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笑わせて
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Blue sky
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oyasumimumemo · 22 days ago
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蝉のひとたち
人攫いが���ると言う。イヤホンやヘッドホンをつけたひとを狙って攫うらしい。人身売買とか臓器売られるとかされるんだよ。夫が半分眠っているみたいに話す。「日本で?」そう日本、日本だってあるよ拉致して売るの、気をつけなさいよあなたずっとイヤホンつけてるんだから。
次の日は退勤後もイヤホンをつけずに電車に乗った。色んな声が聞こえる。コンタクトとれちゃって途中から片目抑えてみてたえルイボスティーおいしいよ慣れたらおいしいよふくらはぎいや膝かな膝くらいまであるの履いてくこれから先も希望なんてない気がするの1種類くらいノンカフェインあればいいなって。無防備のように聞こえてそうではない声たち。
眼鏡屋に寄るために最寄りではない駅で下車した。大勢が改札に向かって歩いていくなか私のすぐ後ろでお経のようなものが聞こえるので耳を傾けると低い声の女性二人が同じ言葉を繰り返し唱えていた。蝉の鳴き声のようだった。
久しぶりに測った視力は昔より良くなっていた。支払いを済ませて店を出るとき店員は「綺麗に作りますね」と笑顔つくった。接客して視力を測って顔のかたちに合うようにツルを加工して。眼鏡屋さんは仕事が多いんだ私は眼鏡屋さんにはなれなさそうだと思った。
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oyasumimumemo · 27 days ago
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諍いは些細なものでも久しぶりだった。どんだけ俺を性悪だと思ってんの俺はずっとミユキの役に立つことを考えてるよ意地悪なんかしようと思ったことない何年もずっとそうだったろ何回もそうしてきたろと言われて、確かにそうだったと頷くのは何回目か、しかし私は何度でも忘れる。不足していた父親からの愛情を彼に補ってもらえたから、私は大人みたいな顔をして社会で働いたり買い物したり飯を食べたりできているにもかかわらず、彼を含めたすべての人間が私に意識を向けるときは悪意であると信じて疑えない。基本的にみんなずっと優しかった。それでも縁の途切れるきっかけを待ち侘びていた。自分だけではなく誰しもが混ざり合えないことを理解してから、ビルに差す西陽が高速道路から見下ろす夜景が通勤電車に詰め込まれた駄作達が、星が木々が湖が海が炎が、美しく見えたのだった。だから貴方ひとりにだけ諦めるのをやめるなんてそんな器用なこと、私できなさそう、また何度でもこうやって勘違いするよ、とかなり端折って伝えた。悲しいなあと呟く。悲しくても今は救えない。いつか救えるかもしれない。可哀想に、と思った。
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oyasumimumemo · 1 month ago
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ジンゼン
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不穏な非日常に触れたくてのぞいた思考実験の動画から怖いスレまとめや怖いヤフ知恵まとめがレコメンドされオカルトやスピに引き込まれ毎日は楽しい。お笑いとしてではなく不穏なものに触れたいという気持ちで、トム・ブラウンの漫才を、そういうジャンルの創作物を味わうように笑っている自分に気づきアナザーストーリーで涙を流す布川をみてなんか後ろめたい気持ちになった。
正月休みになんとなくインストールした花札アプリは今日で14日目のログインボーナスを獲得し大晦日に届くようポチった3年日記の記録は今のところ絶えず続けており仕事の日の化粧をやめ風呂にアロマオイルを垂らすようになり予防接種をみずから受けにいく2025年の始まりにそんな人間になっていた自分を見つめて殊勝な心もち、え何で?ひとは全く特別じゃなく前進も後退もなく今までと違うひとになっていく。
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oyasumimumemo · 2 months ago
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うまく寝付けなかったため常用の睡眠薬に追加で頓服を飲んで眠り、朝は朦朧とした意識の中起床、準備して会社に向かった。会社についてからも意識は半分眠っており体調が悪いので、とことわってから朝礼〜昼近くまで保健室で爆睡し、起きて気がつくと自宅のベッドで寝ていた。上司に何と言って帰ってきたのかは分からない。夫とのLINEでは「体調不良でかえりまふ」+うさぎが泣いているスタンプ。起きてから夫がパン屋で昼ごはんを買ってきてくれたので一緒に食べた。こしあんぱん、豆乳クリームパン、チュロス、きのこのポタージュ。幸せだった。何故か今朝出勤したことが何十年も前のことのように思えた。
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アラームを止めて布団の中で動かない私に同じく布団に潜ったままの夫が「7時過ぎてるよ」と声をかけ私はそれに返事をして布団の中にこもりつづける。そのうち夫だけ起きて仕事をはじめ、私は布団の中で上司にLINEを打ち「またか」と思う。夫も「またか」と思っているだろうし、上司たちも「またか」だろう。何度迷惑を繰り返しても面の皮は一生薄い。次の契約は延長されないかなまあいいか私の収入なんてほとんどおまけみたいなものだし私って夫から離れた瞬間終わりになるんだろうな社会的に人間的に形を保てないだろうから。ごめんねしか言えない。子どもは絶対にいらない家事料理できない夜がすごいとかでもない妻。ありがとう、ごめんね、という手紙をいつか書こう。医者が言うからそうなのだろうが、本当にPMDDなのか?甘えでなく?と毎月考えて、忘れる。私はおそらく精神科に通院しながらも精神というものを軽んじている。夢とか匂いとか行間とか、そういうなんかこう、よく分からないけどそれなりに意味のあるもの。よく分からないものは好きだけど、困らせてくる。
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oyasumimumemo · 3 months ago
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ひとの精神は同じでも価値観って本当にさまざまだから、誰かに向けて伝える言葉はやさしい言葉を選びたい。想いなんて言葉にした時点で本物じゃないのだから、解釈なんてご自由でいい。私は先のことなんか見据えないで、たった今しあわせそうにしている貴方を祝いたい。
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oyasumimumemo · 3 months ago
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ころね
2024年11月21日(木)
体調不良のため、明日はリモートにしようとPCを持ち帰る。電車内でだらしない感じの男が私に向かって至近距離で手をひらひら振り続けている。ニヤニヤしながら目を合わせようとしてくるので見ないようにして到着を待つ。彼は終点前のデカい駅で何事もなかったように下車していった。ガキはもちろんのこと男も女も嫌いだ。電車なんて糞箱だ。
2024年11月22日(金)
作業不可能なまでに悪化。すいませんやっぱり無理ですとチャットを打ち、返事がきたあとに引き継ぎのやりとりをして電源を落とす。直後、個人LINEにも「お休み了解です!」とメッセージが届き、は?と思う。やりとりはteamsで完結したじゃんこっちがブチったみたいなLINE入れんなクソが、とバカ些細なことでキレながら二度寝。夫がごはんやデザートを買っておいてくれたらしい。彼はいつも通り家で仕事して退勤して外食に出かけた。付き合いたての頃「私が体調悪いとき私のこと嫌いだよね明らかに冷たいよね」と突っかかったことがあるが、今はこの距離感がありがたい。必要なものだけ用意してあとは距離を置いてくれる。おばさんになるって色んなものが刺激をうしなうこと、自分も鈍角になること。
2024年11月23日(土)〜11月24日(日)
まあここが山場やろ月曜から出社か〜だり〜と呑気なことを朝は考えていた。すこし家事をしただけで熱が上がり、ほとんど一日中横になっていた。嗅覚が衰えて好きな香水やオイルの匂いが分からず、味覚も衰えて甘いお菓子以外の食べ物が不味い。M-1予選動画やゲーム実況を見て心を元気にする。夜、夫も体調不良を申告してくる。
2024年11月25日(月)
結局二人して仕事を休み、病院へ行ってコロナ陽性と診断された。帰りはゴータクを呼んで夫だけ車に押し込み、私は支払いや用事を済ませて帰った。病気や怪我のときの男性の苦しみ方はいつも大袈裟に見える。元彼などを例に見ても、男はいつも苦しみ方が執拗だしうるさい。本当に苛々するから彼だけでも早く元気になってほしい。
2024年11月26日(火)
5日間自宅待機を命じられたので、木曜あたりでリモート再開を目標に、それまで何をして遊ぶか考える。金原ひとみ再読祭り(コロナといえば金原ひとみ)と懐かしの京アニ再視聴祭りを計画するも、こんな趣味にもそれなりに体力を要するみたいで、本は3ページ読む前に、アニメは1話観ただけで力尽きる。
2024年11月27日(水)
昨日の夜、義母が家の前に大量の食料を置いてくれた。夫が頼んだらしいが、普通の家庭ではこの関わり方が正常なのか?似たことがあるたびにちょっと引く自分が普通なのか彼らに〜コン的異常さがあるのか考えていや別にどっちでもええわ、と毎回なる。私は味覚はかなり戻ったのでがつがつ食う。夫が出前館したくせに手付かずにしていた飯も残飯処理よろしく平らげる。この機会に太ってかわいい女になるか!そういえばこの数日間、何回か風呂キャンセル、スキンケアに至っては完全にキャンセルしていたが髪も肌もなんか調子が良い。体に何かを塗布するのは嫌いなので、もうこの機会にスキンケアはやめることにした。
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そういえば結婚式、撮影も終わり無事入籍しました。疲れた(T-T)
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oyasumimumemo · 4 months ago
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フィクション
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ハンナと九品仏〜自由が丘を散歩した。秋生まれのハンナにお祝いを渡して、すごいよね私たち出会ってこれで何年目だよとお互いの誕生日に毎年繰り返す話題を此度もなぞった。私たちこんなにずっと友達でいつづけるなんてあの時は思ってなかったよね、ねーまじでね。すごいと思う、私たちが仕事の話をしていること、私たちの同級生に子どもがいたりすること。歳を重ねていくんだな、それでいつか先にしんでしまうのだな、そんな何十年も先の自分の将来にハンナを添えて考えている。かけがえの無いひとだと思う。できればずっと友達でいてほしい。
7時間眠れたとか会社の美人と話せたとか休みの日に家事をたくさんこなせたとか自分で作った料理が美味しかったとか、そういうことのひとつひとつありがたい。自由に動かせる体があることは奇跡的である。
ヘアメイクリハーサルに行った。白無垢とウェディングドレスを選ぶ。1.ふたりの華やかな思い出を持つ 2.彼の両親に喜んでもらう この2つだけを目的とした式なのに、この日のために美容院に行ったりこんなふうにリハーサルをしたりする自分が滑稽に思える。でもそれなりに整えてもらって正装をした自分はけっこう綺麗で嬉しかった。
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oyasumimumemo · 5 months ago
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月光
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金木���の香水をつけた女で秋を感じる今日このごろ。私の夏はマジカルミライで締めとなった。前にthe pillowsのライブに行き「pillowsじゃなくてフリクリが好きなだけかも」「ていうかライブ自体合わないかもなんかサムいかも」とライブ中からテンションが下がり気味だったけど、マジミラは終始大いに楽しんだ。プログラムが進むにつれ会場に充満するオタク達の体臭も愛おしく、終演と同時に咽び泣く隣のオッサンの雄叫びを聞いて私も泣いた。私達が望むかぎり永遠に生き続けるVOCALOIDのことを遠い光だと思う。
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最近の読書を雑に撮った。春日武彦の「精神医学辞典 奇想版」はかなり面白く、本を開けば最後読もうとしてないのに読み続けてしまい電車移動中に読み始めると駅についても降りられ��くてこんな読書体験はあまり無いのでうける。特に興味深い項目には付箋を貼っている。町屋良平「私の小説」について。町屋良平の著書は学生だったりアスリート(?)だったり自分から遠すぎる立場の登場人物が多いことから没入できなさそうと手に取ることはなかったが、2024年6月号の新潮に掲載されていた「私の批評」でつよい共感を覚え、単行本を買った。読むと彼のいうところの「なんとなくかなしい救われ」が自分にもガッチリと嵌ってしまいその感覚がマゾ的に快い。苦しみながらも反芻するように読み返している。
同居人に促され花嫁美容のため人生初のエステ的なところに行きもう二度と行くまいと思った。破綻した美容論的な講釈を聞かされたりコンプレックス商法ありきな業界の闇を感じたりした。帰り道から顔が痒く次の日にはデカニキビができ、私は「化粧ノリ」「トーンアップ」という概念もわからない美人だからこういうのはいらない...と前向きに諦めた。
同居人が毎日難しい勉強をしていて、机に向かいながら山王戦で追い詰められたときのしんどい三井寿みたいになっている。彼のこういう香ばしいところが私は本当に好きだと思う。可哀想で可哀想で可愛い。
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oyasumimumemo · 6 months ago
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夢じゃないと良いんだけど
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終業間近に上司から会議室に呼ばれ、仕事のことじゃないからpcやメモはいらない、と彼女は言い私は訝りながら入室し着席するや否や、彼女がある内臓系の病気に罹ったことを告げられた。今月発覚したこと、業務上近い人間には伝えているとの旨、あとは病状についてなどを話す彼女はぱっと見たところあっけらかんとしていた。そういえば最近ちょっと萎びて見えるなあと思っていた。帰りの電車でその病気について調べると、分かりやすく苦痛を��もなう症状は無いものの、長生きはできないらしいことを知った。その日から彼女が笑うと妙に切ない気持ちになる。みすぼらしいような可愛いような。朽ち��けの野菜みたいな。
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結婚式や撮影の打ち合わせのため、久しぶりに彼と外出した。朝食を食べながら最近職場であった揉め事や、知人が内臓系の病気に罹ってふた周りくらい萎んでしまったこと、窓の外を眺めて日差しやばいね人多いねねえ見て犬、など運転中の彼相手に喋り続けた。彼は理想のパパみたい。彼を理想のパパにするために私はつとめて無邪気に振る舞っている自分に気づくときがよくある。打ち合わせは1時間ほどで終わり、昼食を食べて、3年前にしんでしまったトカゲのお墓参りに行った。彼と暮らしていなかったら私は墓参りや参拝など見えない何かに手をあわせるような場所へは行かなかっただろうと思う。いなくなったものや遠いものに対する想いは、育ちのよいひとほど強い気がしてでも何の因果関係が?と思う。ペット霊園を出て、(天国にいるペット���)ちゃんとお話しできた?と聞いてきた彼に適当な返事をする。物理的にも心理的にも遠いものに無関心な自分を恥じたいと思う。この無関心は未熟ゆえなのか単なる性質なのか分からないけど、いつか彼のように、見えないものに手をあわせるときに心から何かを思えるようになりたいと思う。彼との暮らしから嘘を減らしたいと思う。
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oyasumimumemo · 8 months ago
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祈る
どっぷり疲れて久しぶりに薬を飲まずに眠った。風呂に入る前は体から腐敗臭がして、自分が三角コーナーに放置され続けた残飯になったような気分だった。
その日は遠くまで出かけて一泊し、両家顔合わせの会食会に出て家に帰ってきたところだった。味の薄いコース料理を食べながらぎこちなく談笑し、彼が手配したカメラマンに、親戚(になる予定の)一同の写真を撮ってもらった。状況も自分の装いも何もかも心地悪く、解散したあとは屋外であるにも関わらずワンピースとパンプスを脱いで、Tシャツとスウェット、スニーカーに着替えた。
行きも帰りも含め移動中はここ最近ずっと机に向かっている彼と私がゆっくり話す久しぶりの時間で、幾度となく繰り返した諦めを反芻する時間でもあった。あなたは自分をすごい生き物だと思っているの?他人が立っている場所を自分は既に通り過ぎた場所だと思っているの?色んな言葉を飲み込んで貴方は不出来に生まれた人間の苦悩を分かっていない、とだけ伝えた。それさえもいわゆる「有能」な彼には褒め言葉のように受け取られかねないなと思ってイラッとしたけど、彼を傷付けても私の得にはならないし、というかこれから家族になろうとしているひとを敵にしてしまう自分に嫌気がさして悲しくなった。また病気じゃないか。そもそも敵なんていないのに。私は皆つらくて可哀相なことを伝えたいだけなのに。
色々かみ殺して、最後に寄った某SAでソフトクリームを嬉しそうに食べるヤンキー上がりみたいな青年達を見ながら、本当にひとり残らず幸せになってほしいと思った。
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oyasumimumemo · 8 months ago
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シベリヤ
彼氏が難しい資格の勉強をはじめた。彼は在宅勤務なので1日中机に向かっていることになる。息抜きのためか食事は一人で外食するようになったので私はほとんどひとりで過ごすようになった。ひたすらに楽しいをインプットする日々を過ごしている。
結膜炎になったあとに風邪を引いて熱が出たり喉を痛めたりした。普段あまりこういう形で弱ることが無いので、病院は久しぶりだった。最近週4勤務になって休日が増えたこともあり眠ってばかりいる。掃除、入浴、食事、何かひとつをするたびに眠くなってすぐ横になる。
「Serial experiments lain」の実況動画をみてから、自己認識と身体性、拡張現実などについてよく考える。鬱ゲーとまでは言わないが、没入すると自分の思考に絡めとられるゲームという意味で怖いゲームだと思った。
ハンナとマヨルカに行ったり、会社の上司からもらったスパイスで��ーラを作ったりした。
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結局、自分に素直でいること、世界に正直でいることがいちばんシンプルでイージーなのか。
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oyasumimumemo · 9 months ago
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oyasumimumemo · 10 months ago
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週報-7
2024年04月13日(土)
ハンナ宅で、お昼ご飯を振る舞ってもらう。ボルシチ、タコとチーズのバジルサラダ、バゲット。コーヒーとケーキも出してもらった。食べ終わって直ぐ慌ただしく家を出て、二人で下北沢へ。ハンナの知り合いが主催(?)と言う形で開いた一日居酒屋に行くためだった。主催もさることながら客も自己顕示欲の塊みたいな連中が集っていて便所みたいな空間だった。店を出たあとに二人で服や映画の話をし��がら下北沢を散策して日が暮れる頃にそれぞれ家に帰った。
柔軟で社会性のある彼女がしばしば私を指名して遊びたがるのは何かの行事でせっかくだから~と珍味を食べるような感覚なのだろうか。ひとと関わるたび傷つく。自分の繊細さに絶望する。早く楽になりたいと思う。
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2024年04月14日(日) SHEINで注文した荷物が届いた。バッグから精液のにおいがしたけど、それ以外の服や小物には満足したので追加でまた色々注文した。中国とか韓国の通販で買うバッグはどれもこれも精液のにおいがするけどどういう工程を経たらそんなことになるんだ?
週末はいつも泣いている。彼は命を粗末にするな、と私を叱りつける。お前が命を粗末にすることで俺も傷ついていることが分からないのか、と叱る。分からない。分からないから困らせ��い。そしたら愛してるだとか好きだとかを言って、分かりやすく優しくしてくれればいいのに、と思う。手っ取り早く命の延期をさせてほしい。傷つけておいて優しさを求めるな、耳障りのよい言葉にまかせて収拾をつけるのは本当の愛じゃない、それはガキの恋愛ごっこだぞ、と彼は言う。
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2024年04月15日(月) ここ最近の平日の朝は私が家を出るタイミングと、ランドセル新入生軍団の登校のタイミングがかぶる。ランドセル新入生は春風みたいだと思った。今日は会社に半袖ニキネキがちらほらいた。退勤後も外が明るい。電車内が汗のすっぱいにおいで充満していた。
2024年04月16日(火) SR睡眠の日だった。アラームが鳴るまで一度しか起きなかった。すばらしい。何のために労働するのかが分かった。夜によく眠るためだ。
些細なことでもひとの役に立つことを嬉しく思いはじめたのはここ2~3年くらいだなと思う。それまでは与えられることだけが嬉しかった。前に好きだったひとに、どうして人助けの仕事をしているのか訊いたとき、彼は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」がきっかけだと言っていた。要は与えること・救うことが幸いだから人助けの仕事を選んだということだったのですか?
会社の人間、何が起きるかも分からずに何でも始めて後に起きた問題に対応していると動けなくなるから、別の新しい問題またはその種を意図的に作り出す。止まることだけは避けたい。どこもみんなそうなのだろうな。会社に限らず、この世とか。
2024年04月18日(木) 仕事、言葉で攻撃して自分を守る大人を見た。私は誰かを傷付けたくない、と強烈に思う。自覚して驚いた。恨む相手を傷付けても存外すっきりしないこと、自分が良い立場になるわけでも無いことは知っている。
日課になっている夜ごはんを食べながらみるアニメ、今日最終話までみおえたアニメがかなり良作だった。原因不明の涙が出た。情緒がぐちゃぐちゃになった。これはしばらく考えてしまう~うわ~
2024年04月19日(金) 昼休憩に会社のひとたちとご飯を食べに行った。一緒に働くなかで優しくしてくれて仕事上好きな相手だったとしても、休憩時間まで関わりたいとは思えないな。あるテーマで雑談しながらじわじわ傷ついて、その後もしっかり引きずっていたらしく家に帰った私に彼氏が「俺は敵じゃないよ」と言った。ケーキを買ってきてくれたので夜ごはんの後、一緒に食べた。
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oyasumimumemo · 11 months ago
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プロポーズを承諾し、お互いの家族への挨拶までを無事に済ませた。
私の親への挨拶の帰り道、私は車中で大泣きしてまた彼を困らせた。私は親を偶像崇拝的に想い続けていた。親子関係がすっかり形骸化していて、対面すると生身のえぐさに耐えられなかった。これまでもこれからも、ママの愛情が私にリアルタイムで正しく伝わることは無いのかもしれない。私たち家族は離れながら、生身じゃ無い、想像上の家族を愛しているほうが幸せなのだ。しぬまでそれでいい。その想い自体が私の、私ごとふくめた家族への愛情だと思った。
彼の親は、あなたは美しいから晴れ姿も綺麗だろう、自分の親族に内緒で構わないから良ければ私には晴れ姿を見せてくれないか、と言い私は曖昧に頷いた。真っ直ぐで寛容なひと達だと思う。私が彼を幸せにしたい理由のひとつ。帰り道、また私は泣いて、でもどうして涙が出るのかは分からなかった。
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oyasumimumemo · 11 months ago
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気まぐれでたまにやる週報まとめ
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oyasumimumemo · 11 months ago
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週報-6
2024年03月06日(水) 体調は悪いし、隣の席のジジイがきもいけど毎日のことなので今日も頑張って働いた。退勤して会社を出ると彼氏がお迎えにきてくれていた。一緒にケーキを選んで家に帰った。天国みたいな時間なのになぜか悲しくて涙がどんどん出てくる。
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2024年03月07日(木) 抽選に当たったり席が若干広くなったりして地味に嬉しい。でも体調がすこぶる悪い。眠すぎ頭熱すぎ。
2024年03月08日(金) 朝起きるとなんか雪が積もっていた。体調不良のため会社休む。出勤するつもりで支度して電車に乗ったもののこれは会社に着いてもどうせ働けないなと思い、お姉さんに連絡をいれてUターン帰宅。帰宅即就寝1時間→家事→昼寝2時間。昨晩からの朝までの睡眠も合計すると12時間ぐらい寝てる、けどまだ眠い。
夜ごはんは彼氏がお粥を作ってくれた。
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2024年03月09日(土) 10時間ぐらい寝られた。運動掃除片付け蛇の世話などしてたらいつの間にか15時になっていたので昼ごはん食べる。この間買ったりんごが無味だったのでサラダに混ぜしだいて食ってやった。
1時間夕寝して、夜ごはんを食べながらR-1をみる。今日は味噌汁を作ってくれた。お笑い賞レースをみるとき恒例、合間に得点をつけて勝手に審査した。その後に続いたENGEIグランドスラムにそのままみてた。面白かった。
2024年03月10日(日) また10時間くらい寝た。無限に眠い。運動してまた片付け。Vtuberの雑談配信を聞きながら運動とか掃除ってはかどるし楽しい。なんやかんやしてたらまたご飯を食べ忘れていたので、15時半に昼食。ゲーム実況とか一般人のラジオを視聴しながら食べた。夕方また1時間眠って夜ごはん食べた。
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oyasumimumemo · 1 year ago
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週報-5
2024年02月26日(月)
悪寒と強烈な眠気で生理前だと気づく。ネガティブに拍車がかかる。普段に増して食欲が無い。増して食欲が無いってなんか、
2024年03月01日(金)
彼氏とプチ旅行をしている。スナネコをみたいけど、スナネコはどこの動物園でもいるわけではないので、スナネコがいる動物園の地域にある温泉宿に泊まって見に行くことになった。朝8時に出発し、サービスエリアで休みながら移動、15時にチェックイン。家から遠く離れると彼氏が赤の他人のように見えて落ち着かない。普段生活している家そのものが恋しい。寂しい。自分自身を半分置いてきたみたいな感覚。日常生活の最中では、旅行とかレジャーに焦がれているのに、いざ遠くに来てみると寂しくて泣きたくなる。とはいえ、良い旅館である。道中は楽しく過ごした。彼氏は私が楽しく過ごせるようプランを練り、いろいろなものを調べたり予約したりして、ひとりで運転し連れてきてくれたのだ。なんだか切ない。
と思っていたらプロポーズされた。彼にとってはこのための旅行だったようだ。普通バージョンと指輪パカリバージョンをやってもらった。慎んでお受けした。自分の肉体をもって他人の人生を乗っ取ったようだと思った。
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2024年3月2日(土)
動物園に行ったあとに5時間かけて帰宅。私の目的であるスナネコをみた。猫のショーみたいなものもみた。どの動物も本当は実在していませんCGですと言われても納得するような美しさで人間は知能を得る代わりに美しさを諦めたのだと人間である私は思った。帰り道は川も崖も山々もいつの間にか無くなって夜景になった。景色を眺めて空っぽになりながら、彼の話にbotみたいに相槌を打ちつづけた。
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2024年03月03日(日)
誕生日だった。家族や友達からLINEが届く。おめでとうおめでとうありがとう。体操して掃除して洗濯して昼食。爆裂に眠くて買い物のあとに昼寝。1時間半くらい寝た。お互いの親に結婚の挨拶をするときの服や靴をポチる。ついでに春用の仕事着も。明日から仕事か。怠いな。今日はケーキがあるの嬉しいな。
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