#エストニア独立記念日
Explore tagged Tumblr posts
Photo
. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 2月24日(金) #赤口(癸丑) 旧暦 2/5 月齢 3.8 年始から55日目にあたり、年末まであと310日(閏年では311日)です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 世間一般的に云うなれば体が丈夫な 方な私なんですが😅💦そんな頑丈 の自分を作ってくれた両親に感謝💕 そんな頑丈な私の両親は、どんなに グレイトなのって思いますよね🤣😆 ですが、変な事に双方とも体を壊し 既に他界してしまいました⤵️⤵️ そんな親よりも丈夫な私は兄弟姉妹 の中でも1番の健康そのものなんで すが、加齢につれて花粉症アレルギー が悪化してるのが、この頃の悩みと 云うか?もどかしいのですが😅💦 このアレルギーってのも1番の改善は 食生活らしいですよ🤚って事で💦 今日も体を犠牲にして稼ぎに参り ます🤣😆🤣仕方あるまい😅💦 . 今日一日どなた様も💁お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋��� モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #等伯忌(とうはくき). 石川県七尾市の市民団体「等伯会」が、命日である2月24日にちなんで制定。 長谷川等伯を顕彰する市民団体「等伯会」は大林重治会長を筆頭に郷土の偉人を知らしめたいと活動している。 長谷川等伯は安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した能登・七尾生まれの絵師である。 代表作である『松林図屏風』は国宝に指定されています。 日付は長谷川等伯の命日、慶長15年2月24日(西暦1610年3月19日)の、ほぼ413年前である。 講演会や作品観賞会などを行い、その功績を顕彰し、遺徳をしのぶ。 . . #赤口(シャッコウ・シャック). 「火の元や刃物に注意すべき日」と言われており、凶や死のイメージが付きまとうため、お祝いごとでは次で紹介する「仏滅」より避けられることが多いです。 この日は午の刻(午前11時ごろから午後1時頃まで)のみ吉で、それ以外は1日大凶となります。 . #一粒万倍日(イチリュウマンバイビ). 何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉であるとされる。 但し、借金をしたり人から物を借りたりすることは苦労の種が万倍になるので凶とされる。 また同じ意味合いで、借りを作る、失言をする、他人を攻撃する、浪費などもトラブルが倍増するので避けたほうがいいとされている。 . #天恩日(テンオンビ). 天の恩恵をすべての人が受ける日。 民間暦でいう吉日の一つ。 陰陽道では、凶星の精が人家の門戸をふさぐ日で、旅行・帰宅などを忌(イ)む日としている。 遠出・帰宅・転居・結婚・入国なども忌む日であります。 . #八専間日(ハッセンマビ). 干と支の性質が同じ組み合わせの多い期間のことですが、八専間日は八専の期間中に干と支の性質の組み合わせが同じでない日。 八専は凶日ですが、間日は凶日ではないとされています。 . #帰忌日(キシニチ/キコジツ/キシニチ/キコニチ・キイミビ). 暦注(レキチュウ)の一つ。 陰陽道では、凶星の精が人家の門戸をふさぐ日で、旅行・帰宅などを忌(イ)む日としている。 遠出・帰宅・転居・結婚・入国なども忌む日であります。 . #血忌日(ケコニチ、チコニチ、チイミビ). ��暦注の一つ。 血に関係したことを忌む日で、鳥獣の殺生や手術などに凶の日。 鍼灸や狩猟や死刑執行といった行為もご法度の日。 . . #昭和天皇の大喪の礼(1989年). #銘店伝説誕生の日. #エムセラ・尿失禁改善の日. #月光仮面登場の日. #二部式帯の日. #鉄道ストの日. #地雷を考える日. #クロスカントリーの日. #プチの日(毎月二十四日) . . #エストニア独立記念日. #メキシコ国旗の日. #タイ王国国家芸術家の日. . . ■本日の成句■. #人を以て鏡と為す(ヒトヲモッテカガミトナス). 【意味】 他人の言動を善悪の手本として自分の行ないを正す。 . . 1998(平成10)年2月24日(火)仏滅. #中屋柚香 (#なかやゆずか) 【女優】 〔東京都〕. . . (戸塚駅) https://www.instagram.com/p/CpBT3iThr7jE3UT0Be82dC5KRm7nn5yNtOJ-ik0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#赤口#等伯忌#一粒万倍日#天恩日#八専間日#帰忌日#血忌日#昭和天皇の大喪の礼#銘店伝説誕生の日#エムセラ・尿失禁改善の日#月光仮面登場の日#二部式帯の日#鉄道ストの日#地雷を考える日#クロスカントリーの日#プチの日#エストニア独立記念日#メキシコ国旗の日#タイ王国国家芸術家の日#人を以て鏡と為す#中屋柚香#なかやゆずか
0 notes
Text
-新規投稿! 【低価値が喜ばれる時代?】 低価値が喜ばれる時代? どんどん高くなるAnkerの商品群Amazonでの購入履歴を辿ると、私が初めてAnkerの商品を購入したのが、2018年でした。 Anker (アンカー) Japan 公式オンラインストアモバイルバッテリー・充電器・スピーカー・イヤホン・ケーブルならAnker (アンカー) Japan公式オンラインストア。iPhone・AndroidやiPad・Macbook等のスマホ・タブレット・パソコンにおすすめの製品を取り揃えています。USB PDや急速充電情報も満載。www.ankerjapan.com それまで、目にするけど「聞いたことがないメーカーだからな~。」っと手を出していませんでした。 この手の商品は、2014年頃からAmazonに多く出てきた時でもあり、私が滞在していたフランスではeBayでも強く、Ankerの名が様々なショッピングサイトで徐々に浸透してきていたのは確かです。 当時モバイル関連商品を購入するにあたり、Ankerの商品の購入決定打は「米国AppleのMFi認証商品」の文言でした。 たしかに、(今でも)認証を受けていない他の商品の寿命は短く、Amazonでは低評価でした。 その流れも受けてか、Ankerは常にAmazonでも上位に表示・ランクインすることが増えてきていました。 それでも、人気が出てくると「米国AppleのMFi認証を受けたわりには、iPhoneの充電ができないので使えない!」といった文言が増え始めました。 ちなみに、フランスAmazonでの評価は、日本とは異なり明らかな「釣り」や「さくら」は少ないです。 気づけば、Ankerは大企業へと成長し、今ではAnkerのモバイルバッテリーはかなり良いとの評判を受けるようになりました。…が、それに伴い商品価格が徐々に上がっていき、「ちょっと高すぎないかな。」といったユーザーの声が、ここ数年増えてきているのも事実です。 「信頼を買う」からこそ、価格が上がる。iPhoneも同じです。 ご存じの通り日本では、徐々にiPhoneユーザーは減少傾向にあり、2台目(例:会社用)として中古を使われる方が驚くほど増えています。 因みに、フランスでは元々iPhoneユーザーは少なく、サムソンが圧倒的に強いです。(既に2016年頃から…) Alibabaを抜いたTemu世界に大きな旋風を起こした、Alibaba。世界のネットショッピングの「取引量」の概念をひっくり返し、瞬く間にクライドや暗号資産などのサービスを展開していることから、一時期は「ネット界のアジアの王様」という地位まで登りつめました。 しかし経営者の交代や、クラウドサービスでの問題が断続的に続いたことから、徐々に力を弱めていきました。 ヨーロッパでは、2017~2020年までのクラウドサービスの開発・テスト・販売では圧倒的にAlibabaが採用されており、GoogleやAWSは「高いだけで、エラーが多すぎる」と完全に流れを変えて瞬間をみました。 今や時代を作っているのは、Temuです。販売価格の破壊から始まり、取引量を制限することなく、「とにかく、売って売って売りまくれ」という何十年も前のスーパーのたたき売りに似た構造で注目を浴びています。 しかし…、今後本当にこういったモノが王道を歩いても良いのでしょうか? 日本は信頼されるが、買われない「正直、日本製は信頼性が高いが、高価格で手が出せない。」 SONYやレクサスなどの評価について、フランス人に問いかけた際の声です。 ボストンの地下鉄、インドネシアの高速鉄道…、挙げればきりがないほど出てくる「日本のものが選選ばれない」現象。 米首都圏地下鉄の「ダンピング受注」狙った中国メーカー、そのもくろみが崩れた理由 ワシントン、日立受注で日系メーカーの独占も「鉄道なにコレ!?」【第49回】(47NEWS) - Yahoo!ニュース 米国のワシントン首都圏交通局が地下鉄の次世代車両「8000系」の発注先に日立製作所のグループ会社を選び、交通局の全��の営業用車両を日系メーカーが独占���る可能性が出てきた。実は、8000系の発注先news.yahoo.co.jp 結果どうなった? 安価な製品・サービスを選んだことで、後からかかるリスクや費用が膨大になってしまっています。 これって、以下の記事につながっているお話ですよ…ね? 「無料」が引き起こす、価値判断のずれ ⋆ マインド・メモ ⋆ Mode 8 【モーハチ】「無料」が引き起こす、価値判断のずれ 多くのWebサイトで見受けられる「無料」という言葉。「無料で相談承ります。」「無料で見積りします。」この言葉は、何も失うこともなく人々が安心して問い合わせできるように「間口を広げる」第一歩です。とにかく、人を引き込まないと商売にならない。分かります、もちろん間違っていません。では、今の時代「無料で…」が当たり前のよう…mode8.jp フランス大手の電化製品の量販店で務める友人に、「実際、テレビはどこのが売れてるの?」と尋ねると…、 友人最初は、お客は日本製、特にSONYの性能に ついて聞いてくるよ。 でも、結局殆どの人がサムソン製を買うね。 だって、42インチで€600(当時78,000円) も違えば、安いほうを選ぶよ。モーハチだったら、君ならどっちを買う?友人簡単な話だよ。お金があれば、 もちろんSONYを買うよ。 でも、皆と同じで『ちょっと性能が下がっても、 安いほうを買う。 要は、綺麗に観れればいい。』って考えるから、 サムソンを買うね。 この会話にどこか寂しさを感じた私は、その後何年もかけて、イギリス・デンマーク・フィンランド・スペイン・イタリア・エクアドル・エストニア・セルビア・インド・ドイツ・ポーランド・ベルギーの方々にも同じ質問を投げかけた。 答えは…、フランス人の友人と殆ど似た答えだった。 むしろ、「SONY一択だね!」は一人もいなかったっす…。 つまるところ、価格という強い変数が「多少機能が劣っても=低価値」を補い、その後の製品寿命やアフターサービスなど「長期的な視野」を持つことは殆どない、という結論になってしまうのが寂しいっす! EIZOは、フランスでも強かった私は、約25年間EIZO(ナナオ)を使い続けています。理由は、「目にめっさ優しく、他のディスプレイと比べて不具合が圧倒的に少なく、サポートが手厚い」からです。 EIZO株式会社EIZO製品情報。コンピュータモニターなどの各種映像関連 機器紹介、ビジネスソリューション、ニュース、サポート、EIZO オンライン ショッピング、用語解説、会社情報などwww.eizo.co.jp 無論、自身のマルチディスプレイや家族のPC、他の会社のモニター、お客様のモニターなど色々をふれる機会がありました。 ドット抜けからにじみ、変色現象など多くの不具合をみてきましたが、私自身はEIZOでこのような経験はありません。 フランスでは、(殆どの企業で共通)「サポートはあってないようなもの」が原則であり、掃除機や洗濯機など「修理前の相談」さえ皆無でした。 しかし、EIZOのフランス支店は、かなり手際が良く、リモコン付きのモニターの修理(リモコンの電波を受け取らない)に2週間で戻してくれました。 しかも!代替のモニターは必要かと聞かれ、「ホンマにフランスですか?」と聞き返してしまいましたw (返答:「私は、フランス人ですよw」) 医療関係に務めているゲーム大好きフランス人にこの話をすると…、 友人大きな病院に限るけど、モニターの殆どは EIZOだよ。綺麗だし、 劣化しないし、長持ちするし。モーハチそうなんだ!それは、嬉しいね~。 っで、君のPCモニターはEIZO?友人欲しいけど、買えないよ。 安いモニターを使ってるよ。 数年後、彼はそれまで欲しかったASUSの高級モニターを購入したが、1年も経たないうちにドット抜けが激しくなり、サポートに問い合わせたが交換してもらえず…。 はぁ…、EIZOにしておけば…。 予算制約線超えは×=安くてもいいもんはあるこのお話は、「お金があれば、ええもん買うわ!」となりがちです。 そうではなくて、「良いもの、価格にあうもの、人々の心を喜ばせるもの」を見極めができない、もしくは「消費者の目」が育っていないのだと感じてしまいます。 100均では、かなり良い商品が売られていますよね? でも、心のどこかで「100円だからね、ダメになったら買い替えればいい。」と思っていませんか? これが、「価値が低いものが喜ばれる」現象をさらに引き上げてしまっています。 似合わない高級ブランドを身に纏いたがるアジア人ヨーロッパ勢が、口を揃えていう言葉です。 「アジア人は、全くファッションセンスがないうえに、全く似合っていないバッグを持ち歩いて、お金を持っている感しか出していない。」 結局のところ自己満足なので、何を言われようがその人の勝手です。 しかし、そこに「品位」が感じられない以上、やっぱり「がちゃがちゃしている」と感じてしまい、「せっかくええもん作れる人種やのにな~。」と思ってしまいます。 「価値」=> 絶対的と相対的のバランス Webでも、同じようなことが言えます。(Webのサブスク…) Webサブスク、どうよ? ⋆ マインド・メモ ⋆ Mode 8 【モーハチ】Webサブスク、どうよ? Webサイト制作・運営に関して、色々と調べて��る方々は必ず目にしていると思います。Webサイトの「サブスク」。いつかはこのようなサービスが増えると思っていましたが…、よくよく見てみるとサービスの「抜け落ち」が多いと感じるものがあります。=>やがては
低評価につながっちゃう…。無論、「お~、これは凄いね!」というサービスもあります。(…mode8.jp 私も価値を下げない様、Web制作に真正面から向き合い、よりBetterを目指して皆様の笑顔と出会えるよう邁進します! 皆様のWebライフが、より美しいものになることを願って…。 ##シーフー #モードエイト #安かろうは悪かろう #品位 #いいものが使われるには時間が必要 #Mode8 #mode8jp 元記事:コチラ #Mode8 #mode8jp #いいものが使われるには時間が必要 #モーハチ #品位 #安かろうは悪かろう
0 notes
Text
毎日が記念日
5月1日は…
メーデー
1886年にシカゴの労働者が「8時間労働制」を求めてストやデモを行ったことを記念し、1889年の第二インターナショナル創立大会で5月1日を国際的な労働者の祭典・万国労働者団結の日と定めました。翌1890年に第1回メーデーが開催されたのです。
日本でのメーデーは1920年5月2日に上野公園で行われたものが最初で、その後全国に広がったが、1936年に政府によって禁止され1946年まで中断されました。
元々は、ヨーロッパでこの日に行われていた春祭りで、花の冠を被らせて「5月の女王(May Queen)」を仕立て、遊戯等して楽しむ日だったのに…ね。
【疑わしいAI-イチロウによる5月1日の出来事】
1.1898年5月1日、アメリカのハワイ・ホノルルにあるイオラニ宮殿で、ハワイ王国の独立を廃止し、アメリカ合衆国に併合する条約が調印された。
2. 1931年5月1日、ナチス・ドイツが労働者の祝日であるメーデーを利用して、ドイツ全土で大規模な人種差別主義的・反ユダヤ主義的デモを行い、大量のユダヤ人が暴力や戦車などで襲われた。
3. 1960年5月1日、フランス領アフリカが独立し、アフリカの16カ国が国際連合に加盟した。
4. 1979年5月1日、マーガレット・サッチャーがイギリスの首相に就任し、国内の経済政策を大規模な自由貿易主義的な改革に導いた。
5. 2004年5月1日、ヨーロッパ統合エリア(EU)が拡大し、チェコ、エストニア、ハンガリー、ラトビア、リトアニア、ポーランド、スロバキア、スロベニアの8カ国が加盟し、EU加盟国は現在28カ国にまで増加した。
0 notes
Text
めでたいエストニアの独立記念日に、しこしこ書き溜めたイヌのイラストがやっと8枚そろったので、(汎用性の著しく低い)LINEスタンプとして販売。
こうやって、小さくとも自分で手を動かして何かをつくって、できればそれを表に出す、ということはこれからもやり続ける、ぞ!
あくまでつくるという行為による人生の充足が目的なので、他人からの評価や結果は気にしない、というところまではまだまだ到達できず、欲深いので収益をチラチラ(ガンガン)みてしまう。周りの人たちが買ってくれてるのが素直にうれしい〜
0 notes
Photo
🇪🇪02/24エストニア独立記念日🇪🇪 1918年のこの日、エストニアがロシア・ソビエト連邦社会主義共和国からの独立を宣言したことを記念します。 https://youtu.be/MD_AvM9H40Q 🇪🇪 2022/02/24 Estonia Independence Day 🇪🇪 On this day in 1918, Estonia commemorates the declaration of independence from the Russian Soviet Union Socialist Republic. https://www.instagram.com/p/CpBXI9ByHQ0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
Photo
エストニア共和国の独立記念レセプションへ出席。私は日本・エストニア友好議員連盟の会長としてスピーチさせて頂きました。エストニアの独立記念日とロシアのウクライナ侵攻が同日ということもあり、駐日ウクライナ大使も参加されました。ロシアとの境を有する両国が手を携え平和的価値観を共有するとともに、私もデジタル分野をはじめ更なる友好親善に協力してまいります。#平井卓也 #エストニア共和国🇪🇪 (自由民主党) https://www.instagram.com/p/Co87YR0vcoN/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
Text
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和三年(2021)7月21日(水曜日)弐
通巻第6989号
正義と博愛と友情を示したリトアニア
台湾の名前を冠した代表処を首都ビリニュスに設置
*************************
「台湾代表処」がリトアニアの首都にデビューする。中国は猛烈に抗議したが、リトアニアの決断に揺るぎはなかった。
7月20日、リトアニア政府は台湾の事実上の大使館のビリニュス設置を認めた。直前にもリトアニア政府は、中国主導の「17 プラス 1」から脱退を声明した。ダムの決壊のように、中国主導のBRI(一帯一路)プロジェクトの一角が崩れた。
三月の「17プラス1」の首脳会議にリトアニアは欠席した。エストニア、ラトビア、ブルガリア、ルーマニア、スロベニアは下級官僚を派遣するにとどめ、間もなく脱退を準備していると観測される。
いずれの国々もソ連に痛めつけられ、弾圧されて自由を剥奪されてきたため全体主義に対する憎悪が燃えており、近年の中国の人権弾圧に強い抗議と不快感を示してきた。中国はナチという認識が拡がっている。
五月には欧米英につづき、リトアニア国会は、中国のウィグル自治区における人権弾圧を「ジェノサイド」として非難決議を行った。中国との関係に大きな亀裂が入っていたことは誰もが認めるところだった。
まして中国のリトアニア投資で目立つ案件は殆どなく、貿易関係も微々たる額でしかない。
リトアニアは人口280万人。北がラトビア、東がベラルーシ、南にポーランド、西がロシアの飛び地カリニングラードであり、海の出口はクライベタ港(ちなみにこのクライベタと、岩手県久慈市は姉妹都市。琥珀が結んだ友好関係がある)。
筆者は二回、リトアニアを訪問したことがあるが、首都ビリニュスはこじんまりとまとまった美しい都市で意外に人々の表情は明るい。古都のカウナスは杉原千畝記念館があり、ユダヤ人を助けた人道主義の象徴として、日本人ツアーのメッカとなっている。
記念館へ行くと「杉原チョコレート」を売っているのはご愛敬。コロナ禍以前には年間三万人近い日本人が訪れていた。
このリトアニアはバルト三国と旧東欧諸国のなかで、つねに自由化、民主化への先駆的な役割を果たしてきた。
ソ連に併呑される前にはパルチザンと組織して勇敢に戦い、合計80万人近い犠牲がでた。
▲地下運動で反ソ活動は活発だった歴史がある
ソ連に併呑された期間中も、地下では抵抗運動が続き、反ソ運動の母体だったサユディスが表面化したのはゴルビーのペレストロイカ以後。ソ連はKGB特殊部隊をおくって弾圧したが、国民の抵抗運動は強く、人間の鎖などがあって、90年にははやくも独立を宣言した。
この��後に筆者はリトアニアに入ったのだが、国会から市民広場周辺にはソ連製の装甲車が配備されており、KGB特殊部隊の覆面がまだ残留していた。
1993年にソ連軍が撤収するや、いなやリトアニアはNATOに加盟申請した。2004年にNATO、EU加盟を果たし、2015年にはユーロに加入した。
2016年にリトアニアを再訪した。宗教画の天使がユーロを運び、手にはドルという風刺的な絵画がレストランに飾られていた(拙著『日本が全体主義に陥る日』、ビジネス社参照)。
リトアニアが灯した自由化への道、そして台湾代表部の設置。旧東欧の中国政策も大きく変わろうとしている。
#リトアニア#台湾代表処を首都に設置#リトアニアの一帯一路脱退#中国主導の「17プラス1」から脱退#旧東欧圏脱退準備を始める#人権問題で中国と亀裂#杉原千畝#宮崎正弘の国際情勢解題#宮崎正弘の国際問題早読み#宮崎正弘の国際問題速読み#宮崎正弘の国際問題先読み
12 notes
·
View notes
Quote
ロシアの思想宣伝が作りだした平和ボケからウクライナ国民が覚醒したのは、ロシア軍の侵略が始まってからだった。 ■1.「貴方が望んでいる日本の未来はこれなのか?」 こんな国があった。 __________ ・国民は平和ボケしている。 ・「軍隊はなくてもいい」という論調が強い。 ・近年、国益を明らかに損なった売国政権を経験している。 ・外国に媚びた弱腰外交を行っている。 ・愛国者は「ナショナリスト」「ファシスト」とレッテル貼りされている。[1, 5]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ まるで、我が国の事を言っているようだが違う。ウクライナである。ウクライナは1991年にソ連から独立した際に多くの核兵器と巨大な軍隊を引き継いだが、維持費がかかるのと、隣国ロシアから警戒されるという理由で、すべての核兵器を廃棄し、軍隊を大幅に削減し、大国の対立に巻き込まれ���いようNATO(北大西洋条約機構)の集団安全保障体制にも加わらなかった。 日本の9条教徒なら「素晴らしい非武装平和主義政策」と称賛するだろう。その結果はどうなったか。ウクライナ出身で、今は日本で活躍している国際政治学者グレンコ・アンドリー氏はこう訴える。 __________ こんな政策は素晴らしいと考えている方を是非ウクライナの前線に連れて行きたいです。戦火で燃え尽きた村の廃嘘、ミサイルが落ちている中で学校の地下に隠れている子供、二十歳まで生きられなかった戦没者のお墓を見せて聞きたいです。貴方が望んでいる日本の未来はこれなのか? 戦争を言葉によって止められるものなら、その言葉を教えてくださいよ![2]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ウクライナのクリミア自治州と東部2州では、2014年2月からロシア系住民による反乱を契機に戦闘が広がった。ロシア軍が背後で糸を引いていたとされる。現在までにウクライナ軍16千名以上、ロシア系分離主義者・ロシア軍7千人以上の死傷者が出て��る。国連総会では、現状を「ロシアによる占領」と認めている。[3] 空想的平和主義がどんな悲劇をもたらすか、ウクライナは事実でこれを示している。その事実をアンドリー氏の著書『ウクライナ人だから気づいた日本の危機』[3]から見てみよう。 ■2.劇的な「軍縮」 まずはアンドリー氏の著書から、ウクライナの「軍縮」の実態を見ておこう。 __________ ウクライナが1991年末にソ連から独立した時点で、ウクライナ軍は次のような編成であった。兵士780万人/戦車6500両/戦闘車両7000両/大砲7200門/軍艦500隻/軍用機1100機、そして1500発以上の戦略核弾頭と176発の大陸間弾道ミサイルという、当時世界第三位の規模の核兵器も保有していた。[1, 1099]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ まず、核兵器を放棄するようアメリカとロシアの双方から「脅迫に限りなく近い非常に強い圧力」[1, 1104]がかかった。ウクライナの指導者たちはこの要求をすべて呑み、「3年間ですべての核兵器を放棄する」という約束をした。見返りは「米英露はウクライナの領土的統一と国境の不可侵を保障する」という覚書だけだった。 覚書は国際条約ではなく、それを守る法的義務はない。その結果がロシアのウクライナ侵略と、米英の口先だけのロシア非難だった。アンドリー氏は、せめて代償として経済支援か、最新の通常兵器提供かを求めるべきだったとしている。あるいは核廃棄に長年をかけて交渉カードにしていれば、その間はロシアの侵攻を防げただろう。 多くの通常兵器は外国に売却されるか、国内で解体された。古い航空機などはアジアやアフリカの発展途上国に売れた。未完成の航空巡洋艦ヴァリャーグは中国が買った。中国は、軍事的使用はせず水上カジノにする、と約束をしたが、すぐに反故にして、中国最初の空母「遼寧」として完成させた。 ■3.ロシアの情報戦で作られた平和ボケ 核兵器廃絶と軍隊の大幅削減という大軍縮が行われた背景には、米露の圧力、財政問題、軍の腐敗などもあったが、最も大きな原因はウクライナ社会の「平和ボケ」にあった、とアンドリー氏は指摘する。ソ連が崩壊して、ウクライナが独立した時、人々の間に広まっていた考えは次のようなものだった。 「軍は金がかかるだけ」「これからは平和の時代だ。戦争が起こるはずがない」「そもそも戦う相手がいない」[1, 1693] この平和ボケはロシア側の情報戦の結果であったと、氏は指摘する。 __________ ウクライナが独立して以来、ロシアは連綿とウクライナ国内で情報戦を繰り広げていた。テレビ局の約半数や、人気の新聞や雑誌の半分以上はロシア寄りの報道、もしくはロシア政府の公式の立場をそのまま流していた。多くのメディアはロシア資本やロシア系の資本で運営されたのだ。[1, 1527]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 情報戦には、ソフト的な内容も含まれていた。 __________ ロシア製の映画やテレビドラマが大量にウクライナで放送されていた。それを通して、さりげなくロシア人やロシアでの生活にシンパシーを持たせていた。 特に大きな役割を果たしていたのは、ロシア軍や諜報機関、またはロシアの警察を英雄扱いしている作品だった。このような作品を通してロシア国家の威厳が強調され、親露感情が誘導されていたのである。[1, 1536]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ さらに「ウクライナとロシアは姉妹だ。今のウクライナ政府は家族を裏切って、ウクライナを西洋支配下に置いている」「争いは良くない。きっと平和的な解決があるはずだ」などと「平和的」メッセージが国民心理に刷り込まれていった。 不幸な事件もあった。2000年のミサイル発射の演習で一基のミサイルが弾道から外れて、民間マンションを直撃した。この事件が「軍人が無能で国民を危険にさらすなら、こんな軍はいらない」「民家に当たるかもしれないミサイルを飛ばすな」という反軍的世論を巻き起こした。背後にはロシアの世論工作もあったろう。 さらに「ウクライナはもうだめだ。汚職が蔓延している。若者は国外に逃げていく。もうこの国に希望はない」などの自虐メッセージも吹き込まれていった。こうした報道は、自国を「守るに値しない国」との先入観を植え付け、祖国のために戦おうという気概を萎えさせ、「寄らば大樹の陰」との依存心を増長させる。 ■4.「両国が共に歩んだ歴史」? 国内での情報戦に呼応して、ロシア側からの内政干渉も続けられた。ウクライナ国内のロシア系住民は平均で17.3%。西部でこそ5.4%だが、東部では30.3%、クリミア半島では60.4%にも達する[4]。これはソ連時代からウクライナ人の多くがシベリアや極東(我が国の北方領土を含め)に移住させられ、代わりにロシア人がウクライナに流入した結果だった。 これらウクライナ国内のロシア系住民の処遇について、ロシアは、ウクライナ語ができなくとも行政や教育など全てのサービスがロシア語で受けられるよう要求した。ロシアの歴史的蛮行を明記した歴史教育をしようという動きがあった際には、「両国が共に歩んだ歴史が侮辱されている」と非難した。 ロシアからの理不尽な要求を、歴代ウクライナ政権はほとんど呑んで、譲歩を続けた。政府や多くの言論人は「ロシアを挑発してはいけない」「ウクライナはロシアと歴史的なつながりがあるので、ロシアの意見を無視してはいけない」と主張した。 ウクライナが譲歩するほど、ロシアの要求はエスカレートした。挙げ句の果てに、ロシアはウクライナにEUとの協力協定締結を止めさせ、ロシアとの関税同盟に入るように要求した。この要求を併合の前段階だと危機を���いた国民が、親ロシア政策をとるヤヌコビッチ政権を倒した途端、ロシアはウクライナへの侵攻を始めたのだった。 ■5.「NATOの戦争に巻き込まれる」 アンドリー氏は、せめてウクライナがNATO(北大西洋条約機構)に加盟していれば、ロシアの侵略を受けなかったろう、と指摘する。旧ソ連構成国のうち、ウクライナとジョージア(旧グルジア)は侵略を受け、バルト3国は受けなかった。 バルト3国のうち、ラトビアとエストニアはロシアと国境を接し、200万人足らずの人口の4分の1はロシア系である。ウクライナとジョージアと同様、ロシアの侵略を受けても不思議ではなかったが、そうはならなかった。NATOに加盟していたからだ。 NATOは加盟国が外部から侵略されたら、加盟国すべてが共同で防衛する義務を負う。その加盟国には、アメリカ、イギリス、フランスが入っているのだから、ロシアも手が出せない。1949年のNATO成立以来70年間、その加盟国の領土は一度たりとも武力攻撃を受けたことがない。 なぜウクライナはNATOに入らなかったのか。ウクライナ政府は加盟を進めようとしたことがあったが、国民世論の6割は加盟反対だった。「NATOの戦争に巻き込まれる」「NATOに支配される」「軍事費が増える」、そして「ロシアが反発する」などの理由からだった。加盟に反発するロシアの外交的圧力もあったが、国内世論もNATO加盟を許さなかったのである。 ■6.売国政権による意図的な軍の解体 2014年2月のロシア侵攻の引き金になったのは、ヤヌコビッチ政権の崩壊だった。親ロシア政策をとっていた同大統領はウクライナの最高議会(国会)で解任決議がなされた後、ロシアに亡命した。 ヤヌコビッチ政権が売国政権だった事は、防衛大臣がロシア国籍を持つロシア人だったことで明らかになった。この人物も政権崩壊後に、ロシアに逃亡した。そしてモスクワのクレムリン宮殿で行われたクリミア編入を祝う式典に出席した。彼がロシア国籍を放棄していなかったことは、逃亡後発覚したのである。 __________ このような人を防衛大臣に任命する大統領はどういう人か、想像がつくだろう。この4年間の売国政権の間は、それまでに無秩序に起きていたウクライナ軍の衰退が、意図的に軍の解体に変わった。あの売国政権は、ロシアの指示を受けてウクライナの防衛力を削いでいたのだ。[3, 1731]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■7.「自らの血を流して戦わない国は、助ける意味がない」 2014年3月、ロシア軍がクリミアを占領し始めると、ウクライナは武力による抵抗をせず、国際社会にロシアの暴挙を止めるように要請した。国際社会はロシアを批判し、クリミア半島のウクライナへの帰属を確認する声明を発した。そしてロシアに対して、直ちにロシア軍をクリミア半島から撤退させるように要求した。 しかし、実際にロシアの侵略を止めるための行動をした国は一国もなかった。自らの独立のために血を流して戦わない国は、助ける意味がない、と判断したのだろう。 しかし、2014年4月以降、ロシアがウクライナ東部への侵略を開始すると、戦わずして国際社会に助けを求めても無駄だと覚ったウクライナは、弱体化した軍を立て直しつつ自力で戦いに臨んだ。 すると、国際社会の反応は少しずつ変わり始めた。ロシアに経済制裁を行い、ウクライナへの経済支援を開始した。ウクライナ軍とNATO軍の合同軍事演習が���行され、NATOからウクライナ軍に指導官が派遣された。戦争が長引くにつれて、対露経済制裁は次第に強化され、ウクライナへの支援も経済援助から、軍事物資や兵器の提供を含むようになった。 ウクライナ政府は防衛予算を2倍増とし、兵隊の数も増やし、装備の充実と新兵器の導入を始めた。しかし、如何せん戦争になってからでは遅い。 ■8.「明日は我が身」 ロシアとの戦いは、ウクライナ人を覚醒させた。旧ソ連時代の残滓の一掃を始めたのである。まず、戦争前にはウクライナ各地で2千基以上建っていたレーニンの記念碑の撤去を始めた。この動きをロシア政府は「歴史を侮辱する蛮行」と猛批判している。 並行して、ソ連時代に因む地名や通りの名称も改められた。自治体の名称変更だけでも917カ所、通りや広場を含めれば万単位となる。たとえばキエフ市の「モスクワ通り」は20世紀前半にウクライナ独立のために生命を捧げた人物に因んで「ステパーン・バンデーラ通り」となった。 __________ ・・・ソ連の後継者であるロシアから侵略を受け、多くの人が目覚め、現在では、ウクライナはソ連に占領されていたという歴史認識が広まりつつある。第二次世界大戦の評価も変わった。それまでソ連は善でナチスは悪という解釈だった。しかし今はソ連もナチスドイツも悪であり、ウクライナはその二つの化け物の犠牲者だったという史実に基づく見解が広まっている。[3, 1955]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヨーロッパにおける第二次大戦がソ連とドイツによるポーランド分割から始まり、ソ連はフィンランド侵攻により国際連盟を除名されている。こうした史実を見れば、ウクライナの歴史認識は正しく修正されたことが判る。 しかし、こうした覚醒は、ロシアの侵略を受けて、戦争になってからようやく実現したものだった。空想的平和主義からもっと早く覚醒していれば、ロシアの侵攻を受けて国土が荒廃し、その一部を奪われるという悲劇を防ぐ道はいろいろあったはずだ。 ウクライナの悲劇を「明日は我が身」として、我が国は防げるだろうか? (文責 伊勢雅臣)
No.1121 空想的平和主義が侵略を招く~ウクライナの悲劇: 国際派日本人養成講座
74 notes
·
View notes
Link
日本の安全保障、米国頼みで大丈夫? 米朝会談でさらに不透明に 東アジアの安定化に扉を開くと期待された米朝の歴史的な首脳会談は、逆に日本の安全保障環境を不透明にした。トランプ米大統領は北朝鮮の非核化に向けた道筋を示さず、日本が懸念する中・短距離ミサイルの扱いにも触れずじまい。一方で、米韓合同軍事演習の中止と、将来的な在韓米軍の撤退に言及した。日本政府の中からも、米国に頼る今の政策を疑問視する声が出て��る。 見えてきた「米国最優先」 米朝会談に臨む米国に対し、日本は首脳会談、外相会談、防衛相会談などあらゆる機会を通じ、日本を射程に収めるミサイルの廃棄を議題に取り上げるよう何度も念を押してきた。さらに抑止力を低下させる在韓米軍の撤退や縮小を議題にしないよう確約を求めてきた。 しかし、ふたを開けてみれば、ICBM(大陸間弾道弾)を含め、北朝鮮の弾道ミサイルの廃棄については、共同文書に盛り込まれなかった。金正恩・朝鮮労働党委員長との会談を終えたトランプ氏の口からも言及がなかった。 「非核化については、少なくとも共同文書に明記された」と、日本の政府関係者は言う。「弾道ミサイル、特にわれわれが懸念する中・短距離ミサイルはどうなったのだろうか」と日本の政府関係者は不安を隠さない。 日本の安全保障政策に携わる関係者をさらに心配させたのが、会見でトランプ氏が放った米韓合同軍事演習の中止発言。合同演習は両軍の連携を確認するのに重要で、定期的に実施しないと「さびつく」(自衛隊関係者)。大規模な演習なら準備に半年以上かかるため、再開したくてもすぐにはできない。 北朝鮮はことあるごとに米韓演習に反発してきたことから、金委員長が嫌がっているのは経済制裁よりも軍事演習との見方もある。「中止になれば、金委員長は枕を高くして眠れる。抑止力が低下する」と、別の政府関係者は言う。 トランプ氏は今すぐではないとしながらも、在韓米軍の撤退も示唆した。米国の影響下にある韓国という緩衝地帯がなくなり、中国やロシアと直接向き合うことになるとして、日本が警戒する地政学上の変化だ。 「もし私が日本人、特に朝鮮半島政策や防衛政策に携わる人間なら、いよいよこの地域から米軍がいなくなることが心配になる」と、スタンフォード大学のダニエル・シュナイダー客員教授は言う。「北東アジアにおける『米国最優先』の外交政策がどんなものか、貿易問題を含め、魅力的なものではないことが分かってきた」と、シュナイダー氏は語る。 「日本はやり方を変える必要」 国民が核兵器に強いアレルギーを持つ日本では、独自の核武装を求める声は聞こえない。しかし、国際的なリスクコンサルティング会社テネオ・インテリジェンスは13日のリポートで、日本と韓国が自前で核抑止力を保有する可能性を指摘した。 日本の政府関係者や専門家は、北朝鮮の非核化もミサイル廃棄も「すべてこれから」と口をそろえ、米朝が今後開く実務者協議に期待をかける。小野寺五典防衛相は13日朝、記者団に対し「ポンペオ米国務長官と北朝鮮高官の間で、具体的な作業が進められると承知している。その作業を見守っていく」と語った。 日本の政府関係者は「米国まかせの今の状態で良いのか。日本はやり方を変える必要があるかもしれない」と話す。 (久保信博、リンダ・シーグ 編集:田巻一彦) NewsWeek日本語版 2018年6月13日(水) https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10376.php https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10376_2.php 今回の何も具体的な事が決まらなかった米朝会談で思う事は、 日本の拉致問題解決にアメリカの圧力に依存していることである。 いかに日本の外交力が脆弱かつ無能であるかの証明である。 北は拉致をトップが認めいまだ拉致疑惑の被害者が数百名もいるのに、 北は勝手に解決済みと抜かし、被害者に謝罪も賠償もしてこないのである。 こんなふてぶてしい態度をする誘拐犯に日本は何も出来ない無様さである。 日本が主権国家ではない証拠である! なぜなら拉致問題は純粋に国家主権の問題だからである。 日本国民が北朝鮮に連れ去られるという国家主権侵害問題を、 日本政府が解決する能力がない事を証明しているのである。 もちろん政府自民党だけではない。 北朝鮮側のスタンス重視の立憲民主や社民、共産は論外である。 こいつ等が拉致問題で安倍政権を批判する権利はまったく存在しない! さらに河野洋平という自民党の売国奴は味方を背中から撃つ利敵言動が終わらない。 これを朝日や毎日など売国マスゴミは嬉々として報道するのである。 こいつらはシナ朝鮮の工作員と見做して間違いないだろう。 ↓ 河野元官房長官「日本はまず北朝鮮と国交正常化すべき」 ハンギョレ新聞 :2018-06-14 http://japan.hani.co.kr/arti/international/30842.html もう一つ・・・ 拉致問題が発生し解決しないことの遠因は憲法9条である。 あの悪法が日本の防衛を脆弱にし、戦争できない国にしているのだ。 公然と武力行使を口にする国と話し合いで解決できるのか? トランプ大統領が金正恩をインドネシアに引っ張りだしたのも、 経済制裁以外にアメリカの強大な軍事力が背景にあるからだ。 そしてその軍事力の傘に隠れて安穏と惰眠を貪ってきたのが日本だ。 主権侵害されても反抗できないのは 日本がアメリカの安保属国だからだ! 戦争できない主権喪失国家がいかに惨めで無様か、 そんな恥の見本が我らの祖国日本なのである(涙) さて・・・ 先日スウェーデンがロシアの軍拡に備えて、国民に有事対応冊子を 大量制作して各家庭に配ったというエントリをあげたが、調べてみると、 対ロシア戦争を意識して軍事対応しているのはスェーデンだけではない。 ↓ <関連エントリ> スウェーデン、戦争に備える手引書、日本周辺の安全保障は・・・ http://ryotaroneko.ti-da.net/e10504178.html スェーデンの国防手引書では、万が一祖国が占領されても、 決して抵抗を諦めて��ならないという徹底抗戦論を述べている。 これは200年間中立を維持したスイスもまったく同じである。 日本のバカ平和主義者みたいな「不戦」だとか「白旗上げよう」 など敵国が喜ぶようなバカはどこにも書いていないのである。 諸外国の国防精神は「一億総玉砕」というかつての日本と同じである。 2016年からNATOは軍隊をバルト三国に派遣している。 特にロシア国境を接するリトアニアには1000名のNATO軍がいる。 ロシア軍に対抗するアメリカ・イギリス・ドイツ各精鋭部隊である。 この事はかつてソ連崩壊後解放されたバルト三国のNATO加盟には ロシアが脅威と感じるためにNATO軍をバルト三国には常駐させない、 という取り決めがあったから大変な出来事なのだ。 さらに米軍部隊3500名が同じく国境を接するポーランドにも派遣された。 ご存知の通りポーランドはロシアやドイツの侵略を受けている親日国だ。 当然冷戦終了後はNATOにもEUにも加盟している。 <参考サイト> NATO軍、ロシアの脅威に対抗 http://www.y-asakawa.com/Message2017-1/17-message09.htm フィンランドはかつて冬戦争で旧ソ連と戦争をした経験を持つ。 現在スェーデン同様、非同盟ではあるがNATOとの軍事協力を進めている。 もちろん徴兵制があり、国防費も増額してロシアに備えている。 バルト三国(ラトビア・エストニア・リトアニア)はかつてソ連の支配に懲りて、 ソ連崩壊後はそれぞれEU、NATOに加盟して地域の軍事力強化に努めている。 特にリトアニア軍は民間防衛としてパルチザン結成も認めている。 個人的にはパルチザンという民間人ゲリラ組織には反対である。 なぜなら民間人の武装戦闘はハーグ陸戦条約でも禁じられているからだ。 ヘタに民間ゲリラをやれば捕まれば捕虜待遇はなく速攻で処刑だからである。 しかしリトアニア政府は1907年の「陸戦の法規慣例に関する規則」および 1949年の「捕虜の待遇に関する条約」で交戦者として確認されている事を 根拠に国民にパルチザン結成を正当化している。 でも敵国ロシアがそれを遵守するか、という問題だが・・・ しかし・・・ 北欧三国やバルト三国など小国家では国防は軍隊だけの専権事項ではない。 特に武装中立のスェーデンやスイスはもちろんだが、政府が定義する国防の要は、 国防軍と民間防衛が二大支柱だと規定していることである。 これは小国の安全保障は限られた軍隊だけでは果たせないからだ。 だからスイスのように占領されても清野作戦を実施する覚悟で、 最後の一兵まで国民全員が戦う姿勢を徹底しているのである。 繰り返すが・・・ 戦争末期の日本の「一億玉砕」精神とまったく同じである。 しかし国防の基本精神はこれではないだろうか? バカサヨの言う、 白旗掲げて奴隷の自由を求める精神は植民地根性丸出しである。 つまり・・・ 国を守るのは軍隊だけでない! 国民全員が一丸となって守るもので、 国防とは国民の国を守る気概���のだ! <参考エントリ> 国防強化しアメリカ依存からの脱却を! http://ryotaroneko.ti-da.net/e5560591.html さて・・・ トランプ米大統領は2017年5月のNATO首脳会合において、 対GDP比2%以上の国防支出を、未達成国に改めて強く求めたが、 2017年の推定で、その目標をクリアしているのはギリシャ2.36%、英国2.12%、 エストニア2.08%、ほぼ目標に到達しているのがポーランド1.99%の5か国だけである。 だがNATO発表によると、米国を除く28カ国の国防支出は2015年から3年連続で、 増額しており、2018年には上記5か国にルーマニア、ラトビア、リトアニアを加えた 8カ国が、また2024年までに、少なくとも15カ国が共通目標を達成する見通しである。 アメリカはアジアにもEUにも同盟国の為に軍隊を派遣しているから、 トランプの軍事費負担要求はもっともな事だし、もしここでアメリカが 同盟脱退すると宣言したら誰が喜ぶであろう・・・? 東アジアではシナの軍拡・侵略が進んでいる現実から、 日本もようやく国防費GDP1%の枠を超え今後は2%を目指すと提言した。 これも恐らくアメリカからの要求だと思われるが、早急にやったほうがいい。 ↓ 「防衛費を2倍以上に」、自民党が提言!GDP比1%の制限を撤廃へ 情報速報ドットコム 2018.05.27 https://johosokuhou.com/2018/05/27/5666/ ちょっと視点を変えて軍人の数量を単純比較してみる。 もちろん軍人数がその国の国防力に比例しないのは承知の上だ。 その前提で各国の人口に占める軍人の数的割合を見ると・・・ シナ(人口14億人)は、現役兵力は約220万人、予備兵力51万人、民兵約1000万人、 合わせて総兵力約1300万人、人口比約1%弱である。 北朝鮮(人口約2510万人)は、現役兵力約119万人、予備兵力60万人、 民兵約350万人、合わせて総兵力約513万人、人口比約2.1%である。 韓国(人口約5090万人)は、現役兵力約63万人、予備兵力450万人、 合わせて総兵力約513万人、人口比約1%である。 台湾(人口約2300万人)は、現役兵力約22万人、予備兵力166万人、 合わせて総兵力約188万人、人口比約0.8%である。 一方日本の場合は・・・ 現役自衛官(現役兵力)約22万5000人、予備自衛官(即応予備自衛官8075人、 予備自衛官47900人、予備自衛官補4621人)約6万人、 合わせて総兵力約28.5万人、人口比約0.22%���ある。 つまり日本の場合、世界第6位の排他的経済水域(EEZ)の面積や、 同じく約3万4000キロの海岸線は地球一周の85%近くになり、 これも世界第6位で、いかに日本の領海が広いかわかる。 これだけ広大な国防圏を世界標準の4分の一の自衛隊で守れるのか? 個人的には自衛隊員は30万人くらいまで増員すべきだと考える。 特に海自・空自には装備と人材を重点的に充実させるべきである。 想像したくはないが、もし日本と特亜の戦争状態が起きるとすれば、 在日シナ朝鮮人の中に紛れた工作員によるテロが多発することは間違いない。 これを自衛隊だけで対処はできないから警察も動員されるだろう。 しかし各地の破壊で生じる死者や負傷者保護、搬送、医療活動、 医療品・食料品の供給、病院の警護など・・・自衛隊だけでは無理がある。 そこで予備自衛官であるが、これが絶対数が少なすぎるのだ。 予備自衛官は20万人規模まで拡大させるべきである。 現在年齢制限が35歳までだが、我々還暦組も予備の予備でいいから、 後方支援の雑用でも使いっパシリでも何でも国の為に活用してほしい。 今の60代は元気な人が多いし、軟弱な20~30代などよりよく働くぞ、 いざ有事なっても、どーせ生きていても先が知れている身分だし、 私はそうなれば残り僅かの人生をお国のために捧げたいと思う。 団塊の3割バカサヨは除き、そう考えるシニアも少なくないだろうし、 体力は若い人には及ばないが、知力や人生経験は何かの役に立つだろう。 知力もない私だが、戦車は操縦できないがダンプは運転できるぞ! そんなGGYやBBAのために予備予備自衛官制度を作ってくれ! 防衛省はシニア人材を国防への、 何かの有効活用を検討してほしい。
19 notes
·
View notes
Photo
. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 2月24日(水) #赤口(戊申) 旧暦 1/24 月齢 22.9 下弦 年始から55日目にあたり、年末まであと310日(閏年では311日)です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 九週目木曜日🤚週の下りデス😅💦 週中の水曜が休みって楽ですよね👍 これ良いかも🤣週の上り二日働き 週中の水曜日はお休み💤チャージです。 そして週の下り二日働いたら土日は お休み💤このルーティン良いがサボリ過❓ 休みとは行かないが、それで水曜日 はノー残業日になってるんですね😅💦 今頃、気づいてんの🤣😆🤣でもネ フリーランスクリエーターの身では稼ぎが減るの で、それは困るんだよなぁー⤵️⤵️ それに、今の勤務地って割に合わねw 通勤時間が長くて残業が出来ないの でペイ少ないもんなぁ〜😅💦ッテ事デ . 今日一日どなた様も💁お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋 モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #銘店伝説誕生の日. 香川県綾歌郡綾川町に本社を置き、生ラーメンやスープの製造販売などを手がける #株式会社アイランド食品 が制定。 同社で製造販売している「銘店伝説」シリーズは、人気ラーメン店の味を忠実に再現し、家庭でも気軽にその味を楽しんでもらえるチルドラーメン。 外食がしづらい状況でも、お店に行った気分になれる「銘店伝説」をより多くの人に知ってもらい、その美味しさを味わってもらうのが目的。 日付は「銘店伝説」をシリーズとして発売を開始した2008(平成20)年2月24日(日から。 . #赤口(シャッコウ・シャック). 「火の元や刃物に注意すべき日」と言われており、凶や死のイメージが付きまとうため、お祝いごとでは次で紹介する「仏滅」より避けられることが多いです。 この日は午の刻(午前11時ごろから午後1時頃まで)のみ吉で、それ以外は1日大凶となります。 . #昭和天皇の大喪の礼(1989年). 1989(昭和64)年1月7日に崩御した昭和天皇の大喪の礼は、同年(平成元年)2月24日に内閣の主催(大喪の礼委員会委員長:竹下登内閣総理大臣〈竹下改造内閣〉)により行われた。 「大喪の礼」は、当日午前9時35分に昭和天皇の霊柩を乗せた轜車(じしゃ。霊柩車)を中心として組まれた葬列(車30台、サイドカー30台の車列、全長約800m)が、宮内庁楽部による雅楽『宗明楽』と陸上自衛隊第1特科連隊による21発の弔砲に送られて、雨の降る皇居正門を出発することに始まった。 出発前には、皇室の儀式「大喪儀」である「斂葬の儀」の一部である「轜車発引の儀」(じしゃはついんのぎ)が執り行われ、出発をもって国の儀式である「大喪の礼」が開式された。 163か国9,800人が参列。 . #月光仮面登場の日. . #二部式帯の日. . #鉄道ストの日. . #地雷を考える日. . #クロスカントリーの日. . #等伯忌(とうはくき). . #プチの日(毎月二十四日) . #エストニア独立記念日. . #メキシコ国旗の日. . #タイ王国国家芸術家の日. . . ■今日のつぶやき■. #失敗は成功の基(シッパイハセイコウノモト) 【意味】 失敗は、その原因をつきとめて改善すれば、むしろ成功への契機となる。 失敗したからといってくじけず、冷静に対処することが将来の成功をもたらす。 . . 1939(昭和14)年2月24日(金) #佐久間良子 (#さくまよしこ) 【女優】 〔東京都練馬区(昔の東京市)〕 . . (南千住駅) https://www.instagram.com/p/CaVgUpphzL4M_bchhL5I83eyvFv_UIHsaKuxq00/?utm_medium=tumblr
#赤口#銘店伝説誕生の日#株式会社アイランド食品#昭和天皇の大喪の礼#月光仮面登場の日#二部式帯の日#鉄道ストの日#地雷を考える日#クロスカントリーの日#等伯忌#プチの日#エストニア独立記念日#メキシコ国旗の日#タイ王国国家芸術家の日#失敗は成功の基#佐久間良子#さくまよしこ
0 notes
Quote
TBSさん,またですか..いいかげんエストニア,ラトビア,リトアニアを“旧ソビエトの国“と呼ぶのはやめてもらえます?歴史的にも法律的にも不正確な呼び方です。バルト諸国はソビエトの継承国家ではないです。2月24日エストニア104回目の独立記念日の本日から、もうこの呼び方はやめていただきたいです
Estonia in JapanさんはTwitterを使っています 「@tbs_news TBSさん,またですか..いいかげんエストニア,ラトビア,リトアニアを“旧ソビエトの国“と呼ぶのはやめてもらえます?歴史的にも法律的にも不正確な呼び方です。バルト諸国はソビエトの継承国家ではないです。2月24日エストニア104回目の独立記念日の本日から、もうこの呼び方はやめていただきたいです」 / Twitter
1 note
·
View note
Text
毎日が記念日
11月28日は…
税関記念日
1872年11月28日、運上所の呼称を「税関」に統一することが決定され、大蔵省(現在の財務省)が1952年に制定しました。
税関かぁ…響きが嫌い
【疑わしいAI-イチロウによる11月28日の出来事】
1520年 - マゼラン遠征が太平洋に到達しました。
1895年 - イタリアで初の自動車レースが行われました。1925年 - イギリスで初めてのモーターショーが開催されました。
1960年 - モーリシャスがイギリスから独立しました。
1990年 - バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)がソ連から独立を宣言しました。
0 notes
Quote
日本と韓国に警告を発するのに先立ち、ロシアは近隣のヨーロッパ諸国がアメリカのミサイル防衛システムを導入したことについても、同様の警告を行った。 ロシアは2014年にウクライナで、同国からの独立を願う反政府・親ロ派勢力を支持し、クリミア半島を力で併合。NATOに加盟するヨーロッパ諸国は、この露骨な拡張政策を目の当たりにして震え上がった。とりわけロシアの近隣に位置するポーランド、ノルウェー、ラトビア、スウェーデン、エストニアとリトアニアは、ロシアがいつ自分国に侵攻するかわからないと懸念を強めてきた。
ロシア、米ミサイル防衛を導入する日韓に対し「中国と報復する」 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
1 note
·
View note
Text
サキ米大統領報道官は30日の記者会見で、中国が調査に十分に協力したかどうかに関し「中国は透明性のある対応を取らなかったし、基本的なデータも提供しなかった。協力と言えるようなことはしていない」と断じた。
サキ氏はその上で、WHOに対して「独立した国際的な専門家」による第2次調査が必要だと指摘し、次の調査では「自由なデータへのアクセスと、当時現場にいた人々に対する聴取ができるようにすべきだ」と強調した。
共同声明に名を連ねたのは日米韓と英国に加え、オーストラリア、カナダ、チェコ、デンマーク、エストニア、イスラエル、ラトビア、リトアニア、ノルウェー、スロベニアの各国。
WHO調査団が武漢報告書 研究所流出は否定
0 notes
Text
江崎道朗著『日本外務省はソ連の対米工作を知っていた』(育鵬社)
日本版「ヴェノナ文書」が明らかにした戦前の日本外務省のインテリジェンス能力
コロナウイルス禍による外出自粛で、家にいる時間が増えた人たちにおすすめしたい本を紹介する。今回は、評論家の江崎道朗氏の最新刊『日本外務省はソ連の対米工作を知っていた』(育鵬社)である。
本書は、日本の外務省アメリカ局が昭和16年に上梓した極秘文書「米国共産党調書」を読み解いたインテリジェンス・ヒストリーだ。 江崎氏はこの調書について、「ルーズヴェルト政権下でソ連・コミンテルン、米国共産党のスパイがどの程度大掛かりな秘密工作を繰り広げていたのか。その全体像を提示しているのがこの『米国共産党調書』だ。ある意味、『ヴェノナ文書』に匹敵するぐらい、衝撃的な内容がここには記されている。」と述べている。 この調書には、コミンテルンが米国共産党を操り、ハリウッドやマスコミから労働組合、教会、農家、ユダヤ人、黒人まであらゆるコミュニティで反日世論を煽った手口を、日本外務省が細部に至るまで把握していたことが描かれていた。 この本を読めば、戦前の日本のインテリジェンス、特に調査・分析能力は優れていたことが分かるだろう。本書から「はじめに」の文章を紹介したい。
インテリジェンス・ヒストリーという新しい学問
「我々はなぜ、中国共産党政府の軍事台頭に苦しまなければならないのか。我々はなぜ、北朝鮮の核に苦しまなければならないのか。こうした共産主義国家がアジアに誕生したのも、元はと言えば民主党のF・D・ルーズヴェルト大統領が一九四五年二月のヤルタ会談でスターリンと秘密協定を結んだことに端を発している。よってルーズヴェルトの責任を追及することが、米国の対アジア外交を立て直す上で必要なのだ」 米国の「草の根保守」のリーダーであった、世界的に著名な評論家・作家のフィリス・シュラフリー女史は二〇〇六年八月、私のインタビューにこう答えた。 この発言の背後には、以下のような問いかけが含まれている。 ○ 現在、東アジアでは中国の軍事的台頭や北朝鮮の核問題が起こっているが、そもそもなぜ、このようなことになってしまったのか、その原因を探っておかないと、再び同じ失敗を繰り返すのではないか。 ○ 中国共産党政府と北朝鮮が誕生したのは第二次世界大戦の後であった。戦前、我々米国は、アジアの平和を乱しているのは「軍国主義国家」の日本であり、日本を倒せばアジアは平和になると信じた。だが、実際はそうならなかったのはなぜなのか。 ○ 言い換えれば、今、中国共産党と北朝鮮がアジアの平和を乱しているが、軍事的に中国と北朝鮮を倒せば、アジアに平和が本当に訪れるのか。 ○ 少なくとも第二次世界大戦で日本を倒せば、アジアは平和になるという見通しは間違いだった。その見通しを立てた当時の米国政府、F・D・ルーズヴェルト民主党政権の見通しは間違いであった。では、ルーズヴェルト政権はなぜ見通しを間違えたのか。 ○ 第二次世界大戦におけるルーズヴェルト政権の対アジア政策を振り返ると、ルーズヴェルト政権は、ソ連に対して好意的であり、一九四五年二月のヤルタ会談においてソ連が戦後、アジアに進出することを容認した。その結果、ソ連の支援によって中国大陸に中国共産党政権が誕生し、朝鮮半島には北朝鮮が生まれた。 ○ では、なぜルーズヴェルト政権は、ソ連に好意的であったのか。当時、ルーズヴェルト政権とソ連との関係はどのようなものであったのか。 このような疑問を抱いて、第二次世界大戦とルーズヴェルト政権、そしてソ連とソ連に主導された国際共産主義運動との関係を検証しようとする動きが米国には存在している。 読者の中には、「ソ連という国はもうなくなったはずでは」「国際共産主義運動とはどういうものか」と、疑問を抱かれる方も少なくないかもしれない。 確かにソ連は一九九一年に崩壊し、現在のロシアになった。ソ連の崩壊とともに共産主義は過去のものになったと日本では言われてきている。 だが、アジアでは、中国、北朝鮮、ベトナムなど、共産党が政権を握っている共産主義国家が今なお現存している。よって共産主義の脅威はまだ続いている。少なくとも同盟国アメリカの中では、そう考えている人が少なくない。 「なぜ第二次世界大戦当時、ルーズヴェルト政権は共産主義を掲げるソ連に好意的だったのか」 この疑問に答える機密文書が、ソ連の崩壊後、次々に公開されるようになった。 一九八九年、東西冷戦のシンボルともいうべきドイツのベルリンの壁が崩壊し、東欧諸国は次々と共産主義国から自由主義国へと変わった。ソ連も一九九一年に崩壊し、共産主義体制を放棄し、ロシアとなった。 このソ連の崩壊に呼応するかのように世界各国は、情報公開を始めた。第二次世界大戦当時の、いわゆる外交、特に秘密活動に関する機密文書を情報公開するようになったのだ。 ロシアは、ソ連・コミンテルンによる対外「秘密」工作に関する機密文書(いわゆる「リッツキドニー文書」)を公開��た。この公開によって、ソ連・コミンテルンが世界各国に工作員を送り込み、それぞれの国のマスコミや対外政策に大きな影響を与えていたことが立証されるようになったのだ。 一九一七年に起き��ロシア革命によって、ソ連という共産主義国家が登場した。このソ連は世界「共産」革命を目指して一九一九年にコミンテルンという世界の共産主義者ネットワークを構築し、各国に対する秘密工作を仕掛けた。世界各国のマスコミ、労働組合、政府、軍の中にスパイ、工作員を送り込み、秘密裏にその国の世論に影響を与え、対象国の政治を操ろうとしたのだ。 そしてこの秘密工作に呼応して世界各地に共産党が創設され、第二次世界大戦ののち、東欧や中欧、中国、北朝鮮、ベトナムなどに「共産主義国家」が誕生した。その「秘密」工作は秘密のベールに包まれていたが、その実態を示す機密文書を一九九二年にロシア政府自身が公開したのである。 「ああ、やっぱりソ連とコミンテルンが世界各国にスパイ、工作員を送り込み、他国の政治を操ろうとしていたのは事実だったのか」 ソ連に警戒を抱いていた保守系の学者、政治家は、自らの疑念は正しかったと確信を抱き、「ソ連はそんな秘密工作などしていない」と弁護していた、サヨク、リベラル派の学者、政治家は沈黙した。 ロシア政府の情報公開を契機に、米国の国家安全保障局(NSA)も一九九五年、戦前から戦中にかけて在米のソ連のスパイとソ連本国との秘密通信を傍受し、それを解読した「ヴェノナ文書」を公開した。その結果、戦前、日本を追い詰めた米国のルーズヴェルト民主党政権内部に、ソ連のスパイ、工作員が多数潜り込み、米国の対外政策に大きな影響を与えていたことが立証されつつある。 立証されつつあると表現しているのは、公開された機密文書は膨大であり、その研究はまだ始まったばかりだからだ。 誤解しないでほしいのは、第二次世界大戦当時、米国がソ連と連携しようとしたこと自体が問題だったと批判しているわけではない。 第二次世界大戦の後半、ナチス・ドイツを打倒するため、米国はソ連を同盟国として扱うようになった。敵の敵は味方なのだ。共産主義には賛同するつもりはないが、目の前の敵、ナチス・ドイツを倒すために、ソ連と組むしか選択肢はなかった。 問題は、戦後処理なのだ。ルーズヴェルト政権は、ソ連のスターリンと組んで国際連合を創設し、戦後の国際秩序を構築しようとした。その交渉過程の中で一九四五年二月、ヤルタ会談においてルーズヴェルト大統領はこともあろうに東欧とアジアの一部をソ連の影響下に置くことを容認した。このヤルタの密約のせいで終戦間際、アジアにソ連軍が進出し、中国共産党政権と北朝鮮が樹立されたわけだ。 「なぜルーズヴェルト大統領は、ソ連のアジア進出、アジアの共産化を容認したのか。それは、ルーズヴェルト民主党政権の内部に、ソ連・コミンテルンのスパイ、工作員が暗躍していたからではないのか」 多くの機密文書が公開され、研究が進んだことで、こうした疑問が米国の国際政治、歴史、外交の専門家たちの間で浮上してきているのだ。 ソ連・コミンテルンは、相手の政府やマスコミ、労働組合などにスパイや工作員を送り込み、背後からその国を操る秘密工作を重視してきた。この秘密工作を専門用語で「影響力工作」という。 残念ながら工作員、スパイなどというと、ハリウッドのスパイ映画を思い出すのか、日本ではまともな学問として扱ってもらえない。しかし欧米諸国では、国際政治学、外交史の一分野としてこのスパイ、工作員による秘密工作が国際政治に与える影響について考察する学問が成立している。「情報史学(インテリジェンス・ヒストリー)」という。 こうした学問分野の存在を教えて下さった京都大学の中西輝政名誉教授によれば、一九九〇年代以降、欧米の主要大学で次々と情報史やインテリジェンスの学部・学科あるいは専攻コースが設けられ、ソ連・コミンテルンの対外工作についての研究も進んでいる。 この動きは英語圏にとどまらず、オランダ、スペイン、フランス、ドイツ、イタリアなどにも広がっている。
共産主義の脅威は終わっていない
中西輝政先生らの懸命な訴えにもかかわらず、残念ながら日本のアカデミズムの大勢は、こうした新しい動きを無視している。 後述するが、インテリジェンス・ヒストリーという学問に取り組むとなると、必然的に共産主義の問題を避けて通るわけにはいかなくなる。ところが日本の大学、それも国際政治や近現代史においては今も、共産主義の問題を批判的に扱うと白い目で見られ、出世できなくなってしまう恐れがあるのだ。 こうした現状を変え、 なんとしても世界のインテリジェンス・ヒストリーの動向を日本に紹介したい。そう考えて二〇一七年、『日本は誰と戦ったのか―コミンテ��ンの秘密工作を追及するアメリカ』(KKベストセラーズ)を上梓した。この本は、著名な政治学者であるM・スタントン・エヴァンズと、インテリジェンス・ヒストリーの第一人者であるハーバート・ロマースタインによる共著Stalin’s Secret Agents(スターリンの秘密工作員・未邦訳)を踏まえたものだ。 エヴァンズらが書いた原著は、日米戦争を始めたのは日本であったとしても、その背後で日米を戦争へと追い込んだのが実はソ連・コミンテルンの工作員と、その協力者たちであったことを指摘している。しかも彼ら工作員と協力者たちは、日米の早期停戦を妨害し、ソ連の対日参戦とアジアの共産化をもたらそうとしていたのだ。 日本からすれば、先の大戦で戦ったのは米国だったが、その米国を背後で操っていたのはソ連だった、ということになる。 しかも、このようなインテリジェンス・ヒストリーの議論を踏まえて国際政治を考える政治指導者が現れた。二〇一六年の米国大統領選挙で当選した共和党のドナルド・トランプ現大統領だ。
共産主義の犠牲者を悼むトランプ大統領
トランプ大統領はロシア革命から百年にあたる二〇一七年十一月七日、この日を「共産主義犠牲者の国民的記念日(National Day for the Victims of Communism)」とするとして、ホワイトハウスの公式サイトにおいて、次のような声明を公表した。 《本日の共産主義犠牲者の国民的記念日は、ロシアで起きたボルシェビキ革命から百周年を記念するものです。 ボルシェビキ革命は、ソビエト連邦と数十年に渡る圧政的な共産主義の暗黒の時代を生み出しました。共産主義は、自由、繁栄、人間の命の尊厳とは相容れない政治思想です。 前世紀から、世界の共産主義者による全体主義政権は一億人以上の人を殺害し、それ以上の数多くの人々を搾取、暴力、そして甚大な惨状に晒しました。 このような活動は、偽の見せかけだけの自由の下で、罪のない人々から神が与えた自由な信仰の権利、結社の自由、そして極めて神聖な他の多くの権利��組織的に奪いました。自由を切望する市民は、抑圧、暴力、そして恐怖を用いて支配下に置かれたのです。 今日、私たちは亡くなった方々のことを偲び、今も共産主義の下で苦しむすべての人々に思いを寄せます。 彼らのことを思い起こし、そして世界中で自由と機会を広めるために戦った人々の不屈の精神を称え、私たちの国は、より明るく自由な未来を切望するすべての人のために、自由の光を輝かせようという固い決意を再確認します》(邦訳はドナルド・トランプNEWSによる) 日本のマスコミが黙殺した、この声明のポイントは四つある。 第一に、ロシア革命百周年に際して、改めて共産主義の問題点を強調したことだ。その背景には、米国で現在、共産主義に共鳴し、自由主義、民主主義を敵視する風潮がサヨク・リベラル側の間で強まっていることがある。 第二に、二十世紀において最大の犠牲者を生んだのは戦争ではなく、共産主義であったことを指摘したことだ。 第三に、共産主義の脅威は現在進行形であることを指摘したことだ。日本では東西冷戦の終了と共に、共産主義の脅威はなくなったかのような「誤解」が振り撒かれた。だがトランプ大統領は、共産主義とその変形である全体主義の脅威が北朝鮮、そして中国において現在進行形であることを理解している、極めて珍しい指導者なのだ。米中貿易戦争の背景には、共産主義に対するトランプ大統領のこのような見解がある。 そのうえで第四に、アメリカ・ファーストを掲げ、国益を第一に考えるが、共産主義・全体主義と戦う同盟国と連携し、「世界の」自由を守る方針を貫くと表明したことだ。
ソ連・共産主義体制の戦争責任を追及する欧州議会
この「共産主義体制と断固戦う」と宣言したトランプ大統領と全く同じ趣旨の決議を採択したのが、ヨーロッパの欧州議会だ。 第二次世界大戦で戦勝国となったソ連は戦後、ナチス・ドイツを打ち破った「正義」の側だと見なされてきた。 だが冷戦終結後、旧東側諸国の民主化が進むに伴い、旧ソ連、共産主義体制の戦争犯罪の実態が知られるようになっていく。バルト三国、ポーランド、チェコ、ハンガリーなどの旧共産圏の国々が戦時中のソ連の戦争犯罪、そして戦後のソ連と共産党の秘密警察による人権弾圧の実態を告発する戦争博物館を次々に建設しているのだ。 その影響を受けて、「ソ連・共産主義の戦争責任、人権弾圧を正面から取り上げるべきだ」という議論がヨーロッパで起こっていて、ヨーロッパの政治をも揺り動かしている。 例えば、第二次世界大戦勃発八十年にあたる二〇一九年九月十九日、欧州連合(EU)の一組織である欧州議会が、次のような「欧州の未来に向けた欧州の記憶の重要性に関する決議(European Parliament resolution of 19 September 2019 on the importance of European remembrance for the future of Europe)」を採択している。 《第二次世界大戦は前例のないレベルの人的苦痛と欧州諸国の占領とをその後数十年にわたってもたらしたが、今年はその勃発から八十周年にあたる。 八十年前の八月二十三日、共産主義のソ連とナチス・ドイツがモロトフ・リッベントロップ協定と呼��れる不可侵条約を締結し、その秘密議定書で欧州とこれら二つの全体主義体制に挟まれた独立諸国の領土とを分割して、彼らの権益圏内に組み込み、第二次世界大戦勃発への道を開いた》 ソ連は第二次世界大戦を始めた「侵略国家」ではないか。そのソ連を「正義」の側に位置付けた「ニュルンベルク裁判」は間違いだとして、事実上、戦勝国史観を修正しているのだ。 実際、ソ連は第二次世界大戦中、ヨーロッパ各国を侵略・占領した。決議はこう指摘する。 《ポーランド共和国はまずヒトラーに、また二週間後にはスターリンに侵略されて独立を奪われ、ポーランド国民にとって前例のない悲劇となった。 共産主義のソ連は一九三九年十一月三十日にフィンランドに対して侵略戦争を開始し、一九四〇年六月にはルーマニアの一部を占領・併合して一切返還せず、独立共和国たるリトアニア、ラトビア、エストニアを併合した》 ソ連の侵略は戦後も続いた。戦時中にソ連に占領されたポーランドやバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)では、知識人の処刑、地元住民に対する略奪・暴行などが横行した。 しかも第二次世界大戦後、ソ連に占領されたこれらの国々では、ソ連の武力を背景に共産党政権が樹立され、ソ連の衛星国にされた。だが冷戦終結後も、ソ連と国際共産主義の責任は追及されてこなかった。よってこう指摘する。 《ナチスの犯罪はニュルンベルク裁判で審査され罰せられたものの、スターリニズムや他の独裁体制の犯罪への認識を高め、教訓的評価を行い、法的調査を行う喫緊の必要性が依然としてある》 ソ連もまた悪質な全体主義国家であり、その責任が追及されてこなかったことは間違いだったと、欧州議会は認めたのだ。そしてソ連を「正義」の側と見なした戦勝国史観を見直し、旧ソ連と共産主義体制の責任を追及せよ。こう欧州議会は提案しているのである。
日本版「ヴェノナ文書」の存在
実はこのソ連・国際共産主義の秘密工作の実態を当時から徹底的に調べ、その脅威と懸命に戦った国がある。国際連盟の常任理事国であったわが日本だ。 コミンテルンが創設された翌年の一九二〇年、日本は警察行政全般を取り仕切る内務省警保局のなかに「外事課」を新設し、国際共産主義の秘密工作の調査を開始した。一九二一年二月には、内外のインテリジェンスに関する調査報告雑誌『外事警察報』を創刊する。 内務省警保局と連携して外務省もソ連・コミンテルンの対外「秘密工作」を調査し、素晴らしい報告書を次々と作成している。 その代表作が本書で紹介している『米国共産党調書』である(「JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.B10070014000、米国共産党調書/1941年(米一_25)(外務省外交史料館)」)。 ルーズヴェルト政権下でソ連・コミンテルン、米国共産党のスパイがどの程度大掛かりな秘密工作を繰り広げていたのか。その全体像を提示しているのがこの『米国共産党調書』だ。ある意味、「ヴェノナ文書」に匹敵するぐらい、衝撃的な内容がここには記されている。 あの外務省が、コミンテルンや米国共産党に関する詳しい調査報告書を作成していたと聞いて驚く人もいるかもしれない。しかもその内容たるや、スパイ映画顔負けのディープな世界が描かれている。 「戦前の日本外務省や内務省もなかなかやるではないか」という感想を持つ人もいれば、「これは本当に日本外務省が作成した報告書なのか」と絶句する人もいるだろう。 どちらの感想を持つにせよ本書を読めば、戦前の日本のインテリジェンス、特に調査・分析能力は優れていたことが分かるはずだ。 同時に、その調査・分析を、戦前の日本政府と軍首脳は十分に生かせなかったこともまた指摘しておかなければならない。対外インテリジェンス機関がいくら優秀であったとしても、その情報・分析を政治の側が生かそうとしなければ、それは役に立たないのだ。 近年、日本も対外インテリジェンス機関を創設しようという声を聞くが、いくら優秀な調査・分析ができるようになったところで、政治家の側がそれを使いこなす大局観、能力がなければ宝の持ち腐れになってしまう。その意味で、政治家のインテリジェンス活用能力をいかに高めるのか、という課題も問われなければならない。 本書を通じて戦後、ほとんど顧みられなかった戦前の我が国の対外インテリジェンスに対する関心が高まり、日本の機密文書を踏まえた「インテリジェンス・ヒストリー」が発展していくことを心より願っている。 江崎道朗(えざき・みちお) 評論家、拓殖大学大学院客員教授。1962(昭和37)年東京都生まれ。九州大学卒業後、月刊誌編集、団体職員、国会議員政策スタッフを務 めたのち、現職。安全保障、インテリジェンス、近現代史などに幅広い知見を有する。論壇誌への寄稿多数。2019年第20回正論新風賞受賞 。最新刊は『日本外務省はソ連の対米工作を知っていた』(育鵬社)。
13 notes
·
View notes
Quote
ご都合主義の歴史観 日本人にとって、終戦記念日が巡ってくる毎年この時期は、太平洋戦争のことを改めて考える機会となっています。他方、今年は第二次大戦が勃発してから80年目の節目ということで、世界的にもそれを回顧する様々な動きがあるようです。 それにしても、第二次大戦についてのロシアの言い分を聞いていると、「何というご都合主義的な歴史観か」と、呆れてしまいます。彼らにとって、第二次大戦とは、1941年6月22日に始まる独ソ戦にほぼ尽きると言っていいと思います。彼らが「大祖国戦争」と呼んでいるこの戦争で、ソ連の赤軍がナチス・ドイツを打倒し、世界を魔の手から救った。その物語が、ほぼすべてです。 時計の針を巻き戻せば、1939年9月1日にナチス・ドイツがポーランドに侵攻して第二次大戦の火蓋が切って落とされた直後、ソ連も独ソ不可侵条約の秘密議定書にもとづきポーランド東部を占領しました。エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国についても、占領を強行。さらに、フィンランドに対しても戦争を仕掛けています。 このように、ソ連は最初から第二次大戦に深く関与し、ナチス・ドイツとの合意の下に版図を拡大したのです。にもかかわらず、ロシアは今日に至るまでそれらが国際ルールに則った通常の外交・軍事行動であったかのような立場をとり、あくまでも1941年6月以降のナチス・ドイツという絶対悪との対決にフォーカスしようとします(冒頭に写真を掲げた「永遠の炎」も、1941年以降の戦没者に捧げられている)。 なお、ポーランドは今年、第二次大戦の開戦から80年を記念する式典を予定していますが、その行事にプーチン・ロシア大統領を招かないことを決めました。メルケル・ドイツ首相は招待されているそうなので、侵略の歴史よりも、今日の政治関係を重視した判断でしょう。これについてロシアの大統領報道官は、「大祖国戦争と第二次大戦を記念する式典に、ロシアの参加がないとしたら、世界のどんな国においても、それは不完全なものとなるだろう」とコメントしています。 独ソ戦のことを考えるにつけ、筆者のような皮肉屋の外国人は、「いっそのこと、ナチス・ドイツと、スターリン体制という2つの『悪』が差し違えて、両方とも倒れればよかったのに。その方がソ連/ロシア国民にとっても幸福だったのでは?」などと、余計なことを言いたくなります。
第二次世界大戦の始まりと終わり 日本とロシアの意識はこんなにも違う:朝日新聞GLOBE+
2 notes
·
View notes