#やっぱりドタバタ出張
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2024年主催イベント・アンソロ振り返り
#一次創作イベント・合同誌主催や創作者に寄与する活動をしている人が1年を振り返る アドベントカレンダーに参加します。うぉんさんお誘いいただきましてありがとうございます。
初めましての方もいるかもなので簡単に自己紹介。オカワダアキナです。小説を書いて同人誌を作っています。おもに文学フリマな��の即売会で頒布しています。 小説を書いて本を作るようになったのは2015年くらい。イベントに出るようになったのもそのころ(それまでは演劇をやっていました)。初心者とは言い難いですがベテランってほどでもない…いわゆる爆売れはしてないですが自分としては本当におおぜいの方に作品を手に取ってもらってありがたいな…みたいな感じです。 受賞歴や商業出版の経験はありません。まあなんかこうわたしくらいのものを書く人はおおぜいいて、これといって秀でたものや特別なものはないよなあと思っていますが、でもわたしはわたししかいないからな…!(ものすごいポジティブみたいだけど、これはちょいちょいプリパラアイドルのマインドが顔を出す感じです…) 即売会だと純文学ジャンルで出ていますが、クィア文芸みたいな言い方をしたほうがしっくりくるのかも?と最近は思っています。J庭などボーイズラブのイベントにも出ています。だいたいいつも性の話をしている。
[主催したイベント&アンソロジー]
2月 コピー本交換会@つまずく本屋ホォル 5月 『庄野潤三「五人の男」オマージュアンソロジー 任意の五』主催 7月 任意のリーディングパーティー&五人の男たちブックフェア@犬と街灯 12月 ドキっ♡作者だらけの本屋ナイト@platform3
アンソロジー主催は何度かやっていますが、イベント主催はこのコピー本交換会が初めてでした。すごくドキドキしながらやってみて、でもこういう規模感ならわたしにもやれることがあるのかもと思って、今年はいろいろチャレンジしてみた感じです。といっても小さなスケールで個人的なものなので、誕生日会とか忘年会の幹事をやるみたいな感覚だったかもしれない(どっちもあんまやったことないけど)。 つまずく本屋ホォルさん、犬と街灯さん、platform3さん。いずれも独立系書店さんと協力して開催しました。自分の同人誌を置いていただいているお店で、わたしの活動や作風、ポリシーなどをある程度知ってくださっているので相談がしやすかったです。みなさん本当に親身にきいてくださりありがたかった。
また今年はいろんなアンソロジーにお招きいただきまして、たくさん寄稿させてもらいました。そうすると腰を据えて長編に取り組むのは難しいなあと思って、それならアンソロやろっかな! イベントとかもできるかな! みたいな感じでした。われながら勢い任せだなあと思うんですが、せっかくいろんな本におじゃまするのでいつもより開いた活動をし��いなあと思ったのもあります。 そういうわけでずっとドタバタしていましたが総じて楽しかったし幸せな時間でした。ほんとはもうちょっと身軽なときにやるものだったかもとは思いつつ、身軽なときというのはなかなかやってこないので、えいやっとやってみてよかったように思います。
以下、それぞれについてとりとめなく振り返ります。ノウハウのようなものを期待する人もあんまりいないと思いますが、個人的なレポートとしてもあまり参考にならないような話ばかりで恐縮です…。 先に結論のようなものを書いておきます。こういうイベントやアンソロジーの主催を通していちばん心に残ったこと、大事なこと、大きく感情が動いた瞬間や怒ったり笑ったりしたことは、本当にわたしの個人的なことで、こういうまとめ記事に書いてもあんまり伝わらないのかもなあと思います。そのとき一緒にいた人にしかわからないことばかりで、こういうところに書いちゃだめだろうなあということもあります。 Twitter(X)が壊れ、文学フリマの規模が大きくなるとともにようすが変わり、場や人の変化を日々実感しています。そういうなか、小規模な場所や自分で作った場所でその場限りの感情があったことが、わたしはとてもうれしいし感慨深かった。そういう「個」に立ち返ることを強く意識した一年でした。
[コピー本交換会]
2/18(土) つまずく本屋ホォルさんにて コピー本を作って物々交換する会。売り買いの場はすでにいっぱいあるからなんかそうじゃないことをしたいなあと思った。 それぞれ5部とか10部とか持ち寄って交換する。当日来られない人は郵送でも受け付ける。競争や選別ではない場所で作ったものをシェアする…これは一からアイデアがあったわけではなく、昨年「陰気なクィアパーティー」というzineの交換イベントに参加して、こういうのいいなーと思って真似してみた感じです。
つまずく本屋ホォルさんの2階(ふだんはコワーキングスペース)を貸切にしました。深澤さん吉田さんが本当に親身になってくださって、事前の打ち合わせでコンセプトの共有がしっかりできたのがありがたかった。わたしのフワフワしたイメージを丁寧に解きほぐしてくださり、方向性が定まった感じです。 13時〜19時までをイベントの時間として、途中で「本作り座談会」というトークイベントっぽいものをやったり、交換したコピー本やわたしのおすすめ同人誌zineなどを読める読書スペース、シルクスクリーンで遊ぶコーナーをやったりしました。またホォルさんの複合機を使わせていただき、その場で出力してコピー本を作れるコーナーも。場所が広いのでいろんなことができて楽しかったな。
思ったよりおおぜいの人が来てくれてうれしかった。わたしとツイッターやインスタでつながっている人、イベントで知り合った人、そういうわけではないけどどこかでイベントを知ってくれた人、ホォルさんについているお客さん、そのお客さんの知り合い…。必ずしも同人誌の活動をしている人とも限らなくて、何か書きたい人や書いたものを読んでほしい人はおおぜいいるんだなあと改めて実感しました。またわたしが小説の活動をしているので小説の人が多いかなーと思っていたのですが、そうでもなかった印象です。 そしてみなさん思ったより長い時間会場に滞在してくださって、13時の開場前からぽつぽつ人が来て座談会スタートの17時にあわせてずっと人が増えていった…という感じでした。会場のホォルさんからも、こういう出入り自由のイベントでみなさんが長い時間過ごしてくれるイベントはめずらしいとのことでした。座談会では人が座りきれないほどで、冷房つけるか?という熱気でびっくりした。正直ぜったいひまになる時間があるだろうなーと思っていたのと、トークはまあ5人くらい集まればいいかな~と思っていたのでうれしい誤算でした。
どなたでもOKにするのってけっこうドキドキしたんですが、意識的にそういう場をやらないと自分が閉じていくなあと思った。即売会でもオンラインのやりとりでも、だいたい決まった人とのつきあいになっていく。それは自然なことだけど、予備知識なくふと出会った何かしらを読んでみる、読んで面白がってみるっていうのは、作品や他者に胸襟を開く訓練でもあるよなあみたいなことも思いました。めちゃめちゃ自戒ですが、自分の思う面白さや好きってけっこう狭い範囲で固まってしまうから、意識的にこういう機会を作るのは大事かもなーと思った。
本作り座談会は、谷脇栗太さん、瀬戸千歳さんをゲストに呼んで装丁とかアンソロの作り方とかの話をしました。ほぼふだんのおしゃべりのノリで完全に無軌道に話し…。まあ出入り自由イベントだからお客さんも好きにしてくれるだろうと思ったんだけど、けっこう最後まできいてくださりびっくりしました。2時間半ほどしゃべってたみたいですね…。 クリタさんくらなさんがほんとにお話じょうずで助かりました。さっき作品や他者に胸襟を開くと書いたけど、そういうことが普段から自然に身についている方々で、ずっとリラックスしてしゃべれました。この装丁がよかった!とかこんな本作りたい!とか、けっこうマニアックな話もできてうれしかった。お客さんからの質問もいろいろ受けました。いっこ申し訳なかったのが、わたしはおおぜいの人の前でお金の話をきかれるのがあんまり得意ではなくてちょっとちょけた回答をしてしまい…。親しい人とクローズドな場でなら話せると思うので、その場でそう言えたらよかったな。
けっこう緊張していましたがほんとに豊かな時間でした。いわゆるスタッフがわたし一人でドタバタだったので、写真とかほぼ撮れずだったのが心残り。。どなたかに記録係をお願いするべきだったなあというのはこのあと毎度思うものの毎度忘れていますね。。
[『庄野潤三「五人の男」オマージュアンソロジー 任意の五』]
5/19 文学フリマ東京で刊行。 庄野潤三の「五人の男」という短編を足がかりに、父性や男性性について問い直すというアンソロジー。わたしは「五人の男」がすごく好きで、これ自分だったらどういうふうに書くかなあ、あの人だったらどんなふうに書くかなあと、最初の思いつきはすごくシンプルだったように思います。 1月終わり〜2月入ったくらいで声をかけ始めました。同タイミングで家父長制アンソロジー『父親の死体を棄てにいく』に参加していたので、なんかこう裏番組的なアンソロがあったらいいかなみたいなみたいな気持ちで始めたんだった気がします。上記コピー本交換会の打ち上げでも声をかけまして、直接会ったときにお願いするのってあんまりよくないよな〜と思いつつ(断りづらいだろうし)、でもなんかすごく楽しい気持ちでいっぱいだったので思わずお誘いしてしまった。
わたしが書いてほしい人にお願いしたアンソロで、今回は公募はなしにしました。コピー本交換会を誰でもOKの場にしたので、こっちはがっつり自分の色を出していこうと思った。イベントをやるのも本を作るのも「広場」みたいな気持ちでいるのかも。このアンソロはそんなに大きな広場じゃないかなあと思った。 いわゆる作家研究とかファンブックではなくて、とはいえ大喜利っぽい感じにもならないような温度感でやりたかったので、また父性や男性性というテーマを含む本だったのでそのあたりの話がしやすそうな方に声をかけたつもりです(実際に作品を作る中で各人と突っ込んだ話をするわけではないんだけど)。 今回はわたしが一方的にファンで作品を読んでいる方や、同人誌の活動はしていない方にもお願いしたのでけっこうドキドキでしたが、みなさん快く引き受けてくださり助かりました。長らく大ファンの晋太郎さんにお願いできたのは自分の中でもちょっとじーんとくる出来事でした。
〆切は5/10。文フリは5/19なので5/15か16くらいに入稿すれば間に合うっしょみたいなスケジューリングで、正直これは無茶なことをやっています…。5月文フリあわせのアンソロってだいたい2月末〜4月末が〆切で、わたしもそこらへんに提出する〆切いっぱいあったので、ちょっと時期をはずそうかな〜みたいな軽い気持ちでした。結果的に入稿したのは5/17で、仕事の昼休みに入稿。 このあたりの感覚はわたしがギリ入稿慣れしているのもあるし、パッと書いてパッと作る同人誌感を大事にしたいというのもあるかも。文学フリマはしっかり作った本が多いし商業誌もたくさん並ぶようになったので、わたしの活動はぐちゃぐちゃのままやっていって���いいんじゃないかと思っており…。 ギリギリにならないと動けない、計画的に���のごとをやれない人も同人誌をやっているし、できるよ!というのを見せていきたい気持ちがあります。あとまあこれはわたしに無茶をやれる経験値がついてきたのと、無茶をやれる体力がまだある、そのあたりのバランス的に遊べるのは今だな…!って感じでやってい���ことでもある。14人中6人が〆切に間に合わなくて本当にヒヤヒヤしたけど同人誌作ってるな〜!という感じでよかった。
ものすごいドタバタで作りましたが、組版や表紙を自分でやった本なので作業自体は迷いなくパッとできました。思っていた以上にクィアやプロテストへの言及を多く含む、なんていうかバキバキの本になってよかった。先に作っておいた表紙はグレーっぽい色味だったんだけど、これはもうちょっと色が入っているほうがいいな…と思ってピンク寄りになった。
[リーディングパーティー]
7/13(日) 犬と街灯さんにて 五人の男アンソロの関連イベント。作品の朗読、好きなところや感想などを話す時間。要するに読書会なんですがアンソロ参加者さんに集まってもらえるのがとってもうれしくて「リーディングパーティー」というちょっとテンション高めのネーミングにしました。 本の販促というよりは、書いたものや読んだものの話をしたい…!作った本を作りっぱなしにしちゃうのがもったいない…!みたいな気持ちからやってみたものです。編集作業中にこれはなにか作品について話す場を作りたいな〜と思って、打ち上げ時に打診したんだった記憶です。 なんていうか、SNSの宣伝の文言でコンセプトや作品の紹介をするだけでは足りない、もっと「読んだ」話をしたいと思ったの。ちょっと話が飛躍してきこえるかもしれないけど、ジェノサイドに抗う、差別に抗う、そういうことへの態度や実践として、作品の細部を見つめる、具体的な小さい話をたくさんやっていく必要があるんじゃないかなあと思っています。個別の話、個の話。
朗読は暴力と破滅���運び手さん、兼町ワニ太さんにお願いしました。運び手さんはおもちゃのピアノと魚肉ソーセージを持ってきてくださって…という話は作品を読んでる方にはとっても楽しい…! たくさん笑顔になりました。ワニ太さんは、作品のどこを読みますか?とその場でリクエストにこたえてくださって、タヌキのところとパンダのところをお願いします…!とお願いしました。声に乗せて読んだときの方が切ない手ざわりで感嘆しました。 そしてこの日はKaguya Booksさんの朗読ライブがあって、完全に日時がかぶってしまい…申し訳なかった…。お声かけしたのがこちらのほうが早かったとはいえ運び手さんがリーディングパーティーに出てくださったのはほんとにありがたいことだなあと思いました。井上彼方さんと相談し、途中で中継をつないでコラボっぽいことをしたのが楽しかった。前日京都にお伺いして特典ペーパーの受け渡しをし…というのもおたがいとってもドタバタで、彼方さんが書店さんに納品に行くところに追いついて道端でサッと渡したのがなんかスパイっぽかった。
こういうイベントはわざわざ人間が一箇所に集まらなくてもできるような気はするのですが、集まること、会って話すことに重きをおきたかった。また刊行が文学フリマ東京だったので関西方面でなにかやりたいなあという気持ちがあって犬と街灯さんにお願いしました。書いてくれた方々、文フリで会えなかった人たちに会いに行きたい…!という気持ちもありました。 とはいえ同人誌の読書会ってあんまりない気がするのでけっこう緊張はしていました。お店の広さやコンセプト的におおぜい集客する必要はないんだけど、内輪っぽくはなっちゃうよなあみたいな怖さがあったかも。内輪っぽく”見えちゃう”怖さかな。でもある種の「輪」を作ってそこで自分が楽しく過ごす、リラックスして話すことをもっとやったほうがいいのかなあと思って、いままでだったらあんまりやらなかったことにチャレンジしてみたつもりです。 Twitter(X)はじめSNSのようすは日々変化していきますが、前からそうだったけどより一層殺伐としている、差別やヘイトの文言があふれている。そういうなかで活動することの苦しさがあって、どうやって対抗していこうと悩んでいます。リーディングパーティーちょっと前のヘイトのトレンドでは(いやなトレンドだ…)、AFABノンバイナリーへの罵倒や嘲笑が苛烈になっていて恐怖を感じていました。どうしたらいいのかわかんないで���が、自分が好きな人や会いたい人と集まって過ごす時間を作るのは生きのびるために大事なことかなあと思った。
また当日来られなかった方の作品について、前日夜にTwitter(X)のスペースでしゃべりました。ゲストにマツさんをお招きしていろいろ話せてうれしかった。マツさんがアンソロジー各作品の感想をTwitterにあげてくださって、それがすごくうれしくて…。大阪のホテルの部屋から配信したんですが、けっこう壁の薄い部屋だったので隣の部屋のドライヤーの音とか入ってそうでドキドキした。旅行っぽくて楽しくもあったけど。 あと��んとにぜんぜん余談なんですが、このイベントの直前に妹が流産してしまってわたしはかなり気持ちが動揺していて…(もともと妹と甥と旅行する予定だったのが、妊娠がわかってわたし一人になって、出発直前に流産→手術となったの)。直前の告知があまりじょうずにできなかったり、反動で当日やけにテンションが高かったりしたんですが、会いたい人たちに会えて気分転換になったし、かなりなぐさめられたように思います。同人誌にはぜんぜん関係ないことなんだけど自分の体や心は一つだよなあと痛感した。いまはみんな元気です。
イベントにあわせてブックフェアも開催しました。アンソロ参加者の同人誌などを店頭に並べてもらいました。犬と街灯さんがリトルプレスとZINEのお店で、もともと関係者の本がたくさんあったので実現できたことかなあと思います。犬と街灯の谷脇さんとはリモートで打ち合わせだったんですが話が早くて助かりました。 アンソロジーを作るたびに毎回こういうイベントをしているわけではないんですが、せっかく自分がお願いして書いていただいたので、いろんなことしたいなあという気持ちに自然となりました。また何か主催するときはこういうこともやれたらいいなあと思っています。
[ドキっ♡作者だらけの本屋ナイト]
12/1(日) platform3さんにて 文フリ東京抽選落ちしちゃって…という話から、じゃあ文フリ当日の夜になにかやりましょう!とplatform3のTANさんが助けてくださったイベント。裏文フリとか地下文フリみたいな気持ちで始めました。10月末くらいだったかな。 platform3さんは8月に開店した新しい書店さんです。 TANさんとは以前読書会でご一緒して、わたしの作品を読んでくださったり、集まるクィアの会で遊んでいただいたり、コピー本交換会にも来てくださいました。本や作品を通じて親しくなった方と何か一緒にやれるのはとてもうれしい。打ち合わせの中でイベントタイトルに「ナイト」って入れたい…という話をしたら、「ドキっ♡作者だらけの本屋ナイト」というかわいいタイトルをつけてくださいました。告知画像もかわいく仕上げてくださり本当にありがたかった。 作った本を持ち寄って販売するのと、輪になってトーク、弾き語り&朗読ライブ…と盛りだくさんな内容でした。
当初はもうちょっとこじんまりやる予定だったのですがだいぶにぎやかになりました。一年を通じて「会いたい人に会いに行く」を大事にした年だったから、ちょっと欲ばってしまったかもしれない。 こういうの、アンソロにお誘いするときもそうなんだけど、好きな人や会いたい人に声をかけるという言い方をするのってちょっと難しくて、ほかの人は好きじゃないのかというともちろんそんなことはなくて…っていう。今回は書店さんに本を並べつつ夜に集まって話すみたいな場なので、そのあたり楽しんでくれそうな方にお願いしたつもりです。ふだんからやりとりある方とか、告知に反応してくださる方とかはやはり気楽に投げやすいですが、友だちに声をかけるというとまたちょっとちがう感じで…。本は作るけど即売会には出ないポリシーの方とかはあんまり無理にお誘いするの悪いかなあみたいなのもあります。あとplatform3さんがクィア関連の書籍を多く扱っているお店なので、わたしもそのあたりリラックスして話せる場だったのもあり、自分のセクシュアリティを知ってる人や話しても大丈夫そうな人…みたいな気持ちもあったかな。心理的安全性というか。 また今回はわたしとTANさんのダブル幹事みたいなところもあったので、わたしがplatform3さんで出会った本の作家さんやわたしが一方的にファンの作家さんにもお声かけしました。遠藤純一郎さん、C3さんありがとうございます…! 遠藤さん��クリタさん、それぞれウクレレを用いたライブだったこと、C3さんと瀬戸千歳さんに装丁の話をきけたことなど、なかなかない機会でうれしかったな…。このあたりTANさんがじょうずに舵取りしてくださったので、ちょっとめずらしいメンバーになったかなと思います。
本屋ナイトはまだ直近なので振り返るのが難しい。とにかくわたし自身がうれしくて幸せな時間でした。文学フリマのもろもろでタイムラインにいろんな意見が流れてきていて、そういうのに対する自分なりのできることってなんだろうって考えたときに、こういうことじゃないかなあみたいなのをいっこ掴んだというか…。 自分が幸せや喜びを感じるのってどんなときなんだろう、わたしは小説を書いて本にしていて、どうなったらうれしいんだろう。いろいろあるけど一つの答えとして、ああこういうことなのかもなっていうのを感じたので、ゆっくり振り返っていければと思います。
来年のことはまだなんにもわからないのですが、ひとまず個人誌ででかめの新刊をやりたいなあと準備中。5月の文フリ東京の刊行が目標です。アンソロ参加や主催の予定は今のところほぼないので、自分の作品をしっかりやる年になるかな…?
といいつつ去年のいまごろはコピー本交換会やろうかなくらいでほかのものは影も形もない状態だったので、またそのときそのときでいろんなことを元気にやれたらなと思います。コピー本交換会や本屋ナイトのようなことはまたやってみたいな。プラス、すでにある本、作った本を読み合う時間を作れたらうれしいです。
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06.29
気づいたらtumblerを1カ月以上更新してなかった。この1カ月は結構ドタバタしてた。あまり予定は詰め込まないタイプなんだが、これまた気づいたらスケジュールが瞬く間に埋まってしまってあれよあれよと1カ月を通り過ぎてしまった。なんて勿体無いことを。
でもとても充実してた。去年、自分で蒔いておいた種が芽を出してそこから広がった。やっぱり自分で開けた扉は嬉しいね。これぞ新しい世界!ってやつかなっ!!!なーんて
余談。初めてミニボブにした。初めて襟足を刈った。爽快すぎる。
6月同様、7月も新しい仕事があるので調子に乗んないでやるべきことだけやる。今年掲げた目標のひとつ、孤闘から共闘へが上手くいっててちょっと怖い。上手くいきすぎて恐ろしくなる現象だからひとまず、体調だけは気をつける。
もう頑張ってるから頑張れとは言わない。座右の銘
静かな夜の音を聞きながら眠っていく
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【お客さまへ 大切なお知らせです】
いつもゆぱんきにご来店頂きまして、本当にありがとうございます。
今日4/29でゆぱんきは私が引き継いで16年となりました。
ほぼ未経験で見切り発車に、引き継いではじめさせてもらったお店がまさかこんなに長く続けさせていただけるとは…!自分がいちばんびっくりしております。
2008年にはじめてこの場所に立った時からの日々を思い出しながら、16年間いろんなことがあったなぁと思い返しています。コロナ禍を経てそんな中で様々な変化も体験し、そして、引っ張ったり押し出したりいろんな力が同時に働いて、この場所から離れることを決めました。
皆様には突然のお知らせにはなってしまいますが、先日の27日の営業をもちまして、現ゆぱんきは閉店させて頂きます。
長い間、本当にありがとうございました。
悩み続けた16年間ではありましたが、��の16年の経験が背中を押してくれることがこの1年間にたくさんあり、新しい道に繋がったと思っています。
ゆぱんきは秋頃に新しい店主を迎え、"本と喫茶のお店"として生まれ変わります。
しばらくおやすみさせていただいていた店内での喫茶も徐々にできるようになる予定です。
新しい店主はちょうどわたしがお店を始めた歳の頃の女の子、そしてこの1年間何度も足を運んだ遠野とのご縁で出会い、この1年ゆぱんきにもお客さんとして足繁く通ってくれて、ゆぱんきを支えてくれていたひとりです。
わたしと同じく、お店をやるのは初めてなので、少しずつ、少しずつ、自分のゆぱんきを作っていってくれると思います。
どうか応援していただけたら嬉しいです。
私自身は弘前を離れますが、裏側からは新しいゆぱんきにも関わっていく予定ですので、またお会いできる機会もあるかと思います。そのときはどうぞ宜しくお願いいたします。
私自身のこともすこし。
私は5月からお隣岩手県の紫波町に移り住みます。
店舗はいまのところ持たずに、半分お勤め、半分フリーランスという形で、料理や製菓のお仕事も継続してまいりますので、またどこかでお会いできる機会がありますように!
instagram、Twitterともにお店のアカウントはすこし経ったのち、私個人のアカウントに変更させていただきます。
新しいゆぱんきについては
instagramアカウント
@yupanqui_rubiaをご覧ください。
ゆっくりスタートしていくと思います。
私にとって本当に大切な場所であるゆぱんきに長く立つことができたのは足を運んで支えてくださったみなさまのおかげです。
長い間、本当にありがとうございました。
最後までいつも通り、いつものお客さまといつものお店でありたかったので、閉店後のお知らせとさせていただいたこと、どうかご容赦ください。
また、引越しギリギリまで営業と出張の両立でドタバタだったため、お世話になった方にご挨拶もできずで、、これからゆっくりご挨拶させていただきます。
弘前で過ごした20年(!)をしっかりと糧にして、新しい場所で活かしていけたらと思っております。ありがとうございました!
ゆぱんき 山崎彩子
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2023/4/3〜
4月3日 年度を始めて不安が爆発中。 長い1日があっという間だった。 坂本龍一の訃報にそこまで落ち込まずにいられたことくらいが、年度初めのドタバタの救い。それ以外は(それも含めて)ずっとずっと不安で、お昼休みは長島先生のB&Bのトークを聴いて、ぎこちない会話への対応策の文章を読んでいた。
年度更新のバスの乗車証の更新を忘れていることに気が付き、行きは初乗り170円のバス停で降りて歩いてみて、桜がほぼ終わり、でも菜の花が強く黄色いのを確認した。 帰りは更新したバスの乗車証でバスに乗ったけれど、新年度のばかまじめに通勤する混雑に巻き込まれて、へっとりしてしまった。
青柳さんの詩も、文月さんのパラレルワールドも、水野しずの新刊も、そこそこにも読めず、このまま新年度を過ごしておざなりになりそう。
4月4日 今日から���常運転のような、まだ新年度のバタバタを抱えているような、とびきりの忙しなさの勢がなくてむしろとてもとてもぐったり疲れてしまった。 春の忙しなさとか落ち着かなさに、去年の日焼け止めを塗って少し粉っぽくなる肌が拍車をかけている。 このそわそわを埋め合わせるのに、資格試験の一問一答の参考書やTOEICの単語帳ってちょうどいいかも。だからこの時期ってみんな新しい参考書を持ち始めるのかな。 もうすぐ誕生日の友人へ、グミチョコのプレゼントを探している。 彼女は、本人もわたしも、ちょっと上質なチョコレートが好きだと思っていたのだけど、最近、同じく好きなグミも合わさったグミチョコが好きなのかもしれない、と気がついてその自分の嗜好のチープさにがっかりしたそう。
4月5日 新年度早々の東京出張。 今日あたりから入学式のひと多いのかな、とそんな感じの親子を探してしまう電車内。 昨日、一期下の方とまた一緒に帰ってきて、私が女子大出身であることを知って、とても女子校育ちのイメージにぴったりだと思ったそう。高校まで共学の公立の学校に通っていたので履歴書上はそこまで完成された女子校お嬢様ではないけれど、社会の出た今となってはポジティブにそうゆうことにしていきたいと思っている。 女子高育ちのレッテルを自ら貼るし、その色眼鏡で見て欲しいし、(割と自分の感覚が世間のいわゆる“女子校育ち”のイメージの一部に近いと思ったりしたからです)それでいて心地よく無理なく生きていけるようにしていくんだから!と、エビアンを沸かして飲んでます。 だから今日の出張先で、打ち合わせ室のドアを開ける時はあまり虚勢張らずに、おはよっ!ってしたくない挨拶はしないで始めたいです。 昨晩からの頭痛のために飲んでいたロキソニンのおかげか、今日は身体も心も少しだけすっきりしている感覚。 出張中、用務先の移動間で立ち寄った池袋でデパ地下のいつも休日は売り切れている苺のお菓子を拝められたりして、その程度の特別感でいいよね平日休暇。 早めに用務を終えたので、パパブブレでプレゼントのグミチョコを買って、途中立ち寄ったミッフィースタイルでガチャガチャ的なランダムセレクトマスコットを買って、スパイラルでポストカードを買って、千疋屋カフェでパフェを食べる人たちを眺めながらベンチでお手紙を書いた。 そのままレターパックで送る準備もして、窓口へ持っていくと、送る品物欄の“おもちゃ”を指して「おもちゃってなんですか?」と局員さんに訊かれる。「フィギュア…?かな、これなんですけど」と自分用に買ったミッフィーマスコットをみせると「可愛いですね〜」と言ってくれた。 1日を半日で過ごすと大丈夫になるはず、と言い聞かせて、自分を大人しく帰宅させています。
4月6日 強い風とぬるい空気の日。 少し早めの腕時計の時刻が5分遅れになっていてた。 昨日の出張のときに違う鞄を使ったため、定期券をそのまま入れっぱなしで、駅で忘れたことに気がつき取りに戻った。 いつもより遅い電車に乗って、いつもと違うルートのバスで、いつもと違うバス停で下車して歩いて出勤した。 靴下を裏返しで履いていたことに職場に着いてから気がついた。 久しぶりにしっかり居残りをしてへとへとになった。 朝、定期をとりに戻った時に持って出た��を職場に忘れてきた。 新年度のそわそわと、昨日の出張と、明日の通院が重なって、ぼろぼろになってきていて、写真のことや文章のことや色々考えたいけれど、今は何もしたくない! 新しい上司は女性の方で、だから緊張している気がする。 今が1番、社会に出て、わたしはわたしだ、と言い聞かせている気がする。 移動中の車内で、男性が多い今の業界で、女性であることで舐められることが多くてそこに若さが更に拍車をかけるため、早く歳をとりたい!とずっと思っていた、とお話ししてくれた。 わたしは今まだ多少若くて女性だから、社会で不当位に傷つかされることが多いとかなり気づき始めている。それでも、このままの自分でしかいたくないし歳もとりたくない。 ぎこちない会話への対応策、の図録の長島先生のテキストを読みながら帰宅。 今日は満月だよ。
4月7日 次に体重が落ちていたら入院って言われた! 今日は風がとっても強かった!
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本年の営業が始まってからドタバタ忙しく更新できないうちに今週末はもう成人の日フェアです。当店では成人の日にガーベラをフィーチャーしてお勧めしていますが成人式の「出待ち花」も受付中です。成人式の彼女には出待ち花がやっぱりないとね。赤バラ100本以上の花束は日曜日までに予約をお願いします。確保可能本数上限に届き次第ご予約受付を終了します。お早めに! 写真は今日届いた新しい相棒。ハンドルは今回、パドウク、鮮やかな赤に一目ぼれです。通常の三倍くらい斬れそう。紅いな、いい色だ。 去年買ったブビンガを研ぎに出して二つを使いまわそうと思います。今年も去年以上に頑張って現場仕事に精を出そうと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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Ep41.
もう41回目だねって記念日に送れたのが嬉しかった大好きの詰まった12月でした。美月は今忙しいからーってきっと返信の速度とか気にしてくれてるのかなって思いながらそんな優しさに甘えてます。1に優しい、2に気遣い出来る、3と4は大好きで、5はこの先も一緒にいたい。クリスマス一緒に過ごせなくて、年末年始も一緒に過ごせなくて、普通なら一緒に過ごせるはずのイベント全部ドタバタで、ほんとに申し訳ないなって思ってるんだけどそれを気にしないかのようにいつも通り話してくれて、きっと寂しい思いはさせてるんだろうなって反省。それでも、誰よりも1番そばにいてくれる感謝は忘れないし、きっとここまでこんな私を裏でずっと支えてくれてありがとう。久々に大好きって直接伝えたんだけど、恥ずかしすぎた。祥生からの大好きって1番破壊力あるんだよね。あんまり言われないからこそ半年とかに1回くらいは大好きって伝えていこうかなって思えました。祥生はきっといっぱい我慢してくれてるし、通話だって出来てなくてたまに美月の声聞きたいよーって言ってくれるのが嬉しいんだけど如何せん生活リズムが合わなくて深夜行動の私と夜寝て朝起きる祥生のリズムが合わなくてなかなか時間を作れなくてごめんね。落ち着いたら電話しようね。変わらず大好きでいてくれる祥生がいるから頑張れるし、隠居先とかでたまに話してるけどほんとに2人だけの時間が流れてて、そんなぬるま湯にぬくぬくとしております。焦らなくていい、まだ大丈夫だよ。ってそんな優しい言葉をもらう度に何度だって祥生でよかった、祥生じゃなきゃ乗り越えられなかったって思わされる。周りと比較しない?大丈夫?って聞かれたりするけど会えるだけが全てじゃないし、一緒にいられる時間は最大限祥生に使ってあげたいなって思ってるんだけど、なんせ友達も大事にしちゃう節があるからいつも1人にしてないか心配になる。祥生の言葉は私の中でずっと生きてるし、この先こうして記念日をちゃんと何回目って数えるのも祥生だけだから、何回も記念日迎えられたら嬉しいなって思ってます。大好きって言葉では足りないくらいの愛情で祥生の事を潰そうと思います。私の愛はそんなもんじゃないぞー。でも、胸張って祥生大好き!って言える幸せをこれからも噛み締めて何回も記念日迎えていきたいなって思ってます。毎日いっぱいの幸せありがとう。ずっととか永遠とかないってそんな事思ってた私にずっととか永遠とか思わせてくれる祥生はすごい。総括、やっぱり恋人って存在大きすぎる。
この髪色大好き、黒髪も金髪も好きだけど、派手髪祥生好き。
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めちゃくちゃ個人的にドタバタの月後半というか最終週だった1ヶ月。寒暖差にもやられるわ、シンプルに詰め込まれすぎて頭パンクしそうになるわで、若干言葉に覇気がないというか、自分で見返したときにちょっとそっけなかったかなとか思って黙って反省することもあるわけですが。呆れることなくそばに居てくれてありがたい限りです。気付けば出会って2年越してるし、そんでもってこのスピード感のまま2年記念日もあっという間に迎えるんだろうけど。なにも変わらない気持ちのまま、幸せな気持ちいっぱいで毎日過ごせてるのがめちゃくちゃ嬉しいし、こういう余裕ないタイミングでも頑張れる糧になってるんだろうなと思ってます。多分この時間の流れだと、プレゼント決めるのギリギリになって焦りそうだから気持ち早めにできるようにちょこちょこチェックしときます。いつもありがとう。大好きです。
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囲炉裏庵では、書けない話。
儲け主義の、主流の天界の下っ端の念とか意識が、凄く影響するらしい。
最近は、影響力を減らしてくれって頼んでる。
宇宙中で、同じタイプの連中が助け合ってたりするから、かなり面倒臭い。
無意識で助け合うのも多いから、『本当に面倒臭いな!!💢』って感じ。
現在は、宇宙中の意識体の意識を変えながら、自然に出来る権限とかを減らしてる。
掛け声の人達の話も、囲炉裏庵でちゃんと説明したかった。
『ダンダダン』に似ている掛け声を、ツイートしてる途中で送ってくれた。
『前から伝わってる言葉だ!!』って思ってたら、題名と似てるでしょ?って感じで教えてくれて、『本当だ!!』って驚いてた。
これを書こう!!って、伝え合いながら、別の話の続きの文章を書いてたら、記憶がぶっ飛んだ。
一緒に、思い出そうとしたんだけど、無理だった。
伝えてくれる人達も、一生懸命に思い出そうと頑張ってくれてたのに、やっぱり思い出せないから、段々と悲しくなっていった感じ。
それが伝わってた。
泣き出しそうな、凄く悲しい感情の話を書こうとすると、相手に気付かれてしまった。
その人達が、『ヤバイ!!』って感じで慌てて気持ちを切り替えてくれたから、『復活してくれた』っていう文章になった。
あの時の文章は、ちょっとドタバタしてた時の文章。
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スクレイピング・ユア・ハート ― Access to SANUKI ―
あらすじ 平凡な大学院生である丸亀飛鳥。 新規気鋭のイラストレーターで、飛鳥の後輩である詩音。 四年ぶりの再会を経て、二人は奇妙な出来事に巻き込まれていく――――
物語の始まりなんて、なんでもよかった。 偉人の言葉を引き合いに出して、壮大な問題を提起する冒頭が思いつかない。洒落た言い回しを使った、豪華絢爛な幕開けが思いつかない。ああ、思いつかない。とにかく、思いつかないの。 一般教養が足りないとか、センスがないとか、そんなんじゃない。 ただ、平坦。二十三年生きた人生に山も谷もない。 一般的な都内の中流家庭に産まれ、すくすくと成長し、苦難なく小中高大を卒業。 特に研究したいこともないが、働くのが嫌で大学院へ。研究生活の中で平均くらいの能力を身につけ、今でもゆるゆると日常を謳歌している。 そんな人間が想い描く物語だ。たとえ始まりを豪華絢爛にしたところで、面白くともなんともない。 だから、始まりなんてなんでもいいん『そんなことないわ』 ……そうかしら。それなら、もう少し頑張ってみ「お願いだから止まって、止まって!」 ……どっちよ。 これは、寝る前にするちょっとした妄想。クラスを占拠した悪漢を一人でやっつける、みたいなもの。 目を瞑っているのだから周囲は真っ暗だし、私以外の声が聞こえるわけ「先輩!先輩!しっかりして!」 うーん。うるさいわね。 聞き覚えがある女の子の声。少しガサついていて綺麗な声音ではないのだが、なぜか心地よくて、落ち着く。 ……寝る前に聞く、ちょっとえっちなASMRの切り忘れね「先輩!?」。面倒だけど一度起き『ダメよ』
身体がビクン、ビクンと震える。
表面上は高潔な雰囲気を纏っているものの、ねっと���とした厭らしさが滲みでて、根底にある魔性を隠しきれていない女性の声。 今まで一度も聞いたことがない。声の主なんて知るはずがない。それでも狂しいほど切なく、堪らないほど愛おしい。 そんな声が全身を駆け巡り、電撃のような痺れとなって身体を激しく愛撫したのだ。 『貴女の全てが欲しいの』 唐突に発せられた媚薬のような愛の囁きに、動悸が早くなって頬が火照る。恋愛感情に近い心の昂りが瞬く間にニューロンを焼き焦がして、身体にむず痒い疼きを与えた。 『貴女は快楽の熱で、ドロドロに蕩かされていく』 そう告げられると、容赦ない快感が次々と身体に打ちつけられ始めた。 堪らず身を捩ろうとするが、金縛りに遭ったように手足が動ない。舐めしゃぶられるように身体中が犯され、許しを乞うことすらできない。ただ一方的にジュクジュクとした甘ったるい快楽の波が全身に蓄積していく。 やがて許しを懇願することさえ忘れ、頭の中が真っ白に染まってしまう。もう耐えきれない、決壊してしまう。 『そして、深く深く流れ落ちていく』 そのタイミングを見透かしたように、許しの言葉が告げられる。同時に、心の器が壊れ、溜め込んだ全ての快感が濁流のように全身を駆け巡った。 意識が何度も飛びそうになって、頭のチカチカが止まらない。獣のように声にもならない嬌声をあげながら、やり場のない幸福感に身を委ねて甘く嬲られることしかできない。何もかもがどうでもよくなる程、気持ちがいい。 永遠に思えるような幸福な時間を経て、すぅっと暴力的な快楽が引いていくのを感じた。代わりに、深い陶酔の中へ身体が沈み始める。 そして、自然と強張っていた身体から力が、いや、もっと大切な何かが抜けていく。でも危機感はない。 たとえ声の主が猛獣で、彼女に捕食されている最中であっても、私は目を開けず身を任せてしまうだろう。 ゆっくりと身体の輪郭が曖昧になり、呼吸が浅くなっていく。意識が朦朧として何も考えられない。ただ、恍惚たる快楽の余韻に浸りながら、彼女の言葉の通り深く深く、流れ落ちていく。 『おやすみなさい、愛しい貴女』 赤ん坊に語りかけるような優しい声音で別れが告げられる。そして、私の意識はブレーカーが落ちたようにプツンと切れた。 遠くからぼんやり響いた悲痛な叫びは、もう私に届くことはなかった。
*** もしあたしにインタビュー取材依頼がきて、最も影響を受けた人物を聞かれたら、間違いなく先輩と答えて彼女への想いを語り続けるだろう。 コラム執筆依頼がきたら必ず先輩の金言を引き合いに出して最高のポ��ムに仕上げるし、ラジオに生出演したら「いぇい、先輩、聴いてるー?」が第一声と決めている。 現に初めて受賞した大きなイラストコンテストの授賞式の挨拶では、会場にいない先輩に向けて感謝の気持ちを述べた。それほどまで、高校で先輩と過ごした二年間はかけがえのない宝物だったのだ。 だから、あたしという物語の始まりは必ず先輩との思い出を引き合いに出すと決めている。 そんな小っ恥ずかしいことを寝巻き姿で平然と考えてしまう程、あたしこと讃岐詩音は浮かれていた。 なんせ今日は先輩と四年ぶりの再会である。 窓から差込む小春日和の暖かな日差しが、今日という素晴らしい日を祝福しているようにも思えた。
「詩音、朝ごはんできてるわよー」 「うん」 一階から聞こえたママの呼びかけに応じる、蚊の鳴くような声。自分のガサついた地声が嫌で、どうしても声量が小さくなってしまう。 おそらくママには聞こえていないので急いで自室から出て階段を降り、リビングに移動する。閑静な高級住宅街に建つ一軒家に相応しくないドタバタ音が鳴り響いた。 「危ないからゆっくり降りてきなさいって言ってるでしょ」 ママのお小言に無言で頷きながら、焼きたてのバターロール一個とコップ一杯のスープをテーブルに運ぶ。いつものご機嫌な朝食だ。 「バターロールもう一個食べない?消費期限今日までなの」 ママの問いかけに対して首を横に振って拒否した。少食なあたしにとって、朝の食事はこの量が限界。これ以上摂取すると移動の際に嘔吐しかねない。 「高校でバスケやってた時はもっと食べてたのに。ママ心配よ」 そう言われてしまうと気まずいが断固としてNOだ。先輩との大切な再会をあたしの吐瀉物で汚したくない。 話題を逸らすためテレビをつけると、ニュースキャスターが神妙な面持ちで原稿を読み上げていた。 「横浜市のアトリエで画家の東堂善治さんが倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが意識不明の重体です」 たしか、以前参加したコンテストの審査員だったような。国際美術祭で油彩画を見たような。あと生成AI関連で裁判がうんたら。 「東堂さんは世界的に権威のあ……また、スポンサー契約を交わしていたFusionArtAI社に対して訴……捜査関係者によると奪われた絵……」 ニュースの内容を聞き流していると、概ねの内容は記憶と合致していた。どうやら、高校を卒業してから勉学の道には進まず、創作活動に勤しむようになったあたしの記憶力はまだ健在らしい。少しだけ、ホ���とした。 「最近物騒ね。よく聞く闇バイト強盗かしら。ほら、この前も水墨画の先生が殺されたじゃない。詩音も今日のおでかけ、気をつけなさいよ」 「ん、気をつける」 ママを心配をさせないために少しだけ大きな声で返事をして、深く頷いた。 食事を終えた後、アイロンがけされた一張羅に着替えて身なりを整え、先輩が待つ喫茶店へ向かった。 *** ――――ちょうど三週間前のこと。 本業のデジタルイラストの息抜きとして始めた水彩画にハマりにハマって、気がつけば丑三つ時。ふと先輩の顔が頭に浮かんだのだ。 丸筆とパレットを置いてから勢いよくベッドにダイブして寝転がり、流れるようにエプロンのポケットからスマホを取り出す。 先輩はSNSを実名で登録するタイプではない。それでも広大なネットのどこかに先輩の足跡みたいなものがないか、淡い期待を抱いて名前を検索してしまう。 そんな自分がちょっと気持ち悪い。 自己嫌悪に陥りつつ検索結果を眺めていると、思いもよらない見出し文を見つけたの���間髪入れずにタップした。
「情報システム工学専攻修士1年生の丸亀飛鳥さんが、AIによる雛の雌雄鑑別システムに関する研究で人工知能技術学会最優秀論文賞を受賞しました」
ゆっくりとスクロールしながら情報を集める。やがて研究室のホームページに掲載された集合写真にたどり着く頃には、これが先輩の記事であることを確信した。 ……正直言って自分がだいぶ気持ち悪い。 「やっぱり先輩はすごい。うん、とてもすごい人だ」 先輩の活躍ぶりに足をばたつかせながら興奮していると、ピコンと仕事用のアドレス宛に一通のメール。見慣れないアドレスだったが、ユーザー名が目に入った瞬間飛び起き、正座になる。 「marugame.asuka0209って、これ絶対に飛鳥先輩だ!」 偶然にしては出来すぎているが、なんの警戒もなく開封をして内容を隈なく読み込み――――読み終える頃には呆然としていた。 要約すると研究協力の依頼であり、可能であれば一度会って話せないか、という非常に堅苦しい内容である。 気がつくと涙が頬を伝っていた。 四年ぶり、つまり先輩が卒業してから初めて貰った連絡。元気?今度ご飯でも行かない?みたいな、そういうのを期待していたあたしがおバカじゃないか。 ――――いいや、先輩が悪いわけではない。これが普通。むしろ、あたしがおかしい。 何を隠そう、あたしと先輩の間に特別な繋がりはない。友達でもなければ恋人でもない。ただ、バスケ部の先輩後輩というだけで、練習と試合だけ��共に過ごした時間の全て。連絡も練習に関することだけ。そんな程度の仲。 「……それでも好き」 あたしに手を差し伸べてくれた先輩に対する想い。四年経ってもこの気持ちは色褪せていない。 でも、これが最後になるかも。もし拒絶されたら、ただの先輩後輩ですらなくなってしまったらどうしよう。そう思うと、胸が苦しくなる。だから今まで一度も自分から連絡できなかった。 ――――涙を拭い、ありったけの勇気を振り絞る。 先輩に会ってお話しがしたい、その気持ちだけで震える指をどうにか動かし、書いては消してを繰り返す。文面が完成しても、何度も声に出して読み上げ続け、早三時間。返信を完了する頃には外が薄明るくなりつつあった。 急にドッと疲れが出て、再びベッドに倒れうつ伏せになり、顔を枕に埋める。そのままうめき声を上げて、湧き出る混沌とした感情を擦り付けていく。 このあられもない姿がママに目撃されていたことは、あたしの人生最大の汚点となるのだった。 *** ――――いつの間にか私はドアの前に立っていた。 温かみを感じるレトロな木製のガラスドア。ここは大学から離れた場所に佇む、少し寂れた喫茶店の玄関前だ。私の憩いの場の一つで、よく帰り道に訪れている。 ぼーっとしていると、店内が薄暗いからか自分の姿がガラスに反射していることに気がついた。 ガラスに映る、ケープを羽織ったおさげ姿の美少女。うどんのように白い肌が彼女の纏う儚さに拍車をかけている。 彼女の名は讃岐詩音。 私の一個下で、高校バスケ部の後輩だ。 某バスケ漫画に憧れて入部したという詩音は、初心者という点を考慮しても信じられないほど下手だった。 ドリブルやパスはへんてこだし、一番簡単なレイアップシュートすらろくに出来ない。おまけに口数が少ない不思議ちゃんで、趣味と特技がイラストときた。 そのため、次第に周囲から腫れ物のように扱われるようになる。 それでも詩音は部活を辞めず、直向きに人一倍努力を続けた。 しかし、周囲からの扱いは変わることはない。下手っぴが一人で頑張っても嘲笑の対象になるだけだ。 だから私は、詩音に手を差し伸べた。少しでも彼女が笑顔になれるように。 ――――精一杯頑張る彼女の姿が、どこか冷めていた私の憧れだったから。 原因は不明だが、今、私は『詩音』の姿になっている。まるでVRを体験しているようだ。なんにせよ、玄関前で棒立ちを続けるのは迷惑だ。 混乱しながらドアを開けて入店すると、店員がにこやかに迎え入れてくれた。 「いらっしゃいませ、讃岐さんですね。丸亀さんはあちらの席でお待ちです」 会釈をするも、妙な違和感。戸惑いながら店員の案内に従い、席に移動した。そして私は大っ嫌いな女と対面��ることになる。 緑色の黒髪が綺麗な、リクルートスーツ姿の美女。気品のある見た目をしているが、中身は空っぽ。連絡が来ないから嫌われたと思い込み、自分を慕う後輩を四年間も放置したクズ。そんな女性が私を見て微笑む。
『久しぶりね、詩音』
そう、『『私』』だ。まるで鏡を見ているかのように、『私』が机を挟んだ向こう側に存在している。 詩音と四年ぶりに再開したあの日の夢を見ているのだろうか。 唖然とする私を無視して、目の前に座っている『私』は一方的に話を進めていき、本題に移り始める。
『研究室が推進するイラスト生成AIプロジェクトが難航しているの』
原因は技術の普及と発展に伴って、目視であっても判別できないAIイラストがウェブ上に溢れかえったことだ。 その結果、クローラープログラムがウェブを巡回してイラストを収集するスクレイピング技術で作られた学習データにAIイラストが混入し、AIプログラムが崩壊する報告が多数出ている。 余談だが、私の研究は養鶏農家から提供される写真を使用しているため、全く影響を受けなかった。それゆえ、最優秀論文賞を繰り上げ受賞してしまったのだ。
『研究用のデータ加工が大変なのよ』
これはイラストレーター達が自衛として、データをそのままウェブにアップロードしなくなったからだ。 近頃はデジタル画像を紙に印刷した作品やアナログ作品を造花などで飾り付けてからカメラで撮影する、2.5次元作品が主流となっている。 イラスト本体の解像度劣化やカメラフィルターによる色合の変化、装飾物による境界の抽象化などが原因で、2.5次元作品はAIで学習できない。 修正AIで2.5次元作品を2次元作品に加工しようとしても、誤認識のパレードである。そのため、ゆうに一万を超える大量のデータを人力で加工するしか手立てがないのだ。
『FusionArtAI社のデータも法外的な値段で八方塞がりなの』
FusionArtAI社は唯一ピュアなイラストデータを扱っているユニコーン企業だ。東堂善治のような大御所アーティストらと契約し、安定して高品質なデータを取得しているらしい。 AIやらNFTやらを壮大に語っているが事業内容がよく理解できない。それに莫大な資金が何処から出ているのか非常に疑問である。 加えて詩音がモニターとして、AIの学習を阻害する絵具を貰ったのだとか。胡散臭すぎる。
『だから詩音のイラストのデータを全て譲って欲しいの』
「……は?ちょっと待ちなさい」
今まで無言で頷いていたが、思わず声が出てしまう。
『貴女の全てが欲しいの』 「そんなこと言っていない!私は研究協力の依頼を断るように警告したのよ!!」 ことの発端は詩音がイラストコンクールの授賞式で私の名前を出したことである。偶然その授賞式に私の指導教員も来賓として出席��ていたのだ。 後日、ゼミで彼女の挨拶が話題に出され、私は迂闊にも���ずかしさのあまり過剰に反応してしまった。 指導教員は詩音が語った人物が私のことだと察した。そして詩音宛に研究協力の依頼を出すよう、私に指示を下したのだ。 なんせ、詩音は今や業界を席巻する超新星。その作品を利用できれば、データの質の担保だけでなく、研究に箔をつけることができる。 下手をすれば詩音が筆を折りかねないその指示に対し、私は強い憤りを感じた。 しかし、上の言う事は絶対。だから大学から離れた喫茶店に呼び出し、密かに依頼を断るように警告したのだ。 ……加えて、授賞式のようなオフィシャルな場で無闇矢鱈に人様の個人情報を出さないよう、情報リテラシーの講義もみっちり実施した。 詩音は私の言葉を素直に聞き入れてくれた。ただし、研究室の厄介事に巻き込んだお詫び?として、週末に作品撮影のアシスタントをする約束をした。 ――――その撮影日が今日。 そこは、誰も寄りつかない瓦礫まみれのビーチ。 遥か昔、海辺に栄える水族館だった場所。 青空の下、詩音が無我夢中になって作品の飾り付けをしている。 装飾材を補充するため、彼女が水彩画に背を向けた刹那。 額縁からコールタールに似た漆黒の液体が勢いよく溢れ出し、彼女を襲う。 だから私は彼女を突き飛ばして。 悍ましく蠢く闇に、『食われた』。 「……ようやく思い出したわ」 これは、妄想でも夢でもない。相対する『私』の皮を被る怪異が起こした現象だ。 理解不能な存在に生殺与奪の権を握られている。その事実を認識した途端、体に悪寒が走り、鳥肌が立つ。今にも腰が抜けそうだ。 怪異は恐れ慄く私の眼をじっとりと見つめながら、ブリーフケースから同意書とペンを取り出し、机の上に置いた。 『貴女とはいい関係になれると思うの』 そう言いながら、怪異は小指を立てながら厭らしく微笑む。 私の生存本能が、この文字化けした書類にサインをしてはいけないと警鐘を鳴らしている。サインをすれば、死ぬ。 それでも私は震える手でペンを掴んでしまう。 ……だって、私なんかが敵う相手じゃないもの。 怖くて泣きじゃくる無様な私に何ができるの。 そうね。きっと、あっけなく死ぬのよ。 ――――そうだとしても 「大切な後輩を襲ったお前だけは、絶対にぶっ殺してやる!!」 私は決死の覚悟を決め、一世一代の大啖呵を切った。瞬時に怪異に対する怒りの炎が燃え上がり、滞っていた思考が急激に動き始める。 相見えるは常識の埒外の存在。裏を返せば奇想天外な自由解釈が可能であり、不格好でも��れっぽい仮説を立ててしまえば、私にとっては常識の埒内の存在になる。 きっとそう強く信じなければ、目の前の『私』は倒せない。 唇に人差し指をあてながら、ただひたすらに、常識や記憶の間に無理やり関連性を見出して理屈をこじつけることを繰り返す。 やがて、その思考過程を経て、一つの結論に辿り着く。 この怪異の正体は、『クローラーを模した淫獣』だ。 こいつは複数回にわたって人を襲い、心の記憶から作品を抽出していくタチの悪い存在。全ての作品を取り込み終えると、獲物に大量の快楽成分を流し込んで再起不能にする恐ろしい習性を持つ。 おそらく詩音も何度か寄生されていて、今日が最後の日になるはずだった。 ところが、すんでのところで私が身代わりになったため、情報の吸い残しがあると誤認が生じてしまった。それは淫獣にとって重大なエラーである。 そこで、やり直しを試みるも、改めて詩音の同意が必要となってしまった。 だから先日の会話に基づいてこの空間を生成し、『私』の皮を被ってサインを迫っているのだ。――――今、自分が捕食している獲物が『丸亀飛鳥』であることに気が付かずに。 そして、最も重要なことは淫獣が人工的に作られた存在という点である。 これまでの同意書に重きを置くような言動を見ると、魑魅魍魎の類とは思えない。何より、元凶に心当たりがある。 そう、FusionArtAI社だ。淫獣の正体が例の胡散臭い絵の具であり、密かに多数のイラストレーターを襲っているとしたら、全て辻褄が合う。 ――――そうであると信じるの。そうすれば、こいつに一矢報いることができるはずよ。 汗ばんだ手で同意書を手繰り寄せ、ゆっくりとペン先を近づける。 すると、自分勝手に喋っていた淫獣が口を閉じ、紙面をじっと凝視し始めた。それだけではない。空間を構成する全てが、その瞬間を見逃すまいと監視している。 張り詰めた空気の中、私は素早く紙を裏返して、こう書き記す。 robots.txt User-agent: * Disallow: / その意味は、『クローラーお断り』。 今や対魔の護符に等しい存在となった同意書を握りしめ、勢いよく席を立つ。 「私の全てが欲しい……そう言っていたかしら?」 沈黙。詩音の好意や才能を踏み躙った淫獣は、口を開かない。 『An error occurred. If this……』 どこからともなくアナウンスが聞こえるが今はどうでもいい。
「これが私の答えよ」
大っ嫌いなクソ女の顔面が吹き飛び、振り抜いた私の拳が漆黒の返り血に染まる。 一呼吸おいた後、心から詩音の無事を願い、静かに目を閉じた。 *** 茜色の空。漣の音。磯の香り……それと、ちょっと焦げ臭い。 そして、私の身体に縋って嗚咽する大切な後輩。 どうやら私は死の淵から生��できたらしい。無事を知らせるため、詩音の頭を優しく撫でる。それでも泣き止まないので、落ち着くまで背中をさすってあげた。 「心配かけたわね。詩音が無事でよかった」 詩音は私の胸に顔を埋めたまま、コクリと頷く。 「先輩も無事?」 「ええ、大丈夫よ」 これ以上、詩音を不安にさせないように気丈な態度をとるものの、重度の��労を感じ、もはや立つことすらできない。 「ここはまだ危ないから、早く詩音だけでも逃げて」 「やっつけたから、モーマンタイだよ」 詩音が指差す方向を見ると、黒い液体に塗れた水彩画が静かに燃えていた。焦げ臭い匂いの原因はこれか。……やっつけたってどういうことかしら。 些細なことに気をとられている場合じゃない。 先ほどから微かに聞こえる、複数の物音。 何者かが物陰で息を潜め、私たちの様子を窺っている。 今や炭になりつつある淫獣の回収が目的か。いや、それは私がでっち上げた荒唐無稽な陰謀論にすぎない。 ここは、電波が届かない人里離れた廃墟。無防備な女二人がいつ襲われてもおかしくない、危険な場所だ。 詩音も気が付いたのか、私に抱きつく力が強くなる。意地でも私から離れないつもりのようだ。高校の時から感じていたが、この子は気が弱いわりに頑固だ。 ――――息が詰まるような空気を、遠くから鳴り響くサイレン音が切り裂いた。 同時に複数の人影が足音と共に遠ざかっていき、私は安堵の息を吐いた。 「もう大丈夫。定刻を過ぎても私から連絡がなかったら、警察と救急に通報するよう、母さんに頼んでいたの」 半分は今のような不足の事態に陥った時の保険として。 「やっぱり先輩はすごい。うん、とてもすごい」 もう半分は、尊敬の念を向けている後輩から刺された際の保険として。……絶対に黙っておきましょう。 *** ――――事件から三か月後。 結局、私たちを襲った存在の正体は分からず終い。一方、あの場にいた不審な人影は東堂善治を襲撃した闇バイト強盗であった。そのため私達の不法侵入は霞んでしまい、一切お咎めなし。私達の身に何があったか、深く聞かれることもなかった。 まぁ、警察に事情を説明するにしても―――― FusionArtAI社が作ったスライム型の淫獣に襲われてデスアクメしそうになりました。奴らはアーティストの心の記憶に存在する作品データを狙っています。 という私の支離滅裂な説は口が裂けても言えない。それに、FusionArtAI社が不正会計絡みで呆気なく倒産したため、もう追及のしようがなかった。 ちなみに、詩音は黒い液体の正体が亡霊の祟りだと思い込んでいる。だから制汗スプレーとライターで除霊?しようとして、そのまま引火。あの有様となったそうな。 「貴女のおかげで助かったのかもしれないわね�� 私の言葉に首を傾げる後輩は、今日も美少女だ。 あの事件以来、私達はお互いの身を案じて一週間に一回は会うようになった。といっても、毎回普通に遊んでいるだけだ。 今日は私の行きつけの喫茶店でまったりとお茶をしている。お紅茶がおいしい。 紅茶の香りの余韻を味わっていると、詩音の手招きが。 またか、と思いつつ耳を寄せる。
「先輩のケーキ、一口欲しい」
耳元で囁かれる妙に蠱惑的な声と熱の籠った吐息にゾクッとしてしまう。あの事件で私が晒した醜態から、余計なことを学んでしまったのだろう。 悪戯っぽく笑う詩音。本音を言ってしまうと非常に嬉しいのだが、どうも照れ臭くて顔を背けてしまう。 でも、これから時間をかけて慣れていけばいい。あの事件が私という物語の始まり、いや、――――私達という物語の始まりと決めたから。 二人に降り注ぐ優しい木漏れ日が、これからの日常を祝福しているように思える。 ――――そんな気恥ずかしいことを考えてしまうほど、私こと丸亀飛鳥は幸せだった。
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やらぬ後悔よりやっちまった後悔がしたい
3年もの間ここに投稿してなかったんだな。
前回の投稿からの2年間?くらいって本当にあったようでなかったというか、絶賛コロナ禍で人と会うことが制限されていたからこそ、仕事以外でこれといった思い出がないんですよね。
でも、この一年くらいでコロナ禍と呼ばれる時代は終わり、抑圧されてたからこそすごくすごく解放的な時代がやってきた感じがする。
そう思う一つのポイントとしては、アカペラ活動ができるようになったのは大きかったかな。
親友と共に作り上げたバンド。メンバー変わったり紆余曲折あったけど、楽しいメンバーでやれてよかった。。。
ん、楽しいだけでよかったのか?
今週末、メンバーの卒業とともにこのバンドの終わりを迎えようとしている。この2年ちょっとを振りかえる瞬間が増えた時に思ったのは、このバンドが目指していたものって何だった?
そもそもバンドを作った時の想いとしては、アカペラの大会に出たい!アカペラを本気でやりたい!というところだった。その目標に向けてドタバタではあったけど、大会にも応募した。けどダメだった。ここで心が折れたのかな?とも思うけどたぶん違う気もする。
メンバー変わったり、現役生は就活したり、勉強忙しかったり、社会人は仕事に追われたり、タイに出張行ったり、、いろいろあった。本当にいろいろあったからこそ、毎回の練習のメンバー間のモチベーションが揃わなかったなと思う。私自身もずっと高いモチベーションだったかと言われるとそうではないと思うし。
ただ、私はやるなら本気でやりたいと思うタイプ(だと思っている)なので、練習は毎時間きっちりやりたいんだけど、なんだかその気持ちが空回りしたり、あんまりメンバーに伝わっていない気がして、最初はモヤモヤしてたけど楽しいからいっかとなり、音楽を追求することを諦めてしまった気がする。みんなのせいにしたい訳ではない。スタートさせた私たちがもっとモチベーションを高く持たないといけなかったし、始めたばかりの後輩がいるんだから、私たちが学んできたことを伝えなきゃいけなかったと反省。
ただ、反省しながらもこれが達成できなかった要因も少しだけならわかっている。大きく一つは、年齢差からくるジェネレーションギャップ。バンド組む前から年齢差があることは分かってるし、正直そんなに差はないと思っていたけど、バンド組んで日々を過ごしていく中でやっぱり違う部分があるなと感じた。大きな壁でもないんだけど、薄くて透明で小さい壁があって、それを壊すのが怖くて踏み込めないような瞬間が結構あった。
それはもしかしたら、向こうも思っていたことかも知れないし、分からない。そして、決して仲が悪い訳ではなく、この2年でめちゃくちゃ仲良くはなった。けど、だけど、この悩みは明確にあったと思うし、もうすぐ迎える最後まで壁を壊すことはできなかった。2年もやってきたのにこういう最後を迎えると思っていなかったので、本当に悔しい。
私の人生の中でできたはずなのに、出来なかったという経験が意外にもあんまりなくて(忘れただけかも)、今回の件が本当に終わりを迎えたあとに、とてつもない後悔や自己嫌悪に陥りそうで少しこわかったりもする。
だからこそ、そうならないために今できることを精一杯やる。そう決めたので、今週の私はみんなとの最後のステージを絶対にいいものにするために準備をしたいと思う。
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あけおめ!そして20回目の記念日おめでとうございます。ありがとうございます!ついに明けたね。怒涛の1年を終えてとうとう2024年突入です。振り返るとあっという間だったなあ。2023年は俺にとって変化の年でいろんな変化があってそのせいで上手く時間が取れんかったり体調崩したり寂しい想いもたくさんさせたんじゃないかなと思います。寂しさからくる喧嘩もまあまあしたね。喧嘩するたびになんでわかってくれないんだなんてことも思ったりしたけど春奈は春奈なりに変化に頑張ってついてこようとしてくれてたのもちゃんとわかってます。いっぱい支えてくれてたこともそうやし、毎日癒しをくれたから頑張ってこれたんやと思ってる。ありがとね。マジでね、その存在が��ければあそこまで頑張れんかったと思うよ。伝わってるかどうかわからんけど春奈が思うよりもっと春奈のこと必要としてます。ハイ。すーぐ自信なくしちゃうけどね。愛されてんなーって自信は持っててください。そうじゃないとこんなに長く一緒にいないっしょ。1年8ヶ月だってよ。すごくない?もう2年も目前やん。ドタバタした1年やったけど振り返るとどの季節にもどの瞬間にも春奈がいる。楽しかったこともいっぱいあったなあ。今年もまた楽しい思い出いっぱい作って、時々ぷんすかしながら愛を育んでいきましょう。美味しいものいっぱい食べよう2024も今日からスタートやからな。胃を労りながら食べて飲んでするぞ。2023から2024に変わった今日からも共に寄り添いながらよろしくお願いします。大好きな春奈さんへ。
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ブンその4
61話 ・「(カービィに朝食を吸いこまれて)コイツ…人の分まで!(ブンだけに)」 ・「(太ったデデデを見て)でもまだ食べてんじゃん…。」 ・「でもすげー量だな…こんなもんでどう?」 ・「待てよ!カービィも一緒に来てたよね?」 ・「でもその前にデデデが食べた!」 ・「笑ってる場合か…。」 ・「アイツが魔獣か…。」 ・「な~んだ!スナックを吐き出せばよかったのか!」
62話 ・「(デデデの新コーナーなんて)どうせドタバタだよ…。」 ・「(6枚の絵柄を見て)オレキャンディー!」 ・「たかが占いじゃん…。」 ・「大人って結構迷信が好きなのさ。(イローに迷信の意味を聞かれて)理屈もないつまんねぇことを信じること~。」 ・「そうだ!いっそのこと占い通りにしてやろうか。メーベルが「頭に気をつけろ」って言ったら、こうだ!(ホッヘの頭に石をやさしくぶつける)」 ・「(サモに)こうまでされたら断れないよな~。」 ・「作戦開始!(キュリオを大ケガさせる)」 ・「仕事のあとの一杯はたまんねぇな~。」 ・「信じるのが悪い!皆がバカすぎるんだ!」 ・「まだゴルフ場計画を諦めてなかったのかデデデのヤツ…。」 ・「皆…メーベルを信じてついてったんだ…。」 ・「(竜巻の正体は)トルネイドカービィに変身してたんだ!」
63話 ・「頭は痛いし喉は痛い…鼻水(?)もとまんねぇ…イヤになっちゃうよ…。」 ・「バカは風邪ひかないってゆーぜ…(デデデはたまたま部屋の外でそれを聞いたため、ショックを受けてしまう)。」 ・「(カービィに対して)とうとう風邪ひいちゃったなぁ…。デデデは良いよ…風邪ひかねーから(※第4話でひいてます)。」 ・「(デデデを見て)悔しがってる…。」 ・「(デデデは風邪を)どうやってひいたんだろ…。」
64話 ・「まだ夜明けじゃねぇかよ…。」 ・「クイズかぁ…面白そう!」 ・「こうなりゃ絶対優勝だ!」 ・「ファイアカービィだよっと!」 ・「トッコリ…覚えてるか?」 ・「バッカみたいな質問だぜ。」 ・「でも違うんだよな~。」 ・「(デデデに対して)はははははは…自分から仕掛けたクセしやがって(煽り)。」 ・「ど忘れしちゃったぜ…。」 ・「それが違うんだよな~。」 ・「ファイアカービィ!」 ・「村長!」 ・「ナックルジョー!」 ・「スピンキック!」 ・「いったいどうなってんだ!」
65話 ・「(母親に外で遊べと言われて)この天気で?うわぁ!(雷で驚く)」 ・「ん?これって…(ナックルジョーのヤツじゃん)。メタナイト卿!これ…。」 ・「(デデデに対して)え…何でもないよ。」 ・「(メタナイトに対して)どーいうこと?」 ・「分かってる…相当強い敵らしいね。」 ・「ジョー!良いモンもってきてやったぜ~。」 ・「やった!ファイターカービィだ!」 ・「ひでぇ目に遭った…。」 ・「宝石ならあるぜ?ほら…これ(ズボンの中からジョーのペンダントを取り出す)。」 ・「やったねジョー!あれ?ジョー…父ちゃんの形見が…(お前の父ちゃんは生きてるから良いだろ…)。」
66話 ・「今度もデデデの仕業かな?ハーックション!」 ・「(デデデに対して)じゃあなんでこんなに急に寒くなるんだよ~?」 ・「はは!お金を払ってないのか~!」 ・「雪だ!」 ・「姉ちゃん!遊ばないの?心配性だな~姉ちゃんは。」 ・「姉ちゃん…こいつらは?え?寒いところにいるあの鳥?」 ・「何だろう…姉ちゃん?氷山?」 ・「(ペンギーにさすらう理由を聞く)何でそんなことしてんの?」 ・「おかしいなぁ…どっかに入口があるはずだよ…。」 ・「見張りはいないぜ?」 ・「これ…クーラーじゃないか?」 ・「雪も降るワケだ…。」 ・「でっかいクーラーで冷やしてやがった!」 ・「趣味でさまよってんだろ?」 ・「でもオレたちは寒いのは苦手だ!」 ・「姉ちゃん…まだ?」 ・「(ペンギーに対して)出ないとこのカービィにおしおきされるぞ?」 ・「やった!ひさびさのアイスカービィ!」 ・「お前ら日射病になっちまうぜ?」
67話 ・「雨だ!姉ちゃん帰ろ帰ろ~!」 ・「姉ちゃん…また魔獣教師を呼ぶ気だ…。」 ・「姉ちゃん…ヤツらだ…。何とかしないとまたやられるよ?」 ・「(姉に指名されて)足し算と引き算。」 ・「カービィやめろ!(悪いのはヨタだろ)」 ・「何言ってんだ!姉ちゃんは暴力を禁じてるんだぞ!(※時と場合によります)そーゆー問題じゃねーだろ!?」 ・「(アイツらは不良だし)仕方がねぇさ!」 ・「(電気柵を『バルカンジャブ』で破壊する様子を見て)さっすが!ファイターカービィ!」
68話 ・「いいか?皆。この店は安さとスピードで勝負するしかねぇ!(他に競争相手はいないけど)」 ・「(レン村長に)ラーメン1丁!はいお待ち!アルバイトさ!これメニュー、また注文してね。まいど~!」 ・「(タゴに)チャーハンお待ち!」 ・「姉ちゃん…カービィは?あれ以来デデデは?」 ・「(エスカルゴンに対して)おまちどぉ!はい!チャーシューメンだよ!」 ・「(デデデに対して)あぁ、10分前だろ?あ…やっぱりカービィダメだったんだ…。すぐ届けるよ!」 ・「姉ちゃーん!昨日カービィ届けてねぇってさ。」 ・「(デリバリーマンのせいで)でもおかげでこっちはクビだぜ…。」
69話 ・「(カワサキを)みーっけた!」 ・「うわぁ…すっげぇゴミ…。あ、コラー!」 ・「村の連中ったら、森を守ろうなんて気、全然ねぇもんな~。」 ・「エコツアー?何かめんどくさそう…。」 ・「姉ちゃん!(デデデに)先越された!」 ・「ちゃーんと用意してきたんだ。」 ・「(姉に対して)木の数を数えてるんだってさ。」 ・「姉ちゃん早く行こうよ!でも…皆いっちまったぜ…?」 ・「(レン村長に対して)姉ちゃんのせいにするなよ!」 ・「姉ちゃん!こっちて良いの?」 ・「カービィー!もっと引っ張れ!」 ・「(キノコを採ってきた姉に対して)食べて良いの?え?火を焚くの?」 ・「大人って大したことねぇな…。」 ・「ハラ減った…。」 ・「姉ちゃん!これ!デデデの地図だ!」 ・「アイツら!ゴルフ場を作るためにエコツアーを利用したんだ!」 ・「デデデの地図でもアテになるんだね!ほっとけよあんなヤツら!」 ・「(森林火災が起こって)なんでこんなことに…。」 ・「ダメだ!(火に)囲まれた!」 ・「いくら食いしん坊でも、こんな火事じゃな…。」 ・「(飛んできたワドルドゥ隊長に対して)アレだカービィ!アレを吸いこむんだ!」 ・「やった!トルネイドカービィ!」 ・「(デデデに対して)ちゃんと植えるんだぞ~!」
70話 ・「それ行くぞ!あ、いっけね!(木の上にボールが飛ぶ)」 ・「(トッコリに対して)意地の悪いこと言ってないで(ボールを)落とせったら!」 ・「(トッコリが)呼んでも返事もしないで。」 ・「じゃあ…トッコリの先祖は…(由緒ある立派な家系だったのか…)。��� ・「…で、その宝どこなの?」 ・「つまり(宝があるのは)日陰ってこと?」 ・「トッコリのひい爺さんだな!」 ・「すげーなトッコリ…先祖がコリート卿だってことを、ホントに証明したなぁ!」 ・「待て!デデデ!」 ・「デデデ!さっさとトッコリの宝を返せ!」 ・「姉ちゃん!あれ!(デデデが逃げた)」 ・「ひさびさのミラーカービィだ!」 ・「アイツ…宝がなくて悔しくないのかな?」
71話 ・「なんだ…カインかぁ…。」 ・「決まってるだろ?(魚は釣りあげられると)寿司にされるのさ。」 ・「(クジラはデカすぎて)食うのは無理だぞ、カービィ。」 ・「分かった!あの親クジラが(子供を)探しに来たんだぜ!」 ・「カービィ!今のうちに船んなか探検しようぜ!」 ・「このなか…怪しいと思わないか?」 ・「そうか…デデデのヤツ、あのクジラを捕まえる気だ。」 ・「ヤバい…さいなら~!うわぁ…ワドルドゥ隊長…。」 ・「くそ~早く姉ちゃんに知らせないと…。カービィまだかよ…。」 ・「(捕鯨用罠でロープを切って)カービィ!逃げろ!」 ・「デデデ!この船どうなってるんだ!クジラを捕まえる道具ばっかじゃねぇかよ!」 ・「おーい!誰かいるかー?」 ・「ちぇっ、(クジラに食われたのは)お前らのせいだろ。」 ・「姉ちゃん…どうやらクジラは…(話を聞いてくれたようだな)。」 ・「終わったよ!どこもきれいさっぱりだ!」 ・「そうか!ホエール・ウォッチングの狙いは(クジラを潜水艦に改造することだったんだな)!」 ・「(デデデ達は)海に出る気だ!」 ・「(魚雷を)本当に撃ちやがった…。」 ・「あんなデカいのが赤ん坊だったのか…。」
72話 ・「(ワドルディを)売る方もだけど、買う方も買う方だ…。」 ・「姉ちゃん…ここにカービィはいない…。」 ・「はは、(デデデのヤツ)怒鳴る元気もねぇのか。」 ・「(デデデに対して)自分1人で責任取れよ!」
73話 ・「(デデデが親切なときは)何か企んでるぜ。」 ・「(カワサキに対して)お前にも誇りがあったのか。」 ・「やっと回ってきたよ…。なんだカッパか…まぁいいや。」 ・「(エスカルゴンに対して)邪魔すんな。」 ・「(カワサキは)やっぱり騙されていそうだ…。」 ・「皆(寿司に)お金を使い過ぎて反省している。」 ・「だから…皆の懐を考えて商売すれば?(ガキが大人に言う意見じゃない)」 ・「オレたちも昨日食べ過ぎてお小遣いがないんだぜ!」 ・「メーベル~!焼き芋見た?」 ・「(トッコリに対して)焼き芋寿司が来なかったか!?」 ・「やっぱしゃっくりで吸いこめないんだ!」 ・「でも…アイツどうやったら驚く?」 ・「無理だ…。だってアイツ…幽霊だって驚かないんだぜ…。」 ・「やった!しゃっくりが止まった!」 ・「あはははは!もう親父ギャグしか(出ねぇみたい)!」
74話 ・「でも…自然に飛んできたにしては、これは多すぎるぜ?クション!」 ・「ああやって(デデデが)花粉をまき散らしていたのか!」 ・「それにしても(カービィは)丈夫だなー。なんともないじゃん!」 ・「姉ちゃん…何か聞こえねぇか?」 ・「デデデの企みかな?」 ・「(イモムシを見て)デカすぎるぜ…。」 ・「へぇ~、じゃあ(イモムシが)孵るところ見たいな。」 ・「(イモムシが)かわいそうじゃんか!」 ・「ヤバ!(カービィが)花粉症にかかったぜ!アレじゃ何も吸いこめねぇ!」 ・「(ツインナッツ姉妹に対して)あのデカい怪物は、アンタたちを助けに来たんだろ?」 ・「カービィは敵じゃない!」
75話 ・「(ガケに激突するトッコリに対して)バッカだなぁ…。」 ・「(デデデに対して)教えてやるよ、あのガケんなかに(化石が)埋まってたのさ。」 ・「デデデのヤツ…本格的に恐竜にハマってる。」 ・「なら(本当に絶滅したか)キュリオさんに聞けよ…。」 ・「アイツ…(恐竜の)写真集まで…?」 ・「(モロに対して)カービィだよ!結構役に立つぜ。」 ・「(トカゲを捕獲して)やったね!悪く思うなよ。」 ・「タマゴが盗まれたんだ。」 ・「(デデデに対して)タマゴを泥棒したんじゃねーの?」 ・「デデデのヤツ…オレたちに研究させといて…。」
76話 ・「そうか!アイツ(ドクター・モロ)…オレたちを利用してバケモノ恐竜を作ったんだ!」 ・「(お前たちの身体からDNAを取り出して)トカゲや恐竜のDNAと混ぜたんだ!」 ・「今度は姉ちゃん恐竜か…。しっかしよく似てるよ…気の強いところまで。」 ・「はは!オレの翼竜だ!いいぞ!デデデをやっつけろ!」 ・「モロの研究所だ!」 ・「カワサキリュウだ!」
77話 ・「(芸術への理解は)カービィとデデデだけは無理だよ。」 ・「(デデデの美術館に対して)建物だけはバカでかいけどさ…(中身はねぇのか?)。」 ・「姉ちゃん、諦めろ…。皆が絵を描いてるだけで良いじゃん…。」 ・「([[モナリザ]]を見て)プププランドの生き物じゃない…。」 ・「(デデデの顔に描き替えられたモナリザを見て)メチャメチャだ…。」 ・「(絵デデデの)狙いはカービィだぜ!」
78話 ・「デデデが呼んでるぜ?」 ・「ははは!(デデデのヤツ)分かんねぇのかなぁ!」 ・「やっと分かったか(笑)!」 ・「(ロボが壊れたのは)カービィを襲うからさ…。」 ・「おい…そんなんで大丈夫か?」 ・「カービィ!ヘディングだ!」
79話 ・「で?カービィは今どこにいるんだ?」 ・「(星の戦士になりたいボンカースに対して)そうなら続けて言え!」 ・「ボンカース?」 ・「弟子になりたいなんて嘘だ!正体を現したぜ!」 ・「ダメだ!あのハンマーを吸いこめなきゃ、カービィは変身できない!」 ・「ハンマーカービィだ!」 ・「姉ちゃーん!大丈夫か!?」 ・「(ボンカースに対して)お前なら、きっといつか星の戦士になれるよ。」
80話 ・「(カスタマの顔を見て)この顔見たことあるな…。」 ・「姉ちゃん…飲んでみるの?」 ・「カービィ!待てー!」 ・「やべぇ…魔獣もいねぇのに…ストーンカービィになっちゃった…。」 ・「でも今は静かだ…。カービィも元に戻ったんじゃない?」 ・「ストーンから戻ってる!」 ・「しっかりしろカービィ!」 ・「(やる気のない村人たちを見て)気味悪いな…。」 ・「(レン村長に対して)別にって…良いのか?このままで…。いいだろうって…。」 ・「姉ちゃん、まさかカービィに飲ませるんじゃ…。」 ・「カービィのヤツ!今度は村を全部ぶっ壊すぜ!」 ・「クソォ…パワップDを飲んだのになんで効かねぇんだ!」 ・「カワサキ!お前パワップDを買ったよな!」 ・「あんなに買ったのに?」
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『浦安鉄筋家族』シリーズ初の展覧会を開催
9月23日(土)~11月19日(日)池袋パルコ本館 7階 PARCO FACTORYにて開催決定!! アンバサダーにはランジャタイが就任!
『浦安鉄筋くだらね~展』実行委員会が、浜岡賢次原作のシリーズ累計発行部���5100万部(2023年7月時点)を超える大人気ギャグマンガ『浦安鉄筋家族』シリーズの連載30周年を記念した展覧会を、池袋パルコ本館 7階 PARCO FACTORYにて9月23日(土)~11月19日(日)まで開催する。
[浦安鉄筋家族とは] 千葉県浦安市に住む過剰に元気な小学生・大沢木小鉄とその家族や友人たちの 日常を描いたドタバタ系ギャグ漫画。多様なキャラクターと独特なオノマトペ、造語など、男女問わず一度は読んだことのある長期連載作品。 『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)において、1993年10号から2002年13号まで連載。 2002年17号よりタイトルを『元祖!浦安鉄筋家族』と改めてリニューアルし、2010年48号まで連載。2010年49号より『毎度!浦安鉄筋家族』として再度リニューアルし、2018年14号まで連載。2018年10号にてシリーズ25周年を迎え、同年16号より『あっぱれ!浦安鉄筋家族』として再々度リニューアル。 今なお、全国の子どもたちに爆笑を届けながら連載中である。 2020年にはテレビ東京ドラマ24にて実写ドラマ化。2023年は記念すべき連載30周年となる。
[見どころ] 笑いと感動が渦巻く『浦安鉄筋家族』の世界へようこそ! 1:『浦安鉄筋家族』シリーズ、30年分の集大成! 30年間の連載、約1500話のなかから、選りすぐりの原画を展示!ページから溢れんばかりの笑いのエネルギーと、緻密な描写、力強い筆跡、そして細部までこだわった”うんこ”が皆さんを待っています。 2:『浦安鉄筋家族』の世界を会場に再現! 池袋PARCOに『浦安鉄筋家族』おなじみのスポットが爆誕ッ!ゲートをくぐればそこは浦安。 あなたも『浦安鉄筋家族』の一員に! 大沢木家、仁の家、学校など、目の前の巨大な漫画のコマから、どこか懐かしくも『くだらね~』世界を全身で体感してください。数々のフォトスポットや遊べる仕掛けも…? 『浦安鉄筋家族』のファンだけでなく、笑いが大好きな皆さんにピッタリの展覧会となっています。
※画像は現時点でのイメージです
[有料入場者特典パンフレット付!] 会場で配布される豪華パンフレットには、浜岡先生の描き下ろし漫画を掲載! ほかにも展示をより楽しめるキャラクター名鑑や、知られざる『浦安鉄筋家族』の統計データまで、たっぷり32ページでご紹介。漫画をもういちど読み返したくなるファン必読の一冊になっています。
[アンバサダーにはランジャタイが就任!] 本展のアンバサダーに、浦安のファンであるランジャタイが就任することになった。
・ランジャタイ(伊藤幸司)コメント 浦安鉄筋家族のために、粉骨砕身の気持ちで頑張ります! 嬉しいー!! みんな来てくださいね! 僕たちと一緒に浦安鉄筋家族の世界に入り込みましょう! 絶対に楽しいよ!
・ランジャタイ(国崎和也)コメント 先生の漫画は、『4年1組起立!』から見ていましたヨ! そこから『のりおダちょ~ん』を本屋で探して、店員に「何ていう漫画ですか?」と尋ねられたときに「のりおダちょ~ん」と言って、変な空気になったのを覚えています。「そんなタイトルあるわけないだろ」という顔をしていました。 今思い出すと、浦安にはかなり思い入れがあります。吹雪の中、小鉄のマネをして半袖で帰ったことや、仁ママが母親じゃなくて本当によかったと思ったこと。それに育てられた仁。カートンごとタバコを吸う大鉄っつぁん。そんな大鉄に振り回されるお母ちゃん。スーパーオタクの晴郎。まともな桜ちゃん、全裸になる花丸木くん。ベビーファイトチャンピオンの裕太。いつも遭難する春巻。動物サイコー!の松五郎。怪奇作家十三階段ベム。友人ノブ、のり子、幻のキャラ本田くん。44浣腸!そしてよく見たら、作中1番不幸で可哀想なあかねちゃん。言い出したらキリがないくらい好きが詰まっている作品でございます。 リアルタイムで小鉄のころから読んでいた漫画が、まさか晴郎の年を過ぎ、馬鹿春巻の年まで越えて、大鉄っつぁんの年齢に近づいている今も続いていることが、心より嬉しく、こんなラッキーなご褒美までいただいて、今までの人生でイチバン面白くなりそうです。 それでは皆さま、うんこを数ヶ月間、溜め込まないように来てくださいませ。
『浦安鉄筋くだらね~展』開催記念!! テレビ東京ドラマ24『浦安鉄筋家族』配信決定! 本展を記念し、9月1日(金)より、見逃し無料動画サービス『TVer』・『ネットもテレ東』にて、 テレビ東京ドラマ24『浦安鉄筋家族』の期間限定配信を予定しております。こちらもお楽しみに!
その他、最新情報は公式HPや公式X(旧Twitter)(@urayasu30th)をご確認ください。
浦安鉄筋くだらね~展 9月23日(土)~11月19日(日)11:00~21:00 ※休館日なし、最終日は18:00まで。会期中展示替えがあります。 池袋パルコ本館 7階 PARCO FACTORY 【入場料】中高生・一般1,200円 小学生500円 有料入場者:特典パンフレット付 ※未就学児は無料(要保護者(18歳以上)同伴) ※物販コーナーのご利用は、入場券が必要となります。 【チケット】販売開始:イープラス:8月17日(木)12:00~ 前売り券200円引き 【主催】『浦安鉄筋くだらね~展』実行委員会 【アンバサダー】ランジャタイ 【公式HP】https://www.akitashoten.co.jp/urayasu30th/ 【公式X(旧Twitter)】https://twitter.com/urayasu30th@urayasu30th ©︎浜岡賢次(秋田書店)/『浦安鉄筋くだらね~展』実行委員会
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20230716
kana_oromen:@Ryota_Fujimaki もぐもぐ亮太さん可愛いです😌🤤❤️❤️❤️ [https://twitter.com/kana_oromen/status/1680441791345221632] hiroko_fujimaki:@Ryota_Fujimaki 収録中の動画、しかも実際にレモンメロン🍋🍈を味わってるところをありがとうございます❗️ 早速お取り寄せしたのかと思いきや、なんとスタッフさんが10件もお店を回って探して下さったんですね⁉️ 亮太さんに先を越されてしまいましたが笑、私も頑張って探し、是非近いうちに味わってみたいと思います🎵 [https://twitter.com/hiroko_fujimaki/status/1680441157153882112] hiroko_fujimaki:@Ryota_Fujimaki こちらでもレモンメロンのご紹介をありがとうございます❗️ 私は別に生産者ではありませんが笑、名前が似てて面白いと思ったレモンメロン、亮太さんが実際に味わい、取り上げてくださってとても嬉しいです‼️ この際レミオロメンとのコラボとかMt.FUJIMAKIでの販売を検討しても良いのではと思いました🎵 [https://twitter.com/hiroko_fujimaki/status/1680439322665975810] rem_kako:@Ryota_Fujimaki 亮太くんも人間ドッグ行くのを知り安心しました。いつまでも健康でいて下さい(^^) [https://twitter.com/rem_kako/status/1680438176186535936] rem_kako:@Ryota_Fujimaki レモンメロンの話をする亮太くん、嬉しそうで癒されました☺️🍋🍈 [https://twitter.com/rem_kako/status/1680437238130409472] 39_RF_223_030:@Ryota_Fujimaki 楽しかった!リアタイできました d('∀'*) 紹介してくださった曲、藤巻さんが言おうとしていることが何となく感じ取れた気がします☺️ ✉️もうちょいなんですね💦ドタバタだけどメール送ってはいたんですが、慌てて送ってるのでまとまってないし、やっぱり内容も…イマイチか💦(^_^;)もっと頑張ります💪🏻 [https://twitter.com/39_RF_223_030/status/1680437087479431168] arihiro_CHAN:@Ryota_Fujimaki 笑顔が素敵… レモンメロン美味しかったのが顔に出てるのかな? 食レポ上手です👏 この前に引き続きの番組中の動画、めちゃくちゃ嬉しいです 出来れば毎回お願いしたいです!!ご検討よろしくお願いします [https://twitter.com/arihiro_CHAN/status/1680436498909515776] remiyuki8012:@Ryota_Fujimaki 今回は、食レポする亮太くん🙂 動画アップありがとうございます! レモンメロン🍋🍈どちらの良さも兼ね備えた爽やかな味わいなのかな…と想像します。 確かに品種改良の道のりは大変だったんだろうなぁと思います🧗♀ 入手するために探し回ったスタッフさんもお疲れさまでした😊 [https://twitter.com/remiyuki8012/status/1680436172777205760] 39_RF_223_030:@Ryota_Fujimaki (⊙⊙)!!わーー食べてるー! あの!噂の!レモンメロン🍈🍋 ありがとうございます٩(>ω<*)و 食レポ上手!!食べてみたくなりました🙌🏻 スタッフさん!お疲れ様でした10軒も探した甲斐がありましたね☺️朝から売り切れちゃうほどとは! 私も探します🏃♂️ [https://twitter.com/39_RF_223_030/status/1680434554174337025] maoricocyan1:@Ryota_Fujimaki 試食の様子の動画嬉しいです😊ありがとうございます♪ 今ちょうど違うスーパーに行ってみようかと思ってたところです!探してみます〜 [https://twitter.com/maoricocyan1/status/1680432916445425664] arihiro_CHAN:もぐもぐ動画嬉しい😆 レモンメロン食べたいな~ @Ryota_Fujimaki [https://twitter.com/arihiro_CHAN/status/1680432772211679232] arihiro_CHAN:@Ryota_Fujimaki もぐもぐタイムの動画嬉しい☺️ありがとうございます! すごーい!の亮太くんが可愛すぎて😂 [https://twitter.com/arihiro_CHAN/status/1680432440299642880] 3_9yu_ki:@Ryota_Fujimaki 亮太くん、今日はラジオ聴けてます🎵私も胃の検査、毎年行ってます。最近は胃と大腸を同時に検査して一気に済ませてます。内視鏡検査で 下剤は飲むのですが、麻酔の注射で寝ている間に終わるので、めちゃくちゃ楽です!でも麻酔が切れて目が覚めた時に、腸の検査中だったことがありますけど💦笑 [https://twitter.com/3_9yu_ki/status/1680424854254940160] arihiro_CHAN:@Ryota_Fujimaki 聴いてます! レモンメロンますます食べたくなりましたー🤤 [https://twitter.com/arihiro_CHAN/status/1680413626619015168] maoricocyan1:@Ryota_Fujimaki レモンメロン登場なんですね?!! 札幌のスーパーには売ってなかったんですよ〜 [https://twitter.com/maoricocyan1/status/1680408386863763456] eimu_asuma:@Ryota_Fujimaki レモンメロン、関東のファミマにもあるとかで、探そうとしたけど時間なく… 亮太くんは召し上がられたんですね、羨ましいー。 感想聞くの楽しみにしています。 昨日はお疲れ様でした😊 素敵なステージでした✨ 帰りのバス車内でFM藤巻聴きます✨ [https://twitter.com/eimu_asuma/status/1680405421625065472] picoron_n:@Ryota_Fujimaki レモンメロン登場😂 食レポ楽しみです🍋🍈🫶🏻 [https://twitter.com/picoron_n/status/1680399668507983872] hiroko_fujimaki:@Ryota_Fujimaki さっきの「ASKA Terminal Melody」で私も以前大好きだったチャゲアスの曲を思い出したりして想い出に浸ってましたが、FM藤巻も忘れないように聴かせていただきます❗️ ってレモンメロン🍋🍈登場⁉️ 早速手に入れられたのでしょうか❓️ PUFFYさんのご紹介も楽しみです❗️😊🎵 [https://twitter.com/hiroko_fujimaki/status/1680399071503327234] milk_tre114:@Ryota_Fujimaki なんと!!レモンメロン🍋🍈の話も楽しみにしています😆 [https://twitter.com/milk_tre114/status/1680399000732848128] arihiro_CHAN:@Ryota_Fujimaki リアタイで聴きました! CDコンポとかラジカセとか懐かしいです 初めて買ったCDだったのですね! 確かに小6には分からない😅 [https://twitter.com/arihiro_CHAN/status/1680393985414828032] eimu_asuma:@Ryota_Fujimaki はー、あと2分… めちゃくちゃ緊張します。 私の音楽の神様を亮太くんが語る回… しかも2週も… ありがとうございます← [https://twitter.com/eimu_asuma/status/1680381472887418880] hiroko_fujimaki:@Ryota_Fujimaki 30分前のお知らせもありがとうございます🎵 今では亮太さん一筋の私ですが笑、以前はチャゲアスやASKAさんのファンでもありました❗️ 亮太さんとASKAさんには何か共通するものがあるのかもしれませんね⁉️ 今からスタンバイしてどんなお話が聴けるのか楽しみにしています🎶 [https://twitter.com/hiroko_fujimaki/status/1680376620958511104] rQCvLwvNf6uvrlI:@Ryota_Fujimaki 藤巻君って、素敵な方々に好かれてるよなぁ~って思う。 [https://twitter.com/rQCvLwvNf6uvrlI/status/1680333599646842880] eimu_asuma:@Ryota_Fujimaki さあ話そう聴きたくて、そのためだけに行きました。 行って本当に良かった… 亮太くんの低音ボイス好きなので、最大限に活かして��れたこの楽曲が曲としてもですが、色んな意味で素晴らしく大好きです。 素敵な楽曲を歌えた事に改めて感謝です。 他のアーティストゲストの方々も素敵でしたね✨️ [https://twitter.com/eimu_asuma/status/1680310532765790209] angelicaleavs:@Ryota_Fujimaki アーティストの皆さまの素晴らしいステージに感動しました✨「さあ話そう」ハンドマイクでの藤巻さんの歌声、本当にステキでした🎤🎶ありがとうございました🍀 [https://twitter.com/angelicaleavs/status/1680240603857309697] arihiro_CHAN:@Ryota_Fujimaki さあ話そう 素敵な曲ですよね お疲れさまでした☺️ [https://twitter.com/arihiro_CHAN/status/1680234930834657280] arihiro_CHAN:@Ryota_Fujimaki はーい🙋♀️ 聴きますね_φ(・_・メモメモ [https://twitter.com/arihiro_CHAN/status/1680234524133974017]
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2023/05/20
BGM: 川本真琴 - FRAGILE
仕事とは何だろう……Facebookでのハッキングをめぐるドタバタから一夜明けて、今日は早番だったので朝から仕事をしなくてはならなかったので職場に赴き、ともかくも仕事をこなした。最初はFacebookのことで頭がいっぱいだったのだけれど、とはいえFacebookでメシを食っているわけでもないので仕事は堅実かつ忠実にこなさなくてはならない。裏返せばそうして仕事を私なりに真面目にこなすことはFacebookのことを忘れさせてくれるということでもあるので、最初は「こんな精神状態で働けるわけがない」とさえ思ったのだけれど仕事をしたのはよかったのかもしれなかった。20年以上こなしていた仕事(今日は外国人の方とも接する機会があり、私の初歩的な英語も少し役立った)。その仕事が持つ力や神秘について考えさせられた1日でもあったのかなと思う。ああ、かつては「おれはこんな仕事をするために早稲田を出たわけじゃない」と腐っていた時期もあったっけ。実にアホなことを考えて生きていたものだ。
そして、つながりについても再考させられたとも言えるのだった。これまで自分は闇雲にソーシャルメディア(日本で言うところのSNS)でつながろうとしすぎていたところがあったのかもしれない、と……そうした「つながりすぎ」がこうしたハッキング被害を生み出したとも言えるのではないかとも思ったのだ。思えば過去に孤独だった頃、ネットで有名になろうとか目立とうとか考えて(まさに肥大した承認欲求を持て余して)Twitterで3000人もの人間とつながったりしたこともあったっけ。アホなことをしたものだ。ほんとうに信頼できる人と確実なコネクションでつながっていれば、それ以上のものなどいらない。それはFacebookでなくても、LINEでもWhatsAppでもいいわけだ。このドタバタを通してそんな大事なレッスンを教わったようにも思ったので、この「痛い」出来事はムダではなかったとも思った。いや、とはいえまた私は新たな人とのつながりを求めてあれこれ試行錯誤するのかもしれないけれど……。
昼休み、そんな仕事の反動でぼんやりしていたらある方が話しかけてきてくださった。前に英会話教室で知り合った方だ。その方とのつながりもまた思えば、そんなリアルでの出会いあってのことだ……ああ、リアルのつながりとはかくも深甚なものだ。その方と、私が通っていた高校の話や(たつの市にある高校で、そこに通う日々を経て哲学者・三木清の名を知り今になって彼の『人生論ノート』を読んでいるということ)、この町にもALTの先生方が来られていてそうした英会話教室が可能になっているということ。楽しいひと時だった。ああ、この宍粟市はろくな思い出のない町ではあった。逃げ出したいとも思った。だから(ある意味「ひとっ飛びに」)東京まで行き早稲田にも通ったのだった。だが、今はこんなひなびた田舎町を愛することができる。この町でさまざまな人との出会いを楽しむことができ��いる。それを実に幸せなことのようにも思ったのだった。リアルあってこその幸せ、なのだと思った。
夜、三島由紀夫『仮面の告白』を読み終える。実にコミカルなコメディのように思われた。愛欲・情欲に振り回される男の姿を見出したような気がしたのだった……だが私自身もまたそうした欲求に振り回される悲しき性を背負った存在であるとも言えるわけだ。いつも書いているが、「恋のことがわからない」と悩んでいた時に怪しげな理屈を振り回して「恋は日本においては、西洋から輸入された概念をそのままコピーしているだけだ。『恋』『愛』は海外からの輸入品の概念だ」と主張したりしたっけ。だが、その後私はまさに恋をして……そして最近も(もう時効だと思うので書くけれど)イギリスの女性とDiscordでつながり、彼女に溺れる一幕があったのだった。ずいぶんこの日記でも性について書いた。恥ずかしいことだ。そんなジグザグな日々を経て、私は少したくましくなれたのだろうか。私の中にある女性への思慕や欲求と向き合った日々があって、少しでも前に進めたのなら「これでいいのだ~」とも言えるのではないかと手前味噌なことを考えた。そして人生はつづく。
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20220106
前回から1年3か月ぶりの更新になります。
この1年間はリモートワークから少しずつ職場で顔を合わせるようになったり、でもまたリモートワークに戻ったりという変化があるようでないような期間でした。
最近気づいたこと、私は苦しくなかったことはあんまり覚えていないといか、心に残りにくい人間なんだなと。
あそこで食べたあれがおいしかった、あの人と過ごした時間が楽しかった、心を打つような風景にうっとりした、という思い出よりも
お風呂に入る時間がないほどに仕事に追われたり、自分の実力不足や努力不足を強く恥じたりした記憶の方があざやかに思い出せるような気がする。
なんて損な人間なんだろう。痛くないと、苦しくないと、生きてるってわからない。
楽しかった思い出は甘やかに溶けてしまって、苦しかった記憶だけが私に焼き付いて離れない。
不安症候群はとどまるところを知らなくて、
昔はいくらでも飽きることなく見ていた Youtube やアニメを見ては罪悪感や焦燥感に足をからめとられそうな日々。
そのあとにドタバタ勉強して罪悪感をうすーく引き延ばしています。
仕事始めをしていますがで自分にいったい何ができるんだ、何もできないのではないか...と
不安になる気持ちを奮い立たせて、何とか机に向かっています。
雑多になってしまったけど、最近思ったことがたくさんあるのでぼちぼち書いていければなあと思います。
ちなみに恋愛がらみは一切なく、もっぱら自身の性格、生き方、人とのかかわり方の内省ばかりなので人によったら全く面白みに欠けるかもしれない...
今年で26歳になるので、より円熟した人間になれるよう頑張ります。
皆さんの幸せも祈って
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