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#ふたりのイドラ
guchiyama-kaeru50 · 3 years
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wasite · 3 years
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WASITE.store 2022.01.22 now OPEN  今日の海 今日は「jazzの日」で「カレーの日」です。 (理由は割愛) 今日はカレーの美味しいジャズ喫茶がラッキープレイス。 ググると日本各地に名店があるようなので、 お近くをぜひサーチして。 しかし、最近の情報検索は、 「ググる」は古く 「タグる」がNEW。 さっそくインスタで「#ジャズとカレー」でタグる! 21件がヒット。 たくさん並んだ写真を見ながら、 美味しそうなカレーをリサーチ。 私「こういうことか・・・。」 40オーバーの私がジェネレーションギャップを乗り越えて、 新しい感覚を得た。。。 そういう経験は貴重。 ずっと古いままでいるわけにはいかない。 だからこその「JAZZ」!!!&「カレー」!!! ジャズは一見渋〜い趣味と思われがちですが、 その音楽性は、常に 「新しい」! カレーも同じですよ。 つねに新しく進化を止めない。 ジャズのどこか "スモーキー" な世界観。 カレーでやはり楽しみは "肉" ですよ。 スモーキー + 肉 = ? それが、 「ベーコン」 そこで! 1561年の今日 フランシス・ベーコン 誕生!!!(〜1626) さすがに聞いたことあるでしょ?フランシス・ベーコンは!? イギリスの哲学者にして、 「ひょっとして、シェークスピアってベーコンのペンネームじゃね?」 って噂が立つほどの才人!!! ベーコンの最も有名な言葉が 「知識は力なり」 そして 「イドラ」 という概念が有名! このイドラがあるから今日の「アイドル」という存在があると言える。 (全アイドルオタク達よ、ベーコンに帰ろう) で、ベーコンの力=「知識」というのは 「経験」からスタートすると提唱! 経験、大切です。 ジャズも聞き慣れる、聴き込む、次第にいろんな音に気づき、 いろんな時代の音楽性に出会い、新たな発見をする。 カレーも、ココ壱の2辛くらいから始まりながらも、 次第に辛さに慣れ、もっと辛くてもいいかも。。。 次第に数字は上がっていき、やがて7辛? いやいや、やっぱり美味いのは3辛から4辛くらいで、 あとはトッピングで。。。と常にカレーは新しい。 ってことをベーコンは言いたかったわけじゃないけど、 経験しないとわからないことがあるってこと。 ちゃんと真面目に紹介すると、 ベーコンはこう言ってる。 「自然のふるまい」を観察しろ。 (それは因果性でいう「結果」のこと) そこから推測できた「知識」。 (それを因果性でいう「原因」のこと) その「知識」を人の精神の道具として実利に用いよ! つまり、ちゃんと意図する結果を生み出せよ〜ってこと。 ジャズのハーモニーには自然のふるまいがある。 カレーの味わいも自然のふるまいから。 生物は自然そのもの。 たまに「生きた化石」なんて言われてる動物や植物もいますが、 生物の日々ってのは常に新しくある。 だけど、香水というものは「新しさ」はあまり好まれない。 香りを嗅いだ脳神経は「好きか嫌いか」を細胞間で起こる 「発火」という現象で表現する。 はっきり言えることは、 知らない匂いは基本的に「好きじゃない」のです。 (ここから語れることは多いけど、今日はやめとく〜) だからこそ、経験が大切。 火のつくようなピアノの連打やスパイスの風味。 ハマるとクセになる、って奴です。 スパイシーな話をしてきましたが、 そもそも「スパイス」の語源は? それはラテン語で「見ること」って意味もある。 色んなことを「見る」に「タグる」は便利かもしんない! どうぞみなさんもスパイシーなSNSライフを。 (やりすぎは良くないよ) では、今日も良い1日を
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redringnr · 4 years
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とあるへっぽこぴーパルチザン使いの集大成
更新、また大きく間が空きました。 次の更新もだいぶ先になるでしょう()
今回、愛憎入り混じってるというか、結構ネガティブというか……運営や一定層のプレイヤー(後継職使いの方)に対してキツい表現をしてる箇所があるのでご注意を。 あといつもよりもさらに輪をかけて自分語りエグいです。
まぁ読む人いないでしょ多分……タブン。
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つい最近、PS4からPCに移行しました。 PS4に無い設定がチラホラあってちょっと苦労しましたが、案外すぐにPS4版と変わらない感覚でプレイできるように。
画質はちょっとシャギってる気もするんですが、ロードがめっちゃ早いのが想像以上に快適です……もっと早く移行すれば良かったかも。 ゲーミングPC自体初めてなので、いきなりハイエンドクラスに手を出す勇気は無くてコスパ重視のミドルスペックを選んだんですがそれでも自分には衝撃的です。
ミドルと言ってもNGSの低、中画質は余裕で動く……はず。スペック表だけで判断すればそのはず。うん。 これなら参加できるだろう、とNGSのβにも応募しておきました。
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ここから本題。
前回記事の冒頭で、「パルチザンを即挫折した」とか書いてたんですが……
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……結局パルチザンに戻ってました……
「マジでLuと差があり過ぎる」 「Fiは火力さえどうにかなってくれればやっていけそう」
とか以前のブログで書いてたのはありゃ嘘か? ええ? って感じですが、違うんです。言い訳させてください。いや誰もこんな文章読んでないのはわかってますけど。読んでる体で書いて���んです。そういう一人遊びです。
正直なところ、「パルチザンはくっそ弱い」という考えは今でも変わりないんです。 やっぱり大きいのはLuの存在。
挙動はボロ負け、案山子相手の火力も勝てない。 カウンター面もステイスラッグ等を活用した前ステップガード連打を活用されるとかなり怪しい。 耐久面も無限ウィルに奪命潜在との相性の良さや派生メギバ等を考慮するとむしろ負けてない? となると、
アレHuってもしやLuにハッキリと勝てるとこ一つも無くない?
という結論になってます今のところ。そしてそれが今後覆ることも9割無い気がしている。 パルチザンだけ、という話になるともっと無い。使用率2年連続最下位はダテじゃない。νガン〇ムだって裸足で逃げ出すぜ。
過去にブログで
「エンハンスシュートはもうちょっと頑張って欲しい」 「ハイボルテージ状態でも低いとは言い切れないが高いとも言い切れないぐらいの火力」
とかなんとか、「Luにも弱い要素がある」という意図を込めた文章を書いてたんですが、謝罪します。 Luに弱い要素とか無いです。いやあるっちゃあるとは思うけどそんなもんゴミ同然にできるくらいに強いし快適。 操作難易度も今思えばそうでも無かった。これなら下位クラスの方がよっぽど知識も練習も必要。 これはもう運営様の「ぼくのかんがえたさいきょうのくらす」と言っても過言ではありません。
Lu様にほんの僅かでもケチをつけてしまって申し訳ありませんでした……!!!!!!!!!
……いやすみません、これはこれでLuが純粋に好きな人を馬鹿にしたような文章になってしまっていますね。 「本当にLuが最強? 間違ってたら腹とか切ってくれる?」とか言われたら不安ですし。まぁ状況次第なんじゃないでしょうか(逃げ道確保)。 本当に申し訳無いです、でも使用率2年連続最下位武器を使う人間としてはこれぐらいのお気持ちになってしまいます。
正直なところ、パルチを握りはじめてというもの、「後継クラス」――いや「上位クラス」に対しての憎悪は深まるばかりだったんです。
ちょい前に、「後継クラス3種のそれぞれの武器の中で使用率が低い武器種を上方します」という発表があった時、かなり落ち込みました。 「使用率が低い」事が上方の条件だっつーんなら、なんで使用率最下位のパルチほったらかすんだよ、と。 「Hu」という枠組みで言えばそうでも無いからか? 解式PAソードにくれてやったんだから我慢しろって? Huソードだって確かに嫌いじゃないしむしろ好きだけど、あくまでメインはパルチなんですよ私。
まぁ、そんな具合で……思い返せばあの辺り「パルチザンに未来は無い」と実感させられましたね。 それに、結局は運営様が推す「上位クラス」様が大事で、その流れに従わない「下位クラス」ユーザーは適当に扱う方針なんだ、とも「勝手に」思ってしまいました。結局全部想像でしかないんですが……
他プレイヤーの声を聞けば、既に「必殺技」の立ち位置にあたる技を最初から持っていた後継使いが「基本職にだけ解式ズルい!」とか言ってきたり、他クラスを弱体化させてまで「最強」に仕立て上げられていたHrを使っていた人達が、ちょっとHrの立場が悪くなってきたからと「Hrは一番不遇! 上方修正を! 調整を!」とか叫んでいるのを見るのは凄まじいストレスでした。ついでに言うとそのロビー活動が実を結んだのかホントに上方されてゲロ吐きそうになりました。
不遇だぁ? パルチザン使ってみてからもっかい言ってみやがれコラァ!
みたいな。 まぁ今はHrだけ使ってる人にとっては色々思うことはあったのかなーぐらいは考えられはしますが(納得はしきれていない、人間だもの)……
そんな状況なのに「好きな武器、クラスで戦えるPSO2」などと運営はのたまうし、ユーザー側も「案外今はクラスバランス良いよねw」とかぬかすヤツいるしで、もう……気が狂いそうでした。
「何故みんなわからないことをわかったように言うのか……せめてわかろうとする努力をしてからモノを話してくれ……あぁ、よくよく考えたら世の中そんなことばかりだ、声が大きいのはいつだって理解力が足りない奴らで、そいつらの馬鹿馬鹿しい言葉が「世論」になってしまう……それが人間という種の欠陥の一つなのだ……畜生、人類なんて滅んでしまえ!」 
とかいうかなり「キてる」状態にまで追い込まれました。なんで私、ネトゲの情勢とそれを取り囲む人の様子を見たぐらいで人類そのものに対して絶望してたんだろう。
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そんなこんなで、「もう良い、夢はいらねぇロマンもいらねぇ、適当に上位クラス様や流行のクラスでテキトーに流してやるよファ〇ク!」というなんでそんなになってまでこのゲームにしがみついているのかわからん状態から脱するきっかけになったのが……ツイッターでたまたま流れてきた、ある一つの動画でした。 その内容というのが、「ランチャーだけでソロソダム撃破」というものでした。当時60層ぐらいだったと思います(今確認したら96層をランチャー縛りで倒してた……後で見よう)。
Raとかほとんど使ったこと無いんですが、いくらなんでもRaの対ボスは圧倒的にライフルだってぐらいはわかります。 まぁ一回ランチャーやってみっか~と使ったことあるんですけど、一瞬で「いやコレで対ボスはマジで無理!」と即想像つきました。 これよりキツイ条件って、それこそTeぐらいしか思いつかない……少なくとも、散々私がこき下ろしたパルチザンより余程キツイはず。
もちろんその動画でも、それまでの「ランチャーで対ボスはキツイでしょ」という常識を覆すような、とんでもないアイデアが見られたわけではありませんでした。本当にギリギリの勝利でした。
でも本当に楽しそうだったんですよね……見ててマジで感動してしまいました。
同時に、「自分は何をやっているのか」という気分になっていました。 別に後継使うのが悪いとか、楽なクラスを使うのは甘えているとかじゃないんですけど…… ただ、イライラしながらクラス選んでどこかモヤモヤしながらプレイしている今は致命的に間違えている、と。 仕事じゃないんだし、あくまで遊びなんだから好きに、自由にやればいいとは思うんですが、自由だからこそ自分が嫌な気分になる遊び方をするのは違う……という話だと思います。タブン。
じゃあどうすれば好きに遊べるのか、と思って、気が付いたら……
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またパルチザンを握っていました。
スライドエンドで豪快に薙ぎ払い、アサルトバスターで突き抜け、ヴォルグコンボを相手の動きに合わせて叩き込んでいると、「やっぱコレしかねぇ!」という気分に。
そこからは無心で、ソード(ソダムにイグパリ合わせるのそこそこ楽しかった)と交代々々でソロソダムの階層を進めていました。 Huにしてからはもう、ぶっちゃけ10分切りすらできなくなってました。だけど自分でも不思議なくらい、清々しい気分で……とは言い切れないですが()、案外楽しんでプレイできました。まぁ何度かくらいはふざけるんじゃねぇと思いましたよええ結局は人間だもの。
そして昨日――
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最終の100層を、パルチメインで倒すことができました。(ソードは解式だけ使った)
まぁ、100ソダム自体は「出来るやつは当然できる」ぐらいの難易度かと思われます。パルチメイン、と条件をつけたとしても自慢してマウントの道具にできるようなものでもないでしょう。 しかもドーナツ、イドラ風ステーキ、肉野菜炒めとある限りのバフアイテムを使い、普段やらない打撃アップ全振りガードスタンスでサブLuという専用のスキルツリーまで用意してようやく届いた、という……
そこまでしておいて、タイムもそこらへんのLuなら余裕で超えられるような、これでパルチ使いを名乗るのは無理あるでしょと言う具合なんですが……勝った瞬間はかなりブチ上がりました。PSO2やってて久々に「ギリギリの勝負に勝った快感」を味わえて本当に良かった……!!
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いやぁ、一夜明けて、完全に気が抜けてしましました。
もうPSO2無印は「もうすぐNGS来るし……」ってな雰囲気で、もう大した更新も無いんだろうなぁ……という予感があるのもあって、もう何かにパルチで挑戦する、ということも無いだろうと思います。 多分NGS来るまでPSOではスクショ撮ってロビアク買うぐらいしかしないんじゃないかな……
この一戦が自分のパルチ使いとしての集大成、ということになりそうです。まぁハッピーエンドってことで良いのでは!
……ってか、NGSってパルチザンあるんですかね。お願いしますよ運営さん! なんでもしますから!
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arinkonokuni · 6 years
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【COCシナリオ】救いに非ず PL:はとさん
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KP:COC「救いに非ず」 KP: KP:あなたは理不尽な出来事に巻き込まれつつも特に 変わり映えのない、平和な日常を過ごしていた。 KP:しばらく、冬休みのため帰省していた貴方は正岡の家を久しぶりに訪れる。 夏目慶:お茶菓子でも持っていこう KP:何のお菓子? 夏目慶:おかきとかかなぁ KP:いいお菓子が選べたか幸運 夏目慶:CCB<=60 幸運 Cthulhu : (1D100<=60) → 25 → 成功 KP:じゃあ、先生が好きなお菓子をみつけました。 KP:賞味期限は4月です。 夏目慶:「お、これこれ。先生確か好きだった気がする」 夏目慶:買います!値切り振っていいですか? KP:いいよー 夏目慶:CCB<=75 値切り Cthulhu : (1D100<=75) → 54 → 成功 夏目慶:「ふた袋買うので少し安くなりませんか?」 KP:「うーんいつも買ってくれてるしね!じゃあ、おまけで、小袋のやつもつけるよ!先生にもよろしくね」 KP:ちょっとお買い得になった 夏目慶:「わあ、ありがとうございます!また来ますね」 KP:では正岡宅です KP:古い一軒家です。 夏目慶:ピンポーン KP:ガラガラガラ KP:中から、顔色の悪いのっぽの男性が出てきます。 正岡 銀之助:「ああ、いらっしゃい」 夏目慶:「あっ、お久しぶりです」 正岡 銀之助:「…帰ってきていたんだね」 夏目慶:「冬休みに入ったので、先生にも挨拶に」 夏目慶:「これ、お土産です」 夏目慶:袋を渡す 正岡 銀之助:「そうか…もう訪ねてきてくれるのも君くらいになったな…」 正岡 銀之助:お菓子を受けとる 正岡 銀之助:「よければあがっていくかな?」 夏目慶:「そうなんですね。ならお言葉に甘えて、おじゃまします」(先生顔こわいからなぁ) KP:自室に上がる���整頓されているが相変わらずものの少ない室内です。 正岡 銀之助:「座っていたまえ、お茶をとってこよう」 正岡 銀之助:パタパタ 夏目慶:「ああ…すみません」 正岡 銀之助:お茶をすすす 夏目慶:「ありがとうございます」 正岡 銀之助:「…体の調子はどうだ…?」 夏目慶:「最近やっと左利きにも慣れてきました」 正岡 銀之助:「そうか…」 正岡 銀之助:「数学はできているか?」 夏目慶:「テストの点数は…」 夏目慶:1D100 Cthulhu : (1D100) → 6 夏目慶:「…まずます…です」 夏目慶:「はは……」ズズ… 正岡 銀之助:「…そうか…昔は算数ができなくて泣いていたが、少しはましになったのならよかったが…」 正岡 銀之助:ズズズ 夏目慶:「んん。そんなに泣いてないですって!!」 正岡 銀之助:「そうか…?泣いている印象しかないな…」 夏目慶:「俺のことはいいじゃないですか。先生は最近変わったこととかありますか?」 正岡 銀之助:「そうだな…」 正岡 銀之助:「この前春物の着物を貰ったから、とりあえず春までは生きないとなって思ったくらいか…」 正岡 銀之助:「特に何もないな」 夏目慶:(………重い話になってしまった) 夏目慶:「じゃあ俺がお金稼げるようになったら夏用の着物を先生にプレゼントしますよ」 正岡 銀之助:「そうか…長生きしないとな…」ちょっとうれしそう 夏目慶:「ずっとお世話になってるし、期待しててください」どや 正岡 銀之助:CCB<=80 心理学 Cthulhu : (1D100<=80) → 2 → 決定的成功/スペシャル 正岡 銀之助:「…期待しているよ、数学の点数もね」 夏目慶:「う…は、はい」 正岡 銀之助:「またおいで、勉強くらいなら教えられるからね」 夏目慶:「! ありがとうございます」 夏目慶:「またお邪魔しますね!」 正岡 銀之助:「ああ」 KP:正岡はあなたを玄関まで見送ります。 KP:  KP:  KP:それから数日がたったが、正岡の家を訪ねても彼はおらず、そのまま1週間が経過する。 KP:家に行ってみても、人の気配がしない、待っていても帰ってくる気配はない。 夏目慶:おかしいなぁ?旅行…? 夏目慶:もしかして……樹海…とか KP:あなたは独自に正岡を色々と探してみるかもしれないが、結局足取りどころか手がかりさえ掴めないでいた。 KP:一週間たった今日の朝 KP:あなたが玄関の扉を開くと、そこに一つの小包みが置いてあるのを見つけた。 KP:いつの前に置かれたのだろうか、伝票やシールなどは見当たらないため、宅急便ではなさそうだ KP:あなた宛てです 夏目慶:自分あてになんて珍しい…送り主はわかりますか? KP:わかんない 夏目慶:自分の部屋にもって帰って開けます KP:開けると中には箱より一回り小さいクーラーボックスが入っていて、ひんやりとしている。クーラーボックスには張り紙がしてある。 夏目慶:見ます 夏目慶:「…冷えてる」 KP:「夏目 慶様 こちらで正岡さんとお待ちしております。 このことはくれぐれもご内密にどうぞ。」 という文字の下に、住所らしきものが書かれている。 夏目慶:「誰だろう…??」 夏目慶:開けてみます KP:【クーラーボックス】 KP:開けてみると、鈍く血色の悪い肌色が覗く。 形状は慣れ親しんでいるもののようで、しかしどこかその様子は非現実的だった。 KP:どこか土気色を帯びた指は力なくそこにあり、一見蝋細工のようだ。しかしまじまじと見ると作り物とは思えない生々しさがある。 KP:クーラーボックスに入っていたのは、切断された人間の手首だった。 KP:突然の非日常的な光景に SANC(0/1)。 夏目慶:CCB<=74 SANチェック Cthulhu : (1D100<=74) → 68 → 成功 KP:さらにアイデアができる。 :夏目慶のSAN値が1減少しました。 (SAN:74->73) 夏目慶:CCB<=70 アイデア Cthulhu : (1D100<=70) → 21 → 成功 KP:【成功】→この手を、何処かで見たことがある気がした。 夏目慶:「…な、な」 夏目慶:「え…?」 夏目慶:クーラーボックスを抱えてきょろきょろ周りを見て家を出て住所に向かいます KP:あなたは訝し気に思いながらも、クーラーボックスを持って記載された住所へと向かう。 KP:郊外の、それも寂れ切った商店街を抜けると、無機質な白い壁の建物が小高い丘に建っているのが見えた。 KP:どうやら記載されている住所はあの建物のようだ。 KP:建物に向かうため小高い丘を登る、しばらくすると入口らしきものが見えてきた。 KP:そして、そこに人影が倒れているのが見える。あなたはその人影に駆け寄る。 KP:近付くとわかるが、それはあなたのよく知っている人物。 KP:正岡だった。 KP:しかしいつもの服装ではなく、白い手術服のようなものを着ている。 夏目慶:「…先生!?」 KP:どうやらきちんと呼吸もしているし、外傷もないようだ。 夏目慶:「手が…あ、ある??」 KP:呼びかけると正岡は目を覚ます 夏目慶:「先生、先生!」ゆさゆさ 正岡 銀之助:「…ん?」 KP:手は生えてるよ 正岡 銀之助:「…夏目くんか…なんでここに…」 夏目慶:「よかった、生きてる…」 正岡 銀之助:「?ここ、は何処だ?知らない場所だが…」 夏目慶:「どこ行ってたんですか!」 正岡 銀之助:「…いや、うーん…」 正岡 銀之助:「……確か、帰る途中後ろから殴られて…」 夏目慶:「一週間も留守にして」 正岡 銀之助:「…一週間…」 正岡 銀之助:「…覚えていないな…」 正岡 銀之助:「…メガネが無い…」 夏目慶:「ここは、俺も初めて来たんですが…」 正岡 銀之助:「…そうか…心配させたようだな…」 正岡 銀之助:「すまない」 夏目慶:「ここに来いって言ってた奴はどこに…?」 夏目慶:きょろきょろ 正岡 銀之助:「…?いや、わからないな…」 KP:建物はあるよ KP:入り口もあるよ KP:入らなくてもいいのよ 夏目慶:「変な荷物が送られてきて、それで俺びっくりして…」 正岡 銀之助:「…?荷物…?」 夏目慶:「多分あの建物から…なんですけど」 夏目慶:指さした 夏目慶:「先生はあの建物は知ってますか?」 正岡 銀之助:「…いや、覚えてはいないな…」 夏目慶:「本当に大丈夫ですか…?」 正岡 銀之助:「…体に異常はないと思うが…」 夏目慶:「お腹は減ってないですか?」 夏目慶:先生に目星はできますか? KP:できるよ 夏目慶:CCB<=69 目星 Cthulhu : (1D100<=69) → 48 → 成功 正岡 銀之助:「おなかか…空いているとはいえないし、別に食べても食べなくてもいいな…」 KP:特に異常はなさそう。 KP:たとえば癖とか、仕草とかもいつもの先生だと思う。 夏目慶:「それならよかったです」 夏目慶:「あ、えっと…俺、ちょっとあの建物気になるので見てきますね。犯人、いるかもしれないし」 夏目慶:見つけたら通報するつもり 正岡 銀之助:「…危険ではないのか…?」 夏目慶:「大丈夫ですよ、ちょっと見てくるだけですから」 夏目慶:「捕まえようなんて思ってないです」 正岡 銀之助:「心配だ…ついていくよ…」 正岡 銀之助:「私よりどんくさいところがあるからな、夏目君は」 夏目慶:「いや、先生はこないほうがいいですよ」 夏目慶:「病み上がりっぽいですし」 正岡 銀之助:「片腕の君だけでは危ないと言っているんだ」 夏目慶:「……」しんぱいだなあ 正岡 銀之助:おこ 夏目慶:「わかりました」 KP:【廃病院】 KP:入口には扉があり、どこか寂れた無機質な外観だ。 KP:建物名が書かれたプレートがあったようだが剥がされている。開けるなら扉はすんなり開く。 KP:そして、それが開いた瞬間。鈍い音が建物の中から響いてくる KP:何か大きなものが壁にぶつかったような衝突音だが、建物の中から聞こえてきたこと以上のことはわからない。 正岡 銀之助:「…!」 夏目慶:びくっ 夏目慶:「ななななに??」 正岡 銀之助:「や、やはり私が先頭の方が…」 夏目慶:「先生が前にいると俺前が見えないですって」 正岡 銀之助:「…そうか…」スン 夏目慶:「い、いき、ましょう」 夏目慶:そろそろ入ります KP:扉を開けると中を見ることができる。この建物は確かに現在は無人の廃病院なのだとわかる。 KP:しかし清掃されていたり、扉がきちんと閉まっていたり、少し人の気配がすることに違和感を覚えるだろう。 KP:あなた達が中に入ると、扉の一つが開き、中から誰かが出てくる。 KP:その誰かはあなたを発見すると、あっと驚いた声を出してこちらに向かってくるだろう。 グリーン:「ここは立ち入り禁止だよ、危ないから」 KP:そう語りかけてくる。その人物は、白い防護服のようなものに身を包んでおり、顔はマスクを付けている。 KP:そのため、顔を確認することはできない。 KP:ただ、腕に緑の腕章のようなものを付けているのを見ることができる。白い防護服にそこだけ色があって印象的だ。 夏目慶:もう見つかった… グリーン:「ほらほら、早く出てって、お友達と一緒に」 正岡 銀之助:「??」 夏目慶:「あ、お、お前が誘拐犯か・・・?」 グリーン:「誘拐?そんなことするわけないだろ~」 夏目慶:「これ、送ってきたんだろ・・!」クーラーボックスをみせる KP:あなた達がそのようにやり取りをしていると、ガスマスクの背後から、また違う声がする。 レッド:「どうかしたのか?グリーン」 KP:声がしたかと思うと、同じ扉からもう一人、同じような格好の人物が出てくる。 グリーン:「ああ、レッドか、大丈夫問題ないよ」 KP:しかし、彼は赤い腕章をしているようだ。 KP:レッドと呼ばれた彼は、緑の腕章、グリーンと呼ばれた彼が止めるのも聞かず、あなたの前にやってくる。そしてあなたの顔をじっと見る。 レッド:「君、名前は?」 夏目慶:「ぷ、プライバシーですよ・・・!」 レッド:「どうしてここに来たんだい?」 夏目慶:「だから、これ送ってきたのは・・・」 レッド:「いや、違う」 レッド:「…でも既にお友達にも会えたみたいだし、もうここに用はないだろう」 夏目慶:「あなたたち・・・じゃない?!」 レッド:「帰りなさい」 正岡 銀之助:「…????」 夏目慶:「はあ…でも一週間先生を監禁していたことは罪になりますし、人の家にこういうものを贈ってくることは迷惑防止条例にひっかかりますよ」 レッド:「われわれは誘拐犯ではないぞ」 レッド:「誓って君達に危害を加えたりはしないよ」 夏目慶:「じゃあこの住所が荷物に書いてあるのはなぜですか」 レッド:「ふむ…」 レッド:「何か調べたいのかね、ここで起こったことを」 夏目慶:「ここで何か方に背いた犯罪をしているんじゃないですか?」 レッド:「そこまで言うなら、ここを見て回るといい」 夏目慶:思わずズバズバ言ってしまっているが死ぬかもしれない レッド:「一応、我々も自己紹介しないといけないね」 グリーン:「レッド、それは……」 レッド:「いいんだ」 レッド:「私はレッド、赤い腕章を付けているからレッド」 レッド:「こちらはグリーン」 グリーン:「……」 レッド:「ここには何人か同じような服装の者が作業しているけどみんな私達の仲間だ」 レッド:「我々は君たちに危害は加えないよ」 レッド:「実はこの建物は、私達のものじゃないんだ、来たのもつい最近でね」 レッド:「ここである事件があってそれを解決しに来た、ボランティアみたいなものかな」 夏目慶:「…事件?」 レッド:「この建物は好きに見て回って構わない、ただしあちらのドアの向こうにある礼拝室だけは行ってはいけないよ。あそこ以外は安全だ」一 レッド:一つの扉を指す レッド:「ここの事を、ここであったことをよく知りたいなら、事務室を目指すといい」 レッド:「それ以外にもいろいろあるけどね」 レッド:「じゃあ、私はこれで、他に質問があればグリーンに聞いてくれ」 KP:レッドはそのまま去ってしまう。グリーンはやれやれという様子だ。 グリーン:「レッドは何を考えているのやら、リーダーにはまた違ったビジョンがあるものなのかなあ」 グリーン:「言っとくけど、この先結構ショッキングだよ、覚悟がないなら早く帰った方がいい」 夏目慶:「…はあ…あのこれ…どうすればいいですか?」クーラーボックス KP:【廃病院】 グリーン:「それは…まあ、もっておいたらいいんじゃないかな」 KP:そう言いつつグリーンもその場を去る。 夏目慶:「…なんだったんだ」 正岡 銀之助:「う、うーん、夏目君…帰った方が…」 夏目慶:「先生、待っててください。結構ショッキングらしいので」 夏目慶:「俺一人で行ってきます」 正岡 銀之助:「未成年をそうおいそれと置いておくのは…」 夏目慶:「でも、お身体が心配ですし……」 正岡 銀之助:「わかった…何かあったら声をかけてほしい、ここで待っている…」 KP:入口からではわからなかったが、建物内には何かが暴れたような痕跡がある。 KP:壁に傷があったり、天井が崩れていたり、機材が踏みつぶされたりしている。 KP:また、少しだが血痕なども見て取れる。 KP:しばらく奥へ進んでみると、ドアが破壊されていたり、壁が崩れていたり入れない部屋が目立つ。 KP:歩いていくとようやく入れそうな部屋を見つける。 KP:【実験室】【事務室】【資料室】���何も書かれていない部屋】に入ることができそうだ。 夏目慶:「ボロボロだな…」 夏目慶:【実験室】に行きます KP:実験室 KP:鍵はかかっておらず入ることができそうだ。実験室に入ると、鉄さびの匂いと生臭い臭気があたりに充満しているとわかる。 KP:床にはところどころ、血だまりが広がっている。そして何より目を引くのは、床を覆いつくす程ずらりと並べられた、白い布をかけられた何か。 パープル:「誰?」 KP:気付くと、あなた達の隣には紫の腕章をつけた防護服の人物が立っていた。 夏目慶:ヒエ… パープル:「どうしてこんなところに人間が?」 夏目慶:「人間が…?」 夏目慶:「人間、じゃないんですか?」 夏目慶:「レッドという人に言われて…見に来たんですけど」 パープル:「ふーん…」 パープル:「そう、リーダーが…私はパープル、まあ見ればわかりますよね」 パープル:「私としては、うーん…あんまり見せたくないんですけど」 パープル:「まああなたが勝手に見るのは仕方ないですよね」 夏目慶:「何があるんですか?」 パープル:「ここにあるのは死体です」 パープル:「本当は色んなところにあったけど、一旦ここに運び込んでいるわけです」 夏目慶:「!?!?」 KP:改めてあなたは白い布を被せられたものを見る。 KP:その端から、足のようなものが少し覗いていて、靴が見える。 夏目慶:ほわあ・・・ KP:部屋の様子、パープルの話から、ここにあるものが全部そうなのかと思うと、あなたはゾっとしてしまうだろう。SANC(0/1)。 夏目慶:CCB<=73 SANチェック Cthulhu : (1D100<=73) → 81 → 失敗 :夏目慶のSAN値が1減少しました。 (SAN:73->72) KP:【手術台】のようなもの、【冷蔵庫】、【棚】 夏目慶:手術台をみます KP:手術台には何も乗っていない。しかしその脇には様々な医療器具が置かれた台がある、医療器具は元々綺麗に並べられていたようだが、何かあったのか今はバラバラにただ置かれている。あるのはメスや鉗子等だ、知識がなければさっぱりだ。知識があるなら多少使い方がわかるかもしれない。 夏目慶:メス持っていこうかな…持っていると落ち着く KP:だれも止めない 夏目慶:きゅ 夏目慶:冷蔵庫をあけます KP:冷蔵庫を開けるとひんやりとした冷気が這い出してくる。その中には、人間の手首がいくつか入っていた。大きさや、細さなどは様々だ。【目星】ができる。 夏目慶:CCB<=69 目星 Cthulhu : (1D100<=69) → 30 → 成功 KP:【成功】→手首の指先を見るとそこには簡単なタグが付いていた。よく見ると、それは全ての手首に付けられており、書かれている内容は、どうやら人名のようだ。 KP:【アイデア】 夏目慶:CCB<=70 アイデア Cthulhu : (1D100<=70) → 2 → 決定的成功/スペシャル KP:【アイデア】→もしかして、この人名はこの手首の持ち主を示しているのではないかという考えに至る。 夏目慶:「これ、何に使ってるんですか?」 夏目慶:閉じた パープル:「さあ?」 パープル:「教団関係者はみんな死んだし、私は下っ端だから、わからない」 夏目慶:「あなた達がやったことじゃないんですか?」 夏目慶:「殺人、、ですよね・・・」 パープル:「ちがうわ、私たちが来た時には全部終わっていた」 パープル:「私たちがやっているのは、この事件の後処理」 夏目慶:「……後処理って」 夏目慶:「具体的に何を…」 パープル:「私は詳しくはわからない」 パープル:「詳しいのは他の人」 夏目慶:「……そうですか」 夏目慶:棚を見ます KP:棚には、医療キットや薬品が置いてある。また、一つの引き出しに、ノコギリやドリルが入っているのを見つける。薬品は知識がない限りは触らない方が良さそうだ。 知識がある場合は劇薬等もあるが見知らぬ薬品は見当たらない。 夏目慶:部屋を出ます KP:はい KP:廊下の方には正岡が不安げな顔でいます。 KP:じっ 夏目慶:「大丈夫です…!」事務室に行ってみます KP:事務室に入ろうと扉に手をかけると開かない。中から「ちょっとグリーン、まだ入ってこないでって言ったでしょ、もう少しで終わるから後にして」と聞こえてくる。 夏目慶:「何してるんですか?」 夏目慶:声をかけてみる KP:反応なし 夏目慶:「…詳しく話を聞けるって言ってたけど…あとにするか」 夏目慶:資料室にいってみます KP:資料室 KP:鍵はかかっていない。中に入ると、薄暗く、どこか気味の悪い部屋だ。【読み書き机】と椅子とスタンドライトが一つ。あとはいくつか【本棚】がある。どうやらここには防護服を着た人物は居ないようだ。 夏目慶:読み書き机をみてみます KP:読み書き机机には古びた本が置いてある。 そして、そこには紙の質感が違う冊子が挟まっているのも見えた。中身も表紙も古く読み難い中国語で、内容を読み取ることはできない。しかし挟まれている冊子だけは日本語訳されているようだ。 KP:書かれているのは 「イドラ/覆い隠すもの、夢の魔女」と「イ夫人」という存在についてだった。その冊子は何度も何度も読ま KP:、ボロボロになってしまっている。 KP:資料を読んだ場合は未知の存在を知り、言いようのない不安を覚える。SANC(1/1d3)。神話技能+2。 夏目慶:CCB<=72 SANチェック Cthulhu : (1D100<=72) → 93 → 失敗 夏目慶:1D3 Cthulhu : (1D3) → 2 :夏目慶のSAN値が2減少しました。 (SAN:72->70) KP:またメモが挟まっていた。 夏目慶:メモも読んでみます KP:<メモの内容>そこには【生贄鎮静に用いること】と題された、不可解な文字列が書かれていた。INT*4 を行うことができる。 夏目慶:CCB<=(14*4) INT Cthulhu : (1D100<=56) → 23 → 成功 KP:【成功】→それはどうやら【記憶を曇らせる】という名前の呪文のようだった。あなたは【記憶を曇らせる】を取得する。(呪文の詳細については基本ルルブ 255p 参照) 夏目慶:「……」本を閉じて、本棚を見に行きます KP:本棚には難しく見たことのないような言語で書かれたものが大��だ。そういうこと(未知の言語)について詳しくない限りは読み解くのは難しいと感じる。 夏目慶:(この部屋は結構きれいなんだな…) 夏目慶:部屋を出て、何も書かれていな部屋に入ります 正岡 銀之助:相変わらず不安げに見ています KP:何も書かれてない部屋(信者個室)鍵はかかっておらず、入ることができる。部屋の中に入ると今度はオレンジの腕章をつけた人物が居る。この部屋はどうやら個人の個室として使われていたようで、今までの部屋よりか狭い。部屋の中の人物は棚や机から物を引っ張り出して袋に詰めていく、どうやら回収しているようだ。 オレンジ:「おい、そこの人間、何を見ているんだ?」 夏目慶:「レッドという人に言われて建物を見て回ってます…ここはどういう…?」 オレンジ:「何!?」 オレンジ:「レッド、何を考えているんだ…理解できないぞ」 オレンジ:「こんなところに、こんな…うーむ」 オレンジ:「教団関係者の生き残りじゃないんだよなぁ」 オレンジ:「俺はオレンジ」 夏目慶:「そうですね…生き残りではないです…えっと、はい。オレンジさん…」 オレンジ:「ここは見ての通り物品の回収中だ、ここが終わったら資料室にも行かなければならん」 オレンジ:「そもそも誰のためにやってると思ってる…全く…」 夏目慶:部屋をきょろきょろした オレンジ:「じろじろ見られると邪魔だ、そこの机の上にあるものが新しいものだからそれを見れば十分だろ」 オレンジ:「最近のものはまた別に回収するからな、それまでの間だけだぞ」 夏目慶:「はい…」 夏目慶:??? 夏目慶:見に行きます KP:机の上 そこにはノートのようなものが置かれていた。ノートを開いてみると、その大半は血液で汚れ、くっついている。なんとか読み取れるところを読み取ることしかできないがどうやらこれはこの部屋の持ち主の日記のようだ。日記は、昨日の日付のものまである。 夏目慶:「全員死んでる…んですか?」 夏目慶:「この教団の人は」 オレンジ:「ん?まあ、そうだろうな」 オレンジ:「ほら、みたんだろ、出てった出てった」 オレンジ:手をていていしてる 夏目慶:「……あ、はい」心中とか、したのかな… 夏目慶:部屋を出る 正岡 銀之助:おろぉ…って見てる 夏目慶:ちいさく手を振りました 夏目慶:「大丈夫です…!」 正岡 銀之助:はーっと息を吐きつつ小さく手を振る 夏目慶:よし、事務室に行くまえに礼拝堂に聞き耳したいです! KP:どうぞ KP:礼拝室はちょっと遠いな KP:だめ KP:め 夏目慶:わかりました 夏目慶:じゃあ 夏目慶:事務室に行きます KP:【事務室】 KP:扉は開いている。入ると藪から棒に声が飛んでくる。 ブルー:「グリーン!何してたのよ、遅すぎ」 KP:声のした方を向くと、そこには青い腕章をつけた防護服の人物が居る。 夏目慶:「失礼しま…」 ブルー:「あれ?グリーンじゃないのね、人間?」 ブルー:「なんでもいいけど、ほらほら出てった」 夏目慶:「レッドさんに言われて…」 ブルー:「ふーん、ここで何があったか知りたいってわけ…」 夏目慶:「はい…あとこれ…なんなんですか?」クーラーボックスを置いた ブルー:「…とりあえず、アタシはブルー」 ブルー:「レッドの考えてることはなんとなくわかるけど、あんまりにもあんまりなのよね…」 ブルー:「まあ、ここに行けって言ったってことはそういうことなんだろうけど…」 ブルー:「確かにアンタの疑問の答えはここにあるわ」 夏目慶:「??」 夏目慶:「教えてくれるんですか?」 ブルー:「それを知って後悔しないって覚悟が、本当にあるわけ?」 夏目慶:「後悔は…」 夏目慶:「してばかりなので…」 ブルー:「………」 夏目慶:「俺が後悔するのは別に問題はないです」 ブルー:「そう」 ブルー:「その言葉、忘れないことね」 夏目慶:「はい。俺は…事実が知りたいです」 ブルー:「…わかったわ、とにかくこれを見なさい」 KP:ブルーはそう言って事務室にあったパソコンを操作し始める。 あなたがその画面を見ようとしたその瞬間。 KP:また建物内に、鈍く大きな音が響き渡る。 聞き耳ができる。 夏目慶:CCB<=47 聞き耳 Cthulhu : (1D100<=47) → 66 → 失敗 KP:【失敗】→建物に入ろうとしたときに聞こえた音と同じだと思う。 夏目慶:「な、何ですか今の揺れ…」 KP:ブルーは少し考え込んだ後 ブルー:「いいから今はこれを見なさい」 KP:と映像を見せてくる。 【映像の内容】 映像は、どうやらハンディカメラで撮影されたもののようだった。 黒いローブをまとった人間が何人か集合しているところを写している。 ふとアングルが下に向く。 そこには、何本も密集して建てられた蝋燭、果物や酒、逆さに吊り下げられた鳥。 そして何人かの人間が後ろ手に腕を縛られ、転がされていた。 そこには正岡の姿もあった。 よく見ると、それらの人間には皆片方の手首がない。 もぞもぞと動いていたり、うめき声を発したりする者もいる為、生きているのだとわかる。 アングルが変わる。 少し高い台に登った黒ローブが、声を張り上げる。 「これより儀式を始める!」 それを合図に、周りの信者達が何事かを唱え始める。 それはお経のようだったが、どこか聞いたことのない言語だった。 ハンディカメラのごく近くでもそれが聞こえる、どうやら撮影者も唱えているようだ。 それがしばらく続いたかと思うと、1人の信者が「あっ!」と声を上げる。 すると、信者たちの輪の中心に、黒と白で彩られた美しいローブを着た女性が現れた。 信者たちは一瞬で静まり返り、皆首を垂れ、平服する。 女性は気にする様子もなく、ニコリと微笑む。 カメラが床に置かれたのか、アングルが一定になる。 再び床に転がされた者達が写される。正岡の姿も変わらずそこにある。 ローブの女性は品定めでもするかのように、一人、また一人と検分していく。 そしてその女性は。正岡の前で足を止めた。 クスリと小さく笑い声が聞こえた。次の瞬間。 女性の姿が泥のように溶け、赤黒い肉塊、黄色い脂肪、時折見える白い肌を波立たせる、一つの大きな塊となる。 ボコり、ボコりと小気味良い音を立て、肉塊の表面に無数のぎょろっとした目が現れる。 バシャリ、と音がしたかと思うと、肉塊の一部が飛び出して、鳥の脚のようになる。 正岡は、その様子をどこか呆然とした様子で見ている。 それを見て化け物は口の様な部分を形成しニコリと笑った。 ぎこちなく、奇怪な動きで、化け物は正岡へ近づいて行く。 ついには化け物の体に遮られ、正岡の体が見えなくなる。 不意に狼狽えるような声が聞こえ。 次の瞬間、マイクは絶叫を捉えた。 ぐちゃぐちゃぐちゃ、と粘着質な音が聞こえる。 ごきりごきり、と骨が折れる音が聞こえる。 ぶちぶちと、何かを引きちぎる音が聞こえる。 周囲に赤い鮮血が飛び散る。 しかし声が止むことはない。それどころかさらに悲鳴は激しさを増し、苦しむ声と懇願する声が混ざる 捕食されているのであれば、とっくの昔に息絶えているだろう。 そうならないのは、何故か。何か別のおぞましいことが起こっているのか。音声だけしか聞こえない今、知ることはできない。 やがて叫び声は途絶える。 アングルが変わる。 どうやらカメラを誰かが手に取ったようだ。 次の瞬間、白磁人形の���うな、美しい顔立ちの女性が映る。 どうやら、彼女がカメラを持ったようだ。 その背後に、何か大きなものが映っている。 しかし、アングルが悪くよく見ることができない。 女性はカメラに向かい薄く笑う。 そのままカメラの部分を手で覆う、直後グシャリ、と大きな音が聞こえ映像は終わった。 KP:衝撃的な映像を見た為SANC(1/1d8)。 夏目慶:CCB<=70 SANチェック Cthulhu : (1D100<=70) → 37 → 成功 :夏目慶のSAN値が1減少しました。 (SAN:70->69) ブルー:「……」 夏目慶:ドッドッドッ ブルー:「レッドは…一体何を考えているのかしらね」 夏目慶:「こ、これ・・・・」 ブルー:「折角用意したものを壊すような真似をして」 夏目慶:「先生、生贄に…なって、ま、す…?」 ブルー:「これ以上アタシからは何も言うことはないわ」 ブルー:「レッドから連絡があったわ、入口の方で待ってるって」 夏目慶:「・・・・」 夏目慶:「・・・わかりました」 夏目慶:入口の方に行きます 正岡 銀之助:「夏目君、終わったのかい…?」 夏目慶:「えっと、はい…」 夏目慶:「……はい」 正岡 銀之助:「大丈夫か…顔色が…」 夏目慶:先生をまじまじと見た 正岡 銀之助:まじまじみられて「?」てなってる 正岡 銀之助:「本当に、大丈夫か?」 夏目慶:「はい…」 KP:では、入り口です。 KP:そのまま入口に戻ればブルーの情報通りレッドとグリーンがあなた達を待っていた。 レッド:「…来たか」 レッド:「ここで何があったか、多少はわかったかい?」 夏目慶:「…はい」 夏目慶:「あの儀式のあと、ここの信者も全員亡くなったんですよね」 夏目慶:「なら、ここにいる先生は……」 レッド:「最後に私の口からも説明しよう」 レッド:「しかし 正岡君を外してもらおう、ブルーの意見だが」 夏目慶:「…そう、ですね。はい…」 レッド:「頼んだぞ、グリーン」 夏目慶:「先生、すみません…」 正岡 銀之助:「え、な…大丈夫なのか!本当に…」 グリーン:「ああ、飯でも食おう」ずるずる KP:正岡の姿が見えなくなると、レッドは落ち着いた様子で話し始めた。 レッド:「……正岡君は、どんな様子だ?」 夏目慶:「…1週間前の記憶がないみたいですけど」 夏目慶:「…建物の中は、俺が一人で見て回ってたので…何も、知らないと思います…けど」 レッド:「そうか、ならよかった」 レッド:「…昨日、この施設ではある儀式が行われた」 レッド:「豊穣の女神イドラ降臨の儀式だ、しかも今回は生贄を捧げるだけでなく、新たな化身を生み出すことを、信者たちは懇願したらしい」 レッド:「儀式は成功し、イドラはここに降り立った、生贄を受け取り、要望通り新たな化身を作り出した」 レッド:「そうしてイドラは去った…問題はここからだ」 レッド:「新たに産まれた化身が、この施設の者、教団関係者を皆殺しにしたんだ」 レッド:「イドラを信奉する者の中でも、彼らは特殊だったようで、神の恩恵を信者でない者にも分け与えようとしたらしい」 レッド:「そのため今回、信者でないものが化身になってしまったのが事の原因だと推測している」 レッド:「すべてが終わった頃、やっと私達はここを見つけた」 夏目慶:「…あの、もしかして……ですけど、礼拝室の奥にいるのって…」 夏目慶:「その…、化身…なんですか」 レッド:「単刀直入に言おう。その手首の持ち主である正岡は」 レッド:「生きている」 夏目慶:「…!」 レッド:「しかし、しかしだ。君と接していた時の面影はない。知性も、自我も人の姿さえ失くなってしまった」 レッド:「ただ無作為に暴れ、目につくものを襲う。そしてもう、永久に元には戻らない」 レッド:「……何故なら今の彼、イドラの化身は不老不死なんだ」 レッド:「…実は私達は、人間ではないんだ」 レッド:「ミ=ゴという種族を聞いたことがあるかい?普段は人間を驚かさないようこんな格好をしているがね。実際はこんな姿ではないんだ」 レッド:「同じ種族が迷惑をかけたことがあるなら申し訳ない」 レッド:「私達もまた種族の中では変わり者でね、私達は人間を助けることが好きなんだ」 レッド:「この施設の惨状を見て、今回もそうしようと思った、何より、私達にはそれができる」 レッド:「人間よりずっと優れた科学力を持っているからね」 レッド:「そうした結果が、彼だよ。彼は君の知る通りの正岡君だったろう?」 夏目慶:「……。コピー、ってことですか…?」 レッド:「心配しなくても、彼は遺伝子的にも、記憶だってもちろん、君の知る正岡君だよ」 夏目慶:「確かに…俺の知っている先生でした、けど……」 レッド:「ブルーは、随分と張り切って記憶を抽出していたからね」 レッド:「……幸いにも、化身には脳の部分が残っていた。そこから記憶を取り出した、ただしこの施設での出来事以外の記憶をね」 レッド:「この教団は、犠牲者を化身にした後、その人と親しい人間を呼び出して取り込ませるつもりだったらしい。2 人が、永遠に離れないように」 レッド:「君のところにそれが送られたのはそういうわけだ」手首を指さす レッド:「君がくるタイミングを見計らって、彼をあそこに寝かせておいたのは我々だ」 夏目慶:「……」 レッド:「君に、お願いがあるんだ」 夏目慶:「なんですか」 レッド:「その手首を渡してくれ。それを使っても、化身を元に戻すことはできない」 レッド:「しかしそれを使えば、イドラの化身の生命活動を停止させることが可能になるんだ。逆に言えば、その方法以外で、殺すことはできない」 レッド:「今も、礼拝室では化身をどうにか抑え込んでいる。不老不死という特徴、くわえてあの狂暴性」「他の人間の為にも野放しにはできない。我々が隔離することになるだろう。…無理にとは言わない」 レッド:「化身になったとしても、彼こそが、本物の正岡君だと君が判断するなら、命を奪うなんてできないだろう」 レッド:「先ほどまで隣に居た彼と、化身となり変貌した彼」 レッド:「どちらが正岡君なのか」 レッド:「決めるのは君だ」 夏目慶:「……」 夏目慶:「…その、化身って…見れますか」 レッド:「……今の彼の姿は、人間にとっては恐怖の対象にしかならない、見れば正気を失ってしまうかもしれない」 夏目慶:クーラーボックスをぎゅっと抱えた。 夏目慶:「…でも、見ないといけない気がして」 レッド:「君の思いを無下にはできないな、会うことはできないかもしれないが…覚悟があるならついてきたまえ」 KP:レッドはあなたをどこかへと案内する。やがて、大きな両開きの木製の扉の前まで来た。扉には後付けと思われる分厚い鋼鉄製の鉄板が打ち付けられていた。 KP:【礼拝室前】 レッド:「イエロー、グレー、ちょっと一旦作業を中断してくれ」 KP:レッドがそう呼びかけると床に穴の様なものが開き、そこから防護服の人物が二人這い出して来る。片方は黄色い腕章。もう片方は灰色の腕章をつけている。 イエロー:「レッド、不活性剤は手に入れたの?もう持たないよ!」 グレー:「………」 レッド:「…カメラは設置したな」 イエロー:「それは、まあ指示通りやったけど」 レッド:「悪いが直接姿を見せるわけにはいかない」 レッド:「……写せ」 イエロー:「はーい」 KP:イエローは小さな端末を取り出す。 KP:その液晶に光が灯り、次第に映像が見え始める。粉塵が舞い、視界が悪い。 KP:そんな中、大きな黒い影がぬっと現れる。 KP:きらり、と光るものがある、大きな影には鱗があるようだ。そうかと思うと鋭く針のような体毛がびっしりと生えている部分も映る。 KP:体型としては二メートルほどの巨大な猿のようにも見えるが、頭部に当たる部分には無数の赤い目が常に何か赤い液体を垂れ流している。口は見当たらない。 KP:足は鳥のもののように見える。五本ある。 KP:指が六本あり、そこだけ KP:け白くまるで粘土のようにつるりとしている。 KP:不意に、見えているのかわからない目が、一斉にこちらを向く。 KP:一瞬ぶるりと頭部が大きく痙攣したかと思うと。次の瞬間、耐え難く断末魔のような絶叫が響きわたる。 KP:聞き耳ができる。 夏目慶:CCB<=47 聞き耳 Cthulhu : (1D100<=47) → 97 → 致命的失敗 夏目慶:ここで??? 夏目慶:満ーーーー!!!;;; KP:ムダクリをここで消費して普通の失敗とします。 KP:【失敗】→あなたは思わず耳を塞いでしまう。 KP:またおぞましい化け物の姿に SANC 1d6/1d20。 夏目慶:CCB<=69 SANチェック Cthulhu : (1D100<=69) → 83 → 失敗 正岡銀之助:  夏目慶:1D20 Cthulhu : (1D20) → 1 KP:扉と鉄板がびりびりと振動する。化け物はそのまま何事が喚き散らしながら、まるで骨がないかのようにぶらりと垂れ下がった前足を大きく振り上げ。カメラの映像は途切れた。 :夏目慶のSAN値が1減少しました。 (SAN:69->68) イエロー:「よくもった方だよ」 イエロー:「今日だけで三回は姿が総入れ替えしてる。そのたびに対策を練るのは無理だよ」 グレー:「攻撃した場所から部位を入れ替えていく、から、下手に手出しができない」 レッド:「…やはり接触は難しいな」 夏目慶:「………」唖然 夏目慶:「本当に、元に戻せないんですか?」 レッド:「…ああ」 KP:一旦、周囲は静かになる。すると、どこからかこちらへやってくる足音が聞こえる。 KP:そして、正岡とそれを追うグリーンが姿を現す。 グリーン:「俺は止めたからな!」 KP:グリーンのそんな声が周囲にこだまする。 正岡 銀之助:「夏目君…凄い音がしたが、だいじょうぶか…」おろ 夏目慶:「でも、あなたたち、すごい技術をもってるんじゃないんですか?」 夏目慶:レッドの服を掴んでいる レッド:「化身は不老不死なんだ、手立てがない」 夏目慶:「そんな…何かあるでしょう!?」 正岡 銀之助:「慶…どうしたんだ…」 夏目慶:「呪文とか、ま、また儀式とか…して」 KP:  ブルー:「じゃあもうこの子は要らないってことね」 KP:突如背後からそう聞こえる。そちらを見ると、そこにはいつの間にかブルーが居た。 KP:注射器を持ち針先を 正岡の皮膚に当てた状態で、羽交い絞めにしている。 夏目慶:「え!?ちょっ、まってください何してるんですか?」 ブルー:「そんなにそっちが大事ならこっちはもういらないでしょう」 夏目慶:「どっちが大事とかそういう話はしてないじゃないですか!」 夏目慶:「俺が大事に思ってないから要らないとか、先生の気持ちは無視なんですか?!」 ブルー:「アンタにとってはあっちが本物なんでしょう?」 ブルー:「要らないなら存在したって意味がないもの」 夏目慶:「俺にとってがそんなに大事ですか?」 ブルー:「そうよ」 ブルー:「本物というものの条件は、そもそも自分が偽物であるかなんて疑いもしないことよ」 正岡 銀之助:「???」 夏目慶:「本物の条件なんてない…、そこに生きてるんだから、俺は殺したくない!」 ブルー:「じゃあ、あんたは、あれを本物っていって、こっちを偽物っていうの?」 夏目慶:「どっちかが偽物なんて、俺は思わない…」 ブルー:「…」 ブルー:「そう」 ブルー:「わかったわ」 夏目慶:「……」注射器をおろしてもらえます??? KP:ブルーは注射器をおろします。 KP:あなたの選択にレッド達が異議を唱えることはない。 レッド:「わかった、彼はこのまま我々が監視しよう。」 夏目慶:ほっ レッド:「それで、いいんだろう」 夏目慶:「……本当に、自我が無いんですか…?あの、大人しい時も、ないんですか?」 レッド:「自我は無い、ずっとこの調子だ。君が合えば間違いなく殺されるだろう」 夏目慶:「……」 夏目慶:「…で、でも…」 夏目慶:「もしかしたら、俺のこと思い出すかも…」 夏目慶:「しれないし……」 正岡 銀之助:「夏目君…」 夏目慶:「先生、…すみません…さっきは動揺してて…」 正岡 銀之助:「…君はとても真直ぐだ…」 正岡 銀之助:「だからこそ、危ういよ…」 夏目慶:「…でも、俺が行かなきゃ、俺しかいないんです……。会いに来てくれる、のは、俺くらいだって」 正岡 銀之助:「…そうか、私は、もう止めないよ…」 夏目慶:頷いた 正岡 銀之助:「でも、私も、君ぐらいしか訪ねてくれる人はいないんだけどね…」 正岡 銀之助:「…」 夏目慶:「少しだけ、会いたい人がいるので、…帰ってきます」 夏目慶:「待っててください」 正岡 銀之助:「……」 KP:  ブルー:「今のこの子は確かに本物なのにね」 KP:ブルーはそう言うと正岡に何かを注射する。 KP:正岡、いや正岡のクローンは一瞬大きく目を見開き、そのままゆっくりと目を閉じそれきり二度と目を開けることはなかった。 ブルー:「好きにすればいいわ」 KP:そう一言残しブルーは去っていく。 レッド:「…すまない、ブルーは…ああいう奴なんだ」 レッド:「しかし、君の覚悟を見せてもらった、そこまでの覚悟があるのなら、こちらも応えないわけにはいかない」 レッド:「望むなら、会ってくるといい、そこから内部に入れる」 夏目慶:「…!!」 夏目慶:「先生…!!」 夏目慶:CCB<=68 SANチェック セルフ Cthulhu : (1D100<=68) → 28 → 成功 夏目慶:1D3 Cthulhu : (1D3) → 1 :夏目慶のSAN値が1減��しました。 (SAN:68->67) 夏目慶:「…お、俺のせいで……??先生、起きてください、レッドさん、どうすればいいですか!」 夏目慶:「どうしてこんなことに…なんで……」 レッド:「すまないが、クローンはブルーの管轄なんだ」 夏目慶:「………なんで……」 レッド:「彼女も彼に非常に思い入れがあった、君が唯一と思って選ぶと思っていたのだろう」 夏目慶:「……」 レッド:「人間の感情については、我々ももっと勉強すべきだった」 レッド:「すまない」 夏目慶:「……ごめなさい……先生……」 夏目慶:「………ごめん、なさい……」 レッド:「そちらのクローンにも、思い入れはあったのか…」 夏目慶:「………」服を掴んで泣いてます 夏目慶:「……ごめんなさい」 レッド:「…我々も良かれと思って彼を作ったのに、結果として悲しませてしまってすまない…」 レッド:「こちらできちんと処理しておくから…」 夏目慶:「………家に、返して……ちゃんと、お墓、作って……」 夏目慶:「……処理なんて言うな……」 レッド:「…連れて帰るというなら、そうした方がいい」 レッド:「君しかもう家を訪ねる人もいないのだから」 夏目慶:「……。捨てないでください……お願いします…」 レッド:「君がもっていかない限り我々は処分するしかないんだ、この哀れな実験の犠牲者として」 夏目慶:「つれて…かえります……から」 レッド:「そうか」 レッド:「なら、おかえりなさい」 夏目慶:「……。その前に、一目、会わせてもらえますか……」 レッド:「…わかった」 夏目慶:手首はとりあえずもって KP:レッドが床を指さすと、イエローやグレーが出てきたような穴がそこにも開いている。 夏目慶:恐る恐る穴を覗きます… KP:穴に入るなら、一瞬周辺が暗くなり、気付いた時には別の場所に立っていた。先程見た扉があることから、ここは礼拝室の中なのだとわかる。 KP:その内装は徹底的に破壊されており、元がどんな風であったか知ることはもはやできなかった。部屋の中心付近から、ゆっくりとした呼吸音が聞こえる。 KP:そこには映像で見た通りの姿の化け物が鎮座していた 夏目慶:「…」いる・・・ 夏目慶:「…もう、先生じゃ、ないんですか…本当に…」 KP:化け物もあなたを認識し、あなたと見つめ合う。奇妙なまでの静寂が訪れる。 夏目慶:「……」 KP:突如、それを壊すかのように化け物が咆哮を上げる。 KP:その圧倒的な音量にあなたの鼓膜は破れそうになる。 夏目慶:「先生…!俺のこと、忘れたんですか?!」 KP:展開はまるであのとき見た映像と変わらない、化けものはそのまま何事が喚き散らしながらあなたに近づく。 夏目慶:CCB<=(47+20) 聞き耳 Cthulhu : (1D100<=67) → 97 → 致命的失敗 夏目慶:幸運とか… 夏目慶:ど、ど 夏目慶:どうですか KP:そして、あなたの目の前まで来た時、それは大きく口を開ける。 夏目慶:え、逃げたいです… KP:目の前のおぞましい光景に本能が命の危険を訴える、ここに居てはいけない、逃げ出さなければ。 KP:この選択をしたのは他ならぬあなた自身だ、こうなることは容易に想像できていただろう。しかしあなたはそれでもここに立つことを選んだのだ。 夏目慶:CCB<=60 幸運 Cthulhu : (1D100<=60) → 80 → 失敗 夏目慶:やだやだyだ! KP:【ED-C 【死とは救い、同時に停滞】】 KP:それは本当に一瞬の出来事だった。 KP:周囲が暗くなったかと思うとあなたの身体は一瞬で押しつぶされ、骨は折れ、内臓が破裂し、血が噴き出す。様々な方向から襲い来る強烈な感覚にあなたは意識を保っていられなくなる。 KP:あなたの身体はそのまま咀嚼され、飲み込まれて化け物の一部になるだろう。 KP:あなたと 正岡は一つとなり、永遠に離れることはない。 KP:それが幸せなことかどうか、救いになるかどうかはわからない。 KP:もはや、あなた達にはそれを判断する自我さえないからだ。 KP:「死とは救い、同時に停滞」 KP:PCNPC 共に肉体的ロスト KP:死体は発見されないため行方不明扱いとなる。
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leosofvibouya · 7 years
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偶像怪獣イドラ medicomtoy plus 限定版 ーーーーー 以下、メディコムトイブログより抜粋しました。入店も抽選となります。詳細はメディコムトイブログをご覧下さい。よろしくお願い申し上げます。 ーーーーー 6月24日(土)11:00~21:00、6月25日(日)11:00~20:00、7月1日(土)11:00~21:00まで、MEDICOM TOY PLUSは、上記アイテムの店頭発売分に関しましては、店頭での混乱・トラブル防止のため、WEB上にて抽選を行い、抽選入場販売とさせていただきます。 お客様におかれましては、大変ご面倒をお掛けいたしますが、何卒ご了承のほど、 よろしくお願い申し上げます。 ※ご入店時に、全てのお客様に店頭にて写真付きの身分証明書をご提示いただきます。 ご応募時のお名前・ご住所および、店頭でご提示いただく身分証明書の内容が全て一致しない場合は、ご入店をお断りさせていただきます。 予め、ご了承ください。 抽選お申し込みをご希望されるお客様は、下記注意事項を必ずよくお読みになりお申し込みください。 ご応募頂いた時点で注意事項を了承したものとさせていただきます。 【ご応募受付期間】2017年6月17日(土) 0:00~2017年6月19日(月) 23:59まで 【お申込時の注意事項】 ・抽選の受付はWEB上のみとなります。お電話や店頭でのご応募はできません。 ・当選された方のみ、6月24日(土)、25日(日)、7月1日(土)にMEDICOM TOY PLUS __[メディコム・トイ プラス]にご来店いただき、ご入店いただけます。 ーーーーー #sofvi #sofubi #softvinyl #sofvitokyo #ソフビ #guzokaiju #leosofvibouya #leoそふび坊や #arttoy #artwork #art #monster #Idolmonster #medicomtoy #メディコムトイ
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uchu-household-blue · 7 years
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気づけないものースピンオフー
ふと脳裏にイドラという言葉が思い浮かんだタイミングだったのでとどめておくことにしたのでした。先入観、に気づけるだけでも冷静になりますね。
瞳 (洞窟 specs)、
カメラ (種族 tribs)、
棚 (市場 fori)、
箱型祭壇 (劇場 theatri)
 日付的にはちょうど5thくらい...?でした。
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bamfas · 7 years
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車椅子の僕はお姉ちゃんを操作して戦争をする『ふたりぼっち戦争』など配信開始 ジャンプSQ.新刊コミックス発売記念キャンペーン
「イドラ」という巨大生物が街を蹂躙する時代。車椅子での生活をするイリヤは、かつてイドラから自分を救ってくれたプレイヤーになるため、適性試験を受験する。その最終試験で知らされた真実とは『ふたりぼっち戦争』や『ド級編隊エグゼロス』など雑誌「ジャンプSQ.」で連載中の作品が配信開始! >>>キャンペーンページはこちら! ◆【配信開始】ふたりぼっち戦争 1 【デジタル版限定!巻末に描き下ろし特典イラスト付き!】人類の存続をかけて今、姉弟ふたりに希望は委ねられた… 未知の侵略者・イドラに脅かされるニューヨーク。事故で両足の自由を失い、姉アンナと共に生活する少年イリヤは、唯一対抗出来る対イドラ生体兵器「アルカナ」の操縦者に志願する。だがそれは、ふたりの過酷な戦いの始まりだった…。 >>>シリーズ一覧はこちらから ◆【配信開始】ド級編隊エグゼロス 1…
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stickytreetiger · 7 years
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星野桂も推薦のSF「ふたりぼっち戦争」1巻、人類の存続を懸け戦う少年描く
肘原えるぼ「ふたりぼっち戦争」の単行本1巻が、本日9月4日に発売された。「ふたりぼっち戦争」1巻「ふたりぼっち戦争」は、人類を滅ぼさんとする侵略者・イドラが出現したニューヨークを舞台にしたSF譚。事故によって両足の自由を失ってしまった少年イリヤは、人が遠隔操作で動かす対イドラ用の生体兵器・アルカナを操り、誰かを助けることを夢見ていた。努力を積みアルカナを操る「プレイヤー」の適性試験で最終選考に残っ Source: エンタメのニュースまとめ
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guchiyama-kaeru50 · 4 years
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2020.10.29
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guchiyama-kaeru50 · 4 years
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https://www.pixiv.net/artworks/87087723 ふたりのイドラ、扉絵
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arinkonokuni · 6 years
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【COCシナリオ】救いに非ず PL:バブさん
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KP:「救いに非ず」はじめていきます KP:  KP:【導入】 KP:あなたは理不尽な出来事に巻き込まれつつも特に変わり映えのない、平和な日常を過ごしていた。しかしあなたには一つの心配事があった。 KP:それは三花麒麟のことだ。一週間前家の前で別れて以降、彼の行方が今現在もわからないのだ。 KP:家に行ってみても、人の気配がしない、待っていても帰ってくる気配はない。あなたは独自に 三花を色々と探してみるかもしれないが、結局足取りどころか手がかりさえ掴めないでいた。 KP:失踪から、一週間たった今日の朝。 KP:あなたが玄関の扉を開くと、そこに一つの小包みが置いてあるのを見つけた。 KP:いつの前に置かれたのだろうか、伝票やシールなどは見当たらないため、宅急便ではなさそうだ。 KP:開けると中には箱より一回り小さいクーラーボックスが入っていて、ひんやりとしている。クーラーボックスには張り紙がしてある。 KP:「周東 華彩様 こちらで三花さんとお待ちしております。 このことはくれぐれもご内密にどうぞ。」 KP:という文字の下に、住所らしきものが書かれている。 周東 華彩:「………どうして、私が知らない三花さんの居場所を、しってるの……。」クーラーボックスを開けます…ひえ…… KP:【クーラーボックス】 KP:開けてみると、鈍く血色の悪い肌色が覗く。 形状は慣れ親しんでいるもののようで、しかしどこかその様子は非現実的だった。 KP:どこか土気色を帯びた指は力なくそこにあり、一見蝋細工のようだ。しかしまじまじと見ると作り物とは思えない生々しさがある。 KP:クーラーボックスに入っていたのは、切断された人間の手首だった。 KP:突然の非日常的な光景に SANC(0/1)。 周東 華彩:CCB<=64 SAN Cthulhu : (1D100<=64) → 10 → スペシャル KP:さらにアイデアができる。 周東 華彩:CCB<=75 アイデア Cthulhu : (1D100<=75) → 93 → 失敗 KP:【失敗】→見ていて気味が悪い。 周東 華彩:「………なんですか、これ。これが一体…三花さんと、何の関係が…?」 周東 華彩:「…………、」住所の紙を見て、少し悩んだ後 周東 華彩:「でも、ここに居るって言うのなら、行かないわけにはいかないですよね。」住所の場所へ行くことにします!!!! KP:住所を調べると、記載された住所は郊外の廃病院だとわかる。それほど遠くない。 KP:【廃病院】 KP:あなたは訝し気に思いながらも、クーラーボックスを持って記載された住所へと向かう。 KP:郊外の、それも寂れ切った商店街を抜けると、無機質な白い壁の建物が小高い丘に建っているのが見えた。 KP:どうやら記載されている住所はあの建物のようだ。 KP:建物に向かうため小高い丘を登る、しばらくすると入口らしきものが見えてきた。 KP:そして、そこに人影が倒れているのが見える。あなたはその人影に駆け寄る。近付くとわかるが、それはあなたのよく知っている人物。 KP:三花だった。 KP:しかしいつもの服装ではなく、白い手術服のようなものを着ている。 KP:どうやらきちんと呼吸もしているし、外傷もないようだ。 周東 華彩:「三花さん…?三花さん…っ!」駆け寄って抱き上げます 起こさなきゃ……! 三花麒麟:「…ん…」 三花麒麟:呼びかけると 三花は目を覚ます。 三花麒麟:「あ、れ…?すとう、さん」 三花麒麟:「なんでここに…」 三花麒麟:「ここ、何処?知らない場所だけど…」 周東 華彩:「………三花さん、よかった……無事、だったんですね…、」 三花麒麟:「は、はい…」 三花麒麟:「……確か、帰る途中後ろから殴られて…」あたまぽりぽり 周東 華彩:「覚えて…ないんですか…?ん……、と。」 三花麒麟:「あ…帽子…」 三花麒麟:「服もなんででしょうか…」困り顔 三花麒麟:「財布もないです…困りました…」 周東 華彩:「病院の前にいたので…そのせい、ですか…?でも、ここ……廃病院ですし……。」 周東 華彩:「もしかして、この中に、三花さんの私物、置いてきちゃったんでしょうか………?」 三花麒麟:「そう、なのですか…困りました…いや、別に外傷はないので、いいのですが…」 周東 華彩:「よくないですよ…っ、いや、あの、外傷がなさそうなのはいいことですけど…… 服や帽子はともかく、お財布もってことは、誰かが個人情報を悪用しちゃうかも……��� 三花麒麟:「そ、そう、ですか…」 周東 華彩:「せめて、お財布くらいは……、ちょっと…探しに行った方がいいような……。」おろ… 三花麒麟:「…ちょっと、探して、みます…」廃病院にこそこそ 周東 華彩:「そう、ですね…もしかすると三花さんをここに連れてきた危ない人も居るかもなので、一緒に、行きます…っ!」ててて 三花麒麟:「あ、ありがとうございます…!」 KP:入口には扉があり、どこか寂れた無機質な外観だ。 KP:建物名が書かれたプレートがあったようだが剥がされている。開けるなら扉はすんなり開く。 KP:そして、それが開いた瞬間。鈍い音が建物の中から響いてくる。 KP:何か大きなものが壁にぶつかったような衝突音だが、建物の中から聞こえてきたこと以上のことはわからない。 KP:扉を開けると中を見ることができる。この建物は確かに現在は無人の廃病院なのだとわかる。 KP:しかし清掃されていたり、扉がきちんと閉まっていたり、少し人の気配がすることに違和感を覚えるだろう。 三花麒麟:「う…」明かりが無いので躊躇している 周東 華彩:「………やっぱり、ここ……人が…いるっぽいですね…?」こそこそ… 三花麒麟:「そう、ですね…」 周東 華彩:CCB<=80 幸運 懐中電灯は持っているのか! Cthulhu : (1D100<=80) → 75 → 成功 KP:懐中電灯あります!! 周東 華彩:「あっ、私こんなこともあろうかと……懐中電灯、持ってきたんです!」ぺかー! 三花麒麟:「あ、ありがとうございます!」 KP:あなた達が中に入ると、扉の一つが開き、中から誰かが出てくる。 KP:その誰かはあなたを発見すると、あっと驚いた声を出してこちらに向かってくるだろう。 グリーン:「ここは立ち入り禁止だよ、危ないから」 KP:そう語りかけてくる。その人物は、白い防護服のようなものに身を包んでおり、顔はマスクを付けている。 KP:そのため、顔を確認することはできない。 KP:ただ、腕に緑の腕章のようなものを付けているのを見ることができる。白い防護服にそこだけ色があって印象的だ。 グリーン:「ほらほら、早く出てって、お友達と一緒に」 周東 華彩:「えっ……と、あの……?」戸惑った 周東 華彩:「あの、ここに……お財布を、落としちゃったみたいなんですけど……。」 三花麒麟:「え、え…?」 グリーン:「あー…財布?」 KP:あなた達がそのようにやり取りをしていると、ガスマスクの背後から、また違う声がする。 レッド:「どうかしたのか?グリーン」 KP:声がしたかと思うと、同じ扉からもう一人、同じような格好の人物が出てくる。 グリーン:「ああ、���ッドか、大丈夫問題ないよ」 KP:しかし、彼は赤い腕章をしているようだ。 KP:レッドと呼ばれた彼は、緑の腕章、グリーンと呼ばれた彼が止めるのも聞かず、あなたの前にやってくる。 KP:そしてあなたの顔をじっと見る。 レッド:「君、名前は?」 三花麒麟:びっくりして周東さんの前に立ちます 周東 華彩:「………あの、えっと……?」困って三花さんをみて、目の前の人を見みて、首をかしげている…… レッド:「どうしてここに来たんだい?」 三花麒麟:そういえば何で?って顔 周東 華彩:「……私は、三花さんを探しに……えっと、三花さんは……財布を探しに…?」??? レッド:「ふむ…だが、友達に無事会えただけでもいいだろう」 レッド:「帰りなさい」 周東 華彩:「……どうしましょう…?」三花さんをみて、困った顔をした…… 周東 華彩:「でも…お財布がないと、色々大変で……」 周東 華彩:「うぅん…?」おろ… 三花麒麟:「え、え…そもそも、周東さん、ここが、どうやってわかったのですか…?」 周東 華彩:「えっと、私は…その……家に、変なものが届いて、そこに…ここの住所が書いてあった、ので……」 三花麒麟:「え、じゃあ、この人達が呼んだのに帰れってこと…?ですか??」 レッド:「いや、違う」 周東 華彩:「えっ、この人たちが呼ん……あ、違うんですか……、」 周東 華彩:「じゃあ誰が送ってきたんでしょうか…?三花さんと、お待ちしております…って書いてあって…」 レッド:「ふむ…」 レッド:「なら、ここを見て回るといい」 レッド:「一応、我々も自己紹介しないといけないね」 グリーン:「レッド、それは……」 レッド:「いいんだ」 レッド:「私はレッド、赤い腕章を付けているからレッド、こちらはグリーン」 グリーン:「……」 レッド:「ここには何人か同じような服装の者が作業しているけどみんな私達の仲間だ」 レッド:「誓って君達に危害を加えたりはしないよ」 レッド:「実はこの建物は、私達のものじゃないんだ、来たのもつい最近でね」 レッド:「ここである事件があってそれを解決しに来た、ボランティアみたいなものかな」 レッド:「この建物は好きに見て回って構わない、ただしあちらのドアの向こうにある礼拝室だけは行ってはいけないよ。あそこ以外は安全だ」 レッド:「ここの事を、ここであったことをよく知りたいなら、事務室を目指すといい」 レッド:「それ以外にもいろいろあるけどね」 レッド:「じゃあ、私はこれで、他に質問があればグリーンに聞いてくれ」 KP:レッドはそのまま去ってしまう。グリーンはやれやれという様子だ。 周東 華彩:「はぁ………。」台風みたいな人だったなぁ…… グリーン:「レッドは何を考えているのやら、リーダーにはまた違ったビジョンがあるものなのかなあ」 グリーン:「言っとくけど、この先結構ショッキングだよ、覚悟がないなら早く帰った方がいい」 KP:そう言いつつグリーンもその場を去る。 KP:入口からではわからなかったが、建物内には何かが暴れたような痕跡がある。壁に傷があったり、天井が崩れていたり、機材が踏みつぶされたりしている。また、少しだが血痕なども見て取れる。 KP:しばらく奥へ進んでみると、ドアが破壊されていたり、壁が崩れていたり入れない部屋が目立つ。歩いていくとようやく入れそうな部屋を見つける。 KP:【実験室】【事務室】【資料室】【何も書かれていない部屋】に入ることができそうだ。 三花麒麟:「覚悟、ですか…」 三花麒麟:「あぶなそうなら、帰ってもいいんですよ…」 周東 華彩:「………でも、三花さん…、さっきの人が言ってた、ここで起こった事件に巻き込まれたから、あんな変なところで倒れてたんじゃないですか…?」 三花麒麟:「…そうかも、しれませんが…」 周東 華彩:「外傷がなくても……もしかして、身体に何か…へんなこと、されてるかも……ちゃんと、調べた方がいいんじゃ…?」 三花麒麟:「そう…ですね…ショッキングでも、何かわかれば…いいかもしれません」 三花麒麟:「すみません、また、お手数おかけいたします」頭を下げます 周東 華彩:「いえ、そんな…… 私は……、えっと、どう、いたしまして…?」照れました(?) 周東 華彩:「あ…どういたしましてって返し、可笑しいですね…」ちょっと笑った。 三花麒麟:「えっと、また…手、つなぎますか…?」 周東 華彩:「えっ、えぇっと、そう、ですね。その方が…はぐれなくて、いいのかも…ですね。」おずおずっと手を差し出しました 三花麒麟:「はい」手を握ります 周東 華彩:「ふふ。」照れ照れ… 三花麒麟:にっこり 周東 華彩:「んと、じゃあ……順番に見て回っていきましょうか…?あっちは…実験室……?」 KP:実験室 鍵はかかっておらず入ることができそうだ。 KP:実験室に入ると、鉄さびの匂いと生臭い臭気があたりに充満しているとわかる。 KP:床にはところどころ、血だまりが広がっている。そして何より目を引くのは、床を覆いつくす程ずらりと並べられた、白い布をかけられた何か。 パープル:「誰?」 KP:気付くと、あなた達の隣には紫の腕章をつけた防護服の人物が立っていた。 パープル:「どうしてこんなところに人間が?」 周東 華彩:「ま、また変な人…… えぇっと……」 三花麒麟:「すみません、レッドという方に許可を頂いて施設を見させていただいています。ここに財布を落としたかもしれなくて」 パープル:「ふーん…」 パープル:「そう、リーダーが…私はパープル、まあ見ればわかりますよね」 パープル:かりますよね」「私としては、うーん…あんまり見せたくないんですけど」 パープル:「まああなた達が勝手に見るのは仕方ないですよね」 パープル:「ここにあるのは死体です」 パープル:「本当は色んなところにあったけど、一旦ここに運び込んでいるわけです」 KP:手術台、冷蔵庫、棚をみれます KP:・冷蔵庫 KP:冷蔵庫を開けるとひんやりとした冷気が這い出してくる。その中には、人間の手首がいくつか入っていた。大きさや、細さなどは様々だ。【目星】ができる。 周東 華彩:「そう……なんですか……。」パープルさんに相槌を打って会釈しながらきっと冷蔵庫をみている 周東 華彩:CCB<=70 目星 Cthulhu : (1D100<=70) → 35 → 成功 KP:【成功】→手首の指先を見るとそこには簡単なタグが付いていた。よく見ると、それは全ての手首に付けられており、書かれている内容は、どうやら人名のようだ。 周東 華彩:CCB<=75 アイデア Cthulhu : (1D100<=75) → 61 → 成功 KP:【アイデア】→もしかして、この人名はこの手首の持ち主を示しているのではないかという考えに至る。 周東 華彩:「………これ……人の……それに、名前……ほんもの、でしょうか…?」 周東 華彩:流れでそのまま棚を見ますかね! 三花麒麟:「…!」 三花麒麟:「……手首…」 KP:棚棚には、医療キットや薬品が置いてある。また、一つの引き出しに、ノコギリやドリルが入っているのを見つける。薬品は知識がない限りは触らない方が良さそうだ。 周東 華彩:CCB<=51 医学 Cthulhu : (1D100<=51) → 14 → 成功 KP:劇薬等もあるが見知らぬ薬品は見当たらない。 周東 華彩:次は手術台かな~~~! KP:手術台には何も乗っていない。しかしその脇には様々な医療器具が置かれた台がある、医療器具は元々綺麗に並べられていたようだが、何かあったのか今はバラバラにただ置かれている。あるのはメスや鉗子等だ、知識がなければさっぱりだ。知識があるなら多少使い方がわかるかもしれない。 周東 華彩:「なんか……さすがに、実験室って感じですね……」 三花麒麟:「…なんだが、酷い実験がされていたのかもしれません…」 周東 華彩:「……やっぱり、ちゃんと…調べてから、ほんとに無事なんだって確証をもって、ここから出ないとだめですね…っ!」ふんす 三花麒麟:「そ、そうです、ね…」 三花麒麟:「資料室なども見てみますか…?」 周東 華彩:「そうです、ね……資料室っていうほどですから、なにか、手掛かりが見つかるやもですね…!」 周東 華彩:「んんと…お邪魔してすみません、でした。別の部屋に、行ってみます。」って言ってパープルさんに会釈して実験室を出ます! パープル:ぺこ KP:資料室鍵はかかっていない。中に入ると、薄暗く、どこか気味の悪い部屋だ。【読み書き机】と椅子とスタンドライトが一つ。あとはいくつか【本棚】がある。どうやらここには防護服を着た人物は居ないようだ。 三花麒麟:「本棚、見てみます。何か資料があれば…」 三花麒麟:CCB<=25 図書館 Cthulhu : (1D100<=25) → 5 → 決定的成功/スペシャル 周東 華彩:「じゃあ私はこっちの机を………」 KP:本棚本棚には難しく見たことのないような言語で書かれたものが大半だ。そういうこと(未知の言語)について詳しくない限りは読み解くのは難しいと感じる。 KP:読み書き机 机には古びた本が置いてある。 そして、そこには紙の質感が違う冊子が挟まっているのも見えた。中身も表紙も古く読み難い中国語で、内容を読み取ることはできない。しかし挟まれている冊子だけは日本語訳されているようだ。 KP:書かれているのは 「イドラ/覆い隠すもの、夢の魔女」と「イ夫人」という存在についてだった。その冊子は何度も何度も読まれたようで、ボロボロになってしまっている。 KP:資料を読んだ場合は未知の存在を知り、言いようのない不安を覚える。SANC(1/1d3)。神話技能+2。 KP:<冊子の内容> ・イドラ 豊饒の女神。「夢の魔女」の呼称を持つ。 この神は本質的に変幻自在のアメーバのような生き物であり、美しい姿を取ることもあるがそれらはまやかしである。 あらゆる生き物から遺伝子素材を吸収し未来永劫生き延びる、また信者に不老不死や、自身と一体となる栄誉を与える。 イドラは時にみだらな結合の際に生き物を取り込み、遺伝子構造を再配列し、新たな発狂した怪物として生まれ変わらせる。 崇拝者は「イドラの子」と自らを呼称する。 ・イ夫人 イ夫人は数多くあるイドラの化身の中の一つである。 彼女はうねり風になびく美しい黒髪をうしろで結わえた磁器人形の様な繊細な容姿で信者達の前に現れる。 圧倒的な力を持つが、その分気まぐれである。 KP:またメモが挟まっまたメモが挟まっていた。 KP:<メモの内容>そこには【生贄鎮静に用いること】と題された、不可解な文字列が書かれていた。INT*4 を行うことができる。 周東 華彩:CCB<=(15*4) Cthulhu : (1D100<=60) → 4 → 決定的成功/スペシャル KP:【成功】→それはどうやら【記憶を曇らせる】という名前の呪文のようだった。あなたは【���憶を曇らせる】を取得する。(呪文の詳細については基本ルルブ 255p 参照) 三花麒麟:「…なにかわかりますか?」 周東 華彩:「……んん……あの、なんか……変な、メモが……あ、でも……今回の件に、あんまり関係ない…?かな…?」もにょぉ…… 三花麒麟:「…そうですか…何か思い出せればいいんですが、すみません…」 周東 華彩:「いえ、いえ……そんな、大丈夫です。私こそ……倒れていたのに、無理させて、すみません…」 三花麒麟:「いえ…」 周東 華彩:「次の部屋には、手掛かり…あるといいんです、けど……。」名もない部屋に行きます!わー! 事務室は後回しだ KP:何も書かれてない部屋 KP:鍵はかかっておらず、入ることができる。部屋の中に入ると今度はオレンジの腕章をつけた人物が居る。この部屋はどうやら個人の個室として使われていたようで、今までの部屋よりか狭い。部屋の中の人物は棚や机から物を引っ張り出して袋に詰めていく、どうやら回収しているようだ。 オレンジ:「おい、そこの人間、何を見ているんだ?」 オレンジ:「まさか教団関係者の生き残りか?」 三花麒麟:「!」 周東 華彩:「えっ、教団…?なんのことでしょうか……私たちは…えっと、」 三花麒麟:「いえ…えっと、教団…?」 周東 華彩:「探し物を、しにきました…?」 オレンジ:「はぁ?」 周東 華彩:「そこで、赤い人に…見て回ってもいいって、言われたので……」こわやこわや… オレンジ:「何!?」 オレンジ:「レッド、何を考えているんだ…理解できないぞ」 オレンジ:「こんなところに、こんな…うーむ」 オレンジ:「俺はオレンジ」 オレンジ:「ここは見ての通り物品の回収中だ、ここが終わったら資料室にも行かなければならん」 オレンジ:「そもそも誰のためにやってると思ってる…全く…」 オレンジ:「じろじろ見られると邪魔だ、そこの机の上にあるものが新しいものだからそれを見れば十分だろ」 オレンジ:「最近のものはまた別に回収するからな、それまでの間だけだぞ」 三花麒麟:「ありがとうございます」 周東 華彩:「ありがとうございます…?」机を見ます! KP:机の上 そこにはノートのようなものが置かれていた。ノートを開いてみると、その大半は血液で汚れ、くっついている。なんとか読み取れるところを読み取ることしかできないがどうやらこれはこの部屋の持ち主の日記のようだ。日記は、昨日の日付のものまである。 KP:<信者の日誌> ・人と人とが離れ離れになるというのはやはり見ていて悲痛極まりない。 これ程悲しいことはない。 ・どうにかして彼らに永遠を与えてやれないだろうか。 人々を救うのは優れた力を持つ者の使命である。 ・我々の神は慈悲深く、寛容であらせられる。 できないことなどありはしない。 ・教団の全員である計画を始動した、これで苦しむ人々を救済することができるだろう。素晴らしい。 ・これで彼らは永遠に、離れることはないのだ。 KP:日記を読むとオレンジに部屋を追い出される オレンジ:ちょいちょい 周東 華彩:「追い出されちゃった…… 事務室…みてみようかな……」仕方がないので事務室! 三花麒麟:「彼らも仕事のようですから…事務室ですか、行ってみましょう」 三花麒麟:手を握り直しておきます KP:【事務室】 周東 華彩:幸せになりました… KP:扉は開いている。入ると藪から棒に声が飛んでくる。 ブルー:「グリーン!何してたのよ、遅すぎ」 KP:声のした方を向くと、そこには青い腕章をつけた防護服の人物が居る。 ブルー:「あれ?グリーンじゃないのね、人間?」 ブルー:「なんでもいいけど、ほらほら出てった」 周東 華彩:「えっ、えっ……あの、困ります… あの、あの、一応…赤い人に、見て回ってもいいって言われてるんですけど…。」 三花麒麟:「何があったかも、知りたくて…」 ブルー:「ふーん、ここで何があったか知りたいってわけ…」 KP:防護服の人物はじろじろとあなた達二人を見る。 ブルー:「そっちのアンタはいいわよ」 ブルー:あなたを指さす。 ブルー:「でもそっちのアンタはだめ、外で待ってて」 三花麒麟:「え」 周東 華彩:「えっと……どうして、ですか…?」 ブルー:「何故じゃないわよ、アンタからも説得して、さっさと外に出しなさい」 ブルー:「なんだったら二人まとめて追い出してもいいんだからね」 三花麒麟:「…あの、なら、自分が出ますが…」 周東 華彩:「……それは……んん……し、しかたない…ですね……。」あんまり一人にしたくはないなぁ…と思いつつ… 三花麒麟:「何かあったら、声を出していただければ、外に待っていますので」 三花麒麟:頭を下げて外に出ます ブルー:「アタシはブルー」 ブルー:「レッドの考えてることはなんとなくわかるけど、あんまりにもあんまりなのよね…」 ブルー:「まあ、ここに行けって言ったってことはそういうことなんだろうけど…」 ブルー:「確かにアンタの疑問の答えはここにあるわ」 ブルー:「でもそれを知って後悔しないって覚悟が、本当にあるわけ?」 周東 華彩:「それは……もちろん。」 ブルー:「………」 ブルー:「その言葉、忘れないことね」 ブルー:「…こんなこと言っても仕方ないか、とにかくこれを見なさい」 KP:ブルーはそう言って事務室にあったパソコンを操作し始める。 あなたがその画面を見ようとしたその瞬間。 KP:また建物内に、鈍く大きな音が響き渡る。 聞き耳ができる。 周東 華彩:CCB<=70 聞き耳 Cthulhu : (1D100<=70) → 52 → 成功 KP:【成功】→どこかで聞いたことのある声がした気がした。 周東 華彩:CCB<=75 アイデア Cthulhu : (1D100<=75) → 22 → 成功 KP:【アイデア】 KP:【アイデア】→音が聞こえてきたこの方向は、レッドが言っていた礼拝室の方向だとわかる。 KP:ブルーは少し考え込んだ後 ブルー:「いいから今はこれを見なさい」 KP:と映像を見せてくる。 KP:【映像の内容】 映像は、どうやらハンディカメラで撮影されたもののようだった。 黒いローブをまとった人間が何人か集合しているところを写している。 ふとアングルが下に向く。 そこには、何本も密集して建てられた蝋燭、果物や酒、逆さに吊り下げられた鳥。 :そして何人かの人間が後ろ手に腕を縛られ、転がされていた。 そこには三花の姿もあった。 よく見ると、それらの人間には皆片方の手首がない。 もぞもぞと動いていたり、うめき声を発したりする者もいる為、生きているのだとわかる。 アングルが変わる。 少し高い台に登った黒ローブが、声を張り上げる。 「これより儀式を始める!」 それを合図に、周りの信者達が何事かを唱え始める。 それはお経のようだったが、どこか聞いたことのない言語だった。 ハンディカメラのごく近くでもそれが聞こえる、どうやら撮影者も唱えているようだ。 それがしばらく続いたかと思うと、1人の信者が「あっ!」と声を上げる。 すると、信者たちの輪の中心に、黒と白で彩られた美しいローブを着た女性が現れた。 信者たちは一瞬で静まり返り、皆首を垂れ、平服する。 女性は気にする様子もなく、ニコリと微笑む。 カメラが床に置かれたのか、アングルが一定になる。 再び床に転がされた者達が写される。三花の姿も変わらずそこにある。 ローブの女性は品定めでもするかのように、一人、また一人と検分していく。 そしてその女性は。三花の前で足を止めた。 クスリと小さく笑い声が聞こえた。次の瞬間。 女性の姿が泥のように溶け、赤黒い肉塊、黄色い脂肪、時折見える白い肌を波立たせる、一つの大きな塊となる。 ボコり、ボコりと小気味良い音を立て、肉塊の表面に無数のぎょろっとした目が現れる。 バシャリ、と音がしたかと思うと、肉塊の一部が飛び出して、鳥の脚のようになる。 三花は、その様子をどこか呆然とした様子で見ている。 それを見て化け物は口の様な部分を形成しニコリと笑った。 ぎこちなく、奇怪な動きで、化け物は三花へ近づいて行く。 ついには化け物の体に遮られ、三花の体が見えなくなる。 不意に狼狽えるような声が聞こえ。 次の瞬間、マイクは絶叫を捉えた。 ぐちゃぐちゃぐちゃ、と粘着質な音が聞こえる。 ごきりごきり、と骨が折れる音が聞こえる。 ぶちぶちと、何かを引きちぎる音が聞こえる。 周囲に赤い鮮血が飛び散る。 しかし声が止むことはない。それどころかさらに悲鳴は激しさを増し、苦しむ声と懇願する声が混ざる。 捕食されているのであれば、とっくの昔に息絶えているだろう。 そうならないのは、何故か。何か別のおぞましいことが起こっているのか。音声だけしか聞こえない今、知ることはできない。 やがて叫び声は途絶える。 アングルが変わる。 どうやらカメラを誰かが手に取ったようだ。 次の瞬間、白磁人形のような、美しい顔立ちの女性が映る。 どうやら、彼女がカメラを持ったようだ。 :その背後に、何か大きなものが映っている。 しかし、アングルが悪くよく見ることができない。 女性はカメラに向かい薄く笑う。 :そのままカメラの部分を手で覆う、直後グシャリ、と大きな音が聞こえ映像は終わった。   KP:衝撃的な映像を見た為SANC(1/1d8)。 周東 華彩:CCB<=62 SAN Cthulhu : (1D100<=62) → 30 → 成功 どどんとふ:「周東 華彩」がログインしました。 どどんとふ:「KP」がログインしました。 KP:【事務室】 ブルー:「……」 ブルー:「レッドは…一体何を考えているのかしらね」 ブルー:「折角用意したものを壊すような真似をして」 周東 華彩:「………これは……、ほんとうに…?……いえ、」 ブルー:「これ以上アタシからは何も言うことはないわ」 周東 華彩:「せっかく用意したものって、なんですか………。」 ブルー:「レッドから連絡があったわ、入口の方で待ってるって」 周東 華彩:「どうして、」 ブルー:「狼狽えないで、外のあの子に聞こえるわよ」 周東 華彩:「………用意したものって、もしかして、」 ブルー:「まぁ……死んだ方がまだマシなんじゃないかしら」 ブルー:「ほら、さっさと行きなさい」 周東 華彩:「…………」仕方なく出ていきます……スン KP:事務室から外に出れば三花と何の問題もなく合流できる。 三花麒麟:「…!周東さん…大丈夫でしょうか…顔色が…」 三花麒麟:  周東 華彩:「………いえ、あの……大丈夫です。」 三花麒麟:「中で、何かされたのですか…?」 三花麒麟:不安げ 周東 華彩:「何も…ただ、ただ……映像を、見せられた…だけで。」 三花麒麟:「それは、どんな…いや、私は、見ない方がいいから追い出されたのでしょうが…」 三花麒麟:「何か、わかったのですか…?」 周東 華彩:「ここで起こった、事件の映像です。そう、ですね……三花さんは、」 三花麒麟:「……」じっ 周東 華彩:「三花さんは………、」 三花麒麟:「はい」 周東 華彩:「…………いえ、大丈夫です、やめましょう。 私は、貴方を信じているので……。」 三花麒麟:「…わかりました…私から追及は、しません…ですが、不安な事があったら、言っていただければ…」 周東 華彩:「……本当に。大丈夫ですよ。貴方が今、元気ならそれで、」 周東 華彩:「……ありがとうございます。」 三花麒麟:「いいんです、ここまで、助けに来てくださったのは周東さんなのですから」 三花麒麟:「もう、行きますか…?」 周東 華彩:「……………、」困ったように笑う 周東 華彩:「はい。ブルーさんが言ってました。入り口でレッドさんが待っているようです。行きましょう……。」 三花麒麟:「わかりました…」 三花麒麟:「あ」 三花麒麟:手を握ろうとしたけどちょっと躊躇 三花麒麟:「いきますか」 KP:そのまま入口に戻ればブルーの情報通りレッドとグリーンがあなた達を待っていた。 レッド:「…来たか」 レッド:「ここで何があったか、多少はわかったかい?」 レッド:「最後に私の口からも説明しよう」 周東 華彩:「……わかりたくは、ありませんでしたけど。」 レッド:「しかし三花君には席を外してもらおう、ブルーの意見だが」 レッド:「頼んだぞ、グリーン」 グリーン:「ああ」 グリーン:「飯でも食おう」 KP:そう言うとグリーンは三花を連れ立って去ろうとする。 KP:三花は不安げな表情を見せます 三花麒麟:「周東さん…」 周東 華彩:「……三花さん……、しばらく何も食べてないでしょう、ご飯、いただいてきて、ください。」 周東 華彩:「こっちは大丈夫ですので……、ね。」 三花麒麟:「…わかりました…無理をしないでください…」 KP:三花は席を外す。 KP:三花の姿が見えなくなると、レッドは落ち着いた様子で話し始めた。 レッド:「……三花君は、どんな様子だ?」 周東 華彩:「……不安そうですけど、特に変わったところは…ないと思います。」 レッド:「そうか、ならよかった」 レッド:「…昨日、この施設ではある儀式が行われた」 レッド:「豊穣の女神イドラ降臨の儀式だ、しかも今回は生贄を捧げるだけでなく、新たな化身を生み出すことを、信者たちは懇願したらしい」 レッド:「儀式は成功し、イドラはここに降り立った、生贄を受け取り、要望通り新たな化身を作り出した」 レッド:「そうしてイドラは去った…問題はここからだ」 レッド:「新たに産まれた化���が、この施設の者、教団関係者を皆殺しにしたんだ」 レッド:「イドラを信奉する者の中でも、彼らは特殊だったようで、神の恩恵を信者でない者にも分け与えようとしたらしい」 レッド:「そのため今回、信者でないものが化身になってしまったのが事の原因だと推測している」 レッド:「すべてが終わった頃、やっと私達はここを見つけた」 レッド:「…」 レッド:「…実は私達は、人間ではないんだ」 レッド:「ミ=ゴという種族を聞いたことがあるかい?普段は人間を驚かさないようこんな格好をしているがね。実際はこんな姿ではないんだ」 レッド:「同じ種族が迷惑をかけたことがあるなら申し訳ない」 レッド:「私達もまた種族の中では変わり者でね、私達は人間を助けることが好きなんだ」 レッド:「この施設の惨状を見て、今回もそうしようと思った、何より、私達にはそれができる」 レッド:「人間よりずっと優れた科学力を持っているからね」 レッド:「そうした結果が、彼だよ。彼は君の知る通りの三花君だったろう?」 レッド:「この教団は、犠牲者を化身にした後、その人と親しい人間を呼び出して取り込ませるつもりだったらしい。2 人が、永遠に離れないように」 レッド:「君のところにそれが送られたのはそういうわけだ」 レッド:「君がくるタイミングを見計らって、彼をあそこに寝かせておいたのは我々だ」 レッド:「心配しなくても、彼は遺伝子的にも、記憶だってもちろん、君の知る三花君だよ」 レッド:「ブルーは、随分と張り切って記憶を抽出していたからね」 レッド:「……幸いにも、化身には脳の部分が残っていた。そこから記憶を取り出した、ただしこの施設での出来事以外の記憶をね」 レッド:「あとは君達を追い返して。それで、終わりなはずだった…」 レッド:「……けれど、この中を知りたいと君が言うのを聞いて」 レッド:「ふと、このまま帰していいのかという気持ちが沸いてね」 レッド:「こうして、中を見てもらった」 レッド:「単刀直入に言おう。その手首の持ち主である三花君は」 レッド:「生きている」 レッド:「しかし、しかしだ。君と接していた時の面影はない。知性も、自我も人の姿さえ失くなってしまった」 レッド:「ただ無作為に暴れ、目につくものを襲う。そしてもう、永久に元には戻らない」 レッド:「……何故なら今の彼、イドラの化身は不老不死なんだ」 レッド:「傷付く端から再生して、遺伝子を操作しようにもお手上げでね」 レッド:  レッド:「君に、お願いがあるんだ」 レッド:「その手首を渡してくれ。それを使っても、化身を元に戻すことはできない」 レッド:「しかしそれを使えば、イドラの化身の生命活動を停止させることが可能になるんだ。逆に言えば、その方法以外で、殺すことはできない」 レッド:「今も、礼拝室では化身をどうにか抑え込んでいる。不老不死という特徴、くわえてあの狂暴性」 レッド:「他の人間の為にも野放しにはできない。我々が隔離することになるだろう。…無理にとは言わない」 レッド:「化身になったとしても、彼こそが、本物の三花君だと君が判断するなら、命を奪うなんてできないだろう」 レッド:「先ほどまで隣に居た彼と、化身となり変貌した彼」 レッド:「どちらが三花君なのか」 レッド:「決めるのは君だ」 周東 華彩:「………、どっちが………」 周東 華彩:「どっちも、三花さんです…。」 周東 華彩:「自分を自分だと思っている彼も、化身…?になってしまった、彼も……どちらも三花さんで、本物がどっちであるかは、」 周東 華彩:「私が決めることじゃありません…。」 レッド:「…」 周東 華彩:「………化身の彼には、会えますか…?」 レッド:「……今の彼の姿は、人間にとっては恐怖の対象にしかならない」 レッド:「見れば正気を失ってしまうかもしれない」 レッド:「しかし、君の思いを無下にはできないな、会うことはできないかもしれないが…覚悟があるならついてきたまえ」 周東 華彩:「………わたしは、どんな三花さんだって、受け入れます。その覚悟は、とっくに、できています…。」 レッド:「わかった」 レッド:レッドはあなたをどこかへと案内する。やがて、大きな両開きの木製の扉の前まで来た。扉には後付けと思われる分厚い鋼鉄製の鉄板が打ち付けられていた。 KP:【礼拝室前】 レッド:「イエロー、グレー、ちょっと一旦作業を中断してくれ」 レッド:レッドがそう呼びかけると床に穴の様なものが開き、そこから防護服の人物が二人這い出して来る。片方は黄色い腕章。もう片方は灰色の腕章をつけている。 イエロー:「レッド、不活性剤は手に入れたの?もう持たないよ!」 グレー:「………」 レッド:「…カメラは設置したな」 イエロー:「それは、まあ指示通りやったけど」 レッド:「悪いが直接姿を見せるわけにはいかない」 レッド:「……写せ」 イエロー:「はーい」 KP:イエローは小さな端末を取り出す。 KP:その液晶に光が灯り、次第に映像が見え始める。粉塵が舞い、視界が悪い。 KP:そんな中、大きな黒い影がぬっと現れる。 KP:きらり、と光るものがある、大きな影には鱗があるようだ。そうかと思うと鋭く針のような体毛がびっしりと生えている部分も映る。 KP:体型としては二メートルほどの巨大な猿のようにも見えるが、頭部に当たる部分には無数の赤い目が常に何か赤い液体を垂れ流している。口は見当たらない。 KP:足は鳥のもののように見える。五本ある。指が六本あり、そこだけ白くまるで粘土のようにつるりとしている。 KP:不意に、見えているのかわからない目が、一斉にこちらを向く。 KP:一瞬ぶるりと頭部が大きく痙攣したかと思うと。次の瞬間、耐え難く断末魔のような絶叫が響きわたる。 KP:聞き耳ができる。 周東 華彩:CCB<=70 聞き耳 Cthulhu : (1D100<=70) → 41 → 成功 KP:【成功】→ 濁っていて、かけ離れているものの、三花の声と似ている気がした。 KP:またおぞましい化け物の姿に SANC 1d6/1d20。 周東 華彩:CCB<=61 SAN Cthulhu : (1D100<=61) → 33 → 成功 周東 華彩:1d6 Cthulhu : (1D6) → 6 周東 華彩:CCB<=75 アイデア Cthulhu : (1D100<=75) → 11 → スペシャル 周東 華彩:1d10 Cthulhu : (1D10) → 9 KP:奇妙なもの、異様なものを食べたがる 周東 華彩:ストレスにより、突然懐中電灯をかじりだす系女子……? 周東 華彩:1d6 Cthulhu : (1D6) → 1 レッド:「…」 KP:扉と鉄板がびりびりと振動する。化け物はそのまま何事が喚き散らしながら、まるで骨がないかのようにぶらりと垂れ下がった前足を大きく振り上げ。カメラの映像は途切れた。 三花 麒麟:  イエロー:「よくもった方だよ」 イエロー:「今日だけで三回は姿が総入れ替えしてる。そのたびに対策を練るのは無理だよ」 グレー:「攻撃した場所から部位を入れ替えていく、から、下手に手出しができない」 レッド:「…やはり接触は難しいな」 KP:一旦、周囲は静かになる。 KP:すると、どこからかこちらへやってくる足音が聞こえる。 三花麒麟:「周東さん、大丈夫ですか…!今すごい音が…」 KP:そして、三花とそれを追うグリーンが姿を現す。 グリーン:「俺は止めたからな!」 KP:グリーンのそんな声が周囲にこだまする 三花麒麟:「周東さん大丈夫ですか…」 三花麒麟:「ここは、危険ですから…やはりでたほうが…」 周東 華彩:「三花さん………、」 KP:ガリガリするのやめていいよ 三花麒麟:「…おちつきましたか…?」 周東 華彩:「…は、はい……。」 周東 華彩:「………あの、あの…もう少しだけ…待ってください。」 三花麒麟:「…わかりました」 周東 華彩:「………レッドさん、彼は……自我がないと言っていましたが、」 周東 華彩:「肉体的な苦痛は、感じ続けているのでしょうか………、」 レッド:「…」 レッド:「自我が無いや、不老不死、といえども、攻撃すればこちらに振り返り反撃をする。」 レッド:「それが、触覚なのか、痛覚なのか、我々には判断しかねる」 周東 華彩:「そう…ですか。」 周東 華彩:「私は、……どちらの彼も、救いたい。」 周東 華彩:「化身の彼が今の状態が苦痛だと感じているのであれば…それを、感じなくさせてあげたい。」 周東 華彩:「生きている彼が、自分自身を疑わないのであれば、連れて帰ってあげたい。」 周東 華彩:「私はどちらが本物か、偽物か…を選ぶ権利を持っていません…。」 周東 華彩:「だからこそ、私のエゴで…二人を助けるのは、間違っているでしょうか…?」 レッド:「……」 ブルー:「エゴね」 KP:突如背後からそう聞こえる。 KP:そちらを見ると、そこにはいつの間にかブルーが居た。 ブルー:「どっちも選べないなんて覚悟がないだけ」 ブルー:「もし助かる道があるなら、あなたはあちらを選ぶんでしょう」 ブルー:「アンタにとってはあっちが本物なんでしょう?」 ブルー:「じゃあもうこの子は要らないってことね」 KP:注射器を持ち針先を三花の皮膚に当てた状態で、羽交い絞めにしている。 周東 華彩:「………違います、どちらも本物の三花さんです。」 ブルー:「違うわ、どう変わろうと、もし、あちらに戻る手立てがあったらあちらを選ぶでしょう?」 ブルー:「そのとき二人いたら消えるのはこっち」 ブルー:「要らないなら存在したって意味がないじゃない」 三花麒麟:「どう、いう、意味…ですか…」 周東 華彩:「私にとっては、三花さんが自分を三花さんだと信じている限り、どちらも本物の三花さんです。」 ブルー:「同じ人間が二人いていい理屈なんてない」 ブルー:「そんなの悲しいでしょ」 周東 華彩:「………悲しくないです、私はもし二人の三花さんがいるのなら、どちらの幸せも、願うだけですから……。」 ブルー:「幸せ?」 ブルー:「何が幸せなの?」 ブルー:「あなたにとってあっちが本物なら、私は何のためにつくったの?」 ブルー:「だからここで終わらせてあげようと思って」 ブルー:「さあ、この子はアンタにとって何なの」 ブルー:「聞かせてもらおうかしら」 KP:三花は事態を把握できていないようで、困惑した状態であなたを見ている。 周東 華彩:「何度も言いますが、どっちも本物の三花さんです。貴方は……ただ本質の捉え方が私と貴方の意見が合わなかったことに対して、癇癪を起しているだけじゃないですか……。」 周東 華彩:「私にとっては、どちらも尊重すべき、大事な人です。」 ブルー:「…そう」 ブルー:「じゃあ、あなたは何も手を下さず、帰るのね、奥の子にも、ここの子にも」 周東 華彩:「それは、違います。」 周東 華彩:「先ほどから言ってるように……私はどちらも救いたい。だから、」 周東 華彩:「化身の彼には死んでもらった方がいいと思っています。」 ブルー:「……」 周東 華彩:「だって永遠に終わることなく苦しむくらいなら、その苦痛を取り除いてあげるのが一番じゃないですか。」 ブルー:「それを渡しなさい」そう言ってブルーは周東が持つ手首を指さしてくる。 周東 華彩:「…………貴方に、渡すんですか…?」 ブルー:「いやならレッドでいいわ」 周東 華彩:「……いえ、いいです。渡します。」手首を渡しながら ブルー:「ふん、本来なら脳味噌いじくり回してるところだけど、一応事情があるようだし、今回は勘弁してあげる」 周東 華彩:「絶対に、彼を殺してあげてくださいね。」 ブルー:「いわれなくても」 ブルー:  KP:ブルーは渡された手をミキサーの様なものにかけ、粉々にした後に何かの薬品と混ぜ合わせる。注射器にそれを詰め、レッドに渡す。 ブルー:「調合は完璧」 ブルー:「あとはヘマしない限り大丈夫なはずよ」 レッド:「上手くいったら、内側から扉を開ける」 KP:レッドはそう言って、床の穴に入っていった。しばらく待つと、扉が音を立てて開く。 KP:ED-D 【生とは救い、同時に苦痛】 レッド:「終わったよ」 レッド:「……見ていくかい」 レッド:「望む形ではないかもしれないけれど」 周東 華彩:「………見ていきます。」 KP:レッドに案内され、礼拝室の中に入る。その内装は徹底的に破壊されており、元がどんな風であったか知ることはもはやできなかった。 KP:部屋の中心付近に灰色の何かが、山のように積もっている。 KP:ただ、それだけだ、それだけしか、この部屋にはない。 KP:灰色の何かは近づくと砂山のように、触るならそれは、浜辺の砂のような触り心地だ。 KP:灰色に混じって、透明な粒もあるようで、時折光の反射でキラキラして見える。 三花麒麟:「周東さん…」 KP:特に止められなければ三花もその様子をじっと見ている。 周東 華彩:「………大丈夫、大丈夫ですよ……。だって、私は……殺す覚悟は…随分と前から、できていましたから……。」 三花麒麟:「…」 三花麒麟:「自分も、殺されるなら、周東さんがいいです」 KP:砂を持ち帰ることも可能である。 KP:帰宅する場合、建物の出口までレッドブルーグリーンが見送る。 レッド:「…私達もまた、学ぶことが多くあった、人間を救うということがどういうことなのか」 レッド:「考えることを止めないようにするよ」 ブルー:「元気でね」 ブルー:「アタシ、楽しそうにしてる人間が大好きなの、だからもう今回は最悪」 グリーン:「また会ったら、いや、会わない方が良いか」 グリーン:「うまい飯を食わせてやるよ、人間の料理得意なんだ」 KP:そんなことを口々に言いながら見送ってくれる。あなた達は廃病院を去り、家に帰る。 KP:夜が明け朝が来てまたいつも通りの日常が始まる。 KP:しかし、全てが完全に元通りになったわけではない。 KP:失ったものはもちろんあるが、それを知るのはあなただけ。そしてあなたに残されたあの出来事の痕跡は、この灰色の砂だけだ。 KP:あなたは知るだろう、この世に明確な救いなど存在しない。 KP:だからこそ、何を救いとするかは自分自身で決めなくてはいけない。 KP:「無知とは救い、同時に罪」 「感情とは救い、同時に毒」 「死とは救い、同時に停滞」 「生とは救い、同時に苦痛」 KP:  KP:お疲れ様でした
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arinkonokuni · 6 years
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【COCシナリオ】救いに非ず PL:銀月さん
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KP:COCシナリオ「救いに非ず」 KP:【導入】 KP:あなたは理不尽な出来事に巻き込まれつつも特に変わり映えのない、平和な日常を過ごしていた。 KP:しかしあなたには一つの心配事があった。 KP:それはあなたの友人である海神のことだ。 KP:一週間前家の前で別れて以降、彼女の行方が今現在もわからないのだ。 KP:家に行ってみても、人の気配がしない、待っていても帰ってくる気配はない。 KP:あなたは独自に海神を色々と探してみるかもしれないが、結局足取りどころか手がかりさえ掴めないでいた。 KP:海神の失踪から、一週間たった今日の朝。 KP:あなたが玄関の扉を開くと、そこに一つの小包みが置いてあるのを見つけた。 KP:いつの前に置かれたのだろうか、伝票やシールなどは見当たらないため、宅急便ではなさそうだ。 KP:  天尾もち:「なんですかこれ」 天尾もち:しばらく凝視して中身を確認します KP:開けると中には箱より一回り小さいクーラーボックスが入っていて、ひんやりとしている。 KP:クーラーボックスには張り紙がしてある。 KP:<張り紙の内容> 「天尾もち様 こちらで海神さんとお待ちしております。 このことはくれぐれもご内密にどうぞ。」 という文字の下に、住所らしきものが書かれている。 天尾もち:「みっちゃん??」 天尾もち:住所を確認します KP:→張り紙の住所を調べる 住所を調べると、記載された住所は郊外の廃病院だとわかる。それほど遠くない。 天尾もち:「???」 天尾もち:「お中元かなぁ~」 天尾もち:クーラーボックスを開けます KP:→クーラーボックスを開ける。 開けてみると、鈍く血色の悪い肌色が覗く。 形状は慣れ親しんでいるもののようで、しかしどこか その様子は非現実的だった。どこか土気色を帯びた指は力なくそこにああり、一見蝋細工のようだ。しかしまじまじと見ると作り物とは思えない生々しさがある。 天尾もち:「え」 天尾もち:「…え?」見たくないけど見ちゃいます KP:クーラーボックスに入っていたのは、切断された 人間の手首だった。 KP:突然の非日常的な光景に SANC(0/1)。 天尾もち:CCB<=74 SAN Cthulhu : (1D100<=74) → 50 → 成功 KP:さらにアイデアができる。 天尾もち:CCB<=60 アイデア Cthulhu : (1D100<=60) → 8 → スペシャル KP:【成功】→この手を、何処かで見たことがある気がした。 天尾もち:落としそうになったけど持ったままへたり込みます 天尾もち:「な、な……」 天尾もち:「み…みっちゃ……」 天尾もち:警察に電話しようとして止めます… 天尾もち:「た、助けに…行かなくちゃ…」 天尾もち:住所の病院に向かいます!ダッシュで!そのまま! KP:  KP:【廃病院】 KP:あなたは訝し気に思いながらも、クーラーボックスを持って記載された住所へと向かう。 KP:郊外の、それも寂れ切った商店街を抜けると、無機質な白い壁の建物が小高い丘に建っているのが見えた。 KP:どうやら記載されている住所はあの建物のようだ。 KP:建物に向かうため小高い丘を登る、しばらくすると入口らしきものが見えてきた。 そして、そこに人影が倒れているのが見える。 天尾もち:「!!」警戒しつつ近寄ります KP:あなたはその人影に近寄る。 KP:それはあなたのよく知っている人物。 KP:海神です。 KP:しかしいつもの服装ではなく、白い手術服のようなものを着ている。 KP:どうやらきちんと呼吸もしているし、外傷もないようだ。 天尾もち:みっちゃっ!!!!;;;;;;;; 天尾もち:「みっちゃんっつ…!」よかったとりあえず安心しました 天尾もち:呼びかけてみます KP:呼びかけると海神は目を覚まします。 海神 瑞樹:「ふぁ…」 海神 瑞樹:「あ!もっちゃん!!おはよう!」 天尾もち:「みっちゃん!みっちゃん大丈夫ですか!」 海神 瑞樹:「?」 海神 瑞樹:「うん!!」 海神 瑞樹:「えっとそういえば帰るときになんか背後から頭殴られたような気がするけど大丈夫!!」 天尾もち:「全然大丈夫じゃないじゃないですか!?」 天尾もち:「手首は!?痛いところは!?」 海神 瑞樹:「手首?」 天尾もち:「でもよかった…手首ちゃんとある…」 海神 瑞樹:「手首ってなになに?」 海神 瑞樹:ぴょんぴょん 天尾もち:「手首がおくられてきたんですよ!」 海神 瑞樹:「さ、サプライズだね…!!」 天尾もち:「こんなサプライズがあるか!」 海神 瑞樹:「むむむ…だが手首とみっちゃんに一体何の因果関係が…?」 天尾もち:「みっちゃんが誘拐されてるかと思って!変な手紙も着いてたし…」 天尾もち:紙を見せます 海神 瑞樹:「むむむ???そもそもここがどこなのか���わからないし…」 海神 瑞樹:「でもみのしろきん??なんだろう、変な犯人だね!」 天尾もち:「ね…でもみっちゃんが見つかってよかった…。犯人?さんは今はいないのでしょうか…」 海神 瑞樹:「うーーーん???」 天尾もち:「もしかしてこれは逃げるチャンス?」 海神 瑞樹:「ぜんっぜんおぼえてない!!びっくりするほど!!」 天尾もち:「…ムム怪しいです…。」 海神 瑞樹:「むー!」 天尾もち:「服もないし…みっちゃん…」 海神 瑞樹:「あ!いつもつけてる服じゃない!リボンもない!!」 海神 瑞樹:「おのれ私のリボンが目的だったか…!!」 天尾もち:「あれそんな高価なものなんですか?…とはいえまだ中にあるかも…」 天尾もち:「き、危険かもですが…探しに行くですよ!!」 海神 瑞樹:「ふふふ、聞いて驚けもっちゃん、あのリボンは手作りなのだ!!」 天尾もち:「!!?」 天尾もち:「みっちゃんの!?」 海神 瑞樹:「そのどおりだ!ほめたたえよ!!」 天尾もち:「世界に一つだけのりぼんじゃないですか!!?」 海神 瑞樹:「そうなの!!」 天尾もち:「じゃあ探しに行かなきゃ!なおさら!」 海神 瑞樹:「もっちゃんにもそのうちつくってあげるね!」 海神 瑞樹:「じゃあいこうか!!」 天尾もち:手を引いて中に入っていきます KP:<建物入口付近 > KP:入口には扉があり、どこか寂れた無機質な外観だ。 KP:建物名が書かれたプレートがあったようだが剥がされている。開けるなら扉はすんなり開く。 そして、それが開いた瞬間。鈍い音が建物の中から響いてくる。 天尾もち:「おわわわわ」💦 KP:何か大きなものが壁にぶつかったような衝突音だが、建物の中から聞こえてきたこと以上のことはわからない。 海神 瑞樹:「お、なんだなんだ?」 海神 瑞樹:「プロレス?」 天尾もち:「ヒー———なんか不気味な音が…」 天尾もち:「工場でしか聞いたことないですこんな音…」 海神 瑞樹:「は、ぽるたーだいすと…!」 天尾もち:「それを言うならポルターガイスト」 海神 瑞樹:「さすがもっちゃん!!」 天尾もち:「ははっははははやくリボン見つけてとんずらするですよ…」 KP:扉を開けると中を見ることができる。この建物は確かに現在は無人の廃病院なのだとわかる。 KP:しかし清掃されていたり、扉がきちんと閉まっていたり、少し人の気配がすることに違和感を覚えるだろう。 天尾もち:「…やっぱり誰かいますね…」 天尾もち:入っていく 海神 瑞樹:「むぅ」 海神 瑞樹:服の裾をつかんでつづいていく KP:→中に入る。 あなた達が中に入ると、扉の一つが開き、中から誰かが出てくる。 その誰かはあなたを発見すると、あっと驚いた声を出してこちらに向かってくるだろう。 グリーン:「ここは立ち入り禁止だよ、危ないから」 KP:そう語りかけてくる。その人物は、白い防護服のようなものに身を包んでおり、顔はマスクを付けている。 KP:そのため、顔を確認することはできない。 KP:ただ、腕に緑の腕章のようなものを付けているのを見ることができる。白い防護服にそこだけ色があって印象的だ。 グリーン:「ほらほら、早く出てって、お友達と一緒に」 天尾もち:「!!!だだだだだっだだれですか!!?」 天尾もち:腕章ってよく見れますか? 天尾もち:ここから KP:腕章にはね「にんげんだいすき ミゴレンジャー」ってかいてある KP:【ミゴレンジャー】 天尾もち:??? 天尾もち:なに??? 天尾もち:なんですかこれ グリーン:「え、おれ?誘拐犯とかじゃないよ~」 KP:あなた達がそのようにやり取りをしていると、ガスマスクの背後から、また違う声がする。 レッド:「どうかしたのか?グリーン」 天尾もち:なに??wwww KP:声がしたかと思うと、同じ扉からもう一人、同じような格好の人物が出てくる。 天尾もち:戦隊なの? グリーン:「ああ、レッドか、大丈夫問題ないよ」 天尾もち:「ほわわわわわわわわ!?」💦 天尾もち:え、レッドの腕章は… KP:赤い腕章で「にんげんだいすき ミゴレンジャー」ってかいてある レッド:「君、名前は?」 天尾もち:??????? 海神 瑞樹:「みっちゃんだよ!!」 天尾もち:「おわ!?あ、あ…天尾です…」 レッド:「どうしてここに来たんだい?」 天尾もち:警戒してる 天尾もち:「…み、みちゃんのリボンを…」 レッド:「ふむ…」 天尾もち:「さがし…じゃなくてこの手紙!送ったの貴���達ですか!?」 レッド:「いや、違う」 天尾もち:「じゃああなたがたはなんですか!?」 レッド:「一応、我々も自己紹介しないといけないね」 グリーン:「レッド、それは……」 レッド:「いいんだ」 レッド:「私はレッド、赤い腕章を付けているからレッド」 レッド:「こちらはグリーン」 天尾もち:「は、はぁ…」 グリーン:「……」 天尾もち:「それで…え?変質者ですか?」 海神 瑞樹:「はえーわかりやすいー」 レッド:「ここには何人か同じような服装の者が作業しているけどみんな私達の仲間だ」 レッド:「誓って君達に危害を加えたりはしないよ」 天尾もち:「そ、それはどうも…」 海神 瑞樹:「ひーろーだー!!」 天尾もち:「え!?どこが!?」 レッド:「実はこの建物は、私達のものじゃないんだ、来たのもつい最近でね」 レッド:「ここである事件があってそれを解決しに来た、ボランティアみたいなものかな」 レッド:「この建物は好きに見て回って構わない、ただしあちらのドアの向こうにある礼拝室だけは行ってはいけないよ。あそこ以外は安全だ」 レッド:「ただ、用事が無いのならお友達と帰った方がいい」 天尾もち:「礼拝室には何があるんですか?」 レッド:「うーんそうだな…」 レッド:「ここの事を、ここであったことをよく知りたいなら、事務室を目指すといい」 レッド:「それ以外にもいろいろあるけどね」 レッド:「じゃあ、私はこれで、他に質問があればグリーンに聞いてくれ」 KP:レッドはそのまま去ってしまう。グリーンはやれやれという様子だ。 グリーン:「レッドは何を考えているのやら、リーダーにはまた違ったビジョンがあるものなのかなあ」 グリーン:「言っとくけど、この先結構ショッキングだよ、覚悟がないなら早く帰った方がいい」 天尾もち:PLにいよるんか? 海神 瑞樹:「エキセントリック…!」 天尾もち:「…ど、どうも…でもリボンも…みっちゃんを誘拐した犯人もまだ特定できてないので…」 グリーン:「そっか、じゃあ、止めないよ」 KP:そう言いつつグリーンもその場を去る。 KP:【廃病院】 KP:入口からではわからなかったが、建物内には何かが暴れたような痕跡がある。壁に傷があったり、天井が崩れていたり、機材が踏みつぶされたりしている。 KP:また、少しだが血痕なども見て取れる。 KP:しばらく奥へ進んでみると、ドアが破壊されていたり、壁が崩れていたり入れない部屋が目立つ。 KP:歩いていくとようやく入れそうな部屋を見つける。 KP:【実験室】【事務室】【資料室】【何も書かれていない部屋】に入ることができそうだ。 天尾もち:「まずは事務室に…とは言っていましたし…行ってみましょうか…」 海神 瑞樹:「なんか面白そうな人ばっかりだったね!」 海神 瑞樹:「リボンあるといいなぁ」 天尾もち:「怪しかったですけどね!?必ず見つけるですよ!」 天尾もち:事務室に向かいます KP:事務室に入ろうと扉に手をかけると開かない。 KP:「ちょっとグリーン、まだ入ってこないでって言ったでしょ、もう少しで終わるから後にして」 KP:っという声が中から聞こえた。 天尾もち:「!!」 天尾もち:「だ、誰かいますね…」 海神 瑞樹:「お!女の子メンバー!!白かピンクか!!」 天尾もち:「この声はピンク…?」 海神 瑞樹:「ドドメ色とか!」 天尾もち:「そんなマニアックな色いないですよ!」 海神 瑞樹:「えー」 海神 瑞樹:「じゃあ先に別の部屋いこうかー!」 天尾もち:「そうですね…じゃあ資料室が気になります!」 天尾もち:向って見ます KP:資料室 KP:鍵はかかっていない。中に入ると、薄暗く、どこか気味の悪い部屋だ。 KP:【読み書き机】と椅子とスタンドライトが一つ。あとはいくつか【本棚】がある。どうやらここには防護服を着た人物は居ないようだ。 天尾もち:「図書館みたいですね~?」 海神 瑞樹:「おー!!」 海神 瑞樹:「苦手だな!!」 天尾もち:「みっちゃんはリボンを探しててください!」 海神 瑞樹:「はーい!」 天尾もち:本棚を見てみます KP:本棚 KP:本棚には難しく見たことのないような言語で書かれたものが大半だ。そういうこと(未知の言語)について詳しくない限りは読み解くのは難しいと感じる。 天尾もち:「ムムム……」難しい… 天尾もち:すぐ諦めた 海神 瑞樹:「りぼんやーい!」 天尾もち:「読んでもリボンは返事しないですよ!」 海神 瑞樹:「あと10年くらい呼び続ければするかもしれない!!可能性だ!!」 天尾もち:「10年もここに居ないですよ!!」 天尾もち:言いつつ机を見ます 海神 瑞樹:「そっか…!」 KP:読み書き机 KP:机には古びた本が置いてある。 そして、そこには紙の質感が違う冊子が挟まっているのも見えた。中身も表紙も古く読み難い中国語で、内容を読み取ることはできない。しかし挟まれている冊子だけは日本語訳されているようだ。 KP:書かれているのは 「イドラ/覆い隠すもの、夢の魔女」と「イ夫人」という存在についてだった。その冊子は何度も何度も読まれたようで、ボロボロになってしまっている。 天尾もち:読みますまじまじ KP:資料を読んだ場合は未知の存在を知り、言いようのない不安を覚える。SANC(1/1d3)。神話技能+2。 天尾もち:CCB<=74 SAN Cthulhu : (1D100<=74) → 39 → 成功 天尾もち:天尾もちのSANが-1減少した。(SAN:74->73) KP:<メモの内容> そこには【生贄鎮静に用いること】と題された、不可解な文字列が書かれていた。INT*4 を行うことができる。 天尾もち:CCB<=(12*4) INT*4 Cthulhu : (1D100<=48) → 98 → 致命的失敗 天尾もち:;;;;;;; KP:普通にわからんかったし、ついでに言うなら暗くて机の角に餅をぶつけた 天尾もち:★餅——————!!! 天尾もち:「????」 天尾もち:「難しい…」はてはて 天尾もち:「……みちゃん、りぼんありましたか!」ひょこっとめもをもったまま来た 海神 瑞樹:「ない!!家出したみたい!!」 海神 瑞樹:「あ、なにそのめも!」 海神 瑞樹:「みたいみたい!」 天尾もち:「これ難しくってなんて書いてあるかわからんですよ…」渡す 海神 瑞樹:ccb<=(17*4) INT*4 Cthulhu : (1D100<=68) → 54 → 成功 KP:【成功】→それはどうやら【記憶を曇らせる】という名前の呪文のようだった。あなたは【記憶を曇らせる】を取得する。(呪文の詳細については基本ルルブ 255p 参照) 天尾もち:えらい!! 海神 瑞樹:やったぜ!! 天尾もち:「ね、むずかしいでしょ?」 海神 瑞樹:「わかった!!」 天尾もち:「そうですよね…。わかった!?」 海神 瑞樹:「これは人間の記憶を曇らせるやつだ!!」 天尾もち:「なに!?」 海神 瑞樹:「ふっふっふ、完全に消すわけではなく曇らせるというあたりで人間の記憶の補完的ななにかができるみたいなほにゃらら」 海神 瑞樹:「まあそんなかんじなのだよ!」 天尾もち:「全然わからん…」 海神 瑞樹:「うん!」 天尾もち:「…!まってでもみっちゃんが何も覚えてないのって」 海神 瑞樹:「は!!」 海神 瑞樹:「こ、このまほうのせいか…」 天尾もち:「かけられてる!かけられてる!」 海神 瑞樹:「やったやったー!!」 海神 瑞樹:「魔法をかけられるなんて人生でそうそうないよ!!」 天尾もち:「あってたまるかーーーー!?」 海神 瑞樹:「みっちゃんはかんぜんにりかいしたから、もっちゃんにもかけれるよ!!」 天尾もち:「かけるなかけるな!私みっちゃんのことわすれたくないですよ!」 海神 瑞樹:「たしかにわたしもこまる!!」 天尾もち:「……ゴホン…やっぱりここはまずいです…早く…早く見つけて出ましょう」 海神 瑞樹:「よし、悪い奴にあったらまほうをつかってげきたいしよう!」 海神 瑞樹:「いこういこう」 天尾もち:「呪文は計画的に」 天尾もち:実感室に向かいます 天尾もち:じっかん? 天尾もち:実験 KP:実験室 KP:鍵はかかっておらず入ることができそうだ。実験室に入ると、鉄さびの匂いと生臭い臭気があたりに充満しているとわかる。床にはところどころ、血だまりが広がっている。 KP:そして何より目を引くのは、床を覆いつくす程ずらりと並べられた、白い布をかけられた何か。 パープル:「誰?」 天尾もち:「!?」ビック KP:気付くと、あなた達の隣には紫の腕章をつけた防護服の人物が立っていた。 パープル:「どうしてこんなところに人間が?」 天尾もち:「あ、あの私たち…リボンを探してまして…」 海神 瑞樹:「レッドさんがみていいって!!」 パープル:「ふーん…」 パープル:「そう、リーダーが…私はパープル、まあ見ればわかりますよね」 パープル:「私としては、うーん…あんまり見せたくないんですけど」 パープル:「まああなた達が勝手に見るのは仕方ないですよね」 天尾もち:ちなみに聞いてるあいだに…腕章にはなんと…? KP:「にんげんだいすき ミゴレンジャー」ってかいてある パープル:「ここにあるのは死体です」 パープル:「本当は色んなところにあったけど、一旦ここに運び込んでいるわけです」 天尾もち:「死……?!」 天尾もち:「し、死体って…な…なんで…何の…」 KP:改めてあなたは白い布を被せられたものを見る。その端から、足のようなものが少し覗いていて、靴が見える。部屋の様子、パープルの話から、ここにあるものが全部そうなのかと思うと、あなたはゾっとしてしまうだろう。SANC(0/1)。 天尾もち:CCB<=73 SAN Cthulhu : (1D100<=73) → 89 → 失敗 海神 瑞樹:ccb<=81 Cthulhu : (1D100<=81) → 68 → 成功 海神 瑞樹:「うぅ…」 天尾もち:天尾もちのSANが-1減少した。(SAN:73->72) KP:部屋にはその他に、【手術台】のようなもの、【冷蔵庫】、【棚】などが見られる。 海神 瑞樹:「やばみがすごいよここ…」 天尾もち:「し、死体って…これはその…身元とか…」 パープル:「ここの人たちの事は私は詳しくは聞いていない」 パープル:「でも、事件が起こったあと始末だから」 天尾もち:「事件…ですか…?」 海神 瑞樹:「なんかあったのかぁ…」 海神 瑞樹:「私は生きててラッキーだなぁ…」 パープル:「詳しくは私は知らない」 パープル:「何か見ていく分には止めない」 天尾もち:「…そう、ですか……」 海神 瑞樹:「冷蔵庫にコカ・コーラ無いかな!」 天尾もち:「……この状況でコカ・コーラですか…?みっちゃん…まぁ、見には行きますけど…」 天尾もち:冷蔵庫を見に行きます KP:冷蔵庫 KP:冷蔵庫を開けるとひんやりとした冷気が這い出し てくる。 KP:その中には、人間の手首がいくつか入っていた。大きさや、細さなどは様々だ。【目星】ができる。 天尾もち:CCB<=55 目星 Cthulhu : (1D100<=55) → 62 → 失敗 天尾もち:「!?!?」 海神 瑞樹:ccb<=56 目星 Cthulhu : (1D100<=56) → 37 → 成功 海神 瑞樹:「タグが付いてるこれ…」 海神 瑞樹:「人名・・」 天尾もち:「た、グ……」 KP:さらにアイデアができます 天尾もち:CCB<=60 アイデア Cthulhu : (1D100<=60) → 80 → 失敗 海神 瑞樹:ccb<=85 アイデア Cthulhu : (1D100<=85) → 65 → 成功 海神 瑞樹:「ひぇ」 海神 瑞樹:閉じる 天尾もち:「て…手首…いっぱい…」 海神 瑞樹:「…こういうところの廃墟の冷蔵庫に期待した私がばかだった…」 海神 瑞樹:「こんなところの冷蔵庫なんて手首しかはいってないんだ…」 海神 瑞樹:すん 天尾もち:「そ、そんなことは…手首が入ってるのはまれだと思いますけど…」 海神 瑞樹:「そっかぁ…」 天尾もち:「でもみっちゃんの手首は送ってきたのにちゃんとくっついてる…」 天尾もち:「なんで…?」 海神 瑞樹:「…?送り間違いとか???」 海神 瑞樹:「ずさんなかんり…試される行政の力…」 天尾もち:「また難しいこと言ってる…」 天尾もち:棚を見に行きます 海神 瑞樹:手術台 みにいこう KP:棚 KP:棚には、医療キットや薬品が置いてある。また、一つの引き出しに、ノコギリやドリルが入っているのを見つける。薬品は知識がない限りは触らない方が良さそうだ。 知識がある場合は劇薬等もあるが見知らぬ薬品は見当たらない。 KP:手術台 KP:手術台には何も乗っていない。しかしその脇には様々な医療器具が置かれた台がある、医療器具は元々綺麗に並べられていたようだが、何かあったのか今はバラバラにただ置かれている。あるのはメスや鉗子等だ、知識がなければさっぱりだ。知識があるなら多少使い方がわかるかもしれない。 海神 瑞樹:「ほぇー」 海神 瑞樹:「なにもないねぇ…」 海神 瑞樹:「したいと手首しか…」 天尾もち:「実験室にありそうなものがあるって感じです…」うんうん 海神 瑞樹:「うんうん」 天尾もち:「リボンもなかったですね」 海神 瑞樹:「うん…何処で落としたんだろう…」 海神 瑞樹:「別の部屋も見ていい?」 天尾もち:「……本当に落としたのかな…。はい、見に行きましょう」 天尾もち:パープルさんにペコっとしてから部屋を出ます 海神 瑞樹:いっしょにぺこっとする 天尾もち:何も書かれてない部屋に行ってみる KP:何も書かれてない部屋 KP:鍵はかかっておらず、入ることができる。 KP:部屋の中に入ると今度はオレンジの腕章をつけた人物が居る。この部屋はどうやら個人の個室として使われていたようで、今までの部屋よりか狭い。部屋の中の人物は棚や机から物を引っ張り出して袋に詰めていく、どうやら回収しているようだ。 オレンジ:「おい、そこの人間、何を見ているんだ?」 天尾もち:「!こ、こんにちは…」 オレンジ:「まさか教団関係者の生き残りか?」 天尾もち:「きようだん?」はてはて 海神 瑞樹:「リボン探していいってレッドさんにいったの!!」 オレンジ:「何!?」 オレンジ:「レッド、何を考えているんだ…理解できないぞ」 オレンジ:「こんなところに、こんな…うーむ」 オレンジ:「俺はオレンジ」 オレンジ:「ここは見ての通り物品の回収中だ、ここ オレンジ:が終わったら資料室にも行かなければならん」 オレンジ:「そもそも誰のためにやってると思ってる…全く…」 オレンジ:「じろじろ見られると邪魔だ、そこの机の上にあるものが新しいものだからそれを見れば十分だろ」 オレンジ:「最近のものはまた別に回収するからな、それまでの間だけだぞ」 天尾もち:「ほあ…ありがとうございます」優しい 海神 瑞樹:「ありがとう!」 天尾もち:ちなみに腕章を見ます KP:オレンジの腕章に「にんげんだいすき ミゴレンジャー」と書いてある 天尾もち:やったー! 天尾もち:机を見ます KP:机の上 KP:そこにはノートのようなものが置かれていた。ノートを開いてみると、その大半は血液で汚れ、くっついている。なんとか読み取れるところを読み取ることしかできないがどうやらこれはこの部屋の持ち主の日記のようだ。 日記は、昨日の日付のものまである。 日記を読むとオレンジに部屋を追い出される。 オレンジ:「ほら、見たなら出てけ出てけ」 海神 瑞樹:「はーい」 天尾もち:「おじゃましましたー」 天尾もち:「ムムム…あ!そろそろ事務室行けるでしょうか」 海神 瑞樹:「お、いこうかいこうか」 海神 瑞樹:事務室へGOGO 天尾もち:GOGO KP:【事務室】 KP:扉は開いている。入ると藪から棒に声が飛んでくる。 ブルー:「グリーン!何してたのよ、遅すぎ」 KP:声のした方を向くと、そこには青い腕章をつけた防護服の人物が居る。 天尾もち:「ブルーだった!!」 海神 瑞樹:「ブルーだ!!!」 ブルー:「あれ?グリーンじゃないのね、人間?」 天尾もち:「天尾です!リボンを探してます」 海神 瑞樹:「レッドさんとはやっぱり交際を!?」 ブルー:「なんでもいいけど、ほらほら出てった」 海神 瑞樹:「レッドさんにいいっていわれたの!!」 天尾もち:「こらみっちゃん!」 海神 瑞樹:「だってきになるじゃん!!」 ブルー:「ふーん、ここで何があったか知りたいってわけ…」 海神 瑞樹:こくこく 天尾もち:こくこく 海神 瑞樹:「こうさいかんけいについて!!」 天尾もち:交際関係についても 天尾もち:「あ!」 KP:防護服の人物はじろじろとあなた達二人を見る。 天尾もち:口をふさいだ ブルー:「そっちのアンタはいいわよ」 KP:天尾さんの方を指さします。 天尾もち:「え」 海神 瑞樹:「む…」 天尾もち:「みっちゃんは…?」 ブルー:「アンタだけならいいわ」 天尾もち:「何で駄目ですか?」 ブルー:「…」 天尾もち:「ムム…」 海神 瑞樹:「じゃあ取材は任せたぞもっちゃん記者!」 海神 瑞樹:扉の外に出ます 天尾もち:「わ、わかりました……」 ブルー:「アタシはブルー」 天尾もち:「……」ブルーをじっと見ます ブルー:「レッドの考えてることはなんとなくわかるけど、あんまりにもあんまりなのよね…」 ブルー:「まあ、ここに行けって言ったってことはそういうことなんだろうけど…」 ブルー:「確かにアンタの疑問の答えはここにあるわ」 ブルー:「でもそれを知って後悔しないって覚悟が、本当にあるわけ?」 天尾もち:「か、覚悟……」 天尾もち:「……みっちゃんの、こと知れるってことですか…」 ブルー:「そうなるわね」 天尾もち:「………。わかりました、聞きます。」 天尾もち:「あります覚悟、餅屋ですから」 ブルー:「………」 ブルー:「その言葉、忘れないことね」 ブルー:「…こんなこと言っても仕方ないか、とにかくこれを見なさい」 KP:ブルーはそう言って事務室にあったパソコンを操作し始める。 あなたがその画面を見ようとしたその瞬間。また建物内に、鈍く大きな音が響き渡る。 KP:聞き耳 天尾もち:CCB<=64 聞き耳 Cthulhu : (1D100<=64) → 54 → 成功 KP:【成功】→どこかで聞いたことのある声がした気がした。さらに【アイデア】 天尾もち:CCB<=60 アイデア Cthulhu : (1D100<=60) → 55 → 成功 KP:【アイデア】→音が聞こえてきたこの方向は、レッドが言っていた礼拝室の方向だとわかる。 KP:ブルーは少し考え込んだ後 ブルー:「いいから今はこれを見なさい」 KP:と映像を見せてくる。 KP:<映像の内容> 映像は、どうやらハンディカメラで撮影されたもののようだった。 黒いローブをまとった人間が何人か集合しているところを写している。 ふとアングルが下に向く。 そこには、何本も密集して建てられた蝋燭、果物や酒、逆さに吊り下げられた鳥。 そして何人かの人間が後ろ手に腕を縛られ、転がされていた。 KP:そこには海神の姿もあった。 KP:よく見ると、それらの人間には皆片方の手首がない。 もぞもぞと動いていたり、うめき声を発したりする者もいる為、生きているのだとわかる。 アングルが変わる。 KP:少し高い台に登った黒ローブが、声を張り上げる。 KP:「これより儀式を始める!」 KP:それを合図に、周りの信者達が何事かを唱え始める。 KP:それはお経のようだったが、どこか聞いたことのない言語だった。 ハンディカメラのごく近くでもそれが聞こえる、どうやら撮影者も唱えているようだ。 KP:それがしばらく続いたかと思うと、1人の信者が「あっ!」と声を上げる。 KP:すると、信者たちの輪の中心に、黒と白で彩られた美しいローブを着た女性が現れた。 KP:信者たちは一瞬で静まり返り、皆首を垂れ、平服する。 KP:女性は気にする様子もなく、ニコリと微笑む。 KP:カメラが床に置かれたのか、アングルが一定になる。 KP:再び床に転がされた者達が写される。海神の姿も変わらずそこにある。 KP:ローブの女性は品定めでもするかのように、一人、また一人と検分していく。 KP:そしてその女性は。海神の前で足を止めた。 KP:クスリと小さく笑い声が聞こえた。次の瞬間。 KP:女性の姿が泥のように溶け、赤黒い肉塊、黄色い脂肪、時折見える白い肌を波立たせる、一つの大きな塊となる。 KP:ボコり、ボコりと小気味良い音を立て、肉塊の表面に無数のぎょろっとした目が現れる。 バシャリ、と音がしたかと思うと、肉塊の一部が飛び出して、鳥の脚のようになる。 KP:海神は、その様子をどこか呆然とした様子で見ている。 それを見て化け物は口の様な部分を形成しニコリと笑った。 KP:ぎこちなく、奇怪な動きで、化け物は海神へ近づいて行く。 KP:ついには化け物の体に遮られ、海神の体が見えなくなる。 KP:不意に狼狽えるような声が聞こえ。 次の瞬間、マイクは絶叫を捉えた。 KP:ぐちゃぐちゃぐちゃ、と粘着質な音が聞こえる。 KP:ごきりごきり、と骨が折れる音が聞こえる。 KP:ぶちぶちと、何かを引きちぎる音が聞こえる。 KP:周囲に赤い鮮血が飛び散る。 KP:しかし声が止むことはない。それどころかさらに悲鳴は激しさを増し、苦しむ声と懇願する声が混ざる。 KP:捕食されているのであれば、とっくの昔に息絶えているだろう。 KP:そうならないのは、何故か。何か別のおぞましいことが起こっているのか。音声だけしか聞こえない今、知ることはできない。 KP:やがて叫び声は途絶える。 KP:  KP:アングルが変わる。 KP:  KP:どうやらカメラを誰かが手に取ったようだ。 KP:次の瞬間、白磁人形のような、美しい顔立ちの女性が映る。 KP:どうやら、彼女がカメラを持ったようだ。 KP:その背後に、何か大きなものが映っている。 KP:しかし、アングルが悪くよく見ることができない。 KP:女性はカメラに向かい薄く笑う。 KP:そのままカメラの部分を手で覆う、直後グシャリ、と大きな音が聞こえ映像は終わった。 KP:  KP:衝撃的な映像を見た為SANC(1/1d8)。 天尾もち:CCB<=72 SAN Cthulhu : (1D100<=72) → 5 → 決定的成功/スペシャル 天尾もち:天尾もちのSANが-1減少した。(SAN:72->71) 天尾もち:「へ…」 ブルー:「……」 天尾もち:「…え…?」 ブルー:「レッドは…一体何を考えているのかしらね」 ブルー:��折角用意したものを壊すような真似をして」 天尾もち:「なん、ですかこれはッみっちゃんは…!?みっちゃんはどうなったんですか!?」 ブルー:「狼狽えないで、外のあの子に聞こえるわよ」 天尾もち:「ッ……」 天尾もち:「……説明は…して、もらえるんですよね」 ブルー:「これ以上アタシからは何も言うことはないわ」 ブルー:「レッドから連絡があったわ、入口の方で待ってるって」 ブルー:「ほら、さっさと行きなさい」 天尾もち:「…そんな、だって…」 天尾もち:「これ��ゃまるで…みっちゃんは……」 ブルー:「…死んでた方がましだったかもね」 ブルー:「ほら、いきなさい」 天尾もち:「………。」 天尾もち:「……」しばらく俯いて部屋を出ます 天尾もち:みちゃんが待ってる… KP:部屋の外で海神はなっている。 海神 瑞樹:「おかえり!」 天尾もち:「……みっちゃ……」 天尾もち:「……」 天尾もち:「痛いところは?」 天尾もち:「ないですか」 海神 瑞樹:「?ないけど…」 海神 瑞樹:「どうしたの?もっちゃん…なかで変な事された…?」 海神 瑞樹:「大丈夫?」 天尾もち:「されてないです」 天尾もち:「……大丈夫!」 天尾もち:「みっちゃんが痛くないならよかった」 海神 瑞樹:「…そっか!よかった!!」 海神 瑞樹:「えっとね、りぼんみつからなかったけど…えっと…またつくればいいから!ほら!なんかこわいこといっぱいあったしね!」 天尾もち:「……はい…。」 天尾もち:「…入口の方でレッドさんが待ってるって」 天尾もち:「いきましょう、か」 海神 瑞樹:「お!りょーかい!!」 海神 瑞樹:ぴょんぴょん 天尾もち:入口に向かいます… KP:【廃病院】 KP:そのまま入口に戻ればブルーの情報通りレッドとグリーンがあなた達を待っていた。 レッド:「…来たか」 レッド:「ここで何があったか、多少はわかったかい?」 天尾もち:「……」こく レッド:「最後に私の口からも説明しよう」 レッド:「しかし 海神くんには席を外してもらおう、ブルーの意見だが」 レッド:「頼んだぞ、グリーン」 グリーン:「ああ」 グリーン:「飯でも食おう」 海神 瑞樹:「…もっちゃんだいじょうぶ…?」 天尾もち:「……大丈夫です!ごはん!食べててください!」 海神 瑞樹:「もっちゃん…むりしたらだめだよ…」 海神 瑞樹:「ちょっとおなかみたしてくるからね!!なんかあったらさけぶんだよ!!」 天尾もち:「…うん!」 海神 瑞樹:「みっちゃんがすぐかけつけるからね!!」 KP:二人は席をはずします レッド:「……海神くんは、どんな様子だ?」 天尾もち:「普通です、驚くほど」 レッド:「そうか、ならよかった」 天尾もち:「よくないです……」 天尾もち:「どういうことですか…」 レッド:「…昨日、この施設ではある儀式が行われた」 レッド:「豊穣の女神イドラ降臨の儀式だ、しかも今回は生贄を捧げるだけでなく、新たな化身を生み出すことを、信者たちは懇願したらしい」 レッド:「儀式は成功し、イドラはここに降り立った、生贄を受け取り、要望通り新たな化身を作り出した」 レッド:「そうしてイドラは去った…問題はここからだ」 レッド:「新たに産まれた化身が、この施設の者、教団関係者を皆殺しにしたんだ」 レッド:「イドラを信奉する者の中でも、彼らは特殊だったようで、神の恩恵を信者でない者にも分け与えようとしたらしい」 レッド:「そのため今回、信者でないものが化身になってしまったのが事の原因だと推測している」 レッド:「すべてが終わった頃、やっと私達はここを見つけた」 レッド:「…実は私達は、人間ではないんだ」 レッド:「ミ=ゴという種族を聞いたことがあるかい?普段は人間を驚かさないようこんな格好をしているがね。実際はこんな姿ではないんだ」 レッド:「同じ種族が迷惑をかけたことがあるなら申し訳ない」 レッド:「私達もまた種族の中では変わり者でね、私達は人間を助けることが好きなんだ」 レッド:「この施設の惨状を見て、今回もそうしようと思った、何より、私達にはそれができる」 レッド:「人間よりずっと優れた科学力を持っているからね」 レッド:「そうした結果が、彼女だよ。彼女は君の知る通りの海神くんだったろう?」 天尾もち:「……」そうだよ… レッド:「この教団は、犠牲者を化身にした後、その人と親しい人間を呼び出して取り込ませるつもりだったらしい。2 人が、永遠に離れないように」 レッド:「君のところにそれが送られたのはそういうわけだ」 レッド:「君がくるタイミングを見計らって、彼女をあそこに寝かせておいたのは我々だ」 レッド:「心配しなくても、彼女は遺伝子的にも、記憶だってもちろん、君の知る海神くんだよ」 レッド:「ブルーは、随分と張り切って記憶を抽出していたからね」 レッド:「……幸いにも、化身には脳の部分が残っていた。そこから記憶を取り出した、ただしこの施設での出来事以外の記憶をね」 レッド:「あとは君達を追い返して。それで、終わりなはずだった…」 レッド:「……けれど、この中を知りたいと君が言うのを聞いて」 レッド:「ふと、このまま帰していいのかという気持ちが沸いてね」 レッド:「こうして、中を見てもらった」 レッド:「単刀直入に言おう。その手首の持ち主である海神は」 レッド:「生きている」 レッド:「しかし、しかしだ。君と接していた時の面影はない。知性も、自我も人の姿さえ失くなってしまった」 レッド:「ただ無作為に暴れ、目につくものを襲う。そしてもう、永久に元には戻らない」 レッド:「……何故なら今の彼女は、イドラの化身は不老不死なんだ」 レッド:「傷付く端から再生して、遺伝子を操作しようにもお手上げでね」 レッド:「君に、お願いがあるんだ」 レッド:「その手首を渡してくれ。それを使っても、化身を元に戻すことはできない」 レッド:「しかしそれを使えば、イドラの化身の生命活動を停止させることが可能になるんだ。逆に言えば、その方法以外で、殺すことはできない」 レッド:「今も、礼拝室では化身をどうにか抑え込んでいる。不老不死という特徴、くわえてあの狂暴性」 レッド:「他の人間の為にも野放しにはできない。我々が隔離することになるだろう。…無理にとは言わない」 レッド:「化身になったとしても、彼女こそが、本物の海神だと君が判断するなら、命を奪うなんてできないだろう」 レッド:「先ほどまで隣に居た彼女と、化身となり変貌した彼女」 レッド:「どちらが海神なのか」 レッド:「決めるのは君だ」 天尾もち:「…決めるって言われても…」 天尾もち:「わかんないですよ…だって。みちゃんはみっちゃんなのに…」 天尾もち:「さっきまで一緒にいたみちゃんを…みちゃんじゃ無いとは…言えないですもん…」 天尾もち:「……みちゃんは苦しんでいるんでしょうか…」 レッド:「……今の彼女の姿は、人間にとっては恐怖の対象にしかならない」 天尾もち:「……。」 天尾もち:「……こういう時、道徳の授業とかだと…なにが正解になるんでしょうね…。」 レッド:「人間の道徳は…我々には理解しがたいところもある。君が決めた方がいい」 天尾もち:「……」 天尾もち:「わたしは…」 天尾もち:「私は…みちゃんが…。さっきみちゃんが言った生きててよかったって言葉が忘れられません…。」 レッド:「…そうか」 天尾もち:「…なので…。」 天尾もち:「……でも、手首は渡せません」 天尾もち:「あの、終わらせるなら…みちゃんを楽にできるなら私が…渡したいんです」 天尾もち:「ダメですか?」 レッド:「見れば正気を失ってしまうかもしれない」 レッド:「しかし、君の思いを無下にはできないな、会うことはできないかもしれないが…覚悟があるならついてきたまえ」 KP:レッドはあなたをどこかへと案内する。やがて、大きな両開きの木製の扉の前まで来た。扉には後付けと思われる分厚い鋼鉄製の鉄板が打ち付けられていた。 KP:【礼拝室前】 レッド:「イエロー、グレー、ちょっと一旦作業を中断してくれ」 KP:レッドがそう呼びかけると床に穴の様なものが開き、そこから防護服の人物が二人這い出して来る。片方は黄色い腕章。もう片方は灰色の腕章をつけている。 イエロー:「レッド、不活性剤は手に入れたの?もう持たないよ!」 グレー:「………」 レッド:「…カメラは設置したな」 イエロー:「それは、まあ指示通りやったけど」 レッド:「悪いが直接姿を見せるわけにはいかない」 レッド:「……写せ」 イエロー:「はーい」 KP:イエローは小さな端末を取り出す。その液晶に光が灯り、次第に映像が見え始める。粉塵が舞い、視界が悪い。 KP:そんな中、大きな黒い影がぬっと現れる。きらり、と光るものがある、大きな影には鱗があるようだ。そうかと思うと鋭く針のような体毛がびっしりと生えている部分も映る。 KP:体型としては二メートルほどの巨大な猿のようにも見えるが、頭部に当たる部分には無数の赤い目が常に何か赤い液体を垂れ流している。口は見当たらない。 KP:足は鳥のもののように見える。五本ある。 KP:指が六本あり、そこだけ白くまるで粘土のようにつるりとしている。 KP:不意に、見えているのかわからない目が、一斉にこちらを向く。 KP:一瞬ぶるりと頭部が大きく痙攣したかと思うと。次の瞬間、耐え難く断末魔のような絶叫が響きわたる。聞き耳ができる。 天尾もち:CCB<=64 聞き耳 Cthulhu : (1D100<=64) → 41 → 成功 KP:【成功】→ 濁っていて、かけ離れているものの、海神の声と似ている気がした。 KP:またおぞましい化け物の姿に SANC 1d6/1d20。 天尾もち:CCB<=71 SAN Cthulhu : (1D100<=71) → 20 → 成功 天尾もち:1d6 Cthulhu : (1D6) → 1 天尾もち:天尾もちのSANが-1減少した。(SAN:71->70) KP:えらいなぁ KP:扉と鉄板がびりびりと振動する。化け物はそのまま何事が喚き散らしながら、まるで骨がないかのようにぶらりと垂れ下がった前足を大きく振り上げ。カメラの映像は途切れた。 イエロー:「よくもった方だよ」 イエロー:「今日だけで三回は姿が総入れ替えしてる。そのたびに対策を練るのは無理だよ」 グレー:「攻撃した場所から部位を入れ替えていく、から、下手に手出しができない」 レッド:「…やはり接触は難しいな」 KP:一旦、周囲は静かになる。すると、どこからかこちらへやってくる足音が聞こえる。 KP:そして、海神とそれを追うグリーンが姿を現す。 グリーン:「俺は止めたからな!」 KP:グリーンのそんな声が周囲にこだまする。 海神 瑞樹:「大丈夫?なんか大きな音したけど」 天尾もち:「み、ちゃん……」抱きしめました見えないように 海神 瑞樹:「…もっちゃんだいじょうぶ…?こわいの…?」 レッド:「…決めてほしい、手首を、どうする…?」 天尾もち:「……。」力をこめて抱きしめた 海神 瑞樹:「もっちゃん…?」 天尾もち:「…みっちゃん…」 天尾もち:「手首を…渡します…でもやっぱり…誰かじゃなくて自分で」 天尾もち:「渡したいです」 ブルー:「じゃあもうこの子は要らないってことね」 KP:突如背後からそう聞こえる。 KP:そちらを見ると、そこにはいつの間にかブルーが居た。注射器を持ち針先を 海神 の皮膚に当てた状態で、羽交い絞めにしている。 ブルー:「アンタにとってはあっちが本物なんでしょう?」 ブルー:「要らないなら存在したって意味がないもの」 ブルー:「そんなの悲しいでしょ」 ブルー:「だからここで終わらせてあげようと思って」 ブルー:「さあ、この子はアンタにとって何なの」 ブルー:「聞かせてもらおうかしら」 海神 瑞樹:「…????」 天尾もち:「違います!!!」 海神 瑞樹:「え、え、何々何が起こってるの!!」 天尾もち:「私にとってのみちゃんは、みちゃんです!!中身とか見た目とか関係ないです!その子だってみちゃんです!離してください!」 ブルー:「それを渡しなさい」そう言ってブルーは天尾が持つ手首を指さしてくる。 ブルー:「生憎アタシはレッド程お優しくないの」 レッド:「ブルー…いい加減に…」 ブルー:「アンタこそ!何が、何が人間を助けるよ」 ブルー:「それで思考まで人間かぶれしてたら意味ないじゃない」 ブルー:「わかってない、というか、甘いのよ」 海神 瑞樹:「もっちゃん…」 天尾もち:「あ……」 天尾もち:「……」 天尾もち:「み…ちゃんを……」 天尾もち:「離してください………。」 天尾もち:「手首は渡します…」 天尾もち:ブルーに瓶を渡す KP:手首を渡すならブルーはぶつくさ言いながらそれを回収し、海神を離す ブルー:「ふん、本来なら脳味噌いじくり回してるところだけど、一応事情があるようだし、今回は勘弁してあげる」 KP:あなたは手首をレッドに引き渡す。 ブルー:「ようやく私の出番ね」 KP:いつの間にかブルーが近くに居る。ブルーは渡された手をミキサーの様なものにかけ、粉々にした後に何かの薬品と混ぜ合わせる。注射器にそれを詰め、レッドに渡す。 ブルー:「調合は完璧あとはヘマしない限り大丈夫なはずよ」 レッド:「上手くいったら、内側から扉を開ける」 KP:レッドはそう言って、床の穴に入っていった。し���らく待つと、扉が音を立てて開く。 レッド:「終わったよ」 レッド:「……見ていくかい」 レッド:「望む形ではないかもしれないけれど」 天尾もち:人に最期を任せておいて…見る資格があるのか…悩んでます 天尾もち:でも…最後なので…会いたいなぁ… 海神 瑞樹:「もっちゃん」 天尾もち:「みちゃんは、ここにいて」 海神 瑞樹:「もっちゃんはがんばったよ」 海神 瑞樹:「まってるね」 天尾もち:「……うん」 天尾もち:「……うん」 天尾もち:「…いってくる…」 海神 瑞樹:「うん…」 KP:【ED-D 【生とは救い、同時に苦痛】BGM:You were there】 KP:レッドに案内され、礼拝室の中に入る。 KP:その内装は徹底的に破壊されており、元がどんな風であったか知ることはもはやできなかった。 KP:部屋の中心付近に灰色の何かが、山のように積もっている。 KP:ただ、それだけだ、それだけしか、この部屋にはない。 KP:灰色の何かは近づくと砂山のように、触るならそれは、浜辺の砂のような触り心地だ。 KP:灰色に混じって、透明な粒もあるようで、時折光の反射でキラキラして見える。 KP:砂を持ち帰ることも可能である。 天尾もち:膝をついて砂を触った… 天尾もち:持って帰る… KP:  KP:砂を持ち、建物の出口までレッドブルーグリーンが見送る。 レッド:「…私達もまた、学ぶことが多くあった、人間を救うということがどういうことなのか」 レッド:「考えることを止めないようにするよ」 ブルー:「元気でね」 ブルー:「アタシ、楽しそうにしてる人間が大好きなの、だからもう今回は最悪」 グリーン:「また会ったら、いや、会わない方が良いか」 グリーン:「うまい飯を食わせてやるよ、人間の料理得意なんだ」 KP:そんなことを口々に言いながら見送ってくれる。あなた達は廃病院を去り、家に帰る。 KP:夜が明け朝が来てまたいつも通りの日常が始まる。しかし、全てが完全に元通りになったわけではない。失ったものはもちろんあるが、それを知るのはあなただけ。そしてあなたに残されたあの出来事の痕跡は、この灰色の砂だけだ。 KP:あなたは知るだろう、この世に明確な救いなど存在しない。だからこそ、何を救いとするかは自分自身で決めなくてはいけない。 「無知とは救い、同時に罪」 「感情とは救い、同時に毒」 「死とは救い、同時に停滞」 「生とは救い、同時に苦痛」 KP:  KP:おつかれさまでした
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leosofvibouya · 7 years
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偶像怪獣イドラ Idola 国内外すべての発送を終えました。ありがとうございました。 I finished shipping in Japan and overseas. ☆☆☆ #sofvi #sofubi #softvinyl #sofvitokyo #ソフビ #guzokaiju #leosofvibouya #leoそふび坊や #arttoy #artwork #art #monster #Idolmonster
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