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大義名分姫路旅・味章
「味のある」掲示物たち
🚌バス内での啓蒙
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「カゼひいた」は信じてやってくれよ
💻MADE IN Microsoft Office
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モノレール記念室にて。ちなみに、運には恵まれなかった
📍マジで何?
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水族館の敷地内の壁。何ひとつ意味がわ���らないテプラ、何の何が何?
🚄500系
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ちょっとタイバニのヒーロースーツっぽさある
🧯おまけ:哀愁の100型
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新幹線ホームにぽつねん
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日記 2025/02/09
昨日は有り得ない寒さにひたすら肌を刺されながら、朝から晩まで楽団の合奏練習をハシゴし、22時頃に最寄りに帰着。その足で行きつけのアメリカンバーへ顔を出し、一番搾り+一番搾り+ヒューガルデン+ソーセージという神的コンボをキメて24時半頃帰宅。2時半頃に就寝し、怒涛の悪夢を見て7時半頃目を覚ます。「悪夢を見ていない睡眠」の実績を残しておきたくて当然二度寝。悪夢ではないが現実的すぎて嫌になる夢を見て10時台にまた目を覚ます。二度寝。13時前にいい加減起床。それからウダウダしつつ14時半頃から動き始める。ローソンで楽団のチラシを発送したあと、ドラッグストアへ。本当はついでに酒や飯も一緒に買いたかったがドラッグストアで色々と買いすぎたため一旦帰宅。長らくサボっていたトイレ掃除とキッチンのシンク掃除をした。こんな私だが、まだ「しなければ」という焦りが残っているあたりセルフネグレクトには程遠いだろうと、高く積み上げられたストゼロの空き缶タワーを横目にタカを括る。一仕事終えた気分でMINOH BEER ヴァイツェンを開栓。スモークチーズをつまみながら、溜めていたニチアサをアマプラで少しだけ消費。ダウナープリンニキ、かなり良い。少しぬるくなったヴァイツェンは香り高い飲み口になっていた。ポテチをひと袋開けた。酒が足りないし、腹が減った。再び外へ。酒屋で今度はMINOH BEER スタウトと酒その他数点、そして中華ちまきを購入。その後セブンで適当にツマミになりそうな味の濃いものを買って帰宅。スタウトを開けて塩バター味ポ��プコーンと楽しむ。我ながらかなり賢いマリアージュだと思った。インターネットをして、絵を描いて、夜を過ごした。入浴後、洗濯機を回す。悪くない休日の過ごし方だったナァなどと考えながらまたインターネットをして洗濯の終わりを待つ。ここまでは順調だったのだが。
洗濯の終わりを告げるブザーを聞いてからしばらくは動くのが億劫だったが、数分後、意を決して洗面所へ。洗濯機のフタを開けて絶望。
白い龍が泳いでいる。
いかにも。
化粧水用のコットンを箱ごと巻き込んでしまった。
洗濯機の隣に同じくらいの高さのラックがある。コットンは毎朝使うものなのでラックの最上段に置いてあるのだが、なにぶん狭いラックなのですぐ落ちてしまう。そう、洗濯槽の中にね。今回も例に漏れずコットンの箱を落とした。それに気づかぬまま、私はシンク掃除をした時にキッチンの手拭きタオルをノールックで洗濯槽の中に投げ入れたのだ。あとは分かるな?
ポケットに入れたまま忘れていたティッシュ2,3枚の比ではない量の繊維、そしてくちゃくちゃになった紙の箱がこれでもかというほど洗濯物に絡みついている。しかも、こういう時に限って、ただでさえホコリが吸い付きやすい黒スキニーや毛足の長いタオルなどを洗濯しているのだ。人生とはこういうものなのでね。とりあえずネットに入れていたものは救出。さて……真っ白に染まった黒スキニーその他をどうすべきか。洗面所の床を湿った紙屑だらけにしながら全ての洗濯物を洗濯槽から取り出し、救いようのない服は一度干した。乾かしてからなんとかしよう。洗濯槽は残った紙屑を取り除いてから乾燥にかけた。休日の最後の最後にこの仕打ちとはね。やってられなくてポップコーンの続きを貪り、激濃ブランデーハイボールで流し込んだ。もう既に睡眠不足は確定しているが、明日を耐えればまた休みなので、まあもういいです。
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日記 2025/01/30
無駄な足労があったので、それをチャラにすべくビールを飲みに行った。前々から気になっていた店だったので、これにより、これまでの7500歩近くの足労はここでビールを飲むための大義名分と化す。大人になって��ら、こういう「己の機嫌取り」がだいぶと上手くなった気がする。
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まずは大好きなヒューガルデンホワイト。これは空きっ腹でもグングン流し込める。なんならアテが無くても全然いける。店に置いてあったら、必ず飲むと決めている。
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タパスで長芋のグリル。濃ゆい味付けがヒューガルデンを進めてくれる。添えてある草は、何だか全く分からなかったが、食べた。
安居酒屋ではないので、この時点で結構なお値段だが、ここで止めるつもりはない。そもそも、ビアバーに来たのにまだソーセージを食っていない。ヒューガルデンと長芋をほぼ同タイミングで平らげ、次の注文。
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ヴェデットエクストラホワイトと、
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サルシッチャが来た。
ホワイトビールという点では、ヴェデットはヒューガルデンと毛色的には同じビールだが、口当たりも味わいも全然ちがう。ヒューガルデンを華やかと形容するとしたら、ヴェデットは穏やかでまろやか。一丁前にナイフとフォークを使ってサルシッチャを口に放り込み、後から粒マスタードを放り込み、肉々しさに満ちた口の中をヴェデットで洗い流した。時折つまむピクルスは最高の立役者である。
この時点でお会計は、ちょうどトリキで9品分くらいには膨れ上がっていた。ガバガバ飲む店ではないし、もうじゅうぶんに満足している。ここでチェック。思いがけず良い夜であった。
で、ここからが本題なんだが、今日飲んだヒューガルデンやヴェデットといった、いわゆるベルジャンホワイト、ホワイトビールの類は、ビールを「苦くて飲みづらいもの」ととらえている層でも割とおいしく飲める……かもしれない……そういう位置付けにある。現に、キリンが新たにホワイトビールを出すらしいが、その際のコンセプトがまさに「ビールが苦手な人にも飲んでもらいたい」みたいなやつだった(※)。
確かに言いたいことは分かるし、商戦だし、まあいいんですけど、それはそれとして、ビール飲みたくねえって言ってる層にわざわざ飲ませなくてもよくねえか?とも思う。私だってハタチの瞬間からビールをガバ飲みできたわけではない。初めはやっぱり苦いと思ったし、何がいいのかわからなかった記憶があるから、ベルジャンホワイトがめちゃくちゃ飲みやすいのは死ぬほど分かる。だからこそ周りのビール苦手勢には、ついうっかり上から目線で偉そうに、「じゃあヒューガルデンホワイトにしときな!」とか言ってしまいそうになる。それをグッとこらえる瞬間が何度もある。大好きなヒューガルデンを、別に好きでもない奴にわざわざ飲ませる必要はない。ビールが飲めねえなら、(任意の飲み物の名前)でも飲んでりゃいいじゃあねえか。
それでも世の中というのは、「苦手な人にも受け入れてもらえる」ものの開発に余念がない。ビールに限った話ではない。たとえば、DXと呼ばれる潮流の中で生まれる様々なアプリやサービス。「アナログの感覚で操作できる」みたいな売り文句のいかに多いことか。
工事現場の管理をするアプリやクラウドサービスの台頭が後を絶たない。あれらは、いかに昭和ジジイを懐柔できるかが肝だ。セルフレジすら目の敵にするような手合いを、「アナログのような」「直観的な操作」「簡単」といった白々しい謳い文句でなだめすかし、契約・導入に至らせる。知らんけど。昭和ジジイと対極の存在であるセンター分けツーブロックの細身営業マンが売り込んでいる。建設現場なんか出たこともないくせに、そのサービスの「顔」を名乗っている。知らんけど。
閑話休題。
苦手は努力で克服すべきだと思う。そんなとこまで売り手側が甲斐甲斐しくするもんじゃあない。ピーマンが嫌いなの?じゃあ細かく刻んで、分からないようにして肉団子に混ぜてみようねえ、ほらあ!食べられた!ピーマン食べられたよう!偉いねえ!なんてやったところで、ピーマン嫌いのガキは成長しない。ステルスピーマン肉団子の作り手は成長するかもしれないけど。ビールが好きな大人が皆、初手からアサヒィ↓スゥパァ↑ドゥルァァァァイ↓を美味しく飲んだとは思えまい。苦ぇ~~と思ったあの瞬間を乗り越えてこそ今、己の力でビールの美味さという世界を拓いたんじゃあないのか?そこにはかけた時間と、努力がある。そうあるべきなんだよ。最初から甘い蜜だけ提供すんな。デジタルがアナログ��阿るな。。。
ほろ酔いで帰路につく。足労���負わされた怒りはいつの間にか霧消していた。「人が少ない方」の乗り換えルートを使った。乗り換え駅では、ベストタイミングで帰り方向の電車が滑り込んできた。最後は満員電車だったが、これを書いていたらあっという間に最寄りに着いた。明日は金曜日。あと1日頑張ろうと思った。
※ https://gourmet.watch.impress.co.jp/docs/news/1654781.html
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大義名分姫路旅・敵の章
ことのあらましはこちらを参照↓
前回の章はこちらから↓
今回は、「姫路市立水族館」の章第2節、敵の巻。
🐊この先、いかついカメをはじめとする特定外来生物の写真を含みます⚠️
くどいようだけど、水族館は博物館であり、研究施設である。かわいいものやキレイなもの、ウケるものだけをかき集めて収蔵してりゃいいってもんじゃあない。昨今は「���え」なんかを意識した企画がよくやっているけど、それはあくまでプロモーションの一環でしかなく、水族館としての本質ではない。
・・・というのを痛いほど感じさせる、特定外来生物の展示。子供向け図鑑の如きパネルの隣に鎮座する、「許可証の写し」。この生々しさにゾクゾクする。
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特定外来生物の代表格、ブルーギルとブラックバスの許可証
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アリゲーターガー。用水路で捕獲して捌いて食うYouTube動画を見たことがあったので、「コイツか~!」となった。モノレールしかり、今回の旅はインターネットにだいぶと助けられている
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上:カミツキガメ、下:ワニガメ(と、許可証)。体躯はリクガメやウミガメの方が大きいけど、彼らからはそれ以上の「質量」を感じさせる。人の肉をも噛みちぎらんばかりの力を持つ生命体が微動だにせず佇んでいる構図があまりにも怖くて、魅入られてしまった。そんな怖いヤツむしろ、暴れまくっててくれよと思う。
そのほか、ジャンボタニシことスクミリンゴガイまでもが飼育されていたので心底感嘆した。初めて見るピンク卵はなかなかにドぎついものがあり、写真は撮っていません。
おまけ:護られるべき存在
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忌み嫌われし特定外来生物たちとは真逆の立ち位置にいる、オオサンショウウオ。京都水族館のイメージが強いが、ここでも会える。
次章:「味」
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大義名分姫路旅・亀の章
ことのあらましはこちらを参照↓
前回の章はこちらから↓
今回は、「姫路市立水族館」の章第1節、亀の巻。
⚠️🐢この章は、でかいカメの写真を含みます𓆉⚠️
水族館は新館と本館に分かれており、新館はモノレールの展示室が隣接している。全体的に複雑な建物の構造をしていて、何処がメインエントランスかも、推奨される観覧順序も全然わからない。モノレールの真下に券売機があったのでそこでチケットを買い、とりあえずこのまま新館の方からまわることにした。
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上の写真は、新館側の屋上レベルから撮影した、本館の全体像。山に建っているので高さ関係が全然わからない。これを撮ったレベルよりさらに上に登ることもできたりする。図面に起こせって言われたら気が狂いそう��
新館では、ちょうどリクガメの飯食いパフォーマンスが始まるタイミングだったので、群がる子連れの壁(つっても当然、某ラッコのアレほどではない)の間からチラ見した。
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陰キャみたいな飯の食い方をするリクガメ。食券制の丼物屋によくいる、スマホ横向きにしてYouTube見ながら飯をかき込む人間の姿に瓜二つ
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パフォーマンスの時はしっかり首を伸ばしてムシャムシャと良い食いっぷりを見せつけていたリクガメ。エンターテイナーとしての苦悩は計り知れないものと見た。コレやってる時、ちゃんと味わえてるんだろうか
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新館の方にはウミガメがいて、飼育水槽を上から見ることができた。ここは市立の博物館で、研究施設でもあるから、産卵時に泣くとか、そういうテキトーなことを言わないので信用できる。なんとなく、ウミガメに対しては綺麗事の象徴みたいなイメージがあってやんわり忌避していたが、ここで見たウミガメはなんの押しつけがましさも感じさせず、バシャバシャと水面を波立たせ、時に他のウミガメを後脚で蹴っ飛ばし、蹴っ飛ばされた側もなんら気にしていない様子で、皆自由気ままに泳いでいて、とても良かった。
次章:「敵」
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大義名分姫路旅・鉄の章
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ことのあらましはこちらを参照↓
前回の章はこちらから↓
今回は、「姫路モノレール」の章です。
姫路モノレールとはなんぞや、については、下記のYouTube動画を���考にしてほしい。私のお気に入りのチャンネルです。
youtube
この動画を視聴して以来、姫路モノレールのことが気になってしょうがなかったので、実際に見に行くことにした。
山陽姫路駅から1駅、手柄駅で下車。この駅間にも車窓からモノレールの橋脚の名残を確認することができる。手柄駅から5分ほど歩くと手柄山という標高50m程の山の麓にたどり着く。そこから、大変綺麗に整備された山の道をのぼっていくと、モノレール記念室がある。ここはかつて本当にモノレールの駅だった。
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実際に使われていた「台車」がお出迎え。右奥が記念室。
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かわいいジオラマ。かつて姫路で大規模な博覧会が開催され、モノレールはそのアクセスのために作られた。名古屋のリニモみたいなもんですな
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当時の時刻表。あまりにも健全な終電時刻設定である
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そして何よりの目玉である車両展示(下階の水族館フロアからの撮影)
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中に乗り込むこともできる。座り心地は、阪神電車のちょい乗りシートに酷似していた。長旅には絶対向かないんだけど、これでも壮大な延伸計画があったらしい。
その他写真いろいろ
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インターネットで仕込んだ事前知識があったので、「これか~!」の連続で、見応えがあって、満足度はかなり高かった。恐らくだが、周りに居たお子の皆様よりもはるかにこの空間をエンジョイしていたに違いない。薄々お気づきかもしれませんが、ちょっと乗りの鉄のケがあるんですよね、私って。
なんの面白みもない〆方ですみません。
ちなみに、缶バッジガチャも回せる。φ50mmで¥100也。
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次章:「亀」
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大義名分姫路旅・喰の章
ことのあらましはこちらを参照↓
今回は、「食い物」の章です。
✅「えきそば」を食う
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到着後すぐ、姫路駅の在来線下りホームにて。姫路駅限定「天ぷらえきそば」、¥480也。既に新幹線内で8%のハイボール缶で「仕上げ」ていた身体に沁みるのなんのって。うまかった。
✅「かつめし」を食う
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姫路駅直結の「播州うまいもん処」というフードコート内にある店で���加古川かつめし」を注文(定番って書いてあったから。こういう時は王道を往くに限る)。¥1200也。カツ+デミグラスソース+米というボリューム不可避飯ながら、この私が腹パンにならない程度には品のある量感だった。つけ合わせの野菜が程よくアクセントになっていて良かった。肉は、ちと薄い。
呼び出しブザーが鳴って取りに行ったら、店員の勘違いで、違う客が間違えて私の分を持っていこうとしていたので焦った。返せ、それは私のかつめしだ。
🐙明石焼き風たこ焼き
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予定にはなかったが、フェスタという名前の地下街に有名な店があるとの事前情報を得ていたので、気になって行ってみることにした。姫路タコピィという店で、長らく地元民に愛されているらしい。食券制でここもフードコート的な席の構造だったが、客数はかなり多く、なかでも家族連れが目立っていた。あまりのごった返しっぷりに一度諦めかけたが、他に食いたいものも思いつかなかったので、頑張って席を取って食券を買い、並んだ。手柄山を歩きまくって疲弊していたのでビールも注文。沁みた。15時頃ですけど。たこ焼き¥500也。ビールは¥390。
次章:「鉄」
🍶おまけ・ビジホ晩酌
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前夜、宿泊先にて。これが一番楽しいまであるな。
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大義名分姫路旅・序章
2025.01.17~2025.01.18
資格の試験を姫路会場で出願した。なにもそんな遠いところまで出向かなくても少し待てば3月に大阪会場があるし、6月には奈良もある(私は東大阪に在住しています)。しかし私は待っていられないのだ。早くこの連鎖を終わらせたいから。今回出願した類に合格すればひとまずコンプリートなんだから(厳密にはあともうひとつデカイのがあるんだけどね)。
名誉を得るのはできるだけ早い方がいい。
試験のスケジュールはあいにく午前の部だった。大抵の場所へは始発を使えば行けるだろうと思っているので、とりあえず乗換案内アプリを駆使して、当日朝に出発して間に合うかどうかも調べはしたが、これはあまり現実的な作戦ではない。まずこの時期というのはいつ大雪が降ってもおかしくない。大雪の影響で遅延などして試験を受けられなかったとしたら、あまりにも救いがなさすぎる。なにしろ試験会場は、姫路駅から、(ただでさえ遅れやすい)バスで30分弱かかる山の中にあるのだ。私は、1ヶ月半前の時点で全部が怖かった。
さらには何の因果か、この日はセンター試験(現:共通テスト)の1日目でもある。そんな、デリケートな人間達が朝からうじゃうじゃ移動するような日に一緒に移動したくない。なんらかのきっかけで、私が誰かの人生をパアにしてしまうようなことが起こったらどうしてくれるんだよ。そう思って、いつもはセンター試験の日はなるべく「物忌」みたいな感じで、何処にも出ず家にこもるように努めているのだが、今回ばかりは訳が違う。なにせ私は早く名誉を得たいのだ。あ、リベンジマッチなんですよこれ。だから尚のこと早く受かりたいんです。
そういうわけで、私は姫路駅近くの安宿を予約した。そう、私のとった選択は「前泊」である。
あのさあ、、国立二次じゃあないんだから。
いかにも、今回受けようとしている試験は、そこまでして取る価値のある資格かと言われると��全然そんなことはない。資格ジャンルの中でも、太陽系にいた頃の冥王星くらいの立ち位置でしかなく、本当に冥王星みたいにいつ外されてもおかしくないような感じなのだ。業界歴の長い次長や課長でも、この類だけは持っていないことがほとんどだ。
要するに私の行動計画はあまりにも割に合わない。なんならマイナスまである。
でも先述した通り私は色々なことが怖いし、早く受かりたい。私にしては珍しくメリデメが拮抗している。
ただ、私はかねてより「安寧」を金で買うことにあまり抵抗がない。今回の選択もまさに「安寧」を金で買った結果とも言えよう。
とはいえやっぱり頭おかしくないか?持っててもあんまり自分のためにならないマイナー国家資格の試験を受けに行くためだけにわざわざ遠方の受験地を選んで前泊して挑むってさあ……という思いは消えない。なにかもう一声、大義名分というか、私自身を納得させられるだけのエッセンスが欲しいところである。
そこで思いついたのが、「姫路旅行」という口実だ。
私は観光するために宿を取って新幹線を取って姫路に行くのである。あくまで第一は姫路観光。試験はそのついで。そういうことにしようと思った。
まあ私旅行って苦手なんですけどね。
じゃあダメじゃん。
ただ、今回は旅行に対して「試験」という半ば強制的な大義名分がある。出不精の私だが、外的な強制力が働けばちゃんと動ける。その強制力の勢いで旅行をすればよいのだ。
とはいえ、あまり大層な計画を立てても疲弊するだけなので、最低限のやることリストを作成した。
◽︎「えきそば」を食う
◽︎「かつめし」を食う
◽︎手柄山で水族館とモノレールを見る
以上。姫路城は前に行ったことがあるのでパス。いや、行ったことがなくてもパスしたかも。そんな、ミーハーな観光客でごった返してる所にわざわざ行きたくない。
そんなこんなで姫路への旅が開幕した。
次章:「喰」
おまけ:15年ぶりにひかりレールスターに乗った
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