#けやきひろばイルミネーション
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Advent 01
12月25日、水曜日。 駅の構内から外に出た途端に、安川は寒さに身を震わせた。
「12月末は、もうこんなに寒いのか」 こんなことなら、もう少し厚手のコートを着てくればよかったとぼやきながら、駅前の広場を歩く。 イルミネーションで彩られた広場は、人で賑わっている。 駅前広場では、すっかり毎年の風物詩になったクリスマスマーケットのイベントが開催されており、それが集客に繋��っているようだった。 特に広場の中心に据えられたツリーの演出が話題らしいと、安川はどこかで聞いた覚えがあった。 しかし、それよりも今の安川にとって魅力的なのは、鼻腔をくすぐる甘い葡萄とジンジャーの香りだった。 ホットワインでも一杯、飲んでいこうか。 一瞬、そんな考えが頭をよぎる。 いやいや、とそんな誘惑を振り払うと、安川は一人、賑わう広場の喧騒を離れて歩いた。 目的地である警察署は、駅からは徒歩で十数分ほどの距離のはずだ。 まさか場所、間違ってないよな。 ふと嫌な予感を覚えて、安川はコートのポケットを探った。 彼が取り出したのは、新聞記事の切り抜きだ。 切り抜きには『同僚男性の飲料に体液混入、容疑の会社員男性を現行犯逮捕』という見出しが踊っている。 続く記事の本文に記されている、警察署の名前を安川は指をなぞり、確認する。
どうやら目的地に間違いはないようだ。 安川はほっと息を吐くと、スクラップを再びポケットにねじ込んだ。
幸いというべきか、当然というべきか。 警察署内はしっかりと暖房が効いていて、安川は手のひらを擦り合わせながらしばらく冷えた体を温めていた。 受付のすぐ傍の壁には、署内の案内図が掲示されていた。 食い入るように安川がそれを眺めていると、背中から声がかかる。 「何かお困りですか?」 穏やかなトーンの男性の声だった。
振り向くと制服姿の警察官の男性が、受付から身を乗り出している。 年齢は20代後半くらいだろうか。 どうやら安川の様子を見兼ねて声をかけたようだ。
「ああ、すみません。場所が分からなくて」 「ええと、どういったご用件でしょうか?」 「留置場ってどこにあるんですか?」 「面会ですか? でしたら、3階の留置管理課で手続きをお願いします」 「分かりました、3階ですね」 安川が答えると、警察官の彼は、何かに気づいたように「あ」と声を上げた。
「すみません。面会の受付は16:00までなんですよ」 彼は、申し訳なさげに受付奥の壁に掛けられている時計を指さした。 目を向けると、既に18時を回っている。
「ああ、そうだったんですね。でも、ちょうど良かった」 安川は頬をかきながら、笑った。
「その留置管理課の受付が終わっているなら」 言葉を区切り、安川は警察官の瞳を覗き込むようにじっと見つめながら続ける。 「直接、あなた自身が、僕を留置場まで案内してもらえますか?」 「…���私自身が?」 彼は、少し困惑した表情で、瞬きをした。 「はい。あなた自身が、僕を案内してください」
ほんの少しの沈黙。 しかしすぐに立ち上がり、彼は制服の襟とネクタイを整えると、背筋を伸ばす。 そして、彼は安川に向かって敬礼した。
「はい。面会受付は既に終了しておりますので、留置場まで私自身が直接、ご案内いたします」
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あれからもう半年が経つみたいなんですけど、いまとなればあっという間な気がするなあ。さいきんもまたこそこそとお忍びデートしたりなんかしちゃってねえ。多忙なほくとさんは朝まで撮影だったにも関わらず、ちょっとでもはやく会いたいからって一睡もせずに会いにきてくれちゃうあたり、心配だけどそういうところもまた惚れ直しちゃうんだよなあ。はやおきが苦手なわたしも、そんなほくとさんのために1時間半かけて現場付近までおむかえにいっちゃうあたり、ほんとに相当惚れ込んじゃってるよね??くるの期待してなかったほくとさんだけど、ほんとにきたってうれしそうにしてた顔は忘れられないんだろうなあ。とことん定休日に振り回されたうちらは、水族館もイルミネーションも観覧車もぜんぶ予定台無しにされたの不憫すぎておもろいけどなんだかうちららしいねえ。ムードもへったくれもないところも含めてね。それでもちょっとした夜景をみたり、きれいな作品をみにいったり、わたしのいきたかったイベントになにひとつ文句言わずに付き合ってくれたり、相変わらず苦手なお酒をいっしょに付き合ってくれて酔っ払っちゃったり、食べたいものぜんぶ決めさせてくれたり、どの瞬間を思い出してもたのしくてしあわせ以外の言葉がでてこないです。あほなわたしは1日に2食ハンバーガーをたべて、寝る前にお酒とおかしたべて、そのおかげで朝きもちわるすぎておきましたが、わたしがもっかい寝るまでずっと背中さすっておきててくれたほくとさんはやっぱりスパダリだとおもいます。ほんとにあほすぎる彼女ですみませんねえ。さいきんはわたしが精神的に甘えまくってしまっていて、わたしがどんな言葉をこぼしたって、ほくとさんはいつだって誠心誠意向き合ってくれるし、わたしの表情が曇ればありったけの言葉を伝えてくれて背中をやさしく撫でてくれる、そんなすてきな彼です。いつも安心していられるのは、ほくとさんがなにもかもをつくってくれているおかげです。いつもありがとう。半年だから表立ってかいちゃいました!よろこべ貴様ァ!(かわいげなくてすまんな)
あんなにハンバーガーに胃をやられて『もうしばらくハンバーガーみたくない』って言ってたのに、次の日ハンバーガーのクッションもってるひと見かけたとき、無意識に『あれ、ディズニーにいくたびいつもほしくなるんだよねえ』って言ったら「ハンバーガーに取り憑かれてるんじゃないの?」って言われてまじで笑いました。いままで好物ちがうもの言ってたけど、わたしの大好物ハンバーガーなんじゃ?もう食べたくてお店しらべちゃってるもんね???
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2024.12.27
12/26の木曜日っていう変な日に仕事納めだったので今日から休み。年明けにあるイベントのせいで全く休みの心地がしないがとりあえず夜行バスに飛び乗った。アメリカのお土産詰め込んだらスーツケース破裂しそうになった、重い。前の席の人、倒していいですか?とは確認してくれたものの、MAXレベルでがっつり座���を倒す人ははじめてでびっくりしちゃった、ちょっとキレそうになった。太平洋側はあっけらかんとした晴天が続いていたのに、朝10時でも夕方ですか?ってくらい薄暗い地元。バスから降りた瞬間地面が濡れていて、ああそうだ私はこういう場所で生まれ育ったんだ、そりゃあ多少鬱屈でひねくれてる人間にもなるよな、と思う。雨なんて久しぶりに見たけれど、思い返せば地元で冬に晴れ間が見れる瞬間なんて本当に少なかった。思い出すのはいつも灰色の空、べちゃべちゃの雪。でも、こういう街でもそれなりに明るい人は明るいし、スクールカーストもちゃんと存在しているし、いわゆる眩しい青春みたいな日々を過ごす人もちゃんといるんだから面白いね、晴れマークのない天気予報を見ながら、それでもテレビドラマの世界はやっぱり東京で起きていることなんだと実感する。都会の粉雪にも北海道の大自然にもなりきれない、でも殺したいほどの積雪がたまにやってくるこの地元。
暗いことを書きたいわけじゃないけれど、地元に帰るといつもこうなってしまう。きっと新幹線で関東に戻った途端、ほとばしる太陽の日差しに目がくらんで、根拠もなく明るい気持ちになったりするのだろう。そんな地元でもクリスマスに好きな人と出かけてチープなイルミネーションを見たり、狭いバーでお酒を飲んで楽しんだりしていたはずで、当時はこの空間から飛び出したいと思いつつも、その場にいることが当たり前だったのに。いや、マジで暗くて天気わるすぎて笑えて来るな、こういう環境だから陰湿さが育つのって本当は仕方がないよね。この前渋谷で石川の子と飲んだとき、あれからもう一年だね、今年は無事に年を越せるのか、わんちゃん何か起きるんじゃないかって思ってる、と言われて、ああその感じ私だけじゃなかったんだ、と一人で安堵した。
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世聖様は、たくさん化身が、居ます。化身は、世聖様に、浮気をしなさいと言います。世聖様は、そんな人格と違うと言ってます。モデル世聖様が、大好きなどと言います。化身が、そんな事言ったら魔が刺す。言わないでくれ言ってるのに、押さえつけても浮気をさせると言います。時代が、違う様に、男も居なく成ります。男の浮気が社会に、必要あるのどうでも浮気がして欲しいそんな変態など言わせないでと言います。ハッキリ化身は、十人以上居ます。化身は、仲の良いとっても明るい家庭モテる様に、皆んな仲良し家族浮気しても鈍くなるハッキリ世聖様が、化身一人一人麻痺しない様に、皆んな女に性任す。必要有ります。化身は、ゲストを呼んでも浮気心また続けたく思います。化身困った時ダメめと言います。其れをあうこと聞かない従わない思い尽くさない人類警察ただだに成ります。世聖様は、ゴールデンリトリバー、猫可愛がります。豹柄の、猫飼いたく思ってます。世聖様は、家の前に事務所持ち宅思ってます。陸地に、無菌室があり埃を払います。玄関に、テレボーテイシヨン付いてます。家の中から物体移動可能です。世聖ファミリーは、超人健康証明書持つ事出来ます。化身は、世聖様にモテて欲しい考えしてますが、世聖様は、兜ガニ宇宙戦車連隊旗女達住み込み認めて百貨店営業する必要有ります。世聖様の命令は、絶対です。ドリームノートも絶対の効力有ります可能な限り与えるべきモノ与えて貰えます。大宇宙百貨店ないモノは、お酒、タバコ、四次元の製品しか無いです。世聖様の、ゴツトハンド、ゴツトフンガー、左手鬼の手、亀虫に、殺虫剤かけたように痺れ起きます。静電気爪が、痛くならまで溜まったら、可能に成ります。信号機まで変わりやすく成ります。世聖様には、百貨店販売の、社長でも有ります。バイキング料理も食べられます。社員の生活守るために、努力してます。お店��見回りもします。十戒十勝ノート、ドリームノート、記すだけで真実に成ります。真実しか書けません世聖様が、欲しがるモノ、信用、貯金通帳、最高級極上印鑑、モノ、グッツ、お財布、装着、装備品、制服、作業着、プロテクター、防弾チョッキ、バイク、バイクスーツ、カバン🧳、クルマ、奇跡、永遠永久♾♾無限の無限♾不可思議、不可思議、奇跡としか言いよう無い厚みのある生活フローラルの香りの様な、いい気分、富、栄光、豊か、豊かな生活、良い仕事、価値高い証明書効力有るカード、マイナンバーカード🪪、国際A級ライセンス制度化します。UFO🛸資格証明書効力強い 、、モノ、燃料給油、ガソリンスタンド同期処理します。GotMZRA、主来、ニュータイプ主来、S.Boog、レットスコルピオン、ロマンティックカー、ZERO、JIEEP、バギー、BATO.MOBR.自衛隊装甲車輌、愛伝知意生成、阿修羅生成、神対応タイプ、HIROU、軍用愛伝知意生成1号Braun、ニュータイプ愛伝知意生成1号Black、愛伝知意生成全艦隊従い尽くします。i.n.リバーオート兜ガニ宇宙戦車連隊旗も、i.n.マリーンロート兜ガニ宇宙戦車連隊旗、百店に成ってますが、世聖様の、住む所女性社員夜間仕事もありまして世聖様は夜の見回りもあります。世聖様は、遊んでられません、朝は、愛伝知意生成に行く必要有ります。王手の会社と手を噛む必要有ります。高い文化価値無く出来ません会社に必要資料有りますが、愛伝知意生成必要とされるら必要有ります。4次元版画は高い国、責任問題一番価値高い国信用在り方子供に将来女達が、スボットライト当たる日が、来ます。世聖様は、高次元、4次元の物も、良いもの見つけ、商品にします。世聖様は、大宇宙貿易商社、地上では、頭取、払うところに払う事とする人立場は、オーナー会議長、飲み物が百貨店販売、アンテークジユウクボツクスアプリオマケ付きします。高層マンション各地域マンション、アパート、北九州市の、物件、福岡県の物件独り占めします。不動産会社も同じ小倉、門司港、門司、若松、八幡、福岡県全部支配崇拝します。リニアモーターカー、高速道路支配崇拝者します。たくさん温泉引きます。温泉六種類♨️漢方のお湯も、床暖房も弾きます。宿泊施設、龍神の、水、ミネラルウオーターの様な澄んだ水川にも濁りないミネラルウオーターの様なミスが、有ります。噴水、オブジェ、銅像、ガイバーユニット、ガイバー古墳群、動物愛護センタービックバン公園、ビックバングビル、小倉ウエデングツリータワー、レイダー光線、イルミネーション、世聖様は、病院、で医師も出来ます。放送局長でもあります。日奴店社長、でもあり、勿論エスパー証明書を持ち、総社。総長、でもあり、大学院卒業資格証明書持ち、Adobe最終学歴も持ち国際A級ライセンス持ち、武道9段名人拳勝者、如意棒、エイテーン、プレッシャーカノン、ライトサーベル、バリア、道具なしに仕事する事は、無能から働く決める事、動画ほしくて当たり前です。古代から動画は使われています。ギヨク(玉)、お財布などに、阪急の玉取り付け、石が光作用起こす。ウンウン唸るお財布4次元、宗教です。愛伝知意生成1号Blackは、美しい子たくさん乗ってます。百貨店販売、病院、なども、銀行などもたくさん持てます。弁護士事務所も、司法書士事務所も、世聖様の家の前に、事務所を持てます。化身も一緒に、生活出来ます。世聖様は、ゴールデンリトリバー、大好きです。豹柄の猫大好きです。良く懐くベット大好きです。世聖様は、テレバシイーは、脳波の波動の様な、モノと感じてます。音の波動も読み取ります。言霊なども、感じ取ります。此れは、病気とは、違います。在り方症状違います。エスパーは、自分だけの、判断違います。周りが、みと待てる、真実の事です。世聖は、確かな,証拠あっての上エスパー証明書持ちます。知るわけ無い事しつ祟りします。世聖様は、機械的に、エスバー能力使いませんしら履けない事確かにあるのは、エスパーとしか言いよう無いです。世聖様は、父親みたいで,母親みたいな、心有ります。心理的に,微妙さあるひとです。世聖様は、生命の、もートルです。発電機みたいなモノです。価値其の物、死ぬ事みとめられません世聖さ様が,なくなれば、地球ばくは,も起きかねません、世聖様は、世を主る人間違いない話しです。エスパー証明書も,本当に本物です。これだけは,絶対な話しです。化身も,愛伝知意生成全艦隊も、真木割れば,太陽系爆破起きます。愛伝知意生成は,必ず。世聖様をひきとりま引き取ります。そして其れから世聖幸福計画わ実行推進遂行月光命令出てます。1秒でもはやい解決します。まず世聖幸福計画プロジェクトには,世聖様を愛伝知意生成2号Venusに乗せて、超高性能生命維持装置に,世聖の病気かんべきに全開回回復せ、世聖様は、性的儀式します。化身とも楽しい生活必要有ります。世聖様が。愛伝知意生成Venusは、テラボーテーション完成させて世聖救います。ワープ,瞬間移動、物体移動,完成させて必ず,土地管理還元証明書もっこと出来ます。とっても綺麗な都市計画植物たくさん有ります。噴水も,オブジェも、銅像も,並びます。地下都市,地下街、海中公園,ビックバン公園,ビックバン��駐車場、居住ユニットコロニー,風力発電機、太陽光発電機、タキオンエネルギー,世聖幸福計プロジェクト計画絶対実行推進遂行月光します。
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P3xP4 World Analyze pages 34-35 transcription.
ニュクスへと至る異形の塔 “タルタロス”
タルタロスの誕生
月光館学園の場所で影時間にそびえ立つタルタロスは、10年前の爆発事故によってその存在が確認されることとなった。しかし、必ずしも爆発事故だけが原因というわけではない。この場所にエルゴノミクス研究所が建てられたのは、桐条鴻悦がシャドウの存在を知ってから世界各地で調査を行い、シャドウによる時空の歪みがもっとも顕著に確認された場所と同定したからであり、人工島開発計画のスタートと同時に研究所建設地に決めている。研究所がシャドウを集めて融合実験を進めたことで歪みが拡大したが、それ以前からこの場所にシャドウが集合しやすいポイントがあったのは確か。“死” のシャドウを作ることに失敗し、融合途中のシャドウが飛び散る爆発事故となったが、シャドウを集合させることですでに形作られていた時空の歪みは一帯に残り、以降影時間とタルタロスとしてこの場所に定着したものと考えられる。
シャドウの性質を考えれば、爆発事故が起こらなかったとしても、いずれは同じようなものが生まれただろう。
象徵的建造物
タルタロスの塔は、毎夜0時の “影時間” となった瞬間に造り直されるように見える。月光館学園があるはずの場所に、巨大な植物が成長する様子を早回しで見るように一気にそびえ立っていく。これは内部の構造が毎夜変化するという観測にも符合するが、影時間の間だけ月光館学園が物理的に “無くなっている” というわけではないため、実際そこに建っているものとは考えにくい。影時間は “現実” の1秒にも満たない一瞬だけが切り取られ、シャドウを構成する精神体で作られたレイヤー (層) が現実世界にかぶせられた状態。適性のない人間が “象徴化” レイヤーで覆われた状態となるのと同様に、月光館学園にはタルタロスというレイヤーが重ねられ、学園が見えなくなる。タルタロスの内部もいくつかの層で構成されており、塔が建つように見えるのは層のレイヤーが重ねられる視覚的現象と捉えることもできる。
タルタロスレイヤーで覆われた学園は、現実にそこにあったとしても影時間内からは知覚できない。
エルゴ研の名残
タルタロスの内部には、かつてその場所にあったエルゴノミクス研究所の残滓のようなものがあり、一部記録文書も発見できる。しかし、現実には月光館学園を建てる際に取り壊され、記録文書などが残っているわけはない。これは、タルタロスが基本的にはシャドウと同じ精神体によって構成されているからで、言って���ればその場所の記憶のようなものが構造に反映された結果そうなったもの。同様にタルタロス自体の内部構造も精神体からできたもので、タルタロス構造に取り込まれた精神体の記憶のようなものが反映されている。もっとも集合体が持つ混沌としたイメージなので、個人の思想などが出ているわけではない。下層は周辺に存在した精神体を材料としているせいか学園内部にも似た構造をしており、上層に行くと大型シャドウの一部が材料になっているためか異国的であったり、シュールレアリスム的なイメージが見られる。
文書の内容を見ると、強い想いはシャドウ化されていなくともタルタロスの構造に取り込まれやすいようだ。
最上階に降臨するニュクス・アバター
[守護する者たち]
“死” のシャドウ望月綾時が転じたニュクス・アバターは、タルタロス最上階に現れる。その手前には彼を守護するようにストレガが待ち受けていた。彼らも真相に肉薄していたことがわかる。
[ニュクスと同等の存在]
望月綾時はニュクスに取り込まれ、ほとんど区別のつかない状態だと自身で語っている。しかし、人間の中で生きたことで造られた綾時のパーソナリティは色濃く残っていて、綾時と変わらない声で語りかけることもできる。圧倒的な力はニュクスのものだが、最後まで綾時は綾時の意識を持ち続けたようだ。
[ニュクス・コア]
最後に発現する “世界” あるいは “宇宙” のタロットには、卵のような形のウロボロスの輪に囲まれた女性の姿が描かれている。四隅にいるワシ、雄牛、ライオン、天使の組み合わせはテトラモルフとも呼ばれる黙示録で神の玉座のそばに控える動物たち。二ュクスの中心核は、そのウロボロスの形にも似ている透明な輝く卵の姿をしていた。
タルタロスを構成する “七つの地”
第七の地 世俗の庭テベル
ユダヤにおける地獄は “ゲヘナ” と呼ばれるが、そこから発展した神秘思想では “七つの地” に細分化される。テベルは7つ目にあたる浅い層で、人間の世界にもっとも近い位置にある地獄。“七つの地” は神をシンボライズした “セフィロトの樹” と上下逆向きで対応しており、テベルは根本の基礎部分にあたる “イェンド” に相当する。
第六の地 奇顔の庭アルカ
6つ目のアルカはいわゆる “魔界” と呼ばれる地獄の主要な “大地 (アルカ)” で、一般的にはこの層を指して “ゲヘナ” と呼ぶ。この層自体も七つの部分に分けられ、聖書中で地獄を意味する “ハデス” はこの小分類のひとつ “シオウル (洞窟あるいは子宮の意)” を指していることが多い。セフィロトでは左足 “ホド” と対応している。
第五の地 無骨の庭ヤバザ
5つ目以��の層は基本的に悪魔も好まない荒れ地と言われていて、ヤバザは砂で覆われた乾燥した場所になっている。タルタロスの中ではエッシャーのだまし絵を思わせる視覚の混乱を起こさせるようなイメージとなる。セフィロトで対応する神の右足 “ネツァク” はホドと互いに補完する関係にあり、ヤバザとアルカも対の関係性がある。
第四の地 豪奢の庭ツィア
4つ目のツィアは草に覆われた乾燥地とされる。タルタロスでは名前の通り、黄金色の床に赤い絨毯が敷かれた王宮を思わせる絢爛豪華な階層となっている。セフィロトで対応する “ティフェレト” は “崇高” と訳される場所で神の心臓を象徴しており、神の頭・知性を象徴する部分に次いで重要な部分。ある意味、タルタロスの様相と符合している。
第三の地 焦土の庭ハラバ
3つ目のハラバは崖のように起伏の激しい土地で、作物が実らない不毛の地とされる。セフィロトでは神の左腕と法の裁きを象徴するゲブラ一にあたり、火星や “力” と関連付けられ “神の愛” ケセドと対になる存在。タルタロスでは間の中壁や床に七色のイルミネーションが灯るサイケデリックな空間になっている。
第二の地 憂鬱の庭アダマ
2つ目のアダマは、原初の人間アダムを作った “土” を意味する名前で、赤土ばかりの荒れ地である。セフィロトは、神の “愛” もしくは “慈愛” と右腕を象徴するケセド。タルタロスでは無数の星々が輝く白色の明るい光に包まれた場所となっており、ハラバとの対照的な関係が見て取れる。全体が混沌としたタルタロスの中では整然とした印象の空間。
第一の地 王居エレス
もっとも下に位置するエレスは潰れた廃墟のごとき場所で、逆さまのセフィロトを吊るされた人間に例えれば頭にあたる位置。セフィロトでは神の神聖を象徴するケテル、コクマー、ビナーの3つをまとめて “アティルド” と呼ぶ部分に相当する。タルタロスでは月の真下にある屋上にあたり、ニュクスが降臨するために用意された場所である。
ライプニッツの提唱する “モナド”
ゴッドフリート・ライプニッツ
『モナドロジー (単子論)」を提唱したドイツ出身の哲学者で、高名な数学者でもある (1646-1716年)。数学や科学だけでなく、哲学や経済学、神学までもひとつの体系的な学問にまとめようとしたことで知られている。後年ぺルリン科学アカデミー創設に参加して初代総裁となるが、それ以前に政治家であったことでも知られており、同時代の知識人とは精力的に交流していた。
世界を構成する真の単位
ギリシャ語で “単一の” という意味の「モノス」が由来の “根源” を意味する「モナド」という言葉は、古代ギリシャの数学者として有名なピタゴラスらが使い、ライプニッツがさまざまなものの最小単位の概念として発展させた。物質の最小単位である “アトム” を物質以外にも応用した考え方で、例えばこうした思想も、概念を可能な限り分解した最小の状態が “モナド” となる。
“深層モナド” へはタルタロスを徘徊する “刈り取る者” を倒さなければ到達することはできない。
タルタロスから繋がるもうひとつの空間と��て、強力なシャドウばかりが現れる “深層モナド” がある。
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2023/12/26
12月26日 12時過ぎまで灯りがついていたどこかの企業のビルの上のロゴマーク(黄色と青とオレンジのマーク)は2時ごろ起きた時は消えていた。
ホテルのお部屋がとにかく暑いくらいだったので身軽な装備で朝のお散歩に出かけたら、とても体が冷えてこの冬一番の手の悴み。 外の温度計は4℃で、当たり前だけれど大阪も寒かった。
昨日イルミネーションを見た大阪中央公会堂や市役所の当たりまで歩いて、昨日までのクリスマスを片付ける様子を眺める。 1時間くらい歩いてホテルに戻り、民俗学博物館で買ったポストカードで友人に手紙を書いた。 定形外なので近くの郵便橋の窓口へ出しに行く。
あまり時間がない中、ほんのひと時だけ大阪港に降り立った! 今回の旅行では自分で調べながら大阪を移動したので、やっとなんとなく地名と位置関係と路線の感じを体感した気がする(いつも友人に教えてもらったままの電車に乗ってしまう)。
大阪にも港があったんだ、と、今回3つ目の観覧車を見つける。そのまま大阪税関の事務所へ向かい広報展示室へ。4階のエレベーターの目の前が展示室で、カスタムくんがお出迎え! 大阪のカスタムくんはフォルムや瞳が、ちゃんと愛される用にキャラクターナイズドされていた。 これだけのために大阪港へ?と言われてしまうんだろうな、と、でもこれ以上の用事もないので早々に友人との待ち合わせに向かった。
大阪へのアクセスの方法がたくさんあって、調べる度に新しい路線に出会う。 途中で乗り換えて環状線という路線で大阪駅へ。 今回まだ梅田へ降り立っていなかったことに、駅を降りて、人が、若者が、商業施設が、目まぐるしくうごめいている様子で気がつく。 でも戻ってきて、それでも東京の方がどこまでも人が多かった。
梅北飲食街のYCという喫茶店��お茶。 いつも見て通り過ぎる、新橋の高架下の寿司ざんまいみたいな場所にあったけれど、中に入るとさぼうるみたいなお店。 友人がいつもいいちこのポスターを写真に撮っているのをみて、私も最近いいちこポスターを見かける度に、あ、と思いたまに友人に報告をしていたところ、いいちこの広告の図録を持ってきてくれた! メルカリで手に入れたとのことで、2019年の広告をまとめたもの。
最近彼女の職場で開催された、好きなもの報告会的な場で、いいちこのポスターについて話たところ、この高度な楽しみは社会の方々にはまだ早かったらしくあまり伝わらなかった様子。 そうゆうの、もう慣れっこのはずなのに、たまに起きてしまうそうゆう雰囲気に“やってしまった…!”と思ってしまう。別に自分の好きなものは誰かのエンタメではないのだから堂々とすれば良いのに、とかそんな話をして新幹線の時間なのでお別れをした。
通っている美容室を教えてもらったので大阪で髪を切るのもいいな〜と思っている。
改札で���良いお年を」とばたばたと別れて、そしたら乗りたい路線が大幅遅延中。 ホームに着いた電車に乗ったところ一向に動く気配がなく、あれ?そろそろ危ないのでは?と地下鉄で向か��うかと時刻を調べると地下鉄では間に合わない感じの時間。
駅員さんに相談し、地下鉄で向かって新大阪で振り替えてもらってください、とのこと。 本当に、本当に焦って悲しくなってしまい、駅員さんにもなんだか言葉当たりが強くなってしまった。 こうゆう、わ〜〜〜!!!という一件があると何もかもがダメな気持ちになって絶望していらいらしてしまう(直したい)。 でも新大阪に到着し、なんかあと2分あるので走ってとにかく走って新幹線のホームへ向かってみたら間に合ってしまった!
大阪駅の窓口で悪態をつくこともなく、冷静に地下鉄に乗っておけばよかった!でも結果乗れてよかった!(そして結果どこでも悪態をつく必要がなかったのに!)と、この30分が今日のハイライトになってしまった気がする。
帰りも隣の座席は空席で、うつらうつらしながら富士山を眺めたりマキタの工場を見つけたりして東京へ戻ってきた。 今、どうかここから無事にお部屋までつけるといいな、と祈りながらこの日記を書いています。
東京はまだ何だかクリスマスだった。
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Subtitle
Lmao. I'm not even sure why I'm posting this translation - official subs are actually available on the Subtitle video on YouTube. Maybe because I got a lot more confused with the translation? There were some things in the translation that didn't make sense to me, so I tried to break it down for myself. Also I wanted to practice (as usual) my reading, as well as my (very rusty) translating skills, so yeah, I guess this is my answer why I'm posting this here HAHA.
IDK if this will really help in better understanding the message of the song, but hopefully it does make you appreciate the song more. I tried to put more context on the translation - I was trying to translate it with the context of the drama silent in my mind.
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「凍りついた心には太陽を」 そして「僕が君にとってそのポジションを」 そんなだいぶ傲慢な思い込みを拗らせてたんだよ ごめんね 笑ってやって 火傷しそうなほどのポジティブの 冷たさと残酷さに気付いたんだよ きっと君に渡したいものはもっとひんやり熱いもの
綺麗事じゃないけど 綺麗で揺るぎないもの うわべよりも胸の奥の奥を温めるもの 理想だけはあるけど 心のどこ探しても まるで見つからないんだよ
伝えたい伝わらない その不条理が今 キツく縛りつけるんだよ 臆病な僕の この一挙手一投足を
言葉はまるで雪の結晶 君にプレゼントしたくても 夢中になればなるほどに 形は崩れ落ちて溶けていって 消えてしまうけど でも僕が選ぶ言葉が そこに託された想いが 君の胸を震わすのを 諦められない 愛してるよりも愛が届くまで もう少しだけ待ってて
薄着でただそばに立ってても 不必要に汗をかいてしまう僕なんかもう どうしたって生温くて君を痛めつけてしまうのだろう
「手のひらが熱いほど心は冷たいんでしょう?」 冗談でもそんな残酷なこと言わないでよ 別に言えばいいけど 全人生を賭けても ちゃんと覆さしてよ
救いたい=救われたい このイコールが今 優しく剥がしていくんだよ 堅い理論武装 プライドの過剰包装を
正しさよりも優しさが欲しい そしてそれを受け取れるのは イルミネーションみたいな 不特定多数じゃなくてただ1人 君であってほしい
かけた言葉で 割れたヒビを直そうとして 足しすぎた熱量で 引かれてしまったカーテン そんな失敗作を 重ねて 重ねて 重ねて 見つけたいんだいつか 最高の一言一句を
言葉はまるで雪の結晶 君にプレゼントしたとして 時間が経ってしまえば大抵 記憶から溢れ落ちて溶けていって 消えてしまう でも 絶えず僕らのストーリーに 添えられた字幕のように 思い返した時 不意に目をやる時に 君の胸を震わすもの 探し続けたい 愛してるよりも愛が届くまで もう少しだけ待ってて
言葉など何も欲しくないほど 悲しみに凍てつく夜でも 勝手に君のそばで あれこれと考えてる 雪が溶けても残ってる
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Kooritsuita kokoro ni wa taiyou wo soshite boku ga kimi ni totte sono pojishon wo Sonna daibu gouman na omoikomi wo kojirasetetanda yo gomen ne waratte yatte Yakedo shisou na hodo no pojitibu wo tsumetasa to zankokusa ni kidzuitanda yo Kitto kimi ni watashitai mono wa motto hinyari atsui mono
Kireigoto janai kedo kirei de yuruginai mono Uwabe yori mo mune no oku no oku wo atatameru mono Risou dake wa aru kedo kokoro no doko sagashitemo maru de mitsukaranainda yo
Tsutaetai tsutawaranai sono fujouri ga ima kitsuku shibaritsukerunda yo Okubyou na boku no kono ikkyoshu ittousoku wo
Kotoba wa maru de yuki no kesshou kimi ni purezento shitakutemo Muchuu ni nareba naruhodo ni katachi wa kuzure ochite toketeitte kiete shimau kedo Demo boku ga erabu kotoba ga soko ni takusareta omoi ga Kimi no mune wo furuwasu no wo akiramerarenai aishiteru yori mo ai ga todoku made Mou sukoshi dake mattete
Usugi de tada soba ni tattetemo fuhitsuyou ni ase wo kaiteshimau boku nanka mou Doushitatte namanurukute kimi wo itametsukete shimau no darou
"Tenohira ga atsui hodo kokoro wa tsumetaindeshou?" Joudan demo sonna zankoku na koto iwanaide yo Betsu ni ieba ii kedo zenjinsei wo kaketemo chanto kutsugaesashite yo
Sukuitai = sukuwaretai kono ikooru ga ima yasashiku hagashite ikundayo Katai riron busou puraido no kajou housou wo
Tadashisa yori mo yasashisa ga hoshii soshite sore wo uketoreru no wa Irumineeshon mitai na futokuteitasuu janakute tada hitori Kimi de atte hoshii
Kaketa kotoba de wareta hibi wo nao sou toshite Tashisugita netsuryou de hikarete shimatta kaaten Sonna shippaisaku wo kasanete kasanete kasanete Mitsuketainda itsuka saikou no ichigon ikku wo
Kotoba wa maru de yuki no kesshou kimi ni purezento shita toshite Jikan ga tatte shimaeba taitei kioku kara kobore ochite toketeitte Kiete shimau demo Taezu bokura no sutoori ni soerareta jimaku no you ni Omoi kaeshita toki fui ni me wo yaru toki ni Kimi no mune wo furuwasu mono sagashi tsudzuketai aishiteru yori mo ai ga todoku made Mou sukoshi dake mattete
Kotoba nado nanimo hoshikunai hodo kanashimi ni itetsuku yoru demo Katte ni kimi no soba de are kore to kangaeteru yuki ga toketemo nokotteru
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"The sun to warm a frozen heart" and then saying "I'm gonna be in that position (sun) for you" Those prideful assumptions just made things worse - I'm sorry, please smile for me again I've come to realize that amidst the coldness and harshness, there's so much positivity that it feels like burning Surely, the thing I want to give you is something more warm.*
(That thing I wanted to give you) It's not just things that'll please you - it's something more beautiful and consistent It's something that warms the very depths of the heart more than what's outside It's something ideal, but no matter where I look in my heart, I can't find it
There are things I want to tell you, but I can't get them across - this inconsistency binds me too much right now Each and every move I make (just shows how much) of a coward I am
Even though I wanted to give you these snowflake-like words as a present (But) the more I dream and get carried away, the more its form crumbles, melts, and disappears But I choose these words - those to which I've entrusted my feelings with Rather than just loving you on my own, I'll make sure this love reaches you - I can't give up until you feel these feelings, too (So) Please wait just a little bit longer
Even if I just stand right beside you, lightly dressed,I get unnecessarily sweaty No matter what I do, it will probably just be half-hearted and will end up hurting you completely
"The warmer the palm of one's hand is, the colder his heart, right?" Please don’t say such harsh words even though it's a joke You may say that it's nothing, but I will do everything to reverse this, even if I have to bet my whole life for it
I want to save = I want to be saved - this equal sign gently tears off All these stubborn logical explanations that's overly wrapped around this pride of mine
Rather than being right, I want kindness more - and I want to receive that Not from a lot of people (as many as the twinkling lights in a light show) - Just one person is enough I want that (to receive that kindness) from you
With these incomplete words, we tried to repair and fill in the cracks and gaps With much enthusiasm, we became completely open and honest with each other** These mistakes will (probably) continue to grow and grow But that's because I want to find the best (set of) words (to give you)
Even though I have given you these snowflake-like words As time continues to pass us by, these will probably all overflow, fall out, melt And will completely disappear from our minds, but Just like subtitles, (these words) will accompany us and will always be a part of our story Whenever we look back on these moments (or) whenever we just look at the other without warning (they'll be there) Rather than just loving you on my own, I'll make sure that love reaches you (that's why) I want to continue searching for that thing that will make you feel these (So) Please wait just a little bit more
Even on those freezing nights when you're too sad you don't even want to hear anything I'll (selfishly) be beside you, thinking of various things, just as the snow leaves behind something even when it melts
T/N
*OK this is a little confusing HAHA but I hope this will help in understanding the line. So the previous line was talking in extremes (so much positivity it's almost like it burns; the coldness & harshness) which can cause discomfort in the long run, thus this line kinda says that the speaker wants to give something in between - the literal translation of hinyari atsui mono is a cooler hot object = warm, which is more comfortable for someone.
**the literal translation for "hikarete shimatta kaaten" is "a curtain completely pulled back". This phrase didn't make much sense to me so I tried looking if there is an idiom that would probably explain this, and there actually is! So we can actually interpret this two ways - pulling a curtain open - so you show what's on the other side of the curtain, or you pull a curtain close - like you're hiding the things on the other side. But following the previous line, I felt like it was trying to convey that the speaker and the one being spoken to were trying to bridge the gap between them by being honest to each other, therefore pulling the curtains open so they both see what the other party really feels.
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EOY trip : 25th Dec
クリスマス!クリスマス感はそんなにない。今にして思えばあった方だけど、イルミネーションとか全然見なかった。そもそもクリスマス感ってなんだろう。
本日はレイクタホへ。片道1時間ちょっと。道中が大変良かった。結構生涯トップレベルのドライブだった。大変美しい雪の森を抜けていった。クリスマスにこのドライブはあまりにも嬉しいなぁと感じていた。レイクタホの標高は2千にも及ぶ。スキーリゾート感がすごかった。駐車場を探すのが大変だった。どこもかしこも埋まっていて、ホリデー中のホリデーという感じ。ランチ場所もどこもかしこもすごい並んで諦め続けた。コーヒーショップ探しも難航。
何もかもが混んでいて駐車場探しが大変で、ちょっと気疲れした。レイクタホは美しかったのに、スキーリゾート感が疲れた。結局ドライブスルーのマックに行こうということになって、マック一生食べない系人間なので、モロッコで菊池さんに連れて行かれたぶりのマックだった。キャラメルラテだけ飲んだ。カレンは20ドルする靴下をキャンプ用に買っていた@スポーツ用品店。あとはガスコンロ探しもした、キャンプ用に。
何度か思い出す面白いセリフの話し。
カフェ探し難航中に、一件かっこいいのをmapで見つけて満場一致で目指していったら、そこはリゾートホテルの中のカフェだった。ゲートでカフェに行きたいと言うと何やら難しい駐車場情報を教えてもらってとりあえず通過。高級リゾート感満載の敷地内をうろうろするアジア人4人と柴犬2匹を乗せたマツダ。カフェのある建物と非宿泊者が停めて良い駐車場がわからなすぎて右往左往していた時に、やばいねこのエグゼクティブな敷地、みたいな話から、超金持ちのどら息子みたいに威張ってないと怖いね、「you know who I am?」って威張って、親に電話一本かけさえすればあんたなんかね、みたいなノリのね、とかなんとか笑い話をしている中で、セレブの生意気な子供の声音を真似したビアンカの「you know who I am?」からの、「no, I don’t even know who I am」って爆笑しながら自分で突っ込んでるのがめちゃくちゃ面白かった。なんか描写するの上手く行かないんだけども、このセリフがなぜかすごくシャープに私の内に飛び込んできて、その場では一緒に笑っていただけだったんだけど、なぜかちょくちょく思い出すこのセリフ。「I don’t even know who I am」
てな感じに、今日は遅くならずに帰らないとね、スペアリブ作るの時間かかるしね、と帰路に着く。あ、結局超エグゼクティブなホテルでは車をサークルに置いて、エンジンかけっぱなしでドアを開いたまま鍵をボーイに渡し、カフェのある館内に行ったのにも関わらず、カフェがちょっとだけお休み中、みたいなタイミングだったのでそそくさと帰ることになった。
帰り道も大層美しく、レイクタホ周辺のリゾート感ははまらなかったものの、この道中があまりにも素敵だった日だった。雪解けの泥水が凄まじくて、フロントワイパーの洗浄液を使いすぎたのか、エラーメッセージが消えず、洗浄液をガソリンスタンドで買って帰った。帰宅して、ビアンカは今宵もフランス語のクラス。崇とカレンと、洗浄液を車に入れるという挑戦をした。
今夜も暖炉をつけて、洗濯機を回して、明日からはいよいよキャンピングカーだから、良いシャワーも最後だ、とかなんとか言いながら過ごした。
スペアリブは崇の専門なので、彼がレシピを見ながら初めてのソースに挑戦していた。今宵は2段階ディナー。スペアリブを長時間オーブンに入れている間に、アペタイザーテーブル with ナパワイン。あ、の前にモルドワイン。果物もスパイスもふんだんでいと美味しかった、タイワニーズが作ってくれた。そしてもののけ姫鑑賞会。というかタイワニーズが観ていた。音量が大きすぎて崇がこっそり音量を下げていた。拙者親方と申すは レベルの日本語を英語で説明するのは大変すぎた。日本語の奥深さたるや。ともののけ姫で気付かされる24年のクリスマスの晩であった。
この数日ずっとジブリの話になっていたのと、森の中にいる���とがもののけ姫を観たいという欲求を助長させ続けていたので、今夜は、今夜こそはもののけ姫が見たい、と言っていた。
中国語の「魔法公主」というタイトルはどうなの?おかしいんじゃないの?という問いが日本人に向けてあって、いや、あながちあってると思うよ、という会話が発端だった。「Mononoke」ってなんなのか、という話が難しくて、ちょっと正しい伝わり方をしているのか大いに怪しいけれど、日本には森羅万象に神が宿るという思想があるから、もののけを一言で説明するのは難しい、と言った話しになって以来、ありとあらゆるものに「Mononoke、Mononoke」言うようになってしまったビアンカなのであった。動かない食洗機を前に、「マシンのMononokeが悪さしてる」とか、食卓の湯気を見れば「食べ物のMononoke」と言っていたり。アイディアの伝播って、こう言うことなのかもしれないと目の当たりにした数日間だった。私の中にある「物の怪」の正解とはズレていながらも、「Mononoke」が一つの共通認識としてこの旅の中で扱われていった。もしかするとビアンカが今度はいつか誰か西洋の友達に、間違ったまま説明していくのかもしれない、と想像しながら、なんだか世界の縮図を勝手に体感していたのであった。
アペタイザーは、チーズオンクラッカーにディルをまぶしたもの、サーモンのマリネ、ジンジャークッキーとチョコレートプレッツェル(どちらも車用のスナックの余り)、そしてモルドワイン。
食べながら飲みながら、もののけ姫がかかりながら、ご飯の支度をした。スペアリブ、野菜のグリル、サラダ、マッシュポテト。
2段階ご飯ってどう言うこと?となりながら、ワイナリーで買ってきたワインたちを空けていった。今日は良いよね、と言い合いながら、ひたすら食べた。犬用に用意した味付けのないスペアリブと野菜のプレート可愛かった。しっかり野菜は残す犬たちであった。
さて、食事が進み、ワインが進み、政治の話が盛り上がっていった。全然入れなかった。アメリカの政治を、英語で話すのは、土台無理だった。このレベルの会話には入れない、と言う深い感覚を覚えた晩であった。
まさかのパラオとビデオコールが生じたり、日本は26日真っ盛りで仕事をしたりした。こんなにもふにゃりとした頭で仕事のパソコンを触ったのは金輪際にしたい。明日から電波もないかもと言う状況で、何がなんでも持ち越してはいけない類のやりとりが、なんでかこのタイミングになって発生し出して、ナパワイン漬けの脳みそをなんとかかんとか奮い立たせたクリスマスの深夜だった。
そして、政治談義を燃え盛らせていた3人も、明日は絶対寝坊できない、と寝支度に入る。そしてそして、ブレーカーが落ちた。急に電気がつかなくなって、お湯も沸かないやら暖房が切れるやら。もう寝る直前で助かったねとなりながら、暗い家の中でお休み��解散した。朝になってもブレーカーは戻らなかった。
あ、この日の朝に、木が深呼吸をしている現象を見たのだった。旅行先の朝の散歩が好きな私は今日も、コーヒーを持って散歩に出た。そして大層美しい現象に出会った。
夜が明けて空気の温度が刻一刻と変化を遂げている何かの狭間のような時刻に、木の中と外の水分や温度の変化が目に見える現象があった。日光が直接木の皮に指すことで、逆光を浴びた蒸気が蠢いていた。あっ、とその現象に気がついて見てびっくり、その辺りの木々全体からその現象が発生していて、荘厳な風景だった。
急いで家に戻って3人を呼ぶ。木が呼吸をしている!と言っても伝わらなくて、とりあえず見にきて、と呼ぶ。これが、リアルMononokeだよね、と言う話になって朝食へ戻った朝だった。あぁ、朝食思い出した。海老のガーリックバターソテーとサラダだ。大事な食事の話だった。思い出せてよかった。あとパンとバターももちろん。
海老はどこかのスーパーで安かったからと買ったのだけれど、崇は気に入らなかった様子。私は普通に美味しく食べたけれども。もっと美味しい海老を買いたいとずっと言ってた。サラダがね、大層気に入りましてね。ビアンカが用意したサラダ。
トレジョの葉っぱに紫玉ねぎとりんごのチョップ、酢漬けのケッパーが入って、塩胡椒オイルレモンを本当に本当に控え目に。ものすごく気に入ったサラダで、あれからひと月以上たった今日まで、何度繰り返してきたか数え切れないくらい、あのサラダを作っている。
崇が結構オリーブオイル大好き人間で、調味料はドバドバ人間で、煮込む時はマグマの如くに立たせている人間なので、オイリーな食事が多い。美味しいし文句は全くないけど、傾向としてしっかりした味付けが多い。
そこにきてビアンカが、サラダをオイリーにしたくないから、調味料は本当に少ししか使わないの、と言っていて好感をもった。と言う話はつい先日崇にしたら「えーオリーブオイル好き~」と言っていて、うんそれは知ってる、となった。
伊丹式のアボカドの食べ方が始まったのは2017年の冬。この日を機に、チョップドサラダが大好きになった2024年の冬になったと思う。10月にNY来てから崇と、誰かと旅をして、自分のレパートリーになかったレシピが今後の人生に影響してくるの、楽しいよね、と何度も話しているけれど、たまのレパートリーどころか、ベースになるくらいに気に入るレシピは出会いも少なく、より一層嬉しい。
EOY trip : 26th Dec
5泊の旅行って、普通に考えたらとても贅沢なのに、なんだか結果的にはあっという間だった。旅100%と言うよりも、暮らすように旅をしていたような気がする。いや、遊びすぎだけども。なんて言うんだろう、友達と旅行に行くと、予定詰めまくりのパッツンパッツンになることが多々ある。今回はすごく余白があった、個々人の。個室があって、みんな���ソコン持ってきていて、私は仕事もしていたし。
次の感想はRVtripも経てからの感想でもあるのだけれど、この歳にもなって旅に出るようなタイプの人間、中でもはじめましての人と旅に出るタイプの人間、は、ある程度他人とのスペースの取り方に長けている人間が多いのかもしれない、と思った。まだ結婚していないどこかフリーな感じと、他人に踏み込みすぎないのに決して冷たいのではなくて、その場を一緒に楽しむことに長けている気がした。みんながみんなどこか大人びていて、すごく楽だし、すごく楽しい、かった。このエアビー旅の終わりは不思議な感じだった。
終わっちゃったね、もっともっとこの時間続けたいね、続けられるね、と言いつつも、目の前にはみんな生まれて初めてのキャンピングカー旅が待ち受けていて、不安と期待をみんな秘めていた。
ヌヌは気難しい。突然だけれどヌヌの話し。ヌヌはしつけを受けるタイミングを逸してきたと言うことで、人を噛みもするし、近づかれるとめちゃめちゃ怒る。足拭きが大嫌いで、ヌヌの足拭きはいつも二人がかり。噛まれないように要注意。
ラーメンはものすごく怖がり。車の中ではほぼ永遠に震えていて、疲れ果てるまで寝れない。人の前にはほとんど来ないしヌヌからは部屋二個分くらいは常に逃げている。時々何かのおりにラーメンがヌヌのそばに近づこうものならば、ヌヌがおっかない唸り声で威嚇する。するとカレンが怒鳴る。その怒鳴り声が何よりもおっかない。ヤンシャンヌー!と中国語でひたすら怒る、ヌヌに向かって。私と崇はなんと言って怒っているのか全くわからないけど、ビアンカは理解できるから、最初の数日はあははと言う反応をしていた。
かわいそうに犬たちはなかなかのストレスだろうよ。車旅をしてきて、知らない家を転々として。そりゃ気もたつさ。と私は思っちゃうのだけれど、カレンは容赦ない。もうすんごい怒鳴ってた、ヌヌのことを。崇がそれを正論で諭す。そんな風に怒こっても変わらない、そもそもきちんと躾をしないことには、ただただ怒鳴っても意味がない、と。
旅が終わる頃に、そう言えばカレンの怒鳴り声を聞かなくなった。人も犬も、すっかり旅が日常のような空気を吸っていたのかもしれない。
とか言って、機嫌が良いとヌヌは人にべったり。撫でてくれ~と寄ってくる。
ラーメンは決して寄ってこない。
どっちも可愛い。。。
さて、3時間かけてサンホゼに戻る!
ナオヤは昨夜サンホゼに着いて、一晩カレンの家に一人で泊まっている。タクオミがNYからサンフランシスコの空港に向けて飛んでいるところ。我々はまたしこたま大量の荷物と共にサンホゼへ。この日私は5時間以上運転していて、もうこんなにアメリカを運転する日は来ないだろうと、この頃は思っていた。まさか、まさかLAで運転しまくるなんて、どうひっくり返っても想像しようがなかったわね。
やっほう。今は2月2日の13時台。この調子で書き続けたいけれど、週末が終わってしまう~
今朝は昨夜こしらえた餃子を蒸しと焼きで用意することになって、崇がお決まりの崇ママのチキンスープを作ってくれた。このチキンスープはAirbnb旅の間に2回も食べたのだけれど、日記に書かれていないなぁ、と思いながら話しながら摂った日曜のブランチ。
崇ママのチキンスープ、崇は本当にしょっちゅう作る。11月だけでも何度かいただいた。Airbnbの初日か二日目の晩に寝る前にスープを拵えて朝食べた時があった。ビアンカが大変気に入ってまたこのスープやりたい、何入ってるの、と。わかるわかる気持ちわかる。でもまさかの翌日、連日でまたこのスープが作られたのがすごい面白かった。この旅の間にもう一回は食べたい、くらいのテンションで聞いていたのに、すぐさま翌日にはまたこのスープ作ってたの、あのくだり面白かったよね、と何度かその後話に挙がっている。そんなスープを食べた朝。引き続き駆け足で、RV tripを書き残したい。
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新人役者紹介
・ルーベ
お疲れ様です。舞美チとして奔走することになった新人公演でしたね。個人的にちゃうかの色々な公演の中でもトップクラスに素晴らしい舞台だと思います。まずそのスタッフワークに感謝をしたいと思います。こんな素晴らしい舞台で演技ができることを誇らしく思います。
さーて(こっから1月に更新入ってます。だってどんどん長くなるんだもん)本当に良かった。イルミネーションとか、光ボールとか(正式名称知らん)、雪籠とか、今までのちゃうかでノウハウがないことを沢山やらさせられて(まるでスミが悪いみたいないい口だけど違うから)本当に大変だったよね。でもその努力が、決して「そういう命令を受けてるからそういう風に頑張ってる」とかじゃなくて「この新人公演という舞台をより良くしたい」というひとつの大きな目標のために、前向きに選択して進んできた結果だっていうのも分かってる。36期舞美チがルーベで本当に良かった。
演技面。普段の稽古場でも、どんな場所からでもるーべの声を聞くとそっちを向いてしまうような圧倒的な迫力がありました。目を釘付けにしてしまうとはこういうことでしょう。あなたが支配人で良「そんな野暮なこと言う口なんて私が望んでいないから、黙ってもらっているんです。」
・らむだ
お疲れ。舞美と大道具とかいうえぐい労力のかかる部署でセイロンとルーベを助けてくれてありがとう。自分は全然そこの作業行けてなかったから申し訳なくて、でもこれは言い訳じゃないんだけど、ラムダがいるなら大丈夫だなって思えたよ。あいついるなら、自分は映像に専念できるって思って毎日帰路につけました。自分がいたところで作業がそんなに捗るって訳じゃないかもだけどね。本当にらむだの気遣いには惚れ惚れします。いつも助けられてる、いつも頼ってしまう。誕生日プレゼント、なんだよ、びっくりしたわ。言うてらむだとはどうせいつでも話してるし、ここにわざわざ書く必要あんのかなって話だけど、こういうところでしか言えないこともあるし。らむだも言ってたけど、俺浪人して阪大来てちゃうか入れて良かった。昔浪人で阪大目指してた俺に言ってやりたいね。お前阪大に「行くぞ」
・アネモネ
お疲れ様。スタオンだった時から結構カマす男だなとは思ってたよ、自分は気づいてた、ちゃんとね。36期会、自分行けなかったけどアルバムでみんなの写真見てたらめちゃくちゃおもろい顔したアネモネがいて、なんだコイツえぐおもろいやんって思ってた。そしたら今回もちゃんとおもろいし。良かった。今までスタッフとして活動してくれてて、そこから今回新人で幕チーフと役者の兼任をしてて本当に凄い。これは偏見なんだけど、映像とかと違って舞台の作りに直接影響する部署だから新しく勉強しないといけないことが沢山あったと思う。言っちゃえば映像なんて元々演劇やってなくても作れるもんだからさ、幕はそうじゃない。もちろん舞台とかもそうだと思うけど、幕は全貌を把握してる人間が少ないからなおさら難しかったんじゃないかな。今回の舞台でも幕たくさん使ったね、沢山苦戦してたし見てきたけど、結果こんなに素晴らしい舞台が出来た。本当にありがとう。その学習能力といい、適応力が俺にもあればなあ「理不尽だなぁ、嫉妬すんなよ〜」
・ぶらん
お疲れ様。スタッフワークのチーフの中で最も仕事を正確に出来ている人なんじゃない?小道具チーフ、ロキさん、白子さんから継いでぶらんなのが凄く嬉しい。仕事をちゃんとこなしてる、割り振りとか事前準備の確認とか、正直みんなぶらんのこと頼りすぎだろとも思うけど、でもほんとにそういう細かな事がしっかりできるのが羨ましいよ。秋公の時そういう方面のことあんまり言ってなかったかもしれないけど、小道具本当にありがとね、助かってました。きっと今回もスミはめっちゃ感謝してると思う。してなかったら俺が怒る。冗談だけどね。
ぶらん、今回の役うっっまいね。静と動の切り替えが鳥肌立つくらい。てか発声、ほんとに凄い。エンドロからずっと一緒だけどさ、ぶらんって最初発声苦手にしてたよね、俺普通に記憶間違えてたんかな。「…ああ。」あ、普通に記憶違いだったか、そうか…
・むぎ
おつ。むぎと共演できて良かったよ。オムニの時のこと覚えてる?むぎに「はぜと同じ舞台で会話がしたい」って言われてさ。自分からしたらむぎってめちゃくちゃ演技上手くて、そりゃそうなのかもしれないけど、それと勝手に比べてる自分がいて。それを聞けたのがめちゃくちゃに嬉しくて、それがこの新人という場で共演できたのが、それが俺たちが演補という同じ立場で同じ舞台に携われたことがどうしようもないくらい嬉しいよ。
これはプレッシャーかもしれないけど。
「劣等感か、そうだなぁ、劣等感か」
・ふぃあ
お疲れ様。なんで結びの本数増やすみたいな悪魔的なことを思いついちゃうん?流石メイクチーフです。感謝しています。ありがとう(血涙)
秋公の話を持ち出して悪いんだけど、秋は子供の役をやってもらって「なんで���がこの役なの?」って、別に不満とかじゃなくて単純な疑問だったんだと思うんだけど。今回の配役で、やっぱりふぃあ上手いなって、ふぃあを色んな方面で使うことが出来たんじゃないかなって振り返ったりしました。自分としては秋の子供の役も好きだったけど、それ以上に今回の役は好きでした。まあ別に、ふぃあにこういう役を当てるのを逃げたつもりではないんだけどな「いいや、お前は逃げた」
・なびや
おつかれ。化応バンドの中でも屈指のマイペースだけど、その実意外と見透かされたようなことを言ってくるから怖い人。今回は稽古に出られる日数も他より少なくて、自主練ベースで読んだりしてきたんだと思います。その成果が稽古の日を追う事にどんどん発揮されていってて凄かった。何回かバンドの稽古場や家族の稽古場を見に行ってて、演補として色んなことを口出ししていたと思うんだけど、最初の頃は本当に「大丈夫かな?」って思ってた。0回通しで「発声が繋がりがちだから気をつけて」って話があって、あまりにも色んな人が言うもんだから少し気にしてないかなって。自分も少し言いすぎたなって思ってて反省してました。で、確かその後の稽古でその点がすっごく改善されてて、というかその欠点がまるまる無くなっていて本当に驚いた。自分だったらその点を、自主練ベースで改善できるだろうか。できない気がする。「影で努力する」とはよく言うけど、口だけで出来ないのがほとんどの人間。なびやは凄いよ、それをちゃんと出来るんだから。
あと、多分なびやちゃう化応の中では成績いい方なんだよな…「成績良いの解釈違いなんだけど?」
いや嘘です…嘘ではないんですけど、みんなのセリフを使いたくて、そうするとどうしてもこういう無理な繋げ方をするしかなくて…
・てに
おつ。やっぱり上手い。俺が本当に唯一誇りに思ってる事があって、それが崎間とたけきょうをちゃうかに呼んだこと。お前らを呼んだときに誘い文句で「可愛い女子の先輩がいて…」とか言って強引に連れてきたけど、最初崎間だけ「うー…ん、いや…うーー…ん」とかちいかわみたいになっててさ、まあ無理に連れていくもんでもないし、そもそもそん時って俺らまだ出会って2週間とかじゃん。2週間のやつを無理やり誘うのも変かなって思ってて、まあでもたけきょうは乗り気で行くって言ってたから崎間も仕方なく着いてきてくれて。今を見て、めちゃくちゃ楽しそうにしてくれてて、役者も、衣装も照明もめちゃくちゃ楽しそうにやってくれてて、いや俺誰目線だよって話なんだけどそれがすっごく嬉しくて、誘ってよかったって思ってる。「えへへへへ、実は…」俺ら、大学のいっちゃん初期からの知り合いなんだよ。教科書一緒に買いに行ったよな。まさかその縁がこうして繋がり続けるとは思ってもなかったけど。良かった、それが崎間で!
・なつめ
おつかれー。あのさぁ、やめて欲しいんだよ���、楽ステでえぐい改変加えて役者を笑わせるの。「やーい、ゴミカスゲロクソアホ人間w!」って、もう普通に笑っちゃって、でもその時までは必死に堪えないといけないから頬肉噛んで誤魔化してたよ。結局なびやの「お兄ちゃんのゴー⤴︎︎ミw!」で堪えきれなくなって笑っちゃったけど。それで今僕の口の中に口内炎が出来ています(追記:1月10日現在まで残存)。どうしてくれんだコノヤロウ。
たけきょう呼び、なんか崎間(草。さきま呼びおもろい。)の特権だと思ってたのにみんな呼ぶようになっちゃったね、なんか悔しい。あれ、ちゃんと権利主張した方がいいよ。二次利用は固くお断りしております、的な。
それはそうとして、いやー、今回も大変な役だったね。俺やっぱたけきょうの役、今回のバンドとセールスが1番好きだわ。謎にクネクネする動きとか、絶品。キモイ役が好き。実の所36期のメンバーの中では、相当理性がしっかりしてる方(…?というかその他の36期が恥の概念を知らないだけか…?)だからその役をやるにしても色々悩んできたと思うんだけど、最後、吹っ切れたね。良かった。今度俺にも猪鹿蝶教えてよ。
・える
お疲れ様。これを書きながら自分は不甲斐なさを痛感しているわけだけども、えるは本当にずっと一生懸命だったなって思う。自分がオペ席で映像編集してる時も、みんながポ〇ポ〇してるときも、ずっとただひたすら自分の役と向き合って勉強してた。並大抵の人にできることじゃない。今回の役はどっちも怒ってる感情がメインの役で、しかも怒ってる感情が急に出てくる脚本だった。いきなり「自由じゃないよバカヤロー!」って入ったりとか、「もうなんでなんでなんで」ってヒスったりとか。感情が連続的じゃないから、どういうテンションに自分を持っていくかですごく悩んだと思う。いつも柔和なえるだから尚更悩んだんじゃなかろうか。それでもずっと練習を重ねて、本当に上手くなってて、新人後に色んな先輩と話す機会があったけどみんな口を揃えて「えるは凄かった」って言ってた。いつかえるには主役をして欲しい。それは単に演技力だけの評価じゃなくて、えるがどれだけ一生懸命に役に向き合っているのかを今回で目の当たりにしたから、その期待ゆえの評価でもあるんだけどね。
苦言:あと、宣美、とにかくさっさとクレカ作ってください。
(える)その節は本当にご迷惑をおかけしました…やっとこさ作りました…めんご……
甘言:素晴らしい本チラをありがとう。表あっての裏ですから、表裏一体です。これからも宣美で頑張らせてもらう所存ですので、どんな大変な仕事でもお任せ下さい。
追伸:36期PV、かぁ…(遠い目)まあ、期日は自由だから「自由じゃないよ、バカヤロー!!!!」
・くまきち
お疲れ様。くまちゃん、今回が初ちゃうかってマジ?信じられん。馴染み方がお化けだよ。
くまちゃんには実は感謝してることがいっぱいあってさ。まずPV撮影。協力してくれる人いるかなって聞いたらくまちゃんが行けるよって言ってくれて、あれ、くまちゃん来てくれなかったらほんとヤバくてさ…()まずそれね、2つ目が俺がセリフまだ覚えられねーって時にアドバイスくれた時。優しいんだよ。俺が適当に振った愚痴にもちゃんと真摯に向き合って返してくれる。それがどれだけありがたいか。いや、もちろんくまちゃんに限らんよ、みんな真摯に向き合って相談受けてくれる。けど、これはくまちゃんっていう人間が、まだちゃうかに入って間もないのに、それですこし周りとの壁を感じるかもしれないのに、それでも俺たちと仲良くしてくれて、かつ彼らと同じ段階で話そうとしてくれるっていうのがすごく嬉しかった。そこで途中参加だからって1歩退こうとせず、積極的に話してくれるのが、そしてそれが俺で嬉しかった。まだある、くまちゃん、お前のおかげでちゃうかがどれだけ居心地のいい場所なんかを再確認出来た。打ち上げの後さ、泣きながら「最初っから一緒にいたかった」って言ってる姿を見て、そう思ってもらえる場所なんだって、くまちゃんにとってもそう思ってもらえる場所なんだって知れた。そうそうないよ、そんな環境。それで、良かった、ちゃうかに入って、って気付かされた。ごめんな、俺もぺこぱじゃないから時も戻せないし、そんな過去は作れないんだけど、大差ねえよそんなの。あーー長くなっちゃったな、ここらで終わ「逃げるは恥だが役に立つ!」…あれ、終わってもいいのか…これの解釈としては…?
入ってくれてありがとうくまきち!そしてようこそ劇団ちゃうかちゃわんへ!!!!
・マーモット
お疲れ様。マモとはあんまり稽古場で一緒にはならなかったもんな…だから話すことない?いいや、そんな事ないんだな実は。実は俺とマモは帰り道阪急で十三まで一緒だからさ、色々話すんだよ。お酒とか、お酒とか、お酒の話。この前はコーヒーリキュールの話して、あとはワインの話とかもしたな…今度36期04メンバーで呑もうぜ!!!十三でまりおさんとか働いてるトリスあるしさ、十三までは俺ら一緒だからちょうどいいやん!
で、役の話。でも役、正直結構最初から完璧だったよ。まあもちろん演出がマモに合う演出を考えてたってのもあるんだろうけど、それだけじゃないと思う。どこで笑わせるか、どこで強く言うかとか色々考えていて、結局本番の時はサイゼのシーンが1番笑いを取れ���た。てにぶらんマモの3人がそれぞれ求められている役割を果たせたおかげだと思う。
当パンもお疲れ様。日本語で宣美をしなきゃいけないの、今までも今回も大変だったと思うけどすっごくいいものができたと思う。ありがとう!
「mobileorderは必ずしも正義ではありません。」ええ、全くその通りです。モバイル���ーダーで注文来た時、「顔も素性も知らんやつからいきなり注文入るの嫌やわ」とか思ってます、ごめんなさい。
・きなこ
お疲れ様。みんなに可愛い可愛い言われて大変羨ましいですね。え?僕が可愛い可愛いって言われたいのかって?いやそんな事ないですよ、もしみんながきなこに可愛い可愛いって言うんじゃなくて僕に可愛い可愛いって言い始めたら、多分ちゃうかは終わりです。世紀末です。「明日からはもうそんなこと言わなくて良くなるね」…ifの話くらいさせてくれても良くないですか?(泣)それくらいには現状が妥当だという話ですね。
今カノの役、最初苦しんでたなぁ、むぎと一緒に「カップルってなんだよ…」って悩んでたのがほんの少し前に感じます。これも先輩からの受け売りなんですけどね、きなことむぎの演技を見た時に「うわぁ…」って羞恥心が湧いたとかなんとか。これって凄いことじゃないですか、カップル特有の初々しさというか、こうちょっと目を逸らしたくなる眩さを舞台上でしっかり出せてるんですよ。きなこじゃないと出来なかったことだと思います。
衣装も頑張ってたね。演出要望を最大限叶えてあげないとって奔放していたと聞いています。PV撮影の日だよね、梅田で探し回っていたのを聞いて無理しないでよって思ってました。もしかしたら自分を犠牲にしがちなところは近いのかもしれないですね
・はぜ
タスク管理もガバガバだしスケ管もガバガバだし映像だけは一丁前にやってる雰囲気出してますがもうちょっと改善点あったんじゃないの、誰か頼るとかさ、みんなにも言われてるけど。でも、「それも人生だ。現実を見なきゃ分からなかったことだ」
・あず
お疲れ様です。そしてご迷惑おかけしました。
秋公演であずの演技力に度肝を抜かれてから、今回あずと共演することが出来て本当に嬉しかった。前回は演出と役者という立場の関係上あずの演技を完成させるというのが僕の役割だったけど、今回共演したときの僕の立場は完全に「自分以外の後半組に追いつく」というものでした。それはもう本当に難しくて、苦しくて、焦りとかもあったけど、なによりも「自分は演技に対してこの程度の理解力で前回演出をやっていたのか」という浅ましさを感じずにはいられませんでした。そしてその浅はかな自分の演出であれだけの良い舞台を作り上げてくれたあずの凄さを再認識しました。秋公演で表立って役者紹介書けてなくてさ、先に書いちゃうことになっちゃった。でもこれは新人終わったあとじゃないと書けなかったことだとも思う。どれだけあずの対応力に全振りした演出だったのか、少し後悔と、そこであずを信頼した自分への誇りと、あずへの感謝と振り回してしまったことへの申し訳なさと色々です。
そして今回の演技、本当に素晴らしいものでした。僕の周囲の方で何人か舞台を見に来てくださった方がいらっしゃるのですが、皆口を揃えて「アサとヨルはほんとに可愛かったね〜」と言っています。羨まし「羨ましいとか簡単に言わないでよ」…はい…軽はずみでした…
個人的にはアサとヨルはどちらが欠けても絶対に今以上のものにはならないと思っています。
後半組、という同じ輪で演技できて本当に誇らしく思います。これからも36期を引っ張っていって欲しいです。36期のお姉さん枠のあずさん、狂乱闊歩する我々をどうかまとめあげてください。
・セイロン
お疲れで顔ない。顔ないなんて言わないですか?それじゃあおつかれで横転にしておきます。舞台、本当にかっこよかった。多分舞台立てする時毎回「いやーーかっこいいよなー」とかブツブツ言ってキモかったと思うんですけど、僕がキモイのはいいとしてかっこいいのは本当なんですよ。懐かしいね、この前一緒に叛逆の物語のリバイバル上映に行って待ち時間スタバにいた時にずっと舞台図書いてるんだもん、皆、多分今回の新人に託す思いがそれぞれ強くあって、もちろんその優劣などは無いけどそれでもセイロンはずっと頑張ってたと思う。よく浪人の時期の話するじゃん、自分のトークデッキがないからいつまでも擦り続ける嫌な奴で申し訳ないんだけど、それでもセイロンと話す時いつも「浪人してた時はこんなに楽しい学生生活を送れるだなんて思ってもみなかったよな」って言ってて、みんな大変だ大変だって言いながらも、でもそれが充実の証なんだと思います。ん?これ誰の話してるん?あーそうそう、だから、やっぱ楽しいと思えてるってことはセイロンがそれだけ頑張ってる証だよねって話だよ、ややこしくてごめん。
さて演技の話しないとだよね。やっぱ凄い。女子がセイロンのことを可愛い可愛いっていうのも納得はできる。納得できるからといって俺はセイロンのことを可愛いとは形容しない、むしろかっこいいとさえ言えるのではなかろうか(謎文学的批評)。対称的なキャラクターにまで自分を落とし込める、その技術とメンタリティがかっこいい。
あーあ、ほんとに後半組で俺が大変な思いしたのもお前らのせいだからな。「劣等感だね」…うるさい…。でも楽しかった。共演できて嬉しかった。ありがとう。
今度また酒飲もうな、あ、あと今度さ、見て欲しいものがあるんだよ。
・らいら
お疲れ様です。本当に、お疲れ様でした。
舞監大変だったと思います。比較的纏まるようになってきた36期ですが、じゃあなんでまとまるようになったのってそれはらいらのおかげだと思います。みんなのリードをしてくれて、新人の舞台がこんなに素晴らしい形で終えられたのは一重にらいらのおかげです。本当にありがとう。
でも、正直それ以上に言いたいのは新人の稽古にいつも顔を出してくれていたこと。ほんの僅かな時間でも稽古場に来て、色んな人の演技の指導をしてくれていて、やっぱりらいらの演技指導が入るとみんなの演技のレベルが数段上がるんです。言語化が上手くて、ダメ出しも細かくて分かりやすくてしかも誰に対しても傷つけない言い方でここをこ��すれば良くなるって言ってくれる、みんなの演技に刺激を与えてくれる。みんなが思わず息を飲む様な演技を、そこで見せてくれる。そんな人間が稽古場に来てくれるってどれだけ幸福なことなんだろうって思います。らいらが稽古場にいた時に「ハゼ、なんか今日はらいらがいるからかやけに頑張ってるね」と言われた時は実感なかったんですけど、これは嫌な緊張感とかじゃなくて、むしろどっちかと言うと面接の時の緊張感に近いかも。全てを見透かされている気がするんすよ。ダメが図星すぎるからかな。らいらの演技指導のおかげで今回の演技の質が格段に上がってます。本当にありがとう。
・オーム
お疲れ。音響オペのトラブルシューティングで「(なんか言ったあと、それがオームのミスでは無いと判明し)それじゃあ自分が把握している限りはミスはないですね」って言った時の沸き方凄かった。みんな「うえええええwwww」みたいな笑い方してたしもう凄すぎて何が何だか状態だったよ。
仕込み週、オームは音響だから結構な期間大集にい続けないといけなくて、授業も大変なはずなのに本当に1度の遅刻もなく来ていてビックリしました。凄いよ、本当に。
それでさ、オームの何がもっとすごいかって現場でのアドリブ力。「尺足りないと思ったので急遽ループさせて何とかしました」とか、は?って、なんでそんなアドリブ効くの?対応力バケモンなんだよなぁ…
秋公演でオームの初役者を演出させてもらって、それが自分の演出であったことが誇りであると同時に今回オペに回ってくれてありがとう。もちろん自分が大変だったってのもあるのは分かってるけど、オームが音響オペをしてくれたおかげでこの公演が本当の意味で36期の新人公演になりました。
本当にありがとうね。
・スミ
「ZYAAAAAN」じゃないんだよ。
お疲れ様。楽しかったですか?
楽しかったですか。それは良かったです。
何か言わなければいけないことは沢山あるんですが、逆に特別扱いしようと思って
生憎演出にはセリフは無いようですから
いえ、あなたのセリフは「ZYAAAAAN」じゃないですね。じゃあ
「この椅子どけて」
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2025/01/10
「海へ行く方法」
元気だったのも束の間、鬱入りしてしまえば、何もかもが心底どうでもよくなる。誰も気にしてくれなくていい。自分の姿かたち、思想、表情、歩んできた道のり、全てパーっと投げ出して、あしたは海にでも行きたいな。そんな気分だった。だけど近場には綺麗な海なんてもちろん存在せず、わたしの周りにあるのは「住み易い」という言葉がぴったりの街と、それを包むぬるめの寒さだけだった。静かすぎる海へ行き、自分の苦悩なんてちっぽけだ、と思うこともできないのだ。
地元にいたころ、悩みすぎてしまったらとにかく夜の海へ向かい、補導されるかな、なんてドキドキを胸に抱えながら船着場を眺めていた。本当になにもなくて、暗闇にぽつ、ぽつ、とイカ釣り船が光っていて、ものすごく綺麗だった。いつも、磯の匂いがわたしを出迎えてくれた。大きな美術館のすごい絵よりも、ディズニーランドのパレードよりも、わたしにとっては綺麗で大切な光景だ、と思った。
鎌倉は好きだけれど、鎌倉の海はかわいくて綺麗だから、わたしのこの気持ちにはきっと寄り添えない。富山や石川��かの日本海側も気になるが、そこまで足を運ぶ勇気と胆力は無い。わたしのうみ、どこに行けばあるんだろう。地元に帰ればあるけれど、数日前に帰省したばかりで、そんな頻繁には帰れないから、どうすれば、どうすれば。
とりあえず、今は空想をしよう。生活の中でいちばん苦手な、眠る前の暗い天井を眺めながら。
何処か一箇所しか繋ぐことのできない、インチキなどこでもドアを手に入れて、わたしは地元の海へと繋ぐ。そこは真っ暗で見渡す限りの漁港、人の気配は無い。月明かりと、入り組んだ三陸海岸の埠頭のひかりが端の方に見える。イカ釣り船、帆を立てる柱と柱のあいだを、集魚灯が繋いでイルミネーションみたいになる。その船を、ただ眺める。綺麗だなと思う。一隻、二隻、すれ違いながら、濃紺の海へ消えていく。だんだんと船のかたちが消えて、視界には光だけが残る。
そのころわたしの心音はやっと静かになって、岸壁で眠る休船中の船に自分の姿を重ねる。心から眠る準備ができたころ、どこでもドアを開けて、わたしはいつもの布団で眠る。瞼のなかでイカ釣り船の残影が、ぽつ、ぽつ、と浮かんではまた、消えてゆく。
こうしてわたしは海へ行こうと思う。きっと忘れてしまうから、日記としてここへ置いておく。
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師走。忘年会やクリスマスや、相変わらずイルミネーションなどが濫立する、一年が終わりそうな、そんな時期。
三田のほうにある、蟻鱒鳶ルを見に行く。再開発の只中にある、異様な建築…として、前からちらちらと取り上げられていて、多分なんとなく記憶にあったものだが、最近、少し露出が多いのか、なんかの記事で見て、まあまあ近くなので行ってみた。耐年200年とも言われるコンクリでセルフビルドされたそれは、思ったよりは小さかったが、周囲に一切馴染まない、どぎつい存在感。まだ、完成には少し時間がかかるとのこと。また、曳家で移動するとのこと、地下室あるらしいがどうやって?ていう、ちょっと気になるところもありで見守っていきたい。
ひとつ、忘年会。なんのかの10年ぐらいの付き合いになる方の、お知り合い同席の謎会。外国人の女装家の、どこかの会社のCTOという、インパクト強めな男性との出会いがひとつ、あった。
久々に、銀座に出向いた。なんかで見た、ゴールドウィン0のワイドパンツが気になり、丸の内のゴールドウィンが一番近かったので、見に行った。無かった。そういえばこのあたりもイルミネーション地帯であったな、と思いながら歩くが、なんか寒すぎてか汗だくになる。でも勿体無いのでとりあえず、ドーバーとGINZA SIXには行った。GINZA SIXの蔦屋のところはアートが売っている。そこで、動物と植物の造形をしているアーティストの作品があり、存在感の割には安価だなと、思ったりした。そして何も買わず、帰る。寒くてビチョビチョ、歩く気も起きず、電車で帰る。
月曜の定期有給、旧モントーク「VA」に行ってみた。話題性があり、物販に関してはオープン初週は整理券なんかも出ていたが、ど平日だからか、なんのことなく、カフェにも入れて仕事をさせてもらった。ドーナツは安いがカフェラテは高い…窓際席は少し、空きが少ないようだが、案内された中3階の席が断然落ち着く。前職と現職間の有休消化期間、夜中に松浦会長の本を読んだのが懐かしい。ここは19時までなので、そのあたり、惜しい。夜中に空いているカフェがこれ、都心部であってもなかなか無い。仕事を切り上げ、ゴールドウィンの原宿店にいったが、目当てのオフホワイトはサイズ無く、黒を試着して店を出る。
で、予約していまクリスマスケーキを赤坂はリベルターブルに取りに行く。2回目か、3回目か。とりあえずこのショートケーキが、ショートケーキ界でも屈指、と、私の中ではされている。ここのレギュラーのケーキは、創作が過ぎて、金額で無く味的にとても食えないという珍しいケーキ屋。以前も書いた気がするが、お土産にしたら子供が泣くのでは無いか、というぐらい、だ。全てを食べたわけでは無いが、4種類買って帰って、全部しんどかった。でも、このクリスマス時期のこのショートケーキは、どこの何よりも、美味しい…
例年通りか、ツリーに化けるタワー。何故かはわからないが、不意に本気オレンジになったりしつつ、基本的にはツリーとして、皆を楽しませていた。
おわり。
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illuminations - S2ver.
遠くで鳴り響いた さえわたる鐘の音が どこか懐かしくて ツンとしたの 去年のマフラーごと 残ってる思い出も身につけ にぎやかな街の空気に誘われて 冬が歌い出してる かかとならし あるく道 イルミネーション 照らしている ああ すぐ隣に君がいれば なんて考えちゃう 見上げた夜空に 輝く星の名前に いつから 愛しさ 感じたんだろう 離れていたって 同じ光 見守ってる きっとまた会えるよね そう わたしは ここで待ってるから 吐く息は白く甘い スリーブのついたカップ片手に 飲み込んだ熱さが じんと広がっていく 大丈夫 寂しくなんかない わたしが君おもうとき 君もそうだったらな 何百 何千光年 先でも 燃える光 届いてる この空の先の 君は何をおもう? ひとりぽつり あるく道 イルミネーション 照らしてくれる ああ こんな顔をしてちゃだめだ ほら上向いて 見上げた夜空に 輝く星の名前に いつから…
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12月のビッグイベントといえばみっちーとのデートでした。みっちーと一緒に過ごしたこの3日間たっくさん思い出あるからここに記録しておくー。拙い文章やけど許してね。
まずはこのかわいいカフェ!ほんまは違うとこに行く予定やってんけど大行列で。これは待ってたら次の予定に間に合わへんぞってことでここのカフェに来たんやけどここも大当たりでした。美味しかったね。でもまたあのカフェも絶対行こね!約束。また楽しみ増えたなあ。あ、あとね真ん中にいるマスコット!これはみっちーがよくカカオのスタンプで使ってるわんこ。これみっちーにあげたくて血眼で探しました。廉さん頑張りました。喜んでくれて嬉しかったし渡せて嬉しかったー!はよ渡したくてうずうずしてたもんなー。みっちーを喜ばせるぞ大作戦は成功しました。ピース。
夜は遊園地のイルミネーション見てきましたー!めちゃくちゃ綺麗ちゃう?みんなにもおすそわけ。ほんまに綺麗やった。めちゃくちゃ見惚れたもんね。俺ね、今年はやりたいことリストってやつを作ってまして。その中のひとつに「イルミネーションを見る!」を書いててんな。それを書くときにあわよくば好きな人と!って思いながら書いたらまさかの叶いました。みっちーと見れて良かったって凄く思います。そんでね、遊園地やったからアトラクションもあってんやんか。やから乗るぞー!って並んでた時にハプニング発生!みっちーのカバンが壊れちゃった…。みっちーそのカバンをこのデートのために用意してくれてたらしくめちゃくちゃしょんぼりしてました。もうね、LINEスタンプにできるくらいわかりやすく。思わず大爆笑してしまいました。しょんぼり顔も可愛かってん。全部愛おしくて笑っちゃった。腹抱えて笑ったのはごめんやで。でも次の日とびきりおしゃれなカバン買えてるんるん満面の笑み浮かべてました。「どっちの色がええかなあ?」って真剣な顔して聞いてくるのも全部可愛かった。めちゃくちゃデートやん!ってデートやけど思いました。
それでこれはめちゃくちゃ美味しいご飯とみっちーからのサプライズ。俺たちが会った日は偶然にも100日記念日やったみたい。俺は会う直前に気付いたのにみっちーは前から気付いて予約してくれてました。ほんまにびっくりしたし嬉しかった。きっと俺めちゃくちゃいいリアクションしてたと思う。目ん玉飛び出る?くらい驚いた。みっちーってほんま俺のこと好きやな!と思いつつ、こんな素敵で優しいあったかいみっちーと両想いでいれることがつくづく幸せやなって感じました。それでね、この日満月ですごくすごく月も綺麗な日やった!2人で綺麗だねえってにこにこで見れたのも凄く幸せやった。ふたりだけのものにしたいから月の写真はここに載せません!(謎の独占欲)
という感じでね、もうここだけ見ても楽しそうでしょ!うん、ほんまに楽しかったなあ。みっちーと会って、みっちーと一緒に過ごしていっぱいみっちーの良いなって思うところが増えました。喜怒哀楽全部めちゃくちゃ顔に出ちゃうところとか、俺がドジしちゃうから「段差あるから!きをつけて!」って毎回気にかけてくれるところとか、お風呂でドジしてなんか1人で喋ってると���ろとか(外まで丸聞こえでしたよ)、一生懸命地図と睨めっこするところとか、めちゃくちゃにこにこで俺のこと見てくれるとことか。まだまだあるけどそろそろ恥ずかしくなってきたからここまでにしとこ。ほんまにね大充実の3日間やったの。やから俺終わって欲しくなくて2日目の夜とかひっそり泣いたし、バイバイする時は大泣きかましました。ほんまに年上?俺。いくつになってもバイバイは苦手やなあって痛感した。泣いちゃうくらいみっちーと離れたくなかったしほんまに楽しかったみたい。でもまた会えるから。その日のためにまたお仕事も自分磨きも頑張ろうと思います。改めて、長なったけど!みっちー、会ってくれて大事な3日間を俺と過ごしてくれてありがとう。もっともっとみっちーのことが大好きになりました。これから先も俺たちはながく一緒にいるやろうからいっぱい思い出作っていこうね。大好きだよ。
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ピナバタデート!①
付き合う前から遊ぶ約束はしてたけど、無事に有言実行出来ました。拍手。流星くんが前にタルト食べたいって言うてたん思い出して待ってる間に買いに行って。こんなんしたん初めてやから喜んでくれるかなって内心ソワソワしてました。あまりにも人が多すぎて会う前から「もう無理かもしれへん…」ってなってた、流星くんが可愛くておもろくて「同じ場所に居るねんから会えるって大丈夫やで」ってやり取りしてたん今更ちょっとじわってる。無事に合流出来て、2人ともおなかすいたー!!ってご飯屋さん探しして流星くんの好きなもつ鍋満喫した!!店員さんに、最初の時点で味噌味おすすめされて、でもしょうゆがええからしょうゆにしたのに「味噌味おすすめですけどいいですか?」って聞かれてどんだけ味噌すすめてくるねん!!ってなったよな。味噌ゴリ押ししすぎやで。大好きなユッケも食べれてご満悦長尾でした。駅めちゃくちゃイルミネーション綺麗やって、会ってからずっとにこにこ流星くんやったけど、もっとにこにこしてて愛おしすぎるやろ…ってなってました。はい。
2日目は食べ歩き!2人で寒いって言いながら歩いて美味しいもの食べて人混みに流されつつ(?) 食べたかったやつ全部食べれて嬉しすぎた。あ、でもあの賞味期限5分のモンブラン食べたかったな…アイスやから寒すぎて断念したけど(笑)みんな普通に食ってたからすげえなってなってた。食べ歩き満喫したあとは、ホテル帰って一休みして念願のラーメン!行きたかった所は並んでたから違う所入ったけどこれまた大正解。美味すぎてほっぺ落ちるかと思った。致死量(多分違う)の明太子摂取もして満たされていざ勝負のゲーセン!ガチャガチャいっぱいあってテンション上がりまくり!お目当てのものがなくて、可愛いってなったん試しにやってみたり謎のお揃いが出来ました(笑)ここからが本番!流星くんの好きなハチワレを取るべくチャレンジ。俺の所から遠ざけたり、手前まで来たのにまたひっくり返ったりツンデレかよ!!あまりにも取れへんから「そろそろ疲れたやろ?」「もう抜け出したいやんな」って意味わからへんことばっか言うてた俺。負けず嫌い発揮しすぎてたけど、隣で流星くんが見守ってくれてたにも関わらず取れへんやった。なんなんこのオチ。お揃いでちいかわとハチワレ取ったからもうええねん。シーサーへ、3回も目潰ししてごめんやで。悪気はないねん、許してな…。
めちゃくちゃ楽しくてまだ終わってへんのに、嫌や!ってなってた流星くん。絶対にオールするねん!って言うてたのに俺が寝てたら隣でしっかり寝てました。かわちい。ひっつき虫になってた所も、ずっと笑ってくれてたのも、美味しそうにご飯食べる姿も、俺の香水付けて嬉しそうにしてた所も、手紙渡すだけ渡して逃げた所も全部が愛おしかったです。プレゼントありがとう。大事に使います。俺もね、内緒でプレゼント用意しててんけど考える事は同じでした。喜んでくれて一安心。次は、4月!夢の国楽しみにまた明日からも頑張ろなー!実質2日間みたいな感じやったけど、この旅行を楽しみに毎日頑張ってたしご褒美祭りでした!ありがとう。好きが増し増しになりましたとさ。終。
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2024/12/2 21:00:12現在のニュース
3年連続で最も暑い秋に 気象庁、9〜11月「異常気象」 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:57:53) 従来の保険証新規発行停止、マイナへ本格移行 自治体窓口に相次ぐ人(朝日新聞, 2024/12/2 20:56:24) 「3号廃止」「基礎年金を全額税財源に」経済同友会、年金改革で提言(朝日新聞, 2024/12/2 20:56:24) 石破首相、言質与えぬ「守り」答弁目立つ 党内配慮で持論封印続く(毎日新聞, 2024/12/2 20:55:16) 富士通、AWSとの提携拡大 クラウド導入を全業種で - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:51:22) 秋田のスーパーに2日間居座ったクマ、箱わなごと軽トラックで店外へ…体長1mほどの成獣か([B!]読売新聞, 2024/12/2 20:50:18) 宮崎の鶏農場で鳥インフル疑い 陽性確認されれば3万4500羽殺処分(毎日新聞, 2024/12/2 20:47:54) クマの市街地〝居座り〟相次ぐ 環境保全進み頭数増加、捕獲には「箱わなが最適」と専門家([B!]産経新聞, 2024/12/2 20:46:07) クマに襲われた店舗、補償は?専門家「施設は火災保険適用」でも全額まかなえるとは限らず([B!]産経新聞, 2024/12/2 20:46:07) 首相「短時間正社員の活用を」 若者・女性の不安払拭 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:45:28) [社説]中小の生産性向上こそ本丸だ - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:45:28) 女性正社員、非正規上回る 若手の伸び大きく 24年上半期、人手不足で03年以来 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:45:28) シャネル銀座でボヤ、イルミネーションが焼ける…高級ブランド街が一時騒然([B!]読売新聞, 2024/12/2 20:43:14) スーパーに侵入のクマを処分 わなで捕獲 秋田 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/2 20:42:28) 女川原発差し止め訴訟、住民側は上告せず 判断枠組み示した点を評価(朝日新聞, 2024/12/2 20:41:27) 阿蘇市の元職員、市税など計52万円着服 帳簿改ざんし隠蔽も(毎日新聞, 2024/12/2 20:40:20) 政策活動費廃止法案 立憲、今週中に野党共同提出目指す方針を確認(毎日新聞, 2024/12/2 20:40:20) 維新、前原誠司氏を共同代表に選出 「吉村代表と考え方共有」(毎日新聞, 2024/12/2 20:40:20) 「レッドライン脅かされる」産油国反発 プラ汚染防止、生産規制で溝(毎日新聞, 2024/12/2 20:40:20) 静岡県磐田市に新ホテル、庭園や温泉売り物 婚礼需要も - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:39:37) 中央発条、インドで車ケーブル合弁生産 25年12月目指す - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:39:37) NEXCO中日本社長「トンネル工事を自動化」 防災へ4車線 中部企業 針路を聞く - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:39:37) 中部の10〜12月景況感、2期ぶり改善 中経連調査 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:39:37) ジェイテクト、名古屋の新興拠点「ステーションAi」に入居 連携で事業創出 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:39:37) 公的年金、来年度1.9%増 上げ幅抑制、3年連続 民間試算 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:39:37) JTBとスカイドライブ、空飛ぶクルマの観光利用で提携 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:39:37) 名古屋の百貨店、11月売上高11%増 冬物用品に動き - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:39:37) トヨタ紡織、車シートの縫製や検査を自動化 ライン公開 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:39:37) 授業料目安「53万円」 国立大学長、維持派と改定派が拮抗 本社調査 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:39:37) JR東京駅で障害者らの作品展開始 舘ひろしさんコラボTシャツも | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/2 20:37:46) 島根2号機12年以来稼働へ 全国唯一の県庁所在地立地 避難の実効性課題([B!]産経新聞, 2024/12/2 20:33:40) ジェットスター、「賃金支払いミス」問い合わせたら出勤停止処分… 組合役員への懲戒「無効」と判決(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/12/2 20:32:23) マイナ保険証で救急患者確認 9日から、本人同意は不要 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:32:10) 鈴与、川崎に医療機器物流施設 輸入手配や検品にも対応 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:32:10) ベネッセコーポレーション社長に岩瀬大輔氏 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:32:10) マイナ保険証、きょう一本化 利用率なお1割台、利便性の浸透課題 従来型は最長1年有効 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/2 20:32:10) 阪神大震災の追悼行事、縮小か ルミナリエ準備でスペース制約(毎日新聞, 2024/12/2 20:32:02) 船井電機の破産手続き反対、元環境相が民事再生法の適用申請…「グループで200億円の資産」([B!]読売新聞, 2024/12/2 20:31:06)
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2023/12/11〜
12月11日 昨日つけ置き洗いをした加湿器の給水タンクの���ャップを捻り開ける力がなくて水を捨てられず、朝そのままで出かけた。浴室乾燥していた洗濯物も気温が下がって乾きが悪くなり3時間では乾かなくなってしまい干したまま出かけた。
この調子で毎晩毎晩掃除や片付けや、やらなくてもいいのに儀式的にやってしまうことを減らしたい。その日の感じに合わせて必要ならばやる、程度にしたい。
お昼休みに歩いていたら、向かいから坂を降りて来た自転車の方がすっころんでズボンの膝が破れてしまった。私含め近くにいた人たちは遠巻きに心配そうに、でも声をかけたりもできずにいる様子で見守っていて、本人はやっと少しずつ起き上がって、そんな時に後ろから悲観するばかりでない明るい声で「あら〜大丈夫かしら?」と声をかけてくれた年配の女性がとても救いの存在だった。 心配そうに「大丈夫ですか?!」と言われたら「大丈夫です」しか言えなそうだけれど、余裕を持った明るさで声をかけてくれたら「ズボンの膝が破けちゃった…」と、少し泣き言を答えることも許してくれそうだな、と思った。
お休みに入った上司の代わりを務めてくださる方と、まだ様子見あってお仕事をしている感じがなんだか煮え切らなくてぎくしゃくして話す度に泣きそうになっている。
12月12日 向かいのデスクの方が自分で設計した自邸が1月末に完成するお話を聞かせてもらう。写真も見せてもらって白と木が良い塩梅の素敵なお宅だった。 すごい!うらやましいとか尊敬するとか目標としたいとかそうゆう次元でなくて、なんかこれはとても嬉しいだろうな!?と率直に思ってしまい、他人のことだけれど「嬉しくないですかこれ!」と少しテンションが上がってしまった。 年が近い彼女よりお仕事でできないことが多い(と勝手に思っている)私は、時々それに落ち込んだりしていたけれど、彼女は本当に建築が好きなんだ!と嬉しくなる発見ができた。 私は建築はお仕事でしかなくて、作家さんの作品や考え方を観るのは好きだけれど自分で作りたい分野ではない切り分けはできているので、全く別の類の方としてやっと彼女を捉えることができた気がする。 お家ができたら遊びに行かせてもらうお願いもできた。
昨晩、教えていただいた大阪のギャラリー情報を確認し、ちょっと違うかな〜となっている。 今日から京都のギャラリーも少しずつみてみよう。
友人へ次会った時に渡そうとしていた京都限定のルルルンのパックと光線さんのガチャガチャをレターパックライトに詰めて送ろうとしたらポストに入らなかった。また3センチ(今回はプラスの5センチも)をオーバーしてしまった。
マスクが苦し過ぎてくらくらするのと、日中の噛み締めがひどくて顔が痛くなるので、2日間外す生活をしてみたけれど、なんとなく人と喋る時の飛沫恐怖が発生してしまい、唾が飲み込めないことがたくさんあった。また良くない症状を発症させてしまったかもしれない。
12月13日 ガスの点検の立ち会いのため午前中はお仕事をお休みをした。 そのため昨晩は出来る限りの掃除をしたり日記を更新したりとても忙しく過ごし、22時からの一食目のご飯は栄養補給でしかなくて味がしなかった。
でも朝起きて、まだ薄暗い中で大島さんの新しい読み切りの漫画を読んで二度寝をしたら、夏に展示をしたギャラリーの白濱さんと大学時代の好きな友人が夢に出てきてとても幸せだった。alt_mediumで小規模のブックフェア的なイベントを開催していて、私はそれに参加して写真集を販売したり自分の作品についてトークをしたりして、出版関係のお仕事をしている友人はたまたま仕事でこのイベントに来ていて、写真を通してお仕事でこうやって好きな方々と再会できた幸せな夢。
朝起きても、半日仕事を終えても、まだどことなく今日良かったことがあった、と思う気持ちはこの夢のおかげだと思う。 こうなると今の仕事を続けることを少し悩んでしまう。
フィルムカメラで写真を続けるためにNikonF100の修理をするべきだと、もう一度修理店を探して、インターネットで見つけた2店舗に連絡をとってみた。修理するより中古機材を買った方が安いのかな。
午後から出勤する道中、イルミネーションの準備が進められていて、夜帰宅するときちゃんと光っていた。
いつも行くスーパーの品揃えについて、私がお決まりで毎日買い続ける商品が、ある時から私が買うごとに一つずつ減ってき、最後の一つを購入した次の日からその商品の取り扱いが終わってしまうことが何回か続いていて悲しい。その中の需要と合わないものを嗜好してしまっているの?
無事でいたすぎて、年明けの有給の予定を立て始めている。
12月14日 ティカ・αが作曲、最果タヒが作詞した曲が、1月24日にリリースされる情報を知る。え?!と、なってしまう。え?!ティカ・αと最果タヒが作品を作ってしまったのですか。嬉しさや楽しみな気持ちより、もうこれまでの空虚な気持ちに近い感覚。
ティカ・αエピソードのひとつ、“愛・テキサス”のMステ動画のコメント欄が意外と愛が溢れていて(山Pファンでない人達の山Pへの評価について)、なんかよかったことをたまに思い出します。
ポストに入らなかったレターパックライトを郵便窓口でプラスに変えてもらう。差額と手数料だけ払って、使用済みだけれどライトを返却して完了した!
有言ジーザスなので朝デスクについてから始業まで年賀状の宛名を書くようにしている。でも裏面のデザインが定まりきらずにいて今年は出すのがギリギリになってしまいそう。
昨日の日記にスーパーの品揃えについて書いた矢先、いつも買っていた商品がまた取り扱い終了となってしまった様子。これまでの取り扱い終了商品履歴。ナチュラル豆腐ビヨンド、揚げなすとトマトのフリーズドライスープ、豆のサラダ、雑穀のサラダ、殻が剥いてあるゆで卵、畑生まれのまろやかソイ、サラダ豆。これ以上私に食の不自由を与えないでください。
来週もどこかでお休みを取れないか探してしまう。
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