#※逆メリーバッドエンド注意
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oivgbqiqfz358 · 2 months ago
Text
--深海人形-- 反面の彷徨い人
※立てば羅刹、座ればオルタ、歩く姿はシャドー桃玉(カー⚪︎ィ)。
※閲覧注意
※キャラ崩壊・改変注意
※修羅・羅刹ネタ
※同キャラ対戦的要素注意
※何時ものガトーとシロッコに飽きてる方向け
※…以下、プロローグ(?)を収録して居る記事
簡単な紹介
修羅ガトー
毎度御馴染み、何時もの、そこらへんでよく見掛けるアナベル・ガトー。本当に、間違い無く羅刹ガトーは、ガトー本人から生まれた存在であるにも関わらず、基本的に羅刹ガトーを偽物扱いする。
羅刹ガトー
性格も外見もとてもガトーと同じとは言い難い筈なのに、其れでも、ガトーであると言い切る事が出来る存在。
彼を、『アナベル(紫陽花)』に対して、龍爪花 『ロンツァォファ(※曼珠沙華 ※日本では不吉だが、中国では天界に咲く吉祥の華)』とイメージする人も居る。
…。
修羅シロッコ
毎度御馴染み、何時もの、そこらへんでよく見掛けるパプテマス・シロッコ。修羅シロッコは羅刹の方を偽物扱いする(シロッコ本人から生まれた存在であるにも関わらず)。
羅刹シロッコ
外見も性格も大きく違うが、シロッコと同一の存在である。
各周囲では、『���教者(Puptimus)』に類する『神の侍者(Acolyte)』と見做している者も多い模様。シロに対するアカ。紅白。めでたいね。
…。
※実質エピローグ
--逃げてばかりじゃダメ……。
闘ってばかりでもダメ……。
ナコルル、
ひとつに戻りましょう。
私たちはずっと一緒だから。
--サムライスピリッツ零 レラ
--最後に決めるが良い…。俺は、御前に、地獄に迄ついて行く。『ついて行ってやる』では無い。ついて行くのだ。とどのつまり、俺は御前だからだ。人が人であり限り、自我との対話は続く。未だ、御前は人間だ。
「…お、俺は……。」
…一体、自分自身をどうしたいか。
…次に俺は、答えた。
--紅と空色の〜Bio Crusher.より
…。
最終私闘 ガトー編
其れから、星の屑作戦の本格的始動と其の発令も近いと言う時期に、羅刹の方は、星の屑作戦についての機密重要文書を旗艦最奥の金庫から奪った後、ザクIIに乗って投降を開始した。
「如何したアナベル?星の屑作戦の全貌が、俺の所為で連邦に知れ渡ってしまうぞ?」
其の時、修羅の方は、何かを直感する。…そして。
--もしかすると、彼奴……、
「大変です!ガトー少佐!!艦隊極秘の機密文書を持ってザクIIで逃げました!!」
「ザクIIでか。…其れは其れだが、…彼奴……!真逆、あの資料を持って連邦に投降する気か!…兎にも角も、私は、彼奴と同じザクIIで出撃する!整備兵!準備をしろ!」
「……然し、少佐!…何故です?何故、もっと良い機体で出撃なさらないのですか?!」
----彼奴が私から生まれたと言うのなら、私が彼奴に引導を渡す迄だ!
「アナベル・ガトー少佐!ザクII!!出撃する!」
…。
「…流石に、今すぐには来ないよな?…何、真逆??!」
「……見つけたぞ!逆賊!」
「もう来たのか!」
羅刹の方は、修羅の方の、驚異的な自分に追い付く速さに酷く驚く。
「不倶戴天!!貴様だけは決して許さぬ!」
「はて、…何を吠えて居るのやら?…俺は御前自身なのに、鏡に吠え散らかして例え自らの手が大怪我しようが構わず叩き割ろうとする莫迦が。」
すると、其の言を聞いたガトーが、キレキレになりながら反論する。
「其れならば、御前の様なのが決して映らない、新しい鏡を調達する迄だ。」
「新しい鏡を用意するだと?!」
「お前の様なのが映る鏡なぞ、��常使いで無くても、其の姿が少しだけでも映るだけで、もう耐え切れぬしな。」
「…生意気な!俺はお前が置き去りにした過去だ!今此処で俺を置き去りにした事を後悔させてやる!其の鏡を用意する暇も無くな!」
此うしてはじまった、ザクII同士の一騎撃ち、…其の勝敗の行方は……。
…。
ガトー対極統合達成エンド
可也激しい戦闘の末、羅刹の方の機体が中破した所で、羅刹の方は停戦を持ち掛けて来た。
「如何した?偽物の方?」
「良かったな。アナベル、お前の勝ちだ。艦隊が機密資料にして居る大事な奪った資料は返す。此方に来い。」
「流石、私自身と言った所か。実に物分かりが良くて渡りに舟だ。」
あっさり、素直に、羅刹の方が乗って居たザクIIの所に来る修羅の方。其れから、羅刹の方がコックピットを開けたのを見て、すかさず其処に入る。
「…おい、資料は何処だ?」
「…さて、元に戻るとするか!」
そして、羅刹の方が修羅の方の両手首を、掴んだ瞬間……。
…。
「…嗚呼、…夢だったのか?」
其の時、ガトーは、ムサイの窓際で目を覚ました。そして、通りすがりのケリィが声を掛けて来る。
「其んな所で居眠りとは。ガトー、お前らしく無いな。風邪を引くぞ?」
「…ケリィ…。」
其のケリィの言葉を聞いて「すまん、心配させてしまって。」…と言った後ケリィが去って行くのを見届けたガトーは静かに考えはじめる。
「…羅刹の私、…彼奴は、此の私が、過去に置いてきた『者』……、か。」
そして、艦の窓から、ガトーは、広大極まり無い宇宙(そら)を見つめた。
…。
最終私闘 シロッコ編
…ダカールの演説よりも前の時期に、『AEUGへ、講和の為の重要文書を持って投降する』と言い出した上に、GMに乗って逃亡した羅刹の方。一方、此んな事でティターンズが解体されては困るので、其奴をシバく為に、修羅の方も羅刹の方と同じGMに乗って、羅刹の方を追い掛けた。
其の後行われた、GM同士の一騎撃ちは、
→修羅の勝ち
→引き分け
…。
→修羅の勝ち
シロッコ対極統合達成エンド
「君の勝ちだ。好きにすると良い。」
…。
「…あれは、…夢……だったのか?」
「パプティマス様!!」
「…すまない。心配させてしまって。少しの間だけ、居眠りして居た様だ。」
「御体は大丈夫ですか?」
「何とか大丈夫だ。…さて、…さぁ、新型機のテストにでも行こうか。」
そして、彼は、サラの右手首を掴んで歩き出す。
「はい!」
…。
→引き分け
シロッコ対極同士其々独自路線エンド
最後の最後迄、決着が付かなかった。やがて、羅刹の方は、「休戦だ」と言った後に、重要文書をビームサーベルで焼いてから、機体から降り、シロッコの乗る機体の側に寄るって来て、中に入ろうとして来た。…更に、其れを見た修羅の方のシロッコは、--其の時だけは--特別に--簡単に、自分のコックピットの中に、羅刹の方を入らせる。其の後、修羅の方が、羅刹の方に話し掛ける。
「…下手をしたら、ティターンズがジャミトフとバスクごと吹っとんでたぞ……。…何て人騒がせな奴だ……。」
「其れは、君もだろう?…で…さ…、…今から、僕と一緒に風呂に入らないか?」
「ふんっ、実に御前らしいな。」
…。
此うして、修羅の方もすんなりと風呂に入りながら、綿密に話し合いをした結果、羅刹の方も修羅の方と同じく一つに帰る事を嫌がった事で、其々別の存在として生きて行く事を決めた。
…そして、最後に、シロッコが、安堵の声で此う言う。
「…然し、何処か寂しい気もする……。」
…。
次の日。
此れから、完全別個体として存在する様になる羅刹の方に別れを告げる為に、シロッコとサラは、彼の見送りに来た。
「…あ、あの……、」
「又、何時か会えると良いですね。…僕の愛おしい乙女ちゃん!」
羅刹の方が中々別れの言葉が出ないサラの方に手を伸ばそうとした其の瞬間、修羅の方が羅刹の手を強く叩く。
「ケッ!!」
「…其う怒るなよ!もう手を出したりしないよ。」
「…全く……。」
其の言葉を聞いたシロッコは、すぐに冷静になった。
其の後、羅刹の方の旅立ちを見送った後、其れから、シロッコとサラは軽く以下の会話をする。
「あの人も私の事好きなんですね、パプティマス様……。」
「まぁ、彼奴は元々私ありきの存在だからな。」
其れから、夜、一人になって、タイタニアとオーヴェロンの設計図を見ながら、一人、羅刹の方の事を思う。
「…修羅(私)は修羅(私)、羅刹の方は羅刹の方。彼奴は彼奴で宜しくやって行くだろうな。」
…。
後日、エゥーゴ所属戦艦アーガマ内。
「…此んな船に侵入者とは……、…君は誰だ?」
「初めまして、クワトロ バジーナ大尉。私は、『アカライト・R・ハインライン』と申する者です。」
…。
「…あれは、…夢……だったのか?」
如何やら、少しの間だけだが、シロッコは居眠りをして居た様だった。
…。
あとがきと思いきや駄文
話が分かり易くなる様に格ゲー名物プロフィール欄
名前 修羅ガトー/羅刹ガトー
生年月日 U.C0058
出身地 サイド3
身長 195cm
武器銘 公国軍正式採用拳銃と軍用ナイフ
流派 公国軍式軍隊格闘術
好きなもの 愛国心、大義、アルコール類、忠義/甘いもの、可愛くてインテリでクレーバーな女性、デラーズ閣下、戦闘機とか航空機の模型
嫌いなもの 地球連邦其の物、逆賊、大義を理解せぬ者/修羅の自分、支配と其の為の暴力
※共通 自己中心的な女
コンプ��ックス あの戦争に勝て���かった事/修羅の自分が真面目過ぎる、修羅の方に無関心な態度される事
得意スポーツ クレー、ライフル射撃、弓道、剣道
尊敬する人 ギレン総帥、ドズル将軍、エギーユ・デラーズ
特技 忠義を尽くす事/一早く敵の気配を感じ取る事
平和を感じる時 正座して禅の瞑想をしてる時/戦闘機とか航空機の玩具で遊んでる時
好みのタイプ 特に居ない/最新兵器、機械に詳しい女性
…。
名前 修羅シロッコ/羅刹シロッコ(※一部某趣味:自爆&復活おじさんのパロディあり)
生年月日 U.C0061
出身地 語らず/地球にある地球連邦の遺伝子工学研究所
身長 180cm
武器名 自分で鍛えた刀 脇差「矢山」
流派 あらゆる格闘技を見様見真似でマスターした我流格闘術(※本人談)/其の場のノリ
好きなもの MS、MA、宇宙食/(ジオン側の)MS、MA、戦車、酒、煙草、塩辛いもの
※共通 甘いもの
嫌いなもの 賢しいだけの子供、権威主義者、偉そうにして居る割には無能の者、羅刹の自分/正義、忠義、支配、修羅の自分
※共通 特権階級、地球の重力、反スペースノイド思想、スペースノイド差別、差別主義者、男尊女卑社会、とりあえず自分の邪魔をする奴
コンプレックス そんな物無い/自分が人工的に作られたデザイナーベイビーである事、友達が居ない事、生き別れの妹に何もしてやれなかった事、木星に居た時に事故で亡くなった同僚を助けてやれなかった事
尊敬する人 居ない/大学時代の恩師
特技 しようと思えば何でも出来る事/ニュータイプ能力を通じてもう死んだ人達、動植物と分かり合う事
得意スポーツ 特に無いが、何でもそつなくこなす/eスポーツ全般
平和を感じる時 MS・MAの設計、整備をして居る時/戦車の模型で遊ぶ、サラ・ザビアロフと一緒に過ごす時
好みのタイプ 女達全員/サラ・ザビアロフ
※何れにせよ、羅刹の方は容赦無く本音ブチ撒けてる(笑)。
…。
羅刹乗っ取りエンドは某大百科コメント欄の『モリガンを自身とモリガン統合の際に全部乗っ取ったリリス(※リリス風モリガンみたいな)』…と言うif展開が着想やね(※結局格ゲー)。
…。
修羅ウラキ
ロクにコロニーの存在も知らなかった良いとこ育ちの坊ちゃん。覚醒前楓とかリリスとかさくらとか真吾みたいな感じ。
羅刹ウラキ
超ドS。素早く鋭利な飛び道具、各種奇襲、反則技、組技締め技間接技で対戦相手を追い詰めて行くすごい漢。・・・すごい漢だ(不破並感)。
そして、ウラキが最後に行き着く先、『完成形』でもある。
…。
没供養コーナー
「なぁ、今日の湯は、良い湯だよな。」
「…何故、あの時、Yesと言ってしまったのだろうか……。」
結局、シロッコは羅刹の方と一緒に風呂に入ったのだが。
「背中流そうか?」
「…いや、辞めろ。」
…。
If;羅刹本体乗っ取りエンド
※全部逆メリーバッドエンド
※バッドエンド注意です
----我、悪鬼羅刹となりて、目の前の敵……全てを斬る!!
----初代 サムライスピリッツ より
ガトー編
「…ガトー……、お主……。」
其の時、…『閣下』が薄暗い闇の中でガトーの姿を見つける。
「…閣下。…矢張り、俺の事、分かりましたか。」
彼は、何時も通りの姿形をしたガトーの、其の姿を見て、一旦は安心するも、やがて、直ぐに、中身が全然違う者になって居る事を察した。----矢張り、此奴は、ガトーでは無い!!
そして、『閣下』は、ガトーの胸ぐらを掴んで「元のガトーを返せ。」と問い詰めた。
「何が『羅刹』、…『曼珠沙華』だ……!儂等のガトーを返せ!」
然し、其のガトーは『閣下』を終始、冷たい表情で見た後に、溜息混じりに、此う宥める様に、話す。
「もう、諦めて下さい。彼奴は絶対に帰って来ませんよ。閣下。此れから、ずっと俺がアナベルです。」
…そして『閣下』は、少し項垂れて、ガトーとの別れ惜しんだ。
「……ガトー……。」
…。
あの時、逃げ仰せて、自由気儘に月で暮らすつもりが、閣下の嘆願と、ケリィの志願もあり、アナベルの悲願だったテロリズムに加担する……。此れも、アナベルの方と混ざってしまった影響か……。
…。
U.C 0083 11月12日
果てしない戦闘の最中、途中で自身の乗機を一時的に捨て、現在地球に落下して行くコロニーの中に入り、何とか其の軌道を作戦成功の方向へ変えようとするガトーを追い掛け、其の落下中のコロニー内部に侵入するウラキ。其うして、やっと、標的であるガトーを見つけたは良いものの、其処に、突然、ニナが現れ、ウラキの腹部を拳銃で撃った。
「ニナ!」
「貴方の様な、アースノイドには、如何でも良い事よ!此の作戦には、スペースノイドの未来と独立が掛かって居るわ!」
「其んな事知って居る!だからこそ、ニナ!!……何故、此処に来た?!」
「腐ったアースノイドの特権階級に鉄槌を下す支援をする為よ!」
「莫迦な事言うんじゃ無い!宇宙の死んでも死に切れない奴等が腹いせにやるテロリズムとコロニー落としにアースノイドもスペースノイドも関係無いだろ!テロはテロだ!!テロは行き過ぎた暴力でしか無いんだ!!」
すると、ニナは、其の全うな��張を足蹴にし、ガトーに向かって、此う、強く大声で叫びはじめた。
「其れは其うと…、…ガトー!!!!今の貴方は貴方じゃない!あんまりよ!以前の貴方を返して……!!お願い!以前の貴方に戻って!」
其の間、ニナはずっとガトーの方を見て居る。其んな中何よりも重苦しい心情のニナに対して、ガトーは、素っ気無く答える。
「其れは出来ない。」
そして、其処にコウが割り込んで来る。
「ガトー!!!!俺は、ニナの言う様な、以前のガトーの事を知らない!でも!其れは今関係無いんだ!俺はお前に勝つ!」
「良いぞ、若輩者。彼奴も彼奴でお前の事を認めただろう。」
「真剣勝負だ!」
そして、御互いに御互いの、拳銃の引き金を引く。
…。
シロッコ編
「此れで勝った筈だ。今すぐに私の下から去るが良い。」
「自分が勝ったと思ったかい?哀れだね……。」
彼が気付いた時には、既に、片方の方は背後に居た。そして、ゆっくりと、一種の捕食行為か何かと思える程のペースで、彼を優しく背後から抱擁する。
「辞めろ……!…私は……!お前なんかと同化したく無い……!!」
其うやって、彼は、もう片方の方から、背後から優しく抱き締められる。彼、其れと、丁度、対になる方は、優しく抱き締められる。其うして、幻が、影が、漣みたいに繊細極まり無い夢の様に、儚く体温に蕩けて行く粉雪の様に溶けて行く。
最後に、肉体を持って今、現世に生きて居る方が、閉じられた眼を開けて『夢』から目覚める。
「可哀想な事だ。…君は僕に取り込まれてしまったね。あれだけ僕の事を、従属させて、支配したがって居たのに……、無様だね。」
…。
…さて、君が大事に大事にして居た、…あの、サラと言う子は、…僕が、今迄通りに、大事に、大事にするよ……。
「パプティマス様……?其処に居られたのですね……?…私、貴方に会いたくて会いたくて……、…仕方無くて……。」
やがて、其の『パプティマス様』……と呼ばれた彼は、其の姿を現す。
「サラ……、今迄ずっと寂しがらせて御免。…此れからは、絶対に何処にも行かせない。私と共に双方戦場で散る迄、一緒に居てくれ……。」
…彼女が、大好きで大好きで堪らない其の『パプティマス様』に抱き締められた、其の時、彼女は全てを知った。
…嗚呼、パプティマス様が私如きに此んな事を言ってくれるなんて、本当に嬉しい。…だけど、もう、彼は、パプティマス様では無い……。
彼女は悲しみの涙を流した。もう二度と、自分が大好きで大好きで仕方無かったパプティマス様に会えないであろう悲しみに心を打ち砕かれて……。
「パプティマス様……。…私は、ずっと、貴方様の事を愛して居ます……。」
…、
シロッコ編 2
「シロッコ、何処だ?」
此のヤザンの呼び掛けに、
「此処に居るぞ。」
…と、応えたシロッコが姿が現す。だが、然し、相手の反応は本当に冷たい。
「お前はシロッコじゃねぇ。誰だ?」
「私は私だが?」
此の時、非常にシロッコ���しい対応をする、中身がシロッコで無��彼。
----……矢っ張り、違う。
其の声を聞いて『此の男は本当のシロッコで無い』と言う自らの勘を何よりも信じるヤザンは、「惚けるな!!お前は偽物だ!!」‥其う断言する。
更には、其の『シロッコ』に向かって、拳銃を向ける。
其うして、いずれも、其う悲しそうな声で言う。
「味方に銃を向けないでくれ給え。」
「お前は敵みたいなモンだろ……!!」
…ヤザン。…何故、僕に其んな事を言うんだい……。
「…嗚呼、其うだよ。僕は君の敵だ!」
そして、御互いに其々、拳銃を向け合った。…其の後、二発の銃声が強く、虚空に響いた。
…。
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