#ウクライナ問題の再浮上
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)7月16日(火曜日)参
通巻第8333号
JDヴァンス、って誰? トランプの副大統領候補に急浮上
中絶反対、同性婚反対、カソリックに改宗したベストセラー作家
*************************
日本では読書好き、映画マニアなら彼の名前を知っているかも知れない。
ちょうどトランプの息子のような若さ。39歳。ジェームズ・デイヴィッド・ヴァンスは自伝的な小説『ヒルビリー・エレジー』を書いて世界的なベストセラーとなった。日本語訳は原題そのものの『ヒルビリー・エレジー』、中国語訳は『絶望者之歌』である。ほかにイタリア語、ポーランド語、フランス語版もある。映画の邦題は『郷愁の哀歌』だった。
この作品は白人労働者階層の悲哀を祖父母や故郷の人々との経験やアイデンティティ、そのアメリカの田舎の風景と心情を描き、多くの人々の共感を得た。本人は故郷の公立高校を卒業し、海兵隊に入隊。イラクに派兵された。除隊後、オハイオ州立大学、それからイェール大学のロースクールで修士号。
政治的思想的には確立されたものがなかった。2016年にはトランプをヒトラーと批判していた。ところが政治的に目覚めたのだ。カソリックへの改宗は2017年だった。
2022年、オハイオ州の共和党予備前で、突如、上院選に名乗りを上げ、ドナルド・トランプの支持を得たため正式に共和党候補となった。勢いがついて、2022年の中間選挙で民主党候補のティム・ライアンを破り上院議員となった。政治経験のない人物がいきなり連邦上院議員だからメディアが注目するのは当然だろう。
JDヴァンスの政治的立場は殆どトランプである。
中絶反対、同性婚反対。ウクライナ支援をやめろ、イスラエル支持は継続。突然の副大統領候補としての急浮上は6月23日のフィラデルフィアで即席にCBS記者が「副大統領候補を決めたか」との質問に対してトランプが、「すでに決めた。党大会前に発表するかもしれない。いま名前は明かせないが、私の四年のあと、つぎの八年で『アメリカを再び偉大な国家に再現できる人物』に決めたのだ」と発言したからである。
本命視されたニッキー・ヘィリーやダークホウスだったトゥルシー・ギャバードの可能性はこの発言で薄まった。四年後を見据えると、若さでいえばヴァンスは44歳、現在、本命視され始めたマルコ・ルビオ議員は四年後にまだ57歳。ルビオはフロリダ州議会八年を経て2010年上院議員に当選し四期目、政治家としては四半世紀を超える政界のベテランでもあり、対中国強硬派として知られる。ただしルビオは自身がキューバからの移民二世であり不法移民には寛大、モルモン教からカソリックへの改宗組であって、このあたりはトランプと共鳴しない。
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TEDにて
ローラ・ガランテ: インターネット情報の裏に潜む真の意図から身を守るには
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
ハッキング事件、偽ニュース、フィルターバブル、そして、他にも様々な言葉が、情報化時代の流行語として登場しました。
しかし、地政学的な情勢を操作しようと目論む輩が、真に狙う標的は、卑劣にも、あなたなのです。サイバースペース・アナリストのローラ・ガランテによる、危機感溢れるトーク。
皆さんが、西欧民主主義にウンザリしているものとしましょう。民主主義につきものである落とし穴の数々。
自由選挙にタウンミーティング。政府の役割は何であるべきかという終わりのない議論。ゴタゴタし過ぎだし、先が読めなさ過ぎるし、束縛が多過ぎて自分には合わない。
それに、民主主義同士が、団結して、それ以外の誰に対しても、個人の権利や自由について諭す様子が我慢ならない。
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
では、どうすれば?
西欧民主主義における偽善や失敗を並べたてて、自分のやり方のほうが、優れていると説いてもうまくいった試しがないでしょう。ならば、これら民主国家の根底を支える大元である民衆が、制度に疑問を持つきっかけを作れたとしたら?
民衆の心の中にこんな考えが浮かぶようにするのです「民主主義や民主制度は、自分たちの期待を裏切っている。社会は腐敗したエリート層の思うがままに操られ、かつて、まともだった国家システムは堕ちる一方だ」と。
そうするには、民主主義国の情報空間に忍び込む必要があります。民主主義最大の強みである開かれた心を民主主義最大「脆弱性」に変えるのです。
真実に対する疑念を民衆の心に起こさせるのです(注意、これはポピュリズムと言います)
他にも、実は、日本の成功モデルである開発独裁があります。ポールローマー規模の経済達成までだけど。
さて、2016年に起きたハッキングやリーク事件をご存知ですよね。まず、米民主党全国委員会(DNC)の内部システムとスタッフのメールアカウントが、不正侵入に遭ったのち、ウィキリークスで公表されました。
その後、様々なネット上の人物。例えば、自称ルーマニア人のくせに、ルーマニア語を話さないサイバー犯罪者が、これらのリーク事件ネタを報道機関に猛プッシュしました。マスメディアは、この餌に飛びつきバーニー・サンダースの民主党内部での嫌われっぷりに騒然となりました。
その後、トラ���プ大統領が誕生しています。バイデン大統領の後
2024年には再びトランプ大統領が誕生しています。
当時、この話のあまりの話題性に当のニュースはかき消されました。つまり、ロシア政府の支援するハッカー集団「Advanced Persistent Threat 28」略称「APT28」が、米国に対してこれらの攻撃を行っていた件です。
証拠はたっぷりありました。このロシア政権お抱えのハッカーたちは、2016年に突如出現したわけではなく、私たちは、2014年から、その動向を追跡していました。攻撃対象のシステムに侵入するために、APT28が使ったツールから。
これが、よく考え抜かれ、予算もたっぷりかけて、10年以上にわたって行われてきた行為だと分かりました。それが、モスクワ時間で、朝9時から夕方6時の間に起こるのです。
APT28が狙ったメールや連絡先は、在チェチェン報道関係者やグルジア政府や東欧の駐在武官たちのもので、どの標的も紛れもなくロシア政府と利害関係にあります。
私の会社だけでなく、世界中の政府組織や研究チームが、同様の結論に達し、同種の諜報作戦を観察していました。
しかし、2016年にロシアが行っていたことは、スパイ行為どころではありませんでした。DNCのハッキング事件は、盗難データが、ネット上で公開され、センセーショナルに描かれ、ソーシャルメディアで増幅され、瞬く間にメディアを席巻した一例に過ぎません。
そして、1つの民族国家が他国の内政における政府の信用に傷をつけようとしていることへの警鐘を鳴らすには至らなかったのです。
では、なぜ?私たちには予見できなかったのでしょうか?なぜ?アメリカ国民は、他国が資金提供する「情報攻撃」に自分たちが、曝されている事実に気づくのに何ヶ月もかかったのでしょうか?
一言で言えば、政治が悪いのです。
オバマ政権は、解決策のないジレンマに陥っていました。ロシア政府が、アメリカ大統領選挙に干渉しているという不安材料を表に出すと政権側が選挙運動そのものに立ち入っているという印象を与えかねません。
でも、もっと正確に言えば、現代の情報作戦を認識し、対処する態勢が欧米諸国には全く整っていなかったということです。かつて、そう遠くない過去には、米国も情報の力を振るい恐ろしいほどの成功を遂げていたのにもかかわらずです。
考えてもみてください。この20年。欧米諸国は多大な労力を情報セキュリティに費やし、どのネットワークを強化すべきか。どのインフラが重要か。
情報戦士や情報部隊をいかに整えるか。といったことに取り組んできたのに、かたや、ロシアは遥かに先を見越した考え方をしていたというわけです。
初代iPhoneが店頭に並ぶよりも前からロシア政府は、テクノロジーがもたらすリスクとチャンスやコミュニケーションの相互性や即時性を理解していたのです(その後、Appleは、暗号強化やプライバシー強化に基本的人権として取り組んでいます)
私たちにとっての現実が、手元の端末に流れてくる情報や流し読みしているニュースフィードや人気記事やハッシュタグからの情報に、ますます支配されていく中、ロシア政府が最初に認識したのです。
技術の進歩により、人間の心が地球上で最も思い通りに利用できる道具へと成り果てたことを。特に、操りやすいのは、近頃、その人個人の好みに合わせて配信されるようになってきている際限ない情報の流れに慣れた人の心です。
こういったよりどりみどりの情報の面白さが手伝って、国家システムやその他、誰であれ、人間の心に忍びこめる「裏口」を作っているのです。
国家システムが、資金提供するこの新種の情報作戦は、だからこそ成功率の面で優れ、より気づかれにくく、メディアを含む作戦の標的にとっては、解読し、見定めるのがより困難なのです。
ツイッター上で、ハッシュタグを流行らせたり、情報を受け取る心の準備ができている標的を対象に、フェイクニュースで波紋を広げたり、報道関係者に膨大な量のメールをかき分けて、不適切な一言を探すよう仕向ければ、どれも、ロシアの情報部隊が使った手です。
情報作戦を効果的に偽装して、標的の頭の中に潜り込ませるチャンスができます。これを、ロシアは長い間「反射的制御」と呼んできました。
情報を利用して、他人を操るという技術で、その人が自らの意思で、こちらとって有利な判断を下すように仕向けるものです(日本でも、広告業界やテレビやマスメディアがよく使う手法です。周波数の再編、免許停止が必要です)
これは、国家レベルの高度な情報操作であり、認識操作です(印象操作とも言われます)
実行するのに、手段もツールも選ばず、ネット上でもそうでなくても達成可能なら何でもありです。
もう一つ例を挙げ��しょう。
2014年2月初頭。ロシアが、クリミア侵攻する数週間前のこと。ある通話内容が、YouTubeで公開されました。2人の米国外交官の会話です。
ウクライナ政府の要職をあたかも自分たちで選んでいるような口ぶりで、さらにひどいことに、この危機の解決に向けた統率力と迅速性の欠如についてEUを罵倒していました。
この会話がメディアで取り上げられ、続いて、外交上の問題に発展し、米国政府も欧州も混乱に陥りました。結果、ロシアのクリミア掌握に対し、欧米側の反応は割れ、態度は及び腰になってしまいました。ロシアの思惑通りです。
つまり、電話の盗聴やメールやシステムのハッキング事件が、メディアを騒がせる中で作戦の真の目的とは、標的が下す判断に影響を与え、意見を操作することであり
全てが、黒幕である民族国家の戦略的利益になっているのです(日本でも、広告業界やテレビやマスメディアがよく使う手法です。周波数の再編、免許停止が必要です)
これが情報化時代における「フォース(スターウォーズで言うダークサイド)」です。
その「情報」に真正な部分があれば、その誘惑は、それは、もう強力で鵜呑みにして、拡散するのもそれはもう簡単です。
一般公開されるなどと全く想定していない通話内容やメールに表れる真実に興味のない人などいるでしょうか?でも、暴露された理由について知らなければ、その真実の意味もわからないでしょう。
私たちが、依存を深めている古風にも「サイバースペース」と呼ばれるこの場所を定義するのは「0」と「1」ではなく、情報や裏で糸を引く人々であると認識せねばなりません。
それは、コンピューターや端末をただつなげたものよりも遥かに壮大で、コンピューターや端末と相互作用する人間の心が集まってできているネットワークです。
このネットワークには、暗号化もファイアウォールもなく、二要素認証もなく、十分に安全なパスワードもありません。
皆さんが持つ自己防衛手段は、ずっと強力で適応性も高く、常に最新バージョンで動いています。
それは、権力者限定で批判的に考え、権力者限定で虚偽に対しては声を上げ、権力者限定で事実を要求する力です。
しかし、何よりも必要なのは、権力者に対して真実を断固追求する勇気なのです!
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
最後に、マク���経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて国家や権力者は透明性を究極にして個人のプライバシーも考慮)
(合成の誤謬について)
合成の誤謬とは、ミクロの視点では正しいことでも、それが、合成されたマクロ(集計量)の世界では、必ずしも意図しない結果が生じること。物理学では、相転移みたいな現象です。性質が変わってしまうということ。
ミクロのメカニズムが個人同士の経済における仕組みであるのに対して、マクロのメカニズムは、国家間や経済全体の循環における仕組みだからである。
例えば、家計の貯蓄などがよく登場するが悪い例えです。前提条件が、所得が一定の場合!!所得が一定じゃない増加する場合は?これは、論じていませんので参考になりません!!(法人が提供する製品やサービスの価格も一定の場合も前提条件です)
1930年代のアメリカ経済が金融危機2008と似たような状態に陥った時、ケインズは、「倹約のパラドックス」というケインズ経済学の法則を発見しています。
それは、ポール・A・サミュエルソン(1915-2009)が、近代経済学の教科書「経済学」の冒頭で「個人を富裕にする貯金は、経済全体を貧困にする!(所得が一定の場合)」というわかりやすい言葉で表現しました。しかし、庶民の所得が増加し、貯蓄が投資、消費に回る場合には、「倹約のパラドックス」は生じません。
その後、この「倹約のパラドックス」は、アメリカの経済学者・ケネス・J・アロー(1921- )が「合成の誤謬」を数学的論理に基づいて「個人個人がそれぞれ合理的選択をしても、社会システム全体は合理的選択をするとは限らない」を検証してみせた。 要するに、部分最適ではなく、全体最適させていくということ。
つまり、新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との 戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!ということに集約していきます。
なお、金融危機2008では、マイケル・メトカルフェも言うように、「特別資金引出権(SDR)」は、2008年に行われた緊急対策で、一国だけで行われたのではなく、驚くほど足並みの揃った協調の下に国際通貨基金(IMF)を構成する188ヶ国が各国通貨で総額2500億ドル相当を「特別資金引出権(SDR)」を用いて世界中の準備通貨を潤沢にする目的で増刷してます。
このアイデアの根本は、元FRB議長であったベンバーナンキの書籍「大恐慌論」です。この研究がなければ、誰一人として、変動相場制での当時の状況を改善し解決できなかったと言われています。
それ以前では、固定相場制でのマーシャルプランが有名です。
続いて、トリクルダウンと新自由主義
インターネットの情報爆発により隠れていた価値観も言葉となり爆発していくことになった。
しかし、法定通貨の方が、その価値、概念に対する通貨量拡大として価格で応じることができず、圧倒的に通貨量が足りない状況が生まれていたのが、2010年代の問題点のひとつでした。
リーマンショックの後に、新自由主義が誤りであることが、ピケティやサンデルによって指摘され、当時のFRBバーナンキ議長が、通貨供給量を大幅に増やした対策により、ベースマネーの金融、銀行間の相互不信を解消して収束した。
���れでも、まだ足りないが、適正水準に収まったことで、さらに価値も増幅され、マネーストックの財政政策から再分配、事前分配を大規模に行い、さらなる通貨供給量が重要となっている現在の日本国内。
例えば
Googleがしようとしてた事は、まだ新産業として、基礎研究から発展できない機械学習の先端の成果をすべて持ち込んだ社会実験に近いこと。
シュンペーターの創造的破壊は、一定数の創造の基礎を蓄積後に、未来を高密度なアイデアで練り上げてから破壊をするのが本質です。
こうして、憎しみの連鎖や混乱を最小限にする。
アルビン・トフラーの言うように、法人と行政府とのスピードの違いが縮まらないのは、構造上の違い��あって、それを補うためにプラスサムな連携するということが、必要になってくることを説いています。
三権分立が、規制のないGAFAMを非政府部門としてMMT(現代貨幣理論)からプラスサムに連携したらどこで均衡するのか?という社会実験も兼ねています。
このような前提で、あらゆるインターネット企業が、創業時、貢献するためコンセプトの中心であったものが、今では、悪性に変質して違う目的に成り下がっています。
再分配、事前分配の強化がスッポリ抜けてる欠点があり、ここに明かしたくないイノベーションの余地があります!!
2021年には、新自由主義のような弱肉強食では自然とトリクルダウンは生じないことは明らかになる。
確かに、トリクルダウンは発生しないが、法律で人工的に同じ効果は、貨幣の再分配、事前分配という形にできる可能性は高い。
再分配や事前分配をケムにまく「金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちにならない」「価値を生み出している人を罰するつもりがないのであれば税に差をつけないほうがいい」(サッチャー)
とあるが、新自由主義は誤りで、ピケティやサンデルによると違うみたいだ。
2024年のノーベル経済学賞でも指摘しているように・・・
国家システムが繁栄するかどうかは、幅広い政治参加や経済的な自由に根ざす「包括的な制度(ポジティブサム)」の有無にかかっているとデータでゲーム理論から実証した。
欧州諸国などによる植民地支配の時代のデータを幅広く分析し、支配層が一般住民から搾取する「収奪型社会(ゼロサム)」では経済成長は長く続かない(収穫遁減に陥る?)
一方、政治や経済面での自由や法の支配を確立した「再分配や事前分配を同時に行う包括型社会(ポジティブサム)」なら長期の成長を促すと理論的に解明した(乗数効果とは異なる経路の収穫遁増がテクノロジー分野とシナジーしていく?)
「再分配や事前分配を同時に行う包括型社会(ポジティブサム)」は、日本の高度経済成長時代のジャパンミラクルが、一度、先取りして体現しています。
2020年代からはもう一度、ジャパンミラクルが日本で起こせる環境に入っています。安倍総理が土台、管、岸田総理が再分配や事前分配の包括型社会(ポジティブサム)の土台を形成しつつあります。
日本の古代の歴史視点から見ると・・・
安土桃山から江戸幕府初期の農民出身徳川家康が国際貿易を促進しつつ再分配や事前分配の包括型社会(ポジティブサム)を形成してます。
その後、大航海時代の覇権争いを避けるため数代かけて「収奪型社会(ゼロサム)」になってしまい、綱吉の頃には基本的人権の概念も希薄になり選挙もないため
低収入者の農民から商人も収奪していきます。
江戸幕府末期まで数度改革をしましたが、ノーベル経済学賞の人達によると包括型社会(ポジティブサム)に転換しずらい
結局、薩摩と長州が徳川家康式の国際貿易のイノベーション��復活させるも(水戸藩の文献から)国民主権の憲法や選挙がないため
明治維新を起こすしかなく、第二次大戦で原爆が投下されるまで軍備拡大して資源が枯渇します。
国家システムの独裁から法人や個人の優越的地位の乱用にすり替わるため、財産権や特許権などを含めた低収入者の基本的人権を尊重することで独占禁止法の強化も必要になっていくことも同時に示しています。
(個人的なアイデア)
複雑性の研究からも、個人の才覚に関係なく貧富の差は生じる。
超裕福層に集中するとマネーに渋滞が生じるため、税金をかけることと現象が似ている。
こうすると平等性が増すと結果も出ている。
確かに、トリクルダウンは発生しないが、法律で人工的に同じ効果は、貨幣の再分配、事前分配という形にできる可能性は高い。
課税は、ネットワークに何本かのリンクを人工的に加えることと同義ということも、複雑性の研究からデータで明らかになっています。
日本は、消費税の運用など。課税は、強制的な交換の一形態。この知見は、MMT(現代貨幣理論)にも導入されてる。
複雑性の研究から産まれた従来とは異なる新しいマクロ経済学です。テーラワーダ仏教概念にもある欲を中和するツールとも言えます。
幸田露伴?分福?
人工的な課税をしないと、この歪みがエネルギーとして形態が相転移するので、超裕福層一族たちの幸福感が変質して心の歪みに転換していく。
人間が、一日に扱える時空間は、限定的に対して、お金はマルチバースでエネルギーが交換されるので、人間の一日で扱える許容量を超えてしまう。
ナポレオンヒル?エンスージアズム?そこには引き返せない一線というか?境界線があって、耐えられれば良いが、知らない方が幸せな場合も多々あります。
日本には古来から同様の概念があり、成金や悪徳商人とも言われる場合もある。
600万円以下に貨幣の再分配、事前分配することで社会システムの安定が強化される。
ダニエルカーネマン。詳しくは、論文を見ていただいて、日本の実情を深く考えた年収として記載しています。
直訳を指摘しても、未来を描けない人々なので、みんなは心の中で、あぁ残念な人なんだと軽蔑して下さい。
メリトクラシー至上主義、競争主義社会システム新自由主義を古代中国から、たとえて簡単に言うと乱世。
意図して均衡させて、奸雄は排除していくことが鉄則。カントの永遠平和を実現が重要に。
つまり、IT産業長者は、乱世の奸雄。テロ抑止にもなる現代では、競争時代の奸雄を排除することと同様の概念になります。
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割とフェアな報道
12月9日。ほぼ20日ぶりの日記となってしまった。 忙しくしていた。普段の授業に加えて、定期試験の締め切り、今��期の終わりに向けた成績表の作成などをしていた。 先週の土日を使って、自分が半常勤になった際のことを想定したブレストを行った。そこまで何か、明確な答えが出るようなことはなかった。一応、アクラスのS先生にも電話をしてみたが、そんなに新しく何か考えが深まったり、思考が先に進むようなことはなかった。 が、結論は出して、5日火曜日にはお答えしてきた。週4日かつ、17時半までの勤務という設定で、半常勤になることにした。 メリットデメリットはあるのだが、・・・なんだろうね。これでも精一杯時間を余すことなく使って週4日の勤務を回していたので、その仕事の物量がさらに増えることと、出勤日に自由になる時間が減ることで、筋トレのメニューや時間配分をもう少し考えないといけなくなったこと。また、もう学期間にまとまったお休みは取れなくなるんだなぁということを、自分の心と体に馴染ませるのに時間がかかったのだということは言えると思う。 仕事は嫌いじゃない。が、誰かの期待に応えるために働いているわけではないことはもう宣言しておこうと思う。 期待になんか答えられない。期待外れだったみたいなことを思われたり言われたりしても、それは期待する方が悪いのだ。私は私にできることを精一杯責任を持ってやるが、それ以上のこと、他人の評価や感想を気にするほどの余力は持ち合わせていない。 今、目下の心配は任される仕事の範囲、任される仕事の責任の範囲といったほうが的確だろうか。それが野放図に広がらないよう、一線を引く気持ちがあることをある程度明確に表し維持することだと思っている。 また、これから始まるその勤務体制で無理を感じたら、非常勤講師に戻ることも選択肢としてあることは念頭に入れておこうと思う。正社員に登用されてよかったねで済む話ではないのだから。 明日は音楽を作る時間もあるだろう。本当は東京都現代美術館に行きたいという気持ちもあるのだけど、ここでMOTに行ったら、今週は音楽に触る時間が本当にゼロになってしまうので、明日は音楽優先で行こうと思う。 体組成計の結果が芳しくない状態が続いていたのだが、少しだけ理由がわかった。晩御飯を食べてから寝るまでの間の時間があまりにも少なすぎたのだ。食事してからすぐに寝ると、食べたものがほとんどそのまま脂肪として蓄積されてしまう。10月から特に学校で引き継ぎメールを書いてから帰って、食事を21時ごろに済ませ、22時には寝るような生活を送っていたのだが、それだとほとんどのエネルギーが余剰エネルギーとなってしまう。 なので、できるだけ夜食べる時間を早め、少し時間的にゆとりを持って寝ようと思っている。睡眠時間が短くなるのはそれはそれで問題なのだが�� 筋トレ自体は楽しくやっている。先ほど書いた通り17時半までの勤務が固定になるので、時短案も出し終えた。平日は時短案でのメニューをこなそうと思っている。少しずつでも続け、前に進もう。 新曲はAfro Swingというイギリスのプロデューサーによる最近のAfrobeatsの返答のようなビートをお借りして作り始めた。バスドラムとリムショットだけ打ち込んで作ってある。明日はビートの続きと上物にも少し着手できたら良いかなと思っている。 収穫の時期は終わったのだなと思う。2023年にも色々と動きはあったわけなのだが。2020年の"Power Nap"での爆発により伝播した自分の癒しタグによる収穫はきっともう終わったのだ。これからは・・・というか、"Power Nap"以降もできるだけ癒しタグのままじゃいけないと思い、色々と画策はしていたのだが、そのタグの揺るがせが徐々に何かしらの効果を及ぼし始め、リスナー数は減った。だから今、また再び誰にも待ち望まれてはいない作家という状態に戻って、次なる収穫のための下準備をする時期に突入したのだな、と思うことにした。 粛々とやろう。まだノンジャンルの音楽のコンペとか、見つけられていないことも多く、メディアへの露出のチャンスが見つけられていないままだが、何とかまた自分の音楽が不意に浮かび、聴かれるように種を撒き、育てようと思う。 今日は仕事をした他はユーティリティの日として過ごした。 UNIQLOと無印良品に着なくなった服を持っていき、回収ボックスに入れた。UNIQLOでは最近ポケット部分が破れてしまったパンツを1着回収してもらったので、レギュラーフィットのチノノータックパンツを買った。ブレのない着心地の1着だ。3990円。 また、クリスマスプレゼントにしようと思っていたLevi'sの501の紺色が濃いものを買ってきた。14800円ぐらい。昨日からシークレットセール開催中だったのだが、定番商品である501はセール対象外とのことだった。南無三。でも買った。 PayPalに貯蓄されていた50000円ほどの音楽の収入をゆうちょ銀行に振り替えた。じきに預金に加算されるだろう。 PayPalにマイナンバーカードの提出を求められて、写真を提出した。脱税対策であろうか。 イスラエル・ハマス戦争が始まってもう2ヶ月経ってしまったそうである。速い。 ロシアのウクライナ侵攻の際は、政府民間企業を問わず、ものの1週間で次々と経済制裁の方法が決定されたのに対し、宗教や利権が絡んだ途端に判断力が鈍くなるのには驚かされた。また、今回のイスラエルの報復により殺傷された全死傷者数の約4割が民間人どころか子どもだと聞いている。それでもきちんとした制裁措置を取ることができないまま、もう2ヶ月ということである。 日本に関する話をすると、イスラエルとの歴史的に親交がそこまで深くないこと。日本は宗教に関して驚くほど寛容なこと(無関心とも言えるが)。日本の中東情勢を研究している教授はかなりまともだったことという諸条件が重なったから、割と公正な報道がなされているのだろうなとは思っているが、必ずしもそれが偶然だとも思っていない。日本は建国してからの歴史が古い国で、歴史が深い国ならではの古臭さや頑固さというのもあるのだが、歴史が深い国ならではの洞察と反省があり、今回は後者が強く顕れているということは言えると思う。 イスラエルの名匠アリ・フォルマン監督の「戦場でワルツを」という自伝的長編アニメーションを見返そうと思って、DVDを買った。イスラエルの兵士で、レバノンに侵攻した際の記憶が欠落したアリ監督が昔を思い出しながらアニメという手法で個人史を編み直した名作だ。今だからこそ見返そうと思っている。 寝よう。 明日もいい1日にしよう。
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ある画家の手記if.99 雪村絢視点 告白
粉々に砕け散って剥き出しの切先を露わに突きつけてくる、無色透明なガラス細工 それでも香澄が関わりたいと願うなら
香澄があの人の家に訪ねてって怪我したって聞いて、家に行ってみたけど香澄は元気そうだった。 香澄が重傷でも元気そうなのは今に限ったことじゃないから、香澄より直にぃの様子を見たほうが香澄の容体の深刻さは推し量れる。…と、踏んだんだけど、 …直にぃが微妙に読みづらくなってる。というか以前は読むまでもない、完全に見たまんまの人だったんだけど。香澄とこれからも一緒に暮らすならこの変化は喜ぶべきか。それでもなんかダダ漏れる体質みたいのは変わってないっぽいからある意味助かる。 そこから察するに、香澄の今回の怪我は事件性は一切なし、悪意や害意もおそらくなし、憂慮すべき人物の影もなし、…とみていいかな、どうかな。 俺は直にぃと香澄はお別れして別々に生きるってのもそれはそれでアリかと思ってたけど、泊まってる間に香澄に軽く聞いてみたら正月に旅行いっただけじゃなくて、直にぃはこれから講師の仕事やめて画家に復帰するらしい。 …どうして画家だったのか、その画家を辞めたのか、本人から(日本語無茶苦茶だったけど)聞いたから、たぶん画家に「復帰」するってのは適切な言葉じゃない。やめてた同じのを再開するってよりは、以前とはかなり違うなにかなんだろうけど、直にぃの場合は素直になればなるほど生き方のレトリックが絵に集約する…そうなるように人生積み重ねたってことかな。
香澄の怪我にひとまず事件性はないとしても、問題はある。��す意図じゃなく香澄がただ倒れ込んだだけで大破全壊した棚はガラス製だったらしい。 …俺も一度あの部屋入ってるんだけど、あの時は考えるべきこと多すぎたり突然ひっぱりこまれたりで、言われたこととか音声情報のほうが優位なまま残ってて、部屋の様子は正直ほとんど覚えてない。 あの人が、ガラスにこだわる理由。ややこしい理由なんてなくても「好きだから」ってだけも十分理由にはなるけど…例えば透明感のある部屋にしたいならアクリル板でも代替は効くし、安全だ。 …一度会ったかんじ、他者への危険性には思い至れる普通の人だった。嗜好だけで機能性や生活面や安全性を度外視して家具を選ぶほど耽美的な人柄にも思えなかった。まあ見た目だけなら耽美の塊みたいな人だったけど。 もし、誰かが入ることを一切想定されてない部屋なんだとしたら あの人は今回の香澄が負ったような怪我の危険と常に隣り合わせの状況に、好んで身を置いてる。もしくはそうせざるを得ない何かがあるなら、香澄より先に俺がそれを知れたらベストだ。香澄はあの人と今後も向き合おうとしてる。 手っ取り早く直にぃにあの人のこと聞いてみようかと思って、やめた。よくも悪くも直にぃは対象者のよくない面をよくないように受け取ることができない、多分。
次の日、香澄と一緒に菓子折選んで買って、あの人の家まで向かう。 渡して実際食べられるのかよりもこういうときの菓子折は形だけでもあったほうがいいらしい。 「香澄はあの人のこと慧先生て呼んでんの?」 「うん。直人が先生のことそう呼ぶから…」 「じゃ俺も同じにしよかな」 誠人さんにはあれこれバレてるけど、冷泉って苗字を俺が発するのはしばらく避けときたい気がする。 以前と同じマンションのエントランスで、部屋番号押したらすぐ応答がきた。 「突然すみません… 昨日のお詫びにきました」 スピーカーに向かって声を抑えめに話す香澄に向こうから返事がきた。 『あー…急ぎの仕事が入ってな。悪いが今日は出直してくれるか、その件なら俺から日を改めてそっちに出向くよ』 …声は普通だな 仕事を理由に人を追い返せるほど図太くは見えなかったけど 「すみません、ここ来るまで外���風が強くて香澄が熱出してて。タクシー呼んで帰るから少し休んでったらダメですか?」 香澄が隣でもごもごするのを目線でおさえてたら、きた返事はこうだった。 『…わかった。ただし靴のまま上がれよ』 ガラス片付けてないのか。香澄もそれに気づいたのか、エレベーターの中でも心配そうに眉下げてた。 部屋に行ったらインターホン押す前に内側からドアが開いた��� 「…よう。今日は雪村くんも一緒か」 フツーに愛想よく微笑まれて聞かれたから「絢でいいです」って言いながら香澄の服の裾引っぱって部屋に上がる、言われたとおり靴履いたまま。この人自分はスリッパ履いてるだけなのに俺らが土足でいいのか。 「香澄は熱があるって? 怪我に響く前に寝室で少し横になるか?」 「えと… いえ、…大丈夫です」 廊下を歩きながら俺の後ろでやりとりしてる二人を半分放置してリビングまで入っていく。 ひらけたリビングに出て最初に目に飛び込んできたのは、足の踏み場もないほどにリビングの床全面に散った、ガラス片だった。 午前の陽を照り返して粉々に砕けた小さな破片の一粒までが眩しく光ってた。 奥の壁にあるほとんど原型とどめてない大破したガラスの棚には今にも落ちそうな危ういバランスで本が崩れて乗ってて、これは香澄が壊してからおそらくまったく手つけずだ。 「二人とも破片に気をつけろよ」 呆然とリビングの入り口のとこで、このやや非現実的な光景を見てたら、後ろから当たり前みたいにからんとした声かけられた。 「先生… 」俺の後ろでリビングの惨状を見た香澄がおそるおそる何か聞こうとしてる。 「業者を呼ぶ時間がなくてな」…察しのいい人だな。つっこんだ質問する前にこっちを安心させるていで先に返された。 「近々ここも越す予定だったし、どうせならそのタイミングで一緒に処分しようかと思ってそのままにしてんだ」 何かをごまかすふうでもない、普通に愛想のいい笑みで、一度も突っかからずに滑らかに喋る。 他人がもっとも受け入れ易いストーリーを受け入れ易い切り口で提供する語り手だ。…先生、美術講師、か。直にぃと深い関係なのに画家とかじゃなくて講師って少し意外なかんじがしてたけど、この人個人と接してる限りじゃ納得しかないな。 リビングに靴で踏み入ると靴の裏から小さなガラス片の悲鳴が上がる。 リビングの棚から一番遠くて棚のまっすぐ真正面に位置する床が、一部だけ少しガラス片がよけられていた。 「香澄の怪我は悪化してねえか? 寝室が三つと応接間があるから、とりあえずそっちに移るぞ」 「ここに居ましたよね」 唐突な質問、っていうか断定口調にしちゃった。じゃないとさっさとここから移動させられるし、うまく方便で躱されて再度話題にしにくくされそう。 「絢…?」 「他の部屋で過ごしてこのリビングだけ放置してたんじゃない、昨日からずっとここにいましたよね」 「……どうしてそう思うんだ?」 俺はやや詰問に寄ったニュアンスで話してるのに、この人は深刻な空気にならないようにかずっと親しげな笑みを浮かべてる。俺の質問の意図に気づいてたとしても、香澄を戸惑わせないようにか。 「…なんとなく。」 この場では無責任な返答しかできない��香澄も聞いてるしな。
パソコンの中にある真澄さんから受け取ったデータ。 本人に会う前にチェックするのは危険度とか直にぃとの関係とか俺が最低限気をつけなきゃいけないこととかだけで、詳細は誰のもすぐはあんまり読まないようにしてた。 事前に情報を頭に入れてたら、会った時の第一印象や直感にそれらが介入してくる。 でも香澄からこの人の部屋で怪我したってメールきて、そろそろ詳しく知っといていいかもと思って読み返してきた。 「………。」
***
冷泉慧鶴。 現在39歳。独身。1976年9月6日生まれ。乙女座。O型。身長約170センチ。体重約50キロ。 冷泉美遊が海外滞在中に妊娠した子供。 「………。」 …無計画な子ども。冷泉の家の人でも、俺も会ったことある誠人さんの友達っていうじーちゃんとは、距離感どれくらいなんだろ。慧清じーちゃん。 父親、Ігор Апостол。読み全然わかんねー…イゴール・アポーストル…? ウクライナ人。 結婚後に日本で美遊と夫婦生活を始める。慧鶴が10歳の時に蒸発するまで、父親は日本語が喋れず、読み書きもほぼできなかったため日本語能力が問題になり日本国籍を得られなかった。地域にも冷泉家にもなじめず、職にもつけず、家の中は美遊がとり仕切っており、ほぼ家で美遊の収入だけを頼りに引きこもりに近い生活を送っていた。 現在も父親の行方は不明。それらしき人物の病院受診歴なども今日まで無し、遺体も見つかっていない。 …個人特定が不可能なほど損傷した遺体はおいといて、もし死んでないなら誰かに匿われてんのかな、情報のままなら不法滞在中ってことかな。 あの人の外見、色素から骨格までほぼ完全に日本人じゃなかったけど、半分はウクライナか…美男美女大国じゃん。多民族国家だから色素も容姿も幅広いけど、その中でも父親は色素薄いほうだったのかな… あ、画質悪いけど写真ある、父親の…劇団員でモデルだったのか…だから写真も多く残ってんのか。母親の写真もある。すんごい美男美女夫婦…確かに足して割ったらあの人かも。 今だからあの人のあの色素ってこの国でそんなに珍しくもないけど、俺みたいに染めまくってるやつとかもいるし、…でもあの人が子どもの頃ってまだ2000年にもなってない。成長過程で何か人格形成に影響する程度には目立ったのかもしれない。 父親の蒸発後、母親は慧鶴に異様に執着するようになった。歩いて通えるような距離への場所でも車で送迎したり、慧鶴にGPSを所持させて常に居場所を把握しようとする行為など。のちに母親は心療内科を受診、現在も定期的な通院やカウンセリングを継続、入退院をしている。 …ここまででもその母親ってのがあの人に他にどういうこともしてたか、かなり現実的な想像ができる。それでも想像の域は出ないけど…。 高校入学直後にクラスメイトから集団暴行を受けたとの報告が学校側に一度だけ有った痕跡。しかしその後、いっさいの情報なし。加害者も被害当事者の慧鶴も暴行を否定している。 …否定。受け入れられない、脅されていた、面倒ごとを嫌った、狂言、事実なにもなかった、…可能性も心情も多岐にわたりすぎる、どうともいえないな。 大学在学中にクラスメイトの名廊直人と短期間の交際と同棲。名廊直人は慧鶴の実家で母親の美遊に暴力を振い、軽傷だが昏倒させる怪我を負わせている。 …直にぃ…。やっぱここでもやらかしてた。 名廊直人以外の他の人間との交際歴は無し。…なし? あれだけイケメンでコミュ強でモテそうなのに。美形すぎると近寄りがたくなるとか? そうじゃないなら告られたの全部断り通してるのか? 院を卒業後、美術講師として働くが、どこか特定の大学に腰を据えて所属したことはない。美術雑誌への寄稿文や、美術指南役のような立場でのテレビ出演、美術館併設時にアドバイザーとして参加、知人の芸術家たちの個展やパーティなどの企画の手伝い、海外のディーラーとのやりとりを引き受けるなど、広い人脈を使って多くの仕事を常に兼任している。 極度の潔癖症と強迫性障害を本人が公言している。公私にわたって手袋を着用しての行動が多い。昨年までは常に黒い細身のハイネックを着込んだ姿で目撃されていた。昨年以後、装いに若干の変化あり。 …去年になにかあったかな、香澄に聞いたら知ってるかな。 他人と食事を共にしたり触れ合ったり体液を直視することが困難である。単独の時間になにがどこまで可能なのかは不明。 趣味、乗馬。…潔癖症の荒療治か? 愛馬の名はベルモント。引退した元競走馬で、数頭の馬と馬場を持つ友人の所有する馬。 食事や他人との接触もやむを得ない場合はそつなく可能。あとから体調を崩している目撃例あり。 リウマチにやや似た疼痛で幼少期から複数の病院を受診しているが、原因も病名も未だ不明。 ネットでの風評被害多数。盗撮画像や過去の卒業アルバムの写真などがSNSや匿名掲示板でこれまでに繰り返し拡散され、便乗した真偽不明の噂や加工画像が出回り、身元や職の特定、住居へのつきまといや嫌がらせなどに至っている。事件化されたことはない。 定住を嫌い、定期的にかな���の頻度で引越している。
…こんくらいか。 情報あっても、いろいろと、分かんないといえば分かんない、けど、フツーに考えたらこれは、屈折するんじゃないの。
***
と、一昨日の夜に読んだときは思った。
ぱっと見ではどこも屈折してる風には見えない、なら、より根深い。 前に会ったときはここに直にぃも居た。この人はあのとき、直にぃにはつっけんどんで無遠慮でちょっと仕草も横柄で乱暴で、直にぃには一度も、笑いかけなかった。 直にぃとそれなりに遠慮のない関係を築けててあれがこの人の自然体なのか、それともこの人も情香さんみたいに直にぃに対して世間的な外面が通用しないし無意味だとわかっててああしてるのか。どっちにしたって俺たちへのにこやかな態度がまったくの嘘偽りの演技ってことになるわけでもない、んだけど…
香澄がこの人に菓子折渡して、 全然怒ってないしガラス片ぶちまけられた異様な部屋と乖離するレベルで機嫌も愛想もいいその人にどう探りをいれるか迷ってたら、隣で香澄がふらつきだした。 俺が熱あるって咄嗟に嘘ついたらマジで熱出てきちゃった… 「香澄? 具合悪い?」 額に手を当ててみる。37.5度くらいか。香澄の平熱いくつだっけ…なんにしても普段から体温高い方ではないな。 「平気だよ、あともう帰るだけで予定ないし…」 にこにこしてなんとか普通っぽく立ってる香澄に頭突きでも食らわそうかと思ってやめる。病人に頭突きはないな。 これから急いでタクシーで香澄を直にぃのとこに送り届けて…いや、病院…まだ微熱だし…うーん… 俺が自分が巻いてたマフラー外して、ストールだけの香澄の肩と首にぐるぐる巻いてあったかくしてたら、突然香澄の背後から香澄の体にふかふかの毛布がかけられた。 頭からかぶってオバケみたいになってるのを香澄が隙間からぴょこっと頭のてっぺんを出して後ろを振り返る。 「熱が下がるまで寝室で寝てろ」 当然のことみたいに提案されて俺も香澄もちょっとフリーズする。その人は俺たちの反応に穏やかに笑いながら続けた。 「寝室三つあるからしばらく泊まってってもいいぞ、俺が寝る場所に困るってこたぁねえから」 香澄と顔を見合わせる。…これって潔癖症なのにめっちゃ気を遣わせてる感じ? でもすぐ帰るって流れをこの人の提案がわざわざぶった切ってるし…? 二人で目線だけで会話してたらその人はさっさと寝室整え始めた。整えるほど散らかってもなさそうだけど… 「嫌ならそう言えよ、その時は病院か直人の家まで車出すからな」 香澄はその人と俺を散々交互に見てから、泊まるかどうかはともかく、しばらくここで休ませてもらうことに決めた。
俺も少し脚が痛かったから、香澄についてないでおとなしく家に帰ることにする。 昨日���俺が拗ねてラインのアイコンを絢ちゃんから経口補水液に変えたら親バカ二人が動揺してたから …てのはまぁいつものうちのネタだけど。 俺個人にとってのこの人の脅威がどの程度かはなんとなく把握した。あとは香澄と、ついでに直にぃ。 多分、香澄に危害を加えられることはない。香澄への感情だけがイマイチ読めないけど、無駄なリスクを犯さない人ではあると思う。
タクシーで帰りながら考える。 きっと誰も一生招き入れられることを想定されてなかった生活空間。そこに踏み込んだ香澄と、それを許したあの人。潔癖症の枠から完全に逸脱した香澄への咄嗟の態度。 ここまで予想通りで、完全な不慮の事故なら、自分に対する否定的な感情に呑まれて、今日来た俺たちに応対もできないほどネガティブになっててもおかしくない、でもそうじゃなかった、無理もしてないようにみえた。 データの中で特に考慮に困った一文… ”胎内では双生児だったが、多胎の妊娠・出産に母胎が耐えられず、養育も困難であるなど多くの点から、片方の胎児を胎内で間引くことが検討されていたが、その期間にストレスから母親が心身の調子を崩し、結果的に片方の胎児が胎内で死亡した、生存した方の胎児が慧鶴である” …気にしない人ならこんなの忘れて生きてる。産まれたのは自分一人だから。あの人はどうかな。 生まれる前に死んで自分に吸収された片割れの存在が、あの人に絶対的な自己肯定感を保ち続ける責務を負わせてるのかもしれない。 ーーー自分を苛む常態と、誰からも苛まれてはならない義務感が、あの人を単純に病んだ人格にさせることを拒み続けたなら、 自己の外側のものであって同時に自分だけに常に向く「自室」が、あの状態なのはーーー自然だ。
…直にぃ。前に話しついでにあの人を、ガラス細工のようだって言って���。 ”無色透明なガラス細工と似てる。…色がないみたいだけど、外からのものを歪めて身に宿して輝く、眩しいほどの美しさは本人の中の精巧で繊細な屈折率で光を内側で反射し合ってるから” 残酷な例えだな。 関係が深いだけあっておそらく結構的を得てそうだし。 壊れやすいものを前にいつまでもその脆さに美しいなんて魅入ってたら、次の瞬間には簡単に壊れて終わりかもしれないのに。 …さすがに香澄に対してはそういうとこは改善されてきてるみたいだけど。顔の傷痕を消してるから。
壊れたガラスはただのガラクタでもある、ゴミでもある、同時に周囲を無差別に傷つけるむき出しの凶器そのものでもある。 香澄が今夜あの人の部屋に泊まってってどうなるのかは、俺にもわからない。
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日記 / 12.20 / A pound of pictures
手にした重量感は、確かに自分がそれを所有したり、自分の眼差しによって見たもののような経験を味わせるように錯覚させてくる。写真集が量り売りされているというので、表参道にあるTwelvebooksに向かった。「1kg=4400円」という単位で売られているセール・イベントだ。流通のプロセスで傷がついたり、ページが破れたり、角が折れてしまったり。店頭に出せないB判定品となってしまったデッドストックを再び流通に乗せるという試みだという。
思い返すのは、写真集団マグナムに所属するアメリカの写真家、アレック・ソスの最新作「A pound of pictures」だ。8x10の大判フィルムカメラでアメリカの人々のポートレイトや風景をドキュメントし、アメリカ社会の姿を写すことで有名なアレックは「この本の中の写真には、きらきらと輝く表面以外に意味はありません」と前置きを語る。そして、「この作品群はイメージが作られるプロセスについての写真です。夢中になれる具体的な世界に入りこみ、光や時間などの一時的なものと目玉や映画などの身体的なものの間につながりを作り出すことをテーマにしています」と続けるのだ。
この作品を作るにあたって、エイブラハム・リンカーン大統領の葬儀列車の足跡をたどることから始めようとしたというが、アレックはそのプロジェクトではないと決断し、膨大な写真のイメージの概念を描こうとした。(マグナムの一人、ポール・フスコはロバート・ケネディの葬儀列車を見送る人々を列車の中から移したRFKは伝説的写真集であり、こうして葬儀列車が走ったのは、リンカーン以来だった)。そこで、アレックは写真が量り売りされていることに着眼点を置いた。撮影者が不明の写真たちは「Found photo(ファウンド・フォト)」と呼ばれている。eBayなどでも束で量り売りされていることが確認できる。実際、アレックは「A pound of picture」の写真集の中にランダムで5枚、ファウンドフォトの複製プリントを織り交ぜており、開くと誰が撮ったのかもわからないアメリカで生きる市井の人々が撮ったであろう光景に巡り合う。
その巡り合わせはまさに、写真集の山をかき分け、自分が欲しかった写真集や予期せぬ出会いを期待しながらディグる作業は、まさにソスの写真集のタイトルのように、膨大なイメージの束から見つけ出すような感覚だった。
伏線回収は見事に起きた。心が踊った。黄色いプラスチックボックスのなかにある写真集が光っているのだ。こういうときは、光って見える。光石のように存在感を放っていたのは、もちろん「A pound of picture」。紛れ込んでいるその一冊に出会い、ニヤけるほかなかった。このTwelvebooksに訪れたのは、7月にアレックが来日して交流会イベントがあって本人に会いに来たとき以来。ときとして、こういうことが起きると思うと浮足立ってしまう。ただ、すでに僕は所有していたので、必要な人が手にできればいいと思ったからボックスに戻すと、すぐに嬉しそうに手に取り脇に抱えながら笑顔の海外の人がいた。ぼくは「Sugar paper theories」というアイスランド史上最大の殺���事件捜査をビジュアルストーリーテリングで描いた写真集を見つけ出し、持っていると「それはとても奥行きのあるドキュメンタリーだ。いいものを選んだね」と言ってくれた。普段生活する世界とは遠い世界を結びつけてくれるきっかけを与えてくれる写真集の力を思うのだ。
接続し得ない写真たちが次から次へと物語を編んでいくことを体感した。そして、ぼくは元々欲しかった写真集も見つけ出し計4冊選んだ。重量計にドサッと乗っけると、針が時計回りに振れる。3kgを指して値段が決まるその光景に、写真とは、物体・フィジカルとして経験に残ることで価値の見出し方が大きく変わり、重みとして身体的に刻まれるということを改めて強く認識したのだった。この経験は意図せずして前日から続くものだった。
◇◇◇
「写真を手にとってもらい、指紋が残ることで、自分とは切っても切り離せない世界として感じ取ってもらいたいんですよね」。そう口にしたのは、写真家の児玉浩宜さんだ。ロシア軍のウクライナ侵攻が始まって間もない2022年3月上旬から3度に渡って渡航して取材撮影を重ね、写真集「Notes in Ukraine」を刊行した。その記念トークイベントが下北沢の本屋「B&B」で行われていて、写真展の意図を語った。
児玉さんが写してきたのは、僕たちが目にする典型的といえるような戦禍の惨状を写した報道写真ではない。攻撃を受けたマンションや様々な施設、荒廃した場所なども記録しているのだが、凄惨で残虐な光景よりも脳裏に刻まれるのは、戦時下のウクライナで今を生きる人々の姿だ。多くの報道カメラマンが扱うような堅牢性に長けたデジタル一眼レフは扱っていない。1本のフィルムで15枚ほどしか記録できない、中判フィルムカメラで撮られているのがそもそも大きな違いだ。フィルムに焼き付け、粒子を感じることのできる丁寧なポートレイトは、日常が非日常になってしまったウクライナの姿を刻銘と残している。
3月に西部の首都チェルニウツィーからビデオ電話で取材に応じてくれたときに聞いた言葉が印象的だった。「センセーショナルな映像はしかし消費されやすい。1日たってしまえば忘れられてしまう」。凄惨なイメージ(写真・映像など)は大河を流れる濁流のようにものすごいスピードで川岸をえぐるようにして過ぎ去り、僕達はあたかもそれを想像できる痛みとして受け止めるのだが ーこの痛みについては、アメリカの作家、スーザン・ソンタグが「他者の苦痛へのまなざし」で「想像できない」として突きつけるようにして警鐘を鳴らす― 、あまりに強烈なイメージについて実際は受け止めることは到底できず、忘却の彼方へと消えていってしまう。
元々NHKの報道カメラマンとして東日本大震災で被災した東北の地を取材��た経験がある児玉さんは「涙を誘うようなシーンを求められているような空気」に違和感を覚えた経験があると言っていた。感情に訴えるわかりやすさが重要視され、現場に行かなければわからない奥行きへ眼差しを送ることを拒絶するような報道のありように疑問を呈した。しかし、フィルムに焼き付けることで、情報がスピーディーに拡散されていく時間軸、そして忘却に抗えるのだと体現している。
遠い異国の戦争を我が事に捉えようと意識しようとできるかもしれないが、実際には困難かもしれない。児玉さんはしかし「まだ答えを出すには早急すぎる」と言う。当初から「写真が5年後、10年後、そのまた何年も後になって意味が見いだせるものとして人々に働きかけるかもしれない」と言っていた。写真集や展示でも、実際にウクライナでともに釣りを興じた親子の写真が気に入っていると言うが、選定から漏れた写真もどれも「大切なもの」だという。「写真一枚が戦争を止めるというフォトジャーナリズムの大義を掲げることなんて自分はできない」と割り切る、その実直な姿勢に写真の「分かりやすさから距離を置く」ことの重要性を学び取る。
そんな背景を思い出しながら、展示の意図は児玉さんの思考が形になっていたと思った。
大きな平台に置かれているのは、フィルムカメラで写し取ったウクライナの人々のポートレイトや風景が印刷されたL判サイズプリント。3〜4枚ほどが1セットとなり、列をなす。そして隅っこのボックスには、重量を感じる束となって置かれている。ぼくはその写真の束を手に取り、次々と手を動かしながら写真を見ていく。児玉さんが言ったように、指紋は残り、「私」が手を触れたことが写真にも身体的にも刻まれていく。そして感じたのが、束になっている写真を一つ一つ見ていくその感覚が、「私」がウクライナの街を歩きながら、見ているような気持ちにさせるということだった。知らない世界と私が接続しているような錯覚に陥り、いつしか、手にしたイメージによって編み出された世界を無視してはいけない、向き合わなければならないという感情を呼び起こされていた。
児玉さんは自らを「そこまでアクティブじゃない」と言う。ウクライナにいっても憂鬱だった日が多かったという。何か理由を見つけて重い腰を上げて外に出る。そして街を歩いて、人に声をかけて写真を撮らせてもらう。写真展では、児玉さんが見てきた風景をともに見ているよな錯覚に陥らせ、孤独さを紛らわしてくれるように思えた。
B&Bのトークで眠れなかったり憂鬱なときはYoutubeでトラック運転手の視点で撮られた「ロードムービー」を見ると落ち着くことができると言っていたことが印象に残っている。深夜に目が冷めて、しんどいなと思っても「運転手のこいつはまだ運転しているのか」とどこかふと気持ちが軽くなるらしい。過ぎ去っていく取り留めもない光景があるからこそ、生きていることを確かめられる。児玉さんは、ウクライナに足を運んで、日々歩くことで自分が戦争の中で生きていることを確かめていたのではないかと推察する。
◇◇◇
児玉さんが残した「生」の概念を、膨大なイメージを手に取ることにとって感じ取る。そ���は、写真の束を世界にある様々な光景の断片として、この社会を生きる僕たちが現実に起きている諸問題が切っても切り離せない事象であることを突きつける。平台に置かれた小さなプリントは、児玉さんが撮ったものでありながら、ぼくの知らない人々や光景が児玉さんに写してくれと言わんばかりにたただたこの世界に散らばる星のように存在する「ファウンドフォト」だった。
哲学者でアナキズムについて研究��ている長崎大准教授の森元斎さんがトークで示唆していたのは「星を結べば星座として立ち上がってくる」ということだった。児玉さん自ら、正義感を押し出したフォトジャーナリズムを掲げて戦地へ赴いたということではないと公言しているし、「意味を早急に捉える必要性はない」と語っているからこそ、余計にその星座が浮かび上がってくるように感じる。戦争が起きている現実世界の時間軸においてほんの一瞬(カメラの話をすればシャッターのスピードである。1/30〜1/500秒あたりであろう)を切り取っているからだ。
児玉さんは、この写真集は「まだまだ終わりではなく、これが始まり」と言っていた。点を打ち続けること、その点を結んでいくこと。それは暗闇の中で夜空を見上げて、光を放つ星々を指でなぞりながら結んでいき、星座としてのイメージ、新たな像を立ち上がらせていくことにほかならない。
まだまだ収束の見えない、ウクライナ侵攻。多くの人々が避難を余儀なくされ、難民としての生活も強いられている。既存のマスメディアによって流通するイメージや為政者の雄弁ではなく、ぼくたちは戦時下の今という「点」を残した児玉さんの写真の”束”から答えを探る一歩を踏み出せるのかもしれない。僕たちが想像できないような現実を掴み取り、自分ごととして捉えていこうとする行為を児玉さんは、写真を見る受け手とともに共有しようとしているのではないかと思う。写真の不確かさを力に変えていくことを信じているように。
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その年を締め括る論考がぼちぼち出始める頃と、報道各紙に目を通しながら感じていたところで、宇野先生の「日本社会が持たねばならない危機感」は、一読されることをお奨めします。 ボク個人が総じて感じたことは「ニッポン政治がバカになった」ということである。そしてそれを冷笑するということではなく、危機感をもって声に出すことだと思っています。 本日のご法度切抜きシリーズ 東京新聞 2022.12.18 朝刊より ************************************************ 議論欠如の「歴史的1年」 2022年は、世界にとって、日本にとって、歴史的な一年として記憶されるだろう。世界について言うまでもない。ロシアによるウクライナ侵攻は、暴力によって多くの無辜の民の命を奪ったばかりでなく、世界の分断を加速し、国際的な緊張をもたらした。軍事費の増大はエネルギーや物資の価格高騰とあいまって、人々の生活を直撃している。影響は今年行われた各国の選挙にも及び、世界の前途には暗雲が漂う。 日本もまた同様である。とくに年の後半になって、今後に大きな影響を持つ出来事が続いた。安倍晋三元首相の銃撃事件はそれ自体として大きな衝撃であったが、事件を契機に、旧統一教会問題と安倍氏の国葬問題が世論を揺るがすことになった。旧統一教会問題は、日本政治の暗部を浮き上がらせると同時に、政界の自浄能力の欠如を露呈した。根拠と基準の欠けた国葬の決定は、世論の分断を加速させるばかりであった。 ◇◆◇ 日本という国の土台となる方針の変更が、にわかに進んだことも重要である。東京電力福島第一原発事故以来、日本のエネルギー政策についてはさまざまな議論がなされてきた。それが突如大きく動き出したのが二〇二二年である。国際情勢の変化を背景に岸田文雄首相は、既存の原発の再稼働のみならず、新増設や次世代型原発の開発へと大きく踏み出した。運転期間についても、六十年の上限の撤廃が検討されている。 なるほどエネルギー危機が進むなか、日本社会を支えるエネルギーのあり方を考えることは急務であろう。脱炭素社会を目指した社会の取り組みも不可欠である。とはいえ、巨大な原発事故を経験し、多くの人々が故郷を奪われた日本社会において、原子力エネルギー政策をめぐる大きな転換が、かくも簡単に実現してしまうことには危惧を感じる。 はたして日本社会��よって立つエネルギーのあり方について、国民的な合意は形成されているのか。そもそも再生可能エネルギーへの取り組みは十分に試みられたのか。国際的なエネルギー危機に押される形で、日本の大きな方針転換が本質的な議論もなしに進んでいるとすれば深刻である。 ◇◆◇ 敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有についても、事態が大きく進むことになった。敵国のミサイル発射拠点をたたく能力を持てば、攻撃を思いとどまらせることができる。それゆえに、それは自衛の手段にほかならない。このような説明がしばしばなされるが、敵国に攻撃の兆候あれば攻撃できるという以上、専守防衛の原則が大きく変更となることは明らかである。どれだけの能力を持てば相手を抑止できるかわからない以上、相互の軍拡競争に歯止めがかからなくなる危険性も大きい。 そしてそのための防衛予算の増加である。政府は五年間で四十三兆円への増額を打ち出したが、「国内総生産(GDP)比2%超」という数字ありきに思えてならない。はたしてこの目標にどれほどの根拠があるのか。開かれた議論が十分になされたのか。財源についても明確な見通しがあるのか。疑問は尽きない。 大きな転換がしっかりとした議論もなしに進められるとすれば、民主主義の危機である。二〇二二年を「いつの間にか日本の未来が決まっていた」年にしてはならない。今が踏ん張りどころである。 #東京新聞 #時代を読む https://www.instagram.com/p/CmS74w8yncF/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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中国は、石油と鉄鉱石の世界最大の買い手である。自分たちが「えらい客は店に無理を言える」というおごりから、自分たちが石油の価格決定権をもっており、石炭や鉄鉱石の価格決定権ももつべきだ、とおもったのでした。政治的理由で豪州の石炭購入を減らして、豪州の石炭生産と失業増加という影響を与えようとしたのです。豪州炭の8割が中国向けの輸出で、2018年から中国は豪州鉄鉱石の購入を大幅に下げ、価格を20%下落させました。豪州も最初は大変焦って、中国に経済と政治をいっしょくたにしないようにとお願いしたのですが、中国はもう自分たちが勝ったも同然だと思い上がって、多くの豪州炭を積んだ輸送船を中国の港で荷下ろしさせないようにしたのでした。しかし、これは所詮、浅はかな考えでした。制裁の1年後の2020年10月、中国は国内炭の生産能力、風力発電の変動、経済需要の急増などさまざまな要因で、各地で電力不足に陥ってしまったのです。こうした状況の下で、中国では多くの港でそっと豪州炭を荷下ろしし始めたのでした。国際市場における鉄鉱石の需給変化だけでなく、中国自身もエネルギー問題に直面し、1年前に止めていた豪州炭輸入をひっそりと再開したのです。
何清漣★ウクライナ戦争で重要性が浮き彫りになった資源確保問題 2022年4月29日|暇爺|note
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ゲンロンβ37読者アンケートより
こんにちは。ゲンロン代表の上田洋子です。Tumblrへの投稿はあまりに久しぶりで、手探りでの作業です (汗)
『ゲンロン10』の原稿執筆に邁進している東浩紀に代わって、読者の皆様から寄せられた『ゲンロンβ37』の感想をご紹介させていただきます。『ゲンロンβ』は弊社ゲンロンが発行している月刊の電子批評誌です。37の目次はゲンロンショップのサイトからどうぞ。このサイトではePub版をご購入いただけます。amazonでkindle版の販売もあります!
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6月刊行の東浩紀の新著『テーマパーク化する地球』、みなさんもう読んでいただいていますか。震災後のテクストから、旅と慰霊、テーマパークと批評を軸に編んだ著者自選のエッセイ集です。「人間が人間でいるために」悩みながら思考する東浩紀のテクストを追っていると、わたしたちがどういう時代に生きているのか、深く考えてしまいます。まだお持ちでない方は、ぜひご購入ください! 一般書店のほか、ゲンロンショップ、amazonでも販売しています。
β37では、この『テーマパーク化する地球』から、表題作「テーマパーク化する地球」のうちの「2012年3月 カリブ海」および「ニセコの複数の風景(スケープ)」を掲載しています。まずはこちらの論考への感想をご紹介します。
テーマパーク化する地球、毎晩、一つ二つ読んでから寝ています。なんと贅沢なことかと感じます。とびきりの思考と散文を幾晩も味わえる喜び!東さんの文章はリーダブルで、かつ、再読、再々読に耐える。Strategy, scope, structure, skeletonが半端ではないからです。その上で平易なあるいはノンシャランとしたsurfaceがかぶせられている。
「幼児や高齢者や障害者といった社会的弱者が安心して船旅を楽しめるのは、このクルーズが徹底して「嘘」で守られているからである。」高度な資本主義が、公共性を達成してしまう逆説。この一節を読んで、サブプライムローンのことをふと思い出しました。リーマンショックの元凶と呼ばれる仕組みに、果たしてそのような逆説はなかったのだろうか。とんだ見当外れだったとしても、そんな風に読者を別の思考へと誘う力を秘めた考察に満ちた新しい観光の手引きです。
建築設計事務所で主に公共建築の意匠設計に携わりながら、家では三児(4歳、2歳、0歳)の父である僕にとって、今回の東さんの文章は深く考えさせられるものでした。設計者としての自分の中には、テーマパークやショッピングモールなどが持つ「嘘」に対して、これまで受けてきた建築教育に起因する拒否反応があって、自分としては出来るだけ「嘘を排除した本物」を作りたいと考えている所がありました。一方、休日の父としての僕はというと、そんな「嘘」をまとった(と設計者の僕が感じている)ショッピングモールやテーマパークを頻繁に利用しているのでした。
テーマパーク(やショッピングモール)を「新しい公共空間」として眺める東さんの視点は、設計者としての僕にとっては非常に新しいものであると同時に、父としての僕にとってはとても自然な考え方として了解可能なものでした。そんな少し矛盾した自分の感覚をうまく統合しながら、新しい公共のあり方について考えてみたいと、今回の東さんの文章を読んで思うようになりました。
みなさん掲載論考だけでなく、書籍全体に感想をくださっていてありがたいです。『テーマパーク化する地球』読者アンケートは8月末日まで受け付けていますので、まだのかたはぜひこちらにご感想をお願いします!(アマゾンレビューもぜひ。。)著者も編集者も、読者の反応が気になってしょうがないのが正直なところですw
あいちトリエンナーレでジェンダーフリー旋風を巻き起こしている津田大介さんによる特別寄稿「ジャーナリストが芸術監督になるということ」もたいへん人気でした。
かつて平田オリザが、新しい芸術は(アートは)手の内を見せて、なおかつワンダーをもたらすものだ。と書いていました(少し言葉は違うかもしれません)。津田さんが、ここでやっておられることは、まさにこれです。あいちトリエンナーレ2019の舞台裏を、芸術監督としての広報戦略をばらっと開示している。それも、かなり具体的に踏み込んで。ゲンロン、東さんとの関係なしには書かれ得なかった、また読まれ得なかった文章だと思います。あいちトリエンナーレ見に行きます。よろしくお願いします。
津田大介さんの論考で面白かった点は、あいちトリエンナーレの具体的なアクション決定に至るまでの文脈が分かりやすく示されていた点です。津田さんの意思決定の重要な場面で常に東浩紀さんとの関わりが示唆され、人との関係性の中であいトリが今の姿になったことが筋道を立て説明されていたところにこの論考の良さを感じました。あいトリに関する情報が平板なものから、立体的になるような論考でした。
津田さんの問題提起をきっかけに、さまざまな議論が交わされるようになっていますね。これまで美術に関心を持たなかったかたでも、今年は行ってみよう、と思われたかたは少なくないのではないでしょうか。わたしもあいちトリエンナーレは楽しみです!
人気の「つながりロシア」、この号では保坂三四郎さんに、ユーロマイダン革命から5年が過ぎたウクライナについて書いていただきました。古くからの会員のかたはご存じかと思いますが、保坂さんに���以前、このメルマガが別の名前だった時代に、セルゲイ(セルヒー)・ミールヌイさんのチェルノブイリ事故処理作業を扱ったドキュメンタリー小説を翻訳・連載していただいていたのです。いまはウクライナ在住で、ウクライナ語も堪能でいらっしゃる保坂さんの現地レポート、前号の高橋沙奈美さんのウクライナ正教会分裂についての論考とならんで、とても貴重な最新情報が満載でした。
この論考は記憶継承のあまりの難しさを構成の面からしっかりと示している部分にすごみを感じました。非共産化の話から始まり、ユーロマイダンへ至り、選挙の話が少し語られるという内容の論考でしたが、これは恐ろしい構成だと思います。様々な形で記憶を継承し、大祖国戦争を第二次世界大戦と公式な場面で言い換えたりと策を講じ、実行に移し、ある程度の成果が上がったのにもかかわらず、歴史がイシューにならなければ選挙に勝てないことが国のお財布を管理しているかのような若者同士の会話の挿話とともに語られます。五年という短い期間のあまりの長さについて考えてしまいました。
ゲンロンβは毎号、無知な私に地誌や歴史の生々しい切断面を伝えてくれます。ユーロマイダン。ニュースの解説程度には知っていました。しかし、当たり前のことではありますが、その一言の中に、人々の暮らしが、いや、もっと有り体に言うと生と死がうずたかく積み込まれているのでした。
押さえた筆致にかえってその匂いと光景を思い浮かべずにはおれません。 つながりロシア、ゆっくり何度も読み返します。いつか来るかもしれない「次」にそなえて。人の喜びと憎しみがいかに衝突し和解するのか、一神教を持たない私が、決断を迫られたときに、どうするのかのレッスンになるから。
そして、星野博美さんの「世界は五反田から始まった」。この号では五反田に遊びに来た香港の友人たちとの会話から、香港と五反田の歴史が展開されていくエッセイでした。デモに湧く香港の話題でわかりやすかったのはもちろん、文章も今回からぐっと文学的になり、今後の展開がとても楽しみです。
今回は、香港の祝日を通して、香港と中国の関係性を記したところから始まる。香港のデモも今まさに実施されていて、タイムリーである。星野さんのTwitterから憂慮が伝わる。そして、星野さんと親友家族の会話や質問から始まる五反田と香港の類似と差異。彼との会話、そして彼のリアクションの後に記される星野さんの思索という文章のリズムが心地よく、引き込まれる。後半は戦争にまつわる話が出てきたことで、少し重たい感じもしたが、なぜ今の風景があるのか外部の視座と会話から広がっていく世界を疑似体験した気がする。
さて、β37からはじまった「読者の声」、思いもよらぬ反響がありました。
今回、特にうれしかったのは「【新コーナー】読者の声」でした。
この企画が単なる運営・制作と読者の交流の場ではなく、多様な読者が交差・交通するものになると良いなと思います。そんな試行錯誤として。
亡霊建築論 第1回 ロシア構成主義建築と、アンビルトのプログラムの感想「建てることに抗うようなアンビルトのプログラムが組み込まれた建築」プログラムが組み込まれた、という考え方は思いつきませんでした。そんな目も携えて次回の稿を待ちます。
スマホの写真論 第20回 グーグルがあなたの『思い出』を決めるの感想「子供の成長をスマホで撮影し続けると、撮影する側の親は観察者であるが、被写体である子供はその大量の幼少期の写真をどう受け止めるのか?」映像作品で登場人物(しばしば亡くなっている)の幼い頃のビデオを見る人物(大抵親か本人)というのは定番に近い演出だと思いますが、これが大量になり、デジタルになり、しかもクラウドに残されているというのは、確かにクラクラするような状況だと思いました。考えること、表現できることがたくさんありそうです。
SNSで読者同士が意見を交わしていらしたり、会員同士がつながったりしているのを見かけることがありますが、あれはじつはとても嬉しいんです。テキストと読者、著者と読者だけでなく、読者と読者をつなげる雑誌を目指したいです。
なお、「毎号楽しみにしています」「保坂さんの記事をはじめとして分量も質も濃い内容だった」「津田さんが見事に仕事をまとめあげた過程を拝見できてよかったです」といった短いご感想も嬉しく拝読しています。長くても短くても、どんなものでもけっこうですので、ぜひご感想をお寄せください!
と書いているあいだに『ゲンロンβ38』が配信されました!!読者のみなさまのご感想、お待ちしております!!!!!次号のアンケートはこちらからお願いします。
友の会へのご入会もお待ちしております〜
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)6月26日(水曜日)
通巻第8305号 <前日発行>
JDヴァンス、って誰? トランプの副大統領候補に急浮上
中絶反対、同性婚反対、カソリックに改宗したベストセラー作家
************************************
日本では読書好き、映画マニアなら彼の名前を知っているかも知れない。
ちょうどトランプの息子のような若さ。39歳。ジェームズ・デイヴィッド・ヴァンスは自伝的な小説『ヒルビリー・エレジー』を書いて世界的なベストセラーとなった。日本語訳は原題そのものの『ヒルビリー・エレジー』、中国語訳は『絶望者之歌』である。ほかにイタリア語、ポーランド語、フランス語版もある。映画の邦題は『郷愁の哀歌』だった。
この作品は白人労働者階層の悲哀を祖父母や故郷の人々との経験やアイデンティティ、そのアメリカの田舎の風景と心情を描き、多くの人々の共感を得た。
本人は故郷の公立高校を卒業し、海兵隊に入隊。イラクに派兵された。除隊後、オハイオ州立大学、イェール大学のロースクールで博士号。
政治的思想的には確立されたものがなかった。2016年にはトランプをヒトラーと批判していた。ところが政治的に目覚めたのだ。カソリックへの改宗は2017年だった。
2022年、オハイオ州の共和党予備前で、突如、上院選に名乗りを上げ、ドナルド・トランプの支持を得たため正式に共和党候補となった。勢いがついて、2022年の中間選挙で民主党候補のティム・ライアンを破り上院議員となった。政治経験のない人物がいきなり連邦上院議員だからメディアが注目するのは当然だろう。
JDヴァンスの政治的立場は殆どトランプである。
中絶反対、同性婚反対。ウクライナ支援をやめろ、イスラエル支持は継続。
突然の副大統領候補としての急浮上は6月23日のフィラデルフィアで即席にCBS記者が「副大統領候補を決めたか」との質問に対してトランプが、「すでに決めた。党大会前に発表するかもしれない。いま名前は明かせないが、私の四年のあと、つぎの八年で『アメリカを再び偉大な国家に再現できる人物』に決めたのだ」と発言したからである。
本命視されたニッキー・ヘィリーやダークホウスだったトゥルシー・ギャバードの可能性はこの発言で薄まった。
四年後を見据えると、若さでいえばヴァンスは44歳、現在、本命視され始めたマルコ・ルビオ議員は四年後にまだ57歳。ルビオはフロリダ州議会八年を経て2010年上院議員に当選し四期目、政治家としては四半世紀を超える政界のベテランでもあり、対中国強硬派として知られる。
ただしルビオは自身がキューバからの移民二世であり不法移民には寛大、モルモン教からカソリックへの改宗組であって、このあたりはトランプと共鳴しない。
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TEDにて
リフィク・アナドル:AIアートが人類の集団的記憶を高める方法
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
これからの未来のヴィジョンとしての大前提は・・・
チャットGPTなどのAGIは、人工知能時代には、セレンディピティ的な人生を良くしてくれるメッセージを伝えてくれることの他に貨幣を事前分配、再分配し��生活を下支えする役割に徹するべき。
例えば、GAFAMのようにアカウントに本人以外がアクセスしたら自動的にお知らせしてくれる方向性は良いサポートです。
データを絵筆に、メディア・アーティストのレフィク・アナドルは、失われつつある自然の驚異を視覚化するためにAIアルゴリズムを訓練している。
彼は人工サンゴ礁、花、熱帯雨林のイメージなど、最近の作品を美しく紹介し、こう考える: 私たちはAIを使って、消えゆく自然界の記憶を残すことができる��だろうか?
最初に断っておくが、あなたが見ているものは本物ではない。
これは、1億枚以上のサンゴの画像を使って学習させた、生成AIアルゴリズムによって作られた人工サンゴだ。世界中で、気候変動によって海水が住みにくくなり、サンゴ礁が急速に死滅している。
いつの日か、私たちはバーチャルな世界でサンゴのシミュレーションをすることしかできなくなるかもしれない。このプロジェクト「Coral Dreams」では、AIを使い、失われつつある自然を守りながら人工的な現実を作り出そうと試みています。
私はメディア・アーティスト兼ディレクターです。私のチームと私は、70年のような気もしますが、7年前からコラボレーターとしてジェネレーティブ人工知能を使っています。
私たちは、大規模で集中的かつ一般に利用可能なデータセットを活用し、自然、都市、文化など、私が人類の集合的記憶と呼ぶものを視覚化することによって、機械学習アルゴリズムを訓練しています。
パンデミック(世界的大流行)以来、私の関心は最大のデータセットをまとめ、人工的に自然を保存することにある。
私がジェネレーティブ人工知能に楽観的なのは、私たちの記憶を強化する可能性があるからだ。私たちアーティストは、自然を表現するだけでなく、デジタルの時代に自然に没頭する感覚を思い出すためにも、この可能性を活用することができる。
ジェネレーティブ人工知能は、あらゆる画像、音声、テキスト、さらには香りのデータを使ってアルゴリズムを訓練する可能性を生み出す。例えばこれは、16,000種、7500万枚以上の花の画像を使って学習させたアルゴリズム「Floral Dreams」だ。50万以上の香り分子を使用することで、これらの夢の香りを作り出すことができた。
では、私たちがその中に入っていくことのできる生きたアーカイブを想像してみよう。
その形、模様、色、香りを[再構築]し、常に再構築される宇宙を。私たちの生活はますますデジタルの世界に根付きつつあり、物理的なものとバーチャルなもの、テクノロジーと自然の境界は曖昧になりつつある。
ジェネレーティブ人工知能は、私たちが新しい現実を創造し、また可能性空間を通して現実に投影するのを助けてくれる。
私たちはその空間に行けるのだろうか?
自分の感情や感覚でその空間を満たすことができるだろうか?
大規模な言語モデルは、(さらなる可能性をもたらす)技術革新の長い旅の始まりにすぎない。
間もなく、テキストから画像へ、音へ、香りへ、そして生命へと、ハイパーモデルが探求されることになるだろう。
そして、アートにおけるジェネレーティブ人工知能の大きな課題は、オリジナルデータをいかにモデルに提供するかということだ。
今回のプロジェクト「Glacier Dreams」では、既存のモデルは使わないことにした。その代わりに、画像、音、香り、気候のデータを独自に収集することにした。最初の目的地であるアイスランドを旅することで、氷河に関する私たち自身の物語の始まりを捉えることができた。
私はまた、AIの能力は、自然界における人間の知恵と意識の複雑な歴史にマッピングできると考えている。
AIを使って、自然界に古くから伝わる知識を保存し、学ぶことはできないだろうか?
ブラジルの熱帯雨林、アマゾンのアクレに住むヤワナワ族の素晴らしい指導者たちに会ったとき、これが私の心に浮かんだ最初の疑問のひとつだった。私のメンターでありヒーローであるニキシワカ酋長と、彼らの文化保護と生態系の聖域を監督する創造的な力を持つプタニーだ。
私は、自然の中ですでに存在する知識を学び、記憶する彼らの方法に深くインスパイアされた。私たちは一緒に新しいプロジェクト、尊敬に満ちた共創とオープンソースのAI熱帯雨林モデルを始めた。このモデルを使えば、部族の深く集合的な知識に基づいて、ジェネレーティブ人工知能が絶滅した動植物を復元することもできる。
このプロジェクトは、古代の知恵を敬意をもって私たちの社会にもたらす助けとなるだろう。
私の願いは、いつの日かAIが全人類の集合的な記憶を映し出す鏡になることだ。そして、年齢や文化に関係なく、人々にインスピレーションや喜び、希望をもたらすことができると信じている。
ありがとう。
(個人的なアイデア)
イリヤ・サツキバーの数式をMMT(現代貨幣理論)とマクロ経済学からの視点で解釈してみると・・・
ある仮説に辿り着いた!
数式は「y=a/(2040-x)」でyはGNP。xは西暦の年数。ジェレーティブ人工知能が登場した2020年代から次第に急勾配になり
この先も数式どおりにGNPが成長すれば、2040年には無限大に到達する。
これまで人工知能時代に関したうっすらイメージ位のインスピレーションだったが、この数式が「様々な国家のGNPの推移」に当てはまる
という情報から確信に変わった!
この数式を根拠にすれば、基本的人権を貨幣数で表現できるかもしれない。ダニエル・カーネマンによると幸せを感じる年収は600万円あたり。
時給にすると時給3000円あたりと計算できるからこのあたりになるまで行政府は毎月の給付金をプラスして下支えをしていく基準にする。
資本主義なので競争はしてもらうけど、景気が冷えて時給が低くなりがちな時期は毎月の給付金を手厚く。
景気が加熱したら(中央銀行が金利を上げる前に)時給が上がりがちになるため毎月の給付金は年収に応じて減らしていく。
付加価値は、人と人にしか発生しないので対価としての貨幣は低収入者になればなるほど、多くの貨幣を国家が与える根拠にもなる。
サミュエルソンも「事前分配、再分配の給付金の支給」のアイデア以外は似たような事を言ってるけど最新の金融工学のテクノロジーは織り込まれていない。
このますます加速する人工知能時代とバランス、折り合いをとって同時に達成させていくことで・・・
このまま巡航速度で経済を成長させつつ、最新の金融工学のテクノロジーとインターネットをもってすれば・・・
働きながらも給付金を与える基本的人権的なベーシックインカム型も導入できるし、軽犯罪を急激に減少させる効果も確認されている。
参考までに
GDP(Gross Domestic Product)=「国内」総生産。GNP(Gross National Product)=「国民」総生産。1993SNAの導入に伴い、GNPの概念はなくなり、同様の概念として「GNI(Gross National Income)=国民総所得」が新たに導入された。
GDPは国内で一定期間内に生産されたモノやサービスの付加価値の合計額。 「国内」のため、日本企業が海外支店等で生産したモノやサービスの付加価値は含まない。
一方GNPは「国民」のため、国内に限らず、日本企業の海外支店等の所得も含んでいる。
以前は日本の景気を測る指標として、主としてGNPが用いられていたが、現在は国内の景気をより正確に反映する指標としてGDPが重視されている。
そして
前提として、公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
その後、西洋占星術でいう風の時代が到来。
2020年から新型コロナウイルスのパンデミック。
2022年から続いて、ロシアのウクライナ侵攻。
2023年では、幼稚ではあるが人工的な神のような回答するチャットGPTが登場。
「エピソード7意識のマップの数値と人工知能を訓練する計算回数が相似?」でも指摘しているように
兆候が顕在化してきています。
エピソード7の意識のマップでも、表示しているように、人工の神を創造するともなれば、その最初のステップで一神教が言うような全知全能の神ではなく
カイヨワも言い一神教も言うようなあらゆる悪魔が顕現するような可能性も否定できません。
よく一神教で登場すると言われるパンドラの箱の話に似ています。
ニックボストロムが言う「黒い玉」「死の玉」のことかもしれません。
Before 2022, this would not have been possible, but with Apple, Google, and Microsoft agreeing to expand the use of “passkey,” a passwordless authentication system…
2022年以前では、不可能だったが、Apple・Google・Microsoftがパスワードな しの認証システム「パスキー」の利用拡大に合意したことで・・・
…on the basis of high security and a high degree of privacy as well…
高いセキュリティと高度なプライバシーも基本にして・・・
…and if, as Ivan Pupilev says, all everyday objects have gesture interface capabilities…
イワン・プピレフの言うように日常的な物すべてにジェスチャーインターフェース機能を搭載していれば・・・
By integrating them with a common smart home standard, “Matter,” and making it possible to automatically connect to them by simply approaching them, assuming permission and authentication…
スマートホーム共通規格「Matter」で統合して近づけるだけで本人の許可、認証を前提とし自動接続できるようにすることで
It may be possible to customize even simple functions as complex functions by combining various devices in a stand-alone manner.
単体では、単純な機能でもさまざまな機器を組み合わせることで複雑な機能��してカスタマイズできるようにできるかもしれない。
In the past, OpenDoc, a technology developed by Apple to realize compound document and document-centered operation, was available.
かつて、OpenDoc(オープンドック)は、Appleが開発したコンパウンド・ドキュメントとドキュメント中心の操作実現する技術があったが
Can we extend this technology to shift from a document-centric to a gesture-centric interface?
これを拡張して、ドキュメント中心からジェスチャーインターフェース中心にできないだろうか?
If you want to work on a larger screen from your smartphone, iPhone, or iPad with a user interface by wearing the Oculus Dash or HoloLens from Oculus Quest
Oculus QuestにあるOculus DashやHoloLensなどを身につけることでユーザーインタフェースをスマートフォン、iPhone、iPadからもっと大きい画面で作業したい場合
It was usual to use a computer with a large screen, but now it is possible to use a huge screen! However, there were limits to the amount of money and placement of the display.
大画面のパソコンでというのが、普通でしたが、もっと、巨大な画面で!!という場合はディスプレイの金額的、配置場所にも限界がありました。
Virtual reality as the future of the holographic age, Virtual reality Virtual reality OS and its extension to the gesture interface center.
ホログラム時代の未来にあるものとして、Virtual reality バーチャルリアリティのOSとジェスチャーインターフェース中心への拡張
Seamlessly linked together, there will be no spatial limits, and you’ll be able to work in a small room with any number of huge, large screens that you can place anywhere in 360 degrees!
シームレスに連携させることで、空間的に限界は無くなり、小さな部屋でいくらでも巨大な大画面で360度どこにでも置いて作業できるようになります!!
For example, even if it is not possible to display 3D without wearing glasses like the gesture interface in the sci-fi movie “Iron Man”…
例えば、SF映画「アイアンマン」に出てくるジェスチャーインターフェイスのようにメガネをかけずに立体表示させるとまではいかないまでも
It may be possible to “make it look realistic by wearing special glasses” such as Oculus Dash and HoloLens in Oculus Quest, so…
Oculus QuestにあるOculus DashやHoloLensなど「特殊なメガネをかけることでリアルに見せる」ことはできそうなので・・・
It would be fun to display the setting panel of a simple function device that you touch through the special glasses as if it pops up from inside the device in CG in a hologram format (image: Genie Effect on Mac)
特殊なメガネを通して、触った単純な機能の機器の設定パネルをホログラム形式でCGで機器の中からポップアップするように表示してくれると楽しそう(イメージは、Macのジニーエフェクト)
警察比例の原則。
警察比例の原則。
警察比例の原則。
最近2023年から始まったジェネレーティブ人工知能の流行によって
ジェネレーティブ人工知能で作られたメディア(画像・映像など)が人々の目に触れる際には、情報源を開示するよう求めている(オープンAIなど10社が自主ガイドラインに署名した)
ヘンリー・マークラムの研究で脳のイメージが数値化されたデータから・・・
この膨大なデータをディープラーニングを搭載したジェネレーティブ人工知能に候補を複数映像化させる
こうすることでストーカーしかできない人工知能の問題を解消できる?かもしれない
憲法第19条にもあるように「内心の自由」正確に特定しないようにして
権力者の頭脳の中身をリアルタイムに複数映像化したことをチャットGPTに説明してもらう。
これは三つしかない内のひとつ。リカレント・ニューラル・ネットワークを使います。
この権力者の頭脳の中身をリアルタイムに映像化したことをニティシュ・パドマナバンの老眼鏡を含めた未来の自動オートフォーカス搭載メガネなどを用いて
特殊なメガネを通して、ホログラム形式でCGからポップアップ表示できる可能性もありそうです。
しかし
機械学習ディープラーニング物体検出データベースのことを「Darknet」と呼んでいます。
フェイフェイ・リー構築した機械学習ディープラーニング画像データベースのことを「ImageNet」と呼んでいます。
他には、今のところ、リカレント・ニューラルネット(RNN)フレームワークなど・・・
たった三つしかないのが2022年の現状です。
チャットGPTは、大規模言語モデル。
懸念されることとして、アメリカ政府が諜報に使用するエシュロンやPRISMに近い可能性もある。
Google検索データは、広告に使われるが、オープンAIはMicrosoftと資本提携で入力データが何に使用されるか?
これを明示していないという危険性がある可能性があります。
続いて
Could it be that Apple is developing its own search engine to compete with Google, which has reinvented semantic web search based on chat GPT and entered the market?
Appleが独自の検索エンジンを開発しているのは、もしかしてチャットGPTを基盤にしてセマンティックウェブ検索を再発明し参入Googleに対抗するため?
In the past, Linux made the OS open source and extinguished Microsoft’s monopolistic Wintel-closed dominance.
かつて、LinuxはOSをオープンソース化してMicrosoftの独占的なウィンテルクローズの優位性を消滅させた。
In 2023, AMD and Apple Silicon are in the midst of blowing the wind out of the last Intel monopoly from the consumer market sector.
AMDとAppleシリコンが、最後のIntelの独占体制にコンシュマー市場分野から風穴を開けている最中の2023年。
Google has opened up the search engine market for a new industry by putting all of its machine learning research results to work to break Microsoft’s Internet Explorer monopoly.
Googleは、機械学習の研究成果をすべてぶちこみ新産業の検索エンジンの市場を切り開いてMicrosoftのインターネットエクスプローラの独占的な体制に風穴を開けた。
And now, right now, open-source AI is taking over Google’s monopoly on the search engine market with chat GPTs. It may be about to wind down with the reinvention of the semantic search engine proposed by Tim Berners-Lee.
そして、今まさにオープンソースAIが、チャットGPTでGoogleの独占している検索エンジン市場をティム・バーナーズ・リーが提唱したセマンティック検索エンジンという再発明で風穴を開けようとしているのかもしれません。
Is Twitter, which Eron Musk went to the trouble of investing a huge amount of money to acquire, comparable to Google and Facebook in terms of data accumulation?
イーロンマスクがわざわざ巨額の資金を投じてまで買収したTwitterもデータの蓄積から見るとGoogle、Facebookに匹敵している?
Is it possible that Eron Musk, a founding member of Open AI, is trying to reinvent Twitter based on chat GPT?
これを立ち上げてるオープンAI設立メンバーのイーロンマスクは、可能性を見越していてチャットGPTを基盤にTwitterを再発明しようとしている?
Open AI, a San Francisco-based nonprofit organization, is dedicated to being the first to develop a “general-purpose artificial intelligence” (AGI) with human learning and reasoning capabilities, so that all people can benefit from it.
サンフランシスコを拠点とする非営利団体のオープンAIは、人間の学習能力と推論能力を持つ「汎用人工知能(AGI)」を最初に開発し、すべての人にその恩恵が及ぶようにすることを目的として設立されています。
Deep Mind,“ which has similar goals, is building a system similar to the chat GPT.
同様の目的を掲げてる「ディープマインド」もチャットGPTと同じようなシステムを構築しています。
As for other derivative…
他の派生的なこととして・・・
As for the use of deep fakes, if they are built into the algorithm for all surveillance cameras, they can be removed only with the person’s permission.
ディープフェイクの活用としては、すべての監視カメラ用のアルゴリズムに組み込んでおけば、外すには本人の許可を得てからにすることもできる。
This would also deter voyeurism by the mass media and police who would abuse the system without the person’s permission.
こうすれば本人の許可なく悪用するマスメディアや警察の覗き見行為も抑止できる。
To temporarily deter misuse, a comprehensive mechanism could be created to protect videos with NFT and a two-factor authentication passkey, and to confirm one by one whether or not the user has permission to disseminate the videos.
一時的な悪用抑止には、NFTと二要素認証によるパスキーで動画を保護し拡散の許可の有無を一つ一つ
If a comprehensive mechanism can be created to confirm whether or not the user has permission to spread the video, it may be possible to create time for the spread of quantum encryption and the commercialization of quantum computers.
本人に確認できるような総合的な仕組みを創れば、量子暗号化や量子コンピューター商用化普及までの時間をつくれるかもしれない。
Released in November 2022. Almost a few months later. A search engine like this appeared.
2022年11月にリリース。そのほぼ数ヶ月後。こんな検索エンジンが登場しました。
perplexity
この回答がどこの記事から引���されたかも表示されはじめた!数字に対応して引用元が表示される。
Next, why? What if the chat GPT could explain how it might have come to this explanation? Perhaps we are getting closer and closer to an explainable AI?
次は、なぜ?この説明に至ったのかもチャットGPTが説明できたら?もしかして、説明可能なAIにもどんどん近づいてきてる?
In about a few months, this threatening? No, an astounding achievement.
数ヶ月位でこの脅威的な?いや、驚異的な成果。
And the Schrödinger equation?
シュレーディンガー方程式も?
For explanations other than equations, it could be comparable to Wolfram Alpha, which is similar to semantic web search.
数式以外の説明に関しては、セマンティックウェブ検索に近いウルフラムアルファにも匹敵する可能性もある。
そして
チャットGPTの人気と爆発的な成長に乗りMicrosoftが先行してチャットGPT 搭載 Bingをリリースするも登録しないと検索結果は会話調で返ってこない?インターフェイスがわかりずらい。
一方、Googleも億人単位規模ネット情報サービスにも関わらず、わずか一日位で対応すると言う離れ技を繰り出すが、検索エンジンの検索結果は、まだ会話調で返ってこない。
両者共に、まだまだ時間がかかりそうだ。
このチャットGPTタイプの新型検索エンジンperplexityのほうに分はあります。
巨大な権力を持つに至ったGAFAMの検索エンジン開発競争が加速。日本のネット情報サービス人口以上で、その規模が人間の限界を遥かに超えた別次元。
権力者処世術は悪性だが、カントの言うように、権力者を完全リアルタイムで行動を透明化する条件限定なら善性に転化する。
同じ権力者のTV局やマスメディア、行政府、警察は、透明化を高くガラス張りにしないから悪性だけど、GAFAMが最善の手本を示してます。
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エピソード7意識のマップの数値と人工知能を訓練する計算回数が相似?2023
エピソード7 Episode7 - テーラワーダ仏教の「結び」と意識のマップ、マクロ経済学について(パワーか、フォースか 改訂版―人間のレベルを測る科学 - デヴィッド・R・ホーキンズ Amazon)
Apple Vision Pro 2023
ケイド・クロックフォード:顔認証による大衆監視について知る必要のあること!
ルトハー・ブレフマン:貧困は「人格の欠如」ではなく「金銭の欠乏」である!
個人賃金→年収保障、ベーシックインカムは、労働市場に対する破壊的イノベーションということ?2022(人間の限界を遥かに超えることが前提条件)
世界の通貨供給量は、幸福の最低ライン人間ひとりで年収6万ドルに到達しているのか?2017
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【TBSドキュメンタリー映画祭 2022 舞台挨拶イベント詳報🎤】 『日の丸 ~それは今なのかもしれない~』
都内で開催中の『TBSドキュメンタリー映画祭2022』で3月19日(土)、ドキュメンタリー映画『日の丸 ~それは今なのかもしれない~』が上映され、佐井大紀監督と出演者の安藤紘平が舞台挨拶を行った。
2022年と1967年。その2つの時代の『日の丸』インタビューの対比を中心に、「日本」の姿を浮かび上がらせていくドキュメンタリー。映画祭アンバサダーの太田光(爆笑問題)やトラウデン直美も注目する1作だ。
佐井監督はスクリーンでの上映に「寺山修司が構成を担当した1967年版の『日の丸』の映像をスクリーンで見たのは初めてですが、やはりインパクトが凄い」と驚きながら「コロナやウクライナの戦争などの世界的不安がある中で、1967年当時の空気感に近い日本の姿を浮かび上がらせたかった」と製作に当たっての思いを明かした。
1967年版にも関わった経緯のある映像作家の安藤紘平は「TBSに新入社員として働いていた当時、TBSの重役に呼ばれて『TBSを取るか、寺山修司を取るか選べ』と言われたくらい物議をかもした作品。佐井監督版も良かったけれど、当時の思い出の方がインパクト大で感慨の方が大きかった」と当時に思いをはせていた。
「日の丸の赤は何を意味していますか?」「あなたに外国人の友達はいますか?」「もし戦争になったらその人と戦えますか?」などと、劇中で当時の街頭インタビューを再現した佐井監督。「自分でインタビューをする前は、この質問に対して寺山さんの知的な悪意や社会への挑戦を感じていたけれど、いざ自分でやってみるともっと切実な社会に対する思いを感じた。この街頭インタビューを通して、寺山さんは性善説的に社会を動かしたいと思っていたのではないか?」と寺山の真意を推察した。
改めて安藤は「誰もが気軽にものをいうSNS時代にあって、1967年当時のスタイルを狙うのはさすがに古臭いだろうと思ったけれど、この作品はその予想を見事に裏切ってくれた」と絶賛。佐井監督は本作を通して「日の丸とは当たり前にあるものであり、疑うことすらしなかった。それを考え直しながら作品を作りました。僕と同じ20代の同じ時代を生きる人たちが議論するきっかけになれば嬉しい」と若い世代にこそ鑑賞してほしいと訴えていた。
TBSドキュメンタリー映画祭 2022 公式HP http://www.tbs.co.jp/TBSDOCS_eigasai/
映画祭の上映スケジュールはこちらから⬇ https://ttcg.jp/human_shibuya/event/
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20220322
雑記(読書録、焼き物)
するする日々は過ぎる。
春めいた日差しの中で庭に居着いたキジバトの「ほーほーほっほー」というとんまな鳴き声をぼんやり聞いていると戦争も疫病もこないだの地震のことも半透明の膜の向こうの出来事に思えてくる。
そういや鳥の鳴き声といえば家の近所にどうやら二羽フクロウがいる。夜ウォーキングの帰りに年老いた大型犬が咳き込むような声で鳴いていた。
まあ兎にも角にも最近は春のせいかやたら眠い。
ほんで結構長いこと作品をしこしこ作っている。
これは素焼きの遮光器土偶風サボテン鉢。
面白そうなもんが出来始めた。
妙な予感がある。
だけど最後の神様の短い前髪という気はしている。
いやそんなことより単純に楽しいんだな。
作ったもの自体この世界に生まれたことに戸惑っている。
だからもうしばらくそっとしておくのだ。
音読。
数冊読み終え入れ替わりで「今日の芸術(岡本太郎)」「職業としての小説家(村上春樹)」と「月と蛇と縄文人(大島直行)」を読み始める。
昔読んだ「ネオンと絵具箱」という大竹伸朗のエッセイ集も本棚の奥から引っ張り出して15年ぶりぐらいに再読。
2006年の秋に東京都現代美術館で開催された回顧展『全景 1955-2006』展と同時期に出版された本で展覧会についての文章もいくつかあり、その当時の記憶はめちゃくちゃ鮮明なのにすでに15年経っている事実にくらくらしてしまう。
著者が偶然出会ったという明治期の画家の萬鉄五郎のいわゆる「仁丹」の絵。
明治になって出現したネオン看板の光を油絵で描いた作品で橋の欄干の向こうに光る「仁丹」という文字��赤くデカデカとゴッホのようにボッテリとした物質感と筆致で描かれている。当時読んだときはネットも繋いでなくて頭の中でイメージしただけだったが改めて調べたら非常にぐっとくる絵だった。
本に染み付いていたはずのタバコ臭さもすっかり消えていて禁煙して7年もたちゃ流石に消えるらしい。7年も経ったのだ。今調べたらお酒はやめてから5年経っていた。
それにしてもヘロインより依存性が高いといわれてるものを我ながらよくやめたなと思う。
寝る前の睡眠導入剤代わりの黙読本として「トレイルズ − 道と歩くことについての哲学(ロバート・ムーア)」を読む。やけに気になった本で古書の価格が中々落ちず長いこと様子見していた。思ってたより分厚くて400ページぐらいあった。読んでいて静かな気持ちになる本が時々あるがそんな本に出会えた時は幸福な気持ちで日々を過ごせる。
道についての考察の中で、蛇行した道がいつしか直線になることについて昆虫学者の「すべてのものは本来最適化に向かう」という言葉が引かれていた。人の生き方とか幸福に関してなんかが判りそうになる。潜在意識に委ねるということか。
この本読んだのもあってか早急に山歩きがしたい。また雪降っちゃったけど。
100問の計算。
1分4秒の新記録。思ったより早く1分切れるかもしれない。
日々の日課は創作のために脳を鍛え直そうとやり始めたのだが今はそれ自体が楽しくなってきた。歩くこと、息を吸う・吐くこと、文字を書くこと、声に出して文章を読むこと、簡単な計算を解くこと。そして孤独や静けさの中に身を置くこと。
これが楽しければ大抵のものは楽しい。
セロトニン的ないわば「効きの悪い」刺激をちゃんと味わえるようになったのが何よりよかった。これまたドーパミン的な強い刺激への志向、嗜癖が行き着くところはより多くの不幸である。
蛇の脱皮のように小さく自分を更新していく。
そういえば先日「月と蛇と縄文人」の音読を終え「俺は現代を生きる野蛮人なんだわ、縄文人。ヒゲ濃いし。」と独言をぶつぶつ発しながらよくわからん納得をしてテレビの夕方のニュースを点けた第一声が「千葉市で今、縄文グルメの開発が進んでいる」というナレーション。漁師にとって厄介者のイボキサゴという巻貝を縄文人は出汁で使っていたと考えられていてそれをヒントに料理を研究しているという。
妙なことだが信念の発露に対する世界の同意のように感じた。
というのも細野晴臣氏のエッセイに、ネイティブ・アメリカンは動植物以外にも日常の現象にすら全て精霊が宿っていると考えており、何か意見を言った時に丁度物音がするとそれは同意があったと捉えるとあった。
シンクロニシティを現象ではなく精霊そのものと捉えるのはなんかおもろい。
そんで別の日に変な夢を見た。
やけにしんどい夢で文化大革命の糾弾大会かと言わんばかりに登場人物たちが「言わしてもらうけどね」と腹に抱えた本音をぶつけてくる。そんな中でてきた母親が普段言うこととは全く違う言葉を投げかけてきた。
散々な思いで目を覚まし台所にコーヒーをたてにいくと母親がかごバックを編みながらTVerでドラマを見ていた。劇中で登場人物たちが何か口論をしていて最初に意味を持���て聞こえてきた言葉は夢の中で母親の放った言葉と一字一句全く同じセリフだった。
母親の抱えた本音というより私の抑圧したコンプレックスやトラウマの記憶が他者の口を借りて語られるというような感じ。
起き抜けの脳の誤作動や錯覚かもしれないが夢と現実の境が繋がってしまったみたいで奇妙な浮遊感を味わった。
他にもシンクロ、もとい精霊は頻出しているがあたくしが現代を生きる野蛮人なのだとしても近代人の皮を被って視野の端っこで曖昧に捉えておく、ファジーゾーンのような緩衝空間を残しておいた方がいいというのが今んとこの自分の態度である。しかしアイコンタクトは交わしているといった状態。
世界情勢どうなるんだろう。
以前クリストファー・ノーラン監督の2010年公開の映画「インセプション」に夢の中の光景として出てくる暴動のシーンがその後の2010年代、アラブの春からロンドン、2014年のウクライナ騒乱、香港、BLMまで世界中で頻発した暴動の集合無意識的なヴィジョン、ある種の予知だったのではないか?みたいな日記を書いたのだが、去年だかに公開された同じくクリストファー・ノーラン監督の「TENET(テネット)」の冒頭の舞台がウクライナの首都キエフであり、敵役の設定も話題のオリガルヒだったり、劇中のTENETという謎の組織が第三次世界大戦を阻止するための存在というのも今となっては妙な符合に思える。
もしかすると世界史の重大な分岐点を生きているのかもしれないのだとしても、私には庭で土鳩がのんきにほーほー鳴くような日々の安寧に感謝して朗らかに生きる他はない。
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テリー ギリアム監督の映画『フィッシャー キング』(米 1991年)は、過激で不用意な発言により悲惨な事件を引き起こしてしまったラジオDJのジャックが、「聖杯」を探す使命を授けられたと語る、奇行の多い浮浪者パリーに出会うという物語で、中世からある『聖杯伝説』をモチーフにしている。 『聖杯伝説』は、漁夫王(いさなとりのおう、フィッシャーキング)または聖杯王が、過ちから聖槍により足に治らぬ傷を負い、不具の王となったことで、国土が荒廃の一途を辿る中、騎士が王の傷を癒すために聖杯を探す物語だ。さまざまな形式で語られてきたが、基本形といわれてる形式では、聖杯は物語のはじめに、その後騎士として聖杯探求の使命を授かることになる若者の前に現れる。あるいは通り過ぎる。このとき若者が、正しい問いをすることで、王は回復することができたのだが、若者はそれが通り過ぎるのを目にしながら、何も問うことができない。その後その若者は様々な試練を乗り越え、騎士として聖杯を発見し、王は癒され、国土は再び祝福される。 ワーグナーのオペラ『パルジファル』で、グルネマンツ(老騎士)がアルフォンタス王(傷の癒えない王)に神託を語る。「共苦して知に至る、汚れなき愚者を待て」。パルジファル(無垢で愚かな若者)がグルネマンツに聞く。「聖杯って誰?」グルネマンツは答える。「それは語り得ない」そして「ここでは時間が空間に変わっていく」と言う。
広く共有されている現在の伝説、いわゆる陰謀論の基本形では、世界を支配しているのは、デイビッド ロックフェラー(’皇帝’、’ダビデ王’、富豪)、ズビグネフ ブレジンスキー(政治学者、1966年〜’68年 ジョンソン大統領の大統領顧問、’77年〜’81年 カーター政権時の第10代国家安全保障問題担当大統領補佐官、’冷戦戦士’、地政学的世界情勢分析をチェス盤に見立てた’グランドチェスボードマスター’、’オバマの創造主’)、ヘンリー キッシンジャー(政治学者、ニクソン政権 フォード政権期の国家安全保障問題担当大統領補佐官、国務長官)の3人だ。2017年、ロックフェラーとブレジンスキーが亡くなったことで、いわゆる陰謀論も新しいフェーズに突入したことになるが、米中 米露関係やこないだのG20についても、キッシンジャーの発言はなおも注目され続けている。
キッシンジャーは1972年、ボビー フィッシャーに電話をかけた。「世界一チェスのうまい方ですね。私は世界一チェスの下手な者です。アメリカ合衆国はあなたの活躍を願っています。」 ボビー フィッシャーは15歳のとき、史上最年少でチェスのグランドマスターになった’天才’で、この電話のとき、チェス世界王座決定戦に挑むはずが、プレッシャーに押しつぶされ、部屋に閉じこもっていた。 この電話により、政府も自分を応援していると喜んだフィッシャーは、対局が行われるアイスランド行きの飛行機に飛び乗った。 対戦相手は世界王者、ソ連のボリス スパスキー。チェスの世界王座は戦後、ソ連が独占していた。このチェスの対局は、「冷戦」の’具体的な戦い’の一つとなった。ニクソン大統領とキッシンジャーにとって、チェスは体制とイデオロギーの優越性を示すためのプロパガンダの有効な手段と見做されたのだ。 フィッシャーは歴史的な勝利を収め、’英雄’となる。スパスキーは、その後ソ連で激しく糾弾、粛正され、妻の出身国であるフランスに移住することになった。 フィッシャーは、英雄として正式にホワイトハウスに招かれ祝福されると思い込んでいたが、それが実現することはなかった。フィッシャーは裏切られたと感じ、政府への疑念を強めた。ニクソンとキッシンジャーにとってフィッシャーは’ポーンのひとつ’でしかなく、極度に神経をすり減らす対局も、彼らの’ポーン サクリファイス’にすぎなかったのだと。もともと気難しく、神経質でわがままなフィッシャーは、その後の世界王座防衛戦を戦わず王座を返上し、隠遁生活に入る。この頃から、反政府的、反ユダヤ的発言(フィッシャー自身もユダヤ系なのに)が目立つようになったという。 フィッシャーが再び現れたのは1992年で、ユーゴスラビアでスパスキーとかつての世界王座決定戦の再現試合を行うというのだ。ハンガリーの若い女性チェスプレーヤー、ツィタ ライチャニーから「なぜプレイしないのか」という手紙をもらったことをきっかけに交流が生まれ、18歳の彼女の尽力により組まれたという不思議な経緯の対局のうえ、このときのユーゴスラビアは紛争中で、アメリカはユーゴに対し経済制裁をしており、米国民がユーゴで’経済活動’をすることを禁止していた。 対局前日、フィッシャーは記者会見で、米政府から「対局に参加するな」という警告の手紙を受け取ったことを公表し、それへの回答だとして、その手紙に唾を吐くという挑発的な態度を見せた。 「ボビーは今でも神のように指す」と賞賛される対局を行い、フィッシャーは見事勝利し、そして365万ドルの賞金を得た。 米政府は、対ユーゴ経済措置違反として起訴、フィッシャーの国籍を剥奪した。フィッシャーは後に「この起訴は、反ユダヤ的発言と反米的発言に対する政治的迫害だ」と語った。再び表舞台から姿を消す。 公にはならなかったが、この後ハンガリーで暮らし、ライチャニーに求婚するもフラれたことで、スイス、香港、マカオ、韓国などを転々としたという。そして2000年頃には、’たかがボードゲーム’にあまり関心を示さず、かつての’西側の英雄’から’幻の英雄’となったフィッシャーを知る人のいない国で静かに暮らしていたという。 2001年9月11日、米国同時多発テロが起き、フィリピンのラジオ局から電話インタビューでコメントを求められたフィッシャーは、「素晴らしいニュースだ。アメリカの脳天が蹴り飛ばされた。アメリカは終わりだ。アメリカとイスラエルは何年にも渡りパレスチナ人を虐殺してきたのに誰も気にしなかったんだ。そのツケを払うときだ。アメリカは嘘で塗り固められている。ブッシュは死ね!アメリカも死ね!」という超過激な発言をした。インターネットに流れ、米国内で激しい反感を買った。 フィッシャーはその後も変わらず大田区蒲田駅前のベンチで英字新聞を読むのが日課だったらしいが、2004年7月、成田空港からフィリピン マニラへ出国しようとしたところを入管法違反容疑で東京入国管理局成田空港支局に収容された。久しぶりに、またも意外なところから表の世界に登場したフィッシャーのニュースは世界中を駆け巡った。米政府は身柄の引き渡しを要求したが、フィッシャーは拒否。打開策が不透明なフィッシャーを助けようと世界各地で支援者が活動を始めた。日本でも、石井一二(元外務政務次官、チェス愛好家)、ジョン ボスニッチ(東京在住セルビア系カナダ人ジャーナリスト、チェス元ジュニアチャンピオン)、榛葉賀津也(民主党)、福島瑞穂(社民党)、羽生善治(棋士)などが支援を表明した。 2004年12月、かつて世界王座決定戦が行われたアイスランドが、人道的見地からフィッシャーに市民権を与える措置をとり、2005年3月、日本政府はアイスランドへの出国を認め釈放した。 以後、アイスランドで静かな余生を送り、2008年死去。’伝説のチェスマスター’となった。
2015年3月アイスランドのEU加盟申請取り下げ。2015年7月ギリシャ国民投票を行っての国際債権団による金融支援条件、緊縮財政プログラムの拒絶。2016年6月イギリス国民投票を行ってのEU離脱交渉開始。 従来��世界認識では説明できない大きなニュースを眺めながらも、これまでの世界認識が崩れてしまうことを恐れ、本質的な問いかけを組み立てることができずにいる。この流れの起点のひとつは、2014年ウクライナ騒乱とその後のミンスク プロトコル(ミンスク2)のあたりのようだが、もう頭から煙が出ている。俺はバカだ。将棋のルールもポーンの動かし方も知らない。 ’トランプ現象’以降、現状認識と’現実’やニュースとのギャップに思考がボコボコにボコられている人たちに、なんとなく共感してる。未だに’イスラム国’が宗教と関係があると思ってる人たち(確かにパイプラインや、麻薬、莫大な金は宗教に見える)や、現在を’ポスト真実の時代’と呼ぶ、いつかどこかにあったという’真実の時代’から時空を超えてやってきた人たち、誰かが何かの言い訳に無理矢理作った嘘の理屈を、前から知っていたという人たちに。 このファンタジックな世界で、自分の信じる道に従って生きるのも当然だと思う。
2017年7月。カエサルの誕生を祝おう。
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[友の会メール]『テーマパーク化する地球』発売直前!サイン本キャンペーン実施中!
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[友の会メールvol.323]『テーマパーク化する地球』発売直前!サイン本キャンペーン実施中! (2019年6月4日配信)
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◆『テーマパーク化する地球』送付についてのお詫び
弊社オフィスに納品された『テーマパーク化する地球』の一部につきまして、 印刷所のミスで表紙カバーと帯が上下さかさまにつけられていることが確認されました。 『テーマパーク化する地球』を「選べる単行本」で選んでくださった友の会会員のみなさま、 ゲンロンショップサイトでご予約していただいたみなさまには、 カバーが上下逆についた状態で書籍が届いてしまう可能性がございます。 大変申し訳ございません。
該当するみなさまには本メールに先立ち、東浩紀より「新刊送付についてのご案内とお詫び」を送付いたしております。 詳細はそちらをお読みいただけますと幸いです。 なお、以降の出荷分については再検品後の出荷となるため、問題はございません。 ご迷惑をお掛けし大変申し訳ございませんが、ご理解とご容赦のほどをよろしくお願い申し上げます。
☆**:..。o○o。:..**☆
こんにちは、スタッフの宮田です。
弊社オフィスに、東浩紀『テーマパーク化する地球』の一部が届きました!今週水曜日より、友の会のみなさま、直販でご購入されたみなさまへ発送を開始いたします!商品の到着までもうしばらくお待ちください。さらに『テーマパーク化する地球』サイン本キャンペーンも実施中です!お見逃しなく! また、『ゲンロンβ37』の配信も開始されています!こちらには『テーマパーク化する地球』の先行掲載もございます!ぜひチェックしてみてください!
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来週6月11日(火)までに、ゲンロン友の会 第9期に入会していただいた方には、東浩紀によるサイン付『テーマパーク化する地球』をお届けいたします! この機会にぜひ、友の会へのご入会をご検討ください!
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それでは以下、今週のカフェ&編集部からのお知らせです。
◆◇ ゲンロンカフェからのお知らせ ◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◇◇ 発売中の会場チケット ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★満員御礼!★ ◆6/14(金)19:00- 東浩紀 「東浩紀がいま考えていること ――『テーマパーク化する地球』刊行記念」 https://peatix.com/event/679300 こちらのイベントの生放送は以下のページからご視聴いただけます。 https://live.nicovideo.jp/watch/lv320111785
★New!★ ◆6/18(火)19:00- 武富健治×切通理作 司会=さやわか 「神話、英雄、異形 ――『古代戦士ハニワット』単行本発売記念イベント」 https://peatix.com/event/689406
◆6/19(水)19:00- 平倉圭×大谷能生×山縣太一(オフィスマウンテン) 「俳優の身体には何が宿るのか? ――『身体と言葉:舞台に立つために 山縣太一の「演劇」メソッド』刊行記念イベント」 https://peatix.com/event/666370 こちらのイベントの生放送は以下のページからご視聴いただけます。 https://live.nicovideo.jp/watch/lv320198363
★New!★ ◆6/27(木)19:00- 伊藤剛×斎藤環 司会=さやわか 「南勝久『ザ・ファブル』はなぜあんなに面白いのか? ――実写映画化を勝手に祝して、アクションとエンタメの現在を熱く語るイベント!」 https://peatix.com/event/694923
★New!★ ◆6/30(日)19:00- 宇川直宏×黒瀬陽平×津田大介 「アート・アヴァンギャルドの現在」 【ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #19】 https://peatix.com/event/688069
★New!★ ◆7/3(水)19:00- 西田亮介×辻田真佐憲 「令和における政治広報の行方 ――メディア戦略から政治を読む #2」 https://peatix.com/event/705660
★New!★ ◆7/5(金)19:00- 大澤真幸×吉川浩満 「社会学という物語について ――『社会学史』刊行記念特別講義(仮)」 https://peatix.com/event/705814
◇◇ 今週・来週の放送情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆6/5(水)18:00- 【再放送】清水亮×東浩紀 「人工知能は悩める経営��を救うのか」 【ゲンロンカフェat VOLVO STUDIO AOYAMA #15】 (2019/1/18収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320347273
◆6/6(木)13:00- 【再放送】田中治久(hally)×柴那典×Saitone 「チップチューンはどこから来て、どこへ行くのか?」 (2017/10/20収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320347530
◆6/6(木)18:00- 【再放送】黒瀬陽平×さやわか×松下哲也 「ゲーム、美術、キャラクター! ――『ゲンロン8 ゲームの時代』刊行記念イベント」 (2018/6/20収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320348012
◆6/7(金)13:00- 【リクエスト再放送】大澤聡×仲正昌樹 「『ポスト・モダンの左旋回』のゆくえ ――教養と理論の死をめぐる9年半越しの対話」 【四天王シリーズ #7】 (2018/12/17収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320348514
◆6/7(金)18:00- 【再放送】大澤真幸×吉川浩満×東浩紀 「いま、人間とはなにか? ――『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』刊行記念イベント」 (2018/10/9収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320348748
◆6/9(日)15:00- 【チャンネル会員限定・生放送】米代恭×金城小百合×さやわか 「ひらめきとは」 【ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 第3期 #2】 https://live.nicovideo.jp/watch/lv320415706
◆6/11(火)18:00- 【再放送】さやわか×吉田雅史 「ダンス/ポップミュージックのレシピ!」 【四天王シリーズ #10】 (2019/4/6収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320349094
◆6/12(水)18:00- 【再放送】石田英敬×東浩紀×斎藤哲也 「ゲンロン叢書第2弾『新記号論』刊行記念イベント」 (2019/3/15収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320349442
◆6/13(木)13:00- 【再放送】平倉圭×細馬宏通×畠山宗明 「ゴダール、3D、そして運動 ――映画にとって『深さ』とはなにか?」 (2015/3/29収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320403222
◆6/13(木)18:00- 【再放送】大澤聡×黒瀬陽平×さやわか×吉田雅史 司会=東浩紀 【カフェ5周年】 「ゲンロンはどこから来て、どこに行くのか ――爆誕した四天王がおおいに語る批評の未来」 【四天王シリーズ #1】 (2018/5/14収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320403707
◆6/14(金)13:00- 【再放送】大谷能生×速水健朗 「<俺による永久革命>の復活 ――『平岡正明論』刊行記念イベント」 (2018/7/1収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320404048
◆6/14(金)19:00- 【生放送】東浩紀 「東浩紀がいま考えていること ――『テーマパーク化する地球』刊行記念」 https://live.nicovideo.jp/watch/lv320111785
◆6/16(日)13:00- 【チャンネル会員限定・生放送】新藤淳×黒瀬陽平 「展示を企画する2] ──展示指導6」 【ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第5期 #8】 https://live.nicovideo.jp/watch/lv320197950
◇◇ 現在視聴可能なタイムシフト ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆6/4(火)23:59まで 【再放送】平沢進×斎藤環 「平沢進・徹底解剖!」 【ゲンロンカフェ@VOLVO STUDIO AOYAMA #16】 (2019/2/13収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320163726
◆6/5(水)23:59まで 【生放送】菊地成孔×高見一樹×松村正人 「『前衛音楽入門』刊行記念イベント」 【ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #18】 https://live.nicovideo.jp/watch/lv319822665
◆6/6(木)23:59まで 【再放送】津田大介×東浩紀 「あいちトリエンナーレと芸術の現在」 【ゲンロンカフェ@VOLVO STUDIO AOYAMA#3】 (2018/1/28収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320163320
◆6/6(木)23:59まで 【再放送】勝川俊雄×鈴木智彦 「ゆれ動く日本の水産業と食文化を考える ――豊洲市場移転、漁業法改正…そして、サカナとヤクザ」 (2019/1/29収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320163436
◆6/7(金)23:59まで 【再放送】五十嵐太郎×海野聡 「建築にとって日本とはなにか ――海野聡『建物が語る日本の歴史』(吉川弘文館)刊行記念イベント」 (2018/8/3収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320163488
◆6/7(金)23:59まで 【再放送】五十嵐太郎×さやわか×大澤聡+東浩紀 「メディア/都市/コンテンツ ――『1990年代論』から考える」 (2017/10/6収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv320163545
◆6/9(日)23:59まで 【チャンネル会員限定・生放送】弓指寛治×黒瀬陽平 「作品を作る2 ──展示指導5」 【ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第5期 #7】 https://live.nicovideo.jp/watch/lv320096851
※ご視聴は23:59まで可能ですが、ご購入いただけるのは視聴終了日の18:00までです。ご注意ください。
◇◇ 今週のおすすめアーカイブ動画 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆【vimeo】赤坂憲雄×小松理虔 司会=石戸諭 「復興と巡礼 ――『新復興論』から東北学へ」 https://vimeo.com/ondemand/genron20181003 (2018/10/3収録)
◆【vimeo】広野真嗣×星野博美 「消された信仰を訪ねて ――世界遺産登録から問い直す、キリシタンたちの足跡」 https://vimeo.com/ondemand/genron20181026 (2018/10/26収録)
★ゲンロンカフェ Vimeo On Demand 公開動画一覧 https://bit.ly/2sybMGS
◆◇ 五反田アトリエからのお知らせ ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇
ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエでは、次回展示企画の準備中です。 五反田アトリエの最新の展覧会情報やアーカイブは、カオス*ラウンジの公式webサイトをご確認ください。 http://chaosxlounge.com/
(藤城嘘/カオス*ラウンジ)
◆◇ 編集部からのお知らせ ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇
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★『テーマパーク化する地球』サイン本キャンペーン開催中!詳細は以下のページをご覧ください。 【期間限定販売】ゲンロン友の会 第9期 『テーマパーク化する地球』サイン本付き特別入会キャンペーン【6月11日まで】 https://genron.co.jp/shop/products/detail/226 ※キャンペーン専用の商品のみ、サイン本の対象とさせていただきます。通常の友の会入会商品は今回のキャンペーン対象外となりますのでご注意ください。
◆ウェブ批評誌『ゲンロンβ』配信日変更のお知らせ 毎月第3金曜日にお届けしている『ゲンロンβ』ですが、2019年4月から、配信日を第3木曜日に変更いたします。 これからも毎号充実の内容をお届けいたしますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。 →最新号『ゲンロンβ37』はこちら! https://genron.co.jp/shop/products/detail/225
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◆「ゲンロン友の声」サイト、質問募集中です! 知られざるTumblrサイト「ゲンロン友の声」では、友の会会員のみなさまからお寄せいただいたご意見・ご質問に対して、 東浩紀をはじめとするスタッフがお返事を差し上げております。 最新の回答は、「期限内に読みきれない資料を処理するときに気をつけていることは?」です! https://tmblr.co/Zv9iRg2icjOtx ご���望などもお気軽に! http://genron-voices.tumblr.com/
◆◇ 東浩紀 執筆・出演情報 ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◆BLOGOSにて東浩紀インタビュー 「ネットは世の中変えないどころか、むしろ悪くしている」 批評家・東浩紀が振り返る ネットコミュニティの10年 が掲載されています! https://blogos.com/outline/380108/
◆『AERA』の巻頭エッセイコーナー「eyes」に、東浩紀が連載中! 最新の記事は、東浩紀「歴史認識の『人格分裂』は、今こそ立ち返る必要がある論点だ」です。 https://dot.asahi.com/aera/2019052900021.html
これまでの記事は朝日新聞のウェブサイト「.dot」で全文をお読みいただけます。 https://dot.asahi.com/keyword/%E6%9D%B1%E6%B5%A9%E7%B4%80/
◆河出書房新社より東浩紀『ゆるく考える』発売中! いつの間にか中小企業ゲンロンのオヤジ経営者になっていた。 人生の選択肢は無限だ。ゆるく、ラジカルにゆるく。東浩紀のエッセイ集! http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309027449/
◆◇ その他のお知らせ ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024)3月6日(水曜日)
通巻第8164号
プーチンのロシアに「民主化」を訴える人々は多い
「ナワリヌイ以後」どのような動静にあるのか?
*************************
「ナワリヌイ以後」の反プーチン陣営、いまどのような動静にあるのか? つぎの「ロシア民主化のイコン」は誰か?
懐かしい名前が再び浮かんできた。ミハイル・ホドルコフスキーである。
かれはプーチンの最大のライバルだったが、2003年に突然逮捕され、シベリアの刑務所で十年を送った。水面下でドイツのゲンシャー外相らが政治圧力と取引により、2013年、病気療養を名目にドイツへ出国した。爾来10年あまり、ホドルコフスキーは亡命先のロンドンから発信している。
ホドルコフスキーは、 2003年に政治的動機に基づく詐欺罪で実刑判決を受けた。石油企業「ユコス」CEOとしてビジネス世界のヒーロー、新興財閥の代表選手だった。巨額を反プーチンの政党や政治家に献金した。
ホドルコフスキーはロンドンで、民主化団体『オープン・ロシア』やオンライン報道機関に資金を提供してきた。彼らのユーチューブは登録者数が 200 万人を超える。
ホドルコフスキーはユダヤ人で商才があり、最初は小さな銀行を経営し、党の資産を管理、タックスヘブンで運用し1995年石油会社を買収した。98年にはユコスをルクオイルと並ぶ巨大企業とし、それをエクソンに売却する手はずも整えていた。
ホドルコフスキーの外交哲学はパワーバランスを基軸としており、プーチン外交批判の論点は「中国に接近することは愚かであり、中国を裨益させるだけだ」とするところにある。
まっとうなことを言っているにすぎない。
また現在のオリガルヒは「プーチンに奉仕することと引き換えに権力と財産を得ている」と鋭く批判し、「ロシアは巨大かつ多様な国であるから一元的に管理しようとすれば巨大な幕僚組織を持たねばならない。中央でこれほど大きな組織を持つことは、国民に対しては『外敵から国を守るということ』で説明されることになる。その正当性を保つために外敵に対する戦闘行為・侵略行為を続けることを余儀なくされるのだ」とプーチン大統領の行動原理を説明した。
日本の『文藝春秋』(2022年7月号)に登場し、「プーチン大統領は「汚職と犯罪」でロシアを統治しており、経済社会問題を覆い隠すため「外敵」を利用して繰り返し戦争に訴えている」と述べた。
「ロシア人プーチン政権への抵抗運動がたいそう危険なため、取りうる手段はサボタージュくらい」とも述べている。
▼野党や野外活動家、そして外国から反プーチンを発信
ほかにロシア民主化のイコン候補は誰誰か?
ウラジーミル・カラ=ムルザとイリヤ・ヤシンは、ウクライナ戦争に反対し、投獄中である。カラ=ムルザは、米国とその同盟国が人権侵害者である世界中の政府高官に制裁を科す「マグニツキー法」に取り組んだため、「国家反逆罪」で25年の刑。
野党政治家のイリヤ・ヤシンは「ブチャの虐殺の背後にロシア軍がいる」と発言し、軍に関する虚偽の情報を広めた廉で懲役8年半。ヤシンは2000年に「ヤブロコ」に入党したが、ナワリヌイの攘夷的な過激ナショナリズムには染まらなかった。
亡命反政府活動家のマキシム・カッツはイスラエルにいる。
外野には大統領候補者とし署名をあつめたボリス・ナデジディン、エカテリーナ・ドゥンツォワ女史がいる。ふたりの立候補は阻止された。
ダンツォワは、政治経験がなく、慎重に「平和推進」の議題を掲げている。彼女は1月に新政党(「夜明け」)の組織委員会設立会議後に拘束され薬物検査を受けた。
ナデジディンはロシア国内外で数万人の支持を集め、立候補への支持を求める人々の長蛇の列ができた。彼を支持することが戦争反対を表明する唯一の方法と考える人もいれば、彼をプーチン大統領の真の代替者と見る人もいた。ナデジディンは15万筆の署名とダンツォワ、カッツ、ホドルコフスキーおよびナワリヌイ支持者ら署名を集めた。しかし案の定、文書不備などとケチをつけられて立候補を阻止された。
他方、元エカテリンブルク市長のエフゲニー・ロイズマンや言語学者で元モスクワ市下院議員ユリア・ガリヤミナなど、プーチン大統領に批判的な政治家は釈放されている。
ガリヤミナ女史は2017年の抗議活動中に警察に顎を折られた。プーチン大統領が2036年まで政権を維持できるという憲法改正に反対する運動を行った。彼女は「外国代理人」の烙印を押され教職を解雇された。
▼急浮上したのはナワリヌイ未亡人だ
ナワリヌイの友人だったロイズマンは、ユーチューブでウクライナ戦争を批判したとして2023年5月に 罰金刑を科された。エカテリンブルクでは高い人気がある。
ナワリヌイの報道担当だったキラ・ヤルミシュや、元反汚職財団理事長のレオニード・ヴォルコフなど、著名な人物もいる。ボルコフは、ナワリヌイの2013年のモスクワ市長選挙運動や2018年の大統領選挙運動の責任者を務めた。2020年にロシアを離れてリトアニアに向かった。ボルコフはEU委員会に「ミハイル・フリードマンに対する制裁を解除するよう」求めていた。
急浮上はユリア・ナヴァルナヤ女史。ナワリヌイ未亡人だ。
2020年のナワリヌイ毒殺未遂事件の衝撃から政治行動を開始し、ナワリヌイの不審死後は、ミュンヘン安全保障会議で演説し、渡米してバイデン大統領とも会見するなど、世界の注目を集める。
彼女は亡き夫の仕事を引き継ぐことを認めた。
「私には諦める権利はない。国のために戦い続けるので、皆さんも私の隣に立ってください」と訴えた。
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