seonatsumi
Seo Natsumi
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瀬尾夏美 Seo Natsumi 歩くこと、風景、まち。土地の記録を考えながら、絵や文章をつくっています。 I'm trying to find a scenery that I and you had seen before.お仕事などの連絡先は[email protected] twitterID @seonatsumi web http://komori-seo.main.jp/
Don't wanna be here? Send us removal request.
seonatsumi · 5 years ago
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2019.11
【🌱TRACで始まりました👀】
年に一度のやわつち企画、今年は「レコメン堂」。
他薦によって“表現のようなもの”を集めた展覧会。
宮城県内外からやってきた誰かの暮らしの片隅にある愛しきものたちが、その背景の物語を伴いながら、なんと50組総覧できます!
あれもこれもぜひ見て欲しいものたちばかりです😊
レコメンバー(=他薦者)から推薦された“表現のようなもの”たち。
その横には、推薦文とともに、企画者によるレコメンバーへのヒアリングを経て書かれた、その背景に関わるテキストが並んでいます。
レコメンバー、つくり手、企画者とのやりとりの中で、“表現のようなもの”を見つめ直し、展示方法などを選びました。
津波の跡に芽を出した書や人形、日々生まれ続ける無数の絵や文章、自分や誰かや関係性を癒すためのドローイング、出会いを分有したくて作られる料理たち、遊びの中にぽっと宿る歌や踊り、いつかの誰かへ託す記録、受け継がれてきた技術や物語……
出会ってしまった人はきっと、日常がすこし愛おしくなる?
���ち上がりの技術vol.04「レコメン堂」は、2019年12月26日(木)まで。
期間中の金土日のみの開室ですが、12/23と26は特別開室です。13-20時、TRAC(大町2丁目3-22 3階、大町西公園駅から徒歩2分)にて。楽しい出会いがきっとたくさんありますので、ぜひお越しくださいね🚶‍♂️
そしてそして、
なんと言っても秋冬の仙台はイベントシーズン。
メディアテークは青野文昭さんの個展、3.11メモリアル交流館は小森+瀬尾「継承のしさく」、スタジオ開墾はどよん展、タナランも色々!
そして12月22日は年に一度の民話ゆうわ座は「子の誕生をめぐって」をテーマに。
https://www.smt.jp/projects/minwa/2019/10/post-11.html
遠方からでもぜひぜひ、遊びに来てくださいね〜!
※やわつち(=やわらかな土から)
TRACを共同運営している一般社団法人 Nook(のおく)、3.11オモイデアーカイブ、エイブル・アート・ジャパンの三者のこと。
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seonatsumi · 5 years ago
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展覧会「継承のしさく 小森はるか+瀬尾夏美」
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2019.10
展覧会「継承のしさく 小森はるか+瀬尾夏美」オープンしました!
昨年四人の旅人たちとともに陸前高田でつくった映像作品『二重のまち/交代地のうたを編む』の制作プロセスを自ら振りかえり、紐解き、さらに仙台市沿岸での応用編を展示します。
12月28日まで。
上映やライブ、ワークショップなども盛りだくさんです。
プロジェクトの発足経緯から、物語『二重のまち』について、関わってくれたみなさんのご紹介、小森と瀬尾両者それぞれによる15日間の滞在の後語り、ここから生まれた〈継承の始まりの場〉づくりの仕組みまで。
テキスト、映像、写真、物資料など、さまざまてんこ盛りで用いて検証しています。
イベント第一弾はなんと音楽ライブ!
11月2日(土)15時〜16時半。
荒浜出身の音楽家・佐藤那美さんと、『二重のまち/交代地のうたを編む』の出演者の一人である新潟市出身のシンガーソングライター・コダハルカさんの夢の共演。
ふたつの海辺で生まれた歌が交差し響きあいます。
予約不要、直接会場へ!
『波のした、土のうえ』の上映会+インタビューワークショップは、11月10日(日)上映14:00~/ワークショップ15時半〜。
2015年に制作した映像作品には、いまは“土のした”になった風景が多分に映り込んでいます。
上映後、「他者の言葉を書く」簡単なワークをします。こちらは要予約です📝
そして『二重のまち/交代地のうたを編む』の上映会は計4回。
11月4日(月・祝)、30日(土)、12月8日(日)、22日(日)、各日14時から。
※11月4日、30日は舞台挨拶、
12月8日は上映後15:40よりギャラリーツアーあり。
こちらも要予約ですのでお早めにどうぞ〜
このたびメモ館と協働する機会を得て、これまでの陸前高田での制作で生成してきた手法を使いながら、仙台市の沿岸部や市街地の人たちに改めて出会い、いくつかのワークをすることができて、私たちとしてもとても嬉しかったです。
やっとこのまちでも何かをつくるイメージが掴めました。
来年度もいい作品つくるぞ〜!
そしてそして、今回いつも以上に修羅場の連続だった搬入作業を仙台の��人・知人にたくさん支えてもらいました。
段取り不足を大いに反省しながら、このまちに一緒に暮らしているみんなの存在にあらためてすごく救われ、ほっとしました😭
とても感謝しております🙏
これに懲りず、どうかこれからもよろしくお願いします!
11月から年末の仙台は、メディアテークで「青野文昭展」、TRACで「レコメン堂」、12月21日にはみやぎ民話の会による「民話ゆうわ座」と展覧会、イベントシーズンでオススメです。
http://sendai311-memorial.jp/feature/%e4%bc%81%e7%94%bb%e5%b1%95%e3%80%8c%e7%b6%99%e6%89%bf%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%95%e3%81%8f%e2%80%95%e5%b0%8f%e6%a3%ae%e3%81%af%e3%82%8b%e3%81%8b%ef%bc%8b%e7%80%ac%e5%b0%be%e5%a4%8f%e7%be%8e%e2%80%95/
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seonatsumi · 5 years ago
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2019.9
東京の仲間たちとNOOKで進めてきた展覧会
「家族が聞く 東京の戦争のはなし」
開催しました。
家族という関係性を通して、語り継ぐことについて思考し、対話する場です。
ーー
とある戦争体験者とその子・孫というお三方に改めて語らっていただいたのですが、この語りがとってもすばらしかった。
https://tarl.jp/randd/2019/kazokugakiku/
--
日時
2019年9月19日(木)〜23日(月・祝)13:00-18:00
場所
ROOM302(東京都千代田区外神田 6-11-14-302 [3331 Arts Chiyoda 3F])
関連イベント
9月21日(土)
■14:00-15:00
ギャラリーツアー
本展企画メンバーが解説を行うツアーです。
ナビゲーター:柳河加奈子(かたつむり)、磯崎未菜(NOOK)
定員:15名(予約不要)
■15:00-18:00
公開会議「これからの継承を考える」
本展の企画テーマとなった出来事の「継承」について、かたつむりとNOOKのメンバーが集い、企画の実践を通して考えたことから、今後の活動について会議します。
定員:15名(予約不要/出入り自由)
9月22日(日)
■15:00-17:00
てつがくカフェ
「家族に聞けること、聞けないことってなんだろう?」をテーマに、対話を通してそれぞれの考えを深めます。
ファシリテーター:八木まどか(かたつむり)
定員:15名(予約不要)
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seonatsumi · 5 years ago
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2019.9
NOOKの出版レーベル「野尾久舎」から初めての本ができました!
2017年度にTRACで開催した「立ち上がりの技術」シリーズのふたつの展覧会の記録書籍です。
語り部をテーマにした「語り野をゆけば」と“障害のある”作家たちの背景をひもとく「つくる手 さぐる手 かきわけて」。
専門家、企画者などによる論考も多数。
語り野をゆけば
https://artnode.smt.jp/event/20180104_2544
自身の戦争体験を語る小野寺哲さん、母から聞いた民話を語り継ぐ庄司アイさん、“だれにでもできる”語り方で震災体験を伝える長沼俊之さん。
なぜ人は語り継ぐのか?
その背景を、三者へのインタビューと資料を通して探る展覧会。
寄稿は社会学者の山本唯人さん。
つくる手 さぐる手 かきわけて
https://artnode.smt.jp/event/20180227_3143
魅力ある作品をつくる“障害のある”作家たち。彼らや関係者へのインタビューを通して、制作の背景をひもとく展覧会。
参加作家は大竹徹祐さん、きょうこさん、工藤生さん、塗敦子さん、松浦繁さん。
寄稿は鞆の津ミュージアムの津口在五さん。
そのほか執筆陣は、3.11オモイデアーカイブの佐藤正実さん、エイブルアートジャパン柴崎由美子さん。そしてNOOKメンバー佐竹真紀子、中村大地、小森はるか、磯崎未菜、瀬尾夏美がそれぞれエッセイやレポートを書いています。
タナラン関本欣哉さんを交えて行われた福祉×アートをめぐる鼎談も。
そしてそして、少部数ですが、1800円で販売もいたします😀
通販も可能ですので、もしご関心のある方はNOOKのウェブサイト、もしくはメッセージにてお問い合わせくださいませ📘
nook.or.jp/hp/
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seonatsumi · 6 years ago
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グループ展「星座を想像するようにー過去、現在、未来」に参加しています
都美セレクショングループ展
『星座を想像するように-過去、現在、未来』
2019年6月9日(日)~30日(日) 
9:30~17:30 (但し、特別展開催中の金曜日は20:00まで)
東京都美術館ギャラリーAにて
参加作家👇
平川恒太・中村亮一・田中直子・加茂昂・瀬尾夏美・古堅太郎・スクリプカリウ落合安奈
瀬尾は「二重のまち」の物語を使いながら、第二次世界大戦にまつわる「語れなさ」をめぐるような作品群を並べました。
絵は新作です〜
お近くにお寄りの際はぜひ!
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https://bijutsutecho.com/exhibitions/4093?fbclid=IwAR0-DJJaGwU5dsKOIRAbL3wqNmqi-zEiOpnjxfn0k5s6Cqhr_ty7ZGQUX5Y
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seonatsumi · 6 years ago
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【あわいゆくころ出版記念@名古屋】開催します〜!
6/28の19時半から、ちくさ正文館二階の喫茶モノコトにて開催です!
「本を書くこと、読むこと、想起すること」というテーマで哲学者の齋藤安潔さんと対談です。
司会はずっとお世話になっている「阪神淡路大震災を記録しつづける会」の高森順子さんです。
ご予約はメール([email protected])か正文館さんのお電話まで!
https://kissamonokoto-akiti.storeinfo.jp/posts/6312698
みなさまのお越しをお待ちしております☺️
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seonatsumi · 6 years ago
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猪苗代にあるはじまりの美術館で開催中の「あしたときのうのまんなかで」という“風景”をめぐるグループ展に参加しています!
私は新作のテキスト「地底のまちへ」を軸にしながら、絵画やドローイングを構成しています。
このお話は、2015年に書いた「二重のまち」という物語の冒頭の一節「僕の暮らしているまちの下には、お父さんとお母さんが育ったまちがある」からはじまる、過去から未来への跳躍のお話です。
僕は昨日と明日を抱えながら、今日の日を生きています。
6/22には、小森さんや4人の旅人や高田の人たちやたくさんのスタッフのみなさんたちと一緒につくった映像作品「二重のまち/交代地のうたを編む」の上映とトークもあります。
2月からさらに撮影と編集を加えたあらたなバージョンとなりますので、みなさまぜひお集まりくださいね。
猪苗代は東京からバスで4時間!
仙台からは2時間半くらいかな
意外と近いですよ〜
みなさまぜひとも
http://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/mannaka.php
ーー
あした と きのう の まんなかで
会期:2019年 4月 6日(土) ~ 2019年 7月 7日(日) 10:00〜18:00
※火曜休館、4月30日は開館、6月22日16:00閉館
会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)
料金:一般500円、65歳以上250円、
   高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方および付添いの方(1名まで)無料
出展作家:クワクボリョウタ、国立療養所菊池恵楓園絵画クラブ金陽会、杉浦篤、鈴木のぞみ、瀬尾夏美、高橋和彦、谷川俊太郎、ハナムラチカヒロ
◯「二重のまち/交代地のうたを編む」上映会&トークイベント
日 時:2019 年6 月22 日(土) 17:00~20:00[要予約]
ゲスト:小森はるか(映像作家)、瀬尾夏美(画家、作家)
定 員:30 名
会 場:はじまりの美術館
参加費:1500 円(企画展観覧料含む)
東日本大震災後、東京から陸前高田に移住し活動してきた小森はるか+瀬尾夏美の新作映像「二重のまち/交代地のうたを編む」の上映会です。当日はお二人をお招きし、上映後にこの映像を制作した背景、8年たった現在の想いなどお話いただきます。
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seonatsumi · 6 years ago
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2019年3月後半、瀬尾が参加させていただくイベントをまとめました!
🐨今週末からイベント続き!🐤
東京、京都、大阪、金沢と旅します。
みなさま、ぜひお会いしましょう〜
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【東京】2019年3月23日(土)13時より
先週末の8年間振り返りトークに引き続いて、三軒茶屋の生活工房にて、ダンサー・振付家の砂連尾理さんとご一緒して、「“記録”から“フィクション”をはじめる/声に出す」というワークショップをやります。
http://www.setagaya-ldc.net/program/438/
【東京】3月24日(日)14時より
こちらも生活工房にて開催中の「映像のフィールドワーク」展の関連イベントで、トークセッションに参加します。
穴アーカイブで活動中のremoの松本さん、ECフィルムの下中さんと。小森瀬尾は「交代地のうたを編む」についてお話しします。
http://www.setagaya-ldc.net/program/441/
【京都】3月25日(日)19時より
オープンしたばかりのアートの複合施設、浄土複合で開催していただいている「とある窓」展の関連イベントで、
<記録の技術/方法 「とある窓」展と、NOOKのこれまで>についてお話しします。
2016年に「記述の技術」展でご一緒した林田新さん、櫻井拓さんと。
こちらは展示もぜひ!
https://jdfkg.tumblr.com/
【大阪】3月26日(火)19時半より
calobooksさんにて「あわいゆくころ」出版記念として「陸前高田とゴンダールのストリートを歩く──歌と旅人の話」というテーマで、人類学者の川瀬慈さんと対談します。
川瀬さんの「ストリートの精霊たち」とても面白い本です!要ご予約ですので、ぜひとも〜!!
http://www.calobookshop.com
【金沢】3月28日(木)19時より
石引パブリックさんにて「あわいゆくころ─アーティストが見た、陸前高田の津波から復興までの日々」ということで、井出明さんとトークします。
井出さんのご著書「ダークツーリズム拡張」の挿画を担当させていただいたご縁。
初金沢!
こちらも要予約ですので、ぜひお早めに!
https://www.ishipub.com/event/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%882/
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年度末のお忙しい時期かと存じますが、もしご予定の合う方がいらっしゃいましたらぜひお会いしましょう〜
そしてできればお知り合いにもお伝えいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします!
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seonatsumi · 6 years ago
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みぎわの箱庭
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それは、春になる前の寒い日のこと
午後の仕事が落ち着いて、ちょうどひと息入れようかというころにね
大きく大きく、地面が揺れた
遠くの海がたちまちふくれ、
そのままぱちんとはじけてしまって、まちに覆いかぶさった
雪降りの夜が明けて、
浮かびあがってきた風景に
みなが立ち尽くしていたときにね
男の人たち、壊れたまちまで降りて、生き残った人を探したんだよ
毎日毎日探してね
助けられた人もいたと思うが、ほとんどは死んだ人だった
きれいに並べたその身体に、
まちの人らは別れを告げた
やがて海は戻っていって、暮らしは落ち着いたんだけどね
ある男だけは、人を探しつづけていたんだって
あまりに毎日探すから、誰かに会えたかと問う人がいてね
男はね、
会えなかったけど
たくさん話を聞いたと答えて、
つづけて何かをしゃべろうとしたみたいだけどね
そのままぴたっと声が出なくなってしまったんだって
つぎの日、
いつものように出かける男を見た人がいたそうだけどね
とうとう戻ってこなかったんだって
荒野に草が伸びたころ、
波に置いていかれた種が、山際にたくさんの花を咲かせたんだよ
その花畑には、生きている人も死んだ人もその場所にいない人も、
みな一緒にいることができた
死んだ人は、
この花畑は永遠だと言ったが、
生きている人は、
そんなことはないと言ったね
二年くらいそんな時間があったみたいだけどね
ある朝ふと見あげると、あたらしい地面がぽっかりと浮かんでいたんだって
それで、生きている人は、
さっそく上がってみようと言ったんだけどね
死んだ人は、ここに残ると言ってうごかなかった
最初のころは行き来もあったみたいだが、
しばらくすると、上にもまちが出来てね
生きている人は、すっかりそちらで暮らすようになった
生きている人は、
下のまちを忘れていくと言って泣いたが、
その場所にいない人は、
何もかも忘れないと言って笑っていた
死んだ人はもうあまり喋らなかったが、時おり歌をうたっていたね
海風と山風がちょうどぶつかるから、
上のまちはいつも大風なんだよ
でもね、ある昼下がりにほんのすこしだけ
風が止むことがあったんだって
すると、足元から声が聞こえてね
女が地面に耳をつけると、なにやら歌のようだって
その歌をよく聞きたかった女が、
地面を掘って掘って進んでいくと、目の前がぱっと開けてね
そよそよと揺れる広い草はらに着いたんだって
あたりにはぽつぽつと人がいたそうだが、
うたっていたのは、壊れた塀に腰かけた初老の男だった
女はね、その人に頼んで、歌を教えてもらったんだって
初めて聞く歌なんだけど、なんだか懐かしいような感じで、
すぐに覚えられたんだって
しばらくふたりでうたっていると、
はるか天上から娘の泣き声が聞こえてね
女は帰ることにした
それから何日か経ったある日、
女が娘と、地底で聞いた歌をうたっていたら、
歌を教えてくれたあの男が
とても親しい人だとわかったみたい��んだけどね
どうしても名前が思い出せなかったんだって
その歌がね、いま子どもたちがうたっている歌だよ
女が掘った穴がこのまちのどこかにあって、
下のまちにつながる階段になっているんだって
ごらん
このまちの風景は、
そうやって出来たんだって
『みぎわの箱庭』2018年
瀬尾夏美「あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる」(晶文社)所収
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seonatsumi · 6 years ago
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【小森はるか+瀬尾夏美“ほぼ8年感謝祭”あわいのおわり、まちのはじまり】
上映会は、2月2日と3日です!
せんだいメディアテーク7Fシアターにて。
1日目は震災後につくってきた映像作品一挙公開、
2日目は新作の上映+岡田利規さんと濱口竜介さんとのトークイベントです。
上映スケジュールは添付の画像かウェブサイトにてご確認ください。
http://komori-seo.main.jp/blog/2018/12/07/hobo8nen/
2日目は、昨年秋に4人のパフォーマーたちと陸前高田に滞在しながらつくった新作『二重のまち/交代地のうたを編む』の上映と、
岡田さん・濱口さん・小森瀬尾の三者による
「テキストを発話すること」を巡るミニレクチャーとトークとなっており、とても豊かな場になる予感が満載です。
上映会の期間中、近隣のスペースでふたつの瀬尾の個展が開催中!
私個人としては、初めての個展です。
それを同時にふたつ…なんと贅沢な〜っ
ひとつは東北リサーチとアートセンター(青葉区大町2-3-22 3階)にて、新著と同名の「あわいゆくころ」というテキストとドローイング、スライドショーによる展示。
こちらは朝10時から20時まで開室してます!
クロネコヤマトのビルです。
もうひとつは、ギャラリーターンアラウンド(青葉区大手町6-22久光ビル1F )にて、
「風景から歌」というみっつの絵物語で構成する展覧会です。
こちらは絵がたくさんあります!
11時から19時30分まで。
絵は販売もしています。
もちろん各会場では物販もございます!
おすすめは、今日初めて袋詰めしたクリアファイル。
「あわいゆくころ」の表紙のドローイングが箔押しされています。
本はサインが施してあるものもお選びいただけます〜🐦
せんだいメディアテークから東北リサーチとアートセンター(TRAC)は徒歩約15分、TRACからターンアラウンドは徒歩約8分です。
ちょっと歩きますが、お散歩の範囲で全てまわっていただけます。
東京から仙台は新幹線で1時間半!
迷っている方はぜひ飛び乗ってくださいね!
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seonatsumi · 6 years ago
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瀬尾夏美 テキスト展『あわいゆくころ』、TRACにて開催中です。
2/1発売予定の単著『あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる』を展覧会の形にひらいてみました。
震災後7年のあいだに見聞きした言葉、ドローイング、写真が展示してあります。
ーー
2011年から現在まで、沿岸のまちで編まれた言葉や人びとの暮らし、仮設的な風景の変遷を綴りつづけてきた記録的なテキストによって、被災からあたらしいまちが出来るまでの“あわいの日々”を構成する展覧会。
会場:東北リサーチとアートセンター[TRAC]
住所:仙台市青葉区大町2-3-22第五菊水ビル3F
会期:2019年1月11日(金)〜2月11日(月・祝)
開室時間:金土日の13:00〜20:00(2/11は臨時開室)
*ただし、2月2日(土)、3日(日)のみ10:00より開室。
入場料:展示は入場無料(イベントは参加費あり)
主催:小森はるか+瀬尾夏美、公益財団法人仙台市市民文化事業団、仙台市
2018年度仙台市文化プログラム「二重のまち/交代地のうたを編む」
 
【同時開催イベント】
1/23(水) やわつちサロン「アートによる“継承”を考える」
会場:東北リサーチとアートセンター[TRAC]
日時:2019年1月23日(水)19:00〜21:00 
ゲスト:水谷仁美(せんだいメディアテーク/名古屋芸術大学 リベラルアーツ総合研究所 研究員)
サロンマスター:瀬尾夏美
参加費:500円 ※申込不要
イベント主催:やわらかな土から
■ゲストプロフィール
水谷仁美(みずたに・ひとみ)
せんだいメディアテーク/名古屋芸術大学 リベラルアーツ総合研究所 研究員。名古屋大学大学院情報科学研究科修了。あいちトリエンナーレ2016 アシスタント・キュレーターを経て、現在はメディアテークで市民協働・震災アーカイブの「3がつ11にちをわすれないためにセンター」を担当。 同時に、地域が抱える厄災の記憶を扱うカウンターモニュメントやアートプロジェクトの研究を行う。
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seonatsumi · 6 years ago
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「話を聞く」という私(たち)の制作に通底する手法を用いて、東京を、同時代的な社会の像の片鱗を調べていくラボ、始まっています。
職業も年齢も本当にばらばらなラボメンバーたち(この広い東京でよくぞ集まったなあと驚くような)と、企画チームができて心強い。
先日は東京大空襲・戦災資料センターにお邪魔し、とても濃密なお話を伺いました。しっかりと出会ってしまった、出会えたと思える時間でした。
きっとここから何かが生まれる予感。
これからラボがどこへ進むか、まだはっきりとはわかりませんが、何かが起きるのは確かなことです。
さあ、あと4ヶ月。
とても楽しみです。
**
小森+瀬尾が仲間とともに立ち上げ��一般社団法人NOOKが、
アーツカウンシル東京のスクール事業・TARL(Tokyo Art Research Lab)「思考と技術と対話の学校」にて、
月から始まるプロジェクトスタディのナビゲーターを務めさせていただくことになり、「部屋しかないところからラボを建てる」という枠組みを立ち上げました。
このプロジェクトスタディでは、東京・神田にある3331 Arts ChiyodaのROOM302を拠点に、
メンバーそれぞれの関心を持ち寄り、一斉に調べ、徹底的に共有し、可視化する「リサーチ・ラボ」をつくります。
さまざまな関心を持っている人たちが集まり、視点を共有し、それぞれにリサーチに出て、ラボで共有する。
それを繰り返すことによって、現在の東京、ひいては同時代的な社会の像の片鱗が見えてくるかも?
このラボでは「話を聞く」という方法に重点を置き、リサーチを進めていきます。
インターネットを通してどんな情報でも手に入れたと思ってしまう時代に、
直接人に会って話を聞いてみると、自分ではコントロールできないような思いがけない発見があったり、
見当違いに気がついたりするかもしれません。
関係ないと思っていた事象同士が地下茎で繋がっていることに気づけたら、
関心事の違うと思っていた人と手を組んで、あらたなリサーチへと出かけることもできるでしょう。
「話を聞く」という方法は、私たちの制作に通底するものです。
今回は、私たちふたりだけでなく、ラボメンバーの皆さんと一緒に、東京のまちを歩くことから始めたいと思います。
月に一度の講座では、ゲストをお招きしてお話を伺う場を開いたり、聞いた話を共有するための方法をみんなで開発したりしていきます。

ナビゲーターはNOOKの瀬尾夏美、小森はるか、磯崎未菜。
スタディマネージャーは佐藤 李青さん(アーツカウンシル東京プログラムオフィサー)、
ファシリテーターに小屋竜平さん、記録・編集に高橋創一さんをお迎えしています。
https://tarl.jp/school/2018/tps4/
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seonatsumi · 6 years ago
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「二重のまち/交代地のうたを編む」
2018年9月、15日間の滞在制作をして来ました。小森+瀬尾の久しぶりの大きな制作です。出演者、高田の人たち、スタッフチームとともに、本当に得がたい時間をつくることができました。
これから編集作業に入ります。
2月のあたまには発表できる予定です。
https://note.mu/seonatsumi/n/nf9e09f0e3e1f
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seonatsumi · 6 years ago
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小森はるか+瀬尾夏美巡回展「波のした、土のうえ」第10回in秋田、始まっています。
今回は秋田公立美大の関連組織、アーツセンターあきたさんとの共同企画です。
巡回展も各地を旅して10回目。
始めた頃から3年が経ち、陸前高田の風景が変わっていくことを感じながら、展示も度々更新しています。
今回はテキストを大きく変えました。
今年9月の高田での滞在を経て、新しいものがたりが必要だなあと感じておりました。
秋田の近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
日時 : 10/6-12/2 9時−18時
場所 : 秋田公立美術大学ギャラリー
BIYONG POINT
(秋田市八橋南1-1-3 CNA秋田ケーブルテレビ内)にて!
http://komori-seo.main.jp/blog/2018/10/04/akita/
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seonatsumi · 6 years ago
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井出明さんの「ダークツーリズム 拡張」、装丁画を担当させていただきました。 戦争、公害、自然災害などの痛みの痕跡をたどり、学ぶ旅、ダークツーリズム 。 大切な場所が「悲しみの歴史」の地点として語られることに抵抗がある人も多いと思いますが、何より辛いのは、その場所で起きた悲劇を忘れてしまったり、なかったようにされてしまうことかもしれません。 悲しみの遺産を隠してしまいすぎずに、それから学ぶこと、考えられることを生かしていくことも、足元の地面とともに生きる術のように思えます。 この本に関わらせていただくことになり、私はあらためて何を描こうかとうんうんと悩みつつ、まずは自分のふるさとを歩いてみることにしました。 そこで、自分の友人や親戚のばあちゃんが暮らしていた公営住宅の跡地に草はらが広がっているのを見つけ、足が止まりました。 すこし調べてみると、ここは高度経済成長の片隅で、社会的に弱い立場にあった人たちが暮らすためにつくられた公営住宅だったのです。 私は大人になるまでそんなことを知らなかったなあと思いつつ、この場所で話したことのある人たちの顔をいくつも思い浮かべました。 また、この公営住宅がま��あった頃、「東京のやばいスポット」みたいにして、インターネット上でちょっと話題?になっていたことを知ったりもして、「自分のふるさとを他者が見るときに発する言葉」への違和感を感じたりしたのですが、それがよその土地を旅して何かを記述する私自身のふるまいを精査するきっかけにもなりました。 最後に、かなり乱暴ですが、この公営住宅の跡地にできた草はらと、私が日々歩かせてもらっている陸前高田を、重ねてみる提案をさせていただきました。 2つの土地を歩いている私の中では、2つの風景を重ねて考えてしまう部分があるのは事実です。 仮設的な2つの風景には、それぞれにうつくしさがあります。 ひとりの人間が旅をするということは、距離も事象の差異も超えた、関連性(ある種の親しみのようなもの)を想起してしまう、ということでもあると思います。‪ 乱暴な身体と思考があるからこそ、想像力は遠くに飛ぶことができると信じつつ、振る舞いを制御することの必要を忘れてはなるまいと強く思いながら。‬ 編集の田尾さんとデザイナーの戸澤さんにこのような意図を汲んでいただき、うつくしい装丁に仕上げていただきました。 あらためて、このような機会をいただいた井出さん、田尾さんありがとうございました。 長々自分の仕事について書いてしまいましたが、ご著書はこちらでお買い求めいただけます!↓ https://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%E6%8B%A1%E5%BC%B5-%E2%94%80%E8%BF%91%E4%BB%A3%E3%81%AE%E5%86%8D%E6%A7%8B%E7%AF%89-%E4%BA%95%E5%87%BA%E6%98%8E/dp/4568506360
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seonatsumi · 6 years ago
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昨年のヨコトリで発表した「風景から歌 海のあるまち」という作品群を本の形にしました! 盛岡・Cygのアートブックターミナルで販売してます。 販売用は5冊だけつくってもうこれ以上つくらなそうなので、もし見つけたらお手に取っていただけると嬉しいです😊📚 ーー 「アートブックターミナル東北2018」 日時:2018年8月4日(土)- 9月2日(日)11:00-19:00/会期中無休 会場:Cyg art gallery (盛岡市内丸16-16 大手先ビル2階) 入場無料 ーー ABTTポータルサイト cyg-morioka.com/abtt/
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seonatsumi · 6 years ago
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広島県立美術館にて、小森はるか+瀬尾夏美 巡回展「波のした、土のうえ」開催しました! https://www.hiroshima-moca.jp/exhibition/komori-seo/
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