が今鳴らされることに頼もしさを感じます。"
tani (ギタリストのような何か/インプロヴァイザー/ Tabletop Guitars/drop the delay)
"配信リリースおめでとうございます! MUSQISというバンドは、というより野口さんという人は多分、 宇宙から来たいや、宇宙に適応しちゃいそうな人なんだと思います。 交信はもう始まってますね、多分。 適応した後に、なんか適応しちゃったとか笑ながら言うんだと思います。 宇宙とノリで適応しちゃいそうな人が作る音楽興味ありますよね? サイケデッリクでオリエンタルなMUSQIS式宇宙適応術講座です、激必聴。"
藤村JAPAN (SEMENTOS / 新宿NINE SPICES 店長)
たとえば金曜日、午後9時50分。 し��しの休息を前にした、仕事帰りの労働者であふれるセブンイレブン。 ヨレヨレのスーツを着たサラリーマン風の男が、レジ前に立っている。 30代半ばくらいだろう。 耳には、Appleの白い純正イヤフォン。 大量のカップ麺と、大量のヨーグルトと、大量の発泡酒。 週末のプライベートタイムを、 ただれた飲食に費やすのだろう。 会計を終えた店員が尋ねる。 「お箸とスプーンお付けしましょうか?」 スーツの男は下をうつむいたまま、無言だ。 ふたたび、店員がさらに尋ねる。 「お箸とスプーンお付けしましょうか?」 スーツの男は無言だ。 やや声を張り、店員がさらに尋ねる。 「お箸とスプーンお付けしましょうか?」 スーツの男は無言だ。 吐き捨てるように店員が尋ねる。 「お箸とスプーンお付けしましょうか?」 スーツの男はそれでも、無言だ。 男の背後には、会計待ちの列ができている。 殺気。 舌打ちとため息。 「お箸とスプーンお付けしましょうか?」 スーツの男は無言だ。 よく見ると、男は右手の人差し指を一定のBPMで動かしている。 心なしか、頭も左右に揺れているようだ。 とてもゆっくりと。 男はグイッと、Appleの白い純正イヤフォンを力強く、耳に挿しなおす。 もしかすると、男の唯一の意思表示なのかも知れない。 「俺は今、音楽を聴いている。このツインドラムが醸し出すDOPENESS。 このリリックが浸食するWILDERNESS。それを遮る権利は誰にもない」 あるいは、そんな脳内宣言を繰り出しているのかも知れない。 男が聴いている音楽が、 たとえば、MUSQISだとすれば。
山下哲史(ターンテーブル奏者/即興演奏者)
"JTNCに呼応するかのようなMUSQIS最新型Experimental Music!!! "
高澤 瑛 (lang / Bridge Guitars店主)
"万物を楽器と捉えることができる自然なイマジネーション。 確かに光っているものであればどんなに見えにくい光でも、 その光の魅力を感じることができる審美眼。 そして、時を経ても尚、正解のない問題を明日も新鮮な気持ちで解きあかそうとする精神。 そこに住む人々の独特な呼吸音から始まり、民族音楽は生まれたと聞く。 MUSQISの呼吸を、しっかりと感じとれる。 それはセンセーショナルでありながら、何かの否定から生まれたものではなく。 全てを包み込むような温かさを持ちながら自然の中で力強く生きていく文化が生んだ呼吸。 わいは美しいものを心で自然に美しいと感じられる尊さを感じたんや。 ほんまやで。 "
Taka-shit JPN aka 安藤 (ライブハウス北浦和KYARA店長)
"リリースおめでとうございます。 野口くんはまず人柄がとても良いのですが、 彼の音楽を聴いたりパフォーマンスを見たりすると、 この人なんなんだろうな、とわからなくて面白いです。 天然の部分とコントロールされた緻密さがすごいなと思います。 この曲も、ス��リチュアルで抑制された雰囲気の中、聴くたびにいろんな音といろんな意図が発見できる曲です。"
キシノジュンヤ ( HOPI / the mornings )
"直線的イメージと、 360°包囲される感覚 出発と、エンディング どこだか分からない異国感と、 どこで感じたか分からない懐かしさ 伝達系統の中で ネットワークが意志を持って 自由に拡張と収束を繰り返す そんな行ったり来たりをしているうちに いつの間にか曲が終わってました! リリースおめでとう!!。"
まいこ (つしまみれ)
"ライブとは別物のテクスチャとバランス感覚。 でもブレない。 極端さはないが、���やかに近づいて、穏やかに喉元まで登ってくる。"
タナカユウキ (extremeOBSN/suthpire/ZENANDS GOTS/whales)
"優れたミュージシャンたちの集まりがMUSQISだと思っていたが この音源を聴いて認識を改めた。 強烈な芸術家集団である。 油絵のように色を織りなし一個の明らかなイメージとなり、 音楽的知性とは違うところにある感性に迫ってくる。"
二宮友和(PANICSMILE、uIIIn)
"東京を離れて5年ぐらい経つと住んでいた時にぼんやり感じていたものが輪郭を持ってくるのか、 摩訶不思議な街だったんですよね、強烈で。 海外の映画に出てくる東京、 とかあと80年代の東京のニューウェーヴ/オルタナロックから感じた強烈なアジア感、みたいなキラキラ感、猥雑な感じ。 スパイスカレーが大好きな人が沢山周りにいたなあとか。 それを再認識しております。 こうして福岡でMUSQISの曲聴いていて更に明確になったというか、 とてもリアリティがあって、 正に今の「気分」の曲でした。 言葉も音も凄く面白いです。"
吉田肇(PANICSMILE)
"ノスタルジーと先進。洗練と混沌。美と醜悪。 幻想的でいつつひどく現実的。 相反するものが同居する音世界"
イワモトミサト (HELLO STRANGER)
"歴史や匂いや風景や色や建物とか、 たくさんのレイヤーが統合される寸前のギリギリを保ってそこに存在している感じ。 液体よりは個体。 ラストは都会の雑踏、 巨大なスクランブル交差点の中で長い夢から覚めた感覚。"
おのてらえみ (The Taupe)
"楽曲も音もとても好きです。 緻密でミニマル、でも人間味がありワイルドで力強く、 作戦を遂行する姿は、幻影旅団みたいだなと思いました。"
小倉直也 (MASS OF THE FERMENTING DREGS , baduerykah , SYMBOL)
"この楽曲に持ったイメージは砂漠を旅するジプシー。 MUSQISというグループはリーダーの野口氏を核として流動的に活動しているのでその辺もまたジプシー感を僕は感じています。 ただここに出てくる砂漠とはいわゆる東京砂漠。 混沌と秩序、 狂気と正気、 理性と感覚、 不安と平静、 とそんなものが同居しているようなまさに東京という砂漠を僕自身も旅している気分になりました。 リリースおめでとう!"
久恒 亮(AxSxMxUx / Transkam / studio Zot)
"部屋で一人で聴くの危険! ディープな精神世界から戻れなくなっちゃう!"
御代田悟 (K-MIX SHIZUOKA HITS ON PARADE パーソナリティ)
"哲学的な響きだ。 聴き終えて、もう一度聴く。 冒頭の砂利を踏むような音が人間が前に進む思考する音に聴こえる。 哲学的な響きだ。 緻密に構築された音が幻惑的で民族感があり、 個人差あるだろうが、これはリゼルグ酸かなんかで俺の脳内で流れていて 現実には存在しない音楽なんじゃないか? と心配になるほどサイケデリックに鳴る。 一度聴けば、ロジカルな音像に、 もう一度聴けば、ラジカルで哲学的で、 さらに一度聴けば、全て引っ括めて脳へのドープだ。 うだうだ言いましたが、とにかく素晴らしいの一言です。 作ってくれて有難うございます!!"
榮勇太 (ゆれる)
"やばいです! 音楽で地球とか作ろうとしてるんじゃないかって思いました。 (MUSQISが地球作ろうとしている前提で話しますが)あなたは音楽で地球作ろうと思ったことありますか? 俺は残念ながら思ったことがありません。。。(これから作って見ます!) 大地の鼓動や地平線のはるか向こうや生命の脈々と受け継がれし何やかんや、 そして最新のテクノロジーまでを感じたい方はぜひご一聴を。"
松本一輝 (Temple of Kahn , ravenknee , phai)
"十数年前、はじめてDCPRGを聴いたとき 「どんな生活をして、何を食べ、どんな体験をすれば、こんな音楽に辿りつくのか?!なんだこの(よい意味で)キチガイな音楽は?!」 ってなったことが記憶に蘇ってきた。 たとえば、それがMUSQISだったとしても、そのときの僕は同じ印象を持っただろうな。"
タニタカヤ ( LLRR, ex.otori )
"宇宙と無。 異国と日本。 古代と現在。 BGMと精神的音楽。 相反する要素がたっぷり詰まってて、しかも全てハマってる。 面白い。 MUSQISは10年後もMUSQISのままでいてほしいし、きっとそうであってくれると思う。"
森大地(Temple of Kahn / kilk records)
"踏みしめる足音、 旅の途中、 脳内で繰り返すギターメロディ、 雪月風花、 ��分半の己との対峙、葛藤、 ただ、つま先は前を向いてる"
キドウラコウイチ (World Wide Size/kiyasu orchestra/HAIGAN)
"東京銀河音楽です。"
MORIKON (pocketlife / PAPRIKAN / Delicate Zoons )
"目標物が何も無く、薄暗い一面雪の中を真っ直ぐ、ただただ歩いている映像。 対して、遊牧民が周りを浮遊、回転しながら祝祭を行なっている様にも思え、混乱。 エネルギーの向かう方向、かつて内に向かって凝縮されるように感じていた。 CuriousSystemでは強烈に外へ。 矢印は様々な曲がり方、でもあくまで個。 音楽としての次元が上がったから?以前よりハッキリと感じる。 霧散されているわけでは無く、複数の線が世界地図を手前から奥に塗り潰す様。 混乱。 高円寺の喫茶店、お婆さんが隣の席のBボーイ、ガールカップルに声をかけオリジナルマッサージを施術中。 お婆のテンションはエスカレート、 Bボーイ彼氏の背中をハデにバシバシ、シバきはじめた。 喫茶店中が注目しているが、お婆は御構い無しにバシバシシバく。 あ、Bボーイがキレた。霧散。 昨日一昨日、酔いに任せ夢遊し何度も聴いていた。 高円寺、博多駅、呟きながら歩いた。 左右に振られたドラム、野口君のツイートを思い出しながら数えながら歩く。 MUSQISのブレイクから戻ってくるスピードが速いとこがたまらなく好き。 いまは福岡、今はどこか?いつか? ヴィジョンや言葉で表現できないこと、面白いけど、今回のムスキスはなんだか掴めそう? 掴んでいる?かも。"
じった(マクマナマン / KELP / snarekillsnation)
"8+6の変拍子が身体に落とし込まれて、 言葉が何かを訴えていく果てに破綻して広がる宇宙感覚は太い幹のようだ。 荒寥として無国籍エスニックな皿は既に僕らの背骨を貫通している。 そこに言葉が刻み込まれて解放される。 深く深く。 野口の長い髪の匂い。"
佐々木すーじん (scscs)
"僭越ながら、こうして楽曲にコメントをさせていただくのは初めての経験でして、とても嬉しく思います。 「Curious System」を聴きまして、 スピリチュアルとか虚無的といったイメージや手触りがまずあったのですが、 何度も聴いていくうちに不思議なあたたかみのようなものを感じるようになりました。 "わたしたち"や"かつてのわたしたち"がためらってしまったであろう藪を掻き分けていった先に広がる茫洋たる思索の荒野、 その果てに集った人間たちの祝賀か呪詛かそのどちらもか。 次なる荒野を目指すかのように盛大かつ粛々と奏でられる音に、 脳細胞と筋肉とぜい肉と骨が等価値で躍動させられながら "音楽のはじまり"に思いを馳せました。"
kawauchi banri (てあしくちびる)
"ラップの声に癒されます。中東な音もいい感じ"
宝生久弥 (Scaperec)
MUSQIS MAIN PAGE HERE
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2006-01-02
■[現代史]マッカーサーによる言論統制 23:38
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/okasinasennsoudaltuta.htm
マッカーサーが厚木に到着してただちに敷いたプレスコード(新聞紙法)は、「連合国占領軍について破壊的な批判は一切してはならないし、また、これらの軍隊に対して不信や憤慨を招く恐れがあることはなにも書いてはならない」というもので、ほんとうのことをいってはならないという徹頭徹尾の言論弾圧であった。
アメリカはその理由として、「日本の軍国的国家主義の根絶」と「自由主義傾向の奨励」をあげ、これに反対するものは、反動的であるかのように宣伝。なによりもまず、原爆の被害にかんする資料を、医学資料から日本人が撮影した記録映画、写真にいたるまでことごとく没収して持ち去り、それにかんする報道をいっさい禁止し、天皇制軍国主義を上回る検閲をおこなった。
プレスコードの「禁止項目」には、「占領軍・占領政策・アメリカ批判」「占領軍将兵と日本人女性との親密な関係描写」「左翼宣伝」などとともに、「飢餓の誇張」などがあり、高度の機密兵器���ある機雷投下についてふれることは御法度とされた。
これには新聞・雑誌・刊行物、放送、演劇脚本・映画・紙芝居・幻灯など、言論・文化のあらゆるものが対象とされ、一般市民の手紙・葉書などの郵便物���電報・電話の傍受にいたるまで徹底したものであった。しかも、「民主主義」のたてまえから「検閲が知られるようなことが絶対にないように、それを暗示することもふくめて、残してはならない」ことまで指示。違反したものには、沖縄送りなどのきびしい刑罰を設定していたことも、明らかとなっている。
日本の商業マスコミ、「共産党」中央指導部、社会民主主義の政治勢力はおしなべて、こうした占領政策を賛美し、人民が戦争体験の真実を語ることを抑圧する支配構造が形成されてきた。この構図は今日まで生きて作用してきたといえる。
新たな戦争の危険がさし迫るいま、戦争の犠牲になった肉親、知人、友人の死をむだにしないために、日本の真の平和を実現するために、ほんとうのことを語り伝えることは、なににも増して重要になっている。
ぽちっとな
■[政治][読書][統一協会][安倍晋三]自民党と統一協会 23:03
藤原肇がどの程度信用できるのか判らないけど、『小泉純一郎と日本の病理』を読了したので、いくつか引用してみる。小見出しはカマヤン作成。
小泉純一郎と日本の病理 Koizumi's Zombie Politics
• 作者: 藤原肇
• 出版社/メーカー: 光文社
• メディア: 単行本
◆森派と統一協会
私にあった知識は、小泉純一郎という政治家が、岸信介や福田赳夫の流れで、「親韓国右派」あるいは、「隠れ統一教会派」の一部として、世界でナチスとイコールで「ムーニー」と呼ばれていた右派ではないかということだった。(56p)
◆自民党と統一協会
自民党と統一教会の繋がりについて少し触れてみたい。〔略〕
〔略〕国際勝共連合(IFVOC)の会員がほぼ統一教会の信者であることは、賢明な読者ならよく知っているはずである。
この国際勝共連合に所属する会員たちは、統一教会の信者として米国で教育を受けた後で、自民党議員の秘書として永田町に送り込まれた。彼らは国際感覚と語学力を身につけ、普通の秘書の数倍も優れているせいで、永田町では一時期、その仕事振りを評価された。そして、すぐに議員になりたがる出世欲の強い、松下政経塾の出身者より尊敬され、一目も二目も置かれた存在だった。また、1980年代に自民党のシンクタンク���総合研究所が、勝共連合によって乗っ取られていたことも、事情通の間では知られていた。
そして、この線をたどると小泉政権を取り巻く人間たちが、意外なほど勝共連合の線で繋がっていて、中には政界の外に活躍の場を持っていたりするのだ。
例えば、小林節慶応大学教授の場合は、合同結婚式の名簿に名前が記載されているうえに、かつて「統一原理」という授業を行なって問題視されたが、憲法九条は前文の解釈によって無効化できると説いていた。〔略〕今では改憲ブームに便乗して官邸に出没しているという。
また、アラブ問題の専門家である佐々木良昭(元拓殖大学教授)は、自衛隊のイラク派兵のアドバイサー役として、官邸に裏口からよく出入りするので知られる。私が関係者から聞いたところでは、彼は「自衛隊を正式な軍隊に変え、防衛庁を国防省に格上げさせるべきだ」と主張しているという。また、佐々木は小池百合子環境大臣と親しく、彼女が理事長の中央アジア研究所の専務理事だし、東京財団のシニア研究員の肩書きを使い、最近はトルクメニスタンに出没しているのだ。しかも、この東京財団は日本財団のフロント組織であり、かつて竹中平蔵が理事をしていたこともある。日本財団は競艇のあがりで故・笹川良一が設立した財団で、思想的には岸信介の衣鉢を継ぐ人々の集まりだから、勝共連合とは緊密に結びつくのである。
そして、小池百合子といえば政界の渡り鳥で、小泉チルドレンのマドンナとして、2005年9月11日の総選挙では真っ先に刺客を買って出たが、学生時代にはカイロ大学に留学している。これは彼女の父親が中東浪人だったからで、かつて勝共連合の応援を受けて衆議院選挙に出て落選した後、一家をあげてエジプトのカイロに移住したからだと言われている。
私が中東で仕事をしていたときのことだが、小池の父親がカイロで日本料理店を経営するかたわら、石油利権のフィクサーをしていたという話を聞いている。
このように、小泉政権の内部には統一教会のコネクションが生きており、それに公明党が加わって一種の奇怪な「宗教連帯」の構図になっていて、これではどう考えても「理性」による外交はできない。(226-228p)
◆安倍晋三と統一協会
安倍〔晋三〕もアメリカに留学した経験を持つ2世議員だが、世界で通用する常識を学んでいないのであり、彼の留学経歴が小泉純一郎以上に怪しいと言われていて、日本の政治家の人材枯渇は救い難い状況を呈している。
〔略〕そこで、問題になるのが、安倍がなぜこのような怪しげな遊学をしたのか? そして、それが単なる遊学だったとしても、現在の彼にどのような影響を与えているのかという���とであろう。
安倍晋三が遊学していた1970年代後半頃のカリフォルニアは、〔略〕この時期から経済大国になったジャパンマネーがカリフォルニアに大量に流れ込み、それとともにあらゆる日本人が流入したのである。
日系企業の駐在員たちの中に混じって〔略〕ひと目で日本のヤクザとわかる男たちがロスの街を闊歩していた。事実、東声会の町井久之をはじめとするヤクザたちが、サンタモニカに投資事務所を開いていたし、ゴルフ場やラスベガスのカジノを買収するために、日本のサラ金や住吉連合の筋が暗躍していた。〔略〕
だから、そんな環境の中、ロスでも金持ちの子弟が行く、南カリフォルニア大学USCに安倍晋三が登録し、日本の有力政治家の岸信介の身内だと知られれば、コリアゲートで知られた朴東宣(パク・ドンソン)のほかにも、いろんな人間が近づくだろうことは想像に難くない。
当時のロスでは韓国人の移民が激増しており〔略〕〔韓国の〕公安関係者やKCIAの出入りも頻繁であり〔略〕こうした中に、統一教会関係者も多く、活発な布教活動だけではなくビジネスも行なっていた。鮮魚の取り扱いは統一教会が握り、日本人のすし屋の仕入れはそこを通じてだし、ロスやニューヨークの生鮮食料を支配して、財政的には非常に強力であったし、KCIAとの結びつきを韓国人から何度も私は聞いている。彼らの狙いは将来の布石として、若い有力者の子弟を反共の闘士に育てることであり、その組織力の強靭さに目を見張ったほどだ。
ここからは私の経験に基づく推測になるが、なぜ、安倍晋三は今や日本を代表する対北朝鮮強硬派として、脚光を浴びる存在になったのであろうか? またなぜ、地元の山口県下関市では、市長をめぐる放火や銃撃事件に関連して、安倍の名前が囁かれているのであろうか? これらの事件には暴力団が介在していると言われ、パチンコ業界の利権が絡むと一部で報道されているが、それが安倍のロス遊学と関係がないのか? こういった疑問を特派員は現地取材で調べたのか?
しかも、彼の父親の安倍晋太郎(1924-1991)は下関の韓国ビジネスとは密接な繋がりを持ち、朴東宣は安倍親子二代と親しく、それが政治資金に繋がっていたというではないか。(224-226p)
◆金融スキャンダルと奇怪な「自殺」
『新潮+45』(2001年4月号)に出た東京女子医大の天野医師の手記というのがある。この中で、天野医師は、ロッキード事件のときに児玉誉士夫(1911-1984)の国会証言を阻むため、上司の命令で薬物を注射したと告白している。(133p)
〔略〕金融スキャンダルの多くは〔略〕1985年のプラ��合意に端を発していると考えてよい。また、中川一郎(1983死亡)に始まり青木伊平(1989死亡)、新井将敬(1998死亡)、本間忠世(2000死亡)など、迷宮入り化した一連の首吊り自殺は、いずれも利権絡みの金融スキャンダルと密着していたと考えられる。(134p)
◆小泉純一郎の厚生省利権
1997年、橋本内閣の厚生大臣だった小泉は、当時大騒ぎになった「厚生省スキャンダル」の当事者だった。このスキャンダルは、「福祉グループ彩(あや)」という福祉施設などに差額ベッド用寝具などを納入している業者の贈収賄事件に端を発した事件だ。多くの自民党代議士が、日本病院寝具協会(〔福祉グループ彩」の大株主)〔略〕から、4億2000万円もの献金を受けていた〔略〕。
〔略〕小泉が日本病院寝具協会の会長をしており、その傘下の政治団体から、橋本龍太郎などと並んで、多額の政治献金を受けていた〔略〕。
〔略〕小泉改革とは、「政府系の特殊法人はすべて民営化するか解散すること」であったはずだ。しかし、実際には、「独立行政法人」と看板を替えただけで、ほとんどすべてが生き残っている。(191-192p)
◆岸信介の賠償利権
小泉の父・純也は岸信介の第一の子分であった。
岸は「巨魁」とか「妖怪」〔と〕呼ばれたように、利権づくりに関しては、天下無双の名人であり、汚職で摘発されるようなヘマはけっして犯さなかった。
岸利権の典型とされるのが、インドネシアの賠償に関わる石油利権だ。岸は日本が石油を買えば自動的に、タックス・ヘイブンに巨額のロイヤリティが流れ込む仕組みを作り上げた。リベートは密かに岸の特別口座に振り込まれ、岸自身が関与しない仕掛けになっていた。そのため、犯行は発覚しようがなかったから、岸は法の及ばない利権づくりの名人だったのである。
〔略〕岸信介は〔略〕上杉慎吉(1878-1929)に師事した。そして、国粋主義に傾倒し、木曜会に入った。その後、官僚になると、帝国主義的な国家社会主義を信奉し、ナチス流の産業統制化の運動を推進した。その後、満州では「満州の影の帝王」と呼ばれた甘粕正彦(1891-1945)と結び、アヘンにまつわる特殊利権に関与したという。〔略〕満州での功績により東条内閣の商工大臣となった。〔略〕
小泉純也は、岸信介の忠実な第一の子分であった。伴食大臣の防衛庁長官であったとはいえ、防衛利権で《蓄財の手腕》を大いに発揮した。小泉純也の蓄財は、『私物国家』(光文社1997)の中で、広瀬隆が「60年代には高額所得者として、名を連ねていた」と書いているとおり、岸から学んだ手口を使いこなしたに違いない。(195-197p)
<引用終了>
だが、もっと興味深い情報もある。
<引用開始>
http://72.14.253.104/search?q=cache:nlcAgFgek8YJ:scrapbook.ameba.jp/uekusa_book/entry-10024355669.html+%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%B7%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%80%81&hl=ja&ct=clnk&cd=31&gl=us&lr=lang_ja
07.01.26 ★ユダヤ人と痴漢冤罪の関係 リチャード・コシミズ http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/futuunokaiwa3.htm
お父さん、手鏡教授、ついに保釈されて出てきたね。またやるんじゃないの?
ああ、また、やったことにされるんだろうな。
え?
あの痴漢裁判は、ウォール街のユダヤ人が主催している裁判だ。
そのくらいのことは、わかるよな。
わからん。だって、痴漢とユダヤと関係ないじゃん。
お前も、まだ、なにもわかってないな。マスコミ風情に騙されてどうするんだ。そこまで知能低かったか?
げ。だって、世の中じゃ、みんな、教授の性癖は病気だから仕方ないって......それに、教授は出てきたけど、「これは陰謀だ!」とか「嵌められた!」とか一言も言ってないし。
あのさ、この事件を解析すると、日本の構造がよく判るよ。教授は裏社会の連中にきっちり嵌められたけど、まだ、自分がなにをどうされたのか、判ってないようだ。おまえもだけどな。
う~オヤジ、判らん。降参だ。
よし。じゃ、ヨン様大好きオバサンでも判るように解説しようか。あのさ、教授の拘留が130日に及んだこと、極めて異常な事態なんだよ。女子高生のお尻触ってもいないのに、130日。よしんば触ったとしても、130日はどう考えても異常だ。
しかも、東京地検が教授の保釈にキチガイのように抵抗した。保釈して外に出れば、第三者と接触できる。このインチキ事件の背後関係を第三者に喋られるのを恐れたんだろう。だれが?裏権力がだ。東京地検は、ウォール街のユダヤ人のために、教授を130日間拘留し、家宅捜索してパソコンを押収したんだ。
教授が誰と情報を共有しているのか、血眼になって調べまくったんだ。教授の痴漢冤罪は、裏権力が仕組んだ猿芝居だ。裏権力は、���授の口をどうしても封じたかった。
口封じって............教授は経済学者じゃん。一体なにを?...........
あのさ、教授が逮捕される前になにを言っていたか知ってるか?
あーそういえば、「りそな銀行」がどうのこうのいってたよね。
それだ。小泉政権時代、りそなが倒産しそうになったよな。あの時、小泉・竹中はりそなを冷たく突き放して、「倒産容認」みたいな発言をした。おかげでりそなはマジに倒産しそうになって、株価��思いっきり下落した。その株を底値で買い漁った連中がいる。ウォール街のコーエンさんやら、なんとかバーグさんとか、かんとかシュタインさんたちだ。ユダヤ金融資本ってやつだ。親分はロックフェラーだ。
う、インサイダー取引。
で、小泉たちは最後の最後になって、りそなを公的に救済することを発表した。これで、りそなの株価は大反騰した。底値で買ったなんとかバーグさんたちは、ぼろぼろに儲けまくった。最初から公的救済が入ると判っていれば、底値で買い漁る。確実に儲かる。ユダヤさんたちの取引に便乗して儲けた勝共議員や政権関係者もたくさんいたはずだ。発覚すれば、大スキャンダルになるし、日本の支配構造も露呈してしまう。教授は、この巨大なインサイダー取引疑惑を追及しようとした。証券取引等監視委員会が調査に動くべきだとテレビ番組でも指摘した。
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#012 共謀罪時代のスキゾ・キッズ
スキゾ・キッズの系譜?
コメカ 前回の最後にパラノ/スキゾみたいな話をしたけどさ(笑)、80年代的なスキゾっぽい態度をとることの可能性と不可能性みたいなことを、たまに考えるんだよね。
パンス それはどういうことだろう。
コメカ スキゾ的な態度を徹底することが、80年代的なサブカルチャーにおいては理想とされてたと思うんだけど、結局誰も「逃げ切る」ことが出来なかった訳じゃない?
パンス いまちょうど筑紫哲也『新人類図鑑』(1986年) を読み返してる。朝日ジャーナルの連載「新人類の旗手たち」をまとめたもので、ジャンル問わず当時の若い表現者たち(辻元清美から藤原ヒロシまで!)にインタビューしてるんだけど、みんなずいぶん素朴に見えて。メディアが「新しい!」ってもてはやしてるのに全力で乗っかっていくぜ~という気概を感じるのが、むしろそれ以前の昭和っぽいというか (笑) 。高度経済成長の申し子だなって。
コメカ 江口寿史の80年代後半の漫画とかさ、高度経済成長期的なセンスや、70年代的なスポ根や熱血モノを執拗に茶化し続けるんだけど、そういう「それまでの時代の自分たちが恥ずかしい」っていう感覚は、結構世間で共有されてたんじゃないかね。スキゾ的な態度やイメージっていうのが、すごくインスタントな形で共有されてたっていうか。当時のフジテレビ的なもの然り。そういう空気に割と素朴に乗っかる人が多かったんじゃない? 「あれはダサい、ネクラだ」みたいな指摘や糾弾をすることがスキゾ的だ、ぐらいの無茶なな誤解があったんじゃないかな〜、っていう…。
パンス そうそう。かなり簡略化されて受け取られていたんだろうなあって。だから『逃走論』より『新人類図鑑』のほうが当時の空気がパッケージングされてる。このなかに入ってる秋元康のインタビューを代表としてざっくりまとめると、①アマチュアリズムの称揚(素人でもアイドルになれる! むしろ素人のまま『大衆』を動かしてしまうのがカッコいい)、②価値観の相対化(豊田商事刺殺事件だって茶化しちゃうとんねるず)。といったところでしょうか。それを受けて筑紫哲也が最後に「こりゃあ、もう一歩でファシズムだな」って太字で記してまとめてるんだけど (笑)。見事に実現したね!
で、それから10年弱時代が経った『スタジオボイス』1992年10月号、特集「あらかじめ壊れた子供たち」と読み比べてみたりして……。新人類よりひと世代若い人たち、BOSE氏や山塚アイ氏が、本当に自然体で文脈を気にしない存在として、驚きと少々の恐怖を伴って紹介されている。この頃の若者のほうが本来の? スキゾっぽいかなと思ったり。
コメカ 80年代に「物語」が破壊された…みたいな大仰な物言いがあった訳だけど、単純に80年代に経済的に豊かになると、それまでの戦後民主主義的な真面目さ・タテマエが恥ずかしくなって茶化さずにはいられなくなった…っていうことだった訳よね。で、90年代的なフニャモラ感…小沢健二もかつてこの言葉を使ってたね…みたいなその後の世代は、80年代的な「解体」の後の世代、「文脈」から本当に切断されてしまった世代なのだ…みたいな「演出」は、90年代に強くあった気がする(笑)。ボアダムスなんて最たるもんで(笑)。
パンス うんうん。海外でもジェネレーションXとか呼ばれていた。いま挙げた『スタジオボイス』特集の中心は、「ヘルター・スケルター」展(ロサンゼルス現代美術館、1992/1/26〜4/26)に代表されるLAアート・シーンを紹介しつつ、当時の日本の若者と接続するような趣旨で。ボアダムスは人脈的にも当時の西海岸と日本を繋いでいたわけだね(マイク・ケリーなどなど…)。しかしフニャモラと呼ばれていた世代の人たちも、自分の周りを見る限りでは、尊敬すべき立派な大人になっている。なのでスキゾを極めた人はいないのではないか! というのが僕の見立てです。そもそもスキゾの定義って何なんじゃというのもあるけど。
コメカ ぼくはだから、90年代的な断絶感ってのはやっぱり相当演出が入ったものだったんじゃないかと思ってるけどね(笑)。 ただ、鬼畜系周辺の文化圏に関してはちょっと違うけど…。鬼畜系は、ある意味でスキゾ的態度を徹底した結果、インモラルな混乱状態に陥ってしまった文化圏だったと言える。小山田圭吾とかも当時あの辺りに接近してたね。 ぼくらが今だにぬるま湯的につかっているサブカルチャー的な環境は、ユルくスキゾ感を共有する様な場所であると思うんだけど、それは90年代に噴出していた様な暴力性、それこそ鬼畜系が表象していた様な暴力性を忘却することで成立してるんじゃないか、暴力ってものに対して 誰もが鈍感になっているんじゃないか、とはすごく思ってる。
パンス あー確かに、鬼畜系的なものはは80年代にあったものに新たにプラスされた環境��な、と思う。背景には、先に挙げたLAアート・シーン然り、ローファイ/オルタナティヴ然り、「悪趣味」なものを導入するのがカッコいい、とする価値観の更新があって、それをより極端にした高踏趣味みたいなものだったかと。ただ、それらが抱えてたイデオローグがのちのちインターネットで増幅されて、暴力の是認みたいな方向に向かっていったよね。ところで、前に二人で呑んでたときも思ったけど、コメカ君は鬼畜系に厳しいよね (笑) 。僕は『危ない1号』を親からもらった小遣いで買ってた中学生だったので申し訳が立たないのだが……。どのあたりがヤバいと思うのかな。
コメカ いや、ぼくも実はそれなりにこの辺りの文化に影響受けてるけどさ(笑)。ただ、「内省」って作業をオミットする態度が、鬼畜系的な態度のコアにあったんじゃないかと思ってて。だからスキゾキッズ的な志向の延長線上にある文化だったと思うんだけど。欲望や暴力をガンガン表現に詰め込むっていうのは、ある意味でサブカルチャーのキモの部分である訳じゃないですか。反近代的な志向でそういうサブカルチャーを消費/生産する態度が、時間が経つにつれ陳腐化して、例えばネトウヨに象徴される様な、無自覚な暴力性への傾倒に堕落したと思ってて。「主体から逃げる」っていう態度について内省する機会を、結局作れなかった文化圏というか。まあそんなものを作る気なんてそもそも無い人たちの文化だった訳だけど…。
wikipediaの青山正明のページにある
「権威の頂点に立つ天皇も、弱者である精薄児も同じレベルでチャカしているわけで、そこには差別意識はないとハッキリ言っておきます。すべてを同等と考える上で、これは一つの試みである筈です。あなたが「良識」を振り回すなら、こちらにもこちらの「良識」があるのです」
っていう青山のテキスト、これは反差別・反ヘイトスピーチを標榜する人々を嗤う様な、陳腐な相対主義者の物言いの先取りになってしまっている。
パンス うん。このような志向はいまも随所に見られる。青山正明自身は本当にそう考えていたんじゃないかと思うんだけど、みんながそれを実践するのは難しいことだよ。だいたい足下を掬われて、凡庸な表現に行き着く。脱近代だったはずなのが、消費されていくうちにただの前近代になっていく、ただの「差別」になっていく、という段階が現代だね。
縦向き/横向きの暴力
コメカ 「縦向きの暴力」、つまり権力的なものが上から下に向けてくる暴力が、日本社会ではあまり上手くイメージ化されない。その代わり、「横向きの暴力」、つまり教室内でのイジメとか、ご近所づき合いの中での村八分とか、横向きの関係性の中にある暴力については、サブカルチャーの領域でも繰り返しイメージ化される。
スキゾキッズも鬼畜系も、横向きの暴力を如何に脱構築するかという問題意識はあったかもしれないけど、縦向きの暴力についてはあまり真剣に考えてなかったんじゃないかと。関係性は茶化しても、権力構造は茶化せてない。
パンス 90年代後半あたりにも様々な政治的問題は起こっていたのに、当時ヴィヴィッドだったのは、アダルト・チルドレン、いじめ、少年犯罪など、家庭/学校といった非常に狭い範囲で起こる抑圧や暴力の問題だった。もちろん、それらも重要だったわけだけど。一方で同時期に「大きな社会」について語る言葉が、「つくる会」を挙げるまでもなく、急激に右に寄っていったという構図があるね。むしろ彼らのほうが「縦」の構造を意識していた。結果的に、権力を奪取したわけです。
『新人類図鑑』を読んでも、同時期の政治に関してはほとんど触れられていない。豊田商事の社長は出てきても、中曽根康弘は出てこない。単純に、出したところで別にウケないだろう、とかそういった理由もあれど、きっちり避けられていたというのは興味深い。
コメカ 政治家を笑うことが「別にウケない」社会である、っていうことが、この社会のものすごい特徴だと思うんだけど、そのことに誰も違和感持ってないというか(笑)。横向きの差異の中でずっと戯れていたいってのが日本社会が強く持っている欲望で、その傍らでキチガイみたいな極右が縦向きの暴力を着々と設定していく。安倍政権が共謀罪を準備する今の状況は、つまりそういうことだと思ってる。すげー腹立つよ。
パンス 「別にウケない」ことが「犯罪になる可能性がある」ってとこまで飛躍しちゃうんだから、これはとんでもない改悪だよ。ただでさえ、社会に対して声を上げることが「ウケない」どころか、ここ数年では非難の対象になりつつあるわけで。このようなディストピアというのは、あまり想像されたことがなかったんじゃないかな。
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circleの日ですね。
みんな海の中道海浜公園ですかね。
出会い系サイトのキチガイ女と対決する
出会い系サイト。男女の欲望が渦巻く現代の格闘コロシアム。様々な思いがパッションライトのように交錯する魅惑のバトルフィールドでは、日夜出会いを求める男女の化かし合いが繰り広げられている。
出会い系サイトの歴史を紐解いてみると、実はこれが思いの他古い。携帯端末で日常的にやり取りする形式を取るようになったのは最近だが、更に遡るとパソコ ン用の出会いサイト、ツーショットダイヤル、パソコン通信、テレクラ、最終的には雑誌の文通募集コーナーなどが起源になるのではないだろうか。
交通機関の発達、通信手段の発達、間違いなく日本列島が体感的に小さくなりつつある過程において、外へ外へ、なるべく多くの出会いを求めようとする大衆の 思考は見事にマッチし、現在の出会い系サイト隆盛の時代を迎えたのだ。それに伴う詐欺や美人局、架空請求などの社会問題化も見逃せない。
巷では寂しい人妻がメールを打ち、女子高生が束の間の春を切り売りする。オッサンは若い肉体を求めて電脳の波の中を必死で泳ぐし、それらを使って良からぬことを企む輩もいる。
出会い系サイトの持つキーワードはプチリセットだ。
日常生活においてそうそうないゼロからの出会い、日常生活で抑圧された人々が違った自分を演出することができる出会い。ちょうど中学校で虐められっ子だっ た子が遠くの高校に行って入学を機に不良になっちゃう高校デビュー、ちょっとムリなソリとか入れちゃうアレに近い心理があるのではないかと僕は考える。全 部はリセットしたくない、ただこの人に会う時だけ自分をリセットする。
そう、時代はまさにお手軽リセットのプチリセットじゃないのだろうか。
「結局ね、いつの時代も出会い系ってのは圧倒的女性上位なんだよ」
職場の出会い系サイトマニア、Y氏は語る。彼は出会い系サイトで出会った女が彼女だったという神話を持つ剛の者で、誰よりも出会い系サイトを熟知し、研究 している男だ。なんでも青き高校生だった文通募集の時代から手当たり次第にハンティングし、切手代が大変だったというのだから年季の入り方が違う。そんな 彼に言わせると、最近の出会い系サイトはそりゃもう酷いものらしいのだ。
「昔はね、それでもワビサビってもんがあったんだよ。相手を思い描く時間ってのが沢山あってね、そりゃあ万引きよりドキドキしたもんだよ」
彼に言わせるとこうだ。情報化社会の発達により、何でもスピーディーにレスポンスが返ってくるようになった。出会いを求めるステージが広く一般大衆にも浸透し、コアな世界ではなくなった。そして、どんな世界でも一般化は低レベル化しか生み出さないという。
出会い系サイト研究家の山本氏、じゃなかったY氏はさらに続ける。
「もうね、出会い系サイトにはキチガイしかいないよ。純情なヤマトナデシコなんて皆無。断言できるよ、出会い系サイトにいる女はキチガイばかり。出会い系サイトの一般化は低レベル化だけでなく、キチガイ量産というとんでもない現象を引き起こしたんだ」
そこからはもう。山本君、じゃないや、Y氏のキチガイ体験談のオンパレード。出会い系サイトで知り合った女に会いに行ったら鎌持った女に追いかけられただ とか、○○ホテルの508号室に来て!ドアは開けておくから!って行ったらピグモンみたいな女が睡眠薬飲んで寝てたとか、おおよそ堅気の人間ではなさそう な逸話のオンパレードですよ。
「とにかく気をつけろよ。出会い系サイトには魔物が住んでるぜ」
なぜだか知らないけど、そう言う彼が無性にかっこよく見えてしまったし、なんだか男気みたいな、危険と知りつつあえて死地に向かうサムライのように感じてしまった。現代の日本人が忘れてしまった古きサムライの気概。そんなものを感じてしまった。
「先生、なにか危険な女とかキチガイ女を見分ける方法はないんですか?」
大して興味もなかったのですけど、ご高説を賜って何も質問しないってのは失礼に当たりますのであえて聞いてみたのですが、彼は得意満面の笑みで答えてくれましたよ。
「プーさんに気をつけろ」
ただ一言。これだけ。意味不明な一言で告げられたのです。
「プーさんですか?」
「ああ、プーさんだ」
全く意味不明なのですが、さらに説明を求めると、彼はホワイトボードを駆使して説明してくれました。
Y氏によると、出会い系サイトで出会う女は3つの等級に分けられるそうです。一つは普通級、そしてハズレ級、そしてキチガイ級、アタリとかそういう上級なのはないそうです。皆無だそうです。あくまで最上位が普通。そう言っておられました。
で、女性とやり取りが始まると、最初はそのサイトを通してメッセージをやり取りするのですが、有料サイトの場合、利用料が大変かかっ��しまうので不経済となります。そこでメールアドレスを交換してサイトを通さずに直接やり取りをするようになるらしいです。
そこで初めて相手の携帯電話のメールアドレスを知ることになるのですが、その際、そのアドレスに「pooh-san」とか入っていたら最大限に注意。このアドレスを持つ女は例に漏れずキチガイ級だ、絶対だ。山本洋平君はそう豪語するのです。
「プーさん自体に罪はない。俺だってカワイイと思うよ。でもな、それをアドレスに入れてる女は間違いなくキチガイだ。これは俺の実体験に基づいてるんだよ!」
どういう理論だか知りませんが、Y.Y君は豪語しました。僕じゃありません。洋平が言ったのです。
「俺は、すげー頑張ってアドレス交換までこぎつけたとしても、もらったアドレスにpooh-sanとか入ってたら全ての通信を断絶する。最大限の保身術。これだけは覚えておいた方がいい」
おいおい、そんな女性をキチガイ呼ばわりするなんて、プーさんを愛する女性、かわいくていいじゃない。そんなね、少ないサンプルでプーさんアドレスはキチガイアドレスとか豪語しちゃいかんよ、と女性の味方を豪語する僕は思うわけなんです。
そんなわけで、Y氏の説が本当なのか、果たしてプーさんアドレスを持つ女はキチガイなのか、実際に検証すべく出会い系サイトをやってみました。以下はその検証結果です。
まず、利用無料を謳っているエロい出会い系サイトにアクセス。なんだか女性の書き込みが溢れ、「寂しいの、私を慰めて」みたいな書き込みがモリモリと流れ ていきます。まずはこの人たちとコンタクトせねばアドレスの検証云々とはいきませんので、手当たり次第にメッセージを送信してみます。
なんか「筋肉モリモリです」とか「僕のブツはペットボトル級」「オナニー15連射可能の絶倫」だとか、そういったエロスな女性が食いつきそうなメッセージ を数にして100人に送ったのですが、全く返事なし。変なスパムメールやら詐欺サイトに誘導するメールなどがドコドコ帰ってくるだけという悲しい検証結果 に終わりました。
<検証結果>無料出会い系サイト-検証不可
たぶん、無料系のサイトってアクセス数が多くて、女性が受け取るメッセージも莫大なものになってるのだから返事が返ってこないだろうと判断。それならば、 有料の出会い系サイトならいかがだろうか、となるべく返事が返ってきそうな、活発なやり取りがされている出会い系サイトを吟味してアクセス。なんか、女性 にメッセージ送るのに1通50円くらいかかるみたいなんですけど、かたっぱしから送っておきました。5000円くらいかかった。
そしたらまあ、こちらは有料だけあって非常にレスポンスが良い。まだサイトを通したメッセージとはいえ100通送って38通ほど返ってきましてね。その大 半が援助交際に関係するヤツで、私を2万円で買ってください、みたいなある意味狂ってるヤツなんですけど、とりあえず38通も帰ってくれば上出来、さらに 検証を進めます。
次に、ここから相手の女性のアドレスを入手しないといけないのですが、「ここのサイトって送るのにお金かかるんだよ!だから直接やり取りしない?」みたいなことを大変紳士的に送っておきました。これを38人に送るだけでも2000円くらいかかった。
そしたらなんと、8名の女性から「いいよ」と携帯アドレスが書いてあるメッセージが返信されてきて、さらに、「そっちのアドレス先に教えてよ」というメールが6通。あわせて14人の女性とコンタクト成功。さっそくアドレスを吟味する権利を得てしまったのです。
それでですね、皆さんには是非落ち着いて聞いて欲しいのですが、気の弱い人には心臓叩いて聞いて欲しいのですが、なんとですね、その14人の中にですね、 pooh-sanのアドレスを持つ選ばれし女が2人もいやがったのです。コレにはビックリしたね。14人中2人もプーさんだとほとんどがプーさんみたいな 印象になってくる。
ということで、この二人のプーさんのアドレスを持つ女にターゲットを絞ってやり取りを続けていきます。
まず、一人目の「プーさんだいすきベロベロ」みたいなアドレスを持つ女とコンタクト。
「2万円は欲しいんだけど?」
「へー、お金欲しいんだ。2万円も何に使うの?」
「うん、いまねー、ヤクザに追われてるの。その逃走資金にする」
なんだこいつはー!たった3通のやり取りでキチガイ確定じゃねえか。大体オマエ、2万円でどこに逃げる気だよ。逃げたって3日ともたねえだろ。
とりあえず危険なスメルがプンプンしてきて、こいつとやり取りしてても後悔の念しか感じないと思うので早々に撤退。恐るべしY氏理論、確かにプーさんはキチガイだったよ。別にY氏が使ってるサイトとかでやってるわけじゃないのでこの現象は広く一般的だと認めざるを得ない。
次にもう一方の、「プーさん、一緒だよ、ラブ、ベロベロ」みたいなアドレスを持つ女にコンタクト。多くの女性が「2万円で私を買って」みたいなアッピール をしてくる中、こいつだけ7万円というちょっと半端な高額を要求してくる剛の者。最初から普通とは違う波動を感じずにはいられません。
「でさー、7万でいいの?」
「7万って高額だなー、そんなに金が必要なの?」
「必要」
僕は未だかつて「必要」と2文字だけ記されたメールを受け取ったことがない。そりゃあさ、確かにみんなお金は必要だけどさ、もっとこう言いかたってもんがあるだろう。
「なにに使うの?」
「そんなことまで教えなきゃいけないわけ?詮索しすぎじゃない?」
やけにツンデレじゃないか。そこまで冷たくあしらわれると燃えてくるぜ。
「いやー参考までに知りたいと」
「教えたくない」
「じゃあ聞かない」
「特別に教えてあげるよ。普通に生活費。生活苦しくってさ」
どっちやねん。ってかもったいつけるような内容じゃないじゃないか。このアマが。いい加減にしろ。
「でもさー、7万円は高いと思うよ」
「そんなことないよー、それくらいの価値はあるって」
人間の価値としてみた場合、7万円が妥当であるかは定かではありませんが、とにかく7万円は高い。僕が7万円を出そうと思うならチワワが大明神になってい る無人契約機に走らなければならないのですが、それでは地獄を見るのが目に見えています。買う気などサラサラないのですが建前上は悩んでるフリをしてみよ うと、
「うーん」
と送り返したところ、
「ちょっとまって!」
となにやら事態が急変したことをほのめかす返事が送られてきたのでした。
「なになに?どうしたの?」
あまりの急展開に興味津々といった様子で身を乗り出すように返信すると、
「やばい、ウチの猫が急に具合悪そうにしてる。今すぐ病院に連れて行かないと死ぬかもしれない。お願い!お願いだから7万円でお願い。お金ないと猫が死んじゃう」
く、生粋の猫好きとしては猫のことを出されると弱いぜ。あんなチャーミングでプリティーな猫が苦しんでるなんて想像だにしたくない。ここは7万円で彼女を買ってなんとか猫の治療費に当ててもらうしかない!
などと思うはずもなく、そんなにタイミングよく猫が発病してたまるか。これは金を搾り取るためのブラフじゃないか。大体、猫が苦しんでるならすぐに病院に 連れて行くべきで、男と会っておセックスして7万円貰ってる時間的余裕なんてないはず。そもそも、彼女の元にそんな猫がいるかどうかも怪しい。
「どんな症状?苦しんでる?」
明らかに嘘と分かる主張を相手がしてきた場合、人によってその対応はまちまちだと思います。嘘を嘘と分かって騙されてあげる人、怒り出して相手を非難する 人。しかし、僕はその嘘をさらに大事にすべく、詳細を聞くのに徹します。嘘をついてる相手からしたらコレが一番厄介に違いない。
「苦しんでる、やばい」
「どう苦しんでる?詳しい症状がわからないと・・・」
と、おそらく存在しないであろう猫について真剣にやりとりしていたのですが、その猫の症状を告げる彼女の返信がこれまた凄い。
「ヤバイ、たぶん発情期。唸ってる。やばいよ」
発情期は、どっ、から、どう、考え、ても、病気、じゃ、ない。
ただおセックスがしたくて唸ってるだけじゃないか。ちょうど僕のような状態。広義では病気かもしれないけど、緊急に治療を要するわけがない。
もうこの時点で彼女がキチガイなのは確定的なのですが、そのキチガイの闇がどれだけ広がっているのか知りたくなり、さらに突っ込んでメールのやり取りを続けます。
「でもさあ、7万円はきついよ。せめて好みのタイプの子とか、すごいカワイイ子じゃないと払えないよ」
かなり素というか、何も足さない、何も引かない、裸の自分の心の内を本気で暴露し、君の容姿がわからないから7万円は出せないと告げると、
「大丈夫、私、昔にダンサーのオーディション受けたことあるから。容姿に自信ありだよ」
と、驚愕の返答が。僕はね、いまだに「ダンサーのオーディション=容姿OK」というこの黄金の方程式の解法が見つからない。オーディション受けるだけならどんなブツでも、言うたらウチの母親だってできるじゃないか。
「へえ、すごいね。どこまでいったの?」
さらに突っ込んで聞くと
「一次で落ちちゃったからね・・・ただダンスのジャンルが違ったから仕方ないの・・・」
と、もはや何なのかわからない状態に。ダンサーのオーディションとか訳わからないけど、さらには一次で物凄く不合格にされてるじゃないか。
「うーん、写メとかある?やっぱ7万だから不安だしさ、事前に見てから決めたい」
「えー、写メ?悪用されるかもしれないし嫌だよー」
こちらはもう、ダンサーとか訳分からないので単刀直入に写真を送れと要求してみたのですが、どうやらあまり乗り気でない模様。しかし、大関なみの粘り腰で しつこく交渉してみたところ、渋々ながら写真を送ってくれる算段に。交換じゃなきゃ嫌だ、あなたの写真も送って、それから送る、とかたわけたこと抜かして ましたので、飲み会の時に撮影した山本君、じゃないやY氏の画像を送っておきました。
すると、
「えーん(>_<)写真写り悪いし恥ずかしいよー、お願いだから見たらすぐに削除してね」
と、なにをカマトトぶってやがるんだというセリフと共に送られてきた画像が驚愕の一言。例えばですね、戦場カメラマンがいるじゃないですか。戦争カメラマ ンは戦争の悲惨さだとか残虐さ、時には戦地で見たほのかな暖かさ、みたいなメッセージ性の強い写真を撮ることがあるじゃないですか。そうなるとね、時には 残酷な写真も、言葉は悪いですけどグロな写真を撮らなければならないのです。彼らはファインダー越しに冷徹な眼差しでシャッターを押すんですけど、そんな 戦場カメラマンでさえも撮れない悲惨さの写メというか、グロさの写メというか、ものすごいスピリチュアルメッセージのこもった写メが送られてきやがったん ですよ。もっと分かりやすく言うと、発情期のモアイ像みたいなのが写真中央に鎮座しておられた。
さすがにこれはヤバイ、そもそも生命体かどうかも怪しい、モアイって石像だからな、とこのまま返信することなくフェードアウトしようとシカトを決め込んでいたのですが、すると、鬼のように連打でメールが。
「ちょっと、写メまでとっておいて無視?」
「冷やかしだったの?」
「すごいむかつくんだけど」
と非難のメールが雨あられ。ここまでは理解できるのですが、それでもダンマリを決め込んでいると、
「お願い、7万円ないとお父さんが殺されるの!」
とファンキーな、バブル期のサタデーナイトフィーバーみたいなメールがくるではありませんか。発情期の猫がどこいったのか皆目分かりませんが、彼女の周り には死が漂いすぎている。死の匂いが漂いすぎている。死神がウロウロしてやがる。7万円で失われる儚い命が溢れすぎている。
もうお腹いっぱい、少年アニメに出てくるデブで食いしん坊なキャラくらい満腹なのですが、それでも放置していると、
「私の彼氏、暴走族のリーダーだよ。どうなるかわかってる?」
「会わないなら家に火つけにいくからね」
「メールアドレスから住所も本名も分かるから。友達にドコモの社員いるし」
とまあ、とんでもないグッドスメルな展開に。ドコモの社員が友人でメールアドレスから住所とかばれたら凄い怖いのですが、あいにく僕の携帯はAUなんですけどね。それでも分かるのかもしれないから電脳社会ってのは怖いものです。
とにかく、家に火をつけられるかもしれないなんて危機にはそうそう直面しないでしょうから、こちらの二人目の選ばれしプーさんもキチガイ確定。なんと、2ケース中2ケースがキチガイという信頼度100%の実証結果に驚くばかりでした。
<検証結果>プーさんアドレスを持つ女はキチガイ
さすが山本洋平理論、間違いなくプーさんアドレスはキチガイじゃ。その実証性の高さ、信頼性の高さに感動した僕は、山本洋平君(鹿児島出身)に感動のあまり結果報告に行き
「すごい山本君!間違いなくプーさんアドレスはキチガイだっ
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“出会い系サイトのキチガイ女と対決する 出会い系サイト。男女の欲望が渦巻く現代の格闘コロシアム。様々な思いがパッションライトのように交錯する魅惑のバトルフィールドでは、日夜出会いを求める男女の化かし合いが繰り広げられている。 出会い系サイトの歴史を紐解いてみると、実はこれが思いの他古い。携帯端末で日常的にやり取りする形式を取るようになったのは最近だが、更に遡るとパソコ ン用の出会いサイト、ツーショットダイヤル、パソコン通信、テレクラ、最終的には雑誌の文通募集コーナーなどが起源になるのではないだろうか。 交通機関の発達、通信手段の発達、間違いなく日本列島が体感的に小さくなりつつある過程において、外へ外へ、なるべく多くの出会いを求めようとする大衆の 思考は見事にマッチし、現在の出会い系サイト隆盛の時代を迎えたのだ。それに伴う詐欺や美人局、架空請求などの社会問題化も見逃せない。 巷では寂しい人妻がメールを打ち、女子高生が束の間の春を切り売りする。オッサンは若い肉体を求めて電脳の波の中を必死で泳ぐし、それらを使って良からぬことを企む輩もいる。 出会い系サイトの持つキーワードはプチリセットだ。 日常生活においてそうそうないゼロからの出会い、日常生活で抑圧された人々が違った自分を演出することができる出会い。ちょうど中学校で虐められっ子だっ た子が遠くの高校に行って入学を機に不良になっちゃう高校デビュー、ちょっとムリなソリとか入れちゃうアレに近い心理があるのではないかと僕は考える。全 部はリセットしたくない、ただこの人に会う時だけ自分をリセットする。 そう、時代はまさにお手軽リセットのプチリセットじゃないのだろうか。 「結局ね、いつの時代も出会い系ってのは圧倒的女性上位なんだよ」 職場の出会い系サイトマニア、Y氏は語る。彼は出会い系サイトで出会った女が彼女だったという神話を持つ剛の者で、誰よりも出会い系サイトを熟知し、研究 している男だ。なんでも青き高校生だった文通募集の時代から手当たり次第にハンティングし、切手代が大変だったというのだから年季の入り方が違う。そんな 彼に言わせると、最近の出会い系サイトはそりゃもう酷いものらしいのだ。 「昔はね、それでもワビサビってもんがあったんだよ。相手を思い描く時間ってのが沢山あってね、そりゃあ万引きよりドキドキしたもんだよ」 彼に言わせるとこうだ。情報化社会の発達により、何でもスピーディーにレスポンスが返ってくるようになった。出会いを求めるステージが広く一般大衆にも浸透し、コアな世界ではなくなった。そして、どんな世界でも一般化は低レベル化しか生み出さないという。 出会い系サイト研究家の山本氏、じゃなかったY氏はさらに続ける。 「もうね、出会い系サイトにはキチガイしかいないよ。純情なヤマトナデシコなんて皆無。断言できるよ、出会い系サイトにいる女はキチガイばかり。出会い系サイトの一般化は低レベル化だけでなく、キチガイ量産というとんでもない現象を引き起こしたんだ」 そこからはもう。山本君、じゃないや、Y氏のキチガイ体験談のオンパレード。出会い系サイトで知り合った女に会いに行ったら鎌持った女に追いかけられただ とか、○○ホテルの508号室に来て!ドアは開けておくから!って行ったらピグモンみたいな女が睡眠薬飲んで寝てたとか、おおよそ堅気の人間ではなさそう な逸話のオンパレードですよ。 「とにかく気をつけろよ。出会い系サイトには魔物が住んでるぜ」 なぜだか知らないけど、そう言う彼が無性にかっこよく見えてしまったし、なんだか男気みたいな、危険と知りつつあえて死地に向かうサムライのように感じてしまった。現代の日本人が忘れてしまった古きサムライの気概。そんなものを感じてしまった。 「先生、なにか危険な女とかキチガイ女を見分ける方法はないんですか?」 大して興味もなかったのですけど、ご高説を賜って何も質問しないってのは失礼に当たりますのであえて聞いてみたのですが、彼は得意満面の笑みで答えてくれましたよ。 「プーさんに気をつけろ」 ただ一言。これだけ。意味不明な一言で告げられたのです。 「プーさんですか?」 「ああ、プーさんだ」 全く意味不明なのですが、さらに説明を求めると、彼はホワイトボードを駆使して説明してくれました。 Y氏によると、出会い系サイトで出会う女は3つの等級に分けられるそうです。一つは普通級、そしてハズレ級、そしてキチガイ級、アタリとかそういう上級なのはないそうです。皆無だそうです。あくまで最上位が普通。そう言っておられました。 で、女性とやり取りが始まると、最初はそのサイトを通してメッセージをやり取りするのですが、有料サイトの場合、利用料が大変かかってしまうので不経済となります。そこでメールアドレスを交換してサイトを通さずに直接やり取りをするようになるらしいです。 そこで初めて相手の携帯電話のメールアドレスを知ることになるのですが、その際、そのアドレスに「pooh-san」とか入っていたら最大限に注意。このアドレスを持つ女は例に漏れずキチガイ級だ、絶対だ。山本洋平君はそう豪語するのです。 「プーさん自体に罪はない。俺だってカワイイと思うよ。でもな、それをアドレスに入れてる女は間違いなくキチガイだ。これは俺の実体験に基づいてるんだよ!」 どういう理論だか知りませんが、Y.Y君は豪語しました。僕じゃありません。洋平が言ったのです。 「俺は、すげー頑張ってアドレス交換までこぎつけたとしても、もらったアドレスにpooh-sanとか入ってたら全ての通信を断絶する。最大限の保身術。これだけは覚えておいた方がいい」 おいおい、そんな女性をキチガイ呼ばわりするなんて、プーさんを愛する女性、かわいくていいじゃない。そんなね、少ないサンプルでプーさんアドレスはキチガイアドレスとか豪語しちゃいかんよ、と女性の味方を豪語する僕は思うわけなんです。 そんなわけで、Y氏の説が本当なのか、果たしてプーさんアドレスを持つ女はキチガイなのか、実際に検証すべく出会い系サイトをやってみました。以下はその検証結果です。 まず、利用無料を謳っているエロい出会い系サイトにアクセス。なんだか女性の書き込みが溢れ、「寂しいの、私を慰めて」みたいな書き込みがモリモリと流れ ていきます。まずはこの人たちとコンタクトせねばアドレスの検証云々とはいきませんので、手当たり次第にメッセージを送信してみます。 なんか「筋肉モリモリです」とか「僕のブツはペットボトル級」「オナニー15連射可能の絶倫」だとか、そういったエロスな女性が食いつきそうなメッセージ を数にして100人に送ったのですが、全く返事なし。変なスパムメールやら詐欺サイトに誘導するメールなどがドコドコ帰ってくるだけという悲しい検証結果 に終わりました。 <検証結果>無料出会い系サイト-検証不可 たぶん、無料系のサイトってアクセス数が多くて、女性が受け取るメッセージも莫大なものになってるのだから返事が返ってこないだろうと判断。それならば、 有料の出会い系サイトならいかがだろうか、となるべく返事が返ってきそうな、活発なやり取りがされている出会い系サイトを吟味してアクセス。なんか、女性 にメッセージ送るのに1通50円くらいかかるみたいなんですけど、かたっぱしから送っておきました。5000円くらいかかった。 そしたらまあ、こちらは有料だけあって非常にレスポンスが良い。まだサイトを通したメッセージとはいえ100通送って38通ほど返ってきましてね。その大 半が援助交際に関係するヤツで、私を2万円で買ってください、みたいなある意味狂ってるヤツなんですけど、とりあえず38通も帰ってくれば上出来、さらに 検証を進めます。 次に、ここから相手の女性のアドレスを入手しないといけないのですが、「ここのサイトって送るのにお金かかるんだよ!だから直接やり取りしない?」みたいなことを大変紳士的に送っておきました。これを38人に送るだけでも2000円くらいかかった。 そしたらなんと、8名の女性から「いいよ」と携帯アドレスが書いてあるメッセージが返信されてきて、さらに、「そっちのアドレス先に教えてよ」というメールが6通。あわせて14人の女性とコンタクト成功。さっそくアドレスを吟味する権利を得てしまったのです。 それでですね、皆さんには是非落ち着いて聞いて欲しいのですが、気の弱い人には心臓叩いて聞いて欲しいのですが、なんとですね、その14人の中にですね、 pooh-sanのアドレスを持つ選ばれし女が2人もいやがったのです。コレにはビックリしたね。14人中2人もプーさんだとほとんどがプーさんみたいな 印象になってくる。 ということで、この二人のプーさんのアドレスを持つ女にターゲットを絞ってやり取りを続けていきます。 まず、一人目の「プーさんだいすきベロベロ」みたいなアドレスを持つ女とコンタクト。 「2万円は欲しいんだけど?」 「へー、お金欲しいんだ。2万円も何に使うの?」 「うん、いまねー、ヤクザに追われてるの。その逃走資金にする」 なんだこいつはー!たった3通のやり取りでキチガイ確定じゃねえか。大体オマエ、2万円でどこに逃げる気だよ。逃げたって3日ともたねえだろ。 とりあえず危険なスメルがプンプンしてきて、こいつとやり取りしてても後悔の念しか感じないと思うので早々に撤退。恐るべしY氏理論、確かにプーさんはキチガイだったよ。別にY氏が使ってるサイトとかでやってるわけじゃないのでこの現象は広く一般的だと認めざるを得ない。 次にもう一方の、「プーさん、一緒だよ、ラブ、ベロベロ」みたいなアドレスを持つ女にコンタクト。多くの女性が「2万円で私を買って」みたいなアッピール をしてくる中、こいつだけ7万円というちょっと半端な高額を要求してくる剛の者。最初から普通とは違う波動を感じずにはいられません。 「でさー、7万でいいの?」 「7万って高額だなー、そんなに金が必要なの?」 「必要」 僕は未だかつて「必要」と2文字だけ記されたメールを受け取ったことがない。そりゃあさ、確かにみんなお金は必要だけどさ、もっとこう言いかたってもんがあるだろう。 「なにに使うの?」 「そんなことまで教えなきゃいけないわけ?詮索しすぎじゃない?」 やけにツンデレじゃないか。そこまで冷たくあしらわれると燃えてくるぜ。 「いやー参考までに知りたいと」 「教えたくない」 「じゃあ聞かない」 「特別に教えてあげるよ。普通に生活費。生活苦しくってさ」 どっちやねん。ってかもったいつけるような内容じゃないじゃないか。このアマが。いい加減にしろ。 「でもさー、7万円は高いと思うよ」 「そんなことないよー、それくらいの価値はあるって」 人間の価値としてみた場合、7万円が妥当であるかは定かではありませんが、とにかく7万円は高い。僕が7万円を出そうと思うならチワワが大明神になってい る無人契約機に走らなければならないのですが、それでは地獄を見るのが目に見えています。買う気などサラサラないのですが建前上は悩んでるフリをしてみよ うと、 「うーん」 と送り返したところ、 「ちょっとまって!」 となにやら事態が急変したことをほのめかす返事が送られてきたのでした。 「なになに?どうしたの?」 あまりの急展開に興味津々といった様子で身を乗り出すように返信すると、 「やばい、ウチの猫が急に具合悪そうにしてる。今すぐ病院に連れて行かないと死ぬかもしれない。お願い!お願いだから7万円でお願い。お金ないと猫が死んじゃう」 く、生粋の猫好きとしては猫のことを出されると弱いぜ。あんなチャーミングでプリティーな猫が苦しんでるなんて想像だにしたくない。ここは7万円で彼女を買ってなんとか猫の治療費に当ててもらうしかない! などと思うはずもなく、そんなにタイミングよく猫が発病してたまるか。これは金を搾り取るためのブラフじゃないか。大体、猫が苦しんでるならすぐに病院に 連れて行くべきで、男と会っておセックスして7万円貰ってる時間的余裕なんてないはず。そもそも、彼女の元にそんな猫がいるかどうかも怪しい。 「どんな症状?苦しんでる?」 ��らかに嘘と分かる主張を相手がしてきた場合、人によってその対応はまちまちだと思います。嘘を嘘と分かって騙されてあげる人、怒り出して相手を非難する 人。しかし、僕はその嘘をさらに大事にすべく、詳細を聞くのに徹します。嘘をついてる相手からしたらコレが一番厄介に違いない。 「苦しんでる、やばい」 「どう苦しんでる?詳しい症状がわからないと・・・」 と、おそらく存在しないであろう猫について真剣にやりとりしていたのですが、その猫の症状を告げる彼女の返信がこれまた凄い。 「ヤバイ、たぶん発情期。唸ってる。やばいよ」 発情期は、どっ、から、どう、考え、ても、病気、じゃ、ない。 ただおセックスがしたくて唸ってるだけじゃないか。ちょうど僕のような状態。広義では病気かもしれないけど、緊急に治療を要するわけがない。 もうこの時点で彼女がキチガイなのは確定的なのですが、そのキチガイの闇がどれだけ広がっているのか知りたくなり、さらに突っ込んでメールのやり取りを続けます。 「でもさあ、7万円はきついよ。せめて好みのタイプの子とか、すごいカワイイ子じゃないと払えないよ」 かなり素というか、何も足さない、何も引かない、裸の自分の心の内を本気で暴露し、君の容姿がわからないから7万円は出せないと告げると、 「大丈夫、私、昔にダンサーのオーディション受けたことあるから。容姿に自信ありだよ」 と、驚愕の返答が。僕はね、いまだに「ダンサーのオーディション=容姿OK」というこの黄金の方程式の解法が見つからない。オーディション受けるだけならどんなブツでも、言うたらウチの母親だってできるじゃないか。 「へえ、すごいね。どこまでいったの?」 さらに突っ込んで聞くと 「一次で落ちちゃったからね・・・ただダンスのジャンルが違ったから仕方ないの・・・」 と、もはや何なのかわからない状態に。ダンサーのオーディションとか訳わからないけど、さらには一次で物凄く不合格にされてるじゃないか。 「うーん、写メとかある?やっぱ7万だから不安だしさ、事前に見てから決めたい」 「えー、写メ?悪用されるかもしれないし嫌だよー」 こちらはもう、ダンサーとか訳分からないので単刀直入に写真を送れと要求してみたのですが、どうやらあまり乗り気でない模様。しかし、大関なみの粘り腰で しつこく交渉してみたところ、渋々ながら写真を送ってくれる算段に。交換じゃなきゃ嫌だ、あなたの写真も送って、それから送る、とかたわけたこと抜かして ましたので、飲み会の時に撮影した山本君、じゃないやY氏の画像を送っておきました。 すると、 「えーん(>_<)写真写り悪いし恥ずかしいよー、お願いだから見たらすぐに削除してね」 と、なにをカマトトぶってやがるんだというセリフと共に送られてきた画像が驚愕の一言。例えばですね、戦場カメラマンがいるじゃないですか。戦争カメラマ ンは戦争の悲惨さだとか残虐さ、時には戦地で見たほのかな暖かさ、みたいなメッセージ性の強い写真を撮ることがあるじゃないですか。そうなるとね、時には 残酷な写真も、言葉は悪いですけどグロな写真を撮らなければならないのです。彼らはファインダー越しに冷徹な眼差しでシャッターを押すんですけど、そんな 戦場カメラマンでさえも撮れない悲惨さの写メというか、グロさの写メというか、ものすごいスピリチュアルメッセージのこもった写メが送られてきやがったん ですよ。もっと分かりやすく言うと、発情期のモアイ像みたいなのが写真中央に鎮座しておられた。 さすがにこれはヤバイ、そもそも生命体かどうかも怪しい、モアイって石像だからな、とこのまま返信することなくフェードアウトしようとシカトを決め込んでいたのですが、すると、鬼のように連打でメールが。 「ちょっと、写メまでとっておいて無視?」 「冷やかしだったの?」 「すごいむかつくんだけど」 と非難のメールが雨あられ。ここまでは理解できるのですが、それでもダンマリを決め込んでいると、 「お願い、7万円ないとお父さんが殺されるの!」 とファンキーな、バブル期のサタデーナイトフィーバーみたいなメールがくるではありませんか。発情期の猫がどこいったのか皆目分かりませんが、彼女の周り には死が漂いすぎている。死の匂いが漂いすぎている。死神がウロウロしてやがる。7万円で失われる儚い命が溢れすぎている。 もうお腹いっぱい、少年アニメに出てくるデブで食いしん坊なキャラくらい満腹なのですが、それでも放置していると、 「私の彼氏、暴走族のリーダーだよ。どうなるかわかってる?」 「会わないなら家に火つけにいくからね」 「メールアドレスから住所も本名も分かるから。友達にドコモの社員いるし」 とまあ、とんでもないグッドスメルな展開に。ドコモの社員が友人でメールアドレスから住所とかばれたら凄い怖いのですが、あいにく僕の携帯はAUなんですけどね。それでも分かるのかもしれないから電脳社会ってのは怖いものです。 とにかく、家に火をつけられるかもしれないなんて危機にはそうそう直面しないでしょうから、こちらの二人目の選ばれしプーさんもキチガイ確定。なんと、2ケース中2ケースがキチガイという信頼度100%の実証結果に驚くばかりでした。 <検証結果>プーさんアドレスを持つ女はキチガイ さすが山本洋平理論、間違いなくプーさんアドレスはキチガイじゃ。その実証性の高さ、信頼性の高さに感動した僕は、山本洋平君(鹿児島出身)に感動のあまり結果報告に行き 「すごい山本君!間違いなくプーさんアドレスはキチガイだっ” - 出会い系サイトのキチガイ女と対決する (via rikukoike) (via toby-net) (via budda) (via akiramn2) (via noboko) (via flood) (via petapeta) (via ipodstyle) (via yaruo, rickkoike)
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作業所をサロンをたまり場を開き続けるために 【コロナ】と【患者会】 ナンとしてでも患者会を開き続ける
作業所をサロンをたまり場を開き続けるために 【コロナ】と【患者会】 ナンとしてでも患者会を開き続ける 【コロナウィルス】が流行してとてつもなくタイヘンなシンドいツラい状況に為っていて、でも、えばっちと云う精神病患者が想っている事を、なかまで話しながらのコトも書いておきたいと想うのです、、悩みながら、、、、、も、、、、ね、、、矛盾しながらも、、、患者会を開き続けるためにね、、ドンな時でも、ナンとしてでも、、、、
キーサントモダチ、スタッフダチンコのみなさんへのお手紙として、書いています。宜しくお願い致します。コレはコレでいいのでしょうか。ドウ想われますか、、、、
おそらくは、あの三九度を超えていた三日三晩の苦しみは、どうもインフルだとは、想うのですが、念のため、熱が下がってから自主隔離をやったのでした。奥さんと離れていたのは、初めてでした。しかも、その間、みんなの部屋へも行けなかったので、なかまとも会えなかったので、それはそれは、やはり、相当シンドったです。やはり、ニンゲンは一人では生きられないんだと、再確認した次第です。
クルシカッタ!!!!!!!
自主隔離してても、、メールや電話や、原稿を書いたりも出来るじゃないか、YouTubeをみたり音楽もきいたり、なにより、電話やメールでつながりながら、原稿を書いたりしたらいいじゃないかと、想ったりもしていましたが、ゲンジツには、段々と、そういうことをする気力が失われ、自主隔離期間中は、何にもできずにボウゼンと佇んでしまうような、、、メールや電話でのやりとりも、ジッサイは、だんだん、段々と自分の気力を失ってきて、途切れがちになっていくのも、よく分かりました。シンドイことで、これは、みなさん、元々の精神病もありますので、「ヒトと交流し、なかまとともに一緒にいることで、ナンとか為っているタイプの病者」にとっては、『ヤバイ状況』『鬱ポク』為りやすいと、想いました。そうえばっちの基礎疾患は精神病の躁鬱病なのでした。この時にせっかく減らし続けていたクスリが、またもや、増えて行ったのでした。アモバンとデパスが倍に、ワイパックスが一錠増えてしまったのでした。ツラいものでした。病者は『フアン』と『孤独孤立』には、兎に角、弱いのでした。えばっちは、弱いのでした。もはや、シンドい、ゲンカいでした。でもとにかく、熱が下がってからの自主隔離をやりきったのでした。
奥さんのとこまでチャンと帰れるか、実は、シンパいでした。外に出たら足が震えていましたので、、手に汗をかき、、心臓が押しつぶされそうになってドキドキしていました。奥さんにウツシてしもうたら、ドウしようかと、、、、そして、これは、四月半ばの未だに奥さんのところへ帰ろうとすると足が震えて足からチカラが抜けて、冷や汗をかいて心臓を押しつぶされそうな、コンなカンジになってしまうのでした。だから、結局やすらぎの里に戻って来てしまうことも度々で、、、、それにしても、自主隔離最後の方は、「抑うつ状態」に為りかかっていたと想います。えばっちがぜんぶ、止まっちゃいましたから、、、みんなの部屋が「自然消滅」したらドウしようか、、、とも、想いました。
このテレビ報道や状況の中、「病状を崩す」なかまが、続出していると、電話で各所のなかまのみなさんから聞けるようになってきました。そして、えばっちは、ドウ想っててドウ感じているのドウ乗り切ろうとしているの、と云う質問と云うか、ハナシも沢山出てきたのでした。ただでさえ、不安で、先の見通せない【コロナ感染】の社会状況の中、我々『病者』の中には、益々『不安』に為り『病状』を『深刻』に崩してしまうことも、多々あるようで、ドウ考えて、ドウしていったらいいんのやろ、と云うハナシがあったのでし���。ドウしたらいいのか、、、、友の会の何人かのなかまとはチガう意見なのだけれど、ともかくイマえばっちと云う精神病者が、ドウ考え、ドウ想っているのかを記しておこうと、想ったのでした。そう、咳一つくしゃみ一つで、なかまの中に『フアン』と『ニクマン』が、それでも、一人では生きられなく、みんなで集まってくる、『フアン』だから集まってくると云う日々を送られていると云うことで、ほんとに、精神病者の『たまりば』だなぁと、再度想った次第なのでした。逆に『フアン』だから、行きたいけれど、行けないんだ、と云うゲンジツもあり、家族から、行かないようにと言われているので、と云うゲンジツもあるのでした。ツラいクルシい各所のなかまたちのジッサイのセーカツなのでした。
だから、ぼくたち「病者」は『基礎疾患』として『精神病』を患っており、もちろんイロイロなタイプのビョーキがあって様々なのですが、でもやはり、そもそも、社会や世間様から『孤立』しがちですから、、、ソコのトコロも、『ジブンのビョーキの悪化』の可能性も踏まえておいて、ギリギリのせんで、覚悟をもって、ナニか決めて行かなきゃならんとも想いました。もちろん、みんなの了解を得ながらもね、、、、、モチロんシンドい状況に為っていったときドのように対応していくかと云う時に、ゲンジツには『病者』個々の『ビョーキ』のチガイや『ノリ』や『障害のタイプ』『病者としてのセーカツスタイル』のチガイやその時の『病状のモンダイ』もありますし、、この【コロナ感染症】の深刻さもありますし、おそらくは『絶対的に正解』と云う考えや、在り様やり方は無いのだとは、想いますが、、ただ、今テレビや識者為る者達が煽り抜いているこの『フアン』に対して、えばっちは、ドウ想っているの、、と云うコトに答えていかんとなぁぁぁーと、、ボクたちの中でのナカマ内の議論の中身を残しておかなきゃならないなぁーとも想ったのでした。だから『正解』として書いているわけではないし、しかも、『不正解』の可能性だってあるわけだし、でも、三九度を超える熱を出しながら想っていたことも在るし、自主隔離をやってみて、えばっちのような、『人と会うことで精神を保っている』『精神病患者』としては、ドウなのか、、と云うことを体験からくるものとして記しておきたいと想ったわけなのです。
『顔を合わせて集まり開き続けるコト』を何時も忘れずに持っておかないと、、、、、精神病患者会として、ドウ為ってシマウのか、、、、とも想うのです。
ドウ言えばいいのか、この状況の中でドウ言えばいいのか。コンな状況でもえばっちは、コウ叫び続けなければならないのだと想うのです。なかまとのやり取りを遺しておかなければならないと想ったのでした。
『なかまをつくろうと、叫びつつけてきた三十年ヤッタ、キーサントモダチ、ダチンコになりませんか、、、と叫びつつけてきたんやが、、、』
『なかまと会って、集まりたいなぁぁぁーーヤッパリ』
『ヒトはヒトと会わなければ、、、、さもないと、オカシクなってくる、えばっちは、ホントソウなんや』
『えばっちを殺すにゃ刃物は要らぬ、なかまからも相方からも会えないようにさせてといて孤立隔離させときゃ一か月もあればいいんやで』
『苦しかったただクルシカッタ、自主隔離のサイゴ一週間はオカシく為りかかってた、ホントに、アンなに減らし続けてきてたクスリが元に戻ってシモタ』
『ヒトはヒトと会って話をしていかないとアカンとほんとにオモタわ、、ココが自然消滅してしまうんじゃないかとシンパいヤッタ』
『感染症のことだけ考えてたらアカン、、、そうなんですよ、キーサンのセーカツがあるんやから、、ココ守る云うのは、閉めることだけでもアカン、閉めるのもみんなのため、開き続けるのもみんなのためなんや、、オレはココツブしませんよ。自然消滅なんてさせませんよ』
『なかまのいのちを護らなあかん、なかまのいのちを守るためにココを閉め続ける方がいいのか、なかまのいのちを守るためにココを開き続ける方がいいのか、、、この問いはムズカシいと想う、しかもツラい問や』
『正解は、無いかもシレン、でもとにかく、ワシ等キーサンの基礎疾患は、まず精神病なんやから、、精神病がコレ以上悪くなったり入院せざるを得なくなったり、クスリがガーーんと増えるのは、ナントカせんといかんから、、、ジッサいのトコロ、クスリも増えてきた、不眠も酷くなってきた、フアンが酷くなってきた、、、コンな状況や被害妄想なんかからくる暴力も多く為りそうや、家族にヤッテしまうかもしれん、、病者はみんな、特にフアンに囲まれてセーカツしてるようなモンや、それがますます不安感が亢進してタマランようになってくるのをナンとかしたいなぁぁぁーしないとイカンなぁぁぁ』
『フアンで不安で、しかもヒトと会わなかったら病気が重くなってくるカンジしますね、ホントに、、』
『精神病院に入院中のなかまはドウなんでしょうね』
『中で流行したら逃げ場ないから、、、』
『い病院にワシ等がウィルスもちこんだらアカンから、毎週月曜の面会お見舞い三月初めから止めたけれど、、、ドウ為っているやろ、入院しているなかま達がシンパイや』
『や君があれから一度だけお見舞いのジュースやプリンを渡してもらうように、持って行ったけれど、今や、二週に一度電話でなかまの安否を確認しているダケになった。看護も疲弊しているやろし、毎週電話すると云うワケにもいかなそうや。外出禁止面会禁止って精神病院に居てたらツライぞ』
『老人施設や障害者施設ナンかにグループホームに入っているお年寄りや障害者のみなさんや、病者はドウなるのかも、、、』
『ほんまそうや、内部で拡がったら、タイヘンや、、しかも無医村ミタイなトコあるし、、、精神病院で感染症対策で、外出禁止、、面会禁止、、オレは恐ろしいとオモウわ、、、看護士や精神医にストレス溜まってきたらナニされるかワカラン、精神病院の閉鎖病棟、保護室は、、、恐いで』
『ホームレスのオッチャンらはドウ為るんでしょうね、かま、釜ヶ崎のオッちゃんらもシンパい、、、オカシな事にならなきゃいいけれど、、、、セカイには、シビアーなスラム街も難民キャンプのみなさんも、、、、、』
『刑務所や拘置所の中もアブナイですよ』
『そうや、タイヘンや、ドコも、しかも、オレ軍隊経験あるから言うけど、軍艦や駐屯地の営内班こそ、感染症に弱いんや。細菌と軍隊と医学の関係は切っても切れんモンなんやから、、オレ○○駐屯地で三日ばしかが流行り始めたら、アッちゅうまに罹ってしもて、入室になったわ』
『コロナに罹らんでヨカッタ、でも自殺してシモタ、コンなコトになってしまわへんかシンパイですよ、テレビみてたら、ドンドんシンドくなる、気ぃ狂いそうや、ビョーキは確かにオモウなってきたカンジがする』
『今回は、元々から気が狂っているんやからヨカッタなんてコトが言える気持ちの余裕に為らないですよね、なんだかフアンで不安で』
『もういっそのこと、テレビみんようにしたろと想うけど、、、見てしまうなぁぁぁ』
『コロナに罹らんてヨカッタ、でもたまり場、患者会、作業所立ちいかなく為ってシモタってコト為ってしまいそうな気も、、、実際もう出ているかもしれませんね』
『シャレに為らん、ココの作業所ツブレそうや、ドウしたらエエんや』
『自主的に店じまいを決めるヒトも多いやろな。街の中のお店屋さんも職人さんも、少子高齢化も極まって、歳も歳やし、後継者もいないし、今度のコレは乗り切れん、だったらココが潮時かっていうんで、閉めようと、、作業所だっても、や、そう云うトコ出て来るやろ』
『コロナに罹らんかったヨカッタ。でも、店ツブレてしもた、もうドウにもならん、首をくくらんならん、ソンな健常者の社会で、、怖ろしいことに為りそうや、タイヘンやコレは、、イロイロな庶民のセーカツの糧が持ちこたえられんようになっていくヤロ、、自殺者ふえていくやろな、、』
『ツブレそうなんで、ヒッシこいて営業してた店を見て、自粛要請に従わないのはケシカラんと、お上に密告してツブして、正義は為されたと思い込む、ソンなヤタラとヤカラな連中が跋扈して、、、、、怖ろしいわい』
『ソンな中で、精神の作業所の通所者でもう還暦、精神病院入退院五回もやって、しかも如何なる生産活動にも寄与できん生保の人間がPCR検査で陽性になってみぃや、袋叩きの目にあわさせられるんやないか、徹底的にヤラレるやろ、、世間様はツブシにかかってくるで、、この作業所ツブされるやろ、、だから、三日三晩、堪えたんやから、三晩目の記憶無いんヤカラ、絶対にぜぇぇっっったいに医者にはイカンと決めたんヤカラ、ドウ為っても、、、、と想うたモンな』
『そうやな、そう為るやろ、為るにきまってる、テレビでやってるやん、コロナに罹るよりコロナに罹ってると世間様から指弾を受ける方が、つまはじきにされる方が袋叩きの方がよっぽど、恐いんちゃうか、、コロナ出た病院の看護婦さんの子どもさんがイジメられるクニやでココは、、、家賃も払えんからお店開いてて営業してても、密告されて悪者扱いされるよりは、ツブレても仕方ないと思わせられるクニやでココは、、、』
『依存症関係のみなさんこそは、ホンと、顔を合わせて話し合う場が、在ってこそ、酒やクスリを止めていられるわけヤカラ、、、ドウなるんやろ』
『病状ワルくする病者も、自殺するヒトも、スリップしてしまう依存症のみなさんも、ボーリョク事件に為ってしまう病者も増えそうで、タマラんなぁ』
『ヤッパリなかまと会っていないとクルシくなってくる、なかまといっしょにいたいんや、顔と顔を突き合わせてハナシをしたいんや、一緒に飯を喰いたいんや、なんとか工夫に工夫をカサねながら、ありとあらゆる感染症対策とって、ナントカ開き続けようや、、』
『いや、今はガマンせんならん、だって、ココのなかまから、絶対に絶対に死人はだしたらアカンのや、このウィルスは普通じゃありませんよ、キケンすぎる、えばっちの相方のしさんがなかまの中でも、特にリスクが高いんやから、、気をつけなアカンですよ、、しかも、ガンのなかまも、透析のなかまも、人工関節のオペのなかまが今二人もいるし、、、なかまから死人は絶対にだしたらいかんですから、、、』
『そうや、ソレはそのとうりや、だからヒッシこいて、自主隔離してたんや、終わりの方は大分オカシなってた気がする、今だって、おくさんのトコ帰ろうとすると、、おくさんにうつしちゃいかんと想うと、足が震えて足からチカラ抜けていって、心臓ドキドキしてきて、胸を押しつぶされそうになって、冷や汗かいて来て、途中まで行ったのに、引き返してきちゃうんやから、、先週月火木金土と五日間もアアなっちゃって引き返してくるザマなんやから、、、だから奥さんから、私はあなたの鬼門なのって、言われてる始末や、、、ココから、もうこんなになかまの人数少なくなってきているのに、もうこれ以上の哀しい別れは堪えられんしな、、、なかまにうつしてしまうかもしれんと想うと、、身体に異変がおきてくるんや、、、』
『とにかく今は、全ての関係を止めて引きこもるべきです。コレは、ココやニホンだけのモンダイやない。全人類の平和と福利のために己が実存を掛けて完全籠城生活に入るべきです。それが全人類に対する倫理的義務ですよ、、、だって、ヒトの動きを止めなきゃ、流行止められないんですから、、この感染症は人と人の動きと接触を止めれば収束してきそうやと云うエビデンスは確かにアルんですから、、、ボクは、完全籠城生活に入るツモリです。ココも他のアルバイトも休業します。この決心は変わりません。それにしてもPCR検査の少なさは大問題ですよ。』
『わかった、それも、確かに一理も二理もある、確かにそのとうりかもシレン。あの三日三晩の熱がもしソウだったのなら、確かに絶対に甘く見たらあかん、本当にシンドかった。インフルエンザより、絶対につらかった。三晩目の記憶が飛んでるんやから、ドウやって水分やら摂ってたか不思議や、死ぬかもしれんなぁぁぁと想うたモン。なかまの命をまもらなあかん。確かにそう想う。ホントに。でもなぁ、だけど、オマエドウやって暮らすんや、三度の飯は三度ともいるんやから、コレは絶対に要るんやから、、ニンゲン喰わなあかんのやから』
『ウチは、休業補償出しますよ。休業補償無しで戒厳令下で庶民の生きる糧を休めナンて、ムチャクチャや。だから、ウチはナンとか休業補償出しますよ』
『い君オマエ本当に根性はいっとるなぁぁぁーー』
『ソンな、ココのコンな経済状況なのに頂けませんよ』
『ナニ言ってるんだ、今度はみんなの部屋でオマエのセーカツはドウ為っているんだろうって云う新たなシンパい事が増えちゃうんだぞ、賃金は受け取ってくれといてほしい、コレは』
『暫くの辛抱ですよ、暫くガンバレば、流行収まれば元に戻りますよ』
『いや、チガウな、モトには戻らんやろ。コレは時間かかるで、今回のこの疫病自体は収束するまで二年はかかるやろ、その二年後のセカイがドウ為ってると想う、オレは決定的に人々の心性が変わってるくると想うで、実はそれが一番恐怖ろしいんや』
『コレが収束したら、全て元に戻るんじゃないかと、、、、』
『いや、元に戻らんモノやコトやヒトが出て来るぞ、その最大のモノコトヒトが人々の心性の傾きやと想う』
『コレ収まったとしても、次の疫病も来るんやで、おそらく来る。ここ二十年間ぐらいで、新しい感染症の流行何べんアッタ、数えてみよや』
『人々の心性はおそらく、手間のかかる民主的手続きが掛かるヨウな民主主義より、ファシズム全体主義的手法の方が、考えないで、ジブンで決めないで上からの命令に従う方が、このウィルスを食い止めるのに有効ナンヤッタとなってみいや、心性がファシズムの方に傾むいていくやろ、しかも二年間や、その上に次のが、、また何年かたったら来るかもシレン、、、』
『ヒトがドンドン亡くなっていくんや、しかも身近な家族や友人の看取りもできん、孤独の中死んでいくんや、葬儀も出来ん、遺体��多すぎて埋葬も火葬も出来ん、公園の中に仮埋葬や、体育館の中に仮の骨箱おいてる、ソンな中で、医療従事者もドンドン倒れていく、病院の廊下にまで患者さんが溢れていく、治療薬もワクチンもない、無症状でも感染させるウィルスなんや、変異もするんや、ソレを止めたのは、スマホとネットを駆使した徹底的な行動監視と履歴の把握とファシズム的な政治手法と指導者だったとなってみぃや、人々の心性はソコに向けて傾いていくと想う』
『しかもソレだけやない、ワシ等精神病患者会が叫び続け、今も作業所患者自治会のススメと、叫び続けている真っ向反対の方向に心性が傾きだすんや、悔しいなぁぁーー人との距離感、ネットの普及、ネットで会議したり、ネットで人と会わんとシゴトしたり、スマホで、居所追いかけられるのが良いコト、罹ったヒトの居所を報せるコトまで出来る方が良いコト、そもそも、紙幣や貨幣にウィルス着いてるいうことになってきたら、現金受け取り拒否されるぞ、なのでカード決済してくれる方が良いコト、モノは店で買わんとネットで買うんやと云う方向が決定的に為るんや、管理されて管制されて行動履歴監視されている方が良い、このウィルスを食い止めるためなら、ジブンで決めるより為政者に決めてもらう方が良い、出来たらマニュアルに沿ってナンでも命令してもらいたい、ジブンで決めたくない、そのマニュアルの決定版が戒厳令ナンヤ、その戒厳令を出してほしい、この流行を止めてくれるなら戒厳令の方が良い、ネットでナンでもヤレタラ良い、ヤレル方が良い、と云う方向に、、企業も、権力だけやない、反体制運動の側も労働組合の側も、ソンな方向に傾いていくやろ、、、、ネットで会議って、ソレホントに会議なんかって、ワシ等は想うけれど、、、、ヒトと会わんとネットでシゴトできる方が良いと云う方向に、医者が患者を診んとネットで診てデーターで確定診断できる、いや出来るだけじゃない、その方が良いと云うコトに心性が傾き出すんや、ワシ等はソンなんホントに医者かと想うけれど、、、学校の授業まで、ネットでやろうなんて、、ますます格差が開いていくだけや』
『そもそも、ネット環境なんてない、パソコンなんて触ったことも無い、高齢の長く精神病院に入れられていた病者こそが、またもやおいていかれるんじゃないのか、ネットでスマホでキャッシュレスでヤッテくれなんて、、ネットやスマホを持てないものがますます貧困にさせらり、孤立させられ、片隅に追いやられんや、ソレが、このウィルスを封じ込めるためにやらなあかんのや、ヤレン奴は、このウィルスを拡める奴や、ウィルスをばら撒いている奴やと云うことに為ってバッシング受けるんや、そうなっていったら、心性がドウいった方向にむいていくか、、、、』
『しかも、命の選別が良いことのように行われるようになるんや。トリアージとか医療の崩壊を防ぐトカの名目で、、、ゲンジツにベッドの数、人工呼吸器の数、ICUの数限られてくるんや、その最後の一つの人口呼吸器をドウします、って為った時、最新式の医療器具やらの数が限られてきたとき、ナン十歳以上のお年寄りは、遠慮してください、ナン十歳以上で障害持ってる生保のみなさんは、コチラのポイント式トリアージマニュアルに従って、順番を入れ替えさせていただきます、と云う、ソレをチャンとヤレルのが素晴らしい医療従事者やと云う、信じられないようなことがおきてくるんや、、、人々の心性が、心性がある方向に傾いていくやろ』
『よくよく考えてみたら、この状況は、ヒトと会わなくてもいい、ヒトとの距離がアル方がいい、ネットが得意で、ヒトと会わんとネットでシゴトしてる方が良い、素晴らしくリクツは立つ、ヒトのコトなんかドウでもいい、マニュアルに沿ってやヤル方が楽なんや、トカ云う発達特性こそが、この状況には親和スルで、ソレも、人々の心性をコッチ方向に傾けていくやろうな。発達障害概念バンザイ発達特性スバラシイと云うコトになりゃあせんか、、、ワシ等キチガイが地を這うように血を吐くかのように叫び続けてきたこととは真反対の方向に人々自らが、走り出していくんや、一時の魔女狩りや、ペストが、人々の心性に与えた影響よりも、【ネット】と云うものや【発達障害】と云うものと相まったら、おそらくもっと【徹底的で決定的な心性の傾き】をモタラスんじゃないかな、コレは、、、悔しいなぁぁぁーー』
『そのとうりかもしれませんね、でもコロナウィルス自体は天災なんやから、とにかく、普通じゃない天災に見舞われたんですよ』
『確かにウィルス自体は天災やろ、でも、被害や死人は、コレは人災や、まごうことなき人災や、貧困と格差こそが、被害と死人の格差に為っているんやから。医療費、研究費を削りに削ってきたのはダレやったのか。与党も野党も財政健全化の錦の御旗の元、金に為らんモンは全てを、大事な研究費でも教育でも福祉でもナンデもカンデも削りに削った結果なんやなかろうか、徹底的に、医療福祉生活保護年金、健康保険、ベッド数、高度医療を削りに削って、アメリカに売り渡してきたんや、その代わりに要りもせん戦闘機をこうたり戦車や空母こしらえたりしてきたんや、貧困を格差を拡大する政策バカリを取り続けてきたんや、、非正規雇用増やし続けてきたんや、、人災や、、ウチかて、自立支援法体制下に為ってからの方が、ドンドンシンドく為ってきたんやなかろうか、、』 『しかも、此の首相、此の内閣だっタちゅうのが、まさしく特異的人災や。その人災を選んだのはこの底國の臣民や。オリンピックやりたかったんやろ、臣民のみなさんも。オリンピックは、ワシ等の首を絞め続けてるんや。五輪の延期が決まる前と決まった後では、権力、為政者の動きが全くチガウやろ、よう見直してみぃ、知事様の言動も、、、庶民の命より五輪の方が大事ヤッタんや、人災や、、、コレは、、』
『患者会を開き続けると云うコトは、コウ云う時でも、どうあっても、ドのように為ってても、どうあっても開き続けると云うコトなんや、なかまが自殺してシモウても、信じられないような事故や事態に立ち至っても、ドンなに哀しいコトがあっても、、なかまが顔を合わせ続けるコトなんや、ソレが患者会ナンや、ドンなにトンデも無い状況や状態になっても、ドウあってもどうあっても開き続けるんや、ちゅう強い強い怨念のような鬼のような、狂気じみた怨念持って、覚悟や想いを持ち続けてんと、患者会なんてものは在り続けられんモンなんや、えばっちは、ソウ想ってるし、ソウ想い込んでやってきたからこそココがまだアルんやから、、コレは、ドンな時でもや、、酷い例えやが核戦争が始まろうがペストが流行しようが、患者会は開き続けるんや。だからキーサン革命の鬼ナンヤ。ドウあっても開き続けると云う怨念が無いと患者会って続かんぞ、コレはホントのコトなんや、、、、、』
『しかし、それでも、ほんと、今回は、ジブンの中でまとまりはせん、二律背反矛盾しながら、想い続け、叫び続け、書き続けることに為りそうや、、矛盾をおそれることは無いんやと言い続けて来たけれど、、でも、なかま内でコレほど意見が確信をもって分かれたのは衝撃やったなぁぁぁーーツライなぁぁぁ』
『コレ誰か、読んでくれるンかなぁぁぁーー書いた意味はアルんかなぁぁ』
『奥さんに、うつったらドウしようなぁぁ、、ココでうつてしもたら、、、、』
『ワシ難しいことはようワカランけど、、えばっちがココに来るんやったら、ワシも来るわ、でそれでいいわ』
『ヤッパリエライなぁぁぁーーヤッパリメールだけではダメですね、会って顔を合わせてハナシをせんと、、悩み続けながらナントか顔を合わせたいですね、ボクも来ようかなぁぁぁ、でもとにかく不要不急の外出は避けて、なかまの命を守って、、、ココからなかまからの死人は絶対出さないようになかまの命をまもりましょう』
『コレには、正解がないですよ、おそらく、でもとにかく運がいいのか悪いのか、、ジッサいのセーカツからのことを言えば今現在の友の会の在り方みてたら、ごくごく自然に相当な感染症対策担保してますよ。だって、清潔強迫、手洗強迫あるなかまが、徹底的に一日二回も三回も、およそ手が触れるところはすべからくアルコール除菌したりしてるし、、大体、前半の部と後半の部で自然に時差出勤に為っちゃってるし、その間の接触無くなっちゃってるし、時短営業だって、そもそもうちはそのヘンいい頃具合にいい加減じゃないですか、、実は慎重にヤッテるってコトに為っちゃってますよ、、大体いっつも入口のところでみんなの手にアルコールを吹きかけて本日の体温と体調の自己申告聴いて回ってるのはえばたサンじゃないですか、外靴の消毒トレイまで入口に出したりして、出来得る限りの感染症対策は取ってますもんね』
『そうですよ、しかもありがたいことに、カンパもたくさんいただいています。手作りマスクやエタノール等々、特に除菌用のモノは本当にありがたいです。だから、チャント使って消毒出来ていますから、、エタノールも手作りマスクもカンパも頂いています、ありがたいです』
『ホンマやな、ありがたいなぁぁぁーー、支える会のニュースレター送ろう。でもそのうち流行地域からの郵便物も怖いって想われたらドウしよう』
『シンパイしはじめたらキリないですよ、ドッカでやめないと、、被害妄想ちっくになっちゃってヤバイですよ』
『しかも、コレもゲンジツなんやけれど、ホントの事言って、コレは、哀しいことなんだけれど、そもそもワシ等キーサン、一般の健常者やサラリーマン、市民の皆さんと比べたら、ソモソもヒトとの関わりは、半分以下やと想うわ、それこそ八割以下ナンちゃうか、会社や工場へ出勤しての仕事もしてないし、同窓会やら会社やらの飲み会もないし、付き合いタラ云うモンもないし、実は友人関係も孤立気味や、、ソレが病者と云うモンやなかろうか、そもそもだからだから、精神病患者会と云うものがアルんやなかろうか、、、だからこそ、患者会を作って食事会やレクをジブン達でやり始めたんやから、、ソコを閉めるのか、、と云うコト二為ってしまわへんか、、、せっかく、なかまを求めてトモダチを求めてダチンコを求めて、、、ヒトとの関わりを求めて、患者会をみんなでこしらえて、維持してきたのに、、トモダチ、ダチンコを求めて���ぁぁぁ、、ソウじゃないんやと云うのが当事者運動活動家なんやろな、聞いたこともないようなアプリでネット会議して、政治活動だけして、運動関係のエライさんとはよう顔見知りだけれど、ホンとの病者トモダチをつくろうナンて興味も示さんもんな、またもや、コンな在り様が当事者運動の本流ダと云うことに益々為っていくんやろ、心性も含めて、、悔しいなぁぁぁーー』
『それにしても、、、キーサンの想いとは真反対の、発達障害バンザイやファシズムバ���ザイの方向に、人々の心性が傾き出すのが、、、恐いなぁぁぁーー』
『実際に会ってトモダチになって、【作業所患者自治会のススメ】をずっとずっとずっとずーーーーっと、叫び続け、拡め続け、ススメ続け、やり続けようと想っていたがなぁぁぁーーー』
『アキラメルことは、無いですよ、ワシ等はワシ等のやり方をやり続けたらいいだけなんですから、、それがキーサン革命なんじゃないですか、、』
『まぁ、そりゃそうなんだが、患者自治会も拡がりはもてんやろ、と云う敗北がコレで必至に為ったように想っちゃうんだよなぁぁぁ、しかも、悲惨な敗北に為りそうだと云うのがみえてきちゃったもんでなぁぁぁーーツライなぁぁぁーーミエちゃう気がするのがオレの不幸ナンやろなぁぁぁーー今年の秋、作業所交流広場、ヤレルかなぁぁぁーー』
『ただでさえ運動不足なのに、体重も、血糖値も、中性脂肪も、血圧も、ヤバい、コレも大きなシンパイですね、長年精神のクスリ飲んでると、ケッコウ突然倒れてそのママって云う、なかまを多勢失ってきましたからね、、、、だから、みんなの健康のことを考えてくれて作ってくれているんだから、食事会も、健康面でも、ホント大事だと想うんだよね、、、』
『とにかく、なかまたちが、みんな無事ならそれで長上や、新やすらぎ友の会みんなの部屋さえアレば、そしてソコで何人かが顔を合わせていればこそ、連絡を取り合ったり、風呂にも入れに来れるし、食糧差し入れできるし、地下鉄バス使わないで送迎もしようと想えば出来るし、いよいよと為って熱出して寝込んでウゴけなくなってもワシ等はソコへ行ってナントカするで、、、後は出来るだけ電話でハナシしていきたいなぁぁぁぁーー連絡は密に取っていってるし、、各地のみんなは、大丈夫かなぁぁぁーシンパイや、電話してみよ』
『なかまのいのちを護るってドウ云うコトなのか、、、えばっちは、矛盾しながらも、やっぱり、ナントカしてでもドウにかしてでも開き続け、ナントか顔を合わせ続けるコトやと想う。そして患者自治会と云う在り様をススメ続けることやと想っている。でも、閉めるべきだと云う意見も一理も二理もあると、想う。えばっちが書いたから、均衡しては書けんかったけれど、ただ、前進友の会の中で、やすらぎの里の中で、みんなの部屋で、コンなハナシをよもやま話としてずっとずっと続けてきたコトを、イマもコレからも悩み続け矛盾し続けハナシ続けているコトを遺しておかなアカンと想うて、書いてみた、みんなドウ想うかな、、ドウヤロな、、、』
2020/5/8 えばっちより
【コロナ】で実験 えばっちは、今回、とても、シンパイです。 誤解を恐れずに、えばっちの個人的なシンパイ事を書きますが、 笑わないでくださいよ。 今、『権力』は『感染症対策』の名目で、『戒厳令』の『実験』 をやっているのだと、想います。 法的根拠なく 人の動きを止め 外出を止め 営業を止め 経済活動を止め 学校を止め 出国入国を止め
ありとあらゆる市民活動を止め
『デマ防止』で情報統制を布き
『買占防止』で生産流通統制を布き
誰が誰と出会い、誰が誰と話をしたかを、 誰がどのように動いているのかを
立ち回り先を黙秘権を使わせずに自ら喋らせ、
そのうえで『隔離監禁』に成功しています。
コレは、恐るべきことです。実質『戒厳令』です。
後は、感染症対策の名目で、実働部隊を、ツマリ『軍』と『警察』 を
広域の『消毒』の名目ででも、『患者移送』の名目ででも、
動かせ得たら『戒厳令』の完成です。
おそらく、それが、狙いのハズだと、想います。
怖ろしい世の中に為ったと、シンパイしています。
そして、これから、、おそらく与野党一致で
ナンらかの『法的根拠』が示されたり、出来上がったりすれば、
おそらく、ソレが、実質『戒厳令』として、機能するようになります。
とすると『戒厳司令部』の名目は果たしてナニに為るのか、、、
しかも、一度、権力は『戒厳令』の味をしめたことに為ると想いますので、いよいよキケンです。
しかもこの『実験』は、要は『低國臣民』がこの『戒厳令』を『戒厳令』と考えず、
ドレだけ、『やすやすと従い』『積極協力』し『耐え抜き』、
『従わない臣民』をドレだけ『袋叩きにする』かを
観察するための『実験』なのです。
おそらく、おそらく、『コロナウィルス』よりも、『実質戒厳令を布くことに味をしめたニホン低國の為政者』たちの方が、よほど、恐ろしいと云うのが、えばっちの想っていることです。
しかも、実際に、『おかしな風邪』も流行っています。
ソコがムズカシいトコロです。
だから、えばっちは、セーカツから、セーカツから、
自分の居る『 患者会』でこれから目指そうとする『患者自治会』で、
日々のセーカツの中で、発信とキーサン革命を叫び続けてきました。
だから、
『精神病院の中では感染症対策の名目で、 面会制限や外出制限がかけられることは、とても怖いことだ』と、 言い続けているのです。
しかし、それは、『 なかまたちのジッサイのこのオカシな風邪に対する恐怖とグアイの 悪化』を無視してはならないのだと、想っています。
だから、話し合いをしたうえで、なかまとも、 病院とも話し合いを重ねたうえで、
毎週月曜日に、なかまが、お見舞い品と配達名簿を、 い病院の受付においてこれた、これる、、、ただコンな小さい一つの出来事で、
まずは、ヨカッタと、喜んでいる次第なのです。
『映画の上映会』も、みんなで、議論をしながらですが、 おそらく、順延していくことに為ると想います。上映会、6月にやれたら、みなさんとお会いしたいですね。
コウ云うやり方で『戒厳令』を布けると云うのが、 今回最大のミソなのでしょう。
ソモソモ、『流行病』と『軍隊』と『戦争』と『医学』の関係は、 深いふかいモノですしね、、、
誰かが、「恐ろしいこった」と、叫んでも良いころなのですが、、、、
合わせ技で『所謂云うトコロの発達障害概念と特性』 が大流行していますから、、、えばっちとしては、、 とてもとてもとてもとてもシンパイなワケです。
えばっちの『被害妄想』なら良いのですが、、、
あーーー、寝られなくなりそうです。
3日の火曜の食事会は、天ざるうどんで、激ウマのかき揚げとちくわの天ぷらでした。久しぶりに、前段後段のなかまがクロスオーバーしたたくさんのなかまの参加でした、ありがたいことです。
やれやれ、シンパイなことバカリです、ドウ為るのかなぁぁぁ、、えばっちより
2020/3/4 えばっちより
精神病患者会前進友の会
あくまでキーサン革命の鬼えばっち
えばっちのホームページ 乾坤一擲
http://ebacchihomepage.dousetsu.com/index.html
えばっちのはてなブログ
https://ebacciblog.hatenablog.com/
えばっちのタンブラー
https://kisanebacci.tumblr.com/
前進友の会やすらぎの里のホームページ
http://yuinoumi.web.fc2.com/zenshin-index.html
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林田の世界(初稿版)
第9話 俺だよ。俺、俺
チャイムを押して数秒。
いつになく身だしなみの整った林田がドアを開けた。
俺がこうして林田の部屋にふらっと遊びにくることは決して珍しいことではなく、いつもなら「おー」の一言で招き入れられるのだが、今日の我が友はぽかんと口を開け「どうして?」と訴える顔で俺を見つめるばかりだった。
「銀だこでセールやってて。たこ焼き買ってきたんだけど」とまで言ったところで、玄関に並ぶ見慣れない沢山の靴に気がついた。
そういえばいつだったか、林田が近々自分の両親と婚約者の両親とを招いて夕食会をする予定があると言っていたように思う。
「忘れてただろ」
林田はため息を吐いた。
「あー。悪ぃ。出直すわ」
廊下の奥から賑やかな声が聞こえる。食事会は滞りなく進んでいるようだった。
丸1年同棲している婚約済みのカップルがそれぞれの家族を呼んだのだから、食事会のメインが料理や酒ではないことは、きっと誰もが予想していることだろう。
「もう言ったの?」
「まだ。デザート食べ終わってからにするつもり」
そうかーと俺は言い、「おめでたいことなんだからそうビクつくこともないと思うぜ。じゃぁ、後で結果報告してくれよな」と林田の肩を叩いて立ち去ろうとした。
「おー。君かぁ! 久しぶりじゃないか! 高校時代以来かね?」
開きっぱなしになっていたリビングのドアからひょっこりと顔を出した男が俺を呼び止める。その男の後ろから小柄な女がまた顔をだして「あらやだ! おばさんのことわかる?」と朗らかに笑った。
林田の両親だ。
どうもご無沙汰してますと頭を下げると林田の両親は揃って「いいから、いいから、あがってきなさい」と手招きした。
どうしたものかと林田を見ると、幼馴染は肩を竦めてから俺を招き入れた。小声で「一杯飲んだら帰れよ。お前の前で報告とか超やりにくいから」と釘を刺される。
林田に続いてリビングに入ると、林田家と婚約者一家が揃って寿司の載ったテーブルを囲んでいた。俺が密かに座り心地を気に入っていた大きなソファーとテーブルの姿はない。どこかに移動させたのだろう。
俺の顔を見るなり林田の彼女は口を押さえて吹き出す。
「今日が食事会だって完全に忘れてたでしょ。顔に書いてある」
「うるへぇですよ」
彼女は、彼女によく似た両親に俺を「林田君の幼馴染なんだよ。ほら、前に話したじゃん。沼で溺れて、林田君に助けられた子」と紹介した。彼女の両親は「あぁー! 例の!」と頷いた。
「もっと俺のいいところいっぱいあるでしょ。お嬢さんはなんで俺を人に紹介する時、いつもそこ推すのよ」
林田がキッチンからスツールを持ってきて自分の椅子と父親の椅子の間にスペースを作って置く。
「だってインパクトあるから覚えてもらえるじゃない。沼男君」
「変なあだ名をつけないで。林田ー、林田ー、君の彼女さん、意地悪だよー」
彼女は鈴を転がしたように笑った。
俺はスツールに腰を下ろし、林田が追加で持ってきたグラスを受け取る。
「まぁまぁ。飲みなさい。飲みなさい」
林田の父が早速グラスにビールを注ぎ始める。幼馴染の父親に酒を注がれるというのはなんとも変な気持ちだった。
林田の父親とは十数年振りに顔を合わせたが、人好きのする笑顔と誠実さがにじみ出る雰囲気は何も変わっていなかった。かなり背が高く、よく見ると目つきも鋭く暗いのだが、不思議と怖さは感じない。地元では猟友会の中心的なメンバーとしてみんなに一目置かれていた。小学校に乱入した凶暴な猿を一発で仕留めたことで、半ば伝説的な存在となっている。
「今もあの車に乗ってるんですか? あの、お洒落な、ヨーロッパの」
「ドゥセボね。ドゥセボ。まだ乗ってるのよ、信じられないでしょ? あんなのカーナビもエアコンもつけられないのにねー。買い換えてほしいわー」
林田の母親が笑う。幾度となく繰り返しているお馴染みのやり取りなのだろう。口では買い換えて欲しいといいつつも本気さは感じなかった。
彼女の語尾がちょっとあがる独特の話し方は小泉今日子を思い出させる。顔のパーツ1つ1つを見れば林田はどちらかといえば父親似なのだが、全体的な雰囲気は母親から継承しているように思えた。
幾ばくかの緊張感はあったものの、食事会はなお和やかに進行した。
小さい頃の林田はどうだったとか、小さい頃の彼女がどうだったとかいう話が方々から飛び出しては笑い声が上がる。
俺も学生時代の林田との思い出を幾つか披露した。
転校生という立場から学校で浮きがちだった俺を、クラスのリーダーだった林田は何かと気にかけてくれた。
楽しいエピソードなら山のようにあったので、どれを話すか選ぶのが大変だった。
林田が俺を動物園から逃げ出したマンドリルの赤ちゃんだと思い込んでしまった話や、それが原因で双方とも病院に入院する怪我を負う程の大喧嘩をした話、その入院中に林田の脳みそに腫瘍があることが判明し、大手術に発展した話などは伏せておいた。
腫瘍を取り除いてからは林田の記憶の混乱や様々な幻覚症状は完全に治っていたし、ああいった場で話すことではないように思えたからだ。
そうしてしばらくの間は談笑に加わっていたが、ビールを飲み終えたタイミングで御暇することにした。
林田の両親は「ゆっくりしていけばいいのに」と俺を引き止めたが、それが形式上の言葉だというのはわかっていた。俺も「またお家に遊びに行かせていただきますから」と形式上の言葉を返し、軽く挨拶してから玄関に向かった。見送りは断った。
短い廊下を玄関に向かって進んでいた俺を止めたのは、リビングから聞こえてきた奇妙な悲鳴だった。
何事かと振り返ると、林田がこちらに向かってくるのが見えた。まるで両足の感覚を失ったかのようなぎこちない歩き方で、食いしばった口から俺を引き止めた奇妙な悲鳴が漏れていた。
「イーッ!」
「何やってんだ、林田?」
林田は答えない。体は前を向いていたが、顔と目は時折後ろに向かってわずかに動く。背後にいる何かを警戒しているが、振り向いてそれと対峙するのを恐れているような感じだ。
俺は一体何が出てくるのかとリビングのドアに目を向けたが、そこから出てきたのは戸惑いを隠せない様子の林田の彼女と、林田の両親だった。
「何があったんです?」
「それがさっぱりで。急に悲鳴をあげてフラフラ出て行ったもんだから」
林田の彼女が林田に近づき、背中を軽く叩いた。
「ねぇ、林田君」
「イーッ!」
林田の体は糸が切れたように弛緩し、そのまま大きく傾むいてトイレのドアに派手な音を立ててぶつかった。
俺は慌てて駆け寄り、廊下に崩れ落ちそうになっている体を抱きとめる。
「どっか悪いのか? 酔ってるのか?」
「あやんやつやー!」
林田は突然そう叫ぶと素早く立ち上がり、全く事態が把握できていない俺の腕を掴んでトイレに引っ張り込んだ。
「何? ちょ、何? どうしたんだよ!」
林田は俺を無理やりトイレの奥に押しやると、勢いよくドアを閉めて鍵をかけてしまった。
何がなんだかわけがわからなかったが、それはドアの向こう側にいる林田の彼女や両親も同じだ。混乱した声が聞こえて来る。
「林田君? ねぇ! 急にどうしたの?」
「おい、ちゃんと説明しなさい! そんな大きな声をだして、みなさん驚かれているじゃないか!」
「イーッ! イーッ!」
林田は彼らが恐ろしくて仕方ないというように先ほどと同じ奇妙な悲鳴をあげ続けた。
「緊張でおかしくなったのか? ほら、外に出るぞ」
「あいつは温水さんのファンだ。俺が『温水洋一』と温水さんを呼ぶ度にフーフー言って抗議してくるくらい温水さんが好きだ」
「何? 何の話?」
「元々は俺が隠れて飼ってたマンドリルの赤ちゃんだったんじゃないかなって」
「おい、林田?」
「今までの『なう』とか『林田』とかは平坦だっただろ? でも今は声に調子がついてるんだ。語尾に『?』がついてる感じ」
俺は林田の両肩を掴んで向かい合い、その顔をまじまじと見つめた。
「大丈夫か。林田? 俺が何を言っているかわかるか?」
「それ、2年前のお前の話しじゃねぇかよ。夜中の1時にゴキブリ怖くて寝れないから泊めろって枕持参で俺ん家に押しかけてきたよな」
全く言葉が通じていない。
ふざけているわけでもない。俺は背骨の中に氷水を流されたような気分になる。
「ちょっとここ座れ。お前、おかしいぞ」
俺は林田を洗面台の横スペースに座らせる。
林田の両目はビー玉が転がるように眼孔の中で動き、俺を見た。血の気を失って生乾きの紙粘土じみた色合いになっている顔と、血走った目に見覚えがあった。
小学校の時、脳腫瘍のせいで俺を猿だと思い込んだ時の顔と全く同じだった。
−−脳腫瘍の再発。
忌々しい考えはさながら霹靂のごとく俺の脳裏に強い光を放って落ちてきた。光は冷静さや落ち着きと呼ばれる類のものを飲み込み、不安と恐怖という名の影を黒く長く伸ばす。焦燥の火花が飛び散って、燃えあがる機会を伺っている。
しかし俺の焦りなどお構いなしに林田は石鹸を振り回しながら、自分は物事を改変させる力を持つ神的存在なのだとか、この『俺』は名前も顔も本当は存在しない虚構の存在で、林田の願望を叶えるために生まれたのだとか、外には巨大な猫がいるのだとかわめき散らした。
再発。腫瘍。再発。腫瘍。
林田が喚けば喚く程、頭の中はこの2つの言葉で満ちてゆく。親友の顔に狂気と死の影が見える。火花は心に燃えついてじわじわと広がってゆく。なんとかしなければ。
林田がわめいている間もドアの向こうから涙ぐんだ彼女の声や、激しく動揺している両親の声が聞こえ続けていたが、彼らの声は林田の耳に別の言葉となって聞こえていたらしく、林田は彼らが何かいうたびに悲鳴をあげたり、体をこわばらせて涙を流したりした。
俺との話も半分以上がかみ合わなかった。
林田は林田の頭の中にだけいる「俺」と会話しているのだ。
怒鳴ったり、ドアを叩いたりしても逆効果だと考えたのか、控えめなノックがトイレに響く。
「ねぇ、2人とも本当に大丈夫?」
ドアの向こうから林田の彼女の声が聞こえてきたその時。
林田は顔を抑え、見えない手に内臓を口から引っ張りだされているかのような悲鳴を上げた。
凄まじい悲鳴だった。林田の顔は先ほどまでの白さが嘘のように赤くなり、額のあちこちに血管が浮き出していた。
俺の心の目はあいつの頭の中にあるだろう腫瘍を見ていた。それはすでにピンが抜かれた手榴弾で、いつでも好きな時に林田を粉微塵に吹き飛ばせる状態なのだ。
一刻の猶予もない。今すぐに救急車を呼び、林田を病院に連れていかなければ。
俺はドアノブに手を伸ばした。
「やめろ! 開けないでくれ! 何考えてるんだ! あいつがいるんだ!」
林田が俺にしがみついて鍵を開けさせまいとする。骨を握りつぶすような力で肩を掴まれたので、俺はとっさに腕を振るって林田を突き飛ばしてしまった。
林田は洗面台の縁に腰をぶつけて苦悶の表情を浮かべる。ぶつかっても勢いは止まらず、林田の体はそのままくの字に曲がり、支えを求めて伸ばされた左手の掌が鏡に叩きつけられる。
カブトムシが踏み潰されたようなな音を立てて、鏡に大きな亀裂が走った。
わずかに遅れて、林田の掌の下から蜘蛛の巣状の細かいヒビが広がる。割れた鏡は林田の掌から血を吸い、蜘蛛の巣を赤に変えた。
胃が石のように硬くなり、息が詰まった。
「ご、ごめん! わざとじゃないんだ!」
林田は呆然とした顔で鏡に走る亀裂と、みるみるうちに赤く染まる自らの手を見た。
その口は閉ざされて小さくなり、反対に目は大きくなった。見慣れない人を見た猫のようだ。
「お前は誰だ」
声は硬く、ヒステリーの気配を漂わせている。
「顔は見えないけど、表情はわかるんだ。お前は俺の知ってるお前じゃないな。俺のお前はそんな顔をしないんだ。俺の知ってるお前はこういう時、頭の中は仙道でいっぱいになるんだ。そういう表情になるんだ。お前は? お前、誰なんだ? やっぱり記憶が塗り変わるだけじゃないのか? お前そのものが消えたのか?」
林田は顔を横に振りながら「また慌てるような時間じゃない、まだ慌てるような時間じゃない」と言った。
一体林田が何の、誰の、話をしているのかわからずに俺は眉を寄せることしかできなかった。仙道なんて知り合いはいないはずだ。
林田が泣きそうな顔をしている理由がまるでわからない。
「突き飛ばして悪かった。本当にごめん。さぁ、その手を治さないと。怪我してる。病院に行こう。手だけじゃなくて、他にも検査した方がいいかもしれないし」
林田は手を鏡から離した。鏡の破片が囁くような音を立てて1つ、2つと剥がれ、やがて大きな亀裂の右側にあった部分が一気に崩れ落ちた。
俺は飛び跳ねるガラス片から身を守ろうととっさに体を丸めたが、林田は身じろぎもせずに、洗面台の横でガラスまみれになっていた石鹸を見つめていた。腕や腹に小さなガラスが突き刺さって、服に血がにじんでいるにもかかわらず。
俺は鏡が崩れるのが収まるのを待ってから、言葉を続ける。
「脳腫瘍が再発したのかもしれない。また前みたいに手術すればよくなるから」
林田は石鹸から目を離して俺を見た。
生まれて初めてその言葉を聞いたかのように首をかしげながら「脳腫瘍」と口に出す。
「脳腫瘍なんてできたこ��ない」
俺は林田を見つめながら自分の額、右目の目尻の上あたりを指で突いた。
林田は俺の動きをなぞり、自分の額に触れる。みるみるうちに林田の顔がまた紙粘土の色へと戻ってゆく。
その部分にあるのは脳腫瘍の手術跡だ。
他の皮膚からわずかに盛り上がっていて、その盛り上がった部分だけニスを塗ったような艶がある。これから先、林田が皺だらけの老人になった時も、その部分だけは今と変わらず皺一つないピンと突っ張った肌なのだろう。
林田は手術跡を指で辿りながら呻いた。
「こんなのなかった」
林田の手は傷をなぞりながら額から右側頭部へ、そしてゆるやかな弧を描いて右耳の後ろへと移動する。
「小学生の時に手術をしてからずっとそこにあるよ。何ヶ月も包帯したまんまだったじゃないか」
林田はまだ剥がれ落ちていない鏡の左半分に顔を近づけ、自分の額を確認する。
林田の体は硬く強張り、続いて細かく震えだした。
「イーッ!」
林田は奇声を上げ、鏡を殴りつけた。砕けた鏡の破片が方々に飛び散る。突然のことで止めようがなかった。
「何してるんだ! やめろ! バカ!」
俺は林田を鏡から離そうとしたが、今度は俺が林田に突き飛ばされる番だった。背中からドアに叩きつけられ、呻きながら座り込む。林田は鏡を殴り続ける。
鏡の破片が宙を飛ぶ様は小魚の群れが水面を滑る姿に似ている。銀光はアイスピックのごとき鋭さで俺の眼球を刺して脳へ達した。反射的に目を閉じ、顔の前で両腕をXの字に組む。
「さっきまでこんなのなかった! 今できたんだよ、この古傷は! たった今できたんだ! 俺の過去じゃない! ちくしょう! 脳腫瘍!? 脳腫瘍だと、ふざけんなよ! もーっ!」
林田は繰り返し繰り返し鏡を殴り、その度に林田の血に濡れた破片が飛んできて俺の腕や手に刺さった。
肉が切れる音を俺は体内で聞いていた。痛みは感じなかった。興奮状態だったからか、ショック状態だったからかはわからない。わかったところで刺さった破片が消えてくれるわけでもない。肉と肉の間に異物が差し込まれていることと、そこから血が流れ出しているのは感じた。傷の数だけ心臓が増えて、脈打つたびに傷口から音がする。
悲鳴を堪えたのは正しい判断だったと、下唇に刺さった親指の爪ほどの大きさの破片が教えてくれる。口を開けていたらこれは俺の舌を切り裂いていたはずだ。。
林田の彼女が悲鳴を上げ、ドアを外から叩いていた。かすかに聞こえたカツカツという固い音は婚約指輪がぶつかる音だろう。
「救急車呼んで!」
俺は唇に刺さった鏡の欠片を抜き取ってから叫んだ。一言喋る度に血が流れ出し、顎を伝って喉から鎖骨まで駆け下りていった。
急に視界が暗くなる。目を上げると林田が俺を見下ろしていた。逆光で林田の顔がよく見えない。
「俺には恋人なんて存在してないんだ。外にいるのは、本当ならいちゃいけない奴なんだ。俺を幸せにするために作られた、俺の願望と猫でできた産物なんだ」
「なんでそんな酷いこと言うの! 一体どうしちゃったの!」
林田の彼女はドアの向こうで叫んだが、林田は全く意に介していないようだった。
「わからないか? やっぱり、わからないのか?」
林田はそう繰り返し、繰り返し、何度も俺に尋ねた。
「どこまで覚えてる? どこから塗り変わった? でかい猫のことは? あいつが喋りだしたのは覚えてるか? あいつが人間に変わっていく姿は? 俺の話のどこまでが塗りつぶされてないんだ? 俺たちの出会いはどうなってる? 金髪の俺を覚えているか? 南さんのことは? 一体、お前は、どこからどこまでが俺の知ってるお前なんだ?」
「お前は混乱しているんだ。だからそんな変な話ばっかりするんだよ。病院に行って、お前の頭の中にある病気の部分を診てもらおう」
林田はヒュッと息を短く吸い込んだ。
それまで林田の瞳に宿っていたのは恐怖と混乱だったが、今はそれらが消えて明らかな敵意が輝いていた。
「俺は病気なんかじゃない! 脳腫瘍なんかなかったんだ! そういうことにしたいだけだろう! そういうことになっちゃっただけなんだ! この作り変えられた世界で俺はひとりぼっちだ! ひとりぼっちだ! お前は俺を置いていったんだ! 俺を置いていって! 俺は脳腫瘍にされちゃったんだよ! ほら、こいよ! お前を元に戻して、俺と同じ世界をみせてやる!」
林田は肉が所々裂けたり、めくれたりしている掌を俺に向けた。肉の中にめり込んだ小さなガラス片が血に濡れながらもギラギラと輝いていた。
「ルービックキューブや、カスタネットを消して、石鹸に戻したみたいに。お前を戻すんだ。俺の世界に」
「おい。やめろ。何をしようとしてるのか知らないけど、とにかく俺に近づくな」
しかし林田は止まらなかった。
「俺に近づくなってば!」
俺はとっさに床に落ちていた大振りなガラスを掴み、林田にその切っ先を向ける。ガラスを握った掌が熱い。多分肉が切れたのだろうが、それよりも正気を失った林田を遠ざける方が優先だ。
「そんなもの、どうしようっていうんだよ。お前はお前じゃなくなったけど、この世界でも友達じゃないのか? それとも記憶が塗り変わるとそれも変わるのか? お前は俺を幸せにするための存在じゃないのか? 俺が望んだお前とはまた違うものに変わったのか? お前は一体なんなんだ? 現実か? 願望か? それとも俺をこの世界に押しとどめようとしてる装置か?」
「いいから下がれ!」
俺はドアにもたれ掛かりながら立ち上がる。
あともう少しで完全に立ち上がるというところで急にドアが開き、支えを失った俺はそのまま仰向けに廊下に倒れてしまった。新鮮な白菜を切るような音が体の中に響いた。続いて激痛が走り、俺は苦痛に呻きながら鏡の破片を手放す。
林田の彼女と林田の母親が揃って悲鳴をあげる。
林田の父親はぽかんと口を開けて立ち尽くしていた。
彼女の両親は娘の側にかけより、腕を掴んでリビングの方へ引っ張っていこうとしている。
トイレから出てきた林田は俺の体をまたいで、「危ないじゃないか」と言いながら床に落ちていた鏡の破片を拾い上げた。
林田は倒れている俺と、廊下にいる人々を怯えと幾ばくかの興味の混じった目で見つめる。
林田の手から流れた血がポタポタと俺のズボンに垂れ落ちた。
「一体何事なんだ! こんなことをするような子に育てた覚えはないぞ!」
「育てた?」
林田は目を丸くして、信じられないといった表情で父親を見つめた。
「一体どうしちゃったの、林田君!」
林田の彼女がリビングからかけもどってきた。彼女の両親が「やめなさい!」「戻りなさい!」と言いながら彼女を追いかける。
林田は彼女を見るなり絶叫し、見えない手に殴られたかのように玄関ドアまで身を引いた。
「近寄るな! こっちに来ないでくれ! ちくしょう、どうなってるんだ!」
「酷いじゃない! 何考えてるの! 私たち、結婚するんだよ!」
「お前なんかいない! お願いだからこっちにこないでくれ! お前の体は一体どうなっているんだ!」
サーッと彼女の顔が青くなり、そして赤くなる。
「私の体?! どうなってるかは林田君が一番よく知ってるじゃない! あなたの赤ちゃんがいるんだよ! 私たち、お父さんとお母さんになるんじゃない!」
波を打ったような沈黙が訪れ、皆の視点が彼女に集まる。彼女はまだ膨らんでいないお腹を両手で抱きしめながら「お父さんになれるんだって喜んでくれたじゃない! どうしちゃったの! 酷いよ、林田君。酷いよ」と泣き始めた。
「俺の子じゃない! 後付けだ! 全部後出しなんだよ!」
林田はそう叫ぶと外へ飛び出して行った。
すぐに外から女性の悲鳴が聞こえてきた。
「大変だ」
俺は体の痛みも先ほど林田に感じていた恐怖も押さえ込んで立ち上がり、林田を追いかけて外に出る。少し遅れて林田の父親と、彼女の父親も俺の後に続いた。
隣の部屋に住んでいる女性がスーパーの袋を抱えたままへたりこんでいた。先ほどの悲鳴は彼女のものだろう。手にしたスーパーの袋が切り裂かれていて、中身が外廊下に散らばっていた。
林田の父親と彼女の父親は彼女の元にとどまり、怪我がないかを確認している。
俺は林田を追いかける。あいつは外廊下の突き当たりにある階段に向かって走っていた。右手を振る度にキラキラと鏡が光る。
「待て! 林田!」
待つわけないとわかっていても俺は叫ぶ。
悲鳴とざわめきが降ってくる。中庭を挟んだ向こう側にある外廊下のドアが幾つも開いて、住人たちが顔を覗かせている。上の階の外廊下は野次馬でいっぱいだ。電線上の鳥のように一列に並び、彼らは盛んに何かを叫んでいる。
「消えろ! 消えろ! みんな消えちまえ!」
林田は階段まであと数歩というところで立ち止まり、野次馬達に向かって怒鳴り散らす。
「お前たちは誰だ! このアパートにはお前たちなんていなかったんだ! お前たちはみんな死んでる! 死体が見つかってないだけでどこかで死んでいるんだ!」
どこかから「誰か警察と管理人さんに連絡してー!」という声が聞こえた。林田はその声がした方に顔を向け、鏡を振り回す。
「ここは俺の現実じゃない! 元に戻れよ! 戻ってくれよ!」
注意は他の住人たちに取られているようで、駆け寄る俺に気がついてはいなかった。
「君! 近づいちゃだめだよ! 離れて!」
彼女の父親の声を無視して俺は林田に飛びかかった。
俺たちは一つの塊になって転げ回る。体のあちこちが廊下や壁にぶつかり、皮膚が削られた。
「暴れんじゃねぇ、この大馬鹿野郎!」
俺は奴の手首を掴み、強くしめあげる。林田は犬のように唸ると俺の腕に噛み付いた。俺は悲鳴をあげて手を離す。
林田が立ち上がって逃げようとしたので、俺は奴の腰に抱きついて引き倒した。林田の振り回した肘が頬にあたる。頬の内側の肉が切れて、苦い血が喉へ流れ込むのを感じた。視界が回転する。林田はまだ鏡を握ったままだ。もみ合いの中で割れて、長さは最初の半分くらいになっている。それでもまだ凶器としては十分な長さだ。
「お前なんかに何がわかる! 俺はキチガイじゃない! 世界がおかしいんだ! お前がおかしいんだ!」
あれを取り上げるんだ。
俺が林田ともみ合いながら鏡に向かって手を伸ばした時、ふっと床が消えた。
視界が激しく回転したかと思うと、体が硬いものの上に落ちた。
落下の衝撃で身体中の骨がバラバラになったような気がした。
2度めの衝撃の時に俺は自分と林田が階段を転がり落ちているのに気がついた。
3度めの衝撃に襲われた時、俺は回転する視界の中で鏡の破片が掌から甲に突き抜けている林田の手を見た。
階段を転げ落ちているというのに、俺の頭はまだあれを取り上げることに執着していた。一度強く思ってしまったことを押しとどめるのは、とっさの時ほど難しい。
4度めと5度めの衝撃に襲われたあと、やっと体は踊り場の壁にぶつかって動きを止めた。
俺は林田の体の下敷きになっている。
林田は息をしてはいたが、意識は失っているようだった。奴の血だらけの顔の左半分が俺の顔の右半分にくっついている。喉に次々と流れ込む血が先ほど切ってしまった内頬から流れる血なのか、斜めに切れた林田の額から流れてくる血なのかはわからない。
俺は林田の下からはい出そうと身をよじり、悲��をあげた。鮫にでも噛みつかれたかのように左手が痛んだ。
頭を転がして左に向けると、林田の手と俺の手がともに鏡の破片に貫かれているのが見えた。
傷口から聞こえたのが俺の心臓の音なのか、林田の心臓の音なのかわからないまま、俺は自分の意識がすーっと遠ざかっていくのを感じた。
林田の体がゆっくりと動く。まぶたが下がってきてよく見えない。林田の姿は蠢めく黒い影に見える。
林田は鏡の刺さっていない方の手を俺の顔に伸ばす。薬指が後ろ向きに折れているのが見えた。目のピントがあわない。
やめろ。
唇は動いたが声は出なかった。
林田の手が俺の顔に触れる。
「元に戻れ」
ゴホゴホと咳き込みながら林田は言い、俺の顔を撫でた。
意識がいよいよ遠のく。気絶できることを心から感謝し、目が覚めた時には柔らかくて清潔な病院のベッドにいるようにと願った。
俺は眠っている。意識はある。目覚めようとしているが、上手くいかない。
俺は毛布にくるまった小猿の夢を見ている。小猿は俺の人さし指を小さな両手で握っていて、俺が指を引こうとするとパッと目を開けて、かすかに鳴きながら俺の指をさらに強く抱きしめた。大きな琥珀色の目が俺を見上げる。瞳の中に孤独の塊が見えた。
俺は小猿をゆっくりとゆすり、小さな声で歌を歌う。すると小猿は安心したようにまた目を閉じる。
俺は思う。
こいつが人間だったらいいのにな。そしたら俺と友達になってくれるんじゃないかな。
猿が目と口を開く。
「このようにして、お前は生まれた」
見上げる猿の目は、人の目をしている。
俺は喉が痛くなるほど悲鳴をあげ、猿を手から落とした。猿は卵のように割れて、中から灰緑色の水が溢れ出す。それはみるみるうちに広がり、俺は飲み込まれてしまう。
これは夢だが、感じる恐怖に変わりはない。
目覚めないといけない。
水は粘性があり、臭く、汚い。夢だとわかっているが呼吸が苦しい。
水面が遠い。だがたどり着かなければならない。
足の方の水が揺れた。何かがいる。
俺は下を見る。
底の水は墨のように黒く、底が見えない。だがその墨が時折ゆらゆらと動く。あの中に何かがいる。それはとても恐ろしいものだ。何かが動くと墨色の水が蠢いて、そこに潜むものの一部分だけが見える。
それは鈍く光る釘の山だ。
それはピアニカを加えた小学生の隊列だ。
それは血だらけで倒れている複数の母だ。1人は俺の母で、もう1匹も俺の母だ。
それは車の窓から伸びた毛むくじゃらの太い腕だ。指は黒く、銃口のようである。
それは排水管に流された大勢の女性と子供だ。半開きになったアパートのドアを開けてこちらを見ている。
それは友の存在しない婚約者だ。後ろ姿しか見えない。しかし今にもふり返ろうとしている。彼女は最初からどこにもいないが、最初からここにいる。
墨色の水が揺れ、それらが見えなくなる。
「お前の恐れる全てのものが、間も無くそちら側へ」
墨の中を泳ぐ何かが言った。
俺は叫ぶ。
「お前は誰だ!」
「存在しないお前の過去」
何かが答えた。
墨色の水が蠢く。無数の蝿の塊のように。そして声が。
「あるいはかつては存在していたお前の過去」
複数の、だが同じ声が。
「あるいはこれから存在するお前の過去」
何かではないのだ。何か『達』なのだ。
墨が搖れ、そして何か達が顔をみせる。
一斉に。
俺は悲鳴をあげて、水面に向かって泳ぎだす。
それらの顔はどれも生乾きの絵の具を指で潰したように崩れている。しかしそれでも、それが何なのか俺にはわかる。
それら1つ1つ���全ての顔が俺なのだ。
俺は上を見る。水面がぼんやりと光っている。なんとしても辿り着かなければならない。
俺の周囲に異変が起きる。
俺の肌から細かい泡が立ち上っている。
その泡は俺が水面に近づけば近くほど多く、激しくなる。
「元に戻れ」
水の向こう側から声がした。
泡が激しくなる。俺は泡とともに自分の中の何かが小さくなり、そして別の何かが大きくなるのを感じる。
泡は止まらない。これはまるでお風呂の中のバブだ。
お風呂の中のバブ? 俺は自嘲する。なんて馬鹿らしい例えだろう。こんな状況で。
水の底では「サイレントヒルに帰れ!」的なキモくて怖い、キワいのがわさわさしてるのに。
あれっぽいんだよ。ほら、あの、ほら、蓮コラ? 細かいのがびっしりある感じの、あれ。俺無理だから。俺、繊細な心の持ち主だから、ああいう粒々が密集してるの本当にもう、無理だから。
もう嫌だ。
俺の頭の中の仙道の首はもはや音速を超えて光速のスピードで左右に振れており、顔の残像はもはや残像を超えて実態と化していた。
おめでとう! 仙道は大仙道弥勒|菩薩羅刹千手観音酒呑童子斉天大聖菩薩菩薩(アルティメット・スペリオール・アンキャニー・インクレディブル・マイティ・アメージング・センドウ(に進化した! 状態だ。
大仙道弥勒菩薩羅刹千手観音酒呑童子斉天大聖菩薩菩薩(アルティメット・スペリオール・アンキャニー・インクレディブル・マイティ・アメージング・センドウ)は一万の頭と百万の手を持つ偉大な仏で休日ともなれば釣りに出かけるのが趣味のレアポケモンだ。
自分でも自分が何を考えているのかわからない。慌て度数が上がりすぎて思考回路がショート寸前今すぐ会いたいのだ。
俺は泡をかき分けながら更に進む。泡はちょっとずつ治まり始めていた。
「元に戻れ」
また声がする。
水面が揺れて、血だらけの手が水の中に突っ込んできた。
指が一本、あかん方向に折れている。
ほんっとやめろ。ちょいちょい無意味に気持ち悪いのほんっっと止めろ。
「元にもど」
「うっせぇ! 今そっちに行くからとっとと助けろ! 林田!」
俺はあかんことになっている手を掴む。
その手は俺を引っ張り上げ、俺は遂に目を覚ました。
「アイ・アム・俺・イズ・カミングバック−−目がー! 目がー! あーっ!」
「わぁ!」
勢いよく起き上がった俺は強い光に目を刺されてムスカと化す。
「急に叫ばないでよ、もー。今の絶対わざとでしょ! 起きてるなら起きてるって言ってよね。吃驚してナイフ落としちゃったじゃん」
すぐ側で誰かが動く気配がする。
「あーあ。洗ってこなきゃ」
遠ざかる足音はドアが閉まる音の後に聞こえなくなる。
両目を抑えながらしばらく呻き、やっと目を開ける。
まず目に入ったのは半開きになったクリーム色の厚いカーテンだ。
今さっき誰かが出ていたと示すようにカーテンはかすかに揺れている。
清潔すぎて落ち着かない柔らかいベッドで、俺は上半身を起こす。
病院だ。
俺は自分の体を見る。
全身包帯とガーゼと絆創膏だらけだったが、ギブスはない。身体中痛いが、骨折や捻挫などはしてないようだ。
ただ左手は酷く痛んだ。痛いというか−−あっつ! あっつ! 痛い上に熱っ! 気がつかなきゃよかった! いっつぅ! いっつぅ!
俺は左手の手首を掴んで奥歯を食い縛る。脂汗が額や背中や脇から噴き出す。
少しでも痛みを紛らわせようと心を飛影のコスプレで固めてみたが−−「これは邪王炎殺黒龍波の代償だ。フッ。くだらん」と吐き捨ててみる、とても格好いい遊びだ−−無駄だった。痛いものは痛い。俺の心の中の飛影が「無理です! 無理です!」と騒ぎ出した。
痛いです! 冷静になればなるほど痛いです! 左手だけじゃなくて身体中が痛いです! ガラスは刺さるし、殴り合いになるし、転ぶし、転がるし、階段から落ちるし、最終的に鏡の破片がグッサーいったんです! 痛いです! いた−−。
「……覚えてる」
めっちゃ覚えてるぞ。俺。
めっちゃっていうか、幾つもの別バージョンの過去を覚えてるぞ。俺。
猫じゃないやつが猫じゃなくなって、怖くてトイレに逃げ込んだことも覚えてるし、それに、林田と林田の彼女が両親を呼んで食事会したことも覚えてるし……それに。
病室のドアが開いて誰かが入ってきた。
彼女だ。
彼女であり、元猫だ。
「もー。起きてるなら起きてるって言ってよね。指が滑って、切っちゃうとこだったよ」
彼女は片手に小さなフルーツナイフを握っている。
猫だった時と同じ柄の黄色いワンピースを着ているが、そのサイズは人間になった彼女のサイズに合わせて縮んでいる。
「どうしたの? 変な顔して」
彼女は肩をすくめる。
彼女は俺に背中を向けて喋っている。
今にも振り返りそうな姿。
頬の輪郭と鼻の先がかすかに見える。髪は黒くも見えるし、茶色くも見える。光の加減で茶色く見えているだけといえばそうだし、元々茶色いのだといえばそうだ。髪は肩までしかないのかもしれない。それか、本当はもっと長いのだけど、肩から胸の方へ流れて見えないだけなのかもしれない。
彼女と林田は高校時代からの付き合いで、社会人になって一度別れたあと、再会してあれよあれよと婚約までいって、彼女の妊娠を機に正式に籍をいれることになった−−という「過去」がある。
俺はその「過去」の中で何度も彼女と話しをしたし、林田含む3人で遊ぶことも多かったのだが、彼女の姿はいつもこの状態だった。それを不自然だとは全く思わなかった。
林田が繰り返し、繰り返し、俺に「変えて」みせた、石鹸やルービックキューブやあやとりやカスタネットやなんかの変化に気がつかなかったように−−そう! 今の俺はルービックキューブが林田の手の中で姿を変えたのを思い出せるんだ! −−俺は彼女の状態を認識できていなかったのだ。
けど今は違う。
俺には彼女が見えている。
後ろ向きのまま歩いてきて、スツールに座り、ベッドサイドテーブルに置いてあった林檎を掴んで、皮剥きを再開する。
上半身は後ろを向いている。しかし腕はこちらに向かって関節が曲がっていて、林檎をするすると剥いている。下を見れば彼女の下半身は俺の方を剥いて膝が曲がっている。
すいません。怖いです。
「顔色悪いよ? 看護婦さん呼んでこようか? 熱あるんじゃない?」
「大丈夫です」
嘘です。全然大丈夫じゃないです。怖いです。
「なんでいきなり敬語使うの。やっぱもう少し寝てた方がいいんじゃないの?」
彼女は右手をウエットティッシュで拭いてから俺の額に触れる。
怖いです。
ほんっと怖いです。掌がひんやりです。あなたは猫の時からどこか不気味でしたが、今はもはや不気味さの塊です。怖いです。虚無へ帰れ。
「熱はないみたいだね。でももう少し休んでた方がいいかも。震えてるじゃないの。私、ちょっとうちの親と電話してから林田君の病室に行くからさ。林檎食べないなら林田君に持って行っていい? 林田君、林檎の匂い好きなんだよね。食べられないけど」
そうだ、林田!
「あいつ、今どこにい���の? 病室どこ? 怪我は? 無事なのか? 意識はあるのか? 俺、あいつにお前は間違ってなかったって言わなきゃ! 俺も石鹸がルービックキューブになるのを見たっていわなきゃ!」
彼女は林檎とナイフを紙皿の上に置く。
「やっぱりどこか打ち所がわるかったんじゃない? 大丈夫? 冗談だとしたら、正直言って軽蔑するよ」
「冗談なんか言ってないよ! 俺、林田に会わないと!」
彼女は少しの間黙っていたが、やがて小さくため息をついた。
「林田君は脳腫瘍が見つかって、ずっと入院してるでしょう? 忘れたの?」
彼女がそう言った瞬間、俺は作られたばかりの「過去」を思い出す。
数週間前に林田が突然意識を失って倒れ、救急車で病院に運ばれたことを俺は思い出す。
手榴弾ほどの大きさの悪性腫瘍はもう末期状態で、手の施しようがなく、いつ死んでもおかしくないと言われたことを思い出す。
この病院の北棟7階703号室のベッドに横たわり、日に日に衰弱してゆく林田の姿を思い出す。
ついでに、俺のこの怪我は酔っ払って歩道橋の階段から転げ落ちたからだということを思い出す。
−−だがこれは全て後付けの過去だ。今はそれが全て見える。なんてことだ。
「ちょっと、行ってくる」
俺はベッドから降り、スリッパを履いて歩き出した。左腕に刺さっていた点滴針は邪魔だから抜いた。邪王炎殺黒龍波の痛みに比べれば点滴の針を自分で抜くくらいちょっとしか痛くない。痛いものはいたいけど。
「ちょっと、どこ行くの? まだ寝てた方がいいってば」
彼女が俺の前に回り込む。
相変わらず、振り返りかけの後ろ姿だ。彼女は360度、どこからどうみてもこの姿しか見えない。
林田のことだ。「なんかいい感じの彼女が欲しい」程度の雑な願いだったんだろう。妄想のディティールが緩いから、こういう現実と解像度があってないのが出てくるんだ。
なんかもう怖い。とにかく怖い。
「最初は後ろ姿だったのに、見るたびにちょっとずつ振り返ってくる心霊写真」みたいな怖さだ。
「ちょっと、ほら。アレです。あの、トイレです」
「一緒に行こうか? 歩けるの?」
「平気っす。全然平気っす」
俺は足早に−−といってもどんなに頑張っても普通に歩く程度の速度しか出せなかったけど−−病室を出て、林田の病室に向かって歩き出した。
病室を出た時に部屋の表示に目を引かれる。
102号室。
その下の小さなホワイトボードに俺の名前が書いてある。
書いてあると感じる。
でもその日本語らしき文字を、どうしても読むことができない。
ショックは受けない。
��う俺は全ての過去を思い出している。
林田の世界と俺の世界は今、完全にかみ合っている。
おそらくは血が混じったからだ。多分ね。こんな経験初めてだから全て手探りで、あたりをつけて納得していくしかない。
リノリウムの廊下を歩く。
すれ違う人たちは全員普通の人に見えるけど、この中の何人かは本当は存在しなくて、新しい過去のために出現したのではないかという疑いが芽生えて、落ち着かない気持ちになる。
エレベーターホールに着くと、ちょうど上行きのエレベーターが到着したところだった。
電子音を立ててドアが開く。
エレベーターには誰も乗っていない。
真正面に取り付けられた大きな鏡に、俺が映っている。
どうだろう? 映っているけど見えず、見えないけれど映っているんだ。
林田が言った通り、俺はだまし絵の見えていない方の絵柄だ。
見ようとした瞬間に見えなくなり、見えていないのにそこにいる。
俺も中々、キワいんだな。猫のこと、悪く言えねぇや。
俺は喉の奥で少し笑いながらエレベーターに乗り込む。
俺はもう、全てのあったかもしれない過去を思い出している。
幾つかの過去の中に、その過去はあった。
その過去で俺は小さなマンドリルの赤ん坊で、林田の家の押入れの中で暮らしている。
林田は俺を撫でて、お前が友達だったらいいのにという。
林田がそう言うたびに、林田の手が俺を撫でるたびに、俺の何かが組み替えられてゆく。ルービックキューブみたいに捻られ、回され、組み合わされてゆく。
モーフィング。
緩やかな変化。
俺は何かの振りをしているうちにどんどん何かっぽくなってしまって、最初から自分が何かであったような気持ちになってしまうところがある。
ごっこ遊びで本気のポテンシャルを発揮するタイプだ。
それはマンドリルだった時から少しも変わらないのだろう。
エレベーターが上がって行く。
7階へ。
助けてやらなければならない。
新しい過去に殺されかけている、俺の未熟な創造主兼、泣き虫な友達を。
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世界死刑廃止デー フランスは第15回世界死刑廃止デー、フランス最後の死刑執行から40周年に際して、全世界的な死刑廃止を重視する姿勢を改めて表明します。 フランス死刑廃止の声明 フランスは第15回世界死刑廃止デー、フランス最後の死刑執行から40周年に際して、全世界的な死刑廃止を重視する姿勢を改めて表明します。 ローラン・ピック駐日フランス大使のメッセージ(2017年10月10日) 世界死刑廃止デーは今年で15年目を迎えますが、これはフランスで最後に死刑が執行されてから40周年という年にもあたります。この機会にローラン・ピック駐日フランス大使は全世界的な死刑廃止を重視するフランスの姿勢を改めて表明します。 フランスはいかなる場所、いかなる状況でも死刑に反対します。いかなる刑事制度も冤罪の可能性を免れません。ゆえに死刑制度の廃止は法の支配と人権の尊重の強化に貢献します。今日では世界の3分の2以上の国が正式に、あるいは事実上、死刑を廃止しており、廃止に向けた意識が高まりを見せています。死刑制度に関する議論も進んでいます。 日本も例外ではなく、昨年、日本弁護士連合会は2020年までに死刑制度の廃止を目指すべきであるという声明を発表しました。 フランスは、このような議論が日本の社会で進むことを期待します。また日本が、死刑制度の最終的な廃止に向けた最初のステップであるモラトリアム(執行停止)を確立するよう改めて呼びかけます。 <関連記事> 宅間守、植松聖などの凶悪犯罪者を矯正することは可能か 日本列島を震撼させた神奈川県座間市で発覚した9遺体事件。白石隆浩容疑者(27才)はSNSを用いて自殺願望のある人々に接近し、男女9人の遺体を包丁やのこぎりで解体。自宅のクーラーボックスや大型の収納箱に収容し、何食わぬ顔で日常生活を送っていた。元FBI特別捜査官でプロファイラーのマーク・サファリック氏は、白石容疑者について「サイコパスである確率は極めて高い」と指摘する。 「サイコパスとは、『反社会性人格障害』ともいわれる、精神的な疾患の一種です。最大の特性は、共感能力の欠如。彼らは相手に感情移入することが一切ない。加えて自分の行動を顧みることがなく、罪の意識を持つこともない」 サイコパスは外見上ごく普通の人間で話術に長け、市井に上手く溶け込んでいるという。そう簡単には見分けることはできないのだ。 ◆自分を病だと思っていないので、治療意欲自体がない サイコパスの凶悪犯罪者を矯正させることは可能か──。長年議論になってきたこの問題について、筑波大学人間系教授で犯罪心理学者の原田隆之氏が語る。 「海外ではさまざまな治療プログラムが実施されていますが、完全に矯正させるのは至難の業だと思います。 というのも、うつ病や強迫性障害などの精神疾患と違って、彼らは自分を病だと思っていないからです。これまでの人生でつらい思いをしたわけでもなく、悩んでもいない。治療意欲自体がないんです。例えば性犯罪者治療の場合、性衝動を抑える薬を用いることがあるのですが、それをのみ続ける動機を本人が持ち得ない。 サイコパスの殺人犯となると、嘘をついたり表面を取り繕ったり、うまく改心したふりをするケースも多い。女性8人を殺害し、戦後最悪のシリアルキラーといわれる大久保清は、連続殺人事件を起こす直前まで別件で服役しており、刑務所では模範囚でした。しかし、仮釈放になるや否や被害者の物色を始めています」 日本の犯罪史上に残るシリアルキラーを見ると、前科がある人物ばかりである。“陰獣”と呼ばれ、1945~1946年にかけて女性7人を強姦して殺害した小平義雄は、過去に殺人の前科で服役しており、出所後同じ罪を犯している。 2001年に大阪府池田市の池田小学校で児童8人を殺害した宅間守も、強姦や傷害で複数の前科を持っていた。 2016年、相模原の障害者施設で19人の入院患者を殺害した植松聖は、「自傷他害の恐れあり」として、事件直前まで措置入院(行政による強制入院)の処置が取られている。 犯罪を繰り返しながら自分を省みることなく、他者が矯正もできない。そんな危険人物がどこに潜んでいてもおかしくない現代社会。善良な市民に対応策は存在するのか。脳科学者の中野信子さんは、過去にこう書いている。 《何かおかしい、と思ったら、その人がいる場所に近づかないこと。あからさまに避けると「正体がバレた」と思って攻撃してくる危険もあるので、何か理由をつけ、フェイドアウトしていくのがおすすめです》(『婦人公論』2017年9月12日号) 仕事やつきあいなどの関係でどうしても縁が切れない場合は、《できるだけ「ドライな関係」を築く》(同前)より他ないという。 サファリック氏もこう話す。 「どう見ても危ない人間だと感じたら、引っ越しをしてでも逃げるしかない。命はお金に代えられないのだから」、「君子危うきに近寄らず」が最良の選択なのかもしれない。 NEWSポストセブン 2017.12.23 16:00 https://www.news-postseven.com/archives/20171223_639330.html https://parts.news-postseven.com/picture/2017/12/1802_mark_safavrik.jpg <関連記事> 市井に上手く溶け込む異常犯罪者 見分けることは難しい NEWSポストセブン 2017.12.22 https://www.news-postseven.com/archives/20171222_639174.html <参考資料>
市川一家4人殺人事件 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E5%B7%9D%E4%B8%80%E5%AE%B64%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6 このブログでも一貫して述べてきたが、私は死刑存置論者である。 理由は・・・ 私利私欲を満たす目的で他人の 人権と命の尊厳を否定した者は、 自分の人権も命の尊厳をも守り、 主張する権利は喪失している! また死刑制度を廃止する事は 凶悪殺人犯に対する被害者と、 その遺族の報復権(応報刑)が、 否定される事になるからである! 死刑廃止論者の方は、私の死刑存置の理由の何が間違っているのかご教示願いたい。 それが整合性のあるものなら、速攻で自分の意見を改める事もやぶさかではないが、 これまで聞いた意見のどれにも賛出来る物はなかった。 いわゆる誤認逮捕や冤罪によるものは無論あってはならない事である。 もちろんこういう疑義のある場合は安易に死刑適用はこれまでもされてこなかったが、 冤罪の危険性をもって凶悪殺人犯のすべてを死刑適用外にすることは整合性がない。 それに死刑のないEU諸国やアメリカの州では、 警察官の権限と独断で、容疑者を射殺するケースが非常に多い。 これで殺されると容疑者の段階で冤罪も糞もあったものではない。 日本は死刑が確定し、しかも執行されるまでに何年もかかるのだ。 無論冤罪はあってはならないし、極力避けなければならないから、 冤罪の懸念のある受刑者の死刑執行は躊躇されるのが通常だ。 ちなみに日本の死刑判決受刑者の128名は死刑執行されていない。 ↓ <参考> 死刑確定者リスト http://www.geocities.jp/hyouhakudanna/cplist.html
現行法の概念では死刑に限らず、刑罰は応報刑から教育刑になっている。 つまり刑罰とは、犯人への復讐ではなく、犯人の更生を目的としているという。 しかし現実には再犯率は50%近くあり半数の受刑者は再犯する。 これは初犯や軽犯罪も含めているから再犯率の高い犯罪者には、 教育刑としての効果は期待できない面が実際にあり、 現実に何度も犯罪を繰り返す前科者はいるのである。 特に凶悪犯、性犯罪者やそれに類する少年の再犯率は、 減少傾向にあるとはいえいまだ3割台を維持している。 つまり凶悪犯罪者の三人に一人が凶悪犯罪を繰り返すのである。 教育刑という概念が半分強しか達成できないし、被害者感情を考慮すれば、 応報刑論、すなわち被害者側の復讐権を排除すべきではないと考える。 私は復讐する権利は基本的人権に属するものだと考える。 死刑による被害者とその遺族への復讐する権利を否定することは、 基本的人権を否定した者への基本的人権の保障であると考えられ、 これは加害者が被害者を差別する人権侵害の考え方だと断言する。 死刑が犯罪抑止効果があるかないかはどーでもいいのだ。 私利私欲を充足目的で殺人を犯した者への等価値の復讐を、 国家権力が個人に代わって実行するのが死刑制度だからである。 光市母子殺害事件の被害者の夫がいみじくも記者会見で述べた、 「司法が犯人を死刑にしないなら、私が犯人を殺す!」と述べた事で、 これまでの少年法で死刑が忌避されてきた慣習が撤回された。 例え未成年の犯罪でもその内容により死刑は適用すべきだと思う。 なぜなら、度を越した凶悪犯罪者には更生の権利はないと私は考えるからである。 何ごとも程度ものである。いくら未成年でも度を越せば極刑にすべきだ。 <参考エントリ> 凶悪犯罪者に人権はない! http://ryotaroneko.ti-da.net/e7237177.html ハムラビ法典の「目には目を・・・」式の罪刑法定主義に個人的には賛成だ。 これは犯罪者が犯したのと同等の被害を犯罪者が受けることで、 形式的には被害者の復讐を代行できるし、予め刑罰を設定することで、 リンチのような加害者への過剰な復讐を防ぐこともできるからである。 しかし日本の刑法では、どんなに非道で残酷な殺人であっても、 一時的、常時問わず精神異常者には法は適用されないのである。 卑俗な言い方をすればキチガイは殺し放題でも罪に問われないのだ。 しかもキチガイには私利私欲という概念すらも当てはまらないかも知れない。 いわゆる動物的本能に近い情動的欲求という奴で犯行に及ぶものの、 自己の行為に何ら疚しさも罪悪感も感じないとくればおそろしい。 サイコパスとか精神異常者の犯す殺人など無罪なんて冗談じゃない。 死刑にしないなら社会からの完全隔離の法律を制定すべきである。 こういう普通の国民と見かけ上かわらない異常者を野放しにしてはいけない。 しかし恐ろしいのはサイコパスを弁護士が認めて無罪にもっていくことは出来ないのか? 出来ないなら結構だが、法廷戦術としてサイコパスに近似性のある精神障害者にすれば、 犯罪は問われないという事になりかねないと、素人ながら危惧するのだが・・・ あのサカキバラ事件の「元少年A」もいまは立派な成人で社会人である。 税金かけて特別な矯正教育も受け名前も変え、社会に出ているサカキバラには、 先年出版をしたが自分の犯した事件の重みを実感し反省している印象は希薄である。 以下サイコパス犯罪と思われる事件・・・ ・佐世保女子高生殺害事件 ・名古屋大学女子学生殺人事件 ・秋葉原通り魔事件の 加藤智大 ・池袋通り魔事件の 造田博 ・心斎橋 礒飛京三 ・川崎老人ホーム惨殺事件の今井隼人 ・尼崎事件の角田美代子 いわばこいつらは、人間の形をした狂犬である。 腐ったジンケン屋どもは狂犬を野放しにしろと言っているのである。 狂犬に咬まれた被害者をもっと増やせと言っているのである。 共産主義者や社会主義者には犯罪を社会の責任に転嫁する。 彼らには犯罪者には自己責任がない、或いは少ないと考えているのだ。 私はそうは思わない。犯罪に限らず人生は十分に自己責任の問題だと思う。 アメリカの陪審員制度では、犯人の罪状を検討するにあたり、 犯人の生い立ちや社会状況は一切考慮するなと判事から忠告されるという。 つまり純粋にやった犯罪についてのみの罪状を検討せよというのである。 なぜなら・・・ どんな不幸な生い立ちの者であってもすべてが犯罪者にならないからである。 恐らくは殆ど多くの不幸な生い立ち者たちは普通の善良な国民になっており、 中には素晴らしい偉業を成し遂げる偉人がいることも周知の通りである。 犯罪に至る要素のいくつかは犯人の生い立ちや社会状況によるものもあろうが、 それが犯罪を形成する決定的な主因とは必ずしもならないからである。 犯罪者になるのも偉人になるのも本人の意思と人生の選択だからである。 どんな人生もすべては、各人の自己選択した結果である。 <参考> 死刑廃止国の国民の大半が死刑制度復活を期待している http://www.millnm.net/cgi-bin/page.cgi?url=../qanda3/380lGlf5Trcys32352.htm 死刑廃止前後10���間の殺人事件認知件数等の推移(フランス) http://www.moj.go.jp/content/000081718.pdf また死刑廃止論者の民主党政権時代の千葉景子法務大臣の指示した、 「死刑の在り方についての勉強会」・取りまとめ報告書にも、 死刑を存置するか廃止するかの明確かつ決定的な結論は出ていないのである。 小川法務大臣自身の勉強会参加でも同じく明快な結論は出されていない。 少なくとも世界の趨勢、厳密にいえば西欧的価値観が死刑廃止であっても、 西欧文明の価値観が崩壊してきている現在、そんなものに拘泥する必要はない。 上述したような犯罪者が更生も治療もせずあなたの隣にいることを考えてほしい。 それに何度も繰り返すが、民主主義社会の基本原則は、 少数派の人権を考慮しても多数派が優先することである。 小数の凶悪犯罪者やキチガイの人権を多数派に優先するなど言語道断だ! 凶悪犯・キチガイの犯罪は死刑か、 絶対的社会隔離で対応せよ! 社会は大多数の善良な国民のものだ!
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