#アジアンペア

[ritsukonam]

#lunch was #seafoodspaghetti used leftover seafood and #dessert was #asianpear #quick and #delish #ランチ は 残り物のシーフードで#シーフードスパゲティ シーフードはここ#ナミビア では#ご馳走 です．#デザート は#アジアンペア 日本で洋梨と言うようにここではパキパキしたクリスピーな梨をアジア梨と呼び高級フルーツとしてだいじに店頭に並びます。ジューシーで美味しい。 🦞🦐🦪♥️😋 https://www.instagram.com/p/CVnNcUAMkRm/?utm_medium=tumblr

[nyaok]

Simon & The Whale

クローズアップ。

お料理のお写真は

全体像を浮かびあがらせるのではなく

できるだけ近づいて写したい。

美味しそうに撮ることを目的にするのではなく

生々しくあってほしい。

そういう欲望をお料理には求めているのかもしれない。

*えー、上の写真はこれから書くこととは直接的な関係性を持たないけれども、私の今の気持ちを具現化すると、こういうことなんだろう(伊丹十三脚本監督作品の映画 『タンポポ』より)。

いつかの記事に書いた、Freehand New York には、もうひとつレストランがある(https://nyaok.com/post/182181089785/studio-at-freehand) 。

Simon & The Whale は、同ホテルの2階にある カフェの Studio 同様、Happy Cooking Hospitality 系列のレストランだ。

去年の12月に行って、友人や日本からのゲストとのおしゃべりに夢中になってしまい、何を食べたのか、克明には覚えていないというのが正直なところではあるのだが、オーダーしたそれぞれの品には、ユニークな食材が調合されていて、プチプチ、さく��く、パリパリ、ぐにゅっといった食感を体験しながら、イマドキの味を体内へと吸収させていった。

NY のレストランって、ムードを大切にするためなのか、仄かに薄暗いを通り越して、まあ暗いことが多くて、写真も撮りにくい。

ということを、言い訳にした、私の接写したいお料理のお写真は、ほぼすべて、焦点が合っていない。

でも、いいや。今回は載せちゃおう。

チッコリーのサラダには、アジアンペアとチーズが合わさり、苦味と甘みと塩気のオンパレードだった。

これはリコッタニョッキ。ソースはバターナッツスクワッシュだったかなあ?

これはなんだ? ハンガーステーキだったか? 少しお肉が固かった印象があるな。

ダックは、下のコーンのプチプチにはまった。

フレンチフライは、いつだって食べたくなっちゃう。

これは、ビーフタルタルだったか? 上のライスクリスピーがいい役割をしていたと思う。

他にも魚料理を頼んだし、デザートも食べたのだが、写真を撮り忘れていたようだ。

まあ、こんな曖昧な記憶(サイト上でメニューを確認したのだが、すでに変更があったようだ)ではあるが、私がこの夜の一番気に入って、ひたすら食べ続けたのは、レバーパテであったことは、今でも鮮明に覚えている。

何故、このパテは、バナナとともに演出され、登場してきたのだろうと不思議に思っていたのだが、そこには、このパテを、バナナブレッドにつけて食べるという、私にとっては未知との遭遇が待っていた。

「あまじょっぱい」が、食の文化の壁を越えて、私に会いにきてくれた。そんな気持ちにさせてくれる味だった。バナナの甘い香りと、柔らかい食感と、パテの滑らかな舌触りの組み合わせが驚きであり、最高であった。

そこには生々しさがあった。

もちろん、この食べ方が、万人に好まれるとは思わないし、この味を、この食べ方を、拒否する人々もいると思う。

私は、このレストランを、NY で是非行ってほしい店であると紹介するつもりはない。ただ、どんなときでも、どんな小さいことでも、何かを発見した気持ちになれるのは、いい気分である。

私にとっては、そういう経験をさせてくれた店だった。

ただ、それだけの話である。

Simon & The Whales

Location:  23 Lexington Ave, New York, NY 10010 

https://www.satw.nyc/