#この恋は、火花が消える瞬間に
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起きる機会を見失ったものたち
5年前ぐらいからTumblrの下書きを溜めるようになり、気づいたら下書きだけで200を超えそうになったので、今更出せない記事をごちゃまぜにしてみた。ある意味総集編。
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このあと何しようとなった時、美術館を提案してくれる人って素敵だなと思う。その時コンラッドにいたというのもあると思うけれど。あの辺りは美術館が多い。
傷ついているのはわたしで、痛いのはわたしだとずっと思ってきた。だけれど、あなたの反応を見てああわたしが傷つけたのだ、と思った。恐らくわたしが大切な人にされたら1番傷つくやり方でわたしは線を引いた。
この前名駅に行ったら袴姿の女の子達がたくさんいて、ああ卒業式の季節かと思った。金箔も水引も出てきた当時誰がやるんだこれと思ったけど、見慣れるとカワイイし尖っててクールでいい。私たちの卒業式の頃の流行りはドライで、ドライってやわ過ぎてぽろぽろしてフケみたいになるの、なんか嫌だったから。
卒業式、受付が始まった頃ヘアセットが崩れて、慌てて着付け会場だった近くのホテル電話して、小走りで駅を逆走していたら、丁度卒業式会場に向かうところだった友人にそっちじゃないよと手を取られたの、懐かしくて愛しい思い出だ。あとは宗教に洗脳された同じ学年の子が校長先生の話の後急に壇上に上がって話はじめたのが怖かったのが強烈に残っているぐらい。
全然食べたくないどん兵衛のニンニクバター味噌にお湯を入れる。全然食べたくない味がした。お湯を入れすぎたのか、若干味が薄い。最後スープを流したら容器の底から信じられないほどみじん切りにしたニンニクが現れてゾッとする。すぐさま水切りネットを変える。
段ボールを開けたらすべておなじにおいがした。洋服もスタンドライトも山吹色の土鍋も。私の部屋は、私はこんなにおいだったのだな、と思う。
お酒を飲んで、帰りたくなくて、近くの公園でアイス食べて花火してブランコを漕いですぐ気持ち悪くなって笑った。夏。ブランコを勢いよく漕いでヒールを飛ばして笑いながら拾ってくれるところまで含めて夏。ブランコ漕いだのなんて何年前だろう、と思いながら去年もそういえばブランコを漕いだ事を思い出した。夏���った。高台にある、動物のいる細長い公園。
深夜の公園は酔っ払った若者か、犬の散歩をしてる人か、ダンスをしてる人しかいない。気づいたら2時を過ぎていて、それぞれタクシーを呼んで帰る。今日もタクシーの運転手に近くてごめんなさいね、って言うんでしょと言われてよく分かってるなあと嬉しくなった。まだわたし達出会って1ヶ月ぐらいしか経ってないのにね。
やめられた先輩や上司達がずらりと並ぶ飲み会で、黙々と枝豆を食べなが周りのペースに合わせてビールを飲んでいたら、現先輩方から怪訝な顔をされた。やだしおらしいの変だよ、え?松田さんっていつも違うの?、全然違いますよーわたし達のこと先輩って絶対思ってないですもん、そうなんだ意外〜。ガヤガヤした店内に甲高い先輩の声が響く。まん丸にした目を向ける上司に言える言葉もなく、ただ苦笑いを返した。自分のつまらなさに苛立つ。
ちなみにいつものわたしと言うのは、先輩方にほぼタメ口で話し、名前にちゃん付けで呼び、飲み会では先輩に取り分けてもらい、みんなの制止を振り払って日本酒を煽るような女である。こんな後輩を可愛がってくださる先輩達の心の広さたるや。平伏してしまう。大好き。
もちろん先輩方にも最初からこんな態度を取っていたわけではない。2年目までわたしは趣味は裁縫とおかし作りで、ピンクのフリフリのワンピースを着て、淑やかでおとなしい子だと本気で信じられていた。そんな事は一言も言った事はないけれど。
わたしは所謂猫かぶりというやつだ。猫かぶりというか、初対面で慎重にいくタイプだと言って欲しい気もする。23年間生きてきて、わたしの性格というのが個性として簡単に受け入れてもらえないことを痛いほど学んできたから。わたしはどの学校でも1年生の10月ぐらいまではろくな思い出がない。どれだけ己を押し殺してひっそり生きているつもりでも、強烈すぎて受け入れられなかったと言われたりする。
わたしはWikipediaにつらつらと肩書きが沢山連なって結局何をやってる人なのかよく分からないって思われたいの、とあなたに言ったら君らしいねと穏やかに笑ってくれた。わたしらしいってなんなんだろう。
運命の恋なんて転がっていないし、運命の人なんて待っていたところで迎えにきてくれやしないのだ。
あなたが第2の故郷が軽井沢だというので、わたしの第2の故郷はどこにしようかなと言ったらお前は鎌倉やろ、と返してきた。よく覚えてますねと��き半分であなたの顔を見たら、あたりまえやん何年の付き合いやと思っとるねんと得意げに言われたので、強めに叩いておいた。本当にそういうどうでもいいことばっかり覚えているのだ、この人は。たいせつなことは全部わすれてしまったくせに。
怖い夢か過去に大好きだった人と幸せになる夢ばかり見るから寝るのをやめた。頭が重たい。布団はちっともあったまらない。高速道路がすぐ近くにあるこの家は、深夜になるとよくトラックの走る音がする。朝5時をすぎるとスズメが鳴きだす。朝8時半になるとびっくりするような声をあげる子供達が外で遊ぶようになる。9時を過ぎると1時間おきにお寺の鐘が鳴る。この3週間で全部覚えた。
隔離されていた間に季節は確実に春に向かっていて、私はそれが悲しかった。片付けても片付けてもすぐ散らかる部屋の片隅に座り込んで春ってろくなことないから春なんだよなあと思う。ほんっとにろくなことない。部屋のファンを回す。すぐに夏が来るのだろう。きっと今年のゴールデンウィークは暑い。菜の花をダメにしてしまったのでひどいにおいがする。夏になるし気をつけなければ。
本当はもうあの時死んでしまいたかった、いや消えてしまいたかったよとあなたに言うと、そんなの俺が許さないと真っ直ぐ目を見て言ってくれた。ばかみたい。あなたはわたしが消えてしまっても別に何にも失わないのにね。わたしはあなたが死んでしまったら失うから死なないで欲しい。二度と会えなくなってしまっても、あなたがこの世界のどこかで息をしてると思えればわたしも生きていける。
新しい仕事何にしようとDODAをスクロールしていた時、どうしようもなく泣けて泣けて仕方なかった去年の夏。15の時から夢見て20で叶えて、たったの4年で諦めなければいけなかった夢。音が鳴らない黒のぺたんこ靴。オレンジ色のスカーフ。資生堂のルージュルージュを引いて無理やり鏡の前で笑顔を作る瞬間。しょっちゅうボリュームを調整しなければいけないインカム。もう二度とあの仕事は出来ないような気がするし、あの仕事をしたいのかと言われると分からないけれど、懐かしくて思い出す度胸が締め付けられる。
精神が安定している時は自分の精神が弱っていることなんてひとつも思い出さないのに、まるでアドレナリンが切れたスポーツ選手よろしく一定期間精神が落ち着いたらきちんと一定期間精神をおかしくする。まあでもだいぶ冷静になってきたんじゃないだろうか。冷静なふりが出来るようになったの間違いかもしれない。
世界が混沌としている今、こんなことでだ��になっている私は贅沢なんだろうか。先生に言われた通りとんぷくを飲んだせいで今日は1日だめにした。だからあの薬は嫌い。嫌い嫌い嫌い。薬なんて大嫌い。大嫌いなのに一向に私の飲む薬は減らない。やんわり拒絶されているような気持ちになってへこむ。
お金で買えない幸せがある、と言われる度鼻の奥がツンとなる。知ってるよ、それが欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて、でも無理だったからお金で買える幸せを片っ端から手に入れていたのだ。
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今日は月が大きく見える。だんだんと秋になって夏が終わっているのだと感じた。8月29日。日が昇って空が青くなり始めるまで大学の友人3人とカラオケにいた。解散してひとりになって、爽やかでキラキラした青い空を見ながら6時発の電車で帰った。家でシャワーを浴びるとタイルを赤黒い血が流れていった。ベッドに着いても眠れなくて、恋人に何件かラインをする。寂しいのかわからないけど涙が出てきた。今日であの日から1年だなとずっと思っていた。1年前の8月28日の、お母さんと出かけた時の動画を見てしんどくなった。後悔とかではなく申し訳なさみたいな気持ち。勝手に���変えてごめんね。みたいな。あの時は勝手すぎた。でも誰も隣にいなかったんだもん。逃げるためにひとりで走るしかなかったんだもん。自分でも昔の顔を忘れつつある。
1年前の今日に生きるためにやった。嘘じゃない崩れない顔で好きな恋人に会いに行きたかった。人ととなりで寝るには無防備にならなきゃいけないでしょ。人の前で俯くことすらできない私ができるわけなかった。はじめて広すぎるキングベッドで寝た。起きるともう日が昇っていて、大きな窓のひかりで影になっている君がいた。(2023-08-29)
久しぶり。久しぶりだね。書くのも読むのもできなくてさ。8月31日はスーパーブルームーンだったね。知らなかったけどなんだか明るくて見上げていた。誕生日に恋人が教えてくれたダーツをした帰りだった。 9月になった日は一気に涼しかった。スーツを着て就活三昧。その分アルバイトがめちゃくちゃ楽しく思える。振り返ると七夕の頃から書けていない。誕生日も誕生日の恋人とのデートもあったのに書けていなかった。花火大会にも行った。私が好きなサマーウォーズの再上映も一緒に見た。サマーウォーズがあんなに手を繋ぐことを描いた映画だって初めて気付いた。手を繋ぐ人ができたからだろうか。
誕生日が終わる瞬間、眠ってしまった恋人の胸に耳を預けていた。彼が生きていること��貴くて、ひたすらに泣いた。鳴る���いうより落ちていくような音が一定に消えていって、いつか止まってしまうのが怖かった。よわくないのに、ふと軽くなっていく感じがして、ずっといなくならないでほしいと思った。Tシャツについた染みが乾くまで彼は起きなかった。21歳になったんだなとその時に思った。
君の胸に耳を澄ますと拍動の讃美歌が響いている初冬
これは去年の冬の歌会に出さなかった歌。
「分かってもらえないことを分かってあげたいし、分かってあげれないことを分かって欲しい」 ジェットコースター/TELLECHO 新潟のバンド 最近は体力がなくてライブに行けていないんだけど久しぶりに行きたいな。次のデートの時に駅前で音楽が聴けそう。恋人とのライブは既にひとつ決まっている。
明日からも連日就活。昨日は大学の俳句・短歌サークルでバーベキューと花火だった。大学の裏の海で。丁度花火大会の日だったから打ち上げ花火も記念みたいに上がってた。手持ち花火は何年ぶりか分からないくらい久しぶりにやった。綺麗だった。でも夕日が沈んでいく海と空の方が好きだった。波はだんだんと暗い浅葱色になっていた。(2023-09-03)
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書翰/the letter
愛するセレニティへ とつぜんあなたからの便りが届き驚きました。朝目覚めると、脇づくえに見覚えのない紙があったのです。すぐに、あなたの国のものだとわかりました。こんなに白くつるつるした紙は、これまで見たことがないからです。それに、誰にも気づかれずに私の部屋へ入るのは、ただの人には難しいでしょう。 だから���わたしは急いで読み始めました。あなたに何か起きたのかもしれないと思ったのです。すると、はじめの一文に「大好きなエンディミオン」とありました。あなたの字です! あなたの書いた、わたしの名! その後には、あなたそのものの、まばゆい言葉が続きました。枝に並ぶ小鳥のように、かわいらしい文字の一つ一つ。あなたの書いた文を読むことができるなんて、思っていなかった。わたしにわかる、この国の言葉で書いてくれるなんて。次に会うときはきっと、わたしにあなたの国の文字を教えてください。わたしもあなたの慣れた言葉で、あなたの名と、この想いををつづりたいのです。 セレニティ、わたしも会いたい。一つになるまで抱きしめたい。あなたが好きだと書いてくれたあの湖で、二人きりで。あなたに会えなかった四十三日の間に、あの岸辺からビケウの黄色は消えました。代わりに、見渡すかぎり銀毛草の白で満たされています。その景色はあなたを慕うわたしの心。あなたを恋しがって、あなたの色に染まっています。あの花々が悲しみで枯れる前に、本当のあなたに触れたい。しかしそれよりも、あなたの「ジョウコンノギ」が無事に終わることを祈っています。長い務めの間、どうか何もありませんように。 この文はきっと月へは届かないから、あなたからの便りとともに持っています。いつどこで会っても、あなたに渡せるようにです。でも、できれば今すぐ読んでほしいな。 いつもあなたに手を伸ばしています。 あなたのエンディミオン 追伸 誰が、あなたからの便りをここへ届けてくれたのでしょうか。あなたではないのでしょう? あなたなら、便りを置く前にわたしの頬にキスをしてくれたはずです。その方が、今回のことで立場を悪くしなければよいのですが。わたしの代わりによく礼を伝えてください。
『あるいはその便りが——』 さらに書きつけようとして、彼ははたと止まった。いくらなんでもとっ散らかりすぎではないだろうか。聞きたいことも伝えたいことも湧き続けているが、いい加減に切りをつけたほうがいい……気がする。 ため息をついて筆を置くと、紙を取り上げて全体に目を滑らせる。初学者にとって読みやすい文章になっているだろうか。字形は、文体は、語彙は。おそらく彼女の周囲には、こちらの書き言葉を流暢に操る者がいるだろう。しかし彼女がその手を借りられるかどうかはわからない。また次に会える際の状況も定かではない。彼が読み聞かせることができず、彼女一人で解読せねばならない可能性を考えると、もってまわった修辞技法は極力避けた、平易かつ簡素な言葉選びが望ましいはずだ。 だがどう読み返したところで、今の彼は自己の産物を正しく評価できそうになかった。会えない日々の中で突如得た彼女のしるし。今朝はその存在を呑み切れぬまま公務に出かけ、指で突けば崩れそうな外面をようよう繕いながら、日が暮れるまで民の要望の聞き取りや予ての懸案への対応、政務官へのしょうもない根回しなぞをこなしていたのだ。懐へ仕舞い込んだ紙の存在を、時折り指で確かめながら。 ようやく自室へ「降り」、便りと一対一で向き合うことができたのはつい先ほどのこと。つっ立ったままほとんど貪るように読み返し、読み返し、幾度めかの往路でやっと、それでも紙から視線を外さぬまま書き物机へ向かい椅子に腰を下ろした。さらに便りを端から端まで二往復した後に筆を取り、現在に至る。 彼は書き終えたものをもう一度睨みつけ、紙を置いた。代わりに彼女からのものを取り、ひと撫でしてから己の文へ重ねる。色も手触りも異なる二枚をまとめて何度かたたみ、筒状に丸めると、首元から護符入れを引き出してそこにねじ込んだ。 このように……。一瞬、願ってもどうしようもないことが頭をかすめ、無理やり思考の戸を封じる。もう眠らなければならない。朝が来ればまた、皆の知る「彼」を続けるのだから。 適当に寝支度を済ませると、卓上灯を眠らせ窓越しに空を見上げる。聖地の夜闇は上よりずっと深く濃い。それでいて不思議と、月や星を身近に感じることができた。 この場所のある意味を、彼は幼い頃から考え続けてきた。なぜ地上と異なるのか、なぜ秘されねばならないのか。祝詞のとおり、本当に太陽の娘がこの地に身を隠しているのか。答えを掴みきれたとはいえないが、彼女と過ごすうちに、一つの灯火を得た気がしている。皆に差し出す自分、ただ一人にさらけ出される自分、奥底に埋めたままの自分。どれが欠けても己を己たらしむことができないなら、星もまた多くの顔を持つのだろうと。 窓の向こう、かなたの天上へ手を伸ばす。光の気配をなぞる。 やわらかな頬の丸み、夜露を集めた瞳。 彼の聖所は恵みを得てなお渇きあえいでいるけれど、指先はまだ愛おしむ喜びを忘れていない。今日も。
「おやすみ、セレニティ。あまり遅いと攫ってしまうよ」
寝台の上で二十ほども寝返りを打った後、彼は掛け布を蹴り飛ばすように身を起こした。首に掛けた護りの蓋を開け、手探りで中身を取り出し広げる。そしてきめの荒いほうだけを脇机へ置き、滑らかなほうは丁寧にたたみ直して再び仕舞い込んだ。 布の擦れ合う音が止んでまもなく、終夜灯とは異なる小さな光が二つ三つと寝台のそばでまたたいた。それらが目的のものを速やかに取り去るのを、彼が見ることはなかった。
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ひどくもろくみえづらくさわれないもの
たとえば /むきだしの内臓 /メモワールの墓標 それなりの垂移にSpinを捧げる この『たまらなく はがゆいうた』 あなた自身を映し出すわたしの瞳が存在を憶えているから、それ以上も、逸らすことも不能だった。ひらかれた例題にも、観測できず くそったれな月光の結合を視するうちに、(自嘲を溢している。)念入りな退屈の宙吊りを見物しながら……驚きのあまりに際して、睡ネブるのみ/では、影絵の受け答えはつづきもの、あの子はまだ遠くを眺めながらおはなししているらしかった。 あの摩耗したグリーンハウスの、ぬるめ触れ書きは無学の昔を留置している波が、羽根が、梢が躊躇うばかりの類例を喚ぶのだとおもった。死後に伴う永い切符を、いま、わらう主人を――芽生えだしたものは、また唄い肇めるまでわずかの差異を。 憐れな___を。跨ぐばかりで 振り子時計の針も戻った気がして。あんな虚ろな風貌を見せかける弱さを寂しさとして。ざらざらと遮るもの/ふわふわと授かること。隠蔽色に赤らめて(やまない)幸せを抱いたげて/こう平然とした古書だけが残る。斜向かいの馴染の靄に後ろが荒ぶるといえる駄物である。 見世物に記するグロテスクな溝にある関係をこうしてあらわにさせるが、今更 ないような感覚 思い浮かべたメロディを等分した インチキは贈呈品の一泡にすぎない。すべて空々しい鋳露に 色彩ができるなら。 やわらかな殖えは貧しさと撒く、入江に張り詰める、自我と対象と比べられない。水平線が熔けゆく有り様を来訪者と、見紛う 経帷子の花のきみわるさをチラつかせる、〝夕暮れ・朝焼け〟などに/余すところなく震えている。 海龜の泪をみた気がする これは無自覚な両腕が掬う古びた箱。じかに封にするには。おそらくは乱暴ないい方では底の浅い人間 丁寧なわらい肩で。口元だけ温むけれども。掻爬したものの、きれぎれのいっぺんは荒野を泡立て無垢ないしのかけらを求め、喉に絡まる観賞魚を養いながら。垂れ込める鱗翅類の大池、むさぼり眺める、むしのいどころ/止め処無く、憐れむのですが。 なんていっても 帆を上げれない・なんて。おもえば・座敷に経る波紋に抜かれる。(もう掴めない風通しの両足、枝々と祀られる卑しい蛇を消せない、恋人が溺れている)〝有り触れて〟ゆずらない ほんとうのことは。手のひらで著アラワすけれども。迂曲するばかりに蔑んだ価値判断を、確かに。胸苦しい���頂には残照が灰で煤で、泥を吐く冬戯フユザれに、ある寂寥の旋律はふと咲ワラう。 意識朦朧の閃光でしょうか あまり立見席はまだを識らないが。切ないおもいででも、途して締まって。塊の体系をまた肩紐の堅物の片方の形見だけ傾きつつある。白栲シロタエの余情だなとやはり責め立てるこのザマだ。引きだしの天井にのしかかり、わななく粒子と気体は こきあげるように巡り、両の眼だけ傍で在り続けるなら、しまいを頂戴。とあちこち空々しいばかりの雨 ぽつぽつと染み込んだあの、 よこしまな序文について (いままでを畏れ、従いましょう) 忘れ果て 無感覚になる 浮薄時半 徒労もないくせに、物静かに褪色する体言・壇 少焉は、薔薇色だった亡骸を。 描写するおろそかな滑車に軋み、うつ伏せの息吹の音一本ずつ。目眩に窃ヌスまれる砂を房で、咲かせたら? 餞ハナムケに由来するたなざらしの、ありきたりの見解や、次第に薄れゆく生形キナリ海図に応じて。複雑で干潮で頼りない朽葉が仰山、渇いた枝に絡まる名残/なんぼかの膨らみ。慢性的な土壌が折れ半角の目合い、相場より。あとが/ものが。どちらかを――刺し抜いた薄紫の風が気だるさに削られたほど小刻みに押しつぶされて。いきをのむ島へ、 けれど燦燦と域の音を絆ホダし残響を鳴らした鴉は? あたりいちめんそれきり。しどろもどろの――むこうは知っていたのでしょうね。こう揃えられた腹と腿と、つばさとハンカチと、言いなりの耳朶。まぁ小さな蜘蛛でしたわ。たったひとつだけ展望台で、しげく。 (いくつかの私物の糸があった。) 近く遺作の計画は前髪が濡れている あらやだ。/「襟が汚れているな。」 ……末尾の賑やかなこと (さきもみえない/私は/あとがない) たまゆらに咲きかけた水面下に、 『いまにして大地に、作り笑い 慎ましく 寂しかったよ』 ――おそらく輪郭は僅かにヌメる累の血を 磨りガラスの表紙に やぶれかぶれと当たり散らしました 平行線の綱渡りと、たまらなく かゆいうた それはきっと浜昼顔のように易しく有りましょう 私は 息苦しい みぎてのゆびきり。 すまなそうに被る月はそっとおぼろげ、意固地な人形の 星を鏤め埋め戻した、遊戯の最中でなきやんで。手渡されたこのごろも晴れて あえかに寄せた情景を鮮やかに遷した、完璧な欠乏がこうして呼吸を投げ出すとき。――それほどの多岐に亘り。 気が遠くなるほど 波をひきしだいて、いきものの美星は狭間で、無作為リズムひとつ。切手を貼らずに〝ふむ、潰す、つまむ、捻る〟黙想の腕、中だるみに痺れた約束とこれはもう雪の華だろうかねぇ。 不条理はその見栄を戸に預け、ひょろひょろと櫂をしずくを、崩れ落ちた小言を並べていった。一度にあたえる心臓のあたりが軽薄な童謡を焦らないように 譜を生きて往く尽きか展翅だった。たからかな理念か痩果・容姿類似がおおく夙に奔放とも閉口して。天明アシタにいいなおせるから、 そうだろ。感傷的なオラシオンならまだ追い縋る、暗外。完結済の。出入り口だというのに理コトワるまでもなく、手順を通りすがりの流行りにのせ。脈の目撃者の凹みを緩衝するこの完全な密室では、またずいぶん人馴れしていて暮色の濃淡とほおずりする、宴席がある。 どの少女も寝言なんて華やかな悪知恵だって とんと音は溶けて、瞬間の真ん中に転がりこむ 『詞先シセンの助手は台本と斎サイを留めた罪人の献花をはじめる』 碑が透る思惑は鉛の頭が引き起こします。 またあなたは郵便受けから、かすかに若草の展望にひらかれた。浮世、ほのかにあふれる丘の靴音だけを期待し、踏み惑う木の葉と散り歩くこと。いくつもの汀線を/視線を気にして/眼尻を決して。闇に湾曲した傷だからこそ、空々しい獣を抱きかかえてみせるのに。この手を離れた影を再び見つけ全身に戯れてた香りはなんというか、伝わるのだろうが。――切り開いた気配として未来を天に還し、そして過去としてひかりを探りあて海に翔けることができます。 詩篇が胚を箸に変えることは指を汚すけれど、慌ただしく泥濘むだけで。延延とむずがる諦めだろ、と罵る鼓翼。事実より塵架かる。蛍火が細濁ササニゴり、惨い/ともしび。と夜を混めて流れ落ちた襞の暁は、「果たして衝動的な気分なのか。」 2024/06/15
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閃光
同期の突然の告白に、私は驚かなかった。働き始めて5年。そろそろかな、となんとなく予感がしていた。
湖畔を歩く足が止まる。
「ふうん。いつ?」
「今月いっぱい、の予定」
「そっか」
今月いっぱいって、あと10日もないじゃん。
思えば、入社一年目から、一人二人と同期が辞めていき、5年経った今、残っているのは私と彼だけだった。
寂しい、という気持ちは、あまりなかった。いずれくる別れだと、どこかで悟っていたからかもしれない。お世辞にも快適とはいえない労働環境���中で、よく5年も働いたと思う。時に愚痴を言い合い、仕事終わりにご飯へ行ったり、休日に車で遊びに行ったり、私が旅行に行く日にわざわざ早起きして空港まで送ってくれたこともあった。それが、全部、過去になる。
「よく働いたよね、私たち。こんななんにもない田舎でさ」
「そうだね…ってかお前はまだ辞めないじゃん」
「私も今年いっぱいかなあって思ってるもん」
「早く辞めないと婚期逃すしな」
「やかましい」
軽口を叩いては、くだらないことで笑い合う。恋人でも、友達でもない、距離感。
今月が終わったら、全部、なくなるのか。
寂しくは、ない。お互い連休のたびにどこかへ出かけるタチだ。同じ日本にいるなら、どうせいつでも会える。でも。
「ねえ、花火、しない?」
思わず口をついて出た言葉は、あまりにも突拍子がないもので。そんな私の素っ頓狂な誘いにも、彼は笑って「いいよ」と言った。そういうやつだと、よく知っている。
湖があり、山があり、海がある。湖畔を歩きながら仕事の話ができて、花火をやるために海へ行ける。私たちの暮らす場所は、なんて便利な田舎なのだろうと思った。
じりじりと照りつける太陽は、まだ夏は終わっていないと主張しているようで。湖面に反射した光がきらきらと光る。どこかで鳥が鳴いている。私を残していなくなる彼を横目で見る。その表情は期待と決意に満ちていて、悲しみも焦りもないように見えた。一筋の汗がうなじから首に流れていくのを感じて、鬱陶しいと思った。
***
あれから一週間が経ち、花火を決行する日がやってきた。同期がいなくなるまであと2日。他の部署の親しい人間たちにも声をかけ、シフトを照らし合わせた結果、一番みんなの都合が良かった日を決めた。天気は文句なしの晴れ。目を凝らせば天の川も見えるような夜だった。
仕事の終わる時間がみんなバラバラなので、早く終わった人間たちで買い出しを済ませ、一番遅い人間を待って乗り合いで車を出した。気が付けば10人近く集まった。
海に着く頃には日付を跨ぐか跨がないかという時間になっていた。
「うわ、真っ暗」
「どこまで波が来るのか全然見えないね」
夜の海を眺める。どこまでも深い闇が、このまま私の抱える複雑で難解な気持ちごと全部さらってくれる気がする。
ホームセンターで買い占めた大量の手持ち花火と打ち上げ花火。バケツには海の水を汲んで、同僚の一人がスマホのライトだけを頼りに、ライターでロウソクに火をつけようと試みる。
「なーんかさ、私らもう30手前なのに、やってること浮かれた大学生みたいだね」
「お前がやりたいって言い出したんだろ」
「そうでした」
あと2日で、こんな会話もできなくなるのか。実感が湧かない。寂しくはないはずなのに、ふとした瞬間、感傷に浸ってしまう。まるで寄っては引いてを繰り返すこの波みたいだ、と暗闇から聞こえる音を聞きながら思った。
「あーだめだわこれ、ロウソク立たねえし、火も消えるわ」
ライター片手に悪戦苦闘していた同僚が匙を投げる。夏の夜には心地いいこの潮風が邪魔をして、すぐに火が消えてしまうらしい。
「じゃあさ、こうしようぜ」
同期が手持ち花火を一本取り出すと、自分のライターで火をつける。数十秒の格闘の後、暗闇の中に色鮮やかな火花が飛び散る。
「うわあ、綺麗だね」
「呑気なこと言ってないで、ほら、お前も、それ、はやく」
「え、あ、ごめん、ねえまって、もしかしてさ」
「消えたら終わりだと思え」
「うそでしょ」
一本目が消える前に二本目に繋ぐ。二本目の前に三本目。そうやって次の人間に繋ぐことで、ロウソクを使わずして花火を楽しむ作戦らしい。オリンピックの聖火ランナーでもここまでシビアではないはずだ。
「ほら、はやく、俺のやつもう消えんぞ」
「うわ、やだ、まって、こっちに火ちょうだい」
「せっかくだから写真撮りたいのにー」
「わ、消えちゃう消えちゃう」
みんながそれぞれに手持ち花火を握りしめ、暗闇が訪れないよう、火を繋ぐ。変化しながら一瞬で消えていく光の一つ一つはたしかにそれぞれが色を持っていて鮮やかだった。まるで、私と同期の5年間みたいだな、と柄にもなく思ってしまった。
絶対に一日で終わらないだろう、という量を買ったはずが、ところどころに打ち上げ花火も挟みながらの聖火リレーならぬ花火リレーは、気が付けば最後の一本になっていた。バケツには役目を終えた手持ち花火が溢れんばかりに投げ入れられている。
「あと残ってるの線香花火かー」
「よし、みんなで勝負だな」
「だね。これでほんとに、最後だね」
各々線香花火に火をつけて、身動き一つ取らず、自分の手元に集中する。先ほどまでの賑やかさが嘘のように、しん、となる。
真夜中。真っ暗な海。満点の星空。潮の匂い。波の音。静かに灯る線香花火の小さくて優しい光。
私たちは、もう、高校生も大学生もとっくに通り過ぎてしまった大人だけれど。
「あっという間だったねえ」
「そうだね、あっという間だった」
今、この瞬間を、青春と呼んでもいいだろうか。
「5年間、楽しかったなあ」
その言葉は、まるで誰もいない部屋で独りごちるように、静かにこぼれ落ちた。ずるいと思った。充分だった。
私が抱えていた感傷も、焦燥も、憂鬱も、すべてを見透かされている気がした。何一つ受け入れられていないのに、時間は止まってくれない。前を向いて違う道に進む決意をした彼を、手放しで応援することも、苛立��て冷たくすることも、泣き喚いて罵ることも、駄々をこねて引き止めることもできなかった。どれか一つの感情に身を委ねられたら、もう少し楽になれたのだろうか。
鼻の奥がつうんとする。それまで隠れていたいろんな感情が突然湧き上がってきて、何も言えなくなった。私も、と口に出したはずの言葉は、誰にも届かないまま、波に攫われてしまった。
寂しくはない。いずれくると分かっていた別れだから。会おうと思えばいつだって会える。だけど今は、一秒でも長くこの瞬間が続くようにと、線香花火を持つ手に力を込めた。
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✨四季送り自陣まとめ
⚠️以下ネタバレあり
プロフィールと梅子からみた所感
🌸春-藤璃(とうり) PL:ちぇり
26歲 179cm APP14 一人称:俺 二人称:貴方、〜くん、〜さん、〜ちゃん
穏やかで家事が得意
家族の意思が何よりも最優先で家族の為なら家族でも殺せる 夏からみて異常者
でも男友達のようにも思ってる 現在居候中
🔪スタンガン▶︎ 意識消失後心臓に花を生けて殺す▶︎その時々に応じて本数とか花の種類は変わるが、メインになるのは何らかの「白い花」▶︎人に生ける専用の太針を支柱に花を挿していく▶︎針に鎮静や神経毒になる薬品を塗布している為、刺した後覚醒して暴れることは殆どないあったとして刺した直後の痙攣程度▶︎時間が経つと花は血で赤くなる
🌻夏-雲雀(ひばり) PL:梅子
本名:姫雛 式(ひめひな しき)
23歲 182cm APP17 一人称:俺 二人称:お前、(呼び捨て)
本編中で一回も下記の殺し方をやっていない 殺しが好きではない 一般人メンタルのまま裏社会に来てしまった ノンデリ 冬に弱い 無自覚に好き キスした でも本編ではそれより自分の目的を優先した
4人の中で1番ガキ 直情 高appなとこも殺し屋向いてない
🔪キック▶︎気絶したら壁にもたれ掛けさせて口に火薬をいれて爆破 壁に飛び散った血が花火みたいになる 目立つ殺し方が必要だったのでこれを選んだ
🍁秋-一色 紅(いつしき べに) PL:れれ
本名: 叶目 糸(かなめ いと)
24歲 155cm APP16 一人称:アタシ 二人称:アンタ、(呼び捨て)
無口 何考えてるかわからない
悪人でも善人でもないと思う 殺しはただ自分が生きるために必要だからやってきた 感情が無い訳じゃないから人の好意とか無碍にしてない 殺意スイッチ入ると徹底してる
🔪ナイフ▶︎ 対象の頸動脈を切る→死者の口元に紅を引く→眼球をくり抜いてガラス細工に置き換える→抜いた眼球でマリッジリングを作り(宝石の部分に目のイメージ)、十字架(手のひらサイズ)と一緒に死者の似顔絵を描いたものを置いて去る
❄冬-篁 小駒(たかむら ここま) PL:べこ
26歲 150?cm APP14 一人称:ボク 二人称:キミ、(呼び捨て)
冷え性 ほわっとしてるけど結構しっかりもので賢い 雲雀何回か怒られた 幼そうなとことのバランス感覚ミラクル
記憶を失った時が怖いため人とのかかわりを減らしている
🔪火炎放射器改造した液体窒素放射銃 ツヨイ アマリニモ
設定画と差分
①夏のキャラクターデザイン②本編中に生えた差分(春が「動きやすそうでいいね」言ってたの聞いて春のも買いに行った)
①3人兄妹の中間子-兄と一緒にサッカーするのが好きだった キックが得意なのはサッカー由来 サッカーボールと妹が描いた絵は捨てられてない②冬を探すために髪伸ばして髪染めて派手な殺し方をして回ってた
セッションに関わる絵
①手を引いて逃げた時②秋に強い言葉を言ったら冬に脇腹に軽くパンチされて変な声でた
①秋が家族を殺したと知った後の店裏での夏秋PvP②冬と春が消えるとき、春に花を売ってくれと言い冬に渡しに行った 泣いてるのダサくて顔を見せたく��くて抱き着いてた
①エピローグで京都から出ていくときダイスで行く県決めたら奈良になってPLめちゃくちゃ笑われた 近すぎ②秋に絵を貰っていたのであびに帰ってきてから秋の絵を描いて渡した
イメージ(セッション外)
①夏冬継続サムネはちぇりさん②セッション中の夏
①もしかしたらあったかもな温泉卓球2P/②本編後の春夏の夕飯買い物(同居中)
①春が返ってくる前に料理練習とかね②マリ○カート
ファンアート(その他)
ふせったー(PLごとに投稿順のはず!)※細かいのは省き
🌸春(ちぇり)のふせ
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https://fusetter.com/tw/YhVR9qUj
https://fusetter.com/tw/CItC3GHx
https://fusetter.com/tw/4mHLVODC
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🌻夏(自探索者)のふせ
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🍁秋(れれ)のふせ
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https://fusetter.com/tw/UfpEyY2V#all
https://fusetter.com/tw/PT9PLxrX#all
❄️冬(べこ)のふせ
https://fusetter.com/tw/2d7HstqH#all
※補足…?全部は書ききれませんが〜!
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こんなんなので須藤にはばち切れてた 追いかけて個室で顔面殴ったとこでみんなに止められた 🌻「手に脂ついただろうが」理不尽悪態ついてた
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冬からかなり早い段階で夏は記憶のカミングアウトを受けた めっちゃショック受けてた
何かあったら自分の家にある手帳を見て欲しいってことも早い段階で言われた(いざみたら手帳の内容はシナリオで用意されてるものにべこさんのアレンジも加えられてて死んだ)
すぐ夏は手帳見せろ言うたけど冬にダメって言われた
その後別日に神社行ったタイミングで(やっぱり手帳 見た方がいいな?)と思ったので「用事思い出したから抜けるわ」と行って冬の家に向かう
多分KPから冬に夏が(冬の)家の方向に向かったみたいな秘匿があったのかな?冬が追いかけてくる
冬がDEX高くて中々撒けなくてずっと並んで早歩き
🌻「なんでついてくるんだ?」❄️「ボクの家こっちなんだ」みたいなこと言いながら早歩き
いよいよ冬の家まで撒けなくて、とりあえず冬はいるけどピッキングの用意してそのまま鍵開けを試みようとしたら冬が呆れて鍵開けてくれた
❄「目の前でピッキングする?」🌻「だよな?嫌な気分になるよな、だからお前がいない間にしようと思ったんだ」みたいな会話した
家に上がってからも冬がお茶出してくれようとしてるのに🌻「篁の部屋こっちか?」みたいな感じでノンデリ塊やった
手帳はくれた ありがとう
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夏と秋はPVPした 店の裏に2人で出てって殺し合い
夏から吹っかけた 出目はどっちもかなり良かった 夏の蹴りが秋に入って気絶▶︎そのまま一瞬考えて留め刺そうかとしたとこで春と冬が駆けつける▶︎春が夏の手当、冬が秋の手当、冬に「今やることじゃないよ」みたいに諌められる
諸々話してお開き
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冬から夏への現在の感情:冬はそもそもこんな生い立ちだしよく恋ってものはわかってないけど、向けている感情が愛だとはおもっているらしい
冬は出かけるのはデートだと宣言されなければわからない➡夏は絶対言わない自覚ない
夏がもし年下と年上の女性どっちが好きと聞かれたら「年下」って言う(妹とか想像しとる)➡冬は年上
一生すれ違ってる 藤璃はそんな様子みてニコニコたまに家で「最近小駒ちゃんとどうなの?」みたいなおせっかいするらしい 小駒はもしデートとか言われたら紅に相談しにいくらしい ウーーン
セッション中に春が卵焼き作ってくれた 3種類から味の好みをchoiceで振ったら夏と冬が一緒だった
夏まとめ
・常識の中で生きてきた良識あり、元々一般人のメンタル、4人の中で1番凡人
・家族が死んで家族の所に向かいたかったけどそれも怖い、死ねない理由を探してた
・助けてくれた小駒を探すこと、殺した人間を探すこと これが達成するまで死ねないと思ってた
・この為に裏社会に入って殺しをしていく内に良識あった故に罪の意識も積み重なる
・篁小駒は好きだって思えるはずの相手だったけどそれより自分が"死ねない理由付け"をするのに都合のいい存在として無自覚に使ってた
・本編で目的の解決や、小駒が消えることで死ねない理由が消えていったから、最後は罪を償って死のうと考えてた
・小駒に手帳やマフラーを託されて生きる理由が出来てしまった 小駒に白い薔薇を渡す(たまたま選んだ 意味は知らない)
・藤璃も小駒もいない今紅とあびにいる事も出来ずに京都を出る 去る前に紅に自分と詞が描かれた絵を貰う 大事にしてる
・蠱毒の墓参りも兼ねて1年後の祭りに京都に顔を出す、藤璃・紅・小駒にみつかる 小駒から祭りで売ってた白い花のリース?みたいなのを貰う 人混み4人で歩いてて小駒と並んで少し前歩いてる時しれっとキスした
・最後は今までしてきた逃避をやめて罪を抱えたまま、紅が1年守ってきたあびに戻る 藤璃の家に今は居候中 ご飯練習中 紅には紅を描いた絵を渡した 小駒と一緒に色々マフラー買いに行ったりしてる
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虚子自選揮毫『虚子百句』を読む Ⅴ
花鳥誌2024年5月号より転載
日本文学研究者
井上 泰至
8 さしくれし春雨傘を受取し
『五百句』には「大正十三年」と注記され、初出は翌大正十四年八月の『ホトトギス』で、「近詠」とのみ題されている。『年代順虚子俳句全集』第三巻の大正十三年の項には、「四月(日不明。)小樽高商を卒へたる長男年尾を伴ひ京阪地方に遊ぶ。その時の句?」とあって、『虚子百句』では次の九番目に挙げられる「天日のうつりて暗し蝌蚪の水」の後に掲出されている。成立は前後していたか。
しかし、『虚子百句』では、この句の方を先に挙げた。その理由は、単純に『五百句』の掲載順に拠ったとも考え得るが、加うるにこの句の前の七番の句が「雨の中に立春大吉の光あり」なので、「雨」の句で一組としたか。この後九番は「天日」で晴、十番は「思ひ川渡れば又も春の雨」と雨の句となる。単調さを避け、季節の進行に晴雨の交代を入れ込んだ編集の妙でもあったか。
この句の問題は、「春雨や」と持ってこず、「春雨傘」と中七に造語としてわざわざ置いたのは何故か��いう点にある。ここから考えてみよう。
「さしくれし」の「し」は、一般に「過去」の意味の助動詞「き」の連体形だと言われるが、室町時代末期から、現在もその動作が続いている「完了」の意味を持つようにもなってきていた(井上・堀切克洋『俳句がよくわかる文法講座』第2章)。有名な、
糸瓜咲て痰のつまりし佛かな 正岡子規
の「し」も、「つまってしまった(そして、現につまっている)」の意味でないとおかしい。ただ過去の動作が終わったとか、あるいは過去の動作の影響が終わってしまったということなら、子規は死んでしまっていることになるが、この句は自分の最期の姿を「佛」と客観視して詠んだのであって、「今まさにちょうど」という意味でなければならない。やはりよく知られる島崎藤村の「まだあげ初めし前髪の/ 林檎のもとに見えし時」という『若菜集』「初恋」の一節も、現前する女性のうなじを詠んでいるのだから、「し」は「あげたばかりの」という意味でなければならない。
掲句も、上五の「さしくれし」を受けて「受取りし」と応じた、この呼吸が一句の眼目なのである。繰り返される「し」は、過去でなく完了の意味でなければならない。そこで中七の「春雨傘」の造語が使われることになったものだろう。
そこに気づいてみると、おそらくは女性が手渡してくれた傘を阿吽の呼吸で、虚子か、あるいは虚子が見ていた人物が受け取った動きのある一場面に焦点を当てたことがわかる。
「春雨」は本来京都独特の、鴨川の水面を観て雨を知るような細やかで繊細なそれであるから、この一瞬の「艶」なる場面をつなぐ重要な小道具の属性を知らせるのに、十二分の役割を果たしているのである。当然『喜寿艶』にはこの句は掲載されている。
なお、京都の三業(料亭・待合茶屋・置屋)の女性の品を様々に詠むのは、虚子句の一傾向であるが、
美人手を貸せばひかれて老涼し 昭和二七年
夕立に傘傾けてはつ子来ぬ 昭和三〇年
など京都の女性の「手」や「傘」を材にした同傾向の句を確認すると、虚子にとって「傘」と女の「手」のしなやかさや姿態は、発想の起点であったことが確認できる。
9 天日のうつりて暗し蝌蚪の水
『五百句』には「大正十三年」とのみ注記。『年代順虚子俳句全集』には、前の句の解説で示したように、小樽高商を卒業した高濱年尾を伴い、関西を訪ねた四月の句か、としている。『ホトトギス』大正十三年六月号の「消息」欄で年尾は、滞在十八日、京都・大阪・神戸・堺・大和を回り、特に京都の嵯峨・御室���東山、さらに琵琶湖から比叡山・大原を回り、京都の風光の良さを特記している。
掲句は、二つの解釈が一応想定できる。太陽が位置を傾け、それまで日が当たっていた場所が暗くなり、そんな中をお玉杓子が泳いでいる、というもの。
今一つの解釈は、「沢山のお玉杓子が孵ると水一面が黒くなるほどで」「日の光が水に当っても暗いような感じがする」という『虚子百句』の高濱年尾のような受け取り方である。清崎敏郎も「玉藻研究座談会」で同様の解釈を披露している。
大野林火もまた後者の意味に捉え、「くろずんた蝌蚪」と「水面の日輪」とが重なり、「不思議に重々しい空気を伝えてくる」としている(『虚子秀句鑑賞』)。
こう考えてくると、一句の解釈の分岐点は「うつりて」が「移りて」なのか、はたまた「映りて」なのかというとこにあることが見えてくる。
まず、この句が詠まれていた時、年尾が同伴していたということであれば、後者の解釈に軍配を挙げる客観的証言である可能性は頭に置いておく必要があろう。
さらに、「うつりて」を「移りて」と解釈してしまっては、太陽の移動を説明しただけのことになってしまい、何が何してどうなった式の句として、値打ちが下がる。やはり「映りて」と受け取って、太陽の姿と光は池に映ってはいるものと理解して初めて、句に情趣が生じる。
そもそも「て」は、単純な接続ばかりでなく、「ではあるが」という逆接の含意を俳句では持たせることがままある(井上『俳句のマナー、俳句のスタイル』)。
面白てやがて悲しき鵜ぶね哉 芭蕉
糸瓜咲いて痰のつまりし佛かな 子規
蝌蚪生れて未だ覚めざる彼岸かな 松本たかし
この句も、「太陽の光とその姿は池に映ってはいるものの」と屈折した意味を読み取るべきであろう。
深見けん二は、やはり「玉藻研究座談会」で、「天日」の語の選択について、「何かそこからずうつと広がって行く大きな宇宙なり世界といふものが感じられる」と発言し、敏郎とのやりとりの中で、「太陽」よりも「天日」の語を選ぶことで、客観的な状況が単純化され、それに伴って、個々の細かい現象より、もっと大きな世界を把握し表現することが可能になったと確認しあい、生前虚子は「単純化していくとそこに個性が出て来ますよ」と語っていたことを引用している。
この句に虚子の「個性」を読み取るならば、「金亀虫擲つ闇の深さかな」「蜘蛛に生れ網をかけねばならぬかな」「大寒の埃の如く人死ぬる」のような闇の世界を見つめ、それすら客観視しようとする世界に通じると言えば言えようか。
最晩年の「この池の生々流転蝌蚪の紐」(昭和三十一年)も、細部にこだわった客観写生から出発して、掲句のような「単純化」を経て、たどり着いた表現と境地と見ることも可能だろう。「天日」という世界観を含んだ語の実験が、晩年の自在を生んだと考えたい。
なお、虚子の揮毫は『虚子百句』全体に、かすれた墨痕で、視力が弱くなった老年の筆を感じさせるが、掲句に限っては鮮やかな筆づかいとなっている。意図的なものなのかどうかは、本書全体から見直してみる必要があり、機会を改めたい。ただし「我心或時軽し芥子の花」など明らかに、居住まいとただした書きぶりも認められる句が少ないながらあることは、単純な墨継ぎの問題で収まるのか否か注意を要することは、心覚えに書きとどめておきたい。
『虚子百句』より虚子揮毫
9 天日のうつりて暗し蝌蚪の水
10 思ひ川渡れば又も花の雨
国立国会図書館デジタルコレクションより
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井上 泰至(いのうえ・やすし) 1961年京都市生まれ 日本伝統俳句協会常務理事・防衛大学校教授。 専攻、江戸文学・近代俳句
著書に 『子規の��なる江戸』(角川学芸出版) 『近代俳句の誕生』 (日本伝統俳句協会) 『改訂雨月物語』 (角川ソフィア文庫) 『恋愛小説の誕生』 (笠間書院)など 多数
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第二章詩集1-2 日記詩集1-2 返答詩集1-2 おまけトーク(その時だけだとしたら、受け止めてあげたい)
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第二章詩集1-2 「瞬き」
高鳴る心臓は痛いくらいに響いて 汗が滴るくらいに手足は震えて
一度の結果で全てが否定されるかもしれない 全てを試される
目指さずにはいられなかった場所
自分はただの人 特別な才能があるわけでもない 真っ暗な闇の中を手探りで歩む 果てに微かな光を見つけて 手を伸ばして 必死で追いかけて 辿り着いただけ
限られた時間の中で 精一杯に刻みつけてきたのは あの日見た夢は決して間違ってはいなかったのだと 先に待っている人が教えてくれた道のり
届かなかったとしても この場所に来られたことを幸せと呼びたい
ずっと胸に抱いて 誰が何と言おうと手放さなかった夢を
ずっと追いかけていた光は 恋にも似て
何が起ころうと全部自分が選んだ未来の形 全てを受け入れて進んでいくだけ
哀しみ 涙 挫折 どれも道の途中にあったもの 最後に後悔だけはしないように
光さえも見えない ひたすら続く闇のように感じても 痛みさえも全て抱いて いつか夜空に咲いて星となるように
闇の中なら光を奏でればいい 夢を描いて夜空に描く 迷い 揺らぎ 痛みと 不安の闇に薔薇を投げて 悲しみの墓場と呼んで 零した涙を吸い込んで アイリスが闇夜に咲いてそよ風を呼ぶ 見上げれば夜空に虹が架かり 流れ星が消えていく 無数の光が煌めき 花火の余韻のように消えていく
日記詩集 1-2 「心の故郷」
心の中にしかない安らぎ 過去に閉ざされた場所 還ることのない思い出
心に抱かれる時 温もりを思い出す
空に消えてしまえたら 彼方の場所に行けるだろうか
決して癒えない傷
痛みは苦しく 悲しみすら込み上げ 寂しさに包まれ 全てが虚しくなる
世界には救いがないようで 人生の重みに打ち拉がれてしまう
ふとした時に 心の中に温かな何かを思い出す時がある
誰にも触れられない場所で 故郷になる
癒えない傷であっても 受け止めて生きていけるような気がして
一筋の光のように 私を支えている
返答詩集1-2 「星座に祈りを」
星空に祈るのは
何度探しても見つからないから 闇夜は救いがないようで 果てしない孤独の中にいるようだった
星の光を望んでも闇の深さに沈んでいく 呼びかけても 声は吸い込まれて 消える 心のように
夢の中で見たものが 温かなものであってほしい 握りしめようとするのに 思い出せないままに 朝を迎えてしまう
光の触れる手に風が凪ぐ 空の彼方に 手を伸ばすように 思いを馳せて
問いかけるように 探して 待っている
過去に散っていった想いが手を繋いで いつか星座を紡ぐように
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来世に乞うご期待
──嘔吐中枢花被性疾患、通称「花吐き病」。 元はとある物語に登場する架空の病気だった。しかしその原作がとある学校の生徒間で爆発的に流行り、結果「呪い」として現実に発症。めでたく高専預かりの事件として運び込まれた。 担当したのは、特級呪術師の五条悟。彼が所持する術式「無下限」は、術師本人への干渉を端的に言えば許さない。故に適任として派遣されたのだが、そこで五条はひとつ、致命的なミスをした。 率直に言えば、潜入先��て廊下の角でぶつかった女学生に一目惚れされ、胸元で吐かれたその花にうっかり触れてしまったのだ。 あまりのスピード発症故に、無下限を張る暇もなく。正に電光石火の刹那だった。 ぎゃー! と臆面なく叫んだ後、五条はすぐさま冷静な頭脳で、己がやらかしたことを悟ったものの。しかし今ならまだ何とかなるか、とも思い直した。 この「呪い」は被呪者が片思いを患った時に、花吐き病を発症させる。故に、現在惚れた異性どころか気になる女子すらいない自分ならば、ひとまず影響としては少ないだろう。そう皮算用していたのだが。 祓除完了後。 「おかえり、悟」 寮で夏油に出迎えられた瞬間、五条は盛大に「呪い」を吐いた。 それは小ぶりで白い花弁を携えた、イチゴの花の形をしていた。
発症したことを自覚した五条は、まず目の前の夏油に相談した。本来ならば、医療系に詳しい家入も含むべきなのも判ってはいる──現に部屋へ戻る前に、吐き気止めと胃薬とうがい薬をしこたま譲ってもらいはした──だが、なけなしの男子高生的な意地が、彼女をも巻き込むことを躊躇させた。様は、女相手に色恋ごとなんか相談できるかこっ恥ずかしい、である。 ひとまずは夜蛾への報告もそこそこに、五条の部屋へ夏油とふたりで立てこもった。地べたへ座り込み、図書室から拝借した本や、任務前に支給された資料などを床にばらまく。俗にいう、作戦会議の始まりだ。 手始めにこの「病」の前提、対処法などを、五条が掻い摘んで夏油に説明してやる。ふんふん、などと適当に相槌を打ちつつ。彼の指先が資料のページをぱらぱらとめくる。 「にしても、こんなトンチキな呪いもあるんだね」 「トンチキ言うな。結構えげつないんだぜ、コレ」 「えっ、それは……大丈夫なのか? 確かにさっきもえらい大量に吐いてたけど」 目の前で随分と景気よく吐かれるものだから、友を心配しつつ、夏油はついマーライオンを連想していた。白髪の五条ならば、ホワイトライオンか。 「いや、もう吐き方っつーか、体内も無下限の影響下に置く方法は、吐いてる最中にマスターしたから。次はそんなでもないかもだし」 「そんなん慣れるもんじゃないよ。体に悪い」 己の愉快な妄想は棚に置いてぴしゃりとたしなめつつ、夏油が五条の顔を覗き込む。 「で、相手って硝子だろ」 迷いなく言い切られたものだから、五条も負けじと即答する。「違う」 「何でいきなり硝子なんだよ」 「いやどう考えても消去法だとそうだろ。身近な女子なんて彼女くらいだし」 「まあ俺も最初はその線かなとは思ったんだけどさ。硝子はやっぱ無いわ」 「えーっ、そうか? 別に無いことは無くない?」 「オマエ基準で考えんな。てか三人しかいねえ同級生で、んな修羅場りたくねぇわ」 「それには同感」 にやり、と夏油が意地悪く笑う。 「まあさすがに、硝子の方が無いか。もし私が女の子でも、悟は観賞用もしくはアイドル枠だって判るし」 「ガチの正論はやめろ」 ちょっぴり傷付いた自尊心を庇う様に、五条は胃を押さえる。最近自身に芽生えた男子高生のハートは、どうにも傷つきやすくて面倒くさい。 そんな五条を、はは、とからかう様に笑ったかと思えば、 「私��、今の三人でいる空気感が結構すきなんだ」 ぽつり。やわらかい声音で、夏油が呟く。 「だからよかった。もしふたりがくっついちゃったら、さすがに遠慮しないとかな、とか思ってたから。ちょっと、ほっとした」 何だよ、寂しんぼか? そう軽口を叩こうとしたのに、目の前の夏油があんまりにも素直にしょげている様に見えて。膝を立ててうずくまっているその様が、何だか。だから、五条は── 勢いよくゲロった。 脈絡なく口から飛び出てきた花に、夏油が体ごと後ずさる。 「うわっ、マジでつるっと出てきた」 「だから言ったろ。俺プロいって」 「そんなん極めるなって。いやでも、本当に大丈夫かい?」 「まあこんくらいは別に。今回出したのもちっせぇしな」 五条は吐き出した「呪物」をまじまじと見やる。六眼でも確認したが、花自体はあくまで「呪い」を発現させる媒介に過ぎない、と結論付けた。 その花だが、小ぶりで白い花弁故に、初回で吐いたものと同じかと思ったが、どうやら違うらしい。図書室からかっぱらってきた花図鑑を浚っていた夏油が、該当の写真をおずおずと指差す。 「これじゃない? ユキヤナギってやつ」 オマケとして、写真の下に花言葉も記載されている。意味は、愛らしさ、気まま、殊勝など。 「なるほど、見たまんまってかんじだね」 次いで、ユキヤナギを興味本位でつつこうとした夏油の指先を、五条は咄嗟に握り込む。 「コラ、花には触んなよ。それ感染型だから」 「そうなのか? そいつはまた厄介な……今のところ、私別に好きなひととかいないんだけど、それでもヤバイかんじ?」 「現状で条件に当て嵌まらない場合は、潜伏して合致した瞬間に発症するんだと」 「随分と気合の入った呪いだな……」 夏油のぼやきに、まったくだと五条も嘆息した。
かくして五条の片思い相手探しは、候補者の少なさの割に混迷を極めた。最有力の家入が早々に消えてしまった為、対象者を東京校の先輩、後輩、補助監督、果ては窓や卒業済の術師にまで範囲を広げたのだが、五条のアンテナに引っ掛かるものが一人もいなかったのだ。 そんな中、発症して三日目。 「ねぇ、もしかして庵先輩じゃないかっ?」 珍しく浮足立った様子で、夏油が五条の机を勢いよく叩く。揺れた机を押さえつつ、五条は目の前の友に胡乱な眼差しを返す。 「いや、何でだよ」 「だって悟、彼女には何だかんだ構いに行くし、何かからかってばかりだし、何だったらそれって好きな子にちょっかい掛ける小学生マインドじゃないか? って」 「「What」ばっかじゃねェか」 もうちょい証拠を固めてこい証拠を、と雑に手を振りかざせば。夏油はえー?と判りやすく唇を尖らせた。 「結構自信あったんだけどな」
のちに、諦めきれなかった彼が「悟って、庵先輩のこと好きそうじゃないか?」と家入へ話を振ったものの。 「でも歌姫先輩、ガチで五条のこと嫌いだよ」 なんて告げた彼女の目があまりにも酷薄で。 ──あ、これはマジだ。 そう悟った懸命な夏油少年は、掲げた仮定をそっと己の胸の内へ仕舞った。
進展が無いまま、発症して一週間後。 またもや五条の部屋にて、作戦会議が開かれることとなった。 一旦現状を整理する為、どういった場合に花を吐くのか検証を行うべく、時系列ごとに状況を紙に書き出していく。どこで、誰と、何があったか。どんな花を吐き、その誰かに対して、何を思ったか。なんてことを、すっかり丸暗記した花図鑑のとある内容と照らし合わせれば、自ずと答えは見えてくるというもので。 ここまでお膳立てされれば、さすがに当の本人は気が付いた。
「オマエじゃねェーーーか!!!」 「えっ」
ダン! とローテーブルに力任せの拳を叩きつければ、ボールペンが放物線を描いて軽やかに飛んでいく。五条渾身の叫びに、夏油はびくりと肩を竦めた。 「なんか今すっごい冤罪掛けられなかったか?」 「冤罪じゃねえわ。ガチギルティだわ」 「なんかよく判らないが、喧嘩なら言い値で買うよ」 「喧嘩じゃないっつの。オマエの罪の話だっつの」 「だから私に何の罪があるって言うんだ」 吹っ飛んでいったボールペンを回収した夏油が、これ見よがしに渋面を作る。その彼の眉間を、五条は人差し指でまっすぐに突き刺した。 「オマエ」 「ん?」 「だから、俺の片恋の相手、オマエだっつってんの」 ぐりぐりと念を押してやれば、途端に夏油の小さな瞳がまんまるになる。音にすれば、正にきょとんだ。 「……えっ? 悟、私のことそういう意味で好きだった、のか?」 なんか違くない? というニュアンスを多分に含んで、夏油が首を傾げる。 「まあ俺も正直よく判らんというか、ダチっつーか、人間で一番すきなのは傑かなー、程度というか」 「ええ、君……友情の延長線上でこの呪いが発症しちゃったのか……なんてお労しい……」 よよよ、とわざとらしく夏油が口元を覆う。その割に、眼だけはしっかりと五条に同情を示していた。どうやら割とガチで憐れまれているらしい。常ならば拳骨のひとつでもお見舞いしてやろうかという所業だが、今は問題解決の方が先だ。五条は広い心で、夏油の視線を流してやる。 「でも私、正直悟のことはめっちゃ友達だと思ってるけど、それだけなんだが……」 「そりゃそうだろうよ。てかそうじゃないと嫌だわ。一応俺目線でも傑のことはダチ認識なんで」 「相違ないようで何より。うーん、なんかこう、両想いだってごまかせる様な方法があればいいんだけど」 とりあえず、まずは告白してみようかとの結論に至り。 「こーいう時ってなんて言うんだ?」 「好きです、付き合ってください、かな」 「好きです、つきあってください?」 「はいよろこんでー」 棒読みの五条に対し、居酒屋の様なノリで夏油が雑に応えを返す。 「どう?」 「ウンともスンともしねえ」 「やっぱダメか……」 ハナから期待していなかったが、やはり何の成果も得られなかった。「オマエの返事にムードが無さ過ぎる」「君の告り方に本気が感じられないからだよ」などと、お互いに責任を擦り付けはするものの、結局はどっちも悪かったで両成敗にしかならない。 「困ったね、出来れば友情パワーで何とかなればいいんだが……」 「それか、ダチ同士でならまずしないこととか?」 「えー……なんかあるかな……?」 それからふたりは膝をつき合わせて、やれもっと強い言葉で告れば何とか、愛してる、月が綺麗ですね、アイラビュー、それでもダメならハグでどうだ? エトセトラエトセトラ。 不毛なやり取りが続き、正直五条の方はちょっと飽きてきたくらいだった。現状そこまで不便さを強いられているわけでもない。たまに吐き気がするくらいで、何なら車酔いみたいなもんでは? などと宣えるくらい、この呪いをコントロール出来る自負もあった。 ──ならもう、別にこのままでもいいんじゃね? 額に親指を当て、真摯にうんうんと頭を悩ませている友を尻目に、そう内心で嘯いていると。 はっと何かに気付いた様に、夏油が薄い面を上げる。 「悟」 「あん?」 何だよ、と続けた言葉は、唇の先へ触れた感触に吸い込まれた。 ぐっ、と首が後ろへ傾く。ずれたサングラスの隙間から、夏油の緩く伏せられたまなこを認めた。意外とびっしりと生え揃ったまつ毛に感慨を覚えて。そうしてようやく、今の自分たちが客観的に何をしているのか、脳で判断が付いた瞬間。 五条は勢いよく夏油を引きはがし、大きく咽た。その一瞬を体の反射だけで動いてしまったことに気付いた頃には、後の祭で。いつの間にやら用意されていた夏油の手のひらで作られた皿に、唾液ごと呪いを吐き散らかす。 「あ、やった」 「……は?」 ひとまず冷静になった頭で、夏油の手から先ほど吐き出した「呪物」を叩き落す。べしゃりと床に失墜したのは、大振りで立派な花弁を携えている、黄味がかった白銀の百合だった。 「つか、触んなって言ったろこのバカ! どうすんだよ、オマエも多分感染したぞ」 「でも完治した証拠の花だし、ワンチャン無事だったりしないかな?」 「知らねーーーわ!」 五条は夏油の手をひっ掴み、用意していたアルコールをがむしゃらに噴射する。適当にティッシュを抜き取り、べしょべしょになった彼の両手を甲斐甲斐しく拭いてやれば、夏油がふふ、と小さく笑った。 「いやさ、小学生の頃、何故か「ピカ、●ュー」って言いながらチューするのが流行ってさ。クラスの半分くらいとはやったのかな? で、だから男子とのキスは割とノーカンというか、あんまり忌避感無くてね」 何だ、思い出し笑いかよ。どこか憮然とした心地で、五条はオェッと舌を出す。 「どんだけ爛れてんだよそのクラス」 「女子とはしてないからセーフだろ」 「そうか…………そうか?」 「だから私としては、ホントのファーストキスは女の子としたヤツ、って思ってたんだけど」 触れたままだった人差し指が、きゅっ、と控えめに握られる。 「でもまあ、それも今回のコレってことにするからさ、許して」 少しだけ照れた様子を見せる夏油に、五条は何となく、押し黙った。ただいま完治したばかりの病が、何故だかぶり返しそうだったので。
「──なんてこともあったね……」 けほ、と軽い咳を吐いて、夏油が苦笑する。己のしょうもなさを嘲る様な笑みだった。 彼の膝元には、赤いポピーが散らばっている。生憎この場に花図鑑は無かったが、五条の優秀な脳味噌は、彼の花に託された言葉を、よく覚えていた。 「まさか本当に発病するとは……結局ワンチャンも無かったな……」 本当にコイツ、イイ性格をしている。 これからオマエを殺す男に、感謝などと。 包帯で隠されていない六眼��、五条はこれ見よがしにしかめてみせる。その様子に何を勘違いしたのか、夏油が小さく頭を振った。 「誓って、君が疾患していた頃は普通に友情だったんだ」 ただ、と夏油が一拍置く。 「好きって言われてから気になっちゃった、典型的なパターンだよ」 なんて、遠い目をして優しく呟くものだから。 多分それで、魔が差した。 思いやり故に自分を殺すのだと思い込んでいるこの男に、胸の内を正しく、思い知らせてやりたくなったのだ。 夜明け前だからか、路地裏の奥は未だぽかりと闇が口を開けている。最も陽が遠いこの瞬間。五条の心は、確かにその暗晦へと足を踏み入れた。 「……傑」 「ん?」 「僕は今でも、オマエがすきだよ」 目の前の親友がこれでもか、と細い目を見開く。びっくりし過ぎだろ、なんて内心では吐き捨てつつ。けれど同時に、あまりにも間の抜けた表情を晒すものだから。少しだけ、かわいいと感じたことも確かで。 げほ、とひとつ。 赤いポピーがまたこぼれて。 げほ、とふたつ。 掌に吐き出されたその花々を認めて、夏油が小さく噴き出した。 ぱらぱらと彼の手から、赫と白に彩られた、鮮やかな雨を見送ったのち。
「最期くらい、呪いの言葉を吐けよ」
あんまりにもあどけなく笑う夏油に、五条は小さく息を呑む。 そして彼の胸目掛けて、そっと中指を弾いた。
「……結局最後まで本気にしなかったな、オマエは」 物言わぬ下唇を親指でこじ開ければ、端から血が音もなくこぼれる。つう、と伝い落ちる様を、五条はただただ無心で見ていた。 ──ああやっぱりさっきの内に、キスのひとつでもしとけばよかった。 舌でも突っ込んでやれば。そうすればこの鈍感な男も、少しはこの慕情を理解出来ただろうに。いつだって俺は、自分の望みに気付くのが遅過ぎる。 夏油を救いたかったのだと気付いたのは、彼が去った後だった。触れたかったのだと気付いたのも、彼が失われた後で。だから五条は、「最後のチャンス」とやらをいつもすべて逃し続けるのだ。もうそういう星の元にでも生まれたのだろうかというくらい、己もまた、鈍かった。 故に、鈍かったなりに、呪いの言葉は上出来��と思ったのだが。 「人の決死の告白を何だと思ってんだよ、マジで」 赤いポピーと、青みがかった白銀の百合。 アスファルトに散らばっている、夏油が生み残した花弁に、五条はそっと手を伸ばす。術式を介さない指先には、確かに湿った心地を感じた。同時に、冬の空気で凍てついた冷たさも。 摘んだ花々をジャケットに突っ込み、しかりと握り込む。 彼が自身へ残した、情の忘れ形見。成れの果て。そして、愛の存在証明。 そのはずなのに、 ──せっかく両想いだってのに、なんでフラれた心地になるんだか。 すっかり軽くなってしまった体を大事に抱えて、五条は忸怩たる思いでぼやいた。
「あーあ」
叶うならば、来世に乞うご期待、だ。
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もう東京を出ることが頭に過ぎり出してからの数年間は人と会うたびに「いつまで東京にいるかわからないから」って言って、なんだか地に脚がつかないような生活を送ってた。誰かをすきになりそうになっても東京が出られない理由になると思うと、恋愛なんか始める前から億劫になった。京都に行ったら「いつ出るかわかんないから」なんて台詞は忘れて安心して動けるんだろう、行動力あるしコミュニケーション能力もあるし、できるだけ動いて活動していこうと思ってた。京都に来て人生変えようと思ってた。人生変えようというか人生きっと変わると思っていた。誰かについてって否応なく住まなくちゃならなくなった街じゃなくて、自分で選んで住みたい街なら。
なのに気づいたら行くのは精神科か。1ヶ月前に物凄く精神追い詰められて、予約取れたのが1ヶ月後(9/13)。まだ行くかどうか迷ってる。1ヶ月もこの動悸と不眠が続いたらかなり消費するなって思ってたけど、さすがに治った。平日のリモートの日は外を5km走るのもだいぶ心地よくなってきたくらい。集中したら1日12時間とか絵描ける機械みたいになった。(むしろクリエイティブ)随分元気になったし、っていうか普通に元気。仕事も普通にできるし、仕事とランニングと絵を描くor文章描くorデザインするかのセットでだいたい毎日を過ごしてる。作業に没頭していると結構忘れる。ただあんまり人に会いたくない。人に会いたいけど会いたくない。人に会いたいのに会いたくない。今の自分はきっと誰と話しても話が合わないから。モヤモヤや苛々が溜まってただ疲れるだけだから。それでも1人だけ、私を外に引っ張りだしてくれる人がいて、ただただその人からの連絡を待ってる。自分から連絡できないんだけど、だからただただ待ってる。本当に有り難かった。そうじゃなかったらもっと悲しい気分になってたかもしれない。
気づいたら毎月のように東京に行く用事。京都にはタメ口で話せる友達もいないし、本当に追い詰められた時に今まで寄りかかってきた関東の友達は、物理的な距離と一緒に私の前からどんどんいなくなっていった。数年かけて、時間を共有して積み上げてきた人間関係だったはずなのに、もう助けてって言っても既読無視される始末。ああそこまで来てしまったか。そういうのをもう友達って呼べない。どんどん相手にされなくなって言って。ああこれがプール理論ってやつ?きっとなんかあったんだろう。でももう”要らない”なんだなぁと思うと、悲しいとか寂しいよりもなんと言うか、線香花火の消える瞬間を眺めた時の様な、世の無常を突きつけられてパタンと扉が閉まる様な、心か固くなる様な気持ちになるんだった。毎年、大事にしてきた人間がどんどん私から離れていく。時代もあるんだろう。年齢的な話でもあるんだろう。私の人間性でもあるんだろう。
今年の夏はゆらゆらとした”死”が見えた夏だった。かげろうのような。はっきり言って10年ぶりくらいの体験だった。浮遊感というかボーッとする感じ。リストカットも3年ぶりくらい。おかげでずっと外でも長袖で、腕丸出しは家と家から1番近いコンビニくらいで、治るのを待った。自分で切って自分で気にして、馬鹿馬鹿しいくらい不効率な期間だと思った。手首の傷は自分で見ていても嫌なもので、なんならタトゥー入れたらいいかなって思った。いい彫り師に出逢えたら左腕に蝶のタトゥーを入れたい。トリバネアゲハがいいなーと思いつつも、ちょっと刺々しいしやっぱアゲハチョウ科の蝶が女性らしいかな、とか。リストカットなんて正気の沙汰ではないって思ってるし、20代後半になってもこんな馬鹿みたいなことでしか自分を救えない自分が情けなかった。でも頼れる宛がもうなかった。情けなくても受け入れてもらえる自信がもうなかった。自分で解決するしかないって思うと気づいたら切ってる。切れてる。カッターじゃ切れ味が悪いから、わざわざコンビニまでカミソリを買いに言って。3本260円くらいの安いやつがちょうどよく切れる。引越しの時たくさん捨てたのに。目に見えない心の痛みが、目に見える身体の傷になって行くとなんだか少し安心するような気さえする。傷口が塞がるように心の痛みも治って行くように見えて。痛い痛い。ああ痛い。でも生きてる、と感じる。心だけ磨耗して自分が自分から離れていく様な感覚に比べればずっとマシ。ただリストカットはエスカレートする。これが怖い。もっと深く切りたい、包丁で切りたい、口の中切りたい、頚動脈切りたいって。いや、救急車乗ったら7000円、救急車乗ったら7000円って言い聞かせて何度も冷静になるよう抑え込む。自分で自分を抑える。抑圧が苦しくなって、気が狂って、だんだん何もかもおかしくなって笑う。よく笑う様になる。ひとりでゲラゲラ笑って、感情が切れてわかんなくなって、眠れなくて朝を迎える。うん、病気。躊躇したけど精神科くらい予約する。明日の、否、一瞬先の自分ですら心配になる。え?大丈夫?って。
ってこういうのを一人暮らしはひとりでやる。
眠れなくても仕事はできるし人にも会える。ま��要は躁状態。はじめて会う人とか、別れた彼氏とか、とりあえず手当たり次第というか人に会いまくろうとする。それでまた惨めな気持ちを引き摺って歩く。
ネガティヴを否定する人達は多いけど、こんな時は暗闇でいて目が冴えてくるみたいにいろんなことがよく見えるようになる。今まで気が付かなかったことに気づいたり、聴こえなかった音だって聴こえるようになる。やっぱり一度地獄に堕ちてみないと、いい作品は作れないのかもって思う。ネガティヴな時は、人は自分で思ってるよりも冷静だ。(心理学的にもそうらしい)怒ってる人や冷静気取って相手に向かって「感情的になるな」って言ってる人の方がずっと感情的だ。(本当にこれ。セルフモニタリング弱すぎて笑うよ。冗談よして。)
あれから1ヶ月経つけど毎日のように考えてる。毎日のように。何がいけなくてどこで間違えたか。本質的な歪みと亀裂はどこだったか。どう受け止めるべきか、どう解釈するべきか。既視感。同じような場面。聞き覚えのある台詞。これが私を物凄くうんざりさせる。自分をうんざりさせた内容の詳細。自分が苛立ちを感じたポイントとその原因。想起させられた過去の記憶。自分に必要なことは何か。どこに反省し、どこに諦め、どこに方向性を変えて、どこに落とし込むか。そして今の自分にできることは何か。
考えた挙句にわかったことのひとつとして、人は他人を結構都合よく解釈しているもんなんだなってこと。それから絵を描いたり文章を描いたり自己表現や自己開示をしてきたつもりでいたけれど、周りに”私”は全然伝わってないかもってことだった。それと同時に、何か表現活動をしている人以外の人とは、もう既に結構感覚が大きくズレてきているかもしれないって事。だからもう話がわかる人を探していくしかないのかなって結論になった。わかる人には死ぬほどわかって、わからない人にはどんなに丁寧に伝えてもわからない話をもう今の私は既に多く抱えているのかもしれない。だからもうわかる人��探す、それしかないんじゃないか。その為に何をする必要があるか、ということ。
長くなってしまったけど文章を締めよう。だからこんなものを夜な夜なストーリーズで10人程度しかいない”親しい友達”に見せてても仕方ないのかもしれない。結局何も届いてないのかもしれない。ひとりぼっちでずっと。ナイトオンザプラネット。彷徨いながらずっと。いつまで続くか。明日のことだけ考えて生きる。
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一年越しの夏
「弱いまま大人になった僕でも今日は少し強くなった気がしてはしゃぐ君の顔を思い浮かべた」
indigo la End「夏夜のマジック」
聖火リレーあるいはシガーキスみたいにお互いの火を貰い合って花火に火をともし続けた。着火用に付いていたロウソクがすぐ消えてしまう小ぶりなものだったので、私たちは1時間弱ずっと''花火キス''をしていたことになる。もう九月になるというのにその夜の蒸し暑さは真夏の熱帯夜のようで、花火を握り、火をつけ、手渡す所作に蜃気楼を見るみたいに夢中になった。去年好きな人とやるはずだった手持ち花火を部屋に保管しておいて、一年越しに大願を叶えた。私の好きな気持ちが伝わったのか、花火は湿気らず楽しめた。私の祈りが天に届いたのか、一瞬振りそうになった雨がすぐに止んだ。
待ち合わせの時点で私はもういても立ってもいられなかった。いつも私が先に着いて好きな人が後から遅れてくる。はにかんだように恥ずかしそうに小さくお辞儀する 彼女を、私はいつまでも直視できないまま15ヶ月が経とうとしている。かわいすぎて表現出来ないお相手から目を逸らして(たまにちらちら見ながら)なんでもない風を装う私の恋愛力の低さよ。本当に私とデートをしてくれることそのものが奇跡中の奇跡だと痛感する。
南イタリアの料理を人生ではじめて大好きな人と食べた。前菜やパスタを2人で分け合い、好きな人が3杯お酒を注文する間に私はやっと1杯ビールを飲み終えた。お互いの注文したお酒を一口ずつ飲みながら、濃い薄いと感想を言い合いながらゆっくりとした時間を過ごした。私はお酒に酔ったというよりも、きっとあの美しすぎる空間に酔ったのだ。最後にドルチェ(イタリア語でデザート)まで楽しんで、2人で写真を撮って店を出る。いろんな話をしたけれど、私のことを「いい男」だと言ってくれて感動した。ほかにも嬉しいこと楽しい話題ばかりで伝えきれないので、あとは私たちだけの秘密としたい。
店を出て夜の街を散歩しながら公園に向かう私は完全に時間感覚を失って、ひょっとしたらこの散歩が朝まで続くのではないかと心の奥底で期待してふわふわと前に足を差し出しているとやがて目当ての公園に到着した。5、6名の大学生らしき男女の集団が派手な花火を楽しむのを横目に、私たちはバリエーションが少ない花火を楽しんでメインディッシュの線香花火にとりかかった。2セットあるうちの1つは、本来着火すべき方とは逆の方に着火してしまって不発に終わった。残り1セット10本の線香花火を5本づつに分けて、例の、先に落ちた方が負けの不思議ルールで勝負を持ちかけた。最後の5本目、私と好きな人の指先に光る橙色の火球はどちらとも落ちることがなかった。ただ静かに色を失ったふたつの花火がふたりの落ち着いた未来を占っているようで妙に嬉しくなった。
公園近くのコンビニに寄って外国人の店員から2本ドリンクを買い店を出る。駐車場に座り込んだ先程の大学生たちがアイスバーを食べていた。女子大生の「ひき肉です」という謎のモノマネが蒸し暑い夏夜に反射してゆく。私たちはその喧騒を抜けて夜の散歩をしばらく楽しみ、横断歩道の手前で別れた。横断歩道を渡りきって振り返り大きく手を振ると、彼女はまた恥ずかしそうにお辞儀をして小さく手を振る。あれだけ盛り上がったのに最後まで上品さを手放さない私の大好きな人よ。夏が来た。
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2023年7月31日
Köziさん「広島亭杉家さんの一席」https://twitter.com/Kzi_official/status/1685121411369795584
Sugiyaさん「@Kzi_official は!うっ!」https://twitter.com/Sugiya___/status/1685125693385158657
ジョニーダイアモンド首振りDollsさん「kjモンモンありがとう☺️ 今日は良い1日にしよう❗️🔥」https://twitter.com/Tracisixteen/status/1685126865747603456
Karyu🫂😈さん「今夏 初 蚊にやられた 店の中だというのに🧛🏻♀️」https://twitter.com/karyu_official/status/1685128276958986240
KING OFFICIALさん「【TODAY】 2023.7.29(土) 吉祥寺SHUFFLE 〝超弾丸〟 出演:ACT ONE AGE / BAKU BAND / KING OPEN18:00 START18:30 ■入場チケット当日券あり 直接会場へお越しください キャンセル連絡必須 [email protected] ■配信チケット https://t.co/lYoyA18Xab https://t.co/16mw5z9N4O」https://twitter.com/KINGOFFICIAL114/status/1685129987593269248
KING OFFICIALさん「【KING WEB SHOP】 ■チェキ 公演当日21:00まで https://t.co/O4cjT66UHp ※受付期間後は、フォームが開いてる間は、ご注文承ります。 ■KING NEW ALBUM 〝CRY OUT TO HEAVEN〟 https://t.co/epgpeQqgtO ■通常通販 https://t.co/ERDSYYIonH https://t.co/oWz89NrcnB」https://twitter.com/KINGOFFICIAL114/status/1685130020434690048
アーバンギャルド URBANGARDE 9/18鬱フェス開催さん「💞先着先行開始💞 アーバンギャルド主催 #鬱フェス 2023❤️🩹 整理番号先着🔴 https://t.co/3RYYasqqEA アーバンギャルド 🆕神聖かまってちゃん 上坂すみれ 大槻ケンヂ 🆕四星球 メトロノーム ベッド・イン 🆕ゆっきゅん 絵恋ちゃん ミドリカワ書房 🆕ピノキヲ 🆕浜崎容子with吉田豪 🆕松永天馬 🆕肋骨 https://t.co/BOek2rz4Jk」https://twitter.com/urbangardestaff/status/1685122988218208256
渋谷REXさん「★PickUp★ 8/16(水) DRUM☆GODS vol.29 篤人,HIROKI,宏崇,Tohya Natsu,風弥,S1TK,Johannes 開場/開演 一部→16:00/16:30 二部→19:15/19:45 https://t.co/nHd4osoEB2」https://twitter.com/SHIBUYA_REX/status/1684999214860750848
魚住 英里奈(独唱)さん「何故か上手く唄おうとしている時にはバレている かっこはつけない厳しさと今日は終わらせる賢さを 今一瞬で刃を当てるその一服であなたが消える一周年迎えた花屋はパチ屋の開店準備で忙しい 淋しい慣れてくる慣れてくる慣れてくる乱れてくる 向かいの花屋/魚住英里奈 https://t.co/9x8I2w8usx https://t.co/wYKBTlyFb0」https://twitter.com/erina_chas/status/1627964912025899008
慟哭~doukoku~ Officialさん「2023/9/15(金)目黒THE LIVESTATION 新衣装お披露目&New Single配信記念主催LIVE 『暁ノ華』 OPEN17:15/START17:45 TICKET:¥3,800/¥4,300(D代別) SALE:8/1(火)18:00~ https://t.co/ZKzFa5up8M ※バンド予約無し 出演: 慟哭~doukoku~ JADE FOREST COMPANY 少女S UNCLOCK LOVER DaISUKE DARK SIDE https://t.co/NXwN2zn4up」https://twitter.com/doukoku_2007/status/1684881385062825984
タカツキさん「東京方面から宇都宮に来られる方へ🗣️🧠 電車が止まっている線もあるらしいです…!余裕みて宇都宮目指すと吉かもしれません…!それでは宇都宮でお待ちしてます! https://t.co/DGW9Fe8IOv」https://twitter.com/attsu_of_death/status/1685121412984692736
Shameさん「2マンやります♪ 2023.9.17(日) 新宿SAMURAI tsubaki superior NEW ALBUM「絶対女王」発売記念 「絶対レイブNIGHT」 「絶対女王」VS Ravecraft open18:30 / start19:00 adv¥3,800 / door¥4,300 [ +要1D ] 詳細はこちら↓ https://t.co/azx813mH7B https://t.co/RYQrnFHS4Z」https://twitter.com/shamecraft/status/1680499089002180609
Shameさん「hide with Spread BeaverのTOKYO公演、豊洲PITに行かせて頂きました。一言で言い表せませんが、本当に鳥肌立ちまくりで素晴らしかったです♪時はあっという間に過ぎていくけれど、変わらない想いに胸が熱くなりました。感動をありがとうございました! https://t.co/ff2hVGAWLb」https://twitter.com/shamecraft/status/1684792794353901569
あやみ@フラジールセル🍄さん「◆LINE公式 https://t.co/WqyegCPyaz~ ◆YouTube https://t.co/PpvYwYzG23 ◆インスタ https://t.co/ckrEGdLspb ◆ホームページ https://t.co/9cTnHs4VdM https://t.co/R1ZwidQCu3 🍄2023年M3秋「フラジールセル」 🍄7月7日Re:7th-MOON新譜 https://t.co/4RdIkqxQCL」https://twitter.com/sleepxnz/status/1681894313708621824
あやみ@フラジールセル🍄さん「これは編集済みの配信動画だけど、去年の8月11日のライブの準備をここから始めてた!(6月に一度リハした為) ちょい変わりましたがセッティング図↓(お店のミキサーの前に手持ちのアナログミキサーを挟んで、まとめやすさとケーブルの本数や長さを軽量化した) https://t.co/gNxGCCS2QM https://t.co/QCS7FJPNSB」https://twitter.com/sleepxnz/status/1685157546074730497
叫/SADAYAさん「こんな素晴らしいイベントで復活出来るとは幸せ😀」https://twitter.com/NaughtyPlayboyz/status/1685124143279390720
叫/SADAYAさん「【HEAVY MEAT FORCE2 肉屋が来りてジャパメタル】 2023年11月25日.26日 at 札幌CubeGarden チケット:TiGET先行予約 https://t.co/EOAo2VoAeN 25日:夜叉、HARDGEAR、BBA、レイザーラモンRGwithあるあるメタルオールスターズ 26日:SEXMACHINEGUNS、Mardelas、NoGoD、ArkRoyal、GRUDGE/CURSE https://t.co/LMqURDVdF0」https://twitter.com/NaughtyPlayboyz/status/1685123355148795905
ハルア 8月5日今治 JAM SOUNDSさん「DIR EN GREY / GARDEN ディルで1番好きな曲、これか「304号室、白死の桜」かな🤔… https://t.co/EZ82PXXFsN」https://twitter.com/HARUAXXLLLLA/status/1684880789354516480
CAOS AxDさん「来週土曜日は今治ジャムサウンズでソロライブだ❗ ワシはトップで早い時間からやるぜ😃 100%のライブやるので愛媛の皆様お見逃しなく✨ 待ってるぜ☀️ https://t.co/zEKULSULvm」https://twitter.com/zeron0000/status/1684696627263725569
宮脇 JOE 知史さん「RIDER CHIPS めんそーれ!打上げ!沖縄旅行 !〜LIVEつき〜開催決定! ��湾旅行振りのファン旅行! 行き先は沖縄!! BBQパーティー、お部屋訪問、LIVE、打ち上げパーティー、沖縄観光などなど 詳しい内容、受付は下記URLからお願いいたします ▶︎▶︎https://t.co/lzxQqCYpmw」https://twitter.com/JOE_44magnum/status/1685154307753295872
宮脇 JOE 知史さん「RIDER CHIPS HALLOWEEN LIVE TOUR 2023年10月30日(月) 大阪 ROCKTOWN 開場:18:00/開演:18:30 2023年10月31日(火) 名古屋 E.L.L. 開場:18:00/開演:18:30 2023年11月7日(火) 東京 下北沢シャングリラ 開場:18:00/開演:18:30 お問合せ ネクストロード 03-5114-7444」https://twitter.com/JOE_44magnum/status/1685151499494862848
SEXX GEORGEさん「大阪梅田ポテトキッド ありがとうございました😊 マスター、ご馳走様でした! よし 名古屋ROLLING MAN 行くぞ!! https://t.co/glrs0TeUVB」https://twitter.com/abikoshinonkai/status/1685142877222137856
三国ヶ丘FUZZ(ファズ)さん「本日の入場順は ①店頭予約 ②プレイガイド となります。 どちらにも整理番号の扱いがないため、開場時間に到着された方から①→②の順でご案内いたします。 また、開場後の受付を潤滑に進めるため 16:30よりFUZZにて店頭予約・当日券購入の方へ向けて料金のお支払い、チケット引き換えを行います。」https://twitter.com/mikunigaokafuzz/status/1685126418211233792
INA☆hide with Spread Beaver再起動中さん「浅井さん〜ありがとうございました😊」https://twitter.com/area014/status/1685081639079288832
VISUAL SOLO SUMMITさん「【Tour情報解禁】 全公演無料! DAVID/GE+IM/MEME Triangle Tour 2023 「VISUAL SOLO SUMMIT」 9/2(土)浦和Narciss 9/15(金)HOLIDAY NEXT NAGOYA 9/16(土)静岡Sunash 9/26(火)SHIBUYA REX 「VISUAL SOLO SUMMIT」総合Twitter開設! https://t.co/Hp23K4dUU7 是非フォローお願い致します。 https://t.co/KMowem4eKl」https://twitter.com/VSS_2023/status/1678343321729769474
VISUAL SOLO SUMMITさん「日本武道館前フライヤー配りの様子 https://t.co/bUnL6qZTXT」https://twitter.com/VSS_2023/status/1683829017194156033
あいちゃんさん「いよいよ本日!JET PEPPER TOWERとCODEDでも少し弾かせてもらいます。 よろしくお願いいたします!」https://twitter.com/AIchan00000000/status/1685147902178729984
ヒロセ地獄絵7/29名古屋ですさん「全部見どころしかないライブday。 有給取れなかったみなさん。 仮病か法事の筋書きの準備は済みましたか? 経験上、従業員の言い訳ランキング1位は「親族が危篤」です。 そして次の日には山を越えて元気に回復します。 んなアホな!笑」https://twitter.com/hakase_death/status/1684760610993831936
MEMEさん「本日18時より開始❗️ 宜しくお願い致します❗️ https://t.co/NKReZx8aED」https://twitter.com/ME_MEofficial/status/1684089209299283968
JROCK'N'ROLLさん「Below the MV of "INTIFADA 2004" The animation shows the USA president Bush and Al-Qaeda leader bin Laden fighting. And some other familar faces can be spotted. KLACK's band name comes from the "clack" which is sound of pressing a switch. The chorus repeats "Press the switch!"」https://twitter.com/JROCKNROLL_/status/1684912924567945216
LM.C officialさん「【本日の公演】 maya BIRTHDAY LIVE 2023 「Checkmate」 会場:渋谷duo MUSIC EXCHANGE 7月29日(土) open 17:00 / start 17:30 ◉当日券受付中❗️ ◉ Team☆LM.C会員限定お出迎えイベント16:00〜 ◉グッズ販売14:30開始予定 ◉終演後グッズ購入特典イベントあり🎁 詳細👇 https://t.co/42nJdl0C7z https://t.co/1OyzT2YC3A」https://twitter.com/LMC_staff/status/1685142664419987456
貘/bakuさん「朝から二回戦❤️すんごい激しかった❤️ ちょっとやりすぎて足を負傷したので今日はジャンプできません。 俺の代わりに沢山暴れ散らかしてください 🥊🥊🥊 https://t.co/nc4rXnjfsy」https://twitter.com/Ayakashibaku/status/1685082715295830016
mitsu / 2024年7月27日(土)リキッドルーム9周年ワンマンさん「ついに本日から東名阪3マン三角絞めスタートです! まずは初日大阪MUSE!大好きな箱❤️🔥 ライブは無料で誰でも参加できるから仕事後、予定飛んだ子、行く気なかった子、今からでも大歓迎✊ その為にもこのツイート見たみんなこれ拡散してくれたら俺たちみんな喜ぶからよろしく〜✌️🐶🐺🦖🐹🐱🦅 #三角絞め… https://t.co/JbG2ekOHcE」https://twitter.com/neu_mitsu/status/1684767390423527424
ACID ANDROIDさん「PRE-ADD/PRE-SAVE FOR “pale fire” TO BE RELEASED ON JULY 21 (FRI) STARTS TODAY. https://t.co/lzNUEtShQr https://t.co/IrZRZqxna0」https://twitter.com/_acidandroid_/status/1684775687528308737
ACID ANDROIDさん「[OTHER]OFFICIAL GOODS:AC ADAPTER pale fire 4,500YEN https://t.co/dYLVbHE2AF」https://twitter.com/_acidandroid_/status/1684775688627462145
HISASHIさん「GLAY DAY✨」https://twitter.com/HISASHI_/status/1684779111435378688
ワタナベキヨミ/antzさん「本当に申し訳なくまた残念に思っています。あと遠征予定の方々の事も考えると言葉が見つかりません。ただ誰よりも高松君が一番心を痛めていると思うので暖かく見守ってもらえると嬉しいです。」https://twitter.com/deathmarch69/status/1684747301590573056
ぶいにゃす😺🎀🍓11月26日(日)池袋BlackHole イベント開催決定さん「こんにちにゃ〜ん🍓 今日はX JAPANの8年ぶりの新曲「Angel」がリリースされたのでギターを弾いてみたにゃん🎸 めちゃ素敵な曲で全パートが入ってくる部分がすごくカッコいいにゃん✨👼 #XJAPAN #Angel https://t.co/yjH4CsHLxd」https://twitter.com/buinyasu/status/1684784471487414272
高松浩史さん「楽しみにしてくれていたみなさん、遠征予定だったみなさん、ライブが出来なくなってしまって申し訳ございません。大事なツアーファイナル、悔しい気持ちでいっぱいです。今はしっかり休ませていただきます!」https://twitter.com/Takamatsu1623/status/1684809031276511232
酒井洋明さん「12」https://twitter.com/hsakai12012/status/1684809016449581056
MIYAVI PROMOTERさん「【Media-TV】 8月4日(金)放送の『ミュージックステーション』夏の3時間半スペシャルに、THE LAST ROCKSTARSの出演が決定📺👀‼️ 📺 https://t.co/RgObkz2MF2 @LAST_ROCKSTARS @YoshikiOfficial @HydeOfficial_ @SUGIZOfanclub @MIYAVI_OFFICIAL #THELASTROCKSTARS👀🔥 https://t.co/VgJr8cbJr2」https://twitter.com/MIYAVI_PRESS/status/1684869062424473600
Chanty officialさん「https://t.co/6B3BnVvVHa」https://twitter.com/chanty_news/status/1684876094355517440
SHOU ALICE NINE.さん「#SHIN QUATTROワンマンにお邪魔してきました。 真っ直ぐな瞳と歌で、ファンの皆さんをガシガシ引っ張っていく姿を見て これからの未来が更に楽しみになりました ソロでの初Zeppワンマンおめでとう🎉 新アー写 実は俺も一緒に選びました👍️ かっこいい🌹 https://t.co/c7KSRhjlAQ」https://twitter.com/SW_A9/status/1684890722179387392
ぶいにゃす😺🎀🍓11月26日(日)池袋BlackHole イベント開催決定さん「ぶいにゃす&やみにゃす 1stイベント「にゃんにゃにゃ〜ん」 2023年11月26日(日) 会場:池袋BlackHole OPEN 15:00 START 15:30 ADV ¥1,200- DAY ¥1,500- (D代別) 出演: ぶいにゃす&やみにゃす MC: LANA-ラナ-(ミスイ) ※ミニライブ、ゲーム、撮影会を予定 https://t.co/wFYoe0e1MY」https://twitter.com/buinyasu/status/1684896561787203585
SHINさん「2023.7.28 6周年 最高の日でした 沢山くじけましたが この道を選んでよかった ライブに来てくれた皆 思ってくれた皆 全部にありがとう 一緒にZEPP越えましょう どこまでもSHINの音楽が響きわたりますように https://t.co/iXi0SqTiX8」https://twitter.com/SHIN_20161224/status/1684911417156341761
【公式】ベル オフィシャルさん「🔔 2023.7.31 発売 🔔 ◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◥ ベル ラストフルアルバム 『 #哀愁ロマンチカ 』 全曲試聴解禁 ◣___________◢ 💿ベル 全国流通3rdフルアルバム 『 哀愁ロマンチカ 』 2023年07月31日(月)発売 (品���) S.D.R-372… https://t.co/iCMucs084m」https://twitter.com/belle__official/status/1684886937663082496
ベル ハロさん「ファンの方からも後押しして頂いたので勇気出してリプライ送らせていただきます…! ハセストで函館牛乳も買えました! @TE_RUR_ET」https://twitter.com/belle_haro/status/1684892355676270593
shota / Chanty 9/9CLUB CITTA'ワンマン!さん「当たり前ではない環境に感謝します。 8/4テレビデビュー決まりました。 世界中へ響いてくれChantyのカッコよさ。 世界中へ響いてくれpiranha。 ありがとうございます!お楽しみに!」https://twitter.com/chanty_shota/status/1684927925769191425
芥 Chantyさん「ピラニアさん。水面に映る月を想像してたらギターフレーズができました。 本当は一緒に泳ぎたいだけなのに愛しさあまって無自覚に傷つけてしまっているのなら切ないなぁと妄想してたら歌詞ができました。早く直接届けたいです。」https://twitter.com/chanty_akuta/status/1684928746363801600
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七夕の奇跡、まさに俺らは現代の織姫と彦星。1年に1度の御本家と較べてもまあ、2ヶ月から3ヶ月に1度のペースでの逢瀬ってのは傍から言わせるとロマンに欠けるかもしれない。それでも俺たちにとっては実に耐え難い日々なんだ。最後の逢瀬からまた次の日までカウントを始めて、近くなれば電話越しでも興奮が伝わるほどに御前は指折り数えて今日を待ち侘びていた。
おもてなしをしてもらった4月、次は俺がおもてなしをする7月。4月よりも前の逢瀬から俺も実はずっと北斗へのおもてなしのプランを練っていて、4月のおもてなしを迎えてから一層あいつを喜ばせたい気持ちは高まった。ダチすら泊めたことのない自宅に初めて泊める相手は恋人だった、なんて誇らしい初めてなんだろう。でも自宅なんて質素なプランじゃなくて本当なら大きなテーマパークやら綺麗なホテルやらに泊めてやりたかったけど俺の私生活ががらりと変わって途方に暮れてた頃、自分がおもてなしをされる側だってのに逢いに来てくれるその強かさに俺は凄く救われたんだ。ありがとう。
お願いされていた通り、手料理を振る舞うための仕込みを済ませ言われた通りの待ち合わせ時間まで余裕をもって過ごそうと思っていたのに、破天荒な御前と来たら言った時間よりも2時間近く早く待ち合わせ場所に着いたとか言って俺も慌てて家��出た。迷うことないからすぐ迎えるよって何度も教えたのにほんとに、よっぽど俺に逢いたくて急いだんだろうなって思うことにしたよ。俺も早く逢いたかった、見慣れた街並みが御前で彩られる事が楽しみで仕方なかった。20数年見てきた街を愛おしい人と歩けた景色は生涯脳裏に焼き付いて消えないだろう。とは言えすっかり見慣れたその立ち姿に俺は迷うことなく突撃した、途端に目尻を細めて笑うその顔がずっと見たかった。いらっしゃい、俺の街へ。
慣れてる土地を優雅に案内しようにも相変わらず何も無い場所だからちょっとかっこつかずにウロウロ歩いてたけど、クソ暑いこの土地でも御前は相変わらず笑顔で暑さで不機嫌になる素振りもなく一緒に歩いてくれたね。仕事場に連れていけて、いつもの仕事を身を持って体験してくれて緊張もあったけど俺はこの瞬間を糧にこの先もこの仕事場で頑張れる気がした。世界一可愛くしてしまったよ、今回ばかりは。
今夜振る舞う料理の為の皿を選んで自宅に帰る。「ちょっと家の中綺麗かチェックしてから入ってもらうから待ってて」なんて適当に嘘をついて部屋の電気を付けて部屋をよく見えるようにしてから俺の自室に荷物を置いてきて、と扉を開けさせた。初めて見るであろう部屋に普段からあるわけではなさそうなその飾り付けを見て北斗は一瞬フリーズした。レールに引っ掛けたハッピーバースデーの幕、そしてソファに飾られた大振りの数字風船、散らばるシルバーの風船に黒薔薇で作られたクマの飾り物。それが自分に向けての飾りだと気付いた御前はやっぱり想像以上のリアクションをしてくれて、興奮気味にプレゼントに気付いて開けてくれたね。中身はまあ、恥ずかしながら低予算のおふざけアイテムだったけど。
俺の愛犬と戯れて、一緒にYouTubeを観て少しのんびり過ごしたら腹が減ってきたから飯を作った。朝仕込んだハンバーグに、夜のうちに揉みこんだ唐揚げ、どっちも御前のリクエスト。そこまで作り慣れない俺は美味しいかな?と不安になりながらも作り上げた。思ったよりもボリューミーになった夜ご飯にも関わらず北斗は満腹の仕草を見せることなくぺろりと完食してしまった。
この家は居心地が良いと言ってソファでだらけながら手を繋いだ、当たり前に過ごしてる自宅での時間はなんかむず痒かった。風呂を済ませて宿泊用に広げたソファベッドでうたた寝する北斗がちゃんと俺の部屋で寛げているんだと感じて安心した。デザートのワインゼリーを食してからアルコールを嗜んで配信をしていたけど2人して眠たさと闘ってたね、そして暑いけどくっついてたい御前は俺にじわじわとくっついて来ては逃げられてたね。
辛うじて眠気に打ち勝って迎えた0時の瞬間、おめでとうに溢れる中俺はトイレに行くと飛んで部屋を出て行った。0時まで我慢していたのだろうと見せかけてちゃっかりトイレをしてから紙袋を持って戻る。ハッピーバースデーの歌を歌いながら戻ってくれば御前は目を丸くさせながら「え!まだあるの?!」と声を弾ませた。
そう、あのふざけた1個目のプレゼントはダミーに過ぎなかった。とんでもなくちゃっちいものを渡して幻滅されるかどうかのすれすれながらもこの瞬間を迎えられて心底安心した。プレゼントはもう3ヶ月も前から用意してた北斗に似合いそうな洋服。服を広げた御前はどの瞬間よりもテンションが高く、めちゃくちゃ好みに刺さったらしく目の前でなんの惜しげも無く寝間着を脱いで試着したね。見立て通り北斗のために作られたのかと思うほどよく似合う服を纏った御前は嬉しそうに明日はこれを着る!と張り切ってたね。すかさず送った動画を残して席を外したら、戻ってきて泣いてる御前を見て思わず笑った。動画を見て泣いたと話し、幸せな誕生日だと語る御前は二度も涙がぶり返してたね。誰よりも感性が豊かですぐ顔に出る、俺の本当に大好きな御前の一面。あのふざけたプレゼントにさえも貰えるだけで嬉しいと混じりっけない本音で笑える北斗が、幸せ過ぎて泣いてしまうほど純粋な北斗が大好きで仕方ない。おめでとうと3ヶ月分の逢いたいが溶け合って弾けた夜。
7時30分のアラームで目を覚ます、隣でまだぐっすり眠る姿を確認してから静かに台所へ向かう。2人分の朝食を用意して自室に戻ればまだすやすや眠る無邪気な寝顔、白いシーツに包まれた御前は本当にお姫様みたいでずっと眺めたかった。寝ぼけ眼で見つめる北斗に口付けを落とせばふにゃりと笑う、甘酸っぱく愛おしい朝。
早めに済ませた朝支度、ごっこ遊びを混じえてはしゃぎながら髪を整える。2人で過ごした初めての時間もまた、自宅でぼんやりと過ごす瞬間でさえも俺を幸せな思い出で満たすだろう。愛犬にまたねと別れを告げて自宅を後にした。今日のスケジュールはつめつめだ。プレゼントした洋服に合う靴やらインナーを探し求めて街へ繰り出す、トータルコーデをして大満足な俺は世界一可愛い北斗と盛れるプリクラを撮った。予約したランチのお店は俺も初めてながらにめちゃくちゃ好みの内装で、飯も美味くて終始感動してた。腹も満たされた頃、急に店内の灯りが消されてハッピーバースデーの曲が流れる。俺も思わず御前とキョロキョロしながらも、ちゃんと予定してたサプライズだと確信した俺は北斗にウン度目のおめでとうを伝えた。周りの客にも祝われて感動でまた泣きそうなのを堪える御前を見て北斗を超えるサプライズのしがいがある人間は居ないなと更に確信したよ。お揃いで北斗が選んだブレスを買い与えると大はしゃぎで腕を見せびらかして写真を撮って、今日生まれてきたのかなってくらい何でも喜ぶ天使みたいな御前に俺も夢中だった。スタバを嗜みながら次の目的地のために俺らは電車に乗った。座れぬ満員電車の中、御前はよろよろしながらも外の景色に子どもみたいに目を輝かせながらはしゃいでた。俺はすっかり見慣れてるものだけど初めて見る人間からすると凄いのかな?それでも御前は世界一リアクションの良い人間だと思うよ、ほんとに。
少し長めに電車に揺られて着いた場所は内風呂温泉のついた旅館。一緒に風呂に入ることもお願い事の一つでもあり念願でもあったらしい、人と風呂に入るのが苦手な俺はどのホテルでも断ってたけど今回ばかりはせっかく温泉に来たんだしの気持ちで入ることにした。遅めにした夕飯は想像以上にボリュームがあって、2人で気まずそうに目を合わせながら食ってたね。連日食いまくりで空腹ってどんな感覚だっけ?ってくらい常に腹は満たされてたからあれは本当に申し訳ないことをしたなと思った。それでもめちゃくちゃ美味しかったよね、何でも美味しいと言って笑う御前を見てるだけで俺も幸せだった。
部屋に戻って一休みしてからじんわりと暑い外で2人で花火をした。花火がしけっていたのか俺らが下手くそなのか分からないけど上手く火は付かないしロウソクの火さえ消えるしで花火を静かに楽しむことなく爆笑して終わったね、思えばほぼ座ってたけど。
先に温泉に入って窓越しにベッドから話しかける御前に来ないの?と言えば食い気味に「良いの?」と返してくる、物凄いスピードで服を脱いで洗って湯船に入ってくる御前を見て本当に一緒に入りたかったんだなと嬉しさが滲み出ている顔を見て思わず笑った。1度入ればちょっと慣れも出て朝も一緒に入ったね。
また眠気に負けてソッコーで寝る、寝心地の良いベッドで朝までぐっすり寝てたけど安定にアラーム前に目を覚ます。起きた、と言葉の代わりにスマホを弄るその腕に触れれば俺の腕に潜り込んできて静かに泣き出す。まだ朝だって言うのに北斗ときたら帰ることを考えて泣けて来たらしい、本当に泣き虫な奴。すんすんと泣き続ける御前の頭やら頬やら撫でて、泣き止む頃に朝食の前に温泉に入ろうと誘って入る。朝焼けに照らされた朝風呂はめちゃくちゃ気持ちよかったね。
ちょっと元気になった北斗を連れて朝食会場へ行く。用意された郷土料理を教えてあげて一緒に食べて、俺のコップにだけ虫が入る不憫を安定に発動させて満腹になったら部屋に戻る。照りつける太陽の下を歩きたくて一緒に散歩に出た、なんにも無い森と田んぼだらけの土地を歩くのが珍しい御前は夢中でカメラを向けてたね。そんな人が珍しくて俺も思わず動画を撮ったけど、俺が居るからって理由だけでこんなところにまで足を運んでくれる北斗をこの先もずっと大事にしていたいなって強く感じたんだ。
限界まで2人きりの時間を楽しんで、空港に降り立つ。荷物を預けてから暑さの中無言になりながらもコンビニでアイスを買い求めた。秒で溶ける炎天下に似合わぬリッチなアイスを食べて、隣の小洒落たカフェで軽食にする。もう長いこと空腹の感覚に陥ってない、それでも何かしら時間になれば食べ続けてるもんだからしばらくはお互い胃の時間感覚もバグりそうだよね。なんて思いながら頼んだパフェは馬鹿みたいにデカかった。なのにぺろっと食った。人間の神秘、田中の神秘。
空港までの帰り道は次の逢瀬の話をしながら、行きはあんなにしんどかったのに楽しい話をしていたら一瞬なのはまじなんだね。行ったことのない土地、行き慣れた土地、どこにせよ御前に逢うという事が最大の目的だからこそどこで逢おうか悩む、何をしようか悩む。だけど逢う度に飽きるどころか次が待ち遠しくなって、落ち着いた関係になるどころかどんどん好きになる。こういうところが好きなんだよな、と目で見て肌で感じて愛を実感するからこそなんだろうね。
自由な俺とすぐ迷子の子どもみたいにキョロキョロする御前、お土産を買った時だって割と近くに居るのにすぐ俺を探してキョロキョロする、泣くほどではないけど泣き出しそうな不安顔で俺を探すとこを見て実は愛おしさを覚えてたよ。ほんとに何をしても可愛い北斗、今までほっといてきた色んな人間にありがとなって言いたいくらい俺の隣に居てくれることに感動と感謝を抱いてる。何よりも俺を選んでくれてありがとう、北斗。
朝あんだけ泣いてもやっぱり涙が溢れてくる、3秒で泣ける俳優なのかってくらい次見た時には瞳いっぱいに涙を滲ませて眉を顰めてる。おかしくて笑いながらも涙が止まらない御前の頭を撫でる。
「またすぐ逢えるもんね、行くだけだもんね。また帰れるもんね。」色んな言葉で自分を奮い立たせて搭乗ゲートへ向かう御前、そうだよまたすぐ逢えるよ。すぐ帰っておいでね。俺はいつでも御前の帰る場所だからね。たくさんの言葉を込めて手を振る、何度も振り向いて手を振り返す御前が見えなくなるまで。
北斗と出逢えた去年の七夕、こだまする哀しみの声を断ち切って掴めた幸せ。去年の今頃は誕生日だったなんて知りもせずに話してた、初めて迎える誕生日を同じ空間で過ごせて俺も最高に幸せだったよ。人生で1番幸せな誕生日だったと語る御前を見てこの先ももっと、その1番を更新してやりたいって思ったんだ。もう来月は付き合って1年が経つのかと驚きが隠せない、こんなに好きに溢れて迎える1年なんてあっても良いのかってくらい北斗のことが好きだから。
次はどこへ行こうか、何をしようか。予定なんてみっちり立てなくたってただ同じ空間で北斗と過ごせるだけで俺は幸せなんだ。多分御前も同じなんだろうけど。
誕生日おめでとう、生まれて来てくれてありがとう。
たくさんの喜びと幸せと初めてを俺に味あわせてくれてありがとう。これからも一緒に歳を重ねていこうね。
大好きだよ北斗。
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木村拓哉のSMAP裏切りは本当か?中居正広、草なぎ剛との深刻な不仲説
芸能 2022.12.27(火) 18:22
木村拓哉のSMAP裏切りは本当か?中居正広、草なぎ剛との深刻な不仲説
木村拓哉のSMAP裏切りは本当か?中居正広、草なぎ剛との深刻な不仲説 全 1 枚 拡大写真
木村拓哉のSMAP裏切りは本当か?中居正広、草なぎ剛との深刻な不仲説
木村拓哉のSMAP裏切りの真相!突然の寝返りは画策されていた?
木村拓哉は、2016年1月に勃発したSMAP解散騒動から、すっかり”裏切り者”のイメージです。メリー喜多川との対立によって、ジャニーズ事務所を追い出された元マネージャーは、SMAP育ての親。目算していたSMAPを引き連れての独立は、木村拓哉がジャニーズ残留の意志を動かさなかったために、とん挫してしまいました。かたや、元マネージャーに賛同した他のメンバー4人は造反組扱い。義理堅い男を通した木村拓哉の言い分は、至極まっとうに聞こえました。
ところが、SMAP全員での移籍は、弁護士を交えて着々と進んでいたという噂。木村拓哉は、2015年12月末になって、突然寝返ったといいます。SMAPメンバーの誰よりもメリー喜多川と懇意で、1人だけ報酬も格別だったといわれる木村拓哉。元マネージャーのクーデターをとん挫させるために、”直前の寝返りが最も有効”と画策していたのなら、確かに裏切り者です。直前に意志撤回しなければならないほどの事情が生じたのだとしても、”正義感溢れるアウトロー・キムタク”のイメージ崩壊は避けられないでしょう。
木村拓哉と中居正広は不仲?仲良し?草なぎ剛と香取慎吾のキムタク不信
木村拓哉と中居正広の間には、以前から不仲説と、仲良し説が交錯していました。2人は、同じ高校出身の同級生であり、1988年のSMAP結成時から苦楽を共にした仲。時には殴り合いの喧嘩をしたり、口をきかなくなったりすることもあったそうです。ただ、中居正広が木村拓哉の娘の誕生祝いを送ったり、木村拓哉が中居正広の怪我をさりげなく気遣う場面もあったりと、近年も絆は切れていなかった模様。
2016年1月の謝罪会見後、中居正広がメンバーに「(木村拓哉と)口をきくな」と声を荒げたそうですが、近い存在だからこそ、余計に腹立たしかったのでしょう。会見では、同じく不仲・仲良しの両説が囁かれ続けて来た草なぎ剛が、「木村君のおかげで、メリー喜多川副社長に謝る機会を得られた」と語っていたのが印象的でした。
「15年前から僕たちは壊れていた」と草なぎ剛と、香取慎吾が言ったと報じられていますが、15年前といえば、木村拓哉の電撃結婚。木村拓哉とメリー喜多川の関係に不信感を持つようになった上に、会見での文言も強いられていたとしたら、仲を修復するのは難しそうです。
木村拓哉の大ヒットドラマ一覧!高級愛車遍歴はやっぱりカッコイイ!
木村拓哉の大ヒットドラマ一覧!ロンバケ、HERO……キムタクブームは社会現象だった!
木村拓哉人気の導火線に火を灯したのは、1993年のドラマ「あすなろ白書」。黒縁メガネの非モテ男子の役どころではありましたが、一途な性格が、ファンのハートをわし掴みします。それが人気上昇の一端となり、1996年の初主演ドラマ「ロングバケーション」では、驚異の瞬間最高視聴率40%を記録。ドラマが放送される月曜は、街からOLが消え、主人公・瀬名にあやかってピアノを習い始める男性が増えるといった「ロンバケ現象」なる社会現象をもたらしています。
2000年の「Beautiful Life」では、木村拓哉演じる美容師・柊二と、常盤貴子演じる足の不自由な杏子との切ない恋が、日本中を泣かせました。その翌年の月9枠では、2007年の劇場版、2014年の2期ドラマと、ロングランヒットとなった「HERO」が放送開始。
実際の司法試験受験者が増加するほど、木村拓哉演じる久利生公平の影響力は増大でした。「何を演じてもキムタク」と揶揄されることはありましたが、その”キムタク”がウケていたに違いありません。何より、40歳を超えて少々老けても、”キムタク”でいられる若々しい感性には素晴らしいものがあります。
木村拓哉の高級愛車遍歴!キムタクが乗ると何でもカッコよく見える!?
木村拓哉、キムタクを語る上で欠かせないのが、カッコよすぎる愛車遍歴。2011年にスピード違反取り締まりを受けた時に乗っていたとされる、「シボレーアストロ」をはじめ、サーフィンに出かける時に使用する「トヨタ・セコイア」、超大型SUV「ハマー・H2」など、木村拓哉の愛車遍歴には、オシャレ人ならではのセンスが光ります。どれも車体価格は1000万円未満ですが、こだわりをもって追加投資しているに違いありません。
工藤静香と兼用で、子供の送迎に使用している「ベンツGクラス・ゲレンデ」は、1000万円以上の高級SUV車。四輪駆動車だけではなく、1億円弱は必至の「サリーン・S7」、2000万円強の「フォードGT」といった、乙な高級スポーツカーも所有しているといいます。
木村拓哉の財力にも目を見張るものがありますが、さりげなく醸し出す”こなれ感”はいつでも憧れの的。木村拓哉がCM出演する、某社の庶民派タウンカーさえ、オシャレな車に見えてくるから不思議です。
木村拓哉は裏切り者イメージでドラマオファー激減!?SMAP解散は誰が悪い?
木村拓哉に裏切り者のイメージが定着しつつあった中、2016年8月のSMAP年内解散発表で、その色は、より濃くなってしまいました。木村拓哉以外の4人のメンバーは、SMAP解散後もジャニーズ事務所に残留するようですが、1月に明るみに出たクーデターによって、かなりのペナルティが課せられているという噂があります。メリー喜多川の庇護下にある木村拓哉は安泰かというと、そうでもありません。
”月9の帝王”と呼ばれた1990年代後半から2000年代初頭にかけて、常に「抱��れたいオトコNO.1」だった木村拓哉。最近では、「”キムタク”であることが鼻に突く」という声もあり、「嫌いなジャニーズNO.1」に定着しつつあります。1月の騒動、今回の解散発表を受けて、さらに事態は深刻化。来年1月に決定している主演ドラマのヒロイン候補が、総拒否しているという噂まであります。
このままドラマや映画のオファーがなくなった場合、木村拓哉だけではなく、ジャニーズ事務所にも何の得もありません。繰り返された話し合いの末、解散を言い出したのは、”キムタク&ジャニー喜多川アレルギー”が最も深刻だった香取慎吾だったそうです。
しかし、香取慎吾は木村拓哉に貰った財布を、25年以上も使い続けていたといいますから、心底憎んでいたわけではないでしょう。SMAPは、1988年の結成から、3年間もCDデビューできない期間がありました。ブレイクしたかと思えば、結成当初のメンバー・森且行の脱退し、さらに稲垣吾郎、草なぎ剛の不祥事を乗り越えてきた経緯もあります。
2003年に発売され、200万枚を超えるロングヒットとなった「世界に一つだけの花」は、今や国民的唱歌のように親しまれてもいます。葛藤しながらも貼り続けて来たSMAPが、華々しい25周年を迎えられなかった理由。一番に挙げられるのは、”タレント同士の軋轢を生む扱い”であることは明白です。
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《takehanamaru》
naname
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各地句会報
花鳥誌 令和5年11月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年8月3日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
思ひ出はねぶた祭りの鈴の音 由季子 居合はずも気配感じて墓参り さとみ 小さき手の祈る姿や原爆忌 都 新刊にしをりはさみし今朝の秋 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月5日 零の会 坊城俊樹選 特選句
夏蝶の影夏蝶の見当たらず 和子 夏帽を墓誌にぱさりと一礼す 小鳥 炎帝の甘い息なり草いきれ 和子 ビルとなく夏草となく墓となく 千種 墓参直方体の石たちへ 緋路 刻む名のなき墓石の灼けてあり 和子 十字架の寝墓を埋めし夏の草 美紀 空蟬を俯きにして走り根に 要 炎天にかつて士族は墓じまひ いづみ
岡田順子選 特選句
睡蓮の影睡蓮の葉に揺るる 緋路 利通の墓へ鋼の夏日かな 俊樹 墓参直方体の石たちへ 緋路 葬列の中のたじろぐ黒日傘 三郎 あふひ句碑墓域にありて百日紅 佑天 奔放で供花ともならず猫じやらし 荘吉 青山の水に肥りし金魚かな 美紀 夏草に陋屋のごと耶蘇眠る はるか 立ち枯れの草より薄き八月の蝶 和子 イザベラの墓へ絵日傘高く上げ 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月5日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
金灯籠灯の曼陀羅をよへほ節 美穂 盆灯籠十万億土超ゆ君へ 久美子 流燈の火の川となり闇に浮く 孝子 流灯の破線となりて彼の世へと 睦子 行く夏や波に消えゆく砂の山 修二 家紋古る釣灯籠に代々の火を 久美子 黒髪に戴く山鹿灯籠かな たかし シヤンデリア墜ちてはじまる夏舞台 睦子 縁日やうすものの母追ひ越さず かおり ダリア立つ背に御仏のおはす如 勝利 炎帝を睨み返せし不動尊 かおり 戦争を知る人とゐて沙羅の花 朝子 恋に堕つ日々はまぼろし星月夜 美穂 風天忌しがらみ捨てて西東 修二 思ひの外長く連れ添ひ夕端居 光子 あの雲の八月六日兄の背に 朝子 河童忌やセピア色なる供華の水 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月7日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
九頭竜に天蓋として秋の空 かづを 饒舌を寡黙にしたる猛暑かな 同 老い包む羅にある粋を着て 同 絽の喪服広げて暫し母偲ぶ 笑 海上を照らし消えゆく花火舟 同 羅に心の綾は隠し得ず 雪 絽の美人正面見すゑ瞬かず 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月8日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
鳳仙花記念写真のまた増えて 裕子 秋薔薇キリスト葬は花のみに 令子 図書館の絵本を借りて秋の朝 実加 秋初め装丁だけで選ぶ本 登美子 褪せ果つるトーテムポール夏の月 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月8日 萩花鳥会
広島の原爆殘害眼前に 祐子 盆提灯座敷一変かの浄土 健雄 ひぐらしがよう帰ったと里日暮れ 俊文 七夕や家族揃うてバーベキュー ゆかり 庭野菜取りたて供ふ盆支度 恒雄 ひと日生く古稀の我また花木槿 美惠子
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令和5年8月9日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
化粧水嫁にねだりて生身魂 すみ子 立葵老女の夢は咲きのぼる 悦子 棚経を待つ朝よりの野良着脱ぎ 美智子 水脈長く長くや土用蜆舟 都 縁台の仰臥は浮遊天の川 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
烈日の寺の甍や蟬時雨 亜栄子 白粉のゆふぐれ匂ふ句碑明かり 文英 達者なる日を百歳の生身魂 同 好物に笑顔は童生身魂 恭子 小湾の潮香満ち足る島の秋 多美女 ビートルズ聴きつうたたね生身魂 亜栄子 草々に水やり終へて今朝の秋 恭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月14日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
打水に乾きし土の匂ひして 迪子 蜩の声に憶ふは奥貴船 貴薫 新涼や虚子文学碑なぞり読む 怜 蜩や今日の仕舞ひにジャズを聴く 貴薫 新涼の風運び来る水の音 三無 蜩の声に包まれ森深き 秋尚 新涼の風運びゆくミサの鐘 怜 直したる服受け取りて涼新 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月14日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
耳に残る脱穀の音終戦日 昭子 大都市の火の海と化し終戦日 みす枝 薄れゆく記憶手繰りし原爆忌 英美子 俗論をまた聞かさるる残暑かな 昭子 喜んで逃げる爺婆水鉄砲 みす枝 しみじみと肩甲骨や更衣 昭子 夫の船べりを掴みて鮑海女 同 桐一葉風の意のまま落ちにけり 英美子 どの墓も供華新しき盆の寺 信子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
火取蟲てふに一夜を果つ定め 雪 考へず居れば済むこと髪洗ふ 同 花火果て破に残りし余熱かな 真喜栄 漆黒の闇に銀漢ふりかぶり 同 百日紅又百日紅てふ団地 清女 それとなく秋を呼びゐる風の音 かづを 九頭竜の闇を沈めてゐる銀河 同 ゴジラ似の雲立ち上がる原爆忌 嘉和 地獄より来る祖もありぬ盂蘭盆会 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
啼く声の細くとぎれし法師蟬 啓子 足さばき揃ひよせ来る盆踊り 笑子 灯籠に女心の一句添へ 希子 流灯の仏慮の風に促され 同 球児等もスタンド席も灼けてゐし 和子 地図上に台風の道あるらしく 同 盆の月古城の上にまかり出る 隆司 吟行も供養の一つ盂蘭盆会 泰俊 故郷の色町とほる墓参 同 表情のはみ出してゐるサングラス 雪 頷いてばかりも居れず生身魂 同 月夜の踊り雨夜の踊り見しと文 同 何となく日向水ある日向かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
蝿叩きにも自らなる居場所 雪 頷いて居れば安泰生身魂 同 火を恋ひし火蛾の果てとはこんなもの 同 狙ひたる金魚に又も逃られし 同 音もなく傷も付けずに流れ星 みす枝 蜩の声が声呼び森震ふ 同 偕老に二本つましく牽牛花 一涓 来世又君に逢むと墓参 世詩明 夏まつり村の掟は捨て難し 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月18日 さきたま花鳥句会
鳳仙花迷路のごとき蔵の街 月惑 天高し殿堂入りの行進曲 八草 夕まずめ途切れ途切れに法師蟬 裕章 あの人に会ひたくなりし天の川 紀花 座の窪きまり南瓜のおほらかに 孝江 朝の厨一分間の終戦日 ふゆ子 夜咄やはたと団扇の風止まる とし江 炎暑寺水鉢かつぐ鬼を吸え 康子 一夜あけ光の洗ふ野分後 恵美子 尺玉の花火の弾け音弾け みのり 強風に七夕飾りもつれけり 彩香
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令和5年8月20日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
裏返り空を見詰むる秋の蟬 秋尚 校庭の空を奪ひし秋茜 経彦 大空に機関車の缶灼けゐたり 幸風 菩提樹を絡めとりたる葡萄葛 同 なびき癖各々違へねこじやらし 秋尚 山城の搦め手いづこ野路の秋 眞理子 一葉落ち青空丸く生まれたる 三無
栗林圭魚選 特選句
TARO展残暑を赤く塗り潰す 千種 おしろいの紅固く閉ぢしまま 秋尚 横山に行合の空今朝の秋 幸風 校庭の空を奪ひし秋茜 経彦 水被り残暑の石の獣めく 千種 たくさんの水飲み干して夏果てり 久 わが息の荒さをしづめ秋の蟬 千種 秋の蟬力惜しまず昼を裂き 三無 噴水の歪みもとより秋暑し 千種 妣の声聞きに葉月の恐山 経彦
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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Twitterの諸々。 コミックス発売からもうひと月で時が経つのは早いですね。お手に取って下さった方有難うございます。引き続き騒がしい面々を宜しくお願い出来たら幸いです。
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